【9901】
【タイトル】I村さん
【 日時 】05/07/05 1:30
【 発言者 】のんた
素読舎の月曜クラスにお世話になっているものです。
さくらんぼごちそうさまでした!
とってもおいしかったです!
実は去年も月曜クラスで頂いていたのに、お礼を云うタイミングを逃してしまい、
2年分のごちそうさまとおいしかったです!となるわけです。
やはり本場ものは違うのですね!
ありがとうございました。
【9902】
【タイトル】さくらんぼご馳走様でした
【 日時 】05/07/05 20:51
【 発言者 】みどりしん
初めまして。M田さんの所で英語レッスンしている者です。
月曜クラスの後時折遊びにこさせてもらってます。
I村さんにいただいたさくらんぼ私の口にも入りました。
とっても美味しかったです。
何度も頂いてるのにお礼もせずスイマセンでした。
昔庭に生えてたさくらんぼの木に登ってもぎって食べたものより
格段に美味でした。
山形産ものって全然違うんですね・・・。
本当のさくらんぼってこんなに甘いんだなあと実感しました。
良い物おすそ分けいただき有難うございました。
英語の話全然してなくてすいません。
【9903】
【タイトル】レッスンの件
【 日時 】05/07/06 17:39
【 発言者 】sb
7月8日(金)20:00〜、お休みします。よろしくお願いします。
【9904】
【タイトル】さくらんぼ
【 日時 】05/07/07 1:49
【 発言者 】Naima
ああ、さくらんぼ、さくらんぼ!
山形出身の後輩の仲人をした時、夫が冗談で「これで毎年さくらんぼがお中元にもらえるな〜、なんせ仲人さんやからな」と言うと、「そればっかりは高価なの
で地元の私らの口にも入りません」とのことでした。 山形のは、珠玉のようにきれいで高価ですね。食べるのが惜しいくらい。
思わず横レスしてしまいました。 すみません。
【9905】
【タイトル】今日のレッスン
【 日時 】05/07/08 17:49
【 発言者 】F
今夜22時からのレッスンは母が代わってもよろしいでしょうか?よろしくお願いします。
【9906】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/07/08 20:39
【 発言者 】根石吉久
またお返事が遅れてすみません。
記事は昨日読んでありましたが、雑用にとりまぎれて、遅くなってしまいました。
お許し下さい。
用件は承知しました。
【9907】
【タイトル】Fさん
【 日時 】05/07/08 20:41
【 発言者 】根石吉久
結構です。
体力は回復されましたでしょうか。
大事にしてください。
【9908】
【タイトル】響さん、のんたさん、みどりしんさん
【 日時 】05/07/09 23:42
【 発言者 】I村
どういたしまして。
喜んで頂けたのなら、私もうれしいです。
妻も喜んでおりました。
【9909】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】05/07/09 23:45
【 発言者 】I村
あの美しいサクランボは、農家の方がかなり気を使って栽培して
いるものだと思います。でも、私が好きなのは傷ついて実が割れた
サクランボなんです。
サクランボは雨などが当たると実が割れて商品価値がなくなって
しまうのですが、割れたサクランボは甘くておいしいのです。
残念ながら、日持ちしないので地元でしか食べられませんが。
【9910】
【タイトル】お読み下さい
【 日時 】05/07/11 0:06
【 発言者 】根石吉久
人に読むように勧められましたので、皆様にもお知らせします。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050709k0000e040067000c.html
【9911】
【タイトル】認定
【 日時 】05/07/11 0:49
【 発言者 】根石吉久
I・N(山形県)さんは、アメリカに野球を見に行ったとき、自分のしゃべる英語がまるで通じないことにショックを受け、私の「電話でレッスン」の受講を
始めてくださった方です。音はかなりよくなりましたが、sbさんと同じく、音と意味の「同致」が現在の課題です。先日のレッスンでは、私が「速読」ならぬ
「遅読」の実演をして、いったんは思い切り「遅く読む」ことをお奨めしました。英語はアメリカの言語であるせいで、「速く」にばかり目が行ってしまい、
「遅く」がどれほど大事なことなのかがわからなくなっているフリークどもが多すぎます。「音」と「意味」を「同致」させるには、「遅く」読むことが非常に
大事なのです。「速く」が意味を持つのは、「同致」が確実に起こって以後のことであるという「原理」がおろそかにされています。いまだ日本に「語学論」と
呼べるほどのものは何もないということをそれが証しています。
I・Nさんは、レッスン開始の時点では、TOEIC の点も、英検の級も持っておられませんでした。レッスン開始から約1年半後に、TOEIC
を受験され、Listening255点、reading170の425点でした。その後、TOEIC
は受験されておりませんが、いつも地道にレッスンを継続されています。
現在、2万5千75行目まで「イメージ受肉」を片づけられました。
従って、2段に認定致します。
すでに、二段と三段の真ん中あたりまで歩かれています。
今後、「同致」のコツをつかまれ、レッスン以外にヴォキャブラリー増強などやっていただけば、TOEIC
の点が急に上がることがあるだろうと見ていますので、先日のレッスンでは「電圧装置」のことについても話させていただきました。
今後も、これまでと同じように地道に歩かれることを期待しています。
時を迎えて大きく伸びるのは、「地道」な人です。期待しています。
【9912】
【タイトル】認定
【 日時 】05/07/11 1:11
【 発言者 】根石吉久
O・Kさんは、塾の講師をしておられます。
中学二年生の時の英検の級(4級)獲得以外に、私のレッスンの外部の試験は受けておられません。塾の仕事で、英語もやらなければならなくなったという事
情があり、私のレッスンの受講を始めて下さいました。音はレッスン開始の頃と較べると格段に良くなっています。この音で「音読」を柱に据えた塾の授業をし
ていただくと、生徒のためになると思うのですが、残念ながら、現在は英語の授業をされていないようです。
年齢をお聞きしてあります。36歳だとのとこです。体力的に無理がきく後半に入っておられると思いますが、今後も馬力を見せて欲しいと願っています。
O・Kさんは、現在2万4千162行を片づけられました。
従って、2段に認定致します。
先ほどのI・Nさん同様に、O・Kさんも、英語圏在住経験はありません。
今後、TOEIC を受験されることをお奨めしたいと思っています。
【9913】
【タイトル】認定
【 日時 】05/07/11 1:27
【 発言者 】根石吉久
斎藤操さんに本名で発表することの許可をいただきましたので、本名で発表いたします。
斎藤さんは、外資の企業にお勤めで、電話会議などで英語が必要になったとのことでした。現在は、電話会議よりは、メールのやりとりで日々英語をお使いだ
とのことです。
レッスン開始時で、TOEIC 660点をお持ちでした。その後、TOEIC は受験されておられないとのことです。
斎藤さんも、I・Nさんと同じくらい地道な練習をされる方です。地道な練習を継続される方でないと、私のレッスンは継続できないのですが、「兎と亀」の
「亀」の価値をよくわかっておられる方だと思っています。
日本在住で英語をやるという条件の元では、期間を決めて「兎」になることも必要なことですが、普段の生活の中では、「亀」になって英語を「続ける」しか
ありません。そのことをよくわかっておられる方だと私は思っています。
斎藤さんは現在、1万8千199行目までを終わらせています。
従って、初段に認定致します。
二段が近いです。頑張って下さい。
【9914】
【タイトル】認定一覧
【 日時 】05/07/11 1:33
【 発言者 】根石吉久
書式:
名前(県名) 段 昇段または認定の年月日
※レッスン開始時での外部テストの級や得点。学年。職業。英語の必要場面。英語圏在住経験の有無。段獲得以後の外部テストの級や得点。その他。
樋口静香(長野県) 初段 2005年6月26日昇段
※初段認定時高校2年。レッスン開始時中学3年2月(英検3級)。レッスン開始後、5ヶ月目頃、英検準二級。
大澤弘文(奈良県) 初段 2005年7月2日認定
※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
小川住江(奈良県) 初段 2005年7月2日認定
※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師経験あり。
M・U(長野県) 二段 2005年7月2日認定
※高校教諭(英語) 英語圏在住経験なし。
I・N(山形県) 二段 2005年7月11日認定
※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
O・K(北海道) 二段 2005年7月11日認定
※塾講師 中学2年時英検4級。以後、受験なし。36歳。英語圏在住経験なし。
斎藤操(埼玉県) 初段 2005年7月11日認定
※ 外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語圏在住経験なし。
(根石吉久認定)
------------------------------------------------------
小川住江さんの元に、あずかって頂いている生徒さんがおられますので、小川さんの生徒さんは小川さんに認定していただく予定です。その場合は、(小川住江
認定)と併記いたします。
【9915】
【タイトル】生徒さんたちへ
【 日時 】05/07/11 1:39
【 発言者 】根石吉久
認定一覧に事実と異なる記載がありましたら、この掲示板でお知らせ下さい。
ただちに訂正致します。
【9916】
【タイトル】倉庫番
【 日時 】05/07/11 20:13
【 発言者 】村田
やっと9800番までの過去ログ収録できました。(4月24日までの分)
teacupの方で仕様変更しているので、わけがわからなくなっていました。
みなさまご参照ください。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000
【9917】
