【6002】
【タイトル】音と意味の分離について。原理論の必要性について。(1)
【 日時 】02/10/19 1:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
原理論をやります。
外国語においては、単語レベルにおいても、語群レベルにおいても、文レベルにおいても、当初、音と意味は分離しています。このことは、ことさらに言葉に
して認識しないだけで、本当は誰もが経験している分離です。
初心の頃を思い出すなら、「書くは write, write は書く、書くは write, write
は書く」というように、日本語と英語を自分の中で付き合わせて、念じるようなことをした覚えは誰にでもあるだろうと思います。この念じるようなことをなぜ
するのか。音と意味が分離しているからです。念じるように思うということは、語学の根元に呪性があることをも意味します。呪性の根元にあるものは、分離あ
るいは乖離ではないかと考えています。日本の英語教育があるべき姿から「ほど遠い」から私の呪いも生じているわけです。分離、あるいは乖離がそこにありま
す。
しかし、語学のフィールドにいったん入れば、分離というものは当初から当然のごとくに経験せざるをえない。これは誰のせいでもない。日本の英語教育の姿
があるべきものからほど遠いものであるのは、文部官僚どもがぼんくらでわけのわからないやつらだからという理由がありますが、語学において、音と意味が
「ほど遠い」、つまり分離しているのは、これは誰のせいでもない。あえていえば、それが外国語であるせいです。
音と意味の分離が、語学の対象となった言語ほどに明瞭に姿を現す領域は他にないでしょう。ネイティヴ言語でも、子供の意識にとって、当初、音と意味は分
離している場合がありますが、それを真似て使っているうちに、言語的・文化的磁場の磁力のよって、音と意味は自然に混ざり、自然に一体化していきます。子
供が知恵熱を出す現象に見られるように、「自然に」とは言うものの、子供の意識は大きなエネルギーを使っているのですが、しかし、どのような意味において
も、音と意味を意識的に合体させようというような努力はありません。あくまでも人間的自然という意味でですが、それは「自然に」合体していきます。
語学では、意識的にあるいは呪的にあるいは念じるように、音と意味を合体させる必要があります。それをやらない限り、英語の磁場にいる場合を除いて、音
と意味が合体することはありません。磁場の磁力とは、音と意味が合体する時に、それを後押しする力のことだとも言えるはずです。
語学で、音と意味が、当初分離しているという事実を踏まえて、語学の方法は編まれなければ駄目だと考えています。ところが、この事実はこれまでのところ
しっかりと踏まえられているとは思われません。
まず、音ですが、これの扱いがこれまでの日本の英語教育ではでたらめがまかり通ってきています。教師たちの音ができていないケースが非常に多い。だか
ら、当然のことながら、子供の音を作ることができない。これに関しては、Eliot
さんも私も、強く批判を繰り返してきましたが、ここに焦点を当てた方策はいまだ何ひとつ出現していないと言っていいでしょう。
語学には、音と意味の分離があるのは当然のことですが、日本の英語教育においては、音というものひとつに関してさえ、あるべき音と現場に流通する音(カ
タカナ発音)との間に分離があるのです。本来、音と意味という二つの項目の間の分離であるべきものが、日本では、意味と真音と偽音との三つに分裂してし
まっています。これを非常に長い間、日本の文部官僚どもと大学の英語教育関係の教授どもが放置してきました。
【6001】
【タイトル】音と意味の分離について。原理論の必要性について。(2)
【 日時 】02/10/19 1:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
これ以後の記事は、「音づくり」ができる人に対してだけ意味を成します。
語学では、音と意味が分離している。
では、音と意味を別々に扱っていいのか。私は別々に扱っていいと考えています。というより、一人の人が他の人の中に語学力を作ろうとする場面では、当
初、この二つは別々のままに扱うべきだと考えています。
音づくりでは、ひたすら音にだけ生徒の注意がいくようにして、ただただ音づくりだけをやればいい。ここに、コーチ付きの練習の最大の利点があります。
音づくりが終わった時点では、生徒は、いちいち音を意識しないでも、その文をいくらでも言い続けることができるようになっています。その時から、生徒が
やるべきことは、文法や語法の理解を媒介にして、音と意味を合体させる作業です。これは、生徒が自分でやらなければなりません。これは誰を頼るわけにもい
かない。自分で合体させないと音と意味はいつまでたっても一体化することはありません。とりわけ、英語の磁場が払底している日本という場所では、これは念
じるように、強く呪性を効かせて、意識的にやる必要があります。
このことをお上品な英語関係者たちはまるで言いませんが、音と意味の意識的な合体に関してほど重要なことは他にあるのかと言いたいくらいに大事なことで
す。
初心者を相手のコーチでは、当初はひたすら音の訓練でいい。それだけでいい。そして、音ができたら、自分で理解を媒介にして、音と意味を合体させる必要
があることを、コーチはきちんと言葉で生徒に説明できなければならない。語学論が要らないどころの話ではない。語学論を持たないような教師やコーチは、い
つまでたっても、音と意味の関係を生徒に説明することができないのだから、いつまでたっても、二流・三流のままなのです。
日本では、語学論を持たないような教師は駄目なのだということです。
基礎研究としての語学論をやらないような教師は駄目なのだということです。
たまに、論としては大したことを言えないが、実践は実に見事だという人がいます。実に日本人的な現象だと思います。発明はしないが、すでにあるものの利
用や再生産は見事であるという事例です。この種の人の生徒は幸運です。しかし、この種の人は、理論が言えないので、自分の見事な実践を他の場へ広げること
ができない。ここをこうしたとは言えても、それがなぜ必要なのか(原理論)を言えないなら、広がりを持つことはないでしょう。
つまり、理論化することができないという点において、実践はその人のいる場所だけで有効であるという形で閉じてしまうのです。これは、英語状況に対して
は大きな損失です。
【6003】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/19 1:44
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>すべての外国人の英語teacherをcarrierと呼ぶことについて異論がありま
す。
私は「すべての」などという語を使った覚えはないのですが、どこかにあ
りましたらご指摘ください。
例えば、Naima さんが習われた先生は、まともな人だと思います。
ホームページを見させていただいての印象批評ですが。
【6004】
【タイトル】詐欺
【 日時 】02/10/19 1:48
【 発言者 】Jackie
私のやっていたことも詐欺に近い。
週一回90分のレッスン これで英語を身につけようなんて。
コピーは 基礎固めは上達への近道。だったから
「週一回通うだけでペラペラに」とかまでひどくはないが。
週2回は通って欲しかったが 月謝も高くなり
そこまで必然性のあったのは
留学したいという強い動機があった生徒達。
【6006】
【タイトル】そんなことはないです
【 日時 】02/10/19 1:58
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私のやっていたことも詐欺に近い。
週一回90分のレッスン これで英語を身につけようなんて。
そんなことはないと思います。
私ども日本人の英語教育関係者が全員力を合わせたって、英語の磁場を
日本に作ることはできないのですから。
週1回90分が詐欺であれば、私の「電話でレッスン」は週1回30分
ですから、ひどい詐欺ということになってしまうではありませんか。
そんなことはない。
語学は本来一人でやるもんですから、レッスンが90分であろうが、30
分であろうが、生徒が一人でやる練習に役に立つものであればそれでいいの
です。
【6007】
【タイトル】またしても支離滅裂の様な気がしますが、
【 日時 】02/10/19 2:01
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
英語講師か英語講師としての適性のある人達の事であれば、いくら失業していても足下を見る様な料金で雇う事は失礼だと思うのです。 ネイティブスピーカー
なら誰でもいい、と言うのであれば、浜谷さんが批判されている英会話学校と質的に何の変わりもない様に思います。 とにかく失業者を集めて、それなりの講
師に仕立て上げるには長期に渡る研修なども必要になって来ます。
日本で英会話学校に講師としての就職口を探している外国人が、面接でTESOL(Teachers of English to Speakers
of Other Languages) やTEFL(Teaching English as a Foreign Language)
の課程の終了資格を持っているかと聞かれる事はほとんどないそうです。 英会話学校の経営者がそんな資格がある事も知らない場合と、知っていても高い給料
を支払わないといけないので、講師資格のある外国人を敬遠する場合とがあるようです。 資格や経験があるから良い講師だとか、英語力があるから良い英語講
師だとか言うつもりは毛頭ありませんが、そういうきちんとした英語講師を雇う事を見直すべきだろうと思います。
料金の問題ではありません。 責任のあるきちんとした授業をするにはそれなりの授業料は頂かなければなりません。
私の英語の先生は「英語講師してるんやったら、これちょっと翻訳してくれへん?」とか「ちょっとここの文法はどうなってるのか説明して?」と頼まれて、
「いいよ、いいよ」とやってやっていたのですが、私は見兼ねて、「一切、只でするべきではない」と言いました。 自分の生徒が授業時間内にしきれなかった
事を質問してくるのに答えてやるのはいいでしょう。 けれど、自分の生徒でもない近所の人間や知合いが、そういう事を無料で頼むべきでないし、受けるべき
でもないと思います。
「大工さんに、『ちょっと悪いけど、ここに只で棚つくってくれる?』と言えるんですか?」と言ったのです。 プロってそういう事でしょう。 「あなた英語
講師ですか? 失業中なら、ちょっと小使い銭くらいの給料で英語教えてやってくれます?」とは言えないです。
【6008】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/19 2:06
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>磁場をかいての語学の勉強法は 磁場があるところで身につける勉強法とは
違うはずだ。
そう思います。
それが、國弘正雄の「只管朗読」の只管の意味だと思っています。
【6009】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/10/19 2:06
【 発言者 】Jackie
2時、いつもはとっくに布団の中ですが。
きょうは 名月で一杯。
店主の在中の大風呂敷居酒屋におじゃましています。
>音づくりでは、ひたすら音にだけ生徒の注意がいくようにして、ただただ音づくりだけをやればいい。ここに、コーチ付きの練習の最大の利点があります。
音づくりが終わった時点では、生徒は、いちいち音を意識しないでも、その文をいくらでも言い続けることができるようになっています。その時から、生徒が
やるべきことは、文法や語法の理解を媒介にして、音と意味を合体させる作業です。これは、生徒が自分でやらなければなりません。これは誰を頼るわけにもい
かない。自分で合体させないと音と意味はいつまでたっても一体化することはありません。とりわけ、英語の磁場が払底している日本という場所では、これは念
じるように、強く呪性を効かせて、意識的にやる必要があります。
幼児が話し始めるとき 文の意味がわからないまま言葉も繰り返し発しますよね。その前に何百回と同じ言葉を繰り返し親から聞かされている。
磁場が欠けたところで 英語を身につけていくのには
繰り返し繰り返し音を聞き 音読し 血肉かをしていく必要がある。
同じようにして文法や構文を物にしていくこと。
批判の多い文法訳読法から脱しようとしている
新進の先生方。研究熱心です。
中学の授業を英語で英語を教え始めていますが
生徒はきっと わかったようなわからないような感じではないでしょうか?基礎力がついてから 英語で教えるのはかまわないとおもいますがねえ。
順序が逆ですよ。先生。
【6010】
【タイトル】Jackie さん、ごめんなさい
【 日時 】02/10/19 2:09
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>磁場が欠けたところで 英語を身につけていくのには
繰り返し繰り返し音を聞き 音読し 血肉かをしていく必要がある。
同じようにして文法や構文を物にしていくこと。
私が書いている間に、同じポイントをご自分で書かれていました。
私のは差し出口になりました。
【6011】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/19 2:12
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>アメリカの私立や大学付属の語学学校の英語集中コース。ここに1ヶ月つまり 週25時間×4週間ぐらい 通ってもあまり上達は望めない。外国生活で英語
を話す度胸は着く。日常生活をしていく上で通じさせるためにあの手この手を使って言い換えてみるから。
Jackieさん、御無沙汰しています。 おっしゃる通りです。 私は最近1ヶ月半、ドイツで語学留学したいと言う友人の娘をあづかったのですが、毎日4
時間の授業でしたが、さっぱりでした。 私はこの子と一緒にドイツ語の復習ができるわ、と喜んで、一緒に「回転読みやろう」と言ったのですが、宿題をこな
すので精一杯の様でした。 毎日、私が音読している横で、旅行ドイツ語を練習して次ぎはどこへ観光に行こうか、と言ってるだけの事でした。 駅で切符を買
う、買い物をする、程度の言葉を3つ4つ覚え、一人旅する度胸だけはつけて帰国しました。 「それでも見合いの時にドイツ語学留学と書くんやな」と夫に言
われてましたが...
こういう語学留学生がドイツにもいます。
【6012】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/19 2:16
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>批判の多い文法訳読法から脱しようとしている
新進の先生方。研究熱心です。
中学の授業を英語で英語を教え始めていますが
生徒はきっと わかったようなわからないような感じではないでしょうか?基礎力がついてから 英語で
教えるのはかまわないとおもいますがねえ。
順序が逆ですよ。先生。
これ、帰国子女とか、長期留学者とかを英語教師として採用したことが
裏目に出ているんだと思います。
やつらに日本人がどこでどういう苦労をするかが見えることはないのだ。
それが見えたら一流だが。
Jackie さん、あなたは一流だと思っています。
【6015】
【タイトル】ただの仕事
【 日時 】02/10/19 2:30
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私の英語の先生は「英語講師してるんやったら、これちょっと翻訳してくれへん?」とか「ちょっとここの文法はどうなってるのか説明して?」と頼まれて、
「いいよ、いいよ」とやってやっていたのですが、私は見兼ねて、「一切、只でするべきではない」と言いました。
実は私もやっちゃうのです。
お袋の友達の会社の社長が、キノコ栽培の機械をアセンブルしてアメリカ、ブラジルその他に輸出しているのですが、アメリカのなんとかという大学の教授が
基本的な機械をひとそろい買うこころづもりで見に来るから通訳してくれと言われ、臓腑がよじれるような通訳をやりました。
また、昔、市営住宅に住んでいた頃は、フィリピーナが隣町の上山田(いわゆる言うところの歓楽街です)というところにうじゃうじゃいたのですが、フィリ
ピーナと仲良しになった大工さんが私のところに来て、女房には内緒なんだが、手紙が来ちゃったんだけど、どういうこと書いてあるかわからねえから日本語に
直してくんねえかと頼まれ、直しちゃいました。そしたら、翌日、また大工さんが来て、俺の手紙を英語に直してくんねえかと頼まれて、またまたやっちゃいま
した。だいたい、あの方々の仲はわかりました。
【6016】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/10/19 2:38
【 発言者 】Jackie
ドイツは今何時でしょうか?
ご無沙汰しています。
Naimaさんは 英語を自宅で教えてらしたのですよね。
よろしければ どのように授業をすすめていたのか
教えてくださいますか? 一クラス何人でしたか?
英会話&受験英語 どちらもでしょうか?
やぼな質問ですね。英会話も英語も同じなのに。
中学生の親から「英語はいいから 英会話を教えて欲しい」と引き合いがきて「英語も英会話も同じです。教科書を使いながら話せるようにしていきます。」と
答えて 客をのがした経験があります。
英語の基礎力がつけば 英会話も受験英語も突破できるとおもうのですが
私は受験生に英語を教えたことがなく なんとも言えません。
教室の生徒〔高校 大学生 主婦 OLなど)には 英会話メインで+英語の基礎でした。
英会話から 途中英語がメインになり 足腰を鍛えた 主婦の生徒さんの
過程をみますと 受験英語をしなくても 受験は突破できると思うのですが
甘いですかねえ。
彼女 まだ 英検準2級を 受かっただけですが
そこいらの 高校生より 英語をわしずかみに理解していく力がある。
【6017】
【タイトル】>実は私もやっちゃうのです。
【 日時 】02/10/19 2:41
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
やっちゃわない方がいいと思います。 とても金をとれる様な翻訳でない、と言うのなら別ですけど. それと通訳ガイドは国家資格だから、資格もないのに
お金をとってやっちゃうと「もぐり」になっちゃいます。
なんで、こんな言葉に「なっちゃう」んだろ。
【6018】
【タイトル】手紙の翻訳。
【 日時 】02/10/19 2:41
【 発言者 】Jackie
根石さん 私も フィリピンの彼女から来た手紙を訳してくれと頼まれたことがあります。
で 読んでみたら
watasi kurukuru anatanotokoni.
samisii aitai.
ainikite
だったので 「これローマ字だ」と 大笑いになりました。
【6019】
【タイトル】真音と偽音
【 日時 】02/10/19 2:42
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
の間に、「中間音」があります。
私はこれは非常に大事な音だと思っています。
【6020】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/19 2:46
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>英会話から 途中英語がメインになり 足腰を鍛えた 主婦の生徒さんの
過程をみますと 受験英語をしなくても 受験は突破できると思うのですが
これからはだんだんそうなっていくと思います。
これまでの受験英語には非常に強いクセがあり、余計な古いものを
扱わないと点を損するようになっていたのです。
そろそろなくなっていくだろうと思っています。
なくなっていくべきです。
古い英語は嫌いではありませんが。
【6024】
【タイトル】また目に留まっちゃった
【 日時 】02/10/19 2:55
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>それと通訳ガイドは国家資格だから、資格もないのにお金をとってやっちゃ
うと「もぐり」になっちゃいます。
なっちゃいますか。
そんな馬鹿な話はねえ。
なんでシロタクがいけねえってんだ。
頼まれて運んで行くんなら、ちゃんと仕事じゃねえか。
事故を起こす確率が高いってんなら、シロタクを頼まねえっていうお客の
判断というものがあれはそれでいいのだ。
日本政府は、人民に判断させないようにしているのだな。
俺は通訳やるよ。
金もなるべくとるようにするよ。
【6026】
【タイトル】恥ずかしながら吐いちゃいます...
【 日時 】02/10/19 3:39
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
ハンブルクは今午後7時45分です。 外気温は7度。 寒いです。
> Naimaさんは 英語を自宅で教えてらしたのですよね。
自宅と大阪にワンルームマンションを貸りて教室を開いていました。 実は大阪ではかなり大手だったELCという児童英語学校のフランチャイズ教室だったの
ですが、生徒数120人ほどを受け持つ様になった頃、会社がこけました。 倒産です。 その時は、1クラス4〜8人で週1回、毎月1回の外国人講師派遣で
1月7300円の月謝。
パートナーを組んでやっていた外国人講師と私で何とか自分の生徒だけを引き取る事にしたのです。 代が変わった時に90人ほどの生徒が残りました。 それ
が始まりです。
これを週2回、外国人講師派遣、月1回の条件で月6000円にしました。 小学生は60分、中高生は90分です。 1クラス4〜6人なので、週6日、毎日
4コマこなしました。 この頃に松香フォニックス研究所とOxford
Univ.出版のワークショップに自主的に参加する様になりましたが、同僚でこれに参加したのは、私以外には教務主任1人だけでした。 松香の方は当然、
自腹です。
そのELCでは、Oxford Univ. 出版の "Open Sesami"(Sesami Street
のキャラクターのものです)を使っていましたが、日本の子供には向かない様に思えたので、"Let's Go" をテキストとして、"American
Start with English"
(これは文法に重きをおいたテキストです)を文法教材として使いました。 フォニックスは毎週必ず教える様にしましたが、Eliotさんや根石さんの指導
法を知って、やり方を間違ったな、と反省しています。
外国人講師には読物をやってもらう事にしていました。"Start with American English"
にはレベル別のReading様の本がついていて、小学生にはそれをつかい、中高生にはOxford
Univ.出版のBookwormシリーズ、レベルの高い生徒のクラスでは、"American
Anecdotes"と言う教材を使っていました。 補助教材で生徒のレベルに合わせたプリントを作ったり他のコースブックから引用してコピーしたり、小
学生低学年向けのフラッシュカードなどを作る手間と費用は嵩みましたが、これが私の一番好きな作業ではありました。
高校生になるとぼちぼち英検2級を目指す生徒達が出て来たり、大学生になって時事英語がやりたい生徒が出て来たので、茅ヶ崎方式英語会も開く事になり、社
会人の生徒さん達も集まって来たのですが、これは、私が面白くなくて3年ほどで、スッパリやめました。 集まって来た生徒さん達は私と同じレベルかそれ以
上の人達ばっかりで、英会話学校の講師も数人いましたので、この人達と自主勉強会を作りました。 今もなお、大阪で毎週続いています。
そうこうする内に夫がハンブルク転勤となり、自宅教室を閉めて、大阪の教室を勉強会の人達にまかせて私もハンブルクに来ちゃった、と言う次第です。 勉強
仲間も同じ思いだったのですが、英会話なんかやってる場合ではない、学校の英語をなんとか使える様にさせたい、学校の英語くらい出来る様にしてあげたい、
との思いが強くありました。
たまたま浜谷さんがご近所におられ英語相談室をされていたので、私も相談に出かけたと言うわけです。 そこで根石さんのホームページを紹介してもらったの
ですが、その後の私の「ビッチー」ぶりはJackieさんもよくご存じの通りです
【6029】
【タイトル】m(__)m
【 日時 】02/10/19 3:48
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>この頃に松香フォニックス研究所とOxford Univ.出版のワークショップに自主的に参加する様になりましたが、
前後むちゃくちゃですね。 ELCが倒産する少し前の事です。
英会話教室などやっていて、つくづく思いましたが、やっぱり必要なのはコーチですよね。 フォニックスを教えていた頃の事を思い出すと、Eliotさんの
粘り強さにはただただ脱帽です。
【6030】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/10/19 4:27
【 発言者 】Jackie
すごい。
私は教室を借りていたとき 家賃(見栄はって駅前) 経費その他で自転車操業でした。
情けないですが。
もう 尊敬です。Naima さん。
週2回の授業で 月謝6000円は 破格ですね。
私は週一回90分で8500円 一クラス4人(実際は3人)で
ぎりぎりでした。
その前に英会話学校で働いていて 一クラス5人までが 「会話学習」する適切人数だと思っていたので。
実際60分の授業でグループレッスン10人の生徒がいたときは
とても薄っぺらな授業になっていたと思います。リスニングのあと 本文
そして ターゲットセンテンスを使ったペアワーク。会話っていっても
生徒一人一人の発話時間はペアワークいれて30分。個人単位の発話はは2,3分もない。
その前に充分なインプットもされていないのに アウトプットは不可能。
初心者クラスなのに英語のみの授業でした。英語を使って何を学んでいるかといえば 中学1年〜2年前半の内容です。もったいない、まどろっこしい。日本語
使って教えたいと思いました。
たくさんのジレンマを抱え 勢いあまって独立したわけですが
「旅行やショッピングに役立つ英会話」を習いたい消費者と
決り文句だけ覚えても使い物にならないから 基礎をやろう。そのほうが
英会話上達の近道だ とチラシにも正直にのせて英会話幻想に逆らってしまったビジネスに徹しきれないバカな私。
マネージャーを置かなかったので
体験レッスンやセミナーで 入会が得られなかった時のダメージ
また生徒が退会したときの心理的ダメージを直接うけ
自分の授業に自信をなくしてしまったこともありました。
MG営業と 講師は別がいい。
仕事が終わって寝るのが2時の朝夜逆転。夜更かししすぎて体を壊して 閉じてしまいました。
Naimaさんの奮闘を拝見すると
私のふがいなさが身にしみてわかります。
Naimaさんは本当のプロですね。
一クラスの人数と言えば
中学校の先生は40人を教えるのだから 大変だと思ったものです。
エリオットさんや 根石さんの方法が 学校で英語をやるのには
最善だと思います。
【6032】
【タイトル】Jacieさん
【 日時 】02/10/19 5:34
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
夫が仕事で日本に1人で帰ったので暇を持て余してるせいもあり、書き捲ってますが、ご容赦。
英会話教室をやってた時に、もっと自分を振り返る時間があれば、もうちょっとはましな授業が出来ただろうと思う事しきりの今日この頃です。 自分がどう
やって英語をしゃべれる様になったかもわからなかったのに、人様に英語をどうしたらしゃべれる様になるのかを教えられたはずがないのです。
思えば、児童英会話をやっていて一番英語が上達したのは私だった様な気がします。 子供達に教える基礎的な構文やダイアローグを練習する機会が一番沢山持
てたのは、他ならぬ私でしたから。
【6033】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/19 5:41
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
> 週2回の授業で 月謝6000円は 破格ですね。
破格だと思います。 外国人講師には(短大で英語講師していた人なのですが)時間給3000円払ってました。
大阪の教室は敷金が50万円、家賃と光熱費を合わせて約70000円でした。大阪への交通費が月に22000円。 自宅教室は40名ほど、経費がまったく
かからないので出来た事でした。
【6034】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/10/19 6:09
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
英語の先生は「もとで」いらずだしボロい商売だと思っている人が沢山います。 「もとで」は身体と時間だ。 時間などいくらあっても足りないくらいですよ
ね。 一生懸命やれば身体壊しても不思議はありません。
英語で英語を教える事についてですが、私もやろうと思った事があるのです。 けど、ほとんどの場合講師の自己満足で終わってしまう様な気がするのです。
英語で英語を教えるのであれば毎日数時間のレッスン時間があった方がいい様な気がします。
私はハンブルクに来る前に英語教室は閉めようと思ってたのです。 お勉強友達に譲ってしまうつもりもしていました。 学習塾と英会話と学校英語の狭間で、
生徒達も右往左往してるし、先生達も右往左往してるし。
受験英語、学校英語というカテゴリーがあって、まだまだ幅を効かせそうな様子なので、学校英語、受験英語を旨く料理する方法を探すしか手がないな、と思っ
ていたのですが、どうしたらいいのかわからなかったのです。
ご縁と言うのは不思議なもので、大風呂敷で喧嘩を売っている内に、その方法がこの荒っぽいサイトで見つかるような気がしてきたのです。 もし夫が帰任に
なったら、教室は友達にゆずって、空いている日に回転読みのコーチをやって、学校英語をやっつけるクラスを作るのもいいかな、とも思っています。
>Naima さんの「ドイツ語磁場でのドイツ語回転読み」という記事を「語学論」の倉庫に入れてください。
あ" こまってしまいまプ☆
【6035】
【タイトル】時間と繰り返し
【 日時 】02/10/19 8:49
【 発言者 】Jackie
>語学は本来一人でやるもんですから、レッスンが90分であろうが、30
分であろうが、生徒が一人でやる練習に役に立つものであればそれでいいの
です。
そうですね 本来一人でやるもの。暗がりにちょうちんをつるしてガイドするのが コーチの役目。 ちょうちんがないとどぶに落っこちたり迷ったり。
またピアノを引き合いにだしますが 英語もピアノと同じに毎日の練習が必要だということを理解している人が非常に少ない。
わかる人達が英会話学校に通うのなら問題は少ないのだと思います。
ラジオ英会話なら毎日やっている という方もいるでしょう。
ラジオ英会話を毎日聞きつづけてレベルでいうとTOEIC900の知人もいます。彼は少ない成功の部類に属する。
毎日聞いている人はたくさんいるでしょう。これだけテレビラジオに語学講座が多いのだから。講師も一流。
何がたりないのか。
繰り返すこと。回転読みのように スキットを何十回も。
そして 復習範囲を手放さずに 前の月の分も。
ラジオでスキットを何度かきき 音読を何度かしたところで 知識の片隅にはのこっても 口をついてでるまでには達しないですから。
放送が毎日あるが故に 復習するのが大変になり 結局 毎日聞くという努力のわりに身につかない。
あ リスニングの練習にはなります。ハイ。
しゃぶりつくせば ディクテーション、とか日→英とか。
活用次第なのですが 活用しきれない人が大多数ということなのでしょう。
英会話学校での生徒の発話時間 30分とかきましたが コーヒーを飲んだ頭で 改めて考えると 講師の話す時間。文法など導入の時間。リスニング他の生徒
の発話時間などを差し引くと
ペアワーク 音読などを含めて皆で15分ぐらい声をだせば良いほうかもしれませんね。その内 各生徒が 個人で発話して講師とやりとりするのは やはり
1、2分ですね。
それからいうと 根石さんの電話レッスン30分は 濃い。生徒が声を出す時間も そこいらの英会話学校に通うより圧倒的に多い。そして月謝だって安い。英
会話学校のグループレッスン(6から10人)1時間に 週一回通って1万ぐらいが相場ですからね。
小人数クラスなら2回=計2時間のレッスンに1万以上は支払っているのです。
支払いにクレジットを組んでしまうので お金を払っていることを忘れてしまうのですね。
根石さん 体力気力も相当使うはずです。 逃げ場のない個人レッスンですから。
【6036】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/10/19 9:08
【 発言者 】Jackie
>英語で英語を教える事についてですが、私もやろうと思った事があるのです。 けど、ほとんどの場合講師の自己満足で終わってしまう様な気がするのです。
英語で英語を教えるのであれば毎日数時間のレッスン時間があった方がいい様な気がします。
私もそう思います。
英語を英語で教える現在の英会話学校。
先生は自己満足 生徒も英語で習っている自分に酔って満足。学校も生徒を惑わしてお金が入って満足。 ん?3方皆満足?
浜谷さんがおっしゃっている
>生徒が本当に喋れるようにするには読み物などの宿題を山のように出すべきだと思いますし、
>毎日授業して
というのは ネイティブをつかっての授業を指しているのだとおもいますが
磁場のないところで 英語を英語で教えるのは 毎日授業があるくらいでないと 不経済ですね。たらたらと週2回のレッスンに通うのなら短期に集中してある
程度まで やっつけるほうが効率がいい。
読み物の宿題が山のように出る 浜谷さんのおっしゃっている多読ですが
社会人だと かなりキツイでしょうね。
いや 学生も英語ばかりやっているわけにはいかず 他の教科も勉強しなくてはならない。
どうしたらいいんだ? あ また頭が混乱。コーヒー飲んで出なおします。
【6038】
【タイトル】確かに多読は最初はキツイですが・・・
【 日時 】02/10/19 13:55
【 発言者 】浜谷
【 リンク 】http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/
>読み物の宿題が山のように出る 浜谷さんのおっしゃっている多読ですが
社会人だと かなりキツイでしょうね。
読み方を変えればキツク感じないで読めると思います。分からないところは跳ばすということです。最初は20〜30%の理解でも良しとするのです。その読み
方は多読が勿論主目的ですが、ヒヤリング能力の養成でもあります。ヒヤリング時に分からない個所があっても飛ばして(その場の様子から相手の言っているこ
とを類推しながら)聴くことが必要ですが、その練習を読書でやるということなのです。それは慣れない段階では苦痛です。そのために私のホームページではそ
ういう読み方をe-mailを使ってコーチしましょうと言っています。
跳ばして読むのは跳ばして読んだ個所について言えば、類推訓練を除いては無駄のように感じられると思いますが、分かる個所での過去に出会った文章との反復
遭遇による「復習範囲を手放さない」という根石さんの回転読みと同じ文脈の効果を期待できるだろうところにあります。
【6040】
【タイトル】おやすみなさい。
【 日時 】02/10/20 0:38
【 発言者 】sb
電話でレッスンの意義はどんなところにあるのか?よくわからなくなってきました。でも私はもう少し続けたいのです。復習範囲を手放さないということをもう
少しきちんと理解し、体感するために。ゴーストを終えるのが当面の目標です。
自分のこともろくに出来ていない私に電話でレッスンを受ける資格なんてないのかもしれません。。。
【6041】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/10/20 0:47
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>たらたらと週2回のレッスンに通うのなら短期に集中してある程度まで やっつけるほうが効率がいい。
ほんとそうですね。 穴の空いたバケツに水を注ぎ込んでる様です。 漏れ出る以上の水を上からどんどん入れ続けなければあかん様な気がしますけど、これっ
て自分の事か? てへ...
【6043】
【タイトル】浜谷さん(1)
【 日時 】02/10/20 1:10
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
私の「電話でレッスン」その他による「復習範囲を手放さない」は、國弘正雄の「只管朗読」の「只管」ということを、忙しい社会人の方や子育てしながら英
語をやる方でも実現できるようにするためのものです。
これは、見掛けは単純ですが、これまでの私の英語との関わりの中でとれたもののエッセンスから出来ており、一つのシステムを成します。「技法グラウン
ド」と名付けてありますが、これの眼目が何であるかは、外からちょっと見てわかるようにはなっておりません。
レッスンの生徒さんも、実際に数ヶ月レッスンを受けられた後に、「これはよく効きます」と言ってくださるのです。言ってくださるのは、普段から英語を使う
必要がある方々だけですが・・・。
「復習範囲を手放さない」場合に、生徒さんには、毎回復習テストのたびに各文を50回音読しておいてくれと言います。國弘さんの500回という回数を時間
をかけて実現するようなシステムです。
忙しいから、レッスンを受けられないとおっしゃる方がいらしゃいますが、「電話でレッスン」は忙しい方のためにシステムを考案したものです。仕事を持ち
ながら、自分一人で500回という回数、数千という文の数をこなされる方がいらっしゃれば、本当に頭が下がります。とびぬけて堅固な意志を持った方です。
しかし、そういう方でなくても、時間さえかければ英語は変えられるということをわかっていただくのが、「復習範囲を手放さない」です。
多読で既知の知識に何度もぶつかることに「復習範囲を手放さない」と同じ作用があるかのように書かれておりますが、私の「復習範囲を手放さない」はもっ
とはっきりと意図的な、意識的なものです。読書というものは、理解の流れをたどる作業であり、圧倒的に知識や理解に負っている世界です。そこで既知の知識
に何度も出会うことで、記憶がリフレッシュされたりすることはもちろんあります。しかし、私の「復習範囲を手放さない」はそんなレベルにあるものではあり
ません。知識や理解したものをも媒介物として煮込み続け、その場でセンスに変えていくものですから、記憶のリフレッシュや記憶の保存などではありません。
「回転読み」や「只管朗読」の激しさがねらっているものは、多読などとはまるで違うものだと思っています。私の「復習範囲を手放さない」は、音も理解も知
識も意味もイメージもすべて同じ釜で煮込んでもらうような方法であり、黙読による主に頭を使う読書とは、根底が違っています。
浜谷さんのように優等生だった方以外は、浜谷さんの多読のやり方で英語が上達するには、300年から500年かかると思います。一生懸命にやってもその
くらいかかると思います。私は冗談を言っているのではありません。浜谷さんにはよかった方法でしょうが、普遍性はない。この性質を決めているのは、浜谷さ
んが、多読に至るまでの「前提」を軽んじているという一事です。SSSも同じことです。
多読がいいことに何の異論もありませんが、浜谷さんの多読の扱い方にははっきりと異論があります。すでにそれはこの掲示板で述べてありますが、お返事は
いただけておりません。ですから、年がら年中同じような浜谷節だなと思ってしまいました。
多読の前提となる知識、理解というものを軽く扱って、多読万能みたいなことを言うのは優等生タイプの方の欠点です。ある意味で、はっきりした初心者に対
する犯罪です。磁場を欠くということがどれほどのことを意味するのかを、いまだ理解されていないのだなと思いました。
何度も同じことを書くのはいやなのですが、新しくこの掲示板を読まれている方もおられることを思い、書いておきました。
【6044】
【タイトル】浜谷さん(2)
【 日時 】02/10/20 1:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
また、私自身の好みを言えば、読書の楽しみは、自分が英語をやったことの最高のごほうびだと考えており、読みたいものを少しずつ味わいながら読むことを
やっていくつもりしかありません。いかなる意味でも、読書を語学の手段とすることはしたくありません。読書しながら、知らない単語に印をつけておき、後で
「電圧装置」で処理するようなことはやりますが、これはすでに読書の土俵を降りて、別の語学という土俵に上がったということなのです。
語学と生活言語を峻別するのとまったく同じ意味で、私は語学と読書とを峻別しています。またどなたもそこは峻別すべきだと考えています。ここを峻別しな
いことは、生活言語や読書というものに対する冒涜だと考えています。
わからないところを、聞き流すこと、読み流すことを習って修得すべき技術のように書かれているところがどうしようもないと思いました。できるのかと言わ
れるなら、できないとはっきり申し上げますが、それでも聞くときは100パーセント聞き取ろうと思って聞くのですし、読むときも100パーセント理解した
いと思って読んでおります。読み流さないのかと言われるなら、読み流すこともします。しかし、それは力及ばず読み流さざるをえないから読み流すのであり、
聞き流さざるをえないから聞き流すのです。
およそ、修得すべき技術などではありません。読み流す技術や聞き流す技術をわざわざ修得すべき技術のようにおっしゃるところには、なにかとてつもなく転
倒したものがあります。
【6045】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/10/20 1:22
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
学校の教師達と勝負したいと先日書かれておりましたが、私もまったく同じことを考え続けています。それで、今日、例のごとく、酔っ払ってでありますが、
学校の先生たちに手渡すための手紙を書きました。郵送も考えています。学校に送るのではなく、先生の自宅に送りたいのですが、一緒に作戦を練ってくれませ
んか。
この手紙は、次に掲載します。
が、これから打ち込むのでちょっとだけお時間を下さい。
【6046】
【タイトル】sb さん
【 日時 】02/10/20 1:25
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>自分のこともろくに出来ていない私に電話でレッスンを受ける資格なんて
ないのかもしれません。。。
あなたは、理念では私の方法を支持してくださっているのですが、これが
本当に広まるべきであるという確信がないのです。だから、英語の先生たち
の宴会でも、奥歯にものがはさまったような意見が口から出るのだと思いま
す。
続けるべきか続けるべきでないかは、ご自分で決めて下さい。
【6047】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/10/20 1:26
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
去年から磁器絵付けの教室に通っています。 先生もお弟子さんもドイツ語しかしゃべれません。 それでここに通うにはドイツ語がかなり出来る人と一緒でな
いといけなかったので、こちらに来た当初は、ドイツ語に堪能な日本人女性のYさんと一緒に通っていたのです。
足の怪我のせいでしばらくお休みしていたのですが、今日久しぶりに出かけました。 4時間ほど工房で絵付けを教わるのですが、しばらくしてYさんが、「あ
れっ? あれっ? ドイツ語しゃべれる様になってますね。ちゃんと文でしゃべってますよ」と言いました。
しゃべってる内容はごくごく簡単な事です。 今までも知っていた構文や単語を使っただけです。 けれど、今までは知っていても口から出るまでに時間がかか
り、みすみす機会を逃していただけです。
見学者が来て、私達が東洋人なもので「Woher kommen Sie?
どちらから?」と聞かれました。 これは教科書の1課で習うセンテンスです。 "Ich komme aus Japan, aber ich
wohne in Hamburg.
日本からですが、ハンブルクに住んでいます」とツルッと口をついて出ました。 英語でいえば、中学1年生並みの会話力です。 しかし、これは私にしてみれ
ば高度な技です。 2つの基礎センテンスをaber(but)で無意識につないで言ったのです。 今までなら「Japan」言ってニッと笑い、それで終わ
りだったろう、とYさんも言うのです。
「私だってドイツ語をどうもしゃべれる様になりそうだ」と言う気がしてくると、先生と彼女の会話にも敏感になって来ている様に思います。 自分にもつかえ
る会話は、絵付け作業をしていても耳をそばだてて聞いています。
一度ネイティブスピ−カ−に通じたセンテンスは、自信をもって言う様になりました。 机上のドイツ語が実用ドイツ語になる瞬間です。
いえいっ!
【6048】
【タイトル】英語教師との果たし合い
【 日時 】02/10/20 1:40
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
第1ラウンド:自分の英語力そのもので勝負する。
第2ラウンド:生徒に対する指導力で勝負する。
第3ラウンド:英語学習論で勝負する。
1ラウンド目は負けるかもしれないし、負けても平気。
2ラウンド目と3ラウンド目で勝つ。
私の息子の通っていた公立中学校は結構偏差値も高く優秀なのですが、「英語は授業参観させない」と言う噂がありました。 新興住宅地の母親達の中には英語
塾をしていたり、英語で仕事をしていたり、英語が堪能(先生よりも)な人達がけっこういるので、英語教師に恥をかかせたり出来ない、と言う事なのです。
真偽のほどはわかりません。 眉唾の様な気もしますが、ありそうな話だとは思いました。
【6049】
【タイトル】学校の英語の先生達に宛てた手紙(1)
【 日時 】02/10/20 2:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
拝啓。
突然お手紙をさしあげます失礼をお許しください。
私、根石吉久は長年にわたり、長野県更埴市で英語塾・素読舎を営んできた者ですが、受験英語と使える英語のはざまで苦しみ、すでに受験英語のためだけの
活動は放棄するに至りました。
現在の活動の中心は、「電話でレッスン」と名付けたもので、電話を使って、「音づくりによる大量インプット」をねらってレッスンしております。
生徒さんは、外資系企業に勤務の方、塾講師で英語担当の方(3名)、K県立高校の英語の先生、短大の先生など、英語のプロ、セミプロの方が多く、それに
混じって、頻繁に海外に出られるデザイナーの方、子育てを終えられた主婦の方、高校生、中学生、小学生も、レッスンを受けてくれています。
中学生・高校生は単なる受験英語ではなく、受験英語と使える英語の統合体を身につけるべく、レッスンを受けてくれています。
私の生徒さんに学校の先生はすでにおられるのですが、私自身は学校の先生を相手にレッスンをするつもりで、「電話でレッスン」を開設したわけではありま
せんでした。
ところが近頃、おかしな話をいくつか耳にしました。
私の「電話でレッスン」のY県の中学生の生徒が次のようなことを言いました。
「僕の学校の英語の先生、むちゃくちゃ発音悪いんだけど、授業中に発音間違えて、AET の先生に発音直されて、I'm sorry.
とか言ってんだ。話になんねえんだ。」
この生徒は、私の生徒ですから、先生が AET
に何を指摘されたのか、どうすれば出すべき音が出るのかを知っているのですが、先生自身は自分の発音がおかしいのだとはわかっても、AET
の前で何をどうすればいいのかわからなかったのだそうです。
また地元の AET たちが最近、私の家に遊びに来るのですが、ある一人の AET
は「日本の英語の先生たちは冷たい。ほとんど私に話しかけてくれることがない」と言っていました。私は、先生たちが冷たいのではなくて、自分の発音に自信
がないから、お前に話しかけられないでいるんだろう、と話しました。
これまでの日本の学校英語の問題点をくっきりと浮き彫りにするような話を、たて続けに聞くことがあり、私は学校の英語の先生を相手に「電話でレッスン」
をすることを真剣に考え始めました。
本当はこういう英語の先生たちも、文部科学省(旧文部省)の管轄下にある教員養成課程を終了された方々なのですが、大学は学問としての音声学しか教え
ず、日本語で作られた日本人の口の動きのどこをどうすればどういう英語の音が出るのかを教えることはまるでありません。つまり、大学の怠惰が、日本の英語
の先生達を学校英語の犠牲者として再生産しているのです。あながち個々の先生の責任にすることはできない問題が横たわっています。
英語の先生たち自身が、教員養成課程による学校英語再生産の犠牲者なのですから、英語の先生が自分の英語を変えようと決意された場合に生じる費用は、本
来、文部科学省が負担すべきですが、現状ではそれは望むべくもありません。文部科学省の役人と大学の教員に考えの浅い者が多いということです。ですから、
自腹を切っていただくしかありませんが、私は学校の英語の先生達に私の「電話でレッスン」を受けていただきたいという考えを強く持つに至っております。
ある方に聞いたことですが、学校の英語の先生たちの間では、お互いの発音について触れることはタブー化しているとのことでした。
おかしな話です。
たかが発音です。日本人用に開発された私の方法を使えば、2年ほどで見違えるように変化するものにすぎません。
【6050】
【タイトル】学校の英語の先生達に宛てた手紙(2)
【 日時 】02/10/20 2:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
日本の英語の先生を発音という観点から見れば、ほぼ3つのタイプに分かれると私は考えています。
1.英語を使う場面で、非常に不自由を感じ、通じないこともある。自分でも
発音に関して問題があるという自覚がある。
2.使ってみると通じる。ところどころ問題が残っているが特に不自由は感じない。
3.ネイティヴに完全に英語として受け止められ、自在に英語が使える。
「3」は帰国子女、長期留学経験者に見られるタイプで、このタイプはこのタイプで、自分の発音はいいのに、それを生徒の口の動きとして実現できないとい
う大きな問題を持つ方々です。 AET とのつきあいではまったく問題のない方々ですが・・・。
今回、私が生徒さんとして迎えようとしているのは、「1」のタイプの先生達です。
私自身が「2」と「3」の間で成仏できずにさまよっている者であり、もちろん英語音はネイティヴのものとは違います。しかし、すでに日本語で口の動きが
作られた人の口をどうすれば英語音が出るのかを、長年にわたって探求してきました。日本人の口のどこをどうすればいいのかを言えることが、私の強みです。
アメリカ直輸入の音声学ではなく、あくまでも日本人の口の動きを基に試行を重ねて、みつけたものが私の方法の根幹です。
私の「電話でレッスン」では、これまでも生徒さんのお名前は公開しておりませんし、これからも公開することはありません。ひそかに自分の発音を直す必要
があるとお考えの英語の先生は、是非私にご連絡をいただきたくお願いいたします。
・レッスン代は月額1万5千円です。
・レッスンは、週1回、毎回30分です。
・テキストは映画「ゴースト」のシナリオ本です。(リスニングが大きく改善されます)
・主眼は、「音づくりによる大量インプット」です。
ホームページ、掲示板もありますので、ご覧下さい。酔っ払って、間違いだらけの英文を書き散らしております。
http://sky.iruka.ne.jp/cgi-bin/a4/iruka.cgi?shigeru
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
なお私は、小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ方」の著者です。
こちらもお読みいただけたら、幸甚に存じます。
ご連絡をお待ち申し上げます。
根石吉久拝
追伸。
この手紙はコピーして、どなたにお渡しいただいても構いません。
【6051】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/20 2:16
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>一度ネイティブスピ−カ−に通じたセンテンスは、自信をもって
言う様になりました。 机上のドイツ語が実用ドイツ語になる瞬間
です。
いえいっ!
よっしゃあ。よかったね。
だけど練習の手はゆるめるな。
まあ、あんたのことだから、安心してみています。
俺もすごくうれしいんだよ。
【6052】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/10/20 2:20
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
> 第1ラウンド:自分の英語力そのもので勝負する。
第2ラウンド:生徒に対する指導力で勝負する。
第3ラウンド:英語学習論で勝負する。
1ラウンド目は負けるかもしれないし、負けても平気。
2ラウンド目と3ラウンド目で勝つ。
俺は、2ラウンド目と3ラウンド目だったら、90パーセント以上の学校の先生に勝つ自信ある。
>私の息子の通っていた公立中学校は結構偏差値も高く優秀なのですが、「英語は授業参観させない」と言う噂がありました。 新興住宅地の母親達の中には英
語塾をしていたり、英語で仕事をしていたり、英語が堪能(先生よりも)な人達がけっこういるので、英語教師に恥をかかせたり出来ない、と言う事なのです。
真偽のほどはわかりません。 眉唾の様な気もしますが、ありそうな話だとは思いました。
いやあ、実態じゃないですか。
日本中にあることだと思います。
【6053】
【タイトル】聞き流すこと、読み流すこと
【 日時 】02/10/20 2:38
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
私も多読の効用については否定しません。 読みたい物があれば、難しかろうが易しかろうが本人の気持ち次第でどんどん読めばいいと思います。 ものによっ
ては辞書をひきひき読んだっていいし、辞書を引かずに類推や想像だけで読み進んでもかまわないと思います。 和訳して読みたければ、そうしたっていいんだ
と思ってます。 読書好きの子供が手当りしだいに読みあさる様な事でいいんだと思ってます。 浜谷さんの掲示板で以前書いた事があると思うのですが、
pleasure reading としての多読です。
「聞き流す事、読み流す事」についてですが、これはただ漫然とわからない所をすっとばして読む、と言うのとは少し違うと思います。
語学の勉強としてリスニングやリィーディングをする場合には、それに適した教材を生徒のレベルに合わせて選ぶ必要があると思います。 私のわずかな知識と
経験だけですので、間違っているかもしれません。
「読み流す」=わからない所を気にせずに飛ばして読む、事について考えてみたいと思います。
私が「わからない所を気にしないで読む」事を教えるとしたら、文学作品ではなくジャーナリズムの英語を選びます。
(これはネイティブスピーカーの講師から私自身が習って来た事の受け売りでもあります。)
新聞や雑誌の記事などは、1パラグラフに1つの情報、が基本だそうです。 (パラグラフリーディングと言う用語があるので浜谷さんも御存じの事だと思いま
す。)しかもパラグラフの骨子になる情報はパラグラフの最初か最後のセンテンスにあります。 これが「読み飛ばし」できる為の1つ目のコツです。
物書きのプロは同じ単語を繰り返し使うのを嫌うそうです
。 1つの単語がわからなくても、キーワードになる重要な単語であれば、別の表現や別の単語で言い換えられて出てきます。 読み進む内に意味がわかる様に
なるので、「辞書をいちいちひく必要はない」のです。 これが2つ目のコツです。
ニュースなどの時事関係の記事では、読み手は多かれ少なかれ背景知識を持っています。 粗筋や関係人物などはあらかじめ日本語のニュースなどで知っている
場合が多いので、これが理解の助けになります。 専門用語なども文脈の中で類推出来る事が多いので、「語彙を増やす」助けになり「辞書をいちいち引かなく
てすむ」のです。 これが3つ目のコツです。
磁場にいない学習者にとって、ニュース記事などはリアルタイムで起こった事なので、他の英語教材よりも実感が伴いやすい、というメリットもあるかもしれま
せん。(「時事英語」が英語学習者にもてはやされるのは、上記の様な理由からだと思います。)
そういう計算された読解教材を使う場合には、読み流す、聞き流す、と言う「コツ」を教える事もできるとおもうのですが、小説などでは作家のスタイルがあっ
たりして多読のコツなどは漠然としていて教えにくいだろうと思うのです。
やっぱり純粋な多読だけによる学習法は、初心者には難しいのではないでしょうか。 これも前に言ったかもしれないのですが、基本教材として文法ドリルやテ
キストがあって、余裕のある生徒の副教材として、テキストの進度にあわせた語彙量と語法を注意深く選んでつくってあるダイジェスト版の様なものを与えるべ
きだろうと思うのです。
2〜3割程度の理解でよし、として読み進ませるのはかえってフラストレーションが募る様に思います。 初心者にどうしても多読を勧めるのであれば、学習者
のレベルにあわせてきめ細かく読むものを選んでやるべきだと思います。
【6058】
【タイトル】こんなコトバ見つけました
【 日時 】02/10/20 3:13
【 発言者 】英語嫌い人
中島義道『不幸論』(PHP新書)から引用。
「大森荘蔵は晩年「この世には何の意味もない」と呟いていた。
「意味」とは、何らかの納得できる解釈である。自分がこんなひどい目に遭っているのはなぜなのか。自分がこんなに生きにくいのはなぜなのか。自分が少し前
に勝手に生まれさせられて、たちまち死ななければならないのはなぜなのか。大森によれば、その答えはないのである。世界とはそういうものなのであり、ただ
それだけなのだ。」
【6066】
【タイトル】興味のない文章を読まされることほど
【 日時 】02/10/20 12:58
【 発言者 】Jackie
高校のとき たしか英語Uだったか リーディングがどっさりあった。
もともと英語に落ちこぼれていた上 高校生に興味を持てといっても
持てないような 内容の副読本。苦痛以外の何物でもなかったです。
中学終了程度が 「ほぼ身についた」人には 浜谷さんもしくはSSSのように簡単なものを多読するのもいいのかもしれない。
私は 中学の基礎がある程度身についたところで 英文の浦島太郎やあかずきんの絵本を 生徒と一緒に読みすすめます。1Pに4から8行の文の童話。
わからない単語がでてきても これなら読むことができて 完読すると
達成感があるんです。薄くても一冊は一冊。 4,5冊いっしょに読んだら あとは 図書館で勝手に借りて読むことを勧めます。これ以上授業でやるのは
ちょっと抵抗があります。
おのおのの興味は違いますし 興味のないものを読むのは苦痛ですから。
生徒 もも太郎から いきなり シェルダン や ハリーポッターが読みたいとやら飛ぶ飛ぶ。(私はどちらもよんでないので レベルがわかりませんが)
勝手に読んでね。
よみたきゃ難しくても 辞書使ってでも読むみたい。一応翻訳本もいっしょに読むように勧めます.
社会人のリーディングは その人の仕事に直結したものがいい。
もしくは Naimaさんのおっしゃっている新聞記事。
日本の記事なら 内容の推測もできる。日英の文章の書き方の比較から
日本語と英語の言葉の使い方 考え方の違いにもきづくことができ面白い。
そして 記事の内容について 話したいこともでてくる。
文学作品ってのは 難しいです。 日本語でも好みがわかれるところです。好き嫌いありますからね。
【6066】
【タイトル】興味のない文章を読まされることほど
【 日時 】02/10/20 12:58
【 発言者 】Jackie
高校のとき たしか英語Uだったか リーディングがどっさりあった。
もともと英語に落ちこぼれていた上 高校生に興味を持てといっても
持てないような 内容の副読本。苦痛以外の何物でもなかったです。
中学終了程度が 「ほぼ身についた」人には 浜谷さんもしくはSSSのように簡単なものを多読するのもいいのかもしれない。
私は 中学の基礎がある程度身についたところで 英文の浦島太郎やあかずきんの絵本を 生徒と一緒に読みすすめます。1Pに4から8行の文の童話。
わからない単語がでてきても これなら読むことができて 完読すると
達成感があるんです。薄くても一冊は一冊。 4,5冊いっしょに読んだら あとは 図書館で勝手に借りて読むことを勧めます。これ以上授業でやるのは
ちょっと抵抗があります。
おのおのの興味は違いますし 興味のないものを読むのは苦痛ですから。
生徒 もも太郎から いきなり シェルダン や ハリーポッターが読みたいとやら飛ぶ飛ぶ。(私はどちらもよんでないので レベルがわかりませんが)
勝手に読んでね。
よみたきゃ難しくても 辞書使ってでも読むみたい。一応翻訳本もいっしょに読むように勧めます.
社会人のリーディングは その人の仕事に直結したものがいい。
もしくは Naimaさんのおっしゃっている新聞記事。
日本の記事なら 内容の推測もできる。日英の文章の書き方の比較から
日本語と英語の言葉の使い方 考え方の違いにもきづくことができ面白い。
そして 記事の内容について 話したいこともでてくる。
文学作品ってのは 難しいです。 日本語でも好みがわかれるところです。好き嫌いありますからね。
【6067】
【タイトル】大学の授業
【 日時 】02/10/20 13:13
【 発言者 】Jackie
http://acweb02.adm.tamagawa.ac.jp/Syllabus/SyllabusC.nsf/vew_TeacherW?OpenView
英文科ではありませんが ある大学の教養過程の授業シラバスです。
hを足してリンクしてください。
面白そうな英語の授業もあります。受けてみたいです。
果たして大学の授業で(各学部共通) 生徒の力はどのくらいつくのだろうか。
難しい受験はくぐり抜けてるはずの大学生。予備校に通い 参考書や問題集をたくさんこなしたのだろう。
しかし 本当の基礎が身についてない。と思うのです。
Eliotさんの授業を受けた生徒さんなら 大学で英語の講座をとっても
きっといろいろ吸収することができるでしょうね。
残念ながら 他のほとんどの学生は・・…。
あ Naimaさんが 行っていた大学のとある英語授業は 問題外にしておきましょう。 英文科 でしたっけ?
【6069】
【タイトル】メールへのお返事
【 日時 】02/10/20 16:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
メールありがとうございました。
お返事が遅れましたことお許しください。
一度、お会いしたいと思っておりますが、ご都合をお聞かせください。
私の方は、10月までは木曜日のみ、11月から水曜日、木曜日が休みになります。
その他の曜日の夜が「電話でレッスン」でつぶれますので、なかなか人に会うこと
もできません。
お急ぎでなければ、テープはお会いした時にお渡しすることでよろしいでしょうか。
お急ぎの場合は、住所等お知らせください。
郵便小為替で1000円分を
更埴市鋳物師屋642−3
根石吉久
までお送り下されば、折り返しテープその他をお送りします。
「電話でレッスン」はお忙しい方のためにこそあります。2年ほど受けていただけば、
英語は変わります。こんなに大量にやってこれっぽっちの変化か、ということは語学に
つきもので、だから私どものレッスンはなかなか評価してもらえませんが、「これっぽっ
ち」の変化がとても大事です。
問題は種の大きさではなく、その種が芽を出すことのできる種かどうかです。「電話で
レッスン」は、確実に種を手渡すことはできると思っております。
お忙しい方であれば、なおさら「電話でレッスン」をお奨めしたくなりました。
ご検討ください。
ご連絡をお待ちします。
【6070】
【タイトル】こんなコトバ見つけました
【 日時 】02/10/20 18:34
【 発言者 】英語嫌い人
ヘロドトス『歴史』から引用。
「ペルシャ人には、きわめて重要な問題に関しては、酒に酔ったときに論議するという習慣がある。そして論議して賛成したことは、あくる日素面(しらふ)の
とき改めて、その論議が行なわれた家の主(あるじ)がみんなの前に持ち出して、素面になってもなお賛成ならばそれを採択するし、そうでなければ廃棄する。
また素面のとき前もって論議したことは、酔ったときに改めて再考し直してみるのである」
【6071】
【タイトル】英語嫌い人様
【 日時 】02/10/20 19:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ありがとうございます。このボードを励ますような言葉だと思います。
英語回りのお上品なおぼっちゃんおじょうちゃん方には、このボード
は近寄りにくいようですが、Naima さん Jackie さんというつわもの
が書いてくれているので、私もまた下痢を繰り返しながら、飲んでつい
本音を言うことを繰り返すのでしょう。
【6072】
【タイトル】AET
【 日時 】02/10/20 20:07
【 発言者 】Jackie
>また地元の AET たちが最近、私の家に遊びに来るのですが、ある一人の AET
は「日本の英語の先生たちは冷たい。ほとんど私に話しかけてくれることがない」と言っていました。私は、先生たちが冷たいのではなくて、自分の発音に自信
がないから、お前に話しかけられないでいるんだろう、と話しました。
先生もせっかく英語で話せる機会があるのに 話さないなんてもったいないですね。自分がつちかってきた力を仕事で使える ちょい磁場の機会があるというの
に。
通じなかったら恥ずかしいとか間違ったらどうしようとか思って話さないのでしょう。 英語を話すために恋人をつくろうとか 外人と友達になって英語を使お
うとか しなくていいのですから 仕事で使えることはラッキーなはず。(逆に 人に惚れたから英語を勉強しようとか 友達になって話をしたいから英語を学
ぼうとかは いいことです)
でも 私は日本人の先生が冷たいとは思わないです。
逆に日本人がインターンシップなどで欧米の小中学校に
英語を教えにいって
英語が話せないために 相手にしてもらえない、そして職場の同僚の話にくわわれない ということは あたり前のようです。
お客さんとしての一月のホームステイなら 話しかけてもくれるでしょうが
実際ネイティブの生活していくとなると 英語力は必須です。
根石さんそのAETに伝えておいてください。
「別につめたかないよ。甘えるな。ここは日本だ。英語の国ではない。
向こうが英語を話さないのなら日本語話せば?せっかく日本語の磁場にいるんだから日本語を勉強して 使えばいい。」と
根石さん、きちっとレッスン料とって 日本語の回転読みコーチなどいかがでしょう?
それでAETが効果に目覚めれば・・・・
【6073】
【タイトル】こんなコトバ見つけました
【 日時 】02/10/21 0:26
【 発言者 】英語嫌い人
プラトン『法律』から引用。
「酒は老いの辛さを和らげる妙薬として、ディオニュソスの神がわれわれに贈ってくれたもの。そのおかげでわれわれは若返り、憂さを忘れて、魂の性格が、
ちょうど鉄が火の中に入れられるとそうなるように、硬かったのが柔軟なものになるのである」
プラトン『ティマイオス』から引用。
「酒―――身体とともに魂をも温めるもの」
【6074】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/10/21 0:54
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>見学者が来て、私達が東洋人なもので「Woher kommen Sie?
どちらから?」と聞かれました。 これは教科書の1課で習うセンテンスです。 "Ich komme aus Japan, aber ich
wohne in Hamburg.
日本からですが、ハンブルクに住んでいます」とツルッと口をついて出ました。 英語でいえば、中学1年生並みの会話力です。 しかし、これは私にしてみれ
ば高度な技です。 2つの基礎センテンスをaber(but)で無意識につないで言ったのです。 今までなら「Japan」言ってニッと笑い、それで終わ
りだったろう、とYさんも言うのです。
この文章は、私の「回転読み」と当該磁場との相性の良さをよく物語ってくれているのだと思うのです。ここから、私が考えることは、アメリカにいて英語で
困っている人に「電話でレッスン」をしたい、ということです。
Naima
さんは、100回転をやってくれていますが、磁場でだったら、10回転だって意味があると思っています。磁場を欠いた日本でなら、國弘さんの500回、
1000回が現実的な数字ですが、磁場がありさえすれば、10回転でも自分の中に定着する可能性がある。
いや、しかし、100回転やってください。100回転は確実な数ですから。
とにかく、磁場があるとないとでは、月とスッポンなのだということを考えさせられた文章でした。
【6075】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/10/21 1:05
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
すばらしいネーミングだと思います。
私も今後、「最小磁場」の意味で、「ちょい磁場」という語を使っていきた
いと思います。
こういう言葉に出会えると、ようやくうれしくなれます。
【6077】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/10/21 1:19
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>根石さんそのAETに伝えておいてください。
「別につめたかないよ。甘えるな。ここは日本だ。英語の国ではない。向こうが英語を話さないのなら日本語話せば?せっかく日本語の磁場にいるんだから日本
語を勉強して使えばいい。」と
根石さん、きちっとレッスン料とって 日本語の回転読みコーチなどいかがでしょう?
ここは日本だ。英語の国ではない。この考えは全面的に賛成です。
私に日本の英語の先生は冷たいと言った AET
はこの夏アメリカに帰ってしまいました。この人は、アメリカでちゃんと日本語をやってきた人で、日本に来てからの上達はすごく早かったです。日本の英語の
先生たちは、日本語でさえろくに話しかけなかったのでしょう。まあ、ハンサムなアメリカ人だったので、英語で話さなければと思いこんでいたのでしょう。そ
れで、間違った英語を話すのが恐ろしかったのだと思います。実に実に日本人の英語に対するトラウマには根深いものがあるのです。
【6078】
【タイトル】to AETs
【 日時 】02/10/21 1:27
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
I'm an excellent Japanese teacher.
Why don't you ask me to be your Japanese teacher?
I don't know why.
I've wrote several books in Japanese and have been thinking about
the difference between Japanese and English.
I've not got any money from English carriers in Japan.
【6079】
【タイトル】レッスン後
【 日時 】02/10/21 1:37
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
今日やったレッスンの生徒さんの一人は、小学校の先生です。
「俺、最近、学校の先生を相手に『電話でレッスン』をやろうと思っているんだ」という話をしました。AET に直されて、I'm sorry.
などと言っている中学の先生の話や、日本の英語の先生が話しかけてくれないので、アメリカから来た AET
が日本の英語の先生は冷たいと言っているのを聞いたことなど言いました。
「先生たちは、残念ながら、真剣に勉強しようと思っている人は少ないです」
と、その小学校の先生が言うのでした。
先生が勉強しないでどうするのだ。
あんたらは、どうでもいいようなくだらない会議会議で、忙殺されるだけの人間なのか。
それでいいのか。それだったら、学校の先生なんてものは、ただの税金泥棒じゃねえか。
文部省というところにいるこすずるい人間どもが、学校の先生なんかにものを考えさせたらろくなことはない。会議づけにしておくに限ると考えていることす
ら、あんたらには見えないのか。
明治に始まった学校制度というものの化けの皮がはがれたことを意味する話だと思いました。
【6082】
【タイトル】通じる英語とは
【 日時 】02/10/21 2:04
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
まともなイメージとまともな音との相互が双方向に通じるということだ。
アメリカ人に英語だと認めてもらえるかどうかのことではない。
よく考えよ。
【6084】
【タイトル】多読
【 日時 】02/10/21 6:44
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
Jackieさん、
20歳で中退した方の大学も英文科、通信の大学も英文科です。 どっちも「ケツ」わっちゃいましたっ!
しかし、英文科なんちゅうな学科の生徒こそ英語で多読せなあきませんわね。
【6085】
【タイトル】ランボーの詩
【 日時 】02/10/21 23:49
【 発言者 】英語嫌い人
小林秀雄訳ランボオ詩集『地獄の季節』(岩波文庫)の「悪胤」から引用。
「冬の夜々、宿もなく、衣食もなく、諸街道を徒(うつ)り行き、俺の凍てついた心は一つの声に締められた。「強気にしろ、弱気にしろだ、貴様がそうしてい
る、それが貴様の強みじゃないか。貴様は何処に行くのかも知りはしない、何故行くのかも知りはしない、ところ構わずしけ込め、誰にでも構わず返答しろ。貴
様がもともと屍体なら、その上殺そうとする奴もあるまい」夜は明けて、眼の光は失せ、顔には生きた色もなく、行き会う人にも、この俺を見たものはなかった
ろう。」
【6086】
【タイトル】英語嫌い人様
【 日時 】02/10/22 1:15
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
小林訳しか知らないのですが、この部分が俺は一番好きです。
前に、この掲示板にもこれを引用しましたが、記憶に頼って書いたので、
「貴様」は「お前」になっていたような気がします。
【6087】
【タイトル】学校の先生に宛てる手紙
【 日時 】02/10/22 16:05
【 発言者 】Jackie
根石さん
この掲示板にはEliotさん Ericさん sbさんのほかに 学校の先生がいらっしゃらないようですが
この掲示板を知らないだけなのか はたまたROMはしているが書きこみはしていないだけなのか。
いくつかの英語教育の掲示板に 議論に出かけてみましょうかねえ。
【6088】
【タイトル】改革
【 日時 】02/10/22 16:08
【 発言者 】Jackie
英語の授業がよいほうに改革されたら たくさんの失業者がでる。
塾の講師 英会話学校 予備校から そして 学校の先生も。
ということで 文部省の改悪は これ以上失業者を増やさないように
行っているのかもしれませんね。
感謝するべき?
【6089】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/10/22 17:28
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>いくつかの英語教育の掲示板に 議論に出かけてみましょうかねえ。
よろしくお願いいたします。
私は、他の板を見る時間がなかなかとれないので、いい板があったときは
お教えください。
【6090】
【タイトル】活発な掲示板が見つかりません。
【 日時 】02/10/22 18:06
【 発言者 】Jackie
英語教育の方法についてのHPはみつかりましたが
教師の意見交換が活発に行われている掲示板がみつかりません。
1先生は授業、 生活指導、雑事等で忙しいので 議論をしている時間がない。
2 同僚の教師もいるし 地方の研究会で 交流しているからネットでの意見交換は必要ない。
3 英語教育雑誌などで 知識を得て事足りている。
4 メーリングリストで秘密にやりとりしている。
からでしょうかねえ? 推測でした。
【6091】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/10/23 1:24
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
この国は金をたくさん持っていますが、根性が貧乏です。
淋しい国ですね。
【6095】
【タイトル】音作り
【 日時 】02/10/23 5:54
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
ドイツ語の回転読みをしていて思った事:
生のドイツ語にはどっぷり浸かれる環境にあるのに、ドイツ語磁場にいないドイツ語学習者と比べれば、音作りには数段恵まれた環境にいるはずなのに、音作り
は困難です。 聞取りは出来ますが、それをきちんと発音する術がわからないのです。 個々の音を発音指導してくれる人が必要だとつくづく思います。手探り
でやってみるしかないのです。 音作りが出来切れていないと回転読みがスムーズにいかないのです。 音の出し方がわからないせいで、100回読むのが非常
につらい時が多々あります。 語数の多いセンテンスでも音が出せるものは楽に回転できる様な気がします。
ハンブルクには沢山の移民の人達がいてドイツ語をしゃべっていますが、それぞれお国柄の出ている発音です。 長年、磁場にいたからといって自然に発音が身
につくわけではない証拠ですね。 思えば当たり前の事なのですが、自分が磁場で勉強してみて初めて実感しました。
Eliotさんの生徒さん達は音作りが出来ておられるので、音読や朗読の楽しみを感じておられるのではないか、と思います。 私もいい発音が出来た文は回
転読みするのが楽しいのです。 とても楽しいのです。 歌みたいに台所で空中回転させている時があります。
話が前後しますが、Rosyがメールで、「argueの発音が全く通じず、William先生(私達の先生です)に直された。 回転読みをテープにとるの
に発音がまずいのが心配」と言っていました。 (実際の彼女は英語は大変流暢です)TIMEの記事を読むクラスなのですが、パラグラフ毎に朗読した後、か
ならず発音チェックをされます。 それを「中学生やあるまいし」と、とても嫌うクラスメートもいるのですが、それは傲慢と言うものですね。 「発音が悪く
ても通じる」とboysomeさんがおっしゃってましたが、「発音が悪くても通じる場合がある」と言うだけの事です。
英語が得意でちょっと語学留学などもした人達の中には、いかにも流暢そうに朗読する人がいますが、音がきっちり出来て無いと聞きづらいものです。 ネイ
ティブっぽくは聞こえるけれども、その実はグズグズだったりするのです。 そういう場合、「始めからはっきり丁寧に読んでみて」と先生が即座にストップを
かけはります。 やはり、ききづらいらしいのです。
学校や塾の英語の先生の中にも、そういう自己満足的発音をする人が沢山います。
英語をあまり知らない保護者は聞き惚れてしまいますが、それは「目くらまし」と言うものです。
ところでハンブルクでJSTVを受信出来、日本人アナウンサーが英語でニュースを読んでいますが、朝のニュースの男性のは、私にはとても聞きづらいので
す。 「おっちゃん、発音悪いんちゃうの?」とコーヒーを入れながら、突っ込みも入れてると、オットが「おまえに言われとうは無いやろ」と言うのですが、
今度、名前を調べておきます。
しょうもない事、だらだら書きましてすみません。
【6097】
【タイトル】ひとまずさしで勝負してきた
【 日時 】02/10/24 4:02
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ウドと喧嘩ではなく、議論してきた。
お互いにわだかまりは残っているだろう。
Forget about it. をウドは言ったが、忘れるわけにはいかないだけのこと
は言ってきた。
とりわけ、言葉はコミュニケーションの道具ではないことについて。
Stupid American superstition of 20th century について。
【6098】
【タイトル】親鸞が
【 日時 】02/10/24 11:45
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
阿弥陀仏のイメージを胸に持って、ひたすらに「南無阿弥陀仏」を唱えよ
それが最後の形であると言うとき、そこに20世紀アメリカ的な意味での
どのようなコミュニケーションがあるというのか。
この世のあらかたは俗世であろうが、言葉というものは俗世を抜けるもの
だ。突き抜け、駆け抜けるものだ。
イメージを持て、繰り返し呼べ。そう親鸞は言っている。苦のただなかで
そうせよと言っている。
誰に言われなくても、幼児がこれをやることがある。苦のただなかで、と
いう条件が外れて、そこに無邪気というものがあるだけなのが違う。
幼児が、あるフレーズを繰り返し言っていることがある。
何のコミュニケーションのためでもない。
それはただ言葉の喜びのために言葉を呼んでいるだけだ。
言葉の初めと言葉の終わりの究極の形式が繰り返しなのだ。
イメージや思いを胸に持って、言葉を呼ぶことと、仏を呼ぶこと。
繰り返すこと。
【6099】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/10/24 23:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
学校の先生を相手に勝負したる、っていう場合、どんなふうに勝負なさる
予定ですか。英語弁論大会や英語ディベートごっこで勝負するんじゃなけ
れば、どんな形があるだろうと思っています。
私は、営業活動することにしました。
ある高校の英語の先生の発音に問題があると、私の「電話でレッスン」の
生徒から聞きましたので、電話して営業活動しました。
今日が電話して二日後ですが、今日電話をいただき、レッスンを受けてくだ
さることになりました。
私は今後、この形での勝負を続けたいと思っております。
【6100】
【タイトル】勝負
【 日時 】02/10/25 6:38
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
かけ声だけは威勢がいいのですが、実際の所どうしたらいいんでしょうか。 具体的にどうするかは考えた事がないのですが、もし現役の学校の先生達と話の出
来る場でもあればいいなとは思います。 もしそういう場があれば出て行きたいとも思っています。
JALT (Japan Association of Language
Teaching)の様な組織などにBBSがあればそこで疑問をなげかけるのが一番いいと考えているのですが。 Jackie
さんも調べて下さった通り、ちょっと見た所、そういうものは無い様でした。 ディベートごっこをするつもりは毛頭ありませんが、どこかの英語教師関係の
BBSに出かける、と言うのが手始めには、一番いい様な気もするのです。 営業活動で意識のある先生を再教育(?)するのは着実な方法なのかもしれません
が、わたし、おさまり返っている先生達を挑発して怒らせないと動いてくれない様な気がするのです。 深入りしてしまうかもしれず大それた事になるかもしれ
ないので覚悟もいる事ですから、すこし方法を考える時間をください。 ミイラになるかもしれませんから。
ずいぶんトーンの低い返答で、申し訳ありません。
【6101】
【タイトル】活発な掲示板
【 日時 】02/10/25 8:26
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
私もJackieさんの様に英語教師の意見交換が活発に行われている掲示板を探してみたのですが見当たりませんでした。 先生達はなかなか公開の場で本音
を言いにくいのでしょうか。
友人の高校英語教師二人にメールで問い合わせている最中ですが、こちらで先生達が意見交換の出来る場を作るのはどうでしょうか。 アンケートフォームを
作って先生達を募り、メールアドレスなどを入手するとか、手があるように思います。 その中で意識のある先生を集めるとか、先生達が密かに学べる場として
根石さんの素読舎を知ってもらうとか。
私が言い出しっぺ、なのでもしその方向でやって行っても良い様であれば、PCをもう少し勉強してやってみますが。 その場合は当然、素読舎のコーチのお手
伝いもさせて頂きます。
多分、夫の帰任は来年6月と思います。 電話コーチは奈良の自宅で出来ますし、大阪の教室も1〜2曜日くらいは使えますが。
もうミイラになりかけてます。
【6103】
【タイトル】快晴
【 日時 】02/10/25 10:26
【 発言者 】Jackie
>私もJackieさんの様に英語教師の意見交換が活発に行われている掲示板を探してみたのですが見当たりませんでした。 先生達はなかなか公開の
場で本音を言いにくいのでしょうか。
研究会での意見交換 模擬授業などで 事足りているのでしょうか?
それにしても日本全国多くの英語教師がいるのでしょうに
掲示板が少ない。とじられた世界ですね。
Eliotさん Ericさん sbさん 掲示板ご存知だったら教えてください。
>こちらで先生達が意見交換の出来る場を作るのはどうでしょうか。
見つけた掲示板に 大風呂敷のアドレスを書いてもよろしいでしょうか?
それとも別に場所を設けたほうがよいでしょうか?
【6104】
【タイトル】Jackie さん Naima さん
【 日時 】02/10/25 11:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ありがとうございます。
この板の外にいくつかの板が自発的に生まれたように、お好きなように動いて
欲しいと願っています。お手数ですがよろしくお願いいたします。
もちろん、この板が先生たちの意見交換ができる場になるのがいいのですが、
なかなか出てきてくれませんね。
酒かっくらって管を巻く私に問題があるのかもしれません。
酒場大風呂敷としらふ大風呂敷をいずれ作る必要が出てくるのでしょうか。
Naima さん
もし、先生たちが動き出してくれれば、とうてい私一人の手では足りません。
ドイツ語口を英語口に切り替えてもらって、手伝ってもらわないとどうにも
ならないと思います。問題は動き出してくれるかどうかです。
トップダウンじゃないと先生というものは動かないよ、とある人からアドバ
イスもいただいています。しかし、問題の根はそれなんです。学校英語の再
生産は、先生たちがトップダウンに従順なところから出てくるのです。
私の方針としては、しばらくはじべたをはいずりまわり、個々の先生に営業
活動をし、練習とその結果の事例を作らないと駄目かと考えています。
ある程度動き出した時に、Eliot さんの助力がいただけると強力なんですが
ね。お忙しいようですが、この板を見ておられるでしょうかね。
【6106】
【タイトル】どんどんお願いします
【 日時 】02/10/25 11:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>見つけた掲示板に 大風呂敷のアドレスを書いてもよろしいでしょうか?
それとも別に場所を設けたほうがよいでしょうか?
こういうことはどんどんやっていただきたく是非お願いいたします。
【6108】
【タイトル】回転読み報告板からの無断転載
【 日時 】02/10/25 12:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
10月24日(木) 投稿者:Naima たまご 投稿日:10月25日(金)08時54分07秒
村田先輩
ギョクは夫の好物なんっす... でへ、でへへ...
_____________________________________________
今日は日本からのお客さんと食事に行きました。 回転読みの効果はもう誰の目にも明らかです。 夫にも
「ようしゃべれる様になってるやないか」と言われました。 磁場には実践の機会がすぐ手に届く所にあ
り、一度通じた文は使える文として応用が効く様になります。 「手応え」が得られる、と言うのが適切か
と思います。 根石さんが、磁場のある所で回転読みをする事の意義について書かれていたと思いますが、
なるほどそうかもしれないと思いました。 回転読みが報われる場が遍在しています。
問題はThemen Neuのダイアローグは旅行英語とあまり大差はない事です。 覚えてすぐに使える、要するに
実用ドイツ語と言うかサバイバルドイツ語の様なものです。 余裕があればテキスト準拠のドリルの文の回
転読みをやりたいと思います。 一度はやりかけたのですが、量が膨大でちょっと根をあげてしまいまし
た。 将来、本当に使えるドイツ語の為にはこちらの方が大切なので。
【6113】
【タイトル】英語教育掲示板
【 日時 】02/10/25 17:23
【 発言者 】Jackie
中庭:英語教育のための自由な議論の空間です!
http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
とあったので リンクしてみました。
【6116】
【タイトル】中庭
【 日時 】02/10/25 23:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
先ほどまた行ってみました。
Jackie さんの記事の他にも、私の知り合いの人が書いておられました。
今日考えたことがあるのですが、それはここへ書こうと思いました。
たまごさんの回りに議論が生じるかどうか様子を見ていたいと思います。
【6118】
【タイトル】インプットの絶対量
【 日時 】02/10/26 0:26
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
実証すべく実験したわけではないのですが、日本人が日本で暮らして英語をやった場合、10程度から20程度の語数でできた文を少なくとも1000程度イ
ンプットした後でなければ、日本人は挨拶とカタコト以上の英語をしゃべり出すことはないのではないかと考えています。
そのくらいのインプット量の元に、Eliot
さんが言われる「音作り」、あるいは私が言う意味での「音づくり」がないと、やはり駄目だとも思っています。
外在的にやれることは、「音づくり」とインプット量の実現だと思っています。それと、文法的理解をもたらすことくらいでしょう。
音とイメージ・意味との連結(音とイメージの同致)は、生徒さんが自分でやらないとどうにもならない。こればっかりは、外在的にやるわけにはいかない。
「音づくり」もやった、インプット量も実現した、疑問文・否定文へ瞬時に変えるためのドリルもやり、文法的理解ももたらした。それでも、音と意味を同致
させることのない生徒がいたとしたら、それは語学に縁のない生徒だとも考えています。
縁がないなら縁がないで仕方がありません。縁とはそういうもんだから。
学校では縁があろうがなかろうが、生徒は根本的には、英語を「やらされている」わけです。塾でさえそうなのです。本人がやりたくて来ているわけではなく
て、親に行けと言われて来ている子供がいる。こういうお嬢ちゃん、お坊ちゃんの相手をすると反吐を吐きそうになる体質が私にあり、現在は塾は妻にまかせ
て、私は主に社会人を相手に「電話でレッスン」をやるようになった経緯があります。
話が逸れた。
現在の学校は、生徒に対して外在的にやれることすらやれていない。先生たちには、まずは、これを自覚することから始めてもらうしかない。「音づくり」と
インプット量の実現の方が、文法理解より先立つべきだとも考えていますが、これが現在の学校ではやれていない。
学校でそれができないのかと言うなら、そんなことはない。
テスト問題なんか作って忙しがったり、会議会議で忙殺されて、自分の英語力を養うこともできないほど時間を奪われることに反逆しないことが駄目なのだと
思います。
学校でだってやるべきことはやれる。
それを実証したのが、Eliot さんです。
俺が酒に酔って管を巻いたりするので、Eliot さんは書いてくれなくなっちゃったのかなあ。それとも、やはり忙しいのかなあ。
Eliot さんは、俺には恩人なんですが。
私は文学畑から出たので、恩人にはきついことを言う体質があります。
Eliot さんが来てくれないと、この掲示板も淋しいです。
Naima さんや Jackie さんも待ってくれていると思いますので、お時間がとれるときはお願いします。
【6127】
【タイトル】九州地区英語教育研究大会
【 日時 】02/10/26 22:51
【 発言者 】Eric
今年運良く題名に書いてある大会に参加できました。昔Eliotさんも
同じことを書いていたのですが、中学生の公開授業での生徒の発音は
ひどかったです。先生の発音はすばらしかったです。生徒は色々工夫
をこらしてskitなどをやって一生懸命さは伝わってきたですが、音声
については全く教えられていません。How are you? と聞かれて元気
よく「アイアムグッド」と答え、"Good! Excellent!"とほめられる
生徒が正直かわいそうに感じました。生徒にとっても先生にとっても
立派にコミュニケーションができたと感じているのでしょう。
その公開授業の後、「聴解力を付けさせる指導」という題名の分科会に
参加しました。そこでは、中1の最初はABCからではなくフォニックス
から授業をするという公立の先生の話がありました。私も色々話の
後に質問をしたのですが、週3時間という時間的なこともあり
徹底的にはできないということでした。授業風景のビデオも見せて
もらったのですが、生徒の発音は公開授業の生徒のものよりは
ましなものの正直、上手と言えるレベルではなかったです。
耳にたこができるぐらい聞いた「実践的コミュニケーション能力の育成」
という言葉、今回の大会でも何度もでてきました。外国人講師を
増やすとか色々対策を考えているようですが、音声を教えないで、
音声を教える環境をつくらないで、または音声を教えることができる
先生を増やさないことにはどうしようもないと痛感しました。
私の場合Eliotさんという最高の指導者もいますし、週6時間
3クラスだけという環境です。
私もEliotさんも2ヶ月間フォニックスだけやりました。それは私立
という特殊な環境だったので可能だったと言えます。しかし日本の
中学生は、大多数が公立に通っているわけです。
この掲示板に書き込みをする人はそんなに多くありませんが、
アクセス数はかなりあるとおもいます。もし学校や塾の英語の先生で、
フォニックスを教えたくても物理的に不可能だとか環境が整って
いないという方もいるのではないでしょうか。
今の私は教員2年目の若僧でまだまだ未熟者ですのでEliotさんの
ように具体的にアドバイスもできませんが、全国に少しずつで
いいから音声教育が浸透していけばいいと思っています。先程紹介
した公立中学の先生のように、何もしないよりは少しでもいいから
した方がいいと思います。Eliotさんが書いた「音作りへの道」を
ぜひ参考にして下さい。(ちなみに私は4月中1を教える前に
4回読みました)
【6130】
【タイトル】Eric さん
【 日時 】02/10/28 1:02
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
お久しぶりです。Eliot さんはお元気ですか。またお暇なときがあったら、ご登場くださるよう伝えてください。
>中学生の公開授業での生徒の発音はひどかったです。先生の発音はすばらしかったです。
これからは、長期留学者などの採用が増えたり、先生の留学が増えたりして、こういうケースが増えていくようになるのではないかと危惧しています。
Eliot さんが以前書かれた通り、「先生、あんた一人が発音が上手でどうする? 生徒の口にまともな発音を実現してやれよ」というケースです。
ここには、先生の上手な発音を生徒の発音として実現するための「通路」の欠如の問題があります。「通路」と言ってもいいし、「方法」と言っても同じです
が、日本語で形成された生徒の口の動きを、変化させるための「通路」あるいは「方法」がないのです。
英会話学校の英語ネイティヴ話者が日本人の口の動きを変化させるための方法を持たないのと同じです。
この元にある癌は、大学の音声学です。アメリカ直輸入の音声学しかなく、日本語で形成された日本人の口の動きを元に据えた音声学がないのが大きな問題で
す。
「カラスのカー」などは、自分で見つけた言い方ですが、「般若」「ゆで卵」「診察室」などはすべて Eliot
さんが教えて下さった言い方で、これらを総称して「俗流指南」と名付けようかと考えています。「俗流」という言い方は決して卑下ではなく、大学ではなく在
野で見つけられた発音指南法であるという事実に対して厳密な態度をとればそうなるということです。
現在の日本では、この「俗流指南」以上に有効なものは何もないと思っています。
生徒に何度か同じ文を繰り返し言わせる途中で、私はこの「俗流指南」を使っています。
これは、実に有効です。
私なりに「俗流指南」の意味を考えてきましたが、これは、日本語の音と英語の音の中間に「中間音」というものを想定しないとうまく考えられないと思って
います。
「中間音」というものは、かなり巾のあるものですが、日本語でできた口の動きを変化させて生じる「英語寄りの音」と考えています。「英語寄り」とは言う
ものの、まだ日本語の音と英語の音の本当に中間あたりにある音も、ひとまずは許容し、徐々に英語音ににじり寄るような過程を踏むのがいいと考えています。
これまでの学校の音声指導は、ネイティヴの複製音声(テープ、CDなど)を生徒に聞かせ、「同じように真似て言え」としかしてきませんでした。これは、
ほとんどアホくさいかぎりの授業法です。同じように真似て言うためにはどうするべきかの知識を与えずに、同じように言えというのですから、たいていの生徒
がうまくやれません。この場面で、実は「俗流指南」が実に役に立つのです。私の Eliot
さんの実践への評価は、フォニックスを完全に消化して、それを自分の実践にうまく配置したこともさることながら、「般若」「ゆで卵」「診察室」などという
言い回しを見つけたことにこそ最大の価値を見なければいけないというものです。
私の「中間音」という考えに対しては、どんなふうにお考えになられますでしょうか。
ご意見をいただければうれしく思います。
> 耳にたこができるぐらい聞いた「実践的コミュニケーション能力の育成」
という言葉、今回の大会でも何度もでてきました。外国人講師を
増やすとか色々対策を考えているようですが、音声を教えないで、
音声を教える環境をつくらないで、または音声を教えることができる
先生を増やさないことにはどうしようもないと痛感しました。
まったく賛成です。
> 私の場合Eliotさんという最高の指導者もいますし、週6時間
3クラスだけという環境です。
私もEliotさんも2ヶ月間フォニックスだけやりました。それは私立
という特殊な環境だったので可能だったと言えます。しかし日本の
中学生は、大多数が公立に通っているわけです。
私立の価値というものは厳然とあると思っています。
どんなみすぼらしいものであれ、真摯な探求心を失わなければ、個人の塾こそが私立の原点なのだという自負もあります。
もはや、公立はどうしようもない泥沼の中にあります。
この泥沼を作り出したのは、まぎれもなく文部省だと考えています。
【6134】
【タイトル】教師の英語発音
【 日時 】02/10/29 7:48
【 発言者 】オペレッタ[Profile 高知県に住む30代の男性の方]
朝早くおじゃまします。はじめまして。わたしの掲示板への書き込みありがとうございます。
発音指導の基礎的研究をいろいろとやっていまして。これから非常勤で急いでいますので、簡単に。
わたしは「英語教師の発音能力」を次のように定義しています。
「正しい発音が出来る能力(産出能力)」+「生徒の発音を評価でき、矯正できる能力(評価能力)」
欠けている能力は後者ではないでしょうか?音声学音韻論の知識を育成することはもちろん大切ですが、
(特に大学生時代に:つまり教師になる前に)様々な生徒発音の事例に触れ「この場合にはこういう指
導方法がある」といったテクニックを身につけるべきではないでしょうか。
簡単ですみません。勉強になる掲示板だと思いますので、ちょくちょく拝見させていただきます。また
英語科指導法の講義でも紹介させていただきます。
【6135】
【タイトル】オペレッタ さん
【 日時 】02/10/29 15:32
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
書き込みありがとうございます。
>「正しい発音が出来る能力(産出能力)」+「生徒の発音を評価でき、矯正できる能力(評価能力)」
欠けている能力は後者ではないでしょうか?音声学音韻論の知識を育成することはもちろん大切ですが、(特に大学生時代に:つまり教師になる前に)様々な生
徒発音の事例に触れ「この場合にはこういう指導方法がある」といったテクニックを身につけるべきではないでしょうか。
この観点に賛成です。「産出能力」に関しても、まだまだ問題の多い先生がたくさんおられるとは思いますが・・・。
「この場合にはこういう指導方法があるといったテクニック」ですが、それについては、この掲示板で過去にかなり話がありました。佐賀県の Eliot
さんという方の学校の教室における指導はすばらしいものです。
今後、「この場合にはこういう指導方法」というものが、相互の掲示板で共有できる知識になっていけば最高だと思いますが、なにぶん音の問題は文字で書い
てもなかなか共有に至らない難しさがあります。それでも、音に関して関心を共有している間でなら、かなり話は通じるのではないかとも考えています。
これまで、「この場合にはこういう指導方法」というものに関して、具体的にどのような知識が蓄積されておりますでしょうか。一端をお教えくだされば、う
れしく思います。
【6136】
【タイトル】タブーと「中間音」(1)
【 日時 】02/10/29 17:22
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
先日、Jackie
さんに教えていただいた掲示板の一つに、岩男という名前で、「学校の英語の先生たちの間には、お互いの発音について触れることがタブー化しているという話
を聞くが本当だろうか」という質問をした。この掲示板には、複数の学校の英語教師が書き込みをしているので、うちの職員室ではそんなふうだとか、そんなこ
とはないという具体的な事例をお聞きできるかもしれないと思ったのだったが、柳瀬陽介さんという掲示板の主催者が、指摘は貴重であるというお返事をくだ
さっただけで、個々の英語の先生からは何のお返事もいただけなかった。掲示板のURLは、以下の通り。
http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
「〜はタブー化している」という指摘に触れることもタブー化しているということだろうか。この気持ちの悪いタブーを破らなければ、日本中の生徒たちが英
語の音に関して救われる日は来ないのだと改めて思うところがあった。このタブーが存在する限り、どんなご立派な授業の組み立ても意味がないのだ。音は語学
の基底なのだから・・・。
私は現在も、個々の職員室の空気の事例を知りたい。果たしてタブーは存在するのかしないのか。柳瀬さんの掲示板でのだんまりからの推測だけが根拠ではな
いが、私はこのタブーは日本全国の職員室に厳然と存在していると考えている。
私は早稲田大学文学部在学中、教職課程というものに必要なものをすべて受講したことがある。長野県立屋代高校というところで教生の授業というものもやっ
た。大学の教職課程というものがどんなものかは、一応知っている。この教職課程の中の一単位に、「英語音声学」とやらがあった記憶もある。それが、アメリ
カのミシガンなんとか大学とかの研究成果の直輸入ものだなと思った記憶もある。教授だか助教授だかの名前もテキストの名前も忘れたが、この人は青山学院
だったかと掛け持ちで早稲田でも教えている人だった。英語の発音は抜群にいいのに、日本語の発音が壊れていて、なんだこいつと思ったことだけは印象に残っ
ている。教科書には、ミシガンなんとか大学のなんとかというご立派な学位をとったということが麗々しく印刷されていたような記憶もある。
しかし、この音声学とやらは、まったく英語側に移った意識が英語の音声について、学問的に記述しただけのしろものであり、日本語で育った日本人の口の動
きを元に据えたものでないことは明らかだった。日本語で育った日本人の口の動きの存在というものは、見事に無視されていたのである。現在の私の観点は、大
学卒業後、在野の英語塾をやってきて育ったものであり、大学生当時は大学の先生に対する、なんだこいつ、程度の反感しか持ち得なかったのだが、現在の私の
観点から見るならば、これは学問に名を借りたご立派なほっかぶりに他ならない。何がアメリカの学位か。アホくさい。
これは早稲田だけの問題なのかどうか。そうではないだろうと思っている。教職課程の一部に教生という制度があり、やらなければならないので母校の屋代高
校というところでそれをやったが、その期間、先生たちの間で英語の発音に関して何か話があったことは一度もない。いろいろな大学を出たいろいろな先生の間
で、お互いの発音に関する話は二週間の間に一つもなかったのである。今から考えれば、当時の私の発音には、かなり問題がある。しかし、どの先生も、私の発
音について言及した人はいない。また、私より下手な先生もいたという感触も残っている。今だったら、その先生の発音について言うことができる。当時、私は
それを指摘できなかった。どこをどうすればいいかが言葉にならなかったのである。大学のほっかぶりのせいである。日本人の口の動きを元にした英語音声学の
不在、ここに根本的な原因がある。大学のほっかぶり、大学の怠慢が、日本中に厄災をばらまいていたのである。あるいは、現在でもそれはそのままなのであ
る。
先生の中には人格的には立派な人もいた。しかし、発音に関するかぎり、人格がいくらよくても、それでどうにかなるものではない。
教職課程で必要な単位は全部とった。教員免許にするための申請をする段階で、急に嫌気がさした。ああいう空気の職員室で生きていかなければならないの
か、いやなことだと思い、申請を放棄したのだった。そして、塾を始めた。この行為の元に、職員室のタブーとそれが作り出す空気への嫌悪があった。
【6137】
【タイトル】タブーと「中間音」(2)
【 日時 】02/10/29 17:23
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
大学卒業後、そのまま素読舎という塾を始めた。素読を方法の根本に据えたので、塾生はどんどん音読する。音の問題は第一義の問題なのだが、私自身がそれ
までの学校の英語教育の犠牲者であったので、「音の確定」ができるようになり、日本語で育った日本人の口の動きをきちんと扱えるようになったと思えるよう
になったのは、40代になってからのことである。大学の音声学のほっかぶり、怠慢への怨みは深い。
今でも、先生たちの間で、お互いの発音について触れることのタブーは存在するだろうと私は考えている。塾に来る塾生に聞いてみれば、発音や「音づくり」
について言及する先生がほとんどいないとの答えがほとんどであるし、日本語で形成された日本人の口の動きを処理するための知識を持たない先生がほとんどで
ある。文部省主導の日本の英語教育は、発音、イントネーション、連音処理に関しては、日本全国津々浦々に英語の授業という名前の荒蕪の地を作ってしまって
いる。
近頃、こんな話を聞いた。ある地元の中学へ来ているAETが、日本人の英語教師の発音が違うので、それを指摘したら、指摘された先生が I'm
sorry. とだけ言ったというのである。中学生の一人は、「I'm sorry.
