【8601】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/03/27 4:13
【 発言者 】tartan 

「1000」楽しみに待ってます!

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8602】
【タイトル】訂正とお礼
【 日時 】04/03/27 4:30
【 発言者 】tartan 

すみません。素読者 → 素読舎です。

それと、根石さんリスニングのアドバイスと音作りのコツをありがとうございます。やります。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8603】
【タイトル】こんなもの作ってみました
【 日時 】04/03/27 11:47
【 発言者 】えふでい

英辞郎ネイティブ化ツール
しゃべ辞郎っていいます。
このしゃべ辞郎を取り付けるだけで、
あなたの英辞郎がネイティブの生の声でしゃべるようになります。
無料ですからぜひ一度お試しください。取り外しも簡単です。
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ポップアップで表示してくれます。
ネイティブの生の声の発音を聞くツールとしては、現在もっとも簡単でかつ最速
だと自負しています。

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【8604】
【タイトル】tartan さん
【 日時 】04/03/27 18:07
【 発言者 】根石吉久

 今日、郵便物届いております。
 二、三日中にお送りします。
 「英語どんでんがえしのやっつけ方」の種本となった「英語のやっつけ方」と各種リーフレットを同封することで処理させていただけるとありがたく存じます。
 よろしくお願い致します。
 


【8605】
【タイトル】贋の標準形(1)
【 日時 】04/03/27 18:58
【 発言者 】根石吉久

 tartan さんに向けて昨日書いて、今日、「贋の標準形」という語が胸に浮かんだ。
 tartan さんに文句を言った英語教師たちが信仰している授業の形態を「贋の標準形」と呼べばいいと思ったのだった。「贋の標準形」への信仰は、贋ものを信仰しているのだからくだらない信仰に過ぎないが、しかしこの呪縛力にはものすごいものがある。

 私がすごい人だと思っている人に柴田武史さんがおられる。この方は私立の中高一貫の学校で、「音作り」をされて、非常に質の高い音を「生徒の身に」実現しておられる。自分の音がいいかどうかなどは本質的な問題ではなく、「生徒の身に」英語の音を実現できるかどうかが問題なのである。自分の音の質は、「音づくり」のための必要物に過ぎない。これに関しては、教師(コーチ)側にも、最低ラインが設置されなければならない。私は、「音づくりのコツ」を10余り提示してあるが、これが確保されればコーチはできると思っている。
 いくら自分の音がよくても、「生徒の身に」英語の音が実現できなければ、そんなものは何の役にも立たない。英語ネイティヴの者どもが、日本語で形成された日本人の口に「音づくり」を実現できないのと、本質的には同じ問題である。
 柴田さんは、これらの問題をCDなどの複製音声と「音作り」のための手短なコツを駆使されることですべてクリアされた。生徒の読みを録音されたCDを作られて、私に送ってくださったものを聴いてみたが、生徒の発音の筋力は弱いものの、ネイティヴ音へのにじり寄りは日本でトップクラスの授業であることがうかがえた。

 この柴田さんにして、現在の学校で「音作り」を実践されるまでは、「贋の標準形」に縛られていたのだという記事は、「音作りへの道」で読むことができる。あるいは、あるべき授業の形を真剣に求めておられるミッフィーさんにしても、ついこの間まではこの「贋の標準形」に縛られていたのだと読める記事を最近ここに書いてくださっている。もっとも良質な教師たちにしても、語学に対するよほどの認識力がなければ、「贋の標準形」によってがんじがらめにされてしまう。何よりも必要なのは、語学論なのである。

 「贋の標準形」というものはどのように形成され、どのように伝播しているのだろうか。教師たちが自分が生徒だったときに受けた授業が元になっているのか。研究授業とやら称する教師達の勉強のためのモデル授業が元になっているのか。いずれにせよ、「贋の標準形」の伝播力は強く、贋の伝承は学校を通じて今も行われているのである。贋ものの再生産と言えばいいのか。どこもかしこも贋物だらけである。

 柴田さんが、学校のスキー研修で長野に来られた時、お会いしたことがあった。そのとき、柴田さんは声をひそめて次のようにおっしゃった。
 「根石さん、日本の英語の先生たちというのは、巨大なるしろうと集団です」
 私は声をひそめる必要なんかないと思ったのを覚えている。自分が英語ができるとか、教員免許があるとか、そんなところに何の意味もありはしない。生徒の身に実質的な英語力を実現できるかどうか、そこにしか意味はないのだ。だから、この一点に目をこらせば、「贋の標準形」の呪縛の内にある英語教師たちは、一人残らず「巨大なるしろうと集団」の一員である。間違いない。
 


【8606】
【タイトル】贋の標準形(2)
【 日時 】04/03/27 18:59
【 発言者 】根石吉久

 「贋の標準形」をスケッチすれば次のようなものになるだろう。

・訳読をする。
・生徒の求めがあろうとなかろうと文法の「説明」をする。
・まともに英語として通用する読みで読めないものを放置する。
・まともに読めないものを書かせる。
・意味のない「丸写し」などさせ、余計な「しつけ」をする。

 これらの呪縛から逃れ得ている英語の教師が果たしてどれほどいるだろうか。日本全国津々浦々に至るまで、この「贋の標準形」が英語教師達を呪縛している。この呪縛を自覚しない者が、これをまともな「標準形」だと信仰し、まともに「音づくり」をやろうとする少数の教師の実践に横槍を入れる時、そこに現れた腐れ根性をさして、「腐れ免許商売」と呼ぶことに何の遠慮も要らない。私はそう考える者だ。

 英語教師たちは、「贋の標準形」によってがんじがらめに縛られたままなのである。
 外から見れば、馬鹿げた信仰に過ぎないが、この馬鹿げた信仰によっておまんまが食えているのはろくでもないことである。冗談じゃない。税金を無駄使いしてもらうために人々は税金を払っているのではない。
 心あるならば、英語教師たちよ、この「贋の標準形」への信仰を、語学論によって食い破るがいい。

 教師達の自己満足のために英語の授業はあるのではない。生徒の身に実質的な英語力を実現するためにそれはあるのだ。この一点から目をそらしたような、英語の授業というもの、「贋の標準形」の信仰形態を「贋ものだ!」と指さすことは、もう誰も遠慮しないでやるべきなのだ。私は、とりわけ生徒たちに声をあげて欲しいものだと思っている。
 教壇上からの文法の説明、まともな音読を放置して訳させるなどの授業はことごとく贋物である。日本の若き人々よ、あなたがたが受けている授業を指さし、「贋物だ」との声をあげて欲しい。あなたがたの英語を滅ぼしていくのは、この「贋の標準形」以外のものではないのだから。
 


【8607】
【タイトル】「1000」
【 日時 】04/03/27 23:55
【 発言者 】小川 

tartan さん、「1000」のファイルを送りました。
あすみさん、お差し支えなければメールアドレスをお知らせください。 フアイルを送りますので。

mailto:naima@kd6.so-net.ne.jp
 


【8608】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/03/28 0:38
【 発言者 】tartan 

小川さんメール届きました。ありがとうございます。ただ、開くときに失敗して添付ファイルを消してしまいました。すみません。本当に申し訳ないのですが、もう一度送って頂けますか。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8609】
【タイトル】根石さん
【 日時 】04/03/28 0:40
【 発言者 】tartan 

そのようにして頂けるとうれしいです。お願いします。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8610】
【タイトル】tartan さん
【 日時 】04/03/28 0:46
【 発言者 】小川

了解
今から送ります。
 


【8611】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/03/28 8:19
【 発言者 】tartan 

メールありがとうございます。私のパソコンがおかしいみたいで添付ファイルが開けません。「安全でないのでメールからのアクセスを削除」と出るのですが、ちょっとマニュアルをみて再挑戦してみます。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8612】
【タイトル】えーごきょういく
【 日時 】04/03/28 10:24
【 発言者 】Jackie

小学校でなぜ英語?
ttp://www.tokyo-np.co.jp/miyako-np/main/main040302.html
 


【8613】
【タイトル】tartan様
【 日時 】04/03/28 11:17
【 発言者 】小川

マックをお使いですか?
実は、私もマックを使っているので、拡張子が .doc になっているファイルは開く事が出来ないのです。 息子がウィンドーズを使っているので、彼が戻りましたらファイルを開き、メールにベタでペーストしてお送りします。 
 


【8614】
【タイトル】ウィルス???
【 日時 】04/03/28 11:29
【 発言者 】小川

tartan様、

Rosey から送って来たファイルがウイルスに感染してるのかな〜〜〜!!!
とにかく夜に息子に開かせてみますので、ちょっと待っていて下さい。 

あすみさん
ファイルは開きました?
 


【8615】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/03/28 14:43
【 発言者 】tartan 

いろいろ心配とお手数をかけてすみません。私はウインドーズなので、開けると思うのですが・・・。すみませんがメールは読めるのでペーストでお願いします。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8616】
【タイトル】杉井さん
【 日時 】04/03/28 17:38
【 発言者 】根石吉久

 はじめまして。
 こちらに書いていただきうれしく思います。お返事が遅くなり申しわけありません。
 小川さんのレッスン、是非受けて下さい。地味なことをやりますが、じわじわと効いてくると思います。私は小川コーチと杉井さんの両方からの声を聞きたいので、始められたら、なるべくこの「大風呂敷」へ感想や英語の変化などをお書き願いたく思っています。

 「電話でレッスン」は、「ゴースト」という映画のシナリオを使いますが、生徒さんのレベルによって、二種類のレッスンがあります。
 一つは、スクリーンプレイという出版社から出ているシナリオ本をそのままテキストにする方法で、これは中級後半から上級者向けです。初級者から中級前半くらいの方のレッスンでは、私が自作した文法解析のテキストを使用します。
 お書きいただいたことだけでは、どちらのレッスン方法を採用すべきか判断できかねますので、何か客観的なテスト結果のようなもの(英検の級とか、TOEIC の得点とか)がありましたらお教え下さい。

 私の自作による文法解析のテキストを使っておられる生徒さんから最近うれしいことをお聞きしました。この生徒さんは大学の英文科を出ておられるとお聞きしたので、最初はシナリオ本をそのままテキストにしてレッスンを始めたのでしたが、字を見て音読するのは非常に上手なのに、字をとりあげて文をまるごと言ってもらうと(復習範囲テストと呼んでいる練習です)、とたんに大きな困難を感じておられるようでした。そこで、何度目かのレッスンの後、ちょっと立ち入ったことをお聞きしたところ、英文を考えるときにいちいち日本語に置き換えていると言われたので、そこに問題があることが判明しました。その後、私の自作による文法解析のテキストを使っていただくようにしましたが、この教材は、すでにやった文をあほくさくなるほど何度も何度も新しい文を説明するために引用していきます。教材の内部構造そのものに、「復習範囲を手放さない」という原理が貫かれています。
 この教材を使い続けていただいていて3ヶ月ほど経ちましたので、先日のレッスンの時、何か英語に変化が起こりましたかとお聞きしたところ、「自分でも不思議なんですが、英語のままで意味がとれるようになってきています」と言われました。教材内部の重複構造がもたらしたものだろうと思います。うれしい報告でした。

 高校レベルの文法にやり残しがあるとか、英文を考えるときに日本語に置き換える癖から抜けていないというような問題があるようでしたら、こちらの文法解析の方をお使いになることをお奨めします。それらの問題をクリアされておられるなら、シナリオ本そのものを使ったレッスンが向いていると思います。この辺は、小川さんと相談して決めてくださるようにお願い致します。「大風呂敷」上でも、メールででも結構です。文法解析を使用されるように決まりましたら、最新版を私の方からメールでお送りしますので、私の手元に「教材送れ」とだけ書いたメールを一通送って下さい。「返信」機能を使って、教材をお送りします。私のメールは、
ax9y-nis@asahi-net.or.jp で届きます。

>私は、生まれも育ちも長野市です。父と兄家族が住んでおります。毎年、夏に帰省しています。結婚して、大阪に住むようになりましたが、こちらでの生活の方が、少し長くなりました。

 長野育ちの方でしたか。こちらもようやく春めいてきました。今日、戸倉の国民温泉というところに行って、湯上がりにひょいと見たら杏が咲いているようでした。杏にしては早すぎると、今思いなおしているところです。あれは、梅だったかもしれません。
 夏に帰省されましたら、お寄り下さい。
 


【8617】
【タイトル】あすみさん、tartanさん
【 日時 】04/03/28 19:34
【 発言者 】小川

先程、息子にファイルを開いてもらいメールにベタ貼りして送りました。
 


【8618】
【タイトル】杉井さんのレッスンの件
【 日時 】04/03/28 19:43
【 発言者 】根石さん

杉井さんのレベルはTOEIC の点数から判断しても中級になると思うのですが、ご本人はゴーストは手に負えないのではないか、と不安に思ってらっしゃる様です。 文法解析テキストがお手許にあれば安心だと思うので、私が根石さんに送って頂いたのを転送してもよろしいでしょうか。 
 


【8619】
【タイトル】根石さま
【 日時 】04/03/28 20:39
【 発言者 】杉井

話が前後してすみません。読ませていただいて、不安を感じ、小川さんにメールでおききしたものですから。

ありがとうございます。よろしくお願いします。

2年前のTOEICの点数は、500点でした。以後受けていません。
 


【8620】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/03/28 21:38
【 発言者 】tartan 

3度もメールありがとうございました。何とかいろいろやって開きました。結局私の使っているoutlook2002のセキュリティ設定が原因でした。確認なんですが4語から7語までの70文くらいが入っていたのですが、あってますか?もしかしたら1000すべてが入っていたのでしょうか。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8621】
【タイトル】あっ・・・
【 日時 】04/03/28 22:01
【 発言者 】tartan 

1000ありました。小川さん、本当に何度もすみません、それとありがとうございます。

mailto:qjmax@nifty.com
 


【8622】
【タイトル】1000
【 日時 】04/03/28 22:06
【 発言者 】あすみ

小川さん、1000ありがとうございます。添付ファイルも問題なく開けました。
 


【8623】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/03/28 23:58
【 発言者 】根石吉久

 文法解析は遅々として進みませんが、それでも1万行を越えました。
 杉井さんの分と、Tさんの分をお送りします。
 杉井さんの分は加工してありません。
 Tさんの分は、私が「お試しレッスン」で進めたところに ☆ を付
けておきます。その続きからレッスンをお願いします。

 今夜、これから少し文法解析の続きをやります。
 


【8624】
【タイトル】文法解析
【 日時 】04/03/29 13:51
【 発言者 】小川

根石さん、文法解析受信しました。

tartanさん、あすみさん、

無事開きましたね、よかった。
 


【8625】
【タイトル】「屑の標準形」考
【 日時 】04/03/30 22:26
【 発言者 】sb

「屑の標準形」の5つについて

・訳読をする。
→「訳先渡し」は可能でも、「意味先渡し」はできないということが浸透すれば、「素読」はもっと定着するだろう。

・生徒の求めがあろうとなかろうと文法の「説明」をする。
→これは柴田さんの仰るように「教科書ガイド」や「教師用マニュアル」のコピーなどで解決。

・まともに英語として通用する読みで読めないものを放置する。
→「カタカナ総ルビ」や「IPAなどの発音記号」と「複製音声」及び「教員の生音声」で解決。

・まともに読めないものを書かせる。
→このことに気づいている教員は非常に少ないのではないでしょうか。柴田さんらリーダーとしてふさわしい英語教員を中心に徐々に教員や保護者、学習者などに広めていく必要があると思います。

・意味のない「丸写し」などさせ、余計な「しつけ」をする。
→ここでの意味のない「丸写し」というのは音作りができていない段階でのという意味ですか?
もしそうだとすれば「音作り」ができているかどうかはどうみていけばいいのでしょうか?
 


【8626】
【タイトル】1000
【 日時 】04/04/01 10:42
【 発言者 】あすみ

小川さん、「1000」ですが、一応ざっと目を通して気づいたところを昨日メールで送りました。あれで良かったでしょうか?もし何か不明な点があればお知らせください。
 


【8627】
【タイトル】「1000」について
【 日時 】04/04/01 17:34
【 発言者 】小川

あすみさん、メール受信しました。 お手数おかけします。

未っフィーさん、tartan さん、あすみさん、

番号の後には、元の本に掲載されている例文を「そのまま」引用してあります。 その後に注釈つきで訂正文を付記してありますので、よろしく御願い致します。 

「1000」の中に、文法的には問題なさそうだが、「何がいいたいのかわからない」と言う文章もいくつかあります。 もっと大きな文脈の中でなら理解できるかもしれない、と言う文もあります。 こういう文を省いてしまうかどうかで少し悩んだんですが、構文や語法を覚えると言う事にポイントを置き、そのまま残す事にしました。 

以上、ご承知おきください。
 


【8628】
【タイトル】「未っフィーさん」
【 日時 】04/04/01 17:35
【 発言者 】Naima

失礼しました。 ミッフィーさんと変換したつもりでした。 ごめんなさい。
 


【8629】
【タイトル】問題ないです
【 日時 】04/04/01 20:30
【 発言者 】ミッフィー

新学期が始まってしまいました。変換、気にしないで下さい。
 


【8630】
【タイトル】新学期
【 日時 】04/04/01 20:39
【 発言者 】小川

先生方は皆さんお忙しくなりますね。
 


【8631】
【タイトル】初レッスン
【 日時 】04/04/01 22:18
【 発言者 】杉井

小川さん、ありがとうございました。

30分があっという間でした。言われたことは、もうそのとおりで、納得できました。
地道にこつこつやっていきたいと思います。
エイプリルフールに新しいことを始めるのもいいですね。
 


【8632】
【タイトル】杉井さん
【 日時 】04/04/01 23:12
【 発言者 】小川

こちらこそありがとうございました。 親しくおつきあいさせて頂いている仲なので、コーチ役は非常に照れました。 

「音読の動きの中で発音を矯正する」事の効果を実感して頂けたと感じ、大変うれしいレッスンでした。 

また「机上で覚えた英語のフレーズが、ネイティブスピ−カーとの実際の会話の場で使って見て、その場の状況にコトッとはまる瞬間、初めてそのフレーズが真実味を帯びて来、実感をこめて使えるようになる」と言う話で意気投合したのも嬉しかったです。 

杉井さん、こちらこそありがとうございました。 親しくおつきあいさせて頂いている仲なので、コーチ役は非常に照れました。 

「音読の動きの中で発音を矯正する」事の効果を実感して頂けたと感じ、大変うれしいレッスンでした。 メールで「意識してやらないとだめなんだと思います」とおっしゃっていましたが、私達の様に日本で外国語を修得しようとする者にとっては、とても大切な事ですね。

って、こんな口調でお話ししてる事も照れくさいんですが。 
 


【8633】
【タイトル】↓投稿
【 日時 】04/04/01 23:14
【 発言者 】Naima

別に書いたものをコピーして書き直したら、ケッタイな文になってしまいました。 すみません。
 


【8634】
【タイトル】sbさん
【 日時 】04/04/02 20:39
【 発言者 】根石吉久

sbさん

 公衆電話からのレッスン、大変でしたね。車の音などが普段より大きく聞こえました。
 カードを使ってかけておられて、途中で料金切れになったものと思われますが、来週のレッスン
の開始場所がわからないと不都合なので、こちらに書いておきます。

FF 1の下のほう It represents the true spirit of Eastern democracy から
FN 3の5行目  The average Westerner, in his sleek complacency, から
N  3の下から6行目 We Asiatics are often appalled by the curious web から

 「音に先に行かせる」ということの重大性に気付かれたようで、うれしく思います。
 これを人にわかるように日本語で書くのは、語学として英語をやる以上に難しいことだと思い
ますが、書いてみていただけるとうれしく思います。
 


【8635】
【タイトル】ミッフィーさん
【 日時 】04/04/02 20:42
【 発言者 】根石吉久

 今日のレッスン、キャンセルの件、承知しました。
 どうぞお子さんの看病に専念して下さい。
 明日のレッスンがもしも都合が悪くなったら、掲示板、メール等、何ででも結構ですので、
ご一報だけお願いします。明日の分は、振り替えることが可能です。

 
 


【8636】
【タイトル】なぜ音声先なのか意味や文字の前に片付けると効率よく学べるのか?(不完全版)
【 日時 】04/04/02 22:19
【 発言者 】sb

音声は個性的です。(このことは養老孟子から学びました)同じ単語でもです。
人によってみんな違います。体調によっても違います。性別によってももちろん違います。
同じ人でも時間帯によって違います。その時一瞬のものです。とにかく個性的なのです。

それはあたかもピッチャーが投げるボールのようなものです。体調によっても違います。
その時一瞬のものです。(実は文字も記号なので音声と同じ、ということも彼から学びました)

ところが記号(個性的な音声や文字)は共通の約束事のもとに表わされています。そうでなかったら「通じない」からです。このことも養老さんより学んだことです。つまり、個性的な音声や文字はその時その時のものだが、共通の約束事があるから通じるということなのです。

では、それらの記号を一人ひとりが「意味」あるものとして理解するにはどうすればいいのか?
一人ひとりが自分の脳の中で「記号(音声や文字)」と「(それまでに理解されている)意味」を結び付けていなければならないのです。そうでなかったら通じない。

その意味というのは「なんとなく分かっているレベル」から「まあまあ分かっているレベル」からさらに、「結構分かっているレベル」から「かなり分かっているレベル」まで段階段階があるいうことなのです。

このことは日本語で考えて見ても分かります。赤ん坊が「ぽっき−」ということばを覚えたとします。最初は「ぽっきー=楽しい」次に「ぽっき−=食べ物」さらに「ぽっきー=お菓子」「ぽっきー=棒状のお菓子」「ぽっきー=チョコのついた棒状のお菓子」というように「その子供のなかで」「意味」が「進化」していく。

そのたびに子供は面白がって「ぽっきーぽっきーぽっきーーー」と言っている。その間に「ぽっきー」という「音声」はどんどんよくなっていく。決して最初からきちんと「ぽっきー」とは言えない。でも「ぽっきー」と言っている。それぞれ少しずつよくなっていっているその時その時の「ぽっきー」という音声でもとにかく「ぽっきー」であることには違いない。

だから、まず「ぽっきー」という音声を先に片付けるのではないでしょうか?

一方意味の方は、その子供の中では「楽しい→食べ物→お菓子→棒状のお菓子→ちょこのついた棒状のお菓子」というように「進化」していく。「楽しい」と「お菓子」、「棒状のお菓子」と「わたしのお母さんと昨日丸善に買いにいってケンくんと一緒に食べたあまーーいあのチョコのついた棒状のお菓子」は別のものです。

あああああ、難しい。根石さん説明させていただく機会を与えてくださりありがとうございます。
こりゃあ、大変です。

「英語どんでん返しのやっつけ方(根石さん著、小学館文庫)」に分かりやすい例が挙がっています。みなさん是非ご覧下さい。
 


【8637】
【タイトル】sbさん、みなさん
【 日時 】04/04/03 1:21
【 発言者 】根石吉久

 一杯やりながらの書き込みですので、その点をお含み置き下さい。
 「なぜ音声先なのか意味や文字の前に片付けると効率よく学べるのか?(不完全版)」に関する書き込みです。

 「音声先」というのは少し注釈が必要です。先週のsbさんのレッスンの時、

 Fain would we remain barbarians, if our claim to
civilisation were to be based on the gruesome glory
of war. Fain would we await the time when due respect
shall be paid to our art and ideals.