【タイトル】レッスン休みます
【 日時 】05/07/15 18:21
【 発言者 】I村
7月23日22:20〜のレッスンを休みます。
よろしくお願いします。
【9918】
【タイトル】中間音は誰のものか
【 日時 】05/07/15 21:20
【 発言者 】sb
>(根石さん)生徒にとっては、先生というものは「いい音」を出せる人であるである前に、「音づくり」ができる人でなければ意味がない。「モデル」なぞ
CDでいい。先生は、該当の音をどう出すべきかを的確に言える人でなければならない。
ここに私が言ってきた、「中間音」という考えが登場する根拠があります。日本人の日本語なまり(カタカナ発音)からは抜け出しているが、英語ネイティヴ
の音ではない(当然です!)音。つまり、誕生して育つ過程で自然に身につけた英語音ではなく、意識的に人コーチが備えるべき音はこの「中間音」です。中間
音にもピンからキリまでありますが、何をもって、ピンとし、何をもって、キリとするのかということの方がはるかに難しい問題ではないでしょうか。これま
で、多くのわけのわかっていない人たちは、英語ネイティヴと同じ音を出すことをピンとしてきたのです。認識としてはめくらです。このめくらが、自虐を生む
のだとも考えてきました。
9000番台の過去ログを読んでいて書きたくなりました。
中間音は誰が出すのですか。
【9919】
【タイトル】 I村 さん
【 日時 】05/07/16 22:27
【 発言者 】根石吉久
さきほど呼び出しの電話を鳴らしましたが、こちらにかかってきませんでした。
23日のお休みの件は、16日の間違いではないかと思い直しておりますが・・・。
ご連絡お願い致します。
【9920】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/07/16 23:09
【 発言者 】根石吉久
>つまり、誕生して育つ過程で自然に身につけた英語音ではなく、意識的に人コーチが備えるべき音はこの「中間音」です。
ここの引用が変だと思っております。「意識的に」と「人コーチが備えるべき音は」の間に何か抜けているはずです。
もしかしたら、私がこんな変なものを掲示板に載せて放置したおそれがないとも限らないとは思いますが、過去ログの該当記事番号がわからないため、この場
で簡単に自分にも他の人にもわかるように書き直したいと思います。
>つまり、誕生して育つ過程で自然に身につけた英語音ではなく、意識的に作った人工の音です。日本人コーチが備えるべき音はこの「中間音」です。
これでひとまず意味の通じるものになると思います。
過去ログを読んでの議論は、今後はなるべく生徒さん同士でやっていただきたいと願っております。
村田君に先ほど電話して、議長みたいな役をやってくれねえかなあと言ったところ快諾してもらいました。
私はホームページの方へ独立した記事として語学論を書いていきたいと願っておりますが、それさえも現在手をつけられないでいる状態です。掲示板での議論
はしばらくはしないでいようと思っています。
「まあ、露払いだなあ」と言ったら、村田君は笑って承知してくれました。
そういうわけで村田君に議長役をよろしくお願いします。
>中間音は誰が出すのですか。
これにお応えして最後に致します。
中間音は、ある言語のネイティヴ話者以外が出します。その該当言語を「語学として」練習するすべての人が出す音が中間音です。
英語の磁場に在住するのでなく、とりわけ日本語の磁場のように根底的に異なった磁場に在住する場合は、意識して人工的に作った英語音(中間音)は、自分
のネイティヴ言語(日本語)の音体系の方へ崩れるのを防ぐ必要があります。この必要のあるものはすべて中間音です。
英語磁場に渡ってそこで暮らしている人が、日本語なまりの英語音を通用させている場合、それが通用しているならば、磁場がその音を迎え取っているのだ
し、音と磁場との間に相互に流通が成り立っているのですから、音自体は「中間」にあっても、私の論における「中間音」ではないかもしれません。厳密なこと
を言わせてもらえば、日本語の磁場と英語の磁場のように相互に根底的に異質な磁場の中間にある音を「中間音」と言っています。ある磁場とそれと異質な磁場
との「中間」にある「音」です。この「中間」こそが語学の領域なのです。
この規定によれば、「ネイティヴ並み」の上手な発音も、「カタカナ発音」の下手な発音も、みんな中間音です。「カタカナ発音」が「ネイティヴ並み」に
なっても、「中間音」の領域の中での変化です。この「中間音」の「外側に」ネイティヴ音というものがあります。
私の「中間音」というのは、「磁場論」と密接に関連した概念です。
【9921】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】05/07/17 0:11
【 発言者 】根石吉久
自分で忘れてしまっておりまして、ようやく探し出しました。
私の新しいホームページの在所は以下の通りです。
http://www14.plala.or.jp/Sodokusya/
【9922】
【タイトル】ごあいさつ。
【 日時 】05/07/17 9:00
【 発言者 】村田
根石さんから、Niftyのシスオペみたいな感じのことやってくれねえかなあ、と言われまして、議長役を承りました。自分はいつも返事だけはいいのです
が、大役なので少々緊張しております。
なかなか進まない過去ログの目次の準備なども順次絡めていきたいと思います。いたらぬ点も多いかと思いますが、みなさまよろしくお願いいたします。
【9923】
【タイトル】訂正とお詫び
【 日時 】05/07/17 16:37
【 発言者 】I村
大変失礼しました。16日のレッスンの間違いでした。
所用で自宅を離れていたため、返事が遅くなってしまいまして、
大変申し訳ありません。
23日のレッスンをよろしくお願いします。
【9924】
【タイトル】ありがとうございました。
【 日時 】05/07/17 17:51
【 発言者 】sb
「中間音」について整理できました。
ありがとうございました。
過去ログを読んでの議論等、今後は直接根石さんには致しません。
今まで本当にいろいろいつも誠実にお答えいただいたこと本当に感謝しております。
【9925】
【タイトル】I村さん
【 日時 】05/07/17 23:07
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
【9926】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/07/17 23:08
【 発言者 】根石吉久
基本的に、生徒さん同士で語学論を鍛えて欲しいと願っています。
私がしゃしゃり出た方がいいと判断したときは、私もしゃしゃり出ます。
よろしくお願いします。
【9927】
【タイトル】村田君
【 日時 】05/07/17 23:13
【 発言者 】根石吉久
よろしくお願い致します。
【9928】
【タイトル】過去ログ目次
【 日時 】05/07/18 1:24
【 発言者 】村田
過去ログ倉庫の目次を更新しました。
少しずつアップしていきます。
先日、久しぶりに長野市の大型書店に行ってきました。
語学の棚を見てみると、Kodansha English Library
と銘打って、原書が文庫本の形でおいてありました。値段も文庫的でだいたい500円〜600円でした。これはお買い得と思い、ボブグリーンのチーズバー
ガーズを手に入れました。
Kodansha English Library
は古典もわりとそろっているみたいで、古典をあまり読んでいない自分にとってはいいシリーズだと思いました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
【9929】
【タイトル】村田君
【 日時 】05/07/18 5:54
【 発言者 】根石吉久
過去ログから村田君が抜粋してくれた記事を読んでいて、面白くて夜があけてしまいました。
「シスオペ」をやってもらうのに役に立つと思いますので、地道に抜粋を継続してくれるようにお願いします。
私が、新しいホームページで新たに語学論に手をつけていくのにも、参照・引用などするのに役に立つはずだと思っています。
Kodansha English Library のこと興味を持ちました。
今度平安堂に行くことがあったら、調べてみたいと思っています。
【9930】
【タイトル】ある生徒さんへのメール転載
【 日時 】05/07/18 5:55
【 発言者 】根石吉久
先日はどうなされましたでしょうか。
英語を攻めるのは長い道のりですので、そろそろダレる時期かとも
思いますが、どうか練習を放り出されないことを願っております。
レッスン開始直後は急に自分の英語の状態が変わりますので、励み
にもなるのですが、途中で自分の英語の変化は目に見えないものに
なります。ここからの変化は、道のりを歩き続けて、ある時、気が
ついたら大きく変わっていたというようなものになります。
こっちの変化の方が本質的な力に結びついていくものです。
ご連絡をお願いいたします。
根石吉久
【9931】
【タイトル】概念とイメージ
【 日時 】05/07/18 14:34
【 発言者 】sb
>(過去ログ9400番)「概念」と「イメージ」というものは、ダイコトミーにしていいものなのだ。
概念は不定冠詞、イメージは定冠詞及び不定冠詞ではないかと考えていました。
概念とイメージの違いについて大風呂敷をご覧のどなたでも、ご意見はありませんでしょうか。
【9932】
【タイトル】ふりかえのお願い
【 日時 】05/07/18 22:20
【 発言者 】okada
仕事で、7月31日(日)のレッスンを受けることができません。7月24日(日)にふりかえることは可能でしょうか。
【9933】
【タイトル】okada さん
【 日時 】05/07/18 22:56
【 発言者 】根石吉久
振り替えできます。31日の分、24日にやること、予定帳に記入しましたのでご安心下さい。
【9934】
【タイトル】re:概念とイメージ
【 日時 】05/07/19 11:00
【 発言者 】村田
sbさんの書かれた、「概念は不定冠詞、イメージは定冠詞及び不定冠詞」というのはよくわかりませんが、根石さんの9400番前後の投稿を読んで、「概
念」と「イメージ」の違いについて思うところを書きだしてみました。
根石さんの文脈で述べられている「概念」という言葉の意味:
すでに輪郭がはっきりしている考え方。すでに誰かによって確立されている考え方。言葉によって述べられていること。秩序だっていること。
