【7501】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/01 0:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

OKです。
昼間少し話すことができるだけで、夜はレッスンになります。
レッスン終了は、11時半で、それ以後再び話ができます。
このあたりの事情をお察しいただければ、是非お越し下さい。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7502】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/01 3:02
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

篠ノ井で列車を降りる時間をお知らせください。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7503】
【タイトル】素読舎農園・夕焼け小焼け
【 日時 】03/05/01 3:05
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

今日も記事を書きました。

春は、英語をやるよりも畑にいる方がはるかに面白い。

http://6829.teacup.com/nessy/bbs

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7504】
【タイトル】Kぼん
【 日時 】03/05/01 3:25
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

俺がやろうとしている百姓と店の結合形態がだいたいわかると思うので、
見て感想をきかせてください。

http://6829.teacup.com/nessy/bbs

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7505】
【タイトル】おはようございます。
【 日時 】03/05/01 8:44
【 発言者 】Kぼん 

早速動いたなんておじさん凄い! なんかあんなこと言ってた自分が恥ずかしくなる。
素読者農園も面白い。 ネーミングが。 訂正があって気がつきました。
あと、何はともあれ、掲示板が出来てよかったです。
私もWeb(インターネット)から落としてきて手を加えられるところがあれば
手を加える程度のことしかできません、、、。

あとは、そちらのHPもブックマークしときますので
そちらのことはそちらに書き込ませていただきます。
早速注文しちゃうと思いますのでよろしくお願いします。

mailto:kakky@kitty.jp
 


【7506】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/05/01 23:27
【 発言者 】sb

3日13:38篠ノ井に到着予定です。よろしくお願いします。
 


【7507】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/02 22:23
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

了解です。
携帯電話持っていますか。
持っていたら、篠ノ井着15分前頃、電話下さい。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7508】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/05/02 23:43
【 発言者 】sb

ありがとうございます。
090−****−4180に電話させていただきます。
お会いできるのを楽しみにしております。
 


【7509】
【タイトル】酔った
【 日時 】03/05/04 4:46
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

ただいま、sbさんが善光寺参りならぬ、素読舎参りにいらしていて、1000
この時間まで、みっちりと講義をいたしました。

寝ます。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs


【7510】
【タイトル】「鬼」から
【 日時 】03/05/04 4:50
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

Naima さん 投稿者:根石吉久  投稿日: 5月 4日(日)04時50分03秒

そろそろ、家をひきはらって、ドイツ放浪の旅でしょうか。
先日、Rosey さんの初回のレッスンをしました。
音はほとんど問題がありませんが、問題はシンタックスだと思いました。
音の問題の解決は絶対に必要ですが、語学の眼目は音じゃない、と再度思いました。
シンタックスの逆立関係が、眼目だろうと思いました。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7511】
【タイトル】シンタックスの逆立が問題だからこそ
【 日時 】03/05/04 4:54
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

音は絶対に解決しなければならない。
そうじゃなければ、イメージと合体させるべき音がない。
イメージと音を合体させるのでなければ、本当にシンタックスの逆立を解決
する方法はない。

それを解決する方法がないことを、日本の近代は、英語の死屍累々によって
実証しているのに、俺の言うことに耳を傾けてくれようとする人がいまだろ
くにいない。
大学も文部科学省も、馬鹿ばっかしだから、私はほぼあきらめています。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7512】
【タイトル】金になろうがなるまいが、
【 日時 】03/05/04 4:56
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

私は百姓をやります。
私の生産物に興味がおありの方は、以下をご参照ください。

http://6829.teacup.com/nessy/bbs

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7513】
【タイトル】「夕焼け・小焼け」から
【 日時 】03/05/04 5:13
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

もし、俺の植物関係のHPを 投稿者:根石吉久  投稿日: 5月 4日(日)05時12分11秒

作ってくれる場合は、この掲示板に俺が書き散らす記事の中から、これは記録するに値すると
あんたが判断したものだけをピックアップして、HPの記事に収録して蓄積してもらいたいの
だ。

これと同じことを、英語関係で村田君という人に頼んであるのだが、さぼってばかりでちっと
もやってくれない。

植物関係については、初めて出会った人材だと俺はあんたのことを思っているのだからよ。
やってちょうだいよ。

http://6829.teacup.co1000m/nessy/bbs

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7514】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/05/04 19:31
【 発言者 】sb

京都につきました。本当にいろいろとありがとうございました。
母親がノビル?を図鑑でみていたようです。今晩さっそくいただきます。
素読舎参りはたった一泊でしたが、たいへん有意義なものとなりました。
帰りの電車で「どんでん」を読み返していました。
電圧装置、回転読み、回転書き、切断読みは全て有機的に繋がっているということが少しわかりました。実践報告を待っていてください。そして6月7日21:30〜のレッスン(「700選」の技法グラウンド1〜360でお願いします。)よろしくお願いします。
 


【7515】
【タイトル】「鬼」から転写
【 日時 】03/05/05 12:14
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

>根石さんのお手本のスピードが速く感じられ、わたしも速くとあせったのですが、その必要はないとのことで、次回からは、きちんとあわてず読もうと思います。

 語学的に正確な音で言い続ければ、(回転の)回数をこなすことで、それが「こなれ」てきて、自然と速くなります。その道をたどって欲しいと思います。
 ただ同じように言い続けるのでは退屈ですが、音の質の変化に意識的になれば、結構面白いところもありますので、やってみてください。

 ゆっくりと正確に → 安定させる → 徐々に速める → 正確に速く

 音の質の変化をもたらすための手順は以上に要約できます。「回転読み」の「回転」というものが必要だと私が考えている理由のひとつに、この「こなれ」をもたらす作用があるからです。國弘正雄の「只管朗読」の「只管」が言っているものも、「こなれ」をもたらすためのものだと私は理解しています。ただし、國弘には、「音づくり」という観点はありません。

>yearの音が自分でもよくわからないので、練習しているとき「すごい苦しそうな音やなあ、これでいいのかなあ」と気にしながら発音しています。

 そういう事態を解決するのに、コーチの存在が役に立つのだと思います。
 今度、テスト範囲で、そこのところを出題するときか、別の [j] の音が必要になるところにこちらでも気をつけていようと思います。
 この音に関しては、sbさんが以前うちに遊びにきてくれたときに、ああでもないこうでもないと議論しまし1000ス。sbさんは、舌の位置が大事だと言っていましたが、村田君は喉の方にポイントを置いた説明をしていました。
 舌の裏が下の歯に触るくらいに前に移動するため、喉のほうの筋肉がひっぱられ、喉が狭められる感じだなあと自分では思っています。
 音が作られるのは喉だと思います。
 けっこう歳をとってから、単音の問題に深入りしたので、私の耳は大してよくありませんが、その音が出ているか出ていないかは即断できますので、今度、レッスンの時に、出ていれば、「ああ、出ていますよ」と言います。うまく出ているときの「感じ」を覚えてもらえば、一発で解決します。後は、回数による「こなれ」によって、いいにくかったのが自然に言いやすくなっていきます。

>ir、ur、er、orはもっと口を狭くとの助言をいただきました。練習してみたのですが、口を狭めるとrの音 が強くなりますか?

 なると思います。こもった感じの r の音になります。これは舌を中途半端にもちあげているからだと思いますが、まずは口の開きを狭めることに注意を向けてください。

 シンタックスの逆立問題は、音よりも難問です。
 日本に住んで、日本語を第一言語としつづける限り、これは難問のままになります。
 私の立場は、この難問を持ち続けて、英語を維持する立場です。
 つまり、英語の磁場をあてにしない立場です。
 ごつごつした日本の英語でいい、と言い切ってしまう立場です。
 ごつごつとしていても、語が連続して繰り出せれば、そして、そのシンタックスが英語のものであれば、それは立派な日本の英語だと言えると思っています。
 磁場に支えられて折り目がついたぺらぺら英語より、日本人に必要なのはこちらの英語の方なのだという考えは、私には自明のものなのですが、どうもなかなか人には話が通じなくて困っております。

 シンタックスの逆立は、文を成す要素が意識に現れる順番が、英語と日本語では根底的に違うということで、仮に英文法用語で言えば、動詞と目的語の順序が代表的なものです。これ以外に、疑問文・否定文を決める要素が英文では、文の冒頭に近いところにあるのに、日本語ではそれが最後に来るなども、シンタックスの逆立の問題です。
 これも、日本語の磁場においては、

 音の連続性と正確さの確立 → 知識を媒介にした理解 → 意味を伴う音の「こなれ」

 という順序をたどって練習し、慣れの度合いを深めるしかなかろうと思っています。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7516】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/05 12:18
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

遠路、素読舎参りにおいでいただきありがとうございました。
善光寺さんは、ただいまご開帳ですが、sbさんは、善光寺を素通りして素
読舎参りをなさいました。敬服いたします。
今度はもう少しゆっくり話ができればいいと思います。

6月からのレッスンの再開を楽しみにしています。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7517】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/05 12:26
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

>電圧装置、回転読み、回転書き、切断読みは全て有機的に繋がっていると
いうことが少しわかりました。実践報告を待っていてください。

 実践報告、よろしくお願いいたします。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7518】
【タイトル】yearとear
【 日時 】03/05/05 18:56
【 発言者 】sb

根石さんのところへは2度目の訪問を終えたばかりなのですが、1回目の訪問の時のことを覚えていてくださったようでうれしい限りです。
村田さんや根石さんとyearとearの発音について話をしていたのを私も思い出しました。earとyearは舌の位置だけで理解していた私には喉にポイントを置いた説明は今まで聞いたことの世界でした。しかし、発音の理解は個々人特有の部分もあると思います。今改めて考えてみるとyearの方が舌がより歯に近づき、のどが狭められた感じになるのだと思います。でもその辺りの説明はeliot(柴田)さんにしていただかないと。。。私には説明できません。それより私はレポート用紙を買ってきて、電圧装置を書いて早く実践報告をしなければ。。。
それ1000から、いくこさん!根石さん宅におじゃましたとき、声をかけていただいたのにゆっくりお話できず残念でした。
 


【7519】
【タイトル】あす、あさって
【 日時 】03/05/07 0:13
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

エイミー、いくこ、女房を連れて、飛騨白川郷へ遊びに行きます。
この3人とも、でかい女なので、車が壊れないことを祈っています。
有名な合掌造りの家を見てきます。

で、早めに寝る努力に入りたいと思います。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7520】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/07 0:14
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

いくこは、話をしたかったようです。
今度はゆっくり来てください。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7521】
【タイトル】「大風呂敷」のみなさんへ
【 日時 】03/05/07 1:04
【 発言者 】村田
【 リンク 】http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
 
 

5月1日までの過去ログを掲載しました。

過去ログを参照できない期間が長かったことをお詫びいたします。
今後、こういうことがないよういたします。

http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
 


【7522】
【タイトル】今更ではありますが (5) ...。
【 日時 】03/05/08 20:49
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

 大学を卒業して、奇跡的に長野県の高等学校教員採用試験にひっかかり、奥信濃の「受験校」に赴任して、「英語教育」に関わり始めてから、もう四半世紀も過ぎてしまいました。当時、「授業とテストの焦点は同じじゃないといけない」と宣言して、毎回授業プリントを作り、その中から定期テストに出題して、「テストはいい点取れるけど、ホントにおらたの英語は良くなってんかぇ」などと生徒に詰め寄られたりしていました。担任を持った時は、「金曜日は All English day」だとか言って、ホームルームの連絡から、「ソウジやれっ!」などとしかることまで英語でやったりしていました。英作文の授業で、添削が間に合わずに、授業中に生徒が作文の作業をしている間に、教卓で弁当食べたりしていました。思えば、むちゃくちゃな、申し訳ない日々でした。
 奥信濃の受験校、普通科・商業科併設の高校、定時制高校と、合計20年間勤務して、2000年に、イロイロな偶然が重なり、今の職場に移りました。もう四半世紀もの間、エイゴを教えてきたのに、未だに、「これだっ!」という方法を見つけられないでいます。なさけなく、恐縮する毎日です。
 20年間、研修会などで、大学の先生お話を「聞く側」にいて、「何せってんのぉ、じょぅだんじゃぁねぇゃ、そんなヘリクツ聞きに来たんじゃねぃやっ」と強く、強く思い続けてきました。が、現在は、時たま、恐ろしいことに、「話す側」にいることも増えてきて、多分、「ふざけんじゃねぇよ、授業は机の上の理屈じゃねぇんだよぉ」と思っておられると見える「聞く側」の皆様に、「いやはや、皆さん、いろいろ調べてみると、これがなかなか、一刀両断に、すぱっと言い切れないのですよ...しどろ、もどろ...」ということが多くなって来てもいます1000B
 フラフラしながらやってきたこの四半世紀ではありますが、これからも「音読」については、じっくりと取り組んで行きたいと考えています。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7523】
【タイトル】今更ではありますが (4) ...。
【 日時 】03/05/08 20:50
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

「英語を上手に発音できることはいいことだ」ということが生徒たちの間の常識になっています
 → このことは、とても重要なことだと思います。指名されて「英語らしく」読む生徒が、「ケッ、カスこいてんじゃねぇや、バァカ。カッコつけてんじゃねぇよ、タコっ!」なんて思われてしまう雰囲気が強いと (ザンネンながら、俺の経験では、高校でも大学でも実際に授業を始めた時には、そういう雰囲気の場合が多かったですが)、まったく効果が上がりません。こういう雰囲気を作り出すことにも大変なエネルギーが必要になります。現在の職場で行っている音読の授業では、CALL教室で、ヘッドフォンをつけて自分の声とのタタカイをしていますから、クラスメイトからのプレッシャーは、少ないのではないかと観察しています。

「それがどんな価値があるかは別にして、英検の試験を中2の3学期に受けさせたところ、2次試験までほぼ全員が合格しました」「発音は上手になるかもしれないが、それが何になる」
 → 一番先にも書きましたが、「英語の力」をどのように測定し評価するのかについては、まだまだ分かっていることが少ないようです。「通じる英語」「使える英語」などと漠然とした定義だけではなく、「英語の力」について、キチンとした体系的な測定法と評価法を確立して行きたいというのが、再度になりますが、俺の目下の課題です。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7524】
【タイトル】今更ではありますが (3)...。
【 日時 】03/05/08 20:51
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

