【13504】
スカイプ素読用データ 投稿者:村田 投稿日: 2009年 3月20日(金)00時29分55秒

11------------------------------------------------------
藤原新也, ,「メメント・モリ(死を想え)」(藤原新也・情報センター出版局 19830212 第一刷)2, 20090319, 村田晴彦 ,

ちょっとそこのあんた、顔がないですよ

いのち、が見えない。
生きていることの中心{コア}がなくなって、ふわふわと綿菓子のように軽く甘く、口でむとシュッと溶けてなさけない。
しぬことも見えない。
いつどこでだれがなぜどのようにしんだのか、そして、生や死の本来の姿はなにか。
今のあべこべ社会は、生も死もそれが本物であればあるだけ、人々の目の前から連れ去られ、消える。街にも家にもテレビにも新聞にも机の上にもポケットの中 にもニセモノの生死がいっぱいだ。
本当の死が見えないと、本当の生も生きれない。等身大の実物の生活をするためには、等身大の実物の生死を感じる意識をたかめなくてはならない。
死は生の水準器のようなもの。
死は生のアリバイである。
MMENTO-MORI
この言葉は、ペストが蔓延り、生が刹那、享楽的になった中世末期のヨーロッパで盛んに使われたラテン語の宗教用語である。その言葉の傘の下には、わたしの これまでの生と死に関するささやかな経験と実感がある。

【13508】
子音 /m/ /f/ の連続 投稿者:村田 投稿日:2009年 3月24日(火)17時02分25秒
 根石さんの「文法 素読テキスト」に、 home phone という言葉が出てきました。発音記号だと / houm foun / となります。
home phone を含む文を繰り返して言っているうちに、/ m / / f / の連続についても、黙音化があるのではないかと感じました。(今まで、/ m / / f / の連続にはあまり出会ったことがないような気がします。この逆の並びはよくあると思うのですが)
/ m / は唇を閉じる。/ f / は下唇に上の歯つける(そして破裂させる)。両方とも、唇を閉じるという点では同じように感じられます。ならば / m / / f / のつながりのうち、最初の方の / m / を / f / の形、つまり上の歯と下くちびるで口を閉じ、/m/の音を発音せず、次の / f / を発音する、というやり方でやると、音としては自然な流れになるのではないかと思いました。
 根石さんに、/ m / / f / でも黙音化がありますね?と尋ねてみたところ、それは下くちびるを持ち上げるようにするんだ、という答えが返ってきました。また、まあ黙音といっても、m は鼻に抜けるから気配としては感じられるんだけどな、ということでした。気配が残るのは納得です。

ところで、/ m / を / f / の形で発音できるということは、/ f / / v / の発音について学校などでよく聞かされた「下くちびるを噛む」という説明では、/ m / の発音になってしまう可能性があるということだと思います。
先日、/ v / が / m / にしか聞こえない音の塾生がいたので、口元を見てみると、一生懸命、上の歯で唇を閉じている。「破裂させるんだよ」と言ったら、一発できれいな / v / になりました。やはり / f / / v / については「破裂させる」という指示が不可欠ですね。

【13510】
お久しぶりです。 投稿者:柴田武史 投稿日: 2009年 3月27日(金)02時14分59秒

根石さん、皆さん、 お久しぶりです。大変ご無沙汰いたしました。柴田です。

職場で今も音作りを基礎にした英語教育に励んでおります。今は中学2年生を
教えています。彼らは来月中3になるわけですが、すでに7割以上の者が英検の
準2級に合格しました。6名が2級に合格していますが、その中には二年前は
英語の知識ゼロだった子もいます。

生徒たちの英語力を高めたのは「発音・音読・暗唱・レベルの高い英文」です。

またお仲間に加えていただいて、私の実践をぼちぼちご紹介しながら、皆さんとの
交流を復活させていただこうと思っています。よろしくお願いします。

【13511】
4月からの小学校 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 3月27日(金)03時19分12秒
 指導要領の改訂で 2011年から小学校5・6年生で英語(外国語活動の時間)が週一時 間導入されることになりましたね。
でも実質どの学校でも今年の4月からの導入となりそうです

英語ノートというテキストを使う模様です。
テキストのシラバスはこちら。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gaikokugo/note/pdf/080328.pdf

学校の先生達もがんばってらっしゃる模様ーレッスンプラン
ttp://www.biwa.ne.jp/~yatchan/all-english.htm


はてさてどうなりますことか。

【13512】
お久しぶりです。エリオットさん。 投稿者:Jackie 投稿日:2009年 3月27日(金)03時28分39秒

エリオットさんお久 しぶりです。あーびっくり!!
今日ちょうどエリオットさんのことを考えていたところです。(音造りへの道どこへしまいこんだか・・とダンボールの中を探したり)小学校英語導入、エリ オットさんはどうお考えなのだろうと。

実は親戚から「うちの小学生3年生5年生と中学生に英語を教えてやってくれ。5年生から英語が始まるし、中学で単語数は増える、高校では英語で授業があ る。」と頼まれました。

私は苦手とはいえ一応中学で英語をならってきたことのある高校生〜一般社会人に英語を教えたことはあれど、まっさら(もしくは今の小学英語をやっているレ ベルの状態の小学生や新中学1年に教えたことはありません。そして児童英語会話ハイテンションで英語を教えることなど私には無理。


早速Be動詞と一般動詞の区別でつまづいている中学生は、
英語の音を学ぶこと、教科書の徹底音読、入れ替えパターンP、チャンツ、などなど、昔の方法でできるかと。
小学生には退屈か・・小学生をひきつけるにはある程度活動的なレッスンにする必要があるだろう。


私は、長らく英語を教えること、そして自身の英語学習にも遠ざかっています。
英語学習は中学からでも十分(もしくは6年生ぐらい)と思っています
しかし恩がある親戚には恩返しをせねば。
また小学生をあずかり、英語嫌いにさせてはならない・・むむむ。


小学生が英語を学ぶにはどうしたらよいのか、エリオットさんならどうするだろう。
と考えていたのです。
これから変わるであろう英語教育について、根石さん村田さん、こちらの生徒さん方、母の会の方々、とお話できたらと思います。

Naimaさん!は
小学生ティーチングのベテランですからねえ・・よろしくご教授を。

【13514】
小学校の英語。体で覚える英会話 投稿者:Jackie 投稿日:2009年 3月27日(金)15時53分25秒

カルタとりで名詞を学び、
ジェスチャーゲームをして動詞の動作をし動詞を覚え、「今何をやっているか」とあてっこゲーム進行形を学ぶ。ってなところでしょうか。

ジェスチャーで動詞を覚えるということは大人英会話学校でも行われています。


新3年生用ー挨拶、和、曜日、名詞を覚える、

小学校英語活動テキスト ハロー・キッズ 児童用テキスト ブック1
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460859/index.htm

小学校4年
小学校英語活動テキスト ハロー・キッズ 児童用テキスト ブック2
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460869/index.htm

Lesson1は「牛乳が好き」
カラフルで親しみやすい絵でイメージを出し、3年でならった名詞をつかって、
ミニドリルができますね。これは大手英会話学校の子供向けレッスン教材のアイデアが生かされている。(近所の子供のECCやジオス子供校などのテキストを みせてもらいました)
文だけでドリルするより、絵があるほうが格段にわかりやすいのdれよいことです。

1レッスンに1基本文「キーセンテンス」だけというのもよい。
Lesson1I like milk.
Lesson2 What's this?

(ただ週1時間ですから、ここでまたBE動詞と一般動詞の混同がおこるんでしょうねえ。。)

なるほど、なかなか面白い・・小学英語も進化してますね↓。

小学校英語活動アクティビティ・ブック Sunshine Kids Book1(サンシャイン・キッズ1)
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460119/index.htm
小学校英語活動アクティビティ・ブック Sunshine Kids Book2(サンシャイン・キッズ2)
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460139/index.htm

小学校英語活動アクティビティーブック
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460119/index.htm


今中学のサンシャイン1の教科書を見ていますが、Lesson1,2とBe動詞。Lesson3にして
もう一般動詞とBe動詞が混ざってきています。ひとつの文型がまともに定着していないのに
次の文型にはいることは混同必死。

授業中に別売りの「文型ドリル」できちんと口頭ドリル練習は行うのでしょうか?、
しかし教科書にドリルがないですね。

【13515】
チャンツも進化。フラッシュ化。なかなか楽しい。 投稿者:Jackie 投稿日:2009年 3月27日(金)16時00分37秒

☆はじめての英語ス タートキット 2 単語と会話のビデオ 1
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/470129/index.htm

ーチャンツは一般的になってきてますね。視覚教材ビデオといっしょに乗りがいい。
(画像クリックで動画がみれます。ノリがよいので思わず口ずさむ・・名詞が覚えられますね。

>英語って楽しい!・・・素晴らしい英語学習のスタートを切るビデオ
『単語と会話のビデオ』には、10カテゴリーの単語(各範疇12個、計120個)と20の設定場面でのダイアログが収録されています。ビデオ全体の構成を 把握された上、有効にご活用ください。

小学校の段階で子どもたちが英語に触れることは素晴らしいことです。右脳学習が活発で、音を素直にとらえる力を持っている子どもたちの力を十分に生かし、 本ビデオを活用してください。先生と子どもたちが楽しく英語に触れる授業のためのアイデア集として、指導の手引きも用意しました。

小学校で英語を導入する最大のメリットは「英語は楽しいな」と思わせることです。「英語は楽しい」「英語が好き」という子どもたちは、英語学習の素晴らし いスタートを切ります。英語以外の外国語を学習する際にも、初めて外国語とであったときの経験が大きく影響し、英語との楽しい出会いは他の様々な外国語に 積極的に取り組む態度をも育てます。

はじめての英語スタートキット3 単語と会話のビデオ2
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/470139/index.htm

”Do you play〜”のチャンツ画像がみれます。



中学1年の事項が小学生に前倒しされる感じになるのでしょうかね。

しばらく英語からはなれていたらいろいろ浦島です。

【13517】
今日で2ヶ月たちました 投稿者:Piggy 投稿日: 2009年 3月27日(金)21時28分40秒
 レッスンをはじめ て今日で2ヶ月たちました。この間に感じたことを書いてみます。

 何人もの方が書いていらっしゃいますが、私もレッスンが楽しいです。英語を口に出すというのは、きちんと指導してくださる方がいらっしゃれば、とても楽 しいことだったのですね。ただここ数週間復習がおろそかになっていて、前日や当日大急ぎで復習することが多くなっているのを反省しています。はじめの1ヶ 月くらいは、紙に文章を書き出して持ち歩いていて、ときどき練習していました。そうするといつの間にか覚えてしまいますから、道を歩きながら小さな声で口 に出したりしていました。「1つ1つにつきあうことが最短距離である」ということ、再度肝に銘じます。また今日はレッスンの前に時間があったので、ゴース トのDVDの最初のところをみてそのはやさに驚いたためでしょうか、レッスンの時にいつもよりもはやく言おうとしてしまったようで、口がまわらなかった り、音がおろそかになったりしたところがあったように思いました。次回からは気をつけたいと思います。

 それからこの2ヶ月で、中学で習うような単語、例えば it という単語の持つイメージがかわったように感じています。it = それ ではなくなった、という感じがします。itを含む文章を何度も口にしていたために感じがかわったのか、そこのところは自分ではわかりませんが、it をitとしてイメージできるところに近づいたような気がしています。

 最後に夢の話です。昨年の春に、簡単な英語の本をたくさん読むことを始めた後、何度か「英語の夢」をみました。自分で「あ、これは英語の夢だな」とわか るのですが、具体的に英語が登場してくるわけではありませんでした。つまり、日本語の世界ではなく英語の世界だ、と夢の中で認識はしているけれども、実際 に英語が出てくるわけではなかったのです。急に英語をたくさん読んで、頭がびっくりしたのだろうと想像していました。今回レッスンをはじめてしばらくし て、英語の夢を久しぶりにみましたが、今度は夢の中に実際に英語が登場したのです!もっとも、起きたらすべて忘れてしまいましたが。でも、「日本語でない 言葉でしゃべるとは、どういうことだろう。英語をしゃべることが、私にできるだろうか」という長い間の疑問の解決にもしかしたら近づいているのではないか と思って、わくわくしました。

【13520】
梁山泊 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月27日(金)23時55分13秒

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

父の入院、手術、リハビリ、再手術やら年度末の仕事のトダバタやら...。ようやっと、少し落ち着いた週末です。

と言っている間に、過去ログのそうそうたる顔ぶれが続々と..ですね。語学のエキスパートの皆さん達の充実した書き込みをリアルタイムで読む楽しみができ そうです。

根石さん、今日も息子のレッスンありがとうございます。「レッスンどうだった?」と聞くと、いつもは「普通」と答えるのですが、今日は「テキストの頭から やっていた練習が先頭に追いついたよ」とうれしそうに報告しました。

教科書の方は、1年生を一応終わり2年生に突入しています。CDを聞くことも始めました。もちろん「復習範囲は手放さない」が基本ですので、1年生のとこ ろもCDを聞き、音読をしています。

学年の成績が出ましたが、英語は「4」でした。一番得意な英語でも、どうがんばっても「5」はとれません。今の成績は昔と違って「授業態度」がけっこうモ ノを言うようです、おしゃべり大魔王の息子には、どう逆立ちしても「5」は無理なようです。まあ、成績はともかく英語を楽しめているようですので、オヤジ が「5」をつけてやろうと思います。

【13521】
皆様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月28日(土)04時38分6秒

 このところ、住んでいる村の区政批判を書いており、つくづくくたびれる割になかなか先に進みません。村の小さな区政などにかかずらって何がどうなるもん かと思うこともありますが、ここを放っておいたから日本の現在のていたらくがあるんだと思うこともあります。今よりもさらに地域から干されるという結果が 待っているのだろうなと思うものの、やるしかなかろうと思って気持ちだけじたばたして少しずつ書き進めています。
 そんなこんなでこの掲示板にもなかなか書けません。区政批判はある程度書きましたら、「住環境に文句・・・」の方に掲載する予定です。その後、インド紀 行も書いておきたい。一段落したら、またこちらに参りますので、皆さんでお話を続けていて下さい。

 柴田さん、書き込んでいただいてうれしく思います。
 中学2年生の授業をされているということですが、柴田さんが以前書いてくださった授業を受けた生徒たちは、一昨年あたり大学受験だったのでしょうか。高 校生になって以後の生徒たちの伸び具合はどうだったでしょうか。柴田さんが掲示板に書かれなくなっていた時期も、私はどうなったんだろうなと余計な心配を していました。柴田さんが大学合格に力点を置かなくても、東大合格ン十人をウリにする学校側はそこに授業評価の軸を置いているのでしょうから、その点が心 配でした。今日読ませていただいたものを見ると、また一段と柴田さんは腕をあげられたようです。当時の方法に磨きがかかってきているという感じがします。 私は安心していいんだなと思うことができました。その後新たに導入したことなどありましたらお聞きしたいと思っております。私は「レベルの高い英文」とい うところに注目しています。
 私は、またそのうちに語学論に戻りたいと思っておりますが、今はなんだか気抜けしたような感じで、力が入りません。

 吉さん、お帰りなさい。
 と言わせて下さい。
 磁場帰りの人で私を吉さんほどに評価してくださった人はいません。井伏鱒二の漢詩の訳だったように覚えていますが、「さよならだけが人生だ」と思った時 期もありました。帰っていただけたことで、ほっとしています。
 いずれ、また語学論に復帰したいと思っておりますので、しばらく時間をいただきたく思います。英語回りに限らず、状況はあまりにもひどいもので、だんだ ん腹もたたなくなってきていますが、このままひきさがるつもりもありません。

 らくださん
 お父さんが手術を受けられたのでしたか。大変でしたね。私の親は幸いなことに二人とも元気ですが、それでも相当ガタがきていますので、そのうちに私もて んてこまいをすることになるんだろうなと覚悟しています。同居してはいませんが、すぐ近くに住んでいます。
 中途半端に言いかけて放置してある「初心者以前」という自分の言葉がその後気にかかっています。放置しっぱなしにすることはしませんので、お時間を下さ い。
 息子さんに「成績を気にするな、実力を気にしろ」という「英語のやっつけ方」のフレーズをプレゼントしたいと思います。小学6年生から見させていただい て、もう中学2年生ですか。早いものです。息子さんが英語を面白がってくれているのが、私にとっても励みになります。いつかどかんとやってくれる時が来る ことを願っています。レッスンは週1回わずか30分ですので、柴田さんのようにレッスン自体でどかんとやることはできませんが、どかんとやるための地力を 作っているのだとお考えいただけたら幸いです。

 Naima さん
 Naima さんに書いたことも気になっていますが、時間がとれません。「語学は大人になってからで十分」ということが成り立つためには、「中学生や高校生が、テスト や入試のためにやる英語なんか、語学じゃない」、「私が英検一級をとるために必死にやっていたあれが語学なのだ」と言い切った後でなければならないと考え ています。それがどれほど不遜な言い方に聞こえようと、どれほど顰蹙を買おうと、それを言い切った後でなければ、「大人になってからで十分」は成り立たな いと思っています。なんだか Naima さんのもの言いが、ずいぶんと投げやりになっちゃったなと思いました。言うべきことを言い切った後でだったら、Naima さんの言われることは語学論に突入できると思うのです。一般論みたいにこんなこと言っちゃっちゃなあと思ったので苦言を呈したわけでした。

【13523】
Piggyさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月28日(土)05時06分42秒

 レッスンの途中経過を書いていただきありがとうございました。まだ早く言おうとする必要はないと思います。馬鹿らしく思わずに、私の作ったテキストに何 度も出てくる文を何度もていねいにやっているうちに、少しずつ口の筋肉ができていきます。読みの質を落とさないまま、筋肉の動きの速さをもたらしてくれる のは回数です。回数が伴わないで速く言おうとすると、音の一部を端折ってしまうことになります。回数が伴って、柔らかくて強い口の動きが備わったときに、 速くするのはいいのですが、まだ無理に速く言おうとしない方がいいと思います。

>最後に夢の話です。昨年の春に、簡単な英語の本をたくさん読むことを始めた後、何度か「英語の夢」をみました。自分で「あ、これは英語の夢だな」とわか るのですが、具体的に英語が登場してくるわけではありませんでした。つまり、日本語の世界ではなく英語の世界だ、と夢の中で認識はしているけれども、実際 に英語が出てくるわけではなかったのです。急に英語をたくさん読んで、頭がびっくりしたのだろうと想像していました。今回レッスンをはじめてしばらくし て、英語の夢を久しぶりにみましたが、今度は夢の中に実際に英語が登場したのです!もっとも、起きたらすべて忘れてしまいましたが。でも、「日本語でない 言葉でしゃべるとは、どういうことだろう。英語をしゃべることが、私にできるだろうか」という長い間の疑問の解決にもしかしたら近づいているのではないか と思って、わくわくしました。

 そのうちに、実際にしゃべるようになると思っていますが、一つだけアドバイスがあります。手持ちの札を全部使って、もみくちゃになってやろうと思って しゃべることです。ぺらぺらと上手にやろうなどという気持ちは捨てて、もみくちゃになることを恐れないことがいいと思います。どうせ私たちの第一言語は日 本語なのですから、日本で英語をしゃべるときにごつごつした英語になるのは当たり前なんだというふうに腹にひとつ据えておくのがいいと思います。

【13524】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月28日(土)05時15分15秒

 チャンツとやら、ご紹介くださったので見てみましたが、あれでどうにかなるなら、これまでのNHKの子供向け英語番組ででもどうにかなっていたはずで す。

【13525】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月28日(土)05時20分13秒

>根石さんに、/ m / / f / でも黙音化がありますね?と尋ねてみたところ、それは下くちびるを持ち上げるようにするんだ、という答えが返ってきました。また、まあ黙音といっても、m は鼻に抜けるから気配としては感じられるんだけどな、ということでした。気配が残るのは納得です。

 私が自分で記憶していることと少し違います。「下くちびるを持ち上げるようにするんだ」というのはそのまま正しいのですが、私が言ったのは、「 m のときに f の口の格好になっていていいんだ」ということだったと思います。f の口の形で、m を言っていい。ただしこの m は黙音化する。黙音化するけど、息が鼻に抜けるからはっきりした気配になるというようなことを言ったことを覚えています。

【13526】
柴田さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月28日(土)08時02分37秒

根石さんとのご縁が あって、一年ちょっと前から中学生の息子をお預けしている、らくだと申します。「お帰りなさい」というべきでしょうか。過去ログを読んでいる者にとっては 嬉しさとともに、そう言いたくなります。早速、質問してよろしいでしょうか。

>私は「レベルの高い英文」というところに注目しています。

と根石さんが書かれていますが、私も同じところに目が行きました。ここの部分はどういう意味なのでしょうか。ご教示願えればと思います。

【13527】
根石さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月28日(土)08時14分19秒

>いつかどかんと やってくれる時が来ることを願っています。レッスンは週1回わずか30分ですので、柴田さんのようにレッスン自体でどかんとやることはできませんが、どか んとやるための地力を作っているのだとお考えいただけたら幸い

語学を含む勉強全般に関して、今は「どかん」の時期ではないと思っています。そういうこともあって、レッスンについては予習も復習もさせていません。コン スタントに練習するのは教科書にしておき、週1回のレッスンは、何と言いますか、「心棒」みたいなものと考えています。いずれ教科書と練習の比重を変える 時が来るとは思っています。

【13529】
村田さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月28日(土)08時23分15秒

最近の書き込みで気 になっていたのが、村田さんの

>home phone を含む文を繰り返して言っているうちに、/ m / / f / の連続についても、黙音化があるのではないかと

の書き込みでした。私が今、いちばん知りたいことに関する書き込みだと思います。改めて質問させていただきます。

【13530】
桜満開 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 3月28日(土)11時18分17秒

吉さんお帰りなさい。またお話できることが嬉しいです。ブログの更新もよろしく!
らくださん、息子さんのレポート楽しみにしています。
Naimaさん、絵付け教室のほうはお休みなんでしょうか?

根石さん、
>チャンツとやら、ご紹介くださったので見てみましたが、あれでどうにかなるなら、これまでのNHKの子供向け英語番組ででもどうにかなっていたはずで す。

あれで英語がどうにかなる・・まではもちろんいきません。
しかし視覚的に入り、色と物の名詞がわかること、そしてテンポのよいリズムで繰り返すことで、頭にのこり、口ずさ見たくなる・・繰り返す。ことは無視でき ません。

デジタルなものなので、定着まではしないです。
導入としてのものです。
デジタルはあくまでデジタルです。

うちにはDSがないのでなんともいえませんが、
「DSで英語」と宣伝されていますが、フラッシュ感覚で学んだものはフラッシュで消えていきます。「液晶に手書きができるから、書いているのと同じ」とい うのも違う。
ペンで書く、意識して書く、筆圧、そしてそれが文字としてノートに残り、見ることによって「定着」する。


チャンツ、「スモールトーク」というジャズチャンツを以前私はつかっていました。
高校生にも社会人にも、音楽にのせてフレーズが何回もくりかえされることで、
決まり文句が覚えられる、動詞、名詞などは強く読むことを教えられ、
やはりある一定の効果はありました。
もちろんテキストをつかって音なしの文字の素読もいれます。
文字を読むことは大事です。
音楽は「脳の奥底に定着させる」には邪魔になるのです。

そういう意味で文字を伴なわない「動画デジタルチャンツ」、フラッシュで入ったものは
フラッシュで消えてしまう。

しかし、しかし、小学生が授業で英語を学ぶときには、画像をみながらでも繰り返すこと、そして興味をもつこととしては、一定の効果は望めるとおもうので す。


根石さんの回転読みのほうが、集中をともなう。はるかに定着するし、からっぽの電池を作ることになる。それは磁場に行ったときに充電される。


根石さん、

>「大人になってからで十分」は成り立たないと思っています。なんだか Naima さんのもの言いが、

Naimaさんは小学生に英語を教えてきて一定の成果をあげてきたプロです。
そのNaimaさんが「大人のなってからで十分(中学からはじめて、)」ということは、軽がるしくいってるわけではないとおもいますよ。

かくいう私も今回、小学生を教えてくれと頼まれたわけですが、以前からせっつかれていましたが「中学生からでいいんじゃないの」と逃げ回っていました。幼 稚園小学生の先生や児童英会話講師のようにハイテンションに子供を集中させる技術がない」ことも原因です。
すでに学校では英語の時間が導入され、外国の先生とのゲームやカルタ会話などで
「楽しい授業」が行われてる。
「私のは地味だよー。つまんないよー。音読だよー。楽しくないよー。だからやめといたほうがいいよ」と言ってにげまわっていたのですが・・

それは私が「成績がわるくてもなんでも一応中学の基本英語を終了した高校生以上しか教えたことが無いこととも関わります。真の初心者と中学1年生あたりの 基本を終えた初心者の教え方はちがうからです。
英語が苦手だった生徒に英語に興味をもたせ、自ら学びたい気分にさせ、「英語を話すこと読むことが楽しい!」ともって行く、ある一定の成果を上げるこでき ていました(おいおい、ほんとか??っ)
しかし私にはトルゥービギナーへ英語を教えた経験がないのです。

と、エリオットさん、Naimaさんにご教授願えたらなんて虫のよいことを考えていたら
エリオットさんが現れた・・・!
エリオットさんの硬派な授業・・あれ、理想です。

しかし楽しい英語からはいった子供たちって、硬派な英語には抵抗があるってことはありませんか?
児童英会話教室で楽しい英語を学んできた生徒が、学校になって文法を習うと退屈で躓く。
「生きてる英語」じゃないと。いまどきは一年生のうちは「こみゅにかてぃぶ」で楽しい英語だから問題ないですかw不定詞、受動態、関係代名詞でわけがわか らなくなる。2、3年になって英語をほうりだす。。

だからなまじっか英語を小学生からおしえなくてよいのでは。と私も思っています。

でも流れにはさからえない。
小学生の英語ははじまった・・。

私も頼まれた以上は・・乗りかかった船・・ああ〜あー。

足洗ったのに。

【13531】
すごい 投稿者:村田 投稿日: 2009年 3月28日(土)11時27分48秒

一夜にしてたくさん の書き込みが…!


Jackieさん
>カルタとりで名詞を学び、
>ジェスチャーゲームをして動詞の動作をし動詞を覚え、「今何をやっているか」とあてっこゲーム進行形を学ぶ。ってなところでしょうか。

半年ほど前に入塾した小学3年の子がいまして、以前は大手チェーン英会話教室にほんの短い間通っていたそうです。「どんなことやってたの?」と聞いたら、 カードに単語が書いてあって、それに色塗ったり、歌を歌ったりしていたということでした。「つまんねえからすぐやめた。」と。今は、傍目からは「つまんね え」ように見える素読を原理としたやり方を、自分の意思で続けています。
わたしも低学年の頃にカルタとりとかジェスチャーゲームやロールプレイとかやっている教室(信学会)にかよっていましたが、何か核になるものといえるもの が身に付いたとは言えません。要領がいい子が幅を利かせるのが気に入らないです。
ゲームをやるにしても、繰り返しの練習を何度もやった後でないとほとんど意味がないような気がします。


柴田さん、おひさしぶりです。
以前の私は発音の話についていけない時がありましたが、これからは私も発言させていただきます。よろしくお願いします。

※この掲示板を最近読み始めた方々へ。柴田さんは以前、Eliotさんとして書き込みされていた方です。
「音づくりへの道」http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/ron/otomichi2002.html
これはぜひ読んでください。


吉さん
おかえりなさい。
先日、塾のあとに根石さんが「モリー先生との火曜日」を読んでいたのを見て、なつかしく思いました。
私、なぜか日本語訳のも手元にあるんですよね。
また、よろしく!

【13532】
根石さん らくださん (/m//f/の連続) 投稿者:村田 投稿日:2009年 3月28日(土)11時54分15秒

根石さん
雑な説明になってすいません。
>f の口の形で、m を言っていい。ただしこの m は黙音化する。
この部分をきちんと書いておかないといけませんでした。「言って『いい』」という部分も大事かなと思います。
/m//f/の連続がある場合、
「/f/の口の形で/m/を言っていい。ただしこの/m/は黙音化する。意識的には下くちびるを持ち上げるようにする。黙音化するけれども、息が鼻に抜け るからはっきりした気配になる」
ということですね。

ところで、この元の記事を書いている時に昔の洋楽のタイトルを思い出していました。"Gimme! Gimme! Gimme!" という歌なんですが、これって元はGive me!なんですよね。
もしかしたらくちびるを閉じる形の音が連続する時も、後ろの音が勝つということが言えるのだろうか、と思ったのですが、どうでしょうか。


らくださん
今、弱音とかリエゾンなんかを、自分の言葉でとらえるなおすのに熱中しています。(まあ「そんなことは○○という本に載ってるよ」と言われたらそれまでな んですが、自分なりにとらえなおすのが大事だなというか)
質問お待ちしております。

【13533】
皆さんへ 投稿者:柴田武史 投稿日: 2009年 3月28日(土)18時59分25秒

皆さん、こんにちは。

根石さん。
私が以前教えていた生徒たちはもうすでに今月、大学を卒業する年齢です。在学中の彼らの英語力は様々でしたが、二つだけは確実に言えます。一つは「英語の 音が出せるようになったら、簡単にはその出し方を忘れない」と「英語の音で音読できる学習者は英語の勉強を投げ出してしまうことは少ない」ということで す。彼らが卒業後に聞かせてくれた英語にまつわる面白い話がいくつもありますが、それは今後少しずつ書かせていただこうと思います。

村田さんとらくださん。
〜m+f〜の発音について、私の考えを一言。この組み合わせだと、mをきちんと発音してからfへ移行することができるはずです。つまり、mを無音化する必 要はないと思います。mで唇を閉じますが、その際、上下の唇はかなりしっかりと閉じられます。そして、そのとき、上の唇と接触している部分よりも歯に近い 方の下唇はすでに上の前歯に接触しています。その状態で通常通りにmを発音してから、下唇と上の前歯の接触を保ったまま、息を吐き出しながら上の唇を下の 唇からわずかに離します。「息を出しながら上下の唇を離す」というのは、pの発音の仕方に似ていますから、m+fの連続は、しばしばmpfのように、pが 聞こえることさえあります。
http://www.merriam-webster.com/dictionary/comfort
をご覧になると、comfortの発音にはpが聞こえることがあるということがわかります。その他、comfortableやHumphreyでもm (p)fと示してあります。(ちなみに、このMerriam Websterという出版社のサイトでは、英単語のアメリカ英語の発音が詳しくわかります。日本の学習者用英和辞典には載っていない発音も多数収録されて いて、その発音を聞くこともできます)

村田さん、Tuesdays with Morrieのことを書かれていましたね。私はこの本を読んで感動し、著者であるMitch Albom氏が読んだ朗読CDも購入して聞きました。このCDには本の中で引用されているMorrie先生の言葉を先生自身が語っている録音も入っていま した。私はMitch Albom氏の明瞭な声と朗読に感動して、彼がスポーツライターとしてコラムを持つ、あるアメリカの新聞で彼のアドレスを見つけて、本の感想を書いてメー ルを出したところ、丁寧な返事をもらったことがあります。

らくださん。
程度の高い英文とは、中1の生徒たちに高校1年生の教科書程度の英文を音読させて丸暗記させるということです。これだけでは何のことだかおわかりにならな いと思いますが、詳しくは今後書き込んでいきますので、お待ちください。ちなみに、来月中3になる私の生徒たちには高校生用の英語Uの教科書(普通は高2 で使います)を購入させて、それを使います。

Jackieさん。
小学生に英語を教えるのにご参考になるかもしれない書物をご紹介します。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E9%B5%9C%E6%B2%A2%20%E6%88%B8%E4%B9%85%E5%AD%90
アマゾンに出ているこの三冊は東京の学習塾のウザワシステム教育研究所の代表の鵜沢氏が書いた本です。三冊のうちの一番古いやつは入手しにくいかもしれま せん。どれも示唆に富む内容を持つ本ですが、「自分の大事な子を英語嫌いにさせてたまるか」という本だけでも、現在行われている、あるいは行われようとし ている小学校の「英語教育」なるものの問題点と、鵜沢氏が考える、あるべき小学生への英語指導というものがよくわかります。実は、私が現在の生徒たちに指 導してきたやり方の基本的考え方は、鵜沢氏のこの三冊の本から得たものなのです。鵜沢さんの塾のサイトも見てください。
http://www.uzawa.co.jp/

私は、文科省が進めようとしている小学校「英語教育」は必ず失敗すると確信しています。そう思う最大の理由の一つが、「指導者不在=しろうとが初心者に英 語を教えることなどできるはずがない」ということです。他にも言いたいことは山ほどありますが、ぼちぼち書き込ませてください。

【13534】
柴田さん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 3月28日(土)20時07分49秒

ウザワシステムの紹介ありがとうございます。
ご紹介いただいた本「大事な子供を英語嫌いにさせてたまるか」
「普通の子供がバイリンガル」に

以前より二冊所持しております。
(英語教育学習本フェチ^^。本ばかりコレクションしても学習がぁ(*^▽^*)(-。−;) (^▽^;)

このところあちこちサーフしているものでウザワの紹介ビデオも数日前に3回ほどみました。
いまはレッスン風景の一部がネットでみれて便利ですね。(MLSなど劇を通じた英会話とか
あちこちのレッスンがちょっと見学できますね。

うなるほどある英語教育本の中で、良著ですよね。
このシステムなら信頼できると通信を受けて納得したら教室をもって見たいなどと考えたこともありました。(力量不足ゆえ・・無理だろうとあきらめました)

「バイリンガル」の付属のCDを姪に使ってみたのですが、なかなか難しく・・。
96p小学5年生が作文できる驚き。
P83にある”Ginn”というネイティブのための英語本にも秘密があるのかなと
さがしたところアマゾンでみつかったのは1万円以上の中古。
無理無理と。
代わりに教科書付属の文型ドリルをつかって文型確認と口作文にもつかいました。

私が英語を教えていたころ使っていた頭出し訳も鵜沢さんの本の足し算の訳もどきです。あのような授業が理想ですが・・なかなか。
どうしてあのように子供たちが英語ができるようになるのか、鵜沢はすごいなあと思います。

そこへ入学する子供たち、親御さんもまた、ぺらぺら英会話に通わせずウザワを選んだ時点ですごいなあと。

私は柴田さんや、根石さんのように方針が定まっていなくて、
あちこちから取り入れて、いまだ試行錯誤です。

さきほど、村田さんがリンクしてくださった『音作りの道」も読み直していたところです。
以前には見えなかったことがたくさん見えてきました。
硬派な実践すごいです。
また生徒さんたちのお話をきかせてください。

それから発音本、ご推薦がありましたらお願いします。
私の英語は長らくつかっていなかったため(本当に英語を読み書きもせず離れて3年4年)
錆びついています。

【13535】
柴田さん 投稿者:村田 投稿日: 2009年 3月29日(日)01時24分47秒

>上の唇と接 触している部分よりも歯に近い方の下唇はすでに上の前歯に接触しています。その状態で通常通りにmを発音してから、下唇と上の前歯の接触を保ったまま、息 を吐き出しながら上の唇を下の唇からわずかに離します。

m+fのつながりを正確にやるとこうなりますね。
柴田さんの提示されたMerriam-Websterのオンライン版でcomfortの発音を聞いてみたんですが、残念ながら私のネット環境だと音がよく わかりませんでした。そこでCollins CobuildのCD-ROM版で発音を聞いてみたんですが、p音が入ってました!でも発音記号は/mf/でした。自分で丁寧に発音してみると、確かにp 音が入る時があります。これには少し驚きました。

それでもmが黙音化して聞こえても「いい」、とも思うんですが、今その理屈については頭の中がとっちらかっていてうまくまとまりません。いい感じに力が抜 けている時にはmが気配となっている時もあると思うんですが…。またお相手してください。

でもなんだかすごくわくわくしています。

【13537】
Jackie さんは人が悪い 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 3月29日(日)02時15分37秒

 Jackie さんが私のレッスンを受けているとは知らず、びっくり仰天しました。
 一月ほど前にレッスンを開始されたOさんという方がおられ、今日のレッスンの最後に改まった調子で、「根石さん」と言われたので、「はい」と答えると、 I'm ・・・と言われました。なんなんだ、なんで急に英語なんだ。・・・のところが聞き取れねえ。なんであんたはいきなり「一瞬般若」の音の名前のお姉さんにな るんだ? 頭の中がてんてこまいになったもんで、私もつい英語で、「”I'm” what?」なんかと聞き返しているうちに、I'm Jackie. と言っているのがわかり、「えええっ、Jackie さんだったんですか?」と声がでかくなりました。
 Jackie さんは人が悪いや。なんにも言わずに、Oという本名でレッスンを申し込まれ、掲示板上の Jackie さんと同一人物だとは今日に至るまで私に全然言わなかったのです。ちくしょう、Jackie さんに楽しまれてしまった。
ふうっ。まあ、しかし、なんだかうれしかったです。
 昔、Jackie さんにレッスンをおすすめしたことがあったのですが、その時はその気になられなかったのでしたが、いつのまにか私に内緒で、私のレッスンを受けてくれてい たのでした。

Jackie さん

 どうもこの人はなんだか他の生徒さんとは違うなという感じはかすかにあったのでしたが、まさか Jackie さんだとはついぞ気づきませんでしたぞ。それからまた、どうもこの人は力があるなと感じており、「ゴースト」の最初からやってもらっている今の練習範囲は 楽すぎるかなとも思っていました。Naima さんのように力のある方にも、「ゴースト」の最初からやってもらったりして、どの人にもだいたい1万行はゴーストの最初の部分をやってもらってきました。 練習する文が易しくても、教材の組成をわかってもらうために、どなたにも1万行程度はやってもらうことにしてあります。高校生を相手にするときによくやる のですが、1万行程度やったら一挙にジャンプすることがあります。Jackie さんは、一挙に4万7千行あたりにジャンプさせたいと考えています。そこが「ゴースト」の解析が終了している場所です。そこから先は大学受験用の例文集か ら採用した文の解析があります。
 レッスンの時に言ったかどうか覚えていないのですが、「ゴースト」のシナリオ本の音読を始めた時点から、連続7回レッスンを受けていただくと1000行 分ジャンプします。音読を始める時点は人によってまちまちで、5000行か6000行やったあたりで始めることが多いですが、Jackie さんのレッスンでは、始めてすぐに、「ああ、この人はいきなり音読をやってもいい」と思ったのでした。シナリオ本を買ってくれとお願いしたような記憶があ ります。記憶は間違っていないでしょうか。間違っていないようでしたら、早めにシナリオ本を入手なさって下さい。
 Naima さんのレッスンをしていたときは、大学受験用の例文集の解析が終わっていませんでした。それどころか、Naima さんとお友達が、その例文集の例文を語数別に分類してくださっていたのではなかったか。Naima さんにしてみれば、いまさらこの程度の楽な文をやらなくちゃいけないのかということだったと思いますが、1万行を越えても、そのまま地続きで1万行台を やってもらうしかありませんでした。飽きちゃうなこの程度の文ばっかだと、というのが Naima さんの側にあっただろうと思います。
 教材づくりが間に合わなかったことが、Naima さんには申し訳なかったと思っています。
 今だったら、Naima さんに使ってもらっても退屈はさせなかったと思います。
 「七年目の浮気」の解析に、各種の(古本屋で入手した)本から例文を混ぜ込んでいます。「一日一分!英字新聞 石田健(詳伝社黄金文庫)」、「アイテム 130 新英文解釈 高梨謙吉(美誠社)」「和英辞典ではわからない英語の使い方 牧野高吉(講談社α新書)」「すごい英単語手帳 安河内哲也(三笠書房 知的生き方文庫)「英文ビジネスeメール実例集 Ver.2.0 有元美津世(The Japan Times)」などです。辞書からも例文を拾っています。現在、教材の13万行台を作っていますが、10万行を越えたあたりで、いろんなものを混ぜ込んで も大丈夫だなと思ったのでこうしています。ほとんど全部、生徒が勤めている Book Off で安く入手したものです。(105円で入手したものが多く申し訳ねえ、キリピー!)
 高くてうまい店はあたりまえじゃろ、高くてまずい店は問題外だから二度と入らない、安くてまずい店は、ふざけて商売やってんじゃねえと思い、そんなこん なで、安くてうまい店がいい。安くてうまい店がいいんだという感覚が敷衍されて、105円の本を買ったりするのは、「雑であること」がどうしても私が好き だからだと思います。ここが柴田さんと私が違うところだと思います。柴田さんは端正な男であり、私はもうぶっちゃけてしまっておる男なわけです。あーあ。 酒飲んでこんなもの書くのも平気ですし。(というか、「大風呂敷」に書いているときは、たいがい酒が入っていますので、文章が酔っぱらってしまいます。少 し割り引いて読んでいただけると、あじわいぶかいのではなかろうが、なかろうか、あれっ?「なかろうか、なかろうが」か正しいのか? なにがなんでも、酒 は飲まずにゃいられない。)
 もとい。
 Jackie さんにはなるべく早めに4万7千行台にジャンプしていただく所存ですので、早めにシナリオ本を入手していただくようお願い致します。これだけの連絡をする のに、長々と無駄話をするところなんぞ、根石吉久いまだくたばらず、ですかね。

【13540】
柴田さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月29日(日)23時30分40秒

>私が以前教えていた生徒たちはもうすでに今月、大学を卒業する年齢です。

 もうそんなに時間が経ちましたか。私は、年月を数えることをめったにしないので、「音作りへの道」を書かれたのが、4、5年前のことのような感じがして いました。そうですね。そう言えばそうです。もっと前のことだったですね。吉さんが登場してくれたのが、3年くらい前だったのだろうか。そうだとすれば、 もっとずっと前のことです。自分用の年表でも作らないと、ものごとの前後もわからなくなりそうです。

>二つだけは確実に言えます。一つは「英語の音が出せるようになったら、簡単にはその出し方を忘れない」と「英語の音で音読できる学習者は英語の勉強を投 げ出してしまうことは少ない」ということです。

 「英語の音で音読できる学習者は英語の勉強を投げ出してしまうことは少ない」というところを読んで考え込んでしまいました。私の塾を使った生徒たちは大 学受験が終われば英語を放り出してしまう場合が多かったのです。それは、私の塾が今ほど「音づくり」にやかましくなく、「音づくり」そのものが粗雑なもの だったからなのかと思ったのでした。学校のテストではあまり点にならない「音づくり」を長くやったんだ。そんじょそこらの塾で作った英語力とは違うんだ。 そのはずなのに、大学に受かったくらいで英語を放り出すのかよ、と心外に思い、私はすねてしまい、受験用の塾という性質を脱ぎ捨ててやろうと思ったのでし た。そう思って、大人相手の「電話でレッスン」を始めたという経緯があります。
 Eliot 名でこの掲示板に書かれていた当時の柴田さんから教えていただいたものを含めたものを10とすれば、それ以前の私の塾の「音づくり」は8程度のものをカ ヴァーしただけのものだったと思います。とりわけ、3大ア系列(一瞬般若、顎の下がる明るいアー、狭いア)を備えて、私は音づくりに自信を持つことができ たと思っています。私は私なりに勝手に抽象してしまっていますが、問題意識はずっと持っていたので、柴田さんが書かれたものの中の数行でピンときて、自分 なりに作った指示方法があります。これは言葉の本来の意味で学恩と言っていいものだと思っています。
 私が「音づくり」の方法に自信を持てた頃から、そういえば大学生になっても「電話でレッスン」で練習を続けてくれる生徒が出てきたなとも思い返します。
 柴田さんから個々の音についてかなり教えていただきましたが、それ以前の私の「音づくり」の主眼は、「文まるごとを音の連続として読める」というところ にありました。その当時は、3大ア系列を区別させるために生徒にどう言えばいいのかが確立されていませんでした。その程度の「音づくり」でも、生徒の中に は大学卒業後、外国で仕事をして英語を使っている(いた)者が、5、6人いて、仕事は十分にできている様子です。一人、変わり種がいまして、ヨーロッパア ルプスの山岳案内人をやっているのがいます。冬はスキーを教えたりもしているようです。他は、銀行員で窓口で外国人の相談を受けたり、日本たばこのスイス 駐在員だとか、アメリカの大学を出て日本の大学の先生をやってるとかで、まあ変わり種というほどの者はいません。
 実は私の「音づくり」の基本は今でも変わっていなくて、個々の音はもちろん大事にしなくてはならないけれども、それよりも大事なのは、「文まるごとで音 を扱うということ」、「バネがあって柔らかい音の連続として文が言えること」にあります。
 一般的な学校や塾の批判をすれば、個々の音を細かくやらないことはもちろん大問題なのですが、それよりも音を「文まるごと」として扱わないのが最大の問 題だと考えています。不完全なものであったにせよ、私は塾を始めた当初から、「バネがあって柔らかい音の連続として文が言えること」を「音づくり」の柱に 据えてきました。これがなかったら、わずか数人の者たちでも、今の仕事は違うものになっていただろうと思っています。そういえば、パン屋の息子で、パンや ケーキを作る職人になったのがいます。こいつは在塾中、中学生のくせに盆栽に凝ったりしていて、英語はろくに練習しなかったのですが、パンやケーキの店に 勤めてすぐ親方に見込まれ、英語の文献を渡されて読めと言われたそうです。「素読舎のあの練習、やっときゃよかった」と言っていると、今でも地元でパン屋 さんをやっている親御さんから聞きました。連絡がとれませんが、そうか、親御さんから聞けば連絡はとれるのか。連絡をとって、「スカイプでレッスン」の生 徒にしちまうか。どうも俺は商売に不熱心でいけない、と、これは余計な話でした。

>私は、文科省が進めようとしている小学校「英語教育」は必ず失敗すると確信しています。

 私もまったく同様に確信しています。10年後を見てみるがいい、必ず失敗していると書いて地元に配ったビラがあります。
 (→村田君、電子データで残っていたら、再掲して下さい。)

 鵜沢さんについて書いていただいたので、興味を持ちました。本を探してみようと思っています。

 この後、〜m+f〜について稿を改めて書いてみたいと思います。

【13541】
s+th 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月30日(月)00時08分38秒

m+fをめぐる話と同類のようではあるけれど、もっともっと初歩的な話をさせてください。

Is this yours?

これは私の手もとにある1冊の本(中学レベルの短文を700集めた本)のLesson 8の最初の文です。非常に簡単な文ですが、簡単に片付けられずにいます。

isのzの音はちゃんと出さないといけないものでしょうか?というのが私の質問です。この文、漫然と読もうとするとzの音を飛ばしてしまいがちです。(敢 えてカタカナ書きしますと)「イディス」と言いたくなります。このようにzを飛ばしていいのであれば、この文は難なくクリアです。ちゃんとzを出すことが 必須であれば、こんな中1レベルの短い文でも楽勝というわけにはいきません。添付のCDを聞くと、吹き込み者のネイティブはちゃんとzの音を出しているよ うです。

【13542】
一日一歩 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月30日(月)00時38分32秒

〜m+f〜 については、明日以降にさせてください。
「大風呂敷」への投稿は、一日一歩、というか、一日一本にさせてもらおうかと考えています。業務連絡は数に入れません。
一番関心のあることについて、一日一本で行こうかと。
そうなると、書いて下さっている方々に失礼をすることがあるかと思います。その点を、どうかお許し下さるようにお願いいたします。
鋳物師屋村をどうにかできねえかという課題が、今のところありますので。
「ゆっくり母」さんや「江戸の母さん」はどうしておられるのか。近頃あんまり書いて下さらない。

 ゆっくり母さん

 そうだ、そうだ。忘れていました。Jackie さんが、チャンツだったか、楽しいでしょ、楽しいでしょ、と子供向けに作ったものを紹介して下さって、Jackie さんは自分が Jackie だと名乗らずに1ヶ月ほど私のレッスンを受けて、I'm Jackie. なんかと突然言ったりして、私はいったい何のことを書こうとしていた?自分でわからねえんじゃ、しょうがねえので、ええと、読み返してみるとだな、そうそ う、「楽しいでしょ、楽しいでしょ?」と子供向けに作ったものをやらされると、子供は大人への義理を果たすために、楽しそうな顔をして、ピョンピョン跳び はねたりするもんです。内向性の欠如している子供は、義理なんか感じないで、純粋にピョンピョンをやることもあります。でもたいがい、子供にもちゃんと、 義理はあり、大人を喜ばせる技術はあるのです。
 で、「これチャンツっていうんか。全然面白くねえ。馬鹿みてえ」という子供もいると思うんですがね、そうしたら、その子供はチャンツの授業から疎外され るってことになりますわね。私としては、小学校高学年くらいになれば、ごく普通の子供の感覚だと思うんですが。というような話を Jackie さんと5分くらいの時間を使ってしたのでした。
 Jackie さんが言われるには、「楽しいでしょ、楽しいでしょ」のハイテンションは Jackie さん自身もやれないが、かといって、根石さんの教材みたいに「何の楽しさもない」ようなものはいかがなものかとのことでした。
 ううん。やっぱり、素読は遠い時代のものに過ぎないのですかな。
 素読を原理にしてやると、「現在分詞」だの「不定詞」だの「現在完了」だの「過去分詞」だのという無味乾燥な言葉を読むことでさえ、子供が面白がるって ことが起こるのです。これは、ピョンピョン跳ねるのと違って、私は純粋に知的興味によって面白がっているのだと考えています。わけがわかって読んでいるん じゃないんです。理解なんかともなっていないのです。それでまったく構わないのです。やたら難しそうな漢字だって、音をかぶせていけば読めるようになるん だという単純な面白さですが、理解面では即解していないので、「わからないので面白い」っていうことなんです。
 子供は当初、文字と音の相互関係を認識なんかしていない。それで一向に構わない。文字に少しずつ少しずつなじんでいけばいい。そのために、おおざっぱに 字に音をかぶせていくってことをやっています。私は、最初のうちは、子供が字なんか見ていなくたって文句を言いません。
 で、やたら文法用語が出てくる私の教材は、英語の練習をしてるんだか、日本語の練習をしてるんだか、最初のうちは区別ができません。ただ、「英文は5 回」という小さな原理がありまして、大文字で始まりピリオドで終わる英語の文は、最低5回は読ませることにしてあります。初めのうちは、日本語のものとし ても「高度な教材」なわけですが、だんだんと英語そのものにつきあうようになっていくという複数の段階を踏むことになります。文法用語なんぞは、最後に不 要のものとなり、文法が感覚になるようになるためにこそ、「ひとまず持たせる」ものです。
 私にはとても単純なことなのですが、いったん文法用語を敵視してしまうと、ここのところの理解が難しいかもしれません。
 「だって、子供は面白がってやってるもん」というのが、私が Jackie さんに言ったことでした。「ゆっくり母さんの許可がもらえたら、小学校3年生の息子さんが、面白がって英語(日本語?)をやっているのをスカイプで見学し てみたらどうですか」と Jackie さんにお勧めしたのでした。「最初の一ヶ月くらいは子供はすごく混乱するけど、今は面白がってやってるよ」とも言ったのでした。もう一度言いますが、ピョ ンピョンとは、面白がっているものが違うのです。理解を伴っていないにもかかわらず、まともに知的な面白がり方を子供がしているのです。子供をなめちゃい けない。柴田さんが言われた高度な教材というものが、本当は子供に必要なものなのです。
 百聞は一見にしかずになるかどうか。「まあ、ともかく見学されたらどうですか」と Jackie さんに言ったので、ここから、ゆっくり母さんへのお願いになります。
 Jackie さんにスカイプでレッスンの様子を聞いていただくことをご許可いただけたらうれしいのですが、というお願いです。息子さんは緊張しちゃうかもしれません が、私の方でなるべく緊張させないように努めます。Jackie さんにレッスンの様子を聞いてみて欲しいと思っています。
 ご許可いただけるかどうか、息子さんと相談してみて下さい。

 あ、いけねえ、二本目を書いてしまった。

【13543】
三歩目 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月30日(月)01時25分13秒

らくださん

>Is this yours?

>isのzの音はちゃんと出さないといけないものでしょうか?というのが私の質問です。

 これに関しては、 [z] 音を th 音と喧嘩させると、[z] が勝つと一般的に言われているかと思います。
 感覚的なものいいになりますが、音の物質感みたいなものがあり、[z] 音のほうが th 音よりはっきりした強い音です。[z] 音を皮ジャンに喩えると、th 音は綿入りというかフリースというか、音が[z] 音より柔らかい。歯と舌の接触圧の違いにより、接触面での息の通過の強度が違うのかと思います。
 で、[z] 音を勝たせると、上の歯の裏あたりで、[z] 音を半黙音化し、わずかに舌を歯先の方へ移動させて th の音にする。(完全に歯先まで行かなくてもいい。歯先に行こうというわずかな動きがあればいい。舌の接触面のほとんどが歯裏にあるままでもいい。)
 多分、これが柴田さんの端正な音の出し方と一致すると思いますが、柴田さん、どんなものでしょうか。
 「わずかな動きがあればいい」というのは、空手で言う、「居着かない」ということなんだろうなと思っていますが、これだと余計説明がわからないかもしれ ません。

 私は、端正派ではなく、ぶっちゃけ派ですので、実は生徒にはこれとは違う説明をしています。is の s を言うときに、舌を歯の先につけて言っちゃってもいいよ、と言っています。感覚的には、[z] から th に移るときに、1、2ミリ程度舌が移動するかなっていう感じですね。今のところ、これで英語が通じなかったことはありません。このやり方だと、th の音は [z] の方に引きずられることなく、純然たる th の音として発音できます。

 実際に口を動かしてみると、先のやり方でも後のやり方でも、実際に使う部位にほとんど差がありません。統合するなら、「歯先に近いあたりで [z] も th も出していい」ということになるかと思います。

 私のこの辺のとらえ方は、かなりゆるいもので、[z] は歯裏で出してもいいし、歯先で出してもいい、半黙音になって気配になってもいい、th も同様に、歯裏でも歯先でも構わないというものです。いずれにしても、[z] 音か th 音のどちらかは実音として存在し、もう片方も、(気配になるまで弱音化したとしても)半黙音として存在するということです。

【13544】
らくださん 投稿者:柴田武史 投稿日: 2009年 3月30日(月)01時26分4秒

z+thの場合、 ゆっくりと発音すれば、二つの音は両方ともきちんと発音されます。
外国語として英語を話す私たちは両方とも発音した方がよいと思います。

母語話者は、z+th→z+zとして発音することもあります。例えば、「誰だ?」Who's there?と叫ぶようなときには、しばしば Who's zair?のように発音されます。

大事なポイントは、前の方のzを絶対に省略してはいけないということです。z+thもz+zも正しい発音ですが、zの音を抜かして、Who's there?をWho there?のように発音すると、本当にWho there?としか聞こえず、幼児のカタコトのように聞こえます。もし、thereのthをdのように発音して、Who dare?=フーデァ?と言うと、ますます幼児っぽく聞こえます。

従って、Is this yours?のisの/z/の音は、舌先を上の前歯に接触させることなく、きちんとzと発音してください。そして、thisの先頭の音は舌先を上の前歯に 接触させて、thの音を出す(これがお勧めです)か、あるいはzの音をもう一回出すかのいずれかで発音してください。

Is this yours?について、もう一言。日本人はyoursは「ユアーズ」だと思いこんでいる人が多いのですが、実際には、jorzのように発音されることが普 通です。「ヨーz」という感じで発音すれば、実用上何の問題もなく、正しい発音に聞こえます。また、yourもyou'reも、日本人がよく言う「ユア (−)」ではなくて、「ヨー」(つまり、yoreという単語と同じ発音)と言うべきです。英語の歌の中でも、これらの単語の発音は「ヨーz」「ヨー」のよ うにしか聞こえません。

【13546】
地元に配ったビラ 投稿者:村田 投稿日: 2009年 3月30日(月)01時49分44秒

データが手元にないので入力しました。

===============
変貌する塾

素読舎に根石吉久作成の新しい教材が誕生しました。
小学三年生から使っていただくことができます。
この教材によって、素読舎はこれまでとがらりと変わっています。
「最低これだけやったら帰っていい」という方針から、「このくらいの練習ができるなら、このくらいまでやってもいい」という方針に切り替わっています。
「やってもいい」のだから、やらなくてもいいのです。
やりたくない日は漫画を読んでいてもいい。

これまで、素読舎は練習をやらせてきました。
これをやめました。

塾の運営の基本方針をがらりと変えましたが、方法自体は何も変わっていません。
元になっているものは素読です。

10年後を見ていただけばはっきりします。
小学校から英語をやらせるという文部科学省のプランは必ず失敗します。
小学生だから文法は必要ないなどというのは、まったくの人だましです。

素読を元に据えた練習は、小学生のうちに中学の文法を確実に理解できるようになります。
それよりももっと大事なことは、「まともな音ですらすら読めるようになる」ことです。

お子さんの英語を大事に考えるなら、「まともな音ですらすら読める」能力にじかにテコ入れする素読舎をお選び下さい。素読舎の方法なら、テスト用の英語 (受験英語)と「学校以後に生き残れる英語」が両立します。これを両立させる教材と方法を備えている英語教育機関は素読舎以外にはありません。(もしあっ たら教えて下さい。私は知りません。)

英語ばっかりは、塾を選び間違えたら取り返しがつきません。(実は取り返しがつくのですが、まず100パーセントの人が、「音づくり」からやり直さなけれ ばなりません。同一人物の同一年齢において、まったくレベルの違う英語を持つことになります。同一人物の同一年齢は一年限りのことですので、実験によって 証明できないのが残念ですが、「まったくレベルの違う英語」になることを断言します。)

素読舎 長野県千曲市鋳物師屋642−3
塾長 根石吉久

お問い合わせ
090−4181−5912

【13547】
すごいことになってる! 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 3月30日(月)07時09分11秒

仕事が急に忙しくな り、こちらは毎日チェックしているのですが書き込みする余裕がない日々でした。

すみません、はじめに先生に連絡事項です。
今日の息子のレッスンですが、急に誘いがあって祖母宅へあそびに行くことになりました。
春休みの楽しみですし、今日はお休みさせてください。
母親の私の方はレッスンお願いします。

それからOさんことJackieさん(ん?逆ですか?)の参観?じゃなくてなんていうのでしょうか?レッスンを聞いてくださる件、息子に了解を取りました ので、来週以降のレッスンでお願いします。
緊張すると思いますし、ここのところ花粉症がひどくて(息子)息継ぎの時に咳き込む可能性高し、ですが、よろしいですか?

息子のレッスンについて、または小学生の英語について、思うこと、かいてみたいことがありますが、また腰を落ち着けてパソコンの前に座れる日にしようと思 います。

少しだけ。まず息子はこのレッスン、「やめたくない」と言ってます。
それから先週、久々に早く帰宅した夫、ちょうどレッスン中に帰ってきて、「息子の声だと思わなかった」と驚いていました。息子は父親に「どこの外人さんか と思った」と言われ、「こちらの息子さんです」と答えていました(笑)。
12月から3月まで、4ヶ月間でしっかり違いを感じています。

で、小学生に英語が必要か、というと…どうかなぁ、と思う私です。
根石さんのレッスンでなければ「英語を」なんて思わなかった気がします。

HNどおり、ゆっくりで進歩のない劣等性ですが、きら星のごときお歴々のお名前を拝見し、今後がとても楽しみでワクワクしております。
どちら様も今後もよろしくお願いします。

【13548】
いろいろ 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 3月30日(月)08時21分26秒

根石さん、

最初に根石さんのabcdの教材を見たときは、なにこれ難しい。でした。
私の苦手な文法用語がいっぱいでているからです。
途中からは結構な文法用語がでてきます。
文法用語が苦手な私はそれだけで〜む。(私は実際のレッスンでもほんとうに基礎的なことしか文法「用語」は使いません)

1ヶ月レッスンをうけて、過去ログを読み返しているうちに根石さんは
「そうか〜もしかして、日本語の素読(意味がわからなくても只管する)をふくめてこれをやっているのだなということがおぼろげながらもわかってきました。
英語と日本語を何回もよんでいるうちに、意味がわかってくるということかと。


1、しかし、結構時間がかかるよなあ・・・。そこまで子供たちがついてこれるのだろうか。

2、アルファベットが読めない子供、いくら字に音をかぶせるといっても、それで読めるようになるには・・・最低限しっかりとアルファベットをおしえてある ことは必要ではないか。そのアルファベットしっかりわかったのち、文の音読をして流れをいれつつ、徐々にフォニックスとまではいかない、基本的なアルファ ベットの別の読み方、b=ブッ、d=ドッ、c=クッなどを教える。初心者にフォニックス至上主義はダメ。(深くフォニックスを教えることは、柴田さんのよ うにしっかりした指導がないとかえって子供が混乱し仇になります)

んーどうなんだろう。根石さんの小学生にたいしての中学教科書べらべら読み、今の文法が系統だってかかれていない教科書でどこまで効果があろのか。
素読舎の教室での直接指導では、教科書ガイドをつかっての視覚的な理解はあったとおもうのですが。
根石さんは「効果」なんてものを求めてはいないのでしょうが、生徒と親が効果を求めるのは必然。
スピーディーな時代に、じっくりと力を蓄えていくレッスンは、その力が蓄えるまで、生徒と保護者も忍耐が必要。またそこにもって、教えるほうに「信念」が なければならない。
昔やっていた自分自身の「教科書をしゃぶりつくす」レッスンでは、私に信念はありました。しかし英語を習いたい高校生は、「英会話」を求めていて、その英 会話をするための英語の基礎はもとめていなかった。
英会話をやるには「英語の基礎ー中学英語、文法構文の瞬時口作文」が必要なんだよ。だからそれを中学の教科書をつかってやるのが必要なことーを理解しても らうのはむずかしかった。
それを理解してもらえて、中学の1年レベルの段階からしっかりかためていった生徒は、「核」なるものができたとおもいますし、すこしは電池ができた。

社会人になると、「旅行英会話」を習いたい人。「趣味の英会話」を習いたい人などがいました。これもまた、中学1年の教科書の音読から、日本語→英語を口 訳、そのレベルの基本構文の定着とドリル、その構文に「大人のためのボキャブラリーも入れて」、いいたいことを少しづついえるようにするー。ができなけれ ば、無理。続けていく生徒がいた反面、「私のやりたいのは、中学英語の復習じゃない、もっと英会話」と思ったのかなんなのか、月謝袋とともに「やめます」 の手紙がはいっていたこともありました。
ああ、あの戦いの日々は確実に体を蝕んだ。

んーすっかり忘れていた(忘れようとしていた)これらのことを思い出したのはここ数日過去ログをよみまくっているからだなー。自分の授業のやり方すらもわ すれていたのですが、過去ログにしっかりと書いてありました。助かりました。


そう、話はもとにもどって、やはり自分は中学生、小学生を教えた経験がまったくありません。いわば未知の世界。それでネットや本をあたりながら、自分の教 え方を模索しはじめているところです。

新小学4年の姪に英語の時間についてたずねたところ
「あのねえ、ニュージーランドの先生が来てね、なんかいろいろやるけど楽しいよ!」と。
英語ごっこを「ばかくさい」と思う生徒もいれば、また純粋に「楽しいよ」という生徒も多いのです。6年生になれば「他の授業より楽だからまあいいんじゃな い。あほらしいけど」っておもう子供もかなりの数にのぼるとおもいますが。
姪にも英語を教えろと母親(ばあば)からいわれてるんですが、ひきのばしています。

小学校や各種の児童英会話学校で「生」の英語をしてきた生徒、この人たちに、すぐに効果があらわれるわけではない、熟成の期間が必要な私のレッスンを続け ていくことがでできるだろうか。興味をひくためには、やはりどこか「体、体当たり」的な、授業の仕方もとりいれていく必要があるのではないか・・と。


書いているうちになにがなんだかわからなくなってきましたが。

今日は実家の店も定休日だし、また模索します〜。

【13549】
小沢辞任を望む66%。 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 3月30日(月)09時00分3秒

世論はそんなもんなんですか?
麻生さんのほうが首相にふさわしいといつの間にか逆転。
マスコミが数字操作してるんじゃないんですか?「小沢はふさわしくない」とマスコミが世論数字を一面にだすことで、「ああ、みんながそうなら、そっちが正 しい。小沢には下りてもらわなきゃ」と思う人が増えてしまう。それがみんなに倣えの横並び日本人のメンタリティー。
そこんところをわかって世論調査の数字をごまかしてんじゃありませんか?
それともほんとうに小沢さんは不正献金を受けて悪だから辞任するべきと思ってる人々が大多数なんですか?だとしたら、郵政選挙のころからなんら成長が無 い。自分の頭で考えることを放棄してしまってます。それとも自分の頭で考えてそうなんでしょうか?
ならやっぱり、「子供のころから英語をやらせればしゃべれるようになる」とおもっちゃうんでしょうねえ。ベビークラスへ通わせるママさんも多いですからね え。
「まじめな英語」「ゆっくり充電・・(でも死なない英語)なんて受け入れる人は少数派でしょうね。



森田健一が千葉知事に。
コメンテーター「世論は清廉潔白を求めている。民主の候補は森田さんに大きく票を引き離された、小沢さんの進退問題が求められているのでは」「民主が知事 選でまけたことは小沢さんへの批判もある。」

たかが知事選でしょ。参議院では小泉安倍自民にNOだったんですが?

・・なんですかこのマスゴミの偏向報道。世論操作。


売国小泉竹中は「クリーン」なんでしょうか?
簡保の払い下げ疑惑の宮内さんのことなどいつのまにか報道されずに、すっかりなかったことになってません?


西松建設の献金はいけなくて、経団連の献金は合法だから問題ないのでしょうか?
政治的に力のない野党の民主党への献金に「公共事業の見返りを期待して献金しているから」悪?
あくまで野党ですよ。
政権与党の自民党への経団連の献金は、なんのみかえりもないというんですかねえ?

マスコミはそこにはなんにもふれません。

高速道路休日1000円で景気浮揚。みなさんどんどん高速を使ってください。安く遠くまでいけますよ。うーん、なんてエコロジー。

うちの地域ではエコと環境のためにレジ袋削減をと、レジ袋が一枚5円になりました。
一リットルのガソリン分の原油=レジ袋何枚なんでしょうかねえ。

高速が安くなることで、たしかにある程度の需要はみこめますが、安くなった分は税金がドウロコウダンに補填するんですよね???民間になんで税金つぎこま なきゃならないんですか?何千億円も。
土日に高速交通量が増えるのなら、サービスエリアにも大層なお金がおちるはずで、そこでドウロコウダンは儲けれれるはずですよ・・。割引分も国費で補填さ れ、サービスエリアの儲けはひとつの民間道路会社のものになる。民間道路会社大もうけ。かといってその儲けが将来の日本国民に還元されるとは思えません。 「民」なんですから。
将来株式を売り出してしまえば「会社は株主のもの」なんで、もうけは株主に配当されます。ええ、ドウロコウダンや、郵貯銀行の株の大売出しを待ち望んでい るのは、今金融危機に陥っているアメリカなんですけどね〜。ゴールドマンなんて政権とつながりがあったので金融体力ありますからねえ。国民の税金でつくら れたものが、なんで一民間会社のものとなって、総裁、郵貯だったら西川三井スワップ銀行の頭取の思いのままになってしまう・・かんぽの宿も格安で民商に払 い下げ。


たくさんの税金で割引分を補填。なぜこのお金で、小泉のカイカクで抑制されている社会保障費を補填しようとしないのでしょうか?こちらにお金をだすほうが たくさんの人が恩恵を受けられます。こちらは削減され続けている。

社会保障の安心、そのほうが安心してお金を使うことができるようになります。
地方では医師がへらされて困っていますよ。


高速割引もトラックなどの運送業は安くならないのですってね。
流通を安くすることのほうがコストがさがり、効果があるとおもいますが?

第一、高速が安くなっても賃金が少ない人にはまったく恩恵がありませんねえ。
でかければお金がかかるのですから、高速使って毎週遠出することができるのはある程度お金に余裕のある人たちでしょう。その人たちにお金を使ってもらっ て、金周りをよくして景気をよくしようということなんでしょうが・・。

まずはETCはつけなきゃならないし。ETCをつけるために政府が補助をだしましたが、それすらETC会社、つまりはetc会社へ出資している「自動車会 社」「民間道路公団の人」「天下りしてる官僚」「クレジット会社」の儲けに寄与する。彼らうはうはですね。

だいたいもとは高速料金とって、償還したら、無料区間が増えるはずだった「公営のインフラ」がひとつの民間の利益団体が利益を出す会社にかわってしまいま した。


2年間高速を安くするんじゃなくて、2年間消費税無税にしてみろってんだ。
そのほうが国民すみずみまでに恩恵がいきわたる。え?消費税へらして、財源が減って困るのでは?って?消費税が減って、かえって消費が増えて、消費が増え ることによって、金がまわって、景気がよくなる。消費税が減ると税収が減るからだめ?
収める所得税も住民税も増えるからだいじょうぶです。

消費税、たかが5%、されど5%。
一定期間でも無税になれば、うちみたいな小売商店も恩恵にあずかれる^^・・それが本音^^


麻生さん・・たしかにはるかに小泉竹中よりはマクロ政策がマシです。
でも小沢さんへ辞任を求めているひとが本当にそんなに多いのか?だとしたらがっくり・
清廉潔白だけでは政治はできない。


知事
森田や東国原、橋下みたいなタレントさんへの投票率の高さは・・・なんなの?
将来の首相候補?はあ??


なんとなくこのところの小学生英会話教育熱に似ていませんか。


英語は中学からで十分と私は思っています。逆らいたいことです。
でも小学生からの公教育がはじまってしまったからには、もう流れにさからっても仕方ないです。それへの対処を考えなくては。

って、この方面に首をつっこまずにいればすむことです・・うん。やめとけ。疲れるだけだから。(と自分に言い聞かせてます)


※私は別に民主党支持でも小沢ファンでもありません。自民党支持でも共産公明社民支持でもありまっせん。英語の世論と政治の世論が似てるなあと。

【13550】
初心者と初心者以前 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月30日(月)12時20分37秒

根石さん、柴田さ ん、ありがとうございます。

私が「ごぶさた」前に書き込んだのは、再入門者(根石さん流には「初級者以前」)の独習に適した教材と学習方法についてでした。それは私の大きな関心事の 一つであります。教材のレベルについて、根石さんから「易しすぎず、難しすぎないもの」という主旨のコメントをいただきました。そのコメントに私は簡単に は納得しませんでした。ちょっと考えてみよう、と思っているうちにドタバタに突入してしまいました。

語学は継続が何よりも大事。易し過ぎると退屈だから嫌になってしまう。難し過ぎると手に負えないから嫌になってしまう。そういう意味では「易しすぎず、難 しすぎないもの」は充分に納得できます。その場合、易しい、難しいの基準は学習者が自分の感覚で判断すれば良い、ということになるのでしょう。要は続けば 良いのですから。

しかし、「ちゃんとできるかできないか」を基準として判定するとなりますと、果たして「易しすぎる」ということが(再入門者にとって)簡単に成立するのだ ろうか、やはり「中学1年レベルまで戻るべし」と言い切ってしまうのが正しいのではないか、と考えたわけです。それは、世間でごく当たり前のように「プラ イドを捨てて中学レベルからやり直しましょー!」と言われており、それに素直に乗っかる、ということとはちょっと異なる感覚です。

そうではなく、

Is this yours?

一つでも、疑問を持てば持てるし(私だけか?)、それに対して、お二人の先生があれだけの内容の詰まったコメントを寄せられる余地がある、ということなの です。音の問題(通じる音でスラスラと)だけでなく、たぶん意味の問題(イメージが動く)においても、簡単に「簡単過ぎる」とは言えないだろうと思ってい ます。たとえば、Piggyさんが

>この2ヶ月で、中学で習うような単語、例えば it という単語の持つイメージがかわったように感じています。

とお書きになったことなどは、そういうことではないかと。

ということで、私の現時点での判断は「中学1年レベルまで戻るべし」「易しすぎる事など無い」というものです。コメントいただいた内容に即して言います と、柴田さんのお考え

>z+thの場合、ゆっくりと発音すれば、二つの音は両方ともきちんと発音されます。
外国語として英語を話す私たちは両方とも発音した方がよいと思います。

に即して練習することが「再入門者」の取り組み方としては良いのだろう、と取りあえず結論づけたいと思います。いやいや、それもまた、そうとも言い切れな いのだよ。初心者段階から、音をつなげたり、消したり、変えたりしないといけないケースもあるのだよ。という事であれば、ますますもって一筋縄ではいかな い、ということになります。

さて、話がややこしいのですが、さらに、ここまで書いてきた事と矛盾するようですが「中学1年レベルまで戻るべし」と考える必要がないなら、その方が良い のだが...。という気持ちも留保したいと思っています。その事が、柴田さんの

>レベルの高い英文

に対する関心につながっていきます。中1に高1の教材というのは予想以上の“飛び級”でした。これは、柴田さんが授業をされるという前提でこそ成立する方 法なのか、仮に独習を前提とした場合でも成立するのか。また、現在の実力にあった教材との二本立てだから有効なのか、「レベルの高い英文」だけで成立する ことなのか。といった事が関心の中身です。

この関心は「再入門者」が難しい教材のみで再入門を果たす事が可能なのか。につながっています。プライドとかは別として、中学レベルの教材は内容的に退屈 でかなわん。どうせ暗唱してしまうまで反復するなら、内容のある英文を相手にしたものだ。実は、これが私の出発点でした。吉さんのプログを通じて素読舎に たどり着いた、その時の検索キーワードは「茶の本 音読」でした。このことは以前書きましたが。

今の考えは少し変わった事は上述の通りです。Is this yours?でも、ちゃんとできるためには壁がありますし、「退屈だー」なんていっていられない事もわかりましたので。それでも、オバマのスピーチ、(な んで大統領かよ、なら)チョムスキーのインタビューでもいいのですが、そういうもので充分に効率的な学習が可能ならば、多くの「大人の」学習者は中学の教 科書まで戻る気はしないでしょう。ああ、でも、いわゆる「生の英語」からは、ちゃんと音を出すための媒介音は得られないかもしれませんが。

もう一つ、「レベルの高い英文」に関して、今度は「初級者」(=たとえば私の息子のケース)ではどうなのだろう、という関心があります。息子はこの4月で 中2になりますが、すでに中1の教科書は(根石さんのおかげで)暗唱しており、その復習(CDを聞いて音読)を続けつつ、中2の教科書ガイドのCD聴き& 音読に入っています。教科書ガイドは、英語の部分だけでなく、全文(日本語の説明を含む)を音読するように言っています。それで理解できるようになると 思っているわけではなく、とりあえず3回、音読で通読する事で、何となく輪郭が掴めるようになるのではないか、と考えての事です。ここにあまり深入りする 気は無く、3回やったら、本文のみCD聴き&音読(回転読み含む)に移行させようと思っています。

ただ、中1に高1の...と言われますと、これは素読の精神そのものの実践なのだろうか。中1生では高1の教科書は、ほとんどチンプンカンプンだろうか ら、素読の要素(理解は後からついてくる)が強いのだろうか..と感じたのです、であれば、教科書ガイドなんぞ読ませないで、いきなり英語のみのCD聴き &音読でOKな気がしますし、中3、高1と進ませて良いのではなかろうか...そういう疑問がわいてきました。

【13552】
〜m+f〜 の件 投稿者:村田 投稿日: 2009年 3月30日(月)21時32分26秒

説明不足だったかも しれませんが、私は〜m+f〜が発音できなかったわけではなくて、口を動かしているうちに、/m/が黙音化するのもありうるのかな、と思ったのでした。
/m/も/f/もくちびるが閉じる音ところは同じで、/f/の形を用意して破裂させるならば、これは通じる範囲ではないかと思ったのです。
弱音についての知識がない頃、たとえば"I'll tell him." なんていう例文を練習している時、himが「ィm」って感じになる瞬間があって、後になってこれは弱音なんだということを知りました。なんていうか、これ は英文を繰り返している時の生理現象のようなもので、知識としては知らなくても自然とそうなるものだと思いました。〜m+f〜も、それと同じようなものと して考えていいのではないかと思います。もしもそういう音を出している場合、あながちNGではないのではないかと思うのです。
柴田さんのおっしゃるような発音についての正確な説明はできなければいけないというのは前提としてあるんですが、ぎりぎりどこまでが通じる音か、というと ころもおさえたい気持ちもあります。
今回は、〜m+f〜の間に/p/がありうるということを知ることができました。ありがとうございます。まだまだ知らないことがたくさんあるので、もっと調 べようと思います。

「大事な子供を英語嫌いにさせてたまるか」早速注文したのが、今日届きました。

【13553】
らくださんの「初心者と初心者以前」に反応させて 投稿者:吉 投稿日:2009年 3月30日(月)23時11分30秒

らくださん、、、はじめまして、、吉と申します。
私のホームページを経由して素読舎につながったと聞いて、大変嬉しく思っております。
 (´▽`) ホワ〜ンとしたスタイルは変えないつもりです。宜しくお願いします。

柴田さんや根石さんに宛てたものですが、
らくださんの書き込みに反応させてください。

中学と高校で、根石さん風に言うところの「英語のようなもの」をやってきたが、
音作り・音読主体の読み込みはやってこなかったという人が大勢いると思います。
以前この掲示板で、喩語で「アルミ」という表現を根石さんがしたとおもいますが、
ようするに磁石に反応できない英語を沢山学校で貯えている人達ですね。

この、磁石に反応できない「アルミのような英語」に、磁石に反応できる鉄分を混ぜていく作業が、
「音作り」というような話を、以前ここでやらせてもらいました。
当然音作り初心者には、中1レベルでも「難しい」と感じる音も存在していると思います。
英文が難しいのではなく、扱っている「音」が難しいのですよね。  ですから、、、

>z+thの場合、ゆっくりと発音すれば、二つの音は両方ともきちんと発音されます。
>外国語として英語を話す私たちは両方とも発音した方がよいと思います。
>に即して練習することが「再入門者」の取り組み方としては良いのだろう、
>と取りあえず結論づけたいと思います。

文章の難易度に関係なく、「音の難しさ」ですから、その結論で良いと(僕も)思います。

> さて、話がややこしいのですが、さらに、
> ここまで書いてきた事と矛盾するようですが「中学1年レベルまで戻るべし」と考える必要がないなら、
> その方が良いのだが...。という気持ちも留保したいと思っています。

これって中1レベルだと「大人の知識欲が満たされない」という部分に大きく関係していますかね〜?
家内が言うんですよ、、簡単すぎる英語のテキストは読んでいてつまらん、、というわけです。
しかし、レベルの高い英文は、1文に含まれる語彙数が多くなり、、音作り初心者にはキツイとなるのです。

で、、家内が試してみたのは、(もっと初心者の頃の話です)
短文を主体に音作りを沢山練習し、、、、、歯ごたえのある長文の音読も1−2文程度やる、、です。
この歯ごたえのある文をまぜてやることで、短文の音作りが楽に感じるようになったと言ってました。

短文の理解力も、文法の理解度(吸収力)も、、
歯ごたえのある文章をおりまぜて練習したほうが効果がありそうというのです。
歯ごたえのある文章を暗唱できるようにすることで、短文理解が底上げされるというのかな。
(根石さんの教えを守り、彼女は、暗唱できるようなった文章は相当量書いています。)
その辺に答えというか、ヒントが隠れているんじゃないかとにらんでいます。

しかし、、、「茶の本」は、ちょっと飛躍しすぎかも、、、、です。
これは英文も内容も難しいです。 英語の表現にクセのある文も多いし、、。
「英語の教材」としては、初心者や中級者には向かないと思いますね。
プレジャーリーディングなら別ですが、茶の本を学習の主体にしない方が良いと思っています。

なぜなら、、、あれ、、本当に難しすぎ、、(爆)
とりあえず最後まで音読した僕が言うのですから、信じてください。

> 根石さんから「易しすぎず、難しすぎないもの」という主旨のコメントをいただきました。

僕はこの根石さんのコメントに賛成です。
英検1級所持の上級者が簡単な中1・中2の文章ばかり読んでいても成長しません。
初心者が難しい茶の本のような文章をあつかっても効果的な成長はしないと思います。

もしも外国人に日本語を教えるとしたら、テキストとして、難しい漢字の多い論文を選びますか?
そんな風に考えてみるのも良いかもしれません。

【13554】
教えていただければ・・ 投稿者:jyupita 投稿 日:2009年 3月30日(月)23時47分1秒

本日のレッスン、あ りがとうございました。
ちょっと教えていただきたいことがありまして・・・。何だか場違いな感じで恐縮ですが。
私の仕事場で外国の方が何人かいて、事務処理をサポートすることもあるのですが、私にほとんど英語力がなくて、いつも会話に四苦八苦しています。恥ずかし ながら、ほとんど身振りです。
エキサイト翻訳なんかでで出てきた文章を使ったりしていていますが、どうやらうまく伝わってないことが多いような気がします。
4月からの新年度で、仕事部屋を一度リセットし、新たに割り振るのですが、その前に今渡している部屋の鍵を回収し、帳簿チェックし、またお返しする、とい うことを、できるだけスマートに(感じよく?)伝えたいのですが、下記の文は大丈夫でしょうか?
It's necessary for a check in the end of the fiscal year, so please lend me a key of the laboratory. As soon as a check ends by a secretariat, I'll return it.

【13555】
jyupita さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月31日(火)00時31分24秒

 感じよくっていう のが難しいですね。私の英語は感じよくないことが多いですので。ここは吉さんの出番かな。会社に勤めておられるので、secretariat でいいのかどうかなどもわかるのではないでしょうか。それとも、jyupita さんは研究所とか大学にお勤めなんでしょうか。その辺がわからないと、単語が決められないと思います。

 感じよくってことを考慮しないで私が言うと、
 At the end of this fiscal year, I (We) need the key to this room to check the book.
 So please give it to me. When the check has done (by ???), I'll give it back to you.

元の文を活かして書いてみたのもあります。

It's necessary to check the laboratory at the end of this fiscal year, so please give me the key to the room. As soon as the check has done by the secretariat, I'll return it to you.

【13556】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月31日(火)00時45分51秒

 小学生が文法用語を多く含む日本語とともに、英語の文そのものを素読した場合、ちんぷんかんぷんの状態がしばらく続きます。そして、わかるときには、一 挙にみんなわかってくるというふうにわかってきます。わかったときは、自分でわかったのであり、私が説明してわからせたのではない。そういうわかり方をし ます。子供の意識で文法用語が「媒介」にされ、文法そのものをつかむのだと考えています。私も、文法用語が大事なのではなく、文法そのものが大事なのだと 考えていますが、文法そのものをつかむためにも、私の教材で使っている程度の文法用語は必要だと考えています。あれでも、必要最小限の文法用語なのです。 文法のための文法など扱っているのではありません。
 私の教材や方法が乱暴なものに見えるのは、学校が標準化した文法事項の学年配当みたいなものに私が全く従わないためです。
 「あんなのは中学生がやることじゃないか、小学校3年生にやらせるなんて」という反応はごく普通にあります。実は、中学生でもやらない。高校生になって やることも私の教材には書いてあります。「形容詞はそのままで補語になる」という一行を小学3年生が読んでいます。たいていはたどたどしくとぎれながら読 むので、それがなめらかに言えるようにする練習をします。この場面だけ見れば、日本語の練習以外のなにものでもありません。この日本語の一行の中にある 「補語」という用語ですが、これは中学では扱っていないのではないかと思います。小学3年生にとって、「補語」がちんぷんかんぷんである度合いは、「形容 詞」がちんぷんかんぷんである度合いと何の変わりもありません。学年配当?そんなものに何の根拠があるというのか、やかましいわ。このちんぷんかんぷんが どう変貌するか俺は知っているんだ、というのが私の自負です。

 鵜沢さんのホームページをほんの少しのぞいてみましたが、鵜沢さんが「無意識」ということを言っているのが注意をひきました。私は、ネイティヴ言語とい うのは、無意識的に意識を作るものであり、語学というのは、意識的に無意識を作ることなんだというような言い方をしてきました。(鵜沢さんの言う「無意 識」がどういうものか、今は私はまだつかめていません。)
 文法用語というものは、文法をつかむために「媒介」にされるものであり、文法そのものをつかんでしまえば、脱ぎ捨てていいものです。文法そのものでさ え、感覚と一体化された後では、脱ぎ捨ててしまっていいものです。その感覚を「文法」だと意識しなくてもいい段階があるということです。それが確実に「媒 介」にされたということだと考えています。

 日本に住んで英語をやるんであるかぎり、「日本語」や「日本語で培われたイメージ」は媒介にされます。いずれは、それらを脱ぎ捨てる段階を迎え、脱ぎ捨 てる必要がありますが、媒介にしなければならない段階では、しっかりと媒介にすべきです。
 文法用語や文法も同じことです。

 私の教材の後ろの方を見ていただけばわかりますが、英文そのものがやたらに出てくるようになり、文法(用語)は少しずつ姿を消していきます。
 私の教材は、媒介にする段階、媒介したものを脱ぐ段階、脱いだ後の段階のすべてに渡っています。「日本語」も「日本語で培われたイメージ」も「文法用 語」も「文法」も、すべて脱いで捨てるために、脱いだ後の段階に入るために必要なものです。

 ゆっくり母さんに「スカイプによる参観」をご許可いただきましたので、参観をご希望でしたら、掲示板でおっしゃって下さい。日取りを調整いたしますの で。

【13557】
m/f 問題 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月31日(火)01時34分5秒

村田君、柴田さん

 薪小屋の屋根工事をやりながら、屋根の上で home phone を何度か発音していたら、「しっかり」でも「軽く」でもいいが、唇を閉じないと n 音になっちまうことがあることに気づきました。私は、「しっかり」唇を閉じなくても、「軽く」閉じているのでもOKだと思いますが、やはり m は m ですし、s は s ですから、それぞれしっかりやらないと SM にならないと思います。すいませんね、m/f 問題に s/m 問題を混ぜ込んで。
 で、要は、見えないけど、「雪の下で、もう芽が出ている」というように f を扱えばいいのだということだと思います。唇が閉じているときに、下唇は歯についている。ほどんど同時。いや、唇が閉じる寸前に、下唇が歯につくのでも OK。

【13558】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月31日(火)01時41分0秒

 奥さんが言ってい ることでいいと思います。
「音と意味」の問題ですね、ここらでもめているのは。
音は「初心者以前」、意味は「中級(以後)」の段階の日本人が沢山いるということなんです。
 中学一年の教科書を「意味として」扱う気にはとうていなれない。
 だけど、「音としては」難問続出だということです。

 私はわずか1ヶ月半ほど、ロンドンにいて、英語学校に通ったことがありました。
 学校に行った初日、「お前は文法はよくできているから、このクラスに入れ」と指示され、断乎拒否しました。「一番易しい初心者のクラスに入れてくれ」と 英語で言いました。学校の事務員さんはそうしてくれました。音だけだったら、一番初心者のクラスが一番勉強になるのです。

【13559】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 3月31日(火)01時49分41秒

音に関してだけ「初心者以前」の場合は、音だけを攻めるのでいいと思います。
それをやれば、中級後半にでも、上級全般にでも、すぐに戻っていけると思います。
この場合、CDはあんまり役にたちません。
ここをこうしろ、そこはこうすると気持ちいいってことがなかなかわかりません。
コーチが必要だということだと思っています。
複製音声で片付けようと思うと、結構長く苦労して、実効がないというケースは多いと思います。
まあ、この辺は、私が生きている間の宣伝です。
どうとでも考えていただいていいことです。

【13561】
短文+長文 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 3月31日(火)04時11分19秒

根石さん

>複製音声で片付けようと思うと、結構長く苦労して、実効がないというケースは多いと思います。
まあ、この辺は、私が生きている間の宣伝


それは重々承知しております。「生きている間」とは言いませんが、私が「独習」というテーマにこだわることにも相応の理由がありまして、そのあたりお含み おきいただければと。

吉さん

コメントありがとうございます。

>これって中1レベルだと「大人の知識欲が満たされない」という部分に大きく関係していますかね〜?
家内が言うんですよ、、簡単すぎる英語のテキストは読んでいてつまらん、、というわけです。
しかし、レベルの高い英文は、1文に含まれる語彙数が多くなり、、音作り初心者にはキツイとなるのです。


ドンピシャです。この理由が「再入門者」の再入門がなかなかうまく行かない理由の一つかと踏んでいます。


>短文を主体に音作りを沢山練習し、、、、、歯ごたえのある長文の音読も1−2文程度やる、、です。
この歯ごたえのある文をまぜてやることで、短文の音作りが楽に感じるようになったと言ってました。


いただきます!柴田さんの「レベルの高い英文」に食いついたのですが、このフレーズを見た時におぼろげながらに感じた「落としどころ」はこのことだったよ うな気がします。

奥様に試されたということ、思い出しました。吉さんのブログかこの掲示板の過去ログか、以前読ませていただいた記憶がよみがえってきました。


>しかし、、、「茶の本」は、ちょっと飛躍しすぎかも


はい。それは最初に根石さんに「無謀ですか?」と質問した時のご回答や、その後、吉さんが(これもブログだったか..)「茶の本難しい!」と書かれていた ことで、吉さんやNaimaさんにとって難しいのだから論外だな、と納得しました。この掲示板でも名前の挙がった斎藤兆史さんの『英語達人読本』(中央公 論新社)の「茶の本」、朗読がピーター・バラカン氏で、聞いていて気持ちいいんですけど。サブサブ教材ぐらいに考えます。

吉さん、もし手頃なおすすめ教材(CD付きで)があれば、教えてください。

【13562】
こんにちは 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 3月31日(火)06時00分30秒

掲示板がにぎわって おりますが、仕事が多忙となり掲示板を見るのも追いつけない江戸の母 です。どうぞはじめましての方、よろしくお願いいたします。

根石さん
レッスンありがとうございました。

村田さん
>10年後を見ていただけばはっきりします。
>小学校から英語をやらせるという文部科学省のプランは必ず失敗します。
>小学生だから文法は必要ないなどというのは、まったくの人だましです。

うちの子供はちょうど10年後の検証対象となる世代だと思います。
文科省が軽視していく「発音と文法」 これを身につけて欲しいと
検索しているうちに、「素読舎」に出会いました。ほっとしてします。

テキストについては、確かに、私もこんな難しいの!?とびびりました。
旦那も「そんな難しいのをやらせなくてもいい」とまで怒りました。

でもやってみると、子どもは楽しいようで、継続しています。
なにがどう楽しいのかはわかりませんが、苦痛ではないようです。
うちの「打たれ弱い」性格の息子が、発音を徹底的に直されて、
身体をぐにゃぐにゃしてるのにそれでも「たのしい」といってます。

もちろん、テキストには習っていない漢字がどんどん出てきます。
でも、これは、最初に根石さんやゆっくり母さんに言われたように
「この学年だからこの漢字しか読めなくてはいけない」というわけでなく
日本にいるのだから生活の場で、習ってない漢字がどんどん目にする。
覚える機会はたくさんあるし、将来覚えるのであるんですものね。
テキストの漢字もレッスンを通じて覚えてるようです。
(私も難しい漢字はあえて使わなかったんですが、どうせいつか覚えるんだから
使っちゃえと方向転換しました。子どもは「なにこれ?」って聞いてきますけど)

ですので、たぶん、「原形」っていっても、読み方も、意味もわからないと思います。

でも、昔の寺子屋では「論語」を素読してたんですよね。どういう内容だか全然知らないんですけど。調べたいです。

まあ、そんな感じで素読舎を利用しています。また、なにか感想があったら書き込みますね。とりいそぎ

【13563】
ありがとうございました 投稿者:jyupita 投稿 日:2009年 3月31日(火)11時20分40秒

お忙しい中、英文 チェックいただいてありがとうございました。
なるほど、少しずつセンテンス?にした方が、会話になりますね。
大学でアルバイトしてるんですが、たまに外国人研究者相手に一人で何とかせねばならない状況に追い込まれます。「感じよく」は今回余計な要素でしたが (笑)、相手が私の場違いな単語の羅列を一所懸命くみ取ろうとしている様子に、「ああ、一度でいいから、スマートな受け答えをしてみたいもんだ」と思う日 々の想いが、ついでてしまいました(笑)
今回大まか、単語も合っているようですし、がんばって伝えます。ありがとうございました。

【13564】
江戸の母さん 投稿者:村田 投稿日: 2009年 3月31日(火)21時18分34秒

>10年後を見ていただけばはっきりします。

これは根石さんが書いた文面なのです。

【13565】
らくださんの「短文+長文」に反応して 投稿者:吉  投稿日:2009年 3月31日(火)22時53分53秒

根石さんのコメント、、
>音は「初心者以前」、意味は「中級(以後)」の段階の日本人が沢山いるということなんです。
>中学一年の教科書を「意味として」扱う気にはとうていなれない。
>だけど、「音としては」難問続出だということです。
> 音に関してだけ「初心者以前」の場合は、音だけを攻めるのでいいと思います。

根石さん、まとめてくださってありがとうございます!

らくださん、根石さんがこう言われてますが、僕も「音だけを攻める」で良いと思います。
中級者でも上級者でも「音だけ」をあつかう時があって良いと思っているほどです。

余談ですが、「音だけを扱う期間があっても良い」、、、
これは、家内にとって「気が楽」であり、「とっつきやすい」でもありました。
だから、「家内でも継続できている」とも思っております。

根石さんの「音」とイメージの分離、、、その後で、「音」と「イメージ」の同致、、
これは本当にすごいと思ってます。


>短文を主体に音作りを沢山練習し、、、、、歯ごたえのある長文の音読も1−2文程度やる、、です。
>この歯ごたえのある文をまぜてやることで、短文の音作りが楽に感じるようになったと言ってました。

これに補足があります。
根石さんが「土は、耕せばやわらかくなるが、ほうっておくとすぐに硬くなる」みたいなことを、
書いていたと思います。 これはポイントだと思います。
楽に読めるようになった長文は、「復習範囲」です。


<< 「茶の本」について >>
「茶の本」の難しさですが、、、読んでいて、、
自分の「母国語による理解力の限界」みたいなものを感じましたね(アハハ、、)
理解しにくい原因は、僕の英語力不足だけが原因ではなく、
自分の母国語の理解力に比例していんじゃなかろうかと思ったのです。

もう5000回位は唱え続けているんじゃないかという文章もあります。
イメージの動きにくい文章です。 歯ごたえどころの騒ぎではないです。
硬い石を口に入れているような感じです。 噛めないのです。

そうだった!
「茶の本」をやって、普通の英文がずい分と楽に感じるようになったのでした!
(⌒▽⌒) そうだった、、そうだった、、

根石さんに薦められてやり始めましたが、そういう意味では、
家内のいうような「歯ごたえのある文章」は、僕にとっては、この「茶の本」であったというわけですね。

> 柴田さんの「レベルの高い英文」に食いついたのですが、

柴田さんの学校指導での実践を聞けること、私もワクワクしちゃっています♪
(すみません、、「柴田さん」でやらせてください、、、)


> 吉さん、もし手頃なおすすめ教材(CD付きで)があれば、教えてください。

(o^∇^o)ノ は〜い。  CD付きですね。 了解!!

(ただ、、、できることなら、いきなりCD音声を媒介にするのではなく、
辞書の発音記号を規範にして、ゴツゴツでも良いから、
まず自分で音にしてみるということ先にやってみる。 それからCDを聞く。
その順番で最初の2年くらいやられるのが良いんじゃないかな〜、と、
そのように私は思っています、、、とも付け加えておきますね。)

で、、、教材ですが、
らくださんに、おすすめしたいのは、高校生の使う教科書、三省堂の「クラウン」です。
CROWN English Series [I] です。  CDも別に購入できます。

その他: (僕の趣味です、、とお断りしておきます。)
中学の教科書でしたらおすすめしたいのは、開隆堂のサンシャイン
東進ハイスクール・安河内哲也氏の「英語長文レベル別問題集」
これのレベル1から読みあがっていくなども良いのではないかと思っています。

僕のお薦めはそんなところかな、、。

【13566】
おのおののおんはからい 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 1日(水)01時32分29秒

1、しかし、結構時間がかかるよなあ・・・。そこまで子供たちがついてこれるのだろうか。

気持ちが貧乏くさい子供(親が気持ちを貧乏くさくした子供)は、ついてこないと思います。だから、私のレッスンは喧嘩なのです。そんじょそこらのエーゴ キョーシツなんぞじゃありません。
それを昔からやってきたので、それも生まれ育った地元でやってきたので、食えるか食えないかという崖っぷちを歩いてきました。
Jackie さんのレッスンをやめたエーカイワ患者どもも、気持ちが貧乏くさいのです。
ちなみに、貧乏くさいというのと、貧乏だというのはまるで違うことです。
私は貧乏してきましたが、貧乏くさくありたくはないと思って生きてきました。
金はしこたま持ってるくせに、実に貧乏くさい人間というのもたくさん見てきました。

【13567】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 1日(水)02時24分12秒

>根石さんの「音」 とイメージの分離、、、その後で、「音」と「イメージ」の同致、、
これは本当にすごいと思ってます。

 「音とイメージの分離」っていうことについて、ちょっと言わせてもらうと、これは私が分離する必要もなく、誰が分離する必要もなく、外国語をやる人に とって、あらかじめ「分離しちゃっている」のです。ネイティヴ言語で培われたイメージが豊富にある場合でも、相手が外国語だと、外国語の音は、母国語で培 われたイメージと自然に「連続する」とか「一体化する」とか「同致する」とかいうことは起こりません。
 言語を外国語として扱う場面では、そういうことを生じさせる力が働かないのです。
 「磁場」では事情が異なります。聞くのも話すのも必死になる、言葉の当事者になる、状況とは想像するまでもなく今現に生きているこの場のことだというよ うな条件がすべて課せられるのが「磁場」です。
 厳密に言うと、どれほどたどたどしい段階であろうと、「磁場」で言語を使うということは、「語学」ではないのです。外国語を相手にしているのではなく、 それ以前に「生活語」です。そこでは、音とイメージを結びつける力が、(個人の意識に由来する力とともに)、個人の外側から来て、個人の意識に作用し、改 変します。
 昔、ドイツ語で育ったオーストリア生まれの男と議論したことがありました。
 こいつは、はたちくらいの時にオーストリアからアメリカに渡り、アメリカに留学に行った私の昔の塾生と結婚して、この塾生の実家に転がり込んで、夫婦で 離れに住んでいました。私の家で議論したのか、この離れで議論したのか忘れましたが、このオーストリア人が言うには、「俺はアメリカに渡って、二年か三年 で英語を使うのに不自由しなくなった。だから、日本でも、二年か三年で日本語を使うのに不自由しなくなる」とのことでした。
 ドイツ語と英語は、兄弟とまではいかないまでもいとこくらいの間柄だろう。お前がアメリカで楽に英語が使えるようになったほど楽には、日本語は使えるよ うにならんぜ。「磁場」 linguistic magnetic field なんてことを言ったところでどうぜ通じはしないと思ったので、そういう語は使わずにものを言いました。結果は私の言った通りになりました。さてさて、あれ から何年たったのか、大将は今でも幼稚園坊主みたいな日本語を使って四苦八苦しています。SVO type の言語と SOV type の言語の間の巨大な距離をなめてるからああいうことになるんだ。
 日本で英語をやる場合、学校が音をまともに扱わないことによる不利、SVO と SOV の間の巨大な距離、磁場の有無で言うと「無」であることの平板さなど、ヘレンケラー並みの三重苦があります。これと較べた場合、オーストリア人の日本在住 での日本語獲得は、日本語の磁場にいるわけなので、三重苦は二重苦に減りますが、ご当人の意識が言語習得をなめてかかっているので、私の予言通りになった わけです。
 ついでですから言いますが、日本からアメリカなどの英語圏に渡って英語を習得した場合も、三重苦は二重苦に減ります。磁場の有無で言うと「有」になりま すから、せいぜいが二重苦です。この二重苦と三重苦の差は、SVO と SOV の間の距離よりも大きい。これは、「生活」の有無の違いですから、距離の大小でなく、本当は本質の違いです。たいがい努力では埋まりません。だから、こん な努力は空しいと思えば、Naima さんのようにせっかく英検1級までとったのに、英語を放置するようなことになってしまうのです。
 日本で生きて英語をやるというのは、この空しさを相手にすること以外に本質はありません。この地平を生きている者からすれば、チャンツだの、視覚で理解 だの、楽しいねだの、ピョンピョン跳ねちゃうよだの、見るだにあほくさいものです。勝手にやってればいい。俺は別の道を行く。「人の行く裏に道あり、花の 山」っていうのは株屋の言葉ですが、英語をやるんだって同じです。英語をやるってことは、空しさをまともに相手にすることです。それは、ある種の思想って ものを備えていない人をぼろぼろにしてしまうようなきつい行為です。
 ええと、三重苦の話なんかしちゃったが、何を言いたくて書き始めたんだっけな。ちょっとまた読み返さないとわからなくなった。
 そうだった。「音とイメージ」ってものは、外国語を相手にする場合は、当初、いきなり、最初から、誰が何をしなくても「分離」しているっていう話だっ た。
 それを「くっつける」ことをする。これは、泥くさく強引なことだ。人が思っているよりも、ずっと泥くさいことだ。泥くさいことを嫌っている現代日本のブ ンメイのジョウキョーでは、この泥くさいってことに語学をやることの最大の意味がある。
 そんなことを普段から考えています。

>もう5000回位は唱え続けているんじゃないかという文章もあります。
イメージの動きにくい文章です。 歯ごたえどころの騒ぎではないです。
硬い石を口に入れているような感じです。 噛めないのです。

 この5000回の文をこの掲示板に転写してくださいませんか。
 非常に興味があります。

>そうだった!
「茶の本」をやって、普通の英文がずい分と楽に感じるようになったのでした!
(⌒▽⌒) そうだった、、そうだった、、

 ちょっと違うかもしれませんが、急がば回れだなという感想を持ちました。


>> 柴田さんの「レベルの高い英文」に食いついたのですが、

>柴田さんの学校指導での実践を聞けること、私もワクワクしちゃっています♪
(すみません、、「柴田さん」でやらせてください、、、)

 私も、是非柴田さんからお話をお聞きしたいと思っています。
 お時間のとれるときで結構ですので、おいおいにお願い致します。

【13569】
江戸の母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 1日(水)03時49分49秒
 教材を作っている 途中で気づいたことがありましたので書きます。

>でもやってみると、子どもは楽しいようで、継続しています。
なにがどう楽しいのかはわかりませんが、苦痛ではないようです。

 実際の教材を引用するのが面倒なので、臨時にここで二行ほど教材を作ってみますが、

He is happy.  彼は幸せだ。
形容詞はそのままの形で補語になる

これを両方とも素読した場合、子供の意識に何が起こるかというと、「どういうことだ?」という疑問が生じるのだろうと思います。
 He is C. に何度か触れ、he is がイメージになっている段階の子供に、この二行を与えると、「じゃあ、happy が補語なのか、だってこれが形容詞くさいもんな」というふうに割り出すことを始めるんだと思うのです。じゃあ、補語って何なんだというふうな疑問が生じて くる。純粋に知的興味です。
 そこから入って、日本語訳も文法説明も「媒介」にし、最後は訳も説明も不用になり、英文そのものだけで意識が動くようにするために、この二行の形が、私 の教材には何度も登場します。
 最初の一行に含まれる英文だけあればよく、訳も説明も黙読で済むようになった子供には、全部を素読させることをやめ、英文を繰り返し読むだけにします。 訳や説明はちらっと見るだけで済むという段階を経て、訳や説明が不用になったら、それらを見もしないという段階に到ります。
 英文一行だけなら、何十回も登場します。普段は(何度も出てきた)文を最低でも5回読むことを、繰り返します。最終的には合計で何百回も読んだ結果にな ります。
 500回、1000回! 馬鹿みたい、宗教じゃあるまいし、と私に言った人がいました。こういう人は、脳味噌の濃度が薄いのです。知識が感覚になるの に、500回で済むんだったら、安くついたと思えよ、とも私は言いませんでした。こういう近代主義者や近道好きの人(ご都合主義と近代主義の野合をやって る人)に言っても無駄だからです。
 素読という方法が子供に興味を引き起こすのだという考えが、教材を作っている途中でふと私に生じたのでした。週1回、わずか30分のレッスンで興味を引 き起こせたなら、レッスンはひとまず成功だと考えています。

【13570】
桜が満開で。 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月 1日(水)16時25分2秒
ゆっくりかあさん、 根石さん、レッスンを拝見したくよろしくお願いいたします。


中津りょうこさんの著書「なんで英語やるの」のなかで、
日系米国人にレッスンを受けたときの様子は、アルファベットと4cmほどのシンプルな基本文の本をはじめから読んでいくこと。(根石さんのabcdみたい な基礎からの本)の声だし。
発音がダメだったら先生が「ノー」といい、また最初からやり直す。その後ストーリーブックに入ってそこも音に間違いなく読めたら終了。
という構文を体にしみこませる基礎訓練でしたね。

あの訓練でも脱落する人のほうが多かったようですね。

あれ、何を書こうとおもったのだっけ?今日はバタバタしていて・・また書きます。

【13571】
根石さんへ  投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 1日(水)22時03分12秒

根石さんへ

〇 転送したメールがあります。 メールのチェックもしておいてください。

「音とイメージの分離と同致」に対するフォローの書き込みありがとうございました。

> 「音とイメージ」ってものは、外国語を相手にする場合は、当初、いきなり、最初から、誰が何をしなくても「分離」しているっていう話だった。
> それを「くっつける」ことをする。これは、泥くさく強引なことだ。人が思っているよりも、ずっと泥くさいことだ。
> 泥くさいことを嫌っている現代日本のブンメイのジョウキョーでは、この泥くさいってことに語学をやることの最大の意味がある。

この部分は、私のHPで引用させてください。

> この5000回の文をこの掲示板に転写してくださいませんか。
> 非常に興味があります。

例えばコレです ↓  (5000回ってのは決して大げさではないです)
The philosophic resignation of the guest to the fate awaiting him in the dubious decoction proclaims that in this single instance the Oriental spirit reigns supreme.

「噛めない」と昨夜は書いちゃいましたが、
さすがに1年くらい「くちゃくちゃ噛んでいる」と、それなりに柔らかくなってはくるもんです。
それでも「ソフトになるにはなったが、飲み込みにくさ」みたいなものがあります。

例えばそれは、
スジばかりの硬い肉の塊を口の中に入れちゃって、ずっとクチャクチャやってみて、
少しは柔らかくなったが、いつまでたっても飲み込みにくい肉の塊に変わりはなく、、
とりあえず口から出すか、無理やり飲み込んじゃわないと、
「次の肉」に箸をすすめられないというぐあいの文章です。

この文章、何度も読み込んでいくと「the Oriental spirit」が難しいのだと思いました。
ウエスタンかオリエンタルかと聞かれてたら、僕は間違いなくオリエンタルだと思うのですが、
「オリエンタルスピリット」みたいなものが、自分の中に欠けているんじゃないかと思うのです。

きっとこんな感じだろうな〜という「かすみのようなイメージ」はあるのですが、
ちょっと気を抜くと消えてしまいます。

そして、「理解するぞ!」と、、ここの部分を強く意識しにいくと、
全然イメージできなくて、仕方なくあきらめるのです。

もうこうなっちゃうと、英語力とか日本語力とかじゃないと思うのですよね。


それでもって、、、
「、、ま、、いいか、、、、いつかわかる日がくるだろう、、」と、、、
「なるようになるさの精神」で肩の力を抜いた瞬間に、、
「おっ、、今、、この文章の伝えたいことが、わかったような気がする、、」となるのでした、、(笑)。

**、、「読めてんじゃん」とは言わないでね、、、

また時間をおいて他の噛みにくい文章を紹介しますね。
数回読んだくらいじゃわからない文章がとにかく多いです、、茶の本には、、。

単語全部わかる、、文章構造もわかる、、、でも「わからない」、、
そういう文章が特に曲者なんですよね〜。 英語をやっているとよく出くわします。

【13572】
吉さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月 2日(木)00時20分51秒

かゆいところに手が 届きかかっているような気がします。もう少しおつき合いください。

>(ただ、、、できることなら、いきなりCD音声を媒介にするのではなく、
辞書の発音記号を規範にして、ゴツゴツでも良いから、
まず自分で音にしてみるということ先にやってみる。 それからCDを聞く。
その順番で最初の2年くらいやられるのが良いんじゃないかな〜、と、
そのように私は思っています

そのように吉さんが思う理由をご説明願えますか?

ごくごく易しい短文を700ほど口に乗せてみて感じたことがあります。CDを聞いてマネをするというのじゃダメかもしれないな...。聞こえた通りマネす るというのは、いわば正解がわからない問題に解答しているようなもの。しかも答え合わせができない。はじめに答えを知ってから(=発音記号を見てから)自 分で音を出す方が手順としては合理的かもしれない。であれば、いちばん効率的な教材は、中学生向けの単語集かもしれない。

そんなことをぼんやりと考えていました。この考え方、近い線、行ってますか?

おすすめ教材についてですが、開隆堂の教科書を評価する理由は何でしょうか?発音記号の扱い方も関係しますか?また、三省堂クラウンの高校生用の美点は何 でしょうか?

それから、安河内さんの「英語長文レベル別問題集」の存在を教えていただいたことは、非常に感謝です。安河内さんのものは、TOEICや語学書のヒット作 には目が行っていましたが、本業?の受験参考書の方はノーチェックでした。こんな良い本出されているんですね。長文の参考書・問題集でCDが付いているも のはほとんど無く、旺文社の『必修英文問題精講』(宇佐美光昭)ぐらいかと思っていました。しかも、6レベルの難易度別というところがスゴいと思います。

【13573】
レベル別通信講座 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月 2日(木)21時18分38秒

吉さんが

>中級者でも上級者でも「音だけ」をあつかう時があって良いと思っているほどです。

と書かれたのを読んで、ふと思いました。ご提案した通信講座、レベル別に設置できるのではないかと。以上、思いつきでした。

【13574】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 3日(金)00時06分2秒
>ご提案した通信講 座、レベル別に設置できるのではないかと。以上、思いつきでした。

 さっきまで本を読んでいて、少し疲れたので台所に行き、煙草をふかしながら発泡酒の缶を一本飲みました。その時考えていたのが、らくださんに提案してい ただいた通信講座のことでした。二階の仕事部屋に戻り、掲示板を見たら、ちょうどらくださんが通信講座のことを書かれていたので、ちょっとびっくりしまし た。
 台所で考えたことっていうのは、途中までやって中座している教材づくりの途中までのものを、柴田さんに見ていただいて、アドバイスをいただけないかとい うことでした。一部分を、ここに引用してみます。

-----------------------------------------------------
.★エムとエヌ
★ mは唇をとじる
 (m はくちびるをとじる)
★ nは唇をとじない
 (n はくちびるをとじない)

(m)
money
~
carry money about
~
September
~
My vacation runs from the middle of July to September.

(n)

noon
~ ~
The bells chimed noon.
~ ~
a November storm
~
------------------------------------------------------
.★ティーエイチ th


★舌を上の歯の先にあてる
・他の人が見れば、歯の間に舌が少し見える
★ひっこめてこすれるときに出す
★澄んだ音と濁った音がある
・発音記号は以下の具体例を辞書でひいてしらべること。


(澄んだ音)
three
~~
I have three pens.
~~
think
~~
Just think of it.
~~

(濁った音)
this
~~
This is my pen.
~~
brother
~~
What can I do for you, brother?
~~
------------------------------------------------------
.★いっしゅんはんにゃ(一瞬般若) [ae]

★「子音 a 子音」の綴り
★口の両端斜め上
★口の両端が一番上がっているときにタイミングを合わせ「ア」を言う
・「口の両端斜め上」に慣れたら、顎を下げると感じのいい音になる

that
~
That is your chair.
~
bag
~
This is my bag.
~
cat
~
I like cats.
~
------------------------------------------------------
.★顎の下がる「ア」 [a]

★綴り上では o となるものが多い (特にアメリカ英語)

cop
~
play cops and robbers
~
hot
~
a hot day

doctor
~
I regard him as the best doctor here.
~
------------------------------------------------------
.★アクセントのない ar [逆さe:r]

★「あー」と聞こえるときは狭い(あーときこえるときはせまい)


dollar
~~
a ten-dollar bill
~~
collar
~~
I grabbed him by the collar.
~~
particular
~~ ~~
in this particular case
~~ ~~
------------------------------------------------------
.★アクセントのある ar は「はいしゃさん」 [a:r]

・「くちをあけて」「あーん」
★「あーん」の「あー」は ar

park
~~
a Hyde Park orator
~~
art
~~
a work of art
~~
party
~~
a farewell dinner party
~~
------------------------------------------------------
.★[逆さ e] と [逆さ v] はひとまず区別しなくてもいい

★両方とも「狭いア」
★ひとまずは、唇の開きを狭くして「狭い音」の感覚をつかむ
★[逆さ e] が延びれば、 [逆さ e:r]
★英語ネイティヴは舌を中途半端に持ち上げて息の通り道を狭める
・[逆さ v] には延びる音はない
★ [逆さ v] にはアクセントがくる
★ [逆さ e] にはアクセントがこない
★ [逆さ e] はアクセントの前後にあることが多い
・アクセントがなければ息から力が抜けて、[逆さ v] との差ができる
★ [逆さ e:r] にはアクセントがくる場合もある

[逆さ e]

camera
~ ~
She got me a camera.
~ ~
Japan
~
This is Japan.
~
[逆さ v]

London
~
Oxford street is in London.
~
brother
~
I have some brothers.

------------------------------------------------------
.★あい、あーる ir
ir
★「あー」と聞こえるときは狭い(あーときこえるときはせまい)
発音記号( 逆さ e の延び) [逆さe:r]


chair
~~
That is her chair.
~~
bird
~~
A bird in the hand is worth two in the bush.
~~
thirteen
~~
I am thirteen years old.

【13575】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 3日(金)01時23分25秒

(続きです)

 台所で、いつか、らくださんと、柴田さんと、私とで日本人向けの英語発音用の教材を作れないものかと考えたのでした。
 ネット上の一般的なルールをあえて破って、柴田さんにハンドルネームでなく、本名でこの掲示板に書いていただきたいと要請したことがありました。何度か お願いして、私はしびれをきらし、柴田さんのお名前を掲示板に書いてしまったことがありました。そのことが、ずっと棘のようなものとして私の中に残りまし た。「まあいいですけど」という意味のことを柴田さんに言っていただいた後も、棘はずっと私のなかで私を刺し続けていました。犯罪と知って、あえて犯罪を やる者の中にも、棘というものはできてしまうものだと知りました。

 そのときに、一緒に教材を作りたいという具体的な案があったのではなく、学校でのベストの授業(おそらく日本で最高の英語の授業)をしている人が、ハン ドルネームで書くべきじゃない。そういう人じゃないという判断がはっきりと私の側にあっのでした。

 柴田さんの言い方では「音作り」、私の言い方では「音づくり」で、漢字表記とひらがな表記の違いがあり、それだけの違いではなく、実際の音作り(づく り)のやり方も違うだろうと思っています。それは、学習者の練習全体における「音」の位置づけが違っているからだとも思っています。それは、摺り合わせ て、認識を新たにしていくことで、歩み寄ることは可能なことだと考えています。
 しかし、大枠で、初心者の段階での「音づくり(作り)」が不可欠であることに関してだけは、すでにまったく意見が一致しています。これ以降は、私の考え ですが、発音に関する初心者用で「独習用」のいい教材というものが日本にないような気がします。以前、柴田さんに教えていただいた教材も見てみましたし、 らくださんが編集された発音用の本も見てみましたが、あれらはどちらも初心者用とは言えない。「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、初心者にこそ良質の教 材が必要なはずなのです。
 私が書いた「英語どんでん返しのやっつけ方」の種本になっている「英語のやっつけ方」は、そもそもは独習用に作ったものでした。しかし、どちらでも「音 づくり」は扱うことができませんでした。書物の形で、初心者用の発音の独習に使えるものを作ることは、私は最初からあきらめていました。生のレッスンで、 その場ですぐに指摘し、その場で口の動きを変えるということをやらないとどうにもならないことだと考えていましたし、今も基本的にはそう考えています。 「私が生きている間の宣伝」などと卑屈な言い方をしましたが、卑屈を抜け出してものを言わせていただけば、生のレッスンの相互性というものは絶対的なもの だと思います。生のレッスンは、人間と人間の交流ですから、どんな良質な複製音声(CD)を使って独習しても手に入らないものだからです。
 しかし、らくださんに持続している関心は、独習法であり、独習書なのだなと、少しずつ私の胸に落ちていったものがあります。で、この掲示板で忌憚のない 意見を交わしながら、独習書の成立の可能性を探ってみたらどうか、可能であるならば、勝手な言い分ですが、らくださんが退職される時が来たら、退職記念に 独習書を作ってみたらどうか、吉さんにも協力してもらったりして、議論を重ねていったらどうか、そんなことを考えたのでした。
 例えばですが、本(とCD)を作った後、前の記事で引用したものの一部分だけを素読する(ネット上の)教室をスカイプでやれないものかとも思いました。 「一部分」というのは、以下のようなものです。

★ mは唇をとじる
★ nは唇をとじない
★th
 舌を上の歯の先にあてる
 他の人が見れば、歯の間に舌が少し見える
 ひっこめてこすれるときに出す
 澄んだ音と濁った音がある
★いっしゅんはんにゃ(一瞬般若) [ae]
 「子音 a 子音」の綴り
 口の両端斜め上
 口の両端が一番上がっているときにタイミングを合わせ「ア」を言う
 「口の両端斜め上」に慣れたら、顎を下げると感じのいい音になる
★ m+f (home phone)
 mで唇を閉じるときに、同時にfを準備する
 閉じた唇の内側で、上の歯が下唇に当てられている
 「mは雪。fは、雪の下で芽を出している植物」

 こういうコツだけを集めたテキストを作り、スカイプを使って、一度に10人くらいの生徒に一人ずつ順番に素読させます。そのコツを文章化するのに、柴田 さんや吉さんの協力が必要です。村田君みたいに、乱暴を言う人も必要です。先人の作った教科書や書物は参照する程度にして、自分たちで擦り合わせて、独自 のものを作ってしまうのがいいという考えです。
 乱暴を村田君にだけやらせておくというテもなく、私もやりたいので、ちょっとやりますが、私は柴田さんの端正さが好きなのです。だけど、時々、端正すぎ ると思うことがあるのです。
 発音することは、柴田さんが一番上手です。柴田さんが生徒たちの発音を収録したCDを聴いたときも、生徒たちの吹き込みの終わりに柴田さんと柴田さんの お弟子さんの発音が収録されていて、息が深くなるような気がしたのを覚えています。変な崩れがまるでない。柴田さんがご自分で言われる「日本人が発音して 感じのいい英語の音」がそこにありました。いやあ、これを提示されてしまうと、俺の音はまるで行儀が悪いわと思ったことも思い出します。
 繰り返しますが、柴田さんは発音が上手であるだけでなく、その音が「感じがいい」のです。かなわねえなあ、こういう人には、とも思いました。元までたど れば、育ちの違いだろうなとも思いました。
 で、ビールっぽい発泡酒、缶三つの途中で自己宣伝をおおっぴらにやりますが、発音のコツの文章化は、私がうまいのです。
 発音を吹き込む人、発音のコツを文章化する人、編集する人。これで、基本的な要素は揃うんじゃないでしょうか。
 うちには印刷機があります。近頃は、ごみ問題、焼却・溶融問題で使うことが多いですが、とにかく、高品質の印刷でなければうちでできます。CD作成のプ ロセス、CD作成の会社は、らくださんがご存知だと思います。
 印刷を村田君とうちの女房に押しつけてしまえば、残るのは、製本屋ですが、長野にも製本屋はあります。あと、イラストや図が必要なら、そういうのを描け る人ですかね。
 ええと、酒のせいで、とりとめもなくなってきました。
 らくださんの退職後でなく、在職中にやれればもっといいのですが、会社がつべこべ言うのではないかと思い、退職記念に、と申しました。柴田さん、らくだ さんと一緒に本とCDを作ってみたいという思いを表明しておきます。吉さん、村田君、そのあかつきがあるようでしたら(誰も死んでいなかったら)、アドバ イスや乱暴によるご協力をお願いします。

【13579】
退職記念 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月 3日(金)10時09分19秒

根石さん、やはり、 そんな事をお考えでしたか。

私も同様の事が頭をよぎりましたが、その話をするのは時期尚早と思い、腹におさめていました。

とりあえず5つの事を申し上げておきます。

その1:以前も書きましたが、私は編集者ではありません。この話が実現する場合は、優秀な編集者を立てないとなりません。
その2:私の退職記念だと20年近く先の話になってしまいます。尤も、自分から退職するなら明日からでもいいのですが、今のところ退職する気はありませ ん。
その3:柴田さんが同意されても、以前根石さんにはお伝えした通り、私の側に実現へのいくつかの障壁があります。
その4:詳しい話は掲示板上では難しいと思います。この話に柴田さんが同意されるかどうかに関わらず、柴田さんが根石さんを通してメールアドレスを個人的 に教えてくださるのであれば、私から柴田さんにこの間の事情のご説明をいたします。
その5:吉さんはHPにメルアドを公開されていますので、必要と判断した時点でコンタクトを取らせていただきます。

取り急ぎ、簡単なお返事だけ。

【13582】
らくださんへ おすすめ教材の件 投稿者:吉 投稿日:2009年 4月 3日(金)23時33分14秒

まず最初にお断り、、私ね、、らくださんは、根石さんのレッスンを受けているものだと
すっかり勘違いしちゃいまして、、レッスンの副教材のつもりでおすすめしてました。

昨夜、下の文章を書きあげて投稿しようと思った時に、根石さんの書き込みをみつけまして、
「らくださん本人は、レッスンを受けていないんだ〜」ということにあらためて気付いたのでした。
息子さんと一緒に中学の教科書を使ってレッスンをうけていると錯覚しました。
きちんと読んでなくてごめんなさい。

そこで、内容をちょっと編集しようかどうしようか一晩置いて考えたのですが、
「昨日のオイラが書いた内容もそれほど悪くはない」とおもったので、
勘違いしたままで、大風呂敷に掲載させていただくことをお許しください。

・・・・・・・・・・・・・・・・

> おすすめ教材についてですが、開隆堂の教科書を評価する理由は何でしょうか?

えっと〜、、、僕の趣味にハマったという理由です。

> 発音記号の扱い方も関係しますか?

関係してないと思います(ボソ)、、 、、僕の趣味にハマッタというだけです。

> また、三省堂クラウンの高校生用の美点は何でしょうか?

美点 ? 、、、びてんか〜〜〜  「(´へ`;

「僕の趣味」ってのはダメですか、、、…o(;-_-;)oドキドキ


英語を独りでやる時、「飽き」との戦いにもなるんですよね。
「茶の本」をやっているときは孤独を感じました〜。
何かに合格するという目標があったわけではないですからね。

Jackieさんが以前、、「一冊しゃぶりつくすのが良い」というようなことを
ずっと前に書いていたことがあったんじゃなかったかと思うのですが、
「最後までやり抜く」ってのは、結構大変です。

余談ですが、、僕が最後まで「茶の本」をやれたのは、
「俺の気持ちを認めてくれない根石のジジイを見返してやる」という、
ちょっと語学とズレたところにエネルギーが働いたのが勝因です。 ``r(^^;)

ま、、理由はなんであれ、、(苦笑)、
受験のようなハードル無しにやりつづけるってことは、孤独なことが多いです。

そんな時、英文を読んでいて「へ〜〜そうだったのか」というアハ体験は、
継続するエネルギーの肥やしになると思うのです。
うちのかみさんは、「英語を声に出す」ってこと自体がアハ体験の連続で、
最初は面白くてやっていたのです。
それが、「消防車は赤い」や「黄色いアヒルが3羽います」のような英文は、
声に出すのは面白いが、内容がつまらんとなりました。(これは先日の話の繰り返しです)

、、そこで、僕がこの「クラウン」を見つけてきてやりました。
僕とフィーリングの合った、、この「クラウン」を押し付けてやりました。

スミマセン、、、、、この教科書の美点、、でしたね。 (;^_^A アセアセ・・・

「内容が面白い」「英文が素直」「価格が安い」、、、、そんな感じです、、。

らくださんのレベルを勝手に想像しておすすめしておりますので、
自分で中身をみて判断されてくださいね。
安河内さんの「英文法レベル別問題集」というのもおすすめなのですが、
「CD付きの教材」という条件でしたので「英語長文レベル別問題集」を紹介しました。

【13583】
らくださんへ 続きです  投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 3日(金)23時38分0秒

>(ただ、、、でき ることなら、いきなりCD音声を媒介にするのではなく、
>辞書の発音記号を規範にして、ゴツゴツでも良いから、
>まず自分で音にしてみるということ先にやってみる。 それからCDを聞く。
>その順番で最初の2年くらいやられるのが良いんじゃないかな〜、と、
>そのように私は思っています

>> そのように吉さんが思う理由をご説明願えますか?

えっと、、、明治時代とかには、CDとかなかったわけですよね。
そんな環境で英語を獲得した英語の猛者達のことを最近はよく想像します。
僕の発言の理由は、きっとその影響でしょう。

CDのイントネーションから想起されるイメージの違い、、、、
イントネーションから想起されるニュアンスの違いっていうのも無視はできないのですが、
根石さんや柴田さんみたいな人が、つきっきりで指導してくれるならともかく、
孤りになってやろうというのなら、まず、「辞書の発音記号を規範にする」、、、
ここに立ち戻るのが良いんじゃないかな〜とあらためて思っていたのでした。

えっと、、、下のは、私のお友達の「しまりすさん」が最近くれたメールからの引用です。
彼女からは、引用のOKをもらいました。

・・・・・・・しまりすさんからのメールの引用・・・・・・・・・・・・・・

やっぱりそうなんですね〜〜。
いろんな言い方があるんやろな〜と思います。

でも、日本にいて日常生活で英語を使わない状態で、
(何をどう発音するか知らない状態で)英語学習をしようとすると、
初めは辞書の発音を規範にせなしゃーないですよね。

実用的にいろいろな発音があるというのは、
後からドラマや映画なんかで聴いて、
ふ〜ん、そうかあ、と思えばいいかな、と。   by しまりす

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とりあえず、辞書の音を規範に自分で音を作り、、あとでCDを聴いて、
しまりすさんの言うように 「ふ〜ん、そうかあ」で良いと思っているのです。

> 聞こえた通りマネするというのは、いわば正解がわからない問題に解答しているようなもの。

そうなんですけど、、、
CDの読み方、、CDのイントネーションが「正解」というわけではないと思っているのです。
正解は正解なんでしょうが、絶対の正解じゃないんですね。
日本語で書かれた同じ絵本を朗読させた時、私の読み方と家内の読み方は、
気持ちの入れ方が微妙に違うと思うのです、、、妻と私、読み方は違うけど、、どちらも正解。

ここの辺りが話をややこしくしちゃうので、、、
(また、、自分の中できちんと獲得できていないので)、うまく語り抜けることができなくてすません。

> しかも答え合わせができない。
> はじめに答えを知ってから(=発音記号を見てから)自分で音を出す方が手順としては合理的もしれない。

長い目で見るとその方が合理的だと私はおもっているのです。

「辞書を調べて、音をつかみにいく」っていう状態も、
CDから与えられた音をこなすって作業より、、なんとな〜〜く、、
「学問を喰いにいっている」って感じがしていいじゃないですか〜、、。

しかし、別の角度から「合理的かどうか」で考えちゃうと、
CDを聴いて「マネしちゃう」って方が、(人や場合によっては)合理的って考え方もあるとも思うのです。

文字を読むのが困難なディスレクシアな人もいるわけですし。

柴田さんの「音作り」の実践じゃないですが、
ひとクラスに大勢の学生を相手にする学校のような場所では、
共通の音のモデルを生徒全員に聞かせて、言わせて、叩き込んで、
生徒達の頭の中にモデルの音が響くようになるまでCDを聞かせたりするのも
効果的なんだろうと思うのです。

う〜〜ん、、これを書いていて、、無責任な発言でもうしわけないこと続きですが、
どっちでも良いと言えば、どっちでも良いのかもしれません。

言いたいのは、机上の英語のゴールは「CDを真似ること」にあるのではなく、、、、
(、、真似る時期や指導があってもいい、、、、僕もやったし、、)

机上でやる英語ってのは、「音」と「イメージ」を同致させて、、、
自分の内に沈めていく、、、、(沈めていく、、って表現でいいのかな、、)、、
ポイントはそこにあるんだ、、、と、あらためて確認したいのです。

このポイントを、本人や指導する側が理解しているのなら、
媒介としてCDを最初から使うのは「かまわない」ですし、
CDを使って「単語の発音」を抜き出して練習するのもかまわない、
だけど、、「学年齢や、英語レベルが上がったら、
発音記号を規範にして自分で音を作れるようになることをめざしてね」
、、、、という僕ちゃんのご意見でした。

(らくださんには、「最初から辞書の発音記号を規範にしちゃいなよ」、っていう提案です。)


> であれば、いちばん効率的な教材は、中学生向けの単語集かもしれない。

禁断の例え話ですけど、、、私が楽器をやっていた頃なんかは、
難しいパッセージだけを抜き出して練習するということをやりました。
それこそ、4つぐらいの音の塊だけを抜き出して、、その部分だけを何度も練習する
ということをやるわけです。
で、、、それができるようなったら、フレーズに戻して、通し練習をするんですね。
だって、、その難しい4つの音が上手くできても、全体のメロディーが流れないとお
話しにならないじゃないですか。

英語も同じで、「フレーズから単語を抜き出して練習する」、こういうことはやります。
僕もいまだにやります。 ethereal とかね、、、えらく苦労します。

ですが、、抜き出して練習した単語は、必ずフレーズに戻すのが良いです。

何が言いたいかというと、根石さんのいう「シンタックス」の獲得がとても大切だと
僕も思っていて、「文章を丸ごと扱う」ってことを主体にした練習に
必ず戻るのが良いと考えているのです。

英語の獲得に「効率」を追求するならば、短文を主体に沢山やるのが良いでしょうと、、
、、、、吉おぼっちゃまのご意見です。

>であれば、いちばん効率的な教材は、中学生向けの単語集かもしれない。
> そんなことをぼんやりと考えていました。 この考え方、近い線、行ってますか?

僕のご意見は、「単語集」ではなく、「短文集」です。
音作り初心者であるならば、「消防車は赤い」や「黄色いアヒルが3羽います」を、
バカにしないでやっていただきたい。 (って、、うぉい、、、結局そこかい、、)

それをベースにやっていただいたうえで、、(飽きと戦うという意味もありますが)
大人の知識欲を満たす「クラウン」みたいな教材をご紹介したいわけなのです。

・・・・
と、、ここまでが昨夜書いた文章です。

しかし、らくださんが根石さんのレッスンを受けていないのであれば、
独習でやる「フォニックス」の教材が別に必要になろうかと思います。
「フォニックス」の教材は、僕は手を出していないのでおすすめできるものを知りません。
ふ〜〜〜、、、相変わらず回りくどくてすみません。

【13585】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 4日(土)02時59分48秒

>The philosophic resignation of the guest to the fate awaiting him in the dubious decoction proclaims that in this single instance the Oriental spirit reigns supreme.

ああ。
私がイメージしきれないところと同じようなところですね。
だけど、こういう文章を書いているときが、書く者にとっては、意識が白熱しているときかもしれません。
詩の方へ、思わず半歩踏み出してしまっているのかもしれません。

【13586】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 4日(土)03時04分7秒
つい、特攻隊員を思ってしまうのですが、時代が違いますね。多分。

【13587】
はじめまして 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 4日(土)11時48分47秒

はじめまして静岡で あるスクールを運営しておりますこばたまです。
いまレッスンを検討しています、英語を話す環境にはおりますがまったくひどいものでして
皆さんのレッスンについていけるかやり方も今ひとつわからず心配しております、
素読舎さんのレッスン法についてホームページにてもっと調べてからまたご連絡したいと思います。
よろしくお願いします。

【13588】
吉さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月 4日(土)13時00分15秒

しまりすさん、ですか...。この掲示板で何回かやり取りしたなー。

たしか、しまりすさんは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』森沢洋介(ベレ出版)で練習されていましたよね。吉さんがおっしゃる

>英語の獲得に「効率」を追求するならば、短文を主体に沢山やるのが良いでしょう

の「短文」というのは、こういった本に収録されているような、文構造が単純で、文字通り短い文を素材にするということですね。辞書で発音記号を確認しなが ら、こういった短文を口に乗せる。それから参考としてCDを聞いてみる。こんな感じですね。

>僕のご意見は、「単語集」ではなく、「短文集」です。

私が「単語集」と表現したのは、いわば「発音記号付き短文集」という意味でした。例文として乗っている短文に使用されている単語の発音記号が載っています ので。単に辞書を引く手間を端折った考え方です。「辞書を引く手間を惜しんではならん!」という突っ込みが予想されますが。たとえば具体的には

『短文で覚える英単語1700』組田幸一郎(文英堂)

のようなものです。この単語集は260の短文で1700の単語を覚えるというコンセプトです。

>英語を独りでやる時、「飽き」との戦いにもなるんですよね。

>「僕の趣味」ってのはダメですか

充分です(笑)。戦いのための武器としては「趣味にハマる」とか「内容がおもしろい」で充分ですよね。というより、それが大事なのだと思います。

>(らくださんには、「最初から辞書の発音記号を規範にしちゃいなよ」、っていう提案です。)

高校時代の事を思い出しました。クラスに英語の発音がやたらと上手い(と感じた)子がいて、「おまえ、なんでそんなに英語の発音良いの?」って友達が聞い た。彼女曰く「辞書使ってないの?」。

このご提案は、なかなか刺激的ですなー。まず10人の英語の先生がいたらほぼ10人、「まず文の意味を理解しなさい、意味が理解できた英文をCDで徹底的 に聞く、それから音読」と言いますから。尤も、そう言う先生方には、英語の1音1音が出せるようになる、という過程は言わずもがなの前提なのかもしれませ ん。

あと、一つだけ追加質問いいですか?

>辞書の発音記号を規範に

と考える場合、そうですね、たとえば「water」はどういう発音として捉えるのでしょうか。たとえば柴田さんが挙げられたサイトで引きますと、/wo- t(逆さe)r/だから、「ウォーター」か、となるのですが、良く言われるやつで「tのところはrに近い音になる」なんていうことがあるわけです。実際、 このサイトで音を出してみると、そのように聞こえます。

そういうのは「ふ〜ん、そうかあ byしまりす」と考え、そう発音する人、発音される状況もあって、それは聴き取れればOK、自分が話す時は「t」で通 す。これでいいですかね。それとも、その「規範」には、発音記号の文字づらは「t」だけど、これこれこういうケースはこの「t」の音が変わるという知識も 含めて「規範」となるでしょうか。

どうも、そのあたりがスッキリしないのです。

【13590】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 4日(土)16時17分11秒

 元は、「くそじじい」だったのが、「じじい」に格下げというか、昇格というか、そんなことになったのだというご説明はよくわかりました。「くそじじい」 というのは、我が家では日常語であり、よく孫がそのように私にののしります。「じじい」っていうのは、あまり使われていなくて、我が家では、感情がニュー トラルなときは、「じいじ」ってなります。このへんの日本語の誤差は、説明する必要が生じた場合は、なかなか外国人には難しいものがありますね。
 ニックネームをいただける場合、火が燃え立ったときは「くそじじい」、普段は「じいじ」でやっていただけると、掲示板上と我が家がシンクロしまして、頭 の中が忙しくなくていいななどと思いましたが、吉さんは、うちの孫(五歳)よりずっと年上、というか、うちの孫より年上の子供をお持ちのお父さんなので、 「じいじ」は言いにくいか。

【13591】
短文 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 4日(土)16時48分13秒

 一般に認知されて いないと思いますが、初心者(これまでの中学1年生くらい)が文まる ごとを音にする場合、6語、7語くらいで成る文を扱うあたりに、最初の壁があります。この壁を越えさせるのに、語数別分類が有効ではないかと考えたことが ありました。Naima さんとお友達が、「頻出英文法・語法問題1000」(瓜生豊・篠田重晃編著、桐原書店)というを使って一緒に勉強しているということをお聞きし、勉強には ならないけど、語数別に分類してくれないかとお願いしてやっていただいたことがありました。
 語数別分類を終えたものを、英語ネイティヴの人(Naima さんが通っていた「Time 講読教室」の先生)に渡し、 obsolete な言い方などをチェックしてもらいました。それを Naima さんが私にメールで送ってくださり、語法解析の素材にして、教材を作った時期があります。
 元の本が大学受験用の本であり、初心者に使わせるには不向きなものですし、吉さんとらくださんが話されているのは、「やりなおし英語」の初心者向けの教 材なので、場違いな話ですが、思い出したので書かせてもらいました。
 短文というのを、語数で5、6、7、8語程度のものとした場合、初期にそれらを「文丸ごと=一連の音」として扱うやり方は非常にいいと思います。それを 続け、12〜15語程度で、「文まるごと=一連の音」をどんどん成立させることができるようになれば、初心者から中級初期に入ったと考えてもいいと思って います。
 初心者、中級者、上級者という語を使うとき、いつも定義があいまいですが、私は、「音づくり」の語数によってかなり正確な定義ができると思っています。 25語、30語以上を短時間(5回読む程度の時間)で「文まるごと=一連の音」にできる人は上級者初期と言っていいのではないかとも考えています。
 ただ、語の抽象度や専門性などは何も考えていませんので、これは蓋然性しか言えませんが、蓋然的に正確な尺度だろうと。
 この場合でも、「まともな音で」というときの「まとも」さの基準が相変わらず、練習者にわかりません。
 らくださんの、「お前なんで発音いいの?」「辞書使ってないの?」ですが、この彼女は、発音記号の個々を別々に音にすることができるから、こういう言い 方になり、辞書使えばできるでしょ、っていうのは、個々を別々に音にできるという前提を無視している言い方です。こういう「前提を無視した言い方」は、語 学論を形成できません。で、まず規範にすべきものが、CDではなく発音記号だとも言えないと私が思うのも、発音記号の個々を別々の音にするための知識がま るで普及していないからです。つまりは、「一瞬般若」だとか、「狭い音」だとか、「顎がはっきり下がる明るいアー」だとか、そういう「言い方」が普及して いないから、前提を欠いたままの論になってしまうのです。
 初心者用のいい発音教材がないというとき、CDとともに、練られた「言い方」が不可欠だと言っているのはそういうことです。

【13592】
なのでHPと通信講座が 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月 4日(土)17時23分14秒

吉さん

>らくださんが根石さんのレッスンを受けていないのであれば、
独習でやる「フォニックス」の教材が別に必要になろうかと思います。
「フォニックス」の教材は、僕は手を出していないのでおすすめできるものを知りません。

またまた、しまりすさん、ですが、意外と身近にいましたね。独学で発音をモノにしつつあった方(その後、吉さんのレッスン受けちゃったので、独学派失 格!)。

しまりすさんは「UDA式30音DVD」を使われて効果を上げたということですね(ブログ、改めて拝読)。UDA式はこの掲示板でも登場し、根石さんの評 価は悪くなかったと記憶しています。

ということで、私も持っています「UDA式30音DVD」。登場するエイミーさんが魅力的なので、これで勉強しちゃおうかな、とオヤジくさいことを考えて おります。

根石さん

>辞書使えばできるでしょ、っていうのは、個々を別々に音にできるという前提を無視している言い方

最初に何らかの方法で、個々の音を体得したということですね。こういう英語が得意な人って、だいたいNHKのラジオ講座とか、まじめにやってたっていう ケースが多いですね。彼女もそうだったのかな...。

>発音記号の個々を別々の音にするための知識がまるで普及していないからです。つまりは、「一瞬般若」だとか、「狭い音」だとか、「顎がはっきり下がる明 るいアー」だとか、そういう「言い方」

口の形の図とか、DVDの映像とかを見ても、ピンと来ないところって確かにあると思います。それより、比喩表現を交えた「言葉」で表現した方が実践的、と いうことはあるような気がします。

なので、ホームページ上に「決定版 通じる音が出せる発音講座」なんか無料で提供していただけたらスゴいな、などとチャッカリ考えてホームページの充実を 進言したり、有料でも充分購入価値あり、通信講座、とか申しておったわけです。

【13593】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 4日(土)18時20分52秒

>口の形の図とか、 DVDの映像とかを見ても、ピンと来ないところって確かにあると思い ます。それより、比喩表現を交えた「言葉」で表現した方が実践的、ということはあるような気がします。

 私は、ずっと昔からそう考えてきました。「言葉」で言う以上の方法があるとは今でも思っていません。「〜よりも実践的」というより、その「言葉=言い 方」がないから、日本の英語が駄目なんだと思っています。

 HPと通信講座ですが、HPの方は、しばらく村田君にまかせるしかないかなと思います。村田君も忙しいようですので、少しずつ、少しずつということにな りそうです。
 発音の「言い方」に関しては、是非柴田さんのアドバイスをいただきたいと願っておりますが、新学期でお忙しいのだろうかと推測しています。

【13594】
メール転載 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 4日(土)18時40分7秒

> 今両方のページを読んでいます。方法がいまひとつわからないままです
> みません。

 いや、こちらがうまく説明できないので、こちらが謝罪しなければいけないところ
です。実際、レッスンを言葉で説明しても、なかなかうまく伝わりません。スカイプ
をお使いのようですので、「ゴースト」でよければ、スカイプで参観なさってみたら
いかがでしょうか。「ゴースト」のシナリオの文を語学の素材としてしまってあり、
ばらばらに分解してしまってありますので、レッスンでは、「残酷さ」とか「不道徳」
とかは何もお感じにならないのではないかと思います。
 例えば、前ブッシュ大統領の時代のグローバリズムにも「残酷さ」や「不道徳」は
強く作用しており、アメリカの映画などにも「残酷さ」や「不道徳」はいやというほ
ど含まれています。しかし、語学的にばらばらに分解してしまえば、「レッスン」の
中で、そういうものを感じることは皆無だと思います。
 映画をリスニング用の教材にした場合に、「残酷さ」や「不道徳」は立ちあがって
くると思います。「ゴースト」の場合は、「死後の世界」です。ただ、この「死後の
世界」は、タイでは非常になじみがよかったらしく、空前の大ヒットになったとのこ
とです。タイとかバリなんかには、よくなじむ描き方なのかもしれません。

 で、「七年目の浮気」ですが、コミカルに描かれているのは中年男の「浮気心」に
まつわるペーソスです。これを不道徳だと断罪する立場もあるでしょうが、多分それ
をやると、地上の人間を全部断罪しないといけなくなるだろうと思っております。

> 質問です、なぜ古い映画のシナリオなんですか?
> 表現など古くさくないのですか?(素朴な疑問です、、失礼ですみませ
> ん。)

 「ゴースト」と対比させれば、「ゴースト」は現代英語で行儀が悪く、先ほどの
「残酷さ」につり合っています。「七年目の浮気」の方が、英語が端正です。16世
紀の英語をやれとか言っているのではないので、古くさいなどということはありませ
ん。話し言葉は表面が激動しますが、ベースになるものはなかなか古びません。書き
言葉の方が、時代とともにどんどん古びていきます。「七年目の浮気」は、ほとんど
が「しゃべり言葉」です。文を練習して、そのまま使えるものがほとんどだと思いま
す。

> 聖書の研究をしており、
> 死後の世界、不道徳なもの、残酷シーンなどに抵抗があります。

 ひとまずわかりました。

> モンローの映画はそんなシーンがありますか?(浮気、だからあるのか
> な)

 「浮気」という日本語訳はよくないです。これが定着しているので(文法用語と
同じ)で、使うしかないのですが、原文は Seven Year Itch で、「七年目のむずむ
ず」ってくらいな言い方でしょうか。裸は出てきませんが、衣装による女体の強調
などはあり、かえってその方がエロチックで、私は不道徳になることを避けられま
せん。私は、この点では、このエロスを宗教や教会に吸い上げられることや、政治
に邪魔されることを断乎拒否するという立場です。

> 先生の作られた教材をみてみたいのですが可能ですか?

 スカイプ名を教えていただいて、双方でスカイプを立ち上げれば、お送りできま
す。私のメールソフト(電信8号)で大きいテキストファイルを添付するとうまく
いかないので、今はスカイプをお持ちの方にはスカイプでお送りしています。

> 実際にももこさんと一緒にレッスンを受けて、発音などさまざまな点で
> 私のレベルが追いつかないということはないでしょうか?そのあたりが
心配です、、

 ごく初期に、多少Kさんの方に余計時間をかけるということは生じると思います
が、その場で全部の音を仕上げるというやり方ではないので、大丈夫だと思います。

> レッスンの進め方がホームページからよくわからないので流れなどをか
> いつまんで教えていただけないでしょうか

 私の教材に含まれる「英文丸ごと」の部分を、レッスンで生徒さんに5回以上繰
り返し読んでもらうのが基本です。テキストには同じ文が何度も何度も出てきます。
発音上、問題があれば、一つか二つ指摘して、その場で直してもらい、また5回以
上繰り返し読んでもらいます。文法や語法の説明なども教材に書いてありますが、
その部分は、生徒さんの自習にまかせられています。
 まあ、いずれにせよ、スカイプで参観していただくのがいいかと思います。

> 一枠は30分ですか?何曜日の何時からでしょうか?

 そうでしたね。肝心なことを言い忘れていました。
 今作れる枠は、金曜日夜10時40分から11時10分の枠です。
 都合がつけばいいのですが・・・。

> 先生のページのイギリス人との喧嘩のシーン、とても共感しました。
> (私も何度もいろんな方と喧嘩や、討論やらしました、くやしい思いを
> 何度もして、、)
> 英語教育についての熱い思い、保護者の方とのぶつかり、など、私と共
> 通のものを感じます。
> 私にも熱い思いがあり、どこの英語スクールでも満足しなかったため、
> 力不足ながら自分でスクールを
> 立ち上げました、試行錯誤しながらやっております。
> 英語以外の教育においても自分なりの方向性があり、子供を塾にはやれ
> ず、迷い、苦労しております。

 レッスンを受ける受けないにかかわらず、やってこられたことを、掲示板「大風
呂敷」に少しずつ書いていただけたらうれしく思います。

 掲示板をお読みになっている方に参考になる部分があるかと思いますので、
・・・・・などの文字を削除して、私のメールを「大風呂敷」に転写させていただ
きますが、よろしくお願い致します。

根石吉久

【13597】
らくださん  投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 4日(土)23時55分33秒

らくださんへ

根石さんの次のコメント、、
>> らくださんの、「お前なんで発音いいの?」「辞書使ってないの?」ですが、この彼女は、発音記号の個々を別々に音にすることができるから、こういう 言い方になり、辞書使えばできるでしょ、っていうのは、個々を別々に音にできるという前提を無視している言い方です。

今日の昼に大風呂敷でらくださんの書き込みを読んで、
どうやってこの部分を語りぬけようか考えていたのですが、いやいや、、根石さんが、スッキリまとめてくれてました、、(ラッキー♪)
僕の発言の「辞書の発音記号を規範にする」は、「らくださんが根石さんからレッスンを受けていて、
発音の指導を受けているという勘違い」から始まっちゃったことなんです。
発音記号の読み方、音の出し方を知らなかったら、「発音記号」から音は作れないですからね。

根石さんから発音の指導を受けていないのであれば、別にフォニックスの教材が必要だろうといったのです。
「私はフォニックスの教材は知らない」と書きましたが、
しまりすさんが使っているというUDA式というのを、ここで紹介しようかどうかを迷っていたら、、、、
らくださんが、UDA式を持っていると書き込みをされているので驚きました。
(ここの部分も勝手に解決しちゃって、、ラッキー♪)

>あと、一つだけ追加質問いいですか?
>辞書の発音記号を規範に
>と考える場合、そうですね、たとえば「water」はどういう発音として捉えるのでしょうか。
>たとえば柴田さんが挙げられたサイトで引きますと、/wo-t(逆さe)r/だから、「ウォーター」か、
>となるのですが、良く言われるやつで「tのところはrに近い音になる」なんていうことがあるわけです。
>実際、このサイトで音を出してみると、そのように聞こえます。

意識はあくまでも「t」で、他人の耳には「r」に聞こえるというだけの話だと思います。
でも、舌の跳ねる場所は「t」の場所です。
ですよね、、、柴田さん、、根石さん、、村田さん、、、皆さん、、。
(「なんだよ、、自信ないのかよコイツ」とは言わないでね、、(;^_^A アセアセ・・・)

>そういうのは「ふ〜ん、そうかあ byしまりす」と考え、そう発音する人、発音される状況もあって、
>それは聴き取れればOK、自分が話す時は「t」で通す。これでいいですかね。

根石さんの「日本人の英語を作る」に賛同している僕としては、
それでいいんです。、、とお伝えしたいです。

>それとも、その「規範」には、発音記号の文字づらは「t」だけど、
>これこれこういうケースはこの「t」の音が変わるという知識も含めて「規範」となるでしょうか。
>どうも、そのあたりがスッキリしないのです。

以前は、「短母音の直前のtをrで発音すると、アメリカ英語の音に近くなりますよね、。」
みたいなお話を他人にしていたんです。

get off  → ger off
water → warer

でも、、そういう風に聞こえるだけであって、「t」は「t」です。

余談ですが、実際、僕のwaterの発音も、禁断のカタカナで書くと「ワラ」に近いと思います。
ジョン万次郎も「ワラ」と書いていたと思いました。
バナナは「ムナナ」と書いたんじゃなかったかと思います。 余談です。

高校の頃、学校の先生が、tの音は、ラリルレロのrのような音になる場合があると言ったのです。
その時も water を例に出していました。 その時は、目からウロコでした。
しかし、、[t]の音はどこまで行っても[t]の音だったと
ジックリ考えて思いました。 というのが、僕が今たどり着いている場所です。
waterのtは、意識して「r」の音を発声するのではなく、あくまでも「t」。

「曖昧なt」って呼んじゃっていいのかな、、、、(どうかな、、)

発音記号に書いてあるような、しっかりとした「tの音」にならない、、
「曖昧なtの音」が、実際の英語には存在するらしい、、と、知識として入れておけばいいんじゃないかな。
柴田さん、根石さん、、フォローお願いします!! ・(>_<;)・゜゜・。

そんなわけで、他人の耳には「r」に聞こえるというだけの話だと(私は)思います。
短母音の前の「t」は、「曖昧になることもあるt」だと(私は)思ってます。
らくださんは、辞書の規範どおり「t」でやって問題ないと思います。
それが「日本人の英語」で良いのだと思います。

【13598】
吉さん、らくださん、柴田さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 4月 5日(日)01時31分13秒

 私と鵜田さんは、 フーテンの寅の言い方を真似すれば、「ご同業」なわけです。鵜田さんの方が売れてますが・・・。
 鵜田さんとはメールをやりとりしたことがあり、鵜田さんは文法はやらないのかと質問したことがあります。音だけに専念しているとのお答えでした。鵜田さ んの作ったテキストの文法解析をやって、ネット上に載せようかなどと考えたこともあり、鵜田さんにやっていいかともお聞きしたこともあります。鵜田さんか らOKをいただいたのですが、その後、自分で使う教材に着手して、余力を失いました。
 私のレッスンでの音の扱いは、鵜田さんや柴田さんほど念入りではありませんが、ネイティヴにストレスを与えない程度の音は作れます。それ以上に音を整形 すべきかどうかについては、私は「やりたい人はやればいい」という考えです。私は、自分ではあんまりやる気がありません。一度、柴田さんに言わせてもらっ たことがあるのですが、「規範の数は少ないほどいい」という考えが私に強くあります。鵜田さんは30音でしたか。柴田さんは無制限だと思います。私は、な んとか10音にできないかと試してみたことがありますが、10音ではどうにも無理みたいです。15ではどうかとか20くらいでなんとかならんかとずっと 迷っています。

>辞書の発音記号を規範に
>と考える場合、そうですね、たとえば「water」はどういう発音として捉えるのでしょうか。
>たとえば柴田さんが挙げられたサイトで引きますと、/wo-t(逆さe)r/だから、「ウォーター」か、
>となるのですが、良く言われるやつで「tのところはrに近い音になる」なんていうことがあるわけです。
>実際、このサイトで音を出してみると、そのように聞こえます。

 water の t が r になることはなんら規範にする必要はないと思います。基本的に、吉さんが言っておられる通りでいいと思います。
 これは、「曖昧な t」という言い方でもいいですが、私は「さぼりの t」と名付けたいと思っています。以前、ネイティヴの発音というのは、摩り切れたジーパンみたいなもの、時に、摩り切れて穴だらけのジーパンみたいなもの で、その穴だらけの音をそのまま規範にする必要などないということを書いた覚えがありますが、今でも考えは変わりません。
 tを上の歯茎の裏につけないで、空手で言う「寸止め」をやると、r音になってしまうというだけのことだと思います。空手の「寸止め」は、本当に打ち込む と相手を殺したり、怪我させたりするのでどうしてもそうせざるを得ない必然があるのですが、「ウォータ」の「ワラ」化は、そうせざるを得ない必然などあり ません。ただ口の筋肉に力を入れたり、本来の位置に舌を置くことを「さぼっている」だけのことです。だから、「さぼりの t」という言い方でいいと思います。
 わたしどもでも「あのさー」と言う時に、さぼれば、「あんさー」とか言っちゃって(言ってしまって)います。是非、「あんさー」と言えという必要や、 「言っちゃって」と言えと言う必要はどこにもないだろうと思います。それらが必要になる時や場面はあるんですが、それは実際に「ダチ」と言えるような友達 関係が生まれたときなどです。語学でそんなものやったってしょうがねえんだ(しょうがないのです)。
 その意味で言わせていただくと、柴田さんが your について、「ユア」ではなく「ヨア」と言わないと「いけない」みたいなことを言われたことに私は強い違和を感じました。辞書の発音記号には u 音が表記されています。もともと、you から生じた your なら、u 音があって構わない。アメリカ人が揃いも揃ってみんながみんな「ヨア」をやってるなら、おめえらちゃんと「ユア」も発音できるようにしろと、日本人一人が 敢然と発言してもいい。語学屋の魂というものはそういうところにあるんだというのが私の考えです。
 柴田さんは、気持ちが端正なのです。理論が端正なのだと思えないままです。
 「さぼり」のようなことについて、柴田さんから怒られたことがあったのを思い出します。[逆さ e]ってのは、「いいかげんな音」だと私が言ったことについて、「根石さんは、本当に生徒にそんなことを言うのですか」をお叱りを受けたのでした。「いい かげんな音」っていうのは、語学をやる者がいいかげんに扱っていい音だという意味ではなく、ネイティヴがいいかげんに扱っている音だという意味ですが、柴 田さんは当時、どんな音もいいかげんにしてはいけないというお考えだったので、私の「いいかげんな音」「粗末に扱っている音」ということの概念がつかめな かったのだと思います。
 だけど、普段の生活では、人っていうのは、けっこうさぼったり、いいかげんだったり、言語音なんぞは粗末に扱ったりしているわけです。それがネイティヴ であるということだと思います。それは、規範にはならないので、規範にする必要はない。だけど、それが「さぼり」であったり、「粗末な扱い」であったりす ることの本質は、語学者も見抜けなくては駄目だと考えています。それが「理論」ということだと思っています。
 だけど、なににしろ、柴田さんの英語音には脱帽です。
 かなわない。

 柴田さん

 らくださんは、英語学習書を出版している会社にお勤めの方です。編集者じゃないと言われたので、何をされているのか、またつかめなくなってしまいました が、企画方面をやられているのかと推測しています。私経由で柴田さんのメールアドレスをらくださんに知らせていいかどうか、時間がとれましたらお知らせ下 さい。
 ひょっとして、おもしろいことができるのかもしれないとも思います。

>「曖昧なtの音」が、実際の英語には存在するらしい、、と、知識として入れておけばいいんじゃないかな。
柴田さん、根石さん、、フォローお願いします!! ・(>_<;)・゜゜・。

 「ウォータ」100回くらい練習したら、「ワラ」10回くらい混ぜ込んで練習しとけば、聴き取りにも応用できるというくらいに考えています。

【13600】
相談です 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 5日(日)10時55分26秒

試行錯誤中の子供の英語について相談があります。
掲示板を読ませていただいて、、皆さんなら解決法がわかるような気がしています。
まずは小6の息子についてです。
私は英語が好きですので、産まれてすぐ英語圏のビデオなどをよくみせました(その頃はビデオの害など知りませんでした)トーマスやマザーグースなどが好き でよくみていました。
その後2歳の頃より他の方と英語のサークルを立ち上げ、英語で歌ったりゲームをしたり、絵本を読んだり、、といった楽しむ英語、国際交流など、あれこれ形 を変えて定期的にやりました。
(下の子には英語での語りかけもしましたが、この子の時はやりませんでした)
その後3歳よりある幼児英語教室へ数ヶ月行きましたが、大人しい性質のため、アウトプットもあまりなくすぐやめてしまいました。サークルは定期的にやりま したが、母が進行に忙しい(かまってくれない)この集まりを息子は好きではなく、反発してしまいました。
この子は英語には積極的でないのもそれでいい、と特に無理強いもせずそっとして置きました(英語の番組は好きでよくみていました)
小2になったころ、くもんの算数に通い始めついでに、と英語もはじめました、算数はすぐにやめてしまいましたが英語は今も続いています。準2級まで取得し ました。それとともに会話もトツトツと出るようになり、今は大好きなサイエンスをネイティブの先生に英語で習っています(会話は上手ではないし、積極的で はないので好きなサイエンスをエサ?に英語会話しているという感じです。)
くもんの英語教材については私は不満がたくさんあるのですが、本人が楽しいというので続いていました。しかし今高2レベル?と言われるレベルのところです ごく引っかかっています、
単語を覚えていないし文法も忘れてしまっているのかもしれません。
教材の文の内容も難しいのかもしれません。進級テストでひどい点数でした。
できなかった部分は今度先生に確認せねばなりませんが、、
あとくもんの2教材終われば一応高3程度の英語が終わるのでそこまでやってやめるべきか、(多分半年以上かかります)それとも方向転換すべきかくもんの高 2の教材を復習すべきか、まったく違ったアプローチに変えるべきか、ものすごく悩んでいます。
そこでこの掲示板で中学の教科書のCDなどとでてきたので、そのあたりにいい解決法があるのではと考えています。
どうかアドバイス、お叱り?などあればどしどしご意見ください。よろしくお願いいたします。
なお本人に確認したところ、日本語訳がとても嫌いだそうです。英語は英語のみで理解しているようです。難しい文になると日本語を介して考えるそうですが。 よくある問題の日本語訳がどうも苦手な様子です。

【13601】
小学校英語deビジネス 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月 5日(日)11時45分56秒

エイタンザムライ DS新発売
http://www.eitan-zamurai.com/

結構はまるかも。これで力をつけるというより確認用、そしてゲームとして。



昨年末クリスマスプレゼントにDSをゲットした姪たちは
それ以来なんとかゲームにはまっています。今度の誕生日のプレゼントもDSソフトだそうで。なんかDSを始めて以来、気が短くなったというか、根気がなく なったというか・・。


以前吉さんがDSについてなにか仰ってたと思いますが、過去ログ行ってくるか・・・。

【13604】
是非見学させてください 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 5日(日)17時58分14秒

スカイプレッスン  大人のレッスンと子供のレッスンを是非見学させてください。
実はこのページを知ったのは吉さんの『英語で夢を見るまで」というページに感銘をうけたからです。
レッスンにとても興味があります。
よろしくお願いします。スカイプ名は根石先生にメールします。

【13605】
メール転写 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 6日(月)01時32分34秒

 先ほど、掲示板を 読ませていただきましたが、公文で高校生レベルの教材をやっている
のは小学6年生のお子さんでしょうか。

 公文が高校2年生レベルとか、高校3年生レベルとか言う場合、英語力の何を高校生レ
ベルとしているのか、私にはまるでわかりません。気持ちが小学生なのに、知識レベルが
高校生ということはあるかもしれません。しかし、「知識レベル」でなく、「知的レベル」
が小学生にして高校生同等だったら、化け物です。「知的レベル」には、性的めざめにど
う向き合うかまで含まれるからです。そこを通過しないようなものは、「知的」でもなん
でもありません。単なる、知識処理です。

 公文は、「化け物」をトリックとして使います。
 将棋のプロが、プロになったのが、公文の教室を使ったからであるかのように。
 素質のある子供が、たまたま公文を使っただけのことなのに、公文の手柄であるかのよ
うに。
 将棋のプロとして生きていく人は、多くの普通の人の「知的レベル」を基準にした場合
は、化け物なのです。そこの見極めが、現今の母親にできていないという思いが強くあり
ます。

 私は、知識レベルとしては、小学生にも高校生レベルのものをやらせますが、「わけが
わかんないままでいい」としています。これが、素読を元に据えた場合の、最大の利点で
す。「わけがわからないまま」ということを積極的に評価できるのは、素読の懐の深さだ
と思っています。
 多分、公文は、子供が理解「も」しているという売り込み方をすると思いますが、その
場合の理解は、非常に表面的な浅いところにあるものだと思います。

 算数数学の分野では、公文は計算能力だけに特化したわけです。小学生が微分積分がで
きるから、それがいったい何だというのか、と私は30年ほど前に思いました。計算だけ
に特化すれば、そんなことをやる子供が出てくるのは当たり前じゃないかと思ったのでし
た。
 それと似たようなことを英語にあてはめたのなら、そういう教室を使った場合、大きな
落とし穴があるような気がします。公文には、以上に書いたこと以上の興味がありません
ので、いったい英語力の何を特化したのか、私にはわかりません。

 計算能力に関しては、特化は可能です。「イメージ」や「意味」に関して、何をどう特
化できるというのでしょうか。
 何がどうなのか、具体的にわかりませんので、「気がする」ということだけ書かせてい
ただきます。

 もし、お子さんが公文で「高校レベル」の英語をやっていて、私のレッスンを始めた場
合、教材が易しくて馬鹿にすることがあれば、多分、私の方法とは縁がないのではないか
と思います。そうでなく、公文に全然ない質を感じて興味を持ってくれたら、これまで公
文でやってきたことも、「深さ」を獲得することに役にたつと思います。

 公文は浅い、というのが長年にわたる私の評価です。
 あれは、使うとしたら、1年くらいの期間を限って、使う側が「計算能力」ならそれだ
けをターゲットにするというように使わないと、中毒を作るだけだと思っています。

 レッスンの参観は、いつでも歓迎いたしますが、現在の生徒さんの都合をお聞きしたり、
日時の調整が必要です。ゆっくりやらせてください。調整ははすべて、掲示板上でやらせ
ていただく予定です。生徒さんの親御さんが、掲示板を読まれていない場合は、レッスン
時に、スカイプか電話でお聞きして、参観可能な日時を私が掲示板でお知らせします。


根石吉久

【13606】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 6日(月)01時38分16秒

差し上げたメールをここの転写させていただきました。
お答えになっているかどうかわかりませんが。

【13607】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 6日(月)01時43分2秒
どうも、吉さんがアメリカから持ち帰ったものは、とても有効なようです。
近頃、私のレッスンを問い合わせてくださる方は、ほとんど吉さん経由です。
その正体がわからないままで、日頃のレッスンをしています。
吉さんが、私の書くものに何をみつけてくださったのか、それを知りたいと思っています。

【13608】
遭難中 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 6日(月)07時33分13秒

お返事をありがとうございます。
根石先生の公文についてのお考えはわかりました。
私もはじめて息子が好きになった英語だったので公文について疑問を感じたまま
続けています。実際どんなものなのか、私も一応最終教材といわれるものまでやりました。
手順は
1 スキットの日本語訳を読む
2 状況をイメージしながら英文を3回聞く 3回音読
3 問題(日本語訳や単語など)を解く
4 暗唱
スキットごとに主要な文法の説明と問題があります。

という形ですが問題のところでも日本語訳などをあてにして書くし、暗唱も完璧ではなく次へ進んでしまう。

息子は自分の英語に自信がなくまた性質上、先生のレッスンを軽んじることはないと思います。
高2レベルというのは公文でいう高2レベルであって知的レベルとは関係ありませんし
英語力とも関係がないと思っています。
私も子供達も本当の英語力をつけたくて、模索中です。
もう10年も模索し続けて遭難してしまいそうです。
どうか助けていただきたいです。
よろしくお願いします。

【13609】
こばたまさん 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月 6日(月)09時52分12秒

はじめまして。新小四の息子が根石さんのレッスンをうけさせていただいています。
根石さんのレッスンについての感想などを少し。まず非常にシンプルで地味です。もちろんよい意味です。
子供を楽しませるための媚びがないレッスンです。この媚びのなかには無駄な賞賛や点数もはいります。
根石さんに誉めていただくことは(うちの子のできも原因ですが)たぶんないとおもいます。
子供のだした音があっているかどうかを指摘してくださるだけ(?)です。
根石さんがインド旅行でご不在のときに江戸の母さんのお子さんと自主トレをし、いきがかり上先生役?をしたことがあります。そのときついつい媚びて過剰に ほめ言葉をかけてしまう自分に気づき、「修行がたらんな」と(笑)。
息子は今はまだ楽しいのか苦しいのか判然としないままやっているようです(汗)。
携帯からでかきにくいのでまた出直します。

【13612】
吉さんの 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 6日(月)19時43分43秒

ページで奥様がレッスンを受けている様子が書かれていてそれでこのレッスンは違うなぁ、と感じました。
根石先生とはどんな方なんだろうと興味を持ちました。
子供にこびないのは素敵ですね。
がっちがちの真面目な固い先生なんでしょうか、
それとも以前先生が書かれていた、エロスを断固として支持?する?柔らかい方なんでしょうか。
ますます興味深いです。

では

【13614】
独りでやる 投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 6日(月)23時08分7秒

> しまりすさん、ですが、意外と身近にいましたね。・・<略>・・
> その後、吉さんのレッスン受けちゃったので、独学派失格!

世の中には、「うわべの文字づら」だけを読んで、
「そうか、、そうか、、、しまりすさんというお人は、独学派失格なのか、、
そうか、、そうか」「なんだかよくわからないが、、とにかく失格なのか、、」
と、、そう言う人が出てくると(私は)困るのです。

それはとても(僕が)不愉快な思いをさせられるという理由から、困るので、
フォローさせていただきたく思います。

らくださんの発言は、「お仲間が減っちゃった」という、
残念な気持ちが言わせちゃったのでしょう。

悪意や嫌味でないことも承知しております。
「吉さんのレッスン受けちゃったので」という断り書きもきちんとあります。
それでも、フォローさせてください。

レッスンはさぼらないけど、「普段、英語を独りになってやる」、ということは「やらない」、、、
という人達も中にはいるわけです。
そういう人を「失格」と言ったのなら、僕もフォローはしないのです。

しかし、正しく語学をやっていると、
レッスンを受けている、受けていない関係無しに、、、
「独りになってやる」ということは「やる」わけです。

私の方からお願いして指導を受けてもらうようにはなりましたが、
僕のレッスンがあるとかなしに関わらず、
しまりすさんは、「独りでやる」というお人です。
文面の上づらしか読めない人達のためにフォローしておきます。

【13615】
根石さん 投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 6日(月)23時45分39秒

僕のホームページか ら根石さんにつながってくださる人がいて嬉しく思っています。

「学習障害の連載」や私のユルユルな文章スタイルから、
「やさしそうなお父さん」という印象を受ける人もいるらしく、(詐欺師だね)
そのお父さんが「良い先生」というのだから、、きっと「根石さん」というお人は、
間違いないのだろう、、と、そう思ってくださる人もいるようですよ。

> どうも、吉さんがアメリカから持ち帰ったものは、とても有効なようです。

「やさしいお父さん」と、、人を欺くスキルのことですね、、、(笑)


> 吉さんが、私の書くものに何をみつけてくださったのか、それを知りたいと思っています。

英語は一生もの、、、やらなければ「錆び付く」、、です。
絞り込むとこの二つです。

これを、僕のまわりくどい書き言葉に加えて、

ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ! 読めや!  こういうのとか、、

イヤァーン♪ ヾ(*´Д`*)ノ  ああいうのとか、、

スリスリ(/^-^(.人.)←オッパイ  こんなのもおりまぜて、、、

「広めたい」(読ませたい)と考えてます。

【13616】
独りだけでやる 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月 7日(火)00時32分51秒

「失格」という言葉、冗談が過ぎましたね。この言葉によって、しまりすさんの名誉を傷つけることになるのであれば、それは本意ではありませんので、撤回し なければなりません。言葉にマイナスの意味を含む「失格」を取り下げ、中性的な「離脱」に変更します。「独学派からの離脱」です。

吉さんのフォローにさらに補足が必要と思いますのは、私が「独学派」と表現した中には、「独学も」する人は含まれないという点です。「独学のみ」する人、 これが私が「独学派」と称する人々です。

「独学も」やるという事と、「独学のみで」やるという事との違いは、この掲示板を訪れる多くの方にとって、どちらでもよいことであろうと思います。ただ、 私にとっては、なかなか興味深いテーマでありますので、引き続きこだわらせていただこうと思っております。

【13617】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 7日(火)21時19分30秒

>「学習障害の連 載」や私のユルユルな文章スタイルから、
「やさしそうなお父さん」という印象を受ける人もいるらしく、(詐欺師だね)

いやあ、吉さんも冗談が過ぎるな。(詐欺師だね)ってのは、逆に俺を傷つけるんだけど。俺、詐欺師に見込まれちゃったんかよ、と。

>世の中には、「うわべの文字づら」だけを読んで、

この掲示板を読みに来る人だって、そういう人がいないとも限らない。
だけど、俺が人にそういうことを言うと、やっぱり変な気持ちになる。
俺はとにかくやりたい放題をやってきたので。
誤解したい人には誤解させるという方針を貫いてきたので。

【13618】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 7日(火)21時27分38秒

独学が最高の学習方法です。
だけど、初心者で、そんなことができる人は特別に才能のある人です。
語学は、「思う力」さえあれば、誰にでもできる。特別な才能なんか必要ないと思っています。
私のレッスンも、「レッスンに大きく依存」→「独学もする」→「独学だけする」という方向に歩くものだと私は認識しています。初心者は「レッスンに大きく 依存」でもまったく構わない。語学の面白みがわかってくれば、「独学もする」になります。練習方法を確立した人は「独学だけする」が一番いいのですが、そ の頃は、Naima さんの言うレベルの「語学」に突入しています。それは、再び Naima さんを引用すれば、「大人になってからで十分」なのです。ところが、大人になると、語学と仕事がカチ合うことがあり、ペースメーカーとして、再度レッスン が必要になるケースもある。
 初心者で独学をやるには、特別な才能が必要になる。
 大人になってから、独学を継続するには強い意志が必要になる。

 わたしは、この辺は考え方がゆるく、いずれにせよ継続が一番大事だということだけおさえておけばいいという考えです。

【13619】
レッスン代金を安くするために 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 4月 7日(火)21時45分12秒

>英語は一生もの、、、やらなければ「錆び付く」、、です。
絞り込むとこの二つです。

 わかりました。私の「磁場論」の核になるものがこれです。
 二つとも、「磁場」の有無にかかわる問題です。
 自転車に乗る練習をして、自転車に乗れるようになったら、もう乗るための練習は必要ない。普段から自転車に乗ってさえいればいい。これが、英語磁場にお ける英語(=自転車)です。
 プロのピアニストでも、ピアノを弾く練習をやめれば、その時からどんどんレベルは落ちていく。練習(=弾くこと)をやめたら駄目。これが、日本語磁場に おける英語(=ピアノ)です。

 以上のことと、レッスン代金を今よりももっと安くするために、一枠に生徒二人を標準形にしようとしてきた努力は直接に関係があります。一人月額4000 円くらいなら、長く続けやすくなる。
 ひとまず、一人一枠という最高にぜいたくな使い方で始めてくれた生徒さんも、力がつくに従って、「独学もする」の「独学」が占める割合が増えてくるはず です。それに従って、一枠で二人、一枠で三人、というふうにしていけば、負担金額を減らしていくことができます。一枠に二人なら月額6000円、一枠に三 人なら、月額4000円で継続できる。
 ひとまず、一枠二人の標準形で使って下さる人が増えていくように、今後も皆さんに回りに声をかけていただいて、生徒数を確保できるようにご協力をお願い したいと思います。

 現在、練習枠はすべて埋まっていますが、新たにレッスンを始めたいという方が現れた場合は、(なるべく)古くからの生徒さんの方から、一枠二人でやって いただくことをお願いしていきます。
 私の方で、スカイプの有料サービスを使っていますので、生徒さんの側に普通の電話があれば、生徒さん側の電話二台(三台)をつないで「会議電話方式」に することができます。

【13621】
松岡さん、どうしてるかな 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 7日(火)22時35分9秒

>根石先生とはどんな方なんだろうと興味を持ちました。

 生身を見ると「がっかりするような方」だと自分で存じております。
 松岡祥男という批評家がいますが、松岡さんと会ったときに聞いたぼやきを思い出しました。松岡さんの筆鋒は鋭く、文学界の大御所の面を打ちにいくような 斬りつけ方をします。私は大ファンです。それで、松岡さんに会いにきた人がいるそうですが、会うと「なんだ、こんなやつかって簡単に馬鹿にされちゃうんだ よね」、と松岡さんはぼやきました。
 生身の松岡さんは、すごく気配りの細かい人で、おとなしくてごく普通の生活をしています。その松岡さんも松岡さんなのです。その松岡さんとは、一緒に町 へ出て酒を飲んで、馬鹿話をします。

 最初、私と論争(というか喧嘩)をしたのですが、それが縁で急激に仲良しになりました。私は、土佐に行くと松岡さんに会います。それで、長野に帰ってく ると、松岡祥男が書いた本を読みかえします。やっぱり、松岡祥男はいいなあと、本を読むたびに思います。
 それで、やっぱり、本から立ち上がる松岡祥男と、酒を飲みながらぼやいたり馬鹿話をしていたりするときの松岡さんとは、確かにまるで印象が違います。

 書く者と書かれたものとの関係の基本てのは、そんなことなんでしょうね。

【13623】
しばらくご無沙汰していると... 投稿者:Naima 投稿日:2009年 4月 7日(火)22時39分47秒
いろいろ嬉しいニュースが満載で...

柴田さんの書込み、吉さんの書込み、

そしてやんちゃなJackieさんの企みに、根石さんがまんまとひっかかったこと。

根石さん

私はゴーストの回転読みを退屈だと思ったことはないですよ。煩悩が多すぎて、英語だけに集中出来なかったことが挫折の原因です。

また来ます!

【13624】
根石さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 7日(火)22時45分21秒

根石さん
>(詐欺師だね)ってのは、逆に俺を傷つけるんだけど。
> 俺、詐欺師に見込まれちゃったんかよ、と。

ホントですね。 それは弱りましたね。  なはは、、、。
その詐欺師が正直な気持ちを書いていくつもりですので許してください。
茶化したりしないで、おいおいきちんと書いてまいります。

「茶化す」の言葉で思い出しましたが、
今日も通勤電車の中で「茶の本」を読んでいたのですが、
根石さんに直接会って、「茶の本」の中の、
道教、儒教、仏教にふれている章が、とても読みやすくなりました。
根石さんの生き方が「道」なのだと思いました。

> 俺はとにかくやりたい放題をやってきたので。
> 誤解したい人には誤解させるという方針を貫いてきたので。

まさしく「我が道」をいってますもんね。
でも、結構辛いですよ〜。 尊敬する人の言葉にあたっちゃうと、、。

【13625】
あらためまして 皆さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月 7日(火)23時02分49秒

皆さんへ
あらためまして、、出戻りの吉です。
Jackieさん、ももこさん、常連の皆様、、ゆっくりお話しできなくてごめんなさい。
特にJackieさんには、感謝しているんですよ。
ブログに書き込んでくださった「一服したら、もどってきてよ」の言葉は、
ずっと忘れることはありませんでした。

こばたまさんも、、つながってくださって嬉しく思います。
ノンノン母さん、ゆっくり母さん、、
そのうちキチンと自己紹介させてください。


らくださんへ、、
冗談だってわかっていたので、最初は受け流して無視しようと思ったのですが、
しまりすさんと直接関わりのある僕はどうしてもフォローしたくなっちゃって!! (>_<;)ゞ
らくださんの「こだわり」も応援しています。
応援させてください!  <(_ _)> これからも宜しく。


村田さんへ
こんど長野に村田さんとお酒を飲むことを目的に、
そちらへ遊びに行きたいと思っています。その時は宜しくお願いいたします。

Naimaさんへ
おお、、書きこみしようとおもったらNaimaさんが出てきててビックリ、、
あの時は、Naimaさんにも不愉快な思いをさせてごめんなさい。
また初心に戻り、一緒に学びあがらせてください。


根石さん、、やっぱりココは面白いです。ありがとうございます。
しかし、 しばらく放っておいた自分のホームページの充実にもエネルギーを注ごうと思います。
素読舎応援のページと、英語の話題もゆっくりと充実させていきます。
皆さま、ここは読んでますので、何かあれば声をかけてください。

これから過去ログにも戻って、ゆっくり読みあがってこようと思います。
皆さんの過去のご挨拶に、挨拶してまいります。

柴田さん
出戻りの僕が怒涛の書き込みをしたので、
書く気が薄れたんじゃないかと不安になっております。
新学期でお忙しいのかとも思います。
お時間のある時、一言でも書き込んでやってください。
特に「じいじ」がよろこぶと思います。

【13626】
怪傑ハリマオ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 7日(火)23時13分10秒

 「怪傑ハリマオ」っていう名前の個人誌(紙媒体)をやろうかと思いついて、先ほど、松岡さんに電話しましたが、お留守でした。
 この雑誌の常連は、松岡祥男と根石吉久で、二人で紙面のあらかたを埋めてしまう予定です。松岡さんは時評をやってくれるのではないかと期待しています。 私は、この掲示板に書いたものの抜粋を紙媒体に載せていこうと思っています。
 毎号、違う詩人に巻頭に詩を書いてもらおうと思っています。
 つまりは、詩一編、松岡祥男の時評、根石吉久の「大風呂敷」からの抜粋で、毎号構成するということになります。実現すればいいんだが、今後も松岡さんに 交渉を継続します。

【13628】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 7日(火)23時49分15秒

 お書きいただきあ りがとうございました。

>根石さんのレッスンについての感想などを少し。まず非常にシンプルで地味です。もちろんよい意味です。
子供を楽しませるための媚びがないレッスンです。

 これについては、今日、女房がやっている教室(?)の生徒に素読させるために書いた文章があるので、引用させて下さい。

ゆるい規約

09/04/07

・英語の練習と遊びを混ぜるのはよくない。
・練習が終わってから漫画を読んでいたりするのはまったく問題ない。
・練習と遊びを混ぜて、他の人の練習の邪魔になるのが問題。
・7点獲得して、練習量を増やせるときに、遊びと混ぜないで練習できる自信があ
 れば増やすこと。そうでない場合は、増やさないこと。
・練習量を増やせば増やせる時点で、コーチ側と生徒とで、遊びと練習を混ぜないで
 やれる分量かどうか確認すること。
・練習と遊びを混ぜて、他の人の邪魔をした場合は、練習量を半分に減らす。
・練習そのものが「遊び」になる時が来る。面白いからどんどんやりたいという段階
 になれば、練習そのものがいい「遊び」になる。
・そういう「遊び」を作れたものが、英語もものにする。

【13629】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 7日(火)23時58分2秒

>根石さんに直接 会って、「茶の本」の中の、
道教、儒教、仏教にふれている章が、とても読みやすくなりました。
根石さんの生き方が「道」なのだと思いました。

 ありがとう。
 いつか一緒にインドに行きませんか?
 先日読んだ本の中に、「インドは世界の首都」って言葉があって、ずっとその字を眺めていました。行けば、嫌い。だけど、帰ってくると、また行きたくな る。
 そんでまた思うんだけど、中国・朝鮮への恩を日本人は忘れすぎちゃったんじゃないか、とも。中国はめちゃくちゃ敷居が高い。俺は苦手。中国の商人はほと んどみんな会うたびに嫌いになる。

【13630】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 8日(水)00時13分53秒
>私はゴーストの回 転読みを退屈だと思ったことはないですよ。煩悩が多すぎて、英語だけに集中出来なかったことが挫折の原因です。

 そうですか。
 あの、はらわたがよじれるみたいなコルトレーンの音を聴いても、煩悩はふっきれないでしょうかね。なんだか、ジャズを訊きたくなってきたがさて。俺の レッスン用のスピーカーをパソコンで鳴らしてもどうにもならんし。
 煩悩については、吉本隆明の影響か、親鸞の考え方が好きです。

【13631】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月 8日(水)00時32分24秒

>1 スキットの日本語訳を読む
2 状況をイメージしながら英文を3回聞く 3回音読
3 問題(日本語訳や単語など)を解く
4 暗唱

 「2」と「4」で、公文が英語の音をどう扱ってきたかがわかりますので、無料で結構ですので、1、2回、小6の息子さんのレッスンをさせてくれません か。
 おそらく、息子さんが通われた教室だけでなく、日本全国の公文の英語教室に共通するものを私はみつけるだろうと予想しています。
 予想を裏切るものがあれば、私は積極的に公文を推薦するだろうと思いますが、多分、予想通りだろうなと思っています。
 でも、とにかく、検証してみないことには。

【13632】
根石さん 投稿者:Piggy 投稿日: 2009年 4月 8日(水)18時57分43秒
このところ、過去ログを読んでいるのですが、わからないところがあって質問したくなりました。急ぎませんのでどうぞ教えてください。あるいは次回のレッス ンの時にでもお願いいたします。

【13633】
根石先生 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 8日(水)20時34分36秒
こんにちは、
息子はくもん教材をあんまり真面目にやっていないのです、特にCDを聞くのと音読をさぼっています。
だから息子から公文教材の何かを知るのはデータが足りないような気もします。
また、息子は公文以外に自分の興味のある素材などを聞いたり、科学、興味のあるホームページを英語で
読んだりもしています。だから公文=息子のでき、とは違うと思うのです。
実際はずかしがりやで会話は下手です。
でも公文でも会話がとてもうまい子はいます。

前回の投稿で書いたように、このところ復習がおろそかになっていました。(前回の投稿へのお返事をありがとうございました。お礼を書き損ねて失礼いたしま した。)そして過去ログを読んで、「はげしく練習」しなければ、何百年も余命がない身としては間に合わないと思いました。「英語(外国語)を話すとはどう いうことか」を知るのに間に合わない、という意味です。初期の過去ログを読んで気になったのは、「復習テスト」です。技法グラウンドで5回繰り返すことが できるレベルと、復習テストをパスできるレベルとの間には大きな違いがある、復習テストをパスできるだけの練習の質を確保するように、という意味の記述が あったように思います。

復習テストとはどういうものか、そのものずばりの具体的な記述をみつけることができなかったのですが、復習範囲の任意の文章を根石さんが口にして、その文 章を文字をみることなく5回繰り返す、ということだろうかと、いくつかの投稿を読んで推測しました。

それで質問は
1. 復習テストに関して、私の推測はあっていますか?
2. 復習テストというのを今は私は受けていませんが、今後ゴーストの復習範囲が進んだら、受けるようになるのでしょうか?
3. 「自家製復習テスト」をやってみたのですが、かまいませんか?以下のような方法です。ゴーストの文章を1文ずつ録音します。1文ずつ再生させたものをきい て、その文章を5回繰り返します。文章を順不同で再生させる場合もあります。

気になるのは自分の発音をきいて自分で繰り返す、という点ですが、きっかけを与えるだけと割り切っています。あまり良くない発音もあると思いますが、 「きっかけ」ならかまわないのではないかと思っています。また録音をきくと自分の発音のあらがみえてきて、繰り返す時は自分なりにより良い発音で言おうと することがあります。

それから復習テストとは関係のない質問ですが、
4. ゴーストの各文章と日本語訳を「電圧装置」の左右に並べて書いて、日本語訳をみて英文が出るようにする練習は有効ですか?過去ログで、「文章の日本語訳か ら英文」というやり方はあまりよくない、日本語にいちいちひっぱられてしまうから、といった意味のことを根石さんが書かれていたように思います(その投稿 が今はみつからなくて、引用することができません)。電圧装置は単語や文法事項に限って使った方がよいですか?

5. 前々回のレッスンの時のお話から、自分の必要(たとえば語彙増強など)に応じて、ゴースト以外の材料を使った練習をしてよいのだと理解しました。それで、 私は3日前から「表現のための実践ロイヤル英文法」の例文を回転法で少しずつ練習しています。今のところ、すごく楽しいです。根石さんのレッスンをうけな かったら、こんな練習、考えつきもしなかったでしょう!ただこれも過去ログを読んで、なのですが、シナリオ(もしかしたら2つ並行して?)とDUOを練習 している、と報告されたかたに対して、あまり手を広げすぎないように、といった意味のことを根石さんが書いていらっしゃるのを読みました。その頃と今と レッスンのやりかたが少し違っているのかもしれませんが、私がゴースト以外の「表現のための実践ロイヤル英文法」にも手を広げることは適当でしょうか?

書いているうちに、ものすごく長くなってしまいました。返事を書いていただくのは申し訳ない気持ちです。レッスン時でもかまいませんので、よろしくお願い いたします。

過去ログでおなじみの方々のお名前を、現在の掲示板でも拝見して喜んでいます。

【13634】
根石先生2 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 8日(水)20時45分48秒
くもんの教材の中身 の紹介のページを先生にメールしました。
今、自分の投稿を読んで気づいたのですが、、4の暗唱はありませんでした、
4で音読しながら時間を計る、それを先生に聞いてもらう、でした。
先生はあんまり聞いていないし、息子の朗読を聞くとCDを聞いてないせいか
発音も??だし、アクセント?や息継ぎの部分も変だなと思います。
暗唱は下の息子が好きで勝手によくやりました(くもんではなくCDつき絵本とか)

【13635】
こばたまさん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月 8日(水)21時30分2秒

こばたまさん
>まずは小6の息子についてです。
私は英語が好きですので、産まれてすぐ英語圏のビデオなどをよくみせました(その頃はビデオの害など知りませんでした)トーマスやマザーグースなどが好き でよくみていました。
その後2歳の頃より他の方と英語のサークルを立ち上げ、英語で歌ったりゲームをしたり、絵本を読んだり、、といった楽しむ英語、国際交流など、あれこれ形 を変えて定期的にやりました。
(下の子には英語での語りかけもしましたが、この子の時はやりませんでした)
その後3歳よりある幼児英語教室へ数ヶ月行きましたが

>小2になったころ、くもんの算数に通い始めついでに、と英語もはじめました、算数はすぐにやめてしまいましたが英語は今も続いています。準2級まで取得 しました。それとともに会話もトツトツと出るようになり、今は大好きなサイエンスをネイティブの先生に英語で習っています(会話は上手ではないし、積極的 ではないので好きなサイエンスをエサ?に英語会話しているという感じです。)
くもんの英語教材については私は不満がたくさんあるのですが、本人が楽しいというので続いていました。しかし今高2レベル?と言われるレベルのところです ごく引っかかっています、
単語を覚えていないし文法も忘れてしまっているのかもしれません。
教材の文の内容も難しいのかもしれません。進級テストでひどい点数でした。




小学校6年生で高校2年までの教材を終え、英検準2級も合格されてるんですね。
英検準2級といったら、読解、そしていろんな分野の単語力も必要ですが・・。

公文の英語ってそんなに力がつくのですか・・息子さんの継続力と努力の賜物でしょうね。


公文のHPにいって、英語の教材見てきますね。

と公文は小学校4年のときに算数をやったが、すぐやめてしまった、三日坊主のJackieです。

【13636】
Jackieさん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 9日(木)05時43分22秒

昨日くもんの教材の ページをここにアップしようと思ったのですができないようで
根石先生にメールいたしました。
くもんページの奥の奥の方にあるので簡単には見れないと思います。3A~~P?くらいまで段階的にあります。
それぞれ200枚くらい。
根石先生のご意見でCDを聞いて読む、のがよくないと過去の欄にありました。
もしかしたらそうなのかしら、、(幼児のやる教材は発音がよくないかもしれません)
それと教材が難しい今、お兄ちゃんの方はあまり忠実に発音などCD通り再現できません。
下の子はまだ英語が読めない頃は絵本CDでの暗唱(うそっこ読み)の発音がとてもよいと思いました。
でも最近英語が読めるようになってから、発音の乱れを感じます。
リズムも悪くなった。
その点がくもんの欠点でしょうか、、

【13637】
くもんの手順 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月 9日(木)07時00分29秒

前回の表現があいま いでしたので具体的に書きます。
1 スキットの日本語訳を読む
2 状況をイメージしながら英文を3回聞く 3回音読

この2の部分ですが、教材が簡単な頃はCDが英文を読み、その後にCDに音の間というか小さい声で同じ風に読んでいる部分がありそこで声を出して同じよう に読みます。
読んでいる部分(箇所)を線でひきながら、これをやります。
これが3回。またリズムにのって(チャンツというよりラップみたい)CDと同時に読もう、というのもあります。
(この間の部分は教材レベルが難しくなるとなくなり、多分シャドウィングみたいに読む、または同時にするんだと思います)

3 問題(日本語訳や単語など)を解く
4 練習した文の読みを自分で練習し、うまくなったら先生にタイムを計りながら聞いてもらいある程度のタイムであれば合格で次のスキットに移る。
(暗記するまで読み込むことがよい、とされています。それで暗唱と最初に書きましたが、実際うちの子は暗唱するまでは読み込んでいません。)

【13641】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月11日(土)00時43分42秒

公文の公式ホームページを読んでも、私にはよくわかりませんでした。
英語に関してだけ言うなら、公文は反射神経は作れると思います。
その反射神経が、どの程度の意味やイメージにまで届くのかはわかりません。
私のレッスンの生徒さんでも、私にそれがわかりません。
意味やイメージは、(練習場面でなく、実際の言語使用場面での)発語がなければ、個人の中に閉ざされているものだからです。
発語があっても、発語で使われる語や語法が、意味やイメージをどれだけ掬っているのかは気心の知れた間でしかわからないことです。
私のレッスンもそこへ踏み込むことはいたしません。
それは、実際の言語使用場面にあるべきことで、語学の練習の場面にあるべきことではないからです。
私は現在も教材を作り続けていますが、公文との違いを言えば、繰り返しの回数、音の扱い、日本語の脱皮のさせ方などにあると思います。それともう一つ大き な違いは、公文には裏メニューのように、高校生レベルの教材の後に、大学教養課程レベルの教材があるらしいですが、私はそんなところにとどまることなく、 教材を作っています。生徒さんの多くが、実際に会社や学校で英語を使って仕事をしておられる方々です。半分以上が大人の方です。私が作る小学生用の教材 は、英語を使っておられる方々が使うレベルの教材まで、一本道で通じています。現在は多分、英検1級以後の教材を作っていると自覚しています。
 書き言葉で伝えられることはそんなところでしょうか。

【13643】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月11日(土)00時53分54秒

>息子はくもん教材 をあんまり真面目にやっていないのです、特にCDを聞くのと音読をさ ぼっています。

 音読をさぼっているならまずいかなと思います。私が言う「音読」は、斉藤孝(字が合ってますでしょうか?)がはやらせた音読のレベルではなく、國弘正雄 の「只管朗読」のレベルのものです。國弘のレベルでやるのを私は「音読」だと思っています。

 公文が「音読」を採用したのは、斉藤がはやらせた頃からだと思っています。

【13644】
Piggy さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月11日(土)01時22分53秒

Piggy さん

 レッスンの時に、手短にお話した通りですが、掲示板を読みにきておられる方々にも役に立つかもしれませんので、お返事させて下さい。

>前回の投稿で書いたように、このところ復習がおろそかになっていました。

 私はあんまりそれは感じませんでした。「このところ」の調子でいいと思いますが。基礎を相当に独学で作られた方なので、気持ちはいろいろに緊張したりゆ るんだりしますが、レッスンの質自体は安定していると思います。

>そして過去ログを読んで、「はげしく練習」しなければ、何百年も余命がない身としては間に合わないと思いました。

 私は時々、刺激的なことを言うわけです。本当にこの練習を続けるつもりなら、英語を使い始めるまでに300年くらい必要かなと思うような生徒さんがいま す。私はそういう方にも向けて書いています。Piggy さんは、他山の石をよく見ておられて、頼もしく思います。

>「英語(外国語)を話すとはどういうことか」を知るのに間に合わない、という意味です。

 おそらく間に合うと思いますよ。Piggy さんの場合は、気持ちが丁寧な方ですから、必要なのは度胸です。しゃべりゃいいんです、英語なんざ。手持ちの札を全部使ってやろうと思って下さい。相手 は、手持ちの札を全部使って、しかし、真剣にコミュニケートしてるのはわかります。その助けを借りて、実際の使用場面での上達があればいいのです。

>初期の過去ログを読んで気になったのは、「復習テスト」です。技法グラウンドで5回繰り返すことができるレベルと、復習テストをパスできるレベルとの間 には大きな違いがある、復習テストをパスできるだけの練習の質を確保するように、という意味の記述があったように思います。

 当初、「電話でレッスン」と名付けてやっていたレッスンでは、二つのコースがありました。「アジアの大河型レッスン」というのと「どしゃぶり型レッス ン」というのがありました。「復習テスト」をやっていたのは、「どしゃぶり型レッスン」です。現在の生徒さんは、全員が「アジアの大河型レッスン」を受け ていただいています。「復習テスト」というのは、この場合、関係がありません。是非、「どしゃぶり型レッスン」を受けたいという方が申し込まれた場合は、 「復習テスト」も復活させます。

>復習範囲の任意の文章を根石さんが口にして、その文章を文字をみることなく5回繰り返す、ということだろうかと、いくつかの投稿を読んで推測しました。

 まったく推測していただいた通りです。


>「自家製復習テスト」をやってみたのですが、かまいませんか?以下のような方法です。ゴーストの文章を1文ずつ録音します。1文ずつ再生させたものをき いて、その文章を5回繰り返します。文章を順不同で再生させる場合もあります。

 いい練習になると思います。どんどんやって下さい。

>ゴーストの各文章と日本語訳を「電圧装置」の左右に並べて書いて、日本語訳をみて英文が出るようにする練習は有効ですか?過去ログで、「文章の日本語訳 から英文」というやり方はあまりよくない、日本語にいちいちひっぱられてしまうから、といった意味のことを根石さんが書かれていたように思います(その投 稿が今はみつからなくて、引用することができません)。電圧装置は単語や文法事項に限って使った方がよいですか?

 日本語部分を日本語訳とか丁寧に読むべき文として扱わず、「自家製復習テスト」での「きっかけ」のように扱ってもらえば、日本語は書いて大丈夫です。 「電圧装置」は市販のレポート用紙を使いますので、5〜8語程度の短文を扱うのに適しています。あまり長いものには向きません。「電圧装置」で短文を扱う ことはまったく構わないですが、基本的には単語や文法用に使うのに向いています。「電圧装置」を使う場合の、最大のポイントは、「きっかけ」を見れば、 「どんどんすらすら」書けてしまうレベルまで練習されることです。

>前々回のレッスンの時のお話から、自分の必要(たとえば語彙増強など)に応じて、ゴースト以外の材料を使った練習をしてよいのだと理解しました。それ で、私は3日前から「表現のための実践ロイヤル英文法」の例文を回転法で少しずつ練習しています。今のところ、すごく楽しいです。根石さんのレッスンをう けな かったら、こんな練習、考えつきもしなかったでしょう!ただこれも過去ログを読んで、なのですが、シナリオ(もしかしたら2つ並行して?)とDUOを練習 している、と報告されたかたに対して、あまり手を広げすぎないように、といった意味のことを根石さんが書いていらっしゃるのを読みました。その頃と今と レッスンのやりかたが少し違っているのかもしれませんが、私がゴースト以外の「表現のための実践ロイヤル英文法」にも手を広げることは適当でしょうか?

 私のレッスンで扱う英文の量は多くありませんが、方法の根幹をつかんでいただけば、レッスンが根や幹になります。ご自分で枝を生やしていただくのはまる で構いません。量的には、枝の方が幹より太いのでまったく構いません。質的に、根と幹があると思えば、どんどんやって下さい。教材を「回転法」でやるのが 楽しいのであれば、ちょうどご自分の今の英語力のレベルに適したテキストだと思います。どんどんやっていただきたいと願っています。
 あんまりいろんな教材に手を伸ばすなと書いたのは、生徒さんが音だけを作ってしまい、イメージや意味が伴わない時は、イメージや意味と具体的な語や語法 を一体化する練習に専念するのがいいというアドバイスです。Piggy さんの場合は、「ロイヤル」をやって下さい。どんどんやるのがいいと思います。

 長い記事を書いたいただくのは一向に構いません。すぐにお返事できなくても、なるべくお返事致しますので、どうぞ書いて下さい。

【13646】
根石先生 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月11日(土)13時34分31秒

>英語に関してだけ 言うなら、公文は反射神経は作れると思います。

あまりそうは感じませんでしたがどのあたりでそう思われましたか?

今日のレッスンの見学がとても楽しみです。
イメージ→会話については
私自身英語を話す時に日本語を介さずに英語だけで考えて話します。(頭に浮かんだイメージ→英語の発話)
会話のレベルはとてもシンプル&ブロークン?です。もっと長い文をスラスラと話したいです。

子供達も多分、だいたいはそうなっています。(簡単なものばかりですが)
公文は教材でいつも日本語に訳すのはどうなのかなぁ?と思っていました。

うちの英語クラスで、英語のままでも抵抗なくついていけるタイプはずっと続いています。
(ある程度でやはり振り返って文法の知識や読み書きは必要だと思います。)
だけど、クラスの中で、日本語をたくさん言ってしまったり、日本語での確認作業をする子
「わからない!」を連発する子はあまり続かないのです。
うちの教え方とあっていないのかもしれません、わからない!という気持は大切にして補助はしていますが
もしかしたら後者の方が最終的には伸びるのかな?とも感じています。

というのは私はなるべく知っている表現、経験した表現、のみを使って会話しているのですが
(学生時代で知っている単語でも実際に使っているところを聞くまでは使いません)
長年会話してもいつまでも下手でブロークンで、上達がみられないのです。
勉強不足なのと、あいまいに覚えている、感覚で話しているからだと思います。
なんとかここを脱して堂々と話せるようになりたいと思っています!!

【13647】
他の教材にも手をだしはじめました。 投稿者:ももこ 投稿日:2009年 4月11日(土)16時50分28秒

みなさまこんにちは。
根石さんのレッスンを受け初めてだいぶたつのですが、途中妊娠・出産をはさんだため、レッスンを受けるのみになってしまっていました。

産後になってからレッスンもお休みせずに続くようになり、心の中にふつふつと沸いてきた「市販の英語の教材を1冊ずつ潰したい」という気持ちに火がつき、

all in one Re-start
english x english
ALL IN ONE
を順番につぶしていこうと思います。たぶん3冊つぶすだけで1年はゆうにかかりそうですが^^;この本を選んだ理由は3冊目のALL IN ONEという本に挫折して以来英語から遠ざかっているからです^^;

レッスンを続けていくうちに、口になじまない/なじむ という感覚が分かるようになってきて、回数にこだわらずに自分で何度も素読するのが苦にならなく なってきたので、他の教材をやっていても楽しいです。

また根石さんがレッスンのときに意味を取りやすくするように英文を読んでくださるのか、「どこで区切りをつけているのか」とか「どの語句を固まりでよんで いるのか」「どの単語を強く読んでいるのか」などに気をつけて素読をしていると文章がつかめるようになって来ました。

もっと練習して自分で言いたいことが少しは言えるように、またもっとクリアでなめらかな発音が出来るように努力したいです。多分最初よりは良くなっている んでしょうけれども、自分では「よくなってるんだろうなぁ」くらいの感覚なので、録音しておけばよかったなといまさらながらに思います。

ここに書き込みしておけば自分に良いプレッシャーをかけられると思い書き込みします^^;

【13648】
ノンノン母さん様、 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月11日(土)22時24分10秒

見学ありがとうございました。いやぁ、、すごいです。
あんなに繰り返すとは思っていませんでした。
お嬢さん真面目で立派ですね。

根石先生
面白かったです。ぜひやってみたい。教材もすごいです。

日本語からの脱皮、、なるほど、、、
また今晩じっくり考えて質問等させてください。

【13650】
根石さん、ももこさん 投稿者:Piggy 投稿日: 2009年 4月11日(土)23時41分44秒

根石さん
くわしく書いてくださって、ありがとうございました。安心して「自家製復習テスト」と、「枝を生やすこと」を実行することができます。

話すことに関するアドバイスもありがとうございました。まずは練習を通じて、イメージをともなった文章を、通じる音で体にしみこませること。そして実際の 場面では手持ちの札を全部使って、度胸と一生懸命さで、ごつごつとした英語でよいから話すこと、なんですね。


ももこさん
はじめまして、こんにちは。ももこさんも枝を生やすのですね。ももこさんがお書きになった「口になじまない/なじむ という感覚が分かるようになってき て」というところで、「そうそう、そういうことだったんだ!」と大きくうなずきました。最初は少しよそよそしい文章も、何回も回転させていくにつれて口に なじんできて親しくなっていく楽しさがレッスンでわかってきたので、一人でも楽しめるのですよね。以前は何か教材をはじめても、最初の数回でよそよそしさ に尻込みしてくじけてしまっていたけれども。

私も先日の自分の書き込みを良いプレッシャーにして、枝をのばしていこうと思います。以上、ももこさんへの応援と、自分への応援でした。返事はどうぞ気に しないでくださいね。

【13651】
とりあえずアメリカ英語が規範ということで 投稿者:らくだ 投稿日:2009年 4月12日(日)07時46分59秒

音に関する吉さん、 根石さんのアドバイスりがとうございます。

結局のところ、何を規範と考えて学習するかは、本人の好みの問題も大きいかなと思います。

要は通じれば良いのでしょうから、自分は「おさぼり音」を規範にしたいのだ、と思えばそうすれば良い。自分は辞書の発音記号に沿っておさぼりを決め込まず に音を作っている、と思っても、辞書の最初に登場する発音記号(アメリカ英語)を規範にしていたら、イギリス英語派が、アメリカ英語なんて、そもそも「お さぼり英語」だろ、と考えるかもしれません。

規範はあくまで自分にとっての学習の指針みたいなもので、「通じる」というところが最大公約数、あとは好みの問題なんだと思いました。

【13652】
ももこさんの「教材」に反応して 投稿者:吉 投稿日:2009年 4月12日(日)08時03分57秒
> 心の中にふつふつと沸いてきた「市販の英語の教材を1冊ずつ潰したい」という気持ちに火がつき、
> all in one Re-start
> english x english
> ALL IN ONE
> を順番につぶしていこうと思います。

ももこさん、、、がんばってください。 応援しています。
僕もこの3冊は全部もっているので、コメントしたくなっちゃいました。

<< 英単語の意味を英語で理解する >>
「英単語を、日本語と英語の両方を併用して覚える」っていうことをやると、
記憶への定着が良いんじゃないかと自分は感じています。

僕が英英の辞書を使えるのは、「あなたは英語圏で生活したことがあるからよ」と
家内は言います。  ま、、そうかもしれないのですが、
英英は、例文集としても大活躍するので、そろそろ使い始めても良いんじゃないかな〜と、
(家内に)やんわりと言ったりしています。

「英語を英語のまま感じる(理解する)」ってことと、
「英語を日本語に訳せる」ってことは、全然違うことなのですが、
特に英語初心者は、「英語を英語のまま感じる」ようになる前に、
最初は日本語を足がかりに(イメージへ)ジャンプすることを繰り返しますよね。

しかし、「日本語を介することにこだわることもねーじゃねーか。」
「レベルが上がってきたら、英語を足がかりにジャンプできるような言葉が
増えていったっていいじゃねーか」、とも(私は)思っているのです。

(英→和→イメージ)(英→英説明→イメージ)どっちでも良いと思っているのです。
(英→イメージ)につながれば、どっちでも良いです。

そこで英英辞書の出番です。
特に、英語の持つ(日本語から想起されない)イメージの獲得に、
英英は活躍するんじゃないかと思っています。

(ただ、家内がいうように、中級レベルになったとしても、
英英辞書を扱うのは抵抗がある人は確かに沢山いると思います。)

で、、この english x english は、英英辞書に慣れていくのに、
良いキッカケになる問題集だな〜と思っているのです。

この問題集を知らない人のために引用しますね。


・・・・引用 english x english P26 問27より・・・・

@start an organization, institution, etc.
Abuy goods from another country
Ballow someone to do something
Ctake the place of something

A: found (This university was founded in 1990.)
B: replace (Computer have replaced word processors completely.)
C: permit (Eating and drinking is not permitted in this library.)
D: import (We import most of our food from other countries.)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

問題の主旨は、下のA〜Dのそれぞれの単語に合う意味の解説を、
上の@〜Cの中から選んできて(逆か?)正解させるってヤツなのですが、
英英を導入していくのに、この問題集がよいキッカケになると思ったのです。
単語の横についている例文集も良いと思っています。


<< 英英辞書 >>
えっと、、僕が英語学習で壁にぶち当たっているのが、英語の数量感です。
冠詞と同じくらい苦労しています。
いまだに苦労していますから、「ぶち当たっている」と現在進行形です。
これは一生苦労したままで終わるんじゃないかな〜と思う事があります。

で、、なぜ数量感の獲得が難しいかというと、
単語から想起される概念に違いがあるからなようなのです。
(「概念」って言葉、難しいですね、、、、、(;^_^A アセアセ・・・)
単語から思い起こされるイメージに違いがあると言えばいいのかな、、

たとえば、furnitureを訳すと「家具」になると思います。
僕は、中学生の頃 furniture = 家具 でした。
ですから、いまだにそのイメージが染み付いております。

でもですね、、、英語の「furniture」 と 日本語の「家具」という言葉から
想起されるイメージが、ネイティブとは、どうも違うようなんです。
そう思い始めたのが、この英語の「数量感」にこだわり始めた頃でした。

有名どころでは、paper という単語がありますね。
こういう単語のイメージの獲得にも苦労します。
知識として理解はしていても、日本語の「紙」のイメージが先に出てくると、
「数えられんだろ〜このヤロウ〜〜!!」 となっちゃうわけです(笑)。

(こういったイメージの違いが、なんとも説明し難いのですが、)
英英を使い、英語の説明を利用して意味をおさえるようにしておくと、、
イメージ核の獲得が上手くいくこともあるんじゃないかと思ってもいるのです。

家内にも言っているのですが、英英辞典も開いてみると面白いよ、、と、
皆さんにも、やんわりと伝えておきたいと思います。 (^o^)
(*類義語辞典もお薦め、でもそれは別の機会に、、)


<< 英英も英和も >>
ネットでブログを放浪すると、「英英が良い」、
と言う英語学習者もわりかし多いのですが、僕は、英和も英英も両方お薦め派です。

例えば、本を読んでいて「seal」って言葉に出くわしたとします。
英英を調べると、「封筒をシールする(とじる)」というような意味の他に、
「動物」であることがわかりました。  こう書いてあります。

・・・・

[Seal]
a sea animal that eats fish and lives around coasts.
There are many types of seal, some of which are hunted for fur
(Oxford Advanced Learner's dictionary より)

・・・・

海の動物であることは、本の内容から推測できていました。
しかし、英英で調べても上のような解説では特定できません。
で、、、和英で調べてみると

・・・・

アザラシ

・・・・

このように書いてあるわけです(笑)。
こういう場合では、英和が活躍しちゃいます。

(これは、日本語の国語辞典で「アザラシ(海豹)」や「魚」という単語を調べれば、
英英と同じくらいわかり難くい説明が「日本語で」されています。
こういう単語の場合、子供が持っている動物図鑑にはかないませんね。)

えっと、、、結局何が言いたかったというと、
英和も良いけど、英英も良いよ、、、、
別の角度から物を見るというヒントを与えてくれるかもね、、
英語の(日本からは獲得できない)イメージ核獲得の手助け(足がかり)になるかもね、、、
だから英英も使ってみてはどうでしょう、、、、
と、、吉さんはヤンワリとお伝えしたかったのでした。

でも、いきなり英英辞書に抵抗のある人には、
ももこさんも使っている english x english という問題集は、
英単語の英語による解説に「慣れる」という意味でもお薦めしたいです
、、、というお話でした。

毎回、お話がクドクてゴメンね〜。  (>_<;) ゜゜・。

と、、ここまで、、自分のHPの記事にしようと思い書きました。
まず、こちらに投稿させていただきます。

【13653】
息子の明日のレッスンの件 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月12日(日)12時55分57秒

根石先生、いつもありがとうございます。

明日の息子のレッスンのことで質問があります。
先週までpreABCDに取り組んできたわけですが、この進度だと明日のレッスンではテキストの最後まで行くのではないかと思うのです。
その後切り替えはどのようにすればよいでしょうか?
息子はパソコンの操作に慣れておりませんので、途中でテキストが切り替わった場合、と惑うだろうと思います。
明日は私が会合で帰りが遅くなるため、多分レッスンの時は側にいないと思います。
多分先生を困らせることになるのだろうと予想しています。
お手をわずらわせると思いますが、よろしくお願いします。

【13655】
「初心者以前」に「電圧装置」は無縁ではないか 投稿者:らくだ 投稿日:2009年 4月13日(月)01時54分39秒

Piggyさんのご質問

> ゴーストの各文章と日本語訳を「電圧装置」の左右に並べて書いて、日本語訳をみて英文が出るようにする練習は有効ですか?過去ログで、「文章の日本語訳か ら英文」というやり方はあまりよくない、日本語にいちいちひっぱられてしまうから、といった意味のことを根石さんが書かれていたように思います(その投稿 が今はみつからなくて、引用することができません)。電圧装置は単語や文法事項に限って使った方がよいですか?


に根石さんがどうお答えになるのかに注目していました。と言いますのは、ほぼ同様の質問を2月3日に行い、根石さんの回答をいただいていたのですが、どう も腑に落ちないところが残っていたからです。

もう少し考えてみようと思っているうちにバタバタしてしまい、その後、書き込みを再開してからしばらく「音」の問題を整理しました。もう一度、「意味」の 問題に戻りたいと思っているときに、Piggyさんの書き込みがありました。そしてPiggyさんへのご回答を読み、やはり得心がいかずにおります。

私の頭にある疑問は、少なくとも「初心者以前」の練習に「電圧装置」の出番は無いのではないか、ということです。

Piggyさんへのコメントでは触れられませんでしたが、根石さんは私へのご回答の中で


> 「電圧装置」は、語学用には私の造語ですので、私の定義で使っていただきたくお願い致します。単文だけが「電圧装置」の素材ではありません。「電圧装 置」の素材はなんでもござれなので、単文だけでも「電圧装置」は作れますが、単文だけのものは特殊な「電圧装置」になります。

と表現されました。私は「電圧装置」の定義を曲解したとは今でも思っておりませんが、根石さんがこのようなコメントをされた背景には、

>私はイメージは単語ごとに作らなければならないと考えています。単語を相手に「言いながら書きながらイメージしろ」と言ってきました。この基礎作業がな い限り、「英文」そのもののイメージなどは成立しようがありません。

というお考えがあるからだと理解しています。要は、単語なのだ、ということです。

一方、「初心者以前」は音作りの問題が全く未解決ですので、中学レベルの5〜6語程度の英文の回転読みから再スタートする必要があると思います。必然的に 未知の単語はほぼありません。

したがって、根石さんが

>(おおざっぱに)初級者の場合は、ひとつの文に三つも四つも未知の単語が含まれていることが多いので、その場合は、「電圧装置」で仕込みや下準備をする ことになります。

という状況は、実際問題としては考えにくいのではないかという気がします。この状況が成立するのは、「初心者以前」が、未知の単語を複数含む、やや長さの ある英文を使って再入門をしようとする状況において、つまり、根石さんご自身が受験生の時に取り組まれた状況においてではないでしょうか。

ご自身が「初心者以前」と自己認識しており、かつ

1. 回転読み
2. 電圧装置
3. 切断読み
4. 回転書き

という、根石さんご推奨の一連の流れで学習されて成果を出された経験のある方がいらっしゃったら、ご経験を書き込んでいただけないものかと思います。

【13657】
Piggyさん 吉さん 投稿者:ももこ 投稿日: 2009年 4月13日(月)12時36分1秒

Piggyさん
はじめまして。よろしくお願いします。
レッスンを受けているお蔭で、例文を読むのが苦にならないのと、自分で「ココがなんとなく言いづらい」という部分を繰り返してそれから文章を繰り返すとい う作業を無意識に他の教材でもやっている自分がいて、すごく勉強しやすいです。またレッスンの教材は新規の文章に対して今までやった例文を繰り返すから か、市販の教材をやっているときも「ゴーストのあの文章だ」と思ったりして、そういう引き出しが出来たのもうれしいですし、使いたくなってきたのかもしれ ません。

英語のレッスンを受けていて感じるのは「語学の上達は先がながいなぁ」ということなのですが、でも1歩ずつ進んでいるのも感じられるので「あせらずいこ う」と思っています。

応援ありがとうございます。頑張ります^^


吉さん
応援ありがとうございます。
吉さんも3冊お持ちなのですね。吉さんの目に留まる教材ならば安心して取り組めそうです。(とかいって、教材を選ぶというレベルではないのかも。^^;)

レッスンを受けていて、自分には圧倒的にボキャブラリーや頭にストックしている例文が少ないということを痛感するようになって、とにかくいろんな例文を頭 に埋め込んでいったほうがいいなと思っています。そこでこの本を出している方のサイトでお薦めの順番で本をつぶしていこうと思っています。

英英辞典はNHKの「英語でしゃべらないと」のパックン英検みたいに時々読んでは「へえ〜」という程度の使い方しかしていなくて、もっと辞書らしく使える ようになりたいなと思っています。

でも英和も英英もどっちも辞書なわけで、自分のなかでイメージとして描くことができればいいのかもしれないですね^^。英英辞典に対してすこし気が楽にな りました。

HPの更新の予定もあるようですね^^楽しみにしています。

【13668】
ももこさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)00時21分46秒

 横槍です。

>レッスンを受けているお蔭で、例文を読むのが苦にならないのと、自分で「ココがなんとなく言いづらい」という部分を繰り返してそれから文章を繰り返すと いう作業を無意識に他の教材でもやっている自分がいて、すごく勉強しやすいです。

 私流の解釈では、レッスンを幹に据えていただけているということになります。やっていただきたいことをやっていただけていることが確認できてうれしく 思っています。

>またレッスンの教材は新規の文章に対して今までやった例文を繰り返すからか、市販の教材をやっているときも「ゴーストのあの文章だ」と思ったりして、そ ういう引き出しが出来たのもうれしいですし、使いたくなってきたのかもしれません。

 私のレッスンは始めた当初は、音を直すことをけっこうやりますが、直すことがなくなってきたあたりから、ひたすら「蓄積」を始めます。「引き出し」の中 身を増やしていくことになります。中身の質をよくしていくために、「波状的インプット=復習範囲を手放さない」ができるように、あらかじめ教材の構成を考 えてあります。あの教材は結構、たくらみが深いのです。

>英語のレッスンを受けていて感じるのは「語学の上達は先がながいなぁ」ということなのですが、でも1歩ずつ進んでいるのも感じられるので「あせらずいこ う」と思っています。

 語学をやるときの大事なコツの一つだと思います。私の年齢だと、「先がないなあ」という感じになりがちなので、「先がながいなぁ」はうらやましいです。

【13669】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)01時21分34秒

>私の頭にある疑問 は、少なくとも「初心者以前」の練習に「電圧装置」の出番は無いのではないか、ということです。

 「初心者以前」と言うのは、「音」がまともでないまま、いわゆる「中級」「上級」レベルの「知識量」を持ってしまった人のことを言います。(一流大学合 格者にもたくさん「初心者以前」の人はいると思っています。)
 「電圧装置」で「音づくり」をすることはできませんから、「初心者以前」の人がまともに「電圧装置」を使った場合、「知識量」だけをさらに増強すること になります。いくらそれをしても、「音」がまともでなければ、相変わらず「初心者以前」のままです。しかし、知識量が「中級」あるいは「上級」の場合、ま ともに「音」を攻めれば、「初心者以前」から「初心者」を通り越して、そのまま中級あるいは上級になります。まともな中級や上級になるということです。 「音づくり」を抜かしたままだと、いくら「電圧装置」を使おうが、知識量を増やそうが、あくまでもカッコ付きの「中級」であり、「上級」です。
 で、らくださんの言われる「独学だけする人」を独学者とすれば、独学者がCDで音の問題が片づかない場合、いつまでたってもカッコ付きの「中級」あるい は「上級」で、まともな中級や上級になる時は来ないということです。
 (言語磁場で人とわたりあう時は、上級も中級もへちまもありません。緒方貞子さんでいいのです。だけど、私は緒方さんの「音づくり」をやりたくて仕方が ありません。多分、柴田さんも同じ気持ちをお持ちだろうと思っています。「音」だけで、人を馬鹿にする馬鹿どもが、英語圏にはごまんといますから。)
 「音づくり」を経ていない人が、「電圧装置」を使うことは一向に構いません。「知識量」をさらに増強することは、「初心者以前」を変えることにはなりま せんが、害にもなりません。「電圧装置」をまともに使い込み、知識量が「中級」から「上級」になったら、それはそれで肯定していいと思っています。その後 で、音をまともに攻めるなら、「初心者以前」から一挙に中級や上級になるだけのことです。
 根本は文部省(文部科学省)が馬鹿だから駄目なのです。らくださんは、土俵を語学に限ってものを言っていると思います。英語教育についての行政に、人々 がどんどんたてつかない限り、日本の英語はいつまでも変わらないと思います。個々の練習者の問題ではなく、文部省が馬鹿であるという問題です。

>>私はイメージは単語ごとに作らなければならないと考えています。単語を相手に「言いながら書きながらイメージしろ」と言ってきました。この基礎作業が ない限り、「英文」そのもののイメージなどは成立しようがありません。

>というお考えがあるからだと理解しています。要は、単語なのだ、ということです。

 要は単語だとは言った覚えはありません。単語をイメージにすることと、文法理解です。
 「言いながら書きながらイメージする」ということと「電圧装置」は、私の中ではセットになっています。「言いながら書きながらイメージする」ということ が基底です。それが本当に強く行われるなら、「言いながら書きながらイメージする」だけをやるのでもいいのですが、それがまともにできているかどうかを確 認するために「電圧装置」があるのだとお考え下さい。また、「電圧装置」は、自分がどんなことを「言いながら書きながらイメージ」したかを記録する装置で もあります。
 英文の扱いとして、初心者は、大づかみに日本語文の全体のイメージと英語文の全体のイメージを「ひとまず」イコールで結ぶことで構わないのですが、いつ までも「大づかみ」のままでは駄目です。個々の単語に対して、ひとつずつイメージをはっきりさせていく必要があります。そうしないと、英文そのもののイ メージが自分の中に「自分から生じる」ということは起こりません。(それが起こるときに、文法理解も必ずともなっているはずです。)(文法理解は、((日 本語を介さずに))瞬時に英文のイメージが作れる段階では、文法用語や理路を脱ぎ捨てて、ある種の「センス」になって動きます。)

>一方、「初心者以前」は音作りの問題が全く未解決ですので、中学レベルの5〜6語程度の英文の回転読みから再スタートする必要があると思います。必然的 に未知の単語はほぼありません。

 「音作り」は柴田さんの用語です。私は「音づくり」と言ってきました。どちらの場合でも、5〜6語程度の英文だけ扱わなければならないということはあり ません。また、いくら「回転読み」をやっても、「音づくり」が解決することは保証されません。「回転読み」は、文全体を「ひとつながりの音とする」ことに は有効ですが、音の質はなんら保証していません。

 CDを使った場合、最大の利点は文全体の抑揚、文全体の調子をつかむことができることです。抑揚や調子はCDでつかめます。しかし、個々の音に関して、 あるいは音と音のぶつかりあいの処理方法に関しては、CDを聴いただけでは解決しないことが多々あります。それが複製音声の限界です。
 私の「音づくり」も柴田さんの「音作り」も、文全体の抑揚(調子)、個々の音の調音、音と音のぶつかり合いの処理方法のすべてを含んでいます。これらす べてを含むレッスンでは、練習者に特別の才能を要求する必要はなくなります。「音フリーク」は、CDだけでも、「独学」で「音づくり」をやってしまうかも しれません。だけど、多くの人は、CDを相手にでたらめな音を作っています。CD(複製音声)の限界は絶対的にあると思っています。
 CDを聴いて、文全体の調子がつかめる人なら、中学レベルの5〜6語から始めなければならないという限定はありません。非常に多くの人が5〜6語(私は 5〜8語くらいととらえています)の文をやるのがいい練習になるというだけのことで、5〜6語の文でやらなくては「ならない」ということはありません。 12〜15語程度の文の文全体の調子が比較的簡単につかめる人なら、その語数で練習して一向に構いません。何語でやろうと、音の問題の解決とは関係ありま せん。
 たとえ、50語でやろうと、「音づくり」が解決しないなら、相変わらず「初心者以前」だというだけのことです。5〜6語でやっても、ことの本質はなんら 変わりません。

>>(おおざっぱに)初級者の場合は、ひとつの文に三つも四つも未知の単語が含まれていることが多いので、その場合は、「電圧装置」で仕込みや下準備をす ることになります。
>という状況は、実際問題としては考えにくいのではないかという気がします。この状況が成立するのは、「初心者以前」が、未知の単語を複数含む、やや長さ のある英文を使って再入門をしようとする状況において、つまり、根石さんご自身が受験生の時に取り組まれた状況においてではないでしょうか。

 私の文章の「初級者」を「初心者以前」と読んでいただくことをお願いします。
 CDなどで、文全体の調子さえつかめば、15語〜20語程度の文を、「音づくり」を抜かしたまま、一連の音にできる人もけっこうたくさんいると思ってい ます。その場合、「ひとつの文に三つも四つも未知の単語が含まれている」ということはよくあることです。
 くどくなりますが、再説します。たとえ、50語から成る文を比較的簡単に一連の音にできる人でも、「初心者以前」である場合はありうるということです。
 英語再入門に際して扱う文が、5〜6語で「なければならない」ということはありません。人さまざまだと思っています。10語でも20語でも30語でも、 再入門はできます。まともな「音づくり」がなされなければ、何語でやろうと「初心者以前」を脱しないというだけのことです。

>ご自身が「初心者以前」と自己認識しており、かつ

1. 回転読み
2. 電圧装置
3. 切断読み
4. 回転書き

という、根石さんご推奨の一連の流れで学習されて成果を出された経験のある方がいらっしゃったら、ご経験を書き込んでいただけないものかと思います。

 それを、Piggy さんが今やられていると思っています。これまでには、そういう方はおられませんでした。この4項目のどれかが抜けていました。
 現在の私は、私はこの4項目に「言いながら書きながら思う」を加えています。従って、今現在の理論では、5項目になります。

 私は、Piggy さんの書き込みに大いに期待しています。

【13670】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)01時59分17秒

 英英辞典を使うには、相撲でいう「地力」の問題があります。
 「地力」があるかないかは、練習している人が英英辞典を使って、「楽しい」かどうかで自分でわかると思います。
 楽しくない間は、使っても楽しくないですから、楽しくないです。
 「地力」の問題があると言っているのは、「時期」の問題があるということと同じです。奥さんに、「早く英英辞典を使って楽しくなるといいね」と言うのは いいですが、「早く英英辞典を使うようにしろ」と強制するのはよくないです。日本語を媒介にするのが必要な時期というのは、日本で英語をやる限り、絶対的 に「ある」と思っています。

 ところで、例文の豊富な英英辞典で、ウインドウズXPに載せられるものはありますでしょうか。
 それがあると、私の教材作りにとても有益なので、お教えいただけたら有り難い。

【13671】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)02時02分49秒

>要は通じれば良い のでしょうから、自分は「おさぼり音」を規範にしたいのだ、と思えば そうすれば良い。自分は辞書の発音記号に沿っておさぼりを決め込まずに音を作っている、と思っても、辞書の最初に登場する発音記号(アメリカ英語)を規範 にしていたら、イギリス英語派が、アメリカ英語なんて、そもそも「おさぼり英語」だろ、と考えるかもしれません。

まったくその通りです。

【13672】
だけども 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)02時11分45秒

私のシャープの電子辞書に載っている、「リーダーズ」、「(?)大辞典」の二つの辞書では、your の発音で「最初に登場する発音記号」が違います。
「大辞典」では u音を含むのが最初にあります。「リーダーズ」では、最初に出てくるのは「逆さe」を含むもので、二番目に u音を含むものが出てきて、最後に柴田さん推奨の「ヨー」が出てきます。
 辞書の最初に出ているのがアメリカ英語と決まっているのかどうか、私には知識がありません。多分そうなのかなと思ってはいますが、アメリカ一国の中に も、言語音のとらえ方として、何を最初にするのか議論が分かれることがあるだろうと思います。
 アメリカの中にも、イギリス派はいるだろうということです。イギリス派のアメリカ人が編纂した辞書には、イギリス音が最初に出てくるということはありう ることです。

【13674】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)02時21分48秒

>私がお礼させて頂いたのに、それに対してまたお礼をして頂いたりすると、また仕返し、あ、もとえ、お返しをしなければなりません。報復の連鎖になってし まいますがな... なので、どうぞお気遣いなく。

 相変わらずの Naima節、思わず声をたてて笑いました。声をたてて笑ったのは、久しぶりのことです。
 報復の連鎖はやめるとして、またアンデス・レッドが穫れるようになりましたら、是非食べてみて欲しいので、送りますわ。それに対しての新たに始まる報復 は、あのウナギのお茶漬けの素を所望しちゃうから、長野に来るついでにご持参いただければ、私の欲の深さが満たされます。俺、酔うと何でも言っちゃうな あ、問題ありだな。叱って下さい。

 夏、是非長野の方へおでかけ下さい。
 期待するほど涼しくないかもしれませんが・・・。
 ここは、善光寺盆地の隅で、盆地特有の気候があり、昼間は結構暑いです。
 夜は、多分、都会よりはずっと涼しい。
 Naima さんとこも盆地かなと思ってきましたが、盆地でなかったら、善光寺盆地の方が暑いかも・・・。
 まあ、そのあたりを試しにおいで下さい。

【13676】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月14日(火)03時12分3秒

>>英語に関してだ け言うなら、公文は反射神経は作れると思います。
>あまりそうは感じませんでしたがどのあたりでそう思われましたか?

 公文はもともと算数の反射神経を作ることで、世間を驚かせたのでした。
 だから、反射神経を作ることは英語でもやっているんだろうなと見当をつけただけのことです。それに関しては、他よりもうまい塾だとおもいます。

>私自身英語を話す時に日本語を介さずに英語だけで考えて話します。(頭に浮かんだイメージ→英語の発話)会話のレベルはとてもシンプル&ブロークン?で す。もっと長い文をスラスラと話したいです。

 英語を話すときに、日本語を介さずに話すというのは、その形しかあり得ないので当然です。だからこれができていれば、それがどれほどシンプル&フローク ンでも、明らかに「日本語を脱ぎ捨てた=脱皮した」レベルを語っています。そこまでやったことには、ひとまず満足していただくのがいい。
 「もっと長い文をスラスラと」というのが、日本人が持ちがちな幻想です。今までの倍練習しても、おそらく「もっと長い文をスラスラと」という幻想(的基 準)を抜けない限り、自分の英語に対して、「いやなガスの出る不満」は続くと思います。
 上級者と言われている人たちでも、日本だけに住んで英語力を作った人は、この「いやなガスの出る不満」からふっきれている人はあまりいません。日本だけ に住んで作った英語力からは、「ごつごつ」した感触はふっきれないということからふっきれない。
 それが日本で作った英語の本質であり、当たり前で当然のことなのですが・・・。
 私のつきあいのある範囲では、ネイティヴの人たちも、「シンプル&ブロークン」が日常的です。ネイティブが長い文をすらすらとしゃべるのは、何かを詳し く説明したり、議論したりする場合です。あ、そうか、こばたまさんは、教室で使っている英語ネイティヴ講師に「何かを詳しく説明」する必要があったのでし たね。そうか、そうか。こばたまさんの場合は、「もっと長い文をスラスラ」を希求する必然があるのでした。だけど、普段英語を使うことがないのに、もっと 長い文をスラスラとしゃべれることを希求する英語フリークがいっぱいいるのです。それは、語学的観点からは「病気」です。

 もっと長い文をスラスラと「しゃべれる」を希求するのは病気ですが、もっと長い文をスラスラと「読めるようになりたい」は病気ではありません。素読を元 にした語学的観点から言うとそうなります。

 「もっと長い文をスラスラとしゃべれる」をやりたければ、それが必要な場面を日本でも生きろ、日本で英語を日々必要とする当事者になれ、という以外に言 うことはないのです。
 こばたまさんの場合は、そういう場面を日本で生きるわけですから、ももこさんの言う「引き出し」、私の言う「引き出しの中身」の問題に尽きるのではない かと考えています。

>公文は教材でいつも日本語に訳すのはどうなのかなぁ?と思っていました。

 教材に日本語が混ざるのは、日本語をきっかけにしてイメージを作らなければならない段階では必要なことです。ですが、いつまでたっても日本語に「訳す」 をやらせているのは駄目です。そういうところからは、なるべく早く離れていただくのがいい。
 公文は、大変体制的であり、学校の授業やテストに都合のいいやり方をしているのだと思います。いつも「日本語に訳す」のは、学校からの「受けがいい」は ずです。公文はそこまでちゃんと計算していると思います。しかし、これがアダになる日はきっとくるだろうと思います。しょせん、文部科学省の翼賛塾だと思 います。

>もしかしたら後者の方が最終的には伸びるのかな?とも感じています。

 ありうることだと思います。

>というのは私はなるべく知っている表現、経験した表現、のみを使って会話しているのですが
(学生時代で知っている単語でも実際に使っているところを聞くまでは使いません)

 「実際に使っているところを聞くまでは」は方針にしなくていいと思います。普段、2、3人程度の決まった英語ネイティブと話すだけだと、その人たちの多 用するヴォキャブラリや語法にばかり慣れてしまうことになります。自分のことをよく思い返してみればわかることですが、私どもが日本語を使う場合でも、一 人ずつ、「よく使う言い回し」は割と限定されています。「知っていれば使ってみる」の方が、方針としてはいいでしょう。使ってみて通じなければ、もっとく だいた言い方をすればいいと思います。これは、私どもが日本語を使うときでもよくやっていることです。

【13677】
根石先生 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月14日(火)03時39分35秒

こんにちは!
>だから、反射神経を作ることは英語でもやっているんだろうなと見当をつけただけのことです。それに関しては、他よりもうまい塾だとおもいます。

CDと同時にリズムで読む(チャンツとは違う)ところがありますが、それは数回やるだけで反射神経はつかないみたい。良かったのは公文をやる前はまったく 読めなかった息子が数ヶ月でわりと、読めるようになったことです(フォニックスをやっていないのに)


 >明らかに「日本語を脱ぎ捨てた=脱皮した」レベルを語っています。そこまでやったことには、ひとまず満足していただくのがいい。

ありがとうございます。しかし時間がかかりすぎているのです、英語で話さなければいけない状況をわざわざ日本で作ってから10年でやっとこうなりました。 近道と思ったら遠回り?
それなのにこんなカタコト?というレベルです。どこか他の国で英語圏観光客相手の地域にすむ方が生活のために勉強なしで、英語がカタコト話せるようになっ たような感じ(人それぞれ違うと思いますが)

>もっと長い文をスラスラと「しゃべれる」を希求するのは病気ですが、もっと長い文をスラスラと「読めるようになりたい」は病気ではありません。素読を元 にした語学的観点から言うとそうなります。

読めるようになりたいです。小説や新聞やら苦労なく、、
それと、、先生のおっしゃる長い文と私の長い文ではレベルが違うような、、そんな気もします。
引き出しの中身が少ないのだと思います。自分の知っている少ない表現の中で会話をしています。
短い文をやたらに接続語でつなぎながら話します。動詞が少ないので一発で説明できるところも回りくどかったり。

>「実際に使っているところを聞くまでは」は方針にしなくていいと思います。

これはドラマや映画、外国の番組などでの表現も含まれます。イギリス、オーストラリア、アメリカ、、いろんな国の人もまざります。(これに小説やら新聞や らが増えるとよさそうですね!?)

