てなわけで 現在の学校での授業 音読もあまりせず、
やたらと文法用語をつかった説明 ( )の穴をうめる問題、
難しい構文解釈 基礎を無視した英作文(簡単な英作もできないのに テーマにそった英作文をさせる)
では いくら 受験は パスしても
思ったほど 身になっていないのです。
そして 文法訳読とはちがった
いまはやりのコミュニカティブな授業や英語でのみの授業
AETと楽しい会話をやったところで
力はつかないのです。(AETと英語で 話して通じたという喜びは 動機付けにはなりますが その後の自分での練習がともなわない人多し。)
それらの授業では 英語の足腰が育たないからです。
もしも今の学校や 受験塾での英語で 英語の基礎力が身についていたら 医大生や 英文科の学生が
英会話学校の初級クラスにいますが(内容は中学1年後半から2年レベル 授業は英語のみだが)
それよりもっと上のレベルからはじめられるはずなのです。
シャドーイングとは 話しがずれてきちゃいました。
おおまかな レッスンの流れになってしまい 内容がとびとび。
いつものように 誤字脱字もあると思いますが ご勘弁ください。
また アドバイスなど お待ちしています。
開きそうです。
扉はたたいてみるものだ。
ちょっと過激にknockしたかもしれないが。
柳瀬さんhp
基本方針より引用
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/policy.html
メッセージ:「日本の英語教育は昔から批判されているわりには進歩・変革のペースがのろい」と言われています。私はこういった状況は是正されなければならないと思います。そのための努力の一環としてホームーページ「英語教育の哲学的探究」を個人の資格で運営しています。自ら知り得た知見をできるだけ公開し批判を仰ぐ一方、様々な立場の方との開かれた討論を促進しています。
クラスのはじめには よくUdaさんの30音をやります。
発音が上手く出来ると 読むのが楽しくなる 英語も聞きやすくなる
英語の理解がしやすくなるから。
時に Jazz chants (small talk オックスフォード出版)や歌も
気分転換にやります。今からの 季節は ワムの ラストクリスマス。
これを似たようなかんじで やったあと 毎回のレッスンで
ラップバージョン レゲエバージョン アカペラバージョンなどいろいろなカバーが出ているので それにあわせて飽きずに楽しくくりかえせます。
十八番にするには ちょっと切ない内容の歌詞ですが。
あくびをして欲しくないので ある程度の エンターテイナーぽさをのこしつつ あきさせないように トレーニングしていきます。
え? もう90分? といって欲しくて。(でへへ)
シャドーイングも その手段の一つで
Naimaさんがおっしゃていたように
プロのほうほうが アマにも適するかというと
私も 疑問に 思います。
>発音が上手く出来ると 読むのが楽しくなる
(「鬼」に書いたのですが、)英語をやっている時にはわからなかったのですが、ドイツ語初級者として回転読みをやっていると 上手に発音出来た時の回転はとても楽しいのです。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
Naimaのホームページの「ホームページ」をクリックして下さい。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>開きそうです。
扉はたたいてみるものだ。
ちょっと過激にknockしたかもしれないが。
かわいらしい蛮勇に感謝しています。
ありがとう。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「調音コーチ」用知識蓄積について 投稿者:根石吉久 投稿日:11月16日(土)04時01分02秒
是非、実現したいものだと考えています。
ただ、これは単に発音の知識を列記しても、その使い方が問題だとずっと考
えてきました。
すでに、簡単なものは私のホームページにあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/gogaku/p10point.htm
これは、母音関係が弱いし、その後思いついた「一瞬般若」というあだ名も
記されていません。
なんとか10という数におさめようとしたのですが、どうも無理らしく、現
在私の手元では、15くらいの数に増えてしまっています。
いずれ、この15も「大風呂敷」か私のホームページに掲載する予定です。
(ホームページ: http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis )
いずれにせよ、これらの知識は、列記しただけだと、「なんだこんなもの」
と思われて終わりです。「動きの中に置く」という使い方をすると、生徒さ
んの音はどんどん変わります。この「動きの中に置く」という方法を、私は
自分でやりながら「技法グラウンド」と名付けております。素読舎でも、私
の「電話でレッスン」でも、これでやっています。実にシンプルなものです
から、種あかしをすると、「何それ?ただそれだけのこと?」と言われてし
まうのがくやしい。
私は、この「技法グラウンド」にたどりつくまでに、地元と地獄のような闘
いをして、ほぼ30年の年月を費やしました。
客観的な知識の蓄積は必要ですが、単に客観的な知識なら、すでに売られて
いる発音の本にも掲載されているわけです。「一瞬般若」にせよ、「診察室
のアーン」にせよ、「ゆでたまご」にせよ、このように名付けた発音要領は、
「動きの中に置く」ということが伴わないと、あまり意味はないと考えてき
ました。このあたりについても、お考えをお聞かせください。
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柳瀬さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月16日(土)03時42分33秒
>ですから「大風呂敷」での議論には私は参加いたしません
(現在、この「中庭」だけででも手一杯です)。
私も、ひとつ何かやれば、ひとつ何かができなくなって、寝不足でもうろ
うとしたりするので事情はよくわかります。「大風呂敷」に書いたのは、あ
くまでも「中庭」の記事が混むことを避けるためですので、ご了解下さい。
しかし、私が書いたものに反論して下さる場合は、「中庭」ででも、「大風
呂敷」ででも結構ですので、大いに繰り広げていただくことを願っておりま
す。
「大風呂敷」は、過去ログを保存することを基本方針としております。も
し、柳瀬さん(お言葉に甘えて、「さん」を使わせていただきます)が、
「中庭」の方で私に反論して下さった場合、私への反論の文に限り、「大風
呂敷」に転写することをご許可いただければ、読者のためにはいいことだと
考えておりますが、この点に関しても、すぐにでなくて結構ですので、お返
事をいただけるとうれしく思います。
「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
過去ログ倉庫を更新しました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/index.html
今回の更新から「鬼」の方も掲載しています。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
近頃の(実は数年前のだが)、ATOKは「学恩」も一発で表示しやがらね
え。ええと、もう、酔ってるよ。
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「中庭」に「一瞬般若」、「診察室のアーン」、「ゆでたまご」と書いてい
て、これらはすべて Eliot さんに教わったんだと思い、Eliot さんからの
学恩を思いました。私のオリジナルは、「般若」に「一瞬」をつけただけの
ことだし、「診察室のアーン」は、それ以前は「カラスのカー」と言ってい
たのですが、「カー」だと K音の後の ar だけを取り出すのがわかりにくく、
明らかに「診察室のアーン」の方が、「アーン」が母音で始まるので、もの
ごとがはっきりする。「ゆでたまご」に至っては、まあ、これを強く意識し
なくても、通じる音にはなるとは言うものの、Eliot さんから教わって、自
分でやってみたら、はたと膝を打つものがありました。確かにそういう音だ
と思ったのです。
商売上まずいのですが、私は「診察室のアーン」が苦手です。「ゆでたま
ご」も苦手です。「曖昧母音+r」は、「犬が噛みつく前」と名付けたいと
今、酔った頭で思ったのですが、こっちの方が得意です。私は、つまり、明
るい音が苦手なのです。
かと言って、year と ear を対置したとき、year に現れる [j] も苦手
です。これは村田君が得意です。多分、首をしめられることが、私よりも村
田君の方が好きなせいです。困ったやつだ。エロチックな音は片っ端から得
意なんだから!
えっと。なんだっけ。おお、そうだそうだ、学恩のことだ。
Eliot さん、ありがとうございました。
そして、もっと教えて下さい。
_
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
中庭から転載
中嶋さんのビデオ (柳瀬さんHPより)
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/nakashima.html
を読んで。(うービデオがみたい。)
中嶋さんの授業1
柳瀬さん 書評 前から 拝見していました。 欲しい本がいっぱいです。
中嶋さん 40人のクラス人数を 盛り上がらせる 腕前は凄い。
次々と繰り広げられる手に まるで マジックか Showをみているようです。
見習いたいことが たくさんあります。
DVDも欲しい。その前に DVDの機械を 買わなくては!
>イチローの打法の真似をしてもよい打者になれないように、バッハの作風の真似をしようとしても駄作しかかけないように、中嶋さんの実践も、外からだけ真似しても身につかないものといえるでしょう。
そうそう簡単に真似できるものでもないですね。うわっつらだけ真似てもうまくいくものでもない。 しかし 可能なものは パクって もとい
盗んで いや見習って レッスンに活かしたいです。
>生徒からすれば「いつのまにか」授業の本題(環境問題と不定詞)に入ってゆきます。中嶋さんがカナダの新聞の日曜版を取り出し、どうしてこんなに厚い新聞を出版するんだ、無駄ではないか、とカナダ出身のKoreenさんに問いかけると、彼女は反論してゆく中で「それなら日本の割り箸はどうなんだ。これこそ無駄ではないのか」と畳みかけます。やりとりの中で、近所のお好み焼き屋で一日に使われる割り箸の数→砺波市(中学校所在地)での一日の消費量→日本での一日の消費量→日本での一年の消費量と、具体的な数字が順追って出され、Koreenさんが自分のカナダの故郷に割り箸工場があって、カナダの木が日本の割り箸のために伐採されているのだと訴えかけてきます。このあたりの掛け合いはso entertaining and enlighteningとでも言うべきか、私も見入ってしまい、メモが取れませんでした。このやり取りは自然な即興に見えて、実はKoreenさんとの徹底した打ち合わせの結果として出てきたものです。そうして生徒が引き込まれたところで"We cut down a lot of trees to make wooden chopsticks."と中嶋さんが板書しますと、その英文は自然ですっと心に入ってくると同時に、発話としても必然性が高いので読んではっとさせられます。「今日は不定詞を勉強します」と言って、ばらばらと板書される相互関連のない不定詞の空疎で浮いた例文が提示される授業(私もそのような授業をしていました!)とは大違いです。
割り箸問題から 環境問題を意識させ 不定詞にもっていく導入は お見事。そして知的ですね。
生徒がAETと中嶋さんのトークを理解できることが すごい。
多分それまでの 訓練で英語の基礎ができているからこそ 可能なのでしょうね.
この導入の仕方は
どちらかというと フォルスビギナー (中学高校などで一度英語を学習したことのある
人達 つまりは 一通り英語を学習してきているが よくわかっていない人 英会話学校に来る高校生以上)向きかなあとも思いました.
True ビギナー(中学生)が
この 英語でのAETとの会話で 話している意味が理解でき
不定詞の導入が理解できるというのが 信じがたい。ありうるのか?