 という岡倉天心の英文(茶の本 The Book of Tea)に関して、Fain would we V の用法がわからないので意味がとれないと sbさんが言われたのに対し、「まず音を片づけて下さい」とだけ言い、私は文法的な説明をしませんでした。そのことをsbさんは、「音声先」と言われています。
 岡倉天心のこの文章は、満州事変において日本がやったことに対する批判です。同時に、満州事変に対する欧米の反応への批判です。それらの背景がわかれば、Fain would we remain barbarians はわかるかと思ったのでしたが、純粋に語学上の語法の問題として、fain の用法が未知であるために意味にならないということでもあったかとも思います。それはどちらでもいいし、両方であってもいい。
 「まず音を片づけて下さい」という私の指示に対して、sbさんはかなり読み込みをされました。それは今日のレッスンのsbさんの読みを聞いていてわかりました。そして今日、「音に先に行かせる」ということの意味がわかったと、sbさんは言われました。わからなかった文の意味が明瞭になったと言われたのでした。音を完成させ、「次に」、fain を辞書であたってみることによって、意味はとれてしまったということだと私は推測しました。
 「音に先に行かせる」ということと、辞書にあたることだけで、私が文法的な説明をすることはまるで不要になったわけです。そして、それでいいのです。こういうことを可能にするのが、素読を原理とする方法の最大の利点です。

 sbさんのレッスンでは、私は実験をやらせてもらっています。講談社から出ている対訳本を使って、素読そのもののレッスンをやらせてもらっているのです。何の文法の説明もせず、素読と「復習範囲を手放さない」という原理とを組み合わせるだけのレッスンです。sbさんには「音づくり」のレッスンは必要ありませんから、「熟成過程」が何をもたらすのかだけ知っていただきたいと思ってやらせてもらっています。
 「茶の本」は、いずれ新渡戸稲造の「武士道」などと共に、私の文法解析のテキストに組み入れる予定ですが、私はsbさんを相手のレッスンで教材作りのための「先読み」をやらせてもらっていることになります。「ゴースト」→「七年目の浮気」の後、「茶の本」→「武士道」の順に文法解析に組み込んでみようかと思っています。sbさんも高校の英語の先生ですが、学校の英語の先生で少し骨のあるものを読んでみようかという方がおられましたら、今後も「茶の本」の素読のレッスンはお受けしようかと思っています。

 sbさんの「音声先」というのは、私が以前に Naima さん達と話してきた「音に先に行かせる」ということとまったく同じことを言っておられるものです。
 それで、今日のレッスンの時に、sbさんの身に起こったことを「他の人が読んでもわかるように書いてみてもらえないものか」と私はsbさんにお願いしたのでした。これは、日本に住みながら英語をやるのと同じくらいに難しいことだが、とも言いました。それで、sbさんはレッスンの後に記事を書いてくださったのです。

 以上、長くなりましたが、sbさんの記事への注釈です。

 問題は、この先に横たわっています。「音に先に行かせる」ことによって、説明は最小限におさえ、生徒が「自分でわかる」ということをどう学校の授業で実現するのか。そこまで真剣に考えて欲しいのです。すでに、小川さんは、塾でそれを実現しておられます。私はそれをさして、「学校よりもはるかに塾の方が可能性がある」と言ってきました。学校の授業も塾の授業も非常に多くが屑ですが、それでも学校よりは塾の方が可能性がある。
 私や小川さんのレッスンによってつかんだものを、どう学校の授業に活かすのかが本当の問題です。私どものレッスンの方法は、そっくりそのまま学校の授業に使えるわけではありません。コーチと生徒が一対一の方法は、自分の中で消化した後でなければ、学校の授業には活かせません。しかし、しかし、しかし、自分の中で咀嚼し消化する作業を経るならば、私どものレッスンは学校の授業を変えるための基体は提示しています。
 その点をどうか早とちりしないでただきたく思います。
 


【8638】
【タイトル】連絡
【 日時 】04/04/03 22:21
【 発言者 】尾田

奥様にレッスンしていただいている埼玉の尾田です。
金曜日にお電話いただいたのですがお返事できませんでした。
「来週の金曜日からお願いします。お電話できずに申し訳ありません。」
とお伝え下さい。
よろしくお願い致します。
 


【8639】
【タイトル】尾田さん
【 日時 】04/04/03 23:04
【 発言者 】根石吉久

 連絡ありがとうございます。伝えておきました。
 レッスンのその後、英語の変化など書いていただきたいと願っておりますが、尾田さんはむちゃ
くちゃ忙しい様子だと女房から聞いております。体をこわさないようにして下さい。
 


【8640】
【タイトル】sbさん(1)
【 日時 】04/04/04 0:54
【 発言者 】根石吉久

 『「屑の標準形」考』読ませていただきました。
 私は「贋の標準形」と書いたのでしたが、sbさんは「屑の」と読まれたらしいです。
 そして、それもよかろうと思う次第です。現在の学校がやっている英語の授業はあらかたが「贋」でもありますが、間違いなく「屑」でもあります。今回のsbさんの誤読は見事な正解だと思いました。

>・訳読をする。
 →「訳先渡し」は可能でも、「意味先渡し」はできないということが浸透すれば、「素読」はもっと定着するだろう。

 ここのところは、sbさんは正解されていますが、これはなかなか娑婆に通用しない言い方です。これは、「意味」という語の意味に関わることです。「訳」と「意味」はまるで違うものであり、「訳」は客観物です。「意味」は客観物以前です。「意味」は具体的な言葉と結びつかなくても、個の意識において生きていることができます。「訳」はそうではありません。「訳」は必ず具体的な言葉と結びつきます。というよりも、「訳」自体が具体的な言葉です。
 「意味」が個の意識に動く「言葉以前」のものであるなら、「意味先渡し」もなにも、「渡す」こと自体ができない。人々は、正解したり誤解したりしながら、「意味」だけを相手から受け取ろうとして話を交わします。渡そうなどと思わなくても、渡ってしまうものが「意味」だと言ってもいいのかもしれません。

 素読は「訳」を産むこともあるでしょうが、それは副次的なものです。「意味」を生じさせるための通路を用意することが素読の真骨頂だと思っています。
 「意味」にも「訳」にもかかずらうことなく、ひたすら「音声」の完成を先立たせる素読のラディカルなところは、実は実に地味な作用として作用し、「意味」の通路を作り出しているのです。

>・生徒の求めがあろうとなかろうと文法の「説明」をする。
 →これは柴田さんの仰るように「教科書ガイド」や「教師用マニュアル」のコピーなどで解決。

 sbさんが提示したようなことで解決する問題であるとは思えません。「音づくり」をやらないならば、「教科書ガイド」なども屑書物にすぎませんから。生徒の中に「知りたいという欲求」を作り出せないならば、学校の先生の説明も、教科書ガイドの説明もみんなくだらないのです。

>・まともに英語として通用する読みで読めないものを放置する。
 →「カタカナ総ルビ」や「IPAなどの発音記号」と「複製音声」及び「教員の生音声」で解決。

 そんなものいくつ並べたところで、「放置する」こと自体が解決しなければ、絵に描いた餅みたいな解決法です。
 


【8641】
【タイトル】sbさん(2)
【 日時 】04/04/04 0:55
【 発言者 】根石吉久

>・まともに読めないものを書かせる。
 →このことに気づいている教員は非常に少ないのではないでしょうか。柴田さんらリーダーとしてふさわしい英語教員を中心に徐々に教員や保護者、学習者などに広めていく必要があると思います。

 もし、「非常に少ない」のであれば、柴田さんが言われた通り、「日本の英語の先生たちというのは、巨大なるしろうと集団」だということです。冗談じゃないです。「まともに読めないものを書かせる」など、ほとんどきちがい沙汰なのですから。

>・意味のない「丸写し」などさせ、余計な「しつけ」をする。
→ここでの意味のない「丸写し」というのは音作りができていない段階でのという意味ですか? もしそうだとすれば「音作り」ができているかどうかはどうみていけばいいのでしょうか?

 その意味です。「音づくり」ができているかどうかは、生徒に読ませてみればそれでわかるのではないのですか。実際、sbさんの教室の生徒にも具体的な英文を読ませてみて下さい。私の推測では、「音づくり」ができていない生徒だらけだと思います。学校の先生は、自分の(個人の)英語を鍛えることにとどまっていては「絶対に」いけないのです。自分の英語をよくすることで、「自動的に」生徒の英語がよくなるなんてことは「絶対に」ないのです。自分の英語をよくすることは、生徒の英語をよくするための「必要条件」であるに過ぎない。方法的に、根底的に考えるのでなければ、そして、そのことによって、実際に生徒の英語をよくすることができるのでなければ、自分の英語の質が上等であることなんか何の意味もないということを、学校の先生たちは肝に銘じて欲しいと思っています。
 


【8642】
【タイトル】「1000」
【 日時 】04/04/04 23:15
【 発言者 】小川

今、あすみさんと御主人様が「1000」をチェックして下さっています。 お忙しい中を有り難うございます。

英国と米国の先生達がチェックしてくれたのですが、彼等には少し奇異に聞こえるとしても、豪州の御主人様の耳にナチュラルに聞こえる文は、原文のまま残しておきたいと思います。

意味不明の文ですが、多分、ネイティブスピーカーの言語ロジックでは理解出来ないか、あるいは文脈が不足しているかのどちらかだと思うのですが、文章をあまりいじって原形をとどめない様な事になってもマズイかな、と思ってます。 根石さんのご意見をお聞かせ下さい。

ざっと目を通した所タイプミスが沢山ありますので、ミッフィーさんにもお手数をおかけしますが、よろしく御願い致します。 もし甘えついでに御願い出来るのであれば、タネ本をご購入頂いて、それと突き合わせてチェックして頂ければ幸いです。

以上、よろしく御願い致します。
 


【8643】
【タイトル】電話レッスン報告
【 日時 】04/04/05 0:06
【 発言者 】小川

根石さん

Tさんより4月5日(月)9:30〜10:00でレッスンを始めたいとの連絡を頂きましたのでお受けしました。 今日、高橋さんの第一回目のレッスンをしました。 お二人ともお仕事が忙しい様なので、レッスン日と時間は相談しあってフレキシブルにやって行くつもりでいます。 
 


【8644】
【タイトル】根石さん
【 日時 】04/04/05 23:01
【 発言者 】sb

コメントありがとうございます。
ところで「屑(くず)」はなかったんですね。
あの字はなんと読めば良いのですか?
どんな漢字なのですか?読みはどう読めばいいのですか?
 


【8645】
【タイトル】電話レッスン報告
【 日時 】04/04/05 23:30
【 発言者 】小川

またしても一週間、ズルズルと宿題を引き延ばしてしまい、口が錆び付いてしまっておりました。 Tさんにも申し訳ない事でした。

文法解析について:
PCの画面上で読んでいた限りでは、この文法解析がどのような効を奏するのかよく理解出来ておらず、杉井さんのレッスンの時にも使い方が良くわからなかったのですが、今日Tさんのレッスンをする内、なるほど良く出来ていると感心しました。 解析に引用された既習の文を回転読みする事で、無理なく文の意味が頭に入って行くシステムになっているんですね。

Tさんのレッスンですが、今日は「R」を中心に音作りをしました。 Rで始まる単語(Rose, right など)は、「う」を言う気持ちで口を構えてから発音すると何なくクリア出来ました。 なお、自分なりのやり方でいいのかどうか、根石さんにお伺いをたてたいのですが、音作りの際には、最小の意味の切れ目事に分割して練習するとうまく行く様です。

例えば、"I'd say you could sell this tomorrow and double your money." の場合、一通り続けて音読してもらった後、発音に少し問題のある場合には、

まず I'd say を練習し、それをクリアした後に、
"you could sell this" を練習、これもクリアしたら、
ここで "I'd say you could sell this" とくっつけて音読。
それが出来たら、 "and double your money." を練習して完成させ、
再び全文を"I'd say you could sell this tomorrow and double your money." と練習します。

皆さん自習されている時には、同じ方法で練習されているのだろうと思うのですが、意味の切れ目がわからない生徒さんの場合などには、コーチしてあげるのがいいかも知れないと思いました。 sight reading の応用なのですが、どんなもんでしょうか?
 