新しい表現を使う時は確認しながら使ってしまいます。こんな言い方で不自然じゃない?と聞きます。
これは結局ずっとやり続けると思いますが、、先生をやっているネイティブとのつきあいなのでこれが
できるんでしょうね。(普通の人にこれをやるとうっとうしいかも)

【13678】
Piggyさん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月14日(火)08時15分54秒

>>ご自身が「初心 者以前」と自己認識しており、かつ

1. 回転読み
2. 電圧装置
3. 切断読み
4. 回転書き

という、根石さんご推奨の一連の流れで学習されて成果を出された経験のある方がいらっしゃったら、ご経験を書き込んでいただけないものかと思います。

> それを、Piggy さんが今やられていると思っています。これまでには、そういう方はおられませんでした。

Piggyさんは「電圧装置」を使われているのですか?もちろん、Piggyさんと私が質問した左に日本語訳、右に英文(センテンス)ではない形の、単語 を対象とした“正真正銘の”「電圧装置」です。それを実行されているのでしたら、是非ご紹介ください。どんな単語を「電圧装置」で“殺して”いるのか、た いへん興味があります。

【13679】
大人のレッスン 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月14日(火)12時44分50秒

こばたまです。
ぜひぜひ大人のレッスンの参観をしたいと思います。
よろしくお願いします。
体験レッスンはできますか?テキストをみてからウズウズしています。
らくださんのおっしゃる、その学習の手順は誰にでも当てはまらないのですか?
私はボキャブラリーが少ないので(なかなか増えないので)電圧装置に興味あります。

【13682】
やっぱり文も電池でした 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月14日(火)21時32分27秒

Piggyさん、す みません。

>Piggyさんは「電圧装置」を使われているのですか?もちろん、Piggyさんと私が質問した左に日本語訳、右に英文(センテンス)ではない形の、単 語を対象とした“正真正銘の”「電圧装置」です。それを実行されているのでしたら、是非ご紹介ください。どんな単語を「電圧装置」で“殺して”いるのか、 たいへん興味があります。

を訂正します。文だけを扱っても正真正銘の「電圧装置」でした。『英語どんでんがえしのやっつけ方』(小学館文庫)の125ページに「文も電池。」と書い てありました。質問は撤回いたします。尤も、この本をお書きになった時から、根石さんの語学理論が修正されているならば別ですが。

【13683】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月15日(水)00時13分35秒

 らくださんが何にこだわっておられるのか、よくわからないままでいます。「正真正銘」の「電圧装置」なんてものは、私は考えたことがありませんでした。 「電圧装置」は「要は単語だ」ではありません。単語単位で英単語そのもののイメージを持つことは絶対に必要ですが、そのことと「電圧装置」の組成(要素) とは直接関係がありません。

 そもそも私が「単語単位でやる方がいい」と言ったのは、「言いながら書きながら思う」をやるときに、文単位でやると息子さんに負荷がかかりすぎるようだ とらくださんがおっしゃったので、その時期には「単語単位でやる方がいい」と言ったのでした。それは具体的なレベルの具体的な生徒に対してのアドバイスで あり、個別性に土俵を限った言い方です。「言いながら書きながら思う」にせよ、「電圧装置」にせよ、いつまでも単語単位でやり続けるべきだとか、単語単位 でやらなければいけないということは言っていません。

 例えば、this year ですが、「単語単位でやる方がいい」に従えば、this(この)をやる。「この」という日本語からのイメージを this にかぶせて同化させる。 year(年)については、「年」という語からのイメージを year にかぶせてひとまず year のイメージとする。初心者でも、this year で「ひとつ」として扱うことはそれほど難しいわけではないので、その後に、this year を単位にして「言いながら書きながら思う」をやることは比較的早期に訪れます。this year で「ひとつ」なら、もうすでに「単語単位」ではないわけです。だから、「単語単位」と私が言うのも、「割とゆるい方針として」であり、「要は単語だ」と言 われてしまうと、私は自分が言ったことを誤訳されたように感じます。

 単語単位でやり、その単語を文に戻してやり、文全体の中で扱う(具体的な文の中でイメージを練り直す)。練習を進めるうちに、また別の文で同じ単語に出 会う。その時に、以前の文で得た単語のイメージと、新しい文の中に再度現れた(同じ)単語のイメージが、同じものに感じられる場合もあり、違うものに感じ られる場合もあります。違うものに感じられる時が、イメージの核がよりはっきりする(より豊富になる)チャンスです。日本語を媒介にして得た最初のイメー ジからの「脱皮」のチャンスです。「脱皮」していくのは、具体的な日本語の単語だけでなく、イメージでもそうです。イメージも脱皮するのです。「要は単語 だ」という言い方に、これらの過程全体を含めておられるのなら、その言い方でもいいのですが、それでもなお、「電圧装置」の組成(要素」として、「要は単 語だ」「単語だけを入れていくのだ」とお考えなら、これは大きな誤解です。

 高度な単語を獲得し増やしていくのも語彙力増強でしょうが、基本的な単語のイメージの核をはっきりさせていくのも語彙力増強です。語彙力というものが、 あまりにも量的にだけとらえられていることが多すぎると思っています。「より基底の方へ」というベクトルがあるべきであり、その上で「量を増やす」という もう一つの別のベクトルがあるべきだと思います。単語単位のイメージをよりくっきりとさせていくというベクトルは、「より基底の方へ」というベクトルにな ると思います。

 「電圧装置」には単語でも熟語でも文法の理屈を自分なりに手短に文にしたものでも短文でも何でも放り込んでいいと「英語どんでん返しのやっつけ方」で書 いたと覚えています。そういうふうなごった煮が「普通」の「電圧装置」だと思っています。
 私が大学受験のときにやった「電圧装置」は、レポート用紙縦二つ折りのものでしたので、十(数)語以上の文を収めるにはあんまり具合がよくない。単に物 理的な二次元のスペースが足りないせいで具合がよくないので、おすすめしていません。長い文だけの「電圧装置」を作ってもらっても、もっと短いものだけ収 めた「電圧装置」を作ってもらっても、私に文句はありませんが、そもそもは「こまぎれ知識のごった煮」なんだ、それが俺が「英語どんでん・・・」で書いた 「電圧装置」だとはどこかで言った覚えがあります。
 単語「だけ」とか、短文「だけ」みたいに、英語力を作る要素をひとつずつ別々の引き出しに入れる必要なんか全然ないという考えは今も変わりません。一つ の文を収めて、その文に必要な文法知識も一緒に収めて、未知の単語があったら、それも収めて、なんでもかんでも手短に収められるものは収めてしまうのでか まわないというのがそもそもの「電圧装置」でした。
 レポート用紙の物理的なスペースだけが具合が悪いことの理由であれば、大学ノートなどのもっと大判のものに、短文だけを集め、あるいは長めの文だけを集 め、「電圧装置」めいたものを作ることはできます。だけど、それは「短文集」とか「例文集」とかいう別の名で呼べばいいので、意識の「電圧」をかけて、イ メージを起動させるための「装置」だという定義で、「電圧装置」とわざわざ言う必要もありません。無理がかかるので、私は「電圧装置」としてお奨めしませ ん。

 ごった煮でよく、細切れの知識でないと、かなりな無理がかかるということがあります。電圧装置には、「見たらすぐ」とか「瞬時に」という電圧供給側(意 識)の性能が要求されますから。だからといって、「要は単語だ」ではないと思っています。「要は細切れの知識だ、その一つ一つと一瞬一瞬、勝負としてまと もにつきあうのだ」という意味でなら納得できます。

 「装置」をどう使うか、つまり、実際の電圧の高さの方がはるかに重要なことです。
 つまり、具体的な日本語の文字でも、それに対応させた英単語の綴りでも、単なる「きっかけ」として使い、イメージが、その個々の知識に即応して正確に点 滅するかどうか。「きっかけ」によって、イメージの起動が瞬時に起こるかどうか。この場合のイメージは、英単語のイメージだけでなく、例えば、「現在分 詞」なら「現在分詞」のイメージが、瞬時に(文法用語を脱して)動くかどうかという場面にもあります。語にも語法にもイメージはあります。

 「英語どんでん・・・」の後書きで書きましたが、私にはすでに「電圧装置」にまともな電圧をかける体力がありません。私のイメージの中の「電圧装置」 は、それをまともにやるには、若者の体力が必要です。
 それは「どかんとやる」のは若いうちがいいという考えと同じものです。
 体力さえあれば、長めの文「だけ」を、レポート用紙ではなく大学ノートに書き込んで、それを「電圧装置」として使ってしまうことはできます。しかし、そ れにまともな「電圧」をかけ、イメージを起動するための「装置」とするなら、若者でもへとへとになると思っています。体力が余って仕方がない人はやるのが いいと思います。
 私は特別な才能も特別な体力も前提にしないでものを言っていきたいと思っています。年をとった私をも語学をやる者として除外しないでものを言っていきた い。その上で、若者や若者でない人の体力を動かすコーチをやっていきたいと思っています。今後も、やればやれるのにやらない、さぼる方が楽だから単にさぼ る若者その他には、我慢を重ねた果てに、「お前と俺は縁がねえよ」と言明し、こちらから義絶することもあるかもしれません。そんなことをする回数が多かっ たので、娑婆との関係もこじれ、ひたすら疲れましたが、それをもうやらないという自信はありません。これは余計な話でした。

 「電池」に関して。
 単語一つでも電池。熟語でも短文でも、みんなそれぞれ「電池」です。長文でも大きめの電池です。単一でも単二でも単三、単四でも、全部つないで電気の総 力を作れるみたいなもんで、総力が作れれば、一つの総力ともう一つの総力がそれぞれまた別の大きな電池になり、長い文でも段落でも、記事ひとつまるごとで も、論文まるごとでも、小説一冊でも、それでまたとても大きな電池になります。それもまた自分の英語力総体の部分を成す電池のひとつずつになります。自分 の英語力総体が結局、自分にとっての「ひとつの電池」で、こうして作った性能のいい電池も、しょせんは語学の机上の電池です。しかし、この語学の机上の電 池の性能(特に「音」と「イメージ」関係)がよければ、(英語)磁場の磁力を帯びてすばやく充電される。性能が悪ければ、電池が磁場に置かれても充電が生 じないことになる。
 こういうイメージは、「英語どんでん・・・」を書いた頃からありますが、「どんでん」ではうまく書けませんでした。あの頃は、「磁場論」がまだ何の形も とっていなかったように自分では考えています。
 理論というとおおげさながら、「どんでん」以後に考えたことも多く、今「どんでん」のようなものを書けば、まるで違うものを書くような気がします。しか し、考えの「へその緒」は、「どんでん」を書いた頃にも、私の大学受験の時にもつながっていると思っています。

 「総体」が最大の電池ですが、その中には、電気として通じていく極小の電池も含まれています。それが「単語」だと考えています。大きさは極小のままです が、性能は人によってさまざまです。この極小のものの性能をあげていく作業が、「より基底の方へ」というベクトルをたどることになります。「神は細部に宿 る」という言葉をここに重ねたい気がします。

【13684】
電圧装置 投稿者:Piggy 投稿日: 2009年 4月15日(水)00時26分59秒

らくださん、根石さん

こんにちは。電圧装置について、私の今の状況を少し書いてみます。そして、今回のらくださんと根石さんのやりとりを拝見して、どんなことを思ったかも書き ます。らくださんからの質問撤回の投稿をみた上でのお返事になりますが、どうぞご了承ください。

私は電圧装置を作っています。でも根石さんがおっしゃるような本来の使い方は、していません。今のところ、単語(個々の単語というよりは、単語の固まり) や文法事項の覚え書き、あるいは将来において音読したり教材を読むよりもはやく広い範囲を復習するためのポイントの抜粋、といった感じになっています。つ まり、現段階でひとつひとつつぶしていく(殺していく、でしたか?)使い方はしていない、ということです。

なお、「復習するための」と書きましたが、私はまだレッスンをはじめて2ヶ月半、音読の範囲が先週ははじめから6ページ目までといった状態ですから、まだ 「復習範囲を手放さない」ということの実際の意味がわかっていません。ゴーストの最後のページに来たときに、最初のページの文章が自分の中でどのように なっていることを期待したらよいのか、よくわかっていません。

話をもとにもどします。なぜ、ひとつひとつつぶしていく使い方をしなかったか。私はそれらの項目を頭で理解し(あるいは以前からある程度知っていて)、さ らにはその項目を含む文章を回転読みですでに口になじませていたから、今の段階でことさらにつぶす必要を感じなかったのです。項目の例をあげると「We could 〜. 私たちは(やろうと思えば)〜できるだろう。」

ところが今、電圧装置をもっと積極的に使いたいと考えるようになりました。2つの理由があります。一つ目は、一つの文章をいろいろな手段で扱うことの意味 を感じ始めたことです。少し前から「自家製復習テスト」をしていますが、目からの文字の刺激なしに耳だけから文章がはいってくると、もうすでに口になじん だはずの文章が少し違う顔をみせてくれることがあります。耳からの文章をきっかけにして回転させる時も、目で文章をみながら回転させる時とはまた異なる文 章のしみこみを感じます。ですから、すでになじんでいるはずだと思っている単語や項目も、電圧装置でまた違うしみこみ方をしてくれるのではないかという期 待。

二つ目は、根石さんが書かれていたことを読んで。ここです。
>英文の扱いとして、初心者は、大づかみに日本語文の全体のイメージと英語文の全体のイメージを「ひとまず」イコールで結ぶことで構わないのです が、いつまでも「大づかみ」のままでは駄目です。個々の単語に対して、ひとつずつイメージをはっきりさせていく必要があります。そうしないと、英文そのも ののイメージが自分の中に「自分から生じる」ということは起こりません。(それが起こるときに、文法理解も必ずともなっているはずです。)(文法理解は、 ((日本語を介さずに))瞬時に英文のイメージが作れる段階では、文法用語や理路を脱ぎ捨てて、ある種の「センス」になって動きます。)

これ、数日前だったら全然理解できなかったと思いますが、今は理解できていると思います。例にあげた We could を含む文章、あんなに繰り返して、目をつぶってもすらすら出てきて、イメージもつくれていると思っていたけど、それは「大づかみ」のイメージだったという こと。だから、覚えていないから(あるいは忘れたから)電圧装置を使って覚える、のではなくて、イメージの焦点をあわせるために使うことができるのではな いか、という期待。「英文そのもののイメージが自分の中に『自分から生じる』」ことこそが、私の目標ですから!

ということで、電圧装置は私にとっては今後の課題になります。今のところ、
1. 回転読み
2. 自家製復習テスト
という2つの復習をしている状態です。

最後に一言。らくださんのペンネームは、落語からですか?私、落語大好きです。

もう一言。ももこさんの文章、今回もすてきでした。私はまだ引き出しの中身がふえたという感じは持てていないのですが、ももこさんの文章を読んで、わくわ くしています。

【13685】
あ、読まずに投稿しました 投稿者:Piggy 投稿日: 2009年 4月15日(水)00時35分5秒

先ほどの私の文章、 根石さんの文章を読まずに出したものです。
明日ゆっくり読みます。

【13686】
Piggy さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月15日(水)02時04分10秒

>なぜ、ひとつひとつつぶしていく使い方をしなかったか。私はそれらの項目を頭で理解し(あるいは以前からある程度知っていて)、さらにはその項目を含む 文章を回転読みですでに口になじませていたから、今の段階でことさらにつぶす必要を感じなかったのです。項目の例をあげると「We could 〜. 私たちは(やろうと思えば)〜できるだろう。」

 私が作った教材で、つぶす必要を感じないものは、単に目で読んで確認していただくだけで結構です。同じことを同じ言い回しで説明してある部分もたくさん ありますので、十分にわかっているものは、ちらっと見て次の項目に移っていただくことでまったく構いません。
 Piggy さんの場合は、ひとつひとつつぶすことは、文単位のものが多くなると思いますが、教材を読んでみて、なじみのないもの(単語、文法)があったら、「電圧装 置」に入れるという使い方をお奨めします。
 教材自体が「電圧装置」を作るのに最適化してあると思いますが、文法の説明で長ったらしいものは、さらに要点をつかんで短く書き込まれることをお奨めし ます。
 一度書き込んだら、以後は練習の「立体化」が肝要です。「立体化」については、「英語どんでん返しのやっつけ方」に書いてありますが、「英語どんで ん・・・」はお持ちでしょうか。

【13689】
根石さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月15日(水)08時34分12秒

>らくださんが何に こだわっておられるのか、よくわからないままでいます。

ゆうべ、ふと腑に落ちた事があり、私の「こだわり」は吹っ切れました。そのことを書かずに寝てしまいましたが、根石さんご自身が書かれました。

>理論というとおおげさながら、「どんでん」以後に考えたことも多く、今「どんでん」のようなものを書けば、まるで違うものを書くような気がします。

ここに集約されています。

>根本は文部省(文部科学省)が馬鹿だから駄目なのです。らくださんは、土俵を語学に限ってものを言っていると思います。英語教育についての行政に、人々 がどんどんたてつかない限り、日本の英語はいつまでも変わらないと思います。個々の練習者の問題ではなく、文部省が馬鹿であるという問題です。

「文科省が馬鹿である」と言葉を書き記すのではなく、「語学に限って」その理論と実践で「どんどんたてつく」ことが良いと思っています。『英語どんでん』 は文科省への激烈な戦いの書であったと思います。そこに私の「こだわり」はあったかもしれません。しかし、あの戦いは圧倒的に不利な戦い、はじめから負け る事がわかっている戦いでしたね。今でも、受験生に音読など奨めても、呼応するのは100人に一人ではないでしょうか。そういえば、吉さんが私に安河内哲 也さんの著作を推薦してくれましたが、あの方は受験生に音読の重要性を熱心に説かれていますね。國廣さんの弟子筋にあたる方です。

根石さんが文科省との戦いをやめた、とは申していません。この約10年で主戦場を変えた、ということなのだと思います。対象を「娑婆の理屈」にがんじがら めになっている受験生から、既に制度からは比較的自由になっている大人と、制度に絡みとられる前の子供。戦略としては悪くないと思います。

また、『英語どんでん』で展開された理論と方法論は、そのすべてではないかもしれませんが、形を変え、根石さんのオリジナルテキストの中に組み込まれて いったのだと理解します。

私が『英語どんでん』にこだわったのは職業柄でしょう。一般の方と共有する必要はないと思っています。

【13690】
根石さん 投稿者:Piggy 投稿日: 2009年 4月15日(水)21時11分46秒

> 私が作った教材で、つぶす必要を感じないものは、単に目で読んで確認していただくだけで結構です。同じことを同じ言い回しで説明してある部分もたくさんあ りますので、十分にわかっているものは、ちらっと見て次の項目に移っていただくことでまったく構いません。
 Piggy さんの場合は、ひとつひとつつぶすことは、文単位のものが多くなると思いますが、教材を読んでみて、なじみのないもの(単語、文法)があったら、「電圧装 置」に入れるという使い方をお奨めします。

はい、わかりました。

>一度書き込んだら、以後は練習の「立体化」が肝要です。「立体化」については、「英語どんでん返しのやっつけ方」に書いてありますが、「英語どん でん・・・」はお持ちでしょうか。

「英語どんでん返しのやっつけ方」は図書館で借りて読みました。読んだのはレッスンを受け始める前でしたので、今度はまたちがう読み方ができそうです。 「立体化」については覚えていません。また借りてきます。

【13693】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月16日(木)23時17分18秒

今度の月曜日に、 Jackie さんの参観を予定しています。
普段のレッスンに、参観が加わると、私のアタマの中が忙しくなります。
ひとまず、Jacike さんの参観が済むまで、次の参観は考えないでいようと思います。
来週の月曜以後に、再度「大人のレッスン」の参観希望をお書きいただくと、私のアタマの中をゆっくりやれますので、お願い致します。

【13694】
根石さん 投稿者:ノンノン母 投稿日: 2009年 4月17日(金)13時59分44秒

娘ですが、先週中学の入学式があり、今週は初めての英語の授業がありました。
英語での自己紹介などをしたそうです。
楽しみながらも新しい環境の中緊張しているのか疲れて夜は9時頃には寝ています。

レッスンを始めて1年少したちました。
ほんの数回しか感想をのせてなくて申し訳なく思っています。
初めの半年位はレッスンだけの練習が多かったのですが、
はじめはたどたどしかった文章が、
口が覚えていってるというかんじが見ていてわかるようになりました。
いつもつっかかる文がいつの間にか気がついたら口が動いて言えるようになっていました。
私もそうですが、そういう実感がうれしいのだと思います。

本人に感想を聞くと 根石先生のレッスンは楽しいよ!と答えてくれます。
その他の感想はなかなか自分から教えてくれないのですが、
レッスンが始まる前は自分でパソコンを開いてきちんと準備をしていますので
本当にレッスンを楽しみにしているんだなあと前向きなその様子でわかります。
ありがたいなあと思っています。
音作りはまだ初めのほんのほんの一歩ですが、その軸となるものを学ばせていただいて
いることによってこれから始まる学校英語からもたくさんのことを吸収できるのでは
ないかなと思えるようになりました。
私自身には全くなかったものだったので。

少しずつ始めてみました書くことについてですが、気付いたことはひとつの単語を
覚えるのに何回も書くなんてことはありませんでした。
3、4回も書いてわりとすぐに覚えてしまうことが意外でした。
それから、単語もそうですが文のなかにある単語で覚えるほうが早いようなかんじがしました。なんていうのか、もの覚えが特にいいとかではありませんので。
私はこのことでもレッスンの効果をものすごく実感しています。

この掲示板でみなさんの感想や意見などを読んで、みなさん頑張っておられる様子に
ものすごく励まされます。自分のうまく言葉にできない感想が情けなくなるときもあるの
ですが、こうして掲示板に書くことによって
私ももっと上手になりたいっていう気持ちが強くなっていきます。

どうぞ今後ともよろしくお願いします。

【13699】
ゆっくり母様 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月20日(月)21時02分46秒

ゆっくり母さん様、息子さん、今日は参観させていただきありがとうございました。

英語を始めたのは半年ぐらい前でしたっけ?
一般中学生より、クリアに堂々と発声できていますよ。頼もしい。
deskのkの子音も日本語の「クゥ」ではなく「k」で発音できていました。
切れがいいですね。
30分しっかり集中していましたね。


一週間に30分のレッスンが体の中に蓄積されていき、種となり静かに力が蓄えられる。
中学になって英語を勉強をはじめると、それが花開いていくことでしょう。

一般に行われる「楽しい」英会話教室の英語レッスンは電池を充電しようにも微力すぎて
蓄えられない。中学にはいってもすぐに放電してしまい、「あれはなんだったのか」ということになる。


静かなる充電、硬派、地味な充電の重要さを理解する親御さんより、
見た目のわかりやすさ、楽しさ、手っ取り早い効果を期待する親御さんのほうが圧倒的に多い。

ゆっくり母さんは、ゆっくりじっくり、構えてらっしゃれル。
そこがまた頼もしいですね。

【13700】
jackieさま 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月21日(火)08時01分13秒

おはようございます。
jackieさま、昨夜は参観いただき、ありがとうございます。
息子、少し緊張していた様子でした。
後ろで次男がうるさかったので気が散ってしまったのもあるようです。

パソコン操作をもう少し練習して、次回からは次男と私は別の部屋にいるようにするつもりです>根石さん。

jackieさんは根石さんの手法に疑問をお持ちなのかな、と思っておりましたので、
いただいた感想は少し意外でした。
するどい突込みがくるのか、と(笑)。
根石さんが息子のレッスンをjackieさんに参観してもらう、とおっしゃったので、
実は「息子で大丈夫?」と思ってしまいました。
決して優等生の子ではないので。
でもそこをあえて選ばれる根石さんの自信かな、と。

私はどっしり構えているわけでもなく、いろんな情報の波に飲まれてアップアップしながら日々暮らしている普通の現代の母親です。
息子のレッスンをお願いしたのも何か正体の見えない「不安」が動機であった部分もあります。

いまだに「今から英語なんてはやかったんじゃないか」と自問自答を繰り返しています。
ただこれが普通の英会話教室なら絶対させなかったと思います。
それよりはレゴで遊ぶ息子の時間のほうがはるかに大事です。

息子は難しくて困ったり、焦ったり、悔しかったりしながらもレッスンを続けています。
自分の音が少し変わってきたことはわかるようです。
今朝jackieさんの投稿をよんでやると、「いろいろ工夫しているんだ」と自慢げに言いました。
deskの「く」はこうやるんだよ。と、したの位置を見せてくれました。
へ〜、結構考えてるんだな〜、と、あほな母はやっと気付きました。
認めていただけて嬉しかったようです。

取り留めのない投稿になりました。

また小学生の英語について投稿してくださると嬉しいです。

【13701】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月21日(火)22時29分7秒
>パソコン操作をもう少し練習して、次回からは次男と私は別の部屋にいるようにするつもりです>根石さん。

ありがとうございます。そろそろ、ちょっと鍛えようかなと思います。
そろそろ、トイメン(対面)でやれるかなと思います。
息子さんと私との格闘技をしばらくやりたいと思っています。
いい息子を得たような気持ちがあります。
レッスンがとても面白いです。

【13702】
ノンノン母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月21日(火)23時41分30秒

うれしい記事をありがとうございました。
娘さんは初め遠慮がちに英語とつきあっていた感じがありましたが、だんだんと前向きになってきてくれました。今は小学生の瞬間的な表層のうまさと別のレベ ルで、英語音と格闘を始めてくれています。時々、イントネーションが狂いますが、あと一年か一年半くらいたったら、CD音(複製音声)をまともに媒介にす ることを奨めたいと思っています。
今でも、CD音は聞いていいよと言ってありますが、まともに媒介にするにはあと1年くらいは必要かと思います。

 小学5年生の終わり頃から私のレッスンを始めてくれた子が、中学に入ってだんだんと授業が進んでいくにつれて、でたらめな学校の英語授業をどんなふうに サバイバルしていくか、またご報告いただけたらうれしく思います。
 よろしくお願い致します。

【13704】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月22日(水)00時16分3秒

 どんなレッスンの参観をご希望かお書きいただくといいと思います。
 レッスンの進め方の基本は、先日参観していただいた時とほとんど変わりませんが、生徒さんのレベルは非常にまちまちです。
 大手電機会社にお勤めで海外出張が非常に多い奈良のOさん、以前に塾講師をやられて自分なりの方法を練られたことのある山梨のOさん、現在二人とも大学 生で小学生の頃からレッスンを続けてきてくれたK姉妹、今からやってどうなるというんだという旦那様の反対を押し切って、50代後半からレッスンを始めて 下さっているSさん、英語を話す研究者が大学に来ると逃げ回っていたが、英語を話すというのはどういうことなのかと根本から英語を攻め始めた大学の先生の Mさん、娘さんのレッスンを申し込まれ、あんまり娘さんが楽しそうにやっているので、お母さんもレッスンを申し込まれ、その後、お母さんが楽しそうにやっ ているので、お父さんも参加され、ご夫婦で一枠を使っておられる神奈川のkさん、掲示板の記事に惚れ込んでくださり、英語はともかく根石さんのレッスンを 受けたいと言って始められた秋田のDさん(英語をやるんなら英語とまともに向き合ってくれと、Dさんは近頃叱られることが多いです)、ええと、それから、 日本でレッスンを受けられ、アメリカのコネチカットに仕事で行かれた間もレッスンを続けられ、帰国後も続けておられる国家公務員のTさん、アメリカに野球 の試合を見に行ったとき、あまりにも自分の英語が通じなくてショックを受けたことがきっかけでレッスンを始めて下さったIさん、癌と闘いながらレッスンを 放り出さずにいて下さるTさんなど、様々な生徒さんがおられます。
 私が推測するこばたまさんの英語力のレベルから判断するなら、塾講師をやられていたことのあるOさんを参観されるとどうかと思います。Oさんにはちょっ と楽すぎるかなと思いながら、ゴーストの最初からレッスンをさせてもらっています。数千行から1万行くらいテキストを進めていただけば、一挙に4万行ほど ジャンプしてもらう予定です。Oさんのレッスンを参観なさってはどうでしょうか。実はOさんは別名 Jackie さんと申されまして、月曜日にゆっくり母さんの小学4年生の息子さんのレッスンを参観されました。今度は参観される側になっていただくと面白いかと思って います。
 Jackie さんは非常に発音がよく、いい刺激になるのではないかと思っています。

 秋田のDさんと、東京のももこさんと組んで一枠に入っていただこうかというもくろみがあります。
 それが実現するようでしたら、こばたまさんと山梨のOさんと組んでいただくのがいいかと考えています。一度、ももこさんとこばたまさんの組み合わせを考 えましたが、Oさんと組んでいただくほうがいいかと考え直しました。

 Jackie さんとこばたまさんのお考えをお書きいただけるとうれしく思います。
 D さんとももこさんもご都合をお書き下さい。

 組の作り方は、こばたまさんが正式に申し込まれてからのことになりますが・・・。

【13708】
おはようございます〜 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月22日(水)09時41分47秒

根石先生、書き込みありがとうございます!
いろんな生徒さんがいらっしゃるんですね。
Oさんの参観をぜひ、してみたいです。
掲示板の過去のものもいろいろ読みました。(先生の著書も見つけ次第、読みたいと思っています。)

流れとしては
1 予習?
2 30分のレッスン(グループですとかわりばんこに言うのでしょうか?)
3 復習(読みの練習?)わからない単語を電脳装置?で処理する

もしレッスン枠に入った場合、レッスン中質問をしてもいいのですか?

最初は、こんな感じでしょうか?CDなどはありますか?

【13709】
ゆっくり母様 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月22日(水)11時00分29秒

誰かがこっそり聞い ている〜。となると緊張しますよね。
レッスン参観させていただき、改めてありがとうございました。

>jackieさんは根石さんの手法に疑問をお持ちなのかな、と思っておりましたので、
いただいた感想は少し意外でした。

ちょっと心外です。私がアンチ根石さんならこの掲示板にはいないでしょう。かといって信奉もしてません〜。
私は根石さんの方法にほぼ賛成です。
素読舎の方法に疑問があって不満なら、私が長年この掲示板にいついているはずはありません。
一応昔自分なりに英語をおしえていたことがありますし、そのときにであったのがこの掲示板でした。素読ではなく音読ですが、以前私は授業は教科書を中心と して音読と活用メインにやっていました。ただ素朴な方法は、往々にして「ネイティブとふれあい身につく英会話。楽しい英会話教室」とちがって、その地道さ ゆえ。一般に理解されないことが多かったです。
英語で話したいのならまずは中学レベルの基礎徹底。
私は英語初学者、小学生中学生には英語を教えたことがありません。
過去、高校生以上〜社会人に英語を教えてきました。
大学受験を経た人でも、中学2年初めぐらいの基礎が身についていません。
そこを身につけるには地道な方法が実は早道なのですが、「エイカイワ」をやりたい人々には、えてしてそれを嫌います。

あー、疲れたなあ(笑)とかんじていたときに
この掲示板にたどりついたわけです。


今回親戚の子供に英語を教えてくれと頼まれたとき、そうだよなあ、教科書ベラベラ読みがあったよなあ。このごろの教科書には不満があるけれども、あれが しっかり身につけば
これから高校受験、大学受験、そして社会にはいってからも役にたつんだよなあ。
礎になるんだもの。とおもったのでした。それで根石さんはどのように英語をならったことのない小学生に教えているのか知りたかったのです。

「はじめて学習する小学生」「アルファベットが読めない小学生」
に電話だけのレッスンでどうやって読ませているのだろうと、それは不思議でした。
今息子さんのレッスンを聞いたあとも不思議です。どのようにして読めない字の発音をよんでいるのか。
音を字にかぶせるといっても、そこに寄り添う人がいて、今どこを読んでいるかわからなくなったとき、ここを読んでるよと指し示して補助できるのならまだし も、電話では今どこの単語を読んでいるのかわかりませんし。
最初息子さんはそれをどのようにクリアしたのか、
また現在の音と文字の一致はどれほどなのか。


アルファベットが読めない姪に英語の教科書をいっしょに読んでみようといってやらせると、「難しいし、読めないし〜」といやがるからし。
先日英語を教えてと頼まれていた親戚の小学3年と5年生に
ためしに「教科書をいっしょによむこと」技法グラウンドもどき、をやったところ、姪と同じような反応でしたし、叔母からは、「うーん、英語が楽しいと感じ てくれればそれでいいから、もっもっと気楽に考えて、やわらかく教えてあげて。ゲームをしたり海外の滞在の話とか、写真をみせたり、絵本を読んだりして」 とストップがかかったのでした。

むむ・・そりゃ私は苦手。
「小学校の英語の時間でネイティブの先生と楽しく英語をやる機会があるし、または巷のこども英語教室の先生のほうがそういう教え方は上手いから、私はそれ は不得手だから」
とは伝えたのですが。

ゆっくり母さんの子供さんは根石さんのシンプルなレッスンを楽しんでらっしゃる。
私は子供をそれに夢中にさせることができず、あくびさせてしまった。
私の技量が足りないのだと思います。だからレッスン参観でなにかその秘訣がわかるかなあと。

初めてスカイプでレッスンを受けられたときは息子さんはどうだったので しょう?
文字に対してとまどいはありませんでしたか?
【13710】
参観 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月22日(水)11時25分40秒

>月曜日にゆっくり母さんの小学4年生の息子さんのレッスンを参観されました。今度は参観される側になっていただくと面白いかと思っています。

面白いかって・・根石さん〜!
緊張しますね。でも参観させてもらったからには、こちらもオープンにしなきゃ。
よろしかったらどうぞ。

【13711】
わ〜、ごめんなさい 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月22日(水)13時01分45秒

jackieさん、ごめんなさい。
誤解を招く表現でした〜☆

えっと、根石さんの手法を否定されている、と思ったわけではなくて、
オブザーバー的な視点をお持ちの方だなと。

とにかくごめんなさい。

息子の文字の話、これ、書きたいんです。
まとまりませんが。

まだ息子は全然文字と音の関連性がわかってないように見えます(親には)。

レッスンを始めたのは12月です。

一時期はテキストをプリントアウトした方がみやすいのかと思い、
そうしていました。
最近は画面の一行ずつを反転表示?させることを本人が発見したので、
画面でテキストを見ています。
そちらの方が見やすいそうです。
フォントは大きくしています。

息子は多分聞き取った音を頼りにしていると思います。
文字を発見するのがいつになるのか、ドキドキしながら見守っています。

息子は日本語でも文字を読むのがすごく嫌いな子です。
書くのも苦手。

まず日本語を教えろ、という声も聞こえそうですね(汗)。

ただ、ね・・・親ばかですが息子は日本語の理解力が劣っているわけではない、と感じています。

この辺は長くなるのでまた。

>ゆっくり母さんの子供さんは根石さんのシンプルなレッスンを楽しんでらっしゃる。

どうなんでしょう???楽しんでいるのかどうかわからないです。
ただ嫌だと拒絶が激しく出る子ですので、何か離れられない魅力があるんだろうと思います。
これから「鍛えられて」どうでるか???そこも不明です。
まだはじまったばかりです。

親としては、他人様とかかわる時の息子の様子を見るのがとても勉強になります。

>私は子供をそれに夢中にさせることができず、あくびさせてしまった。
私の技量が足りないのだと思います。だからレッスン参観でなにかその秘訣がわかるかなあと。


私も小学生を教えていた(英語ではありませんが)ことがあるのでおっしゃりたいこともわかる気がします。

根石さんはその場での理解を求めていらっしゃらない。
それが私には安心できるのです。

今は音の問題だけに息子は取り組んでいる様子です。

文字をいつごろ意識するのか、それともしないまま変なことになるのか・・・。
ここはまだわからないです。

私一人では見切れません。

根石さんの「目」を信頼して見守りたいと思います。

【13712】
Jackieさん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月22日(水)15時23分48秒

子供にも知識欲と向上心があるので
自分の身に付いていると実感できるものは地味でも面白いんじゃないかなと思います。
ネイティブと触れ合う楽しい英会話、をやっている私のスクール(サークル)も
子供に媚びず、練りに練った本物を提供していれば子供達は飽きないと思っています。
(本当の英語力をつける、とはまた別の意味で)

【13713】
こどもとえいご 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月22日(水)20時54分4秒

ゆっくり母様。

>jackieさん、ごめんなさい。
誤解を招く表現でした〜☆
えっと、根石さんの手法を否定されている、と思ったわけではなくて、
オブザーバー的な視点をお持ちの方だなと。

理解しました〜。


こばたまさん。

>子供にも知識欲と向上心があるので
自分の身に付いていると実感できるものは地味でも面白いんじゃないかなと思います。

小学生高学年ともなれば、漢字も算数も結構むずかしい。
英語だけ「楽しくふれあう」ってのも、変ですよね。そのくせ「国際性を育てるとか、英語の力をつける」とかのお触れだし。


>ネイティブと触れ合う楽しい英会話、をやっている私のスクール(サークル)も
子供に媚びず、練りに練った本物を提供していれば子供達は飽きないと思っています

こばたまさんのところのレッスンはどのように行われるのですか?
オールイングリッシュですか?練りに練った本物を提供しているとのこと。
そのレッスンの様子をお聞かせくださると嬉しいです。

【13714】
Jackieさん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月23日(木)04時57分33秒

おはようございます〜

練りに練った本物、の英語での楽しい体験かな〜
これに関して賛否両論あると思いますが、、こんなところもあるというところで
かいつまんで内容を書くとするならば、、
幼児は一緒に遊んでいるときに動作に英語をのせてあげる、例えば絵を書きながら簡単な質問や
色などを表現したりしていく、バスごっこをしながらバスに乗りたいと思っている子にI wanna get on the bus!などなど単文をのせていくような。くるくる回って遊ぶ子に Spin~ spinning a top!とかその子の動作やら
気持ちを表現していくような、よく幼稚園やらの先生がこどもを”はやす”のがあります(遊びに言葉をのせてあげて
もりあげる)指示しない、それの英語版みたいな感じです。
2歳〜4歳は本当に日本語を覚えるように覚えてしまいます。
できたら家でもお母さんに頑張ってもらって親子英語表現を時々時間を決めてやってもらうと馴染みやすいかな。
同時にビデオやCDの掛け流しもしますので発音は抜群になります。
(これには親の努力が必要です)で、自然に暗唱する子はなんとなく読めるようになっていきます。
問題点は5歳くらいになってもなかなか単文しか話せないこと。ネイティブは難しい表現も同時に話しているのに英語を英語のまま頭にインプットし行動してい るため、あいまいなまま内容が頭に入るため、やめたときに消えやすい。(くもか霞のように消えてしまう)

幼稚園年中くらいになると、クッキングや、ショッピング、実験、洗濯、などの生活体験、色んな国の人が文化を紹介する、など、英語で生活の体験やら、異文 化体験やら、、をします。
よく使う表現は時々強調したりしますが、これを使って話すようになるほどではありません。
しかし子供達のくいつきはすごい。笑顔が素敵!英語というより新しい体験に大興奮といった感じ。
マテリアルを準備するのも大変ですが、とても楽しいです。

小学生くらいになると(本人の選択ですが)カードゲームを使ってたくさんいろんな表現を繰り返すゲームをやります。たとえば play gameというフレーズで今回はI feel like playing game.という文を作らないと次にすすめないようなゲーム、そのフレーズは無数にあり、表現法も無限なのでその場で文を作らねばならず、口のトレーニン グにはなります。今まで曖昧に覚えてきた英語表現も割とここで「わかる!」表現になります。

で、この間、書きましたが、うちの子は英語でサイエンスをやっています。
(彼は別に英語だけには興味はないので、サイエンスだから、英語をやっています)

うちは地味ではありませんが(もともと派手好きで)真面目にやっています。

子供達をずっと見てきています。一人一人その子にあった学び方がある。
のってないなと思ったら方向転換します。


英語を小さい時からやることに対しての弊害はどうあるのかは今のところわかりませんが、、
その本人がやってなかったのとは比べられないし、、
子供達を見ていると英語ができることによって外国で会話ができたり、
好きな絵本が読めたり、と早くから世界が広がったんじゃないかなあと思います。
子供にとっては英語は将来のための、、ではなく今、使うもの、と思っています。

しっかりした英語力、については私は試行錯誤中です、模索中です。
だからここにやってきました。
子供達をみていて、読めるようになった子(できれば習慣になった子)は英語力が衰えないと感じています。
また、わからない表現があっても英語でうまく聞いたり解決できる能力や、相手の表現を使いながらなんとか
こなしていく能力がついていくと
自走式になって、どんどん複雑表現までステップアップできるんじゃないかと感じていましたが、(時間がかかるんです)
他に方法があるんじゃないかと

しっかりした英語力につなげてあげたいと感じています。

【13715】
子供英語 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月23日(木)07時58分10秒

子供英語の話題で盛り上がっていますね。
小学生に英語を習わせる必要はあるのか?まして就学前に...。と確たる根拠もなく思っていたのですが、ちゃんと考えてみようかと思っています。息子を小 6の冬に根石先生にお預けした時、実は少し迷いました。6年の冬と言っても小学生は小学生ですので。結局、迷いよりも縁を大切にして始めさせました。下の 娘が今年、小学校に上がりました。これを機会に考えてみたいと思っています。
先日、柴田さんご推薦のウザワシステム教育研究所の鵜沢先生のご著書2冊を読み、子供英語の世界も深いなあ、と感じました。

【13716】
小学校で英語 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 4月23日(木)22時33分4秒

低学年から英語教育 が導入されている公立小学校に通っている子供の母ですが、学校の方針を聞くことができました。

「国際交流」「異文化交流」がキーワードのようです。外国人に話しかけられても、拒否反応をしないようにしたい。簡単な挨拶を言えるようにする。日常生活 に普段から英語を取り入れて、ネイティブが来た時に、動揺しないようにする。また、町で外国人に会ったときにも対応できるように。そんな話を聞かせてもら いました。
(確かに、外国籍の親を持つお子さんも増えてますしね。私も北欧を旅した時、金髪の子供たちにまるで悪魔を見るような目で東洋人を眺められた経験を思い出 すと、異なる人種への偏見を持たないという教育は有意義なのかなとも感じます。)

さらに、単語だけつなげていればなんとか会話は成立する。だから、What is your name? と聞かれたとき、My name is〜と言わなくても、名前だけ言っても会話は成立するとか・・・

ここでは、文法、発音は軽視されています。私が中学で習った英語(文法命!?)とは異なり、時代は「コミュニケーション英語」が主流だということですよ ね。でも、本当のコミュニケーションとは、単語をつなげただけじゃできないし、文法と発音、そして、ベースとなる日本語での思考力が大切なんじゃないで しょうか。と、思ったけど、言いませんでしたが・・・小学校に英語は必要ない論者たちの本で一環して書かれていることですよね。

区の英語教育に関する教材や、ALTへの予算も増額されています。今後、全力をあげて英語教育を行うことも予想されます。なんというか、憂う気持ちなの は、私だけなのかな。
朝の挨拶を日本語でやって欲しいって思ってる親は、私だけなのかな・・・

こばたまさん、はじめまして。
くら〜い私の書き込みと実に対照的で、楽しそうですね。
英語、お好きなんですね〜なんかうらやましいです。

【13717】
朝の挨拶 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月23日(木)23時40分27秒

江戸の母さん

>朝の挨拶を日本語でやって欲しいって思ってる親は、私だけなのかな・・・

今年のクラスもまた
>息子のクラスはさよならの代わりに「see you 」というらしいです。平日はtomorrow 金曜日はagain

と挨拶があるんですか?

英語の時間だけならいいですけど、
まさか毎日の朝と帰りの挨拶が英語??
担任の先生!も、まっ、!はりきってるというかなんというか〜!

ここは日本の「学校」ですよ。なんで英語で挨拶するのですか?って私ならいっちゃいますけど。

【13718】
こばたまさん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月24日(金)00時20分47秒

こばたまさん

レッスン風景レポありがとうございます。

こばたまさんの教室では2才ぐらいから教室があるのですか?
まだ日本語も話せないですよね〜。
週1時間ぐらいのレッスンなのでしょうか?

NHKの夕方の英語で遊ぼう!だったかな・・
英語で体操のコーナーがあって、ジャンプジャンプ!とかツイスト!ツイスト!とか
子供たちが体を動かしながら体操していたのがありましたね。
あんな感じで体を動かしながら「ジャンプ」とか「ラン!」とストーンと英語を入れていくということでしょうか?

>2歳〜4歳は本当に日本語を覚えるように覚えてしまいます。
できたら家でもお母さんに頑張ってもらって親子英語表現を時々時間を決めてやってもらうと馴染みやすいかな。
同時にビデオやCDの掛け流しもしますので発音は抜群になります。
(これには親の努力が必要です)で、自然に暗唱する子はなんとなく読めるようになっていきます。問題点は5歳くらいになってもなかなか単文しか話せないこ と

うーん、かなりの時間のかけながし、英語での語りかけがいるのではありませんか?
家の姪など4歳になるまで日本語は2語〜4語つづきでしか話せませんでした。5歳になったら怒涛のようにおしゃべりになりびっくりしましたが、磁場言語、 母語の日本語ですら、かなりの「耳」と体験のインプットが必要でしょう。磁場でもないのに5歳の子が英語の文をかなりはなせたとしたら、どのような仕組み でそうなるのか知りたいわ〜。


>幼稚園年中くらいになると、クッキングや、ショッピング、実験、洗濯、などの生活体験、色んな国の人が文化を紹介する、など、英語で生活の体験やら、異 文化体験やら、、をします。よく使う表現は時々強調したりしますが、これを使って話すようになるほどではありません。
しかし子供達のくいつきはすごい。笑顔が素敵!英語というより新しい体験に大興奮といった感じ。
マテリアルを準備するのも大変ですが、とても楽しいです。

英語でクッキングですか?楽しそうですね。大人では私も実習コーナーとしてインド人にインドカレーの造り方を教わる授業をしたことがあります。子供にとっ ちゃー英語でも日本語でもどっちでもかまわないのかもしれませんね。洗たく、料理、実験。動作を伴なうので言葉がわからずとも推測できますし、なにより体 験そのものが楽しいでしょう。
餃子作りなど子供たちは大好きですもんね(うちは日本語でですが)。

>小学生くらいになると(本人の選択ですが)カードゲームを使ってたくさんいろんな表現を繰り返すゲームをやります。たとえば play gameというフレーズで今回はI feel like playing game.という文を作らないと次にすすめないようなゲーム、

カードを使った文型トレーニングですね。これは楽しみながら力がつきますよね。話すために大人でも必須のトレーニングですね。

>子供達を見ていると英語ができることによって外国で会話ができたり、
好きな絵本が読めたり、と早くから世界が広がったんじゃないかなあと思います。
子供にとっては英語は将来のための、、ではなく今、使うもの、と思っています。

ここがね、環境が違うんですねきっと。私は子供がいませんが、
姪たちは海外に行く予定もありませんし、外人さんと触れ合う機会は学校での英語の授業ぐらいでしょう。好きな絵本や本は日本のものですし(漫画含むw)、 英語の絵本まではとても手が回りません。その点では世界は広がらないでしょうが、土曜日に図書館で日本の本を借りることにより、思考力は深くはなってるか なあと・・・期待。

>子供達をみていて、読めるようになった子(できれば習慣になった子)は英語力が衰えないと感じています

私はしばらく英語を使わなかったら、ほんと、中学1、2年があやふやになるくらい英語力なんて衰えちゃいました〜。なにしろ根石さんに、
「チューズディ?あれテューズディ?でしたっけ」なんて尋ねたほどです。
すぐに錆び錆びまくりです。

3月から週1回素読者のスカイプレッスンで技法グラウンドすることによりすこしはもどってきましたけどね。

でもたしかこばたまさんちの息子さんは小学校6年?にして準2級合格でしたよね?
お家での英語環境と、公文でしたっけ?

準2級というと環境問題とか日本語でも結構読むのが難しいリーディングがありますが、
サイエンス好きということなので、それでクリアなさったのかなーリーディング。

家庭家庭の方針でバイリンガル子育てはあるのでしょう。
母国語もしっかりと平行して学習、展開させていくこともいるし、親御さんのサポート力とがかなり必要なことですね。

【13719】
Jackieさん、江戸の母さん 投稿者:こばたま 投稿日:2009年 4月24日(金)06時12分0秒

こんにちは、2歳からやっていたのは、(実は赤ちゃんというのもやりました、タハハ)
公民館でサークルでやっていた時です!これは本当に親の趣味ですね。
”赤ちゃんと英語で遊ぼう!”なんちゃって!(これは1回)
総勢100人の赤ちゃんが飽きて泣き始めたのには焦りましたよ〜フフフ。私は妊婦でした。
若気の至りです〜。あ、でもダンスをやったときに100人の赤ちゃんの目がキラキラこっちを向いていたのは
素敵な一時でした。

ところでうちの近所には1歳くらいからの英語でのプリスクール(3、4時間)なんかがすごく多くあります。
(サークルを一緒にやっていたオージーの友人も4年ほど前にはじめました)
Jackieさんのご近所はどうですか?また掛け流し教材などもものすごく種類があるんです。

NHKの英語で遊ぼうよりは複雑な表現が多いです。積み木を前になにかをつくるならつくりながら
どんどん横で言っていくのです。
なにつくってるの?おうち?、おうちをつくっているの、
みたいなかんじで、(子供、つみきをとろうとしている)「あ、あっちのつみきをとろう。」とかとか
繰り返すうちにだんだんこの場でこれを言う、っていうのが入ってくるみたいです。
(ここがネイティブでない私には滑らかにはいかないのでネイティブがやりますが)
まだしゃべれない子供にお母さんが話しかけるのと同じような感じでもありますが、
子供の言葉にならない内の声も表現するので少し違うかな、
英語で遊ぼう、はジャンプ、と先生が言って、子供がマネをして言わされている、のですが
こちらは子供が主体なんです。(そういや脱線しますが私シュタイナーにすごくあこがれがあって、
どうにかこども英語とシュタイナーを融合したなにかをやりたくていろいろサークルでチャレンジしました。
どうにも考え方が違うものなので、ジレンマに苦しみました)

掛け流しは毎日30分くらいでも大丈夫ですが、続かないんですよねぇ、、もっときちんと決まった教材をスケジュール通りやっている方もいらっしゃる。
DWEなどの高い教材などを使っている方も、、私はもったいないので買いません。英語の語りかけも家で少しです。ただ2人ともカートゥンやドラマなどは未 だに英語でみています。
DWEは高いのにバカバカしい、、とよく知る前は思っていましたが実際教材を貸していただくとこれが
高いだけあってなかなかよいかなぁと思うんですよね。。ただし量が多いので私には使いこなせません。
これのスクリプトだけ使用するってのはありかなぁ、、もし機会があれば、語学の専門家の根石先生にみていただきたいですが、、

なのでJackieさんのおっしゃるようにインプットは足りません。だから5歳になっても単文なんですよね。
時々女の子でどうしてこんなに?っていうほど文をつなげてしゃべれる子などは登場しますが、まれです。

クッキングなど生活体験を通して覚えたフレーズは割と忘れないと思います。それと劇作り、これで結構シチュエーションとともに覚えるのでこれも効果はある と思います。
(プチ留学?)これはオールイングリッシュですが、状況で判断したり、失敗したり、考えたりで、なかなか頭を使っています。

インド人とカレー作り楽しいですね!うちもインド人にラッシーと算数を教えてもらいました。
ウガンダ人のバナナの葉っぱで傘づくりとか、ジャマイカ人が頭にかごをのせて歌を歌ったり、、
旅行気分です、、

うちの場合はまったくバイリンガル子育てとはかけ離れていて、、もちろんバイリンガルでもないし、
母国語への影響は考えられないほど少ない時間しか使っておりません。
ただ家に外国人が来るのがすごく多いため話す機会はあります。
お兄ちゃんはシャイなのでべらべらしゃべれないし(準2はギリギリでした)
下の子も気が向いた時に英語がでるくらいです。
外国で使えた、っていうのはうちの生徒さん達の話です。

よく言われることですが小さい頃への英語教育の弊害についてはもっといろいろ調べたり
実際にバイリンガル教育が成功されている子供達と接してから意見を言われるといいんじゃないかなぁと
思うんです。うちは成功していませんが、ご紹介できるブログはあります。

江戸の母さん
小学校で英語が始まる事に関して、私は別の意味で危惧しています。
英語ノートはご覧になりましたか?
予算は新しいことをはじめるにしてはとても少ない、だから中途半端なことしかできないでしょう。
そのうちのほとんどがこの英語ノートにさかれています。

さかんに小学校の先生にたいしての講習会などがありますが、、、
担任の先生はどこかの講習会へ行かれて
「英会話はコミュニケーション!目と目をあわせて伝えたい気持で大きな声でハキハキと!」と
学年だよりに書いておられましたが、、

とても心配です、先生自ら、英語の堪能な保護者の方どうぞ助けてください、と懇談会で
おっしゃっていました。
ALTの質もバラバラだと感じています。英語を話せるのと教える能力は別だから、、

【13720】
バイリンガル子育て 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月24日(金)10時01分8秒

>よく言われることですが小さい頃への英語教育の弊害についてはもっといろいろ調べたり
実際にバイリンガル教育が成功されている子供達と接してから意見を言われるといいんじゃないかなぁと
思うんです。うちは成功していませんが、ご紹介できるブログはあります。



バイリンガル子育てやりたい人はやればいい。個人の自由の範疇でしょう。
しかし子供は親の欲望をみたすモノじゃないのだからそこは気をつける必要がある。
私はバイリンガルに育てたいとは思わないし、そこまでする必要性も感じない。(おいっ。子供いないじゃん自分)
子供も日本語の磁場を浴びて毎日の学校の授業、そしてその他いろんな体験をすると
その時間があるともおもえないんですよね〜。バイリンガルにする必要性も感じない。
だから、バイリンガル子育てについて
詳しくサーチはしてませんね。
ただ、世の中にはでも「バイリンガル子育て」をしてらっしゃるお母さんもたくさんいらっしゃるのですよね。なんで小さいときから英語を学ばせ、バイリンガ ルにしたいとおもうのだろう?ご紹介のブログがあったら、訪問してみたいです。

これだけ掲示板に投稿なさる、話したいことが一杯あるのだから
こばたまさんもブログをお持ちなのではないでしょうかと?
また。こばたまさんのスクールのHPのほうへ行けば、ここで端的にお話するより、
こばたまさんの理念がわかり、また違った方面からお話できるかもしれません。
訪問したく存じます。

こばたまさんのお子さんは小学6年生と5歳?さんですか?
お二人とも小さいころから英語で話しかけてらっしたのですか?
なぜバイリンガル教育をなさっているのですか?

【13721】
Jackieさん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月24日(金)10時41分36秒

う〜ん、うちはそんなに熱心じゃないんですよ、、
バイリンガル子育て、ってどういう定義かわかりませんが、うちはそうではないです。
私が好きな英語サークルをやっていたので子供達がその環境にいるというだけで、
子供達はそれぞれ好きなこともあるし英語はツール?その場にいつもある、にしかすぎないです。
(そんなにしゃべれませんし)
下の子にはサークル内で語りかけを少しやりましたが、
絵本などは日本の物も英語の物も同じように大好きです。

バイリンガル子育てをしている方のブログなどはいろいろあるので興味があれば検索されてください。
でもあまり興味がおありでもないみたいですね。
皆さん、それぞれ違った理由だと思います。
私がこちらの掲示板で紹介するのはほんのちょっとの情報なのでもしそれについて疑問があるのであれば
情報量が足りないかな?と思っただけです。

今、子供達を見ていて感じるのは、私が英語を話す際に日本語とセットで覚えていた英語から日本語をひっぺがすのに苦労したのですが、
最初から別々に頭に収納するのはいいな、時間があるとゆっくりできるな、ということです。

こんど、英語が苦手な中2の男の子をボランティアで教えることになりました。今まで英語教室に通った事がないそうです。
さてどう教えようか、会って話をしてからメニューを組むつもりですが、
悩みます。幼児なら専門分野なのですが、、それなりに作戦は練っていますが、
根石先生、Jackieさん、皆さん、よかったらアドバイスください。

【13722】
こばたまさん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月24日(金)12時08分29秒

>バイリンガル子育てをしている方のブログなどはいろいろあるので興味があれば検索されてください。
でもあまり興味がおありでもないみたいですね。



興味がまったくないわけではありません。

前のレスで
>うちは成功していませんが、ご紹介できるブログはあります。

と、こばたまさんがご紹介くださるとおっしゃっていたので・・
お勧めブログをぜひご紹介ください。
理解が深まるかもしれません。
こばたまさんのブログもHPもお願いしますね。

こばたまさんはお子さんに英語での語りかけをしていたそうですが、
英語で語りかける親には「日常語」に英語ボキャブラリーが必要ですよね。
以前海外にご滞在なさっていたのでしょうか?

【13723】
Jackieさん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月24日(金)16時21分44秒

こんにちは、ブログについては管理者の方に聞いてみてからご紹介しますね。

私のブログは今とても私的なものなので今度でも良いでしょうか、HPには現在住所や写真ものっているので
もっと皆さんを知った後でもいいですか?(実は今でている顔写真が全然気に入ってません、、)

私は20代の頃半年ほどマイアミに留学しましたが、特に上手にはなりませんでした。
その後は外国人の友人はずっといました。外国は大好きで若い頃はよく旅行しました。
今もヘタ英語です。
でも子供に伝えたいことは「私は下手でも英語がしゃべれるようになって、よかった!」です。
今この仕事ができてすごく幸せです。英語はもっとうまくなりたい!でもなかなか、、

英語で子育て表現集については、たくさん本が出ています。
井原さんの英語で子育てとかヘンリーおじさんの英語で子育表現集など
サークルではネイティブママに確認したりして自然な表現を心がけました。

私は語りかけに対しては消極的でしたが友人(英会話があまりできない)が表現を暗記して語りかけ育てている
お嬢さんを見てとてもびっくりし(彼女は小6の今もとてもよくしゃべれます)
親の英語が完璧ではなくてもこれだけの効果があるんだと思って語りかけを下の子にはじめました。
これは彼の英語人生においては、ちょっとしたきっかけにすぎないです。
幼稚園入園とともにやめてしまいました。
子供は自走式(私の働きかけがなくても)になっていると思うんですが、、どうでしょう?
どうも詰めが甘い私。。

【13725】
こばたまさん 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 4月24日(金)17時29分12秒

いろいろ経験談や今やっていることなど、お話きかせてもらって、とても参考になります。

>「英会話はコミュニケーション!目と目をあわせて伝えたい気持で大きな声でハキハキと!」

ほんと、これは、日本語でも通じることですよね。私も、息子も恥ずかしがり屋な性格もあり、自分の気持ちや思想を言葉にすること、そして相手に伝えること には、まだまだ修練が必要〜と思ってます。

文科省が「国際交流」「異文化理解」というのであれば、英語以外の言葉が世界にはいろんな言語があること、国の歴史や文化を学ぶことも同時に進めてもらい たいとも思ってます。

まあぶっちゃけ、小学校のうちは『日本語』教育をもっと丁寧に熱心にやって欲しいというのが、私の願いですが。

シンガポールでは、国民が皆、英語を話せるようになっていりょうですが、母国語が話せる人がほとんどいなくなってるというのも、ショックでした。過剰に考 えすぎかもしれませんが。とりとめなく、すみません〜

【13726】
江戸の母さん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月24日(金)20時44分54秒

>私も、息子も恥ずかしがり屋な性格もあり、

うちの家族も皆そうですよ〜 でもそれでいいんじゃないでしょうか?それが個性だから、、
世界中の人がすべて積極的でハキハキしてたらうるさいかも、、静かで考え深い人もいれば、、

>英語以外の言葉が世界にはいろんな言語があること、国の歴史や文化を学ぶことも同時に進めてもらいたいとも思ってます。

英語ノートはそうなっているらしいです。最初に世界中の挨拶があるらしい

>小学校のうちは『日本語』教育をもっと丁寧に熱心にやって欲しいというのが、私の願いですが。

どのようにやれば丁寧ですか?具体的に教えてほしいです。別掲示板?

【13727】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月25日(土)01時48分55秒

>バイリンガル子育てやりたい人はやればいい。個人の自由の範疇でしょう。
しかし子供は親の欲望をみたすモノじゃないのだからそこは気をつける必要がある。

 (日本語と英語を例にとって)バイリンガルっていうのが「自然に」育つ条件は、家の中では日本語、家の外では英語という使い分けが子供に「必要」である ことだと考えてきました。それは、子供には逃げられない条件なので、その場合に幸か不幸かを問わなければ、本物のバイリンガルが育つ。
 子供にとっては、「個人の自由」どころではない。そんな自由はどこにもなく、必要不可欠な条件を生きなければならないという差し迫った「必要」だけがあ る。
 Jackie さんが「個人の自由」という場合、この「個人」は親です。日本では、私は「個人」として立っている親になんかごくわずかな例外を除いて、ほとんど会ったこ とがありません。私は、「個人の自由」を「自分勝手」と読まないでは読めませんでした。
 転じて、「子供は親の欲望をみたすモノじゃない」というのは、子供の側に立って大人として発言しておられる。この立場が、非常に重要だと思います。英語 回りでは、このスタンスがひどく無視されています。
 そりゃ、2歳から4歳くらいの子供を(日本在住のままで)英語ネイティブと交流させれば、子供は英語をしゃべり始めます。だからどうだというのでしょう か。その後、その子にずっと「英語磁場」を確保して与え続けることができるならともかく、全面的に「受動性=能動性」の年齢の子供に英語を中途半端に注射 して、もしも本当に英語で感覚できるようになった後、日本語の磁場で日本語しかしゃべらない友達と遊ばせるなどしたら、確実に心に傷ができると私は思って います。本当に英語で感覚しているなら、傷にならないはずはないのです。これがわからない人は、英語しか知らずに日本に来た英語ネイティヴがどれほど深く 傷つくかもわからない人だと思っています。日本語しか知らずに英語磁場に渡った日本人がどれほど傷つくか、と考えても同じです。
 幼児英会話というものは、あまりにも言葉というものを馬鹿にしているのだと考えています。「必要」があり、「自然に」育つのなら、バイリンガルができる のは「仕方がないこと」なのですが、この馬鹿ニッポンという国家内では、馬鹿な親たちが「仕方がないこと」にあこがれているのです。この文化的植民地で は。
 バイリンガル子育ての犠牲になった子供に、一編でいいから日本語でまともな詩と言えるものを書いてみてもらいたい。本物のバイリンガルは、言葉に対し て、絶えず違和という「さわり」がありますから、逆に日本語の詩を新しくする可能性がある。「バイリンガル子育て」で育った子供が、まともな日本語の詩を 書いたなら拍手したい。ただし、バイリンガルが偽物であったことも同時に証明されるのです。言葉というものはそういうものです。
 二つの言語をしゃべればバイリンガルだってもんじゃない。
 二つの言語にそれぞれ「生活」としての根がなければ、全部にせもののバイリンガルです。
 料理をさせたところで、そんなものはゲームとしての「生活」であり、架空の「生活」です。家の中では日本語、家の外では英語という使い分けが子供に「必 要」であること、この「必要」だけが本当の子供の「生活」です。普段日本語で暮らしている子供にそんな「必要」はどこにもない。親が「必要」を妄想し、 「国際」だの「交流」だのに化かされて、子供をおもちゃにしているだけのことだ。
 子供を分裂させたり、混乱させたりして何がおもしろいんだ、この国の馬鹿親たちは。
 分裂させたか、させなかったか、混乱させたか、させなかったか、それは子供が十代の後半に入らなければ表には現れない。そらおそろしいことだと思いま す。子供というものは、蝉のようにそれくらい長く「地中」を生きるものなのだ。
 ちょっと鳴いたと思ったらじき死んじまった、っていうような子供が増えるような気がしてならない。

 こばたまさんちは、ガイジンさんたちがしょっちゅう出入りしているようだから、条件が少し違う。
 だけど、そんな条件がない家庭の親の欲や妄想を満たそうという「子供英会話」は犯罪だとしか思えない。
 文化的植民地。文化的植民地根性。

 しょうがねえか、工業製品を売るしかねえような国になったんだから、と一方で思う。
 日本のシンガポール化はありうることだろうと思う。
 多分、俺が死んだ後のことだから、せいぜい生きてる間に心配しとくか。
 とにかく、英語回りはとことん馬鹿らしいことばかり。
 俺も(自分に対して)因果な商売してるってもんだ。

 凍らせておくこと。種としてだけ体に入れること。素読。

【13728】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月25日(土)02時02分52秒

 絵本を楽しむことと、外国に行って話ができることとは、まったく次元が異なります。
絵本を楽しむことは、子供にとっての「生活」たりえます。が、英語の磁場を欠いているので、また、子供だけができることができるので、「生活」と「お話」 を混ぜて渾然一体を生きてしまいます。
 なるほどなあとは思いました。2〜4歳の子供に「教室」で英語ネイティブと心の交流をさせ、家で絵本。なるほどなあ。有効ですねこれは。善悪を問わなけ れば。いやはやと思っています。

 外国に行って話ができることは、2歳から4歳の子供なら日本で英語なんか全然やらなくてもどんな子供でもじきにできるようになります。
 外国に行って話ができるという場合、「子供」という語で何歳くらいの子供を言っているのでしょうか。あまりにも話がおおざっぱなので、ついていけませ ん。

【13729】
こばたまさん 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 4月25日(土)04時37分10秒

英語ノートでググっ たところ、文科省のページが出てきました。これであってるのかな?

世界の挨拶ありますね〜自己紹介、クイズ大会・・・そっかぁ〜小学校の英語授業もこれがベースだとわかりました。ご紹介、ありがとうございました。じっく り見てみます。
こばたまさんは、英語にお詳しいので、ちょっとご相談したいのですが、日本以外の国で第二外国語を小学校くらいの年齢から導入している国の授業の進め方、 年間計画がわかるホームページがありましたら、教えてもらえませんか?興味がありまして、もし、わかったらでよいです。

>>小学校のうちは『日本語』教育をもっと丁寧に熱心にやって欲しいというのが、私の願いですが。
>どのようにやれば丁寧ですか?具体的に教えてほしいです。別掲示板?

そうですね。例えば、漢字一つにしてもだいたいあってるんですけど、「はらい」や「とめ」等、しっかり書いてないところとか、まず、ひらがなもへんてこな 形の時がありますんで、そういうのも丁寧に指導してもらいたいな(家庭でもできる限り気をつけてますが(汗))。幸い今の先生は、その点が合致してるので よかったな〜と思ってます。会話では主語述語の関係が変だったり、体言どめだったり・・・オイオイって気がついたときは、言い直させますが。あはは ま ず、自分はこうしたいという気持ちを言葉にする。これも、まだまだ未熟に感じるのです。

あと、日本語のゆたかさを味わってもらったり昔の人の生活や気持ちを知るためにも昔話や古典なんかも読む時間を持ってもらいたいし。日本の歴史を知ってほ しい。まず本をたくさん読んでもらいたいなんて思ったりしてます。これは、ある程度自分で学ぼうって気持ちがないと向かいづらいかな。本当に、やりたいこ と(やらせたいこと)がたくさんあって、追いつきませんネ。アセッチャイケナイ

【13730】
根石先生 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月25日(土)04時45分34秒

こんにちは
私が今までやってきたことを否定されたようで残念ですが、(サークル5年、スクール3年)
実は根石先生のご意見は私が何年も試行錯誤しながら疑問に感じて来たことをはっきりと表現されたように感じます。
色んなスクールを見て、また色んな親達に会って、クラスの子供達の様子を見て、何度もこれじゃないこれじゃない、と、、
だからすごく強い表現でしたが、すっと体に入りました。
実際に現実をつきつけられ、私の楽しみのために今までサークルやスクールで子供達を犠牲にしてきたことが実感でき、今、残念で、くやしくてとても苦しいで す。
またじっくり読み返して考えさせてください。今はスクールの生徒さんも大きくなり小学生以上が殆どです.
なんとかこれからこのスクールを茶番でなく本当のスクールにしたい。そう思います。
だから私に素読法を教えてください。

【13731】
英語なんてくそくらえだ 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月25日(土)08時04分17秒

こばたまさんが苦し いと感じることは、程度の差こそあれ日本人が等しく感じるものなのではないでしょうか。

私は「英語なんてクソだ」と長年考えてきました。そしたら、「英語なんてくそくらえだ」と言い切る珍しい英語の先生が見つかったので、安心して息子を預け ました。また、私自身の英語に対する感じ方も大きく変わりました。英語に親しみを持つようになりました。

「英語なんてくそくらえだ」という思いを思い続けながら、英語とつき合い続ける。この「引き裂かれ感」を自覚し続けることは結構大切なことではないかと 思っています。

もともと英語が好きで、お子さんと一緒に様々に取り組まれてきた方でも、

>何度もこれじゃないこれじゃない、と

自問自答されているのですから、たぶん私の抱いている感覚は外れていないと思った次第です。とりあえず、そんなことを感じました。

【13732】
江戸の母さん 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月25日(土)09時03分49秒

私がこれじゃない、というのは私の勉強不足、経験不足が原因ではないかと感じていまし た。
うちはバイリンガル教育とはかけ離れていますが(中途半端でしょう)真面目にやってきた方はどうなのかはわかりません。>らくださん

カナダのイマージョン教育(フランス語と英語)はどうでしょうか?検索してみてください。>江戸の母さん

日本のこともいろんな国のことを知るのも、、人生80年じゃとっても足りないですね。

【13733】
いんぐりっしゅ 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月25日(土)10時33分28秒

英語なんて

できてなんぼのものです。

できなくても、なんぼのものです。

【13734】
バイリンガル 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月25日(土)11時47分18秒

バイリンガルという 言葉を不用意に使うのがマズイのだと思います。

私は、二つの言語の能力が同等に近い事を言うのであり、そんな事が「教育」でなんとかなるものなのだろうか?と思っていたのですが、根石さんの「磁場論」 から言った場合、能力が同等という事よりも、双方が「生活言語」である、という事がむしろポイントだということですね。

それでは、バイリンガルというのは、「育てる」ものではなく、否応無しに「育ってしまう」ものなのだということかと思います。

私は「バイリンガル」云々という言葉でごまかすのではなく、

・英語力を何歳までにどの程度まで高める必要があるのか
・そのためにはいつから始める事が妥当なのか
・どういう方法が有効なのか

という観点で考えるのが「子供英語」を考えるときのポイントだと思います。むろん「英語力」というのが何を指すかについての議論が前提ですが。

【13735】
根石さん ゆっくり母さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月25日(土)17時44分19秒

根石さんへ

Jackieさんへ書いたコメントを読ませていただきました。
私の気持ちを代弁してくださってありがとうございます。スッキリさせてもらいました。
(以前より文体がソフトになったと(僕が)感じるのは気のせいですかね。)

奇しくも、私が1年半前にここを去った原因となった「子供の英語」に近い話題で最近盛り上がっていたので、
この話題に参加するのは辞めておこうかな〜と思っていたのです。

1年半ほど前、根石さんから「吉さんに小学生の英語レッスンの解説を頼む」と依頼されたのでした。
「私は低学年に英語はやらせたくないよ。 だから解説もやりたくないよ。 アッカンべ〜だ」をしたのでした。
「嫌だ」って言ってんだから、素直に「いいよ」って言ってくだされば、あんな風にならなったのに〜〜。
ブツブツ、、。 (# ̄З ̄)

でも、、(ああいうヤツはもうゴメンですが)またあんな風に熱い議論をやりたいですね。 ジイジは体力不足かもしれませんけど、、ナハハ。

私のHPは、どんぐり倶楽部さんのHPでも紹介してもらっています。
小学校受験や中学校受験をやっているような熱心な保護者がアソコを見て、
そして「英語で夢をみるまで」のリンクをみつけて私のHPを読みにきてくださります。
おそらく多くの人が、いわゆる英才教育って言うんでしょうかね、、、小学生の子供に英語を持たせる方法を探しておられるのだと思います。

しかし、私のHPでは「小学生から英語? 、、やめとけ、と言いたい」と言っております。
あんなに文体は柔らかいのにね〜〜 ヾ(^-^;)、、 「怒られている」と感じる人もいるようなんですよ。
「子供達にいろいろやらせすぎるな」と私は訴えているわけですから、実際ショックを受ける保護者は多いと思いますね。
お受験とかをさせちゃう教育熱心な人達は、「この吉って人とは合わない」と思うでしょうね。
「受験英語はやらないよ!」と柔らかくお伝えしたら、「考えます」といってメールが来なくなった人もいます。

> 子供を分裂させたり、混乱させたりして何がおもしろいんだ、この国の馬鹿親たちは。

「低学年からの英語」、、、私は根石さんのように、自分の気持ちを書きぬく技術も自信もありません。
自信がないわけですから、「分裂させられたり、混乱させられる被害をこうむる子供達」を増やさないためにも、
インターネットという不特定多数の人が読みにくる場では、「小学生から英語? 、、やめとけ」という、
一段強いこの言い方で良いと私は思っています。

あの時は頭にきちゃって、根石さんの英語も同類項でくくっちゃって悪かったな〜とは、思ってますけど、、。
語学論の観点から言わせてもらうと、根石さんの方法なら安全だと(私は)思っているのですよ。

ああ、、「ここを書いてくれ」、、と言ったのですね。 なはは、、、、書かないよ〜だ。 ( ̄┰ ̄*)ゞベー



ゆっくり母さんへ

僕も不安のかたまりですよ〜。
私の息子が学校制度から脱落していなかったら、僕の今の読解力は育っていませんでしたね。
自分の息子や娘に、夕食時に「塩とって」と英語で語りかけるような親になっていたでしょう。

息子がいなければ、きっと根石さんを探しあてることもできませんでした。
(ゆっくり母さんは、このネットのブラックホールから
よく根石さんを見つけましたね〜。 すごい!)

息子が早々と制度から脱落し、離れて、そして見えてきた、学校のテンポ、自分の子供のテンポ、、、。
見え始めた学校制度の矛盾、、、。

「日本語をやらせた方が良いんじゃないか」という疑問を心にお持ちなら大丈夫ですよ。
根石さんの方法は、意味と音を同時に扱わないので混乱はないと思っています。
「いい息子を得たような気持ちがあります」とか言っちゃって、ジイジも楽しそうですし♪ (*^^*)

子供がレゴで遊ぶ時間の方を大切にしたいと言っておられるのですから、
お子さんは幸せですね〜 ヽ(=´▽`=)ノ

もしも今私に小3の子供がいて、もしも英語をやらせるなら、
私は間違いなく「素読舎さん」を選んでいますよ〜♪

【13736】
素読的? 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月25日(土)18時58分42秒

ここ数ヶ月、息子(この4月で中2です)には次のような話をしてきました。

1. 素読舎のレッスンは予習も復習もやらなくて良い。
2. 中1の教科書は各レッスンのCDを聞いては読む、を繰り返すこと。
3. 中2の教科書(実際には教科書ガイド)はCDを聞き、日本語による解説や訳の部分も含む全文を音読する。これは3回繰り返して何となく全体がつかめ ればOK。あとは中1と同じ方法で。

ここ数日の話の中で息子が言い出した事は次のような事です。

1. CDは聞く必要が無いと思う。なぜって、発音は全部わかるから。
2. 中2教科書ガイドは2回読んだが、もう良いと思う。先に英文を読んで覚えてしまってから解説を読んだ方が良くわかる気がする。新しい教科書ももらっ たし。
3. 中1は読む+書くでやる(書く事は私が奨めました)。

かなり怪しげな答弁ではあり、単にめんどくさい事はやりたくないのだと思いますが、好意的に解釈すれば、自分なりに素読的なやり方を考えているようにも感 じます。

CD聞きやガイド読みは、善し悪しは別として次のような影響があったようです。つまり、「アンナポー(an apple)」のような音のつながりを意識しはじめました。「それ、根石先生に習ってるの?」と聞いたら、習ってないけどCDでそう聞こえるし、ガイドに 説明してあった、と。

近況でした。

【13737】
素読法のメカニズム 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月25日(土)19時03分21秒

大人と子供(小学生以上)の素読法のメカニズムを簡潔に教えていただけないでしょうか?
HPやら、過去ログを見ても頭の中でどのような変化が起るのかが今ひとつわかりません。
見学では発音できるようになったところ、読めるようになっているところまでしか見ていません、
その後の手順を教えてください。

私はどんぐり倶楽部は英才教育の逆に位置するものだと思っています。>吉さん

【13739】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月26日(日)01時45分33秒

 やたらに質問を繰 り出す前に、次のようなことに答えていただきたく思います。

>外国に行って話ができることは、2歳から4歳の子供なら日本で英語なんか全然やらなくてもどんな子供でもじきにできるようになります。
 外国に行って話ができるという場合、「子供」という語で何歳くらいの子供を言っているのでしょうか。

 Jackie さんも、今日のレッスンで、こばたまさんに真摯にきいているのに答えてもらえないことがあるとおっしゃっていました。

 私のもうひとつの疑問は、レッスンを申し込もうかと思っているというようなことをこばたまさんが言われたので、私が4人の方とお話して、都合をお聞き し、空き枠をひとつ作る準備をしたことに対して、まるで当然のような態度であったことです。きつい言葉で言えば、蛙のつらにしょんべん状態のままだという ことです。そんな蛙のつら状態で、英語なんぞしゃべるようになったって、それが何だというのでしょうか。
 単に私の労力だけを言っているのではありません。4人の方から承諾をいただいて、人と人の関係を組み替えることを承知していただいて、準備したのです。 そうしてようやく空き枠を作る準備を整えたのでした。
 子供に対するレッスンを参観されたら、今度は大人のレッスンを参観したいとおっしゃる。調整するからと言っている間に、素読の眼目を手短に教えてくれと おっしゃる。なんだか、さぐりを入れられ、調査をされているだけだという気になってきました。
 レッスンは参観されたわけですから、この後は、この掲示板の過去ログを読まれたらどうでしょうか。私は書き言葉で公開できることは、公開してきました。 ご自分で労をおとりください。
 Jackie さんは、なんだかこばたまさんに参観されるのは嫌だなと今日のレッスンでおっしゃっていました。少しでも嫌なら、その方の参観はできませんので、 Jackie さんのレッスンの参観はあきらめていただきます。Jackie さんに嫌だなと言われて、私もこばたまさんに参観していただくために生徒さんに承諾を求めることは停止したくなりました。単に調査されるために、私の生徒 さんに迷惑をかけることはしたくありません。

 英語ネイティヴには、2〜4歳の子供の心を使って交流させる。すぐれた本物の方法が何であるかは明らかにしない。

 優れた方法ってのは、もしかして、2〜4歳の子供に英語ネイティヴに話しかけさせることですか。もしもそうなら、そんなものは、方法の名に値いしませ ん。子供が反応するのはあたりまえじゃないか。子供には基本的に愛があるんだから。大人の策略のような貧乏根性じゃないんだから。

 2〜4歳の子供に英語ネイティヴに話しかけさせれば、子供が反応する、反応してしゃべろうとする。あたりまえじゃないか。それのどこがすぐれた方法なの か。「必要」もない子供に、それをやらせる「教室」をやってきた。それが犯罪だと私は言っているのです。こばたまさんは自分をも親たちをもだましてきたと 思っているのです。
 すでにバレてしまったのです。
 自分のやってきた「教室」を茶番呼ばわりしたことで。親たちは、いったいどう思うでしょうね。

【13740】
根本的勘違い 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月26日(日)02時30分7秒

 私は、「種のまま 持たせておけばいい」と言ってきました。
 こばたまさんは、そこを考えることなく、「水をくれてさっさと苗にしてしまえばいい」と考えてきた方です。

 英語磁場もないのに!

 それが犯罪的行為だということは、多分おわかりにならない方ではないかと思います。
 幼児、小学生に英語をやらせるなら、安全な方法は「素読」以外にはありません。

 → 吉さん

 その唯一である方法をなんで吉さんが奨めてくれないのか、わけがわかりません。蒙古襲来だか、黒船だかしりませんが、小学生が文部科学省によって英語を やらされる事態になっているのです。でたらめが繰り広げられようとしているのです。これに対しては、薬が必要です。

 また、吉さんに是非書けと言って私がひきさがらなかったという記憶は私にありません。
 当時私が言っていたのは、「小学生に英語、やめとけ」というのなら、「中学生に英語、やめとけ」も成立するということです。なんで中学生ならいいんだろ う。中学生から、ということの根拠がどこにあるのかという純然たる語学論を言っていただけです。小学生用英語レッスンの解説を是非書けということではな かったと覚えています。

【13741】
ありがとうございました 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月26日(日)05時17分0秒

掲示板の過去ログを 繰り返し読みました。ごめんなさい少しわかりにくかったので、吉さんのページで再確認しました。
先生のご配慮やJackieさんのご質問にすべて答えておらず申し訳ありません。見落としもありますが、
知り合いの方のブログの紹介や私のHPの紹介は、Jackieさんのコメントに少し敵対の気持が感じられたので教えたくありませんでした。
私はクラスを英語の体験ができる場として提供してきました。私もそれで子供達への効果を信じていました。
悪意を持ってやってきたとは思っていません。
だけど悩んで悩んで、どうしょうもなくなり探して探し続けてきて、ここにたどり着きました。
で、やはり私のやり方は違うとわかりました。今やっているのは先生のおっしゃる500年かかる方法でしょうか。
もっとかかるかもしれないでしょう。
だからどうしても解決の道を見つけたく、焦ってしまいました。ご気分を害されたかと思います。
申し訳ありませんでした。ただこれがわかった以上うちの小さいスクールはこのままではおれません。
そういえば息子は公文をやめました。レッスンの参観はJackieさんも嫌であるなら結構です。
ありがとうございました。

【13742】
こばたまさん 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 4月26日(日)06時25分25秒

>カナダのイマージョン教育

教えてくださり、ありがとうございます。いまだわかりやすいHPにはヒットしていないのですが、カナダはフランスとイギリスが公用語で、移民も多い国です よね。日本も移民が増えるとまた環境も違ってきますよね。他にも日本近隣諸国の英語教育について私も気になるので余力があったら調べて見ます。

私は文科省の今の英語(会話「コミュニケーション」重視>文法、文法軽視)の小学校からの英語教育導入で果たして「使える英語」が身につくのかなと心配し ているほうです。その「使える」って何よ?の議論がまた別にあるわけですが。(単語だけでも、会話が出来るという考えもありますんで)
より高度なコミュニケーションとなると、論理的な文章が必須で、論理を立てるには英語と日本語は文法が違うので、みっちり文法をやったほうがいいんじゃな いか。
また、日本語には無い音を自分の口からも、作れるようにする訓練が必要なんじゃないか。
そう思ってます。
今の小学校英語では、個人の発音をチェックするという手間のかかる作業はしてません。

ところで、こばたまさんは、ご自身の大好きな英語をお子さんに提供し、お子さんも英語好きになっている。親が好きなものを、その魅力を子供さんも体得して 英語が好きになっているという点は、親として嬉しいことなんではないかと、思いますヨ。いかがですか?

根石さん
個別にメールを送らせていただきます。できれば、今日チェックしてください。

【13743】
根石さん 吉さん 投稿者:村田 投稿日: 2009年 4月26日(日)08時01分16秒

過去ログ

11862番
11866番
11869番

以上は小学生用の英語レッスンの解説についての根石さんと吉さんのやりとりです。
そもそもは根石さんが初級者から上級者までのレッスンの様子を録音して、それを吉さんに聞いてもらい、「ご意見をお聞かせください」とお願いしたのでし た。それに対して吉さんが、「小学生用の解説は遠慮させてください」とお答えしたのでした。それに対して根石さんはぜひともやってくれ、とは言ってないで す。
このやりとりを探すのに思いのほか時間がかかりました。
ちょっとした行き違いで話が大きくなってしまっているように思います。

【13744】
こばたまさん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月26日(日)09時08分15秒

>知り合いの方のブ ログの紹介や私のHPの紹介は、Jackieさんのコメントに少し敵 対の気持が感じられたので教えたくありませんでした

敵対・・うーん、別に敵じゃない。
ただうかがったことにたいして、はぐらかしが多かったし、??と何度も思うことがありました。

こばたまさんが
>よく言われることですが小さい頃への英語教育の弊害についてはもっといろいろ調べたり
実際にバイリンガル教育が成功されている子供達と接してから意見を言われるといいんじゃないかなぁと思うんです。うちは成功していませんが、ご紹介できる ブログはあります。


と仰ったときに、「え?もっといろいろ調べてから言えば」か、
ふむふむ、もしかして私が知らない利点もあるのかもしれないとおもったりもし。

エリオットさんのような、しっかりした理念、そして信念、ある種の覚悟のもとでのバイリンガル教育なら別ですが、
一般のお母様方の「英語で子育て」は
いくつかのブログでみるかぎり親のエゴで教えてるとしか思えない・・
子供を借りた、親の欲望実現。自己実現。だと感じていました。

でもすぱっと「親のエゴ」と書くのは「根石さんの将来の生徒さん」と思うとはばかられ、押さえに押さえ、
>バイリンガル子育てやりたい人はやればいい。個人の自由の範疇でしょう。
しかし子供は親の欲望をみたすモノじゃないのだからそこは気をつける必要がある。
と書いたのです。

こばたまさんが「ご紹介できるブログがある」と仰ったので
じゃ、紹介してもらってよく知れば、「英語子育てする人々」についてに私に誤解があったのなら解けるかもしれない。と思ったのでした。


>掲示板の過去ログを繰り返し読みました

過去ログ、「繰り返し」読んだ・・?
・・本気でよみはじめると、膨大な量なので何日もかかりますよ。
反芻しながら読むとそりゃ疲れるし・・メモとったりと・・
楽しいですけどね。自分のログにぶちあたると、「あーちっとも成長してないわ・・自分」となって、身が縮みますけどw。
繰り返し読むのには何日も何週間もかかる。



>私が今までやってきたことを否定されたようで残念ですが、(サークル5年、スクール3年)実は根石先生のご意見は私が何年も試行錯誤しながら疑問に感じ て来たことをはっきりと表現されたように感じます。
色んなスクールを見て、また色んな親達に会って、クラスの子供達の様子を見て、何度もこれじゃないこれじゃない、と、、
だからすごく強い表現でしたが、すっと体に入りました。


昨日まで、掲示板で練りに練った本物を提供していると、
ご自分のレッスンにかなりの自信があるとかいてらっしゃった。
英語での語りかけその他について自信満々にかいてらっしゃったのに・・・。
なのに「何年も疑問に感じてきた。これじゃないこれじゃない」と思ってたと。。



>何年も試行錯誤しながら疑問に感じて来たことをはっきりと表現されたように感じます。
>クラスの子供達の様子を見て、何度もこれじゃないこれじゃない、と、、

>私の楽しみのために今までサークルやスクールで子供達を犠牲にしてきたことが実感でき、今、残念で、くやしくてとても苦しいです。

根石さんの一言ですぐに「今まで子供たちを犠牲にしてきたと実感」して悔しくて「とても苦しい」・・?

>なんとかこれからこのスクールを茶番でなく本当のスクールにしたい。そう思います。

自分が何年もつづけてきたものを、茶番だった・・とすぐに言い切ってしまう・・



>ただこれがわかった以上うちの小さいスクールはこのままではおれません。
>だから私に素読法を教えてください。

結局今のスクールの経営をもっと軌道にのせたいということに見受けられます。
あ、でもこばたまさんは、サークルでも100人のお母さんと子供さんを集めることができるくらい敏腕な方ですし、今でもかなりの生徒さんがいらっしゃり、 十分軌道にのってらっしゃるのでしたっけ。



>やはり私のやり方は違うとわかりました
>これがわかった以上・・

言葉の軽さが感じられて・・あなたに?をかんじたことは事実です。
それを「敵対」と感じられたみたいですが。


>大人と子供(小学生以上)の素読法のメカニズムを簡潔に教えていただけないでしょうか?

簡潔に教わって、簡潔に学ぼうとおもってらっしゃる。
そしてそれをご自分のスクールですぐに実践なさりたいと。。

簡潔に実践できると思ってらっしゃるのなら
なんて簡潔な。

【13745】
根石さん、、村田さん  投稿者:吉 投稿日:2009 年 4月26日(日)10時47分3秒

根石さん、、村田さん

根本的な勘違い。 まさにその通りです。
あの時は、自分が、子育てでアップアップした状態からやっと抜け出したばかりだった事と、
仕事を帰宅してからアレを書いていたので、ピリピリしてました。
(僕が糸山先生の名前を出して飛び火したことに関しては、あえて語りますまい。)

> その唯一である方法をなんで吉さんが奨めてくれないのか、わけがわかりません。

なははは、、、、。 やっぱり書いて欲しいですか? ダハハ、、 ( ̄~ ̄;) ウーむ
書きぬく自信がないですよ〜。 (ゆっくりやらしてください〜〜〜。) m(_ _"m)
僕が中途半端に書いて根石さんにつながらず、
誤解されて幼児英才教育に火をつけることに加担することは避けたいです。

> 蒙古襲来だか、黒船だかしりませんが、
> 小学生が文部科学省によって英語をやらされる事態になっているのです。
> でたらめが繰り広げられようとしているのです。
> これに対しては、薬が必要です。

これはそうですが、ですがアソコは切れないでしょう。
でもJackieさんが言ったように、もう始まっちゃったからな〜。避けれないんだよな〜。
文科省のやっている英語に対する批判なら書いてみようかな。

> 当時私が言っていたのは、「小学生に英語、やめとけ」というのなら、
> 「中学生に英語、やめとけ」も成立するということです。

それはそうですね。 では、そのように言うようにします。
「もしも英語をやるのなら」と頭に断り書きをつけます。

> なんで中学生ならいいんだろう。
> 中学生から、ということの根拠がどこにあるのかという純然たる語学論を言っていただけです。

う〜〜ん。 ちょっとゆっくり煮詰めさせてください。

自分の息子の事を考えた場合、彼が小3で英語をはじめるのは、彼に負担になると感じました。
実際、普段の生活で、普通のお子様が無意識に獲得していくスキルを、
あえて意識させて入力していくわけですから、「他の習い事」は、彼にとっては無理だと親の私は判断しました。

ああ〜〜、(つぶやき)、、小学校、中学校でわけるのが悪いわけで、
「子供の発達に注目して英語をやらせるタイミングをみてください」と発言すればよかったのかな、、。
この言い方なら良いでしょうか?

ゆっくり母さんのように、お子さんの発達に注目して
「子供に英語を与えることに慎重な人」ばかりではないですが、
ゆっくり母さんのような発言のできる人のお子さんが、
根石さんのもとで小3から始めるのは問題ないと思っています。

でもですね、、。
「習い事とかを、やらせすぎちゃう親」って言うのがあまりにも多くて、
そういう悪害から子供を守りたいという気持ちはあるのです。
このあたりは語学論ではなく、僕の気持ちです。

「小3からやらせてOK」と書くのは大雑把な言い方になってしまい、
多くの人に誤解を与えてしまいそうです。
ここを上手く書きぬけるスキルが僕にはまだないと思っています。

> 小学生用英語レッスンの解説を是非書けということではなかったと覚えています。

そうだったかもしれませんが、「じゃ、書かなくてもいいよ」とも言ってもらえなかったですよ〜。
ま、、ここが勘違いというか、すれ違った部分だったわけです。
「僕の気持ちなんでお許しください」と僕はお願いしていたつもりだったのです。
それに対して「いいよ」と言って欲しかったのです。
これはどうしても「いいよ」って言って欲しかったのです。
僕がこんだけ応援してんだからいいじゃん、、、根拠なんて良いじゃん、、、
「わけわかんないけど、吉さんがこだわるなら仕方ね〜な〜、、良いよ」って言ってよ、、、
という、これは僕のわがままであり、気持ちだったのでした。

「いいよ」と言って欲しかったのに、「いいよ」と言ってくださらないので、
このクソジジイと僕がなっちゃったのでした。

・・・・・・
ここまでは「過去の清算」としての私の発言とさせてくださいね。
・・・・・・

時間をおいてから、過去ログであの時のことを読むと、
あ、、ここで「さよなら」しちゃったよ、、自分、、。
ダメじゃん、ここで終わっては、、と思いました。 (自分に苦笑)

そりゃJackieさんだって「ちょっとまてや〜〜」となりますわな。

それでもですね、あの時のアレはアレで、僕の進化には必要なものでした。
「独りでやる」という時間を持つ必要がありました。

言葉ってすごいですよね〜。
火をつけることも、元気をわけてもらうこともできる。
でもそれって、読み手の気持ちが、勝手な解釈をさせてるってことも多いのですよね。

> ちょっとした行き違いで話が大きくなってしまっているように思います。

村田さんありがとうございます。 お時間とらせてすません。
今、あの辺りからユックリ読みあがっています。

「このあたりの発言は俺がサヨナラしちゃったんだから仕方ね〜なー」
っていうのもありますが、過去のみなさんとご挨拶しております。
大風呂敷に戻ってまいりました。 ただいま〜。

そうそう、、川べりでビール、良いですね。 肉も持っていっていいですか。
きちんと計画してから根石さんと村田さんの予定とすりあわさせてください。



根石さん、、

僕の中で落ち始めている「語学論」の視点から書きますと、
僕の中ではすでに「根石さんの方法なら、小5からやってもOKでしょう」と思っているのです。
「小5以下から始めたいな」という気持ちまで降りていくのは、そんなに時間はかからんですよ。

僕には実績がないのです。 根石さんの言葉を理解しても、
「コレでOK」という自分の気持ちを
裏付ける経験があっとう的に少ないのです。 だから不安になるのでしょう。
ゆっくりやらせてください。
根石さんだって、小3まで下げるのに時間がかかったのでしょう?

学校制度が頭をもたげてくるのです。 学校が決めた「標準的な人間の成長とスピード」、、
アレが生み出し、親に与える不安感は、化け物ですよ。

【13746】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月26日(日)12時12分29秒

 江戸の母さんがメールをチェックするようにおっしゃられたので、先ほど久しぶりにメー ルをチェックしたところ、40数通のメールとともにこばたまさんからのいくつかのメールがみつかりました。
 私は掲示板は読んでおりますが、メールはたまにチェックするだけです。そのことはこの掲示板で何度もお知らせしてありますし、こばたまさんから最初に連 絡をいただいた時に、そうお断りしてあったと覚えています。もちろん、メールでなければまずいようなやりとりはありうるわけですからメールをいただくのは 構いません。たまにチェックするだけだということを承知しておいていただいて、メールを送っていただくのでしたら構いません。その場合は、掲示板上でメー ルを送ったとお知らせ下さい。私はなるべくすべてを公開の上でやっていきたいと思っていますので、このやり方を続けさせていただくつもりです。

 Jackie さんの参観ができないことになるより以前にいただいたメールに、参観が難しいようであれば、試しに1ヶ月レッスンを受けてみたいとあるのを今日読みまし た。4月16日付けのメールで10日ほど前にいただいたものです。これを読まずに、昨夜のものを書いておりました。
 私は、こばたまさんが素読舎をただ調べているだけだと感じていました。ただ調べるだけなら、自分で過去ログを読めばいいことなのに、次々に質問を繰り出 して、こちらに書くことを要求してくると感じていました。書くのがいやなわけではないが、そのスピードで動くわけにはいかない事情があります。

 たとえ1ヶ月であろうと実際にレッスンを受けてくださる気持ちがあったのだとわかり、私は誤解していたのかもしれません。そうでしたらお許し下さい。

 いわば、兎と亀の行き違いかと思っております。こばたまさんは兎で、私は10日前のメールを今頃になって読んでいるような亀です。今後もこのペースを変 える予定はありませんので、改めてここでお知らせしておきたいと思います。掲示板に書くのが不適当なものをメールで書かれる場合は、掲示板にメールチェッ クするようにご連絡下さい。
 今日開いたメールも、掲示板上に書いてはまずいような内容のものと思えませんでした。掲示板ではハンドルネームを使われており、実名は伏せられているの ですから、掲示板に書いていただきたかった内容です。

 掲示板に、手短にレッスンの手法を書くことがありますが、それは電話(スカイプ)を使ったものであること、週に一度わずか30分のものであること等の制 約の元に作った手法であり、塾や教室で使うのなら運営方法は異なります。教室の生徒の人数によっても異なってきます。それらをこと細かく書く気はなく、掲 示板では主に、英語関係者の多くが見落としているもの、(あえて?)無視しているものを批判することによって、あるべき理念をあぶりだそうとしてきたと 思っています。
 掲示板の記事には、塾の手法も、独学者向けの方法もこまぎれに混在しており、それらを読み分けるのは大変だというだけでなく、過去ログの整理ができてい ないために、過去ログが読みにくいもままになっているという事情もあります。ですが、過去ログを丹念に読まれても、手法そのものについてはわからないまま であろうと思います。手法そのものについてていねいに書くつもりが私にないのです。具体的な手法は、教室の部屋に家賃を払ってやっているのか自前のものか などによってさえ左右されます。家賃を払っていたら、こんなことやれっこないというような手間のかかる手法だってあるわけです。根本(理念)を押さえた ら、手法は各自自分で編み出していただくしかないようなものだと思っています。それが、学校の先生なんかと違って、塾の生きにくさであると同時に、じかに 娑婆から判断される真剣勝負の場をも証していると思います。

>私は、「種のまま持たせておけばいい」と言ってきました。
 こばたまさんは、そこを考えることなく、「水をくれてさっさと苗にしてしまえばいい」と考えてきた方です。

 英語磁場もないのに!

 この批判点に関しては、私には何の変更もありません。水をやれば、種は芽を出してしまいます。英語磁場もないところで、ひょろひょろした苗を作っても、 それが枯れてしまえば元も子もありません。日本語の磁場で「苗にすること」(生の英語幻想・本物の英語幻想による)が間違っているのだと私はずっと言い続 けてきました。とりわけ、英語磁場のないところで2〜4歳の子供に手を出すことは、語学としてやってはならないことです。語学は「一人でやること」です。 レッスンは、そうするに到るまでの邪魔を取り除き、手助けするだけです。2〜4歳の子供を「教室」に入れて、大人が手を出す。英語磁場のないところでそれ をやるのは、語学からすれば犯罪に等しいのです。ほとんどの苗が枯れるからです。

 おっしゃる通り、素読舎とこばたまさんの教室は根本が違います。「種」や「苗」に関する思想が違うのです。部分的な取り入れなどでどうにかなるようなも のではありません。
 めくらましの力は、ガイジンを使うこばたまさんの教室の方にあります。多分、素読舎はこばたまさんの教室の何分の一ももうかりません。しかし、素読舎は 方法だけは自前です。Jackie さんが言われるように、この方法はそうそう簡単に伝わるものだとは思えません。「種」や「苗」に関する思想というのは、そのまま「素読」に関する思想につ ながっています。

 以上のことをおふくみいただき、なおもくらいつきたいものがおありでしたら、「掲示板上で」お問い合わせ下さい。

【13747】
こばたまさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月26日(日)12時25分3秒

>悪意を持ってやっ てきたとは思っていません。

それはそうでしょう。しかし、「地獄への道は善意で敷き詰められている」という言葉もあります。

【13748】
誤解と理解 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月26日(日)18時16分10秒

GW前だというのに 緑はもう深まっていますね。
雨上がりの青空は透明で、暖かなよい一日でした。

根石さんと吉さんの行き違いが溶けたようで、よかったです。

吉さん
>ゆっくり母さんのように、お子さんの発達に注目して
「子供に英語を与えることに慎重な人」ばかりではないですが、
ゆっくり母さんのような発言のできる人のお子さんが、
根石さんのもとで小3から始めるのは問題ないと思っています。
でもですね、、。
「習い事とかを、やらせすぎちゃう親」って言うのがあまりにも多くて、
そういう悪害から子供を守りたいという気持ちはあるのです。
このあたりは語学論ではなく、僕の気持ちです。



そうですね。
学校で英語が正式科目になることから、もうすでに親御さんの間では英語教育がヒートアップしていますね。『学校で英語が始まります。グローバルな子供に」 とかのキャッチフレーズとともに、子供英会話学校、小学生から、幼児から、赤ちゃんから〜お母さんといっしょに英語〜♪からの英会話が毎週のように入って きます。

そのうちおなかの赤ちゃんに英語を聞かせる胎児向け胎教!?!なーんて。

現在こちらに来てらっしゃるお母さん方は、
「英語を与えることに慎重な方」ゆえにここにきてらっしゃるので
「求めすぎず」安心ですが。


指導者の理念が間違うと「小学校低学年から素読」「幼児から素読」・・
「近道だから」と宣伝、とか、
だんたんとヒートアップし、行き過ぎることにもなりかねませんね。


成果や効果や近道を求めたくなるのが親の性だと思います。
子供って、ホント、吸収力よいですもんね〜。
私が使いこなせないデジカメを、子供たちは意図も簡単に使いこなす〜。
パソコンの使い方など、ばあばは一向に覚えないのに、小学生の孫は一瞬にして覚える〜。この吸収力を目の前にして、教えたくなるのもわからないではありま せんが・・。
そこはストップストップ。


英語うんぬんより、
青空と新緑でも眺めて高原にでもピクニックやキャンプ散策にでかけたほうが、
そこらの田んぼのあぜ道でシビビーのサヤで草笛を作ったり、四葉のクローバーをみつけたり、ノビル採りをしたりとしている・・子供にとって必要なことに思 います。



>僕には実績がないのです。 根石さんの言葉を理解しても、
「コレでOK」という自分の気持ちを
裏付ける経験があっとう的に少ないのです。 だから不安になるのでしょう。
ゆっくりやらせてください。
根石さんだって、小3まで下げるのに時間がかかったのでしょう?

根石さんも。1年学年をさげるのに何年もかかった。と仰っていました。
吉さんがそれだけ慎重であって当然です。
またそこを「早急にわかって実践」してしまえるもんじゃない。

「からっぽの電池」を作ろうとするのでなく、「手っ取り早く充電できる電池」を求めて実践しようとすれば、子供にとって、悪害にもなると感じています。

【13749】
小学生は、国語が。 投稿者:英語嫌い人 投稿日: 2009年 4月27日(月)02時28分55秒

小学生で英語を覚える、わたしには、とても怖い事に思える。
まだ国語(日本語)を学習してる途中なのに。
日本語の使い方を知らなくて、英語がわかる、とは思えない。
英語の言葉の意味を、どうやってわかるんだ。英語をそのまま理解するのだろうか。
まさに「英語の磁場」がないのに。
日本語と英語の同時学習は、かならず落ちこぼれが出ると思う。
それを無視していいわけがない。
しかし、なぜ、それほどまでに英語にコダワルのだろう。
大人になって必要に迫られてからでも遅くはないと思うのですが。
日本語だって、むつかしいのに。。。

【13750】
英語嫌い人さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月27日(月)02時56分10秒

日本には一人、英語をやらせる形で、日本語をやらせているズルーイ男がいます。
英語は種だけ。
日本語や説明は、大人になってから脱皮させればいいのです。
そのくらいゆっくりやる必要があるのです。
ズルーイ男もいなくちゃなんねえのです。
詩なんか書いていられない。

【13751】
なるほどね。 投稿者:英語嫌い人 投稿日: 2009年 4月27日(月)04時44分45秒

>日本語をやらせているズルーイ男
(笑)なんと深慮遠謀なひとだったのですね。
わかりました。

【13752】
Jackieさん、根石さん、皆さん 投稿者:吉 投稿日:2009年 4月27日(月)06時57分56秒

Jackieさん

優しい言葉のシャワーありがとうございます。 今回も(私の)気持ちが救われました。
過去にもね、Jackieさんの言葉に何度も気持ちをスッキリさせてもらっているんですよ。
ありがとうございます。 これから宜しくお願いします。

残念ながら小学校で英語授業が始まってしまいました。 (>_<;) エーン
僕ひとりが「やめとけ」とネットで訴えても、もうどうしようもないところへ来てしまいました。
この国の指導者達は、どんな日本人を育てたいのでしょうか。

息子も娘も、英語のようなものを媒介に、「学校という場と時間を経験しているのだ」と、
そういう風にとらえるようになりました。学校というものを体験している、そう考えれば、腹も立たなくなりました。
文科省のやる英語を批判しても、あきらめるしか仕方なくて、自分の子供を守るだけで精一杯です。

少しでも被害を食い止めるという意味で、僕も根石さんから学んで小学生に教えようかな、、……(-。-) ボソッ

僕もJackieさんのレッスン見学したいです♪  (うそで〜す。 半分ホント)


根石さん、、

根石さんと英語嫌いさんの書き込みを読んで、自分の深いところで落ちたものがあります。

どんぐり倶楽部さんの算数の文章問題も、
根石さんの英語も、母国語を壊しません。

僕は、このお二人の算数と英語の手法で
「言葉→イメージの世界」・・・ このことにたどり着きました。
アプローチが違うのに、なぜ自分はこうまで惹かれるのだろうずっと思っておりました。
二つの手法は、「母国語を破壊しない」というところにありました。
むしろ母国語を成長させます。 そこに惹かれたのだと思います。

公文や七田式で、算数の演算でスピードを競っても日本語は育ちません。
幼児英語教室は、母国語を破壊する。

今、文科省がやろうとしていることは、
イギリスの帝国主義が、植民地政策で占領した国々で英語を強要し、
言葉の文化を破壊したのと同じことだと思っておりました。

ハワイの原住民にアメリカが英語を強要し、
彼らから言語とアイデンティティーを奪ったことと同じこと。

日本の旧政府が、アイヌから言葉と文化を奪ったのと同じこと。
韓国から言葉と文化を奪ったのと同じこと。

当時は、国を獲った奪われたの関係がありました。
しかし、今、文科省がやろうとしていることは、自分で自国の民から、
言葉という文化を奪い去ろうとしています。

そんな大げさな、、、と感じる人がほとんどでしょう。
ですが、お隣韓国ではすでに始まっておるのです。

遅刻を覚悟でここまで書きました。 気持ちが熱くなってきました。
筆が自然と動くまでもう少しな予感、、。

【13753】
ちょっと確認 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月27日(月)09時13分26秒

これまで、この掲示板での論調は、小学校での英語の授業など所詮お遊びに過ぎず、そうである以上、たいした影響力など持ち得ないし、したがって子供を壊す ようなこともない。そういう点では心配するほどのこともないというものであったような気がします。

それが、たいへんだー、という論調に変わっているように思うのですが、私の記憶違いでしょうか。

小学校での英語の必修化は、中学英語における失敗の総括と修正なしに行われる時点ですでに失敗です。10年後の結果を見るまでもないでしょう。文科省の確 信犯なら利権絡み、あるいは新たな愚民政策(のつもり)。さもなくば、あいもかわらぬお手盛り路線。

しかし、そのことと、英語の必修化が子供に大きなダメージを与えるかどうか、とりわけ母語の能力向上に悪影響を与える結果になるかどうか、あるいは言葉を 扱う上で子供の心に傷を負わせる結果になるかどうか、の判断と、その対応策は別次元の話ではないかと思います。悪影響が無視できるほどのものであるなら、 予防薬としての素読舎英語は小学3〜4年で始める必要はないという理屈になります。対中学英語を考え、6年生の頭からで充分である、というのが現時点での 私の感触です。

それとも、吉さんのご意見を読む限りでは、むしろ力点は必須化によって保護者の側がヒートアップし、まがい物の民間英語教育が跋扈することによる悪影響を 憂慮するということでしょうか?そうなりますかね。中学受験で英語が導入されれば、一気に吹き上がることは必定ですが。

小学校中学年以下で素読舎を始めるのであれば、それは小学校での英語必修化問題とは直接関係のないこと、もっと積極的な意味合いの有る無しで考える方が有 効だと感じます。それは、一つには吉さんが「英才教育」という言葉を使いましたが、誤解を恐れず言えばそういうことです。将来に向け、子供に高い英語力を つけてあげるための種まき。あくまで種まき。

第二は、

>日本には一人、英語をやらせる形で、日本語をやらせているズルーイ男がいます。

ということ。実際、このことを感じ取って素読舎を選択した方は多いのではないでしょうか。英語教育の低年齢化云々以前に、国語教育の質自体が貧弱ではない か。それを素読舎が英語を媒介に埋めてやろう、という取り組み。英語を媒介として国語を、という点に関しては、なんといっても『英語どんでん』に登場する 岡田君ですね。あ、また『英語どんでん』を下敷きに話していますが。今の素読舎風に言えば、おそらく教材に埋め込まれた日本語の扱われ方、ということにな るのだと思います。

二つの観点ともに、根石さんが

>掲示板の記事には、塾の手法も、独学者向けの方法もこまぎれに混在しており、それらを読み分けるのは大変だというだけでなく、過去ログの整理ができてい ないために、過去ログが読みにくいもままになっているという事情もあります。ですが、過去ログを丹念に読まれても、手法そのものについてはわからないまま であろうと思います。手法そのものについてていねいに書くつもりが私にないのです。

というお考え持ち、したがってホームページの充実を積極的に進められないがため、多くの方には伝わりにくいでしょう。掲示板形式は、発言が常に頻繁に更新 されますので、表現の一貫性という点でも、どうしても弱点になるということがあると思います。過去ログを整理しても、その点は解消されないでしょう。

大筋で根石さんの思想をつかんだら、具体的な手法や、それを裏付ける理論や実践の記録(体験談的なもの)は求めずに信じてお任せする、ということだろうと 思います。ただ、私は、結果的に吉さんのわかりやすい説明が受講生を増やしているのであれば、それを素読舎が自前でやることも必要なのではと考え、ホーム ページの強化を進言してきたわけですが。ま、今後は吉さんが取締役営業本部長になればいいことですかね。

【13755】
「教えない」について家内と語りました 投稿者:吉 投稿日:2009年 4月27日(月)21時59分14秒

> 「言葉→イメージの世界」・・・ このことにたどり着きました。
> アプローチが違うのに、なぜ自分はこうまで惹かれるのだろうずっと思っておりました。
> 二つの手法は、「母国語を破壊しない」というところにありました。
> むしろ母国語を成長させます。 そこに惹かれたのだと思います。

今朝、私は上のように書きました。 もうひとつ大切なことがあります。
共通点に「その場で正解や理解を求めないこと」が大前提にありました。

(「どんぐり倶楽部さんの話を出しますが、根石さん、怒らないで聞いてくださいね。」)

素読は、その場で理解を求めないことにあると思います。
レッスン中に「どう?わかった?」とか、そういうことはやらないことですよね。
実は、どんぐり倶楽部の糸山氏も同じような事を言っています。
文章問題をやらせて、子供に解法は教えないと言っています。
「正解はオマケみたいなものです」と言っております。

問題文を読み、絵図を描き、考えさせておしまい。
「先に解法を教えること」で、子供の「わかった〜!」「あ〜、そうか!」という
チャンスをつぶしまうのだと思います。 ですから「教えない」はポイントです。

最初は、この部分がわからなくて、(私は)ついつい教えておりました。
正解に価値があると(私は)思っていたのです。息子に理解を求めました。
しかし、息子は小3の終わりから勉強を嫌がるようになりました。

ここから家内の出番でした。
彼女は、糸山氏の本も根石さんの著書も読んでおりません。
しかし、彼女の本質は根石さんに近い部分があると私はおもっています。
すくなくとも、息子の勉強指導に関しては、彼女の方がうまいです。
私は学歴社会の体制に寄り添えるように息子をしたかったのですが、
家内はそういう部分から私よりも先に離れました。

理科、社会、国語などでは、
家内『わからなくても良いからこの2行だけ読んでごらん』
このように言ってポイントだけを息子に復唱させました。
家内『上手に読めたね、それで今日の勉強は終わり。マル。』

算数では、
息子『算数の問題やりたくない』
家内『問題をやらなくてもいいよ。でも問題文を読む事だけはできるよね。
ここに書いてある言葉から、わかることだけを絵に描くことだけはできるよね。』
絵を描いて時間をつぶすだけの息子。
家内『かっこいい絵が描けたね〜。 マル。』

家内がやっていたことは、「素読」に近いものだと思いました。
学校の進度と比べたら、息子は遅れております。
しかし、経験が増えて、彼の中で「理解が落ちる」ということも増えてまいりました。

「言葉の理解」も「どうやって解くのかな〜という疑問」も、種だけ植えて沈めておく。

経験が増え、沈めてきた種とリンクした時、「あ〜、そういうことだったのか〜」となりました。
その事を思い出し、帰宅してから家内と話をしました。
ちょっと荒削りですが、文章が新鮮なうちに投稿します! 書きたてのホヤホヤ♪
長くてごめんなさい。

私『根石さんの「素読」ってその場で理解を求めないじゃん。
糸山先生も「教えたり、正解を求めたり、説明をさせたりしちゃダメ」って言ってるじゃん。
それがすごいんだってことにあらためて気がついたよ。』

家内『塾なのに、すぐに子供に理解を求めないって、通わせる親御さんは、
よくその理念を信じることができるわね〜〜。 すごいわ〜。
指導する側も、保護者に「素晴しい指導ですね」と言われるようなるためには、
子供に学校で結果を出してもらわないといけなくなるじゃない。
そうすると、「分からせよう」と絶対するでしょう。
預ける方も預かる方もすごいわ〜。』

私『息子の調子が崩れた時、お前、息子ちゃんに理解を求めないようにしたじゃん、、
あの時の事、語ってよ。』

家内「え〜〜〜〜!!

「子供に理解を求めなくていい」と思うようになったのよね。

分からせようとすると指導する親の側もムキになるでしょ。
それもお互いにマイナスになるんじゃないかしら。

その人その人の理解できるタイミングってあるでしょ、、
そのタイミングを尊重しろってことよ、、

「小3になったから理解しろ! 頼むからわかってよ〜」とこっちの都合で言ってもね〜。
その時に理解を求めても、経験が不足していて理解できないとか、
本人の中に「分かりたい」という気持ちが芽生えてなければ、分かろうとしにいかないでしょ。

手順を覚えることはできるかもしれないけど、それと「わかる」って違う気がするし、、。
自分の経験で勝ち取ったものじゃないから、「分かった」と思っても薄っぺらよね。

「分かれよ」、、と言うのは、大人の側のエゴでしかない

「良い点とれよ」は、塾の都合、、子供のためと言いながら、子供のためではないわ。

これはちょっと違うかもしれないんだけど、、
カウンセリングで何度も児童心理の先生に言われていることなの、、えっと、、

外側から(親や周りが)子供を押し上げるのではなく、
親が背中を押して子供にやらせるのではなく、
本人の中に力を貯えさせて、
本人の中から力をだせるようになる状態が望ましい

そして、次がポイントなんだけど、、
外側の人間は、本人に力を貯えさせることしかできない

私 「それって根石さんの「素読」と同じじゃん、、」

家内 「ふ〜〜〜ん、同じかどうかはわからないけど、あなたがそういうのなら似てるかもね。
あとね、、息子にその場で理解を求めないようにすると、
結果として息子が勉強にとっつきやすくなったということはあったかもしれないわ。
理解を求めないと、細々とでもつづけられるのよね、、
続けていると何かが微量に貯まっていく、、(笑)

あと学校の授業を受けていると、「あ、、これ聞いたことがある」と、息子ちゃんはなったみたいなの、、。
分かる分からないは別として。うちの息子ちゃんの場合は、それがとても大事。

「お、、聞いたことがある」を、狙ったわけではないのだけど、、
予習じゃなくて、、、、う〜〜ん、準備学習っていうのかな、、、、
わからせようとしているわけではないから、とにかく、そういう良い効果はあったかもね。

私 『どんぐりも「教えるな」って言うよね。』

家内 『どんぐりは正解や理解をその場で求めちゃダメなんでしょ。
私は本を読んでないけど、あなたが言っているから、それを守っただけよ。

どんぐりの問題は、紙面上で疑似体験をやっているのよね。
「だんご虫が1000匹」と書いてあったら、
うちの子供達は、1000匹描くじゃない、、、
だんだん面倒くさくなって、「マルひとつで100」って、こっちが教えなくても描くようになったけど、、
とにかく1000匹描くということを体験できたし、1000まで数えるということを経験できたわよね。

それを、「マルひとつを100で数えたら楽だよ!」って、
こっちが先に教えちゃうと、子供の何かを潰しちゃうんだと思うのよ。

紙面でだんご虫を数えるっていう擬似経験が、、、
わからないよ、、わからないけど〜、、
もしかしたら、紙に1000匹描いたという経験が、将来つながるかもしれない。

何か算数の問題をやっていて、例えば学校で「ここに100あるんだよ」と
先生から与えられても中にはピンとこない子もいると思うのよね。

でも、、「紙面に1000匹描いたことがある」という経験と反応して、、
いや、、わからないよ、、反応しないかもしれないよ、、
でも反応したら、大きなギフトが落ちてくるかもしれないよね。

紙面上で疑似体験をするよりは、
それよりは、外で友達と遊んだ経験の方が、よりリアルだし、
頭も使っているし、本人にとって実体験だから引き出しやすいかもしれないけどね。

体を動かす外遊びは、文字と結びついていなから、
字を使う学校のお勉強に特化した成果には直接結びつかないのかもね〜。

実体験が豊富なほうが良いとおもうのだけれど、
でもね、紙面での疑似体験もやらないよりはマシ。

うちのお坊ちゃまみたいに外で友達と遊べない子は、
経験としては薄いけど、紙面上で疑似体験を細々とでも続けているのは、
学校だけでなく、いろんな場面で生かされるチャンスが広がるんじゃないかな〜〜。

素読っていうのも、どんぐりも、チャンスがきたときにリンクできる網を張っているって言うのかな〜。

貯えたものが、生かされるかどうかは、わからないわよね〜。
それは運に任せるしかないけれど、良いタイミングでチャンスに出会えたら、
あなたがよく使う言葉の「落ちる」ってこともあるんじゃない。
確立の問題だけど、「あ〜そうか〜」となるチャンスを広げるんじゃないかしら。

「分かる」って、「分かる」の主人公は自分でしょ。
「分かる」ってものは、「本人が分かる」のよね。
だから、外側から、細かく説明したところでダメよね〜。

うまくいえないけど、本人の理解できるタイミングを尊重しろってこと。

【13756】
らくださん 投稿者:村田 投稿日: 2009年 4月28日(火)00時23分17秒

>これまで、この掲示板での論調は、小学校での英語の授業など所詮お遊びに過ぎず、
>そうである以上、たいした影響力など持ち得ないし、したがって子供を壊すような
>こともない。そういう点では心配するほどのこともないというものであったような
>気がします。
さらに、お遊びのようなことに時間をとられるくらいなら、もっと日本語に時間を
割くべきだ、ということがその後に来ると思います。

低学年から素読舎を使うことについては、奇しくも昨日ピックアップした過去ログに関連し部分があったので引用します。

過去ログ11869より
===================
 先日、小学3年生の「音づくり」をやりましたが、40分だったか50分連続でやり、後半の15分くらいで、急に英語の音が立ち上がってくる感じがありま した。村田君が傍で聞いていて、「おおっ」と驚いていました。
 吉さんの「考えるところがあって」というのは、小学生に英語の音づくりなどすべきではないということかと推測しましたが、「音づくり」は「音」を作るだ けですから、やってもいいのだと確信するようになりました。
 小学生にまともな「音づくり」などは早すぎるというのは、文部科学省と同じ言い分になってしまいます。そのくせ、文部科学省は、教室の練習で、文を 「音」ではなく「声」にすることが実現可能だという馬鹿なおとぎ話を押しだそうとしています。昔からこの省庁が言うことは、馬鹿ばっかしです。
 小学生にもしやらせるとしたら、やらせるべきことは、「声」ではなく、「音」として扱うことです。
 一週間を日本語の「音・声」で暮らし、週に一回数十分、英語の「音」だけを練習する小学生が、日本語の「音・声」を侵害(侵略)されることは起こりませ ん。
 その辺のことを小学生にこう言いました。
 「これでまた、一週間、家や学校で日本語だけで生活してから塾に来るから、今日やってできた音も来週は壊れてしまっているかもしれない。だけど、それで いい。少しずつ英語の音ができてくるから、気にしなくていいから」
 英文をいきなり「声」にさせようとする馬鹿なおとぎ話でなく、英文の「音」だけの練習をさせるなら、日本語の音も英語の音も、共存して育ちます。日本語 の磁場で「声」にするものは、もちろん日本語の文です。
 じゃあ、なんでそんな小さい子に「英語の音だけ」を扱わせるのか。
 いずれ、英語の磁場に交わる可能性があるからです。

 「音」に関してだけなら、小学生から英語をやらせていいと確信することができました。それは、「音」だけなので、英語ですらないわけです。異言語を元に した、一種の「音楽」の練習です。音とイメージを合体させることを要求しないので、いまだ語学ではありません。
===================

低学年で「やる必要がない」、じゃなくて、低学年から「やってもいい」なんですね。
小学生がもしも英語をやるなら、「音づくり」をやりなさい、と。
5、6年生からやると、コーチの側としてもいい仕事をさせてもらうことができるけれど、それ以前に始めるとしても、「音づくり」だけやっているなら全然問 題ないですね。

英才教育というよりも、音に「気持ちを込める」、つまり、いきなり英文を「声」として扱うことに対しての絶対的な対抗策だと思います。

ホームページについては、現在「作りかけ」となっているものを強化するのは必要だと思っております。特に、「電話でレッスン」の生徒さんの感想はきちんと まとめておかないといけませんね。
今日、らくださんの投稿をきっかけに、考えてみたのですが、作成中のHPはいわば「奥の院」のようなものとして位置づけて、「奥の院」へ至るもっと間口の 広い玄関のようなものとして、ブログをやってみるといいかもしれないと思いました。
私は吉さんやNaimaさんみたいな自在な文章は書けないんですけど、ちょっと肩の力を抜いたものができるといいと思うのです。
早速どこがいいか見つくろってみます。

【13757】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)01時14分25秒

>問題文を読み、絵 図を描き、考えさせておしまい。

 それでいいんですが、「問題文を読み」という一事でも、そこを拡大鏡で見てみるということができます。もし、よろしければ、スカイプで私の小学3年生を 相手のレッスンを参観していただくことができます。今なら、声を出して読むこと(素読)にまだあまり慣れていない段階の子供が、「ごつごつした感じ」で読 むのを聞くことができます。また、何度もやった短い文なら、すらすらと読めるようになった段階も参観していただくことができます。いろいろな段階が混在し ているのを参観することができます。
 で、総体的に、「すらすら読める」ということの実現をめざして、子供はゆっくりと歩いているのです。何のためかというと、「すらすら読める」状態になる と準備が整うからです。子供の中に「理解」が走ることが可能になる準備が整うのです。理解は子供が「自分ですること」です。レッスンは、その邪魔(ごつご つ)を平らげるためにあるだけで、「その場で理解させる」ということは「してはいけない」=「する必要がない」というのが素読の思想です。
 私は糸山という人が、イメージに関して何かおかしなことを言っていると思ったので、以前批判しましたが、それは置いといて、「問題文を読み、絵図を描 き、考えさせておしまい」という場合に、糸山の場合は「絵図を描き、考えさせて」のほうに力点があると考えています。読む=読めるということは、その前提 にしてしまっていると思います。そんなことは当然できるだろうという扱いになっているのではないでしょうか。
 私の力点は、「問題文を読み」という場合の「読み」にあります。文字を通じて文を読むということは、小学校低学年くらいの子供には、なかなかの格闘なん です。小学校高学年でも、中学生でも、文字が目になじまず、文を読むことが格闘のままである段階の子供がたくさんいます。ここを解決するのでなければ、糸 山の「絵図を描き、考えさせ・・・」がうまくいかないはずです。
 それは、障害があるなしに関わらず、子供と文字との間にいつもある問題です。障害がある子のほうが、その問題がはっきりと見てとれるということはありま すが、子供と文字の間にある問題は、どんな文化のどんな子供にも遍在する問題であり、問題として共通であり、つまり、普遍的な問題です。
 子供にとって、文字は異物なのです。だから、異物として異化するのでいいのです。異化し、しかし、なじみ、同化するという過程が子供の頃に誰もが通過し たものなのですが、大人はそれを忘れてしまうのです。

>理科、社会、国語などでは、
家内『わからなくても良いからこの2行だけ読んでごらん』
このように言ってポイントだけを息子に復唱させました。
家内『上手に読めたね、それで今日の勉強は終わり。マル。』

 ここに正しさというものが凝縮されています。賢い奥さんだと思います。普通に見回すだけだと、こんなに賢い人はめったにいません。遠くから応援していま す。

>家内『問題をやらなくてもいいよ。でも問題文を読む事だけはできるよね。
ここに書いてある言葉から、わかることだけを絵に描くことだけはできるよね。』
絵を描いて時間をつぶすだけの息子。
家内『かっこいい絵が描けたね〜。 マル。』

 「わかることだけを絵に」というところを読んで、息が深くなる思いがありました。そして、「かっこいい絵」というところで、すごい人だと思いました。世 の中には、こういう人が、実はおもいがけず沢山いてくれるのかもしれない。それは勇気づけられることです。

>家内がやっていたことは、「素読」に近いものだと思いました。

 私はそうだと思います。

>家内『塾なのに、すぐに子供に理解を求めないって、通わせる親御さんは、
よくその理念を信じることができるわね〜〜。 すごいわ〜。
指導する側も、保護者に「素晴しい指導ですね」と言われるようなるためには、
子供に学校で結果を出してもらわないといけなくなるじゃない。
そうすると、「分からせよう」と絶対するでしょう。
預ける方も預かる方もすごいわ〜。』

 全然すごくないです。素読舎という塾は、ほぼ閑古鳥が鳴いています。私の塾もかつては数十人の生徒がいたことがありますが、それは、その場で理解を求め ない素読という方法を根底に据えることによって、あちこちの中学で学年トップが続々と出たことによります。しかし、学年トップを続出させたことは、素読舎 の余技でした。だって、それは子供が「自分でわかった」ことの結果にすぎないのです。私が成績主義とは真っ向から敵対する者だということは、じきに娑婆は 嗅ぎ分けて、というか、私が積極的に「学校のテストの点なんか、金魚の糞だ」みたいな文章を書いてチラシとしてばらまいたりしたので、あそこはヤバイよと いうことになり、閑古鳥が棲みつく塾とあいなりました。私は学校も制度も大嫌いなのです。どちらも子供にとっての異物を正当に扱っていないから。お題目だ け唱えるだけだから。
 ごく普通の子供を相手に素読をやって、学年トップ、あるいはトップクラスをずらずらと揃えることは別にどうってことなく今でもできます。塾に子供が来て くれさえすれば!(笑)
 私の育ちが村の貧乏人の息子だったってことも関係あるんでしょうかねえ。学校にはにこにこ、塾の方法自体にはそっぽを向き、点だけを欲しがる親たちとど うにも仲よくできなかったんですね、私は。この嘘つきどもがと平気で言ったりしたこともあるのです。塾が小さくなるのは、まあ当たり前といえば当たり前で す。
 私の女房も私の方法を理解しませんでしたし。

>その人その人の理解できるタイミングってあるでしょ、、
そのタイミングを尊重しろってことよ、、

 まさにこれです。これが素読という方法の根底にある考え方です。

 遠くから応援しています。

【13758】
村田さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月28日(火)01時19分28秒

コメントと過去ログ の引用、ありがとうございます。

>作成中のHPはいわば「奥の院」のようなものとして位置づけ

ブログもいいとは思うのですが、ホームページの位置づけに関しては、私が強化を進言した意図とは逆方向だと思います。むしろ、私はホームページこそ玄関口 になるべきものと考えています。ホームページが掲示板やブログと異なるのは、言説がどんどん生み出されては消えていく(沈んでいく)ことがなく、常に最新 の言説であることが前提となる点です。また、核心を凝縮して提示する必要もあるでしょう。ホームページを一読すれば、素読舎の考え方、手法、その結果(体 験談等)がたちどころにわかる。それだけに、ごまかしが効きません。思いつくままに、ああ言ってみたり、こう言ってみたりができません。アップされている 内容について負うことになる責任が必然的に重くなると思います。そこから生まれる信用は、掲示板やブログとはまた違った重要な機能を果たすと思います。

この点は、ブログとホームページの両方を使い分けていらっしゃる吉さんにご意見を伺いたいところです。

【13759】
音・意味・イメージ 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月28日(火)01時38分28秒

>私は糸山という人 が、イメージに関して何かおかしなことを言っていると思ったので、以 前批判しましたが、それは置いといて

当時、書きましたが、私も糸山さんの方法論には一時期、非常に惹かれたことがありましたし、実際に息子にやらせたこともあります。議論になったのは「視考 力」「臨界期」という2つのテーマに関してだったと思います。根石さんと吉さんとの間に、もう一度、石を投げつけるつもりはありませんが、私はどちらも重 要な論点であり、それが深められることなく吉さんが去られたことを、非常に残念に感じたものでした。

私は糸山さんが言葉と計算との間に絵図を挟んだことで、言葉というものの重み、言葉との格闘をスキップしてしまったのだろうか、と考え、この論争に関心を 持ったのでした。今もって興味深い論点だと思っています。

それは、素読という手法における、音と意味(=イメージ、でいいですね)との関係にも関わる問題と私は捉えています。また、「臨界期」というテーマも、簡 単にバッサリ切って捨てられるのだろうか、という思いもあります。

【13760】
ホントに音だけ? 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月28日(火)01時42分45秒

>「音づくり」だけ やっているなら全然問題ないですね。

小学校中学年のレッスンでは、本当に音だけ扱われるのですか?意味は全く扱わないですか?現在、息子が使用している文法教材と同じものを使っているのでは ないのでしょうか。そこには日本語も書いてあり、避けがたく意味と遭遇してしまうような気がするのですが。

【13761】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)02時51分45秒

>これまで、この掲示板での論調は、小学校での英語の授業など所詮お遊びに過ぎず、そう である以上、たいした影響力など持ち得ないし、したがって子供を壊すようなこともない。そういう点では心配するほどのこともないというものであったような 気がします。

 「所詮お遊びに過ぎず」については、「効果がないから害もない」と私は言ってきました。小学校に導入される英語の授業なんかは、そういうものだと思いま す。勉強だったら、時間は無駄になりますが、学校にテイノイイお遊びの時間ができるのは構わないことです。英語の授業だとモンブカガクショーが言っている が、こんなものが英語であるわけがないと、親が子供に教えることは必要なことです。こんな馬鹿なことやってるくらいなら俺は山や川に遊びに行きたいという 子供には不満だろうと思います。

>それが、たいへんだー、という論調に変わっているように思うのですが、私の記憶違いでしょうか。

 2〜4歳の日本人の子供を教室に入れて、英語ネイティブのお雇い教師どもに子供に話しかけさせるということに対して、ふざけんじゃねえよ、犯罪じゃねえ か、英語磁場の有無をまるで考えていないじゃないかと腹が立ち始め、それを私が書いたあたりから、そういう論調に変わってきたのだと思います。私は腹が立 ち始めるのは遅いです。だけど、だんだんと時間がたつにつれて、腹立ちは深まっていくタイプです。その点、Jackie さんは早かったです。
 2〜4歳の子供に手を出したのか。ふざけるな。ただ子供を混乱させるだけのことをして、人から金をとるのか。犯罪人じゃねえか。
 英語磁場のないところで、2〜4歳の子供に英語ネイティヴに話しかけさせる。そんな暴力が英語教育の名を借りて行われているのかと私は非常に驚きまし た。このことは、教室を運営する者と教室に子供を通わせる親との共犯による犯罪です。そんな犯罪をなにか立派なことのように、のこのこと、また、とくとく とこの掲示板の記事にして書いているのをしばらく眺めておりましたが、Jackie さんの腹立ちをきっかけに、私の腹立ちが頭をもたげました。一度頭をもたげると、2〜4歳の子供にそんなことをすることは犯罪だと書くことにためらいはあ りませんでした。
 英語磁場のないところで、2〜4歳の日本人の子供に英語ネイティヴに話しかけさせる。ただ単に子供に余計な負担を負わせることをして、人から金をとる。 悪人です。

>小学校での英語の必修化は、中学英語における失敗の総括と修正なしに行われる時点ですでに失敗です。10年後の結果を見るまでもないでしょう。

 その通りです。だけど、10年たって、失敗につきあわされたことを自覚しない親たちはごまんといるでしょう。また一方で、多くの正常な親たちは、今すで にエーゴなんか身に付きやしないよとアキラメテいるのかもしれません。もう、笑うしかないのかもしれません。

>しかし、そのことと、英語の必修化が子供に大きなダメージを与えるかどうか、とりわけ母語の能力向上に悪影響を与える結果になるかどうか、あるいは言葉 を扱う上で子供の心に傷を負わせる結果になるかどうか、の判断と、その対応策は別次元の話ではないかと思います。悪影響が無視できるほどのものであるな ら、予防薬としての素読舎英語は小学3〜4年で始める必要はないという理屈になります。対中学英語を考え、6年生の頭からで充分である、というのが現時点 での私の感触です。

 ダメージに関しては、2〜4歳の子供に手を出したらあると思っています。その結果が、例えば十代後半で出始めたとしても、その根がこばたま塾にあるとは 誰にもわからないだけのことです。
 らくださんが問題にされているのは、小学校での英語必修化です。これはダメージというほどのことはないと思っています。時間も先生たちの労力も私らが 払った税金も無駄になるだろうというだけのことです。こんなことをやるくらいなら、子供たちを野で遊ばせるほうがよほどましだというだけです。私らの世代 では、「書を捨てて町に出よう」でしたっけか。これからの小学生には、「教室を出て散歩に行こう」かもしれません。英語ネイティヴと散歩して、石を拾った り、草で笛を作ったり、川の浅瀬で水を掛け合ったりなんかするほうが、要するに、単純に遊ぶほうが、「教室」での必修科目・英語なんぞよりよほどいい。こ の辺は、現場の先生の才覚によることでしょう。

 「素読舎英語は小学3〜4年で始める必要はない」についてはその通りです。それが一般論というものです。私の生徒の親御さんたちは、学校がやろうとして いることを、警戒している方たちが多いです。学校に変なことをやられるともう決まってしまったのであれば、こどもには「まともなもの」にも同時に触れさせ ていたいという考えだと思います。
 「小学3〜4年でもやれる」に関しては、村田君が書いた通りです。5,6年生でやった場合は対症療法になるでしょうし、3,4年でやった場合は、ワクチ ンになるでしょう。
 いずれにせよ、小学3〜4年で始める「必要はない」に関してはその通りです。「必要」はないのです。話が逸れますが、その意味では、学校が子供にやらせ ていることの8割9割は、「必要はない」のです。
 小学校低学年の日本語の素読は、本当は誰にでも必要なのに・・・。
 英語関係に戻ります。
 対症療法でいいと考えるか、ワクチンが必要だと考えるか、それは親御さんの力だめしです。私が決められることではありません。私は、「小学3〜4年でも やれる」教材を作りました。だから、その年齢の子供を受け入れることができます。そして、「凍らせておけ」あるいは「種として持たせておけ」という考えで やっていきます。

>将来に向け、子供に高い英語力をつけてあげるための種まき。あくまで種まき。

 これは別に悪いことではないです。要するに「準備」です。「将来に向け」というのは、英語磁場で暮らしたり、仕事をする可能性を考えて、ということだと 思います。
 細部にこだわりますが、「種まき」ではないと思います。「種」は蒔いてしまうと、芽を出してしまいます。芽を出させては駄目なのです。「種」のまま持ち 続けさせることが肝心なことです。
 雨の後に、種々雑多な草の芽が畑一面に芽を出すのを見られたことがおありでしょうか。
 「慈雨」という語がありますが、「磁場」にはそういう雨が降ります。
 日本語磁場にも、その雨が降っているのですが、それは日本語という生活語に降っているだけです。
 英語の「種」は湿気らせてはいけません。芽を出させてはいけないのです。

>>日本には一人、英語をやらせる形で、日本語をやらせているズルーイ男がいます。
>ということ。実際、このことを感じ取って素読舎を選択した方は多いのではないでしょうか。英語教育の低年齢化云々以前に、国語教育の質自体が貧弱ではな いか。それを素読舎が英語を媒介に埋めてやろう、という取り組み。英語を媒介として国語を、という点に関しては、なんといっても『英語どんでん』に登場す る岡田君ですね。あ、また『英語どんでん』を下敷きに話していますが。今の素読舎風に言えば、おそらく教材に埋め込まれた日本語の扱われ方、ということに なるのだと思います。

 ここを理解して下さる方に出会えることが、地元だけを相手に塾をやることではなかったことです。
 しょせん、地元だけを相手にしていては食えない塾を私はやっていたのだと思います。
 インターネットで全国のもののわかる方に私の考えを見て頂けなかったら、素読舎専属の閑古鳥も飢えて死んでいたかもしれません。いい声で鳴くんですが ね・・・。

>私は、結果的に吉さんのわかりやすい説明が受講生を増やしているのであれば、それを素読舎が自前でやることも必要なのではと考え、ホームページの強化を 進言してきたわけですが。ま、今後は吉さんが取締役営業本部長になればいいことですかね。

 そうなんですが、才能という問題がありまして。村田君はもったりしてますし、私は娑婆に悪態をつきますし、全然「ホームページで営業」に才能がないので す。村田君は本質がおさぼりであり、私は娑婆に悪態をつくのが本能みたいになっていて、こんなお二人を組み合わせてもどうにもならんのです。口笛でも吹く しかありません。
 吉さんの取締役営業部長は、これはいいと思います。ただ、ちょっとへそ曲がりですからね、扱いが難しい。ほとんど、私を扱うのと同じくらい難しい。

【13762】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)03時13分10秒

>>私は糸山という 人が、イメージに関して何かおかしなことを言っていると思ったので、以前批判しましたが、それは置いといて

>当時、書きましたが、私も糸山さんの方法論には一時期、非常に惹かれたことがありましたし、実際に息子にやらせたこともあります。議論になったのは「視 考力」「臨界期」という2つのテーマに関してだったと思います。根石さんと吉さんとの間に、もう一度、石を投げつけるつもりはありませんが、私はどちらも 重要な論点であり、それが深められることなく吉さんが去られたことを、非常に残念に感じたものでした。

>私は糸山さんが言葉と計算との間に絵図を挟んだことで、言葉というものの重み、言葉との格闘をスキップしてしまったのだろうか、と考え、この論争に関心 を持ったのでした。今もって興味深い論点だと思っています。

>それは、素読という手法における、音と意味(=イメージ、でいいですね)との関係にも関わる問題と私は捉えています。また、「臨界期」というテーマも、 簡単にバッサリ切って捨てられるのだろうか、という思いもあります。


ありがとうございます。
この掲示板はほとんど「大学」です。
あえて、一流大学と言いたい。
世にあまたあるイチリューダイガクに対置して。

【13763】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)03時30分12秒

>そこには日本語も 書いてあり、避けがたく意味と遭遇してしまうような気がするのです が。

それは大人の観点だと思います。
日本語を読むんでも、子供は単に音だけを扱っている場合が多くあります。
難しい漢字を音にするのは、子供は面白がるみたいです。
避けがたく「意味」に出会ってしまう子供がいれば、それはそれでいいのです。
それは、オマセかそうでないかというだけの違いです。オマセな子はオマセでいいんです。

【13764】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)03時38分23秒

>ブログもいいとは思うのですが、ホームページの位置づけに関しては、私が強化を進言した意図とは逆方向だと思います。むしろ、私はホームページこそ玄関 口になるべきものと考えています。ホームページが掲示板やブログと異なるのは、言説がどんどん生み出されては消えていく(沈んでいく)ことがなく、常に最 新の言説であることが前提となる点です。また、核心を凝縮して提示する必要もあるでしょう。ホームページを一読すれば、素読舎の考え方、手法、その結果 (体験談等)がたちどころにわかる。それだけに、ごまかしが効きません。思いつくままに、ああ言ってみたり、こう言ってみたりができません。アップされて いる内容について負うことになる責任が必然的に重くなると思います。そこから生まれる信用は、掲示板やブログとはまた違った重要な機能を果たすと思いま す。

 ホームページについてありがとうございます。そんなホームページができれば夢のような話です。
 村田君には、そこまで本腰を入れる気はないと思います。
 私には、時間がありません。
 その程度の塾です。

【13765】
Jackie さん、吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)03時49分26秒
>根石さんだって、 小3まで下げるのに時間がかかったのでしょう?

>根石さんも。1年学年をさげるのに何年もかかった。と仰っていました

 素読舎は、小学生も受け入れることにしたとき、「5年生から」だったように覚えています。
 5年くらいして、「4年生から」にしたように覚えています。
 それを「3年生から」にするまでには、20年くらいかかったと思います。

 自分の孫を実験台にして、「5歳から」をやっています。是非一緒にやってくれと言われて、同じ5歳の子も一緒にやっています。英語をやっているんだか、 日本語をやっているんだか、私にも子供にも区別ができません。言葉をやっていることは間違いありません。

【13766】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)04時04分1秒

>文科省のやる英語 を批判しても、あきらめるしか仕方なくて、自分の子供を守るだけで精一杯です。

 ここのところがひっかかります。どうして「あきらめるしか仕方なくて」なのか。ぶあつい壁でびくともしないように見えたものが、簡単にひっくり返るとい うことはあることです。しょせん幻想の壁なんです。国家というものは幻想なんだと吉本隆明が言った通りだと思いますが。
 私の考えは、「あきらめるしか仕方なくて」は、「自分の子供を守るだけで精一杯」も成立させなくなるんじゃないかというものです。
 国家という幻想の急所をしっかりとつかまないと、米国留学がどこかにふっとんでしまうんじゃないのでしょうか。

>少しでも被害を食い止めるという意味で、僕も根石さんから学んで小学生に教えようかな、、……(-。-) ボソッ
>僕もJackieさんのレッスン見学したいです♪  (うそで〜す。 半分ホント)

 レッスンこそ、それこそ焼け石に水みたいなところがあります。
 それでも、お母さんたちがどんどん感想を書いてくれて、吉さんが会社勤めをしなくても食っていけるくらい生徒が押し寄せれば、焼け石にかかる水は少しは 増えます。
 Jackie さんのレッスンは吉さんの奥さんが受けておられたものと変わりありませんから、小学生のレッスンを参観されることをおすすめします。そちらの方が得るもの が大きいと思います。

【13767】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)04時11分26秒

>そうだったかもしれませんが、「じゃ、書かなくてもいいよ」とも言ってもらえなかったですよ〜。
ま、、ここが勘違いというか、すれ違った部分だったわけです。
「僕の気持ちなんでお許しください」と僕はお願いしていたつもりだったのです。
それに対して「いいよ」と言って欲しかったのです。
これはどうしても「いいよ」って言って欲しかったのです。

 ごめんなさい。
 当時、吉さんが生きていたのと同じくらい俺もせっぱつまっていたのだとお考えいただけたら幸いです。せぱつまると、心の余地みたいなものがなくなってし まって、人と人が別れたりするのです。

 戻ってきてくれてよかったです。

【13768】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)04時21分27秒

>ここ数ヶ月、息子 (この4月で中2です)には次のような話をしてきました。

>1. 素読舎のレッスンは予習も復習もやらなくて良い。
2. 中1の教科書は各レッスンのCDを聞いては読む、を繰り返すこと。
3. 中2の教科書(実際には教科書ガイド)はCDを聞き、日本語による解説や訳の部分も含む全文を音読する。これは3回繰り返して何となく全体がつかめ ればOK。あとは中1と同じ方法で。

>ここ数日の話の中で息子が言い出した事は次のような事です。

>1. CDは聞く必要が無いと思う。なぜって、発音は全部わかるから。
2. 中2教科書ガイドは2回読んだが、もう良いと思う。先に英文を読んで覚えてしまってから解説を読んだ方が良くわかる気がする。新しい教科書ももらっ たし。
3. 中1は読む+書くでやる(書く事は私が奨めました)。



 素読舎のレッスンには、今のところ予習も復習も必要ないと思います。わずかずつですが、進んでいます。このわずかずつが英語力の元になると思います。
 息子さんの意見が正しいと思ったところは、「先に英文を読んで覚えてしまってから解説を読んだ方が良くわかる気がする」というところです。
 お父さんが正しいと思ったところは、「中1は読む+書くでやる」です。書くもやって欲しいです。「言いながら、書きながら、思う」という形で。「書きな がら思う」でもいいです。
 レッスン(根あるいは幹)を少しずつ太らせていけば、何をやってもらっても大丈夫です。いろんなことをいっぱいやっていって欲しいと思っています。いろ んな枝を生やしても、根と幹があれば枯れませんから。

【13769】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)04時40分20秒

>・英語力を何歳ま でにどの程度まで高める必要があるのか

 これは、親が日本の今の状況や今後の状況をどう考えているかによって決まることだと思います。
 一般的には、学校に対応させる際に、根や幹が枯れているようなところに枝を生やさせることをさせないことだと思います。「音づくり」や「素読」をおろそ かにしないことだと思います。おかしなことですが、学校が扱わないところが、根や幹なのです。根や幹が元気なら、学校や受験に対応させるだけで、「何歳ま でに」と厳密に考える必要もないと思います。

>・そのためにはいつから始める事が妥当なのか

 ポイントはいつから文字に音をかぶせることを始めてもいいかということだと思います。日本語だけなら、5歳頃から。アルファベットも混ざるなら小学3、 4年から。中学であわてないためにだけなら、5、6年から。あわててからでいいなら、中学生になってから。中学英語をやり返すためなら、高校生から、と か、要するにいつからでもいいと思います。それよりも、いつから「独学」をやれるようになるかということの方が重要なことになると思います。

・どういう方法が有効なのか

 邪魔を取り除くこと。日本人が無防備に方法を持たずに英語をやれば、邪魔だらけであり、へぼ筋に入りこむことをまず避けられません。
 また、「生の英語」「本物の英語」という馬鹿な幻想をしりぞけ、「凍らせたまま」「種のまま」という方法でいくこと。
 練習方法をつかんだら、「独学」でいろんな枝を生やすこと。
 チャンスがあれば、英語磁場で磁力を浴びること。

【13770】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)04時49分41秒

今日じゅうに、ゆっくり母さんの記事にたどりつこうと思っていましたが、たどりつけそう もありません。まぶたがくっつき始めました。
息子さんの今の段階で、文字と音の一致がどの程度かについてですが、おおづかみに読むべきところの字は目で見ていると思います。おおざっぱですが、焦点が ぼけた状態から、ピントが合う状態になるまでに、早くて一年、一般的には二年くらいかかります。その後は、既読の文なら、字から音が起こせるようになりま す。安心してて下さい。
ピントが合うようになれば、私の方から「書く」ことを奨めます。

【13772】
子どもと言葉 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月28日(火)08時20分1秒
>吉さん
なんだかずいぶん買いかぶっていただいた感じでどこかの穴に頭を突っ込みたい気がしています。
昨夜も吉さんの奥様とはかけ離れた自分を省みて子どもたちに心の中で謝っておりました。

子どもの英語教育について盛り上がっていますね。とても勉強になります。皆様に感謝です。
私が根石さんに息子をお願いした動機は、「師匠」との出会いを作りたい、ということでした。息子は学校での勉強と相性の悪い子ですので、中学英語を楽に乗 り切るため、というのはあまり考えていません。もっと先、大人になった時のことは多少考えています。英語を使いたいと思ったときにきっと、根石さんのレッ スンが核になって、自分なりの英語を探ってくれるのじゃないかなぁ、と、取らぬ狸の皮算用。
一年半ほど掲示板を読ませていただき、根石さんにぜひ、と思ったのでした。
最も語学論のほうはほとんどわかりませんでしたが(汗)。
でも「理解を求めない」「理解の時期を子どもに任せる」ということにとても惹かれたのでした。
実際に受けてみて、根石さんのレッスンは「教育」の「育」であるということを感じています。
その上で
>ピントが合うようになれば、私の方から「書く」ことを奨めます。

時期を見た働きかけをしてくださる。
こういうレッスンを探すことは本当に難しいと感じています。
ですからこの出会いには本当に感謝しています。

根石さんのレッスンは「正解」を要求されるものではなく、
全てがいつか始まる可能性のある「独習」の日のための準備であるということ、
それは効率主義に公教育でさえ支配されている現在にとってまさに「有難い」ことだと感じているのです。

吉さんの昨夜の書き込みを拝読し、私も根石さんと奥様に通じるものを感じました。
何度か息子のレッスンのことで根石さんに相談を持ちかけましたが、そのときの根石さんのお返事で「この方は子どもの生理をよくご存知なんだなぁ」というこ とがわかりました。
吉さんの奥様のように(またこの掲示板のももこ先輩のように←先輩呼ばわり♪)、賢くない母ですので、根石さんに相談して、なるほどな、と気付く…その機 会が私には貴重です。

話があちこちに飛んですみません。

らくださんへのお返事…
>>そこには日本語も書いてあり、避けがたく意味と遭遇してしまうような気がするのですが。

>それは大人の観点だと思います。
日本語を読むんでも、子供は単に音だけを扱っている場合が多くあります。
難しい漢字を音にするのは、子供は面白がるみたいです。
避けがたく「意味」に出会ってしまう子供がいれば、それはそれでいいのです。
それは、オマセかそうでないかというだけの違いです。オマセな子はオマセでいいんです。


これなどまさしく子どもの生理をよくご存知の方でなければかけないことだとまたさらに信頼が深まる思いです。
そのとおりだと私も感じています。
教えればわかるはず、というのが多くの大人たちのはまる落とし穴。

子どもの理解と大人の思う理解は違う、それは日々子どもたちに接しながら感じることです。理解を求めればそれは浅いところで固まらせることになるんだろう と思うわけです。

さてここでいきなり…朝っぱらから上品でない話題をだします。育ちが悪いのです。すみません。

今次男は5歳です。
先日トイレに駆け込みながら「おち○ち○がでる〜〜〜」と叫びました。
トイレに入ってから出せば良いじゃない、まにあいそうになかったん?と噴出しながら聞くと次男曰く、
「そうじゃなくて、鼻(鼻水)がでることを『鼻が出る』っていうんだけもん。あれは鼻から鼻が出るわけじゃなくて、鼻から出る水みたいなのが出ることで しょ?だったらおしっこはおち○ち○からでる水なんだから『おち○ち○がでる』っていえばいいんだよ」
と。
「そうかぁ!すごいことを思いつくんだね〜」と答えながら、
こういう子どもの言葉を習得する過程ってすごいなぁ、と感動するのです。
この子自身が何度も何度もいろんな情報を刷り合わせ、統合し、違和感も感じて、「あ、やっぱり違ってた」と思う日が来るのでしょう。
それまでのその外に見えない作業というのは素晴らしい。この子の言葉に対する感性が今まさに育っているんだなぁ、と嬉しくて可愛くて、母はさらに親ばかに なるわけです。
他にもこういう例はたくさんあるのですが、なぜかこの例が頭に鮮烈に残っていて、書こうとすると他の例を思い出せませんでした(爆)。

この作業がゆっくり・かつ日常的に…さらに繊細に行われていく場が「磁場」なのかな、とも思うわけです。
英語の磁場がないことの重大性は言葉に出来るほど熟成していないけれど、感じることができます。
英語の磁場と「英語を話す機会」は「=」でつなげないのだろうとも考えています。
「話す機会」の中に「磁場を感じる機会」はありうるだろうともちろん思います。
しかし日本語習得の過程でこの「違和感」・あるいは逆の「承認された感じ」など、繊細な感覚を育てる機会を奪われた子がいるとして、果たしてその子は「磁 場」を感じ取ることが出来るかどうか…疑わしく感じる私です。うがちすぎかも知れませんが。

朝からえらく長い投稿をしてしまいました。
今日は良い天気です。
みなさん良い一日を♪

【13773】
ヒートアップ。 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月28日(火)09時31分22秒

らくださん。
>これまで、この掲示板での論調は、小学校での英語の授業など所詮お遊びに過ぎず、そうである以上、たいした影響力など持ち得ないし、したがって子供を壊 すようなこともない。そういう点では心配するほどのこともないというものであったような気がします。
それが、たいへんだー、という論調に変わっているように思うのですが、私の記憶違いでしょうか。



学校での英語の時間が「心を壊す」までいかないし「英語の力を作る」までの影響力も持ちえない。
それはその通りだと思います。効果がないから害がない。
文部省としては「英語に親しんでもらう」「英語は楽しいと知ってもらう」というスタンス?「外人に物怖じしなくなればいい」と。

英語は楽しいね・・あー、中学2年になれば不定詞が、3年になれば受動態が待ち構えていて、小学生から英語教室に通って楽しい英語を習ってきた子供は
えてして、2,3年のむずかしくつまらない英語に耐えられず「生きてない英語なんてやってもつまんないし」と英語嫌いになってしまう子も多い。」
文法はどこかで学習しなければならないし、きちんと教えれば、結構楽しいものですが、
なにせ中学での英語の時間も少ない。
新学習指導要領で中学の英語が週3時間から4時間に増えるのはその点喜ばしいです。

話をもとにもどして・・小学生と英語。
小学校の算数、高学年ともなれば、結構難しいことをやっています。
それにくらべれば、英語の時間はゲームの時間、息抜きの時間、6年生にもなれば、
「げ、こんなオーバーアクション恥ずかしいことやってられっかよー!」と感じる時間かもしれません。

ただ小学校で英語が導入されることによって、やはり加熱してしまうのは親のほう・・。
そこが小学校英語正式導入の問題だと思います。

小学校での英語必修化・・5、6年で年35×2年=70時間でしたか・・。
小学校3、4年でも年間20時間ほど総合の時間?の名の下英語があるところも多いです。

今年から時間数が増えたのか6時間授業が増え小学生の帰宅時間が遅くなりません?
子供の生活を圧迫しますよね。


過去ログ11879の吉さん。
>ですが、、主体性を奪い取るような教育が今の社会には蔓延しているようなのです。

月曜はピアノ
火曜は公文
水曜は水泳
木曜は英会話
金曜は学習塾

こういう勘違いした「教育」で、子供の主体性は殺されていると思うのです。
親から人生のレールを「与えられている」お子様がいます。
「あたえられたものをこなしている」だけのお子様が本当にいます。

12歳までに「やらされている」「こなしているだけ」では、
子供の主体性や自主性が芽生える確立は下がると思います。

「やりたいから」という理由で与えてはいけないものもこの現代社会にはあります。
テレビゲームは、子供が自主的に「やりたい」というもののナンバーワンです。
ですが、テレビゲームは、「子供の考える力」を育てません。
主体的に遊んでいますが、あれは「ゲームに遊ばせてもらっている」のです。
やっている間は、頭を使わなくて良いから「楽」なのです。

有料の遊園地もそうです。
僕はディズニーランドは大好きですが、あそこも「遊ばせてくれる場所」です。
自分で考える必要はなく、「楽しみ」をすべて提供してくれる場所です。




平日、学校からの帰りが以前より遅くなった上、塾に各種習い事の毎日。そして宿題、ピアノの練習や公文の宿題、お風呂ごはん、テレビかDS.忙しいです ね。
いつ遊ぶんだ?
土曜日を休みにした分、平日に余裕というものがゆとりというものが見当たりません。

小学生から英語導入は・・
「あら小学生から英語も入るし、やっぱり幼稚園から英語やらせたほうがいいわね。」となりえます。
実際親戚の幼稚園で父兄から「英語の時間はないのですか?」「英語はやらないのですか」という問い合わせが多いそうなんです。
「うちでは泥んこ遊びをしたり、大きな大きな紙におもいっきり絵を描いたり、田んぼの上でねっころがったり」という時間を大切にしたいからしない。と答え ているとか。

英語をとりいれてる幼稚園も増えてきていますね。
親のヒートアップ。
そこが『小学校で英語必修化』の弊害だと感じています。

土曜日日曜日・・家族で近場のイベントへお出かけする家庭多いですよね。
月曜から金曜日、朝早く出社して夜遅く帰宅する父さん、昔は土曜日はごろ寝♪もゆるされましたがそうは行かないようですね。

自分が主体となって作り出す楽しみ・・をするより、与えられる楽しみのほうが多くなっています。だから、何もないところだとすぐに「つまんないー」となっ てしまう。
DSなんですけど、
去年サンタさんからDSをもらった姪っ子たち、夜9時には寝る時間で、平日はDSする時間も全部用事を済ますと、DSする暇がないので土曜日はDS解禁の 日♪らしい。
(ちょっと短気になってきている気がします。(親も与えたくはなかったのですが、なにせ周りが皆とっくに(幼稚園ぐらいから)もっているようで、もってな かったのは姪たちぐらいだったもよう。・・たまにだったら楽しみでいいかなー。この手のゲームははまりすぎてしまうから・・その場合問題。)

コンピューターをちょっと教えたおばちゃんも悪かったわ・・。
もう自分で立ち上げて、「youtube」で好きなタレントの映像みたりしている。
みたくないところ、つまんないものはどんどん、飛ばして、見たいところだけみる。
1分、3分の短い動画をあちこち探しながら・・。
DSにしてもネットにしても、これじゃあ根気というものは育たないわけで・・
受身の楽しみしか身につかないわけで・・

あー小学4年生にまずいものを教えてしまった。おばちゃん反省。
ま、家にくるのは一月に一回ぐらいだから・・そのくらいならいいかと・・反省しつつ言い訳してます。

ようは加減、加減、いい加減。よい加減。

【13774】
こばたまさん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 4月28日(火)10時30分31秒

こばたまさん、いろ いろときつい物言いになってしまいびっくりさせたかもしれません。すみません。私の頭のヒートアップしてしまっていました。
まだこちらを見てらっしゃるでしょうか?