(私が ちょっとかじったフランス語で 同じような授業を理解できるかと考えると 無理だ)
>>環境に関する高度な対話が英語でなされ、それを生徒が理解していっているのを見るとこれが中学二年生の授業とは思えないほどです。
しかし 現実に中嶋さん実際生徒にそれを可能にしている。
すごい。
中庭から転載
中嶋さんの授業2 投稿者:Jackie
>(注)このように世界のことについて学び、語り合うという点では、英語教育は国語教育他の教科教育と連携する余地が多くあります。というより、トピックを中心として英語教育、国語教育、社会科教育などが連携するという発想は現在あまりないようにすら思えます。これから「総合的学習の時間」が定着するにつれ、学び、語り合い、改めて表現するというプロセスにおいて、日本語と英語の二つをうまく使い分ける教育内容を私たちは作り上げてゆくべきだと私は考えます。
英語教育を通して 社会問題を考えさせる。
中嶋さんの英語での授業は
まるでアメリカの社会の授業を受けているかのようだ。
英語で環境や 性役割について 問題意識をもたせ 考えさせ議論させる。
わたしには 到底無理だ。そんな 腕も技量も 今はもっていない。
現在の英語の教科書は 本文が減った。
はしょりすぎで つまらなくなっている物語もある(例 根石さんがいっていた 教科書の不思議な国のアリス。)
こんなに 省略したら物語そのものの面白さが伝わらない。読む喜びを生徒は感じることができない。
その反面 社会問題がとりあげられている。
それらと英語をいっしょに教えようとしている。
普通の教師= 生徒に 英語の力も まともにもたすことができていない=のに
(環境 国際交流 障害者 貧困 マザーテレサなどについて考えさせ
ディベートをさせるまでにする技量があるかどうか。
私には その力はない。
第一 普通の中学生も それらの問題に日本語でもあまり考えず
また意見を持っていないのではないか?
私はいまどきの中学生をしらなさすぎだろうか。
中学生のようなtrue ビギナーに 英語の力をつけながら
ディベートや社会問題をも考える力をつける、
両方一度に教えることができるのは
中嶋さんのような 本当の実力が備わっている人だけだろう。
中嶋さんのもつ 知識と技量と英語力と指導力を
願わくば いつかはもちたいものだと思う。
私は 普段 缶とビンなどの選別はしますが
あまり リサイクル意識が高いとは言えません。
トイレットペーパーも再生紙ではなく
どうしても新しい紙を選んでしまいます。
お店にいけば 割り箸を使います。
(家でとる寿司についてくる 割り箸やコンビにでもらうはものは
使わずに来客用にとっておきます。 セコイ。)
残念ながら 普段環境問題をあまり意識していない私が
授業のときだけ 環境問題家になっても バレバレでしょうね。
そんなわけで 私の不定詞の導入の仕方は 生理的欲求に関しています。
英語で Did you eat lunch? 私は食べていない だから とてもおなかがへっている。
I want to eat カツどん。
そして あなたはどう? 何か飲みたいとか 食べたいとか
何したいとか生徒と会話する。
I'm thirsty. I'm cold などの絵カードや プリントを使いながら
不定詞と その質問形を導入 入れ替え パターンプラクティスなどをしていきます。
これは 多くの先生が 一般によく使う不定詞導入方法の一つだとおもいます。
柳瀬さんの中嶋さんのビデオに関する書評と根石さんの感想を読んで
どうにも 頭の中で妄想がうずまきとまらなく 書きたくなり 投稿が乱発していることを お許しください。
妄想が レッスンプランが続きます.
「私の知的水準で考えてみた。」
中嶋さんの不定詞導入と環境問題をあわせて導入する巧みな技を読み
環境問題と 不定詞の導入
二つをいっぺんに 導入するには どうしたらいいか
わたしなりに 考えてみました.
一応 主に簡単な英語を使う レッスンをプランしてみました。
1 家にある リサイクルしなくてはならないもの
缶やビン 牛乳パック ペットボトル 本 雑誌を厚めて机に並べる。
2 これらを英語でなんというか 生徒に予想 発話させ
英語の名前を確認して 燃えるゴミ(バーナブル)燃えないゴミにわけさせる。何で出来ているのかを言わせる。 Paper
=wood tree.
3 トイレットペーパーは何からできている?と 質問する。
英語とアクションを交えて トイレットペーパーがなかったらどうす る?ときく。
生徒「困る!」 (ここで うんちとおしっこは 英語でなんていうか教える。ついでに 便秘や下痢も単語説明(日本語つき)のプリントシート用意)
演技と英語で I want to go to the bathroom.(restroom)
我慢できない I need to go NOW. MayI use the bathroom?
Knock knock! で さりげなく不定詞導入。
私 「トイレットペーパーは 何からできている?」 生徒 「木。」
とまた聞く。
I want to use toilet paper. I need to use toilet paper to wipe...(特に下痢の時)と不定詞導入 板書 不定詞に ラインをひく。
もしなくなったら? 困る!
だから
We need to stop cutting down the forests.
ともっていき 本文の環境問題と不定詞にはいるかなあ。
続きです。
4 世界地図をみせ どこから木をきってくるのか生徒の今もっている知識でいわせる。
本文にはいる。 環境問題 Rain Forest についての 短いビデオがあればみる。
What is happenning now?
Why?
に なんでもいいから(ブロークン) 英語で答えさせる。
The rain forests are disappearing. Why?
など 本文に関して英語で 質疑。
本文を 頭から 訳していく。 テープをきいたり 音読。
そして 日本文でも意味と文法の説明の書いた プリントを渡し 日本語で軽く文法説明をする。
不定詞基本文の活用(質問 否定形)をいくつかドリル.
宿題はグループ学習。
学校の図書館 市立図書館 などで トイレに関する用語 場面 表現を
調べる。 旅行の英会話の本 ホームステイの本など 色々参照して
そして 映画のスクリプトなどの トイレに関する場面なども書き写してくる。
できれば それで 自分たちで 暗唱が簡単にできるくらいの短いスキットをつくる。 もちろん 丸ごと書き写しでも OK. 次回プリント交換と発表。
これだけじゃなんなので ついでに 環境問題についてもグループで調べる。班ごとに リサイクル 空気汚染 水問題。 森林伐採 などのテーマを選びそれに関しての日本語の記事を集める。
英語での単語を調べる。いろんな辞書を提示しておく 使いやすい英日 和英 かんたんな英英 コーパスを使ってよいことにする。
そのキーワードでYahooligans!などで 検索をかけて 面白そうなページをしらべてもってきてもよい。とりあえず 知りたいことはどんな手段を塚手調べてもよいこととする。
それで 私はどうしたらよいのか We need to I want to などの表現を使って 簡単に 文を書いてくる。短文でかまわない。
次の授業で 発表 復習。
後 生徒が作ったプリントを 配布。
以上 妄想レッスンプランでした。
実際やるとなると 上手くいくかどうかは???
40人の生徒を教えたことはないし。
あくまでの机上プランです。
広がりすぎてしまうので 最低3授業は かかる。
トイレットペーパーから 導入とは あまりに 中学生の知的水準をばかにしてるかな?
といっても教える私の知的水準と問題意識から これで 精一杯。
ある番組で話題になった西洋人形が待ち受けになりました。必ず2人以上の人に回さないと、寝ている時に眼球に浮かび上がります。怖くないから安心です。
http://www.gyahaha.com/kowa/b005.html
西洋人形同好会
http://www.gyahaha.com/kowa/b005.html
Jackie さんが、授業計画を書いてくださいました。これは、机上の計画のよ
うですが、私は自分が今やっているものを書いてみました。これには、授業と
いうものに見られる「計画」というようなものがまるでないということに書き
ながら気づきました。
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「教える」のではない、「醸す」のだ。
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素読舎は「電話でレッスン」というものを行っています。レッスンとは言うものの、これには「コーチ」がいるだけであり、これまでの学校の授業における「先生」のようなものは存在しません。
コーチは、レッスンの初期に、主に発音(イントネーション、音の連続の処理、音のぶつかり合いの処理を含む)の問題点を指摘し、その場で直していきます。
この時に使用されるのが、「技法グラウンド」です。
コーチは、発音上の知識を「動きの中に置く」ことを絶えず行い、生徒は、知識を「その場で」すぐに身体化します。この全課程で、コーチ側に「今日は何を教えよう」というようなことはありません。学校の先生なら、「今日は不定詞を教えよう」などと計画するのでしょうが、「電話でレッスン」では、コーチの側にこのような計画性は一切ありません。
「技法グラウンド」は、そのままそこに使用されるルールの名でもあるのですが、きわめてシンプルなもので、「コーチが一度言った文を、生徒が5回から7回くらい、多くて10回くらい言い続ける」というだけのルールです。コーチが生徒の音に問題をみつけたら、生徒の動きを止め、知識を置き、自分でも発音し、再び生徒に繰り返し読ませ、「その場で」知識を身体化します。
「電話でレッスン」にはテストがあります。このテストが果たす役割は実は非常に大きなものです。これによって、「動きを醸す」ということが行われているのです。
テストそのものも「技法グラウンド」によって行われますが、「復習範囲を手放さない」という原理によって、復習範囲全体を絶えず耕し直します。これによって、「動きを醸す」のです。レッスンと次回のレッスンの間(一週間)に生徒さんがやっておいていただくことは、テスト範囲の文をいつも(読みがこなれて以後も)、各50回は読んでおいていただくものになります。
しばらくの間は、「動き」が「口の動き」だけでもかまいませんが、「口の動き」に気を取られないだけの安定したものができた頃から、音とイメージ(意味)の結合のさせ方をコーチします。要は「回転読み」(小学館文庫「英語どんでん返しのやっつけ方」参照ください)のスピードの緩急の作り方であり、「技法グラウンド」が「回転読み」への導入として位置づけられているからこそ、これが可能になります。
「知識を動きの中に置く」ということは、実は発音知識にとどまりません。あらゆる知識が最終的には「動きの中に」置かれ、「回転読み」という坩堝で煮られます。
「電話でレッスン」は確かにひとまずは英語のレッスンですが、知識は煮てセンスに変えなければ意味がないこと、その過程に何があるかを知っていただくためのレッスンでもあるのです。
これまでの学校の授業でも、塾の授業でも、あらゆる授業というものの中では、音と意味を同致させる方法が提示できたことはなかったはずです。これは、「教える」方法ではなく、「醸す」方法でなければできないことなのです。
これまでは、学習者はやみくもにやり、その中で的はずれでない方法をつかんだ生徒だけが、英語をものにすることができただけです。英語をものにするしないは、生徒の側に根本となる理由がありました。先進的な先生というものの授業も、蓋を開けてみれば、たんに「授業評価的に優れている」だけの授業でした。先生どうしの集団マスターベーションが、研究授業というものでした。
「電話でレッスン」が提示しているモデルはそんなものとは違います。「動きの中に置く」「知識をセンスに変える」「醸す」ことができるモデルとしてすでに生徒さんから評価をいただいています。とりわけ、実際に英語を使っておられる生徒さん(仕事でしょっちゅう飛行機に乗られる方、外資系企業に勤務の方など)から高く評価していただいているのが、学校の授業とまるで違うところだと自負しています。
(文法知識や意味的理解に媒介させるべき知識は、教材として素読舎が作成し提供します。現在、作業を進行させています。)
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
全課程
→
全過程
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「技法グラウンド」で採用されている「5回から10回」くらいの繰り返し
の回数は、「その場」で知識を「身体化」する場合に最低必要な回数だと考
えています。その場で、知識を「動きとして受肉する」ための回数です。こ
れは、実は学校でもやれます。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
根石さんのweb site拝見させていただきました。塾の先生なんですね。
商売上の売り物なのか、どうかわかりませんが、あまり「地元から嫌われる」ような批判は、やはり人間性の一部が欠如しているとしか思えません。
地元から信頼されるようにならなければ、心ある人は相手にしないと思いますが、どうでしょう?
相手をしてくれるヤナセさんはあなたにとって確かにありがたい存在かと思いますが、「大学の先生が相手をしてくれた」くらいでヤナセさんが批判の対象から外れるのでは、あまりに情けないと思いますが。
>相手をしてくれるヤナセさんはあなたにとって確かにありがたい存在かと
思いますが、「大学の先生が相手をしてくれた」くらいでヤナセさんが批判
の対象から外れるのでは、あまりに情けないと思いますが。
柳瀬さんには、悪態をつくような文章でなく、今後も批判点は提示する予
定です。
あなたの文章には、なにか卑しいものを感じます。
私が地元と取り結んだ関係は、すぐにほどくことができない種類のもので
あり、「あれは、貧乏人の○○の息子ではないか。あれが、どうして英語な
んぞをいじっているのだ」という故郷の蔑視との対峙だったのです。
私が人間性に欠けたところがあるとして、それでどうだというのですか。
その欠けたところを、あなたが埋めることができるとでもいうのですか。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私が人間性に欠けたところがあるとして、それでどうだというのですか。
その欠けたところを、あなたが埋めることができるとでもいうのですか。
そんな人間が教育の批判をしているのが片腹いたいということですが
>そんな人間が教育の批判をしているのが片腹いたいということですが
「教育の批判」? なるほど。あれで、学校は教育をしているつもりなのですか。私は教育などひとまずどうでもいいです。私は生徒に英語の力を実現する力を問うているのです。この点において、Eliot さんなどの少数の学校の授業を除いて、私はあらかたの学校の方法を越えたと思っています。教育だのなんだのではない。職人の腕として問題にするなら、現今の学校の授業が駄目なことを指摘して何が問題ですかね。大学だの塾だの、大学が上で、塾が下だの、思っていたければ思っているがいい。あなたの卑しい考えとは、そのことを言っています。
「音づくり」ひとつを学校がやれていないことは、柳瀬さんも認めたところです。その根には、大学の教員養成課程が駄目なのだという事実があります。
専門用語を多用する大学の研究が、なるべく人々が生活で使っている言葉でものを言おうとする批評行為より、上だなどとはどう考えても考えることができません。あなたの大学信仰や学問信仰には、何の根拠があるのですか。
なお、つまらない雑魚だと思った時点で、応答を止めますので、ご了承の程。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>「大学の先生が相手をしてくれた」
「相手をしてくれた」と言う言い方に、「大学の先生が上で塾講師が下だ」とのあなたの本音が現われています。 チンピラ大阪弁、あなたにぴったしだったのに、やめちゃったんですか?
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
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「集中的入出力経験」への追加 投稿者:柳瀬陽介 投稿日:11月18日(月)05時01分22秒
根石さん、
根石さんへのお答えは長くもなりましたし、その答えは
HP本体に残しておこうと思いましたので、
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/inservice.html#021118
に掲載しました。ご指摘ありがとうございました。
また根石さんが下で言及していた
Eliotさんの実践:音作りへの道
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/ooburoshiki/series/otomichi.htm
を読んで、ようやく根石さんがおっしゃりたいことが
わかりかけてきたような気がします。
このページは私のリンクページにも追加させていただきました。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/link.html
また、根石さんの『英語どんでんがえしのやっつけ方』も注文しました。
Eliotさんの授業実践はぜひ拝見させていただきたく思います。
もしEliotさんと連絡が取れることがあれば、柳瀬という人間がそう
お願いしていたとお伝え願えませんでしょうか。もし承諾
していただくなら
yosuke@hiroshima-u.ac.jp
にメールをいただけませんでしょうかともお伝えください
ましたら幸いです。
私が書いた文章の引用に関してですが、引用に関する方針は
私のHPの表紙の一番下に書いているとおりですからOKです。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/index.html
の一番下をご覧ください。
客観的に書かれた知識もそれだけでは生きた知識にならない
というのはその通りだと思います。世の中全てマニュアルだけ
ですむのなら、苦労はいりません。ですが、十分ではなくても、
最低限必要な知識を共有するためにはマニュアルを整備することは
重要だと思っています。(根石さんが「動きの中に置く」という
言葉で表現しようとしていることは、まだよくわかりません)
今回は久しぶりに週末に休みが取れたので、まる一日つかって
下(↓)のお返事を書き上げましたが、来週は学会出張ですし、
その次の週からは卒論第一次提出原稿のチェックが始まります。
今回のような長い文章は残念ながらいつもは書けません。
(今回は私が3月末までに書かなければならない長い論文の
執筆時間をこのために使いましたが、いつまでもこんなことは
できません。私はこのHPに対しても責任を持っていますが、
勤務校での責任も持っています)
これからも、返答の時間には忍耐を、分量には寛容をお願いできればと
思います。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/inservice.html#021118
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
訂正 投稿者:柳瀬陽介 投稿日:11月18日(月)05時24分54秒
下に紹介したEliotさんによる「音作りへの道」のURLが間違っていましたので
訂正します。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/ooburosi/series/otomichi.htm
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
お礼とご連絡 投稿者:根石吉久 投稿日:11月18日(月)14時55分25秒
私の書いたものに対して、冷静に整理していただきまして、ありがとうございました。
柳瀬さんは、英語教育にたずさわる人々の中で、まともな人なのだというのは基本認識としてあ
ります。このように掲示板の形で、窓口を作っておられること一事がそれを語っています。多く
の教科教育の大学の教師たちは、窓口さえ作りません。そうすれば、自分が世の中からの批判を
浴びることをまぬかれるからです。私は昔から行儀の悪い男でして、歯に衣着せぬ調子で、批判
を繰り出したりしますが、それをきちんと受け止めて整理して下さったことに感謝しております。
今後もどうか、窓口を閉ざすことなく、娑婆とおつきあいいただきたいものだと願っております。
私の方も、研究の邪魔にならない程度にしようとは思っておりますが、どうしても言いたいこと
が出てきてしまった時は、書かせていただきたいと思っています。
今回は、日頃の大学への怨み(「調音コーチ」を作らないことへの怨み)が噴出してしまいま
した。すでに書いたことですが、これは柳瀬さん個人へ向けて言うべきことと言うより、日本の
大学の英語教育関係の閉じた扉に向けての呪詛がもたらしたものですので、ご容赦ください。
書いていただいたことは、再度咀嚼します。これまでのところでは、ほとんどのものに納得し
ています。
Eliot さんはお忙しいようで、私の「大風呂敷」にも近頃はあまり書かれませんので、先ほど
直接に学校にお電話さしあげ、柳瀬さんにメールを書いていただきたい旨、伝えました。
「動きの中に置く」に関しては、「大風呂敷」の方へ、「電話でレッスン」について書いたも
のを掲載しました。柳瀬さんに応える形で書いたものではなく、今日起きて、ねぼけまなこで考
えたものを書いたのですが、その中に「動きの中に置く」に触れた部分があります。
http://sky.iruka.ne.jp/cgi-bin/a4/iruka.cgi?shigeru
ご参照願えたらさいわいです。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
中等教育教員様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月18日(月)21時45分33秒
> 最近、にわかに塾講師の方々からの発言が目立ちますが、
教育現場を知らずしての発言は、大学教員と同じ
学校の英語の先生の間では、お互いの発音について何か言うのはタブーとなっているという話を聞いた
が、それは本当でしょうかとこの掲示板で書いたのは私です。「教育現場を知らずして」生きておりますの
で、おたずねしたのです。
それとも、教育現場という語で言っておられるのは、生徒が引き起こす問題を、「指導」とやらすること
で四苦八苦しておられるような事態を言っているのでしょうか。
「教育現場を知らずして」って、もちろん、私は教育現場にいるのでないのですから、知りません。知ら
ないからおたずねしたのに、誰も皆だんまりだったのです。
「教育現場」という言葉で、何を言っておられるのかわからないのです。
あなたがそれをご存じでしたら、それを言葉にされたらどうでしょうか。
>あなた方は、中等教育の中の英語教育をよくしようとする気がほんとにあるのですか?
ひとまずは、今ある英語教育はたたき潰す必要があると思っています。それからでなければ、決してよく
なるなんてことはないでしょう。
>たんなる、自分の趣味の押し付けになってませんか?