(5)発音は細かいところまで説明し練習させる、「フォニックス」、「英語の音はカタカナでは書けない」、(10)教科書の各課の最後についているコミュニケーションごっこは無視する、(12)NHKのラジオ講座「基礎英語1」を聞かせない
 → 俺は、小学校4年で実施されているローマ字の学習が、「英語の発音」という観点から見れば、もっとも大きな、悪い影響を与えているのではないかと疑っています。たった2週間ほどのローマ字の勉強が、生涯、英語の「ローマ字読み」から逃れられなくなる原因のひとつの、しかも、大きなものではないかと思います。
 → フォニックス、カタカナ、発音記号などは、いずれにしても英語そのものの音を説明する二次的な媒体である点からすると、学習途中の「補助具」として、個人個人が利用しやすいものを使えば良いではないか、と俺は考えています。それは、「コミュニケーションごっこ」や「基礎英語」も同様で、生徒個人個人に合った方法を取れば良いと思います。それぞれの生徒には、学習方法に対する「相性」みたいなものもある、と思います。ただ、学校教育の、限られた授業時間という制約の中では、「優先順位」を慎重に検討すべきだとは思います。なお、カタカナによる英音の表記については、島岡丘 (1994) 『中間言語の音声学:英語の「近似カナ表記システム」の確立と活用』 (小学館プロダクション) という本が詳しく取り扱っていて、「けっこう、使える。」というのが俺の印象です。
(8)教科書の課文を覚えさせる、(9)必ず読めるようにしてから書かせる、「英語の語順に日本語にしたものを印刷したプリント」「同時通訳プリント」
 → 日本語に直すときに、英語の語順のままにすることはとても良いことだと考えています。頭の中で「語順」を操作して、訳文を日本語として整えてしまえば、せっかく英語と日本語の語順の違いを直接的に把握できるチャンスを減らしてしまうじゃないか、と思っています。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7525】
【タイトル】今更ではありますが (1)...。
【 日時 】03/05/08 20:52
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

 3月末に、「いつか柴田武史さんの実践『音作りへの道』について感想を書かせていただきます」、などと言ったきり、シゴトしたり、じゃがいも植えたり、はぜとうもろこしの種を蒔いたり、新しく買ったギターとバンジョー弾いたり、酒飲んで暴れたりしているうちに、4月が過ぎ、5月のゴールデンウィークも終わってしまいました。「今更、なんだぁ、おめぇはよぉ」という気もいたしますが...。

 「音作りへの道」について、根石さんが、「現在の学校の教室がやれる最良の授業として、今後の学校の授業を考える際に、現在の中学・高校の授業が目指すべきモデルとしての意味を失うことはない」と書いておられますが、同感です。多くの大学の現状でも、同じことが言えると思います。
 現在、俺は、英語を専門としない大学1年生と2年生に、コンピュータと LL の設備のある教室 (CALL 教室) で、Smash Hit Listening (Longman) をテキストにリスニングの授業、『英会話ぜったい音読挑戦編』をテキストにリーディングの授業をしています。1クラス40人前後で、ヘッドフォンを通して個々の学生の発音を聞いて注意したりしても、80分授業の中ではひとり2分も話せない、その上、週に1コマだけの授業設定で何ができるかっ、と責任転嫁しながら、しかし、少しでも「力」をつけて欲しいと祈りつつ、声を涸らす毎日です。「発音要領(素読舎オリジナル)」は、現在進行中のリーディングの授業で使わせていただきます。英語の音を出す過程をどのように、「生徒にわかるように説明する」かはもっともっと議論されるべき課題だと思います。俺なりに、たとえば「ae は、『あ』と言いながら、ノドの上の方を両手で絞めてみろっ、でもあんまりきつく絞めると死むど」などとオバカなことを言いながら説明してきましたが、なんらかのヒントを得た学生達は「そうかぁ、そういうことだったかぁ、なんだぁ」と納得して、英語「らしい」発音に近づいていくキッカケを得たような例もあります。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7526】
【タイトル】今更ではありますが (2)...。
【 日時 】03/05/08 20:52
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

 「音読をテスト自体に使っている」は、高校に勤務していた時からやっていました。学校の授業で、「音読やれぇっ」ってどれだけ言ったって、テストにも出ないし、セイセキにも「直接」関係ないんだったら、なんで音読なんかするかぁ、と思うのは、ごく自然な発想だと思っています。「テストなんて、紙っぺら1枚で何が分かるか!」といった言いっぱなしで終わることなく、じゃあ、どうしたら「英語の力」を正確に測定して評価できるのか、その方法を見つけていくのが今現在の俺の大きな課題です。テストとセイセキのシステムを考えることと併せて、「テストそのもの」を検討し、とりあえず、しっかりとした測定方法を見つけていきたいと考えています。

(1)英語をたくさん聞かせる
 → 「メシを食わなきゃ、ウンコは出ない」ですね。俺も、教室で、同じたとえをしたことがありました。「言いたいことは分からなくもないが、教室で、ウンコ、というような言葉を使うのは、いかがなものか」とその時の生徒達に言われました。
(2)和訳をしない、させない、(3)文法の説明は最小限にしかしない、(4)音読の時間を最大限にとる、(6)教科書ガイドを全員に購入させる
 → 新卒の頃、文法訳読のノルマを早く片づけて音読の時間をとるために、教師用マニュアルの文法説明と和訳をコピーして生徒各自に配布して、ベテランの同僚に睨まれたりしていました。教科書ガイドを持ってきた生徒に、「そこにはなんて書いてある?そうかぁ、そういう解釈もあるf7bなあ。」などと感心したりして

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7527】
【タイトル】中村さん
【 日時 】03/05/09 19:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

お書きいただきありがとうございました。
レッスンの仕込み中ですので、後でまた来ます。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7528】
【タイトル】Kぼんへ
【 日時 】03/05/09 19:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

「夕焼け小焼け」への記事に対するお返事です。
私のレッスンに必要な代金は、車を維持するのに維持費がかかるのと同様の
維持費と考えていただくのが、もっとも実状に合致すると思います。
日本語の磁場では、英語を維持するのに、維持費が必要ではないかと考えて
おります。車を維持するのに、自分で車検をとったりする人がいますから、
英語だって、全部自分でやればやれないことはない。しかし、社会人になっ
てしまえば、学生のように好きなだけ勉強に時間を割くことが難しくなる。
だから、私の「電話でレッスン」は、練習を維持するための維持費だと考
えてもらいたいと思っています。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7529】
【タイトル】中村さん(1)
【 日時 】03/05/10 3:03
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 中村さんも百姓をやっているんですか。私の掲示板「夕焼け小焼け」に作物の生育状況など書いてもらえたらうれしいです。http://6829.teacup.com/nessy/bbs 私は、百姓の息子のくせにほとんど何も百姓のことがわからず、ただ今試行錯誤をしています。アジア雑貨の店をやる予定があるのですが、雑貨以外に店で畑の作物を売ることも考えています。
 今日は、堆肥をいただきに姨捨駅の方へ車で登りました。八幡のお宮の前の通りを姨捨の方へ行き、県道を中村さんの家のある方へ折れずに、まっすぐに山に登って行くと、長楽寺(っていう名前だったと思う)を通り過ぎて、踏切を渡るちょっと手前の右手に、農協(だと思う)がやっている「できかけの堆肥」がもらえる場所があります。勝手に持ってきていいのだと友達に聞き、今日は少しだけ持ってきました。家畜の糞尿処理施設を兼ねているようです。まだこなれていない状態の堆肥(というより厩肥)ですので、持ってきてからも、畑の隅で「寝かせて」おいた方がいいと友達は言っていました。確かに、まだちょいと臭う状態のものでした。土に混ぜ込んで植物の根に触るとまずい状態なので、植えたばかりの植物の根から少し離れたところの土の上にぱらぱらと蒔きました。
 以後、百姓関係の記事は「夕焼け小焼け」で書き、以上にとどめ置きます。

 柴田さんの「音作りへの道」への批評をありがとうございました。

 「発音要領(素読舎オリジナル)」はコピーフリーですので、どうぞコピーしてお使いください。これは、まだ単音しか扱えていないし、単音だけに関しても練り込む必要があると考えています。連音処理(音のぶつかりあいの処理)は扱えていないので、いずれ連音処理を加えようとも思っています。お智恵を拝借できればと思っています。私塾が作ったものを、大学の授業で使っていただけるとは光栄です。

>英語の音を出す過程をどのように、「生徒にわかるように説明する」かは1000烽チともっと議論されるべき課題だと思います。俺なりに、たとえば「ae は、『あ』と言いながら、ノドの上の方を両手で絞めてみろっ、でもあんまりきつく絞めると死むど」などとオバカなことを言いながら説明してきましたが、なんらかのヒントを得た学生達は「そうかぁ、そういうことだったかぁ、なんだぁ」と納得して、英語「らしい」発音に近づいていくキッカケを得たような例もあります。

 大学で生産され大学を出ようとしない「学問としての音声学」ではない音声学。学校の授業の現場ですぐに使えるような音声学というものが日本にはまだないのだと私は考えてきました。「一瞬般若」「ゆでたまご」などとあだ名をつけた発音法を、「俗流音声学」と呼びたい気がしますが、これの重要性に英語関係者はまだ気付いていないような気がしてなりません。中村さんのご意見にまったく同意します。
 この「俗流音声学」の知識というものも、学習者からすれば「媒介物」にすぎず、要はその音が自分で出せて、他のまぎらわしい音と区別できればいいわけですから、説明法はこれだけというようなものではない。「ae」に関しては、般若の面という言い方は秀逸だと思っています(柴田さんの説明法です。これに「一瞬」という語を加えた「一瞬般若」は根石の工夫です)が、蛙がつぶれるような音だと説明して、生徒が出せるようになったという報告もこの掲示板に書かれたことがありました。
 般若にせよ、蛙にせよ、喉の上の方を両手で絞めるにせよ、「異化」することが眼目だと思います。日本語の「あ」と同じ音ではないのだと、「異化」し、実際にその音を出して、生徒にも出させる。「異化」することと、同じ重量で大切なことは、生徒がその音を出した瞬間に「あ、その音です」と言うことだろうと思います。「そうです」と「違いますね」の指示も必要です。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7530】
【タイトル】中村さん(2)
【 日時 】03/05/10 3:10
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 「異化」のための説明と、コーチのモデル音と、同定(あるいは否定)の指示があれば、ほとんどの生徒はかなり楽に音自体を獲得すると思います。
 このあたりに関しては、私には「中間音」という概念があります。これは川とそれに架かる橋を比喩として説明しています。
 こちら岸は日本語の音の土地である。むこう岸は英語の音の土地である。その間に川が流れている。この流れに流されて、川流れになってしまう人が多いが、コーチがいれば、この川に橋が架かる。この橋の上にある音を「中間音」と呼んでいます。こちら岸に近い音もあれば、橋のまんなかあたりにある音もあれば、向こう岸に近い音もある。それらすべてが「中間音」です。コーチがやる仕事は、まったくこちら岸にある音(日本語の音)をまずは橋に乗せてやること(異化)。だんだんと、橋の真ん中あたりにある音の方にひっぱり、さらに、向こう岸になるべく近いところまでひっぱってやるだと思っています。
 例えば私の音も、あくまでも鍛えられた日本人の英語音です。向こう岸の音そのもの(ネイティヴ音)ではなく、中間音の中の向こう岸に近い音です。この音によって、生徒の音を向こう岸に近いところまでひっぱれば、以後はCDなどのネイティヴ音録音教材によって、生徒はいくらでもネイティヴ音が媒介にできるようになります。
 日本の学校の教室がやるべきことは、ネイティヴ音の録音教材を生徒が媒介にできる地点まで、生徒に橋を渡らせてやることだと思いますが、これがやれる先生があまりにも少なすぎる。
 アメリカ帰りの先生や、ネイティヴの先生がいいとはまったく考えられません。ネイティヴの人は自分がどのように該当音を出しているのかが、説明できないからです。1000私はエイミーというイギリスから来た女の子に日本語を教えていますが、自分が出す日本語の音をイギリス人の口をどう動かせばいいのか説明できなくて困ることがあります。ネイティヴの人には、ネイティヴ言語の音というものはあまりにも自明であり、説明できないのです。
 実は日本は英語の教師の人材の宝庫なのではないかと言えば、逆説に響くかもしれませんが、私は本気でそう考えています。日本には発音の下手な英語の先生がたくさんいます。この人たちの音が変わりさえすれば、この人たちこそが宝物なのです。下手だった人が上手になる「過程」を自覚し、その過程にあるコツを言葉にできれば、日本人にとって本当に必要な「俗流音声学」を備えた人になるはずです。
 文部科学省とやらの馬鹿代官が与える免状を持つ人たちですから、たかが私塾の「俗流音声学」なんざ馬鹿にできると思っているのかもしれません。本当は今現在発音が下手であることは、いい教師になるために必要な資質であり、それを持っているにもかかわらず、それに気付かない。それに気付いて、私塾だろうがなんだろうが、媒介にして、自分の音が変わることを自覚し、その過程を言葉にできれば、その人なりの「俗流音声学」ができてくる。それこそが、日本の英語教育に必要なものであり、それこそが、日本の英語教育から欠けているものです。

>「音読をテスト自体に使っている」は、高校に勤務していた時からやっていました。

 稲荷山の喫茶店で、テストで「音読」をやらせると聞いて、私はすごく驚いたのでした。まさに、それこそがあるべきテストの形だと、少なくとも、あるべきテストの部分として欠いてならないものだと考えてきたものだったからです。それを大学のテストでやっているのだろうと思っていましたが、高校の先生をされていた頃からやられていたのだと知って、脱帽いたしました。世の中には、ちゃんとやっている人がいるんだなと改めて認識した次第です。

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【7531】
【タイトル】中村さん(3)
【 日時 】03/05/10 3:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

> 「メシを食わなきゃ、ウンコは出ない」ですね。俺も、教室で、同じたとえをしたことがありました。「言いたいことは分からなくもないが、教室で、ウンコ、というような言葉を使うのは、いかがなものか」とその時の生徒達に言われました。

 再び脱帽です。
 私はあるライブで、谷川俊太郎さんの吹き込んだ詩のCDを買い、谷川さんにCDの表に「うんこ」と書いてくれと頼んだのに、「うんち」と書かれてしまい、がっかりしたことがありました。谷川俊太郎の限界を見たように思ったことを覚えています。
 「うんこ」の方が、しっかりした形をしていると思います。尻の穴が汚れない。「うんち」は粘りけがあったり柔らかかったりして、尻の穴が汚れそうな音で嫌です。
 中村さんは、「なんで教室でうんこと言ってはならんのか」と生徒に切り返さなかったのでしょうか。私なら、「お前、うんこを差別するのか」と言うような気がします。まあ、毎日そんな騒動を起こしそうな予感が自分にあったので、学校の先生にはならなかったのかもしれません。(免許に必要な単位はすべてとりましたが、免状にしなかったのです。)

>俺は、小学校4年で実施されているローマ字の学習が、「英語の発音」という観点から見れば、もっとも大きな、悪い影響を与えているのではないか1000と疑っています。たった2週間ほどのローマ字の勉強が、生涯、英語の「ローマ字読み」から逃れられなくなる原因のひとつの、しかも、大きなものではないかと思います。

 これは私はちょっと違うように考えています。
 ローマ字で日本語の一つの音を表すには、多くの場合、二つのアルファベットを使います。例えば、「か」を「KA」と表記するように、アルファベットが二つ必要です。これは、日本語の音がひとつずつ区切って発音されれば、どの音にも母音がくっついているという日本語の音の組成の問題であり、ローマ字を習っても、日本語の音にくっついている母音を表記しているわけですから、問題はないと思います。
 student の s だけの音を出すべき時に、「す tuden と」と発音する生徒が多くいますが、st という子音の連続や t だけの単音を出すのは、ローマ字を習おうと習うまいと、日本人の英語初心者には難しいのだと思います。
 これは文字表記の問題ではなく、音だけの問題として論じ得るものです。
 日本語の音と英語の音の生理(組成)の問題なのであり、文字以前の問題だと思います。

 島岡丘という方の本はいまだ読んでおりませんが、私は柴田さんと同様に、カタカナを英語の発音表記に使うことには反対です。「母音含み」の音を表記するカタカナでは、英語の音を表記することは原理的にできないという考えです。島岡さんの表記法によって、英語の発音が上達する人がいたとすれば、先に書いた「異化」作用を起こしうるからであり、勘のいい生徒は、その「異化」作用だけで、ネイティヴの録音音声を媒介にできるようになるというにすぎないと思います。これは、勘のいい生徒や音楽好きの生徒には生じるだろうと思います。私がめざす方法は、勘のよくない生徒や音楽に興味がないような生徒でもやれる「異化」作用です。ですから、表記に関しては、もっとも普及している発音記号でいいと思うし、眼目は「異化」であり、「一瞬般若」「ゆでたまご」のような、手短なコツであると思っています。音自体が「中間音」の向こう岸寄りの音になれば、その音は発音記号では、この表記になるよ、と後から発音記号と一致させればいい。そうすれば、発音記号もそれほど苦痛なものではなくなる。

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【7532】
【タイトル】中村さん(4)
【 日時 】03/05/10 3:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 カタカナを工夫して、英語の音を表記できているというのであれば、それは新種の発音記号に過ぎず、発音記号とほぼ同じ程度の数の表記が必要になります。それが発音記号であるかぎり、混乱は避けられないと思います。もともと日本語の音を表そうとした文字だから、なおさら混乱が生じると思います。音の組成の根底が違うのだから、発音記号の方が表記法として1000優れているという考えです。
 眼目の中の眼目は、コーチの存在とコーチの質にあると思っています。音を生徒にきちんと持たせてから、発音記号との照合をやれるコーチが必要です。
 余談を加えますが、現在の学校とその中の英語の先生たちは、コーチたりえていない人がほとんどなので、果たすべき役目を果たしていない。

>指名されて「英語らしく」読む生徒が、「ケッ、カスこいてんじゃねぇや、バァカ。カッコつけてんじゃねぇよ、タコっ!」なんて思われてしまう雰囲気が強いと (ザンネンながら、俺の経験では、高校でも大学でも実際に授業を始めた時には、そういう雰囲気の場合が多かったですが)、まったく効果が上がりません。

 これに関しては、柴田さんは比較的条件のいいところで仕事をされているということがあります。柴田さんが相手にしているのは、中学入試を経た優秀な生徒たちです。私は柴田さんの生徒さんたちを見たことがありますが、端的な印象は、「素直な羊たち」というものでした。柴田さん自身も、優秀な羊たちの一人だと思います。
 柴田さんの生徒さんたちと比べるなら、私の塾の塾生たちは、「泥だらけの山羊」というようなものです。「カスこいてんじゃねぇや」と言う中村さんの学校の生徒も、「糞まみれの山羊」みたいなもんで、いずれにせよ素直じゃない。
 私も素直でないことに関しては人後に落ちないのに、生徒の親からは「先生」などと言われてしまいます。私一人に関して言うなら、「羊の皮をかぶった山羊」だと思っています。「かぶってさえいない」という人も多々いるかもしれません。
 今回の記事では、多少、中村さんの山羊性がうかがえて、私としては存外にうれしく思いました。

>現在の職場で行っている音読の授業では、CALL教室で、ヘッドフォンをつけて自分の声とのタタカイをしていますから、クラスメイトからのプレッシャーは、少ないのではないかと観察しています。

 ふむ。
 私のレッスンは基本的に一対一のものですが、複数の生徒を相手にして音を扱い、「カスこいてんじゃねえ」という生徒の口を封じる腹案も別に持っています。LLの機材を必要としない方法です。これは、いまだ腹案のままであり、一度も使ってみたことはありませんが、機会があればやってみたいと思っています。中村さんの口添えでやらせてもらえるなら、一度どこかでやってみたいとぶしつけながら考えました。
 これがうまく成立するようなら、現在の馬鹿みたいな中間・期末テスト体制の中でも、授業時間のうちの5分から10分程度を使って、「音づくり」がやれると思っています。「5分間音づくり運動」を考えています。

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【7533】
【タイトル】中村さん(6)
【 日時 】03/05/10 3:13
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

>20年間、研修会などで、大学の先生お話を「聞く側」にいて、「何せってんのぉ、じょぅだんじゃぁねぇゃ、そんなヘリクツ聞きに来たんじゃねぃやっ」と強く、強く思い続けてきました。が、現在は、時たま、恐ろしいことに、「話す側」にいることも増えてきて、多分、「ふざけんじゃねぇよ、授業は机の上の理屈じゃねぇんだよぉ」と思っておられると見える「聞く側」の皆様に、「いやはや、皆さん、いろいろ調べてみると、これがなかなか、一刀両断に、すぱっと言い切れないのですよ...しどろ、もどろ...」ということが多くなって来てもいます。

 なるほどなあと思います。
 私は、どこからもお呼びがかからないので、「話す側」に立つことがないことを幸いにして、不特定多数の方に向けて、この掲示板で、「書く側」に立ち続けたいと思っています。
 中村さんがお忙しいのは重々承知の上でお願いしたいのですが、これからも中村さんとの議論を公開していきたいと強く願っております。「夕焼け小焼け」ともども、「大風呂敷」をよろしくお願い致します。

 久しぶりに長文になりました。お許しの程。

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【7534】
【タイトル】中村さん(5)
【 日時 】03/05/10 3:13
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

>「通じる英語」「使える英語」などと漠然とした定義だけではなく、「英語の1000力」について、キチンとした体系的な測定法と評価法を確立して行きたいというのが、再度になりますが、俺の目下の課題です。

 漠然とした定義であっても、「通じる英語」というものはあり、「通じない英語」というものもある。「使える英語」というものがあり、「使えない英語」というものもある。「通じない英語」や「使えない英語」は英語じゃないという議論を棚にあげれば、それらはすべて事実として現象していますから、確かに漠然としているものの、無用な言葉ではない。
 それ以上に精密に、あるいは正確に「英語の力」を定義しようとすれば、イメージと音、あるいは、イメージと単語(群)の綴りとの、即応関係を測るしかあるまいと思います。
 自分以外の人の中に、的はずれでないイメージが確かに生起しているかどうかは、客観的にはわからない。イメージの存在が、学習者本人にしかわからないのであれば、イメージと音(綴り)との双方向の即応度は、学習者本人にしかわからない。
 これに関しては、釣りの喩えがよかろうと思っています。
 釣りのアタリをとるのに、脈釣りというのがあります。また、浮木釣りというのもあります。浮木釣りは、浮木の動きを見て、魚が餌を口にくわえているかどうかを見るものであり、脈釣りは、竿先の動きを見て、同じものことを判断します。
 浮き釣りの方が魚の動きがわかりやすい。しかし、これはよほど流れのゆるやかな場合か、流れのないところでしか使えません。これに対して、脈釣りは流れのあるところで使えますが、流れ自体によっても竿先は動くので、流れが竿先を動かしているのか、魚が竿先を動かしているのかの見極めが難しい。
 ことイメージに関しては、テストで浮き釣りをすることはできないと考えています。イメージについては、それが確かに生起しているかどうかは、学習者本人にしかわからないので、そして、学習者本人には、意識に意識的でありさえすれば、明瞭にわかります。
 点数や数字と何の関係もなく、意識に意識的になって、イメージの生起を見ることも、学習者自体による自分のテストだと考えれば、語の本来の意味においてテストです。
 これは、釣りでは、見釣りに当たります。透明な水の中を泳いでいる魚と餌を直接に肉眼で見て、魚が餌を口にくわえた瞬間にアワセをくれてやるのが見釣りです。すべて見えている。イメージに関して、見ようとすれば、学習者本人には透き通った水の中を見るように見えます。そのように明瞭に見えるものが、学習者の外側からは「絶対に」見えません。これがもしも見えるなら、謹厳実直な紳士がどんなすけべなことを考えている場合でも、すべて第三者にばれてしまいます。イメージが第三者に見えるということですから。
 で、テストの問題に帰れば、イメージと音、イメージと綴りの即応関係、それぞれの双方向の即応度は、測定できないというのが今のところの私の結論です。
 で、脈釣り的な、「音読をさせてテストする」がもっとも正確なテスト法だとも思っています。初出の文でテストした場合、即時に意味がとれる(イメージが動く)のでなければ、イントネーションが決定できませんが、音読をテストで使った場合は、イントネーションの自己決定力も、音の質も、すべて脈釣り的にはわかります。
 これが最良のテスト法だと思います。生徒をテストする側に公平ささえ確保できれば、これが最良でしょう。このテストによって測られるものも、しかし、所詮、「使える英語」かそうでないか、「通じる英語」かそうでないかです。それで、いっこうに構わないのではないでしょうか。

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【7535】
【タイトル】訂正
【 日時 】03/05/10 3:21
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

自分が出す日本語の音をイギリス人の口をどう動かせばいいのか説明できな
くて困ることがあります。

自分が出す日本語の音を出させるために、イギリス人の口をどう動かせばい
いのか説明できなくて困ることがあります。

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【7536】
【タイトル】その他
【 日時 】03/05/10 3:33
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

酒に酔って書いたため、首尾が整わない文が散見されましたが、めんどうくさ
いので、判読できるものは校正いたしません。
お許しの程を。

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【7537】
【タイトル】村田君
【 日時 】03/05/10 4:10
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

バックアップをありがとう。

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【7538】
【タイトル】根石さんへ
【 日時 】03/05/11 0:56
【 発言者 】okada[Profile 北海道地方に住む方]

 掲示板で申し訳ありませんが、5月11日のレッスン、お休みさせてください。
 


【7539】
【タイトル】okada さん
【 日時 】03/05/11 1:17
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

承知しました。
練習はしておいてください。

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【7540】
【タイトル】昔からあるコトバ
【 日時 】03/05/11 3:06
【 発言者 】英語嫌い人

「読書百遍意自ら通ず。」
 意味は、百遍も繰り返して書物を熟読すれば、よくわからなかった意 味も自然にわかる。乱読を戒め熟読の必要を説いた句。(大辞林から)

 英語の学習に当てはまるのだろうか?
 


【7541】
【タイトル】「鬼」から
【 日時 】03/05/12 1:19
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

Rosey さん 投稿者:根石吉久  投稿日: 5月12日(月)00時56分36秒

Where'd you get those? の where'd は where did ですので、did you のつなげ方で、[dju] の音が
生じるのと同じ要領でいいと思います。where に連続させて、[dju] の音を出せばいいと思います。
 do you のつながりでは、do の母音が聞こえますが、did you のつながりでは、did が子音で終わるた
め、[dju] になり、you に相当する音の前に母音がないということです。
 このあたりは、私にも難しいです。

What'd the doctor say?
what the のつながりだったら、what の t のときに、舌の先を上の歯の先にあててしまい、「黙音」にな
り、次の th が発音されます。この場合は、舌の先だけが歯の先にあたっている感じですが、What'd the の
つながりだと、舌の先が歯の先にちょっと触るだけでなく、、歯の裏側にもべたっとついているような感じで
私はやっています。
what の音は wha の部分だけが担い、'd の部分を、舌の「べたっ」とした感じで黙り、the の th の弱音
部分を瞬間的に出す感じです。

 このあたりは、柴田さんが詳しいのですが、最近は大風呂敷に書いていただけないので、お尋ねできないの
が残念です。

already の l と r は舌に力が働く位置に距離があるので、l を上の歯茎の裏にきちんとつけないで発音し
ているネイティヴも多くいると思います。その場合でも、舌がいったんは上の歯茎の裏に向かおうとして、舌
先が細くなる感じになってから、舌の奥の方がもちあがっている感じがします。もっと崩れれば、l の音が無
視されたものになるでしょう。

 早口でしゃべるとき以外は、l をちゃんと発音するのが本式だと思いますが、私はたいていさぼって、l
のときに歯茎につけません。 all right などもそうです。

 この辺については、私はこうしている、というようなことしか言えません。
 他の方からアドバイスがいただけるかもしれませんので、「大風呂敷」の方に転写しておきます。

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【7542】
【タイトル】行が乱れました。
【 日時 】03/05/12 1:20
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

「鬼」の方でお読みいただけると読みやすいと思います。
どなたかアドバイスをお願いいたします。

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【7543】
【タイトル】読書百遍
【 日時 】03/05/12 1:28
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

英語嫌い人さん

原理としては同じだと思います。
ただ、読書百遍意自ら通ず、だけだと、「音づくり」という観点がない。
語学に固有な問題として、「音づくり」があります。
意味と合体させるに足る質の音が作れたら、以後は、「読書百遍」でかなり
いけるようにも思いますが、意識的なイメージの生起の確認を経ないと、な
らないのが、日本語の磁場における日本語の「読書百遍」と違いところだと
思っています。

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【7544】
【タイトル】訂正
【 日時 】03/05/12 1:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

意識的なイメージの生起の確認を経ないと、ならないのが、

意識的なイメージの生起の確認を経ないとならないのが、

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【7545】
【タイトル】はかいかねぇ... (6)
【 日時 】03/05/14 20:06
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

釣りの喩え 脈釣り 浮木釣り 見釣り
→ とてもわかりやすい喩えだと思います。従来から行われてきた、紙と鉛筆によって「間接的」にテストする方法と併せて、昨今では、英語を実際に使う場面を設定して「直接的」にテストする方法が求められています。根石さんの釣りの喩えは、とてもわかりやすいので、ワークショップなどで説明する時に使わせていただきます。(ホントの釣りは小学校3年の時にあきらめました。一日やって何も釣れなくて、オレは釣りには向いていないと、あっさりあきらめてしまいました。)
→ いずれにしても、根石さんの喩えの通り、テストという人工的な環境の中でのことです。テストというのは、本来は「見えないもの」を測定し、それを32点といった数値や、A, B, Cや甲乙丙丁、優良可不可といった記号などで表すわけですから、そこには、どう考えても、間接的で不透明な部分が存在します。しかし、「通じるのか、通じないのか」、「使えるのか、使えないのか」、「このことをわかっているのかいないのか」「どのくらい知っていて、どのくらい知らないか」「50人定員の学校に入学を希望する100人の中から誰を合格にして、誰を不合格にするのか」といった目的のために、どうしても何らかのテストが必要になってくるのです。そして、そのテストそのものが、ちゃんとしているかどうかということに関しては、実は、まだあまり科学的に検討されていないのです。「やりっぱなしの使い捨て」というのが、残念ながら、日本の言語テストの現状です。

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【7546】
【タイトル】はかいかねぇ...(5)
【 日時 】03/05/14 20:07
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