>(根石さん)これからの小学生には、「教室を出て散歩に行こう」かもしれません。英語ネイティヴと散歩して、石を拾ったり、草で笛を作ったり、川の浅瀬 で水を掛け合ったりなんかするほうが、要するに、単純に遊ぶほうが、「教室」での必修科目・英語なんぞよりよほどいい。この辺は、現場の先生の才覚による ことでしょう。


これはこばたまさんが提供している日帰り??留学に通じますね。

>(こばたまさん)幼稚園年中くらいになると、クッキングや、ショッピング、実験、洗濯、などの生活体験、色んな国の人が文化を紹介する、など、英語で生 活の体験やら、異文化体験やら、、をします。
よく使う表現は時々強調したりしますが、これを使って話すようになるほどではありません。
しかし子供達のくいつきはすごい。笑顔が素敵!英語というより新しい体験に大興奮といった感じ。
マテリアルを準備するのも大変ですが、とても楽しいです。


数日前の投稿にも書きましたが、これは日本語で行われるにしても英語で行われるにしても楽しいでしょう。それが外人さんであれ、日本人の引率であれ、クッ キングや実験、ピクニック?とかキャンプ・・・(はないかな・・)この元体験は、大きくなっても「あのときは楽しかったなあ!」と覚えているのではないで しょうか?よいことです。


>クッキングなど生活体験を通して覚えたフレーズは割と忘れないと思います。それと劇作り、これで結構シチュエーションとともに覚えるのでこれも効果はあ ると思います。
(プチ留学?)これはオールイングリッシュですが、状況で判断したり、失敗したり、考えたりで、なかなか頭を使っています


>「フレーズは忘れない」「シチュエーションと覚えるので効果がある」
>自走式になって、どんどん複雑表現までステップアップできるんじゃないかと感じていましたが、(時間がかかるんです)他に方法があるんじゃないかと
>私は語りかけに対しては消極的でしたが友人(英会話があまりできない)が表現を暗記して語りかけ育てているお嬢さんを見てとてもびっくりし(彼女は小6 の今もとてもよくしゃべれます)親の英語が完璧ではなくてもこれだけの効果があるんだと思って語りかけを下の子にはじめました。
>しかし時間がかかりすぎているのです、英語で話さなければいけない状況をわざわざ日本で作ってから10年でやっとこうなりました。近道と思ったら遠回 り?
それなのにこんなカタコト?というレベルです。



そう・・どうしてもそこに「効果」を求めてしまう。「もっともっと効率的に」という策略・・思惑。

根石さんの言葉をかりていうとすれば「すけべえ心」でしょうか。

「ネイティブとの楽しい遊び」で完結するのではなく、効果とホンモノと、英語力をつけるという狙いに結び付けてしまう、すけべえ心がくせものなのです。

こばたまさんが
「なんとかこれからこのスクールを茶番でなく本当のスクールにしたい。そう思います。
だから私に素読法を教えてください。」

というときに、子供たちに効果を求めすぎてしまうことになり、指導者と
その指導者の理念の下に集まる親たちのスケベ心がエスカレートし、
素読のよさが、逆に害悪にもなりかねないと、私は思ったのでした。
また小学校6年で準2級を取得したお子さんに「もっともっと、本物の英語力をみにつけさせたい。まだしゃべれないし」というところに、素読にも「急速な効 果」エスカレートを求めてしまい、もし素読を始めるとしても暴走してしまうことでしょう。


そりゃ素読舎の「子供の素読」ついても、
教える根石さん村田さんにも、親御さんたちにも、多少のスケベ心はあるでしょう。
「効果」を求める心もあるでしょう。あって当然です。
ただ一線があり、じっくりとした見守り・・そして理念がある。


掲示板・・というところは、ニュアンスとか声のトーンが伝わりにくいため、
行き違いも多いです。
こばたまさんもスクールのことを一部しか伝えることができていないのでは?。
こばたまさんのスクールに対しても
この掲示板上だけのやりとりと理解となり、誤解してしまっていることもあるかと思います。

きっと実際お会いしてみれば、お子さんの未来を一所懸命に考えて、日々奮闘してらしゃるお母さんなんだと思います。
サークルに100人単位で人を集めることのできる、エネルギッシュで魅力的なお母さん。だからHPに行けばこばたまさんの、そのまた別の隠された一面もみ れるのでは・・と今でも思います。


きっと私に子供がいたら、そしてこばたまさんのスクールがそばにあったら、
ネイティブとの遊び、料理、他、生活体験に、プチ留学に参加させていたでしょう。

ええ、「英語力なんて期待してないわ。ただ楽しければいいのよ〜!」といいつつ、
実はしっかりと、すけべえ心をしのばせてヽ(●^o^●)ノ。

【13775】
マルチポストと言われます 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月28日(火)10時33分44秒

朝から掲示板に嫌われています。
村田さんにメールさせていただきました。

jackieさん、
うちのご近所のご家庭では「親の持ち物」としてゲームを家庭に入れたそうです。
子どもに親が貸す(普段は親が家から持ち出しておく)そうです。
今更遅いかもしれませんが。

【13776】
こばたまさん 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 4月28日(火)11時02分21秒
こばたまさんのおか げでいろいろな方のご意見が伺えて、感謝しております。

私自身もおかげさまで改めて、なんで「小学校英語教育」にこだわるのかの疑問が見えてきました。

今、学校の恩師からの薦めで「日本語が滅びるとき」(水村美苗)を読んでみようと思っています。またコレを読んでの感想や引用も書きたいです。

村田さん
掲示板を整理していくのにひとつ提案ですが、ブログのように、カキコミをする人が書き込む時に何について書くのかを選択し、その項目ごとにまとめて閲覧可 能となるという機能は、無理でしょうかね?

【13777】
師匠! 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月28日(火)11時33分6秒

ゆっくり母さんのコ メント

>私が根石さんに息子をお願いした動機は、「師匠」との出会いを作りたい、ということでした。

にたいへん共感します。学校に「師匠」はいません。ゼロではないが、異常なほどに出会いの確率が低いです。その意味で、私は習い事を大きく肯定したい立場 です。Jackieさんにいただいたコメントに対しては、改めてゆっくり書かせてください。

【13779】
おひさしぶりです。 投稿者:こばたま 投稿日: 2009年 4月28日(火)19時07分42秒

ひさしぶりに来ました。
かなり書き込みが増えていてびっくりしました。
2歳からの英語、、についてまるで代表者の様に個人攻撃ですねぇ、、こばたま塾へ、、

子供達、日本語が乱れるほど英語漬けにするのは無理です、、自分の子供を見て害があったと思えない(だって比べられないもん)

それと日本語が乱れているのは根石さんでは、、だって、人をののしる表現やら傷つく表現、顔が見えないのを
良い事に書き放題です。私は子供達に汚い言葉を覚えてほしくないと思っています。

根石さんのレッスンは頭の固くなった大人向きです。
小学生への素読レッスンは改良すべき点があると思いました。
どこが良いのか素晴らしいのか、掲示板で見えて来なかったので試したかったのです。
他を批判する前にあらゆるところを、見学してみてください。

うちは英語塾ではないんです、先日ここでの理論を読んで自分の今までやって来た事が間違っていたのかと
勘違いしてしまいました、、が、数日考えて、そうでもない、これもあり、だと思いました。
ガイジン(とひとくくり)じゃなくて一人一人、いい方々です。それぞれ一個の人間ですよ。

議論している間にインプットを増やすべきです。

【13780】
おろかなる者よ汝の名は母なり・・・ 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年 4月28日(火)20時39分8秒

>村田さん
ありがとうございました。朝からご面倒をおかけしてしまいました。
はじめの投稿がマルチポストです、とはねられて、何度も投稿を試みてしまいました(汗)。

>こばたまさん
はじめまして。

>自分の子供を見て害があったと思えない(だって比べられないもん)

そうですね。
最近良く考えていたことなのですが、子育ての…というか親が与えなかったものの結果って見えない(見えにくい)ですね。
たとえばこれを与えたら一律に10cm背が伸びますよ、というようなものではありませんから。
子どもを比べること自体無意味だと思いますし。
子どもは品評会に出される作品ではありませんから。
私たち母親はそんな見えにくい「なにか」を感じ取りながら、また自分の価値観を日々確認しながら…
なんというか、誰も自分の子育てを評価してくれなくても「これでいいんだ」という何かを形作っていくのだろうと感じています。

わかりにくい表現をしてしまいましたが、私は自分という一人の母親も「代表者」であり、「責任者」であると思っています。
学校も、塾も責任は取ってくれません。

>2歳からの英語、、についてまるで代表者の様に個人攻撃ですねぇ、、こばたま塾へ、、

お気持ちはわからなくもありません。ですがこれはいかがなものでしょうか。
ご自身の塾に泥を塗るようなご発言ではありませんか?
「○○さんもやってるし、私だけがやってるんじゃないし」と、責任を逃れられるものではないと思うのですが?

掲示板の過去ログをお読みになったのでしたら、根石さんのこういう発言のもっと深いところを汲み取っていただけたらと思います。

そして
>根石さんのレッスンは頭の固くなった大人向きです。
小学生への素読レッスンは改良すべき点があると思いました。

このあたりのことをもっと深く議論していただけたらな、と思います。
私たちにとっても非常に勉強になります。

>議論している間にインプットを増やすべきです。

毒か薬か、十分に研究、議論するよりもさっさと人体実験に移れと?
まさか、ですよね。
子どもたちのために、どうぞ身のある議論を、とお願いいたします。

【13782】
こばたまへ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 4月28日(火)22時06分38秒

 自分のやってきた ことが、間違っているだの、間違っていないだの、あっちこっち簡単に言うんじゃねえよ。ふらふらあっちに行ったり、こっちに来たりして、自分の言葉にどう 責任をとるんだよ。
 「きたない言葉」なんて言葉の使い方が間違ってんだよ。おめえさんのお上品な言葉を「きたない」と感じる人はいるんだよ。Jackie さんが感じたのも、あんたの言葉の「きたなさ」なんだと思うぜ。

 2〜4歳に手を出して、英語ネイティヴを使って、人から金をとったんなら犯罪だよ。保育園をやってるんならいいんだけど。子供の英語が、英語磁場がない 場所で、脆弱になったり、いずれ枯れる苗にならなくちゃならない理由はいっさいない。
 教育病のせいで、あんたがすけべなのか、すけべで満たされないから、教育病になるんだか知らねえが。

 おめえなんぞに素読がわかるもんか。

 済みませんね。俺は言いたいことだけははっきりと言うという上品さを備えているのでね。

 頭が悪いということは犯罪だと中原中也が言っているじゃねえか。
 中也の言う通りなんだよ。
 あんたは認識が脆弱なんだ。
 ハウツウばっかに熱心で、語学論を自分で育てないから駄目なんだよ。

(この記事は、ゆっくり母さんの記事を読む前に書いたものです)

【13783】
おろかなる父なのか 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月29日(水)07時19分46秒

Jackieさん。コメントありがとうございます。

>ただ小学校で英語が導入されることによって、やはり加熱してしまうのは親のほう・・。
そこが小学校英語正式導入の問題だと思います。

加熱している親に自分は入るのか。素読舎を選んだら「おろかなる父」を免れていると言えるのか。

この問いから簡単に逃げられるとは思っていません。文科省英語教育の毒で病気になる前に対症療法を施すことは、非常に有効だと思います。しかし、対症療法 で十分な体にワクチンを打つ必要があるのか。それは加熱ではないのか。また、病気になるほどの毒も無い小学校英語への対抗策として、小学校中学年からワク チンを打つことはどうなのか。つまるところ、自分だって文科省の手玉に乗っちゃっているのではないか。

そのような迷いが、素読舎で小学生に英語を習わせている保護者の皆さんには無いでしょうか?

それゆえ、私は小学生の英語を考える際に、

●文科省教育への対抗手段(緊急避難)として

という観点と平行して

●文科省亡き後のオルタナティブとして

という観点でも考えることが必要と思っています。そこでは「英語は大人になってからで充分では」というNaimaさんからの問いは、無視できない重みを持 つと考えています。

私は自分の目の黒いうちに、文科省はお亡くなりになると思っています。そういう意味では楽観的です。その代わり権限が地域に移譲され、既存の学校をどうす るかも含め、自分たちでカリキュラムを再構築することが必要になってくると思っています。もちろん専門家と一緒にですが。

根石さんのご判断は、素読法なら3年生から問題なし、ですね。幸い下の娘が小1ですので、私には2年、考える時間があります。

とは言っても、根石さんは、お孫さんと5歳からの素読の可能性を試されていますし、可能性が低い“実験”をされるとも思えませんので、近い将来、一気に5 歳まで問題なし、となるかもしれませんね。

それと、この問題を考える際に、習い事の負荷という問題とごっちゃにしないほうが良いというのが私の考えです。それとこれとは話が別、ですね。あくまで語 学論として追求すべきと考えます。

【13784】
ブログ 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 4月29日(水)08時40分18秒

>間口の広い玄関の ようなものとして、ブログをやってみるといいかもしれないと思いまし た。
私は吉さんやNaimaさんみたいな自在な文章は書けないんですけど、ちょっと肩の力を抜いたものができるといいと思う


ホームページに関して、根石さんは

>全然「ホームページで営業」に才能がないのです。村田君は本質がおさぼりであり

などとおっしゃっていますが、私は村田さんの問題だと思っていません。むしろ、根石さんが、まとまった新しい原稿を書き下ろされたら素晴らしいのに、と 思っているのです。掲示板ですと、様々な興味深いテーマについて、どうしても細切れになると思います。

まったく、この掲示板の過去ログは

>ほとんど「大学」

です。しかも教授が放任主義すぎて困りものです。「諸君、考える材料は山ほど提示しといたから、各自、研究したまえ。以上、じゃ、俺は一杯引っかけに行く から、あとは自習!」

そのくせ、研究不足で見当はずれな発表をすると、容赦なく罵声が飛んできます。学生はたまりません。

村田助教授、教授に何かまとまったテキストを書くよう突っついてもらえないですかね。本当は書籍として出版できると良いのですが、これはなかなか難儀で す。ネット上であれば、ハードルは少し低くなると思うのですが。

テキストの題名は「新 英語どんでんがえしのやっつけ方」ということで。

やっぱり無理ですかね。

では助教授、ブログお願いします。酔っぱらいの教授は放っておきましょう。「英語どんでん」での助教授のおみごとな聞き手ぶりを、こんどはブログの独り語 りでお願いします。

【13785】
おはようございます 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 4月29日(水)09時13分59秒

らくだ先輩、おはようございます。
昨日は「師匠」に反応していただき、ありがとうございました。

ここ最近、先輩が提示していらっしゃる小学校英語問題への疑問点について、私も考えてみています。

<小学校英語導入についての私の考え>
○らくだ先輩のお考えに近い気がします。
それ自体は毒にも薬にもならない。
私はむしろ机に過剰に縛り付けられる他の教科が増えるよりはまし、という気持ちすらあります。
点数化しないのであれば大して毒にはならないだろう、と。

○吉さん、jackieさんが提示された「親の加熱現象」については
英語の導入が原因ではなく、もっと奥深いところに原因の存在を感じており、
小手先でどうにかなるものではなかろうと感じています。

○では自分はどうするか…
変わらない親であろうと努力するのみです。

<素読舎の子どもレッスンについて>
○これは「英語」という教科を習わせているものではなく、
どちらかといえば剣道や空手道場の感覚。中学の勉強に結びつかなくても全く問題なく、
生涯学習の感覚。

○小学校英語の毒に対応する薬、という感覚もない。
「させられること」の解毒はむしろ「させないこと」で行うのが効果的だと私自身は考えている。
「小学校英語の毒」を解毒剤は家庭での「当たり前の生活」ではないかと思っている。

<素読という手法について>
○まだ何かを書けるレベルには自分の理解は達していない。

○ただ理解を求めない、という点が非常に大きな可能性と子どもを守る力があるように感じる。
歌舞伎などの子役が「形」を要求されるだけで感情をこめろ等の要求をされないこととどこか通じるような気がする。
ドラマの子役と歌舞伎の子役の違いのようなものを「英会話教室」と「素読舎」との間に感じている。

…こんな感じです。
また書きます。最近書きすぎだなぁ…。

【13788】
僕が獲得中の語学論ってことで 投稿者:吉 投稿日:2009年 4月29日(水)21時54分30秒

あせってもいけない し、いらいらしてもいけなかった。
もし、衝動にかられて先を急ぐと、神様が道すじに置いてくれたサインや前兆を見落としてしまうだろう。
     パウロ・コエーリョ「アルケミスト」より


> 「英語は大人になってからで充分では」というNaimaさんからの問いは、
> 無視できない重みを持つと考えています。

おっしゃりたいことはわかります。
ですが、、学校制度では、「教科」として中学から英語が扱われはじめますね。
学生にとって単語の暗記など、厳しくつらい道が、中学から始まります。

「英語のお勉強」を避けられない学生時代に、
ごろあわせやカタカナで入力された英語を、
大人になってから正しい音でふたたびやり直すという
(僕には無駄に感じる)時間と労力も無視できません。

<< レッスンする側、指導する側の話を書かせてください >>

根石さん方式の「素読」によるインプットですが、指導する側は、
生徒さんに「磁力を発する事」を、求めてはいけないのだと思います。
根石さんから離れ、独りになってたどり着いた私の今の解釈はそうです。
あくまでも学習者の中に(磁力に反応できる合金の元になる)音という素材を与えていくだけです。

学習者が磁石に化けるのは、本人の内側から湧き出るものに頼るしかなくて、、、
「磁石に変えてあげよう」とか、「話せるようにしてあげよう」とか、
そういうことに(指導する側は)やっきになってはいけないのだと思います。

> この問題を考える際に、習い事の負荷という問題とごっちゃにしないほうが良いというのが私の考えです。
> それとこれとは話が別、ですね。あくまで語学論として追求すべきと考えます。

わかりました。 不特定多数の人が読むネットのような場所では、
「低学年にやらせるな!」と発言し続けることも「世の中のためになる」という立場を
決め込んでいる私の気持ちを、皆さんに充分理解していただいた上で書きます。

私の中で育っている「語学論」の観点で書きます。(あくまでも通過点です)

まず、、開始段階ですが、これは年齢や学年で割り切れないですね。
ではどこで?となりますが、これは子供を1番把握している親御さんにゆだねるしかありません。
小3で始めてもよい子もいるでしょうし、できない子もいるでしょう。

僕も「小5から大丈夫かな〜」という気持ちになっていますが、
音でさえも負担になるお子様だっていると思っていますから、
どうかな〜〜〜、、いいのかな〜〜〜という迷いは、まだまだあります。

根石さんは、「ひとりになってできる」ということで、線引きをされました。
僕はまだ開始時期をどこにもっていくのが良いか探せてません。

根石さんのお孫さんは5歳ですが、あんなステキなご家庭で、家の外には自然のある環境です。
電車だって1時間に2−3本しかないんです。
山手線を1本逃して、次の電車が入ってくるまでのわずか2分間が待てずに僕がイライラする環境とは大違いです。

ゆったりした環境にはぐくまれ、お子さんのペースを守られて子育てをされている根石さんのお孫さん1人を見て、
他の家庭の5歳児もOKと一緒にしてしまうのはどうかな〜という思いはあります。

余談ですが、根石さんのお孫さんは、僕が帰るとき「おにいちゃん、もう帰っちゃうの、、」と言いました。
僕をみて、、、、オニイチャン、、と見抜くところは、するどい目を持っているな〜とただただ感心するばかりでした。
瞬時に本質を見抜く賢いお子様だと思いました。

その賢いお子に対して、指導のプロである根石さんが「素読で種だけ植えること」を
やりつづけるとどうなっちゃうんだ?
なんかすごいことになっちゃいそうな気がします。 しますよね?

でも、、、ナハハ、、、、ここがポイントだと思うのですが、、、

どうなるかはわからんのですよ、、、誰にも、、、ダハハ、、。
(今はですね、、僕はそう思っているのです。)

「そんなこと言っちゃダメじゃん」、、って話になりそうですね。

「根石さんに預けても、どうなるかわらないの〜〜?」
、、、って声も聞こえてきそうですね。

でも、、子供に素読で種を蒔いても、「どうなるかはわからん」です。
こっちは、子供を信じることしかできません。

(これを、根石さんは僕に言わせたかったんじゃないかと勝手に思ってます。)

外側の人間は、学習者を信じて種を植えることしかできないです。
どうなるかわからないけど、この子なら自分の力で芽を吹き出してくれる。
外側にいる人間は、そこを信じて種まきするだけです。
(このあたりのことは、家内というキャラクターを通して先日語りました。)

「どうなるかはわからん。
こっちは、子供を信じることしかできん。」

こういう売れない発言をするのは根石さんだけで良いと思ってました。

でも根石さんは、僕にも言って欲しかったみたいです。
根石さんは、僕と同じようにだだっこちゃんです。

仕方ね〜な〜、根石さんと家内に鍛えてもらった語学論だからな〜。
「その詐欺師が正直に書きます」とも言っちゃったからな〜。
書いてもいいけど、根石さん、強烈な批判やめてくれないかな〜。
ソフトになったなんて大きな勘違いだったな〜。
宣伝してあげるのに、またよりつかなくなっちゃうよ〜〜。 ふ〜〜 (ため息)
という、僕のつぶやきをサラッと見せておいて、、論点に戻りましょう。

「素読」を、何歳から始めていいか、、、は、
ちょっと難しいのでひとまずおいときますが、

外側の人間は、子供を信じて種を植えることしかできない。
「どうなるかわからないけど、この子なら自分の力で芽を吹き出してくれる。」
外側にいる人間は、そこを信じて種まきするだけ。

・・・・・・・・・・・・・・・

マスター「支配できるという幻想をすてなければ、、、」

シーフ 「幻想?」

マスター 「さよう、、例えばこの桃の木。
     私の望む時に花を咲かせたり −−
     実をならせることはできないでしょう。」

マスター 「ただただ 信じるのです」


映画 「カンフーパンダ」より、、
(あの時、あの映画館でこのシーンを観て泣いたのは、家内と私だけでしょう)

・・・・・・・・・・・・・・・

先日書いたように「その人の理解できるタイミングを尊重する」ってことですね。
じゃ、理解できるようになる学年齢まで「何もやらなくていい」ってことではないんです。
チャンスが訪れるまで、種だけはせっせと植え続けるってことです。 子供を信じて、、。

ここが今の私の「語学論」の立場にたった発言です。
根石さんの語学論に近いところにいれるといいのですが、どうかな。

僕はペテン師ですから。
こういう核の部分は、本当は隠して売るのが良いと思ってたりするんですけどね。

は〜〜〜書いちゃった。  どうかな、読みやすいと嬉しいけど。

・・・・
追記: (投稿して読み返して気づきましたが、本文は変更しないで、追記します。
あくまでも獲得中の語学論の通過点なので、、、)

種は蒔いちゃダメで、「タネ持たせる」のでしたね。
種を持たせる、、、すごい良い言葉ですね。 ありがとうございます。
皆さん、「種をまく」を、「種を持たせる」でもう一度読んでください。

【13789】
おはようございます 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 4月30日(木)09時43分44秒

こばたまさん
>根石さんのレッスンは頭の固くなった大人向きです。
>小学生への素読レッスンは改良すべき点があると思いました。

私も、小学生のレッスンを素読舎で受けさせているものとして、
このコメントが気になりました。是非、こばたまさんのご意見をお聞かせ願えませんか。

らくださん
はじめまして。
>私は自分の目の黒いうちに、文科省はお亡くなりになると思っています。そういう意味では楽観的です。

もちろん、「お亡くなり」は比喩だと思いますが、私はこんな利権の絡んだ美味しい国の機関がお亡くなりになるわけはないと思っています。地域に力が移ると いうらくださんの推論も理想ですが、果たして自治体が地域をまきこむか、またその基盤が、地域にあるのか?この点についても悲観的なんです。

むらたさん
teacupの機能、了解です。なんとか一度の入力作業で分類分けされた表示ができないかなと思いましたがまったく素人ですみません。「文字ばかりで読み づらい」という感想、私もここにカキコミする前に抱いていました。でも、素読舎を理解するにはそれなりの困難さと時間と手間が必要なのかなとも、今思いま した。思いつきですみません。

【13792】
村田さん 江戸の母さん らくださん 投稿者:吉 投稿日:2009年 4月30日(木)23時42分20秒

村田さん、、、掲示板管理、過去ログ整理、ホームページ製作、
ほんとうにありがとうございます。 ご苦労様です。
実際にお会いして交友を深め、ねぎらいに肉とビールを持って、
絶対行きますからね! 長野!!

HP作りですが、自分の趣味に合うブログやHPを探して、
「どうしてこの人のHPに僕は惹かれるのだろう」と、自分の気持ちを研究すると、
そこに自分の「作りたいもの」が落ちていることがあります。

「こんなのを作りたいな〜」と思うのが見つかると、
やりたくてやりたくてムズムズしてきますから(、エッチサイトのことじゃないですよ、、念のため)
自分の中でそういう気持ちが(自然に)ふくれあがるのを待ってみるのも良いかもしれません。

村田さん、江戸の母さん、過去ログの整理は大変ですよね〜。 お疲れ様です。
僕も1度、村田さんのお手伝いをしようと思ったことがあります。
でも、、論点が横にすべるし、縦に割れるし、喧嘩がはじまっちゃうし、、。
あっちこっちがダラダラとつながているので整理が難しい。 そして挫折しました。

僕もそうですが、みんな「俺に言わせろ!」「私に言わせて!」ですからね。
論点が絶妙にすり替わります。
らくださんみたいにリアルタイムで「ココに論点をおこうよ!」と笛を吹いてくれる人の存在は貴重です。

根石さんの語学論は「道」ですから、あるのはどこまでも通過点で、
論点に決着がつかないこの掲示板は、「素読舎流」というか、根石さんの味だともいえます。
でもまとめにくい、、、、

そこで掲示板の文章をHPで紹介する時、こんな感じで拾っていくのはどうですか?

「村田が独断で選んだ師匠の名言集!」、、とか、、

「掲示板常連さんが選んだお気に入りの書き込み♪」、、とか。  どうかな?

ネットを読む人は、小見出しみたいなところをチラっと読んで、興味がなければすぐに去ります。
チラッと読むHPの滞在時間は1−2秒。 その間に、訪問者の気持ちをつかみたいわけです。
ですから、小見出しや、コンパクトにまとめた解説、ソフトな言葉での書き出しは必要だったりします。
書くだけ書いて「ホラ、読めや」に食いつく人は、少ないです。

僕のHPも文章主体なので「読んでいてキツイ」と言われることがあります。
ここ(大風呂敷)に比べてたら、すごい軽いのにね〜、、。

「!」「♪」は、使いすぎると失敗しちゃうこともありますが、
こんなのでもオアシスになることがあります。

根石さんの噛み応えのある文章も、改行や余白を多くするだけで読みやすくなりますよね。
長くても三行ぐらいで改行しちゃいます。

皆さん、時間みながらボチボチとやってくださいね。  応援してます。

【13793】
皆様へ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 1日(金)00時00分2秒
 こばたま塾が、しんねりむっつりの大人どもを惑乱させる場として、英語ネイティヴをよく仕込んで、「真剣」に「真摯」に「真心」で、むっつりどもに話し かけさせるっていうんなら、大いに結構なのだ。むっつりどもは、まずおどおどしたり、怖がって、翻るなら英語ネイティヴにとっての差別になるような反応を する。それが、東洋人あるいは全人類(の子供)のはにかみであることを、英語ネイティヴが、感覚ですぐにわからなくても、理論として教えておき、さてさて 続けて、むっつり大人を相手に惑乱させ、驚喜させ、黙り込ませるようなことをやってきたのなら、英会話学校の進化形としてこばたま塾を、俺は肯定できたの かもしれない。

 こばたまよ、おめえの塾こそ、「頭の固い大人」向けなんだ。

 そういうむっつりたちも、しょせん教室という別枠の遊郭で、遊んだり、遊ばされたりしたのだと、教室を出ればすぐに気づくくらいな分別ができている。 むっつりどもは大人だから、そのくらいの抵抗力はできている。

 ところが、こばたま楼(牢)に入るのは、2〜4歳の子供なのだ。
 ふざけんじゃねえ。
 これは犯罪以外のものではない。
 孤児をひきうけた○○楼だって、2〜4歳には、じかな感覚は与えない。
 かむろは、いくら早くても、5、6歳からだ。

広辞苑
 かぶろ
 太夫・天神などの上級の遊女に使われる10歳前後の見習いの少女。

 「こばたま塾=遊郭=悪所」論を今年中に書きたいと思い始めました。

【13794】
なんで 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 1日(金)00時08分10秒

こんなに腹が立つのか、このやりて婆が、こましゃっくれたことをぬかしやがると殺してやろうかと思うくらいに腹が立ちます。

【13795】
松岡さんの 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 1日(金)00時09分10秒
言葉を借りるなら、
「月夜の晩ばかりじゃねえぞ」

【13796】
根石さんへ ネタばらし 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月 1日(金)00時13分49秒

私 「英語の素読ね、、、「種をまく」じゃなくて、「種を持たせる」、、なんだって、、
  根石さんが言ってた。 種を蒔いたら芽がでちゃう。 英語は種を持たせるだけなんだって、、。」

家内 「へ〜〜〜、、すごいね〜。 そこまでハッキリ違いを意識してるんだ〜。 すごいね〜〜〜。」

私 「うん、、、俺もつかんだと思った瞬間があったけど全然違う。 すごいよ。
   それより、この言葉の意味を理解できるお前もすごいと思ってんだぜ。
   根石さんには、素読舎がスカウトするべきは、俺じゃなくて、お前だと伝えたんだよ。」

家内 「冗談言わないでよ。あたしができるわけないでしょう!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

根石さんへ
昨日の書き込みは、自分のホームページの記事を意識したもので、
ちょっと茶化した表現が多かったです。 読み直すと恥ずかしいですが、
「素読」を知らない人も意識した下書きです。

They began by talking like fools and ended by making their hearers wise. (略)
It would not be the Tao unless they laughed at it. 「茶の本」第3章より

まだまだヘタクソですが、自分のHPでやっていることも、
タオに通じているところがあるのかもしれません。
もしも私のHPに効果があるのなら、理由はそこにあると思っています。
「これを言っちゃ〜おしまいよ、お前は何もわかってない」っていう箇所がありましたら、
ハッキリ伝えてください。 添削をもとに、HP公開前には、文章を整えます。

ちょっと迷いましたが、種明かしします。

数日まえに家内と会話して、
ほんとうにごく最近気がついたような書き方をしておりますが、

「教えない」=「素読」=「種を持たせるだけ」(「種をまく」と思ってました)

これが本当の意味で自分の中に落ちたのは、1年ほど前のことだったのです。
紹介した映画「カンフーパンダ」のセリフが核となりました。

まさに、根石さんから私が受け取っていた種が芽吹きだした瞬間でした。
これをずっとこちらに書いて投稿したいと思っていました。

会社の友人と交わした話を思い出しました。

私  「頭の中でずっとモヤモヤ考えていることってあるでしょ。
   もう少しでつかめそうな気がするんだけど、、わからない、もどかしい気持ち。
   そんな時に自分のモヤモヤをからめとってくれる言葉に出会えると一気に解消されるよね。」

友人 「わかりますよ〜。 綿菓子機の中でフワフワしているやつに、
   割り箸を落としてあげると、割り箸がフワフワを絡めとる感じですよね〜。
   核となる言葉が、割り箸と同じ役目をするんでしょ。
   核となる言葉を中心に、大きな綿菓子ができちゃうんですよね。」

・・・・・・・・・・・・・・

「例えばこの桃の木です。
 私の望む時に花を咲かせたり −−
 実をならせることはできないでしょう。」

その頃から、大風呂敷に戻りたいな〜という気持ちがもたげてきたのです。
でも、あんな去り方をしたから無理だと思ってました。
そして3ヶ月ほど前に「モリー先生」を再び読んで、感情が爆発してしまったのです。
その後の展開は、根石さんの知ってのとおりです。

(種明かしをしちゃうのですから、僕は本物のペテン師にはなれないのです。)

・・・・・・

そうそう、、ぜひぜひ、、小学生のレッスンを見学させてください。
いや〜〜、危うくお願いするのを忘れるところでした。 ぜひお願いしたいと思います。

> Jackie さんのレッスンは吉さんの奥さんが受けておられたものと変わりありま
せんから、

だははは、、やだな〜〜。 Jackieさんのレッスンは別の理由ですよ〜。
僕が勝手に想像しているJackieさんの甘い声を聞いてみたいんです。
ただのエロ心ですよ〜。 生で I'm Jackie♪  を聞いてみたかっただけですよ。

【13797】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 1日(金)00時25分11秒

>だははは、、やだな〜〜。 Jackieさんのレッスンは別の理由ですよ〜。
僕が勝手に想像しているJackieさんの甘い声を聞いてみたいんです。
ただのエロ心ですよ〜。 生で I'm Jackie♪  を聞いてみたかっただけですよ。

ははは。納得です。
Jackie さんはいい女ですよ。世の中、男が馬鹿ばっかになったので、こういういい女が売れ残ったり、売り出し中だったりするんです。こんなもったいない話はねえぞ と、また腹が立つ。

【13798】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 1日(金)00時28分27秒

今日の記事は、奥さ んに読ませないように。
女は、冗談をすぐ本気にするからね。
どんな賢い女でもそうだから。

【13802】
まだあった 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 1日(金)00時55分18秒

>「村田が独断で選んだ師匠の名言集!」、、とか、、
「掲示板常連さんが選んだお気に入りの書き込み♪」、、とか。  どうかな?

 まさにそれですよ。私が欲しかった過去ログ集ってのは。
 村田君にもそう言ってあるのですが、地声がでかい割りに、自信がないみたいなんです。
 自信がないなら、自信なんて要らねえよって思えばいいのに。
 それが自信になるのに。

 話は変わって、まだ「俺に言わせろ」。
 うちの女房によると、日本の伝統芸能では、入門は6歳からだそうです。
 かぶろも、実際は6歳からだったかもしれない。
 異物を異物として見定める能力ができるのは、そのくらいからかもしれない。

 赤ん坊はまだしも、2〜4歳のじかな感覚(相手に無防備に全面的に開こうとするこの年齢の生物の種としてのニンゲンの本能)を「使う」こと、それを一円 でも金に結びつけようとする行為は明らかな犯罪です。
 今後の論でこばたまをぶったぎるしかない。

【13803】
むかむかするのはわかりますが冷静に 投稿者:Jackie 投稿日:2009年 5月 1日(金)09時13分55秒

根石さん

根石さんのタイトル「皆様へ」と「なんで」の遊郭だの
こましゃっくれたことをいいやがると・・などのののしり文は取り消していただきたく思います。
あきらかに行き過ぎです。子供に英語を与えていろいろ無自覚なことにたいしての怒りは私も同じですが。揶揄やののしってはいけません。傷つけてしまいます し、議論が止まってしまいます。
頑固親父、こばたまさんに誤ってください。

この掲示板は削除はしない方針だったとおもいますので、言動撤回、謝罪。
よろしくお願いいたします。

そしてこばたまさんにも、母親の一人として根石さんが言葉の行き過ぎに関して謝ったら、どうか寛大な心をお願いしたく思います。



こばたまさん

>(投稿、おひさしぶりです)それと日本語が乱れているのは根石さんでは、、だって、人をののしる表現やら傷つく表現、顔が見えないのを
良い事に書き放題です。私は子供達に汚い言葉を覚えてほしくないと思っています。

こばたまさんのこの投稿以前にかかれた、根石さんの文章には、ののしる表現やら傷つく表現は、根石さんは書いていなかった。磁場のないところに、面白半分 に、「覚悟」もなく、無責任に子供に英語を与えて悦にはいってるところに意見はしていた。

しかしこばたまさんの「お久しぶりです」の投稿のあとから、売られた喧嘩を買うように根石さんがののしり言葉を連発するようになってしまいました。
個人攻撃ではなかったのに、戦いを挑むようになってしまいました。

お互い冷静になって議論してほしいです。





根石さん
むかむかするのはわかります。
はじめはこばたまさんへの個人攻撃というより、こばたまさんに疑問を呈し、議論をといかけていたのに、
こばたまさんは個人攻撃のように受け取られました。

それがこばたまさんの先日の発言
「2歳からの英語、、についてまるで代表者の様に個人攻撃ですねぇ、、こばたま塾へ、、」から、根石さんがヒートアップしてしまいました。
(先週のレッスン中に私がよけいなことをしゃべらなければよかったかと思っています)

私も彼女の言葉と、子供に英語を与えること、磁場でもないのに英語で語りかけたりする英語での子育てを「よいことだ。子供の可能性を広げる。」としている ことに違和感を感じたのです。根石さんがおっしゃるように「きれいな言葉をつかってるのに、汚く」感じました。私がこばたまさんに対して敵意をもってると かんじられたそうですが、私がこばたまさんに対してかんじていたことは、敵意というより違和感・と無神経さへの怒り・、以前にも投稿したとおりのことで す。

子供に英語を与えることにたいして、無垢をよそおい、かつエゴを自覚してないので、どうにか議論をしてわかりあえないかなあと思っていました。
でもそのもちかけた疑問には、正面きって答えていただくことはありませんでした。
その後、ご自分のレッスンを茶番よばわりし、素読を習いたい!と懇願し、そしてまた
豹変して言葉を吐き捨てて去ろうとしてらっしゃる・・・

>根石さんのレッスンは頭の固くなった大人向きです。
小学生への素読レッスンは改良すべき点があると思いました。
どこが良いのか素晴らしいのか、掲示板で見えて来なかったので試したかったのです。
他を批判する前にあらゆるところを、見学してみてください。

根石さんのレッスンだって日々進歩、日々改良してる、進行形、完成されたものではないでしょう。こばたまさんは子供に素読はどうかんじてらっしゃるのか、 書く義務があるとおもいますね。

いいたいことを吐き捨てて去る、ポリシーがコロコロ変わるのは、
根石さんの「ののしり言葉」以上に子供に対してよい影響を与えませんよ。




こばたまさんが英語で子育てについてもっと知ってから語れとおっしゃったので
親子英語ブログランキングなどにいってみたりもしています。


こちらの父兄、かあさん方が仰るように「どうか冷静な議論」「実のある議論」になるように
お願いしたく思います。

【13804】
こばたま様のスクール? 投稿者:ひまじん 投稿日: 2009年 5月 1日(金)09時31分49秒

ひまに飽かせて、こばたま検索。これがこばたま様のスクールでしょう。登場されたときから、なんだか素読舎とは相容れないようなのにどうして興味がおあり なのかなと思っていました。

http://freett.com/hamandeggs/index.html

英語教育門外漢ですが、巷の幼児英語教室の典型かなと思いました。

【13805】
なんで英語やるの?なんで英語やらせるの? 投稿者:Jackie 投稿日:2009年 5月 1日(金)09時40分39秒

「なんで英語やるの?」という本がありましたが、

「なんで英語やらせるの」と、乳児〜幼児〜小学校低学年の子に、
英語で子育てー読み聞かせ、語りかけ、掛け流し、英語クラス受講させている親御さんに聞きたいですね・・


「これからの時代英語が必要だから」「国際社会だから」「子供の可能性を広げてあげたい」
どんな言葉がかえってくるのだろう。


こばたまさんは、どうなんでしょうか?答えてくださいませ。


英語なんてできて何ぼ、できなくてもなんてことはないと、私は思います。

しかし中学、高校、大学と英語は必須ですし、だからできないよりできるに越したことはない。しかし現時点、中学高校大学と、卒業したらその場で死んでしま う英語を教えられている。英会話学校しかり・・。中学高校と授業で850時間、そしてその予習復習にも時間を費やすのに・・。ああ、勿体無い。


死なない英語を持たせる、そのことが必要だと私は感じています。
中学英語の範囲の英語の基礎をしっかりと構築すること、いつか種から芽がでるために
その種の力を蓄えることが、礎を築くことが必要。

礎が築ければ、高校へいっても大学へいっても社会にでても役に立ちます。
どうせ英語をやるのなら、やらなければならないのなら、ふわふわしたものでなく、ふんばり力のあるものを。

英語、言葉は使わなければ忘れてしまいます。
磁場でもないところで、幼児に無理やり英語環境をつくっても、ずーっと継続していかなければならない。幼児から英語で語りかけて育て、幼児のときには英語 で答えていたのに、小学校に入学したら、急に英語で話すことも少なくなり、嫌がるようになった・・・
そんなことが書いてある英語子育てブログがいくつかありました。

あたりまえです。子供にとっては、小学校で普通に友達と過ごしていくために、日本語で話し、考え、遊ぶのが優先事項です。「生活言語」なのですから。

だからあまりに早くから子供に英語を無理強いすることは、種に芽をださせ、そして苗にし、そこで枯らすことになります。親はそれじゃもったいないと、「英 語環境を日々与え、英語を強いて」いくこととなります。

そろばんや、水泳、習字やピアノのようなお稽古事ならば、体を動かし覚えさせるー稽古ですから、それを身に着けることはその後の人生を豊かにすることがで きます。
(それでも月曜日はそろばん、火曜日は水泳♪、水曜日はピアノ、木曜日は英語、金曜日英語・・そしてその他学習塾へ〜は急がしすぎる・・あぶはち取ら ず・・そして子供に余裕がなくになってしまうでしょう・・)

英語という言葉に関しては、小さいころ無理を強いてやらせるより、学校で英語が始まる中学生、うーん、ついにお遊びみたいなものとはいえ英語の授業がはじ まってしまった、小学校5年生あたりからだったら、OKなのかなーと感じています。
(もう小学校3年から英語授業がある学校も実は多く、
3、4年後には小学校3年あたりから正式科目になったりして?・・・ふぅー、英語より算数と国語だろうに)

英語で子育ての方は「そんなことはない!英語耳をつくるためには、小さいときに英語を聞かせて、英語で語り聞かせ、英語で読み聞かせして英語耳を作ること が必要なのよ。発音もよくなるし」と思うのだろうなあ。(ちがいますかKさん?)
欧米崇拝思想。


なーんて書きましたが、私も昔はすっかり外国かぶれしてました〜!
鉛筆落として、Oops!とか、どこかにぶつかってOuch!とか・・

そういう外人の雰囲気をまとった、
かぶれたねーちゃんを、英会話学校は、英語の湯気として雇ったのですね。

湯気はすっかり消え、逆に「なんで小さい子の英語やらせるの」と疑問に思ったりする日本人のおばさんとなりました。

おしまい。

【13813】
ひまじんさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 2日(土)00時12分59秒

 私は、こばたまさんがやっている教室を固有名詞で特定することには興味がありませんので、今後もこばたま塾という仮名を使って書こうと思います。
 こばたま塾は、私の語学論にとっては、2〜4歳の子供の「全面的な受動性=能動性」に手を出す幼児英語教室の代名詞です。

【13815】
こばたまさんを待ちながら 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 5月 2日(土)00時34分19秒
私の友達(双方日本人、留学経験なし)も、生まれたばかりの新生児に「英語の歌」を耳元で聞かせていました。なんといっていいのか、赤ちゃんには静かな環 境と大人たちの声がなによりものBGMなんじゃないかと思いつつも、私は友人との絆を大事にしたいがために何もいえませんでした。弱い人間です。(堕罪治 ごっこ)

今、フィンランドメソッドの本を読んでいます。引用ですが、「フィンランドでは、グローバルコミュニケーションの大切さに気づき、それを教育に積極的に取 り入れてきた歴史がある。グローバルコミュニケーションとは、たとえ自分にとっては当たり前のことであっても、しっかりと相手に説明しなければわかっても らえないということを前提としたコミュケーションということ」「実は日本人が一番弱いとされているのが、このグローバルコミュニケーション」だそうです。

グローバル=英語教育と結びつけ、早速ネイティブ講師を増やし英語教育に力を入れはじめた私立大学の変貌をみるにつけがっくりしてしまいますが、真のグ ローバルコミュニケーションたるや、この論理力・説得力・対話力なのではないかと思いました。しっかり相手に伝わるように話す。これは、私にとって永遠の 課題です〜

【13816】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 2日(土)00時53分27秒
 「こばたま塾=遊郭」論は、私は本気で考えているのです。単にある一つの個人塾をおとしめようというつもりはありません。すべての幼児英語教室を串刺し にして批判できる語学論として成り立つと思っています。それを今後書いてみたいと思います。

>頑固親父、こばたまさんに誤ってください。

 もう「誤って」あります。ただしこばたまさんに対してだけです。私は娑婆に対して、「誤る」つもりも「謝る」つもりもありません。

>ののしり文は取り消していただきたく思います。

 この掲示板は日本語磁場と連動する場所ですので、「感覚」や「感情」からものごとが始まってもおかしな場所ではありません。「感覚」や「感情」から始 まって、最後に「理路」「理論」に辿りつければいい場所です。語学とはまるで逆の過程がある場所です。

>傷つけてしまいますし、議論が泊まってしまいます。

 そうですが、こばたまさんには、「語学」をやっている日本人を「傷つけて」いる自覚はないと思っています。そういう人と議論をするつもりは私にはないの です。少しは傷の痛みを知るがいいとは思います。
 Jackie さんが尋ねたことに何もまともには答えない。議論しようじゃないかというこころ意気を、「敵対」だなどと一人決めする。私がしている批判に批判を返す礼儀 というものを持たない。そういう人とは議論などするつもりはありません。伊達や酔狂で「語学論」などと言っているつもりは私にはないのです。

>この掲示板は削除はしない方針だったとおもいますので、言動撤回、謝罪。
よろしくお願いいたします。

 私はどんな記事も削除していません。こばたまさんは何か削除したみたいだと村田君が言っていました。細かく追求するつもりはありません。こばたまさんが 削除する前のタイミングで村田君がログを残してくれてあれば、何が削除されたかはいずれわかるでしょう。
 私はこばたま塾は本当に犯罪を犯していると思っています。
 私が犯罪人に謝る必要はありません。

>(先週のレッスン中に私がよけいなことをしゃべらなければよかったかと思っています)

 そんなことはないですよ。Jackie さんが早かっただけです。私がのろかっただけです。
 Jackie さんは早い分だけ、怒りが全身に回らない。私は、今は酒が回っていますが、遅いだけで怒りも全身に回る体質です。そういう体質なので、体質改善をしない と、このままでいくしか仕方ありません。この体質をとにかくどなたにも否定して欲しくありません。「弱いにせよ、強いにせよ、とにかく俺はここにいる。そ れは強さということだ」。小林秀雄の訳のうろ覚えですから、私による小林訳の誤訳の可能性がありますが、ランボーがそう言っていました。

>私も彼女の言葉と、子供に英語を与えること、磁場でもないのに英語で語りかけたりする英語で子育てを「よいことだ。子供の可能性大を広げる。」としてい ることに違和感を感じたのです。根石さんがおっしゃるように「きれいな言葉をつかってるのに、汚く」感じました。私がこばたまさんに対して敵意をもってる とかんじられたそうですが、私がこばたまさんに対してかんじていたことは、敵意というより違和感・と無神経さへの怒り・、以前にも投稿したとおりのことで す。

 私もそうでした。最初は違和感程度だったのです。(英語磁場を欠く)2〜4歳の子供に手を出していると明記した記事を読んだとき、2〜4歳という文字の ところで、文字をたどっていた目が止まってにらんでおりました。無神経なだけでなく、こばたまは無思想なのです。

>いいたいことを吐き捨てて去る、ポリシーがコロコロ変わるのは、
根石さんの「ののしり言葉」以上に子供に対してよい影響を与えませんよ。

 こばたまさんの息子さんは、英語でサイエンス(笑)の世界に入っているようです。英語磁場を欠く2〜4歳の子供(息子)に手を出してしまえば、遊郭の細 道に入って、「抜けられます」ができなくなってしまうのです。小学6年で英語は「サイエンス」の書物を読む。それは、娑婆があきれるような早熟か狂いです から英検準2級なんかとれてしまいます。そういう子供は、娑婆側で何かが欠けてしまうのです。
 磁場を欠く場所で子供のもっとも柔らかい感覚に手を出したら、ただじゃ済みません。

>こばたまさんが英語で子育てについてもっと知ってから語れとおっしゃったので
親子英語ブログランキングなどにいってみたりもしています。

 私はそういう時間がないので、何かみつけたら教えて下さい。

【13817】
江戸の母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 2日(土)00時59分8秒

 明日(もう今日 だ)、長野新幹線に乗るのに、こんな時間に起きていて大丈夫ですか。

「論理力・説得力・対話力」。こばたま塾にないのは、まさにこれらだと思います。
これらはないが、コレラのような感染源があるだけです。
だから、Jackie さんが訊いていることに正面から答えることができないのです。

【13818】
かなり酒がまわりましたので、最後の記事にします 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 5月 2日(土)01時43分6秒

 遊郭は、思考や思想から始めません。感覚から始めるのです。思考や思想から始めると、「野暮」だとされて笑われるのです。
 遊郭では、いきなり男の逸物に触ることもOKです。とろかしておいてからしっかり握るのもOKです。なにしろ、とにかく、感覚から始めるのです。語学の 正反対が遊郭なのだと考えて間違いないと思っています。
 こばたま塾は、「英語で体験」だか、「英語で体感」だか、「英語で体操」だか知らないが、とにかく、やっていることのすべてに、「体」があるのです。そ して、「語学論」としての身体論のかけらもないのです。つまり、「身(み)=実(じつ)」がないのです。うつろだし、底なしの闇です。

 私のこの嗅覚が狂っているとは、いまだ思いません。

 柴田さんが、「音作り」から始める。私も「音づくり」から始める。
 英語磁場においてなら、「声」であるべきものを「音」にして、客体にしてしまう。つまり、「苗」ではなく、「種」にしてしまう。それは、日本語磁場で英 語をやるのである限り、絶対に必要なことです。

 語学というのは、「客体化=「種」化=冷凍」で始まって、理路を通り、理解し、最後に感覚化する行為です。それで、普通の語学です。とりわけ、SVOシ ンタックスとSOVシンタックスの間では。

 遊郭は生な体を感覚できる場所だ。私の年代では、遊郭の実物は知りませんが、私にはこばたまと違って理論があるので、遊郭が生な体(感覚)を金で買う場 所だという、その感覚はわかるのです。

 遊郭に「いつづけ」ることはできる(こばたま塾にずっと通わせることはできる)。金に困らない商家のボンボンなら。しかし、金に困らない商家のボンボン であろうと、娑婆は遊郭から娑婆に帰ってきたボンボンに、正気になれよと言う。ボンボンが正気になれずに、遊郭で習った感覚のまま娑婆に生きれば、娑婆は まともに相手にしてられないからはじく。そうなれば、ボンボンは遊郭へ逃げ込むようになり、でかい金を使い、親の身上を食いつぶす。つまり、娑婆に立って いた商売一つをつぶすのです。(別に構いませんが。滅びたければ!)

 一般的には、これは、遊郭が悪いのではなく、世間知らずのボンボンが悪いのです。
 ボンボンがその後、どういう末路をたどるのか、それは私はわかりません。

 落語家が遊郭で修行する。それは、虚実のあわいを生きる。あるいは、虚と実を行き来する。それが、言葉の芸に不可欠だからそうする。
 あるいは、一般人(娑婆を生きる人)が遊郭に行ったり帰ってきたりする。落語家ほど心は楽しまないし、忙しくもないが、虚と実の間の行き来であるには違 いない。
 郭言葉(男をとろかす感覚の言葉)と娑婆の言葉(ゼニカネの心配をしたりする理路の言葉)との間の行き来、つまり虚と実の間の行き来をやれるのは、落語 家の才能とまでは言わないまでも、普通の大人である必要があります。

 先日書いたように、子供というのは虚も実も区別がありません。現実もおとぎ話も区別できません。理路はまだできておらず、従って虚も実も同じものです。 いや、実しかない。正真正銘の「野暮」しかないのです。だからあんなにも子供というのは可愛いのです。
 「野暮」しか持たない=実しかない子供に、日本語磁場における英語という虚をもたせる。しかも、感覚を通路に使って、注射するように体に入れる。犯罪 だ。国家が罰しないだけだ。人倫からすれば、あるいは語学論からすれば、犯罪である。

 2〜4歳の子供に英語を「やらせる」のに、「感覚」から? 「体」から!
 ふざけるんじゃねえ。
 どこまで、無神経・無思想なんだ。こばたまは、頭が悪すぎる。

 というような骨子の遊郭論=こばたま塾論を構想しています。

【13819】
根石さんへ 僕の独り言とか 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月 2日(土)02時25分36秒

私A 「幼児英会話教室、、、、今に始まった話じゃないよな。 結構ウブだったね。」

私B 「根石さん、テレビとかニュース観てないんじゃない?」

私C 「たぶんテレビは観てないな。
   チョムスキーとか読んで修行はしてるけど、普段は現実逃避を決め込んでいやがんだぜ、、たぶん。
   テレビ観てたら頭に来ることばかりでパニック状態だよ。」

私D 「Jackieさん、すごいな〜。 常連の貫禄だね。 よく言ってくれたよ。
   根石さん、ああいう強烈な書き込みやめてくんないかな〜。 読んでいてドキドキしちゃうよ。」

私A 「書きたい」って言ってんだから書かせてやれよ。
   気持ちがあふれた時に書いたほうが、
   良いものが書けるって、いつもお前が言ってることじゃん。」

腹黒い私 「俺はつながりたいんだよ。 ひとりでも多くの理解者達と、、。
     根石さんを応援したい「母の会」の人達だって、「素読舎」を他人に紹介するのためらうんじゃないか?
    「良いものだ」と思って広めようと協力してくださっているのに、塾長が悪態ついちゃうからね〜、、。

私A 「いいじゃん攻撃的な批判だって、、どうせそれも「種」なんだろ。
   読み手がどう受け取ろうが、ご自由に、、てわけだよ。
   根石吉久って男の生きてる道なんだから尊重してやれよ!」

腹黒い私 「もっと理解者とつながりたいな〜。 広めたいよ〜。 誰か助けて〜。
        そうだ! 吉さんからお願いしてもらおう。」

私 「え〜〜〜〜っ、、俺に何か言えっていうの〜??!! やだよ〜〜。」・(>_<;)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

根石さんへ

吉です。 …o(;-_-;)oドキドキ

僕は「素読」の理念、、根石吉久を広めたいわけです。(僕の気持ちです)

他人に何かを伝えたい時、攻撃から入ると最初にガードされてしまいます。
伝えたい何かがあるのなら、相手にガードさせてはいけないのです。
ガードされると、、KOにつながる決め手のパンチがなかなか届かないのです。

しかも、キツイ言葉で書くと、ガードするのは敵だけではないんです。

根石さんの理念に呼応できる可能性もつ、、まだ見ぬ未来の理解者達が、
根石吉久と素読の本質に触れるまえにガードしてしまう可能性があります。

相手にガードされると言葉に浸透性がなくなりますね。
本当は良き理解者となれる可能性のある者達までガードをかまえてしまう。
僕は、素読舎さんが受ける、そこのダメージも気にしてしまいます。

私は、「根石さんの理解者になるであろう人達」にも会いたいのです。

熱いハートとクールな頭で、根石節を唱えてください。

もしも、、もしもお願いできるなら。 「こばたま塾」ではなく、
「幼児英会話教室に物申す」みたいなタイトルで書いてもらえると、
一般論として広めやすいです。 (タイトルだけでもいいからさ、、無理かな〜〜)

根石さんを応援しているお母さん達も、「幼児英会話教室に物申す」ならば、
広めやすいんじゃないかと勝手に思っております。

蚊は、自分がウイルスの宿主になっているのかいないのかを知りません。

そこを「お前はウィルスをふりまく危険な存在だ!」と
いきなり言われても、蚊は驚いて逃げていってしまうわけです。
「子供のため」と思っているケースが多いですから、話がややこしくなっています。

自分のどこが危険なのかわかってないのです。
わかっていないのですから、根石さんが怒っている事情もわかりません。
攻撃しても逃げるだけです。 命がおしいですから。
眼目は、読ませて「気づかせる」にあると思っております。宜しくお願いいたします。

・・・・・・・・・
と、、、ここまで書いて投稿しようと思ったら、根石さんの書き込みが、、。
「遊郭論」のアウトラインを読ませてもらいました。 ちょっと安心しました。
でも、、せっかくここまで書いたので投稿しちゃいます。

【13820】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 2日(土)02時41分55秒

深夜にどうもありがとう。
そうですね。
今後は、「こばたま塾」ではなく、「幼児英語教室」とか、そういう言葉でやるほうがいいと思いました。
私は串刺しにしたいのです。それが批評というものだと考えています。
ありがとう。

【13821】
追加。 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 2日(土)02時43分47秒

吉さん

テレビはよく見るというほどじゃありませんが、吉さんと同じくらいは見ていると思います。

【13822】
ゆっくり母さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月 2日(土)08時18分27秒

先輩、ですか...。まあ、ここは大学だから先輩で良いか...。そういえば女子に先輩って呼ばれたこと無いです。後輩はムサい男しかいない。

>「親の加熱現象」については
英語の導入が原因ではなく、もっと奥深いところに原因の存在を感じており、
小手先でどうにかなるものではなかろうと

キーワードは「不安」ですかね。社会学の世界では現状分析は済んでいるようですね。日本特有の地域共同体は崩壊した。日本の国家エリートにはその代替シス テムを構築する知恵も意志もなかった。そこにグローバル化の波でますます社会の流動性が高まった。先行きに対する言い知れぬ不安感。自分を守るのは自分自 身と、せいぜい家族(家族も最近は怪しい)。わが子にしてやれることの一つは良質の教育によって高めてやること。

その気持ちが「教育病」につながるのか、「賢い選択」につながるのか。親の思想が問われるところなのだと思います。

><素読舎の子どもレッスンについて>
○これは「英語」という教科を習わせているものではなく、
どちらかといえば剣道や空手道場の感覚。

その考え方は共有します。素読舎に期待されるものは、単に英語力の向上(のための準備)だけではないのだと思います。ゆっくり母さん流に言えば「師匠」と のつながり、井戸端に書き込まれた江戸の母さん流に言えば、「斜めの関係」。「斜めの関係」というのは、元和田中校長の藤原和博さんの言葉ですね。

でも、やはり素読舎は英語塾ですから、なぜ英語なのか、なぜ素読で英語なのか、については考えなければならないと思っています。

>「させられること」の解毒はむしろ「させないこと」で行うのが効果的

これも共有します。ただし50%です。「させない」と「させる」の線引きは常に恣意的ですので。結局のところ、何に対してどこまで背を向けるのかを選択せ ざるをません。文科省なんて、やることなすことくだらないし、学校でやってることの80〜90%は無駄。では、我が子に積極的不登校を奨励するところまで 「させないこと」を詰めていくのか。一筋縄では正解の出ない、あるいは正解の無い問題と思っています。

><素読という手法について>
○まだ何かを書けるレベルには自分の理解は達していない。

同感です。「素読」という捉え方に魅力を感じているのは確かだし、何がしか掴まえているような気はするのですが。やはり掴まえきれていません。

【13823】
村田さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月 2日(土)08時20分17秒

>わたしは素読舎の概要がわかるようなものができていないということにやっと気付いたのでした。いや、それは知っていたけれど、過去ログのまとめをきちん とやると、そういうものができる、というような考えでした。

教材やそれを使ったレッスンの一部公開、なぜ、教材がそのように構成されているのか、なぜ、そのようなレッスン方法を採るのか、などもわかると説得力が増 すと思います。

吉さんから有益なコメントも入っていますし、期待したいと思います。吉さんが、こばたまさんの事に関連して

>僕は「素読」の理念、、根石吉久を広めたいわけです。

>相手にガードされると言葉に浸透性がなくなりますね。
本当は良き理解者となれる可能性のある者達までガードをかまえてしまう。

と書かれていますが(これは言葉のキツさに関してですが)、同様の事が、情報発信の濃さ、薄さといった点でも言えると思います。

とりあえずパンフレットに目を通してみたいと思って資料請求したら、分厚い「語学論」が送られてきたら途方に暮れるだろう、そんな感じです。

【13824】
江戸の母さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月 2日(土)08時23分10秒

>こんな利権の絡んだ美味しい国の機関がお亡くなりになるわけはないと思っています。地域に力が移るというらくださんの推論も理想ですが、果たして自治体 が地域をまきこむか、またその基盤が、地域にあるのか?この点についても悲観的なんで す。

あまり悲観的に考えると、こちらが病気になってお亡くなりになりそうで。ですので、予想は楽観的に、現実への対応は周到に、で行こうと思っています。

それに、そもそも文科省に限らず、官僚などというものは、私たちが雇っている公僕です。本人達が勘違いしているだけですから、私たちが「この役所、いらね えな」と思ったら無くせば良いだけのことです。断固として無くす。そう考えるのが筋だと思います。

さらに言えば、それだけに、文科省がこうだから、ああだからという方向から(だけ)で論を組み立てる事に私は反対です。それでは、しょせん文科省の作った フレームの中で右往左往しているにすぎませんので。

そこで、子供英語、どうなんでしょうねえ、と皆さんに問いかけていたのですが、問いかけているうちにJackieさんから

>「なんで英語やらせるの」と、乳児〜幼児〜小学校低学年の子に、
英語で子育てー読み聞かせ、語りかけ、掛け流し、英語クラス受講させている親御さんに聞きたいですね・・

と問いかけ返されてしましました。

私は低学年からやらせたわけではありませんし、Jackieさんとしては、素読舎は別扱いなのだとは思います。

しかし、素読舎は別である、と断言する自信は私にはまだありません。ですので、Jackieさんからの問いは私にも発せられていると受け取って、きちんと お答えしたいと思っています。

少し時間が必要だと思っています。

【13825】
貧困。 投稿者:英語嫌い人 投稿日: 2009年 5月 2日(土)22時53分50秒

詩人石川和弘さんの日記の孫引きです。

「境遇に格差が生じたために他の社会集団は無傷だというのに一部の社会集団だけが壁にたたきつけられるようなことが起きないように、社会的保護が不可欠な のです。「持続可能な発展」についてのほとんどの文献が、どんなにすばらしく啓発的な内容であっても、この事実を見過ごしがちなのです。」(アマルティ ア・セン『貧困の克服』集英社新書より)

【13827】
らくださん 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 5月 4日(月)04時44分21秒

>それに、そもそも文科省に限らず、官僚などというものは、私たちが雇っている公僕です。本人達が勘違いしているだけですから、私たちが「この役所、いら ねえな」と思ったら無くせば良いだけのことです。断固として無くす。そう考えるのが筋 だと思います。

「公僕」この言葉を、恥ずかしい話ですが去年知りました。らくださんの強い意志もコメントから読み取ることができましてありがとうございます。私もかなり 同調するところがあります。でも、システムとして機能している社会を個人の意思だけで「なくそう」と思っていてももうすでに機能しその上で生活をしている のですから、かなり実現は難しいとも思います。言いたいこと、伝わりにくいですかね。

「役所」も「文科省」も、なくなってはならない重要な機関だと思います。ただそのシステムが住民や国民の意思を吸い上げるシステムがあるのであるかどうか の点で、正しく機能してるのか?と思います。木が水を吸い上げるのは当然の摂理なのに、人間の作るものは「作為」を感じずにいられません。最近「民主主 義」って流行語だっけ?ってふと思いました。唐突な話題ですみませんが、私は今失望中なんです。

子供に英語をやらせる心境についてですが、うちの場合は特殊かなと思います。公立小学校が「コミュニケーション重視」の英語教育を導入しているからで、そ れがなかったら私は自分が習ってきたように中学からで良いと思ってます。ただ、発音については私が習った時のやり方ではなくて、「徹底的な音づくり」!
文科省も”使える英語”を身につけさせたいのなら、義務教育の時間に導入してもらいたいですね。

とまあ、いろいろありますが、おかげで素読舎にであえてよかったと、感謝しています。

【13836】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 5日(火)23時28分7秒

この掲示板のタイト ルの近くに、「18禁」ていう文字を置いてくれないかな。
だけど、そうすると、「18禁」で検索する小学生が出てくるみたいな、油断だらけのお国柄だからな。
どうすりゃいいんだろう。

【13837】
素読舎をソフトに 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 5日(火)23時35分7秒

なんてできるんかなあ。
私は、汚い言葉だろうがきれいな言葉だろうが、そんなものの間に線は引かない。
認識が馬鹿か利口かの間には線を引いてきたし、私自身がボケるまでは線を引く。

語学というのは、スキルを得ることではない。
語学というのは、認識を得ることではある。
語学をやって、認識を得たなら、それを言葉にすればいい。そうすれば、それでいっぱしの語学論なのだ。俺だって、それをやっただけだ。
ところが、そんな当たり前のことをやる人間が、この馬鹿国家ニッポンにはいない。
お馬鹿さんたちが手に入れたいのは、スキル、スキルの一本槍。馬鹿の一つ覚え。
ひたすら空しい。

【13839】
「すり切れたジーパン」補遺 投稿者:村田 投稿日: 2009年 5月 6日(水)17時33分0秒

先週の日曜日の塾の時の話のメモ。

社会人の塾生の方から出た話。
「reallyっていうのは、リリィって感じに聞こえる。」

根石さんはそれに対してこう言っていました。
「そういうくずれは生活言語の中ではいくらでも起こります。俺はそれを「すり切れたジーパン」と言ってきました。けれども俺たちがやっているのは汎用性の ある言語としての英語の習得です。くずれた音から入っていくと、他の音との関連がわからなくなってしまう。語学としての音は、くずれていない音から始める べきです。ただし、子どもが英語の磁場に入った場合は、くずれのある音から入っても、くずれのない音に至ることができます。大人はそうではない。」
「日本語でも『すり切れたジーパン』はもちろんあって、たとえば土佐弁に『明日は天気がかわるにかわらん』という言い方がありますね(これは塾生の方が高 知出身のため出た例)。古語の『かわるにかあらん』から来ているのだと思いますが、たぶんこの言い方は日本全国探しても高知にしかないでしょう。『かわる にかわらん』から入っても、『かわるにかあらん』には行き着きません。」

「すり切れたジーパン」初出は過去ログ8209です。吉さんも過去ログ10704で言及されてます。

【13840】
暗記をこえて 投稿者:村田 投稿日: 2009年 5月 6日(水)17時51分50秒

8209の根石さんの記事を読み返していて、
>もう覚えたからいい、と思うとそれが語学では落とし穴ですから。
というのを見つけました。

素読舎の方法について人と話している時に、
「でも高校の英語でまるごと1ページ暗記したよ?」
と言われました。

うん、学校では、暗記したらそれで終わりでしょ?
素読舎でやっているのは、まず音づくり。
音づくりで何度も同じ英文を読んでいるうちに、自然と英文も覚えてしまう。
暗記してしまったとしても、それでもさらに何度も何度も繰り返し読む。
そうやって何度も練習した文が、無意識に落ちて、使えるものになるの。

こういう説明をしてみました。

根石さんは一行で書けちゃうんだな。やっぱりすごい。

【13842】
記録 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 8日(金)12時29分38秒

09/05/08
・2、3日前中野Tさん宅に電話。お父さんと話をする。
・新しくレッスンを申し込まれた方がおられるが、枠が埋まっているので、二人で一枠を使う形で受け入れたい。
・二人で一枠の相方として、Tさんの娘さんが最適だと判断した。
・小学生の頃から高校合格まで使っていただいてきている。その間、「語学というものは一人でやるもの」だという話を何度も娘さんにしてきている。
・英語をやる場合の方法に関しては、的はずれなことをやって、へぼ筋に入り込んでしまうひとはたくさんいる。学校のテストや入試に対応するだけなら、それ もひとつのへぼ筋にすぎない。
・娘さんは、「へぼ筋」だけは免れている。こういうことをやる必要があるということは、娘さんはわかっている。しかし、これまで「ひとりになってやる」と いうことを始めてくれてはいない。
・今回、レッスンを申し込まれた方は30代の会社員の方だが、「ひとりになってやる」ということを始めるのにいい刺激になるはずだから、その方と二人で一 枠を使っていただきたい。

・電話を代わり、本人とも話をする。
・これまで何度も言ってきた通り、「語学というのはひとりでやるもの」だと言う。
・二人で一枠はいい刺激になると思うと言う。
・本人は、いやだと言う。
・レッスン代金は半額になる。レッスンの効果が半分になるということはない。いい刺激が得られる。レッスンにとっては何も悪いことはない。いやだというの は、これまで通り、「ひとりになって始めること」を「やらない」でやっていきたいからかと言うと、黙る。

(以上の話をし、一、二日返事を待ってくれと言われたので承知する)

・電話が来ないので、今日正午頃再度電話。お母さんと話をする。
・「相手の方に迷惑になるといけないから」とお母さんが言われたが、レッスンにおいて「迷惑になることは何も生じないと思う」と答える。(そういうことが 起こらないようにと考えて、組み合わせを考えたのである)
・「ひとりでやる」ことについて、「うちの子にはできないかも」と何度も「できない」と言われたので、「できない」のではなく「やらない」のだと言う。
・「一人になること」をやるかやらないかは、私にも親にも決められることではない。本人が決めることである。あくまでも、レッスンのコーチをしてきた私の 意見だが、「できない」ことは絶対にない。今はもうやれば「できる」。一人でやれるようになるための邪魔を取り除くために、レッスンを続けてきたのであ る。もう邪魔はほとんどない。一人でやればいくらでもやれるようになっている。本人が「やらない」だけである。「一人になってやることを始めたほうがい い」とは、私はこれまで何度も繰り返し本人に言ってきてある。しかし、それが始まらない。
・もし、(二人一枠は)「いやだ」という娘さんの考えが変わらないのであれば、ひとまず枠を空けていただきたい。

(以上の話をし、空き枠を一つ作った)

・「ひとまず」について。
・いったんレッスンを離れてもらって、娘さんが考え直し、私のレッスンがどうしても必要なものだと思ったなら、連絡をいただきたいと伝える。

(以下は、T宅の電話では話していないが、掲示板の読者用に書き加える)

・へぼ筋を回避し、邪魔を取り除いた後は、レッスンは「ひとりでやる」ことを脇から支えるペースメーカーになる。語学力のほとんどは、「ひとりでやる」練 習で作るものである。

【13845】
Jackieさん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月 8日(金)22時51分33秒

>「なんで英語やらせるの」と、乳児〜幼児〜小学校低学年の子に、
英語で子育てー読み聞かせ、語りかけ、掛け流し、英語クラス受講させている親御さんに聞きたいですね・・

「これからの時代英語が必要だから」「国際社会だから」「子供の可能性を広げてあげたい」
どんな言葉がかえってくるのだろう。


前回書きましたが、この問いは学校英語・受験英語ではない英語を学ばせている全ての親に向けられて良いものだと思います。

・これからの時代英語が必要だから
・国際社会だから
・子供の可能性を広げてあげたい

これらの問いに元気よくYES!と答える事にためらいを感じ、モラトリアムを決め込んでいましたが、改めて考えてみますと、やはりYESだなと思います。

英語が得意な方と話をすると、「好きだ(った)から」と答えるケースが圧倒的に多いですね。自分が好きで他人にも勧める、我が子にも勧める。ごく自然な事 だと思います。「好きだから」というのは理由としては究極ですね。それ以上、突っ込みようがありません。

私の場合、少なくとも好きだったわけではなく、「楽しいからやってみたら?」と我が子に勧めることは無いわけでして、では理由は何なんだろう、と考えます と、やはり上記の理由が大きいだろうと思います。

将来、英語を使う状況に置かれる、または自ら選択する事を想定するわけです。グローバル化によって、その可能性が以前より高くなっている事は確かだと思い ます。

英語を使う、というのは、最終的には仕事やプライベートで英語を使うということですが、その前に、大学に進学する事を想定した場合、英語で授業を受ける進 路を選択するという可能性もあるかと思います。英語圏への進学、ないし国内でも授業の一部が英語で行われるような大学への進学です。

さて、18歳で英語での高等教育を大きなストレスを感じずに受けられる英語力とは、どの程度のものでしょうか。そして、18歳までに英語をドカンとやる状 況を作ることはできず、中学高校での交換留学など磁場経験もなく、コツコツと「ひとりでやる」のは毎日いいところ1時間、英語に大きな比重をかけても2時 間、そして特別な才能があるわけでもない、と考えた場合、スタートラインはどの辺りに置くのが適当なのか。

そんな事を考えます。

【13846】
Jackie さん 、皆さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 5月 9日(土)02時27分41秒

今日、ももこさんとノンノンご夫妻のレッスンで、ももこさんに、Jackie さんと組になって、二人一枠でやってもらえないかとお話しました。
ももこさんは、三人一組でやるのと、二人一組でやるのとどのくらい違うのかと質問されました。「一人でやる練習」をやってくれれば、大して違いはないこ と。違いはレッスン代金にあることを言い、納得してもらえたように思いました。(→ももこさん 違っていたら書いて下さい。)
私のレッスン枠は、今日首にした生徒の枠が一枠空いています。この枠に、まつさんに入っていただく予定です。まつさんに入っていただくと、再びレッスン枠 が埋まります。

今の状況で、私が私のレッスンをどう考えるかを書きます。
「二人で一枠」を今後のレッスンの標準としていきたいと思っています。
現在は、一人で一枠を使っておられる生徒さんの方が多いですが、レッスンに参加してくれる生徒さんが増えるたびに、なんとか工夫して、「二人一枠(二人で 一組)」を作っていこうと思っています。
この作業で私の収入は一切増えません。
だんだん歳をとってきましたので、生きる時間の中で英語にかかわる時間は、増やしたくないと思っています。今の枠数でやっていきたい。(週に三日レッスン してこなせる枠数です。)

Jackie さんに1万2千円いただいてレッスンを継続していただくのは恐縮だと思ってきました。ももこさんと組んで、6月から6千円で使っていただくことをもくろん だということです。お二方に、ご承知願えたら幸いです。

収入を増やすことなく、ひとまず「二人で一枠」の数を増やしていきたいと考えています。
生徒さんの金額の負担を減らす動きをとりたいと思います。

そのためには、新しい生徒さんがレッスンに参加されることが必要になります。
ひきつづき、回りに声をかけて、私のレッスンを広めていただくことをお願い致します。

二人一枠で生徒全員が使ってくれるようになれば、ひとまず私のレッスンの形態は完成したものと考えたいです。
もしも、その後というものがあれば、長くレッスンを受けて下さっている方々から、三人で一枠の形も作っていきたいと思っています。三人で一枠なら、一人4 千円でレッスンができます。生きているうちに、その形態が作れたなら、私の「電話でレッスン」と「スカイプでレッスン」は成功したものと考えたいと思いま す。

その頃に、私の方法と教材を使ってレッスンする(コーチをやる)ことを考えておられる方は、この掲示板に積極的に参加していただき、語学論を練っていただ くことをお願いしておきます。また、コンデンス状態の私の語学論をほぐして、ソフトなもの(読みやすいもの)にする作業は、コーチをやりたい方々におまか せしようと思います。私自身は、営業活動から少しずつしりぞかせていただきたい。

本当のことを言えば、私は営業活動はいっさいやりたくありません。
村田君を叱る作業も、例えばですが、吉さんにやってもらえたら、と。

英語のじかのレッスンで得られる収入は、私の場合は月額で20万円前後にとどめたいと願っています。

【13847】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 9日(土)02時44分42秒

>やはりYESだなと思います。

御意。
日本語の磁場を滅ぼさないかぎりは、Yes だと思います。

【13848】
英語をいつから始めるか 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月 9日(土)02時59分39秒

を考える以前に、日本語をいつから始めるかではないでしょうか。
この場合の「日本語」は、母語を意味しません。
母語は、すべて口伝えであり、耳と口があれば大丈夫です。2〜4歳までが、子供の一生にとって、母語の時代になります。
私が今日書いている「日本語」は、文字を介する日本語です。目に文字をなじませ始めるときの「日本語」です。(本当は国家の名前で言うのではなく、言語が 生きる磁場における「生活語」と言いたいが、いまだその言い方はなかなか通じないので、ひとまず「日本語」と言っておきます。)

素読に関して私が持ち続けてきたイメージは、祖父が5歳の孫を相手に、素読を施すというものでした。
5歳、あるいは6歳から、漢字混じりの日本語の素読を始めても大丈夫だというのは、私の勘です。実際、江戸時代は、それが行われていた時代です。
その後、アルファベット混じりの素読を始めるのは、早くて小学3、4年。5、6年が学校とのおつきあいの上から最適だと考えています。
皆さんには、2〜4歳から始まる複層を見た上で、何歳から英語を始めるべきかを見定めていただきたいと思っています。

以上は、一般論ではありません。
私の「電話でレッスン」「スカイプでレッスン」についての記事です。
「音づくり」をやり、インプットを継続し、ペースメーカー(独学にとっての女房役)をやれるレッスン以外については何も言う気がありません。ほとんどすべ てでたらめですから。

【13850】
村田君の「暗記を超えて」について 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 5月 9日(土)03時35分54秒

斉藤孝で音読が大ブームになり、今は静かになりました。
学校までが、このブームを無視できず、音読を採用しました。
しかし、学校がやっている音読は、結局、「暗記」に従うものです。
学校が生徒に音読の宿題を出していると Jackie さんが言っていました。
方法が踏まえられなければならないことなのに、音読は子供まかせになっています。
つまり、方法的には学校は放り出しているのです。
ごく少数の子供が、素読的方法をみつけるでしょう。
ほとんどの子供は、相変わらず「暗記」しようとして余計な苦しみを苦しむでしょう。
斉藤がまき散らした「音読」の概念では、けっきょく子供が「暗記」という墓場に入ることを食い止められないのです。

「素読」じゃなきゃ駄目なのに、そこに気づく人はいつも一握りしかいない。

【13851】
根石さん、皆さん 投稿者:ももこ 投稿日: 2009年 5月 9日(土)20時52分13秒

二人と三人のレッス ンの違いはレッスン料による違いだけであるということは納得しました。そしてあくまでレッスンは独学をサポートするものだということもシッカリ胸に刻みま した。
根石さんにご説明を受けて地道に努力しようという思いがより強くなりました。何人でやろうと「一人でやる練習」をしなければ意味がないですもんね。

三人のレッスンだと、自分の番が回ってくるまでの間に娘のオムツを急いで替えていたりしていたので、二人になったらそういうことがないようにオムツなどは シッカリ確認してからレッスンを受けようと思います。また、私の場合一人のレッスンだとなまけてしまうことがわかったので二人以上のレッスン枠に入れるの はとてもありがたいです。お休みしたら申し訳ない(全員そろって5回連続にならないとジャンプできないので)という思いと自分のところでつかえて時間がか かったら申し訳ないという思いが働き、とてもいい状態でレッスンを受け続けることができました。ノンノン母さん・父さんご夫妻のお蔭です。ありがとうござ います。

20時のレッスンとなると確実に授乳しながらのレッスンになると思います。今までなんとかなっていたのでおそらく問題ないと思うのですが、バタバタしてし まったらすみません。(最近末娘は20時就寝のことが多いです。金曜日はなぜか22時に前に一回起きて私に付き合っているようです。末娘は現在7ヶ月で す。)

よろしくお願いします。

【13852】
「暗記を超えて」つながり 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月10日(日)10時33分9秒

根石さん

う〜〜〜〜む。 激しく同意することばかり、、。 ありがとうございます。
根石さんの言葉のシャワー、読んでいてすごい爽やかな気持ちになります。

> 斉藤孝で音読が大ブームになり、今は静かになりました。
> 学校までが、このブームを無視できず、音読を採用しました。

私の子供たちが通う学校でもこの「音読」の宿題がでます。

親の私が「読もうよ」と言ってもやらない娘ですから、
学校から与えられた課題でも「とりあえずやる」という状況を作ってくれている学校に
感謝をしたりもしております。

学校に「暗記」を求められているとはあまり感じていないのですが、
「瞬時の理解」は求められているような気は、なんとな〜〜くいたします。

親の側も「どんなお話が書いてあった?」と、ついつい子供に質問して確認してしまいます。
(私はこれをやり失敗しました。)


> 「素読」じゃなきゃ駄目なのに、そこに気づく人はいつも一握りしかいない。

僕はここにたどり着くのに時間がかかりました。

気づくことができたのも、息子のように、
学校制度の流れからさっさと脱落してくれた者が身近にいたからです。
(そうでなければ、気づけていなかっただろうと思っております。)

子供には「瞬時の理解」を求めてしまう人が多いのだと思います。
そうやって小中高と求められ、訓練されてきましたからね。
根の深くまですりこまれた価値観は、なかなか否定できないです。

僕は「根石さんの方法」を強調すると誤解されてしまうと思っています。
特に「回転読み」ってやつは、多くの指導する側の人間に、
それこそ「暗記を目的とした方法」として使われてしまうような気がいたします。
そこを心配しております。

先に走らせるべきは、素読をベースにやる根石さんの思想と理念、、、だと思っております。


GW中はずっと仕事。 ガラガラの電車を楽しんでいたのですが、
(座れるのはGWとお正月だけ)、ちょっと体調を落としていました。
今日、家の者たちは、田植え体験の1回目、、草むしりなんやらに出かけました。
僕は午後から用事があるので、家でのんびりやってます。

自分の英語も今日はお休みします。

【13853】
村田さん 根石さん  営業つながり 投稿者:吉 投稿日:2009年 5月10日(日)10時58分2秒

> 本当のことを言えば、私は営業活動はいっさいやりたくありません。
> 村田君を叱る作業も、例えばですが、吉さんにやってもらえたら、と。

村田さんも素読舎のお人ですからね〜。
自分で「僕のところの英語教室はいいですよ〜」とやるのは難しいんですよね〜。

僕も素読舎コーチをぜひ名乗りたいのですが、
ハッキリ名乗ってしまうと、口コミの効果が半減しますからね。
このへんは、まだ煙にまいておくのが良いと思っています。

> 吉さんにやってもらえたら、と。

村田さんは根石さんのお弟子さんですから、、、叱る作業?、、は、根石さん以外にできないですよ〜。
気難しい師匠について、村田さんって大変だろうな〜とただただ同情するだけです。

ああ、、僕にできることがありました。
村田さんから師匠に対する不満と愚痴を聞いてあげることならできそうです。

村田さん、、お会いした時は、根石さんを先に酔いつぶして寝かせ、、
二人で話をしましょうね。


<< 18禁 >>
アダルトビデオで、「パケ写で買わせる」というテクニックがあります。
パッケージの女優さんの写真(略してパケ写)の美しさで誘って、DVDを手にとらせてしまうというやつです。
パケ写に誘われて手に取ったら、中身とのギャップにだまされてガッカリするということはよくあります。
(「よくあるそう」なんだそうです、、、ぼ、僕は知らないですよ、、、(;^_^A 、、、、)

本屋にいくとタイトルで手にとらせたい魂胆丸見えの本もたくさん並んでいますね。
例えば英語だと、、「これだけやれば」とか「ネイティブの〜」とか頭につけているやつです。

根石さんの文章は、内容に触れると引き込まれますから、「つかみはオッケ〜」があれば良いと思っています。
このあたりは、落語や漫才にヒントが満載なんですね。
読ませたいと思う人が、ちょっと工夫して、うまく誘ってキッカケだけ読ませてしまえば良いと思っています。 コーチである必要はありませんね。

> また、コンデンス状態の私の語学論をほぐして、ソフトなもの(読みやすいもの)にする作業は、
> コーチをやりたい方々におまかせしようと思います。
> 私自身は、営業活動から少しずつしりぞかせていただきたい。

根石さんがずっと生きてきた道ですからね、、。 変えられないと思っていますよ。
変える必要はないとも思ってはいるのです。 文章も歯ごたえがある方が僕は好きです。
串刺しでもかまわないとも、実は思っているのです。

ただ、、「未来の理解者とのつながり」も、ちょっぴり意識していただきたいと、、、
ま、、これは僕の希望なのですが、、お願いしいたいとも思っています。

【13855】
日本語をいつからはじめるか 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月10日(日)23時11分27秒

>素読に関して私が 持ち続けてきたイメージは、祖父が5歳の孫を相手に、素読を施すとい うもの

根石さんがお孫さんに施している素読は、英語ではなくて日本語ですか?そうであれば、私は勘違いをしていました。

素読って何だ?と考える時に、私は「音」と「意味」とを念頭に置いていたのですが、もう一つ落としてはならない要素に「文字」があることが抜け落ちていま した。子供にとって文字は異物なのですね。文字は知的なものであり、知的なものは異物。この異物と接触させる年齢は大事な問題だと思います。

教育に関心の高い親御さんには、シュタイナー好きが多い傾向にあると思いますが(こばたまさんもシュタイナーに言及していましたね)、シュタイナーは知的 な活動は7歳からとしています。7歳までは子供は夢の中にいるようなものだというわけです。7歳というのは、体の発達でいえば、歯が生え変わる時期に重な ります。

この考え方は西洋的なものだと思います。それが輸入されて義務教育は7歳から始まるわけですが、日本の場合は、伝統的に5歳というのが一つの節目としてあ るように思います。私たちの経験上から言っても、5歳というのは充分に納得できる年齢という気がします。

【13863】
「こばたま塾」のホームページURLについて 投稿者:村田(管理人) 投稿日:2009年 5月13日(水)07時17分6秒

ひまじんさんが5月1日に「こばたま様のスクール?」という記事を投稿をしました。
ここには「こばたま塾」のものらしきホームページのURLが書かれていました。

このほど、こばたまさんから、吉さん経由でこのURLの削除を依頼されました。

「大風呂敷」では原則として、投稿された記事の削除はしません。
例外として、違法サイトへの誘導記事や、語学にまったく関係がないただの宣伝などは削除してきました。

ひまじんさんが書かれた記事は、違法サイトへの誘導ではないし、語学にまったく関係がない記事ではありません。

ホームページというものは、公開を前提としているのですから、そのURLを誰が手に入れ、転載しようと、なんの問題もないと管理人村田は考えます。
こばたまさんが自分のスクールの宣伝をしようと全世界に向けて「公開」したホームページのURLは、その気になれば誰でも手に入れることができるし、また そうでなければ意味がないでしょう。

立派な構えのスクールであるが、その内実は実にお粗末であることを、「大風呂敷」で自らさらけ出したからといって、公開目的で作っているホームページの URLの削除をする理由にはなりません。

「こばたま塾」ホームページのURLは、原則通り、削除致しません。

【13864】
根石さんの素読法について 投稿者:こ ばたま 投稿日:2009年 5月13日(水)09時46分7秒

Jackieさんへ
根石さんの素読法について改善すべき点があるんじゃないかと書きながら具体的に書いてませんでした。
ごめんなさい。私なりに感じたことを書きます。

1 発音指導は口の形を見せながら生徒の口の動きを見ながらするのがよいと思う。
  言葉だけで説明するのには少し無理があると思う。(UDA式はよかったです)
2 根石さんの英語の発音とリズムがあまり良いとは思えなかった。抑揚も弱かった。
  同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました。
3 英語学習の哲学者とよい教師とは違うと思います。

4 どんなことにも王道はなく英語学習も人それぞれに合った方法があると思います。
  他を批判して偏りすぎるのがこの掲示板を見ていて危険だと感じました。

Jackieさんへ、もしなにか疑問等あるようでしたら掲示板ではなく直接メールください。

P.S. ホームページを検索されたのも非常に気持ちが悪いのですが、
  それをうけて犯罪と書かれていることにもびっくりしました。

【13865】
吉さん、皆様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月13日(水)11時31分3秒

現在時間がとれませ ん。鋳物師屋区の協議員会議事録を書き終えたら、こばたまに対応する 予定です。
その際、こばたまというハンドルネームを使用しないという遠慮まで私がする必要はないと考えました。この点について、とりわけ、吉さんのお考えをお聞かせ 願いたくお願いいたします。

【13868】
メールの扱い 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月13日(水)12時22分30秒

こばたまが私に寄越したメールも、本名を明らかにせず、こばたまからのメールとしてこの 掲示板上に一部転載することも致します。
そうしないと、この人間が裏表のある人間であり、裏表を上手に使い分ける人間だということが判然としないからです。

【13869】
村田さん 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月13日(水)22時01分12秒

村田さん

お返事ありがとうございました。

自分としては、これ以上掲示板で波風をたてたくないという思いがあったので、
とりあえずメールで「ご相談」という立場をとったのです。

「削除しません」とメールで連絡をいただけるだけで良かったのですが、、、。

ま、、掲示板に書いちゃったものは仕方ないですね。
ウラオモテのない素読舎さんらしさなんでしょう。
でもわざわざメールにした僕の気持もくんで欲しかったな。

【13870】
こばたま、とは?? 投稿者:馬の骨 投稿日: 2009年 5月13日(水)22時42分28秒

この人は、「自分とは、異質の他人」について、いちども考えた事がない、反社会人だとおもいます。
社会人は、いつでも考えの異なる言葉を発する人たちについて思いを巡らせているものです。大人ということです。たとえ受け入れられない、としても。その対 応についても考えることをやめはしないのです。

ホームページの公開という行為は、賛同者を求めてのことでしょうが、異質な他人の目に曝される事態でもあることに、その考えが及ばない。まるで気が付いて いない。
大人であれば「難物の出現」について、あらかじめ予想するでしょう。
こんなことは、社会でもまれていれば当たり前です。

まあ、しかしながら、社会人とか、大人だとかの、ことばは、もっとも反根石的だろうとはおもいますが。。。(笑)

駄文で失礼。悪しからず。大人に憧れる「馬の骨」でした。

【13871】
根石さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月13日(水)22時47分58秒

> こばたまという ハンドルネームを使用しないという遠慮まで私がする必要はないと考え ました。
> この点について、とりわけ、吉さんのお考えをお聞かせ願いたくお願いいたします。

僕は社会批判として、、、「幼児英会話教育」を串刺しにする時に、「こばたま」を代名詞にするのは、
よくないと考えております。 こばたまさんのハンドルネームと重なるためです。

投稿者である「こばたまさん」と実のある議論をされる場合は別ですね。
こばたまさんは、レッスン参観の感想を書き込まれましたし、
このコメントに反応したい人は僕以外にもいると思います。

根石さん、熱いハートとクールな頭でお願いします。
根石さんの語学論が、根石さんのきわどい表現で誤解されんの、、(僕は)嫌ですよ。
僕は根石さんの英語が日本一だと思ってます。
根石さんの語学論と多くの人がつながって欲しいという思いがあります。  それだけです。
いろいろメンドクサイこと言ってごめんなさい。

【13872】
こばたまさん 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月13日(水)23時17分11秒

>2 根石さんの英 語の発音とリズムがあまり良いとは思えなかった。抑揚も弱かった。

「良いとは思えなかった」について具体的に例等をあげて教えて下さい。どのような発音とリズムが「良い」とお考えになっているのかも拝聴できれば参考にな りますので、お手数ですがよろしくお願い致します。

【13873】
こばたまさんに答えて欲しいこと。掲示板に書いてね。お返事おま ちしています 投稿者:Jackie 投稿日:2009年 5月14日(木)00時19分6秒

なんで英語やるの? なんで英語やらせるの?
投稿者:Jackie 投稿日:2009年 5月 1日(金)09時40分39秒

「なんで英語やるの?」という本がありましたが、

「なんで英語やらせるの」と、乳児〜幼児〜小学校低学年の子に、
英語で子育てー読み聞かせ、語りかけ、掛け流し、英語クラス受講させている親御さんに聞きたいですね・・


「これからの時代英語が必要だから」「国際社会だから」「子供の可能性を広げてあげたい」
どんな言葉がかえってくるのだろう。


こばたまさんは、どうなんでしょうか?答えてくださいませ。


英語なんてできて何ぼ、できなくてもなんてことはないと、私は思います。

しかし中学、高校、大学と英語は必須ですし、だからできないよりできるに越したことはない。しかし現時点、中学高校大学と、卒業したらその場で死んでしま う英語を教えられている。英会話学校しかり・・。中学高校と授業で850時間、そしてその予習復習にも時間を費やすのに・・。ああ、勿体無い。


死なない英語を持たせる、そのことが必要だと私は感じています。
中学英語の範囲の英語の基礎をしっかりと構築すること、いつか種から芽がでるために
その種の力を蓄えることが、礎を築くことが必要。

礎が築ければ、高校へいっても大学へいっても社会にでても役に立ちます。
どうせ英語をやるのなら、やらなければならないのなら、ふわふわしたものでなく、ふんばり力のあるものを。

英語、言葉は使わなければ忘れてしまいます。
磁場でもないところで、幼児に無理やり英語環境をつくっても、ずーっと継続していかなければならない。幼児から英語で語りかけて育て、幼児のときには英語 で答えていたのに、小学校に入学したら、急に英語で話すことも少なくなり、嫌がるようになった・・・
そんなことが書いてある英語子育てブログがいくつかありました。

あたりまえです。子供にとっては、小学校で普通に友達と過ごしていくために、日本語で話し、考え、遊ぶのが優先事項です。「生活言語」なのですから。

だからあまりに早くから子供に英語を無理強いすることは、種に芽をださせ、そして苗にし、そこで枯らすことになります。親はそれじゃもったいないと、「英 語環境を日々与え、英語を強いて」いくこととなります。

そろばんや、水泳、習字やピアノのようなお稽古事ならば、体を動かし覚えさせるー稽古ですから、それを身に着けることはその後の人生を豊かにすることがで きます。
(それでも月曜日はそろばん、火曜日は水泳♪、水曜日はピアノ、木曜日は英語、金曜日英語・・そしてその他学習塾へ〜は急がしすぎる・・あぶはち取ら ず・・そして子供に余裕がなくになってしまうでしょう・・)

英語という言葉に関しては、小さいころ無理を強いてやらせるより、学校で英語が始まる中学生、うーん、ついにお遊びみたいなものとはいえ英語の授業がはじ まってしまった、小学校5年生あたりからだったら、OKなのかなーと感じています。
(もう小学校3年から英語授業がある学校も実は多く、
3,4年後には小学校3年あたりから正式科目になったりして?・・・ふぅー、英語より算数と国語だろうに)

英語で子育ての方は「そんなことはない!英語耳をつくるためには、小さいときに英語を聞かせて、英語で語り聞かせ、英語で読み聞かせして英語耳を作ること が必要なのよ。
発音もよくなるし」と思うのだろうなあ。(ちがいますかKさん?)
欧米崇拝思想。

え?うちは子供に英語を無理強いなんかしてない?って?
「子供が英語好きなんです」「好きで勉強してるんです」って?ホントそれ???

なーんて書きましたが、私も昔はすっかり外国かぶれしてました〜!
鉛筆落として、Oops!とか、どこかにぶつかってOuch!とか・・

そういう外人の雰囲気をまとった、
かぶれたねーちゃんを、英会話学校は、英語の湯気として雇ったのですね。、

湯気はすっかり消え、逆に「なんで小さい子の英語やらせるの」と疑問に思ったりする日本人のおばさんとなりました。

おしまい。

【13874】
ああ思い出した 投稿者:馬の骨 投稿日: 2009年 5月14日(木)00時36分36秒

むかし、根石さんが使ってた「カルチャーばばあ」。
こばたまさん、って、そんな人だな。
そんな人が、カルチャーセンターの教材のように子供に手を出している。
たしかに犯罪的だな。。。
ひでえもんだ。

【13875】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月14日(木)02時12分59秒

>投稿者である「こばたまさん」と実のある議論をされる場合は別ですね。

 昨夜読んだこばたまからのメールに以下のようにあります。

>英語教育に関しての意見の相違について話し合う気はもう
ありませんし、もう掲示板を読む気もしません。

 これは、Date: Mon, 11 May 2009 12:23:05 の日付のメールです。
 今日、私がこの掲示板上で読んだこばたまの記事は、2009年 5月13日(水)09時46分7秒の日付です。

 「もう掲示板を読む気もしません」者が、何か自分について書かれているのではないかと気になって読んで、「意見の相違について話し合う気はもうありませ ん」くせに、村田君の掲示板管理方針を読み、イタチの最後っ屁のように「根石さんの英語の発音とリズムがあまり良いとは思えなかった。抑揚も弱かった。同 じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました。」と、Jackie さん宛てをよそおった。
 私のレッスンをスカイプで参観して、胸が痛んだような人間が、一ヶ月のお試しレッスンを受けてみようと思うなどとメールをよこすかよ。こばたまは確かに そうメールで書いてよこしたのだ。

>大人のレッスンの見学が難しいようであればプライベートで1カ月試し
にレッスンを受けてみたいなと思います。

 このメールは、Date: Thu, 16 Apr 2009 10:37:49 の日付である。
 この時点で、こばたまはゆっくり母さんの息子さんのレッスンを参観してある。
 「同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました」だと。胸が痛むほどの者がどうして「試しに」であれ、私のレッスンを受けよう などと思うことがあるというのだ。自分の言葉を自分の言葉が裏切ることを、何度世間にさらせば気が済むのか、この馬鹿は。

 こばたまはこの掲示板で、英語ネイティヴに「2〜4歳」の子供に話しかけさせると、日本語を覚えるのと同じように英語を覚えるなどと、まるで自分の方法 的手柄であるかのように得々と書き、ほとんど自分の塾の宣伝をした。その時に私は、「2〜4歳」ならそんなことはあたりまえであり、あたりまえだからこ そ、その年齢の者に必然性のない言語で思考することをさせてはならないという意味の批判を書いた。その点については、こばたまはまるで何の反論もできてい ない。そして今度は、「2〜4歳」の子供だけが持つ能力を利用しただけのたぬきのくせして、いたちの最後の臭い屁をこいて、私のレッスンのケチをつけてき た。こんなものを放置する必要はない。

>私の名前を使って反論してもかまいませんが
うちのスクールのページが書いている部分は削除願えないでしょうか。

 やはり昨夜読んだこばたまのメールからの引用です。アホだとしか思えない。「私の名前」というのは、「こばたま」というハンドルネームを言っているので あろう。このいたち女は、いたち女の本名を名指して私が批判していいと言っているのではないのだろう。普通の日本語では、ハンドルネームのことはハンドル ネームと言うのであり、「私の名前」と言えばたいがいは本名のことになってしまうのだ。普段から「私の名前」で書いている私が、余計な心配までして、読み かえてやらなければならない。このいたちは、「普通の日本語」がわからない。人に余計な労を負わせて、ご本人は「蛙のつらにしょんべん」状態を続けるだけ だ。ちょこまかしやがるくせに、とことん鈍いのは、魂胆がたぬきであり、言葉や屁がいたちだからだ。
 「うちのスクールのページが書いている部分」だと。なにが「スクール」かよ。それだけで笑える。笑った後、「スクールのページ」って何のことやらしばら くわからなかった。ああ、ひま人さんが書いた「こばたま塾」のURLのことかとわかるまでしばらく時間がかかった。「書いている」?「うちのスクールの ページ」が何か書く?と一瞬思い、『書いて「ある」部分』と言いたいのかと、また読みかえてやらなければならなかった。こんな日本語を書くようないたち が、英語の「スクール」だとよ。笑わせやがる。

 ホームページというのは、「言いっぱなし」ができる。(掲示板のような相互性はない。)そういうものを自分で公開しておいて、こばたまは自分のホーム ページのURLをこの掲示板上から削除しろと言ってきたのである。どこまでずうずうしいのか。ずうずうしいだけでなく、言っていることがわけがわからない のである。このいたちは「公開」ということがどういうことなのかまるでわかっていないだけでなく、人様が投稿してくださった記事を私が勝手に削除すること などできるわけがないこともわからないのだ。こんな基本がわからなくて、何が英語かよ。
 あのURLは、こばたまが小学校だかへ「外人教師派遣」もやる実業家であることを私に教えてくれたりして、私にも有益だった。たぬきが何を甘ったれたこ とを言っているのか。自分で「公開」しておいて、あらかじめ好意を持つものだけに読まれたいだと?そんな根性だから、いたちの屁も平気でこける。自分の言 葉が自分の言葉をひっくり返してしまうような馬鹿な芸当をいつまで人目にさらせば気が済むのか。

 こばたまも塾で教えている。ただ経営だけやっているわけではない。
 私はこばたまが希望したから私の生徒さんにお願いして、こばたまが参観できる形で、私のレッスンを開いた。こばたまは自分のレッスンを私に聞かれていな いので、一方的にものが言えるところに立っている。こばたまが自分のレッスンを私に開いたことはないのだから、私がこばたまの発音について何も言うことが できない。まったくイーヴンでない一方的な立場から、「根石さんの英語の発音とリズムがあまり良いとは思えなかった」と言う。この野郎、と私が腹を立てた ことに何の不思議もない。何が「是非参観させてください」か。よくも言えたものである。このいたち女は、卑怯な屑だと言う他はないのだ。
 「生の英語信仰」やら、「ネイティヴ信仰」やらを信仰している英語フリークには、このテの腐れ根性がたくさんいるのは知っているが、それにしても無惨な ものである。
 (私の「下手な発音」については自負があるが、それについては稿を改める。感情など余計なものはすべてそぎ落とし、「劇」としてのイントネーションを否 定し、文を凍らせるためだとだけひとまず言っておく。)

 こいつおかしいなと最初に思ったのは、こばたまがレッスンを受けたいと言ったとき、レッスン枠が全部埋まっていたので、私が生徒さん4人にお願いして、 生徒さんの枠内の組み合わせを変えた時だった。レッスン枠が使えるようにしたと掲示板に書いたが、こばたまからは、私が準備したことに対し一言もなかっ た。礼の一言もあっていいところだが、礼を言えと言っているのではない。私が複数の生徒さんと交渉し準備を整えたことを承知したという連絡さえないのであ る。そして、「素読について教えてくれ」だのなんだの質問だけを立て続けに繰り出してきたのだった。過去ログを読むことを自分でやってからならともかく、 やたらといくつも質問を繰り出して人に答えさせようとする。その時も、こいつのつらの皮のぶあつさは並みじゃないと思った。
 人の労を無視するしらばくれと、Jackie さんが論点を提示してもそれに答えないしらばくれは、根が同じものだ。今頃になって、Jackie さん宛てをよそおいやがって。ツラの皮が厚いことに関しては、こばたまには象もかなわない。とびきりだ。とびきり鈍い。
 象以上のツラの皮の厚さと、たぬきのずるさ、いたちの臭さ。たまったもんじゃねえ。

 吉さん、こういう者と「実のある議論」などやる気は私にありません。
 今は、ひたすらののしりたいと思っています。
 今回は、「幼児英会話」一般を串刺しにするのではなく、こばたま一人をののしりたいのです。
 このテの腐れ根性が放置されていていいとは思えません。

【13876】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月14日(木)02時46分3秒

ごめんなさい。
私は我慢することができません。
こんなことを我慢するくらいなら、掲示板もレッスンもやめた方がましだと思います。
なんなら見放して下さい。

【13879】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月14日(木)03時07分18秒

>根石さんがお孫さ んに施している素読は、英語ではなくて日本語ですか?そうであれば、私は勘違いをしていました。

 日本語だけのもやりますが、小学3年生から使えるようにと考えて作った「Pre-ABCD」というのもやっています。この教材は、日本語も全部読みます ので、英語をやっているのか日本語をやっているのか、私にも孫にもよくわかりません。ただ、本当に文字に音をかぶせていくだけであり、孫はアルファベット も漢字もあまり見ようとしませんから、今のところは、音を唱えているだけだといってもいいくらいなものです。そのうちに字も見始めるだろうとゆっくり構え ています。時々、字を見ろと言うことはあります。
 うちの孫は、どうも基本的に勉強めいたことは嫌いなようで、空手の真似をしたり、私に真空跳び膝蹴りをくらわせたりしてげらげら笑っている方が好きで す。しかし、少し我慢して私の実験台になってくれています。
 そのうちに放り出すかもしれません。放り出したら、私はあきらめようと思っています。

>素読って何だ?と考える時に、私は「音」と「意味」とを念頭に置いていたのですが、もう一つ落としてはならない要素に「文字」があることが抜け落ちてい ました。

 文字と子供が出会うときに、もっともおだやかな方法として素読があると思います。
 おっしゃる通りで、文字は子供にとって大人が考えるよりもはるかにずっと異物です。

【13882】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月14日(木)03時34分32秒

>学校に「暗記」を 求められているとはあまり感じていないのですが、
「瞬時の理解」は求められているような気は、なんとな〜〜くいたします。

 学校が宿題に出す「音読」は、子供が「暗記」しようとすることを食い止められないと思います。
 國弘正雄の「只管朗読」の「只管」を理解する子供がそんなにいるとは思えません。
 「暗記」の方が近道のように思ってしまう子供はたくさんいると思います。
 子供まかせにした「音読」が、学校の授業でチェックを受けたりする場合は、「暗記」の浸食を食い止められないと考えています。
 仕上がるのはいつでもいい。仕上がるまで待つというのでなく、「明日までに」とか、「今度の授業までに」という期限を設けたとたんに、「暗記」の浸食が 始まるのではないかと思います。

>特に「回転読み」ってやつは、多くの指導する側の人間に、
それこそ「暗記を目的とした方法」として使われてしまうような気がいたします。

 実際に口を動かして「回転読み」をやるのであれば、身体の動きを必ずともないますから、「暗記を目的とした方法」というのは単なる誤解です。「暗記」と いうのは、頭脳だけでなんとかしようとするやり方ですので、「回転読み」とはまるで違うものです。

【13883】
文字と意味への欲求 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月14日(木)06時53分51秒

>ただ、本当に文字 に音をかぶせていくだけであり、孫はアルファベットも漢字もあまり見 ようとしませんから、今のところは、音を唱えているだけだといってもいいくらいなもの

最も「素読的」な状態ということになるのでしょうか。音・文字・意味の3要素を考える場合、文字も意味も棚上げにして音だけに向き合うというのは、大人に は難しいことのように思います。小学生でも難しいのではないでしょうか。以前、吉さんが2〜3年、音だけを扱っても良い、といった主旨の事を書かれていた かと思いますが、文字や意味への欲求というのは、なかなか強いものがあると感じます。ですので、文字や意味への欲求を排除しようとするのではなく「テキス トを見ていいのだ。意味がスーッと腑に落ちない状態でもいいのだ。それでも音にしていいのだ。それがいいのだ」考える事が、ひとまず私にとって「素読的」 な事だと思っています。

>その年齢の者に必然性のない言語で思考することをさせてはならないという意味の批判

思考させる(=意味の強要)と置き換えて構わないでしょうか?

【13884】
只管 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月14日(木)08時54分17秒

>國弘正雄の「只管 朗読」の「只管」を理解する子供がそんなにいるとは思えません。

そう思います。ですので音読を勧めるケースでも「最低10回は読みましょう」ぐらいの物言いになりがちだと思います。また、大人にだって「只管」の意味が 腑に落ちる事は、そう簡単な事ではないと思います。それがわかったら語学の半分は成功したようなものだと思います。

「只管」より「復習範囲を手放さない」の方がわかりやすいと思います。でも、それも簡単ではありません。潮時というものが素人には見えにくいです。たとえ ば、私の息子は、中1の教科書は暗記できていると思います。むろん、暗記しようと思って暗記したのではなく、レッスン&自己練習の結果として暗記されてい る状態です。それでも、一日に一回、通しで音読するように言ってあります。平行して中2を音読中です。

それで、中1の教科書はどの段階で「卒業」させればいいのか、わかりません。心づもりとしては、中学卒業まで教科書は1〜3年分を常に読み込み、高校に上 がった時点で終了にすれば良いか...と考えているのですが。

本人が、「中一はもう、よくねぇ?」と言ったら卒業でいいか。自主性に任すと言っても、自己申告はあてになりませんし。「復習範囲を手放さない」とは言っ ても限度というものはあるだろうな、と思ってはいます。

【13886】
な〜んだ 投稿者:ゆッくり母 投稿日: 2009年 5月14日(木)18時52分38秒

こばたまさま、お待 ちしておりました。

>根石さんの素読法について改善すべき点があるんじゃないかと書きながら具体的に書いてませんでした。
ごめんなさい。私なりに感じたことを書きます。

これを伺いたかったので、書いてくださってよかったです。ありがとうございます。
こばたまさん、ご指摘の点を私なりに考えてみました。

まず
>1 発音指導は口の形を見せながら生徒の口の動きを見ながらするのがよいと思う。
  言葉だけで説明するのには少し無理があると思う。(UDA式はよかったです)

私は根石さんから大人向けのレッスンを受けています。
かなりできの悪い生徒ですが(汗)。

高校生の頃から発音に対するコンプレックスがあり、ネイティブの先生にさんざんけなされ、タメ息をつかれ・・・
という体験があります。

根石さんにレッスンを受けていて、発音の矯正が少しずつであること(一度に気をつけなければいけないことが多くない)、
口の形をイメージしやすい表現を使っておられること、などが私にはわかりやすいです。
初めの頃はなかなか口の形をイメージどおりにはできませんでした。
だんだんと口の周りの筋トレ?ができてきて、少しずつですが、「できるようになってきたなぁ」という実感があります。

息子はまだ口の周りの筋肉が柔らかいのでしょう、私よりは楽に口を動かしているように感じます。
ただむすこにとって初出の英文は全て人生初の出会いであるわけで、その点で「今先生なんて言ったの???」聞き取れず、
困ってしまうことはあるようです。
大人の私はたとえばplayと書いてあれば
カタカナで「プレイ」という音を思い浮かべてそれを英語の音にすると・・・
ってな感じで検討をつける(多分これはあまりよい作業ではないと思います。
だんだんとerを見ればerの音が浮かぶ、という風にはなりつつあります)。

が・・・徐々にたくましさを増しているのも感じます。
自分でどうすればその音が出るのか、自分の身体を使ってみて工夫している姿があります。

>2 根石さんの英語の発音とリズムがあまり良いとは思えなかった。抑揚も弱かった。
  同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました。

根石さんの発音とリズムについてですが、評論できるほど英語に堪能ではありません。
ただ…CDなどを聞かされるときの「こっぱずかしぃぃぃ」という感覚は根石さんの英語にはありません。
以前レッスンを始めるにあたり、「日本人が話す英語」ということを意識していました。

それは私の定義では「ネイティブと同じ」になることではなく、日本人として、日本語を母国語とする人間が
「外国語として話す英語」です。
大学の時の英語の授業でニュースのインタビューをリスニングする課題がありました。
私に当たったのはオスマン・サンコン氏のインタビューで、氏の英語はブロークンでした。
が、伝わっていましたし、私は非常に好感を持ちました。

もう一つ、私が好感を持っている「英語」体験?があります。
それは小泉八雲を題材にしたドラマで、小泉八雲と奥様の(まだ結婚前の)一場面でした。
後の妻、節子さんに「早く、怪談を聞かせて」と急かす八雲。彼に対して奥様は「だめです。急ぐのはだめ。怪談はゆっくりがよいのです。スローリィ イズ  グッド」のような片言の英語を交えてなだめる。。。そんなシーンでした。
八雲は「I see. ゆっくり、大事、ね」とかなんとか答えていて。。。
いまだにあのシーンは覚えていますね。

根石さんの英語を聞くとそのシーンを思い出す私です。
ですから「ネイティブのような英語」でないことはもとより承知のすけ。
根石さんご自身が再三ご自身の英語に対してそのようにおっしゃっていますしね。
根石さんは看板を偽ってはいらっしゃらないですよ。

また抑揚は抑えてあることがむしろ有難いと思います。
抑揚は自然に生まれるものであって、内容で強調したい部分、伝えたい気持ち、など、
たくさんの要素が生み出すものだと思うのです。
この文だからこの抑揚、ということはありえないでは、と思うのですが。
ただこばたまさんのおっしゃっていることはそういうことではないのかな?
なにか「ワールドスタンダードな基本的な抑揚」みたいなものがあるのかしら?と今ふと思いました。

正直こばたまさんのご指摘を聞いて「な〜んだそんなこと」と逆に安堵した私でした。
途中ですが、時間切れなのでこの辺で。
機会があればまた続きも投稿します。

【13887】
またやった(>_<) 投稿者:ゆっくり母 投稿日:2009年 5月14日(木)19時03分34秒

すみません、また誤 解を招く表現を!
根石さんの英語がブロークンだと思っているわけではありませんm(_ _)m
ワタシモ日本語を勉強しなおします(。・_・。)ノ

【13888】
植民地 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 5月14日(木)19時19分40秒

こばたまさん

白人は偉いですか?
ネイティブはすごいですか?
欧米やネイティブ対する憧れ・・白人崇拝。

垣間見えます。あなたの態度には。
垣間見えます、あなたの英語には。
英語で語りかけ、英語の本を読み聞かせ、英語を掛け流し、外国のDVDをみせ・・
あなたは欧米人になりたいのですね。
息子さんや娘さんにも欧米人のようになってほしいのですね。

植民地?

ま、日本は実際植民地みたいなものですが、それでも日本語があります。
日本語で考える思考能力があります。日本での英語は、そこから生まれます。

【13889】
教師は哲学者たれ 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月14日(木)20時05分15秒

>3 英語学習の哲学者とよい教師とは違うと思います。

逆ではないでしょうか。
教師は良き哲学者であってほしいものです。良く哲学するとは、人間とは何か、を良く考える事なのですから。
語学も例外ではないと思います。指導技術(根石さん流には職人技)もそこから生まれると思います。

【13890】
続き 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 5月14日(木)20時32分19秒

>3 英語学習の哲 学者とよい教師とは違うと思います。
こばたまさんがどのような「よい教師像」をお持ちなのか、非常に興味があります。
ネイティブのように「ぺらぺらしゃべれる子ども」を作ってくれる方のことなのでしょうか?
調教と教育は違うと思っていますが?

私は根石さんは「良い教師」でいらっしゃると感じています。
ただご本人は「教師」より「職人」であろうとされているのかも知れない、とも思いますが。
そのあたりはもう少しお付き合いさせていただかないとわかりません。
私は根石さんが子どもを「調教」をされない方であると思います。
また何度か繰り返しましたが、この日本にあって、多数に埋没せず、個であり続けられる稀なかたと息子を出会わせたいと願いました。

こばたまさんとわたしでは求めているものが違ったのだと思います。
私の求めるものを根石さんはお持ちです。
もちろんそれを求めること自体が是が非か、という議論は無益ではないでしょう。
こばたまさんの提示された問題点は掲示板を読んでいれば全て回答済み、という気がしました。

>4 どんなことにも王道はなく英語学習も人それぞれに合った方法があると思います。
  他を批判して偏りすぎるのがこの掲示板を見ていて危険だと感じました。

こばたまさんは「大多数」「みんな」のようなあいまいさの中に自分を埋没させることをなさいました。
実に「日本人的」でいらっしゃるな、と。
根石さんはそれをなさいません。

この掲示板では繰り返し「日本語を壊さない」方法としての素読について議論されているのですが、
「日本語」が壊れた状態とはどういう状態なのか・・・と考えています。
たとえば文法がめちゃくちゃだったり、呂律がおかしかったり、発音が変だったりすることなのか?
文法はさておき、肉体的な理由で呂律がおかしい、発音が変、という日本人はいらっしゃる。
でもそれは「壊れた日本語」ではないだろう。
文法については「壊れた」といえるかもしれない。
ぺらぺら日本語をしゃべる人間の日本語がまともで、とつとつと語る人の日本語は劣っているのか?否。
日本語という表出がある以前の心性がまともかどうか…
そしてその心性の育ちを英語教育は阻害するのか否か…
そのあたりが私は気になるのです。

なんとなくそういうことを考え続けている今日この頃なのです。
こばたまさんのご意見もいただきたいですね。

あ、そういえばすでに「比べられないもん」とお答えいただいていましたね。失礼しました。

ワタクシごとですが、実はずっとこの掲示板を見ながら、6年生になったら息子にレッスンを受けさせたい、と考えていました。
でも待ちきれなかった。それは私の母としての未熟さです。焦り、不安、そういうものに負けました。
実は2月ごろ…やはり「時期が早かった」、と、反省し、息子に「ごめんなさい、レッスンはまたもう少し大きくなってからにしたい」と謝ったのです。
が・・・「やりたい」と、息子は泣いて言いました。(時期が早かったと思ったのであって、根石さんのレッスンを否定するのではありません、念のため。)

その姿を見て、今は財力が続く限りは、と思っています。
ただし万が一、素読法も「危険」であると感じたら根石さんに罵倒されようともやめさせます。
今のところ、むしろ「なるほどな〜」と感じるようになっています。
が、反対意見も聞き続けたいと願っています。

【13891】
ゆっくり母さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月14日(木)20時58分45秒

こんばんは。

>ワタクシごとですが、実はずっとこの掲示板を見ながら、6年生になったら息子にレッスンを受けさせたい、と考えていました。
でも待ちきれなかった。それは私の母としての未熟さです。焦り、不安、そういうものに負けました。
実は2月ごろ…やはり「時期が早かった」、と、反省し、息子に「ごめんなさい、レッスンはまたもう少し大きくなってからにしたい」と謝ったのです。


私は現代のキーワードは「不安」だと書いたのですが、ゆっくり母さんの「不安」というのは、何に対する不安だったのですか?根石さんが「もう、やってらん ねー」とレッスンをやめてしまうのでは?という不安...ではないですよね。

そして、やっぱり早かった、と反省された理由というのは、どういうことだったのでしょうか。お差し支えない範囲で教えていただければと思います。

【13892】
らくださん 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 5月14日(木)21時26分4秒

こんばんは。
不安、というのは(^^ゞ
ごめんなさい、息子の将来のことに関する不安としかお答えしようがないかな。
いろいろありましてf(^_^)学校にあわない子なんです。
時期が、というのは(*'-')なぜ六年生でなく三年生からだったのか、自分に何度問いかけでも答えられなかったからです。今でもまだ答えはみつかってい ません。
ただレッスンを始めた頃、息子は低学年のころと違い、外の人との出会いを欲していると感じていました。師匠的な存在との出会いがあれば、と^^;
初めの問いへのもう一つの答えでもありますが、そういう出会いを早く、と焦りました。
お返事になっていないかもしれませんが(@_@)

【13893】
根石さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月14日(木)23時31分14秒

> 吉さん ごめん なさい。
> 私は我慢することができません。
> こんなことを我慢するくらいなら、掲示板もレッスンもやめた方がましだと思います。
> なんなら見放して下さい。

根石さんの長所(正直なとこ)も短所(正直すぎなとこ)もすべて認めてますよ。

いろいろ難しいことを言っちゃってごめんなさい。
根石さんの語学論を誤解されたくないという思いからメンドクサイことを言いました。
あと、、根石さんが嫌われるのはかまわないけど、根石さんを紹介している
僕のHPも一緒に嫌われるのは嫌だな〜〜という思いはあります。

> なんなら見放して下さい。

根石吉久という男はとっくに見放してます。
根石さんの語学論は見放せません。

> 吉さん、こういう者と「実のある議論」などやる気は私にありません。

少しでも私や応援している人達のことを気にかけてくださってありがとうございました。


>「実のある議論」などやる気は私にありません。

いえ、、りっぱなものを読ませていただきました。 ありがとうございます。

ですが、、これ以上はエネルギーと時間の無駄だと感じます。
気持ちが落ち着きましたら、今までどおり、
現在(いま)いる生徒さんや未来の生徒さんとの対話に力を注いでくださいね。

ゆっくり母さん良いこと書いてくれてますね〜。 感動!!

【13894】
植民地 2 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 5月15日(金)03時38分30秒

こばたまさん
私もこばたまさんが、書いてくださったコメントが読めて嬉しいです。考え方の違いって、誰でもどこまでも存在すると思います。今持っている自分の日本語能 力を駆使して、他人へ説明して理解しあえて行けるかどうか続けてみたいと思いませんか?

ゆっくり母さん
>日本人として、日本語を母国語とする人間が「外国語として話す英語」

私も、常々故筑紫哲也氏がテレビで、決してペラペラではないですが、とつとつと、しかも日本人の耳に聞き取りやすい発音で話していたのを見て「ああ、 こういうふうにしゃべれればいいな」と思ったのを今でも覚えています。話し方と、そしてその内容の深さも。(あんなの深くないよ〜と反論もあるかもしれま せんが(汗)

Jackieさん
「非西洋語圏件では、機能する「国語」が存在するほうが珍しいのがわかります。西洋列強による植民地支配によって勝手に線引きされた結果、世界にはまず多 言語・他民族国家が多い。しかも支配層は宗主国の言葉を共通語として使っていた。これらの国では、今、自分たちの「国語」を作ろうとしていますが「国語」 の成立とはとても困難なことなんです」

とは、水村美苗のコメントなのですが、日本語がかくも生き延びてきたのは「奇跡的」とも氏は書いていました。私としては特に子供に英語に向かわせる時、ど うしてこれから英語をやるのか?なんのために英語をやるのか?これを(親としても)心してのぞまなくては、「流れ」に飲み込まれて、結局すべてを失い得る ものはなし?なんて、怖さを感じます。

【13895】
おわび 投稿者:ひまじん 投稿日: 2009年 5月15日(金)11時49分23秒

こばたまさま
あなたさまのHPをこの掲示板上に掲載したことで、ご気分を害されたようでしたら誠に申し訳ありませんでした。HPは元来公開されているものですし、こば たまさまの運営されている教室がどんなものなのか知りたくて、「こばたま」で検索すると一発でヒットしました。

なぜ、この掲示板に載せたか?
こばたまさまに、いろんな質問が寄せられていましたが、お答えがありませんでした。わたしは、素読舎とこばたまさまの教室は対極にあるものだと思っており まして、議論の余地もない、議論するだけ無駄だと決め込んでいました。それで「無駄な議論じゃない?」という意味で投稿しました。その後も皆様の真摯なご 質問を拝見し、大変な心得違いをしていたと反省しています。申し訳ありません。

根石さんの発音や抑揚について
 2 根石さんの英語の発音とリズムがあまり良いとは思えなかった。抑揚も弱かった。
  同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました。

こばたまさんはどんな発音・リズム・抑揚なのか是非拝聴したいです。本当に興味津々です。わたしは、ネット上でお聞きした根石さんの英語に感動しました。 そして根石さんの英語をそのように言われる方の英語に非常に興味があります。こばたまさまの英語発音も公開して、根石さんの発音を批評されるほうが説得力 があると思われませんか?

根石さんは、お弟子さんに「通じる音」をトレーニングされているのだと認識しています。根石さんはネイティブの音を出すことにも、トレーニングすることに も執心されておられないと思います。通じる音を意識されていると思います。こばたまさまが、ネイティブと比べて根石さんの音・抑揚などが違うと言われるの であれば、そういう批判は見当違いだと思います。(でも、わたしには根石さんの英語、ネイティブのように聞こえるのですが。)

「同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました。」

この部分を拝見して絶句しました。ここのお母様方はそんなヤワなお母様方ではないと思っています。ことばはやわらかくても、信念をお持ちで理論のしっかり したてごわい方たちです。ここのお母様方の心配などする必要は全くないと確信しています。

【13896】
ゴーストの映像有料ダウンロード 投稿者:ももこ 投稿日:2009年 5月15日(金)17時52分22秒

ゴーストのDVDは 現在アマゾンの中古で1500円くらいから販売されているようです が、ソースネクストからも映画本編に英語学習をサポートするソフトをつけたものが販売されているようです。

以下引用です

■超字幕

<英語学習に特化したプレーヤーで映画を鑑賞できます。>
* 英語のみ、日本語のみ、英語+日本語、字幕なしの4タイプに字幕を切り替え可能
* 上下分割、左右分割の2画面に切り替え可能
* 音声速度の切り替えが可能


<TRY! リスニング>
映画のシーンでリスニング力を試せます。

初級、中級、上級の問題で
レベルに合わせてチャレンジ

<厳選フレーズ 30>
ビジネス、日常で使える生きた英語のフレーズを、脚注付きで理解しながら学べます。
例文

I just want to nose around a bit.
ちょっと気になって

<お気に入り字幕>
字幕一覧や登録したお気に入りのフレーズを分類、管理できます。

引用終わり

URLはこちらです。
http://test.chou-jimaku.com/titles/products/?i=newlineup&temp=index_temp&code=i105530

忘れちゃいそうなので書き込みました。話の流れをきってしまってスミマセン。

【13897】
感激しております 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月15日(金)19時29分32秒

ゆっくり母さん、江 戸の母さん、ひまじんさん、、

感激しております。  今日は早く帰宅してまいりました。
ドキドキしながら大風呂敷を読みました。

みなさんの文章をゆっくり何度か読みかえして、
なぜだか、ありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。

感激しております。
僕の中には、これ以上波風を立てたくないな〜という想いがありました。
しかし、波風がたったおかげで、皆さんの考えと想いに触れることができました。

そういう意味で、村田さんにもありがとうと言わせてください。 (^-^)


> 「無駄な議論じゃない?」という意味で投稿しました。

え〜〜〜〜、、ひまじんさん、、そう言ってくださいよ〜。
ぼくはドキドキしちゃいましたよ〜〜。
ヒートアップするのを愉しみたいだけの人かと思ってました。


> 皆様の真摯なご質問を拝見し、大変な心得違いをしていたと反省しています。

ひまじんさんのこの言葉が僕の胸にも突き刺さりました。

私も考えをあらためたいと思いました。

根石さん、、もう一度謝ります。
いろいろ余計なことを意識させちゃってゴメンなさい。

ゆっくり母さんや江戸の母さんの発言を読んで心強くなりました。
以前は、このお二人のようなクッションがここにはなかったです。

僕ね、、、ゆっくり母さんや江戸の母さんのような考え方を持つお母さん達が、
根石さんのところの英語のコーチになってくれればいいな〜〜〜と、思っているんですよ。

技術は指導できますが、ハートはなかなか変えられないと思っているのです。

根石さんがスカウトするべきは、
私みたいなウラオモテのある腹黒〜〜い詐欺みたいことばかり考えている人間ではなく、
子供の英語について純粋に真剣に考えておられるこのお二人のような人、、

「これでいいのか? これでいいのか?」と子育てで悩みながら、
じっくりと歩み続ける人、、そういう人が英語のコーチをやるのが良いと思っています。

根石さんには、「コーチをスカウトするなら僕ではなく私の家内です!」とは伝えて
ありますが、今日、ゆっくり母さんや江戸の母さんも僕の中では候補となりました。

皆さんの文章を読んで、
自分の陳腐な文章をここに書き込むのが恥ずかしくなってきました。

ももこさん、、さりげな〜く無視しちゃってゴメンね。  (^^ゞ

【13898】
根石さんへ 投稿者:まつ 投稿日: 2009年 5月15日(金)21時02分19秒

先日は1回目のレッ スンありがとうございました。
発音についての3つの助言、とても解りやすかったです。
イメージがスパッと伝わってきました。

それにしても、我ながらとにかく口が動かず開かず
直すところを数え上げればきりがない状態と思います。

今週は帰宅後や日中の移動中に口を動かす練習を繰り返しています。


それから、今回私が受講を希望し、結果としてひとりの生徒さんがお辞めになったこと。
私は私なりにこのことをちゃんと受け止めて、来週以降もレッスンに臨みたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。
【13903】
ゆっくり母さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月15日(金)22時56分32秒

ご回答ありがとうございます。

>なぜ六年生でなく三年生からだったのか、自分に何度問いかけでも答えられなかったからです。今でもまだ答えはみつかっていません。

答えはある程度、結果が出てから見つかるのかもしれませんね。私の場合、小6の息子にレッスン受けさせてみない?と根石さんのお誘いを受けた時、正直「あ いたっ」と思ったものでした。常々「小学生に英語なんて」と思っていましたので。でも、結局は結果オーライなわけでして、今では大正解だったなと思ってい ます。日本語を壊すことなく、英語の土台がしっかり作られていくなら、こんな良いことはないですね。5年生から始めていたとしても、3年生から始めていた としても、正解だったと思った可能性は高い気がします。ゆっくり時間をかけて進むことを考えますと、スタートは早い方が良いのかもしれないと最近考えるよ うになってきました。あとは他の習い事との選択でしょうか。

【13904】
らくださん 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 5月15日(金)23時06分45秒

こんばんは。

>答えはある程度、結果が出てから見つかるのかもしれませんね。私の場合、小6の息子にレッスン受けさせてみない?と根石さんのお誘いを受けた時、正直 「あいたっ」と思ったものでした。常々「小学生に英語なんて」と思っていましたので。でも、結局は結果オーライなわけでして、今では大正解だったなと思っ ています。

それはわかります。6年生は大正解だと私も思います。
ゆっくりなうちの息子なら5年生でも。


>日本語を壊すことなく、英語の土台がしっかり作られていくなら、こんな良いことはないですね。5年生から始めていたとしても、3年生から始めていたとし ても、正解だったと思った可能性は高い気がします。ゆっくり時間をかけて進むことを考えますと、スタートは早い方が良いのかもしれないと最近考えるように なってきました。あとは他の習い事との選択でしょうか。

わからないのですが、ただ3年生は本当に微妙です。
5.6年生とは違いますね。
子供って本当に違う。
個人差も大きい時期です。
見切り発車してしまいました。
ただ根石さんのレッスンにご縁があったことを感謝しているのも本音です。
息子の新たな一面を見ることができました。
でも…もし正解だったと後々思うことができたとしても、やはり危ない橋を渡った、何事もなくてよかった、と胸をなでおろす思いであろう、と予測します。

それかららくださんの素読に関する記事を拝読し、ようやく「素読」のイメージがつかめてきた気がします。。。←遅い!
息子は本当に「音」だけと取っ組みあっている感じです。
一応テキストの今読んでいる部分は暗転?させていますが。
日本語はある程度読んでいる感じはします。
レッスン中席を外します、なんて言っておきながら、
興味津々でやはりちょこっと覗いてしまう母…だめじゃん。

【13906】
らくださん、ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月16日(土)01時37分51秒

>でも、結局は結果オーライなわけでして、今では大正解だったなと思っています。

 ゆっくり母さんの息子さんの場合も、私は結果オーライになると思っています。
 ゆっくり母さんが考えられている通り、小三と小六では、平均的に見てですが、成長の度がかなり違います。やっぱり、小三がアルファベットや難しい漢字に 出会う時の方がきついです。でも、私の教材でやってもらう場合に限定して言いますが、小三でも乗り越えられるように(なんとか)作ってあると思っていま す。
 小三くらいの子供が「Pre-ABCD」をやる場合は、最初の一ヶ月から二ヶ月、子供が大変てこずります。知らない文字ばっかりだから、混乱もします。 文字は子供にとって異物ですから、てこずったり混乱したりするわけですが、でも、この種の異物で子供がおかしくなることはありません。夫婦仲が悪かったり する方が、ずっと子供がおかしくなります。(旦那さんと仲良くしてください。十分仲良くしている場合は、ほどほどにしてください。)
 夫婦仲の影響とくらべたら、文字に対する3年生と6年生の差は単なる差です。六年生の二週間の(比喩としての)知恵熱が、三年生なら一ヶ月か二ヶ月くら い出るかというくらいの差です。
 人間というのは、本能が分裂していますから、副次的本能として「知りたがる」本能があります。この本能は人間が言葉の中に生まれれば言葉に反応して言葉 を獲得する本能から生じる副次的本能です。(多くの場合、食欲の本能の方が根源的だということは、他の動物と変わりませんが。)(こばたまが、この副次的 本能に英語ネイティヴの英語を注射することは、英語磁場を欠く日本では、この観点から犯罪なのです。英語磁場を欠いたら、「生の英語」はいずれ必ず「空っ ぽの英語」と同じものになります。そういう空しさをなぜ子供が味わわなくてはいけないのかということ、そんなことで人から金をとることがどういうことか を、こばたまたぬきは考えていません。たぬきのくせにいたちの屁をこくことができるだけです。)
 私の理解では、ノーム・チョムスキーという人は、言葉に反応する本能のことを「生得的な文法」と言っていると思います。ただ、チョムスキーの理解が届い ていないところは、チョムスキーが欧米シンタックスしか知らないために、「生得的な文法」を言葉で記述しようとしてまったく失敗しているというところにあ ると思っています。(でも、しかし、この失敗により、チョムスキーはコンピュータ言語の世界ではお釈迦様のような人らしいです。そうだったら、チョムス キーがいたから、わたしらはこうやって、コンピュータ言語の上にのっかって、日本語の字を書いていられるのです。アメリカに暮らして、アメリカの政治に違 和を言い続けるこの種の大将は私はみんな好きです。こばたまのような屁のような人間と言葉を交わして、げっそりし、さらに、植えた夏野菜の苗が霜でみんな やられてしまって、しょげて、トム・ウェイツくらいに気が弱くなっていても、ああ、そういえばチョムスキーがいるわ、ブコウスキーがいるわ、ようお前はト ム・ウェイツか、また会ったな、と思えば、ああ、そして、らくださん、吉さん、ゆっくり母さん、江戸の花(火事と喧嘩)じゃなく江戸の母さん、ももこさ ん、ももこさんのおっぱいを口から離して、話して、ももこさんの練習の音に反応してオオゥとか、アアとか母音をくっきりと発音しているももこさんの赤ちゃ んもいる、Jackieさんの腰もすわってきたし、Naima さんの顔も見えるし、ひまじんさんも、英語嫌い人さんも、まつさんもいる。そう思えば気持ちが落ち着きます。(私が漏れているじゃないか、この馬鹿、と根 石にののしりたい人がいたら、(交通費自分持ちで)うちまでののしりに来て下さい。殴りに来て下さい。なんかいる気がするけど誰だかわかんないもん、ボ ク。)

 チョムスキーが、日本語か韓国語かモンゴル語か、何か一つやってくれていたら、世界は変わっていたかもしれないと思う。

>でも、結局は結果オーライなわけでして、今では大正解だったなと思っています。

 これだけの字数の言葉に反応して、こんなにも量を書く俺は、変態であることはもちろんなわけでして、なんなんだろう、さっき、なんか思ったんだ。ああ、 そうそう、天才かも、じゃねえや、天災かも。

【13908】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月16日(土)01時54分20秒

「復習範囲を手離さ ない」について。

 息子さんに、二年の教科書を読んでいる間は、一年の教科書は手離さないようにお伝え下さい。最近、物忘れが激しく、息子さんのレッスンで言い忘れるかも しれませんので。
 三年の教科書を読むようになって、一年の教科書を手放していいかどうか、私が判断するとも伝えていただけると有り難く存じます。

【13911】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月16日(土)02時11分27秒
 息子さんが、私のレッスンをやめないと泣いて言ったというところを読んだとき、目頭が熱くなりました。私には息子がいませんので、今後余生を生きる私の 息子として遠くからつきあっていきたいです。
 あの頃、スカイプの調子が悪く、学校の先生が腹の具合の悪くなった話を息子さんが私にしてくれたとき、私のほうで聞き取れなくて、そのままレッスンをし てしまったことで、息子さんは「ちゃんと話を聞いてくれなかった」と思ったのだったと思います。
 それから、江戸の母さんちの大ちゃんと一緒にレッスンを受けたかったのに、大ちゃんは近所の仲良しさんと一緒にレッスンをするのがいいと私が判断したた めに、息子さんは淋しかったのもあるかと思います。(あのままだと、大ちゃんが全然口を開いてくれなくなると判断し、私の一存で、大ちゃんとチカちゃんと でやってもらうことを決めました。)

 「財力の続く限り」について。
 申し訳ないです。
 一度二度うまくいかなかったとしても、続けて周りに声をかけていただくことをお願いしたいと思っています。非常に難しい作業ですが、「二人一枠」を作っ ていくつもりでいます。一年後くらいに、息子さんと一緒に「二人一枠」ができるだろうと考えているのは、奈良の同じくらいの歳の娘さんですが、新しくレッ スンに参加してくれる生徒が現れないと、「二人一枠」を作っていくことができません。よろしくお願い致します。

【13912】
ももこさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月16日(土)02時37分34秒

「ゴースト」の教材になるものの紹介ありがとうございました。
戸田奈津子さんの訳の方が、スクリーンプレイ出版の本の訳よりは絶対にいいです。
私の自作教材の訳は、すっぴんの語学的訳ですから、じかに英語を理解するために日本語訳を脱ぐ過程については、戸田さんと私とで協力できると思います。
もう少し、教材が安ければとも思いましたが、本とDVDを別々に買うのと比べれば高くはないですね。(本もDVDもブックオフで買うの比べれば高いですけ ど)

 今後ともご協力をお願いします。子育てしながらの余力でお願いします。

 Jackie さんは、赤ちゃんのおしめを取り替えながらのレッスンにつきあってくれる人だと思っています。Jackie さんもうちに遊びにこないかなあと思い始めました。私の周りにはあんまりいい男がいないですが、でももしかして、マッチするかもと思ったら紹介したいで す。今は思い当たりませんけども。

さて、忌野清志郎を聞いて、酒をさらに飲みますので、今日はここまで。

【13913】
Jackie さん 根石さん 投稿者:ももこ 投稿日:2009年 5月16日(土)03時50分16秒
Jackie さんがおしめを替えながらのレッスンに付き合っていただけそうな方だということでほっとしました。最近娘は紐・コード類に興味があり、レッスン中にヘッド セットの取り合いをしています。先日レッスン中に強制的にミュートにされたことやマウスを使って通話を終了されたもあり、突発的なトラブルが発生したらす みません。

時々娘がビニール袋で遊ぶガザガザという音が入るかもしれません^^;

また、台所にパソコンを移動したため、もう少ししたらボールやお鍋を出して遊びだすかもしれません。妙な金属音がし始めたら、「乳児が夜遊びしているな」 と思って多めにみていただければと思います。

素読舎のレッスンでなければ、私のような状況でのレッスンは難しいのでありがたいです。

【13914】
吉さん みなさん 投稿者:村田 投稿日: 2009年 5月16日(土)07時01分18秒

> 僕の中には、これ以上波風を立てたくないな〜という想いがありました。
> しかし、波風がたったおかげで、皆さんの考えと想いに触れることができました。
>
> そういう意味で、村田さんにもありがとうと言わせてください。 (^-^)

根石さんとどうするか、と話した時に、「原則通りだろ」と言われました。
私も「原則通りだよな」、と思っていましたので、あのように書きました。
なにしろ本人が公開してるんだし。
波風は立つなあ、とは思ったのですが、今でも管理人としてはああするほか
ないと思っています。
実は「メールで相談」という吉さんの気持ちもわかるので、
「吉さん、ごめん」と思いながら投稿しました。

でも、以前だったらえらい荒れようになったかもしれませんが、荒れずに
すぐれた議論の方に向かっていったのは、吉さんをはじめ、投稿された方々
のおかげです。吉さん、Naimaさん、馬の骨さん、Jackieさん、らくださん、
ゆっくり母さん、ひまじんさん、江戸の母さん、ありがとうございます。

みなさんの思いをがっちり受け止められる過去ログ倉庫作りをしていきたい
と思います。

【13915】
根石さん 投稿者:村田 投稿日: 2009年 5月16日(土)07時03分1秒

今週の空手につい て、書こうと思っていたことがあります。

浜田さんのお師匠さんにあたる方がおっしゃっていたという
「片足がなくなったら片足がなくなったなりの空手、両腕が
なくなったらなくなったなりの空手を自分は考えていく」
という言葉、これが心に残りました。
空手の言葉は語学に通じることがたくさんあると思うのですが、
この言葉がどのように通じていくのかはよくわかりません。
一生続けていく、ということはわかるけれど。
でも、この言葉には勇気が出てきました。

【13917】
卵女 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月16日(土)09時24分0秒

>Naima さんの顔も見えるし

ここ数年実のある議論も出来なくて、私、すっかり日和ってしまったなぁ、と自己嫌悪に陥っているところです。結局かけ声ばかりで根石さんのご期待に添うこ とも出来なくて。有機農法か....(これもまた使い古した「突っ込み」で... 焼きが回ったなぁ...)

日和見主義者を fence-sitter とも言うんだそうです。塀の上に座って傍観しているってことでしょう。ハンプティ・ダンプティみたいです。そのせいか、最近、身体までハンプティ・ダンプ ティになって来ました。

こばたまさんのこと、「議論しているひまがあったらインプットした方がいい」というような彼女の発言があった時、あ、これは素読舎とはまったく噛み合ない 人だな、と思いました。まるで物見遊山のような授業参観といい、過去ログを読まぬままでの質問攻めといい、技法グラウンドのつまみ食いといい、根石さんが 荒れるのは当然のことと思いました。彼女のホームページ公開についても、私も問題はないと思いました。もし味方にだけ見せたいなら、閲覧は承認制にするな と何なと方法もあるわけですし。

「そんな偉そうに言うんやったら、どんな教室か見てやるわ」とけんか腰で素読舎の授業見学に乗り込んだのは、もう6年も7年も前のことですが、授業前の根 石さんと奥様の「仕込み」の激しさには頭が下がりました。文字通り「寝食を忘れて」の仕込みです。それが生徒達にも伝わっているのか、やんちゃ盛りの中高 生でも、「お願いします」「ありがとうございました」と頭をさげています。しつけの指導されている様子でもなく、皆自然に頭が下がっているようでありまし た。口の悪い柄の悪いおっさんにしか見えない根石さんに対してです。このふたつの光景を目の当たりにして、「参りました」と心の中で思ったものです。日帰 りのつもりが結局2泊させて頂いたと思います。

もしこばたまさんが、根石さんの真摯さの片鱗でも感じられて、そして彼女自身も彼女なりに真摯に英語指導法について取り組んでおられるなら、またこの掲示 板でご意見を拝聴したいと思います。

皆さん、たらたらしたコメントでごめんなさい。

【13918】
吉さん 投稿者:ひまじん 投稿日: 2009年 5月16日(土)10時29分7秒

吉さん

え〜〜〜〜、、ひまじんさん、、そう言ってくださいよ〜。
ぼくはドキドキしちゃいましたよ〜〜。

そうかー。あのときは、そこまで書こうか迷ったのですが、それは読み手の判断することだと思いました。もともと言葉足らずの傾向もありますので、ドキドキ させてごめんなさい。


ヒートアップするのを愉しみたいだけの人かと思ってました。

アワワ・・・私がそんなワルに見えますか・・・アワワ・・・ 私は根が淡白で、感覚人間で議論できないタチ。すぐに投げやりになって「そんな議論ムダム ダ」と考えてしまいがち。その性格がでてしまいました。

吉さん、素読舎へのカムバック喜んでいます。吉さんも根石さんんも、人間的にすばらしい方たちなのになんでこうなったのかなと心配していました。

以下はわたしの感情の爆発。

「同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました」

まだ、これを読んでどうにもこうにも気持ちが治まらないでいます。こんなに腹が立つのはわたしだけ?こんな不遜な言いがかりに我慢ならない。ここのお母様 方をそのへんの教育ママと一緒にしないでほしい。このことばをそのままこばたまスクールのお子様・お母様方に捧げたい。いま、むちゃくちゃ感情的になって ますので、この部分には、反応しないでください。

【13919】
反応します 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月16日(土)12時10分30秒

ひまじんさん、こんにちは。

>>「同じようにマネしているお子さんと信じているお母さんに胸が痛みました」

>まだ、これを読んでどうにもこうにも気持ちが治まらないでいます。こんなに腹が立つのはわたしだけ?

吉さんには「反応」をご遠慮いただくこととして、私から反応させてください。

ひまじんさんは先日

>わたしは、ネット上でお聞きした根石さんの英語に感動しました。

>でも、わたしには根石さんの英語、ネイティブのように聞こえるのですが。

と書かれていました。私には根石さんの発音がどんなにすばらしいものなのか判断する力がありませんし、よって感動する事もできません。しかし、それは事の 本質ではないと思っています。

根石さんが常々おっしゃっている事は、マネする事など簡単にできるものではないし、マネすれば良くなるというものでもない、という事だと思います。マネす れば良いというのであれば、CDのネイティブ音で事足りる。しかし、そうは問屋が下ろさない。そういう事だと思います。この一点において、私は根石さんと 平行線をたどり続けています。

私は語学書の出版にたずさわっておりますので、CDのネイティブ音のマネでは限界がある、と強調される根石さんの論に対して、簡単に首を縦に振るわけには いきません。それは私のこだわりです。

しかし、根石さんのおっしゃる事の本質はつかまえているつもりです。立場が異なるだけです。こばたまさんは、そこのところを理解していらっしゃらないのだ と思います。理解するのは簡単ではないかもしれませんし、こばたまさんにも、これまで築いて来られたものがあるでしょうから、それを捨て去る事も簡単では ないでしょう。

根石さんの本領はコーチングにあると思っています。素読のキモを私は大きく2つの柱として捉えています。

一つは音、意味、文字の関係とその扱い方。もうひとつが口伝という要素です。語学書において口伝は成立しませんので、私の関心は第一の柱に偏っています。 江戸時代の寺子屋にはCDなど無かったわけですので、媒介音を常に参照できるという、口伝が含む要素の一部は、CDによる独習にも入り込んでいると考える ことはできるかもしれません。しかし、口伝の圧倒的な本質は、相手の状態を掴んで無理の無い範囲で修正を繰り返す、という事にあるのだと思っています。

レッスンでないと限界がある、と根石さんが強調されるゆえんです。イチローと同じバッティングができないとイチローのコーチは務まらないということになる と、世界中にコーチはほとんど存在しない、という事になってしまう。コーチングについて良く言われる、そういう事が語学における音づくりのコーチにも言え るのだと思います。

【13920】
反応に反応させてください 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 5月16日(土)18時11分4秒

>根石さん

ありがとうございます。
それでは夫とほどほどに仲良くいたします。

>私には息子がいませんので、今後余生を生きる私の息子として遠くからつきあっていきたいです。
江戸の母さんが長野に行かれたと伺って、い〜な〜、とうらやましく思っています。
私たちもいつかお邪魔したいです。

>ひまじんさん、
お褒めいただいた「こちらのお母様方」の中に私も入れていただけるのかと、ありがたくおもうものの、実はまだ理論などもっておりません。
ただいま「理論」の入り口を探してうろちょろしております。

そんな私もちょっと反応してよろしいでしょうか?ひまじんさんに直接、というより、らくださんの反応にまた反応ということで。

以前数年間学習塾で中学生の英語を担当していました。
そのころもちろんありきたりに教科書の内容をネイティブが読んでいる「CD」を使っていました。
はじめ私の下手な発音を流すより、いきなりCDをまねしたほうが良かろう、と考えて、CDを聞かせ、まねをさせることをしました。
でも…生徒たちはただただ困惑…今思えばそりゃそうだと思うのですが、そのころは「?」と思いました。教科書が読めない状態でははじまらない…。
仕方がないので私がカタカナ英語でCDのあとに教科書を読むようにしました。すると生徒たちは声を出します。
声を出して、またCDを聞かせると今度は多少CDの発音を真似ることができるようになりました。
もちろんこんなの「英語」といえるようなものではなく、本当に定期テスト対策程度のことです。

>根石さんが常々おっしゃっている事は、マネする事など簡単にできるものではないし、マネすれば良くなるというものでもない、という事だと思います。マネ すれば良いというのであれば、CDのネイティブ音で事足りる。しかし、そうは問屋が下ろさない。

この部分を拝見して、あのころの中学生たちの困惑した顔を思い出しました。

私が思うに、特に初学者であればいきなりネイティブの発音を聞かされて「まねをしろ」といわれても「コオロギの鳴き声を正確にまねなさい」とか「鈴虫の声 をだしなさい」といわれているようなものなのではなかろうかと。
まだ何年か英語に触れた高校生くらいであれば[play」→「プレイ」とある程度カタカナ予測を立てて聞くことができるので、それをネイティブ風にまねら れる子もいるだろうと思います。

またレッスンを実際に受けていて感じるのですが、一瞬般若の音、といわれて、形はイメージできてもなかなかその通りの形で音を出せません。
ですがそのイメージに持っていけるように音を出す練習をしているうち、だんだんとその形・音に近づいてきているような…気がしています。
英語を勉強している、というより…たとえていうなら高いレの音までしか出せないコーラス部員が、ファの音を目指して腹筋を鍛えたり、のどの使い方を練習し たり、口のあけ方、音の反響の仕方などを教えてもらいつつ練習している感じです。

何を言いたいかというと・・・・
1:いきなりネイティブの発音をまねするのはトランペットにフルートの音を出せといわれたような衝撃がある、きがする。
見た目外人さんも自分も人間なんで、できるはずなのにわけわかんない、と、苦手感がつのる。

→根石さんの発音は日本語の発音と英語の発音・・・平行して走っている二つのレールをつなぐものであるように感じる。
日本人にもネイティブにもストレスなく聞ける音なのだろうとも思っています。

2:>相手の状態を掴んで無理の無い範囲で修正を繰り返す、という事にあるのだと思っています。
これは大きいと思います。
英語の音ができるのに時間がかかっても良いんだと、レッスンを受けて私は初めてわかりました。
高校の時にため息ついたネイティブ教師はそんなこと教えてくれなかったですしね。
この形を目指して筋トレしていくんだな、と、やっとわかりましたです。

それからコバタマさんご指摘の点…
>1 発音指導は口の形を見せながら生徒の口の動きを見ながらするのがよいと思う。
  言葉だけで説明するのには少し無理があると思う。(UDA式はよかったです)

これについてずっと考えていたのですが、
確かに目に見せたら早いとは思います。
が、それまでに「一瞬般若」や「歯医者のあ」「狭い音」など、「音の名前」とイメージを脳に刻み込み、実際に音を出そうと四苦八苦した後のほうがよいので はなかろうか、と今日の時点で思いました。

「音の名前」は特に大事な要素なんだとも。
これは発音記号につながる…というか、表記すれば発音記号で、発音記号の名前といえばいいのかなぁ。
これがあると自学するときに、自力で音を起こせます。

唐突に息子の話ですが、先日私が自分のテキストを練習していたとき…、
何度も何度も「一瞬般若」と「歯医者のあ」の使い分けを練習していたんですが…
「なに?」というので「マーク グリーンバーグ アンド ラリィ ホワイト アカウントのマークのマのアが歯医者で、ラリィのらのアが一瞬般若なんだけど ね〜」、と言いました。カタカナで書いたのはバリバリにカタカナで発音したからです。
すると息子はマークとラリィをそれぞれ使い分けて発音した…しようとしました。
これって、結構よくね?、と、ナウく(死語じゃん)つぶやいた母でした。

あいまいに「この音葉こんな感じで出す」といきなり見せられるよりは苦労したあとのほうが「ああ!」となるんじゃなかろうか。
で、UDA式のテキストを使わない場合、それは本人が生の英語に出会って合点がいくのだろうと。
かつその音を出すための筋肉などの準備はレッスンでできている→ああ!あの音はこう出すのか!
ってことになるんじゃないか、と。

これは希望的観測でしょうか?

ああ、途中になりましたが、時間切れ。
子供の英語の話しについてもう少し書きたいことがあります。
またきます。

【13921】
反応の反応にちょと反応 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月17日(日)01時52分44秒

>私が思うに、特に初学者であればいきなりネイティブの発音を聞かされて「まねをしろ」といわれても「コオロギの鳴き声を正確にまねなさい」とか「鈴虫の 声をだしなさい」といわれているようなものなのではなかろうかと。

爆笑。うまいこと言いはりますね。ほんまですね。もしネイティブ・スピーカーの発音を聞いただけで模倣し再現できるなら、英語圏に移民している人達や、駐 在社員、留学生などは、皆、「ネイティブ』スピーカー並みの発音が出来るはずですが、そんなことはありませんね。中途半端なことを言うと、また根石さんに どやされそうですが、最低限を示すとしたら「英語が英語として聴こえる発音」であればいいのではないか。"cat"が"cut"にならない、"rice" が"Lice"にならない、"fur"が"far"にならない発音を目指せばいいのではないかと思ってますが..

そもそもこばたまさんの言われる「いい発音」ってどういうもんなんでしょう。何を基準にされているのか、お聞きしたいと思っていたのですが、回答は期待で きないようです。

音がてきと〜でグズグズの人の英語は聞きづらく、耳障りでイライラします。それがかっこいいと思っている節あったりして、ネイティブ・スピーカー気取りで ぺらぺらやられると逃げ出したくなります。それよりも誠実で丹精な発音が心地良い。根石さんの英語はそういう英語でしょう。

私ももともと発音が悪い方ではなかったんですが(自分で言うか...)、根石さんの指導を受けてからめきめき良くなったようです。英文の朗読も変わった。 聞き易くなりました。英語圏で生まれ育った人間の英語のように聴こえてはなかったでしょうが、話す内容だけが気になる英語とでも言うか... それは10年来師事していたアメリカ人の講師がそう言ったのです。

どう書いたらいいのか...ん〜〜、ま、そんなとこです。

【13922】
最低限の発音? 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月17日(日)06時31分49秒

久々の投稿なので、読み返しては編集し、編集しては読み返し...

求められる最低限の発音、これがまた難しい。英会話の先生や通訳者やガイドやらの中でも、これがきっちり出来ている人は少ない。母音も難しいけれど、pや らhも難しい。

ひさびさに徹夜しました。今から寝ます。

【13923】
おはようございます A(^^;; 投稿者:Naima 投稿日:2009年 5月17日(日)07時58分0秒

「英語が英語として 聴こえる発音」という表現も不適切か... うとうとしかけていたのに目が覚めました。

寝られません。

【13924】
初心者の弁 投稿者:ゆっくり母 投稿日: 2009年 5月17日(日)08時53分14秒

Naimaさま、反 応してくださってありがとうございます。光栄です。
吉さんもNaimaさんも、もちろん村田さんも、
山の下から「コレからこの山に登ってみようか、でもしんどうそうだよな〜、だけどおもしろそうでもあるしどうしようか」なんて悩んでいる私からみると、
もうとっくにその山をいただき近くまで登られて、その景色をこれから上ろうとしているものに伝えてくださっている感じで、仰ぎ見ても今いらっしゃるのがど こなのか…想像もつかないです。

超初心者の「あ〜、これ、あの人の紀行文に出てきた例の花だよ!」ってな大仰な騒ぎ、耳障りかとは思いますが、なにぶんご容赦を。

湯上り卵肌に悪影響かもしれませんが、足跡をどんどん残していただけると嬉しいです。

【13925】
反応求む 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月17日(日)09時33分11秒

ここ1年ほどの大風呂敷は「父母の会」会員による状況報告、それに対する根石さん、村田さんのコメント、レッスン生ではないサポーターの皆さんのコメン ト、そういったものが多かったと思います。それはそれで良かったと思います。

しかし、過去ログを読んでいますと、一抹の物足りなさを感じていたのも正直なところです。昨日、仕事の関係で「和訳先渡し」について調べていました。ネッ トで検索していると、素読舎の過去ログがヒットしました。そこからしばし過去ログ渉猟。

Naimaさんはもちろんのこと、sbさん、ミッフィーさん、浜谷さん...柴田さんと、英語のエキスパートがガンガンご登場されてレベルの高い議論をさ れています。根石さんと一触即発になるような場面もあり、相変わらずだなあ...と。しかし、明らかに、今回のこばたまさんを巡る沸騰とは質の異なるもの であることは確かでした。

>私ももともと発音が悪い方ではなかったんですが(自分で言うか...)、根石さんの指導を受けてからめきめき良くなったようです。英文の朗読も変わっ た。聞き易くなりました。英語圏で生まれ育った人間の英語のように聴こえてはなかったでしょうが、話す内容だけが気になる英語とでも言うか... それは10年来師事していたアメリカ人の講師がそう言ったのです。

こんな情報が本当に必要なのです。Naimaさんありがとうございます。非常に参考になります。

そして「もともと悪い方ではなかった」発音は、どうやって身につけられたのかな...なんていうことも興味があります。

それと吉さんですね。吉さんは、素読舎のゴツゴツした言論空間の中で、その魅惑的な文章が貴重であり、子育てに心を砕く熱く優しいお父さんとしての魅力も あるわけですが、私にはなんと言っても、磁場帰りでありつつ素読舎を最大限に評価されている点が興味深いのです。別に磁場帰り=反素読舎などと思っている わけではありませんが、現実に留学をご経験されているという点です。

ですので、吉さんに、磁場に渡られる前にご自身の英語がどういう状態にあったのか、磁場で何が起こったのか、そして、そのようなご経験を経て

>僕は根石さんの英語が日本一だと思ってます。

とお考えになる理由は何なのか。そういったことを差し支えない範囲でお書きいただけたら、と願っております。

ちなみに、私は吉さんが根石さんの回転読み(=技法グラウンド)という手法に対して、誤解を招くのでは?という懸念を示されたことに違和感を持っておりま す。と言いますのは、この回転読み(回転聞きもふくめて)こそ、素読舎の方法論の非常にユニークな要素の一つと感じているからです。

吉さんが、素読舎を広めたいとお考えで、それゆえ「穏やかに穏やかに」「心得違いをしている人も敵にせずに包摂して」「暗記重視と誤解されないように」と 配慮されるのは分かるのですが、素読舎のキモとなる要素については、第三者の英語エキスパートとして補強するような(異論でも良いのですが)議論を展開し ていただければと思っております。

今、それができるのは吉さんとNaimaさんぐらいなのではないかと思っております。

【13926】
反応 投稿者:ひまじん 投稿日: 2009年 5月17日(日)10時35分35秒

らくださんの、いつもながらの冷静沈着・理路整然としたご反応に、感情丸出しの私は穴があったら入りたい気分です。こんなわたしにまで、反応していただき 恐縮しております。

私には根石さんの発音がどんなにすばらしいものなのか判断する力がありませんし、よって感動する事もできません。

そう言われると困ってしまいます。私も判断する能力なんてありません。判断するというより、私の感じたことです。

しかし、それは事の本質ではないと思っています。

それは同感です。根石さんもおっしゃられていたと思いますが、お弟子さんのなかには根石さんよりいい音を出す方がおられると。あくまでも根石さんの本領は コーチングにあるのだと認識しています。

根石さんが常々おっしゃっている事は、マネする事など簡単にできるものではないし、マネすれば良くなるというものでもない、という事だと思います。マネす れば良いというのであれば、CDのネイティブ音で事足りる。しかし、そうは問屋が下ろさない。そういう事だと思います。この一点において、私は根石さんと 平行線をたどり続けています。

私は素読についてはまだ全く理解ができていないので、発音についてしか感想を言えません。CDをマネるのは、大多数の人にとって至難のわざだと思います。 ネイティブに習ったからといってネイティブ音を獲得できるわけでもありません。多くの場合、ネイティブは生徒の音が違うと感じると、何度か正しい音を出し てくれますが、音の出し方は指導できません。音の出し方がわからないと音を出せませんから、そんなことを繰り返していても音は出せないと思っています。

口伝についてのご記述ありがとうございます。

しかし、口伝の圧倒的な本質は、相手の状態を掴んで無理の無い範囲で修正を繰り返す、という事にあるのだと思っています。

なるほど。素読舎の核ですね。素読について掲示板を読み返してみたいと思っています。

【13927】
ゆっくり母さん 投稿者:ひまじん 投稿日: 2009年 5月17日(日)11時33分7秒

「こちらのお母様方」の中に私も入れていただけるのかと、

ゆっくり母さんは急先鋒だと・・・。ははは。

→根石さんの発音は日本語の発音と英語の発音・・・平行して走っている二つのレールをつなぐものであるように感じる。

いやー、すごい表現力。わかる気がします。ネイティブじゃない限り、母語の発音が根底にありそれをどう英語音に変えていくかということになるのかなと思い ます。

>1 発音指導は口の形を見せながら生徒の口の動きを見ながらするのがよいと思う。
  言葉だけで説明するのには少し無理があると思う。

これについてずっと考えていたのですが、

わたしもこれについて考えていました。口の外観を見て理解できる場合もあるかと思いますが、口腔内までは見るわけにいかないわけで。やはり説明に頼らない といけない部分が多いのではないかと思います。

わたしは、一瞬般若より口角を上げるという説明のほうがピンときましたので説明派かなと思いました。これは個人差があるのかなとも思います。

【13928】
ひまじんさん 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月17日(日)11時44分45秒

そもそもネイティブ・スピーカーの音が必要なのか、という問題ですよね。必要ならば、どこの音をスタンダートするのか、という問題も起きてくるでしょう し。

私は、地道に学んで獲得した心地のよい音がいい、としか表現できないんですが...そこに日本語の香りや味わいが加わるともっと素敵。日本文化を勉強した りしている学生が、「私、古典がとても好きなんです」ではなく、「私は古典がたいへん好きなのです」と教科書のモデル文をきっちりとした丁寧な発音で言っ たりするのを聞くと、いいなぁ〜〜、と思います。映画「アルマゲドン」で、松田聖子が"I wanna go shoppin'" と叫ぶあの英語が一番嫌い。(関係ないか...)

吉さんにしばらくお手合わせ願ったことがありますが、僭越ながら、磁場におられた方にありがちな嫌な崩れやチャラチャラしたところがなく、こなれていなが ら「誠実で丹精な」発音で、目標にしたいと思いました。感じのいい英語なんです。

お昼時に起き出して、お昼ご飯の用意もせずにまた書いてます。たはっ

【13930】
波紋と水鏡 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月17日(日)22時22分24秒

今週末は、大風呂敷のことを忘れて、平和な週末を過ごせました。
みなさん、ありがとうございました。

で、、戻ってきたらすごい書き込み、、。 どこから反応しよう。

> 吉さんが、素読舎を広めたいとお考えで、それゆえ「穏やかに穏やかに」
>「心得違いをしている人も敵にせずに包摂して」
>「暗記重視と誤解されないように」と配慮されるのは分かるのですが、

広めたいという理由だけではなかったのです。 それだけではないのです。
実は、私の中に、児童を虐待してしまうような部分がいると思っているのですよ。
「部分がいた」と過去形にしてもいいかもしれませんが、息子が幼かった頃には絶対いたと思っています。

子供、とくに息子を授かっていなかったら、
素読舎とまったく逆の道を歩んでいた可能性が私の中にはありました。
家内は「それはないと思う」と言いますが、それはわかりません。
ですから僕は、相手をグサリといきなりやることに躊躇するんです。

そういう意味でも、いきなりガツンとやる根石さんの暴言を素直に許してはいけないという思いはあります。
ただ、根石さんは実名公開ですからね。
リアルに背中をグサリとやられる覚悟が本人にはあるので(ギリギリ)許せるという感じです。

しつこくてもうしわけありませんが、
今回の事で、僕が感じた想いを記録として残させてください。

一石投じられ、、、そこから波紋が広がりましたね。
根石さんが、「お前なんか!お前なんか!チクショウ!チクショウ!」と
やんちゃ坊主のように石を池に放り込みました。

それにより傷ついた人もいました。
僕は当事者ではなかったですが、語気にあてられドキドキしました。

しかし、波がたったおかげで、それぞれの気持ちが揺り動かされ、想いが刺激されました。
みなさんの想いにふれることができました。
その結果、根石さんの「つながり」を意識された発言まで読むことができました。
これはうれしかったです。

波がたつのも悪くないのだと、私は思いました。
先を心配しすぎて策略家をきどるのは、もうやめようと思います。

しかし、僕は「水鏡(みずかがみ)」も好きなんですよ。

自分の顔を水鏡に映しだすためには、波紋は邪魔となります。
波を静める必要があるんですね、、、、水にうつる自分自身を見つめるには、、、。

波紋も水鏡も好き。

これは僕の気持ちですが、皆さんに見せておきます。 (^ー^)ノ
他の皆さんにも返事をしないといけないけど、今日はちょっと休みます。
明日、仕事で早いので、、、では、、。

【13931】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)22時54分57秒

>ただ、根石さんは 実名公開ですからね。
リアルに背中をグサリとやられる覚悟が本人にはあるので(ギリギリ)許せるという感じです。

 塾を終えて、千曲川に鯉を釣りに行き朝を迎えるという数年間を過ごしたことがあります。
 昼間、午後3時までぐっすり寝るのです。
 そのころにそういう覚悟はしましたね。

>それにより傷ついた人もいました。

 こばたまたぬきの傷とと私の傷を比べて欲しくない。

>みなさんの想いにふれることができました。

 今回吉さんが知ったことは、批評というものの機能です。
 私は聖書は読みませんのでどういう文脈で使われている言葉かよくわかりませんが、聖書の言葉で「地の塩」と訳された言葉があります。

 批評とは地の塩のことです。
 地ってのは、わかるですよね?

【13933】
皆様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時06分13秒

グサッとやるのと、ガツンとやるのは違います。
こばたまさんは、自分のホームページから、地図を削ったり、住所を削ったり、自分の写真を削ったりしているが、なんでそんなことをやるのかわかりません。
私はガツンとやっただけです。
アホかと思います。

【13934】
ひまじんさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時07分46秒

私も Yahoo で「こばたま」で検索したら、一発みつかりました。
「公開」ってことがわからないおばちゃんは困りますね。

【13935】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時11分51秒
>必要ならば、どこの音をスタンダートするのか、という問題も起きてくるでしょうし。

 私はこういうふうに考えたことがありません。
 必要ならば、どこの音を媒介の対象にするのかと考えてきました。
 タイにも行き、ネパールにも行き、インドにも行きましたが、さてと思いました。
 媒介の対象はオーベーでいいんじゃねえかと思います。
 媒介するだけです。コピーになんかなる気はねえ。
 俺はこばたまじゃねえ。

【13936】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時13分57秒

>映画「アルマゲドン」で、松田聖子が"I wanna go shoppin'" と叫ぶあの英語が一番嫌い。

御意。
【13937】
返信1: 反応求む  投稿者:吉  投稿日: 2009年 5月17日(日)23時18分32秒

らくださんへ
寝ようと思ったけど、「反応求む」とありましたので、もうちょっと。
とりあえずの返答ということで、らくださん。

> それと吉さんですね。

ぎくっ、、( ̄□ ̄;)

> 私にはなんと言っても、磁場帰りでありつつ素読舎を最大限に評価されている点が興味深いのです。

僕も興味津々です。 今度自分に聞いてみますね。  (;^_^A

>> 僕は根石さんの英語が日本一だと思ってます。
> とお考えになる理由は何なのか。

あ〜〜〜、、、あの時の発言は「頭に血がのぼった誰かさん」を
なだめるためのリップサービスだったのですよ。 やだな〜。  ヾ(-_-;) オイオイ...

> そういったことを差し支えない範囲でお書きいただけたら、と願っております。

根石さんにも先月「俺のどこに惚れたの」って聞かれたような気がするな〜。
わかりました。 書いていきますので、ちょっとゆっくりやらせてくださいね。
自分のHPの学習障害の話題も「続きが読みたい」と言われています。

本職も40代になってから責任が増えて、ちょっと忙しい。
週末はゆっくり頭を休めたいのですよ。
普段の仕事では、上司に手柄をとらせながら、自分の評価も下げず、、
どうやって楽に仕事をしようかと、、そんなことばかりに頭を使っています(笑)。

素読舎さんの英語のすごいところは、英語は一生もの(一生やりつづけるもの)と言っておきながら、
レッスンを受けている学習者に恐怖を感じさせないところだと思っています。

そして、根石さんの「種を持たせる」という言葉。

『持たせるだけ』、、、「蒔いちゃったら芽がでちゃうから」、、だって、、。 アハハハ。
ここまではっきりイメージしている人を他に知っていますか?  ここがすごいんですよ。
そして、ここを読める人がいったい何人いるのかなと思います。 多くはないと思っています。

> この回転読み(回転聞きもふくめて)こそ、
> 素読舎の方法論の非常にユニークな要素の一つと感じているからです。

そう。 そうなんです。 僕もそう思います。
しかし、「種を持たせる」をきちんと読めない人が、どんどん芽をださせる手段として
子どもたちに回転読みをさせてはいけないと(僕は)思っているのです。
幼児英会話教室で回転読みを導入されたらどうすんの? 「あまいぜジジイ」と僕は言いたい。

「種を持たせる」、、、この言葉を理解してくださる人を増やさなければ、、、。


> 吉さんは、素読舎のゴツゴツした言論空間の中で、その魅惑的な文章が貴重であり、、、

「魅惑的」と言われたのは、うれしいです。  ありがとうございます。

根石さんが言っている難しいことを、簡単な言葉で表現するのって、結構むずかしいんですよね〜。
自分がすんごい理解していないと、平易な言葉になるまで噛み砕けないんですよ。 ダハハ、、。

そう言えばらくださんには、下のようなコメントをいただいたのでした。
僕がここに戻ってきた初日です。

> 吉さんのブログ同様、軽妙でおもしろい書き込み、期待しています。
> 「いや、この掲示板はブログとは違ったタッチで行きたいんだ」とお考えなら無理にとは申しません(笑)。

ここに書き込む時、自分のHPでも使えそうな「下書き」を意識してます。
ですから、スタイルはあんまり変わらないと思いますが、どうですか?
僕のHPがここ最近更新されてないのは、ここに書き込まなくなったからなんですよ、、、、実は、、。

内緒ですが、根石さんのような文章にあこがれているのです。
大好きですあの文章。 「馬鹿論」とか大好きです。 僕はあのように書けません。

(´0`)ゞファー もう寝ます。

らくださんの今日の質問をメモして、ボチボチと書いてまいりますね。
自然に湧き出てきた「書きたい!」って欲求に身をまかせないと、
自分の気持ちとか考えを書くのあんまり上手じゃないんですよ〜。

【13938】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時23分8秒

>幼児英会話教室で回転読みを導入されたらどうすんの? 「あまいぜジジイ」と僕は言い たい。

 それは日本人がやるんですか、ネイティヴ英語話者がやるんですか?
 語学論が甘いぜ、あにい。

【13939】
ゆっくり母さん、ひまじんさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2009年 5月17日(日)23時42分12秒

>根石さんの発音は 日本語の発音と英語の発音・・・平行して走っている二つのレールをつなぐものであるように感じる。

 ありがとうございます。私の発音は「つなぐもの」です。
 昔、村田君に言って聞かせたのは、船頭の仕事についてでした。

 こちら岸がある。
 あちら岸がある。
 その間に川が流れている。
 けっこう深いし、流れもきつい。

 CD聞いて真似しろと指示すれば、浅瀬で自己流をやるか、流されて死ぬくらいがせきのやま。
 二つ目の単語の th は、舌を(君の住んでるところではベロって言うか? 言うなら舌じゃなくベロだけど、ベロでも舌でもいいけど)上の歯にくっつけて、ひっこめてこすりなが ら出す。あ、そうそう。そんで「ザ」みたいに聞こえる音を言うときに、口の両端をきゅっとつりあげてみな。ああ、それが that だ。ううん、ちょっと待て、この ar は ir や er や ur と同じだよ、唇を狭く、ベロをは上の方に触らせないで言ってみな。いいね。それは、ううん、どっちにも聞こえるな、日本語の「ア」だからな。アクセントの ある「ar」は、顎を下げればいい。アクセントがあれば、口の中の息の通りが全然邪魔されないように、下の歯に舌をくっつけたまま顎を下げればいい。
 てなことを、レッスンで言っていますが、言葉でこういうふうに言うほうが、こばたまが賛美したUda式よりもずっとわかりやすい。だけど、絶対にこばた まには教えてやんない。

【13940】
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時46分43秒

>「英語が英語とし て聴こえる発音」

 「英語ネイティヴの御仁にとって、英語として受け取れる発音」でよろしくはないでしょうかな。
 必要なものは「媒介」。

【13941】
根石さん 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月17日(日)23時47分50秒

>媒介するだけで す。コピーになんかなる気はねえ

御意。

【13946】
根石さんと村田さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月18日(月)22時17分2秒

根石さんへ

>それにより傷ついた人もいました。
>こばたまたぬきの傷と私の傷を比べて欲しくない。

ごめんなさい。
「ジジイ」と連呼したことでそこまで根石さんを傷つけると思っていませんでした。
(*_ _)人 ゴメンナサイ

> 批評とは地の塩のことです。

なははは、、、そうですか、、「ののしり」ではないと知って安心しました。

『批評とは地の塩のことです。』 、、、う〜〜む、、、む、、むずかしい。

ネットで引用部分を探してみました。

・・・・・・・
聖書 マタイによる福音書5章13

あなたがたは地の塩である。
だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。
もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
・・・・・・・

塩に塩気がなくなれば・・(略)・・もはや、何の役にも立たず、、、か。

ようするに、しょっぱくなかったら塩ではないってことですかね。
根石さんの批評は、とびきり辛口なわけですね (苦笑)。
「地の塩」、、これについてもうちょっと考えます。



村田さんへ

そうそう、、これを伝えておきたかったのでした。
旬なうちに投稿させてください。

「うぉい! それを言ったらだめじゃん。 ここを読んでいる人、沢山いるんだぜ!
生徒さんも逃げちゃうじゃん。 相手も傷つくじゃん。 ○○さんに謝れよ!」

Jackieさんがこれに近い「つっこみ」を根石さんにしてくださいましたね。
僕はこのJackieさんの発言を読んだ時、「つながりを残してくれた」と思ったのですよ。
(未来の素読舎とつながる人達のことです、、念のため、、KBTMさんのことではないですよ)
Jackieさんでなければ、僕がやっていました。

爆笑問題の太田光がテレビできわどいことを言えるのも、
相方である田中裕二の「おい、そこでそれ言ってどうすんだよ」というツッコミがあるからですね。
(あのネタは太田光が考えているそうです。)

根石さんが暴走した時、村田さんが素読舎の未来を考えて「つっこみ」をやってくださると、
僕も安心して、自由に「語学上の串刺し」ができるのですが、
これを村田さんに求めるのは酷かな〜。 (酷だよね〜。 やらなくていいです〜。)

ま、、僕も「根石さんの発言はほっとけ」とも思うようにはなりましたが、、・・・(  ̄3 ̄)〜♪

でもね、、村田さん、、あの時のJackieさんの「つっこみ」が、
『素読舎』にとって、どれほどの価値があるか丁寧に読んでくださいね。
真剣な想いがなければ、あれは書けないですよ。 Jackieさんに心で感謝してね。

> 「吉さんごめん」
このように思ってくださった村田さんですから、僕が書いている意味が伝わると思っています。
根石さんに言っても、「ツッコムは、男が女にするもんです」という返事が戻ってくると思います。

「言いたい事を書く」と「伝えるために書く」は、スタイルが違いますね。

僕は伝えるために書いているのに、根石さんには「吉さんも言いたいことを書け!」と、
このように求められているような気がして弱ります。  (このよくばり!!)

爆笑問題いいですよ。 彼らの話には「伝える」のヒント満載です。  大好きです。
笑いながら「すげ〜」とうなってます。

【13947】
根石さんに隙あり。 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 5月18日(月)23時38分44秒

吉さんが仰る、
>しかし、「種を持たせる」をきちんと読めない人が、どんどん芽をださせる手段として
子どもたちに回転読みをさせてはいけないと(僕は)思っているのです。
幼児英会話教室で回転読みを導入されたらどうすんの? 「あまいぜジジイ」と僕は言いたい

根石さん
>>幼児英会話教室で回転読みを導入されたらどうすんの? 「あまいぜジジイ」と僕は言いたい。

 それは日本人がやるんですか、ネイティヴ英語話者がやるんですか?
 語学論が甘いぜ、あにい。


吉さんに一票。英語熱に浮かされたママさんたちが回転読みを子供に導入〜しちゃいそう。これ、理念間違うと危険でしょ。

By the way,
このところ大風呂敷の掲示板のカウンターの回転が増してます。
どういう方がきてらっしゃるのかなあーと、
Romしてらっしゃる方、足跡感想なり投稿していただけたらなあと思います。
新しい風を吹き込んでくださいな〜。


By the way・・,
そういえば、浜谷さんも恋人ファンさんもSBさんも、boysome228さんミッフィーさんも、素読ファンパクパクさんも、他たくさんの皆皆様どうして らっしゃるのか。柴田さん4月にいらしたけど・・。たまには書いてくださいな。

この間までいらした、根石さんと言論の違いで決別してしまったmatsuさんは今どこに?
見ていらしたらもどってきてくださいな〜!。

みなさんお忙しいかと存じますがたまには書いてくださいな。

頑固爺にかかっていきませう。


と書きつつも、確かにここは、書き出すとアリ地獄のような・・

私も何年ここにいるのやら・・。

みーんな卒業しちゃって、自分は何年も留年してるような気持ち。
目指せ脱!大風呂敷?

【13948】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月18日(月)23時44分45秒

 多分、吉さんはお前のウイスキーはいいウイスキーだが水で割れと言っているのだと思います。

 私は、書き言葉を水で割るのはいやです。
 酔っぱらって、アルコール混じりにすることは毎晩していますが、酔っぱらってでも、書き言葉を水で割ることはやりたくないと思いながら書いています。

 どうしてハンドルネームで書いてくる相手に対して、言葉を水で割らなくてはならないのでしょうか。ここは、書き言葉という磁場です。私が、静岡まで出か けていって、こばたま塾になぐりこみをかけ、Hさんにならった棒術で棒を振り回しながら、あしざまにののしったのならともかく、書き言葉の磁場に書き言葉 を対置しただけです。あの程度の文章は、文学の批評を読まれたことがあれば、そこいらにごろごろとあるものだとおわかりになります。やくざの出入りみたい に、誰も生身でなぐりこみをやるわけではない。どうにも腹に据えかねるとき、書き言葉でとことん相手の肺腑をえぐることはあたりまえのことなんです。書き 言葉のごく普通の機能の一つです。私はもっとも大事な機能の一つだと思っています。
 「地の塩」については、聖書でどんな文脈で使われているのかは知らないとお断りした通りです。私にはこの「地の塩」という言葉で十分であり、いい言葉だ と思っています。

 いかにもこばたま塾です。生活言語(生の言葉)と批評の書き言葉の区別すらできない。だから、私があしざまにののしると、自分のホームページから、地図 や自分の顔写真などを削除しているのです。ここの区別ができないから、2〜4歳の年齢の子供に英語を注射するようなことが平気でできるのです。

 吉さんをこばたまなんぞと同類だと思いたくはありませんが、書き言葉の天地というものを非常に狭くとらえておられるとは思います。

【13949】
英語力の維持 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月19日(火)00時15分39秒

この連休に天橋立に行きました。早朝、宿の温泉で外国人宿泊客と2人っきりになったもんで、だま〜って湯船に浸かってるのもなんだと思い、「にっ」と笑い かけて「英語でだいじょうぶ?」と聞いてみたんです。イタリア人でしたが、流暢な英語でした。ところが、3年前に電話レッスンと、吉さんとの「茶の本』読 みを辞めて以来、英語とはとんとご無沙汰だったせいで、私の英語はばりばりに錆び付いてしまっていたのでした。ところどころドイツ語が混ざってしまった り...

外国語というのは、なんて言うか、インフルエンザ・ビールスみたいなもんで、外国語学習を始めると、母国語という免疫機能が働き、ビールスと熾烈な戦いを 始めます。ドイツで自宅での日本語生活と、一歩外へ出た時のドイツ語生活の狭間で、チック症状が出て難儀したことがありますが、ドイツ語磁場にいてさえこ れですから、母国語の抵抗力というのはものすごいものがあると思いました。

その抵抗に必死で逆らって血尿の出る思いで獲得したはずの英語が、温泉の湯で錆び付いてしまうんですから...

あ〜あ、

です。

【13950】
英語力の維持パート2 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月19日(火)00時22分35秒

Jackieさん が、大風呂敷のカウンターがめまぐるしく動いているとおっしゃってますが、もしかしたらどこかで回転読みについて小耳にはさんだ方達が来ておられるのかも 知れません。

吉さんと「茶の本」をやってた頃に、私のブログに書いた文があります。蔵出しします。何かの参考になるでしょうか。

_________________________________
「英語力の維持」2006年11月

なんて、維持すべき英語力があんのかっ、と突っ込みが入るかもしれないなぁ。

ともあれ、英語力の維持の為に、暇さえあればやっていることがある。音読と素読だ。これには伴走してくれる人がいて、毎週定期的にチェックしてもらう。3 年ほど続いているのではないか...

毎週月曜日は、素読舎の根石氏のコーチで 映画ゴーストのシナリオ読み。このシナリオは、あと数ページを残すのみとなった。どれくらい読んだかという と...どの役者の代役でも出来るくらい読んだ。ここは「詠む」が正しいのか...代役するにあたっての問題があるとすれば、私のルックス... とてもデミ・ムーアの代役は無理。言うまでもないわ。

毎週木曜日は、素読舎の吉さんと岡倉天心の「茶の本」を読む。コーチ役と生徒役を交代で読み、イントネーションや発音などチェックし合う。こっちは課外活 動。この「茶の本」を素読するのが非常に楽しい。面白くって仕方がない。

素読というのは面白い。音読は意味のわかっている文を、繰り返し声を出して読むことだが、素読は「経読み」に近い。最初は意味などおかまいなし。音だけを 追求して読む。暗記とは違う。暗誦でもない。ただただ声に出して読むうちに、覚えるともなく覚えてしまい、ちょっとしたきっかけに口をついて出てくる様に なる。

そんなことして何になるんだ、と思う人もいるだろうが、それがこの古式ゆかしい日本の学習法の奥義なのだ。ちょっと大層?

繰り返し繰り返し繰り返し声に出して読んでいると、自分の身体と意識が別々に作動しはじめるのがわかる。幽体離脱状態だ。テキストの難易度によって、「幽 体離脱」しはじめる回数は違う。数回読むだけで離脱する時もあれば、何百回目の時もある。

目は字を追っているようであるが、ちらっ、っとセンテンスの頭を見るだけで、本についた染みだとか走り書きを見ていたり、猫の相手をしてやったりしてい る。その間、口は勝手に動いている。通い慣れた道を通って通い慣れた場所へ行くような感じ。立ち止まるべきところで立ち止まり、除けるべき障害物は除け、 行くべき所には行き、間違いなく戻って来るような。

この状態になると、脳が勝手に情報処理し始めるようで、"Aha!" 体験が起こり始める。長く複雑な構造の文章と文法知識が突然スパークする。作者のいわんとしている所が、ストンと腑に落ちる。文法解析とか意味を意識して 読んでいるわけではないのに、素読を続けるうちにジワジワと浸透しはじめる。当然文頭から順番に理解するので、結果的には速読の訓練にもなっている。

わからない箇所にとらわれて、戻り読みすることもない。解らないところは、捨て置く。素読を続けるうちに、わかるようになる。どうしても調べなければ全体 が理解できないとういような、のっぴきならないキーワードなどもあぶり出されてくる。素読は読解力を上げたい学習者にも強力なメソッドだ。

映画のシナリオだと、短いセンテンスの会話がほとんどであり、場面も頻繁に変わるので、素読の醍醐味がわかりにくいが、「茶の本」のような思想書(?)は 素読の効果がじわ〜っと効いてくる。

【13951】
英語力の維持 追記 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月19日(火)00時33分47秒

皆さん、素読について理解が不十分であったり、間違っていたらご指摘お願い致します。m (__)m

ドイツに住んでいた頃、ドイツ語での回転読みの成果を、大風呂敷の読者の方々にご報告したいと思っていました。言いわけになりますが、その頃磁器上絵付け の勉強に心を奪われてしまい、語学学習とはどうしても両立できなくなってしまったのです。どちらも集中力とたゆまぬ練習を強いられるもので、絵付けしなが ら語学、語学しながら絵付けというわけには行きませんでした。

自分でドイツ語学習の様子を書き貯めておいて、こちらに順次投稿しようと思っていたのですが、それも叶わず、挫折したことの悔しさ、自分の不甲斐なさに苛 まされていました。せっかくお手合わせ頂いた吉さんにも、ほんとに申し訳ないことになってしまいました。

すみません。

【13953】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月19日(火)00時54分2秒

吉さん>>>幼児英会話教室で回転読みを導入されたらどうすんの? 「あまいぜジジイ」と僕は言いたい。

根石>>それは日本人がやるんですか、ネイティヴ英語話者がやるんですか?
 語学論が甘いぜ、あにい。

Jackieさん>吉さんに一票。英語熱に浮かされたママさんたちが回転読みを子供に導入〜しちゃいそう。これ、理念間違うと危険でしょ。

 2歳〜4歳の子供を英会話教室に通わせるような馬鹿ママどもが、「回転読み」を導入する教室になんか子供を行かせると思うんですか。
 よく考えてみて下さい。
 あの人たちの信仰は「生」の英語です。そして、この「生」なものは、こばたまに書いたとおり、2〜4歳という年齢に注射するのは有効なんです。この年齢 に限って有効なんです。善悪を問わなければ、とその時も書きました。英語ネイティヴに「サイエンス(笑)」を習ってそこだけで英語を使うというような細い トンネルをずっと通るこばたまの息子の運命やいかに。「サイエンス」関係の英語にやたら強くなって、学者にはなれるかもしれない。だけど、なにがどれほど むしばまれるのかについては、こばたまは「蛙のつらにしょんべん」状態の無感覚のままです。生な英語の根を枯らさないために、書き言葉やそれに類似した音 声言語にだけ反応する英語になる。お前は社会科は0点でもいいから、このまま歩いて大丈夫だというようなしっかりした判断があるならともかく。こばたまに そんな分別があるとも思えない。(私は、ここをこばたまの息子のために書いているのです。こばたま本人は、会えば必ず私は殴るでしょう。だから会いたくな い。)
 Jackie さんの言われたとおり、こばたまは「効率」を求めつづける強欲から醒めることがない。親のエゴです。なんで自分の息子の英語をそんな細いトンネルを通るよ うなものにしなければならないのか。まったくわけがわからない。私はこばたまの息子の英語はひょろひょろの苗だと思っています。確かに、根は2〜4歳の 「生」な英語にあるんですが、ひょろひょろの苗です。

 素読舎にきちんと頭を下げることもなく、ただ調査して金をかけないで得をしようなどという魂胆がはじき返されたのは当然のことです。これに関しては、 Jackie さんの鼻は一級品ですね。

 しかし、よく考えてみて下さい。
 「回転読み」を導入したとたんに、英語の文は「生」ではなくなるのです。
 私の方法は、「生」な英語というものを、「生」ではなくする方法です。
 一種の「塩漬け法」です。

 そんなものに2〜4歳の年齢の子供が反応するわけがありません。
 もし反応するなら、それは、言葉の音楽性だけを楽しむ子供です。
 その場合、言葉が形成する意味なんかはどうでもいいんです。
 もはや、言葉は「生」ではなくなっています。音楽性の磁場に移されてしまって、楽しみのための素材(客体)になっているからです。
 何の危険もありません。こばたま塾がもたらす危険のようなものはどこにもありません。もしも、一生「意味」に出会わなくて済むならば。
 しかし、意味はいずれ潮が満ちるように押し寄せてくるのです。
 だから、普通、子供は「回転」や「繰り返し」に反応しません。
 反応するようになるのは、五歳くらいからです。

 「回転」させ、「繰り返す」だけで、言葉が「生」であることの危険は消滅します。
 わかりますか?

 「回転読み」の回転(繰り返し)というものは、生活言語(生な言語)の中に置いたときは、とてつもなく変なものなんです。

 言葉に普通に敏感であれば、「はいはい」に対して、「はい、は一度でいいの」と言います。「はい」を二度繰り返すと、時として、「おちょくり」になるの です。「おちょくり」とまでいかなくても、繰り返すだけで、意味はがらっと変わります。

 例えば、アメリカから来た英語ネイティヴに道で会って、相手のことはおかまいましに、相手の目をしっかりと見て、「Hello!」を百回繰り返し言い続 けたらどんなことが起こるでしょうかね。英語ネイティヴは平穏な気持ちでいつづけることはできないだろうと思います。百回まで言わせずに、殴りつける者 だっているかもしれません。

 ここに語学の恐ろしさというものがあります。生活言語総体を(本当に総体を!)客体化してしまうのです。
 たったひとつ、「回転」とか「繰り返し」というものを導入するだけで。

 「生」な英語の信者や、その信者に雇われた英語ネイティヴの人が、こんなものを導入すると思っているのですか。
 導入なんかしっこない。もし、したければ、商売がつぶれるからやめとけと言います。それでもお願いしますと言われれば、とことん語学論をやれと言いま す。いくらでも相手になります。こばたまは、入口でつぶれましたが・・・。
 それだけの過程が必ずあるはずです。

 それだけの過程を見ずに、「回転読み」=「危険」などとお二方が言い出しているのです。
 だから、「甘い」と言っているのです。

 「生」な英語を発するものとして雇われたガイジン教師が、その程度の安直なやつらどもが、「回転」とか「繰り返し」とか「只管」なんぞを導入するはずが ない。ありっこないですよ。だって、それを導入するのは、2〜4歳の子供に必然性のない英語を注射するのは犯罪だとわかる者だけなんですから。それがわ かって、それをやるのであれば、それは殺されていい人間です。絶対にいないとは言い切れませんが、こばたまが言うように「一人一人いい人」だとすれば、や れるはずがないのです。あのガイジンどもに欠けているのも、こばたま同様、認識です。

 ガイジン教師が「回転読み」を導入する?
 その意味で、

>>それは日本人がやるんですか、ネイティヴ英語話者がやるんですか?
 語学論が甘いぜ、あにい。

 と言ったのです。

【13955】
ああ、それから 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月19日(火)01時32分18秒

私は「回転読み」と いう方法を、独学用として以外に考えたことはないと思っています。だから、「教室」が導入したらなどという考え方は、私の考えに対して的はずれです。

過去ログをあたって、もしも「回転読み」を教室用として使ってあるところがあったら、引用していただきたいと思います。
もしも万が一あったとしても、教師が独学の時間を教室の中に作った場合だけだと思います。

いつも酒に酔って書いているけど、このあたりは割といいかげんじゃないんだ。

教室用とか(コーチ付きの)レッスン用として、(原理としての)素読から発している方法については「技法グラウンド」として、別の扱いになっています。

「技法グラウンド」は「回転読み」への導入として位置づけています。

【13956】
子供ってものは 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月19日(火)01時49分27秒

 女の腹の中で元気な精子と元気な卵子が出会って合体したときは、限りなく丸いものなんだと思うんだ。
 腹の中にいたって、おやじのがみがみは聞こえてくるし、おふくろのヒステリー声も聞こえてくるから、そこでだって、ちょっとは丸さが歪む。生まれて腹か ら出て、一年くらいの間に基本的な性質はできてしまう。それは言葉の意味で伝わってできるもんじゃない。何のせいか、2〜4歳で、「三つ子の魂百までも」 の魂ができてしまう。同時に「知ろう」とする第二次的な「本能」もできてしまう。このころには、もう子供は十分に歪んでいるんだ。あんなにきらきらした目 をして、周りに反応しているのに。

 この2〜4歳の年齢に「大人の魂胆」を注射したらどうなるか。
 必ず、反対側がへこむ。

【13957】
(無題) 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月19日(火)01時52分0秒

無傷が心がどこにある
   (ランボウ)

しかし、親が「大人の欲」でさらに傷を与えるなら、それは犯罪だ。

【13958】
密度の濃さ 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 5月19日(火)02時22分43秒

回転読みと技法グラウンドが書いているうちにごっちゃになっていました。
しかし技法グラウンドでも密度は濃い。

その技法グラウンドを、2〜4歳まではもちろんのこと、
幼児〜小学校の3年生ぐらいまでにやらせることは
結構危険なことだと思うのです。
小学生低学年には素読でとどめておくには、まだ可ですが、
技法グラウンドや回転読みはその密度の濃さから子供の脳がヒートアップしてしまうでしょう。

大人の脳でもヒートアップしますから。

【13960】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月19日(火)02時43分30秒

 Jackie さんは英文に意味も伴うから濃くなります。だから、ヒートアップします。それは「おさぼり」が長かったからですよ。

 それから、もう、潮が満ちて、意味が押し寄せてしまった大人だからです。

 子供は、音だけ楽しむこともあります。

 ヒートアップの意味が違います。Jackie さんに起こっているようなことは、子供には起こりません。

 子供は、「異物」をやっつけるのは好きなのです。ひとまずは、文字という「異物」をやっつけるためにヒートアップしているのです。ずっと、唯物的です。 観念と観念がぶつかりあっているんじゃないのです。文字という異「物」と全身で格闘しているのです。

 「音」だけでも面白いが、だんだんじわじわと「意味」がくっついてくる。日本語で生活しているだけでも。その場合、「だんだんと」ってことが肝心なので す。

 「だんだんと」なら大丈夫です。

【13963】
Jacike さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月19日(火)03時11分40秒

>その技法グラウンドを、2〜4歳まではもちろんのこと、
幼児〜小学校の3年生ぐらいまでにやらせることは
結構危険なことだと思うのです。

 私は自分の孫(5歳)に、アルファベット混じりのテキストを使って、「技法グラウンド」をやっています。先日、らくださんに宛てて書いた通り、孫は字な んか見ないで、音だけ唱えていることが多いです。子供は「危険」というものをよく知っているのかもしれません。
 実は、ゆっくり母さんの家で起こったのと似たことがうちでもありました。
 娘と私が大げんかしたとき、娘が息子(私にとっての孫)に「あんなくそじじいのエーゴなんかやるのはやめろ」と言ったのですが、孫(私にとっての)は、 頑として「やる」と言って、(私にとっての)娘(私の孫にとっての母親)をしりぞけたのです。

 私は、孫がもうやらないと言い出したらやめようと思っています。本当に頑固な孫ですから。

 やはり、「地の塩」ってものはあるべきだと思うし、子供はそれはわかると思っています。

【13966】
養命酒卒業してから 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 5月19日(火)12時33分47秒

根石さん

>多分、吉さんはお前のウイスキーはいいウイスキーだが水で割れと言っているのだと思います。
私は、書き言葉を水で割るのはいやです。
 酔っぱらって、アルコール混じりにすることは毎晩していますが、酔っぱらってでも、書き言葉を水で割ることはやりたくないと思いながら書いています。


はじめてウイスキーとウイスキーの水割りとやらを職場のおじさんにつれていってもらったスナックで飲んだとき、「こんな不味いものを何で飲めるのだろう」 と思いました。
ストレートのウイスキーは強いし、苦いし、水割りは臭いは強いが味がなく。

それが、とあるショットバーでマッカランをはじめて飲んだとき
「ああ、ウイスキーってこんなに美味しいものなのだ!」と。
今まで飲んだウイスキーはなんだったのだ?と。

ストレートのウイスキーのグラスの横に、ロックアイスが入った水のグラス。
ウオッシュチーズなどチーズ各種と薄切りパンが酒のつまみ。

上等のウイスキーは誰が飲んでも旨いです。香りとコク、苦さと甘さ。
マッカラン18年、ポールジロー、ジャンビュートレビュー。

水で割ったら勿体ないですが、水で割っても美味いウイスキーは旨いんです。



>吉さんをこばたまなんぞと同類だと思いたくはありませんが、書き言葉の天地というものを非常に狭くとらえておられるとは思います。


根石さんの語学論は、そうですね・・かなりクセの強いバーボンウイスキー?。
味わうほどに深い味なのですが、初めての人が飲むにはアルコール度も高く、香りが強すぎ敬遠してしまう。

吉さんは、そのとっつきにくいウイスキーのよさをわかってもらおうと、
一生懸命広めようとしているんです。決して水で薄めてるわけでなく、
ウイスキーをまろやかにしようとしてるのです。

ほら、赤ワイン、赤ワイン用のでかい丸いグラスにいれてグラスを回すと、香りがふわっと立って、味もまろやかになり、いっそう美味しくなる、味わいやすく なるでしょう?


それにウイスキー、水で割らなきゃ飲めない、アルコールに弱い人もいます。
アルコールの弱い人でもお酒好きな人もいます。
まずは味わってもらわないことには話になりません。

そういえば
養命酒で・・酔っ払うという方もいらっしゃいましたっけね。

【13967】
飲み手側の問題もあるぞな、もし 投稿者:傍観者だけど 投稿日:2009年 5月19日(火)13時58分22秒

ウィスキー、水で割るくらいの慎みがある飲み手ならええがな。
高級ウィスキーをオロナミンCで割られちゃたまらんやろ?
なんちゃらいう本物のワインと、赤玉パンチを混ぜて「飲みやすいわ」じゃあ、たまんねぇべ?
値打ちのわからん人間にどんだけ心を砕いてもむなしいべ。
わかる人間が核にならんとなんも始まらねぇと思うがな。
まずわかる人間が核を作ったら、またそこから膨らむんでねぇべか?それを作るのと、広めるのは同時でなくてええとおもうがなあ。

【13968】
ウィスキーはロックでダブル 投稿者:江戸の母 投稿日: 2009年 5月19日(火)14時55分19秒

5月18日の深夜〜早朝にかけての熱いカキコミについて、是非とも印刷された形で読み返したいなと思いました。(個人的に電子状態で読むよりも、印刷され た文字が好きというだけですが)「語学論」には参加できない未熟者でございますが、これから子どもの成長とともに、追って学んで行きたいと思っています。 少し前の話題になりますが「文字」と「音」そして「言葉」の関係も、大きな課題を与えら れました。下の娘の成長を観察しつつ、考えていきたいです。

Naimaさんの
>「そんな偉そうに言うんやったら、どんな教室か見てやるわ」とけんか腰で
素読舎に見学にいかれて、

>やんちゃ盛りの中高生でも、皆自然に頭が下がっているようでありました。口の悪い柄の悪いおっさんにしか見えない根石さんに対してです。

この光景に驚かれたとのことですが「教えてもらう人に自然に頭が下がる」って、教師と生徒の”ふれんどりー”な関係が主流(?)の現代においては、希有な ことかもしれませんよね。いくら小さかろうが”「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」この3つを徹底的に教えこみます”という保育園園長先生がおられ て、私は全面的に賛同してます。

またしても、もめさせてしまったら申し訳ございませんが、こばたまさんは当初息子さんのことを相談されてこの掲示板にいらしたのに、レッスン受講や見学に ついて調整していただいた根石さんへの感謝の気持ち(言葉)が見あたらないのが、とても気になりました。蒸し返してしまってすみません。

ところで、ウイスキーが飲めない下戸の方には、大自然の贈り物”氷山の氷”なんてよいかもしれませんね。そういえば、私、氷山の氷でバーボンをいただいた ことがあります。パチパチと氷の中の気泡がはじける音がずっと続くのですよ。長い間氷に閉じこめられていた空気たちの音なんですよね。全然関係なくてすみ ません・・・

【13969】
傍観者様 投稿者:Naima 投稿日: 2009年 5月19日(火)17時36分9秒

>まずわかる人間が核を作ったら、またそこから膨らむんでねぇべか?それを作るのと、広めるのは同時でなくてええとおもうがなあ。

根石さんの語学論は深い上に、根石さんは頑として水割りを拒否されてますから、普及しにくいかもしれませんねぇ。私も今までどおり「ストレート ノー  チェイサー」でやって行かれるしかないなぁと思ってます。

気持ちとしては吉さんに近いです。もっと広まって欲しい。

アクセス数から判断すると相当の方が関心を持っておられるようですね。関心がおありなら腰を据えて回転読みを体験してみればわかると思うんですが、てっと りばやく効果をあげたい人達にはもどかしいかもしれません。速効を期待するのは無理ですし。

根石さんは漢方医みたいなもんですかね。抗生物質をくれるわけでも、注射やってくれるわけでもないですから。

回転読みは片手間には出来ないし...

でも

急がば廻れ

ですねんけど。

最近、わたし、態度が煮え切らないですわ。反省。

皆様、インフルエンザにはお気をつけて。

【13970】
根石さんへ 書き言葉のこととか 投稿者:吉 投稿日:2009年 5月20日(水)00時21分7秒

根石さんへ

根石さんの言葉は、ダブルのストレートで飲むのが美味いです。
これからも味は変えないでください。 お願いします。
僕の気持ちはJackieさんが代弁してくださいました。
Jackieさん、ありがとう。

> 吉さんをこばたまなんぞと同類だと思いたくはありませんが、

正直に書いておきますが、僕の中にはKBTMさんな部分がありますよ。
(言ってなかったでしたか?) がっかりさせたらゴメンなさい。

根石さんの嗅覚は、僕の中のKBTMさんを嗅ぎつけているのでしょう。
「同類だと思いたくはありませんが、」と書いているわけですから、
根石さんには見抜かれているわけです。 正解です。 隠しません。


> 書き言葉の天地というものを非常に狭くとらえておられるとは思います。

根石さんのような「はっきりと輪郭のあるイメージ」はもっておりませんでした。

恐らく今後もこのスタイルは変わらないと思いますが、
僕の中の「書き言葉」に対する意識が、根石さんのものに近づけば、
少なくとも発言にドキドキしなくてすみます。 よろしくお願いします。

根石さんは「覚悟」を言っているのですよね。 間違っていたらヒントをください。
先日、まつさんが投稿ボタンを押す時は、正座して、、と書いていたとおもいますが、
まつさんが書いたのは「覚悟」のことだと(私は)読んでおります。

書き言葉 = 覚悟   違いますか?  違っていたらヒントをください。

う〜〜む、しかし、、
根石さんの『書き言葉』に対するイメージを共有できたとしても、「ツッコミ」は今後もやると思います。
そこはご理解していただきたく思います。
だって、、「殺してやろうかと思うくらい」って根石さんの気持ちを見せられたら、
当事者じゃなくても困惑しちゃう人は絶対いるもん。

根石さんは、「困惑させとけ」ときっと言うでしょう。
これも「地の塩だ!」ときっと言うでしょう。     賛成です。

認めます。 でも僕は、僕の考えでつっこみをいれます。

同船異夢 ・・・ 根石さんが先日このような表現をされましたが、
まさにこの一言が私たちの関係を表していると思いました。

船長が「オレと同じくらいエロい夢をみろ、、もだえ苦しめ!」と船員に伝えても、
純粋無垢な僕のような少年には、船長の言う「エロい夢」を想像すらできないこともあります。
同じ船に乗り合わせても、おのおの見ているものは違っていますね。

・・・・
根石さん、「英会話教室で回転読み」に対する反応はちょっと待っててくださいね。
Naimaさん、ゆっくり母さん、、個別に反応したいけど待ってくださいね。
ひまじんさんにはブログからよびかけます。  でもちょっと待ってね。 もう寝る。
明日は、仕事を休んでディズニーランドで勉強会。 こちらはブログで報告します♪
次の書き込みはちょっと先になるかも、、。

【13971】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月20日(水)05時06分22秒
 すでにウイスキー の「水割り」を飲みながらですので、どこまでアタマがしっかりできる かは、酒まかせ、アタマまかせです。

>私には根石さんの発音がどんなにすばらしいものなのか判断する力がありませんし、よって感動する事もできません。

 私にも判断する力がありません。「すばらしい」かどうかなんかは、声優に対してなら言えることでしょうが、私はしがない語学コーチですので、「すばらし い」かどうかなんて言われると、あさっての方を向いて、何の関係もない歌なんか歌い出したくなります。

 それよりも、子供にとってどうなんだと問題を設定しなおすのがよろしいかと思います。

 私の考えでは、子供が「媒介」にするには私の音はいいもんだろうと思っています。
 私の英語発音は、ひまじんさんが見抜いてくださった通り、(「地(ち)」ではなく)「地(ぢ)」の音が、日本語です。根っこが日本語の音(さらに言うな ら、北信濃の音)です。日本語の音を変容させて、ひとまず「英語の音」と呼べる状態にしたものです。

 私は英語ネイティヴの人が吹き込んだ語学CDなどを聞いて自分の口を動かすことは「なるべく」少なくしようと思い実行しています。(さぼっているだけだ ろうと突っ込みを入れる人がいたら、じっくりとお話して、なぜそうするのかを言えるつもりです。)私は自分の「英語の音」から、日本語臭を消すことを拒絶 したいと考えています。イメージだって、音だって、根は日本語(北信濃方言)にあるんだ。これを馬鹿にするようなこばたまみたいなやつがいた場合は、いつ だって往来に出て、大声でどなってやると腹は決まっています。

 根がなければ、「媒介」ができません。音に関しては、オーベーの英語音を「媒介」にすればいいのだと思いますが。

 さて、再度、「子供にとって」どうなのかという問題になります。家庭での経験よりこばたま塾での経験の方が濃いものになった場合(もしも万が一そんなこ とがあるならば)、2〜4歳の子供は英語音を基軸の音としてしまいます。(子供はこれを避けることができません。)(これを、先日、「日本のシンガポール 化」はありうることだと書きました。)
 こばたま塾みたいなものに通った場合でも、多くの子供は、こばたま塾は「遊郭」として扱い、ちゃんと「娑婆」に戻ってくると私は思っています。「娑婆」 とは、うまいとかまずいとか言いながら食卓を囲んで、ほっぺたにご飯粒をくっつけてたりする場所、うるせえとかいいじゃんとか言いながら友達と小突きあっ たりする子供の生活の場所のことです。ちゃんと「娑婆」に戻れる子供は、日本語の音を根にすることができます。それを「普通の子供」だと言うことができま す。

 私のレッスンは「普通の子供」向けです。
 こばたま塾は、「普通の子供」を壊せるかどうかはともかく、壊そうとするベクトルが働いています。

 親類が親類に声をかけ、とても遠い親類の小学6年生の子供をレッスンするかしないかという話になったとき、親(医者)が私のレッスンをしりぞけたことが ありました。小学6年の子供は、2〜4歳をアメリカで暮らし、その後、小学校入学くらいの歳で日本に戻ってきた子供です。当たり前のように英語はぺらぺら しゃべるし、聞き取りは何の問題もありません。親(医者)の語学に対する認識は、こばたま程度でしたので、私のレッスンはしりぞけられました。子供はいわ ゆるバイリンガルですが、そういう子供にこそ素読を元にした方法が必要になるという認識は、親にはまったくありませんでした。(医者として二流かどうかは よくわかりませんが。)
 こばたま塾を「遊郭」にできる日本の「普通の子供」からすれば、このバイリンガルの子供は「普通の子供」ではありません。バイリンガルの子供はすごく 困っているのだろうと思います。多分、「普通の子供」になりたいのだと思います。引っ込み思案な内向的な子供だと聞いていたので、私はレッスンをやりた かったのですが、オーベー崇拝に抵抗力のない親によって、私のレッスンはしりぞけられました。そういうキッタハッタが素読舎にはいつもあります。

 さて、じゃあ、「普通の子供」にとって、私の英語音はどんなものかということです。らくださんの息子さんのケースがこれにあたります。
 ゆっくり母さんに触発されてすでに書きましたが、私の「英語の音」は、「間をつなぐもの」です。英語のネイティヴ音でないことはもちろんですが、日本語 の音でもありません。あくまでも、英語ネイティヴ音と日本語音の「間」をつなぐものです。この音が、子供が最初に「媒介」するには最適な音なのだと私は考 えています。

 らくださんの息子さんも、私の「英語の音」が日本語音ではないことはすぐにわかりました。そして、レッスンを継続して、私の「英語の音」を「媒介」にし てくれました。その次に起こったことは、英語ネイティヴが吹き込んだCD音を、息子さんが容易に「媒介」にすることができるようになったということでし た。

 根石の「英語の音」を「媒介」にする → 英語ネイティヴのCD音を「媒介」にする。その先があるとすれば、「磁場」で磁力を浴びて、生のネイティヴ音 を「媒介」にする。この順序で「普通」だと思います。

 いきなり日本人の「普通の子供」に、英語ネイティヴの英語音を聞かせ、さてこの通りに真似しろと言っても(幼い子供に親が強制し、子供が親のご機嫌をと るために、一生懸命になるという変態家庭を除けば)、ゆっくり母さんが見事に言われた通り、人間がコオロギの鳴き声を真似するのか、コオロギが人間の声を 真似するのかはともかく、うまくいきません。

 唯一、うまくいくのは、「2〜4歳」の年齢の子供です。これは、語学としては禁じ手ですので、私は絶対に手をつけませんが、こばたまは平気で手をつけて います。認識として屑なものしか持てないおばさんなので、平気でそんなことをやれます。教育者は哲学者でなくてはならない、人間とは何なのかを考えている 人間でなければならないとらくださんがおっしゃったことの意味など、「蛙のつらにしょんべん」のようにはじかれてしまいます。

 親の音でもないし、友達の音でもないし、ガイジンさんの音でもなく、私の「英語の音」は「おじさんの音」です。ときどき(レッスンでは週に一度)、家に 来る「おじさん」の音です。そのくらいの距離があるのが、子供が「媒介」にするにはちょうどいいと思います。この種の距離まで考えてレッスンを始めたので はないですが、週に一回30分は、ちょうどいいくらいの距離になっていると思っています。

 こばたま向けに書いた記事にだったか、私は自分の「英語の音」には自負があると書きました。
 こばたまなんぞのコピー主義を笑えるだけのことは考えてきたのです。
 Uda式を取り囲んでいるのは、多くのこばたまたちです。
 鵜田さんのホームページを読みに行ったとき、こんなコピー主義どもに囲まれて、鵜田さんも大変だと思ったことがありました。過去ログのどこかに、その思 いを書いたものが残っていると思います。

【13973】
死刑。 投稿者:足 立和夫 投稿日:2009年 5月20日(水)17時28分31秒

死刑ノ事ついてお もったこと。

殺害された被害者の心を思うと、安易に死刑反対は言いたくない。
自分の妻や娘、孫娘が強姦され殺害されて、それでも死刑に反対できるものだろうか。
死刑は残酷だから、と言う。では、殺人は残酷ではないのだろうか。

死刑反対を肯定するひとは、被害者に対して、どんな言葉を持っているのか、
あきらかにしてもらいたい。ぜひ、その言葉を聞きたい。
殺害された被害者と、その両親に対して、言う言葉をぜひ聞きたいのです。
これは、重要な点だと考えています。
死刑反対の意見をもっている人に、聞きたいのです。
その被害者及びその親族に直接かける言葉を持つことは大切なことだと考えています。
その言葉を持たないで、死刑に反対してもらいたくありません。無責任だと思います。

法律がどうであれ、その言葉は必要です。

【13974】
皆さんへ 投稿者:吉 投稿日:2009 年 5月20日(水)21時21分21秒

根石さんへ

文章スタイルはくっちゃべりでも、
本物のくっちゃべりをやってはいけないのだと
昨夜の書き込みの後、反省いたしました。

自分の中に「KBTMさん」が存在すると宣言したからと言って、
礼儀正しさを欠いてはいけないのだと思いました。
申し訳ありませんでした。 改めます。

私のマーケティングに対する考えは、
根石さん、村田さんとビールをかわしながら、
くっちゃべりの時にお伝えしますね。 語学論に戻りま〜す♪

ディズニーの研修から戻ってまいりました。 記憶の新鮮なうちにノートにまとめます。
今日は楽しく学べました。

【13979】
足立さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月20日(水)23時51分0秒

 死刑を国家(権力)がやることに反対です。
 国家は、(被害者やその親族など)国民が委託した場合は、第三者機関の監視の元に、捜査力を行使し、刑の程度を決めることまではやってもいいと思いま す。刑の執行は直接的な恨みを持つ人の手で行われるべきです。恨みを持つ人が、国家に死刑を委託した場合は、国家が執行することになります。
 死刑でなく、監獄にぶち込むことになった場合でも、国家が勝手に執行すべきではなく、国民の委託によるべきです。被害者(やその親族)からの委託書があ るべきです。そういう委託書というようなものがあるのかないのかも私は知らないまま書いているのですが、多分、そんな手続きは経ていないのではないかと思 います。被害者(やその親族)の委託などということが報道されたことがありませんから。

理念としてそういうものを持ちますが、実現化に到るにはどこをどうすればできるのかはまったく門外漢でわかりません。

「国家による」死刑には反対です。

【13980】
ゆっくり母さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月21日(木)00時08分37秒

 息子さんには、しばらくの間、私の息子がわりをやってもらったら、私はだんだん「おじさん」になろうと思います。らくださんに向けて「おじさん」のこと を書いていて、ああそういえばと思い出したことがありました。

 私は昔、「先生」を呼ばれると虫ずが走る体質だったので、塾生に「先生」以外だったら何と呼んでもいいから、先生だけはよしとくれと言っていました。自 然に塾生たちが採用したのが「おじさん」でした。
 今は、「変なおじさん」になってしまっているのかどうか。この十年ほど「先生はよしとくれ」というようなことは指示していませんが、「先生」と呼ばれる ことはありません。「ねえ」とか「あのさ」とかが増えてきましたね。

【13984】
根石さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月21日(木)06時23分31秒

息子のことを書いていただきましたので、最近おもしろいと思ったことを。
中一の総復習テストで口ほどにもない点数をとってきた息子にあきれる母親と、まあ、こんなもんだよと悪びれない息子との会話。

母親:で、発音はどうなのよ。クラスの中で。
息子:俺がいちばんうまい。
母親:他にもいるんじゃないの?もっとうまい子。
息子:まーねー。うまいって言われてるやつは女子に二人いる。でもなー、あいつらの発音、俺はヘンだと思うんだよね。
母親:なんで?
息子:なんて言うかね、ヘンなところでアー(rの音)とか言うんだよね。
母親:たとえば?
息子:そーだなー、たとえばunderstandってderのところは良いんだよ。でもstandのaのとこでスタアーンドとかって、これダメじゃね?

他人の発音を評論するのは10年早いでしょうが、自分の基準を作ろうとしている芽みたいなものを感じました。

>子供にとってどうなんだと問題を設定しなおすのがよろしいかと

少なくとも息子にとっては良いものだと実証されていると思っています。CDのネイティブ音や、学校の先生の音や、毎日聞き倒しているJポップに登場する英 語(もどき)や、友達のアーや。いろんな音に接しつつも、混乱して溺れないでいられるのは、週に1回接する「おじさんの音」がいつでも帰れる港になってい るからだと思います。

港が見えているうちは遭難することはないだろうと思っています。港が見えない沖まで出た時に、どうなるんでしょう。どこの国の人間と話しても相手にストレ スを与えない、それでいて自前の音を持つことを目指すのか、アメリカ西海岸の音にどこまでも近づくのだ、と考えるようになるのか。後者になったら、根石さ んにとっては不肖の弟子、ということになるのでしょう。

日本における英語発音の語学的標準形

根石さんの発音がそれを実現しているのであれば、子供にとってだけでなく圧倒的多数の英語学習者にとって、文句なく「すばらしい」ものだと思います。

【13989】
根石さん。 投稿者:足 立和夫 投稿日:2009年 5月23日(土)21時19分35秒

>「国家による」死刑には反対です。

この文言には、面くらいました。意味不明でした。
根石さんは、国家というものを、どう理解されてるのでしょう?
わたしの理解では、いま日本は、国家の最高主権者は国民です。
国民が政治家に国家権力の運営を委託している。
その委託の手続きが選挙です。
というわけで、国家の最高権力者は「国民」なのです。
日本は独裁国家ではないのです。独裁者はいません。
したがって日本国憲法に基づいた法律が決まっている。
その法律に基づき死刑が執行されるわけです。
これがおおよその、わたしの理解です。
むかし「社会」で教わったことです。
いまは「公民」っていってますね。
中学生の教科書です。
とりあえず書き込みます。

【13990】
足立さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月24日(日)02時10分51秒

>>「国家による」死刑には反対です。
>この文言には、面くらいました。意味不明でした。

 そうですか。私には意味は明瞭です。

>根石さんは、国家というものを、どう理解されてるのでしょう?

 民衆を絶えず裏切るものだと考えています。そういう化け物だと考えています。国家というものは吉本隆明は「幻想」だと言っていますが、行政やら刑の執行 やらでは、人(政治家や政治屋や検察や裁判官や)が決めています。「幻想」によって決めているのだと思います。だから、国家の本質は「幻想」なのです。ア タマで考えたこと「だけ」が国家の本質です。その種の「幻想」を私は共有しません。

>わたしの理解では、いま日本は、国家の最高主権者は国民です。

 はあ。そうでしょうか。
 それがすでに実現されているのであれば、私が先日書いたようなことは書く手間が省けたと思います。
 今も書く必要は生じないだろうと思います。この理念が実現しているなどとはとうてい信じることはできません。

>国民が政治家に国家権力の運営を委託している。
>その委託の手続きが選挙です。

はあ。
私は議会制民主主義は信じていません。
私は、3年ほど前までは、一度も投票などしたことのない男です。ごみ問題にかかずらって、初めて田中康夫と森貘郎に投票しました。この二人は、知事や議員 になれば、ごみ問題を問題にする人だと思ったからです。二度だけした投票でも、田中康夫や森獏郎に権力の運営を委託したなどとは思っていません。政策とし て better な人を選んだだけです。
 選挙で「権力の運営を委託」? とんでもない人だましだと思います。私は、田中にせよ森にせよ、私が期待したことと違うことを始めたら、直接に文句を言 います。足立さんは、これまでにそんなことをなさったことはおありでしょうか。

>というわけで、国家の最高権力者は「国民」なのです。

 理念は私も同じです。その理念がまるで実現なんかしていない。それなのに、日本はあたかも民主主義が実現した場所だと足立さんは信じているということで すね。
 その民主主義はアメリカ伝来の民主主義ですね。戦争に負けてそういう理念が伝来したのですが、それは実現していないというのが私の考えです。
 実現しているわけではない。まるで実現していないわけでもない。その状態の民主主義を足立さんのように手離しで信じるわけにはいかない。

 「最高権力者」の「国民」である足立さんは、国家をどう動かしたというのですか。
 権力というからには、なんらかの力がなければならないですが、その力というのは選挙で投票するというだけのことですか。

>日本は独裁国家ではないのです。独裁者はいません。

 独裁国家でないということと、理念が実現されている国家であるということはイコールで結べません。足立さんは日本が独裁国家でない程度で満足なさるとい うことですか。

>したがって日本国憲法に基づいた法律が決まっている。
>その法律に基づき死刑が執行されるわけです。

 足立さんはとにかく死刑を肯定したいと言っているように思えました。この掲示板にいきなり脈絡もなく「死刑」の話を持ち出されたので。
 私は、被害者から「殺す権利」をとりあげている国家の力が気に入らないのです。
 執行権は親なり子なりを殺された当人にあると言っているだけです。
 私は、死刑は肯定しています。
 誰が殺すんだ?ということが私の考えてきたことです。
 足立さんは、国家を「あらかじめ」肯定してしまっているなとも思いました。「選挙」もくそもないんじゃないでしょうか。
 国家が? はあ? 国家なんぞに、それがどんな重罪人であれ、人を殺す権利がある? 直接に自分の手で殺したい人から「殺す権利」を「あらかじめ」奪 う?
 そうですよ。それが国家です。

>むかし「社会」で教わったことです。
>いまは「公民」っていってますね。
>中学生の教科書です。

 冗談を言っているのでしょうか。
 私がその程度のことがわからない男だと言っているのでしょうか。
 お題目は聞き飽きているのです。

【13991】
足立さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月24日(日)02時21分53秒

選挙が権力の行使なら、それ以上に、言葉を書き付けることは権力の行使です。
詩は断言ができる。
その覚悟で断言をなさっているのでしょうか。
やたら、人名を出して申し訳ないですが、山本かずこの詩にはそういう覚悟を読んだと思っています。足立さんにその覚悟があるのかないのか、いまだわかりま せん。
断言だけは足立さんの詩にも多くありますが・・・。

【13993】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月24日(日)02時29分1秒

お宅の息子さんは、なかなかのもんです。
大器晩成型だと思っています。
最近、私に警戒心を持っているようで、なかなかいい傾向だと思っています。

【13994】
そういえば、言い忘れた 投稿者:吉さん 投稿日: 2009年 5月24日(日)02時31分41秒
「殺してやろうかと 思うくらい」という語から、「殺してやろうか」だけ読まないで、「と思うくらい」も一緒に読んで下さい。
お願いします。

【13995】
根石さん。 投稿者:足立和夫 投稿日: 2009年 5月24日(日)05時32分23秒

やはり、民主主義が実現されていない、と思われていたんですね。
わたしが書き込んだことは、「教科書の説明」にすぎないです。
つまり幻想かもしれない。国も幻想。
ひとは幻想で動いてるのでしょう。カフカの不条理の世界みたいです。


>選挙が権力の行使なら、それ以上に、言葉を書き付けることは権力の行使です。
詩は断言ができる。

なるほど、選挙で政治家に「権力を委託」している実感は、わたしにはたしかにありません。根石さんは、言葉こそ現実なんだ、という。
できてるかどうか自信はないですが、わたしは詩に接近するために書いている。
たぶん根石さんからみれば、私の書くものは「軟弱」でしょうね。

。。これから仕事にいきます。また書き込みます。

【13996】
根石さん 投稿者:らくだ 投稿日: 2009年 5月24日(日)06時17分49秒

大器晩成...ですか。ものは言いようですね。
伸び悩んでいるのだろうとは思います。

>最近、私に警戒心を持っているようで

というより、「只管朗読」ということに(そういう言葉はむろん知りませんが)、疑問を感じているのだと思います。「ただ読んでるだけで英語できるようにな るのか?」と不安が頭をもたげてきているようです。

ここ数ヶ月、文法など、英語の知識面に対する関心が少し出ているように感じます。ただ、教科書準拠の問題集は「こんなの簡単すぎて、つまらない」とまるで 興味を示しませんでした。

「書けるようになりたい」と口にすることがありますので、どんなものに関心を示すのだろうと思い、試しに本棚にある参考書の中から、松本亨さんの古典? 『書く英語 基礎編』を見せると、少し関心を示していました。中学レベルの和文英訳のドリル仕立てですが、「おもしろそうだね」と言っていました。

私は中1の教科書を読みながら書く、中2のはただ読む、と言っているだけですので、やや飽きが来ているのかもしれません。

【13997】
らくださん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月24日(日)13時30分32秒

>大器晩成...ですか。ものは言いようですね。

 息子さんとお母さんとのやりとりに大器を感じます。

>私は中1の教科書を読みながら書く、中2のはただ読む、と言っているだけですので、やや飽きが来ているのかもしれません。

 これを逆にしてしまったらどうかと思います。
 中一の教科書は「ただ読む」。ただし、「よりはっきりと音にする」。
 中二の教科書は「読みながら書く」。
 「読みながら書く」のは単語単位でもいい、文単位でもいい。それを交互にやるのでもいい。書くことに慣れていれば、初出の単語(や忘れかけた単語)をつ かまえて手を動かせば、じきに手首が(アタマではなく体が)その単語を獲得します。「書く」ことを使って、初出の単語をどんどん獲得していくのがいいと思 います。それをやるのは、中二の教科書の「読めるようにした範囲」がいいと思います。これだと「飽き」に対処できると思います。
 前提になるのは、「書くことに慣れている=手首が新しい綴りを獲得しやすくなっている」です。この前提が獲得されているなら、「読めるようにした範囲」 なら、教科書だろうが教科書でなかろうが、学年配当など無視して大丈夫です。音楽の歌詞でもなんでも興味のあるものを手当たり次第で大丈夫です。
 ただし、手がすらすら動くだけで獲得が終わっているのではありません。それをしながら、イメージを凝縮させていくんだということは言っておいて下さい。 イメージを凝縮させる作業が伴わないと、単語を獲得したことにはならないと言っておいて下さい。肝心なことはイメージの獲得にあります。
 文を理解するとき、文構造を理解することと獲得されている複数の(多数の)イメージが複合していくことがほぼ同時進行で起こります。複合させるには、複 合させるための材料がなければならない。複合させるときの材料は、音としての単語でも文字としての単語でもなく、イメージとしての単語です。イメージが具 体的にどう動くかは、親にもコーチにも決められませんしわかりません。それは学習者の「意欲」が決めます。

 息子さんが興味を示しているなら「書く英語」をどんどんやらせて下さい。
 その場合では、日本語を読んだあと、「どういう単語(二語、三語)が最初にくれば言えるのか(書けるのか)」を意識するといいと伝えて下さい。
 どういう単語が最初にくればいいのかを瞬時に決められるようになれば、あとは知識量の問題だということも言えますし、逆も言えます。知識量がないとどう いう単語を最初に持ってきて最後まで言い切るかを決められないということもあります。
 レッスンは亀ですからゆっくり進みます。あるいは、幹が太るのと同じように見えないくらいゆっくり太ります。準備がよくできてくれば、息子さんに「意 欲」が生まれやすくなります。「意欲」が生まれたら、極度に難しいもの以外なら何でもどんどんやってみるのがいい。幹に枝が生えます。枝の伸びは早いです から、やってる本人にとって面白みがあります。

【13998】
らくださん 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 5月24日(日)19時09分51秒
息子さんに質問なのですが、
息子さんは現在中学2年生でしたっけ?
発音に対して、自信ができたようでよかったです。
スカイプでレッスンの教科書べらべら読みでしたか?(クラウン?)を
始めてどのくらいになりますか?


また、書くことによって浮かび上がってきた疑問点、その疑問を知りたい欲求がでてきて、
文法説明などが書いてあって、読もうすると眠くなるため本棚に眠ってしまっていた、中学の英語の参考書が面白くなってきたりもしたりするかも??
「辞書?えー引くのが面倒!」から「なあんだ、ふふっ、辞書って楽しいやん、おもろいやん」に変わったりするかも。

「よい辞書」と「わかりやすい説明のある参考書」であることが前提条件ですけどね。

そしてまた、基本にもどって新鮮に教科書素読・・。
今度は教科書CDも活用してのトレーニングと続き・・。


「もう飽きちゃった」かもしれない中1の教科書で、これらをやってみることは、視点を変えて教科書にアタックすることになり、、飽きを減らすことができ、 なおかつ復習範囲を手放さないことにもなる。これで中1の教科書つぶし80%は終了〜。
90%にするには、あともう2、3ステップ。
あっ、日本語文→英口作文より、先にやるべきことがあった・・・。



っと、英語に携わってらっしゃるらくださんなら、
こういう薦めはすでになさってるのだろうなあとは思いましたが・・書いてみました。

英語の力養成はあせらず、じっくり長〜い目でみたいものですが、
中学生になると、それでも学校の成績もやはり捨ておけませんし。
それが本人のモチベーションにつながるのなら点数が取れないより取れたほうがいい。
テクニックだけに走っちゃ本末転等ですが、素読回転読みをベースが基本にあれば、
根石さんのいうように枝葉を生やしていけばいいということであり。




息子さんは、学校の英語の授業についてはどう思ってらっしゃるのか、
英語は好きなのか?嫌いか?
得意か苦手か?
2年生?にもなるとだんだん文法も難しくなってきますね。
過去進行形、There構文、助動詞、不定詞、比較級・・・
中学2年生だとしたら、今は過去進行形と助動詞かな・・。

文法については面白いと感じるのか難しいと感じているのか、参考までに教えていただけたらと思います。



☆すいません。書き足そうと編集していたら、途中文を消してしまいました〜5月27日。

【13999】
ヒートアップ 投稿者:Jackie 投稿 日:2009年 5月24日(日)21時05分41秒

根石さん

(Jackie)>>回転読みと技法グラウンドが書いているうちにごっちゃになっていました。
しかし技法グラウンドでも密度は濃い。

その技法グラウンドを、2〜4歳まではもちろんのこと、
幼児〜小学校の3年生ぐらいまでにやらせることは
結構危険なことだと思うのです。
小学生低学年には素読でとどめておくには、まだ可ですが、
技法グラウンドや回転読みはその密度の濃さから子供の脳がヒートアップしてしまうでしょう。
大人の脳でもヒートアップしますから


(根石さん)>Jackie さんは英文に意味も伴うから濃くなります。だから、ヒートアップします。それは「おさぼり」が長かったからですよ



おさぼり〜、親戚の子供に英語を教えてくれと頼まれなければ
もっとずっーっとおさぼりできたんですが〜!永久に(笑)。触らぬ神に、じゃなく触らぬ英語になんとやら〜、で。


技法グラウンドや回転読みをしていて、意味をともなってやっているときと
意味を伴なわず音だけにフォーカスが入り回転するときとがあります。

意味が伴なわないにしても、技法グラウンドや回転読みをすると
「音」がヒートアップ、「♪飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで、回って回って回って回る〜」と、ウイスキーも飲んではいないというのに、頭の中で英文がぐる ぐる回って「ああ、どうにもとまらない♪」となることがあります。

これは、こちらでレッスンを受けて回転をしているお子さん達にはおこらないのでしょうか?

【14000】
Jackie さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2009年 5月24日(日)23時09分29秒

 今日書いていただいたことのお返事ではなく、別のことを思ってしまいましたので、書いておきます。
 素読舎の「スカイプ(電話)でレッスン」に Jackie講座を設けるのはどうでしょうか。
 私の生徒さんが私の教材で1万行を越えたあたりで、Jackie講座を受けていただくようにプログラムすることがいいんじゃないかと思ったのでした。
 やっていただくことは、長崎式の応用です。一つの文を疑問文・否定文に瞬時に変換するとかそういう訓練です。