【15038】
今日のレッスンについて 投稿者:まつ 投稿日:2009年11月 2日(月)22時00分11秒
初2人1組レッスンの感想です。
先週「英語独特のリズム」についてのアドバイスをいただきましたが
今日根石さんと○○さんが読むのを聴いていて、なるほどこれがそうなのだなと実感できました。
自分の発音が弱くてのっぺりしていることにあらためて気づかされます。
もっとこう、口だけでなく体を使って声を出すことを意識したいです。
ありがとうございました!
【15045】
過激なガンジー 投稿者:馬の骨 投稿日:2009年11月 7日(土)21時39分15秒
小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
読書ノート] C・ダグラス・ラミス『ガンジーの危険な平和憲法案』を読む 19:46
http://d.hatena.ne.jp/oda-makoto/20091105
【15052】
馬の骨さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月 8日(日)01時11分57秒
ダグラス・ラミスは実は英語教育と関係がある人です。
晶文社から出ていた「イデオロギーとしての英会話」という本はいい本です。ですが、翻訳が下手です。もったいないなと思ったことを思い出しました。
ガンジーは私にも興味のある人です。
ちなみに、私の父親は「鋳物師屋のガンジー」というあだ名があります。
【15057】
根石さん 投稿者:ハナ 投稿日:2009年11月 8日(日)22時44分44秒
こんばんは。
金曜日はレッスンをありがとうございました。
さんざん読んだ文章は文字を見ると割とすぐにイメージが持てるのですが、
耳で聞くだけだと、かなり気合いを入れないとすぐにただの音になってしまいます。
二人で受けるレッスンは、聞いてイメージをする練習もできていいと思っています。
>最近、吉さんが登場してくださいませんので、気にしています。
ただいま夫は 鹿児島に単身赴任中の父のところに行っています。
それで書き込みができないでいます。
明日戻ってくる予定です。
【15058】
江戸の母さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月 8日(日)23時10分36秒
ホームページを読ませていただきました。
続けて書いていて下さったことに感謝しています。
始めた当初の様子を録音しておかれたら、現在のレッスンの様子と聞き比べていただけば、まるで違うのにびっくりされるのではないかと思います。もし、当
初の録音が残っていましたら、村田君に送っていただけば、Youtube
に掲載し、現在の様子は私が録音して、やはり村田君に送り、対比できるように構成することができます。
日本語に害を及ぼす効果をどかどか導入するなら、十代後半から二十代で。それ以前では、日本語の足腰を強くすることに何の害もない方法が必要です。それ
が素読だと考えています。アメリカ追従でない方法は、英語を素読で扱うことだということが、鳩山おぼっちゃん政権にわかっているのかどうか。
「be動詞現在形: am, are,
is」と息子さんが唱えたことが記事の最後にありましたが、素読で扱うものは、いずれ種になり、種が種でなくなり植物体になるという過程をたどると思って
います。今は種を作っているので、花なんか咲きようもありません。うまく「どんどん大きくなる植物体」になってくれる時期が来ることを願っています。
ご自身のホームページに続けて書いていただければ大変ありがたいです。
【15059】
ハナさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月 8日(日)23時26分57秒
「二人一枠」のレッスンは、自分が声を出さなくていい間は、解説など読む時間がとれるのも、利点の一つかなと考えています。
あれま、旦那様は鹿児島ですか。
いいなあ、と、仕事がらみでないことをイメージしがちな私はうらやましがったりしますが、やはりお忙しいのだなと思って、着ているものに襟がなくても襟
を正したりします。
素読舎がもうちょっと娑婆の信用を得られるようになったら、ご夫妻で「素読舎・横浜分室」を作られることを願っています。頭の片隅にで結構ですので、置
いておいていただきたく思います。
【15060】
根石さん 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年11月 9日(月)00時47分18秒
先ほどはスカイプ開通、ありがとうございます。安心しました。
hp!うきゃ〜恥ずかしい〜でも、続けますよぉ〜
子供たちも、当たり前のように母が用意すべき次のテキストのページを心配してくれたりして、「生活の一部」になってるのが不思議なくらいです。ひとつのマ
イクを交互に渡しあい、二人並んだ後姿、是非写真をとって送りたいところです。(バックの汚い我が家の風景のモザイク処理が大変だと思いますが)
母体験も、本当に面白いです。(まだ「般若のあ」が不安定ですが)
初回頃の恥ずかし〜い音源あります〜う〜ん、アップはちょい抵抗がありますが、
時間をみて、検討してみますね。
最近出てきた
And it shouldn't matter what anyone else thinks,just what I think.は
一体どういう意味なんだろう?とゴーストのテキストを開いてしまいました。
Just what I think は、ぜ〜〜ったいテキストなしでは理解できなかっただろなと
思いました。日本語って、英語に比べるともたもたしているというか、
まどろっこしいというか。違いを感じます。
私も根石さんをまねして、呼びかけたいんですが、
jackieさん〜〜〜もしよかったら、メアド教えてくださ〜〜い!!
【15063】
2か月レッスンを受けてみて 投稿者:OZ 投稿日:2009年11月 9日(月)12時31分8秒
レッスンを始めて2か月がたちました。二人一枠への移動を小さな区切りとして、感じた事を書いてみたいと思います。
数十年ぶりの英語です。はたして口は回るのか?
緊張のスタートからあっという間に8回のレッスンが過ぎて行きました。
ようやく慣れて来たかな、というところです。
振り返ってみて、はて?私はこの2か月で、一体一文を何回読んだのであろうか?
と思い、ざっくりですが回数を数えてみました。
1.We could put our bedroom upstairs,and that will leave us with all
this space.
レッスン1 回目から8回目までで16回出てきました。
1文につき5回×16=80回
他に復習として、週に2日くらい読みますので(少ない…ですね)各5回としたら、
80回+5回×2日×(8−1)週分=150回
2.It's better than seeing this gorgeous body splattered all over the
place.
レッスン5回目に初めて出てきた文。8回目までで5回出てきました。
5回×5=25回
復習を同じように考えると、計55回
実際にはそれぞれもっと繰り返していると思いますが、最低回数として比べると、
1の文と2の文では約100回の差がありました。
この差がどれほどのものか、レッスンを始める前には考えもしませんでした。
一度滑らかに言えるようになれば、50回も100回も同じ、忘れないようにするために
繰り返すのだろうと思っていました。
はたで見ている(聞いている)人にはどちらも同じ滑らかさであると受け取られると思います。
ところが私の中では1と2の文の「こなれ度」は明らかに違っていました。
「300回と500回では全然違うんですよ。それは本人にしか分かりませんが。」と根石さんはおっしゃいます。もし「一つの文を500回繰り返せ」と言わ
れたら、「無理!出来ない!やりたくない!」で終わると思います。でもこちらのレッスンでは、テキストの作りによってそれがいつの間にか出来てしまうよう
になっています。
凄いテキストです!!!
「5回ずつでも100回当たれば500回です。」(by根石さん)
本当にそうですね。
この「繰り返しの先にあるもの」や「イメージの動き」という外側には見えないものを人に説明するのはとても難しいと感じます。
やり直しには少々遅い年齢ではありますが、これからもコツコツと練習してまいりますp(^^)q
よろしくお願いします。
【15067】
村田さん 根石さん 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年11月10日(火)12時07分47秒
「生徒さんの感想」の件、遡ってコメントを見てきました。
掲載さしつかえありませんが、レッスン感想と関係ないこととかは消すんですか?
<齋藤兆史氏の件とかも載ってますね(^^;) いえ、忘れてはいませんよ!
私の中でまだくすぶっていますもん!>
あと、また訂正です。
>And it shouldn't matter what anyone else thinks,just what I think.は
一体どういう意味なんだろう?とゴーストのテキストを開いてしまいました。
Just what I think は、ぜ〜〜ったいテキストなしでは理解できなかっただろなと
思いました。
と書きましたが、開いたのは音読用のテキストでした。確かにここには英訳が載ってるので、この文の理解はできますが、これを見ただけでは文の構造を理解で
きなかったと思います。音読用のテキストの英訳に頼っていたら、いつか破滅する。それを痛感しました。
あの後、根石さんテキストの前後の説明文を読んで、前の文との脈絡でそういう展開になるのか〜と理解しました。
それで、朝から旦那と英語のシンプルさについてと日本語の構造という話をするきっかけとなりました。過去ログのどこかでも目にしたのですが、日本語は動詞
が最後に来るということで、相手に会わせて、話の流れで結論をづけることができる。否定にも肯定にも(あやふやにも)できるということで、英語とかなり違
うなぁ〜と。
早く結果が見たくて、答え見ちゃう悪い癖です。
今度は「?」文が出てきても、我慢して見ないようにしようと思いました。楽しみます(^o^)
【15083】
小学生の英語レッスンレポート 1 投稿者:吉 投稿日:2009年11月13日(金)22時08分59秒
<< 息子のつぶやき >>
レッスン終了後、息子が晴れ晴れした顔で次のように言いました。
息子(小6) 「レッスンの後は、すごいスッキリする。
学校でたまったモヤモヤした感じが、レッスンするとスッキリするんだよ〜。」
私 「へ〜〜、お父さん、なんか嬉しいよ。 お父さんの英語の先生の根石さんも、
それを聞いたら嬉しいと思うよ。 レッスン楽しいんだ〜、良かった。」
息子 「うん、すごい面白い!」
私 (息子の使っているテキストを覗き込んで) 「このマークは何?」
息子 「それは、「ブラザーズ」で強く言わなきゃいけないところ、、[アクセントマークをつけていた]
マリオブラザーズの「ブラザーズ」って、日本語だと簡単なのに、
英語のbrothersになるといろいろ難しいんだよね〜〜。
こっちの絵は、口の中で舌がどうなっているかイメージを描いてみた。 これは上の歯、、」
私 「へ〜〜〜上の歯の裏に舌がくっついている絵を描いたんだ〜〜。」
(私の家内がアクセント記号や口を斜め上に吊りあげるような絵をテキストに書き込んでいるんで、
きっとそれをマネして描いたのでしょう、、、。)
息子 「妹のKちゃんは、オレのシスターズ」
私 「そうだね。 でも、1人だから、、、、、、」
息子 「ああ、そうそう、、、1人だから「ズ」はいらない。
テキストに、「複数は、2人以上」って書いてあった、、、(テキスト探して)ココに書いてある。
妹のKちゃんは、オレのシスター。」
私 「きちんとイメージしながら読めてるね。 お父さん感心しちゃう。
レッスンを受けて、他に「できるようになった!」とか、「わかるようになった!」って思ったことある?」
息子 「う〜〜ん。 「ア(ae)」の発音かな、、、。」
私 「「ア(ae)」の音か〜。 そうだね。
キレイな音が出せるようになったと思うよ。」
息子 「最初は、お父さんの口の形をみないとわからなかったんだけど、
今は、音を聞いてわかる。 口を見なくても音でわかる。」
私 「それって、自分で「ア(ae)」の音を出せるようになったから
「聞こえるようになった」って思わない?」
息子 「うん、、思う、思う。」
********************************
翌日、、家内と会話
私 「昨日の夜、レッスンの後に「スッキリする」「気持ちいい」って、
息子ちゃん言っていたよ。 あいつ曰く、学校で1日過ごしたモヤモヤした感じが
レッスンですっきり吹っ飛ぶらしい。 アハハハ、、。
レッスンがストレス解消になってんだよ、、本人は自覚してないけど、、ナハハハハ」
家内 「ゆう君、レッスンを嫌がっている様子には見えないな〜と思ったけど、
まさか「スッキリする!」という反応が返ってくるとは想像していなかったわ。」
私 「あいつ、自分でテキストにアクセント記号書き入れているの知ってた?
舌の位置も「イメージ」とか言って絵を描いてんだよ、、。(テキストを見せて)ほら、ココ。」
家内 「ほんとだ〜〜。 「〜を持つ」のところにも、何かを手に持っている絵が描いてある〜。
楽しいんだね〜〜〜。 意外な反応で嬉しい♪」
私 「えっ? 手に何か持っている絵? どれ?
ああ、それか、、その落書きは、全然英語と関係ないらしいよ、、、(笑)」
==================================
娘(小4)と友達のあやちゃん(小5)をターゲットに9月から始めたレッスンでしたが、
娘が10月半ばに泣きながら「レッスンを辞めたい」と私に言ってきました。
疲れて、眠くて、できないという理由です。
泣いたのはお父さんをガッカリさせると思ったからだそうです。
僕としては、中学から英語が始まる少し前から(娘が)始めてくれれば良いと思ってますので、
まだ小4の娘が嫌がるなら、しばらく放っておくことにし、息子に矛先を向けました。
息子に「Kちゃんの変わりにレッスンやる?」と聞いてみると、あっけなく「やる」という返事。
妹がレッスンを受けているのを聞いていて、これならオレにもできそうと思ったのでしょう。
お相手のあやちゃんに事情を話し、息子と組んでやってもらうことになりました。
息子には、「やったり、やらなかったり」ですが、中学の教科書の音読を、
今年の春から始めていましたので、(時間にして週に1回15分程度)
多少の自信もついてきたところだったのでしょう。
彼がグループレッスンに移行するには、絶好のタイミングでもありました。
まだ始めて3回目ですが、根石さんのテキストを使ったレッスンは、
息子には、とても楽しいようです。
レッスンが終わった後、春から音読してきた中1の教科書をしみじみながめて
「教科書が簡単に感じる」と息子が言っていたのが印象深かったです。
【15085】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月13日(金)23時57分0秒
レポートありがとうございます。
多分、息子さんはうまく声が出ているのだと思います。
私もうれしいです。素読という方法が働いているように思います。
書いてあることがチンプンカンプンのやつがあっても、今はそれでいいんだよということも息子さんに伝えて下さい。
【15086】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月14日(土)01時06分5秒
「技法グラウンド」について、私が02年に書いたものをコピーしたもの読みました。
非常にわかりづらいと思いました。02年に、どういう記事の流れの中で書いたのか覚えていませんし、今は当時のものを読みに行く時間がとれません。02年
に書いたものは、その時点で個別具体的です。それをそのままコピーしてホームページの記事にしても、人にわかるものではありません。単にコピー・貼り付け
をやり、註を添える程度の作業ではなく、自分の「技法グラウンド」に対する今の捉え方を書いてみたらどうでしょうか。それを書くことも、自分なりの語学論
を練る作業になるはずです。
具体的な事柄に足をとられて、非常に濁ったものを私は掲示板に長く書いてきています。この娑婆とぶつかりながら仕事をするとどうしてもそうなります。避
けることのできないものを避けないで生きてきただけのことです。その中から、エッセンスを抽象する作業というものを村田君はやれないのでしょうか。
上澄みをすくうようなことをやってもらいたいと言っているのではありません。
抽象してもらいたいのです。
娑婆と仲良しなのは結構ですが、自分の考えを練ることがないのは問題です。
単にホームページのページ数を増やすだけの作業だと心得ないでもらいたい。
語学論をまともにやらない者に、英語を扱って人様からお金をもらう資格はないんだとは、私が何度か掲示板に書いたことです。私は本当にそう思っていま
す。
【15087】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月14日(土)01時20分0秒
すでに酔っぱらっていますが・・・
>私 「「ア(ae)」の音か〜。 そうだね。
キレイな音が出せるようになったと思うよ。」
>息子 「最初は、お父さんの口の形をみないとわからなかったんだけど、
今は、音を聞いてわかる。 口を見なくても音でわかる。」
>私 「それって、自分で「ア(ae)」の音を出せるようになったから
「聞こえるようになった」って思わない?」
>息子 「うん、、思う、思う。」
ここに書いてあることは、すごいことです。
特に、「最初は、お父さんの口の形をみないとわからなかったんだけど、今は、音を聞いてわかる。口を見なくても音でわかる。」
息子さんの言いたいことをお父さんがよく汲み取っているし、お父さんのまじめさを息子さんがよく汲んでいる。
親子で英語で遊んでもらうのはいいと思います。英語は日本人の「高級なおもちゃ」にしちゃうのがいい。
【15089】
まず娑婆に通用しないが、私の考えでは、 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月14日(土)01時26分58秒
日本在住のまま作り、維持する英語力=高級なおもちゃ
アメリカ在住経験を経てできた英語力=中級のおもちゃ
学校英語・受験英語・知識としての英語・その後の発展のない英語=低級なおもちゃ
【15090】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月14日(土)01時35分7秒
私の生きている間に、横浜に、「素読舎横浜分室」が立って欲しい。
弾痕でもあるかもしれぬ。
男根のようであるかもしれぬ。
ぶったてましょうや。
【15091】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月14日(土)06時58分46秒
>単にコピー・貼り付けをやり、註を添える程度の作業ではなく、自分の「技法グラウンド」に対する今の捉え方を書いてみたらどうでしょうか。それを
書くことも、自分なりの語学論を練る作業になるはずです。
自分は「詳しくはこちら」の後にくる説明として根石さんの書いた
ものがいいと思いました。
でも人につたわるかどうかは、違うことですね。
ほんとに人にわかりやすいのか、伝わるのか、よく考えてやり直し
てみます。
ありがとうございました。
【15092】
音の本質について 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月15日(日)01時44分12秒
『 d + th では、d音が黙る。d音の本来の舌の位置は、「上の歯の歯茎の裏」だが、次に th
が待っている場合は、「歯の裏の歯先に近いところ」あるいは、「歯先」に舌の先を持って行ってよい。「歯先」でもいいというのは、d の「黙った音」を
th を発音する位置で出して、次にそのまま th を出してもいいということである。』
これは今日youtubeにアップする予定の音声ファイルの根石さんによる解説です。
ネイティヴは逆に、thを上の歯の裏あたりで発音することもあるだろうな、と言っていました。
以下、そこから発展した根石さんの話のメモ書きです。
よく出回っているth音の出し方の解説は、舌を軽く噛むとかいう説明の仕方をしているが、th音の本質は、「歯の先の近辺でこすれる音」であると。
本質をとらえなければ意味がない。
たとえば、「一瞬般若」の音の本質は、「口の両端に力のはいる音」である。以前、「大風呂敷」で「一瞬般若」という説明の仕方などしなくても、「カエルが
つぶれたような音」と言えばちゃんと発音できるようになりますよ、と書いた人がいた。その説明で発音できるようになる子どもはいるかもしれない。けれど、
できない子は、いつまでもできないままだ。その説明の仕方を文字にした場合、誰もがわかるだろうか。わからないだろう。口頭でその説明をすれば、発音でき
るようになる子どももいるから、結果オーライかもしれないが、それはあくまでダーティテクニックである。その程度のことを説明するなら、先生なんて言うこ
とはひとつだ。生徒に、「お前らみんなアメリカへ行け!」と言えば済んでしまうことだ。
「口の両端に力のはいる音」という説明なら、その文字を見て、いずれ誰もが発音できるようになる。
「こすれる音」や「口の両端に力の入る音」という言い方をするまでには、何年もかかっている。多くの人は気付かないが、本質をついた言い方なのだ。
【15093】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月15日(日)23時59分23秒
>その程度のことを説明するなら、先生なんて言うことはひとつだ。生徒に、「お前らみんなアメリカへ行け!」と言えば済んでしまうことだ。
上のものはない方がわかりやすいです。
>「口の両端に力のはいる音」という説明なら、その文字を見て、いずれ誰もが発音できるようになる。
「こすれる音」や「口の両端に力の入る音」という言い方をするまでには、何年もかかっている。多くの人は気付かないが、本質をついた言い方なのだ。
「本質をついた言い方」の一方に「本質をついていない言い方」がある。
世間に出回っている発音の教則本には、口の中を縦割りにした図などがついている。
言葉での説明でも、口の形なんかを言っている。本質は口の形なんかじゃない。どこで発音するか、どこに力が入るか、どこをどうするか、だ。それをまとも
に言っている教則本にお目にかかったことがないから、素読舎は素読舎流の「言い方」を作るしかなかった。
村田君の文章は、後半で力が抜けます。
「本質をついた言い方」という語を活かすには、世間に出回る教則本が使いものにならないということを対置しないと。
【15097】
根石先生 村田さん 投稿者:かた 投稿日:2009年11月16日(月)22時33分54秒
村田さん。記事の掲載の件のお返事遅くなってすいません。私の文で良かったら、どうぞ使ってください!私も嬉しいです★
根石先生。
根石先生の電話でレッスンを離れて、もうじき一ヶ月になります。今まではずっと根石先生の音を聞いて過ごしてきたので、なんだか最初は不思議な気持ちでし
た。でも、また新たな「日本語の中での英語の獲得」の為の一歩を踏み始めた気がします。(‘の’が多いなあ・・・)最近はどういう心境か分かりませんが
(笑)、自分の英語の教師(ネイティブ)とたくさんコミュニケーションをとろうと自分から行動することが多くなりました。先生とすれ違ったら、何かしらの
会話をしています!その会話がとても楽しいです(^v^)授業でも多くの英語の本を読んで分からない単語があったら調べて、「へ〜ッ!」と思いながら楽し
んでます!!!最近英語がまた一段ととても楽しく感じています★☆★
【15098】
自立練習報告 (かた・吉) 投稿者:吉 投稿日:2009年11月16日(月)22時40分9秒
自立練習「ゴースト・イメージ核受肉教材」
練習者名: かた・吉
日時 : 09/11/16
進展度(説明部分を含めた総行数): 96行 (99457-99553)
次回レッスン開始の文 : If I don't get those codes, if that money is not
transferred soon... I'm dead.
7年目の浮気 次回N52 復習27-30
ゴースト 次回98-101
・・・・・
かたさん、ごめんなさい。 これを書いていて、
ゴーストのスクリーンプレイの音読をすっ飛ばしていたことに気づきました。 ((+_+)) ひぇ〜
次回から遠慮なしに言ってくださいね。
「おっさん(お兄さん)、ゴーストの音読飛ばしてるで〜〜」って感じで、、。
短期間にアクセントがすごく良くなったと感じます。
ご自分で意識するポイントを変えたのだと思います。
次回にでも、そのあたりの意識の変化を短文でかまいませんので、書いてくださると根石さんが喜ぶと思います。
(他の人のためになりますので、無理ない範囲でぜひともお願いします。)
かたさんの先の書き込みを読ませていただきました。
学校楽しそうですね〜〜♪ うらやましい。
月曜のお手合わせ、楽しみにしております。 来週もよろしくお願いいたします。
【15099】
根石さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009年11月16日(月)22時56分37秒
> 横浜に、「素読舎横浜分室」が立って欲しい。
私にもこの想いはあります。
しかし、できれば、私の家内が主体になって立ち上がって欲しいという想いです。
家内は、「ゼロ」の状態から根石さんに学んだ根石さんの直弟子さんですし、
語学論をナチュラルに獲得できているお人なので(本人は認めないのですが)、
素読舎のコーチをやらせたら、僕より適任だろうと思っているんです。
> 男根のようであるかもしれぬ。
う〜〜む、その辺りの喩語は、女性であるだけに理解してもらうのは難しいかも、、。
ダハハハ、、。
「立て、立ってくれ〜〜」と、自分の気持ちどおりに反応してくれない時の
(男の)あせる気持ちは絶対わかってもらえんでしょうし。 (滝汗)
えっと、なんの話をしていたんでしたっけ、、、。 ああそうだ。 横浜分室の話
だった。
> 私の生きている間に、横浜に、「素読舎横浜分室」が立って欲しい。
「どっちかがくたばってしまう前に」というところがキモですね。
わかりました。 頭に入れておきます。
【15100】
「技法グラウンド」について 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月17日(火)03時02分31秒
ホームページ用の記事です。チェックよろしくお願いします。
=============================================================
■「技法グラウンド」
「技法グラウンド」はコーチが英文を1回言ったら、生徒がそれを即座に5回(以上)繰り返すことです。
5回という数には理由があります。生徒が英文を読む音が間違っていた場合、たまたま噛んでしまっただけなのか、それとも間違って覚えているのか、1度の
間違いだけではわかりません。たまたま噛んでしまった場合なら、生徒は後は間違わないで言えますが、2度3度間違っている場合は、間違って覚えているとわ
かります。どちらであるかは、5回くらい読まないと見極めがつきません。
また、ただ5回繰り返せばいいわけではありません。生徒が英文をまるごと、ぶつぎれにならないで5回繰り返すのです。単語単位でいくらきれいな発音がで
きていても、単語と単語が音としてつながらず、ばらばらである場合は、音がつながるまで生徒に繰り返してもらいます。音がつながり、生徒が一人で繰り返し
言えるようなバネを備えるまで繰り返してもらいます。初心者の場合は特に、単語数の多い長い文にあたった時は音がつながりにくいですが、そういう場合は、
このまま続ければ一人で繰り返して言えるだろう、という音のつがなり方をするまで、繰り返しのバネの芽のようなものができるまで、繰り返してもらいます。
ですから時には5回以上繰り返すこともあります。
「技法グラウンド」でコーチが発音を直すのは、1文の「技法グランド」につき1カ所、多くても2カ所です。音と音がつながって、読みにバネが備わってき
ているところに、1か所だけ音を直すようにすると、生徒はすぐに直すことができますが、コーチが片端から直そうとすると、生徒は個々の発音にとらわれて、
文を読めなくなってしまいます。ですから個々の発音のきれいさより、まず全体の音のつながりを大切にします。たとえ他にも発音を直す部分があったとして
も、次に同じ例文が出てきた時に、また1か所だけ直せばよいのです(素読舎のテキストには、同じ例文が何度も繰り返し出てくる構造を持たせてあります。だ
から1回につき1カ所直す、というやり方ができるのです)。
「技法グラウンド」は「回転読み」への導入部分です。生徒が「回転読み」で一人で練習するための核となる部分を作ります。
「回転読み」は、次のようにします。(以下、小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ方」より抜粋)
=================
一つの文章の全体を、ゆっくり自分に言い聞かせるような気持ちで、何回も何回も音読します。必ずはっきりと声に出して練習してください。
ていねいに、ゆっくり、繰り返し繰り返し自分に言い聞かせていると、やがて自分の中に自然に「音のつながりの型」が触知できるような感覚が生まれてきま
す。その「型」が自覚できたら、わずかにスピードを速めます。
「型」が壊れないように、(言い間違えたり、とぎれたりしないように)、よく気持ちを集中して、ごくわずかずつスピードを速めていきます。
これは、駅に停車していた列車が動きだし、わずかずつ加速をつけていくのに似ています。わずかずつ、わずかずつスピードをあげていきます。
(中略)
This is a pen.
という文を、最初は「ジス イズ ア ペン」と読み、繰り返し、何度も自分に言い聞かせるようにします。このときに、ていねいにしっかりと自分に言い聞
かせてください。「音のつながりの型」が触知できるように感じられたら、そのあとは、「ジスイズアペン ジスイズアペン ジスイズアペン」と、一回言うご
とに切れるように言うのではなく、「ジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペン………」という具合に、文章のしっぽと頭を
くっつけてしまうのです。
(中略)
動き出した列車の車輪が一回転するごとに小休止したら、乗っている人はぎくしゃくします。英語の例文暗記でも、ぎくしゃくしていてはよく覚えられませ
ん。覚えてもすぐに忘れてしまいます。なめらかに回転させて、しかもはっきりと言い続けることがコツです。
(中略)
「ジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペン………」というように、はっきり言いながら、しかもなめらかに回転させて、
しばらくは一定の速度を保持します。「音の型」がさらに安定してきますから、それに応じてごくわずかずつ再びスピードを速めていきます。列車がしだいにス
ピードを増し、ついに最高速度で走るようになるのと同じように、英文を「回転読み」で読みながら、わずかずつスピードをあげ、最後は自分の限界まで速くし
てしまいます。慣れると、一息でかなりの数の回転ができるようになります。
強く、はっきりと、正確に、一息で何回も回転させながら、なめらかに最高速度で言えていれば、「回転読み」の完成です。実力が備わってくるにしたがっ
て、この「回転読み」の最中に、文の全体の意味が、くっきりと意識に浮かび上がってくるようになりますが、最初は、意味がとれなければとれないままでも大
丈夫です。その場合でも、音だけはしっかり完成させるようにして下さい。
=================
(「回転読み」については、これだけでは言いつくせません。詳しくは掲示板「大風呂敷」の過去ログにあたってください)
生徒は、レッスンで「技法グラウンド」、レッスン後の「回転読み」、再び「技法グラウンド」、という往復をします。
生徒がある程度バネを備えてきたら、「技法グラウンド」を激化させることにより、「技法グラウンド」そのものが「回転読み」になります。
生徒が一人で通じる音で読むことができるようになるまで、コーチは生徒の繰り返しの現場に立ち会います。
【15102】
「肚」という漢字からのご縁で、、 投稿者:吉 投稿日:2009年11月18日(水)21時41分35秒
私の知人からメールがとどきました。
文中に「肚(はら)」という文字が使われていました。
この「肚(はら)」という文字を使うところに(良い意味で)こだわりのようなモノを感じました。
「腹」ではない、「肚だ」というこだわりです。
「腹を据える」と僕なら書きますが、
ネットで調べると「肚を据える」という書き方をしている人も多くいるのですね。
知りませんでした。 僕にはこの「肚」という漢字は使えないな〜と思いました。
この漢字が持つイメージを、もう少し掘り下げて感じてみたいと思い、
グーグルさんに聞いてみたところ、
「肚」という漢字には、「心の中」という意味があるらしいことがわかりました。
なるほど〜〜 (* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
この漢字が想起させるイメージには「心」までも含まれるのか〜〜。
それならば、、
・腹が立つ
・腹を割って話す
・腹黒い
これらの言葉にあてる漢字は、「肚(はら)」の方がしっくりくるのかも、、。
「これは面白いかも〜〜」と、もうちょっと調べていたら、
なんと、「道(タオ)」につながりました。 !! (次の本を見つけました!)
『肚(はら)―老子と私』 加島 祥造 (著)
う〜〜〜む、ここでこうやって「老子」がつながってくるか、、。
加島祥造氏が書いた別の作品に「タオ―老子」(ちくま文庫) というのがあるのですが、
老子の言葉を噛み砕いて感じさせてくれる導入書として、
この本はとっつきやすいと思ったことがあります。
知人から届いたメールに使われていた「肚」という字から、
この著者の別の作品、『肚(はら)―老子と私』につながったのは何かの縁かもしれません。
で、、、もしかして、根石さんが過去にこの加島祥造氏について書いているかもと思い、
グーグルさんで 「加島祥造 根石吉久」と両氏の名前を入れて検索してみると、
ミッドナイトプレス10号というのがヒットしました。 なんと!! ( ̄□ ̄;) グーグルすげぇ〜
http://www.midnightpress.co.jp/publish/mp/mp010.htm
ここに両氏の名前がでてきます。
う〜〜む、こうやっていろいろつながってくるんですね〜。
知人のくれたメールにあった「肚」という文字からいろいろなご縁を感じましたので、
『肚(はら)―老子と私』 加島 祥造 を、読んでみようと思います。(笑)
・・・・
ハナさん、、、こういう理由でまた本を買ってしまいました。 <(_ _)>
アマゾンから本がたくさんとどいてごめんなさい。
(な〜んだ、、本を買いこむ言いわけをしたかっただけなのか、、とは、(皆さん)言わないでね。)
【15115】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月20日(金)15時10分13秒
「噛む」という言い方は放送関係者か何かの用語でしょうか。まだ熟していない言い方だと思います。考えが新しいために、「その言い方でなければ言えな
い」という理由以外では、熟していない日本語の言い回しは使いたくありません。そういうところに無意識だと、わざわざ読者の層をせばめていくことになりま
す。
------------------------------------------------------
■「技法グラウンド」
「技法グラウンド」はコーチが英文を1回言ったら、生徒が同じ文を5回(以上)繰り返すことです。素読舎の「スカイプでレッスン」では絶えずこの練習が
行われます。
生徒が英文を読む音が間違っていた場合、たまたま言い間違えただけなのか、それとも間違って読んでいるのか、1度読むだけではわかりません。たまたま間
違えただけなら、生徒はそれ以後、間違わないで言えますが、2度3度続けて間違える場合は、間違って読んでいるとわかります。どちらであるかは、5回くら
い読まないと見極めがつきません。これが、「5回(以上)」の繰り返しを行うことのコーチ側からの根拠です。
生徒が間違えて読んでいた場合、「音の出し方」を手短に説明し、再び生徒が「同じ文を5回(以上)繰り返す」ことでレッスンが進んでいきます。
一度に「5回(以上)」の繰り返しは、教材自体が備えている「波状的復習」により、繰り返しの回数が蓄積されていきます。國弘正雄氏の言う「五百回」
「千回」という回数が自然に獲得されます。日本在住のままで、文全体の意味を机上で一瞬にスパークさせるためには、ごく当然の回数です。これが生徒側にお
ける「技法グラウンド」の繰り返しの根拠です。
「技法グラウンド」は、コーチ付きの練習、つまりレッスン用の方法です。
「技法グラウンド」は「回転読み」への導入になります。
生徒が「回転読み」で一人で練習するための核となる部分を作ります。
「回転読み」は、生徒の独学(自習)用の方法です。
「技法グラウンド」で得た繰り返し法を激化すれば、「回転読み」になります。
「回転読み」について、以下に、小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ方」(根石吉久・村田晴彦共著)から引用します。これは、完全な自習用として
書かれたものです。
=================
一つの文章の全体を、ゆっくり自分に言い聞かせるような気持ちで、何回も何回も音読します。必ずはっきりと声に出して練習してください。
ていねいに、ゆっくり、繰り返し繰り返し自分に言い聞かせていると、やがて自分の中に自然に「音のつながりの型」が触知できるような感覚が生まれてきま
す。その「型」が自覚できたら、わずかにスピードを速めます。
「型」が壊れないように、(言い間違えたり、とぎれたりしないように)、よく気持ちを集中して、ごくわずかずつスピードを速めていきます。
これは、駅に停車していた列車が動きだし、わずかずつ加速をつけていくのに似ています。わずかずつ、わずかずつスピードをあげていきます。
(略)
This is a pen.
という文を、最初は「ジス イズ ア ペン」と読み、繰り返し、何度も自分に言い聞かせるようにします。このときに、ていねいにしっかりと自分に言い聞
かせてください。「音のつながりの型」が触知できるように感じられたら、そのあとは、「ジスイズアペン ジスイズアペン ジスイズアペン」と、一回言うご
とに切れるように言うのではなく、「ジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペン………」という具合に、文章のしっぽと頭を
くっつけてしまうのです。
(略)
動き出した列車の車輪が一回転するごとに小休止したら、乗っている人はぎくしゃくします。英語の例文暗記でも、ぎくしゃくしていてはよく覚えられませ
ん。覚えてもすぐに忘れてしまいます。なめらかに回転させて、しかもはっきりと言い続けることがコツです。
(略)
「ジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペンジスイズアペン………」というように、はっきり言いながら、しかもなめらかに回転させて、
しばらくは一定の速度を保持します。「音の型」がさらに安定してきますから、それに応じてごくわずかずつ再びスピードを速めていきます。列車がしだいにス
ピードを増し、ついに最高速度で走るようになるのと同じように、英文を「回転読み」で読みながら、わずかずつスピードをあげ、最後は自分の限界まで速くし
てしまいます。慣れると、一息でかなりの数の回転ができるようになります。
強く、はっきりと、正確に、一息で何回も回転させながら、なめらかに最高速度で言えていれば、「回転読み」の完成です。実力が備わってくるにしたがっ
て、この「回転読み」の最中に、文の全体の意味が、くっきりと意識に浮かび上がってくるようになりますが、最初は、意味がとれなければとれないままでも大
丈夫です。その場合でも、音だけはしっかり完成させるようにして下さい。
=================
(「回転読み」については、掲示板大「風呂敷」で長く議論が行われました。まだ整理されていませんが、過去ログに議論が記録されています。)
生徒の読みにバネが備わってきましたら、レッスンで「技法グラウンド」、レッスン後の「回転読み」、再びレッスンで「技法グラウンド」、というように、
生徒は「技法グラウンド」と「回転読み」の往復をします。
「技法グラウンド」を激化させ、「回転読み」を始めるべき時期については、レッスンでアドバイスしています。いきなり「回転読み」をやり失敗する人がい
ます。レッスンは、「回転読み」を失敗に終わらせるのを防ぐために有効です。
素読舎のレッスンが、学校や塾や予備校の授業とはっきり違う点は、生徒の「繰り返し」そのものにつきあい、繰り返しの回数を蓄積し、読み全体を熟成させ
るところにあります。
------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
(以下は、語学論としてやるべきであり、説明としてはくどくて有効ではありません。ひとまずばっさり削除しますが、語学論としての種にはなるので、自分で
どこかに保存しておいて下さい。)
>また、ただ5回繰り返せばいいわけではありません。生徒が英文をまるごと、ぶつぎれにならないで5回繰り返すのです。単語単位でいくらきれいな発音がで
きていても、単語と単語が音としてつながらず、ばらばらである場合は、音がつながるまで生徒に繰り返してもらいます。
(この書き方だと、その場で、連続が完成するまで次の文に進まないと書いているように読めてしまう。)
>音がつながり、生徒が一人で繰り返し言えるようなバネを備えるまで繰り返してもらいます。
(これも、「その場で」そのレベルを要求しているかのように読めてしまう。実際は何ヶ月もかけて、バネを作ります。)
>初心者の場合は特に、単語数の多い長い文にあたった時は音がつながりにくいですが、そういう場合は、このまま続ければ一人で繰り返して言えるだろう、と
いう音のつがなり方をするまで、繰り返しのバネの芽のようなものができるまで、繰り返してもらいます。ですから時には5回以上繰り返すこともあります。
(これを最初に持ってくるべきだと思う。「繰り返しのバネの芽」という言い方はいいと思う。)
>「技法グラウンド」でコーチが発音を直すのは、1文の「技法グランド」につき1カ所、多くても2カ所です。音と音がつながって、読みにバネが備わってき
ているところに、1か所だけ音を直すようにすると、生徒はすぐに直すことができますが、コーチが片端から直そうとすると、生徒は個々の発音にとらわれて、
文を読めなくなってしまいます。ですから個々の発音のきれいさより、まず全体の音のつながりを大切にします。
(ほぼ読みやすい)
>たとえ他にも発音を直す部分があったとしても、次に同じ例文が出てきた時に、また1か所だけ直せばよいのです(素読舎のテキストには、同じ例文が何度も
繰り返し出てくる構造を持たせてあります。だから1回につき1カ所直す、というやり方ができるのです)。
(この「たとえ」という言い方がよくないと思います。誤解を招くと思います。)
→「当然、まだ直すべき音を含んだまま繰り返しが行われますが、教材自体が「波状的復習」構造を備えていますので、間違ったまま固定される前にすべての音
が直されます。」
【15118】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月20日(金)15時48分10秒
>「立て、立ってくれ〜〜」と、自分の気持ちどおりに反応してくれない時の
(男の)あせる気持ちは絶対わかってもらえんでしょうし。 (滝汗)
お察し致します。(ナイヤガラの滝汗)
閑話休題。
ハナさんをコーチにという案、賛成です。
ハナさんの語学論は、夫婦の会話として吉さんのホームページでうかがうことができますが、吉さんがハナさんが語ったものを非常にうまくまとめてくれてい
ます。
この作業を継続して下さると吉さん夫婦独自の語学論が育ちます。それがコーチをやるときのベースになると思います。
【15119】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月20日(金)15時52分32秒
チェックありがとうございました。
でもほぼ根石さんの新しい原稿になってしまいました。お手数かけました。
「噛む」。十分こなれてない言葉ですね。自分でも消化してない言葉でした。気をつけます。
「波状的復習」。この言葉はキーワードですね。
ばっさり削除した部分のコメント、ありがとうございます。
うれしかったです。
【15123】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月21日(土)02時13分43秒
旧ホームページの「生徒さんの感想」アップします。
「メールでアドバイス」とセットにするといいと思いましたが、アドバイスが何個かに続いているので、まず感想の方をひとつアップします。次に、それに対す
るアドバイスをあげていきます。よろしくお願いします。
===========================
滋賀県 古川さんから
2000年10月16日
思えば ある地方新聞の今週のおすすめ読書コーナーで 根石先生の著書の紹介を拝見いたしましたのが今年の6月頃でした その何とも乱暴なタイトル(す
みません)にとても頼りがいを感じ すぐさま書店にて購入 1ヶ月半程かけてじっくりと読み 自分なりに勉強方法を実行しました
しかし ある日 同書の末尾に電話でレッスンをして下さるという文面があることに気付き 経済的にも負担がかからない格安なこともあってすぐさま先生に
連絡をとらせていただいたのが8月の中旬頃です 抽出 話体を中心に勉強させていただき テキストの理解のしやすさに勉強の楽しさとやり甲斐を感じ ただ
いま映画のシナリオと抽出の2本立てで学習しています 話体は書店で見かける文法書とは一味違う構成で一つ一つこなしていくのがとても楽しみな教材だと思
います 電話でレッスンを開始して はや2ヶ月を経過しようとしています この間 私なりにいろいろな学習方法を試みては中止するといったような期間でし
たが 基本としている勉強方法をあげてみますと 抽出を1回当たり100回(これがやっとです)をこなした後に話体にもっていくと 理論ではなく日本語で
会話をするように内容が理解できるような気がします 先生が仰言っていた音を捉えることの大切さがしみじみと分かります 最初の方の抽出の文章は この
レッスンを受けるまでに独学で音読をしていた期間がありましたので 比較的にこなしやすいものが多かったように思います
先生の著書に出会わなければ 真剣に語学の勉強に取り組めなかったのではないかと思います それまでの私は 音読をしていて使っていたものはニュース英
語や中学生向きのテキストなどです 勿論 音声付きのものでそれを家事をしながら或いは車に乗りながら聞いていました 音読も音声を聞きつつ 忠実に表現
しようと心がけていました しかし これで英語が理解できるのかなという不安があって 思うほど能率が上がらなかったと思います
今では机の前に座ることが買い物に行くよりも大好きになり単語のスペルも覚えるのが早くなり 大好きなCHICAGOの歌も こういうことを歌っている
んだと聞き取れるようになりました 勿論全て理解できるというレベルにはありませんが 要所要所は日本語に変換しないで理解できていると思います この調
子で行けば洋画も字幕無しで観ることも夢でなくなりそうです
今はゆっくりとした会話のシーンしか字幕無しで理解することはできないのですが でもそのスローな1シーンでさえ聞き取れなかったのに 今では話せとい
われても話すことはできませんが聞き取れるようになりました 本当に嬉しい限りです 1ヶ月後、2ヶ月後にはどこまで成長できているか毎日思い描き それ
を励みに勉強を続けている次第です
最後に 発音についてですが 自分で効果があるのか疑問なんですが 洋楽を聞こえたまま歌うという方法を実行していました 完全に覚えてしまった曲は
10〜12曲程度なんですが 音読の学習がとてもやりやすいのはこれを続けているからかもしれません 毎日歌う これが基本でしょうか
とにかく 先生の言われるとおり毎日学習することが本当に大事だと実感しています これから先も新たな成長がありましたらご報告いたします これからも
宜しく御指導賜りますようお願い申し上げます ありがとうございました。
【15124】
根石さんへ (肚つながり) 投稿者:吉 投稿日:2009年11月21日(土)07時37分5秒
> 加島祥造氏とはいまだ接点がありません。
> 本屋でちょっと立ち読みしたことはあります。
> 本、面白かったですか。
知人のメールに書いてあった文字、、「肚(はら)」。
そこから 加島祥造氏の『肚(はら) 老子と私』という本までたどりつきました。
なんといいましょうか、ご縁を感じ、直観でこの本を購入して良かったです。
(今回はひさしぶりにお金の無駄遣いになりませんでした! →ハナさん)
「老子」「茶の本」「武士道」を読んだ後でこの本に出会ったのも良かったのだと思います。
(斜め読みだったにせよ)
> 本、面白かったですか。
はい、まだ途中ですが、とても面白いです。
しかし、同じ作品を読んで根石さんが面白いと感じてくださるかどうかわかりません。
根石さんには真新しい気づきではないかもしれませんし、、でも読み終わったら送ってもいいですか?