ローマ字 これは文字表記の問題ではなく、音だけの問題
→ 若林俊輔先生 (『無責任なテストは落ちこぼれを作る』の著書があります) も、根石さんと同じことをおっしゃっていました。
→ しかし、ヘッドフォンの向こうにいる生徒が、workを「うぉーく」、walkを「うぁーく」とどうしても発音してしまう、そして、どうもローマ字読みと矛盾する読み方に心理的な葛藤がありそうな対応を頻繁に観察していると、やっぱりローマ字は許せねぇっ、という気持ちが強くわいてきます。
→ 音読のように、文字を頼りに英語の音を発音する場合、特に未知の語の場合、ローマ字を知っている生徒は、ローマ字読みの知識をまず頼るのではないでしょうか。高校の授業で音読をやっていた時、ローマ字を学習した生徒たちはローマ字読みに多く頼り、学習しなかった生徒たち (様々な理由で、小学校半ばからの学習が欠落していたものも多数いました) は、ことごとくの単語について、「これなんて読むんだ、教えろっ」と言って、音からまねようとしていました。ローマ字を知っていることがジャマになり、ローマ字を知らないことがかえって遠回りしない結果になるのではないかと思った次第です。そして、もっとびっくりしたのは、その生徒達が「おぼえ」のために英語の行の上に振ったカタカナとひらがなによるフリガナが、ローマ字を知っている生徒達のフリガナとは明らかに違うものであり、後から知ることになった島岡先生の「近似カナ表記システム」とよく似ていたことです。

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【7547】
【タイトル】はかいかねぇ...(3)
【 日時 】03/05/14 20:08
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

カタカナ 新種の発音記号 発音記号とほぼ同じ程度の数の表記
→ 発音記号にしてもカタカナ表記にしても、説明すべき英語の音の数だけ、それを二次的に説明する表記が必要になることには変わりがないと思います。

→ 発音記号やカタカナは「橋」ですから、それ自体を身につけることが主な目標ではなく、「目的地」でもありません。そして、目的地である英語寄りの向こう岸に近づくためには、どんな橋でも良いし、他の橋や道がもし何本かあれば、我が儘に欲張って、いろんな橋を渡ってみればいいと思うのが、オレの立場です。いずれにしても、「異化」を促進させる触媒のようなものは、いくつか存在しうる、と考えます。

眼目の中の眼目は、コーチの存在とコーチの質にあると思っています
LLの機材 「5分間音づくり運動」
→ LLの機材の良いところは、自分の声が録音できて、それを後から聞くことができる点だと思います。発音しても即座にどんどん消えていってしまう「音」を、ちょっと切り取って録音し、第三者的に聞いてみて、生徒自身が「ここはまずいなぁ」と思えれば、「さてどうしたもんか」という疑問を持ち、次なる課題を自分自身で見つけやすくなるのではないかと思います。それを聞きながら、コーチが「なっ、ここはちょっと違うよな。こうやってみたら、どうだ。」といった形を取れば (素直に受け入れられたとすれば、ですが)、学校の教室においても、比較的、効率の良い音読の取り組みができるのではないか、と淡い期待を持ちながらそのようなことを続けています。

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【7548】
【タイトル】はかいかねぇ... (4)
【 日時 】03/05/14 20:08
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

「使える英語」かそうでないか、「通じる英語」かそうでないかです。
→ 「英語の力」を、ただ一つのものとして捉えるか、いくつかの要素の集合体と捉えるかという検討があり、今現在は、「英語の力」は、ひとかたまりになっている部分と分解可能な要素の集合体の、ふたつの部分からなるという考え方が主流です。もしかしたら、「ひとかたまり」の部分については、音読のテストでもある程度測定できるかもしれないという感触を持っています。しかし、いくつかの要素については、音読のテストで計れないものもあるのではないかと思います。
→ 20年間近く、音読とそれに続く英問英答を行うインタビューテストの実施に関わってきましたが、「おぉ、ものすごいいい読みしているなぁ」と判断した受験者の1〜2割ぐらいが、英問英答でかなり詰まってしまう、ということを体験しています。短絡的に言うと、音読の力とスピーキングの力が、まだ結びついていない段階にあるのではないかと、考えられます。またその逆に、読みはアレレェだけれども、英問英答はカンペキで即座に答える、といったケースも同程度経験しています。そのような場合、やはり音読だけでは、わからない部分があると思えるのです。
→ 初任校の生徒で、ニューヨークで仕事をしている女性がいます。もう、かなりのおばさんになった元生徒に、「英語はどうだぁ?」と聞いたら、「聞いたりしゃべったりするのは問題ないけど、仕事で、少しまとまった文章を書くときなんか、とっても困る。」とせっていました。音読の学習や測定評価では、どうしても「書く力」は、間接的に取り扱わざるを得ない状況かと思います。

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【7549】
【タイトル】はかいかねぇ...(2)
【 日時 】03/05/14 20:09
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

「発音要領(素読舎オリジナル)」 単音しか扱えていない 連音処理(音のぶつかりあいの処理)は扱えていない
→ 前回書いたテキストの Smash Hit Parade では、この連音を中心に扱っていて、told them → toldユem → 「トォゥルデム」といった表記で説明がなされています。3年間使ってきた経験から言うと、なかなか良いです。

「学問としての音声学」「俗流音声学」
→ ホントの学問は現場で役に立ってなんぼのもんだと、オレは考えています。だから、最前線で役に立つ情報を与えてこそ、その時にやっと、「音声学です」とムネを張ることができるのであって、それまでは、もっともっと精進すべきだと思います。

「俗流音声学」の知識 「媒介物」 説明法はこれだけというようなものではない 「異化」作用 「中間音」 その音は発音記号では、この表記になる 後から発音記号と一致させればいい
→ 「橋」の喩えも、とても分かりやすいと思います。オレの理解の範囲では、根石さんも島岡先生も同様のことをおっしゃっています。島岡先生の本のタイトルに「中間言語の...」とあるのは、根石さんの「中間音」とよく似た概念だと思います。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7550】
【タイトル】はかいかねぇ...(1)
【 日時 】03/05/14 20:10
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

これからも中村さんとの議論を公開していきたい
→ 返信がとんでもなく遅くなってしまいました。スミマセン。「もっと、チャッチャッとシゴト片づけて、すぐに返信できねぇもんかぁ、おめえはよおぅっ」と自分でも思います。忘れた頃にやってくる、はかいかねぇ、効率の悪い交信ではありますが、ご理解の上、おつきあいいただければ幸いです。

中村さんも百姓をやっているんですか。
→ ネズミの額のような狭い畑に、種芋を1キロ植えて3キロ収穫する、といった非効率的なことをやっています。今年は、ミニトマト、水なす、子なす、ピーマン、シシトウ、ズッキーニなどの苗を植え、あとは、豆類が少しです。まぁ、だいたいが不作で、「まったくおらち畑は肥料ばっかり食って...」という晩酌の話しの肴になるのがせきの山です。もともと建具屋のせがれで、非農家、百姓経験ゼロです。

「なんで教室でうんこと言ってはならんのか」と生徒に切り返さなかったか
→ その時の生徒たちは、商業科で、情報処理の授業を受け始めた頃で、「つまり、アウトプットのためにはインプットが必要だ、ってことじゃねぇの?」とせうので、「そうそう、おめたち、わかってるじゃぁねぇか。ご飯がインプット、うんこがアウトプットだっ。いいかぁ、インプットとアウトプットを間違えると、えらいことになるどっ。」とは言いました。
→ それから、うんこの場合も、ケツの穴は、やっぱし、ちょっとだけは汚れるんじゃないかなぁ...。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7551】
【タイトル】中村さん(1)
【 日時 】03/05/17 4:35
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 記事をありがとうございます。

 百姓仕事というのはなにか麻薬のようなところがあって、近頃はほとんど毎日畑に行きます。麻薬みたいだというのは、百姓仕事をしていると、他のことはもうどうでもよくなって、これだけやって生きていかれないものかと思うことがあるためです。生きていかれないとはよくわかっているのですが、これだけをやって生きていかれないものかとは、何度も畑で思うのです。子供の頃、よく草をとらされましたが、近頃、私は草は鎌で刈っています。伸びたらまた鎌で刈ってやると、いくら雑草でも弱って、背丈が低く謙虚になるので、謙虚になった雑草を生やしておきます。今のところは、鎌一本の百姓です。鍬も鋤も使いません。低い雑草の間へ、D2から霜にあたって傷んだせいで安くなった花の苗など買ってきて植えています。百姓仕事と言いながら、実質は畑を花畑にしているだけです。一部に、ナス、トマトなどの定番の夏野菜を植えています。
 松代の人で、アカザが好きで、畑のアカザを食べ尽くして、畑にアカザが生えなくなった人がいます。どうやって食べればそんなにうまいのかわかりません。アカザは私の畑では豊作状態です。とってきていろいろ試してみますが、食ってそんなにうまいものではない。うまい食べ方が見つからなかったら、今年も、鎌一本で間もなく退治しなければなりません。アカザは放っておくと、鎌じゃ刃が立たなくなる。わざわざ畑で作らなくても、千曲川の河原にいくらでもあるし、、、。
 五十有余年生きて、けつの穴の汚れない糞は4,5回したことがあるだけで、実態を申し上げれば、、、いや、やめましょう。また今度、ということで、けつの穴の話は、ひとまず打ち切ります。

◆Smash Hit Parade

 Smash Hit Parade は高い本でしょうか。あんまり高くなければ、買ってみようと思いますが、出版社などお教えくださればありがたく思います。

◆現場で役にたってなんぼのもんであるはずの「音声学」

 これは、大学の英語科などで教えている「音声学」の種本が、アメリカ発のものであるのが駄目なのだと思っています。「教授法」などというえらそうな「法」も、アメリカ発で、日本人の体を元にしていない。日本の大学では、欧米の引き写しをやっていれば、学問づらができるのがいけないのだと思っています。欧米のものを参考にし、媒介にして、自分なりの「音声学」が作れなければ駄目なのに、引き写しをやって一丁あがりにしてしまっている教員養成課程の駄目大学教員がいっぱいいるのではないでしょうか。私は大学関係に何の義理もないので、好き放題が言えるので言ってしまおうと思いますが、そういう事情なのではないでしょうか。

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【7552】
【タイトル】中村さん(3)
【 日時 】03/05/17 4:36
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 私は、音とイメージの同致、音からイメージ、イメージから音への瞬間化に関しては、「電圧装置」という工夫を提示してありますので、長崎よりも具体的だと自負しておりますが、長崎の「音 ←→ イメージ」の変換は1秒以内でなければ駄目だという考えは、私の「電圧装置」の処理過程において、「思い出していては駄目だ」という考えと非常に近いものだと思いました。
 長崎と私が根底で別れるのは、長崎には遅読法がないという一点だけだと思います。
 この「1秒以内でなければ駄目」という「質」は、音読をテストに使うのでなければ測れないと思っています。

◆音読は上手なのに、しゃべり(アウトプット)が下手。しゃべらせれば、どんどんしゃべるのに、音読をやらせると下手。

 これは、テストの設問自体が問題です。
 音読のテストは、生徒にとって、「初出」の文でやるべきだという一点が大事だと思います。授業でやった文をテストに出すのだと、単に「床の間向き」の音読になってしまい、英語の力を測ることはできない。この場合に、音読は上手だが、しゃべらせるとろくにしゃべれない生徒が出現するのではないでしょうか。
 逆に、しゃべらせればしゃべるのに、音読をやらせると下手というのは、アメリカ帰りの人に多いと思います。日本にだけ在住して、音読がろくにできずに、いくらでもしゃべるという人は出現することはなかろうと思います。(片方の親が英語ネイティヴであるなどの事例を除きます。ウドんちがそうですね。)

 テストというものは、授業で扱ったものだけを出題しなければならないとは私は考えません。特に「音読」に関してはそうです。授業で扱ったものだけをテストする程度の狭いテストでは、あまりにも生徒を囲い込んでしまい、生徒に授業でやったことだけ勉強しておけばいいという心の態度を植え付けると思うのです。
 私の「電話でレッスン」では、レッスンで扱ったものだけをテストに出していますが、これは一回のレッスンがわずか30分であるという事情によるので、生徒さんには、「技法グラウンド」を導入部分に使って、激しく「回転読み」をやってほしい、種々雑多なテキストを相手に、どんどん「回転読み」をやって欲しいと願っています。「基地」のようなものとして、「回転読み」が確保されたら、どんどんさまざまな方角に出撃して欲しいと願っています。私の生徒さんで、これをやっているなとはっきり感じられるのは、もっこりさんという方です。
 「音読」をテストで使う場合は、生徒が一度も目にしたことのない文を使うべきです。
 易しい文、中程度の難度の文、難しい文(多分、これは使われている単語の抽象度にほぼ比例すると思います)を与え、いずれも初出の文を音読させる。それだけで、音とイメージの同致、音とイメージの同致の瞬間化はテストできるし、今のところ、それ以外に、この種のものの測定法はないと思っています。読んでいく過程で音がイメージ(意味)になるかどうかを測るには、「音読」以外にないのではないでしょうか。
 またしても、私の独断の用語ですが、「イントネーションの自己決定力」が測れれば、音とイメージの同致とその瞬間化は測れる。「脈釣り」的には測れる。決して決して、「見釣り」はできないが、、、。(余談ですが、アメリカは「見釣り」がやれるつもりらしい。透明な水の中の魚を見るように、アジアやアラブが餌を加える瞬間を見ることができるはずだという前提でものを考えているらしい。実に馬鹿です。てめえらが、アジアの言葉をないがしろにしておいて、「見釣り」ができると思っているところが、実に馬鹿です。アメリカ(人)にもっとも欠けているのは、私らの直観が見抜いている通りのものであり、それは謙虚さです。)くたばれ、new conservative ども。
 ええと、酔っ払いの文章なので、やたらに話に枝が生えますがお許しください。

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【7553】
【タイトル】中村さん(2)
【 日時 】03/05/17 4:36
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

◆島岡先生の本のタイトルに「中間言語の...」とあるのは、根石さんの「中間音」とよく似た概念だと思います。

 島岡さんの本を読んだことがないので、時間をみつけていつか読むために、買っておこおうかと思いますが、最初に何を読んだらいいかお教えいただけるとありがたいです。これについても、出版社名などもお教えいただけたらと思います。お手数をおかけします。

