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「信学会さん、これではまるで二枚舌ではありませんか」へ

  BLACK E-MAIL from a junior high school  
 student


          1999.9.22 発行・素読舎 
              長野県更埴市小島3137
                  文責・根石吉久
          電話・090−3316−4180
          Email ax9y-nis@asahi-net.or.jp


 ホームページで、信学会をコキオロシたところ、信学会に通っている14歳の少年が、よっぽど腹がたったらしく、信学会コキオロシ文書を私のホームページから削除するように命令してきました。実に考えさせられました。金を払って買った商品に、ケチをつけられることは、よっぽど少年には頭にくることらしい。見たものは一種の拝品主義です。
 「品」というのは「商品」の品でもありますが、そこらで気取っているおばちゃまたちの「品」でもあります。そういういやらしい「品」と信学会の品というのは、一脈通じているというのが、今日の私の勘でした。なんで将来のある少年が、信学会なんぞにだまされなければいけないのでしょう。そう思いました。つらい一日でもありました。
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 何はともあれ、エニウェイ、アムウェイ ということで、この中学生のメールと、それに対する私のお返事を全文掲載します。
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 私は14歳で現在信学会のゼミ生ですが、あなたに言いたいことがあります。信学会はあなたが言うようなお金儲け重視の塾ではありません。ふざけないでください。あなたは自分の塾の方が上だと言いたいようですが自分の塾より人気があるからって嫉妬するのはやめてください。大学が何をしたかなんて関係ありません。塾は本当に素晴らしいんです。だいたいあなたの塾生の名前をはりだして欲しかっただけなんでしょう?ちゃんと「学生信州」というものにはあんたの生徒の名前も首位として載せられたはずです。私もまだ外塾にはいってて信学会模試で首位だった時名前を載せてもらったんだから。あんな下らない文すぐ削除しろバ〜カ!!!!信学会を批判する前に自分の頭の悪さを認めろよな。ビラまくとか言ってるけどその前にあんたの塾の悪口言いふらしてやるから覚えてろ。
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これに対する私のお返事、以下の通り。
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 メールをありがとうございました。
 私が腹をたてたことを、ホームページ上の記事にしても、これまで何の反応もなかったのに、きちんと反応があったことをうれしく思っています。それが罵詈雑言であろうと、反応は反応ですから。
 
 あなたは信学会はお金儲けの塾ではないとおっしゃるのですが、私はお金儲けの塾だと考えています。だって、お金が儲かるから、あれだけ駅の近くにどんどん信学会ができるんですよ。私のやっている塾のように、私とその家族が生活するためのお金と、塾をひとつだけ継続させていくだけのお金しか得られないものとは、桁が違うのです。あなたのように、信学会がいいものだと思いこまされたようなお人好しがたくさんいるので、信学会は、まるで桁違いのお金がもうかっているのです。

 お金儲けがじょうずなところは、それがお金儲けでない顔をするのもじょうずです。

自分の塾より人気があるからって嫉妬するのはやめてください。

 まあ、そうですね、嫉妬というよりは、私は憎悪しています。

大学が何をしたかなんて関係ありません。塾は本当に素晴らしいんです。

 何が素晴らしいんですか。教えてください。
 大学が何をしたかなんて関係ないってあなたが言っているのは、信学会が経営する短期大学のことですね。

関係ないってことはないのです。

 あれは、行政をだまして、人々が払った税金を泥棒した行為なのです。私も行政用語などにくわしくないので、どこをどうごまかして、県だか国だかをだましたのかよく把握できていませんが、毎日新聞という新聞の記事を読んで判断したのは、信学会は泥ちゃんをやったんだということでした。
 塾が素晴らしいということがあるとすれば、その先生が素晴らしいんじゃないでしょうか。信学会にも、素晴らしい先生がいないとはかぎらないとは思っています。もし、そういう先生に出会えれば、その人は幸運です。その幸運のチャンスが、信学会に通っても、非常に少ないんじゃないかというのはあくまで私の推測ですが、まんざら根拠がないわけではありません。