同じく「イメージ」という言葉の意味:
一瞬ごとに現れ、あるいは立ち消え、常に変化していく、意識に上る像、あるいは考え。また、視覚のほか、聴覚、触覚、など、さまざまな感覚が織り成すも
の。秩序だっていないもの。個人的なもの。
こんな感じだと思うのですが、どうでしょう。
【9935】
【タイトル】倉庫番
【 日時 】05/07/19 12:04
【 発言者 】村田
過去ログの目次を更新しました。
作業をしていて、ちょうど「概念とイメージ」に関係あるかな?と思えた根石さんの投稿がありました。
過去ログ番号111番「自然・不自然」を参照してください。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/log_index/107-108-110-111.html
ここで根石さんは、
「細かいことを言えば、ここでこうして私が日本語を書いていることも、「考え」の「日本語訳」をやっているのだと言えないこともありません。」と書いてい
ます。おもしろいなあと思いました。
ここで言われている「考え」は、「概念とイメージ」ということで言えば、「イメージ」の方だと思います。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000
【9936】
【タイトル】磁場
【 日時 】05/07/20 16:07
【 発言者 】sb
>「具体的な言語」から「考え」や「考え方」へ、というベクトル。日本人が日本語で日本的な考え方を身につけるのはこのベクトルによります。私が言ってい
る「磁場」というものの繊維はこのベクトルだと思います。
根石さんのおっしゃる磁場の意味を整理することができました。
村田さん、ありがとうございました。
【9937】
【タイトル】太陽が暑い!!!
【 日時 】05/07/20 20:21
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人
オババの冠る惚け帽子。
【9938】
【タイトル】レッスン休みます
【 日時 】05/07/23 13:01
【 発言者 】埼玉SAIT
明日7月24日のレッスンですが、都合によりお休みいたします。よろしくお願いいたします。
【9939】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/07/23 16:04
【 発言者 】村田
過去ログ目次を更新しました。
「中世以前には英語にIという主語は使わず、多くの場合、語る主体はWeだった」という話をだいぶ以前に誰かが言ってるのを聞いたんですが、これはほんと
なんだろうか…。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
【9940】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/07/23 16:05
【 発言者 】村田
概念とイメージはどうなったでしょうか?
【9941】
【タイトル】概念とイメージ
【 日時 】05/07/24 15:21
【 発言者 】sb
「イメージ」の方は、意識と無意識のぶつかり合いの中でうまれるというのを何かで読みました。
個人の中でも変化し、社会の中でも常に変化していく。
変化しつつある個人と社会のインターフェイスという表現はおかしいでしょうか。
「概念」は言葉に表現される。。。と確か辞書にあった記憶があるのですが、未だによく分からないでいます。村田さん、よろしくお願いします。「イメージ」
も言葉に表現できると思うのですが。。。
【9942】
【タイトル】埼玉SAITさん
【 日時 】05/07/24 20:11
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
【9943】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】05/07/25 0:22
【 発言者 】根石吉久
メールを出しましたが、届いていないという通知が来ました。
一度、空メールをこちらにいただけるとありがたく存じます。
【9944】
【タイトル】認定一覧
【 日時 】05/07/25 0:42
【 発言者 】根石吉久
書式:
名前(県名) 段 昇段または認定の年月日
※レッスン開始時での外部テストの級や得点。学年。職業。英語の必要場面。英語圏在住経験の有無。段獲得以後の外部テストの級や得点。その他。
樋口静香(長野県) 初段 2005年6月26日昇段
※初段認定時高校2年。レッスン開始時中学3年2月(英検3級)。レッスン開始後、5ヶ月目頃、英検準二級。
大澤弘文(奈良県) 初段 2005年7月2日認定
※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
小川住江(奈良県) 初段 2005年7月2日認定
※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師経験あり。
M・U(長野県) 二段 2005年7月2日認定
※高校教諭(英語) 英語圏在住経験なし。
I・N(山形県) 二段 2005年7月11日認定
※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
O・K(北海道) 二段 2005年7月11日認定
※塾講師 中学2年時英検4級。以後、受験なし。36歳。英語圏在住経験なし。
斎藤操(埼玉県) 初段 2005年7月11日認定
※ 外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語圏在住経験なし。
T・A(アメリカ) 初段 2005年7月25日認定。
※レッスン開始時は日本在住。開始時、英検準一級、TOEIC
790点。公務員。アメリカ在住のため、無料会議電話を使用。仕事で英語を、家庭で日本語を使っている。旅行、買い物などにでかける時、英語にびっしりと
囲まれる。
F・U(長野県) 初段 2005年7月25日認定。
※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あり。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あ
り。英語圏在住経験なし。非常に発音がきれい。
(根石吉久認定)
------------------------------------------------------
小川住江さんの元に、あずかって頂いている生徒さんがおられますので、小川さんの生徒さんは小川さんに認定していただく予定です。その場合は、(小川住江
認定)と併記いたします。
【9945】
【タイトル】認定
【 日時 】05/07/25 1:01
【 発言者 】根石吉久
認定一覧を発表した後で、認定の記事を書きますので、ものごとが前後しますがお許し下さい。
T・Aさんは、日本にいたときは、小川さんの元でしばらくレッスンを続けておられました。いつのことだったか忘れましたが、T・Aさんと電話で話してい
たとき、私の「電話でレッスン」について、「これまでいろんな方法を試したが、根石さんのこのレッスンが自分に一番合っていると思いました」といううれし
い言葉をくださいました。その後、アメリカに渡り、仕事で英語を使っておられます。日本から情報を取り寄せ、それを英文化したり、アメリカ人の同僚の要望
を聞き、日本に問い合わせたりするのが主な仕事だそうです。
仕事では、確かに英語を使うが、文書ワークが多いせいか、「話す・聞く」の領域については、あまり英語にびっしりと取り囲まれているという感じがしない
そうです。仕事場よりは、旅行に行ったり、買い物に出たりしたときに、「磁場」を感じ、英語に取り囲まれていることを実感するともおっしゃっておられまし
た。
アメリカに渡ることが決まったとき、「向こうに行っても続けてレッスンを受けさせて下さい」と申し込まれたときは、実に実にうれしかったのを覚えていま
す。
堅実な方で、私のような英語教育界のやくざもんのレッスンを受けてくださっているのが、奇跡のようにも思いますが、他にも佐賀県の高校の英語の先生で、
実に力があり、音もきれいで、真剣に授業を考えている方が、私のレッスンを受けてくださっていたりして、私はほぼ「幸せ者」だと自分のことを思ってもいい
らしく思っています。
話が逸れました。
T・Aさんは、10848行まで進まれました。
従って、初段に認定します。
【9946】
【タイトル】認定
【 日時 】05/07/25 1:32
【 発言者 】根石吉久
F・Uさんは、私の記憶に間違いがなければ、広島県に住んでおられたときに、私がアサヒネットを使って作ったホームページを読んで、私のレッスンに目を
つけてくださったそうです。
現在、12786行まで「イメージ受肉」の教材を進められました。
従って、初段に認定します。
レッスンを始めた当初から、発音のきれいな人だなあと思っておりましたが、先日、近々初段に認定するという話をさせてもらったとき、父親のいとこが二世
で、その人から中学生のときに発音を直してもらったことがあるとお聞きし、納得した次第でした。
英文科を出ておられ、英語の教員免許もお持ちですが、私としては、将来「電話でレッスン」のコーチをやっていただきたいと願っています。自分の発音がき
れいなだけでなく、生徒の発音のどこをどうすればいいのかを的確に指示できるようになれば、現在のご自分の音で十分コーチがやれる方です。
二段になった頃、英検準一級にチャレンジされることを、私は望んでおります。
現在のレッスンは、それほど負担になるほどのものではないと思いますので、今から、英検準一級受験のための練習を、レッスンとは別に始めてくださること
を望んでいます。
コーチをやっていただく私の願いが叶うときが来たら、「英検一級」はつぶしがききますので、準一級の次に一級をとってしまわれることを望んでいます。
【9947】
【タイトル】sbさん、村田君
【 日時 】05/07/26 22:59
【 発言者 】根石吉久
イメージは言葉以前のもの、概念は言葉以後のもの
【9948】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/07/26 23:28
【 発言者 】村田
俺、「イメージは言葉で語り得ないもの」と書こうと思っていたんです。
しかし、さすが根石さん、簡潔かつ的確ですね!