 ネイティヴ音崇拝者はいくらでもいますが、「中間音」の練り上げ自体に意味を見いだす人があまりいないと思っています。ネイティヴ音を崇拝して、真似やコピーに終始したところで、それがなんぼのもんかとも思っています。ネイティヴ音というものは、日本人の体にとって、あくまでも「媒介物」であるべきであり、非常に厳密なことを言えば、お手本なんぞにしておくべきではない。ネイティヴ音をお手本にして、床の間に置く活け花みたいな扱いをすべきじゃなくて、あくまでも「通じる音」は確保すべきだとしても、「通じる音」である限り、日本人は日本人の英語音を持つべきだと思っています。ほとんどすべてに近いアメリカ在住のアメリカ人は日本語がしゃべれませんが、わしら日本の英語学習者はなにほどであれ、英語がしゃべれるのです。日本語の音を元に持ちながら、英語をしゃべれるのであれば、そんじょそこらのアメリカ人には、控えおろう、と言えばいい。そんじょそこらのアメリカ人が日本を理解するのと比べれば、英語をしゃべるそんじょそこらの日本人の方がアメリカを理解しているはずです。英語がしゃべれるということはそういうことだと思っています。私は英ををしゃべっても、アメリカ(人)の自己標準化を強く憎むココロも持っています。とりわけ、new conservative という連中に対して、強い憎しみを持っています。
 ええと、なんでしたっけ。ああそうでした。「中間音」です。「中間音」という概念には私は存在根拠があるとしています。(その根拠は、根底的な英語と日本語の音の組成の違いです。)そして、下手から上手までにわたる日本で作った日本人の英語音のすべてを、中間音と呼んでしまえばものごとはよほどすっきりすると思っています。
 そこがはっきりすれば、あとは「橋」の上のどの地点にいるかだけの問題が残るだけであり、余計なネイティヴ音崇拝も要らなくなる。私はネイティヴ音崇拝に出会うたびに、「けっ」と思う種類の人間です。
 ネイティヴ音などというものは、同化の目標物なんかではなく、自分の日本人としての英語音を作る場合の媒介物であり、媒介物であるから、媒介にして捨てるべきものだという考えです。
 問題は橋の真ん中あたりの地点をまず確保しておいてから、より向こう岸(英語音)に近く、どれだけにじり寄れるかだけが問題となり、これは語学というものを成果や結果として見るのではなく、絶えざる過程と見る見方となると思います。語学というものは、そういうものだと思っています。書いていて気付きましたが、これは柴田さんの考えに意外に近い。私は、柴田さんの「完璧な音」という考えに非常に反発を感じたことがあり、議論で反論しました(過去ログに残っていると思います)が、柴田さんも語学を過程と見ている方だろうと、書きながら発見しました。
 ただ、音の問題は、音の問題だけにとどまった場合は、やはり「床の間・活け花主義」や「音声盆栽」になってしまい、音とイメージの同致の瞬間化の問題がすっとびます。日本人にとって、ほんとうに大事なのは、音をネイティヴ音と同化させることではなく、誤解が生じないだけの音を確保して、その音とイメージを同致させること、しかも、それを瞬間化することだと考えています。
 中村さんの専門の「テスト」に関する考察でも、音とイメージの同致をどう測るかが考慮されないとあまり成果はないのではないかと不遜に考えます。
 同致と瞬間化に関して、これまでのところもっともいい考えを提出しているのは、長崎玄弥ではないかと思います。國弘正雄などは、自分では音とイメージの同致は見事に実現しているが、その過程を言葉にできていない。國弘をご商売に使っている千田潤一という人も、このあたりについてはまるで舌足らずです。長崎の方が、はるかに具体的に同致や瞬間化のことを言葉にしています。
 実は、長崎玄弥の「英語の攻め方」という本は、Jackie さんというこの掲示板にたびたび書いてくださる方に、ネットのオークションに出品されている著書を教えていただき買いました。読んでみて、長崎はまるで古くないと思いました。千田潤一よりある意味では新しい。

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【7554】
【タイトル】中村さん(4)
【 日時 】03/05/17 4:37
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

◆カタカナや発音記号は「橋」

 工夫したカタカナや従来の発音記号も、英語の音の数に対応できるだけの数が必要になることに関しては、同意点がみつかり安心しました。
 私の「橋」という考えについてですが、語学という「行為」自体を橋に喩えたいのです。語学という「行為」をあくまで継続することが、「橋」を渡る行為になるのであり、カタカナや発音記号は、この「橋」を渡る途中で「媒介」にすべきブツである、と。この辺は、人様は、私がどうでもいいようなことを言っていると扱われることが多いのですが、私は厳密に区別したい。この区別をいい加減にしておくと、語学という行為は規定できないと考えています。
 「橋」自体は、媒介物にするわけにいかない。なぜなら、私ら日本に住んでいる日本人は、何をどうしようとアメリカ人になるわけではないからです。どれほど見事な音の「似せもの」を作ろうと、私らの生きている言語磁場は日本語の磁場である。それがそうである限り、「橋」は媒介物ではない。
 発音表記は「媒介物」だと思いますが。
 日本の語学には、「媒介」という考えが抜け落ちていると考えております。

◆ LL機器

 私は、自分の声を録音したものを聞くのがとても不愉快です。椋鳥みたいな声を出しやがってと思って、とても不快になります。
 ですので、私は「回転書き」以外では、自分の声を録音したものを使用しません。
 「回転書き」では、自分の声を「いやでも」聞くわけですので、客観化するのは「いやでも」、どこかで客観化していると思います。しかし、「客観化」するために「客観化」するのが不快です。どうにもいやです。
 これはいまのところ、あくまでも私の好みの問題ですが、日本人の英語の発音が上手にならないことの根元に横たわっている問題ともつながっているのではないかと考えます。
 日本人のとりわけ「男」が、なかなか英語音を獲得しないことの根元にある問題ではないでしょうか。つまり、日本人の男というものは、自分を客観化するのがいやなのです。あたしゃ、はっきり言ってしまいますが、あたしゃ、自分を客体化するのはいやです。俺に惚れてくれる女が毎日列をなすほどになれば、客体化してもいいが、実態がそうでないのである限り、客体化なんかしても無駄です。
 さりとて、近頃のへらへらした男どもに期待すべき問題だとも考えられません。やつらが、自分を客観化できているとは考えられない。あいつらは、根性なしの英語学習者がネイティヴ音を崇拝してしまうように根性なしで、簡単に女のご機嫌を崇拝してやがるのです。糞ったれが、と思っています。女を崇拝するのは私もしていますが、女のご機嫌を崇拝しやがるのが気にくわない。いや、また話に枝が、、、。
 これはコーチの存在で解決すべき問題だと考えます。
 日本には日本人で英語のコーチをまともにやれる人がろくにいない。その元には、コーチのコーチをやるべき人がいない問題があります。そして、コーチのコーチは大学の教員がやるべきなのに、やるべきことをやっていない。つまり、大学がおさぼりを続けているのだということです。
 LL機器ではなく、生音声で英語音を客体化して欲しいのですが、私塾が作った「俗流音声学」を過小評価している間は、大学は駄目だろうと、尊大に傲慢に力強く考え続けていきたいと思っています。大学の先生に向かって言いにくい言葉でありますが、言っておくべき言葉だとも思っています。

◆「英語の力」を、ただ一つのものとして捉えるか、いくつかの要素の集合体と捉えるかという検討があり、今現在は、「英語の力」は、ひとかたまりになっている部分と分解可能な要素の集合体の、ふたつの部分からなるという考え方が主流です。

 この辺が理解できませんでした。
 せいいっぱい考えたところによりますと、「ひとかたまり」とは、英語の磁場で育った人が持つ英語力に近いものを言っており、「分解可能な要素」とは、語学の対象として英語を扱う場合に働く要素かと、、、。
 誤解がありましたら、正していただきたくお願いいたします。

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【7555】
【タイトル】中村さん(6)
【 日時 】03/05/17 4:41
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 ここに、國弘の「只管朗読」の「只管」の重要性があるのですが、國弘自身は、「音づくり」に関してまともなことを言えておらず、自分の音がアメリカの大学教授に褒められたという程度のことしか書いていません。千田潤一は、國弘の「只管」に、シャドウイングを接ぎ木しましたが、いいかげんな話です。
 私は、國弘の傍流の弟子を自認しておりますので、この点については、いつか千田にはっきり言いたい。しかし、あの方は利口な方ですから、まともな批判には耳を貸さないだろうとも思っています。銭が余計とれる方を選ぶ、利口な方です。
 私は銭の不足をかこちながら、國弘だろうが千田だろうが、批判すべき点の批判はやっていく所存です。
 紙を折る時、きっちり折って、きっちり折り目を作ることができます。いい加減に紙を重ねて折り目がつかないような程度に折ることもできます。英語の音についても、折り目が残るか残らないかが問題なのだと思います。ローマ字を知っているか知らないかは、この折り目が残るかどうかについてなら、実に小さな違いに過ぎないと思っています。
 生徒がネイティヴ音を媒介にしながら、どれだけ口を動かせるようになるか問題だと思います。
 しこたま動かせば、折り目はつく。イメージと合体させるに足る質の音が手に入る。
 そして、音楽や音自体にろくな興味がない生徒にも、ネイティヴ音を媒介にできる地点まで「橋」を渡らせてやることができるかどうか、です。この点に関して、学校の授業というものは、実に実に駄目です。私の知る限り、唯一の例外は柴田さんの授業だけです。
 ローマ字を知っているかどうかの問題ではないと、やはり、思っています。

◆学校がやってきたテストそのものが、いいかげんなものであること。

 私は、合格させるか合格させないかなど、その人の人生に大きな岐路を作るようなテストには一切何の関心もありません。
 私も、「電話でレッスン」では毎回テストを繰り返していますが、このテスト自体が練習になっています。テスト自体が生徒やコーチの練習になるようなテスト以外は、理念的にまるで認める気がありません。
 テストというものの根本理念は、コーチやら先生やらの反省材料になればそれで十分であり、生徒の人生を左右するような馬鹿なものであってはならないという考えは、すでに亡くなられましたが、遠山啓という数学者が提示されています。理念的には、私はこの方に私淑しております。
 テストというものは、それ自体が練習でなかったり、選別の道具であったり、コーチや教師の反省材料として使われなかったりした場合は、実に卑しいものであると思っています。
 語学という行為には、この娑婆の体制自体を笑う力があると思っているのですが、淋しいことに、英語なんぞという a fucking language をやる人々は、あまりにも体制に従順でして、淋しさの果てる地平はいまだみつかりません。

 以上、またしても長文、失礼します。
 山羊的反論を期待しています。

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【7556】
【タイトル】中村さん(5)
【 日時 】03/05/17 4:41
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

◆「書く」力

 ニューヨーク在住の教え子の話はとても面白いものです。
 私は、「書く」力の根元は、イメージの的確さだと考えています。
 話言葉では、私が日常の言葉としている日本語のことを考えても、相当いい加減なものです。女房に用事をいいつけるときでも、「あの、ほれ、あれをさ、あっちじゃなくて、そっちの方へ連絡しとけよ」みたいな、イメージの的確さを払底している日本語で、用が足りて、ものごとがちゃんと処理されちまったりします。
 ニューヨーク在住の教え子さんは、書く場面では、一語一語の語のイメージがドンピシャになることを要求されてきつい思いをするのだと思います。
 私は、しゃべることよりも書くことの方が、はるかにずっと高度なものだという考えは、ネイティヴ言語である日本語に関してもはっきり持っていますが、それが語学で獲得した言語では比べものにならないくらい高度な作業になるはずです。
 教え子さんは、英語の磁場にいるのだからまだしもです。あっしら日本語の磁場だけで英語の力をまがりなりに持った者が、的確な英語で「書く」のは至難の技であるというふうに考えています。
 私は自分の英語力をかんがみるに、とてもじゃないが、英語のライティングの添削ができるレベルであるとは思えない。明らかな文法の間違いを直す程度のことはできても、語のイメージをドンピシャに射抜いて、まともな文章を(文ではなく文章を、です)書く力は私にはない。私はこのあたりについては、あくまでも厳密でありたいと思っています。

◆ローマ字の弊害

 教室での実例を挙げられ、なまじローマ字を知っているやつの方が、発音が上達しないというお説かと思いますが、私はそんなものは小さな違いにすぎないという考えです。
 柴田さんは、授業の最初に、生徒が英語の単語にカタカナでふりがなを振る行為自体を破壊しておられます。私はこれに賛同します。
 いくら工夫したカタカナであっても、しょせんカタカナは日本語の音を表記するものですから、いったんは、中村さんの英語の読みを忠実にふりがなにしたのであっても、生徒の中で「英語音」自体と一発で結びつかないなら、生徒は後で自分のふりがなを見て、また日本語の音に先祖帰りをさせてしまうことが起こるのではないでしょうか。また、同じ英語の文に関して、生徒によってさまざまな表記があり得るし、それぞれの生徒がそれぞれの先祖帰りをやらかすことをくい止める方法はないと思います。
 つまり、ローマ字を知っていようが、知っていまいが、「先祖帰り」はしょっちゅう起こるという問題があります。生徒は当初、日本語の音だけを持っており、この音への「先祖帰り」の吸引力はあなどれないものがあります。
 私の「電話でレッスン」を例にとりますと、中村さんや私の母校の高校の英語の先生が、現在私の生徒さんになっておられますが、この方は、[ae]音、や [逆さ e (曖昧母音)] の音は、そのたびに数十回注意してもなお、日本語の「あ」の音に先祖帰りする力が強力で、一年近くレッスンをして、ようやく「先祖帰り」の力が弱くなってきました。
 この「先祖帰り」の力の強力なことを目の前にすると、ローマ字を知っているか知らないかの差は小さなものに思えるということです。ローマ字を知らない方が、いっそ素直に英語の音に向き合えると見えた後、その生徒の中に本当に英語音が定着するかどうかが問題です。私は、ローマ字を知らない生徒においても、その「定着」に関しては、大いに疑っています。定着するのは、音や音楽に敏感な一部の生徒にとどまるだろうというのが私の見極めです。多くの生徒において、ローマ字を知っていようが、知らなかろうが、英語の音は定着しないと見ています。

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【7557】
【タイトル】山形県、Iさん
【 日時 】03/05/18 2:34
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

Naima さんの掲示板「鬼」のURLは以下の通りです。

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7558】
【タイトル】磁場?
【 日時 】03/05/18 18:10
【 発言者 】まじめな学習者

英語の磁場は、日本にあります。私個人的には作っています。1英字新聞購読 2 衛星テレビ 3 American Politics Chat
あなたが本当に英語力があるのなら、Yahoo USA Politics Chat ( voice chat) で neo con Bush崇拝者を、思想変換させよう!  最近では、日本語の磁場が外国にあるようですよ。(留学者が留学者だけでつるむため)
 


【7559】
【タイトル】まじめな学習者さん
【 日時 】03/05/18 19:06
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