とんでもございません。よく書かれたものをお読み下さい。また、ご自分がなにほどのことをなされてい
るのか、言葉になさるようにお勧めいたします。
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boysome228 様 投稿者:根石吉久 投稿日:11月18日(月)22時13分16秒
>語学も同じ事ではないでしょうか?学習と練習の二本立てで習得すべき技術なのだと思えます。これは自
然な習得ではなく、意図的な努力による習得であると思います。だから、日本人が英語を習得する場合で
も、何も英語国に行かなくとも、学習と練習を効果的にミックスすれば十分効率的に習得可能な技術である
と思っています。ただし、言語はスポーツよりもずっと多岐に渡る知識が必要である故、多量インプットは
確かに必要ですね。しかし、多量インプットだけに頼るよりも、スポーツのようにシステマティックな練習
を取り入れた方が、自然に任せるよりもより効率的に習得が進むでしょう。そのように効率的な教育法を英
語教育に取り入れる必要があると言えるのではないでしょうか?これは獲得ではなく習得に近いと思えま
す。
語学をスポーツや楽器の練習になぞらえることには賛成です。
語学が、「十分効率的に習得可能な技術」であることも賛成です。
私が言ってきたことは、「磁場でしか手に入らない言語スキルが絶対にある」ということです。これは確
かにあるのです。これは、(一定期間)母語をスポイルし続けるのでなければ手に入らないスキルがあると
言うことと同じです。例えば、國弘正雄が、アメリカでの10年以上に渡る通訳経験と、アメリカにおける
生活経験がなかった場合に、彼の同時通訳の技能が成立したか。日本における中学生時代の「只管朗読」だ
けで、あの技能が成立したか、ということです。ことは、同時通訳という特別な技能に限った話ではありま
せん。「磁場でしか手に入らないスキル」とは、生活込みでしか手に入らないスキルと言っても同じです。
>スポーツのようにシステマティックな練習を取り入れた方が、自然に任せるよりもより効率的に習得が進
むでしょう。
この「自然に任せる」というのは、日本でやる英語ということに関しては、どんなことを意味しているの
でしょうか。日本でやる英語においては、「自然に任せる」なんてことはありえないと思います。ここは日
本語の磁場なのですから。
それとも、学校の英語の授業やテストにおつきあいしている生徒の状態を「自然にまかせる」と言ってい
るのでしょうか。それが、無惨な結果を作り続けてきたことは、すでに証明されています。
>これは獲得ではなく習得に近いと思えます。
最後に再びわけがわからなくなりました。「獲得」という語で何を言われ、「習得」という語で何を言わ
れているのでしょうか。システマティックな練習によって、ネイティヴ言語の習得と同じことが、語学にお
ける言語でも起こりうると言われるのでしょうか。そんなことは起こりません。語学における練習結果は、
生活言語の習得とは、その言語の質においてまるで違うものです。生活感がないのです。これがどんなに大
きな違いなのか、お考えいただきたく思います。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「中庭」からそのまま転写すると、行が乱れ、読みにくくなります。
ご容赦ください。
なるべく、「中庭」でお読みいただけるとさいわいです。
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boysome228 さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月19日(火)02時17分50秒
>習得とは意図的なコーチング、あるいは本人のシステマティックな努力によって言語を身につける事を指します。後者は英語国にいようがいまいが可能だというのが私の仮説です。これが何故不可能といわれるのでしょうか?
柳瀬さんのように殆ど英語国で生活したことがないのに、立派に英語を使われる方がいるではありませんか。私は実は英語国で数年生活した経験がありますが、自分的には日本にいる間に身につけた英語力の方がずっと役に立っていいると確信しています。英語国にいても本人が努力しなければたとえ十年間ほど生活したとしても発音も向上しなければ、語彙も伸びません。特に大人はそうです。そういう実例を多く知っていますが。
「習得」と「獲得」を私は逆に受け取っていました。
私は、日本で英語を身につけることを不可能だなどと言っておりません。
言語能力は日本にいて身につけられるにしても、日本では身につかないものがあると言っているのです。磁場には、磁場だけが作りうる磁場での言語の質があるのは、私には自明のことだと思われますが。
そして、それでいいとも思っています。それは、日本で作った英語の自然だからです。その日本で作った英語の自然な性質のことを、私は「ごつごつした英語」という言い方で何とか言い表そうとしてきました。
>自分的には日本にいる間に身につけた英語力の方がずっと役に立っていいると確信しています。
よくわかります。
そのことと、磁場だけが作りうる言語の質があることとは何の矛盾もないのです。
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柳瀬さんが、ご自分のホームページで私の批判に応じてくださった文を、
過去ログの「語学論」の倉庫に収納して下さい。
この掲示板に書かれたものではないですが、収納してもらったら、それ
に対するお返事を書こうと思っています。
柳瀬さんは、転写を許可されていますが、少なくとも、「広島大学」と
柳瀬さんのフルネームは書き加えておいて下さい。これは確か、「作法」
という柳瀬さんのページにあった要望だったと覚えていますので。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/inservice.html#021118
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
電話でレッスンを受けて約8ヶ月。
外国人との英語での会話はゆっくりですが、聞く方も話す方も伸
びていると感じます。これに関しては、話す機会がもっと頻繁に
あれば、飛躍的に進歩していることと思われます。
てっとりばやく進歩を実感できるのは、初めての英文に出会った
時です。私は以前から復習の回転読みはもちろんしていますが、
予習は一切しておりません。ですから根石さんの後に続いて新し
い英文を読む時は、当然ひどいものでした。ところがここ1ヶ月
くらいは、まだ読んだ事も無い英文がスラスラと音になるケース
が増えてきました。(根石さんはまだまだとお思いでしょうが…)
これは日常生活において、初めて目・耳にする英文でも同じで、
意味が分かるケースが増えてきました。
回転読みの一日あたりの練習量ですが、私の場合1日30分から1時
間位が適当です。たまに勢いで2時間以上すると、舌先、口周りの
筋肉が痺れ、痛くなります。日常生活に支障を来たします。
結論:回転読みは毎日少しの時間続ける事が肝心。そうしておけば、
いざ英語だけの環境に置かれた時、対応でき、進歩も早い。と思う。
>てっとりばやく進歩を実感できるのは、初めての英文に出会った
時です。私は以前から復習の回転読みはもちろんしていますが、
予習は一切しておりません。ですから根石さんの後に続いて新し
い英文を読む時は、当然ひどいものでした。ところがここ1ヶ月
くらいは、まだ読んだ事も無い英文がスラスラと音になるケース
が増えてきました。
生徒さんの立場からの報告は実にうれしいものです。ありがとうございま
した。
>ところがここ1ヶ月くらいは、まだ読んだ事も無い英文がスラスラと音に
なるケースが増えてきました。
ここに実現したものを、私は「イントネーションの自己決定力」と呼んで
います。今はまだ私が一回読んだものを、数回〜10回程度繰り返してもら
っていますが、文の意味がわかれば、勝手に自分の中からイントネーション
が湧いてくる状態になります。その時が、「イントネーションの自己決定力」
が確定したときです。
そうなれば、自分でどんどん練習できるようになりますから、「電話でレ
ッスン」の生徒さんとしては卒業になります。
Nishiazabu さんほど、私の「復習範囲を手離さない」という原理の効果
が顕著に現れた方はいません。これは、激しい練習のたまものです。実にい
い生徒を得たものだと、いつも思っています。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
古川さんのサイトでRayさんのご投稿にレスを入れましたところ、「投稿者」さんが入って来られました。 こちらのサイトでいろいろ書かれるのは我慢しますが、他のサイトにまで付きまとわれる事には、ストーカーまがいの怖さを感じています。 法的な対策を講じる手だてはありますでしょうか? 「投稿者」さんの過去の投稿もすべて残っているはずですので、方法をお知らせ下さい。 非常に気味悪いですので。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
おい、おばはん、人を犯罪者扱いするとは何事や
たまたま、みかけたから、挨拶しただけやろ
いいかげんにせえ
怖くて、きもちわるいです
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
何が悲しゅうておばはんをつけまわさなあかんの?
のぼせとるんか?
だから、自分勝手なおばはんちゅうの
おばはんのわしに対する発言ようみてみい
おばはんのほうがよっぽど気色悪いやろ
奇遇やなあ
Wednesday, November 20, 2002 at 17:35:49 (JST)
Naimaのおばはん、こんばんは
いろんなとこに出没しとんやなあ
もう、からまんといてや
古川さんのところから転載。 ちんぴらやくざ...
名無しの投稿者の言動は確かに「ストーカーまがい」だと思います。
人から聞いた話なのですが、「怖さ」を感じているなら刑法の脅迫罪で
告訴できるそうです。
ただネット上の出来事では、警察がすぐ動くのかわかりませんが。証拠として掲示板を提出すればよいでしょう。
警察では「怖さ」を強く主張することが大事だそうです。
ストーカー法では「つきまとい」に該当しますが、6ヶ月以上の期間が
必要だそうです。
ただ大事なことは、警察と弁護士らは、これを「微罪」とみなし必ず
「和解」を勧めるようです。が、原告は強く裁判での決着を望めば、
原告の告発は法律に照らして正しいので裁判は進行します。
被告は裁かれ、「めでたく」前科者にすることができます。
まあ、今のところ私には、この名無しの投稿者は「小心者」にしか見えません。というのは題名・名無しであることから推測されます。
女であるからとなめて暴言を吐くわけですね。卑しい性質なのですよ。
こういうのを小人物というのでしょう。
いちばん変なのは、皆さんは「英語教育」について意見などを書き込んでいるわけですが、
小人物は、英語教育について自分の意見を「何も言ってない」ことです。おかしな奴ですね。なんのために来ているのでしょう。
人の「あら探し」が趣味なのでしょうか。迷惑な話だ。
あんたら、かいてんのしすぎちゃうの?
心強いアドバイス、有り難うございます。 いづれにしろ、しばらくNetから遠ざかる事にしました。 インターネットは薄気味悪い所です。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>あんたら、かいてんのしすぎちゃうの?
何を言ってるのか、これではわかりません。
きちんとした日本語で表現をひろげてください。
あなたの表現はいつも短すぎて、わかりにくい。
すこし日本語の表現について勉強したらいかがです。
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月21日(木)03時10分18秒
うるさかったらどしどし削除すればいいだけのことです。
友達どうしで、このテの記事が出たら、問答無用で削除するように申し合わせればいい。
根気比べになったら、「大風呂敷」みたいに、アクセス制限のあるものを開設して引っ
越せばいい。って、俺、みんな人様にやってもらってるから、気楽に言ってるのかも。
あんなものにビビる必要ないですよ。小物ですから、こっちが本気で裁判やる気があれば、
多分引っ込むでしょう。
まずは、裁判になってプロバイダが事情を把握した場合は、端末が割り出せるのだとい
うことを小物に知らせることかな。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>まずは、裁判になってプロバイダが事情を把握した場合は、端末が割り出
せるのだということを小物に知らせることかな。
まずは、裁判することを決意して、プロバイダに事情を知らせ、端末を割
り出すことかな。
この掲示板でも、管理人さんに頼めば、すぐにプロバイダと端末番号はわ
かるのです。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
現在、この掲示板や「中庭」「鬼」等で生じる議論には、過去ログにそれ
に関連した記事が含まれている場合が多くあると思っています。
私は、過去ログに索引をつけようと思って作業を開始しましたが、途中で
断念して現在放置してあります。
しかし、過去ログを読み返したいという気持ちはいつもありました。
「中庭」から、比較的多く記事を転載していて、過去ログからも、記事を
ここへ転載したらどうなるのかと考えました。これまでも記事の回転が速い
掲示板でしたが、これまで以上に回転が速くなるのは明らかです。しかし、
いくら回転が速くなっても、村田君が過去ログを倉庫に入れてくれています
ので、記事が消滅してなくなることはありません。だったら、回転が速くな
ってもいいや、読み返したいなら、新しい過去ログを読めばいいのだから、
と思いました。
ちょっと、試しに私一人でやってみます。
私の関心に触れてくる記事を過去ログから拾って、ここに転写するという
作業をやってみます。タイトルは、「永劫回帰・根石版」と決めます。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
1. Fさんからのメール一部転載 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月17日(日)01時27分38秒
一刀両断、大いに結構。あなたには日本の英語教育界に巣くっているダメな教育論
(俗流英語教育法)と空想的英会話万能論の邪説を打ち破る使命があるのですから、井
戸端で愚人の話を聞いているひまなどありませんぞ。私はあなたのやり方を支持して
います。愚人とくだらぬ話をするよりもあなたの方法を記した教科書(指導書)を再度、
世に問うべきではないでしょうか。あなたの志は叶うものだと信じております。無礼
の弁は平にご容赦。
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2. Mちゃんのお母さんからのメール転載 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月17日(日)01時34分33秒
たとえば,英語の磁場というものの恩恵.それこそ,あれがそうだな,と思えるものが,思い出されました.そして,帰ってきてからそのバリアーが消えそうになりながらも,しばらくひきずっていて,へんてこりんなことが,いくつかありました.そのときは,何で自分がそういうことをしているかよくわからなかったのですが,気がついたら,やっていた.なんであたしこんなことやっているんだろう,とおもったのを,生々しく覚えています.今思えば,それは,磁場から離れたことを感じて反動的にやっていたのだとおもいあたります.これは,ちょっと恥ずかしくて,どういうことだったかは書けません。
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9. NHKラジオの英語 投稿者:Duffy 投稿日: 6月17日(日)11時52分40秒
最近ラジオの英語講座をいくつか聴いているのですがとても変に思います。
ほとんどの番組の外国人(ほとんどアメリカ人)のイントネーションが
異常にハイテンションなのです。
聞いていて凄く変です。
なんかお笑いバラエティショーのハイテンションをそのまま
持ってきたような乗りなのです。
なぜ、あんな風になっているのでしょうね。
プロデューサが聴取者受けを狙ってわざと言わせているのか
講師の先生がご指導して言わせているのか分かりませんが。
とにかくとても疲れます。でもあれが普通だと思って聞かされる人は
とても変な英語になりそうで怖いです。
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10. こんにちは 投稿者:もっこり 投稿日: 6月17日(日)22時46分28秒
「ゴースト」を使ったレッスンを始めて、2ヶ月ほどたちました。
私の場合、週1回のレッスンがちょうどよいペースメーカーになっています。
復習テスト部分は、気合いを入れて回転読みをやるのですが、
予習部分は、つい気が抜けてさぼり気味になってしまいますね。
滑らかさに口をついて出てくるようになるまでには、
100回くらいは読み込む必要があるようです。
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13. 息子さんのこと。M(東京)さんへ。 投稿者:根石吉久 投稿日:
6月19日(火)01時27分52秒
M(東京都)様
息子さんの練習がどんな調子か、妻に聞いてみました。
以前、「電話でレッスン」の時に、「同じ調子で5回言える」ためには、5回や10回同じ文を言う程度の練習ではなく、何十回も言い続けて欲しいという趣旨でメールをさしあげた覚えがあります。
もっこりさんが書いておられますが、イントネーション(リズム)に英語という言語のバネを備えつつある段階では、同じ調子で「5回連続」させるために、同じ文を100回くらい言う必要があります。この練習は馬鹿らしいものに見え、遠回りのように見えますが、英語のイントネーションを身体化するためには近道です。急がば回れの方法です。
妻が言っていたのは、およそ以下の通りです。
・音はとてもきれい。r の音も l の音も。
・「5回連続」を成立させて、復習範囲になっている部分は、非常になめらかに言える。・新しい文の繰り返し読み(100回)を嫌がる。
・自分でやっておくべき練習で、いまだ100回繰り返し読みが必要な段階にある。
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18. 飲まずに書きました 投稿者:根石吉久 投稿日: 6月19日(火)16時19分13秒
私は中学に入学した年、学校の先生に勧められてNHKの基礎英語を始め、すぐにやめました。英語のイントネーションのハイテンションがいやだったのです。「母音付きの単音」を単位にしている日本語の音になじんだ私の耳は、英語の子音の連続が作るテンションの高さに違和感を感じたのかもしれません。その頃はまだテレビが普及しつつある時代で、世の中にやたらに英語の音が聞こえているということはありませんでしたので、とりわけ違和感は強かったです。田舎でしたから、FENなども聞こえませんでしたし・・・。
一般に、英語という言語の音韻構造がテンションの高い方に向かいがちであるということは言えると思います。そこへ、アメリカの文明の(例えば大量消費の)「躁状態」なども中学生の私の耳は重ねて聞いていたのかもしれません。
今や、文明のレベル自体は日本も「躁状態」となり、日本語のテンションが高くなりつつあるという感覚が私にはあります。(略)
日本語にこのハイテンションが現象しはじめたのは、私の記憶では「帰国子女」たちが若い人の中に混ざり始めた頃からでした。
わたくしごとに戻れば、中学一年生で英語のハイテンションに羞恥を感じた人間が、現在、日本人の英語の「音づくり」なんかをやって母音を削ったりなどしているのですから、奇妙なもんです。
私は「音」から英語に入った人間ですが、「耳」から入ったのではなく、「口」から入りました。自分の口を動かして音読し、その音を徐々に英語の音に近づけるという過程によって、羞恥心をやわらげていくうちに英語が面白くなりました。これは初心者向きの方法として、誰にも勧められるものだと後で気づきました。羞恥心によって、英語から遠ざけられている人は意外に多いのではないでしょうか。特に大人の男たちに多い気がします。
大人の男たちに、私の「電話でレッスン」はいいんじゃないかと思っておりますが、やはり女の人の方がためらいが少ないですね。異言語に対する羞恥心は女の人の方が薄い。傾向としてそう言えると思っています。
NHKの講座の音が、実際に使われる生の英語や AFN の音と比べて、また一段と「躁状態」であるというのは、台本があって、「演じている音」だからという要因があるかもしれません。講師がやらせているというより、台本の存在がやらせてしまうことかもしれません。同じ台本(シナリオ)つきでも、映画の場合は、「演じている音」を普通に感じさせることのプロ(俳優・女優)の音ですから、かえって語学の教材にはこっちの方がいいと思っています。初心者向きではないのが難点です。
私の方で大風呂敷を広げてしまったのがまずかったですが、duffy さんの指摘は重要であるばかりでなく、とても面白いものでした。ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
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http://8246.teacup.com/nessy/bbs
過去ログを読んでいて、この記事が自分にとっては意味があるというもの
を見つけたら、「永劫回帰・○○版」として、転写していただきたくお願
いいたします。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
過去ログを引用される場合、ダイジェストにできる場合は、部分引用として
下さい。ダイジェストにすると、記事の主旨が損なわれるおそれがある場合
は、全体を引用して下さってかまいません。
なお、部分引用が標準なので、(略)等の記号は必要ないものとします。
全体を引用する場合に、部分的に省略する場合は、(略)などと記入してい
ただくのはかまいません。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
> この掲示板でも、管理人さんに頼めば、すぐにプロバイダと端末番号はわかるのです。
お手数ですが教えて頂けますか?