【9949】
【タイトル】根石さん、村田さん
【 日時 】05/07/27 23:01
【 発言者 】sb
ありがとうございました。
【9950】
【タイトル】過去ログ4414「仮の声」=空っぽの電池
【 日時 】05/07/29 9:04
【 発言者 】sb
過去ログ4414番より(村田さんの)
横レスですが…。
根石さんの「音」「声・仮の声」という論点は、私にとっても初めて聞く根石term
でした。
sbさんwrote:
>回転読みをして「イメージ」と「音」が一致した時、その人にとって「声」になるのではないでしょうか?
sbさんの書いている「声」、これは多分「仮の声」ではないでしょうか。
なぜなら、根石さんはこう書いているからです。
>語学の机上においての「音」は、いつ「声」になるのか。
>ひとまずは、机上において、「仮の声」に。
>次に、生活言語において、「声」に。
「声」は根石termでいうところの「磁場」と密接にかかわっていると思いました。
以下、ちょっと極端な例ですが。
「回転読み」でいわゆるfour lettersってやつを激しくやっても、それは机上の
「語学」であり、練習している本人には感情を込める必要もない。そこですごく
回転させて、音とイメージが一致するようにしたとしても、それはあくまで想像
の範囲のことだと思うのです。
しかし、例えば私が「フルメタルジャケット」で慣れ親しんだ、
Fuck you, scumbag!
なんてのを、調子こいてNYあたりで言ったとします。
…ここまでは、多分、「仮の声」。だって、何回言っても、私の気持ちも、身体
も、全然「平気」だし。
でも、言った途端、ボコボコにされるか、ひややかに無視されるか、あるいは…
(言ったことないからよくわかりませんけど)。
まあ、いずれにしろ、なんらかの反応があると思います。(状況にもよるだろう
けど、多分、痛い目にあってるんだろうなあ)
それ以後、私は「あ〜、こういうこと言うと、相手はこう感じるらしいな」とい
うように感じはじめるだろうなあ、と思います。
で、「磁場」の中で、ある程度時間が経って、私がほんとに腹に据えかねたこと
があったとして、相手に腹の底から
Fuck you, scumbag!
と言った時、それは「声」になってるのではないか、と思いました。
この例は非常によく分かりました。ずいぶん過去のログですが、改めて感謝です。
【9951】
【タイトル】明日のレッスン
【 日時 】05/07/29 17:09
【 発言者 】ミッフィー
明日のレッスンですが、所用で休みます。いずれかの日に振り換えはできますでしょうか?
【9952】
【タイトル】よろこびの音
【 日時 】05/07/30 0:26
【 発言者 】村田
知り合いのサイトから転載です。
俺はこの作品群を見て、すごく気になりました。
もともとはサムネイルとして小さく載っていたのですが、原寸大で見ると、すごくいい。
まるで声が聞こえてきそうではありませんか。
俺はこれを見て、赤ん坊のなき声を感じました。
誰かが、「人は生まれるとき、おぎゃあとなく。それは、なんでこんな苦しい世界に生まれてしまったんだろう、と戸惑っているからなのだ。」と言ってまし
た。俺は、なんとなくそうなのかな?と思っていました。
しかし、この作品は、この世界に生まれたことがうれしいという声にあふれているように見えます。形が、うれしい音をあらわしています。
この写真を撮った人に「これはどういう作品なんだ」と聞いてみました。
すると、
「この写真は釜山の陶芸家の庭です。難病にかかった陶芸家が、生のよろこびを込めて、歌を唄っている像を3000体(数の記憶があやふやだが・・・)作っ
たそうです。」
という返事をもらいました。
語学に関係あるかどうかは微妙ですが、どうしても転載したかったので載せてしまいます。
[画像: ./img/bbs/0000522M.jpg]
【9953】
【タイトル】ミッフィーさん
【 日時 】05/07/30 18:20
【 発言者 】根石吉久
承知しました。お返事が遅くなり申し訳ありません。
振り替えはできますが、現在9月23日まで埋まっています。
次回のレッスン時に、振替日を決めたいと思いますので、覚えていていただけませんでしょうか。
【9954】
【タイトル】dust の発音(逆さv)
【 日時 】05/07/31 23:37
【 発言者 】村田
今日、素読舎本部の塾の時間、根石さんから発音に関してのレクチャーがありました。
「"u"を日本語のア系列で言う場合、口を小さく開ける。」
ということでした。「逆さv」の発音です。
さらに
「アクセントがそこにある場合、くちびるに力を入れろとさえ言う必要はない」
ということでした。
今日の例では、具体的に言うと、"dust"の"u"でした。
ほかに村田がとっさに思いついたのは、much/such/ugly とか。
村田は、自分の塾生に対して、「such は下くちびるつきだしてウっぽく言ってね、それでするどく音出してね」と言っていました。
さて、根石さんのレクチャーの時に、村田はあいもかわらずお調子ものなので、そのときに自分についていた塾生に、
「口先でいう感じだね」
と言ったんですが、根石さんがすかさず、
「ああ、口先って感じになるかもしれないな…でもそれはあくまで主観的なもんだな。主観ていうのはそれぞれだからな…村田君は例の『のどちんこ』にしろ、
主観的に言うからなあ。それで通じるならいいけどな。でもあくまでも口を小さく開けるのが基本だ。」と言われました。
いや、まったく。
以後、「俺はこういう感じで言うよ。」という付け加えることで主観を付け足すようにしようと思います。
【9955】
【タイトル】メールアドレス
【 日時 】05/08/01 22:54
【 発言者 】Naima
書中お見舞い申し上げます。 しばらくインターネットが出来ませんでしたが、今日、つながりました。 メールアドレスをお知らせします。
【9956】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】05/08/02 1:04
【 発言者 】根石吉久
このメールのシステムはいいですね。
どうやって導入すればいいのでしょうか。
どこか読むべきURLをお教え下さい。
「電話でレッスン」についての問い合わせが簡単にできるように、このシステムとこの掲示板を連動させたいものだと思いました。
【9957】
【タイトル】[逆さv]について
【 日時 】05/08/02 3:25
【 発言者 】根石吉久
村田君が書いてくれたことに少し補足したいことがあるので書きます。
>「"u"を日本語のア系列で言う場合、口を小さく開ける。」
これでもいいのですが、普段私が生徒さんたちに言っている言い方と細部において違っているので、私が使っている「言い回し」を書いておきます。
>(綴りの中の) u が日本人の耳に「あ」と聞こえる場合、まず例外なく「狭い音」になる
この「言い回し」を置いた後、「狭い音」というのは「口を小さく開けて出す音」だと言っています。
「狭い音」という「言い回し」を置くのは、英語の「ア」には、「広い音」と「狭い音」があるという認識を持ってもらおうということです。具体的には、
狭い音: 逆さvと逆さe
広い音: 顎の下がる a または a: または a:r(歯医者の「あー」) と唇の両端がはっきり動く ae(一瞬般若)
>「アクセントがそこにある場合、くちびるに力を入れろとさえ言う必要はない」
これは誤解を招く言い方かもしれません。単独で現れる場合、[逆さv]
はアクセントのあるところに生じる。同じく単独で現れる場合、[逆さe]はアクセントのないところに生じる。だから、「音づくり」の初期においては、これ
らの両方とも「狭い音」とだけ言っておけばいい。なぜなら、アクセントのあるところでは、息の勢いが自然に強くなるし、アクセントのないところでは息が弱
いので、両者の音価の違いはある程度までは自然に穫れる。だから、「初期においては」、唇に力を入れろという必要さえない、ということです。生徒の口がこ
の両者を「狭い音」として確実に狭さを作るようになったら、それ以後は細部を扱うのはまったく構わない。「下唇を突き出してウっぽく」というのでも出ます
が、それは村田君の個人の癖をも生徒に移してしまいかねない。下唇云々が問題になる音ではなく、「ウ」の「くもり」が必要なわけでもなく、唇に軽く力をい
れた「狭いア」だというのが、逆さvという音の本質だと思っています。つまり、口のどこをどう動かすかについては、音の本質を言わなければならないという
のが私の考えです。いくこにも、村田君にも、女房にも、私が最近みつけた英語音のとらえ方についてレッスンしなければならないと思っていますが、時間がと
れないのでやれないままになっております。
最初は誰に言ってもまず近似値が穫れるという言い方で言うのがいい。近似値がとれたら、その価をさらに近似させるために、それぞれの生徒が把握しやすい
言い方を添えて、小枝を整えるのがいい。
「ウ」の「くもり」が必要なのは、[逆さv]ではなく、[逆さe] の方だとも思います。
[逆さv] はくもらなくていい。むしろ、棒状に息が通り、唇の先でも息に色がついていれば棒が見えるような音です。「下唇」「ウっぽく」「するどく」
と言われれば、三つのことを意識しなければなりません。これは一つずつ意識させていくので構わない。まず、「狭さ」だけを意識させる。次に、「唇に軽く力
が入る」を意識させる。次に、「舌で息の通るのを邪魔しなくていい」ことを意識させる。一つずつやるのがいいと思っています。村田君のやり方でうまくいっ
ているとすれば、それは、村田君が [逆さ
v]をきちんと出していて、(申し訳ないが)多少的の外れた「言い回し」でも、生徒が日本語の「あ」の音を異化させるのに役に立っているということだと思
います。
以前ある方が、私の「一瞬般若」という「言い回し」について、そんな言い方でなくても、「蛙がつぶされた時に出すような音」と言っても、生徒はその音を
出すと言ったことがありますが、同じことです。まったく本質をつかんでいないとらえかたであっても、生徒が日本語の「あ」を異化させるには役に立つし、
コーチが該当音をきちんと出していれば、生徒はその音を出してしまいます。だけど、本質を言うのが本当はコーチのやるべきことだろうと思います。
ついでに [逆さe]
について言っておけば、「狭い」→「唇から力が抜けていていい」→「舌がもちあがり息の通るのを邪魔する」という順序で扱っていけばいいと思います。
細部を細かく扱うことより、「初期」に両方とも「狭い音」だと指摘しておくことの方がはるかに重要なことです。「唇に力を入れろと言う必要はない」とい
うのは、この大事な初期においてのことであり、無限定なものではありません。細部を扱うようになったときは、むしろ言うことが必要になるものです。
以上です。
【9958】
【タイトル】実は
【 日時 】05/08/02 3:35
【 発言者 】根石吉久
イメージと概念について、イメージは言葉以前、概念は言葉以後、と先日書きましたが、じゃあ、言葉が喚起するイメージは「言葉以後ではないのか」というこ
とが問題になると気づきました。
ひとまず、今日のところまで考えたところを書きますと、
イメージは発語以前、概念は(辞書に収録可能な具体的な)語以後
となります。多少面倒な言い回しになって、出来はよくないです。
【9959】
【タイトル】イメージと概念(切り貼り)
【 日時 】05/08/02 16:49
【 発言者 】sb
村田さん、根石さん、お世話になり、ありがとうございます。
>(根石さん?)(過去ログ9400番)「概念」と「イメージ」というものは、ダイコトミーにしていいものなのだ。
(sb)概念は不定冠詞、イメージは定冠詞及び不定冠詞ではないかと考えていました。
(確かにこれはよく分からないことを書いていたと反省しています)
(村田さん)sbさんの書かれた、「概念は不定冠詞、イメージは定冠詞及び不定冠詞」というのはよくわかりませんが、根石さんの9400番前後の投稿を読
んで、「概念」と「イメージ」の違いについて思うところを書きだしてみました。
根石さんの文脈で述べられている「概念」という言葉の意味:
すでに輪郭がはっきりしている考え方。すでに誰かによって確立されている考え方。言葉によって述べられていること。秩序だっていること。
同じく「イメージ」という言葉の意味:
一瞬ごとに現れ、あるいは立ち消え、常に変化していく、意識に上る像、あるいは考え。また、視覚のほか、聴覚、触覚、など、さまざまな感覚が織り成すも
の。秩序だっていないもの。個人的なもの。
(村田さん)「細かいことを言えば、ここでこうして私が日本語を書いていることも、「考え」の「日本語訳」をやっているのだと言えないこともありませ
ん。」と書いています。おもしろいなあと思いました。
ここで言われている「考え」は、「概念とイメージ」ということで言えば、「イメージ」の方だと思います。
(sb)(「考えの日本語訳」=「イメージの概念化?」)
(sb)「イメージ」の方は、意識と無意識のぶつかり合いの中でうまれるというのを何かで読みました。
個人の中でも変化し、社会の中でも常に変化していく。
変化しつつある個人と社会のインターフェイスという表現はおかしいでしょうか。
(sb)「概念」は言葉に表現される。。。と確か辞書にあった記憶があるのですが、未だによく分からないでいます。村田さん、よろしくお願いします。「イ
メージ」も言葉に表現できると思うのですが。。。
(根石さん)イメージは言葉以前のもの、概念は言葉以後のもの
(村田さん)俺、「イメージは言葉で語り得ないもの」と書こうと思っていたんです。
(根石さん)イメージと概念について、イメージは言葉以前、概念は言葉以後、と先日書きましたが、じゃあ、言葉が喚起するイメージは「言葉以後ではないの
か」ということが問題になると気づきました。
(根石さん)イメージは発語以前、概念は(辞書に収録可能な具体的な)語以後
イメージ
(広辞苑)@心の中に思い浮かべる像。全体的な印象。心象(しんしょう)。
A姿。形象。映像。
概念
(広辞苑)@事物の本質をとらえる思考の形式。事物の本質的な特徴とそれらの連関が概念の内容(内包)。概念は同一本質をもつ一定範囲の事物(外延)に適
用されるから一般性をもつ。例えば、人という概念の内包は人の人としての特徴(理性的動物あるいは社会的動物など)であり、外延はあらゆる人々である。し
かし、個体(例えばソクラテス)をとらえる概念(個体概念・単独概念)もある。概念は言語に表現され、その意味として存在する。概念の成立については哲学
上いろいろの見解があって、経験される多くの事物にのみ属する共通の内容をとりだし(抽象)、個々の事物にのみ属する偶然的な性質をすてる(捨象)ことに
よるとするのが通常の見解で、これに対立するものが経験から独立した概念(先天的概念)を認める立場。
A大まかな意味内容。
【9960】
【タイトル】がくしゅう【学習】 百科事典「マイペディア」より
【 日時 】05/08/02 17:40
【 発言者 】sb
一般に、特定の経験や練習によって行動のかなり持続的な変容が生ずるとき、その過程または結果を学習と呼ぶ。この意味での学習は多くの動物にみられるもの
だが、人間の場合、言語を中心としたシンボルとイメージがこの過程を媒介する点に特徴がある。これにより学習の結果は記憶の中に蓄積され、刺激に対する反
応やある場面での行動についてゆたかな選択を可能にする。学習のメカニズムについては二つの立場がある。一つは学習を刺激と反応との正しい結合に向けた試
行錯誤の過程ととらえる行動主義の見方<連合説>である。試行錯誤の結果たどりついた正しい反応は満足を与え、反復される。もう一つは、ゲシュタルト心理
学などの考え方で、学習は場面の構造の認知によるが、これは試行錯誤の結果ではなく、場面の意味の理解によって、場面の中での解決が一挙にひらけること、
新しい認知パターンを獲得することである(<認知説>)とする。両者を総合する立場も提起されている。
この定義を読んで思ったこと。「語学学習」の場合は、「生活言語(母国語)」とはっきり違うということである。根石さんの主張がこの定義によって明らかに
なった気がします。この定義の中での<認知説>という所を読んだ時に思いました。つまり、磁場(ネイティブスピーカーの言語や文化があるところ?)がない
と花開かないということを意識することが大切だいうことです。今までの根石さんから教わったことをもとに思いました。@シンボルにひたすら集中し、その
後、Aシンボルの自動的実行が可能になった段階で、「イメージとシンボルを結びつける(根石termでは「同致(どうち)」する努力を重ね、さらに、その
後、Bその同致されたものをもとに本質や実体と言葉を結びつけるという段階は磁場がなければどうしても出来ないということです。そのことを意識することが
大切だと思いました。((国際語としての英語となると話は微妙に違ってくるとは思いますが。。。)
【9961】
【タイトル】メール
【 日時 】05/08/02 22:27
【 発言者 】Naima
>このメールのシステムはいいですね。
どうやって導入すればいいのでしょうか。
この大風呂敷に投稿書式の「メール」に書き込んで投稿ボタンを押すと、自動的に名前とメールアドレスがリンクされます。 安心、便利ですね。
【9962】
【タイトル】re:[逆さv]について
【 日時 】05/08/04 6:55
【 発言者 】村田
根石さんの書かれた「[逆さv]について考えていました。
>(綴りの中の) u が日本人の耳に「あ」と聞こえる場合、まず例外なく「狭い音」になる
> この「言い回し」を置いた後、「狭い音」というのは「口を小さく開けて出す音」だと言っています。
> 「狭い音」という「言い回し」を置くのは、英語の「ア」には、「広い音」と「狭い音」があるという認識を持ってもらおうということです。
村田の書いた、
>「"u"を日本語のア系列で言う場合、口を小さく開ける。」
だと、英語の「ア」には、「広い音」と「狭い音」があるという認識を持ってもらうきっかけに欠けるということだと思いました。
>口のどこをどう動かすかについては、音の本質を言わなければならないというのが私の考えです。
>最初は誰に言ってもまず近似値が穫れるという言い方で言うのがいい。近似値がとれたら、その価をさらに近似させるために、それぞれの生徒が把握し
やすい言い方を添えて、小枝を整えるのがいい。
一言でしかも明確に表す言い方、そして誰でも必ず言える言い方でなければいけないということですね。
以前、childrenやdrum、tripなどの子音の連続の出し方で、根石さんから、村田の言い回しだと説明が多すぎだということを言われたことがあ
りました。一度に多くの動作を意識してもらうのは、負担になりますね。一発でわかる、簡潔な言い回し、村田ももっともっと考えていきます。
>「下唇を突き出してウっぽく」というのでも出ますが、それは村田君の個人の癖をも生徒に移してしまいかねない。
>村田君のやり方でうまくいっているとすれば、それは、村田君が [逆さ
v]をきちんと出していて、(申し訳ないが)多少的の外れた「言い回し」でも、生徒が日本語の「あ」の音を異化させるのに役に立っているということだと思
います。
ここらへんを読んで、俺も危ないなあと思いました。
誰にでも出せる、簡単な言い回しを常に考えていないと、教室を「王国」にしてしまう。
まだまだ、考えることが足りないなあと思いました。
