こんにちは、はじめましてTackchanといいます。
浜谷様とのやりとりを見せていただきました、とても共感させていただくところも
多かったのですが反面??と感じたところもありました。
1、やりとりの中で「松本道弘」のことが上げられていたがあなたは「松本道弘」
の英語をきちんと聞いた上であの発言をしているのでしょうか?
2.SPEED何とかと言う人に対するコメントについて「お前アホか!」などの
言葉を使用していたが成人してた大人の態度としては如何なものか?
余計な事かもしれないけれど万人が見れる場所なのであえて書かせていただき
ました。
あなたの本は1度きちんと目を通させていただいた上で今度は本に対する質問
をさせていただくつもりでおります
Tackchan 様
初めまして。
浜谷さんとのやりとりというのは、私のホームページの記事のことだと思います。それとも、古川さんの掲示板での記事でしょうか。松本道弘のことは、古川さんの掲示板へ書いたように覚えていますが、私のホームページの記事にも重複していたかもしれません。そのあたり、記憶が確かではありません。
松本道弘という方の英語が駄目だというようなことは私はまるで書いた覚えがないのですが・・・。英語だけを見れば、むちゃくちゃうまい人だろうと思います。
松本道弘さんという人が日本在住のままに(英語用に)口と耳を鍛えあげてしまったことは、この人の著書に、「一度も英語圏に住まずにNHKなんとかなんとかという講座の講師になった」という謳い文句があり、それで知りました。
私は、この方の外人ハントに秘密があると思っています。外人ハントを繰り返したことはこの人の何かの著書で読みました。普通は、日本に住む日本人には英語の磁場はまったく欠如するわけですが、松本さんは、小型の磁場は確保した人じゃないかと思っています。
日本に住みながら本当になめらかな英語を使う人は、私の言い方では「磁場持ち」の人だと思います。ほぼ例外はないと思っています。私の昔の塾生で、アメリカで結婚して、日本に帰ってきた人がいます。亭主と子供をアメリカから連れてきて、私の近所に住んでいます。この人は「磁場持ち」です。
大型の磁場としては日本語の磁場の中に住んでいるわけですが、家庭では小型の英語の磁場が持続されています。
この家庭ではほとんどのことが英語が話されていますから。日本在住のままでも、結婚や同棲という形でなら、もっとも小型の磁場ながら英語の磁場が持続されることがあります。この形での磁場を松本さんは持っていたのではないだろうかと私は考えています。
松本道弘が駄目なのは、その日本語です。結構この人の本は見つければ買っていたのですが、大御所扱いされるようになって以後のものに、こりゃあひでえやとしか言いようがない日本語がありました。それもひとつや二つではありませんでした。
くだらねえ本だと思ったから、大事にせず、従ってみつかりません。みつかったら、是非ここに引用してみたいと思います。以上、ご質問の(1)に関してです。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis
以下引用させていただきます。
引用開始
浜谷さんが若い頃に通っていた英語道場(正確な名前は忘失)を主宰していた松本道弘さんですが、この人は今、ハワイ大学だかの教授だか助教授をやっているとどこかで読みました。「ひとりもん」が「磁場持ち」になっちまったわけで、「ひとりもん」としては身を持ち崩したな、と思っています。だいたい、この男の日本語は時に非常に雑ぱくで、本をどれだけ書き、どれだけなめらかに英語をしゃべったところで、それがなんなんだと思ったことがあります。そうですね,確かにあなたは「松本道弘」の英語のことについては言及していませんでしたこの点は私の早とちりでした、すいませんあやまります。
しかしあなたはなぜ「この男の日本語は非常に雑ばく」というコメントをされたのですかというよりどの部分が「日本語が雑ばくだから,本をどれだけ書き、どれだけ滑らかに英語をしゃべったところで、それがなんなんだ」とまで不快な気持ちにさせたのでしょうか是非,教えてください。
それともう一点、あなたは先ほどの私へのレスの中で「私は、この方の外人ハントに秘密があると思っています。外人ハントを繰り返したことはこの人の何かの著書で読みました。普通は、日本に住む日本人には英語の磁場はまったく欠如するわけですが、松本さんは、小型の磁場は確保した人じゃないかと思っています。」と書いていますが本当に外人ハントが彼が英語が上手になった秘密だと信じているのですか?
もしそうだとしたらそれはとんでもない間違えであると言わせていただきます。
外人ハントなんかで(英語用に)口と耳を鍛え上げられるはずがないと私は断言できます。
それともう一つ、あなたは「外国にいって英語ができるのは当たり前だ」のような事を掲示板で述べておられたが(それは”磁場がある”とかいっておられたが・・・)
それも間違いです、外国にいったことだけがその人の英語力を押し上げたのではありません。
その人が努力したからです、したがって外国に行かなくても(あなたの言うところの磁場が外国にいった人より少ない人でも)英語は絶対に上手になります。
これが私の長年の信念ですが,反論をおまちしています。
以上,生意気な意見かもしれませんがすべて本音です。
Tackchan 様
私がこの掲示板を持つ前に、古川さんの掲示板で浜谷さんが本質的なことを書かれているのを読みました。古川さんの掲示板上で、私と浜谷さんと何度かやりとりがありました。
そこへ、SPEEDなんとかという人が横槍を入れてきて、こんな議論はどうでもいいと思う人が多いはずだから、どこか他でやれというようなことを言いました。
私はそれに返事を書き、日本には語学論が払底しているが、それがないからこそこれまでの日本の英語のていたらくがあるのだと書きました。
これは私の基本的な考えの一つなので、浜谷さんとのやりとりを私のホームページ上に掲載するに際し、SPEEDなんとかの文も掲載しました。SPEEDなんとかに対する対応として、私の基本的な考えの一つが書かれたのであり、私の文だけ掲載してもわけがわからないことになるからです。自分で横槍を入れてきたくせに、私がそれを引用して私のホームページに掲載したら、SPEEDなんとかは、勝手に自分の文を引用するなといちゃもんをつけてきました。著作権のようなことを言い出したのです。あほんだら、掲示板などというまったく公開された場所で、人に「からんで」おいて、そのからみに相手が応じ、からみ返され、からみにからみがからんだ、くんずほぐれつの流れができたその中から、僕の文だけは引用しちゃ駄目!もねえもんだ、この糞おぼっちゃんが。そう思ったので、引用されるのが嫌なら、公開された場所で横槍なんぞ入れるんじゃねえよ、アホか、と私はほとんど一晩つぶしてののしりだけでできた記事を書きました。それがあまりに罵倒語の連続だったためか、発端になったSPEEDなんとかの記事までさかのぼり、古川さんの手によってごっそり削除される憂き目にあいました。
浜谷さんは、SPEEDなんとかが書いていたことにわずかに触れていただけなのに、まともな論議の長文をひとつそっくり削除されてしまい、私とSPEEDなんとかとの喧嘩の巻き添えを食いました。(浜谷さん、その当時はご迷惑をおかけしました。)
まあ、しかし、SPEEDなんとかというやつの相手をしているのにつくづく疲れていたところなので、ごっそりと削除していただき、いっそさっぱりしました、と古川さんにはお礼を言いました。(ここで浜谷さんにお詫びします。すみません。ハードディスクに残っているものは、調べてみたらわずかでした。古川さんに消されてしまったために復元できない記事がいくつかあります。特に、SPEEDなんとかが消される直前に書いたものが復元できず、弱っています。まあ、実にこましゃっくれた言いぐさで、是非引用したいのですが・・・。時間がなくて、残っているものを復元して私のホームページの記事に追加するというお約束がまだ果たせていません。しばらくお待ち下さい。しばらくして私が忘れているようでしたら、言ってください。なんだか、掲示板を持つとやたらに忙しく、申し訳ありません。)
「お前アホか!」などの罵倒は、時と場合によっては、私は今後も使用いたします。話の通じない者に、懇切丁寧につきあい続けるつもりはありませんから、もう話を続けたくない場合は、それらの罵倒語によって、話を打ち切りにします。ところが、相手が打ち切りにしてくれないで、おちょぼぐちで反論することがあるんですね。そうするともう、私は罵倒語の雨嵐は平気ですね。いくらでも繰り出します。
まあ、今のところ、ちょっくら人格者などになる気はないということです。
SPEEDなんとかは、横槍を入れてきたのです。
話の内容につっこみを入れたというのではなく、私と浜谷さん達との話の全体を要らないとぬかしたのです。他人の掲示板にのこのこ出てきて、このテの記事は要らないとぬかすんですから、まあ、たいてい言われた方は腹はたちますね。
その基本だけは押さえておいてくださいね。この掲示板の誕生のきっかけとしては、そんなことがありました。
「成人してた大人の態度としては如何なものか?」とか言われたって、そんなもの、よくねえ態度であるに決まってるじゃねえですか。よろしい態度であるなどと、誰に言ってもらえるとも思っていません。
(ところが、Fさんは「よろしい」と言ってくれたので、私としてはめんくらいました。この掲示板が開設されたときの最初の記事として、私がFさんからのメールを引用させていただきました。この掲示板の記事数は70までですので、すでに読むことができません。いずれ、消えた分を復元し、私のホームページに転載します)本に関しての質問をお待ちしています。
Tackchan 様
松本道弘のどの本だったかはタイトルを思い出せません。今、それでもと思い探してみましたがみつかりません。文庫本だったと思います。出てきたら、例示することをお約束します。
皆さんの中で、松本道弘の文庫をお持ちの方がおられませんでしょうか。中を覗いてみていただいて、これは日本語としてひでえんじゃねえかというものを見つけられたなら、お教え下さい。引用していただければ、ああそれだ、とか、いやそれじゃないな、とはすぐにお答えできると思います。Tackchan>どの部分が「日本語が雑ばくだから,本をどれだけ書
き、どれだけ滑らかに英語をしゃべったところで、それがなん
なんだ」とまで不快な気持ちにさせたのでしょうか。是非,教え
てください。自分が英語が上手であることを自負する人がひどい日本語を書くのを見ると、私は松本に限ったことではなく、誰にでも腹がたちます。
Tackchan>本当に外人ハントが彼が英語が上手になった秘密だ
と信じているのですか?もしそうだとしたらそれはとんでもな
い間違えであると言わせていただきます。外人ハントなんかで(英語用)に口と耳を鍛え上げられるはずがないと、あなたがおっしゃることは、まったくその通りです。口と耳を鍛えるのは、実際に口を激しく動かし、耳を働かせる訓練を自分に課するから実現することです。それを行う場のことを私は「机上」と言っています。松本道弘も激しい「机上」を持った人です。
私が言っているのは、あくまでも「磁場」のことです。松本は、小型の磁場を絶えず確保する努力を続けていた人ではないかと推測しているのです。それが、彼の外人ハントだったのだろうと推測しているのです。これは松本道弘という人の「私生活」であり、生活言語のことですから、推測するしかできません。これもまた本の名前を忘れてしまっていますが、松本が自分で外人ハントを繰り返したと書いていたことは事実です。私が言いたいことは、「磁場」だけが形成しうる言語のスキルは絶対にある、ということです。
Tackchan>それともう一つ、あなたは「外国にいって英語ができるのは当たり前だ」のような事を掲示板で述べておられたが(それは”磁場がある”とかいっておられたが・・・)それも間違いです、
「磁場」だけが形成しうる言語スキルは絶対にあります。これは、「磁場」を欠いた言語的「ひとりもん」の努力が及ぶことではありません。はるか昔に、吉田健一という人が、日本人が日本に暮らして英語をどれだけやっても、英語ネイティヴと同じようにしゃべるようになることはないと言っています。これは、(言語的、文化的、社会的)磁場の有無の絶対性を言っているのです。磁場は個人の言語を、刺激し、育て、維持する客観的な環境です。
日本に生まれて育って、日本語をしゃべっているのは当たり前だと思います。
英語圏で生まれて育って、英語をしゃべっているのも当たり前だと思います。
英語圏で数年暮らして帰ってきて、英語がまるでしゃべれない実例も私は知っています。だから、「外国に行った」という条件ひとつが英語をしゃべるようにさせているのであるとは思いませんが、外国に行ってしゃべるようになった人のしゃべりというスキルを支えているものが、「日本に生まれて日本語をしゃべる」ことが当たり前であり、「英語圏に生まれて英語をしゃべる」ことが当たり前であることに働いている磁場」の力に大きく支えられていることは間違いのないことだと思います。個人の努力よりも、「磁場」の恩恵が大きいのだと考えています。Tackchan>外国にいったことだけがその人の英語力を押し上げた
のではありません。その人が努力したからです、もちろんそうです。しかし、「その人が努力したから」というその努力の何倍も、ひょっとすると何十倍も日本で努力しても、日本在住(英語の磁場の欠如)という条件下からは、ストレスなく、英語が口から出てくることはないと考えています。だから、私は日本人の英語はごつごつしたもの、とつとつとしたものでいいと考えています。まずは、「ごつごつ」や「とつとつ」を大きく肯定したい。松本なんかとはまるで違う考え方です。
回りから「英語ぺらぺら」とか言われている人も、内心はごつごつしたものを感じながら英語をしゃべっているのだと思っています。そうでない人は、日本語の磁場を何らかの手段によってスポイルしている人でしょう。
浜谷さん、この点に関してはいかがでしょうか。浜谷さんは、いわゆる「英語ぺらぺら」の方なので、お聞きするのに最適かと思いました。