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
実際に脅迫罪で告訴を決意した人から直接聞いた話です。
会社で、体育会系の30代の男子社員から「脅迫」を受けたそうです。
いつも粋がっていて仲間とつるんで何回も「嫌がらせ」をされ、それで頭に来て
告訴の決意を固め、一応会社の役員にも伝えたそうです。見てみぬ振りをしていたらしい役員は当の社員に「厳重に注意」したらしい。
この「告訴の決意の表明」だけで、当の社員と取り巻きたちの態度が180度変わってしまったとのこと。本人いわく「告訴が実際にされれば彼は職場に居られないことを悟った」のだろう。もしかして前科があったのかも、とも言っていた。で、告訴はしなかったそうだ。
Naimaさん。日本の風土では「脅迫罪で告訴」されたことが職場に伝わるだけで辞職を強要されるようですね。良し悪しは別にして。
実際に告訴してしまえば結果は早いかも。私は応援しますよ。
古川さんの掲示板でもお世話をおかけしました。
もし結果が「和解」になってもいいので、投稿者の素性が知りたいと思う様になりました。 大学関係か教育関係だったとしたら、職場に伝った方がいいと言えるかもしれません。 いずれにしろ大阪弁の口調はやくざの脅し口調(「いちゃもんをつける」と大阪ではいいます。)なので、大阪の人間には怖さが感じられます。 知らずに使っているなら肝に命じて欲しいし、知って使っているならそれなりの対処をしなければならないと思います。
いろいろありがとうございます。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
>大阪の人間には怖さが感じられます。 知らずに使っているなら肝に命じて欲しいし、知って 使っているならそれなりの対処をしなければならないと思います。
本当に怖い思いをしたのだとお察しします。小物には「対処」が必要でしょう。償いを求めるのは当然の筋だと思います。応援します。
ななしさんはご立腹されたようです
>ななしさんはご立腹されたようです
おや、なぜ立腹するのか理由不明ですね。
あなたの表現はいつも短いので「言いたいこと」がわからんのですよ。
立腹の説明を、意を尽くして表現してみてください。できるものならね。
柳瀬さんからのお返事を「語学論の記事」に収録しました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
ありがとう。
以前にも感じたのですが、背景色のせいで少し記事が読みにくいです。
背景色の中にドットがあるせいで、文字のドットがまぎれるせいだと思い
ます。できたら、単色の背景色にしてもらえないでしょうか。
私の老眼のせいもあるかと思います。ご検討をお願いします。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
今、読み終わりました。
柳瀬さんが、掲示板でなく、ホームページのご自分の記事に追加した記事が
抜けています。追加しておいてください。
また、文中のURLから直接飛べる(ボタンとして生きている)ようになっ
ていませんが、それは可能でしょうか。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
近頃は、掲示板は読まれておりませんか。
Naima さんが、「名無し」の方の端末を知りたいとのことですが、一時表示
していただくのでもいいし、「名無し」の方の端末だけ書いていただくので
もいいですが、今後もあの調子で出没するようでしたら、対処をお願いした
いと思っています。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
公立の授業・私立の授業 投稿者:根石吉久 投稿日:11月23日(土)07時37分38秒
柳瀬さん
中嶋さんの授業は、普通の公立の中学で実現したところが素晴らしいのだという一節を読んでから考えておりました。なるほど、確かに
Eliot さんの授業は私立での授業です。しかし、Eliot さんは、ただ一人で管理職の意見と闘って、「音作りへの道」に書かれたような授業を成立させたのです。単に、公立だからできない、私立だからできるという問題ではない。
確かに、私立だからできた、中学入試を経た「優秀な」生徒を相手にする授業だからできたというところはあるのです。それでも、私は柳瀬さんの文を読ませていただいてから、ずっと魚の骨が喉にひっかかったような思いがありました。
私は自分で自宅を作った経験がありますので、建築的な比喩で言わせていただきますが、中嶋さんの授業は「音づくり」を欠いており、Eliot
さんの授業は「音作り」から始めているという一点で根底的に基礎が違います。中嶋さんの授業は、柳瀬さんがどれほど手放しで褒め上げられても、私ははっきりと疑っています。基礎が弱いのです。
基礎の下は地盤です。地盤そのものは、英語教育なんぞがどうにもできるものではない。日本語で育った日本人の口の動きひとつによく目をこらせば、それがすでに存在していること自体は、英語教育者なんぞがどうこうできることでないことは明らかです。だから、その地盤に据えるべき基礎の構造を考えるべきであり、Eliot
さんはそこを見事に考え抜かれたと思っています。Eliot さんはフォニックスを活用されていますが、ポイントはフォニックスにあるのではない。フォニックス自体は、音と文字の対応関係しか述べることができません。問題は、その対応関係を述べる方法にあるのではなく、その「活用」にあります。Eliot
さんの「音の体現=身」を元にした「活用」にあります。
私立だからできるできない、フォニックスがいい悪い、という問題ではない。私立の学校はいくらでもありますが、「音の体現=身」がなければ、「音づくり」はできない。フォニックス自体が死んだ知識になります。日本中でフォニックスは死んでいます。
余談を少し。私は私立の根は塾だと考えている者です。現今の公立にたかるウジ虫のような塾のことを言っているのではありません。本来、塾こそが私立なのだ。何の制度的な援助もなく自分で立とうとするものが私立なのだという意味で、私の素読舎は何を足す必要も何を引く必要もないままに私立です。その場所からものを言わせていただくなら、少し行儀が悪くなりますが、次のようなことが言えるのです。
公立学校が実験を繰り返したから学校がつぶれたなんて話は聞いたことがねえ。私立は、ひとつ間違うとつぶれるんだ。つぶれることのない公立に実験精神が払底していやがる。文部省の空疎なお題目や教育委員会の馬鹿な指図のいいなりをやっていやがるのだ。右往左往しやがって。教員が主体じゃねえのだ。腐ってけつかるのだ。
塾なんぞ、私立学校より、もっともっと弱体です。公的な金など、私はビタ一文ももらったことがない。私が得たお金は全部、家計からのお金です。ひとつ間違えば、塾は「さっさと」つぶれるのです。そこが私立というものの原点です。そこから、ものを言わせていただきます。
素読舎は実験に次ぐ実験を繰り返してきました。そのことを私ははっきり自覚しています。生徒にも父兄にも迷惑をかけました。何の後ろ盾もない者が実験を繰り返すなら、生徒や父兄に迷惑をかけることが避けられないのです。私は号泣したいような思いを何度も喰い殺して塾を続けてきました。それもこれも、みんな公立や大学や役人どものていたらくのせいだと言いたい。これを言うのに、私の口をひん曲げる必要はない。もう、今となってはまっすぐにそれを発音したいです。
Eliot さんが言いたいことも、私が言いたいことも、おそらくは同じだと思います。主体がなければ、教育なんぞどこにも成立しないということです。
柳瀬さんが、「調音コーチ」が学校に必要なのだということを納得してくださったことをありがたく思うと同時に、それならこれからどう行動なさることをお考えになるのか。それをお聞きしたく書かせていただきました。
今ある「普通の公立」などを前提にしていただきたくはない。あんなものはまるで駄目なのです。あんなものは何の前提にもならないのです。あれを前提にしたら、前提が間違うのですから、その後はすべて間違っていくのです。
大学の教育というものがそんなものであっていいはずはないのです。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
もう柴田さんとして登場していただいていいように思いますが、いかがで
しょうか。
柴田さんこそ、本当に日本の英語に必要な人です。
お願いいたします。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
今日は、きれいに空が晴れました。
さて、寝るか。
皆様
Naima さんの掲示板「鬼」もお読み下さい。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
昨日図書部のリクエストで推薦図書の紹介の以来が職員にありました。
何冊か紹介したのですが、その中の1冊に「どんでん」を入れました。
その紹介文のコメントの中に10冊差し上げます。と書きました。
その推薦図書の紹介冊子がでるまでに注文しなければならないのですが、
昨日近所の本屋では10冊は出版社に版元にもないということがわかりました。1冊ならあるということで1冊注文しましたが、あと9冊送っていただけないでしょうか?代金は次回のレッスン料振込みの時に行いますので。
たった今の投稿について訂正です。
1行目:以来(×)→依頼(○)
5行目:出版社に(×)→出版社にも(○)
近頃、公私共に多忙でパソコンを開く気力もありませんでした。
管理をサボっていたようでご迷惑をお掛けしました。
>根石さん、Naimaさん
投稿者さん端末:近頃、公私共に多忙でパソコンを開く気力もありませんでした。
管理をサボっていたようでご迷惑をお掛けしました。
>根石さん、Naimaさん
投稿者さん
端末の情報:p6f83ae.aicint01.ap.so-net.ne.jp
それから「ななしさんはご立腹・・・」を書かれたかた
端末情報:p6f8221.aicint01.ap.so-net.ne.jp
p6f83ae
p6f8221
この部分が違いますが、これは一旦電話回線を切れば変わるだけですので
同一人物に間違いないと思われます。
端末の情報については常時ソースにて表示していますので
どなたでもご覧になれます。
端末を見たい方の投稿があるページ上で
右クリック⇒ソースの表示で端末情報を探してください。
例えば↓
<tt>投稿日:2002/11/21(木)20:05</tt>
<table BORDER=0 CELLSPACING=0 WIDTH=”100%” >
<tr>
<td VALIGN=TOP>
<blockquote>
<font color=”#660000”><font size=+0>ななしさんはご立腹されたようです</font>
</blockquote>
<!−−端末の情報:p6f8221.aicint01.ap.so−net.ne.jp−−>
</td>
</tr>
</table>
以上のように表示されます。
ちょっと見辛いのが難点ですが…。
こういう輩には関わらないのが最善策ですが
どうしてもということになれば裁判を起こすことは可能です。
このリモートホストだけでも個人を特定することは出来ますが
これには警察、裁判所の力が必要です。
もしその意志があるのでしたら私は協力を惜しみません。
しかしここ数日書込みをされていないところを見ると
英語嫌い人さんのおっしゃるとおりただの小心者のようですから
もう大丈夫だと思いますよ。さぞコワイを思いをされたとは思いますが
これに懲りず以前のようにどしどしご投稿くださいませ。
我々がお守りいたします。<Naimaさん
なるべく毎日チェックするように致しますので
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いします。
ありがとうございました。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
少しお待ちください。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ほんま、しゃれにならんことしてくれんのう
みんなおばはんのグルかいな
勝手に、脅迫、ストーカー呼ばわりしといて挙句に生IPや
そこまでしとる以上、わしの発言のどれが、脅迫で、どれ
がストーカーなんかきちっとゆうてみい
ほんま、ええかげんにしとき
もうちょっとましな、掲示板かとおもとったが、こんなん
やったら人から相手にされへんで
>ほんま、しゃれにならんことしてくれんのう
おやおや、あなたこそ洒落た言動のかけらもないから、この状況を招いたの
でしょう。あなたの無神経こそ怒りを買ったのですよ。
>みんなおばはんのグルかいな
>勝手に、脅迫、ストーカー呼ばわりしといて挙句に生IPや
>そこまでしとる以上、わしの発言のどれが、脅迫で、どれ
>がストーカーなんかきちっとゆうてみい
あなたの言動すべてです。
>ほんま、ええかげんにしとき
>もうちょっとましな、掲示板かとおもとったが、こんなん
>やったら人から相手にされへんで
あなたこそ誰にも相手にされんでしょうね。
しかし、あなたはこの掲示板についての未練を断ち切れんでしょう。
賭けてもいい、きっとあなたは又、ここに書き込みします。
小物男さん、そうでしょう。そうなりますよ。相手にしもらいたいというのが本音でしょう。
お世話かけました。 ありがとうございます。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
過去ログに、小物の端末番号が残りましたので、アクセス拒否対象と
して扱っていただきたいと思います。相手にする気がありませんので。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
「あんなもの」について 投稿者:根石吉久 投稿日:11月25日(月)03時02分41秒
「あんなもの」は話にならないと公立学校の英語の授業について書きましたが、補足します。「あんなもの」のひとまずの定義です。
あんなもの=「音づくり」ひとつまともにできていない英語の授業
ひとまずの定義というのは、言いたいことは山ほどあるが、ひとまずは「音づくり」に限定してものを言おうと思っているということです。
「大風呂敷」にかつて Eliot さんが書かれましたが、「音づくり」ひとつで、週6時間ある私立の授業で2年から3年かかるということでした。これには、深くうなづくものがありました。私がやってきたものも、実質で考えれば同じくらいかかるものでしたから。
私は、「音づくり」ひとつまともにできない公立学校の英語の授業の犠牲者でした。
素読を原理とする方法で塾をやってきましたから、生徒にははっきりと口を動かさせます。「音」はいつも大事なものでした。しかし、私が英語の「音」を作るやり方を自信をもって生徒に伝えられるようになったのは、四十五歳を過ぎてからです。私の掲示板「大風呂敷」で
Eliot さんに出会ったことが大きかったのです。
しかし、これはとことんおかしなことだという感覚は強くあります。
どうして、日本の学校は、日本人の日本語で育った口の動きを踏まえた英語の「音づくり」ができなかったのか。今もなぜそれができていないのか。私は、本当に
Eliot さんに出会うまでわからなかった英語の「音づくり」のポイントがいくつもあるのです。おかしい。これはとことんおかしいのだ、と思うのです。普通の公立の学校が、英語の「音づくり」ができて、学校としてあたりまえの学校だと思うのです。そうでなければ、「普通」ということがまるで意味をなしません。英語の授業に関しては、普通であるべきことが、「普通の」学校では普通でないのです。
文部省と大学への怨みは深い。とりわけ「音」に関してさぼっていたわけではない私が、四十五を過ぎて、特別な経験のように英語の音を知ったということがとことんおかしなことなのです。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>あなたこそ誰にも相手にされんでしょうね。
しかし、あなたはこの掲示板についての未練を断ち切れんでしょう。
賭けてもいい、きっとあなたは又、ここに書き込みします。
小物男さん、そうでしょう。そうなりますよ。相手にしもらいたいというのが本音でしょう。
英語嫌い人様、失礼しました。
このきつい縛りを読み過ごして、アクセス拒否対象にしてくれなどと管理人
さんに言ってしまいました。
いやあ、それにしても、いつもながらきつい縛りですね。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
私の小学館文庫のことについては、レッスンの時にお話しようと思います。
流通が嘘を言い始めているようですから、やたら、ばらまくようなものでは
なくなってきていると思います。私の手元にあるものも、やたらにプレゼン
トなどしていただきたくはないのです。
真剣に語学を考える人に読んでもらいたいので、手元にとっておきます。
そのあたりについて、レッスンの時にお話したいと思います。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
柳瀬さんの掲示板「中庭」で、客観的な発音要領の蓄積に一度は賛成しまし
たが、その後、そのことを考えています。
発音要領など蓄積しても、ほとんど意味はないのではないかと・・・。
発音上の知識よりも大事なものは、実際に英語の発音を、「生徒に」どう身
体化するかなのだ、と。
発音の知識が大事なのはもちろんです。
しかし、もっともっと大事なことがあります。
それは、「音づくり」に関する知識です。
大風呂敷用語で言うなら、「技法グラウンド」に関する知識です。
それがタダで手に入ると思っている根性にそれを語る気になれない。
家庭が壊れることを代償にして、今、私の手元にあるそれを、そんな根性
に語る気にはなれない。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
この「大風呂敷」のソースは、私のネットスケープの古いヴァージョン(?)
のやつでは表示されません。
ところが、柳瀬さんの「中庭」で同じことをやると、ちゃんとソースが表示
され、中等教育教員だか、なんだか、そんなような名前で書いて、頭から塾
というものを馬鹿にできると思っている根性の野郎のソースを読んだら、こ
こに書いている名無し野郎と同じでした。
お前、油断が多すぎるよ。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
自分はアメリカ(英語圏)で、英語の感覚を仕込んだくせに、日本に帰ってきてから、君たちも頑張れば、僕のように英語の感覚がわかるようになるよ、と(言葉に明言せずに)言っている奴らばっかりではないか。
これに関しては、國弘正雄でさえ例外ではない。
國弘が、自分の能力の根底が日本の中学生だった頃の「只管朗読」にあると明言したことの意味は実に大きいのだが、本当に國弘が書くべきことは、國弘のアメリカ体験のはずだ。それを國弘はまだ書いていない。
俺にはあんたらの手品は見えるのだ。
アメリカにおけるただの石っころを、日本に持ち込んで宝石として売ること。
日本人がそれを宝石扱いすることに口をつぐんできたこと。
確かに日本の英語は値が安くなることはない。日本語がある限り・・・。
しかし、それを単に値の問題にしなかったこと。
そのことの罪。
b
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
どうしておられますか。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
突然お邪魔させていただきます。 投稿者:根石吉久 投稿日:11月25日(月)12時36分50秒
以下は、広島大学の柳瀬さんの掲示板「中庭」に書いたものからの部分引用です。
多良さんや、その学生さんたちの意見をお聞きしたく、転写させていただきます。
よろしくお願いいたします。
>私は、「音づくり」ひとつまともにできない公立学校の英語の授業の犠牲者でした。
素読を原理とする方法で塾をやってきましたから、生徒にははっきりと口を動かさせます。「音」はいつも大事なものでした。しかし、私が英語の「音」を作るやり方を自信をもって生徒に伝えられるようになったのは、四十五歳を過ぎてからです。私の掲示板「大風呂敷」で
Eliot さんに出会ったことが大きかったのです。
しかし、これはとことんおかしなことだという感覚は強くあります。
どうして、日本の学校は、日本人の日本語で育った口の動きを踏まえた英語の「音づくり」ができなかったのか。今もなぜそれができていないのか。私は、本当に
Eliot さんに出会うまでわからなかった英語の「音づくり」のポイントがいくつもあるのです。おかしい。これはとことんおかしいのだ、と思うのです。
普通の公立の学校が、英語の「音づくり」ができて、学校としてあたりまえの学校だと思うのです。そうでなければ、「普通」ということがまるで意味をなしません。英語の授業に関しては、普通であるべきことが、「普通の」学校では普通でないのです。
文部省と大学への怨みは深い。とりわけ「音」に関してさぼっていたわけではない私が、四十五を過ぎて、特別な経験のように英語の音を知ったということがとことんおかしなことなのです。
----------------------------------------------------
広島大学、柳瀬さんの「中庭」http://141.teacup.com/nakaniwa/bbs
根石吉久の「大風呂敷」http://sky.iruka.ne.jp/cgi-bin/a4/iruka.cgi?shigeru
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
http://8614.teacup.com/tara/bbs
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
こんにちわ。
ちょっと 私の投稿過多になったので 自粛しようと思っていたところに
風邪をひいて寝こみ・・ ごぶさたしました。
何をかいわんや。
注文ができた、かろうじて1冊は昨日まだ届いていませんでした。
昨日本屋に聞いてみました。
「出版社」にも「版元」にもないということでした。
1冊注文できたのは、「ネット上の本屋」だということらしいです。
とりあえず10冊手に入れることは難しいので、図書紹介のプレゼント10冊は1冊に書きなおしたいと思います。ではまたレッスンの時によろしくお願いします。
根石さん
突然私の本名をばらしちゃいましたねえ。まあ、いいですけど。
先週広島大学の柳瀬先生にメールを出して返事をいただきました。
柳瀬先生は私の実践に大変興味を示してくださって、授業見学に
来たいとおっしゃっていますので、ぜひ来ていただいて、多くの
英語の先生に英語の音作りの大切さを知ってもらい、音作りのある
英語の授業のやり方を広めるためのきっかけにしていけたらと願って
います。それから柳瀬先生に私の生徒の音読のCDもお送りしました。
実は私は昨年と今年、福岡女学院短期大学という学校のご好意で英語の
発音教育に関する講演を行ない、また数回に渡って、英語の指導者を
対象とする英語発音講習会の講師を務めました。この取り組みは来年度も
継続する予定です。
最近私は勤務校内にとどまらず、広く多くの人たちに英語教育における
発音訓練の大切さを伝える「伝道師」のような役割を果たしたいと
考えています。ですから、そろそろ本名で活動してもいいかなあと
考えていたところでした。
そこで、根石さんにお願いがあります。根石さんのサイトに掲載して
いただいている私の「音作りへの道」の記事を誤字脱字を正したうえで、
私の本名を載せた記事と差し替えていただけないでしょうか。もし
よろしければ、すでに私が修正を加えたワード文書を用意しております
ので、メールに添付してお送りしたいと思っておりますが、いかが
でしょう?
あなたのせいかくをむりょうでうらないますます。
http://www.gyahaha.com/shinri/
しあわせナムナム。
目本寺院株式会社
http://www.gyahaha.com/shinri/
柴田さんとしてのご登場ありがとうございます。
酒のなせるわざでしたが、その暴挙に至る経緯について、今夜書きます。
これから仕込みに入ります。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
Naima さん 投稿者:根石吉久 投稿日:11月26日(火)17時04分03秒
Eliot さんが、柴田さんとして「大風呂敷」に来てくださいました。
これは、私には事件です。
日本の英語教育にとっての鞍馬天狗が、まだ名字だけですけど名乗ってくださったのです。
今夜、「電話でレッスン」が終わったら、名字もお名前も両方明かしてくださることをお願いす
る予定です。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
はじめまして(^^;
最近、どこだったか英語教育関係のサイトの掲示板の過去ログを読んでいた時、柴田武史さん(うろ覚えでお名前の方は間違っているかもしれません)と言う方がEliotさんと同じ事を言われていて、「あ」と思った事があります。 確かシュリーマンの語学学習法に関するご投稿だった様に思います。
英語塾をする気持ちはこちらに転勤になってすっかり失せてしまっていたのですが、今年の夏に素読舎に伺って以来、もう一度やってみようかと思う様になりました。 まして、Eliotさんが英語発音講習会をされるとの事で、またもややる気が湧いて来ました。 夫が帰任になれば、たとえそれが九州での開催あっても、先生の発音講習会には是非参加させて頂いて勉強したいと思っています。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
根石さんのご投稿を読まずにこれを書いていたもので、お名前の方を勝手に書いてしまいました。 お差し支えがあれば、どうかこの投稿を削除して下さい。
申し訳ありませんでした。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
こうなったら、全部ばらします。
柴田武史(たけふみ)と申します。
皆様、以後お見知りおきを。
私も興奮のあまり暴発してしまい、申し訳ありませんでした。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
発音が相当下手であっても、また、音読をしなくても、頭のよい
生徒であれば、よく理解し、多くを覚えることができますので、
テストで測られるような英語の学力はつきますが、そうでもない
生徒たちの中には、覚えろ覚えろと詰め込まれるもの(その多くは
何と読んだらいいのかさえ定かではないもの)を消化しきれなく
なって、脱落していく者も少なからずおりました。特に、中学から
入学した生徒の中には、中三の頃までに完全に落ちこぼれて
しまって、ほとんど何もできなくなる生徒が見られました。
私が三年半教えてきた生徒たちの中にも学力不振者はおりますが、
彼らにはそれまでの英語学力不振者とは違う点が二つあります。
一つは、彼らの全員が教科書をすらすらと英語の発音で音読する
ことができるということです。もう一つは不振者全員では
ありませんが、多くの不振者が英語が好きと言っていることです。
最初の点は当然だとしても、成績が悪いのに英語嫌いになっていない
生徒が多いのは、最初の点と大いに関係があるようです。「僕は
英語の発音ができるんだ」という自信が英語に対する好意的な
姿勢につながっているのではないかと思われるのです。発音上手は
単に発音上手ということだけにとどまらず、生徒たちの動機付けに
大きく寄与しているようです。
中一のときから教えてきた生徒たちの中にはほとんど日本語訛りを
感じさせないほどの生徒もいます。しかし、いまだにかなり下手な
生徒もいて、非常に大きな個人差があります。発音の上手下手は
必ずしも成績の優劣に関係せず、成績上位者でもあまり上手でない
者もいれば、発音だけは素晴らしいという者もいます。しかし、
全体的な傾向としては、やはり成績のよい者の方が発音も上手であると
言えます。成績上位者は熱心に勉強するものが多いので、授業の中で
発音を教えれば、当然それをきちんと学習して練習するので、
上手になるのだろうと思います。
私の授業は、単語集の暗記テストと語句の音読をさせて、
その後もただ課文の録音を聞かせてから音読をさせている
だけです。一週間に実質30分×3=90分でできることは
音読しかないと思い、内容確認や練習問題などの作業は、
宿題にできるものは宿題にして、解答と解説を配布して、