【8646】
【タイトル】贋
【 日時 】04/04/06 0:19
【 発言者 】Naima

sbさん、

私も「クズ」と読んでしまってましたよ。
 


【8647】
【タイトル】文法解析
【 日時 】04/04/06 11:59
【 発言者 】小川

「復習範囲を手放さない」と言う原則が、ゴーストの文法解析にも生かされています。これは予め、復習範囲を手放せない様にプログラムされているテキストだと言う事がわかって本当に驚きました。

例えば、"I mean, I was spellbound the whole time." と言う台詞の解説には、既習ダイアローグから同じ用法の"I mean"が網羅されています。

__________________
I mean
I mean, when I watch T.V. I'd sit in it.
I mean, I can't very well tell'em my Swedish pompom girl joke, you know.
I mean, what am I supposed to say?
俺の言いたいのは・つまり I mean 
__________________

この既習の文章も合わせて読む事で、I mean の用法が身体に染み付いて行く様にプログラムされているわけです。 無理矢理に分類して作り上げた様な例外だらけの英文法などを懇々と解くよりも、ずっと実践的で分かりやすく、言語修得過程のメカニズムに叶ったテキストで、学校の教科書などにもこれを応用すれば、どれほど生徒達が救われるかはかり知れません。 文法解析テキストに指導者側は多大の労力を費やさなければなりませんが、完成してしまえば余計なプリント教材の作成や"講義"をする必要がありません。

杉井さんとのレッスンで始めてこの文法解析テキストを使ったのですが、コーチをしている当の私が値打を良く理解出来ていませんでした。Tさんに「文法解析テキストはどんな風に使ってられました?」と聞き、根石さんとのレッスンでされていた様に使ってみた所、「わ、こらすごいわ」と初めて実感した様な有り様です。
 
 


【8648】
【タイトル】文法解析(2)
【 日時 】04/04/06 12:04
【 発言者 】Naima

テキストが先に進めば進む程、同類のセンテンスが増えてくるわけで、生徒は復習をせざるを得ない羽目になっています。 こういうアイデアの閃きは、根石さんが「磁場のない所での英語修得」について掘り下げて考え続けられて来たからこその物だと思います。

素読舎では、語学論が空回りしていない。 改めて脱帽です。 m(__)m
 


【8649】
【タイトル】「3邦人 人質に」 アルジャジーラ
【 日時 】04/04/08 21:46
【 発言者 】sb

。。。
 


【8650】
【タイトル】sbさん
【 日時 】04/04/09 8:12
【 発言者 】小川

3人とも若くて、お一人は18才だとの事、拘束の様子をビデオでみられたご両親の気持ちを思うといたたまれません。 政治家3人を身替わりに送り込む事は出来んのか、などと思ってしまいます....
 


【8651】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/09 20:16
【 発言者 】根石吉久

私の自作した教材の「復習範囲を手放さない」性質についてお書きいただきありがとうござい
ました。これについては、後にコメントさせていただきます。

今日、私の手元に空き枠がひとつできました。土曜夜11時から11時30分までの枠です。
生徒さんの中で、この曜日と時間帯で都合のつく方がいらっしゃるかどうかお聞きしておいて
いただけますでしょうか。

あるいは、小川さんの生徒さんで、この曜日と時間帯でレッスンを受けることのできる方は、
直接ここ「大風呂敷」に書いていただくのでも結構です。

混乱をなるべく避けるため、月の変わり目に私の空き枠へ移動していただこうと思っており
ます。従って、移っていただくのは、5月からということになります。
 


【8652】
【タイトル】あるいは、
【 日時 】04/04/09 20:18
【 発言者 】根石吉久

いくこが、妻からレッスンを受けてきましたが、将来「電話でレッスン」のコーチとして立つ
気があれば、妻のレッスン枠から私の空き枠へ移動してもらうことも検討しています。
5月に近づいて、小川さんの生徒さんで移動を希望される方がない場合は、いくこに使っても
らえないかと考えているところです。
 


【8653】
【タイトル】sb さん
【 日時 】04/04/09 20:31
【 発言者 】根石吉久

コメントが遅れまして申しわけありません。
「贋」は「にせ」と読みます。

レッスンを休まれるときは連絡をいただきたくお願い致します。
 


【8654】
【タイトル】根石さん
【 日時 】04/04/09 23:38
【 発言者 】sb

ごめんなさい。
たいへん失礼しました。
 


【8655】
【タイトル】いろいろ
【 日時 】04/04/10 4:22
【 発言者 】ミッフィー

まず根石さん、本日のレッスンお休みさせて下さい。言い訳になりますが、新学期(やっぱり高校1年の担当&担任になってしまった)の仕込みでばたばたでして…。それから小川さん、あすみさん、1000のチェック、口先ばっかりになってしまって申し訳ありません。何にも手をつけていません。そのおわびとして英語Tの教案を少し。訳は先渡しでもどっちでもいいやと思っていましたが、同じ学年で組む先生達と話し合った結果授業の始めに渡すということで一致しました。
@予習プリント先渡し。生徒に前もって求めることは(1)単語調べ、SVさがして書き込ませる(2)部分訳[1ページ2文程度](3)教科書に内容把握のQuestionがあるので[これも1ページ2問程度]解ければ解かせるA授業(1)CDでまず全文を1回聞く。(2)新出単語の発音。1単語5回くらい読む。(3)訳を渡して、怪しそうな文を英語の語順で少し解説。予習プリント答え合わせ。ここまでで日本語思考での理解。(4)ここから音入れ。CDで全文を3〜5分聞き込む。1回目超ゆっくりで教員読む、生徒後につける、その後生徒一人で読む。2回目少し速く教員読む、生徒後につける、その後生徒一人で読む。3回目もう少し速く教員読む、生徒後につける、その後生徒一人で読む(5)5分間音作り。1人or2人の生徒いけにえ、生徒に1文を5回読ませる途中で怪しい音を指摘、アドバイス、矯正。(ただしあまりにも内向的な生徒を選ぶと後が大変かも…。多様な生徒さんがいらっしゃるので。)(6)あれば英文の感想?(7)次回の予告。授業で出てきた単語、イディオム、口語表現は次の時間小テスト。B復習。小テストの勉強、その日やった英文の書写、本文の音読最低3回(☆マークや♪マークなどなんでもいいので読んだ回数分印を付けさせる)。次回の予習プリント(ちなみにこれはB5サイズ)やってくる。批判は大いにうけるであろう授業案ですし、和訳、解説からも離れていないのですが、狙いはとにかく英語のシンタックスを生徒の体に埋めることだと他のスタッフに力説しているところです。ありがたいことに理解してもらっているようです。まだ授業に入っていないのでうまくいくかどうかもわかりませんが、旧態依然とした手法から少しずつ変えていけたらな、と思っています。できれば生徒に英語TのCDを買わせたいのですが、もし買わせたとしても希望者になるかも。(初めから買わせていればよかったのだが:仮定法過去完了)。ちなみに授業は週4コマです。
 


【8656】
【タイトル】ミッフィーさん
【 日時 】04/04/10 19:00
【 発言者 】根石吉久

今日、レッスンお休みの件、承知しました。
仕込み中なので、後ほどまた来ます。
 


【8657】
【タイトル】おっしゃんへ
【 日時 】04/04/10 21:45
【 発言者 】いくこ

もし、おっしゃんの枠で空きができましたら、レッスンをお願いしたく思います。
すぐにではないとのこと、それも、ありがたいです。

最近バイトを始めまして、少し疲れ気味なものですから。
 

ちなみに、みなさま、いくこは、最近、バイトなるものを始めました。
コンビ二の店員さんです。
午前中、長野南高校付近においでの方、ぜひ学校前の ○ークルK へお立ち寄りくださいませ。
もれなく、いくこより、「いらっしゃいませ!」のご挨拶をさせていただきます!
 


【8658】
【タイトル】ミッフィーさん(1)
【 日時 】04/04/11 0:35
【 発言者 】根石吉久

>新学期(やっぱり高校1年の担当&担任になってしまった)の仕込みでばたばたでして…。それから小川さん、あすみさん、1000のチェック、口先ばっかりになってしまって申し訳ありません。

 1年生の担当担任でよかったですね。おめでとうございますと私は言いたいです。高校からの「音づくり」は不利は不利ですが、それでも1年生を担当するほうが絶対にいいです。(この場をお借りして→)小川さんの記事によると、あすみさんが旦那様と一緒に「1000」のチェックをしてくださっているとのこと。よろしくお願い致します。

>訳は先渡しでもどっちでもいいやと思っていましたが、同じ学年で組む先生達と話し合った結果授業の始めに渡すということで一致しました。

 文まるごとの「音づくり」を生徒が家での自習でやれるようにさえできれば、訳先渡しが圧倒的に効率がいいと思います。問題は、生徒が自分で「音づくり」ができるようになるように、「音づくり」の基本の基本を生徒にしっかりと渡すことだと思いました。

@予習プリント先渡し。生徒に前もって求めることは(1)単語調べ、SVさがして書き込ませる

 これも、先に「音づくり」が終わっていることが前提だと思います。

(2)部分訳[1ページ2文程度]

 これは、生徒に教室で訳させるということですか。だとすると、訳先渡しのプリントが虎の巻になって両立しがたいと思いました。

(3)教科書に内容把握のQuestionがあるので[これも1ページ2問程度]解ければ解かせる

 これはやってもやらなくてもいいものだと思いました。時間がもったいないとも。

A授業(1)CDでまず全文を1回聞く。(2)新出単語の発音。1単語5回くらい読む。(3)訳を渡して、怪しそうな文を英語の語順で少し解説。予習プリント答え合わせ。ここまでで日本語思考での理解。

 この辺は私に理解できません。私が多数の生徒を相手に授業をやったことがないせいなので、申しわけありません。

(4)ここから音入れ。CDで全文を3〜5分聞き込む。1回目超ゆっくりで教員読む、生徒後につける、その後生徒一人で読む。2回目少し速く教員読む、生徒後につける、その後生徒一人で読む。3回目もう少し速く教員読む、生徒後につける、その後生徒一人で読む

 これはいいアイディアだと思います。是非、「大風呂敷」にこの授業方法による成果をご報告願いたいものだと思いました。できたら、生徒の感想も聞かせて下さい。
 


【8659】
【タイトル】ミッフィーさん(2)
【 日時 】04/04/11 0:36
【 発言者 】根石吉久

(5)5分間音作り。1人or2人の生徒いけにえ、生徒に1文を5回読ませる途中で怪しい音を指摘、アドバイス、矯正。(ただしあまりにも内向的な生徒を選ぶと後が大変かも…。多様な生徒さんがいらっしゃるので。)

 最初は積極的な生徒にやらせるのがいいと思います。少しずつおとなしい生徒の方にもやらせて下さい。これの最大のコツは、「動きの中にコツを置く」ということです。5回程度読ませる(口を動かさせる)途中で、怪しい音があったら読みを中断し、コツを言い、再び読ませる(口を動かさせる)ようにして下さい。発音のコツなどは、生徒の口の動きの中に置いてやらないと何の意味もありません。私が提唱している知識など、知識としてはアホくさいほどわずかなものですが、これを全部生徒の口に実現しようとしたら、とてつもなく大変な作業です。しかし、是非やってみて欲しいと願っています。
 「5分間音づくり」を授業の中に組み込んでいただいたこと、非常にうれしく思っています。この5分は、生徒が自分で家で「音づくり」をやるための基底を据えるものとなって欲しいと願っています。

(6)あれば英文の感想?(7)次回の予告。授業で出てきた単語、イディオム、口語表現は次の時間小テスト。B復習。小テストの勉強、その日やった英文の書写、本文の音読最低3回(☆マークや♪マークなどなんでもいいので読んだ回数分印を付けさせる)。次回の予習プリント(ちなみにこれはB5サイズ)やってくる。

 異議ありません。

>批判は大いにうけるであろう授業案ですし、和訳、解説からも離れていないのですが、狙いはとにかく英語のシンタックスを生徒の体に埋めることだと他のスタッフに力説しているところです。ありがたいことに理解してもらっているようです。まだ授業に入っていないのでうまくいくかどうかもわかりませんが、旧態依然とした手法から少しずつ変えていけたらな、と思っています。

 頼もしいです。ミッフィーさんは、いい先生です。応援しますから、きばってやって下さい。

>できれば生徒に英語TのCDを買わせたいのですが、もし買わせたとしても希望者になるかも。

 これは、強く奨めて下さい。家での「音づくり」に大いに役立ちます。
 


【8660】
【タイトル】いくこへ
【 日時 】04/04/11 0:39
【 発言者 】根石吉久

キリpの友達のHPのことありがとう。これは、キリpにまかせるので、俺は安心している。
バイト先で評判がよくてよかったな。
レッスンのことは、そのうちにまた連絡する。
 


【8661】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/11 1:00
【 発言者 】根石吉久

>「復習範囲を手放さない」と言う原則が、ゴーストの文法解析にも生かされています。これは予め、復習範 囲を手放せない様にプログラムされているテキストだと言う事がわかって本当に驚きました。

 「文法解析」とひとまず名付けていますが、これは文法に限定した教材ではなく、むしろ「脱日本語」をねらっている教材です。「ゴースト・文法解析・脱日本語」と名付けなおそうかと酔っ払ったアタマで考えています。
 まったくおっしゃる通りで、あの教材は「復習範囲を手放さない」ではなく、「復習範囲を手放せない」ものです。圧倒的な強制です。
 