とか言ってやんの」と言ったのである。この生徒は素読舎を使っているので、先生がAETからどこをどう指摘されたのかわかっていて、何をどうすればいいの
かわかっていたが、日本人の先生自身がどこをどうすればいいのかわからずに、ただ I'm sorry. とだけ言ってごまかしていたというのである。
余談だが、私だったら、必ずその場でその
AETに私の発音を直させる。日本語で形成された口の動きのどこをどうすれば英語の音になるかを説明させる。そうすれば、ほとんどのAETがその能力を持
たないことが判明するのだが、必ずそうする。それが、発音に関するオープンな態度というものである。
この地元での話を聞いてから、北信濃のN市でも父兄からそっくり同じ話を聞いた。地元のY中学だけのことではないのだ、いや、日本全国にこういう悲喜劇
は展開されているのだろうと思ったのだった。
また別の日、隣町のT中学に来ていたAETと話をしたところ、「日本の英語の先生たちは冷たい。僕に話しかけてくれない」と言う話も出た。このAETは
アメリカでまともに日本語を勉強してきた人で、日本に暮らし始めてすぐに「しゃべり」のスキルが芽を出したほどの人だったから、先生たちは日本語で話しか
けてもかまわなかったのだが、なにしろ英語で話さなければならないとばかり思いこんでいて、しゃべって間違うのが恐くて話しかけられないでいたのだろう。
そうAETに言っても、彼はなんだか納得できないような顔をしていた。
こんな話をやたらに聞くので、「電話でレッスン」で学校の先生を生徒にしようかと真剣に考え始めたのである。小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ
方」を書いて以後、これまでも三人ほど学校の先生が私や私の妻の生徒さんになってくれていたが、学校の英語の先生を相手にレッスンすることを主体にしよう
などという考えはまるでなかった。しかし、やらなければ駄目なんじゃないかと真剣に思い始めたのである。
この悲喜劇。これは実は、個々の先生の責任ではないかもしれないのだ。これの本当の責任は、日本語で作られた日本人の口の動きを元に据えた教育現場用の
音声学を作らないできた文部省、大学の責任なのだ。とりわけ、大学のほっかぶりと怠慢の罪は重いのである。
たかが発音である。だから、先生たちはお互いにオープンに発音について話すようになって当然なのだ。そうならなければ、今後もAETが引き起こす悲喜劇
は数知れず繰り返されるだろう。誰だって、恥をかくために大学を出て英語科教員になっているのではないはずだ。
されど発音である。これこそが、語学行為の一切の根になる部分であって、これが正しく強められてこそ、語学というものが、樹木として育つ。苗のときの根
がしっかりしていれば、樹木は大樹となるだろうし、根が駄目なら、苗は中途で枯れるのだ。
【6138】
【タイトル】タブーと「中間音」(3)
【 日時 】02/10/29 17:24
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
私には「俗流指南」と称する発音指導法がある。これは、この掲示板に貢献して下さった佐賀県の Eliot
さんのおかげを大きくこうむって、自分なりに作ってきたものである。まったくの在野育ちであるが、これまでの大学の英語音声学と違うのは、その元に、日本
人の口の動きを据えてあるという点だろう。日本語で形成された口の動きのどこをどうすれば、英語の類似字音が出るかに焦点を合わせて作ってきたものであ
り、知識としてはまだまだ貧弱なものだが、今後は、掲示板どうしの交流などを通じて、さらに知識を鍛えていきたいと願っている。主旨に興味を持たれた方は
どなたでも、気軽にこの掲示板に書き込みを願いたい。
現在のままでも、「十分に通じる音」を作るための基礎的な知識としては、現場で使えるものであるが、立ちはだかっているのは、テスト体制、受験体制であ
る。これがこのままだと、発音指導に時間が割けない。
しかし、見事な先例がないわけではない。ここでも、Eliot さんのやられた「音作り」が光り出す。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/ooburosi/series/otomichi.htm
日本語の音で作られた口の動きが、一挙に英語の音で作られた口の動きへ川を飛び越えるように飛び越えるということはないのである。多くの日本人にはこれ
は無理なことだ。これがやれるのは、音楽好きや英語フリークだけであって、多くの普通の日本人にはできない。ところが、多くの教育現場では、CDのネイ
ティヴ音の複製音声を聞かせ、そっくり真似て言って見ろ、というようなずさんなことしかやってきていない。日本の英語の死屍累々の根元はここにある。
「俗流指南」は、川に橋をかけるようなものである。橋の中程に位置する音をまず出させ、ネイティヴの複製音声(CDなど)を媒介にして、向こう岸にきわ
めて近いところまで行かせる。これは、生徒に橋の上を歩かせるようなものだ。
「俗流指南」があれば、橋は架かるのだ。
日本語で作られた口の動きが「俗流指南」によって最初に発する音を「中間音」と名付けている。これまでは、この「中間音」という概念自体も存在しなかっ
た。
私の発音は、ネイティヴ音を真似ることによってできたものではない。ネイティヴ音を媒介にした日本人の音である。ここには、似ているが根底的に異なる語
学の態度というものがある。単に上手に真似るという考えは廃棄すべきなのだ。まず「中間音」を作り、その音が、ネイティヴ音を媒介にしうるように口の動き
を確かなものにすること。これが先決問題である。そこまでやれれば、生徒はネイティヴの複製音声をいくらでも媒介できるようになる。複製音声などはあふれ
かえっているのだから。
いまや確信となった。「中間音」は日本人には必須のものである。
【6139】
【タイトル】発音について
【 日時 】02/10/29 18:42
【 発言者 】たけし
初めて投稿させていただきます。発音の練習は、発音記号の表(子音はBilibialとかStopとかを縦と横にとったもの、母音は
High&Lowを縦、Back&Frontを横にとったもの)を使って、一音一音丁寧に発音練習を繰り返し、それを単語や文に応用していけば、ネイティ
ヴの発音にかなりの程度まで(もちろん完全にというまでにはいきませんが)近くなると思います。同じ人間の口なのだから、私たち日本人に不可能な発音では
ないはずだと思います。その発音のDemonstrationをできない教師が多いからいけないんでしょうが、発音は子どものうちから英語に触れなければ
習得できないという世の中の間違った固定概念こそ、打破しなければならないのではないでしょうか。
【6141】
【タイトル】お久しぶりです。
【 日時 】02/10/29 21:23
【 発言者 】だいすけ
根石さん、お久しぶりです。
相変わらず元気そうで何よりです。
ひげおやじさまもお元気でしょうか?
長野は初雪だそうで、寒そうですね。
風邪を引かないように、頑張って下さい。
さて、僕は今中国関係の仕事をしています。
中国人と会話する機会が多く(もちろん通訳交えてです)、
中国語を覚えなきゃとぼちぼち始めているところです。
でも、メールではお互い英語ですますことが多く、
よく英文メールは書いてます。
ただ、メールだとある程度書けるのに、会話だと
これっぽっちもしゃべれないのは何故だろうと
いつも疑問に思います。
先日来日した中国人に英語で会話されたのですが、
これっぽっちも話せませんでした。(涙)
すると中国人は「君の英語の文は分かりやすい。(単語が簡単なのしか使わないから)
でも、話せないんだね、変わってるな。」
と言われてしまいました。いやはや。
ところで、掲示板を久々に見たのですが、英語用の掲示板になったのですね。
http://village.infoweb.ne.jp/~blueeyed/sodokusya/mimic.cgi
↑
これです。せっかくなので、タイトルも英語変えておきました。
何か他に掲示板が必要なら設置しますので、気軽におっしゃって下さい。
逆にこれは使いにくいよ、とかご意見もあればどうそ。カスタマイズしますので。
では失礼します。
【6142】
【タイトル】発音の絵
【 日時 】02/10/30 0:14
【 発言者 】Jackie
>発音の練習は、発音記号の表(子音はBilibialとかStopとかを縦と横にとったもの、母音はHigh&Lowを縦、Back&Front
を横にとったもの)を使って、一音一音丁寧に発音練習を繰り返し、それを単語や文に応用していけば、ネイティヴの発音にかなりの程度まで(もちろん完全に
というまでにはいきませんが)近くなると思います。
たけしさん、
あの絵は とっつきにくく わかりにくい。
よく見れば正しい発音の舌のあてかたなどがわかりますが
舌の動きまではわからない。
的確に 発音の仕方を説明できる コーチが必要です。
現在の英語教師のほとんどが その技術と知恵をもっていない。
ネイティブでも その指導が出来る人はまれでしょう。
ただの日本語ネイティブの私はさじずぜぞとだちづでどの発音はできますが発音の仕方を説明できないのと同じように。
>その発音のDemonstrationをできない教師が多いからいけないんでしょうが、発音は子どものうちから英語に触れなければ習得できないという世
の中の間違った固定概念こそ、打破しなければならないのではないでしょうか
固定観念も打破しなければいけない。しかしやはり発音のコーチができない教師が反省しなければならない。
そして その発音コーチができない教師を送り出している
大学の教育にも問題があるのではありませんか?
※たかが週3時間しか英語の授業時間がない中では 発音までの時間がないという反論はあるでしょう。ただ最低限通じる音を教えることはMUSTです。通じ
る音がだせないのに コミュニカティブだのコミュニケーション
などちゃんちゃらおかしい。
文法訳読法の反動ですかね。
いろんな教授法を学ぶことに 意義はあるでしょうが 教授法にとらわれて
先生だけが楽しい授業なんて やってたりして。
英語で授業して 教えたつもりになっている。
すいません、すべて妄想です。
いや妄想にすぎないとよいのですが。
現場の先生からの生の情報 今の授業方法をお持ちしています.
【6144】
【タイトル】要素
【 日時 】02/10/30 10:36
【 発言者 】たけし
確かに、英語の授業時間数や、学習指導要領、受験のことなどを考えると、とても教師が自分で考えて、自分が信じるところの英語の授業を実践することは難し
いと思います。しかし、英語を話せるようになるには、もちろん発音や文法、語用論的な知識も大切ですが、日本語で話すとき以上に、自分の言っていることに
対する自信をしっかりと持つことも大切ではないでしょうか。自分の発言に対して何か言われた時、すぐに尻込みしてしまい、毅然とした態度を取れないような
日本人を外国人の前にさらけ出すことには、大きな問題があり、そのあたりも英語教育のなかで考えていかなければならないと思います。
【6145】
【タイトル】ただいま
【 日時 】02/10/30 10:44
【 発言者 】Naima
英語の公立の中学で非常勤講師をしている友人からメールが来ました。
中学の英語教員の英語力に関しては、公務員は特に激戦なので最近採用された人はレベルは高いはずだそうです。 けれど、彼女の印象では、今、35歳から上
の先生の英語はひどい、との事です。 TOEICや英検のスコアだけで見てもめちゃ、低い...
私学の先生も、公立の先生も、一旦雇われたら、よほどのことがない限り、組合が守ってくれるので、やる気のある人以外は、どうしようもないのではないかと
言っています。 全員、非常勤にして危機感を持たせない限り改善は絶望的だろう、との事でした。 塾の方が、保証がないところで戦ってるんだから、良質に
なるのも当然だと思う、とも。
彼女の学校では、研修名目で100万円、PTAからも10万円お小遣いが出て夏休みに順番で3週間くらい「自己研鑽」に使うらしいです。 英語教授法関係
のワークショップや英語を習いに行く人はほどんどおらず、大半が、ただの旅行、と言うのが現状。 勤続20年くらいで、有給で1年間、「研修」、研修費が
300万円でますが、それも「視野を広める」為に世界一周旅行をやってる先生が現実に今、いるそうです。
ちなみに、学校の先生は忙しすぎるのでは、と言う私の質問に、「うちの専任は、週休3日の人もいる。しかも、出勤は、1時間目はなるべく非常勤にさせて、
昼から、とかいう人もざら。」と言う事でした。
もう1人、友人に非常勤英語教師がいますが、彼女も専任の教師の怠慢さ、指導法に対する見識のなさ、英語力の低さ、についてぼやいていました。
「うちの学校は最低の部類だと思いたい」との異口同音のコメントをつけてくれました。
良い先生は沢山おられるのでしょうが、外部からの批判や要望に対しては、拒絶反応を示す方も多い様な気がしますが、どうでしょうか。 あるいは相手にしな
い、とか、当たり障りのない事を言って逃げる、とか。
返り血も浴びてくれない、と言う根石さんの言葉、思い出しますわ。 あの人達、虫けらの様に叩き潰して怒らさないとダメなんかも。
PTAは先生達と「なあなあ」になりすぎですよね。 もっと監視しないと
いけない。 学校教員の為のオンブズマンがいるわ。
【6146】
【タイトル】たけしさん
【 日時 】02/10/30 11:30
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
はじめまして、
>日本語で話すとき以上に、自分の言っていることに対する自信をしっかりと持つことも大切ではないでしょうか
それはある程度英語で話せる人については言える事かもしれませんが、中学高校生、しかもあまり英語が出来ない子供達が相手では、そんな精神論を言っても仕
方ない様な気がします。 自分の言っている事に自信が持てる様、自分の思っている事が相手に伝わる様に、基礎的な英語力をしっかりつけてやる方が大切だと
思います。
私は先生は職人でいいと思います。 自分の仕事をきっちりやって、弟子にきっちり基本を仕込んでやる、それだけでいいと思うのです。 生徒を国際人にして
やろうとか、外国人と対処して毅然とした態度をとれる日本人にしてやろうとか、そこまで重荷を背負う事はないと思います。
たけしさんは学校の先生ですか? ここへ来て腹蔵ないご意見を投稿されるくらいだから、事なかれ主義の先生達とは一味もふた味も違う方だとお見受けしまし
た。 これはたけしさんの事ではないのですが、先の投稿の様なひどさの先生達もいるのです。
そういう先生達は、余計な事せんでもええ... 職人として腕を磨いてしっかり仕事せいっ!
【6147】
【タイトル】授業参観
【 日時 】02/10/30 11:53
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
息子が小学生の時、平日だと言うのに授業参観にはかならず出て来る男性がいたのです。 公立の学校の教員をしているお父さんです。 お母さんは普通の会社
勤めなので出て来られないんだそうです。 で、参観に来られるお母さん達は、専業主婦かパート勤めか、夜の勤めの人達で、そうでなくて来られるのは、やっ
ぱり学校の先生です。 その間、彼女達の生徒達は自習してるんだな... 中学3年や高校3年を受け持っているお母さん達はPTAの役を逃げたい時は必
ず、「受験準備で大変なのです」と言う。 ほな、わが子の授業参観なんかに出て来んで、自分の生徒の面倒みとれっ!
だんだんふつ〜のおかんに戻って来た...
【6151】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/10/30 16:23
【 発言者 】たけし
確かにおっしゃる通りかもしれません。しかし、英語力というのは、生徒が自信を持って言える主観的意見などと切り離してしまって、果たして育まれるのかと
いうのが、今の私の大きな疑問です。また、英語教師の方々は、それぞれ違った理想の英語教師像のようなものを持っていると思いますが、英語教師は生徒に一
体何を伝えることができるのかに関しては、いまだ自分の中で答えを模索しているところです。私は、まだ教師のタマゴですが、Naimaさんがおっしゃる
「国際人」や、「毅然たる態度をとれる日本人」を育成したいなどとは思っていません。しかし、教師が考えるべき生徒の英語力を、単に通じる発音、文法など
の英語学的な限定から解き放つことに、学校における英語教育改革の可能性があるのではないかと感じています。
【6152】
【タイトル】たけしさん
【 日時 】02/10/30 18:00
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
私みたいなもんの失敬な言草にも真正面から答えて下さる学校の先生がおられたので、ちょっと感動しています。 お返事ありがとうごさいます。
おおかたの英語教師は「単に通じる発音、文法などの英語学的な限定から解き放つこと」以前の問題なのです。 自分達が通じる発音、文法などのもわかっとら
んのに、生徒をそれで縛るからおかしな事になるのです。 先生達が生徒を英語学的な限定から「解き放つ」って言うよりも、自分達が英語学的な限定から「解
き放たれたい」んじゃないのでしょうか?
単に通じる発音、文法も十分生徒に教えられないで、「英語学的な限定」もなかろう、と思いますが。
それに「英語学的な限定」って何ですか? 単に通じる発音、文法などの英語学的限定で生徒を縛る事すら出来なくて、「解き放つ」も何もないでしょう。
単に通じる発音、文法などを度外視した英語学的限定、以外に英語学習には何があるんです?
>しかし、英語力というのは、生徒が自信を持って言える主観的意見などと切り離してしまって、果たして育まれるのかというのが、今の私の大きな疑問です。
んな、ハムレットみたいな事を言ってる場合ではない。 日本語でさえ自信もって言える主観的意見と切り離してしまってる御時世なんです。 「とにかく回転
読みを激しくやってみな。 やるしかないだろ。 やれ。」と言う根石さんの様な先生が必要です。
力のある熱心な先生でも自分の英語修得の過程についてわかってないから、生徒にも自信をもって教えられない。(わたし、か...)
だから小難しい事を言って、ハムレット化してしまう。 ハムレットは、早く叔父を殺してしまえばいいものを、踏ん切りがつかないもんで、ぐったらぐったら
理屈ばっかりこねて、結局、拾集つかない状態にしちゃって自分も死んでしまったんです。
それに、子供達が基礎英語力をつけてると仮定しても、彼等に自分の主観的意見を自由英作文させるなどして、それを添削してやれるだけの力のある先生がいる
んですか? 英語塾に長年通っている生徒の中には英検2級を高校1年で持ってる子が何人もいますよ。 公立高校の英語の先生の英語力の「最終目標」が英検
準1級だっていうじゃありませんか。 英検が実力のすべてを物語るものではないにしても、2級をすら持っていない先生がいると言う事じゃないですか。 高
校生を教える先生が高校の教科書の内容をひーひー言って予習してる状態なのに、なんで生徒が高校の教科書に書いてある事を修得出来るんです?
留学経験のある若い先生達も沢山いるらしいですが、2年や3年の留学なんぞ、してるだけややこしいって事もあります。 この掲示板で議論されている様に、
英語圏でない所(英語の磁場のないところ)で、まったく統語法をもつ外国語を学ばないといけない子供達の気持ちや苦悩がわからない先生が沢山出て来たって
事でもありますから。 と思いますが...
英語修得には「縛り」が必要だわ。 「やるしかないだろ、やれっ」と言う単純明快な先生が必要だわ。
どうか、懲りずにこの無茶苦茶なおばはんに反論して下さい。
【6153】
【タイトル】たけしさん。
【 日時 】02/10/30 22:49
【 発言者 】Jackie
学校の先生が参加して下さり 嬉しいです。
率直にご意見お願いします。
>英語を話せるようになるには、もちろん発音や文法、語用論的な知識も大切ですが、日本語で話すとき以上に、自分の言っていることに対する自信を
しっかりと持つことも大切ではないでしょうか。
母国語の日本語でも 言葉の使い方があやふやで 敬語など これでいいのかと思いつつ使うこともしばしばです。
それなのに外国語の英語で言葉の使い方に日本語を話すとき以上に自信を持つなど 無理ではありませんか?
>自分の発言に対して何か言われた時、すぐに尻込みしてしまい、毅然とした態度を取れないような日本人を外国人の前にさらけ出すことには、大きな問題があ
り、そのあたりも英語教育のなかで考えていかなければならないと思います。
はい それは ガイコクジン 特に欧米人コンプレックスだと思います。
敗戦をまだひきずって いやペリーの頃からの外人崇拝。
学校では今
単なるネイティブのアンちゃんねえちゃんを 先生とよんでしまっています。
で その先生と話して”Good"
"Great"と誉められちゃって。
ま 通じたことが喜びになるのはいいことなんですが
英語が話せないというだけで ネイティブは 話せない日本人を
子供扱いしているようにも見えます。
あっ 中学生ならまだ子供でしたね。
英語のネイティブ(欧米人)でない者同士であれば 日本人も気後れせずに
間違いをあまりおそれずに 話せるのでは?
【6154】
【タイトル】ほんま?
【 日時 】02/10/30 22:55
【 発言者 】Jackie
Naimaさん お帰りなさい。
怪我のほうは 如何ですか?
>彼女の学校では、研修名目で100万円、PTAからも10万円お小遣いが出て夏休みに順番で3週間くらい「自己研鑽」に使うらしいです。 英語教授法関
係のワークショップや英語を習いに行く人はほどんどおらず、大半が、ただの旅行、と言うのが現状。 勤続20年くらいで、有給で1年間、「研修」、研修費
が300万円でますが、それも「視野を広める」為に世界一周旅行をやってる先生が現実に今、いるそうです。
それ ほんま?めちゃくちゃ うらやましいで〜
【6155】
【タイトル】日本の英語教育の目的は?
【 日時 】02/10/30 23:09
【 発言者 】不安な母親[Profile 関東地方に住む秘密の女性の方]
大勢の英語教育に携わる方々が投稿され、
意見を述べられておりますが、国会の
審議のようにどうどう巡りのような気が致します。
子供がお世話になっている親として、
不安を隠し切れません。
信頼すべき教員の実態は様々で、一体
どうなっているのでしょうか?
英語英語と猫も杓子も騒いでおり、
数え切れないほどの英語に関するHP。
もう私は疲れました。
【6156】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/10/30 23:15
【 発言者 】たけし
通じる発音や、文法はとても大切です。
ここで、話題を私の好きな野球に例えることをお許し下さい。
Naimaさんの意見によりますと、教師の仕事は、基本的な走・攻・守をしっかりと生徒にマスターさせることであるということでしょうか?しかし、そう考
えては、一つ大切なことを見落としていないでしょうか?英語は言葉であるが故に、走・攻・守(読み・書き・聴き・話す)は、生徒が実際にその力を運用する
時(それがいつになるかは分かりませんが)には、その力の原動力(書き・話すの場合)、もしくは影響(読み・聴くの場合)は人間としての生徒個人に密接に
関わるということです。私は、この英語の4技能を始めから「今、ここに存在する自己」としての生徒と、できるだけつなげることが、最も大切ではないかと思
うのです。それは、Naimaさんがおっしゃるところの、「職人」的な教師の力と、「んな、ハムレットみたいなこと」と下に述べられていることとの統合で
す。 私は、まだ教師ではありません。しかし、これから現場に出るまでの間、この統合をどうするかの具体的な仕方を考えていくつもりです。
【6157】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/10/30 23:47
【 発言者 】たけし
私が「自信」について言いたかったことは、発言の内容についての自信です。しかし、よく考えてみると、自分の意見や疑問を自信を持って発言することは、実
際の日常生活ではあまりないことなので、少し私の言い方も漠然としすぎていたと反省しております。 あと、英語に対するモチベーションとしては、
Jackieさんがおっしゃるように、ネイティヴと話ができたということも大切だと思います。問題は、いつまでもそのモチベーションのみでいいのかという
ことではないでしょうか。結局、外国人崇拝の問題も、自分や他人をどう位置付けるかというところまで突き詰めることができると思います。これは私の主観で
すが、自分をしっかりと見つめることで、他人もそうしているということを尊重し、ともに考えることもできると思います。外国人を崇拝の対象ではなく、同じ
人間としての営みをしている者として見るために、英語の教室は技能のみではなく、いろいろな世界観を生徒に提示する場であるべきだと思います。あと繰り返
しになってしまいますが、私は英語教師を目指している一青年です。
【6158】
【タイトル】不安な母親様
【 日時 】02/10/31 0:03
【 発言者 】たけし
まだ親でも教師でもない私が言うのも生意気かもしれませんが、親や教師にとって大切なことは、勉強は健全な精神の必然的な希求であると認識することだと思
います。
【6159】
【タイトル】不安な母親さん。
【 日時 】02/10/31 0:04
【 発言者 】Jackie
不安ですか?
たかが英語です。
英語がだめなら 数学があるさ。国語もあるさ。化学も物理もあるさ。
音楽もあるさ。明日があるさ。
それでもやっぱり英語というのなら
根石さんの電話でレッスン受けましょう。
>大勢の英語教育に携わる方々が投稿され、
意見を述べられておりますが、国会の
審議のようにどうどう巡りのような気が致します。
子供がお世話になっている親として、
不安を隠し切れません。
そのどうどうめぐりに 母親のひとりとしてぜひ参加してください。
どういう英語教育をのぞんでらっしゃるのですか?
国会とちがって誰でも参加できる掲示板です。
議論だけでは何もはじまらない。
でも不安がっているだけでは何もはじまらない。
【6160】
【タイトル】その通り!
【 日時 】02/10/31 0:19
【 発言者 】たけし
Jackieさんのおっしゃる通りだと思います。大切なことは、子ども一人一人が自分のやりたいことや夢に向かってがんばれるようにしてあげることです。
【6161】
【タイトル】回転寿司「鬼」から引用
【 日時 】02/10/31 0:25
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
10月30日(水) 投稿者:根石吉久 投稿日:10月31日(木)00時24分09秒
なし。
----------------------------------------------------
中野の教室最終日。小学生3人、中学生1人をウドの店に連れていく。前からの約束を果たした。
先日Yにも聞いたことを、たまたま店にいたW君にも聞く。これまでに、英語圏に住んだことの
ない人で、英語のfluency を持った英語をしゃべる人に会ったことがあるかどうかについて。Y
はかつての素読舎塾生で、アフリカに2ヶ月いたことがあるが、そういう人に会ったことはない
と言っていた。W君は、お父さんがA新聞の記者で、10歳で家族でケニヤに暮らした。W君は、
3年ほどいて、日本に戻り、高校の3年間を帰国子女を受け入れる私立の高校で過ごした。その
後、エジプトに数年、さらにアメリカに6年いて、現在は日本にいる。日本語と英語がほぼ同等
に使えるが、わずかに日本語寄りというところか。このW君も、日本にだけ暮らして英語の
fluency を備えた英語をしゃべる人には会ったことはないと言う。松本道弘神話は、この「そう
いう人はいない」という実態をテコに成立した。
ウドがW君を引き合いに出して、これが英語の fluency だと言ったのだと思う。遠くから俺に
言ったので、よく聞こえなかった。話の中身はわかったので、お前は5年も日本語に囲まれて生き
ていて、なんで日本語の fluency が身に付かないのだと言った。俺は、英語に囲まれて生きてき
たわけではないが、お前と英語で話ができる。お前は日本語に囲まれて生きてきて、俺と日本語で
まともに話ができない。そういう話をしている途中で、中野の生徒のお父さんが、全員を屋代駅ま
で迎えにきたという電話。生徒たちを屋代駅まで送り、再びウドの店に戻る。以後、すべて日本語
で話す。
今後、一切ウドには英語を話さないと決める。
【6163】
【タイトル】不安な母親様
【 日時 】02/10/31 0:35
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>子供がお世話になっている親として、
不安を隠し切れません。
もっと不安になっていただいてよろしいと思います。
日本の英語教育はほとんどでたらめがまかり通っていますので。
一例。
初心者から中級の後半あたりまでは、外人教師は役に立たないのですが、
日本の教育行政は、とてつもない金を無駄づかいしています。
平均的な日本人の英語教師の質が低劣なので、外人頼みをやっているので
すが、こんなことでどうなるものでもない。
外人が役に立つのは、初心者以前と、中級後半以後だけです。
でたらめがまかり通っているのです。
【6164】
【タイトル】叩きのめしていい
【 日時 】02/10/31 0:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>彼女の学校では、研修名目で100万円、PTAからも10万円お小遣いが出て夏休みに順番で3週間
くらい「自己研鑽」に使うらしいです。 英語教授法関係のワークショップや英語を習いに行く人はほどん
どおらず、大半が、ただの旅行、と言うのが現状。 勤続20年くらいで、有給で1年間、「研修」、研修費
が300万円でますが、それも「視野を広める」為に世界一周旅行をやってる先生が現実に今、いるそう
です。
こういうやつは、叩きのめして、半殺しにしてもいいと思う。
やってる途中で死んじまったら、それでもしょうがねえ。
そのくらいの気持ちを持っていていいと思うぜ、俺達は。
【6165】
【タイトル】Jackie,根石様
【 日時 】02/10/31 1:44
【 発言者 】不安な母親[Profile 関東地方に住む秘密の女性の方]
早速のお返事有難うございます。
私は将来も役立つ英語教育を望んでおります。
と、言いますのは海外駐在、旅行等の経験者の
話を聞きますと、自分が英語を話せないのは
日本の教育のせいだという方が多いのです。
確かに私も其の教育を受けました。
これは個人が勉強すればなんとでもなる事と
思いますが。ましてや、海外駐在となれば
其の国の言葉にどっぷりつかり、仕事もするわけですから。
いろいろ話を聞きますと、駐在でまともに話せる人は
少ないとか。
ある方が、アメリカ駐在に決まり数年間にて、英語ペラペラ
等というのは夢のまた夢。といっておりましたが、
現実を知らない私などは、現地に行けば苦労無しに
覚えるものだろうと考えていました。
ましてや日本にいての英語の習得には、大変な努力が
必要である事は承知しております。
今や二カ国語を話せるのは当たり前で、もう三カ国語目の時代に
根石さんの仰るでたらめな英語教育がまかり通る日本には、IT
同様何十年も遅れをとる事になるのでしょうか?
(例えが悪いかもしれません。)
【6173】
【タイトル】わわ、
【 日時 】02/10/31 7:01
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
速達掲示板ですね。
不安な母親様、
お子様はおいくつですか? 公立に通っておられるのでしょうか、私立でしょうか?
私はお恥ずかしい事なのですが、英語講師をしていたのに息子の英語を見てやる事はほとんどありませんでした。 息子は加納先生と言う英語の先生が好きだっ
たので、1年の頃は安心していました。 何故好きかと聞くと、「授業が始まる3分前にはちゃんと教室で待ってくれてはる」からだ、と言うのです。 内心、
当たり前やろ...と思ったのですが。
2年生になったら語学留学経験のあるらしい若い女性が英語を担当されましたが、この先生とは相性がわるく、「ちゃらちゃらしてて嫌いや。 アメリカに行っ
ただけが自慢のアホや。」と言うのです。 授業参観でもあればどんな授業か見たかったのですが、息子の学校では英語が参観の対象になる事はありませんでし
た。
私は自分もだらしない母親だったなと思います。 どこのお母様もそうなのかもしれませんが、「突っ込んだ質問や要望をして息子が先生に疎まれても」と躊躇
してしまうのです。 PTAの会合が「腑抜け」で単なる報告会につづく茶話会、研修旅行は少年院などを少し見学して、後は物見遊山、と言うのがお決まりの
コースになってしまうのも、仕方ないのかもしれません。 母親達はよく「子供を人質に捕られてる様なもんよ。 内申書にひびいても可哀想やん...」と言
い合ってましたね。 税金払ってるンだから先生の雇い主である保護者が、しょっちゅう学校に出入りして抜打ちで授業見学に行けたらいいのに、と思ったりも
しましたが、そんな事をしていいのかどうかさえ聞く勇気はありませんでした。
【6175】
【タイトル】たけしさん
【 日時 】02/10/31 8:03
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>親や教師にとって大切なことは、勉強は健全な精神の必然的な希求であると認識することだと思います。
簡単な言い方で言って下さい。 簡単な事を難しく言うのは簡単ですが、難しい事を簡単に言うのは簡単ではありません。 私は冗談を言っているのではありま
せん。
難しい事を、誰にでもわかりやすく説明してやる事、やさしい事を難しい説明で生徒を煙に巻かない事が、先生としての第一歩です。
【6176】
【タイトル】簡単に言うと
【 日時 】02/10/31 8:43
【 発言者 】たけし
人間であれば、「なぜ?」「そこのところは、どうなってるの?」と問うのは当然であり、そもそも勉強というものは、人間のそのような気持ちから始まったと
いうことです。「なぜ?」と言う質問に、「いいから〜しなさい」という親や教師はいると思いますが、そのこと自体、子どもの「勉強したい」という気持ちの
芽を摘んでいると言えると思います。
【6177】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/31 8:59
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>私は野球は全くわからず、野球になぞらえられると余計に頭がごちゃごちゃになりますので、念の為にお聞きします。、英語の基本的な4技能を走・攻・守に
例えられたのには理由がありますか? 走は読みですか、書く、ですか? ただ単に基本技術って事を例えただけの事なんですか?
>英語は言葉であるが故に、走・攻・守(読み・書き・聴き・話す)は、生徒が実際にその力を運用する時(それがいつになるかは分かりませんが)には、その
力の原動力書き・話すの場合)、もしくは影響(読み・聴くの場合)は人間としての生徒個人に密接に関わるということです
つまり、早い話が、4技能の運用力はには個人差があるって事ですか? おしゃべりの子もいれば、聞手にまわるのが得意な子もいる。口下手ではあるが、書く
事の好きな子もいる、とか...
> 英語の4技能を始めから「今、ここに存在する自己」としての生徒と、できるだけつなげることが、最も大切ではないかと思うのです。
具体的に例をあげて説明して下さい。 しゃべる事の得意な子には会話を中心に、書く事の好きな子にはライティングをみっちり、と、と言う事なの? もと
い、 なのですか?
私は典型的大阪のおばはんなので、あいまいにしておく事が出来ず、ズケズケと遠慮なしにたずねて申し訳ないです。 いろいろ考えてみたのですが、少しまだ
分かりにくいので、どうか懲りずにお返事下さい。
【6178】
【タイトル】はい
【 日時 】02/10/31 9:37
【 発言者 】たけし
特に「走」が「読み」であるというように特定したつもりはありません。
次のご指摘ですが、なにせ私も専門家ではないので、辻褄が合わないということもあるかもしれませんが、できる限りの説明をしてみます。自分の考えを整理す
るいい機会なので。
下記のNaimaさんのご指摘を例に考えみます。Naimaさんは、私の投稿を「読ま」れ、それに対して「なんかわけの分からんことを言っとる」とお思い
になり、実際に私の見解に対する疑問をここに「書い」て下さいました。このプロセスを整理しますと、私の意見を読んだことで、Naimaさんのなかに、疑
問や、理解できないという気持ちが生まれ、それをNaimaさんが表現したという感じになります。では、「読み」と「書き」の真ん中に入っている、疑問を
持つNaimaさんを抜きにしてこのプロセスを考えたら、どうなるでしょうか?私には、「どうにもならない、というよりも、そのこと自体が無理な話であ
る」としか言えません。私の言葉が、なんらかの形でNaimaさんを刺激し、そこからNaimaさんの言葉が生まれ、私を刺激し、いまこうして私はなんと
か説明をと試みています。
実際の英語教育に話を戻すと、今の英語教育において英語は「生徒が実際に今感じていること」とはかけ離れています。言葉の運用が、上のNaima
さんと私の例が示すように、それぞれの人間自身を抜きにして考えられないにも関わらずです。この問題の解決を、発音や文法の指導法の改善と共に考えていか
なければいけないのではというのが、私の言いたかったことです。少しは説明になったでしょうか。
【6179】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/10/31 10:01
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>少しは説明になったでしょうか。
比喩と言うものは、むづかしい話をわかりやすくする為に使うもんです。 たけしさんのは比喩にも何にもなってへんかったんです。 私は、「走」と「読
み」、「攻」と「書き」、「守」と「聴き」と対応させて行って、「ありゃ、ほな、話す、は何や?」と本気で考えてたんです。
丁寧にお答え下さって、何とはなしに、おっしゃりたい事だけはわかって来ました。 しかし、あなたも面白いキャラの人ですね。 今後ともよろしく。
今、ハンブルクは夜中の2時です。 今夜の所は、寝ます。
【6180】
【タイトル】たけしさん
【 日時 】02/10/31 10:17
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
えっと、寝る前に...ちょっと
今年の夏、素読舎におじゃました時に頂いた教材や資料の中にB4大のコピーが入っていました。 それは根石さんの著書「根石吉久暮らしの手帖」に対する週
間ポストの書評のコピーでしたが、その裏に内田百間(ごめんなさい、門構えの中は月ですが、字がなかったので)の「長春香」からの引用が書かれてあり、私
はこの言葉に惹かれたもので、ハンブルクに持って来て、私の勉強机の前の壁に張り付けてあります。
「前の日にやった事は、必ず全部暗記して来なさい、解っても解らなくても、それが何のつながりになるかと云う様な事は、後日の詮議に譲るとして、ただ棒を
嚥み込む様に覚えて来レばいい。 解らないと思った事でも、覚えてみればわかって来る。 覚えない前に解ろうとする了簡は生意気であると私は宣告した。」
と云うものです。
「何故」と質問して即座に得られた答えは、案外流れてしまうものです。
【6181】
【タイトル】学校の現状
【 日時 】02/10/31 11:03
【 発言者 】もっこり
小中高の教師の忙しさは尋常ではありません。雑用が多すぎます。
真面目で熱心な教師ほど、会議や書類作成、部活の顧問や外回りなど、
教えること以外の業務に追いまくられ、その中でなんとか授業の質を
確保するべく、もがいているのが現状でしょう。
一方で、無気力教師、駄目教師に向けた批判を、
切実に受け止めて責任を痛感し、
睡眠時間を削って努力に努力を重ねるのも、
これら真面目な教師たちなのです。
燃え尽きて休職する教師の数は年々増加し、
そのうち4割は、精神疾患によるものだと言われています。
駄目教師への叱咤が、当の駄目教師に届かず、
逆に良い教師を追いつめている現状にも、目を向ける必要があります。
【6182】
【タイトル】WhyとHow
【 日時 】02/10/31 11:57
【 発言者 】たけし
覚える部類の知識は、どちらかというと、Howの部分ではないでしょうか?3人称単数現在の時は動詞にSがつく、三角形の面積は底辺X高さ割る2、その
他、私が嫌いだった化学の分子量(?)、それらは、何かを再生産するために使う方法の部分です。Whyというのは、なぜ地球は回っているのか、なぜ自分は
この世に生まれたのかなど、人間には答えの出せない問であり、できることは、「こう考えたら辻褄が合うのではないか」と考えることです。どれだけ知識を暗
記しても、Whyの問に対して自分なりの答えを出すには、想像力が必要です。
教育というのは、HowとWhyの疑問のバランスをどうとるかという問題をも含んでいると思います。1+1=2に「なぜ?」と問うと、世の中がうまく回ら
なくなってしまうことは確かです。しかし、「この世界で1に1を足すと2になる」ということの理由が知りたいと思うのも、立派な知的欲求ではないでしょう
か?その「何故?」の問いの答えは、私たちに委ねられている故、考えることは面白いのであります。
【6183】
【タイトル】不安な母親様
【 日時 】02/10/31 14:09
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私は将来も役立つ英語教育を望んでおります。
私も同じです。しかし、現在の学校の英語教育を見るかぎり、それはますます望みの薄いものになっていっています。英語の教育現場、大学の教員養成課程自
体から、文部科学省の方針に対する疑問、批判、否定がほとんど聞こえてこない現状では、ものごとは確実に悪化していっていると思っています。以下に各種の
記事がありますので、お読みいただけたらうれしく思います。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis
> と、言いますのは海外駐在、旅行等の経験者の
話を聞きますと、自分が英語を話せないのは
日本の教育のせいだという方が多いのです。
確かに私も其の教育を受けました。
これは、原因は二つあると思います。文部科学賞、教育行政、大学の英語教員養成課程等の怠慢の罪と、本人の勉強方法が的はずれであったという罪とです。
政治行政の側での英語の扱い方がまるででたらめであり、そこに教育現場のでたらめの根が生えていることは間違いないのです。これに対しては、この掲示板
のように歯に衣着せぬ掲示板がたくさんできて、それらが横に連携し、テレビ・新聞上の批判のうねりとなるまで批判を継続すべきだと考えています。それで
も、自分が英語が話せないことをすべて文部科学省のせいにしたら、そこで間違う。
そんなものは食い破れるのです。しかし、そのためには、批判する力はともかくも、ものを見抜く力というものが、学校の生徒である一人になければどうにも
なりません。
日本の英語教師たちというのは、ある方の言葉をお借りすれば、「巨大なるしろうと集団」ですし、文部科学賞が学者の審議を使って唱えるスローガンが、巨
大な虚妄でなかったことはありません。これを見抜かなければ、日本では英語はきわめて簡単に死にます。
>ある方が、アメリカ駐在に決まり数年間にて、英語ペラペラ
等というのは夢のまた夢。といっておりましたが、
現実を知らない私などは、現地に行けば苦労無しに
覚えるものだろうと考えていました。
Naima
さんは、ハンブルクでドイツ語の「回転読み」をされています。アメリカ在で英語をやるのも、ドイツ在でドイツ語をやるのも、私の語学論からすれば、「磁
場」において当該の言語を語学とするということで、まったく同じ意味の行為です。
Naima さんは、ドイツ語の磁場において、激しくドイツ語を語学として鍛えておられるわけです。苦労なしに覚えるのは、幼児だけです。
磁場に暮らして、机上と磁場を往復せよ、というのが私の理屈です。これが語学のもっとも有利な条件です。
この条件が手に入らない日本では、あるいは日本語の磁場では、机上を激化する以外にはありません。英会話学校などは、磁場たりえないからです。私の「回
転読み」の「回転」には、磁場の欠如という根拠があると思っています。その意味で、あらゆる語学に通じていける普遍性を備えていると思います。
Naima さんや他の皆さんの「回転読み」の報告板がありますので、お読みください。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
また、この掲示板の過去ログには、日本の英語を考えるために有益な記事がたくさんありますので、お暇をみつけて読んでくださいますようにお願いいたしま
す。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
【6184】
【タイトル】型
【 日時 】02/10/31 14:21
【 発言者 】Jackie
部活、最初の3ヶ月は ほとんど球ひろい もしくは素振り。野球部でもテニス部でも。
剣道の素振り 野球の素振りのように 形を体で覚えることも 確実に必要なこと。
ときには同学年同士でお遊びで練習でグラウンドにたつ。
そして先輩に教わったりしながら試合にむけて練習し
試合にでる。
試合の前に うむもいわせず 型の練習をすることは 必要。型の練習なしに 試合にのぞんでも結果は見えている。
英語も基礎文型など はじめのうちに型を集中していれてしまうことから
先が見えてくる。
【6185】
【タイトル】不安な母親様
【 日時 】02/10/31 14:57
【 発言者 】Jackie
>ある方が、アメリカ駐在に決まり数年間にて、英語ペラペラ
等というのは夢のまた夢。といっておりましたが、
現実を知らない私などは、現地に行けば苦労無しに
覚えるものだろうと考えていました。
英会話学校や留学斡旋業者などが「楽に英語が身につくよ。」と甘い言葉をささやきつづけたせいで 外国に住めばもしくは留学すれば 苦労なく話せるように
なると 思う人が多いのも無理はありません。
夏の1ヶ月の語学留学で話せるようになると信じている生徒さんもいっぱいいました。 現実は甘くないと 向こうにいってわかります。
こちらで机上の勉強を怠っていて向こうにいて いくら現地(磁場)だからといって 急に話せるようになるわけがないと 気付きますが それだけでもまあ収
穫です。
そして 英語をもっと学んで 使いたいという動機が産まれます。儲けもんです。だから1ヶ月いってらっしゃいと 送り出します。
>ましてや日本にいての英語の習得には、大変な努力が
必要である事は承知しております。
学校の授業だけで英語が使えるようにはならないということも
承知してください。
学校では 英語と同じ位数学を勉強しなければなりませんが
どれほどの人が 微分解析などを覚えているでしょう?
私は 方程式すら 覚えていません。
英語だけ すぐ使い物になるとは 求めすぎなのです。
たしかに学校の英語教育には問題が山済みです。
頭で覚える英語ではなくて 体と手足と口で覚える英語に移行していくと
変わっていくでしょう。少しは足腰のある英語になります。
>今や二カ国語を話せるのは当たり前で、もう三カ国語目の時代に
二カ国語話せるのがあたり前?
ほんとうにそうですか?
回りを見まわしてみてください。どれだけの人があたり前に二カ国語を話していますか?