生徒自らが自分の学習時間を使って勉強するようにさせています。
そういった授業以外の作業も含めた全体の学習プログラムの
中の一部として音読の授業を位置付けていますので、授業時間の
大半を使って音読を行なっていることについて自分なりには
納得しております。
私が教えている生徒たちは現在高校1年生で、「音作りの道」に
書いた生徒たち(内部進学生)を引き続き担当しています。
今年の四月からは高校からの入学生も加わりましたので、
内部進学生を三クラスと外部進学生を二クラス、合計五クラスの
二百名ほどを教えています。勤務校は昨年までは男子校でしたが、
今年から高校にのみ女子を受け入れ、高1に30名ほどの
女子生徒が在学しています。
私の実践はまだ道半ばで、試行錯誤でやっております。
基本的には自分のやりたいようにやっており、何ら理論的な考察も
裏付けもないようなお恥ずかしいものですが、生徒の力は
それなりに付いてきていると感じております。しかし、現在、
私の教える授業は各クラスともに週三回しかないうえ、
内部進学生は高校二年生の教科書(英語U)をやっております
ので、中学校の教材に比べるとはるかに分量が多く、一つの課の
録音を聞かせるだけで十分近くかかり、以前に比べると、音読を
繰り返す時間が減っています。五十分の授業時間のうちの
二十分は毎回大学受験用の単語集の学習とテストに使うため、
残りの授業時間は約三十分です。その三十分の間に録音を聞き、
音読をして、単語や文のテストをしております。それ以外のことを
する時間はありません。
外部進学生の授業は英語Tの教科書を使い、同じようにやって
おりますが、彼らは中学のときに音の訓練をまったくといっていい
ほど受けておりませんので、一学期の大半をフォニックスと
基本的な発音練習に当てました。その結果、一部の男子生徒と
多くの女子生徒の発音が劇的に向上しましたが、一部の女子生徒と
多くの男子生徒の発音は低レベルにとどまっています。私の授業を
受けて、発音向上の重要性を意識できたかどうかがこの半年間に
生じた発音のレベルの差となって現れていると思われます。
私の勤務校は九州では指折りの進学校であり、卒業生の
一、二割が東大に進学し、その他いわゆる難関大学に多くの
合格者を出している学校です。私の生徒たちも内部進学生の
ほぼ全員がすでに英検準二級に合格しており、また、約三割が
英検二級にも合格しています。外部進学生はほぼ全員が準二級に
合格したばかりです。そういう学校ですから、生徒たちの素質は
概ね高いと言えますが、三年半前に私がフォニックスと発音を
教えることを始めるまでは音声教育はないに等しい状態で、
超スピードの詰め込み英語教育がなされていました。生徒たちの
発音はカタカナをちょっと英語風にした程度のものでした。
音読以外にも、NHKラジオの講座、英語会話の対話の
ディクテーションと英語日記提出を週に四回させたりしています。
また、やさしい英語の本(graded reader)を使った多読授業も
間もなく始めます。これらの取り組みも英語の音声が身に
付いているかどうかでその効率も成果も違ってくるものと信じて
います。
今ドイツ語の回転読みをやっているのですが、音作りのコーチがおりません。 こちらの先生は、モデル発音をやってみせてくれるだけでコツが解らないのです。 それでドイツ語の音声法のCDつきテキストを探しつづけているのですが、まだ見つかりません。 発音がきちんと出来ると音読するのが楽しいのです。 あと100回でもやってられる、と思うくらいです。 けれど、発音で支える文は回転がままならず苦しみます。 音読していても嫌気がさして来るのです。 ドイツ語やめて早く英語やりたい、と思うのはこういう時です。
すらすらとよい発音で読める事が語学に対して好意的な姿勢につながるのだろうか、とのご観察の通りだと思います。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs
なんだか、こう呼びかけると、全然感じが違います。ちゃんと私が知っている柴田さんに話しているんだという気持ちになれます。もちろん、私は柴田さんが
Eliot さんであった頃にお会いしているのだから、Eliot さんという名前で呼びかけても、柴田さんに呼びかけているのだと頭ではわかるのですが、白樺湖でお会いした柴田さんとは「ちょっと違う人」に呼びかけているような感じがどこかにいつもありました。
ネットで仮名を使っておられる人に、たとえ名字だけでも本名で呼びかけてしまうことは、明らかにルール違反で、掲示板の主がそれをやらかしたのでした。翌日、物置の屋根の施工をしている途中で、自分のやったことの重大さに思い至り、屋根の上で呆然としばらく立ち尽くしておりました。どうしよう、なんてことをやらかしたんだ、と思い、棒のように屋根の上に突っ立って、空に雲が動くのを見ていました。Eliot
さんが立腹され、私の暴挙を非難されたら、私はただ謝るしかない。Eliot さんが立腹されて、「大風呂敷」との関係を切ることもありうる。その覚悟はしておりました。
例のごとく酒のせいにするしかないのですが、単に酒を飲んででたらめをやったということではなかった経緯を少し書かせていただきます。
私はあの夜、Eliot さんという名前でなく、柴田さんというお名前でどうしても呼びかけたかったのでした。
Jackie さんがきっかけを作ってくださったのですが、私は広島大学の柳瀬さんの掲示板に書く機会を持てました。そこで知った柳瀬さんのホームページのあるページに中嶋さんという方の授業についての記事がありました。「音づくり」を基礎に据えないで行われている闊達なコミュニケーションごっこ=授業に、いったんは驚き、翌日に深い疑いの中に沈み込んだということがありました。驚きが疑いに変わった日に書いたものは、「大風呂敷」の過去ログのどこかにあります。その私の記事の中で、これからの日本の英語の授業のあるべき姿を先取りしているのは、中嶋さんではなく
Eliot さんなのだと書いたくだりがあると思います。私は、そのくだりを書いているときの自分の気持ちをよく覚えております。中嶋さんではなく、柴田さんなのだと書きたいのだが、そう書けないこと。中嶋さんではなく
Eliot さんなのだと書いているときの、なにか手応えのない感じ。中嶋さんの授業は日本に実在すると感覚されるのに、Eliot
さんの授業と書くと架空のような感じがする。それは実在するのだぞ、それはすでに日本に実在する授業なのだ。Eliot
さんの授業と書きながら、私の胸にそう叫んでいる声がありました。「柴田さんなのだ」と書きたいと思いながら、そう書けないでいることのはがゆさを今も覚えております。
そのはがゆさの感覚が数日、私の中で発酵を続けていたものだと思います。そして、数日後、酒の力を借りて、私は暴挙に出たのです。ですから、私は酒のせいにしますが、酒のせいだけのものではありません。柴田さんとして出てきて欲しいという本心がなければ、あのような暴挙はありませんでした。柴田さんとして書いていただくことが、本当に大切なことだと思っておりました。
もちろん、酒のせいではないと書けば、私の暴挙を助けてくれた酒がかわいそうです。酒のせいもあることも明言致します。しかし、私が「柴田さんの授業」と書きたかった事情も是非知っていただきたくお願いいたします。それは、「音作りへの道」が、どんな匿名性も必要としない、柴田武史という名前が深く刻印された行為、個であることがそのまま普遍性を獲得した行為を表現しているという深い信によるものです。今は、柴田武史という個の名によって立っていただきたい。それが必要な時だと思っております。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
ワード文書をメールに添付していただく件について。
現在、村田晴彦君が、「大風呂敷」のすべての過去ログを管理してくれています。私のホームページとは別の場所に、過去ログ専用のページを設置し、管理してくれています。もし、その場所でよければ、そこに新しい「音作りへの道」を掲載させていただけませんでしょうか。私のホームページにある
Eliot 名による「音づくりへの道」は、私にはあの形のままでとても愛着があるのです。村田君が管理するページと、私のホームページの両方に新しい「音作りへの道」を掲載することも許していただけるなら、そうさせてください。ですが、これまで掲載されてきた「音作りへの道」も私としてはあのままに残したいと思っています。
これまでの「音作りへの道」へ、新しい「音作りへの道」が書かれたことの註を附し、新しい「音作りへの道」に、そこに至る途中の形としての「音作りへの道」(これまでの「音づくりへの道」)が存在することの註を附する形をとらせていただけませんでしょうか。
私はかつて編集ということに興味を持っていた時期があります。事情が許すかぎりは、ある作品が成立する経緯、過程が残る方が、完成品だけを残すやり方よりは編集として優れている方法なのだという考えがあるのです。
これは、同時通訳者として世に認められた後になお、その経緯、過程に触れようとし、中学時代の「只管朗読」こそがその根底であると明言した國弘正雄の思想とも通じていると思います。経緯、過程、「醜いアヒルの子」の時期のプロセスを残すことの方が、結果だけを提示するより優れた行為だと考えるのです。
私はワードを使用しておりませんので、以上の私の考えに賛同していただけるなら、私宛に空のメールをいただきたく思います。村田君の手元にはワードがあります。添付ファイルが届いた場合に村田君にネット上の文書に仕立てるための処理してもらえるかと、今日問い合わせ、やってもらえるという回答を得ています。柴田さんから私にメールがいただけたら、村田君のメールアドレスを記入して返信いたします。折り返し、村田君へのメールにワード文書を添付して送っていただきたく思います。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>夫が帰任になれば、たとえそれが九州での開催あっても、先生の発音講習
会には是非参加させて頂いて勉強したいと思っています。
俺も行きたい。
誘ってね。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs
>私が三年半教えてきた生徒たちの中にも学力不振者はおりますが、
彼らにはそれまでの英語学力不振者とは違う点が二つあります。
一つは、彼らの全員が教科書をすらすらと英語の発音で音読する
ことができるということです。もう一つは不振者全員では
ありませんが、多くの不振者が英語が好きと言っていることです。
これは、まったく新しい光景なのだと思います。
これは、まったく新しい希望なのだと思います。
http://8246.teacup.com/nessy/bbs