【10501】
【タイトル】中区に少し有名になってもらうために
【記事番号】1065 (2147483647)
【 日時 】06/04/23 0:45
【 発言者 】根石吉久
長野県千曲市中区
【10502】
【タイトル】千曲市中区
【記事番号】1066 (2147483647)
【 日時 】06/04/23 0:53
【 発言者 】Naima
楽しいなんぞと言ってないで、気をつけて下さい。
【10503】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1068 (2147483647)
【 日時 】06/04/23 1:25
【 発言者 】村田
出先からです。
気をつけてください。
学習会は完徹しますよ!
【10505】
【タイトル】昨夜の投稿、削除しました
【記事番号】1070 (2147483647)
【 日時 】06/04/23 6:30
【 発言者 】吉
すみません。
先生の昨夜の書き込みに私が過剰に反応し、
語学論の趣旨と違う内容を書き込んでしまいました。
すでに削除しましたが、投稿は深夜1時15分位でした。
一夜明け、考えたのですが、語学論と離れるので削除いたしました。
文章に責任をもてなくなって削除するのではなく、
先生が主催するこの語学論の掲示板の趣旨と大きくはずれたからです。
もうしわけございません。先生が読まれたかどうかわかりませんが、、。
投稿した記事は、以前ゴミのページを私が読んだ次の日位に家内と
話した内容を書き留めておいた文章でした。
語学論と離れていたので、パソコンに保管していましたが、
先生の昨夜の書き込みに反応して、つい投稿してしまいました。
語学論を目的でこの掲示板を訪れる人達、
書き込みをしなくても読み込む事だけをされてる方々が、
大勢いると思うのです。その方々の事を考えての削除です。
先生のゴミ関連の文章から気持ちが伝わってきております。
ただですね、先生が文章で伝えたい本当の気持ち、
本質を読み取る努力をする事もせず、
ただの「挑発」と受け取る輩もいるのです。
マークトゥエインもハリーポッターのJKRowlingも、
ユーモアの中に気持ちや皮肉を隠して政府批判をしました。
その方が民衆の気持ちに深く染み込むケースもあると思います。
Naimaさんや、村田さんが心配されている通りです。
慎重に立ち振る舞ってください。
若輩ものが、生意気な書き込み投稿をして申し訳ございません。
これを読んでいる大勢の方が心配しております。
おせっかいなようですが、先生の考えに賛同する方々と連携して、
個人プレーでなく、なるべく組織としての発言をされてください。
【10506】
【タイトル】気をつけます
【記事番号】1071 (2147483647)
【 日時 】06/04/23 12:06
【 発言者 】根石吉久
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
ゴミ問題も学校の英語教育批判も、「村のボスども」との喧嘩であるという一点で、私には同じものです。
吉さん、ありがとうございました。ユーモアのこと、忘れないようにします。孤立も避けたいと思っております。
【10511】
【タイトル】教科書べらべら読み
【記事番号】1076 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 0:09
【 発言者 】Naima
根石さん、
昨晩はまたレッスン欠席で勝手致しました。すみません。
ゆうべ知人との話の中で、中学生の英語学習について相談を受けました。理系の息子さんで、英語嫌いとのこと。塾の学習法も向かないだろうということでし
た。教科書ベラベラ読みのレッスンはどうかと思ったのですが、電話レッスンは受講できるのでしょうか。息子さんが受講する気にならなければどうしようもな
いんですが、知人は興味を持っているようです。
それと、先輩諸氏にもお尋ねしたいのですが、本当に英語嫌いの生徒さんをやる気にさせる秘策ってあります? 塾へ放り込まれた子達はどっちみち観念してい
るので、講師が頭ごなしに「やれっ」と言えば嫌々でもやるわけです。その中で徐々に成績が上がって行く子供たちは、だんだん英語の授業が苦痛でなくなりま
す。私の塾での経験ですが、大声で音読をすること自体がストレス解消になるという子もおり、問題集や板書を見てるのは眠たなるから嫌ややけど、声を出して
読むくらいやったら楽勝や」と嫌がらずにやる子もいます。
素読舎へ嫌々ながらに入門してきた子供たちの様子はどんなでしょうか。
【10512】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1077 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 1:31
【 発言者 】寺澤郁子
Naimaさんのご質問、
>素読舎へ嫌々ながらに入門してきた子供たちの様子はどんなでしょうか。
私にとっても実はこの点について、
割り切れないものがあるのが現状です。
ですので、私の未熟さゆえの私見ではありますが、
現段階での思うところを書きますことをお許しください。
素読そして教科書べらべら読みは、
たしかに非常にすぐれた学習方法だと思います。
この学習方法が
たとえばいわゆる「頭がいい」などという
学習者個人の特性にかかわらず、
愚直につづけることができさえすれば
誰でも英語の獲得につながるものだと私も思ってはいます。
しかし、この方法をしても、
すべての学習者をひろいきれないでいるのは、
悲しいかな現状です。
学校教育で取り入れるべき最善の方法と思いつつも、
すべての生徒に使える英語を身につけさせられるといえるのか、
私のなかで、やはり矛盾と葛藤があります。
これまでの素読舎ではですが、
素読舎のシステムにくらいついてくるガッツがなければ、
やはり「落ちこぼれて」いくもという感は否めません。
結局、こどものやる気ひとつ根気ひとつにかかっているのです。
学校教育とは、すべての生徒を落ちこぼれさせないという方針のもとに、
なされるべきであるのか。
それとも、子供に対して能力を獲得するためのチャンスを与える場所であって、
そこで知識を習得するも、しないも、子供たち自身が決めることとしてよいのか。
私には、結論がでないでいます。
私にできることは、
「語学とはきついものだけれど、続けていこう」
と子供たちに向き合って励ますことだけです。
素読舎の学習方法はシステマチックなものですが、
その子その子の特性をみきわめて、
場合によっては力をつけるために分量のさじ加減をくわえたり、
学習の負荷を調整したりしてはみています。
結局、現段階の私のやり方は、
今のところ気力のつづくかぎり子供に向き合うという、
情熱だけでやっている部分が多いです。
ほんとうに、現場は芋臭いというのでしょうか。
日々、葛藤と試行錯誤の日々です。
Naimaさんのご質問への回答となっているのか、
はなはだ自信がありませんが、
お含みいただければ幸いです。
【10513】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1078 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 1:47
【 発言者 】根石吉久
嫌々ながら入塾してきた子供は、比較的早くやめていきます。
英語ができないからといって、日本在住のままの日本人は困りはしないので、それでいいと思います。
嫌々ながら入塾してきた子供というのは、幼児の頃から親なんかに仕込まれた子供じゃないかと邪推しています。
塾がやるべき仕事は、子供が自分でやる気になったときに、作業がどかどか進むように、徹底して「邪魔をとりのぞいておく」ことだと思っています。
やりたくなったらやればいいし、やりたくなければほったらかせばいい。
それは子供の勝手でいいと思っています。
邪魔さえ取り除いてあれば、塾は娑婆に対する責任を果たしたものと考えていいと思っています。
【10515】
【タイトル】郁子先輩
【記事番号】1080 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 2:22
【 発言者 】Naima
貴重なご経験談ありがとうございます。
根石さんや村田先輩はどうですか? 馬を水飲み場に連れてくのは簡単だが、水を飲ませるのは至難の技だ、という話なんですが。
なんだか私、押し掛け司会者になってしまいました。すみません。
【10516】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1081 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 2:54
【 発言者 】Naima
無理にやらせることはない。やる気になって来た時に作業が進むように邪魔を取り除いてやる。それが塾の仕事だという根石さんのお考えには、いつもながらす
ごくすっきりしますね。以前にもそうおっしゃっていたことがあるのを記憶しています。
これも昔の投稿の蒸し返しになると思いますが、動機付けをしてやる為、私も英会話塾ではいろいろと工夫をしてゲームやクイズや双六仕立てにして、なんとか
英語と馴染ませよう、なんとか興味をひこうとして来ました。ゲームの中で反復練習やパターンドリルを盛り込む工夫をするのです。いわゆる「楽しみながら自
然に身に付く」ことを目指しているわけです。
けれど、これはもしかしたら吉さんのお考えに反することになるかも知れないのですが、私の経験では、子供達にとってゲームはゲームでしかなく、楽しくは
しゃぎながらやってますが、動機づけの為としても反復練習としても、いまいち効果が上がりませんでした。グループレッスンの場合には、英語をやる気もやる
必要もないと思っている子達に振り回されて、本当にやる気のある子達まで遊び半分で生半可な学習につき合わせるわけにいかないですね。
中学教科書べらべら読みの件なのですが、電話レッスンの生徒を受けておられますか?
【10517】
【タイトル】素読舎宣伝
【記事番号】1082 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 11:19
【 発言者 】Naima
4月になったら地元で素読舎分室を作れたらいいなぁと思って場所も探しておいたんですが、母の一周忌や日常の雑事や磁器上絵付け教室のことやなんやかやで
伸び伸びになってしまってます。で、もう5月が目の前です。自作の素読舎分室ホームページも気がついたらリンクが切れたまんまで、すみません。
そろそろ重い腰を上げて生徒募集チラシを作らなあかんなぁ、とゆうべ徹夜で過去ログ倉庫で探していたところ、村田先輩の宣伝文句が見つかりました。
『やる気ひとつだけ持って来てください」の行がいいですね。
【9525】
【タイトル】素読舎次回広告用原稿
【 日時 】04/12/20 18:44
【 発言者 】村田
英語を鍛える道場 素読舎
■素読舎は、塾生が自分で学ぶ力を身につける塾です。
独りで学ぶ力を身につけるためには、そのための武器を身につけなければなりません。語学ではそれはなにかと言えば、「ネイティヴに(最低限)通じる音で
英語の文章をよどみなく音読できる」ことです。
日本に住む限り、これがまともにできるまでには、実は相当な訓練が必要なのですが、学校には訓練が必要なことを言わない先生や、必要な訓練を甘く見積
もっている先生、確かな訓練法を持たない先生が多いようです。すなわち「音づくり」ができないのです。そのため、生徒が英語に苦手意識を持ってしまう場合
があります。
日本に住む日本人である限り、英語を学ぶということは、訓練するということです。これははずせません。きちんと訓練していけば、必ず英語を使えるように
なります。
■小学生〜高校生
小学生はもちろん、中学生・高校生は、現在の自分の成績がどのくらいでも構いません。自分の英語をなんとかしたい、と真剣に思ったなら、やる気ひとつだ
け持って来てください。真剣に練習したら、自分でもおどろく成果が出ているはずです。
過去に、最初は学校の成績が悪くても、素読舎のみを使い、旧帝大・有名私大に合格した塾生たちもいます。
■社会人クラス/電話でレッスン
英語を一からやり直したい方、英語を使えるようになりたい方、ぜひ教室を見学して、体験してみてください。
また、いったんつけた英語力に錆びを感じている方にもお奨めです(特に電話でレッスンがお奨めです)。高校の英語の先生(3名)、英検1級の保持者や、
海外在住の方も電話でレッスンを受けつつ、さらなるスキルアップを図っています。
【10519】
【タイトル】ゲーム学習は低学年まで
【記事番号】1083 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 13:04
【 発言者 】吉
塾を経営している先生方には申し訳ないのですが、
子供には、塾での学習よりも、家庭でする学習が大切だと私は考えております。
親が子供達にしてあげられるのは、勉強の習慣を身につけさせてあげる事。
そのために家庭でゲームを通じて、勉強の楽しさを教えてしまいます。
親が勉強していないのに、子供に「勉強しなさい」と言っても説得力はありません。
ですから、子供の前ではなるべく親が勉強する姿を見せてしまいます。
すると「大人は勉強しなくていいなー」とか言ったりしないと思うのです。
(私はよくこのセリフを子供の時に口にしました。笑)
まずは子供に家庭でする勉強の習慣を身につけさせる事、
次に、自発的な勉強につなげてあげる事
そして、湧き上がった疑問を、人(先生)に聞けるようにする事
普段の家庭学習で、この状態が完成して、
初めて塾が効果を出すと考えています。
勉強する以前の「なぜ勉強するのか?」
それを子供達が考える必要が重要なのですが、
それを家庭で十分やっていない。
そこの所までも塾に任せてしまおうとするから、
おかしくなってしまうと考えています。
塾の先生は大変だと思います。
そういう事(なんで勉強するのか)をじっくり考えた事のない子供達は、
なんで自分が塾に通っているかも理解していません。
そんな子供に何を教えてもなかなか染み込んでいかないと思います。
そんな子供達にゲーム学習なんてしたら、
そりゃー、楽しいこと=楽しいだけ、になってしまいますよ。
ゲーム的な勉強は家庭学習だからこそ有効だと考えています。
しかも、相手が幼児だと効果が高いと思います。
年齢が高い学習者は、テレビゲームとかに毒されていますから、
ゲーム学習はすぐに飽きてしまうと思うのですが、どうでしょう。
「たのしい学習」を塾講師さんが追求したら大変ですよ。
毎回の授業で「ねずみーらんど」のようなエンターテイメントを、
考える事なんて不可能なんですから、、。
塾は「学習指南を受ける場所」に徹するのが良いのでしょう。
しかし、塾の事情で、生徒確保や実績をあげるなど、
いろいろ出て来るのでしょうね。
それで「先取り学習」みたいな事をして、学校の授業を楽にしてあげる、
学校の成績をあげてあげるって、学習塾が出て来るのでしょうね。
学校の成績が上がる=「勉強が楽しい」と
勘違いする生徒が出てくるからだと思います。
子供達の中に「どうしてそうなるの?」という
疑問が芽生える前に、「説明」から入ってしまう塾講師は多いと思うのですが、
私はこの「説明」から入る学習が、
勉強を楽しくないものにしている要因なのではないかと考えています。
子供達の中で生まれた「どうしてそうなるの?」って疑問を、
大きく膨らませ、そして「ああ、わかった!」と、
大きなアハ体験をさせてあげる事が大切だと考えています。
(はい、理想です、、、)
「どうしてそうなるの?」という疑問は、
生活の場面でいつ生まれるかわかりません。
ですから、塾の先生には任せられないのです。
普段の家庭学習で「日本にいるのに、どうして英語なんて勉強するの?」
「どうして数学なんて勉強するの、
普通に生活するなら、小6までの算数で十分でしょ、
なんでこんな難しい証明問題やんなきゃいけないの?」
こんな疑問が生まれる前に、
塾にまかせて、講師に「説明ばかり」させては、
子供達はじっくり考える事をしません。
じっくり考えないので、わかった時のよろこびを知ることができません。
「説明」で成績が上がっても、理解する喜びがありません。
勉強がつまらなくなるのも当然だと考えております。
私が塾に期待する事があるとしたら、
子供が受験に合格するためのテクニックを教えてもらう事でしょうね。
ただし、それには絶対条件があります。
子供が、なぜそういう勉強する必要があるのが、
なぜ塾に行く必要があるのか、
そこを理解しているが絶対条件です。
【10520】
【タイトル】補足
【記事番号】1084 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 13:18
【 発言者 】吉
勉強の仕方がわかっている子供達は、塾には通わないかもしれませんねー。
通ってくる「やる気無し無し君達に勉強を教える」って事は、本当に大変だと思います。
私には「やる気無し君に指導する」って事が想像できません。
英語指導してる根石先生はじめ、NAIMAさん、寺澤さん、村田さん、
頭が下がります。
【10521】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1085 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 16:54
【 発言者 】寺澤郁子
>私には「やる気無し君に指導する」って事が想像できません。
英語指導してる根石先生はじめ、NAIMAさん、寺澤さん、村田さん、
頭が下がります。
あなたは、「やる気のある」ご自身のお子さんを、
ゲームでたのしませながら「指導」なさればいいと思います。
ただ、私は子供もおりませんし、
なりわいとして語学にとりくんでいる者ですので、
家庭教育については特にコメントはありません。
ただ、私は基本的に、
ひととして「やる気無し君」なるものには、
たとえ生徒であっても向き合うつもりはありませんし、
やめていって結構だと思っています。
こどもたちに少しでも芽があれば、
やる気があれば、
それをはなひらかせてやる道をつくる、
それが私のなりわいです。
蛇足ですが、
子供たちは、ゲームで楽しませなくとも、
言葉を楽しむ能力はあります。
言葉を唱えることに楽しみを見出します。
こと私に関しては、
>通ってくる「やる気無し無し君達に勉強を教える」って事は、本当に大変だ、
>私には「やる気無し君に指導する」って事が想像できません、
などとご同情をいただくにはおよびません。
いやむしろ、吉さんのおっしゃることになにか含みがあるのではないかと、
不愉快なものを感じたのは多分私だけでしょうが。
【10522】
【タイトル】郁子先輩、吉さん
【記事番号】1086 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 19:43
【 発言者 】Naima
嫌々入会した子の内、「やる気なし」君と「嫌々でもやる」君とではちょっと違うような気がします。私も「やる気なし」君に教える気はしないです。「授業料
もったいないから、お母さんに相談して早めに辞めな」とやさしくはっきり言います。嫌々でもやる子には力が入ります。英会話教室をやってた頃は、とにかく
何とか楽しくやらせたいと思ってました。しかし...
>「語学とはきついものだけれど、続けていこう」と子供たちに向き合って励ますことだけです。
と言う郁子さんの姿勢が必要だったんだと思います。
数年前の夏、素読舎を見学させて頂いた時、道場のような授業風景にちょっと衝撃を受けました。寺子屋みたいでもあったなぁ。生徒達は、講師である根石夫人
に「宜しくお願いします」「ありがとうございました」と挨拶しているのも驚きでした。最初は奥様が「しつけ」ておられるのかと思ったんですが、生徒の口か
ら自然に出て来た言葉なのでした。
講師は余計なことはしない。余計な準備もしない。ただひたすら回転読みをしておられました。武道家みたいでもあり、ピアニストやバイオリニストのようでも
あり。
何の話をしてたんやったっけ...
また夜中にでも戻ってきます。すみません。
それと「ゲーム学習は低学年まで」という吉さんのご意見ですが、上級者用のゲームってのもあります。
なんか支離滅裂になって来たので、やっぱり出直します。
【10523】
【タイトル】言おうとしていたのは...
【記事番号】1087 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 21:06
【 発言者 】Naima
私が塾講師だった頃のことと素読舎の指導方法とはとうてい比較にならないという事でした。
私は英会話塾とか英会話学校でいろいろやって来て、片っ端から幻滅して来た者です。自分で言うのも何ですが、私も中途半端な講師だったわけではないんで
す。新しい教授法のワークショップがあれば休日返上で参加し、自分でも同僚と教材やアクティビティーの研究会を適期的に開いたり、と大概熱心な先生でし
た。素読舎に出会ってから、どうも方向性が狂ってたと自覚しましたが。たは...
だから、かるく「大変ですね」と同情されると、ちょっとムッとするのは郁子さんと同じかもしれません。ゲームと言うとおこちゃま向きのカルタとりやお遊戯
が頭に浮かびますが、そんなもんばっかりではありませんし。
私と違って、根石さん初めとして郁子さんや村田さん達素読舎の講師達は「楽しくやろう」なんてなウソくさい事は言われたことも試してみようと思われたこと
も一切ありません。
だから素読舎の皆さんと私を同列に語ることは出来ないです、ってことを吉さんに伝えたかったのでした。
ごめんなさい。
それから、もともと一番お聞きしたかったのは、もし私の知人の息子さんが「やる気」になった時、根石さんの空きがなければ、郁子さんか村田さんかが「中学
英語べらべら読み」の電話レッスンをして下さるでしょうか、ということでした。
私の説明がわりくどかったようです。皆さんをお騒がせしてしまいました。すみません。
【10524】
【タイトル】みなさんへ
【記事番号】1088 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 21:16
【 発言者 】吉
みなさんへ
短い昼休みに一気に書き上げた文章、内容の修正もせずに勢いで投稿しました。読み直すとピントがずれていました。勢いで投稿してしまった文章でも、掲示板
で公表してしまうと「文章に責任」もたなければなりません。今回投稿した文章には、修正したい箇所が沢山あるのですが、自分への戒めとして修正せずに保存
しておきます。自分はお金をもらって指導するプロ講師ではないのです。今回のトピックに過剰に反応してしまった事が、そもそも間違いでした。すみません。
寺澤さんへ
>不愉快なものを感じたのは多分私だけでしょうが。
含みなどありませんが、読み直して誤解をあたえる文章だと思いました。
不愉快な思いをさせて申し訳ございません。
私には、やる気の無い生徒に「やる気をおこさせる指導をする方法」が、想像できません(思い当たりません)の間違いです。
>蛇足ですが、
>子供たちは、ゲームで楽しませなくとも、
>言葉を楽しむ能力はあります。
>言葉を唱えることに楽しみを見出します。
これはおっしゃる通りです。下の娘は、意味がわからずとも英語の音読を楽しんでおります。相性があるのでしょう。彼女にはゲームは必要ありませんでした。
言葉の「音」が持つ力、その魅力を改めて認識しました。
>あなたは、「やる気のある」ご自身のお子さんを、
>ゲームでたのしませながら「指導」なさればいいと思います。
もうしわけございませんが、一点だけ、下記の文章に補足させてください。
>「やる気のある」ご自身のお子さん
これは全然違います。根石先生には我家の事情は話しております。やる気があるとか無いとか、まったくそれ以前の問題なのです。私は子供のおかげで「学校が
もっている問題」などに向き合えるようになりました。今回は短い昼休みに、勢いで投稿した文章でしたので、本意が伝わっておりません。お許しください。
みなさんはプロ講師で、いろんな生徒さんを指導なさっています。
自分の子供を指導するヒントを勉強したくて、この掲示板を訪れているのでした。自分の英語の勉強方法を確認したり、自分の気持ちを高めるために、この掲示
板を訪れています。 今後とも宜しくご指導ください。
NAIMAさんへ
NAIMAさんが根石先生にしていた、教科書べらべら読みの電話レッスンの事、私もぜひ先生にお聞きしたかった所なのです。寺澤さんが「言葉を唱えること
に楽しみを見出します。」と答えてくれたので、私はそれで納得してしまいました。
>上級者用のゲームってのもあります。
あるんですね。なるほど、、。大人の学習者は、例えば映画とか英語雑誌を読むとか、趣味を通して「学習意欲を引き出す」って事も可能なので、ゲームを使っ
て学習に結びつけるって考えまで頭が回りませんでした。
私が家庭でのゲームにこだわるのは、「おとうさん、英語のゲームやろう」と、子供が自発的に「英語」にふれようとする気持ちを持って欲しいという考えから
です。(うまくいくかどうかわかりませんが、、)。
NAIMAさん、
おさわがせしたのはこちらの方です。
勢いで投稿して、読み返して反省したのはこれで2回目です。
書き込みの真意をじっくり読み取り、
良質な文章を投稿するように致します。
これからも、宜しくご指導ください。
【10525】
【タイトル】素読舎
【記事番号】1089 (2147483647)
【 日時 】06/04/25 22:28
【 発言者 】吉
NAIMAさんが掘り出してくれた、村田さん作成の素読舎の宣伝文句。
これを読むと素読舎が他の「お受験塾」と同じではない事がわかります。
>独りで学ぶ力を身につけるためには、そのための武器を身につけなければなりません
この哲学は、私が家庭学習で「子供達に身に付けさせたい」と考えているものと、まったく一致しています。そこにホレてこの掲示板にたどり着いたのでした。
【10526】
【タイトル】乗り遅れてしまいました。
【記事番号】1090 (2147483647)
【 日時 】06/04/26 0:44
【 発言者 】村田
Naimaさん
今回の私の意見は根石さんとほぼ同じです。
私は「やる気ひとつをもってきてください」としか言いようがありません。
私の中でも、「嫌々でもやる」君は、やる気のある人に入ります。
「中学英語べらべら読み」の件は、「電話でレッスン」のスキルがからんできますので、根石さんと相談してみますね。
吉さん
私は特に不快には思いませんでしたよ。
最近削除された文章も、私の手許に残っています。
もし、いつか復活させるおつもりがありましたら、一報ください。
今、中学1年の子と、永井均さんの『「こども」のための哲学』を素読しています。
序文に、
「哲学を学ぶということと哲学するということはまるで違うことなのです」
「私がこれから書くことには共感しなくてもいいけれど、素手ではじめからものを考える仕方を感じてほしい」
ということが書いてあって、なんだか吉本隆明みたいだと思うのですが、塾生もおもしろがって読んでいるみたいです。なにより私がおもしろがっているのは内
緒なんですが。
私がおもしろいと思えないものは塾生にもやらせないです。
すいません、わけがわからなくなってきました。
寝ます。
【10527】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1091 (2147483647)
【 日時 】06/04/26 1:04
【 発言者 】Naima
ここは本音をズバズバ言える希有な掲示板なので、めげずに突っ込みをお願いします。私など、大風呂敷デビューの際、素読舎のこともろくに知らないくせに根
石さんやJackieさんをボロクソに言ってました。過去ログを読むと、私の投稿は、失言、早とちり、ダボラ、トンチンカンな蘊蓄、雄叫び、などなど、目
を覆うばかりです。今読み返すと、顔から火が出る思いです。それでもつまはじきにされたりせずに受け入れてもらってます。ありがたいこってす。
根石さんは、以前、「考えがまとまってから投稿する必要はない。なんか間違ったことを言っちゃったな、考えがかわちゃったな、と思ったらそう言ってまた投
稿したらいいんだ」というような主旨のことをおっしゃってました。
改めてよろしくお願いします。
【10528】
【タイトル】「電話でレッスン」への問い合わせへのご返事
【記事番号】1092 (2147483647)
【 日時 】06/04/26 1:40
【 発言者 】根石吉久
> 家内から電話レッスンの件で質問です。
> 先日送っていただいた「ゴースト」を基本にレッスンを受けたいのですが、
> 普段のレッスンはどのように進むのでしょうか?
お送りしたテキストには、語や語句の意味を書いてある部分と、英文まるごとを書いてある部分とがあります。レッスンで扱うのは、英文まるごとの部分だけ
です。
語や語句の意味などは、「どんでん」の「電圧装置」などで自分の中に叩き込みたくなったら使ってもらえるように書いてあります。いつ扱ってもらうのでも
かまいません。ひとまずは、読んで理解するだけに使ってもらうのでもかまいません。いずれにせよ、この部分は自習用です。
レッスンはわずか30分ですので、英文まるごとを書いてある部分だけを扱います。一つの英文を相手に、私が一度読みます。生徒さんが同じ文を繰り返し5
回(以上)読みます。その間に、音を直したりもしますが、全部の音をその場で直すわけではありません。少しずつ枝ぶりを整えていきます。
> 生徒が発音して先生が発音を修正する。
> 発音が良くなるまで、ゆっくり練習する。
> これで宜しいでしょうか。
初めのうちはかなり荒削りでも、先に進めます。一挙に仕上げないで、少しずつ仕上げていきます。その意味では、ゆっくり練習する、と言っていいと思いま
す。これができるのも、同じ文が繰り返し繰り返し教材の中に出てくるからです。
> 彼女の疑問、
> レッスンで発音を矯正してもらった。
> でも、人間の記憶なんて曖昧だから、
> 次の日練習した時点で「間違った発音」になって
> しまっているかもしれない。
テキストを先に進めてもらえばわかりますが、既習の同じ文が何度も何度も出てきますので、心配は要りません。ものによっては同じことを何度も注意するこ
とがあるかもしれませんが、口の動きに英語音的に癖をつけていきますから、頭の記憶より確かです。平均値ですが、生徒さんの音が整ってくるのは1年から2
年後くらいです。
初めから音にそんなに問題のない方もおられますが、そういう人の場合は、1ヶ月くらいで注意することがなくなってしまうこともあります。そういう方は、
早期に「音作りの完成=インプット」になり、その後はインプット量の蓄積過程になります。蓄積したものが多くなればなるほど、その全体に錆を寄せないでお
くことが難しくなりますが、教材の作り方としては、全体に錆を寄せないでおくことをねらっています。私の自作教材で1万行を越えたあたりから、シナリオ本
をそのまま音読してもらう作業が始まりますが、これも蓄積したインプット量の全体に錆を寄せないことをねらっています。このあたりから、予習をしておいて
もらうことが始まります。予習しておいてもらえる段階になったということでもあります。
私のレッスンでは、音を大事にします。掲示板に書いた「邪魔を取り除く」ということと、音を大事にすることは同じことです。音を大事にしないと、「邪
魔」がなくなりません。しかし、ねらっているのは音の質だけではなく、「音と意味の同致」です。音によって、個々の単語、あるいはいくつかの単語のかたま
りの「イメージの核」が一緒に動くようになることをねらっています。
テキストで4万行、5万行進めたあたりからは、なるべく「磁場」に交わっていただくことを希望していますが、これは個々の生活事情もあるのでどなたにも
勧めるというわけにはいきません。しかし、こちらの希望としてはそういう希望があります。簡単に言ってしまえば、4万行、5万行くらいやって留学したりす
れば理想形です。小学生、中学生くらいから私のレッスンを始めてくれている子供たちは将来その理想型を実現してくれるだろうと思っています。
またそうしてできた達者な英語も、日本に帰ってきて普段の言語が日本語だけになれば、錆びつきが始まります。そのような人たちにも使えるようなレッスン
にするためには、私は今後も教材を作りつづける必要があります。どこまでやれるものかわかりませんが、教材は作り続けるつもりでいます。
> 先生から「映画を観て、発音の確認をして、
> 電話でしたレッスンのポイントを
> 思い出してください」って指導があるのでしょうか?
初めはストーリーを把握しておいてもらうために、映画を観ておいていただきますが、練習用に映画を繰り返し観ていただいたり、MDに録音して何度も聴い
てもらうことを是非やってくれと言うのは、テキストで2万行から3万行程度進めてからです。
私の音は、英語音の中のとくにア系列(日本人の耳に「ア」と聞こえる音)を少し大げさに典型的に言う音ですので、まったく語学用の音です。これの基に
なっているのは、自分で作った「発音10のポイント」と「あいうえおフォニックス」であり、それになるべく忠実に自分でも音を作っているだけです。このく
らいのポイントを押さえれば、しゃべっても相手にストレスを起こさせないし、自分が複製音声(CDなど)を使ってリスニングを鍛えていくのにも十分だとい
う質を確保します。それ以上の細部を扱いたい人はネイティヴ音を媒介にして自分でやっていただきますが、それを是非やれとは私は生徒さんに言っていませ
ん。
> 今後予習をするにも、DVDで「音」を確認してから予習を
> していくのでしょうか。
予習はしていただかなくて結構です。最初のうちはひたすら復習をしていただく方がいいと思います。
> 妻が予習をする場合、私がサポートをする事は
> 可能なのですが、まったくの初心者の生徒さんが、
> 自分で普段の学習をすすめる場合、
> どのような感じで練習をしていけば良いのか教えてください。
「どしゃぶり型」のレッスンと、「アジアの大河型」レッスンとがあり、「どしゃぶり型」のレッスンは、現在は英検一級を持っておられる高校の英語の先生
に対してやっているだけです。奥様には「大河型」でやっていただくことになると思いますが、気長なレッスンです。しばらくは復習をしていただくだけで大丈
夫です。伸びるときは急激に伸びるので、普段は地道にウサギとカメのカメのようにゆっくり進めてもらえば結構です。ゆっくりやっていても、急激に伸びると
きは伸びます。その頃になれば、何か他の練習(英検の級をとるための、など)をレッスンとは他に始めてもらうことを勧めたりもします。
言葉で説明しにくい性質のものですが、なんとか書いてみました。
書いたものは、掲示板の方にも転写させてください。
他の人の役にたつことがあるかもしれませんので。
根石吉久
【10529】
【タイトル】全然不快じゃない
【記事番号】1093 (2147483647)
【 日時 】06/04/26 1:50
【 発言者 】根石吉久
村田君>吉さん
私は特に不快には思いませんでしたよ。
私もまったく不快には思いませんでした。
郁子がなんだかしゃかりきになっているなと思いましたが・・・
【10530】
【タイトル】親と子
【記事番号】1094 (2147483647)
【 日時 】06/04/26 13:59
【 発言者 】Jackie
>親が子供達にしてあげられるのは、勉強の習慣を身につけさせてあげる事。
そのために家庭でゲームを通じて、勉強の楽しさを教えてしまいます
母が60の手習いでピアノを始めた時のピアノの先生の娘さんは東大へいきました。
フツーの家庭のふつーの家です。ピアノの先生は
「毎日練習できないと落ちつかない。」と1日2〜3時間はピアノにさわり、ジャズバーなどでも即効演奏をする腕前。そして、図書館通いが好きで宇宙と
か、植物とかそういう本を借りてきてよんでいたようです。 娘さんはその「練習できないとおちつかない」という姿勢を見て育ち、
勉強しないと落ちつかない という習慣を身につけたようです。
>親が勉強していないのに、子供に「勉強しなさい」と言っても説得力はありません。
ですから、子供の前ではなるべく親が勉強する姿を見せてしまいます
そういえばいつも三日坊主の私と弟は小さい頃ピアノのレッスンを受けましたが、ぜんぜん上達しませんでした。そりゃ先生がくる時しかピアノにさわらなかっ
たからあたりまえです。母は散々練習しろしろと言っていたみたいですが、 親の背中も不足していたのだろうなと 責任転化(汗)。いや、母は、数年前なん
とかの手習いで「簡単なポピュラー音楽を弾く」という本でやりはじめたのですが、はじめの2,3ヶ月は練習したものの、その後は先生がきた時だけになって
しまい、一年に終えたのが「枯葉」をふくめて何曲だったか。
あー、子の親にして子の子ありだと改めて(笑)
止めて数年たつので、今はもうすっかりひけなくなったようです。
いくら初心者用にアレンジした曲でも バイエルさえ、おえていない、つまりは基礎がぬけた状態では定着しなかったのですね。バイエル上下をおえていれば、
忘れてもちょっとピアノにさわればなんとなく指が動きはじめるものです。
エンジニアの知人の子供が今年中学へ入学しました。6歳から英会話をならっていたので
その後どうしているかと訪ねたところ、小学校6年で英検準二級を取ったそうです。
もちろん英会話学校の力だけではないでしょう。友人自身英検1級保持者で仕事から英語の必要性を感じているので英語教育に熱心でした。しっかしここ数年単
身赴任していた上、かなりの激務
なのに、どうやってそこまで子供の英語力をつけたのかそのシークレットをいつか聞いてみたいと思います。
【10531】
【タイトル】みなさんへ
【記事番号】1095 (2147483647)
【 日時 】06/04/26 21:35
【 発言者 】吉
昨夜の書き込みの後、深夜まで過去ログを読む旅に行きました。
いやー、勉強になります。お宝書き込みを見つけた訳ではないのですが、根石先生が過去の書き込みを残して公開しているのは、本当に素晴らしい事だと思いま
す。この掲示板のメインタイトル「大風呂敷」の意味は、「オープンマインド」だと、私はそのように解釈しております。NAIMAさんの書き込みにあるよう
に、何を言っても「受け入れてくれる」この掲示板の姿勢というのは、この「オープンマインド」の姿勢があるからだと思います。また、過去ログが面白いの
で、じっくり読み上げてこようかと思います。これを最近してなかったです。
Jackieさん、私の書き込みに反応してくださりありがとうございました。
子供の学習方法に関しては手探り状態です。Jackieさんの書き込みで「私の考えで良いのかも」と、希望が持てました。ありがとうございます。 春に
なってから毎朝、ランドセルを背負った小さな小学1年生の女の子が、大人の私と同じ通勤電車に30分乗って途中下車していくのを目にします。大人の私でも
つらい通勤電車に乗車して、小さい子が一人で通っています。都内にある有名私立大学の付属小学校です。「この子の親は、この過酷な電車通学の事をどこまで
知ってるのかな?」「この子は納得して学校へ行ってるのかな?」「これは子供のため?親のため?」「もし親御さんが「子供のため」というのなら、学校の近
くに引越してあげるべきではないのかな?」そういう疑問がわきあがってくるのです。この辺の熱い気持ちを持っているのですが、その気持ちは「語学論」と合
いません。その気持ちを無理やり「語学論」に持っていこうとするからピントが合わないのだなとわかりました。
みなさんへ
しばらく、ホームページ作りに専念して、私の中で沸きあがったこの辺りの気持ちを、まず整理します。語学論に関しては、過去ログ探検しながら、じっくり、
ゆっくり、自分の中で整理します。ホームページ製作に専念するため、しばらく書き込みできませんが、読み込みはしてますので、お呼びがかかればすぐに
「はーい」と返事いたします(笑)。
根石先生へ
電話レッスンの説明ありがとうございました。ホームページなど読み漁ったのですが、具体的な方法がどこにもなかったので質問させて頂きました。「電話レッ
スン」を使った学習が効果的である事は、ホームページや先生の著書からわかるのですが、具体的なレッスンの流れが知りたかったのです。素読舎のHPを訪れ
て、先生の哲学に触れて電話レッスンに興味を持たれる人がいたとしても、具体的にレッスンがどのように進むのか、それがわからないためにもう一歩踏み出せ
ない人もいるのではないかと思います。先生が書き込まれた電話レッスンの説明と内容は、抜き出しておかれるのが良いと思います。
このような良質の掲示板を維持管理して下さりありがとうございます。NAIMAさんがおっしゃるとおり他にありません。勉強させて頂いております。村田さ
んはじめ、他の素読舎コーチ陣のサポートがあるからだと思います。私がHPを開設してもBBSは管理が難しいなーと、過去ログを読んでいて思いました
(笑)。HP運営のアドバイスもお願いするかもしれません。 宜しくご指導ください。
【10532】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1096 (2147483647)
【 日時 】06/04/29 23:25
【 発言者 】寺澤郁子
教科書べらべら読みの電話でコーチのお話ありがとうございます。
ただ、私に関しては、まだまだ十分な力がなく、
電話でレッスンができるレベルに達していません。
私がコーチになるまでには、根石さんの電話でレッスンを受講して、
コーチになる訓練を受ける必要があります。
お声をかけていただいただけでも、
ほんとうに励みになります。
なんとか私も力をつけていかねばと思っておりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
【10533】
【タイトル】郁子先輩
【記事番号】1097 (2147483647)
【 日時 】06/04/30 7:03
【 発言者 】Naima
お返事ありがとうございます。
「教科書ベラベラ読み」は私自身が受講してみたい気がしています。
奈良はようやく春の気配です。長野はいかがですか?
【10534】
【タイトル】基本動詞の恥は掻き捨て
【記事番号】1098 (2147483647)
【 日時 】06/04/30 16:40
【 発言者 】村田
Naimaさんや吉さんに刺激されて、コビルドで基本動詞のおさらいをしていました。
take の項目を見ていると、
"You can use TAKE followed by a noun to talk about an action or event,
when it also be possible to use the verb that is related to that noun.
For example, you can say 'she took a shower' instead of 'she showered'.
と書かれていていました。なるほど、と思い、下の方を見ると、次のような例文が続いていました。
*Betty took a photograph of us..
*I've never taken a holiday since starting this job.
さて、果たしてBetty took a photograph of us.
を例にならってかきかえられるのだろうか?と思い、photographを調べて見ると、動詞photographがありました…。ということは
Betty photographed us. と言うこともできうるということなのか!と少し驚きつつ、ではtake a holiday
はどうか、と holiday を調べてみると、動詞 holiday がありました。つまり、I've never holdayed.
と言い換え得るということ…?
先輩方は周知のことかもしれませんが、私は知らなかったので、少しニヤニヤしてしまいました。
【10535】
【タイトル】近況
【記事番号】1099 (2147483647)
【 日時 】06/04/30 16:52
【 発言者 】村田
戸倉分室の方にも新期塾生が入ってきて、俄然、活気が出て、忙しくなってきました。今回は広がりが持てそうな感じなので、この機会に塾生が増えるとよいの
だけど、と思います。
中学生の塾生の父兄の方に私と同年代の方も見え始めて、俺のトシだとこのくらいの子供がいて「普通」なんだなぁ、とちょいと感慨にひたってしまいました。
とにかく一緒に伸びよう!
【10537】
【タイトル】Naimaさん、吉さん
【記事番号】1101 (2147483647)
【 日時 】06/04/30 18:29
【 発言者 】寺澤郁子
Naimaさん<
長野は桜と杏が終わり、今は桃の花がまっさかりです。きれいですよう。
これが終わるとりんごの花の頃がやってきます。
話はかわりますが、歳を経てつくづく思うのが、
女性の先達の方々や女友達の存在のありがたさです。
これは、若い頃にはわからなかった感覚です。
語学論とは関係なかったですね。
いや、関係あるかな…。
吉さん<
この掲示板には、どうぞ吉さんの素直な感覚でこれまで通り投稿してください。
立場が違えば、思うところが違って当然です。
----------
(蛇足)
私が「論じる」ということをそもそもどういうものであるかわかっていないせいなのだろうと思いますが、議論が勝負ごととして扱われたり、意見の排除にのみ
終わるのは、自分本人である場合でも他者のものを目にする場合でも、喉がひりひりするような不毛感にさいなまれます。
やはり私は学者にはなれず、あくまで現場に徹すべき人間なんだとつくづく思います。
【10538】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1102 (2147483647)
【 日時 】06/04/30 23:57
【 発言者 】根石吉久
何か、中学の教科書のコピーを10ページほどコピーして郵送していただけば、いつものレッスンの時間を使って、「べらべら読み」のレッスンを数回やってみ
ることができます。先日は言葉で説明しましたが、それよりも実際に中学生になったつもりで、数回レッスンを受けてもらえば、Naima
さんならすぐに呑み込んでもらえると思います。
【10554】
【タイトル】教科書問題
【記事番号】1118 (2147483647)
【 日時 】06/05/10 22:58
【 発言者 】吉
「教科書問題」っていうのは、
新聞記事でよく取り扱われる、例の「教科書問題」の事ではありません。
教科書やテストの「質問の仕方」が「問題」って事なんですが、、
ああ、ややこしくなりそうなので、先を読んでください。
**********************
私 「俺さ、小学校から中学に上がった時にさ、
教科書が急にえらそーな口を叩き始めて、
勉強が嫌になった事があるんだ。」
家内 「どういう事?」
私 「小学校の教科書はさ「計算をしましょう」とかって優しく書いてあったのに、
中学校になったら「次の計算をしろ!」って、教科書が威張りはじめたの、、。
教科書に勉強を「やらされてる」って気がして、やる気が失せたの。(笑)
中学になって、急に教科書が偉そうになった気がした。」
家内 「(爆笑)あたしそんな事、これっぽっちも感じなかったよー。」
私 「俺はずっと思っていたよ。高校になってもずっと考えてたのよ。
すべての設問が「優しい」問いかけだったら、俺、単純だからさ、
理解するまで繰り返して教科書読んでいたと思うよ。
だから教科書より参考書が好きだった。
参考書の方が、優しい言葉で書いてくれてるから、、(笑)
中学の時の「次の計算をしろ」「次の設問を解け」は本当にショックだった。
その時のショックを未だにひきずってる(爆笑)」
家内 「へー、、、(妙に感心する。)」」
***************
こんな会話をしてから数ヶ月過ぎたある日
家内 「息子のY君、「3年生になったら添削問題が命令するようになった」って言ってたよ。 あたし、驚いちゃった。」
私 「え? どういう事?」
***************
続きは、近日公開予定の吉吉のHPで、、、!
根石先生から以前、記事転載の許可を得たので、
HPのさわりをちょっと紹介してしまいました。
このページは根石先生の掲示板なので、
この書き込みに対する過剰な反応は控えてください。
【10555】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1119 (2147483647)
【 日時 】06/05/11 9:27
【 発言者 】寺澤郁子
>中学校になったら「次の計算をしろ!」って、教科書が威張りはじめたの、、。
確かに、そうですよね。
中学になったとき、
なにかが違うとは思ってましたが、
教科書が威張りだしたんですね。
目からウロコ、合点、合点、合点です。
NHK教育の番組も、
面白いのは3年生対象ぐらいまでで、
4年生以上対象の番組になるとつまらなかったなあ…。
勉強が威張りだすのかも。
P.S.
吉さんのHP楽しみです。
ここでのコメントは控ようとおもったのですが、
あまりに目からウロコがおちてしまい書き込んでしまいました。
【10556】
【タイトル】言葉に表情がある
【記事番号】1120 (2147483647)
【 日時 】06/05/11 21:39
【 発言者 】吉
寺澤さん
私の書き込みに反応してくださり
ありがとうございます。
HPは、いま調整中です。
せっかく反応してくださったので、
このまま英語の話題に持ち込んでしまいましょう(笑)。
日本語だから「次の計算をしましょう」が、
「次の計算をしろ」ってなって、
なんか教科書が急にえばりはじめる感じがしたのですが、
これは一つの事を伝えるのにも、
日本語にはいろんな言い回しがあるからだと思います。
例えば英語の「I don't know.」
日本語だと、
知りません。
知らん(男性)
知らないわ(女性)
存じません
知るかボケ (ボケは余計か)
知らないなー
でも英語だと「I don't know.」だけ、、。
(他にあるかな?)
英語圏の子供は、私が感じたような
この「教科書が偉そうになる」というような、
そういう体験ってしないんじゃないかなー。
どうでしょう?
日本語は言葉に表情をつけられる。
【10561】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1125 (2147483647)
【 日時 】06/05/13 20:56
【 発言者 】根石吉久
では、来週の月曜からしばらく中学の教科書でやってみましょう。
【10562】
【タイトル】吉吉のHP
【記事番号】1126 (2147483647)
【 日時 】06/05/13 22:58
【 発言者 】吉
「どうして学校なんかあるの?」
「どうして学校に行かなきゃいけないの?」
こう質問されたらみなさんはどう答えますか?
私の場合は、こういう答えになってしまいました。
さて、、私の返答とは、、、。
続きは 私のHPで確認してください(笑)。
*********
一応、形ができてきましたので、
HPを公開していく事にしました。
遊びに来てください。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/eigodeyume/yume-top.html
根石先生すみません。
宣伝させてもらっちゃいました。ぺこ <(_ _)>土下座。
いや、自分のHPを公開するのって、
なんだか自分の裸をみせるような勇気がいります。
(//・_・//)カァ〜ッ…。
【10563】
【タイトル】Julian さん
【記事番号】1127 (2147483647)
【 日時 】06/05/13 23:33
【 発言者 】根石吉久
お休みの件、承知しました。
先ほどから、何度か書いていたのですが、「投稿」ボタンを押しても掲載されませんでした。何の不具合なのかわからないままです。
というわけで、遅くなりました。済みませんでした。
果たして、これは掲載されるのかどうか。
【10564】
【タイトル】中学英語べらべら読み
【記事番号】1128 (2147483647)
【 日時 】06/05/15 20:56
【 発言者 】Naima
デモンストレーション授業を受けて、ゴーストの文法解析の意義も腑に落ちた気がします。
先週から英語教室の名簿を引っ張り出し、村田先輩に送って頂いた素読舎のチラシを参考にダイレクトメール送付の準備を始めました。この中から何人か受講希
望者が出てくれるといいのですが。
【10572】
【タイトル】電話レッスン ぺらぺら読み
【記事番号】1136 (2147483647)
【 日時 】06/05/29 18:21
【 発言者 】吉
NAIMAさんの「ぺらぺら読み」の書き込みを読んでから、
ずっと「どうやって指導するのかな?」と想像しています。
この想像が楽しかったりします。
息子(小3)が最近、下のような発言をしていました。
「「A(エイ)」って「ア」とも読むよね。
ほら、、アップルのア」
「「S(エス)」は、「サ」とも読むよね。
サタデーとか、サンデーとかの「サ」
「S(エス)」は「エ」から始まるのに「サ」」
教えてなどいませんが、子供達が
勝手にスペルの法則に気が付いて
「読めるようになる」ってことなのかなーー?と、
これまた想像しています。
先生、6月から電話レッスン宜しくお願いします。
6月2日(金)夜10時40分からで宜しかったでしょうか。
楽しみにしています。
【10574】
【タイトル】映画英語の聞き取り方
【記事番号】1138 (2147483647)
【 日時 】06/05/30 21:30
【 発言者 】パクパク
宿痾ともいえる米国映画の聞き取りの難しさに対する
攻略法の糸口ができました。
10年以上はかかりましたが、この掲示板にURLを
掲載していいでしょうか?
【10575】
【タイトル】パクパクさん
【記事番号】1139 (2147483647)
【 日時 】06/06/01 2:57
【 発言者 】根石吉久
>この掲示板にURLを掲載していいでしょうか?
どうぞ。お願いします。
【10576】
【タイトル】URLです。
【記事番号】1140 (2147483647)
【 日時 】06/06/01 21:10
【 発言者 】パクパク
ありがとうございます。
音と意味との同致。
磁場のないなかでの一人学習。
複製音声しかないなかでの学習。
TOEICなどの得点アップなどを目標としない学習。
http://www.crell.jp/
試作版です。
この掲示板の来訪者の皆様からすれば多々意見が
あるだろうとおもいますが、その場合は、この
掲示板に投稿していただければとおもいます。
【10579】
【タイトル】コーチについて
【記事番号】1143 (2147483647)
【 日時 】06/06/03 2:06
【 発言者 】吉
6月2日(金)は、電話レッスンの初日にあたる日。
その日、私は東京で大谷由里子さんのセミナーを受けてきました。
大谷さんは、故横山やすし氏のマネージャーをつとめ、
大助・花子を売り出し、その後、吉本興業とジョイントし、
「よしもとリーダーズカレッジ」を立ち上げた人です。
現在は、志緑塾を設立、企業活性の活動や講演を行っている
めちゃくちゃパワフルな女性です。
モットーは、「感じて・興味を持って・動く」人づくり!
今日の大谷さんの話、元気がでました。
元気をもらいました。
大谷さんの著書
「元気をつくる「吉本流」コーチング」
株)ディスカヴァー・トゥエンティワン 出版
この著書の中にコーチについて書いてあるので、
そこの部分を引用させて頂きます。
***引用開始***
「コーチ」の語源は「馬車」なのだそうだ。
「あなたを行きたい場所に連れていきます」ということらしい。
また、コーチと似た言葉には、「ティーチ」がある。
学校の先生はティーチャーだ。
*中略*
人は、ティーチばかりを繰り返していると、
考えない人間をつくってしまう。
しかし、そこでコーチを取り入れることによって、
自分で考えて自分で行動する人間が生まれる。
大谷由里子著書
「元気をつくる「吉本流」コーチング」
16ページより
***引用終わり***
コーチか、そういえば素読舎もコーチですね。
英語のコーチ。 電話レッスンのコーチ。
コーチは、考えて行動できる人を作る。
だから私は素読舎のフアンなんだ。
大谷さんのおかげで、電話レッスンが
さらに楽しみになってきました。
ワクワクした気分で帰宅する事ができました。
【10580】
【タイトル】電話レッスン 初回
【記事番号】1144 (2147483647)
【 日時 】06/06/03 2:16
【 発言者 】吉
電話レッスン初回
セミナーに参加してきたので、
帰宅したのは、レッスン開始の10分前位でした。
今夜から家内と一緒に、根石先生による
電話レッスンが始まります。
この日のために、
ヘッドフォンマイクTE-02(フリーハンドレシーバー)を、
二つ購入しておきました。
レッスンを受けるのは家内の方です。
私は先生が家内を教える様子を勉強させて頂きます。
電話の回線端末プラグが自宅に二つあるので、
妻と離れた場所に私は座りテキストを開きます。
妻がテキストを見るのは、この日が初めてでした。
予習などさせませんでした。
レッスンの開始です。
先生が1回読みます。
妻が5回からそれ以上、その文章を繰り返して読み上げます。
先生のアドバイスが入ります。
あいまいな「ア」の音、打ち消し(無音のt)、
t、d、l、nが続く時は舌を準備しておく事など、
すべてホームページなどで書かれていた事を、
「実際に聞く事」ができました。
いやー感動しました。
それにしても先生は的確な指示をしてくれました。
( ̄  ̄) (_ _)うんうん、
妻の発音は、通じない事もないけど、先生の
「アゴを下げた方が良いです」のアドバイスで、
断然聞きやすい音になりました。
レッスン終了後、家内が「ねー、ちょっと音だけ聞いていてくれる、
[There is gotta be] [There is gotta be] 」
私「後に言った方がアゴを下にさげてる」
家内「えーー? わかるんだ! 私、自分で変えていても、
音の違いがわからないよ。」
私「正しい発音で練習していれば、その内わかるようになるよ。
俺なんかLとRが聞き分けられるようになるのに結構時間かかったぜ。
それより先生のear と year の違いの説明に俺は感動した。」
家内「あれねー、先生すぐに指摘してたもんね。私の発音。
よく電話でわかるよね。」
私「ついこの間、この発音についてアメリカ人に聞いたんだよ。
ear と year の発音の違い。
聞いていて違うのはわかるんだけど、どこがどう違うのか、誰も説明できなかった。
「year には、Y(ワイ)のサウンドがある」って、アメリカ人が言うのね。
あたりまえじゃんか。やっぱさ、ここが日本人の指導者の良いところだよね。
外国人にはさ、どう説明していいのか解らないんだよ。」
家内「あたし、あの「yearは、喉をしぼるように音を出す」って、
言うのが難しかったな。レッスンの文章を読んでると、
アゴを下げるとか、喉を絞るとか、いろいろ沢山
意識しなきゃいけない事があるから、難しいよ。」
私「うーーん、yearの発音はさ、俺は「い」と「ゆ」の
中間音みたいなイメージがあるんだよ。
それでノドではずっと「うーーー」と言っているような
緊張感を保つイメージ。
でもさ、先生のように的確な表現はできなかったなきっと。
ノドって言われると、たしかにノドを使っているよ。
ああ、そうだったのかって感じ。」
家内「すっごい難しかった。
ちょっとやばいかも、、意識しすぎて言えなくなっちゃうかも」
私「え? 結構やるなーって俺は思ったよ。
国弘先生の音読トレーニングの成果はでていたよ。
お前、あれをやり始めた時は、全然ダメだったもん。」
(本当にダメでした。超カタカナ読み。)
家内「わからない単語だらけだし、、。」
私「そうなの? そうは聞こえなかったよ。」
家内「先生に言っておいてね。英語は一番の苦手科目だったって、、。」
*******************
はい、家内は私に3ヶ月前、
I have a book の否定文は、
I have not a book で良いの?と質問してます。
3ヶ月前ですよ!
お前、その英語力でよく高校合格できたね、、、。
そんな英語力の人間が受講している電話レッスンレポートは、
現実味があって面白いかもしれませんね。
今日はセミナーで感動して、
根石先生の電話レッスンで感動して、
とっても幸せな一日でした。
先生! 家内の復習と、最後の予習の一文は、
私がきっちり面倒みておきます!
**************
こんな形でレッスンリポートを不定期に書いていきます。
もちろん私のHPでも記事として扱っていきますので、
お楽しみに!
追記:
先生、今日はレッスンの時間が少し延びてしまいすみませんでした。
30分、あっという間ですね。
次回は、先生がかっちり「終わりー」としめてください。
さらに追記:
メールで電話番号送っておきました。
振込み先教えてください。
【10581】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1146 (2147483647)
【 日時 】06/06/03 9:48
【 発言者 】村田
おひさしぶりです。
奥様との対話、楽しく読ませてもらっています。
>「year には、Y(ワイ)のサウンドがある」って、アメリカ人が言うのね。
>あたりまえじゃんか。やっぱさ、ここが日本人の指導者の良いところだよね。
>外国人にはさ、どう説明していいのか解らないんだよ。」
爆笑した後、うなずきます。
同義反復?っていうんですかね、そういう説明>Yのサウンドがある
ネイティヴにとっては自然すぎるんですね。
自然な状態にメスを入れて、切り開いて、分解して、そしていつかまた「自然」な状態にもっていく作業。
今おもいつきで書いてますが、語学はそういうものかもと思います。
メスを入れて切り開いていくのはネイティヴにとっては難しいでしょうね。非ネイティヴにとっても難しいことですけれど。
【10587】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1152 (2147483647)
【 日時 】06/06/04 12:33
【 発言者 】根石吉久
>あいまいな「ア」の音、打ち消し(無音のt)、
>t、d、l、nが続く時は舌を準備しておく事など、
>すべてホームページなどで書かれていた事を、
>「実際に聞く事」ができました。
以前、「発音10のポイント」とか、「あいうえおフォニックス」を作りました。日本人が日本語の磁場で英語を練習するという条件の元で、いくつくらいの
ポイントを練習すればいいかと考えました。なるべく少ない方がいいと考えて、私が扱えるものをかきあつめてみたのでしたが、あまり反応はありませんでし
た。もし、お願いできるなら、私がどんなことについて生徒さんに注意しているか、拾い上げいただき、羅列していただけたらと思いました。
この間のレッスンでは、
・綴り上、u 、日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」
・単語の最後がt、d、l、nのどれか。次の単語の最初がt、
d、l、n のどれかの場合、前の単語の最後の音が「黙音化」。
(舌の位置だけ確保=準備)
・単語の最後がt、d、l、n。次の単語の最初が th の場合、
t、d、l、n の「黙音化」は th の位置に舌を置いて行っ
てかまわない。
などを言ったのを覚えています。全部でいくつくらいのことを生徒さんに言っているのか、実は自分でもよくわかっていません。なるべく少ない方がいいとは
考えているのですが、リスニング上達に差し障りがあるような個数だとまずいとも考えてきました。
先日のレッスンでは、「あいうえおフォニックス」については触れていませんが、「あいうえおフォニックス」で扱うものを、どう数えるかにも問題がありま
す。しかし、一度数えあげてみたいものだと思っています。レッスンしながらだと、数えているわけにもいかないので、今回幸いにオブザーバーとして吉さんが
奥さんのレッスンを聞いておられるので、数えてみていただけたらと思ったわけでした。
>妻の発音は、通じない事もないけど、先生の
>「アゴを下げた方が良いです」のアドバイスで、
>断然聞きやすい音になりました。
これはどの単語について言ったのでしたっけ?
綴りで ar のところでしたっけ?
>レッスン終了後、家内が「ねー、ちょっと音だけ聞いていてくれる、
>[There is gotta be] [There is gotta be] 」
ああ、これでした。 o の綴りのところが、顎の下がる明るい「ア」になる確率は高いという説明でした。 o
はくせもので、七変化するとも言っておりますが、顎の下がる明るい「ア」になる確率は高く、しかしあくまで確率が高いだけです。
o のこととは関係ありませんが、 There's gotta be の there's は there has だと思います。has
gotta = has got to = has to だと思います。
>家内「えーー? わかるんだ! 私、自分で変えていても、
>音の違いがわからないよ。」
>私「正しい発音で練習していれば、その内わかるようになるよ。
吉さんのおっしゃる通りです。2,3ヶ月もすれば、耳が変わってくるのがわかりますので、お楽しみに。そのあたりがこのレッスンの一番楽しい時かもしれ
ません。その後は、縦走に入りますので、楽になりますが、持続することが課題になります。
>それより先生のear と year の違いの説明に俺は感動した。」
ああ、それも言っていましたね。
・綴り上、u 、日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」
・単語の最後がt、d、l、nのどれか。次の単語の最初がt、
d、l、n のどれかの場合、前の単語の最後の音が「黙音化」。
(舌の位置だけ確保=準備)
・単語の最後がt、d、l、n。次の単語の最初が th の場合、
t、d、l、n の「黙音化」は th の位置に舌を置いて行っ
てかまわない。
・綴り上で o が「顎の下がる明るいア」になる確率は高い。
・ear, year の違い。ear は口腔で発音。year の y は喉で出す。
これで5つです。
>家内「あれねー、先生すぐに指摘してたもんね。私の発音。
>よく電話でわかるよね。」
電話でレッスンを始めてどのくらいたつのかわからなくなっていますが、普段の仕事で癖みたいなものができてしまい、私の方であらかじめ生徒さんがこの単
語をどう発音するか待ちかまえているというせいもあるのです。音だけを問題にする場合は、顔の見えない電話の通話の方が、具合のいいことがあります。顔を
見られたまま、一瞬、般若の顔になれなんて言われたら、生徒さんはやりにくいだろうと思います。
>私「ついこの間、この発音についてアメリカ人に聞いたんだよ。
>ear と year の発音の違い。
>聞いていて違うのはわかるんだけど、どこがどう違うのか、誰も説明できなかった。
私は公式化してあります。「英語ネイティヴには日本人の発音指導はできない」という公式です。私もこれまでに日本人の音を変える方法を持った英語ネイ
ティヴに会ったことがありません。
>家内「あたし、あの「yearは、喉をしぼるように音を出す」って、
>言うのが難しかったな。レッスンの文章を読んでると、
>アゴを下げるとか、喉を絞るとか、いろいろ沢山
>意識しなきゃいけない事があるから、難しいよ。」
まあ、急がずに少しずつやりましょう。先日は少し多めに注意したかもしれませんが、混乱していただくためですから、大丈夫です。わかってくると、なん
だ、これっぱかししかないのかっていう感じです。しかし、「これっぱかし」のことが、さまざまな文に即応して口が動くかどうかになると、とても難しいの
で、口の動きに癖をつけてしまうしか解決法はないと思います。
>私「うーーん、yearの発音はさ、俺は「い」と「ゆ」の
>中間音みたいなイメージがあるんだよ。
>それでノドではずっと「うーーー」と言っているような
>緊張感を保つイメージ。
音のイメージはまさにそういう感じのものですね。
>でもさ、先生のように的確な表現はできなかったなきっと。
>ノドって言われると、たしかにノドを使っているよ。
>ああ、そうだったのかって感じ。」
私のレッスンでは、どこをどう動かすのかを具体的に言います。初めはなかなかうまく出なくても、どこを動かすのかがわかっていれば、回数をこなすことで
筋肉が動くようになっていきます。
>家内「すっごい難しかった。
>ちょっとやばいかも、、意識しすぎて言えなくなっちゃうかも」
そんなことはありませんから、ご安心下さい。
>家内「わからない単語だらけだし、、。」
知らない単語は、「言いながら、書きながら、イメージする」っていう練習をして、その単語を含む文全体を、「言いながら、書きながら、イメージする」と
いうことをしてみて下さい。
>家内「先生に言っておいてね。英語は一番の苦手科目だったって、、。」
わかりました。でも、私のレッスンで扱っているのはもう「科目」ではありませんから、苦手意識はそのうちになくなります。
>そんな英語力の人間が受講している電話レッスンレポートは、
>現実味があって面白いかもしれませんね。
是非お願いします。
>振込み先教えてください。
忘れていました。
メールでお送りします。
【10588】
【タイトル】根石先生とみなさんへ
【記事番号】1153 (2147483647)
【 日時 】06/06/05 15:08
【 発言者 】吉
根石先生
先生、丁寧な解説ありがとうございました。
>「発音10のポイント」とか、「あいうえおフォニックス」を作りました。
>日本人が日本語の磁場で英語を練習するという条件の元で、
>いくつくらいのポイントを練習すればいいかと考えました。
>なるべく少ない方がいいと考えて、私が扱えるものをかきあつめてみたのでしたが、
>あまり反応はありませんでした。
>もし、お願いできるなら、
>私がどんなことについて生徒さんに注意しているか、
>拾い上げいただき、羅列していただけたらと思いました。
いいですよ。いいですよ。
「発音10ポイント」っていうのは、素読舎のHPで読んでいました。
読んで私は理解していたつもりでしたが、、
実際の指導を聞いて「なるほどねー」とさらに実感できました。
すっごく楽しいです。
> There's gotta be の there's は there has だと思います。
> has gotta = has got to = has to だと思います。
はい、その通りです。 「there must be」と同じような意味ですね。
音だけ追いかけていたので間違ってしまいました。
余談ですが、アメリカ人の大学生が書いた作文の中で、
「We should of done 〜.」って書いているのを目にした事があります。
正しくは We should have done 〜. ですね。
これも音だけ追いかけた間違い。
あ、、、別にだからって、私の間違いから、
みんなの注目をやんわりと回避しようとしているわけではありませんよ(笑)。
先生の今回の解説、私のホームページに全文そのまま載せてもいいですか?
できましたら「発音10のポイント」も掲載したいのですがお願いします。
村田さんへ >
わたしの書き込みへの反応ありがとうございました。
電話レッスンの話題、これから面白くなると思いますよ。
(妻よ ゆるせ。 笑)
私のHPでは、家での練習風景なども「読める」ようにしていきます。
楽しみにしていてください。
私のHPの英語の記事で、
留学中にもっていったら向こうの学生に喜ばれた品物を、
リストしてみました。
留学中の学生さん、宜しければHPを覗いてください。
例: マクドナルドのメニュー (喜ばれました!など)
こちらも充実させていきます。
留学しながら電話レッスンを受けている方へ>
英語圏の中で生活をしていても、
発音のコツを自分で気付く事のできない人は多いです。
根石先生の発音などのアドバイスを頭に入れ、
生活の中で英語を使っていると、
遠回りする事なく発音のコツが学習できます。
留学しながら電話レッスンを受けられるなんて、
とても羨ましいです。
つらい事もあるでしょうが、しっかりやってください。
みなさんへ (宣伝ですみません)
私のHPで学習障害のページも公開始めました。
英語のページよりも読みやすい仕掛けがしてあります。
こちらもぜひお読みください。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/eigodeyume/yume-top.html
【10591】
【タイトル】練習風景 長くてすみません
【記事番号】1156 (2147483647)
【 日時 】06/06/07 12:44
【 発言者 】吉
take 1
家内「Yの発音難しいね。year, yesterday,
あのさクレヨンもノドから出す音? ヨーグルトも?」
私「Yの音ね。発音記号でJみたいなヤツでしょ。
実は俺も出来ていたり出来ていなかったりするんだよ。
you も Yの音だし、ニューヨークのYorkもYの音でしょ。
発音できなくても文脈から相手が理解できちゃう事もあるからさ、
year と ear は、区別して発音できるけど、ニューヨークは、
意識してないとヨークってカタカナっぽく発音してる事もある。」
家内「ノドを絞って音を出すと言われてもねー。yesterday (イェスタデー)!」
私 「それじゃあ、セサミストリートのエルモだよ(笑)」
take 2 (後日)
私「Yの音について考えたんだけどさ、にゃ・にぃ・にゅ・にぇ・にょって、
大げさに口を動かして言ってみ。」
何回か大げさに「にゃ・にぃ・にゅ・にぇ・にょ」と言う妻。
私「そうそう、それでさ「にぃ」の口の形を保ったまんま、舌も動かさずに
もう一度「にゃ・にぃ・にゅ・にぇ・にょ」って言ってみ。」
妻に「にぃ」の口の形を作らせ、
唇も舌も動かさずに「にゃ・にぃ・にゅ・にぇ・にょ」と言わせる。
私「舌を動かさないんだよ。そうするとさ特に「にゅ」と「にょ」を発音する時、
ノドから声を出さないと言えないでしょ。
この感じに近いんと思うんだけどな。「にぃ」の口を作る、その形を動かさない、
舌も動かさないで「にょ・にょ・にょ・にょ」ってちょっと小声で言ってみな。」
ノドにわずかに力がかかる感じを体験してもらう。
私「今度は「にぃ」の口を保ったまんま「い」って言うんだけど、
同じようにノドから音を出すつもりで言ってみてよ。
「にょ・にょ・にょ・にょ・い・い・い・い・ year」
はい、言ってみ。 口や舌は動かさない。「にょ」と言った時と
同じ部分を使って「い」の音を出す。
たぶんそれが「year」のYの発音に近いと思う。 ノドから出す音。」
「にぃ」の口の形を作った後、
家内「にょ・にょ・にょ・にょ・い・い・い・い year」
私「お! 近くなった。もう1回「Five years」」
家内 「Five years」
私 「おー、すげー」
take 3
家内「〜〜〜〜〜years・・・year・・むずかしいー。」
私「あのさ、単語の抜き出しで「year」とか「yesterday」とかの
練習してるんだからさ、文章のフレーズを練習する時は、
そこはできた事にしてサラっと流しちゃおうよ。」
家内「文章を読んでいても「ears 」ってならないように意識しちゃうのよ。」
私「あのさ、「5 イヤーズ ago」って言っても文脈から意味通じるよ。
単語を抜き出して練習してるんだから大丈夫。
文章のフレーズ感を練習する時は、そういう細かいところは気にしないの。」
家内「そうなの?」
私「そうだよ。楽器と一緒。
ピアノで曲をやっていて、技術的に難しい小節にぶち当たる事があるでしょ。
演奏家もそういう難しい小節だけを抜き出して練習するって事はするでしょ。
でもお客さんはそこだけ上手に弾けても拍手してくんないよ。
フレーズがあって、全体の曲が仕上がっていくんだから。
単語の「year や yeasterday」を抜き出して練習する。
それは大事な事。 でも、それを文章のフレーズに戻した時は、
もっと文章の全体に流れる音を意思するの、、、year の事は、
頭のすみで意識してればいいよ。コツはつかんでるから言えるようになるよ。
yearを意識しすぎてフレーズが止まっちゃう方が問題かもね」
【10593】
【タイトル】練習風景長くてすみません ありがとう
【記事番号】1158 (2147483647)
【 日時 】06/06/09 1:46
【 発言者 】根石吉久
実に楽しませてもらいました。真剣な議論は楽しいです。
ですが、あまりシャカリキにならないで、ゆっくりと激しくやっていただくのがいいです。
数多ある言語の一つにすぎません。
私はアメリカ人やイギリス人と議論したり、馬鹿話をしたりすることもありますが、「役に立つ」と思ったのは、アジアの人たちと英語で話をした時です。
くやしいがそうでした。
ネパールの国内でけで、いくつもの言語があるし、それの最たるものはインドですし、私ら生きている間にそれらの言語を全部やることは不可能です。
アジア人が徹底的にアジア英語を作り、あんぐろさくそんたちに教えるのがよかろうと思ったことがあります。
今回の投稿を読んで、楽しい哲学があるのだと思いました。
ありがとうございます。
【10594】
【タイトル】先生はそろそろやめてください
【記事番号】1159 (2147483647)
【 日時 】06/06/09 1:57
【 発言者 】根石吉久
私は「先生」という言葉があまりすきになれなくて、「先生」と言われると、不安になるので、そろそろやめてもらいたいと思いました。
「大将」でも「酒飲み」でも「ボス」でも「親鸞の生まれ変わり」でも「日蓮の生まれ変わり」でも何でもいいですが、「先生」ばっかはすきになれない。
セックスしてる途中で、「先生、もっとして!」って言われるのはすきですが、その他の場面ではまず不安になります。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、昔から屋代駅前通りで西沢書店をやっている柳沢純さんという人がいますが、この人は私を「ネーッシャン」と呼んでくれています。ちょっと「姉さ
ん」と言われているようで、男の私としては、一瞬ハイになります。うふん、気持ちいい。純さん、もっと言って! って言ったことはありませんけれども。
真に受けて、俺に迫ったら、蹴飛ばすけど、純さん、好き。
勉強会に出てこないかな、純さん。
【10597】
【タイトル】そうでした。根石さんに前に言われてました
【記事番号】1162 (2147483647)
【 日時 】06/06/09 12:59
【 発言者 】吉
大学時代の話
ジャズを指導している先生に、Mr(ミスター)をつけて呼んでいました。ミスタープレッツ!
他の学生はファーストネームで呼ぶのです。スコット!
尊敬する先生をファーストネームで呼ぶなんて考えられませんでした。
私としては、プロフェッサープレッツ、もしくは、ドクタープレッツとよびたいくらいだったのです。
ジャズバンドの一人が言いました。
お前はなんで彼の事をファーストネームで呼ばないんだ?
ん? だって尊敬する先生だから、、。
空手ムービーで知ってるでしょ「ハイ、SENSEI!」って言ってるの、、。
彼、一言。
ファーストネームで呼んだら、リスペクト(尊敬)してないってわけか?。
スコットは、ファーストネームで呼ばれるのが好きなんだぜ。
ぐっ、、でも、、俺は、ファーストネームで呼ぶのに慣れてないんだよ(汗)。
スコットと呼べるようになったきっかけは、
バンドの演奏旅行が終わった打ち上げで酒を飲んだ席。
酒に頼ってはいけないけど、気分が盛り上がってスコットと言ってしまった。
先生も周りにいた学生も耳を疑ったかのように、
一瞬シーーンと静まりかえったのを覚えています(笑)。
スコットとファーストネームで呼ぶまでに2年はかかった。
根石さん、、、尊敬の念を込めて「大将」でもいいですか?
チャンスがあったら一緒にお酒飲みましょう。
【10598】
【タイトル】電話レッスン 2回目
【記事番号】1163 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 1:20
【 発言者 】吉
ここ最近、毎回長文で失礼します。 電話レッスン 2回目のレポートです。
今回は2回目のレッスン
時間になるとコーチから合図の電話が鳴りました。それがコーチの準備OKの合図です。
電話のダイヤル短縮機能に根石さんの電話番号を、登録しておきました。
これから毎週掛けますからね。
根石コーチが電話にでると間髪入れずに
「じゃ、先週の続きからいきましょう。」
根石さんらしくて思わず苦笑する私。
で、I had Rose move your 〜
先週の家内にいきなりコレやれって言っても無理だったと思いますね。
でもまあ、練習した甲斐あって無難にクリア。
チョロチョロとテンポ良く進んでしまいます。
ぬ、、、1週目から俺がサポートに入らなかった方が良かったか?
これじゃ、体験レポートが面白くないぞ、、。
そんな考えがあたまの中を一瞬よぎりました。
しかし、それは要らぬ心配。
根石さんの言いつけどおり、
予習は一切させていませんから、
新しい文章が出て来ると、
アタフタ ヘ( ̄□ ̄;)ノ ヽ(; ̄□ ̄)ヘ アタフタする家内。
これは面白くなりそうだ。
今日のレッスンでは、
「あいうえおフォニックス」の説明を受けました。
いやー、コレ、発音のコツをつかみやすいですよ。
レッスン終了後
私「俺も昔フォニックスってのを勉強しようと思った事があるのよ。
でもさ、イチイチ細かいんだよねー。本をペラペラめくって終わりにしちゃった。
面どくせー、こんなの会話の時にイチイチ意識して発音できるかよー、みたいな。
ホントは、机上でみっちり練習するのが正しいのだけどね。
あの時はそんな音作りに時間を割く余裕もなかったし、、。
その点、大将のフォニックスは覚える事が少ないのに、
ポイントをきちんと押さえているから良いよ。」
家内「大将って、先生の事?」
私「うん、先生って呼ばれんの嫌なんだってさ、
俺は大将か根石コーチって呼ぶ事に決めた。
お前も普段俺と話す時から「根石さん」って言ってた方がいいぞ。
レッスンの時に「先生」って呼びかけちゃうから、、。」
********************
家内「先週のレッスンでやってから、ずっと練習してきた文章は、
良く聞こえた。先週はまったく聞こえなかったのに、、、、。
自分でも驚いたわ。
でも案の定、新しく出てきた文章は全然ダメだわー(笑)。
復習した文章が出て来ると安心するわよね。
復習部分は、(´▽`) ホッとスポット(笑)。
新しい文章は5回以上読んでも根石さんが、なかなか止めてくれないから、
「えーー、まだ読むのー」とか、読みながら考えちゃった。笑」
********************
発音
relax のlax: 子音と子音に挟まれるaeの発音のア
一瞬般若 ( ̄ー ̄)ニヤ
斜め横に吊り上げる口の形を作る
(家内は良い音が出ていたと思います。
私はこの音が出せるようになるまで苦労しました。)
surgery: この単語で「あいうえおフォニックス」を習います。
[ar,ir,ur,er,or] ローマ字 a i u e o に rを付けるだけ。
これらは基本的に狭くこもった音になる。
ただし[ar]でアクセントがくる場合は、明るいあご下げの「ア」の音となる
March, Mars, Market など (かな?)
[re]も[er]と同じような狭い音になる場合がある。
you're
Omen: menはあいまいにぼかす
supposed: sup アゴが動かない
pompom girl: pompom アゴが下がる
girl には、あいうえおフォニックスの[ir]があるから,
せまい音
*********************
レッスン中
根石コーチ「狭い音は、だいたい、これくらい狭い音って
いうのを作っちゃうと良いですよ。」
*********************
レッスン終了後
家内「「surgery」サージュァリー、うーーん、
狭い音のイメージねー、サージュァリー、
あー、なんかやる気のない音のイメージねー。」
私「やる気のない音?」
家内「うん、やる気のない音、surgery」
私「surgery ほんとだ! やる気のない音だ(笑)」
【10599】
【タイトル】ほろ酔い程度です。
【記事番号】1164 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 1:52
【 発言者 】根石吉久
>ぐっ、、でも、、俺は、ファーストネームで呼ぶのに慣れてないんだよ(汗)。
よくわかります。逆に日本人は、ファーストネームで「呼ばれる」(呼び捨てにされる)のに慣れていませんので、私は友達のウド(オーストリア本籍)か
ら、「ヨシヒサ」って呼んでいいかと言われて「No」、「ヨシ」は聖書の中の善人の名前で、非常にいい名前だから「ヨシ」はいいかと言われて「No」、
「ネイシ」はいいかと言われて「OK」、「さん」をつけて「ネイシサン」はもっといいと言いましたところ、ウドの野郎は気分に応じて「ネイシ」と「ネイシ
サン」を使い分けています。
ウドはファーストネームで呼ばれるのが普通の国で育ったので、私の方では「ウド」と呼んでいますが、今後は「ウドちゃん」とか「ウド君」とか「ウド坊
ちゃん」とか、こちらもいろいろに呼んでやるのがいいのではないかとも思いました。
>スコットと呼べるようになったきっかけは、
>バンドの演奏旅行が終わった打ち上げで酒を飲んだ席。
>酒に頼ってはいけないけど、気分が盛り上がってスコットと言ってしまった。
>先生も周りにいた学生も耳を疑ったかのように、
>一瞬シーーンと静まりかえったのを覚えています(笑)。
>スコットとファーストネームで呼ぶまでに2年はかかった。
静まりかえるのはいいことだと思います。
そのときにアジアの分裂の難解さが少しはあちら様にもわかるのではないかと思います。
あちら様は構造的であるが、難解なわけではない。構造化できないものがからんだときにあちら様も難解になる。アメリカなんかはもうちょっと難解になって
もらいたいくらいに馬鹿丸出しをやっていることがある。ネオコンなんかという者どもについては、馬鹿ほどこわいものはないという言葉を思い出しますが、難
解ではないし、馬鹿丸出しであることにも変わりはない。
根石さん、、、尊敬の念を込めて「大将」でもいいですか?
なんでもいいです。「先生」以外でお願いします。
チャンスがあったら一緒にお酒飲みましょう。
是非。
ちなみに私は酒は弱いです。Naima
さんから、「なんだ、口ほどにもねえ」と言われました。弱いくせに酒が好きなのです。金がかかりません。胃腸が弱いので、無理強いをしないで下されば、是
非飲みましょう。
火・水・木あたりは飲めますので、おでかけ下さい。東京駅から信州上田まで1時間半です。気楽においで下さい。
【10600】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1165 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 2:17
【 発言者 】根石吉久
私が書いている間に、レッスンのレポートを掲載していただいたようです。
ありがとうございます。
これで私が生徒さんに言っていることはいくつくらいになるでしょうか。
先週の分も併せて、番号をつけて羅列していただけるとありがたく思います。
言い方は違っていても、同じことを言っているというのがあれば、議論の上、一つにまとめて数えていきたいと思っています。
コーチ、旦那付きとは言え、奥さんの上達は早いです。
一週間でこんなに変わっていいのかというくらいに、音が変わりました。
「じきに私よりうまくなると思いますよ」と言いましたが、それは掛け値なしです。私が「あいうえおフォニックス」を見つけたのが、40代の後半だったの
で、自分でみつけた「あいうえおフォニックス」が私には苦しい。「あいうえおフォニックス」に忠実に自分で口を動かすと口ががくがくしてしまい、つい頭の
中に「リハビリ中」とかいう単語が浮かぶくらいです。
今のうちは吉さんにだけバレていて、奥さんにはバレていないかもしれませんが、そのうちに、「あれ、大将、今日もまたがくがくしてる」ってわかるようにな
るでしょう。
歳とってから、「あいうえおフォニックス」なんかみつけるんじゃなかったと思うこともあるわけです。
【10601】
【タイトル】おっしゃん
【記事番号】1166 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 11:33
【 発言者 】Naima
根石さんは「おっしゃん」とも呼ばれてはりますね。関西で「お師匠さん」を「おっしょはん」と言うので、長野弁で師匠のことなのかと思ってました。
素読舎にお邪魔した時、根石さんと村田先輩が養命酒をチビチビやってはるのを見て、「なんじゃ、こんなもんで酔っぱらってはったんかぁ」と思いましたわ。
【10602】
【タイトル】おっしゃんの微妙さ
【記事番号】1167 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 13:49
【 発言者 】根石吉久
長野のこの辺では、「おっしゃん」のイントネーションが二種類あり、まったく違う単語になります。
「がったんごっとん」の「がったん」と同じイントネーションで「おっしゃん」を言うとお寺のお坊さんのことです。多分、「和尚さん」からきたものと思い
ます。
「うっふん」と同じイントネーションで「おっしゃん」を言うと、「おじさん」のことです。血縁関係と関係なく、他人に対して「おやじさん」と言うときの
感じに近いですが、それよりももう少しラフな感じがあります。塾生たちが私を呼ぶときの「おっしゃん」はこっちの系統の言葉です。
「おじさん」「おやじさん」系の「おっしゃん」は、実に微妙なニュアンスの言葉です。きわめておおざっぱな分類ですが、百姓、職人の人たちが同じく百
姓、職人階層の人たちを呼ぶときに多く使うような気がします。しかも、軽度の尊敬が含まれています。それが軽度なところがいい。尊敬が含まれているとは普
段感じることがないほどに軽度で、この軽度でラフなところが言葉でどうにも説明できません。百姓、職人という階層ネイティヴの人たちの生活感覚と一緒に使
われないとうまく言葉が輪郭を持たない気がします。絶対に上層階層の人には使いません。自分と同じく百姓や職人だという確認も含んでいるのです。現代で
は、百姓、職人の階層が弱体化しているので、「おじさん」「おやじさん」系の「おっしゃん」は使われなくなりつつあります。
この辺でも「おじさん」は使いますが、けっこうネクタイ背広になる機会が多い人に使うような気がします。「おっしゃん」よりは少しよそよそしくなりま
す。土やモノから少し離れた人です。「おじさま」は、土やモノに触ることがもうまったくありません。ネクタイ背広でも上等なもの、普段着でも上等のセー
ターなど着ていて、それらに土や木くずがついていることは絶対にありません。長野のこの辺ではめったに使われることがないので、使えば特殊な感じやエロい
感じが出ます。
【10603】
【タイトル】7つプラス「あいうえお」
【記事番号】1168 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 20:26
【 発言者 】吉
発音に関する指導、
前回の書き込みで5つ数えました。
・綴り上、u 、日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」
(dust, suppose, butの弱音 など)
・単語の最後がt、d、l、nのどれか。次の単語の最初がt、
d、l、n のどれかの場合、前の単語の最後の音が「黙音化」。
(舌の位置だけ確保=準備)
(at least = a least など)
・単語の最後がt、d、l、n。次の単語の最初が th の場合、
t、d、l、n の「黙音化」は th の位置に舌を置いて行っ
てかまわない。
(at the end = a the end など)
・綴り上で o が「顎の下がる明るいア」になる確率は高い。
(gotta, God など)
・ear, year の違い。ear は口腔で発音。year の y は喉で出す。
上記の他に初回のレッスンで
発音記号の「ae」の音の指導などありましたがリストしていませんでした。
発音に関する指導を受けたポイントの追加です。
大将、私の書き方や間違いは訂正してください!
・子音と子音に挟まれた綴り上の[a]で、
日本人の耳に「ア」と聞こえる場合
一瞬・般若の「ア」の音 (that, relax など)
・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」
以上の2つを加えて7つになります。
プラス あいうえおフォニックスです。
ar ir ur er or は、基本的に狭くこもった音になる
例外あり
(綴りが[ar]でアクセントが来る場合、明るいあご下げの音になる
March, Market など)
[re]の綴りも[er]と同じような狭い音になる場合もある。
you're の re など
**********
加筆・訂正お願いいたします。
読んでいる人にもイメージしやすいように、
単語を例として付け加えましたが、
間違いがあれば訂正お願いいたします。
【10604】
【タイトル】発音の解説を読む
【記事番号】1169 (2147483647)
【 日時 】06/06/10 20:47
【 発言者 】吉
Naimaさん、お久しぶりです。
ご承知のとおり電話レッスンを6月から受けているのですが、
これがメチャクチャ面白いのです。
こういう形でまた暫く書き込みします。
特にコーチのNaimaさんからは、教えてもらいたい事もでてくると思います。
宜しくお願いいたします。
Naimaさんとも飲みたいです。
大将、「おっしゃん」の解説ありがとうございます。
次回の電話レッスンで実際の音を聞かせてください(笑)。
いや、実際、発音に関するポイントを文章にしていても、
私は単語の「音」が頭の中で「鳴る」ので納得いくのですが、
音を基本として学習してない人が「あいうえおフォニックス」の
説明を読んでもチンプンカンプンだろうなーとおもいますね。
大将の「おっしゃん」の説明を読んで、
きっとこういう感じなんだろうなーと想像するのですが、
それが正しいがどうかは、音を聞いて確認したくなります。
一聞は百読にしかず
【10605】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1170 (2147483647)
【 日時 】06/06/11 0:56
【 発言者 】根石吉久
>素読舎にお邪魔した時、根石さんと村田先輩が養命酒をチビチビやってはるのを見て、
>「なんじゃ、こんなもんで酔っぱらってはったんかぁ」と思いましたわ。
ばらさないでくださいよぅ。
だけど、ほんとですか?
養命酒飲んでたんですか、あっしら?
養命酒については笑ってしまった。ウドが養命酒を飲んで、味が気に入ったらしく、これはいい酒だと言いながら、1時間ほどかけて一本飲んだらしいんです
わ。1時間で一本空けるような酒ではないと思うんですが。
大笑いしたので、それが当時素読舎で流行っていたんではないかとも存じます。
【10606】
【タイトル】再度説明致します
【記事番号】1171 (2147483647)
【 日時 】06/06/11 1:12
【 発言者 】根石吉久
>大将の「おっしゃん」の説明を読んで、
>きっとこういう感じなんだろうなーと想像するのですが、
>それが正しいがどうかは、音を聞いて確認したくなります。
私の説明が不備かもしれません。
>「がったんごっとん」の「がったん」と同じイントネーションで「おっしゃん」
>を言うとお寺のお坊さんのことです。多分、「和尚さん」からきたものと思います。
この「がったん」も日本の地方・地域によって違ってくるかもしれません。
「だったん人のきんたまの握り方」という本(「だったん人」がエイトックが漢字変換してくれないので、ひらがな表記です)を、昔、平岡正明という人が書
いて、そのタイトルはすごく好きなんですが、読みませんでした。この「だったん人」の「だったん」は、「おじさん」「おやじさん」系統の「おっしゃん」で
す。
お寺の和尚さんの「おっしゃん」のイントネーションに該当する日本語単語を探しているのですが、なかなかうまくみつかりません。「カッコウ、カッコウ、
鳴いてる」っていうので始まる歌をご存知でしょうか。この歌の「カッコウ」のイントネーションで「おっしゃん」を言うと、お寺の和尚さんになります。
【10608】
【タイトル】ありがとう
【記事番号】1173 (2147483647)
【 日時 】06/06/11 1:56
【 発言者 】根石吉久
>ar ir ur er or は、基本的に狭くこもった音になる
>例外あり
>(綴りが[ar]でアクセントが来る場合、明るいあご下げの音になる
>March, Market など)
march, market,park,part,card などの ar
を果たして「例外」扱いすべきかどうか、ずっと考えているのですが、いまのところ結論が出せていません。 ar
にアクセントが来ない単語より、そこにアクセントが来る単語の方が数では圧倒的に多いのです。
私は数に負ける気はないので、いまだに考えています。
これは、以前にいくことの間でもめた or の問題とも重なるのです。
or は日本人の耳に「オー」と聞こえる方が圧倒的に多いので、いくこは or
を「あいうえおフォニックス」に入れるのが気に入らなかったらしいのですが、それは単に日本人の耳に「アー」と聞こえる or
を私が問題にしていることをいくこが理解していなかったからだということを言いきかせて、ピリオドを打ってあります。
「あいうえおフォニックス」には前提があります。日本人の耳に「アー」と聞こえる ar, ir, ur, er, or
は「狭い音」だぜという前提です。これは先日のレッスンで奥様にも言ってあります。
or が日本人の耳に「アー」と聞こえるのは、w の後が多いです。
word, world, work など。
その他、「行為者」を表す professor, doctor の最後の or も「狭い音」です。
ですが、or が日本人の耳に「オー」と聞こえる例の方が圧倒的に多い。
order, cord, ordinary, border, Ford, horse, Jordan, lord, mordacious
数が多いということが原理をみつけようとする場合に「めくらまし」になるのですが、私が「めくまらし」にやられていないことを願うだけです。
どっちが「自力」で、どっちが「他力」かを親鸞の言葉を反芻しながら、考えていきたい。
「磁場」のない場所では徹底的に「自力」でやることが「他力本願」ということだと思います。つまり、「磁場」に入った時に、「磁場」の磁力に身を任せる能
力だと思います。「大人」という罪深い者にはそれしかないだろう。
逆に「他力本願」をやっているように見える者には、「自力という我」が強い者がいる。こういう人は大した練習はしません。
この場合の「他力本願」は、あらかじめどこかで欧米を上位に置いてしまうのです。
それがどれほど、百姓、職人階層ネイティヴを苦しめてきたか。
【10618】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1185 (2147483647)
【 日時 】06/06/12 15:45
【 発言者 】Naima
お会いする機会があればいいですね。わたしはノンアルコールビールで酔っぱらいの無礼講状態になりますので、びっくりしないで下さい。
【10622】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1189 (2147483647)
【 日時 】06/06/13 21:53
【 発言者 】吉
Naimaさん> わたしはノンアルコールビールで酔っぱらいの無礼講状態になりますので、びっくりしないで下さい。
う! いや、、それは驚いちゃうかもしれません。
サッカーでドイツの町並みが放映されてますが、「ああ、ここ行った」なんて、
風景や場面を目にするのではありませんか? 過去ログでNaimaさんの
ドイツの書き込みを読みましたが、よく短期間でドイツ語をものにしていきましたね。
尊敬いたします。
【10623】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1190 (2147483647)
【 日時 】06/06/13 22:54
【 発言者 】Naima
ノンアルコールと言っても0.5%くらいはアルコール分が入っているので、気をつけないとヘベレケになってしまいます。
古館伊知郎がフランクフルト空港でレポートしてましたが、見覚えのある風景は今の所それだけです。ドイツ語はものになってはいませんよ。全然。
ドイツ語の回転読みをやり出してからは上達が早かったですが、それでも簡単な意思表示が出来、買物などで用が足せる程度です。
「中学英語教科書ベラベラ読み」の指導を受けていますが、これと電圧装置とを合わせてやれば鬼に金棒だと思いました。どんな言語でも素読舎メソッドを使え
ば「もの」に出来るぞと興奮しています。誰でもやり通す意志さえがあれば出来る、意志が弱い人の為にはコーチがいる。ワクワクします。
ドイツ語、素読舎式でまた勉強してみたいです。ドイツ語をやってくれるコーチがいないのが残念です。ウドさんをドイツ語電話レッスンのコーとして鍛えられ
ないもんでしょうか。そうなれば私が最初のモルモットになります。
【10624】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1191 (2147483647)
【 日時 】06/06/14 12:59
【 発言者 】吉
ほほー、ノンアルコールと言っても水を飲んで酔っ払うのと
同じではないんですねー。 そう言えばノンアルコールビールと言えども、
未成年には販売禁止だったかも、、。 水でもお茶でも養命酒でも、
Naimaさんやみなさんと楽しく一緒に飲める日が来る事を願っています。
>「中学英語教科書ベラベラ読み」の指導を受けていますが、
> これと電圧装置とを合わせてやれば鬼に金棒だと思いました。
「素読舎メソッド」> すごい事は受ける前から直感でわかってました。
家内のサポートを自宅でやってますが「ああ、これなんだな」って感じますよ、電話レッスン。
鬼に金棒と言い切るNaimaさんの気持ちがわかります。
私も「ぺらべら読み」の指導、機会があれば受けてみたいです。
もう少しじっくり想像してみます。このプロセスが楽しいのです。
【10625】
【タイトル】独り言
【記事番号】1192 (2147483647)
【 日時 】06/06/14 13:40
【 発言者 】吉
私、冠詞がわかりません(ボソ)。
アメリカ人になんでこのケースでは「the」がつくのに、
この場合でつけると訂正されてしまうのかわからない、
「教えてくれ」となった事なんて何度もあります。
彼らの答え「その冠詞の使い方が、文章に対して不自然だから、、」
そうか、やっぱり、あんた達は感覚で冠詞を使いこなしているんだ。
でも私の中には、全然「感覚」が入ってこない。
冠詞に対しては勘が働きにくい。
不可算名詞なんてのもある。
文法書を読むとadvice, equipment, furnitureやらなんやらリストしてあって、
「これらは不可算名詞なんので覚えてしまいましょう」みたいな事が書いてある。
意識していると間違えないけど、気が抜けてるとevidencesとかってsを付けてしまう。
「なんか数えられそうじゃん」って単語が沢山あるのです。
furnitureだって数えられそうなものだろ!
説明的に理解できても感覚的に理解できないのだ。
「感覚で理解する」レベルにするためには、
まず頭の中から日本語を追い出さなければ、
とうてい達成できないのではないかと考えてしまいます。
【10628】
【タイトル】レッスンレポート3回目
【記事番号】1195 (2147483647)
【 日時 】06/06/16 23:59
【 発言者 】吉
今回で3回目のレッスンです。
注意される事が少なかったです。
今回は3箇所位かな、、。
レッスン後、Mustang
家内「この単語、後のaの一瞬般若を意識して、
最初のuのせまいアが結構むずかしい。」
私「すぐになれるって、、、。」
家内「今日はこの文章、繰り返し読んだけど、
頭の隅で「まだ止めないのー? もうそろそろ
止めてくださーーーい」って、読みながら考えていたわ(笑)」
今日の注意点
Mustangの「u」アゴの動かない「あ」
Mustangの「a」一瞬般若の「あ」
firstの「ir」あいうえおフォニックス狭い音
contagious のcon この場合はせまい音
year もう少しノドに力を入れるように意識して、、。
一瞬般若の「あ」の音とかって、単語を抜き出して発音練習すると出来ているのに、
フレーズの中に入ると発音をするのが難しいと感じる事がありますよね。
顔が忙しくなるっていうのかな、、。
向こうの人達の顔の表情が豊かなのは、
顔の筋肉を使っているからかなー?と、
英語を習いたての時はよくそう思いました。
【10629】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1196 (2147483647)
【 日時 】06/06/17 1:10
【 発言者 】根石吉久
>レッスン後、Mustang
>家内「この単語、後のaの一瞬般若を意識して、
>最初のuのせまいアが結構むずかしい。」
やっぱり日本語でできた日本人の口の動きには、共通項があるんだなと思いました。私も、この単語が言いにくかったのを覚えています。tang の a
の「一瞬般若」を先に片づけてしまうのがいいと思います。こっちが動きとして根付いたら、mus の u
の「顎のさがらないア」を意識すればいいです。意識するのは、慣れるまではひとつずつでもいいです。
家内「今日はこの文章、繰り返し読んだけど、
頭の隅で「まだ止めないのー? もうそろそろ
止めてくださーーーい」って、読みながら考えていたわ(笑)」
5回読んでもらうと最初に言ったので、5回を意識してしまうのかもしれません。5,6回読んでもらいますと言っておけばよかったかもしれません。モノに
よっては、7,8回の場合もありますと言っておくのがよかったかも。
>firstの「ir」あいうえおフォニックス狭い音
>contagious のcon この場合はせまい音
>year もう少しノドに力を入れるように意識して、、。
first の ir は十分に使える音でしたが、あえて「狭さ」を意識してもらいましたし、year も y
の音が出ているのですが、「もっと出せ」と言ったのでした。机上の練習では、「典型的な音」を出しておくのがいいという考えがあるので、「もう少し喉に力
を入れる」っていうことを言いました。
柔道の型で、例えば背負い投げっていうのがありますが、型を習っているときは型通りの背負い投げで投げますし、練習相手の方も背負い投げで投げられるの
が分かっているので、練習している人が投げやすいように力を抜いてあげます。ところが実戦になると、「こんなの背負い投げかあ?」っていうような乱れた形
で「わざあり」とか「いっぽん」になっていることがあります。型どおりの型と比べるとあまりにも違う。
「典型的な音」っていうのが、柔道の練習における「型どおりの型」にあたります。それで練習しておいても、実戦(実際に英語を使う場面)では、かなり音
が崩れ、日本人の標準的癖に近づきがちです。柔道の試合で、乱れた形が生じるのと同じです。崩れても、話が通じていけばいいので、使うときは「型」を忘れ
てしまっていいのですが、練習の時によくやっておくと、意識しなくても本来の形で口が動いてくれますから、相手のストレスが小さくなります。それで「机上
では典型的な音を」と考えているのです。あと、リスニング用にも「典型的な音」は役にたちます。ネイティヴ話者の様々な個人の癖の中に共通しているものだ
け取り出せば、「典型的な音」になるのだと思います。
赤ん坊は「典型的な音」なんか媒介にせず、ネイティヴ言語のさまざまな話者のさまざまな癖のある「普通の話し方」の中から、自然に共通項を取り出して自
分の言語にしていきます。「典型的な音」を顕在化させ、それを媒介にすると非常に省力になるというのが語学で、この点で赤ん坊のネイティヴ言語の習得とは
まったく違います。
赤ん坊がネイティヴ言語を獲得するのをモデルにするような語学論めいたものがありますが、まったくの錯誤だと考えています。
con の o ですが、まだ法則化できていません。アクセントがなければ「逆さ
e」(狭いア)、アクセントが来れば「顎の下がるア」とした場合、どのくらい例外ができてしまうのか、調べてみたことがありません。
>一瞬般若の「あ」の音とかって、単語を抜き出して発音練習すると出来ているのに、
>フレーズの中に入ると発音をするのが難しいと感じる事がありますよね。
>顔が忙しくなるっていうのかな、、。
「顔が忙しくなる」っていうのは、見事に言い当てています。確かにそうです。それも日本語との根本的な違いの一つだと思います。
茶道をならっている詩人が、茶の席では、何を言っているのかわからないほどかすかにものを言うのがいいのだと書いているのを読んだことがあります。言葉
(単語)ではなく、気持ちが伝わればいいのだということだと思います。以心伝心に近づけば近づくほどいいのだということだと思います。これは、果たして茶
の席だけに限定された特質だろうか、もしかしたら日本語という言語の本能はそういうところにあるのではないかと考えたことがありました。
先週の、「逆さe」について、「やる気のない音」というのも見事なとらえ方だと思いました。私は以前、「おざなりな音」と言ったことがあります。「いい
かげんな音」と言ったこともあります。それで Eliot
さんに根石さんはそんな言い方で音の作り方を言っているのですかとおしかりを受けたこともありました。語学的には、口の開きの狭い、力のない音とでも言う
のがいいのかもしれませんが、それを体得したときは、「やる気のない音」とか「おざなりな音」とか「いいかげんな音」というとらえ方の方が本質をとらえて
いると思います。実際にそうなのです。アクセントのあるところで明瞭に音を出し、それがその単語を同定するのに重要なポイントになるので、重要でないポイ
ントのところにくると、「やる気がない」とか「おざなり」とか「いいかげん」が生じるのです。「気を抜いた音」と言ってもいいと思います。
surgery で言うと、sur の ur は気を抜いていません。結構息の勢いがあります。アクセントがあるところだからです。gery の e
は「気が抜けた音」=「やる気のない音」です。
【10632】
【タイトル】文法についても
【記事番号】1199 (2147483647)
【 日時 】06/06/17 12:54
【 発言者 】パクパク
同様なことが言えるとおもいます。
典型的なパターンが抽出され、それを
意識的に学習する。
無意識で、たとえば、冠詞や助動詞の
使い方が、何回も音読を繰り返してもわかるように
なるとは、おもえません。
>
赤ん坊は「典型的な音」なんか媒介にせず、ネイティヴ言語のさまざまな話者のさまざまな癖のある「普通の話し方」の中から、自然に共通項を取り出して自分
の言語にしていきます。「典型的な音」を顕在化させ、それを媒介にすると非常に省力になるというのが語学で、この点で赤ん坊のネイティヴ言語の習得とは
まったく違います。
赤ん坊がネイティヴ言語を獲得するのをモデルにするような語学論めいたものがありますが、まったくの錯誤だと考えています。
【10636】
【タイトル】こんなコトバ見つけました。
【記事番号】1203 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 0:48
【 発言者 】英語嫌い人
「蛙は、棲む池を、飲み尽くしはしない」・・・・スー族の格言
インディアンの言葉を読んでいると、知恵というものを考えさせられる。
人間でいられるのは、その知恵と言葉と生活とが一体となっているからだと思う。
そこで愛国心は強制できないことに気づく。知恵ある言葉に充たされた生活があれば、自然に国が意識され、それを愛(め)でるのではないだろうか。
「愛国心」をいう政治家に、知恵に充ちた言葉があるとは思えない。
このことは、国民は心で知っているのだ。それは確かだ。
【10637】
【タイトル】村田君
【記事番号】1204 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 1:28
【 発言者 】根石吉久
タイトルが「血だら真っ赤」だな。
いい景色だと思います。
またいつの日か、語学論に専念できるようになることを自分に祈っています。
【10640】
【タイトル】英語嫌い人様
【記事番号】1207 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 1:36
【 発言者 】根石吉久
英語嫌い人の名で書かれたかどうか忘れましたが、ツインタワー崩壊のことで、アメリカに付くしかないような意味のことを書かれましたね。
溶融炉については、今では溶融炉といういいものがあるから、心配は要らないと書かれましたね。
どちらもメディアコントロールの結果であり、コントロールされているのです。
それを見ないでどこが詩人なのか私には本当にわかりません。
【10641】
【タイトル】根石吉久様
【記事番号】1208 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 2:39
【 発言者 】英語嫌い人
ごみ問題で闘っている根石さんには、頭が下がります。
なかなかできないことです。
しかしながらメディアコントロールについては、テレビと新聞の情報しか知らない大部分の「私たち」は当座は支配されるしかありません。それが現実ではない
でしょうか。
根石さん、できればメディアコントロールの支配を排除できる方法を教えてください。
わたしは愚かなヘボ詩人ですが、このように現場の声に「打たれる」ことで、ほんとうは何が起こっているか知るわけです。ほかに方法はないのです。
【10643】
【タイトル】メディアコントロール
【記事番号】1210 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 10:04
【 発言者 】Naima
W杯の報道もそうだなぁ。「日本中が落胆のため息に包まれています」とか...
うちらは全くサッカーなんか興味ないのに、メディアはサッカーの情報をどんどん流して、あたかも皆が熱狂しているように言う。なんだか自分も観戦しないと
皆の話題に入っていけないのではないかと不安になる人もいるかも。
一般視聴者の投稿をいいように料理して美味しそうに見せてるだけのこともあるだろうし。私ものーてんきでしたね。でも英語嫌い人さんのおっしゃるように、
どうやってメディアの影響力から免れるのか。新聞を何紙もとって読み比べると言う人もいるけど、あんまりどこも変わりないんじゃないか。詩人のようにもの
の本質を見抜く心眼みたいなものを鍛えるべきか。
うちらのような一般ピーポーは洪水のような情報に押し流されて溺れ死ぬのかオチかな...
250戸余りの小さな自治体の自治会役員をやってみて、政治に無関心な人たちが一番問題だとつくづく思いました。とりあえずはお上のやってることに関心を
持つ、変だよ、と思えば質問をする、勉強をする、ということから始めるしかないような。
なんだかとても考えさせられてしまいました。
【10644】
【タイトル】Naima 様
【記事番号】1211 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 12:18
【 発言者 】英語嫌い人
下の書き込みは、メディアコントロールに対して、すでに距離を置いた発言ですね。それでいいんだ、と思います。わたしの職場でも、テレビの報道の仕方が何
か変であれば、「なに言ってやがる」からはじまり、ぼろくそです。みんな言いたいことを言ってます。
ただメディアも情報の洪水から、わずかな情報をニュースとしてお茶の間に届けていること、それを人間が取捨選択していることなどは、すくなくとも、周囲の
常識として知っていることです。そんなにお人好しばかりではないのですよ。メディアの情報に疑問を持つ人は必ずいるものです。
【10645】
【タイトル】(無題)
【記事番号】1212 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 17:30
【 発言者 】英語嫌い人
下の方に書き込んだスー族の格言は、いまとなっては残酷な皮肉になってしまった。「白人は、インディアンの棲む池を、飲み尽くし」てしまった。
そして、インディアンたちは、いま居留地という名の強制収容所で命をながらえている。
【10646】
【タイトル】練習風景3
【記事番号】1213 (2147483647)
【 日時 】06/06/18 21:03
【 発言者 】吉
** 他の話題で盛り上がっている中、割り込むようでゴメンなさい **
** しかも 長文です すみません **
>赤ん坊は「典型的な音」なんか媒介にせず、ネイティヴ言語のさまざまな話者のさまざまな癖のある「普通の話し方」の中から、自然に共通項を取り出
して自分の言語にしていきます。「典型的な音」を顕在化させ、それを媒介にすると非常に省力になるというのが語学で、この点で赤ん坊のネイティヴ言語の習
得とはまったく違います。
赤ん坊がネイティヴ言語を獲得するのをモデルにするような語学論めいたものがありますが、まったくの錯誤だと考えています。
>****************
家内「根石さんのコメント、プリントしてくれてありがとう。
根石さんってあんな長文のコメントしてくれるのね。 恐縮しちゃうわ。
すごい勉強になった。 でも一つだけ、
赤ん坊のネイティブ言語の習得の仕方がうんぬんって説明が、
ちょっとわかりにくかったわ。」
私「ああ、あれね。 お前が今やってる英語の勉強って、
毎日の生活で使うための「英語」じゃないだろ。」
家内「うん。」
私「普段の生活で必要のない英語だから、お前がやっているのは「英会話」じゃなくて、
英語っていう「語学」を勉強しているのよ。」
家内「うん、あなたが最近良く言っている事よねー。」
私「赤ん坊は、生活の中で「いろんな人が話す言葉の「音」」を聞いて、
だんだんと相手に通じ易い「音」を、習得していくわけよ。
わかる? 生活の中で「沢山の言葉の音」を聞きながら、
さらに自分で使いながら、「生活の中で通じる「音」」っていうのを、
体得していくわけよ。」
家内「あー、なるほどねー。
じゃあさ、同じアメリカ人でも黒人の英語って結構違うわよね。
あれは黒人の人達には「あの英語」が「生活の中で通じる「音」」って事なのね。」
私「そうそう、あの独特の英語の話し方はさ、彼らの
コミニティーの中で必要なわけ、「生活の中で必要な言葉の音」なわけよ。
彼らの英語は「語学の英語」じゃないでしょ。
生きるために必要な「生活の英語」なの」
家内「根石さんは他にも書いていたよねー。
赤ん坊のように習得はできないとかどうとか、、。」
私「ああ、、要するに、普段の生活に必要のない「英語」を習得する場合、
つまりお前がやってる「語学の英語」をやる場合、
基本の音っていうか、「かたち」っていうのかな、
基本的な口の筋肉の動きっていうのかな、
そういうのを先に訓練して覚えこませてしまってさ、
これが「基本形の音ですよー」って学習しちゃった方が、
習得が早いって言っているのよ。」
家内「あの文章にそんな事が書いてあった?」
私「読み直してみ、そう書いてあるから。
よく根石さんが「アゴを下げた明るい音」とかってレッスンで指導するじゃん。
でも実際のアメリカ人全員が明るい音で喋ってくれるかって言うと違うんだよ。
口を動かさずにモゴモゴ喋る人がいるんだよ。
ほら、俺の会社の人でMr.Lさん、、会った事があるだろ、、。
彼の英語を「聞きづらい」っていう日本人って沢山いるよ。
モゴモゴ喋るんだよ、あの人。
でもね。 今お前がやっている「英語の基礎」をやっておくと、
彼のような話し方の「音」も聞けるようになるんだよ。」
家内「本当? ね? この電話レッスンを続けるとどの位で話せるように
なるのかな?」
私「うーーん、本人の努力次第だからなー。
1日1時間を「毎日」で2年位かな、、。
俺も想像つかないや、、。
2年で相手の言っている事が結構理解できるようになると思うよ。
ペラペラ話せるわけではないけどさ、でも聞いて理解する力は、
駅前留学なんかで2年やったのなんかとは、比べ物にならないと思うよ。
相手が言っている事をまず「理解する」って事の方が大事なんだよ。
わからなかった所は、「わかり易く説明してください」って、
聞けばいいじゃん。
聞く力が無いと、何がわからなかったかも「わからない」だろ?」
家内「2年かー、長いなー。 でも、子供が2年前は全然読めなかった
カタカナやひらがなを、今ではスラスラ読んで書けるんだからなー。
そう考えると2年で習得できる事は大きいと思うわ。 がんばろう。」
【10647】
【タイトル】ご参考になるかどうか
【記事番号】1214 (2147483647)
【 日時 】06/06/19 1:00
【 発言者 】根石吉久
>根石さん、できればメディアコントロールの支配を排除できる方法を教えてください。
私はよく外食しますので、食堂や蕎麦屋でテレビをよく観ます。それ以外にはほとんどテレビを観ません。新聞はとっていません。ときどき女房が新聞を買っ
てくるので、それを丁寧に読みます。テレビや新聞から情報を得ることについて常習になっていません。
温泉に行き、人々の世間話をよく聞きます。
本は読みます。
今回のごみ問題に関わって、津川敬さんと山本節子という著者を知りました。
本を読んで、この人は信用できると思うか思わないかは、まるで勘ですね。
起点が勘であるので、お教えしようがありません。
千曲市に溶融炉ができると聞き、溶融炉はダイオキシンを分解すると読んだとき、じゃあ、他の物質はどうなんだと思いました。他の物質が出ていないわけは
ないだろうと直感しました。
問題はダイオキシン一つじゃないだろうとは、世の中がダイオキシン騒ぎをやっていた時から思っていたことでした。そして、津川さんの本を読んで、宮田秀
明さんという学者が、私の思っていたことを裏付けてくれているのを知りました。
問題はダイオキシンだけではないはずだと考えたのは、今から思えば、国が「ダイオキシン・ガイドライン」を作った頃のことだったと思います。
最近になって知ったことは多いですが、基本的な疑いは21世紀になる以前から、多分1990年代から私の中にありました。
これっぱかしの魚や野菜を料理するために、こんなにも多くのビニール、プラスチックがごみになるのは変だとは、日本がバブルに沸いていた頃から思ってい
ました。
私の感覚では、プラスチックは空気や水を汚す「きたないもの」なのですが、その感覚がなかなか人様と共有できないのです。
便利できれいだと思っている人が多いですが、発泡スチロールに乗った魚や総菜や、プラスチックに入った豆腐や、紙とプラスチックがすぐ分離しない包装
や、ビニール・コーティングされたカラー写真など見ると、私は反射的に「きたない」と思うのです。
高校生の頃だったか、世の中にプラスチックやビニールがかなり出回り始めた頃、それらの物質に対して、異様な感覚を持ちました。嫌悪でした。これは何か
を荒廃させると考えたのではありませんでしたが、強い嫌悪がありました。
プラスチックはその頃から私にとって、「きたないもの」でした。
「きたないもの」と感じたことは勘としか言いようがありません。
高校生の頃から、私はプラスチックなどの石油化学製品に気を許していません。
現在では、不要になったコンピュータなど、どう処理されるのか、知りたいと思っています。特に基板が問題です。
産業廃棄物業者に渡されたとして、その先で何が行われているかはわかりません。おそらく、燃やされ、溶融されているのではないでしょうか。そういうこと
を「ではないでしょうか」にとどめず、事実として知ろうとしています。
英語嫌い人さんも、公開質問状作成に協力してもらえませんか?
【10648】
【タイトル】ゴミ
【記事番号】1215 (2147483647)
【 日時 】06/06/19 7:22
【 発言者 】Naima
あれからインタ−ネットで「溶融炉 危険性」をキーワードにして検索してみましたが、あちこちで問題が起きているようでした。
私はなるべくプラスチックゴミを出さないように、スーパーの段ボールをゴミ箱代わりにしたり、古新聞で折り紙の「箱」を作って台所に常備しておき、それに
生ゴミをいれるようにしたりはしていますが限度があります。仕事帰りにスーパーやデパートの地下に立ち寄る人たちにとっては、どんなに過剰包装を拒否しよ
うと努力しても限度があります。
>これっぱかしの魚や野菜を料理するために、こんなにも多くのビニール、プラスチックがごみになるのは変だと
ドイツのように製造販売の段階でもプラスチックゴミを減らす対策をしてもらわないといけませんね。冷凍食品なども裸のまま紙箱に入っていますし、ティー
バッグも紙袋の上からビニール包装などしておらず、スーパーでも生鮮食品はほとんどが量り売りです。水気の多い野菜などを入れるためのビニール袋も置いて
ありますが、信じられないくらいの薄さです。レジにある買物用の布袋やビニール袋は有料。近所のマーケットやスーパーに行く人たちは一様に布の袋や籐のバ
スケットを下げていて、風情があっていいものでした。
日本は過剰包装だと言われていますが、包装に意匠を凝らすのも日本文化の一つ。過剰包装が悪いとは思いません。包装の素材が問題ですね。昔は和紙を使って
いたので環境にとって、まだしもやさしかったんでしょうが、今は樹から作る西洋紙とビニール、プラスチック、発泡スチロールでの包装ですから。
公開質問状はどういう体裁で書けばいいでしょうか。
【10650】
【タイトル】体裁
【記事番号】1217 (2147483647)
【 日時 】06/06/20 1:55
【 発言者 】根石吉久
>公開質問状はどういう体裁で書けばいいでしょうか。
体裁は何でもいいのです。
一応紙に書いてあれば、何でもいいらしいです。
A4でもB5でもB4でも何でもいいのです。
「信濃路に溶融炉は要らない」を読んでもらって、素朴に疑問に思ったことを質問の形にして千曲市に郵送して下さい。
「長野広域連合・千曲市への公開質問状」への掲載をお願いしておきます。
千曲市から奈良の平群郡の住民に回答があったかなかったかを公開し、回答があった場合はその問題点をさらに質問状にし、とにかく一切合切公開していくのが
いいと思っています。
【10651】
【タイトル】例えば新聞はどんなふうに鈍いか
【記事番号】1218 (2147483647)
【 日時 】06/06/20 23:17
【 発言者 】根石吉久
「信濃毎日新聞」2006年6月20日、2面。
サマワ陸自 必要な派遣の総括 首相任期内撤退で区切り
>事実上の「戦地」でありながら、「非戦闘地域」として自衛隊を派遣する
>など根本的な矛盾は解消されないままで、ブッシュ米大統領との緊密な関
>係を背景に「対米追従路線」を走り続けた印象はぬぐえない。
これだけの文章を読むだけで、新聞が「事実」を報道していないことがわかります。
「戦地」と、「」をつけるところが鈍い。「戦地」ではなく、戦地です。
「印象はぬぐえない」ではなく、「事実はぬぐえない」です。
書き直してみます。
>戦地でありながら、「非戦闘地域」として自衛隊を派遣するなど根本的な
>矛盾は解消されないままで、ブッシュ米大統領との緊密な関係を背景に
>「対米追従路線」を走り続けた事実はぬぐえない。
これが土建屋根性上場シンジケート企業どもからの突き上げを容認し、溶融炉を全国にばらまくための法整備という重罪を犯した小泉のもう一つの犯罪です。
ブッシュの猿回しの猿をやっただけの男でした。
新聞テレビを常習すると、新聞テレビと同じように鈍くなるんじゃないかと考えています。
【10652】
【タイトル】私にも想像できません
【記事番号】1219 (2147483647)
【 日時 】06/06/20 23:44
【 発言者 】根石吉久
>家内「本当? ね? この電話レッスンを続けるとどの位で話せるように
>なるのかな?」
>私「うーーん、本人の努力次第だからなー。
>1日1時間を「毎日」で2年位かな、、。
>俺も想像つかないや、、。
やり方次第では、一年もあれば、一応しゃべれるようになりますが、しゃべるかしゃべらないかだけで考えれば、小学生が英語なんかなんにもわからなくて
も、道で会ったアメリカ人(じゃなくても外人)に、ハローって言う場合に、しゃべる・しゃべらないで言えばしゃべっているわけです。だから「家内」さんの
言う「話せるようになる」っていうのは、この場合の小学生とは違うレベルで、異言語の構造を体に内蔵して、異言語の文構造(シンタックス)でしゃべるよう
になるという意味だと思います。
やり方次第では一年とは言うものの、その後も日本で作り、日本でしゃべる英語では、がまの油のような苦渋を感じながらしゃべっていくことになります。そ
れで一番普通なのです。
「本人の努力次第」は、英会話学校に通って「しゃべれるようにならない」場合に、英会話学校経営側が論拠にする言葉でもあるのでしょうから、私は今日は
使わないでおきます。
多分、エネルギーを自分の勉強にどれだけ大盤振る舞いできるかです。生活しながらですから、大人になってからの英語学習はどうしても苦しいものになりま
す。苦しいことをやる人たちという点で、私は私の生徒さんたちを信頼し尊敬しています。
自分の感覚を大風呂敷並に広げられるかどうか。
広げた大風呂敷で新しい感覚をくるめるかどうか。
一言、コマーシャルを言わせて下さい。
英会話学校と私のレッスンが違うのは、実質があるかないかです。
ガイジンがいるから実質があると思う人は、英会話学校にお金を使うのがいい。
「日本人の英語」を知っている人がやっているから実質があると思う人は、私の「電話でレッスン」にお金を使うのがいい。
「一日1時間・2年」。時間は十分です。残る問題は練習の濃さですね。
しかし、今のうちはあまり性急にならないでもらいたいと思っています。
基礎体力ができれば、がんがんやれますから。
今はとにかく基礎体力を作る場面です。
音はもうだいたいいいので、シンタックス込みで、各種の文を体内(記憶)に蓄積していくことです。
がんがんやってもらいたいときが来たら、言います。
【10656】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1223 (2147483647)
【 日時 】06/06/21 12:55
【 発言者 】吉
>「一日1時間・2年」。時間は十分です。残る問題は練習の濃さですね。
しかし、今のうちはあまり性急にならないでもらいたいと思っています。
基礎体力ができれば、がんがんやれますから。
今はとにかく基礎体力を作る場面です。
音はもうだいたいいいので、シンタックス込みで、各種の文を体内(記憶)に蓄積していくことです。
がんがんやってもらいたいときが来たら、言います。
大将、コメントありがとうございます。
家内はゆっくりやっていますよ。
適当にさぼっていますし、、(笑)。
今は音読がストレス解消になっているようです。 楽しそうです。
昨日、家内は30分も英語をやると眠くなると言っていました。
音を作っていくのは楽しいけど、イメージ(意味)が入り難いとも言っていました。
でも回転書きはやってる様子です。
これに対して私は、「意味はわからないけど、朗読させたら通じる音で読める、
そういうのも面白いかもね。それでも良いんじゃないか」と言っておきました。
最初はこちらから「(練習)やろうか?」と声をかけていましたが、
今は向こうから「練習に付き合ってほしい」とお願いしてくるまでほったらかしています。
私は先週から有名なスピーチ(私の好きな)の発音の書き出しをやりはじめました。
電話レッスンを受けるまで発音のおもしろさに気づきませんでした。
発音記号だけを意識して辞書をひいた事なんてありませんでしたが、
これが意外と楽しいので自分でも驚いています。 (すぐあきるかも、、爆)
こちらも「のんびり」やっていきます。
発音の抜き出しをしていく過程で「あいうえおフォニックス」について、
何か気が付いた事、もしくは質問がでてきたら書き込みをします。
【10657】
【タイトル】恥ずかしながら、
【記事番号】1224 (2147483647)
【 日時 】06/06/21 13:27
【 発言者 】英語嫌い人
わたくし東京都杉並区に住んでいながら、「杉並病」なるものが発生して死者まで出ていて大騒ぎになっていたとは。。。
ボケもここにきわまれり。。。
溶融炉の問題は、まず地元からと思い、ネット検索していたところ知ったのです。
下記の本、いまアマゾンへ注文しました。
(インターネットは便利ですな。小耳に挟んだことが、すぐ調べられ、知らないことも知ることができる。ここまで出来れば立派な武器ですな)
「杉並病公害」
川名 英之 (著), 伊藤 茂孝 (著)
価格: ¥2,625 (税込)
出版社: 緑風出版 ; ISBN: 4846102173 ; (2002/12)
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内容(「BOOK」データベースより)
閑静な住宅が広がる東京杉並区のど真ん中に東京都の廃プラスチック中心の不燃ゴミ圧縮施設「杉並中継所」が1996年から稼働した。直後から付近一帯で原
因不明の呼吸困難、頭痛などの被害が多発、死亡者まで出る騒ぎとなった。だが都は施設を発生源と認めない。住民は、被害者のなかにいた科学者たちを中心に
実態を調査し、原因を究明、新しいタイプの化学物質汚染から健康と暮らしを守るために闘いに立ち上がる。本書は、杉並病の発生から公害等調整委員会の裁定
までの記録。
内容(「MARC」データベースより)
杉並のど真ん中に廃プラスチック中心の不燃ごみ圧縮施設「杉並中継所」が稼動。直後から一帯で呼吸困難等の被害が続出、死者まで出たが、都は責任回避。杉
並病の発生から公害等調整委員会の裁定までの記録。
目次
第1章 「杉並病」の大発生
第2章 被害者・支援者の運動
第3章 問題多い行政の対応
第4章 公調委での活動
第5章 被害者自ら原因究明
第6章 杉並病の原因裁定
第7章 今後の課題
【10659】
【タイトル】詩と官能。
【記事番号】1226 (2147483647)
【 日時 】06/06/21 21:02
【 発言者 】足立和夫
そういえば、作者不詳の『わが秘密の生涯』というヨーロッパのどこだかの官能小説を読んだおぼえがありました。
たしか田村隆一が訳していた。全10巻くらいの長編だったと思う。
「大菩薩峠」シリーズみたいに、全巻ワンパターンの御話しだったので、途中で放り出しました。
おっ、思い出した。富士見ロマン文庫というのがあったな。懐かしい。そうだ、イタリア生まれの詩人アポリネールの「一千一万本の鞭」(角川文庫)、持って
いました。帯文は、なんと開高健が書いている。以下全文。
「大人のための性のメルヘン!