>英語英語と猫も杓子も騒いでおり、
数え切れないほどの英語に関するHP。
もう私は疲れました。
私も本屋に行くとひしめく英会話書のや英語の参考書類に圧倒され
目が回ります。英会話書は 応用がきかない会話が多く
受験参考書は 英語の勉強というより国語の読解力と数学を解くような問題にめまいがします。
頭のよい人の書く参考書は 頭の悪い私には難しすぎる。
本当はもっとシンプルでいいのです。音作り 音読からはじめて
基礎が固まれば 総合的な英語の力がついてきます。
【6186】
【タイトル】不安な母親様
【 日時 】02/10/31 15:29
【 発言者 】tiny sand[Profile 九州地方に住む50代の女性の方]
はじめまして。
お気持ちはよくわかります。英語に限らず不安なことってたくさんあります
ものね。
「学校の英語」に足りないことは、まず第一に「英語の音」を生徒に持たせて
いないことだと思います。授業で一,二回音読してCDを聴かせる程度では、
「英語の音」は身につきません。
それで先生方の発音が問題になってくるわけですが、これから未来に
向かって大きく羽ばたこうとしている子供たちのためにも、ぜひ真剣に
考えていただきたいですね。
娘の高校時代の英語の先生の発音は、かなりひどかったらしくて、
「tの音をトと発音して、Repeat after me.とかいわれてもねえ」
と言っていました。
息子は中学一年生の時、発音の上手な先生に教えていただきましたが、
「英語の音」は何にも習っていませんでした。
Eliotさんと同じく「先生一人が上手でどうするの!」と言いたかったです。
第二に足りないことは、インプットだと思います。
学校では単語と文型をして英語を日本語に訳すところで留まっているように
思います。本当はそこから先が大事なのではないでしょうか。
理解した英語を身体にインプットさせる作業と言いますか訓練が、なされて
いないように思います。
小学生の時、かけ算の九九を習いましたが、教える先生も覚える私たちも
必死で、毎日九九を唱えたことを今でも鮮明に覚えています。
英語においてもこのような訓練が必要だと思います。
インプットをするためには何百回という音読が必要です。
なめらかに楽しく音読するには発音の練習が必要です。
学校の先生方、どうか「英語の音」を生徒たちに授けていただきたい
と思います。
私は今,「映画のシナリオ」をテキストにして、根石さんから電話で発音の
レッスンを受けています。一つ一つの音を丁ねいに直していただくので
安心して音読をすることができます。
「電話でレッスン」はお薦めですよ。
英語を日本語に直すところで終ってしまうと、日本語しか頭に残りませんが
「電話でレッスン」は英語がそのまま残りますよ。
あっ,それから「大風呂敷の記事の倉庫」の中の、Eliotさんの
「音作りへの道」はご覧になりましたか?もし、まだでしたらぜひ読んで
下さいね。
それではお元気で
【6187】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/10/31 17:12
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>本当はもっとシンプルでいいのです。
私も、長い間、あれやこれやと手を出して来たのですが、そう思います。 回転読みに出会ってますますそう思っています。 このJakieさんのコメント
に、先に同じくJakieさんが投稿された「しゃぶりつくす」を付足すと、語学学習の基本が見えて来ますね。
【6188】
【タイトル】tiny sandさま、
【 日時 】02/10/31 17:34
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>娘の高校時代の英語の先生の発音は、かなりひどかったらしくて、「tの音をトと発音して、Repeat after me.とかいわれてもねえ」と言っ
ていました。
わはは... v、f と thの発音の時だけ教える先生も沢山いるな....
明らかに下手な発音の先生はこっちも解るので警戒してかかるからいいのですが、(良くないですが...
どっちや...)自分の発音が上手いと思ってる先生がいかにもアメリカっぽく発音するのには騙されてしまいます。
こちらでも衛生放送で視聴出来るNHKニュースのアナウンサーの英語がどうも聞きづらい、と投稿した事があるのですが、原因がやっとわかりました。 a,
o, aw, ou,
などの発音がいい加減なのに、流暢っぽくだらだらっと読むからでした。 今度「おっちゃん、そこはちょっと般若の口をしてア、と言ってもらえませんか?」
と根石さんの真似をして突っ込んで置きます。
【6190】
【タイトル】中庭
【 日時 】02/10/31 23:22
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
私はつくづく嫌味な女や...
他所の家の中庭でお客さんを挑発してしまった。
ドイツ語回転で自己嫌悪感を忘れてきます...
【6192】
【タイトル】有難うございます。
【 日時 】02/11/01 7:07
【 発言者 】不安な母親[Profile 関東地方に住む秘密の女性の方]
皆様まとめて、意見を入れていただき有難う。
参考になりました。また、不安が少し抜け、明かりが
見えてきた気が致します。
ご紹介頂きましたHPは、ゆっくり覗きます。
ぼうっとしているので、取りあえずお礼まで。
でも最後に一言。根石さんのはっきりしたコメント
を読んでいると、スカッとします。
【6194】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/11/02 0:44
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>燃え尽きて休職する教師の数は年々増加し、
そのうち4割は、精神疾患によるものだと言われています。
駄目教師への叱咤が、当の駄目教師に届かず、
逆に良い教師を追いつめている現状にも、目を向ける必要があります。
駄目教師というか、腐敗した教師についてですが、こいつらを教職から
追放する方策が確立することが必要だと思っています。
教師を会議や雑用で忙しくさせているのは、教育行政や校長会などだと
思いますが、この部分にとりわけ腐敗のいやな臭いが立ち登ります。
腐敗を指摘したり、えぐったりする批判行為は必須のものであり、まじ
めな教師を追いつめているのは、言論行為であるよりは、教育界の腐敗部
分だと考えますがどうでしょうか。
【6195】
【タイトル】もっこりさんs
【 日時 】02/11/02 10:33
【 発言者 】Jackie
学校の先生方は忙しいのですね.
中学では担当教科が決まっているので 小学校のように全教科を教えなくてよいから 少しは楽かと思ったら
部活の顧問がありましたね。
運動部の顧問だったら 確かに休む暇もない。
今年から ゆとりの教育で 土日が休みになったわけですが
それでも先生の忙しさは変わりがないのでしょうか?
土日も部活の遠征つきそいで消えている?
色々忙しさはあるにせよ 一つの教科を何年も時には何十年も教えるわけですから 教え方も進歩があってしかり 向上してしかり。果たして・・・?
【6199】
【タイトル】雲の切れ間が見えたのか?
【 日時 】02/11/03 3:06
【 発言者 】いくこ
こないだ、カラオケに行きました。
その時、ちょこっとした英語の歌詞を見ているうち、意識しないで意味がわかり、びっくりしました。
普段は、いやはや英文を解読してようやく解ったかも?と言う感じだったので、ブレイクスルーは、突然やってくるのだと思いました。
(もちろん、とんでもまだまだなんですけどね)
英語の練習は、おっしゃんの塾で、土日は小・中・高校生に混じって、彼らと同じテキストをやり、それ以外には、電話でレッスンを週1で受けています。
大変、歩みの鈍いアタクシですが、突然英語が聞こえるようになったりするときが最近あります。もちろん、そうでもなかったりする日も多いですが。
あ〜、いささか眠くなってきました。支離滅裂ですみません。
最近の進捗状況でした。
【6200】
【タイトル】メールでの問い合わせへのお返事転載
【 日時 】02/11/03 22:59
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
O様
根石です。
お返事が遅れて申しわけありません。
「電話でレッスン」、大歓迎です。是非試してみていただきたく思います。
先日、「回転読み」の報告板のことをお知らせしましたが、あの掲示板は、
英検1級、TOEIC 900点近い実力派の方が開設して下さったもので、なか
なか高度な練習をしておられる方が揃っています。「回転読み」のコツは自
分でつかんでやっておられるようです。
「電話でレッスン」では、「技法グラウンド」という方法を使用します。こ
れは素読舎でも地元の中学生・高校生を相手に使用していますが、「回転読
み」への導入部分と位置づけることができると思います。
こちらが一回言った文を、生徒さんに5回〜7回(多い場合は10回程度)
繰り返し言っていただき、その途中で発音、リズム、イントネーションに問
題があった場合は、オリジナルに開発した素読舎の発音要領に基づいて、そ
の場で直します。その後、再び生徒さんに5回〜7回、同じ文を繰り返し言
っていただきます。問題がなければ、次の文に進みます。
毎回、テストがあります。すべて復習範囲のテストです。テストでは、こ
ちらがランダムに出題するものを、字を見ないで、5回〜7回繰り返し言っ
ていただきます。
「復習範囲を手放さない」という原則がひとつあり、一度インプットした
文を時間をかけて熟させていきます。原理は大量の復習と少量の新規開拓で
す。
問題は、曜日と時間帯なのですが、現在は、
金曜夜 11時20分〜11時50分
土曜夜 10時50分〜11時20分
という二つの枠しか空きがありません。他の曜日と時間帯はすべて埋まって
おります。
ひとまず、二つの空き枠で考えていただき、いずれ他の枠に空きができたと
きに変更していただくことはできます。レッスンをやっている曜日は、水曜
木曜以外のすべてです。
テキストは、スクリーン・プレイ出版「ゴースト」です。
ひとまずはテキストが手に入れば、レッスンは開始できます。
費用は月額1万円です。(来春から1万2千円とさせていただく予定です)
ご都合をお聞かせください。
【6201】
【タイトル】いくこへ
【 日時 】02/11/03 23:01
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
日本語を脱皮した感覚が新鮮だったのだと思います。
この感覚が自覚され始めたときはチャンスです。
どかどか練習してください。
また、「回転読み」の報告板に参加してくれるよう希望します。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
【6206】
【タイトル】語学論なんかやっても、
【 日時 】02/11/08 2:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
まともな反応は返らない。
馬鹿くせえとも思う。
そのうちに、理論で全部ひっくり返してやるからね、待ってなさいとも思う。
【6210】
【タイトル】暫らくです。
【 日時 】02/11/09 4:37
【 発言者 】不安な母親[Profile 関東地方に住む秘密の女性の方]
ご無沙汰しております。
歳には勝てづ、風邪を引き暫らく
倒れておりました。
ホームページを拝見し、改めて
勉強になる事が多くありますことを
発見致しました。特に、
素読舎のホームページは、興味深く
拝見致しました。
人は人、先生は先生ですよ。
何時の世にも、美味しいところだけを
持ち去る族は居る者です。
先生に優しいお言葉を頂きながら、
返事が遅れ申し訳ありません。
また機会がありましたら、投稿させて
頂きます。
【6211】
【タイトル】「回転読み」報告板「鬼」から転載
【 日時 】02/11/09 18:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>根石先生 暗証回転というのは、暗唱を意識して回転するのですか。それとも暗唱できる
まで回転するのですか。
暗唱回転というのをやっているのは、「ゴースト」というシナリオのテキストに対してで
す。これは、ずいぶんと先の方をやっている生徒さんもおられたり、始めたばかりの生徒さ
んもおられたりですが、私は、新しく始められた生徒さんの練習範囲も必ず仕込みをやるこ
とにしています。テキストの初めの方は、「回転読み」であたった回数が、何百回、ひょっ
とすると千回を超えたようなところも出てきますが、構わず仕込みをやります。そうすると、
暗唱しようと思わなくても、一度字を見て文を口に乗せると、後は字を見なくても何度でも
言い続けられる状態になります。これを暗唱回転と言っています。
最初から暗唱しようなどとは思わず、ただどんどん回転読みをやっていれば、そのうちに
自然に暗唱回転が成立するようになります。暗唱をねらってやるのは、暗記しようという気
持ちと似ていますが、これは私は嫌いでやりません。自然に暗唱が成立するレベルが訪れる
まで待つだけです。
このあたりは、「回転読み」や國弘さんの「只管朗読」の大事なポイントでもあるように
思います。
【6217】
【タイトル】引用
【 日時 】02/11/10 11:30
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
毎日新聞11月10日 時代の風 養老孟司 科学と国民の距離(部分)
(略)科学者の世界で評価されるには、論文を英語で書かなければならない。
日本語で論文などを書いたら、二流以下と見なされる。英語のいい論文が一流、
悪い論文が二流、日本語ならそれ以下である。
(略)しかし、オランダ語を書く人が英語を書いたところで、沖縄のことばと
標準語程度の違いであろう。
(略)日本における科学の問題は、この「二重言語性」にある。若いときから、
これが気になっていた。だから大学であるていどの地位を得て、自由にできる
ようになってから、英語で書くのをやめてしまった。日本語で書く科学をやり
たかった。
(略)日本人が英語を読む努力と、英語を母国語とする人が日本語を読む努力
に差はない。(略)価値のある日本語論文なら、外国人は自分で読めばいい。
(略)翻訳機械はダメだと思った人には、それなら日本人が本当に英語で論文
を書けるかと、訊こう。日常の実感がない言葉で、自然を表現できるか、と。
(略)科学がそれだけ普遍的なものなら、翻訳も機械でいいことになるはずだ
と指摘しておく。
(略)科学が日常に繋がるものなら、それが日本語で書かれてまったくおかし
くない。そうなっていない世界がおかしいのである。
(略)私にとっては、自分がいいと思うものがいいものである。科学とはそう
いうもので、人がどう考えていようが、私はすなおにこう思うというのが、独
創にも通じる。
(略)
【6218】
【タイトル】こんにちわ。
【 日時 】02/11/10 12:48
【 発言者 】Jackie
日本人は英語の勉強に 公立の中学高校の授業時間数でも850時間。
自宅での予習復習 テスト勉強 塾での時間をふくめれば少なくとも
1500時間は費やしている。費やさなければならない。
アメリカ人やイギリス オーストラリア人は その1500時間を 他の教科の勉強や スポーツ レジャーなどに 使える。
ず ずるい。
1500時間あったら 習得できることもいっぱいある。そろばんでもテニスでも タップだんすでも 日舞でも 将棋でも。そこそこの腕前になれる。
普通に日本で生活していく上で ほとんどの人は英語なんていらない。
これからは 英語ができなくちゃ 生きていけない 国際競争に勝てない
なんて うそっぱちだ と思う。そりゃ 商社マンとかエンジニアとか一部の人には必要でしょうが 多くは 英語なんてなくても生きていける。
でも 義務で 勉強しなくちゃならない。1500時間。
だったらなぜ 英語をやるのか。少しはメリットもなきゃ 救われない。
教養として。 はいはい。
TOEICで 点があるほうが 就職に有利。
旅行したときに 話せると楽しい. それもそうだ。
そう そうだ。
地方の企業で 英語が必要なところは少ないし 海外ってったって
年に1回 1週間 てなところ。
費やす時間の割に 得るものが少ないではないか。
ほかにいいことはないのか?英語を勉強することで 得られる何かは。
ここで語学論のおでまし。
閉じこもる、語学で開く。
閉じる から 開くへ。
でも 今の学校で英語を勉強しても 開かれないんだなあ あまりね。
受験英語でも 訳読でも
そして AETがはいっても 小学校から英語を習ってもね。
【6220】
【タイトル】「日常の実感がない言葉」
【 日時 】02/11/10 12:52
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「日常の実感がない言葉」と養老が一言で言っている言葉の性質が、私が「磁場」を欠く言語と言っているものである。私はそれが気になって仕方がないのだ
が、文部科学省も英語教育界も、英会話学校に通うお馬鹿さんたちも、それは気にならないらしい。
私は英語でおまんまを食っている者であるにもかかわらず、英語という言語に対する対し方は、ほぼ養老と同じだと思ったのだった。養老のように、「大学で
あるていどの地位を得て、自由にできるようになってから」という境遇は私のものではなく、大学を出てじかに娑婆に交わろうと思い、ほぼこの娑婆に絶望する
に至ったという境遇が私のものであるだけで、英語に対する距離の置き方は、養老と変わらないと思う。日本人の体の中に英語をどのように置くかを考えてき
て、受験英語、学校英語、英会話学校英語の領域ではほぼ絶望するに至り、ものの言い方が泉谷しげるになっちまっただけのことだ。
養老の指摘は、泉谷の芸の味が英語で出るわけがないというものなのだ。
最近、私は英語で少し書くようにもなったが、その下手な英語をつかまえて、俺の方がよく知っているとでも思ったのか、はしゃいでその英語を直した日本人
がいた。上手に直したはずの上手な英語が、私が言おうとしているものを伝えないので、それは蹴飛ばすしかなかった。俺の方がよく知っているだとか、俺の方
が上手だとか、スキルという一語に集約されるものを信仰する馬鹿どもがこの国の戦後に絶えたためしはない。私の興味は、スキルの上下なんかにはない。
上手な英語だの、知識の豊富さだのを基準にする馬鹿どもへの皮肉も込めて、これからも下手な英語を間違いだらけでさらす行いは続けるべきであろう。酔っ
払って、酔っ払った英語もさらすべきであろう。日本語でもそうしているのだから。
問題は、「日常の実感がない言葉」で果たして何ほどのものが書けるのかという養老の指摘にある通りのものである。話がわかりやすいから、私は「磁場を欠
いて、ネイティヴと同じような闊達さを得ることはない」と話し言葉について言ってきたのだが、ことは書き言葉だって同じなのだ。
まともな科学者が、「日常の実感がない言葉」で科学論文を書けないと言うのであれば、まして、語学論や身体論や方法論が「日常の実感がない言葉」で書け
るはずはないのである。そこで扱われるのが、日本人の語学であり、日本人の身体であり、日本人の方法であるならば、それがどうして英語で可能だと人々は容
易に信仰するのか。たちの悪い軽信である。
人が書いたものを翻訳する作業は、ひとつの独自な領域であり、貴重な労であるが、自分でものを考えるのはそれとは違う領域だ。ものを考えるときは、私は
必ず日本語でやる。磁場というものは必然という語で置き換えていいものだ。
英語でしゃべったり書いたりできるのは、考えた結果のダイジェストみたいなものにすぎない。ダイジェストなら英語でもいい。考える現場、言葉の誕生の場
面では、日本語でしかやらない。
日本人(アメリカ帰り)で闊達に英語をしゃべるやつを子細に見てみるがいい。やつらはダイジェストみたいな結果しか扱っていない。いつもそうだ。言葉が
もだえて新しく誕生する現場など、やつらが持っていたためしがない。その意味では言葉に関して、貧しい限りの人々なのだ。
私がやった養老の文章のダイジェストは、科学者であるにもかかわらず、いや、科学者であるからこその日常語での論理の飛躍があるのだが、これはダイジェ
ストでは表せない。養老の文章ではこの飛躍が面白いのだが、それはダイジェストでは死ぬ。養老の思考の現場をご覧になりたい方は、毎日新聞で読んでいただ
く労をとっていただくしかないわけだ。
英語大好き人間というのは、このあたりに対する感覚が鈍磨している。私の英語フリークどもへの不信に根拠がないわけではないのである。
【6221】
【タイトル】鬱
【 日時 】02/11/10 13:08
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
英語がしゃべれると言う自信があると、往々にしてガンガンしゃべる事ばっかりに集中し、相手の言い分を聞く耳もたぬ人を良く見かけます。 夕べは友人達と
会食の機会があり楽しくやっていたのに、そういうヤツがいてすっかり鼻白んでしまいました。
しゃべりまくる事だけが英会話なのか? 相手の言い分をじっくり聞いて、ポイントをクイッと突くのが会話の妙と言うもんやわ。 合気道と一緒よ。 議論に
なった時には相手の力を利用してペコッと倒すのが上級者ってもんやわ。 もう、英会話しか能がなくてそればっかりが自慢の奴らには、う〜んざりっ!!
と帰宅してからぶちあげ、「おまえそんな大きな口たたくほど偉なったんか」てな主旨の事を夫に言われて大げんかになってしまいました...
起床した途端に「くそっ、別れてるっ!」と思ったぐらいのもんです。 いままでで一番すごかったな...
英語みたいなもん、なんぼのもんじゃ!
【6222】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/10 13:19
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
お久しぶりです。
>ほかにいいことはないのか?英語を勉強することで 得られる何かは。
ここで語学論のおでまし。
日本には、語学の方法論ばかりで、語学そのものを行為として論じる語学論は払底しているというのが、私の基本的な認識です。この根には、いつもながら大
学の教授どものおさぼりがあります。
文学などのように大学なんぞの手に負えないという領域はありますが、語学論は本来そうじゃないはずです。いくらでも大学でやれるはずのものなのに、まる
で手がつけられていない。語学をやる人は語学のスキルばかりを信仰し、スキルにエネルギーを奉仕しつくしてしまうからなのか。しかし、それでは語学の自覚
というものはいつまでたっても育たない。後続の人々に手渡すものができない。
日本では、英語は世代から世代に継承されるものではなく、どこまでも個人の言語という孤立を避けられないのですから、語学論こそは緊急に必要なもののは
ずですが、ぼんくら科学省も手下の先生たちも、すっとぼけた方角を向いています。
私は、スキルなんか犠牲にしてでも語学論は立ち上がるべきだと考えています。
そうそう何もかもやれるわけじゃない。肝心なものは語学論の方だと考えています。
まだ立ち上がっていないものを立ち上げるために、学校の先生たちとの議論は不可欠だと思うものの、腰抜けが多いのか、しらばっくれていれば給料にはなる
と認識しているのか、あの方々はここへは出てきてくれず、議論らしい議論は成立しません。
非常に疲れますが、まあ、語学論も大学や学校の教師はあてにできないものとして、私ら民間で少しずつやっていきましょう。
【6223】
【タイトル】養老
【 日時 】02/11/10 13:24
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>「日常の実感がない言葉」で果たして何ほどのものが書けるのかという養老の指摘にある通りのものである。
そだっ!!!!
>いつもそうだ。言葉がもだえて新しく誕生する現場など、やつらが持っていたためしがない。
言葉が悶える....
母国語だってそうなのに外国語で悶えないなんてのは、とっ、ても、お、か、し、い
そんなにペラペラペラペラ、ペラペラペラペラ、しゃべれるわけがない。 借り物の言葉で借り物の思想を語っておるだけです。 寸借詐欺みたいなもんです
わ。 根性が卑しい。
【6224】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/11/10 13:25
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
私は絶望と二枚重ねになっている英語(ヨーロッパ系言語)こそ世界の宝だ
と考えている者です。
【6225】
【タイトル】絶望と二枚重ねになっている英語
【 日時 】02/11/10 13:44
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
iBookの前で平身低頭してます。
【6227】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/10 13:54
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>急がしすぎる 学校の先生?
これは確かにそうだと思います。
学校の馬鹿くさい会議や雑用や生活指導が、自分の英語の力を養う時間も
とれないほどのものである場合は、先生たちは反逆すべきだと思う。
それを言葉にすべきだと思う。
【6228】
【タイトル】プロ
【 日時 】02/11/10 14:05
【 発言者 】Jackie
>学校の先生たちとの議論は不可欠だと思うものの、腰抜けが多いのか、しらばっくれていれば給料にはなると認識しているのか、あの方々はここへは出てきて
くれず、議論らしい議論は成立しません。
>>急がしすぎる 学校の先生?
>これは確かにそうだと思います。
英会話学校の授業で 生徒にあくびをされるようじゃ 講師失格。
日々の授業に 磨きをかけて向上していかなければ お金になりません。
講師は生活指導もないし 雑務も確かに少ない。
でも学校の教師だって プロ。
わからない授業しちゃ ダメダメ。
生徒を眠らしちゃダメダメ。
いくらダメでも 食べていける先生方に
向上しろというほうが 無理なのか。
【6229】
【タイトル】中庭に
【 日時 】02/11/10 14:10
【 発言者 】Jackie
喧嘩を売りにいってきました。
根石さん
勝手をしてすみません。
【6230】
【タイトル】中庭
【 日時 】02/11/10 14:49
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
Jackieさん、根石さん、
どんな喧嘩なのか援護射撃に行こうと思ったのですが、URLを忘れてしまったので、Googleで検索していたら、こんなん出て来ました。 英語教師が本
音を言える掲示板だそうです。 まだ中はのぞいていないのですが、ご参考まで。
http://www.kirihara.co.jp/CHUSHIKOKU/e-genki/
【6234】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/11/10 15:44
【 発言者 】Jackie
中庭
http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
Naimaさん 回復されたようで なによりです。
中庭には 喧嘩のお誘いをかいてきました。
あちらでもたくさんの方がROMされているようですが
書きこみををされる方は少ないようですね。
今日は 予習をしながら ネットでアメリカのFMをきいています。
Kost
http://www.kost1035.com/lovesongs.html
一緒に歌ったり 聞き入りながら
ちょい磁場にいます。なつかしの曲 タイムマシーンで若返り。
CMのききとり 電話番号 HPのアドレスのかきとり。
love letterの 意味取りをやってみるのも楽しい。
教材を得るのが 10年前とくらべて 楽になりましたね。
Z100
http://www.z100.com/jacor-common/streaming_disclaimer.html?referer=on_air§ion=1
こちらは Disco 掃除向き。
DJごっこも楽しいですね.
【6237】
【タイトル】削除
【 日時 】02/11/11 0:09
【 発言者 】Jackie
昼間に 私が中庭に書いた投稿が削除されました。
喧嘩を売りにました。 というタイトルが
掲示板の取決にふれたようです。
(内容は そんなに過激ではなかったと思いますが やはり過激だったかなあ どうですかね 根石さん Naimaさん)
以下引用
>この掲示板の約束事である「取決」で禁止されている
「(1)挑発的で、知的反論でなく、専ら感情的反発を誘っている発言」
を行っているとみなしましたので、削除しました。
>また執拗な(自己)宣伝も同様に禁止事項です。同じ内容のメッセージが
あまりに続く場合は、その関連の投稿は全て削除しますのでご注意
ください。
これって 私のことですね。きっと。
というわけで 大風呂敷のリンクを何度もしたので 宣伝に受け取られてしまっているようです。
英語に関する 論議の投稿はなく 「警告」はやけに迅速でしたねえ。
斎藤さんの気持ちがちょっとわかる。
投稿を削除されるって いやなものですね。
【6238】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/11/11 0:29
【 発言者 】Jackie
言いたい放題 愚痴りたい放題 喧嘩し放題の 私の投稿を
削除しない
根石さんの 懐の深さに感謝です。
削除警告 これが 返り血か??
むかついて 頭にきたあと 悲しくて 涙がほろり。
あ 反省もしな きゃ、、☆?!
言葉に気をつけます。
【6239】
【タイトル】転載
【 日時 】02/11/11 0:33
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「中庭」へ書いたものの転載です。
----------------------------------------------------
特定下さい 投稿者:根石吉久 投稿日:11月11日(月)00時27分00秒
>また執拗な(自己)宣伝も同様に禁止事項です。同じ内容のメッセージが
あまりに続く場合は、その関連の投稿は全て削除しますのでご注意
ください。
これは、私の記事に対しての言葉でしょうか。
お答えくださるようお願い申し上げます。
----------------------------------------------------
私は「中庭」にここのURLを書いたのでした。
執拗な自己宣伝だというものが、私のその行為をさすのであれば、すっと
ぼけてんじゃねえよと言いたい。
Jackie さんも私も、まともな議論がしたかっただけだ。
「学校の職員室には、お互いの英語の発音について触れることがタブー化
しているという話を聞くが、それは本当でしょうか」と以前私は書いた。
これに関して、何ひとつまともな返事はなかった。
この沈黙は、英語科の教師たちの閉鎖性をよく物語る反応だと私はとらえ
ている。この閉鎖性をこそぶち破る必要があるのだ。
何が「自由な議論」か。アホくせえ。
それが
【6240】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/11 0:37
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
この掲示板及び、この掲示板での議論に学校の先生を呼ぼうという企ての
ために、不愉快な思いをさせてしまって申しわけありません。
それにしても、この掲示板における議論に対する現場教師のかたくなな沈黙
は、必ず何かを物語っているのだと考えられます。
【6241】
【タイトル】ログ係より
【 日時 】02/11/11 0:38
【 発言者 】村田
【 リンク 】http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
Jackieさん
わたし、中庭のログも実はとってたりする…(^^)
「大風呂敷」11月分の過去ログには削除された投
稿も是非入れさせていただきますです。
【6242】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/11 0:41
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
><内容は そんなに過激ではなかったと思いますが やはり過激だったか
なあ どうですかね 根石さん Naimaさん)
なにしろ学校の先生たちの集まりらしいですから、「けんか」という語に
は神経が過敏になるのかもしれないですね。それと、冗談の通じないかたぶ
つが多いということもあるかもしれません。
やりにくいやね、学校の先生は。
理屈は言うくせに、冗談がわかりゃしねえ。
【6243】
【タイトル】村田君
【 日時 】02/11/11 0:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ありがとう。
ここへ、転写しといてくれ。
そうすれば、残る。
この程度で、あそこは記事を削除するんだということが残る。
「喧嘩」をこわがる「自由な議論」ていったい何だ?
「喧嘩」を避けないことでこそ明らかになる問題点というものは必ずあるは
ずだ。それを踏まえた Jackie さんの冗談が通じない場所だということなの
だ。管理人の質が問題だ。そこへいくと、この掲示板の管理人さんは偉い。
まあ、たいていのことは放っておいてくれる。
【6244】
【タイトル】それでは
【 日時 】02/11/11 1:06
【 発言者 】村田
【 リンク 】http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
中庭で削除されたJackieさんの投稿の転載です。
=====ここから=================
【タイトル】喧嘩を売りにきました。
【 日時 】02/11/10 14:09
【 発言者 】Jackie
たくさんの先生方がこちらの掲示板にいらっしゃると思います。
現場の声を聞かせてください。
英語 語学論
掲示板大風呂敷
http://sky.iruka.ne.jp/cgi-bin/a4/iruka.cgi
=====ここまで=================
わたしはタイトル見てわろたんですが…。
タイトルを不快に思う人もいるんですね。
【6246】
【タイトル】中庭
【 日時 】02/11/11 1:40
【 発言者 】ないま
削除されたんですか
しゃれの通じない無粋さと鷹揚さのなさがいかにも学校教師らしい
喧嘩を売られる筋合いはない、と思ってるな。
自分らはそんじょそこらのちゃちな英語教師でもない、と自負してるな。
そこが、甘いんだよ。 ちゃちな英語教師より治療がむづかしい。 自覚症状がないからな
怒り狂ってこっちの土俵で勝負しろ!
【6247】
【タイトル】転載
【 日時 】02/11/11 1:45
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「中庭」という掲示板には、以下のようなうたい文句があります。
「多様性こそが健全さを生み出します!感想、意見提起、疑問、反論、異論などをお待ちしています!」
URLは、
http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
以下、転載です。
----------------------------------------------------
柳瀬陽介様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月11日(月)01時34分18秒
私は以前、この掲示板で、学校の職員室では、英語の先生どうしで、お互いの発音について話すことはタブー化しているという話を聞くが本当でしょうかとい
う質問をしました。これに対して、どなたも何も書かれなかったと記憶しておりますが、これは放置されていいような問題だとは私は思っておらず、何の反応も
なく沈黙を守ること自体が、学校の英語の教師たちの閉鎖性をよく物語っていると考えてきました。
Jakie
さんの「喧嘩を売りにきました」という冗談も冗談とわからないような管理人ていったい誰なのかと思い、メールの宛先を見ましたら、
yosuke@hiroshima-u.ac.jp というものが現れ、yosuke
とあるので、柳瀬陽介と署名のあるメールの宛先を開きましたら、同じメールアドレスが見つかりました。そこで、管理人と柳瀬陽介さんは同じ人だとわかりま
した。
Jackie さんの件は Jackie さんが質問しておられることにお答えいただくとして、私は少し柳瀬さんに質問があります。
hirosima-u
というのは広島大学のことだと思いますが、柳瀬さんは広島大学で英語関係の先生をやっておられるのだと推測しました。お聞きしても、私にはわからないかも
しれませんが、どんなご専門でしょうか。
もしも、英語教育関係の先生だったとしたらという仮定の元に以下を書きます。英語教育関係の先生ではなかったとしても、英語教育関係の掲示板を開設して
おられる方であることは間違いのないところなのでこちらを前提にした方がいいかもしれません。
私は以前から、日本の英語のていたらくをこねあげたのは、文部省というでくのぼうの集まりと、それと結託している大学教師たちだという持論があります。
とりわけ、大学の教員養成課程における「英語音声学」が、日本語で形成された日本人の口の動きを前提にしていないものであり、あらかたが、アメリカの輸入
物をただ垂れ流しているだけのものに過ぎないことは犯罪であるとまで考えてきました。
この点についていかがお考えでしょうか。
柳瀬様は、日本語で形成された日本人の口の動きをどのように動かせば ae 音、曖昧母音、ar
音などが、日本人の学校の生徒の口の動きとして実現するとお考えでしょうか。音の連続の処理、音のぶつかりあいの処理はどうすれば、生徒の口の動きとして
実現するとお考えでしょうか。そして、実際にどのように大学生たちを指導なされておられますでしょうか。
日本の英語教師に自信をなくさせているのは、大学の教員養成課程の「音声学」が借り物に過ぎないからではないか、日本の英語教師が自分の英語音に自信が
持てないから、発音に自信の持てない生徒を再生産させているのではないか、元凶は大学の教員養成課程ではないか。
このような日頃の疑問があります。
どうかお教えください。
【6248】
【タイトル】村田さん
【 日時 】02/11/11 1:46
【 発言者 】Jackie
ログしてくださっていたのですね。
ありがとうございます。
私の投稿 これだけだったのですね?
「喧嘩を売りにきました」
>この掲示板の約束事である「取決」で禁止されている
「(1)挑発的で、知的反論でなく、専ら感情的反発を誘っている発言」
て書いてあったので
そんなに暴言を吐いてしまっていたか?と思いつつも
待てどくらせど 投稿がこないので
きっと 頭に血が上って とんでもないこと書いてしまったに違いないと冷や汗してました。
村田さんの記事と入れ違いに
中庭のほうに
>削除の 私の投稿を 大風呂敷のほうに 張っていただけますか?
と ちょっとまた 語気荒め?に( あの一言で触れたのなら 向こうの規定にふれるかも。)
書いてきたので きっとこちらに 柳瀬さん
きてくださるかもしれません。
柳瀬さん
村田さんは 語学論に関しての 記事をバックアップしてくださってるだけで そちらの掲示板のログをとっているのは 侵害しようとか 著作権にふれるとか
そういう問題にはならないと思いますが
そこのところ よろしくお願いします。悪気はいっさいありません。
私のかわりに ログしてくださっていただけです。
【6249】
【タイトル】中庭の中の飼い犬か
【 日時 】02/11/11 1:47
【 発言者 】ないま
わたしはここから英語教師をけちょんけちょんに言う。 削除してみろ。
中庭みたいな小さいところで自己満足的な議論してないで、野っ原に出て来なさい。 井の中の蛙さんも唖然としていますわ。
【6250】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/11/11 2:02
【 発言者 】Jackie
柳瀬さんのHPです。
私は 随想と書評をよく読みます。
いろいろ研究をされている方なので 参考になります。
よいHPなので たくさんの教師が 見ていられることと思い
掲示板に議論を ふっかけた(また 削除語?)わけです。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/
【6251】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/11 2:19
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
今日、Jackie さんの本来の文体というものを読ませていただいてうれしか
ったです。
長野くんだりまで遊びにきてほしいです。
公表するぞ。
俺、Jackie さん、好き!
【6252】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/11 2:22
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ああ、そうでしたか。
Jackie さんが、評価しておられる方が、Jackie さんの記事を削除したわけ
ですね。
私はまだなんぼのもんなのかわかっておりません。
大学で教えている人だから、そりゃ、いろいろと知識は持っているだろうと
は思うのですが、なんだか体制的な人なんじゃないかという感触があります。
【6253】
【タイトル】うーん
【 日時 】02/11/11 2:23
【 発言者 】Jackie
>投稿のどの部分が 取り決めにふれてしまったのか はっきりとしりたいです。教えてください。
確かに 言葉が荒かったと反省しています。
投稿内容は>たくさんの先生方がこちらの掲示板にいらっしゃると思います。現場の声を聞かせてください。>
だったわけで 別に 言葉が荒かったわけではなかったのだ。
なのに 削除され 何を書いたのかと 慌てふためき
反省までしてしまった。
肝っ玉が すわってないなあ。
Naimaの姉御に弟子入りするか。
タイトル 「喧嘩を売りにきました。」が規定に触れたわけだ。
この記事をかいたあと Naimaさんが 援護射撃にきてくれると書いてあり
援護射撃をしてくれるほどのことは 書かずに
「喧嘩のお誘い」をかいてきた とここに書いたのだった。
思い出した。
「お誘い」だったのだ。喧嘩のね。
挑発というより ね。
【6255】
【タイトル】Naimaさんの文章を訂正する
【 日時 】02/11/11 2:51
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>彼女の学校では、研修名目で100万円、PTAからも10万円お小遣い
が出て夏休みに順番で3週間くらい「自己研鑽」に使うらしいです。
→
彼女の学校では、研修名目で100万円、PTAからも10万円お小遣いが
出て夏休みに順番で3週間くらい「自己欺瞞」に使うらしいです。
【6256】
【タイトル】見直してかいているのだが どこをみているのだろう。
【 日時 】02/11/11 2:53
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
忸怩たるものあり。
しかし、
後世が校正してくれることを願う。
校正しようがないものを書かないことを自身に願う。
【6257】
【タイトル】テクニックやスキル
【 日時 】02/11/11 2:59
【 発言者 】Jackie
教えるテクニック 教えるスキルは 貪欲に勉強したい。
自分にたりないことが 一杯あるからだ。
いや 足りないものだらけだが。
けれど 自分の テクニックやスキル そして教授法とやらに うかれおぼれて生徒が置いてけぼりになっちゃあいけない。
Eliotさんが例にあげていた
講習会 学会での 模擬授業
先生の発音は抜群だが 生徒がぼろぼろ じゃ 自分に酔っているだけだ。
いろんな方を 賞賛するのはいい。
けれど仲間内で誉め会うだけではだめだ。
批判も必要だ。
非難と批判は違う。
指摘は Welcome?
指摘しても 議論がはじまらなくちゃ 行動もおこせない。
私も 喧嘩してるだけでなく 実行せにゃ。
【6258】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/11 3:03
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>議論のはじまりを期待して。
そうです。
まだ何も始まっていません。
夜明け前じゃ。
本当に夜は明けるのか、私にはわかりません。
大学教員ども下がりおろう、という気分です。
【6259】
【タイトル】今日は Eliot さんに喧嘩売ろうと思っていた
【 日時 】02/11/11 3:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
Naima さんが見つけてくれた
http://www.kirihara.co.jp/CHUSHIKOKU/e-genki/
に Eliot さんがいたので、ちょっと喧嘩売ろうかなと思っていたが、
「中庭」ちゃんの「自由な議論」というスロオガンが面白くて、やってる
暇がなかった。
俺、最近頭ボケてるので、メモしとく。
Eliot さん
英語科教員がまともな英語を持っていなければ、そんなやつは教壇を去るべ
き猿だから、Eliot さんが言っていることでいいのです。
http://www.kirihara.co.jp/CHUSHIKOKU/e-genki/
しかし、いくら教員の英語力がついても、Eliot さんが実現したような授業
が、たかが大学の教員養成課程を出ただけのひよっこにできるなどと、私は
夢想いたしません。
自身の英語力と、生徒の身体に実力を実現する技はまるで別のものだから
です。
Eliot さん、原理論をやられることをお勧めします。
Eliot さんは、現場では理想的な授業を実現された方です。
Eliot さんが原理論をやられないことは、日本の英語にとって非常に大き
な損失です。
古川さんの掲示板で些末な文法にかかずらっている時ではありませんぞ。
【6261】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/11 3:17
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>Naimaの姉御に弟子入りするか。
タイトル 「喧嘩を売りにきました。」が規定に触れたわけだ。
この記事をかいたあと Naimaさんが 援護射撃にきてくれると書いてあり
援護射撃をしてくれるほどのことは 書かずに
「喧嘩のお誘い」をかいてきた とここに書いたのだった。
思い出した。
「お誘い」だったのだ。喧嘩のね。
挑発というより ね。
----------------------------------------------------
やっぱ、冗談がわからないということは馬鹿であるということであると思う。
Jackie さん、反省なんかする必要は全然ない。
うたい文句にすぎないのかどうか、あそこは「自由な議論」を標榜しとるの
や。
Naima 姉御に弟子入りするのはお勧めできます。
そうなると、「回転読み」の報告をするべきです。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
「鬼」の方にもそろそろご登場下さい。
【6265】
【タイトル】中庭
【 日時 】02/11/11 4:46
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
もしこれで柳瀬さんと言う方が動かなかったら、柳瀬さんも了見の狭い人だ。 小物や。 柳瀬さん、おさまりかえってたらだめやわ。 今や母親達で先生を尊
敬したりしている人は希有だ。 子供の手前、頭は下げているけれど、井戸端ではこきおろしてる事に気付いてほしい。 英語なんぞ高卒の田舎のおばはんでも
出来る時代に、おばはんどもが家計の足しに英語を教え、それが嵩じて英語論をぶつぐらいの時代に、教師は何をもって自分を教師だと言うのか? 逃げたらあ
かん!
とも言いたかったんやけど、削除を恐れて書かなかった。 どっちみちこっちものぞきに来はるやろ...
根石さん、壊れてしまいはったんですか?
【6271】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/11/11 13:53
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>皆が 都合がいい発言のみに返答し答えたくない発言には 口を閉ざすということだろうか?
そういう事でしかないみたいですね。 柳瀬さんは、英語教育について現場の教師達はどういう問題意識をもっているのか知りたいだけなんだろうか...
僕は超〜専門科だからあんた達は相手にしないの、と言う事なんだろうか...
返事がないって事は、私達を無視したり投稿を削除するって事は、どう思われてもええって事か...
て事は、い〜っぱい、勘ぐってもええわけやな。 所詮、臭い物には蓋をするつもりか。
言葉が過激なのがいかん、と言うのなら、ど素人にはわからん様なこむづかしい用語を濫用するな、と言いたい。 フレーミングってなんやっ!!!??? お
ばちゃんにはわからんぞ。
Jackieさんのご投稿には、な〜〜〜んの問題もないです。 過激でもない。 ごく常識的で率直で真摯な投稿でしたわ。 柳瀬さん、痛いとこ突かれてオ
タオタしてはるだけやねんやろ。
ドンマイ、ですわ。
これでは議論の始まる余地もない。
【6272】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/11/11 14:12
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>ご本人は誇張用法か冗談でそのように語気の荒い言葉を使われたのかも
しれませんが、発話者の顔がわからない掲示板では、このような言葉は
文字通りにとられる場合が多いです
文字通りに受け取ってよっ!
誇張用法、誇張用法!? 偉い人は単なる「それは言い過ぎです」と言う言葉をこういう風に表現するのか、単語帳に書いとこ。
Jackieさん、ちっこい中庭に波風たててくれはって良かったと思います。 昔、うちの猫二匹がご近所の庭に入って大事な松かなんかの幹で爪を研いだと
言う嫌疑がかけられ、罠で捕らえられて保健所に持込まれ、野良猫として処分された事がありますが、それ、思い出すな...
自治会で問題にしたら自治会長が「ちいさい団地でもめ事は起こしたくない」と言い、握りつぶされてしまいました。 その直後、お上から動物虐待に罰金刑が
科されると言う「おふれ」が出ました。 遅過ぎるわ。
何の話をしとったんやろか...
そうそう、大阪人間の話をしたかったんやった。
大阪の商売人が値段の交渉をする時の話。 売り手は「原価がこう、手間賃がこう、経費がこう、為替相場がこう、そやからこれ以上の値引きは殺生でっせ」と
数字やデータを並べて時間をかけて説明しますよね。 大阪人間は、それをタバコなんぞくゆらせながら聞いている振りはしているけど、聞いてない。 で説明
がおわった時に言う決まり文句があるのです。
「そこをなんとか、たのんまっさ」
あかん、と言われても、無理やと言われても、そこを押して行くのが大阪人ですわ。 宣戦布告であります。
【6274】
【タイトル】フレーミング
【 日時 】02/11/11 14:55
【 発言者 】Jackie
Naimaさん 私もフレーミングの意味が??のまま 取決をよみ 推測で 「言いすぎ」のことかと思い使いました。
辞書より
flame
他動詞で
やっつける 批判する 激しく非難する。罵倒する。
「喧嘩を売りにきました」は 罵倒にあたいするんやろか。
これくらいで やっつけられたと おもわはるんやろか。
(大阪弁のつもり)
flaming controversy over 〜
〜をめぐる 白熱の論議
もみつけました。
白熱の論議には Flamingがつきものと言うことではないだろうか。
【6276】
【タイトル】英語教師
【 日時 】02/11/11 15:01
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
私の友達2人が英語の非常勤講師として中学と高校で働いています。 現場の英語教師の実態についてメールをくれていますが、ひどい。 「怒らしても動かん
やろ、おいしい職場やもん」と言うてました。 でも、こういう先生達の方が分かりやすい。 ダメだ、と誰にでもわかる。 「多少難あり」と書いてくれてる
商品と同じ。
「そういう御指摘は真摯に受け止めたいと思います」としおらし気な先生達です。 結局、聞き流すだけ。 暖簾に腕押し、ってこの事か...
もっとがっくりするのは、「腹蔵のない御意見を」と懇親会なんか開いてくれるので、お言葉に甘えたら「潰し」みたいに言う先生達です。 何やそれ、何やそ
れっ! 吉本興業みたいに皆で一斉にズコッ、とずっこけましょうか。 柳瀬氏は違う、とこの際思いたい。
君たちはすでに死んでいる...
Jacckieさんと根石さんの気持ち、ようわかるわ。
【6279】
【タイトル】
【 日時 】02/11/11 22:18
【 発言者 】
しろうとさんたち、あんまり無茶したらあきまへんがな、
2chくらいにしとき
【6280】
【タイトル】ちょっと!
【 日時 】02/11/11 22:49
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
誰がしろうとやの!?
【6281】
【タイトル】投稿者どの
【 日時 】02/11/11 23:33
【 発言者 】
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
大阪弁で投稿したからには私あてのメッセージだと思います。 ハンドルネームを作る余裕もなくピンポンダッシュしただけだと思うので、相手にするのもしゃ
らくさいのですが、反応を見に戻ってこられると思いますので、返事を書きます。
中庭から来たんですか? 中庭の援護をしているつもりなんですか? だとしたら、中庭の品位を貶めただけです。 2chから来たんだったら、2chにじっ
としてなっ!