「手元に置いておかなくても良い程度の本なの?」って聞かれちゃうかもしれませんが、、、
(家にあんまり本を貯めこむとハナさんに怒られてしまうので、、、(苦笑)
という、家庭の事情を語るようなことはひかえます。)
再読したいと思う本は、また購入しちゃいます。 (たぶんこの本はまた買う → ハナさんごめん)
うちには、なぜか「根石吉久の暮らしの手帳」が3冊もあったり、
(今は根石さんから頂いた1冊しかないですが、、)
大谷由里子さんの本もだぶって3冊ぐらいおいてあったりします。
この人にあげたい、、って思った時、すぐにプレゼントできるように持っているのです。
またまた話しは変わりますが、
このことを友人に話したら「吉さんは、自分の価値観を人に押し付けたいタイプの人ですね」と、
フロイトやユング気どりで、このように言われてしまいました。 (;^_^A
う〜〜〜む、そうなのかな、、、。 そう言われるとそうなのかも、、、。
家内の誕生日に服を買ってやった時も、そのことをその友人に話したら、
(プレゼントに服を選んだことを指摘されて)
「自分の好みの女にしたてあげたいんですね」と言われました。
う〜〜〜む、そうなのかな、、、。 そう言われるとそうなのかも、、、。
だけど(その友人に向かって)お前には何もプレゼントしてやんない、、(笑)
えっと、、話の論点がブレブレで何の話をしていたんだけ、、
あぁそうそう、、根石さん、読み終わったら『肚(はら) 老子と私』を送っていいですか?
押し付けですけど、一時的にせよ本が減るのでハナさんも喜びますから、お願いします。
【15129】
「am」の音 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年11月21日(土)22時29分0秒
根石さん
レッスンありがとうございました。今日は録音が録れてなくて残念なのでした。
12月からは月曜でお願いします。ピッコロさんよろしくお願いしますね。
村田さん サポートも含め、4ヶ月ありがとうございますた。
ピッコロさんとの自主トレの際には是非またお願いできないかな・・・?
さて、
レッスン終わってから布団の中で、新出の「why don't I〜」
なんて使ったこと無いよな〜なんて独り言みたく話していたら、
レッスンを受けてる息子が自分は「be動詞現在形〜」の意味はわかんなくて、
「俺適当にいってるんだ」というので、「それでいいんだよ」てな話をしてました。
その延長で、いつも相棒のCちゃんは「am are is」のとこで
「am」の口を閉じてないから、注意されてるねという話になって
息子が突然「”にんじん”みたいだよね」というので、発音してみると
確かに!
にんじんの”ん”は口を閉じませんね。
で、私が思いついたのが”あんぱん”←これは、閉じますね。
ほ〜〜、●年生きててはじめて、「ん」の音がこうも違うとわかりました!
その後、話に参加したくてたまらない娘が「じゃむぱんはどう?」というので
息子と、口をあけて言えるかどうか、必死でやってみました(^^)
で、次のレッスンの前にCちゃんに「amは”あんぱん”の”あん”だよ」って
教えてあげようという話で、落ち着きました。いかがでしょう?!
【15134】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月22日(日)13時00分48秒
自立練習の名前を、「コーチ自立練習・10万行以降」として下さい。
他の自立練習も名前を変えて、「レッスン組み込み・自立練習」、「無料過程・自立練習」としようかと考えています。こうすれば、自立練習に3種類あるのが
わかりますので。
【15135】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月22日(日)14時36分56秒
了解です。
「レッスン組み込み・自立練習」
「無料過程・自立練習」
「コーチ自立練習・10万行以降」
の3種類ですね。
前回のを書き換えます。
========================
「コーチ自立練習・10万行以降」
練習者名: 根石吉久、根石せい、村田晴彦
日時 : 09/11/21
進展度(説明部分を含めた総行数): 47行(99920-99967)
次回レッスン開始の文 : Throw all this junk away soon.
【15136】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月22日(日)14時40分16秒
今度youtubeへアップする音声ファイルに、
「あいうえおフォニックス」http://www.sodokusha.com/aiueo.shtml
をリンクさせたいと思いますが、どうでしょうか。
【15137】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月23日(月)01時34分5秒
「あいうえおフォニックス」の文字による説明ページへは、トップページからどのようにたどることになるのでしょうか。トップページから開こうとして経路が
わかりませんでした。
音声ファイルと、既存の文字による説明は、説明方法が異なっています。
音声ファイルでしゃべっていることを、今後、ひとまず説明の定形にするつもりです。
文字による説明は、書き換える必要があります。これは私がやりますので、一度、掲示板に転写をお願いします。転写してもらったものを書き換えると、現在の
生徒さんたちに、どこがどう書き換えられたのかわかりやすいと思います。
公開できるものは、なるべく整形の過程まで含めて公開していきたいと思っています。
【15138】
根石さん(「あいうえおフォニックス」) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月23日(月)01時48分12秒
「あいうえおフォニックス」の文字による説明ページは、まだリ ンクさせてありません。
以下、既存の文字による説明の転写です。
===================
◎「あいうえおフォニックス」の前提1
・アクセントのあるところの母音は、(比較的綴り通りに)はっきりと発音されるが、それ以後の母音はぼける。ぼけて、曖昧母音化する傾向が強い。(この曖
昧母音が無視されてなくなることもある。)
◎「あいうえおフォニックス」の前提2
・日本人の耳に「ア」「アー」「オー」と聞こえる音に関するフォニックスである。「ア」または「アー」「オー」と聞こえる音について、口の構えの「広い・
狭い」「力が入る・入らない」の区別をするためのものである。「口の両端を斜め上にひっぱった瞬間に出す「ア」(一瞬般若)やその他の母音・子音は、「あ
いうえおフォニックス」の対象外である。(「あいうえおフォニックス」とは別に、「発音10のポイント」を付け、そちらで扱う。)
・生徒にローマ字で「あいうえお」を書かせる
・それぞれに r をつけさせる
・得られたものは ar ir ur er or
・ ar を○で囲ませ、「顎の下がる明るいアー(歯医者のアー)」と説明
・ or を○で囲ませ,「ゆで卵(鏡文字c:)」とあだ名を言う。「唇に丸く力が入る(ゆでたまごを唇にくわえた感じのオー)」と説明
・残った三つ ir, ur er を一つの○で囲ませ、「狭くこもったアー」と説明
<註>
・ w に続く or は「狭くこもったアー(逆さe :)」 word, world, work
・ w に続く ar は「ゆで卵(鏡文字c:)」 war, toward, warning
・アクセント直後の ar は「狭くこもったアー(逆さe:)」
(以上の図式は「 a i u e o
」に「r」をつけたものだけのものだが、図式が単に図式としてでなく、生徒が英語を音読していく場合に自然に使えるように感覚化された(反射神経ができ
た)あたりで、ear, re を追加する)
・ear も「狭くこもったア」
・re は er と同じく「狭くこもったア」(母音の後で re が現れる。図式の er の下に括弧に入れて(=re) と生徒に書かせる)
・あるいは、「ar, ir, ur, er,
or」だけを扱う段階で、最初から「er」の下に、括弧に入れて(=re)として、扱うのもいい。「er =
re」が現れる確率は、「ear」が現れる確率よりはるかに高いから最初から扱ってしまっても構わない。
<例外>
・earに関して heart, hearth (ともに 顎の下がる明るい音になる)
・er に関して sergeant (顎の下がる明るい音になる)
・ar に関して particular (どちらの ar も「狭い音」)
<参考>
・ 子音に挟まれた u が「日本人の耳に」「あ」と聞こえる場合、ことごとく「狭い音」(逆さv)
【15140】
江戸の母さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月23日(月)02時05分3秒
>息子が突然「”にんじん”みたいだよね」というので、発音してみると
確かに!
にんじんの”ん”は口を閉じませんね。
で、私が思いついたのが”あんぱん”←これは、閉じますね。
ほ〜〜、●年生きててはじめて、「ん」の音がこうも違うとわかりました!
その後、話に参加したくてたまらない娘が「じゃむぱんはどう?」というので
息子と、口をあけて言えるかどうか、必死でやってみました(^^)
日本語の「ん」はm音の場合もn音の場合もあります。
同じ「ん」の字で書くのに、実は音が違うということですが、規則性はあります。
「ん」は、その次の音が「口を開く音」なのか、「口を閉じる音」なのかによって違ってきます。「ん」の次の音が「口を開く音」なら、「ん」も「口を開く
音」、つまり、n音になります。「ん」の次が「口を閉じる音」なら、m音になります。
「にんじん」の「に」の次の「ん」は、次に「じ」が待っていて、「じ」は口を閉じて発音できません。「口を開く音」です。それに従って「ん」も「口を開
く音」=n音になります。
「あんぱん」の「あ」の次にある「ん」は、その次に「ぱ」が待っています。「ぱ」は口をいったん閉じないと発音できません。ですから、その前にある
「ん」も「口を閉じる音」=m音になります。
「じゃむぱん」は、「む」が元々、マ行の音であり、「マ行の音」は、次の音が何であろうと、口を閉じますので、「ん」の問題とは関係ありません。それよ
りも、「じゃむぱん」は、日本語における音のぶつかりあいが興味深い例です。英語の発音の影響により、もしかしたら、「む」でまるで口を開かないで発音す
る人がいるかもしれないと思っています。本来なら「む」は一度閉じた口を開くことによって発音され、そこに弱いU音がくっつきますが、英語を沢山練習した
人は、U音を省き、完全にm音だけで発音するようになるかもしれないと。これは余談です。
>で、次のレッスンの前にCちゃんに「amは”あんぱん”の”あん”だよ」って
教えてあげようという話で、落ち着きました。いかがでしょう?!
いい説明方法だと思います。言ってあげて下さい。
まあ、しかし、m音に関しては、Tちゃんも頭ではわかっているのだと思います。頭じゃわかっているけど、口の筋肉が言うことをきかないということだと
思っています。口を動かし続けるレッスンによって、いずれ、理解していることと口の動きが一致するようになります。am
そのものではなく、他の文を読むことによって口の筋肉ができてくると、am も直ってしまうだろうと思っています。
【15141】
素読舎応援団会議室 議事録 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月23日(月)02時12分33秒
金曜日に参加していただいた皆様、ありがとうございました。
今回は次のような話題が出ました。
・新しい生徒さんが入ってくれたので、レッスン枠の調整をしました。
・「無料レッスン部門」・「自習室」案
無料期間はコーチ側の負担を考えなければ半年あった方がいいが、
実際は2〜3カ月くらい?
・Kさんから、レッスンを受けている息子さんの報告がありました。
試験で「教科書をおぼえてきなさい」というのがあって、それに
ついて苦労がなかったらしいとのこと。
根石さんから、「レッスンの最初の10分間を教科書の音読に使っ
ていたが、あれでかなり定着する。」というコメントがありました。
・根石さんから、英語がしゃべれるようになると、読みも違ってくる
のではないか、という話が出て、吉さんがそれについて体験談を
してくださいました。
「留学前はカタカナ読みだけれど、自分なりの音を持っていたが、
帰ってきたら内声の動きが変わっていた。
しゃべれるようになってから、読書する時などでも、内声の音に
リズムがそなわるようになった」とのことでした。
来週の金曜日も、ご参加お願いします。
【15147】
村田君(あいうえおフォニックス) 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月23日(月)03時06分8秒
◎「あいうえおフォニックス」の前提
・日本人の耳に「アー」と聞こえる音に関するフォニックスである。「アー」と聞こえる音について、口の構えの「広い・狭い」「力が入る・入らない」の区別
をするためのものである。
<註>「口の両端を斜め上にひっぱった瞬間に出す「ア」(一瞬般若)やその他の母音・子音は、「あいうえおフォニックス」の対象外である。(「あいうえお
フォニックス」とは別に、「発音のポイント」を設け、そちらで扱う。)
◎「あいうえおフォニックス」の説明法
・生徒にローマ字で「あいうえお」を書かせる
・それぞれに r をつけさせる
・得られたものは ar ir ur er or
・arの上に、もう一つ別に arを書かせる
・ar ir ur er or を細長いマルで囲ませる。これらは「狭い音」。発音記号は [逆さe:r]。
・ar の上にある別の ar は「アクセントのあるar」=「顎の下がる明るいアー」(あだ名・歯医者)
・ar ir ur er or の中にある ar は「アクセントのないar」
・ar ir ur er or のうち、ir ur er or が「アー」と聞こえる場合は、アクセントがあってもなくても、「狭い音」
・ar ir ur er or(狭い音)の「狭さ」について。
英語ネイティヴは、口の中で舌を中途半端に持ち上げて、息の通り道を狭くする。これがすぐにやれる場合は、それでいい。やりにくい場合は、くちびるの開
きを狭くして発音し、まずは「狭さ」の感覚をつかむ。「狭さ」の感覚さえつかめば、次第に英語ネイテォイヴのやり方でできるようになる。
・狭い音の実例をあげる。
dollar の ar は狭い。
girl の ir は狭い。
thursday の ur は狭い。
certain の er は狭い。
word の or は狭い。 など。
(以上で概略は終わり。以後、補足)
・ar ir ur er or の er の下に re を書かせる。re が「アー」と聞こえる場合は、音は er
と同じ。(母音字の後に現れるだけで、音の実質は er と同じ=「狭い音」)here, where, picture など。
・「あいうえおフォニックス」は日本人にわかりやすいように、日本語の母音「あいうえお」にrをつけたものだが、原理は、「母音字+r」である。ar
ir ur er or の仲間として、ear を追加。 early, earth など。
・ orに関して。or
が、「ゆで卵(鏡文字c:r)=「唇に丸く力が入る(ゆで卵を唇にくわえた感じのオー)」になることの方が多いが、これは「あいうえおフォニックス」で扱
う or とは別物。ここで、再度、「あいうえおフォニックス」が、日本人の耳に「アー」と聞こえる音に関するフォニックスであると念を押す。
<参考>
・ w に続く or は「狭くこもったアー(逆さe:r) word, world, work
(「あいうえおフォニックス」で片が付く)
・ w に続く ar は「ゆで卵」(鏡文字c:r) war, toward, warning
(日本人の耳に「オー」と聞こえる音なので、「あいうえおフォニックス」の対象外)
・アクセント直後の ar は「狭くこもったアー」(逆さe:r)
(「あいうえおフォニックス」の「アクセントのないar」で片が付く)
・ 子音に挟まれた u が「日本人の耳に」「あ」と聞こえる場合、ことごとく「狭い音」(逆さv)
(単独の u の扱いであり、「あいうえおフォニックス」の対象外)
<例外>
・earに関して heart, hearth (ともに 顎の下がる明るい音になる)
・er に関して sergeant (顎の下がる明るい音になる)
・ar に関して particular (どちらの ar も「狭い音」)
【15149】
村田君、コメント付加 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月23日(月)03時31分24秒
滋賀県 古川さんから
2000年10月16日
思えば ある地方新聞の今週のおすすめ読書コーナーで 根石先生の著書の紹介を拝見いたしましたのが今年の6月頃でした その何とも乱暴なタイトル(す
みません)にとても頼りがいを感じ すぐさま書店にて購入 1ヶ月半程かけてじっくりと読み 自分なりに勉強方法を実行しました
しかし ある日 同書の末尾に電話でレッスンをして下さるという文面があることに気付き 経済的にも負担がかからない格安なこともあってすぐさま先生に
連絡をとらせていただいたのが8月の中旬頃です 抽出 話体を中心に勉強させていただき テキストの理解のしやすさに勉強の楽しさとやり甲斐を感じ ただ
いま映画のシナリオと抽出の2本立てで学習しています 話体は書店で見かける文法書とは一味違う構成で一つ一つこなしていくのがとても楽しみな教材だと思
います 電話でレッスンを開始して はや2ヶ月を経過しようとしています この間 私なりにいろいろな学習方法を試みては中止するといったような期間でし
たが 基本としている勉強方法をあげてみますと 抽出を1回当たり100回(これがやっとです)をこなした後に話体にもっていくと 理論ではなく日本語で
会話をするように内容が理解できるような気がします 先生が仰言っていた音を捉えることの大切さがしみじみと分かります 最初の方の抽出の文章は この
レッスンを受けるまでに独学で音読をしていた期間がありましたので 比較的にこなしやすいものが多かったように思います
先生の著書に出会わなければ 真剣に語学の勉強に取り組めなかったのではないかと思います それまでの私は 音読をしていて使っていたものはニュース英
語や中学生向きのテキストなどです 勿論 音声付きのものでそれを家事をしながら或いは車に乗りながら聞いていました 音読も音声を聞きつつ 忠実に表現
しようと心がけていました しかし これで英語が理解できるのかなという不安があって 思うほど能率が上がらなかったと思います
今では机の前に座ることが買い物に行くよりも大好きになり単語のスペルも覚えるのが早くなり 大好きなCHICAGOの歌も こういうことを歌っている
んだと聞き取れるようになりました 勿論全て理解できるというレベルにはありませんが 要所要所は日本語に変換しないで理解できていると思います この調
子で行けば洋画も字幕無しで観ることも夢でなくなりそうです
今はゆっくりとした会話のシーンしか字幕無しで理解することはできないのですが でもそのスローな1シーンでさえ聞き取れなかったのに 今では話せとい
われても話すことはできませんが聞き取れるようになりました 本当に嬉しい限りです 1ヶ月後、2ヶ月後にはどこまで成長できているか毎日思い描き それ
を励みに勉強を続けている次第です
最後に 発音についてですが 自分で効果があるのか疑問なんですが 洋楽を聞こえたまま歌うという方法を実行していました 完全に覚えてしまった曲は
10〜12曲程度なんですが 音読の学習がとてもやりやすいのはこれを続けているからかもしれません 毎日歌う これが基本でしょうか
とにかく 先生の言われるとおり毎日学習することが本当に大事だと実感しています これから先も新たな成長がありましたらご報告いたします これからも
宜しく御指導賜りますようお願い申し上げます ありがとうございました。
------------------------------------------------------
コメント(09/11/23・根石吉久)
>ある地方新聞の今週のおすすめ読書コーナー
確か、京都新聞だったように記憶している。京都新聞に書評が出たことは知らなかったので、古川さんにお願いしてコピーを送っていただいたような記憶があ
る。現在、私の手元では、そのコピーもみつからなくなってしまった。
>抽出 話体を中心に勉強させていただき
この「抽出」、「話体」という教材は現在は使用していない。2000年10月当時、「イメージ核受肉教材」はまだ作られていなかったことがわかる。「イ
メージ核受肉教材」作成に着手したのがいつだったか、記録しておかなかったためわからなくなっている。
「話体」はネパールに一緒に遊びに行ったHさんが、帰りの飛行機の中で「英語をやりたい」と言ったことがきっかけで作った教材である。(「知子の情報」
がなくても)WZエディタで、教材の「波状的復習」の構造が作れることに気づかせてくれた教材である。
古川さんは、ご家族が闘病生活に入られ、レッスンを中断されたのだったか。その辺の記憶もすでに確かではない。
【15157】
めぐりまわって「茶の本」再び、、 投稿者:吉 投稿日:2009年11月24日(火)00時46分41秒
加島 祥造氏の『肚(はら)―老子と私』を読み終えました。
根石さん、あともう数回読んだら送りますね。
この作品を読んで「タオ」や「茶の本」に出てくる「無」というキーワードと、
根石さんの喩語である「空っぽの乾電池」が、久しぶりに僕の中でリンクしました。
(リンクしたというよりも、思い出しただけかも、、。 )
「茶の本」を読んだことのない人のために、ちょっとだけ紹介させてください。
引用開始 ・・ 「茶の本」の第三章より
This Laotse illustrates by his favourite metaphor of the Vacuum.
He claimed that only in vacuum lay the truly essential.
The reality of a room, for instance, was to be found in the vacant
space enclosed by the roof and the walls,
not in the roof and walls themselves. The usefulness of a water pitcher
dwelt in the emptiness where water
might be put, not in the form of the pitcher or the material of which
it was made. Vacuum is all potent
because all containing. In vacuum alone motion becomes possible. One
who could make of himself a vacuum
into which others might freely enter would become master of all
situations. The whole can always dominate the part.
<< 中略 >>
A vacuum is there for you to enter and fill up the full measure of your
aesthetic emotion.
・・・・・・・・・・・・・
英語だと何が書いてあるかさっぱりな人も多いですね。
がんばって訳してみます。「そりゃやりすぎだろ!」ってほどの僕のスーパー自由意訳でやらせてください。
英語から受けた僕の中のイメージを日本語で再現してみます。(岡倉天心さん、ごめんなさい。)
・・・・・・・・・・・・・
このことを、老子はお得意の喩語・・「空っぽ」って言葉を使って説明しています。
彼が言う事には、「価値」や「本質」っていうたぐいのものは、「空っぽ」そのものにあるんだそうです。
例えば「部屋」。 部屋っていうのは、壁や天井そのものに価値があるんじゃない、
壁や天井に囲われてできた「(空っぽの)空間」の方にこそ、価値があるんだってことです。
水瓶(みずがめ)だってそう。
水瓶の真価は、水瓶をかたどっている外側の材質や形に価値があるんじゃない。
水を入れることのできる、中の「(からっぽになっている)空洞」にこそ価値がある。
「空っぽ」っていうのは実はすごい。なぜなら「空っぽ」そのものが秘めた価値を持っているからさ。
「空っぽ」だからこそ、動くことが可能なんだね。(きちきちに中身が詰まっていたら(中で)身動きとれないだろ。)
誰でもかれでも自由に懐に飛び込んでくることを拒まない、大きな器(うつわ)を持っている人は、
いろんな場面で大成すると思う。
いつだって、大きな存在は、小さな存在を受け入れることができるのさ。
<< 中略 >>
「空っぽ」っていうやつは君のために存在しているんだよ。
その空っぽな空間を、君の(美に対する)感情で、
思う存分満たすことができるんだ。(そのために(空っぽは)存在しているんだ。)
「茶の本」の第三章より
日本語(私が英語から感じたイメージ)・・・by 吉 (原文のイメージを大きく壊しちゃっても、怒らないでね、、)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここで、この上の部分で岡倉天心さんが語っている内容の引用元を、
「老子 道徳径」の中に見つけましたので紹介しておきます。
よく見つけたね〜と、こちらは褒めてください。 (^^)
引用開始 ・・・ 「老子 道徳径」 の 第十一章
三十輻共一轂。當其無有車之用。挺埴以爲噐。當其無有噐之用。
鑿戸 以爲室。當其無有室之有。故有之以爲利。無之以爲用。11
上の原文はこちらを参考にしました。
http://murasakicube.web.fc2.com/WW/ww_350Laozi.html
第十一章 (無の用)
三十本の輻が、車輪の中心(轂)に集まる。
その無の空間に車輪の用がある。
粘土(埴)をこねて、容器をつくる。
その無の空間に容器の用がある。
戸口や窓の穴をあけて、家をつくる。
その無の空間に家の用がある。
ゆえに用(有用性)が利をなすことになる。
無の用である。
こちらの文章はこちら↓のサイトから、、
http://www.eonet.ne.jp/~kyosyuu/laotzu11.html
・・・・・・・・・・・・・
ふ〜〜〜とりあえず、今夜はここまでにしておきます。
「茶の本」にでてくる岡倉天心のこのあたりの言葉や、「老子 道徳径」第十一章 を、
僕はすごく楽しんでいます。
それから、老子を思い出してから「からっぽの乾電池」という根石さんの喩語が頭をよぎっています。
これは当事者性を欠いた「机上の英語」のことですが、(根石さん違っていたら訂正してください)
この「からっぽの乾電池」(机上の英語)にこそ価値があるのですね。
このあたりのことは、また今度書きます。
「肚(はら)」という漢字から、巡りまわって「茶の本」にたどり着きました・・・
というお話でした。 (いつも長くてごめんなさい、、。)
【15158】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月24日(火)01時22分45秒
今、だいたい仕事終わりました。
これから少し教材を作ります。「からっぽ」を少し満たすために。
私は漢文は読めないので、漢文は読み飛ばしました。失礼。
吉さんの老子の文の英文訳の日本語訳はいいものだと思います。
現代的で、多分10代の人にもわかる。
【15160】
(無題) 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月24日(火)01時33分42秒
>無の用である。
「無の用」は日本語の「無用」とは違います。
この辺で迷いたい人には、つげ義春「無用の人」という漫画をお薦めします。
あんまりつらくて面白いので、「無用の人」や「必殺するめ固め」より、私は、「チーコ」などの叙情性の柔らかいものが好きですが、「無用の人」や「必殺
するめ固め」が傑作であることは間違いありません。
つげ義春は、古典になる。
【15161】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年11月24日(火)09時40分55秒
奥様よりお手紙頂いております。ご丁寧にありがとうございま
す。特に珍しくもないものですが、私ども家族にとっては大切な思い出の柿で、根石さんにもぜひ召しあがって頂きたいと思って送らせて頂きました。
さて近況です。11月20日頃通訳ガイドの一次試験の合格証が届きました。以来面接試験の準備に四苦八苦しています。何年も英語から遠ざかっていたので驚
くほど英語が錆び付いています。簡単な言い回しですらすんなり出て来ません。日本語圏での外国語学習は自転車操業のようなもので、こぎ続けなければ即座に
倒れてしまいます。
ガイド試験の面接は時事問題についての意見を問われる英検1級の面接試験とは違い、日本文化や事象について問われます。予め調べておいたものを暗記するこ
とで済ませられることも多いので助かりますが、時には「侘び・さび」などの深遠で難解な内容を、誰にでもわかるように平易な英語で説明しなければならない
という難しさがあります。英語力以前に日本語力が問われます。日本のことも日本語もろくに知らないで、何が外国語かと自嘲しております。
せんだって吉さんの書いておられた「肚」なども内容は深いですね。興味深く読ませて頂きました。
ところで、やさしい英語で説明するとなると試験官にとって初歩的な文法ミスがとても気になるようです。複数や三人称単数現在形の"S"の脱落、theとa
の付け間違いや付け落としなどは、やはり英語圏の人達にとって非常に耳障りなようです。中学教科書の回転読みや技法グラウンドを徹底させていれば、これら
の問題は解消されると思います。結局、こういう単純な訓練をずっとおろそかにしたまま、上へ上へと英語を積み上げてきたので、土台が脆く鉄骨の数も足りな
いのです。全く私は耐震偽装構造英検1級だと自嘲気味です。
素読舎のメソッドや大風呂敷での根石さんや村田さんのご投稿が、今更のようにじわじわと効いて来ております。
面接試験は11月29日、合格発表は来年2月です。晴れて通訳ガイド資格が取れたら、私の「やりなおし英語」について少しまた考えてみようと思っていま
す。
実は中学教科書べらべら読みをやってみたくなっています。
【15162】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月24日(火)13時43分42秒
「あいうえおフォニックス」の説明の一番下にある次の行を削除して下さい。
>・ar に関して particular (どちらの ar も「狭い音」)
この例は、「アクセントのないar」で片が付くので「例外」ではありませんので。
むしろ、「母音字プラスr」が[逆さe:r]ではなく、単なる[逆さe]になる現象の方を見た方がいいと思いました。これは、「省力」「なおざり」の現象
だと思っています。アクセントがあるところでは、[r]まで音になるが、アクセントがなければ[:r]ごと「なおざり」にされ、とれてしまう、と。
【15163】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月25日(水)01時14分45秒
>「あいうえおフォニックス」の説明の一番下にある次の 行を削除して下さい。
>
>>・ar に関して particular (どちらの ar も「狭い音」)
了解です。
>「省力」「なおざり」の現象
アクセントの位置と弱形の関係にもつながっていく話かと思いました。
弱形は「回転読み」でアクセントを意識してこなれを作って行くと、自然と出来上がってくるリズムの中で生まれてくるもの。
弱形の出し方を説明してある本もあるけれど、音の結びつきの中かからその音だけ取り出しても、音作りに関しては意味がない。
直接関係ないことですみません。
【15164】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月25日(水)01時21分20秒
旧ホームページの「生徒さんの感想」転載です。
よろしくお願いします。
======================
Bさん(福岡県)から
Received: by j.asahi-net.or.jp (ATSON-1)
; 9 Nov 2000 17:31:51 +0900
From: Bさん
To: '根石吉久'
Subject: Report of lesson
Date: Thu, 9 Nov 2000 02:31:33 -0600
-------------------------------------------------------------
長野はもうすでに秋の紅葉の美しい季節と思いますが、いつもレッスンでは熱い授業をありがとうございます。暑かった8月より「ワーキング・ガール」のシナ
リオを使い「電話でレッスン」を始めて早や3ヶ月がたちました。今日は、3ヶ月過ぎてみて自分の英語がどう変わったか聞いていただきたくMail致しまし
た。
私の場合、根石先生に叱咤激励されながらどうにか週一回のレッスンをこなしているというあまりできの良い生徒ではないだろうなと自負しております。(ご
めんなさい)
仕事柄帰宅するのも夜遅いことが多く平日の勉強時間といえば片道30分の通勤時に映画のレッスンのシーンをカセットに取ったものを聞いている程度で、車
での通勤なので静聴もままなりません。
ただ、レッスンで先生が諦めないで私にネイティブに近い発音をこと細かに教えてくださるのは自分の英語に対する新しい発見であり喜びでもあります。とい
うのも、テレビで英語のドラマを見ていて自分がレッスンを受けた単語や文節が出てくると、今まで聞いていた英語は一度頭の中で整理されて理解されていたの
に、その部分は回り道することなくストレートに理解できるのです。日本語と同じように・・・。自分がうまく発音できていないと本当に聞き取っているとは言
えないのですね。
些細な事かもしれませんがこれは本当にうれしかったです。こういう喜びは勉強を続けるという意欲と楽しみにつながります。レッスンは30分間という一見
短いような時間ですが、人間の集中力などそんな長く続くものではありません。週に1回だけでも密度濃く発音・イントネーションの「矯正」をしてくださると
私の場合少しずつではありますが自分の体質が変わってくるような気がします。英文を読むときも正しい発音やイントネーションに自然に気を使うようになりま
したし。今まではそんな事何も考えずとにかくカタカナ読みの上っ面だけで先に進む事しか考えてなかったのです。その時はそれで理解できていても「自分のモ
ノ」にはしていなかったのだと思います。最近はテレビを見ていても口や舌の動かし方に目がいく様になりました。あとは私自身「回転読み100回」と「文
法」の学習をどう飽きずに効率良く毎日の生活の中に取り入れていくかが課題です。
私は昔から机の上でぼーっとはしても、じーっと学習するタイプではありません。他のレッスン生の方々はどういう工夫をされているのでしょうか?とにかく
やるしかない等といわず良きトレーナーとしてご助言頂ければ幸いです。また、学習は言わずと知れた孤独な作業なのですが、先生のホームページを開くと「他
のレッスン生がんばっているな。自分もがんばらないと」と励みになります。会った事も無い人達なのに親近感が沸くんですよね。会社の休暇を利用し先生の元
でビジネスホテルに滞在しながら集中学習された会社員の方の事を知り自分も先生のお邪魔でなければやらせて頂きたいと思っているのですが私の場合もう少し
自己学習をこなしてからの方が良いのでしょうか?この件に関しても、コメント頂けたらと思います。
では、まだまだ20℃前後の暖かい日が続く九州からでした。
今週のレッスンも予定通り宜しくお願い致します。
補足:ホームページを見て他の方の参考になればと思い私のケースとして自分の電話代に関し下記にまとめてみました。良かったら参考にして下さい。
通話区間:長野 - 福岡
通話時間帯:夜間夜10時台
NTTのシャベリッチを使用時:1分15−16円
(ポイント):月々200円の定額料が今秋より100円に値引きされます。
登録申込時より10日間ほどの日数が必要になります。
KDDI(001)のかけどくパック割引を使用時:1分16-17円
(ポイント):申込み、定額料は必要無し。電話をかける時頭に001をつけるだけ。
結論:現時点ではNTTのシャベリッチの方が若干お安いと思いますので登録手続きが終わるまではKDDI、 登録完了後NTTというように使い分けたら
どうかと思います。
以上
【15166】
吉さん、村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月25日(水)15時29分26秒
新しいホームページから問い合わせがありました。それに対する返信のメールを以下に転写します。今後、どう対応していくか、今週の金曜の「応援団会議室」
でお話させていただく予定です。
------------------------------------------------------
お問い合わせありがとうございました。
「スカイプでレッスン」は、小学生は3年生から受け付けています。日本語
の骨組みがある程度できてからという考えによります。幼児英語教室は、効果
があれば日本語の骨組みを弱めるし、効果がないなら無駄金であると考えてい
ます。
お子さんが3年生と2年生であるということであれば、下のお子さんが3年
生になった時点で再度お問い合わせ下さると有り難く存じます。
>レッスン嫌いの子供たちでかといって親の私が教えると、親子関係が悪化する
のでどうしようかと悩んでいました。
教育熱心な親御さんのお子さんは、レッスン嫌いになることが多いようです。
私のところに申し込まれる方のお子さんにもそういうケースはたくさんありま
す。一切の教育関係のものを受け付けないほど意固地になってしまっている子
供もいます。メールからの感触ではそこまで意固地になっている様子ではあり
ませんので、ひとまず任せていただいて様子を見ることになるかと思います。
>HPを拝見し興味を持ちました。我が家のパソコンはケーブルなのでスカ
イプはできるのかわかりません。
スカイプはフリーソフトなので、ひとまずダウンロードしてスカイプ名(電
話番号のようなもの)の設定などなされてみてはどうでしょうか。それができ
れば使えると思います。スカイプが使えないようでしたら、普通の電話でもで
きます。その場合もこちらから電話を呼び出すことになりますので、電話料金
はかかりません。
>また、レッスン内容もイメージがよく出来ないので教えていただけたらと思
います。
メールで説明しても非常に煩雑であり、かえってわかりにくくなると思いま
すので、小学生を相手のレッスンを録音して、ホームページからリンクがたど
れるように音声ファイルを載せる予定です。なるべく早めに掲載しますので、
それを聞いていただくのがいいと思います。「その場で理解することを求めな
い」やり方ですので、逆に難しそうな文法用語などを平気で読ませており、日
本語のレッスンが半分、英語のレッスンが半分みたいなものと思っていただい
ていいと思います。素読という方法で、小学生に文法をどんどんやらせますの
で、ぎょっとする人もいるようですが、子供は「字に音をかぶせているだけ」
ですので、どうってことはありません。小さな苗が実をつけるのは、早くて中
学生、多くは高校生くらいの年齢になった時です。
> 二人のレベルはたぶん違いますが、二人同時に出来ますか。また枠はあるの
でしょうか。
幼児英語でのレベルの違いは、ほとんど問題になりません。ほとんどが付け
焼き刃です。多分、二人同時に始めるので大丈夫だと思います。逆に、ほんの
数百行程度でもテキストの始める場所が違うだけで、はるかに困難を生じます。
来春、三年生と四年生が同時に始めるということであれば、多分大丈夫です。
個人差がありますから、確実に大丈夫とは言い切れませんが、ひとまずやらせ
てみていただきたくしかないと思います。
現在、私のレッスン枠はすべて埋まっておりますが、二人一枠を標準化しつ
つあるところです。お申し込みがあれば、一人一枠で使っている生徒さんに他
の枠の人と組んでもらって空き枠を作るようにしたいと思います。
>一度でも体験はできるのでしょうか。
私の枠が埋まっている時点では、無料のお試し(1ヶ月)は行っておりませ
んが、コーチを育てています。現在、二人のコーチの候補がいます。この人た
ちに相談して、無料でお試しいただくことができるようにしたいと思います。
実際は、現在の生徒を一ヶ月間、コーチの候補者に代理でレッスンしてもら
い、お宅のお子さんに対する一ヶ月間のお試しレッスンを私がやることになる
かと思います。
現在、ホームページにデータを蓄積している途中ですので、今後もご注目く
ださい。少しずつ、レッスンの様子がわかるようにしていくつもりです。
コーチの候補者たちとは、主に掲示板で連絡をとりあっておりますので、こ
の私のメールを掲示板「大風呂敷」に転載させていただきますが、ご了承下さ
い。
根石吉久
【15167】
下の書き込みを読みました 投稿者:根石さんへ 投稿日:2009年11月26日(木)06時01分32秒
> 今後、どう対応していくか、今週の金曜の「応援団会議室」でお話させていただく予定です。
根石さん、読みました。 了解しました。
> メールで説明しても非常に煩雑であり、かえってわかりにくくなると思いますので、
> 小学生を相手のレッスンを録音して、ホームページからリンクがたどれるように
> 音声ファイルを載せる予定です。
わからないままで良いと僕は思っています。
答えはわからないまま、「モヤモヤした状態」を相手の中に作り出すのが良いです。
方法が先に立ち、手法だけにとらわれる人がでてきます。
「種をまいてはいけない。種は持たせるだけ」の理念が、
先に強調されるべきだと考えています。
この理念が浸透していないために、算数の文章問題の与え方でも、
子供に合わせて問題を提供してあげるのではなく、問題に子供を合わせようとして、
子供を底上げすることに躍起になる大人のなんと多いことか、、、
小学生の音声ファイルは、公開しないほうが良いというのが、僕の考えです。
幼児英語教室の場で、このメソッドを併用されることをも心配しております。
根石さんにつながってくれた家庭なら安心ですが、音声ファイルだけを聞き、
メソッドだけに囚われ、(素読舎につながらず)子どもにその場での理解を求める人が減らないことを危惧します。
「教育虐待」といわれる子供の被害をなるべくなら抑えたい。
以前のらくださんのコメントを思い出しましたが、
「憲章」みたいなものを打ち出し、素読舎ではこういう考えでやっているから、
理念にそわないやつは来るな!ぐらいのことを、(やわらかい言葉で)書いておく必要があると思います。
2人目のKBTMさんのような犠牲者をだしたくはありません。
無料のお試しレッスンに関しても、提案があります。
このあたりの僕の考えは、会議室でお伝えしたいと思います。
【15168】
根石さん 吉さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月26日(木)11時09分25秒
読みました。了解です。
吉さんの言われている危惧に関して、最近根石さんの書かれた「塾生とコーチの心得」テキストをホームページに載せたらどうかと思うのですがいかがでしょう
か。
「空念仏と回転読みは一見似ている」(先週塾においてきてしまったので正確な文が思い出せませんが)等書いてあるテキストです。
【15171】
村田さん 投稿者:吉 投稿日:2009年11月26日(木)23時27分10秒
> 最近根石さんの書かれた「塾生とコーチの心得」テキストを
> ホームページに載せたらどうかと思うのですがいかがでしょうか。
今、最近の投稿をさかのぼっていったのですが、見つけられませんでした。 >< すみません。
もうちょっと探してみますが、教えてもらえると嬉しいです。
僕が4月に復帰してからこっち、投稿は、読んでいるつもりですが、
特に意識しないで読み飛ばした可能性があります。 <(_ _)>
【15172】
小学生のレッスンレポート 2 投稿者:吉 投稿日:2009年11月26日(木)23時31分11秒
<< 今夜の息子のつぶやき >>
息子(小6): 「今日はなんだか難しいのがあった、、。」
私: 「どのへんがむずかしかった?」
息子: 「短く読む文、、、、これ、、」
「テキストのここにさ「短縮形が生じるのはその方が発音が楽だから」って書いてあるんだけど、
慣れないうちは、それは認めない、、、。 慣れないうちは楽じゃないから、、。」
私: 「短縮形のYou aren't a student.の aren't のことか、、あははは、その気持ちはわかる。」
家内: 「100回ぐらい読めば慣れるんじゃない、、、」
息子: 「うん、そのぐらい読めば楽になると思う、、
でも慣れるまでは、短縮形だっけ?、、それが楽とは認められないってこと。」
【15173】
吉さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月27日(金)15時16分21秒
> 最近根石さんの書かれた「塾生とコーチの心得」テキストを
> ホームページに載せたらどうかと思うのですがいかがでしょうか。
すいません、掲示板には出ていません。
誤解されるような書き方してすみませんでした。
【15174】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月27日(金)15時33分23秒
>> メールで説明しても非常に煩雑であり、かえってわかりに くくなると思いますので、
>> 小学生を相手のレッスンを録音して、ホームページからリンクがたどれるように
>> 音声ファイルを載せる予定です。
>わからないままで良いと僕は思っています。
>答えはわからないまま、「モヤモヤした状態」を相手の中に作り出すのが良いです。
それは、テキストに書かれたことを子供が扱うときのことです。
親は、モヤモヤした状態にしておいては駄目だと思います。このモヤモヤから逆に「教育虐待」が出てくるのだと考えています。
>方法が先に立ち、手法だけにとらわれる人がでてきます。
「種をまいてはいけない。種は持たせるだけ」の理念が、
先に強調されるべきだと考えています。
「先に強調されるべき」ものを、吉さんが先に強調していただけると有り難く思います。使えるものであれば、新しいホームページのトップページに使わせて
いただきます。
方法が先に立ち、手法だけにとらわれて、私の作ったテキストを使っても必ず失敗しますから心配ありません。「小学3年から」という条件を設けてあるの
も、小学3年以下では使いたくないと同時に、小学3年以下では使えないからです。(6歳の孫が5歳のときから実験しておりますが、一年たっても、アルファ
ベットは音と文字がまるで照応していません。それでかまいません。素読の初期では、音と文字が照応していないままでも継続が可能です。)
私の方法は文字を扱う方法ですから、文字の存在が歯止めをかけてくれます。私だけでなく、誰がやっても、「幼児英会話」の中に、私のテキスト(や素読用
テキスト)を持ち込むことなどできることではありません。吉さんは何かにとらわれているなという感触があるだけで、それが何であるのかいまだわかりませ
ん。
私が小学3年から受け付けると言ったときにも、掲示板にずいぶん沢山書かなければならず疲れましたが、それで実際に始めて見て、何も問題はなかったと
思っております。
江戸の母さんやゆっくり母さんがその辺に関して、何か書いてくださるといいと思っています。
今回、「音声ファイル」を公表しても、何も問題は生じないと思っております。
→村田君
「種を蒔いてはいけない。種は種として持たせるだけ」という文句を、トップページに掲載して下さい。この言い方は、わかる人にはわかると思います。
>この理念が浸透していないために、算数の文章問題の与え方でも、
>子供に合わせて問題を提供してあげるのではなく、問題に子供を合わせようとして、
>子供を底上げすることに躍起になる大人のなんと多いことか、、、
理念の浸透にご協力いただけるよう、どんどん書いていただくことを希望しています。
算数の文章題のことで言えば、「文章」題なんですから、「文章」題云々以前に、文字の扱い方=素読が問題になるべきなのです。どんぐりやらというところ
にも、そんな問題意識はないように思われます。あそこも、子供は文章が読めるということを前提にしているのです。その前提が現に成り立っていないにもかか
わらず。
子供の実体を見れば、小学校低学年を通じて、文章題以前に文字の扱い方が問題にならなければ嘘です。どんぐりとやらには、それがすっぽり抜け落ちている
と思っています。
吉さんが惚れ込むどんぐりとやらですらその程度なのですから、「躍起になる大人」のきちがい沙汰が減ることはないでしょう。私のホームページのアクセス
数がどんどん増えて、「小学生の文字の扱い方」に光が当たれば、きちがい沙汰は減ると思っています。
文字になじむのにいい年齢は、5、6歳だと考えています。個人差が非常にあり、5、6歳で、放っておいても文字になじんでしまう子供もいれば、小学6年
生くらいになっても、文字が異物のままでたどたどしくしか読めない子供もいます。後者に、文章題などやらせることがそもそも無茶です。文字をたどたどしく
しか読めない子供に、イメージしろ、抽象的に思考しろというのですから、暴力以外のものではありません。
素読舎は、「どんぐり以前」に目をつけています。
5、6歳くらいからの3年間が、日本近代ではでたらめなのです。私が「日本語だけ」の素読をやろうとしても注文はありません。タオは、ほぼ滅びていま
す。つまり、「からっぽ」の価値がわからなくなっています。タオや「からっぽ」が、知識人の夢のようなものであっていいわけがありません。
私どもが作る音声ファイルは、この日本近代のでたらめに対置するものになります。それは必要なことだと考えております。誰にも邪魔されたくありません。
>小学生の音声ファイルは、公開しないほうが良いというのが、僕の考えです。
>幼児英語教室の場で、このメソッドを併用されることをも心配しております。
「公開しないほうが良い」の根拠がいまだわかりません。納得できません。
幼児英語教室の場も糞もありません。幼児英語教室そのものをさっさと滅ぼすべきです。あのような植民地根性の者どもが、素読舎の方法が使えると思うなら
使ってみるがいい。ただちに経営が立ちゆかなくなります。いいことではありませんか。「このメソッドを併用」っていうのは、いったいどんなことを想像され
ているのでしょうか。「ただわけがわからないままの復唱」でしょうか。それなら害がありません。子供がやりたがらないだけで、害はありません。
怖いのは、「ただわけのわからないままの復唱」に国家が植え付けたがるイデオロギーが注入されることです。他にはお化けはありませんが、吉さんは、なん
だか自分の作り出したお化けにおびえているような感じがします。
>根石さんにつながってくれた家庭なら安心ですが、音声ファイルだけを聞き、
メソッドだけに囚われ、(素読舎につながらず)子どもにその場での理解を求める人が減らないことを危惧します。
「教育虐待」といわれる子供の被害をなるべくなら抑えたい。
「教育虐待」はすでに存在します。きちがい沙汰として存在します。これにメスを入れるには、5,6歳くらいからの3年間くらいの子供の文字の扱い方を公
開するのはいい方法だと思います。理念などさんざ口を酸っぱくして言ってきたのです。それできちがい沙汰が減るかと言えば、まるで減りはしません。あの人
たちには、「その場で理解を求めない」という理念を提示したところで、それが何のことやらちっともわからないのですから。
>「憲章」みたいなものを打ち出し、素読舎ではこういう考えでやっているから、
理念にそわないやつは来るな!ぐらいのことを、(やわらかい言葉で)書いておく必要があると思います。
打ち出すべきものを書いていただけると有り難く思います。それは違うということがあれば遠慮なく言いますので。
>2人目のKBTMさんのような犠牲者をだしたくはありません。
こばたまが犠牲者なのですか。こばたまの子供が犠牲者なのですか。私が犠牲者なのですか。こばたま本人が犠牲者だとは私は考えておりません。ただただ迷
惑をこうむったということでは、私は犠牲者だったと思っております。
もし吉さんがこばたま本人を犠牲者だなどと考えるようでしたら、あれと同じような者が現れた場合、私は今後も「犠牲者」を出し続ける所存です。放ってお
く気はありません。
【15175】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月27日(金)15時43分44秒
私が書いた「あれ」を提示するのがどうしていいと考えたのか、 その経路を示して下さい。
【15176】
書いている途中のもの 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月27日(金)16時03分48秒
村田君が言っているのは、以下のものだと思います。
通塾用の素読舎では、これの素読を始めています。まだ書いている途中で、実験段階です。
うまく活かせるようなら、「スカイプでレッスン」にも導入しようかと考えています。
ただ、これを併置すれば、吉さんの危惧することに有効だと村田君がどうして考えたのかがわかりません。
その前に、吉さんの危惧がどういうものなのかいまだ私にわかりません。
----------------------
09/11/15
1.