これは大人の童話である。下品で残酷、豊満で優雅、奔放で澄明な、性の童話である。雲古、御叱呼、血、精液、あらゆる体液がわきたっているエクストラヴア
ガンツァであるが、淫らさがどこにもなく、爽快な哄笑があり、背後には痛烈な嘲罵の精神がある」
これらの官能小説は、わが青春の思い出のひとつです。
おお、忘れてはいけない。根石吉久詩集『みだらターザン』(私家版)はポエジーの傑作である。ぜひ再刊を望む。いや根石吉久の詩はすべて見事で、読む人を
魅了する。ここ30年間、埋もれているのが、解せない。
いまになれば、わたしは断言できる。
優れた好色本は、すべて詩であり、文学の源である。
【10660】
【タイトル】英語嫌い人さん
【記事番号】1227 (2147483647)
【 日時 】06/06/22 1:57
【 発言者 】根石吉久
「杉並病公害」は私も知りませんでしたので、先ほど注文しました。
教えてくださりありがとうございます。
同じ本を読みながら、「住環境に文句ある人々の為の掲示板」で話しましょう。
気軽に行政に質問状を出していきたいと思っていますが、その都度、的は外したくありません。ご協力下さい。
【10662】
【タイトル】日本の行く末
【記事番号】1229 (2147483647)
【 日時 】06/06/22 15:03
【 発言者 】Jackie
縦並び社会:第4部・海外の現場から/1(その1) ソウル「両極化」
http://www.mainichi-
msn.co.jp/shakai/wadai/tatenarabi/news/20060612ddm001040005000c.html
IMF=竹中大臣です。
竹中大臣は日本の経済再生のモデルを韓国においていました。
貧富の格差がひろがり、母国語を捨てる、ないがしろにする教育が燃える。
生き残るために英語をやらなければならない時代。
いやですね。
アメリカ牛輸入再開もきまりましたし、
福井さんは辞任をせずにごまかしまくって留任。
小泉さんはアメリカぷれすりー邸宅にブッシュさんと訪問。
あめりか基地移転に3兆円、定率減税半減で住民税増大。
医療費もあがりそう。
村上をあやつっているオリックス宮内のいう
医療を受けたいのなら貧乏人は家を売れという世界がちかづいてきたようです。
英語、小学生におしえることを考えなくちゃいきのこっていけないなあ。
だとしたら害が少なくて 死なない英語。いざというときに立ちあがる
日本人の英語。
ですね。
【10666】
【タイトル】日本の行く末を読んで
【記事番号】1233 (2147483647)
【 日時 】06/06/22 20:55
【 発言者 】吉
Jackieさん 書き込みありがとうございます。
今の私にとってこの「英語学論」は旬な話題なんです。
過去ログを読みあげてエリオットさん、NAIMAさん、jackieさんなどが、書き込み始めた時のあのライブ感、あの時に参加したかったと本当に残念に
思いはじめていました。
Jackieさんの過去の発言を読ませて頂くと、英語をからめた話題で「某大国」をなげいたり、日本の未来を危惧する発言が多いですね。 とてもスマート
な書き方なので、書いてある内容がすんなりと心に染み込んできます。
>> 日本の行く末 <<
縦並び社会の記事を読みました。
恐ろしくなりました。
私のHPで「幼児に英語を教える」というエッセイを載せました。
それをどなたかが子育て掲示板の「英語教育」で紹介してくれたらしく、
一日で100件以上のアクセスがありました。
みんな自分の子供をバイリンガルに育てようかどうか、
悩んでいるんだなーと感じました。
母国語を捨てるな!とはっきり言いたいのです。
が、、、、、こう言い切った時、
大学留学中に知り合ったインド人の学生の話を思い出しました。
>> 留学中の話し <<
インドのオマーンから来ていた留学生がいました。
彼にはっきり言われました。
「お前は音楽なんかを専攻しているが、俺はそんな教科を専攻できない。
俺は医者になるしか道はない、ノーチョイスなんだ。」
私がなぜかと聞くと彼は次のように答えました。
一族みんな貧乏なんだ。親戚の中で一番頭の良さそうな俺が選ばれた。
俺は子供の頃から親元を離れ、学校の寮で生活してきた。
全寮制ですべて英語で授業が行われる学校だ。
俺は英語で教育を受けてきたので母国が話せない。
母親と満足な会話ができないんだ。
親父・おふくろ・
おじさん、おばさん、その子供達、一族全員が俺の学費を出してくれている。
この大学では奨学金で勉強しているが、
奨学金の一部から支給される小遣いは国に送っている。
俺は医者になるしかない。医者になってこの国の市民権をとるんだ。
医者になって稼いだ金を国に送るんだ。俺の一族全員が俺に期待しているんだ。
重さがぜんぜん違いました。 自分の子供とコミニュケーションをとる事よりも、
一族を救うために子供に英語の高等教育を受けさせる状況。
あの時に戻って、もっとじっくり彼の話を聞きたくなりました。
私は当時20歳を過ぎたばかり、世界感がせますぎました。
「わー大変だなー」と、その程度の反応しか出来なかったのです。
>いざというときに立ちあがる日本人の英語。
Jackieさんは「故 白洲次郎氏」についての本を読んだ事がありますか?
英語は喋るが、日本人である事をわすれない。
それがどういう事か、白洲次郎氏の伝記を読んで学ばせてもらいました。
日本人の英語、、私のめざす英語です。
【10667】
【タイトル】電話レッスン 第4回
【記事番号】1234 (2147483647)
【 日時 】06/06/24 0:12
【 発言者 】吉
家内「今日はいろいろ難しかった。omen また言われちゃった。」
私「あー、omen、今日のレッスンに2回位出てきたよね。
1回目はまだ良かったんだよ。レッスンの終わりの方のomenは、
menが耳障りだった。」
家内「うーん、根石さんも言っていたけど、omenのmenを「メン」と
言わずに「マン」とあいまいな「あ」にしようと意識しちゃうから、
つい強調しちゃうんだと思う。」
私「コーチも言っていたけど、すぐ慣れるって、、。
それより収穫もあっただろ、、。
Oh, man, look at that, a Testarossa. Whoa. Ouch.
これ、今週はハッキリ聞こえたんじゃない?」
家内「うん、うん、すっごく良く聞こえた。驚いたわ。」
***********
今日のレッスンも楽しかったです。
・genitals の 単語のスペルの最後の方の母音
この場合の「a」は、発音記号のさかさまの「e」で、
カッコに囲まれた「さかさまe」。 とばしても良い音。
お! これは発音ポイントに入れても良いかな。
・What you think? (家内「これミスプリントじゃないの?」)
文法的には[What do you think?]が正しいが、口語では、
「do」が消滅することがよくある。
これは、発音ポイントでやった「what」がt.d.l.n.の中の「t」で終わり、
その次の「do」が「d」で始まっているから打ち消されたと考えて良い。
・Omen「e」はあいまいな「あ」。 やる気のない音。気の抜けた音。
・man は、一瞬般若の「あ」。発音記号[ae]、この音、私も苦労しました。
haveの「ae」の発音は、未だに意識する事があります。
・already 「L」の音を出すために舌先は歯茎の裏に向かうが、
歯茎の裏は触らずに、直後の「R」の音を作る形に
(舌を喉に向かって丸める)移行する。
根石コーチのコメント: ネイティブもこの「L」はさぼると思う。
私、already 何度も唱えてみました。
口の動きを意識するとわからなくなってきますね(笑)。
舌が歯の裏をカスるような場合もありましたが、
「さわらない」で良いと思います。
***********
発音指導ポイント
・綴り上、u 、日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」
(dust, suppose, butの弱音 など)
・単語の最後がt、d、l、nのどれか。次の単語の最初がt、
d、l、n のどれかの場合、前の単語の最後の音が「黙音化」。
(舌の位置だけ確保=準備)
(at least = a least など)
・単語の最後がt、d、l、n。次の単語の最初が th の場合、
t、d、l、n の「黙音化」は th の位置に舌を置いて行っ
てかまわない。
(at the end = a the end など)
・綴り上で o が「顎の下がる明るいア」になる確率は高い。
(gotta, God など)
・ear, year の違い。ear は口腔で発音。year の y は喉で出す。
・子音と子音に挟まれた綴り上の[a]で、
日本人の耳に「ア」と聞こえる場合
一瞬・般若の「ア」の音 (that, relax など)
・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」
・単語の最後の方の母音によくある
カッコに囲まれた発音記号の「さかさまe」。 とばしても良い音。
** これで8つになりました。 **
【10670】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1237 (2147483647)
【 日時 】06/06/25 1:36
【 発言者 】根石吉久
>・genitals の 単語のスペルの最後の方の母音
>この場合の「a」は、発音記号のさかさまの「e」で、
>カッコに囲まれた「さかさまe」。 とばしても良い音。
>お! これは発音ポイントに入れても良いかな。
辞書をひいてみましたら、genital の tal の部分は、[tl] の表記しか載っていませんでした。(ジーニアス英和大辞典)
辞書によっては、[t(サカサe)l]になっているものもあるかもしれません。
「あるかなきかの狭く弱い(力の抜けた)ア」→「無視していい音」という扱いだと思いますが、実際のネイティヴの言語使用では、「無視していい」とも意識
せず、最初から無視された状態のものを習い覚えて使うので、書かせると genatle とか genetle なんかと書く人もいるかもしれません。
このあたりは、原理を取り出した方がいいと考えています。原理というのは、「アクセントのあるところ以外では、母音は弱体化する傾向が強い」というもの
です。この原理によって、アクセントがあれば「一瞬般若」になるはずのものが、アクセントがないので「逆さe」になる現象なども説明できます。原理的には
同じ現象なので、大元を押さえてもらうためにあえて発音のポイントの扱いにしていません。個々のポイントよりはるかに重要な原理だととらえています。この
あたりは、実際にレッスンを受けていただいている生徒さんに、レッスンの現場だけで伝えてきました。
absolutely の最初の a は、そこにアクセントがあれば「一瞬般若」ですし、lu
のところにアクセントがあれば、「逆さe」になります。これも単語の最後で「逆さ
e」が丸括弧にくくられるのと同じ原理によります。アクセントのあるところ以外では、母音は弱体化するという原理です。
肯定否定・疑問平叙など、論理の決定が英文では文の最初の方で行われるのと同じことが音でも起こり、一つの単語の中でも最初に出る音の方が大事に扱わ
れ、後に行くほどおろそかに扱われます。だから absolutely の最初の a がそこにアクセントがない発音では弱体化して「逆さ
e」になりますが、消滅する(無視される)ことはありません。単語のしっぽの方に位置する「逆さ
e」では、無視されて完全に消滅してしまうという現象だと思います。
このあたりは理屈は言えるのですが、実際の発音になると私も典型的な音を出すのが難しいと思うときがあります。
単独の母音で、強弱の順に並べると、
一瞬般若 → 顎の下がるア、唇の丸いオ → 逆さv → 逆さe
となるのかと思いますが、逆さ v をもっと強い音と考えれば、
一瞬般若 → 顎の下がるア、唇の丸いオ、逆さv → 逆さe
となるかもしれません。
ところが、Mustang では、アクセントのあるところが「逆さ v」で、アクセントのない tang
が「一瞬般若」です。数は多くありません。「ゴースト」一巻の中に他にもう一つあったような気がします。今、とっさには思い出せません。あ、
contact だったかな。
このあたりにどんな原理が働いているのか、いまだわかりません。
名詞の contact が動詞の contact が転化したものであれば、もともとの動詞の音が残ったと考えることができますが、Mustang
の「一瞬般若」がどこから由来したものかはわかりません。
【10674】
【タイトル】jEnit'l
【記事番号】1241 (2147483647)
【 日時 】06/06/27 12:49
【 発言者 】吉
genitals の発音について
私も辞書で調べたましたが、
私の辞書も「囲みの逆さまe」の発音表記ではなく、
tlで載っていました。
(PCで発音記号が打てないかな〜。)
私なりに音をむりやりタイプしてみると
jEnit'l
うん、、こんな感じですかね、、。
tとlの間の「’アポストロフィー」の所にある「綴りのa」の音は、
無音ではありますが、私は「’」を意識しています。
「’」の部分で消えそうな音で「ア」と軽く言っているかも、、。
でもこの文章、英語を音で学習していない人が読むとチンプンカンプンかもしれませんね。
【10678】
【タイトル】5回目のレッスン
【記事番号】1245 (2147483647)
【 日時 】06/07/01 0:32
【 発言者 】吉
5回目のレッスンです。
今回はレッスン中のコーチのコメントを書いてみました。
単語 early について、、。
根石コーチ「earも以前やったあいうえおフォニックスに入れてください。
せまい音です。日本人に「せまい音」って言うと、だいたいの人が唇を狭くして
「せまい音」を出そうとします。私はとりあえずそれで良いと言っています。
ネイティブは口の中で舌を使って狭い音を出したりします。
奥さんは口の中で音を作れているので舌を使っても良いです。
とにかく「ear」は狭い音です。」
家内「私はearlyに「r」が入っているので、舌を巻くようにしているんですけど、、。」
根石コーチ「「r」の本質は、舌が口の中のどこにも触らないって事なんです。
「r」があるから「巻き舌」ではなくって、、例えば「park」や「car」なんかは、
下の歯の裏に舌が触る位の気持ち、巻き舌とは逆に、舌を平らな状態にしてアゴを下げて、
「パーク」「カー」と言った方が、音が綺麗に聞こえます。」
*****************
レッスン終了後
私「今日の「r」の本質について根石さんが言っていた事、目からウロコだった。」
家内「私は「r」を見ると無条件に「巻き舌」だと思っていたから、
これでスッキリする事が多くなると思うわ。」
私「話変わるけどさ、transfered の入った文章に苦労していたね。
Andy Dillon called and he says he needs nine hundred thousand dollars
transfered to Albany by ten.」
家内「すっごい難しかった。 つっかえる度に「すみません」を連呼しちゃった。」
私「でもさ、フレーズ感をつかむのが前より早くなっているので、
ちょっとビックリした。 今日は言いにくい文章が多かったと思うよ。」
家内「根石コーチとあなたが、最後「transfered」の単語について話していたじゃない。
何? 名詞と動詞で発音違うの?」
私「そうそう、動詞は[transs FUR] と後ろにアクセント、
名詞は「トRAんすふぁー」で前にアクセント。
転入生は「transfer student」
家内「動詞のトランスファーは、狭い音で後ろにアクセントがくるでしょ。
一度に二つの事を考えるの苦手なのよー (泣)」
******************
あいうえおフォニックスに「ear」が加わりました。
根石コーチへ>>
前回「jEnit'l」を発音ポイントに加えて、発音ポイントを8個目と数えましたが、
あいまいな「あ」、やる気のない「あ」の部類で考えて良いですかね?
やる気が無さ過ぎて「音が消失」してしまう場合もあるが、
基本的にはあいまいな「あ」の仲間って事でどうでしょう?
そうすると発音ポイントは以下の7個です。
発音指導ポイント
・綴り上、u 、日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」
(dust, suppose, butの弱音 など)
・単語の最後がt、d、l、nのどれか。次の単語の最初がt、
d、l、n のどれかの場合、前の単語の最後の音が「黙音化」。
(舌の位置だけ確保=準備)
(at least = a least など)
・単語の最後がt、d、l、n。次の単語の最初が th の場合、
t、d、l、n の「黙音化」は th の位置に舌を置いて行っ
てかまわない。
(at the end = a the end など)
・綴り上で o が「顎の下がる明るいア」になる確率は高い。
(gotta, God など)
・ear, year の違い。ear は口腔で発音。year の y は喉で出す。
・子音と子音に挟まれた綴り上の[a]で、
日本人の耳に「ア」と聞こえる場合
一瞬・般若の「ア」の音 (that, relax など)
・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」
【10679】
【タイトル】アクセント位置
【記事番号】1246 (2147483647)
【 日時 】06/07/01 1:33
【 発言者 】Naima
吉さん、
私もアクセントの位置を良く間違います。英語塾の仕事が毎日のようにあり英語学校にも通っていた頃は、あまり間違えなかったんですが、使わなくなると「あ
れ、こうやったかな、いや、ああやったかなぁ」とだんだん曖昧になってしまってます。
私達が学校で英語を習っていた頃は、「名前動後」と覚えるようにと言われました。多くの場合、名詞は前、動詞は後ろにアクセントが来るからですが、例外も
いっぱいあるので紛らわしいですね。
ところで私は「英語教科書べらべら読み」の模擬レッスンが終わりました。最後の2回は私がコーチ役、根石さんが生徒役でレッスンをしました。私が1回模範
(?)音読をした後、塾長が5回反復されるのですが、根石さんの英語は熟れた「いい音」でイントネーションもアクセントも的確、しかも安定していつも同じ
音が出ているので、今更のように敬服しました。私なんぞ、5回読んで5回とも違う音が出たりします。
竹刀を振り下ろすといつも同じ所に当る、ご自身でも数えきれないほどの素振りをされた結果ですね。素読舎に見学に伺った折、奥様も根石さんも授業前に長時
間にわたって回転読みをされていたのを思い出します。吉さんご夫妻も頑張って下さい。
って、他人事ではありませんね。私も頑張らんとあきませんねんけど。
じゃ、またしばらくドイツへ行って来ます。今回はW杯の決勝でさぞや騒々しいことでしょう。
【10687】
【タイトル】認定一覧
【記事番号】1254 (2147483647)
【 日時 】06/07/03 19:39
【 発言者 】根石吉久
書式:
段 名前(県名) 昇段または認定の年月日
※レッスン開始時での外部テストの級や得点。学年。職業。英語の必要場面。英語圏
在住経験の有無。段獲得以後の外部テストの級や得点。その他。
初段 樋口静香(長野県)2005年6月26日昇段
※初段認定時高校2年。レッスン開始時中学3年2月(英検3級)。レッスン開始後、
5ヶ月目頃、英検準二級。
初段 大澤弘文(奈良県)2005年7月2日認定
※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
初段 小川住江(奈良県)2005年7月2日認定
※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師
経験あり。
二段 M・U(長野県)2005年7月2日認定(06年4月中断)
※高校教諭(英語)英語圏在住経験なし。
二段 I・N(山形県)2005年7月11日認定
※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
二段 O・K(北海道)2005年7月11日認定(06年、中断)
※塾講師 中学2年時英検4級。以後、受験なし。36歳。英語圏在住経験なし。
初段 斎藤操(埼玉県)2005年7月11日認定
※外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語
圏在住経験なし。
初段 T・A(アメリカ)2005年7月25日認定。
※レッスン開始時は日本在住。開始時、英検準一級、TOEIC 790点。公務員。アメリ
カ在住のため、無料会議電話を使用。仕事で英語を、家庭で日本語を使っている。旅行、
買い物などにでかける時、英語にびっしりと囲まれる。
初段 F・U(長野県)2005年7月25日認定。
※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あ
り。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あり。英語圏在住経
験なし。非常に発音がきれい。
二段 斎藤操(埼玉県)2005年10月30日認定
※外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語圏
在住経験なし。
初段 片原範子(長野県)2005年11月5日認定。
※高校二年生。小学6年生から素読舎に通塾。家が遠いため、中学途中から「電話でレ
ッスン」。高校入学と同時にゴーストの文法解析教材(イメージ受肉)を使用。初段認
定時まで、中学の教科書3冊の復習を継続。英検3級。英語圏への留学と、英語科の先
生になることを希望している。
初段 岩本幹夫(兵庫県)2006年2月3日認定。(電気関係の資格取得のため中断中)
※電機会社社員。英検などの資格なし。英字新聞を読め、英語でニュースが聴き取れる
ことを目指してレッスンを開始。出向で、英語の必要な会社に行く可能性がある。
三段 I・N(山形県)2006年3月25日認定
※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
二段 小川住江(奈良県)2006年4月10日認定
※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師
経験あり。
二段 F・U(長野県)2006年6月26日認定。
※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あ
り。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あり。英語圏在住経
験なし。非常に発音がきれい。
四段 J・I(東京都)2006年6月26日認定。
※外資系企業勤務。日々英語を使う必要あり。途中中断、2006年、5月レッスンに
復帰。以前は、「集中豪雨型レッスン」だったが、レッスン復帰時に「アジアの大河型
レッスン」に切り替え。段に換算し、三段終盤。一ヶ月ほどで昇段。
(根石吉久認定分)
【10688】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1255 (2147483647)
【 日時 】06/07/03 19:43
【 発言者 】根石吉久
今はもうドイツでしょうか。
そちらから書き込めるようでしたら、様子をお知らせ下さい。
ドイツ語が体に戻ってくる様子をレポートしていただけたらと思っています。
また、ドイツのゴミ処理の様子をレポートしていただけるとうれしいです。
ドイツの友達とゴミについて話してもらえませんでしょうか。
焼き物の絵付けをやりに行っているのに、申し訳ありません。
【10689】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1256 (2147483647)
【 日時 】06/07/03 20:02
【 発言者 】根石吉久
>家内「私はearlyに「r」が入っているので、舌を巻くようにしているんですけど、、。」
>根石コーチ「「r」の本質は、舌が口の中のどこにも触らないって事なんです。
というわけで、early の ear は舌を喉の方にひっぱることなく、舌を歯に近いあたりで中途半端に持ち上げ、そのまま l
の位置(上の歯茎の裏)に持っていっていいことになります。
>「park」や「car」なんかは、下の歯の裏に舌が触る位の気持ち、巻き舌とは逆に、舌を平らな状態にしてアゴを下げて、「パーク」「カー」と言った
方が、音が綺麗に聞こえます。」
下の歯の裏に舌先が触っていいということは、r
は「下の方には触っていい」「上の方には触らない」ということになります。「上の方」とは、上の歯の歯先から上全部(口蓋全部)です。
実はどの国の赤ちゃんも ar
は上手に出すのですが、私は苦手な音です。唇の脇の筋肉が固くなっているからです。(日本語の「ア」によって筋肉が固められている)
>家内「動詞のトランスファーは、狭い音で後ろにアクセントがくるでしょ。
>一度に二つの事を考えるの苦手なのよー (泣)」
この場合の「一度に二つ」はちょっと避けられないので、難物ですね。
同じ文の中の dollars
も直したいところがありますが、後回しにしてあります。自分で練習するときのポイントはお伝えしてありますので、次回はもう直っているかもしれません。こ
れが、「枝ぶりを徐々に整えていく」ということです。 transfer をやっているときには、ひとまず dollar
には触らないでおくということです。
>やる気が無さ過ぎて「音が消失」してしまう場合もあるが、
>基本的にはあいまいな「あ」の仲間って事でどうでしょう?
それでいいと思います。
>・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」
これに註をつけ、
>・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」
(単語の最後の母音は消失することもある)
としたらどうでしょうか。
【10690】
【タイトル】さらに正確には
【記事番号】1257 (2147483647)
【 日時 】06/07/03 20:06
【 発言者 】根石吉久
・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」に変わっていく傾向が強い
(単語の最後の母音は消失することもある)
とするといいような気がします。
【10691】
【タイトル】根石さん みなさん
【記事番号】1258 (2147483647)
【 日時 】06/07/04 0:19
【 発言者 】村田
「住環境に文句ある人々の為の掲示板」に(財)日本環境衛生センターについての記事を載せましたのでご覧下さい。
書く場所が違うかもしれませんが…。
もしも環境保全とかエコロジーが市場経済の中で「商売」として成り立っているとすれば、それはどこかウソがあると思います(少なくとも現時点で、大規模な
ものは)。というか、そんなもの、額面通りに受け取っちゃいけない。
環境問題ってなんか口あたりがいいんですが、世界で一番最初に環境アセスメントをした組織はなにかというと、ナチスなんだということを聞きました。アウト
バーンを作る際に、ドイツの国土を汚さないようにするにはどうしたらいいか、っていう思想のもとに、環境アセスメントをしたらしい、と。そしてその後には
優生思想がありました。
エコロジーとファシズムはうかうかすると紙一重です。
でも、根石さんの切り口だと、ファシズムの方には行かないと思います。
集団として、ではなく、ひとりひとりが考え、納得し、闘う、という方向性。
【10692】
【タイトル】あ〜かいちゃった
【記事番号】1259 (2147483647)
【 日時 】06/07/04 0:36
【 発言者 】村田
ちょっと勇み足だったような気もしますが、削除はしません。
【10693】
【タイトル】いいんでねえの
【記事番号】1260 (2147483647)
【 日時 】06/07/04 2:33
【 発言者 】根石吉久
ここは「大風呂敷」ですから、プラスチックを圧縮しても、焼却しても、溶融しても、
毒は出る
というようなヤボなことを書いていただくのはまるでかまいません。
が、
旧「鬼」、現「住環境に文句ある人々のための掲示板」へのリンクをその度に書いてもらうか、「大風呂敷」のタイトルの下にリンクがあることをそのたびに知
らせてもらいたいのです。
【10694】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1261 (2147483647)
【 日時 】06/07/04 6:28
【 発言者 】吉
>竹刀を振り下ろすといつも同じ所に当る、ご自身でも数えきれないほどの素振りをされた結果ですね。素読舎に見学に伺った折、奥様も根石さんも授業
前に長時間にわたって回転読みをされていたのを思い出します。吉さんご夫妻も頑張って下さい。
ナルホドと思いました。 根石コーチは何度読んでもイントネーションがブレないですね。
根石コーチは、ガクガクするなんて言っていますが、聞いている方は、全くわかりません。
>竹刀を振り下ろすといつも同じ所に当る
納得できました。 Naimaさんのコメントが、今後の練習の励みになってくれそうです。
応援コメントありがとうございました。
ドイツに行かれているのですね。 私も国外に出てリフレッシュしたい気分です。
現地のワールドカップレポートも宜しくお願いします。(^ー^)
【10695】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1262 (2147483647)
【 日時 】06/07/04 6:44
【 発言者 】吉
大将! 発音ポイントの補足ありがとうございました。
前回までにリストした内容に変更を加えて次回リストします。
>・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」に変わっていく傾向が強い
(単語の最後の母音は消失することもある)
> とするといいような気がします。
そうですね。 この「傾向が強い」って所がミソですね(笑)。
いやいや、マジで、、、大事なポイントだと思います。
家内の最近のコメントで、
「電話レッスン」を受けながら、
CDを使った音読を自習すると「効果が高いと思う」と言っています。
CDを聞いて音をマネる。
でもどうしてもCDのような音が作れない時がある。
こんな状況にハマッた時、電話レッスンで受けた発音ポイントを思い出すと、
すっきりするパターンが増えてきた。
そんなような事を言っていますよ。
【10696】
【タイトル】生徒さんとのメールでのやりとり
【記事番号】1263 (2147483647)
【 日時 】06/07/05 13:24
【 発言者 】根石吉久
根石先生
おはようございます。
RIです。
ひとつ先生に質問があります。
リスニングについてです。
私は以前先生にお世話になっていたときと同様、外資系の会社に勤めています。
外人と話す機会もたまにあります。
先日オーストラリア人から電話をもらい、何を言っているのかさっぱりわからず、
2度3度聞きなおし、やっと理解したという事件がありました。
相手がオーストラリア人であったこと、とても早口で話していたということもあり
ますが、もう少し理解できないとちょっとまずいなと思いました。
現在、週に一度アメリカ人に家庭教師にきてもらっています。
彼の英語はほぼわかります。
あえてわかりやすい言い回しをいってくれているのだろうと推測しています。
以前やっていたヒアリングマラソン(ご存知ですか?)を引っ張り出してきて聞い
てみました。
アナウンサーが読むように話すことはほぼわかります。
でもインタビューはわかりません。
ということは、単語力の問題、言い回しの問題ではないかという私なりの結論に達
しました。
単語の問題というのはアクティブボキャブラリーが少ない。
言い回しの問題というのは、自分が使わない言い方は理解できない。
上記私の推論はあってると思われますか?
そして、リスニングを効率よく勉強する方法を何かご存知ですか?
RI
------------------------------------------------------
(根石からのお返事)
> ということは、単語力の問題、言い回しの問題ではないかという私なりの結論に
達しました。
> 単語の問題というのはアクティブボキャブラリーが少ない。
> 言い回しの問題というのは、自分が使わない言い方は理解できない。
>
> 上記私の推論はあってると思われますか?
> そして、リスニングを効率よく勉強する方法を何かご存知ですか?
推論された通りだと思います。
リスニング教材についてくる活字のテキストから、自分の知らないボキャブラリー
を含む文や、自分が使ったことのない言い回しを含む文を「回転読み」(数十回)で
口の筋肉を使い込み、その後、リスニング教材で耳を慣らすということを継続される
のがいいと思います。
そのように使った文は、活字部分は市販教材からの抜粋として、テキストファイル
などにすればいいですが、音声教材について、活字教材の抜粋と同じ順に並べた抜粋
を作るのが面倒です。しかし、それをやれれば最良の教材ができると思います。
ご質問と私の返事を、「大風呂敷」に身元がわからない形で掲載させていただくこ
とをお願い致します。
根石吉久
【10697】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1264 (2147483647)
【 日時 】06/07/06 2:08
【 発言者 】根石吉久
>「電話レッスン」を受けながら、
>CDを使った音読を自習すると「効果が高いと思う」と言っています。
私の「電話でレッスン」の中学生の生徒を例にとりますが、最低でも1年、できたら2年くらい「電話でレッスン」を受けさせてから、教科書準拠のCDを
使って、「真似しろ」と言います。これは効率がいいらしく、中学生の生徒にやらせる(やられる)と、私よりずっとネイティヴ音に近い音を出すので、私はつ
い、むふふふと思います。無手勝流でいきなりCDの音を「真似」して、変なそれらしい音を出すのとは違いますので、効率はいいと思っています。
【10698】
【タイトル】7日のレッスン
【記事番号】1265 (2147483647)
【 日時 】06/07/08 5:14
【 発言者 】吉
>無手勝流でいきなりCDの音を「真似」して、変なそれらしい音を出すのとは違いますので、効率はいいと思っています。
大将の言っている事が良くわかります。
きちんとした発音に矯正してくれる人がそばにいてくれるならともかく、
CDの音だけでは、マネできない音って沢山ありますよね。
家内が根石さんからレッスンを受ける前に、
「L」「TH」「V」この辺の口や舌の動きを教えました。
電話レッスンで根石さんが家内に指導する様子を聞きながら、
「大将だったら「th」や「L」の舌の動き、どうやって説明したかなー?」とか、
想像しています。 指導の様子を聞くために「教えなければよかったな」とも
考えていたりします。
7/7のレッスンで、家内は先週に続き「transfer」の入った文章に
結構苦労していましたね。
私が文章を読んでみると、家内は「なんでそんなにしっかり狭い音がだせるの?」と
聞いてきました。
「俺はね、舌も使って口の中も狭くしている」
「根石さんが最初の頃に言っていたとおり、
最初は文章をゆっくり練習して筋肉の動きをしっかり確認しながらやるのがいい。」
そう伝えておきました。
【10704】
【タイトル】穿きなれたジーパン
【記事番号】1271 (2147483647)
【 日時 】06/07/15 6:31
【 発言者 】吉
「ネイティブの話す英語はすり切れたジーパンみたいなものです。」
by 根石吉久
7月14日のレッスンが終わった後
私「おまえ上手になったなー。驚いたよ。6月2日が最初のレッスンだろ。
それから1ヶ月半でこんなに発音ってよくなるのか?
ちょっと驚いている。」
家内「今日のレッスンは比較的にやさしかったよ。
根石さんにも「あまり注意する事がなくなった」って言われて、
実はちょっと嬉しい、、、、♪」
私「いや、ほんと、聞いていて驚いたもん。
ひとつ言わせてもらうと「that」からもう少し一瞬般若の「ア」の音が、
出てくると良いかもなーと感じた箇所があった。
でもね、この「that」にも弱い発音になる時と強い発音になる時があるからね。
関係代名詞みたいに文章をつなげる接続詞的な働きの時は、弱い発音になる。
あいまいな「ア」で良いと思う。 それを知らずになんでもかんでも
「「that」をみたら一瞬般若」とやっていると、妙な所が強調されて
フレーズ感がおかしくなり始める。
今日の「That's Carl.」の場合みたいに、
文頭にきている場合は一瞬般若の「ア」。」
家内「そうかー、
あれでも随分意識して口の形を作ったつもりだったんだけどなー。」
私「「Oh, that's incredible〜」の「that」は、さすがに練習してきた
だけあって、きちんと音が出ていたよ。すぐに慣れると思うけど、、。
俺はこの「ae」の音、苦労した。 未だに苦手意識があるかも、、。」
家内「根石さんが最後に
「ネイティブの話す英語はすり切れたジーパンみたいなものです。」って
言っていたね。 ホント、日本語のネイティブも言葉をはしょるよねー。」
私「うんうん、「っていうかー」とかって使ってるもんね(笑)。
あれを外国人の日本語学習者が聞いてもわからないよ。
日本語で会話をしていて突然
「っていうか、外人ってみんな声でかくない?」って、
まったく違う、繋がりのない話題に会話がシフトしたら驚くよ。
「っていうか」ってどういう意味だろうって辞書で調べても
載ってないだろうし、、、(笑)。
そう考えると日本語を習得する方が難しいよねー。」
家内「日本語は、書き言葉とはなし言葉のギャップがありすぎるものね。
男性の話し方と女性の話し方も違うしね。」
私「お前が学んでいるのが英語でよかったね。シンプルで、、。」
家内「うん、、いっぱい練習して、「新しいけど硬さのあるジーパン」を、
穿きならして柔らかくしていけばいいのよね。 がんばるわ。」
【10705】
【タイトル】ありがとうございます。
【記事番号】1272 (2147483647)
【 日時 】06/07/16 0:43
【 発言者 】根石吉久
>私「おまえ上手になったなー。驚いたよ。6月2日が最初のレッスンだろ。
>それから1ヶ月半でこんなに発音ってよくなるのか?
>ちょっと驚いている。」
オブザーバーの驚きを書いていただきうれしいです。
人によってまちまちですが、最初の3ヶ月くらいの間が一番音が変わりますね。
こればっかしは、実際にレッスンを受けてもらわないと体験できないのがネックです。
【10710】
【タイトル】子、曰く。
【記事番号】1277 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 0:16
【 発言者 】村田
「素読は身体をテキスト化すること。」
【10711】
【タイトル】うむ
【記事番号】1278 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 1:28
【 発言者 】根石吉久
しはそうのたまったのか。
「身体をテキスト化すること」と、「テキストを身体化すること」とはどう違うのか。
テキスト化するのは、ネイティブ言語か。
身体化するのは、語学か。
【10712】
【タイトル】うわ
【記事番号】1279 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 1:58
【 発言者 】村田
むずかしい。
「テキストを身体化」これは語学です。
「身体をテキスト化」これはネイティヴ言語の素読に関して言えることです。近代学校教育ではテキストを頭の中ですばやく要約したりすることが奨励される。
一方、テキストの素読はまるごと身体にいったんとりこむので、すばやい要約という作業とは相性がわるい。相性がわるいかわりに、テキストそのものを身体の
一部とすることができる。
…とても印象に残ったので書き込んだのですが、考えるとわけわからなくなってきました。
【10713】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1280 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 12:57
【 発言者 】吉
根石さん! レッスン前の電話の呼び鈴、
1-2回鳴らしてくれるだけで良いですよ!
下の「身体をテキスト化」・・・・・なるほどねーと考えさせられました。
村田さんありがとうございます。
でも初めてこの掲示板を訪れた人がここだけ読んだら驚くでしょうね(笑)。
なにかの宗教団体かなにかと勘違いされちゃうかも、、(爆)。
【10715】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1282 (2147483647)
【 日時 】06/07/24 18:38
【 発言者 】村田
いや、まったく私は語感のかっこよさにひかれちゃうので、説明不足ですよね。
根石さんにコメントされて、考えてみて、またなんだかわかったような気がするけれど、気がするだけかもしれません。
【10719】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1286 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 1:42
【 発言者 】根石吉久
なにかの宗教団体かなにかと勘違いされちゃうかも、、(爆)。
まさにそうです。
身体のテキスト化は、宗教が大事にしてきた方法です。
ところが、近代文明のなれのはての現在、宗教と何の関係もなく、身体は文明によって浸食され、資本が繰り出すイメージによってテキスト化されていきます。
放置しておいても、身体はメディアによってテキスト化されていきます。
身体がテキストになってしまえば、資本が使う奴隷の一丁あがりなので、資本はほくほく顔をすると思います。
今や、資本は宗教として機能しているのだと思います。
【10720】
【タイトル】根石さん、村田さん
【記事番号】1287 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 13:20
【 発言者 】吉
先週の金曜に家内に代わって私が電話レッスンを受けました。
いやー、「声に出す」って気持ちいいですねー。
ストレス発散になっちゃいました。
girl の音を「もっと狭い音で」とアドバイスしてもらいました。
いや、実際、girlの音は狭い音です。
指摘してもらえて良かったです。
レッスンの後に「茶の本」を使ったトレーニングについて
ちょっとだけお話しました。
今すぐには始められませんが、やりたいと思います。
> 電話の件
了解しました!
>身体のテキスト化は、宗教が大事にしてきた方法です。
よくわかります。
>ところが、近代文明のなれのはての現在、宗教と何の関係もなく、
身体は文明によって浸食され、資本が繰り出すイメージによってテキスト化されていきます。
放置しておいても、身体はメディアによってテキスト化されていきます。
身体がテキストになってしまえば、資本が使う奴隷の一丁あがりなので、資本はほくほく顔をすると思います。
今や、資本は宗教として機能しているのだと思います。
よくわかりません! (笑) いやいや失礼しました。
大将はこういう短い文章で、
抽象的な事を良く「表現しているな」と感心します。
わかりそうで、わかりにくい、、、わかったかなと思うと、わかっていない、、。
村田さんが「ハマっている」感じなんだと思いますね(笑)。
村田さん> 気持ちよーくわかります(笑)。
私は最近、ちょっとわかりにくい表現を、
回転読みするようになりました。
最近ですね、ある資格取得の勉強を始めたのですが、
テキストの表現がすんなり理解できない事があるのです。
で、、それを理解できるようになるまで、文章を回転読みするんです。
その時は理解できなくても、回転読みを続けていると、ひょんな事から
(それこそ道を歩いている時などに)ぱっとひらめくことがあるのです。
すんなりテキストに書いてある事が「入ってくる瞬間」があるんです。
語学に有効な「素読舎」の回転読みを、
勉強に応用してみたのですが、これはかなり有効です。
【10721】
【タイトル】無事帰りました。
【記事番号】1288 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 20:01
【 発言者 】Naima
インターネット・カフェなどがあったのですが、試してみたら日本語のサイトは文字化けしてしまっていて、何が何だかわからない状態でした。すみません。
アムステルダムへの小旅行でツアーバスに置いてけぼりにされ、西も東も判らず「さまよえる日本人」になりかけましたが、無事何とか帰って参りました。どこ
へ行っても英語がなんとか通じる国で助かりました。しかし、英語がうまい人は本当にうまいが、へたな人は全くへたくそで、6歳から学校で英語を習ってると
いう割には、もひとつかなぁ、という気はしました。シンタックスも同じでしょうにね。けど、KLMの中でオランダ語の機内アナウンスを聞いた時、ありゃ、
アラビア語なのか、と思ったほど英語やドイツ語とかけ離れた発音でびっくりしました。
北ドイツとオランダは連日猛暑続きで、暑くて暑くて、気密性が高くて冷房のない一般家屋は全くの冬仕様なので、ほんまに寝苦しく、スカスカの日本家屋と冷
房がガンガンきいてる日本の電車やバスが恋しかったです。しかもW杯の真っ最中でお行儀の悪いサッカーファンが電車の中で騒いだり、国旗をつけた自動車の
ホーンをパフパフ鳴らして夜中に走り回ったり。おまけに北ドイツの夏の太陽は夜更かしなので11時頃になってようやく沈み切る状態で、いつまでも明るくて
寝付かれず、スラックスでワンサイズ落として帰って来ました。
ドイツ語は磁場に入ると徐々に蘇って来ましたが、もともとしょぼい上に回転読みを続けていたわけではないので、ご報告出来るほどのことはありません。
ドイツのゴミ処理については「住環境に文句のある人々の為の掲示板」に書きますね。
【10725】
【タイトル】お初なレッスンの流れ
【記事番号】1292 (2147483647)
【 日時 】06/07/29 0:21
【 発言者 】吉
今日(7/28)のレッスン終了後
家内「アップ、アップ、アップ、、、」
私「バレ、バレ、バレ、、、、、」
いや、これ、私と家内と根石さんにしかわからんですね(笑)。
失礼しました。
家内のUPのアの音が「ae」のアの音になる時があります。
家内いわく、文章が疑問文だから文末のイントネーションを
「あげなくちゃ」のあげなくちゃにつられて口元も上がってしまう。
つまり「一瞬般若」の顔になってしまうと言っていました。
私は[Ballet]の発音です。私の苦手な「ae」の音、
そしてついつい読んでしまう[t]の音、
くーーー、「バレ、バレ、バレ、、、、、」、、(爆)。
今夜のレッスン
私も参加させてもらいました。
家内と私で一文ごとに交代して読み上げます。
このレッスンの進め方は、根石コーチも初めてだそうです。
レッスンの進め方として問題はないのですが、
家内と私の使っている電話ターミナルが屋内配線で通信距離が近いのです。
で、、、お互いの息遣いや紙をめくる音などもマイクが拾ってしまいます。
そこで自分の番でない時は、マイクをオフにしました。
そのため、切り替え音が「カチカチ」と聞こえていたと思うのですが、
根石さん、、気にならなかったですか?
家内曰く「進むペースが私だけの時よりも速い」と言っていました。
今日のレッスン形態が嫌だといっているわかではありませんよ。
彼女の素直なコメントです。
でもそれは、彼女のレベルが成長しているからであって、
私が参加したからではないと思うのですがどうでしょう?
「その文章練習したいな」と思っても、
レッスンで当たらない文章が出てくる。
そういう文章があったとしても
私が根石コーチに注意を受けてなければ、
私がお手本となって普段の練習でサポートする。
復習を基本としていく。
こんな感じの話をしました。
そうそう、、根石さん、話変わりますが、
キチンタイマーをセットすると良いと思いますよ、、と、
以前から提案しようと思っていたのです。
先週お知らせしましたが、来週8月4日はお休みさせてください。
ご指導ありがとうございました。
【10729】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1296 (2147483647)
【 日時 】06/07/30 1:12
【 発言者 】根石吉久
>「その文章練習したいな」と思っても、レッスンで当たらない文章が出てくる。
それは、復習していただいて、旦那様をコーチにして、こきつかえばいいと思います。
それと、そろそろ予習してもらっていいですよ。
この場合も旦那様をこきつかって下さい。
>家内曰く「進むペースが私だけの時よりも速い」と言っていました。
そんなことはないです。いつも通りのペースです。旦那様の言う通り、奥様のレベルがあがったせいです。
>私は[Ballet]の発音です。私の苦手な「ae」の音
試しに、教科書通りでなく、素読舎方式で、「口の両端を斜め上に引っ張り上げる」でやってみてもらえませんでしょうか。奥様はこれできれいな発音が採れ
ました。ほとんど模範的といっていいくらいきれいに出ています。
>家内と私の使っている電話ターミナルが屋内配線で通信距離が近いのです。
で、、、お互いの息遣いや紙をめくる音などもマイクが拾ってしまいます。
その種の音は気になりませんから、いちいちスイッチを切っていただかなくていいです。
やってみて、レッスンに差し障るようなら遠慮せずいいますから、次回はスイッチをいじらずにやってみてください。
8月4日のお休みの件承知しました。キャンプ楽しんできて下さい。
【10730】
【タイトル】キチンとするのが苦手
【記事番号】1297 (2147483647)
【 日時 】06/07/30 23:39
【 発言者 】根石吉久
>そうそう、、根石さん、話変わりますが、
>キチンタイマーをセットすると良いと思いますよ、、と、
>以前から提案しようと思っていたのです。
私がレッスンを始めた正解な時間を忘れることがよくあることを心配して下さっておっしゃられたことと思いますが、あんまりキチンとタイマーに指示されるの
が好きではないので、今までどおり、アバウト根石でやっていきたいです。
私の友達のキヨッシャンは、サッシ屋に勤めていますが、窓の寸法どりがかなり雑で、工場でサッシを作らせて窓枠にあててみるとはまらないことがけっこうあ
るみたいです。私が家を自作していた当時、キヨッシャンは寸法どりを間違えたサッシを私の自宅自作の現場に持ち込んで、しばらく置いといてくれと言ったこ
とがありました。工場にばれるとやばいとのことらしく思われました。
ある日、キヨッシャンは会社の会議で「Kちゃんはアバウトだからなあ」と社長に言われたそうです。キヨッシャンは「アバウト」という言葉は聞いたことがあ
るがわからないことを気にしないでいたのですが、自分に関して「アバウト」と言われたので、急に「アバウト」について知りたくなり、担当していた建築現場
に行き、大工さんに「おい、アバウトってどういうことだ?」と訊いたところ、「そりゃ、おめえ、チューックレ(いいかげん)ってことだわ」と言われ、キ
ヨッシャンは「なんだあ?」とつぶやき、急遽会社に戻り、「おい、社長、ひでえこと言うじゃねえか。アバウトってのは、チューックレ(いいかげん)てこと
だそうじゃねえか」と、社長室に怒鳴り込んだそうです。
別のある日、キヨッシャンは、私の自宅自作の建築現場に来て、「今日は、俺の会社は倉庫の整理だ。おばさんたちが、汗流して寸法違いのサッシを片づけてる
わ。倉庫の中にあるわあるわ、いっぱいある。あれ、みんな俺がやったんだ」とシラッとして言っていました。
こういうチューックレな友達がいるせいか、キヨッシャンみたいなやつらと根が同じせいなのか、キチンとキチンタイマーに指示されると、キチンタイマーを床
に叩きつけたくなるような不穏な時間観念が私にあるのです。
少しだけですが、チューックレでやらせていただくほうが、気が落ち着きますので、ご心配なさらずに。
【10731】
【タイトル】チューックレで問題無しです
【記事番号】1298 (2147483647)
【 日時 】06/07/31 22:35
【 発言者 】吉
>旦那様をコーチにして、こきつかえばいいと思います。
家内にそのまま伝えました。
笑いながら英語の練習以外でもこきつかうと言ってます(爆)。
>「ae」の音
>試しに、教科書通りでなく、素読舎方式で、「口の両端を斜め上に引っ張り上げる」で
>やってみてもらえませんでしょうか。奥様はこれできれいな発音が採れました。
>ほとんど模範的といっていいくらいきれいに出ています。
そうですね。試してみます!
でも長年染み付いた癖、取るのは大変なんだろうなー。
でももう一段上のレベルを目指すつもりでやりますよ。
>次回はスイッチをいじらずにやってみてください。
これはですね。
お互いにスイッチを切らないと根石コーチの声が聞き難いのです。
根石さんが気にならないのなら、スイッチの切り替えをやらせてください。
次回までに少し時間があるので、ちょっと別の方法も試してみます。
キッチンタイマーの件
良いですよ、良いですよ。
私としては時間が延びる分にはまったく問題ありませんし、、(^ー^)ノ。
レッスンの時間はあっという間に過ぎてしまいます。
時間の管理はコーチにお任せしますので、チューックレで問題無しです。
ちなみに、、、、チューックレって「中位」の訛りですか?
【10735】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1302 (2147483647)
【 日時 】06/08/07 0:11
【 発言者 】根石吉久
>チューックレって「中位」の訛りですか?
そうだと思います。長野県の北信地方で、チューックレといわれた場合は、「中庸」とか、「平均点」とかいう意味はまるでなく、「気が抜けている」とか
「いいかげん」とかいうよろしくない意味になります。
【10743】
【タイトル】パクパクさん
【記事番号】1341 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 21:13
【 発言者 】寺澤郁子
パクパクさん、
こんにちは。
素読について書かれているようですが、
やはり私もNaimaさんが指摘されたように
パクパクさんの言わんとするところが
どうもよくわかりません。
そのため、いくつかの点について整理させてください。
まず、
「読書の三到」とは、貝原益軒 という方が書いた漢文体の文章ということですか。
また、
(和俗童子訓)とは、その漢文体を読み下し文にしたということでよろしいですか。
さらにこの読み下し文を、現代語訳された方がいる、ということなのでしょうか。
どなたによる現代語訳で、どういった文章なのですか。
また、どの部分が「誤訳」で、どなたが「誤訳」だとおっしゃっているのですか。
評論家の方ですか。それとも、パクパクさんご自身がそう思われたということですか。
パクパクさんの最初の投稿にあった
「この原典は、朱熹のようである。
ところで、これらを現代語訳するときに
どうも間違っているようだ。」
との書き込みはどなたのご意見なのでしょうか。
これも、どこかのサイトから単に引用なさったものなのか、
パクパクさんご自身によるものなのでしょうか。
私もNaimaさんが指摘された点について興味を持ちましたので、
二回目のパクパクさんの投稿にその答えを探しましたが、
あまりピンとくるものがありませんでした。
残念です。
ただ、
今この掲示板でこの話題をつづけるには、機が熟していないように思います。
ですので、以上の疑問について特にお答えいただかなくても結構です。
またの機会によろしくおねがいいたします。
今回も、パクパクさんがお持ちになっている「語学」についての遠大な構想を、
理解する能力がいまだ私にはかけているなと大変痛感いたしております。
蛇足ですが、
素読について言えば、
今、私自身の素読への興味は、むしろその定義について論理的に理解することより、
その実践自体に向いています。
「ただちにわからなければならない」
という強迫観念を常にもって生きてきた私にとって、素読の根底にあるおおらかさと寛容さに実に救われなぐさめられています。
ある意味、生きる力をもらいました。
素読の極意は、
ものを学ぶことを「すぐさま頭で理解する」ことにおかず、
人生のように、あるいはスルメのように、噛みしめながらじっくりゆっくりと理解していくことをよしとしている点にあるのではないか、
と思うしだいです。
【10744】
【タイトル】追伸>パクパクさん
【記事番号】1342 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 21:31
【 発言者 】寺澤郁子
これは、パクパクさんの書かれたことと関係があるのではないかと思うのですが、
根石さんが考案された技法グラウンド(N、FN、FF)※にしたがって回転読みを続けてきて、
回転読みの仕上がりがFFをこなせるレベルに達するためには、
文章から目を離してむやみに暗唱をくりかえすことに執心するより、
むしろよく文章を見てイメージしながらゆっくり繰り返しいえるようにしたほうが、
文章の身体への定着が結果的に早い、
と実感しています。
「読書に三到有り。心到・眼到・口到を謂う。」にはなるほどと思いました。
※ N、FN、FFについての説明は、
少し前に吉さんが記述されているかと思います。
私は塾にてT、FN、FFと呼ばれていた頃のやり方で練習しておりますので、
もしかしたら、現在の根石さんの指導方式と若干ちがうかもしれません。
【10745】
【タイトル】(無題)
【記事番号】1343 (2147483647)
【 日時 】06/09/05 0:33
【 発言者 】根石吉久
パクパクさんの「三到」は素読以後の領域だと思います。
素読は「三到」を可能にするために、その下準備をします。
【10746】
【タイトル】FF、FN、N
【記事番号】1344 (2147483647)
【 日時 】06/09/05 0:36
【 発言者 】根石吉久
これは「技法グラウンド」と違うものです。
FF、FN、Nは、新しくやることと復習の練習量の配分にかかわるものです。
技法グラウンドは、FF、FN、Nという構造の中でも使われますが、コーチ付きの練習方法の名前です。
【10747】
【タイトル】郁子さん
【記事番号】1345 (2147483647)
【 日時 】06/09/05 0:40
【 発言者 】根石吉久
>素読の根底にあるおおらかさと寛容さに実に救われなぐさめられています。
その通りだと思います。
特に寛容さを思います。根底を作る準備なのです。急がない。
【10748】
【タイトル】足立さん
【記事番号】1346 (2147483647)
【 日時 】06/09/06 0:08
【 発言者 】根石吉久
詩集ありがとうございました。途中で立ち止まってしまい、中断し、また最初から読み、また立ち止まってしまい、まだ読み通していません。
それぞれ別の日に三度くらい読みました。
小泉は人気はありましたが、歴代首相の中で指折り数えていいほどのろくでもない者でした。最近私が関わっていることで言えば、ごみ処理において、焼却・溶
融に道を開いたのが小泉です。この男がろくでもなかったことは、これからはっきりしてくると思います。
ブッシュの猿回しの猿をやっていた男が靖国神社に参拝したのですから、日本のぼろくその近代を絵に描いたような、分裂した男です。分裂を隠す男です。靖国
神社にまつられている能なしの兵隊たちに失礼です。私は完全に能なしの兵隊たちの味方です。
戦犯を合祀すること自体が、日本の近代の駄目さ加減をよく物語っています。
そんなことでどこが近代か。日本の「近代」は実はまだ近代の質を獲得していないのかもしれません。近代や超近代はみせかけで、文化たりえていない。物質
方面だけの話なのです。はるか明治の昔、夏目漱石が見抜いていたことを、猿真似小泉がやったのです。日本の近代は文明レベルのものでしかなく、文化となら
ない。
私がプラスチックや金属をごたまぜに焼却・溶融する文明のレベルに敵対するのも、多分、そこに何の文化も見いだせないからです。
屁をしようよ
ブンカ
ブンカ
などと、昔、文化にたてついたことがありますが、ヨーロッパの近代文明をせちがらくしたアメリカ物質文明の猿まね日本戦後文明などを見れば、「文化よ、い
ずこ?」と思い、太宰治でも読みたくなります。
【10749】
【タイトル】「茶の本」ー初回の報告
【記事番号】1347 (2147483647)
【 日時 】06/09/07 21:19
【 発言者 】Naima
根石さん、
吉さんのコーチで、とりあえず今日は15分だけやってみました。
The Cup of Humanity の章 "It represents the true spirit of Eastern
democracy by making all its votaries aristocrats in taste." まで進みました。
ゴーストだと、5〜6回口に乗せれば、たいていのセンテンスは滑らかに言えるようになりますが、「茶の本」は手強いです。手強いけれども、読みがいがあ
り、音読するのが実に楽しいです。
端正で耳に心地よい吉さんの発音に感銘をうけました。私はというと、aestheticism
がすんなり発音出来ず、お恥ずかしい限りでした。詰めの甘いグズグズな学習態度が露見してしまいました。
来週は私がコーチ役なので、ちょっとビビっております。ビビる、ってわかります? 怖じ気づくという意味です。
吉さん、
今日はありがとうございました。来週もよろしくお願い致します。風邪で喉を痛めているので、ひどい声でしたでしょう。ほんとは、もう少し奇麗な声です。
(って、ほんまかぁ....)
【10750】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1348 (2147483647)
【 日時 】06/09/07 21:26
【 発言者 】吉
Naimaさん
今夜は練習に付き合ってくださってありがとうございました!
思っていた通りの明るい方でホッとしました。
とりあえず3ヶ月を目標に、これからも宜しくお願いします。 (^ー^)ノ
楽しかったです。
茶読・・・・aestheticism 発音しにくいですよねー。
私はaestheticの発音を練習してから、
おまけのようにイズムと言うように練習しました。
http://encarta.msn.com/encnet/features/dictionary/dictionaryhome.aspx
こちらが電話でお伝えしたマイクロソフトの発音付き辞書のURLです。
宜しければ「発音どっと込む」でしたっけ?
URLを教えていただけたらと思います。
あとメールも送っておきますので、そちらも確認願います。
根石さん> 茶の本、、確かに腕立て100回位の厳しさがありますね。(笑)
【10751】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1349 (2147483647)
【 日時 】06/09/07 22:58
【 発言者 】Naima
辞書のURL、ありがとうございます。私の使ってるのはOnelook.comです。↓
http://www.onelook.com/
>私はaestheticの発音を練習してから、おまけのようにイズムと言うように練習しました。
あ、なるほど。私もさっそく試してみます。
こちらこそよろしくお願い致します。
【10752】
【タイトル】寺澤郁子さん
【記事番号】1350 (2147483647)
【 日時 】06/09/08 20:17
【 発言者 】パクパク
ご無沙汰しております。
素読で、一番、問題されることは、内容理解だとおもいます。
斎藤孝氏の書では、封建的、非合理的、非科学性のように論評され
内容をある程度おしえて読ませているようです。
さて、今回の読書三到ですが、出典は、貝原益軒の
和俗童子です。
長めになりますが、引用しておきます。
要は意味はわからなくてもいいから、
ただ読め。そのときの注意しなくては
いけないのは、いそがずに読め。
必ず、心到、眼到、口到がたいせつで、
なかでも、心到がいちばん大切。
では、心到とは、何かということですが
これは、定義されておらず、解釈が
わかれるところになります。
意味がわからないのに、なぜ、読み上げるだけで
心で読めるのか?が私の疑問で、それには
一応の解答をしたつもりです。
まったくわたしの独善的な解釈です。
デンバー==>コロラド的流れです。
>以下長文引用
書を読む法
聖人の書を経と云。経とは常也。聖人の教えは、万世かはらざる、万民の則なれば、つねと云い、四書五経等を経と云い、賢人の書を伝と云。伝とは聖人の教
えをのべて、天下後代につたふる也。四書五経の註、又は周程、張朱、其外、歴代の賢人のつくれる書を、いづれも伝と云。経伝は是古の聖賢の述作り給ふ所な
り。其載する所は、天地の理に従ひて、人の道を教え給ふ也。其理至極し、天下万世の教えとなれる鑑なり。天地人と万物との道理、これにもるる事なき故、天
地の間、是にまされる宝、更になし。是を神明のごとくにたうとび、うやまふべし。おろそかにし、けがすべからず。
凡そ書をよむには、必ず先手を洗ひ、心に慎み、容を正しくし、几案のほこりを払ひ、書冊を正しく几上におき、ひざまづきてよむべし。師に、書をよみ習ふ
時は、高き几案の上におくべからず。帙の上、或(は)文匣、矮案の上にのせて、よむべし。必ず、人のふむ席上におくべからず。書をけがす事なかれ。書をよ
みおはらば、もとのごとく、おほ(覆)ひおさむべし。若、急速の事ありてたち去るとも、必ずおさむべし。又、書をなげ、書の上をこゆべからず。書を枕とす
る事なかれ。書の脳を巻きて、折返へす事なかれ。唾を以、幅を揚る事なかれ。故紙に経伝の詞義、聖賢の姓名あらば、慎みて他事に用ゆべからず。又、君上の
御名、父母の姓名ある故紙をもけがすべからず。
小児の記性(おぼえ)をはかつて、七歳より以上入学せしむ。初は早晨に書をよましめ、食後にはよましめず、其精神をくるしむる事なかれ。半歳の後は、食
後にも亦、読ましむべし。
凡そ書をよむには、いそがはしく、早くよむべからず。詳緩(ゆるやか)に之を読て、字々句々、分明なるべし。一字をも誤るべからず。必ず心到、眼到、口
到るべし。此三到の中、心到を先とす。心、此に在らず、見れどもみへず、心到らずして、みだりに口によめども、おぼえず。又、俄かに、しゐて暗によみおほ
えても、久しきを歴ればわする。只、心をとめて、多く遍数を誦すれば、自然に覚えて、久しく忘れず。遍数を計へて、熟読すべし。一書熟して後、又、一書を
よむべし。聖経賢伝の益有る書の外、雑書を見るべからず。心を正しくし、行儀を慎み、妄にいはず、わらはず、妄に外に出入せず、みだりに動作せず、志を学
に専一にすべし。つねに暇ををしみて、用もなきに、いたづらに隙をついや(費)すべからず。
小児の文学の教えは、事しげくすべからず。事しげく、文句多くして、むつかしければ、学間をくるしみて、うとんじきらふ心、出来る事あり。故に簡要を選
び、事すくなく教ゆべし。すこしづつ教え、よみ習ふ事をきらはずして、すきこのむやうに教ゆべし。むつかしく、辛労にして、其気を屈せしむべからず。日々
のつとめの課程を、善きほどにみじかくさだめて、日々をこたりなくすすむべし。凡そ小児を教ゆるには、必ず師あるべし。若(もし)、外の師なくば、其父
兄、みづから日々の課程を定めてよましむべし。父兄、辛労せざれば、教えおこなはれず。
初て書を読には、まづ文句みじかくして、よみやすく、覚えやすき事を教ゆべし。初より文句長き事を教ゆれば、たいくつ(退屈)しやすし。やすきを先に
し、難きを後にすべし。まづ孝弟、忠信、礼義、廉恥の字義を教え、五常、五倫、五教、三綱、三徳、三事、四端、七情、四勿、五事、六芸、両義、二気、三
原、四時、四方、四徳、四民、五行、十干、十二支、五味、五色、五音、二十四気、十二月の異名、和名、四書、五経、三史の名目、本朝の六国史の名目、日本
六十六州の名、其住せる国の郡の名、本朝の古の帝王の御謚、百官の名、もろこしの三皇、五帝、三王の御名、歴代の国号等を和漢名数の書にかきあつめをける
を、そらによみおぼえさすべし。又、鳥、獣、虫、魚、貝の類、草木の名を多く書集めて、よみ覚えしむべし。此外にもおぼえて善き事多し。そらに覚えざる事
は、用にたたず。又、周南、召南の詩、蒙求の本文五百九十八句、性理字訓の本編、三字経、千字類合、千家詩などの句、みじかくおぼえやすき物を教ゆべし。
右の名目に、編などを多くよみおぼえて後、経書を教ゆべし。初より文句長き、よみがたき経書を教えて、其気を屈せしむべからず。経書を教ゆるには、先孝経
の首章、次に論語学而篇をよましめ、皆熟読して後、其要義をもあらあらとききかすべし。小学、四書は、最初よりよみにくし。故に先右に云所の、文句のみじ
かきものを多くよませて、次に小学をよませ、後に四書・五経をよましむべし。
凡そ書をよむには、早く先をよむべからず。毎日返りよみを専(もっぱら)つとむべし。返りよみを数十遍つとめ、をはりて、其先をよむべし。しからずし
て、只はか(捗)ゆかん事をこのみて、かへりよみすくなければ、必ずわすれて、わが習ひし功も、師の教へし功もすたりて、ひろく数十巻の書をよんでも益な
し。一巻にても、よくおぼゆれば、学力となりて功用をなす。必ずよくおぼ(覚)ふべし。書をよんでも学すすまざるは、熟読せずして、おぼえざれば也。才性
あれば、八歳より十四歳まで、七年の問に、小学、四書、五経等、皆読をはる。四書、五経熟読すれば、才力いでき、学間の本たつ。其ちからを以って、やうや
く年長じて、ひろく群書を見るべし。
小児に初て書を授くるには、文句を長く教ゆべからず。一句二句教ゆ。又、一度に多く授くべからず。多ければおぼえがたぐ、をぼえても堅固ならず。其上、
厭倦んで学をきらふ。必ずたいくつせざるやうに、少づつ授くべし。其教えやうは、はじめは、只一字二字三字つつ字をしらしむべし。其後一句づつ教ゆべし。
既に字をしり、句をおぼへば、小児をして自読しむべし。両句を教ゆるには、先一句をよみをぼえさせ、熟読せば、次の句を、又、右のごとくによましめ、既
(に)熟読して、前句と後句と通読せしめてやむべし。此の如くする事、数日にして、後又、一両句づつ漸、に従て授くべし。其後授くるに、漸、字多ければ、
分つて二三次となして、授け読しめ、其二三次、各熟読して、合せて通読せしむ。若(もし)、其中、おぼえがたき所あらば、其所ばかり、又、数遍よましむ。
又、甚だよみやすき所をば、わかちよむ時は、よむべからず。是(れ)功を省すの法なり。
書を読には、必ず句読を明にし、よみごゑを詳にし、清濁を分ち、訓点にあやまりなく、「てには」を精しくすべし。世俗の疎なる謬(あやまり)に従ふべか
らず。
書をよむに、当時、略(ほぼ)熟誦しても、久しくよまざれば、必、忘る。故に書をよみおはつて後、既によみたる書を、時々かへりよむべし。又、毎日前の
三四五度に授かりたる所を、今日よみ習ふ所に通して、あとをよむべし。此如くすれば忘れず。
毎日一の善事を知り、一の善事を行なひて、小を積みてやまざれば、必ず大にいたる。日々の功をおこたり欠べからず。はじめは毎日、日記故事、蒙求の故事
などの嘉言、善行を一両事づつ記すべし。又、毎日、数目ある事を二三条記すべし。一日に一事記すれば、一年には三百六十条なり。詩歌をよみおぼゆるも此法
なり。一日に一首おぼゆれば、一年に三百六十首也。毎日誦して、日々、怠るべからず、久きをつみては、其功大なり。
小児に初て書を説きかするに、文句みじかく、文義あさく、分明に、きこえやすく云きかすべし。小児に相応せざる、高く、ふかく、まはり遠く、むづかし
く、ききにくき事を、教ゆべからず。又、言葉多く、長く、すべからず。言すくなくして、さとしやすくすべし。まづ孝経の首章、論語の学而篇を早く説きかす
べし。是本(もと)をつとむるなり。小学の書をと(説)くには、義理を、あさくかろくとくべし。深く重く説べからず。是小児に教ゆる法也。
小児、読書の内に、早く文義を所々教べし。孝経にていはば、仲尼とは孔子の字なり、字とは、成人して名づくる、かへ名也。子は師の事を云。曾子は孔子の
弟子なり、参(しん)は曾子の名。先王は古の聖王の事。不敏は鈍なる事。又、論語の首章をよむ時は、学ぶとは学問するを云。習とは、学びたる事を、身につ
とめ習ふなり。悦ぶとは、をもしろきといふ意。楽(たのしむ)とは大きにおもしろき意也。かやうに読書のついでに、文義を教ゆれば、自然に、書を暁し得る
ものなり。
古語に、光陰箭の如く、時節流るるが如し。又曰、光陰惜むべし(と)。これを流水にたとふ、といへり。月日のはやき事、としどし(年々)にまさる。一た
びゆきてかへらざる事、流水の如し。今年の今日の今時、再かへらず。なす事なくて、なをざりに時日をおくるは、身をいたづらになすなり。をしむべし。大禹
は聖人なりしだに、なを寸陰をおしみ給へり。いはんや末世の凡人をや。聖人は尺壁(せきへき)をたうとばずして、寸陰をおしむ。ともいへり。少年の時は、
記性つよくして、中年以後、数日におぼゆる事を、只一日・半日にもおぼえて、身をおはるまでわすれず。一生の宝となる。年老て後悔なからん事を思ひ、小児
の時、時日をおしみて、いさみつとむべし。かやうにせば、後悔なかるべし。
書をよみ、学問する法、年わかく記憶つ善き時、四書五経をつねに熟読し、遍数をいか程も多くかさねて、記誦すべし。小児の時にかぎらず、老年にいたりて
も、つねに循環してよむべし。是義理の学間の根本となるのみならず、又、文章を学ぶ法則となる。次に左伝を数十遍看読すべし。其益多し。是学問の要訣な
り。知らずんばあるべからず。
小児の時、経書の内、とりわき孟子をよく熟誦すべし。是義理の学に益あるのみならず、文章を作る料なり。此書、文章の法則(てほん)となり、筆力を助
く。朱子も、孟子も熟誦して文法をさとれりといへり。又、文章を作るためには、礼記の檀弓、周礼の考工記を誦読すべし。是等は皆古人の説なり。又、漢文の
内数篇、韓・柳・欧・蘇・曾南豊等の文の内にて、心に叶へるを択びて、三十篇熟誦し、そらに書て忘れざるべし。作文の学、必ず此如くすべし。
四書を、毎日百字づつ百へん熟誦して、そらによみ、そらにかくべし。字のおき所、助字のあり所、ありしにたがはず、おぼへよむべし。是ほどの事、老らく
のとしといへど、つとめてなしやすし。況、少年の人をや。四書をそらんぜば、其ちからにて義理に通じ、もろもろの書をよむ事やすからん。又、文章のつづ
き、文字のおきやう、助字のあり処をも、よくおぼえてしれらば、文章をかくにも、又助となりなん。かくの如く、四書を習ひ覚えば、初学のつとめ、過半は既
に成れりと云べし。論語は一万二千七百字、孟子は三万四千六百八十五字、大学は経伝を合せて千八百五十一字、中庸は三千五百六十八字あり。四書すべて五万
二千八百四字なり。一日に百字をよんでそらに記(おぼ)ゆれば、日かず五百廿八日におはる。十七月十八日なれば、一年半にはたらずして其功おはりぬ。早く
思ひ立て、かくの如くすべし。これにまされる学問の善き法なし。其れつとめやすくして、其功は甚だ大なり。わがともがら、わかき時、此良法を知らずして、
むなしく過し、今八そぢになりて、年のつもりに、やうやう学びやうの道すこし心に思ひしれる故、今更悔甚し。又、尚書の内、純粋なる数篇、詩経、周易の全
文、礼記九万九千字の内、其精要なる文字をゑらんで三万字、左伝の最(も)要用なる文を数万言、是も亦日課を定めて百遍熟読せば、文学におゐて、恐らくは
世に類なかるべし。是学問の良法なり。
史は古をしるせる書也、記録の事なり。史書は、往古の迹を考へて、今日の鑑とする事なれば是亦経につぎて必よむべし。経書を学ぶいとまに和漢の史をよ
み、古今に通ずべし。古書に通せざるは、くらくして用に達せず。日本の史は、日本紀以下六国史より、近代の野史に至るべし。野史も亦多し。ひろく見るべ
し。中夏の史は、左伝、史記、漢書以下なるべし。朱子綱目の書は、歴代を通貫し、世教をたすけて、天下万世に益あり。経伝の外、これに及べる好著は有べか
らず。此一書を出すしで、古の事に通じ、善悪を弁じ、天下国家をおさむる道理明かたり。まことに、世の主なり。学者是をこのんで玩覧すべし。殊に国家をお
さむる人のかがみとなり、又、通鑑前編・続編をも見るべし。前編、伏犠より周まで、朱子綱目以前の事をしるせり。続編は宋元の事を記す。朱子綱目以後の事
也。これにつづきて、皇明通記、皇明実記などを見れば、古今に貫通す。
小児の時より、学間のひまをおしみ、あだなる遊びをすべからず。手習ひ、書をよみ、芸を学ぶを以、遊びとすべし。かやうのつとめ、はじめは、おもしろか
らざれども、やうやく習ひぬれば、のちはなぐさみとなりて、いたづ(煩)がはしからず。凡そよろづの事は、皆いとまを用ひて出くるものなれば、いとま
(暇)ほどの身のたからなし。四民ともに同じ。かほどの、おしむべき大せつたるいとまを、むなしくして、時日をつひやし、又は、用にもたたざる益なきわざ
をなし、無頼の小人にまじはり、ひまをおしまずして、いたづらに、なす事なくて月日をおくる人は、ついに才智もなく、芸能もなくして、何事も人におよば
ず、人にいやしめらる。少年の時は、気力も記憶もつよければ、ひまをおしみ、書をよみおくべし。此の如くすれば、身おはるまでわすれず、一代のたからとな
る。年たけ、よはひ(齢)ふけぬれば、事多くしてひまなく、、気カへりて記憶よはくなり、学問に苦労しても、しるし(験)すくなし。少年の時、此ことはり
をよく心得て、ひまをおしみ、つとむべし。わかき時、おこたりて、年おいて後悔すべからず。此事、まへにも既に云つれば、老のくせにて、同じことするは、
きく人いとふべけれど、年わかき人に、よく心得させんため、かへすがへすつぐるなり。凡その事、後のため善き事を、専(ら)につとむべし。はじめつとめざ
れば、必ず後の楽なし。又、後の悔たからん事をはかるべし。はじめにつつしまず、おこたりぬれば、必ず後の悔あり
小児の書をよむに、文字を多くおほえざれば、書をよむにちからなくして、学問すすまず。又、文字をしらざれば、すべて世間の事に通せず。芸など習ふに
も、文字をしらざれば、其理にくらくして、びが事おほし。文字をしれらば、又、其文義を心にかけて通じ知るべし。
和俗童子訓 巻之三 終
【10753】
【タイトル】むむ、むつかしい...
【記事番号】1351 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 2:19
【 発言者 】Naima
パクパクさん、
丁寧に答えてくださってありがとうございます。
根石さんや先輩諸氏に、「今頃、何を言うておるのか」と叱られるかも知れないのですが...
「茶の本」を英語で読むのと、母国語である日本語で読むのとでは、同じ素読でもちょっと違うんじゃないかと思ってるのですが、的外れなことを言ってるよう
でしたら、教えて下さい。
英語版の「茶の本」を繰り返し繰り返し音読するのは、「読書百遍意自ずから通ず」というのとはちょっと違うんとちゃうかなぁ、と... だいたい「読書百
遍意自ずから通ず」と「読書三到」が同じ次元のものなのかどうかも、よくわからずに言ってるので、なんだか申し訳ないです。
外国語である英語は、母国語のように初めっから発音がうまく出来るわけではありません、文脈の中で最も相応しいイントネーションも、単語の意味もニュアン
スも曖昧、文の意味もわかったようなわからないような、なにもかもが雲をつかむように実感がない...
それなのに、何もかも一遍に理解してしまおうというのは、私達のような学習者にはなかなか困難なことです。
それじゃ、まず音からやっつけてしまおうというわけです。最初は一つ一つの音を大切に、スプーンレースのように、お玉の中の母音を落とさぬように、バラン
スのとり方を身体で覚えてしまうまでは、ゆっくり慎重に、そろりそろりと。
音が安定してくると、ちょっとすり足気味なんだけど、早足で歩いてみる。お、音がお玉の中であっち行ったりこっち行ったりしているけど、全然、外へはこぼ
れ落ちないやん。
バランスがとれるようになったので、今度は小走りにしてみたら、前後の単語の音とつながったり、音が融けたり。もう走っても大丈夫みたい。
ここから突然、自転車漕ぎのたとえになってしまいますが、どなた様も『スプーンレースやってたんと違うんかいっ」と突っ込みをいれないで下さいね。
その内に文字を追ってすらすらとなめらかに読める様になり、その頃には、意味や文法にも意識が向くくらいの余裕が出来る。あれ、なんや、これは
not、butの構文らしいわ。コーチが毎週言うてはったことも、あ、そか、そういうことやったんかぁ。てな具合。
さらに音読を続けると、補助輪がいつのまにか地を離れ、自転車をすいすい漕いでいることに気づき、思い切ってペダルを踏み込むと、自転車は疾走。道の石こ
ろや雑草や虫なんか、ひゅーひゅーと後ろに飛び去っていく筋にしか見えない様に、もう文字は読んでいないのです。ちらっ、ちらっ、と見えるだけ。テキスト
を見なくても、空で言えるんと違うかな? テレビのニュースを見ながらでも言えるわ。手を放して自転車漕いでる感じやし。
自転車を漕いでいることすら忘れてしもてたわ。景色が奇麗ねぇ。空気が美味しいし、鳥の声も聞こえるし〜〜
みたいな....
そうして音をやっつけてしまうと、意味や文法やを受け入れる充分な余裕も出て来るし、未知の単語や句やなんかを類推する勘が働き、複雑な構文の骨組みが見
えて来たりするもんですね。
そんな感じではないか、と...
それでも磁場のないところでの英語は、所詮「からっぽの電池」で、電流が流れたりしないのだけれど、磁場に行くとぴかっとひらめいたり、ことんと腑に落ち
たり、ずしんと実感がこもったりするんじゃないかと...
母国語だったら、発音もイントネーションも意識することはない。単語だって文法だって、ほとんどが使い慣れた実感のこもったものばかり。その土台があって
こそ、ひたすら無心に読み込むことで、読書百遍意自ずから通ず。啓示を受けるような、悟りを得るような、高くて深いレベルの理解に達する、ということなん
やろか...
などと、一週間かけて、考えましたが、うまく説明できませんでした。
すみません。沈没です。
体勢を整えて出直します。
【10754】
【タイトル】コーチの役割
【記事番号】1352 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 3:38
【 発言者 】Naima
>素読で、一番、問題されることは、内容理解だとおもいます。
斎藤孝氏の書では、封建的、非合理的、非科学性のように論評され
内容をある程度おしえて読ませているようです。
齋藤氏のすすめられる音読法は、具体的にはどのようなものなのですか?
【10755】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1353 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 7:41
【 発言者 】パクパク
本音を展開していただいてありがとうございます。
斎藤氏の本を書棚から探していたのですが、
みつかりませんでした。
どこでも売っているような本です。
そのなかに、素読は、暗記を強い、封建的である。
私は、まず、先に意味を与えると書いてあり、
そのようなことを数年前に、この掲示板で
私は、斎藤氏の説として、紹介したことがあります。
ところで、書棚にあった斎藤氏の別の本
「身体感覚を取り戻す」(NHKブックス)のなかでは
素読の効用を披露しています。
(暗誦は、強制によってなりたつ学習形態。
意味がわからない文を反復して記憶することは苦痛。
暗誦をすることの軽視は、数10年の人生のスパンで
学習の意味を考えない態度からきている。
幼いころの暗誦は、表面にあらわれない地下水脈である)
この本全体は、型の重要性について書いているので、
この本では、素読を、斎藤氏は薦めているようにおもいます。
つまり、斎藤氏は、正しく、素読の効果を知っているものの、
生徒が苦痛感をもつので、(やめていき、生徒が集まらないので)
意味を与えるようになり、
音読を提唱したのではないかとおもいます。
【10756】
【タイトル】素読の効用
【記事番号】1354 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 8:00
【 発言者 】パクパク
この掲示板の読者のなかで、わが子に
素読をさせた経験のある方はおありでしょうか?
私はしたことはありません。
驚いたことに、平成の現在でも、幼児に
論語を教えている家庭もあるようです。
2chです。
絶滅したとおもっていましたが、生きて
いたのです。
驚きました。
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1051255104/
【10757】
【タイトル】パクパクさん その1
【記事番号】1355 (2147483647)
【 日時 】06/09/10 16:29
【 発言者 】寺澤郁子
パクパクさん、ご返答ありがとうございます。
Naimaさんもレスなさっているようですので、
この話題について私ももう少し思うところを書かせていただくことにしました。
まず、ここではご回答について整理させていただきます。
@ 出典について
(パクパクさんの書き込み引用)>
>「この原典は、朱熹のようである。
> ところで、これらを現代語訳するときに
> どうも間違っているようだ。」
パクパクさんが引用された「読書三到」とは、
・原典が朱熹
・貝原益軒による現代(?)語訳「和俗童子」内の「読書三到」の一節
A「誤訳」とした点について
・パクパクさんご自身による指摘
・読書三到(心到、眼到、口到)のうち、
「意味がわからないのに、読み上げるだけで
心で読めるようになる」ことを心到としている点が誤訳
・「(パクパクさんの)一応の解答」(真訳?):デンバー==>コロラド的流れ※
※(以下パクパクさんの書き込み引用)>
>ポイントは、心読とは、いったい何か?です。
>それは、…中略… 心の流れととらえ、マインドフローという
>風に解釈しました。
>たとえば、英語と日本語とではマインドフローが
>異なります。
>英語 デンバー==>コロラド
>日本語 コロラド==>デンバー
>マインドのフローの方向性は、コーチが生徒に
>意識させたほうがいいというのが、私の
>心読の解釈です。
>また、本の文字を見るのは、当たり前です。
>読むわけですから。
>ここでは、そんなことを言っているのではなく
>状況映像を目に浮かべて読むということだと
>おもいます。
>絵本を見ながら読むような感じです。
>
>口で読むのも、当たり前のことです。
>声を出すのは、口からですから。
>ここでは、文全体のリズムやイントネーションに
>意識しながら、コーチとそっくり言えるように
>なるまで読めということだとおもいます。
>
>読書3到とは、実は、素読のことではなかったのかと
>おもい、投稿した次第です。
パクパクさんと当方とのここまでのやりとりは、
以上のようなものではなかったかと思います。
【10758】
【タイトル】パクパクさん
【記事番号】1356 (2147483647)
【 日時 】06/09/10 19:53
【 発言者 】Naima
過去ログ倉庫で「素読」ついてもう一度良く考えてみようと思いました。
#8258「葬式」から#8292を虫干ししようと引っ張り出して来たのですが、郁子先輩がご投稿の途中なので、引用を控えます。
皆さん、是非もう一度お読み下さい。
【10759】
【タイトル】Naimaさん、パクパクさん
【記事番号】1357 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 0:54
【 発言者 】寺澤郁子
ごぶさたしております。
お元気でらっしゃいますか。
ここはもうひといき私自身が書き込みを続けるべきところですが、
もう少しお時間をいただきたく思います。
私ひとりのために投稿が滞ってしまってはいけませんので、
どうぞNaimaさん過去ログからの引用をなさってください。
「素読」については、
この掲示板では何度もとりあげられてきたことですので、
もうこの議論については結論がでていたかもしれません。
一応私がいくつか気になっている点だけ
かいつまんで申し上げておくことにします。
朱熹が取り扱った「読書三到」は中国人が中国語の文を、
貝原益軒んの文にある「読書三到」も、日本人が日本語の文(漢文ならば読み下し文)を、
それぞれ「読書」するということを前提としてると思われます。
ポイントは
いずれも母語の磁場のもとで母語の文を「素読」する効用(まさに効用)を謳っている点です。
母語のもとでは「電圧装置」を必要とせず、地下水脈さえできれば、生活の中からいずれ心到に達する情報と知恵を日々得ることができます。
しかし、磁場に囲まれていない言語の習得には、このかぎりではありません。
この点をパクパクさんは、混同していらっしゃるのではないでしょうか。
パクパクさんが、ここ一連の書き込みにおいて、
素読を「是」とする(?)コメントを掲載なさっている一方で、
素読を「否」とし一種嘲笑にもにた文も掲載なさってらっしゃる。
そのふり幅の大きさはなんなのか、
理解しかねる部分が私にはあります。
そもそもなんのねらいをもって
パクパクさんがこの掲示板で素読について問題提起なさったのか。
蛇足ですが、
斉藤孝氏は「声にだして読みたい日本語」を出版なさった当時、
日本の「暗誦文化」にふれたあとがきのなかでは、
パクパクさんが引用(?)なさったようなニュアンスの文章は
見受けられなかったように思います。注)※
私がみつけた斉藤氏自身による暗誦を推奨する文章は、
おって引用掲載させていただくつもりです。
ちなみに私は、
「声に出して…」の延長線上として
英語をとりあつかった本を出してからの斉藤氏には、
あまり感銘をうけていません。
もしかするとパクパクさんが引用なさった斉藤氏の文章は、
そのころに書かれたものかもしれません。
注)※
(パクパクさんコメントから引用)>
>(略)…そのなかに、素読は、暗記を強い、封建的である。
>私は、まず、先に意味を与えると書いてあり、
>そのようなことを数年前に、この掲示板で
>私は、斎藤氏の説として、紹介したことがあります。
>
>ところで、書棚にあった斎藤氏の別の本
>「身体感覚を取り戻す」(NHKブックス)のなかでは
>素読の効用を披露しています。
>(暗誦は、強制によってなりたつ学習形態。
> 意味がわからない文を反復して記憶することは苦痛。
> 暗誦をすることの軽視は、数10年の人生のスパンで
> 学習の意味を考えない態度からきている。
> 幼いころの暗誦は、表面にあらわれない地下水脈である)
>
> この本全体は、型の重要性について書いているので、
> この本では、素読を、斎藤氏は薦めているようにおもいます。
まとまりがありませんが、
有意義な議論への一石となればと思っております。
【10760】
【タイトル】補足
【記事番号】1358 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 6:39
【 発言者 】パクパク
私の投稿記事が誤解を生んでいるとおもいます。
>
)…そのなかに、素読は、暗記を強い、封建的である。
>私は、まず、先に意味を与えると書いてあり、
>そのようなことを数年前に、この掲示板で
>私は、斎藤氏の説として、紹介したことがあります。
私は、まず、先に意味を与えるーー>ここの「私」とは、斎藤氏のことです。
有名になる前の斎藤氏と、有名になった後の斎藤氏の素読に対する意見は
異なっていることを投稿したわけです。
「身体感覚を取り戻す」 これは、2000年8月の発行です。
この本のなかで、斎藤氏は、素読の効用をたっぷり書いています。
これ以降、音読ブームが訪れるわけです。
斎藤氏は、素読という言葉を使わず、音読という言葉を使います。
音読時の意味考察の有無だとおもいます。
私の書棚に埋没した本の題名は忘れましたが、素読を封建的・非科学的といい
意味の先渡し、内容のわかったものを読ませると斎藤氏は書いてありました。
あれだけ、古典をたくさん読んでいる斎藤氏が、貝原益軒の古典を知らない
わけはないとおもいますが、斎藤氏の著書には記述しているのでしょうか?
素読時に、内容がわからなくてもいいということを書いてあるのが
「読書三到」という古い言葉だと私はおもい、今になって投稿したわけです。
素読の定義について、読書三到ということが言いえて妙だったので
投稿した次第です。
【10761】
【タイトル】郁子先輩
【記事番号】1359 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 22:47
【 発言者 】Naima
>朱熹が取り扱った「読書三到」は中国人が中国語の文を、
貝原益軒んの文にある「読書三到」も、日本人が日本語の文(漢文ならば読み下し文)を、
それぞれ「読書」するということを前提としてると思われます。
>しかし、磁場に囲まれていない言語の習得には、このかぎりではありません。
私がモヤモヤしていたのもこの点です。郁子さんのご意見に同感です。
【10762】
【タイトル】過去ログより「葬式」
【記事番号】1360 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 22:55
【 発言者 】Naima
葬式
外人と話すことは語学ではない、というこの単純なこと一つがなかなか通じないのだ。もしも、外人と話すことを語学にするのであれば、これはその外人に対
してきわめて失礼なことをしているのだというあたりまえのこともわからない日本人が多い。生活の場を語学の場にするということは、根底的に失礼きわまりな
いことなのだが、英語フリークの皆様は頓着しない。こういう人たちは、言葉というものに関して感度が鈍いのである。人々はもうはっきりと言葉にすべきなの
だ。あの人たちは言葉に対して感度が鈍いのだ、と。
生活の場を語学の場とするというのは、大して用もないのに質問するということである。質問して、質問が通じるかどうかを試すために質問する。質問のため
の質問だ。
質問のための質問のような「からっぽ」が許されるのは、語学の場面だけである。日本にいる外人だって、生活しているのだ。生活の場面を勝手に語学の場面
に変えることは、ぶしつけなことである。そして、こういうことをするのは、たいてい語学の場面で、「からっぽ」をきちんと生きるということをしない人たち
である。
まあ、相手になる外人にもよる。大して意味もないことでも、なんだかんだ話しているだけで楽しいという人もいるのだから、そういう人は迷惑だとも思わな
いかもしれない。
しかし、そうじゃないやつもいるのだ。
私の外人の友だちが言っていたことがある。日本人が話しかけてくれば、同じことしか聞かない。「どこの国から来たか」「日本の食べ物は何が好きか」「何
歳か」「納豆は食べられるか」などなど。「納豆は好きかと聞くやつに、納豆はどうやって作るんだと聞き返す」とにやにやしてどこかへ行ってしまう。蝿みた
いなやつらだ、と。こいつは、日本にいても日本語が上達しないような頑固なやつなので、特別な例かもしれない。日本にいて英語をやることがどれほどの困難
を秘めたものかなど、気にもかけていない。どっちもどっちだと言えないこともない。
何が言いたいのか。生活で話す言葉が空っぽであることは許されないが、語学では空っぽが常態なのだということである。
生きた英語、生きた表現などという言い方があるが、片っ端から嘘だと思うのがいいと思う。私はひとまずは言葉をその通りに受け取るので、生きた英語とい
うものは、生きた英語の磁場における英語だとしか考えない。それ以外の英語は、すべて「死んでいる」。単純にそう思っている。
日本で英語を語学とする場合、ほとんどの場合、複製技術によるものを相手にすることになる。本(テキスト)が印刷技術という複製技術によるものであるの
は言うまでもないが、他に、映像複製技術(映画など)、音声複製技術(CD教材など)など、要は複製技術が複製したものを相手に語学をやることになる。こ
れは、決して「生きた英語」なんかではない。それどころか、みんな片っ端から「死んだ英語」なのである。
複製技術が生み出すのは、おびただしい死なのだ。本屋さんから、本を一冊買ってくることは、死を一冊買ってくることなのだ。
日本で普通に英語をやることは、死をどう扱うかという技術になる。
複製技術が生み出す死をどう扱うか。つまり、複製技術による死のお弔いであるから、日本で英語をやるということはお葬式をやることである。お別れするこ
とである。何にお別れするのかと言えば、複製技術による死にお別れする。普通のお葬式なら、人が死ぬからお別れするのだが、複製技術による死は最初から死
なのだから、こちらが何もしなくてもあらかじめ死んでいる。それが死んでいるからといって、じゃあ、さようならとテキストやCD教材を放り出したのでは、
お別れしたことにはならない。それは、ただ放り出しただけのこと
【8258】
【タイトル】転写(6)
【 日時 】04/01/01 22:06
【 発言者 】根石吉久
普通のお葬式なら「南無阿弥陀仏」を何度も唱えたりするだろう。これは宗教によるお葬式だからそうなるが、私らがやろうとしている語学によるお葬式で
は、同じ英文を何度も何度も唱える。「繰り返し」という一点だけ同じだ。
違うのは人のお葬式では、一人の人を「あの世」へ送ればいいのに対して、語学というお葬式では、無数の死を次々に扱い、「この世」で生きるものに変えて
しまう点にある。
私の提唱する「回転読み」は、「南無阿弥陀仏」を唱えることに非常によく似ている。同じことを繰り返し繰り返し言い続けるという点において非常によく似
ている。しかし、はっきりと対立する性質もある。「南無阿弥陀仏」を唱えるコツは、小声であまり明瞭でなくぼそぼそと言うことだが、「回転読み」はここが
まるで違う。「もっとはっきり、もっと強く」と語学葬式のコーチである私は生徒さんによく言う。明確なアーティキュレーションを備えろと言う。これは、絶
対に「南無阿弥陀仏」のお葬式ではやってはならない。ただ単に変な人になるだけである。明確なアーティキュレーションを備えた「南無阿弥陀仏」は不気味な
ものだ。
しかし、これは語学のお葬式ではやっていいのだ。やらなければ駄目なのだ。「強く、はっきりと」口を動かし、ひたすら同じ文を繰り返し言い続ける。激烈
にやっていい。なぜ、強くはっきりなのか。なぜ激烈になのか。あらかじめ死んでいるものを生き返らせる逆葬式だからだ。語学は逆葬式だ。死んだものを片っ
端から生き返らせる行為だ。
.繰り返し
複製技術による「死んだ英語」を、國弘方式であるなら「只管朗読」「只管筆写」で、素読舎方式なら「回転読み」「回転書き」で、身体化し、逆葬式をとり
おこなう。死物を激しい身体化によって、生き返らせることを行う。これを貫く原理は、「繰り返し」である。
この「繰り返し」が初心者にとっては、絶対に不可欠なものなのだが、なかなか人はこれをやらない。やっても、数回の繰り返しで止めたりする。思う存分に
「繰り返す」、英文が自分の中で質的な変化を起こすまで「繰り返す」。こういう作業が必要なのである。國弘正雄さんは、五百回、千回という数字を提示して
おられる。これが思う存分に繰り返すときの具体的な数字になるだろう。笹野洋子さんという方は、最低五十回と言っておられる。一方が「思う存分」、一方が
「最低でも」ということであるから、どちらも的を射た数字だと思う。
私は、「電話でレッスン」というものをやっていて、復習範囲のテストを常時行う。「復習範囲を手放さない」という原理を一つ置いてあり、レッスンによっ
て「繰り返し」が生じるようにシステム化してある。生徒が「繰り返し」を繰り返すように、テストを繰り返す。いずれにせよ、原則は「繰り返し」なのであ
る。「通じる音」の「音づくり」を兼ねた「繰り返し」なのである。
「繰り返し」が必要な理由は、日本には英語の磁場がないという一事に尽きる。あるいは英語圏のように英語の磁場においてでも、語学では「繰り返し」が必
要であるのかもしれないが、日本で英語をやる場合に比較すれば、はるかにその必要は少なくて済むのではないだろうか。これは、日本にだけ住んで英語をやっ
てきた経歴を身上としている私には、正確なところはわからない。
いずれにせよ、日本にいて英語をやる場合は、自分が日本語に取り囲まれ、日本語を日々使いながら英語をやるのだという絶対的な条件を自覚する必要があ
る。英語の側から見れば、日本語は英語を簡単に錆びさせる強力な酸なのだということを自覚する必要がある。この酸を日々浴びながら英語を作り英語を持ち続
けるのであれば、酸に逆らう作用をもつ何かが必要である。それが「繰り返し」なのだ。それしか、「酸化」に抗する「還元」作用はない。
【8259】
【タイトル】転写(7)
【 日時 】04/01/01 22:09
【 発言者 】根石吉久
「繰り返し」だ、「繰り返し」だと「繰り返し」書いているから、しつこいやつだと思う人が必ずいるだろうと思うが、「繰り返し」は繰り返し繰り返し必要
なのだと、繰り返し言っておこう。しつこさは語学に絶対に必要なものなのだから。
「繰り返し」は馬鹿くさい。馬鹿くさいので、馬鹿にしやすい。そして、実体は死んでいるもの(複製技術によるコピー)を「生きた英語」であるなどを信じ
てしまう。あるいは、英会話学校の英語ネイティヴの英語が「生きた英語」であるなどと信じてしまう。あの英語も個人の英語としては生きているが、英語の磁
場から切れた英語という意味では死なせる力の元にまだ生きている英語に過ぎない。彼らが自分の英語を生かしておくためには、日本語から遮断されたミニ社会
を作って、そこだけで生きる必用がある。本当に日本語の磁場と交わり、日本語が上達してしまうような英語ネイティヴの英語は、徐々に死に続けるのである。
それほどに日本語の磁場は個人の英語に対して異質であり、強力なのである。しかし、そこまで自覚している日本在住の英語ネイティヴがどれほどいるというの
か。
教室というところは、シミレーションしかできない。教室を単なるおしゃべりの会の場所にしてしまう外人教師もいて、これならシミレーションではなくなる
が、先生一人に日本人多数なら、まずはそこは英語の磁場ではない。ということになると、英語の磁場ではないところにある英語だから、「生きた英語」ではな
い。外人一人だけが、故郷の磁場の磁力を身から放出するだろうが、もうそこは英語の磁場という場ではない。
教室をおしゃべりの場に変えてしまうようなふとどきな外人教師の教室に通っても、生徒の英語が上達しないのは、そこがもはや磁場ではないからである。
「繰り返し」問題に戻ろう。
「繰り返し」は退屈であり、馬鹿くさい。だから、それを馬鹿にする人はたくさんいる。
私の生徒さんにもそういう人がときどきいる。五百回も千回も繰り返すなんて、宗教じゃあるまいに、と言うのである。英語はもっと生き生きとしたものだ、
と言うのである。そういう人は、「生きた英語」とか「生き生きとした表現」とかを信じてしまっているので、語学は死物を扱う行為であるという私の考えとは
まっこうから対立する。
「生きた英語」とか「生き生きとした表現」というものがないというのではない。それはあるところにはある。それは英語の磁場にだったらあるのである。
「生きた日本語」とか「生き生きした表現」が日本語の磁場にあるのと同じように、英語の磁場には英語のそれがある。それはいつも、その言語の磁場の中にあ
り、その磁場の中にしかない。だから、日本語で日常を暮らしている人の場所では、英語の「生き生きとした表現」というものは、たいていは複製技術による複
製物の中にしかない。例外は、英語のよる文学表現というものだけだ。本というものは不思議で、時と場所を越える。それは、文学の力であって、語学そのもの
の性質とはひとまず関係はない。
「繰り返し」を馬鹿にした人の英語はまずとうていものにならない。「繰り返し」を馬鹿にしてしまうということは、日本には英語の磁場がないという厳然た
る事実を馬鹿にしてしまうのと同じなのである。
「繰り返し」を馬鹿くさいように思う人は、「何かいい方法」を探す。そういう人は、何をどう言っても「何かいい方法」を探す。探してさまよう。やらせて
おくしかない。一生探していろと言っておけばいいだけだ。しかし、一応の親切を示すために、断言をもうひとつ置いておくくらいはすべきだろうか。
「何かいい方法」を探して、それをちゃんと見つけられた人は何をみつけるのか。「繰り返し」をみつけるのだ。それが最上の「何かいい方法」なのである。
とりわけ日本で英語をやる場合においては、これは絶対的なのである。
さまよいたい人の前には、断言を置くことしか他にすることはない。縁なき衆生なのであるから。
【8260】
【タイトル】転写(8)
【 日時 】04/01/01 22:13
【 発言者 】根石吉久
日本で英語をやって、「繰り返し」を排除して、英語をものにした人がいたらお目にかかりたい。そんな人は一人だっていないはずである。だったら、これは
もう法則と言っていい。「繰り返し」は、誰にも無視することのできない語学の法則と言っていい。
以下、未掲載
.状況
言葉の回りには状況があると言えばいいのか、言葉は状況とともにあると言えばいいのか。
状況といったからといって、何も特別な事態や、政治的な事件やらをさしているわけではない。「腹が痛い」とか、「医者は遠いから車で連れていってやろ
う」とか、「ケーキが潰れちゃった」とか、「潰れたケーキでもいいから俺にくれ」とか、「今朝顔を洗うのを忘れちゃった」とか、「ああいいお天気だなあ」
とか何でもいいが、これらの各種の言葉が発せられるところに、いつも何らかの具体的な状況があると言っているにすぎない。それが、現実の状況であろうと、
想像的な状況であろうと・・・。
例えば、「腹が痛い」である。
どこで、いつ、誰がなど、具体的な細部がわからないままに、とにかく一人の人が「腹が痛い」と言っているという事態は「想定」できる。
私は、「腹が痛い」という言葉を、言葉と状況の関連を説明しようとする文の中に、文字として書いた。読者の中に何かの状況が想定されたとしたら、文字と
して固定された「腹が痛い」が喚起したものである。実質は書き言葉が読者の意識にもたらした「想定」であるが、「腹が痛い」を取り囲むカッコの存在によっ
て、書き言葉を話し言葉として「想定」する人が多いかもしれない。
これは、具体的な人から面と向かって言われた言葉ではないし、読者が何か実際の状況の中にいるわけでもない。ここにあるのは、「想定」だけである。それ
がどんなものであれ、それは「想定」にすぎない。状況そのものではなく、状況の「想定」なのである。
だから、おそらくこの「腹が痛い」には何の切実さもない。
腹が痛い現実の当人にとって、「腹が痛い」は切実な言葉であるだろうが、状況を想定させるきっかけとしての「腹が痛い」には切実さはともなわない。
「腹が痛い」がもたらす「想定」に切実さがともなわない事情と似た事情が、あらゆる語学の言葉にある。
本当に腹が痛い人が「腹が痛い」と言っているとき、それは生活言語である。切実な生活言語である。もしも、腹が痛くない場合に「腹が痛い」と言っている
のであれば、それも生活言語であるかぎり、嘘として本物である。嘘という実質がある。
語学で扱う「腹が痛い」は嘘でも本当でもない。語学の世界には嘘とか本当というものはない。仮のものというものがあるだけだ。いったん語学の世界に入っ
てしまえば、英語の音として通用するかどうかとか、イメージ自体として真であるか偽であるかという問題はあっても、現実世界の嘘と本当というものは一切何
も関与しない。嘘であるか本当であるかが一切関与しないということをさして、語学は「からっぽ」なのだと言ってもいい。
「腹が痛い」が語学の対象になったとたんに、切実さは完全に「からっぽ」になる。すべては想定されたもの、あるいは想像されたものにすぎなくなる。あら
ゆる文が、語学の対象となったとたんに、「からっぽ」になるのだ。あらゆる文を「からっぽ」にするのが、語学なのだと言ってもいい。「からっぽ」という性
質こそが、語学における言葉の本質規定となる。
【 8261】
【タイトル】転写(9)
【 日時 】04/01/01 22:16
【 発言者 】根石吉久
(これの唯一の例外が、外国語による「読書」であろう。これは机上の世界におけるものであるし、生活過程そのものではないし、語学力を養うことがあるの
で、語学に含めたくなる。厳密には読書は読書であり、語学は語学だが、読書と語学の境界はいつもあいまいである。読んで楽しみながら、言葉を覚えるという
ことが成立するからである。)
【8262】
【タイトル】転写(10)
【 日時 】04/01/01 22:22
【 発言者 】根石吉久
語学の言語が状況を想像させるのは、そこに本当の状況が「ない」からである。「ない」から「想像」「想定」することが必要になるのだ。
生活言語では、状況は想定するまでもない。状況は、想定するまでもなくすでにある。生活言語において必要なのは、状況自体の想定や想像ではなく、状況に
対する判断である。これは決定的な違いである。
生活言語にだって「想像」や「想定」はあるぞと言う人がいるかもしれない。話の途中で、「だけど、お前、ちょっと考えてみろよ」と言われて、何かを思い
直した人がいたとする。それは、ちょっと考えてみろよと言われて、何かを想像したり、想定したりして、思い直すということをしたのだから、生活言語にも
「想像」や「想定」はある、と。
しかし、この場合でも、現に話している場の状況自体は想像されたり想定されたりすることはない。それは、想定するまでもなく、想像するまでもなく、現に
そこにある。現に自分が生きている場であるから、想定はできないのである。
生活言語というものはそういうものだ。生活言語においては、ある一つのことは「想定」されることがないのだ。「想定」されないその「一つのこと」とは、
生きている場そのもののことである。
語学がただちに「想定」するものを、生活言語は決して「想定」しない。
そこを生きることと、そこを想定することはまるでうらはらなものである。これは両立しない。
逆に言おう。語学には、「想像」や「想定」しかないのだ。とりわけ、最初からその文にまつわる状況そのものを「想像」したり「想定」する必要が生じるの
が語学である。あくまでも仮の世界だから、「状況」でさえも「想定」する必要がある。
ここから何が導かれるか。語学とは、「状況」さえも「想像」「想定」するような、何から何までも、「想像」「想定」だけでできた世界なのだということで
ある。意識の暴力である。
どしゃぶりに雨が降っているときに、部屋の中で英語を勉強している人が、It's a beautiful day, isn't it?
という文を繰り返し言い続けているとする。その人の想像の中では、青空が広がっていたりする。現実はどしゃぶりだが、語学の机上には青空が広がる。まるで
うらはらである。これが、生活言語と語学の言語の間にある「うらはら」な関係である。
生活言語と語学の言語との間には、生きたものと死んだものとの間の距離に等しいほどの距離がある。距離として考えるなら、ひとまず無限大と言うしかな
い。生と死の間の距離を無限大と言うならばそうなるだろう。
一方が実であれば、もう一方は虚なのである。どちらが実であり、どちらが虚であるかは、時と場合による。生活言語が実であると言い切るわけにはいかな
い。それではアメリカ的浅さにしかならない。
ここから、語学の言語の「からっぽ」という性質が導かれる。
これが、語学の言語の本質規定なのだということに気づいている人はあまりいない。語学とは死を扱うことであるとか、虚を扱うことなのだということが本当
に認識できているならば、人は決して英会話学校などに通うことはないだろう。「生きた英語」などにだまされることはないだろう。しかし、現実を見るなら
ば、だまされる人は後をたたない。語学の言語が「からっぽ」であるとは思っていないのである。語学が死を扱う技術なのだと思っていないからである。
【8263】
【タイトル】転写(11)
【 日時 】04/01/01 22:25
【 発言者 】根石吉久
どんなに生き生きとしたイメージでも、それはからっぽである。一人の人間の意識という場所では、それがなまなましかったり、生彩を帯びていたりするだろ
うが、それがどれほどなまなましかろうと、生彩を帯びていようと、それは一人の人間の意識という場所に閉じられている。単に閉じられているだけでなく、現
実の状況とは何の関係もないままに、なまなましさを増したり、生彩を帯びたりもする。現実の状況と「ひとまず」何の関係もない想定や想像がイメージをもた
らすのであるから、語学で強く作り出されるイメージはすべてことごとく「からっぽ」である。ひとまずは、「からっぽ」である【
【10769】
【タイトル】Naimaさん、吉さん
【記事番号】1361 (2147483647)
【 日時 】06/09/13 22:01
【 発言者 】根石吉久
レッスンの時、次回の自習でやることをお話しましたが、一応、他の読者のために書いておきます。
先週15分使って進めたところは、今度の生徒さんがそれぞれの文を5回ずつ読んで下さい。コーチ役は、何か読みに問題があったら指摘して直して下さい。
これがFN(feedback = 復習 near)で、多分15分以内に終わります。
FNが済んだら、初回にやったのと同じように残り時間を使って下さい。
これがN(new)です。
【10771】
【タイトル】スペイン語素読会
【記事番号】1363 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 0:11
【 発言者 】村田
英語もおぼつかないうちに、何を言うか、とお叱りをうけるかもしれませんが…有志でスペイン語の素読会をはじめました。
今のところ、メンバーは3人で、私ともう一人はまったくの初心者、もう一人は1ヶ月ほどスペインに行ったことがありますが、おそらくまだほぼ初心者だと思
われます。
これは私にとっては、全く未知の言語を、日本在住のまま、「先生」なしの状態でどこまで習得できるか、という実験でもあります。
中学や高校で習わない言葉であり、予備知識が全くない状態なので、根石さんの言う「からっぽの電池」を、純粋にやることができるんじゃないかと思っていま
す。
やり方としては、木曜日にやっている「市政ウォッチングの会」での勉強会の方式を参考にしてみました。
テキストは、三修社の「やさしいスペイン語文法」です。
・新しい部分:テキスト付属のCDを聞き、それに続き、1人づつ1回読んでいきます。全員が読み終わったら、各自、10回繰り返し読みます。その後、もう
一度、1人づつ1回づつ読みます。
・復習部分:テキスト付属のCDに続き、1人1回づつ読みます。(今後、1人5回づつに変更するかもしれません)
このテキストでは、意味はあえてとろうとはしません。リズムと音の感覚だけを、ひたすら身体化するのが目的です。(もちろん、絶対に訳を見てはいけない、
ということではありません。積極的には見ない、ということです)
「からっぽの電池」を、とにかくたくさん作るということです。
以前、根石さんにこのプランを話したところ、例文を3000くらい叩き込めばいいんじゃないか、という意見をいただいたので、まずはからっぽの電池
3000個作ることが目標です。
「からっぽの電池」が、いつごろから「意味」を呼び込み始めるのか、そこらへんが自分では興味のあるところです。(たとえば、ちら見した訳がスッと入って
くるとか…)
三修社のテキストが復習部分だけになったときに、CollinsのEasy Learning Spanish
Grammarというテキストに移行する予定です。
このテキストは、「スペイン語例文/英文訳」という形になっています。
「スペイン語5回→英文訳1回→スペイン語5回」という形で進めて行く予定です。
ここからは、積極的に意味をとっていきます。電圧装置も作っていきます。
(なんで最初からCollinsじゃないかというと、CDがついていないからです)
時間配分は、復習40分→新規30分という感じです。
今日で2回目ですが、メンバー全員、新しい発見がいっぱいで、かなり盛り上がっています。
なにか進展があったら、また報告させていただきます。
【10772】
【タイトル】独演会
【記事番号】1364 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 16:17
【 発言者 】Naima
実は今、ドイツ語の短期集中講座に通っています。週4日3時限(45分X3)の授業です。以前ドイツ語磁場のドイツ語学校で習ったのと同じ所をやっていま
す。
自分1人だと、ついつい他のことを優先してしまい、根っからのさぼり性も手伝って、ドイツ語の素読には全く手つかずのまま何ヶ月も無駄に過ぎて行ってしま
うばかりなのです。
とにかく学校に籍を置いておけば嫌でもドイツ語の素読をやらざるを得ないだろう、というわけでして。ただ、講師がいるので、どうにかこうにか音作りは出来
ます。講師は日本語の出来ないドイツ人なので、日本語の音とドイツ語の音の橋渡しをしてくれるわけではありませんし、発音のコツを教えてくれるわけでもあ
りませんが、音のチェックはしてもらえます。耳だけが頼りです。
根石さんに教わった通り、テキストに出て来る文を語数分類して回転読みしています。電圧装置も作ってはいますが、こちらの方にはあまり時間がとれません。
私も村田先輩のスペイン語素読会に倣って、3000文のからっぽの電池を作ることを目標にします。励みになります。
【10773】
【タイトル】茶の本--第2回目
【記事番号】1365 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 21:30
【 発言者 】Naima
ひ〜は〜、「茶の本」のコーチ役で青息吐息です。出来れば、ずっと吉さんにコーチ役をやってもらいたいと思いましたです。
今日から30分のレッスンです。前回は最初の2パラグラフを終わったのですが、吉さんの正確で流暢な読みのせいで、あっけないほど順調に進んでしまい、
FNはたった7分で終わってしまいました。
それで、残る23分で新しい所をコーチしなければならなくなりました。5パラグラフ目の最後のセンテンス、"In the liquid amber
..., and the ethereal aroma of Sakyamuni
himself."までは行かないだろうと思ってましたが、行っちゃいました。うひゃぁ...
発音を調べていなかった私は、急きょ吉さんにコーチしてもらう羽目になってしまいました。穴がなければ掘ってでも入りたいくらいです。
てなわけで、根石さん、次回のレッスンの手順を教えて下さい。
【10774】
【タイトル】茶読2回目
【記事番号】1366 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 22:31
【 発言者 】吉
が、、、NAIMAさんに先に書かれてしまいました、、汗。
素読舎の塾生さんとの電話練習、普段さぼってばかりの自分に発破をかけるために声がけさせてもらったのですが、、、くくく、、(泣)、これほどキツくなる
とは、、。
でも楽しいです、Naimaさんをはじめ、メールくれた方、ありがとうございます!
Naimaさんの指摘は的確でした。 Development
私はアクセントを間違えて音読していました。 それ以外にも指摘していただきました。 ありがとうございました!
繰り返して読んでいるとイントネーション、ブレイク、ストレスポイントとか、最初は自信あったのに段々と自信がなくなってくるんですよね。それで、あ
れ?、あれ?、、In our common
~、、、 え? どこにアクセントなんだっけ、、イン アワ、肛門、、え? とかなって余計あせってきます(苦笑)。
おかげさまで、茶読をしている夢を見ました。
寝言で茶読をしている自分の声にビックリして起きて、起きた自分に更にビックリ!
来週は私が聞き手ですね。
最初っから今日の所まで5回ずつ読むのは結構シンドイ、、
これからドンドンきつくなる予感、、、。
付けたしのようなコメントですみませんが、
Naimaさんも村田さんもがんばりますね。
尊敬します!
【10777】
【タイトル】トリオ。
【記事番号】1369 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 0:46
【 発言者 】村田
Naimaさん、やっぱりすごいですね。
トリオ・ザ・スパニッシュ(笑)も気合が入ります。
スペイン語はよく言われるように、発音が日本語発音でかなりいけそうなんで、素人だけの素読会に踏み切ってみました。
(細かいところまで注目すれば実は奥が深いみたいですが…)
全員、技法グラウンド経験者なので、どういうことをやろうとしているか、ということをわかっているので、お互いやりやすいです。
以前、Naimaさんがドイツ語の回転読みをしたら英語のスキルもあがった、ということを書かれていましたよね?メンバーのうちの1人が、そのことにかな
り興味を持っているようです。私も、ラテン系の言語と英語との相互作用がどれだけあるかに興味があります。
【10778】
【タイトル】回転読みの効用
【記事番号】1370 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 1:45
【 発言者 】Naima
ドイツ語の勉強についてですが、私がすごいなんてなことはありません。やるやると言い続けてたくせに、手つかずのまま丸3年は経ってますから。ようやく重
い腰が上がったのです。ドイツ語の回転読みを始めてからも、1人で継続できるのか、自分が信用できませんでした。「有言実行」だと言いながら、有言不実行
に終わったり。大阪では、私のような人間をそしる場合は、「風呂屋」とか「乞食のお粥」とか言います。「湯ぅだけ」= 大阪弁で「言うだけ」
私みたいなのが語学の学習を続けるには、コーチや伴走者の存在が不可欠です。切実にそう思います。外国語学校へ行かなくても勉強できると解っていながら、
1人ではどうしようもなくて、とにかく勉強せざるを得ない所に追い込む為にドイツ語学校に入りました。
トリオ・ザ・スパニッシュというアミーゴが出来て、さらに脱落しにくくなりました。グラッチェ。
まとまったレポートができるくらい継続させたいと思っています。
>Naimaさんがドイツ語の回転読みをしたら英語のスキルもあがった
英語とドイツ語の語順は似ているようでいてかなり違いますが、ヨーロッパの言語の中では、もっとも似通っていると思います。(どっちやねんっ)
ドイツ語の回転読みで、英語脳も回転し始めたのだと思います。それに、英文の読解力が落ちるどころか、どうも伸びたような気がしたものです。英字新聞や雑
誌が随分読みやすくなったなぁと感じました。英文を読むことから長らく遠のいていたのに、です。
多分、それはドイツ語磁場にいて、いやでもドイツ語文ばかりを読まざるを得なかった環境にあったからだと思います。そのころの私のドイツ語レベルはピーク
だっとと思いますが、それでも、英検で言うと3級から準2級の間程度です。だから何を読んでも知らない単語がワンサと出て来ます。背景知識や、類推力や、
勘を頼りに読みながら、自分に1番必要な情報をつかみ取る訓練を知らず知らずの内にしていたのではないでしょうか。
【10780】
【タイトル】中国語
【記事番号】1372 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 15:18
【 発言者 】Jackie
こんにちわ。
皆様お元気そうでなによりです。
Naimaさんはドイツ語、村田さんはスペイン語・・
むむむ、自分もなにかひとつ・・!
従兄弟が去年秋、中国語を始めて準4級から4級、今年の夏に3級と順調に取得しました。
毎日午前様近くの帰宅というのに、通勤の時間を利用して聞き、週末はプライベートレッスンに通ったりとがんばった模様です。仕事がら将来中国へ行くかもし
れないという動機があるとはいえ、たいしたものです。
>これは私にとっては、全く未知の言語を、日本在住のまま、「先生」なしの状態でどこまで習得できるか、という実験でもあります。
中学や高校で習わない言葉であり、予備知識が全くない状態なので、根石さんの言う「からっぽの電池」を、純粋にやることができるんじゃないかと思っていま
す。
私は英検は準1級どまりで一級は受験したことがないのでチャレンジをともおもっているのですが、なにかまっさらな状態から初めてみたいという気持ちもあり
ます。
初級者がどこでつまづくか、もわかるし はじめのうちは上達が早く感じられるかと。
つまりは 英語はおいておいて、浮気してみたいっ。
ならば英語に近いフランス語、ドイツ語、日本語と発音が似ているスペイン語なのでしょうが、中国語、ってどうですかね。
漢字は似ているが、発音が難しそうです。
【10781】
【タイトル】ジャズ& 繰り返し
【記事番号】1373 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 15:50
【 発言者 】Jackie
なにを血迷ったか母親がジャズを習っています。
NY帰りのご夫妻の先生で 一時間。
はじめの30分は 腹式呼吸と口をおおきくあけたり LやR などの練習。
あとの30分がピアノ伴奏してもらいながら歌を歌う。
家にある私のジャズCDの中から、
you'd be so nice to come home to を選びました。
「歌詞を教えろ 歌詞カードは」と言ったので
「歌詞カードはなくした。100回聞け」と。
「わかるわけがない」
「カタカナでいいから わかるところからかいていけば?」
「冷たいねえ」
「いや、この方法が覚えるのに一番!」
と喧嘩をしつつ、CDをかけながらすこしずつ書いていきました。
どうしてもわからないところは ヒントを与えて 1日ちょっと。
なんとかディクテーションが終了。
そのときまでには 夜寝るときも睡眠聞き取り(笑)していたみたいなので
50回ぐらいくりかえしていたのではないでしょうか?
「歌詞をくれればいいのにいじわるだね」
とさんざんいわれましたが、何回かきいていて自分で ^もしかして ここは「スター?」
「あー、ここはオーガスト?」と 聞き取れたときには 嬉しかったようです。
一時間のプライベートレッスンを始めて4回ほど、
家ではその曲ばかり「リピート状態にして」一日中流してきいたり歌ったりいるようです。
はじめはおぼつかなかった発音も ボイストレーニングの成果と繰り返しの成果でかなりマシになりました。
好きな曲なら繰り返し、繰り返しきけるんですね。
好きな曲なら繰り返し、繰り返し歌うんですね。
もう100回、いや200回、いや一ヶ月ありましたからもっときいているのではないでしょうか?
普通の英語学習となると ピアノや歌のように一曲をマスターというわけにはいかず、
もっと複雑です。
中学レベルの英語を飽きずに繰り返すコツってなんでしょうねえ?
中毒になってしまえば繰り返しが楽しくなりますが、
なかなか 繰り返すことを楽しいと感じるように生徒を持っていくのは難しい。
私も歌で聞き取り、発音の練習をさせたことがありますが、
聞き取り、 音読、口パク、 歌う、バラード調子で、今度はレゲイ調などに変えたりと
飽きさせないようにやったことはありました。 発音はともかくとして、歌。
歌は私自身が音痴なもんですから(汗)ま、あくまで英語の授業の一間だし〜・
今のところ 母はジャズの歌を 今日も飽きず懲りずときいているようです。
2曲目は ”Love letters straight from your heart"
「先生のピアノの生演奏をききながら歌えるし 楽しい」んだそうです。
【10782】
【タイトル】次回の茶読
【記事番号】1374 (2147483647)
【 日時 】06/09/16 1:19
【 発言者 】吉
Jackieさん お久しぶりです。
お母様にディクテーションさせるなんてすごいですね。 でも確かに効果は高い。
私も学生の頃、洋楽でカタカナディクテーションをやったのを思い出しました。
Naimaさん> 茶読の夢は、どちらかというと悪夢でしたよ、、(ボソ)
寝汗ビッチョリかいていたし、、(苦笑)
今まで繰り返して音読をしたことがなかったから夢に見たんだと思います。
あと練習相手(伴走者)がいるので緊張してるんでしょうね。
持続させるって難しいです。 新しい事を始めるよりも難しい。
今は英語の素読がストレス解消になっています!
だから続いている。 発声だけなら気持ちも楽なんですが、
扱っているのは言葉だし、やっぱり音が整ってきたら意味を入れないといけません。
この意味を掴む作業が「茶の本」だと結構キツイ。
素読で回転読みをしたら、意味や気持ちを込めて朗読。
素読→朗読→素読→朗読、、この繰り返し、、。
Naimaさん、今日のレッスンで根石さんと話をしました。
次回はNaimaさんが頭から5回づつ読んでください。
最後にあまった時間を新しい文章に使います。
いやー、昨日僕は2パラグラフだけだったんでラッキーって感じです。
あ、、、でも翌翌週は私が同じ文章量をこなすんだった、、(^^;。
素読舎の塾生さんで練習パートナーに興味がある人は、私にメールください!
(Jackieさんもどうですか? 飽きずに続けるコツ、続けさせるコツ、
私も探しているんです! チャンスがあればメールで一度お話させてください。)
みなさん、私のスパーリングパートナーになってください。
私の勉強になります。 お互いの練習になります!
試しに1ヶ月とかでもかまいません。 試しに1回だけでもかまいません。
まずメールください。 掲示板に公開せず、内緒でOKです。
秘密厳守します! (なんか、、出会い系ぽい?、、?)
【10783】
【タイトル】ジャッキーさん
【記事番号】1375 (2147483647)
【 日時 】06/09/17 1:12
【 発言者 】Naima
素敵なお母様ですねぇ。
ヘレン・メリルの歌う"You'd Be So Nice To Come Home To"
が有名ですね。いいなぁ〜、中高年がしっとりと歌うラブソング。
♪あなたの手紙があるから、離れていても淋しくはないわ。あなたのサインに口づけして、また初めから読み返す...
って "Love Letters" の歌詞が、これまた、いいなぁ〜〜〜
英語の歌のディクテーションから英語が好きになったって人、私達の時代には多かったですね。今みたいにインターネットで歌詞が取れる時代ではなかったです
から、歌詞カードがついてない輸入盤なんかだと、ディクテーションするしか術がなかったです。聞き取れない所は、耳に聞こえたまんまをでたらめな綴りで書
き取って、そのまんま意味もわからずデタラメに歌う。その内にはっとひらめくように聞き取れる時が来て、辞書を引いて意味を考えたり、学校の授業で出て来
た構文がスパッと当てはまったことがきっかけで英語の勉強が好きになったり。
それに歌は繰り返し繰り返し聴きながら歌うので、知らず知らずの内にオーバーラッピングをやってたことになりますし。
>中学レベルの英語を飽きずに繰り返すコツってなんでしょうねえ?
>中毒になってしまえば繰り返しが楽しくなりますが、
>なかなか 繰り返すことを楽しいと感じるように生徒を持っていくのは難しい。
ほんとですよねぇ。
私の中学生の生徒の場合は、「問題集やらされると眠たいだけ、なんか他のことを考えてしまって集中できへんし。声を出して教科書を読んでる方がマシやわ」
というところから入っていたように思います。
【10784】
【タイトル】「茶の本」
【記事番号】1376 (2147483647)
【 日時 】06/09/17 1:23
【 発言者 】Naima
吉さん、
最初から5回づつですね。来週はまだ3回目だというのに厳しくなって来ましたねぇ。
コーチは容赦なくビシバシやって下さい。悔し涙を振り払いながら明日に向かって走りまっさかいにね。
よろしくお願いします。
【10790】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1382 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 20:30
【 発言者 】根石吉久
他の方でこの掲示板を見ておられ、「電話でレッスン」では何をやっているのかと思われる方がおられるかもしれませんので、メールでなくこちらに書かせて
いただきます。文字による説明ではわかりにくいところもあるかもしれませんが書いてみます。
映画のシナリオを使ったレッスンは、字を見ないで、私が一度言った文を5回(以上)繰り返し言っていただくことに多くの時間を使います。レッスンの前に
自分で練習するときは、字を見て練習しておいていただくことになります。これは「集中豪雨型」レッスンと名付けています。これをやっておられるのは、今は
一人だけですが、Mさんの場合はこちらが適していると考えています。
字をみないでやる一種のテストみたいなものは、「復習部分」に対して行います。
初めてやるところは、字を見て、私が一度読んだものを生徒さんが5回(以上)繰り返して言います。読みで問題があれば、その場で直します。
私の音は、自分で作った「あいうえお・フォニックス」と「発音10のポイント」というものに忠実に作っただけの音で、きわめて語学的な音です。
この音の元にある基準は、ご自分の英語の音を変えるのに使われるのにも有効ですが、Mさんは英語の先生だということですので、学校で生徒に持たせる音の
基準として考えていただく方がいいかもしれません。この基準は、生徒が英語ネイティヴの音を媒介にできる段階にまで連れていくためのものです。生徒に音の
基準を持たせるためには、先生が今現在は「発音が下手」な方がいいのですが、「残念ながら」多分Mさんは上手な方であろうと見当をつけています。
(下手な先生は、口のどこをどうしたら音がどう変わったかを意識できますが、初めから上手な先生は、こちらが注意することがなくなってしまうので、どこを
どうすればどう変わるかを意識しにくく、先生はいい音だが、生徒の音を直せないというケースが生じがちです。かつて柴田さんが、「先生、あんた一人が上手
でどうする? 生徒の音をちゃんと直せよ」と喝破した現象です。)
私のレッスンは発音の上手な方が申し込まれるケースが多く、私は四苦八苦しています。もっと発音の下手な先生が申し込んでくれれば、いいコーチを育てら
れるのにというのが、悩みのタネです。
同じ「ゴースト」という映画のシナリオから私が自作した教材があります。「集中豪雨型レッスン」ではこの教材は使いません。私が自作した教材は、中級者
向けのものです。「アジアの大河型レッスン」と名付けています。
Mさんは間違いなく上級者ですので、「集中豪雨型レッスン」がいいと思います。
「茶の本」を使った練習は、最近この掲示板で吉さんとNaima
さんが自発的に練習を始められましたが、いずれこの種の練習を私の生徒さんの中の上級者の方と始められるのでいいと思います。「集中豪雨型レッスン」が進
んで余力があるようでしたら、私がM さんに適する練習相手を推薦します。
土曜、夜 8時50分〜9時20分
日曜、夜 10時50分〜11時20分
月曜、夜 11時から11時30分
以上三つの空き枠があります。ご都合のよいところを選んでいただきたく思います。
【10793】
【タイトル】茶読
【記事番号】1385 (2147483647)
【 日時 】06/09/21 21:32
【 発言者 】吉
Naimaさん 今日も「茶の本」にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
思い込み発音をしてる事、私多いんです。これから矯正します!
それにしても5回読むのはつらいですよね。 水を用意したくなりませんか?
根石さん 今日は5パラグラフの「Fain」で始まる文章の手前まで行きました。
次回は、最初に今日残り時間8分位でやった新しい箇所の復習(FN)、
次に残り5分まで最初からの復習(FF)、最後の5分で新しい文章(N)の順番ですすめれば良いですか?
【10794】
【タイトル】み、みず〜〜
【記事番号】1386 (2147483647)
【 日時 】06/09/21 21:48
【 発言者 】Naima
吉さん、
いや〜ほんと、今日は喉がカラカラになりました。
今週は風邪でぶっ倒れていたので予習も復習もしておらず、下駄履きでスカスカの吊り橋を渡っているような心地でした。まだまだ音が安定していないなぁ、と
反省しています。
来週もよろしくお願い致します。
【10795】
【タイトル】「茶の本」コピー
【記事番号】1387 (2147483647)
【 日時 】06/09/21 22:03
【 発言者 】Naima
吉さん、
ご参考になるかどうかわからないのですが...
電話でお話したように目が悪いので本を拡大コピーしています。その日のレッスンで読み終わった所を、グリーンとオレンジマーカーで交互にくくって日付を書
いておきます。---
9月7日はグリーン、14日はオレンジ、21日はグリーン、28日はオレンジ、という具合です。色分けしておくと一目瞭然なので。FFで進んだところは黄
色のハイライトでくくって日付をつけます。 [画像: ./img/bbs/0001387M.jpg]
【10797】
【タイトル】Naimaさん 次回の茶の本
【記事番号】1389 (2147483647)
【 日時 】06/09/22 23:49
【 発言者 】吉
Naimaさん
レッスンが終わった後に根石さんに次回の
「茶の本」の進め方を教えてもらいました。
次回は「時間で区切ります。」
FF: 前半20分は、本の最初からいけるところまで読みます。
(きっとこの間のNEWの所まではいかないでしょう。)
N: 最後の10分を新しい文章に充てます。
次々回ですが、、
前半の20分は、
FN: 前回FFでいけなかった所からスタートして前回のNの所までやります。
あまった時間は、文章の最初に戻っていけるところまで読みます。
N: 最後の10分を新しい文章に充てます。
やっぱりページ番号などをあわせるために本は統一した方が良さそうです。
Naimaさんが購入した本の出版社名などをもう一度教えて頂けませんでしょうか?
【10800】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1392 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 1:07
【 発言者 】根石吉久
緊急動議!(って、チンケな議会を見学したら変な言葉を覚えましたのです)
あのう、本はマーカーで書き込まないで下さい。
鉛筆で印をつけ、消しゴムで消せるようにしておいていただく方がいいです。
マーカーで書き込んでしまうと、FFが始まってから、本がしっちゃかめっちゃかに汚れてしまいますから。
老爺からの老婆心です。
【10801】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1393 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 1:18
【 発言者 】根石吉久
私の説明が下手だったせいで混乱させてしまったようです。
FFというのは、まだ始まっていません。
20分やってくださいと言ったものも、まだFNです。
しばらくはFN20分、N10分で継続していただくのでいいと思います。
レッスンの後に申し上げましたが、テキストは同一出版社のもので統一していただく必要があります。練習が進めばおわかりになりますが、FNは「Nのページ
を含めて、最新の復習範囲5ページ分」としてあります。これは、講談社のテキストを見て決めたものですが、Naima
さんとテキストを統一したら、章のタイトルのないページ(細かい字を一番多く含んでいるページ)をコピーしておくっていただけませんでしょうか。
あるいは、そのページの一番上の行と一番下の行をこの掲示板に書いていただくのでもいいです。どのくらいの文字数の密度で1ページができているかを調べ、
FNの範囲が講談社の本と同じく5ページ分でいいかどうか判断します。
【10803】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1395 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 1:29
【 発言者 】Naima
本にはマーカーで書込みしないので安心して下さい。本を拡大コピーしたものに、書込みをしています。本は無傷です。
しかし...
コピーの方がマーカーでしっちゃかめっちゃかになってしまいますね。確かに...
【10805】
【タイトル】茶の本
【記事番号】1397 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 6:18
【 発言者 】吉
Naimaさん
ちょっと確認して頂けますか?
ハードカバー: 154ページ
出版社: Tuttle Pub (1956/06) ですか?
ページ数が同じなら私がアマゾンで見つけた本で間違いないと思います。
表紙のデザインが送ってくれた画像と違うんです。
エディションが変わって、ページ数が変わるとは思えないのですが、
購入ボタンを押す前にここだけ確認させてください。
私も画像を貼ろうと思ったのですが、タグの説明をみたけど解らなかった、、。
朝早いのでまだ頭も起きていません、、。
茶の本を使った練習、本当に楽しいんです。 練習相手に手を上げてくれたNaimaさんには、本当に感謝をしています。 何度でも感謝しちゃいます。
根石さん
ありがとうございました! そうですよね。 30分やれば、丁度読みきれるかきれないかって量ですからね。まだFNの範囲ですね。 失礼しました。
僕が使っている今の本はすでにしっちゃかめっちゃかです、、(爆)。
Naimaさんの拡大コピーの案、新しい本を購入したらしっかり使わせてもらいます!
【10806】
【タイトル】ロマンティシズム
【記事番号】1398 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 9:04
【 発言者 】吉
http://encarta.msn.com/dictionary_/romanticism.html
MSNのネット辞書の音声で「romanticism」を聞いてみると、私の「音」と違うのでビックリ。何冊か辞書をひっぱり出して発音記号を確認。たぶ
ん俺の音で正解のはず、、、でも(前回の練習の時、Naimaさんに自信満々で伝えてしまいましたが)、このMSNの音声を聞くと自信がガラガラと音を立
てて崩れていきました。MSNの音声、ロマンティシズムの最初の「ロー」がやたら強調されているから不自然に聞こえると思うのですがどうでしょう?
このMSNの音声、全然ロマンチックに聞こえないんです。
【10807】
【タイトル】[茶の本」
【記事番号】1399 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 10:31
【 発言者 】Naima
初版が1956年なのは一緒ですが、ページ数が全然違います。それでアマゾンで調べてみると、私のと同じ本のようですが装丁が微妙に違い、ちょっと不安で
す。中身検索すると4ページ目が読めるようになっていたので、念のため開いてみると全く同じでした。
私の方は
THE BOOK OF TEA by Okakura Kakuzo
with Foreword & Biographical Sketch by Elise Grilli
Published by Tuttle Publishing
an imprint of Peripplus Editions (HK) Ltd. Copyright by Charles E.
Tuttle Company
LCC Card No.56-13134
あ、ISBN 0-8048-0069-3 となっています。これがあれば写真なんかでお見せするより確実でしたね。すみません。お調子者で...
>私の「音」と違うのでビックリ。
そうでしょう? 私もビックリでした。レッスンの後、Oxford やWebster
などの他のオンライン辞書の音声で確認してみたら、吉さんの発音と同じようでした。
【10810】
【タイトル】楽しそうですね。
【記事番号】1402 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 20:52
【 発言者 】Jackie
吉さんとNaimaさんの練習風景。
私の怠け心に刺激が!。
【10811】
【タイトル】楽しいんですよ!
【記事番号】1403 (2147483647)
【 日時 】06/09/24 20:22
【 発言者 】吉
> 私の怠け心に刺激が!。
私もすぐに怠ける人間なんですよ(苦笑)
それで「練習パートナーさん」を募集したんでした。
(Naimaさんが賛同してくれた理由も同じだったかな。)
お相手がいるんで「ぎりぎり」手を抜きます(爆)。
(ぎりぎりの練習はするって事です、、汗)
「お相手がいる」という事実がプレッシャーになって、
負担となるかと思いきや、、、、なんと、「めちゃくちゃ楽しい」。
掲示板でしか知らなかったNaimaさんと、
実際に電話でお話できただけでも感動もんでした。
いろんな事に挑戦し続けているNaimaさんから良質のエネルギーをもらっています。
「茶の本」はぜひ完走したいです。 当面のゴールは1章クリア、先は長そうです。
Jackieさんもやりたくなったらメールください。
自分のスキルを磨くため、スパーリングパートナーを募集中です。
【10812】
【タイトル】語数別分類
【記事番号】1404 (2147483647)
【 日時 】06/09/25 0:56
【 発言者 】Naima
ゲーテ学院の短期集中講座も余す所あと4回。先週は風邪ひきで欠席続きだったのだが、その間も遅れをとらないよう予習をしていたら、テキストの最後まで予
習し終わってしまった。
モデルダイアローグに出て来る文とから問題の指示の文まで全部リストアップしても、たった424文。1語文から12語文まで。11語文になって初めて複文
が出て来た。11語文と12語文は各2文だけ。4語文が1番多く、150文。ついで5語文が92。
相変わらず文章のリストを持って音読している私に、先生は呆れているようでもある。それに短い文から長い文に分類してるし、わけのわからぬことをする生徒
である、と思っているようにも見受けられる。先々週は、とうとう業を煮やしたのか、授業時間を割いて、「かの女のように文章をリストにして覚えるのは非効
率的である。リングつきカードに書いてアトランダムに覚え、覚えてしまったものはリングから外すという方法が効率的である」と力説していた。
カードにして覚えるのも手である。が、それが語数別文のリストより効率的かどうかは疑問である。
1語文や2語文ではというのは、英語で言えば "Yes." "Good morning."
などで、挨拶や間投詞などがほとんどだが、3語文になると "I am fine" "Are you OK?" "I like music."
など、文の型がはっきりと現れて来る。基本的に語数が多くなるほど文の型は複雑になる。
単純な構成の文から複雑な文へ。単語レベルから、単文へ、そして複文へ。繰り返し繰り返し声を出して読む。ドイツ語の語順が身体に染み込む。
こうして系統立てて音読しておくと、動詞は必ず文章の2番目の位置に来るとか、分離動詞の接頭語はチョン切れて最後尾につく、などの文法の解説を教室で受
けるとストンと腑に落ちる。
解説を受ける前に、自分で気づいてしまうこともある。
【10815】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1407 (2147483647)
【 日時 】06/09/26 10:05
【 発言者 】根石吉久
語数別分類の考え方を活用されているようで、うれしいです。
もののわからない教師に、「リングから外したものを忘れた場合はどうするんですか」と質問してみられたらどうでしょうか。この教師は道具の形にとらわれて
いて、道具の機能がわからない人ですので、二流か三流の人です。
語数別分類していただいた「頻出英文法・語法問題1000」は、今使わせていただいています。まだ途中ですが、これを「イメージ核受肉」の教材にはめこん
だら、語数別分類に協力してくださった Naima さんのお友達にもさしあげたいと思っています。
また、教材の途中に credit を書いておきたいので、メールで協力してくださったお友達の名前をお知らせ下さい。
【10816】
【タイトル】一流・二流
【記事番号】1408 (2147483647)
【 日時 】06/09/26 10:10
【 発言者 】根石吉久
教師の一流・二流は、「生徒の中に何を引き起こすか」で決まるのであって、自分がどれだけ該当分野のことがよくわかっているかで決まるのではない。
【10817】
【タイトル】語数別ドイツ語
【記事番号】1409 (2147483647)
【 日時 】06/09/26 11:27
【 発言者 】Naima
>「リングから外したものを忘れた場合はどうするんですか」
私もその時そう思ったのです。磁場のある所でなら、リングから外れた文でも日常生活で見聞きする可能性はあります。忘れかけていたとしても、磁場の磁力が
記憶から引っ張り出してくれますよね。
ドイツ語講師は、日本語磁場で日本語の勉強を、カード式でやっているのです。日本人の生徒は日本語磁場でドイツ語をやっているのです。そもそも土俵が違い
ます。
友人と一緒に英語の語数別で音読していたときには全く感じなかったのですが、ドイツ語でやっている内に、何故語数別なのかがわかりかけて来ました。私のド
イツ語の文法知識や語順などは、ポテトサラダ状態で、どれがハムやらキュウリやら、マッシュトポテトに阻まれて整理が着かない状態です。語数別で音読を続
けていると、私自身は意識しないのに頭が勝手に文法解析し、文の種類別に整理しておいてくれているような感じがします。
ゴーストの文法解析は、この脳の作業をかたちにしてあるのでしょうか。
何にでも頭をつっこみたい性分で、なかなか「独語どんでん」に腰を据えられませんでしたが、すこし踏ん張ってみようと思います。吉さん,
Jackieさん、村田先輩、時々、「お〜い、独語どんでん、どないなってるんや〜、あんたは口ばっかりやなぁ」と怒鳴って頂けませんでしょうか。なん
せ、1人でやってるもんで。
語数別分類を手伝ってくれたRosyの名前をメールでお知らせしておきました。
【10819】
【タイトル】おら〜〜 あみ〜ご
【記事番号】1411 (2147483647)
【 日時 】06/09/28 0:14
【 発言者 】Naima
村田先輩、
今日、私は語数別文リストのFFをやりましたが、1語分と2語文を各20回づつ読むだけだったのに1時間くらい費やしてしまいました。疲れてしまって、新
しい所はさぼってしまいました。今からちょっとだけやっときます。
ドイツ語の音作りは、テープや辞書の音声に頼るしかなく、なかなかコツが掴めません。「ウムラウトa, o,
u」という お公家さんの眉毛みたいなのをチョンチョンとつけた a , o, u
の発音の仕方をネイティブ講師に教えてもらうのですが、なかなかうまく出来ません。「キスする時の口で」などと言われても、そんな口の形、とうの昔に忘れ
てしまいましたわ。
うう、負けへんぞ。あみ〜ご。
【10820】
【タイトル】茶の本
【記事番号】1412 (2147483647)
【 日時 】06/09/28 21:43
【 発言者 】吉
Naimaさんと「茶の本」を始めて、あっという間に1ヵ月経ってしまいました。
あんまりにも楽しいので、時間が経つのが早いのですね。
そうそう、電話で伝え忘れましたが、ハードカバーの本が昨日届きました。
これでNaimaさんとページや段落や行で話ができますね。 良かった。
あーー喉がカラカラですー。
同じ読むのでも、電話の向こうに相手がいるのといないのでは全然違いますね。
付き合ってくれているNaimaさんには、本当に感謝しています。
今日は、パラグラフ6の最後で終わりました。
【10821】
【タイトル】茶の本4回目
【記事番号】1413 (2147483647)
【 日時 】06/09/28 23:08
【 発言者 】Naima
吉さんの読まれるのを聞いていて、今回は気持ちが入った読み方だなぁと思いました。私自身も練習中に気持ちが入って来たのを感じました。音作りが取りあえ
ず出来、安定した読みが出来る様になって、ようやく内容に意識が向くように鳴ったのでしょう。
私は水曜日と木曜日に小1時間くらいづつ既習部分を素読するのですが、ドイツ語、ゴースト、茶の本を日課にして、たとえ30分づつでも回転読みや素読に励
みたいものだと思います。朝、家族を送り出して家事を済ませ、その後にテキストを手にするという習慣づけをしたいのですが、これが、なかなか骨です。つい
テレビのスイッチを入れて座り込んでしまったり、インターネットに没頭したり...
こんなことをしていたら、自分が信じられなくなります。性根を入れ替えて良い習慣を身につけたいです。
なんか小学生の夏休みの作文みたいになってしまいました。
来月1ヶ月、またお休みを頂いて、ドイツへ行って来ます。
【10822】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1414 (2147483647)
【 日時 】06/09/29 0:45
【 発言者 】村田
ウムラウト…なんか「オエ」とか「アエ」とか言えとか言われたような気がするけれど、さだかではございません。
キッスをする形っていうと、/ou/なんて発音はちょいとそんな感じがするのですが、いかがでしょうか…。
あみーご方面はわたくし、頭が熱でもうろうとして今回はわけがわからないうちに過ぎてしまいました。でも、素読だとそんな状況でも力技でなんとかなるとい
う強みがあります。
スペイン語は音が気持ちいい、というのがあみーごたちの今日の感想でした。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs の方に溶融してほしい記事がありますのでよろしくお願いします。
10823】
【タイトル】村田先輩
【記事番号】1415 (2147483647)
【 日時 】06/09/29 8:19
【 発言者 】Naima
生ゴミ投稿は溶融しておきました。
素読は口さえ元気なら出来ますね。老いて足腰が立たなくなっても、口さえ達者なら語学をものに出来る道があると思うと、私、老後がとても楽しみです。ドイ
ツ語素読を挫折せずにやり続けてある程度のレベルに達することが出来たら、いろんな外国語にどんどん挑戦する意欲が涌いて来ますよね、きっと。
>ウムラウト…なんか「オエ」とか「アエ」とか言えとか
「オエ」や「アエ」や「ウエ」ですね。でもこれを1音として出さないといけないので、難しいです。でないと吐き気を催しているのかと勘違いされそう。
>スペイン語は音が気持ちいい、というのがあみーごたちの今日の感想でした。
いいですねぇ。こっちはスパイクで砂利道をがっがっと踏みしめて歩いているような音が多いです。
【10824】
【タイトル】電話レッスン 3ヶ月突入
【記事番号】1416 (2147483647)
【 日時 】06/09/30 0:01
【 発言者 】吉
レッスン開始から3ヶ月目です。
(9月10日に書いたレポートの投稿です。)
私「今日は俺、「ought to 〜」の発音を指摘してもらえて良かった〜。」
家内「ゆで卵を咥えるような口の形を作って「オー」と言ってと根石さん言ってたね。」
私「そう、俺が完璧なカタカナ英語だった頃、高校のK先生が「モーニング」の口の形は、
もっと口が丸くなるよって指導してくれた事があるの、、。
今日の根石さんの指導であの時の指導を思い出した。」
家内「グッド・モーニングとかって、カタカナでも良く耳にするから
間違った英語の発音になっちゃうのかもね。」
私「「ought to」は俺の思い違い発音だった。 指導に感謝だよ。
でも、お前が言うとおり「モーニング」とかさ、
カタカナになっている英語って間違って覚えている事が多いね。
昨日からNaimaさんとやりはじめた「茶の本」の中にアロマってでてくるのよ。
アロマセラピーのアロマ。 こういう単語が難しい。
知ってるつもりで読んじゃうと間違えちゃう。 ちゃんと辞書で発音を
押させておかないと、、、。」
家内「カタカナになってる英語で、間違えそうなのって他にどんな単語がある?」
私「あるよー、ドア、ブック、ファックス、マラソン、バニラ、いっぱいあるだろ。
カタカナ全部だよ。
ファックスなんて留学中に大笑いされた。
本当はfax、お前の得意な[ae]の発音。
俺はカタカナで「俺のファクスマシーンが壊れた!」と言っていたんだ。
みんな面白がって誰も発音を注意してくれなかった(笑)。
マラソンもカタカナじゃ通じなかったな。」
家内「ブックはブックじゃダメなの、、。」
私「いや、、もちろん通じるよ、、相手は理解できる、、、
でもね、口を少しすぼめる感じっていうのかな、鉛筆を口に咥える感じにして
ブックって言ってごらん、、、、book、、この方が綺麗な音だと思う。 」
家内「book 」
私「ほらね、、良くなった。 カタカナのブックとは違うだろ? あー、そうか!
It seems like, whenever anything good in my life happens, I'm just
afraid I'm gonna lose it.
この文章あるじゃん。 お前すごく良い感じなのに、ちょっと違和感があると感じていたんだ。
それが何だかわからなかったんだけどさ。
グッドだよグッド、、、グッドがカタカナなんだよ。
bookと同じように鉛筆咥える感じに口をすぼめてgoodって言ってみ。」
家内「It seems like, whenever anything good in my life happens, I'm just
afraid I'm gonna lose it.」
私「断然良くなった。 good, book, wood みんな同じだからね。
それにしてもお前レッスン始めて3ヶ月だよな。
結構、発音綺麗だよ。驚いた。 自信持っていいよ。」
******************
発音指導ポイント (9個になりました)
・綴り上、u 、日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」
(dust, suppose, butの弱音 など)
・単語の最後がt、d、l、nのどれか。次の単語の最初がt、
d、l、n のどれかの場合、前の単語の最後の音が「黙音化」。
(舌の位置だけ確保=準備)
(at least = a least など)
・単語の最後がt、d、l、n。次の単語の最初が th の場合、
t、d、l、n の「黙音化」は th の位置に舌を置いて行っ
てかまわない。
(at the end = a the end など)
・綴り上で o が「顎の下がる明るいア」になる確率は高い。
(gotta, God など)
・ear, year の違い。ear は口腔で発音。year の y は喉で出す。
吉の補足:yは喉の他に「舌の両端を上あごに付ける」と発音が容易になる。
(yogurt, you, music, New York など)
・子音と子音に挟まれた綴り上の[a]で、
日本人の耳に「ア」と聞こえる場合
一瞬・般若の「ア」の音 (that, relax など)
・アクセントの前後にくる母音はあいまいな「ア」
・単語のスペルの最後の方の母音、発音記号「さかさまe」で、
カッコに囲まれた「さかさまe」は、 とばしても良い音。
・発音記号「逆向c:」は、ゆで卵を咥えたような口の形
(ought, morning, thought, port など)
【10825】
【タイトル】電話レッスン 9月29日
【記事番号】1417 (2147483647)
【 日時 】06/09/30 0:05
【 発言者 】吉
9月29日の電話レッスンレポートです。
来月から4ヶ月目に突入です。
私「今日のレッスンも収穫多かったなー。
お前さー、「burst」って、練習の時はきちんと「せまい音」で発音していたのに、
なんでレッスンでは「明るい音」になっちゃったの?」
家内「いつもは予習の時に「せまい音」ってチェックしているんだけど、
今日はチェックしてなかったのよ。 それで迷っちゃった。
「せまい音」って難しい、「sure」の発音も言えてるとは思えないもの、、」
私「でも意識している時は、「せまい音」出せているんだから、
無意識に音を出せるようになるまで、練習するしかないよな。」
家内「無意識って言えば、あなた無意識に「the」を付けていた文章があったわね。」
私「ん? ああ、The pilot's first report of (THE) trouble was he blew the
number two engine, 〜 の文章ね。 気持ち的にね、自然とつけちゃったんだよ。
まったくの無意識だったので指摘された時は驚いた。
意味としては間違ってないと思うと根石さんは言ってくれたけどね。
指摘されなかったら「the」を付けている事なんて絶対に気がつかなったな。
それよりもさ、この間も話したカタカナの英語が難しいんだよ。
「ナンバー トゥー エンジン」 これ、
意識しないと日本語になっちゃう。
「ナンバー」の英語のアクセントは最初にくるだろ、指摘してもらえて良かったよ。」
家内「意識しないとついつい日本語の「平坦な音」になっちゃうだよねー。
日本語って最初にアクセントがくるような言葉じゃないでしょ。
CDとか聞いているとすっごい波打つもの。 高低差が激しいので驚いちゃう。」
私「おまえ「Greenberg と Larry White」の発音で困っていたな。
この間練習した時には問題なくなっていたのに、、。」
家内「すごい大変、それぞれの単語は言えるんだけど、文章に入ると言えなくなるの、、。」
私「ああ、、Naimaさんが言っていたけどね。 ゆっくり、じっくり、
正確に発音の練習をしていって、ちょっとづつ速度を上げていくんだよ、
そういうのは、、。 3ヶ月前からやっている文章は、ずいぶん滑らかになってるじゃん。」
家内「うん、この根石さんのテキストってすごいと思う。
暗記したつもりないのに、沢山の文章を覚えているんだよね。
しかも飽きない程度に同じ文章が繰り返し出てくるのがすごいと思う。」
【10830】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1422 (2147483647)
【 日時 】06/10/03 1:13
【 発言者 】根石吉久
レポートありがとうございました。
>私 お前さー、「burst」って、練習の時はきちんと「せまい音」で発音していたのに、
>なんでレッスンでは「明るい音」になっちゃったの?」
>家内「いつもは予習の時に「せまい音」ってチェックしているんだけど、
今日はチェックしてなかったのよ。 それで迷っちゃった。
「せまい音」って難しい、「sure」の発音も言えてるとは思えないもの、、」
「迷っちゃった」についてですが、「あいうえおフォニックス」を使えば迷いがなくなります。a, i, u, e, o に r をくっつけた
ar, ir, ur, er, or が日本人の耳に「ア」または「アー」と聞こえる時は、「狭い音」になります。ただし、ar
はアクセントがあると、「顎の下がる明るいアー」になります。これは例外扱いするより、
ar 「顎の下がる明るいアー」
と別個に扱っていいほど、こちらの方が現れる頻度が確率的に高いです。
sure の re はきちんと出ていました。だんだん安定してきますから大丈夫です。
で、burst ですが、ur
の部分が日本人の耳には「アー」と聞こえますから、「あいうえおフォニックス」通り、「狭い音」です。「あいうえおフォニックス」もフォニックスですか
ら、綴り字をそのまま発音記号としてしまうことができます。しかも、アメリカ産のフォニックスより例外が少ないと思っています。
「あいうえおフォニックス」は、日本人になじみの深い「あいうえお」を名前に使ってありますが、要するに「母音+r」の綴りをどう扱うかというもので
す。そうとらえると ear も「狭い音」であるというように ear も取り込むこともできます。
私としては、ar も「狭い音」であり、そこにアクセントが来たら「巨大な例外」になるととらえていますが、先ほど書いた通り、ar
は別個に扱ってもいいほどアクセントがくる頻度が高いので、このあたりをどううまく整理するべきか迷い続けています。
>それよりもさ、この間も話したカタカナの英語が難しいんだよ。
>「ナンバー トゥー エンジン」 これ、
>意識しないと日本語になっちゃう。
>「ナンバー」の英語のアクセントは最初にくるだろ、指摘してもらえて良かったよ。」
私も勘違いしているものがあるかもしれませんので、気が付いたら教えて下さい。
>家内「うん、この根石さんのテキストってすごいと思う。
>暗記したつもりないのに、沢山の文章を覚えているんだよね。
>しかも飽きない程度に同じ文章が繰り返し出てくるのがすごいと思う。」
ここを読んでとてもうれしく思いました。
「暗記したつもりないのに」というのが味噌です。私も一度も暗記してくれと言ったことはないと思いますが、いつのまにか覚えているという結果がもたらさ
れているわけで、これが「素読を原理とする」ということです。素読そのものをやっているわけではないのですが、原理的には素読を使っています。
テキストは、英文と英文の間に単語の意味など書いてありますが、未知の単語やなじみの薄い単語があったら、紙の上で数十回書きながら、単語のイメージを
作るという練習も加えてみて下さい。イメージができたなと思ったら、その単語を含む文全体を何度も書いて、文構造の中に作ったイメージを溶かし込むことも
やってみて下さい。
【10831】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1423 (2147483647)
【 日時 】06/10/04 12:45
【 発言者 】吉
根石さん、コメントありがとうございました。
スクリーンプレイ社から出ている「バックトゥーザフューチャー」を、根石さんが作った「ゴースト」のテキスト風に変換したいと考えるようになりました。
「日本語解析は考えていません。
英文だけを抽出して、英文の「素読」を繰り返す事ができるような、そういうテキストを作りたいと考えています。
日本語の補足や文法解説は一切無しですが、文法的な分類はやりたいと考えています。
根石さんが「ゴースト」の自作テキストでやっているような分類です。
文型での分類や、現在完了形、疑問文、進行形、受動態などの分類です。この分類は、シンタックスでしたっけ?を、学習者の中に植えつけるのに有効なものだ
と考えています。セリフを本のとおりに上から順番に読んで「音」にしていく作業とは違います。
根石さんのゴーストは、すごく良くできています。
「ゴースト」のテキストを作成された時、語数も意識されましたか?
計画的に復習できるこのテキスト、どうやってあの練習パターンが作られたのかさっぱりわかりません。「この文章は何回練習させる」など、意識されてました
か? 新しい文章が出て来るのは、1週間に30分のレッスン内で、だいたい2−3文のペースですよね。 基本的に残りは前回までの復習。 この復習範囲の
再現が、このテキストのすごい所なんですね。
似たようなテキストを作ろうと考えただけでも、
その気の遠くなるような作業にたじろいでしまそうになります。
今は会社を1ヶ月位休んで英語に没頭したい気分です。
根石さん > メール送りますので確認してください。
【10832】
【タイトル】素読の愚直さ
【記事番号】1424 (2147483647)
【 日時 】06/10/06 0:08
【 発言者 】村田
スペイン語素読会はメンバーが5人になりました。
全員、モチベーションが高く、新しく参加した人たちも、素読になじんでくれたみたいです。
素読及び技法グラウンドに準じた方法によって、新たな枝をはやせたことは、ほんとにうれしいです。
素読というのは、はたから見ると、愚直な行いに見えるかもしれません。
特に若い人には異様なものに見えるかもしれません。
しかし、少しづつ、異物が自分のものになっていくのが、ある程度時間が経つと、実感できます。
「反復と差異」という本があったらしいですが、学生時代の先輩に、「素読こそ、反復と差異というものですよ」と、読んだこともないけれど、言ってみたら
ば、「その通りかもしれないね」といわれました。
素読は、個的なものです。たとえ大勢でやっていても、自分を深める行為です。
語学における素読は、結果が出るから、「役に立つ」ということがわかりやすい。
(それでもわからない人の方が多いかもしれないけれども)
movementを視野においた学習会に、素読を置いたのは、俺にとってはすごく斬新で、根石さんの構想を聞いたとき、正直、すげー!&おもしれー!と思
いました。
その思いは、今でも変わらないです。
でも、素読は、やっぱり愚直な行為だと思われるのだと思いました。
それでも、愚直に、続けていくしかないです。
いろんな人がいるわけだから。いつか、わかるときがくるんだろう。
micro politicsにしろ、macro
politicsにしろ、イデオロギーからなるべく離れて、最低限の共通認識を作るのは、個々人の知識の共有であり、それには素読が適していると思うんで
すが、もっといい方法があるのかな。論争するにしても、最低限の共通認識がなければできないと思うのですが。そして、思うところがあれば、個人の選択にお
いて、行動していけばいい。
すいません。実は酔っ払いなので、まとまりがつかないんですが、とにかく、俺は、素読による学習会は、斬新だと思っているということです。
【10833】
【タイトル】倦怠期
【記事番号】1425 (2147483647)
【 日時 】06/10/06 8:15
【 発言者 】Jackie
夕べ夜の10時ぐらいの番組で、アメリカンポップス。、洋楽を歌手達がうたっていた。
なんだかとっても楽しそうだった。
昔の自分なら 一緒に口ずさんだはずだ。
Naimaさんや吉さんとおなじように、私も友人にダビングしてもらったビートルズのテープを何度もきき、ディクテーションしたあと(レコードを買うお金
がなかった)歌詞とつき合わせて確認して歌ったりしたから。
そして授業にも発音にからめて洋楽を取り入れていたから。
なのに、昨日ポップスをきいても口ずさまず、はしゃいで歌うグッチー祐三やその他出演者の陽気さについていけなかった。
なんであんな国を。なんであんな横柄な国、年次改革要望書や郵政民営化などで
日本人が汗水流して働いた金を むしりとろうとしている国。
その国の歌を、無邪気に歌うこと、いや無邪気に歌っているタレント。
おまえら、はしゃいでる場合じゃないだろーと。いつまでアメリカかぶれしてるんだよ、と。
いや、歌につみはないし、歌は楽しい。個人個人のアメリカ人はいい奴がおおいけど。
英語でシャベラナイト、あの番組も映画や、英語を使って活躍する日本人がでてきてポジティブトークをしたりする。昔なら嬉々としてみたはずだが、今はうる
さい番組だなとちゃんねるを回す。
アメリカや英語に対する憧れがなくなってしまった自分。
どうしようもできない。 だから英語に熱が入るわけもなく、学習が苦痛。
ただアメリカに対する文句ならいっぱいあるので、その手の英文を読むのは楽しい。
今の中高校生もアメリカにあこがれているのでしょうかねえ?
こんなにさめてしまった自分に 英語など教えられるのだろうか。と思う。
英語や欧米諸国にあこがれをもっている また将来役にたてるようにと、
希望をもつ 英語熱がある学生たちに その目線で自分を奮い立たせてレッスンができるのだろうかと。 そうなってくると二重人格でなければやっていけな
い。
仕事だから つべこべいわず、倦怠をいとわずやらなければいけないのだが。
NHKから教育テレビにまわしたら ちょうど英会話番組がやっていた。
おっとこの番組は初心者が音のつながりを学ぶのになかなかいいかな。
Tokyo まちかど リスニング
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&textCategoryCode=09269
TOKYOまちかどリスニング
・単語一つ一つのときは聞き取れても、文になると聞き取れないのは音が変化するため。その音変化のルールをやさしく解説します。
・さまざまな状況におけるリスニングを通じて、ナチュラルスピードの英語を聞き取るコツをマスターしましょう。
第1回「グダイディア」ってなあに?
音がつながる 1
その前に一つ一つの音の学習も必要ですが、
昔 百万人の英語で ハイディー矢野のイングリッシュ道場などを楽しくきいていた自分を思い出しました。 going
to→gonna ガナというようにです。
しかしこのNHKの番組は きちんと dやnの後にくる母音と発音の関係を教えていました。
そのつながりが繰り返しでてきたので、 とっつきにはとてもよく学生も楽しんで英語の音にはいっていくことができるでしょうね。
あとのNHKの語学番組は、また10月の改変でよい番組もでているのでしょうが、
相変わらず消化不良になりそうなので 手をだしていません。
つづく。
【10834】
【タイトル】倦怠期続き。と村田さんの試み
【記事番号】1426 (2147483647)
【 日時 】06/10/06 8:48
【 発言者 】Jackie
質問
村田さん
スペイン語の素読のテキストはラジオの語学講座でしょうか?
とかいて過去ログをみなおしてみたら
>スペイン語素読会 投稿者:村田 投稿日: 9月14日(木)00時11分10秒 編集済
>テキストは、三修社の「やさしいスペイン語文法」です。
>これは私にとっては、全く未知の言語を、日本在住のまま、「先生」なしの状態でどこまで習得できるか、という実験でもあります。
中学や高校で習わない言葉であり、予備知識が全くない状態なので、根石さんの言う「からっぽの電池」を、純粋にやることができるんじゃないかと思っていま
す。
・新しい部分:テキスト付属のCDを聞き、それに続き、1人づつ1回読んでいきます。全員が読み終わったら、各自、10回繰り返し読みます。その後、もう
一度、1人づつ1回づつ読みます。
・復習部分:テキスト付属のCDに続き、1人1回づつ読みます。(今後、1人5回づつに変更するかもしれません)
このテキストでは、意味はあえてとろうとはしません。リズムと音の感覚だけを、ひたすら身体化するのが目的です。(もちろん、絶対に訳を見てはいけない、
ということではありません。積極的には見ない、ということです)
「からっぽの電池」を、とにかくたくさん作るということです。
以前、根石さんにこのプランを話したところ、例文を3000くらい叩き込めばいいんじゃないか、という意見をいただいたので、まずはからっぽの電池
3000個作ることが目標です。
「からっぽの電池」が、いつごろから「意味」を呼び込み始めるのか、そこらへんが自分では興味のあるところです。(たとえば、ちら見した訳がスッと入って
くるとか…)
三修社のテキストが復習部分だけになったときに、CollinsのEasy Learning Spanish
Grammarというテキストに移行する予定です。
このテキストは、「スペイン語例文/英文訳」という形になっています。
「スペイン語5回→英文訳1回→スペイン語5回」という形で進めて行く予定です。
ここからは、積極的に意味をとっていきます。電圧装置も作っていきます。
(なんで最初からCollinsじゃないかというと、CDがついていないからです)
時間配分は、復習40分→新規30分という感じです。
今日で2回目ですが、メンバー全員、新しい発見がいっぱいで、かなり盛り上がっています。
なにか進展があったら、また報告させていただきます。
村田さんのこの試みは小学生が英語を勉強するときとおなじ、根石さんの英語べらべら読みに通じていますね。音を先にいかせること。
繰り返すこと。
経過のレポートをたのしみにしています。
以前もかきましたが、やっぱり自分も英語以外に浮気してみよう。
語学を学ぶ ういういしい気持ちをとりもどすことができるかもしれない。
初心にもどって語学の学習を楽しむき持ちをとりもどすには やっぱりなにか新しい語学でゼロからやってみるべきかもしれない、と思うこのごろです。
【10835】
【タイトル】過去ログに回帰。
【記事番号】1427 (2147483647)
【 日時 】06/10/06 9:06
【 発言者 】Jackie
内在化、ね。
スーパーイングリッシュハイスクールという 英語強化ハイスクールの授業を新聞でよみました。 音読や筆写などもとりいれているそうです。身体化のために
よいですね。
学校教育もかわりつつあるのかもしれません。
英語語学番組しかり。
ただやはり あぶはちとらずになってはいけない。英語を細分化させていろんなテキストをたくさんこなすことは初心者は避けるべきだ。
ひとつのものを身体化するまでくりかえす。
そして語学論の重要性が今になって私にもわかってきました。
学校の先生が語学論をもつことは重要である。
音読や筆写ですらも コーチが語学論をもっているか否かで、
生徒の進展具合はちがってくる、のでは?
と今になって思う。
なんか過去ログ いいですねえ。
【10836】
【タイトル】10月6日のレッスン後
【記事番号】1428 (2147483647)
【 日時 】06/10/07 9:24
【 発言者 】吉
私「根石さんが「奥さんの音は「感じの良い音」ですね」って言ってたよ。」
家内「「感じの良い音」?? それって褒められているの?」
私「うん、、、ネイティブのような崩れた感じがなくて、でもハッキリ通じる日本人の音っていうのかな、、。 上手とか下手とかじゃなくて「感じの良い
音」。「感じの良い」意味の通じる音。」
家内「なんだか嬉しいわ。がんばろう。 そう言えば、テキストの相談はしたの? 」
私「うん、、あのテキストに法則とか決まりごととか、そんな大げさな事はありません。 作ったら「ああなった」と言ってた、、(笑)。」
家内「あのテキストのすごいところってさー、レッスンの時に強制的に「復習」させられるでしょ。 あれが「すごい」のよねー。 「復習の文章」がこれでも
かって出てくるから、練習サボってるとレッスンの時に「やってないのがバレちゃう」じゃない、(笑)。
5回以上読まされてもコーチが沈黙していると、「あー、発音が違うんだー」ってドキドキしちゃう。 「ごめんなさいー、今週は復習してませんでした」って
心の中でつぶやいちゃう。」
私「ははは、、わかる、わかる。 俺も5回以上読まされると、、「あ、、どこかおかしいんだな」ってドキドキするもん。 で、、あのドキドキ感が嫌だから
復習するんだよね。 「覚えてくれ」とは、言ってないのに、いつの間にか「覚えている」、、、やっぱあのテキストすごいよ。」
家内「で、、あなたもテキスト作るの? っていうか、作る時間なんてあるの? もちろんやりたい事なんだから「やれば」って、私は簡単にいえるけど、、。
大変じゃない? 」
私「ははは、、根石さんにも同じことを言われた。 まあね、、、。
英文だけのテキストだと学習者にストレスがかかるかもって言われた。
日本語を媒介にしないと「イメージ」が最初はつきにくいって、、。
日本語を足がかりにして「イメージ」つけるって、、うん、、すごく良くわかる。」
家内「じゃ、、日本語もつけていくの、、、」
私「分類などね、、これは文型でわけた、、これは疑問文でわけたとか、、
それは最低限、日本語で書いておかないといけないとは感じはじめていたんだ。
仕事終わって家に帰って、お前達が寝てる時に1日10分とか決めてやる作業だからね。
いきなり沢山はできないよ。「茶の本」の素読とかもやりたいし、、。
でもマネをすると「気付ける事」があると思うんだ。
美術だって模写して技術を勉強するじゃん。
音楽だって憧れの演奏家を模範にしたり、スポーツだってマネから入ったりするだろ。
マネしてみて「ああそうか」と気付ける事がある。
「こりゃ大変な作業だ」って気付けるだけでも良いと思う。
完成しなくても、「気付き」があって、そこから別の事に発展できれば「それで良い」と思ってるんだ。 「やりたい事を始めた時」って、だいたいそんなもん
だろ。」
【10837】
【タイトル】感じのいい音
【記事番号】1429 (2147483647)
【 日時 】06/10/07 10:45
【 発言者 】Naima
吉さん、
吉さんのも感じのいい音です。根石さんのおっしゃるところの「崩れた感じがない」音というのは、ほんとに感じがいいです。きっとシンガポールやインドや香
港やドイツやスエーデンの人たちの耳にも、「感じのいい音」として聞こえるだろうと思います。「感じのいい音」はきっと最大公約数の発音なんだろうと思い
ます。インターナショナルな英語、って感じがします。
ネイティブ・スピーカーが崩れた音になるのは仕方ないとしても、英語学習者が「崩れた感じ」の音を出しているのは、私には耐えられません。私も時々、自分
で崩れた嫌な感じの発音するなぁ、と自己嫌悪に陥る時もあり、他所様の事は言えないのですが。
さて「茶の本」「ドイツ語語数分類リスト」「ゴースト」もスーツケースに詰めました。ラップトップも入れたのですが、いつも泊まるアパートには電話回線が
ありません。インターネットカフェを見つけられたら学習状況など報告致します。
行ってきます。
【10838】
【タイトル】メイドインジャパンの音
【記事番号】1430 (2147483647)
【 日時 】06/10/08 6:37
【 発言者 】吉
Naimaさんに「感じの良い音」と褒められたら嬉しくなっちゃいました。
(//・_・//)カァ〜ッ…
ありがとうございます。 励みになります。 私はNaimaさんの英語も大好きです。Naimaさん、ドイツのレポート楽しみにしています!
なんだろ、、、学生の頃は崩れた英語をマネしてみて、それが「かっこいい」とか思ってました。 Jackieさんが「英語学習に身が入らない」っていう
の、、、よくわかるですよねー。 素読舎さんのは、日本人から学ぶ「音」ですからね、そこが「ミソ」なんだと思います。 根石さんの「英語の発音」から発
音以上の「良質な刺激」を受け取る事ができます。 「茶の本」も日本人の書いた「英語」だから「すごい」と思えるのだと思います。 自分もいつか、英語で
「茶の本」のような文章を書けるレベルまで登りつめたい、、、今はそういう気分なのだと思います。
素読舎メソッドを使った村田さんの試み、レポート、すっごい楽しみにしています。
たぶん確実で無駄のない方法だと思います。 意味を入れる時に、村田さんなら日本語も英語も媒介にできるから有利ですよね。まずは「音」に「意味」を付け
始めたら村田さんなら一気に吸収できるような気がします。 コーチを付けずにCDのみ、、、うーん、これこそメイドインジャパンの「音」だ! 「学習友
達」の力って大きいですよね。 私がスパーリングパートナーを募集した理由もそこにあります。 私も村田さんやNaimaさんとか、一緒に張り合える仲間
と3ヶ国語目を学習したいけど、、今そんなことしたら脳味噌がパンクしちゃいそうです、、、、(苦笑)。 でも、、興味は大いにあるんですよ。
Jackieさんはやるとしたら「何語」をやりますか? 以前の書き込みに「中国語」って書いてありましたっけ? 中国語と英語のトライリンガル、、、実
はちょっと自分の興味と合致するんですよ。
【10839】
【タイトル】吉さん、Naimaさん
【記事番号】1431 (2147483647)
【 日時 】06/10/08 7:54
【 発言者 】村田
吉さん
スペイン語の方、まだ始まったばかりなので、方法を模索中なところもあります。
報告できることができたら、書かせてもらいます。
音に関して、CDのみで行くのは、あぶなっかしいかとも思いますが、英語をやったあとなので、音のつながりの理屈がある程度予測できる感じです。ここで
やっぱりリエゾンするんだね、とか。
メンバーの一人が、コンポステラの巡礼の旅をしてきて、その写真展を見に行ったのですが、現地写真を見ると、なんだかやる気が出てきます。
Naimaさん
ドイツでのレポート、私も楽しみにしています。
ところで、「独」演会って、今気づいたんですが、いろいろな意味が入ってますね!
行ってらっしゃいませ!
【10841】
【タイトル】過去ログ回帰 復習と三日坊主対策
【記事番号】1433 (2147483647)
【 日時 】06/10/08 22:04
【 発言者 】Jackie
【10457】
【タイトル】子供の英語や学習全般について
【 日時 】06/04/15 1:33
【 発言者 】吉
>Aうむもゆわさず1日15分素読。1日15分親も正面にすわって付き合う
>毎日の歯磨きと同じような感覚で、「おめー、そりゃー、自分の健康のためにコレやんに決まってるだろ。なんたって体にいいんだよ。大人の言う事信じて、
素読やりな。」こうやってやらせてしまう事も必要かなとも考えてはおります。私が計画中なのは、週末に(素読基本の)英語のゲームで遊ぶ。平日は、英語の
文章をもくもくと「復唱」させる(読めるようになったら素読)。
平日にやる復唱は、先に述べた「歯磨き習慣英語」と同じで、単純に子供にやらせるものです。初日は3個、翌日は、前日の3個と新しい3個の文章をあわせて
6個、翌々日は前日までの6個に3個足して9個の文章、、、。先生がつねに言っているように、復習を基本として新しい文章を追加して、知らない間に15分
の練習量にもって行こうかな。このように、週末の英語ゲーム遊び(「英語=なんか楽しい」のすりこみ)と、平日の単純な英語の復唱を併用していこうかなと
考えております。時間がありますので、子供の負担にならない量から始めれば良いと思っています。幼いですから、それこそ一日に一文でも良いと考えておりま
す。
大事なのは、毎日続ける事。「英語は一生もの」。一日の学習量の多い少ないより、「毎日」っていうのが大切ですね。親にはプレッシャーです。毎日ウンコす
る人は、トイレに入っている間だけ「素読」って方法をとれば、自然と「毎日やる」わけですね。3日坊主言うJackieさんには、効果的かも、、。
Jackieさんには必要ないですが、初心者には、短い周期で発音をチェックしてくれるコーチは必要になりますね。CDなど英語の音の音源もあった方が良
いのですが、さすがにトイレでそこまで出来ないですかねー(笑)。
英語学習に関しては、わが子を使っていろいろ実験したいです。
その内、英語力の実験リポートも書けたりして、、。
トイレに入ると、自然にスピーカーから学習範囲の英語が流れるようになっている。
そこには文芸春秋の変わりに英語本がおいてあって 手にとれ、すぐに素読ができるようになっている。壁には 発音と舌の表が貼ってある。
ってトイレDE英語装置があったら
否が応でも英語に触れる時間になるでしょうね。
三日坊主も返上できそう。
【10844】
【タイトル】浮気
【記事番号】1435 (2147483647)
【 日時 】06/10/08 22:22
【 発言者 】Jackie
>Jackieさんはやるとしたら「何語」をやりますか? 以前の書き込みに「中国語」って書いてありましたっけ? 中国語と英語のトライリンガル、、、
実はちょっと自分の興味と合致するんですよ
中国語。いつか中国へいって屋台で朝粥が食べたい、本場の飲茶に行きたいというのが夢なんですが(笑)
これからは中国語が英語と同じく必要になってくるでしょうし、
少しでも中国語をかじっていれば 何か食ってく道の足しになるかと。
(んな甘いもんじゃないですよね〜、語学は。とわかってはいますが)
実は、従兄弟が一年前に中国語を習い始めて、中国語検定準4級、4級、そしてこの夏に3級を取得したのです。朝9時から夜11まで働く銀行マンですが、そ
の忙しい中、通勤中はi-padで中国語の学習。土曜日は中国語のプライベートレッスンをうけたのだそうです。
忙しい中たった一年でここまでいったのは 進展がはやく、普通2年ぐらいかかるそうなです。 従兄弟は中国関係の仕事も将来あるからとはじめたそうなんで
すが。
ありゃー、はるかに暇人な私が、なにやってんだ?と
そして英語に熱がはいらない今日この頃、んじゃ中国語でも。と思った次第。
村田さんがスペイン語でやっているように、まっさらな状態からなにか言葉をやるのは 新鮮だなと。初めて英語を習う中学生の気持ちにちかづけるかもしれな
い。語学学習の過程でおこるどこでどのようにつまづくか、どこが難しく思うのか。
しかし中国語は発音が難しそう。
昔少しかじったフランス語、(すっかりすっかり忘れてます)のほうが、定冠詞や活用があるから英語に近いしなあ。 こちらはいつかシャンペン醸造所のみ歩
きをしてみたい。
そんなところです。
【10845】
【タイトル】Jackieさんへ
【記事番号】1436 (2147483647)
【 日時 】06/10/09 6:55
【 発言者 】吉
中国語、、、私がやりたい理由もビジネスにつながるかなーとか、そんな淡い妄想からですよ。 あはは、、でも「やる理由」というみたいなものを、どこかで
見つけないとモーチベーション保てないですよね。
私の気持ちも浮気します。 ドイツ語だったらオペラや歌曲を原曲・歌詞のまま理解して感動したい!とか、スペイン語は話している世界人口が多いかなーと
か。
私の場合は、ついついそういう所を計算してしまいます。 嫌な大人になってしまいました(苦笑)。 従兄弟さんの中国語習得の期間、かなりのハイペースで
すね。 でもjackieさんだって始めれば、短い期間でかなり習得できると思いますよ!
> トイレDE英語装置
実は私、トイレタイム英語学習を実践してみたんですよ!
でもでも、、ダメでした、、、落ち着けないから、、、((^^;
音読しないと出れないトイレとか、音読しないと開かない冷蔵庫とか、音読しないとスイッチの入らないパソコンとか、私もいろいろ想像しました。 普段の生
活に「英語の学習」を入れる事で、あまりストレスのかからない「学習習慣」を手に入れられたらと考えました。
今私の中で流行っているのは、お風呂での音読。 プリントした茶の本を、ビニールの防滴ケースに入れて音読します。 これをやっていたら防滴シャワールー
ム用のCDプレイヤーとかも欲しくなりました。 とにかく生活の中に「英語」を落としこむようにしています。 一番活用できるのが「通勤時間」、、この時
間をどうやって活用するかがポイントですよね(笑)。
子供の音読は、子供達がやる気なしなし君なのと、私が仕事から帰宅するのが遅くて面倒を見てあげられないなどの理由で、音読はストップしています。 です
が、家内や私の「英語の学習方法」を見て育っているので、いずれ中学などで必要となったら「正しい方法」で学習できるでしょう。 その時には(続いていれ
ばですが)家内もかなり指導できるはず、、、。 私が英語という教科を好きになったのは、中学の後半位ですからね。 別に小学生からやらなくても「全然問
題ない」とかまえていられます。
それよりも、子供の英語教育を考えると以前ジャッキーさんが投稿してくれた下の記事を思い出します。 この記事が時折頭の中によみがえり、恐ろしい気持ち
になります。 子供達の未来の希望、、希望の余白が薄れていく気配がします。
**** 以下はJackieさんの以前の投稿です ****
>縦並び社会:第4部・海外の現場から/1(その1) ソウル「両極化」
http://www.mainichi-
msn.co.jp/shakai/wadai/tatenarabi/news/20060612ddm001040005000c.html
> IMF=竹中大臣です。
竹中大臣は日本の経済再生のモデルを韓国においていました。
> 貧富の格差がひろがり、母国語を捨てる、ないがしろにする教育が燃える。
生き残るために英語をやらなければならない時代。
*******
みなさん、この話題でもう少し盛り上がりませんか、、。
【10847】
【タイトル】認定一覧
【記事番号】1438 (2147483647)
【 日時 】06/10/09 23:05
【 発言者 】根石吉久
書式:
段 名前(県名) 昇段または認定の年月日
※レッスン開始時での外部テストの級や得点。学年。職業。英語の必要場面。英語圏
在住経験の有無。段獲得以後の外部テストの級や得点。その他。
初段 樋口静香(長野県)2005年6月26日昇段
※初段認定時高校2年。レッスン開始時中学3年2月(英検3級)。レッスン開始後、
5ヶ月目頃、英検準二級。
初段 大澤弘文(奈良県)2005年7月2日認定
※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
初段 小川住江(奈良県)2005年7月2日認定
※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師
経験あり。
二段 M・U(長野県)2005年7月2日認定(06年4月中断)
※高校教諭(英語)英語圏在住経験なし。
二段 I・N(山形県)2005年7月11日認定
※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
二段 O・K(北海道)2005年7月11日認定(06年、中断)
※塾講師 中学2年時英検4級。以後、受験なし。36歳。英語圏在住経験なし。
初段 斎藤操(埼玉県)2005年7月11日認定
※外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語
圏在住経験なし。
初段 T・A(アメリカ)2005年7月25日認定。
※レッスン開始時は日本在住。開始時、英検準一級、TOEIC 790点。公務員。アメリ
カ在住のため、無料会議電話を使用。仕事で英語を、家庭で日本語を使っている。旅行、
買い物などにでかける時、英語にびっしりと囲まれる。
初段 F・U(長野県)2005年7月25日認定。
※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あ
り。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あり。英語圏在住経
験なし。非常に発音がきれい。
二段 斎藤操(埼玉県)2005年10月30日認定
※外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語圏
在住経験なし。
初段 片原範子(長野県)2005年11月5日認定。
※高校二年生。小学6年生から素読舎に通塾。家が遠いため、中学途中から「電話でレ
ッスン」。高校入学と同時にゴーストの文法解析教材(イメージ受肉)を使用。初段認
定時まで、中学の教科書3冊の復習を継続。英検3級。英語圏への留学と、英語科の先
生になることを希望している。
初段 岩本幹夫(兵庫県)2006年2月3日認定。(電気関係の資格取得のため中断中)
※電機会社社員。英検などの資格なし。英字新聞を読め、英語でニュースが聴き取れる
ことを目指してレッスンを開始。出向で、英語の必要な会社に行く可能性がある。
三段 I・N(山形県)2006年3月25日認定
※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
二段 小川住江(奈良県)2006年4月10日認定
※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師
経験あり。
二段 F・U(長野県)2006年6月26日認定。
※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あ
り。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あり。英語圏在住経
験なし。非常に発音がきれい。
四段 J・I(東京都)2006年6月26日認定。
※外資系企業勤務。日々英語を使う必要あり。途中中断、2006年、5月レッスンに
復帰。以前は、「集中豪雨型レッスン」だったが、レッスン復帰時に「アジアの大河型
レッスン」に切り替え。段に換算し、三段終盤。一ヶ月ほどで昇段。
二段 大澤弘文(奈良県)2006年10月9日認定
※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
(根石吉久認定分)
【10848】
【タイトル】昇段
【記事番号】1439 (2147483647)
【 日時 】06/10/09 23:08
【 発言者 】根石吉久
大澤さんが昇段されました。
初段が2005年7月2日。
二段が2006年10月9日でした。
おめでとうございます。
【10849】
【タイトル】韓国のあとを追うのだろうか?
【記事番号】1440 (2147483647)
【 日時 】06/10/10 0:30
【 発言者 】Jackie
韓国は金融危機でIMFの管理下になりましたよね。
それで98年当時 株式の外国人持ち株比率が15%ぐらいだったのが
2002年には40%近くまでなったのだそうです。
韓国大企業の株式の外国人保有率も増えました。
今や外国人(米国系)資本にのっとられたといってもいいでしょう。
だから韓国では外資傘下となった大企業で生きていくには英語が必須になってきた、
そしてそれが子供への英語教育熱、子供を海外留学させる熱につながっているのだと思います。
朝鮮日報。 英語 教育 でぐぐりました。
http://search.jp.chosun.com/?l=1&s=ALL&q=%E8%8B%B1%E8%AA%9E+%E6%95%99%E8%82%B2&t=tc
ここでいるんなキーワードでぐぐると面白いです。
竹中大臣が無理やり不良債権処理をしました。竹中大臣はIMF後の韓国の経済の急激な復活をモデルにしたいというようなことをいっていました。日本も不良
債権処理をしたわけですが、不良債権処理とともに 持ち株制度解消を竹中さんはせまりました。
その過程で株価は8000円を割れました。そこで外資が日本を底値で買い始めました。
持ち合い解消ということで売り出された株を外資が安値でかいとったというわけです。
日本企業は持ち合い解消をせまられていただけでなく、金融不安で不景気に突入してしまったので 底値で買う体力も気力もなかったでしょう。平民で株を買っ
ていた人も
半値以下におちてしまって、評価損、塩漬けを抱えてしまったわけです。
(父が株をやっていましたが大幅マイナスでこれからどうなるかと冷や汗をかいたそうです。)
四季報などをみると日本の大手大企業の外国人持ち株比率がかなり高くなっています。
その過程で韓国で起きていたことが日本でもおこりはじめました。
非正規雇用の増大、貧富の差の拡大などです。小泉さんになってから5年、日本も韓国のように貧富の差が拡大し、事務のみならず、工場の非正規雇用、派遣労
働者がふえ、犯罪も増えましたね。
>「通貨危機以降、貧富の差が拡大」
2003年7月の記事http:
//japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/07/22/20030722000015.html
景気は回復していざなぎ景気を超えたとマスコミはいっていますが、実感できません。
大企業はバブルをしのぐ決算ですが、庶民の可処分所得は7年連続減り続けています。
景気が回復したのなら ふところが潤う、巷の商売屋にも活気がでてくるはずですが
知り合いの店はどこもぱっとしません。決して努力がたりないからではなく、
小泉さん以前とくらべると小泉さんになってから右肩さがりです。
どこが景気回復してるのか?という庶民の想いも、テレビの大本営「いざなぎ景気こえ」の大合唱に、自分だけおかしいのだろうか?努力がたりないのだろう
か?
世間は景気がいいんだな。となにかおかしいとおもいながらも 心で感じる内なる声(不景気じゃん!)のほうがおかしいのだ、とおもってしまうのです。
(景気がいいのは大企業と、東京と 経済諮問会議長のトヨタのお膝元(規制改革という名の利益誘導、為替差益も有利に)、愛知万博セントレア空港という半
公共事業をした愛知ぐらいのものでしょう。
小泉政権、安倍さんの支持率にしても 世論調査では高支持率がでていますが、
年金や医療、保障が減らされ、定率減税半減で 増税を感じているのに
こんなに高いはずはありません。
いや、それも「少子高齢化だし 増税もやもなし、未来の子供につけをまわすのか」とテレビはその種の誘導ばかりするのでそうおもってしまい、「仕方ない」
と怒ることをおさえてしまうのです。
それがほとんどの日本人でしょう。
しかし 郵政民営化、日本の340兆を外資規制もなく、いずれ全株売却、民営化をすすめていた小泉さんにだまされ、「改革、改革を止めるな」と耳障りのよ
いスローガンにだまされる人が半数もいたというのは びっくりしましたが現実でした。
不景気が故、公務員郵便局員の給料がうらやましく思える層がふえ、「既得権をぶっこわす」といってる小泉さんが英雄にみえてしまったのか、
繰り返し「改革、改革」といい、テレビも郵政民営化でおこってくる国民に不利な点にはまったくふれませんでしたから、しらずに洗脳されてしまったのでしょ
うか?
しかしなぜか英会話学校に行く人々とだぶるのです。
自分の頭で考えることをせず「身ににつくよくつく」「外人の先生とフリーカンバセーションで自然に覚える」とか
聞こえのよい言葉にだまされてしまう人々とだぶるんです。
週2回、一年かよって30万から50万もの大金を 2時間の説明と20分の体験レッスンのあと
ぽーんとはんこをついてしまう人々。 不思議でした。
いや、いろいろと危惧しすぎなのかもしれません。陰謀論にまどわされてるのかもしれません。
しかしここのところ報道がなにか変です。
首相が退陣するまえとあとに3つも小泉ドラマ(アニメ)が放映されたり
安倍新首相の首相になるまでのドラマドキュメントも放映されました。
ここは北朝鮮みたいな報道管制下ではないかとおもってしまいます。
北朝鮮より巧みだが 報道が政府にコントロールされている。
また日本のテレビで、北朝鮮のテレビニュース報道の様子がながされる。そのアナウンサーの話し方や、ニュースがあまりにもあからさま金正日マンセーの報道
であったりするので「北朝鮮の人はかわいそうだ。なにもしらされていない。報道と言論の自由のない国はひどいね。自由な日本でよかった」とその北の放送を
みた日本人は思ってしまうのです。
よくできていますね。
思い起こせば北朝鮮の飢餓、脱北する人々、喜び組み、マスゲームなどが毎日のようにニュースでほうどうされるようになったのも小泉政権になってからでし
た。
焦点は日本の内政、年金問題や、社会保険、福祉の現実、シャッター商店街などにあてられることもなく、お隣の国の奇怪なことばかり流されました。
知りたいことから目をそむけさせるために。
韓国人にとって英語はどんな意味をもつのかhttp:
//japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/21/20060521000005.html
語学の掲示板でかいていいものかどうか。
私の書いたことも 眉唾できいてください。
あらかじめいっておきますが、私は右でも左でもなくノンポリです。
ただアメリカのやっていることが日本人が働いた金を横取りするものであり、
それを日本のトップ、愛国心と騒いでいるその本人たちが、 国民を守るどころか、
進んで植民地下にしようとしているように思えてしまうのです。
考えすぎ? であって欲しいです。
【10850】
【タイトル】メディアコントロール
【記事番号】1441 (2147483647)
【 日時 】06/10/10 1:10
【 発言者 】根石吉久
>北朝鮮より巧みだが 報道が政府にコントロールされている。
ごみ問題に首をつっこんいますが、まさにその通りだと思います。
嘘がまかりとおり、人々に必要な情報が隠されています。
【10851】
【タイトル】さすが!吉さん。
【記事番号】1442 (2147483647)
【 日時 】06/10/10 19:13
【 発言者 】Jackie
>音読しないと出れないトイレとか、音読しないと開かない冷蔵庫とか、音読しないとスイッチの入らないパソコンとか、私もいろいろ想像しました。 普段の
生活に「英語の学習」を入れる事で、あまりストレスのかからない「学習習慣」を手に入れられたらと考えました。
音読しないとスイッチのはいらないパソコン、 これは効きそうだ。
欲しいですねー。開け胡麻。開け胡麻。
【10852】
【タイトル】プロパガンダ
【記事番号】1443 (2147483647)
【 日時 】06/10/10 22:08
【 発言者 】吉
Jackieさん > さすが!と言われましても、想像するだけなら何でもできますよ(^O^)。
でも、ありがとうございます。 Jackieさんに賛同してもらえて嬉しいです。
Only as time went on, did I begin to realize that Fox News Channel
wasn't a news-type organization. It was a political propaganda machine.
Jon Du Pre
元FOXニュースリポーターJon Du Pre 氏の言葉です。
でも彼、今は abc放送で働いているんですよ。 abcはプロパガンダしてないのか? それはないですよねー。 私の中では、今アメリカで信頼できる
ジャーナリスト(映画監督)は、マイケル・ムーア氏です。
アカデミー賞の授賞式での彼のスピーチをそのまま理解できた時、英語を勉強してきてよかった。 マイケル・ムーア氏の言葉をそのまま理解できて良かったと
思えました。
"We live in the time where we have fictitious election results that
elects a fictitious president. We live in a time where we have a man
sending us to war for fictitious reasons. Whether it's the fictition of
duct tape or fictition of orange alerts we are against this war, Mr.
Bush. hame on you. Mr. Bush, shame on you. And any time you got the
Pope and the Dixie Chicks against you, your time is up." --Michael
Moore, in his 2003 Academy Awards acceptance speech
"He is probably choking on a pretzel or something. I hope nobody tells
him that I have won this award while he is eating a pretzel. ... He has
the funniest lines in the film. I am eternally grateful to him."