 あれは、要するに黒板を使って授業を行う黒板式の塾です。
 私は、英語の塾をやってきた者ですが、昔から黒板を使った日本の英語の授業というものは、まるで駄目なんだと言い続けてきました。その意味では、信学会だけではなく、日本の学校の英語の授業をも批判しつづけてきたのです。
 英語の授業というもので、学校なり信学会なりが何をやっているのかといえば、黒板を使って文法などを説明すること、生徒に英文を訳させること、文法用の問題集を使って正解を言わせること。だいたいそんなことに尽きるのではないでしょうか。それも、適当に生徒にアテて、その生徒が正解を言えなければ、別の生徒をアテる。要するに正解を言う生徒が現れるまで、指名していくことをやっているだけのことです。
 その結果、どういうことになっているかといえば、日本人は何年も学校で英語をやるのに、英語が使えないということになっているのです。日本の学校の英語が使いものにならないということは、いまや世界的に有名なことです。だって、東京大学だか、早稲田大学だか知らないが、有名大学を出た人たちが、パズルみたいに受験問題を解くことしかできなくて、実際に使う場面ではまるで役立たずな英語しか持っていないというのは、本当のことなのです。
 日本の受験制度の中で、英語の問題で「点を取る」ことだけを価値として育った英語は、まるで使いものにならないものが実に実に多いのです。ほとんどがそうなります。
 一人の受験生が英語ひとつにどれほどのエネルギーを使っているかを思えば、そして、学校や受験用の塾が、役たたずな英語を作っていることが、全国規模のことであることを思えば、どれほどの損失かはかり知れません。その根元に、黒板式の学校の授業というものがあるのです。また、日本の学校制度や受験制度に寄生した信学会のような塾の罪もあるのです。

 信学会を信じておられる方には残酷な言い方ですが、言わせていただくならば、信学会というのは、学校制度や受験制度の寄生虫です。違いますでしょうか。

だいたいあなたの塾生の名前をはりだして欲しかっただけなんでしょう?

 そうですね。私の塾で英語をやっている者が、信学会の模試で実質的なトップだったんだから、信学会の中にも張り出して欲しかったですね。信学会は信学会の外があるんだということに、目をつむりたいのでしょうか。信学会の中だけのの順番づけなんかに、何の意味があるのでしょうか。わかりません。

ちゃんと「学生信州」というものにはあんたの生徒の名前も首位として載せられたはずです。私もまだ外塾にはいってて信学会模試で首位だった時名前を載せてもらったんだから。

 はあ、「学生信州」という雑誌みたいなものがあるんでしょうね。それはだけど、信学会の広報誌か何かでしょう? そんなもの、信学会に金を払っているやつ以外は、誰も読みやしない。私もあなたに教えてもらうまでは知りませんでした。
 「学生信州」とかいうものがあるからどうだっていうんですか。創価学会に「聖教新聞」があるのと同じように、信学会に「学生信州」があるってだけのことです。しょせん内部向けの新聞や雑誌です。でも、信学会の廊下という場所は、公開模試やら何やらで、普段は信学会なんか使っていない人も通る場所です。公開模試ってくらいなんだから。どうしてそういう場所へ、ダブルスタンダードの内部向けのデータなんか張り出したんでしょう。

 この高度資本主義の世の中では、自分が金を払っているものにケチをつけられるということは、よほどむかつくことらしいことが、あなたのメールでわかりました。しかし、今後も私は言うべきことは言うつもりです。寄生虫は寄生虫ですし、泥棒は泥棒です。

 あなたは信学会模試で首位だったことがあるのですか。そりゃ、世間で頭がいいと言われる部類の人間の一人だということを意味しますが、世間で頭がいいと言われる人の中にも、くだらない人間がいることはよくあります。
 頭がいいったって、所詮、点がとれるだけのことです。学校制度や受験制度の寄生虫を、寄生虫だと見破ることもできないような頭は、本当に頭のいい頭なんでしょうか。馬鹿なんじゃないかと、私は疑っています。

 世の中には点をとるのが上手な馬鹿はたくさんいます。
 あなたがその一人でないことを願っておりますが。

あんな下らない文すぐ削除しろバ〜カ!!!!