しろうとが無茶するな、と言う事ですから、あなたは玄人なんですね。 もしあなたがしろうとだったら、そのお言葉、そっくりお返ししますので持ってお帰り
なさい。
英語力:
高校の英語教師の英語力が目標TOEIC730、英語検定準1級との事ですが、これが目標だとすると現在2級や純2級程度、TOEIC
500~600程度の先生もごく普通におられると言う事です。 私の教えて来た中には高校1年生で2級という子供達がゴロゴロおります。 大学受験の英語
を面倒みた生徒の中には入学後すぐ準1級をうかる子もいます。 理系ですよ。 理系の生徒がこうなのに、英語を教えようという大学生達が2級ごときでウロ
ウロしててどうするんですか。 こういう子供はどんどん増えて来ると思いますよ。 そういう子供達を教える立場にある先生達が子供と同等かそれ以下の英語
力でいいわけがありません。 母親の中には、どうかすると先生より英語力も指導力もある人達がいます。 自分で四苦八苦して修得する中から的確な学習法を
つかみ取るわけですから、怠惰な先生達にはわからないんです。 プロとして指導力があれば良いとは言え、家計の足しに英語を教え続けて来たおばはんより英
語力のない中高校の先生でいいのですか? 高校教師が目標にかかげてるスコアなんぞ、当たり前の事でしょうが。 ことさら言う事もないです。 それの目標
をかかげている事自体、恥ずかしいと思わなければならないんです。
指導力:
いろいろな教授法のセミナーやワークショップに参加して来ましたが、中学、高校の先生達が沢山来られていた試しがありません。 どしろうとのおばはんでも
知ってる教材、教授法、アクティビティー、などなどを知らない先生はいっぱいおります。 私の友人には中学高校で英語の非常勤講師をしている人が数人いま
すが、実態はひどいです。 母親として子供の英語の授業を聞いていても、お粗末です。
そこで落ちこぼれてしまった子供達が塾へ行くのです。 英語塾や英会話学校が流行るのは中学から大学に至るまで、学校の英語がだらしないからだ、と言う事
に気付いて下さい。
いい先生は確かにいます。 だからと言ってそれがどうなんですか? 当たり前でしょうが!
横から野次を入れてる場合ではないでしょう。 こっちは真剣なんです。 税金をしこたま使われて、英語の落ちこぼれをボロボロ大量生産されてたまるか、と
言うのです。
もしあなたがJackieさんや根石さんに「しろうとさんたち」と言っているのであれば、大方の玄人さん達は、しろうとさんたち以下です。
【6282】
【タイトル】訂正/補足
【 日時 】02/11/11 23:40
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>私の友人には中学高校で英語の非常勤講師をしている人が数人いますが、実態はひどいです。
非常勤講師より「もの知らず」、英語力がない、と言う事です。 英語の先生達の実態がそれほどひどくはない、沢山いい先生達がいる、と言う人もいるかもし
れないです。 じゃ、誰が英語の落ちこぼれをつくってるんですか。
【6283】
【タイトル】無名の投稿者さん。
【 日時 】02/11/12 0:17
【 発言者 】
はじめまして
>しろうとさんたち、あんまり無茶したらあきまへんがな、
2chくらいにしとき
そういう あなたは くろうとさん つまりは 学校の先生さんということでっしゃろか。
別に 私は むちゃなどしてませんがな。
思ったまでをかいただけや。
それにここ大風呂敷は ふとっぱらの掲示板で
議論が白熱して 喧嘩になることもあるが
雨降って地が固まる という理解もそこから 生まれとる。
もちろん 別の話題で盛り上がることもOKや。
せっかくこちらの掲示板にいらしたのやから
くろうとさんとして 意見を聞かせて欲しい思うわ。
よろしゅう 頼みまっせ。
【6285】
【タイトル】英語教師の力量
【 日時 】02/11/12 2:09
【 発言者 】もっこり
私は中高時代を通じて、ダメ教師やグータラ教師とのみ
なぜかウマが合い、好んで親しんできましたので、
そういう先生たちが淘汰されるとすれば個人的には悲しいのですが、
数年ごとに教師の英語力と指導力を厳密に査定して、
基準に満たない教師にはペナルティを課し、
優秀な教師には相応の報酬を与えるべきなのでしょう。
一度採用試験に合格してしまえば、
不勉強なまま何十年もクビになることがなく、
また、どんなに指導法を磨き優秀な授業を行っても、
昇進や昇給につながらないという制度に問題があると思います。
Naimaさん、
現在の公立校の教員採用試験は極度に難化していますので、
TOEICで730点程度の英語力では、まず合格できないと思います。
【6286】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/11/12 2:44
【 発言者 】Naima
ご無沙汰しています。
個人的にだったらグータラ教師やダメ教師と私だってウマが合うかもしれません。 ウマがあうかもしれない事と、英語教師が教師としてグータラであったりダ
メだったりすると、私は困ってしまいます。 そんな事ことさら言ってもしかたないでしょう。 私のつっかかり様がお見苦しいかったなら、申し訳ありませ
ん。
>TOEICで730点程度の英語力では、まず合格できないと思います。
非常勤講師をしている友人から、35歳くらいより若い世代の先生達は、英語力に関してはよくなってると聞いています。 けれどTOEICのスコアに関して
言えば、英語教師の力量を判定するには不適当だと思います。 730点から口答試験を受ける事ができるはずですが、受験が義務付けられていますか?
TOEICのスコアはあてになりません。 TOEICの読解問題なぞ、読解問題ではありません。 あんなものカタログや広告文などに沢山ふれている人が有
利です。
【6287】
【タイトル】転写(1)
【 日時 】02/11/12 2:46
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ホームページお教えくださいましてありがとうございます。大量に記事がありますので、少しだけ読ませていただきました。また、時間に追われており、失礼
ながら拾い読みになりました。後日、ゆっくりと読ませていただきます。拾い読みの中で、私の関心に触れたものに関して書きますが、よろしくお願いいたしま
す。
「文法獲得と集中的入出力経験(2002/9/23)」という記事の終わりに近い部分から引用させていただきます。
----------------------------------------------------
シャドーイングと音読では、まずはシャドーイングを優先し、音声言語の獲得が安定し、かつ、書記言語の獲得の必要性が生じるにつれ、音読が徐々に導入さ
れるべきだと私は考えます。英語の音声に慣れていない世代には、シャドーイングは音読よりもはるかに難しいように思われるかもしれませんが、シャドーイン
グの「音声入力→音声出力」という過程と、「音読の視覚入力→つづり字の音声変換→音声出力」という過程を比べても、私はシャドーイングの方が音読より
も、(処理スピードが同じなら)本来は簡単な集中的入出力経験ではないかと思っています。
----------------------------------------------------
この記述はあまりにも無限定なものと思われてなりません。
口の動きが日本語という言語によって固まって以後の人と、まだ固まる途中にある人(子供)とでは、生じる困難の度合いがまるで違います。これは、「世
代」の問題ではなく、根本的には日本語で育ったかどうか、どこまで口の動きや思考が日本語が固まっているかの問題です。
柳瀬さんの観点には、多くの日本人は、日本語で口の動きが形成された「後に」英語をやる場合が多いのだという大事なポイントが欠けているのではないで
しょうか。
日本語で口の動きが形成された「後に」英語をやるのであれば、日本語で形成された口の動きを具体的にどうするのかが問題になるはずだという視点が欠けて
いるのです。
また、個が行う練習(私はこれを一人の机上の練習と呼んでいます)と、学校の教室などの場での練習とが区別されていないと思いました。「導入されるべ
き」などという語からは、教室のような場所が想定されていると読めますが、そうなのでしょうか。
シャドウイングは「一人の机上」に向く練習であって、学校の授業で扱うのは難しいだろうと思います。理屈と現場がかけ離れている悪例の好例でしょうか。
「一人の机上」での練習に限って考えても、シャドウイングを行うためには、いわゆる「英語口」というものが形成されていないと無理でしょう。LL設備な
どを整えたうえで、それを学校の教室などに持ち込んでも、多くの生徒は落ちこぼれるだろうと思います。一部の勘のいい生徒はシャドウイングそのものによっ
て、「英語口」を作ることができるかもしれませんが、それはしょせん英語フリークや音楽のセンスのいい人であり、一部の人にすぎません。柳瀬さんの理論は
英語フリーク用なのでしょうか。
音読よりもシャドウイングを優先するなら優先するで、日本語で口の動きが形成された「後の」人間に、どうすればシャドウイングが成立可能になるのか、そ
の過程を明らかにしていただかなくてはなりません。その過程には、「英語口」を作るための知識が不可欠だろうと思うのです。
ご自身のESS出身などという英語フリーク体質を基準にしてはいけません。
【6290】
【タイトル】転写(2)
【 日時 】02/11/12 2:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柳瀬様(2)
>さて発音指導ですが、私自身は日本で育ち、大学の
ESSのドラマ活動で発音やイントネーションを学び
ましたので、例えばaとeの中間音でしたら「「キャベツ」の
「ャ」に近い、ただし/j/の音はいらない。イメージ的
には「ア」の口の縦の開きを保ったまま、「エ」の口の
横の開きをもって発声して・・・」などと指導しています。
/tl/などの連続音は、それ独特の音として指導しています。
これが柳瀬さんの「英語口」を作るための知識の一端だと思いますが、日本語の「キャベツ」の「ャ」の音は、ae
音とはほど遠く、非常に口の開きの小さい音であると思います。「キャベツ」の元になった cabbage には ae
音がありますが、日本語の「キャベツ」にその音が含まれているとは思えません。
>「イメージ的には「ア」の口の縦の開きを保ったまま、「エ」の口の横の開きをもって発声して・・・」などと指導しています。
これもいいかげんな知識で、普通の日本人は「ア」も「エ」もことさらに何かを強調するのでなければ、唇に力をいれないで小さな口の開きで発音していま
す。試しに「亜鉛」と発音してみましたが、「ア」の口の開きも「エ」の口の開きも意識すればわずかに違うのがわかる程度の小さな口の開きであり、日本語で
形成された日本人の口の動きにおける「ア」も「エ」もae
音の説明に使うことができないのは明らかです。日本人は「エ」の音を出すのに、口の両端を強く横に引くようなことはしていません。
私の言い分が間違っているのでなければ、大学の先生も英語の音を日本人の口に実現するための知識を持っていないということになります。だから、日本中が
「調音コーチ」のできない英語の先生だらけになっているのです。チョムスキーだの生成文法だの高級そうなものを引用して、肝心な基本に対してほっかぶりし
ているという私の批判がありますが、それは的を外していないだろうと再度確認しているところです。
ちなみに私は、ae
音に「一瞬般若」というあだ名をつけており、口の両端を意識して一瞬斜め上にひっぱりあげて、般若の顔になってくれと言い、自分でもモデル音を出します
が、そうするとその場ですぐに生徒さんは近似音を作ります。その近似音(「中間音」とも言っています)が確実に出るようになった生徒さんに、口の両端を横
にひっぱるのと、顎を下げるのを同時にやってみて、と指示すると、英語の原音に一挙に近づきます。(「般若の顔」というヒントは、Eliot
さんというハンドルネームで私の掲示板「大風呂敷」に書いてくださった高校の先生からいただきました。この種の一見低級に見える知識を大学教師が馬鹿にし
ているのが大問題です。言語学も音声学も糞もねえ、実際に生徒にちゃんと音を出させてみろよ、と私はいつも思うのです)
私は、シャドウイングに入るためにも前提が必要だと明言する必要があると考えます。私自身は、単に学校や文部省の批判をしているだけではなく、「回転読
み」というものを提示しておりますが、この「回転読み」というようなものの他に、シャドウイング以前の「英語口」の形成に適当なものは見あたらないのでは
ないかとも考えてもいます。「回転読み」は、たった一つの文を対象にした激しい繰り返しです。
「回転読み」への導入には調音のためのコーチがいた方がいい。私の「回転読み」だろうが、國弘さんの「只管朗読」だろうが、学校の先生こそがそれのコー
チができなければいけない人たちだと考えています。國弘さんも私も広くとらえれば音読派ですが、柳瀬さんのシャドウイングだって同じです。調音のできる
コーチが必要です。大学の英語関係者がおさぼりを続けているので、調音のコーチのできる中学・高校の先生が非常に少ないのが現状です。
【6289】
【タイトル】転写(3)
【 日時 】02/11/12 2:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柳瀬様(3)
私の塾に通う中学生の学校の先生が、AETに発音を直されて、I'm sorry.
と言ったそうです。先生は、直されてみたものの自分の口のどこをどうすればいいのかわからなかったそうです。私の塾生は、どうすればいいかわかっていたの
です。I'm sorry.
とか言ってやがんの、というのが私の塾生の言葉でした。この言葉は、不遜な響きはあるものの、全国の英語教員養成課程を間違いなく串刺しにしていると考え
ています。
まともなコーチがいれば、「視覚入力→つづり字の音声変換→音声出力」という過程は、「文字に音をかぶせる → 音読」あるいは、「文字に音をかぶせる
途中での調音 → 音読」が成立します。つまり、まともなコーチさえいれば、「音声入力→音声出力」と、「つづり字の音声変換→音声出力」が同時にやれる
のです。これは、日本語でできた人の口の動きをどうすればいいのかを知らない英語 carrier
(英会話学校教師などの外人)にはできません。日本人の中学・高校の英語の先生が「調音コーチ」ができるなら、これが実現するのです。はらわたが煮えくり
返りますが、ニッポンの現在の学校ではこれが成立していません。大学が、「調音コーチ」の質を備えた教師を作ることをさぼり続けているからです。大学の
(教員の)怠慢のせいです。
わかりにくい言い方かもしれませんが、知識を「動きの中に置いてやる」ということが不可欠だと思うのです。学生に繰り返し一つの文を言わせ、直すべきポ
イントがみつかったら、(例えば)「一瞬般若」のような指示を与え、再び口を動かし続けさせ、「その場で直させる」というような作業が行われないならば、
単に発音知識の提示に過ぎないと思います。(さらに、柳瀬さんの場合はその知識が間違っているのが非常に困ります。)
逆に、知識を「動きの中に置き」、繰り返し言わせ、「その場で直させる」ということがきちんと行われるならば、英語の先生になる人が「調音のコーチ」と
して育つと思うのです。これがこれまでの大学の英語科教員養成課程からすっぽりと欠け落ちていると考えています。
「英語口」が形成される前に日本人が持っているのは、日本語で形成された口の動き、言ってみれば「日本語口」です。柳瀬さんの文は、英語を学習する日本
人がすでに「日本語口」を持っていることを踏まえた論理になっていません。複製音声技術が発達した現在では、音読よりシャドウイングを優先していいという
考えは一見もっともらしく見えますが、いくら音声の複製技術が発達しても、いまだ日本の学校の生徒の口に英語口は実現しておりません。シャドウイングなら
シャドウイングの前提条件が無視されているからです。つまり、「一瞬般若」のような知識や、それを「動きの中に置く」ことが無視されているからです。「中
間音」という概念が無視されていると言っても同じことです。「日本語口」が無視されているのです。英語フリーク体質を基準にするなと私が述べた所以です。
学校の生徒(初心者の段階)では、緩急自在が行える方法の方がよく、もし、文字を介する音読ではなく、直接に複製音声を使うのであれば、「繰り返し聴
き」、「繰り返し言う」(激化すればそのまま「回転読み」です)を交互に行うべきだろうと思います。その場合でもまともなコーチがいるといないでは生徒の
体に実現するものは大違いになります。「英語口」ができていないものにシャドウイングをやらせるのは、英語フリークや一部の勘のいい生徒以外には乱暴な話
だと思われてなりません。しょせん語学の一つにすぎない「英語獲得法」に、フリークども向けの高踏はやめてほしい。諸悪の根元は、「調音コーチ」のできる
教員がいないことにあるのです。大学(教員)のおさぼりにあるのです。
現在の学校がさぼり続けている作業に、「英語口」を作る作業があります。これをちゃんとやっているところはほとんどありません。私が知っているのは、佐
賀県の Eliot
さんのいる学校だけです。本当は、学校こそがこれをやらなければならない場であるはずです。そうでなくて、何の英語の授業でしょうか。これまでの大学の教
員養成課程が先生になる予定の人の口に「英語口」を作れないため、先生になった人もどうすれば生徒の口に「英語口」を実現できるのかがわからないままなの
です。何度でも言いますが、これは間違いなく大学(教員)の責任です。
柳瀬さん一人に口を酸っぱくしてもしょうがないのです。総じて、大学の英語関係者は忙しそうにしているだけで、基本がわかっていないという批判は、この
国のあらゆる大学に向けて言いたいのです。いつまでもさぼってんじゃねえ、見ている者は見ているんだと知っていただきたいのです。
【6292】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/11/12 3:12
【 発言者 】Naima
>シャドーイングと音読では、まずはシャドーイングを優先し、音声言語の獲得が安定し、かつ、書記言語の獲得の必要性が生じるにつれ、音読が徐々に
導入されるべきだと私は考えます。
この「文法獲得と集中的入出力経験」という記事の引用ですが、その中でシャドーイングの方法について何か説明されていますか? 沢山の人がシャドーイング
の方法について誤解されている様に思います。 私はシャドーイングする場合は、かならずテープの音声の3語程後を「影」の様について再生するのが正しい方
法だと習いました。 決してスクリプトを読みながらするわけでも、テープの音と同時について読むわけではありません。 しかも一度テープを聞かされてか
ら、その後に再生するので、ものすごい集中力が必要です。 とても中学生や高校生や初級者向きではありません。 それこそ素人がシャドーイングを5分も
10分も続けられるものではありません。
テープをかけてスクリプトを読みながらするpaced
readingと混同されてはいないでしょうね。 いくらなんでもそれはないですよね。 大学の先生やねんから。
私はシャドーイングを初級者や中級者、ましてや中学高校生がまねする事はないと思います。 あれは同時通訳のプロの訓練法です。 シャドーイングをさせた
いのであれば、音読を何度もやってからするのがいいと思います。
【6293】
【タイトル】シャドーイング
【 日時 】02/11/12 3:21
【 発言者 】Naima
まして、個々の発音が出来ず、連結して融合してしまう音も聞きとれない初級者がシャドーイングするのは無理だと思います。 それに耳をこらしながら必死で
再生する作業が一般の英語学習者に必要不可欠なものだとは、私には思えません。 プロの訓練法を初級者に持込む事など、ないのです。 そのあたりが生徒の
身になっていない、と思います。
【6294】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/11/12 4:23
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私は中高時代を通じて、ダメ教師やグータラ教師とのみ
なぜかウマが合い、好んで親しんできましたので、
そういう先生たちが淘汰されるとすれば個人的には悲しいのですが、
実は私もそうです。優秀な英語教師とはウマが合いませんでした。
私の好きな英語教師は谷崎潤一郎の全集しかもっていなくて、英語関係の本
は一冊も持っていなかったです。でも、この教師は私のことをビビっていて、
それが悲しかったです。
そういう教師が今でもいたら言いたい。
まともな語学論を持て、と。
しょせん語学なんぞ、自分でやるもんだから、自宅で谷崎だけ読んでいても、
教室で、語学の本質を語ってくれるなら、それでいい。
教師とはそういうもんだと思います。
いいんだ、あの先生はあれで、と思えればいい。
そうじゃない人は、ちゃんとコーチができなければ駄目だと思う。
【6295】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/11/12 4:35
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>この「文法獲得と集中的入出力経験」という記事の引用ですが、その中で
シャドーイングの方法について何か説明されていますか?
私は拾い読みしたので、正確に言うことはできないですが、シャドーイン
グの方法については書いてなかったと思います。
やたらにアメリカの学者の英文の引用があり、それが自分の結論と全然結
びつかないじゃないかとは思いました。
特に、チョムスキーの生成文法という考え方の「生成」というものが、語
学における音読にもシャドウイングにも多読にも一切結びつけることができ
ないことに対する無自覚があると思いました。
チョムスキー読みのチョムスキー知らずじゃないか、と思ったのでした。
【6297】
【タイトル】
【 日時 】02/11/12 7:18
【 発言者 】
しろうとの攻撃的なおたくさんたちの集う掲示板はここですか?
【6298】
【タイトル】俺にはこう見える
【 日時 】02/11/12 7:41
【 発言者 】ルサマンチン
ここの掲示板の常連の人たちは、「反権力も権力のうち」を地で行っているように思える。
偉い人(大学教授が偉いのか知らんが)に噛み付いて憂さ晴らししているようにしか見えんのだが。
他人の掲示板で、いきなり「喧嘩を売りに来ました。」などといえば削除されて当然だよな。
それが分からないのは、偉大な教祖様に帰依して普通の感覚を失った証拠だろ。
【6299】
【タイトル】勘違い。
【 日時 】02/11/12 9:22
【 発言者 】Jackie
ルサマンチンさん
おはようございます。
別にかみついてはいないですよ.
真実に 「私はこう思う」といっただけです。
英語教育に たずさわっている方の 考えをききたいからです。
「喧嘩を売りにきました、」とはいきなり 言ったわけではありません。
その前に何回も 議論を持ちかけています。
議論にならない掲示板だから 議論をしたくて書いたのです.
題名につづく投稿内容には
「先生方の意見がききたいです。」と フォローもかきました。
言わせていただくなら
いきなりこちらにいらして
うさばらししているように見えるだの 教祖だの帰依だの
わからない 正確でない比喩をもちだして
煽るルサマンチンさんは どうなんでしょうねえ、
それこそいきなりです。
反論があったら きちんと おっしゃってください。
かいた英語教育 について 異論があったら 聞かせてください。
こちらの過去ログも 参考にしてくださいね。
6000ぐらいありますが 読み応えがありますよ。
【6302】
【タイトル】ルサマンチン様
【 日時 】02/11/12 10:20
【 発言者 】tiny sand[Profile 九州地方に住む50代の女性の方]
Jackieさんは「喧嘩を売りにきました」と、いきなりはおっしゃって
いませんよ。そこまでの経緯は、掲示板をよく読めばおわかりになると
思うのですが。
それに少なくとも、ルサマンチンさんのような、威張ったようなぞんざいな
口の利き方は、皆さんなさっていませんよ。
ルサマンチンさんは普通の感覚を持っているのですか?
とてもそうは思えませんね。普通の感覚を持っている人は、初めての人に
そういう話し方はしませんからね。
掲示板といえども、人と人が出会う場所なんですよ。そのことを忘れないで
下さいね。
もう一度繰り返します。こちらのホームページをよくご覧下さい。
【6303】
【タイトル】ルサンチマンさん
【 日時 】02/11/12 13:49
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
あなたが掲示板へ書くという行為も、自己権力の行使です。
私は、免許にも資格にも頼らず(必要な単位はすべてとりましたが、紙切れに変えるのをさぼりました)、ただ生徒に英語力を実現する腕(大工の腕というよ
うな意味での腕です)だけで30年近く生活してきましたので、自分の自己権力ははっきりと信じております。それ、権力だろうと指さされるなら、その通りだ
けど、それで?と申し上げる他はありません。腐れきった日本の英語教育の現状を切開するのに、書くという自己権力を行使しておりますが、それの何が問題で
しょうか。
私が提示する論点をつかんだ上で反論するのでなく、「反権力も権力のうち」程度の安全な観念を振りかざすことしかできない者の権力はどんなしろものであ
るか。なるほど、ルサンチマンと名乗るだけのことはあるとは思う。
「偉大な教祖様に帰依して普通の感覚を失った」状態は、日本の教師たちのことだ。一枚の教員免許、採用試験という制度以外に、あの人たちが教壇という高
みに立つ行為の根拠が何かありますか。
この人には是非先生をやっていて欲しいと思った人は、これまでの私の人生の中で、ただ一人、この掲示板で出会った Eliot
さんという方だけだった。あんたが教師なんかでなくていいよと思った人間は、掃いて捨てるほどいたのだ。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/ooburosi/series/otomichi.htm
学校を出て、そのまま学校へ入っちゃうんだからな、そりゃなかなか普通の感覚を保つのは難しいわ、とある大工が言っていたが、その通りだと思ったことが
ある。問題がどこにあるかうすうす感じていても、それを言葉にする努力をせず、既成の観念のおくるみにつつまれて保身を続けるのが、既存の権力という「偉
大な教祖」に従順な日本の教師というものである。これは腐臭に鈍感な官僚の感覚と何も変わらないのだ。
この掲示板に書いて下さっている人たちは、じかに娑婆にもまれて、じかに娑婆から評価されて生活してきた人たちが多い。それは、英語教育にからめて言え
ば、生徒に実力が実現しないなら、免許も資格も権力も意味はないとよく知っているということだ。
何が免許か、何が教師か。生徒に力をつけられずに何が専門職か。笑わせるなという感覚こそがまともな感覚である。人はなかなかそれを口にしないが、娑婆
の底流にはそれがきちんと流れている。
【6304】
【タイトル】職人気質
【 日時 】02/11/12 18:45
【 発言者 】Naima
> 学校を出て、そのまま学校へ入っちゃうんだからな、そりゃなかなか普通の感覚を保つのは難しいわ、とある大工が言っていたが
私の実家は職人さんをたくさんかかえていたけれど、職人さんは学歴はないけれど、その言葉は「きれる」 結果がすべての世界だからかもしれない。 いく
ら御託を並べても蘊蓄を垂れても、家が建たなければならない。
栄養士のつくる料理がおうおうにしてまずいのは、数値や栄養価の辻褄あわせだからだ。 栄養学なんぞしらない母のつくる料理がおいしいのは、家族の体調や
好みに合わせて作るからだ。
学校の先生になる前に一般の塾や英会話学校で数年間、教育実習する、と言うのはどうだろう。 業界は過当競争の上、少子化の影響も受けて凌ぎを削ってい
る。 おまけに不景気なので、安くて力のつく所があれば親はさっさと子供を他へ行かせる。
自分の技量のせいで担当のクラスの生徒が減る、親からクレームがつく、外国人講師にレッスン法を指示する、学校で落ちこぼれた子供達を救い上げる、など貴
重な経験が出来る。
【6306】
【タイトル】日本のキャベツ
【 日時 】02/11/12 18:52
【 発言者 】Jackie
>>例えばaとeの中間音でしたら「「キャベツ」の
「ャ」に近い、ただし/j/の音はいらない。イメージ的
には「ア」の口の縦の開きを保ったまま、「エ」の口の
横の開きをもって発声して・・・」などと指導しています。
/tl/などの連続音は、それ独特の音として指導しています。
私は これを 読んだとき 日本の大学の先生もやるじゃんと感心しました。 自分で キャベツ (apple のae)
と発音し 口の形を確かめ この方法をつかわして貰おうと 思いました。
> これが柳瀬さんの「英語口」を作るための知識の一端だと思いますが、日本語の「キャベツ」の「ャ」の音は、ae
音とはほど遠く、非常に口の開きの小さい音であると思います。「キャベツ」の元になった cabbage には ae
音がありますが、日本語の「キャベツ」にその音が含まれているとは思えません
>これもいいかげんな知識で、普通の日本人は「ア」も「エ」もことさらに何かを強調するのでなければ、唇に力をいれないで小さな口の開きで発音していま
す。試しに「亜鉛」と発音してみましたが、「ア」の口の開きも「エ」の口の開きも意識すればわずかに違うのがわかる程度の小さな口の開きであり、日本語で
形成された日本人の口の動きにおける「ア」も「エ」もae 音の説明に使うことができないのは明らかです。
そして 根石さんの説明を読んでうなりました。
私は もう すでに 英語のキャベツの aeの 発音の仕方を知っているので 無意識に 口をaeの発音口にしていたのです。
ためしに 日本語で キャベツというと aeというより cut
の 閉じた ア の口の形と発音に近いのです。
生徒にも知り合いにも 日本語でキャベツと 言ってもらいましたが同じです。
英語発音 初心者の 私には口の形が見えなくなっていたのです。
まあ 目の前の 生徒に こんな形だよと 見せれば 英語風の 口のキャベツのaeで わかっては貰えるとおもいますが。
たとえアナウンサーのような 正しい口の形ができていたとしても
ア から エの口の形に持っていくときの 横のひっぱりが日本語の口の動きにはない。口の開きもたりない。
初心にもどろうと思いました。
勉強になりました。
【6308】
【タイトル】すみません
【 日時 】02/11/12 19:18
【 発言者 】Jackie
Naimaさん Naimaとかいたところで ボタンを押して送信してしまいました。呼び捨てに してしまった。 お許しを。
>大阪弁技能検定1級に認定いたします。
めちゃ嬉しかった。にたにたしながら 眠りにつきました。
ただ 大阪弁には アクセントが あって
こちらのほうは めちゃめちゃや。
大阪の友人には ちゃうちゃうちゃうで。それ と いわれますねん。
大阪弁 ヒアリングマラソン アクセント通信講座 ぼけ突っ込み講座があったら 受講希望です。 よろしゅう。
中庭で 柳瀬さんの コミ二ケーションの話しを読んで
教育 http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/education.html
難しくて よくわからなかったのですが
コミニケーションと いったら 大阪人に勝るものはないやろと 思いました.
けれど 私には 上手く説明できないのです。
大阪人の コミニケーションについて あちらで 書いていただけたらと思います。
よろしく お願いいたします。
【6309】
【タイトル】jargon
【 日時 】02/11/12 20:29
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
Jackieさん
>英語発音 初心者の 私には口の形が見えなくなっていたのです。
私も初心忘れるべからず、と自分に言い聞かせたいと思います。 さっき柳瀬さんのコミュニケーションのページを訪ねてみました。 もし英語初級者が学習法
やコミュニケーションについてアドバイスを得たいと思ってあのページを訪ねると、オタオタしてしまうかもしれないと思います。
例えば、シャドーイングなどのテクニックですが、一般的になって来たと言うものの、どういうものなのか知っている人はまだまだ少ないと思います。 その説
明なしに、いきなりシャドーイングを勧められている事自体、すでに初心者の気持ちを理解していない事になると思いました。
私はこれを読んで、激しく反省した次第です。 最近になって、「どうも小川(本名です)は英語を教えていた事があるらしい」とホームページを見て感づいた
人が2〜3いて、英語の勉強法を聞いて来られたのです。 それで、勉強法についてホームページにちょこっと書く事にしたのですが、(根石さん、Eliot
さん、Jackieさんとの喧々囂々の中から「パクッた」方法もあります。)そこでパターンプラクティスについても書いたのです。
私達、パターンプラクティスなどは普通に言ってますよね。 大風呂敷で英語論をやる時に、いちち解説などしておれないので、それはそれでかまわないと思い
ます。 でも、それがどういう事なのか、わからない人も普通にいます。 それを「単語を入れ替えて練習」するとちゃんと注を入れておくべきだと思いまし
た。 シンタックスなども非常に難しい言葉です。 私は最初「統語法」とか「構文法」とかに書き直したのですが、これでもチンプンカンプンです。 それで
やさしく簡潔な言葉に直そうとしたら、「語順」しか浮かんでこなかったのです。 jargon -
用語/専門語をジーニアスで引くと「しばしばけなして」と注釈があり、古くは「わけのわからない言葉」という意味でつかったともされています。 私達は、
英語をはじめたばかりの生徒や英語をやりなおしたいと思っている人達相手に「jargon」を濫用していないだろうか、といつも気をつけるべきだと思いま
した。 それをやさしい言葉で言うには、その言葉の本当の理解がなくては出来ません。 自分自身の勉強にもなります。
コミュニケーションの基本は、共通に理解できる言語を使う事です。 どうしても専門用語を使う必要がある場合は、さりげなくていねいにわかりやすく説明を
加える事です。
先週の事だったか、「鬼」で根石さんが仲間言葉をつかわない様に言われていました。 私がこちらに来た時、日本人婦人会で皆が「インターコンチで総会よ
ね」と話していて、それが何の事かわからず非常な疎外感を感じた事があります。 手許に案内状が届いて、初めてそれが「インターコンチネンタルホテル」の
事だと知りました。 これも一種の仲間うちの「隠語」あるいは「専門用語」です。 「インターコンチネンタルホテル」と初めて赴任して来た人達に言う時間
がない程忙しい事はないのです。 忙しいのであれば、いっそ「インコチ」とか「イタコ」とか「イコチ」と省略してしまった方が、愛嬌があります。
話がそれましたが、大阪人はその当りのコミュニケーションスキルは抜群です。 「あんたは乞食のお粥か」「どういう事?」「湯ばっかりや」(「ゆ」は大阪
では「ゆう」と発音します。「ゆう」は大阪弁では「言う」の意味です) こんな場合「あんたは有言不実行の人や」などとはいいません。 ん、さらに話がそ
れたな?
【6310】
【タイトル】職人
【 日時 】02/11/12 20:43
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
職人のいいところは、コツを一言でつかませられる能力がある事です。
pは無声音の破裂音、上下唇を閉じあわせその間から強く息を吐くが、決して声帯を震わせない事。
と言う説明より、
「口についたビールの泡、あんたどうやってふきとばす?」「プッ!」「な? それや」
「一瞬般若」などは正しく「職人芸」ですわ。
【6311】
【タイトル】お詫び
【 日時 】02/11/12 21:22
【 発言者 】ルサマンチン
まずは、お詫びとご挨拶をさせてください。
確かに下の私の書き込みは、いただけないものでした、言い訳させともらうと
某巨大匿名掲示板に書き込むような気分で、不用意に書き込んでしまった結果でした。
しかし、こちらのような、個人の方が開設しておられる掲示板での言動としては、
まことに不適切なものでした。不快に思われた方々、申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。
ただし、ここの常連さん方の主張や、中庭での行動を全面的に納得したわけではありません。
遅れてしまいましたが、ご挨拶を。
ルサマンチンと申します。
英語力は、ほとんど中学レベル、英語は好きではありませんが
事情があって英語学習が必要になり、あちこちの英語学習HPなどを参考にしながら
細々と続けているのが現状です。
【6312】
【タイトル】
【 日時 】02/11/12 21:59
【 発言者 】
あんたら、しろうとさんは、よう知らんかもしれんが、
学問の世界では、英語教育なんてないんじゃ
ヤナセさんにかみつくのもええが、かみつくポイントが
ずれとるのがいたい
【6313】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/12 22:39
【 発言者 】もっこり
>学問の世界では、英語教育なんてないんじゃ
曖昧で、何を言いたいのかわからない文ですが、
英語教育(法)を研究対象にしている学問分野は存在します。
【6314】
【タイトル】
【 日時 】02/11/12 23:07
【 発言者 】
分野としてはあるんじゃが、認められておらんのじゃよ
ためしに、その専門家とやらに、研究内容を聞いてみ
研究と呼べる内容じゃないことが分けるけん
【6315】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/12 23:25
【 発言者 】もっこり
もしあなたが英語科教育法の研究者なら、
分野全体の研究水準が低いことはあなた自身の責任でもあるし、
「しろうとさん」に批判されて、「研究と呼べる内容じゃない」
などと言い訳にもならない言い訳をするのはとても恥ずかしい。
もし隣接分野にいる人なら、英語科教育という、
「しろうとさん」ともっとも密接に結びつく重要な領域を、
鬼っ子のまま放置していたことをきちんと認識し、反省すべきだと思う。
どちらにしても、他人事ではありません。
【6316】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/11/12 23:26
【 発言者 】もっこり
>けれどTOEICのスコアに関して言えば、英語教師の力量を判定するには
>不適当だと思います。 730点から口答試験を受ける事ができるはず
>ですが、受験が義務付けられていますか? TOEICのスコアはあてに
>なりません。
NaimaさんのおっしゃるようにTOEICのスコアがあてにならないのなら、
TOEICのスコアを根拠にした教師への以下の批判は、意味を失います。
>高校の英語教師の英語力が目標TOEIC730、英語検定準1級との事ですが、
>これが目標だとすると現在2級や純2級程度、TOEIC 500~600程度の
>先生もごく普通におられると言う事です。
TOEICの点数はその人の英語力の一部を反映しているに過ぎないけれども、
高得点者であれば、英語力全般に秀でている可能性が高い、
という推測は成り立つのではないでしょうか。
ちなみに、文部科学省や教育委員会は
TOEICよりTOEFLや英検を重視しているようで、
福岡県の教員採用試験では、英検1級かTOEFL580点以上であれば、
一次試験のうち英語の科目が免除されるそうです。
【6320】
【タイトル】
【 日時 】02/11/12 23:48
【 発言者 】
わからん、やっちゃな
教科教育なんぞ、研究するわけないやろ
だから、どうせ批判するなら、そんなもん研究しとる気になって
踏ん反りかえっとる大学の「教科教育」のせんせを批判せえって
ゆうとんの
【6321】
【タイトル】投稿者さん
【 日時 】02/11/13 0:16
【 発言者 】
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>だから、どうせ批判するなら、そんなもん研究しとる気になって踏ん反りかえっとる大学の「教科教育」のせんせを批判せえってゆうとんの
広島大学の教科教育の「せんせ」達はふんぞり返っとるのですか? 今、ちょっとサイトをのぞいて来たんですが...
【6323】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/13 0:56
【 発言者 】もっこり
>教科教育なんぞ、研究するわけないやろ
あなたのような、実践に結びついた研究を軽んじる態度が、
諸悪の根元でしょう。
【6324】
【タイトル】無知男
【 日時 】02/11/13 8:10
【 発言者 】ルサマンチン
根石様
>ご尊名を間違えまして失礼致しました。
ルサンチマンが正しかったのですね。間違って覚えていました。
ちなみに正確な意味もわかりません。カッコつけてみただけです。
最初の書き込みは、ココの常連さん方の、柳瀬さんの掲示板の書き込みを見て
古臭い左翼団体の糾弾会のように思えたので、ああなってしまいました。
徒党を組んで、個人を追及しているように見えたのです。
私の大学時代の教授連中を思い出してみても、ひどい連中が多かったのは事実です。
しかし、HPを読んだ限りでは、柳瀬氏はまともな類の人に思えます。
日本の英語教育のひどさを槍玉に挙げるのは良いのですが、そのためにまともな
人にダメージを与えるような行動をとっても、意味がないのではないでしょうか。
あと、これは個人的な体験談に過ぎませんが、私の英語力は、中学レベルですが、
シャドーイングは効果がありました。特に低レベルなりにリスニング力は
向上しました。発音については、効果があったかどうかわかりません。
今は30音トレーニングで、練習中です。
【6325】
【タイトル】独り言
【 日時 】02/11/13 9:06
【 発言者 】Jackie
いきなり「喧嘩を売りに来ました」
いきなりじゃない いきなり 言ってない いきなりなんていってない。
私は無礼者か?
流れを読まずに 決めないでくれ。
タイトルは刺激的だった。それに続いたことばば刺激を和らげるににも
じゅうぶんじゃない人が 大多数だとしたら
議論も会話も コミュニケーションもなりたたないのではないか?
ここは ネット 顔がみえない。 それを承知の上で。
あえていう あれくらいが ダメなんだ。
大風呂敷は 言葉は荒いときもあるが 無法地帯ではない。
たしかに オーナーのルールにしたがうべきだが。
許容。 ふさわしい。 管理の元に コントロール。
きっと 削除モノの投稿になって 議論が進んでいかなくなってはこまるのでここで つぶやきます。 あくまで つぶやきです。
これ以上 むこうで これに関する議論を繰り返しても 無駄だ。分かり合えることはないだろう。
大風呂敷 管理者様。
無法者で無礼な私と その発言を 削除せずにいてくださり ありがとう。
でも もし 許容範囲をこえ 発言がここに ふさわしくないと思ったら
削除してください。 あ いきなりは 辞めて。懲りました。
【6327】
【タイトル】そう見えたのですね。
【 日時 】02/11/13 11:23
【 発言者 】Jackie
ルサマンチン様
糾弾などしてはいないし 徒党を組んでもいません。個人を追及しているわけではなく 質問をし 議論をしようとしているだけ。
日本の英語教育のひどいことは 多い。問題を提示して解決していけないかと模索しているが 槍玉にはあげていない。
手をつないで変えていく道を探し求めているが 多くの学校の先生方は 手をつなごうとも 会話をはじめようともしてくれない。
それから柳瀬さんを槍玉には挙げていない。
でも ルサマンチンさんには そう見えたし思えたのですね。
ひとそれぞれ 捕らえ方が あるものですから これが 相手が見えないネットと いうことで 私も気をつけてかかなければと思いました。
でも こうやって 考えを述べ合うことで また 理解も 生まれる これもネットでの コミュニケーションといえると思います。
ここで 考えをいわずに いたら コミュニケーションははじまらない。
>そのためにまともな人にダメージを与えるような行動をとっても、意味がないのではないでしょうか。
どんなダメージを 彼にあたえましたか? これぐらいで ダメージをうけるのでしょうか?
だとしたら とても やわです。
はじめ 議論がはじまらず 受け流しでした。 謙虚にうけとめてはくださったのですが。 指摘をありがとう。とおっしゃってはくださったのですが。
でも 今 向こうで議論が始まろうとしています。
私は 柳瀬さんは 研究熱心なかただと尊敬しています。
いろんなワークショップに参加され 本もたくさん読んで 論文にまとめて
大学で教鞭をとる。知識も豊富。
でも だからこそ 彼には 変える力があるはず思うのです。
>英会話学校に入学してくる 大学生や 社会人
そこそこの大学にいて 受験をくぐりぬけていても
7段階レベルの 下から2ぐらいから はじめなければならない人が 大多数。 内容的には中学一年後半から二年レベル。一般動詞の質問から練習。
過去 未来 現在形が ごっちゃになっている。S なんてもちろんつけ忘れている。中学一年から二年の英語の教科書を 日本語から英語に訳すのもふうふ
う。
中学高校の850時間 +受験の英語 塾や自宅学習ふくめ1500時間。
そして大学教養過程での英語の時間。
かなりの時間をついやしているのに なんじゃこりゃ。
その費やした時間を 理科の実験についやしてたら 楽しくためになったかな。ノーベル賞続出か?
絵手紙も上手くなっただろう。 卓球もリレーが楽しめるぐらいになっただろう。 バスケで シュートがきまるようになっただろう。
もっといろんなことに チャレンジできて
人生豊かになっただろう。
貴重な1500時間だぞ。
こんな現実に目をそむけてはいけない。
生徒に膨大な無駄をさせないためにも。
英語力は、ほとんど中学レベル、英語は好きではありませんが
事情があって英語学習が必要になり、あちこちの英語学習HPなどを参考にしながら
細々と続けているのが現状です。
【6328】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/11/13 11:48
【 発言者 】Jackie
>私は中高時代を通じて、ダメ教師やグータラ教師とのみ
なぜかウマが合い、好んで親しんできましたので、
そういう先生たちが淘汰されるとすれば個人的には悲しいのですが
もっこりさん いい先生だったんですね。
生徒に親しまれる先生は ダメ教師ではないと思います。
生徒に優しいからって 親しまれるわけじゃない。
厳しいからといってきらわれるわけではない。
毎週厳しく単語をテストし
「君達のような 態度じゃだめだ」といってた先生が 好かれたりもします。
生徒と友達感覚で つきあったからといい 好かれるわけではありません。
けっこう 生徒は シビアな目をもってますよね。
でもやはり
英語教師としての最低限の英語力 指導力 生徒にやる気を起こさせる力は
やはり 備えていてほしい。いや そうでなくて 教師?
【6330】
【タイトル】Jackie さん、Naima さん、皆さん
【 日時 】02/11/13 12:46
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
この掲示板は、過去ログを残すことを前提にしています。
柳瀬さんの「中庭」はどうなのか、今のところ知りません。
皆さんが、「中庭」に書かれた場合、その記事を「大風呂敷」に転写してお
いていただくことは構いませんので、ご利用下さい。
ここの記事量が増えることは遠慮しないでください。村田君という優秀な過
去ログ係も完備している掲示板ですので、OKです。
もちろん書かれたご本人の記事だけにして下さい。
ご本人の記事の転写だけでも、どんな流れの議論が「中庭」で展開されつつ
あるかを推測することはできるだろうと思います。そうすれば、読者の皆さ
んの相互乗り入れが可能になるので、URLも併記していただけたらと思い
ます。私もつい忘れますが、「転写の場合は、元の場所のURLを併記」と
いうことでお願いしたいと思います。同じURLが何度も書かれることはま
るで構いません。その方が初めて読みに来られた人には便利です。
「大風呂敷」とつきあうことで考えたことは、「大風呂敷」の過去ログに残
りますが、他の掲示板で考えたことは残るかどうかわかりません。
自分の考えたことを残し、自分を鍛えていくためにも、私自身はどんな失
敗をした場合でも必ずそれを残していこうと心を決めています。酔っ払って
書くのはまずいのですが、酔っぱらいの失敗も公開する覚悟でやっておりま
す。
また、議論を深めていくためには、過去ログからの引用も大いにしていた
だいて結構です。この場合は、過去ログにつけられた番号を併記してくださ
い。どんな議論の流れの中からの引用からか、読者の皆さんが調べることが
容易になります。
また、ここに書かれる方々に対する希望としては、著作権を放棄していた
だくということがあります。他の掲示板への転写引用を可能なものとしたい
のです。不本意な形での引用が行われる場合も考えられますが、「大風呂敷」
の過去ログがある限り、引用者の意図と照らし合わせることは可能となりま
す。(村田君、責任重大になってきました。と、ビビらせる)
【6332】
【タイトル】ルサンチマンさん
【 日時 】02/11/13 13:10
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>私の英語力は、中学レベルですが、シャドーイングは効果がありました。
シャドーイングはどんな風になさいましたか? 教材のスピードなどもわかれば参考になります。 テキストを見ず、テープを一度か二度聞いただけで、数語
遅れで音声を再生するにはものすごい集中力が必要でしたでしょう? 毎回、どれくらいの時間をシャドーイングに費やされていましたか? 音声教材がかな
りゆっくりであれば、20〜30分出来ない事はないように思うのですが、教材は何を使われましたか?
【6333】
【タイトル】ルサンチマンさん
【 日時 】02/11/13 13:44
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
私は今、大風呂敷の常連みたいなデカイ顔をして場所をとっていますが、実は今年の春あたりまで、この掲示板に手を変え品を変え、時にはハンドルネームも変
えて、批判、糾弾、罵詈雑言(?)お説教、おちゃらかし を繰り返していたんですよ。 (^^;
けれどいつでも直球が返って来るのです。 小馬鹿にされたり疎まれたりした事は一度もなく、どなたもまともに真摯に受け止めてくれはりました。 で、直
接、素読舎へ伺って根石さんにお話を伺う事になり、素読舎のレッスン風景を見せて頂いて、自分でもやってみようと思った次第です。 今は夫の転勤先にいる
ので電話レッスンを受講する事が叶わず、回転読みと称される激しい音読もドイツ語でやる羽目になっています。
ここの常連さん達は、非常に懐の深い人達です。 一生懸命でもあります。 柳瀬さんもそういう方だと判断したからこそ、懐に飛び込んだと言う事なのです。
最初Jackieさんや私、根石さんも「いきなり」徒党を組んで乗込んだわけではありません。 ましてJackieさんは柳瀬さんを高く評価されている
ので、いきなり暴言を吐くなどなさるわけがありません。
柳瀬さんは、多分お忙しかったのかもしれませんし、お立場もおありだったのかもしれませんが、こちらの質問に対して直球では答えて下さいませんでした。
今は、しろうとさんもくろうとさんも率直に「腹を割った」議論をしないと、学校の英語教育はにっちもさっちも行かない状況にあります。
英語塾で発音と綴りの関係を指導する方法であるフォニックスを使って生徒に正しい発音を教えても、学校で綴りを教える際に「picture
はピクツレと覚えとき」と言われたとか(20代後半の先生ですから、英語力はおありだと思います)、高校生は夏休みの宿題としてドリルを一杯渡されるのに
答えあわせはしないで、やりっぱなしだとか。(それをケアするのは私の様なしろうとさんの塾講師なのです。 かの女は名のある私立の英語科の生徒です。)
柳瀬さんの様な心ある先生が動いて下されば、無名のどしろうとさん達の言う事よりは「権威」という葵の御紋がついているので、皆さん耳を傾けられるでしょ
うし。
いずれにしろ、少なくとも根石さんは20年以上、葵の御紋をつけた方達に直訴されて来たんだと思います。 でも微動だにしなかった。 私達がうしろから一
緒にウンショ、ウンショと押している最中なんですけど、まだ動かない。 いや、ちょっとは動きかけてるのかな?
【6334】
【タイトル】シャドーイング
【 日時 】02/11/13 14:15
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
柳瀬さんのご説明では、数語おくれの音声の再生をシャドーイングではないとの事でした。同時に再生する方法なのだそうです。 これを奨励されている同時通
訳者の本がアルクから出版されている様なので、帰国したら早速購入してみます。
もし、ルサンチマンさんのシャドーイングが、音声をテープと同時に再生し、しかも文字教材を読みながらするメソッドであれは、これはpaced
readingと呼ぶのが正しい様に思います。 また、1センテンスあるいは1フレーズづつをまず聞いてから再生する方法は、reproduction
と呼びます。 (reproductionについては、私の知識もあやふやなのですが、日本語にして再生するのと、英語のまま再生するのとふた通りある、
と言う人もおり、この2つに別の名前がついているのか、それもあやふやです。 知っておられる方がいれば教えて下さい)
テープと同時に再生するのはヘッドフォンをつける等の工夫をしないと、テープの音声が自分の声でかき消されてしまいます。 数語遅れだとそういう事は起こ
りにくいのに、「シャドーイングをすると元の音が聞こえにくい」というコメントを過去に読んだり聞いたりした事があり、怪訝に思っていましたが、これで納
得行きました。
自分でテープ教材を作り直す手間が大変ですが、意味の切れ目ごとにポーズを入れて録音し直すと初心者の方にも再生しやすいと思います。 これを英語で言っ
てみるなり、翻訳してみるなり、ディクテーションしてみるなり、いろいろ利用範囲が広がって来ます。 頭から読み下す為の訓練にもなります。
【6336】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 19:19
【 発言者 】
だから、研究内容を見てみいって、ゆうとるやろ
研究なんて呼べるしろもんやないやろ
ちょっと、相手してもらったら、これや
ほんとおめでたいことで
さいなら
【6337】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 19:36
【 発言者 】
おい、ないまさん、
あんたどうして、柳瀬さんが心ある人なんて、断言できるんや
どして、柳瀬さんに葵がついとんの?
だから、「どしろうと」って言われるんよ
【6338】
【タイトル】投稿者さん
【 日時 】02/11/13 19:48
【 発言者 】
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
ますますいよいよあなたが柳瀬さんの身近にいる人だと言う気がして来ました。 それが私の推測が誤解であれなんであれ、あなたの投稿が柳瀬さんを貶めてい
る事にもなりかねません。 もし柳瀬さんをよく御存じであれば、ちゃんと説明して下さるべきでしょう。 「おい」などと言う物言いをされる筋合いはありま
せん。 柳瀬さんのまわし者だと思われてもいいんですか。 柳瀬さんに対して面目ないでしょう。 以後、無視。
【6339】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 19:55
【 発言者 】
ほんとに、自分勝手なおばはんやな
自分が一番のガンということに、はよ気づけや
【6340】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 19:57
【 発言者 】
「貶めてる」って、あかんもんはあかんってゆうとるだけやろ
その理由は、研究内容をみてみいっちゅとるやろ
【6341】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 20:07
【 発言者 】
もうちょっと勉強してからもの言ってね、塾のせんせ
【6342】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 20:44
【 発言者 】
今週の金土日、青山学院に行ってみい、英語の専門家が
あつまっとるさかいに
ちなみに、英語教育の者など誰もこんとは思うが
【6343】
【タイトル】行けるものなら行くよ
【 日時 】02/11/13 20:49
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
ハンブルクに住んでるので私は行けません。 ごめんね。
【6344】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/13 20:57
【 発言者 】(不明)
おばはんは、ハンブルクでドイツ語の勉強でもしとりゃええの
あんたは行かんでもええんよ
ついでに、×××でもええから
さあ、×××は?
【6345】
【タイトル】おばはんの本音
【 日時 】02/11/13 21:05
【 発言者 】
>ま、こいつの言う事が正しいのかも知れん、と思えて来ましたわ。 あれ>くらい執拗ないやがらせが来るには、それなりの腹立ちや苛立ちがあるん>で
しょ。 私のお調子者加減が招いた事です。 身から出た錆、か
【6347】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/13 21:13
【 発言者 】もっこり
あなたは何のために研究しているのですか?
「しろうとさん」に卑怯な茶々を入れるためですか?
それは宝の持ち腐れというものです。
斜に構えて偽悪ぶるのは、鬱屈したものを抱えているからですか?
有益な議論をする気が少しでもあるのなら、
まずはハンドル名でもつけてくださいな。
【6349】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 21:22
【 発言者 】
有益な議論などする気は毛頭ありまへん
ただ、がんばっておられるプロの方々への失礼な物言いに
がまんならんかっただけですが、なにか?
【6353】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/13 21:26
【 発言者 】(不明)
自分たちは好き放題だが、人に言われると「不愉快」だとは、
笑止千万
英語教育の専門家たちとやらの研究内容を吟味してみようと
言ってるだけだと思いますが
【6354】
【タイトル】不愉快な理由
【 日時 】02/11/13 21:33
【 発言者 】Eliot
私は今回の柳瀬さんの「中庭」事件には一切関わっていません。
だから、あなたの
>自分たちは好き放題だが、人に言われると「不愉快」だとは、
>笑止千万
という書き込みは間違っています。
私が不愉快に感じるのはあなたの言葉遣いとただ単に人の発言を
揶揄しているだけのような投稿内容です。
【6356】
【タイトル】
【 日時 】02/11/13 21:39
【 発言者 】
それは、それは、失礼いたしました
それだけ言う以上、自分たちの発言内容にも責任をもってくださいね
【6357】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/13 21:43
【 発言者 】もっこり
>ただ、がんばっておられるプロの方々への失礼な物言いに
>がまんならんかっただけですが、なにか?
それは杞憂というものです。
プロは結果がすべてなのですから、
「がんばっているのに失礼」などという情緒的な理由で、
批判を封じるべきではありません。
真の専門家なら、そのような些末なことは気にならないはずです。
【6358】
【タイトル】名なしの投稿氏へ
【 日時 】02/11/13 21:45
【 発言者 】Eliot
あなたはこう書いたでしょう。
>ただ、がんばっておられるプロの方々への失礼な物言いに
>がまんならんかっただけですが、なにか?
他人が失礼な物言いをするのは許せないが、自分は無礼の
したい放題というのはおかしいでしょう。
【6363】
【タイトル】ほっ!
【 日時 】02/11/13 22:12
【 発言者 】Jackie
Eliotさん 浜谷さん
お久しぶりです。
あー お二人の声がきけて 安心。
どうやら 私にレッドカードはでていないみたいで ほっ。
Eliotさんの発音講座の続き とても楽しみにしているので
手があいたときに 書いてください。
お願いします。
浜谷さん
>私は欠陥の多い学校英語教育を受けてきて、やり直そうとしている人達を、近所で主宰する「英会話サークル」などを通じて支援していくことに意を注ぎたい
と思っている者です。
私も 高校生 大学生 社会人の「英会話」をやろうと思っている人を相手に商売をしてきました。
学校教育がじゅうぶんでないからこそ 塾や英会話教室が成り立つともいえるわけで
「英語教育が皆Eliotさんの授業みたいになったら 英語教室やっていけないやん」 なんで 自分で自分の首をしめるような
マネをしているのだろう? このままでいいやん。
学校の先生も 大学の先生も 予備校も 塾も 英会話学校も うるおうのやから。 けったいなこと やめときー と 心の声もします。
でも 英会話学校で 大金を無駄にしていく生徒
そしてその前に学校で膨大な時間を英語についやしながらも なにもモノにできないことが とてももったいないなー と思うのです。
浜谷さんのHPを拝読してますし また 浜谷さんの英会話サークルが広がっていくことも望んでいます。 ただ ボランティアじゃなくて
きちんと お金はもらうべきだとも思います。
私も無料のセミナーやったことありますが とっても疲れました。
やはり 労働にみあう お金をもらったほうが いいです。
【6364】
【タイトル】投稿者さん
【 日時 】02/11/13 22:47
【 発言者 】
こんばんわ。
大阪弁 好きなんです。
それこそ コミュニケーションの極意がいっぱいつまっていて。
けど 投稿者さんの 大阪弁の使い方は あまり 好かん。
私は しとうない。
大阪弁を 貶めないでください。
ななし投稿者さんは くろうとさん 英語の専門家なのですか?
なぜ 英語教科教育は
研究と呼べる内容ではないのでしょうか?
とても 大事なことだと思います。
中学生 高校生の 英語の先生を 作り出すのはここなのですから
>あなたのような、実践に結びついた研究を軽んじる態度が、
諸悪の根元でしょう。
私も もっこりさんと 思いを同じくします。
>今週の金土日、青山学院に行ってみい、英語の専門家が
あつまっとるさかいに
ちなみに、英語教育の者など誰もこんとは思うが
今度の 英語学会に出席されるのですね。
検索し プログラムを読みました.
英語を研究されている先生方がいっぱいいらっしゃるのですね。
大学教授の名前が並んでいます。
学会だから 英語研究としては意義があるのでしょう。
この先生方は 大学で英語をおしえていらっしゃるわけですが
使える英語にも コミュニケーションにも 英語の血肉化にも
程遠い。
英語の専門家であって 英語教育の専門家ではない。
だから中学生 高校生の英語教育のことなど関係はない?
そうだとしたら閉じられている。
英語って 何なのですか?何のための英語なのですか?
【6365】
【タイトル】誤解男
【 日時 】02/11/13 23:18
【 発言者 】ルサマンチン
議論の流れを考慮に入れず、誤解を元にした書き込みをしたようです。
ただ、ある掲示板に、他の掲示板の常連さん方が、批判的な内容の書き込みを
続けて行えば、それまでの経過や、書き込みの内容にかかわらず、誤解が生じる
場合もあると思います。特に、価値観や目的を共有していない第三者から見れば、
なおさらです。
ここの皆さんが真剣であることは、良く分かりました。
特に、Jackie さんには余計な気苦労をさせたようです。
申し訳ありませんでした。
【6366】
【タイトル】大阪弁
【 日時 】02/11/14 0:21
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
どうも私の出過ぎで皆さんに御迷惑おかけしました。 今後は少し投稿を控えさせて頂きます。 投稿者さんの激高ぶりを見ていて、もうすこしあちらの立場も
じっくり見てみようと思います。 ただ、投稿者さんの投稿にまいったわけではありません。 私が皆さんと違ってしろうとである事に違いはありません。
大阪弁についてですが、投稿者さんの様な言い方は、普通の堅気な大阪人は致しません。 あれはチンピラの言草ですので。 しかし大阪人間は冷めた人間を
嫌います。 ああいう風に突っかかって来られるのは、一生懸命な証拠だと見ました。 鬼にも書きましたが、投稿者さん、ありがとうね。 おばはん、精進し
ますので、あなたも頑張って下さい。
では
【6367】
【タイトル】
【 日時 】02/11/14 0:24
【 発言者 】
>あなたのような、実践に結びついた研究を軽んじる態度が、
諸悪の根元でしょう。
研究になっているかどうか、自分の目で見てごらんなさい。
>この先生方は 大学で英語をおしえていらっしゃるわけですが
使える英語にも コミュニケーションにも 英語の血肉化にも
程遠い。
これらの先生方が、どんな指導をしているか知った上での発言ですね?
【6368】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/14 0:40
【 発言者 】もっこり
大阪弁もどきは止めたのですね。
>研究になっているかどうか、自分の目で見てごらんなさい。
研究になっていない、と最初に主張されたのはあなたです。
ですから、その証明をあなたがするべきなのです。
【6370】
【タイトル】「中庭」から転写
【 日時 】02/11/14 1:37
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
通りすがりのもの様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月14日(木)01時34分18秒
了解です。
私は、いきなりの削除が、納得できなかっただけです。
Jackie さんの文の調子をお読みになればおわかりいただけると思いますが、Jackie さんは無邪気な方で
す。無邪気というものが、社会では邪気と受け取られることがある事例だったと思っています。
あくまでもたとえ話ですが、入学したばかりの小学校1年生が、職員室の入り口で、「喧嘩売りにきまし
たあ」って言ったとして、いきなり入り口の戸をその子の前で音立てて閉じるべきなのかどうか。「お前な
んかあったのか」とか「なんだよ、いきなり」とか、「おまえなあ」とか、なんか言葉があってしかるべき
だろうと思うのです。
もちろん、Jackie さんは現実の小学校1年生ではありませんから、これはたとえ話です。しかし、
Jackie さんの無邪気さは私には信じられます。毒々しい私などとは正反対の方です。
【6371】
【タイトル】Jackieさんの投稿に触発され
【 日時 】02/11/14 1:39
【 発言者 】村田
【 リンク 】http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
Jackieさんの投稿より引用
> 「英語教育が皆Eliotさんの授業みたいになったら 英語教室やっていけないやん」 なんで 自分で自分の首をしめるような
> マネをしているのだろう? このままでいいやん。
> 学校の先生も 大学の先生も 予備校も 塾も 英会話学校も うるおうのやから。 けったいなこと やめときー と 心の声もします。
根石さんと話したり、大風呂敷を見てると、私もJackieさんと同じ
ようなことを思うことがあります。でもJackieさんと同じように、
それは違うよな、と思う私もいます。
特に中学〜高校の間の英語の力はトレーニングの多寡によるところ
が大きいと思うんですが、「どれだけ練習したか・しなかったか」
という話が「頭がいい・悪い」という話にすりかわってしまうとこ
ろが困ったところだと思います。何がそうさせるか、というのは、
期末試験なんかの位置付けとかいろいろあるだろうけれど、とにか
く本人も「俺、頭悪いから」と信じこんじゃう。そこらへんが困った
ことだと思います。
高校の頃、私は英語の成績がよくなかったんで、こういう劣等感もっ
てました。音を作ることが大事だと体感できたのはかなり後になっ
てからです(実は私は学生の頃は素読舎には行ってなかった)。そ
れまでは、ダメ筋のやり方やってたんです。
いまでこそ本屋に行けば「音読」に関する本がたくさんありますが、
私が高校生の頃はそんな本はあんまりなかったし(田舎だったから?)、
教えてくれる人もいなかった。(あ、中学の時の先生で一人、読み
を強調していた先生がいたんだ。でもその先生だけだったなあ。)
義務教育の中学では、英語が好きでも嫌いでも、とにかく英語という
科目をやる。好きな子供はどんどん進んでやっていくことでしょう。
嫌いな子供は、訓練がほとんどない状態で試験を受け、ただ「ああ、
俺は頭が悪いんだ」という劣等感だけ残る。英語と関係ないところで
英語に関しての劣等感が残る。
この倒錯した劣等感は、後から来る子供たちには感じてほしくない、
と思っています。
【6372】
【タイトル】感想。
【 日時 】02/11/14 2:06
【 発言者 】英語嫌い人
投稿者という人。
あらかじめ高みから見下す物言い。人を愚弄する書き込み。
ネット社会は、こういう卑しさを引き出しやすい。いびつな心だと思う。
こんな人物が、コミュニケーションついて物申すのかと思うと笑止千万。
まさに語るに落ちるとは、このことだ。くだらん。
【6373】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/14 3:25
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私も 高校生 大学生 社会人の「英会話」をやろうと思っている人を相手に商売をしてきました。学校教育がじゅうぶんでないからこそ 塾や英会話教室が
成り立つともいえるわけで「英語教育が皆Eliotさんの授業みたいになったら 英語教室やっていけないやん」 なんで 自分で自分の首をしめるようなマ
ネをしているのだろう? このままでいいやん。
いやいや、そうじゃないと思いますよ。
学校教育が全部 Eliot
さんの授業みたいになったら、それこそ語学論の出番なのです。俺、語学好きになって、語学の力はついたけど、語学って何なんだろう、語学って何をやったこ
とになるのだろうという問題意識がちゃんと出発します。
英語をやって英語のスキルを身につけるだけなら、日本でやるんじゃなくてアメリカでやる方がいい。日本で英語をやることの意味は、語学に対して意識的に
なれるということだと考えています。語学論は、磁場を欠いた純粋な語学の場所でないと育ちにくいとも思っています。磁場があったんじゃ語学の孤独が浅いも
のになると言うか・・・。
日本で英語をやるのは絶対に不利だ。その絶対に不利な条件の元にだけ生育するものがあるはずだと思うのです。そうでないなら、みんなアメリカに行って英
語をやれ、と一言言えば済むことです。
話がとっぴょうしもないですが、日本にいて英語をやることには、孤児の気持ちがわかるとか、社会から切り離された人(監獄の住人)の気持ちがわかると
か、文盲の人がどんなにもどかしい思いをしているかがわかるとか、そういうことに通じる何かがあるんじゃないかと思っています。そして、これこそが世界理
解の核にあるべきものだと思います。それは、日本語の磁場におけるごつごつした不器用な英語だけが育てる何かだと思うのです。
だって、本当に英語のスキルだけのことなら、アメリカに行って英語をやるに限るのです。日本にいて、できるかぎりのスキルをねらうことで穫れるごつごつ
したスキルに副産物が生じる。それが、先に言ったような孤独の理解だと考えているのです。ニコニコして仲良しをやるコミュニケーションが流行っています
が、孤独の理解という核を欠いて何のコミュニケーションか、何の世界理解かと思います。アメリカの不遜さをまとったアメリカ帰りの英語なんか糞くらえだと
考えています。そんな英語がぺらぺらとコミュニケーションなどと発音するのを聞くだけで吐き気がする。
本当に英語のスキルが欲しいだけの人は、絶対にアメリカ(英語圏)に行くべきです。ただし、帰ってきてでかいつらだけはするな、日本だけで作ったごつご
つした英語とその孤心に静かに頭をさげていろ、という留保がつきますが・・・。
このあたりについては、私はいまだうまく言葉にできないものがたくさんあります。
遠い未来のヴィジョンを思い描くことは大切だと思いますが、Jackie
さんや私が生きている間に、学校の授業がそのような理想的なものになるとは、私にはとうてい考えられません。日本だけで作ったごつごつした英語に、アメリ
カ帰りの英語が静かに頭をさげて挨拶することも、とうてい考えられません。
とうてい考えられないので、万が一という言葉を使いますが、万が一、塾をやることや現在のような語学論をやることが不要になる時が来たら、私は喜んで塾
も今やっているような語学論もやめます。
語学を行為として考える語学論なんて、まだ日本ではほとんど始まってさえいないのです。塾をやることや語学論をやることが不要になる時とは、塾と学校と
の間に垣根がない時のことでもあると思っています。塾ですぐれた方法を開発した人は、そのまますぐれた学校の先生でもあるはずです。というより、すぐれた
方法がそのまますぐれた方法として勝利できる社会とでも言うべきでしょうか。Eliot さんの音作りも、私の回転読みも、Jackie
さんのパターンプラクティスのドリルも、生徒が適切に選択できる認識を備えた社会(語学論を備えた社会)と言うべきでしょうか。
そこまで進化した社会における語学論は、英語信仰や英語フリークを撃つようなものではなく、ちゃんと語学という行為を語学という行為として扱うことがで
きるものになっているはずです。そうなれば、私が今やっているような攻撃的な語学論は、やめることができるわけです。
しかし、再度現状を見るなら、私が生きている間に攻撃的な語学論をやめる時が来るとはとうてい思えず、やめるときは、老衰によって継続不能になった時く
らいだろうと考えています。
【6375】
【タイトル】「中庭」から(1)
【 日時 】02/11/14 6:16
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柳瀬様(1) 投稿者:根石吉久 投稿日:11月14日(木)06時04分25秒
お返事ありがとうございました。
ae 音に関してのものを読ませていただいて、日本人の「調音コーチ」を作るための客観的な知識となるよ
うなものを共同で蓄積していけたらいいのだがと考えました。「台形」という言い方は非常に面白かったで
す。また、「動きの中に置く」ということは、私の「電話でレッスン」を受けてくださっている方にはすぐ
にわかってもらえる言い方なのですが、教室という空間を前提とされる方にはわかりにくい言い方なのだな
と改めて思いました。これに関しては、必要が生じましたら、再び書いてみたいと思います。
シャドウイングについて書くために私が引用したものは、補足的なものだとのことですが、順序として音
読よりシャドウイングを優先すべきというお考えを読んで、やはり、今でも強く疑問に思っています。いわ
ゆる「英語口」ができていない段階で、シャドウイングをやらせても失敗するんじゃないかという疑問が今
も強くあります。
その根拠は、語学においては、音とイメージは当初まるで別々のものだというところにあります。音とイ
メージの統合が比較的自然に起こるのは、生活過程における使用言語(私は当該磁場の生活言語と言ってい
ます)においてであって、語学における言語(外国語)はまるで違う。外国語では、音とイメージ(意味)
は、最初はばらばらに分離している。(音だけがあって、イメージがないという場合も多い)。かなり意識
的に音とイメージを強引に合体させなければ、音とイメージ(意味)はいつまでたっても分離したままで
す。英語をやり始めたばかりの人が、「りんごは apple 、apple はりんご」とぶつぶつと言い続けたりす
るのは、音と意味(イメージ)が分離している証拠です。音と意味が分離していないのであれば、そんな呪
術めいたつぶやきは必要ないはずです。初心者の段階でシャドウイングをやるなら、果たして学習者はいつ
どこでどのようにばらばらのイメージと音とを合体させればいいのかという疑問が強くあります。
初心者は、最初、日本語の単語でイメージを形成し、イメージを独在させ、イメージに日本語の単語を脱
ぎ捨てさせるのだと思うのです。(これをやらずに、イメージが日本語単語を着衣したままの人が多すぎる
ことはひとまず別問題です。)日本語単語を脱ぎ捨てて、独在するようになったイメージを音と合体させる
場合、あるいは逆に調音が済んだ音とイメージと合体させる場合、語学の主体が自分で時間の流れを緩急さ
せることができるかどうかは大事なポイントだと考えています。
磁場を欠いている場所では、厳密には、英単語からそのイメージの核を最初からつかませるということは
できません。どんなに大量にインプットしても、いくらシャドウイングが上手になっても、それだけで意味
と音が合体することはありません。なんらかの媒介物とそれを脱ぎ捨てる意識の行為とが必要です。初心者
にとっては、それは英和辞典の日本語の訳語から得るイメージと、そのイメージを英文の構造に載せて動か
す意識の行為だと思います。そのことによって、日本語の訳語を脱ぎ捨て、イメージだけを動かして読むこ
とができるようになり、イメージを変容させたり、調整することで、本来の英単語のイメージの核を得るこ
ともできるようになります。
私の生徒さんに、高校の英語の先生が二人おられますが、一人の方は非常に発音が上手で、きわめてなめ
らかに読まれます。この方は、ご自分の英語の問題点をはっきりと自覚しておられ、「音が意味と同時に動
かない」あるいは「意味が音と同時に動かない」という問題意識を持っておられます。英語の音が好きで、
歌や音楽から英語に入られたそうです。シャドウイングをやらせれば非常に高いレベルでやれる方だと思う
のですが、音に意味が伴わないか、同時に動かないとはっきりと言われ、私の生徒さんになってくださいま
した。
この現象の根底に、外国語においては、音と意味は当初まったく分離しているという厳然たる事実がある
と思います。根底的な事実と言ってもいいと思います。
音と意味を同致させる(私の造語です)という行為も、「英語口」の形成と同じく、シャドウイングの前
提条件になると考えますがいかがでしょうか。シャドウイングだけで、音と意味が同致するに至ることはな
いと考えています。
【6376】
【タイトル】「中庭」から(2)
【 日時 】02/11/14 6:17
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柳瀬様(2)
例えば、マンガを読むとか、本を読むという行為では、読んでいる人の主体が、読みの速度を緩急自在にとることができます。映画ではそうはいかない。映画
はあらかじめ決められた展開のスピードに従うしかない。シャドウイングは、この例で言うなら映画だと思います。複製音声のスピードに従うしかない。緩急自
在ができない。
音と意味が分離したままの状態で、緩急自在ができないと、イメージと音とを合体させるのに非常に障碍になるのではないかと思います。スピードという点に
おいて、シャドウイングは学習者を複製音声の奴隷にしてしまう危険が非常に高い。音読を欠いたシャドウイングは、音と意味のばらばら状態を放置してしまう
のではないかという危惧があります。シャドウイングはかなり乱暴なことをやってもいいくらいに基礎ができている人に向いている方法であり、決して初心者に
は向かないのではないでしょうか。
シャドウイングと音読の前後関係を言うなら、音読が優先されるべきだと考えています。國弘さんもシュリーマンも、いくら音声複製技術が発達しても、音読
を先立たせるべきだと言うと思います。緩急自在ができる。立ち止まって考えることができるということが音読の利点です。音読でなら、音が正確に作れて、な
めらかさができてきたら、どんどん自分で速めることもできる。最高速度を出してから、意味を呼び込むために、わざと思い切りゆっくり読むこともできる。
私は、シャドウイングは、音作りができており、イメージを独在させることができ、いわゆる多読ができるようになったレベルを確保してから、やるならやる
べきであり、やらないならやらないでもいいくらいの位置づけをしています。
あるいはまた、シャドウイングを柱に据えた優秀な教材があれば話は別になるのかもしれません。易から難へ、緩から急へ、非常にうまく教材を配列したもの
があり、当該のテキストと別に音と意味を合体させるプログラムがあり、コーチによって「英語口」を作る作業が並行するなら、あるいはうまくいくのかもしれ
ません。そのような教材をご存じでしたら、お教えください。「英語口」を作るコーチは曲がりなりにやれますので、いい教材があれば、少数の弟子にやらせて
みたいとも思います。
お返事はお時間のとれるときで結構ですので、よろしくお願いいたします。
【6379】
【タイトル】ななしのごんべえさん
【 日時 】02/11/14 10:33
【 発言者 】Jackie
>>この先生方は 大学で英語をおしえていらっしゃるわけですが
使える英語にも コミュニケーションにも 英語の血肉化にも
程遠い。
言葉のはしょりがありました。先生方の英語力は相当なものでしょう。私など 到底足元にもおよばない。
研究内容もプログラムをみただけて 高尚すぎてめまいもしてきました。
先の文章の意味は 立派な研究をされている先生方なのに 学生の英語力を
使える英語にも コミュニケーションの手段としてでも
そして 英語の基礎力を血肉化させることにも 成功していない。
ということです。
>これらの先生方が、どんな指導をしているか知った上での発言ですね?
もし これらの先生が 英語教員の養成に成功していれば
その恩恵をうけて 中学高校生の英語能力も かわってきているはずなのです。
でも実態は 前にもあげたとおり
>英会話学校に入学してくる 大学生や 社会人
そこそこの大学にいて 受験をくぐりぬけていても
7段階レベルの 下から2ぐらいから はじめなければならない人が 大多数。 内容的には中学一年後半から二年レベル。一般動詞の質問から練習。
過去 未来 現在形が ごっちゃになっている。S なんてもちろんつけ忘れている。中学一年から二年の英語の教科書を 日本語から英語に訳すのもふうふ
う。
中学高校の850時間 +受験の英語 塾や自宅学習ふくめ1500時間。
そして大学教養課程での英語の時間。
かなりの時間をついやしているのに なんじゃこりゃ。
なのです。
英語の専門家だが 英語教育の専門家ではないから 関係ないとはいえないでしょう?
ななしのごんべえさんはくろうとさんのようなので
英語学会 JALT他 他の学会の位置付けについて
また 英語専門家と英語教育専門についての違いを 説明をしてくださると
ありがたいのですが。
なにせ そちらには 私は とんとしろうとなもので
よろしく お願いします。
【6381】
【タイトル】村田さん
【 日時 】02/11/14 10:55
【 発言者 】Jackie
>義務教育の中学では、英語が好きでも嫌いでも、とにかく英語という
科目をやる。好きな子供はどんどん進んでやっていくことでしょう。
嫌いな子供は、訓練がほとんどない状態で試験を受け、ただ「ああ、
俺は頭が悪いんだ」という劣等感だけ残る。英語と関係ないところで
英語に関しての劣等感が残る。
この倒錯した劣等感は、後から来る子供たちには感じてほしくない、
と思っています。
そうですね。
私も 高校の英語の成績はさんざんで 落ちこぼれていたので
そこのとこの生徒の気持ちは わかりすぎるほどで、、。
でも 英語は 理系にしても文系に進むにしても さけては通れない。
だから高校卒業時に
せめて 中学の範囲の英語を しっかり モノにできていれば
よいのですが 現実は、、、。
大学受験で そうとう難しい長文を読んだりするから 基礎ができているかというと テクニックで よんでいるだけだったりする。
医大生や 英文科の学生が 英会話学校の初級クラスに いたりする。
英検準二級に合格した 私の主婦の生徒さんは
英語を 頭から読み下し理解していく 能力があります。
わしづかみにしていく能力があるのです。まだ 英検ではたかだか準二級なのですが。
英語が 面白い。 もっと読みたい、ききたい 話したいと いうのです。日本語と英語の新聞を比較して読んだら 「日本語も 味があるわねえ。」だそうで
す。
音読や英作 他で 死なない英語を つかみかけているのです。
(辞めちゃったらまだ死んじゃうから 続けてほしいのですが 老人介護があり 現在お休み中。こんなときこそ 本当は 英語の勉強が気分転換になるか
も。)
【6382】
【タイトル】「生成」と「逆成」(1)
【 日時 】02/11/14 16:14
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
私は今深い疑念の中にいる。「中嶋洋一さんのDVD・ビデオ」という柳瀬陽介さんの文章を読んで、磁場を欠いた場所における語学の孤立を身上としている
私の語学の足元がぐらつくような思いを持ったのだ。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/nakashima.html
そして、一夜あけて、今それを再び読んで、今度は深い疑念にとらわれてしまった。
この文によれば、中嶋さんの授業に Eliot
さん的な意味での「音作り」、私が言う意味での「音づくり」のようなものはない。中嶋さん自身のネイティヴ話者との会話風景は点描されていて、これは中嶋
さんが英語磁場での留学経験者、あるいは生活経験者であろうと私に推測させるものだった。しかし、その授業に「音づくり」という要素はない。ビデオを見て
みたいものだと思ったが、5万も6万もするようなものをおいそれと買うわけにはいかない。図書館にでもないものか。
「音づくり」が行われない授業で、生徒は闊達な会話を行っているかのようなのだ。最初の私の疑念は、そこにあった。そして、チョムスキーが「生成文法」
と言うときの、「生成」に合致するかのような動きを中嶋さんの授業の生徒の中に見ているのではないかという私の柳瀬さんに対する疑念があった。論理的に明
言されているのではないが、もしもチョムスキーの「生成」をそこに少しでも二重写しにしているのであれば、それはチョムスキーの「生成」という概念の乱用
であるとしか思われないのだが・・・。
中嶋さんは好日的な性格の人だろうと思わせられるところがある。また、綿密な計画性を持って(ストップウォッチを持つ授業!)、一齣の授業に複数の(多
数の?)練習を有機的に組み合わせている人だというところまではわかる。また、慣れと習熟を、生徒対生徒の一対一の会話練習で使わせようとしているところ
は、既存の授業風景からすればまるで新しいこともわかる。外国語でしゃべってみることの面白さを生徒が感じていて、それが授業の活気になっていることもわ
かる。
それだけでも、これまでの押しつけの英語の授業に慣れてしまった教師には瞠目すべきことだろう。学級崩壊など言われている時代には、生徒が一人残らず生
き生きと授業に参加しているだけで、すごいと声をあげる先生が多数いることだろう。その意味に限定するなら、それはすごい授業だと言えるだろう。学校の
「授業評価基準的」にすごいのだ。
マッピングとかナンバリングというような、私が理解していない方法も記されていたりするし、ビデオの解説という性質の文から、その実際の風景を想像する
しかないという制約の中で、しかし、私の側にはいくつかの推測と疑念が生じてしまっている。
柳瀬さんが、中嶋さんの授業を受けている生徒の中に、チョムスキー的意味での「生成」があるかのように(そうは書かれていないが)、まるで「あるかのよ
うに」、あるいは「あることを祈念するかのように」中嶋さんの授業を最大限の賛辞で飾っているというのが、私のもっとも深い疑念である。
確かに、不思議なことだが、ネイティヴ言語という磁場の磁力を浴びる場にいた幼児が、その磁場で少年になったとき、一度も文法を文法として習ったことが
ないにもかかわらず、話す文に文法が備わっている。しかも、高度に備わっている。わずかな、文法的なずらし(誤用)で、腹をかかえて笑うことができるほど
に、文法は自然化され、完全に身体に内在化されている。この内在化、この文法の備わり方が、「生成」ということだと理解している。
この文法は、自分で備えようとしなくても備わってしまうものだ。磁場の磁力を浴びて、生活に必要なだけ、感情に必要なだけ、言語に交わり言語を使用して
いるだけで、勝手に「生成する」。チョムスキーはこの「生成」を見て、「なぜか」という疑問にとりつかれた男なのだ。
私の理解によれば、この意味での「生成」という語を、語学での語法や文法知識への慣れ、理解の瞬間化ということにあてはめることは、根本的に間違ってい
る。語学では、それは、いかなる意味でも勝手に「生成する」ということはない。あえて強引に「生成」という語を使うなら、それは意識的に「強引に生成させ
る以外にどこにも生じない」ものである。
チョムスキーならば、語学を眺め、「生成」という語に逆立ちさせるだろう。「強成」とか、「逆成」というような語を発明せざるを得ないだろう。
【6383】
【タイトル】「生成」と「逆成」(2)
【 日時 】02/11/14 16:16
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
私が英語がわかってきたとき、文法用語を介在させることなくいくつもの文法事項を理解したことがあった。この語のこの変化がこの語のこの形の変化に結び
ついて、こんな感じのことを言う文になっているのだというような理解の仕方である。確かにそこで文法用語は使わなかったし、文法の説明を読んだわけではな
かったが、そこに文法理解はあったし、文法理解を意味に媒介させることや、媒介物を脱ぎ捨てて、意味的理解を瞬間化させるようなことはあった。この場合の
理解も媒介も、媒介物の脱ぎ捨ても、その瞬間化も、生き物が成長するように成長したり、植物がいつのまにか大きくなっているように自然に大きくなるような
性質のものでは絶対にない。絶えず、強引な練習や強い文法意識を維持した結果として、いつのまにか理解の幅が広くなっているというようなことはあるにせ
よ・・・。そこには、文の構造を見破ろうとする、意識的な語学の意識、文法の意識は強く動いているのだ。文法用語を使わなくても、文法そのものは強く意識
する。そこが、ネイティヴ言語に備わる文法と根底的にまったく違う。ネイティヴ言語に文法が自然に備わるような具合に、文法が備わるなどということは、磁
場を欠いた場所では「絶対にない」と私は今でも強い確信を持っている。語学はどこまでいっても、人工的な意識的な行為なのだ。
活発な会話というが、日本人どうしの中学生の会話の闊達さは、少数のパターンを次々に繰り出す活発さ以外ではないのではないか。限られた範囲を設定し、
それに習熟させ、それを自在に繰り出すことなら、学校の授業という場でもできるだろう。もちろんそれはいいことだ。しかし、その繰り出す速さを自然な英語
力の「生成」と見てしまうなら、それは根本的に転倒した見方でしかないのである。それは、双葉が本葉になるような本質的な成長ではまるでない。成長や生成
ではなく、外在物の内在化、内在化したものの深度を示すにすぎない。自然物では決してない。
現象しているものの活発さではなく、実際に生徒がしゃべっている中身を検証してみて、パターンへの習熟以外のものが現れ、それが放置しても語法的に自己
増殖し発展していくものであるのであれば、中嶋さんは神である。自己増殖や自己発展するものを作りうるのは磁場だけであり、磁場はもしかしたら神でさえ作
れない。人々の日々の暮らしとその持続以外には作り得ないものだ。決して教室などで作れるものではない。作れるとすれば、精巧につくられた疑似物だけであ
る。中嶋さんの教室で、日本語の磁場で育った中学生が、AETとばりばりの議論(フレーミング?)を繰り広げたというのなら、そこに磁場は生じたと言え
る。(Jackie さんの言い方によれば「ちょい磁場」が)。そんなことは起こりっこないのだ。
例えば、一つのパターンの動詞だけをどんどん入れ替えて、パターンを使い倒すほどに使うことはできる。習熟度は高くなる。それが語学というものである。
しかし、この入れ替えに知らない動詞を入れることはできない。いつのまにか覚えて、いつのまにか使えるようになっていたということは磁場を欠いた語学では
起こらない。教室でも起こらない。このことを根底から理解するためには、「磁場」という観点が不可欠なのだが、いまだ「磁場」という観点を共有することの
できる人の数は少ないままだ。
中嶋さんが新しいのは、パターンプラクティスによる習熟を対人化させたというところにあるだろう。一人の具体的な生徒にとって、言葉は擬似的にでも「自
分に直接向けられた」ものになる。自分が具体的な相手に「直接向ける」ものになる。この一点において中嶋さんは新しい。そして、AETを相手に話させるの
でなく、日本人の生徒同士で話させているところは、私の「ごつごつ英語ごっこ」と共通する。これは、「ごっこ」なのだ。
中嶋さんは、教壇式一方通行の授業をぶち破っている。だからといって、生徒の基本的な思考や感覚が日本語でできた日本人のものであることに変わりはな
く、その口から発せられる英語は、授業という仮の場における仮の発言であるという本質は変わらず、生徒の相手の生徒から、英語の磁場の生(なま)の磁力が
発せられるということは金輪際起こることはないのである。
生徒の活発さや授業の活気が、そのまま生徒の英語力の「生成」の活発さを語るわけではない。活気のない授業より、活気のある授業は100倍もましなもの
だが、授業の活気が、英語という言語のシンタックスの生徒への内在化の深度を語るわけでは決してない。
【6384】
【タイトル】「生成」と「逆成」(3)
【 日時 】02/11/14 16:17
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
中嶋さんの授業は、これまでの標準的な授業に比べれば、何倍もましなものであろう。しかし、私は授業の活気が英語力の活気だとは信じることができない。
それは、これまでの日本の英語のていたらくには衝撃を与えるだろう。しかし、英会話学校をやり、自分でも講師をやってきた Jackie
さんのパターンプラクティスを本質的にどの程度乗り越えたものであるのかというような疑いは私に強くある。
英語の磁場は、飛行機に乗って身を移動させれば簡単に手に入るものだが、これは日本の教室でも一人の机上でも手に入れることができないものだという私の
基本的な認識がある。AETがいたところで、生徒の側には、いくつかの挨拶と実質パターンプラクティスの成果の試用があるだけだ。磁場にはそんな試用はな
い。試用があるとすれば、試用という実用がある。磁場にあるものは本質的には、語学ではないのだ。
中嶋さんの授業を、チョムスキー的な意味での「生成」に重ねることは絶対にできないだろう。もしも、中嶋さんが私に授業を見させてくれるようなことがあ
れば、是非見させていただきたいものだとも思う。そんな機会は得られるものかどうかわからないので、ひとまずは図書館ででもビデオを探してみるしかないだ
ろう。
柳瀬さんのビデオの解説だけを読んで、私は私がこれまで考えてきたものをそれに対置することを避けることはできないと思ったのだった。そして疑念を書か
ざるをえなかったのである。柳瀬さんのまったくの手放しの賛辞に対置するものとして的が外れていなければ幸いである。
【6387】
【タイトル】日本で英語をやるということ
【 日時 】02/11/14 16:36
【 発言者 】Jackie
>英語をやって英語のスキルを身につけるだけなら、日本でやるんじゃなくてアメリカでやる方がいい。
はい、磁場でしか身につけられない感覚と経験 生活言語というものもあり
英語の本場にいくことは よいことですね。異文化を体験することもしかり。そのときでも机上の練習を手放さずに。でないと英語そのものの上達は停滞します
ね。
>日本で英語をやることの意味は、語学に対して意識的になれるということだと考えています。語学論は、磁場を欠いた純粋な語学の場所でないと育ちにくいと
も思っています。磁場があったんじゃ語学の孤独が浅いものになると言うか・・・。
日本で英語をやるのは絶対に不利だ。その絶対に不利な条件の元にだけ生育するものがあるはずだと思うのです。そうでないなら、みんなアメリカに行って英
語をやれ、と一言言えば済むことです。
多分 それは 語学をとおして 音読 素読などの練習を通して 内にむかうこと そのことで 外へ開かれていくこと。
日本語のOVシンクタックス(えーと 私は説明下手なので 根石さん シンクタックスの説明をお願いします。はじめてこちらに来る方のために)
と違う英語のSVOシンクタックスを学ぶことで 何かがかわってくるというか
別の視点から 物事を見る世界が開かれると言うか
そういうことですかねえ。言うならば。
閉じる(内に向く)ことによって 開かれるものがある。
【6388】
【タイトル】品位
【 日時 】02/11/14 18:45
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
チョムスキーこそ、アメリカの品位である。
この品位は、「中庭」で要請されている品位などとはまるで違うものだ。
【6389】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/14 19:45
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
長くアメリカに行く人で、語学的には準備がまだ整っていない人がおられま
したら、アメリカから私の「電話でレッスン」を受けるように薦めててくだ
さいませんか。
私はこれは是非やってみたいと思っているものなのです。
【6390】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/14 19:50
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>閉じる(内に向く)ことによって 開かれるものがある。
語学に則せば、シンタックスの内在化があって、言語を外在させられる。
【6391】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/11/14 19:56
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「シンタックス」という語の解説についてですが、これはいまだうまく言え
ないで困っています。語順というようなこととは違うのです。
私はこの語を、文の構造という意味でも、文化構造という意味でも使うこと
があります。「構造」としか言いようがないと思っていますが、日本語の構
造も、構造主義やら建築の構造やら、ぐちゃぐちゃなので、シンタックスと
いう語のまま使用しています。いろんな文脈で読者に読んでいただければ、
わかってもらえるんじゃないかという期待を持って、使っています。
興味を持たれた方がおられましたら、この掲示板の過去ログで「シンタック
ス」で検索していただきたく思います。
【6392】
【タイトル】「中庭」からの転載
【 日時 】02/11/14 20:35
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
とおりすがりの学生様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月14日(木)20時29分48秒
>柳瀬さんが問題にしているのは「出入力」の問題ではないでしょうか?「出入力」の経験値が上がることによってその言語自体の処理スピードが上がるという
ことを言いたかったのではないでしょうか?