> 「ウ」の「くもり」が必要なのは、[逆さv]ではなく、[逆さe] の方だとも思います。
最初、なんでこんなこと書くのかなあと思ったのですが、「下唇をつきだす」という言い方は、むしろこもった音を出すときの言い方に使うべき言い方なんだと
いうことに気づきました。
> ついでに [逆さe]
について言っておけば、「狭い」→「唇から力が抜けていていい」→「舌がもちあがり息の通るのを邪魔する」という順序で扱っていけばいいと思います。
わかったような感じがします。
「狭い」:唇を意識
「唇から力が抜けていていい」:唇を意識
「舌がもちあがり息の通るのを邪魔する」舌を意識
唇(この場合、「狭い」という音の本質を表す場所)を意識してもらい、そこの動きがうまくいったら舌の動きを意識してもらうという流れと解釈しました。
【9963】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/08/04 6:56
【 発言者 】村田
返事を書きたいですが、ちょっと時間がなさそうなので、明日以降書かせてもらいます。
【9964】
【タイトル】よろしくお願いします
【 日時 】05/08/04 16:46
【 発言者 】sb
村田さん、書き込みありがとうございます。
【9965】
【タイトル】子音の連続
【 日時 】05/08/06 2:26
【 発言者 】根石吉久
>以前、childrenやdrum、tripなどの子音の連続の出し方で、根石さんから、村田の言い回しだと説明が多すぎだということを言われたことが
ありました。
私は子音の連続の難しさは、弱形の難しさと同じくらいの難しさだと認識しています。
これは、「言い回し」を工夫してコツを言っても効果は薄いと考えています。
子音の連続と、弱形を生徒が内部感覚としてつかみ、外在物として客観化するために欠かせないのが、「回転」あるいは「繰り返し」だと思っています。「回
転」あるいは「繰り返し」によって、英語用の筋肉ができていない生徒に、子音の連続や弱形を「説明」するのは、かなり無益なことではないでしょうか。
子音を連続させなかったり、弱形を強く言ったりすれば、イントネーションが崩れます。そのイントネーションは日本語の音韻生理にひっぱられるので、「盆
踊り」っぽくなります。
これを解決するのは、「回転」、「繰り返し」による筋肉の誕生を待つ以外にないと思っています。筋肉ができていない生徒にコツを言っても無益でしょう。
私は、この音を作るのに3年かかったなとか、5年はかかっているなとか思っているときがあります。
ここからものを言うならば、生徒の口の筋肉ができていな段階で「コツ」を言うことや、「英語の音を聞けば、同じふうに真似て言えるはず」という仮説は、
共に迷妄だと思います。
その点で、「ア」系列は、コツを言うだけで、近似値がすぐにとれます。
以前は、「ア」系列は後回しでいいというように考えていましたが、近頃は「ア」系列こそ最初に扱うべきものだと考えるようになりました。
「言い回し」に関しては、私が工夫したものをそのまま使ってもらうことを試してもらいたいものだと思っています。
「一瞬般若」は口の両端が動く音、「診察室のあーん」は顎が動く音、逆さvや逆さeは、唇の狭さを(まず)確保すべき音、など、口のどの部分の動きがそ
の音の本質を作るのかということはあるのだと思います。
英語音を扱うときの優先順位というものを真剣に考えるべきだと思います。
日本語によって音を形成された日本人の体を元にするならば、優先順位はあるべきだという考えです。
【9966】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】05/08/06 2:31
【 発言者 】根石吉久
ご教示ありがとうございます。
この掲示板から私にメールが届くようにすることは、最近はまったく試していませんでした。
今日は酔っぱらいで駄目ですが、後日試してみます。
【9967】
【タイトル】回転、繰り返し
【 日時 】05/08/06 9:02
【 発言者 】sb
>ここからものを言うならば、生徒の口の筋肉ができていな段階で「コツ」を言うことや、「英語の音を聞けば、同じふうに真似て言えるはず」という仮説は、
共に迷妄だと思います。
>これを解決するのは、「回転」、「繰り返し」による筋肉の誕生を待つ以外にないと思っています。
わかることとできることの違い、
できることと慣れていることの違い、
慣れていることとすぐ反応できることの違い、
すぐ反応できることとすぐ対応できることの違い、
黒板を使うことの無駄と、
自覚するまでの説明の無駄、
回転読みまでの電圧装置の無駄(これは認識不足か?)、
回転読みまでの回転書きの無駄など、
改めて考え直しています。
【9968】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/08/06 13:55
【 発言者 】Julian
所用のため、8月6日午後11時からのレッスンをお休みさせて下さい。
【9969】
【タイトル】Julian さん
【 日時 】05/08/06 18:45
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
【9970】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/08/06 23:15
【 発言者 】I村
「Nassau」ですが、テキストの脚注に、バハマの首都、とありました。
バハマなどカリブ海の島々は、「アメリカの裏庭」だと何かの本に
書いてありました。
まあ、私には縁のない話です。
【9971】
【タイトル】I 村さん
【 日時 】05/08/07 4:16
【 発言者 】根石吉久
あ、それですね。
アメリカ人が遊びにでかけて、Nassau 支店の口座に金を振り込ませているような背景を想像すればいいところだと思います。
しかし、Nassau
はドイツの地名でもあるらしく、どうしてバハマの首都にドイツの地名と同じものがあるのか、何か歴史的背景があるのだろうと思いますが、ドイツは植民地経
営に手を染めたことがあったのかどうか、その辺は私はわかりません。
何かわかったら教えて下さい。
【9972】
【タイトル】バハマ
【 日時 】05/08/07 4:23
【 発言者 】根石吉久
西インド諸島北部の群島から成る国家。1973年独立、イギリス連邦に属する。住民の大半は黒人系。主要産業は観光。面積1万4千平方キロメートル。人工
27万8千(1995)。首都ナッソー。
------------------------------------------------------
広辞苑のバハマの項を引用しておきます。手を出していたのはイギリスらしいです。
イギリスは、実に bitch だと改めて思いました。
【9973】
【タイトル】ああ無常。。。
【 日時 】05/08/07 7:52
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人
性病老死。
【9974】
【タイトル】たしかに弱形には時間がかかりました
【 日時 】05/08/08 4:21
【 発言者 】村田
Alice in Wonderlandの回転読みをはじめて間もない時、"and of having nothing to
do"というのを知らず知らず「あのぶはびんぐなしんぐただ」というような感じに発音して、自分が今までに聞いたりしてきた音が自然に出てくるような感じ
がして、ちょっと感動したみたいなことを「大風呂敷」に書いたと思います。(発音をひらがなで書くことは無茶ですが、あえて書くとこんな感じ)
今思うと、これは弱形に気づいていたんだな、と思います。
この時点だと、シナリオ2本目に入っていたと思うので、回転読みをまともに始めてから3年目にはいるかはいらないかくらいかと思います。
また、3年近くやっている高校生の塾生が、"make
him"をおぼえず「めいきむ」という感じに発音していることがありました(これも、あえて書くとこんな感じ)。当人は、間違った、と思っていたようです
が、もちろん、それはありうる発音なのでOK、と言ってあります。
(根石さんの「子音の連続」から引用)
> これを解決するのは、「回転」、「繰り返し」による筋肉の誕生を待つ以外にないと思っています。筋肉ができていない生徒にコツを言っても無益で
しょう。
まさに「回転」、「繰り返し」による筋肉が誕生し、自分でリズムを出せるようになるまで、弱形について言うのは意味がないと思います。村田も、弱形につい
てどう出せ、と言ったことはないし、それは無意味だと思います。
それと同じくらい、子音の連続について、筋肉をそなえていない人にコツを言うのは無益だということですね。というか、これは回転読みによって乗り越えるべ
きことですね。
また、母音をとりのぞくことも同じですね。
ここらへんのことは、村田に、回転読みをはじめた初期の頃の、全部いっぺんになおさなければいけない、という意識がまだあるからだと思いました。
>英語音を扱うときの優先順位というものを真剣に考えるべきだと思います。
> 日本語によって音を形成された日本人の体を元にするならば、優先順位はあるべきだという考えです。
自分でも優先順位をもっと具体的に考えていきます。
【9975】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/08/08 4:39
【 発言者 】村田
>@シンボルにひたすら集中し、その後、Aシンボルの自動的実行が可能になった段階で、「イメージとシンボルを結びつける(根石termでは「同致
(どうち)」する努力を重ね、さらに、その後、Bその同致されたものをもとに本質や実体と言葉を結びつけるという段階は磁場がなければどうしても出来ない
ということです。
シンボルというのは、語のことでよいでしょうか。そのように受け取った上で思ったことなんですが、@、Aは多分そうだと思うのですが、Bはどうなんでしょ
う。
Bは、ネイティヴに同化する志向に思えるんですが。
【9976】
【タイトル】村田さん
【 日時 】05/08/08 22:07
【 発言者 】sb
書き込みありがとうございます。
後日、書き込みたいと思います。
【9977】
【タイトル】選挙と郵政民営化
【 日時 】05/08/09 23:40
【 発言者 】Jackie
A contemporary dilemma haunted by history
By Ronald Dore
Published: August 8 2005 20:22 | Last updated: August 8 2005 20:22
Junichiro Koizumi, Japan’s prime minister, has lost the vote on his
grand scheme to privatise the country’s post office with its vast
savings pool and will go to the polls. For now, the village-pump
communitarian face of Japanese conservatism has won out over
anti-bureaucratic, privatising radicalism. The global finance industry
will have to wait a little longer to get its hands on that $3,000bn of
Japanese savings.
But the snap election next month is likely to focus as much on the dire
state of Japan’s relations with China and Korea as on privatisation.
Here at issue is the other face of Japanese conservatism: the
reluctance to feel guilty about the war. The key symbol of that
reluctance has been Mr Koizumi’s visits to the Yasukuni shrine in Tokyo
to pay respects to Japan’s war dead. There is speculation he might open
his election campaign with such a visit on the 60th anniversary of the
war’s end next Monday. Opinion polls show a bare majority think it
“wiser” not to go. Mr Koizumi may think bravado and talking tough to
the Chinese will win more votes than wisdom.
http://news.ft.com/cms/s/ae844de4-0834-11da-97a6-00000e2511c8.html
【9978】
【タイトル】郵政民営化
【 日時 】05/08/12 6:30
【 発言者 】村田
民営化の先には郵便貯金の海外流出が待ってる(らしい)。
Jackieさんの投稿を見ると、海外ではここが注目する点なのか。
一方、民営化反対の後ろには特定郵便局(=公務員でありながら世襲、自民党の大規模集票機械)がある(らしい)。
どっちもなんだかなあ、と思う。私はわざわざ民営化しなくてもいいと思うけれど、死人がでるほどの特定郵便局と政治の暗闇はもっと世間にさらしてください
と思う。
【9979】
【タイトル】村田さん
【 日時 】05/08/13 16:25
【 発言者 】sb
>シンボルというのは、語のことでよいでしょうか。そのように受け取った上で思ったことなんですが、@、Aは多分そうだと思うのですが、Bはどうなんで
しょう。
Bは、ネイティヴに同化する志向に思えるんですが。
Bは語学の領域としては踏み込めないということを書いたつもりだったのです。これは、今まで根石さんから教わったことです。つまり、語学の領域としては@
とAをやるしかないということです。@とAをしっかりやるというのは空っぽの電池を作るということになると思います。
「意味はあとからついてくる」ということについて村田さんはどのように考えておられますか。
【9980】
【タイトル】盆休み
【 日時 】05/08/13 22:21
【 発言者 】根石吉久
「電話でレッスン」の生徒さんに
13日から19日までお盆のお休みをいただきます。
連絡が遅くなり申し訳ありません。
【9981】
【タイトル】村田さん
【 日時 】05/08/14 22:30
【 発言者 】sb
>シンボルというのは、語のことでよいでしょうか。
シンボルという言葉についてです。「イメージが表現される言葉の中の記号的側面」という感覚で私は使いました。
@シンボルへの集中(意味は後からついてくるということか)
Aイメージへの集中(シンボルは自動化されており、イメージ(意味)に集中できる)
B磁場への集中(@とAの同致のもとに行われる)
【9982】
【タイトル】アメリカと郵政民営化問題
【 日時 】05/08/15 10:09
【 発言者 】Jackie
日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html
私たちは、ハゲタカ外資(ニューヨークの金融財界による日本国民の最後の国民資金の乗っ取りを許してはならない。副島隆彦
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/643.html
福島さんは語学論の面ではトンデモのところがありますが、
この日米と郵政の主張は 正しいと思います。
【9983】
【タイトル】ワシントンポスト
【 日時 】05/08/15 18:14
【 発言者 】Jackie
We hope that Mr. Koizumi wins his political gamble and holds on to a
parliamentary majority in the election on Sept. 11. The vote will be a
referendum on his plan to privatize Japan's postal savings system,
which has amassed an astonishing $3 trillion in deposits by offering
above-market interest rates to savers; a good chunk of this capital
gets used to finance pork-barrel infrastructure projects. Privatizing
this system so that capital is allocated according to market criteria
would boost Japan's economic efficiency. It would also deprive the
ruling LDP of a vote-buying slush fund, which is why reform is at once
urgent and difficult.
If Mr. Koizumi gets a mandate to push through postal reform, other
structural changes will become politically easier. That will increase
the chances that Japan's current recovery -- the economy is expected to
grow this year, albeit by just 2 percent or so -- will be sustained.
Japan's stagnation over the past 15 years has been healthy for no one.
It has meant that the world has relied precariously on growth in the
United States to keep its economy running. A more dynamic Japan would
buy more imports, both from the United States and from its Asian
trading partners, which in turn would trim the unsustainable U.S. trade
deficit. It would also allow the world economy to survive a U.S.
slowdown that might come, for example, if home prices level off and
mortgage refinancing slows.
The polls since Monday have been encouraging for Mr. Koizumi, but there
is no guarantee that the election will go his way. A defeat would be
awkward for the United States: Not only is the main opposition party in
Japan muddled on economics, but it is critical of the prime minister's
pro-U.S. foreign policy and promises to withdraw Japanese troops from
Iraq. An election that endorsed those policies would be troubling, as
would one that allowed a weakened LDP to remain in office in exchange
for ditching Mr. Koizumi. With luck, Mr. Koizumi will convince the
voters that his stand on reform is worth backing. He has a month to
make his case.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/08/14/AR2005081400901.html
【9984】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/08/17 8:55
【 発言者 】村田
sbさん、Jackieさん、投稿ありがとうございます。
この盆明けまでえらく忙しくなっておりました。レスや過去ログダイジェストが滞っております。
今日から金曜日まで出雲までエスケイプしてきます。
返事はそれ以降になりますが、よろしくおねがいします。
【9985】
【タイトル】村田さん、いつもありがとうございます
【 日時 】05/08/17 15:05
【 発言者 】sb
@シンボルへの集中(意味は後からついてくるということか)
⇒千田氏の「音読筆写」と表面的には同じことになるか
※千田氏は意味は訳で先に見ておけば(眺めておけば)とおっしゃっていると思う。
そういう意味では、「後から」の根石氏、」「前から」の千田氏ということになる!?
このことは英語教育でも話題の「和訳先渡し授業」とも大きいく関連していると思う。
※今の時点でsbが意識していることは、訳は「氷詰め(=変わらない)」に対して、
意味は本人が醸成していくもので、氷に対して「水(=変わっていくもの)」というこ とです。(「氷詰め」という表現は養老氏から学びました。)
Aイメージへの集中(シンボルは自動化されており、イメージ(意味)に集中できる)
⇒千田氏は「日本語訳をよむのではなく、みる(=根石氏の「睨む!?」とよい」と書 かれていたと思う。日本語を学んでいるのではなく、英語を学んで
いるということ。
B磁場への集中(@とAの同致のもとに行われる)
「使用場面」ということがよく言われています。場面という言葉を使うと、オリジナルとしての英語の根石さんがおっしゃる「磁場」という言葉がはっきりし
てこなくなると思います。
【9986】
【タイトル】実は明智小五郎は。。。
【 日時 】05/08/22 11:31
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人
『愛人二重面相』
【9987】
【タイトル】本日のレッスン
【 日時 】05/08/27 8:45
【 発言者 】ミッフィー
今日の夜、用事が入っていたのをすっかり忘れていました。また当日キャンセルで申し訳ありませんが、今日のレッスンをお休みさせてください。
【9988】
【タイトル】8/28のレッスン
【 日時 】05/08/27 17:28
【 発言者 】埼玉SAIT
明日8/28のレッスンですが体調が悪いためお休みいたします。
よろしくお願いいたします。
【9989】
【タイトル】ミッフィーさん
【 日時 】05/08/27 23:55
【 発言者 】根石吉久
お休みの連絡をいただいたのに、電話をかけてしまい申し訳ありませんでした。
普段私の仕事部屋にあるコンピュータが調子が悪く、「入院中」です。
仕事に入る前に、お休みの連絡が読めず申し訳ありませんでした。
今、「子子子」という雑貨屋のコンピュータを立ち上げて、書いております。
振り替えが混んでいますので、今日のお休みの振り替えはかなり先になりますが、振り替えは設定する予定です。
【9990】
【タイトル】埼玉SAIT さん
【 日時 】05/08/27 23:57
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
夏の疲れが出る時期ですので、気をつけてください。
いずれ振り替えを設定いたしますが、ミッフィさん宛の記事にありますように、かなり混んでしまっております。しばらくお待ち下さい。
【9991】
【タイトル】過去ログ目次
【 日時 】05/08/29 18:18
【 発言者 】村田
過去ログの目次を更新しました。
「161…抜けてる」
「162…説明の無力さ」
「171−191…実践的外国語学習方法論」
「192-198…松本道弘の英語・磁場の絶対性」
【9992】
【タイトル】Midnight Press
【 日時 】05/09/03 4:24
【 発言者 】根石吉久
「詩の雑誌・Midnight Press」29号が発行されました。
ここに宣伝いたしますので、書店からご注文下さい。
私は語学論を書かせてもらっています。
【9993】
【タイトル】村田君
【 日時 】05/09/03 6:14
【 発言者 】根石吉久
村田君の作ってくれてる「過去ログ」、昔のもっと黄色い「大風呂敷」で俺が管巻くために使って
た掲示板、「夕焼け小焼け」の名前で作った本来農業関係の掲示板へ行くにはどうすればいいでし
ょうか。
みんなURLを紛失してしまいました。
世話して下さい。
【9994】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/09/04 1:35
【 発言者 】村田晴彦
過去ログ倉庫はこちらです。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
【9995】
【タイトル】テキスト
【 日時 】05/09/04 1:43
【 発言者 】村田
雑貨屋のkさんが、みんな不規則動詞の変化っていうのをあたりまえのように知っているけど、あたしは知らない、むらぴーさあ、不規則動詞のテキストをテー
プ付きで作ってくれないかね、といわれたんで、なんとなく作り始めているわけですが、改めて列挙していくと結構多いもんだなあと思いました。これ、中学高
校の人にも使えそうだと思うんで、早めに作ってみようと思いました。
【9996】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/09/04 1:50
【 発言者 】村田
ウド君のところに久しぶりに行ってみました。
2日で1700kmのキチガイツーリングをしてから、なんかぼーっとしてしまっていて、なんか人恋しくなってなんとなくwise
owlへ行ってみました。
なんか英語をしゃべる気もしなくて、見知った顔はもうほとんどいなくて、よけいにさみしいわあ。
俺はまだまだsurvival Englishの域なんだなあと思いつつ、ビールを飲む。
まあサバイバルできればいいわけだけどさ。
【9997】
【タイトル】弱形
【 日時 】05/09/04 1:57
【 発言者 】村田
ずーっと前に、自分がalice in wonderlandを回転読みしているという投稿をしたとき。
and of having nothing to do
を 「あのぶはびんなしんとどぅ」みたいな感じに読め始めて、なんか英語っぽい発音が自然にできてうれしいみたいなことを書いていたけれど、今思えばこれ
は弱形ってやつを自分の中で育てていたんだなあと思いました。もちろん、回転読みをした成果でありますが。
根石さんが弱形が一番最後の到達地点というようなことを以前書いていたと思いますが、その通りだと思います。
【9998】
【タイトル】sbさん
【 日時 】05/09/04 2:10
【 発言者 】村田
>@シンボルにひたすら集中し、その後、Aシンボルの自動的実行が可能になった段階で、
>「イメージとシンボルを結びつける(根石termでは「同致(どうち)」する努力を重ね、さらに、
>その後、Bその同致されたものをもとに本質や実体と言葉を結びつけるという段階は磁場
>がなければどうしても出来ないということです。そのことを意識することが大切だと思いました。
>((国際語としての英語となると話は微妙に違ってくるとは思いますが。。。)
前言撤回です。Aが前提であるならば、Bはsbさんのおっしゃるとおりだと思います。
同致というのは、学習者にとって、必要条件であり、Bはさらに、言葉の襞にさらに入り込むための十分条件という感じだと思いました。お互い、疲れないため
にはBの段階はあったほうがいいかと思います。
【9999】
【タイトル】ご無沙汰しています
【 日時 】05/09/06 13:17
【 発言者 】Naima
OSXにしたので、ホームページソフトなんかも入れ替えなければならず、素読舎奈良分校(?)のホームページも工事中のまんまです。すみません。 ぼちぼ
ち何とかします。
また3週間ほど磁器上絵付けの修行にハンブルクに行きますが、なかなかドイツ語の勉強にとりかかれないです。 テキストは何ヶ月も机の上においたまま。
私のドイツ語は2年前でぴたりとストップし、あとは錆び付く一方です。 素読舎方式でやればものになると言うことは頭ではわかっていても、意志が堅固でな
いので、「はよ勉強せなあかん、はよやらなあかん」と思いながらも、だ〜らだ〜らと2年間を費やしてしまったわけで。誰かが一緒についていてくれてないと
勉強にとりかかることさえない。コーチが必要なゆえんはここにもありますね。
とりあえず、パソコンが回復したとのご報告まで。また来ま〜す。
、
【10000】
【タイトル】ご回答ありがとうございます
【 日時 】05/09/06 15:55
【 発言者 】sb
村田さん、いつもお世話になり、ありがとうございます。