 削除しません。アーホ!!!!

信学会を批判する前に自分の頭の悪さを認めろよな。

 すでに書いたように、受験制度や学校制度の中における「頭のいい・悪い」には私はほとんど価値を見ていませんので、そんな狭い土俵の中での話なら、頭が悪いのもよろしかろうと思っています。 どうだっていいやそんなこと。あんたの方が頭がいいんなら、それならそれでいいじゃねえか。馬鹿くせえ。

ビラまくとか言ってるけどその前にあんたの塾の悪口言いふらしてやるから。

 よろしくお願いします。
 私も、金ができたら、新聞の折り込みなんかで、信学会が行ってきた泥棒行為をはっきりさせていくつもりです。

 それにしても、「文は人なり」とはよく言ったものです。
 私は、「はっきりさせていく」つもりですが、あなたは、「言いふらしてやる」のですね。わかりました。たんと「言いふらして」下さい。

 私の方としては、あなたのメールの全文と、私のこのお答えをともに、私のホームページに掲載させていただきます。信学会にも、頼もしい信者がいるんだということは、この時代というものをよく表していると思っております。

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この少年は私に、二通のメールを寄こした。
二通目は以下の通り。
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あらためててめえの文よんだらすっげーむかついてきた。ふざけんな!!なにが「トップがごろごろ」だよバーカ(笑)!!!!!
 んなもん信学会のがもっと上なんだよ!!!!!ホームページで自慢なんかして嬉しいのかよ!!!!!! 読んでてかわいそうになるよ(笑)。とにかく信学会の悪口は削除しろよな。あと絶対てめえの塾の悪口言いふらしてやる。てめえだってビラくばるとか言って脅迫したんだろ?自業自得だからな。

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以上のモノに対する、俺のご返事は以下の通り。
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ホームページで自慢なんかして嬉しいのかよ!!!!!!

 まあ、競馬をやってるようなもんですな。
 前のメールでも書きましたが、本当のところは、学校や信学会や受験やらでトップだろうがビリだろうが、そんなもんどうでもいいやというのが私の基本の考えです。
 あんたは、よっぽど、自分が勉強できるのが気になるらしいが、そんなもん、学校的・黒板的知識になじみやすいオツムであるということにすぎないのです。馬鹿らしい。

 ですが、信学会が税金をだましとって、そのどでかい金を使って新聞広告なんか打っていることは、点のとれる馬鹿がいるということとは別の問題です。信学会が点のとれる馬鹿を作り出すのが仕事ならそれをやるがいい。
 しかし、行政をだまして得た金で大々的な広告を打ち、私の塾のような小さな塾をつぶしにかかっていることを、私はそのままにしておくつもりはありません。

 そこに私の憎悪が生まれる根拠があります。
 広告力では、私の塾は完敗しておりますから、あのような記事を書いてきたわけです。馬鹿に馬鹿と言い続けてきたおかげで、地元のお受験狂いの方々からはすっかり愛想をつかされてもいますし、別に歯に衣着せる必要はありませんから。

 あの年、トップがごろごろだったのは事実です。
 信学会のように外部の者の実質トップを隠し、ダブルスタンダードを設置するようなきたないまねはしておりません。

読んでてかわいそうになるよ(笑)。

 そりゃ、お互い様だ。
 信学会なんぞの信者をやってるのを見れば、本当にかわいそうになる。

とにかく信学会の悪口は削除しろよな。

 何様のつもりだ。
 信学会なんぞの太鼓持ちが。

あと絶対てめえの塾の悪口言いふらしてやる。てめえだってビラくばるとか言って脅迫したんだろ?自業自得だからな。

 おいおい、ちょいとお待ちなせえ。
 脅迫したんじゃねえんだよ。
 俺は金さえあれば、本当にやるんだよ。




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