ここが、どうも理解できないのです。「出入力」の経験値が上がるということは、どういうことなのでしょうか。
>私の考えでは教える順番で大事そうなものからあげていくと
1.聞いて分かるボキャブラリ
2.聞くことの処理スピード
3.大体の発音(聞いてそのままの発音。rlなどの違いを聞き手に識別して
もらう段階)
4.はなせる、使えるボキャブラリ
5.はなすスピード
6.細かい、正しい発音
どうも隔靴掻痒の感がします。わかったようでわからないのです。
「聞いてわかる」というのは、音と意味が一致する(合致する・同致する)というようなことでしょうか。「処理スピード」というのは、複製音声のスピード
で意味が生じるようようにするということでしょうか。
もし以上の理解でよろしければ、私がこだわっているのは、どうすれば複製音声のスピードで意味が生じるようにすることができるのか。柳瀬さんに、そのプ
ロセスにあるものを言葉にして欲しいということです。
「方略的能力」という言葉は初めて聞く言葉です。お教え下さい。
>以前保護者さんという方が、「正しい発音が出来たら英語が楽しくなるでしょう」というのはある程度聞く話すが出来る子がさらに楽しくなるものと思いま
す。子どもにとっての一番の良い意味でのショック、インパクトというのは自分の英語で「自身」を、ネイティヴにつたえられた瞬間にあると思います。
これはわかります。しかし、初期に音づくりをやってないと、「通じたあ!」と喜んだ直後に、「通じねえ!」となることはありうるでしょう。喜びが自信喪
失になりかねません。それに対しては、「気を強く持て」でしょうか。
>ただ、根石さんがおっしゃる「日本語口からの英語口への変換」が、日本語口に固まった人を対象として考え出されたスキルで、実際それによって成果を上げ
てらっしゃるのでしたら、言語の処理速度を上げる練習をした後での段階として「個別の練習」として行われても私はその時点で十分成果を挙げられると思いま
す。
「処理速度」ということが、少しわかってきました。
ここに書かれた前後関係に関してはその通りです。そうでなければ、私の「電話でレッスン」も成り立つことはないです。いろいろと試行錯誤されて、ある程
度の「処理速度」を得た後の方の「個別の練習」は十分に成果をあげます。
ただ、最初に音づくりをやった方が、圧倒的に有利だとは思うのです。これまでの英語教育にそれが実現していません。これを先駆的に実践した方が、私の掲
示板で Eliot と名乗っておられる方です。これからの英語の授業のあるべき姿を先取りされているのは、例えば中嶋さんに Eliot
さんを対置するなら、中嶋さんではなく、Eliot さんだと私は考えています。
音の質は英語を実際に使う場面だけでなく、初心者から上級者に至るまで、非常に多くの「練習の場面でさえ」必要なものです。音が國弘さんの言葉での「許
容範囲」にないと、後々、あらゆる場面で障碍になると思います。練習でさえ、非常なエネルギーの損失になります。二度手間だからです。私の人生もこの二度
手間でした。私も学校英語の犠牲者だったのです。私は犠牲者のままでいることが承知できなかったわけです。
>ただ、シャドウイングは普通文字情報がシャドウイングの前に入り、回数を重ねることによって暗唱が出来るようになるので、発音の練習の結果が回転読みで
定着し、それが高付加のシャドウイング中に現れるようになると理想的だと思います。二つの練習が生徒の中で一つに融合するのです。
ここにある理解にこそ感謝いたします。
そして、Eliot さんは、ほぼこの理想形を実現された方です。
どうか、以下の記事をお読みください。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/ooburosi/series/otomichi.htm
【6396】
【タイトル】あ、まだあった。
【 日時 】02/11/14 21:04
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
東京のKさんという「電話でレッスン」の生徒さんから、数日前、うれしい
メールが届いた。この方は、初心者である。そして、過去に30万だかの金
を英会話学校にふんだくられている。そして、「電話でレッスン」を始めて
くださり、新鮮な喜びを語ってくださった。私が忘れかけている新鮮な喜び
を読むことこそ、私の喜びだ。
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根石せんせい
あのねっ、自分ではしっかり100回は読んでいるつもりでいたのですが、
思うところあって、数えながら読んだら、何と、50回は読んだ
つもりでいた回数くらいでは、実際は20回くらいでしたぁ。
いやぁ、驚いた。なんてこった!!! と思った。
今の倍以上読まないとあかんと言うことなんかと、しっかりめげてしまいました。
ちょっとこれ以上読む元気がなくなって、だからどこかで
元気出す材料を見つけようと思ったんだと思うのですが、
7、8年前に手にいれて結局途中で放り出した英会話のテープを
引っ張り出して聴きましたら、何と、簡単とは言え、
以前には、たまさかの知ってる単語くらいしか聞き取れなかった
英文が前置詞も何もかも以前よりもはっきりと聴き取れるように
なってましたっ。
相変わらずモリーとサムの英語は聴き取り難いのですが、
さすがに(!)英会話用の英語は聴き取り易いこと!
でも以前だったらホンマに聴き取れなかったのは事実です。
書いてある英文を目で追っていてさえもあの早さには
ついていけなかった訳ですよね。それが、それがそれが、
例えばこれまでだったら、何を言ってるかさえの疑問さえ
沸かなかった最後についてたりする”about it”なんてのが
聴き取れたのでございますっ!
しかも耳で聴いてただけで、聴き取れて、
おおっ、今のはもしかしてっ!? と思って書いてあるのを
確認したら本当についていたのです。
うれしかったです。
であるならば、私は今以上には読み込まないでもいいって
ことでしょうか? はたまた、いやいやもっと読み込めば
もっともっと聴き取りが容易になるということなのでしょうか?
そりゃぁ、後者にきまってるか・・・
昨日振り込みをさせていただきました。
12月はいろいろと立て込んでおりますので、
振り込みを忘れるといけないと思っての二ヶ月分です。
一ヶ月分のお小遣いにしないように注意して下さいねっ。
K
【6397】
【タイトル】ばらしていいものかどうか、
【 日時 】02/11/14 21:13
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
東京・Kさんはイラストレーターです。
先ほど、またメールをいただきました。
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根石せんせい
いつもありがとうございます。
ところで申し訳ないのですが、
この次のレッスン日(18日)ですが、
21:00には家に戻れないことが分かりました。
もし振替日をいただけるのならお願い致したく、
どうぞよろしくお願い致します。
今日は、”一葉、流れに乗る 舟の如く”という
新聞連載のタイトルデザインを和紙の上にしながら
”a Testarossa. Whoa. Ouch. と言い続けましたっ。
それなのに、和紙の上の文字はあくまで和風になるんで、
自分で感心してしまいました。
でも、もしかして、英語の方は
和風になってたかも知れません。
K
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この”一葉、流れに乗る 舟の如く”の文字デザイン(だと思う)を新聞紙上
で見掛けましたら、そのデザインをされた方がKさんです。
何新聞なんだぁ?俺は「毎日」しかとってないけど。
Kさん、ここ見てたら、何か書いてくんない?
【6398】
【タイトル】まだあった。
【 日時 】02/11/14 21:25
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
高校の頃からの友達が、DTPなんとかという試験に合格した。
盆に温泉にひきまわしたりして、試験勉強の邪魔しやがると言っていたのだ
が、受かったとたんに感謝状を送ってきた。昔、いっぱい読め、いっぱい書
けと何かのときに言ったのを覚えていたのだろう。
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Mです
DTPエキスパート合格したとお知らせしましたが、落ちた者に向かって大きな声で
顎の筋肉を使って、手で書いてやった方が良いよと言ってはたと気がつきました。
根石に言われた事をやったんだと。まったく良く考えてみれば根石のお陰です。
女房にはうるさがられましたが、温泉に連れていかれて足を引っ張られたと言うのは
取り消しです。驚いてしまいました。お陰で良い成績で合格でき鼻高々です。
金一封ももらい、おまけにこれから給与に千円の手当てを着けてもらえるとのことで
す。
ありがたい事です。では
【6399】
【タイトル】シャドーイング1
【 日時 】02/11/15 9:45
【 発言者 】Jackie
私も レッスンでシャドーイングを使います.
新しい課に入る時に まず テープを何度かききます。
そしていくつか英文で質問を与え 答えてもらいます。
その後いきなりシャドーイングをします。
とてもじゃないが生徒は ついていけません。 それでいいのです。
現在どのくらい 聞けているか聞けないかを 各自がが認識することが目的だからです。
そして その課に入り 音読 内容理解 口パクよみ テープといっしょに声をだして読む。
Read&Lookup
(教科書本文一行を 一度読んだ後 顔をあげてテキストを得見ずに繰り返してみる。)
を一行につき本文を一度みて 顔をあげて3から5回ほどくりかえします。繰り返しながらイメージをつかみます。
根石さんの技法グラウンドと回転読みには 程遠い回数ですが、、、
(技法グラウンドと 回転読みの 説明は 根石さんにおまかせするとして)
また 本文を質問形にする 日本語から英語に直す
本文の単語を入れ替えていってみる。
学習した文法と構文をつかった英口文(まず口日本語をみてで日本語から英語に直す。)
そののち 英作文(書く)(これは 二回目のレッスンでやります。)
先に口でやるのは 将来の英会話のため。会話は口でやる英作文だからです。
その他もろもろ
あらゆる角度 教科書 サブテキストを しゃぶりつくします。
【6400】
【タイトル】シャドーイング2
【 日時 】02/11/15 9:47
【 発言者 】Jackie
そして シャドーイングをします。
レッスンのはじめにいきなりシャドーイングしたときとくらべ
どのくらい聞き取れるようになったかを 確かめるために シャドーイングします。
音読や 内容理解することで 聞けるようになっていますし ある程度ついていくことは可能です。
この時点で生徒ははじめのときと違いかなり シャドーイングができるようになっています。 (おおつ すごいじゃん できるじゃん と生徒が思います。)
で ついていけなかったところ わかりにくかったところを テキストを開いて確認 音読を繰り返します。また シャドーイング。
最後にイメージ確認
目をとじてテープを聞きながら 場景をイメージします。
ここでは なぜか目を閉じることが必要です。 目をとじないと イメージにもっていないのです。
そしてイメージしながらシャドーイング。
これは なかなか 難しい。
根石さんが言う 音とイメージの一致ということは 簡単にはいかない。
英文をシャドーイングしながら イメージするのは やはり簡単にはいかない。
家で 音読繰り返し テープききながし そして 時に テープをシャドーしてみて
それこそ 復習範囲を手放さなく やってから あるとき
イメージしながら シャドーできるようになる。
あるゆる手をつかって 教科書を 使いこなして やっと 基礎の血肉化が可能になってくる。
【6401】
【タイトル】シャドーイング3
【 日時 】02/11/15 9:50
【 発言者 】Jackie
てなわけで 現在の学校での授業 音読もあまりせず、
やたらと文法用語をつかった説明 ( )の穴をうめる問題、
難しい構文解釈 基礎を無視した英作文(簡単な英作もできないのに テーマにそった英作文をさせる)
では いくら 受験は パスしても
思ったほど 身になっていないのです。
そして 文法訳読とはちがった
いまはやりのコミュニカティブな授業や英語でのみの授業
AETと楽しい会話をやったところで
力はつかないのです。(AETと英語で 話して通じたという喜びは 動機付けにはなりますが その後の自分での練習がともなわない人多し。)
それらの授業では 英語の足腰が育たないからです。
もしも今の学校や 受験塾での英語で 英語の基礎力が身についていたら 医大生や 英文科の学生が
英会話学校の初級クラスにいますが(内容は中学1年後半から2年レベル 授業は英語のみだが)
それよりもっと上のレベルからはじめられるはずなのです。
シャドーイングとは 話しがずれてきちゃいました。
おおまかな レッスンの流れになってしまい 内容がとびとび。
いつものように 誤字脱字もあると思いますが ご勘弁ください。
また アドバイスなど お待ちしています。
【6402】
【タイトル】中庭の扉
【 日時 】02/11/15 9:55
【 発言者 】Jackie
開きそうです。
扉はたたいてみるものだ。
ちょっと過激にknockしたかもしれないが。
柳瀬さんhp
基本方針より引用
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/policy.html
メッセージ:「日本の英語教育は昔から批判されているわりには進歩・変革のペースがのろい」と言われています。私はこういった状況は是正されなければなら
ないと思います。そのための努力の一環としてホームーページ「英語教育の哲学的探究」を個人の資格で運営しています。自ら知り得た知見をできるだけ公開し
批判を仰ぐ一方、様々な立場の方との開かれた討論を促進しています。
【6403】
【タイトル】追加
【 日時 】02/11/15 13:09
【 発言者 】Jackie
クラスのはじめには よくUdaさんの30音をやります。
発音が上手く出来ると 読むのが楽しくなる 英語も聞きやすくなる
英語の理解がしやすくなるから。
時に Jazz chants (small talk オックスフォード出版)や歌も
気分転換にやります。今からの 季節は ワムの ラストクリスマス。
これを似たようなかんじで やったあと 毎回のレッスンで
ラップバージョン レゲエバージョン アカペラバージョンなどいろいろなカバーが出ているので それにあわせて飽きずに楽しくくりかえせます。
十八番にするには ちょっと切ない内容の歌詞ですが。
あくびをして欲しくないので ある程度の エンターテイナーぽさをのこしつつ あきさせないように トレーニングしていきます。
え? もう90分? といって欲しくて。(でへへ)
シャドーイングも その手段の一つで
Naimaさんがおっしゃていたように
プロのほうほうが アマにも適するかというと
私も 疑問に 思います。
【6404】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/11/15 18:08
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>発音が上手く出来ると 読むのが楽しくなる
(「鬼」に書いたのですが、)英語をやっている時にはわからなかったのですが、ドイツ語初級者として回転読みをやっていると 上手に発音出来た時の回転は
とても楽しいのです。
【6407】
【タイトル】「中庭」から転写
【 日時 】02/11/16 4:22
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「調音コーチ」用知識蓄積について 投稿者:根石吉久 投稿日:11月16日(土)04時01分02秒
是非、実現したいものだと考えています。
ただ、これは単に発音の知識を列記しても、その使い方が問題だとずっと考
えてきました。
すでに、簡単なものは私のホームページにあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/gogaku/p10point.htm
これは、母音関係が弱いし、その後思いついた「一瞬般若」というあだ名も
記されていません。
なんとか10という数におさめようとしたのですが、どうも無理らしく、現
在私の手元では、15くらいの数に増えてしまっています。
いずれ、この15も「大風呂敷」か私のホームページに掲載する予定です。
(ホームページ: http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis )
いずれにせよ、これらの知識は、列記しただけだと、「なんだこんなもの」
と思われて終わりです。「動きの中に置く」という使い方をすると、生徒さ
んの音はどんどん変わります。この「動きの中に置く」という方法を、私は
自分でやりながら「技法グラウンド」と名付けております。素読舎でも、私
の「電話でレッスン」でも、これでやっています。実にシンプルなものです
から、種あかしをすると、「何それ?ただそれだけのこと?」と言われてし
まうのがくやしい。
私は、この「技法グラウンド」にたどりつくまでに、地元と地獄のような闘
いをして、ほぼ30年の年月を費やしました。
客観的な知識の蓄積は必要ですが、単に客観的な知識なら、すでに売られて
いる発音の本にも掲載されているわけです。「一瞬般若」にせよ、「診察室
のアーン」にせよ、「ゆでたまご」にせよ、このように名付けた発音要領は、
「動きの中に置く」ということが伴わないと、あまり意味はないと考えてき
ました。このあたりについても、お考えをお聞かせください。
----------------------------------------------------
柳瀬さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月16日(土)03時42分33秒
>ですから「大風呂敷」での議論には私は参加いたしません
(現在、この「中庭」だけででも手一杯です)。
私も、ひとつ何かやれば、ひとつ何かができなくなって、寝不足でもうろ
うとしたりするので事情はよくわかります。「大風呂敷」に書いたのは、あ
くまでも「中庭」の記事が混むことを避けるためですので、ご了解下さい。
しかし、私が書いたものに反論して下さる場合は、「中庭」ででも、「大風
呂敷」ででも結構ですので、大いに繰り広げていただくことを願っておりま
す。
「大風呂敷」は、過去ログを保存することを基本方針としております。も
し、柳瀬さん(お言葉に甘えて、「さん」を使わせていただきます)が、
「中庭」の方で私に反論して下さった場合、私への反論の文に限り、「大風
呂敷」に転写することをご許可いただければ、読者のためにはいいことだと
考えておりますが、この点に関しても、すぐにでなくて結構ですので、お返
事をいただけるとうれしく思います。
「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
【6409】
【タイトル】学恩
【 日時 】02/11/16 4:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
近頃の(実は数年前のだが)、ATOKは「学恩」も一発で表示しやがらね
え。ええと、もう、酔ってるよ。
----------------------------------------------------
「中庭」に「一瞬般若」、「診察室のアーン」、「ゆでたまご」と書いてい
て、これらはすべて Eliot さんに教わったんだと思い、Eliot さんからの
学恩を思いました。私のオリジナルは、「般若」に「一瞬」をつけただけの
ことだし、「診察室のアーン」は、それ以前は「カラスのカー」と言ってい
たのですが、「カー」だと K音の後の ar だけを取り出すのがわかりにくく、
明らかに「診察室のアーン」の方が、「アーン」が母音で始まるので、もの
ごとがはっきりする。「ゆでたまご」に至っては、まあ、これを強く意識し
なくても、通じる音にはなるとは言うものの、Eliot さんから教わって、自
分でやってみたら、はたと膝を打つものがありました。確かにそういう音だ
と思ったのです。
商売上まずいのですが、私は「診察室のアーン」が苦手です。「ゆでたま
ご」も苦手です。「曖昧母音+r」は、「犬が噛みつく前」と名付けたいと
今、酔った頭で思ったのですが、こっちの方が得意です。私は、つまり、明
るい音が苦手なのです。
かと言って、year と ear を対置したとき、year に現れる [j] も苦手
です。これは村田君が得意です。多分、首をしめられることが、私よりも村
田君の方が好きなせいです。困ったやつだ。エロチックな音は片っ端から得
意なんだから!
えっと。なんだっけ。おお、そうだそうだ、学恩のことだ。
Eliot さん、ありがとうございました。
そして、もっと教えて下さい。
【6410】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/16 13:32
【 発言者 】Jackie
中庭から転載
中嶋さんのビデオ (柳瀬さんHPより)
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/nakashima.html
を読んで。(うービデオがみたい。)
中嶋さんの授業1
柳瀬さん 書評 前から 拝見していました。 欲しい本がいっぱいです。
中嶋さん 40人のクラス人数を 盛り上がらせる 腕前は凄い。
次々と繰り広げられる手に まるで マジックか Showをみているようです。
見習いたいことが たくさんあります。
DVDも欲しい。その前に DVDの機械を 買わなくては!
>イチローの打法の真似をしてもよい打者になれないように、バッハの作風の真似をしようとしても駄作しかかけないように、中嶋さんの実践も、外からだけ真
似しても身につかないものといえるでしょう。
そうそう簡単に真似できるものでもないですね。うわっつらだけ真似てもうまくいくものでもない。 しかし 可能なものは パクって もとい
盗んで いや見習って レッスンに活かしたいです。
>生徒からすれば「いつのまにか」授業の本題(環境問題と不定詞)に入ってゆきます。中嶋さんがカナダの新聞の日曜版を取り出し、どうしてこんなに厚い新
聞を出版するんだ、無駄ではないか、とカナダ出身のKoreenさんに問いかけると、彼女は反論してゆく中で「それなら日本の割り箸はどうなんだ。これこ
そ無駄ではないのか」と畳みかけます。やりとりの中で、近所のお好み焼き屋で一日に使われる割り箸の数→砺波市(中学校所在地)での一日の消費量→日本で
の一日の消費量→日本での一年の消費量と、具体的な数字が順追って出され、Koreenさんが自分のカナダの故郷に割り箸工場があって、カナダの木が日本
の割り箸のために伐採されているのだと訴えかけてきます。このあたりの掛け合いはso entertaining and
enlighteningとでも言うべきか、私も見入ってしまい、メモが取れませんでした。このやり取りは自然な即興に見えて、実はKoreenさんとの
徹底した打ち合わせの結果として出てきたものです。そうして生徒が引き込まれたところで"We cut down a lot of trees to
make wooden
chopsticks."と中嶋さんが板書しますと、その英文は自然ですっと心に入ってくると同時に、発話としても必然性が高いので読んではっとさせられ
ます。「今日は不定詞を勉強します」と言って、ばらばらと板書される相互関連のない不定詞の空疎で浮いた例文が提示される授業(私もそのような授業をして
いました!)とは大違いです。
割り箸問題から 環境問題を意識させ 不定詞にもっていく導入は お見事。そして知的ですね。
生徒がAETと中嶋さんのトークを理解できることが すごい。
多分それまでの 訓練で英語の基礎ができているからこそ 可能なのでしょうね.
この導入の仕方は
どちらかというと フォルスビギナー (中学高校などで一度英語を学習したことのある
人達 つまりは 一通り英語を学習してきているが よくわかっていない人 英会話学校に来る高校生以上)向きかなあとも思いました.
True ビギナー(中学生)が
この 英語でのAETとの会話で 話している意味が理解でき
不定詞の導入が理解できるというのが 信じがたい。ありうるのか?
(私が ちょっとかじったフランス語で 同じような授業を理解できるかと考えると 無理だ)
>>環境に関する高度な対話が英語でなされ、それを生徒が理解していっているのを見るとこれが中学二年生の授業とは思えないほどです。
しかし 現実に中嶋さん実際生徒にそれを可能にしている。
すごい。
【6411】
【タイトル】中嶋さんの授業2
【 日時 】02/11/16 13:37
【 発言者 】Jackie
中庭から転載
中嶋さんの授業2 投稿者:Jackie
>(注)このように世界のことについて学び、語り合うという点では、英語教育は国語教育他の教科教育と連携する余地が多くあります。というより、ト
ピックを中心として英語教育、国語教育、社会科教育などが連携するという発想は現在あまりないようにすら思えます。これから「総合的学習の時間」が定着す
るにつれ、学び、語り合い、改めて表現するというプロセスにおいて、日本語と英語の二つをうまく使い分ける教育内容を私たちは作り上げてゆくべきだと私は
考えます。
英語教育を通して 社会問題を考えさせる。
中嶋さんの英語での授業は
まるでアメリカの社会の授業を受けているかのようだ。
英語で環境や 性役割について 問題意識をもたせ 考えさせ議論させる。
わたしには 到底無理だ。そんな 腕も技量も 今はもっていない。
現在の英語の教科書は 本文が減った。
はしょりすぎで つまらなくなっている物語もある(例 根石さんがいっていた 教科書の不思議な国のアリス。)
こんなに 省略したら物語そのものの面白さが伝わらない。読む喜びを生徒は感じることができない。
その反面 社会問題がとりあげられている。
それらと英語をいっしょに教えようとしている。
普通の教師= 生徒に 英語の力も まともにもたすことができていない=のに
(環境 国際交流 障害者 貧困 マザーテレサなどについて考えさせ
ディベートをさせるまでにする技量があるかどうか。
私には その力はない。
第一 普通の中学生も それらの問題に日本語でもあまり考えず
また意見を持っていないのではないか?
私はいまどきの中学生をしらなさすぎだろうか。
中学生のようなtrue ビギナーに 英語の力をつけながら
ディベートや社会問題をも考える力をつける、
両方一度に教えることができるのは
中嶋さんのような 本当の実力が備わっている人だけだろう。
中嶋さんのもつ 知識と技量と英語力と指導力を
願わくば いつかはもちたいものだと思う。
【6412】
【タイトル】不定詞導入 私の場合。
【 日時 】02/11/16 13:39
【 発言者 】Jackie
私は 普段 缶とビンなどの選別はしますが
あまり リサイクル意識が高いとは言えません。
トイレットペーパーも再生紙ではなく
どうしても新しい紙を選んでしまいます。
お店にいけば 割り箸を使います。
(家でとる寿司についてくる 割り箸やコンビにでもらうはものは
使わずに来客用にとっておきます。 セコイ。)
残念ながら 普段環境問題をあまり意識していない私が
授業のときだけ 環境問題家になっても バレバレでしょうね。
そんなわけで 私の不定詞の導入の仕方は 生理的欲求に関しています。
英語で Did you eat lunch? 私は食べていない だから とてもおなかがへっている。
I want to eat カツどん。
そして あなたはどう? 何か飲みたいとか 食べたいとか
何したいとか生徒と会話する。
I'm thirsty. I'm cold などの絵カードや プリントを使いながら
不定詞と その質問形を導入 入れ替え パターンプラクティスなどをしていきます。
これは 多くの先生が 一般によく使う不定詞導入方法の一つだとおもいます。
【6413】
【タイトル】妄想レッスンプラン1
【 日時 】02/11/16 13:53
【 発言者 】Jackie
柳瀬さんの中嶋さんのビデオに関する書評と根石さんの感想を読んで
どうにも 頭の中で妄想がうずまきとまらなく 書きたくなり 投稿が乱発していることを お許しください。
妄想が レッスンプランが続きます.
「私の知的水準で考えてみた。」
中嶋さんの不定詞導入と環境問題をあわせて導入する巧みな技を読み
環境問題と 不定詞の導入
二つをいっぺんに 導入するには どうしたらいいか
わたしなりに 考えてみました.
一応 主に簡単な英語を使う レッスンをプランしてみました。
1 家にある リサイクルしなくてはならないもの
缶やビン 牛乳パック ペットボトル 本 雑誌を厚めて机に並べる。
2 これらを英語でなんというか 生徒に予想 発話させ
英語の名前を確認して 燃えるゴミ(バーナブル)燃えないゴミにわけさせる。何で出来ているのかを言わせる。 Paper =wood tree.
3 トイレットペーパーは何からできている?と 質問する。
英語とアクションを交えて トイレットペーパーがなかったらどうす る?ときく。
生徒「困る!」 (ここで うんちとおしっこは 英語でなんていうか教える。ついでに 便秘や下痢も単語説明(日本語つき)のプリントシート用意)
演技と英語で I want to go to the bathroom.(restroom)
我慢できない I need to go NOW. MayI use the bathroom?
Knock knock! で さりげなく不定詞導入。
私 「トイレットペーパーは 何からできている?」 生徒 「木。」
とまた聞く。
I want to use toilet paper. I need to use toilet
paper to wipe...(特に下痢の時)と不定詞導入 板書 不定詞に ラインをひく。
もしなくなったら? 困る!
だから
We need to stop cutting down the forests.
ともっていき 本文の環境問題と不定詞にはいるかなあ。
【6414】
【タイトル】妄想レッスンプラン2
【 日時 】02/11/16 13:58
【 発言者 】Jackie
続きです。
4 世界地図をみせ どこから木をきってくるのか生徒の今もっている知識でいわせる。
本文にはいる。 環境問題 Rain Forest についての 短いビデオがあればみる。
What is happenning now?
Why?
に なんでもいいから(ブロークン) 英語で答えさせる。
The rain forests are disappearing. Why?
など 本文に関して英語で 質疑。
本文を 頭から 訳していく。 テープをきいたり 音読。
そして 日本文でも意味と文法の説明の書いた プリントを渡し 日本語で軽く文法説明をする。
不定詞基本文の活用(質問 否定形)をいくつかドリル.
宿題はグループ学習。
学校の図書館 市立図書館 などで トイレに関する用語 場面 表現を
調べる。 旅行の英会話の本 ホームステイの本など 色々参照して
そして 映画のスクリプトなどの トイレに関する場面なども書き写してくる。
できれば それで 自分たちで 暗唱が簡単にできるくらいの短いスキットをつくる。 もちろん 丸ごと書き写しでも OK. 次回プリント交換と発表。
これだけじゃなんなので ついでに 環境問題についてもグループで調べる。班ごとに リサイクル 空気汚染 水問題。 森林伐採 などのテーマを選びそれ
に関しての日本語の記事を集める。
英語での単語を調べる。いろんな辞書を提示しておく 使いやすい英日 和英 かんたんな英英 コーパスを使ってよいことにする。
そのキーワードでYahooligans!などで 検索をかけて 面白そうなページをしらべてもってきてもよい。とりあえず 知りたいことはどんな手段を
塚手調べてもよいこととする。
それで 私はどうしたらよいのか We need to I want to などの表現を使って 簡単に 文を書いてくる。短文でかまわない。
次の授業で 発表 復習。
後 生徒が作ったプリントを 配布。
【6415】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/16 14:00
【 発言者 】Jackie
以上 妄想レッスンプランでした。
実際やるとなると 上手くいくかどうかは???
40人の生徒を教えたことはないし。
あくまでの机上プランです。
広がりすぎてしまうので 最低3授業は かかる。
トイレットペーパーから 導入とは あまりに 中学生の知的水準をばかにしてるかな?
といっても教える私の知的水準と問題意識から これで 精一杯。
【6417】
【タイトル】「電話でレッスン」に働いているもの
【 日時 】02/11/18 13:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
Jackie さんが、授業計画を書いてくださいました。これは、机上の計画のよ
うですが、私は自分が今やっているものを書いてみました。これには、授業と
いうものに見られる「計画」というようなものがまるでないということに書き
ながら気づきました。
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----------------------------------------------------
「教える」のではない、「醸す」のだ。
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素読舎は「電話でレッスン」というものを行っています。レッスンとは言うものの、これには「コーチ」がいるだけであり、これまでの学校の授業における
「先生」のようなものは存在しません。
コーチは、レッスンの初期に、主に発音(イントネーション、音の連続の処理、音のぶつかり合いの処理を含む)の問題点を指摘し、その場で直していきま
す。
この時に使用されるのが、「技法グラウンド」です。
コーチは、発音上の知識を「動きの中に置く」ことを絶えず行い、生徒は、知識を「その場で」すぐに身体化します。この全過程で、コーチ側に「今日は何を
教えよう」というようなことはありません。学校の先生なら、「今日は不定詞を教えよう」などと計画するのでしょうが、「電話でレッスン」では、コーチの側
にこのような計画性は一切ありません。
「技法グラウンド」は、そのままそこに使用されるルールの名でもあるのですが、きわめてシンプルなもので、「コーチが一度言った文を、生徒が5回から7回
くらい、多くて10回くらい言い続ける」というだけのルールです。コーチが生徒の音に問題をみつけたら、生徒の動きを止め、知識を置き、自分でも発音し、
再び生徒に繰り返し読ませ、「その場で」知識を身体化します。
「電話でレッスン」にはテストがあります。このテストが果たす役割は実は非常に大きなものです。これによって、「動きを醸す」ということが行われている
のです。
テストそのものも「技法グラウンド」によって行われますが、「復習範囲を手放さない」という原理によって、復習範囲全体を絶えず耕し直します。これに
よって、「動きを醸す」のです。レッスンと次回のレッスンの間(一週間)に生徒さんがやっておいていただくことは、テスト範囲の文をいつも(読みがこなれ
て以後も)、各50回は読んでおいていただくものになります。
しばらくの間は、「動き」が「口の動き」だけでもかまいませんが、「口の動き」に気を取られないだけの安定したものができた頃から、音とイメージ(意
味)の結合のさせ方をコーチします。要は「回転読み」(小学館文庫「英語どんでん返しのやっつけ方」参照ください)のスピードの緩急の作り方であり、「技
法グラウンド」が「回転読み」への導入として位置づけられているからこそ、これが可能になります。
「知識を動きの中に置く」ということは、実は発音知識にとどまりません。あらゆる知識が最終的には「動きの中に」置かれ、「回転読み」という坩堝で煮ら
れます。
「電話でレッスン」は確かにひとまずは英語のレッスンですが、知識は煮てセンスに変えなければ意味がないこと、その過程に何があるかを知っていただくた
めのレッスンでもあるのです。
これまでの学校の授業でも、塾の授業でも、あらゆる授業というものの中では、音と意味を同致させる方法が提示できたことはなかったはずです。これは、
「教える」方法ではなく、「醸す」方法でなければできないことなのです。
これまでは、学習者はやみくもにやり、その中で的はずれでない方法をつかんだ生徒だけが、英語をものにすることができただけです。英語をものにするしな
いは、生徒の側に根本となる理由がありました。先進的な先生というものの授業も、蓋を開けてみれば、たんに「授業評価的に優れている」だけの授業でした。
先生どうしの集団マスターベーションが、研究授業というものでした。
「電話でレッスン」が提示しているモデルはそんなものとは違います。「動きの中に置く」「知識をセンスに変える」「醸す」ことができるモデルとしてすで
に生徒さんから評価をいただいています。とりわけ、実際に英語を使っておられる生徒さん(仕事でしょっちゅう飛行機に乗られる方、外資系企業に勤務の方な
ど)から高く評価していただいているのが、学校の授業とまるで違うところだと自負しています。
(文法知識や意味的理解に媒介させるべき知識は、教材として素読舎が作成し提供します。現在、作業を進行させています。)
【6419】
【タイトル】最低の回数
【 日時 】02/11/18 15:14
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「技法グラウンド」で採用されている「5回から10回」くらいの繰り返し
の回数は、「その場」で知識を「身体化」する場合に最低必要な回数だと考
えています。その場で、知識を「動きとして受肉する」ための回数です。こ
れは、実は学校でもやれます。
【6420】
【タイトル】
【 日時 】02/11/18 18:21
【 発言者 】
根石さんのweb site拝見させていただきました。塾の先生なんですね。
商売上の売り物なのか、どうかわかりませんが、あまり「地元から嫌われる」ような批判は、やはり人間性の一部が欠如しているとしか思えません。
地元から信頼されるようにならなければ、心ある人は相手にしないと思いますが、どうでしょう?
相手をしてくれるヤナセさんはあなたにとって確かにありがたい存在かと思いますが、「大学の先生が相手をしてくれた」くらいでヤナセさんが批判の対象から
外れるのでは、あまりに情けないと思いますが。
【6421】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/18 19:37
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>相手をしてくれるヤナセさんはあなたにとって確かにありがたい存在かと
思いますが、「大学の先生が相手をしてくれた」くらいでヤナセさんが批判
の対象から外れるのでは、あまりに情けないと思いますが。
柳瀬さんには、悪態をつくような文章でなく、今後も批判点は提示する予
定です。
あなたの文章には、なにか卑しいものを感じます。
私が地元と取り結んだ関係は、すぐにほどくことができない種類のもので
あり、「あれは、貧乏人の○○の息子ではないか。あれが、どうして英語な
んぞをいじっているのだ」という故郷の蔑視との対峙だったのです。
私が人間性に欠けたところがあるとして、それでどうだというのですか。
その欠けたところを、あなたが埋めることができるとでもいうのですか。
【6422】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/18 19:41
【 発言者 】(不明)
>私が人間性に欠けたところがあるとして、それでどうだというのですか。
その欠けたところを、あなたが埋めることができるとでもいうのですか。
そんな人間が教育の批判をしているのが片腹いたいということですが
【6423】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/18 21:20
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>そんな人間が教育の批判をしているのが片腹いたいということですが
「教育の批判」? なるほど。あれで、学校は教育をしているつもりなのですか。私は教育などひとまずどうでもいいです。私は生徒に英語の力を実現する力
を問うているのです。この点において、Eliot
さんなどの少数の学校の授業を除いて、私はあらかたの学校の方法を越えたと思っています。教育だのなんだのではない。職人の腕として問題にするなら、現今
の学校の授業が駄目なことを指摘して何が問題ですかね。大学だの塾だの、大学が上で、塾が下だの、思っていたければ思っているがいい。あなたの卑しい考え
とは、そのことを言っています。
「音づくり」ひとつを学校がやれていないことは、柳瀬さんも認めたところです。その根には、大学の教員養成課程が駄目なのだという事実があります。
専門用語を多用する大学の研究が、なるべく人々が生活で使っている言葉でものを言おうとする批評行為より、上だなどとはどう考えても考えることができま
せん。あなたの大学信仰や学問信仰には、何の根拠があるのですか。
なお、つまらない雑魚だと思った時点で、応答を止めますので、ご了承の程。
【6424】
【タイトル】投稿者さん
【 日時 】02/11/18 22:25
【 発言者 】
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>「大学の先生が相手をしてくれた」
「相手をしてくれた」と言う言い方に、「大学の先生が上で塾講師が下だ」とのあなたの本音が現われています。 チンピラ大阪弁、あなたにぴったしだったの
に、やめちゃったんですか?
【6425】
【タイトル】「中庭」からの転載です
【 日時 】02/11/19 1:04
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
----------------------------------------------------
「集中的入出力経験」への追加 投稿者:柳瀬陽介 投稿日:11月18日(月)05時01分22秒
根石さん、
根石さんへのお答えは長くもなりましたし、その答えは
HP本体に残しておこうと思いましたので、
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/inservice.html#021118
に掲載しました。ご指摘ありがとうございました。
また根石さんが下で言及していた
Eliotさんの実践:音作りへの道
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/ooburoshiki/series/otomichi.htm
を読んで、ようやく根石さんがおっしゃりたいことが
わかりかけてきたような気がします。
このページは私のリンクページにも追加させていただきました。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/link.html
また、根石さんの『英語どんでんがえしのやっつけ方』も注文しました。
Eliotさんの授業実践はぜひ拝見させていただきたく思います。
もしEliotさんと連絡が取れることがあれば、柳瀬という人間がそう
お願いしていたとお伝え願えませんでしょうか。もし承諾
していただくなら
yosuke@hiroshima-u.ac.jp
にメールをいただけませんでしょうかともお伝えください
ましたら幸いです。
私が書いた文章の引用に関してですが、引用に関する方針は
私のHPの表紙の一番下に書いているとおりですからOKです。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/index.html
の一番下をご覧ください。
客観的に書かれた知識もそれだけでは生きた知識にならない
というのはその通りだと思います。世の中全てマニュアルだけ
ですむのなら、苦労はいりません。ですが、十分ではなくても、
最低限必要な知識を共有するためにはマニュアルを整備することは
重要だと思っています。(根石さんが「動きの中に置く」という
言葉で表現しようとしていることは、まだよくわかりません)
今回は久しぶりに週末に休みが取れたので、まる一日つかって
下(↓)のお返事を書き上げましたが、来週は学会出張ですし、
その次の週からは卒論第一次提出原稿のチェックが始まります。
今回のような長い文章は残念ながらいつもは書けません。
(今回は私が3月末までに書かなければならない長い論文の
執筆時間をこのために使いましたが、いつまでもこんなことは
できません。私はこのHPに対しても責任を持っていますが、
勤務校での責任も持っています)
これからも、返答の時間には忍耐を、分量には寛容をお願いできればと
思います。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/inservice.html#021118
【6427】
【タイトル】「中庭」から
【 日時 】02/11/19 1:07
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
お礼とご連絡 投稿者:根石吉久 投稿日:11月18日(月)14時55分25秒
私の書いたものに対して、冷静に整理していただきまして、ありがとうございました。
柳瀬さんは、英語教育にたずさわる人々の中で、まともな人なのだというのは基本認識としてあ
ります。このように掲示板の形で、窓口を作っておられること一事がそれを語っています。多く
の教科教育の大学の教師たちは、窓口さえ作りません。そうすれば、自分が世の中からの批判を
浴びることをまぬかれるからです。私は昔から行儀の悪い男でして、歯に衣着せぬ調子で、批判
を繰り出したりしますが、それをきちんと受け止めて整理して下さったことに感謝しております。
今後もどうか、窓口を閉ざすことなく、娑婆とおつきあいいただきたいものだと願っております。
私の方も、研究の邪魔にならない程度にしようとは思っておりますが、どうしても言いたいこと
が出てきてしまった時は、書かせていただきたいと思っています。
今回は、日頃の大学への怨み(「調音コーチ」を作らないことへの怨み)が噴出してしまいま
した。すでに書いたことですが、これは柳瀬さん個人へ向けて言うべきことと言うより、日本の
大学の英語教育関係の閉じた扉に向けての呪詛がもたらしたものですので、ご容赦ください。
書いていただいたことは、再度咀嚼します。これまでのところでは、ほとんどのものに納得し
ています。
Eliot さんはお忙しいようで、私の「大風呂敷」にも近頃はあまり書かれませんので、先ほど
直接に学校にお電話さしあげ、柳瀬さんにメールを書いていただきたい旨、伝えました。
「動きの中に置く」に関しては、「大風呂敷」の方へ、「電話でレッスン」について書いたも
のを掲載しました。柳瀬さんに応える形で書いたものではなく、今日起きて、ねぼけまなこで考
えたものを書いたのですが、その中に「動きの中に置く」に触れた部分があります。
http://sky.iruka.ne.jp/cgi-bin/a4/iruka.cgi?shigeru
ご参照願えたらさいわいです。
【6428】
【タイトル】「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
【 日時 】02/11/19 1:08
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
中等教育教員様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月18日(月)21時45分33秒
> 最近、にわかに塾講師の方々からの発言が目立ちますが、
教育現場を知らずしての発言は、大学教員と同じ
学校の英語の先生の間では、お互いの発音について何か言うのはタブーとなっているという話を聞いた
が、それは本当でしょうかとこの掲示板で書いたのは私です。「教育現場を知らずして」生きておりますの
で、おたずねしたのです。
それとも、教育現場という語で言っておられるのは、生徒が引き起こす問題を、「指導」とやらすること
で四苦八苦しておられるような事態を言っているのでしょうか。
「教育現場を知らずして」って、もちろん、私は教育現場にいるのでないのですから、知りません。知ら
ないからおたずねしたのに、誰も皆だんまりだったのです。
「教育現場」という言葉で、何を言っておられるのかわからないのです。
あなたがそれをご存じでしたら、それを言葉にされたらどうでしょうか。
>あなた方は、中等教育の中の英語教育をよくしようとする気がほんとにあるのですか?
ひとまずは、今ある英語教育はたたき潰す必要があると思っています。それからでなければ、決してよく
なるなんてことはないでしょう。
>たんなる、自分の趣味の押し付けになってませんか?
とんでもございません。よく書かれたものをお読み下さい。また、ご自分がなにほどのことをなされてい
るのか、言葉になさるようにお勧めいたします。
【6429】
【タイトル】「中庭」から
【 日時 】02/11/19 1:09
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
boysome228 様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月18日(月)22時13分16秒
>語学も同じ事ではないでしょうか?学習と練習の二本立てで習得すべき技術なのだと思えます。これは自
然な習得ではなく、意図的な努力による習得であると思います。だから、日本人が英語を習得する場合で
も、何も英語国に行かなくとも、学習と練習を効果的にミックスすれば十分効率的に習得可能な技術である
と思っています。ただし、言語はスポーツよりもずっと多岐に渡る知識が必要である故、多量インプットは
確かに必要ですね。しかし、多量インプットだけに頼るよりも、スポーツのようにシステマティックな練習
を取り入れた方が、自然に任せるよりもより効率的に習得が進むでしょう。そのように効率的な教育法を英
語教育に取り入れる必要があると言えるのではないでしょうか?これは獲得ではなく習得に近いと思えま
す。
語学をスポーツや楽器の練習になぞらえることには賛成です。
語学が、「十分効率的に習得可能な技術」であることも賛成です。
私が言ってきたことは、「磁場でしか手に入らない言語スキルが絶対にある」ということです。これは確
かにあるのです。これは、(一定期間)母語をスポイルし続けるのでなければ手に入らないスキルがあると
言うことと同じです。例えば、國弘正雄が、アメリカでの10年以上に渡る通訳経験と、アメリカにおける
生活経験がなかった場合に、彼の同時通訳の技能が成立したか。日本における中学生時代の「只管朗読」だ
けで、あの技能が成立したか、ということです。ことは、同時通訳という特別な技能に限った話ではありま
せん。「磁場でしか手に入らないスキル」とは、生活込みでしか手に入らないスキルと言っても同じです。
>スポーツのようにシステマティックな練習を取り入れた方が、自然に任せるよりもより効率的に習得が進
むでしょう。
この「自然に任せる」というのは、日本でやる英語ということに関しては、どんなことを意味しているの
でしょうか。日本でやる英語においては、「自然に任せる」なんてことはありえないと思います。ここは日
本語の磁場なのですから。
それとも、学校の英語の授業やテストにおつきあいしている生徒の状態を「自然にまかせる」と言ってい
るのでしょうか。それが、無惨な結果を作り続けてきたことは、すでに証明されています。
>これは獲得ではなく習得に近いと思えます。
最後に再びわけがわからなくなりました。「獲得」という語で何を言われ、「習得」という語で何を言わ
れているのでしょうか。システマティックな練習によって、ネイティヴ言語の習得と同じことが、語学にお
ける言語でも起こりうると言われるのでしょうか。そんなことは起こりません。語学における練習結果は、
生活言語の習得とは、その言語の質においてまるで違うものです。生活感がないのです。これがどんなに大
きな違いなのか、お考えいただきたく思います。
【6431】
【タイトル】「中庭」から
【 日時 】02/11/19 2:21
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
boysome228 さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月19日(火)02時17分50秒
>習得とは意図的なコーチング、あるいは本人のシステマティックな努力によって言語を身につける事を指します。後者は英語国にいようがいまいが可能だとい
うのが私の仮説です。これが何故不可能といわれるのでしょうか?
柳瀬さんのように殆ど英語国で生活したことがないのに、立派に英語を使われる方がいるではありませんか。私は実は英語国で数年生活した経験があります
が、自分的には日本にいる間に身につけた英語力の方がずっと役に立っていいると確信しています。英語国にいても本人が努力しなければたとえ十年間ほど生活
したとしても発音も向上しなければ、語彙も伸びません。特に大人はそうです。そういう実例を多く知っていますが。
「習得」と「獲得」を私は逆に受け取っていました。
私は、日本で英語を身につけることを不可能だなどと言っておりません。
言語能力は日本にいて身につけられるにしても、日本では身につかないものがあると言っているのです。磁場には、磁場だけが作りうる磁場での言語の質があ
るのは、私には自明のことだと思われますが。
そして、それでいいとも思っています。それは、日本で作った英語の自然だからです。その日本で作った英語の自然な性質のことを、私は「ごつごつした英
語」という言い方で何とか言い表そうとしてきました。
>自分的には日本にいる間に身につけた英語力の方がずっと役に立っていいると確信しています。
よくわかります。
そのことと、磁場だけが作りうる言語の質があることとは何の矛盾もないのです。
【6433】
【タイトル】電話でレッスンレポート
【 日時 】02/11/20 19:29
【 発言者 】Nishiazabu
電話でレッスンを受けて約8ヶ月。
外国人との英語での会話はゆっくりですが、聞く方も話す方も伸
びていると感じます。これに関しては、話す機会がもっと頻繁に
あれば、飛躍的に進歩していることと思われます。
てっとりばやく進歩を実感できるのは、初めての英文に出会った
時です。私は以前から復習の回転読みはもちろんしていますが、
予習は一切しておりません。ですから根石さんの後に続いて新し
い英文を読む時は、当然ひどいものでした。ところがここ1ヶ月
くらいは、まだ読んだ事も無い英文がスラスラと音になるケース
が増えてきました。(根石さんはまだまだとお思いでしょうが…)
これは日常生活において、初めて目・耳にする英文でも同じで、
意味が分かるケースが増えてきました。
回転読みの一日あたりの練習量ですが、私の場合1日30分から1時
間位が適当です。たまに勢いで2時間以上すると、舌先、口周りの
筋肉が痺れ、痛くなります。日常生活に支障を来たします。
結論:回転読みは毎日少しの時間続ける事が肝心。そうしておけば、
いざ英語だけの環境に置かれた時、対応でき、進歩も早い。と思う。
【6434】
【タイトル】Nishiazabu さん
【 日時 】02/11/20 20:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>てっとりばやく進歩を実感できるのは、初めての英文に出会った
時です。私は以前から復習の回転読みはもちろんしていますが、
予習は一切しておりません。ですから根石さんの後に続いて新し
い英文を読む時は、当然ひどいものでした。ところがここ1ヶ月
くらいは、まだ読んだ事も無い英文がスラスラと音になるケース
が増えてきました。
生徒さんの立場からの報告は実にうれしいものです。ありがとうございま
した。
>ところがここ1ヶ月くらいは、まだ読んだ事も無い英文がスラスラと音に
なるケースが増えてきました。
ここに実現したものを、私は「イントネーションの自己決定力」と呼んで
います。今はまだ私が一回読んだものを、数回〜10回程度繰り返してもら
っていますが、文の意味がわかれば、勝手に自分の中からイントネーション
が湧いてくる状態になります。その時が、「イントネーションの自己決定力」
が確定したときです。
そうなれば、自分でどんどん練習できるようになりますから、「電話でレ
ッスン」の生徒さんとしては卒業になります。
Nishiazabu さんほど、私の「復習範囲を手離さない」という原理の効果
が顕著に現れた方はいません。これは、激しい練習のたまものです。実にい
い生徒を得たものだと、いつも思っています。
【6435】
【タイトル】素読ファンさま
【 日時 】02/11/20 22:02
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
古川さんのサイトでRayさんのご投稿にレスを入れましたところ、「投稿者」さんが入って来られました。 こちらのサイトでいろいろ書かれるのは我慢しま
すが、他のサイトにまで付きまとわれる事には、ストーカーまがいの怖さを感じています。 法的な対策を講じる手だてはありますでしょうか? 「投稿者」さ
んの過去の投稿もすべて残っているはずですので、方法をお知らせ下さい。 非常に気味悪いですので。
【6436】
【タイトル】
【 日時 】02/11/20 23:11
【 発言者 】
おい、おばはん、人を犯罪者扱いするとは何事や
たまたま、みかけたから、挨拶しただけやろ
いいかげんにせえ
【6437】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/20 23:48
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
怖くて、きもちわるいです
【6438】
【タイトル】
【 日時 】02/11/21 0:21
【 発言者 】
何が悲しゅうておばはんをつけまわさなあかんの?
のぼせとるんか?
だから、自分勝手なおばはんちゅうの
おばはんのわしに対する発言ようみてみい
おばはんのほうがよっぽど気色悪いやろ
【6439】
【タイトル】「奇遇やなあ」
【 日時 】02/11/21 0:30
【 発言者 】pb
奇遇やなあ
Wednesday, November 20, 2002 at 17:35:49 (JST)
Naimaのおばはん、こんばんは
いろんなとこに出没しとんやなあ
もう、からまんといてや
古川さんのところから転載。 ちんぴらやくざ...
【6440】
【タイトル】Naimaさん。
【 日時 】02/11/21 0:45
【 発言者 】英語嫌い人
名無しの投稿者の言動は確かに「ストーカーまがい」だと思います。
人から聞いた話なのですが、「怖さ」を感じているなら刑法の脅迫罪で
告訴できるそうです。
ただネット上の出来事では、警察がすぐ動くのかわかりませんが。証拠として掲示板を提出すればよいでしょう。
警察では「怖さ」を強く主張することが大事だそうです。
ストーカー法では「つきまとい」に該当しますが、6ヶ月以上の期間が
必要だそうです。
ただ大事なことは、警察と弁護士らは、これを「微罪」とみなし必ず
「和解」を勧めるようです。が、原告は強く裁判での決着を望めば、
原告の告発は法律に照らして正しいので裁判は進行します。
被告は裁かれ、「めでたく」前科者にすることができます。
まあ、今のところ私には、この名無しの投稿者は「小心者」にしか見えません。というのは題名・名無しであることから推測されます。
女であるからとなめて暴言を吐くわけですね。卑しい性質なのですよ。
こういうのを小人物というのでしょう。
いちばん変なのは、皆さんは「英語教育」について意見などを書き込んでいるわけですが、
小人物は、英語教育について自分の意見を「何も言ってない」ことです。おかしな奴ですね。なんのために来ているのでしょう。
人の「あら探し」が趣味なのでしょうか。迷惑な話だ。
【6441】
【タイトル】
【 日時 】02/11/21 0:55
【 発言者 】
あんたら、かいてんのしすぎちゃうの?
【6442】
【タイトル】英語嫌い人さん
【 日時 】02/11/21 1:11
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
心強いアドバイス、有り難うございます。 いづれにしろ、しばらくNetから遠ざかる事にしました。 インターネットは薄気味悪い所です。
【6443】
【タイトル】しょうもない小人物さん。
【 日時 】02/11/21 1:24
【 発言者 】英語嫌い人
>あんたら、かいてんのしすぎちゃうの?
何を言ってるのか、これではわかりません。
きちんとした日本語で表現をひろげてください。
あなたの表現はいつも短すぎて、わかりにくい。
すこし日本語の表現について勉強したらいかがです。
【6444】
【タイトル】「鬼」から転載
【 日時 】02/11/21 3:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月21日(木)03時10分18秒
うるさかったらどしどし削除すればいいだけのことです。
友達どうしで、このテの記事が出たら、問答無用で削除するように申し合わせればいい。
根気比べになったら、「大風呂敷」みたいに、アクセス制限のあるものを開設して引っ
越せばいい。って、俺、みんな人様にやってもらってるから、気楽に言ってるのかも。
あんなものにビビる必要ないですよ。小物ですから、こっちが本気で裁判やる気があれば、
多分引っ込むでしょう。
まずは、裁判することを決意して、プロバイダに事情を知らせ、端末を割り出すことかな。
この掲示板でも、管理人さんに頼めば、すぐにプロバイダと端末番号はわかるのです。
【6446】
【タイトル】案「過去ログ」を読む会設立について
【 日時 】02/11/21 4:53
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
現在、この掲示板や「中庭」「鬼」等で生じる議論には、過去ログにそれ
に関連した記事が含まれている場合が多くあると思っています。
私は、過去ログに索引をつけようと思って作業を開始しましたが、途中で
断念して現在放置してあります。
しかし、過去ログを読み返したいという気持ちはいつもありました。
「中庭」から、比較的多く記事を転載していて、過去ログからも、記事を
ここへ転載したらどうなるのかと考えました。これまでも記事の回転が速い
掲示板でしたが、これまで以上に回転が速くなるのは明らかです。しかし、
いくら回転が速くなっても、村田君が過去ログを倉庫に入れてくれています
ので、記事が消滅してなくなることはありません。だったら、回転が速くな
ってもいいや、読み返したいなら、新しい過去ログを読めばいいのだから、
と思いました。
ちょっと、試しに私一人でやってみます。
私の関心に触れてくる記事を過去ログから拾って、ここに転写するという
作業をやってみます。タイトルは、「永劫回帰・根石版」と決めます。
【6447】
【タイトル】永劫回帰・根石版
【 日時 】02/11/21 5:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
1. Fさんからのメール一部転載 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月17日(日)01時27分38秒
一刀両断、大いに結構。あなたには日本の英語教育界に巣くっているダメな教育論
(俗流英語教育法)と空想的英会話万能論の邪説を打ち破る使命があるのですから、井
戸端で愚人の話を聞いているひまなどありませんぞ。私はあなたのやり方を支持して
います。愚人とくだらぬ話をするよりもあなたの方法を記した教科書(指導書)を再度、
世に問うべきではないでしょうか。あなたの志は叶うものだと信じております。無礼
の弁は平にご容赦。
----------------------------------------------------
2. Mちゃんのお母さんからのメール転載 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月17日(日)01時34分33秒
たとえば,英語の磁場というものの恩恵.それこそ,あれがそうだな,と思えるものが,思い出されました.そして,帰ってきてからそのバリアーが消えそうに
なりながらも,しばらくひきずっていて,へんてこりんなことが,いくつかありました.そのときは,何で自分がそういうことをしているかよくわからなかった
のですが,気がついたら,やっていた.なんであたしこんなことやっているんだろう,とおもったのを,生々しく覚えています.今思えば,それは,磁場から離
れたことを感じて反動的にやっていたのだとおもいあたります.これは,ちょっと恥ずかしくて,どういうことだったかは書けません。
----------------------------------------------------
9. NHKラジオの英語 投稿者:Duffy 投稿日: 6月17日(日)11時52分40秒
最近ラジオの英語講座をいくつか聴いているのですがとても変に思います。
ほとんどの番組の外国人(ほとんどアメリカ人)のイントネーションが
異常にハイテンションなのです。
聞いていて凄く変です。
なんかお笑いバラエティショーのハイテンションをそのまま
持ってきたような乗りなのです。
なぜ、あんな風になっているのでしょうね。
プロデューサが聴取者受けを狙ってわざと言わせているのか
講師の先生がご指導して言わせているのか分かりませんが。
とにかくとても疲れます。でもあれが普通だと思って聞かされる人は
とても変な英語になりそうで怖いです。
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10. こんにちは 投稿者:もっこり 投稿日: 6月17日(日)22時46分28秒
「ゴースト」を使ったレッスンを始めて、2ヶ月ほどたちました。
私の場合、週1回のレッスンがちょうどよいペースメーカーになっています。
復習テスト部分は、気合いを入れて回転読みをやるのですが、
予習部分は、つい気が抜けてさぼり気味になってしまいますね。
滑らかさに口をついて出てくるようになるまでには、
100回くらいは読み込む必要があるようです。
【6448】
【タイトル】永劫回帰・根石版
【 日時 】02/11/21 5:26
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
----------------------------------------------------
13. 息子さんのこと。M(東京)さんへ。 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月19日(火)01時27分52秒
M(東京都)様
息子さんの練習がどんな調子か、妻に聞いてみました。
以前、「電話でレッスン」の時に、「同じ調子で5回言える」ためには、5回や10回同じ文を言う程度の練習ではなく、何十回も言い続けて欲しいという趣
旨でメールをさしあげた覚えがあります。
もっこりさんが書いておられますが、イントネーション(リズム)に英語という言語のバネを備えつつある段階では、同じ調子で「5回連続」させるために、
同じ文を100回くらい言う必要があります。この練習は馬鹿らしいものに見え、遠回りのように見えますが、英語のイントネーションを身体化するためには近
道です。急がば回れの方法です。
妻が言っていたのは、およそ以下の通りです。
・音はとてもきれい。r の音も l の音も。
・「5回連続」を成立させて、復習範囲になっている部分は、非常になめらかに言える。・新しい文の繰り返し読み(100回)を嫌がる。
・自分でやっておくべき練習で、いまだ100回繰り返し読みが必要な段階にある。
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18. 飲まずに書きました 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月19日(火)16時19分13秒
私は中学に入学した年、学校の先生に勧められてNHKの基礎英語を始め、すぐにやめました。英語のイントネーションのハイテンションがいやだったので
す。「母音付きの単音」を単位にしている日本語の音になじんだ私の耳は、英語の子音の連続が作るテンションの高さに違和感を感じたのかもしれません。その
頃はまだテレビが普及しつつある時代で、世の中にやたらに英語の音が聞こえているということはありませんでしたので、とりわけ違和感は強かったです。田舎
でしたから、FENなども聞こえませんでしたし・・・。
一般に、英語という言語の音韻構造がテンションの高い方に向かいがちであるということは言えると思います。そこへ、アメリカの文明の(例えば大量消費
の)「躁状態」なども中学生の私の耳は重ねて聞いていたのかもしれません。
今や、文明のレベル自体は日本も「躁状態」となり、日本語のテンションが高くなりつつあるという感覚が私にはあります。(略)
日本語にこのハイテンションが現象しはじめたのは、私の記憶では「帰国子女」たちが若い人の中に混ざり始めた頃からでした。
わたくしごとに戻れば、中学一年生で英語のハイテンションに羞恥を感じた人間が、現在、日本人の英語の「音づくり」なんかをやって母音を削ったりなどし
ているのですから、奇妙なもんです。
私は「音」から英語に入った人間ですが、「耳」から入ったのではなく、「口」から入りました。自分の口を動かして音読し、その音を徐々に英語の音に近づ
けるという過程によって、羞恥心をやわらげていくうちに英語が面白くなりました。これは初心者向きの方法として、誰にも勧められるものだと後で気づきまし
た。羞恥心によって、英語から遠ざけられている人は意外に多いのではないでしょうか。特に大人の男たちに多い気がします。
大人の男たちに、私の「電話でレッスン」はいいんじゃないかと思っておりますが、やはり女の人の方がためらいが少ないですね。異言語に対する羞恥心は女
の人の方が薄い。傾向としてそう言えると思っています。
NHKの講座の音が、実際に使われる生の英語や AFN
の音と比べて、また一段と「躁状態」であるというのは、台本があって、「演じている音」だからという要因があるかもしれません。講師がやらせているという
より、台本の存在がやらせてしまうことかもしれません。同じ台本(シナリオ)つきでも、映画の場合は、「演じている音」を普通に感じさせることのプロ(俳
優・女優)の音ですから、かえって語学の教材にはこっちの方がいいと思っています。初心者向きではないのが難点です。
私の方で大風呂敷を広げてしまったのがまずかったですが、duffy
さんの指摘は重要であるばかりでなく、とても面白いものでした。ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
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【6452】
【タイトル】Naimaさん。
【 日時 】02/11/21 16:37
【 発言者 】英語嫌い人
実際に脅迫罪で告訴を決意した人から直接聞いた話です。
会社で、体育会系の30代の男子社員から「脅迫」を受けたそうです。
いつも粋がっていて仲間とつるんで何回も「嫌がらせ」をされ、それで頭に来て
告訴の決意を固め、一応会社の役員にも伝えたそうです。見てみぬ振りをしていたらしい役員は当の社員に「厳重に注意」したらしい。
この「告訴の決意の表明」だけで、当の社員と取り巻きたちの態度が180度変わってしまったとのこと。本人いわく「告訴が実際にされれば彼は職場に居られ
ないことを悟った」のだろう。もしかして前科があったのかも、とも言っていた。で、告訴はしなかったそうだ。
Naimaさん。日本の風土では「脅迫罪で告訴」されたことが職場に伝わるだけで辞職を強要されるようですね。良し悪しは別にして。
実際に告訴してしまえば結果は早いかも。私は応援しますよ。
【6453】
【タイトル】英語嫌い人さん
【 日時 】02/11/21 16:56
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
古川さんの掲示板でもお世話をおかけしました。
もし結果が「和解」になってもいいので、投稿者の素性が知りたいと思う様になりました。 大学関係か教育関係だったとしたら、職場に伝った方がいいと言え
るかもしれません。 いずれにしろ大阪弁の口調はやくざの脅し口調(「いちゃもんをつける」と大阪ではいいます。)なので、大阪の人間には怖さが感じられ
ます。 知らずに使っているなら肝に命じて欲しいし、知って使っているならそれなりの対処をしなければならないと思います。
いろいろありがとうございます。
【6454】
【タイトル】Naimaさん。
【 日時 】02/11/21 20:05
【 発言者 】英語嫌い人
>大阪の人間には怖さが感じられます。
知らずに使っているなら肝に命じて欲しいし、知って使っているならそれなりの対処をしなければならないと思います。
本当に怖い思いをしたのだとお察しします。小物には「対処」が必要でしょう。償いを求めるのは当然の筋だと思います。応援します。
【6455】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/21 20:05
【 発言者 】(不明)
ななしさんはご立腹されたようです
【6456】
【タイトル】小物さん。
【 日時 】02/11/21 20:22
【 発言者 】英語嫌い人
>ななしさんはご立腹されたようです
おや、なぜ立腹するのか理由不明ですね。
あなたの表現はいつも短いので「言いたいこと」がわからんのですよ。
立腹の説明を、意を尽くして表現してみてください。できるものならね。
【6461】
【タイトル】「中庭」から転写
【 日時 】02/11/23 7:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
公立の授業・私立の授業 投稿者:根石吉久 投稿日:11月23日(土)07時37分38秒
柳瀬さん
中嶋さんの授業は、普通の公立の中学で実現したところが素晴らしいのだという一節を読んでから考えておりました。なるほど、確かに Eliot
さんの授業は私立での授業です。しかし、Eliot
さんは、ただ一人で管理職の意見と闘って、「音作りへの道」に書かれたような授業を成立させたのです。単に、公立だからできない、私立だからできるという
問題ではない。
確かに、私立だからできた、中学入試を経た「優秀な」生徒を相手にする授業だからできたというところはあるのです。それでも、私は柳瀬さんの文を読ませ
ていただいてから、ずっと魚の骨が喉にひっかかったような思いがありました。
私は自分で自宅を作った経験がありますので、建築的な比喩で言わせていただきますが、中嶋さんの授業は「音づくり」を欠いており、Eliot
さんの授業は「音作り」から始めているという一点で根底的に基礎が違います。中嶋さんの授業は、柳瀬さんがどれほど手放しで褒め上げられても、私ははっき
りと疑っています。基礎が弱いのです。
基礎の下は地盤です。地盤そのものは、英語教育なんぞがどうにもできるものではない。日本語で育った日本人の口の動きひとつによく目をこらせば、それが
すでに存在していること自体は、英語教育者なんぞがどうこうできることでないことは明らかです。だから、その地盤に据えるべき基礎の構造を考えるべきであ
り、Eliot さんはそこを見事に考え抜かれたと思っています。Eliot
さんはフォニックスを活用されていますが、ポイントはフォニックスにあるのではない。フォニックス自体は、音と文字の対応関係しか述べることができませ
ん。問題は、その対応関係を述べる方法にあるのではなく、その「活用」にあります。Eliot さんの「音の体現=身」を元にした「活用」にあります。
私立だからできるできない、フォニックスがいい悪い、という問題ではない。私立の学校はいくらでもありますが、「音の体現=身」がなければ、「音づく
り」はできない。フォニックス自体が死んだ知識になります。日本中でフォニックスは死んでいます。
余談を少し。私は私立の根は塾だと考えている者です。現今の公立にたかるウジ虫のような塾のことを言っているのではありません。本来、塾こそが私立なの
だ。何の制度的な援助もなく自分で立とうとするものが私立なのだという意味で、私の素読舎は何を足す必要も何を引く必要もないままに私立です。その場所か
らものを言わせていただくなら、少し行儀が悪くなりますが、次のようなことが言えるのです。
公立学校が実験を繰り返したから学校がつぶれたなんて話は聞いたことがねえ。私立は、ひとつ間違うとつぶれるんだ。つぶれることのない公立に実験精神が
払底していやがる。文部省の空疎なお題目や教育委員会の馬鹿な指図のいいなりをやっていやがるのだ。右往左往しやがって。教員が主体じゃねえのだ。腐って
けつかるのだ。
塾なんぞ、私立学校より、もっともっと弱体です。公的な金など、私はビタ一文ももらったことがない。私が得たお金は全部、家計からのお金です。ひとつ間
違えば、塾は「さっさと」つぶれるのです。そこが私立というものの原点です。そこから、ものを言わせていただきます。
素読舎は実験に次ぐ実験を繰り返してきました。そのことを私ははっきり自覚しています。生徒にも父兄にも迷惑をかけました。何の後ろ盾もない者が実験を
繰り返すなら、生徒や父兄に迷惑をかけることが避けられないのです。私は号泣したいような思いを何度も喰い殺して塾を続けてきました。それもこれも、みん
な公立や大学や役人どものていたらくのせいだと言いたい。これを言うのに、私の口をひん曲げる必要はない。もう、今となってはまっすぐにそれを発音したい
です。
Eliot さんが言いたいことも、私が言いたいことも、おそらくは同じだと思います。主体がなければ、教育なんぞどこにも成立しないということです。
柳瀬さんが、「調音コーチ」が学校に必要なのだということを納得してくださったことをありがたく思うと同時に、それならこれからどう行動なさることをお
考えになるのか。それをお聞きしたく書かせていただきました。
今ある「普通の公立」などを前提にしていただきたくはない。あんなものはまるで駄目なのです。あんなものは何の前提にもならないのです。あれを前提にし
たら、前提が間違うのですから、その後はすべて間違っていくのです。
大学の教育というものがそんなものであっていいはずはないのです。
【6462】
【タイトル】Eliot さん
【 日時 】02/11/23 7:50
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
もう柴田さんとして登場していただいていいように思いますが、いかがで
しょうか。
柴田さんこそ、本当に日本の英語に必要な人です。
お願いいたします。
【6466】
【タイトル】ご無沙汰しています
【 日時 】02/11/23 21:07
【 発言者 】素読ファン[Profile 九州地方に住む30代の方]
近頃、公私共に多忙でパソコンを開く気力もありませんでした。
管理をサボっていたようでご迷惑をお掛けしました。
>根石さん、Naimaさん
投稿者さん端末:近頃、公私共に多忙でパソコンを開く気力もありませんでした。
管理をサボっていたようでご迷惑をお掛けしました。
>根石さん、Naimaさん
投稿者さん
端末の情報:p6f83ae.aicint01.ap.so-net.ne.jp
それから「ななしさんはご立腹・・・」を書かれたかた
端末情報:p6f8221.aicint01.ap.so-net.ne.jp
p6f83ae
p6f8221
この部分が違いますが、これは一旦電話回線を切れば変わるだけですので
同一人物に間違いないと思われます。
端末の情報については常時ソースにて表示していますので
どなたでもご覧になれます。
端末を見たい方の投稿があるページ上で
右クリック⇒ソースの表示で端末情報を探してください。
例えば↓
<tt>投稿日:2002/11/21(木)20:05</tt>
<table BORDER=0 CELLSPACING=0 WIDTH=”100%” >
<tr>
<td VALIGN=TOP>
<blockquote>
<font color=”#660000”><font size=+0>ななしさんはご立腹されたようです</font>
</blockquote>
<!−−端末の情報:p6f8221.aicint01.ap.so−net.ne.jp−−>
</td>
</tr>
</table>
以上のように表示されます。
ちょっと見辛いのが難点ですが…。
こういう輩には関わらないのが最善策ですが
どうしてもということになれば裁判を起こすことは可能です。
このリモートホストだけでも個人を特定することは出来ますが
これには警察、裁判所の力が必要です。
もしその意志があるのでしたら私は協力を惜しみません。
しかしここ数日書込みをされていないところを見ると
英語嫌い人さんのおっしゃるとおりただの小心者のようですから
もう大丈夫だと思いますよ。さぞコワイを思いをされたとは思いますが
これに懲りず以前のようにどしどしご投稿くださいませ。
我々がお守りいたします。<Naimaさん
なるべく毎日チェックするように致しますので
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いします。
【6469】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/24 1:23
【 発言者 】(不明)
ほんま、しゃれにならんことしてくれんのう
みんなおばはんのグルかいな
勝手に、脅迫、ストーカー呼ばわりしといて挙句に生IPや
そこまでしとる以上、わしの発言のどれが、脅迫で、どれ
がストーカーなんかきちっとゆうてみい
ほんま、ええかげんにしとき
もうちょっとましな、掲示板かとおもとったが、こんなん
やったら人から相手にされへんで
【6470】
【タイトル】小物男さん。
【 日時 】02/11/24 2:00
【 発言者 】英語嫌い人
>ほんま、しゃれにならんことしてくれんのう
おやおや、あなたこそ洒落た言動のかけらもないから、この状況を招いたの
でしょう。あなたの無神経こそ怒りを買ったのですよ。
>みんなおばはんのグルかいな
>勝手に、脅迫、ストーカー呼ばわりしといて挙句に生IPや
>そこまでしとる以上、わしの発言のどれが、脅迫で、どれ
>がストーカーなんかきちっとゆうてみい
あなたの言動すべてです。
>ほんま、ええかげんにしとき
>もうちょっとましな、掲示板かとおもとったが、こんなん
>やったら人から相手にされへんで
あなたこそ誰にも相手にされんでしょうね。
しかし、あなたはこの掲示板についての未練を断ち切れんでしょう。
賭けてもいい、きっとあなたは又、ここに書き込みします。
小物男さん、そうでしょう。そうなりますよ。相手にしもらいたいというのが本音でしょう。
【6472】
【タイトル】素読ファンさん
【 日時 】02/11/24 12:09
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
過去ログに、小物の端末番号が残りましたので、アクセス拒否対象と
して扱っていただきたいと思います。相手にする気がありませんので。
【6473】
【タイトル】「中庭」から
【 日時 】02/11/25 3:06
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「あんなもの」について 投稿者:根石吉久 投稿日:11月25日(月)03時02分41秒
「あんなもの」は話にならないと公立学校の英語の授業について書きましたが、補足します。「あんなもの」のひとまずの定義です。
あんなもの=「音づくり」ひとつまともにできていない英語の授業
ひとまずの定義というのは、言いたいことは山ほどあるが、ひとまずは「音づくり」に限定してものを言おうと思っているということです。
「大風呂敷」にかつて Eliot
さんが書かれましたが、「音づくり」ひとつで、週6時間ある私立の授業で2年から3年かかるということでした。これには、深くうなづくものがありました。
私がやってきたものも、実質で考えれば同じくらいかかるものでしたから。
私は、「音づくり」ひとつまともにできない公立学校の英語の授業の犠牲者でした。
素読を原理とする方法で塾をやってきましたから、生徒にははっきりと口を動かさせます。「音」はいつも大事なものでした。しかし、私が英語の「音」を作
るやり方を自信をもって生徒に伝えられるようになったのは、四十五歳を過ぎてからです。私の掲示板「大風呂敷」で Eliot
さんに出会ったことが大きかったのです。
しかし、これはとことんおかしなことだという感覚は強くあります。
どうして、日本の学校は、日本人の日本語で育った口の動きを踏まえた英語の「音づくり」ができなかったのか。今もなぜそれができていないのか。私は、本
当に Eliot
さんに出会うまでわからなかった英語の「音づくり」のポイントがいくつもあるのです。おかしい。これはとことんおかしいのだ、と思うのです。普通の公立の
学校が、英語の「音づくり」ができて、学校としてあたりまえの学校だと思うのです。そうでなければ、「普通」ということがまるで意味をなしません。英語の
授業に関しては、普通であるべきことが、「普通の」学校では普通でないのです。
文部省と大学への怨みは深い。とりわけ「音」に関してさぼっていたわけではない私が、四十五を過ぎて、特別な経験のように英語の音を知ったということが
とことんおかしなことなのです。
【6474】
【タイトル】失礼しました
【 日時 】02/11/25 3:14
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>あなたこそ誰にも相手にされんでしょうね。
しかし、あなたはこの掲示板についての未練を断ち切れんでしょう。
賭けてもいい、きっとあなたは又、ここに書き込みします。
小物男さん、そうでしょう。そうなりますよ。相手にしもらいたいというのが本音でしょう。
英語嫌い人様、失礼しました。
このきつい縛りを読み過ごして、アクセス拒否対象にしてくれなどと管理人
さんに言ってしまいました。
いやあ、それにしても、いつもながらきつい縛りですね。
【6476】
【タイトル】発音の知識の蓄積について
【 日時 】02/11/25 3:27
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柳瀬さんの掲示板「中庭」で、客観的な発音要領の蓄積に一度は賛成しまし
たが、その後、そのことを考えています。
発音要領など蓄積しても、ほとんど意味はないのではないかと・・・。
発音上の知識よりも大事なものは、実際に英語の発音を、「生徒に」どう身
体化するかなのだ、と。
発音の知識が大事なのはもちろんです。
しかし、もっともっと大事なことがあります。
それは、「音づくり」に関する知識です。
大風呂敷用語で言うなら、「技法グラウンド」に関する知識です。
それがタダで手に入ると思っている根性にそれを語る気になれない。
家庭が壊れることを代償にして、今、私の手元にあるそれを、そんな根性
に語る気にはなれない。
【6477】
【タイトル】それからもう一つ
【 日時 】02/11/25 3:38
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
この「大風呂敷」のソースは、私のネットスケープの古いヴァージョン(?)
のやつでは表示されません。
ところが、柳瀬さんの「中庭」で同じことをやると、ちゃんとソースが表示
され、中等教育教員だか、なんだか、そんなような名前で書いて、頭から塾
というものを馬鹿にできると思っている根性の野郎のソースを読んだら、こ
こに書いている名無し野郎と同じでした。
お前、油断が多すぎるよ。
【6478】
【タイトル】苦言
【 日時 】02/11/25 4:13
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
自分はアメリカ(英語圏)で、英語の感覚を仕込んだくせに、日本に帰ってきてから、君たちも頑張れば、僕のように英語の感覚がわかるようになるよ、と
(言葉に明言せずに)言っている奴らばっかりではないか。
これに関しては、國弘正雄でさえ例外ではない。
國弘が、自分の能力の根底が日本の中学生だった頃の「只管朗読」にあると明言したことの意味は実に大きいのだが、本当に國弘が書くべきことは、國弘のア
メリカ体験のはずだ。それを國弘はまだ書いていない。
俺にはあんたらの手品は見えるのだ。
アメリカにおけるただの石っころを、日本に持ち込んで宝石として売ること。
日本人がそれを宝石扱いすることに口をつぐんできたこと。
確かに日本の英語は値が安くなることはない。日本語がある限り・・・。
しかし、それを単に値の問題にしなかったこと。
そのことの罪。
【6480】
【タイトル】高知大学、多良さんの掲示板から転写
【 日時 】02/11/25 12:40
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
突然お邪魔させていただきます。 投稿者:根石吉久 投稿日:11月25日(月)12時36分50秒
以下は、広島大学の柳瀬さんの掲示板「中庭」に書いたものからの部分引用です。
多良さんや、その学生さんたちの意見をお聞きしたく、転写させていただきます。
よろしくお願いいたします。
>私は、「音づくり」ひとつまともにできない公立学校の英語の授業の犠牲者でした。
素読を原理とする方法で塾をやってきましたから、生徒にははっきりと口を動かさせます。「音」はいつも大事なものでした。しかし、私が英語の「音」を作
るやり方を自信をもって生徒に伝えられるようになったのは、四十五歳を過ぎてからです。私の掲示板「大風呂敷」で Eliot
さんに出会ったことが大きかったのです。
しかし、これはとことんおかしなことだという感覚は強くあります。
どうして、日本の学校は、日本人の日本語で育った口の動きを踏まえた英語の「音づくり」ができなかったのか。今もなぜそれができていないのか。私は、本
当に Eliot
さんに出会うまでわからなかった英語の「音づくり」のポイントがいくつもあるのです。おかしい。これはとことんおかしいのだ、と思うのです。
普通の公立の学校が、英語の「音づくり」ができて、学校としてあたりまえの学校だと思うのです。そうでなければ、「普通」ということがまるで意味をなし
ません。英語の授業に関しては、普通であるべきことが、「普通の」学校では普通でないのです。
文部省と大学への怨みは深い。とりわけ「音」に関してさぼっていたわけではない私が、四十五を過ぎて、特別な経験のように英語の音を知ったということが
とことんおかしなことなのです。
----------------------------------------------------
広島大学、柳瀬さんの「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
根石吉久の「大風呂敷」http://sky.iruka.ne.jp/cgi-bin/a4/iruka.cgi?shigeru
【6481】
【タイトル】多良さんの掲示板URL
【 日時 】02/11/25 12:42
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
http://8614.teacup.com/tara/bbs
【6483】
【タイトル】中等教育教員・・・
【 日時 】02/11/25 17:51
【 発言者 】Eliot
何をかいわんや。
【6485】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/26 15:02
【 発言者 】Eliot改め、柴田です。
根石さん
突然私の本名をばらしちゃいましたねえ。まあ、いいですけど。
先週広島大学の柳瀬先生にメールを出して返事をいただきました。
柳瀬先生は私の実践に大変興味を示してくださって、授業見学に
来たいとおっしゃっていますので、ぜひ来ていただいて、多くの
英語の先生に英語の音作りの大切さを知ってもらい、音作りのある
英語の授業のやり方を広めるためのきっかけにしていけたらと願って
います。それから柳瀬先生に私の生徒の音読のCDもお送りしました。
実は私は昨年と今年、福岡女学院短期大学という学校のご好意で英語の
発音教育に関する講演を行ない、また数回に渡って、英語の指導者を
対象とする英語発音講習会の講師を務めました。この取り組みは来年度も
継続する予定です。
最近私は勤務校内にとどまらず、広く多くの人たちに英語教育における
発音訓練の大切さを伝える「伝道師」のような役割を果たしたいと
考えています。ですから、そろそろ本名で活動してもいいかなあと
考えていたところでした。
そこで、根石さんにお願いがあります。根石さんのサイトに掲載して
いただいている私の「音作りへの道」の記事を誤字脱字を正したうえで、
私の本名を載せた記事と差し替えていただけないでしょうか。もし
よろしければ、すでに私が修正を加えたワード文書を用意しております
ので、メールに添付してお送りしたいと思っておりますが、いかが
でしょう?
【6487】
【タイトル】柴田さん
【 日時 】02/11/26 16:59
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柴田さんとしてのご登場ありがとうございます。
酒のなせるわざでしたが、その暴挙に至る経緯について、今夜書きます。
これから仕込みに入ります。
【6488】
【タイトル】「鬼」から転写
【 日時 】02/11/26 17:05
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月26日(火)17時04分03秒
Eliot さんが、柴田さんとして「大風呂敷」に来てくださいました。
これは、私には事件です。
日本の英語教育にとっての鞍馬天狗が、まだ名字だけですけど名乗ってくださったのです。
今夜、「電話でレッスン」が終わったら、名字もお名前も両方明かしてくださることをお願いす
る予定です。
【6489】
【タイトル】柴田先生
【 日時 】02/11/26 17:22
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
はじめまして(^^;
最近、どこだったか英語教育関係のサイトの掲示板の過去ログを読んでいた時、柴田武史さん(うろ覚えでお名前の方は間違っているかもしれません)と言う方
がEliotさんと同じ事を言われていて、「あ」と思った事があります。 確かシュリーマンの語学学習法に関するご投稿だった様に思います。
英語塾をする気持ちはこちらに転勤になってすっかり失せてしまっていたのですが、今年の夏に素読舎に伺って以来、もう一度やってみようかと思う様になりま
した。 まして、Eliotさんが英語発音講習会をされるとの事で、またもややる気が湧いて来ました。 夫が帰任になれば、たとえそれが九州での開催あっ
ても、先生の発音講習会には是非参加させて頂いて勉強したいと思っています。
【6491】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/11/26 17:35
【 発言者 】Eliot改め、柴田武史
こうなったら、全部ばらします。
柴田武史(たけふみ)と申します。
皆様、以後お見知りおきを。
【6494】
【タイトル】近況報告(1)
【 日時 】02/11/26 18:04
【 発言者 】柴田武史
私が教えている生徒たちは現在高校1年生で、「音作りの道」に
書いた生徒たち(内部進学生)を引き続き担当しています。
今年の四月からは高校からの入学生も加わりましたので、
内部進学生を三クラスと外部進学生を二クラス、合計五クラスの
二百名ほどを教えています。勤務校は昨年までは男子校でしたが、
今年から高校にのみ女子を受け入れ、高1に30名ほどの
女子生徒が在学しています。
私の実践はまだ道半ばで、試行錯誤でやっております。
基本的には自分のやりたいようにやっており、何ら理論的な考察も
裏付けもないようなお恥ずかしいものですが、生徒の力は
それなりに付いてきていると感じております。しかし、現在、
私の教える授業は各クラスともに週三回しかないうえ、
内部進学生は高校二年生の教科書(英語U)をやっております
ので、中学校の教材に比べるとはるかに分量が多く、一つの課の
録音を聞かせるだけで十分近くかかり、以前に比べると、音読を
繰り返す時間が減っています。五十分の授業時間のうちの
二十分は毎回大学受験用の単語集の学習とテストに使うため、
残りの授業時間は約三十分です。その三十分の間に録音を聞き、
音読をして、単語や文のテストをしております。それ以外のことを
する時間はありません。
外部進学生の授業は英語Tの教科書を使い、同じようにやって
おりますが、彼らは中学のときに音の訓練をまったくといっていい
ほど受けておりませんので、一学期の大半をフォニックスと
基本的な発音練習に当てました。その結果、一部の男子生徒と
多くの女子生徒の発音が劇的に向上しましたが、一部の女子生徒と
多くの男子生徒の発音は低レベルにとどまっています。私の授業を
受けて、発音向上の重要性を意識できたかどうかがこの半年間に
生じた発音のレベルの差となって現れていると思われます。
私の勤務校は九州では指折りの進学校であり、卒業生の
一、二割が東大に進学し、その他いわゆる難関大学に多くの
合格者を出している学校です。私の生徒たちも内部進学生の
ほぼ全員がすでに英検準二級に合格しており、また、約三割が
英検二級にも合格しています。外部進学生はほぼ全員が準二級に
合格したばかりです。そういう学校ですから、生徒たちの素質は
概ね高いと言えますが、三年半前に私がフォニックスと発音を
教えることを始めるまでは音声教育はないに等しい状態で、
超スピードの詰め込み英語教育がなされていました。生徒たちの
発音はカタカナをちょっと英語風にした程度のものでした。
【6493】
【タイトル】近況報告(2)
【 日時 】02/11/26 18:04
【 発言者 】柴田武史
発音が相当下手であっても、また、音読をしなくても、頭のよい
生徒であれば、よく理解し、多くを覚えることができますので、
テストで測られるような英語の学力はつきますが、そうでもない
生徒たちの中には、覚えろ覚えろと詰め込まれるもの(その多くは
何と読んだらいいのかさえ定かではないもの)を消化しきれなく
なって、脱落していく者も少なからずおりました。特に、中学から
入学した生徒の中には、中三の頃までに完全に落ちこぼれて
しまって、ほとんど何もできなくなる生徒が見られました。
私が三年半教えてきた生徒たちの中にも学力不振者はおりますが、
彼らにはそれまでの英語学力不振者とは違う点が二つあります。
一つは、彼らの全員が教科書をすらすらと英語の発音で音読する
ことができるということです。もう一つは不振者全員では
ありませんが、多くの不振者が英語が好きと言っていることです。
最初の点は当然だとしても、成績が悪いのに英語嫌いになっていない
生徒が多いのは、最初の点と大いに関係があるようです。「僕は
英語の発音ができるんだ」という自信が英語に対する好意的な
姿勢につながっているのではないかと思われるのです。発音上手は
単に発音上手ということだけにとどまらず、生徒たちの動機付けに
大きく寄与しているようです。
中一のときから教えてきた生徒たちの中にはほとんど日本語訛りを
感じさせないほどの生徒もいます。しかし、いまだにかなり下手な
生徒もいて、非常に大きな個人差があります。発音の上手下手は
必ずしも成績の優劣に関係せず、成績上位者でもあまり上手でない
者もいれば、発音だけは素晴らしいという者もいます。しかし、
全体的な傾向としては、やはり成績のよい者の方が発音も上手であると
言えます。成績上位者は熱心に勉強するものが多いので、授業の中で
発音を教えれば、当然それをきちんと学習して練習するので、
上手になるのだろうと思います。
私の授業は、単語集の暗記テストと語句の音読をさせて、
その後もただ課文の録音を聞かせてから音読をさせている
だけです。一週間に実質30分×3=90分でできることは
音読しかないと思い、内容確認や練習問題などの作業は、
宿題にできるものは宿題にして、解答と解説を配布して、
生徒自らが自分の学習時間を使って勉強するようにさせています。
そういった授業以外の作業も含めた全体の学習プログラムの
中の一部として音読の授業を位置付けていますので、授業時間の
大半を使って音読を行なっていることについて自分なりには
納得しております。
【6495】
【タイトル】近況報告(3)
【 日時 】02/11/26 18:06
【 発言者 】柴田武史
音読以外にも、NHKラジオの講座、英語会話の対話の
ディクテーションと英語日記提出を週に四回させたりしています。
また、やさしい英語の本(graded reader)を使った多読授業も
間もなく始めます。これらの取り組みも英語の音声が身に
付いているかどうかでその効率も成果も違ってくるものと信じて
います。
【6496】
【タイトル】音作り
【 日時 】02/11/26 19:22
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
今ドイツ語の回転読みをやっているのですが、音作りのコーチがおりません。 こちらの先生は、モデル発音をやってみせてくれるだけでコツが解らないので
す。 それでドイツ語の音声法のCDつきテキストを探しつづけているのですが、まだ見つかりません。 発音がきちんと出来ると音読するのが楽しいのです。
あと100回でもやってられる、と思うくらいです。 けれど、発音で支える文は回転がままならず苦しみます。 音読していても嫌気がさして来るのです。
ドイツ語やめて早く英語やりたい、と思うのはこういう時です。
すらすらとよい発音で読める事が語学に対して好意的な姿勢につながるのだろうか、とのご観察の通りだと思います。
【6497】
【タイトル】柴田武史さん(1)
【 日時 】02/11/27 0:38
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
なんだか、こう呼びかけると、全然感じが違います。ちゃんと私が知っている柴田さんに話しているんだという気持ちになれます。もちろん、私は柴田さんが
Eliot さんであった頃にお会いしているのだから、Eliot
さんという名前で呼びかけても、柴田さんに呼びかけているのだと頭ではわかるのですが、白樺湖でお会いした柴田さんとは「ちょっと違う人」に呼びかけてい
るような感じがどこかにいつもありました。
ネットで仮名を使っておられる人に、たとえ名字だけでも本名で呼びかけてしまうことは、明らかにルール違反で、掲示板の主がそれをやらかしたのでした。
翌日、物置の屋根の施工をしている途中で、自分のやったことの重大さに思い至り、屋根の上で呆然としばらく立ち尽くしておりました。どうしよう、なんてこ
とをやらかしたんだ、と思い、棒のように屋根の上に突っ立って、空に雲が動くのを見ていました。Eliot
さんが立腹され、私の暴挙を非難されたら、私はただ謝るしかない。Eliot
さんが立腹されて、「大風呂敷」との関係を切ることもありうる。その覚悟はしておりました。
例のごとく酒のせいにするしかないのですが、単に酒を飲んででたらめをやったということではなかった経緯を少し書かせていただきます。
私はあの夜、Eliot さんという名前でなく、柴田さんというお名前でどうしても呼びかけたかったのでした。
Jackie
さんがきっかけを作ってくださったのですが、私は広島大学の柳瀬さんの掲示板に書く機会を持てました。そこで知った柳瀬さんのホームページのあるページに
中嶋さんという方の授業についての記事がありました。「音づくり」を基礎に据えないで行われている闊達なコミュニケーションごっこ=授業に、いったんは驚
き、翌日に深い疑いの中に沈み込んだということがありました。驚きが疑いに変わった日に書いたものは、「大風呂敷」の過去ログのどこかにあります。その私
の記事の中で、これからの日本の英語の授業のあるべき姿を先取りしているのは、中嶋さんではなく Eliot
さんなのだと書いたくだりがあると思います。私は、そのくだりを書いているときの自分の気持ちをよく覚えております。中嶋さんではなく、柴田さんなのだと
書きたいのだが、そう書けないこと。中嶋さんではなく Eliot
さんなのだと書いているときの、なにか手応えのない感じ。中嶋さんの授業は日本に実在すると感覚されるのに、Eliot
さんの授業と書くと架空のような感じがする。それは実在するのだぞ、それはすでに日本に実在する授業なのだ。Eliot
さんの授業と書きながら、私の胸にそう叫んでいる声がありました。「柴田さんなのだ」と書きたいと思いながら、そう書けないでいることのはがゆさを今も覚
えております。
そのはがゆさの感覚が数日、私の中で発酵を続けていたものだと思います。そして、数日後、酒の力を借りて、私は暴挙に出たのです。ですから、私は酒のせ
いにしますが、酒のせいだけのものではありません。柴田さんとして出てきて欲しいという本心がなければ、あのような暴挙はありませんでした。柴田さんとし
て書いていただくことが、本当に大切なことだと思っておりました。
もちろん、酒のせいではないと書けば、私の暴挙を助けてくれた酒がかわいそうです。酒のせいもあることも明言致します。しかし、私が「柴田さんの授業」
と書きたかった事情も是非知っていただきたくお願いいたします。それは、「音作りへの道」が、どんな匿名性も必要としない、柴田武史という名前が深く刻印
された行為、個であることがそのまま普遍性を獲得した行為を表現しているという深い信によるものです。今は、柴田武史という個の名によって立っていただき
たい。それが必要な時だと思っております。
【6498】
【タイトル】柴田武史さん(2)
【 日時 】02/11/27 0:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ワード文書をメールに添付していただく件について。
現在、村田晴彦君が、「大風呂敷」のすべての過去ログを管理してくれています。私のホームページとは別の場所に、過去ログ専用のページを設置し、管理し
てくれています。もし、その場所でよければ、そこに新しい「音作りへの道」を掲載させていただけませんでしょうか。私のホームページにある Eliot
名による「音づくりへの道」は、私にはあの形のままでとても愛着があるのです。村田君が管理するページと、私のホームページの両方に新しい「音作りへの
道」を掲載することも許していただけるなら、そうさせてください。ですが、これまで掲載されてきた「音作りへの道」も私としてはあのままに残したいと思っ
ています。
これまでの「音作りへの道」へ、新しい「音作りへの道」が書かれたことの註を附し、新しい「音作りへの道」に、そこに至る途中の形としての「音作りへの
道」(これまでの「音づくりへの道」)が存在することの註を附する形をとらせていただけませんでしょうか。
私はかつて編集ということに興味を持っていた時期があります。事情が許すかぎりは、ある作品が成立する経緯、過程が残る方が、完成品だけを残すやり方よ
りは編集として優れている方法なのだという考えがあるのです。
これは、同時通訳者として世に認められた後になお、その経緯、過程に触れようとし、中学時代の「只管朗読」こそがその根底であると明言した國弘正雄の思
想とも通じていると思います。経緯、過程、「醜いアヒルの子」の時期のプロセスを残すことの方が、結果だけを提示するより優れた行為だと考えるのです。
私はワードを使用しておりませんので、以上の私の考えに賛同していただけるなら、私宛に空のメールをいただきたく思います。村田君の手元にはワードがあ
ります。添付ファイルが届いた場合に村田君にネット上の文書に仕立てるための処理してもらえるかと、今日問い合わせ、やってもらえるという回答を得ていま
す。柴田さんから私にメールがいただけたら、村田君のメールアドレスを記入して返信いたします。折り返し、村田君へのメールにワード文書を添付して送って
いただきたく思います。
【6500】
【タイトル】柴田さん
【 日時 】02/11/27 0:56
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私が三年半教えてきた生徒たちの中にも学力不振者はおりますが、
彼らにはそれまでの英語学力不振者とは違う点が二つあります。
一つは、彼らの全員が教科書をすらすらと英語の発音で音読する
ことができるということです。もう一つは不振者全員では
ありませんが、多くの不振者が英語が好きと言っていることです。
これは、まったく新しい光景なのだと思います。
これは、まったく新しい希望なのだと思います。