私は「磁場」という語で、「個人的に」作れるようなものを言っているのでは
ありません。それは、あくまでも「自分に直接に」言語の磁力が働く場のこと
です。
あなたが例示されたもののうち、1,2は決して磁場を形成することはあり
ません。それは「自分に直接に」向けられる言葉ではないからです。3は、
「場」たりえますが、あくまでもネット上に仮構されたものであり、言葉の
食い違い(すでに「磁場」一語で、この掲示板に生じているものです)だけ
で泥沼のような疲労だけが残ることは、日本語だけでやっていてもしばしば
味わうことです。また、私の語学論は自分の日本語の能力を拡張しつつよう
やく書き次いでいるようなものであり、このレベルにおいて英語を使う能力
は私にはありません。
日本語でなんとかようやく言い表しているようなものを英語で書けるなどと
はまるで思っておりませんし、私は英語をはっきりと自分の第二言語に位置
づけておりますので、主に用をたすのに使うだけです。英語をそれ以上の言
語にする気はないということです。例外は、読書だけです。これは、語学を
やったものが手にする最後のご褒美だと思い、味わっています。
 日本語であろうと英語であろうと、Chat などというものは基本的に嫌い
ですから、日本語であろうと英語であろうとやる気はありません。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7560】
【タイトル】「磁場」に働く磁力とは、
【 日時 】03/05/18 19:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

「自分に直接に向けられる」言葉そのものですらないのかもしれない。それ
はのっぴきならない関係そのものをもたらす場のことなのかもしれない。
「ああいえばこういう」ことだけが続いているような chat という場には、
のっぴきならない関係というものがない。あるように見えてないのだ。そこ
では、「ああいえばこういう」の常態的な垂れ流しがあるだけだ。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7561】
【タイトル】「鬼」から転写
【 日時 】03/05/19 1:33
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs

Rosey さん

>これまでのところ、一番の難物だと思ったセンテンス、I had Rose move...は初回100回転し、翌日もその翌日も100回転ほどしたと思います。その後回数は減ってもほぼ毎日機会があれば、唱えていたとこえろ「あ、口が勝手に動く」と始めて実感しました。

 この感覚を大事にしていただきたいと願っています。口が勝手に動くようになり、それが安定していれば、「切断読み」や減速読みができます。「切断読み」というのは、「口が勝手に動く」レベルの音を獲得してからでないと、あまり意味がありませんので。

>Nimaおっしょがよく、100回転させないと身につかない(こんな表現ではなかった。なんと表現してたのやら・・)、50回では足りないとよく言っていましたが、いまになって納得できるような気がします。

 私は、数十回でもいいと思っています。「電話でレッスン」のテストの範囲が決まったら、それぞれの文について数十回をいつもやってもらえれば、総数で数百回になります。私のレッスンには「復習範囲を手放さない」という原理が働いていますので、同じところを何度も何度もテスト範囲として繰り返し設定します。毎回、各文について数十回の練習をしてもらえば、そのうちに必ず数百回という数に達します。これはもう覚えたから練習しなくてもいいと思ってしまうところに落とし穴があると思っています。

>映画をほとんど見ない人種なので、教材の感嘆詞や縮約形には面食らいましたが、少しなれてきたかなと思います。

 ああ、そうなんですか。私もほとんど映画を観ません。うちの女房は映画が大好きで、何がそんなに面白いのか私にはちっともわかりません。
 私にとっての映画は、語学教材でして、映画そのものを味わうみたいにたくさん観たいという気が生じません。語学教材としてはなかなかのもんだと思っています。ですから、自分にとって面白い映画だろうがつまらない映画だろうが、語学教材として使えればそれでいいので、私の「電話でレッスン」で使っている「ゴースト」なども、初期の生徒さんが選んだものが定番として残っただけのものです。

>頭に入っているところでも聞き取れないところがあり難しい。でも映画1本分の台本を回転するというのは、非常に効きそうな気がします。

 耳も徐々に鍛えていくしかないと思います。映画一本分を「回転読み」で自分の中に根付かせるとかなり効きますよ。人にもよりますが、二本目の映画の半分程度が最初から聞き取れるようになる生徒さんは出てくると思っています。
 知らない単語が含まれていたり、知らない語法が含まれていると、英語の音は単語と単語が溶けあってしまうので、聞き取りが極度に困難になります。
 Rosey さんの場合は、今の音で読み込みの回数を惜しまず、知らない単語は「電圧装置」で殺していけば、耳はどんどんよくなっていくと思います。

[ae]の音は、「一瞬般若」の顔になる要領で出せるようになったら、口の水平方向の開きと垂直方向の開きを同時に実現するように移行してみてください。その方が、上品な音になる感じがします。

>tとtheあるいはlとtheのつながりはtもlも舌はそれらを発音する位置に持って行くが、音は出さずにthe を発するという助言を受けました。レッスン中もおっしゃていましたが、新たに練習をしないといけないのですが、確かにそのほうが発音しやすい。

 先日は注意するものが見つかりましたが、その前までは、単語の最後が t や l で、次の単語の頭が th の場合に、ちゃんと上手にやっておられました。
 「tもlも舌はそれらを発音する位置に持って行くが、」というところに誤解があるかもしれません。t や l のときに、舌を th の位置に持っていって、t や l は黙った音(黙音)にしてしまっていい。黙音の一瞬があり、次の th が実際に発音されるということです。

 この記事は、他の方にも役にたつかもしれませんので、「大風呂敷」にも転写しておきます。

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【7562】
【タイトル】「鬼」から転写
【 日時 】03/05/20 1:52
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

rosey さん 投稿者:根石吉久  投稿日: 5月20日(火)01時48分38秒

 [逆さv]と[逆さe]は、私は「狭い音」(口の開きが狭い音)としてしまい、生徒さんにはレッスンの初めのうちは区別しなくていいと言っています。
 [逆さv]はアクセントのある位置に現れ、[逆さe] はアクセントのないところに現れるだけで、口の開き加減は同じようなものだと思っています。しかし、アクセントがあると息が強く流れますので、音価は違ってきます。この音価の違いを最初に区別させるより、どっちも口の開きは、「狭い」と言ってしまいます。そうすると、アクセントのある無しで、自然にそれぞれの音価が穫れます。穫れさえすればいいので、最初に「狭い音」と言う方がいいと考えそうしています。

 細かいことを言うと、[逆さv」の場合に、唇に力が入るような感覚があります。[逆さe]の場合は、唇から力が抜けています。
 単独の[逆さe]にアクセントが来ることはないと思いますが、[逆さe r]にアクセントがくることは多くはありませんがあります。この場合は、私は[逆さv r]の感じで、割と唇に力を入れて音を出しています。

 基本的に[逆さv]と[逆さe]はことさらに区別する必要がなく、アクセントを間違えなければ、自然に獲得される音価の違いがあるにすぎないという考えです。

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【7563】
【タイトル】遠い道のり (4)
【 日時 】03/05/20 20:18
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

◆ 「客観化」するために「客観化」するのが不快です
→ 音読を録音させておいて、「ほれ、ここまちがってるじゃんか」なんていうのは、「客観化」するための「客観化」かもしれませんね。そういう観点からすれば、オレのやっている音読の授業は「自己否定」にも結びつくような、アブナイものかもしれません。学校の授業の中で「その音です」「その音ではありません」というコーチの役目をどのように果たして行くか、遅ればせながら、また考え始めることにします。
◆ 「ひとかたまり」とは、英語の磁場で育った人が持つ英語力に近いものを言っており、「分解可能な要素」とは、語学の対象として英語を扱う場合に働く要素かと、、、。
→ うまく説明できなく、申し訳なく思っています。再度、わけのわからねぇ説明になってしまうかと思いますが、やってみます。
→ エイゴをどうやって教えるか、その教えたことができるようになったのかならなかったのかを測る時に、「何」を教え測るのか、ということが問題になります。その「何」が、要するにエイゴのチカラではあるのですが、一気に「全部」のエイゴのチカラについて教える訳ではないので、たとえば、ae の発音とか、He is ときたら、 reading a magazine. と続ける場合とか、聞き取れなかったら、すかさず Pardon? と聞き返すとか、要するに、バラバラに取り扱うことができないわけでもない知識や技術を、とりあえず教えるとします。しかし、エイゴは、そういった断片的な知識や技術の集合体だけではなく、たとえば、問題文を黙読して、そのトピックに関して自分の考えをエイゴで述べるといった場合には、多くの知識や技能を総合的に動員して処理することが必要で、その総合的に動員して処理するチカラというのは、バラバラにできないのではないか、というリクツです。全部のエイゴのチカラは、バラバラに学習したりその途中経過を測ったりすることができるチカラと、バラバラには学習できないしその途中経過もバラバラには測れないチカラ (そのひとつとして、バラバラな知識や技術を必要に応じて動員し処理するチカラがあります) のあわさったものなのではないか、ということです。あれれぇ、またまた、なさけない説明になってしまいました。スミマセン。もっといい説明方法を考えておきます。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7564】
【タイトル】遠い道のり (5)
【 日時 】03/05/20 20:18
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

◆ 「書く」力 根元は、イメージの的確さ
→ ぼんやりとではありますが、「イメージの的確さ」という表現には、書く力の「イメージ」があると思います。
◆ ローマ字の弊害 小さな違い 日本語の音に先祖帰り 「定着」
→ 先祖帰りの強力さについて、オレも強く実感しています。自分自身の場合にも、しばらくエイゴの口を動かさなかった時などは、すぐに「帰って」しまいます。
→「異化」を促進させる時に、少しでもジャマになるものは排除しておいた方がよいのではないか、と考えているのですが、「定着」という観点からすると、ローマ字は大きな要素ではないという点、よく分かりました。
◆ 学校がやってきたテストそのものが、いいかげんなものであること。
→ 「いいかげんなものなのか、いいかげんなものではないのか」を検討することさえ、やってこれなかったのだとオレは考えています。それと、「テストの点」の解釈をする段階でも、大きな誤解をしてきてしまっている、と思います。たとえば、「紙っぺら一枚で人生を決められてたまるかっ」とか「ペーパーテストの点数がなんぼのもんじゃい」といった意見については、「そんなものでは人生は決まらない」「なんぼのもんでもない」と、はっきりと示すべきだと思います。「背の高さが170センチのヒトは、165センチのヒトより、人格的に優れているし、社会的な能力も高い」なんて言ったら、バカかおめぇは、よう、と一蹴されると思います。テストの点も同じことだと思います。テストの点は、それが意味すること以上にも以下にも、意味を与えられるべきではありません。
◆ テスト自体が練習 コーチやら先生やらの反省材料
→ 言語テストの研究では、テストの捉え方について根石さんと同様のことも言い続けてきています。反省材料については、学習者にとっても、次の取り組みに生かすデータを提供すると考えています。しかし、現状は、さまざまな思いこみと勘違いで、テストについての捉え方はどうしようもならないようになってしまっています。「テスト」について、感情的な反感のみに留まることなく、キチンと正しい理解に立った議論が必要かと思います。
◆ 選別の道具
→ 「選別」の場にいる時、「テスト」の限界に大きくタメイキをついてしまいます。もっといい方法はないもんか、とずっと考えていますが、まだまだ見つかりそうもありません。「選別」そのものや「選別のためのテスト」に対する批判は耳にしますが、「じゃあどうしたらいいのか」といった、建設的な意見は、あまり耳にしません。
◆ 淋しさの果てる地平はいまだみつかりません。
→ 本当に、遠い道のりですね。なんだか、今日は、少し寂しくなってしまったので、アパートへダッシュして帰り、焼酎を呑むことにいたします。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7565】
【タイトル】遠い道のり (2)
【 日時 】03/05/20 20:19
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

◆ 日本の英語学習者はなにほどであれ、英語がしゃべれる
→ 根石さんがここでおっしゃったのと同じことを、バージニア州の小さな町の女性タクシー運転手さんが、オレに向かって言って、ほめてくれたことがありました。
◆ そんじょそこらのアメリカ人 アメリカ(人)の自己標準化を強く憎むココロ
→ 手元に本がないので正確には書けませんが、短大の英語の先生だった方が書かれたエッセイの中で、アメリカがオリンピックで金メダルを多く取っていることが「恥ずかしい」と言うアメリカ人の若者の話しを読んだことがあります。「アメリカ」を総体的に捉えると、「自己標準化」という言葉が出てくるのももっともですが、「アメリカ」の自己標準化に疑問を持っている「アメリカ人」も、わりと多いのではないか、という印象を持っています。オレも、これまたえらそうなことは言えませんが、自分の無意識な言動も含めて、「自己標準化」にならないよう、気をつけてはいますが...。
◆ 「橋」の上のどの地点にいるか 語学というものを 絶えざる過程と見る
→ 同感です。根石さんがここでおっしゃりたいこととはちょっと離れるかも知れませんが、オレのセンモンである言語テストのひとつの目的には、まさしく「橋の上のどの地点にいるのか」を継続的に調べ、次の過程に生かす、ということが含まれています。
◆ 音とイメージの同致をどう測るか
→ これは、テスト問題と実際に英語を使用することに深い関連があるかないかという検討の問題だと思います。ご指摘の通り、これが確保されなければ、テストなんてまったくの茶番なのですが、実態は、ご承知の通り、茶番の域をなかなか抜け出せないでいます。その茶番をなんとかするために、いろいろ研究もされているのですが、「音声学」とおんなじで、まだまだ「引き写し」の段階に留まっています。オレにとっても、とてつもなく巨大な課題なのですが、しかし、なんにもやらないのも悔しいので、すこぉしづつでも、データを蓄積して、なにかヒントを掴みたいともがいているところです。これで、今回の文章で2度も、もがいていますが、遠い道のりです...。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7566】
【タイトル】遠い道のり (3)
【 日時 】03/05/20 20:19
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

◆ 音読は上手なのに テストの設問自体 「初出」の文 「イントネーションの自己決定力」が測れれば、音とイメージの同致とその瞬間化は測れる
→ 前回の話しは、「初出の文」による音読のテストと、その文に関する英問英問を行う検定試験でのことでした。「イントネーションの自己決定力」ということで根石さんが表現されたいことについてはオレなりに理解しているつもりです。音読を聞いて、そのチカラがあるだろうと予測した受験者が、 What とか Who とか Where といった質問について、音読した問題文を再構築して答えるパートで、まったくとんちんかんな応答をする例が少なからずあった、ということです。もちろん、テスト問題の善し悪しも、このような極端な例の大きな要素になっているとも考えられます。しかし、どうもなにか、すっきりと説明できないナニカの原因があるのではないか、と考えています。もし、ナニカ問題があるとしたら、音読で測れないナニカをどうやったら測れるか、検討していく必要があると考えています。
◆ カタカナや発音記号は「橋」 「橋」 語学という「行為」自体
→ 厳密な区別が必要なことは、その通りだと思います。オレは、橋は1本だけでなく、いろいろな橋や渡し船や、幅の狭い流れのところでは泳いでいく、といった、こっち側からあっち側へ渡る手段の集合体を「橋」という用語で示す、と捉えていました。根石さんの「橋」と「媒体ブツ」とは、ちょっと捉え方が違っていますね。さっきから考えていますが、どうもうまく理解できていないようです。もう少し、考えてみます。
◆ LL機器 自分の声 不愉快 客観化
→ これもまた根石さんが、ここでおっしゃりたいことと離れてしまうかと思いますが、オレも、自分の声の録音を聞くのが大っキライです。仲間とバンドなんかやったりして、ギター弾いたり、唄ったりするのですが、そんな録音を聞いたりすると、トリハダが立ちます。しかし、良く考えてみると、オレは、そういう自分が不愉快だと思っている音でしゃべったり唄ったりしていて、オレの回りのヒトたちは、そういう不愉快な音をいっつも聞いているのだなぁ、申し訳ないなあ、なんて思ってもいます。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7567】
【タイトル】遠い道のり (1
【 日時 】03/05/20 20:20
【 発言者 】中村よういち[Profile 長野県に住む40代の男性の方] 

