339. イメージについて、書いてみたこと 投稿者:ST 投稿日: 7月16日(月)10時22分32秒
球体のような図を書いてイメージなどについて考えています。
1:左に日本語(第一言語としての)と書きました。
2:右に英語(外国語としての)と書きました。
3:上に幻想としての英会話やコミュニケーション論者と書きました。
4:下に根石先生の教え(真の日本における英語学習法としての)と書きました。
5:手前に生活としての言語と書きました
6:その反対側(奥)に。語学としての言語と書きました。
以上の6点を球の端に書き込み私なりに考えました。
1を左に書いたのは、日本語は外国人なら左脳でしかとらえないものまで右脳でもとらえることができ、右脳は左半身とつながっているらしいので左としまし
た。
2を右に書いたのは、英語を第一言語として使う人はとくに論理LOGIC,LOGOSを大切にするので左脳は右半身とつながっているので右としました。
私が技法グラウンドをする時に右手の指を折曲げながら練習している(親指を立てて他の指は折り込むのが1、親指と人指し指とあわせるのが2、親指と中指を
あわせるのが3、以下親指と薬指で4、小指で5いう感じです)ので英語を右にもってきたほうが自分としては理解がしやすかったのです。
左の日本語と右の英語の間、つまり球体の中心にイメージがあります。中心のイメージと日本語や英語などの外国語は常にばちばちとイメージの火花をとばし
ています。
3を上に書いたのは1と2を一緒に考えてしまうことで身につかず上に飛んでいってしまうことをイメージしました。ロケットが燃料不足で大気圏に入れない
ようなものという感じです。
4を下に書いたのは無意識(私のイメージでは無意識は深い深い底にある感じ)の層に沈める効果的な英語学習方法ということです。
5を手前に書いたのは自分のものになっていることをイメージしました。手前に私がいるとイメージしたのです。
自分のものになると生活言語にもなりうると考えました。
6はまだ自分のものになっていない。まだ遠いということで奥に語学としての言語をイメージしました。
6の回転読みとするために電圧装置もしかっりつくり、激しく激しく一人で回転読み書きをするにつれてイメージ(球体の中心)に近づいてきます。またその
延長線上に(つまり手前に)生活言語があるのです。
あくまで私なりに私が勝手に書いたものなので、根石先生には迷惑かもしれません。でもこれを元に私なりに根石先生がおっしゃっているイメージというもの
を時には理論的に考える機会をもちたいと思っているのです。
380. 気化 投稿者:根石吉久 投稿日:
7月20日(金)04時31分10秒
ST 様 >つまり球体の中心にイメージがあります。
イメージ、英語、日本語などの位置関係を立体で思い描くということはやったことがありませんでした。面白い球だと思いました。
「イメージ」というものは、初めは夾雑物を含んでいますが、種々の文脈で同じ単語や語法に出会うことで、純化して「イデア」となる、ということも小学館
文庫「英語どんでん返しのやっつけ方」で書きました。
私が変更を加えていいなら、球の中心にあるのは「命」そのものではないでしょうか。その外側に「無意識」があり、さらにその外側に「意識」があり、それ
に接してイメージが湧いている。そのイメージが気化し、高速を備えたものが球の表層を猛烈なスピードで動く。これがイデアである、と。
実際に英語を読んでいるときなどを考えると、イメージが動いているというより、もっと軽くなって高速化したものが動いているという感じがします。そのも
のを呼ぶ呼び名がないので、あえて「イデア」と名付けたわけです。
イデアは一瞬にして、中心に戻り眠るとも思います。いや、「命」そのものにまで戻るかはともかく、「無意識」の層にまでは戻り、眠り続けると思います。
それが、文字や音に呼ばれて、ただちに活性化する状態が「使える英語」というものだと思います。
こうすると、スタティックな位置関係の他に、語学の動態が表せると思ったのでした。
ST
さんの考えられたことから、私は非常に大きなヒントをもらいました。つまり、語学における「気化」という考えです。「磁場」もそうですが、ひとつひとつ、
このような日本語の「もう一つの用法」をみつけていくことで、私の語学論は成立しているのです。
感謝します。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis
381.
根石先生御自身が気化状態になられたのを実感された瞬間の体験談を書いていただけないでしょうか? 投稿者:ST 投稿日:
7月20日(金)06時23分29秒
「
気化」の書き込みありがとうございました。命の外側の無意識、さらにその外側の意識の部分でイメージが「気化」しイデアとなる。うーーーん。難しい。それ
にしても難しい。とにかく実践ですね。しかしまだそこに到達していない者にしてみれば、その瞬間を「イメージ」することで、頂上をみながら登山すること
で、やりがいを見い出したいと思うのですが、根石先生御自身のその「イデア」化した瞬間を大ぶろしきに書き込みしていただけないでしょうか?もちろん、そ
んなことは文字ではできないとおっしゃるのならそれまでですが。最近回転読みをしたり、どんでんがえしを読む中で思ったのは、私は電圧装置も本気でやって
こなかったということです。とにかく構造や文法、語彙という基礎段階において、電圧装置を回転読みをやるためにしっかり作ってイメージするということを
やっていなかったような気がするのです。もう一度基本に立ち返り電圧装置をきちんとつくりたいと思います。回転読みと特に回転書きを激しく激しく実践し、
切断読みも視野にいれて実践したいとも思います。あと、少しずつペーパーバックなどの読書を音読のスピード以上でできるようにやっていきたいとおもいま
す。
382. 根石先生におわび! 投稿者:ST 投稿日:
7月20日(金)14時28分18秒
書き込みをした後で自分の書き込みのタイトルをみて、自分でびっくりしてしまいました!「御自身が気化状態に?!?!」ごめんなさい。なん
か、CULTの世界に飛び込んだ感じになってしまうとおもいます、初めてこのページを見られたかたにとっては。
「気化状態」というのは英語を学習する際に記号としての言語ではなく、そこからイメージできるものを増やせば増やすほど「気化状態」なるということです。
あくまでも「英語学習」に関することです。念のため。
383. わっはっは、ですね 投稿者:根石吉久 投稿日:
7月20日(金)16時32分07秒
「根石先生ご自身」はまだ気化せず、うだうだしています。
でも、今日は猛烈に暑いので、もうじき気化するかもしれません。それって、お陀仏ってことでしょうか。
「気化」というのは、やろうとしなくても無意識が勝手にやってくれます。人間が意識的にできることは、はっきりイメージすることです。はっきりイメージし
て、語彙を見ると同時にイメージが動き、イメージが動くと同時に語彙が言える(書ける)状態にしておき、その語彙が、別の文で、少しずついろんな別の顔を
見せる(イメージが変容する)ということを経験するうちに、「気化」し、「イデア化」するのだと思います。
「切断読み」を意識的になさると、この「気化」の瞬間みたいなのを感じることがあります。
これ、express という英単語と同じことをやっているのかもしれないです。 ex (外へ) press
(押す) ということで、イメージから気体状のものが出てくる。それがイデアだと考えてきました。あくまで意識の現象ですから、何を語っても比喩的にしか
言えないところが難しいです。