--Michael Moore on President Bush, after winning the top prize at the
Cannes film festival for his documentary film "Fahrenheit 9/11"
"I forgot out there on the stage to thank my cast. So if I could do
that now, I want to thank Mr. Bush, Mr. Cheney, Paul Wolfowitz and
Donald Rumsfeld. I thought the love scene between Cheney and Rumsfeld
brought a tear to my eye." --Michael Moore, on "Fahrenheit 9/11"
アカデミーやカンヌなどの授賞式でこれをいうとは、、、
アメリカにもまだまだ骨のある人がいると思いました。
"I would like to apologize for referring to George W. Bush as a
'deserter.' What I meant to say is that George W. Bush is a deserter,
an election thief, a drunk driver, a WMD liar, and a functional
illiterate. And he poops his pants" --Michael Moore
http://politicalhumor.about.com/cs/quotethis/a/moorequotes.htm
【10853】
【タイトル】マイケルムーア氏
【記事番号】1444 (2147483647)
【 日時 】06/10/11 10:37
【 発言者 】Jackie
吉さん
いやー、ユーモアと皮肉たっぷりのスピーチですね。
>I hope nobody tells him that I have won this award while he is
eating a pretzel. .
>I want to thank Mr. Bush, Mr. Cheney, Paul Wolfowitz and Donald
Rumsfeld.
このスピーチをよむとリズムと臨場感でまるでそのスピーチの会場にいるような錯覚におちいりました。
マイケルムーア氏の映画はみていませんが、テレビでちらりとみたことがあります。
マクドナルドのハンバーガーを食べ続ける映画を作った方でしょうか?
残念ながら今の日本にこのような方はいらっしゃらないかと。
ラムズフェルド氏といえば すばらしいビジネスセンスをお持ちの方ですね。
Rumsfeld's growing stake in Tamiflu
http://money.cnn.com/2005/10/31/news/newsmakers/fortune_rumsfeld/?cnn=yes
暗いニュースリンク
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/11/post_38a5.html
鳥インフルエンザ、これも一時大騒ぎでしたが、まったく報道されなくなりましたねえ。
安倍首相が美しい日本などといってますね。
彼は総裁選挙前、 憲法改正やら、大学入学を欧米にあわせて9月にして 高校卒業からだ入学の9月までボランティアの義務化(ボランティアの意味は英語で
なんでしたっけねえ?)小学校介護施設他で、中学校では 2週間、寄宿舎で合宿して粗食&肉体労働を。と柱にといっていました。
まずは首相以下、国会議員が率先して 国会休会時をつかって半年、介護施設他、で半年間無償で働いてからいってくださいですよ。
小学校の学級崩壊とテレビでいってますが、現実のところはどうなんでしょうね?
そりゃ学校というより親の躾の問題でもあるわけで・・。
憲法改正も安倍内閣の柱。
「欧米によってあたえられた憲法であり、まる60年たち時代も変わり21世紀にふさわしい憲法を、私達自身日本人の手によって作ろう。国民的議論を。」
国民でいまの平和憲法を変えたいひとなんているんでしょうかねえ?
私の周りではいませんが。
安倍首相が就任直後に 北朝鮮が核実験。
これで北の脅威で憲法改正も増税、自衛隊の拡張、自衛権の拡張、
9条の改定、ボランティアの義務化なども 必要なのではないか?と 国民を説得しやすくなりましたね。
タイミングよすぎ。
ニュースも国会も憲法改正、北朝鮮への経済制裁一色、
国民が議論して欲しい問題など まったくスルーになり、
北への脅威に目を仕向けさせているあいだに、生活に密着するさまざまな改悪が影でおこなわれていくのでしょう。
参議院選挙のときに、たしか曽我さん一家がかえってきた。 ジェンキンス氏と曽我さんの再開シーン、劇的なしーんがテレビで流された。
ふうー。ため息です。
【10854】
【タイトル】さすが!
【記事番号】1445 (2147483647)
【 日時 】06/10/11 10:40
【 発言者 】Jackie
吉さん、 いろんな面でさすがなんですよ。
まずは文章力。いつも整然と論理的にかつ堅苦しくなく、ユーモアをまじえてわかりやすくかいてらっしゃる。
そして 以前にもかいてらっしゃった、お子さんに英語を親しませるためのゲームの案、
そして トイレで音読、音読しないと使えないPCとか どんどん膨らんでいく想像力。
楽しいです。さすがです。
【10856】
【タイトル】プロパガンダ その2
【記事番号】1447 (2147483647)
【 日時 】06/10/11 20:58
【 発言者 】吉
過去ログの書き込みから良質の刺激を受けてきたJackieさんからホメられると、すごっくテレてしまいます。
(´〜`ヾ) ポリポリ・・・ ありがとうございます! 自信をつける糧にいたします!
アカデミーの授賞式を仕事の合間に友人と観ていました(おいおい、仕事は? 汗)。 衛星放送でライブでした。
マイケル・ムーア氏のスピーチを聞いた時の私とその友人I君との対話を紹介します。
私「あの監督、アカデミーの受賞式で大統領に「恥じを知れ!」とか言っちゃったけど、大丈夫なの? 暗殺とかされないのかな? アカデミー賞であんなス
ピーチ考えられないよ。歴史に残るんじゃない?」
私はマイケル・ムーア氏が「あの席であのスピーチをした」という事実に驚きを隠す事ができませんでした。 すると友人のI君、、とても冷静に、、
I君「吉さんは物事を素直に見すぎるんですよ。あそこまで有名になったし、まず暗殺はありえないですよ。アメリカ政府ができる事といったらIRS(税務
署)が厳しく調査して税金をきびしく取り立てるくらいですよ。 大統領批判をするマイケル・ムーアがアカデミー賞をとったのなんて、アメリカ政府が彼を逆
に利用しようと考えたからに決まってるじゃないですか。マイケル・ムーアがアカデミー賞を取れば、アメリカ政府は世界に向けて「アメリカは言論の自由が保
障されている国」ってアピールする事ができるじゃないですか。 結局マイケル・ムーアもアメリカ政府のプロパガンダに利用されているんですよ。」
【10857】
【タイトル】ドイツ語どんでん
【記事番号】1448 (2147483647)
【 日時 】06/10/14 5:41
【 発言者 】Naima
朝から夕方まで絵付け学校に詰めているので、帰宅するともうへとへとです。それで英語まで手が回らず面目ないのですが、それでもドイツ語は朝晩欠かさず
やっています。まだ目に見えるような成果は上がっていませんが、磁場で学習する強みをひしひしと感じています。
【10858】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1449 (2147483647)
【 日時 】06/10/14 9:32
【 発言者 】吉
Naimaさん せっかくドイツにいるんですから、ドイツ磁場にドップリ浸かってくれば良いじゃないですか! 英語でないけど外国語を処理する回路は鍛え
られると思います。あー、私も海外に飛び出したいなー。
【10861】
【タイトル】Iさん
【記事番号】1452 (2147483647)
【 日時 】06/10/15 10:36
【 発言者 】Jackie
>I君「吉さんは物事を素直に見すぎるんですよ。あそこまで有名になったし、まず暗殺はありえないですよ。アメリカ政府ができる事といったらIRS(税務
署)が厳しく調査して税金をきびしく取り立てるくらいですよ。 大統領批判をするマイケル・ムーアがアカデミー賞をとったのなんて、アメリカ政府が彼を逆
に利用しようと考えたからに決まってるじゃないですか。マイケル・ムーアがアカデミー賞を取れば、アメリカ政府は世界に向けて「アメリカは言論の自由が保
障されている国」ってアピールする事ができるじゃないですか。 結局マイケル・ムーアもアメリカ政府のプロパガンダに利用されているんですよ。」
あー、そうか、納得。うーん深い読みですね。一歩先を読んでいる。
この思考の深さはどこから?囲碁や将棋でもやっていらしたのでしょうか?
【10862】
【タイトル】過去ログ901〜1100
【記事番号】1453 (2147483647)
【 日時 】06/10/15 10:51
【 発言者 】Jackie
ちょうど911の事件があったときの過去ログ。
根石さんの意見や谷川さんの意見に今頃深くうなづいています。
あのころ私は 政治にあまり関心がなかったもので 読んでいながらも読み飛ばしていた模様。
【10866】
【タイトル】Jackieさんへ
【記事番号】1457 (2147483647)
【 日時 】06/10/17 21:17
【 発言者 】吉
友人は学生の頃、趣味で手品の勉強をした事があるそうです。だから裏を読むスキルがあるのかな? テレビメディアはすべて「台本どおり」と彼はよく言って
います。 ことあるごとに「またプロパガンダ」というのが口癖です、、、(苦笑)。
マイケル・ムーア監督の話を彼としたらこんな事を言っていました。
「たしかに彼は突撃レポートですごい作品を撮りましたよね。 でも大統領一人だけが悪者というイメージを作りあげて、米国を「国全体としての責任」から開
放してしまったところがあります。 そのことについて、「マイケル・ムーアにも責任がある」という社会学者もいるんですよ。」
なるほどー、それでもですね。 マイケル・ムーア氏がブッシュ大統領を大統領とと認めずに、プレジデント・ブッシュと絶対に言わない所、「Mr.
Bush」と呼び続ける所が、私は好きなんだなー。
Jackieさん 彼の作品を観るなら「ボーリング フォー コロンバイン」を私はおすすめします。
【10867】
【タイトル】President Shrub
【記事番号】1458 (2147483647)
【 日時 】06/10/20 16:40
【 発言者 】Naima
シュラブ大統領は...
とドイツ女性と結婚してハンブルクに住んでいるアメリカ人の友人が言うので、誰のことかと思ったらブッシュ大統領のことでした。"bush"
よりショボイ "shrub" というわけです。
こちらの雑誌「シュピーゲル」は 「9.11
から5年」というカバーストーリーを掲載しています。ハンブルクは実行犯が潜んでいた街でもあり、アフガニスタンなどからの移民も多く関心は高いようで
す。私に読めたらいいんですが、これを読めるほどのドイツ語力はありません。
さて、語数別ドイツ語例文の回転読みですが、磁場にいると私の空っぽの電池がどんどん充電されて行く感じがします。「食事にしていいですか」「お皿の絵付
けは終わりました。次は何しましょう。1人で描きはじめてもいいですか」「明日は11時登校でもいいですか」てな簡単なドイツ語ばかりなのですが、例文に
命が宿るというか(ご大層な表現ですけど)実感がこもると言うか... 「型」が出来ているので、聞き取りのカンも働きます。
若い頃1年ほど公文式英語の講師をしていたことがあります。採点マシーンをやっているだけのような気がしてつまらなく思い、辞めてしまったのですが、辞め
る時にドイツ語とフランス語の教材を一通り全部1セットづつもらって帰りました。講師は1セットならどの教材でも無料でもらえるのです。フランス語教材の
方は友達に上げてしまいましたが、貰い手のないドイツ語教材は、手元に残ったまま黄ばんでしまっています。A〜D教材は、ハンブルクのドイツ語学校に通っ
ていた時に、つまみ食いしていましたが、あまり役に立ったようにも思えませんでした。まだ素読舎を知らなかった頃のことです。
今回、この教材も回転読みに使うことにしました。ドイツにはF教材1〜100まで持って来ています。これを電車の中や、朝ご飯の後、寝る前などに語数別分
類してリストに載せ回転読みしています。数枚づつポケットに入れて出かけられるので便利です。電車の中でブツブツと音読した後、例文の語数を数えておき、
帰宅したらPCでリストに追加します。
今週、ようやく"denn"
(なぜなら)などをつかった従属の複文に入りました。従属節では動詞が文の末尾に来ます。ついつい英語の語順でしゃべってしまいますが、回転読みをきちん
としていると、語順を間違えずにしゃべれます。
【10875】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1466 (2147483647)
【 日時 】06/10/21 2:10
【 発言者 】根石吉久
スクリーン・プレイのネット購入用のページを教えていただきありがとうございました。
まだ「ゴースト」は発売されているんですね。
どうしてネット以外では(普通の本屋さんでは)、二週間以上も待たされるのか。実は理由はわかっているのです。日販・東販という本の問屋がとことん駄目な
のです。この代官根性の問屋の駄目なところはいっこうに改まらず、普通の本屋さんに本が届くのが馬で碓井峠を越えてくるのかと思うほど遅い。で、ついネッ
トで買いますが、そうすると余計なゴミが出て、焼却炉や溶融炉行きのごみが確実に増え、人々の頭の上から降ってくる毒の量が増えます。
先日のレッスンで、私が間違えて読んだものについて、もうしばらく考えさせて下さい。
なぜ、短い単語の中で母音が二つ連続すると、後ろの母音にアクセントを置きがちな癖ができたのか考えています。これは日本語の生理と関係があるのかないの
か、考えています。
実は私、教員免許に必要な単位は全部とり、東京都に申請することをしなかったために教員免許がありません。教員免許が必要だと思ったのではなく、教員免許
という一枚の紙きれの背後に何があるかわかればよかったので、免許を実物にはしませんでした。
で、必要な単位のひとつに教育実習というのがあって、私はよく生徒に間違いを教えていました。私を指導したセンセーは、私の授業が終わるたびに、私の間違
いを指摘してくれたので、「あ、そうですね、次の授業で生徒たちに言います」と言うと、「いや、そんなことはしなくていい」とセンセーはおっしゃるのでし
た。自分の間違いを生徒の前で明らかにするのは、センセーの威厳を減ずるからとはっきりはおっしゃいませんでしたが、その考えだとその時思ったのを覚えて
います。
今回の件は、まだ考えてみたいと思っています。日本語は英語に比べると抑揚が平坦であるということだけが理由なのかどうか、もう少し考えさせて下さい。
上級者を生徒さんにすると、実に私のための養分をもらえてありがたいことです。
感謝しています。
【10876】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1467 (2147483647)
【 日時 】06/10/21 20:53
【 発言者 】吉
Naimaさん、、、こんにちは! ブログのレポートも読ませて頂いてます!
いやー、お皿の絵付け、、すばらしい趣味ですね。 美術、音楽、語学と本当に多才なんですね。 ため息が出てしまうほど(* ̄。 ̄*)ウットリですよ!
チャンスがあれば、絵付けしたお皿の実物を見せて頂きたいなー。
磁場にいながら、ドイツ語の回転読み。 練習して使って、練習して使って、、
うーん、これは効果ありそうです。 しかも語数を数えてPCに分類していれていくなんて、
そういうマメさが私には欠けているんですよね。 敬服いたします。
生活の中で使う言葉、、、音に「命が宿る」と表現されていますが、
まさしくそうなんだと思います。 机上で練習を積んだ量が多ければ多いほど、
言葉に命を吹き込まれた時のエネルギーは大きくなると想像しています。
あー、なんだかとってもうらやましいです、、(笑)、、
オペラとかも観に行っちゃてるのでしょうか。
旅先で体調など崩されませんように、、。
【10881】
【タイトル】アイスキャンディー
【記事番号】1472 (2147483647)
【 日時 】06/10/27 12:40
【 発言者 】吉
私「あおいくるま、かるいいし、うたうこども、チョコレートこうじょう」
家内「さっきから何してんの?」
私「ん? ほら、大将が母音の並ぶ短い単語では、アクセントを後ろに持ってくるクセがあるって、そんなような事を言ってるのよ。 考えたら俺も似たような
傾向があるの、、。それでずっと考えていたんだ。 コレ、日本人に特有の癖なんじゃないかなーと考えていたわけ。 根石さんは、「後ろの母音にアクセント
を置きがちな癖が、日本語の生理と関係があるのかないのか、考えています。」と言っていた。」
家内「へー、たとえばどんな単語がある?」
私「たとえば「ファイナル」。
いや、、別に母音は二つならんでないんだけどね(汗)。
ファイナルアンサーって言うじゃん。
日本語だとファイナルの「ナル」にストレスを持ってきちゃう。
英語では「ファイ」にアクセントをつけなきゃいけないのに、、。」
家内「それってあなたが言っていたカタカナ読みでしょ。
根石さんの二つならんだ母音がどうのっていうのとは違うんじゃない?」
私「違うけど、同じ。(笑)
いや、、わかんねーや(爆)、だから考えているんだよ。
あお「い」くるま
かた「い」かみ
かる「い」いし
日本語ってこの「い」の音を強調することはないんだけどさ,「この単語は後に続く単語を詳しく説明しているんですよー」って、そういう意味がこめられてる
じゃん。
「い」に意味を置きにいっているんだよ。
この日本語の癖が英語に出ちゃうんだよ。
final report
brain surgery
telephone booth とかかな? どう?」
家内「日本語って頭にアクセントこないものね。
日本語の平坦なリズムが時たま英語にでちゃうだけじゃない?
外国人が日本語を喋るとアクセントがとれなくて、いつまでも平たい日本語を喋れない人達いるじゃない。 あれと同じじゃないの、、、?」
私「単純にそうなのかもね。 でもそれがわからないから検証してるんだよ。
「チョコレート」、「こうじょう」、 「チョコレートこうじょう」
「アイス」、「キャンディー」、「アイスキャンディー」
「ペーパー」、「ウエイト」、 「ペーパーウエイト」」
家内「ふーーん、がんばって。」
【10882】
【タイトル】素読舎のHP
【記事番号】1473 (2147483647)
【 日時 】06/10/27 21:14
【 発言者 】吉
・自分の英語を作る人が増え、その人たちの間にネットワークが成立してようやく日本の英語ができる。
・アメリカ人と同じ生活感情で生活していないのに、アメリカ人と同じイントネーションでしゃべることはとことんおかしなことである。
by 根石吉久さん
いやー、あらためて素読舎のHPは面白いと思いました。
【10883】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1474 (2147483647)
【 日時 】06/10/28 2:05
【 発言者 】根石吉久
>私「たとえば「ファイナル」。
>いや、、別に母音は二つならんでないんだけどね(汗)。
[ai]という母音の並びがありますから、母音は並んでいると思います。
>ファイナルアンサーって言うじゃん。
この場合も「イ」にアクセントがあるのか、「ナル」にアクセントがあるのか、日本語ではまったくわからない。アクセントは殺される傾向が非常に強いのが日
本語なのだと言っていいほど、「ファイナルアンサー」は平坦な平野ですね。
面白いと思ったのは、
>「チョコレート」、「こうじょう」、 「チョコレートこうじょう」
>「アイス」、「キャンディー」、「アイスキャンディー」
単独で「チョコレート」と言うときと、「チョコレートこうじょう」と言うときで、「チョコレート」も「こうじょう」も抑揚が違うことに気づかせてもらっ
たことでした。
「アイスキャンディ」では、「キャンディー」の抑揚は変わらないような気がしますが、「アイス」の方が変わります。
いずれにせよ、「形容詞+名詞」の形容詞の抑揚が変わるということは言えます。これはすでに言われていることなのでしょうか。もし言われていないのであれ
ば、吉さんの大発見になります。
「形容詞+名詞」の構造になると形容詞がまったく平坦平野になってしまう。
「ペーパーウェイト」の場合は、日本人は「ペーパー」を単独でも平坦平野の抑揚で言っているので、「形容詞+名詞」の構造になっても変化がないのかもしれ
ません
今日、お話した英単語の underwater
ですが、辞書によってアクセントの位置がいろいろに表記されているのがわかりました。私は研究社の新英和という小さな辞書で調べていたのですが、ジーニア
ス大辞典だと、アクセント位置に幅があります。
underwater の wa に主要なアクセントが来て、under の u
からアクセントが消える場合だと、日本語の生理によるものと同じ現象ですが・・・。
抑揚というものとアクセントというものが、そもそも正体が違うのではないかというようなことを考えました。
【10884】
【タイトル】根石さん 「ボイン、ボインです」
【記事番号】1475 (2147483647)
【 日時 】06/10/28 6:07
【 発言者 】吉
>私「たとえば「ファイナル」。
>いや、、別に母音は二つならんでないんだけどね(汗)
>> [ai]という母音の並びがありますから、母音は並んでいると思います。
あーそうかー! 綴りの「a,e,i,o,u」に注目してました! brain の綴りに惑わされた。
そうでした、、「音」に注目していたんでした。 母音は、ボイン、、母なる音でした。
注目してるのは、つづりじゃなかったんだ。
日本語も「音」に注目するべきなのかも、、。
って、そこの所までは気が付いていて、こんな事もやっていました(笑)。
[garasu] [mado] [garasumado],
[ekishou][terebi][ekishouterebi],
[oyaji][gyagu][oyajigyagu] , (・−・)・・・ん??
[aisu][kyandi-] [aisukyandi-]
[chochore-to][koujyo][chocore-tokoujyo]
[pe-pa-][ueito] [pe-pa-ueito]
[katta-][naifu][katta-naifu]
[manga][hon][mangabon]
[gariba-][ryokouki][gariba-ryokouki]
> 抑揚というものとアクセントというものが、そもそも正体が違うのではないかというようなことを考えました。
私もまったく同じ事を考えていました。 レッスン後、家内とちょこっとそれについて語ったので、上手くまとまったらこちらに掲載します。
【10885】
【タイトル】今日の練習
【記事番号】1476 (2147483647)
【 日時 】06/10/29 20:24
【 発言者 】福岡M
は風邪でお休みします。すみません。当日の連絡で.
メールも送っておきました。アクセントもさながら、
英語の抑揚は難しいですね。西田透著「忘れ去られた英語の抑揚」
には詳しく書かれてあるので、現在勉強中です.
まとまったら是非おきかせください!
ほんとにすみません。
【10895】
【タイトル】NHK教育テレビの番組
【記事番号】1487 (2147483647)
【 日時 】06/11/05 23:14
【 発言者 】Jackie
「小学校に英語がやってくる?」
教室に広がるのは格差か、多様性か?
算数、理科も英語でやる小学校
韓国小学生英語勝ち抜きクイズ
低年齢化の波
今NHK教育でやってます。
どーせ、また堂々巡りで結論もでないでしょうから見るのを辞めますと書こうとしたら、
おっ
今、広島修道大学山田教授が言ったことに同感
」言語は簡単には身につかない。小学校で週1,2時間やったとしても無駄。
もっと豊かな勉強をしたほうがいい。 もっといろんな価値観をもって英語以外の勉強を。今の小学校の英語の流れにしても楽をして身につけるという期待があ
るのだろう。
その期待は裏切られるだろう。」
「どんな日本人を育てるつもりか見えてこない。」
親たちは小学校から習い始めれば 楽しく楽して身につくと思ってるんですよ。
んなことあるわけない。
といってるうちに韓国ではじまった小学生のテレビ番組。
番組はすべて英語で進行、 司会者が英語でクイズをだし、それを当てる。
英英辞典の定義をいってその言葉を当てるという仕組み。
韓国の小学校では英語が10年前から必修化。
韓国では3、4年は週1時間、5,6年は週2時間学んでいる。
先生はほとんど韓国人。授業中は英語しか使わない。
英語は3年生から学ぶが、文字アルファベットを習うのは5年生から。
アルファベットをパズルのようにして 単語にする。
韓国では人的資源がとても重要。資源がないから。その状態で世界と競争しなければならない。人づくりが大切なのだ。 1995年首相の諮問委員会がグロー
バル化するために出した方針。
「私達は中学1年から10年も英語教育を受ける、しかしその力はきわめて弱く、これでは世界の競争でいきのこれない。」
英語の教材も国がつくっている。
小学校の教員の英語教育も最低120時間の研修をしている。
英語をうまくおしえられない先生は 評判が落ちるんだそうです。
大学の教育課程でも英語の教え方を学ぶ。
小学校で基礎をすませるので 中学校では日本の高校ぐらいのものを学ぶそうです。
それでも韓国の母親たちは学校教育は役にたたないという。レベルが低いし先生も韓国人だからだ。
だから英語塾に通わせている。 この5年で英語塾は2倍になった。
とある塾。小学校1,2年のクラス ネイティブの先生が教えている。
小学校1,2年のハイレベルのクラスで。
We say hello・・・・とかと板書していましたw
英語村と呼ばれる滞在施設があって プチ留学ができる。 そこでは英語しか使えなくなっている。英語村を選挙の公約にする知事までいる。
「韓国では人生の成功のために英語が不可欠になっている。
世界にいって韓国の説明をするためにも 韓国で成功するためにも英語は必要」と英語村の外人講師。
逆に英語教育に軽症をならす人もいる。が少数。
学年があがると英語嫌いが増えるそうだ。
「6年になるとレベルの差が大きくなっている。
家庭環境も本人の興味もちがう。
90%以上の子供を英語を得意にさせるのは無理。」とはとある小学校教諭。
今英語を小学校1年から導入しようというながれもある
【10897】
【タイトル】国語が大切
【記事番号】1490 (2147483647)
【 日時 】06/11/06 18:37
【 発言者 】吉
先月の末に、文部科学大臣の伊吹文明さんが、小学校の英語必修化について、「必修化する必要は全くない」と言いましたね。「まず美しい日本語が書けないの
に、外国の言葉をやってもダメ」みたいな事も言いました。 いやー、このコメントを聞いて私は思わず「素晴らしい」と手を叩いたのです。広島修道大学山田
教授もいいこといいますねー。 Jackieさん、教えてくれてありがとうございました!
>学年があがると英語嫌いが増えるそうだ。
>「6年になるとレベルの差が大きくなっている。
>家庭環境も本人の興味もちがう。
>90%以上の子供を英語を得意にさせるのは無理。」とはとある小学校教諭。
英語学習についていけずにドロップアウトした子達に植えつけられる劣等感を考えると、いたたまれない気持ちになります。 言葉の習得に対する向き不向きは
あるでしょうに、、。
大事な時期に国語を中途半端にしてしまう意味があるのでしょうかね?
やるんなら徹底的に一つの言語、英語でも日本語でも韓国語でも、、、どれか一つの言語で思慮深くもの事を考えられる思考力をつける事が先決だと考えるよう
になりました。
その国の伝統文化や、その国の言葉を大切にしなかったら、国というものが消滅してしまうのではないでしょうか?
私のまわりに国際結婚をしている友人が何人かいます。
そのうちの一人がこんな事を言っていました。
「国際結婚すると子供は自動的にバイリンガルになると思う人が多いのよねー。
注意してあげないと子供は「セミリンガル」になっちゃう危険性もあるのにね。
そういうところは、わからないんでしょうね。」
バイリンガルで子育てやっている友人でさえ悩む子供の言語習得。
いやいや、、小学校の低学年から安易に「英語必修」と導入して良いものではないと思います。
それにしても、いつもながらJackieさんのコメントには考えさせられます。 ありがとうございました!
【10900】
【タイトル】イメージ核 その1
【記事番号】1493 (2147483647)
【 日時 】06/11/08 13:01
【 発言者 】吉
前回レッスン時の「根石コーチから家内へ向けて」のコメントです!
テキストを練習していって「知らないうちに文章をいくつも覚えている」って、ご主人が掲示板に書き込んでくれました。 覚えちゃうのはもちろん良い事なん
ですが、それよりももっと大切な事は、文章を言葉に出した時(もしくは読んだ時に)、イメージが頭の中で動き出すのが、大切なんです。言葉と同時にイメー
ジも一緒に動くように練習してみてください。
そこで「文章を書く」という作業をやって頂くのが良いのです。 「書くという作業」は、とうぜん口で言うよりも速度はゆっくりとなります。 このゆっくり
な速度が丁度良いと思うのです。 ゆっくりですから、イメージもゆっくり動きます。
最初は日本語の意味を媒介にしてかまわないのです。 ですが、どうしてもイメージのつき難い単語というのにぶち当たると思います。 そういう単語は、その
単語だけ抜き出して、イメージがつくまで「その単語だけを何度も書く」という作業を繰り返してください。 その時に単語のイメージ核を摘出するようにして
みてください。
例えば「home」という単語は、調べると「自宅」とか「故郷」とか「家庭」とか、いろんな意味が書いてあると思うのですが、自分の中でhomeという核
となるイメージを抽出してください。
レッスンでは音を矯正する事ができますが、学習者さんの中でイメージが動いているかどうかは、私にはわかりません。 それは学習者本人しかわかりません。
私は生徒さんにイメージをつけるために「書くのがいいです」と言いますが、「やるかやらないか」は、これは生徒さんに任せるしかないんです。
根石さんが伝えたい事とずれていたら訂正お願いします。 補足、加筆、お願いいたします。
【10903】
【タイトル】いつも思うこと。。。
【記事番号】1497 (2147483647)
【 日時 】06/11/09 2:46
【 発言者 】足立和夫
人間って、つくづく奇妙奇天烈な生き物だと思うな。粕谷栄市の詩句を借りれば、一人ひとりには「魂の現実」があり、誰にも分からないものを抱えているこ
と。それは当たり前でいて、とても不思議なことだ。日常生活では感じないことだけど、諍いをまえにすると、人は人のことをわかるわけはないなと思う。なぜ
こうなっているのか不思議だ。
いまの「文学」に欠けているのは、人間に対する巨大な興味じゃないかと睨んでいる。深い洞察が聞こえてこないな。まあ人のことは言えないけど。。。
【10905】
【タイトル】ドイツ語どんでん
【記事番号】1499 (2147483647)
【 日時 】06/11/09 3:21
【 発言者 】Naima
>ドイツ語磁場におけるドイツ語回転読みが、一ヶ月という限定された期間に、どんな変化を生活言語に与え、生活言語から何を受け取るのかを書いてい
ただけたらうれしいです。
的を得ない報告になってしまうかもしれませんが...
語数別リストにあげた文章は、現在形ばかり、しかもほとんどが単文。それを
[しかし」と「そして」で繋ぐ程度の会話力です。それに私のドイツ語実践の場は、ほとんど絵付け学校の中であり、磁場の中でもシチュエーションも狭い範囲
に限られています。朝9〜10時から夕方6〜7時まで、ほとんど一日中、先生とお弟子さんの二人だけが相手の会話です。その上、週に6日はこの二人とばか
り接しているので、私が文章をみなまで言わなくても、通じてしまうところもあり、「せっかく練習してるねんから、最後まで言わして〜〜」と思うことも度々
でした。
それ以外には、昼休みに向かいのカフェへサンドイッチとコーヒーのテイクアウトしに行った折に、簡単な会話を交わしたり、旅行先で道を聞いたりする程度。
旅行するとは言え、それも絵付け学校の特別セミナーに参加する為ですから、これも絵付けがらみの会話が中心です。
そんなこんなで、自分の会話力にたいした変化はなかったように思うのですが、聞き取りの勘が飛躍的に伸びたように思います。それは先に述べたような様々な
要因が大きな助けになったということもあるでしょうが、シンタックスがドイツ語モードにセットされたということもあるように思います。
7月に約1ヶ月ドイツにおり、8月はほとんどドイツ語にふれませんでしたが、9月にはゲーテ学院で講師と揉めながら、語数別分類リストで回転読みを細々な
がらも続けており、10月はドイツ語磁場でもそれを続けたことも大きな要因だったと思います。
根石さんが英語の「寝起き」はどうだと聞いておられたことがありますが、私の場合、ドイツ語の「寝起き」は、今回確かに良かったです。それとリストアップ
していない過去完了形(ドイツ語会話では過去形の代わりに過去完了形でしゃべります)も、あまりストレスを感じずにしゃべれたように思います。
ドイツ語語順の英語で言うと、"At 12 o'clock have I my lunch finished." I have my
souvenier for you brought with
me." てな具合です。英語とドイツ語は似ているとはいえ、とてもややこしく、現在形ならまだしも、過去完了形となると脳が緊張します。
これが複文(主節と従属節のある文です)になると、従属節の動詞は文章の最後に移動する、などの規則があり、文法を理解しているだけではどうにもなりませ
ん。回転読みしておく以外に手がない、のです。両手両足で別々のリズムを刻むドラマーのような気分になります。
語順別回転読みをする前は、英語語順と混同しやすかったです。いや、混同してはいなかったのですが、日本語を介さずに、英語を介してドイツ語を理解してい
ましたから、しゃべる時には、頭に英語語順でならべたドイツ語単語を、ドイツ語語順に組み替えながら。トツトツとしゃべっていました。
モンスーンや集中豪雨的な練習をしていれば、劇的なブレークスルーがあっただろうと確信しています。いつものことながら生温い回転状態で、ろくな成果も上
げられず不甲斐ないです。けれど、この「やりさえすれば間違いなく出来る」という確信は「やる気」につながりました。語数別回転読みは地道に続けようと思
います。経過報告も続けますので。
【10907】
【タイトル】ドイツ語どんでん 続き
【記事番号】1501 (2147483647)
【 日時 】06/11/09 11:00
【 発言者 】Naima
今朝早く、お布団の中で回転読みの効果について考えていました。
ドイツ語磁場で回転読みを欠かさずにいると、わんさとサケが登ってくる川の中を歩いているようだな...と
自分がしゃべる場面が少なくても、電車の中、雑踏の中、テレビ番組の中、スーパーのチラシの中、友人知人の話の中など、いたるる所に、自分のリストアップ
した構文が出て来ます。それらの構文の形の中に知らない単語が入っていると、高感度センサーがピッピッと働き、新出単語やフレーズを容易に釣り上げる事が
出来ます。それを辞書で調べたり、スペルがわからない場合には絵付けの先生やお弟子さんに聞いたり。
知らず知らずのうちにサブスティテューション・ドリルをやっていることになります。覚えたての文を使う場面に出会うと、即、実践できます。
それと
聴解力を上げるコツは、キーワードを捉える事です。キーワードをピックアップするためには、構文がしっかり頭に入っていることも前提になると思います。聴
解力が上がったのは、多分こういう理由ではないでしょうか。
掘り下げの浅いレポートですみません。
【10908】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1502 (2147483647)
【 日時 】06/11/09 13:07
【 発言者 】吉
茶読み友達、、、あ〜良い響きですねー。 この呼びかけは嬉しいです。 ありがとうございます! 今夜私の方から電話させていただきます。
Naimaさんのブログを訪れて「ドイツレポート」も読ませて頂いていました! 一緒にドイツ旅行に連れて行って頂いたような感覚になりました。 読んで
いて情景が目に浮かびました。すごすぎるぞNaimaさんのドイツレポート! お皿の絵付けも素晴らしい!!
この「ドイツ語どんでん」リポートからもNaimaさんの頭の中で何が起こっているのかよーくわかります。 高校生の時に初めてホームステイした時の当時
の気持ちが呼び起こされました。 英語を始めたばかりの私の家内や友人達も似たような体験を今してるんでしょうねー。
素読舎メソッドがどの言語習得にも有効なようだという事は、感覚的には確信していますが、私は家内が英語を習得していく様子を観察しているだけの横着もの
です(笑)。
> 覚えたての文を使う場面に出会うと、即、実践できます。
うーん、きっとこれがその土地にいる強みなんでしょうね。 からっぽ乾電池に、すぐに意味を充電できる、、。 強力磁場の影響を嫌でも受けますもんね。
【10909】
【タイトル】蔵出し-語数別回転読み指南
【記事番号】1503 (2147483647)
【 日時 】06/11/09 21:35
【 発言者 】Naima
ドイツへ行く前に根石さんに、語数別回転読みの実践方法の詳細を教わっていました。なのに、なんだか自分勝手にやっていました。皆さんもご参考まで
に...
【4847】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/08/23 3:40
【 発言者 】根石吉久
「回転読み」の難易は、文法的難易度ではなく、語数に依存します。
Naima さんは、英検一級の完熟女ですから、ドイツ語の文法は順を追って易しいほうからやるっていうのでなくて大丈夫だと思います。
私は、英語の「語数別分類」というのをやっている途中で気づいたのですが、一語の文はともかく、二語、三語でできた文を使えば、中学英語のあらかたが説
明できてしまいます。説明できないのは、関係代名詞くらいのもので、他は全部やろうと思えばできるなあと気づき、びっくりしたことがあります。
語数と文法の難易には、あるとしても非常にゆるい相関関係しかありません。
どれか一冊決めて、それを骨までしゃぶるというやり方もいいものですが、ノート数冊(パソコンにドイツ語のフォントがあるなら、数個のファイル)を使っ
て、語数別に例文を集めたらいいと思いました。
私の勘でものをいいますが、7語あたりから始められてはどうでしょうか。ドイツ語を語数別に分類してしまうのです。
分類している途中で、7語でできた文が採録できたら、
「回転読み」→文法理解→「回転読み」
で、文法理解をねらった練習ができます。
あるいは、イントネーションや発音の「音づくり」をやられるなら、
「回転読み」→「CDによる回転聞き」→「回転読み」
をやります。
これを書いていて、気付いたのは、「CDによる回転聞き」をやるのに、CDは不便だなということです。該当の文の頭出しが面倒です。音声データに切れ目
を入れるための切れ目の個数の制限数が少ないのが、CDというメディアの欠点です。
どこかの出版社が目をつけてくれたら、「語数別分類」による英語の教材を作ってみたいと思ったことがありました(Eliot
さんに吹き込んでもらうのです)が、DVDならどうなんだろうというのが現在の疑問です。語学教材にするには、頭出しのための切れ目が少なくてはどうしよ
うもないのです。余談でした。
で、もう一度、考え直して、
「回転読み」→「CDによる回転聞き」→「回転読み」
は、これはこれで別に練習するものとしたらいかがでしょうか。イントネーションまで含めた、文全体の「音づくり」というものの練習は、別仕立てにしま
す。そうすれば、
「回転読み」→文法理解→「回転読み」
だけを一つの個別領域にすることができます。それでいいと思います。
両方一挙にやれる教材で、しかも語数別に分類されているなんていう教材は市販されていないと思います。(だから、私は英語の教材として作ってみたいわけ
です。)
「回転読み」→文法理解→「回転読み」
をやるなら、語数別分類をやりながらやれます。7語なら7語、8語なら8語の文について、それぞれ100程度の文を集められてはどうでしょうか。自分で
ノートに分類するなら、元になる素材は何でもいいです。文法の説明(日本語であれ英語であれ)がついている本から拾うのがいいと思います。
例示された教材では、ワークブックの substitution drill
の元になる例文が最適かと思いました。教科書本文は、後回しでいいと思います。
いっそのこと「語数別分類」などということもはしょって、このワークブックでやられるのがいいのか。「語数別分類」は、日本に帰ってきて、英語の練習に
戻られた時に、私が Naima さんをこき使うことで、「回転読み」との相関関係をわかっていただけばそれでいいことだし・・・。
「回転読み」と「回転書き」との関係ですが、昔、世の中にテープレコーダーというものが出現した時に、私はテープレコーダーに「回転読み」で録音してお
いて、それを再生したものを聞きながら「回転書き」をやりました。しかし、テープレコーダーにこだわるひつようもないと思います。これもやはり、サンド
イッチで、
「回転読み」→「回転書き」→「回転読み」
でいいと思います。この方がずっと自然です。
>5.辞書は独独辞書と英独/独英辞書を持っていますが、日独/独日は買っていかなくてもいいですね?
いいです。
【10911】
【タイトル】イメージ核 その2
【記事番号】1504 (2147483647)
【 日時 】06/11/11 1:26
【 発言者 】吉
先週に続いて本日11月10日のレッスン時の根石さんのコメントです。
練習する時は、学習者が状況(イメージ)を、想いおこさないと意味を持たせる事ができません。 本人の意識が音に意味を込めていく。 これが「語学」であ
り、机上で学習者が自分でやらなければいけない事です。
磁場に入ると、状況から[生活場面などのシチュエーションから]、自分で意識をしなくても音と意味が合体する場面に遭遇します。子供が生活言語を習得する
のと同じです。 これは語学ではありません。
先週奥さんに「書いてください」と言いましたが、「ゆっくり読む」という事もやってください。 わざとスピードを落として音にして、イメージが動くように
ゆっくり読んでください。 イメージが止めるような単語に遭遇したら、それは抜き出して書くという作業をしてください。
そうやって段々とスピードを上げていく練習をしてください。 スピードを上げて、速く読むときに動くイメージは、とても希薄です。 私はこれをイメージの
上澄みとか、イデアとか読んでますが、早く読んだ時は希薄なイメージしか動かないです。
********************
>> レッスン終了後 家内との対話 <<
********************
家内「ずい分前に「書いてみてください」ってコーチに言われてから、書く作業もしてるのよ。」
私「知ってるよ、優等生だなーって感心してたもん。 で、、どうなのよ。 書いて何か効果あった?」
家内「最初はね、1単語、1単語、書き写したりしていたの。 それが今は、文節っていうの? こう「かたまり」で捉えられるようになってきたの、、、。
例えば「I'm going to have」未来にー、「two pieces」ふたつー、「in her
gallery」女の人のギャラリーに、って、こんな感じの大きなかたまりでイメージをつけて書けるようになったのよ。」
私「へー、それってすごい進歩じゃん。」
家内「書くと英語は「主語・動詞」「主語・動詞」「主語・動詞」「主語・動詞」っていうのも、よくわかる。 日本人の思考と全然違うっていうのも何度か書
いたから強く実感できてきたわ。 でも沢山イメージが動くかって聞かれたら、、、うーん、、、まだよくわかんない。」
私「覚えている文章がいくつもあるだろ? だったら後は書くことだけに集中できるから良いよね。 イメージを付ける事だけに専念できるだろ。 そこがこの
素読舎メソッドの強みだと思うんだけど、、。 イメージはさ、短い文章からつけていったら?」
家内「私も短い文章からイメージするようにしているの、でもね、
Oh, but this is great. 驚いているイメージ
Oh! that's so great. 驚いているイメージ
Oh, look at that! 驚いているイメージ (爆笑)
なんか、みんな漠然とした「驚いたイメージ」なんだよねー。」
私「あはは、、最初はそれで良いんじゃない。 音だけを捕まえた文章は「からっぽの乾電池」で、そこにイメージを充電していくんだと思う。
実際に人が同じ文章を使っている場面を目撃したりすると「ああ、こういう場面で使うの
か!」ってイメージできるだろ、、それも「充電できる」って事なんだと僕は思うんだけど。でもそれは「語学ではない」と根石さんは言っているのかな〜?
ここが哲学的で良くわかんないんだなー。 実践英語は「語学からちょっと離れた状態」って今日のレッスンでコメントしてたな。 そうか、自分で意識して意
味を充填してるかどうかがポイントなんだな!
実際にイメージの付き始めた文章を、自分で使ったりする事でも、充電されると思う。 日本では普段の生活で英語を使わないから、「書く」という作業で微力
ながら充電させていくしかないんだね。で、、それが語学なんだよ。俺は学生の時、have
とか、be動詞とか、イメージを捕えるために辞書を丸写ししたよ。 そう考えると俺も語学をやっていたんだなー。」
家内「根石さんが言っている事って、日本語に変換して、英語の意味を捉えるのではなくて、英語の音や文字からダイレクトにイメージを捉える練習を、書く作
業でやってくださいって事でしょ。 なんかすごい大変な作業かも、、、。」
私「イメージをつけるのに、映画を字幕無しで観てもいいし、CDを聴いても良いし、ハリーポッターを読んでも良いと思うんだ。 そういう英語の素材はすべ
て微力な磁力を発していると思うからさー。 そういうのをフルに使ってイメージをつければ習得も早いんじゃないかな。 いろんなイメージや文章と出会いな
がら「書く」作業をすると、意識に深く刻みこまれていくんじゃない。 まあ、無理しないでちょっとづつを、毎日続けていけば良いんだよ。」
【10913】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1506 (2147483647)
【 日時 】06/11/12 3:21
【 発言者 】根石吉久
>Oh, but this is great. 驚いているイメージ
>Oh! that's so great. 驚いているイメージ
>Oh, look at that! 驚いているイメージ (爆笑)
>なんか、みんな漠然とした「驚いたイメージ」なんだよねー。」
イメージという語で言いたかったのは、状況のイメージではなく、それぞれの語のイメージ、あるいはそれぞれの語群のイメージでした。
look at that で言うなら、look のイメージ、at のイメージ、that のイメージです。
これを自分で勝手に決めなければならないのが、日本在住での机上の語学です。
これを状況が決めてくれるのが、英語の磁場での生活による言語習得です。
この点が、水と油くらいに違います。
磁場での習得が油で、日本在住の机上の語学が水だと思っています。
【10914】
【タイトル】吉さんの奥様
【記事番号】1507 (2147483647)
【 日時 】06/11/12 3:33
【 発言者 】根石吉久
>「根石さんが言っている事って、日本語に変換して、英語の意味を捉えるの
>ではなく、英語の音や文字からダイレクトにイメージを捉える練習を、書く
>作業でやってくださいって事でしょ。 なんかすごい大変な作業かも、、、。」
すごい大変な作業っていうよりも、一種のコツです。
しかし、このコツは伝えようがないので、膨大な教材を作っているわけです。
ダイレクトに英語そのものからイメージが動くようにすることをねらっている教材だと自分では思っています。
長野市に在住の生徒さんに2004年の秋に「英単語を具体的な日本語に置き換える割合はどのくらいですか?」とお聞きして、「2,3割はある」との答え
をいただき、今年10月28日に、同じ質問をしましたら、「置き換えの癖はとれた」とのことでした。
2年で置き換えの癖がとれたことになります。
教材作成には、「置き換えの癖をとる」という魂胆が明らかにあります。
ですので、まあ続けてみて下さい。
並行して、書くこと(筆写)も続けて下さい。
【10915】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1508 (2147483647)
【 日時 】06/11/12 3:44
【 発言者 】根石吉久
>根石さんが英語の「寝起き」はどうだと聞いておられたことがありますが、
>私の場合、ドイツ語の「寝起き」は、今回確かに良かったです。
これが「回転読み」の効果だったとしたら、うれしいです。
「回転読み」が生活言語になるのが早かった(寝起きがよかった)と読めます。
生活言語が「回転読み」に与えるものは何と呼べばいいのかと思いました。
寝付きがよいではよくない。
夢見がいい、というのがいいのか。
【10916】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1509 (2147483647)
【 日時 】06/11/12 3:49
【 発言者 】根石吉久
>聴解力を上げるコツは、キーワードを捉える事です。キーワードをピックアップ
>するためには、構文がしっかり頭に入っていることも前提になると思います。聴
>解力が上がったのは、多分こういう理由ではないでしょうか。
生活言語と「回転読み」を微分すれば、構文とキーワードになると思いました。
刺激を受けました。感謝します。
【10917】
【タイトル】イメージ核 その3
【記事番号】1510 (2147483647)
【 日時 】06/11/12 20:45
【 発言者 】吉
> イメージという語で言いたかったのは、状況のイメージではなく、
> それぞれの語のイメージ、あるいはそれぞれの語群のイメージでした。
根石さん、フォローありがとうございました。
ここ2回のレッスンの後、家内と「単語の核となるイメージ」の話で盛り上がっています。ゆっくり紹介していきます。
自分の単語のコアイメージの付き方に、辞書ベースとなっているものと、生活英語の影響をうけたものと、二通りあるなと、ちょうど考えていた所なのです。
英語圏での生活状況の中でコアイメージを身につけた単語の代表に前置詞があります。「at、to、for
など」のコアイメージです。 生活場面でこれらの単語に沢山触れてコアとなるイメージをつかみました。これらの前置詞は中学でも学んでいたのですが、核と
なるイメージは、生活の中で身につけました。 例えば私の中での[to]の核となるイメージは、顔と顔が向き合った状態のイメージです。 中学で習う「〜
へ」とかの日本語ではありません。
辞書をひいてイメージの付き易い単語と、実際の場面で使われているのを見聞きしたら一度でイメージの付いてしまうようなそういう単語もあります。
【10918】
【タイトル】イメージ核 その4
【記事番号】1511 (2147483647)
【 日時 】06/11/12 20:55
【 発言者 】吉
家内「根石さんが言っているのは、ひとつひとつの単語の核となるイメージを抽出して、そのひとつひとつ単語のイメージを文章にそって動かすって事なんで
しょ。」
私「ほら、どんぐり倶楽部の糸山先生も「理解するって事は、頭の中でイメージが動く事なんです」って、そう言っていたじゃん。 例えば、「子熊が、トラッ
クにゲルルした。」って文章があったとするだろ。」どう、イメージ動いた?」
家内「小熊とトラックはイメージできるけど、ゲルル?でイメージがとまっちゃう。」
私「小熊=イメージできる
トラック=イメージできる
ゲルル=ワカラナイ
だろ?」
家内「うん」
私「ここで俺が「ゲルル」とは、熊の世界の言葉で「歯をむき出してにらむ事です」と教えたとするじゃん。これでもう「ゲルル」の意味はわかるだろ?」
家内「うん」
私「小熊がトラックにゲルルした。 どうイメージ動いた?」
家内「うん、、今度はイメージできた。 小熊がトラックを睨んでる。」
私「英語でも、イメージが動くって、そういう事だと思うんだけど、、どうだろ?」
【10919】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1512 (2147483647)
【 日時 】06/11/13 1:37
【 発言者 】根石吉久
>自分の単語のコアイメージの付き方に、辞書ベースとなって
>いるものと、生活英語の影響をうけたものと、二通りあるな
>と、ちょうど考えていた所なのです。
その二通りがあり、辞書ベースのものが私の用語では「語学」によるコアイメージ形成となります。他方は、生活英語というより生活そのものによるコアイ
メージの形成(生活の必要による強制)だと考えてきました。
「強制」は「磁場」が大人に対してすることで、子供はまったく違います。どの赤ん坊も必ずある特定の言語の「磁場」に生まれてきますが、子供の意識にお
いては、「強制」はないのだと思います。子供の貪欲さ、精密な注意力、どんな大人をも圧倒する受動性、受動性を直ちに能動性に変える柔軟さなどの功徳で
しょう。それらがなければ、「磁場」の言語は「強制」になります。具体的には、十代の終わり頃、あるいは二十代の始め頃に英語の「磁場」に留学した人など
が受けるのは「強制」だと思います。一種の入れ墨だと考えています。(自分の体に自分で望んで彫ったもの)
入れ墨と対照させて言えば、日本に住み、日本語だけに囲まれて、机上で語学を続ける人の意識には、イメージはスタンプされるだけだと言っていいと思いま
す。彫られることがない。
>英語圏での生活状況の中でコアイメージを身につけた単語の代表に前置詞があります。
>「at、to、for など」のコアイメージです。
まさにそうではないかと思います。日本語を媒介にせず、前置詞のコアイメージを持っているかどうかで、個人の意識において英語がまったく違ってきます。
昔、大学入試の穴埋め問題で前置詞を入れさせる問題で、全く初見のイディオムを羅列され、ここはあの感じの with
で文になるし、ここはああいう感じの for
を入れればいいし、などと点数をかせいだせこい経験を思い出しました。確か15問あって、そのうち既知のイディオムは1個だけでした。残り14問は、「あ
あいう感じ」という感覚だけで点をかせいだのでした。15問中1問だけ既知、14問未知で、15問正解したんじゃなかったかと覚えています。
>辞書をひいてイメージの付き易い単語と、実際の場面
>で使われているのを見聞きしたら一度でイメージの付
>いてしまうようなそういう単語もあります。
具体例を挙げていただくと面白くなるのでお願いします。
【10921】
【タイトル】イメージ核 その5
【記事番号】1514 (2147483647)
【 日時 】06/11/14 21:55
【 発言者 】吉
家内「あなたの「ゲルル」の話を聞くと、すごくわかったような気になるけれど、でも英語でイメージを動かす作業って、そんなに単純じゃないわよね。主語と
か動詞とかの順番も違うし、、、。 名詞でアップルとかトラック程度なら、日本語を経由しなくてもイメージつくけど、abosolutelyとかの抽象的
な単語ってイメージしにくいと思わない?こういうのはどうしてるの?」
私「俺はね、日本語の辞書、英英辞書、類義語辞典、この3冊を使って意味を押さえる。日本語でも英語でもいいから、自分にとって一番イメージの付き易い言
葉をとっかかりにするの。そのあとで辞書に書いてある沢山の例文を抜き出す。例文がなければ自分で例文を作って書く。 間違えていても良いからその単語を
使った例文を作る。そこを足がかりに「こんなイメージなんだろうなー」と漠然と感覚的に単語を掴む。」
家内「あなたの作っている単語帳って、だからあんなに書き込みが多いのね。 この間チラっとみたけど、日本語で意味が書いてあるのと、英語だけしか書いて
いないページがあるけど、やっと意味がわかったわ。 」
私「それでね、俺は感覚的にイメージを掴んでいるから「和訳ができない」んだよー(笑)。」
家内「それが不思議なのよねー、それだけ英語も日本語も話せるのに翻訳ができないって、、。」
私「意訳っていうのかな、、こんなような意味の事が書いてあります、、とか、こんな感じの事を言っています。っていう説明的な訳ならできるけどね。日本語
が出てこないんだよ。 こういう感じの事が言いたいってイメージはあるんだけど、、(笑)。
お前も日本語だったら「感覚的に掴んでいる単語」ばっかりだと思うよ。 日本語を語学として学んでいないから、、。 例えば「世界」って単語を説明してみ
てと言われて説明できる?」
家内「日本語を勉強している外国人の方が、意味を説明できるかもね。 それは、あの人たちが日本語を語学として学んだからなんでしょうね。」
私「そう、、でね、、、俺の英語に関して言うと、俺の場合は、留学しているので単語のイメージの付き方が違うのがあるんだ。 前置詞なんかのイメージは、
向こうで生活したのでハッキリ漠然としたイメージを持っている。」
家内「ハッキリ漠然としたって、変な日本語ね。」
私「感覚的なものだから説明しにくいんだよ(笑)。 例えば[to]のイメージは、顔と顔が向き合うような状態になるイメージ。 I go to
school.
だと、「学校へ行く」って教わるじゃん。 俺も最初はそういう意味で覚えていた「〜へ」って意味で、でも今はイメージだね。「学校と向きあう状態になるイ
メージ」って言うか、あぁ、でももうイメージも意識しないな、無意識に意識している状態っていうのかな、、。」
家内「この間テレビをつけたら、NHKの教育テレビで「コアイメージ」って英語の番組をやっていたのね。 私が見た時は「for」のコアイメージをやって
いたの、、。 「for」は「〜ために」って日本語に訳されるけど、「ある方向へ「向かっていくイメージです」」ってテレビで言っていた。 あなたの
「to」のイメージの付き方と似てるのね。 前置詞をコアイメージで覚えるとすごい英語がわかりやすくなるかもね。」
私「前置詞をコアイメージで感覚的にとらえると英語が得意になると思うよ。 俺には向こうで生活して感覚的に身につけたコアイメージと、そうでないイメー
ジがある。 俺の中のイメージを伝えるのって難しいな。 この俺の中でハッキリ漠然とした感覚を「説明しろ」と言われても難しいんだよね。(笑)その教育
テレビの番組、今度録画しておいてよ。 帰ってからみるからさ。」
*** 一応次回が「イメージ核 最終稿」です
【10922】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1515 (2147483647)
【 日時 】06/11/14 23:29
【 発言者 】吉
磁場にいながら身につけた単語も、辞書と磁場の中を何度も往復しました。今では、多くの単語が「卵が先か、鶏が先か」わからない状態になってしまいまし
た。 それでも印象に残っている単語というのがあります。 16歳の時に初めて交換留学でホームステイした時の記憶を辿ってみます。
[rambunctious]
騒がしい女子学生を目にして、隣にいたおばさんが、They are so rambunctious. と言ったのです。
この単語は、今日初めて辞書で調べました(スペル確認のため)が、おばさんの口調、そして状況から意味は掴んでいました。
騒がしい人達や集団をみつけては、私も同じように
They are rambunctious, aren't they. などと使っていました。
状況から容易にイメージを推測できた単語の例です。 rambunctiousという音は、一発で覚えました。
この単語を考えた時、そのおばさんの横顔、女子学生の騒いでいる風景が鮮明に思い出せます。
[I would if I could.]
スペインから来たかわいらしい留学生に宛てて
「スペイン語でラブレターを書いたらどう?」と友人に質問した時、その友人から帰ってきた返答が「I would if I
could.」 だったと覚えています。 非常にシンプルな文章で、まだホームステイして3ヶ月目位でしたが、この表現がすんなり頭に染み込んできた印象
が強く残っています。
[oxymoron]
私が big mini だっけかな、、、そんな名前のカメラを持っていたら、友人が That's oxymoron.
って言ったんです。 何?って聞いてoxymoron の意味を教えてもらったのですが、その時の体験が脳に焼きついたのでしょうね。 あまり意味のない
この単語がそれ以来、脳に焼き付いています。 一発で覚えた印象深い単語の一つです。
[exactly, certainly, absolutely]
この類の単語は、質問に対する返答や、私のコメントに対して同意する返答として使われていました。実生活の中で使われている場面に何度も遭遇して使い方を
覚えていった単語です。 辞書よりも実生活でイメージを掴んでいきました。 どういうわけだか、この手の単語が強く印象に残っているんですよ。
**辞書で一発で覚えてしまう単語
これについて考えていました。 自分の学習経験から話をします。 ある本にanonymousという単語が、何度も何度も出てきました。
anonymousって種類の人だかなんだかが、こんな事したんだなー程度に読み進めていきました。 本には何度も何度もanonymousと出てきま
す。 それでも調べませんでした。 調べなくても内容が理解できていたからです。 ですがあんまり出てくる頻度が高いので、辞書を調べました。 あー、一
発で納得しました(笑)。 調べる前に印象を高く持ってから強烈なアハ体験をすると、すんなり頭に入ってくる確率が高いかもしれません。
【10923】
【タイトル】コアイメージ
【記事番号】1516 (2147483647)
【 日時 】06/11/15 7:36
【 発言者 】パクパク
吉さん。
これは、すごいですね。
前置詞というと、辞書訳の静的なイメージがあるのですが、
ネィティブの心底は、動的なイメージがあるのでは
ないかと、おもっています。
たとえば、「of」も、「の」という訳でないものを
ネィティブはコアイメージでもっているとおもわれます。
>
例えば私の中での[to]の核となるイメージは、顔と顔が向き合った状態のイメージです。 中学で習う「〜へ」とかの日本語ではありません。
【10924】
【タイトル】小学校からの英語
【記事番号】1517 (2147483647)
【 日時 】06/11/15 17:28
【 発言者 】Jackie
【特集】小学校からの英語導入で子どもたちをどう育てるか
http://benesse.jp/berd/center/open/berd/backnumber/b2006.html
こどもの英語教育、約8割が「始めるなら小学校低学年以下から」
2006年10月6日 15時14分
http://www.nikkeibp.co.jp/news/life06q4/515037/
どういう対象者にアンケートをとったのかが不明ですが。
【10925】
【タイトル】前置詞、、動的?
【記事番号】1518 (2147483647)
【 日時 】06/11/15 20:46
【 発言者 】吉
パクパクさん、 私の書き込みに反応してくださりありがとうございます!
実は私、大学生の頃、夏休みに一時帰国していた時、進学塾の夏期講習で英語科目を教えた経験があるんですよ。 その時に学生の中で「to」の使い方が間
違っている子がいて、その子にどう教えようか迷った末に考え付いた説明が、「顔と顔が向き合うイメージ」です。このイメージで「to」は、すっきりいった
と思うのです。(というより、私の中でスッキリしました(^ー^)ノ。)
「of」もイメージを持っています。 説明しにくいのですが、完成されたパズルから一個だけピースを、抜き出すイメージです。 「10kg of
rice」と言った時、世界中に存在するお米から、10kgだけ抜き出したイメージです。 「10kgのお米」と単純に日本語で言うのとは違うイメージで
す。
この話を家内とした時に、日本人との「思考の違い(発想の違い)」にまで発展しました。
盛り上がった話の内容を、書きとめておけば良かったです。 すっかりわすれました! _(^^;)ゞ
a friend of mine
one of my favorite
a glass of water
日本では「沢山いる友人の中の一人です」とか、「沢山ある好きな物の中のひとつです」など、あまり集合体から抜き出すというイメージで話をしないですよ
ねー。 どうでしょう? 私の国語のイメージには、なかったのですが、、、、。
> 動的なイメージ
そうですね。 私の中の前置詞に関するイメージは動的な方だと思います。 ネイティブや他の人達はどうなイメージなんでしょうね。 アメリカ人の友人にも
今度聞いてみますね!
【10926】
【タイトル】Jackieさんへ
【記事番号】1519 (2147483647)
【 日時 】06/11/15 21:06
【 発言者 】吉
http://www.nichiban.co.jp/enquete/report/english_education/index.html
jackieさん、情報ありがとうございました。上はアンケートをおこなったニチバンのサイトです。「どのレベルまで英語を身につけて欲しいですか?」の
質問に対する回答で一番多かった回答に「相手とコミニュケーションを楽しめる」55.4%とありました。
【10927】
【タイトル】雑文。 音読。イメージ。
【記事番号】1520 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 0:07
【 発言者 】Jackie
今 WBSみてますが、明星食品が日清食品と企業連合になる。提携という言葉を使っていますが、つまりは明星が事実上日清の傘下になるとのこと。
日清が明星の株を多くもつことになったそうです。明星食品は外資系スティルパートナーズに買収をしかけられていたので、そこを日清が救いの手との方向とい
うことらしい。
いやですねえ、来春から外資による日本企業の買収攻勢がおおっぴらに始まる。
働く人もおちおち働いていられませんね。
自分の会社がある日突然外資傘下?
こりゃ すわっ英語が必須、会社内のレポも英語ということになるのでしょうかねえ?
そういえば 日産は今どうなってるんでしょう? ゴーンさんの改革という名のリストラ、切捨てで一時業績はよくなったかに見えましたが、今は「改革」の化
けの皮がはげてきて業績も悪化してるようですね。
日産を甦らせた英語
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334933424/sr=8-2/qid=1163600424/ref=sr_1_2/503-3508592-4810304?ie=UTF8&s=books
おっと話がずれました。
吉さん、イメージシリーズ投稿拝読しています。
Naimaさんのレポも。
今、頭の中で感想をまとめようと思いながらうまくまとまりません。
先日中学校の授業を見学する機会がありました。
今の中学の授業では昔より音読がとりいれられていますね。
留学帰りとみられる先生の授業では
英語の歌の詩の朗読から授業がはじまり、その後テープが流れ、皆で歌を歌いました。
詩の朗読では声が小さかった生徒も音楽が流れたときはわりと大声で歌っていました。
一番張り切っていたのは 先生でした。張りのある、腹からでたきれいな発音の英語で
タンバリンを鳴らしながら”I just call to say I love you"と歌ってました。
・・・思わず引いてしまいましたが。
そういえば歌を使った発音の授業は自分もやっていた。
生徒を連れて英語カラオケも行った。 タンバリン先生のことは言えない・・(自分に冷や汗 )
前の授業の宿題か。グループで作ったスキットを前に出て演じるというのもありました。
恥ずかしそうにやる生徒もいれば 張り切ってる生徒もいました。
この違いはなんなのだろう? 学校外で「英会話」を習ってきた生徒がやはり自信がついて堂堂としているのか。
学校外で習わず、外人、英語なれしていない生徒は、英語の抑揚や発音が気恥ずかしくかんじられ小声になるのだろうか?
だとしたら、「英語の音や抑揚」やガイジンになれるという面で幼少時から 英語への免疫をつけさせたいという 親たちの思いは実っていることになり、むや
みに、幼少時かららの英語教育を否定することはできなくなる。
授業は不定詞の復習。
先生がピクチャーカードをみせながら
Mikeは何がしたいと思う?と英語で問いかけ、
生徒に答えさせてました。・・・しかし生徒からの声はぼそぼそ・・。
回答が待てない先生は自分で答えをいい 「ってことだOK?」と自分で堪えていました。
またこれは、不定詞の○○用法だね、などの説明もありました。
そしてリスニング5題ほど。リスニングが受験にもはいっているので授業には必ず聞き取りああるようです。
そして前回の授業の復習?教科書を開き 本文を先生のあとについて3回ほど読んだあと、
1分間個人で音読。→ペアで2分の間に何回読めるか競争。→ 歩き回ってジャンケンをしてであったパートナーと音読2分
というかんじでした。本文が短いので計7,8分といっても結構音読できますね。
発音は・・先生は外国帰りらしくよかったですが、生徒は???
完全なる棒読み。 音読している生徒を眺めながら、イメージと音読について考えていました。このような音読の仕方ならイメージと文が結びつくことはないだ
ろうと漠然とおもいました。
同じ先生の授業を一週間みたわけではないのでこの前後の展開はわかりません。
この日は不定詞のユニットの終わりの日だった模様。
しかし授業の最後に 次のユニットの予習と単語調べが宿題だよ。とのことでした。
生徒が独自に予習する。もちろん辞書じゃないだろうなあ。
教科書ガイドでしょうね。
各自自宅で音読するでしょうかね?
いや教科書ガイドはためになりますし、私も生徒には持つようにいいますが、
辞書引きも大事なのにあまり辞書指導なんてしてないんだろうなあ。
週3時間 実質50分×3=150分 実質2時間半ですね。
クラス人数は35人というところか。
少ない時間と多人数のクラス割には、わりとよく理解できているほうでしょう。
根石さんの教科書べらべら読み、最初は意味を考えずに音を先に行かせるのでしたね。
この中学2年生の授業、べらべらには程遠かった。 もちろん意味など頭の中にうかんではいないでしょう
先生は飽きさせないために 個人で、ペアで、立ってなどいくつかの音読手法をつかっていました。 私も口パクやら岩村けいなん先生の音読手法は使うんで
人のことをいえませんが、 うーん、なんというか、ただ音読すればいいってもんでもない・・しないよりはもちろんマシですが、 音の指導はしていない。
First とFastの指導はありました。 先生が発音してみてリピートさせるというだけでrしたが。
すみません。雑文で。今日はなんだか眠い。 明日の朝見直し投稿します。
誤字脱字失礼。
【10928】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1521 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 0:30
【 発言者 】Jackie
サイトありがとうございます。
このアンケートの分母は30代女性のママさん世代が主なんですね。
>どのレベルまで英語を身につけて欲しいですか?」の質問に対する回答で一番多かった回答に「相手とコミニュケーションを楽しめる」55.4%とありまし
た。
あらまー、そんな高レベルを期待してるんですかね?。
幼少時からやれば可能とおもってらっしゃるんでしょうか?
Q3の なんのために英語教育を受けさせたいと思いますか
英語に抵抗感を持って欲しくない。
英語になれて欲しいが 両方とも50%近くですね。
Q6 現在の学校の英語教育の課題
文法中心で実用的でない 65.3%
ネイティブの先生と触れ合う時間が少ない 55・3%
子供が英語を楽しめない 51.3%
・・・・・・・
・・・ネイティブ幻想。英語は楽しく幻想 実用的な会話を幻想。早期に英語をやれば○○に幻想。(ま、Q3ではアンケートでは外人慣れと英語に抵抗感がな
くなればといってますが
やはりそれ以上の期待を抱いていますね)
Q1 子供の英語教育を 小学生以下ではじめルべきだという人が55%もいる現実。
分母はたった1600人ですが ほかの新聞などでも英語早期教育を期待する親の統計がありまましたね。親の小学校英語導入期待が多かったですね。
はー おやすみなさい。
今晩はどんな夢をみるのだろう・・
【10929】
【タイトル】Jackieさん、吉さん
【記事番号】1522 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 8:08
【 発言者 】Naima
>>どのレベルまで英語を身につけて欲しいですか?」の質問に対する回答で一番多かった回答に「相手とコミニュケーションを楽しめる」55.4%とありま
した。
>あらまー、そんな高レベルを期待してるんですかね?。
が〜はは〜〜 Jackieさんの口ぶりが可笑しくて、久しぶりに大爆笑してしまいました。ほんまに、そうですね。
コアイメージに関して
高校2年生の家庭教師をしているのですが、この生徒は英語科でもトップ3に入るような子です。前置詞や句動詞に対する勘がいいのです。この子は英語がす
き、音読が大好き。それで回転読みとまでは行きませんが、文法書の例文から教科書、辞書の例文、問題集の解答まで、とにかくかたっぱしから何度も何度も音
読させています。
前置詞だけでなく、insist, persist, resistなどの単語に出会うと、「あ〜、"sist"
のついてる動詞って、なんかしつこいって感じやなぁ、せんせ〜」と言ったりします。素読舎流は、「語源で覚える」などという小ジャレた教え方より、てっと
りばやいです。
磁場外にあって、コアイメージを構築しようとすれば、膨大な量の回転読みをする以外にないのではないかと思います。膨大な量を回転読みすると、同じ語彙や
同じ語源をもつ語彙、同義語などが interactiveに交流(?)する頻度が高くなりますから、イメージを捉えやすくなるのではないでしょうか。
根石さん、
今日の「茶読」ですが、復習箇所を15分、新しい所を15分の配分にするようにおっしゃっていたでしょうか。月曜日にお聞きしたところなのに..
すみません。
【10931】
【タイトル】語源で覚える
【記事番号】1524 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 12:43
【 発言者 】Jackie
>素読舎流は、「語源で覚える」などという小ジャレた教え方より、てっとりばやいです。
語源で覚える・・・私はあれが苦手で・・・。
でもその手の本は 英語本オタクなもんでいくつかもっています。
あれよんでも 身につきませんよね。語源を機械的に無理やり詰め込むだけ。
イメージには結びつかない。
高校1年ぐらいの学力 もとい 高校一年でも英語力がついてない生徒は五万といました。
中学校の教科書の音読、そして構文が口や手によって血肉化された生徒は
初級の英英辞典が使えます。 その説明と例文を読んでイメージを想像すると基本動詞のイメージもイディオムも覚えやすくなる。英語だけでは心もとないな
ら、補助として中学生用の辞書を引きその例文や基本動詞の説明も活用。
今年春のNHKのテレビ講座に 基本動詞をイメージで覚えるとものがありました。
時々見ました。いえ数回みました。なかなかよい番組でした。put getなどのイメージを
画像でみせていましたね。(数回しかみていないのは 私は20分だまって語学講座をみるのが激しく苦痛なのです。内容のよい語学番組でもがバラエティー化
しすぎているのでうるさくて)
このイメージを身につけるというのも、はじめに教科書などのまとまった文の音読を体にいれ、内在化してから学んだほうが、有効、すとーんと腑に落ちる、
効いてくるのではないでしょうか?
磁場でないところの初級学者、中学生などに いくらput のイメージや onのイメージを説明したところで さくっとははいっていかないだろう。まった
く教えないよりはうろ覚えでもはいっていたほうが、いいか。
吉さんのToのイメージを まったく教えないで学習させるより 中学生や英語初心者にもイメージを教えたほうが。やっぱり。 完璧に伝えようとするのでは
なく、あくまで補助として。いやだから音読して内在化した文章を根石さん流に解析、イメージ化する過程で使う、と。
昨年の語学講座「ハートで伝える英文法」という大西先生の講座も 現在形の概念、助動詞の概念、イメージをグラフィックをとおして、またよしさんのような
言葉での説明でやっていました。 イメージで前置詞や助動詞、完了などを捕らえるというのは学校ではやっていなかったことなので とても人気がありました
ね。
これも吉さんと同じですね。
現在完了の概念をわかりやすくあらわしていました。・・・中3生徒には 「現在完了の○○」と教えるよりも とっつきやすいですね。
順序は英語音読(日本語訳もいれる)→ 回転読み時にイメージを教えて イメージと音との結びつきを助ける。 でしょうかね。
【10932】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1525 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 12:45
【 発言者 】Jackie
語源で覚えるという私の長文でいいたかったこと、
Naimaさんの下記の言葉です。
いやー 私のは駄文、英語より日本語から学習せねば。
>磁場外にあって、コアイメージを構築しようとすれば、膨大な量の回転読みをする以外にないのではないかと思います。膨大な量を回転読みすると、同じ語彙
や同じ語源をもつ語彙、同義語などが interactiveに交流(?)する頻度が高くなりますから、イメージを捉えやすくなるのではないでしょうか。
【10933】
【タイトル】親の願い
【記事番号】1526 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 13:21
【 発言者 】Jackie
吉さん提供のアンケート結果を分析すると
ネイティブの先生の英語教室で楽しく遊びながら英語を学ばせたい。
できればゼロ歳から6歳までの小学校入学前、
遅くとも小学校低学年までには英語をはじめさせるべきだと思う。なぜならば英語に抵抗感を持って欲しくないし、英語になれてほしいから。子供ならガイジン
に抵抗感なく、楽しく 生きた英語をみにつけることができるでしょ?
そして英語を学んで国際感覚を身につけ、相手・・(外国人・・たぶん欧米人ネイティブ)とコミュニケーションが楽しめるような力をゲットしてほしい。
学校外の英語学習の、月謝は 月額5千円以内で。多くとも一万円までが限度よ。
現在の学校教育(・・ということは中学かな)は文法中心で実用的ではないし、子供が英語を楽しめず苦痛に感じてしまう。ネイティウの先生と触れ合う時間も
少ない。
子供が楽しく英語を学べるような授業をしてほしい、ネイティブの先生と触れ合う時間も多くしてほしい。学校での英語も中学からでは遅すぎる。小学校で英語
の正規事業を始めて欲しい。楽しく学ばせたい。
中学でも今は週1回はネイティブの先生と日本人の先生のチームティーチングの時間があるようです。先日見た中学1年の授業では ネイティブの先生が20分
ほど英語だけで教えていたのでびっくりしました。単元は"What time is it?"。
黒板に時計を書き、定時のオクロック、そして1時7分などの 2ワンオーセブンなどを英語だけで”Have you ever
heard○○?”と習っていない言葉も使いながら。
生徒も底の単元の予習は宿題なので単語、時間の読み方などを自習してきているのでなんとなく通じているようです。 その後日本人の先生にバトンタッチし
説明のあとネイティブのあとについて本文音読、そして個人練習、ペアで音読などの時間がありました。
この日本人の先生は日本語発音でした。
中学校の指導要領がコミニュケーション、リスニング主体になっているし、
近頃の音読ブームもあいまって音読の授業も増えている模様。
ましてやネイティウの先生の英語での授業まであります。
もう文法中心の授業などどこかへいってしまったかのよう。
(3年生の授業はしっかり関係代名詞や疑問詞をやっていましたよ)
これ以上 「楽しい英語」を親はのぞんでいるのでしょうか?
・・受験にはとおってほしいのよねえ (と親の声が)
【10934】
【タイトル】語源
【記事番号】1527 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 13:29
【 発言者 】Naima
>英語本オタクなもんでいくつかもっています。
うはは... 私もです。誰かが持ってると聞くと、やたらと焦って、買いに走ってしまいます。尻馬に乗るってやつです。
>あれよんでも 身につきませんよね。語源を機械的に無理やり詰め込むだけ。
イメージには結びつかない。
そうですよね。in とか ex とか port
とか、ざ〜っと知っておくぐらいにしておけばいいんだと思うんですけど、のめり込むと余計煩雑。私にはラテン語やギリシャ語にまで首を突っ込む余裕がな
い。トリビアの泉みたいに、話のネタ、雑学として覚えているくらいでいいのではないかと,,,
ここから愚痴です。
この高校生の中学1年生の弟も面倒見ているんですが、むちゃくちゃ腹が立つことがあるのです。ほんま、むちゃくちゃ腹が立ちます。
彼のクラスでは、教科書準拠の問題集で復習するのがノルマになっているのです。それを先生に提出すると、検印が押されて返って来ます。私は、毎回この問題
集の正解も音読させるようにしているのですが、これが、この田代って先生の検印が、もうデタラメで...
採点をするどころか、答えに目を通してないんです。空白がちょこちょこっと埋まっていれば「検印」を押す。それだけ。一回や二回ではなく、最初のページか
ら、ず〜〜〜〜〜っっと!
中1の英語なんて、採点するのにそんなに時間かからないはず。しかも作文なんかはあまりなく、選択肢の番号を入れるとか、アイウエオの中の一つに◯をつけ
るとか、そんな問題が多いので、解答書と照らし合わせて機械的に採点するだけでもいい。
付録の解答書を生徒から取り上げておきながら、採点もせず、生徒が間違って覚えようが、正解がわからずに右往左往しようが、どうでもいいみたいです。
採点しないなら、解答書を与えてやれっ、と思います。
ちょっと、すっとしました。
【10935】
【タイトル】スパーリングパートナー
【記事番号】1528 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 21:41
【 発言者 】吉
Naimaさん、今夜も「茶の本」にお付き合いくださいまして、ありがとうございました! いやー、声に出すと気持ち良いですねー、スッキリしました。
すごい練習して自信たっぷりなはずなのに、電話の向こうに人がいるだけで、音に迷いが出てくるんですよぉ((>_<;)・゜ 日本人の英語の
音、、もっと聞きたいです!
Naimaさん、練習パートナーに手を上げてくれて本当にありがとうございます!
ちょっと今は「音」中毒かも、、、
素読舎の生徒さんで、1ヶ月だけも私に音を聞かせてくれる人はいませんか? 役不足かもしれませんが、補佐コーチします。 自習範囲は、根石さんから受け
ているレッスンの復習範囲でも、予習範囲でもかまいせん! 私の勉強になるので、ぜひ、お願いします。
【10936】
【タイトル】茶読報告
【記事番号】1529 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 22:12
【 発言者 】Naima
新しいところばっかり素読していたので、復習範囲がガタガタでした。
吉さんのおっしゃっていたように、外来語のイントネーションが紛らわしかったです。しかも私のはそれに大阪弁イントネーションなどが一緒になって、
Indian、modernなどの本来のイントネーションがどこにあったのか、わからなくなってしまってました。
復習範囲を手放すと、外国語というのはすぐに母国語に侵食されていくんですねえ。我ながら愕然とした今日のティータイムでした...
【10937】
【タイトル】「茶の本」
【記事番号】1530 (2147483647)
【 日時 】06/11/16 23:07
【 発言者 】Naima
根石さん、
私の勘違いで、先週は
"Nay, we had something worse against you: we used to think you the most
impracticable people on the earth, for you were said to preach what you
never practised." (p.8)
まででした。
今日は、"Our insight does not penetrate your culture deeply, but at least
we are willing to learn." (p.8)まで済みました。
【10938】
【タイトル】幽体離脱
【記事番号】1531 (2147483647)
【 日時 】06/11/17 10:03
【 発言者 】Naima
繰り返し繰り返し繰り返し声に出して読んでいると、自分の目と声と意識が別々に作動しはじめるのがわかる。幽体離脱状態だ。テキストの難易度によって、
「ゆ〜たい離脱」しはじめる回数は違う。数回読むだけで離脱する時もあれば、何百回目の時もある。
目は字を追っているようであるが、ちらっ、っとセンテンスの頭を見るだけで、本についた染みだとか走り書きを読んだり、猫に目をやったりしている。その
間、口は勝手に動いている。
この状態になると、脳が勝手に情報処理し始めるようで、"Aha!"
体験が起こり始める。長く複雑な構造の文章と文法知識が突然スパークする。作者のいわんとしている所が、ストンと腑に落ちる。文法解析とか意味を意識して
読んでいるわけではないのに、素読を続けるうちにジワジワと浸透しはじめる。当然文頭から順番に理解するので、結果的には速読の訓練にもなっている。
わからない箇所にとらわれて、戻り読みすることもない。解らないところは、捨て置く。素読を続けるうちに、わかるようになる。どうしても調べなければ全体
が理解できないとういような、のっぴきならないキーワードなどもあぶり出されてくる。素読は読解力を上げたい学習者にも強力なメソッドだ。
映画のシナリオだと、短いセンテンスの会話がほとんどであり、場面も頻繁に変わるので、素読の醍醐味がわかりにくいが、「茶の本」のような思想書(?)に
は素読が効く。「茶の本」に出て来る語彙は、「難しすぎない程度に難しい」ので、適度な噛み応えがある。スルメかビーフジャーキーってところか。
【10939】
【タイトル】どと〜の書込み、ご容赦のほど
【記事番号】1532 (2147483647)
【 日時 】06/11/17 11:23
【 発言者 】Naima
私ばっかり書込んでてすみません。
>素読舎の生徒さんで、1ヶ月だけも私に音を聞かせてくれる人はいませんか? 役不足かもしれませんが、補佐コーチします。 自習範囲は、根石さんから受
けているレッスンの復習範囲でも、予習範囲でもかまいせん!
吉さんのアイデア、いいですねぇ。素読舎の門下生同士が交流できますし、刺激を授受し合うことで回転読みに拍車がかかりそうです。コーチする立場に立つ
と、自分が曖昧にしてきた音も鍛錬されますし。練習の過程を、大風呂敷で報告し合うのも面白いんじゃないですか。
【10940】
【タイトル】イメージ核 最終回
【記事番号】1533 (2147483647)
【 日時 】06/11/17 13:04
【 発言者 】吉
家内「辞書からイメージにたどり着くって大変な作業よね。 いろんな意味が書いてあるのに、その中から「こんな感覚」っていうのを探すんでしょ。」
私「ふあ、、もう寝ようよ、、。 あのさ、根石さんの自作テキストのタイトルって、「イメージ核受肉」っていうのが本当のタイトルだって知ってた? ゴー
ストは「イメージ核受肉」のために使われている素材なんだよ。」
家内「そう言えば「イメージ核受肉」って書いてあったわね。 私は「根石さんのゴースト」って言っていたけど、、。」
私「ほら、、俺「バック トゥー ザ フューチャー」使って、ああいうテキストを作りたいなーって思っているじゃん。それでね、、根石さんのゴースト、か
なり先まで読んでみたのよ、、。 単語のイメージ、文章のイメージを学習者につけるって視点で、、。いや、、あのテキスト、、すっげーよ。 あのテキスト
のすごさがわかるだけのスキルが俺にあって良かったよ(笑)。
素読舎のコーチ、Naimaさんや村田さんや寺澤さんは、わかっているから扱えるテキストなんだね。
「イメージを動かす」って事に関しては、教えられない、そこを講師も学習者も理解しないといけないの、、。
俺がお前に単語のコアイメージを説明しても、お前の中で納得できないと使えるイメージじゃないんだよ。 そういう事も含めて、まず指導者がきちんと理解し
ている事が大切って根石さんは言ってるんだと思うんだ。 根石さんがホームページや掲示板でその事を何度も言っているんだよね。 生徒さんにイメージ核を
掴ませる作業とイメージを動かさせる作業は、ティーチじゃダメ。 だからコーチなんだねー。 根石さんのテキストはね、初心者の学習者がイメージをつける
意識して読んでいけば、けっこう足がかりになるはず、、。」
家内「そうなのよね。 最近根石さんの丁寧な説明をじっくり読んでいるところなの、わかりやすいわよ、あのテキスト。 イメージと話が変わるけど、根石さ
んの英語のレッスンをやりはじめて、ずっと考えているのよねー。 ほら、なんだっけ、、「学びて考えないのは、これすなわちダメ、(笑)、ほら、孔子のや
つ、、」
私「ああ、コンフューシャスね。えっと、He who learns but doesn't think、、あれ? 何だっけ」
家内「英語をやっていて最近この孔子の言葉が頭の中に浮かぶのよねー。 勉強の基本だと思うのだけれど、学んだ後に頭でわかったつもりになっちゃダメって
事でしょ、実際に体験しなきゃダメ、じっくり考えないとダメ、そして理解したつもりになっても、そこで終わっちゃダメ、学ばないとダメみたいな意味よね。
根石さんの英語に通じるものがあると思わない?、、っていうか、すべての学問に通じる言葉よね。」
私「おめーすげーなー。 くー、もっと話をもりあげたいけど、ゴメン、朝から子供連れてハゼ釣りにいきたいから、もう寝ようよー。」
家内「えー、? あなたの頭の中の「though」のイメージを教えてもらおうと思ったのにー。」
イメージ核 とりあえず最終回でした。
** スミマセン、、掲示板お借りしての長い投稿になりました。
学習者の立場、指導者の立場、この両方の観点から文章を書く場合、この対話形式が一番伝えやすいと思っています。 私の文章スタイルなのですが、読みにく
いと言う人もおります。 論点がシフトしてしまう部分はお許しください。
** 補足 ****************
学びて思わざれば則ち罔(くら)く、
思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し
He who learns but does not think, is lost!
He who thinks but does not learn is in great danger.
【10941】
【タイトル】私も激しく書き込み(爆)
【記事番号】1534 (2147483647)
【 日時 】06/11/17 13:33
【 発言者 】吉
>
映画のシナリオだと、短いセンテンスの会話がほとんどであり、場面も頻繁に変わるので、素読の醍醐味がわかりにくいが、「茶の本」のような思想書(?)に
は素読が効く。
そうですよねー。 この本、1回読んだだけじゃ全然イメージ動かせませんもん。
茶の本を読んだ後にペーパーバッグのダビンチコードとか読むとスラスラ読めちゃいますもん。
もちろん、ペーパーバックも声に出した音読や素読を始めると、脳みそが滝のような汗をかきますが、、(汗)。
>「茶の本」に出て来る語彙は、「難しすぎない程度に難しい」ので、適度な噛み応えがある。
茶の本の語彙は、レベル高いと思います〜。 横着して意味を押さえてない箇所もチラホラ、、(ボソ)。
昨夜、Naimaさんにコーチしたeitherの発音、今朝も通勤途中にずっと考えていたんです。
CDなどでネイティブの発音を媒介にして、少し聞き込んでみます。
either の発音について文章にしようとしたのですが、音を書いて表現するのって難しいですね〜。
昼休みまるまる潰して書こうとしましたが玉砕!
今度パソコンに私の発音を録音してそれをアップロードさせようかな、やった事ないけど、、。
じゃないと音は文章で説明できそうにありません。
【10942】
【タイトル】友人からのメールです!
【記事番号】1535 (2147483647)
【 日時 】06/11/18 7:20
【 発言者 】吉
私の親友からメールが届きました。 掲載許可をもらったので紹介します。
経緯: この友人とバックトゥーザフューチャーの英語練習を始めました。 彼は全くの英語初心者。 その彼に素読舎のHPにある「語学論」にある根石さん
のエッセイはどれも面白いよ、と伝えたのでした。 そしたら彼は、全部のページをプリントアウトして読んでくれました。彼から来たメールにいきなり「磁
場」とか書いてあったので、驚きました(笑)。 彼にNaimaさんやJackieさんの書きこみなども読んでもらいました。
シンタックスってわかりますか?と質問しました。
磁場は小規模ながら日本にも存在しますよ、外人の集まる六本木のバーとか。
エッセイにでてくる「回転読み」と「繰り返し読み」の意味は、同じ意味だと思うとも伝えました。
その彼からのメール返答です。(嬉しかったので、どうしても掲示板で紹介したいとお願いしました。)
************************************
吉さん
そうか、回転読みと繰り返し読み 一緒だったのか・・・。
昨日読んだのが、添付のワード英語根石論で
週末読もうと思っているのが英語根石論2です。
多分、根本にある考えが統一されているので
内容が重複している部分がたくさんあります。
でも、その重複部分が強く言いたいところなのだと思って
読んでいます。
ん〜、磁場ですか?
六本木は敷居が高いのだよな〜。
一人で激しくしこしこやりますかね。
確かに2年前の中国の磁場はすごかった。
少しでもしゃべれると、現地の人(店のおねえちゃん含む)が
喜んでくれるんで必死こいて覚えたもんだ。
あと、BEERは黙ってるとぬるいのが出てくるから
冷たいビール1本 (ビンダ ピーチュー イーガ)
冷たい BEER 1つ
は、今でも覚えてる。これだけは絶対忘れない。
でももう殆ど忘れた。さび付いた・・・・。
そして質問のシンタックス・・・・
ん〜、おそらく構文とか骨組みとか文章の組立方とかそういう
いう意味なのかな〜。(あえて辞書は引きませんでした)
1.素読(音読)で兎に角読む。意味がわかんなくても読む
音を作る。
2.音を作る際は単語単位でなく、文章単位で抑揚をつけられる
ようにする。
3.英語の意味は書いてあるとおり(左から右へ)理解する。
日本語のようにSVOの SがOをVする。みたいに戻して
(右から左へ)読まない。
4.英語がイメージとして頭に入ってくる。
5.1の繰り返し。
こんなところなんでしょうか?
【10943】
【タイトル】素読と音読と暗唱と。
【記事番号】1536 (2147483647)
【 日時 】06/11/18 17:20
【 発言者 】Jackie
Naimaさん
「幽体離脱」とはこりゃまたオツな表現ですね。わかりやすいです。
ジェット機がとびたつまではエンジンを回転させてる 負荷をかける。回してまわして
「こんな重い期待が飛び立つのかい?」と疑問に思い諦めがはいりそうになりそれでもまわすと あるときにふわっと体が軽くなり 空へ。視界がぱあーっつと
開ける。
回転読みの仕方
いくこさんのページはわかりやすいですね。
http://homepage1.nifty.com/TOKIWAAKEBI/sakusaku/1_1.htm
今日小学校1年の姪が753の帰りによりました。
そこで初めて知ったのですが 今は音読や暗唱をかなり学校で取り入れているんですね。
1年にあがってから
※ あめんぼあかいなあいうえお、うきもにこえびもおよいでる。 ア行からワ行。
※ えかきうた。どんなものかしりませんが)
※ 我輩は猫であるの出だしから一ページ(漢字にはかながふってあるそうです)
※ 10の分解 10は9と1 8と2 7と3 6と4 と暗唱。
※ 15の分解 15は 14と1 13と2 という暗唱
などだそうです。
姪はぜんぜん覚えられず 先生から匙を投げられる寸前とかで・・
なんだかねえ、音読、暗唱、けっして悪いことじゃないですよ。いややったほうがいいことです。 だけど姪が覚えられないところをみると教え方がわるいんで
あるまいか?
・・他のお子さんは覚えているわけで やっぱり姪の出来が悪い?(汗)
そこで あめんぼ赤いなという文章、子供にはあまりイメージもわかないだろう文を
一緒によんでみました。技法グラウンドorRead and Look upに近いやり方で。私が手本を示し、姪にやらせるやり方。
最初は何回か文字をみて音読 そして話して空を向いて リズムよく音読。
あめんぼあかいなのア行のあとは柿木クリの木かきくけこ っと。
そして アとカ行を一緒に。次はサ行とナ行をやったら ア行からナ行を一緒に。
は行までをやりました。
そのあとはそのまま もう一回やってみよう!と今度はナメクジにょろにょろなにぬねのは まず私が体をくねらせながら
「あーなみくじにょろにょろなにぬねの」とやりはじめ そして一緒にやりました。
楽しそうに繰り返す姪。
ジェスチャーハッスルしちゃいました、子供英会話教室の先生もできるかも!?
(恥ずかしい!)
あ行からは行まで覚えがOK.
といってももう明日には忘れてしまうでしょうから 親が私のやり方でやってくれればですが、親となると 進展が遅いといらいらするらしく、コーチするのは
難しいかもしれませんね。 しかって覚えさせようとしても無理なもんです。
3,4歳のころは テレビの「日本語であそぼ」をまいにちみているうちに
「じゅげむじゅげむ」と 音からすべて覚えてしまった姪。入学前の子供達にはこんな才能があるのですね。 ・・・この調子で英語も・・・と親が思う気持ち
が少しわかる。
10の分解とやら、掛け算の九九はむやみにでもそらんじるべきですが 10までの数なんて暗唱させずに チョコボールでも使って 気をひきながら教えるよ
うに指導したらいいのに。10や15までの概念もいちいち 15は14と1とか暗唱させるなんてばからしいっ!
我輩は猫であるの暗唱は 斉藤音読ブームの手法を学校がといいれているのでしょうね。
うーん。彼の方法をちょっとだけですが、
テレビでみたことがあります。体を動かしながら覚えることにも賛成ですし、 高学年など3色ボールペンを使って 重要事項、自分が感激したところなどに線
を引きながら読むのは 効果はでるのだろう。
しかし彼のテクニックだけを学校がむやみにとりいれても どんなもんなんだろう?
でも読書の楽しみ 純粋にのめりこむってのは?・・私が知らないだけで、きっと斎藤メソッドにも読書の楽しみを教える内容もあるのだろう。
こんなに広く受け入れられ、学校でも音読暗唱がかなり取り入れられているのだから。
今月の文芸春秋に斉藤さんや100マス計算の陰山さん杉並区の藤原さんという校長先生の対談がありました。 納得するところと、そりゃ違うだろというとこ
ろがありました。
もう一回読み直してあとで書くことにします。
3割の子供の基礎学力の底がぬけていて、中学生でも九九がでてこない、ということがあるそうです。
トレーニングが重要だということです。
トレーニングは確かに重要なんです。そこも同意です。
しかし陰山さんと斉藤さんのトレーニングには 間がない。
隙がない。
・・って実際の授業をリアルでみたことがないのに なにがわかるっ!
一応 日本の教育界をリードする先生方だぞ! っと自分でつっこんでおきますが。
この違和感は私の感覚的なものです。
基礎学力の低下はゆとり教育と土曜休みで授業時間がへったことが本質ですよね・
時間数がなくなったことで 基礎繰り返しが減り、それで定着できなくなった。
だからそれを百マス計算とか たくさんの暗唱の宿題でまかなおうとしているのでしょうかね?
参考
文芸春秋の12月号 P130 これが本物の教育再生会議だ。
今月の文芸春秋は教育特集と 拉致問題です。
安倍改革を後押しってプロパガンダでしょうか?
個人的に 学校バーチャー制度には反対ですし、イギリスのサッチャーの教育改革を手本になんてばかなことは辞めてほしいですわ。
【10944】
【タイトル】乗ってますねえ!
【記事番号】1537 (2147483647)
【 日時 】06/11/18 17:33
【 発言者 】Jackie
吉さん、
スパークリングパートナー募集やNaimaさんとの練習と。
乗ってますねえ。 吉さんの イメージに対するコーチの仕方は的確でわかりやすい。
ofの説明は あーそうか、すとーんとはいってきますね。
文章の中でたくさんの of a frieno of mine
その他を体にいれていれば 吉さんの説明がストーンと腑に落ちるはず。素読舎の生徒さんどんどん募集を!
私はアメリカに行くまで文法が苦手でした。文法用語でつまづくんです。
ほら 不定詞の名詞的用法とか・・あれ。 まったくダメで文法書はきれいなままの学生時代。この間の中学の授業見学で 不定詞がでてきたときも 「これは
名詞的用法ね」と先生が行ったとき 「わからん!そんな説明じゃわからん!」と心の中で叫んでいました。
アメリカでもESLの授業はとったので そこで文法も英語でならって、そのころのノートを読むとadj V adv
とか 書いてあったので そこでも漠然とどんなものかわかってはいたのでしょうが、霧の中だったと。
日本に帰って、 いざ英会話学校で英語を教えることになり 中学かラ高校初級の文法書をやりなおしているときに あー、これが名詞。あーBe動詞ってこう
いう使い方、あー受動態とか はっきりと すとーんと腑におちたんです。
お恥ずかしい。
また話がずれてしまいました。すみません。
【10945】
【タイトル】吉さん&Naimaさん
【記事番号】1538 (2147483647)
【 日時 】06/11/18 17:44
【 発言者 】寺澤郁子
こんにちは。
ごぶさたしております。
eitherの発音指導についての記述拝読させていただきました。
>either の発音について文章にしようとしたのですが、音を書いて表現するのって難しいですね〜。
>昼休みまるまる潰して書こうとしましたが玉砕!
>
>今度パソコンに私の発音を録音してそれをアップロードさせようかな、やった事ないけど、、。
>じゃないと音は文章で説明できそうにありません。
either の発音を、時間をかけてでよいので、
ぜひ日本語に書き起こす試みをなさっていただきたいです。
吉さんの発音をアップロードすることは有意義なことであろうとは思いますが、
日本にもeitherの音声教材はもう巷にたくさんあふれていますし、吉さんの音でなければならない必然性もないように思われます。
どうも音を聞かせて「再現しろ」というのでは、
ネイティブの外国人講師による指導となんらかわりがないように思えるのです。
これは提案なのですが、Naimaさんがお嫌でなければ、Naimaさんのeitherの発音をアップロードしてみてはどうでしょうか。
根石さんがこれまで提唱してきた発音のコーチ法は、すでにNaimaさんは体得してらっしゃいます。
もし、Naimaさんにさらに矯正を必要とする音があって、その矯正法が多くの日本人英語学習者に対しても汎用性の高いものであれば、あたらしい発見にな
ると思います。
※本来なら、私の英語こそ、風にさらさなくてはならないのですが…。
【10946】
【タイトル】Jackieさんへ
【記事番号】1539 (2147483647)
【 日時 】06/11/18 23:18
【 発言者 】吉
Jackieさん ありがとうございます。 ほんと、今は英語の学習が楽しくて仕方がないです。 勢いがあるので、激しく書き込みをしてしまいました。
(みなさん、すみません)
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
私のイメージの説明は大人の学習者には有効だと思うのですが、若い学習者、、その、、、なんというか、、、日本語の蓄えも少なく、経験も浅い学習者には、
あまり有効ではないかもしれないと考えていました。
なんて言うんでしょう、経験が少ないからコアイメージだけを聞かされても想起できないと思うのです。 若い学生さんは、Naimaさんがいうように激しく
素読して、辞書を引いて、日本語の語彙も増やして、
そして勉強も遊びもとにかく実際に体験してみる、、、そういうベースが大切ではないかと考えるようになりました。 (遊びも含めて)いろんな経験を積んだ
上で私の前置詞のイメージを聞くと、「ああ、そうかもね」と感じてくれる部分があると思います。
Jackieさんの学校現場の書き込みにも毎回考えさせらています。 私も文芸春秋、電車の広告をみて購入しようかと思っていたんですよ。
【10947】
【タイトル】寺澤さんへ
【記事番号】1540 (2147483647)
【 日時 】06/11/18 23:19
【 発言者 】吉
寺澤さん、、お久しぶりです〜。
>either の発音を、時間をかけてでよいので、
>ぜひ日本語に書き起こす試みをなさっていただきたいです。
そうですね、やってみましょう。 今やってみましょう。
(⌒▽⌒)ノP
前回の茶読の時、Naimaさんに「either」の音を聞かせて欲しいとお願いされたのでした。
で、、、私の音でコーチをしたのですが、私の音に迷いが、、、(^^;; 、、えへへ。
で、、みなさんに聞かせたい音とは、私に迷いのある「その音」なのです。
(私の音をお手本にして欲しいというものではないんです。)
私がNaimaさんにコーチした音は、「シーザーサラダ」の「シーザー」の抑揚に近いのです。 ですが、、辞書の発音記号では、「イーザー」の「イー」に
アクセントがきます。 単語一つだけを抜き出した時は、辞書どおりのアクセントで発音できるのですが、文章の中ではネイティブも「シーザーサラダ」の
「シーザー」のイントネーションになる場合があると思うのです。 みなさんはどう思いますか?
「イーザー」は、「アイザー」とも発音されます。 で、、「アイザー」の発音でも試してみました。 でも辞書どおりのアクセントだと、どうもシックリこな
いのです。 それでネイティブが文章の中でどう言っているか聞きたくなったので、英語のCDを聞いているのですが、eitherの出てくる文章にぶち当た
らないんですよ〜 ( ToT) 涙。
英語を語学としてやる場合は、「法則がみつからない限りは、辞書どおりに発音するしかない」と思うのですが、でもネイティブさんも「シーザーサラダ」の
「シーザー」のアクセントでいう場合があると思うのです。
私が考えていたのはそこなんです。 そのことを通勤中にずっと考えていたのです。 で、、これもアクセントとイントネーションの違いなんだと思うのです。
この間根石さんが掲示板でポロっと言っていた事なんです。 みなさんはどう思いますか?
この間からやっているのですが、
「チーズ」「ケーキ」「チーズケーキ」だと、チーズの抑揚が変わります。
「チョコレート」「工場」「チョコレート工場」だと、チョコレートの抑揚が変わります。
英語でも二つの単語が合成されるとイントネーションが変化する上に、意味まで変わってしまうケースがあります。
で、私がNaimaさんにコーチした音、、either、、も、単語を抜き出して単独で発音した場合と、文章の中で発音した場合で変わると思うのです。
どうでしょ? either が、平坦な音になると思うのです。
辞書に書いてあるアクセントをきちんと守って一個一個丁寧に発音する事はできます。 でもそうするとロボットが感情を込めずに喋るのと同じになると思うの
です。 日本語でもそうだと思います。
例えば、
「明日は何するの」という日本語を、
「あした」「は」「なに」「する」「の」とは、ならないと思うのです。
で、、、録音して聞かせたいのは、この部分なんですよ。 聞いてもらってみなさんに議論してもらえたらいいなと考えていたのです。 ハー、、ここがわかる
と、根石さんと話したfinalのアクセントの持っていき方とか、すっごいスッキリすると思うんです。
もうこの辺は研究されていて、すでに答えが出ている気もするんですが、どうなんでしょう。 形容詞の抑揚とか、、、ああ、、誰か教えてください。
こんな説明でわかりますかね?
私は英語のアクセントの事など書いてある専門書を読んだ事がないですが、以前ここの掲示板で、、福岡Mさんが、抑揚についての本を紹介してくれたと思いま
す。 私も1冊、その手の本を購入してみようかな、、、どうだろ、、。
寺澤さん、、どうでしょ? こんなんで私の発音のイメージつきましたか?
Naimaさんは私の音を聞いてくれているので、わかると思うのですが、、、。
追記
すみません、、明日から火曜の夜までパソコンを開けない環境に入ります。 練習パートナー、本気で募集中です。 興味のある方は、この掲示板で呼びかける
か、メールを送ってください。
逆指名したい人達も、わんさかいるのですが、
プレッシャーを感じて欲しくないのでやめときます ( ̄ー+ ̄)ニヤリ。
【10948】
【タイトル】either
【記事番号】1541 (2147483647)
【 日時 】06/11/19 0:51
【 発言者 】Naima
私が中学の時は「アイザー」と発音してました。40数年前です... 言うてしもた
私の"either"は多分、[イー]にアクセントを置いて読んでいると思います。このイントネーションは大阪人には馴染みやすく心地よいです。
大阪人間は、中国語の「四声」(でしたっけ)のように語に抑揚をつけて喋ります。シーザーサラダとかシーサー(沖縄のおちゃめな魔除け)あるいは、最近の
若い子達が「クラブ」「カレシ」のように抑揚をつけず平坦に発音するのが、かなりむずかしい...
違うイントネーションと出会うと、自分のはもしかして大阪弁英語ではないか、と不安になってしまうのです。
【10949】
【タイトル】大阪弁英語
【記事番号】1542 (2147483647)
【 日時 】06/11/19 1:02
【 発言者 】Naima
私の苦手な語に、"upstairs" があります。
[アップステアーズ]
の[アッ]と[テアー]の両方にアクセントをつけて読んでしまいます。大阪弁で「言うたらあかん」を「言う」と「あ」の両方にアクセントをつけて言います
が、それと同じです。
【10951】
【タイトル】小学生音読と日本のサラリーマン
【記事番号】1544 (2147483647)
【 日時 】06/11/19 10:39
【 発言者 】Jackie
斎藤孝さんの影響で音読ブーム。これはよいことで小学校からの小説、古文などの音読暗唱も 根石さんがよくおっしゃっていたことですよね。 声をだすこと
になった。そらんじることいいことなんです。日本人はブームにのっかるのがすきですし、日本語英語とも学校で音読が始まり空前の音読ブームということです
ね。中教審も小学校に「古文漢文」などの音読暗唱を推進するようで、その先取りなのか 今の小学校ではすでに はじまってるんですね。
「音読」「授業参観」や「音読 宿題」のキーワードでブログ検索したところ 小学校の授業参観で 方丈記やら我輩は猫のはじめ、そのたもろもろを音読暗唱
するようです。
音読カードなんてものもあるみたいです。
まーねー。でも家の姪は音読の宿題、暗唱がたまっているようで。
音読、国語嫌いになる一歩手前!
共働き(妻パート)なので 帰ってくればくたくたで、
学校の宿題をなかなか見てやれないこともあるんでしょうけど
音読ぐらいなら 家事をしながら読ませときゃいい・・ってなもんでもなく、
音読はいいこと!やった学校の教育も変わったかといいつつ、
ブームになりゃ一辺倒、猫も杓子も学校も先生も音読音読。
基礎は大事よ漢字学習計算学習 百マス計算百マス計算。
効率効率で 道草がないぞ。
土曜日休みになった分、宿題が増え帰って大変に。
・・私。天邪鬼ですね。音読ブーム、やっぱり音読はしないよりしたほうがずーっとよいのだから この流れにはもろ手を挙げてよろこぶべきなのにねえ。
ブームに向かって批判的になるようじゃ、顧客の心はつかめませんね。
ま、自分が英語の音読をもとにした基礎構文の血肉化、などを元にしてやってきて
なかなかうけいれられなかったので その経緯で根性がまがってしまってるんでしょう。
今のブームにのっかればいいんですよねえ。
ターゲットは小学生と中学生♪ 高校生以上〜社会人が主だった
私にとっちゃ未開拓の地なんですがね。
理解のある親が増えてるかもしれない。
文芸春秋12月号より引用
P132
陰山「百ます計算がこれほどひろまったのも、トレーニングの必要性を現場はよく知っているからですよ。
斎藤「教育再生のためには、、「すべての教師はストップウオッチを携帯せよ。」といいたい。 私が教えるときは たとえば「この10個の単語を2分で覚え
ましょうはい、スタート」と時間を区切り、終わると生徒が交互にチェックしあう それを繰り返します。
P139
斎藤「日本のサラリーマン全員が、そんなに遅くまで働くほど大変な仕事をしているのかな。無駄な会議も多いし、時間を浪費しすぎだとおもいますね。子供と
過ごせる期間は意外と短いもので・・・
「教育再生会議が男親の帰宅時間が早くなる企業社会に主導していくならばすばらしいですよ。」
現在の子育て世代のサラリーマンがどんな勤務状況なのかご存じないのだろうか?
過労死するんじゃないかってほど、ホワイトカラーもブルーカラーも大変だが。
リストラで人員減ったが仕事量は変わらない つまりは大変になっているってのが現実。
私も トレーニングの必要性は大事だと思っている。
ストップウオッチ。陰山方式でも斎藤方式でも使っているようだ。
私も長崎式 基礎構文の徹底や 20秒の口英作文レッスンのときには
ストップウオッチを使っているが、
またうまく説明できないが、ちょっと用い方が違う。
文芸春秋のこの対談「これが本物の再生教育会議」には 賛成するところもいっぱいあるのですよ確かに・・but。
基礎力が落ちてる生徒に基礎力をつけるほうほうはよいことだ。
陰山さんもそのためにこの百ます計算をかんがえだしたのだろう。
斎藤さんも 音読や暗唱を推進しているのだろう。
それはそれで 初期の目的は果たすことになる。
その上に 積み重ねで 考える間、ゆとりをもつような教育をすればいいことなのだろう。
しかし 15は 14と1とかそんなこと覚えなくてはいけないのだろうか?
またなにがいいたいのかわからなくなってきて散文
説明できないことばっかりで(大汗)
・・・国語力が足りない。 我輩は猫であるの暗唱でもしてみましょうか(笑)
根石さんのように論理的な文章を書きたい。
【10953】
【タイトル】本当に?
【記事番号】1546 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 1:14
【 発言者 】根石吉久
>斎藤「教育再生のためには、、「すべての教師はストップウオッチを携帯せよ。」
>といいたい。 私が教えるときは たとえば「この10個の単語を2分で覚えましょ
>うはい、スタート」と時間を区切り、終わると生徒が交互にチェックしあう そ
>れを繰り返します。
この「斎藤」というのは斎藤孝さんのことでしょうか?
そもそも、「音読」も「素読」も、「暗記しなくていい」「覚えなくていい」、すらすら読めるようになっても、その「すらすら能力」で声に出して読み続け
ればいい。ほら、覚えようと思わなかったのに、いつのまにか覚えているでしょ?
これが、音読の効用の原点だったはずです。どれだけ時間がかかるかなどというせちがらいことは外してあったはずです。
斎藤孝、堕落しましたね。
【10954】
【タイトル】場面は
【記事番号】1547 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 1:21
【 発言者 】根石吉久
単語を覚えさせるという場面か。
「教室」で。
やめとけと言いたい。
単語を覚えるなどということは、ひとりでじっくりやればいいのだ。
斎藤孝は、英語などに口を出すから駄目になるのだ。
斎藤孝が出現する20年も前から、「音読」や「素読」を英語で使っていたのは、素読舎だけだ(と思う)。
斎藤孝が英語について口を出すとボロが見える。
国弘正雄が正統だと思える。(国弘に対する批判はあるが・・・)
【10955】
【タイトル】営業
【記事番号】1548 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 1:34
【 発言者 】根石吉久
>まーねー。でも家の姪は音読の宿題、暗唱がたまっているようで。
>音読、国語嫌いになる一歩手前!
この子供さんを私の生徒にしたいと思います。
しかし、私の仕事は時間給なので、週一回、30分のレッスンで月額1万2千円もかかってしまいます。こんな高額でレッスンしても、私の生活はかつかつで
す。
半額は文部科学省が補助金を出すのがいいと思いますが、馬鹿ばっかしの省庁が出すわけがありません。
で、私は風前の灯火を続けてきたわけです。
かなり嫌になっていますが、それも文部科学省など狸どもの棲息場所を喜ばせるだけだと思って、ほとんど意地で維持。
やめたくなったら、きっぱりとやめます。
日本の英語なんぞ、「あれが標準」ならくだらねえのだ。
しばしば、日本の英語なんざどうとでもなれ。
くたばれ。
と思うのです。
まともな方法は、なきものにされ、しっかりと盗まれるのですが、しっかりと盗んでくれさえすれば文句はない。
ところが、文部科学省という馬鹿の巣窟は、しっかりと盗むこともできやしねえ。
教師が生徒に「暗記」させるということをやった時点で、「音読」も「素読」もだいなしになるということがわかっちゃいない。
「暗唱」や「暗記」はやらせてはならない。そんな貧乏根性に静かに対しているのが、「素読」であり、現代向きには「音読」だったはずです。
「暗唱」や「暗記」の強制の有無が決定的な分岐点なのだということがわからない文部科学省も、その言いつけを守っているだけの現場も馬鹿ばっかしなので
す。
【10956】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1549 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 1:53
【 発言者 】根石吉久
>私の苦手な語に、"upstairs" があります。
>[アップステアーズ] の[アッ]と[テアー]の両方にアクセント
>をつけて読んでしまいます。
えっ、それじゃいけないのですか?
俺もそうだけど。
辞書をひくと、両方にアクセントある。
「階段」てものは、自分がいる「階」より上に行くか下に降りるか、どっちかに使うものなので、それを使って行くのが up なのか down
なのかを言いたい場面が多いので、up にアクセントがあっても、down
にアクセントがあっても私は生徒の音を直しません。均等にアクセント、が辞書の表記であっても、どっちかと言えば、up や down が大事。
そういう極東の島国における個人の勝手な判断でレッスンしています。
無批判にネイティヴを仰ぐことは、もっともやりたくないことで、人々に笑われるのをあらかじめ覚悟した上で、私は英語の改造をやりたいのです。
もっとも有名な事例で言えば、インド人の英語というものがありますが、それと同じ意味で日本人の英語というものがありません。
あるべきだと思っています。
そのとき、「日本人ならこう考える」という考えで、up や down に強勢が来ることは可。
あるいは、普遍的に「可」であるべきだという考えで、自分で勝手に決めています。
語学というのは、磁場に意味を強制されることとはまったく違う行為で、自分で勝手に意味を決める行為です。そして、それが通じなければどうしようもないと
いう、勝負事です。
個と普遍の間に電流が通じるかどうかがかかっている大事な行為です。
これが、磁場にまみれた人にはわからなくなります。
【10957】
【タイトル】かなり酒がまわってきましたが、
【記事番号】1550 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 2:13
【 発言者 】根石吉久
>違うイントネーションと出会うと、自分のはもしかして大阪弁英語ではない
>か、と不安になってしまうのです。
それは無用な不安です。
大阪弁はまったく関係ないと思います。
吉さんとの食い違いは、英語磁場に体を置いたか置かなかったかの違いに過ぎないでしょう。
「磁場」の自然は、「語学」における不自然であり、語学の自然は磁場における不自然になるのが当然です。
それが語学の「机上」と「磁場」の生活まみれ言語との「関係の絶対性」です。
「お手本」や「模範例」は、絶対に仰ぎ見てはならない。
単に、媒介にすべき媒介項だということを忘れてはならないというのが、私の思想と言えば
思想です。
該当言語磁場の外において、該当言語磁場の言語使用の自然を真似するほど不自然なことはありません。それが多分、これまでずっと「複製音声教材」の使用を
なるべく避けてきた私の癖を作った理由なのでしょう。なにしろ、本当に私はCDやらDVDやらの英語音を「なるべく」聴かないようにしてきました。赤ん坊
が乳房にぶらさがるように、それらの音にぶらさがるのが、直感的に感覚的に嫌なのです。
日本語で作られた口の動きを元にして、それをとことん変化させるだけで結構だ。
それ以上のことは迷妄である。
それで十分に話せば通じる。
リスニング能力養成は、その音の扱いと別に、別仕立てでやればいい。
こっちの場面では、CDだろうがDVDだろうが、何だってかまうもんか、いくらでも使ってやる。これは、「幽体離脱」でしたっけ、そのレベルに達した人が
どかどかやるべき練習だと思います。
自分が話す音だけはCD並やDVD並はいやだ。
自分が話す音において、英語ネイティヴと同一化したいという幻想そのものが気持ち悪い。
【10958】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1551 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 2:33
【 発言者 】根石吉久
>辞書に書いてあるアクセントをきちんと守って一個一個丁寧に発音する事は
>できます。 でもそうするとロボットが感情を込めずに喋るのと同じになる
>と思うのです。 日本語でもそうだと思います。
日本語で育った人の日本語の磁場における日本語においては、「ロボット」的な発音の連続は不自然で、やれば嫌がられるか面白がられるか、いずれにせよ、余
計な反応を引き起こします。
英語の磁場における英語において、語学育ちの「ロボット」的な発音の連続は、英語磁場のネイティヴが、受容力があるかないかによって反応が違ってくるで
しょう。恐ろしいことですが、特にアメリカなどはこの受容力を前提としない社会ですから、多くの人が「ロボット」的な発音の連続を馬鹿にします。で、それ
に流されて、つい流暢になってしまうしかないと思ってしまうのです。
赤ん坊の時から、英語磁場にいた人の流暢さとまるで根が違うのに、まるで同じであるかのように振る舞えば振る舞えてしまうのが、日本語磁場での(磁場帰り
の)英語です。
ここに、大きな欺瞞があるとずっと考えてきたのでした。
【10959】
【タイトル】普遍的な違い
【記事番号】1552 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 2:53
【 発言者 】根石吉久
日本では、例えばアメリカ人が「ロボット的」に馬鹿ていねいな日本語をしゃべっても誰も馬鹿にしません。
アメリカは、根性が貧乏で世界を知らないので、日本人が同じことを英語でやれば、簡単に馬鹿にする人が多いのです。
ええと、忘れてしまいましたが、「Here or to
go?」でしたっけかな。くそまずいハンバーグ屋でハンバーガーを頼んで、それが聞き取れなかったとき、あからさまに俺を馬鹿にしていたばばあの顔はいま
でも目に浮かぶ。
英語がわからないと馬鹿にされるのがアメリカです。ほぼ標準的な反応と言っていいと思います。ですから、「ロボット的」なしゃべりも馬鹿にされます。アメ
リカ人の「ロボット的」な日本語のしゃべりを珍重する日本人とは根本的に違うと言っていい。
で、ハンバーグ屋における here
でくそまずいと思いながら、やっとこ馬鹿みたいなものを食ってから、図書館に入って本を読んでいたら、中学生くらいの男の子が、「時間だから閉めます」と
言ってきた。それも一発で聞き取れなくて、「ソリー、俺は耳に問題があるのだ」と言ったら、「あなたはちゃんと聞き取ってしゃべっているではないか」と真
顔で言ったのだった。中学生の図書館ヴォランティアに「あのなあ、あんたらのいつもの言い方を聞き取るより、しゃべる方がよっぽど楽なんだぞ」という「が
ちがちの語学論」を展開する気力と時間がなかったので、うん、まあな、というような顔をして図書館を出た。
何の話でしたか?
語学というのは、どこに行っても、まともに理解できている人があまりいないということです。
【10960】
【タイトル】斎藤孝 単語
【記事番号】1553 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 10:41
【 発言者 】Jackie
根石さん
>単語を覚えさせるという場面か。
「教室」で。
そうです。
。
文芸春秋 P131より引用
>齋藤
これまで学校は授業中にトレーニングをすることを怠ってきました。たとえば中学校に「英単語を覚える」という授業はないでしょう? 予習で英単語の意味を
調べて」自分で復習して覚えなさいというだけ。 英語は単語力がないと、読めない、かけない、聞けない、離せない。
中学での必修英単語は900百と実用には程遠いのに、それすら身につかない。
学校でトレーニングの時間を確保しないと、もっとも被害をこうむるのは 勉強の週間がない子です。 もともと日本の寺子屋は 論語の素読も手習いも算盤
も、すべてトレーニングの場だったでしょう。 漢字や単語を覚えたり、九九を繰り返し訓練するのはつらいサ行だからこそ、学校で先生が居るときにみんなと
一緒にやったほうが乗越えられる。
陰山「百マス計算がこれほど広まったのも、トレーニングの必要性を現場はよく知っているからですよ。」
>斎藤「教育再生のためには、、「すべての教師はストップウオッチを携帯せよ。」
>といいたい。 私が教えるときは たとえば「この10個の単語を2分で覚えましょ
>うはい、スタート」と時間を区切り、終わると生徒が交互にチェックしあう そ
>れを繰り返します
引用終了
【10961】
【タイトル】音読と素読と暗唱とトレーニングと
【記事番号】1554 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 10:58
【 発言者 】Jackie
> この「斎藤」というのは斎藤孝さんのことでしょうか?
そもそも、「音読」も「素読」も、「暗記しなくていい」「覚えなくていい」、すらすら読めるようになっても、その「すらすら能力」で声に出して読み続け
ればいい。ほら、覚えようと思わなかったのに、いつのまにか覚えているでしょ?
これが、音読の効用の原点だったはずです。どれだけ時間がかかるかなどというせちがらいことは外してあったはずです。
斎藤孝、堕落しましたね
あちこちのブログなどを検索してみたら、音読名文の暗唱は多くの学校で行われているようです。 暗記暗唱が強制になってしまっています。 国語嫌いを生み
出しかねません。読書嫌いを生む可能性すらあります。
齋藤孝氏の狙いは
アマゾン、声に出して読みたい日本語のレビューより引用
>「幼い頃に、意味のわからない文章を覚えさせるのは拷問とも言える強制だという考え方がある。私はこうした考えに与しない。できるだけ早い時期に最高級
のものに出会う必要があるとむしろ考える。意味がわかるのはそのあとからでもよい。たとえ意味がわからなくとも、その深みや魅力は伝わるものだ。よしんば
そのときに魅力を感じなかったとしても、後年それを覚えたことに感謝するときが来る。」
その最高級なものとはなんなのか?齋藤孝のセレクションによる「声に出して読みたい本」本に乗っているものが最高級というものなのか?_
我輩は猫であるであり。徒然草であり、百人一首その他 小説、古文、シェークスピア訳なのかと。徒然草、百人一首あたりはいいんですが、なかにはなん
か?というものもかなりまじっていて・・。今暗唱しておけば中学や高校で徒然草、方丈記その他などを習った時に「Aha! 昔暗唱したのはこれだったの
か。こういう意味だったのか」とアハ体験がおき、感謝するというのであろうか?
根石さんの素読とのスタンスは明らかに違う。
昔の寺小屋の素読とのスタンスとも明らかに違う。
効率を追い求めている。
>学校でトレーニングの時間を確保しないと、もっとも被害をこうむるのは 勉強の週間がない子です
覚えることが強制の宿題となっているので 小学校一年の姪は 被害を受けています。「ずーっと前からの宿題なのに、覚えてないから先生が業を煮やす寸前」
だそうです。みんなの前で暗唱を発表する・・暗唱できたら評価される。ということですね。小学校一年なのに。週末は図書館に連れて行ってるらしく、勝手に
好きな本を選んで読むことは大好きなようですが、 次から次へと出る暗唱の宿題に本嫌いになってしまわないだろうか?
本は 没頭すると時間も忘れるくらいたのしいものですよね。
・・パソコンを持ってから本をめっきり読まなくなってしまいました。反省。
中学のころ 日本国憲法前文を覚える宿題がでましたが、こんなにきついプレッシャーはなかったなあ。
【10962】
【タイトル】姪
【記事番号】1555 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 11:20
【 発言者 】Jackie
>>まーねー。でも家の姪は音読の宿題、暗唱がたまっているようで。
>>音読、国語嫌いになる一歩手前!
>この子供さんを私の生徒にしたいと思います。
根石さん、ありがとうございます。
しかし残念ながら 弟の家計に月額12000円を支払う力はありません。
またまだ小学校1年ゆえ、電話でのレッスンには向いていないと思います。
景気は回復しているが消費が鈍い、と景気の下方修正をやっとのこと政府は口にしました。
んなもんあたりまえやん。 大企業は最高利益。派遣を取り入れ賃金を抑え、下請けいじめしてきた。いままではまだ所得の再分配があったが、 「がんばった
人が 儲けて何が悪おい」「成功者を僻むな」などという小泉、マスコミ垂れ流し、
給料があがらないのは努力が足りないからだとレッテルをはられ。
下々のものにはお足が回ってこない。
地方の中小企業勤めでは家のローン、車のローン、保育園代、ぎりぎりの生活です。
教科書のないよう削減や土曜日が休みになったり、月曜連休になったことで
あきらかに学力は低下してきているし、教える内容も、回り道のないゆえに 理解を深めることができず、定着しにくくなっている。
そこで、素読、暗唱、ストップウオッチで百マス計算、漢字練習プリントがもてはやされて、また支持されるようになったのでしょう。
【10963】
【タイトル】浮遊霊
【記事番号】1556 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 11:37
【 発言者 】Naima
>英語がわからないと馬鹿にされるのがアメリカです。
ドイツ語学校の初級検定の模擬試験の結果を見て、「これじゃ中級に上がってもしんどいやろ」という自己評価と、先生の意見が見事に一致し、初級を2回受講
することになりました。早い話が落第です。
2回目の初級クラスに2名のアメリカ人の若者がいました。授業は「コミュニカティブドイツ語」なんかではなかったので、アクティビティーやゲームはなし。
面白くなかったのか、この二人、宿題も復習もしていなかったようで、授業中は、ぼかんとして時間を潰しているだけの様子。座り方もリラックスしすぎ。ドイ
ツは「しつけ」重視のお国柄。
担任も相当底意地悪い先生だったのすが、そこへ来てアメリカ人嫌いらしく、この二人に説教を垂れました。「君たちは英語さえ出来れば世界中どこででも大き
な顔をしていられると思ってるんだろうが」てな調子。私はこの先生が嫌いでしたが、そう言いたい気持ちもわかる気がしました。
ドイツに来るとアメリカ人は分が悪いです。いまだに「ワイルド・ウエスト」な国民性を小馬鹿にしているところも見えますし。特にハンブルクはアメリカの空
襲で打撃を受けていますから、お年寄りは総じてアメリカには辛口です。911以来、ますますアメリカ人は嫌われているようでした。夫と「蝶々夫人」を見に
行った時のこと。アメリカ人妻を連れたピンカートンが蝶々夫人と再開するシーンでは、観客はお芝居だというのに、あからさまにピンカートンに向かってブー
イングしてました。
私の知っているアメリカ人は両手にちょっとあまるくらい。だから、stereotyping とか overgeneralization
になるのかも知れませんが、英語さえ出来ればどこでも楽勝、アメリカ英語こそが世界共通語になると思ってるアメリカ人は多いかもしれません。
大方の日本の英語学習者もそうなのかも知れません。妙にアメリカナイズされたジェスチャーで、間投詞だけがやたらとネイティブっぽい挙動不審な奴もいます
ね。自分をアメリカ人だと思っているらしい。偽装アメリカジンです。
ドイツ人はまだまだアメリカに対して気骨がありそうですが、日本の英語学習者の1人である私は、と振り返ってみると...
「ギブミーチョコレート」時代の生き証人である私は、属国根性の抜けないところなど、偽装アメリカジンと五十歩百歩かも。
ネイティブスピーカーと話す時、自分がどこまで「ナチュラル」に話しているのか、正直なところ気にする自分がいます。発音、イントネーション、コロケー
ション、などなど、しゃべっている最中に気になって、相手に「これでいいのか」と聞いたりすることもあります。
以前、「ネイティブスピーカー並の発音」という私の言葉に対し、根石さんが「事大主義だ」と言われたことがあります。この事大主義から抜け出られない自分
がいるようです。
英語を公用語あるいは共通語としている人口はどれくらいなんでしょうか。学校で英語を第一外国語として取り上げている国はどれくらいあるんでしょうか。イ
ギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど英語を母国語としている国の人口なども合算すると、アメリカ英語を母国語とする人口より遥かに多いに決まっ
ています。
さらに、アメリカに移民した人たちの英語も考慮に入れると、スタンダードなアメリカ英語というものが、CNN
のキャスターのしゃべるような無機的な英語を目指すべきなのか、インターナショナルな英語の基準をどこにおくのか、考えさせられます。
どの国の人たちの耳にも「英語」として聞こえる最大公約数の音であればいいのではないか、その最大公約数の音とはどんなものなのか、イタリア人やトルコ人
やインド人の「巻き舌R音」でもいいのではないか。意味さえ取り違えることがなければ、イントネーションなどどこにあってもいいのではないか、と言えたり
もしないでしょうか。
しかし、あくまで私達が参考にするのは、ゴーストのデミ・ムーアやウーピー・ゴールドバーグのイントネーションであり、それがスタンダードな音なのだか、
訛りがきつい音なのだか、そんなこと、磁場にいたことのない私にはわかるはずもなく、たまにネイティブ・スピーカーと話す機会があると、「うちの英語はど
んな風にこの人たちの耳に聞こえてるんやろか」とつい考えてしまうのです。
うちは愚痴ってるのか...
【10964】
【タイトル】Jackieさん
【記事番号】1557 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 20:21
【 発言者 】寺澤郁子
こんにちは。
ご無沙汰しております。
実は、「声に出して読みたい日本語」は、
素読舎でも教材として使っており
これを用いた素読も行っています。
小学校から素読舎に入った塾生の多くは、
英語をやりながら同時にこの本の素読もやっています。
日本語の磁場で育ちながら、
日本人が普段用いる語彙や表現は、
最近ことに通り一遍で豊かさを欠いている気がしています。
英語のお勉強も大切ですが、
磁場にいるものこそ普段使わない表現に触れて、
日本語を豊かにしていかなければ、
バランスがとれないと思っています。
磁場での素読は、本当に身につくのです。
ちまたには親が泣いてよろこんで飛びつくような、
「外国人教師によるレッスン」だの
「英語がうまくなるよう日本語は使いません」
といったことをうたい文句にした英語塾が、
この長野の田舎町にも大分できましたが、
私自身は、英語を鍛えるだけじゃなく、
日本語も鍛えるんだという思いで塾をやっています。
斎藤氏についてはいろいろ思うところがありますが、
私自身は、この本を教材として悪いものだとは思いません。
多様な日本語の表現が網羅されているし、
素読(音読)の入門本としては比較的よくできていると思います。
この本を出した段階での斎藤孝には、
共感するものがあります。
「英語も楽しく音読すれば身につく」と言い出してからの斎藤氏には、
あまり感心しませんが。
私は小学校から根石さんの主催する素読舎で育ち、
英語の素読というものに触れてきました。
塾が終わった後の時間には、
日本の現代詩やパスカル・パンセ(?)とか、
素読させられたりもしました。
意味はわかりません。
とにかく声に出してくりかえし読みました。
本当によい体験でした。
今こそ、本当にそのありがたみが身にしみます。
また、
小学校のときの恩師からも素読の影響を受けました。
クラスでは、恩師が大きな紙に毛筆で書いた文章を黒板に貼り、
それを見ながら毎朝大きな声で口からぺらぺらと出てくるまで読みました。
暗誦・暗記というよりは、素読、しかもおそらく非常に典型的な素読を教わりました。
最初は朱熹の「偶成」や、高村光太郎の「道程」などから始まったと記憶しています。
斉藤孝の本があながち悪くないと思うのは、
私のこの体験によるものが大きいです。
斎藤氏の本は成績重視の効率主義かもしれませんが、
実際問題、あの本一冊をものにするまで素読するのは、
なまはんかな努力じゃできませんよ。
【10965】
【タイトル】いくこさん
【記事番号】1558 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 20:53
【 発言者 】jackie
いくこさん。
いくこさんのHPをみて 齋藤孝の本を使って素読をしていることは知っていました。
いくこさんの教室でのその本を使った日本語素読の仕方を聞こうとおもっていたところです。
学校でやるには
いくこさんの恩師の素読画適していると思います。
>また、
小学校のときの恩師からも素読の影響を受けました。
クラスでは、恩師が大きな紙に毛筆で書いた文章を黒板に貼り、
それを見ながら毎朝大きな声で口からぺらぺらと出てくるまで読みました。
暗誦・暗記というよりは、素読、しかもおそらく非常に典型的な素読を教わりました。
最初は朱熹の「偶成」や、高村光太郎の「道程」などから始まったと記憶しています。
斉藤孝の本があながち悪くないと思うのは、
私のこの体験によるものが大きいです。
齋藤孝氏については 音読素読が少なかった学校に それを広めたことは功績となるでしょう。
しかし私は下記二つの文に多くうなづきました。
文章の「読み」と「朗読」
http://www.ne.jp/asahi/kotoba/tomo/saitohihann.htm#roudoku
声に出して文句を言いたい日本語 1から5(下のほうの次へをクリック)
http://www006.upp.so-net.ne.jp/takagish/opinion/iitai2003-0/iitai227.htm
http://www006.upp.so-net.ne.jp/takagish/opinion/iitai2003-0/iitai20030.htm
【10966】
【タイトル】jackieさん:とりいそぎ
【記事番号】1559 (2147483647)
【 日時 】06/11/20 22:46
【 発言者 】寺澤郁子
jackieさん。
レスありがとうございます。
こちらから、まとまったかたちで直ちにレスポンスすべきではありますが、
すこしお時間をいただきながら、
・素読舎本校および寺澤の分室で行っている日本語の素読の方法
・斎藤批判1:文章の「読み」と「朗読」 に対する私見
・斎藤批判2:声に出して文句を言いたい日本語 1から5 に対する私見
について今後ひとつづつ思うところを書かせていただくつもりでおります。
また、先日参照していただいた私の「回転読みの練習方法」についても、
・私なりに実践している回転読みの方法とコツ(英文・日本文)
も参考として今後書いていきたいと思っています。
ただし、これはあくまでも私自身のための方法であり、
各人が自分にあった方法をあみだしていくことも学習者自身がすべきことであって、
学問とはしんどいもので王道はないという点はご考慮いただきたく思います。
ただ、jackieさんが問題視してらっしゃる点をざっと目を通させていただいたところ、
今現在、私なりに思ったところだけあげておきたいと思います。
・斎藤氏は「指導者ばかりが音読すればよく学習者は音読しなくてよい」
とは書いていない
・今日本をとりまく教育環境が「早急な内容理解」ばかりを重視している点への
批判がない
・学習を「暗記すること」にしてしまいきついだけのものにしたのは、
素読軽視文化隆盛の結果でもある。
・音読(素読)は一生ものであり、
同じ文章を年齢・経験を経ながら繰り返し読み理解を深めていけばいいもので、
これは、根石さんが「復習範囲は手放さない」としている点にも通ずる。
以上、箇条書きを羅列したもので申し訳ありませんが、
とりいそぎここまで思うところを書かせていただきました。
【10967】
【タイトル】いくこさん
【記事番号】1560 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 0:06
【 発言者 】Jackie
>斎藤氏は「指導者ばかりが音読すればよく学習者は音読しなくてよい」
とは書いていない
そうですね。齋藤さんが読んだ後、生徒にもどんどん音読させますから。
ここはこのHPの著書も勘違い、もしくは書き間違いしているものと思います。
【10968】
【タイトル】Jackie さん
【記事番号】1561 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 2:24
【 発言者 】根石吉久
>>この子供さんを私の生徒にしたいと思います。
>しかし残念ながら 弟の家計に月額12000円を支払う力はありません。
>またまだ小学校1年ゆえ、電話でのレッスンには向いていないと思います。
酔っぱらいのした営業です。
「思います」という具合に思っただけですので、気になさらずに。
弟さんが宝くじでも当てたら考えてみるように言って下さい。
私のレッスンは金がかかるのが困ったものです。
【10969】
【タイトル】斎藤孝について
【記事番号】1562 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 4:33
【 発言者 】根石吉久
>斎藤氏についてはいろいろ思うところがありますが、
>私自身は、この本を教材として悪いものだとは思いません。
あの本は教材としてうまく使えばもちろん悪いものではない。
「声に出して読みたい日本語」に載っているものは、他の人が同じ趣向で本を作れば、まったく違った材料が使われるだろうが、まあ、「声に出して読む」と
いうことが衰弱しきっている現在ではこれでいいだろう、と思ったのだった。(本当は自分で編みたいが、そうそうあちこち手を出してもいられない。)
あの本は、「音読ブーム」の起爆剤としては見事に作用した。しかし、「音読」を駄目にしていく筋道がブームのご本尊の斎藤孝から発せられているとは知ら
なかった。
いくこが紹介してくれたホームページを読んでみた。そこに書かれている通りに、斎藤孝が本当に、教師だけが声を出して読み、生徒はそれを聴くだけで、生
徒にボールペンでテキストに線を引くことを推奨しているのであれば、これは馬鹿だ。素読も音読もわかっちゃいない。斎藤孝は時流に乗るのがうまかっただけ
だということになる。
何が三色ボールベン。ボールペンなど持ち出して、「音読」や「素読」を汚すんじゃない。「音読・素読」の領域に筆記具を持ち出した時点で、斎藤は効率主
義者であり、要約主義者であり、教育の世界のとことん悪い意味での「近代主義者」だとばれてしまったのだ。なるほど、だから時流に乗れたのかと今頃思って
いる。なるほど、だから俺の本質的な興味をひくことがなかったのか。軽いなこの男、とは最初から思っていたが、Jackie
さんが引用してくれたものを読むまで、これほどの馬鹿とは思っていなかった。
堕落したのだと書いたが、あるいは最初から馬鹿だったのかもしれないとは今日思ったことだった。
斎藤が英語教育に口を出し始めて何か言っているようだとは知っていたが、ストップウォッチを持って英語の単語を覚えさせるという記事を読んで、軽いだけ
でなく、「浅い」と思った、というより、その前に、単純にあきれた。
そんなやり方で覚えさせる(生徒が覚える)場合、この掲示板でつい最近話題になっていた、英単語のコアイメージ形成の問題はまったくすっとぶ。コアイ
メージがないまま「覚える」なら、英単語と日本語単語の「対を覚える」以外に生徒には方法がない。これは本来の意味で英単語を覚えたことにならない。コア
イメージが形成されないなら、覚えたことにはならないのである。
コアイメージを形成するのは、人間の「覚える」という能力ではなく、「思う」能力だが、そこにストップウォッチを持ち出すなら、「覚える」能力だけ駆使
することを生徒は強制される。コアイメージなしの虻蜂取らずを強制されるのである。これは子供に対する本質的な暴力である。斎藤孝などがのさばる時代だか
ら、幼児虐待などという民衆レベルでの現象があるのだとも言える。あるいは幼児虐待という現象と、斎藤孝のブームは同じ幹から生えた別の枝だとも言える。
>齋藤
これまで学校は授業中にトレーニングをすることを怠ってきました。たとえば中学校に「英単語を覚える」という授業はないでしょう?
学校の授業がトレーニングをさぼってきたという批判は、それだけならまっとうなものだ。だからこそ、「音読」だったはずだ。英文を材料にまっとうな音読
をするのなら、当然そこに「音づくり」が含まれていなければならないが、おそらく今も、日本の学校での英語の音読には「音づくり」は含まれていない。で、
それは結局、トレーニングにはならない。
だからこそ、トレーニングたりうるまともな「音読」を理念として置く必要があるのだ。「音づくり」がそのまま「音読」になるような理想形を理念として掲
げる必要がある。しかし、これはすでに理念でなく局所的にだが実現されている。佐賀県の柴田さんの授業や素読舎の「電話でレッスン」において。そして、こ
れは柴田さんの言葉だが、掛け値なしに「音作り=音読」であるようなものは、柴田さんの授業と素読舎以外に「日本にはない」という。ちまたにあふれている
のは、おそらく理論が骨抜きにされたにせものばかりであろう。
英文を対象にして、もしトレーニングたりうるまともな「音読」をやれば生徒にどんな得があるか。もし、学校の教室で「まともな」音読が実現すれば、生徒
のあらゆる「自習を楽なものに」してやれるのだ。単語を覚えるのも、イメージを形成するのも、文法を理解するのも、筆写するのも、あらゆることが楽にな
る。だからトレーニングすべき項目は、単語を覚えさせるなどということではなく、まず最初に「まともな」音読なのである。
英語を身につけるなら、生徒が「自分で」やらなければならないこと、自習に負うことが全体の7割、8割を占めるといっていいくらいなものだ。単語を覚え
ることもそうだが、とりわけイメージすることがそうだ。これはどんな「指導者」にも指導できない。生徒が勝手に自分でやるしかない領域だ。(吉さんのよう
に)イメージを概念的に説明することは生徒にヒントになるが、イメージすることはあくまでも生徒が自分でやることであり、生徒が自分でやる以外に世界中の
誰もやってはくれない。
斎藤は学校の教室で単語を覚えさせることを提唱するが、本当に学校の教室なんかで、例えば大学入試に必要な数の単語を扱えると思っているのか。自分で中
学生から高校生まで受け持ってやってみるがいい。
「この10個の単語を2分で覚えましょうはい、スタート」だと。
生徒を奴隷にして、2分で10個覚えさせたとして、週四回で40個覚えさせたとして、月に200個覚えさせたとして、年に2400個覚えさせたとして、
6年で15000個覚えさせたとして、まともな人間なら2分で10個覚えたようなものは、その日のうちに忘れ始めるという問題はまるで考慮されていない。
ざるで水をすくうのと同じだから、6年で15000個という数字が出ても、ざるの中にどれだけ残るのかなどわかったものではない。これでトレーニングだと
抜かすのだから、人だましもいいところだと言うしかない。
単語を覚える(コアイメージを形成する)ことや、理解することや、筆写して根付かせることなどは、全部生徒にまかせてしまっていいことなのだし、それし
かない。乱暴に言うなら、学校がやれることは、トレーニングとしての「まともな」音読だけなのだと言っていいくらいのものなのである。(多少の工夫をこら
すなら、「音づくり=音読」にパターンプラクティスを組み合わせるくらいか)
学校はせいぜいこのくらいのことしかできないという「このくらいのこと」というのが文部科学省から学校現場に到るまでまるでわかっていないのである。
「このくらいのこと」しかできないのなら、「このくらいのこと」はとことんやるべきなのだ。これまでの学校がその「このくらいのこと」すらしなかったから
こそ、「音読」が提唱されたはずなのである。とことんやるべき「このくらいのこと」というのが、「音読」であったはずなのである。
何が単語か。
斎藤は英語に口を出し、英単語を覚えさせるのにストップウォッチを持ち出した時点で、自分が提唱した「音読」を裏切ったのである。あるいは最初から馬鹿
だったのが、今になって人にばれただけなのかもしれない。どっちにせよ、ろくでもない。
【10970】
【タイトル】あれえ
【記事番号】1563 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 4:52
【 発言者 】根石吉久
いくこさん 投稿者:Jackie 投稿日:11月21日(火)00時06分19秒
>>斎藤氏は「指導者ばかりが音読すればよく学習者は音読しなくてよい」
とは書いていない
>そうですね。齋藤さんが読んだ後、生徒にもどんどん音読させますから。
>ここはこのHPの著書も勘違い、もしくは書き間違いしているものと思います。
そうなのか。
力んで長いものを書いた後で、肝心なことを読み落としているのに気づいた。
申し訳ない。
ひとまずストップウォッチ批判だとして読んでもらうことにする。
眠くて書き直せないので。
【10971】
【タイトル】読んでみます
【記事番号】1564 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 13:44
【 発言者 】Jackie
三色ボールペンで読む日本語 (単行本)
齋藤 孝 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048837370
日本語についてです。
テレビで特集をみた時は四股を踏んだり歩き回ったりして体を使ってから
本を読む。三色ボールベンを使いながら要点や感情などを整理して。
という内容で情報を整理しながら読む力を身につけるには
なかなかよく出来ていると思いました。
齋藤孝さんのHPに行くと教育者のためのセミナーや、この手法をつかった小学生の塾があります。 教育者のセミナーは残念ながら学校関係者のみのようで
す。
「齋藤孝+齋藤兆史 英語力と日本語力」中公新書クラレ
720円+税
こちらの本は以前かって読んでいます。以前大風呂敷の掲示板で話題になっていたのではなかったかな よい本です。齋藤兆史さんはいいですね。
齋藤孝氏については・・だんだんとおかしな方向に行っていると感じています。
本を出すペースも高速で。
100冊ぐらいありそうです・・。
HPの著書の欄では 「書きたいことが湧いて湧いて湧き上がってくる。
それはまるでモーツアルトのようだ」と言ってます。
私は、ブームに乗っかれず懐疑的にみてしまう性質をもっています。
脳の鍛え方、音読、計算ドリルなどのブームの御三家。
川島 隆太, 陰山 英男, 斉藤 孝
テレビやマスコミで話題になり、 おおっよさそう!と 学習法オタクの私は
とびついてみるのですが、 チョット冷静になるとん?なにか違うぞ?としらけてしまうのです。冷めた目で見て批判てきにみてしまうのです。
猫も杓子もマンセーしちゃうところに危険を感じてしまうということもあると思います。
川島さんも音読本をだしていますし、川島氏監修、脳を鍛える大人のDSトレーニングなど電子画面を使ったゲームもでています。
陰山さんも学校でパソコンでの学習(手書きがパソコンに反映)を取り入れていくとのことをどこかで読みました。 ・・・私が読むのだからたぶん過去の文芸
春秋か?
そのとき チョット待て待てと思ったんでした。
この御三家、たくさんの関連著書を出していますし・・。なんともなんかマスコミ露出が多すぎ。マスコミが肯定しすぎ。文部省も肯定しすぎ。
うさんくさ。
空っぽの回転。空っぽの計算。空洞が ぼこぼこできそう。
大人は新聞1面、政治面、経済面の小さい記事の音読でもしろ。
よっ!商売上手!
世間の関心の引き方は見習わなくては。(笑)
先日の学校参観の英語の授業の音読の仕方についても・・
姪の小学校の音読、暗唱の宿題についても・・
15は14と1 13と2 という暗唱も、たぶん学校ではきちんと視覚教材や
おはじきをつかってやっているのだろうが・・姪はこの暗唱をすることができない。
10は9と1、8と2というものも暗唱できず、先生からお叱りをうけているのだから。
学校の授業のおはじきをつかった視覚でおぼえられないのなら、
チョコボールと卵入れパック(10個)をつかって 食べ物で釣って体感させようか?
このまま算数嫌い、暗唱の苦手により、国語、算数が嫌いになってしまっては困る。
今は過渡期で 先生方もよいと思うものは取り入れていこうとしているところで
まだそれが 先生のスキルとして定着していない試行錯誤というところなのでしょう。
私も試行錯誤中です。
ようは いいところを取り入れていけばいいのですよね。
音読のあとのイメージ化の方法もしっかりやっていけばいいだけのこと。
ひゃくます計算も 使い方次第。
批判は批判として よいと思うところは生かしていけばいいのですよね。
根石さんのように ぶれない、一本筋のとおった方法が確立できていないので。
早く よそはよそ、うちはうちとが持てるようになりたい。
青い鳥はたぶん自分のところにいるのです。 しかし まだまだそれを実感するまで私にはさまよう時間が必要かな・・。
【10972】
【タイトル】呆け防止に有効?
【記事番号】1565 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 13:46
【 発言者 】Jackie
げんきプリント―60歳からの読み・書き・計算 (大型本)
川島 隆太, 陰山 英男, 斉藤 孝
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4098376318/ref=pd_luc_0210140983762104098376318/503-3508592-4810304
カリスマ御三家のドリル。
退職の父親に一冊、 自分にも一冊で効果を検証してみましょうかね?・・。
【10973】
【タイトル】百マス計算をやめた理由
【記事番号】1566 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 21:52
【 発言者 】吉
百ます計算をやめた理由
http://blog.livedoor.jp/taka_okada_hitoshi/archives/50619180.html
情報です。 私が子供達に有効な学習方法を探している時に出会ったページです。「百マス計算をやめた理由」 このタカヒロ君パパの書いている理由がすごい
のです。根石さんが書いたとおりストップウォッチは駄目だと思いますね〜。 この人が「どんぐり倶楽部」を応援しているので、わたしは「素読舎」の応援オ
ンリーでいいやと思いました。
素読舎、どんぐり倶楽部、どちらも私は大好きです。
【10974】
【タイトル】友人からのメールです 2!
【記事番号】1567 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 22:07
【 発言者 】吉
先日紹介した友人から、またメールが届きました。 彼は私と同じ楽器を吹いていて、市民バンドで10年位前に知り合ったのです。 彼から「芸人魂」を学び
ました、会うたびに良質の刺激を受ける数少ない友人の一人です。
吉さん
** 中略 **
ところで
根石さんが再三指摘している「通じる音」の作り方について、僕は語学以外のところで、似たような経験をしていました。
それは「ウィンナワルツ」です。 「美しき青きドナウ」やオペレッタ「こうもり」序曲のワルツの部分など とにかく ウィンナワルツです。
ワルツは3拍子の音楽です。
1、2、3 1、2、3
ズチャチャ ズチャチャ
なんですが、ウィンナワルツは
1、2 3 1、2 3
ズチャッ チャ ズチャッ チャ
2拍と3拍目の間を大きく取りますよね。
「なぜ、こう演奏するの?」と言われても、「こういう決まりだから」ってことになる。 ※本当は、ワルツを踊るためなので、3拍目で足を閉じるんですよ
ね。
そのための「ため」が必要だと聞いたことがあります。
良い指導者(ここでいう良い指導者=良い指揮者ではないです)は、とても具体的にオーケストラを訓練します。 つまり「3拍目は次の1拍目にぎりぎりひっ
かけるような感じで」
等、具体的にどうすればその雰囲気になるかを指導して まず、伴奏のパートだけを何回もやったりして「通じる音」を作っていきます。
また、下手にヨーロッパに留学していた人が指揮者だったり すると、「ウィーンではこうだった。あぁだった。」とか言って 団員に憧れとコンプレック
スを植え付けるのです。 「やっぱり俺らは農耕民族だから」とか「盆踊りの民族だから」とか言ってひがむ団員も増えるのです。
※全ての洋行帰りの人がそうとは限りませんが・・・・。
日本でウィンナワルツを「通じる音楽」にするためには 団員1人1人が「激しく」練習してその形を体にしみこませる以外にはないですよね。 そう、日本
には「ウィンナワルツ」の『磁場』がないから。
そうして練習したmada in JAPANのウィンナワルツは通じないかというと、決してそんなことは無くちゃんと「通じる」んですね〜。
と、ここまで書いて・・・・
ひとつの決心をしました。
「もう、語学を何かに例えるのはやめよう」っと。
ここ1週間「磁場ってなに?」とか、「日本で英語を学ぶって」とか考えて、根石さんの持論を読んで、今までの自分の経験から
何か共通項は無いかなとか、考えたりしました。
でも、上記のウィンナワルツの話でもある一面は近いものがあっても、同じということはないのですよね。
語学は語学であってそれ以外のなにものでもない。
************************
彼と今日、電話で話をしたんですけどね、、自分の好きな楽器を他の楽器に例えられると何か違和感がある、、、近いけど、違う、、で、、語学を音楽に例える
のは「やめよう」と思った、、と、そう言ってました! 今日はかみさん以外の人と語学について語り、とても良い刺激を得る事ができました!
彼のメール内容に関する批判や過剰な反応はなるべくさけてください。 良いコメントはいいですけど、、(*^^)、、彼にお願いして掲載させてもらったの
で、宜しくお願いいたします!
【10975】
【タイトル】一人つっこみ、、友人への返答
【記事番号】1568 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 22:12
【 発言者 】吉
> ※全ての洋行帰りの人がそうとは限りませんが・・・・。
私が素読舎さんにたどり着いたのは、自分の子供に英語をどうやって教えれば良いか探していたからでした。 自分は「英語でコミュニケーションをとれる」と
は思っていますが、
「教えられる」とは思っていなかったからです。
「日本人である」というただそれだけの理由で、外国人に日本語を教えられるかどうか考えれば、「出来る・出来ない」はすぐにわかります。 英語を話せると
いうだけで指導できると驕った考えは持っていない、、、少なくともそこだけは理解していると自分を信じたい。のです。
【10976】
【タイトル】しつこくロボット音
【記事番号】1569 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 22:31
【 発言者 】吉
たった二日ばかしパソコンを開かなかっただけで、掲示板が動いていたので驚きました。 この活気正直嬉しく思います。 そして私の怒涛の書き込み、、みな
さん、、お許しください。
私は磁場でネイティブの音を媒介にして「音作り」をしました。 で、、、今やっているのが、語学の「音作り」です。 ここに板ばさみになり、悩む事がある
のです。 eitherの音が、まさしくソレだと思います。 自分の中でeitherの音が解決できれば、自分の中の「英語」が違う次元にいけると考えて
います。
「茶の本」は、音取りするだけでも難しく、それこそ1音1音ゆっくりとつなげていきます。 一章なんて何回読んだかわかりません。 私が読めば「留学して
いたから読めて当然」と思う人も多いでしょう。(もしかしてNaimaさんもそう思ったかな、?)
そんな馬鹿な!と言ってやりたい。 4年程度英語圏に住んだくらいじゃ「茶の本」なんて読めません。っていうか、英語力以外の問題かも、、。
留学すると自動的に喋れるようになると勘違いしている人達が大勢いすぎる。 英語圏に住めば自動的に喋れるようになると思って語学留学する学生がいる。
冗談じゃありません。 いつまでたっても英語を喋れるようにならない学生を何人もみました。 私の英語力は、決して自動的に身についたものではありませ
ん。 そして帰国後も今の英語力をキープしているのだって、みなさんと同じように机上でやってきたからに決まっています。
スミマセン、、再度言わせてください。 eitherの音に「迷いがあるのは、私」なんです(汗)。 教えて頂きたいのは私の方なんです、、、。
「茶の本」は難しいです。 内容も音取りも本当に難しい、、だから夢に見るくらい読みこんだ週末もあります。 通勤電車の中、、連結部分で、、ゆっくり音
を作っていくんです。 風呂にもコピーを持ち込みます。
イーザー、アイザー、、あれから何度も同じ文章を読んでいるのですが、私の場合、文章の中でイーザーを「辞書読み」するとイメージが止まるのです。
ためしに日本語の文章もわざと「ロボット読み」してみました。 近くにあった小説の文章でわざと分割読みをするのです。 日本語(我々の国語)の文章でも
「ロボット読み」をするとイメージが止まる事があるのです。 音に気をとられて文章全体のイメージが想像しにくくなる瞬間です。 ためしに近くにある日本
語の小説を手にとって「ロボット読み」をしてみてください。 私は自分のネイティブ言語である国語で「ロボット読み」をするとどうなるのか試してみまし
た。 みなさんも試してみてください!
国語でも、単語、単語のイメージにとらわれて、(私の場合は)文章全体のイメージがわからなくなったのです。 短い文章なら問題ありません。 でも長文に
なると「あれ、、俺、何を読んでいるのだっけ?」と、意味が麻痺する時があるのです。 試してみてください!
私が「ロボットが感情を込めずに喋るのと同じになる」と言ったのは、この事なんです。
ロボット読みが良いとか悪いとかではなく、、
1音1音読んでいくと(私の場合)イメージが動きにくくなる瞬間があると言いたかったのです。 で、、、そのイメージを止める私のeitherの発音、そ
の正体は何なのだろう? その事を考えているのです。
その正体を、私はアクセントと抑揚の違いによるものではないかと考えているのです。
(できれば、みなさんに、ここに反応して欲しいのです。)
名詞の直前にくる「形容詞の抑揚」で良いのでしょうか?
私は今、ハッキリ語学をやっていると認識して英語を学習しています。 このように英語を捉えた事はありません。 根石さんに感謝しています。 この掲示
板で過去に発言してきたみなさんに感謝しています。
で、、英語を語学として捉えているので、自分のeitherの発音にこだわるのです。 言葉の法則を見つけたいのです。 私のeither
の発音が平坦になるのは、何か法則があるのじゃないかと思うのです。 その答えを知っている人がいたら教えて欲しいのです。
【10977】
【タイトル】しつこく募集
【記事番号】1570 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 22:39
【 発言者 】吉
>個と普遍の間に電流が通じるかどうかがかかっている大事な行為です。
>これが、磁場にまみれた人にはわからなくなります。
根石さん、、私だって日本人の英語を作りたいのですよ。
・自分の英語を作る人が増え、その人たちの間にネットワークが成立してようやく日本の英語ができる。
根石さんの言葉です。 私がしびれた言葉です。 自分の英語を話したいのです。 私がしきりに練習パートナーを募集する理由のひとつなんです。
ヽ(=´▽`=)ノ ニコニコ
みなさん、私は悪人ではないので一緒に英語をやってください。 <(_ _)>
ほんと、、月1回でも、3ヶ月だけでも良いんです。 お願いします。
【10978】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1571 (2147483647)
【 日時 】06/11/21 23:33
【 発言者 】Jackie
実は今日やはり 脳、音読 計算のカリスマ御三家に納得できず、
だれか自分とおんなじ考え(もやもやをはらしたい)、批判する人はいないのかと、 「齋藤孝 批判」とか百マス計算 苦手 とか キーワードで検索しま
くっていたんです。そこでたどりついた百マスや脳ブーム批判の書いてあるHPがどんぐり倶楽部でした。それは飢え乾いていた私に染み渡っていく内容。
・・って あれ、これ以前みたことが・・ これって吉さんが前教えてくれたHPだっ!
どんぐり倶楽部、以前姪の参考になればと吉さんが紹介してくださったものですよね?
あのときは 算数の文章題の項目をはじめにみて 「こりゃちっと難しすぎるな」とそのままHPを閉じてしまってました。もったいないことしたもんですこ
りゃ。
せっかくの推薦をほったらかしにしてしまって あー、申し訳なや、もったいなや。
今回改めて見直してみると 10の九九? 10は9と1というものも、どんぐりさんのトライアングルナンバーズを使えば一目瞭然。そして最初は指を使って
もいいとありました。指の使い方も書いてありました。指をにぎってイメージでつかませると。 納得。百ます計算の弊害もかいてあり、音読はよいことだが、
教科書の音読もイメージを絵にかいて表すこと、など。読み応えじゅうぶんなHPです。ふうー。
10のかたまりを認識できないのに、指を使って計算することをダメといわれいた姪には朗報です。また「絵をかくことならいくらでもかいている・・でも算数
は苦手」という姪には文章を絵で表すことはとっても楽しくできることでしょう。
以前吉さんが「絵を描くことも勉強の時間としてカウントする」とおっしゃっていましたよね。
「絵ばっかり描いて勉強は苦手」→絵が描けるから理解が深まる。とコペルニクス。真っ赤なお鼻のトナカイさんの気分です。
・・・すっきりした。
ありがとうございました。
これで10の九九っとやらが クリアできることでしょう。
【10979】
【タイトル】過去ログ回帰 吉さんの「子供の(楽)学習
【記事番号】1572 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 0:40
【 発言者 】Jackie
【10457】
【タイトル】子供の英語や学習全般について
【 日時 】06/04/15 1:33
【 発言者 】吉
Jackieさん、私の書き込みに反応してくださり、ありがとうございます。
>それならばすごろくで3つ前に進む、6つ下がると自然と数を学習。カルタでひらがな。ウルトラマンや戦隊物の本、アニメプリキュア?のカタカナがいっぱ
いでてくる本でもあたえて 好きこそなんとやらで読みたいがためのカタカナを覚えるほうが覚えが早い!
そうなのです!とりあえず幼児の時に、好きな事をやらせて「学習の習慣」を身に付けさせてあげるのが良いなと考えております。「おとうさん、あたし勉強す
る」とか言って「お絵かき」してるとか(笑)。でもそれで良いと思うのです。とりあえず決まった時間に机に向かう習慣とかを身につけさせちゃう。でも一応
「お勉強」の時間なので、絵を描くのは良いけど、漫画を読むのはダメとかにしちゃうんです。我家の場合、頭の中で画像をイメージさせて、そのイメージを動
かす、それを文字にして書くか形に残せるものは「お勉強」にしました。ですから粘土はOK,お絵かきOK,なのですが、漫画やプラモのようにイメージがす
でに固定されているものはダメとしました。(私は漫画やプラモが大好き人間です。誤解のないように。「勉強」の時間には、これらは無しとしたまでです。)
折り紙もOKにしました。折り紙の折り方の描いてある本は、大人でもわからないくらい難しいです(汗)。イメージを頭の中で展開するのでOKとしました。
最初は「遊び」みたいなものから始めて、徐々にお勉強のようなものにしてしまおう作戦なわけですね。
私の中で注意しないといけないと考えているのが、好きな事はやるけれど、嫌いな事は学習させにくいという事です。「苦手な学習」も、なんとか「楽しい」と
錯覚させて、終いには「まあやるか」くらいには結び付けてあげなければなりません。これは、ここ数日で一気に私が書き上げた文章の中で取り上げているので
すが、いかに子供が負担を感じずに「学習」できるかがポイントになると思います。
子供にひらがなを教える時も、子供の集中力が持続する程度の書き取り練習はさせるのですが、「お父さんにお手紙書いてね」と、遊びの中で習ったものを使わ
せてしまいます(たぶん、どこのご家庭でもやっていると思うのですが、、)。書き取り練習が「回転読み」と同じだとすると、手紙を書いて実際に相手に「伝
える」という行為は「充電中」という事になるのでしょうか(笑)。
楽しみながら「学習」させる。けれども、好きな事をやらせて「楽しい」だけで終わりにしてはいけない。楽しかったけど、子供達には勉強時間に「学習をし
た」という事を認識させていく必要があると思うのです。文字が書けない年齢なら、今日あった事を「絵」で伝える、これは作文の表現力につながると思うので
す。絵を見て「これ何してるの?」「これは何?」「これは誰?」「この花は何?」このように質問して、子供に文字がかけなければ、親が書いてあげれば良
い。それと、勉強時間に「絵を描く」行為は、作文力や国語力に結びつけるためなので、描かせる内容は、「親が決めても良い」つまり「出題してもよい」とし
ました。
(私の考えが「大きく間違っていなかった」と確信させてくれたのが、どんぐり倶楽部の糸山泰造先生です。素読舎の根石先生のHPに出会う、わずか2週間位
前に糸山先生のHPを訪問して、自分の考えに納得する事ができました。英語の根石先生、算数の糸山先生だと思っております。お二人とも尊敬しております。
姪っ子さんの「学習」に合うかわかりませんが、糸山先生のHPも機会があれば訪れてみてください。糸山先生が「理解」するという事はどういう事か、小学生
にわかるように簡単に説明している記述があります。読んでみると面白いです。)
作文を書くのは苦手だけど、絵を書くのは好き、だからと言って「絵」ばかり描かせているわけにもいきません。ゆっくりと文章がかけるようになるのを待って
あげる。(幼児から始めれば、時間もあるので親もあせる必要がありません。)子供が「楽しい」と感じている学習と「つまらない」「苦手」と感じている学習
(例えば作文とか)その辺を理解して、「つまらない」を「楽しい」にじっくりシフトさせていくのが難しいなと感じております。なぜ難しいと感じるかと申せ
ば、「大人がせっかち」だからですから、、。あと、学校が子供の進度にあわせないで、学校の進度ですすめていくからかな、、。低学年なのでまだ、実感して
ませんが、、。
>ゲームを考えてる吉村さんはとっても楽しそうです。
よくわかりますね(笑)。今週末、すごろくのゲームボードを子供と作ろうと考えています。ゲーム内容はとても良い物になりそうな予感がしております。大人
の学習者にも有効かも、、、。
>Aうむもゆわさず1日15分素読。1日15分親も正面にすわって付き合う。
うーーん、さすがですね。よくわかっていらっしゃる。ここで「シールを30個ためたら、ご褒美に100円ショップで玩具選んで良いよ。」ってな事はダメで
すね。毎日の歯磨きと同じような感覚で、「おめー、そりゃー、自分の健康のためにコレやんに決まってるだろ。なんたって体にいいんだよ。大人の言う事信じ
て、素読やりな。」こうやってやらせてしまう事も必要かなとも考えてはおります。私が計画中なのは、週末に(素読基本の)英語のゲームで遊ぶ。平日は、英
語の文章をもくもくと「復唱」させる(読めるようになったら素読)。平日にやる復唱は、先に述べた「歯磨き習慣英語」と同じで、単純に子供にやらせるもの
です。初日は3個、翌日は、前日の3個と新しい3個の文章をあわせて6個、翌々日は前日までの6個に3個足して9個の文章、、、。先生がつねに言っている
ように、復習を基本として新しい文章を追加して、知らない間に15分の練習量にもって行こうかな。このように、週末の英語ゲーム遊び(「英語=なんか楽し
い」のすりこみ)と、平日の単純な英語の復唱を併用していこうかなと考えております。時間がありますので、子供の負担にならない量から始めれば良いと思っ
ています。幼いですから、それこそ一日に一文でも良いと考えております。
大事なのは、毎日続ける事。「英語は一生もの」。一日の学習量の多い少ないより、「毎日」っていうのが大切ですね。親にはプレッシャーです。毎日ウンコす
る人は、トイレに入っている間だけ「素読」って方法をとれば、自然と「毎日やる」わけですね。3日坊主言うJackieさんには、効果的かも、、。
Jackieさんには必要ないですが、初心者には、短い周期で発音をチェックしてくれるコーチは必要になりますね。CDなど英語の音の音源もあった方が良
いのですが、さすがにトイレでそこまで出来ないですかねー(笑)。
英語学習に関しては、わが子を使っていろいろ実験したいです。その内、英語力の実験リポートも書けたりして、、。
でも、でも、これは、、、親の「私が」続けばの話なのですが、、(汗)。
【10981】
【タイトル】Jackie さん
【記事番号】1573 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 1:11
【 発言者 】根石吉久
>ようは いいところを取り入れていけばいいのですよね。
これは生活の感覚だと思います。生活はそれでいいし、それでなければならない。
いろんな方法のいいところを取り入れ、見事に組み合わせた人は柴田武史さんですが、私の不満は、柴田さんが理論として普遍をめざさないというところにあ
りました。エリートの羊たち(中学入試の難関を経た者たち)に有効だったものが、泥だらけの山羊たち(当時の素読舎の塾生たち)に果たして通用するかどう
かというようなこと、英語を通じて生徒が英米における場面的感情まで、教室という架空の場で即座に真似することを無媒介に肯定してしまうようなところ、教
材で言えば、ネイティヴが吹き込んだCDなどの「複製音声」の徹底的な「真似」を無媒介に肯定してしまうところなどに、私が異和を感じていて、「語学は芝
居か、冗談じゃねえ」というようなことを私が発言してから、柴田さんはこの掲示板に登場して下さらなくなりました。
いや、語学の机上における意識の運動は芝居でいいのですが、日本語磁場における英米磁場感情の真似は、猿芝居にしかならないと思うからでした。この猿芝
居は日本の近代における最も醜いもののひとつだと思っているのです。いかにもネイティヴっぽく発音する芝居。「あいうえおフォニックス」や「発音10のポ
イント」から見ると、「音が間違っているじゃねえか」という猿芝居が通用する。醜いのです。
柴田さんは、音に関してはものすごいと言っていい人で、学者的に日本近代の醜さを乗り越えておられます。非常に優秀な先生ですが、英語磁場帰りの人の盲
点を持っておられました。英語磁場において、日本人はほんとうに何かに対して鈍くなるというような「関係の絶対性」というものがあると思っています。どれ
だけの語学に対する認識があった上で英語磁場に渡ればいいのか、それが私にはいまだわかっていません。だから、私は自分の体を英語磁場に置くことを避け続
けてきたところがあります。逆に、そうしなければ、日本におけるあるべき英語習得法の「コアイメージ」を失うという確信のようなものがあるのです。日本近
代における「無媒介」は、20代のころからの私の敵だったせいかもしれません。
もっとも単純化すれば、私と柴田さんの違いは、柴田さんは「音作り」において、ネイティヴ音声の「複製」の複製をいきなり生徒にやらせるのに対して、私
はあくまでも私の「中間音」で生徒の音を変え続け、少なくとも2,3年経過しなければCDを聴いてみたらいいと言わないところにあったと思います。
テクノロジーが教育に食い込んでくるのを、コーチはひとまずは自分の体で食い止めなければいけない。生徒の練習レベルが熟したら、テクノロジーの成果を
使わせるが、その時期をみきわめるような、意識的な「のろまさ」をあえて生きなければならない。それが柴田さんに欲しかったのでした。もっと単純化して
言ってしまえば、学校と塾のすれ違いだったのかもしれません。なにしろ、学校は「効率」と骨がらみですから。「ストップウォッチ」ですから。塾がそんなも
のを真似したら、塾の名折れですから。
「のろまさ」は、よっぽどものごとがわかっている親に出会わない限り、商品になりません。それが近代日本を貫く一本の棒のような貧乏根性です。素読舎は
宝石になりたくはなかった。しかし、宝石になるしかなかった。なにもかも、日本近代の貧乏のせいです。
柴田さんの授業は、私における評価では、日本の英語教育の現場として最高峰です。この評価に狂いはないと思っています。しかし、その最高峰に対しても私
は文句があるのです。
理論や思想は、具体的にはトレーニングにおける方法は、生活をあこがれる「生活の外」で生まれます。オリジナルなものは、そういう場所でしか生まれませ
ん。
その「生活の外」をまともに生きると、方法はいい、だけど誰も見向きもしないというような、ひどいめにあいます。これまでの書き込みからの判断ですが、
Jackie
さんはその「ひどいめ」にあっている。生身の現代詩だ。だけど、そこが理論や思想の生きる場所ではないでしょうか。圧倒的大多数が理解しなくても、語学の
方法を云々することは思想の生き死にがかかっている場所なのだと考えています。あの馬鹿どもを「見習わなくちゃ」などとは、口が裂けてから言えばいいので
はないでしょうか。
「個」が「普遍」に渡る方法として、語学と文学というものしかあるまいとまで思っています。逆に「個」が「普遍」に渡れたときは、ジャンルとして、科学
だろうが社会学だろうが、それは語学や文学の方法と「コアイメージ」において(部分集合としてですが)重なる、と。
「コア」は文学と語学にある、と。
斎藤孝は死んでいる。柴田武史は生活のしっぽが切れない。国弘正雄はもうろくした。根石吉久はごみ問題、汚染問題で言葉が切れ切れ。生活は大変です。
しかし、いつでも「生活の外」はある。
文学として。語学として。
奉仕の場所として。
中原中也が書きました。
「奉仕の気持ちになることなんです」
【10982】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1574 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 1:23
【 発言者 】根石吉久
>英語を話せるというだけで指導できると驕った考えは持っていない、、、
>少なくともそこだけは理解していると自分を信じたい。のです。
そうです。
そこが吉さんが、凡百の磁場帰りと違うところです。
素読舎なんぞをみつけてしまうのですから。
語の本来の意味で、有り難い人です。
【10983】
【タイトル】誤解されるとまずいから注釈
【記事番号】1575 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 1:28
【 発言者 】根石吉久
有り難い = めったにいない = レア = 宝石に近い
【10984】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1576 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 1:48
【 発言者 】根石吉久
>根石さん、、私だって日本人の英語を作りたいのですよ。
一緒にやっていきましょう。
かつて柴田さんが、「日本人がしゃべって感じのいい英語」という理念(理念だと思います)ということを言われ、私はそれを忘れられません。
【10985】
【タイトル】英語磁場...
【記事番号】1577 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 15:08
【 発言者 】Naima
>私が読めば「留学していたから読めて当然」と思う人も多いでしょう。(もしかしてNaimaさんもそう思ったかな、?)
いや、思いませんでしたよ。えっらそ〜なことを言うと思いますが、ちょっと我慢して聞いて下さい。
私の磁場経験はというと、新婚旅行でシアトルの従姉の家で過ごした1週間ですが、ほとんど日本語で過ごしてます。それと家族旅行で再び出かけたシアトルと
バンクーバー。トータルで1週間。ほとんど日本語です。
英会話学校に通ったのは、英語がそこそこ出来るようになってから。天下の(?)サイマル・アカデミーです。英語の磁場持ちの人たちが大勢いましたが、磁場
持ちでないクラスメートも沢山おり、実力的には大差ない、というより優秀者は磁場持ちでない人たちが多かったようにおもいます。倒産する前のサイマルで
は、英語専修科からプロの通訳者養成クラスに入れるのは、毎期2名以下という厳しさ。そこに入るのは、たいていが磁場なし生徒でした。通訳という職業柄、
日本語力もある人が選ばれるのかも知れません。
しかし、語彙力は磁場なし組の方が断然すごい。磁場持ち組の人たちは、少ない語彙でも上手に表現できるなぁと思ったことがあります。
いずれにしろ、磁場持ちには負けへんわ、と思いました。ま、勝ち負けの問題じゃないんですけど。
この考えが変わったのが、ドイツ語磁場に住むようになった時です。
磁場持ちは磁場持ちのすごさがあります。なんてったって言葉に圧倒的な実感がある。五感、六感で感じ取った言葉という感じがします。ご存知の通り、私のド
イツ語は「ひじょ〜にしょぼい」のですが、磁場で勉強したドイツ語の方が、磁場なしで修得した英語より「心安い」 大阪弁で「心安い」というと、「親しく
気楽につき合える」という意味です。
電話レッスンの折に根石さんが、「磁場を持たない者が、机上でいくらイメージしても、どうにもならない、雲を掴むようなものだと思うことが沢山ある」とい
うような主旨のことをおっしゃっていました。私は英語に対する隔靴掻痒感というか、飢餓感というか、空しさというかが良くわかります。
映画はどうだ。外国人の集まるバーはどうだ、といわれる方もありますが、このような擬似磁場と磁場は全然違います。映画には臭いもなければ肌触りもない。
しかもその中に自分は存在していないし。外国人の集まる場所は、英語が通用するというだけの話。
たかが磁場持ち、されど磁場持ち、
これが私の感慨です
【10986】
【タイトル】あっしは
【記事番号】1578 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 15:36
【 発言者 】Naima
発音や意味など辞書に頼る他に道がないというしがない磁場なしでやんす。でも、そこに私のちっこい誇りがあったりして...
吉さん、磁場持ちと磁場なしが茶読み友達になったってこと、とても面白いじゃないですか。「茶の本」の素読を続けることで、英語以外にも収穫がいっぱいあ
りそうです。根石さんの磁場研究にもお役に立てるかもしれませんね。
あらためて、よろしくお願いします。
【10987】
【タイトル】吉さん&Naimaさん
【記事番号】1579 (2147483647)
【 日時 】06/11/22 21:32
【 発言者 】寺澤郁子
either の発音の件からはじまって、
多くの方の意見交換が行われましたので、
もうこの件についてはひとまず一件落着かもしれません。
なので、私が口を挟むことではないかもしれませんが、
either の発音(あるいは抑揚)については、
Naimaさんは辞書通りの[i:]にアクセントを置く発音でいいのではないかと思いました。
私見ですが、
英語はビートを基調にした言語だと思っています。
磁場にいた人間はどんなに抑揚の位置が変わっても、
単語に一定のビート(あるいはアクセントというのか)が備わっているように思います。
これに対し、日本語は強いビートをもたない言語で、
音の高低で旋律をかなでるような性質を持ったものに思えます。
このため、
磁場で獲得したものでない日本人の英語は、
ビートを備えていないものになりやすいように思うのです。
私自身の体験では、
ロボット読みかもしれませんが、
アクセントを辞書通りに発音するようにしてからの方が、
聞き取れるようになりました。
これも経験的なものですが、塾生をみても、
日本語の磁場のもとでは、
英語をまず単語単位でビートをとらえられる子のほうが、
旋律として一文のフレーズをとらえようとする子よりも、
伸びるのが早いように思います。
また、日本にいる限り、
たとえビートを獲得しても使わなければビートを失います。
根石さんの言い方をすれば英語は錆びます。
なので、語学として机上で練習するぶんには、
心して辞書通りに発音をしてビートを維持するのがよいのではないかと思っています。
また、英文を頭の中でイデアとしてとらえる場合に、
磁場で獲得したひとと、磁場のない場所で獲得したひとでは、
形成のされ方が違うように思います。
ロボット発音の方がイデアをとらえられるというのであれば、
とりあえずはロボット発音でかまわないと思います。
これに対し、
吉さんの場合は磁場を経験されている方ですので、
[th逆さe:]に抑揚が移るとしても、英語がもつ根底のビートはすでに獲得なさっている。
あとは、コーチングの技術としてどちらの音をとるかという視点もあるかなと思いました。
【10988】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1580 (2147483647)
【 日時 】06/11/23 9:07
【 発言者 】吉
Naimaさん ありがとうございました!
> ちょっと我慢して聞いて下さい。
えへへ、、我慢して聞かなきゃいけない事があるのかな?って、ドキドキしちゃったじゃないですかー。 いやいや、、よーくわかります。 私も熱くなって書
き込んじゃいましたねー。 えっと、、私が言いたかったのは、磁場帰りとか、そうでないとか、、じゃなくて、、語学とは何か考えた事がある人か、考えた事
のない人か、、その違いだと思うのです。 英語ネイティブだろうが、磁場帰りだろうが、そうでなかろうが、指導者が語学論を持っているかどうかが大切だと
思ったのでした。 Naimaさんとの読み合わせで、僕は次のレベルに到達できると思っています。 ちょっとワクワクしちゃうんですよね。 今夜の手合わ
せも宜しくお願いします。 お電話しますね! (祝日ですけどOKですか? 問題があれば連絡いれといてください。)
【10989】
【タイトル】寺澤さんへ
【記事番号】1581 (2147483647)
【 日時 】06/11/23 9:41
【 発言者 】吉
寺澤さん ありがとうございました。
数ヶ月前の私には、きっと理解できなかったでしょうね、、寺澤さんが書いた事、、、。今はとってもよくわかるんです。
成長したなーσ(`ε´) オレ!
と自分で自分を褒めておいて、、(爆)。 えっと、、、either
の 発音、、、これは私のテーマかもしれません、、、これについてもう暫く考えさせてください。 もう少し考えがまとまったらまた書き込みします!
先日友人とコンピューターに本を朗読させる技術について語りあったのでした。 これが難しいそうなのです。
で、、、私が今考え悩んでいる事は、もしかしたらとても難しいテーマなのかもしれないと気付いたのでした。 とりあえず、、、名詞の直前にくる「形容詞の
イントネーションは変化する確率が高い」のではないかと考えています。 これと合わせて考えているのが2語の合成です。 2語が結合するとイントネーショ
ンによっては、意味の違う単語に変化する場合があります。 Black Board
とか、、、「黒板」と「黒い板」とかの違いです、、、で、、これはアクセントをおさえるだけでは発音できないのです。 意味もおさえないとダメなので
す、、。 either
の発音もそうなのではないかなーと考えているのです。フレーズ感ともちょっと違うかも、、。 私が磁場帰りのアクセントとかどうとかは、まったく関係の無
い話なんです。 語学やってるんですから (o^∇^o)ノ
みなさんと一緒に日本人の英語を作っていきたいです。
それにしても、、、寺澤さんもNaimaさんも実際に学生を指導して、彼らの成長を目の当たりにできるのですよね。 その上での発言ですからね。 重みが
あります。
【10990】
【タイトル】Jackieさんへ
【記事番号】1582 (2147483647)
【 日時 】06/11/23 10:17
【 発言者 】吉
Jackieさんの百マス計算についての書き込み、いろいろ気付く事がありました。
ありがとうJackieさん、そしてありがとう過去の俺! 過去の俺はあんな事を書いたのですね。 今は全然子供と勉強してないぞ、、家に帰ると自分の英
語やっちゃってます(笑)。
<< つぶやき >>
ホント、、勉強が楽しいと思えるのは、小学校の時位だと思います。 学年が上がるにつれ、多くの学生にとって「つらい」「きつい」と感じやすくなる。
で、、勉強を楽しいと思える小学校の時代、、、この時代の勉強を「百マス計算」のように思考を止めてしまような練習ばかりさせるのは、どうなのかしら?
と、考えてしまうのです。 小学校時代に「勉強は楽しい」と経験してるから、大人になって勉強に戻れるのだと思います。
子供が100点を取ったとか取らなかったとか、、そんな事で一喜一憂する親もいます。 でもですね、、学校の点数や成績なぞ、生きていくうえで全然たいし
た事ではない、、、学校の中でしか役に立たない、、、ホントにそう思う。 根石さんも同じような発言を繰り返していると思います。 成績が上がった下がっ
たで、すっごく一喜一憂する事はないんじゃないかと、、そう思うのです。 百点とった内容なんて、大人になって覚えている人も少ないだろうし、、。 じゃ
あ、勉強させなくても良いのかというとそれも違います。 勉強は大切な事なんですね。 ただ、、、悪害がある勉強方法かどうか、子供にはわからないので、
なるべく近くの人が見極めてあげる必要があると思うのです。
話変わりますが、Jackieさんの文章、どうして毎回気持ちが和むのだろうと考えていたんですよ。
>とコペルニクス。真っ赤なお鼻のトナカイさんの気分です。
こういう一文を挿入してくるんですよね〜。 いやー、これ、効果抜群ですよ。 私が顔文字(文字顔が正しい?)を挿入するのと同じ効果があります。 私
のHPの文章でもちょっと使わせてもらっちゃおうと思いました!
(^◇^)
【10991】
【タイトル】手で書くということ。
【記事番号】1583 (2147483647)
【 日時 】06/11/23 16:24
【 発言者 】Jackie
小学生が漢字を覚えるときは手で書く鉛筆や筆で文字を書くということが重要だ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0604/04/news029.html
電脳陰山メソッド
写真は ペン入力装置にてパットに手書きをする子供たち。
http://www.d-km.net/dkm.html
さてこれは 「ペンによる手書き入力ができる」と陰山先生おすすめのパソコンだ。
立命館小学校では試験的にとりいれらているそうだ。 私が以前みた記事では 小学校にノートをいらなくしてこのパソコンだけにしたい」と陰山先生がおっ
しゃっていて
私はのけぞったのだった。
タブレットペン入力ねえ、確かに手を使って書くからキーボード入力とは違う。
手書きだが・・紙に書くのではないんだねえ。
画面で確認ねえ・・先生も指導がしやすく、まちがったところがわかるという効率化ねえ。
学修履歴が保存できるから弱点もわかるねえ・・
こうやってパソコンを使うことが多くなり手で書くことが少なくなった自分をたなにあげていうが、文字を紙に書いて覚えるのとキーボード入力するのではまっ
たく覚えが違う。言葉が脳に収容される場所が違う。たとえそれが パソコンの手書きパットやディスプレーに「ペンを使って書く」のであっても違うと思うの
だ。子供にとっては鉛筆で紙に文字を書くこと、そしてそれをいつでもノートとしてぱらぱらと見返すことができるは重要だと思うのだ。
陰山氏も ひゃくます計算をおちこぼれをなくそうと基礎徹底をはかろうとしたはず。昔の本ではなるほどとおもうことも書いてらっしゃる。
なのにそれが優秀な成績の子作る方向、考えることでなく効率化の方向へ進んでしまっているように思う。 初心を忘れていらっしゃる。また学校も家庭もその
表面上の方法スキルだけを取り入れている。音読についてもしかりだ。
根石さんの言葉が重みをもつ。
>テクノロジーが教育に食い込んでくるのを、コーチはひとまずは自分の体で食い止めなければいけない。生徒の練習レベルが熟したら、テクノロジーの成果を
使わせるが、その時期をみきわめるような、意識的な「のろまさ」をあえて生きなければならない。それが柴田さんに欲しかったのでした。もっと単純化して
言ってしまえば、学校と塾のすれ違いだったのかもしれませんなにしろ、学校は「効率」と骨がらみですから。「ストップウォッチ」ですから
柴田さんは学校という枠の中で効率主義と闘っていましたね。
早く花を咲かせることより種まきを大事にした。その取り組みの丁寧さは 今現在「音読派いいこと。脳を活性化させる」と哲学なしのお題目をとりいれてる先
生のおなざりの音読授業とは 明らかに違います。
「電脳陰山メソッド」でぐぐったページをいろいろ読んでいます。
ITの取り入れ方
教師が↓のように取り入れるには社会、理科の時間など画像がみれて視覚からわかるので
賛成。
>3年生の社会の授業では、木村直哉教諭(31)がまず、ボードにペンで黒い丸を三つ描いた。茶畑の地図記号だ。「何でこんな形なんだと思う?」という問
いかけに、子供たちは首をひねる。「じゃあ、実際の茶畑見てみようや」。次の瞬間、ボードには茶畑の写真が大写しになる。茶摘み作業、茶の花や実と、写真
を見せながらの子供たちとのやりとりが続き、最後は実を切った時の種の並び方が由来と明かされた。
さらに、木村教諭は国土地理院のホームページなども見せながら、地図記号の成り立ちを考えさせた。圧巻は、ネット上の地図閲覧サービスを使って映し出さ
れた、茶どころ静岡県・牧の原台地の地図。茶畑の記号の洪水に子供たちは「わー、すごい数や!」と圧倒された様子だった。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060530us41.htm
↓こっちは反対。
>持ち運びができ、手書きで入力ができるタブレット型を選び、陰山英男・副校長が開発にかかわるネット教材「電脳陰山メソッド」で漢字や計算の反復練習を
自習したり、調べ学習に使ったりする
まー、子供もいないことだし、関係ないですけど、時代のながれを把握しておこう。
【10992】
【タイトル】親の背中
【記事番号】1584 (2147483647)
【 日時 】06/11/23 16:27
【 発言者 】Jackie
吉さん
>過去の俺はあんな事を書いたのですね。 今は全然子供と勉強してないぞ、、家に帰ると自分の英語やっちゃってます(笑)。
勉強が楽しくってしかたがないっ! そんな吉さんの背中をみて 子供さんは「勉強って楽しいんだ」と学ぶことでしょう。
吉さんとNaimaさん、とっても楽しそうですよ。
【10994】
【タイトル】David Brazilさんにたどり着いた
【記事番号】1586 (2147483647)
【 日時 】06/11/23 16:49
【 発言者 】吉
http://www.spellingsociety.org/journals/j4/transcription.php
ずっとパソコンと英語の一日でした。
たった今、上のページを見つけたのでちょっと興奮して書き込みにきちゃいました!
元気のある人は読んでみてください。(英語のサイトです)
4.Stress 以下、、私がここ最近考えていた事が書いてありました。 でも疲れたので、、今日はもうおしまい (;´ρ`) グッタリ
Naimaさん 了解しました chachacha 、、、今夜はぐっすり休みます。
【10995】
【タイトル】Brazil氏のTone Unit
【記事番号】1587 (2147483647)
【 日時 】06/11/25 13:58
【 発言者 】吉
David
Brazil氏、読んでない方に簡単に説明すると、彼はCobuild英英辞典の発音や発音記号の編集に深くかかわった人物だそうです。 インターネット
に感謝です。 ネットがなければ、彼の存在になど到底たどりつけなかったと思います。素読舎の根石さんにたどり着く事もなかったですね! すごすぎるぞ、
インターネット!
彼の音声に関する記述では、私の単語の発音が平坦になった理由が理論になっていました。 知識として押さえておくことは有益だと思い、彼の著書 The
Communicative Value of Intonation in English
をアマゾンで購入、、。 到着は12月半ば、、遅すぎる、、、今読みたいのに〜!
((( ̄へ ̄井) フンッ
ここで得た知識を少しでも「音作り」に生かせられたら素晴らしいです。
まだ、、入り口にたどり着いたばかりなんです。
ここから先は私にとって未知の領域、、なんかワクワクしてきました〜。
ヽ(=´▽`=)ノ
conroversial:「CONtroVERsial」
decision:「deCISion」
a CONtroversial deCISion
his deCISion was controVERsial
a VERY controversial decision inDEED
David Brazil氏が唱えている「Tone Unit」、、 、ハー、、、会社を1ヶ月位休んで英語に没頭できないかな、、。
【10996】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1588 (2147483647)
【 日時 】06/11/26 2:24
【 発言者 】根石吉久
Brazilさんをどうやって探したんですか。すごいですね。
少し読みましたが、疲れるので、ハードディスクに保存しました。
まだ3分の1ほど読んだだけです。
【10997】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1589 (2147483647)
【 日時 】06/11/26 10:28
【 発言者 】吉
> Brazilさんをどうやって探したんですか
あえていうなら「探究心」、、、 (^ー^)。 私が根石さんの素読舎に出会えたのと同じですよ! 簡単に探し当てる事はできませんでした。 でも「探
したから」見つけられたのだと思います。 2ヶ月前にこの人の論文に出会っていても読み飛ばしていたと思います。運も良かったと思います。
ネット世界に散らばっている「イントネーション」に関する記述はどれもシックリきませんでした。 今の所、彼の論文だけが一番自分にハマっています。 彼
が辞書に掲載する標準的な「英語の発音」、そしてその「発音記号」を決定するにあたり、様々な事を考慮した事が彼の記述からわかります。 彼の記述を検証
して、日本人の「音作り」に生かす事のできる「何か」を見つけられたら良いなと思っています。 彼の著書の到着が楽しみです。 根石さんありがとうござ
います! 英語の素読が楽しくて仕方がありません。
【10998】
【タイトル】辞書と発音
【記事番号】1590 (2147483647)
【 日時 】06/11/26 17:53
【 発言者 】Jackie
吉さん
どんぐり倶楽部を読むのにもはまっていてこちらに書くのが遅くなりました。
このごろ辞書を読むのが楽しい自分にとって タイムリーです。
高校生のときは辞書を読む? はあ?面倒。正気?とおもっていたんですがね・・。
発音にも気をつけて イメージしながら英英辞書を読む。
あー こういう説明すればいいんだなあと発見がある。
発音イントネーション、辞書みていても嘘読みしちゃうときがあるんで・・
やっぱり電子辞書も買うかなあ・・。
サイト 参考にさせていただきます。
【11000】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1592 (2147483647)
【 日時 】06/11/27 19:48
【 発言者 】根石吉久
お休みの件、承知しました。
そういえば、と思い出しました。吉さんとの相互レッスンの時間配分のことをこの掲示板に書かれていて、後で書かなくてはと思ってそのまま理屈ばかり言って
いたんじゃなかったか、と思い、少しさかのぼって読んでみましたがみつけられません。レッスン中なので、ていねいにさかのぼって読んでいる時間がとれませ
ん。でも、確かに読んだ覚えがあります。
時間配分ですが、20分復習、10分新しいところ、で進めて下さい。
復習は、コーチの読みなし、生徒各文5回ずつのやり方だったと思いますが、そうでしょうか。それでよければ、20分復習、10分新しいところ、でしばらく
やっていて下さい。
復習ページだけで5ページを超えるようになったら、その旨、ここへ書いていただきたく思います。そのあたりでFFが始まります。