◆ 百姓仕事 これだけやって生きていかれないものかと思う
→ オレは、どちらかというと、畑シゴトを早く片づけちまって、より長い時間、焼酎を呑んでいたい方です。そして、酔っぱらって、今、オレのやっていることは、獲物を捕るとか、野菜を作るとか、「生」に直結する仕事とはずいぶんかけ離れていて、そういう意味では、非人間的な人生を送っているなあ、と、考えることも、たまにあります。
◆ けつの穴
→ 了解しました。また、いつか...。
◆ Smash Hit Parade 出版社
→ スミマセン。2冊の本の名前を混在させて書いてしまいました。
熊井信弘・Stephen Timson. 2003. Hit parade listening, second edition: Developing listening skills through Rock and Pop. マクミランランゲージハウス. 2000円と、熊井信弘・Stephen Timson. 2003. Smash hit listening, second edition: English through Rock & Pop. マクミランランゲージハウス. 1800円 です。Smash hit listening の方が、より易しいレベルの設定です。
◆ 「音声学」の種本 「教授法」アメリカ発 欧米の引き写し 欧米のものを参考にし、自分なりの「音声学」が作れなければ駄目
→ その通りです。「引き写し」で終わってしまっているのです。残念ながら、様々な分野で、基礎的な理論にタダノリし、あたかも、自分で発見したように横に流しているだけ、というテイタラクです。オレもえらそうなことは言えませんが、しかし、ナニカひとつでも、日本の言語テストの現状を打破して行ければと、もがいている次第です。遠い道のりであります...。
→ オレは今、教員養成に直接的に関わる立場にありませんが教員養成の課題もまた、大きいです。
◆ 島岡さんの本
手元に2冊ありますが、「辞典」のほうは、在庫切れのようです。
島岡丘. 1994. 『中間言語の音声学 英語の「近似カナ表記システム」の確立と活用』(Phonetic acquisition of English through interlanguage.) 小学館プロダクション. 3000円.
島岡丘. 1993. 『オーラルコミュニケーションの学習・指導のための発音・聞き取り上達辞典』. アルク. 1300円.
関連する新しい本もいくつか出ているようですが、自分で読んでいないので、紹介するのをひかえます。

mailto:youichi@tokiwa.ac.jp
 


【7568】
【タイトル】中村さん
【 日時 】03/05/22 1:15
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

ありがとうございました。
今回はすぐに時間がとれませんので、少しお時間をください。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7569】
【タイトル】中村さん
【 日時 】03/05/24 2:00
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

今日もぐてぐてに酔ってしまって、まだ書けません。
また、もう少しお時間を下さい。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7570】
【タイトル】メールから
【 日時 】03/05/24 4:49
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

K> 私は英語を話せて聴き取れるようになりたいと思うだけで、
K> 語学、つまり学問としての英語をやりたいのではありません。

 学問としての語学っていうのではなく、ただの語学です。話せて聞き取れる
ようになるための練習だけで考えて、人様が思っているよりはやることがいっ
ぱいあります。しかし、登山みたいなもので、一歩ずつ歩いていれば、そのう
ちにずいぶんと歩いて、ずいぶんと高いところまで来たなあという感じになり
ます。そうなってほしいと思っています。
 登山と違うのは、高度を獲得すればするほど、一定の時間内に獲得できるも
のの量が増えていくことです。つまり、早足で歩けるようになることです。

 耳が元に戻ってよかったです。耳鳴りが気になりますが、医者は何と言って
いるのでしょうか。早く完全に直してください。

K> でも、TELでテストされることがとても苦痛に感じて、
K> ストレスになっています。

 弱りましたな。テストで「こなれ」」を作っていくので、テストはどうして
も必要です。それをテストだと思わなくてもいいです。(実際、これも練習の
一種です)
 ストレスは練習量を惜しまないことで退治できるので、何度でも同じ文章に
立ち返って口を動かしてもらいたいと思います。もう覚えたから練習は少なく
てもいいと思ったら、そこに落とし穴があります。
 同じ文に立ち返ること。読み込みの回数を惜しまないこと。ここが、多くの
人が見逃すポイントです。日本在住で、英語の駆動力を獲得するには、このポ
イントを外すわけにいかない。多くの人が、ただ単にやってみただけのことで、
使えるようにならないのは、ここを外すからだというのは、確信に近いものが
あります。

 口を動かして繰り返し言うことが嫌ではないというので、これは有利なこと
です。この一つのことに抵抗があるおかげで、上達しない人は数知れません。
 練習をどかどかやっていた時の方が、楽しかったのであり、練習を減らし加
減にしたあたりから、ストレスになったのではありませんか。
 繰り返しの回数を惜しまないなら、ストレスにはならないのではないかと思
っています。
 仕事との両立は大変ですが、頑張って欲しいです。
 実際問題としては、なるべくいっぱいやることと、継続させることだと思い
ます。
 では。

根石吉久

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7571】
【タイトル】メールから
【 日時 】03/05/24 4:54
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 うーん。
 仕事と英語とどっちをとるのかというならば、日本に在住して生活
しているのだから、仕事をまずとるべきだと思います。
 それも、やりすぎない程度に。
 あなたは才能があるから、仕事がやたら舞い込んでくるので、だけ
ど、限度のことを、依頼者に言うべきだと思います。依頼者が腹をた
てなければいいので、腹をたてないように言葉で言って、なにはとも
あれ、自分の体の疲れすぎを意識することだと思います。
 やっかいなのは、疲れ過ぎていると、疲れ過ぎていることを感覚す
るための感覚も鈍くなってしまうことです。

 なにはともあれ体を大事にしてください。
 体が大丈夫であり、気力も感じられるなら、是非英語をやってくだ
さい。
 私は仕込んでみたいと願っておりますので。

根石吉久

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7572】
【タイトル】■月曜日ごつごつ英語ごっこ レポート 5/19日
【 日時 】03/05/24 18:22
【 発言者 】村田
【 リンク 】http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/index.html
 
 

前半、children のl,d の発音は難しい、という話題でした。
l-l, d-d, t-t, n-n という音のつながり方のとき、最初の音は
loseして、後の音がwinする、ということを、根石さんが図解を
まじえて英語で解説しました。
私はどちらかというと、dr の音のつながりについて言ってみよ
うと思っていたのですが、うまく言えなかったのが残念です。
drive や、try などは、ダイv、タイというイメージをまず持って、
その後、dr、tr を1動作としてイメージして練習すればいいん
じゃないか、ということを言いたかったのですが、その場では
うまく言えませんでした。
今日、特筆すべきは、練習をはじめて3ヶ月位の人が、英語で
聞かれたことに対して、反射的に日本語で自然にとうとうと答
えていたことです。
「ごつごつ英語ごっこ」としては、減点対象ですが、それまで
とは、受け答えがかなり違うという感じでした。長い日本語の
1文ということで、1ポイント減点でした。

http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/index.html
 


【7573】
【タイトル】発音について
【 日時 】03/05/25 2:57
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

「鬼」にいくつか書きましたので、ご参照ください。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7574】
【タイトル】村田君
【 日時 】03/05/25 3:03
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

今日は、またもやぐてぐてに酔っているので、明日以降に反応します。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7575】
【タイトル】英語学習会
【 日時 】03/05/25 9:19
【 発言者 】浜谷[Profile 近畿地方に住む60代の男性の方] 
【 リンク 】http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 
 

村田さん、根石さん、ご無沙汰しております。この掲示板は「鬼」とともにいつも拝見させていただいています。最近の中村よういちさんのお話は、根石さんの理論同様、ほとんど全面的に賛同しています。まだ根石さんとの対話が続いていますので、興味深々拝見し続けさせていただいています。その後で何か申し上げられることがあればいいなと思っています。

さて、ごつごつ英語ごっこの記事興味深く拝見させていただきました。

>前半、children のl,d の発音は難しい、という話題でした。

childrenの発音は確かに難しいですね。おそらくkidsが多用されているのは、あちらの人でも発音しにくく、聴き取り難いということがあるのでは、と想像しています。

>今日、特筆すべきは、練習をはじめて3ヶ月位の人が、英語で
聞かれたことに対して、反射的に日本語で自然にとうとうと答
えていたことです。

私も1年間ほど休んでいた近所での英会話サークルをこの4月から再開しました。このように近所で英会話学習会を主宰するのは3度目になります。1度目は少し塾的なものを目指しました。塾的なものでは自分が主張する多読学習法を伝えることはできないことが分かり、2度目はサークル活動に転じました。しかし、初級と中級を同時に同室でやったために双方の参加者に一人では対応出来ず挫折しました。1年間自分の洋画の聴き取り訓練を兼ねた充電期間を取った後の今回が3回目のこの種活動の再開になります。

過去の経験を生かして、今回からは初級と中級に分けてミーティングを持つこととしています。丁度初級のミーティングがそちらの「ごつごつ英語」の会と同じようなものだと感じました。 土曜の夜の開催ですが、丁度昨日5時から9時半(初級5−7、中級7:30−9:30)までして今はほっとしています。まだ、再開後日が経っていませんので軌道に乗っていません。年の精もあるのか、かなりの肉体的、精神的疲れを伴う作業で、終った翌日は本当にほっとします。また、今日から次週以降のトピック探し、その翻訳作業に入ります。英字新聞などから探してきますが、選定が翻訳以上に難しいです。

さて、「練習をはじめて3ヶ月位の人が、英語で聞かれたことに対して、反射的に日本語で・・・」ということですが、こちらの初級者のミーティングでも同じことが起こります。それでもいいと思っています。その内に脳内に英語の回路が出来てくれば、自然に英語で喋ろうと努力するようになるだろうと思っています。

このようなサークルや会があちこちに出来、本当に有効な英語学習法が草の根的に広がっていくことが目下の私の夢です。以前は私のホームページにそれを呼びかけるコーナーを作っていましたが(ごつごつ英語の会が唯一ご賛同いただいていた会でしたが、今は自分の主宰するサークルを活発なものにするのが先決であると判断しそのコーナーは閉じています。そのことを遅くなりましたがここでご報告させていただいて事後になりましたが、ご了承お願いしたいと思います。近い将来同コーナー再開の暁にはいの一番にお知らせし、ご了承がいただけるなら、引き続きご賛同いただける会として掲載ささせていただきたいと思っています。)

mailto:toshiohamaya2002@yahoo.co.jp
http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 


【7576】
【タイトル】こんにちは
【 日時 】03/05/25 14:23
【 発言者 】sb

6月からまた頑張ります。
 


【7577】
【タイトル】sbさん
【 日時 】03/05/26 2:46
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

よろしくお願いいたします。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7578】
【タイトル】浜谷さん
【 日時 】03/05/26 2:52
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

書き込みありがとうございます。
「鬼」の方で教えていただいた「回転読み」に似た方法のURLに行こうと
したら、私のコンピュータのハードディクスがやたらに回転しはじめ、一時
ファイルをため込みはじめ、Cドライブが満杯になってしまい、結局読むこ
とができませんでした。

以前にもアドバイスさしあげましたが、教室をやるなら、きちんとお金をい
ただくべきだと思います。
そうでないと、コーチ側も責任が免れてしまうのです。のっぴきならないと
ことに自分を追い込むためにも、お金はいただくべきだと思っています。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7579】
【タイトル】村田君、中村さん
【 日時 】03/05/26 2:53
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

すでに、酒浸りでありますゆえ、今日も書けません。
ご容赦のほど。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7580】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/05/26 5:46
【 発言者 】浜谷[Profile 近畿地方に住む60代の男性の方] 
【 リンク 】http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 
 

>「回転読み」に似た方法のURLに行こうとしたら、私のコンピュータのハードディクスがやたらに回転しはじめ、・・・

大変ご無沙汰し、失礼していましたのに今まで同様気さくにレスしてくださりありがとうございます。次にそのURLを(再度)お知らせします。これは私の主宰する英会話サークルのメンバーに送ったもののコピーで、そのメンバーから何も言ってきていないので、正常に開くことが出来ると思います。なお、私はウイルスバスター社の製品でウイルス対策済みです。

>推奨の学習法のコマーシャルのURL:
http://www.maprig.com/

マプリグのメーリングリストのURL
http://i.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/lets_speak@freeml.com

>以前にもアドバイスさしあげましたが、教室をやるなら、きちんとお金をいただくべきだと思います。

私は根石さんのように塾の経験がありませんので、前回書きましたように塾的なものを目指して失敗した経験があり、また、多読という骨のおれる手法をみなさんに的確に伝えて行きたいために、当分はボランティアでやっていこうと思っています。幸い目下のところ参加メンバーも部屋代をはるかに上回るだけ確保できています。さらにPR代、PRを兼ねた事前のトピック配布郵送料もぎりぎりで確保できています。PRの一方法としてチラシを休みの日の早朝に周辺のお宅に自分で投函して回っています。これは普段車ばかりに乗っていますから、いい運動だと思ってやっています。

>そうでないと、コーチ側も責任が免れてしまうのです。のっぴきならないとことに自分を追い込むためにも、お金はいただくべきだと思っています。

そうですね、「責任が免れる」ということはその通りかもしれません。しかし、私はあくまでもサークルの主宰者で、「責任」まで背負い込むつもりはありません。その代わり会費は1回300円づついただくことにしており、各会の内容がなければ、次回からは参加していただけないように「のっぴきならないところに自分を追い込んでいる」つもりです。

mailto:toshiohamaya2002@yahoo.co.jp
http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 


【7581】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/05/26 6:21
【 発言者 】浜谷[Profile 近畿地方に住む60代の男性の方] 
【 リンク 】http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 
 

今(再度)お知らせしましたURLを自分でクリックしてみました。正常に作動します。ご覧になった感想をお聞かせ願えればありがたいと思います。私は私の主宰する英会話サークルでこのURLを特に初心者の方に薦めています。

mailto:toshiohamaya2002@yahoo.co.jp
http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 


【7582】
【タイトル】浜谷さん
【 日時 】03/05/27 11:37
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

コマーシャルのページっていうのは、CDを36000円で売る講座のやつ
でしょうか。特に目新しいものは何もみつかりませんでした。
メーリングリストの方へは、私のコンピュータが先日やったのと同じことを
やることを恐れて、接続させませんでした。
私は、正直なところ、あまり興味がありません。

http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 


【7583】
【タイトル】むむむむむ、、、、、
【 日時 】03/05/27 15:31
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人

説教マシーン。。。
 


【7584】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/05/27 21:29
【 発言者 】浜谷[Profile 近畿地方に住む60代の男性の方] 
【 リンク 】http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 
 

>コマーシャルのページっていうのは、CDを36000円で売る講座のやつでしょうか。特に目新しいものは何もみつかりませんでした。

そうです。基礎文型(レッスン1から12まで)を毎日何度もくり返し読むというのが根石さんの薦めていらっしゃる回転読みに似ているということです。 1レッスンを1ヶ月づつやっていくのがこの学習法のもう一つのミソのように思います。このような学習法が「使える英語」学習法の主流の一つになりつつあると思います。

メーリングリストについては下のURLから参加登録しないと見れないかも知れません。私はゲストユーザーとして参加登録しています。
http://i.freeml.com/info/lets_speak@freeml.com

参加登録をしないでメーリングリストのURLをクリックすると仰るような不都合が生じていたのであれば、私の不案内の精とはいえ、申し訳ありません。

mailto:toshiohamaya2002@yahoo.co.jp
http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 


【7585】
【タイトル】どこから手をつけたらいいのやら...
【 日時 】03/05/29 4:06
【 発言者 】Naima

家の中がぐっちゃぐちゃです。 来週あたりに航空便で3箱、来月に船便が51箱届きます。 来月からの電話レッスンは、散乱する家財道具とパッキングと段ボールの中から受講する事になります。 当然、頭の中もぐっちゃぐちゃです。 いつもの通りですが。
 


【7586】
【タイトル】鬼の棲み家
【 日時 】03/05/30 21:22
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 
 

ULRを入力するの忘れてました。 そろそろ1000選の語数分類やります。

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 


【7587】
【タイトル】あちゃ〜
【 日時 】03/05/30 21:23
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 
 

URLと打つつもりが、ULRになってました。

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 


【7588】
【タイトル】村田君
【 日時 】03/05/31 3:24
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

>drive や、try などは、ダイv、タイというイメージをまず持って、
その後、dr、tr を1動作としてイメージして練習すればいいん
じゃないか、

 このコツは、村田君が dr, tr の音の子音だけの連続をすでに獲得してから考えたものであるように思いました。シラブル数で容器の大きさ(小ささ)を決めておいて、その容器からはみださないように発音しようとすると、音をとばしてしまう( r 音などを発音しないで済ませてしまう)ことなどが現象するのではないでしょうか。
 幼児や音の勘のいい人は、自然に村田君が言っているようなコツをつかんでしまうのだと思いますが、多くの人は舌がすばやく動かないので、最初に容器の大きさを決めるのはどんなものか、果たして日本語で育った日本人の口の動きをちゃんと踏まえた考えなのかと思ったのでした。
 dr, tr の d や t のうしろにおたまじゃくしの尻尾のように母音がついているのが日本人の標準的な初期の発音であり、これは発音上はまずいものの、その根拠はしっかりと踏まえる必要があります。
 私は実際のおたまじゃくしの尻尾のように、結果的に母音が消失すればいいという考えです。その過程で、大量に激しく口を動かすことが必要です。(「回転読み」という練習方法の存在理由の一つです。)余計な母音は、だんだんと縮小し、なくなるのでかまわないという考えです。
 「回転読み」という動態を本当に実行してくれれば、そして、途中でネイティヴ音の複製音声を媒介にすれば、母音を削るコツは、とりわけ音の勘がいい人でなくても、「自然に」獲得されるというふうに考えています。
 柴田さんほどに音とい1000、ポイントに力を入れた授業をしている方でさえ、学校の教室で、生徒の口の「動きとしての英語音」が穫れるまでに2年も3年もかかると言われています。中学1年生という口の動きの柔らかい年齢層を相手にして、なお2年・3年と言われているのです。この2年・3年が何を意味するのかです。これは、dr, tr で言えば、母音が消失する過程の時間であろうと私は推測しています。それが消失するまでに、大量の激しい口の動きというものが媒介されています。
 村田君の考えは、dr, tr の連続音がすでに苦もなく出せる人が、自分の現在を前提にしてものを言ってしまっているのではないか、つまり、結果からものごとを見てしまっているのではないかという疑いが私にあるのです。媒介にすべき「動態」をすっとばしているのではないかという批判です。

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【7589】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】03/05/31 3:30
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

>そろそろ1000選の語数分類やります。

 よろしくお願いします。
 ゆっくりでいいですから、完成させて欲しいと願っています。

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【7590】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】03/05/31 3:34
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

うちも、娘が婿さんを連れて引っ越してきまして、ただいま再びうちの中が
ぐっちゃぐちゃになっています。
引っ越しの後かたづけは大変ですが、頑張ってください。

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【7591】
【タイトル】リーディングの重要性 2
【 日時 】03/05/31 6:45
【 発言者 】浜谷[Profile 近畿地方に住む60代の男性の方] 
【 リンク 】http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 
 

Hi Toshio,I totally agree with you.English conversation schools are mostly only trying to make money. People are basically very lazy, and advertisements made by schools are very appealing, because they promise maximum results with minimum effort. However people like you and I, who have put a lot of effort into our studies, know that the advertisements are not true.I guess that is just the type of world we live in. Quite sad really!!I also agree with you about the importance of reading. I think many Japanese people are missing out on the wonderful benefits you can soon receive from plenty of reading. By the way, have you ever considered how much more difficult it is for us to use reading in our Japanese studies?The English alphabet is quick and easy to remember. Of course spelling is something that you have to learn over time, but you can get to a level where you can read fairly quickly.Japanese is a different story!! The benefits of being able to pick up a book and reading it are only gained after spending years studying the basic kanji.Anyway, back to your letter. Yes, I agree. More people should spend more time reading, and not expect to be able to sit in on a one-hour English class once a week and get any results. I also think 1000though that more people should spend more time reading, listening and speaking. All three of these are important parts of the learning process.Scott

mailto:toshiohamaya2002@yahoo.co.jp
http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 


【7592】
【タイトル】リーディングの重要性 1
【 日時 】03/05/31 6:47
【 発言者 】浜谷[Profile 近畿地方に住む60代の男性の方] 
【 リンク 】http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 
 

Scottさんというネイティブの方のホームページ(↓)でScottさんと次のようなやりとりをしました。英会話学習方法の参考になると思われますので転載します。
http://www.internetenglish.org/ie.htm
なお、Scottさんのホームページの「何でも質問コーナー」ではどんな質問でも、英語ででも日本語ででも無料でさせていただけます。みなさんも英語の勉強で分からないことがあったら質問されたらいかがですか。

Hi, Scott, thank you very much for your usual kind and detailed answer.

I admit that there are various ways for learning languages. I want to say, however, that very little has been said so far by the teachers of English here of the importance of reading. Yes, listening is important as the book "Don't ever study English" advocates and repeating basic sentences is important as Maprig method advocates, but alas! you will rarely hear how impor1000tant the reading of English materials is!

That is, I suspect, because you could not induce the people to come to the English conversation classes or schools as you can learn it by yourself. Please allow me to make my point clearer in Japanese.

Scottさんが仰るように受身で英会話を習う人々が多いです。英会話教室や学校で質問をしない人は確かに家で勉強をして来ない人達でしょう。しかし、そのような教室や学校がリーディングの大切さを教えているでしょうか?リーディングといっても中学校や高等学校で教えているようなものでは駄目です。頭の中で日本語に訳しながら読むことしか教えないからです。

英会話教室や学校は先ず語彙・構文のインプットをするように指導すべきなのですが、(そうでなければ質問など出来るわけがありません。質問に必要な語彙・構文がまだ十分にインプットできていないからです。)それをしようとしません。何故か? そんなことをしたら英会話教室や学校の存在理由が薄められ、多くの生徒が来るのをためらうからです。「それではもう少し家で勉強してから来ます」と言って。

語彙・構文のインプットにはリーディングが欠かせません。Maprigでは基礎構文を何度もリピートするように指導していますが、結果として暗記できるまでになります。それと同じように多読をすることにより、結果として語彙・構文の暗記ができるのです。初めから暗記を目的にしてもそうして暗記した語彙・構文は実際には使い物にならないでしょう。

しかし、英会話教室や学校に来る彼らにリーディングをやれ、と言っても、そう簡単に納得させることは出来ないでしょう。英会話は先ず喋ることという先入観があるからです。英会話は先ず語彙・構文のインプットが先です。彼等は間違った方法で英会話を勉強するから当然挫折します。

Scottさんは「英語は絶対勉強するな」とMaprigを英語教材評論団で薦めていらっしゃいますがこれにSSS多読学習法(URL↓)を追加したら完璧のConversational English学習法になると思います。
http://www.seg.co.jp/sss/sitemap.html

Could you give me any of your comment on this, Scott?

mailto:toshiohamaya2002@yahoo.co.jp
http://toshiohamaya2002.hp.infoseek.co.jp
 


【7593】
【タイトル】えおえおえおい、、、、、
【 日時 】03/05/31 23:15
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人

「世界がもし悪人の村だったたら?」
 


【7594】
【タイトル】語数別
【 日時 】03/06/01 1:05
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 
 

同じ事ばかりお聞きしているみたいで申し訳ないんですが、いくつか質問があります。

@ 1000選の1番から順番に下記の様に分類していけばよろしいのですね?

1. 9語
水は摂氏100度で沸騰する。
Water boils at a temperature of 100 degrees centigrade.

2. 14語
毎日登校途中に、いつも沢山の犬や猫に出会う。
On my way to school each day, I generally see many dogs and cats.

A これは根石さん宛に添付書類で送った方がいいですか? ベタでメールに張り付けて送った方がいいですか? 私はマック(AppleWorks 6)を使っているのですが、添付書類は開けますでしょうか?

B ネイティブスピーカーの講師にチェックをうけた文で訂正のあるものについては、それも(注)として書き添えておきましょうか? 原文はそのまま残した方がいいですね?

語数はほぼ数え終わっているので、以上の点についてお返事下さい。

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【7595】
【タイトル】語数別分類
【 日時 】03/06/01 2:02
【 発言者 】Naima
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 
 

前に何度もやり方を教えて頂いてたのに、うろ覚えですみません...

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【7596】
【タイトル】Naima さん(2)
【 日時 】03/06/01 9:55
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

 というわけで、教材として使える質を獲りたいわけです。
 以下に、私がやりかけて放置したものが掲載されていますが、雛形はおわかりいただけると思います。

http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/sodokusy/kazuhyo.htm

 なお、マックのファイルだけでなく、ウインドウズのワープロのファイルさえ私のところでは開けません。もっぱら、WZ Editor というエディタで読み書きしていますので、分類結果は、ベタなテキストファイルとしてメールで送っていただくしかありません。お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

>B ネイティブスピーカーの講師にチェックをうけた文で訂正のあるものについては、それも(注)として書き添えておきましょうか? 原文はそのまま残した方がいいですね?

 元本の著者に敬意を払うために、元の文は残すべきだと思います。チェックを受けた後のものを(注)として併記すれば、教材の使用者が、主客を転倒させて使うことはいくらでもできます。(つまり、元の文を(注)扱いにしてしまう。)あくまでもフリーデータとしてネット上に掲載し、使用者が変形を加えるためのデータベース作りになります。

 分類の作業、本当に大変ですよ。私はこれをやっていたら他のことができなくなると思い、一人でやりかけて、結局放置するはめにおちいりました。ゆっくり継続してやってください。

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【7597】
【タイトル】Naima さん(1)
【 日時 】03/06/01 9:55
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

  1. 9語
水は摂氏100度で沸騰する。
Water boils at a temperature of 100 degrees centigrade.

2. 14語
毎日登校途中に、いつも沢山の犬や猫に出会う。
On my way to school each day, I generally see many dogs and cats.

 分類の「結果」が上記のものだと困るのです。9語の文と14語の文の記載が連続していることになってしまいますので。一語分を・で表すと、

9語
1.・・・・・・・・・
2.・・・・・・・・・
3.・・・・・・・・・

14語
1.・・・・・・・・・・・・・・
2.・・・・・・・・・・・・・・
3.・・・・・・・・・・・・・・

 という具合に、9語の文は9語の文だけでグループになり、14語の文は14語の文だけでグループになっていないと、「音づくりによるインプット」(回転読み)の教材としてはうまく機能してくれません。
 語数でグループ分けした教材ができると、ゲームができます。「技法グラウンド」(コーチが一回言ったものを生徒が繰り返し言い続ける)の練習では、「音づくり」の他に、「音の連続性」(とぎれないこと・言い間違えないこと)が重視されますが、「音の連続性」の質によって「すごろく」ができます。
 9語の文をしばらく生徒が言い続けて、「たてつづけに5回」の連続性が穫れたら、10語のグループに移り、穫れなかったら、8語のグループに移る。移ったグループでも同じことをやり、例えば30分の「電話でレッスン」だったら、レッスン終了時に何語の文を練習していたかだけを記録し続けます。
 その数字の3ヶ月程度の平均値を出せば、自分(生徒)が何語程度のところでうろうろするかがわかります。「わしづかみ」(文をまるごとで把握する)力の分量的な現在の限界がおよそわかります。それがわかれば、その数値のものだけを集中して攻めるということもできるようになります。あくまでもコーチ付きの練習であり、「音を先だたせる(ひとまずは意味がわからなくてもいい)」ことを原理としていますので、用途は限られますが、かなり使える教材になるのではないかと思っているのです。

 これは、単に思いついたゲームに1000すぎませんが、ゲームが成立するということは、教材として使えるということだとも思います。他にもいろいろな使いみちは成り立つと思います。
 根底にあるのは、「音づくりによるインプット」の難易度は、蓋然的には語数によって決まってくるという語学上の理由です。
 受験用の教材の例文は、数語程度から20語程度までのものが多いですが、収録数を1000として、語数で分類してしまえば、これはこれで使えます。文法の説明をするための例文として使うなら、なるべく語数の少ないものを採用して使うなどということもできます。

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【7598】
【タイトル】中村さん
【 日時 】03/06/01 10:03
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://8246.teacup.com/nessy/bbs
 
 

ずっと気になっていますが、なかなかまとまった時間がとれません。
近頃は、昼間大工と百姓をやっており、夜に「電話でレッスン」が終わると
へたり込むように眠ってしまうことが続いております。
もう少しお時間をください。

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【7599】
【タイトル】根石さん
【 日時 】03/06/01 12:28
【 発言者 】Naima[Profile 奈良県に住む方]
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 
 

私も最初は「語数による英文の分類」のひな形に従って同じ語数の文を集めるんだと思ってたんですが、どこかで順番にやるようにおっしゃったと勘違いしてたみたいです。 来週から700番〜1000番までWilliam先生にチェックしてもらって来ますので、語数の少ない例文群からぼちぼちベタでメールしますね。

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 


【7600】
【タイトル】何度もすみません。
【 日時 】03/06/01 12:43
【 発言者 】Naima[Profile 奈良県に住む方]
【 リンク 】http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
 
 

もう一つ確認。

例えば、454番のように
You're late. The meeting finished (thirty minutes ago. )
と2文になる場合は、解答部分を含む例文...The meeting finished thirty minutes ago. ..だけの語数で分類するのではなく、トータル語数...2+6=8語...で分類すればいいのですね?

くどくってすみません。

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs