10. こんにちは 投稿者:もっこり  投稿日: 6月17日(日)22時46分28秒
 
福岡のMです。
Mだと味気ないので、もっこりと名乗ることにします。
さっそくの掲示板、ありがとうございます。
他の生徒の方々ともお話ができればいいな、と思っています。

「ゴースト」を使ったレッスンを始めて、2ヶ月ほどたちました。
私の場合、週1回のレッスンがちょうどよいペースメーカーになっています。
復習テスト部分は、気合いを入れて回転読みをやるのですが、
予習部分は、つい気が抜けてさぼり気味になってしまいますね。
滑らかさに口をついて出てくるようになるまでには、
100回くらいは読み込む必要があるようです。
 
 
 


20. 具体的な回数 投稿者:根石吉久  投稿日: 6月21日(木)01時11分18秒
 
もっこり様

もっこり>予習部分は、つい気が抜けてさぼり気味になって
しまいますね。滑らかさに口をついて出てくるようになるま
でには、100回くらいは読み込む必要があるようです。

 滑らかに口をついて出てくるようになるまでには100回、というのは、新しい文についてのことだと理解しました。いい生徒を持てて幸運です。
 こちらが1回言ったものを5回繰り返して言っていただく練習を「技法グラウンド」と名付けておりますが、これで一度できるようにした範囲(つまり復習範囲ですが)、これは何回くらい練習すればなめらかに口をついて出てくる状態が維持できますか。私の経験では極端に減るのですが、もっこり様におかれましてはいかがですか。

 これは、一つの文を構成する語数によっても大きく違うと思うのですが、例えば、10語でできている文と20語でできている文について意識していていただき、それぞれ何回くらい、というものを教えていただけたらと思っています。

 その回数が明らかになると、大学受験勉強はちゃんとやったが、そのときに「音づくり(音読)」が薄手だった人に関する一つのデータになります。

 「音づくり」を始めてしばらくの間は、それぞれの新しい文について100回というのはとても現実的な回数だと思います。自分の練習の具体的な回数の提示はとてもありがたく思いました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis
 



13. 息子さんのこと。M(東京)さんへ。 投稿者:根石吉久  投稿日: 6月19日(火)01時27分52秒
 
M(東京都)様

 息子さんの練習がどんな調子か、妻に聞いてみました。

 以前、「電話でレッスン」の時に、「同じ調子で5回言える」ためには、5回や10回同じ文を言う程度の練習ではなく、何十回も言い続けて欲しいという趣旨でメールをさしあげた覚えがあります。
 下にもっこりさんが書いておられますが、イントネーション(リズム)に英語という言語のバネを備えつつある段階では、同じ調子で「5回連続」させるために、同じ文を100回くらい言う必要があります。この練習は馬鹿らしいものに見え、遠回りのように見えますが、英語のイントネーションを身体化するためには近道です。急がば回れの方法です。
 イントネーションのバネが備われば、必要な回数は減っていきます。

 以上が私や妻が行っているレッスンの元にある考えです。

 妻が言っていたのは、およそ以下の通りです。

・音はとてもきれい。r の音も l の音も。
・「5回連続」を成立させて、復習範囲になっている部分は、非常になめらかに言える。
・新しい文の繰り返し読み(100回)を嫌がる。
・自分でやっておくべき練習で、いまだ100回繰り返し読みが必要な段階にある。

 今、大声で台所にいる妻を呼び、聞いてみました。

「Mさんの息子だけどさ、CDを使えば自分で音を作れる段階には来てるのか」
「それはいくらでもできると思うよ。ただ量をやらないっていうだけの問題だと思うよ」

 以上、今夜の夫婦の会話です。

 日本は英語の磁場を欠如している場所だから、「回数」とか「繰り返し」が大事なのだということを息子さんが自覚してくれる時は来ると思いますが、まだ中学2年生なのでその自覚はないようです。

 妻と息子さんがした会話は次のようなものだったらしいです。

「あのさ、同じ文を何回も読んでもらいたいんだけどさ」
「読んでるよ」
「何回くらい読んでる?」
「2回くらい」

 私が回数や量は大事だよって言っていたと息子さんにお伝えください。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis