【18501】
有給の件 投稿者:小川 投稿日:2012年 2月11日(土)22時17分11秒
「年間48回のレッ スン」でいいのではないでしょうか。
【18502】
「お願い」「規約」変更案・追加案(修正版) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 2月12日(日)01時45分3秒
25.
2ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっていることが前提
となります。その判断はコーチにお任せください。)
27.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。
28.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。
----------------
I村さん ご意見ありがとうございます。内容的には「規約」の方かもしれませんが、微妙なところです。案のままいかせてもらいたいと思います。
小川さん 根石さんから話がありました通り、生徒さんごとにどの日が「有給」にあたるかいちいち説明しなければならなくなりますので、案のままにさせてい
ただきます。
引き続きみなさんの意見をお待ちしています。
【18503】
費用対効果 投稿者:I村 投稿日:2012年 2月21日(火)18時18分39秒 編集済
TOEIC
の勉強を再開して丸2年になりますが,最近また,勉強の成果を実感しています。具体的には,海外サイトで英文を読むのがかなり楽になったり,
youtube等で判別できる英単語が増えていたり,というところで。レッスンを基礎にして枝を生やすという方法は,やはりいいものだと思ってます。
ところで,最近まで英語の通信講座をやってました。内容はビジネスレターを英文で作るというもので,2か月のカリキュラム,金額は約2万円でした。総時間
は15時間程度といったところでしょうか?ちょうど90分×10コマの大学の講座と同じくらいですかね。別に受ける気もなかったのですが,職場で講座費用
を半額もつと言われたので,軽い気持ちで受けてみました。
テキストは丁寧なつくりでしたし,内容もなかなかでした(日本英語検定協会監修!)。英文添削テストが2回と少ないのが不満でしたが,全体的にはよかった
と思ってます。もっとも,助成なしでは受けなかったろうな,というのが本音です。まがりなりにも英語の勉強を続けているので,この程度の内容なら,テキス
トだけで勉強できたな,とも思うわけです。
要するに,レッスンは英語の学習の費用対効果を上げる働きがあるわけです。それこそ,数千円,あるいは数百円のテキストからでも,多くの効果が期待できる
のだと思います。本来費やすべき費用と時間を大幅に減らすことが可能なのです。余談ですが,私の受けた通信講座は,修了テストの結果がよかったため,受講
料が全額免除になりました。費用対効果は,それこそ無限といっても差し支えないかと思います。
【18504】
音の出し方で気付いたこと 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 2月24日(金)05時19分9秒
先週から風邪気味で、喉が痛いのが続いています。そのため、「ゴースト」や「七年目の浮気」の音読をする時に、喉にあまり力をかけずに、かばうようにし
て音を出していました。そうしているうちに、気付いたことがあります。自分がこれまでどれだけ喉からの声に助けられていたかということと、口の動きの方に
力を入れて音を出すとはどういうことか、ということです。
これまで根石さんから「地声の方が大きい」と言われることが多々ありました。自分としてはこれ以上にないくらい口を大きく動かしているのに、これ以上ど
うしたらいいんだろうと思っていました。
ここのところ、喉をかばって発音しているので、自然と口の動きの方に意識が集中しています。すると、口の筋肉の動きに今まで以上に力が加えやすくなりま
した。喉をかばって音を出していると、息を口の方にぶつけながら口の筋肉の動きで音を出すようになる感覚があります。これが音を立体化することなのか、と
思いました。また、このようにして音を出していると、自分の口が、いつも日本語を使っている時のように意識と一体化しているのではなく、口の動きが自分の
いったん意識からはなれ、まるで楽器を操っているような感覚になっているのにも気付きました。つまり、まだ英語用の筋肉の動きと意識が直結していないで、
間接的なんだと思います。(こう書いていて、自分が英語の音のための筋肉を作っている最中なのを実感しました。)
今までは「口の両端斜め上」の /ae/ の音や「顎下げ」の /a/
の音など、口を大きく開く音は、筋肉に力を入れやすく、得意でした。一方、「逆さe」などの狭い音が連続する時は、口に力を入れるのは難しかったのです。
喉を震わせるのではなく、息を口へぶつけて口の動きで音を出すようにすると、狭い音に力を入れるのもやりやすくなってきました。音が鋭くなってきている気
もします。発音に関しての説明も、舌の動きなど特にクリアに感じることができるようになりました。
小川さんとの自立練習の時、「先週の音読レッスンので、私の音は今までとは違っていませんでしたか?」と聞いたら、わからなかった、と言われましたの
で、客観的にはわからないほど小さな変化なのでしょう。けれども自分は、かなり大きな変化を感じています。
【18505】
地声 投稿者:小川 投稿日:2012年 2月26日(日)06時04分55秒 編集済
とりあえずコーチ用音読レッスン初年度修了。来月から2年生といったところで、新たな段階に入ります。新学期を迎える高校生のような気分です。♪ワクワク
♪
さて今夜は塾長より「地声」についての説明がありました。
私の場合は村田さんと反対で、アーティキュレーションの強さに地声が結びついていないとのこと。これは日本人特有の癖なのでなかなか直しにくいんだそうで
す。アーティキュレーション (articulation)
というのは「音の明瞭さ」あるいは「ろれつ」という意味ですが、素読舎流に言うと「口の筋肉を強く大きく動かす」ということです。
口の動きに地声の大きさが伴うと音がまた変わって来るそうなので、がんばって地声を響かせるように練習したいと思います。夜中のレッスンなのでバカでかい
声を出すのもちょっとためらわれますが、ええい、ままよ。
【18506】
「お願い」「規約」 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月 3日(土)07時19分33秒
素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他
<お願い>
1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs
月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。
2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へのお金の
出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。
3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。
4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、「音とイ
メージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件があります。
◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。
●「ゴースト」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。
(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができます。ま
た、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)
5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。
6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイントがマイ
ナスされます。)
素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介いただ
くようお願い致します。
(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用掲示板」
から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)
7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円で使って
いただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘っていただく等してい
ただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただきます。「紹介者」に3ポ
イントがプラスされます。
8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。
9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)
10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れた場合に
も、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参照下さい。
11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。
12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができます。
素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ゴースト・音読終了者」がメンバーになるものと、「七年目の浮気・音読終了者」がメンバーになるもの
の二つがあります。「七年目の浮気・音読終了者」は、申し出ていただくだけで素読舎のコーチができます。また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を
使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、「教材使用料」をいただきます。これは現在、村田コーチの
「素読舎戸倉分室」に適用されています。)
「無料過程」を使っている間に、「コーチ認定用音読チェック」を受講できます。こちらは有料になります。「コーチ認定用音読チェック」で認定されること
は、「七年目の浮気・音読終了者」になることと実質的に同じですが、そのレベルに到達するまでの時間が短縮されます。「ジャムセッション」のグループに参
加できますので、コーチになろうとする方でなくても受講をおすすめします。(「ゴースト」で行っているのと同様のレッスン形態を継続し、「7年目の浮気・
音読終了」に至るコースもあります。)
「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が制限され
ることもありません。
「ジャムセッション」のメンバーからのカンパは喜んでお受けします。
将来的には、「無料過程」は「ジャムセッション」に統合するかもしれません。その場合は、「ゴースト」から開始し、「七年目の浮気」まで音読が終了した
方のみが、「ジャムセッション」のメンバーとなることができます。「ゴースト・音読終了」のレベルに「無料過程」および「ジャムセッション」を設置するの
は暫定的なものであることをご承知おき下さい。(しばらくの間、「ジャムセッション」参加のレベルを低く設定しておくということです。)
「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです。(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここに、素
読舎コーチも参加します。
・毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。
「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専用の掲示
板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、「月に1度」は書かなければならないというような制約はありません。
「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力点が移っ
た人のグループです。ただし、「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという理念は自分の中に置いていただくよう希望しま
す。
素読舎の「無料過程」は、「ジャムセッション」で練習するための「準備期間」だとお考え下さい。「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単
に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていることが必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が
起こる」レベルの英語を維持することができます。「私物化」は「言葉」にはなじみません。
「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」と言っていいかもしれません。日本在住の英語にとっ
て、無料で使えるこういう「練習場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」ことに狙いを定めた「英語道
場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないようなものになります。
素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をも知り合いをも「道場」の方向に押していくことになり、そういう「道場」の誕生に協力していただくこと
になります。根石が収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。
13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいただく場合
は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。
14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲示板に公
表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。
「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の都合等が
おありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願いします。
15.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。
16.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなった場合、
「二人一枠」は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。
17.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。
18.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにするための
ものです。
また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこともできま
す。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の6000円は、「二人一
枠維持基金」から充当されます。
19.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、それを可能
にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。
20.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。
21.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれないこと
によっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介
いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。
新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さんが書い
た記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。
周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけた場合
は、素読舎のホームページに転載させていただきます。
22.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希望者リス
ト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜日、時間帯)を
譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望します。
23.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイントが1ポイ
ントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。
24.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手間によっ
て形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありません。(「二人一枠
維持基金」がクッションとして使われます。)
25.
2ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっていることが前提
となります。その判断はコーチにお任せください。)
26.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していただくので
も結構です。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご注意下さい。
27.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。
28.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。
------------------------------------
<規約>
1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。
2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。
3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。
(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイントを使うこ
とで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。
一年後、「練習力の釣り合い」を第一条件に、他の「二人一枠」を解消し新しくペアを作る。他の「二人一枠」が、ポイントがプラス数値である人とポイントが
ゼロまたはマイナス数値の人であった場合は、ポイントがプラス数値の人と新しいペアを組む。「二人一枠」の二人ともプラス数値であった場合は、ポイントの
多い人と新しいペアを組む。「二人一枠」を新たに作る努力は素読舎側で行う。
解消候補の「二人一枠」の二人がポイントが同値であった場合は、話し合いで解決する。
(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、ポイント1〜ポイント5に該当する人は、半年間を
限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一
枠」を作る努力をする。
(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円(6千円+
「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。3ヶ月で、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしな
い。
(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ移行す
る。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。
・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二人一枠維持基金」から取り崩す。
・「二人一枠」の組み替えによって生じる「一人一枠」に対しても、上記 (a), (b), (c), (d) が適用される。
4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消する。
5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表する。な
るべく限度期間内に掲示板上で生徒同士で話し合い、「二人一枠」を形成する。その際、素読舎は「練習力の釣り合い」という観点からアドバイスする。アドバ
イスはポイントに影響しない。
6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に1度を目
安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。
コーチ付きでない「無料過程」の練習を休む場合も「連絡専用掲示板」に連絡する。
7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を増やす段
階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。
8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。
9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。
10.
コーチおよびコーチ希望者は、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。
11.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表などは村田が行う。
12.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。
集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。
空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に渡す。
12.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。
13.
「ジャムセッション」を使う生徒の中から積極的に「コーチ希望者」を募る。
「コーチ希望者」に対するレッスン内容は、通常のレッスンにおける「音読」部分のみとする。
コーチとして認定する基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。
【18507】
連絡用掲示板からの転写 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月 7日(水)03時12分44秒
村田君、小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月 7日(水)03時03分31秒 編集済
「強くはっきり」と「つなげる」を「前に出る音」によって両立させるというような指示は、イントネーションの自己決定力の度合いによっては、生徒に言わな
い時期があります。
「強くはっきり」と「つなげる」のどちらか片方しか言わない時期がけっこう長くあります。どういう時期にどうするのかというのが、いまだ定式になっていま
せん。
初心者と中級者では違いますし、中級者と上級者ではまったく違います。
これについては、今のところは村田君、あるいは小川さんから質問してもらって、それに対して答えたものを「大風呂敷」の方にまとめてもらうという作業で、
少しずつ定式化していきたいと考えています。
「前に出る音」というのは、アーティキュレイションと地の声とが「練習用に」バランスがとれている音だというのが、最近の考えです。こういうことは考えて
いるのですが、書いておかないとすぐに忘れてしまうような状態ですので、書いておきます。
【18510】
I 村さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月 8日(木)01時30分26秒