>文法解析テキストに指導者側は多大の労力を費やさなければなりませんが、完成してしまえば余計なプリント教材の作成や"講義"をする必要がありません。

 その通りです。そして、数年毎に教科書の中身を変えられてしまう文部省管轄下の学校と違って、テキストは十年でも二十年でも同じものを据え置くことができるのが塾の強みです。私は「七年目の浮気」以後は、新渡戸稲造や内村鑑三が書いた英文をテキストにしようと思っています。そして、残った私の命は長くはないので、「文法解析」は固定しっぱなしにします。意図をくみ取って、後に続く人が現れてくれさえすればそれでいいと思って、今後もシコシコやります。

>Tさんのレッスンですが、今日は「R」を中心に音作りをしました。 Rで始まる単語(Rose, right など)は、「う」を言う気持ちで口を構えてから発音すると何なくクリア出来ました。なお、自分なりのやり方でいいのかどうか、根石さんにお伺いをたてたいのですが、音作りの際には、最小の意味の切れ目事に分割して練習するとうまく行く様です。

 単語の最初が r の場合の音を作らせるときは、私も同じことを言うことがあります。
 日本語のウの口の形で、舌を喉の方に引っ張り込むようにと言うと、きれいに出ることが多いです。意味の切れ目毎に「音づくり」するのは、今後も試してみて下さい。私が採用させてもらうようになるかもしれません。確かに、意味の切れ目毎に「音づくり」することには、コーチの存在の必然があります。なるほどと思いました。

>英国と米国の先生達がチェックしてくれたのですが、彼等には少し奇異に聞こえるとしても、豪州の御主人様の耳にナチュラルに聞こえる文は、原文のまま残しておきたいと思います。

 英語はもうアメリカのもんでもイギリスのもんでもオーストラリアのもんでもないので、(連中が本家本元を争って金もうけをするのには、ひとまず反対しませんが、)この辺はおまかせします。小川さんの判断でいいと思います。

>意味不明の文ですが、多分、ネイティブスピーカーの言語ロジックでは理解出来ないか、あるいは文脈が不足しているかのどちらかだと思うのですが、文章をあまりいじって原形をとどめない様な事になってもマズイかな、と思ってます。

 あの本は文法を簡潔にまとめてあるのが利点ですので、この文法説明や語法説明が意味をなさないようになるほどいじるのは逆に意味がなくなります。どんなもんでしょう。考えどころですが、これを考え出すと、書店で売っている英語本の非常に多くが屑だとわかりますから、中途半端なものは中途半端のままに置いておくのも一法です。そういうところから、日本独特の英語が生まれないとは限らないです。
 


【8662】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/11 1:13
【 発言者 】根石吉久

>電話レッスン報告 投稿者:小川  投稿日: 4月 5日(月)00時06分19秒

>根石さん
>Tさんより4月5日(月)9:30〜10:00でレッスンを始めたいとの連絡を頂きましたのでお受けしました。 今日、高橋さんの第一回目のレッスンをしました。 お二人ともお仕事が忙しい様なので、レッスン日と時間は相談しあってフレキシブルにやって行くつもりでいます。

 よろしくお願いします。
 報告は随時いただきたいですが、何の問題もないと私が判断した場合は、お返事しないということを許していただくようお願いします。
 


【8663】
【タイトル】電話レッスン
【 日時 】04/04/11 21:42
【 発言者 】小川

根石さん、

高橋さんが 土曜日11:00〜11:30で御都合良いそうですので、5月より根石さんの方に移られます。 よろしく御願い致します。
 


【8664】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/12 0:03
【 発言者 】根石吉久

わかりました。高橋さんは、「文法解析」の方ではなく、シナリオそのものを使ったレッスンで
したね。4月最後のレッスンが終わったら、ページと終わった箇所を教えて下さい。

高橋さんにとっては、早めに「10+10+10」の復習テストのレベルに突入してもらった方
がいいのではないかと少し心配していました。「5」とか、「5+5」とか、「10+5」程度
のテストだと、もの足りないと感じることがあるのではないか、と・・・。

復習テストの個数の塩梅は、レッスンの初期の設定で難しいところです。

そうなると、小川さんの生徒さんは、「文法解析」を使う生徒さんだけになりますか。
一応確認させて下さい。
 


【8665】
【タイトル】いくこへ
【 日時 】04/04/12 0:04
【 発言者 】根石吉久

小川さんの手元から私の手元へ、高橋さんが移動されますので、いくこのレッスンはもうしばら
く女房から受けていて下さい。そのうちに声をかけますので。
 


【8666】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/12 0:06
【 発言者 】根石吉久

今、私のレッスン枠を使ってくれている生徒さんたちに、小川さんを応援したいから、回りに声
をかけて、「電話でレッスン」を広めてくださるようにとお願いしています。
 


【8667】
【タイトル】「音づくり」はそのままインプットである
【 日時 】04/04/12 1:16
【 発言者 】根石吉久

 素読舎および素読舎の「電話でレッスン」で行われる「音づくり」は、そのまま文まるごとのインプットです。そして、それ自体をレッスン内容としている学校の授業や塾の授業というものを私はほとんど知りません。唯一の例外は、最近まで佐賀県の中高一貫の学校で「音作り」をされている柴田武史さんの授業だけでした。柴田さんの授業も、「音作り」がそのままインプットになるような授業です。

 「音づくり」がそのままインプットになる授業の特徴は、必ず文丸ごとで「音づくり」を行うことです。「音づくり」が完成すれば、覚えようとなどしなくても、結果的に覚えてしまいますから、そのままインプットができます。私が言う意味での「空っぽの電池」が数として蓄積されていきます。

 私が知らないだけで、「音づくり」を行うところが他にもあるはずだとは思っていましたので、以前に柴田さんにお会いしたときに、私が言う意味での「音づくり」、あるいは柴田さんが言う意味での「音作り」は他にどんなところで行われていますかとお聞きしたことがありました。柴田さんは、「私の授業と根石さんの素読舎だけです」と言われました。英語教育界のことを広く知っておられる柴田さんがそう言われたのを聞き、私は非常にびっくりしたことを今でもよく覚えています。

 その後、気をつけていましたが、やはりどこにも「音づくり」をまともにやっていると思われるものはみつかりませんでした。

 最近は、根石吉久の掲示板「大風呂敷」で語学論を書いてくださる奈良県の小川さんが、「大風呂敷」の記事を参考にして実践された塾の授業で、めざましい成果をあげられています。現在では、素読舎、柴田さんとそのお弟子さんの授業(同じ学校の先生です)、奈良の小川さんの塾の三カ所に増えたと考えてもいいのかと思っていますが、それにしても「音づくり=インプット」は払底しています。

 「音づくりによるインプット」。これが実は学校英語とも受験英語とももっとも相性がよく生徒の本当の実力を作る方法です。しかし、「贋の標準形」から抜けられないほぼ100パーセントに近い先生たちがこれをやることができていません。

 素読舎の「電話でレッスン」は、学校の授業を変えようと真剣に考える先生たちも迎えますが、相変わらず「贋の標準形」でなんとかなると思っている先生が圧倒的多数の現状では、やはり中学生や高校生のレッスンを柱にしていくしかないのかもしれません。本当は、学校の先生たちがこのレッスンを受けて、他の先生たちを説得し、学校の授業を変えていかなくては、巨大な税金の無駄使いが終わることはありません。授業形態としての「贋の標準形」を信じてしまえば、教師としても「贋の標準形」でしかないのですが、まずそれが100パーセントに近い数字です。

 素読舎の「電話でレッスン」はしばらくは、高学年の小学生・中学生・高校生・大学生を主体にしてやっていきます。あるいは、もっとも可能性があるのは、少人数の生徒を対象としている個人塾かもしれませんが、受験体制に寄生するだけの塾が多いためか、最近では塾からの問い合わせも止まっています。志のある塾からの問い合わせを望んでおりますので、真剣に方法を求めておられる方はどうぞ遠慮せずにお問い合わせ下さい。
 


【8668】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/12 1:20
【 発言者 】根石吉久

先程書きましたものは、作っていただくホームページで利用できるようでしたら、使って下さい。
いくら引用が多くても構いませんが、基本的には小川さんの文章で作っていただくことを希望し
ています。
 


【8669】
【タイトル】バタバタと忙しくしてます。
【 日時 】04/04/12 23:34
【 発言者 】小川

改装工事が遅れていてなかなか落ち着きません。 ゴーストの練習にもそれが反映して、今日は根石さんに、「ゴーストのシナリオでやるのはきついからね〜」と言われてしまいました。 ゴーストのシナリオでやるのがきついのではなく、私自身が忙しさにかまけて横着をしているのです。 すみません。 また今夜から頑張りますので。 
 


【8670】
【タイトル】文法解析
【 日時 】04/04/12 23:38
【 発言者 】Naima

5月からは、「文法解析テキスト」の生徒さんだけになります。 
 


【8671】
【タイトル】茶の本
【 日時 】04/04/15 19:32
【 発言者 】NIshiazabu

根石様、ごぶさたしております。
その節は女房ともどもお世話になりました。
最近、時間に余裕が出てきましたので、久しぶりに
こちらの掲示板を拝見しました。ところで最近では
岡倉天心の「茶の本」を教材に使用されているので
すか!驚きました。私、茶を少しやっておりまして、
日本語でですが、「茶の本」は何度か読みました。
そしてつい2〜3ヶ月程前に、追々、英語で外国人
に茶でも教えてみようかと思い、講談社インターナ
ショナルの版を購入したばかりでした。
よろしければ、この本を教材に選ばれた理由をお聞
かせください。また、モデルとなる音声源はどうさ
れているのでしょうか?
 


【8672】
【タイトル】らいおんハートに送付しました
【 日時 】04/04/15 22:02
【 発言者 】sb

「私(小泉)の問題ではない。日本国民一人ひとりの問題だ。」頼もしいコメントでした。
3人の人質は無事解放されました。今、国民一人ひとりが選択する時だと思います。自衛隊派遣問題と国の損益の具体的数値を国民に示すとよいと思います。例えば、自衛隊撤退の場合自家用車をどれだけ節約しなければならないのかなどといったことです。国民一人ひとりが自衛隊派遣問題を改めて考える時だと思います。民間人の命は議員らが身代わりになることで解決しません。また、今回の犯人グループの誤解と自衛隊派遣問題が関係がないとは言えないと思います。
 


【8673】
【タイトル】電話でレッスンの感想
【 日時 】04/04/17 0:09
【 発言者 】高橋

小川さんに3回レッスンをしていただきましたが、大変良かったと感じております。通じる発音かどうか確認し、誤りを即座に指摘し、具体的に通じる音の出し方を指導していただけることによって、自信をもって音読練習ができるようになりました。レッスンしていただいたところだけですが・・・これまでは暗中模索の感が強く、常に発音に不安を感じていました。文法の問題を解いたりするのとは異なり、発音については、独学では確認しがたいからです。現在、英語の発音が日本語とは異なることを改めて実感しております。今後もよろしくお願いします。
 


【8674】
【タイトル】高橋さん
【 日時 】04/04/18 0:22
【 発言者 】根石吉久

 「電話でレッスン」の感想をお書きいただきありがとうございました。
 
>小川さんに3回レッスンをしていただきましたが、大変良かったと感じております。通じる発音かどうか確認し、誤りを即座に指摘し、具体的に通じる音の出し方を指導していただけることによって、自信をもって音読練習ができるようになりました。

 「電話でレッスン」は「音づくり」と「熟成」をねらっているものです。「音づくり」の過程で生徒さんの側に成果として生じるものを具体的に書いていただけたことが何よりうれしいです。自信をもって音読練習ができるようになったこと、これがひとまずの最大の成果ですが、今後、「熟成」の過程が何をもたらすのかを知っていただくことになります。

 来月から私がレッスンさせていただくことになります。よろしくお願い致します。
 小川さん、ありがとうございました。
 


【8675】
【タイトル】NIshiazabu さん
【 日時 】04/04/18 0:38
【 発言者 】根石吉久

 こちらこそ、ごぶさたしておりました。
 時間があるときは、「大風呂敷」をよろしくお願いいたします。
 岡倉天心の「茶の本」をテキストに採用したのは、國弘正雄さんという方から学校の先生たちを相手に講演をやるから出てきませんかとお誘いいただき、講演を聞きに行った帰り喫茶店で、信州大学で教えておられる方から、「武士道」や「茶の本」の新版が出ていると聞き、手に入れて少し読んでみたのがきっかけでした。ちょうどその頃、この掲示板でsbさんの名前で書いておられる方が、素読をやってみたいと書かれましたので、「茶の本」をテキストにやってみませんかとお誘いしたところ、やってみるとお返事いただき、素読を知っていただくためにレッスンをやらせてもらっています。
 従って、私の場合は茶そのものがきっかけではなく、素読をやってみたいという生徒さんの希望がきっかけでした。まだあまり進んでいませんが、いい本だと思います。外国人に茶を教えるようになりましたら、生徒さんたちに是非すすめて読ませるのがいいと思います。文語調の格調があり、気に入っています。西欧に向かってはっきりものを言っているところが、とりわけ好きなところです。
 レッスンの生徒さんは、音は非常に質のいい方なので、モデルとなる音声源は使用しておりません。コーチと生徒の生の音声だけを使用し、複製音声は使わないレッスンです。
 ただいま、「ゴースト」の文法解析をやっておりますが、その後「七年目の浮気」をやり、その後で、「茶の本」の解析をやろうと考えております。
 


【8676】
【タイトル】小川さん
【 日時 】04/04/18 0:40
【 発言者 】根石吉久

家の普請は終わりましたでしょうか。終わりましたら、英語の普請にとりかかっていただきたく
お願い致します。
 


【8677】
【タイトル】NIshiazabuさん
【 日時 】04/04/18 12:01
【 発言者 】sb

>(NIshiazabuさん)音声源(素読テキストの「茶の本」の)はどうされているのでしょうか?