文全体をつなげて読めるようにする。(文全体の音の一連の型)
2.
個々の音を正す。(あいうえおフォニックス・発音15のポイント参照)
3.
塾の練習、スカイプでのレッスンでは、コーチがいるので、個々の音を正すのはコーチにまかせておいてよい。
4.
「連続性」と「個々の音」を両立させる。
5.
「個々の音」と「連続性」では、「連続性」が優先されていいが、最後には両立させる。
6.
「個々の音」と「連続性」の二律背反。その克服。どちらか一方を大事にすると、もう一方がおろそかになりがち。→ 両立させる。
7.
「連続性」と「個々の音」のどちらかを先に完成させるなら、「連続性」が先。
8.
「個々の音」と「連続性」を両立させるコツ。「よりなめらかに、よりはっきりと」
9.
個々の単語の読みを組み合わせたり、組み立てたりして文の読みが成立するのではない。最初に、音の連続性としての文がある。(ここがわからないのが、近代
的錯誤)
10.
語学では、音とイメージは放っておけばいつまでも分離している。というより、当初、音と合体させるべきイメージは存在しない。
11.
音の完成=「回転読み」ができる。
12.
コーチが一度読み、生徒が5回(以上)繰り返し読む=「技法グラウンド」
13.
「技法グラウンド」は「回転読み」への導入部分。
14.
「回転読み」。文のしっぽと頭をくっつけ、一息で何度でも繰り返す読み方。
15.
「技法グラウンド」はコーチ付きの方法。レッスンの方法であり、独学の方法ではない。
16.
「回転読み」は独学の方法。
17.
「回転読み」の最大の敵は空念仏的繰り返し。
18.
「回転読み」の完成形と空念仏的繰り返しは酷似する。気を抜いて「回転読み」をやれば、空念仏的繰り返しに簡単におちいる。
19.
「回転読み」ができても、イメージがともなうとは限らない。
20.
短い文ほど、「回転読み」にイメージがともないやすい。
21.
英語と日本語では文構造が異なるので、イメージがともなわない文は「切断読み」に持ち込む。
22.
イメージが確実なものであれば、「切断読み」で日本語の文構造を逆流させることが成り立つ。日本語の文構造の逆流が生じなければ、英語の文構造は身体に根
付くことはない。
23.
「回転読み」の連続性を壊すための方法=「切断読み」。
24.
「技法グラウンド」で得たイントネーション、発音を「回転読み」に持ち込むのに慣れれば、初出の文を最初から「回転読み」で扱うことができるようになる。
25.
「回転読み」の完成までは、単に音だけを扱うので構わない。
26.
「切断読み」で、「回転読み」の「連続性」をわざわざ壊すのは、個々の単語にイメージを込めるため。
27.
個々の単語にイメージを込めるためには、すでに意識にイメージが存在しなければならない。
28.
語学では、当初、音と合体させるべきイメージが存在しないから、存在しないものを存在させなければならない。
29.
存在しないイメージを存在させる方法=「言いながら書きながら思う」
30.
「言いながら書きながら思う」は、「回転読み」の前にやるのでも後にやるのでも構わない。
31.
「回転読み」を完成させた後では、「言いながら書きながら思う」のうち、特に、「書きながら思う」を大事にして練習する。
32.
「言いながら書きながら思う」あるいは「書きながら思う」の「思う」とは、「こんな感じ、こういうこと」と思うこと。「こんな感じ・こういうこと」をめが
けて、強く念じること。
33.
「回転読み」のなめらかさは、「こんな感じ・こういうこと」(イメージ)が文構造の中に流れるためのパイプになる。
34.
ネイティヴ言語では、文全体で一つのイメージになっていることが多いが、語学は、個々の単語のイメージを文構造の中に流すことで、「文全体で一つのイメー
ジ」に到達する。これを大いに後押しするのが、「(英語)磁場における生活体験や仕事の体験」。
35.「回転読み」の「連続性」が完成していないなら、「切断読み」は不可能。完成していない「連続性」など壊す価値がない。
36.「切断読み」でまともにイメージが動かないなら、文構造(シンタックス)の逆流は起こらない。シンタックスの逆流が起こらないなら、しゃべること、
聞き取ること、目を右から左へ戻さずに読書することは成立しない。
【15177】
吉さんの息子さんへ 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月27日(金)16時07分27秒
>短縮形が生じるのはその方が発音が楽だから
次のように書き換えてもらって構いません。
短縮形が生じるのは、英語だけ使っている人には、その方が発音が楽だから
【15179】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月27日(金)16時52分46秒
Bさん(福岡県)から
Received: by j.asahi-net.or.jp (ATSON-1)
; 9 Nov 2000 17:31:51 +0900
From: Bさん
To: '根石吉久'
Subject: Report of lesson
Date: Thu, 9 Nov 2000 02:31:33 -0600
-------------------------------------------------------------
長野はもうすでに秋の紅葉の美しい季節と思いますが、いつもレッスンでは熱い授業をありがとうございます。暑かった8月より「ワーキング・ガール」のシナ
リオを使い「電話でレッスン」を始めて早や3ヶ月がたちました。今日は、3ヶ月過ぎてみて自分の英語がどう変わったか聞いていただきたくMail致しまし
た。
私の場合、根石先生に叱咤激励されながらどうにか週一回のレッスンをこなしているというあまりできの良い生徒ではないだろうなと自負しております。(ご
めんなさい)
仕事柄帰宅するのも夜遅いことが多く平日の勉強時間といえば片道30分の通勤時に映画のレッスンのシーンをカセットに取ったものを聞いている程度で、車
での通勤なので静聴もままなりません。
ただ、レッスンで先生が諦めないで私にネイティブに近い発音をこと細かに教えてくださるのは自分の英語に対する新しい発見であり喜びでもあります。とい
うのも、テレビで英語のドラマを見ていて自分がレッスンを受けた単語や文節が出てくると、今まで聞いていた英語は一度頭の中で整理されて理解されていたの
に、その部分は回り道することなくストレートに理解できるのです。日本語と同じように・・・。自分がうまく発音できていないと本当に聞き取っているとは言
えないのですね。
些細な事かもしれませんがこれは本当にうれしかったです。こういう喜びは勉強を続けるという意欲と楽しみにつながります。レッスンは30分間という一見
短いような時間ですが、人間の集中力などそんな長く続くものではありません。週に1回だけでも密度濃く発音・イントネーションの「矯正」をしてくださると
私の場合少しずつではありますが自分の体質が変わってくるような気がします。英文を読むときも正しい発音やイントネーションに自然に気を使うようになりま
したし。今まではそんな事何も考えずとにかくカタカナ読みの上っ面だけで先に進む事しか考えてなかったのです。その時はそれで理解できていても「自分のモ
ノ」にはしていなかったのだと思います。最近はテレビを見ていても口や舌の動かし方に目がいく様になりました。あとは私自身「回転読み100回」と「文
法」の学習をどう飽きずに効率良く毎日の生活の中に取り入れていくかが課題です。
私は昔から机の上でぼーっとはしても、じーっと学習するタイプではありません。他のレッスン生の方々はどういう工夫をされているのでしょうか?とにかく
やるしかない等といわず良きトレーナーとしてご助言頂ければ幸いです。また、学習は言わずと知れた孤独な作業なのですが、先生のホームページを開くと「他
のレッスン生がんばっているな。自分もがんばらないと」と励みになります。会った事も無い人達なのに親近感が沸くんですよね。会社の休暇を利用し先生の元
でビジネスホテルに滞在しながら集中学習された会社員の方の事を知り自分も先生のお邪魔でなければやらせて頂きたいと思っているのですが私の場合もう少し
自己学習をこなしてからの方が良いのでしょうか?この件に関しても、コメント頂けたらと思います。
では、まだまだ20℃前後の暖かい日が続く九州からでした。
今週のレッスンも予定通り宜しくお願い致します。
補足:ホームページを見て他の方の参考になればと思い私のケースとして自分の電話代に関し下記にまとめてみました。良かったら参考にして下さい。
通話区間:長野 - 福岡
通話時間帯:夜間夜10時台
NTTのシャベリッチを使用時:1分15−16円
(ポイント):月々200円の定額料が今秋より100円に値引きされます。
登録申込時より10日間ほどの日数が必要になります。
KDDI(001)のかけどくパック割引を使用時:1分16-17円
(ポイント):申込み、定額料は必要無し。電話をかける時頭に001をつけるだけ。
結論:現時点ではNTTのシャベリッチの方が若干お安いと思いますので登録手続きが終わるまではKDDI、 登録完了後NTTというように使い分けたら
どうかと思います。
以上
------------------------------------------------------
09/11/27時点でのコメント(根石)
このような感想を聞かせていただくのはありがたい。現在の生徒さんにもなるべく書いて欲しいと願っている。
>「ワーキング・ガール」のシナリオを使い「電話でレッスン」を始めて早や3ヶ月がたちました。
「ワーキング・ガール」のシナリオは現在では使用していない。現在使用しているのは、「ゴースト」と「七年目の浮気」だけである。小学生、中学生以外
は、どなたにも「ゴースト」から始めていただいている。
>平日の勉強時間といえば片道30分の通勤時に映画のレッスンのシーンをカセットに取ったものを聞いている程度
これは練習としては弱い。上級者はこれでやれる場合があるが、初心者、中級者の場合、最大の眼目はあくまでも、自分の口をどんどん動かすことにある。
「聞いている程度」では上達は遅くなる。しかし、仕事に多くの時間をとられる人に対して、自分の口を動かすことを「必ずやれ」と言えないのが今も悩ましい
ところである。
>テレビで英語のドラマを見ていて自分がレッスンを受けた単語や文節が出てくると、今まで聞いていた英語は一度頭の中で整理されて理解されていたのに、そ
の部分は回り道することなくストレートに理解できるのです。
レッスンを始めてから数ヶ月の間は、この種の感想が多い。「素読舎の英語音の扱い方」が有効であることを証してくれている。レッスン開始後数ヶ月間が、
一番自分の英語が変わるのがわかる時期だが、その後は「さらに根づかせる」期間、量的に蓄積する期間が続く。「根張り」の様子は見えないし、量的な蓄積は
大して楽しくもないので、レッスン開始後2、3年のうちにやめてしまう人が多い。
>今まではそんな事何も考えずとにかくカタカナ読みの上っ面だけで先に進む事しか考えてなかったのです。
これが袋小路である。巨大な袋小路なので、自分が袋小路の中を進んでいるのだとは気づかない人が多い。「素読舎の英語音の扱い方」で袋小路の外側がある
ことに気づいてはもらえたが、「維持する=持ち続ける」方法に関しては結局よくわかってもらえなかったのが残念だった。
>私は昔から机の上でぼーっとはしても、じーっと学習するタイプではありません。他のレッスン生の方々はどういう工夫をされているのでしょうか?とにかく
やるしかない等といわず良きトレーナーとしてご助言頂ければ幸いです。
ぼーっとしていることは人間には大事な時間だが、練習では、「ぼーっと」も「じーっと」も大した効果はない。「どんどん」やるのがいい。「とにかくやる
しかない」というのは、口を動かすことに対して言ったものだと思う。当時、その段階にいた人だから、その段階の人には回数を惜しまず口を動かすことを助言
したはずである。「文全体の音の一連の型」を完成させたら、次にそれを「壊す」段階(「切断読み」の段階)があるが、そこに至る前にレッスンをやめられて
しまったと記憶している。
「言いながら書きながら思う」場合の、「思う」ことの強度によってイメージの強度が得られ、イメージの強度が、意識のSOVシンタックスをSOVシン
タックスに書き換えるのであるというところまでは、当時私も説明できなかった。
現在では、「二人一枠」が標準となり、標準化された枠では、レッスン代金も当時の半額になっているので、もしこのページを読まれるようなことがあった
ら、レッスンに復帰して欲しいものだと考えている。
>通話時間帯:夜間夜10時台
NTTのシャベリッチを使用時:1分15−16円
当時は、電話の通話料も生徒さんに負担していただいていた。千数百円の通話料が、レッスン代金の他に必要だった。「スカイプ」が普及してくれて通話料が
無料になり、こちらから電話にかけるのも月に695円で「かけ放題」になった。この点だけ考えると隔世の感あり。
【15181】
根石さん 吉さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月27日(金)18時38分54秒
根石さん、テキストを掲載していただきありがとうございまし た。
僕はあのテキストを先週読んで、特に下のふたつに刺激されました。
>17.
>「回転読み」の最大の敵は空念仏的繰り返し。
>
>18.
>「回転読み」の完成形と空念仏的繰り返しは酷似する。気を抜いて「回転読み」をやれば、空念仏的繰り返しに簡単におちいる。
これは僕なんかもとても気をつけなければいけないところだと思いました。
そして、僕が吉さんが危惧していると思ったところはここです。
>根石さんにつながってくれた家庭なら安心ですが、音声ファイルだけを聞き、
>メソッドだけに囚われ、(素読舎につながらず)子どもにその場での理解を求める人が減らないことを危惧します。
>「教育虐待」といわれる子供の被害をなるべくなら抑えたい。
音声ファイルを聞いて、簡単じゃないか、と思って形だけ真似をして
子どもの相手をする人がいるとするなら、その簡単だと思える方法の
後ろには、たくさん考えてあったり、また自分も考えなければいけな
い部分がたくさんあるんだぞ、ということを提示すればいいのではない
かと思いました。
先週読んだテキストが印象的だったので、提案しました。
それでも形だけまねる人がいたとしても、それはもうしょうがない。
そう思います。
吉さんへ
音声ファイルは人にわかるように細心の注意を払って作っています。
実名・固有名詞は削除する作業を加えています。
音声ファイルに関しては、僕は全部アップして問題ないと思っています。
音声ファイルを聞いてレッスンを始めてくださった方もいらっしゃると
のことですしね。
【15187】
根石さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009年11月27日(金)22時37分35秒
> それは、テキストに書かれたことを子供が扱うときのことです。
そうですね。 よくわかります。 しかし、僕が素読舎を調べた時は、
レッスンの様子がよくわからなかったから逆に興味をそそられました。
> 親は、モヤモヤした状態にしておいては駄目だと思います。
> このモヤモヤから逆に「教育虐待」が出てくるのだと考えています。
それはそうかもしれません。 しかし、もしも私が3年前に音声ファイルを聞き、
レッスンの進め方を聞いていたら、村田さんが書いてくださったように、「ああ、そうか」となっていたかもしれないのです。
「ああ、そうか」となった時点で、根石さんのレッスンに申し込むことはなかったかもしれないのです。
同業者に手法だけを盗み見されるまえに、
根石さんの言葉にもっとたくさん触れてもらいたいというのが、私の考えです。
> (村田さんの) 音声ファイルを聞いてレッスンを始めてくださった方もいらっしゃるとのことですしね
もちろんよくわかります。
不特定多数の人に公開するのではなく、メールで問い合わせてきた人に、リンク先を教え、
ここで小学生のレッスンの様子を聞くことできます。と、このようにはできないでしょうか。
「小学生のレッスンの様子を聞きたい人は、こちらにメールをください。」
と、こうしておくだけでも問い合わせをしてくる人がでてくるかもしれません。
誤解ないように言っておきますが、
根石さんの方法と理論なら、僕は小3で教えるのはかまわないと思っているんですよ。
> →村田君
> 「種を蒔いてはいけない。種は種として持たせるだけ」という文句を、トップページに掲載して下さい。
> この言い方は、わかる人にはわかると思います。
とりあえず、これに大賛成です。 村田さんもありがとうございます。
> 方法が先に立ち、手法だけにとらわれて、私の作ったテキストを使っても必ず失敗しますから心配ありません。
そのように「盗めない」と、自信をもっておられるなら考えを少しかえようと思います。
しかし、過去ログを読むとテキストを購入している人がいますよね。 僕が「すごいテキスト」を書いた直後です。
あきらかにテキストを研究されていると思います。 ま、、根石さんが心配ないというのですから、良いです。
「種はもたせるだけ」を読める人が集まってくださると良いですね。
> 理念の浸透にご協力いただけるよう、どんどん書いていただくことを希望しています。
今はガス欠で内側から沸いてくるものがありません。
今は、自分の内側から書きたい気持ちが沸きあがってくるのを待っている時期です。
人に会ってどんどん宣伝はしております。 多くの人からいい刺激をいただいております。
もう少しお待ちください。
> 「躍起になる大人」のきちがい沙汰が減ることはないでしょう。
それは困りました。
> 文字になじむのにいい年齢は、5、6歳だと考えています。
> 個人差が非常にあり、5、6歳で、放っておいても文字になじんでしまう子供もいれば、
> 小学6年生くらいになっても、文字が異物のままでたどたどしくしか読めない子供もいます。
そうですね。 さすがです。
脳に機能的に問題がある人は、いつまでたっても文字を認識するということはできないようですよ。
これは、先天的に目が見えないとか、耳が聞こえないといった障害と同じですから、
いつかは読めるようになるだろうというような接し方をしてはいけないようです。
自分でも良くわかっていないので申しわけないのですが、僕のこだわりは、
この辺りの児童の扱い方にあるのだと思います。
> 後者に、文章題などやらせることがそもそも無茶です。
> 文字をたどたどしくしか読めない子供に、イメージしろ、抽象的に思考しろというのですから、
> 暴力以外のものではありません。
おっしゃるとおりです。
ただし、「子どもに合わせてあげる」というのが、前提にあります。
読めない子には、遠慮せずに親が読んであげれば良いのです。
しかし、そういう理念を理解しないで子どもに無理をさせる人が多いということだと思います。
>素読舎は、「どんぐり以前」に目をつけています。
>5、6歳くらいからの3年間が、日本近代ではでたらめなのです。
>私が「日本語だけ」の素読をやろうとしても注文はありません。
宣伝が少ないからないのだと思います。
日本語だけの素読も受容があると思いますよ。
私の友人は、日本語の素読は目のつけどころ、、と、高く評価しておりました。
>タオは、ほぼ滅びています。つまり、「からっぽ」の価値がわからなくなっています。
>タオや「からっぽ」が、知識人の夢のようなものであっていいわけがありません。
その通りですね。
しかし、「ほぼ滅びている」というのはまことに寂しいです。
根石さんの生徒さんは、体感して理解してくださっていると思いますから、
そのことだけが、心の救いになりますね。
> 私どもが作る音声ファイルは、この日本近代のでたらめに対置するものになります。
> それは必要なことだと考えております。誰にも邪魔されたくありません。
わかりました。 そこまでおっしゃるなら、この件では、邪魔をすることはいたしません。
長い文章を書いてくださってありがとうございました。
> 吉さんは、なんだか自分の作り出したお化けにおびえているような感じがします。
そうなのだと思います。 僕もそれが何かはよくわかりません。
家内がずっと以前に「あなたは自分のことを許せていないのだと思う」とつぶやいたことがあります。
> 理念などさんざ口を酸っぱくして言ってきたのです。
> それできちがい沙汰が減るかと言えば、まるで減りはしません。
> あの人たちには、「その場で理解を求めない」という理念を提示したところで、
> それが何のことやらちっともわからないのですから。
まったくその通りですね。 手本を見せるしかないのだと今ひらめきました。
私は家内のやっていることをみて、「あ〜、それで良いのか」と納得しました。
そういうことなんだと思います。
「考えを変えましょうよ」「理念はここにありますよ」のひとことで、
他人の気持ちや考えがすぐに変わるわけがありません。
>「憲章」みたいなものを打ち出し、素読舎ではこういう考えでやっているから、
> 理念にそわないやつは来るな!ぐらいのことを、(やわらかい言葉で)書いておく必要があると思います。
> 打ち出すべきものを書いていただけると有り難く思います。
たとえばですね。 僕の頭の中にあったのは次のようなものです。
○ 中学から始めてもダメだったから小学生、
小学生から始めてもダメだったから幼稚園、、
このようにの開始時期を下げるだけで英語力を得られると考える人は、
素読舎に向きません。
○ てっとり早く英語をものにしようと考えている人は素読舎には向きません。
○ うわべだけのペラペラばかりに憧れている人は素読舎に向きません。
○ 素読舎では英語を教科とは考えていません。
○ 素読舎では受験対策のようなものはあつかいません。
<<その他>>
○ この日本では、やらなければ英語はすぐに錆つきます。
○ 中学・高校と6年も英語をやったのに、卒業したら日本の英語のほとんどが死にます。
ふざけんじゃねえぞ!と素読舎は言い続けてきています。
こんな感じです。 根石さんのイメージを意識して書いてみました。 どうでしょう?
> こばたまが犠牲者なのですか。こばたまの子供が犠牲者なのですか。私が犠牲者なのですか。こばたま本人が犠牲者だとは私は考えておりません。
> ただただ迷惑をこうむったということでは、私は犠牲者だったと思っております。
ごめんなさい。 そうなんですけどね。
ただ、時間を与え、根石さんのレッスンに直接ふれ、掲示板でゆっくりやっていけば、
変われるチャンスだったのかなと、そう考えることはあります。
僕は変わることができました。
> もし吉さんがこばたま本人を犠牲者だなどと考えるようでしたら、
> あれと同じような者が現れた場合、私は今後も「犠牲者」を出し続ける所存です。
> 放っておく気はありません。
根石さんの気持ちですから尊重いたします。
しかし、例えばですね、、
「私はこの人の相手はできません。 吉さんが相手をしてやってくれませんか?
もしも、吉さんの手におえないようなら、私がガツンをやります」と、このような書き方はできませんでしょうか。
根石さん、もしかしたら、私自身が彼女と同じようなワンサイドの見方しかできない状態で
ここ(大風呂敷)にたどり着いていたかもしれないと思うことがあるのです。
もしも、そうだったら、根石さんにガツンとやられていたのは、この僕だったのですよ。
僕みたいな人間でも根石さんの文章を読めるようになったのですから、
もしかしたら、タイミングや出会い方が、もう少し違っていたら、
彼女だって変われていたかもしれません。 そう思うことがよくあるのです。
では、、今夜、会議室で、、、
最後に、長い文章にエネルギーを注がせてしまいました。 ありがとうございます。
丁寧になんども再読いたします。 ゆっくりやらせてください。
これから家内のレッスンですのでパソコンをゆずります!
【15188】
教育虐待 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年11月28日(土)09時48分14秒
吉さん、みなさんおはようございます。
教育虐待・・・心当たりありありのワタクシ・・・。。。
吉さんの書き込みを読みながら心に浮かんだこと。。。
教育虐待する親は教育というツールがなければほかのもので虐待するだろうなってことでした。
吉さんが何度もおっしゃるように親の側の問題。
そのツールとして素読舎・どんぐり倶楽部の文章題が使われることはあるでしょう。理念と全く離れたやり方で。
その害は小手先では防げない。
じゃあどうするよ?
本来の使い方、理念を受け継ぐ人間が増えていくしかないんじゃなかろうか。
末広がりに広がっていくしかない。
その途中にKさん事件みたいなことも又おこるでしょうが(汗)
根石さんの健康のために防ぎたいが。。。
と、出勤前の大急ぎでかいちゃいました。
たのしもーぜ♪吉あにぃ。
素読舎のレッスン楽しいじゃん♪
ではでは♪
【15189】
あ〜、ええモン見っけた 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年11月28日(土)13時01分16秒
吉さんの言いたいことかなあ?って思うことば見っけ♪しまし た。
「子どもについて
赤ん坊を抱いたひとりの女が言った。
どうぞ子どもたちの話をしてください。
それで彼は言った。
あなたがたの子どもはたちは
あなたがたのものではない。
彼らは生命そのもの
あこがれの息子や娘である。
彼らはあなたがたを通じて生まれてくるけれども
あなたがたから生じたものではない、
彼らはあなたがたと共にあるけれども、
あなた方の所有物ではない。
あなたがたは彼らに愛情を与えうるが、
あなたがたの考え方を与えることはできない、
なぜなら彼らは自分の考えをもっているから。
あなたがたは彼らの体を宿すことはできるが
彼らの魂を宿すことはできない、
あなたがたは彼ら(おさな子)のようになろうと努めうるが、
彼らに自分のようにならせようとしてはならない。
なぜなら生命はうしろに退くことはなく
いつまでも昨日のところに
うろうろ ぐずぐず してはいないのだ。
あなたがたは弓のようなもの、
その弓からあなたがたの子どもは
生きた矢のように射られて 前へ放たれる。
射る者は永遠の道の上に的をみさだめて
力いっぱいあなたがたの身をしならせて
その矢が速く遠くへ飛び行くように力をつくす。
射る者の手によって
身をしなわせられるのをよろこびなさい。
射る者は飛び行く矢を愛するのと同じように
それをささえる弓をも愛しているのだから。
カリール・ジブンラン」
【15190】
文章題 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年11月28日(土)15時04分11秒
今日はうるさいわたし。
昨日寝てしまったのが無念じゃ。。。
どんぐりのことなんですが、うちの小4息子は文字が並んでいると気持ち悪くなる子(爆)なので、ちょこっと読んでみて、吐き気が〜となると母にヘルプを出
します。
もっと小さい頃は私が読み聞かせでした。
年少用の問題なんかはかわいらしくて、どんどんお話を子供が膨らませていって、算数やってるんじゃなくてお絵かきやって満足。
ノートにたくさんそういう息子の創作童話がたまっていきます。
(今次男がそういう時期で、可愛いったらありゃしない☆)
それとあの問題は何年もやっていると「筋肉豆腐」なんてのが何度もでてくるので、なんとなく「筋肉豆腐」ってわかる(文字に音がかぶせられている状態)に
なっちゃいます。
書けないけど、なんとなくわかるって漢字ができてきてます。
あと同じ事柄を違う言い方で出題されているから、なんとなく語彙も増える感じですわ。
吉さんもうまくいえなくて「あ”〜」って思ってらっしゃるかもしれませんが、勝手に根石さんと「同じ根っこ〜」って感じてます。あ〜、怒られそうだ
わ・・・(逃)。
根底にあるのは子供という存在へのゆるぎない信頼。
ただ根石さんのレッスンは「生もの」なんですよね。。。この辺、もうちょっと消化不足ですが。
そんな感じです。←だから何?
素読に関してはまだ実体験不足ですが、根石さんは本物だなぁ、って、何度か感じました。
息子は結果を要求されるのがとっても苦手。続いているのは根石さんが要求していないのを感じているからでしょうね。
う〜ん、違いのわかる息子・・・いや子供はみんなかも。
【15192】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月28日(土)19時07分44秒
前回のBさんのレポートに対する根石さんからのアドバイス記事 です。
よろしくお願いします。
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From: 根石吉久
To: Bさん(福岡県)
Subject: Re: Report of lesson
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「電話でレッスン」を受けられてのレポートをありがとうございました。
>テレビで英語のドラマを見ていて自分がレッスンを受けた単語や文節が出てくると、今まで聞いていた英語は一度頭の中で整理されて理解されていたのに、そ
の部分は回り道することなくストレートに理解できるのです。日本語と同じように・・・。
それを引き起こせるのが、「技法グラウンド」と「回転読み」だと思っています。
これの原理はあまりにも簡単すぎて、なかなか英語学者などは指摘しませんが、要するに「知っているものは聞き取れる・知らないものは聞き取れない」とい
うことです。
この場合の「知っている」というのが問題ですが、「技法グラウンド」と「回転読み」をしっかりやってある文は、頭で理解して知っているだけの文ではな
く、あくまで自分の口の筋肉の一連の動きと連動しています。つまり、知識のままにとどまる知識ではなく、身体化された知識です。あるいは無意識化された知
識、勘となった知識といってもいいかもしれません。
>自分がうまく発音できていないと本当に聞き取っているとは言えないのですね。
一発で聞き取れるものは、自分でも英語のリズムと音で言えるものだと思います。
ですから、リスニングに上達したければどんどん音読せよというのが私の流儀です。
>些細な事かもしれませんがこれは本当にうれしかったです。こういう喜びは勉強を続けるという意欲と楽しみにつながります。
ありがとうございます。こう言っていただけるのが一番うれしいです。役に立たないと言われるのが一番つらい。私のレッスンは、学校の授業みたいなもので
はなく、あくまで役にたつものでありたいと考えてやっていますので・・・。
>週に1回だけでも密度濃く発音・イントネーションの「矯正」をしてくださると私の場合少しずつではありますが自分の体質が変わってくるような気がしま
す。
ふむ。私の場合は、英語をやっていると自分が自分でないような感覚に襲われます。自分が分裂していくような感覚です。しかし、今のところはなんとか正気
で生きています。
>英文を読むときも正しい発音やイントネーションに自然に気を使うようになりましたし。今まではそんな事何も考えずとにかくカタカナ読みの上っ面だけで先
に進む事しか考えてなかったのです。その時はそれで理解できていても「自分のモノ」にはしていなかったのだと思います。最近はテレビを見ていても口や舌の
動かし方に目がいく様になりました。
英文での読書はどんどんして下さい。出てくる単語の8割から9割はわかる程度の本を選んで、辞書をひかずに読んで下さい。そうすると、知らない2割か1
割の単語は推測できます。これは実は受験生が試験問題を相手にやっていることです。私たちがやる「読書」が多くの受験生がやることと違うのは、目を左から
右にしか動かさないこと、内在化した英語のリズムとイントネーションで読むことでしょう。
「カタカナ読み」の最大の欠点は、英語の子音に不必要に母音をつけてしまうことだと思いますが、この点をレッスンで注意申し上げたことはあまりないよう
な気がします。むしろ、「黙音化」「連音化」「弱音化」をこれまで指摘してきたと感じています。
これらをも含めて「発音」と考えれば、私のレッスンは「発音」のレッスンでもあります。
私の「発音」は決して上質のものではありませんが、具体的に舌や唇や歯の動かし方を簡潔にわかりやすく指示するレッスンは、本当は非常に多くの日本人に
必要なのだと思っています。
このレッスンでは、一年ほどで始めたときの音とは見違えるように変わった音が出せるようになります。多くの人に受けていただきたいレッスンです。
>あとは私自身「回転読み100回」と「文法」の学習をどう飽きずに効率良く毎日の生活の中に取り入れていくかが課題です。
頑張ってほしいと思います。
>私は昔から机の上でぼーっとはしても、じーっと学習するタイプではありません。
こういうタイプの方は、実は私は大好きです。ボーッとしていることは人生ではとても大事なことです。しかし、口をどんどん激しく動かすことを要求してい
る私のレッスンでは、あまりボーッとしていることはできないのではないかと思います。申し訳ありません。
>とにかくやるしかない等といわず良きトレーナーとしてご助言頂ければ幸いです。
助言はどんどんいたしますが、「とにかくやるしかない」というのは本当です。自分の口をどんどん激しく動かすことが突破口です。しゃべる時に、他人の口
の筋肉を借りるわけにはいかないのであれば、自分の口を鍛えていく以外にはないのです。
とにかくやってください。
>先生のホームページを開くと「他のレッスン生がんばっているな。自分もがんばらないと」と励みになります。会った事も無い人達なのに親近感が沸くんです
よね。
なかなか時間がとれずに困っていますが、ホームページの記事は少しずつ充実させていきます。「会ったことも無い人達」だというのは、本当にそうですね。
私は、今のところ、「電話でレッスン」の生徒さんにはどなたにも会ったことがありません。12月から、Mちゃんのお母さん(山口県)が、「逃亡者」のシナ
リオを始める予定です。この方は、昔からの友達ですので、ようやく顔のわかっている人の生徒ができます。
まあ、私はひどい顔をしていますから、お会いしない方が幻滅がなくてよろしいだろうとも思います。いつかお会いすることがあるのかないのか。お会いして
幻滅されると、私もつらい。
というわけで、お会いしたこともないまま、今後もよろしくおつきあいいただきたく願っています。
>会社の休暇を利用し先生の元でビジネスホテルに滞在しながら集中学習された会社員の方の事を知り自分も先生のお邪魔でなければやらせて頂きたいと思って
いるのですが。
これは必要ないと思います。私の「電話でレッスン」は、単純な練習のように見えて、私の持っている方法のエッセンスはすべて備えています。
心配なのは、「理解」です。これは、是非、メールでご質問下さい。レッスンの時間はなるべく多く、音の方面に注ぎたいと考えています。
九州から長野までおいで下さるようなことがあるのでしたら、私の顔を見て幻滅しないと固く約束なさった上でおいで下さい。バーベキューでも焼いて遊びま
しょう。私の趣味は、薪割り、千曲川の河原で火を焚いて酒を飲むこと、などです。
なお、顔を見て幻滅するなといくら言っておいても、どうしても幻滅することが避けられない場合もあります。その場合は、その幻滅を顔に出さないような練
習をしておくことを命じます。
英語の方は、普段は、電話を使ったレッスンでしっかり練習なさって下さい。ポイントをつかんでいただいて、自分で激しい練習に持ち込めば、このレッスン
でどんどん力をつけることは可能です。
英語のレッスンのために長野へ来るというより、長野へは単に骨休めに来て下さい。温泉にでもお連れします。
電話代についてのご報告ありがとうございました。貴重なアドバイスです。
次は、レッスン開始から半年後あたりの感想をお聞きしたいと願っています。
では。
【15193】
応援団会議感想 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年11月29日(日)00時17分52秒
保育園幼稚園でも、英語を売りにしてる園、ほんとに多いですよ ね。
ネイティブによるネイティブの音を小さい時のやわらかい耳にインプットすれば英語がしゃべれるようになると信仰も多い。これからの時代、英語ができないと
勝ち組になれない〜そんな空気も感じます。
でも、会議でも言いましたが、
指導者が「ネイティブ」じゃない「日本人のおじいさん」(失礼!)ということで、幼児教育を望む親の半分以上が選択しないんじゃないかと推測しておりま
す。(さらに、なんか小難しいことを語っているゾゾゾ!)
月6千円(二人枠使用)を支払って果たして価値のあるものなのか?
その判断も、保護者と根石さん、掲示板しかない。(スカイプも顔が見えないし)
必然的に、信頼関係を築けていけるには、掲示板のすみずみまで読んできた方が
レッスンを希望されるようになるのかな。
申し込んだ方は、それなりに根石さんにすべておまかせするという覚悟もできている方かと勝手ながら推測しております。
音声公開については・・・よくわかりませんが、結論が出るまでは
レッスン参観限定じゃだめかな〜?ゆっくり母さん、どう思います?
江戸母に書いてもらいたいことは、こういうことじゃあないですよね。
今年の話ですね。息子レッスン。
確かに、うちも最初の頃、プレッシャーからか、座礁しかけたことがありました。
彼にも親の期待をうらぎっちゃいけないというあせりもあったのかもしれませんね。
(それでレッスン時にそばにいるのをやめました)
あと、知らない文字から来るプレッシャー、だいぶ数をこなし慣れて来ていますし、性格的には文字に興味があるタイプみたいです。今のところ驚くほどスムー
スです。二人とも、日本語も英語も呼吸するのと同じくらい自然に、交互に読んでいっています。(わからなくなったとき、教えあうのが、またかわいらしいで
す。)
二人のレッスンの姿をみてもらいたいな〜と思っています。
いつか根石さんへ画像をお届けします。
それにしても、金曜日の会議でのお話、とても参考になります。
私、日常で50歳以上の方と雑談することもあまりないので、貴重な機会でもあります。
根石さんからの前々回での、
家庭での父親の役割の話
今回も「正しい答えへの幻想」など
わぁ〜私、ウン十年生きてきましたが、まだまだ親としても人としても
ひよっこだよな〜たる気持ちでいっぱい(><)
凝り固まってしまった思考もやわらかくした〜い!と、思いながらビールが進みます。
(ゆっくり母さん、来週は是非是非!)
第二部も、深夜ラジオのりで楽しく聞かせていただきました(^^)
違う作業をしながら(すみません)二杯目のえびすでほろよい気分だったのですが
書かれたものが『息を吹き返し、世に出て行く現場』を垣間見てしまった感動
に包まれました。
愛された人がいて、愛する人がいて、思いが人をつなぎ
行動をおこしていく
書かれたものは、人を動かし、玉つきのように次の人を動かしていく
そんなことを考えました。
下のコメントからの引用ですが・・・
『身体化された知識』かぁ〜〜 う〜ん、奥深いです。
【15196】
今度は午前五時くらいから 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年11月29日(日)09時44分58秒
会議しませんか?<をい!
>でも、会議でも言いましたが、
指導者が「ネイティブ」じゃない「日本人のおじいさん」(失礼!)ということで、幼児教育を望む親の半分以上が選択しないんじゃないかと推測しておりま
す。(さらに、なんか小難しいことを語っているゾゾゾ!)
爆!爆!爆!
江戸の母さんに座布団3枚!
たしかに〜・・・誘ってみたときの反応がよみがえります(汗)
>音声公開については・・・よくわかりませんが、結論が出るまでは
レッスン参観限定じゃだめかな〜?ゆっくり母さん、どう思います?
レッスン参観はたぶん息子は大丈夫です♪
むしろ喜ぶかな?
音声ファイルの公開は私は良いと思うんですが。
もし理念なしで小さい子が空念仏やったとして・・・
むしろ害が減るんじゃなかろうか、なんて思ったり。
なんつうか、変なバイリンガルに育てられるよりはましなんじゃないかなあ。。。なんて思ったりしますが・・・どうなのでしょう?>根石さん、吉さん。
空念仏だからむしろ「感覚」までコピーで育てられてしまうよりははるかに害が少ないのじゃないかという感じがしてます。
空念仏というのは素読舎抜きで、反復だけやらされたときってことですが。
そのときの害って言うのは「親からの押し付け」ですむから。
思考や感覚がコピーになっちゃうよりましって思うんですが。
洋物のコメディとか、ドラマ見ていて、絶対日本人とはちがいますよね、あちゃら語の子供たちの感覚。
それをコピーさせられて育てられるよりは空念仏根性論のほうがまだいいんじゃなかろうか、と。
これは私の感覚で、何の根拠もありませんが。
音声ファイル、送りつけて村田さんの仕事を増やしている私でした・・・(汗)。
【15198】
生徒さんたちへ 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月29日(日)18時19分7秒
私が行う「スカイプ(電話)でレッスン」の様子を録音した場
合、その音声をホームページに音声ファイルとして掲載させていただくことがあります。よろしくお願い致します。
【15201】
ゆっくり母さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月29日(日)23時47分24秒
送っていただいた音声ファイルについて、根石さんと話してみました。
根石さんは、レッスン初期の頃の様子がわかるものがあればうれしいとのことでした。
送っていただいたファイルに収められている様子は、いつ頃のものでしょうか?