お書きいただきありがとうございました。
「海外サイトで英文を読むのがかなり楽になった」というところを読んでうれしく思っています。こういうことは計画して計画通りに起こるというようなこと
ではなく、なにはともあれ練習を継続するということをやっていって、ある日ふと感じるように起こることです。
I村さんの文章における「レッスン」というのは、素読舎の「スカイプでレッスン」のことですが、「レッスンを基礎にして枝を生やすという方法」につい
て、私はこれまでどうもうまく書けないという感じがありました。今日も書けるかどうかわからないのですが、今の時点での考えとして、駄目もとで書いてみよ
うかと思ったところです。
素読舎の「スカイプでレッスン」が生徒さんに手渡していく技法は、やはり「基礎」という喩えが最適かと思うのですが、何が「基礎」となるのかということ
については、誤解している人がたくさんいると考えています。
一般に流布している「基礎」というのは、「語彙力」とか「語法の理解」とかいうものです。それに対して、それが「基礎」なら「基礎の基礎」というものが
あると言いたくなるのです。それを素読舎では「音づくり」と呼んできたのですが・・・。
私は自宅を自作することで、「基礎」と「土台」というものは違うものだということを知りました。基礎というのは、土にじかに接しているもの(現在ではコ
ンクリートが多い)で、土台は(日本の在来工法で言えば)、基礎の上に水平に寝かせた木です。
これに準じて言うなら、「音づくり」を抜かして英語をやるのは、「基礎」なしで、地面の上にじかに木(土台)を寝かせ、そこに柱をたてるようなもので
す。この状態だと時間の経過とともに土台部分の木が腐ります。その上にどれほどいい柱を使っても、どれほど頑丈な梁を組んでも、建物としては駄目です。す
べてが時間の経過とともに狂ってきます。
そんなバカなことをするやつがあるもんかというのは、建築関係の人の間では常識でしょうが、日本の英語教育界というところは、「そんなバカなこと」ばか
りなのです。日本全国津々浦々でやっています。日本の英語教育界では、「狂った常識」が普通になってしまっています。その点では、英語教育界も「原子力
村」と同じような閉鎖的な「村」なのです。
「語彙力」とか「語法の理解」というのは、土台に過ぎないのですが、それを「基礎」だと思ってしまう人がたくさんいます。「語彙力」や「語法の理解」と
いう「土台」をさらにその下から支える「基礎」、それが「音」です。「基礎」を作ることが、「音づくり」です。
単語なんか覚えたって駄目だよ。だって音が違ってるんだから。違った音で覚えてしまうんだから、違った音でしゃべるようになる。通じないのは当然だ。こ
のたった一つのことがすべてを語ると考えていいと思います。
「音づくり」という一つの語が理解されにくいとずっと考えてきました。
これは、「アメリカ人と同等に」しゃべるようになるということとはまったく違います。
ここにも、「基礎」と「土台」の区別がつかないような問題があります。語学上の定義では、日本人とは「日本語の音で口の動きが形成された人」ということ
になるはずです。日本人は英語を練習して、「アメリカ人と同等に」口が動くことはありません。すでに日本語の音を持っている場合は、その音に接ぎ木するよ
うに、あるいは、日本語の音を元にそれを改変するようにしか、英語音を身体化する以外にはありません。ここは厳密に言うべきなのです。英語の音を最初に身
体化する者の音と、最初に日本語の音を身体化してから、英語の音を身体化する者の音とは「同等」にはなりません。
かつて、自分の英語音を英語ネイティヴと「同等」だと言い張る者が、掲示板「大風呂敷」上に登場しましたが、そう思っているのは、幻を物体だと言ってい
るようなもので、単なる迷妄でしかない。
この場合、「アメリカ人」という語で、私は「英語しかしゃべらない・しゃべれない人」を意味しています。つまり、英語で口の筋肉の動きが最初に決定され
た人のことです。そのように決定されて以後も、語学などやらず、英語だけで生活している人のことです。語学から言えば、そうなるだろうと思います。
素読舎の「音づくり」というものは、英語ネイティヴと「同等」の音を作るものではありません。そんなことは、素読舎が何をどうするということ以前に、原
理的にできるわけのないことです。「磁場帰り」がアメリカ人と「同等」にしゃべるのをテレビなどが、見世物のように番組に登場させたりしています(語学番
組などもそういう作り方です)が、これは「生活」が「語学」を覆いつくすほどに「磁場」で長く「生活」した経験を、あたかも純粋に「語学」の成果のように
「みせかけ」ているのです。その点で、NHKの語学番組などは、あらかたが「まやかし」なのです。
では、素読舎の「音づくり」とは何か、ということになります。
ここでも、私は語学的に語るしかありません。語学から見ればこうなるということを言います。
素読舎の「音づくり」で作られる音は、自分がしゃべれば、英語ネイティヴから英語の音として受け取られる音のことです。「英語の音として受け取られる
音」と、「英語ネイティヴと同等の音」というのは、まるで違うことです。
また、「音づくり」で作られる音は、リスニングの練習が効果をもたらす質を備えた音です。ただ単に自分がしゃべって「英語の音として受け取られる」だけ
でなく、相手がしゃべったものを聞き取れることにつながっていく音です。
それが、素読舎が「音づくり」と言うときに、音として考えているものです。「同等」だの「同じ」だのという余計な迷妄を信仰する必要はない。しゃべれば
英語の音として受け取られる、その音を通じてリスニングが可能になる。そういう音を手に入れれば、必要十分条件のすべてを満たしているはずです。
「磁場」における「生活」が「語学」を覆い尽くした結果を、あたかも純粋な「語学」の成果であるかのような見世物を見せられ、「同等」やら「同じ」やら
という信仰に入ってしまった人が、この信仰から抜けるのは並大抵のことではないらしいのがわかるのに、私には多くの時間が必要でした。
語学番組に登場する「磁場帰り」たちが、「磁場」を欠いて英語をやる人たちのことがどれほどわからなくなってしまっているか、つまり「無意識」をさらけ
出しているにすぎないかということにもあきあきしています。その果てに、「見世物」「みせかけ」「まやかし」というような私の用語が登場しています。
私が立ち戻るところは、いつも「語学」です。ここでもう一度、「語学」的に素読舎の「音づくり」について言えば、これがいつでも「文まるごと」を扱うも
のであること、「生徒の繰り返しそのものにつきあう」ものであることに注目して欲しいと思っています。
いきなり最初から「文まるごと」で「音づくり」をすることで、「音と音のぶつかりあいの処理」をすることになります。「want to
go」なら、want の t のときに、上の歯茎の裏につけた舌をそのままにしておいて、次の to の t
で発音するというようなものが、「ぶつかりあいの処理」です。
「生徒の繰り返しそのものにつきあう」というのは、コーチが一度言った文を生徒が5回以上繰り返し言うというような練習です。これは、「一対一」での
レッスンであることとあいまって、経営的には非常に苦しいものです。しかし、これを抜かしたら、「基礎」のないままに英語をやって、大きな建物ができた頃
には「土台」が腐り始めているというようなバカな光景を見続けなければなりません。そんな退屈でバカな光景は、自分で作る必要はない。そんなものは、この
娑婆にごろごろしている。そんなものを自分で作るくらいなら、経営的に苦しい方がまだましだ、というのがなんとか素読舎というものが存続してきたことの元
にあるものです。
さて、経営の苦しさなんかということを言おうとしていたのではありませんでした。
「費用対効果」とI村さんが書かれたものですが、少ない費用で大きな効果を得ることが可能になるのは、以上に書いたような「基礎」を、「スカイプでレッ
スン」が作り続けることができるからだと考えています。
学校も受験塾も、英会話学校も、あらゆる通信教育も、実は「土台」をいじっているだけです。本当に「基礎」の部分を作っているところは、ほとんどありま
せん。宣伝力のせいもあるのかどうか、「土台」をいじっているところに多くの生徒が流れ、素読舎には少数の「目利き」だけが生徒として残ります。またつい
「経営」のことを言ってしまいますが、やはり苦しいのです。「一対一」で、「生徒の繰り返しそのものにつきあう」ということを、他の「土台いじり」達と似
たような料金でやることには苦しいものがあります。
職場で講座費用を半額負担するという条件で、2万円の講座を受け、成績が優秀だったので、自分が負担する予定だった1万円もただになったというのは、費
用対効果ということでは、なるほど無限大です。0円で得た効果なら、どの大きさの効果でも無限大です。こういう「無限大」なら、素読舎の「スカイプでレッ
スン」をまともに使いこなす生徒さんは、いくらでも可能にするだろうと思います。
2万円の講座から得られるものは、「スカイプでレッスン」を基礎に据えれば、数百円の本から得ることが可能だというのも、いくらでも起こることだと思っ
ています。
I村さんが書かれた「この程度の内容なら,テキストだけで勉強できたな,とも思うわけです。」という文にある「テキスト」というのが、私が作った素読舎
の教材のことをさしているのだろうと読みましたので、他の読者のために注意を喚起しておきたいとも思っています。
素読舎のレッスンがやっているようなことを抜かして英語をやっても、ほとんどすべてといっていいほど、「ババをつかむ」ことになります。例えば、CD付
きの英語の本を買ってきて勉強するというような場面で、「音と音のぶつかりあいの処理」ができないため、「字余り的イントネーション」で読んだり、個々の
音が違っていたりすることから抜け出せる人はわずかなものです。ここのところで素読舎のレッスンにお金を使わないことは、「日本在住のまま」という条件の
もとでは、たんに「ケチな根性」になってしまう場合がほとんどです。ところが、こういう「ケチな根性」たちは、素読舎のような「地味な練習」を迂回して、
スピードラーニングやら何やら、流行っているものにはお金を使うのです。しっかりバカを見たときには5年も10年も経っているという、ちょっとした浦島太
郎がうじゃうじゃいます。浦島太郎をやりたいやつらはやってればいいんだと、最近は私はほとんどヤケになっています。
素読舎のレッスンがやっているようなことを抜かして英語をやったら、何をやったって駄目だと言いたくなっています。学校英語を見ろ、受験英語を見ろ、英
会話学校に金を使って誰が英語を喋り始めたというのか。NHKの番組を十数年聴き続けている人だって知っているが、半歩や一歩の進歩もありゃしない。
逆に、素読舎のレッスンで身につけられるものをしっかり身につけて、学校とつきあったらどうなるか。「音づくり」ができる口の動きを身につけて、受験英
語に使ったらどうなるか。素読舎の「音づくり」」を経た音なら、英会話学校へ行ったって、英語ネイティヴの教師は間違いなく、多くの生徒の中から「英語の
音」が口から出てくる生徒としてピックアップするだろう。別格になるだろう。NHKの語学番組だって、素読舎の「音づくり」を経由して、あるいは素読舎の
「スカイプでレッスン」と併用させて聴き、素読舎の「音づくり」の要領で、「文まるごと」を繰り返すことによってインプットを継続するなら、聞いたそばか
ら忘れることを繰り返すのとはまったく違う結果が生じる。CD付きの千円程度の本だって、このやり方で使い込めば、驚くべき効果が生じる。つまり、素読舎
のレッスンがやっていることをしっかり踏まえて、他のことをやるなら(練習に枝を生やすなら)、どんな教材だって息を吹き返すし、蘇る。素読舎のレッスン
が、根幹をおさえているのだ。と、もう臆面も無くどんどん言いたくなっています。
「日本在住」という条件下では、これを抜かしたら絶対駄目だぜというものは素読舎が持っていると言いたいと思います。NHKの語学番組や文部科学省の元
の学校から始まって、入試用の塾や英会話学校に至るまで、「これを抜かしたら絶対駄目」ってものを持っているところはありません。スピードラーニングやエ
ヴリデイイングリッシュなどが、巨大な広告費を使って宣伝しているものも、全部違います。そもそも、CDと印刷教材でどうにかなるようなことを言っている
のは、要するに教材販売会社にすぎません。元にあるのは、例の「Repeat after
me.」でしかありません。「一対一」で「生徒の繰り返しそのものにつきあう」ようなレッスンとあれらを同列に並べて較べることすら、素読舎からすれば、
唾棄すべき比較でしかありません。
一切を支える「基礎」を作れるのは、「一対一」で「生徒の繰り返しそのものにつきあう」ことで「音づくり」をやれるところだけです。
この「音作り」はそのまま、「インプットの獲得」であり、知識量につながっていくのだということを書く力は、今日は残りませんでした。機会があったら、
また書いてみたいと思いますが、しっかりと「基礎」を作った上で、「音づくり」を継続することが、「知識量」につながっていくということは、I村さん個人
について言えば、もう十分におわかりになっていることです。
本当の「基礎」が作れれば、「知識量」は、生徒が自分でどんどん増やせるようになる。また、その気にもなる。
私は、不特定の読者に向けて、私の怒りを伝えたいという気持ちがありますので、例のごとく、このような長文になってしまいました。
蛇足ながら、ほとんどすべての英語学習者が迷妄の中にいますので、最近作りました素読舎のチラシを人々に手渡していただくことを、この場からもお願いし
ておきます。
また、書いていただくことを期待しています。
【18513】
facebook からの引用 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月 9日(金)23時49分24秒
私の月曜9時の枠でレッスンを受けているSさんが「言いながら書きながら思う」のうち「書きながら」実践して、写真で発表してくれました。
http://instagr.am/p/H6iueHByDo/
それに対しての根石さんのコメントです。
===================
偉い!俺がやれと言ったことを始めたんだな。
「言いながら書きながら思う」っていうのが練習方法の名前だが、「言いながら」は村田コーチのレッスンでだんだんとまともな音が備わっていくから、それ
に期待してもらっていい。「書きながら」は、字が後に残るから、それを今回公表してくれたってことだ。俺が頼んでもいないことをやってくれて感謝。
初めのうちは、ゆっくりでいいから間違えないように書くこと。手首の動きで覚えてしまうので、間違えると後で直すのが大変だから。
「言いながら書きながら思う」で、字は「後に残る」し、目に見える。だけど、「思う」は後に残ることもないし、目に見えることもない。それで、「言いな
がら書きながら思う」っていうことのうち、「思う」が肝心要のものだと言うことを、今日は言っておきます。
「思う」ことの実質は、「こういうこと」って思う、あるいは「こんな感じ」と感じることです。
素読舎が言い始めたことで、「磁場」っていう用語があります。日本在住のまま英語をやることは、「磁場」の磁力をアテにしないでやるということです。そ
れがアテにできないときに、アテにできるものは何かと言うと「想像力」だけなのです。「こういうこと」って思うというのは、「こういうこと」を想像する力
によります。「こんな感じ」って感じることは、想像したものをリアルなものに思えるほどに「感じ」ることです。
「こういうこと」とか、「こんな感じ」とかいうように想像されたものの中身を素読舎は「イメージ」と言っています。
先日話したように、「言いながら書きながら思う」という練習は、集中してやると、「イメージと音」が直結するようになります。「イメージと綴り(スペリ
ング)」も直結するようになります。直結して、音によってイメージが瞬間的に生じるようになります。字(スペリング)を見れば、瞬間的にイメージが自分の
中に生じるようになります。要するに、「イメージの瞬間化」が成り立ちます。
「磁場」では、状況がイメージの生起を強制しますが、日本在住のまま英語をやるときは、この強制力は一切アテにできませんから、自分で自分に対して強制
するしかありません。これは神経症になる人が出るほどのものですから、限度というものを言っておきます。
音や文字に応じて、「イメージ」が瞬間的に生じるだけやれば、必要にして十分です。いったん日本語に直してから、その日本語を頼りに「イメージ」するの
は、「瞬間化」ではないことを言っておきます。
途中で馬鹿くさくなるときが必ず来ます。
メゲないようにお願いしときます。
【18514】
(無題) 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 3月12日(月)22時57分22秒 編集済
「ENGLISH
CENTRAL」と言うサイトがあります。偶然に知ってチラッと見てみたのですが、結構面白いです。いろいろなVIDEOがスクリプト付きで見られます。
それを発音するとチェックもしてくれます。英検などの試験を受ける代わりと言ってはなんですが、自分の学習進度を確認する為のツールとして使えそうに思え
ました。http://ja.englishcentral.com/ あくまでも「確認の道具」として、ですが。
はじめにオバマ勝利演説など3種類のお試しがあり、興味本位でやってみたのですが、評定はAでした。登録を誘うように甘い添削になっているのか?素読舎に
お世話になってそろそろ2年になるので、知らず知らずそれなりに形になってきているのか?そもそも判定Aがどんな意味があるのかはよく解りませんが...
(「普通」だったりして)。しかし、日常で全く英語を使わない生活で(伊語のみの生活ですが、英語の「発音」だけに関して言えば、伊語を使う事でメリット
もありますが、デメリットも少なくはない様な気がします)、2年間素読舎のみの英語学習でAはそれほど悪くないとも思ったのですが、甘いでしょうか?
お時間のあるおヒマな方、どうぞ。
【18515】
ミ キさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月14日(水)06時25分31秒 編集済
サイトの紹介ありがとうございます。面白いサイトですね。
登録してやってみました。スクリプトの単語をクリックすると、意味や例文が表示されていいです。新しめのニュース映像も使われていて、各種試験勉強用にも
使えると思いました。自分も使わせてもらいます。
音声のチェックですが、力を抜いてぼそぼそ読むとCとかBでした。はっきりとした音で読むと、Aです。はっきりした音っていうのは、ゴーストの音読でつっ
かかった時に言い直しをする時に要求される音です。たぶん日本の学校英語で黙認されている音だとAにはならないと思います。ミキさんが試したのが全部評定
Aなら、確実に練習の成果が出ているんだと思いました。
【18516】
村田さん 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 3月14日(水)22時17分41秒
確かに「はっきり」読むほうが判定は良い様です。でも、高得点を追いこればかりやっていると、「つながる」がおろそかになってしまう気がします。私の場合
は短い文のほうが駄目な傾向がありました。まだまだ基礎ができていないのでしょうね。
しかし、発音チェックと言っても生身の人間ではなくコンピューターが相手ですし、駄目だしされても「何が駄目で、どう直せば良いのか」は教えてくれません
から、英語学習の基になるものではないですね。素読舎で学習しつつ、たまにお遊びでチェックしてみる程度のものかと思いますが、いろいろな映像が見られる
ので面白いです。
それと、サイト中の「発音を比較する」機能を使ってみて、これは明らかに生活言語の影響ですが、アクセントの間違いとして、私は無意識中では必ず単語の後
ろのほうにアクセントをつけてしまう事が多いのに気付きました。(レッスンでも注意はされていたのですが、自分が思った以上にその傾向がありました。)で
も、こういった事に気が付けるのは、明らかに素読舎のレッスンの効果だと思います。
【18517】
facebook から転載 根石さんの記事 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月15日(木)06時41分36秒
まもちゃん、中村君。
写真の画質が悪くて申し訳ないが、「電圧装置」を作ってみたので掲載しました。
どういうわけか、写真にコメントがつけられないみたいなので、記事だけ別に独立させます。
「電圧装置」っていうのは、「英語どんでん返しのやっつけ方」という文庫本(小学館文庫)を書いたときに、こういうものを作るといいよと人にすすめたもの
です。どうして「電圧装置」というかというと、意識の電圧を高めるための装置だから、ということです。
レポート用紙を二つ折りにして、自分が覚えようとするものを、左に問い、右に答えになるように書き込むのです。
左の写真に、「支配者、首長」というのがあるのがわかるでしょうか。それに対応させて、レポート用紙の折り目の右に、「lord」とあります。この場合
は、要するに単語を覚えようとして、そのように書いてあるわけです。
「During the ( ) of Japan's rapid economic growth, apartment ( )
mushroomed in the ( )」という行は、すでに意味のわかっている文のところどころを ( ) にして、それぞれに period,
blocks, suburbs
という3つの単語を入れるように設問してあります。要するに、自分で好きなように設問を作るわけです。この文では、私は、自分が使いたいなというかたまり
の一部を ( ) にしてあります。during the period of というのはかたまりで、during と period
は相性がよく、period には during が伴うことが多いことを確認し、記憶を立体化させようとしています。「アパート」を
apartment というのは知っていたが、都営住宅なんかによくあるような、集合住宅になったときは、apartment の後ろに block
をつけるんだというのを「自分に覚えさせるために」 blocks を ( ) にしてあります。最後の suburbs
は、普段英語なんか使わないで生きているので、昔覚えたものでもあやふやになりかけているのがあれば、自分に( )を埋めさせるのです。
先日まもちゃんに言った「言いながら書きながら思う」という練習で扱った単語、連句などを「電圧装置」に書き込むといいと思います。すでに「言いながら書
きながら思う」という基礎工事が終わっていますから、レポート用紙を二つ折りにして、次々と回答していけば、記憶をリフレッシュさせるためのいい「装置」
になります。練習に使った「電圧装置」は捨てないでとっておけば、記憶を蘇らせるために使えます。「保存装置」にもなるわけです。
小学館文庫「英語どんでん返しのやっつけ方」は絶版になっていますので、そのうちに私の手元にある一冊をバラバラにして、PDFとかいうファイル形式にし
てみようかとも思っています。そうすれば、もっと詳しく作り方や使い方を読んでもらうことができます。なんだか歳のせいで、そういう作業も面倒くさいので
すが・・・。誰か手伝ってくれるといいのですが・・・。村田君には大量の用事をいいつけてあるので、やたら仕事を増やすわけにもいかないので・・・。
この方法で気をつけなければいけないのは、一枚作ったらその場で、やっつけることです。一度に何枚も作るといやになります。
もう一つ大事なことは、レポート用紙を二つ折りにして「問い」だけが見える状態にして、別の紙に「答え」を書いて回答していくわけですが、思い出そうとし
て何秒もかかる状態は放置してはいけないということです。「ただちに」「すぐに」どんどん手が動いて回答できる状態にしなければいけません。これは大事な
コツです。そうしないと、イメージと音、イメージと文字が連動することが起こりません。音とイメージがほぼ同時に生じるとか、文字を見ればほぼ同時にイ
メージが生じるようにするためには、「ただちに」「すぐに」回答できるようにしておかなければいけません。
「3枚ワンパック」とか「5枚ワンパック」という使い方がありますが、興味があるようなら、今度家に来たときに伝えます。
ひとまず、こんなところで。
========================
電圧装置の写真
写真(左側)http://www.sodokusha.com/left.jpg
写真(右側)http://www.sodokusha.com/right.jpg
【18518】
根石さん、村田さん 投稿者:小川 投稿日:2012年 3月16日(金)23時33分54秒
>小学館文庫「英語どんでん返しのやっつけ方」は絶版になっていますので、そのうちに私の手元にある一冊をバラバラにして、PDFとかいうファイル形式に
してみようかとも思っています。
本文を丸ごと書き写してPDFファイルにするんでしょうか。そういう単純作業なら私でもお手伝い出来ると思います。スカイプレッスンの時にでも要領を教え
て下さい。
【18519】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月17日(土)00時45分47秒
PDFのこと、私もよくわかっていないのです。PDFであるかどうかはともかく、本をばらばらにして、必要なページをスキャナで読み込んで画像ファイル
にしてしまえば、ホームページで読んでもらうことができるはずだというだけのアイディアです。キーボードで打ち込むような作業を省略することができるなと
思っているのです。
小川さんが使っておられるプリンタはスキャナ付きのやつでしょうか。もしそうなら、できるんじゃないかと思うのですが、村田君の方が詳しいと思いますの
で、村田君と相談してみていただけませんか。ひとまず、「電圧装置」の解説部分が画像としてホームページに掲載されていれば、「英語どんでん・・・」を
持っていない生徒さんにも話がしやすいとは思っています。
【18520】
「前に出る音」 投稿者:小川 投稿日:2012年 3月17日(土)00時46分47秒 編集済
生徒さんへの指示には5段階あるというお話がありました。
1. 初級者の場合は発音指導が中心になる。
2. 次の段階では「つなげて下さい」という指示を出す。
3. 良くつながるようになった生徒には「強くはっきり言う」ように指示を出す。
4.
「自分から強くはっきりと言うことを両立させよ」という指示を出す。(つまりコーチからはもう「強くはっきり言って下さい」という指示は原則として出さな
いということである)
5. 中級者後半から上級者への指示。「前に出る音」で両立させる。
「前に出る音」とは、切れ味の良い音の質を獲得するため、新しい口の動きを獲得出来る強さを備えるためである。同じ所に留まっていてはいけないと思って、
新しい所に踏み出そうとする動きが見える音である。「後ろに下がる音」とは曖昧な音で言い易くし、守りに入ってしまっている音である。強くはっきりとした
音で良くつながるようになった状態から、さらに踏み出して「大きく強くはっきり」と口を動かす。これはいわば良い刃のついた鎌をしっかり研いで使うような
ものである。草を大量に素早く刈り取ることが出来るのと同様に、音を口の動きに乗せるのが早くなる。大きくはっきりと口を動かし、それに地声を乗せると、
必然的に大きな声になる。
ただし「強くはっきり」いうと、大きく動かすことだけに気が行ってしまいがちであるが、狭い音もより狭い方向に、はっきりとした音を作るよう心がけねばな
らない。
言い直しの場合についても下記のような指導がありました。
強くはっきりとつなげるということが、前に出る音によって両立している場合には5回の繰り返しで良い。
5回繰り返しても新しい所に踏み出す様子が見えない場合には、10回繰り返させる。この繰り返しに入った場合にまだ前に踏み出すという動きがなければ、
20回読ませる。
なぜこういう練習を課すのかということについても説明がありました。
日本人特有のボソボソとした声で、聞き手にストレスを与えないためでもある。実際の場面では練習時の半分以下になるので、ことさら大きく強く口を動かして
練習しておくことが大切。
また自立練習についても注意がありました。
私は辛うじて時間の取れる火曜日と金曜日の正午から1時まで60分つづ、村田さんに自立練習のお相手をお願いしているのですが、最近は仕事や家の用で出か
けることが多く、連続してお休みを頂かねばなりませんでした。自立練習をおろそかにしているわけではないのですが、この時間帯に家に居ることが出来ませ
ん。忙しくて休むのはいいが、自立練習を休んだ分は必ずどこかで時間を捻出してやっておかねばならないとお叱りを受けました。もしこれがスポーツ選手やダ
ンサーだったとしたら、これだけ休みが続けば技術も体力もなまり切ってしまうでしょう。語学も同じだなと反省しているところです。
【18521】
指示の出し方 5段階 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月17日(土)07時18分3秒 編集済
根石さんから指示の出し方に5段階あると説明がありました。
(1)始めたばかりの人は発音中心に指示
(2)次に「つなげる」よう指示
(3)「つよく」「はっきり」音を出すように指示
(4)生徒が自分で「つなげる」「つよく・はっきり」を両立する。コーチからは言わせない段階
(5)「前に出る音」で両立
「前に出る音」は、新しい動きを切りひらく音。開拓していく音。
その反対で、悪い音は、後ろにさがる音。いつも同じ調子にとどまる音。
「はっきり」については、口を大きく開くことだと思っている人がいるが、そうではないと言われました。
口を大きく動かすのは、口の動く範囲を大きくすること。「顎下げのア」や「口の両端斜め上」などは口を大きく開く音だからわかりやすい。問題は狭い音の方
で、口をより狭い方向に動かすということでした。
根石さんがこの言い方をする前、コーチ用音読レッスンで、何度か「もっと口を大きく動かせ」と言われたことがありました。だいたいそういう時は、狭い音だ
けが連続している文で、私はとても苦手でした。「顎下げ」や「口の両端斜め上」があると口の動きに力を入れやすいけれども、狭い音はどうしたらいいんだ、
と思っていました。そういうことが何度かあった後、「口の両端斜め上」で口の両端に力を入れるのと同じくらいの力を、狭い音を出す時の口の動きにも入れる
ようにしたら「もっと口を大きく動かせ」はあまり言われないようになりました。唇を狭める方向と、舌をせり上がらせる方向に力を入れるようにすると、根石
さんからあまりチェックが入らなくなったと同時に、強く鋭い音が出るようになったと思います。
「前に出る音」については、声も大きくなるはずと言われました。
今日のコーチ用音読レッスンでは、一度つっかかったところを繰り返している場面で、根石さんは「音を口の動きにのせてください」という指示の仕方をしてい
ました。口を大きめに使っているところに声をのせるので、当然、声も大きくなっているはずだということでした。
私は地声が大きいというか、地声の割合が多めなので、最近は喉にあまり力をいれずに息を口に裏側にぶつけているイメージで音を出しています。そしてより大
きく口を動かします。いくら喉に力をいれないと言っても、絶対に喉は使っているのですが、私の場合はこれで「地声の方が大きい」と注意されることはなくな
りました。今日「音を口の動きにのせてください」と指示されたのは小川さんですが、その指示を聞いて、最近の自分の音の出し方を思い出したのでした。「音
を口の動きにのせる」状態は、小川さんの場合はもっと大きな声を出すこと。わたしの場合は、地声をおさえて、もっと口の動きを大きくすること。結果は同じ
でも、そこにいたる過程は逆なんだとわかりました。
【18522】
根石さん 投稿者:小川 投稿日:2012年 3月17日(土)09時20分1秒 編集済
私のプリンターにはスキャナーはついていないので、これはお役に立てそうにありません。
本の内容をブログに書き写して皆さんに読んで頂けるようにすることだったらお役に立てるかもしれないと思ったのでした。小刻みでも時間のある時に書き写し
ておき、毎週とか隔日とか定期的に更新することなら簡単です。タイプするだけなら苦にはならないし、私自身でも「英語どんでん返しのやっつけ方」をじっく
りと読み返すいい機会にもなりますし。
なお使ってみたことはないんですが、私の使っているブログ(exblog)にはMy
Bookという機能があって、ブログをPDFファイル形式にして製本することが出来るようです。
http://www.exblog.jp/myblog/mybooks/?eid=b0049225
【18523】
根石さん 小川さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月17日(土)22時45分24秒
「どんでん返し」を見たところ、「電圧装置」関係のところは約20ページ、見開きで10枚なので、ひとまずそこは私やってみます。
【18524】
本の自炊 投稿者:I村 投稿日:2012年 3月17日(土)23時47分21秒
前にも投稿しましたが、私は「ゴースト」と「7年目の浮気」を自炊代行業者にPDF化してもらいました。値段も安いですしね。著作権の問題とか、色々ある
そうですが・・・。
【18525】
コーチ音読レッスン 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月18日(日)00時54分19秒
昨日は息を口の裏側からぶつけるように音を出していると書きましたが、これだけだと足りないことがわかりました。
今日のコーチ用音読レッスンでは、喉にかかっている力を口の動きの方に持っていくように言われました。確かに喉に力がかかっていて、今日は少しかすれ声に
なっていました。自分の場合も、まだ声がのっていない。「口を大きく動かして声をのせる」はシンプルな言い方だけれど、実行するのは難しい。でも、今日根
石さんから喉に力がかかっていると言われてから、動きをどういう状態に持って行けばいいのかははっきりイメージできました。
今まで地声の方が大きかった時は口の中でこもったり、最近は喉でこもったりすることがあったりもしましたが、いくら音が大きくても、それでは駄目なので
す。子音の連続する文なんかは、こういう音の出し方をしているといつまでたっても言いにくいです。自分の場合、口を大きく動かして声をのせるのが少しでも
出来ている時は、子音の連続だけでできていたりするものや、「ゴースト」の whole new ball of wax
なんかもくっきりと出しやすくなっていると思いました。
【18526】
自炊 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月18日(日)01時12分53秒 編集済
自炊っていうのは本を複製することですか?
それから、業者がpdf化する場合、テキストファイルも打ち込んで文字列検索もできるようになっていたりするんですか?
聞いてばかりですみませんが、教えてください。
【18527】
I 村さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月18日(日)01時47分19秒 編集済
http://bungakubu.kokushikan.ac.jp/chiri/Teacher/Hasegawa/PDF_BOOKS/newpage1.html
を見て自己解決しました。
業者はOCR(文字認識ソフト)付のスキャナーを使って文字列検索もできるような仕様になっているようですね。
http://www.bookfire.net/
1冊100円でpdf化、100円程度追加でOCRを通して文字列検索もできるようになるみたいです。iPhone特化オプションなんかもありますね。
jpg保存、html化で自力でやろうとしましたが、この値段だったら業者に頼むのもありかと思いました。根石さんの判断をあおぎます。
発注する時は、自分がやります。
【18528】
村田さん 投稿者:I村 投稿日:2012年 3月18日(日)07時17分39秒
「本の自炊」は、一般的な言葉ではありませんでしたね。失礼しました。
村田さんがおっしゃるとおり、OCR処理をオプションでしてくれることが一般的なので、語学用にもそこそこいけるのではないかと思ってます。ちなみに携帯
用の私のテキストはOCR処理を忘れてしまい、検索がききません。不便。
業者も一時期たくさん出ていたようで、値段もかなり安いです。むしろ、安すぎという気もしますが...。書籍が帰ってこないことが問題ないなら、よいサー
ビスだと思います。自炊用のスキャナーセットとか売ってますけれども、高いですからね。
【18531】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月19日(月)19時42分21秒
コツがつかめてきたようですが、普段、一人でやる練習でそれを使って下さい。
【18532】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月19日(月)19時48分19秒
「英語どんでん・・」から抜粋して、打ち込みするのは大変ですが、それはそれでご自分のホームページに載せるなり、使い途はあると思います。「
電圧装置」に範囲を限らないのであれば、打ち込んでいただいたものを拝借して、こちらでホームページの記事として使わせていただくこともできます。
「英語どんでん・・」では、「電圧装置」の図版がありますが、これを欠かすわけにいかないので、「電圧装置」に関しては、文字の打ち込みだけでは読者にわ
かりにくいなと思っておりました。素読舎のホームページに収めるものは、画像化がいいかなと考えています。
【18533】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月19日(月)19時53分34秒
I村さんからいただいたアドバイス、村田君が調べてくれたことなど、私はやったことのないことなのでよくわかりませんが、業者を使えば簡単にできるような
ら業者を使うのでいいと思います。
要は、「電圧装置」部分をホームページで図版ごと読めればいいわけです。
【18534】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月19日(月)23時18分25秒
では、業者を選んで、発注かけます。
【18535】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月19日(月)23時25分9秒
>コツがつかめてきたようですが、普段、一人でやる練習でそれを使って下さい。
わかりました。筋肉への力の入り具合は、今のところまだ一人でやる練習よりもレッスンの時の方が強いと思います。レッスンの時は火事場の馬鹿力みたいなと
ころがあります。一人でやる練習の時にレッスンを上回る力が入るように練習します。
【18536】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月19日(月)23時52分5秒
私が「音づくり」の5段階を示したのは初めてですので、ホームページに掲載してもらいたいと思っています。村田君の記事と小川さんの記事を両方、村田君
に載せてもらいたいと思っていますが、ところどころ書き換えたいところがあります。勝手に文章を直しますが、この言い方だと私の考えとずれが生じるなと思
うところを直しますので、承諾をいただきたく思います。
「前に出る音」 投稿者:小川 投稿日:2012年 3月17日(土)00時46分47秒 編集済
今日の「コーチ養成レッスン」で、生徒さんへの指示には5段階あるというお話がありました。
1. 練習を始めたばかりの人には、同じ文を5回以上繰り返させ、発音指導(音のぶつかりあいの処理を含む)をする。
2. 「つなげて下さい」という指示を出す。
3. 良くつながるようになってきた生徒には「強くはっきり言う」ように指示を出す。
4.
自分から、「強くはっきり」と「つなげる」を両立させるよう指示を出す。(つまりコーチに「強くはっきり」とか「つなげる」とか言わせないのがいい。)
5. 「前に出る音で両立」させる。(発音面では、中級後半から上級者への指示)
----------------------------------------
「前に出る音」とは、切れ味の良い音の質を獲得するための音。練習の場面では、新しい口の動きを獲得出来る強さを備えた音である。(言いにくいものが言
いやすくなるのに、時間がかからなくなる音。)新しい口の動きを獲得しようとして、踏み出す動きが見える音である。
「後ろに下がる音」とは曖昧な音で言い易くしたり、初めに出していた音よりも弱くしてしまった音。いつまでも同じ調子で言うだけで、「踏み出す動き」が
ない音は、「守りに入ってしまった音」である。
「前に出る音」がいい音であり、「後ろに下がる音」、「守りに入ってしまった音」はよくない音である。
「新しい口の動きを獲得出来る音」で練習することは、いわば良い刃のついた鎌をしっかり研いで使うようなものである。草を大量に素早く刈り取ることが出
来るのと同様に、英語の練習では、文を口の動きに乗せるのが早くなる。
大きめにはっきりと口を動かし、それに地声を乗せると、必然的に大きな声になる。
ただし「大きめに動かす」というと、口を開くことだけに気が行ってしまいがちであるが、狭い音は狭い方向に、はっきりと動かす。
----------------------------------------
言い直しの場合についても下記のような指導がありました。
「強くはっきり」と「つなげる」ということが、前に出る音によって両立している場合には5回の繰り返しで良い。音が弱い場合は、5回ではOKが出ない。
5回目以後、「踏み出す」様子が見えない場合には、10回でOKが出ない。6〜10回目に「踏み出す」動きがあれば、10回でOKが出る。
「守りに入った音」は20回。
「後ろに下がる音」は30回以上。
----------------------------------------
なぜこういう練習を課すのかということについても説明がありました。
日本人特有のボソボソとした声で、聞き手にストレスを与えないためである。実際に英語を使う場面では練習時の半分以下の音しか出ないので、ことさら大き
く強く口を動かして練習しておくことが大切。
----------------------------------------
また自立練習についても注意がありました。
私は辛うじて時間の取れる火曜日と金曜日の正午から1時まで60分つづ、村田さんに「自立練習」のお相手をお願いしているのですが、最近は仕事や家の用
で出かけることが多く、連続してお休みを頂かねばなりませんでした。「自立練習」をおろそかにしているわけではないのですが、この時間帯に家に居ることが
出来ません。忙しくて休むのはいいが、「自立練習」を休んだ分は必ずどこかで時間を捻出してやっておかねばならないとお叱りを受けました。もしこれがス
ポーツ選手やダンサーだったとしたら、これだけ休みが続けば技術も体力もなまり切ってしまうでしょう。語学も同じだなと反省しているところです。
【18537】
村田君の記事を書き直し 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月20日(火)00時22分22秒
指示の出し方 5段 階 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月17日(土)07時18分3秒 編集済
根石さんから指示の出し方に5段階あると説明がありました。
(1)始めたばかりの人は発音中心に指示
(2)次に「つなげる」よう指示
(3)「つよく・はっきり」音を出すように指示
(4)生徒が自分で「つなげる」「つよく・はっきり」を両立させる。コーチから指示を出させないのがいい練習。
(5)「前に出る音」で両立させる。
「前に出る音」は、新しい動きを切りひらく音。開拓していく音。
その反対で、悪い音は、後ろにさがる音。いつも同じ調子にとどまる音。
「はっきり」については、口を大きく開くことだと思っている人がいるが、そうではないと言われました。
口を大きく動かすのは、口の動く範囲を大きくすること。「顎下げのア」や「口の両端斜め上」などは口を大きく開く音だからわかりやすい。問題は狭い音の
方で、口をより狭い方向に動かすということでした。
根石さんがこの言い方をする前、コーチ用音読レッスンで、何度か「もっと口を大きく動かせ」と言われたことがありました。だいたいそういう時は、狭い音
だけが連続している文で、私はとても苦手でした。「顎下げ」や「口の両端斜め上」があると口の動きに力を入れやすいけれども、狭い音はどうしたらいいん
だ、と思っていました。そういうことが何度かあった後、「口の両端斜め上」で口の両端に力を入れるのと同じくらいの力を、狭い音を出す時の口の動きにも入
れるようにしたら「もっと口を大きく動かせ」はあまり言われないようになりました。唇を狭める方向と、舌をせり上がらせる方向に力を入れるようにすると、
根石さんからあまりチェックが入らなくなったと同時に、強く鋭い音が出るようになったと思います。
「前に出る音」については、声も大きくなるはずと言われました。
今日の「コーチ育成用レッスン」では、一度つっかかったところを繰り返している場面で、根石さんは「声を口の動きにのせてください」という指示の仕方を
していました。口を大きめに使っているところに声をのせるので、当然、声も大きくなるはずだということでした。
私は地声が大きいというか、地声の割合が多めなので、最近は喉にあまり力をいれずに息を口の裏側にぶつけているイメージで音を出しています。そしてより
大きく口を動かします。いくら喉に力をいれないと言っても、絶対に喉は使っているのですが、私の場合はこれで「地声の方が大きい」と注意されることはなく
なりました。今日「声を口の動きにのせてください」と指示されたのは小川さんですが、その指示を聞いて、最近の自分の音の出し方を思い出したのでした。
「音を口の動きにのせる」状態は、小川さんの場合はもっと大きな声を出すこと。わたしの場合は、地声をおさえて、もっと口の動きを大きくすること。結果
は同じでも、そこにいたる過程は逆なんだとわかりました。
コーチ音読レッスン 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月18日(日)00時54分19秒
昨日は息を口の裏側からぶつけるように音を出していると書きましたが、これだけだと足りないことがわかりました。
今日のコーチ用音読レッスンでは、喉にかかっている力を口の動きの方に持っていくように言われました。確かに喉に力がかかっていて、今日は少しかすれ声
になっていました。自分の場合も、まだ声がのっていない。「口を大きく動かして声をのせる」はシンプルな言い方だけれど、実行するのは難しい。でも、今日
根石さんから喉に力がかかっていると言われてから、動きをどういう状態に持って行けばいいのかははっきりイメージできました。
今まで地声の方が大きかった時は口の中でこもったり、最近は喉でこもったりすることがあったりもしましたが、いくら音が大きくても、それでは駄目なので
す。子音の連続する文なんかは、こういう音の出し方をしているといつまでたっても言いにくいです。自分の場合、口を大きく動かして声をのせるのが少しでも
出来ている時は、子音の連続だけでできていたりするものや、「ゴースト」の whole new ball of wax
なんかもくっきりと出しやすくなっていると思いました。
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(根石註)
「息を口の裏側にぶつけている」とか、「息を口の裏側からぶつける」という村田君の言い方がどんなことを言っているのか、まだ了解できていない。
【18541】
facebook から転載 根石さんの記事 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月21日(水)11時15分50秒
英語をやるには、単語を一個ずつイメージに変えていかなければならない。この過程は、省略できない。語彙数が増えれば新しいものが覚えやすくなるというこ
とはあるが、「一個ずつ」やらなければならないということに変わりはない。面倒くさがり屋の俺が、なんでそんなしんどいことをやったのか。日本語で育った
者にとっての「まったく異質な考え方」というものがなかったら、それが「面白い」と感じることがなかったら、やらなかったに違いない。
【18542】
facebook から転載 根石さんの記事 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月21日(水)11時18分44秒
一昔前、Open the window. という命令文の中の the を中学生に説明したことがあった。the window
と言えば、自分はもちろん、相手にもどの窓かはわかっている。たいがいは、相手も自分もいる部屋の窓だ。だけど、a window
なら、そうじゃない。相手にも自分にもどれかわかっている特定の窓でなくてもいいことになる。だから、Open a
window.という命令文で命じられた人がいきなり走り出して、隣町まで行き、適当な家に飛び込んで、窓を一つ開ければ命令文の命令に従ったことにな
る。どんな窓でも、とにかく一つの窓を開ければいいことになる。そう言ったら、中学生は笑い出したが、まあ、そういうことなのだ。なんでそんなことを思い
出したのだろう。最近、まもちゃんに奨めたので、自分でも「電圧装置」をやり始めたせいか。俺は文法も「電圧装置」でやっつけたのだ。通塾の素読舎で、塾
生に「電圧装置」の作り方と使い方を手ほどきすることも計画している。
【18543】
またブログを始めました 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 3月24日(土)03時29分44秒
http://green.ap.teacup.com/applet/koneko/20120324/archive
【18544】
facebook から転載 根石さんの記事 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 3月29日(木)19時42分58秒 編集済
フェイスブックの「メッセージ」機能を使って、いろいろやり取りしていて、語学論めいたものを書きましたので、こちらに転写します。
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英語の話ですが、「話せる」という言葉で、どんな状態をイメージしていますか。私が言い続けてきた「磁場」が、これに密接に関係があります。私たちも言
語の「磁場」に生きているのですが、それは日本語の「磁場」です。普通に日本語で生きていることが、「英語にしてみれば」というか、英語の身になってみれ
ば、毎日酸性雨を浴びているようなものです。少しばかり英語をやっても、すぐに錆び付いてしまいます。これは、「磁場」相互の異質性によるもので、個人の
能力によるものではありません。個人の能力とは関係ないものを、個人の能力のせいにすれば、生徒がしゃべれるようにならなくても、英会話学校は金もうけが
続けられます。生徒が勝手に自分のせいにしてくれるのでらくちんです。これが英会話学校というもののミソです。英会話学校は、「磁場」の異質性や、言語の
異質性を扱う力を持っていません。それを扱うためには、英語ネイティブであるという条件ではなく、語学論が書けるという条件が必要です。
日本語と英語の異質性は、日本在住のままの人には最後まで残ります。これは、言いたいことと言葉との間に隙間があるような感じが、いつまでも残るという
ことです。時として、激しいストレスになることもあります。それは残るんだと思っていた方がいい。
はたから見ればペラペラに見えるが、本人は、「隙間」を、あるいはストレスを感じているという状態は残るのです。繰り返しますが、これは個人の能力とは
関係ありません。言語の、あるいは「磁場」の異質性のせいです。言葉の当事者として、普段どの言語を生きているかという問題です。ここを間違える人が非常
に多いです。
私のレッスンは、「音づくり」が主体です。生徒さんが自分でやるべきものに、「電圧装置」があります。この二つが揃って、車の両輪が揃ったことになりま
す。「音づくり」は、学校、塾、英会話学校、独学のどれからも抜け落ちているものなので、いわば大前提です。その次に考えるべきものを間違えやすいので
す。簡単に言ってしまえば、「英会話学校より『電圧装置』だ」となります。ここを間違えないで、その後、英会話学校に通えば、英会話学校も役にたちましょ
うが、その頃には、意思の疎通はできるようになっているので、英語ネイティブと友達になれる。つまり、英会話学校は要らないということになります。
これはこれまでにも、数知れず書いてきたことですが、語学論を含んでいますので、FBのウォールの方に後で転写させてください。
まだ寝てるかなと思いますので、これから少し外出し、ガソリンを買ってきて、チェーンソー用の混合ガソリンを作っています。起きたら、ご連絡ください。
Skypeを立ち上げて、教材をお送りします。
【18545】
コーチ用音読レッスン 投稿者:小川 投稿日:2012年 4月 8日(日)02時13分8秒 編集済
テキスト後半、50ページ以降でつまづくことが多くなっています。私の場合,原因はごく単純に音読回数が少ないことに尽きると思います。テキストの前半は
数年前に集中豪雨式でハードに音読の訓練を受けていましたので、文章を空で言うことも出来、なめらかさも確保出来ている状態です。それで「口を大きく強く
動かす」というさらに上の段階の読み方でも、口の筋肉の動きに集中することが出来ます。
後半はつい最近に始めたばかりで、前半と比べて圧倒的に音読回数が少ないのです。それに加えて復習回数も少ないため、文字を追いながら音読する箇所が多く
あります。文章が身に付いていないので、文字を頼らずに音読を繰り返すと、this を that、women をwoman
と読み替えて気づかずにいたりします。また、なめらかさも十分ではなく、イメージも捉え切れていないような気がします。
練習の質と量を確保出来れば解決するのではないかと思いますので、来週から努めて練習量を増やすようにします。
ところで、名古屋の知人が名古屋弁には「一瞬般若」の音があると言っていました。余談でした。すみません。
【18546】
コーチ用音読レッスン 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 4月10日(火)14時36分40秒 編集済
音読レッスンが50ページあたりから合格しにくくなるのはなぜかと考えてみました。
50ページをすぎたあたりから、1ページあたりの文が多くなってくるのがひとつの理由だと思います。
もう一つあります。自分は言いにくかった文に印をつけています。それで気付いたのですが、自分が言いにくいと思って練習中に印をつけておいたところで
は、他の人も言い間違っていることが多いのです。どうもある程度先へ進んでいる人でも、とても言いにくい音のつながりがあるようです。
もちろん、練習を重ねれば言えるようになります。けれども調子が悪い時とか、疲れている時などには、そこでつっかかってしまうのです。ミスをして気持ち
があせっている時は、泥沼になります。58ページなどは分量が多く、言いにくい文が何箇所かあるので特に注意です。
小川さんが書かれているように、つまりは練習不足なのですが、他の文以上に特に注意して練習が必要だと思います。50ページ以降は、そういう文がよく出
てくるように思います。
50ページ台の言いにくい文を取り上げて、言いにくい理由を考えてみました。
50ページ
I just don't believe in this life after death stuff.
(after death stuff の部分、特に th s の連続が言いにくい)
That doesn't help, Sam.
(help, Sam の p s の連続が言いにくい)
52ページ
He's in between worlds.
(between の後ろに two など余計な言葉をつい入れてしまう)
Yes, you do have an attitude.
(単純に attitude の発音が出しにくい。特に atti の部分)
53ページ
Now, you can't just blurt it out like that!
(just blurt it out の部分、特に blurt it out が出しにくい)
54ページ
You took your clothes off.
(clothes off のつながりが言いにくい)
55ページ
But you gotta be rational about this.
(gotta be rational のつながり。gotta の「あご下げ」の直後に rational
の「口の両端斜め上」が来るのが言いにくい)
I know this seems absurd, but it had to be real.
(this seems absurd の狭い音の連続自体が言いにくい。狭くするのに注意していた後に it had
と「口の両端斜め上」がいきなり来るのでそこでつまずくときもある)
How could you believe some fortune teller from Brooklyn who just shows
up at your door?
(who just shows up at your door が言いにくい。just shows の s t の連続。shows up
at のリエゾン)
I sat there and and watched her have a conversation with him.
(her have のつながりが言いにくい。狭い音と「口の両端斜め上」の連続)
56ページ
Uh, the photo that Sam took of me on our school trip to Reno.
(that Sam の t s のつながり。Sam took の m t のつながり)
We are going off the deep end here.
(off the の f th のつながりが意外と言いにくい。end here のつながりも言いにくい)
This woman, maybe she's just trying to use you to set someone up.
(to use you to set someone up の use you のつながりが言いにくい。set someone の t s
のつながりも言いにくい)
57
I mean, what are you gonna tell the police?
(なぜか印がついているけれどもなんで印がついているかわからない)
Are you gonna tell them that some storefront psychic lady's been
communing with the dead?
(that some storefront で、that some の t s の連続。some storefront の m s の連続)
Now, why don't you try and get some sleep?
(get some sleep で、get some の t s の連続。some sleep の m s の連続)
58 (このページは分量が多いのもあり、全体に印がつけてあります)
So where's she getting it from, huh?
(getting it from で、it from の t f の連続)
She knows where you live.
(理由がわからないけれども where you live が言いにくい)
A lot of women know where I live.
(ここも理由がわからないけれども、where I live が言いにくい)
Just don't blow this for me, Willy.
(don't blow this for me で、don't blow の t b の連続。this for の s f の連続)
私は、印をつけた文で、特に困ったところには対処法を書いているのですが、最初の頃は「慎重に」などと書いています。後になると「力を入れる」と書いて
あるようになっています。狭い音の連続でも、「口の両端斜め上」や「顎下げ」にしても、舌先や口に力を入れることで乗り切るようにコメントが書いてありま
す。
特に言いにくい部分は、一層口の動きを大きくして練習していくことに尽きると思います。「なぜか印がついているけれども理由がわからない」と書いた文に
ついては、当時は言いにくかったけれども、力を入れて練習した結果、もうどこが言いにくかったか理由もわからなくなってしまったのだと思います。(という
ことは、理由を自覚しているものについては、まだ間違える可能性があるということですが…)
他にもここが言いにくいと思う文があったら書いてもらうとおもしろいです。
【18547】
コーチ用音読レッスン 投稿者:小川 投稿日:2012年 4月11日(水)09時44分0秒 編集済
村田さん
なるほど。
私自身は[ear]の発音が苦手で、この音が入るセンテンスがあると"y"
の音がはいらぬよう、無意識の内に気構えてしまうようです。案の定つまづくことが多いです。練習注に百発百中で発音出来ていれば苦手意識も克服出来るんで
すが。
昨日の自立練習で出て来た "They are theirs." がその良い例です。たった3語文なんですが、つまづきます。
私も村田さんのように、これからはレッスンで自分がつまづいた箇所を記録しておき、その原因を分析してみようと思います。
【18548】
規約(再掲) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 4月16日(月)21時38分52秒
素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他
<お願い>
1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs
月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。
2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へのお金の
出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。
3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。
4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、「音とイ
メージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件があります。
◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。
●「ゴースト」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。
(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができます。ま
た、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)
5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。
6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイントがマイ
ナスされます。)
素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介いただ
くようお願い致します。
(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用掲示板」
から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)
7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円で使って
いただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘っていただく等してい
ただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただきます。「紹介者」に3ポ
イントがプラスされます。
8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。
9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)
10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れた場合に
も、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参照下さい。
11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。
12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができます。
素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ゴースト・音読終了者」がメンバーになるものと、「七年目の浮気・音読終了者」がメンバーになるもの
の二つがあります。「七年目の浮気・音読終了者」は、申し出ていただくだけで素読舎のコーチができます。また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を
使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、「教材使用料」をいただきます。これは現在、村田コーチの
「素読舎戸倉分室」に適用されています。)
「無料過程」を使っている間に、「コーチ認定用音読チェック」を受講できます。こちらは有料になります。「コーチ認定用音読チェック」で認定されること
は、「七年目の浮気・音読終了者」になることと実質的に同じですが、そのレベルに到達するまでの時間が短縮されます。「ジャムセッション」のグループに参
加できますので、コーチになろうとする方でなくても受講をおすすめします。(「ゴースト」で行っているのと同様のレッスン形態を継続し、「7年目の浮気・
音読終了」に至るコースもあります。)
「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が制限され
ることもありません。
「ジャムセッション」のメンバーからのカンパは喜んでお受けします。
将来的には、「無料過程」は「ジャムセッション」に統合するかもしれません。その場合は、「ゴースト」から開始し、「七年目の浮気」まで音読が終了した
方のみが、「ジャムセッション」のメンバーとなることができます。「ゴースト・音読終了」のレベルに「無料過程」および「ジャムセッション」を設置するの
は暫定的なものであることをご承知おき下さい。(しばらくの間、「ジャムセッション」参加のレベルを低く設定しておくということです。)
「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです。(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここに、素
読舎コーチも参加します。
・毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。
「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専用の掲示
板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、「月に1度」は書かなければならないというような制約はありません。
「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力点が移っ
た人のグループです。ただし、「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという理念は自分の中に置いていただくよう希望しま
す。
素読舎の「無料過程」は、「ジャムセッション」で練習するための「準備期間」だとお考え下さい。「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単
に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていることが必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が
起こる」レベルの英語を維持することができます。「私物化」は「言葉」にはなじみません。
「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」と言っていいかもしれません。日本在住の英語にとっ
て、無料で使えるこういう「練習場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」ことに狙いを定めた「英語道
場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないようなものになります。
素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をも知り合いをも「道場」の方向に押していくことになり、そういう「道場」の誕生に協力していただくこと
になります。根石が収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。
13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいただく場合
は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。
14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲示板に公
表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。
「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の都合等が
おありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願いします。
15.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。
16.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなった場合、
「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。
17.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。
18.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにするための
ものです。
また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこともできま
す。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の6000円
は、「二人一枠維持基金」から充当されます。
19.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、それを可能
にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。
20.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。
21.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれないこと
によっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介
いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。
新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さんが書い
た記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。
周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけた場合
は、素読舎のホームページに転載させていただきます。
22.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希望者リス
ト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜日、時間帯)を
譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望します。
23.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイントが1ポイ
ントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。
24.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手間によっ
て形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありません。(「二人一枠
維持基金」がクッションとして使われます。)
25.
2ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっていることが前提
となります。その判断はコーチにお任せください。)
26.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していただくので
も結構です。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご注意下さい。
27.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。
28.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。
------------------------------------
<規約>
1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。
2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。
3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。
(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイントを使うこ
とで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。
一年後、「練習力の釣り合い」を第一条件に、他の「二人一枠」を解消し新しくペアを作る。他の「二人一枠」が、ポイントがプラス数値である人とポイントが
ゼロまたはマイナス数値の人であった場合は、ポイントがプラス数値の人と新しいペアを組む。「二人一枠」の二人ともプラス数値であった場合は、ポイントの
多い人と新しいペアを組む。「二人一枠」を新たに作る努力は素読舎側で行う。
解消候補の「二人一枠」の二人がポイントが同値であった場合は、話し合いで解決する。
(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、ポイント1〜ポイント5に該当する人は、半年間を
限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一
枠」を作る努力をする。
(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円(6千円+
「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。3ヶ月で、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしな
い。
(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ移行す
る。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。
・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二 人一枠維持基金」から取り崩す。
・「二人一枠」の組み替えによって生じる「一人一枠」に対しても、上記 (a), (b), (c), (d) が適用される。
4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消する。
5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表する。な
るべく限度期間内に掲示板上で生徒同士で話し合い、「二人一枠」を形成する。その際、素読舎は「練習力の釣り合い」という観点からアドバイスする。アドバ
イスはポイントに影響しない。
6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に1度を目
安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。
コーチ付きでない「無料過程」の練習を休む場合も「連絡専用掲示板」に連絡する。
7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を増やす段
階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。
8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。
9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。
10.
コーチおよびコーチ希望者は、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。
11.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表などは村田が行う。
12.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。
集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。
空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に渡す。
12.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。
13.
「ジャムセッション」を使う生徒の中から積極的に「コーチ希望者」を募る。
「コーチ希望者」に対するレッスン内容は、通常のレッスンにおける「音読」部分のみとする。
コーチとして認定する基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。
【18549】
「あいうえおフォニックス」 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 4月22日(日)15時03分28秒
土曜11時からのレッスンの時、tire という単語で [j]
の音が出ていたので(あえてカタカナで表すと「タイヤ」)、本来の音を出すようにチェックがありました。
re は er と同じく [逆さe] の音です(例:center をイギリスでは centre と書きますが、発音は同じです。同じく
theater を theatre とも書きます)。ですから tire の発音は [tai + 逆さe] です。「逆さe」の前に [j]
は入りません。
レッスンの後半、この re の音をきっかけにして「あいうえおフォニックス」の説明がありました。
「あいうえおフォニックス」
a, i, u, e, o (あいうえお)にそれぞれ r をつける
→ ar, ir, ur, er, or
※日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。
・ ar, ir, ur, er, or は「狭いア」の音です。(発音記号 [逆さe])
・ただし、ar にアクセントがある場合は「歯医者(顎下げのア)」になります。(発音記号 [a])
・ear と綴るのも「狭いア」になります。(early, heard など)
ここまでが「あいうえおフォニックス」の概要です。
アクセントのある ar
「歯医者(顎下げのア)」が英語の音の中では一番口を広く開ける音です。ところが英語ネイティヴの人は、この音をさぼって口を大きく動かさないことがある
そうです。そうなると「あいうえおフォニックス」を経ていない日本人には「逆さe」と区別がつかなくなってしまいます。
練習をする時に「あいうえおフォニックス」に沿って、アクセントのある ar は「歯医者(顎下げのア)」、それ以外の ar, ir, ur,
er, or は「狭いア」だと意識して口を大きく動かしていると、たとえ英語ネイティヴの人がアクセントのある ar
をさぼっていても、それが「歯医者(顎下げのア)」だと聞きわけることができるそうです。口を大きく動かして練習すると、聞き取りの場面でも効き目が出る
ようです。
自分は話を聞きながら、他にも注意する単語を思い出していました。our, ear です。
our は ur の部分が「狭いア」です。だから[「顎下げのア」+「狭いア」]になります。ところがなぜか「狭いア」の前に [w]
の音をつけて「アワ」と発音している人が多いです。また、ear は ar の部分が「狭いア」です。これも「狭いア」の前に [j]
の音をつけて「イヤ」と発音している人がいます。いずれも「あいうえおフォニックス」を意識すると、避けることができる間違いだと思います。
【18550】
「あいうえおフォニックス」とカタカナ語 投稿者:I村 投稿日:2012年 4月23日(月)19時11分53秒
英語を勉強していてやっかいな問題の一つにカタカナ語の発音があると思います。先日も「tire」を「タイヤ」と発音し、根石さんのチェックが入ったので
すが、私は何が問題なのか、しばらくわかりませんでした。その後、あいうえおフォニックスの話になり、「er」も「re」も同じ発音であるという話になっ
てはじめて、カタカナ語で発音していたことに気づいたくらいです。
レッスンでは「ar」と「ir」「ur」「er」「or」を別のグループとして扱い、特に後者を狭い音として扱ってはいるものの、ネイティブは必ずしも狭
い音を出しているわけではない、という話もありました。実際、音声教材を聞くと、全然狭くない発音をしていることも多く、実に自然な感じで発音していま
す。
私がネイティブの真似をして発音をすると即座にチェックが入りますので、その差は歴然としているのものなんでしょうね。私はリュウチョウに発音しているつ
もりなのですが。ついでながら、ネイティブはつりあげる「ae」も自然。私はわざとらしく発音しないと、すぐにチェックが入ります。
根石さんは、意識して狭い音を発音することで、ネイティブの微妙な発音の違いが聞き取れるようになる、ともおっしゃっておりました。私はそのレベルまで達
してはいませんが、会話文における「work」と「walk」がすべて「ワーク」に聞こえる、ということはなくなりました。やはりカタカナ語(母国語)の
影響は強いので、「狭い音を意識して繰り返し読む」ことは大事だと思います。
【18551】
規約 追加案 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 4月24日(火)00時37分2秒
ポイントは家族間で譲渡できます。
家族の中で生徒がやめた時は1人につき3ポイント分消失します。
スカイプの生徒から通塾の生徒の紹介があった時も、家族間でポイントの譲渡ができます。
ポイントの使い方は、「スカイプでレッスン」の生徒は「スカイプでレッスン」の規約に従い、通塾の生徒は塾の規約に従います。
【18552】
英語教育のことー内田樹 投稿者:馬の骨 投稿日:2012年 4月28日(土)15時19分21秒
まず日本語を
http://blog.tatsuru.com/archives/001540.php
母語運用能力と『国家の品格』
http://blog.tatsuru.com/archives/001616.php
【18554】
もっと声を出す 投稿者:小川 投稿日:2012年 4月29日(日)04時27分8秒 編集済
2ヶ月ほど前でしたか、「もっと大きな声を出すように」と言う指示がありました。私と村田さんのレッスンは午後11時40分から12時10分までです。そ
こで夫には書斎に使っている部屋で寝てもらうことにし、私は心置きなく大きな声が出せるよう、家の一番奥の茶の間でスカイプレッスンを受講することにしま
した。しかし野中の一軒家ではありません。茶の間は隣家の二階の寝室と目と鼻の先で、お隣の目覚まし時計が鳴るとうちにも聞こえるくらいです。深夜のこ
と、この部屋に移動してもやはり隣家には気を使います。
ええい、ままよっ、と喉を開いて大きな声で読みました。レッスン後、私の音が変わったと根石さんが言われました。
余談ですが、実はレッスン中は立って音読しています。私は片肺が一部石灰化しているせいか、肺活量が人より少ないのです。テーブルの上にテキストを置いて
座って読むと前屈みになりがちです。それで肺を開いておいた方がいいような気がして、俳優が台本を手に舞台で読み合わせをするような格好で受講していま
す。CNNニュースなどを聞いていると、英米人の肺活量は日本人の非ではないように見受けられます。相当長いセンテンスでも一息でしゃべっているように思
えます。
さて、先週のレッスンで、この「もっと声を出す」ということについて詳しく解説がありましたので、ここに書いておきます。
日本人は、喉を狭くしてミュート(弱音器)のかかったかのように小さくこもった声でしゃべりますが、英米人というのは喉に力を入れずに開いた状態で発声す
る。口の筋肉のパワーが非常に強く、その口の筋肉のバネで声を前に飛ばす感じである。
「喉にある力を口の筋肉の動きに移す」ようにすると、喉の唸りがなくなり、喉が開く。これの訓練は英語の音を作る上で必要なことである。(私が初めて根石
夫人の英語を耳にした時、舞台女優のように朗々と響く声で話されるなぁと思ったのは、素読舎の発声法による訓練の賜物だったのかもしれません)
喉から力が抜け、口の筋肉に力をしっかりいれ、しかもリズムをたるませない。力を抜くというのは難しいのだが、自分で練習回数を重ねてコツをつかむしかな
い。
素読舎のレッスンにおいて、音素に還元して口の形を説明するというのは、音作りの前半のことであり、
奇麗な発音や音を作るだけが大事なのではなく、音のパワーが問題である。日本語の音の作り方と英語の音の作り方の根本的な違いを踏まえた上で、練習をする
のが素読舎である。
【18556】
I 村さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 4月30日(月)03時02分35秒
>レッスンでは 「ar」と「ir」「ur」「er」「or」を別のグループとして扱い、特に後者を狭い音として扱ってはいるものの
細かいことを言うと、誤解があります。「ar」も、アクセントがない場合は「狭い音」として扱います。ですので、今の「あいうえおフォニックス」では、
以下のように記述しています。
ar
ar,ir,ur,er,or,ear
上にひとつだけある「ar」はアクセントのある ar です。
その下の「ar」はアクセントのない ar です。
アクセントのない ar は ir,ur,er,or の仲間です。
>ネイティブは必ずしも狭い音を出しているわけではない、という話もありました。実際、音声教材を聞くと、全然狭くない発音をしていることも多く、実に自
然な感じで発音しています。
素読舎で「狭い音」と呼んでいる「母音+ r」の音のうち、特に er は英語ネイティヴが「狭さ」をさぼりがちな音です。
口の筋肉(舌の使いかたを含む)を動かして、息の通り道をことさらに狭くするより、力を抜いて広めにした方が楽ですから、多出する er
はさぼりがちになります。
「あいうえおフォニックス」で、「顎の下がる明るいアー」と言っている音(あだな:歯医者)もさぼって、はっきりと顎を下げないで発音されることがあり
ます。
狭さをさぼった er と 顎を下げるのをさぼった ar
は、「あいうえおフォニックス」で、狭い音の感覚と、顎の下がる音の明るさをいったんははっきりと発音した人でないと、ほとんどの日本人にはまったく同じ
音としか聞こえません。
>私がネイティブの真似をして発音をすると即座にチェックが入りますので、その差は歴然としているのものなんでしょうね。私はリュウチョウに発音している
つもりなのですが。ついでながら、ネイティブはつりあげる「ae」も自然。私はわざとらしく発音しないと、すぐにチェックが入ります。
ネイティヴの「自然」さというものは、英語ネイティヴは、お互いにさぼった音でやりとりしても、そのそれぞれの音に残留する、音の「こもった感じ」や
「明るさ」の微細な違いを聞き取れるからです。すでに書いたように、日本人が「Repeat after
me.」方式で、英語ネイティヴの音を真似すると、広めに発音された er と 顎の下がりをさぼった ar
の区別がないままに真似しますから、まったく同じ音(ほとんどの場合日本語の「あー」の音)でしか発音しないことになります。ですから、日本語を日常語と
する日本人の「音づくり」では、英語ネイティヴの「さぼった音」の真似をしない方がいいと考えています。本来は違う音なのに、まったく同じ音にしてしまう
危険があるからです。
>根石さんは、意識して狭い音を発音することで、ネイティブの微妙な発音の違いが聞き取れるようになる、ともおっしゃっておりました。
「あいうえおフォニックス」をきちんと踏まえて、踏み外さないようになってから英語ネイティヴの音を聴くと、先に書いた「残留する微細な違い」が聞こえる
ようになります。
【18557】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 4月30日(月)03時32分18秒 編集済
>「あいうえおフォニックス」 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 4月22日(日)15時03分28秒
>土曜11時からのレッスンの時、tire という単語で [j]
の音が出ていたので(あえてカタカナで表すと「タイヤ」)、本来の音を出すようにチェックがありました。
re は er と同じく [逆さe] の音です(例:center をイギリスでは centre と書きますが、発音は同じです。同じく
theater を theatre とも書きます)。ですから tire の発音は [tai + 逆さe] です。「逆さe」の前に [j]
は入りません。
レッスンの後半、この re の音をきっかけにして「あいうえおフォニックス」の説明がありました。
「あいうえおフォニックス」
a, i, u, e, o (あいうえお)にそれぞれ r をつける
→ ar, ir, ur, er, or
※日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。
せっかく「母音+r」だと抽象したのですから、ar, ir, ur, er, or のうしろに ear を加えておいて下さい。
>
・ ar, ir, ur, er, or は「狭いア」の音です。(発音記号 [逆さe])
・ただし、ar にアクセントがある場合は「歯医者(顎下げのア)」になります。(発音記号 [a])
・ear と綴るのも「狭いア」になります。(early, heard など)
ここで ear
に言及されていますが、『日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。』の註はこの説明の中に入れるべきで
す。以下のようになります。
・ ar, ir, ur, er, or は「狭いア」の音です。(発音記号 [逆さe])
・日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。
・ear と綴るのも「狭いア」になります。(early, heard など)
・ar にアクセントがある場合は「歯医者(顎下げのア)」になります。(発音記号 [a:])
>ここまでが「あいうえおフォニックス」の概要です。
アクセントのある ar
「歯医者(顎下げのア)」が英語の音の中では一番口を広く開ける音です。ところが英語ネイティヴの人は、この音をさぼって口を大きく動かさないことがある
そうです。そうなると「あいうえおフォニックス」を経ていない日本人には「逆さe」と区別がつかなくなってしまいます。
これでもいいですが、『「逆さe」と区別がつかなくなってしまいます。』は、正確には、「さぼって発音された「逆さe」と区別がつかなくなってしまいま
す。』です。前述のI村さんに向けて書いた通りです。
>練習をする時に「あいうえおフォニックス」に沿って、アクセントのある ar は「歯医者(顎下げのア)」、それ以外の ar, ir, ur,
er, or は「狭いア」だと意識して口を大きく動かしていると、たとえ英語ネイティヴの人がアクセントのある ar
をさぼっていても、それが「歯医者(顎下げのア)」だと聞きわけることができるそうです。口を大きく動かして練習すると、聞き取りの場面でも効き目が出る
ようです。
問題ありません。
>自分は話を聞きながら、他にも注意する単語を思い出していました。our, ear です。
our は ur の部分が「狭いア」です。だから[「顎下げのア」+「狭いア」]になります。ところがなぜか「狭いア」の前に [w]
の音をつけて「アワ」と発音している人が多いです。また、ear は ar の部分が「狭いア」です。これも「狭いア」の前に [j]
の音をつけて「イヤ」と発音している人がいます。いずれも「あいうえおフォニックス」を意識すると、避けることができる間違いだと思います。
問題ありません。
【18559】
should の省略 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 4月30日(月)17時47分21秒
教 材の中の、Sarah demanded that she be given a refund. の文ですが、Sarah demanded
that she の後に should
がないと言いにくくありませんか?口語だと省略される事が多そうですが、英語が母国語の人には違和感はないのでしょうか?如何して should
は省略されるようになったのでしょうね?不思議です。
【18560】
should の省略 投稿者:小川 投稿日:2012年 4月30日(月)20時30分24秒
私の記憶なんですが、口語だからshould が省略されるわけのではなかったと思います。英語学校では should
は後から付け加えられたんだという説明を受けました。
should を使わないのがもともとの形で、アメリカ英語ではその古い形のまま使っており、本家のイギリスでは後にshould
を付け加えて使うようになったと聞きいています。また、that 以下にshould がないのは、demand やsuggest
などの動詞が命令に近いので、命令形を使うんだなと理解して来ました。
【18561】
内田樹の新刊 投稿者:馬の骨 投稿日:2012年 4月30日(月)20時31分45秒
内田樹の「街場の読書論」(太田出版)1600円+税、2012年4月29日発行
お薦め本である。書評などの短文を集めたもので読みやすい。中身は濃く
久々に面白い。
とくに、「母語運用能力について」、「日本語壊滅」、「異文化理解と外国語教育」
については、それぞれ短文ですが外国語の勉強には必須の基本的な考えが
書かれていて、それは今までに無いものだと思いました。
驚きですよ。
【18562】
should の省略 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 4月30日(月)23時16分10秒
なるほど。もともとなかった所へ後から付けられたものだったのですね。私の辞書に「(用法)口語では should
を用いない事が多い」とあったものを、" 後で省略されるようになったもの " と勝手に解釈してしまいました。
should をいれるようになったのは、「文法の基本ルールに沿わせよう」ということで、でしょうかね? She を受ける動詞が be
というのは、珍しい使い方ではないのでしょうか?(そんな事はないのでしょうか?)今の私の英語レベルでは、経験不足のため、She be given
...
と言う使い方はなんともしっくり来ません(涙)。こういうときは、「こういうものなんだ!」と思いそのままどんどん使って自分をその感覚に同化させようと
努力すべきなのか、それとも、とりあえず「こういう使い方もあるんだな」と言うぐらいに(聞いた時に解るように。又は、「あなた、この使い方間違ってます
よ」なんて言って、赤恥をかかないように)憶えておいて、自分は感覚的に納得のいく should 入りを使っていくか...。悩みます。
【18563】
内田樹の過去ログ、英語 投稿者:馬の骨 投稿日:2012年 4月30日(月)23時57分36秒
「内田樹の研究室」の英語ついて。
「英語 site:blog.tatsuru.com」で検索すると、ぞろぞろと出現いたします。
【18564】
「お願い」「規約」 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 5月 1日(火)01時44分10秒
素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他
<お願い>
1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs
月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。
2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へのお金の
出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。
3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。
4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、「音とイ
メージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件があります。
◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。
●「ゴースト」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。
(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができます。ま
た、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)
5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。
6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイントがマイ
ナスされます。)
素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介いただ
くようお願い致します。
(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用掲示板」
から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)
7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円で使って
いただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘っていただく等してい
ただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただきます。「紹介者」に3ポ
イントがプラスされます。
8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。
9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)
10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れた場合に
も、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参照下さい。
11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。
12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができます。
素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ゴースト・音読終了者」がメンバーになるものと、「七年目の浮気・音読終了者」がメンバーになるもの
の二つがあります。「七年目の浮気・音読終了者」は、申し出ていただくだけで素読舎のコーチができます。また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を
使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、「教材使用料」をいただきます。これは現在、村田コーチの
「素読舎戸倉分室」に適用されています。)
「無料過程」を使っている間に、「コーチ認定用音読チェック」を受講できます。こちらは有料になります。「コーチ認定用音読チェック」で認定されること
は、「七年目の浮気・音読終了者」になることと実質的に同じですが、そのレベルに到達するまでの時間が短縮されます。「ジャムセッション」のグループに参
加できますので、コーチになろうとする方でなくても受講をおすすめします。(「ゴースト」で行っているのと同様のレッスン形態を継続し、「7年目の浮気・
音読終了」に至るコースもあります。)
「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が制限され
ることもありません。
「ジャムセッション」のメンバーからのカンパは喜んでお受けします。
将来的には、「無料過程」は「ジャムセッション」に統合するかもしれません。その場合は、「ゴースト」から開始し、「七年目の浮気」まで音読が終了した
方のみが、「ジャムセッション」のメンバーとなることができます。「ゴースト・音読終了」のレベルに「無料過程」および「ジャムセッション」を設置するの
は暫定的なものであることをご承知おき下さい。(しばらくの間、「ジャムセッション」参加のレベルを低く設定しておくということです。)
「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです。(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここに、素
読舎コーチも参加します。
・毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。
「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専用の掲示
板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、「月に1度」は書かなければならないというような制約はありません。
「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力点が移っ
た人のグループです。ただし、「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという理念は自分の中に置いていただくよう希望しま
す。
素読舎の「無料過程」は、「ジャムセッション」で練習するための「準備期間」だとお考え下さい。「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単
に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていることが必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が
起こる」レベルの英語を維持することができます。「私物化」は「言葉」にはなじみません。
「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」と言っていいかもしれません。日本在住の英語にとっ
て、無料で使えるこういう「練習場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」ことに狙いを定めた「英語道
場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないようなものになります。
素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をも知り合いをも「道場」の方向に押していくことになり、そういう「道場」の誕生に協力していただくこと
になります。根石が収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。
13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいただく場合
は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。
14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲示板に公
表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。
「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の都合等が
おありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願いします。
15.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。
16.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなった場合、
「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。
17.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。
18.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにするための
ものです。
また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこともできま
す。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の6000円
は、「二人一枠維持基金」から充当されます。
19.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、それを可能
にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。
20.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。
21.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれないこと
によっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介
いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。
新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さんが書い
た記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。
周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけた場合
は、素読舎のホームページに転載させていただきます。
22.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希望者リス
ト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜日、時間帯)を
譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望します。
23.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイントが1ポイ
ントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。
24.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手間によっ
て形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありません。(「二人一枠
維持基金」がクッションとして使われます。)
25.
2ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっていることが前提
となります。その判断はコーチにお任せください。)
26.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していただくので
も結構です。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご注意下さい。
27.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。
28.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。
------------------------------------
<規約>
1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。
2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。
3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。
(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイントを使うこ
とで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。
一年後、「練習力の釣り合い」を第一条件に、他の「二人一枠」を解消し新しくペアを作る。他の「二人一枠」が、ポイントがプラス数値である人とポイントが
ゼロまたはマイナス数値の人であった場合は、ポイントがプラス数値の人と新しいペアを組む。「二人一枠」の二人ともプラス数値であった場合は、ポイントの
多い人と新しいペアを組む。「二人一枠」を新たに作る努力は素読舎側で行う。
解消候補の「二人一枠」の二人がポイントが同値であった場合は、話し合いで解決する。
(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、ポイント1〜ポイント5に該当する人は、半年間を
限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一
枠」を作る努力をする。
(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円(6千円+
「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。3ヶ月で、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしな
い。
(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ移行す
る。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。
・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二 人一枠維持基金」から取り崩す。
・「二人一枠」の組み替えによって生じる「一人一枠」に対しても、上記 (a), (b), (c), (d) が適用される。
4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消する。
5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表する。な
るべく限度期間内に掲示板上で生徒同士で話し合い、「二人一枠」を形成する。その際、素読舎は「練習力の釣り合い」という観点からアドバイスする。アドバ
イスはポイントに影響しない。
6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に1度を目
安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。
コーチ付きでない「無料過程」の練習を休む場合も「連絡専用掲示板」に連絡する。
7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を増やす段
階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。
8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。
9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。
10.
コーチおよびコーチ希望者は、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。
11.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表などは村田が行う。
12.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。
集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。
空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に渡す。
12.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。
13.
「ジャムセッション」を使う生徒の中から積極的に「コーチ希望者」を募る。
「コーチ希望者」に対するレッスン内容は、通常のレッスンにおける「音読」部分のみとする。
コーチとして認定する基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。
【18565】
ミキさんの自立練習報告から 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月 4日(金)23時22分52秒 編集済
4月29日に電圧装置を実行されているらしきご投稿がありましたので、勝手ながらこちらにご報告しておきます。
単語帳 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 4月29日(日)17時16分29秒
2セット目(2〜4)、3セット目(3〜5)、4セット目(4〜6)終了
1パック目(1〜5)終了
【18566】
電圧装置をやってみての感想 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 5月 6日(日)01時45分38秒
「単語帳」と書いてしまったのですが、「電圧装置」のことです。
今は8枚めをやっている所です。使っている教材「頻出英文法・語法問題1000」の中で、初めて出会う単語、知っているが知らなかった使い方をされている
単語に加え、認識に確信を持てない単語も書き出してやっています。
始めて間もないので「気が付いた事」程度の感想ですが、各単語が自分の中できちんと認識されていると、その単語の使われた文を読む時に、イメージの流れが
よりスムーズなのが実感できます。シミュレーションがし易いと言えば良いでしょうか。スポーツ選手などが行なうイメージトレーニングは机上言語学習者に
とっても有効な方法だと思うのですが、使う単語が自分の身になっている(その単語の明白なイメージが自分の中にある)事で、はじめてそのトレーニングの効
果がでるのかと思いました。そして、イメージがスムーズに動くようになると、その文をどう読むかを自分で決定できるようになるように思います。文節の切り
方やどの単語を強調させるかなど、自分が言いたいように変化させる事が出来るというか...。
「覚える」に関しては、「3歩進んで2歩下がる」方式で何度も何度も繰り返してやる事になるので、あまりストレスにもなりません。何度も書いていれば、
まぁ、いつかは覚えるだろう、と思えるので...。ある単語を見た時に、「日本語での意味が分かる」のではなく、瞬時にイメージに変換できるようにするに
は、何度も何度も書いて体で覚えてしまうのがいいですね。また、文字として目で受ける印象も、その単語のイメージを作るのに役立っているのかも知れない、
とも思いました。
【18567】
カタカナ発音とリスニング 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 5月 6日(日)02時28分39秒 編集済
公園で3頭の大型犬をヒモなしで散歩している人がいました。そのうちの1頭が自分のところに駆け寄ってきて、一瞬たじろぎましたが、おとなしい犬だった
のでなでていると、その犬がごろんと横たわり、くつろぎ始めました。自分もひとしきり犬をなで終わり、後から来た飼い主になんていう犬かきいたところ、レ
トリバーだとわかりました。これがレトリバーなんだねぇ、かわいいねえ、なんて思いながらまた犬の腹をなでつつ、ところでレトリバーってどんな綴りなんだ
ろうと思いました。
red river
かな?ハンバーガーのビッグマックをビックマックっていう人もいるし。なんて言っていたら、その場に一緒にいた人に「『レットリーブ』っていう言葉から来
てるんですよ」と言われました。
「レットリーブ」?音の響きや長さからして合成語かな? let
leave...?と余計に気になってしまいました。とにかく「レットリーブ」なんて自分は知らない言葉だったので、後で辞典を引いてみたら実は
retrieve のことでした。うん、これなら知ってる。発音記号だと [ritri:v]
だ。「レットリーブ」だと自分に教えてくれた人は英文科出身の人だったので、もし照れがあったとしてもせめて「リトリーブ」くらいは言ってくれ、と思いま
した。「リトリーブ」と言われたら、自分は綴りも想像できたし、retrieve っていう言葉も思い浮かべることができたと思います。
自分は以前、日本語として定着している英語の言葉を英語ネイティヴに近い発音で言うことにとても抵抗がありました。日本語で話しているのに、外来語のと
ころだけ英語の発音をするとそこだけ浮いてしまうし、相手に気取ってると受け取られると、すごく恥ずかしいと思ったので。今ではカタカナ発音が定着してし
まっている「外来語」は英語ネイティヴにはまず通じないことはわかっているので、必要な時にはきちんと発音しますし、日本語で普通に話している時は、カタ
カナ発音で言う、というように使い分けられるようになっています。これは音を中途半端な状態にせず、通じる音を出せるようにするために激しく練習したか
ら、通じる音を出そうと思えば出せるようになったからだと思います。
では、自分に「レットリーブ」だと言った人は照れから「レットリーブ」だと言ったのでしょうか。たぶん彼は通じる音が出せないんじゃないから「レット
リーブ」と言ったのではないかと自分は推測しています。なぜなら、彼はリスニングが苦手だと言っているからです。retrieve
をローマ字読みをあてはめてレットリーブという音として捉えるのは典型的な受験英語用の記憶の仕方です。今のところまだこの方法で単語を覚えても、大学受
験は合格できるかもしれませんが、後はテスト勉強以外に使えない英語が残るだけだと思います。
自分は、最初は英語で読書できればいいくらいに思っていましたが、曲がりなりにも英語ネイティヴの人の話を聞き取ることができ、通じる音で話すことがで
きるようになってしまいました。英語圏で生活したこともないし、滅多に英語ネイティヴの人と話す機会もない自分がです。これはひとえに、日本語の音の方向
から英語の音を照らし、英語の音を日本人の観点から分節化して、それを「音づくり」として方法化した根石さんのおかげだと思います。方法を知っているか
ら、素読舎育ちはリスニング対策でただ漫然とCDを聞き続けるなんてことはない。リスニング対策は読むことから始まる、と言われてピンと来るのが素読舎育
ちだと思います。
【18568】
電圧装置 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月 6日(日)12時17分51秒 編集済
ミキさんが電圧装置を始められたとのこと、先々週だったか「電圧装置」についての説明を聞かれたところなのに、すぐに実行されているので感心しました。私
もここで電圧装置について報告することにします。
「電圧装置」はイメージをを作るための基礎工事:「電圧装置」についての説明を初めて耳にした頃、私が使っている方法に良く似ていると思っていました。
私は英検の受験勉強をしていた頃、語法や用法を型として身につけるため、あるいは語彙を増やすため、大学ノートの1ページを縦半分に折り、1行おきに左側
に新出単語や文を、右側にその意味や同義語などを書き留めることにしていました。ノートは30行程度なので15題、これが1日のノルマです。それを何度も
音読したり何度も書いたりして覚えました。
即座に解答できず、何秒もかからないと思い出せないような単語や文は使い物にならないと根石さんもおっしゃっていますが、私も3秒以上かかるものは身に付
いていないものとして、翌日に残しました。実際の会話で3秒の空白があくと結構長く気まずいものです。1ページ全部を解答するのに1分もかかりません。
翌日は前日に即答できなかったものから書き出します。たとえば前日5つ出来なかったら、10個しか新しい文や単語が勉強できないということになります。何
度やっても即答できないものは延々と後に残って行きますので、いつかは覚えてしまうというメリットがあります。
大風呂敷に投稿するようになってからしばらくは「ああ、電圧装置みたいなのは私のやり方と変わらないんだ」と思っていたのです。しかし、何度も「電圧装
置」についての説明を読んだり聞いたりする内に、私の方法との決定的な違いは「イメージを動かす」ということだと気がつきました。もちろん練習の質も練習
量も、私の方法などとは比べ物にはなりません。
英語学習ではよく「語感を身につける」という言葉を使います。一般の英語学習で「イメージする」作業らしきものがあるとすれば、「語感」を養うことぐらい
です。私はこの語感を身につけるために、私は2つの方法を使いました。ひとつ目は豊富な文脈の中でその言葉を理解する。単語を調べる時には、三つ四つの英
英辞書から例文を全部書き出し、例文ごと覚えるというものです。ふたつ目は同義語辞典で同義語を書き出し、その同義語についても英英辞書で例文を調べて書
き出すという作業です。そうするとおぼろげながら、その語彙のもつイメージが固まって来ます。しかしこの方法は英語を習い始めた人たちにとっては使えませ
ん。
根石さんは、「言いながら下記ながら思う」ということをしきりに提唱しておられます。「言いながら書きながら」は、その単語や文を音読しながら、その単語
を思えば手が勝手に動くまで、手が癖になるまで、繰り返し繰り返し書くということです。「思う」とは、その単語や文を日本語で理解するのではなく、日本語
の裏にあるイメージを捉えられるようになることです。
「日本語はイメージを捉えるための単なるきっかけにすぎない。イメージとは1つの英単語がこういうことだというイメージを作る、あるいはこういう感じだな
というイメージをもつこと。これが最も重要なポイントだ」とおっしゃっています。
「言いながら書きながら思う」ことによって、反射的にその語を理解することができるようになるのです。手がどんどんと動き、次から次へと解答出来るように
なるということは、その語を日本語ではなくイメージで理解し反射的に使えるようになるということです。根石さんは「そろばんの練習のようなもの」とおっ
しゃっていました。なるほど、読み上げ算の時、何桁もの数字をいちいち頭に思い描いてはいません。数字が読み上げられれば、勝手に指が動きます。そうなる
までに、私たちはどれくらい玉を弾く練習を重ねれば良いのでしょうか。数字だけを扱うそろばんですらこうですから、外国語が反射的に理解し出て来るように
するには「言いながら書きながら思う」ことをどれくらい練習すればいいのか。外国語学習が「自分のペースで楽しく」など出来ないのは当然のことです。英語
で自分の思いが通ずる楽しさを獲得するまでに、たどらなければならない険しい道があります。
「電圧装置」は自分の自分による自分のための問題集:こうして一枚一枚仕上げて行ったレポート用紙の束は、自分自身にもっとも必要な語彙、自分自身が最も
弱い語彙を網羅した世界に1つだけの問題集になるということでした。
【18569】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月13日(日)02時05分2秒
>「電圧装置」はイメージをを作るための基礎工事
「基礎工事」という言い方をしていますが、「言いながら書きながら思う」が、「電圧装置」を使いこなすための「基礎工事」になります。イメージは、「言
いながら書きながら思う」によって作るのであり、「電圧装置」は作ったイメージを動かすためのもの、イメージが動くかどうかを確認するためのものです。
>私は英検の受験勉強をしていた頃、語法や用法を型として身につけるため、あるいは語彙を増やすため、大学ノートの1ページを縦半分に折り、1行おきに左
側に新出単語や文を、右側にその意味や同義語などを書き留めることにしていました。ノートは30行程度なので15題、これが1日のノルマです。それを何度
も音読したり何度も書いたりして覚えました。
「電圧装置」とよく似ています。右側に意味や同義語を書いたということですが、左側の問に対する答が、右側になるのでしょうか。日本語が答になるような
構造は避けるべきだと思っていますので、あえてお聞きします。
>即座に解答できず、何秒もかからないと思い出せないような単語や文は使い物にならないと根石さんもおっしゃっていますが、私も3秒以上かかるものは身に
付いていないものとして、翌日に残しました。実際の会話で3秒の空白があくと結構長く気まずいものです。1ページ全部を解答するのに1分もかかりません。
「3秒以上かかるもの」というのは基準が少し甘いと思います。1秒くらいが限度だと思っています。そうでないと、イメージと語が一体化することはないと
考えてきました。
>翌日は前日に即答できなかったものから書き出します。たとえば前日5つ出来なかったら、10個しか新しい文や単語が勉強できないということになります。
何度やっても即答できないものは延々と後に残って行きますので、いつかは覚えてしまうというメリットがあります。
即答できないものは、新しく書き込んでいるページ(レポート用紙なら新しい1枚)に重複して書き出すということでしょうか。私は、「一枚に集中」の場合
も、「三枚ワンパック」の場合も、間違いは「0か1」という基準を設けています。例えば、「三枚ワンパック」でやって、一つ間違えた場合に限り、新しく
作っているページにそれを書き足します。二つ以上間違えた場合は、「言いながら書きながら思う」の練習が足りないので、「言いながら書きながら思う」を、
特に間違えたものを攻め込むつもりでやり直し、回答しなおし、間違いが「0か1」になるレベルに持ち込むように生徒さんに指示しています。こうしておかな
いと、同じ100枚(100ページ)分をやっても、生徒の力の付き方がまるでばらばらになってしまいます。密度が濃い人も極端に薄い人も出てきてしまいま
す。一人でやっている分には小川さんのやり方でいいのですが、どの生徒にも同じように力をつけたいので、私は「手がすらすら動き、どんどん解答でき、答え
合わせをしたら、間違い0か1」という基準を設けるべきだと考えています。これは、私が自分で「電圧装置」を使っていた基準より甘くしてあります。私が一
人でやった「電圧装置」は、間違いが「0か1」ではなくて、「0」でした。0でなければ、「言いながら書きながら思う」から全部やり直していました。
>英語学習ではよく「語感を身につける」という言葉を使います。一般の英語学習で「イメージする」作業らしきものがあるとすれば、「語感」を養うことぐら
いです。私はこの語感を身につけるために、私は2つの方法を使いました。ひとつ目は豊富な文脈の中でその言葉を理解する。単語を調べる時には、三つ四つの
英英辞書から例文を全部書き出し、例文ごと覚えるというものです。ふたつ目は同義語辞典で同義語を書き出し、その同義語についても英英辞書で例文を調べて
書き出すという作業です。そうするとおぼろげながら、その語彙のもつイメージが固まって来ます。しかしこの方法は英語を習い始めた人たちにとっては使えま
せん。
「語感を身につける」というのと、「イメージを持つ」のとは同じことだと思います。しかし、漫然と練習していても「イメージを持つ」には至らないので、
動態を言いたくて、「イメージする」と言ってきました。私は、一つの文の中における一つの単語という条件があれば、「イメージする」はできると考えていま
す。その場合、5語から10語程度でできている文が適当だとも思っています。「スカイプでレッスン」を受けられている生徒さんたちの体には5語から10語
でできている文は多く音のつながりとして蓄積されていきます。そういう条件が整うのですから、「一つの文の中における一つの単語」のイメージを作るのは容
易です。これなら、「英語を習い始めた人」にも可能だと思います。
>根石さんは、「言いながら書きながら思う」ということをしきりに提唱しておられます。「言いながら書きながら」は、その単語や文を音読しながら、その単
語を思えば手が勝手に動くまで、手が癖になるまで、繰り返し繰り返し書くということです。「思う」とは、その単語や文を日本語で理解するのではなく、日本
語の裏にあるイメージを捉えられるようになることです。
一つの英単語に日本語の単語を二つ、三つ動員するのがいいと思っています。
「言いながら書きながら」は、簡単に言ってしまえば、その単語(熟語、語群)に「なじむ」ことです。文字や音は語の物質的部分ですから、それにとことん
なじんでしまうことが、イメージの発生を促す条件になります。その時に、その単語が含まれている文が、イメージの輪郭をはっきりさせる援軍になります。
>「日本語はイメージを捉えるための単なるきっかけにすぎない。イメージとは1つの英単語がこういうことだというイメージを作る、あるいはこういう感じだ
なというイメージをもつこと。これが最も重要なポイントだ」とおっしゃっています。
これをやるかやらないかが、英語を使えるようになるかならないかの分かれ目だと思っています。「電圧装置」に書き込む日本語単語というものは、単なる
「きっかけ」として使います。単なる「きっかけ」でしかなくなるくらいになるまで、「言いながら書きながら思う」をやり、よくなじんで、イメージを合体さ
せる(「物質部分」にイメージを溶け込ませる)、あるいは溶接するのです。この「イメージを作る」という作業をやらないで、英語が使えないぼやく人がいま
すが、使えなくて当たり前です。そしてこれは、マインドコントロール以外には他を期待することはできない作業です。
「磁場」においては、場が、あるいは状況が、マインドコントロールしてくれます。言葉の当事者としてその場にいるという条件が、状況によってマインドコ
ントロールされることになります。笑うのであれ、怒るのであれ、泣くのであれ、全身で場に応じることが、言葉の当事者になることですから、マインドは当然
コントロールされます。これが「磁場」です。マインドがコントロール「される」場です。
語学では、「される」ことを期待しても駄目です。自分で自分のマインドをコントロールするのが語学です。「イメージする」ことを自分でことさらにやらな
ければならないのは、日本人に具体例をとれば、日本は日本語の「磁場」であり、英語の「磁場」ではないからです。「される」ことを期待するのではなく、自
分でイメージ「する」のです。
小川さんの用語に「磁場帰り」がありますが、「磁場帰り」の人たちは、「された人」だと言えばいいでしょう。「した」人ではないのです。「磁場帰り」の
一人が、「根石さん、私だって、アメリカで必死に英語を勉強したんだよ」と言ったことがあります。私は静かに首を横に振りました。日本に住み続けて、英語
を使えるようにした者の練習の量と質は、根の部分で「された人」とは比べものにならない。日本に住み続けて英語を使うまでにした人は、根の部分で、「され
た人」ではなく、「した人」なのです。「磁場帰り」とは決して一緒にされたくない。
>「電圧装置」は自分の自分による自分のための問題集:こうして一枚一枚仕上げて行ったレポート用紙の束は、自分自身にもっとも必要な語彙、自分自身が最
も弱い語彙を網羅した世界に1つだけの問題集になるということでした。
そうだと思います。世界に一つしかない、自分に最適の問題集です。
【18570】
電圧装置 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月13日(日)08時53分49秒
丁寧にお返事頂きありがとうございます。
>右側に意味や同義語を書いたということですが、左側の問に対する答が、右側になるのでしょうか。日本語が答になるような構造は避けるべきだと思っていま
すので、あえてお聞きします。
左側の問いに対する答えが、右側の同義語や意味になります。日本語が答えになるような構造というのは、どういうことでしょうか。たとえば左側に
「image」(問い)と書き、右側に「画像・映像・心像」(答え)と書くことを言うのでしょうか。私は左側に「image」と書いたとすると、「心像、
idea・impression・mental picture・thought, The reform image of our party
will win us votes.」 などと書いていました。
>「3秒以上かかるもの」というのは基準が少し甘いと思います。1秒くらいが限度だと思っています。そうでないと、イメージと語が一体化することは
ないと考えてきました。
当時「茅ヶ崎方式英語会」を大阪でやっていたのですが、その教材のWord Test
の解答時間がこの「3秒」でしたので、それが基準でした。今になってみれば、確かに3秒は長いと思います。イメージ化されていれば、その言葉のイメージは
瞬時に出て来ます。出て来るというより言葉とイメージが一体化しまいますね。
>即答できないものは、新しく書き込んでいるページ(レポート用紙なら新しい1枚)に重複して書き出すということでしょうか。
そうです。新しいページに新しい単語と重複して書きます。今日のノルマ15問の内3語解答出来なかったとすると、翌日、新しいページのトップにその3語を
書き出し、その日の新出単語はその下に書き出します。つまり復習3語、新出単語12語です。もしその3語と新出単語12語の内2語がまともに解答できな
かったとすれば、翌々日は復習単語5語、新出単語10語になってしまいます。覚えられない単語は、覚えてしまうまでノートに残るということになります。
私の方法の弱点は、一度正解してしまうとそれはそれっきりになってしまうこと、総復習が出来ないこと、そのノートが自分だけの問題集としては使えないこと
です。「電圧装置」のようにレポート用紙3枚ワンパックで練習すると「復習範囲を手放さない」でおけますし、手作り問題集として後々使うことが出来ます。
こうして自分なりのやり方と「電圧装置」とを比べてみると、なるほど「電圧装置」はなんと良く工夫されていることでしょうか。
>私は、一つの文の中における一つの単語という条件があれば、「イメージする」はできると考えています。その場合、5語から10語程度でできている文が適
当だとも思っています。
単語はそれが含まれている文ごと覚えるのが良いと私も思います。have や on
などのような語はどうでしょうか。「イメージ核受肉教材」を使っていればいろいろな文例が出て来るので、その都度1文づつイメージを固めていけばいいんで
すが、こういう基本語(多義語と言ってもいいのでしょうか)は1文でイメージするのはなく、イメージ核を捉えるために例文のコレクションノートを作ると良
いのではないでしょうか。これと同じようなことは、以前根石さんも書かれていたように記憶しています。これは「電圧装置」とは別に、自分だけのいわば「イ
メージ核受肉単語帳」のようなものが出来ます。
「電圧装置」と「イメージ化」についてお聞ききしたいことが沢山あるので、仕事と雑用を終えたらまた戻って来ます。
【18571】
facebook から根石さんの記事を転載 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 5月13日(日)16時01分57秒
村田君
>今ではカタカナ発音が定着してしまっている「外来語」は英語ネイティヴにはまず通じないことはわかっているので、必要な時にはきちんと発音しますし、日
本語で普通に話している時は、カタカナ発音で言う、というように使い分けられるようになっています。これは音を中途半端な状態にせず、通じる音を出せるよ
うにするために激しく練習したから、通じる音を出そうと思えば出せるようになったからだと思います。
そうだと思います。「音づくり」をやらないと、カタカナ英語は成仏できないのです。
>自分は、最初は英語で読書できればいいくらいに思っていましたが、曲がりなりにも英語ネイティヴの人の話を聞き取ることができ、通じる音で話すことがで
きるようになってしまいました。英語圏で生活したこともないし、滅多に英語ネイティヴの人と話す機会もない自分がです。これはひとえに、日本語の音の方向
から英語の音を照らし、英語の音を日本人の観点から分節化して、それを「音づくり」として方法化した根石さんのおかげだと思います。方法を知っているか
ら、素読舎育ちはリスニング対策でただ漫然とCDを聞き続けるなんてことはない。リスニング対策は読むことから始まる、と言われてピンと来るのが素読舎育
ちだと思います。
ようやく、営業用に使える語学論が顔を見せはじめましたね。(笑)
今後に期待します。
日本語の音を元に英語の音を照らし出すということを、ずっとサボってきたのが日本の英語科を持つ大学です。英語に関しては、日本の大学ほど役立たずなも
のはない。そのまた元に土建屋根性があります。文部科学省です。英語の世界にも「原子力村」があるのです。根性のていたらくがあるのです。素読舎は体を
張って、腐れどもと喧嘩してきたのです。やつらは黙りこくっていれば、いずれくたびれてこっちが黙るだろうと踏んでいます。
私の「喧嘩英語」はその意味の「喧嘩英語」です。
【18572】
私のは電圧装置として使えません。 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)01時22分18秒 編集済
音読レッスンの後、私の投稿が話題にのぼりました。
>左側に「image」(問い)と書き、右側に「画像・映像・心像」(答え)と書くことを言うのでしょうか。私は左側に「image」と書いたとすると、
「心像、idea・impression・mental picture・thought,??The reform image of our
party will win us votes.」 などと書いていました。
という私の投稿について、ノート半分に書ききれるんですか、と根石さんが質問されました。大学ノートの右半分に2行のスペースがあるので、これくらいは書
き込めます。
根石さんが電圧装置を引き合いに出されて、「問い」と「答え」と書いておられたので、電圧装置で言えば左側の「問い」と右側の「答え」にあたる部分という
くらいの気持ちで(問い)(答え)と書きましたが、私のものは電圧装置ではないので、問いと答えという言葉は使うべきではなかったと思っています。左側に
「新出単語」右側に「辞書の引用」と書くのが正確だったかも知れません。いつでも何かを書くときは、誤解のないよう、読み易いよう、何度も何度も推敲して
から投稿するのですが、これからはさらに気をつけなければなりません。
さて、ここで
ideaやimpressionは同義語ではなく類義語だとおっしゃいました。類語辞典/同義語辞典には同義語と反義語、それに類義語も書いてあるので、
類義語の項ではなく、同義の項にリストアップしてあるものを「同義語」と書いたのですが、不注意だったかも知れません。
新出の単語をイメージする場合、類義語が書いてあるとかえってイメージが作りにくいようです。そもそも私の単語ノートなどに、「イメージを作る」という発
想はありませんから、電圧装置とは似ているようで全く違うものです。
そこで、「これは電圧装置にはならない、これでは初級者には使えない」と根石さんがおっしゃったのです。私は最初から初級者には使えないと思いますという
ことははっきり書いていますし、「私の単語ノートは電圧装置とは似ても似つかないものだ」ということも、はっきりと書いています。下記の通りです。大風呂
敷を読んでいる方たちが、私の方法を見て誰にでも使えるものだと思っては困るのでということでしたから、もう一度誤解のないように引用しておきます。だい
たい私の記事のどこに、私の単語ノートを真似してもらっていいなどと書いてあったというのでしょうか。
>大風呂敷に投稿するようになってからしばらくは「ああ、電圧装置みたいなのは私のやり方と変わらないんだ」と思っていたのです。しかし、何度も「電圧装
置」についての説明を読んだり聞いたりする内に、私の方法との決定的な違いは「イメージを動かす」ということだと気がつきました。もちろん練習の質も練習
量も、私の方法などとは比べ物にはなりません。
>英語学習ではよく「語感を身につける」という言葉を使います。一般の英語学習で「イメージする」作業らしきものがあるとすれば、「語感」を養うことぐら
いです。私はこの語感を身につけるために、私は2つの方法を使いました。ひとつ目は豊富な文脈の中でその言葉を理解する。単語を調べる時には、三つ四つの
英英辞書から例文を全部書き出し、例文ごと覚えるというものです。ふたつ目は同義語辞典で同義語を書き出し、その同義語についても英英辞書で例文を調べて
書き出すという作業です。そうするとおぼろげながら、その語彙のもつイメージが固まって来ます。しかしこの方法は英語を習い始めた人たちにとっては使えま
せん。
電圧装置のユニークさと利点を書こうと思って投稿した記事でしたが、かえって仇になったような気がします。
最初から、「私のは電圧装置とは全く違う」「英語を習い始めた人たちには使えない」ということを書いているので、「これは電圧装置ではない」「初級者には
使えない」と言われて、今夜は逆上し、久々に根石さんに楯突き、自業自得ではありますが、疲れ果ててしまいました。
私の単語ノートを中級者以上が使える電圧装置にするには、どこを改良したら良いかというアイデアも下さったのですが、ここに書くとややこしくなるかもしれ
ないので書かないでおきます。
自分自身の体験談など余計なことを書いたので誤解を招くことになってしまいましたが、「根石さんの考案された電圧装置は非常に有効なものですから、皆さん
お使いになるようお勧めします」ということだけを私はお伝えしたかっただけのことでした。
【18573】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)01時32分9秒
> have や on
などのような語はどうでしょうか。「イメージ核受肉教材」を使っていればいろいろな文例が出て来るので、その都度1文づつイメージを固めていけばいいんで
すが、こういう基本語(多義語と言ってもいいのでしょうか)は1文でイメージするのはなく、イメージ核を捉えるために例文のコレクションノートを作ると良
いのではないでしょうか。
これに関しては、書かれた通りのものがお薦めです。
これも、中級後半以後の人向けだとは思いますが。中級後半以後でないと、どういうコレクションにすればいいかがわからないと思います。
>日本語が答えになるような構造というのは、どういうことでしょうか。たとえば左側に「image」(問い)と書き、右側に「画像・映像・心像」(答え)
と書くことを言うのでしょうか。
私が「日本語が答になるような構造」という言い方で言いたかったのは、小川さんが想定したようなことです。
>私は左側に「image」と書いたとすると、「心像、idea・impression・mental picture・thought, The
reform image of our party will win us votes.」 などと書いていました。
スカイプで話したときに、申し上げましたが、中級中盤くらいから、「idea・impression・mental
picture・thought」を「左」に書き、「image」を右側に書くというふうにすれば、「電圧装置」になると思います。
また、The reform image of our party will win us
votes.という例文は、項目を改めて(一行あけて)、( )( )( ) of our party will win us
votes.を「左」に書き、The reform
image を「右」に書けば、「電圧装置」になります。この「答」は任意のものですので、文全体で何を言うことになるかを、あらかじめ自分の中に置いて
おかないと「答」えることができませんが、自分専用の問題集なので構わないと考えています。
私は、初心者、中級前半の人も使える普遍的な方法を作りたいので、わざわざ「電圧装置」という名称を与えて、方法を作るための方法を考えています。初心
者や中級者は、積極的に日本語(複数の語義)から得られる共通項を煮詰めてイメージにすべきだと考えると同時に、「電圧装置」の右側(答)に日本語は置く
べきではないとも考えています。
小川さんが英検1級に合格するまでに使われた方法は、あくまでも中級後半から上級の人たち向けであり、「電圧装置」は、小川さんが使ったやり方をやれる
ようになる過程にいる人たちのものでもあると思いました。
いずれにせよ、話してみて、方法的な違いを照らし出すことができてよかったと思っています。
「電圧装置」は個別の音の訓練がほぼ終わった段階の初心者から使えますし、上に書きましたように、まったく日本語の単語を含まない上級者向けのものも作
れます。
浜谷さんが、ペーパーバックスの多読「だけ」で、初心者が中級者に、中級者が上級者にと進んで行けるようなことを書かれたときに、「それはない」と私は
書きました。「それはない」というのは、普遍性がないということでした。
再度書きますが、私は初心者から上級者まで誰にでも使える方法を作りたいのです。これも、昔書いたような気がしますが、「上級者は初心者に弱い」ので
す。初心者に必要なものが何であるかをよく思い出せなくなってしまうのです。「磁場帰り」が日本語で暮らしながら英語をやる人たちのことがわからなくなっ
てしまうのと、おそらく何か共通することだと考えています。
【18574】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)01時45分29秒
今、自分が書いたものを投稿して、先に小川さんが書かれたものを読みました。
>だいたい私の記事のどこに、私の単語ノートを真似してもらっていいなどと書いてあったというのでしょうか。
小川さんの「単語ノート」を真似していいのです。むしろ、中級後半からの人は、積極的に真似すべきです。ただし、それは「中級後半からの」という限定の
元にです。そして、「自分にどう質問したら、一つのことが身につくか」ということを追求すれば、小川さんの「ノート」は「電圧装置」に変わるだろうと思っ
てもいます。
私は小川さんの「ノート」が「電圧装置」ではないということを言いたくて話していたのではありません。それに類する言葉が私の口から出ていたのであれ
ば、私が「電圧装置」という語で、「初心者に使えるもの」を作りたがっているのだと再度ご理解下さい。
疲れさせて申し分けありません。
【18575】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)01時49分25秒
小川さんがお薦めの「類義語」辞典がありましたら、教えて下さい。
今日の話で、「イメージ核受肉教材」の作り方のヒントをもらいました。
【18576】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)01時57分23秒
>大学ノートの右半分に2行のスペースがあるので、これくらいは書き込めます。
「大学ノートの右半分」というと、ノートを見開きにした状態で、右側のページだと読む人がいると思いますので、うるさいようですが、再度確認させて下さ
い。本当に、1ページ分を真ん中で二つ折りにして、折れ線が1ページ分を左と右の領域に分けたときの「右半分」でしょうか。それだと、おそらく2行では書
ききれないと思いますが・・・。
極端に小さな字で書けば書けるかもしれませんが・・・。
【18577】
同義語辞典 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)02時29分56秒 編集済
>それに類する言葉が私の口から出ていたのであれば、私が「電圧装置」という語で、「初心者に使えるもの」を作りたがっているのだと再度ご理解下さい。
はい、よくわかっております。
今手元にある同義語辞典は、the Oxford Thesaurus と"Roget's 21st Century Thesaurus"
です。オックスフォード同義語辞典は同義語を使用頻度の高い順からリストアップしてあります。"Roget's 21st Century
Thesaurus"
はペーパーバックで持ち歩くのに便利で価格が¥1000程度と安いのです。これは単語の意味が簡潔に書いてあって、その下に同義語をアルファベット順にリ
ストアップしています。簡易の辞書として使え、長い間電子辞書が買えなかったので、携帯用に重宝しました。今でも使っています。
オンライン辞書が使えるようになってからは、Merriam-Webster(http://www.merriam-webster.com/)の同義
語辞典を使っています。ここはSynonym の他にRelated Wordsという項があります。
【18578】
根石さん 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)02時34分11秒 編集済
>本当に、1ページ分を真ん中で二つ折りにして、折れ線が1ページ分を左と右の領域に分けたときの「右半分」でしょうか。それだと、おそらく2行では書き
きれないと思いますが・・・。極端に小さな字で書けば書けるかもしれませんが・・・。
見開きではなく、縦半分のページです。1行目に同義語の2つやみっつ、2行目に短いセンテンスやフレーズくらいなら書き込めますし、実際書き込んでいまし
た。字は小さいですが、極端に小さいということもないんですが。
【18579】
根石さん 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)02時42分52秒 編集済
お疑いのようなので、当時のノートはもう残ってはいませんが、実際に書いたものを、"Chigasaki Monthly"
と一緒にお送りします。私の「電圧装置もどき」を見て頂くのにも良いと思いますので。
【18580】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)03時19分20秒
>
たとえば左側に「image」(問い)と書き、右側に「画像・映像・心像」(答え)と書くことを言うのでしょうか。私は左側に「image」と書いたとす
ると、「心像、idea・impression・mental picture・thought, The reform image of our
party will win us votes.」などと書いていました。
「・・・などと書いていました」と書いておられますが、「たとえ」が悪かったのかと思います。
私は実際に書いてみましたが、1ページ分を縦に二つ折りした右のスペースには書ききれませんでした。
>1行目に同義語の2つやみっつ、2行目に短いセンテンスやフレーズくらいなら書き込めますし、実際書き込んでいました。
こう書いていただいたので、ようやくわかりました。
【18581】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)03時32分0秒 編集済
(以下のものは、ビールを買いに行き、台所で飯を食った後で書き、投稿しようとして小川さんがお返事を書いて下さっていることに気づく前に書いたもので
す。)
----------------------------------------
>私は最初から初級者には使えないと思いますということははっきり書いていますし、「私の単語ノートは電圧装置とは似ても似つかないものだ」ということ
も、はっきりと書いています。
小川さんが感情的になった元には、私の意向との食い違いがあります。私はいまでも「普遍的な方法」を「作りたい」のです。あるいは、普遍的な方法を求め
ているのです。素読舎は小川さんの方法に至るまでの人たちのためのものですから、「初心者には使えない」とはっきり書いていただくだけでなく、「初心者に
使えるもの」を書いていただきたいのです。
体験談を提示していただくのは、私の教材作りには非常に参考になります。しかし、初心者に使えるものを考えていただくのは、直接に生徒さんのためになり
ます。
私が「大風呂敷」にほとんど書かなくなったのは、言葉の細部は違うでしょうが、小川さんが、「こんな抽象語の多い文章じゃ、生徒は集まらない」というよ
うなことを言われたからです。その日、おそらく先ほど小川さんが立腹したのと同じくらいに、私は立腹しました。
「だったら、抽象語を使わずに、生徒が集まるくらいの語学論を書いたらいい。そんなものが書けるなら書いたらいい」と思い、私はほとんど書かなくなった
のです。
村田君が「大風呂敷」の「座長(?)」をやると書きましたが、語学論としてはどれほどのものも穫れていません。
この程度の日本語の抽象語で辟易するような日本人がなんで英語なんかやるんだという思いは今も私にははっきりとあります。
話題を戻します。
初心者が語彙を増やすための「普遍的な方法」として、「電圧装置」が最終の形だとは思っていません。今の時点では、いまだベストだろうと言えるだけで
す。今でも、私は「作りたい」のであり、「求めている」のです。小川さんの「ノート」にケチをつけたくてものを言っていたのではありません。
練習不足を指摘したことと、「これでは『電圧装置』にならない」という話が連続したので、不快の度が増したのかとも思いますが、それぞれ二つの別のこと
です。
「入れ替え」という教材のひな形を作り、その後、小川さんに続きを作っていただき、さらにその先では、疑問文、否定文、平叙文の変換を加えていただきた
いと要望したりしていますが、これは素読舎が小川さんの方法を取り込んでいるということです。ありがたく思っています。以前から、「入れ替え」に類するよ
うな教材は必要だと考えていましたが、小川さんが京都新聞の教室ですでに実行していることを知り、素読舎もやるべきだと決めたのでした。こういうふうに、
今後も小川さんの方法を取り組むことはやらせていただきたいと考えています。First Branch になっていただいたてよかったと思っています。
以上、書きたいことは書いた気がします。
「体験談」を書いていただいたこと自体には感謝しているのです。そこから、実際に私の教材づくりにヒントももらえたのです。しかし、普遍性ということで
は、「電圧装置」に利があるので、私は「電圧装置」をさらに練り上げたいわけです。素読舎のコーチをやっておられるのですから、上級者仲間に役にたつもの
だけでなく、じかに素読舎の生徒さんの役に立つもの「も」、書いていただきたいと思っています。
ついでながら。「百姓でくたびれて書けなかった」と言いましたが、私の百姓仕事は私の語学論と私の中では直結しています。どんな具合に直結しているのか
に、いまだ言葉を与えることができないでいますが、福岡正信が言った「草一本だって、人間は作れない」という言葉がキーワードになるとは思っています。草
一本だって自然が作ったものだ、人間が作ったものではない、というほどの意味です。
ここのところを、「生徒の語学力をコーチが作れるわけではない」と言い換えて、私は語学論を考えています。「人間という生き物の意識という『自然』」が
一人一人の語学力を作るのであり、それに関しては、コーチに何ができるわけではない。コーチにやれることは、『自然』がよく働くように「邪魔を取り除く」
ことだけです。その元には、各種のメソッドではなく、語学論がなければならない。そうでなければ、本当には「邪魔を取り除く」ことはできないと考えていま
す。
私は今、畑で腐敗的要素を取り除き、発酵が進むように土を作りなおしています(それでへとへとになります)が、これはただ「自然がよく働くように『邪魔
を取り除く』ことをしているのです。
極論を言いますと、私の語学論と農法研究は同じものです。そのうちに、これでいいという野菜が出来ましたら、お送りしますので食べてみて下さい。これで
いいという野菜ができないうちに私が死にましたら、大口叩きやがってと笑ってください。
【18582】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)03時33分16秒
類義語辞典について教えていただきありがとうございます。
プリントアウトしました。
今度、電子辞書を買うときのために壁に貼っておきます。
【18583】
根石さん 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)03時34分38秒
わざわざ長文を選ん で引用するわけでもないですし、長文ならフレーズだけ書き込むことで事足ります。
腹立ちまぎれに(!)単語ノートを再現していて, 気がつきました。
ノートを見開きにして左のページを半分に折り、その左半分に"image" 、右半分に「心像、idea, impression, mental
picture, thought、The reform ( ) of our party will win us votes.
と書きます。(私の字ならこれくらいは余裕で納まります。おハガキなどを頂いて思うんですが、根石さんの字は大きすぎます)
ノートの見開き右ページの左半分には、左ページの右側の単語の意味と同義語と例文から類推して"image"と書くようにすればどうでしょうか。で、翌日
右ページの右半分には,左半分のimage の答えを書くわけです。
なんてことはないんですが... 返す刀で二度やっつけるというか、とどめを刺すというか...
もちろん電圧装置をやっていればこんなこと必要ないと思います。
【18584】
電圧装置 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)03時46分54秒 編集済
>素読舎のコーチをやっておられるのですから、上級者仲間だけでなく、じかに素読舎の生徒さんの役に立つもの「も」、書いていただきたいと思っています。
良くわかりました。初級者に役立つ教材については常に頭にあります。京都で授業のある日の前日は、いろいろなアイデアが湧いて来たり、またそれが素読舎の
方向性とずれてはいないだろうかと考えたりするので、熟睡できないことが多いです。
ただ、くどいようですが、上級者仲間に役立つものをというつもりは毛頭なく、電圧装置が優れていることを自分のノートと対比して書いただけのことです。同
じことを言い募っても無意味ですから、もう止めておきます。
もう朝の4時で...寝る時間がほとんどなくなってしまいました。大風呂敷と正面から向き合うと、言い尽くしてしまうまで眠むる気がおこりません。
ゴースト、練習しておきます。
【18586】
追伸 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月20日(日)04時08分3秒
>ノートの見開き右ページの左半分には、左ページの右側の単語の意味と同義語と例文から類推して"image"と書くようにすればどうでしょうか。で、翌
日右ページの右半分には, 左半分のimage の答えを書くわけです。
今、読み直して、何を書かれたのかわかりました。
これは、非常に面白いと思います。
【18588】
追伸の追伸 投稿者:小川 投稿日:2012年 5月20日(日)04時21分37秒
布団に入りかけて、ふと思いました。
見開きの左ページは、左:右=1:3で折り、右ページは、左:右=3:1に折れば、大きい字書いても、いっぱい書き込んでも。
【18589】
これまでの語学論・これからの語学論 投稿者:根石吉久 投稿日:2012年 5月21日(月)00時39分26秒
これまでの語学論・これからの語学論
掲示板「大風呂敷」を立ち上げて、まず話題になったのが、「音づくり」でした。 これは今から考えれば、「個々の音」(個別の音)をどう扱うかというこ
とと、音と音の「ぶつかり合い」をどう処理するかというレベルにとどまったものです。
「スカイプでレッスン」の生徒さんの中には、もう何年もレッスンを続けて受けている人がいます。その生徒さんたちに対しては、「個々の音」に関してはあ
まり注意することがなくなってきています。
その段階以後が、「音作りの第二段階」です。
パソコンのどこかのファイルに「音作りの第二段階」について書いたものが保存されているはずなので、みつかったらこの記事の後で、「大風呂敷」の記事と
して投稿します。
「音づくり」について「何をどうするか」は、ひとまずこの第二段階までのものを提示できるだけです。この後に第三段階があるとすれば、生徒各自の「自分
の読み」をどう作るかという話になってきます。これに関しては、具体的な語についてどういうイメージを持っているかによって生徒各自の「自分の読み」が
違ってきますし、どの時点においてでも、その時点での各自の最良の読みが提示できればいいのだと考えています。これはレッスン項目ではありません。
私の語学論はこのあたりまでさしかかっています。
「音づくり」については今後も折に触れて書くことはあるかと思いますが、何年か前から、私は重心を「電圧装置」に移したいと思ってきました。
小川さんが英検1級合格に至るまでに(あるいはその後もだと思いますが)、作っておられた「ノート」を言葉で説明されました。それを読んで、ああ、「電
圧装置」とは違うな、やはり、探索し研究するための「ノート」だなと、端的に感じました。
私には、こういう「ノート」はありません。「言葉」はいつでも有機的なものですが、語学では「言葉」を扱うのではない。「言語」を扱うのだと根本的に規
定しているのです。だから、語学には、「ノート(有機性を作り出す)」ではなく、「装置(語に物質的になじむ)」がいいと考えてきました。(今後、小川さ
んが作ったような「ノート」を私が作ることはありうると思いますが・・)
小川さんの「ノート」は、有機的に語が語を呼ぶものです。それは非常に優れた方法だと思いますが、初心者や中級前半の人が作れるものではない。どこをど
うたどったかはともかく、ある一定以上の語学力を獲得した人だけが、「あらかじめ有機的な構造を持つ装置=ノート」を作ることができます。
同じことを何度も書くことになりますが、「あらかじめ有機的な装置=ノート」を作れる段階以前の人たちには、「無機的な装置」がいいと思っています。
「無機的な装置」というのを説明するのが難しいのですが、もっとも単純な例で言えば、レポート用紙を二つ折りにして、左にひとつあるいは二つあるいは三
つの日本語単語を書き、右側に一つの英単語を書くとき、基本的な構造として、日本語単語と英単語が「対比」されることに「無機性」があります。本来まった
く性質の異なる言語の語彙を、「対比」させている。左側と右側の関係が無機的なのです。
装置の構造は無機的ですが、練習者の意識に起こることが無機的であるわけではありません。ひとつあるいは二つあるいは三つの日本語単語を「煮詰めて」、
あるいはそれらの日本語単語相互に共通するイメージを「抽出する」ことによって、ひとまずの英単語のイメージを持つことはできます。イメージは一人の人間
の生きてきた全過去に根を張っているものですから、常に有機的なものです。
英単語そのものイメージの的を射貫く(イメージの核をつかむ)ためには、多くの文、多くの文脈によって、意識的にあるいは無意識的に、何度か、あるいは
何度も、イメージが修正されていく過程をたどります。
この過程を意識的に行うことはもちろんできますし、それが語学としてはベストですが、意識的に行うことはだんだんできるようになるのでいい。ひとまず
は、「無機的」でいいから、「手がすらすら動き、どんどん解答でき、答合わせをしたら間違い0」を目指すことで、間接的に、意識にイメージが動くことを導
く、あるいは意識にイメージが動き出すための初動を与える。慣れてくれば、この方法がイメージの強度を作ることであることも練習者は自得するだろうと考え
ています。
それが、初心者あるいは中級前半の人たちが、語彙を増やす、あるいは文法を理解するためにベストな方法であり、これには普遍性があると考えています。
「日本語を日々の言語として、無意識に「言語を言葉にする」ということをやっている人たちには、それ以外の方法は、特殊な条件が揃わないかぎりあり得ない
と考えています。特殊な条件とは、日本語の磁場である日本に暮らしながら、日々の暮らしが英語の磁場となる条件を生きるというようなことです。例えば、ア
メリカ人が日本人と結婚して、日本で子供が生まれた場合に、子供が生きる言語として、家の中では英語、幼稚園や学校では日本語を使うというような事例が
あった場合に、そこにある条件として考えています。結婚形態として特殊なのか特殊でないかを言っているのではなく、子供の言語習得(言語の言葉化)として
特殊な条件を生きることになると言っているのです。
この条件は、「語学の外」に成り立つものです。ネイティヴ言語として複数の言語を身につけることは、「語学」ではないからです。語学をやっている人たち
の間でも、ここの区別はまったくつけられていません。日本に語学論が払底しているから、「幼児の頃から英語をやらせれば早く身につく」というような、その
害をまったく見落とすような迷妄がはびこり、日本人の子供が幼児英会話教室に通うというようなオチャラケがあるのです。アホか、としか言いようがありませ
ん。「教室」で身につくものは、ネイティブ言語ではない。これを見るかぎり、日本人とは、日本が壊れたことにより、今後一段と壊れていく人(たち)のこと
だとしか言いようがない。
積極的に「無機的」でいいと宣言している方法が「電圧装置」なのだと言っていいと考えています。異質なものの「対比」でいい。初心者や中級前半の人たち
に対してはいったんはそれを全面的に肯定していい。というより、「それしかない」のです。これは、語学が扱うのは「言葉」ではなく、無機的な「言語」なの
だということを宣言してもいるのです。ここがわかっている人は、語学によって英語の上級者になった人たちの中にもほとんどいません。
ひとつあるいは二つあるいは三つの日本語単語から、一つのイメージを抽出し、それを英単語のイメージとしてしまっても、「いったんはそれでいい」。積極
的にどんどんやっていい。そのことによって、まがりなりにも英語が英語として読める(いちいち日本語に置き換えなくても読める)ようになってきたら、英単
語が次々と別の英単語を呼び、単語と単語が有機的に横への広がりを持つような「小川的装置」=「ノート」が有効になります。言語が言葉に化すときには、そ
れがいい。中級後半の人から有効になるのです。
初心者には、語の物質面になじみ、イメージを強化するための「装置」がいい。だいたいが、語の物質面になじむだけでも、慣れるまでは大変なのです。
以下、私が一枚の紙に手書きでメモしたものを書き取ってみます。これを、机の上に置き、生徒さんに「電圧装置」についてアドバイスするときに使っていま
す。
----------------------------------------
「電圧装置」
意識の電圧を高めるための装置
材料費安い
レポート用紙とボールペン
教材の復習範囲を使って
レポート用紙を縦に二つ折り
左側に日本語 右側に英単語 一番単純な形
30行 一行おき 15くらいのこと
左が問、右が答と考えていい
使いこなすための基礎工事=「言いながら書きながら思う」
言いながら 小声でもいい
書きながら 手がくせになるまで
思う=イメージを作る
イメージ 「こういうこと」「こういう感じ」
(重要なポイント)
手がすらすら動き、どんどん解答でき、答合わせをして間違い0
----------------------------------------
あくまでも「間違い0」を目指すが、「間違い0か1」で合格
「間違い2」以上あれば不合格
→「言いながら書きながら思う」からやりなおす
「間違い1」だったら、新しく作っているレポート用紙に間違えたものを書き写す。
(線より上のことを「電圧装置」について最初に説明する時に全部話す。線より下のことや、「三枚ワンパック」「五枚ワンパック」については、実際に「電圧
装置」を作り、使うことをやってもらいながら話す。)
【18592】
根石さん 投稿者:ミキ 投稿日:2012年 5月21日(月)05時20分48秒
>子供の言語習得(言語の言葉化)として特殊な条件を生きることになると言っているのです。
先日、例のイギリス人の彼女と話をして考えました。彼女には3人の娘さんがいるのですが、長女は仏人の先夫との子で(彼らは彼女が6歳くらいまでイギリス
に住んでいたそうです)、父のアクセントで仏語を話し、母のアクセントで英語を話し、13歳の今はもちろん伊語も年齢相応に話すそうです。しかし、下の子
2人は産まれた時からイタリアで、伊人の今の旦那様も英語は話すものの、家庭ではほぼ伊語のみだそうで、仏語も英語も長女の様にはいかないそうで、彼女は
これに関して大きな失敗だったと言っています。
英語、仏語、伊語は先日根石さんも仰ったように兄弟のような言語ですから、子供に同時に教えていっても大した混乱は無いのかもしれません。逆に、見た目に
はいわゆるネイティヴ発音が出来て有利なのかもしれない。しかし、本当にそうなのか?似たような言語なら、小さい頃に覚えた(または、覚えられる環境に
あった)者勝ちなのか?「以前イギリスの小学校で力を入れたバイリンガル教育が取り入れられた事があったが、その結果が思わしくなく廃止になった」と読ん
だ事があったのですが(出所が不確かなのですが)、それが本当ならそれは何故か?
話しが少し飛びますが、伊人の友人が「我が輩は猫である」の伊語翻訳版を読んでいると言った事があって、その時に「伊語版でどこまで面白く読めるのだろう
か?」と疑問に思った事があります。「我が輩」が、「私」でもなく「俺」でもなく「僕」でもない。「〜である。」が、「〜だ。」でもなく「〜です。」でも
なく「〜なのだ。」でもない。そういった事から来る印象の違い。I am a cat.
と言う意味は通じても、「我が輩は猫である。」というフレーズから日本語ネイティヴ(?)である私にドカーンと押し寄せるイメージは、たとえ彼女が日本語
を習得して日本語で読んだとしても、日本語を母語としない彼女に押し寄せる事はないと思うのです。
同じ事で、私はここ15年、殆どの時間を伊語を使って生活しているので、伊語で意味が分からないという事はもう殆ど無いのですが、例えば「Fruscio
di Foglie di Faggio, Ombra di Olmo, Profumo di Pino
...」という詩文があったとすると、「ブナの木の葉の擦れる音、ニラの木の影、マツの木の香り...」という事が判りそれなりのイメージは湧くとして
も、伊語が母語の人にもたらされる、F. O .P の音の韻で豊かに色づけされたイメージの深さにはまるで及ばないのだろうなと想像するのです。
そしてこのような違いは、その人がその言語を使ってどれだけの経験を積んできたか(血となり肉となっているか)によるところが大きいと思うし、そうであれ
ば、例えば同じ20年を、伊語だけに費やした人と伊語、仏語、英語に分散して使った人では、その伊語の「言葉とイメージとのリンク度とその深さ」(とでも
いえばいいでしょうか?)に違いがあるはずではないですか!
そういうことから、バイリンガル、マルチリンガルがモノリンガルに対して有利であるとはいえないし(構造の良く似た言語同士であるにしても)、それは一つ
の選択肢にすぎない(大抵の場合は、生まれた環境によるものか)と思うのですが、バイリンガル、マルチリンガル者の優点である「複数の言語が理解できる」
は他人から判り易いし、出来ないより出来たほうが凄いような印象を与えるのに比べ、モノリンガル者の「言葉とイメージのリンク度」とか「ある言葉にどれだ
け感動できるか度」の様なものはそうそう外からは判らないし、人と競争しても仕様がないものなので、やはり世の中はモノリンガルの評価が低いのか...。
こんなふうに思うので、我が子にはモノリンガル環境を与えました。そして今までにこれが失敗だったと思った事は一度も無いのですが...私のこういった考
えを理解してもらえる事はなかなかないので少し残念です。
【18593】
根石さんの投稿を読んで 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 5月21日(月)05時26分54秒 編集済
小川さんと根石さんの「電圧装置」をめぐる論争の発端の場に私もいましたが、お二人がすでに深い内容の投稿をされています。村田君も書くようにと言われて
いましたが当日のことでもう私が書くことはありません。
根石さんの「これまでの語学論・これからの語学論」を読んで、思うところを書きます。
>積極的に「無機的」でいいと宣言している方法が「電圧装置」なのだと言っていいと考えています。異質なものの「対比」でいい。初心者や中級前半の
人たちに対してはいったんはそれを全面的に肯定していい。というより、「それしかない」のです。これは、語学が扱うのは「言葉」ではなく、無機的な「言
語」なのだということを宣言してもいるのです。ここがわかっている人は、語学によって英語の上級者になった人たちの中にもほとんどいません。
「電圧装置」についての説明を読んで、「それなら私もやっていた」と思う人はたくさんいると思います。けれどもその内実は様々で、よくある単語帳を思いう
かべる人もいるだろうし、それこそ「電圧装置」のようにレポート用紙を半分に折って左に問題、右に答の形式にしている人もいます。以前、根石さんに聞いた
ところでは、オーストリア生まれの人が英語をおぼえる時にレポート用紙を半分に折って使っていたそうです。
根石さんは普遍的なことを書こうとしているので、せっかちな人は「それってよくやることでしょ」と言います。そういう人には「言葉」と「言語」をわけると
ころまで考えたことがあるかとききたい。根本にある考え方が全然違うから、一見「電圧装置」と形が似ていても、全く違う。自分は腑分けができるところまで
いっていませんでしたが。
自分は「英語どんでんがえしのやっつけ方」のもとになった「英語のやっつけ方」を読んで「電圧装置」を作っている時、「しらみつぶしに徹底的に」やるのが
好きになっていました。自分はそれまで、実際に「しらみつぶし」や「徹底的に」をやったことがなかったので。自分に「電圧装置」の左と右を暴力的に結びつ
けさせるのはきつかったけれど、最初の一枚をやっつけた時は、うれしかった。ある日、自分が「電圧装置」を作るもとにした問題集を一気に解いて、全問正解
した時はとてもうれしかった。
自分は今回「電圧装置」を間におくことで、根石さんが『語学が扱うのは「言葉」ではなく「言語」』だと言い続けてきたのがよくわかりました。「英語のやっ
つけ方」では「言葉」と「言語」を分けてはいなかったと思いますが、根石さんの投稿を読んで、「英語のやっつけ方」で書かれていたやっつける対象は「言
語」だったんだとわかりました。そして自分が大学受験の時に「電圧装置」でやっつけようとしていたのも「言語」だったんだと。死んでいる「言語」だからこ
そ、しらみつぶしに、徹底的に、そして暴力的に「やっつける」ことができるのだと。やっている当人にはそんな自覚はありませんでしたが…。
>私は、初心者、中級前半の人も使える普遍的な方法を作りたいので、わざわざ「電圧装置」という名称を与えて、方法を作るための方法を考えていま
す。初心者や中級者は、積極的に日本語(複数の語義)から得られる共通項を煮詰めてイメージにすべきだと考えると同時に、「電圧装置」の右側(答)に日本
語は置くべきではないとも考えています。
『「電圧装置」の答に日本語は置くべきではない。』イメージをつかむ順序として重要だと思いましたが、今もう頭がまわらないのでまた後で書かせてもらいま
す。
【18594】
立国は私なり、公に非ざるなり 投稿者:馬の骨 投稿日:2012年 5月22日(火)15時07分25秒
立国は私なり、公に非ざるなりーー福沢諭吉
公共性と痩我慢について
http://blog.tatsuru.com/2010/10/11_1212.php
痩我慢合戦
http://blog.tatsuru.com/2009/02/23_1102.php
以上は、ブログ「内田樹の研究室」からの引用です。
以上の文については、内田樹「街場の読書論」(太田出版)1600円+税
に、改めて書き直をされて収められています。
【18596】
「お願い」「規約」(再掲) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 6月 3日(日)13時47分40秒
素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他
<お願い>
1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs
月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。
2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へのお金の
出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。
3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。
4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、「音とイ
メージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件があります。
◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。
●「ゴースト」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。
(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができます。ま
た、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)
5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。
6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイントがマイ
ナスされます。)
素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介いただ
くようお願い致します。
(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用掲示板」
から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)
7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円で使って
いただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘っていただく等してい
ただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただきます。「紹介者」に3ポ
イントがプラスされます。
8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。
9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)
10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れた場合に
も、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参照下さい。
11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。
12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができます。
素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ゴースト・音読終了者」がメンバーになるものと、「七年目の浮気・音読終了者」がメンバーになるもの
の二つがあります。「七年目の浮気・音読終了者」は、申し出ていただくだけで素読舎のコーチができます。また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を
使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、「教材使用料」をいただきます。これは現在、村田コーチの
「素読舎戸倉分室」に適用されています。)
「無料過程」を使っている間に、「コーチ認定用音読チェック」を受講できます。こちらは有料になります。「コーチ認定用音読チェック」で認定されること
は、「七年目の浮気・音読終了者」になることと実質的に同じですが、そのレベルに到達するまでの時間が短縮されます。「ジャムセッション」のグループに参
加できますので、コーチになろうとする方でなくても受講をおすすめします。(「ゴースト」で行っているのと同様のレッスン形態を継続し、「7年目の浮気・
音読終了」に至るコースもあります。)
「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が制限され
ることもありません。
「ジャムセッション」のメンバーからのカンパは喜んでお受けします。
将来的には、「無料過程」は「ジャムセッション」に統合するかもしれません。その場合は、「ゴースト」から開始し、「七年目の浮気」まで音読が終了した
方のみが、「ジャムセッション」のメンバーとなることができます。「ゴースト・音読終了」のレベルに「無料過程」および「ジャムセッション」を設置するの
は暫定的なものであることをご承知おき下さい。(しばらくの間、「ジャムセッション」参加のレベルを低く設定しておくということです。)
「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです。(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここに、素
読舎コーチも参加します。
・毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。
「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専用の掲示
板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、「月に1度」は書かなければならないというような制約はありません。
「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力点が移っ
た人のグループです。ただし、「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという理念は自分の中に置いていただくよう希望しま
す。
素読舎の「無料過程」は、「ジャムセッション」で練習するための「準備期間」だとお考え下さい。「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単
に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていることが必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が
起こる」レベルの英語を維持することができます。「私物化」は「言葉」にはなじみません。
「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」と言っていいかもしれません。日本在住の英語にとっ
て、無料で使えるこういう「練習場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」ことに狙いを定めた「英語道
場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないようなものになります。
素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をも知り合いをも「道場」の方向に押していくことになり、そういう「道場」の誕生に協力していただくこと
になります。根石が収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。
13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいただく場合
は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。
14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲示板に公
表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。
「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の都合等が
おありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願いします。
15.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。
16.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなった場合、
「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。
17.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。
18.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにするための
ものです。
また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこともできま
す。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の6000円
は、「二人一枠維持基金」から充当されます。
19.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、それを可能
にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。
20.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。
21.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれないこと
によっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介
いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。
新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さんが書い
た記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。
周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけた場合
は、素読舎のホームページに転載させていただきます。
22.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希望者リス
ト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜日、時間帯)を
譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望します。
23.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイントが1ポイ
ントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。
24.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手間によっ
て形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありません。(「二人一枠
維持基金」がクッションとして使われます。)
25.
2ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっていることが前提
となります。その判断はコーチにお任せください。)
26.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していただくので
も結構です。レッスン時間が終わるまでに連絡がない場合は、無断欠席になります。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご注意下さい。
27.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。
28.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。
------------------------------------
<規約>
1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。
2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。
3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。
(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイントを使うこ
とで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。
一年後、「練習力の釣り合い」を第一条件に、他の「二人一枠」を解消し新しくペアを作る。他の「二人一枠」が、ポイントがプラス数値である人とポイントが
ゼロまたはマイナス数値の人であった場合は、ポイントがプラス数値の人と新しいペアを組む。「二人一枠」の二人ともプラス数値であった場合は、ポイントの
多い人と新しいペアを組む。「二人一枠」を新たに作る努力は素読舎側で行う。
解消候補の「二人一枠」の二人がポイントが同値であった場合は、話し合いで解決する。
(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、ポイント1〜ポイント5に該当する人は、半年間を
限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一
枠」を作る努力をする。
(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円(6千円+
「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。3ヶ月で、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしな
い。
(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ移行す
る。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。
・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二 人一枠維持基金」から取り崩す。
・「二人一枠」の組み替えによって生じる「一人一枠」に対しても、上記 (a), (b), (c), (d) が適用される。
4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消する。
5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表する。な
るべく限度期間内に掲示板上で生徒同士で話し合い、「二人一枠」を形成する。その際、素読舎は「練習力の釣り合い」という観点からアドバイスする。アドバ
イスはポイントに影響しない。
6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に1度を目
安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。
コーチ付きでない「無料過程」の練習を休む場合も「連絡専用掲示板」に連絡する。
7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を増やす段
階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。
8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。
9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。
10.
コーチおよびコーチ希望者は、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。
11.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表などは村田が行う。
12.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。
集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。
空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に渡す。
12.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。
13.
「ジャムセッション」を使う生徒の中から積極的に「コーチ希望者」を募る。
「コーチ希望者」に対するレッスン内容は、通常のレッスンにおける「音読」部分のみとする。
コーチとして認定する基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。
【18598】
電圧装置 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 6月11日(月)23時40分34秒 編集済
昨日の英検は時間配分をえらく間違ってしまって、おそらく失敗です。
次回の試験、そしてその後に待っている1級に向けて、1日1枚を目標に「電圧装置」をやっていくことにしました。知っているはずの単語でもイメージがぼや
けているものは端から書き込みます。
最初に使うのは「絶対合格 英検準1級 改訂新版」(高橋書店)です(すごいタイトルです)。字が大きくて見やくていいです。
==============================
1.
・〜 と相談する
→ ( ) with 〜 confer
・〜 を儀式で祝う commemorate
・(植物が)しぼむ・しなびる wither
・粉々に壊す shatter
・場所が密集している congest
・(能力・資質が)生まれながらに与えられている
→ be ( ) with endowed
・予測する・予想する envision
・(人を場所に)閉じ込める confine
・Her interest is not ( ) to language study. confined
彼女の興味は言語の研究だけにとどまらない。
・言い争う contend
・(会・人を)召集する convene
・授業料 tuition fees
==============================
commemorate, shatter 以外はどれも見たことがある単語ですが、イメージがうすいと思ったものは書きこみました。
confer with は この設問だと回答が talk with の可能性もありますが、あくまで自分用なのでこのままでよいことにします。
((c ) with みたいな書き方もいいかもしれませんが)
根石さんが、回答が日本語にならないようにする、と言っていたので回答が英語になるようにしました。
たとえば、「言い争う contend 言い争う contend 言い争う contend 言い争う contend …」と小声で言いながらボール
ペンで contend
とひたすら書き続けます。やってみるとわかりますが、回答が英語だから、自分の手で書いている英語にイメージがこめられるんだと思いました。設問が英語で
回答が日本語だと、英語を日本語の側にひきつけていく力が強くなりすぎてしまい、イメージするきっかけにはなりにくいと思いました。
20分書きまくって答あわせをしたところ、1問間違えました。congest を congestion
と無意識に書いてました。この1問は2枚目に書いておきます。
書くのはやっぱりボールペンがいいですね。見やすいし、インクが減っていくのを見るのが励みになります。新品は書きにくいけれど、書きまくるとなめらかに
書けるようになってくるのを感じるのも楽しいです。
【18599】
マハトマ・ガンジーの原則のことば 投稿者:馬の骨 投稿日:2012年 6月12日(火)13時15分1秒
ガンジーの七つの言葉。
一、原則なき政治
二、道徳なき商業
三、労働なき富
四、人格なき教育
五、人間性なき科学
六、良心なき快楽
七、犠牲なき信仰