はじめまして。根石さんにコーチしていただいているsbです。「茶の本」は構文的にも内容的にも難解です。日本語を読んでもよく分からないことがあり困っています。私にとって挑戦しがいのあるテキストです。汗をかきかき素読を楽しんでいるところです。

「茶の本」は、日本語を母国語として英語を学びつづける者にとってたいへん魅力あるテキストの一つではないかと思います。なぜなら日本人であるからこそ分かるなあということも結構含まれていると思われるからです。さらに、岡倉天心が原文を英語で書いておられる点が素晴らしく、新渡戸稲造の武士道とならぶ名著だと思います。声をかけていただいた根石さんに感謝しております。

NIshiazabuさんは茶をされているということで、いろいろこの掲示板を通じて教えていただければたいへんありがたいです。ちょくちょくこの「大風呂敷」には立ち寄られるのですか?私は茶のことは何も知りませんが、外国語の異質な音声にたいへん興味をもっております。

現在の練習途中(一章の最初の見開きふたつ、つまり4ページだけですが。。。)の私の音声を録音媒体に落としたものでよければカセットテープでお送りしましょうか?朗読の速さは1分間に100語程度〜200語程度まで可能だと思います。

ためしに読んでみましたら、35ページのTea began as a medicine...から39ページ8行目あたりのthe quaintness and childishnessあたりまでで4分ちょうどで朗読していました。516語(?)を4分で割ると1分間あたり129語でたまたま割り切れました。

130wpmあたりが聞き手にも分かりやすいのではないかと思います。ちなみに私の場合、一つ一つの単語をはっきりゆっくり読む場合でも95wpmあたりが限界でした。逆に速く一つ一つの音素を捕まえる場合でも、225wpmあたりが限界でした。

素読ではNIshiazabuさんやコーチの根石さんの足元にも及びませんが、音読に限ればある意味根石さんを超えた部分もあるのではないかとも最近感じております。もちろん根石さんに基本的な語学に対する考え方を教えていただいたお陰で、素読はもとより音読力もついたと実感しています。
 


【8678】
【タイトル】NIshiazabuさん(2)
【 日時 】04/04/18 12:13
【 発言者 】sb

語学に関心がおありなら、ぜひ根石さんの「素材」という題のページをご覧下さい。

私は根石さんにレッスンをしていただいてまだ間がない頃、一体「素読」と「音読」って何がどう違うのだろうと考えていました。今は根石さんのお陰で分かるようになりました。このことは一見どうでもいいことに見えますが、実はたいへん重要なことだ最近気が付いてきた次第です。

日本国内で英語を学ぼうとする場合、日本語と日本固有の漢字文化がひとつ大きく関係していると思います。
 


【8679】
【タイトル】NIshiazabuさん(3)
【 日時 】04/04/18 12:15
【 発言者 】sb

何度もすみません。

その「素材」のURLは
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/ron/sozai.html
です。
 


【8680】
【タイトル】なぜ音声が先なのか意味や文字の前に片付けると効率よく学べるのか?(不完全版ver.2)
【 日時 】04/04/18 12:37
【 発言者 】sb

音声は個性的です。同じ単語でも人によってみんな違います。体調によっても違います。
性別によってももちろん違います。同じ人でも時間帯によって違います。その時一瞬のものです。とにかく個性的なのです。

それはあたかもピッチャーが投げるボールのようなものです。体調によっても違います。
その時一瞬のものです。
一瞬のものだが、「音を形作る基礎」をもとによりよいと思われる音声を作り上げていきます。

ところが記号(個性的な音声や文字)は共通の約束事のもとに表わされています。そうでなかったら「通じない」からです。つまり、個性的な音声や文字はその時その時のものだが、共通の約束事があるから通じるということなのです。

その「音の基礎」は基礎の部分については「普遍的」です。「同じ」です。
この「同じ」というところがミソです。

では、それらの記号を一人ひとりが「意味」あるものとして理解するにはどうすればいいのか?
一人ひとりが自分の脳の中で「記号(音声や文字)」と「(それまでに理解されている)意味」を結び付けていなければならないのです。そうでなかったら分からない。

その意味というのは「なんとなく分かっているレベル」から「まあまあ分かっているレベル」からさらに、「結構分かっているレベル」から「かなり分かっているレベル」まで段階段階があるいうことなのです。

このことは日本語で考えて見ても分かります。赤ん坊が「ぽっき−」ということばを覚えたとします。最初は「ぽっきー=楽しい」次に「ぽっき−=食べ物」さらに「ぽっきー=お菓子」「ぽっきー=棒状のお菓子」「ぽっきー=チョコのついた棒状のお菓子」というように「その子供のなかで」「意味」が「進化」していく。

その意味の進化というのは、先の例でいくと、「楽しい」→「チョコのついた棒状のお菓子」に変化しています。「楽しい」と「チョコのついて棒状のお菓子」は別の意味です。つまり同じではない。違うということになります。

そのたびに子供は面白がって「ぽっきーぽっきーぽっきーーー」とその人(子供)にとってのその時の「同じ音声」を発している。その間に「ぽっきー」という「基礎の部分が同じ音声」がどんどんよくなっていく。決して最初からきちんと「ぽっきー」とは言えない。でも「ぽっきー」と言っている。「ぽっきー」という基礎の部分における音(=みんなが共通の記号にしている部分を抜き出した音)それぞれ少しずつよくなっていっているその時その時の「ぽっきー」という音声でもとにかく「ぽっきー」であることには違いない。

だから、まず「ぽっきー」という音声を先に片付けるのではないでしょうか?
「楽しい」と「チョコのついた棒状のお菓子」は違う。つまり「違う意味」「違うイメージ」
「ぽっきー」という音は共通部分の音は最初から「同じ」。基礎の部分においては「同じ」。

一方意味の方は、その子供の中では「楽しい→食べ物→お菓子→棒状のお菓子→ちょこのついた棒状のお菓子」というように「進化」していく。「楽しい」と「お菓子」、「棒状のお菓子」と「わたしのお母さんと昨日丸善に買いにいってケンくんと一緒に食べたあまーーいあのチョコのついた棒状のお菓子」は別のものです。。。

こうやって考えていく機会を与えて下さった根石さんには本当に感謝しています。

「英語どんでん返しのやっつけ方(根石吉久さん著、小学館文庫)」に分かりやすい例が挙がっています。みなさん是非ご覧下さい。
 


【8681】
【タイトル】sbさん
【 日時 】04/04/19 1:38
【 発言者 】根石吉久

今日も英語の普請(不信・不審・不振・腐心)などやっていて眠くなりました。
後ほどコメントさせて下さい。
 


【8682】
【タイトル】茶
【 日時 】04/04/19 1:42
【 発言者 】根石吉久

日本語には、「茶」に関する語が思いがけず多くあると改めて思っています。

お茶のこさいさい
茶番
臍が茶を沸かす
茶めっ気

もしかしたら、

ちゃんちゃらおかしい
ちゃきちゃき

なんかも「茶」が由来なのかもしれません。
 


【8683】
【タイトル】音読の効果について(不完全版ver.2.1)
【 日時 】04/04/19 20:19
【 発言者 】sb

音声は個性的です。だから完璧なんてものはない。その人の体調や年齢、性別にもよります。
文字も個性的です。音声や文字といった「記号」は「個性的」なものです。

一方、音法、文法は「法則」です。音声や文字の中の共通部分と考えてみてはどうでしょうか。
個性的な音声や文字も、「共通部分」があるから「通じる」のです。

一人ひとりが自分の脳の中で「記号(音法や文法)」と「(それまでに理解されている)意味」を結び付けていなければならないのです。そうでなかったら分かったということにならない。

その意味というのは「なんとなく分かっているレベル」から「まあまあ分かっているレベル」からさらに、「結構分かっているレベル」から「かなり分かっているレベル」まで段階段階があるいうことなのです。

日本語で考えみましょう。赤ん坊が「ぽっき−」ということばを覚えるとします。最初は「ぽっきー=楽しい」次に「ぽっき−=食べ物」さらに「ぽっきー=お菓子」「ぽっきー=棒状のお菓子」「ぽっきー=チョコのついた棒状のお菓子」というように「その子供のなかで」「意味」が「進化」していきます。

その意味の進化というのは、先の例でいくと、「楽しい」→「チョコのついた棒状のお菓子」に変化しています。「楽しい」と「チョコのついて棒状のお菓子」は別の意味です。つまり同じではない。違うということになります。

そのたびに子供は面白がって「ぽっきーぽっきーぽっきーーー」とその人(子供)にとってのその時の「音法」を発している。しかし、「音声」は「進化」している。つまり、その間に「基礎の部分が同じ音声」がどんどんよくなっていく。決して最初からきちんと「ぽっきー」とは言えない。でも「ぽっきー」と言っている。それぞれ少しずつよくなっていっているその時その時の「ぽっきー」という音声であっても、とにかく「ぽっきー」であることには違いない。

だから、まず「ぽっきー」という音声を先に片付けるのではないでしょうか?
「ぽっきー」という音は共通部分の音は最初から「同じ」。基礎の部分においては「同じ」。
「楽しい」と「チョコのついた棒状のお菓子」は違う。つまり「違う意味」「違うイメージ」。
つまり、人間は「同じ」ことを軸にして「違う」ものを結びつけていくなかで学習していく。

それが、意味よりも「音声」をまず大切にしなければならない理由ではないのかと思います。

こうやって考えていく機会を与えて下さった根石さんには本当に感謝しています。

「英語どんでん返しのやっつけ方(根石吉久さん著、小学館文庫)」に分かりやすい例が挙がっています。みなさん是非ご覧下さい。
 


【8684】
【タイトル】700選の功罪とあなたの発音の功罪は同じかもしれない!
【 日時 】04/04/19 21:17
【 発言者 】sb

700選やDUOをつくった人は英語学習者に貢献していると同じにその罪も大きい。
音声をコーチングすることは英語学習者に貢献していると同じにその罪も大きい。

例文集はどんなにいいものを作ったと思っていても、学習者のニーズに完全に応じることは無理。
音声コーチングもどんなにいいコーチをしても、学習者のニーズに完全に応じることは無理。

しかし。。。
例文集はたいへん役に立つ。自分にとって完璧なものはないけれど。
音づくりもたいへん役に立つ。自分にとって完璧なものはないけれど。
書籍もたいへん役に立つ。自分にとって完璧なものはないけれど。

学習者はそのことをよく考えて自分の目標を十分見定めた上で、上手に塾などを利用すればいい。

文法にこだわりすぎること、音法にこだわりすぎることは、語学にとって得にならない。
 


【8685】
【タイトル】sbさん、私は深酔いしておりますが・・・(1)
【 日時 】04/04/20 3:50
【 発言者 】根石吉久

>700選の功罪とあなたの発音の功罪は同じかもしれない!

 この文の「あなた」が誰をさしているのか、あなたの文からは明確ではありません。しかし、「功罪」という語があり、その後に、

>700選やDUOをつくった人は英語学習者に貢献していると同じにその罪も大きい。
 音声をコーチングすることは英語学習者に貢献していると同じにその罪も大きい。

 と、「功罪」を言っている文がありますから、「あなた」は「音声をコーチングする」者をさしていることは明らかです。すると、この掲示板のこれまでの記事の総体から判断して、「音声をコーチングする者」が、柴田武史さんや私や小川さんであり、その他の人でないことも明らかです。そして、以前のあなたの記事に次のものがあります。

>素読ではNIshiazabuさんやコーチの根石さんの足元にも及びませんが、音読に限ればある意味根石さんを超えた部分もあるのではないかとも最近感じております。もちろん根石さんに基本的な語学に対する考え方を教えていただいたお陰で、素読はもとより音読力もついたと実感しています。

 「音読」では、あなたは最初から私なんぞを越えておりましたがそれはさておき。
 ここには「根石さん」という語があり、「音読に限ればある意味根石さんを超えた部分もあるのではないかとも最近感じております。」という文もありますから、「700選の功罪とあなたの発音の功罪は同じかもしれない!」という文の「あなた」が根石吉久をさすと読むことは十分に可能ですが、それでよろしいでしょうか。はっきりとお答えください。自分を含めて「英語を教えている人」ということであるならあなたの言い分も納得ができますが。自分の英語(の発音)に関して、「なんぼのもんじゃ」という感覚があなたにあるのかどうかお聞きしています。私にはそれははっきりとあります。あなたの発音はどこやらのコンテストで一番になったとこの掲示板の記事で読みましたが、それで、なんぼのもんなんか?

 まずは「あなた」が誰のことなのかをを確かめて、それが根石吉久であるなら、批判を書く用意がありますが、「あなた」が根石吉久一人をさすのかどうかをお答えいただくと同時に、「700選」やDUOの功罪と、音声のコーチングがどうして同列に扱えると考えたのかをよく考えた上でお答えください。必ずお答え下さい。
 あなたは、村田君やいくこがあなたを突いた問題に対しても、これまでまともに答えていません。ことをおだやかにしてきただけです。そんなことで、ことはおだやかにならないのです。
 「700選」やDUOの功罪と「音づくり」を同列に置く根拠としてあなたが提示しているものは、「完全に学習者のニーズに応じることは無理」というものです。学習者というものは、いつも具体的な一人一人の個ですから、まったくの初心者から上級者までの個に対して、「完全に」「ニーズに応じる」などということは、どんな学習書にも、どんな方法にも、どんなコーチにもできるはずがありません。そのようなあらかじめ誰にでもわかりきったこと(一見普遍・戦後民主主義の病原菌)を根拠として、「音づくり(音声のコーチング)」の罪を云々するのはどういうことなのか。これに関しても必ずお答え下さい。
 気楽に「完全に」などというもの言いをして、あなたは自分の足元を見ないのでしょうか。あなたは「完全に」学習者の「ニーズに応じる」ということができるとでもおっしゃりたいのでしょうか。少なくとも、私は初心者から上級者までの要望に「できるかぎり」応じようとはしていますが、あなたはたったそれだけのことでもやっていると言えるのでしょうか。「完全に」などという語に何の意味を込めているのでしょうか。「完全」という語はあなたにとって、どういう語なのでしょうか。まさか、あなたの英語や発音が「完全」であると言っているわけではないでしょうね。冗談じゃない。「完全」な発音などというものはこの地上には「理念」としてしか存在しません。あなたの発音は完全に完全ではありません。思い上がるのもほどほどにしておいていただきたい。日本においては、こういう種類の「思い上がり」が成立してしまうことが本当の問題なのです。
 


【8686】
【タイトル】sbさん、私は深酔いしておりますが・・・(2)
【 日時 】04/04/20 3:54
【 発言者 】根石吉久

 アメリカのニュースのアナウンサーが、ニュースを伝えるのにもっと人々に伝わりやすいものにしたいと考えて、sbさんに発音矯正を頼んだ場合、sbさんはその依頼を受けますか。このアナウンサーも英語の発音矯正を求めているのであるなら「英語の学習者」なのです。ネイティヴ事大主義の柴田さんも小川さんも考えなくてはいけないと思います。「完全に」などという語を気楽に使う方は、このことをまともに考えなくてはいけない。もちろん私はそんな依頼は受けません(あったりまえじゃけん)が、「完全に」という語に対して平気である(無感覚である)ような感覚の持ち主なら依頼を受けるべきです。受けて恥をかくことをやるべきではありませんか。あなたはそういうことをしてこなかったところが小心者だと思います。言うことはでかいことを言いますが・・・。直前に語学論を書いて、気楽な物言いをしたかったのかもしれませんが、私は聞き捨てならないと思いました。冗談じゃねえ。「上手」なだけの程度の者に、俺がつべこべ言われる所以がどこにあるのか。いや、「あなた」が「根石吉久」だとしての話ですがね・・・。

 私の発音は大したことはありませんが、sbさん、ミッフィーさん、小川さんのお三方を除いては、他の生徒さんの発音の質は確実に向上しています。向上した上で、CDなどの複製音声を媒介にすれば、すぐに私の発音の質を越えていきます。それを眺めているのが私には楽しいのです。自分の英語など、一定レベルを確保するのはもちろんですが、それさえ確保しておけば、自分の英語(個人の英語)などというものに私はほとんど興味がありません。sbさんは学校の先生のくせに、自分の英語(個の英語)にしかほとんど興味がないのが職業柄非常に問題だと思います。

 私の「音づくり」の方法は、明らかに生徒の発音の質を高めています。sbさんと論争になれば、おそらく何人かの生徒さんはそれを証言してくれるだろうと思っております。私にはそういう生徒がおりますが、sbさんが自分の発音の質を高めたと証言してくれる生徒がいたら、是非その生徒さんにこの掲示板のURLを伝えて証言してくれるように頼んでおいて下さい。

 私の生徒さんたちには証言をお願いいたします。「上手な発音」がご自慢のsbさんより、癖の強い私の発音の方が生徒にとってはずっと役にたつことを明らかにしなければならないことになりかねませんので。

 「音づくり」の罪どころか、自分の「上手な発音」が実際の自分の授業と肉離れを起こし、生徒の発音をよくすることをしていない学校の多くの授業こそが罪深いのではないのでしょうか。sbさんは「上手な発音」をお持ちの先生ですが、この罪から無縁で授業時間をお過ごしでしょうか。先生の発音がいくら上手でも、それが個人持ち物にとどまり、「生徒の口の動きを変える」ことに結びつかないなら、「上手な発音」などというものは、英語のクラスという場所では何の意味もないくだらないものです。ただの「お飾り」にすぎないのですから、「上手な発音」は英語のクラスという場所であらかじめくだらないものです。先生の発音の質というものは、「床の間のお飾り」のようなものであってはいけない。生徒の口の動きを変えることに結びついていかなければ、それは「お飾り」にすぎません。先生の発音が「お飾り」であることにこそ実際の罪があります。われわれの税金は、教室に「お飾り」を置くために払われているのではないのです。
 いや、先走るのはやめましょう。
 まずは、「あなた」が根石吉久をさしているのかどうか確かめてからにいたします。
 あなたのご自慢の発音が、私から見れば、脱色された味のないものであることなどの問題は、それを確かめて以後に扱うことにいたします。

>文法にこだわりすぎること、音法にこだわりすぎることは、語学にとって得にならない。

 この物言いが、あなたが主張したことととことん矛盾することに気付いておられますか?
 


【8687】
【タイトル】あんたらが
【 日時 】04/04/20 4:00
【 発言者 】根石吉久

信じてきた信仰を俺は信じることはない。
 


【8688】
【タイトル】sbさん
【 日時 】04/04/20 4:01
【 発言者 】根石吉久

少し日本語がよくなってきたとは思っております。
語学論に関しては、後ほどコメントいたします。
 


【8689】
【タイトル】「音を先に行かせる」
【 日時 】04/04/20 11:11
【 発言者 】小川

個々の音をつくり出す事が出来ても、他の音との組合わせによっては出しづらい音が沢山あります。 Tさんとのレッスンでの例をあげれば "...have them ... " の様に、 v の次ぎにth が来る場合などです。 have と them がスムースにつながりません。 私の学生時代には、「v は下唇を噛んで、th は舌を噛んで発音する」と言う程度の指導がまかり通っていましたから、私もTさんと同じ様な経験をしています。 (それから40年近くも経た今でもその程度の説明しか受けていない生徒は沢山いますが。) あいうえおフォニックスを参照して少し練習し、これをゆっくりていねいに回転読みして行くとすぐにコツがつかんでもらえた様です。 あいうえおフォニックスを使って動きの中で音作りをすると、即効と言ってもいいくらいの効果があります。 コーチさせて頂く事で根石さんの学習法の効果を実感する日々です。

杉井さんは、あるスピーチコンテストに出場され、中級の部で Best Poise 賞をとられました。 その時に、「個々の音については発音が出来るけれども、スピーチの流れの中では個々の発音が崩れてしまっている」と気がつかれた事が、電話レッスンを受講された理由のひとつだそうです。 

私は、電話レッスンを受講する前は講師の為のフォニックス講座などに定期的に参加して、個々の発音自体はずいぶん良くなりましたし、生徒に対する発音指導も上手くはなりました。 しかし、根石さんのおっしゃった様に、フォニックスだけでは連音の指導が出来ない事に気がつきはじめていました。 それで、高校生以上の生徒にはナチュラルスピードの音声教材とスクリプトを使って、単語単位ではなく、数語を固まりとして発音させる方法を使いました。 例えば、「an american は、1語としてanamerican と読みましょう」と説明していました。 この方法が一番良いと信じてやっていました。

電話レッスンを受講する様になり、このやり方は違うな、と感じる様になりました。 今は、回転読みの動きの中で、音作りをする事でこういう連音の問題は解決すると思っています。 「作った音をこわさない様に大事に大事にしながらゆ〜くりと回転読みし、なめらかに淀みなく言える様になれば、徐々にスピードを上げて回転読みする」中で、an american は anamerican になって行きます。 

少し話がかわりますが、私の記憶が確かであれば、村田先輩は「and など、子音で終わる単語に母音がくっついてしまって ando となる日本人特有の発音も、回転をはやくしていく中で解決されて行く」とおっしゃってたと言う事ですが、なるほどそうかもしれません。 

回転読みは、やればやるほどその奥深さがわかって来ます。
 


【8690】
【タイトル】「音を先に行かせる」2
【 日時 】04/04/20 11:47
【 発言者 】Naima

昨日の電話レッスンで、根石さんから、「上級者は『愚直』に音を先に行かせる事が難しい」と指摘を受けました。 意味がすぐにわかってしまうので、意味から音をひきずりだそうとするのだそうです。 確かに文脈が頭に入っていて個々の会話をイメ−ジで覚えていて、手がかりのフレーズで他の言葉をでっちあげてしまう事が良くあります。 上級者はそれでいいのかもしれないが初級者はそうはいかない、と根石さんはおっしゃっていたと思います。 (ゆうべの事なのに、すこし記憶があいまいになってます)

初級者が英語の意味がわからないままに「音を先に行かせ」回転読みで熟成させる事で、磁場に行った時にすぐに充電出来る「からっぽの電池」をいっぱいつくるのを手伝うのがコーチの役目なので、自分も初心に戻って愚直にやらなければならないと思いました。 もちろん、自分自身もこの「からっぽの電池」をいっぱい備蓄しないといけないのです。 根石さんは、醤油絞りや砂金採りに英語学習を例えて話しておられましたが、ほんとに使い物になる英語は「ばか臭い」ほどの練習量の中からしか生まれて来ないと言う事です。 この事は、根石さんが口を酸っぱくして、何度も何度も繰返し言って来られた事ですが、「わかりました」と言ってる私自身も、骨身に染みて理解していないのです。 頭でわかっているのと、体感しているのとはまったく違います。

「横着してすみません」と言うと、「こんなバカくさい事、精神論にもっていっちゃダメだ。 要は回数を増やしたらいいって事です」とおっしゃってました。 そら、そうですね。 グチャグチャ精神論で自分を責めてる暇があるんだったら、 ざる持って川へ行けって言う事ですね。 砂をこす作業以外に金を採る術がないんですから。
 


【8691】
【タイトル】「音を先に行かせる」3
【 日時 】04/04/20 11:53
【 発言者 】Naima

杉井さん、高橋さん、Tさん、

私の電話レッスンは発音の矯正が中心になってしまっていて、回転読み本来の目的を充分にお伝え出来てないのではないか、と少し不安になっています。
 


【8692】
【タイトル】根石さん
【 日時 】04/04/20 13:01
【 発言者 】小川

>ネイティヴ事大主義の柴田さんも小川さんも考えなくてはいけないと思います。

私がネイティブ事大主義って事ですか? 柴田さんがネイティブ事大主義って事ですか?
それとも柴田さんも私もネイティブ事大主義って事ですか?

この文を読んで、「事大主義」の意味をずっと間違ってたかもしれないと思い、国語辞書をひいてみました。

(1)勢力の強い者に追随して自己保身を図る態度・傾向。朝鮮史では李朝のとった対中国従属政策をいう。 つまりネイティブスピーカーに追随して自己保身を保つ人間って事ととっていいですか?

(2)全体に対する見通しもなく瑣末(さまつ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度。

って事ですか?
 


【8693】
【タイトル】再び根石さんへ
【 日時 】04/04/20 14:20
【 発言者 】小川

自分への反省文を投稿していて、sbさんへの根石さんの投稿を読んでなかったんですが、その中で聞き捨てならん事が私にもあります。 根石さんに対してあります。 深酔いされている事を差し引いても、聞き捨てなりません。私はまったくのしらふで投稿しております。

>sbさん、ミッフィーさん、小川さんのお三方を除いては、他の生徒さんの発音の質は確実に向上しています。

sbさんの発音が素晴らしい事はRoseyから聞いていますが、自分の耳で確かめたわけではありませんし、自分の耳で確かめたところでそれが「ネイティブスピーカーと聞き間違うばかり」のものかどうかの判断などようしませんわ。 発音を評価されたって言っても、審判員の資質にもよりますし。 英検1級や通訳ガイド試験を合格している人達の中にも、「えっ?」と耳を疑う様な発音の人は沢山います。 ネイティンブスピーカーの審査員もいるわけですから、「何でやっ、何で合格したんやっ!」と突っ込みを入れたくなる人もいるんです。 んなのに比べたら、根石さんの発音は間違いなく素晴らしいです。 (二次試験は改定されて、発音やイントネーションも評価の対象となったそうです。 「今頃、何言うとるん。」と思いますが)

発音のよくない1級持ちの人達に共通しているのは、TOEICの点数が 1級にしてはかなり低い事です。 小1時間にもわたるTOEICのリスニングテストは、次から次へと辻切りに会う様なものです。 瞬間に聞き取らなければなりません。 文法力に頼ったり文脈に照らし合わせて考えてる暇などありません。 別に点数はどうでもいいんですが、ここが問題です。 発音の善し悪しはリスニングにひびきます。  根石さんは、回転読みはTOEICに効くかもしれないとおっしゃった事がありますが、即聴即解、即読即解釈(そんな言葉あるかどうか知りませんが)でなければ、闘えないですから。

話を元に戻します。 聞き捨てならんのは、私の発音が向上しておらん、と言うくだりです。 練習量が圧倒的に足りないと言われれば納得しますが。 

1つ1つの発音に関しては向上してないのかもしれません。 発音の仕方もそこそこわかってて連音の処理もまあまあ出来てたみたいですが、電話レッスンを受講する様になってから、あきらかに読み方が変わってきています。 (Rosey がしばらく同じクラスにいたので、それを証明してくれるかと思うんですが、最近、こっちへは顔だしてないからな...) 自分自身でも 今までは曖昧にしていた母音の発音の違いを意識する様になったと思います。 ネイティブスピーカー講師に読み方や発音の間違いを指摘される事がほとんどなくなっています。 まったくと言っていいくらいです。 それ以前は、必ずと言っていいほど1つのパラグラフに1つや2つの訂正はあったのです。

自分の生徒達に対する音作り指導が格段に向上しています。 「もうやめたろかいな...」と思った時もあった英語講師の仕事に対して自信もつきました。零細とは言え、塾で教えている講師にとっては何よりの成果です。

ところで、私はネイティブスピーカーのアンカーマンなんかの発音を矯正するなんてな事、やる気ありません。 自分の生徒さんの発音矯正どころか、自分の発音矯正と矯正した発音の維持だけでもヒーハー言ってるんです。 んな事、当たり前ですやんか! 
 


【8694】
【タイトル】根石様  sb様
【 日時 】04/04/20 15:02
【 発言者 】nishiazabu

根石様 
ご回答ありがとうございます。
私は日本の文化や東洋的な思想というものを、深く理解・実践したい
と考え「茶の湯」を学びはじめました。学び始めて、庭園、器、茶室
などの美、掛け軸の書に表れた禅語、人をもてなす心の持ち様、等
まさに総合芸術であると実感するようになりました。
そして不朽の名著「茶の本」。西欧に向かってはっきりものを言って
いるところが、私も、とりわけ好きでした。(本当です)
少しブランクありますが、根石様より習った回転読みを、これを素材に
再開しようと考えております。
 

sb様
はじめまして、以前根石様より回転読みのレッスンを受けていた
nishiazabuと申します。茶はまだはじめたばかりで、右も左も分からない
小僧です。けれど、何かご質問がありましたら、私自身の勉強にもなりま
すので、どうぞご質問ください。私の師匠に尋ねたりしてお答えできる様
努力します。またカセットテープの件、大変ありがたいお話です。
 


【8695】
【タイトル】個性的な文字や音声
【 日時 】04/04/20 19:56
【 発言者 】sb

音声は、その人にしか出せないものです。
文字が、その人にしか書けないのと同じ事です。

音声も文字も個性的なのです。ただし。。。
音声も文字も共通の部分がないと人に通じないし、自分が後で確認することもできない。
「確認する」とはメモを読み返したり、録音したものを聞きなおしたりといったことです。

音声の中には確かに共通の部分「音作りが対象としている部分」があります。
文字の中にもあるはずです。きれいな字なんてあるのでしょうか?
同じようにきれいな音なんてあるのでしょうか?
また、きれいな文章というものがあるのでしょうか?
そんなものはあるのかないのか。。。お手本はあります。
それを参考にして学習者は学ぶということがあると思います。

ただ読み手が判断することです。
ただ聞き手が判断することです。
そして、自分自身がメモを読みなおしたり、カセットを聞きなおしたりする時に
「ちゃんと読める聞ける」ということがあるだけです。
また、他人に通じるか通じないかということがあるだけだということです。
このことは解剖学をされていた養老孟子(ようろうたけし)さんから学んだことです。
 


【8696】
【タイトル】個性的な音声や文字
【 日時 】04/04/20 19:57
【 発言者 】sb

音声は、その人にしか出せないものです。
文字が、その人にしか書けないのと同じ事です。

音声も文字も個性的なのです。ただし。。。
音声も文字も共通の部分がないと人に通じないし、自分が後で確認することもできない。
「確認する」とはメモを読み返したり、録音したものを聞きなおしたりといったことです。

音声の中には確かに共通の部分「音作りが対象としている部分」があります。
文字の中にもあるはずです。きれいな字なんてあるのでしょうか?
同じようにきれいな音なんてあるのでしょうか?
また、きれいな文章というものがあるのでしょうか?
そんなものはあるのかないのか。。。お手本はあります。
それを参考にして学習者は学ぶということがあると思います。

ただ読み手が判断することです。
ただ聞き手が判断することです。
そして、自分自身がメモを読みなおしたり、カセットを聞きなおしたりする時に
「ちゃんと読める聞ける」ということがあるだけです。
また、他人に通じるか通じないかということがあるだけだということです。
このことは解剖学をされていた養老孟子(ようろうたけし)さんから学んだことです。
 


【8697】
【タイトル】すみません。
【 日時 】04/04/20 19:58
【 発言者 】sb

2回、同じものを入れてしまいました。
 


【8698】
【タイトル】あなたについて
【 日時 】04/04/20 20:12
【 発言者 】sb

>はっきりとお答えください。自分を含めて「英語を教えている人」ということであるならあなたの言い分も納得ができますが。

最初から「あなた」が指すものは「英語を学ぶ全ての人」という意味で書きました。
 


【8699】
【タイトル】高校生の英語
【 日時 】04/04/20 23:26
【 発言者 】小川

2コマ3時間のレッスンをこなして帰宅した所です。

高校2〜3年の生徒4人を受け持っていますが、その内人が英語科、1人が国際科、2人が普通科です。 

新学年なので皆教材を携えてやって来ました。 フォレストやネクステージなどの分厚い文法書が1冊、文法と構文問題集が2册、教科書、教科書準拠の問題集、読み物が1冊、プリント教材、データベース5500や速読英単語などの単語本が1册、国際科の生徒はこれに加えてライテイングのテキスト、英語科の生徒は英会話とリスニングのテキストがあります。 リスニングテキストは、何と、NHKの"Let's Speak!" でした。 毎日ラジオを聴いて来るのが宿題。 小テストでダイアローグのディクテーションがあるそうです。とても大変です。 どれもこれも中途半端に終わる様な気がします。 実際、今までも中途半端にしか勉強出来ていません。

単語の覚え方も教えてもらっておらず、ただ「来週までにここからここまでを覚えてくる事。 小テストでチェックします。」と言われて本を与えられているだけです。 問題集も宿題として出され、小テストでチェックされます。 長文読解のプリントもありますが、これは生徒がセンテンス毎に音読して和訳したものを、先生が訂正や補足すると言う方法だそうです。 せっかく1人1人の生徒に発音指導する機会があるのに、それはやらず、先生が模範朗読して聞かせるだけらしいです。 長文読解のコツなども教えてもらっていない様で、ただ逐語訳するに留まっています。 生徒の理解度はやはり小テストなどでチェック。 英検準2級や2級を取得していると大学入試に有利だとの事で、「6月実施の英検を受験する様に」と指示されてもいる様です。 生徒は右往左往するばかりです。 極端な事を言えば、先生達はテストの採点をするだけで、なんだか生徒は放し飼い状態の様な気がします。 

根石さんから、回転読みについてのホームページを立ち上げる様に薦められていながら、どういう風に回転読みを紹介したらいのか迷っていて、なかなか仕事がはかどりませんでしたが、この高校生の英語授業の流れを変える事を訴えてみる事から始めようか、と思ったりしています。
 


【8700】
【タイトル】naima様 自信を持って教えて
【 日時 】04/04/21 2:01
【 発言者 】T <0150419501@jcom.home.ne.jp>

残業で帰宅したところです。寝てしまえば良いのに、覗いてしまいました。

小川さんのレッスンは昨夜で3回目。その前の根石さんのお試し4回で、2つテーマがありました。
@文全体でまるごと音を大づかみにつかむ(特に私はイントネーション)
A教材の効用を理解する。既習の文は手放さ(せ)ず、レッスンと練習で完成度が高くなる。

本格的に回転読みはできておりませんが、意図されている本質に近いところは理解できてきたと思います。小川さんのレッスンも当初進め方が違いとまどいましたが、基本は同じであると理解してます。

小川さんの発音のレッスンは、あんなにゆっくり、分解して発声されて、再現されて、詳しく解説されて、私の発音を矯正していただき、感動すら覚えています。私のような英語負け組は特に発音には自信がありません。しかし、教えていただくことによって不安はなくなり、練習も楽しく張り合いがでます。(その割に仕事にかまけてやってませんが...。)前回少し誉められた「Here it is」。今まで、CDを聞いてヒアリティーズと聞こえ音読していた音と、それぞれの音と文全体での強弱を教えて頂き、矯正され、繰り返し読み、R音が自然と次のI音とで「リ」に変化したヒアリティーズは、きっと全く違う音だと思います。何より本人の自信も違います。

とにかく、自信を持って教えていただかないと困ります。
レッスン受講する私の根気がいつまで続くかは、わかりませんが今のところ月曜日が待ち遠しくなってきているのですから...。

睡眠時間があと3時間半になってしまうので。寝ます。

mailto:0150419501@jcom.home.ne.jp