始めてまもない頃のだったら、根石さんの声がよく聞こえなくてもホームページ
に掲載させていただきたいです。
【15202】
自立練習報告 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年11月30日(月)00時03分50秒
「コーチ自立練習・10万行以降」
練習者名: 根石吉久、根石せい、村田晴彦
日時 : 09/11/28
進展度(説明部分を含めた総行数): 192行(99967-100159)
次回レッスン開始の文 : I'm sorry I'm late.
今までは、お互いに読む回数をチェックしていましたが、今回から
読んでいる人が、自分で5回から7回以上で自分が納得するま
で読むという形にしました。
【15204】
村田さんへ 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年11月30日(月)00時56分36秒
音声ファイル、たしか開始後ひと月かそこらだとおもいます。
【15205】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月30日(月)05時44分1秒
>音声ファイル、たしか開始後ひと月かそこらだとおもいます。
開始後まもなくは、私の方でもなかなか録音などしている余裕がありませんので、記録がなかなか残りません。開始後一月くらいのものでしたら、是非使わせ
ていただきたいと思っています。ありがとうございます。
【15208】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月30日(月)07時27分17秒
>17.
>「回転読み」の最大の敵は空念仏的繰り返し。
>
>18.
>「回転読み」の完成形と空念仏的繰り返しは酷似する。気を抜いて「回転読み」をやれば、空念仏的繰り返しに簡単におちいる。
>これは僕なんかもとても気をつけなければいけないところだと思いました。
「回転読み」でも、「技法グラウンド」でも、普通の「繰り返し」でも、繰り返しが持つ陥穽は常にあります。空念仏的繰り返しを破るのは、イメージの確か
さだけです。それを確保する方法が、「切断読み」であり、その下準備としての「言いながら書きながら思う」です。
それらすべての練習が、「イントネーションの自己決定力」に向かっているのだという話をK夫妻のレッスンの時に録音することができました。私にとっては
重要なファイルです。「文全体の音の一連の型」と「イントネーションの自己決定力」の間にあるもの、その脈絡をしゃべれたように思っています。
これまで、「回転読み」のことばかり書いてきたような気がしますが、ようやく最近になって「切断読み」に力点を置けるようになりました。
「切断読み」のことをもっと書きたいと思っていますが、どうにも時間が割り出せません。今回も、「幼児英会話」関連の方に話をもっていくしかありませ
ん。
「空念仏的繰り返し」を破るのは、日本の机上ではイメージの強度があるだけで、しかもそれを保証するのは意識の強度だけです。イメージの深度は、意識の
強度によって決まります。この場合、すべてが自分の手柄です。個の手柄です。
英語「磁場」では、「環境」の作用で、イメージの強度が意識の外部から保証(強制)されます。イメージの深度は、「環境」によっています。語学から見れ
ば、そこに自分の手柄というものはありません。環境によって決定づけられたイメージというものが、自分の手柄になることはありません。「起点」が違いま
す。
「ぺらぺら」が自分の手柄であるなら、日本人が日本で日本語をしゃべることは、(子供の)自分の手柄であるはずです。そんなことがあるはずがない。知恵
熱(言語獲得能力)の手柄ではあっても、「自分」なんてものの手柄であるわけがない。「自分」なんてものは、言語獲得の後にできるものなのですから。
2歳、3歳の日本人の子供が日本語をしゃべり始めたところをつかまえて、それをその子の手柄にする人がどこにいるでしょう。子供が生まれる前から「磁
場」はあり、「言語」は存在しています。語に触れて、子供はイメージを持ちますが、イメージの流れる順番は言語に規定されます。語(イメージ)が流れ、そ
の順番がどう語を変化させるかによって、個別言語の文法とシンタックスを獲得していきます。主体は言語そのものにあります。最初に、イメージを持つ時、そ
こに個の(心の)手柄が点としてありますが、イメージが複数流れつづけて文法やシンタックスが形成される過程では、主体は個ではなく、言語そのものです。
言語そのものがもたらすものだから、人々は2、3歳の子供が言葉をしゃべり始めたときに、それを子供の個の手柄だなどとは言わないのです。民衆は言語学者
どもよりちゃんと本質を見ているということです。
ここにおいて、私はチョムスキーの「生得文法」という考えに鋭く対立したくなります。やはり、子供の言語習得能力は「生得『能力』」であり、「普遍『文
法』」や「生得『文法』」などというものは存在しないと言わざるを得ません。文法は、どこまで行っても、個別言語からもたらされるもので、「普遍『文
法』」などと言い出した時点から、お化けを相手にしていることになります。もっとも、私にはチョムスキーを原文で読んだり、言語学に深入りするような時間
の余裕がどこにもありませんので、基本的なところで誤読しているのかもしれませんが・・・。
幼児英会話信者という者は、2、3歳の幼児の言語獲得「能力」をアテにしているのです。2、3歳で英語のシンタックスを幼児に注入した場合、ぺらぺらと
英語をしゃべる馬鹿ができるかもしれません。2、3歳で注入し、その後もガイジンに触れさせ続け、「磁場」に渡らせれば、一丁あがりだと思います。しか
し、そんな者が帰ってきて、日本語だけ使う日本人にお説教めいたことを言い始めた時から、私は蹴飛ばしてやろうと思います。というか、そのテの者に、例え
ばこの掲示板に少し語学論を書かせてみれば、その無惨さは人の目に見えることでしょう。まあ、その頃は私は生きてはいないでしょうけれど・・・。
日常の磁場が日本語で形成されていても、幼児英語教室という「強制収容所」にいる時間が長ければ、英語のシンタックスが体内に形成されてしまうでしょ
う。それが、日本語のシンタックスを弱体化しないはずはありません。
私は単にののしるために「馬鹿」と言っているのではありません。日本語のシンタックスが弱体化されてしまった者のことを、科学的に「馬鹿」だと言ってい
るのです。
語学の絶壁は、こんな馬鹿量産所とまったく別のところにあります。
馬鹿な親がやりたければやるがいいのだ。できるものは、無惨でしょう。
意識に発し意識に帰る過程(語学)と、「環境」だのみという信仰(幼児英会話)とはまったく違うのです。吉本隆明の用語で言えば、「自己幻想」、「対幻
想」が「共同幻想」と「逆立する」というくらいに異なります。まったく位相が異なります。
子供英会話で得られるものも、気楽な留学で得られるものも、深度は浅く、その英語は「環境」的です。「環境」によって決定づけられています。
理想的な日本人の英語環境は、「空念仏的繰り返し」におちいる寸前の文に、「磁場」(「環境」)がイメージを注入し、「擦れ合う」こと、摩擦熱を出し続
けることの繰り返しにあると思います。それは子供がやることではない。子供は日本語ひとつでもそれをやらなければならない存在です。また、英語フリークも
「擦れ合うこと」「摩擦熱」までを含めて自覚的に語学をやることはないでしょう。
本来は、語学が「磁場」を使い込むべきなのです。多くの「磁場帰り」は、「磁場」に左右されて帰ってくるだけです。「磁場帰り」の英語は、日本の机上で
作った英語にくらべて「ぺらぺら」です。しかし、それは、「磁場」という環境に左右されてできた「ぺらぺら」です。「ぺらぺら」というのは、「左右されて
いる・支配されている」という意味です。イメージの強度という基底そのものが、「磁場頼み」ですから、それは「左右されている・支配されている」なので
す。強制され注入されたものですから、言うなれば、強制収容所にみずから望んで入って、その後に出てきたような意識の出来なのです。
私が「俺は日本語ぺらぺらだぜ」と言えば、私の家族は笑うでしょうが、それは私の日本語が環境に左右されるだけではないと家族が知っているからでしょ
う。「ぺらぺら」以外の場面を生きていることを知っているからでしょう。口ごもり、苦渋にまみれる言語も生きるのだと知っているからでしょう。「ぺらぺ
ら」は馬鹿にやらせておくに限るのです。
「ぺらぺら」に憧れる時点で、なんというか人々はもうすでに「してやられている」のです。
幼児英会話に子供を通わせる親をさして、もうずいぶん昔になりますが、私が最初に発した言葉は、「馬鹿」でした。それは今も変わりません。そして、「馬
鹿」に何を言っても駄目だというくらいに、日本は病んでしまいました。と言いますか、親がそれだけ馬鹿なのだから、子供が馬鹿になることに何の不思議があ
るかというだけのことかも知れません。
【15210】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月30日(月)08時24分21秒
お書きいただきありがとうございます。
私が一番気にしているのは、私が息子さんにレッスンを始めて少したった頃、ゆっくり母さんが「判断を誤ったかも」というような意味のことを書かれたこと
でした。
だから、その後何か問題にすべきことが生じているのかいないのかが、私の最大の関心事でした。当時、Jackie
さんやら吉さんが、「小学3年生」で英語を(?)始めることに危惧をしきりに表明されていました。
人間の子供が文字に出会わなければならないこと、文字の存在を身体化しなければならないこと。問題はそれだけのことではなかったでしょうか。(将来的に
は結実させたいと思っていますが)「英語学習」なんかは、みかけの問題です。
そこをゆっくり母さんはわかってくれていると思っています。
【15211】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月30日(月)08時30分20秒
言葉の順番が以下のものではまったく駄目だと思います。
------------------------------------------------------
英語 素読舎
※素読・・・江戸時代からある日本の学習法
その場で理解を求めない
暗記では駄目
覚えようとしたわけではないのに覚えてしまった場合に深く根が張る
種を蒔いてはいけない 種は種として持たせるだけ
------------------------------------------------------
次のようにして下さい。
------------------------------------------------------
英語 素読舎
種を蒔いてはいけない 種は種として持たせるだけ
※素読・・・江戸時代からある日本の学習法
その場で理解を求めない
暗記では駄目
覚えようとしたわけではないのに覚えてしまった場合に深く根が張る
【15212】
おはようございます 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年11月30日(月)09時02分34秒
根石さん、おはようございます。
私、確かにレッスンはじめた頃はナーバスでした。こんな小さいときから英語なんて、と、自問自答で(T_T)
今はあまり考えず、生活の一部になっています。ありがとうございます。
小さい子がはじめるときには手法の問題じゃないところでいろいろありますね。パートナーなしが安定するまでちょっと大変でした。なにせ無類の勉強嫌いです
から(〃▽〃)
またゆっくり続きをかきますね。
【15213】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年11月30日(月)09時27分6秒
おはようございます。昨日ガイド試験終了しました。
日本の事象について5〜6問の質疑応答があるのですが、その内1問が聞き取れず、聞き直してもなお聞き取れませんでした。錆び付きというのは聴解力にも及
ぶのかと思い、非常にショックでした。
試験後の帰り道、質問された言葉の断片を思い出して繋ぎ合わせてみたところ、質問の内容がようやく理解出来ました。聞き取れなかったのではなく、聞き取れ
てはいたけれど即座に内容が理解できなかったということのようです。
英語が錆び付くという感じは、まるで身体がなまっているような感じだなあと思いました。
ともあれ、今回不合格であっても来年11月に敗者復活の機会があります。ガイドの適性がないと見なされれば英語力があっても不合格になりますが、少なくと
もそれまでの1年は英語の勉強を続けてみようと思います。合格すれば仕事が入ってくるでしょうから、英語の勉強も続けることになります。結局、英語と決別
できない羽目になってしまいました。
さて素読舎のレッスンでいろいろ考えていたことがあります。のちほど投稿します。
とりあえずご報告まで
【15214】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年11月30日(月)10時11分0秒
>たとえばですね。 僕の頭の中にあったのは次のようなものです。
○ 中学から始めてもダメだったから小学生、
小学生から始めてもダメだったから幼稚園、、
このようにの開始時期を下げるだけで英語力を得られると考える人は、
素読舎に向きません。
○ てっとり早く英語をものにしようと考えている人は素読舎には向きません。
○ うわべだけのペラペラばかりに憧れている人は素読舎に向きません。
○ 素読舎では英語を教科とは考えていません。
○ 素読舎では受験対策のようなものはあつかいません。
<<その他>>
○ この日本では、やらなければ英語はすぐに錆つきます。
○ 中学・高校と6年も英語をやったのに、卒業したら日本の英語のほとんどが死にます。
ふざけんじゃねえぞ!と素読舎は言い続けてきています。
こんな感じです。 根石さんのイメージを意識して書いてみました。 どうでしょう?
吉さんが書いてくれたものをどう活かすか、考えておいて下さい。
【15215】
レッスン時間帯について 投稿者:Naima 投稿日:2009年11月30日(月)10時51分42秒
業務連絡の最中に横入りですみません。
電話レッスンを受講していた頃、レッスン中に家族が帰って来るのではないかと気が気ではなく、身が入らないことが良くありました。もっとも支障の少ない時
間帯をお願いしていたのですが、それでも家族は判で押したように定刻に帰って来るわけではありませんから、主婦としてはアタフタするんです。
家族も承知の上での電話レッスンですので、誰も文句を言いませんが、レッスン中、夫が台所に入ったり、息子が忍び足で通り過ぎる気配を感じたりすると、後
ろめたくて落ち着かなくなります。レッスン前に帰宅するとの電話が入ると、しなくてもいいのに自分からレッスンをドタキャンしたり。
英語講師仲間にも素読舎の英語修得法を習ってみたいという人もいましたが、英語講師は夜の仕事、自由時間は午前10時から午後2時がいいところです。
私は英語講師と主婦の二股をかけて電話レッスンを受講していたので、なかなかしんどかったです。しかもお転婆なばあさんをかかえていたので大変でした。
午前から午後の早い時間の電話レッスンがあれば、専業主婦やら英語塾の先生達の需要も多いように思いますが。いかがでしょうか。
【15223】
根石さんへ お礼 投稿者:吉 投稿日:2009年11月30日(月)23時43分24秒
根石さん ひさしぶりに熱いものを読ませていただきました。
ありがとうございました。 胸がスッキリする思いです。
読後に残ったのは、爽快感ばかりです。
これは、単独で抜き出し過去ログに早急に整理されるべき価値ある文章だと思いました。
(→村田さん お願いできますか)
チョムスキーは、普遍文法でしたっけ?は、めちゃくちゃ難しかったことを思い出しました。
たびたび根石さんがチョムスキーを引用するので、チャレンジしたことがあります。
途中で読むのを辞めました。 自分の英語力のなさなのか、(語彙が難しすぎ)
自分の頭がチョムスキーに追いつかないのかのどちらかと思いましたが、
その両方だったのだと思います。 Rogue States は、面白かったですけど、、。
誰が言ったのか忘れましたが、
「アメリカ人の赤ん坊は、英語で泣く」と言っている人がいたことを思い出しました。
赤ん坊は、英語の環境では英語で泣き、日本語の環境に入れば即座に日本語で泣く、
そういうことなのだと思います。
【15229】
「生徒さんが紹介する素読舎」(仮題) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 1日(火)16時29分40秒
前回の素読舎応援会議で、勘違いした人が来ないような、ある程
度のゆるい「ハードル」を設けた方がいいのではないか、という意見が出ました。吉さんが提案してくださった文案をもとに、「ハードル」にあたる文章を、小
さな文字で書いておいたらどうか、というのが前回の会議までの経緯です。
ところで、「素読舎のやり方に向かない人」がいる一方で、「素読舎に向いている人」もいます。「skypeでレッスン」のお試し期間を経て、そのまま続け
てくださっている生徒さんたちは、「向いている人」と言えるのではないでしょうか。
そこで、「こういう人は素読舎に向いている」「こういう人は素読舎に向いていない」という案を、掲示板に書いていただき、金曜日の応援会議で話し合いなが
ら、「生徒さんが紹介する素読舎」(仮)というホームページの1項目にしたらどうだろうか、という提案をさせていただきます。
みなさんが掲示板に書いてくださった案は、私が随時まとめて掲示板にまとめてアップしていくつもりです。それを見ながら、さらに案を書いていただけるとう
れしいです。
次のように随時まとめてあげていこうと思います。
========================
吉さん案(前回の会議以前に書いていただいたもの)
○ 中学から始めてもダメだったから小学生、
小学生から始めてもダメだったから幼稚園、、
このようにの開始時期を下げるだけで英語力を得られると考える人は、
素読舎に向きません。
○ てっとり早く英語をものにしようと考えている人は素読舎には向きません。
○ うわべだけのペラペラばかりに憧れている人は素読舎に向きません。
○ 素読舎では英語を教科とは考えていません。
○ 素読舎では受験対策のようなものはあつかいません。
<その他>
○ この日本では、やらなければ英語はすぐに錆つきます。
○ 中学・高校と6年も英語をやったのに、卒業したら日本の英語のほとんどが死にます。
ふざけんじゃねえぞ!と素読舎は言い続けてきています。
村田案
○テストの点数を人と比べるのが好きな人は向きません。
○外国が最高!と思っている人には向きません。
○学校の授業が嫌いな人は向いています。
【15232】
村田さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 1日(火)19時16分28秒
素読舎のメソッドによる基礎作りの大切さをますます感じています。「映画のシナリオ」や「茶の本」ではなく、「中学生教科書べらべら読み」などの基本的な
レッスンを受講したいのです。シナリオや「茶の本」は内容的には楽しいのですが、今自分に必要なのはメインテナンスではなく「基礎体力作り」です。
自分自身の英語のやりなおしと同時に、奈良分室を再開するための準備でもあります。
素読舎分室を再開せねば、という気持ちはずっとあったのですが、二股も三股もかけて仕事しているような私には素読舎のカリキュラムを全面的にカバーすると
いうことは不可能に近く、片手間に始めてもご迷惑をかけるだけだとあきらめていました。
数年前、分室として募集をかけたのですがままならず、私の英語教室の生徒達からは1人だけでした。しかし英語をやりなおしたいという主婦になら需要がある
かもしれないと思い立ちました。自治体主催の主婦向けのカルチャークラブなどの英会話クラスはとても人気があるのです。お昼の時間帯というのもいいので
す。
私のホームページで「素読舎分室:やりなおし英語」のクラス募集をし、週に1〜2回、午前中に自宅を道場にします。個人的には中学教科書がいいかと思って
いるのですが、これは根石さんや村田先輩にご相談の上決めて頂かねばなりません。
私は1科目だけを扱わせて頂いて、それを終了した生徒には、根石さんや村田さん、吉さんご夫妻の電話レッスンに進んで頂くという魂胆です。勘違いな入門希
望者をふるい分けるお手伝いにもなろうかと思うんですが。
それにはまず私が村田先輩からみっちり指導して頂かねばなりません。中学教科書レベルの英語をきちんと体得するということをあなどってはいけないなあと
思っています。
つづき、またすぐ書きます。
【15233】
村田さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 1日(火)19時59分23秒
来年1月より週1回でも2回でも素読舎の電話レッスンを受講させて下さい。教材は本当に基礎の基礎のものを選んで教えて頂きたいのです。私が近い将来、奈
良分室を再開した時に使える教材を選んで頂けると嬉しいです。 水・土・日曜日以外の12:00頃はご都合いかがでしょうか。
今回ガイド試験を受験してみて、中学生英語について考えさせられました。通訳ガイド試験というのは難しいと言えば難しい試験です。日本の神道と仏教文化に
ついて説明する場合、「神仏習合」「多神教」「みそぎ」などなど難しい英語を覚えなければなりません。
ところが、実際の観光客は、英語圏からばかりではありません。この難しい内容を英語圏以外の人々に説明するばあい、中学生英語で十分なのです。中学生英語
で十分ではありますが、中学生英語で難しい内容をやさしく解くのがまた非常に難しい。
もう1つ、ガイド試験や英検1級を受験する人達は一応「上級者」ということにはなっています。なってはいますが、前にも言いましたように、三単現や複数の
S、冠詞の付け間違いや脱落が頻繁に起こります。またゆっくりと噛みしめるようにしゃべる時には、こういう現象はおこりませんが、あわてたり強い感情に駆
られてしゃべると、ガタガタになります。通訳やガイドといった職業を目指している人達も、こういう「癖」の矯正に苦慮しています。
中学3年間の英語をきちんと体得出来ている上級者はいるのか。
こういうことは素読舎のメソッドを基礎からきちんとやっている人には起こりにくいのではないかと思っています。もしそうなら、上級者のやりなおし英語とし
ても効果があります。自分がモルモットになって試してみたいという気持ちもあります。
つづき、また書きます。
【15234】
つづきです 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 1日(火)20時16分6秒
この秋、長野に伺った折り、ご相談しようとは思っていたのですが、出来ずに帰って来ました。どうも身勝手な条件のような気がして言い出せないままでいまし
た。根石さん、爆発するかなぁ、と。実は、口べたなんです。誰も信じてくれませんよね。無駄口はバンバン叩きますが、肝心なことを口頭できちんと言えませ
ん。長野県民は議論好きとも聞くし...こてんぱんにやられそうで...
根石さんの期待を裏切っていることはず〜っとず〜っと気がかりでした。しかし素読舎の仕事は片手間には出来ない。夜の電話レッスンも無理。
裾野を広げるお手伝いなら出来るかもしれないと思いました。1年後にでもホームページで公募できる運びになればいいんですが。
苦肉の策、というわけです。
【15235】
つづきのつづき 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 1日(火)20時57分1秒
村田先輩が午後の早い時間帯で電話レッスンを受けられるということなら、素読舎への入門者の幅も広がります。
素読舎の方式に強い関心をもっている英語塾の講師もいましたが、時間帯が夜のため入門が叶いませんでした。当時彼女が私に素読舎方式の説明を求めたので、
知っている限りのことを伝えたところ、それを自分なりに適当にやっているようです。もともと國広氏の「只管音読」を売りにしていた人です。「素読」という
言葉は掲げていませんが、問題ですね。必ず根石さんの了解を取って欲しいと言ってはおいたのですが。
こういう不埒な人達が出るのを防ぐ為にも、素読舎の英語に関心のある英語塾の先生向けのお昼間の電話相談室があるといいですね。そこから素読や音読による
英語指導に興味を持っている塾の先生達を訓練する機会も出来ます。私のところにそういう要望が入れば戸倉分室を紹介することも出来ます。
それよりも、まず、とりあえず、私を入れて頂きたいんです。ご検討下さい。よろしくお願いします。
【15236】
最後にもうひとつだけ 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 1日(火)21時40分2秒
一次試験が終わった8月末から二次試験に向けてスピーキングの練習を始めました。「すもう」「茶の湯」などについて1分弱の説明をする練習です。原稿を書
いて覚えればいいようなもんですが、暗記したものは1つでも単語を忘れると、そこで真っ白になって収拾がつかなくなります。それで重要なキーワードだけ情
報カードに書き留めて、それを元に英語で説明する練習をしました。
完全にシンタックスが日本語モードになってしまっていて、最初の言葉をどう切り出したらいいのか迷う事が多くありました。電話レッスンを徹底的にやってお
れば、もっと「寝覚め」はよかったろうと思います。基礎体力不足です。
日本語圏で修得した英語力は3年間メインテナンスを怠ると、元のレベルを取り戻すのに必死でやって半年はかかるのではないでしょうか。私の場合、時間的余
裕がなかったので猛然とやっていたわけではありませんが、それでもやるべきことはやったんです。しかし8月末から11月末までの3ヶ月では到底もとのレベ
ルを取り戻すことは叶いませんでした。
面接では準備したことはそこそこ言えましたが、予想外の質問に対してはぼろぼろでした。言うべき内容はあるんですが、持っていたはずの英語力を上手に使え
ないんです。当然聴解力も落ちています。"good command of English" と"listening comprehension"
という評価項目がありますから、この二つはアウトでしょう。ただ単語ばかりがワラワラと頭を駆け巡ります。無惨なものでした。
大事な投稿が続く最中に、個人的なことを長々書き連ねてお邪魔しまいました。申し訳ありません。
【15237】
Naimaさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 1日(火)23時44分4秒
「英語シンタックスの基礎体力のやりなおし」、私でよければお付き合いさせてください。多くの人の練習に付き合うのは、今の私にとっていい練習になると思
います。
平日午後の早いうちっていうのは、私にとっても都合がいいです。
考え方としては、土曜日にやっているコーチ同士の自立練習と同じような感じだと思います。
問題はテキストなんですが、根石さんの作ったABCDがいいかなと思います。でも週1で30分から1時間ていうと、Naimaさんとやるとすぐ終わってし
まうかもしれませんね。
一通りABCDが終わったら、中学生の教科書を、何種類かやってみたいですね。
それも終わってしまったら、「アメリカの歴史教科書」なんてやってみたいです。これは私の方の希望ですが。
テキストは、根石さんとも相談してみたいと思います。
村田さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 2日(水)01時06分11秒
ありがとうございます。ではとりあえずABCDから中学生の教科書でお願いします。
スカイプを申し込む必要はありますでしょうか。出来れば自宅の電話で間に合わせたいんですが。
根石さんに相談してみてください。よろしくおとりなしを
【15239】
Naima さん、村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 2日(水)03時23分33秒
Naima さんが abcd
をやるのはまったく賛成できません。こんなことを言う村田君は脳味噌が薄いと思います。なんでこんなに薄くなってしまうのかわけがわかりません。まともに
語学論をやらないから罰が当たっているのか。そうだとしたら当然の報いだと思います。
Naima さんの問題意識のうち、三単現の s,
冠詞の有無、定冠詞か不定冠詞かなどは、知識としては基礎知識ですが、日本で英語を作った上級者について回る問題です。英語ネイティヴは5、6歳でもう感
覚化されており、この文のこの場所でなぜ a なのか、この文のこの場所ならなぜ the
なのかを説明できなくても、使う場面では間違えないということが起こります。a や the
が冠詞だということさえ知らないのですが、使う場面では間違えない。
東大の英文科の教授も間違えるが、ネイティヴの5,6歳は間違えないというような例はごまんとあると思っています。みんなしらばっくれているだけです。
an apple と the apple を例にとると、日本人の文法意識では、apple という「同じ名詞」に、an と the
という別の冠詞がそれぞれ付いたものととらえてしまうのは仕方のないことなのです。同じものにちょっと別のものがくっついたのだから、似たようなもんだろ
うと思ってしまうのです。文法意識から見れば確かにそうなのですが、ネイティヴの使用意識からすれば、an apple はこの形で一つであり、the
apple もまたこの形で別の一つであり、もともと「別の名詞」だといっていいくらいなことが生じているのだと思います。an apple
の不定冠詞を定冠詞に変えて、the apple にするのではないのだと思います。an apple でひとつの単語、the apple
で別のひとつの単語であり、後に「そういえば、この両方に apple
が含まれてるなあ」と気づくくらいなことが生じているのだと思います。生活語と語学の対象の言語は根底からして、「生きる世界が違う」のです。そういうこ
とが、三単現の s, 冠詞の有無、定冠詞か不定冠詞かなど、すべてについて回るのです。
ネイティヴの5、6歳の子供が全然迷わずに使い分けるようなことに、日本人の上級者が四苦八苦するということは、言語を初めから使用言語としている子供
と、文法的に解析を通し、理解を通じてから感覚に至る外国語習得者の違いです。ごくあたりまえのことです。言語的ネイティヴは、感覚から理解に達し、外国
語習得者は理解から感覚に達する。「起点」が違うし、ベクトルが違います。ネイティヴの使用言語では、イメージそのものが「ネイティヴ」なのであり、「土
地」に対して「地付き」のものです。外国語習得では、イメージは「仮構物」です。外国語習得が本当に面白いのは、「仮構物」からでも根が生えるということ
です。無機物が有機物に変わるところです。本当に外国語に上達した人は、当該言語の「磁場」に暮らせば、少しずつそこに暮らしの根を張っていくでしょう。
それぞれの上達のレベルに応じた、人づきあいによって。
Naima
さんはこの例の外側にいます。私もそうです。私なんかは、「日本語ぺらぺら」なのに、千曲市鋳物師屋という「土地」にすら根を張れないで、インターネット
で英語のレッスンをしているような根なし草です。
ですが、名前に「根」だの「石」だのあるせいか、百姓の育ちのせいかどうか、「根」のことはよく考えるのです。無意識のまま子供を「幼児英会話」などに
通わせる親を「馬鹿」呼ばわりするのはそのせいかと思います。あのスチューピッドの親たちは資本主義にしてやられている人たちです。スチューピッドに
キューピッドたちがやられ、子供が「石」になっていくのです。ガイジンの教室でどれほど活き活きと動き回ろうと、あれらの子供たちは、活き活きとした石=
「ウマズメ」になります。
いくら口の達者な英語ネイティヴの子供でも大人でも、神仏習合なら神仏習合の過程で「今来の神」をなぜ日本人は歓迎する性向があったのかなど、99パー
セント以上の人が何の説明もできません。もしかしたら、100パーセントかもしれません。99パーセントと100パーセントの間に、99.
99999・・・という分数もあるので、ひとまず100パーセントと言わないでおきますが、Naima
さんは、ガイドとして腕を磨いていけば、0.00003パーセントとか、0.000000005パーセントとかいう数字の内にいる人になるのです。誰もそ
の数字を正確には固定できないだけで、そんなもんです。
Naima
さん、試験は所詮試験ですから、とにかく合格してしまえばいいんです。その後の仕事というものは、仕事自体が教えてくれることがたくさんあるはずです。
God と無冠詞で扱われるあの西洋の神は、日本人からすれば、the God
だというような説明こそ、ガイドを雇う人に必要な説明であり、「今何言った? the と言ったのか」という質問に対して、The!
だけを答えれば、向こうが「ふうむ」と考え始めるようなことで、いい仕事になるのだと思います。仕事をやっていけば、仕事が教えてくれると思います。文法
意識が有効になる場面がたくさんあると思います。
私は、欧米の政治力・経済力・軍事力の根底に God という化け物がいると思っていますが、アジアの人間としては、あれも a god
なのだと言いたいところがあります。a god のくせに、あんまりでかいつらをしすぎる。欧米の政治力・経済力・軍事力のすべてを、その根底に潜む
God
を、意識においては地べたに叩きつけておきたいというブンガクの心があります。あんまりでかいつらをするんじゃねえよと思います。このようなブンガクの心
から言わせてもらえば、ガイド試験の問題集なんかに書いてあることのうち、7割、8割はでたらめばっかりだろうとも思っています。
合格するまではそんな教材もどんどん使う必要がありますが、合格したら、柳田国男など読まれるといいと思います。柳田よりもニヒリズムの臭いが強いです
が、最近のものでは、「性的唯幻論序説 改訂版」(岸田秀、文春文庫)なども、「常民」をとらえていると思います。(ただし、ほとんど毎ページに、「セッ
クス」という語が登場します。)
ネイティヴの5、6歳の子供の使用意識ににじり寄らなくていいのかと言えば、やはりにじり寄る必要はあり、三単現の s,
冠詞の有無、定冠詞か不定冠詞かなどをどうするかという問題は残ります。
まずは、完璧主義を捨てるのが大事だと思います。そして、にじり寄ることを手放さないのがいいと思います。
で、話は最初に戻ります。國弘正雄が、ネイティヴが日常で話すのは8割9割が中学の教科書レベルの英語だと言い、中学の教科書をやるのがいいと言いまし
た。ネイティヴの日常会話が中学の教科書「レベル」であるのは本当です。ですが、そのことから、中学の教科書をやればいいという結論に結びつけるところ
は、脳味噌が薄いと思っています。やっぱりあれだけ英語をやると脳味噌が薄くならざるを得ないのかと思います。(私は若い頃のいっとき、オナニーをやりす
ぎて脳味噌が薄くなったような気がしましたが、岸田秀によると、資本主義にだまされていたということらしいです。)
氷河が融けて水になって流れると、けっこうな水量の川になります。その川の流れだけ見ていると「中学の教科書をやれ」などという國弘流薄脳味噌の考えが
出てくるのですが、その川の元には、どでかい氷河があり、そのどでかさは、ヨーロッパ語成立以後の全歴史のどでかさです。完璧主義は捨てるしかないと思い
ますが、ようしやってやろうじゃないかという無謀さも必要です。Naima
さんは、そのどでかさの他に、日本語成立以後の全歴史という別のでかい氷河の水も流さなくてはならないのです。そして、全歴史という場合、書かれた勝者の
歴史だけでなく、書かれてこなかった敗者の歴史も含むのですから。あるいは、柳田の「常民」のような、勝者・敗者の外側にいた人々の歴史も含むのですか
ら。柳田の「常民」というものを外したら、日本というものはまるで説明できないのかも知れません。日本じゃなくてもそうなのだろうと思いますけど。幼児英
会話に子供を通わせる親たちも「常民」なんだろうか。あの人たちは、日本の「常民」の歴史の中で、初めて「他者」を意識した人たちなのかもしれないのです
が、やっていることが実に馬鹿です。日本人にとっての英語の問題は、そんなところにありゃしねえっての。
で、なかなか話が最初に戻れません。
三単現の s,
冠詞の有無、定冠詞か不定冠詞などは、易しい英語を扱うのでも難しい英語を扱うのでも、絶えず出会う問題です。だから、易しい英語をやればいいのでなく、
難しい英語をやるのをお奨めします。抽象語のイメージの核をつかまえていた方が、ガイドをやる場合にも役に立つと思います。
実際に使うのは易しい英語でいいわけです。だけど、抽象語のイメージの核を持っている人が使うのと、「易しい英語しか使えない人」が使うのでは、英語が
違うのです。ものごとを串刺しにするのは抽象語であり、日本のガイドが持つべきものは、個別の無数の具体語の他に、抽象語です。普段の仕事の99パーセン
トは、木刀(易しい英語)で済むが、いざとなれば真剣(抽象語)を取り出せるというガイドになって欲しいと思っています。
で、結論だけ言いますが、イメージ核受肉教材の「13万行以降」と、「8万行台」をやられるのをお奨めします。それを幹として、自分が本当に興味のある
分野で、ご自分で自由に枝を生やしていただくのがいいと思います。
とにかく、素読舎の練習を離れないというところが肝心だと思っています。
【15240】
こんにちは 投稿者:ハナ 投稿日:2009年12月 2日(水)10時51分24秒
いつもお世話になっています。
>ところで、「素読舎のやり方に向かない人」がいる一方で、「素読舎に向いている人」も
>います。「skypeでレッスン」のお試し期間を経て、そのまま続けてくださっている生徒
>さんたちは、「向いている人」と言えるのではないでしょうか。
私は根石さんのレッスンのおかげで英語を楽しめるようになってきました。
だからこのやり方に「向いている人」なんだと思います。
私は英語をペラペラにしゃべれるようになりたいという憧れはありましたが、学生の頃は
英語は苦手科目で、大人になってからも何度か英語学習にチャレンジしましたが挫折ばか
りしていました。
単語を覚えなくちゃいけない、文法が分からなければ話せない、その辺に捉われていて、
自分が苦手とする文法を覚えることをやろうとしては、飽きて疲れてやめてしまうという
ような感じだったと思います。
根石さんのレッスンは音読のみなので私にとっては続けやすいものでした。国語も嫌いで
読書もしない私ですが、子どもの頃から音読は好きでした。ついでに言うと動物の鳴き真
似をするのも好きでした。本物っぽく真似ることが好きでした。
レッスンでは英語の音が出る口の形や舌の動きを教えてもらい、実際にやると自分でも驚
くぐらい耳で聞く英語と似た音が出せて、これがすごく面白いと思いました。
根石さんのレッスンは流れがゆっくりでした。
半年ぐらいは復習だけで十分と言われていたように思います。練習すればするほど口の動
きがよくなり、自分の納得するような音で英語の文を読むことは快感でした。
これを十分に味わうことが次のステップに進みたいという欲求につながったと思います。
手本の音がなくても自分で英語を読んで自分で音にするためには、どうしたってそこに書
かれていることを理解し、相手に何を伝えたいか自分なりのイメージができないといけま
せん。そのためには文法理解は必要ですし、一つ一つの単語のイメージをできるだけ深く
持つことも必要になってきます。ここからはレッスン以外で頑張らねばならいところです
が、より自由に英語を自分で音にしたいという欲求が、この頑張りの部分のエネルギーに
なっていると思います。(こんな風に考えるようになったのは、根石さんのレッスンを受
け始めた時から2年以上たってからです)
とにかく、今は私はレッスンも自宅での自分なりの英語学習も楽しんでいます。(サボる
こともありますが、、、)
これはおまけですが、実は私は俳句や詩なんかは全然楽しめなかったのですが、近頃は
ちょっぴり楽しめるようになりました。これは意味がよくわからない英語の文章を繰り
返し音にしながら、なんとか自分なりのイメージを持とうとあれこれ想像する習慣がつ
いたおかげだと思っています。(笑)
【15241】
小川、氷河を考える 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 2日(水)22時10分57秒
年甲斐もなくガリ勉をしたので、試験が終わった途端、気がゆるんで風邪を引いてしまいました。風邪と鼻水止めの薬のせいもあって、頭がぼ〜っとしていま
す。
脳みそが薄いのは村田さんではなく、この私です。長年大風呂敷に出入りしながら、私はどこに目をつけておったのかと。
鼻水が止まったら、また書きます。
【15243】
根石さん Naimaさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 2日(水)23時39分1秒
>中学3年間の英語をきちんと体得出来ている上級者はいるのか。
Naimaさんに、昼間の練習に興味がありますという話をして、すぐにNaimaさんと練習するという話になって、うれしくなって有頂天になっていまし
た。
Naimaさんが「中学生教科書べらべら読み」のようなことをやりたい、と書いてあるのを読み、國弘正雄さんがネイティヴの会話は8割9割が中学生レベル
の英語だといっていたという話を思い出し、中学生の教科書レベルのものをやればいいと思いました。
中学生レベルのことをできるようにするにはそれ以上のことをしなくてはならない。そんな当たり前のことはわかっているつもりでしたが、全然わかっていませ
んでした。
希望していることに対して背景を考えずそのまま応じるのは、脳味噌が薄いと言われても仕方がありません。
昨日、「ていねいで乱暴な練習」という音声ファイルをyoutubeにアップしましたが、その中で根石さんが「練習の質を変えなければいけない」というの
を聞いて、これは「脱皮」のことだなと思っていました。英語の練習は、たとえ同じ例文を繰り返し読んでいるとしても、常に読んでいる人にとっては新しいよ
うな練習をしなければならない。蛇が古い皮を脱ぎすてて、新しくなるように…そういうことを以前根石さんと話していたことを思い出していました。
Naimaさんのような上級者が、中学生レベルの英語をやったとして、新しいものに出会うか、と言ったら出会わないですね。
Naimaさんは、根石さんの言われるように、「13万行以降」と「8万行台」をやられるのがいいと思います。
Naimaさん、根石さん、すっとぼけた提案して恥ずかしいかぎりです。申し訳ありませんでした。
【15244】
ハナさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 3日(木)00時00分20秒
投稿ありがとうございます。
>練習すればするほど口の動きがよくなり、自分の納得するような音で英語の文を読むことは快感でした。
私は、「不思議の国のアリス」の練習をしている時に音のつながりが自分で意識できて、自分の口から過去に聞いたことのあるネイティヴの音のようなつながり
が出てくるような予感がした時に、気持ちいい感じがしました。ちょっと似ているような感じがしています。
【15245】
Naima さん、村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 3日(木)00時08分28秒
どうも酒が入ってきついことを書きました。
私は「まったく期待外れ」という結果が出ると確信していますが、abcd
をやってみてもらって、そういう結果が出ることを確認してもらうことは一向に構いません。ただし、これじゃ駄目だとわかったら、ただちに私が言う場所へ移
動して下さい。
三単現の s,
冠詞の有無、定冠詞か不定冠詞かなどを「使う」レベルで迷わなくなるするためには、英語を離れず、絶えずやっていることでしか解決しないと思います。それ
で、わずかずつでも、5、6歳のネイティヴの「感覚」ににじり寄る以外にないと思います。一言で言えば、「勘を鈍らせない」ということだと思います。
これらの文法の理屈はもうとっくにわかっていることですが、なかなか理屈が感覚にならないのです。
三単現の s,
冠詞の有無、定冠詞か不定冠詞かが中学レベルのことだから、中学の英語をやればいいと考えるのは大きな間違いです。中学英語のレベルを、知識・理解にとど
めず、感覚化するには、それよりはるかに高度な英語をやることを必要とするはずです。量的にも、中学3年間の教科書に収められた英語の分量なんかじゃとう
ていどうにもならないでしょう。
中学レベルの英語を本当に使えるようにするには、それよりもずっと高度なものを練習する必要がありますし、分量的にもはるかに多くやらなければならない
はずです。
英語ネイティヴの日常の会話が中学の教科書程度のレベルのものだから、英語学習者が中学の教科書をやれば英語ネイティヴの日常会話のレベルに達するなど
と考えるのは、とんでもない短絡的な思考です。
中学のレベルの英語がわかっていない人が中学の教科書を使うのはいいでしょう。そのレベルの知識や理解のレベルを越えている人が中学の教科書をやっても
しょうがないのです。Naima
さんに即して言えば、それよりもはるかに先を、つまり、今の自分の英語のレベルより少し上のレベルをやるのがいいと思います。
うまい喩えがないかなと考えて、次のようなものを考えました。
砂金を集めることに喩えてみます。砂金を集めるには、金を含む砂を動かして集めるでしょうが、そのときどれほどの砂を動かしてどれほどの金が集まるかを
考える必要があります。まったく金の含まれていない川底の砂をいくら動かしても金は集まりません。金を含んでいる砂を動かすしかありません。金を含む砂を
動かすとして、集まった金(感覚化された文法)を眺めた後で、捨てなければならなかった砂の量を眺めれば、うんざりするほどの量であるはずです。馬鹿らし
いほど砂の山が大きいのです。これが語学です。
しゃべっている内容がたとえ中学レベルであろうと、英語ネイティヴの中に動いている「感覚」は、幼児から連綿と途切れることなく続き、(夢の中にまで及
ぶことを考えれば)(英語による)生活の厚みと同じだけ厚いものです。言語活動のすべてが、幼児からずっと「感覚」と共にあります。しゃべっている内容が
中学の英語レベルなので、中学の教科書をやるのがいいなどという國弘正雄の考えは、実に愚劣です。くだらない「内容主義」だとしか言いようがありません。
「只管朗読」の正しさを一方に見るとき、一方で実にくだらないことを言うものだとため息が出ます。
生活の厚みと同じだけ厚いネイティヴ話者の「感覚」は、語学がどう逆立ちしても追いつくものではありません。どうしようもなく厚いのです。
金の塊に穴を掘って金を探せば、みつかるものはみんな金です。だって、そこには金しかないからです。これがネイティヴ言語使用者の言語です。文法なんか
すべて感覚として存在しています。私たちにとっての日本語がそうです。
掘っても掘っても出てくるのが金ばかりであれば、そんなものに大して価値はないでしょう。だから、語学をやる人にとっての金は、ネイティヴの人たちに
とってはただの石ころみたいなものになります。日本人が自分のしゃべる日本語を金だとは思わず、ただの石ころみたいに思っているのと同じです。
(話が逸れますが、「幼児英会話」で日本語のシンタックスや感覚を弱めてしまえば、日本語も英語も「感覚化された部分」が両方とも鉛やアルミになってし
まうという風に、ここでの喩えを転用することができるかと思います。)
語学は大量の砂を動かしてわずかな金を手に入れる作業です。で、その場合、中学3年間の英語教科書三冊分をまともに練習して、砂一握りを動かしたと思う
くらいでちょうどいいと思います。Naima さんはそういうレベルにいる人です。今、中学の教科書なんかやっても、多分一粒の金も増えないと思います。
どうも、昨夜は大変いらつきました。村田君が Naima さんを abcd
の練習なんかに誘導しているのが、どうにも我慢がならないくらいのいらつきをもたらしました。なにをとぼけたことを言っているんだろうと思いました。
私の教材づくりが14万4千行くらいに達しているので、9万行くらいのところから始めて、毎日1万行くらいずつずれた場所を6カ所くらいコーチをしても
らうのが、今の時点では一番いい基礎固めになると思います。つまり、9万行台、10万行台、11万行台、12万行台、13万行台、14万行台の生徒をほぼ
毎日コーチする。一日30分で、自分の勉強をする場合のベースになる部分(決して錆び付かせてはならない部分)を確保できます。
理論的にはそれがベストですが、実際はその相手になる生徒がいません。つまり、現在の素読舎の全体を考えても対応できず、実際は不可能です。
次善の策としては、今、吉さんが相手してくれているかたさん(「自立練習のみ」=無料課程)の相手を Naima
さんにしてもらい、私と女房と村田君でやっている「コーチの自立練習」に参加してもらうことくらいで、錆関連(錆を落とし、錆を寄せ付けない)の理想的な
練習の半分以下の効果は望めると思います。足りない分は、その分だけ自分の練習に励んでもらうことで十分効果は出ると思います。
ただし、例によって、これらの適当な枠はすべて夜の時間帯です。
あるいは、さまざまなレベルの生徒の「コーチ付きの自立練習枠」というものを作って、Naima
さんが開講する枠で「自立練習」をやってもらうというテもあります。私が、生徒さんたちに、「自立練習のみ」(無料課程)に移行していいよと言えるように
なる時期を早めるためにも。
午前中とか午後に村田君と練習してもらうのは、私自身が村田君にすすめたことです。賛成しますが、やることを間違えると必ず「なんでこんなにすかすかな
んだ?」ということになります。なんで abcd
なんてものを村田君が考えついたのか。肝心なことがまるでわかっていないのだとしか思えなかったので、昨夜は実に落胆しました。
【15246】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 3日(木)00時12分43秒
>脳みそが薄いのは村田さんではなく、この私です。
もしそこを見損なったのが私であれば、私が一番脳味噌が薄いことになります。
ですが、そうではありません。村田君は、abcd
は通塾用の塾で実際に使っており、「イメージ核受肉教材」の10万行台は、「コーチ自立練習」で使っているのです。実際にその両方を使っていて、なんでわ
からないのかと思ったのです。
Naimaさんはそのどちらも使っていないのだから、村田君の言うように誘導されてしまったのは仕方がありません。
【15247】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 3日(木)00時19分43秒
>Naimaさん、根石さん、すっとぼけた提案して恥ずかしいかぎりです。申し訳ありませんでした。
これを、いらつき云々と書いた投稿の後に読みました。
よく考えて下さい。
わたしら、ままごとをやっているんじゃないんです。
【15248】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 3日(木)00時31分39秒
>「ていねいで乱暴な練習」という音声ファイルを
youtubeにアップしましたが、その中で根石さんが「練習の質を変えなければいけない」というのを聞いて、これは「脱皮」のことだなと思っていまし
た。
そうです。「脱皮」という語でしゃべったこともあります。
ですが、語と語をつきあわせる程度の認識から「脱皮」してもらう必要があります。
【15250】
ハナさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 3日(木)01時20分38秒
>手本の音がなくても自分で英語を読んで自分で音にするためには、どうしたってそこに書
かれていることを理解し、相手に何を伝えたいか自分なりのイメージができないといけま
せん。そのためには文法理解は必要ですし、一つ一つの単語のイメージをできるだけ深く
持つことも必要になってきます。ここからはレッスン以外で頑張らねばならいところです
が、より自由に英語を自分で音にしたいという欲求が、この頑張りの部分のエネルギーに
なっていると思います。(こんな風に考えるようになったのは、根石さんのレッスンを受
け始めた時から2年以上たってからです)
「自分で音にする」ために、イメージを持つこと、文法を理解することが必要だという点を押さえてくださっているところ、「レッスン以外」の練習が必要に
なってくることを押さえて下さっているところが有り難いです。そして、「レッスン以外」の練習の基底に、「言いながら書きながら思う」のうち、特に「書き
ながら思う」ことを据えておられることを、旦那様の吉さんから聞いています。肝心なところを押さえてくださっていること、うれしく思っています。
>これはおまけですが、実は私は俳句や詩なんかは全然楽しめなかったのですが、近頃は
ちょっぴり楽しめるようになりました。これは意味がよくわからない英語の文章を繰り
返し音にしながら、なんとか自分なりのイメージを持とうとあれこれ想像する習慣がつ
いたおかげだと思っています。(笑)
英語屋がこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、私はこれを読んだのが実は一番うれしいです。英語学習でイメージを仮構する力は、日本語に環
流して日本語を洗い、日本語を新しくします。そこで強められた力が再度、英語学習に環流して、そこでのイメージ仮構力を強めていくという理想的な循環がで
きはじめていることを語っておられるのだと思います。
踏むべき道を踏んでいると思いますので、どうぞ継続して下さい。
恥ずかしがっておられたのか、なかなか掲示板に登場してくださいませんでしたが、書いてくださって、そのこともうれしいです。これからもよろしくお願い
致します。
→村田君
ハナさんの書かれたものを、「生徒さんの感想」へ追加して下さい。
→ハナさん
上のこと、ご許可下さい。
【15251】
小川、氷河を考える 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 3日(木)02時06分58秒
今日は酒の回りが遅く、ようやく回ってきました。
いいですねえ、このタイトル。
パスカルさんによると人間は「考える葦」だそうなのですが、私が考えると、「根石、豆腐を考える」みたいなもんです。
さて、教材を作ります。
14万行台に限らず、私の教材はあらゆる場所でアルコールが浸みています。
「酒なくて何のおのれが英語かな」(二茶)
【15252】
根石さん、村田さん 投稿者:ハナ 投稿日:2009年12月 3日(木)12時51分40秒
感想文はどうぞ使ってください。
「書きながら思う」は、実を言うとほとんどできていません。(汗)
一時期は一生懸命やっていたこともあったのですが、これをやり始めると
なぜかすぐにとても眠くなってしまうのです。今は細かいところを見落と
しがちになってしまうのですが、「文字を見ながら思う」をやるのがせい
ぜいなところです。私は何かひっかかりがあった時に、気軽に夫に聞ける
ので、そこでずいぶんと楽をしてしまっていると思います。
(でも私の場合はこの気軽さもあって続いているのだと思います。)
これからもよろしくお願いいたします。
【15255】
家内との会話 God に反応して、 投稿者:吉 投稿日:2009年12月 3日(木)23時16分4秒
アメリカのテレビドラマで、「バトルスターギャラクティカ」というのが、最近まで放映されていました。
このドラマの中の設定では、人々は、「コボルの神々」というものを信仰しています。
コボルの「神々」と複数形ですから、セリフでは、"Oh my Gods!" "Please Gods." とGodを複数形にしています。
このドラマをずっと以前に家内と見ていた時、私は家内に次のように言いました。
私: 「このドラマの中の「神々」ってセリフ、日本人なら「神々」って聞いても抵抗ないけど、
英語の"Gods"っていう複数形は、アメリカじゃ相当ショッキングだぜ。」
家内: 「どうして?」
私: 「むこうじゃ、基本的にキリストが唯一の「神」だからさ。 太陽は The sun って、冠詞のthe がつくんだけど、
英語で「神」っていうときは、いちいち冠詞のtheなんてつけないんだよ。 彼らにとって神っていったらGodしかいないから、
Theなんてつける必要がないんだね。 太陽だって月だってtheがついてるのにだよ。 だからGodの複数形もありえない。
そんな絶対唯一の神である存在が、複数存在してGodsになっているんだからね。 これは、ショッキングだよ。」
家内: 「へ〜〜〜そうなんだ、、。 あっほんとだ、、Oh my Gods! って言ってる、、アハハ」
私: 「このドラマ、脚本家のアメリカ社会に対する反抗精神を感じるよ。 アハハハハ おもしろいね。
こういう面白さを味わえた時に、英語を勉強してきて良かったな〜って思う。」
と、このような会話がずいぶん昔にありました。 で、、下の話です。
昨夜の家内との会話です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家内 「根石さんが書いているここの部分だけど、
これって根石さんが理想とする「日本で育った日本人の英語」ってやつじゃない?」
私 「どれ? どこの部分?」
『God と無冠詞で扱われるあの西洋の神は、日本人からすれば、the God だというような説明こそ、
ガイドを雇う人に必要な説明であり、「今何言った? the と言ったのか」という質問に対して、
The! だけを答えれば、 向こうが「ふうむ」と考え始めるようなことで、いい仕事になるのだと思います。』
『アジアの人間としては、あれも a god なのだと言いたいところがあります。』
私 「そうだね、これこそ日本人の英語だよ。 お前、ここに反応できるんだ。」
家内 「ほら、ずいぶん前に一緒にバトルスターを見た時、あなたがOh my Gods! のGodが複数形なのが、
このドラマで面白いところのひとつだって言ってたでしょ。 あの話をした記憶があるから読めたのよ。
根石さんの 「a god と言いたい」っていうところは、すごい笑っちゃう。 アハハハハ、、」
私 「すげえな。 ここを笑えるって、めちゃくちゃ高度だぜ。 (根石さんの文を読み直して、、)
a god って言うと、「どこにでもいるような神様のうちの1人にすぎないだろ!」ってイメージだからね。
「a god と言いたい」というところは、根石さんらしくて笑える、、、ナハハハ、、」
家内 「(大笑いしながら)ほんと、すごいね〜。
根石さんが、ものごとをいろいろと深〜〜〜く考えているっていうことだけは、良くわかったわ。」
【15256】
根石さん Naimaさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 4日(金)04時53分19秒
「起点」となるということ。
根石さんが私に言った言葉です。
今回、Naimaさんを間違った方向に誘導してしまったことは、相手が言うことをそのまま受け取り、言われたことにそのままこたえる、をやってしまったこ
とに原因があると思います。こうやって書いてると本当に馬鹿なやつです。
「起点」となりえていなかったです。
自分が体験してきたことの範囲にある場合のことは、よくわかります。こうした方がいい、ああした方がいい、というアドバイスも自然に出てきます。
けれども、それでは自分の体験を越えている人を相手にすることはできない。これは理屈ではわかることだけれど、今回、本当に身にしみました。
「語学論」をきちんと育てているからこそ、根石さんはスキル的な面で先に行っている人の相手もできるんですね。
個別の体験を越えるのは、各自の「語学論」の言葉なんだということがやっとわかりました。
根石さんの言う通り、Naimaさんにとっては、かたさんの自立練習の相手、土曜のコーチ自立練習枠に参加していただくのがいいことだと思います。
けれども、時間帯の問題で、もし、私が相手をさせてもらえるのなら、「8万行台」および「13万行以降」でお相手させてください。ここは私自身も今やって
いる真っ最中なので、今以上に激しくやろうと思います。
【15257】
素読舎応援団会議室 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 4日(金)06時03分31秒
本日11時20分から素読舎応援会議を開きます。
参加される方、11時20分になったらスカイプをオンラインにしてお待ちください。
前回の議事録
====================
・音声ファイルや「あいうえおフォニックス」をホームページ上で公表していると盗まれてしまうのではないか。
また、音声ファイルはメールで申し込んんだ人が聞けるようにした方がいいのではないか。
根石さん;
盗んだとしてもそのまま使える人はいない。役に立たないで終わる。
もし、盗んでちゃんと使える人がいたとしたら、それはそれでいい。
それは人のためになるから。学校のやっているでたらめが本当に変だとわかる地盤ができる。
素読舎は語学論とテキストが売り。語学論が書けない者には使えない。
・レッスンは最初から有料にして、1年間続いた人には3か月分キャッシュバック
というのはどうか。
→今のところ1か月お試し期間をやってくれた人は、その後ずっと続けていてくれている。
また、事務手続きが煩雑になる。
・ホームページ関係
google analyticsのスクリプトは全ページに貼りつける(まつさん)
【15258】
根石さん、村田さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 4日(金)09時51分51秒
鬼婆ぁの撹乱です。風邪を引いて寝込んでいました。ぼ〜っと寝ている内に12月も4日が過ぎてしまいました。
老婆老い易く学成り難し、です。
私の英語がどんなものか、皆さんには御披露したことがないので、「さぞかし...」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。英語をやっていない
人が私の英語を聞かれたら、ぺらぺらと気持ちよく喋っていそうに見えるのかもしれません。
しかし実際は、不細工な言葉が空回りしているだけです。
私は自分の「出来損ない」な英語がもどかしくてもどかしくて、英語を話している時の自分は自分でない気がし、英語の言葉ひとつひとつに手応えも味も香りも
なく、すっかり英語に嫌気がさしていました。未来永劫片思いの男をおっかけまわしているような心地です。
謙遜ととられるか、嫌味ととられるか...
「英語はもうやらん」と言った時、周りの人達は「勿体ない」と言いました。けれど勿体ないのは私の英語力などではなく、これから英語学習に費やすであろう
時間と金が勿体ないと思いました。
一方、ここで辞めては敗退するようで悔しいという思いもありました。
勉強仲間の奨めもあって還暦を機にガイド試験を受験してみることにしました。「とりあえず行くとこまでは行ったぞ」と実績だけ残して辞めようとも思ったの
です。それに潰しがききそうな資格でもありましたし。年金だけでは生活を維持できなくなれば、奈良限定、徒歩限定のガイドで食べていけそうです。(広岡氏
という有名なガイドさんが京都におられます。この方は70歳近いと思いますが現役です)
Walk in Kyoto, Talk in English ↓
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/h-s-love/
英語を辞めてしまうにしても、
ま、これくらいにしといたるわっ、と
捨て台詞を残して英語を辞められそうな気もしましたし。
いろいろ言い訳してますが、結局は英語の勉強が好きだったというだけのことかも知れません。あるいは、せっかくここまで来たのに勿体ない..と心の底では
思っていたかもしれません。
きっとそれが本当のところでしょう。
【15259】
ミイラとりがミイラになりそうですわ 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 4日(金)10時51分36秒
そういう具合ですから、私は自分の英語が「玉」だなどと思ってみたこともありませんでした。
吉さんご夫妻がa
godで笑えたとおっしゃった。それを読んで、実は私、火だるまになって怒っておりました。その感覚が掴めるまでどれだけ時間と労力を費やしたと思てんね
ん、簡単に笑うてくれるな、私の切ない気持ち、わかってくれと。(爆笑)
私を英語圏に住まわせて見ろっ! どんな風に充電が起こるのか体験させてくれぃっ、
と地団駄踏んでおりました。
単なるひがみ、焼きもち、八つ当たり、ですね。 A(^^;;
ハナさん初めまして。びっくりさせてしまったらごめんなさい。私はいつも、ハナさんは根石さんの語学論の本質を見極められていて、なんと聡明な方かと感心
しています。きっといいコーチになられると思ってまぶしい思いでいます。吉さんと二人三脚でやっておられるご様子も微笑ましく拝読していますよ。こんな
婆ぁですが、どうぞよろしくお願い致します。
脱線してしまいましたがな。
先日の根石さんのコメントを蒲団の中でぼんやりと思い起こしていると、私の英語「どもならん」と思っていたけれど、もしかしたら磨けば光る玉かもしれない
と思い始めました。
しかし氷河が... ちべたい... そしてその先には氷山が...
また新たに大きな宿題を抱え込む羽目になってしまいました。大パニックのタイタニックみたいになりそうです。上手に韻が踏めました。
根石さんはせんだって「このようなブンガクの心から言わせてもらえば、ガイド試験の問題集なんかに書いてあることのうち、7割、8割はでたらめばっかりだ
ろうとも思っています」とおっしゃっていましたね。
そのとおりです。模範解答集には、しっかりとした検証もせず、適当に英語と日本語をつき合わせた表面的な解説をぺっぺっと書いてあるだけです。ブンガクの
心のない私でさえ、「そうやないやろ」「ちがうやろ」と思うことは多々ありました。
合格発表は来年2月ですが、不合格でも来年11月末の試験で敗者復活のチャンスが1度だけあります。この模範解答を網羅するのは3ヶ月もあれば十分です。
来年、もう一度ミイラと戦ってみるかなぁ... あ、いやゴーストでした。
【15260】
村田さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 4日(金)11時27分3秒
根石さんの語学論を読んで来ていながら、理解が浅かった、語学を軽々しく扱っていた、どこに目を付けておったのかと反省しています。私の英語、捨てる前に
もう一度リサイクルして素読舎のお役に立てさえすればと思っていたのですが、素読舎コーチのお手伝いの仕事を侮っていました。私のスキルが塾長より上かど
うかは疑わしいですが、おっしゃるとおり確固たる語学論に裏付 けされていなければ、自分を越えるスキルの生徒を指導することは出来ませんね。
さて、電話レッスン再開の件:来年1月と言っていましたが、1月は半ば頃まで来客が多く、月末には絵付けの講習会が控えています。主催側なので準備や後始
末に追われます。2月から「ゴースト」でお願いできますでしょうか。
曜日ですが、水・金曜日は絵付教室のレギュラー生が来ます。それ以外の曜日でしたら、今月末に絵付け教室の来年のスケジュールを出しますので、村田さんの
ご都合に合わせて決めるように致します。勝手申しますが、今月半ば頃にお知らせ頂ければ幸いです。
やはり夜に電話レッスンの時間をとるのは難しいです。是非午後早い時間帯に村田さんのコーチでお願い致します。いつかコーチ自立練習に参加させて頂けたら
という夢は持っていますが...
「ゴースト」でレッスンを受けていた時の状況ですが、毎日必ず数時間とって回転読みするということが出来ず、レッスン前日や当日に必死で読むということが
多かったのです。それも2時間や3時間では到底間に合いませんでした。一日中、暇さえあれば「ゴースト」の回転読みにかかっているという状態でした。青息
吐息で回転していました。ボロボロのままで受講するのも申し訳ないので。
長野にお伺いした時、根石さんは「Naimaさんにゴーストは簡単すぎたかなあ」とおっしゃったと記憶しているのですが、なんの、とてもとても大変でし
た。
もし根石さんにコーチして頂いていた時のようなレベルの回転読みをするとなると、そればっかりにかかわっていなければならないんです。始めた当初、こんな
にも大変なのかとびっくりしたことがあります。
時間がどうしても練習時間がとれない時もあるかもしれません。新出の所などボロボロの日もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
始める前からへなちょこですみません。
ところで数日前の投稿で「くにひろ」氏の漢字変換を間違っていました。すみません。
【15261】
果てしなく 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 4日(金)13時30分44秒
>未来永劫片思いの男をおっかけまわしているような心地です。
座布団10枚!
1) 君の行く道は 果てしなく遠い
だのになぜ 歯をくいしばり
君は行くのか そんなにしてまで
(2) 君のあの人は 今はもういない
だのになぜ 何をさがして
君は行くのか あてもないのに
行けども、行けども〜。なぜ、それでも君は行くのか。
いや、行かされるのか。
磁場でないところで学ぶ、英語の果てしない道。
子供のうちから引き込みたくない〜。
と思う今日このごろです。
【15267】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 5日(土)03時25分16秒
>だのになぜ 何をさがして
君は行くのか あてもないのに
あてもないところへ行くのがいやなら行かなきゃいいだけの話だ。なんでアメリカなんかに行ったのか。流行以外の何があったというのか。
なんで英語なんぞやっているのか、詳しく書いてる暇はないので手短に書く。
1. 仕事だから。
2. 自分の日本語にはねかえるものがあるから。
3. ふぬけみたいな日本語を書かないために。
4. 英語でも本を読みたいから。
5. 英語を笠に着てでかいつらをする奴らにでかい口をきかせないために。
>子供のうちから引き込みたくない〜。
いいこづらをしていたいやつはしていればいい。
この程度の気楽な発言をしていないで、娑婆の子供英会話教室を攻撃したらどうだ。
「種を撒いてはいけない、種を持たせるだけ」という言葉によって、こんなことは素読舎では解決済みなのだ。
素読舎の掲示板に来て、こんな程度のことを書くのなら、いっそのこと、日本人の小学生が漢字を覚えることに引き込みたくないとまで言ってみたらどうだ。
子供が文字に出会うことがどれほど残酷なことか、こんないいこづらをする者にはわからないのだろう。
そもそも、自分が小学生の子供を持つ親類から英語を教えてくれと言われて、やらないとつっぱねることができず、どうすればいいのかなどと迷って、素読舎
を覗いた問題は、いったいどうなるのか。一言でも、その落とし前になる言葉を聞いていない。
きれいごとを言って生きていられるやつらはいいな。
【15268】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 5日(土)11時55分7秒
その歌には3番があります。
君の行く道は 希望へと続く
空にまた 陽がのぼるとき
若者はまた
歩きはじめる
Jackieさん, 3番について書かれるつもりはなかったんでしょうか...
【15270】
君の行く道はの3番 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 5日(土)12時45分5秒
Naimaさん、
>その歌には3番があります
>Jackieさん, 3番について書かれるつもりはなかったんでしょうか...
Naimaさん、鋭い〜!おっしゃるとおりです。
今のNaimaさんの心境はきっと3番では・・?と思ったので
今日乗せるつもりでした。
英語って、1,2番の気持ちになったり、3番のきもちになったり、そのくりかえしだなーと。
たとえば、ピアノ、フラダンス、太極拳、囲碁、将棋、などは
上達することも楽しみですが、そのままでも十分楽しめます。
英語は・・、学校で教科としてあるからか、「○○年もやってるのにぜんぜんしゃべれない」と(実際は中学高校あわせて、850時間しゃべれなくてあたりま
え)
いけどもいけども奥が深く、ネイティブと同じような感覚ではしゃべれないもどかしさ、
いや、自分が日本人としてもっている知識、知恵、言葉とおなじように、表現できないもどかしさがずーっとついてまわる。
奥の深さを楽しめればよいんですがねー。
茶道だって、書道だって奥は深い・・でも茶道をやることで心の癒しにもなり、書道で心身統一、ピアノは弾くだけでも楽しい。
英語はやっぱり普通の趣味にはなりえないんだなと
根石さん、英語は以前飯の種でした。
飯の種だから英語をやる。それもひとつの理由。
しかしこの果てしない道。
中学高校と英語をやって、大学でもやって、それでも死んでしまう英語が大半。
受験英語も英会話も文法も同じ英語なのに、分かれて教えられているもどかしさ。
もったいない。死なない英語、ゾンビになって、錆びてもまた息吹き返す英語を教えたかった。
中学生高校、大学では英語が授業としてある。だから「学ぶ」というシンプルな理由があり。でも語学は、ただそれだけではない。
内に向かいつつ、外に開くことができる。外に開きつつ、内面に向き合うとこともできる。
それも語学に向かうよさの一つ。
英語は・・、学校で教科としてあるからか、「○○年もやってるのにぜんぜんしゃべれない」と(実際は中学高校あわせて、850時間、日本語訳に費やす時間
も多く、しゃべれなくてあたりまえ)
英語。果てしない道
ネイティブと同じような感覚ではしゃべれないもどかしさ、
いや、自分が日本人としてもっている知識、知恵、言葉とおなじように、表現できないもどかしさがずーっとついてまわる。
歌詞の1番2番3番の気持ちをいったりきたり。
それが人生というものか。
根石さん
私はまだまだ未熟です。
根石さんと同じレベルで考えることは無理だし、
また考え方も違って当然だともおもいます。
根石さんと考えが違うと否定される・・否定じゃいいんですけど、罵倒が〜(耐性はありましたが・・だから大風呂敷暦が長かったのでしょう)
小さい風呂敷しか敷けない。
今の私は。、根石さんと議論するまでの高みにはいたっておりません。
>あてもないところへ行くのがいやなら行かなきゃいいだけの話だ。なんでアメリカなんかに行ったのか。流行以外の何があったというのか。
ええ、なぜかふらふらといってしまいました。周りがそういう環境でしたし、流行と弾みでしょう。それでも英語が万年2をさまよっていた私が行ったのは
すごい冒険でしたね。
だけど、帰ってきて、ひょんなことから英語をおしえることになり、
遊学帰りのばかねーちゃん、がまじめに英語を教えるについてかんがえるようになり、
いろいろ試行錯誤して、成長してきたことは事実ですよ。
なぜ過去をひっぱりだして、責めるんでしょうか。
ではそろそろお暇を。
素読舎の成長、楽しみにしてますね。
【15271】
あえて外す 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 5日(土)13時07分10秒
私にはときどきうちに遊びにくる外人の友達が二人います。二人とも欧米系です。一人とは激しい喧嘩を繰り返し、今は非常に仲良くなっています。どこで聞
いてきたのか知らないが、「外人」は差別用語だなどと言うの
で、毎日日本語に囲まれて生きているくせに、英語しか喋ろうとしないようなやつは「外人」に決まっているとどなりつけたこともあります。この男は今ではか
なり日本語をしゃべるようになっています。かわいげがあります。
もう一人は、最近よく遊びに来る男で日本語をまったくしゃべりません。「子供英会話教室」のセンセイをやっています。2,3歳の時期に英語に触れると日
本語を覚えるのと同じように英語を覚えるから、2、3歳で英語を始めるのがいいのだと言う。「俺はまったくそうは考えない」とはっきり言ってあります。日
本語を主言語にしていく日本人の子供が、その年齢で英語をしゃべり始めると、日本語が弱くなるとも言ってあります。不思議なことにこの男とは喧嘩になりま
せん。日本語に対してまったく閉ざしているこの男の中に、ある種の「弱さ」を感じているせいかもしれません。それが何なのかわからないが、ある「不幸」の
ようなものを感じているせいかもしれません。
どうも、私の「スカイプでレッスン」に興味があるらしく、来るたびに私の方法について聞きたがります。脳味噌に汗をかきながら、なんとか「素読」のこと
をしゃべろうと思いますが、日本人にさえ通じなくなっている「素読」という方法を英語で説明するのは極度に困難です。脳味噌に汗をかきながらとつとつと話
すその種の英語に、この男はよく耳を傾けます。
1. 仕事だから。
2. 自分の日本語にはねかえるものがあるから。
3. ふぬけみたいな日本語を書かないために。
4. 英語でも本を読みたいから。
5. 英語を笠に着てでかいつらをする奴らにでかい口をきかせないために。
この中に、ときどきしゃべり言葉として使う英語は含まれていません。あえて外しました。英語をしゃべることは、私の生存にとって「おまけ」にすぎないか
らです。日本で日本語を主言語としている私には、英語をしゃべることは「おまけ」以上のものにはならない。
「5」は、英語でしゃべるときにも行われますが、「5」自体は「おまけではありません。
【15272】
報告 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 5日(土)13時18分47秒
根石さん
>そもそも、自分が小学生の子供を持つ親類から英語を教えてくれと言われて、やらないとつっぱねることができず、どうすればいいのかなどと迷って、素読舎
を覗いた問題は、いったいどうなるのか。一言でも、その落とし前になる言葉を聞いていない
あの騒ぎの6月に報告して以来してませんでしたね。すみません。
小学生の英語の実践報告・・というほど実践してないので
書くのをはばかっていましたが書きますね。
小学3年と5年の英語は、
1まず、アルファベットを教え、綺麗にアルファベットを英語の音で読む。
2それを書く。メールアドレスを伝えるときなど、しっかりと発音できることが重要。
3中学の教科書をやろうとおもったが、Be動詞と一般動詞が混ざり合い教えにくく、わかりにくかったのでやめる。
・・ここで私は種から芽をだそうとしてるんですね。
私は種作りも大事だが、芽もだしたいんですね。
だから、私が英語を教えるとしたら、中学にはいるときに、少し先に行ってることで授業が楽になる、6年からがいいと考えるにいたりました。
なぜなら、従兄弟内に行くと、子供たちは最初に学校の宿題をしてるんですが、
算数にしても結構難しい問題に取り組んでいる。
小学校5年にして知能はあるんです。知りたい欲求、なぜそうなるのかという欲求があろのです。
教科書のはじめの数課をやりました。音入れ音読が中心です。
その後、中学1年の基本の動詞、スタディとか、ウオッチなどを絵カードとともにいれ、
、私、どうする、何を。の英文を入れ、カードを使って日本語から英語にしたり、
いつもの活用をして文をつくります。
一般動詞を中心にしました。
そして、フォニックス。
abcdfghの音と口の形を入れました。これに時間がかかりました。
b・・のブッの音と口の作り方、
bをみたらbといえるように。
根石さん、9月ごろ私も根石さんを真似して教材を作ってみました。
一般動詞から始めるテキストです。
これを根石さんにみてもらって、一端でもよいところがあったら
素読舎にもつかってもらえたらとおもったのですが、
10月初旬にパソコンがこわれ、すべてのデータがうしなわれてしまいました。
だから現在根石さんから送ってもらったテキストもありません。
私が書きためておいた文章や資料、ほかのものもすべてGONE!!(涙)
作った15pほどのテキストを使ってしばらく読みと、技法グラウンドもどきをしましたが、
10月初旬からレッスンを中断しています。
理由はわたしがペーパードライバーゆえ。
叔母、従兄弟の家までいくのに、片道40分。
レッスンの時間と、上の中学生が帰ってくるまで待つと3時間〜4時間かかります。
父に送り迎えをしてもらっていたのですが。
家の中にはいらず、犬と散歩して外で待っている頑固な父。
寒くなってきたのと、夜の運転、夜の酒の時間・・。春になるまで中断です。
・・・そのまま中断する可能性のほうが大きい。
それと
あまりはやく初めて、磁場のないところ必要性のないところで、英語を続けていくことの継続の困難さも感じます。
大人でも英語の勉学の継続は困難がありますもの。
私自身が元来三日坊主だからだけか???
>「種を撒いてはいけない、種を持たせるだけ」という言葉によって、こんなことは素読舎では解決済みなのだ。
ほんとうにそうなのか。
結局いまのところ小学校の英語はおあそびにおわっている。
種づくりははやいほうがいいのか?
中学で「正式」に英語がはじまる小学校6年からじゃ遅いのか?
この果てしない道。
はやくひきづりこんでもいいのだろうか。
でも素読舎での答えは、江戸の母さんとお子さん、ゆっくり母さんとおこさん、吉さんとお子さんの順調なレッスンででていますね。
私は私、素読舎は素読舎。
柴田さんは柴田さん、
浜谷さんは浜谷さん、SBさんはSBさん、恋人ファンさんは恋人ファンさん、らくださんはらくださん、まつさんはまつさん、
人それぞれの道。
まじりあう考えを話し合えた、大風呂敷。
その掲示板を長年つづけてこられた根石さんの力。
感謝です。
【15273】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 5日(土)13時25分44秒
>「○○年もやってるのにぜんぜんしゃべれない」
私はもう、このことに腹を立てることはなくなりました。「○○年もやったのに、みんな英語が死んでしまう」。そのことに腹を立てています。ポイントは
「しゃべれない」じゃないんです。
>ネイティブと同じような感覚ではしゃべれないもどかしさ
こんなことは「当たり前」のことだ。私らは、「英語しか」しゃべらないような連中とは違うのだ。「もどかしさ」を隠して、うるさくしゃべる「ぺらぺら」
どもとも違うのだ。
「過去を持ち出して」って言葉が好きですね。別に過去を持ち出しているわけじゃない。あなたが現在書く日本語を読んで、私は自分の考えを書いているだけ
だ。
【15274】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 5日(土)13時50分19秒
>私は私、素読舎は素読舎。
柴田さんは柴田さん、
浜谷さんは浜谷さん、SBさんはSBさん、恋人ファンさんは恋人ファンさん、らくださんはらくださん、まつさんはまつさん、
あなたはまたこの種の相対化が好きですね。過去を持ち出せば、過去ログにいくつでもみつかります。私にはどうでもいいことです。
こんな相対化でことが済むのなら、こんな掲示板など立ち上げておく理由は何もありません。
>ほんとうにそうなのか。
ほんとにそうです。「種を持たせるだけ」なら、いくら早く始めても構いません。果てしない道なのだから、早い方がいいのです。
あなたがやっているのが「英語」なら、私がやっているのは「英語」なんかじゃない。私が目を注いでいるのは、「文字の扱い方」です。
>小学3年と5年の英語は、
1まず、アルファベットを教え、綺麗にアルファベットを英語の音で読む。
2それを書く。メールアドレスを伝えるときなど、しっかりと発音できることが重要。
3中学の教科書をやろうとおもったが、Be動詞と一般動詞が混ざり合い教えにくく、わかりにくかったのでやめる。
ほう、こんなやり方で小学3年生に手を出していたのですか。「教えて」いたわけです。
私が言っている「落とし前」とは、こんなことではありません。
この掲示板でいい子めいた発言をし、「子供を引きずり込むな」と言い、自分では子供に英語を教えている。なんなんだ、それは。英語回りには、このテの根
の腐った者がいっぱいいるとは知っていたが・・・。
私は小学生の子供をあずかって、スカイプで実際にレッスンを継続している。「種を持たせるだけ」なら早く始めても大丈夫だと根拠を言っている。子供を私
に預ける親に不安を与えるようなことを書いて、人の仕事を邪魔して何が面白いのか。
自分で実際に「教えて」いるくせに。これへの「落とし前」はどうするんだと言っているのだ。
「子供を引きずり込むな」か。いったい何のために「いい子」をやっているのか。「子供を引きずり込むな」という人間が、なんで「英語」を「教えて」いる
んだ。
素読舎では解決済みだと何度言ってもわからないのなら、私には言うべきことはありません。話をしても無駄なのです。「種として持たせるだけ」は、素読舎
以外の場所では成立していないが、素読舎では、事実としてすでに成立しています。あなたは「いい子」ぶりと、気楽な「相対化」を振り回したおかげで、その
不遜さのおかげで、結局、素読はわかることができなかっただけのことです。それなら、凝り固まっていればいいのです。
あなたがやったようなことなら、そんじょそこらにごまんとある。
素読舎がやったことは、この素読舎にしかない。
その意味でなら、素読舎は素読舎だし、あなたのキョーイクはあなたのキョーイクで、キョーイクなんぞはごまんとある。
素読舎はあなたのように「教えて」などいない。
私の生徒の子供の誰にでも聞いてみるがいい。私が何かを「教えて」わからせようとしたことがあるかどうか。ここがわからなければ、ついに「素読」はわか
らないのです。
【15275】
なぜか金曜夜は・・・ 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年12月 5日(土)13時52分21秒
ものすごい睡魔に襲われるワタクシ・・・昨日も8時半から夕食の片付けもせずに寝てしまっていました(涙)。
さてさて・・・
英語なんて全くだめな私が言うのも変だけど、
親として二人の子供たちを育てている立場から言わせてほしいことが。。。
根石さん「種を持たせるだけ」
jackieさん「種づくり」ははやいほうがいいのか?
種は作ろうとして作れるものなのかなあ、なんて思った私でした。
種は授かりもの。
人工的につくられた種ってなんだか怖いなあ、って揚げ足取りに聞こえちゃうかな?
うちは農家で米作っていますが、種子にする米を育てて出荷します。
試験管ふりふりじゃなくて、
今年の稲を育てて、その実りを次の年に種としてまきます。
自然はすごいな〜、と感じます。
ふさわしくない時期に・ふさわしくない環境の下で芽を出させたいのは大人のエゴ。
エゴからまだ自由になれない私にはガツンという根石さんの一喝は貴重です。
おおが蓮という蓮を毎年見に行きます。
200年以上前の寺院あとか何かの遺跡と一緒に出土したハスの種。
まいたら芽をだして、美しい花を咲かせました。
神秘的。
>人それぞれの道。
そうなのかなあ・・・といつもこの手の言葉に引っかかる私。
「種が芽を出す時期」は人それぞれ・環境にも左右される。
だけど基本的な育ち方は同じじゃないのかなあ。
だって人間だもの。
私もあなたも。うちの息子も、皇太子殿下のお子さんも。
水の中でえら呼吸はできないとおもうのだけど。
個体差と種としての差はぜんぜん違うレベルで議論されるべきことだとおもうのだけれど。
3年生くらいまでは勉強教えてほしくないと思う今日この頃。
なのに〜、な〜ぜ〜、素読舎なのか?
「教えない」から。
「わからせようとしない」から。
このありがたさがわかってきた自分がうれしい。
子供と一緒に必死に成長してきたね、って、自分を認めてあげたい。
もちろん私にも根石さんの見ている光景は見えていませんが、
「見えている人」と「見えていないのにそれらしいことを言う人」とを間違えると命取り。
喧嘩上等、って生き方は本当に難しいし、できる人は少ない。
みんな自分が大事だから。
むやみやたらとつっかかっていちゃもんつけてるわけじゃないって思うのですが。
>そして、フォニックス。
abcdfghの音と口の形を入れました。これに時間がかかりました。
b・・のブッの音と口の作り方、
bをみたらbといえるように。
何故これは「良し」なのか?
私にはわからない。
息子はまだ文字と発音が一致してないです。
それでいいんです。
怖いことですよ、jackieさん。
怖いですよ、本当に。
目に見えないから怖い。
いいとこどりって結局「迷い」と紙一重なんじゃないかと・・・今日ふと思いつきました。
といいつつ、親としてもまだまだ迷うだろうけれど・・・
ガツンと一喝、していただけるこの場所にい続けようと思う私です。
【15276】
Jackieさんのこと 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 5日(土)14時24分8秒
>いいとこどりって結局「迷い」と紙一重なんじゃないかと
Jackieさんは小学生の英語を見てくれと言われ、不承不承に受け入れられた。なんとか従来の英語指導ではなく、害のない形で...
と考えられたんだと思います。
いいとこどりと言えばいいとこどりです。迷いと紙一重というご意見もごもっともだと思います。
Jackieさんを批判するのは簡単なんですが、ずっと英語にかかわってこられていろいろと試行錯誤されている過程があったわけで、素読についてももっと
知りたいというお気持ちはあるのではないかとお見受けしました。
「素読がついにわからない」ときめつけるの酷だと思います。それに皆さんを不安に陥れるおつもりもないように思います。
出かける前でまとまりのないことを書いてしまいましたが、Jackieさん、大風呂敷には食い付いていて下さい。
【15277】
書き忘れました。 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 5日(土)14時32分7秒
>>私は私、素読舎は素読舎。
柴田さんは柴田さん、
浜谷さんは浜谷さん、SBさんはSBさん、恋人ファンさんは恋人ファンさん、らくださんはらくださん、まつさんはまつさん、
>あなたはまたこの種の相対化が好きですね。過去を持ち出せば、過去ログにいくつでもみつかります。私にはどうでもいいことです。
こんな相対化でことが済むのなら、こんな掲示板など立ち上げておく理由は何もありません。
一番大事なことを書き忘れていました。
それぞれの違った意見、見解、想いを書くことで意見を戦わし、論じる。
各々が他の人の言葉によって、考えががわったりもするし、
融合できるところ、一致するところ、なるほどと納得するとこ。、
また、自分の中にどうしても譲れないところ、考えなどがあることを確認することができる。
各々の言葉、考えをひけらかすことで、論じ合うことでその中で培うものがある。
相対化というより、譲れるところは譲る、でもその中で譲れないこともあるということですす。みんなが根石さんがと同じになってしまったらつまらないし、根
石さんと違う考えがあってもいいわけです。
ちなみにわたしは
金子みすずの「みんなちがってみんないい」という詩は嫌いです。
だから根石さんがおっしゃる「この種の相対化が好きですね」というのは的が外れています。
だいたい個性重んじない学校、個性を否定する学校が
「みんなちがてみんないい」なんて詩を推奨し、
教科書にものっているなんて、へそで茶がわかせます。
個性なんて言葉をつかわなくても人それぞれ、どう逆さになっても違います。
違った意見の中で、
意見を戦わすことができたからこそ、この掲示板にはさまざまな人が集まってきたのだと思います。
根石さんの語学論、その言葉の切れと、深さ。
しかし各々が潜めているまだ「論」にはなっていない語学論を、さらし、討論するところ。
その討論の主を一手に引き受けてる、道場主の根石さん。
すごい執念と気力。体力。
大風呂敷という掲示板を続けている根石さんに
感謝だけでなく、敬意を払っています。
【15278】
ゆっくり母さん 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 5日(土)14時53分19秒
>人それぞれの道。
>そうなのかなあ・・・といつもこの手の言葉に引っかかる私。
「種が芽を出す時期」は人それぞれ・環境にも左右される。
ゆっくりかあさん
人それぞれの道・・というのは
これ、この掲示板にかかわっている英語に携わっている人の「意見、仕事」などについてのことですよ。
ゆっくりかあさんがおっしゃる、
子供の成長の
種を芽を出す時期とはまた別の話です。
【15279】
種と芽。 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 5日(土)15時25分16秒
>素読舎では解決済みだと何度言ってもわからないのなら、私には言うべきことはありません。話をしても無駄なのです。「
わかるわからないの問題ではありません。私は私がやったことを報告しただけです。
レッスンの報告をするために、私が実践したことを書いただけです。
>子供を私に預ける親に不安を与えるようなことを書いて、人の仕事を邪魔して何が面白いのか。
不安を与えるつもりでかいたのではありません。不安を与えることになるかと思い、実践をかくのも控えようかとおもいましたが、
根石さんからその後の報告もない、どうしたのだ?とのことで
このまま書かずにいて、去るわけにもいかない。だからそのまま書いたのです。
邪魔するつもりなど毛頭ありませんでした。
小学生を教えてみて、その吸収力と、知りたい欲求が、あったので、私はそうしたまでです。
私の場合、小学生なりの知的欲求にあわせ種に芽をださそうとするだろう。
、種のまま長く眠らすことができないだろう。
だとしたら、私が教えるとしたら、はやくないほうがいい。
早く芽をだしても、継続する動機がないのなら、枯らしてしまう可能性もある。枯らしたくない。種づくりは中学で本格的に英語を教えるその前の準備として、
小学校6年でいい。
私は私なりの結論にいたったまでです。
私の場合です。
素読舎は根石さんの語学論、力、そして根石さんの方法についていく生徒さんがいるのですから大丈夫でしょう。
書くことはなかったですが、実践報告をかくには書かなくてはいけなかったので。
それが、根石さんの仕事の邪魔をしてしまったのだったらすみません。
書くたびに邪魔をしてしまうことになるのなら、
どうやらやはりここから去るしかないようです。
【15280】
アホなので 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年12月 5日(土)16時37分11秒
jackieさんに伝わるようにかけないけれど、
私、jackieさんが素読舎のコーチになってくださればいいのにって、本気で願ってますよ。
現状では希望してもレッスン受けられるお子さんは少ないわけです。
英語のレベルも環境的にも最短コースにいらっしゃる方じゃないかって気がしていたので、そうなるといいなあ、って今も思います。
ここの魅力からは逃れられないんじゃないのかなあ。
今後口を慎みますので、再考ください。
たくさんの子供たちのために。
本物を守って、伝えていくことが偽物から子供たちを守る最良の手段になると思うんですよね。
ではでは。
ハンバーグ作ります♪
【15281】
Jackieさん 投稿者:吉 投稿日:2009年12月 5日(土)16時55分36秒
僕が以前ここを去った時、Jackieさんは僕のブログに
「絶対帰って来てよね!」と書き残してくださったのです。
僕は、あの一言をずっとありがたいと心にとめていました。
根石さんのところに戻ったのは、ある本がきっかけだったのですが、
根っこには、Jackieさんの「戻ってきてね」という言葉がいつも頭にあったのです。
だから戻れました。 Jackieさんには感謝しているのです。
Jackieさん、俺と英語やりませんか。
どえらく難しいやつをやりましょうよ。
「武士道」か「鈴木大拙 禅を語る」 とか、日本人の書いた英語をやりたいです。
難しいかわりに時間は短くていいです。 10分ぐらいでもいいです。
気の利いた会話も、解説も、一切やりません。 純粋な素読です。
根石さんから離れるのは賛成ですが、
僕が守りたいと思う語学論から去って欲しくはありません。
前にもここでJackieさんに聞いて、断られたけど、
言葉による理論から入るのではなく、実践を積み上げることで、
見えてくるものって必ずあります。
掲示板はお休みしていていいですから、、、、
考えてメールください。
【15282】
吉さん、Jackieさん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 5日(土)17時13分2秒
外が暗くなる頃には、きっと吉さんがJackieさんに何か書いて下さると思っていました。私はもう何も言うことはありません。
そうだ、大風呂敷はしばらく休まれて、吉さんと素読をなさるのもいいかもしれません。吉さん、私も先日、鈴木大拙の"Zen and Japanese
Cluture" を買いました。時間さえあれば私もご一緒させて頂きたいくらいです。
Jackieさんに、私も言います。
「絶対帰って来てよね!」
【15283】
噛み合わない 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 5日(土)19時01分38秒
「落とし前」というのは、自分のやり方を「報告」してくれたかどうかではない。
小学生に英語をやらせるなと何度も何度もこの掲示板に書いた当人が、自分では小学3年生にまで手を出していたということの「落とし前」をどうするんだと
いうことです。
これだけ話が噛み合わないのでは、討論の場所も糞もない。
【15284】
転んでわかったこと 投稿者:ももこ 投稿日:2009年12月 5日(土)20時47分26秒
みなさまこんばんは。お久しぶりです。流れぶったギリのももこ です^^;
昨日のレッスンで気づいたことがあり、掲示板に投稿します。
実は、昨日初めて、本の音読が素読テキストの進度を追い越しました。といっても半ページなんですが・・・・・。
半ページ進んだということはページの最初のほうは、レッスン済みの文章です。
サボリ癖のある私は忙しさにかまけて、予習が必要な段階・イントネーションの自己決定の段階にステップアップしたことに気づくわけも無いわけで・・・・。
ろくすっぽ練習もせずレッスンを受けたのです。
そうしたら、初見の文に来たら転ぶこと転ぶこと・・・・。
たとえて言うなら、
レッスンを始めた当初は補助輪つきの自転車をこげるようになってよろこんでいて
それに慣れたらなにも練習をせずに遊んでいるもんだから、もう大丈夫だと親が補助輪を片側はずされる。
でもそれに気づかず遊んでいたら、派手に転んだ
というような心境になりました。
もうとにかく、
自分の中で急いで意味をとり
区切る箇所を決め
文全体のイントネーションを決める
ということをあわててやりながら音読し、そしてなおされを繰り返し17分も音読に時間をかけてしまいました。(piggyさんすみません><)
でもこのレッスンのやさしいなぁと思ったところは、「そんなに転ぶならまたしばらく補助輪つけようね」となるところです。イントネーションの自己決定とい
う音声ファイルを聞くとわかるのですが、一定時間音読に時間がかかる(=修正箇所が多くなる)としばらく、素読テキストのみのレッスンになるのです。すご
い!!!転んでも転ばせておくだけじゃないんだ!!!と思いました。
でも、やっぱり先に進みたいですし、しっかり着実にレッスンをすすめているpiggyさんにはご迷惑をこれ以上かけられないなと思うので、イントネーショ
ンの自己決定ということをしっかり心に留めてレッスンの準備をしようとおもったのでした。
piggyさん見捨てないでくださいね〜(笑
追記:
素読舎のレッスンは
できないことがわかるよろこび
できないことができるようになることがわかるよろこび
今はできないけれど、できるようになる道のりがわかる安心感
があるなぁと感じています。
【15285】
根石さん 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 5日(土)21時31分32秒
>「落とし前」というのは、自分のやり方を「報告」してくれた かどうかではない。
小学生に英語をやらせるなと何度も何度もこの掲示板に書いた当人が、自分では小学3年生にまで手を出していたということの「落とし前」をどうするんだと
いうことです
従兄弟の子供を教えることになった経緯はこちらでも以前書いて根石さんもご存知のはずです。
>そもそも、自分が小学生の子供を持つ親類から英語を教えてくれと言われて、やらないとつっぱねることができず、どうすればいいのかなどと迷って、素読舎
を覗いた問題は、いったいどうなるのか。
そうです、叔母の熱意につっぱねられませんでした。
Naimaさんのことばを借りれば、
>Jackieさんは小学生の英語を見てくれと言われ、不承不承に受け入れられた。なんとか従来の英語指導ではなく、害のない形で...
と考えられたんだと思います。
小学生へのレッスンは
なんとか害のない形を・・と私なりに考えてのレッスンでした。
中学、ここでの英語はまた小学生とはちがう、英語の授業という、
やらなければならない必然がある。
中学2年生の子は4月より、週1時間。
最初のうちに中学1年の教科書の音読、活用しゃぶりつくし総復習をやり、
2年のテキストにはいり、いままでこちらでも書いてきた私なりの方法を総動員、
いうなれば、教科書をcultivate、耕したことになります。
中学1年の期末75点が、
中学2年1学期中間、期末が90〜95点。
点数より深いもの・・
点数ではなく、英語をわしづかみにする力、起こす力を引き出すようにしました。
が、点数という結果もでました。
もちろん彼女の力があってのことです。
これも一応報告しておきますね。
耕すといえば、根石さんは不耕起栽培をしてらっしゃいましたね。。
素読と通じることなのかな・・。
【15286】
Jackieさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月 5日(土)22時36分2秒
Naimaさんとの練習について、自分の語学論の貧しさを痛感
した後に、Jackieさんの「君の行く道は〜」という投稿を見て、あれえ、とちょっと拍子抜けしていました。こばたま騒動の時、最も早く反応したのは
Jackieさんだと根石さんは言ってました。一方、僕は自分のセンスのなさを暗に言われているような気がしていました。
Jackieさん、どうしたの?これじゃ僕のゆるさと同じじゃないですか。
>種づくりははやいほうがいいのか?
>中学で「正式」に英語がはじまる小学校6年からじゃ遅いのか?
ゆっくり母さんが書いていますが、種は作るものじゃない。
「種を蒔いてはいけない 種は種として持たせるだけ」
この言葉は、子どもを害から遠ざけるとともに、子どもを信頼しているところから出ている言葉だと思います。
制度とは無縁の言葉です。
「子どもを巻き込むな。」
素読なら、子どもは巻き込まれないですよ。
素読のことを、もっと考えてみれば、話は噛み合うと思うのですが。
【15289】
皆様 投稿者:吉 投稿日:2009年12月 5日(土)23時18分14秒
根石さん、村田さん、Jackieさん、皆様、お願いがあります。
相手の言葉が肚(はら)に落ちるまでには、時間がかかります。
一度、投稿の応酬を休止していただけないでしょうか。
素読の理念の根底に流れるものは、「人の理解するタイミングを尊重する」であるはずです。
Jackieさん、お願いがあります。
肚(はら)でゆったりと大きく呼吸をして、気持ちを落ち着かせてください。
肚で考えるようにすると気持ちが楽になります。
落ち着きましたら、私との英語にお付き合いください。
根石さん、お任せください。 お願いいたします。
【15290】
根石さん、村田さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 6日(日)00時21分43秒
受験勉強の為、晩酌は差し控えていたのですが、今夜は軽く熱燗 3合を飲みました。これくらいでは「ほろ酔い」の手前です。ふっふっ
今日、柳田国男の「遠野物語」と「海上の道」と「日本の伝説」を買いました。
【15291】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 6日(日)01時02分45秒
あんたは腸が強い。
俺はもう、かよわい男なので、養命酒飲みたいな。
【15292】
筋がいい 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 6日(日)01時11分28秒
と思ったが、柳田のものはあちこちの出版社が筋のいいところを 厳選して出してるような気がします。
昔、学生の頃、柳田を読むとすぐに眠れたのでした。だから、つまらねえことを書いているやつかなどと思ったのでした。つまらねえから眠れるのだと。柳田
は、北原白秋と同じように、童謡なんか作らせたら、抜群の才能があった人だと思います。しかし、日本の民俗学(民族学ではない)を作るために、あたら文学
の才能を、学問の方に費やした人でした。
柳田の視点を繰り込めていないガイド試験の問題集なんかは、やはり近代の日本の犯罪が作っている問題集です。おおいに問題があるという意味で、「問題」
集です。
いったんガイドの資格をとった人たちが、おい、ふざけんなよってことを遠慮せずどんどん言うのが大事だと思います。馬鹿どもがでかいつらをしている国で
すから。
期待しています。
【15294】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 6日(日)02時04分10秒
>Jackieさん、どうしたの?これじゃ僕のゆるさと同じ じゃないですか。
ふう。ゆるさは同じでも、Jackie さんは出るとこに出れば、めちゃくちゃ速いぜ。
あんたのハーレーなんか、アーレーだと思うぜ。
えっと、えっと、何を書こうとしていたんだっけか。
一度速くなっちゃった人には、、速さってのは業(ごう)なんだと。
村田君に言いたいのは、新戸倉温泉のゆるさから、一歩出ることだな。
Jackie さんにはゆるい時間は必要だろう。だからって、素読舎の掲示板に書くときは、それなりの心づもりをして書けよってことを言いたい。
村田君には、ゆるい時間だけ生きてやっていけると思ってんじゃねえよと言いたい。あんた、女房欲しければ、新戸倉温泉の湯気のあったかさに頼ってんじゃ
ねえよ。それはナカムラやイモジヤからすれば、別世界なんだ。
【15295】
根石さん 投稿者:吉 投稿日:2009年12月 6日(日)07時02分42秒
書かれていない言葉をしっかりと感じました。
ありがとうございます。
ももこさんの投稿は、とても良いものですね。(ももこさんありがとう)
今日もこれから出かけます。 深夜までパソコンにつながることができません。
【15298】
根石さん、村田先輩 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 6日(日)08時49分48秒
ガイドの邦文試験の地理の問題に、「遠野」や「曲り家」などの
キーワードをちりばめた文から県名と写真を「当てる」というようなものがあります。しかし、正解出来る人のほとんどが、過去問題でちょこちょこっと調べて
頭に入れている程度です。私もそうですが、柳田国男を読んで知っているという人はほとんどいないのではなかと思います。
2次試験で「河童とは何か」と聞かれ、「河童とは両生類のような想像上の生物で...」などと英語で説明するのも空しい。
いや英語どころではありませんね。日本語圏にいながら、私は厚みも深みもない日本語をべらべらとくっちゃべっていたんだと、根石さんのアドバイスが胸に
ずっしり来ました。
村田先輩、
>月曜日1:00〜2:00で了解です。あと1日…金曜日はどうでしょうか?
金曜日に来られている生徒さんが1人いますが、彼女は他の曜日でも大丈夫なので、変更可能か相談してまたお返事します。
私も「海上の道」から読み始める事にします。来年は英語のことは素読舎一筋、それ以外は日本語で日本の勉強をすることにします。
【15299】
ももこさん 投稿者:Piggy 投稿日:2009年12月 6日(日)11時35分24秒
ももこさん
前回のレッスンのことを書いてくださって、私にもとても参考になりました。前回は、ももこさんにとっても私にとっても、今までとは違う経験をした、という
意味で興味深いレッスンだったのですね。
私にとっての新しい経験は、こういうことです。
今までは、レッスンの時の技法グラウンドで同じ文章が何回も出てきて、しばらくして音読の範囲に含まれるようになると、ひとつながりの文章として、さした
苦労もなく読めるようになっていました。
今回はレッスンを追い越した範囲が音読に含まれていたので、回転読みで口になじませたのですが、これはレッスンの時の「いつのまにか口になじむ」という感
覚とはまた違って、おおげさな言い方かもしれませんが、わくわくしました。
最近、文法書の回転読みが新しいページに入れず、古いところの復習をほそぼそとやっている状態でしたが、新しい文章を激しく回転読みをする時のわくわくす
る感じを、今回の経験で思い出しました。技法グラウンドと(新しい文章の)回転読みと、両方ともそれぞれにおもしろいと思いました。
それでは今度の金曜日にまたスカイプでお会いできるのを楽しみにしています。
【15300】
反芻(丑年なもんで) 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 6日(日)12時26分33秒
「砂金を集めるには、金を含む砂を動かして集めるでしょうが、そのときどれほどの砂を動かしてどれほどの金が集まるかを考える必要があります。まったく金
の含まれていない川底の砂をいくら動かしても金は集まりません。金を含んでいる砂を動かすしかありません。金を含む砂を動かすとして、集まった金(感覚化
された文法)を眺めた後で、捨てなければならなかった砂の量を眺めれば、うんざりするほどの量であるはずです。馬鹿らしいほど砂の山が大きいのです。これ
が語学です。」...数日前の根石さんの投稿抜粋
わかっていたようで、わかっていませんでした。
【15301】
Naimaさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 6日(日)16時32分37秒
>まったく金の含まれていない川底の砂をいくら動かしても金は 集まりません。金を含んでいる砂を動かすしかありません。
で、村田君が Naima さんに勧めた abcd という教材は、Naima
さんにとって「金の含まれていない川底の砂」になってしまうということです。
8万行台は、以前やっていただいた「語数別分類」のデータを使わせてもらって作ってあるところです。語法問題1000とかいう本を語数別に分類したもの
を元にしてあります。
13万行台をやってもらうと、私の教材づくりの尻を叩いてもらえるとは思うのですが、あんまりせっぱつまってやり続ける気力がありませんので、
Naima さんには12万行あたりをやってもらって、じわじわと追い上げてもらうのがいいかとこちらの勝手な都合で考えています。
8万行台と12万行台をやることを幹にして、受験用の勉強は受験用の勉強で、幹から枝を生やすようにやって下さい。
【15302】
村田さん、piggyさん 投稿者:ももこ 投稿日:2009年12月 6日(日)17時08分8秒
村田さん
基本的に私の投稿した文章はHP転載OKです。特にNGと書かない場合はご自由にお使いいただければと思います。
お役にたてそうでうれしいです。
piggyさん
piggyさんも今回のレッスンで新しい経験をされたんですね。でも私が転んで怪我をするのとは対照的にワクワクするというのは、日ごろの練習の土台があ
るからなんでしょうね^^;
これからどんどん新しい文章に向かっていくということになるのですが、同志(という表現でいいのかしら?)がいると心強いです。
これからもよろしくお願いします。
【15303】
大風呂敷 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 6日(日)17時26分28秒
>Jackie さんにはゆるい時間は必要だろう。だからって、素読舎の掲示板に書くときは、それなりの心づもりをして書けよってことを言いたい。
>>結局、素読はわかることができなかっただけのことです。それなら、凝り固まっていればいいのです。
素読をわかりにここにきていたわけではありません。
素読・・そう。ここは素読舎の掲示板だけれど、
いろいろな英語周りの人があつまって、
英語に関して各自の理論や考え方、ひとりひとりがもつ語学論、
教え方や実践、アイデア、発音や音づくり、英語の学び方、
現状の学校教育や英会話教室の湯気に対する批判や考えetc..
おのおのが自分の風呂敷を広げ、闊達に討論する場所でした。
素読もまたそのなかのひとつの、"a".要素でありました、
これは根石さんの語学論のもとであり、
もちろん道場主は根石さんですが、いろんな人が、
喧々囂々、侃々諤々と語り合い、その中で発見していくこともおおかったわけです。
交流の掲示板でもありました。
素読がわからないから、おまえはだめなんだといわれても・・。
私にとって「素読」は唯一無二のものではありません。
俺の行ってることがわからないから、だめなんだ。俺の方法が一番なんだ。
、
この掲示板はもはや今は、反英語フリーク、大風呂敷ではなく、
素読舎の理念を伝える掲示板。素読舎塾生と応援団の素読実践報告の感想掲示板。
この掲示板を読む人に、素読を伝える伝道掲示板。
>素読舎の掲示板に書くときは、それなりの心づもりをして書けよってことを言いたい。
私の小さな風呂敷は広げる場所がなくなりました。
【15304】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 6日(日)20時04分19秒
自分が小学生を教えているくせに、この掲示板に「小学生を教え
るな」と書いたことの「落とし前」はどうするんだという問いにまともに答えもせず、自由な討論だなどとねぼけたことを言っている者がいるのですが、私が叩
きのめしていいでしょうか。
【15305】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 6日(日)22時01分29秒
吉さんのお返事を待つ前に横入りしてすみません。
根石さん、どうかやめて下さい。赤子の手をひねるような真似です。お願いします。
根石さんの語学論に太刀打ち出来るほどのものを持っている者はいないです。私たち、明後日なことを言ったり、詰めの甘い議論をふっかけたり、いろんな間違
いをやらかします。
「そうじゃないだろが」と落ち着いて諭すという術もあるのではないですか?
私は父に「口論しても追いつめてはいかん。逃げ道を残しておかんと」と良く言われたことを思い出します。語学論では一歩も譲れないということはわかりま
す。叩きのめしても帰って来るような人達だけしかここへは来られないんですか。その為の試練なんですか。
「落とし前」をつけろ、どうするんだ、と詰め寄られて、Jackieさんがどうすればいいんですか。
「申し訳ありませんでした。私が心得違いをしていました」と謝ればいいんですか。
吉さんにまかせておいて下さいませんか。
【15306】
Jackieさん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 6日(日)22時19分9秒
私にも責任があります。Jakieさんから語学論に関するメールを頂いた折、それは大風呂敷でやりましょうよ、と私が言ったことが原因です。
Jackieさんはまだ考えを練れていなかったので、大風呂敷に投稿されるのはためらわれておられました。小学生を素読舎にあずけておられるお母様方にも
根石さんにも迷惑がかかるとおっしゃってもいました。
根石さんの素読による英語指導法をもっと知りたいと思っておられたと思います。
私がJackieさんを焚き付けたようなものです。
私だけ安全圏にいてJackieさんをさらし者みたいにしてごめんなさい。
【15307】
Naimaさん 投稿者:Jackie 投稿日:2009年12月 6日(日)22時38分43秒
ガイド試験を終えられ、掲示板復帰でNaimaさんをお見かけして、おっ!うれしいな。
と、そうつい2、3日前ですが、
メールをいただいたときは、またNaima姉とお話ができるとうれしかったです。
Naimaさんとは、思えば・・長い付き合いですね〜。過去ログみると、楽しいです。
とくにNaimaさんのドイツ語体験記が印象に残っています。
>私がJackieさんを焚き付けたようなものです。
まったくそんなことはありません。
いつかはここにかかなければならなかったことです。
ただ、小学生と英語について、数ヶ月の間ですが、初めて小学生を教えてみて
「私が」感じたことを書くことは、もしや、順調にレッスンをすすめているお子さんたち、おかあさま方を惑わせてしまうか、水を差すことになるかもしれな
い。と躊躇はしました。
結果的にレッスン報告として書くこととなりました。
そのときでも「信念をもって、根石さんにお子さんをあずけてらっしゃるし、根石さんの教え方を信頼されてらしゃる」から、きっと私の言葉ごときで、ゆらぐ
ことはないだろうと、考え直したからでもあります。
【15309】
根石さん Jackieさん 投稿者:吉 投稿日:2009年12月 6日(日)23時40分40秒
11時ちょっと過ぎに戻りました。
> 私が叩きのめしていいでしょうか。
根石さん、私の気持ちを酌んで、私に断りをいれてくださったこと、大変うれしく思います。
ありがとうございます。 数年お待ちください。
Jackieさん
よほどぶつけたい気持ちがあるのだと思います。 ここが大好きなのですね。
しかし、先の投稿で、書きたい想いはすべて書きつくしたと思います。
まだ言いたいことがあるのならば、長野へ行って直接お話しをされるのが良いと思います。
「素読を理解してくれ」とは言いませんから、私との英語にお付き合いください。
【15310】
吉さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 6日(日)23時48分17秒
お帰りなさい。
根石さんの「たたきのめす」に過剰反応してあたふたしてしまいました。落ち着いて読めば根石さんは「私が叩きのめしていいでしょうか」と断りを入れておら
れましたね。
差し出がましいことをしました。申し訳ありませんでした。
【15315】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 7日(月)01時18分6秒
>「落とし前」をつけろ、どうするんだ、と詰め寄られて、 Jackieさんがどうすればいいんですか。
私には本当にわからないのです。自分が小学生を教えている人が、「小学生に英語を教えるな」と、この掲示板になぜ書けるのかが。
また、そういうことをやる人が、自分で自分に対して「落とし前」をつける必要を感じていないこと。蛙のつらにしょんべん状態でいられることが、どうして
もわからないのです。
こんなことは、語学論以前の問題です。
【15316】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 7日(月)02時11分52秒
過去ログ3500番台を読んで来たところです。私はしきりに根石さんとJackieさんに突っ込みを入れているところでした。実にお馬鹿で無神経な議論を
吹っかけています。
けれど根石さんもJackieさんもずっと辛抱強く相手をして下さって、私の薄かった脳味噌も最近ようやく煮詰まって来ています。三単元の"s"のことな
ど、その頃からグズグズと愚痴っていて、まったく進歩してないし。
「素読のこともろくに知らんくせに、どういう神経しとるんじゃ、このおババ」と叩きのめされても仕方ないようなタワケでした。
吉さんが数年待ってとおっしゃった。
落とし前は、数年後でもいいですよね
【15317】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月 7日(月)04時06分55秒
>落とし前は、数年後でもいいですよね
いいです。
私の死後でもいいです。
【15318】
Naimaさんへ 投稿者:吉 投稿日:2009年12月 7日(月)07時10分37秒
> 私の薄かった脳味噌も最近ようやく煮詰まって来ています。
> 三単元の"s"のことなど、その頃からグズグズと愚痴っていて、まったく進歩してないし。
「教えない」「今はわからなくていい」を根底にする素読ですが、
その「素読」を理解するまでの時間も許容できるのが、やはり「素読」の根底にあるものだと思っています。
人の理解はどのタイミングで訪れるかなんてわかりませんからね。 (私の今の理解も「とりあえず」の理解です。)
どこまで行っても、「理解は後からついといで」という考えが有効だと思っているのです。
理解は後でいい、しかし、行動ならすぐに起こせます。
Naimaさん、村田さんとの手合わせの日をまたず、口を動かして(行動して)ください。
少量の英語でいいですから、意識してコツコツと、、、。
Naimaさんの英語は、かなり長い間野ざらしにされたのだと想像します。
英語の本を読んで(多読で)オイルを注し続けておられていたならば、
錆落としも楽にいくと思いますが、そういうこともされていなかったのなら、
無心になって口を動かすのがよろしいでしょう。
「日本人の英語でやってくれ」「日本人の英語を死なせないでくれ」というのが、
根石さんの想いなんだと思います。 私も同じ気持ちです。
だってもったいないじゃん、Naimaさんの英語が死んじゃうの!
Naimaさんの復帰、うれしく思います。
机上の英語をおろそかにしないという状況を確保されましたら、
どんどんネイティブの彼氏をみつけて、実際に英語を使ってください。
想像ですが、今のNaimaさんに有効なのは、「英語で会話」だと思っています。
「英語で会話」をすることで、脳みそに汗を大量にかくことが必要なのだと思っています。
【15319】
吉さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月 7日(月)08時59分12秒
おはようございます。お世話になります。
>Naimaさんの英語は、かなり長い間野ざらしにされたのだと想像します。
吉さんとの「茶の本」の素読を辞めたのが2006年9月末だったと記憶しています。3年3ヶ月ですね....
>どんどんネイティブの彼氏をみつけて、実際に英語を使ってください。
親友のアメリカ人のお爺ぃがハンブルクにいます。彼もスカイプを導入しているとのことで、これからはメールではなく電話で話すことにしましょか。いやぁ、
これはまだしんどいなぁ。
ともあれ吉さんはじめ、皆さん、よろしくお願い致します。
【15342】
イメージ受肉教材 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月10日(木)18時08分13秒
村田さんに送って頂いたイメージ受肉教材を読んでみました。ちょっとびっくりしました。「ちょっと」でご容赦下さい。将来「ものすご〜く」びっくりするだ
ろう時の為に、控え目に書いております。
以前ゴースト文法解析テキストを頂いたのですが、その意図するところを十分理解しないままに来てしまっていたように思います。文法解析や和文は「すでにわ
かっていること」としてすっ飛ばしておりました。ゴーストのシナリオによるレッスンもそうです。イメージすることに対する切実さも感じずにおりました。猫
に小判とはこのことです。
今回840番から930番の教材を送って頂き、初心に戻るつもりで説明文も飛ばさずに読んでみたところ、ああそうだったのかと、やっと「イメージ受肉」と
わざわざ銘打ってある理由に気がつきました。
840 汚染はほとんど手がつけられないほど広がってしまった。
まず日本語で「手の施し様もないほど広範囲に汚染されてしまった」というイメージが掴めます。和訳文が与えられることで、生徒が英文を逐語訳するのを防
ぎ、次の英文"Pollution has reached such proportions that we are barely able
to cope with it"をイメージで捕える助けになります。私には和訳文が先に出してあるのがミソのように思えます。
reach, proportion, barely
などの単語について豊富な用例をセンテンスで示されていて、文脈の中で単語を理解することで語感やイメージが育ちます。
そして最後にもう一度、和訳文と基本の英文とで締めくくってあるので、イメージを得た状態でもう一度基本文を身体に入れることになります。
この考え抜かれた用例集に音作りと素読も伴うわけですから、これはどこを探してもないほど分厚く手厚いテキストです。「イメージ受肉教材」をやってれば確
実に力がつくのも道理です。
「どうして英語がしゃべれるようになったのか」と根石さんに聞かれたことがあります。私は考えてみたこともなかったので、自分がやってきた勉強法を思いつ
くままにお話したように記憶しています。その時、根石さんは「辞書の用例を沢山読んでいたことが助けになったのではないか」とおっしゃったように思いま
す。
「イメージ受肉教材」を読んでいて思い出しました。
【15343】
冷や汗 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月10日(木)19時27分26秒
わかりきった事を書いて恥さらしてしまいました。
すみません。
【15344】
恥の上塗り 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月10日(木)20時57分26秒
中学の英語教科書をテキストに使う時、訳文を先渡ししてしまう
と柴田さんだったか根石さんだったかがおっしゃっていましたが、なるほどそういうことだったのか...
しばらく穴に入って反省しときます。m(__)m
【15345】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月10日(木)22時34分12秒
>逐語訳するのを防ぎ
逐語訳は防ぎたいですが、多分、あのテキストでも防げません。
防ぐとしたら、理論あるのみです。
理論ていうか、うまい言葉を思いつくかどうかです。
逐語訳は駄目。
逐語イメージをやらないと。
日本語のシンタックスを押しまくって、SVOシンタックスを身体で成り立たせるのは、イメージだと思います。イメージの確かさだけがそれをすると思いま
す。
「磁場」では、それが外からの力で起こるのです。
日本在住のまま、机上の練習では、その「外からの力」がないのです。
たったそれだけのことです。
それからまた、Naima さんは、英語を離れてはいけない人です。
簡単に離れず、でかい最後っ屁ってテもありますのです。
ほんとに英語って馬鹿らしくなりますわ。これが語学でなかったら。
【15346】
遠回りとか近道の話 投稿者:吉 投稿日:2009年12月10日(木)23時53分38秒
Naimaさん
数日前の投稿だったのですが、ちょっと下の部分に反応させてくださいね。
コメントが集中しちゃいますが、書かせてください。 ゴメンナサイ。 <(_ _)>
> その感覚が掴めるまでどれだけ時間と労力を費やしたと思てんねん、
ここでNaimaさんが書いていたことは、「私は遠回りした」と言うことだと
思いますが、遠回りした道のりで、沢山のお宝をみつけたり、拾い物も沢山
されていると思います。 近道では見落とされがちのものを、沢山見つけて
いると思います。
そこを棚に上げて怒られても、僕は困ってしまうのでした。 (冠詞につい
ては後日書きますね。) 「遠回り」は、タオの「無用の用」だと思います。
僕は1度ここを離れて、根石さん風に言わせれば「いそがばマワレ」をやり
ました。 回り道したからこそ、大きな「気づき」がおこることもあります。
ですよね?
> 私を英語圏に住まわせて見ろっ! どんな風に充電が起こるのか体験さ
> せてくれぃっ、
根石さんの書いた「外からの力」が、すべてを語ってしまうのですが、
ちょっと根石さんと違ったアプローチで書いてみます。
英語が生活言語の場所に入ると、生きた例文に沢山ふれるチャンスがありま
すし、机上で学んだ例文をすぐに使って試すチャンスもあります。
日本で入力した英語に(机上の学習で獲得した英語に)、命が吹き込まれます。
ドイツなどに行かれたことのあるNaimaさんですから、わかってらっしゃる
と思いますが、他の方のためになるかもしれないので書かせてください。
英語磁場に渡ると、生活の場が、その場での(英語の)理解を求めます。
生きるために必要なので、英語の獲得はもっと切実なものとなります。
留学すると自動的に喋れるようになる、楽に英語を獲得できると、
勘違いしている人が多いのですが、そうではありません。 ほんと、このよ
うに思われるのは困ります。 生きるためのプレッシャーが、英語の学習を
本人に強制してくれると言って良いと思います。 必然的に、死ぬ気になっ
て英語を勉強しようという気持ちをおこさせてくれるのです。 場が、、。
しかし、やるべきことには、変わりはないのです。
磁場の方が、勉強面ではもっとシビアになるかもしれません。
どんなに英語を学んでも、どんなに単語を覚えても、「底なし」である
ことには、磁場でも机上でも変わらないのですが、
机上の英語を素読でやる場合、「今はわからなくてもいい」と気持ちを
素読に助けてもらえることがありますね。
しかし、そういった甘さが、生活の中で使っている英語にはあまりありません。
大学なんて場で、まともに現地の学生と張り合おうと思ったらなおさらです。
英語のテキストが読めなくて、泣いた夜もありました。 やってもやっても
ちっともページが進まないのです。 しかも、それだけやったのに「英語は
どこまで行っても、わかってあたりまえ」の世界です。
辞書をベッドの中で抱えて、「明日の朝には、ここに書かれている意味が全部
わかっていますように」、「明日は、教授が話していることをスラスラ理解
できますように」と、お祈りして寝る日が続きます。
ああ、、今の英語力をもって学生に戻りたい。 ><
【15347】
吉さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月11日(金)02時14分52秒
私は決して遠回りをしたとは思っていないんです。自分を褒めてやりたいです。偉かったと思います(笑)。英語圏に行かずとも、これくらいの英語は出来るよ
うになるんだ、と胸を張りたい気持ちもあります。
おっしゃるとおり思いがけず拾ったものや勝ち取ったものも沢山あります。英語学校の講師としては出来のいい方でもありました。怪我の功名ですね。根石さん
にイチャモンをつけながらも素読舎の真髄みたいなものを嗅ぎ取っていたのもその御陰だと思っています。
もし今の私が今まで机上で培った英語力を持って英語圏で生活出来たら、空っぽの電池が次から次へと充電されて行くんやろなぁ、その感じというのはどんなだ
ろうかと、素読舎と出逢ってからずっと思っていました。1週間やそこいらの旅行の機会ならあるでしょうが、どっぷりと磁場に浸るような機会が訪れる日は多
分死ぬまであるまいと思います。磁場経験のない英語の空しさと言ったらありません。
「急がば回れ」ということですが、私は急いでもいなかったし回り道をしたと言う気持ちもないです。無駄をするのも勉強だってこともわかります。絵付けの勉
強なんてその最たるもんです。いろんなレベルの先生に習って時間と授業料を費やし、もたもたした絵を散々書き散し高価な白磁を無駄にした上でなければ、い
い絵付けといいマイスターに巡り逢えないです。出逢ったところでそのマイスターの素晴らしさは到底わからないでしょう。
ドイツ圏に住み毎日ドイツ語学校へ通って勉強していても、ドイツ語修得は容易な事ではありませんでした。きつかったです。市場では英語など通用しないし、
水道管が壊れていても職人さん達は英語が話せないので、必死さはありました。それが学習の助けにはなりました。
ただ...
もう何度も書いて来たので、またか、と思われるかも知れませんが、磁場で得たドイツ語は五感で感じることが出来ます。しょぼいなりに、です。英語よりも
使っていて実感がある。英語の"bread"だと、日本のパンを連想するかアメリカのホテルで食べたパンを思い出すかが関の山ですが、ドイツ語で
"Brot"と言うと、あのしっかりとした風味豊なドイツパンを思い出し、ドイツパンを五感で感じています。清潔で活気のあるパン屋の雰囲気、店員が「丸
ごと? 半分に切る?」という言い方、それを袋に入れ袋の口を中に折込むようにして閉じるやり方、香り、町並み、"Brot"にまつわるエピソードにこと
欠きません。
私は"shit"は言わない方がいいと学習したので使いはしませんが、言えと言われれば平気で言えます。けれどドイツ語の"Scheisse(=糞...
スペルに自信ないです)"は言えません。ここに書いてしまいましたけど。この言葉には羞恥心が伴います。初級クラスを落第したドイツ語の方が実感があるん
です。
磁場で獲得した語感というものは、机上の学習を死ぬ程積んでも得られることはありません。そりゃもう切ないです。こんなもん、もう辞めや、辞めやっ、と思
うことも度々あります。英語の基礎もしっかりしていない人達が英語圏に語学留学すると聞くと、嫉妬に狂います。ほんま。私を行かせてくれっ。私の英語がど
う変わるか体験させてくれっ。
ひたすら机上で獲得した私の英語は、机上で獲得した英語を持って英語圏に渡った吉さんと私の英語では、その重さがアルミ箔と水銀ほど違います。
アメリカの大学は膨大な書物や資料を読ませると聞いたことがあります。大変なことであったろうというのは想像に難くありません。ヘラヘラとドイツ語学校初
級クラスに通っていた私でさえチック症状が出ましたから。
吉さんのお気持ちを害してしまいました。もうしわけありませんでした。吉さんのおっしゃっていることはしっかり受け止め胆に命じておきます。
それでも私は、なんか悔しい。
私を英語圏に住まわせて見ろっ! どんな風に充電が起こるのか体験させてくれぃっ、
と世界の中心で叫びたい
イメージ受肉教材を命綱にして滑落しないようにしっかりやります。よろしくお願い致します。
【15348】
すみませんでした 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月11日(金)02時29分22秒
穴に入って反省するって言ったところでした。
【15349】
日本人の英語 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月11日(金)03時39分21秒
というか、日本人としての英語。また明け方近くに1人でくっちゃべってます。いろいろな思いが押し寄せて来て寝られないです。
根石さん、もし合格したとしても、出不精で一人歩きが好きな私が通訳ガイドに向いているとはとても思えないんですが、日本人としての英語を鍛え上げるには
いい土俵かもしれません。蝉の抜け殻みたいな私の英語に命を吹き込むにはいい仕事ですね。片手に柳田国男、片手にイメージ受肉教材でやって行こうと思いま
す。
歩きながら英語で話していると、難しいことをしゃべらねばならない時には立ち止まってしまいます。ガイドがたびたび立ち止まってツアーが進まない、なんて
なことになりそうです。ガイド、トイレ近いし...
>ほんとに英語って馬鹿らしくなりますわ。これが語学でなかったら。
そうですね。
【15352】
Naimaさんへ 投稿者:吉 投稿日:2009年12月11日(金)21時53分39秒
丁寧に気持ちを書いて見せてくださってありがとうございました。
先日の書き込みでは、Naimaさんのそのへんの詳しい気持ちといいますか、
本意にするところがよく見えないまま、お気持ちを急に見せられてビックリしてしまったのです。
僕は、根石さんの文章をよく読めないという人達に、面白さを伝えたいという気持ちをもっています。
数日前の僕の「a god」の「補足説明文」では、「神」という概念についての考え方の違いや、
冠詞の知識が乏しい人に向けて、「なるべく説明をしないように伝える」という気持ちを込めて書きました。
「難しい」と言う人に、根石さんの文章のもう一歩深いところを読んでもらえたらと思っています。
一応お伝えしておきますが、この前のは、そういう私の気持ちが隠れている投稿文です。
ただ、あのタイミングでのあの時の僕の書き込みは、冠詞をはじめ、
その他のことで悩んでいる様子だったNaimaさんの気持ちを、
イライラさせてしまったかもしれません。 こちらこそごめんなさい。
Naimaさん、夜遅くの時間まで使って、丁寧に書いてくださってありがとうございました。
今回の僕達のやりとりは、「机上でやってきた人」と「磁場帰り」の想いを、
両方の違った視点からみせるいい機会になったと思っています。
これから「冠詞」について書いてみますね。 僕も自由に使えずイライラするんですよ。
いまだに苦労しています。 冠詞を感覚レベルであつかえるようになったら、
僕の日本語は壊れているかもしれませんと、ずい分前に大風呂敷に書いたことがあります。
あと、話しは変わりますが、根石さんの「遊郭論」を再読して面白いと思いました。
その辺のことも何か思いついたら書きたいと思います。 (→ 根石さん)
【15353】
吉さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月11日(金)22時43分16秒
あの手の「怒りながら笑う」会話って大阪出身者同士では普通なのですが、奥様はびっくりされるかもしれないなぁ、と流石の私も反省しました。反省してるな
ら書くんじゃないよっと、また反省していますが。吉さんをもびっくりさせてしまいましたね。ごめんなさい。
磁場なし学習者の悲痛な叫びです。吉さんに個人的な恨みはありません。申し訳ありません。
吉さんはいつもどなたにも判り易いように優しい言葉で説明しようと尽力なさってますね。先日の "a god"
についての補足説明もそういう意図で書かれたことも承知しています。
吉さんは素読舎のコーチとしてだけでなく、広報係としてどなたにも読み易くわかりやすい文章を心がけておられます。大風呂敷の読者も増えているのではない
でしょうか。振り返って自分の文章を読み返すと、句点が少なくて、文章が長くて、執拗で、突然激昂して見せたりして、つくづくネット向きではないなあと思
います。
もし今の私が素読舎に僅かながらでも貢献出来ることがあるとすれば、磁場なし上級者が英語修得に四苦八苦する姿を、包み隠さず皆さんに見て頂くことではな
いでしょうか。今回の面接試験の受験報告では、英語のメインテナンスを怠るとツケがまわるってことも、きちんとお披露目(笑)しました。
>今回の僕達のやりとりは、「机上でやってきた人」と「磁場帰り」の想いを、両方の違った視点からみせるいい機会になったと思っています。
ああ、ほんとそうですね。ほんとにそうだ。わあ、いい結果になってよかったです。ありがとうございます。
ともあれ、以後言葉には気をつけます。
と言いながら多分、これからもあんな調子だと思います。どうぞなが〜い目で見てやって下さい。
【15354】
今日はありがとうございました。 投稿者:ももこ 投稿日:2009年12月12日(土)02時49分48秒
根石さん、村田さん、江戸の母さん、吉さん
今日は遅くまでありがとうございました。
江戸の母さんと私の夫が同い年で親近感がわきました^^
いろんな話を伺い、まずはとにかく地に足をつけて、「書きながら思う」をやろうと思います。やっぱり私は英語を甘く見てたんだと思います。どこか抜け道が
あったら迷わずそちらを選んで結局回り道してしまうタイプの人間なので・・・^^;
理論がないとやらないというお話も、「方法がわかってやれば身につくならいいか」と思っている部分があった甘ったれな私は理論を知るということでやる気が
起こるということも知り、今まで以上に理論も理解したいと思いました。でも自分の中に落とし込むにはとっても時間がかかりそうですが・・・・。
素読舎で英語だめだったら英語は諦めるというくらいの気持ちでこれからもやっていこうと思います。
追記:
今教わったことを確認しようと書きながら思うをやり(これはこういうことだなという確認だけ)、ためしに切断読みをやってみました。切断読みもこうやるん
だというヒントをもらったのでやってみたのですが、ものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜く遅くないとイメージがこぼれ落ちます。うわぁ・・・・・だめだこりゃ。と
思うと同時に「これをつぶしていけばいいのか」とやる気になりました。
もうだいぶ素読舎にはお世話になっているのに、出来のわるい生徒で申し訳ありません<(_ _)>
【15356】
議事録 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月13日(日)03時24分59秒
素読舎応援団会議に参加していただいたみなさま、どうもありが とうございました。
ももこさん、早速のレポートありがとうございます。
今回参加した人は、身になることがたくさんあったんではないでしょうか。
来週も多くの人の参加をお待ちしています。
ゆっくり母さん、来週はぜひ参加してくださいね。
==========================================
・ホームページに新しく追加した項目について議論
『素読舎の方法』といいう項目を追加して、まず「技法グランド」、「あいうえおフォニックス」についての説明を掲載したが、根石さんから、塾で扱えるこ
とと塾で扱えないことをすべて含んで全部素読舎の方法である、というコメントがあり、そこから語学論が展開していきました。
以下は、『素読舎の方法』というホームページの1項目のみならず、生徒が語学をやる上で必要なこととその位置づけについて根石さんが話したことをまとめ
ました。
==========================================
I.「音の一連の型」の成立 (音についてのこと)
・音がまずまずつながることが大前提
・「技法グラウンド」「回転読み」はここに含まれるもの
・「回転読み」
音に気を遣わないで徐々にスピードをあげていくこと。
イメージが動くスピードで徐々にスピードをあげていく。
なるべく日本語を排除してイメージ化するのだが、日本語が混じってもいい。
イメージするにあたって、たとえ間違っていても、イメージを射ぬこうとしていさえいれば、それはいい。
何百回と言ううちに何が変わるか → イメージの流れの通路ができる。イメージの流れの速度が違ってくる。
・「空念仏」をもたらす危険は十分あることを知ること。
II.「言いながら書きながら思う」 (意味についてのこと)
・「言いながら書きながら思う」では、「思う」が一番の眼目。
・「電圧装置」はここに含まれるもの
・「電圧装置」の位置づけ → 「言いながら書きながら思う」の保存方法であり、保存の質の確認方法。
瞬間的にイメージが成り立つかどうか。
音・つづりは瞬間的なイメージを結ぶきっかけとなる記号にすぎない。
III.「切断読み」以降の課程 (まだ名前はない)
・I.「音の一連の型の成立」もII.「言いながら書きながら思う」も「切断読み」への準備。
・「切断読み」では、イメージが動くということを確認しながらスピードをもとに戻す。
・「切断読み」は遅読法。
・逐語訳ではない。一語一語をイメージに変えていく。
・「回転読み」が完成している文ならば、いくらでもぶったぎっていい。
・「回転読み」ができていなければ、普通のスピードに戻していくことができない。
・イメージの強度をつくる・イメージの強度にかかわる課程。
・シンタックスの獲得課程は「切断読み」の課程。
==========================================
その他
・素読舎には英会話学校に何十万と注ぎ込んだ人がやってくる。
・ネイティヴのしゃべりはネイティヴの癖である。そんなものを信仰することはない。
・ネイティヴの癖は真似するものではなく、常に媒介し、参照するべきなにものか。
・ネイティヴを媒介にするレベルに持って行けたら、ネイティヴを媒介にするのは一向に構わない。
【15360】
Tさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時00分41秒
Tさんも初めての自立練習ですね。
親子ではやりにくいかもしれませんが、やってみて下さい。
どうも具合がよくない場合は言って下さい。
お父さん、息子さんそれぞれに相棒を探すことを始めますので。
親子でやれれば、それであんまり波瀾万丈にならなければ、親子でやれることだとも思います。
そういう親子がたくさんできると、日本人の英語ってものが根を生やす場所ができていくのだと思います。
【15362】
ももこさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時14分41秒
>ためしに切断読みをやってみました。切断読みもこうやるんだというヒントをもらったのでやってみたのですが、ものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜く遅くないとイ
メージがこぼれ落ちます。うわぁ・・・・・だめだこりゃ。と思うと同時に「これをつぶしていけばいいのか」とやる気になりました。
ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく遅くても大丈夫です。イメー
ジがこぼれ落ちないようにやってくれれば、自然に速くなっていきます。
イメージが動くスピードに合わせて音にするという原則を踏み外さなければ、必ず上達します。
ももこさんは出来の悪い生徒ではありません。誰でも、「切断読み」がやれるようになるまでは、これまでももこさんがたどったところをたどります。
【15363】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時19分38秒
>もし今の私が素読舎に僅かながらでも貢献出来ることがあるとすれば、磁場なし上級者が英語修得に四苦八苦する姿を、包み隠さず皆さんに見て頂くことでは
ないでしょうか。今回の面接試験の受験報告では、英語のメインテナンスを怠るとツケがまわるってことも、きちんとお披露目(笑)しました。
ありがとうございます。上級者の四苦八苦を、たいがいの二流・三流の上級者はさらすことができないのです。それをさらしてようやくいっぱしの上級者じゃ
んかと思います。
世の中の上級者なんてものは、たいてい根性が狭いのです。
【15364】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時22分47秒
>数日前の僕の「a
god」の「補足説明文」では、「神」という概念についての考え方の違いや、冠詞の知識が乏しい人に向けて、「なるべく説明をしないように伝える」という
気持ちを込めて書きました。
ありがとうございました。だけど、吉さんは「(笑)」の使い方がまだわかってねえなと思いました。あんな話で笑えるやつはいない。
【15366】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時33分31秒
>片手に柳田国男、片手にイメージ受肉教材でやって行こうと思います。
私の言葉で書き直させていただきますが、片手に民俗学、片手に「英語(力)の維持・継続」が可能な練習でやっていって下さい。
それをやるときに、私の教材を使っていただくのは歓迎です。
【15367】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時45分17秒
>英語の基礎もしっかりしていない人達が英語圏に語学留学すると聞くと、嫉妬に狂います。ほんま。私を行かせてくれっ。私の英語がどう変わるか体験させて
くれっ。
ここんところをよく考えてもらうといいと思います。
この心情は Naima
さんにおいて真情だが、私は一度も嫉妬に狂ったことがありません。あいつらの持ち帰るものも知れてるわとは思ったことがあります。
彼らは日本在住のままの英語がどういうものかは確実にわからなくなるのです。
日本在住のままの学習法がわからなくなるのだと言っても同じです。
そんな者ばかりです。ただ単にぺらぺらやってるだけです。言ってることを聞いてると、こっちが恥ずかしくなるほどの低レベル。馬鹿丸出しとはよく言った
ものです。
語学論を持っていないと、「磁場」では、ほぼ百パーセント、「馬鹿の一丁あがり」が起こるだけです。そんなものに嫉妬する必要はまるでないのです。
語学の宝は、スキルじゃありません。スキルはできなきゃ困りますが、眼目はスキルじゃありません。語学の宝は、練習の筋道の自覚です。
スキルだけ欲しければ、そりゃ「磁場」に渡るに勝るものはありません。だけど、Naima さん、本当にそんなスキルなんてものが欲しいんですか。
【15368】
かたさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)00時57分55秒
>進展度(説明部分を含めた総行数): 63行 (99644-99707)
だいぶおじさんにしごかれてますね。大学に入って、音に変な癖がついたと思います。それがおじさんは気になって仕方がないのだと思います。ちゃんと辞書
をひかないと私が文句を言ったことがありましたが、そのことを違う言い方でおじさんも言っているのだと思います。正々堂々と、間違ったアクセントで読むと
おじさんが文句を言っていました。根石さんのレッスンて、こんな程度のものなんかと思ったそうです。
辞書をひけよ。辞書をひいてまともな音を作れるようになれよ。「自立練習のみ=無料課程」に入ってはもらっていますが、まだ私は、文句を言う必要がある
ようです。
おじさんよりもあんたの方が素読舎では古参なんだよ。新参者に馬鹿にされたくねえよ、俺は。
かたさんや、あんたのかたにかかっているものがあるんだって自覚を持ってくれよ。
信州大学教育学部ナンバーワンで油断すんなよ。
辞書ひけ。
【15378】
「方法」・素読用、書き直し 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月14日(月)15時56分48秒
09/11/15,09/12/14,
1.
文全体をつなげて読めるようにする。(文全体の音の一連の型)
2.
個々の音を正す。(あいうえおフォニックス・発音15のポイント参照)
3.
塾の練習、スカイプでのレッスンでは、コーチがいるので、個々の音を正すのはコーチにまかせておいてよい。
4.
「連続性」と「個々の音」を両立させる。
5.
「個々の音」と「連続性」では、「連続性」が優先されていいが、最後には両立させる。
6.
「個々の音」と「連続性」の二律背反。その克服。どちらか一方を大事にすると、もう一方がおろそかになりがち。→ 両立させる。
7.
「連続性」と「個々の音」のどちらかを先に完成させるなら、「連続性」が先。
8.
「個々の音」と「連続性」を両立させるコツ。「よりなめらかに、よりはっきりと」
(註)この両立が成り立っているものが「回転読み」
9.
個々の単語の読みを組み合わせたり、組み立てたりして文の読みが成立するのではない。最初に、音の連続性としての文がある。(ここがわからないのが、近代
的錯誤)
(註)最初に「文全体の音の一連の型」を作らないと、身体化されていない(外在の)シンタックスに至る経路を断ちきることになる。
(註)イメージが継起する順序が、外在のシンタックスが半身体化された領域にまで導く。語学がやれるのはそこまで。身体化の残りの半身は、「磁場」におい
て生じるだけ。
(註)「文全体の音の一連の型」を丸呑みせず、部品を組み立てることによって、全体に至るということを繰り返した場合、「しゃべる・聞く」の初歩に至るま
でに数百年はかかる。
10.
語学では、音とイメージは放っておけばいつまでも分離している。というより、当初、音と合体させるべきイメージは存在しない。
11.
音の完成=「回転読み」ができる。
12.
コーチが一度読み、生徒が5回(以上)繰り返し読む=「技法グラウンド」
13.
「技法グラウンド」は「回転読み」への導入部分。
14.
「回転読み」。文のしっぽと頭をくっつけ、一息で何度でも繰り返す読み方。
15.
「技法グラウンド」はコーチ付きの方法。レッスンの方法であり、独学の方法ではない。
(註)コーチは「技法グラウンド」によって、「回転読み」の手前までは連れていくことができる。
16.
「回転読み」は独学の方法。
17.
「回転読み」の最大の敵は空念仏的繰り返し。
18.
「回転読み」の完成形と空念仏的繰り返しは酷似する。気を抜いて「回転読み」をやれば、空念仏的繰り返しに簡単におちいる。
19.
「回転読み」ができても、イメージがともなうとは限らない。
(註)「回転読み」の本質は、空しく激しい連続性。
20.
短い文ほど、「回転読み」にイメージがともないやすい。
21.
英語と日本語では文構造が異なるので、イメージがともなわない文は「切断読み」に持ち込む。
22.
イメージが確実なものであれば、「切断読み」で日本語の文構造を逆流させることが成り立つ。日本語の文構造の逆流が生じなければ、英語の文構造は身体に根
付くことはない。
23.
「回転読み」の連続性を壊すための方法=「切断読み」。
24.
「技法グラウンド」で得たイントネーション、発音を「回転読み」に持ち込むのに慣れれば、初出の文を最初から「回転読み」で扱うことができるようになる。
25.
「回転読み」の完成までは、単に音だけを扱うので構わない。
26.
「切断読み」で、「回転読み」の「連続性」をわざわざ壊すのは、個々の単語にイメージを込め、さらに、イメージが生起する速度で音を発すること。(「音」
と「声」の中間物)
(註)個々の単語にイメージを込める(単語とイメージを一体のものとする)ことによって、句や節をあるいは文丸ごとを単位とするイメージを成り立たせる。
決まり文句以外は、この経路を辿るのがいい。要点は、「瞬間化」にある。
27.
個々の単語にイメージを込めるためには、すでに意識にイメージが存在しなければならない。
28.
語学では、当初、音と合体させるべきイメージが存在しないから、存在しないものを存在させなければならない。
29.
存在しないイメージを存在させる方法=「言いながら書きながら思う」
30.
「言いながら書きながら思う」は、「回転読み」の前にやるのでも後にやるのでも構わない。(イメージを作る作業は、音を作る作業とは別の流れ)
31.
「回転読み」を完成させた後では、「言いながら書きながら思う」のうち、特に、「書きながら思う」を大事にして練習する。
32.
「言いながら書きながら思う」あるいは「書きながら思う」の「思う」とは、「こんな感じ、こういうこと」と思うこと。「こんな感じ・こういうこと」をめが
けて、強く念じること。
33.
「回転読み」のなめらかさは、「こんな感じ・こういうこと」(イメージ)が文構造の中に流れるためのパイプになる。
(註)文がなめらかにつながらない読みは、パイプの接続部分が弱いとか、パイプに罅が入っているとか、パイプの中に気泡があるとかの状態になる。後に、イ
メージを流すときに障害になる。
34.ネイティヴ言語では、文全体で一つのイメージになっていることが多いが、語学は、個々の単語のイメージを文構造の中に流すことで、「文全体で一つの
イメージ」に到達する。
(註)これを大いに後押しするのが、「(英語)磁場における生活体験や仕事の体験」。
(註)イメージの確かさが、意識をネイティブ言語とは異質な文のシンタックスに組み替える。
(註)逆過程はあり得るが、それは語学の場面ではなく、「磁場」におけるネイティヴ言語の獲得である。語学では、全体と部分を「外からの力」によって同時
に成立させる力は働かない。それに近い力は、語学における「イメージと音の緩急の自在さ」による以外にはない。
(註)緩急の質の違いは、「技法グラウンド」と「回転読み」の間にもある。
(註)「回転読み」以後、緩急の「緩」を、じっくりと行うのが、イメージと音、イメージと文字を合体させる「切断読み」。それぞれの合体の質がよければ、
意識の動きの速度(イメージ生起の速度)に従って、徐々に「急」に持ち込む。「切断読み」から「連続読み(緩急自在)」へ。
(註)(イメージを「流す」ということから、「パイプ」の喩えが必要になるが、イメージの流れが集まって「一つ」の型(文全体のイメージ・意味)になるこ
とから、「鋳型」の喩えも併用する。)
(註)「回転読み」は意味・イメージが伴わなくてもよい。(「切断読み」以前)
「連続読み」は意味・イメージが伴っているもの。(「切断読み」以後)
35.「回転読み」の「連続性」が完成していないなら、「切断読み」は不可能。完成していない「連続性」など壊す価値がない。(イメージを流すための鋳型
が残らない=鋳型が伏在しない)
36.「切断読み」でまともにイメージが動かないなら、文構造(シンタックス)の逆流(組み替え)は起こらない。シンタックスの逆流が起こらないなら、
しゃべること、聞き取ること、目を右から左へ戻さずに読書することは成立しない。
37. イメージ・意味関連の流れ。
「言いながら書きながら思う」(とりわけ「書きながら思う」、特に「思う」)
→電圧装置(イメージの管理法・再生法・日本語を見たら間髪を置かず書ける)
→切断読み(鋳型への流し込み)(イメージの動きを速めることで音のスピードをあげる)
→緩急自在(連続読み)(イメージに音を従わせたり、音にイメージを従わせたりできる)
→鋳物完成(「磁場」に置けばすぐに芽を出す種ができる)
(註)「言いながら書きながら思う」の「思う」が確実なものであれば、「電圧装置」の過程は省いてもよい。
38.音づくりの流れ
→ていねいに何度も文全体を声に出して読む
→一定の速度を維持し続ける(アイドリング維持)
→わずかにアクセルを踏み込む(連続性・個々の音を壊さない)
→アクセルを踏んだ状態で安定させる(連続性・個々の音を壊さない)
→アクセルをがんがん踏む。(回転読み)(その時点での最高の音の質とスピードの実現)
(註)「切断読み」に入る前に、「音づくり」を済ませる。(「鋳型」を伏在させる)
39.イメージ・意味を文構造の中に流す場合、実際の口の動きは「音の連続性」を壊している。しかし、意識には完成された「音の連続性」が伏在する。これ
によって、読みは「普通のスピード」に「戻る」ことができる。
40.「回転読み」が完成していなければ、「連続読み」が「普通のスピード」に「戻る」場所がない。
【15387】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月15日(火)02時29分37秒
私のグズグズとした愚痴にお返事下さるのでしょうか。お騒がせして申し訳ありません。
私は来年から始まる「イメージ受肉教材」をじっくり勉強してから、自分の英語の隔靴掻痒感についてゆっくり考えてみたいと思っていますので。
【15393】
根石さんへ 米原真里さんのエッセイ 投稿者:吉 投稿日:2009年12月16日(水)21時47分53秒
僕のHPを読んでくださった方から、メールが届きました。
そのメール中に「米原万里さんをご存知ですか?」と書かれていました。
私はまったくこの人のことを知りませんでしたが、
メールにエッセイの一部をスキャンしてくれたものを添付してくださっており、
米原万里さんの言葉に触れることができました。
添付された数行を読んだだけで、これは大変だ!と思いました。
読まなくてはいけないと直感しました。
会社の帰りに本屋により、さっそく米原万里さんの本を購入しました。
帰りのバスの中で数ページ読み、朝の通勤電車でまた数ページ読みました。
まだ、出だしを読んだだけですが、とてもコーフンしております。
根石さんや村田さん、その他、大勢の方に、
やっと辿りついたの?と思われるかもしれません。
(はい、やっと米原万里さんに辿りつきました。)
僕がこの人のエッセイに出会った時期はどうでもいいのです。
今の僕のコーフンを、ここに(大風呂敷に)記録として書かせてください。
根石さんは、この方のエッセイを読んでおられると想像しました。
根石さんが米原万里さんについて何か書かれているのではないかと思い、
グーグルさんに尋ねてみたところ、下の書き込みを過去ログから探してくれました。
***************************
【4083】
【タイトル】引用
【 日時 】02/07/31 14:27
【 発言者 】根石吉久
毎日新聞7月31日11版 「GLOBALIZATION の誤訳」米原万里。
記事の最終部分からの引用です。
----------------------------------------------------
(略)なのに、ずーっと日本の知識層はオランダ語一辺倒だった。それも時には命がけで。
明治以降、錯覚に気付いた日本は大慌てで軌道修正して欧米先進国へと師匠の鞍替えをやってのけた。
そして戦後はアメリカ一辺倒。義務教育で英語は必須となり、「国際人」になることを目指して英語を学ぶ善男善女はあとを絶たない。日本語に翻訳される映
画、書籍の九割強が英語からの、あるいは英語経由である。圧倒的多数の日本人の情報地図はアメリカを中心とする大国から成っている。実に単純明快なのだ。
この一辺倒癖、無自覚だけに根が深い。
自分たちの基準を世界中に押しつけていこうとする GLOBALIZATION
も、その対極とも言える、世界最強の国のやり方に一方的に右へならえしていくという日本が考える「国際化」も、実はコインの裏表を成している。コインの名
は「世界の画一化」。となると、国際化= GLOBALIZATION という誤訳は、皮肉にも的を射ていたことになる。
【15395】
「頭でわかっている」のはやっぱりわかっていない 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月18日(金)15時22分26秒
私は木曜日に空手をやるグループに入っています。
このグループは冬の間は、空手の練習はせず、登山をします。
そのグループには、根石さんも参加しています。
昨日の木曜日も、近場の里山に登山に行きました。
根石さんと空手の先生が、歩きながら、語学における
型の話をしているのを、後ろから歩きながら、静かに
聞いていました。
そして、根石さんが「語学においては『二律背反』は
いたるところに出てくる」と言うのを聞いていて、
はっと思いました。
「個々の音」と「連続性」の「二律背反」。
「イメージ」と「連続性」の「二律背反」。
「二律背反」の間では「身体」が引き裂かれる。
そもそも「身体」がなければ「二律背反」もない。
私は、とても大事なことを忘れていました。
語学をすると「身体」に何が起こるか。
どういうことをすると「身体」に言葉が根付いて
いくのか。
それを頭で考えていたんです。頭で考えてなんと
かなるとどこかで思っていたんだす。
それじゃだめなんです。
自分の「身体」にひきつけて考えなければ。
思えば、根石さんは私に向けてヒントを与えて
くれていました。
>客観的に言語と言語を比較し、似ている点や違う点を調べる比較言語学の方法は科学的と称されるけれども、そこに自分というもの、日本語を使ってい
る内部の人間としての考え方を入れずに、ただ知識として比較しているだけだ。折口は内在的に日本の古典語に関する自分の経験と蓄積をさかのぼって、日本語
の起源に近づくという考察の仕方をしている。
この折口信夫についての引用の意味が、やっと
わかってきたような気がします。
根石さんへ
先週の応援会議の議事録にあげた根石さんの語学論
の部分、今の私にはまだまとめられません。
「方法」などもっと読み、「身体」に関しての問題
意識から語学論にいたることを書いていかないとで
できないことだと思いました。
そしていつかまとめたいと思います。
どうかその時をお待ちください。
【15397】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月18日(金)16時01分17秒
>会社の帰りに本屋により、さっそく米原万里さんの本を購入しました。
書名教えて下さい。米原さんの本は私はまだ読んでおりません。
【15398】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月18日(金)16時06分28秒
>客観的に言語と言語を比較し、似ている点や違う点を調べる比較言語学の方法は科学的と称されるけれども
村田君の文章も、「称されるけれども」のたぐいだと思います。
私の語学論が、外在的につかまえてつかまるもんだと思っているらしいと思うとき、私はひどくいらだちます。掲示板のイチゲンサンならともかく、村田君は
素読舎の看板を掲げている人だからです。
【15400】
ももこさん、村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月18日(金)17時17分38秒
議事録をリアルタイムで作っていくという案として受け取らせ ていただきました。
村田君が議事録をまとめられず、書くと私に怒られるというようなことが続出していますので、今の時点で非常にありがたい案でした。
村田君が私に怒られるというのは、例えば、「回転読みの練習段階で、音に気をつかわず音を連続させる」などと、私が口が裂けても言わないことを、議事録
として固定しようとする時などです。「回転読みの練習段階で」?「回転読み」というのは、「個々の音」と「連続性」の統合体を作る過程なのだから、「音に
気をつかわず」であるわけがない。
「回転読みの完成形」なら、「個々の音」にも「連続性」にも気をつかわず口が動くということはある。「完成形」なら、「個々の音」も「連続性」もすでに
両立しているし、それぞれに気をつかわなくてもいいレベルになっている。
外在的に客観的に書けば書けるものだと思っていることに原因があるのだと思う。自分の体を通さないから、とんでもないことを書くのだと思う。
【15403】
江戸の母さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月18日(金)18時32分31秒
>推測ですが「言いながら書きながら思う」の過程を経ないと、自分の中に蓄積されず、たとえ磁場に行ったとして英語が「出てこない」「しゃべれない」とい
うことでしょうか?
「からっぽ」に二つあります。
1.音が完成しているが、意味・イメージがからっぽである場合。
2.当事者性がからっぽである場合。
「1」の「意味・イメージがからっぽ」ですが、これだけでも「音」についてのの「なじみ」はできるので、「磁場」の磁力が充電されやすくはなります。だ
けど、日本在住のまま、この「からっぽ」をやり続けるのはつまらないです。日本在住のまま語学を続けるなら、それはそれなりの楽しみがないとつまらない。
ですので、「言いながら書きながら思う」は必要です。日本在住のままでの楽しみの最大のものは、英語での読書になると思います。「下手の解析休むに似た
り」のレベルを抜けて、どんどん好きなものを見つけて読書することができるようになることだと思います。
「2」の「当事者性のからっぽ」ですが、これは「磁場」に身を置かないと、(日本在住のままでは)「からっぽ」のままです。磁場だけがもたらすものがあ
ると、私はずっと言い続けてきていますが、「当事者性だけがもたらすものがある」と言ってもいいと考えています。
もし、「磁場」に身を置くことを予定されているのであれば、日本在住のまま、「まがりなりにであれば、しゃべれる」レベルに到達されることがいいでしょ
う。
いずれにせよ、「言いながら書きながら思う」ことによって得たイメージを流し込むための鋳型(音の完成形)を作ることが先決問題です。
【15406】
スカイプのチャットを使ってみました 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月19日(土)02時18分11秒
根石 「英語どんでん返しのやっつけ方」(小学館文庫)が出た のは、いつだっけか?
村田 2000年5月です
根石 その後ネット上で、「大風呂敷」っていう掲示板を始めて、ほぼ10年くらいやってきた。小学館文庫で言ったことが今でもベースになっているんだけ
ど、文庫で言ったことよりも細かいことも言えるようになってきた気がする。そういうものも含めて、方法の全体像を言ってみたい気がする。
村田 約10年間の掲示板での活動で、小学館文庫には書かれていないことも生まれてきましたね。
根石 語学においては、当初、語に対応するイメージというものが存在しないなんてことは、文庫では言っていなかったような気がする。
村田 とにかくイメージしろという言い方はしていたと思いますが、「語に対応するイメージというものが存在しない」ということは言ってませんでした。
根石 小学館文庫の「英語どんでん返しのやっつけ方」を作ったときは、「りんご」とか「apple」って語を例にして、イメージってものを物(ブツ)に還
元できるというか、還元していたと思う。だけど、物に還元して終わりにしたら駄目なんじゃないかと考え始めている。
村田 僕もイメージを物に還元することがイメージすることだと思っていました。でも最近、根石さんの話を聞いていて、自分の中に流れる気持ちの流れもイ
メージと言っていいのかもしれないと思うようになりました。見当はずれかもしれませんが。
それはともかく、イメージを物に還元してはいけないのなら、どうすればいいのでしょうか。
根石 イメージを物に還元してはいけないっていうんじゃなくて、物に還元できるイメージなんてものは、イメージというもののごく小さな部分ではないんだろ
うか。イメージには、物に還元できるっていう側面もあるっていうことではないんだろうか。
村田 イメージというのは物に還元できない部分の方がはるかに大きいということですか。
根石 抽象語が表す概念とイメージの関係はどう考えるんだろう。抽象語では物(ブツ)に還元したイメージが成り立たないから、抽象語から概念がもたらされ
ない場合、「概念のイメージ」を作るってことはできない。つまり、抽象語の場合は、概念が物(ブツ)に相当するんじゃないか。それから、抽象語の扱い方と
して、概念をことさらにイメージ化するなんてことは普通しないんじゃないか。論文なんか読んでいる場合でも、抽象語から概念が得られれば、そのまま読み進
めるんじゃないか。概念から概念を辿るみたいな読み方になる。これが、だけど、誰もまぬかれない日本の近代の「変な読み方」なのかもしれない。言葉を覚え
る段階で概念がイメージにならないとか、言語体系の中での語の成立の場面で、イメージの集積の厚みが概念を押し上げるみたいな自然過程を経ていない。
【15407】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月19日(土)03時21分11秒
>もう何度も書いて来たので、またか、と思われるかも知れませんが、磁場で得たドイツ語は五感で感じることが出来ます。しょぼいなりに、です。英語よりも
使っていて実感がある。英語の"bread"だと、日本のパンを連想するかアメリカのホテルで食べたパンを思い出すかが関の山ですが、ドイツ語で
"Brot"と言うと、あのしっかりとした風味豊なドイツパンを思い出し、ドイツパンを五感で感じています。清潔で活気のあるパン屋の雰囲気、店員が「丸
ごと? 半分に切る?」という言い方、それを袋に入れ袋の口を中に折込むようにして閉じるやり方、香り、町並み、"Brot"にまつわるエピソードにこと
欠きません。
スキルが欲しいんじゃないとしたら、生活体験でしょうか。ドイツで得たドイツのパンについてのような生活体験がもたらす直接性でしょうか。
生活体験がもたらす直接性は「磁場」で得られます。その直接性によって、ダイレクトにドイツ語ネイティブと brot
という語に何の注釈も入れずに話が成り立つようになります。brot を使って、やたら回りくどい話にならないで済みます。
brot について机上で抱いたイメージを核にし、あるいは核そのものさえ変容させて brot
にまつわるイメージは複層化し豊かになり、そして純化します。
しかし、生活体験がもたらす直接性は、個的に閉じた意識においても成立可能です。パン屋で何も言わずにパンを買って帰るだけでも、Naima
さんが書かれたようなことは生じます。個的に閉じた意識においても、イメージは複層化し豊かになり純化します。
私は「磁場」という語を使う場合、この個的に閉じた意識にも成立する「複層化」「豊富化」「純化」を見ません。「磁場」、「当事者性」という語で考えた
いのは、まったく異質な文化によって育った人を相手に、話を噛み合わせ、話を継続させる場面を想定しているからです。
>もし今の私が今まで机上で培った英語力を持って英語圏で生活出来たら、空っぽの電池が次から次へと充電されて行くんやろなぁ、その感じというのはどんな
だろうかと、素読舎と出逢ってからずっと思っていました。1週間やそこいらの旅行の機会ならあるでしょうが、どっぷりと磁場に浸るような機会が訪れる日は
多分死ぬまであるまいと思います。磁場経験のない英語の空しさと言ったらありません。
女の人はこの種の空しさを価値のないものとする人が多いですが、私はこの空しさにこそ価値を見ています。「からっぽ」だから、当事者性を欠くから価値が
あると思っています。当事者性を欠くからこそ、私の日本語に持ち帰るものがありうるのだと思っています。
あくまでも傾向としてですが、女の人は自分の外に向けて開く。私は(いちおうそれでも)男なので、自分の内に向けて開く。つまり、日本語にはね返るもの
がなければ英語なんてやらねえよという考えです。飯の種という下世話を離れてものを言うことができる場面でならそうなります。
「空しさ」はよくわかります。
この「空しさ」を自分の天地にするかしないか。
それは、言葉というものを自分の天地にするかしないかということと同じだと思います。
>ドイツ圏に住み毎日ドイツ語学校へ通って勉強していても、ドイツ語修得は容易な事ではありませんでした。きつかったです。市場では英語など通用しない
し、水道管が壊れていても職人さん達は英語が話せないので、必死さはありました。それが学習の助けにはなりました。
>磁場で獲得した語感というものは、机上の学習を死ぬ程積んでも得られることはありません。そりゃもう切ないです。こんなもん、もう辞めや、辞めやっ、と
思うことも度々あります。英語の基礎もしっかりしていない人達が英語圏に語学留学すると聞くと、嫉妬に狂います。ほんま。私を行かせてくれっ。私の英語が
どう変わるか体験させてくれっ。
そんなふうに言ってないで、旦那さんや息子さんを説得して、留学されたらどうでしょうか。「どっぷりと磁場に浸るような機会が訪れる日は多分死ぬまであ
るまい」と決め込まず、「磁場」に浸ることがいいと思います。若くて軽いねえちゃんが行くより、今の Naima
さんが行く方がはるかにいいと思います。
私の女房や娘がこの娑婆でちゃんと生活が成り立つだけのお金を稼ぎ出すのであれば、私は行くかもしれません。
「大風呂敷」に書けること、スカイプが使えて生徒さんにレッスンができること、毎日通える喫茶店があることくらいが条件です。大学みたいなものに金を使
う気がありませんので、喫茶店に毎日通って、人とゆっくりたくさん話してみたいとは思っています。二年も三年も毎日同じ喫茶店に通うようなことをしてみた
い。
>それでも私は、なんか悔しい。
ガイド試験に通ったら、悔しがっていないで、旦那さんや息子さんを説得して、「磁場にどっぷり」を通ることをご一考下さい。
私は、「悔しい」ということがなく、英米かぶれどもはいつでも蹴飛ばしてやると思っているのですが、「磁場」で毎日喫茶店通いってのはやってみたい。
パソコンを持って行って、喫茶店でメモをいっぱいとりたいと思いますが、それにしても気になるのは体力です。最近は疲れやすくていけません。
【15409】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日:2009年12月19日(土)08時53分8秒
お忙しいのに沢山書いて下さってありがとうございます。根石さんが江戸の母さんに書かれた「からっぽの定義」も私への回答になりました。
来年からの村田さんとの練習の中で語学について考えて行きたいと思っています。
私の英語が英語圏でどんな風に充電されて行くのか体験したいという気持ちはありますが、英語圏への留学はまず無理です。老年離婚でもする気でないと。主婦
やら嫁やら母やらという「縛り」はなかなかきついです。(^^)
ともかく来年はぐずぐず言うのはやめ、初心に戻って精進します。語学は死ぬまでおべんきょですから。
2009年は私にとって非常に充実した一年でした。良い還暦を迎えられたと思います。素読舎に戻るきっかけを得られたのもそのひとつです。ありがとうござ
いました。
さてっ、まずは暮の大掃除に突入です!
【15411】
幻の喫茶店通い 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月19日(土)15時44分59秒
「喫茶店通い」などと書いたら、たまたま次のような文章に出
会った。桜井哲夫という人の「アメリカはなぜ嫌われるのか」(ちくま新書)に引用されていた小田実の文章である。
コーヒーを飲みたければ諸君はドラッグ・ストアに行く、
行くよりほかはない。10セントをガチャリと払う。それと
ひきかえに、コーヒーの入ったコップをガチャリとおいてく
れる。飲む。飲み終わるとサッサと出る。出るしくみに社会
がなりたっている。
私は今確信をもって言えるが、こんなにも喫茶店に満ち満
ちて、その一つ一つがかくもすばらしいものである国は、全
世界で日本をおいてない。
そう言えばそうなのだ。アメリカで喫茶店らしい喫茶店をみつけたことがない。つまり、アメリカは私に来るなと言っているのだ。そして、日本でも喫茶店ら
しい喫茶店は滅びつつある。どうやら日本は私に出て行けと言っているのだ。スターバックスなんかは、どちらかと言えば、「ガチャリと払う・ガチャリとおい
てくれる」の系統である。
インドにも喫茶店はない。あってよさそうなものだが私にはみつけられなかった。路地を歩いて、道ばたのチャイ屋で甘い紅茶を立ち飲みすることは何度も
あった。簡単な椅子が置いてあることもあり、それに腰掛けて飲んだりもした。しかし、日本の喫茶店のようなものはまるでみつけられなかった。あえて類似品
を言えば、ホテルの屋上のルーフガーデンか。北インドの冬の時期ならあれでもいいか。いずれにせよ、喫茶店に類似するものはホテルの内部にしかないのでは
ないか。足が疲れてあたりをいくら見回しても、商店が並ぶ町の中に喫茶店はない。
タイにはあった。長いこと本を読んでいたりしても文句を言われないような店だった。タイはインドに較べれば天国みたいなところだ。本を読んで目が疲れ、
うつらうつらする。だらけた格好で眠ってしまってから、よだれを拭きながら店の人と目が合えば優しい微笑が返ってくるようなことがタイにはある。
喫茶店と古本屋のない町は町としては認めないことにしている。私が住んでいる千曲市のいくつかの町はことごとく町ではない。
【15413】
訂正とお詫び 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月19日(土)17時48分13秒
12月13日に私が「大風呂敷」に書いた議事録には、根石さんが12月18日にももこさんと私あての投稿で書いているように、大変な間違いがありました。
ここで訂正します。
「回転読み」の説明のところで、「音に気を遣わないで徐々にスピードをあげていくこと」と書いてあります。
ここを「個々の音に気を遣わなくても(音を壊さずに)スピードを上げることができるところまで持って行く。」と訂正します。
「回転読み」は音づくりの段階なのだから、「音に気を遣わない」ということはあるはずがありません。根石さんが口がさけても言わないことを、根石さんの言
葉として公開したこと、大変申し訳ありませんでした。また、読者の皆様には誤解させて申し訳ありませんでした。
根石さんからは、「あんなものはあのまま載せておけない、書きなおせ。」と言われ、語学論の部分を数回書きなおしましたが、結局満足なものは書けませんで
した。まず、訂正させていただきます。
12月13日の議事録はそのまま残し、さらします。語学論の部分は、書き直します。
追記
「12月13日の議事録はそのまま残し」と書きましたが、私は一度、12月13日の議事録の一部分(語学論の部分)を削除し、書きかえました。
本来は新たに書きなおしたものを掲載し、もとの文章は残しておくつもりでした。
書きなおしている間に、「あんなものはあのまま載せておけない。今書けないなら書けないと書けばいい。とにかく落とし前をつけろ。」と根石さんに言われた
時、私はそれを間違って受け取り、議事録から語学論の部分を削除し、元の文章を書きかえてしまいました。「あのまま載せておけない」を「載せておいてはい
けない」と間違って受け取り、削除するしかないと思ってしまったのです。
どんな理由があろうと、語学という言葉を扱う世界にいて、いったん公開した文章の削除するということは恥ずかしいことであり、卑怯なことです。
また、そういうことをしたということは、言葉を軽く扱っていたということだと思います。
私は今まで自分の文章は一度も削除しませんでしたが、今回やってしまったということは、やはり言葉を軽く考えていたということだと思います。二度とこのよ
うなことをしないように、戒めとしてここにやったことを書いておきます。
現在、12月13日に書いた議事録は、改変前のものに戻してあります。
また、14日に書きなおして投稿し、その後削除した文章を、ここに掲載します。
====================================
・「文全体の音の一連の型の成立」
音づくり。
まず、音がつながること。
「文全体の音のつながりの型」が意識できたらそれをこわさないように少しずつスピードを上げて行く。
個々の音に気をつかわなくても(音を壊さずに)スピードを上げることができるところまで持って行く。
「回転読み」が音の完成。これができれば、イメージの流れの速度を緩急自在にする通路ができてくる。
コーチ付の「技法グラウンド」は、「回転読み」への橋渡し。
・「言いながら書きながら思う」
イメージ作り。
「言いながら書きながら思う」のうち、「思う」が一番の眼目。
音・つづりから瞬間的にイメージを結べるようにする。
イメージ化する時は最初は日本語を媒介とする。日本語を脱ぎすて、イメージだけが動くようにする。
イメージ化する時、イメージが間違うということを恐れなくていい。ただし、イメージの核をつかもうとすること。
「電圧装置」は「言いながら書きながら思う」ことによって作ったイメージの保存方法であり、保存の質の確認の方法。
・「切断読み」以降の過程
「音の一連の型の成立」も「言いながら書きながら思う」も「切断読み」への準備。
「切断読み」では、イメージが途切れないスピードまで戻していく。「回転読み」の「連続性」をこわし、イメージを充電する。
「回転読み」の連続性が完成していなければ切断読みは不可能。完成していない「連続性」など壊す価値がない
「切断読み」以降の過程はイメージの強度にかかわる。また、「切断読み」以降はシンタックス獲得の過程である。
【15416】
からっぽ 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年12月20日(日)04時22分8秒
先日の会議には参加できず残念でした!
根石さん
お返事ありがとうございます。私もNaimaさんあてのコメントが参考になってます。
「言いながら書きながら思う」ことがもたらすもの
がだんだんわかってきたような気がします。
以前、”struggle”という単語について、根石さんからこういうイメージかと
書いてもらったことがありますが、そこまでのイメージを持ちえていませんでした。
なにぶん、受験勉強過程でばったり出会っただけの単語です。
辞書の言葉と私の抱いたイメージをつなげただけなのかなとも思います。
でも今現在、私が抱いているイメージを重ねていってしまってもいいのでしょうか?
「言いながら書きながら思う」の「思う」には、私の経験と想像を詰め込んでいいのでしょうか。
って、まだとんでもな〜いという解釈をしていたら・・・スミマセン
>「複層化」「豊富化」「純化」
>当事者性を欠くからこそ、私の日本語に持ち帰るものがありうるのだと思っています。
根石さんのこの言葉も、心に留めて考えて生きます。
まだまだ理解に足りない点もあると思いますが。
日本語にはねかえるもの・・・ですかぁ、難しい〜でも、興味あります。
全国で、英語塾を開いている方で、こんなに日本語にこだわっている
塾長っているんだろうかと、思います。
ところで
根石さんに教えていただいた奥村さんのHPで、事前投票に行った時の
日記がとてもおもしろくておかしくて、何度も笑ってしまいます。
【15418】
村田さんへ 自分オリジナルの線の話とか、、 投稿者:吉 投稿日:2009年12月20日(日)09時51分19秒
村田さんへ
なんだか根石さんに怒られちゃったみたいですね。 (ドンマイ!ドンマイ!)
村田さんの気持ちを、正直に書いてくださってありがとうございました。
美術館で巨匠とよばれる人たちの作品をみたことがあります。
オリジナルの絵には、何度か修正した痕がハッキリと見える絵もありました。
画家の名前を忘れてしまいましたが、その時に一緒に行った友人が、
「この画家が修正した線の痕を見つけるのがおもしろい」と言っていました。
何を想ってその画家が修正したのか、(その思考とプロセスを)
絵を眺めながら想像するのが楽しいと彼はいうのです。
修正する前の線や消しゴムの痕を「わざと残す画家もいる」と教えてもらったのは、その時でした。
> 頭で考えてなんとかなるとどこかで思っていたんです。
> それじゃだめなんです。
こうやって素直に反省できる村田さんを偉いな〜と思いながら読んでいました。
僕も、「頭の中で、、」ということをよくやりますよ〜。 (^-^;
しかし、最近出会った「肚(はら)に落とす」という言葉がいろんな気づきをくださいまして、
やっぱり「うんこ(自分の言葉)」にするんなら、一度は肚に入れないとダメなんだと改めて思いました。
「腑に落ちる」の「腑」という字も、「肚(はら)と同じか〜」と、最近やけに納得しています。
しかし、根石さんの言葉は、なかなか噛めない、、(ナハハハハ)
自分では、飲み込んで肚にいれたいとおもうのですが、まず歯ごたえがありすぎて、
噛み砕くのが難しいのです。 (みなさん、スラスラ読めます? )
僕には簡単には喰えんのです。 堅くてデカイ。 口に入らない。
> 「語学においては『二律背反』は いたるところに出てくる」
たとえば、こんな一言も デカイ文章だと思ったりするのです。
字面は短文でも、僕には歯ごたえがあって噛みにくいものです。
自分が今まで生きて経験したことをフル動員して、
「なんとな〜〜く、こんなことを言っているのだろう」と、
想像することぐらいしか(読み手の僕には)できません。
ぼくは根石さんの「半分の年数しか生きてない若造」ですから、
まず「経験値」が根石さんとくらべて断然少ないのですね。
指導経験だって少ないし、家を自作した経験もない、読んだ本の数も絶対に負けますから、
根石さんの頭の中で想起されるイメージと、僕の中で想起されるイメージの量も質も
ケタ外れに違うわけです。
(ちなみに僕は、「語学においての二律背反」の具体的な実例が1個くらいしか思い起こせないですよ。)
それでもなんとか理解しようと近づくためには、
「なんとなく、こんなことを言っているのだろう」と自分の経験と照らし合わせ、
自分なりの言葉に噛み砕いていくしかありません。
自分が実際に体験して想ったこと、体験から得た漠然としたイメージ、
日々の自問自答から感じたこと、そういうものすべてをひっくるめたエッセンスを抽出し、
根石さんの言葉と絡めて、肚(はら)に入れていくしか方法がありません。
その積み重ねでしか、(僕は)根石さんのいる高見に「にじり寄れない」と思っています。
> 外在的に客観的に書けば書けるものだと思っていることに
根石さんはこのように言われていますが、ここでは、他人のうんこを観察して、
それを報告するのではなく、自分のうんこをしろ!と、根石さんは言っているのだと思います。
噛み砕いて飲み込み、肚(はら)に入れたら、
今度は、自分の言葉(うんこ)にして出しちゃいなって、根石さんは言っているのだと思います。
僕は以前、「僕が語学論をやるのは、自分の線さがし」と書いたことがありますが、
それと同じだと思います。
ここで再び、以前紹介した絵描きの永沢まことさんの言葉が僕の中でリンクします。
・・・・・・
あいまいな気持ちがあいまいな線を引き、
手なれた気分が手なれた線を引く。
やさしい気持ちがやさしい線を引き、
激しい気迫が激しい線を引く。
あいまいな気持ちがあいまいな色を塗り、
よどんだ気分がよどんだ色を塗る。
明るい気分が明るい色を塗り、
自由な気持ちが自由な色を塗る。
・・・・・・
ここで永沢さんが言っているのは、絵の世界における「自分の線さがし、、、」だと思いますが、
実は、これがそのまま「自分の語学論の獲得」を語っていると(私は)思っているのです。
根石さんが「語学論をやれ」と言った時は、
「ヘタクソでいいから自分の(オリジナルの)絵を描け、
そうでなければ、自分の線は獲得できない」と言っているのだと思います。
描く(書く)練習をしないと、自分の納得いく線は見つからないですね。
僕はヘタクソな文章を公開していますが、絵を描く練習のようなものだと自分に言い聞かせてからは、
ヘタクソでもかまわないと自分で割り切れるようになりました。
練習の過程でも(獲得中の語学論でも)、
時たま「良い文章が描けたな〜」と自分でもビックリするような作品ができたりもします。
村田さん、根石さんに怒られたからって委縮せずにどしどし書いて(描いて)くださいね!
遠慮なく普段感じた疑問を書いてください。
普段の生活の中に語学論を書くエッセンスはゴロゴロしていると思っています。
(プレッシャーをかけるつもりはありませんが)
僕は村田さんのまとまった文章を読むことを、いつも楽しみにしているんですよ。
【15421】
吉さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月21日(月)04時31分41秒
>> 「語学においては『二律背反』は いたるところに出てくる」
>
>たとえば、こんな一言も デカイ文章だと思ったりするのです。
>字面は短文でも、僕には歯ごたえがあって噛みにくいものです。
頭の中で考えていると、「語学においては『二律背反』はいたるところに出てくる」
という文章が簡単なことに思えてしまうのですね。わかった気になってしまう。
吉さんの言われるように、本当はすぐに理解なんかできないはずなんですよね。
私は根石さんの話を聞きながら、わかったような気がしたんですが、やっぱり
まだ本当には理解できていないのかもしれないとも思います。
根石さんが生徒の英語の練習を見ながら、テキストを作り、長年考えてきたこと
が「若造」に、にわかに理解できるわけないんです。
理解できたと思うのは思い上がりで、それはほんとに表面をなぞっただけにすぎ
ない。
そして、頭で考えるのではなく、自分の身体を通して考えないと、わからない。
>> 外在的に客観的に書けば書けるものだと思っていることに
>
>根石さんはこのように言われていますが、ここでは、他人のうんこを観察して、
>それを報告するのではなく、自分のうんこをしろ!と、根石さんは言っているのだと思います。
>噛み砕いて飲み込み、肚(はら)に入れたら、
>今度は、自分の言葉(うんこ)にして出しちゃいなって、根石さんは言っているのだと思います。
これは、私がやれていないことです。吉さんの言われている通りだと思います。
「自分のうんこをしろ!」つまり「自分の言葉で語学論を書け!」ですね。
コーチする側は、自分の練習も絶えず持続し、同時に語学論を書いていくと
いうことが必要なんですね。最近、このことをよく思うようになりました。
自分の練習をしているだけでは、自分のやってきたことの先を行っている人
に対して、的確なことが言えず、また後から来る人に対しても、自分を越え
るようなことを言うことができません。
自分の英語の練習の質を高めること。同時に語学論を書いていくこと。これ
なしでは根石さんと同じ土俵にあがることができないですね。
>根石さんが「語学論をやれ」と言った時は、
>「ヘタクソでいいから自分の(オリジナルの)絵を描け、
>そうでなければ、自分の線は獲得できない」と言っているのだと思います。
今まで私が書いてきた文章は、結局は「模写」ばかりだったのだと思います。
それもできそこないの「模写」だったのだと思います。
どんなにへたくそでも、自分の絵を描くことが大切なんですね。自分の絵を
描き続けることによって、先人の絵も本当に理解できるようになっていくの
かもしれないと思いました。
私も、それこそ失敗をおそれず、書いていこうと思います。
吉さん、言葉をかけていただき、本当にありがとうございました。
【15424】
二律背反 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月21日(月)14時44分22秒
1.音に気をとられれば、意味(イメージ)が伴わなくなる。意味(イメージ)に気をとられれば、音がおろそかになる。音と意味の二律背反。
2.音をつなげようとすると、個々の音がおろそかになる。個々の音をきちんと扱うと音の連続性が壊れやすくなる。個々の音と音の連続性の二律背反。
3.意識にイメージが動くスピードに従えば、音の連続性は壊れる。音の連続性を優先すれば、そのスピードでは意識にイメージが動かなくなる。意識のスピー
ドと音の連続性がもたらすスピードの二律背反。
4.文字でイメージを動かそうとすると、音でイメージが動かなくなる。音だけでイメージを動かそうとすると、文字でイメージが動きにくくなる。音とイメー
ジ、文字とイメージの二律背反。
5.語学で、どこまでやっても言葉に当事者性は備わらない。生活言語では、いきなり当事者性が必要。仮の言語(語学の言語)と実際の言語(生活言語)との
二律背反。
6.総じて、練習の量をかせごうとすると質が悪くなる。質をよくしていくと、量がかせげなくなる。量と質の二律背反。これは、語学に限らずどこにでもあ
る。
まだあるかもしれません。まだ名付け得ていないものがあると思います。
1に関して。
音だけを扱う課程(「回転読み」に至る過程)と、音にイメージを合体させる課程(「切断読み」の過程)を分けてよいという策を提示。練習の前後関係を提
示。
2に関して。
個々の音を大事にして言い続けることで、自然に連続性が生じるのを待つ。連続性が生じたら、わずかにアクセルを踏む。アクセルを踏んでも音(個々の音と
文としての連続性を共に含む)が壊れない状態を維持する。いくらアクセルを踏んでも音が壊れない状態に持ち込む(がんがん踏む)。完成形は「回転読み」と
なる。両立しがたいものを両立させる過程そのものを提示。
3に関して。
「切断読み」を提示。先に「回転読み」で、個々の音と文全体の音を両立させておき、「切断読み」に入る。この前後関係は非常に大事。「回転読み」を完成
させることで、音の全体が意識に伏在するようになる。その段階で、連続性を「わざと壊す」。音の連続性が意識に伏在することによって、壊された連続性を、
「普通の速度」に「戻すこと」(連続性の回復)が成り立つ。「戻る」過程では、「音に気をつかわず、イメージに専念すること」と、「イメージの動きに従っ
て徐々にスピードを戻すこと」が可能になる。つまり、「イメージの動きそのものの速度をあげる」ことが可能になる。イメージを独在させる(日本語から脱皮
させる)にも、夾雑物を含むイメージを純化する(イデア化する)のにも必要な過程。
4.「言いながら書きながら思う」という練習方法を提示。音と文字とイメージを一体化する。音だけを扱う過程(「回転読み」完成まで)とイメージを扱う過
程(「言いながら書きながら思う」→「電圧装置」)は分離していてよい。最後に統合(「切断読み」→「連続読み」)する。文としてイメージを統合するとき
に、単語や句や節を単位とする部品の質が問題になる。「言いながら書きながら思う」では、部品を扱う。初めから、「言いながら」であり、「書きながら」で
あるから、音とイメージ、文字とイメージの関係を練習に含む。「言いながら書きながら思う」の奥の院は、「思う」にある。「言いながら書きながら思う」が
同時に成り立たない場合は、「言いながら思う」、「書きながら思う」の二つに分解することも可能だが、最後は「言いながら書きながら思う」が全部成立する
ようにする。これが、「当初、存在しなかったイメージを存在させる」ことになる。「回転読み」と同じく、「切断読み」から「連続読み」の過程をたどるとき
の基底を成す。
5.「磁場論」に直結する。語学論となる。
6.語学以前(以後?)だが、語学にも働いている二律背反。
【15425】
連続読み 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月21日(月)15時04分35秒
先ほどの記事に、これまで使っていない「連続読み」という語が 使ってあります。
これは、「切断読み」の後半部分に相当すると考えてもいいし、「切断読み」から「連続読み」に移行すると考えてもいいが、いずれにせよ、「切断読み」と
「連続読み」の間に継ぎ目はありません。「切断読み」そのものと「連続読み」そのものが、連続します。
音だけを扱う過程で、「回転読み」の直前、「アクセルを踏みながら一定の安定した速度を維持する」ことと、「連続読み」は、外から見れば酷似しますが、実
際はまったくの別物です。
「連続読み」は、あくまでもイメージの動きの速度に従った「連続性」であり、イメージなしでいいとする「アクセルを踏みながらの一定の安定した速度」とは
「もの」自体が違います。
【15431】
遊郭論のアウトライン (過去ログより) 投稿者:吉 投稿日:2009年12月23日(水)05時53分34秒
【13818】
かなり酒がまわりましたので、最後の記事にします 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 5月 2日(土)01時43分6秒
遊郭は、思考や思想から始めません。感覚から始めるのです。思考や思想から始めると、「野暮」だとされて笑われるのです。
遊郭では、いきなり男の逸物に触ることもOKです。とろかしておいてからしっかり握るのもOKです。なにしろ、とにかく、感覚から始めるのです。語学の
正反対が遊郭なのだと考えて間違いないと思っています。
こばたま塾は、「英語で体験」だか、「英語で体感」だか、「英語で体操」だか知らないが、とにかく、やっていることのすべてに、「体」があるのです。そ
して、「語学論」としての身体論のかけらもないのです。 つまり、「身(み)=実(じつ)」がないのです。うつろだし、底なしの闇です。
私のこの嗅覚が狂っているとは、いまだ思いません。
柴田さんが、「音作り」から始める。私も「音づくり」から始める。
英語磁場においてなら、「声」であるべきものを「音」にして、客体にしてしまう。つまり、「苗」ではなく、「種」にしてしまう。それは、日本語磁場で英
語をやるのである限り、絶対に必要なことです。
語学というのは、「客体化=「種」化=冷凍」で始まって、理路を通り、理解し、最後に感覚化する行為です。それで、普通の語学です。とりわけ、SVOシ
ンタックスとSOVシンタックスの間では。
遊郭は生な体を感覚できる場所だ。私の年代では、遊郭の実物は知りませんが、私にはこばたまと違って理論があるので、遊郭が生な体(感覚)を金で買う場
所だという、その感覚はわかるのです。
遊郭に「いつづけ」ることはできる(こばたま塾にずっと通わせることはできる)。金に困らない商家のボンボンなら。しかし、金に困らない商家のボンボン
であろうと、娑婆は遊郭から娑婆に帰ってきたボンボンに、正気になれよと言う。ボンボンが正気になれずに、遊郭で習った感覚のまま娑婆に生きれば、娑婆は
まともに相手にしてられないからはじく。そうなれば、ボンボンは遊郭へ逃げ込むようになり、でかい金を使い、親の身上を食いつぶす。つまり、娑婆に立って
いた商売一つをつぶすのです。(別に構いませんが。滅びたければ!)
一般的には、これは、遊郭が悪いのではなく、世間知らずのボンボンが悪いのです。
ボンボンがその後、どういう末路をたどるのか、それは私はわかりません。
落語家が遊郭で修行する。それは、虚実のあわいを生きる。あるいは、虚と実を行き来する。それが、言葉の芸に不可欠だからそうする。
あるいは、一般人(娑婆を生きる人)が遊郭に行ったり帰ってきたりする。落語家ほど心は楽しまないし、忙しくもないが、虚と実の間の行き来であるには違
いない。
郭言葉(男をとろかす感覚の言葉)と娑婆の言葉(ゼニカネの心配をしたりする理路の言葉)との間の行き来、つまり虚と実の間の行き来をやれるのは、落語
家の才能とまでは言わないまでも、普通の大人である必要があります。
先日書いたように、子供というのは虚も実も区別がありません。現実もおとぎ話も区別できません。理路はまだできておらず、従って虚も実も同じものです。
いや、実しかない。正真正銘の「野暮」しかないのです。だからあんなにも子供というのは可愛いのです。
「野暮」しか持たない=実しかない子供に、日本語磁場における英語という虚をもたせる。しかも、感覚を通路に使って、注射するように体に入れる。犯罪
だ。国家が罰しないだけだ。人倫からすれば、あるいは語学論からすれば、犯罪である。
2〜4歳の子供に英語を「やらせる」のに、「感覚」から? 「体」から!
ふざけるんじゃねえ。
どこまで、無神経・無思想なんだ。こばたまは、頭が悪すぎる。
というような骨子の遊郭論=こばたま塾論を構想しています。
【15432】
遊郭論 (過去ログより) 投稿者:吉 投稿日:2009年12月23日(水)05時56分30秒
【14062】
磁場 vs. 教室 対 素読舎 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 6月 2日(火)02時24分27秒
いわゆる英会話教室、現今では、親子だましの幼児英語教室でもまったく同じだが、「磁場」ではないものを「磁場」であるかのようにいつわることがまだ続
いている。
そのキョーシツに、ガイジンがいても、そこは「磁場」にならない。
ガイジンは、「磁場」ではなく、「磁力」にしかすぎない。ガイジンは日本語「磁場」では、「個人幻想」を発するだけだ。それを自覚できないガイジンな
ら、お馬鹿であるから、マスターベーションしかできない。
磁場を欠いた磁力。それが日本に在住する英語ネイティヴ(ガイジン)である。存在としては、ゲンダイシジンみたいだが・・・。稲川方人みたいだ
が・・・。
磁力にしかすぎない者を相手に「磁場」を形成する能力は、4歳くらいまでの幼児だけが持っている。この能力は4歳までの子供なら、どんな言語の磁場に生
まれた子供でも、普遍的に持っている。そして、4歳までの子供「だけ」が持っている。
この天与の能力(普遍文法)を使って商売の道具にすることは犯罪だ。子供をおもちゃにする権利が誰にあるというのか。こばたま塾は、「遊郭」だ。子供を
おもちゃにする「遊郭」なのである。
いいか。2〜4歳の子供をこばたま遊郭に引きずり込めば、「日本語を覚えるのと同じように英語を覚える」。それは、こばたま遊郭(=塾)の方法のせいで
はないのだ。それを可能にしているのは、ただただ4歳までの子供の「全的な受動性」があるからなのであり、それ以外の何が原因でも理由でもない。4歳まで
の子供は、全的な受動性がそのまま能動性なのである。
大人になる過程で人が間違いなく失うものがそこにある。どんな言語磁場においてでも、人が必ず失わなければならないものを、それほどの黄金を、商売の道
具にするのか。なぜそこにそれがあるのか、なぜそれが必ず失われるのかを考えることがないのか。
こばたま塾の存在が犯罪でなくて何なのか。国家が罰しないだけだ。今後、それをだんだんはっきりさせてやる。
磁場のない場所で、英語を種のままに持たせるのではなく、種に水(ガイジンの磁力)を与えて芽を出させてしまう。英語の苗なんてものが枯れるに決まって
いる日本語の磁場で、英語の芽を出させてしまう?
誰もこれまで、これを犯罪だと言わなかっただけだ。
ガイジンは何をどうしたって「磁場」ではない。
「磁場」を欠いて、「磁力」だけ発する「個」にすぎない。
こばたま(=やりて婆)は、何も知らない子供を相手に、「磁場」を作る。
「対幻想」だけで言語を生きる幼児を相手に、大人の魂胆が混じったものを与えて「磁場」を作る。
それは「母語」の時代なのだ。つかのまであるが、ほんの5年ほどの間であるが、子供の黄金時代がそこにあるのだ。なぜ、黄金を銀や銅にするのか。母だけ
が太い根であればいいわずか5年ほどの時間なのだ。なぜそこに罅を入れるのか。
母だけが全世界であり、父は付録のようなものでいい時代が絶対に必要なのだ。
5歳を過ぎれば、付録の父が実は本体(であるときがある)と子供はわかり始める。
その5歳に至る以前に、子供に「磁力」を与えて、ガイジンと「磁場」を作らせる?
ガイジンを使って、対幻想の場を作れば、ヨソノクニの共同幻想を注射することになる。
日本在住の父というものは、もうどこにもいないというのか。
アホとしか言いようがないが、こばたま(幼児英語教室)はそれをやったのだ。
5歳未満を相手にするあらゆる幼児英語教室は存在自体が犯罪である。
5歳を過ぎた子供相手でも、音声を元にする英語教室はその存在が犯罪である。それを日本コッカのモンブカガクショーが手がけようとしている。昔から言い
続けてきたことだが、モンブカガクショーは馬鹿の集まりである。
なぜ、これらをギロチンにかけることがないのか。
明らかな犯罪であるのに。
神も仏も糞もない。神に対する犯罪でもなければ、仏に対する犯罪でもない。もちろん、国家や社会に対する犯罪でもない。こばたま(幼児英語教室)が犯し
ている犯罪は、ただただ「子供」と「言葉」に対する犯罪なのである。黄金を銀や銅やに鋳造する。贋金づくりである。こばたまども(幼児英語教室ども)は、
贋金を日本円と取引しているのである。まことにグローバルなことではある。それほどに世界は腐っているのだ。
こばたま塾を使った子供が、後年、問題行動を起こすようなことがあった場合、その根にこばたま塾があったせいかもしれないと、誰もが疑わなくてはいけな
い。こばたま塾でない場合もあるかもしれない。しかし、全的受動性=能動性を商売の道具に使ったあらゆる教育機関は疑いを持って見るべきである。見られる
べきである。人々は、こばたまから目を離してはならない。
素読舎は、「磁場」でもなければ、「教室」でもない。
娑婆で、とことん、徹頭徹尾、すかんぴんに、一から十まで、理解されない。こばたま塾が生きられるような娑婆であるなら、素読舎が理解される必要は、ま
ことに心底、目の黒いうちは、ない。
塾というものがどこにあるか。あれらが塾であるならば、素読舎は塾でさえない。
【15437】
大風呂敷の過去ログを読んで、、 投稿者:吉 投稿日:2009年12月23日(水)22時42分11秒
村田さん、過去ログの管理ありがとうございます。
「過去に書かれた言葉」という、非常に面白いものを残してくださっていて、
根石さんと村田さんには感謝しております。
自分の中の語学論が磨かれたのだと思いますが、
以前読んだ時よりも、言葉(文字)から想起されるイメージに広がりと深みがでたと感じます。
数年前にも、さらりと過去ログを読んだことがあります。
その時に触れた言葉や文字が僕の中の「イメージ」を強めたのか(絡めとったのか)、
僕の中の経験(経験から獲得したイメージ)が言葉に深みをあたえているのか、
そのことを考えはじめると、「卵が先か、にわとりが先か」という言葉を思い出すのでやめときます(笑)
数日前にも書きましたが、
「僕が語学論をやることは、自分の線さがしみたいなもの」です。
この大風呂敷では、過去ログを読んだり、書き込むことを続けていくことで、
自分の中の「語学の線」を、細く強くしていくことができるのだと思います。
これは、英語のイメージ核の獲得に通じるものがあると思っています。
・・・・・・
過去ログを読んで根石さんの「遊郭論」にぶち当たりました。
スカイプで話をした時、「再読したらおもしろかった」と根石さんに言ったら、
次回の「ハリマオ」に載せたいから、過去から蘇らせて欲しいとお願いされました。
う〜〜む、非常に良く書けているなと改めて感心してしまいました。 みごと。
【15439】
腑に落としたくなる (肚に入れたくなる) 投稿者:吉 投稿日:2009年12月23日(水)23時21分29秒
村田さん
> 頭で考えるのではなく、自分の身体を通して考えないと、わからない。
「音作り」や「練習」も『身体』ですが、僕はそこからもう少しイメージを広げたいです。
この「身体」という言葉から想起される僕の中のイメージは、
「とりあえずやってみる」というものです。
ダメでもともと、、やってみなけりゃ、「わからない」ってやつですね。 まさに!
ダハハハ、、、。 どうでしょう?
> 失敗をおそれず、書いていこうと思います。
根石さんに怒られちゃう可能性があることを除けば、
巷の語学論めいたものよりは、ぜったい僕たちの方がまともなものを書けていると思っています。
だから、僕たちは自信を持って良いと思います。
ただ、「書こう、書こう」とあせっても、なかなか書けるものではありませんね。
「うんこするには、肚に入っている必要がありますね」とは、先日書きました。
で、、どうやって肚にためるかってことなのですが、
今朝の通勤電車の中でぼんやり考えていて、友人の言葉を思い出しました。
カミナリに打たれたような衝撃です。
「腑に落ちないことがあると、僕は、腑に落としたくなるんですよ。」
by 私の友人@いつぞやのランチタイムで
これだっ!と思いました。 突然、思いだしました。 自分でも驚きました。
そう、、村田さん、「腑に落ちない」が沢山あれば、腑に落としたくなるってことです。
ようするに、「モヤモヤ」した疑問があると、肚におさめて、納得したくなるってわけです。
それほど難しいことではありませんでした。
まずは「モヤモヤ」した疑問を自分の中に沢山作りだせばいいんです。
これでいいのかな?
ほんとうかな?
どうして俺はこれをやっているんだろう?
こんな感じで「モヤモヤ」を頭の中に作り出すと、大きな疑問は、
「考えるってことなしで、いろんなことを考えている」って状態になるのだと思います。
この「モヤモヤ」があったから、僕は、絵描きの言葉や、絵本なんかからも、
語学論につながる言葉を(僕は)見つけれたのだと思います。
それで思い出しました。
私は以前、家内に向かって次のように言ったことがあります。
「なんで俺は歯を磨くんだろ? って、普段、無意識に行動していることに
疑問をもったり、自問自答することが、
遠いところで語学論に結びついていると思うんだよね。」
彼女はその時、けげんな顔をしましたが(笑)、
今の僕は、過去の僕のあの時の発言をすごく良く理解できます。
腑に落とす。
肚に入れる。
そのためには、「モヤモヤ」があれば良い。
どうでしょう? 他人の言葉を読んで肚に落とすには、
自問自答、これを沢山やっておくことが、もっとも大事なことなのかもしれません。
「腑に落ちないことがあれば、腑に落としたくなる。」
この言葉が、足がかりになれば嬉しく思います。
【15441】
吉さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月24日(木)12時19分47秒
>「音作り」や「練習」も『身体』ですが、僕はそこからもう少しイメージを広げたいです。
>この「身体」という言葉から想起される僕の中のイメージは、
>「とりあえずやってみる」というものです。
>ダメでもともと、、やってみなけりゃ、「わからない」ってやつですね。 まさに!
それは「体当たり」というイメージなのかなと思いました。
やってみなければわからない、その通りですね。
「こうすればああなってしまうんじゃないか。」
とか、
「一度決めてまったら、あとは変えてはいけないんじゃな
いか」と考えて(迷って)ばかりいても何もす進まない。
「とりあえずやってみる」これは私にとって大事なことだ
と思います。
>まずは「モヤモヤ」した疑問を自分の中に沢山作りだせばいいんです。
私は最近、「イメージ」などわかった気になっているけ
れど、ほんとに自分はわかっているのか?と自分に問い
かけることについて考えていました。
吉さんの書いていることは、もっと積極的ですね。
僕もそういう風に考えいこうと思います。
>腑に落とす。
>肚に入れる。
>
>そのためには、「モヤモヤ」があれば良い。
>
>どうでしょう? 他人の言葉を読んで肚に落とすには、
>自問自答、これを沢山やっておくことが、もっとも大事なことなのかもしれません。
たくさん「モヤモヤ」を作りだして、ため込まず、答を見
つけようとすること。
私はため込むことをやってしまっているので、その先に
行くための自問自答。
「モヤモヤ」に自分なりの形をつけていくこと。それを
やっていこうと思います。
【15444】
小学生のレッスンレポート3 投稿者:吉 投稿日:2009年12月24日(木)22時56分12秒
レッスン終了後の息子(小6)との会話です。
息子 : お父さん、I like dogs. で質問があるんだけど、、日本語訳は「私は犬が好きです」だけど、
なんで英語は複数形なの? 複数形なら「私は犬達が好きです」になっちゃうべ。
私: I like dogs. の 複数形のイメージは、「私は犬が好きです。犬なら何でも好きです」って感じなんだよ。
息子: なるほどね〜。 納得した。
私: その説明で納得できるんだ。
息子: はい、良くわかりました。
「犬なら何でも好き」って言うと確かに複数な感じがする。
「何でも」が入っていると複数だ。
英語が複数なのに、日本語だと単数な感じがするから最初は慣れない。
私: 英語は、俺達にとっては外国語だからね〜。 最初から慣れないのは当たり前。
「私は好き。 犬なら何でも好き」って感じのイメージをもって I like dogs. を、
何度も何度も繰り返し唱えて慣れていくしかないね。
息子: わかった。 それじゃ、来年もよろしく〜。
【15445】
まつさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)01時53分22秒
>今回、わずかにアクセルを踏んでみました。
読む速度を少し上げるだけでも口の動きの慌しさは急上昇といった感じです。
OZさん、まつさんのコンビは、自立練習を一時間ほどやっておられることが進展度からわかります。非常にいい練習方法だと思います。今後もなるべく続け
て下さい。
そろそろ、アクセルを踏んでいただきたいのですが、細心の注意をはらいながら行われることをお願いします。
大胆に細心に、個々の音と文としての音の連続性を両立させて下さい。その上で、徐々にスピードを獲得されることをお願いします。
この練習は、「イントネーションの自己決定力」の基盤になります。
【15446】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)01時56分2秒
>私: その説明で納得できるんだ。
すごいですね。
私が作った教材が、こういうことが起こることのきっかけになったのがうれしいです。
【15447】
吉さんの息子さんへ 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)01時59分36秒
>息子: わかった。 それじゃ、来年もよろしく〜。
いいこです。
教材を作ったネス湖のネッシーです。
来年はうちへ遊びに来てください。
うどんうまいですから。
【15448】
来年の方針二つ 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)03時09分43秒
素読舎はその活動の内実を広く知っていただくために、掲示板を設置し、語学の方法を理論化していますが、非常にとっつきにくいという感想を何度もいただ
きました。しかし、単なる方法を提示しているだけでなく、また単なる理論だけを言っているのでない事情があり、とっつきにくさは今後も解消しないと思いま
す。
掲示板は以前からありますが、今年、新しいホームページが誕生しました。東京のももこさんという生徒と、自称弟子の村田君とで作ってくれ、コンテンツの
充実は村田君が引き受けてやってくれています。
それでもやはり、素読舎はとっつきにくいだろうと思っています。
素読舎をとっつき安くするために、「お子さんの英語について考えているお母さんあるいはお父さん」に限り、お母さんあるいはお父さん自身で素読舎のレッ
スンを一ヶ月試してみていただくことを考えています。このお試しは無料で行います。この案について、賛同いただけたら、吉さん、OZさん、まつさん、江戸
の母さん、ゆっくり母さん、村田君、その他の生徒さんたちで、「広告文案」を作っていただけたらうれしく思います。
この動きによって、コーチを希望している吉さん、村田君の当座の生徒を得ることができればいいと思っています。
素読舎はいつもながら、不遜なもの言いをためらわないので、来年の方針にからめて、ひとつ言っておきたいことがあります。
私がこれまで瞥見した限りですが、日本のあらゆる英語のテストや試験はでたらめです。でたらめなので、私は大学入試以後、いかなる英語のテストも受けて
いません。冗談じゃない、こんなもので測られてたまるかと思ってきました。
中学の中間・期末テスト、高校入試、大学入試、英検、トーイック、その他すべての英語力を測るテストはでたらめです。
なぜなら、この種のテストをする前に、測らなければならない力を測っていないからです。この種のテストの前に測らなければならない英語力とは、「イント
ネーションの自己決定力」です。
「イントネーションの自己決定力」を測ることによって、文法理解、構文理解、イメージのイデア化、イデアの高速流動化をすべて測ることができます。
語数別に分類されたデータがあり、受験者にとっての初出の文を、ある語数(のみ)から成る文を提示できれば、この人はこの語数までの「イントネーション
の自己決定力」があると判定できます。判定は、素読舎の「スカイプ(電話)でレッスン」で使用している「技法グラウンド」でできます。
30問ほど出題し、25問程度をクリアしたら、その語数における「イントネーションの自己決定力」を認定すればいい。
例示します。
Perhaps you would be good enough to read this.
この文は、9語から成ります。意味的に日常的なものから、抽象的概念を多く含む文へのベクトルで、9語から成る文をランダムに30個集め、受験者に対し
「技法グラウンド」を行います。受験者にとっては30の文が初めて出会う文であることがポイントになります。
こうして、25個の文がクリアできたら、9語レベルをクリアしたと認定します。
3,4語から始めるのがいいと思います。英検なら、3級より2級が上位の級になり、2級より1級が上位になります。
この「イントネーションの自己決定力」の試験では、語数がそのまま認定の級になります。5語よりは6語、6語よりは7語が上位になります。
これによって、「俺(私)は12語をクリアした(受験して認定された)」というような言い方が成り立つようになります。
例えば、Naima
さんがガイド試験に受かった直後に、この試験を受けていただき、認定される語数を確定できれば、英検1級の人で、ガイド試験に受かった人が、短い時間にど
のくらいの語数の文についてイントネーションを自己決定するかがわかります。Naima
さんは、現在の自分の英語の状態をさらすことで、素読舎に貢献していただけると書いてくださったので、まず最初のモルモットになっていただこうかと考えま
した。
今は私のレッスンの生徒さんにだけ通じる「方言」ですが、「気泡をつぶして」「意味のかたまりをつかんで」「まともな個々の音で」「文全体の音の一連の
型」を作る作業が、イントネーションを自己決定することです。
このやり方は非常に面白いと思っています。どこかの大学の先生(実は常磐大学のNさんを考えていますが)が、試験の結果をデータ化してくれれば、この試
験方法が非常に有効だということを実証してくださることになるだろうと考えています。
熟語だ、語彙だ、文法だ、構文だなどと言うのでなく、何語の文を5回程度読む間に、まともなイントネーションとして成立させられるかを測ることで、英語
力の本質的な部分を測ることができると考えています。
熟語の穴埋め問題みたいなものをやらせるより、長文の日本語訳などやらせるより、本質的な英語力を測ることができます。
来年から、現在の私のレッスンの生徒さんを対象に、生徒さんの「希望があれば」この認定を始める予定です。
今年の夏、孫を連れて日本海に泳ぎに行った行き帰り、NHKの「ラジオ英会話」を聴いていたら、確か "Say it."
とかいう番組のコーナーで、私が提示した「回転読み」を上手に盗んでいるものにぶつかり、非常にびっくりしました。NHKの講師が、もしそれが私の方法を
盗んだものでないと証明するには、NHKの番組の中でこのコーナーができたのが、私の「英語どんでん返しのやっつけ方」(小学館文庫)の発行日より前か
ら、この "Say it." をやっていたことを証拠だてる必要があります。
NHKの番組が盗んだとして、盗んだことは構わないのです。私は、私がやるレッスン以外の場所で、私が考えた方法を採用してくれることは歓迎します。し
かし、一言クレジットをテキストに明記すべきです。それさえしてくれれば、「盗んだ」などと物騒なことを言わずに、私は「採用していただいてありがとう」
と言えるのです。
なんでこんな話をしているかと申しますと、今後もしかしたら、「イントネーションの自己決定力」を語数によって測るテスト方法が登場するかもしれないと
考えるからです。それもどんどん採用してもらいたいものだと考えていますが、もしやる場合は根石吉久が長年レッスンを継続して、その中から編み出したもの
だというクレジットは明記してもらいたいものだと思っています。
ここにこれを書いておけば、記事に年月日があるので、「イントネーションの自己決定力」を測る試験方法を私が最初に公表した年月日が明らかになります。
言いたいことは、「無断で持っていくなよ」です。一言断ってから使ったらどうだと言うことです。
【15456】
根石さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009年12月25日(金)07時24分48秒
> 「お子さんの英語について考えているお母さんあるいはお父さん」に限り、
>お母さんあるいはお父さん自身で素読舎のレッスンを一ヶ月試してみていただくことを考えています。
これは良いアイデアだと思いました。
本日より日曜まで家族で出かけてまいります。
前回のレッスンで伝えているようですが、ハナさんは今夜のレッスンをお休みさせていただいきます。
以前投稿すると宣言した「冠詞について」をまだ投稿していません。
それを投稿したら、しばらくおさぼりだった自分のホームページに集中していこうと思っています。 原点に立ち戻りたいと思います。
HPを書けなくなった理由はいろいろあります。
根石さんに対して一度もった「コノヤロ」って気持ちも筆を止めましたし、
「伝えよう」という気持ちが強くなってから「たくらみ」ばかりに頭を使ったことにも
原因があったと思います。
最近の「肚で感じる」ってことがヒントになっているのだと思います。
「会社を休んでも何かを書きたい」という感覚が湧きあがってきましたから、
今はとても良い状態なのではないかと感じています。
私と息子に向けてのコメントありがとうございました。
昨夜の息子の質問は、僕の中では大ヒットでした。
息子の素朴な質問に「なるほどね」と共感してくれる人もいるでしょうし、
僕の返答を読んで、理解が深まる人もいるかもしれないと思い公開しました。
【15458】
気泡と気合 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年12月25日(金)12時15分50秒
村田さんサポートを受け、ピッコロさんと自立練習を続けています。
報告は後ほど書きますね。
先日のレッスンの時のことを書きたいと思います。
知ってる単語が並んでいるので、パッと見て「読める」と思ったんですね。
それでちょっとアクセル踏んでしまったんですけど、
「意味が取れてない!」
これは瞬時に根石さんにばればれでしたね(>_<)
私も、あ、だめだ〜って気がつきました。
掲示板に書いていた『二律背反』のこととか、youtubuで聞ける「気泡」のことを
引用して指導してくださって、「おお、まさにこのことか」と、リンクして
嬉しかったです。今自分がどこにいるのかというのがわかると、安心しますね。
でも、日常に英語が必要とされない生活の中で、英語を続けて行くには
それなりの「前向きな気持ち」が無いとな〜と感じてしまっています。
わずか半年も習っていないのになんとも堕落した生徒です。
確かに、今までと全然違った発音が出てくるようになったのは感動で
音のすべらかさやリズムを楽しめるのですが、それでいいのかな?
というところで足踏みしています。これぞ空念仏なのでしょうか?
素読で得たことを使ってもう一段階、踏み出したいなと思っています。
そのためには、根石さんがずっと書いておられます
「いいながら書きながら思う」ことと
英語の文献を読むことを、手がかりに、模索中です。
吉さん
私も「腑」という言葉と、違う書物を読んでいて、偶然ぶち当たりました。
『先人が肺腑から絞り出すようにして語った言葉を私たちが十分に
内面化することなく〜〜忘れて去ってしまって〜』というくだりです。
内田樹さんという方の本で、日本論ですね。
吉さんの書き込みがとても参考になります。よおし!飲み込んでやるぞ〜
と気合いがはいります。
【15459】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)14時23分51秒
「来年の方針二つ」に読みにくいところがあったので、書き直そうとしましたが、「迷惑投稿」扱いされ、できませんでした。
>NHKの講師が、もしそれが私の方法を盗んだものでないと証明するには、NHKの番組の中でこのコーナーができたのが、私の「英語どんでん返しのやっつ
け方」(小学館文庫)の発行日より前から、この "Say it." をやっていたことを証拠だてる必要があります。
これを以下のように書き換えてください。
>NHKの講師が、もしそれが私の方法を盗んだものでないと証明するには、NHKの番組の中でこのコーナーができたのが、私の「英語どんでん返しのやっつ
け方」(小学館文庫)の発行日より前であることを証明する必要があります。コロンブスの卵みたいなものですが、まず普通「回転読み」を考えつくことはある
まいと思っています。
【15461】
江戸の母さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)14時32分33秒
>わずか半年も習っていないのに
「気泡」という語で言っている現象にご注目下さい。
それを追い出す作業がまだ続きます。
私のレッスンは、最初の3ヶ月くらいで音が劇的に変わりますので、その間は感激していただくことができます。その後は結構退屈になります。その時から、
ようやく入門していただくことになります。
【15463】
根石さんの投稿再掲 投稿者:村田晴彦 投稿日:2009年12月25日(金)15時08分12秒
根石さんの「来年の方針二つ」が根石さんのパソコンからは修正
できないとのことですので、こちらで修正して投稿します。(管理者でも書き込みの修正はできませんので)
====================================
来年の方針二つ 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年12月25日(金)03時09分43秒
素読舎はその活動の内実を広く知っていただくために、掲示板を設置し、語学の方法を理論化していますが、非常にとっつきにくいという感想を何度もいただ
きました。しかし、単なる方法を提示しているだけでなく、また単なる理論だけを言っているのでない事情があり、とっつきにくさは今後も解消しないと思いま
す。
掲示板は以前からありますが、今年、新しいホームページが誕生しました。東京のももこさんという生徒と、自称弟子の村田君とで作ってくれ、コンテンツの
充実は村田君が引き受けてやってくれています。
それでもやはり、素読舎はとっつきにくいだろうと思っています。
素読舎をとっつき安くするために、「お子さんの英語について考えているお母さんあるいはお父さん」に限り、お母さんあるいはお父さん自身で素読舎のレッ
スンを一ヶ月試してみていただくことを考えています。このお試しは無料で行います。この案について、賛同いただけたら、吉さん、OZさん、まつさん、江戸
の母さん、ゆっくり母さん、村田君、その他の生徒さんたちで、「広告文案」を作っていただけたらうれしく思います。
この動きによって、コーチを希望している吉さん、村田君の当座の生徒を得ることができればいいと思っています。
素読舎はいつもながら、不遜なもの言いをためらわないので、来年の方針にからめて、ひとつ言っておきたいことがあります。
私がこれまで瞥見した限りですが、日本のあらゆる英語のテストや試験はでたらめです。でたらめなので、私は大学入試以後、いかなる英語のテストも受けて
いません。冗談じゃない、こんなもので測られてたまるかと思ってきました。
中学の中間・期末テスト、高校入試、大学入試、英検、トーイック、その他すべての英語力を測るテストはでたらめです。
なぜなら、この種のテストをする前に、測らなければならない力を測っていないからです。この種のテストの前に測らなければならない英語力とは、「イント
ネーションの自己決定力」です。
「イントネーションの自己決定力」を測ることによって、文法理解、構文理解、イメージのイデア化、イデアの高速流動化をすべて測ることができます。
語数別に分類されたデータがあり、受験者にとっての初出の文を、ある語数(のみ)から成る文を提示できれば、この人はこの語数までの「イントネーション
の自己決定力」があると判定できます。判定は、素読舎の「スカイプ(電話)でレッスン」で使用している「技法グラウンド」でできます。
30問ほど出題し、25問程度をクリアしたら、その語数における「イントネーションの自己決定力」を認定すればいい。
例示します。
Perhaps you would be good enough to read this.
この文は、9語から成ります。意味的に日常的なものから、抽象的概念を多く含む文へのベクトルで、9語から成る文をランダムに30個集め、受験者に対し
「技法グラウンド」を行います。受験者にとっては30の文が初めて出会う文であることがポイントになります。
こうして、25個の文がクリアできたら、9語レベルをクリアしたと認定します。
3,4語から始めるのがいいと思います。英検なら、3級より2級が上位の級になり、2級より1級が上位になります。
この「イントネーションの自己決定力」の試験では、語数がそのまま認定の級になります。5語よりは6語、6語よりは7語が上位になります。
これによって、「俺(私)は12語をクリアした(受験して認定された)」というような言い方が成り立つようになります。
例えば、Naima
さんがガイド試験に受かった直後に、この試験を受けていただき、認定される語数を確定できれば、英検1級の人で、ガイド試験に受かった人が、短い時間にど
のくらいの語数の文についてイントネーションを自己決定するかがわかります。Naima
さんは、現在の自分の英語の状態をさらすことで、素読舎に貢献していただけると書いてくださったので、まず最初のモルモットになっていただこうかと考えま
した。
今は私のレッスンの生徒さんにだけ通じる「方言」ですが、「気泡をつぶして」「意味のかたまりをつかんで」「まともな個々の音で」「文全体の音の一連の
型」を作る作業が、イントネーションを自己決定することです。
このやり方は非常に面白いと思っています。どこかの大学の先生(実は常磐大学のNさんを考えていますが)が、試験の結果をデータ化してくれれば、この試
験方法が非常に有効だということを実証してくださることになるだろうと考えています。
熟語だ、語彙だ、文法だ、構文だなどと言うのでなく、何語の文を5回程度読む間に、まともなイントネーションとして成立させられるかを測ることで、英語
力の本質的な部分を測ることができると考えています。
熟語の穴埋め問題みたいなものをやらせるより、長文の日本語訳などやらせるより、本質的な英語力を測ることができます。
来年から、現在の私のレッスンの生徒さんを対象に、生徒さんの「希望があれば」この認定を始める予定です。
今年の夏、孫を連れて日本海に泳ぎに行った行き帰り、NHKの「ラジオ英会話」を聴いていたら、確か "Say it."
とかいう番組のコーナーで、私が提示した「回転読み」を上手に盗んでいるものにぶつかり、非常にびっくりしました。NHKの講師が、もしそれが私の方法を
盗んだものでないと証明するには、NHKの番組の中でこのコーナーができたのが、私の「英語どんでん返しのやっつけ方」(小学館文庫)の発行日より前であ
ることを証明する必要があります。コロンブスの卵みたいなものですが、まず普通「回転読み」を考えつくことはあるまいと思っています。
NHKの番組が盗んだとして、盗んだことは構わないのです。私は、私がやるレッスン以外の場所で、私が考えた方法を採用してくれることは歓迎します。し
かし、一言クレジットをテキストに明記すべきです。それさえしてくれれば、「盗んだ」などと物騒なことを言わずに、私は「採用していただいてありがとう」
と言えるのです。
なんでこんな話をしているかと申しますと、今後もしかしたら、「イントネーションの自己決定力」を語数によって測るテスト方法が登場するかもしれないと
考えるからです。それもどんどん採用してもらいたいものだと考えていますが、もしやる場合は根石吉久が長年レッスンを継続して、その中から編み出したもの
だというクレジットは明記してもらいたいものだと思っています。
ここにこれを書いておけば、記事に年月日があるので、「イントネーションの自己決定力」を測る試験方法を私が最初に公表した年月日が明らかになります。
言いたいことは、「無断で持っていくなよ」です。一言断ってから使ったらどうだと言うことです。
【15477】
自立練習報告 村田さんサポート付 投稿者:江戸の母 投稿日:2009年12月27日(日)21時55分35秒
練習者名:ピッコロ、江戸の母
日時 : 09/12/24
進展度(説明部分を含めた総行数): 141行(6181-6322)
次回レッスン開始の文 :It's a whole new ball of wax.
*3箇月で、すご〜く自分の発音が変わりました!
で、ここからやっと、『入門』なんですね!!
恐れ入谷の鬼子母神!
”お子さんレッスンを考えてるお父さんお母さん体験レッスンお勧め文”作成に
お手伝いしたいです〜でもちょっと風邪気味で、頭がまわりません。
麦酒飲んで治療中ですが、明日のレッスンもコンコン咳するかもです。
ピッコロさんにも、ご迷惑かけたらスミマセン。
【15485】
かたさんへ 投稿者:吉 投稿日:2009年12月29日(火)13時42分47秒
昨日は連絡ありがとうございました。
根石さんのレッスンがお休みになったと勘違いしてしまいましたが、
(これについては、根石さんまつさんOZさん本当にごめんなさい)
九州から戻ってきたオヤジとゆっくり話をすることができました。
> 新年あけてからレッスンよろしくお願いします!!
かたさんありがとうございます。 こちらこそお願いします!!
そうそう、ひとつだけ言わせてくださいね、かたさん。
ソフトに書きますから緊張しないで気楽に読んでくださいね。 (*^o^*)
僕の中では「レッスンをやっている」という認識ではないんですよ〜。 (^^ゞ
根石さんも僕も、かたさんに「教える」ってことはもうほとんどないんですね。
かたさんがその事に「気づく」だけでグンと変われると思っているんですよ。(^^)ニコニコ
やっているのは自分磨き。
パートナーは「自分磨き」に拍車をかけてくれる尊い存在ですね。
かたさんには感謝しているんです。 毎回の「手合わせ」も楽しみにしています。
「一緒に学び上がる」という気持ちで来年もやらせてください♪
お互いに励ましあいながらやらせてもらえたら嬉しく思います。 (=´ー`)ノ
【15488】
皆様よいお年を 投稿者:まつ 投稿日:2009年12月30日(水)02時18分45秒
>吉さん
どうぞ気になさらないでください。
実は私も28日はお休みと思いこんでおりました〜(^▽^;)
もうひと月、引き続きお願いいたします!
-------------------------------------
さて、今年も残すところあとわずか。
この歳になって英語に再挑戦していることに自分でも驚いています。
でも、5月からはじめてはや8ヶ月。
おかげさまで口や舌の動きが以前とは変わっていることを実感でき、レッスンは毎回楽しみで充実しています。
ただ、復習は週末にまとめて・・・ということが多かったので、来年はもっと量を増やしたいと思います。
ちなみに自宅では大きな声での長時間音読は憚られるため、休日の昼間などによく独りでカラオケルームに篭って練習したりしました。独りでカラオケ入るのっ
てとても寂しいですがもうすっかり慣れました(泣笑
それでは皆さまよいお年を。
【15492】
今年は生活言語を、、、 投稿者:吉 投稿日:2010年 1月 3日(日)06時45分2秒
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は、生活語(日本語)を強化したいと思います。
とは言ってみたものの、具体的に何をすればわかりませんので、
とりあえず「本を読む」から始めたいと思います。
根石さん、何か良い学習方法がありましたら教えてください。
皆様、本年もよろしくお願いいたします。