1701うつらない 投稿者:パクパク 投稿日: 1月28日(月)15時57分06秒 
日本語でも人のモノマネはできません。
英語でも、何回言っても、そっくり
にはなりません。(例、rとl)
コーチがいて、生徒の音づくりを手伝う
必要がいります。
独学で、発音練習したり、
理論もなく、ネィティブがフォローミーと
言っても、うつりません。

 
 

1702自然と人間、般若心経 投稿者:ST 投稿日: 1月28日(月)23時24分29秒 
般若心経の266文字?から自分なりに15文字を抽出して常に引き出せるようにしています。

仏・・・・・すべてよし。(これが仏のものさし)
空・・・・・こだわるな。(目に映るものは自分も含めていつかは消えてなくなる存在である)
中道・・・・よいかげん。(モノ・ヒトによってちょうどよい加減がある)
礼拝行・・・ありがとう。(神仏に願いことをするのは本当は間違っている。ただ在る事に感謝)
一切衆生悉有仏性・・・・・すべての森羅万象には仏のこころが備わっているのだから。

上ほど重要だと思っています。

アニミズムや八百万の神々というのはなんとなくわかります。
昨年NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」を見ていて沖縄のファンになりました。
沖縄には何か不思議な力があるような気がします。
自然に対する畏敬の念を巧みに人間社会に融合しているという印象を沖縄周辺にみています。
 
 


1703ひとりとふたり 投稿者:ST 投稿日: 1月28日(月)23時32分52秒 
ひとり激しく回転読みや回転書きで語学をやる。
しかし、ふたり以上いるとそこには無数のイメージのやりとり(キャッチボール)はある。
その関係はどうなっているのだろう?


 
 


1704英語の音 投稿者:パクパク 投稿日: 1月29日(火)11時07分28秒 
戦力=戦略x戦術 とすると

英語の音力=プロソディx個別音

      プロソディ=リズムxイントネーション
      個別音=母音x子音

音とイメージの合致には、プロソディが媒介になっている。
このプロソディの修得には、素読が、音読より適す。
なぜなら、素読は、なにも考えないから。
しかし、コーチが必ず、そばにいる。

従来の日本の英語教育の限界を具体的に
やぶるのは、素読ということになる。

 
 


1705(無題) 投稿者:村田 投稿日: 1月31日(木)01時36分20秒 
ST様

>ひとり激しく回転読みや回転書きで語学をやる。
>しかし、ふたり以上いるとそこには無数のイメージのやりとり(キャッチボール)はある。
>その関係はどうなっているのだろう?

「ふたり以上いるとそこには無数のイメージのやりとりはある」
というのは、コーチがついて練習をしている状況のことでしょうか?
それとも英語で会話をしている状況のことでしょうか?

前者であれば、「そこ」にはイメージのやり取りはないと思うのです。
なぜなら「練習中の『コーチ』と『練習者』」がしていることは、会
話ではないからです。(練習の合間に入る日本語による会話は別です)

しかし、「コーチ」と「練習者」の1対1の練習の「場」は、別のレ
ベルの「コミュニケーション」を生み出していると思います。

私は素読舎で、自分の練習をしながら塾生の練習を見させてもらって
います。
練習を始めて間もない小学生や中学生は、英語という異物を声に出し
て言わなければならない。意味もわからないし、筋肉の使い方もまる
で違う。「それ」をいったん受け入れなければならないが、そのため
には自分の身体の拒絶反応と格闘しなければなりません。

英語に関する知識なら、私の方が小学生や中学生より多少はあります
が、このように格闘する彼・彼女たちの意識の集中力は、私にビンビ
ン響いてきます。そして、その意識の強度に、畏れを感じるのです。
そして私は「おまえ、そんなにやるなら、俺、自分の持ってるもの全
部あげるよ」と、ありったけの体力・気力で練習に向き合います。
こちらの強度も、相手に確実にフィードバックし、またそれが私に帰っ
てくるような気がします。(…勘違いかもしれませんが)

何が言いたいかというと、すなわち、意識の強度の相互作用があるの
ではないか、ということなんです。1人でやる時より、1対1でやる
時の方が、意識の強度がはるかに高まるのではないかと。

そしてその中で、「コーチ」は「イメージ」の輪郭をさらに明瞭にし、
「練習者」は自分の「イメージ」を掴み取るのではないでしょうか。1
人でやる練習よりも、さらに激しく。それは「やりとり」ではなく、例
え対面していても、個別のものなんだと思います。

 
 


1706長めの引用 投稿者:パクパク 投稿日: 1月31日(木)09時30分49秒 
ある人のサイトからです。
日本人がなぜ読むことが必要かということをプロソディの獲得の視点で記述しています。

>学習の初期の段階では、読みのスピードを上げることよりも、一連の文字情報に内包されて 
>いるプロソディを感知し、これを正確に再現できる能力のほうがはるかに重要だからです。

このため、コーチが絶対必要であり、独学では、プロソディの獲得が困難とおもわれます。
逆に言えば、日本語の磁場と日本語の酸のなかで、日本人は、英語のプロソディを獲得する
練習をおこたってきたとおもわれます。


サイレントスピーチと「プロソディ」の再現 

スラッシュ・リーディングしながら英文を読む時にはいわゆる黙読をすることになるわけですが、黙読といっても、みなさん普通は無意識のうちに頭の中で声を出しながら読んでいると思います。いわゆるサイレントスピーチですね。ネイティブスピーカーの場合は読みのスピードを上げるためにこのような内言化を意識的に避けることがあります。いちいち頭の中で声を出して読んでいたのではリーディングのスピードが上がらないというわけです。まあ、これも一理あるんですが、このときのリーディングスピードというのは1分間に300語とか500語、場合によっては800語から1000語を超えるような、とんでもない速さを目標にしているわけです。しかし、われわれにとって英語はしょせん外国語ですから、いくら速く読むといったって限度があります。また、普通、このスピードで読むとなるといわゆるスキミング(skimming)とかスキャニング(scanning)と呼ばれる、いわば全体の要旨をすくいとるような読み方になるわけですが、こういう読み方ですと、それぞれの英文が本来持っている抑揚、強弱、緩急、間の取り方、あるいはセンスグループ内の語連結や子音吸収に伴う音声変化を含むさまざまな音声要素、これを一括してプロソディ(prosody)と呼びますが、これを一切無視することになります。

ネイティブスピーカーの場合にはこのプロソディ感覚というものが自然に身に備わっていますからあまり問題ないんですが、英語を外国語として学んでいるわれわれの場合は、当面このプロソディ感覚を身に付けるというのが大きな課題でして、この感覚が身に付いていないと話したり聴いたりという実際のコミュニケーション活動に重大な支障をきたすことになります。英文を読むときに、むしろ積極的に頭の中で声を出しながら読むべきだというのはそれによってこのプロソディ感覚も同時に強化していこうということなんです。ただし、ひとつひとつの単語を追う逐語読みや、メリハリのない機械的な棒読みは禁物です。これでは全く意味がありません。あくまでもセンスグループを単位としながら、それぞれのセンテンスが本来持っているさまざまプロソディ要素を頭の中でできるだけ忠実に再現するように読むわけです。いわば「聴くように読む」と言ってもいい。

このように英文のプロソディを意識しながら読むと、最初のうちは読みの速度がいくらか遅くなりますが、これはあまり気にする必要はありません。学習の初期の段階では、読みのスピードを上げることよりも、一連の文字情報に内包されているプロソディを感知し、これを正確に再現できる能力のほうがはるかに重要だからです。

 
 


1707プロソディの意味? 投稿者:浜谷 投稿日: 2月 1日(金)06時21分57秒 
バクバクさん、

>ある人のサイトからです。
日本人がなぜ読むことが必要かということをプロソディの獲得の視点で記述しています。

大変興味のある事柄です。 しかし肝心のプロソディという言葉が分かりません。その言葉の意味とサイトのURLを教えていただけないでしょうか? 

>・・・あくまでもセンスグループを単位としながら、それぞれのセンテンスが本来持っているさまざまプロソディ要素を頭の中でできるだけ忠実に再現するように読むわけです。いわば「聴くように読む」と言ってもいい。

「聴くように読む」というのはヒヤリングの学習方法の中で最も重要な手法だと考えています。

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1708プロソディ 投稿者:パクパク 投稿日: 2月 1日(金)09時04分17秒 
文中で説明されていますが、抜き出すと


  それぞれの英文が本来持っている抑揚、強弱、緩急、間の取り方、あるいはセンスグループ内の語連結や子音吸収に伴う音声変化を含むさまざまな音声要素、これを一括してプロソディ(prosody)と呼びます

 
 


1709素読 投稿者:berangkat 投稿日: 2月 2日(土)12時01分33秒 
こんにちは。自分の英語の失敗談を確か10日〜2週間前に掲示板に載せましたberangkatです。
素読舎に入門した時は、本当にびっくりしました。とにかく、何度も何度も繰り返し言う。それこそ「回転読み」・・・始めは、正直いって「そんなことしたって覚えないんじゃないの!?」と思っていました。レッスンというと、それまでの体験から、教科書が与えられ、外人がいて、グループ分けされて、課題が与えられて・・・・みたいなものだと信じ込んでいたんでしょうね。

素読舎でのレッスンは、とにかく「自分との闘い」です。自分のやる気がなければ、絶対長くは続けられないと思います。他の英会話学校のように、多少だらけても続けていけるものではありません。練習を怠れば、おもしろいほど、自分にそのツケが帰ってくるのです。
最初は、本当につらかったです。抽出も話体も、簡単な文章でさえもすらすらでてきませんでした。少し進むと、テストがありますが、「復習を決して手放さない!」教えに背くと、大変なことになってしまします。

私は、素読舎にお世話にあって数年たちますが、自分の英語がどのように変わったかと聞かれると、まだまだ未熟なのでえらそうなことはいえませんが、「рナレッスン」等で新しい文章を読む時、なめらかに読めることが多くなりました。
以前は、発音もわからない、文章の区切りもわからない、すべてのTを「ト」と発音し(例:AT=アット)たりと、とにかくひどいものでした。

また、掲示板に書きます。!今日はこれまで!

 
 


1710素読の効用 投稿者:パクパク 投稿日: 2月 4日(月)13時05分03秒 
素読 潜在意識に訴える。意味を考えない。文字をみない。
音読 顕在意識に訴える。意味を考える。 文字をみる。

昔の素読は、白文(返り点もない、ただ漢字だけの文)を、読んだという。
書き下し文ではない。白文をみながら、読んだという。
では、子供がどうして、音をおぼえたのか?
私は、いままで、書き下し文をひらがなでルビをふってあり、それを
読んでいたとおもっていた。これでは、音読で、素読でないという。

 
 


1711斎藤兆史の書評 投稿者:パクパク 投稿日: 2月 4日(月)23時57分48秒 
下記は引用。
幕末の英語エリートは、例外なく素読をしていたようだ。

著者は「英語文体論」を専門とする学者。本書は、幕末と明治時代を中心に、日本人がどのように英語を学習してきたかを振り返る本である。
 著者の立場は、いわゆる「コミュニケーション中心主義」とは反対の、「素読派」とでも言うべきものなのだが、これにエリート教育の議論が入り込んできているため、論旨がおかしくなっている。著者は、素読を中心とする学習法が効果的なのは、過去の語学の達人を見ればわかると言うが、彼らが語学のエリートであったともいう。ならば、エリート育成を目的にしない公教育ではコミュニケーション中心主義の教育をやってもいいじゃないかと思うんだが、著者はこれには反対である。その理由としては、「それをやるとエリートの芽が摘まれてしまう」ということしかありえないと思うのだが、著者はどちらにせよエリートを分離しての教育を主張している。

 
 

1712素読の一般にあたえるイメージ 投稿者:パクパク 投稿日: 2月 5日(火)11時34分26秒 
あるサイトからの引用
こういう素読のイメージが、素読の普及を阻害していたのであろう。

自分自身を振り返ってみる時、子供の頃には、素読という行為が大嫌いでした。素読は歴史年表の暗記と同列の、くだらない行為と断じていたのです。意味の解らない言葉を繰り返し音読することになんの意味があるのだ?と。当サイト掲載のエッセイを読み、意味が解らない状態で音読みするからこそ効果があるのだ、という事がよく解りましたが、今後、自分の周りの子供たちに素読を薦める折りには(自信をもって薦めようと思っています)、きちんと彼らに解る言葉で『どうして素読が君たちにとって良いのか?』という理由を説明してやりたいものだ、と思いました。以上、僭越ながら、私の感想です。素晴らしいサイトを用意して下さって、有り難うございます。

 
 

1713無と素読 投稿者:パクパク 投稿日: 2月 5日(火)15時03分44秒 
顕在意識を無に帰すのが、素読。

この顕在意識の考えを無にすることは、普通は仲々できない。しかし顕在意 
 識を通過させずに、直接潜在意識に浸透させる方法はできる。
顕在意識の考えを無にして、何回も、何回も素読することにより、同じ効果が
えられる。ただし簡単に内容を把握するだけでただ素読することである。 
余り意味,内容が解らないことが顕在意識を無にする方法である。

 
 

1714CD-ROMで回転読み 投稿者:marinezumi 投稿日: 2月 6日(水)02時21分02秒 
みなさん、はじめまして。
アルクの『CD-ROM PowerWords Level 1』(\1980)を今日買ってきたのですが、これは、素晴らしいです!
単語をクリックするだけで、(見えない)例文を発音してくれます。始めは聴き取れないのが、何度もクリックして真似しているうちに聴き取れるようになり、いつのまにか激しく回転読みしている自分に気付きました。興奮しました。
 
 

1715素読教材 投稿者:パクパク 投稿日: 2月 7日(木)10時52分34秒 
いい教材が発売されていました。
そして、実際に効果をだしています。
この教材については前から知っていたが、
素読効果(音読とちがう)を考慮している。
もちろん、この教材の宣伝文句には、素読とは書いていない。
私は、この教材を使ったことがないので、購入してみることにします。

 
 

1716ほっこりしてます(京都弁) 投稿者:ST 投稿日: 2月 8日(金)21時59分59秒 
あーーーーー、面白かった!

日本における英語学習はいろいろと言われています。

しかし、本当にやらなければならないこと、それを今回の訪問(根石さんとエリオットさんに直接お会いしたこと)でかなり整理できました。

少しずつ書き込みしていきたいと思っています。


 
 


1717シュリーマンの外国語学習法 投稿者:Eliot 投稿日: 2月 8日(金)23時12分51秒 
STさん

I'm glad you had a good time visiting Mr. Neishi and me. I really enjoyed your company, too. My wife likes you and says you can come and stay with us again any time you like. I shall never forget the wonton-pot dinner we had together. I hope to see you again soon.

お話したシュリーマンの学習法と彼の自伝の翻訳本にまつわる話が出ている掲示板のURLをお知らせします。そこで78番の書き込みを読んでみてください。

Have a good time with your friends at the spa!

http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb.cgi?b=sss


1718ゴースト 投稿者:YASU 投稿日: 2月 9日(土)01時34分50秒 
ゴーストのp15のYou wanna help me lift this up?
は私がこれを上げるのを手伝いたい?という意味になるような
気がしたんですが,訳は単に,<〜を手伝って>となってます。
こういう頼み方は通常よくするものなんでしょうか?
 
 

1719Yasu 様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)04時34分57秒 
これは、ごく親しい人の間のやりとりなら問題ない言い方じゃないかと思います。
親しくない人に言えば、不遜な言い方と受け取られるように思います。
が、私も英語ネイティヴではなく、確信はありません。

皆様のお考えはいかがでしょうか。
 

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1720流行りだしてる? 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)04時38分13秒 
なんだか、素読が流行り出してるような気がします。
新聞の投稿欄に、素読はいいと書いてある記事を、先日、妻がみつけたので読みました。
素読なんて文字自体を、つい最近まで新聞で見かけることなどありませんでしたので、少し
びっくりしています。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1721ST さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)05時11分54秒 
英語方法論行脚ごくろう様でした。
白樺湖 → 素読舎 → Eliot さんの授業 と行脚されたのでした。
そのうちに、ご報告を読ませてくださることを楽しみにしています。

私の家におられたときは、小屋の解体を手伝わせてしまい申し訳なく思いますが、非常に
助かりました。今度来られるときは、引っ越しの後始末も終わっていることと思いますの
でこき使うことはなかろうと思いますので、懲りずにまた遊びにおいで下さい。

作戦部長に任命しましたので、そちらの線もよろしくお願いします。
 

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1722Eliot さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)05時16分04秒 
白樺湖・池の平ホテルでは、お会いできてうれしく思いました。
ST さんを交えての英語談義でのいくつかのお話は強く印象に残っています。
また、会って話せばこんなにもよく話が通じるものかとも思いました。
普段、この掲示板で、きつい論議をやっていたことの功徳もあったのではないかとも思いました。

今後とも「大風呂敷」をよろしくお願いいたします。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1723皆様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)05時20分08秒 
新しい家に引っ越したところ、NTTの回線の品質が不良で、強くNTTに苦情を言いましたら、
何日もNTTが私の家の近くの電柱や家の内部の回線を工事しました。電話線が使えないことが
何度もあり、ネットにつなげるのに嫌気がさしてしまいました。また、回線の品質が多少よくな
ったので、ISNDをフレッツISDNにしましたが、今度は私の方がやたらに手間取り、なか
なか接続ができませんでした。
そんなわけでしばらく書けずにおりましたが、ようやく使える状態になりましたので、また書き
込みいたします。
今日は眠いので、また後日。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1724初期の「音づくり」 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)12時54分21秒 
marinezumi さん

 書き込みありがとうございます。
 『CD-ROM PowerWords Level 1』(\1980) は、タイトルからして単語修得用のよう
ですが、単語をクリックすると見えない例文を発音してくれるというアイディアは卓
抜です。こういう教材は、語学的標準形として、ある程度イントネーションを自己決
定できるようになったレベルの人が使うと急激に伸びるだろうと想像しています。

 それ以前の人にはコーチが必要だと思います。

 初期の「音づくり」のコーチがあまりにも日本に払底しているので、私のように下
手くそな英語しかしゃべれない者でも、「音づくり」をやっています。本当は、Eliot
さんのように、音に詳しい人が増えてくれて、コーチによる「音づくり」が日本の英
語の教室で常識とならなければ駄目だと考えています。
 コーチによる「音づくり」の最大の眼目は、生徒の激しい口の動きを作り出すこと
と、その練習の最中に、手短なコツをぽんと言ってあげ、「その場」でモデル音を発
音することです。また、この場合、絶えず文全体で「音」を扱うことが肝心だと思っ
ています。「音」という概念に、イントネーション、リズムと呼ばれているものを含
めることが大事で、単語単位の発音練習は文全体を扱う中でのみ扱うべきだと考えて
います。
 この点でも、単語をクリックすると見えない「例文」を発音してくれるというアル
クの教材のコンセプトは正しいと思いました。これを使って、そのままレベルアップ
につなげられる人は、どんどんやってほしい。
 問題は、初期の「音づくり」です。
 私はこれを仕事としてきましたが、初期の「音づくり」の大切さをわかってくれる
人が少なく、経営的(経済的)には非常に苦しいところを歩いてきました。
 そのあたりの詳しいことは、同人社様のホームページにエッセイを書かせていただ
いたものがありますので、お読みいただければ幸いです。

http://www.doujinsha.com/zuihitsu19[3].htm

 
 


1725エリオットさんへ 投稿者:ST 投稿日: 2月 9日(土)12時57分20秒 
>1翻訳をしない大量の音読をする。
2常に興味のあることについて作文を書く。
3毎日授業を受ける。その際に教師にその作文を添削してもらい、それを翌日の授業で暗誦する。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb.cgi?b=sss の78番の書きこみより(エリオットさんの)

1の翻訳をしない大量の音読において「回転読み」が必要なのだということですね。ただし、量を追いかけることをしないで、質を確保する。復習範囲は手放さない。多くのいわゆる「丸写し」受験参考書などには常に目を光らせておく。そして、とにかく時間をかけて激しく音読する。これが私の今後の課題です。

2興味のあることについて常に作文をかく
これも自分でどんどんやっていかなければなりません。質は「1」の回転読み及び回転書きをどれだけ効果的にやるかにかかっていると思います。
「回転書き」「回転読み」は「守り」だから、守備範囲は広げない。
「自分で興味のある作文」は「攻め」だから、守備範囲は限定する必要はない。
  というか、これは「回転」をやればやるほど(定着すればするほど)質がよくなる。

3毎日授業を受ける。その際に教師にその作文を添削してもらい、
  それを翌日の授業で暗誦する。

この3では「添削」の時間は中学高校の英語の授業では無理、学習者自身が自分でやるか、英語教師が強制的に学習者に日記などを提出させ(エリオット先生の実践に含まれている)そして、翌日暗誦する。これは自分でまた回転読みなどを自分でやればいいのですね。

78番のご紹介ありがとうございました。

 
 


1726木村様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)12時58分51秒 
 ありがとうございました。
 今回は、ついきつい内容となり、禁句もちらほらとのご指摘ですが、私としては、日本の英語
教育の世界では、この程度のことさえ禁句になってしまうのかという思いです。
 書いたものをそのまま載せていただいたこと、感謝しています。

http://www.doujinsha.com/zuihitsu19[3].htm

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1727訂正 投稿者:ST 投稿日: 2月 9日(土)13時01分10秒 
誤:中学高校の英語の授業
正:「普通の」中学高校の英語の授業

エリオットさんはやっておられるかもしれません。私は数回の授業を見せていただいただけです。
 
 


1728黒板を使わない 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)13時10分46秒 
 白樺湖畔のホテルで深夜お聞きした Eliot さんのお話の中に、授業で黒板は使わないという
ものがあり、深く共鳴するところがあった。
 「音づくり」をまともに考えたら、黒板で説明しているような暇はないはずだ。
 絶対に黒板を使ってはならないということではないが、絶対に崩してはならないものごとの順
序というものはある。
 「音づくり」と「文法理解」の順序で言えば、「音づくり」が絶対に先立つべきであり、生徒
の体に「音づくり」が成立していない文に関して文法の説明をするのは、根底的に錯誤である。
 あるいは、「音づくり」が徹底されれば、文法の項目でも自然にわかってしまうようなものす
らある。そのレベルの「音づくり」をやれば、生徒の体は疑問だらけになり、質問も飛び出す。
そういう時に、手短に文法の要点を言ってやればいい。ただちにその場で理解してくれること
が多い。ST さんの言い方を借りれば、生徒の顔が「ほっこり」する。

 英語の授業において、黒板は敵なのだということを、日本の英語教師たちは知る必要がある。
黒板がどれほど、「音づくり」を崩してしまっていることか。これが認識になっても、次に現
れる敵がある。中間・期末のテストという敵だ。本当はこれを倒さなければ、日本の英語は救
われることはないだろう。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1729パクパクさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)13時38分13秒 
>この顕在意識の考えを無にすることは、普通は仲々できない。
しかし顕在意識を通過させずに、直接潜在意識に浸透させる方法
はできる。顕在意識の考えを無にして、何回も、何回も素読する
ことにより、同じ効果がえられる。ただし簡単に内容を把握する
だけでただ素読することである。余り意味,内容が解らないこと
が顕在意識を無にする方法である。

 おっしゃることは、ぼんやりとわかります。
 「意味、内容が解らないことが顕在意識を無にする」というより、素読は「意味、内容
をその場で理解することを強いない」ということだと思います。
 顕在意識を無にするとかしないとかよりも、素読的方法で激しく「音づくり」をやれば、
意識は音の変化に奪われますから、意味や内容が意識からすっとんでしまいます。そして、
「ひとまずは」それでいい。「ひとまずはそれでいい」というのが素読です。
 「音づくり」ができて、口が自動回転するほどになれば、口を自動回転させながら、イ
メージし、考えることができます。意識が意味や内容に憑くことができます。そして、最
後に音とイメージが同致します。
 以上の過程を長い時間のスパンで生じさせるのが、私の「電話でレッスン」の「復習範
囲を手放さない」という原理です。
 投網を投げて魚をとるのに、一回投げて一匹ずつとるというのではなく、99回投げて
すべて空振りであっても、100回目に100匹以上とれればいい。この空振りの期間を
生徒さんたちはなかなか耐えてくれません。素読を原理として、塾の経営を成り立たせる
のは、非常に大変です。以下の記事をご参照下さい。

http://www.doujinsha.com/zuihitsu19[3].htm

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1730素読・音読 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)13時45分38秒 
パクパクさん

>素読 潜在意識に訴える。意味を考えない。文字をみない。
 音読 顕在意識に訴える。意味を考える。文字をみる。

 この定義は間違っています。
 素読は字を見て読んでもいいのです。
 素読と音読は対立するものではありません。非常によく似た近い方法だと考えています。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1731教えてください。 投稿者:森 茂夫 投稿日: 2月 9日(土)15時22分30秒 
私、小学校の教員をしていまして、「総合的な学習の時間」で英語活動を来年度から取り入れます。ところで、先進校に行きましても時間をかけている割合に、効率よく英会話ができていない印象を持ちました。「英語活動は英会話学習でなく、楽しくゲームをしながら英語に親しむということでよい」との返答ももらうのですが、何かもの足りません。もちろん、その学校では本場のアメリカ人講師が付き添いますので、イントネーションなどの配慮も行われてはいます。そんなわけで、素読による英会話上達へのよりベターな戦術が知りたかったのです。私、英会話は「a little」なのですが、幸い本校にもAETという立場のイギリス人女性講師がいますので、イントネーションなどでのネックもクリアできると思います。根石さんにお尋ねしますと、「ペーパーバックスの多読」を奨めておられる浜谷さんという方に教示いただいたらと教えてくださいました。何もわからない小学校教師なのですが、よいテキストとよい方法があれば是非お教えください。
 
 

1732小学生の英語 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月 9日(土)18時07分40秒 
森さん

 中学・高校は、英語教育に失敗してきています。「音づくり」をいいかげんにして
理解や知識だけで点をとらせるテストを繰り返してきたことが、中学・高校の英語の
犯罪的なところです。あれは、英語ではなく、英語みたいなもの、疑似英語です。そ
れを英語と詐称してきたのです。
 小学生に英語をやらせるなら、素読だけでいいのではないでしょうか。これなら、
もっとも害がないと思います。決まり文句だけをしゃべるだけなら、決まり文句の丸
暗記でいいのですが、最大の困難は、日本語で育った人にはなかなか英語のシンタッ
クスが身体化されないというところにあります。挨拶の決まり文句を数十丸暗記する
ようなことでは、シンタックスの身体化は不可能です。
 素読だけをやり、その過程で「音づくり」をやるなら、生徒の財産になると思いま
す。しかし、「復習範囲を手放さない」という原理は、学校ではなかなか成立させ難
いとも思います。素読を活かすには、これは必要な原理ですが、小学生の時、素読で
扱ったテキストを中学が「復習範囲」として引き受けるような連携プレーは期待でき
ません。
 また、「音づくり」をどうやるかという技術を小学校の先生が持っていないと、こ
れまでの中学・高校のように、「公害」としての英語教育に陥るおそれがあると考え
ています。
 日本語と英語を比べたときに際だつ英語の音を、最低10のポイントとして決めよ
うという話を、この掲示板に書いてくださる Eliot さん ST さんと先日お会いしたと
きにしました。ST さんは、その話のメモを手元にお持ちだと思いますので、ひとまず
ST さんにお願いして、10のポイントを掲示板上に提示していただこうと考えました。

 日本人は謙遜が激しく、英会話は a little が、どのくらい a little なのかがわか
りませんが、私の「電話でレッスン」をご検討いただけませんでしょうか。現在では、
このレッスンに学校が予算が割くことは考えられませんが、ご自分の英語を鍛え続け、
維持されるのに有効です。「復習範囲を手放さない」という原理がどう働くのかを知
っていただき、それを素読を原理とする授業に活かしていただきたいと願っています。
 自腹を切っていただくことになりますが、是非検討してみていただきたくお願いい
たします。

 AET が英語のイントネーションを備えていることと、生徒の口の動きとして英語の
イントネーションが成立するかどうかはまったく別問題です。生徒の口の動きを激し
いものにすることで、英語にとって「余計な音」を、遠心力で振り飛ばすときに、AET
を媒介にするなら使えますが、日本人の先生の側に AET を媒介として使う主体が確立
されないと、生徒の口にイントネーションを備えた音を成立させるのは非常に難しい
と思います。これまで、英会話学校が繰り返してきた失敗を、学校でやることになる
こともありえます。

 この掲示板で、皆さんと智恵を絞って問題を検討していかれてはいかがでしょうか。

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ST さん

 先日話した10のポイントを掲示板にまとめていただけたらありがたく思います。

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Eliot さん

 小学校での英語導入に反対だと書かれたことがあったような覚えがあります。
 再度、お考えをお聞かせいただければ幸いです。

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浜谷さん

 小学生が素読するのに適当な英語のテキストにはどんなものがありますでしょうか。

 
 


1733小学生の英語学習用テキスト 投稿者:浜谷 投稿日: 2月 9日(土)18時25分27秒 
森さま、はじめまして、浜谷と申します。

>根石さんにお尋ねしますと、「ペーパーバックスの多読」を奨めておられる浜谷さんという方に教示いただいたらと教えてくださいました。何もわからない小学校教師なのですが、よいテキストとよい方法があれば是非お教えください。

そうですか、新聞等でそのようなことが始まるということを読んでいましたが、ついに実施されることになったのですか。 私は小学校から英語を教えるということについては反対です。というのは算数とか国語とか基礎的なことを沢山学ばねばならない小学校でこの上さらに英語までというのはどんなものかと常日頃思っています。よく幼児のころから馴染ませれば良いといって、国語も満足に出来ない幼児に英語を教えようとしている方達がいますが、私には理解出来ません。今度先生が教えようとされているのは5−6年生ですか? 私はローマ字さえ面食らった方ですから、これから英語をやらなければいけない生徒や先生方はさぞ当惑されているものと思います。

さて、いいテキストをということですが、考えられるのはアメリカやイギリスの幼児が読む絵本などがいいのではないでしょうか? それをAET講師のネイティブに発音を指導してもらってやられたらいいように思いますが・・・。兎に角興味を持たせるようにやればいいと思います。 私がペーパーバックの多読で英会話を学習した理由の主なものがその「興味を持って」学習することにありましたから。因みに中学生以上の方にお奨めなのはSSS英語学習研究所が奨めているgraded reader(ネイティブの小学生から高校生までを対象にした段階別の易しいペーパーバック)の多読です。下記にそのHPのURLをリンクしておきます。

http://www.seg.co.jp/sss/


1734小学生の英語の素読 投稿者:浜谷 投稿日: 2月 9日(土)19時33分18秒 
根石さん、

>小学生が素読するのに適当な英語のテキストにはどんなものがありますでしょうか。

森さま宛レスの文章を掲示板に揚げたところで、根石さんの投稿に気がつきました。森さまは「何もわからない小学校教師なのですが、・・・」と仰っていますので、中高の英語の先生と違い英語教育については失礼な表現かもしれませんが、素人の方達だろうと思います。(大学で当然相応の勉強はされているとは思いますが)従って、AETの先生がいてもいなくても「総合的な学習」を担当される先生は根石さんがお誘いになっているような発音に関する訓練をまずされるべきだろうと思います。もしその過程を経ないで、素読をやるというようなことは無茶なことだと思います。その場合は私が直前の投稿で言いましたような素材で遊び的に英語に馴れてもらうようなことが適当だろうと考えます。もし関係の先生達が適切な発音の訓練を経てからというのであれば、素読の教材としては、アメリカやイギリスの小学校1、2年生の英語(彼等の国語)の教科書が良いのではないでしょうか? 私は実際そのような教科書の内容を知りませんが、わが国の国語の教科書から想像してそう申し上げています。

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1735「指導力」と生徒数は比例しない。@ 投稿者:柳沢 投稿日: 2月10日(日)00時20分46秒 
根石さん、はじめまして。
ここ、3ヶ月ほど、掲示板とすべての素読舎のすべてのコンテンツを
とても興味深く、というより、尊敬の念をもって読んでおります。
英語学習革命とも言うべき、素読という手法は、もっとひろく普及すべきです。

もし、根石さんが十分経営的に成功しているのに謙遜して、塾経営が苦しいと言っ
ているなら、私が書いている内容は的外れに終わりますので、無視してください。

しかし、もし、先生ほどのすぐれた英語教授法の実践者が、思うように世の中に
受け入れられないと言う、ジレンマをお持ちでしたら、以下の内容は、多少役に立
つと思います。
はっきり言って、教授法(学習法)の優秀さと、収益はまったく比例しません。
消費者センターに最も苦情の多い、家庭教師派遣会社さえ、数億単位の利益をあげています。

根石さんの提唱する、英語指導法のニーズは、実際、数百万人に存在するでしょう。
ニーズはありあまるほどあります。なぜなら、ほとんどすべての英語学習者が、正し
い英語学習について知らないからです。ほとんどの子供たちは、英語に関する正しい
学習方法を知らず、無意味な学習を強いられているからです。
しかし、ニーズがあっても、残念ながら、直接の集客にはつながりません。
民間教育である以上、自社(教室の)の集客、つまり、マーケティングが重要です。
マーケティングとは、市場の創出であり、潜在的な顧客を多数作り出すことです。
ニーズのあるサービスを、顧客につなげていく行為です。

では、どうしたら、つながるのか?
それは、WANTSつまりサービスの購買欲求を高めるコミュニケーション(広告等)
が、不可欠です。
一般庶民の支持を得るには、誠実さが大前提としても、これだけ、情報があふれている
現代では、ビジネスレベルでの「表現」を変えていかないと、集客は困難を極めます。
自分の正しさをいくら大きな声で訴えても、顧客には届きません。(専門家は別です)
「顧客の悩み」に思いをめぐらせ、顧客の視点で広報物を作成しないと、大きな展開は
難しいでしょう。顧客は理屈では動かないからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 


1736電話でレッスンの感想 投稿者:inu 投稿日: 2月10日(日)01時00分05秒 
1月から「ボディガード」で「電話でレッスン」をはじめている、
inuと申します。根石さんにはOという名前でこの掲示板に
転載して頂いたことがあるようです。

まだ数えるほどしかレッスンをおこなっていませんが、
レッスンをはじめてみての私なりの感想のようなものを
書き込んでみたいと思います。

レッスンでやった内容が次回のはじめに行われる復習テストの
範囲になるわけですが、自分では「十分」と思っていた復習の量でも、
実際にテストで出されると、その理解が十分ではなかったことに
気づくことが多いです。

多分、現在の復習の段階では、それぞれの文に対する多面的な
理解ができていないんだろうと思っています。
これがレッスンを受けてみて、予想とは大きく違った点の
一つです。
文の構造的な面での理解はもちろん必要ですが、それとともに、
その文を誰がどのような状況で話していたかということにも
注目した方が読みやすい(テストの時に言いやすい)ということを
感じています。(当たり前のことなのかもしれませんが)

それと、圧倒的な復習時間の不足。
レッスンを受けていらっしゃる他の方が、どれくらい復習している
のか分からないので、正直、こんなことを書くのは恥ずかしいのですが、
私は火曜日にレッスンを受けて、金曜日あたりに1回(長い文を
一応空で言えるようになるくらい10〜20分)と火曜日当日の
レッスンがはじまる前の40〜50分ぐらいしか復習してません。

これでは、根石さんが言っている、素読の効果にはほど遠いの
だろうなと思いながらも、つい忙しさにかまけて・・・。

現在のところ、こんなところです。
まだ始めたばかりですし、レッスンの効果はよく分かりませんが、
地道に続けていきたいと思っています。
 
 


1737絶対矛盾 投稿者:パクパク 投稿日: 2月10日(日)08時50分07秒 
柳沢さん

はっきり言って、教授法(学習法)の優秀さと、収益はまったく比例しません。

 これは、英語教育業界に限らないことです。
 まずいラーメン屋がテレビにでて、ビルがたち
 うまいラーメン屋が2,3年で消えていきます。
 しかし、仮に広告で、集客するとなると
 膨大な費用がかかります。


 
 


1738斬りつけるということ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月10日(日)12時15分45秒 
柳沢さん

 書き込みありがとうございます。

>ほとんどすべての英語学習者が、正しい英語学習について知らない
からです。ほとんどの子供たちは、英語に関する正しい学習方法を知
らず、無意味な学習を強いられているからです。

 まったくこの通りだと思います。英語をものにするごく少数の人たちは、いろんな方
法を自分で試し、もがきながら、効果のあるものをつかみとった人たちですが、非常に
多くの人たちが、いろんな方法を試し、もがくだけで終わるのが実態だと思っています。
 絶えず文全体を扱い、「音づくり」を通じてシンタックスを内在化する。「音づくり」
の過程で、イメージづくりを行う。イメージと理解が溶け合ったものを音として保存す
る。
 これらの全過程のうちで、日本の英語学習にもっとも欠けているものが、「音づくり」
です。音はイメージの容器であり、意味の通路であり、保存のための基材なのですが、
日本人の英語の音の非常に多くが、英語の音としてでたらめなので、英語の総体が崩れ
てしまっています。(私が言うのは、ネイティヴと同じ音を出せるようにしろというこ
とではありません。ネイティヴ音のリスニングが可能になる程度までの、学習者の口の
動きの訓練が不可欠だという意味です。)
 「音づくり」が欠けているということは、そのまま「音づくり」のコーチがいないと
いうことです。学校の先生の多くが学校英語の犠牲者であり、ある人の言葉を借りるな
ら、「巨大なるしろうと集団」に過ぎません。
 この「巨大なるしろうと集団」が、中間・期末のテスト体制に従い、テストのための
英語などを扱っているため、そうして扱われる英語(実は英語まがい)が標準化してお
り、私の塾の経営の首を絞めてきます。また、英語まがいのまがい性を補強する大手進
学塾などの広告力も、やはり同じ力を及ぼしてきます。

>ビジネスレベルでの「表現」を変えていかないと、集客は困難を極めます。自分の正
しさをいくら大きな声で訴えても、顧客には届きません。

 これもまったくその通りだと思います。
 「めくら千人、めあき千人」と言いますが、実際のところは、英語に関してなら、「
めくら千人、めあき五人」くらいのものだと思っています。この五人という数字は、英
語を語学として原理的におさえることができる人の数字であり、単にアメリカからアメ
リカ英語を持ち帰り、ぺらぺらしゃべっている人などは含めてありません。
 私は、塾という形で生き残ろうという気持ちは弱くなっています。続けられるかぎり
は続けますが、これは、英語学習を語学として理論化してやろうと考えているためで、
単におまんまを食うためなら、私はさっさと別のことをやっているだろうと思います。
 「表現」に関してですが、英語回りの迷信の分厚い層に斬りつけることを今後もやめ
る予定はありません。この批判に耳を傾けてくださる方が、生徒さんになってくれるだ
けでいいと思っています。実際は、インターネットを通じた発信と、「電話でレッスン」
を今後の活動の幹に育てたいと考えています。こちらはこちらで非常に体力の要る仕事
ですが、それで生きていけなければ、転職を考えます。今もそれを考えています。
 

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1739浜谷さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月10日(日)12時23分12秒 
ありがとうございました。
 
 

1740「指導力」と生徒数は比例しない。A 投稿者:柳沢 投稿日: 2月10日(日)12時37分38秒 
ここで、誤解のないように言いますが、私は広告代理店の回し者ではありません。

自分も、私塾に15年ほどかかわってきた人間として、私塾の経営基盤というもの
について真剣に向き合っております。

英語の素読はある意味、非常識な指導法です。
しかし、優れた常識破壊です。
パクパクさんの投稿にありましたが、膨大なお金をかけないと集客できないという
「常識」についても、疑ってかかる必要があります。

優れた商品やサービスが、ブランド化できないのは、将来の顧客となる人の気持ちを
理解していないことが原因です。
多くの大衆の心をつかむのは多額の広告費では無く「まず相手を理解してから、自分を
理解してもらう」という、普遍的な道理です。
現代は、かなり田舎と思える場所でも、都市化が進み、人間同士のコミュニケーションが
難しくなっています。「理解される」ことの難しさを克服するのが重要です。
マーケティングの真髄は、小が大を制し、弱者が強者に逆転勝利することです。

コンテンツ(情報内容)の多量の蓄積がある、素読舎なら、ほとんどお金をかけずに
集客する方法が、私にはスグ浮かびますが、なんとなく、場違いな投稿になってしま
いそうですので、実践的な手法についてはここに記述しません。

ただ、英語教育をイノベートする息吹を感じるこのサイトに興奮して、キーボードを
たたいたまでです。

失礼がありましたら、ご容赦ください。それではまた。
 
 


1741うねり 投稿者:浜谷 投稿日: 2月10日(日)14時22分06秒 
柳沢さま、 はじめまして。

>ここ、3ヶ月ほど、掲示板とすべての素読舎のすべてのコンテンツを
とても興味深く、というより、尊敬の念をもって読んでおります。
英語学習革命とも言うべき、素読という手法は、もっとひろく普及すべきです。

貴方さまの書き込みを拝見して、根石さんのHP及び掲示板は英語学習者及び教育者にとって非常に有意義なものとの認識がインターネットを通じて徐々に広がっていっているものと思います。私も根石さんの英語教育の手法は優れたもので、著書も著されていますし、今後さらに広められて行くことを期待している一人です。英語学習法については、いろんな方がいろんなことを著書やインターネットで言っておられますが、ほって置けば悪貨は良貨を駆逐するの喩え通り、貴方の仰るように消え去りかねません。なにせ、学校や進学塾、英会話学校、同教室及び多くの著書で実際に指導されている方法にまがい物が多すぎる現状だからです。根石さんのように本当のことを教えていては、学習者を容易に寄り付かせられないからです。私は英語教育界でも、構造改革が必要だと思っています。幸いインターネットを通じて、本当に役に立つ英語学習法を確立することが必要だと思います。つまり、この掲示板もそうですが、そういう志を持っている人々を結集し、ネットで全国的に討論する場を作る必要があると思います。 そのような場で討論された結果は必然的に学校教育関係者も巻き込むことになると思います。そこから構造改革のうねりが沸き起こることが期待出来ると思いますがいかがでしょうか? 私は諸悪の根源は大学入試にあると見ています。 中高生の非行、多くの若者達のひきこもりなどがその最たるものですが、入試英語問題の拙劣さが原因で使える英語が6年間、いや10年間の学習で身に着けられない現在の英語教育の荒廃をこれ以上放置はできないと思っています。

>コンテンツ(情報内容)の多量の蓄積がある、素読舎なら、ほとんどお金をかけずに集客する方法が、私にはスグ浮かびますが、なんとなく、場違いな投になってしまいそうですので、実践的な手法についてはここに記述しません。
ただ、英語教育をイノベートする息吹を感じるこのサイトに興奮して、キーボードをたたいたまでです。

ここまで貴方の書き込み@に刺激されて書いてきて、Aがアップされ、更に強い感銘を受けております。特に引用させていただいた個所ですが、ぜひ教えていただきたいと思います。根石さんも同じ思いではないでしょうか? 私も上記のようなうねりを起すことが出来るとすれば、微力の上老体ではありますがそのうねりに、ぜひ一身を投じたいと思っております。当然そのうねりは根石さんの素読舎が母体の一翼を担うべきものと思っています。

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1742素読の時間 投稿者:ST 投稿日: 2月10日(日)21時10分03秒 
inuさん>レッスンを受けていらっしゃる他の方が、どれくらい復習している
のか分からないので、正直、こんなことを書くのは恥ずかしいのですが、
は火曜日にレッスンを受けて、金曜日あたりに1回(長い文を
一応空で言えるようになるくらい10〜20分)と火曜日当日の
レッスンがはじまる前の40〜50分ぐらいしか復習してません。

私の練習時間も1週間にせいぜい1時間〜2時間(特に最近)しかないことを告白します。
根石さんのお宅に訪問したばかりですが、根石さんは毎日5時間程度は素読されていたような気がします。


 
 


1743取り急ぎ・・・ 投稿者:柳沢 投稿日: 2月10日(日)21時27分09秒 
浜谷先生へ
レスを読んで緊張しました。うれしくもありました。
私は何ほどのものでもありません。正直、浜谷先生の情熱にぜんぜんかないません。
しかし、自分から投稿した以上、いくらつたない内容でも、「弱者勝利の戦略」につ
いて数回に分けて、私の「仮説」と「経験」を投稿するつもりです。取り急ぎご挨拶まで。

My favorite saying is "Teaching is learning.

*語法にまちがいありましたら誰か教えて
 


 
 


1744小学校の先生、森さんへ 投稿者:ST 投稿日: 2月10日(日)21時54分44秒 
小学校の英語教育は「普通にやれば」「百害あって一利なし」の可能性が大きいと思います。

私はこの1月〜2月の約1週間の間に根石さん(塾の先生)とエリオットさん(私学の中高一貫校の先生)の授業を見せていただいたり、いろいろとお話を伺ってきました。

根石さんの素読については
小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ方」にポイントが書いてあります。

エリオットさんの「音作り」の授業の実践内容については、このページの一番下の「ホームページへ」に行っていただいて、「大風呂敷の記事の倉庫」から「音作りへの道」へ行っていただくといいと思います。

私が思うのは、まず「音作り」を指導者が習得することが最も大切だと思います。
勉強するのとは違います。
剣道の技術に関する本を読んでも剣道ができるようにはなりません。
実際に素振りをするところからスタートして、コーチする人が必要です。
コーチができるようになるためには、まず指導者が実際にできるようにならなければなりません。
「音作り」はある程度の段階(10+α)を押さえていれば、小学校段階の指導については取りあえずでは日本人で十分だと思います。
しかし、せっかく外国人の先生もおられるのですから、「フォニックス」なども取り入れて日本人の先生も協力して毎日ちょっとずつでもいいので、「音作り」をするのが「楽しい」と児童生徒自身が思えるような指導に時間を注ぐべきではないかと思います。

そこでお勧めなのは今日実は本屋さんで見つけたのですが、「くもんのはじめての英会話じてん」というものです。ひとつの項目には英語、カタカナの読み仮名(これについてはいろいろ賛否両論がありますが。。。この本ではすぐ下にカタカナはふってありません!)、日本語訳、単語などの表現、そしてこれがとても大切だと思いますが「カラーのイラスト」が必ず入れてあります。以上のことがA4横の見開きだからA5?の上半分に載っています。文字で説明するには限界もあると思いますので、ぜひ一度書店などでご覧ください。もちろん音声CDはついています。

教材を検討される時にチェックしていただきたいことは
@英語の音声のCDがついている。
A英語の音読が奨励されている。
B日本語の訳は英語のすぐ下書かれていない。(日本語の学習をしているのではない!)
Cカタカナで置き換えてある発音も英語のすぐ下に書かれていない。

などをチェックしていただければと思います。

この後、根石さんがかかれていた発音のポイントのことを書き込みたいと思います。

小学校の外国語教育はとても大切ですが、その功罪も大きいと思います。
小学校でならったことを中学校でそのまま同じテキストで復習できると一番よいのですが。。。
高等学校も大学も同じだと思います。また、教科書の改訂もしなければそれだけで日本の英語教育は数段あがると思うのですが。。。(もちろん音作りをきちんとやってそれを一人一人が自分もやった場合ですが)これはとても大切なことだと思います。

根石さんやエリオットさんが補足訂正してくださることを期待しています。

 
 


1745発音のポイント 投稿者:ST 投稿日: 2月10日(日)22時11分17秒 
根石さんのお宅に訪問した時、発音に関することをちょっと考えました。

日本人がはじめて英語を学ぶときにまず押さえておくと良い発音のポイントです。

もちろん未完成ですが、そりあえずこの場に公開していろんな方のご意見をいただくといいものができると思います。

この手のものはいろんな本にも書かれていますが、やはり実際に発音のコーチをやっている人にまとめていただくのが一番いいとも思います。

そのだいたい10個とは

th(ユウセイオン・ムセイオン)/f/v/l/r/s(ロング・ショート)/子音のあとに母音をいれないものはいれない!

などです。
 
 


1746母音がぬけてますね! 投稿者:ST 投稿日: 2月10日(日)22時18分33秒 
母音はどうでしょうか?

エリオットさんの文章から学んだのは。。。

hut/hat/hot/heart/hurt/の母音部分が区別できる!
ar/er=ur=ir/ae(アとエの中間音といわれているあれです)

などの区別などがとりあえず重要はないでしょうか?
 
 


1747黒板はいらない!(とりあえずは) 投稿者:ST 投稿日: 2月10日(日)22時37分47秒 
根石さん>英語の授業において、黒板は敵なのだということを、日本の英語教師たちは知る必要がある。黒板がどれほど、「音づくり」を崩してしまっていることか。

「巨大なる素人集団」なる日本の英語教師たち。「中間テスト期末テスト」の半分を音読にすることになればほとんどの日本の英語教師たちはあわてふためき「発音」を学び始めるだろう。「高校入試大学入試など」の半分を音読(とりあえずはリスニングにするだけでもかなりよい、本当はTOEICやTOEIC BRIDGEのスコアで英語はじゅうぶんである。各都道府県や各大学短大で独自に作っている入試問題をやめればいいのである)にすれば「巨大な素人集団」なる英語教師たちはその対応に動き出す。もちろん発音だけだはだめである。しかしまず発音はきちんと最低限のことは押さえておかなければ、その先に進めないのである。

 
 


1748英語教育界でも、構造改革が必要だ 投稿者:ST 投稿日: 2月10日(日)23時01分17秒 
すでに始まっていると思います。英語教育の構造改革は。

小泉内閣も医師会にほんの少しですがメスを入れられたようです。

この掲示板では少しずつメスが入れられていると思います。

英語教育審議会のメンバーの約過半数が根石さんやエリオットさん、そして浜谷さんなどになっていただき、定期考査や入試問題の半分を音声に関する問題にして、それに対策ができない英語教師は首にするか、期限付きで資格試験などに合格させ、車の免許みたいに3年なり5年なり書き換え式にすればいいのです。真っ先に首になるのは私ですが。。。お金は関係ありません。日本の将来を担う人が「本当に正しい方法で迷わずにある程度楽しんで自覚的に学習すること」なのです。もちろん国際会議などで直接外国の要人と渡り合うエリートは細かいところまでしっかりやってもらう必要もありますが、それにしても最初は音作りなのです。
 
 


1749わが国の英語教育構造改革元年! 投稿者:浜谷 投稿日: 2月11日(月)00時17分22秒 
STさん、

根石先生からSTさんへ>作戦部長に任命しましたので、そちらの線もよろしくお願いします(私の中では、これからは根石さんでもなくおっしゃんでもなく根石先生が最もふさわしいと思っています)
STさん>すでに始まっていると思います。英語教育の構造改革は。

柳沢さん>レスを読んで緊張しました。うれしくもありました。
〃>しかし、自分から投稿した以上、いくらつたない内容でも、「弱者勝利の戦略」につ
いて数回に分けて、私の「仮説」と「経験」を投稿するつもりです。取り急ぎご挨拶まで。

嬉しいです。興奮しています。 みなさん、この「うねり」をぜひ本物にしようではありませんか! 2002年がわが国の英語教育構造改革元年になることを祈念しつつ、

浜谷俊雄

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1750緊張する英語というもの 投稿者:いくこ 投稿日: 2月11日(月)01時24分14秒 
先日STさんが、根石おっしゃんの塾を訪れました。STさんは、塾での様子を、こと細かく見ていらっしゃいました。

その時に思ったことです。

私は、自分の素読の音をSTさんに聞かれることに、少なからず緊張していました。それを塾の後STさんも含めて村田君やおっしゃん、おばちゃん達とくつろぎながら歓談しました。
「英語の音読を聞かれて緊張するのは、単なる緊張と違う。なにか日本とアメリカとの関係性のなかに原因があるんじゃないか」
という話がでました。

それについて、ちょっと関連があるのではないか、ということを思いつきました。
「日本人のもつ英語を一番厳しい視線で見ているのは、日本人ではないか。」

日本人は日本人同士、監視でもしているかのように、日本人の英語になかなか及第点をだしてくれない、なにか粗がないか探しているような気がします(あくまで気がする、です)。
しかし、英語っぽい発音ができたりぺらぺら喋れたりしている様子をみると、急にお手上げになって、崇め奉るように、「あの人は、英語使いだ」と手放しでひれ伏してしまう傾向があるのではないか、と思ったのです。

なぜ日本人は、日本人の英語に厳しくなったのでしょうか。いつの段階で、そうなったのでしょうか。

その一方で、私の中学・高校の頃のことですが、教室の中では英語の発音が恥ずかしくて、わざと日本語英語風にして発音していました。

「集団」が「監視」する、日本の英語。
 
 


1751ナルシシストの私 投稿者:ST 投稿日: 2月11日(月)20時29分33秒 
いくこさん>日本人は日本人同士、監視でもしているかのように、日本人の英語になかなか及第点をだしてくれない、なにか粗がないか探しているような気がします(あくまで気がする、です)。
しかし、英語っぽい発音ができたりぺらぺら喋れたりしている様子をみると、急にお手上げになって、崇め奉るように、「あの人は、英語使いだ」と手放しでひれ伏してしまう傾向があるのではないか、と思ったのです。

優越感と劣等感、その根っこは実は同じものだとはよく言われることです。要するに自分自身に気が向きすぎているのです。私がそうです。

素読舎で私も塾生の方々と一緒に素読したことがありました。その時に汗が吹き出てきてたいへんでした。徐々にその汗はひいてきたのですが、これは一つの自分にとっての訓練だと思っていました。つまり自分自身に目が向きすぎないようにするための訓練ということです。

いくこさん>なぜ日本人は、日本人の英語に厳しくなったのでしょうか。いつの段階で、そうなったのでしょうか。

いくこさん>その一方で、私の中学・高校の頃のことですが、教室の中では英語の発音が恥ずかしくて、わざと日本語英語風にして発音していました。

私は逆でした。私自身が中学の時、英語の時間になると先生が音読発表の時間を毎時間とってくれていました。そのたびに手を挙げていた私は得意になっていました。「すごーーーい」といわれたくて頑張っていたように思います。

「くらべる」。それは、人間が伸びていくのに必要なことでもあります。しかし、優越感や劣等感の素(もと)になり、向上の妨げになることも多いと思います。英語は個人に深く入り込んでいく営みという部分もあると思います。いくこさんはそれができる人だと感じました。


 
 


1752ときどきいくこも考える 投稿者:いくこ 投稿日: 2月12日(火)01時01分22秒 
浜谷さん、お久しぶりです。お元気ですか。
そして、STさん、長旅ご苦労様でした。お疲れでしょう。

浜谷さん>いくこさんが上記に仰っておられるのは、単に気が散っているということではないでしょうか?だれでも自分の素顔をみられるのはいやなものです。それが正直な気持ちだと思います。万国共通の人間の感情だとおもいます。

おそらく、英語の素読を聞かれているとき、確かに気は散っていたのだとろうと思います。
ただ私が言いたいのは、「単に」気が散っていただけでない何かがそこにあると思ったのです。また、そこには「万国」共通の感情だけでなく、「日本特有の」共通の感情も含まれている、この点が私には非常に気になっているのです。

日本には、その人の英語のできに対して「ケチ」をつけるか、さもなくば「おてあげして崇拝」するかのオール・オア・ナッシングの一面があるように思います。まるで集団で日本人の英語を監視しているかのようです。そして、この「集団」とは、外国人ではない、日本人自身だと私は思っています。

一方、教室の中で多くの生徒達は、長らく、自分の英語の実力(特に発音)に「ケチ」をつけられるくらいなら、日本語風英語を喋ることで、お茶を濁してきたのではないかと思います。そして、教室は長い間、英語を育てない空気を充満させてきたように思います。

これから、英語を日本で根付かせていくには、多くの日本人が抱えている英語に対する「日本特有の感情」を軟化させていかなければならないのではないでしょうか。
英語学習の初期段階から卓越して英語を獲得してきた方には、もしかするとこの日本特有の空気を体験せずにきた方もいらっしゃるのではないかと、私は思います。

また長野にいらした際には、ぜひ塾の方を見学していってください。見学者にちょっとぐらい気が散っても、素読舎は大丈夫です(^^)。英語を醸成するために、アホのように高らかに英語を唱え、ときに大声で間違うことをいとわない空間があります。

ちなみに、わたしはまったくもって鷹ではありません(^^;)。

 
 


1753英語に対する思い入れ 投稿者:浜谷 投稿日: 2月12日(火)06時38分10秒 
STさん、

>「くらべる」。それは、人間が伸びていくのに必要なことでもあります。しかし、優越感や劣等感の素(もと)になり、向上の妨げになることも多いと思います。英語は個人に深く入り込んでいく営みという部分もあると思います。いくこさんはそれができる人だと感じました。

STさんもいくこさんも英語にたいする思いが非常に強いと今回のお二人の投稿で感じました。私は英語が他の一般的生活要素と変わらないと思ってその観点から考えてみたのでした。そういう意味ではSTさんの「優越感、劣等感」という要素からの考察はうなづけるところです。しかし分からないところがありますので、教えてください。上記の中での「英語は個人に深く・・・」からの文章とSTさんがご自分のことを「ナルシスト」と言われていますが、その文章と関わりがあるような気がしますが、分かりません。非常に個人的なことになるかとも思います。もしそうでしたら、特にレスいただかなくても結構です。

いくこさん、

いくこさんの英語に対する思い入れの深さに感心しています。仰っていることはよく分かりました。やはり「鷹」は私の狭量さの精でした。ごめんなさい。
 

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1754日本の。。。 投稿者:ST 投稿日: 2月12日(火)11時23分56秒 
いくこさん>「日本特有の」共通の感情

いったいなんなんでしょうか?でもたしかにあるような気がする。

「日本特有の共通の感情」

うーーーん。
 
 


1755浜谷さん、こんにちは! 投稿者:ST 投稿日: 2月12日(火)11時40分20秒 
>「英語は個人に深く・・・」からの文章とSTさんがご自分のことを「ナルシスト」と言われていますが、その文章と関わりがあるような気がしますが、分かりません。非常に個人的なことになるかとも思います。もしそうでしたら、特にレスいただかなくても結構です。

個人に深く入り込んでくる英語(ここでは言葉といったほうが適切でしょうか?)というのはこういうことです。根石さんの「英語どんでんがえしのやっつけ方」にも書いてあったと思います。つまり、我々が使っている日本語でも別に「りんご」が「うんこ」でもいいわけだということです。もっというなら「うんち」でも「あんず」でも「こねが」でもいいわけです。最初は無理やり自分自身の中に深く入り込んでくるのが言葉だということです。それは無理やりです。野村まんさいさんの言葉を借りれば「ことごとく個性を否定される」ものです。

@最初はことごとく個性を否定される言語習得。
Aその後は個性からの限りない脱却が求められる言語習得。

新しい言語を習得すればするほど、「自分の中のイメージ力」は、より大きくなっていきます。
それを元手に自分の新しいイメージを表出していくのが発話なのでしょうか?言葉は面白いですね。

「@=回転読み・書き?」はAに至る過程で「万人に」「特に学習の入り口で必要な」「非常に分かりやすい」「どうしても必要な」方法だと思います。

一人でも多くの「日本国内で英語を学習している方々」がこの方法を理解し実践する日がくることを身体で思っています。
 


 
 


1756all or nothing 投稿者:ST 投稿日: 2月12日(火)11時52分09秒 
いくこさん>日本には、その人の英語のできに対して「ケチ」をつけるか、さもなくば「おてあげして崇拝」するかのオール・オア・ナッシングの一面があるように思います。

昨日、京都国際会議場のアネックスというところで、河合隼雄さんと大平光代さん(弁護士)の対談を聞きにいってきました。面白かったです。これはその河合さんのある本からの引用ですが、風見鶏の話があります。つまり、風見鶏は180度向きを変えるのが得意だということです。いいか悪いか。飲むか飲まないか。払うか払わないか。とるかとらないか。行くか行かないか。。。。。
そういうことはたくさんあります。もちろん人生などAに行くかBに行くかで、どちらの道しかとりようがないような気もするのですが。(この話はエリオットさんもしてくださいました。)で、河合さんの話ですが、例えば親父が大酒のみで子供は「しばかれてばかり(殴られてばかり)いる」とします。そうすると、その子供は同じように大酒をくらうか全く飲まないか、そのどちらかがとても多いと、河合さんは臨床の経験からかそうおっしゃるわけです。親父は大酒をくらうが子供はちょうどいいように飲んでいます、という人は結構すくない。なるほどと思いました。これはいくこさんの書かれた"all or nothing"のことだと思ったのです。
 
 


1757情報 投稿者:浜谷 投稿日: 2月13日(水)06時42分45秒 
みなさん、

「最適英語学習法」の掲示板へ次のような書き込みがありました。ご参考までに転載させていただきました。

フォーラム「日本の英語教育を考える」事務局 <eigo@mpc-inc.co.jp>
Tuesday, February 12, 2002 at 21:30:52 (JST)

英会話スクールの生徒数が急増し、「第三次英会話ブーム」がやってきたと言われています。
また来年度から小学校の「総合的な学習の時間」に英語が導入され、
早い段階から異文化に興味をもち、さらに進むであろう国際化社会で
活躍する人材が育成される可能性が期待されています。
このフォーラムでは日本の教育を振り返り、異文化交流を可能にし、
本当にコミュニケーションのとれる英語教育とはどんなものなのか、
またいかにあるべきかを考えていきます。

期 日: 2002年3月3日(日)
会 場: 新宿NSホール
入場料: 無料
主催:財団法人異文化コミュニケーション財団  
後援:外務省/文部科学省
★プログラム****************************************************
13:00 開場
13:30 開演
パネルディスカッション
「日本の英語教育を考える」
〜現在の英語教育で異文化交流はできるのか〜

【コーディネーター】
●平野 次郎(NHK解説委員)
【パネリスト】
●中嶋 嶺雄(元東京外国語大学学長、国際社会学者)
●東後 勝明(早稲田大学教育学部教授)
●猿橋 望 (財団法人異文化コミュニケーション財団 理事長)
●ジェームス・ワグナー(ニューズウィーク日本版 副編集長)
●服部真湖(タレント)

16:00 終了予定
*************************************************************
★お申込み方法
・住所、氏名、年齢、電話番号、参加希望人数を明記の上、
Eメール、FAX、お電話のいずれかの方法で左記宛お申込みください。
フォーラム「日本の英語教育を考える」事務局
〒107-0062
東京都港区南青山5-9-15
共同ビル新青山8F
TEL:03-5468-3030
FAX:03-5468-0557
Eメールアドレス:eigo@mpc−inc.co.jp
 

-------------------------------------------------------------

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1758浜谷さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)11時03分25秒 
 転写、ありがとうございました。

>パネルディスカッション
   「日本の英語教育を考える」
   〜現在の英語教育で異文化交流はできるのか〜

 のんきなことを言っていますね。「できるのか」ではない。「できないに決まっ
てる」です。

>パネルディスカッション
   「日本の英語教育を考える」
   〜現在の英語教育で異文化交流はできないに決まってる〜

 「できないに決まってる」。これがスタート地点であるはずです。

>パネルディスカッション
   「日本の英語教育を考える」
   〜『音づくり』をどうするか〜

 これなら興味があります。Eliot さんがパネリストに加わるべきです。

>パネルディスカッション
   「日本の英語教育を考える」
   〜教室で『音読』は可能か〜

 これも興味があります。
 


 
 


1759STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)12時12分35秒 
>根石さんの「英語どんでんがえしのやっつけ方」にも
書いてあったと思います。つまり、我々が使っている日
本語でも別に「りんご」が「うんこ」でもいいわけだと
いうことです。もっというなら「うんち」でも「あんず」
でも「こねが」でもいいわけです。最初は無理やり自分
自身の中に深く入り込んでくるのが言葉だということで
す。それは無理やりです。野村まんさいさんの言葉を借
りれば「ことごとく個性を否定される」ものです。

 いやあ、話がよくわかんない。「りんご」が「うんこ」でもよいなら、すぐに肛門
が亀裂だらけになってたまらんことだし、そうなりゃ、「うんこ」が「りんご」でも
いいわけだから、そんなものを食べることは敬して遠ざけたい。
 「りんご」は「りんご」でいてくれなくては困る。同じく、「うんこ」は「うんこ」
でいてくれなくては困る。浜谷さんも、返事に、困る。
 日本人が「りんご」という語に出会う時、見たり、撫でたり、転がしたり、囓った
りして出会う。アメリカの子供も、見たり、撫でたり、転がしたり、囓ったりして
apple に出会う。生の経験として出会う。あるいは、一度もその「赤くて丸いもの」
を、見ることも、撫でることも、転がすことも、囓ることもしたことがなくて、だけ
ど毎日お母さんが読んでくれるお話のなかに出てくるので、いつか食べてみたいなあ
と思っているのでも、これは言葉の経験としては「生の経験」です。意識に直接届く
言葉は、子供にとって「経験」となります。

 「りんご」は 「 apple 」だ。これを覚えなきゃテストで点がとれない。これはま
ったく別の状況です。すでに「りんご」という語を通じての、「生の経験」は積み重
ねてきているが、apple には初めて出会ったという場面です。これは、生活の場面で
はなく語学の場面であって、強引に「りんご = apple 」という図式を自分に強制し
なければならない。「 apple 」という語そのものの生な経験ではなく、この場面で
は、生な経験はテスト勉強というものになっています。

 ST さんが言ってるのは、この「強制」や「強引」のことなのでしょうか。

 それとも、おぎゃあと生まれたばかりのいまだ言葉を知らない赤ん坊の体にとって
は、「りんご」という言葉一つが根付くのでも「強制」であり、「強引」なことだと
いうことでしょうか。でも、赤ん坊は、これを「強制」だとも「強引」だとも思わず、
智恵熱を出して真っ赤な顔をしながら、「りんごぉー」なんて叫んでうれしそうにに
こにこしたりして、「経験」していきます。人間というのは実に不思議な怪物だと思
うのです。

 あるいはまた、「りんご」なら「りんご」という語の発生において、同時に生成す
る概念と音との間には何の必然もないということでしょうか。ある概念と結びつく音
が「りんご」なら「りんご」である必然性は何もないということなら、「どんでん」
で書いた覚えがあります。少なくとも、もともとあったかもしれない必然は、見えな
くなっているということは言えると思います。概念と音との間には、一つの language
の中での共通認知以外に何の必然もないということです。

 さて、遅くなりましたが、用件に入りたいと思います。申し上げにくいことは何も
ないので、申し上げますが、やはり、私としては、「りんご」は「りんご」のままで
いてほしいし、「うんこ」は「うんこ」のままでいてほしい。そうじゃないと、私、
困るんです。

 追伸。
 「こねが」って何ですか。なんだか、小金持ちが挫折しているようなイメージを抱
いてしまいましたが・・・。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1760國弘正雄の弟子になります 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)12時26分35秒 
機会があって、國弘正雄さんの本を初めてまとめて一冊読みました。

「國弘流・英語のはなしかた」(たちばな出版)です。深くうなずくことばかりで、やはり、この
人が私の先達なのだと思います。もちろん、一度もお会いしたことはなく、今後もお会いすること
はないでしょうが、私は勝手に弟子になることにいたしました。

まだ読まれていない方がおられましたら、是非お読みになることをお薦めします。

この本を読む機会を与えて下さったのは、ある雑誌の編集者の方です。この雑誌に英語本の批評
を書けと言われ、お引き受けした9冊の中に國弘さんの本がありました。素材の形で書いたもの
を、編集者の方が取捨選択、アレンジして記事になる予定です。記事になることが本決まりにな
りましたら、雑誌名をこの掲示板に書きますので、お読みになっていただきたくお願いいたしま
す。
 

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1761「電話でレッスン」ジュニア・コース 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)12時34分23秒 
「電話でレッスン」の実際を知っていただくために、「毎週1回30分・月額1万円」の
これまでのコースの他に、「月2回・月額5千円」のジュニア・コースを設けます。設置
の曜日、枠数などは今後決定いたします。現在、土曜日か日曜日に根石吉久分の枠を一つ
設置することが可能です。4月以降、水曜日に大幅に増設することができるようになるか
もしれませんが、そうなった場合は、設置数4ほどのうち、1つか2つをこのジュニア・
コースとする予定です。

何をどうするのかは、この掲示板にお問い合わせいただくのがもっとも簡便です。
または、090−3316−4180へお電話いただくのでも結構です。

 
 


1762いくこへ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)12時37分21秒 
英語回りの優越感・劣等感というのは、敗戦後の日米関係における安保条約というものの性質を
外しては解けない問題だと思う。
 
 

1763いくこへ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)12時55分14秒 
>日本には、その人の英語のできに対して「ケチ」をつけ
るか、さもなくば「おてあげして崇拝」するかのオール・
オア・ナッシングの一面があるように思います。まるで集
団で日本人の英語を監視しているかのようです。そして、
この「集団」とは、外国人ではない、日本人自身だと私は
思っています。

 韓国は、英語排斥論が、国粋主義と結びついているみたいです。
 日本の右翼は、街宣車で「踊るぽんぽこりん」を流したりもしたことがあるみたいで、
小田嶋隆が怒っておりました。話が関係ないですけど、今日は私はだいぶアタマが悪いの
でお許し下さい。

 「日本人による英語監視」に対しては、「うるせえ、馬鹿やろ」という心を堅持するの
がよろしいと思っています。だいたい、監視するやつは多少英語のわかるやつなので、私
は、自宅を自作する途中でつきあった板金屋や大工や型枠大工達から、私の英語を監視さ
れた覚えは一度もありません。まあ、監視するのは、たいがいが大学出ですな。
 何を隠そう、私自身が、英語をしゃべり始めた頃は、こいつどの程度の英語なのかなど
と人の英語に聞き耳をたてて監視したことがあるのです。でも、「うるせえ、馬鹿やろ」
という貴重な心を持つようになったため、今はそれもなくなったように思います。
 もっと、ウドの店へ行って、英語をさらしてみたらどうでしょうか。
 さらしものになったり、さらしものにされるということをやっているうちに、誰もさら
しものとしては相手にしてくれなくなり、ただ英語でしゃべってるだけになります。そう
いう機能を持つ店としては、ウドの店はいい。
 ただ、こちらがどれほどのブロークンをやらかしても、ウドはまるで気にせず、単に言
いたい用件を受け取るだけですから、英語がよくなることはない。英語をよくするには、
机上でやるのが一番です。
 要するに、ウドの店へ行って、酔っぱらって英語でくだをまくだけでも、「日本人によ
る英語監視」の外に出ることはできるということです。
 いくこが、酔っぱらってくだをまくと、あまりの迫力というものになりますので、ウド
の店に行くときに俺を誘わないでね。


 
 


1764いくこへ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)13時07分35秒 
>これから、英語を日本で根付かせていくには、多くの日本人が抱えてい
る英語に対する「日本特有の感情」を軟化させていかなければならないの
ではないでしょうか。

 誰がやる?
 感情を軟化させるっていったって、誰がどうやるんだ?
 俺はやはり、「うるせえ馬鹿やろ」が大事だと思うよ。
 本当の突破口は、徹底した「音づくり」で、通じる英語を作ることしかない。
 この「日本特有の感情」が生じるのは、日本人の英語が通じないからだよ。

 監視する側は、「もしかして、こいつの英語、通じるんじゃないか?」なんて
思っていたりするんですね。監視される側は、「日本式のへたな発音だなんて思
われちゃっているかも」なんて思っていたりするんですね。

 「うるせえ、馬鹿やろ」は本当に大事だと思いますよ。
 「あっち行け」も大事です。

 「音づくり」しかない。あるいは、「音読=音づくり」しかない。
 後は、日本語の本でも英語の本でもいいが、よく本を読んで心を耕すことだよ。
 日本語の本もろくに読めねえで、英語なんぞぺらぺらしゃべったって、ろくな
もんじゃねえ。

 「英語好きには馬鹿が多い」っていう公式も一つ覚えておくといいと思うよ。

 
 


1765STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月14日(木)13時29分44秒 
>素読舎で私も塾生の方々と一緒に素読したことがありまし
た。その時に汗が吹き出てきてたいへんでした。徐々にその
汗はひいてきたのですが、これは一つの自分にとっての訓練
だと思っていました。つまり自分自身に目が向きすぎないよ
うにするための訓練ということです。

 うそぉ。ST さん、そんなに緊張していたんですか。村田君も、やたら汗をかいたらし
いし、やっぱ、英語って、そういうふうに日本人に緊張を強いるところがあるようです
ね。俺は、「うるせえ馬鹿やろ」流儀です。これは、STさんにも是非お薦めしたい。

 國弘さんは言葉にはしませんが、私の読むところでは、やはり「うるせえ馬鹿やろ」
流儀ですね。「あっち行け」は、國弘さんの本の中にあります。


 
 


1766パネルディスカッション 投稿者:浜谷 投稿日: 2月14日(木)22時32分49秒 
根石先生、

>パネルディスカッション
   「日本の英語教育を考える」
   〜現在の英語教育で異文化交流はできるのか〜
 のんきなことを言っていますね。「できるのか」ではない。「できないに決まっ
てる」です。

先日英語教育の構造改革をと叫びましたが、このパネルディスカッションの顔ぶれを見て暗澹たる思いがしました。また3月3日実施の広告をなぜ押し迫った今頃民間の英語学習サイトに掲載して来たのか? 来年度(この4月からですよね)始まる小学校での英語教育に関する根回し的な催しとしては、余りにもおざなり且つ泥縄式なのにあいた口がふさがりません。仰るようにEliotさんは別格としても、少なくとも現場の英語の先生をパネリストに入れるべきですし、更に言えば、最近の塾に擦り寄った教育政策との整合性から考えれば塾の先生をも加えるべきでしょう。もっと開催までの時間があるのであれば、根石先生をパネリストに推薦させていただきたいと思ったことでした。

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1767顔ぶれ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)00時21分16秒 
>【コーディネーター】
   ●平野 次郎(NHK解説委員)
   【パネリスト】
   ●中嶋 嶺雄(元東京外国語大学学長、国際社会学者)
   ●東後 勝明(早稲田大学教育学部教授)
   ●猿橋 望 (財団法人異文化コミュニケーション財団 理事長)
   ●ジェームス・ワグナー(ニューズウィーク日本版 副編集長)
   ●服部真湖(タレント)

 顔ぶれについてですが、私には何の判断もできません。
 この中で私が名前を知っているのは、東後 勝明さんだけです。
 東後さんは、私は好きです。他の人については一切わかりません。
 人脈や勢力には興味がないせいでしょうか。
 その人が何を言っているかにしか興味がなく、そういう興味の持ち方で知った人は東後さん
しかいません。
 私がただの世間知らずなのかもしれません。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1768ボツにはならなかった 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)00時25分03秒 
3日ほどかけて作った、雑誌記事のための資料がボツにならなかったので、ほっとしています。

雑誌は、小学館「サピオ」です。今月の27日に発売になるそうです。
最近よく売れた英語本を、好きなように評価・批判してくれという注文でした。
この仕事の中で、國弘さんの本を読むことができたことがうれしいことでした。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1769浜谷さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)00時45分12秒 
>私も去年の夏根石先生の塾を見学させていただきまして、いくこさ
んや先生、村田さん、奥さん、その他塾生のみなさんが喧騒の中でそ
れぞれ音読(素読)されているのを拝聴させていただいたことがあり
ますので、仰っていることはよく分かります。途中夕方の電話でレッ
スンの見学までの間席を外させていただきましたが、みなさんの気が
散らないようにという思いからでしたが、後で先生に熱心さが足りな
いかのように言われました。

 浜谷さんが遠慮して塾を見なかったのだとは知らず、ぶしつけなことを申しましたこと
お許し下さい。私としては、遠慮はるばる、いや、もとい、遠路はるばるいらっしゃった
のだから、遠慮せずに見て欲しかっただけです。うちの塾生は、塾の中で声を出して練習
するのは当たり前のことと思っておりますので、見知らぬ人がいても多少緊張するくらい
で、英語の読みを聞かれること自体は平気です。
 また、小谷の方へ来られた折にでもお寄り下さい。

 
 


1770食えなくなったら 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)00時51分46秒 
>昨夜はつっこみを入れすぎたきらいがあります。もしそうでしたら御
免なさい。柳沢さんそして先生の次の書き込みを拝見していても立ても
おれず、ついつっこみ過ぎたかもしれません。

 全然そんなふうには思いませんでしたのでご安心の程。
 まあ、しかし、私は商売が下手で困っています。
 柳沢さんは、その後書いてくださいませんね。
 商売を教わりたいのですが・・・。
 私は食えなくなったら英語はやめます。そうなると現場を離れることになりますから、
語学論も一切書かないでいたいと思っています。

 
 


1771いくこは、「うるせえ馬鹿やろう」でいく 投稿者:いくこ 投稿日: 2月15日(金)01時09分08秒 
> 要するに、ウドの店へ行って、酔っぱらって英語でくだをまくだけでも、「日本人によ
る英語監視」の外に出ることはできるということです。

今日、ウドさんの店にいってきました。ちょっと英語を風にさらしてみました。
たしかに思ったのは、本を読むなり、心を耕しておくことの方が大切だなと思いました。

> いくこが、酔っぱらってくだをまくと、あまりの迫力というものになりますので、ウド
の店に行くときに俺を誘わないでね。

かなり荒れますぜ(とかいうと、本当だと思うじゃないですかぁ、師匠!)
今年は「うるせえ馬鹿野郎」道をまい進いたしますわ(^^)ほほ。
 
 


1772日本人のための最初の10のポイント 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)01時45分43秒 
STさん、皆様

>th(ユウセイオン・ムセイオン)/f/v/l/r/s(ロング・ショート)/子音のあとに母音をいれないものはいれない!
>hut/hat/hot/heart/hurt/の母音部分が区別できる!
>ar/er=ur=ir/ae(アとエの中間音といわれているあれです)

 STさん、覚えていてくれてありがとう。
 私なりに、書き直してみます。

th    舌の先を歯で挟み、引っ込めながら息を出す。
f, v   上の歯を下唇の山の頂点より少し内側に押しあて、離す。
t,d,l,n  舌の先が上の歯茎の裏。t と d は舌を歯茎から離すときに。
r     舌を喉の方にひっぱり、上の方に触らない。
s     舌の先は歯と歯茎の境目あたり、触るか触らないかくらい。唇の開きは平ら。
☆S (long s) 舌の位置は s と同じ。唇を丸めて突き出す。
☆逆さe   唇の形は狭い。唇に力を入れないで、「ア」を言う。
☆a    下顎を下げる。歯と歯の間を開く。
☆ae   口の両端を斜め上にひっぱり上げる。
黙音・連結・母音削除

 以上で、日本人が最初に外科手術的にやるべき、「音づくり」の10項目です。
 ☆印は発音記号で表されるもの、その他は、綴りがそのまま発音要領として使えるもの
です。発音要領の記述は、「音づくり」の過程で、生徒に手短に言う場合に使用するためのものです。ですから、これらは、コーチの存在が前提になっています。コーチがいて、
モデルの発音をその場で提示できるなら、この程度の簡単な言い回しで済むということで
す。コーチがいなければ、もっとくだくだしい記述になります。
 10番目の「黙音・連結・母音削除」は、総体として英語のリズム形成にかかわる
ものです。

 以上の私の記述で正しいのかどうか、Eliot さん、浜谷さん、ST さんに検討していた
だきたく思います。この10のポイントが制定できたら、私のホームページに1ページを
割いて掲載し、どなたでもアクセスできるようにしたいと思います。
 どうぞご協力をお願い致します。
 なお、この10項目をどう呼ぶか。名前を募集したいと思います。
 「初心者のための発音のコツ10」というような名前を思いつきますが、皆さんの智恵
でもっといいものが決まればいいと思います。
 こちらもよろしくお願い致します。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1773いくこへ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)01時54分40秒 
よしよし。
 
 

1774STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)02時04分05秒 
>すでに始まっていると思います。英語教育の構造改革は。

 私にはとてもそうは思えないのですが・・・。


 
 


1775STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)02時22分26秒 
>私の練習時間も1週間にせいぜい1時間〜2時間(特に最近)しかな
いことを告白します。根石さんのお宅に訪問したばかりですが、根石さ
んは毎日5時間程度は素読されていたような気がします。

 一日5時間は私はやれておりません。ST さんが見えた日は、「電話でレッスン」をや
る日だったので、5時間や6時間はやりましたが、平均すると一日1時間から2時間程度
だと思います。この程度はやらないと、すぐに英語に錆が寄ります。
 一週間に1時間〜2時間というのは、あまりにも少なすぎます。とにもかくにも、レッ
スンで毎回新しいところへ出ることは心がけていて下さい。それができれば、徐々に加速
度がついてきます。加速度がついてきた人の復習範囲のテストは徐々にきつくしていきま
す。今のところ、10+10でしばらく継続なさるのがいいと思います。なにはともあれ、
毎回新しいところへ出ることをねらってください。少なくとも、復習範囲のテストが30
分で終わることは確保して下さい。テストの範囲が進むだけでも、練習は先に進んでいま
す。錆が寄らないだけでも、「わかっていること・覚えていること」を繰り返す回数は増
えているので、自分の中で英語は変化していきます。
 何時間やれというようなことは私は言いませんが、ともかく新しいところへ出ることを
こころがけて下さるようお願い致します。


 
 


177610のポイント 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)02時45分26秒 
>AETの先生がいてもいなくても「総合的な学習」を担当される先生は根石
さんがお誘いになっているような発音に関する訓練をまずされるべきだろう
と思います。もしその過程を経ないで、素読をやるというようなことは無茶
なことだと思います。

 「音づくり」ができない先生が、小学生の英語をいじることは是非やめていただきたいと私も思っています。先ほど書いた「10のポイント」程度のことだけは、絶対に踏まえ
て欲しいです。「音づくり」のできない先生が小学生に英語をやらせるなら、教師集団と
しては、「巨大なるしろうと集団」がさらに巨大化するだけで、これまでの中・高の英語
教師たちがばらまいてきた公害がさらにひどくなるだけだと考えています。
 ところが、公教育の教員が塾をやってるやつのレッスンを受けるなどプライドが許さな
いとでも思うのか、今は小学校の先生で私の生徒さんになってくれた人は二人いるだけで
す。(一人は妻の生徒さんで、妻よりも発音がいい)
 学校の先生たちは、教員免許を持っているだけで、ほとんどが「しろうと」にすぎない
ことに一度はしっかりと謙虚になって欲しいものだと願っています。先生の自分の発音が
いいことは大事なことですが、もしも、発音が悪くても、先の「10のポイント」をきち
んと踏まえ、それだけは確実に生徒に対して「音づくり」ができるなら、小学生の英語に
触る資格があると思います。教員免許という資格よりも、はるかに大事な資格です。
 いくら自分の発音がよくても、生徒に「10のポイント」を備えた音を持たせられない
なら、小学生の英語に絶対に触ってほしくない。自分の発音がいいかどうかが本当の問題
ではなく、「10のポイント」を生徒の口の動きとして実現できるかどうかが問題なので
す。

 もっとも、私どものレッスンに大勢申し込まれてもお受けできないので、民間でちゃん
とした音を持っている人(たいがい私より「音」の質自体はいい)に、私の「技法グラウ
ンド」という技術を持ってもらう方が先決問題かもしれないとも思っています。
 こちらでは、塾の先生が二人、私の生徒さんになってくれています。

 公教育で二人、塾で二人。この方々に私は敬意を持っています。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1777お嬢へ 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)02時58分17秒 
わりい。
あんたが書いたのは二つとも読んだけど、俺があんまり書きすぎるので、すでに過去ログ状態だ。
コメントしようとしてるけど、記事がみつからない。

アメリカへ行く前に、國弘さんの本は読むべし。
今度のレッスンの時に、本を教える。

続きを書き継いでくれるように。
英会話学校に金をふんだくられて、何十万も使ったのに、何も力がつかなかったことをもっと
きっちり書いてくれ。だって、あんたの学校英語の犠牲になった音を、元から作り直したのは
俺なんだからさ。音に関しては、学校も英会話学校も何の役にも立ってなかったと思うよ。特
にイントネーションに関しては、3年前はまるで「盆踊り」だったと思う。
 今は、すごくよくなった。少し褒めると、「私って、エライィー」と大声で叫ぶやつだから
あんまりほめないでおくけど、でも、すごく変わったな。

 風邪はなおったのか。今度のレッスンまでになおしておいて、俺に風邪をうつさないように
気をつけること。


 
 


1778英語音修得の為の必須10ポイント 投稿者:浜谷 投稿日: 2月15日(金)06時41分46秒 
根石先生、

@>s 舌の先は歯と歯茎の境目あたり、触るか触らないかくらい。唇の開きは平ら。
☆S (long s) 舌の位置は s と同じ。唇を丸めて突き出す。

A>th(ユウセイオン・ムセイオン)/f/v/l/r/s(ロング・ショート)/子音のあとに母音をいれないものはいれない!
>hut/hat/hot/heart/hurt/の母音部分が区別できる!
>ar/er=ur=ir/ae(アとエの中間音といわれているあれです)

他の方の発音指導に関する記事を少し読んだことがありますが、先生の今回の記事は、小学校の英語を教える先生方に是非必須として周知して欲しいと思いました。先生もそういう意図で改めて指導方法(再録)を今回アップされたのだと拝察しました。私も今回の分はコピーさせてもらい私が英会話サークルなどで初心者に教える場合に使わさせていただきたいと思います。

ところで、お教えいただきたいのですが、
@ 最初の例:seed, sat, sun 2番目の例:soon として、確かに結果的に仰るような口の形になりますが、それは後にくる母音の口の形に影響されるだけで、s の発音自体は同じだと思いますが・・・? (つまり最初の s の形です。)

Aこれらの項目を入れると13ポイントになりますが? 
 

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/


1779浜谷さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)12時53分31秒 
 
ご指摘ありがとうございます。

なるほど、soon だと、「唇の開きは平ら」ではありません。s のときの唇の開きは、その後の母音で決まるというのは、その通りだとわかりました。「唇の開きは平ら」を削除します。

>s  舌の先は歯と歯茎の境目あたりに、触るか触らないかくらい。狭い隙間に息を強く通す。

 以上のように書き換えます。ありがとうございました。

 その他の項目に関してもそうですが、記述自体がきわめて部分的なものです。10という数字が音法全体に対して部分的だという意味ではなくて、一つの音に関する記述自体が、そのひとつの音の音法全体に対して部分的だということです。

 コツの言い方は手短な方がいいので、本当は俳句みたいに「五・七・五」くらいで言えればいいのですが、なかなかそうもいきません。

 s に関して私の記述は明らかに間違いです。他にも間違いがあればすぐに修整しますので、他の方にもご協力をお願いしたいと思います。最終的には Eliot さんにチェックを入れていただくことを願っています。昨夜掲載したものは、STさんと話したときにSTさんがメモをとっておられたので、それをこの掲示板に掲載していただき、それを元に、私が素案として急遽書いた記述です。まだ間違いを含んでいるかもしれません。是非、皆様のご協力をお願いいたします。

 一つの音の音法に対しても部分的であるのは、10のポイントは「技法グラウンド」というコーチ付きの方法のために考案したためです。「技法グラウンド」は、コーチが1回言った文を生徒が5〜7回繰り返すという単純な練習です。(5〜7回を、10回にしてもいいと思い始めています。)これには「動態」があります。生徒が5〜7回繰り返すという繰り返しの「動き」です。この「動態」の中へ、コツとしてポンと置いてやるならば、そのコツの言い方がどれほど部分的なものでしかなくても、音はその場ですぐに直ることがよくあります。例えば、今回の10のポイントには ar が含まれておりませんが、これは、a で「歯と歯を開く」コツを覚え、rで「奥の方、上に触らない」コツを覚えると、できると思っています。その場合、コツとして私がよく使うのは、「カラスのカー」です。生徒は、k音の後の ar を、「カラスのカー」でよく把握してくれます。(Eliot さんの
「診察室のアーン」と同じようなコツの言い方です。)

國弘さんは、朗読五百回、朗読千回ということを言っておられます。これはコーチ付きの練習ではなく独学でやるべきことです。私は國弘さんの、朗読五百回、朗読千回によるイメージの純化、基礎項目の活用力獲得を深く信じております。國弘さんを知る前に、私は自分で名付けた「回転読み」により、朗読五百回・千回を通っていたため、著書を一読、深くうなずくことができました。

この朗読五百回・千回の入り口に、「10のポイント」を備えた「技法グラウンド」という技術が置かれれば、日本の英語の全体が変わると思っております。音の感覚のいい人は、朗読五百回・千回の過程で、自然につかんでしまうものも多いでしょうが、多くの人には、入り口のところに「10のポイント」があるとないとでは大きな違いとなります。動態によって自然につかんでしまうということでは、「10のポイント」をクリアした後の人に大いに期待がもてます。

「10のポイント」の習熟があると、もっと細かな「聞き分け」や「言い分け」も可能になってきます。その多くは、「自然にわかってくる」にまかせていいものだとも思っています。「10のポイント」以後は、國弘さんのやり方がいい。しかし、もし、この「10のポイント」もクリアされていないという場合は、通じる英語にはなるまいとも思います。いつまでも、英語が「盆踊り」を踊っている人はたくさんいますので。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


178010のポイント 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)13時06分20秒 
浜谷さんのご指摘の後、全体をもう一度眺め、いくつか書き換えました。特に断ってない場合は、舌の動きだということにすれば、さらに簡単な言い方になると思い、「舌の先を」などの語句を削りました。

th    歯で挟み、引っ込めながら息を出す。
f, v   上の歯を下唇の山の頂点より少し内側に押しあて、息で離す。
t,d,l,n  上の歯茎の裏。t と d は舌を歯茎から離すときに。
r     喉の方にひっぱり、上の方に触らない。
s     歯と歯茎の境目あたり。触るか触らないかくらい。狭い隙間に息を通す。
☆S (long s) s と同じ。唇を丸めて突き出す。
☆逆さe・逆さv  唇を狭く、力を入れないで、「ア」を言う。
☆a    歯と歯を開く。(下顎を下げる)
☆ae   口の両端を斜め上にひっぱり上げる。
黙音・連結・母音削除

皆さんのご協力をお願いします。


 
 


1781どんでん20冊注文! 投稿者:ST 投稿日: 2月15日(金)18時05分35秒 
近所の書店に注文しました。
同じ本を20冊注文するなんて、へんなやつだなと思われたとは思いますが。。。

昨日参加したある講演会で友達になった人に早速無料でお送りする約束をしました。20冊の人に差し上げていろいろとお話したりするだけで英語の構造改革は進んでいくものと思っています。
 
 


1782STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)20時39分31秒 
STさんは、今、私と同様貧乏なのですから、あんまり無理しないで下さい。
あなたは、破産する素質があると私はにらんでいますので、あまり素質に従わないようにお願い
します。

しかし、うれしいことは本当にうれしいです。
夏になって野菜でもとれたらお送りします。
うちの野菜は本当に100パーセント無農薬です。


 
 


1783STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月15日(金)20時42分53秒 
発音の「10のポイント」の出来はどうでしょうか。

逆さe と逆さvのところは間違っているなと自分で気づきました。

今日、レッスンが終わったら書き直します。

Eliot さんもお時間がとれましたら、「10のポイント」の記述のチェックをお願いします。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis


1784再度改訂 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月16日(土)00時12分25秒 
th    歯で挟み、引っ込めながら息を出す。
   f, v   上の歯を下唇の山の頂点より少し内側に押しあて、息で離す。
   t,d,l,n  上の歯茎の裏。t と d は舌を歯茎から離すときに。
   r     喉の方にひっぱり、上の方に触らない。
   s     歯と歯茎の境目あたり。触るか触らないかくらい。狭い隙間に息を通す。
   ☆S (long s) s と同じ。唇を丸めて突き出す。
   ☆逆さe・逆さv  唇を狭く。(逆さe は息に力を入れない)
   ☆a    歯と歯を開く。(下顎を下げる)
   ☆ae   口の両端を斜め上にひっぱり上げる。
   黙音・連結・母音削除
 
 

1785「10のポイントの特質」 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月16日(土)12時57分17秒 
 英語音が日本語音と比べて「異質さ」を際だたせる音、あるいは「日本語にない音」に焦点を合わせてあります。まず最低これだけは押さえるべきだというものであり、これが押さえられるなら、その後の音の意識化において、細分化の展望が開けるだろうと考えています。
 音法の要点を、手短かな説明にしてあります。これはその一音の音法に関して、部分的なものですが、「異質さ」「日本語にない音」を獲得していく人が、練習の「動態」の途中で説明された時に、その場ですぐに音が作れる可能性のもっとも高い部分、つまり、一音の音法の核になる部分を言い当てているものでなければなりません。
 これは、「技法グラウンド」のように、生徒の練習の「動態」があって始めて意味を持つものです。単に、目で読んで、頭で理解するための羅列ではありません。
 「10のポイント」の使い方は、練習という「動態」の中に「モデル音とともに」、「ポンと置いてやる」というものです。ですから、コーチの側は、この10の日本語の言い回しが、ただちに口に出せるのでなければ使えません。メモとして参照するのではなく、必要なときに「ただちに口に乗る」必要がありますから、「10のポイント」自体が「音読」され、身体化されている必要があります。
 この「10のポイント」が皆さんのご協力を得て、これで問題はないという質のものになりましたら、今後、「電話でレッスン」の生徒さんとのレッスンの始めに、生徒さんにも音読してもらう予定です。何も強制するものではありませんが、私としては「電話でレッスン」の生徒さんの英語が育った時には、他の人に対してレッスンができる質も備えていて欲しいと願っています。そういう人が増えていかないと日本の英語はどこまでいっても、英語フリークだけの専有物に終わるでしょう。
 日本にいて英語をやることの不利を踏まえた上で考えると、日本にいて英語をやることの最大の利点は、方法論をも同時に練り上げていく必要があるという点にあると思っています。この必要は、実は利点です。英語の力とともに方法論が手に入るからです。これは英語の力をつけるということの副産物のように思われるかもしれませんが、副産物にしておくにはあまりにももったいない。あるいはまた、「日本語と英語の間に」走るイメージのスパークというものも、「日本にいて英語をやる」のでなければ得ることができないものです。できてくる英語がどれほどごつごつしたものであっても、使える英語を手に入れた人には、方法論(戦略性)と、「日本語と英語の間」という思考の空間がもたらされます。アメリカ帰りのアメリカ英語がよく披瀝するアメリカ的戦略性ではなく、日本語の方から英語に向いた矢印を持つ方法論であり、戦略性であり、思考空間です。イメージそのものも、最初、「日本語と英語の間」に立ち上がり、、その後、英語からのみ発するようになり、さらに日々の生活の中で日本語に揉まれるという過程を持ちます。これが日本で作る英語の特質であり、ネイティヴ感覚天下り英語やアメリカ帰りのアメリカ英語が絶対に手にすることのできないものです。実は、これこそが語学の富でしょう。

 話が逸れました。

 
 


1786教室でどうするか 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月16日(土)13時38分02秒 
 「10のポイント」を学校の英語の授業でどう使うかという問題があります。果たして使えるのか使えないのか。
 この点では、すでに Eliot さんが最上のモデルを作っておられます。中高一貫の私立学校の先生です。「音づくり」に関しては、現在の日本でこれ以上のものはありません。Eliot さんの授業が理想的なものです。
 「10のポイント」は私が考えてみたものですが、Eliot さんの実践は、ポイント数がおよそ10ばかりの数にはおさまりません。もっと、微細な音法にも及んでいることは、私のホームページの「音作りへの道」という Eliot さんの記事をお読みいただければおわかりになります。現在の日本の学校の教室で行われている「音づくり」の最高の事例を読むことができます。

 Eliot さんは非常に高度なレベルの音法を備えておられる人ですから、Eliot さんの授業が成立します。しかし、日本の一般的な英語の先生は、Eliot さんのような音法は持ち合わせていません。自分で発音できても、それをどうやって生徒の口の動きとして実現するのかの方法を持っていない人がほとんどです。日本の英語というものは、非常に悲しいものですが、この悲しさは、学校の先生が「日本人としての音法」を備えていないことからたちのぼるものです。
 「10のポイント」を考えたのは、もちろん自分で使うためでもあります。しかし、その背後には、学校英語の「悲しさ」が大きく横たわっています。

 「10のポイント」は中間・期末テストというもののない小学校でなら実行可能だと考えています。
 生徒に、「技法グラウンド」で同じ文を5〜7回言わせる。その音は先生だけでなく、他の生徒も耳にします。その途中で問題がみつかれば、読みを中断させ、「10のポイント」のうちの一つを生徒に言ってあげます。その後、再び5〜7回、「繰り返し読み」をさせます。こうして助言を媒介にした一人の生徒の「動態」を教室全体に提示したら、時間を決めて全員にその同じ文を繰り返し読み込む練習をさせます。
 教室を、英語の音の「運動場」にするわけです。
 こうすれば、「10のポイント」は教室で使えるでしょう。
 AET が役に立つなんていうことはありません。やってごらんになるがいい。AET というものは、英語の「点」にすぎず、磁場を形成することはできません。磁場さえあれば、小学生くらいの年齢なら、比較的早く英語を獲得しますが、「点」でしかない AET ではどうにもなりません。

 小学校で最初にすべきものは、このような音法の練習以外ではありません。
 その次に来るべきものは、國弘さんの只管朗読でしょう。
 英語の音法の練習とともに、國弘さんの本の日本語の素読も練習に組み入れていけば、方法意識を育てることができます。英語力は総合力ですから、日本語の素読だろうが何だろうが、どんどん取り入れていけばいいのです。

 Eliot さんは、教室というものがどうしても一人一人にていねいにつきあいきれる規模のものではないことを踏まえて方法を考案されました。
 「一人に言わせ、音を直し、全員に言わせる」。これを繰り返していけば、日本人の英語の音は確実によくなる。
 教室ででも、「10のポイント」は使えると思います。

 
 


1787こんにちは 投稿者:Fian 投稿日: 2月16日(土)15時39分19秒 
根石さん、質問があります。
これは Mainichi Shimbun からの引用です。

Takako Morita, one of a notorious group of accused killers, was Friday sentenced to 12 years jail after being found guilty of two counts of murder.

ここでの count の意味がわからず、英和で調べると、「訴因項目」とありました。つまり、teo counts of murder は、"殺人罪"ということで訴えられている事柄が2つ、ということですね?
guilty of two counts...は正しいのでしょうか?
guilty on two counts...が正しいのではないでしょうか?
それとも、どちらでもOKなのでしょうか?

英英辞書の例文は on です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Analie Sato Kawamura, a Filipina and former hostess accused of the same charges as Morita, will be handed a verdict in her trial on Friday afternoon.

動詞の hand はよく、「手渡す」で使われますね。「評決を手渡される」は変ですから、「評決を言い渡される」でいいですか?
hand の後に verdict のような語が来るのか調べましたが、そのように hand が使われる意味がありませんでした。
でも、hand でもいいのでしょうが、ここでの hand に代わる語はありますか。

よろしくお願いします。
 


 
 


1788少しお待ちください 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月16日(土)17時14分50秒 
Fianさん

レッスンの準備に入るところで時間がとれません。夜中の12時から人と酒を飲む約束になってお
り、深夜はへべれけの可能性あり、です。少しお待ち下さい。

>英英辞書の例文は on です。

guilty のコロケーションは guilty of 〜 をよく目にします。
guilty on 〜 はあまり見ないような気がします。
英英辞典の例文に興味があります。

 
 


1789皆様 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月16日(土)17時17分40秒 
Fianさんの質問に即答できる方がおられましたら、お願いいたします。

 
 

1790僭越ですが・・・ 投稿者:浜谷 投稿日: 2月16日(土)19時59分19秒 
根石先生、

> 浜谷さんが遠慮して塾を見なかったのだとは知らず、ぶしつけなことを申しましたこと
お許し下さい。私としては、遠慮はるばる、いや、もとい、遠路はるばるいらっしゃった
のだから、遠慮せずに見て欲しかっただけです。うちの塾生は、塾の中で声を出して練習
するのは当たり前のことと思っておりますので、見知らぬ人がいても多少緊張するくらい
で、英語の読みを聞かれること自体は平気です。
 また、小谷の方へ来られた折にでもお寄り下さい。

私は素読舎のみなさんが一生懸命音読をされている雰囲気の中で遠慮したこともありますが、じんじんと伝わってくる気迫に圧倒されていたというのが正直なところです。 私は近所で英会話サークルをやっていますが、(現在は私自身のヒヤリング力向上のため休会させてもらっています・・・イージーゴーイングな主宰者でお恥ずかしいです)有料と無料の差はあるにしても、先生との意気込みの差は歴然としています。お誘いに甘えて、これからも「気」をいただきに、ちょくちょくお邪魔させていただきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。

>私は商売が下手で困っています。
 柳沢さんは、その後書いてくださいませんね。
 商売を教わりたいのですが・・・。
 私は食えなくなったら英語はやめます。そうなると現場を離れることになりますから、
語学論も一切書かないでいたいと思っています。

ご謙遜からそう仰っていることと拝察しています。 私は上記の通りイージーゴーイングな姿勢且つ微力ながらわが国の英語教育環境の改革に、老体に鞭打って一身を捧げる覚悟です。 私は根石先生がその先頭を走っていらっしゃる方だと確信していますが、他の多くの方も同じではないかと思っています。 

さて、私は上記のように私自身のヒヤリング力の飛躍的向上を計画しています。それはSAIさんと仰る方のHP(下記にリンクしておきます)の中で先生と同じく、スクリーンプレイ社の映画スクリプトを使って独学でヒヤリング能力を伸ばすことが出来るという提言をされています。先生のようにコーチ付きの練習ではないですが、上級者については可能ではないかと思っています。 先生がそのようなコーチ養成を企画されている書き込みを以前拝見した記憶がありますが、コーチ養成の方法として、希望者が上級者の場合、いちいち先生が指導するのではなく、SAI方式のように自主的に練習をしてもらい、先生はテストだけを担当する。(現在のように先生自らコーチをなさっておられるのは、コーチを養成の為になさっているという部分も相当おありと思いますが、かなりのご負担になっていると思います。そのご負担の軽減もこの方法で出来るのではと考えています。)当然そのテストは有料とする。というようなことではどうでしょうか?   柳沢さんがどういう企画を提案されるか期待されるところですが、先生の考案なさった、電話でレッスンを、そのようにして養成し素読舎のお墨付きを与えた多くのコーチにさせるという先生の企画(?)の早期実現が期待できるような気がしますが・・・。 先生が以前コーチ養成の企画を提言されたことを思い出し、先生の任命された作戦部長のSTさんを差し置いて僭越ながら私なりにプランを練ってみました。どんなものでしょうか? (私も全く商売下手だと思いますが、プランを立てるというのは昔から好きです。 残念ながらこれまで、それが活かされた、又は活かした経験又は記憶はあまりないですが・・・。これからはその能力を信じて、 活用出来る又は活用して貰えるプラン作りに励みたいと思っています。) 叩き台としてお読みいただければ幸いに思います。また、この書き込みに僭越な部分があるのではと危惧しております。もしそうでしたらお許しください。先生の「・・・私は食えなくなったら・・・」というお言葉に驚いて余計な心配をしたかも知れません。他意は全くありません。
 

http://www.geocities.co./jp/SiliconValley-Bay/8638/


1791訂正 投稿者:浜谷 投稿日: 2月16日(土)20時10分52秒 
直前の書き込みでリンクが違っていました。お詫びして訂正いたします。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/8638/


1792お答えします(爆) 投稿者:Ton 投稿日: 2月16日(土)20時50分47秒 
1)guilty of two counts...
 正しい、と言うか、通常、of には原因の意味合いもありますから、全く疑問に感じず、
 さらっと読めましたが、どこが問題でしょうか?
 He is guilty of a murder  彼は殺人罪を犯している。
 これがごく自然な言い方です。
 on と言う言葉は、まずここでは使わないように思います。
 例えば、He died of cancer 彼は癌で亡くなった。
 但し、
 前置詞マニアの方向けにもう少し踏み込んで説明すると
 die of の後は病気、飢え、老衰などの原因要素が来ることが多い。
 それに対して die from なら怪我や不注意、不慮の事故など。
 なぜなら from には、同じ原因でも、「結果=〜が元で」と言うニュアンスを
 強調する意味合いがあるからです。
(もっと言えば本当は死ななくても良かったような原因で、と言うことですね。)

 英英辞書の例文は on です。とありますが、
 それがどんな文なのか、記載がないので、コメントできません。

2)hand = to give or pass with one's hand(s) or otherwise.
  ( The Oxford Paperback Dictionary )

  hand の後に verdict のような語が来るのか調べましたが、
  そのように hand が使われる意味がありませんでした。

  とありますが、これについては全体を読んでいないので、推測ですが、
  新聞報道では同じ語句を何度も繰り返して使うのは基本的に、駄文、と見なされます。
  よって、最も単純な give だの、 判りやすい語句は記事の前の方で散々使った後で、
  まだ同じ意味のことを書きたかったので、他に使える動詞をひねり出してきた結果、
  ではないでしょうか。一度目でも何の疑問もなく、スラッと読めましたので、
  語彙としては問題ないと思います。 以上
 
 


1793根石吉久様  投稿者:Ton 投稿日: 2月16日(土)20時52分20秒 
 >小学館の雑誌「サピオ」、今月27日発売の号のために英語本の批評の資料を作りました。
  最近よく売れた英語本を好きなように批評してくれという注文でした。
  この仕事をしている途中で、國弘正雄さんの本「英語のはなしかた」(たちばな出版)
  を読み、深く頭が下がりました。
  皆様にも是非お読みいただきたくご紹介します。

 Tonは 根石吉久「英語どんでんがえしのやっつけ方」(小学館文庫)
 の種本、「英語のやっつけ方」1000円を推奨したいと思います。
  http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/baiten.htm
次号、Mailでご連絡させていただきます。

http://www.doujinsha.com


1794Fianさんの質問に関して 投稿者:Eliot 投稿日: 2月16日(土)23時18分22秒 
検索エンジンのGoogleで(http://www.google.co.jp/)の検索オプションを使って、
フレーズサーチをしてみましたらfound guilty on...もfound guilty of...も
handed a verdictもたくさんの実例がありました。さらに、given a verdictというのも
見つかりました。

"found guilty of two counts of murder"の実例(30例)
http://www.google.co.jp/search?as_q=&num=10&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&as_epq=found+guilty+of+two+counts+of+murder&as_oq=&as_eq=&lr=&as_qdr=all&as_occt=any&as_dt=i&as_sitesearch=

"found guilty on two counts of murder"の実例(21例)
http://www.google.co.jp/search?as_q=&num=10&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&as_epq=found+guilty+on+two+counts+of+murder&as_oq=&as_eq=&lr=&as_qdr=all&as_occt=any&as_dt=i&as_sitesearch=

"handed a verdict"の実例(16例)
http://www.google.co.jp/search?as_q=&num=10&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&as_epq=handed+a+verdict&as_oq=&as_eq=&lr=&as_qdr=all&as_occt=any&as_dt=i&as_sitesearch=

"given a verdict"の実例(401例)
http://www.google.co.jp/search?as_q=&num=10&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&as_epq=given+a+verdict&as_oq=&as_eq=&lr=&as_qdr=all&as_occt=any&as_dt=i&as_sitesearch=
 


 
 


1795國弘先生の弟子 投稿者:Eliot 投稿日: 2月16日(土)23時39分25秒 
>「國弘流・英語のはなしかた」(たちばな出版)です。深くうなずくことばかりで、
>やはり、この人が私の先達なのだと思います。もちろん、一度もお会いしたことは
>なく、今後もお会いすることはないでしょうが、私は勝手に弟子になることにいたし
>ました。
>まだ読まれていない方がおられましたら、是非お読みになることをお薦めします。

根石さん、私はずっと昔から國弘先生の弟子に勝手になっていますよ。↓この投稿が
証拠です!?

>音作りへの道(12) 投稿者:Eliot  投稿日: 7月11日(水)23時49分39秒
>英語音読マラソン(English Read-Aloud Marathons)
>「國弘流英語の話し方」(國弘正雄著 たちばな出版)という本があります。英語学習>者にとって非常にためになる本です。この本の中で國弘氏は自らの経験として、中学校>の英語の教科書を何百回も音読したと書いています。

私もこの本はすばらしいと思っています。英語を志す人はぜひ読んでほしい本です。
(私は國弘先生に会ったことがあります。大学時代所属していたESSが講演者として
お呼びしたことがあり、その後のレセプション会場で先生を近くで見ました。頭の大きい
方だなあと思ったことを覚えています)

「音の10のポイント」についてのコメントはもう少しお待ちください。今私の考えを
整理しているところです。やはり10では納まらないなあ・・・とちょっと心配です。

STさんが拙宅に来られたときに「暮らしの手帳」を一冊いただきました。ありがとう
ございました。とても面白く読ませていただきました。
 
 
 


 
 


1796Eliot さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月17日(日)02時57分50秒 
うそぅ。だって、弟子って書いてねえじゃん。
俺は、弟子って書いたからね。
俺の方が先だと思うよ。

 
 

1797やはり 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月17日(日)02時58分32秒 
やはり、へべれけです。
寝ますわ。

 
 

1798浜谷さん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月17日(日)03時03分29秒 
いや、実際のところ、食えなくなる可能性はいくらでもあります。
「音づくり」なんぞ、誰もまともに相手にしないのです。この日本では。

寝る前の一言。

私は雑貨屋をやるべく、春になったら庭に小屋を造ります。
 
 


1799STさん 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月17日(日)03時05分02秒 
俺も理論は好きだけど、理論だけで英語はどうにもならんから、考え過ぎるのもよくねえよ。

 
 

1800寝ようと思ったのに 投稿者:根石吉久 投稿日: 2月17日(日)03時06分29秒 
STさん。
俺は先週、すごく喜んだんだよ。久しぶりにテキストの新しいところに出られたから。
あせらないで、何度も何度も同じ文に戻っていくのが大事だと思うよ。