【5101】
【タイトル】発音記号表記例
【 日時 】02/08/27 10:33
【 発言者 】eliot

Dear Ann Landers: I've read your column since I was 7.
dir an 'land&z aiv red y&r 'kol&m sins ai w&z 'sevn

Now, I have a daughter that age. Reading about other people's
nau ai hav & 'do:t&r THat eij 'ri:diNG &'baut '&TH&r pi:plz

problems has made me realize how small mine are.
'probl&mz h&s meid mi: 'ri:&"laiz hau smo:l main a:r

You guided me through a difficult childhood and adolescence.
y& 'gaidid mi: thru: & 'dif&"k< 'chaild"hud &nd "ad(&)'les&ns

I could pick up the paper every day and learn how others
ai k&d pik &p TH& 'peip&r 'evri: dei &nd l&rn hau '&th&rz

solved problems similar to mine. And I knew I wasn't alone.
solvd 'probl&mz 'sim&l&r t& main &nd ai n(y)u: ai w&znt &'loun
 


【5102】
【タイトル】訂正
【 日時 】02/08/27 10:36
【 発言者 】eliot

difficult /'dif&"k</
 


【5103】
【タイトル】あれれ
【 日時 】02/08/27 10:39
【 発言者 】eliot

ちゃんと書いたのに、妙な表示になってしまうのはなぜでしょう?
↓こう書きたかったのに・・・
dificult /’dif&”k&lt/
 


【5104】
【タイトル】difficult
【 日時 】02/08/27 10:41
【 発言者 】eliot

何度もすみません。
difficult
イギリス発音では /'difiklt/もよく聞きますね。
 


【5105】
【タイトル】&ltの表示
【 日時 】02/08/27 11:41
【 発言者 】べいべ

Web表示の指定タグ自体を「<」「>」で囲んであらわすので
(例えば、<P>、<BR>、<H1>など)
「<」そのものをあらわすのに「&lt」を「>」は「&gt」を用います。そのため「&lt」が「<」となってしまいました。

HTMLタグが有効であれば<PRE></PRE>で囲むと良いのかと思うので、以下でテストしてみます。

< &lt 
 

 


【5106】
【タイトル】ありがとうございます
【 日時 】02/08/27 13:46
【 発言者 】eliot

べいべさん、教えてくださってありがとうございます。
 


【5107】
【タイトル】管理人さん
【 日時 】02/08/27 15:15
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

この掲示板は、html のタグを無効にできますか。
私の掲示板では、あんまり飾り気は要らないと思うので、無効にできたら
お願いします。
そうすれば、Eliot さんの手元で生じたトラブルはなくなるんではないで
しょうか。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5108】
【タイトル】管理人さん
【 日時 】02/08/27 15:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

旧板上で、村田君とひげおやじさんが、記事の保存方法や、正順、逆順の
入れ替えのための調査を報告してくれています。
これと、html のタグの有効・無効がからむようでしたら問題が生じますの
で、旧板でお話してみていただけませんか。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5109】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/08/27 15:58
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

「語数別分類」は、是非やらなきゃならないということはないですから、あん
まりこだわらないでください。

それよりも、
「回転読み」→「文法理解」→「回転読み」
のように、「動きの中に置いてやる」という原理部分の方が大事です。

「語数別分類」があれば、「回転読み」をレベルアップしていくのに楽だと
いうことはありますが、語数がランダムであっても、「回転読み」はできま
す。

手間を考えれば、だいたい5語〜7語くらいのおおざっぱな分類でやっても
らったってかまいません。おおざっぱにやる場合は、その次はだいたい7語
〜10語くらいを別のノートに採録します。

自学用ですから、「語数別分類」自体に時間をとられないようにしてやって
ください。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5110】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/08/27 17:07
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

「回転読み」をやる場合ですが、なめらかにうまく回転し始めてから、
さらに50回くらい回転させ続けることをお奨めします。
なめらかにうまく回転しはじめるまでの回数は、捨ててしまって下さい。

最初にどかんとやっておくと得です。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5111】
【タイトル】 「語数別分類」
【 日時 】02/08/27 17:31
【 発言者 】Naima[Profile Germanyに住む秘密の秘密の方]

語数別分類って結構大変な作業ですね。 こだわってやらなくてもいい、との事でホッとしました。 ほな、テキストとドリルの構文の回転読みをします。 これだとレッスンが進むに従って文が長くなるので楽そうです。

素読舎で「うまく回転するまでのは捨てちゃって」を聞いた時は衝撃的でしたので、この言葉は頭でガンガン鳴り響いてますよ。 今から1泊旅行に出ますが、テキストとドリルはちゃんとバッグに入れました。

森と湖のリゾート地で回転読みか... 因果な事です。 たはは...
 


【5112】
【タイトル】英語音声学の授業
【 日時 】02/08/27 17:57
【 発言者 】eliot

>日本の大学の英語科教員養成課程には、「日本人=日本語の音をすでに
>身体化した後の人」を前提として、それをしっかりと踏まえた英語
>教育用の「音声学」がないのです。これは、私にしてみれば、
>見過ごすことのできない英語関係の大学教員たちの「おさぼり」です。

大学を出てまだ二、三年の同僚英語教員に大学での英語音声学の授業に
ついて話を聞いてみました。「受講した学生たちの発音を向上させるのに
何の役にも立たなかった」というコメントでした。まさに根石さんの
おっしゃるとおりですね。
 


【5113】
【タイトル】中学生は発音記号を教わりません
【 日時 】02/08/27 18:24
【 発言者 】eliot

Hi, Naima! (Naimaと単に名前を呼び捨てするだけでは落ち着かないので・・・)

>今の中学生は撥音記号なんかは習わないんですか?

そうなんです。文部科学省制定の学習指導要領には「中学生に
発音記号を教えるべし」とは書いてないのです。中学一年生の
教科書には発音記号も載っていませんし、二年生三年生になっても
発音記号にはまったく触れないという教員が大多数だと思われます。

私は今高校一年生を教えていますが、公立中学校や塾で発音記号を
習ったという生徒はほとんどいません。発音記号どころか発音そのものすら
何にも習わなかったという生徒が多くて、お話になりません。

発音記号を習わなかった中学生が高校生になり、そのうちの一部は大学
受験のための勉強をします。英語のペーパーテストには発音問題があり、
下線部の発音が異なるものを選べ、などという問いに答える練習をする
生徒たちは、英語の発音ができませんから、「この単語とあの単語は
『発音記号が違うから』、同じ音ではないんだ」というような、わけの
わからないことを覚える羽目になります。

例えば、broadは[bro:d]でroadは[roud]という「記号だから」、発音が
違う、と考えるのです。で、彼らの口から出るのはせいぜいブローdと
ローdにすぎません。

問題
singer, finger, younger, hungerのうち、ngerの部分の発音が違うのは
どれか?

singerのngerだけが[NG&r]で、他の語はすべて[NGg&r]となるから、
正解はsingerです、と覚えても、声に出せば、皆「ガー」と発音する
のが、大学受験生の99%でしょう。

(ちなみに、singerを['siNG&r]ではなくて、['siNGg&r]と発音する
英米人もいますので、こんなささいなことをテスト、それも紙上の問題で
問うこと自体がばからしいことです)
 


【5114】
【タイトル】お疲れ様です
【 日時 】02/08/27 18:58
【 発言者 】素読ファン[Profile 九州地方に住む30代の方]

今見た所、タグは無効になっているのですが・・・。
ちょっと私にも分りません。
 


【5115】
【タイトル】テスト
【 日時 】02/08/27 20:35
【 発言者 】Eliot

/</
 


【5116】
【タイトル】やはりだめですね
【 日時 】02/08/27 20:38
【 発言者 】Eliot

cult [k<]
 


【5117】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/08/27 22:00
【 発言者 】素読ファン[Profile 九州地方に住む30代の方]

色々と不具合が生じているようで御迷惑お掛け致します。
&が全角表記ではダメでしょうか?⇒&lt

ご存知かも知れませんが役に立ちそうなサイトを発見しましたので
リンクしておきます。

http://www.kt.rim.or.jp/~s_aoki/english/text2pron/
 


【5118】
【タイトル】テスト
【 日時 】02/08/27 22:52
【 発言者 】べいべ[Profile 関東地方に住む30代の男性の方] 

&amplt
& lt

mailto:tkfm@da2.so-net.ne.jp
 


【5119】
【タイトル】すいませんでした。
【 日時 】02/08/27 22:56
【 発言者 】べいべ[Profile 関東地方に住む30代の男性の方] 

下のはごみです。パスワードを設定しないと削除できないのですね。
管理人さん、下の題名「テスト」の投稿を削除してください。

&ampが「&」と変換されるので、「&amplt」と入力すると
「&lt」と表示されます。
(帰りの電車で思いつきました!)
ログを考えると&を全角にする案のほうがよいかもしれません。

mailto:tkfm@da2.so-net.ne.jp
 


【5120】
【タイトル】べいべさん
【 日時 】02/08/28 0:06
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

ご協力ありがとうございます。

html に抵触しない半角の記号っていうのはないのでしょうか。
半角の%なんかはどうなんでしょう。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5121】
【タイトル】管理人さん
【 日時 】02/08/28 0:16
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

ご教示いただいたサイトからここへ発音記号部分を転写できるかテストして
みましたが、私のコンピュータではできませんでした。
また、たとえ転写できても、過去ログにするときに文字化けしてしまうので
はないかという懸念があります。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5122】
【タイトル】要約
【 日時 】02/08/28 0:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 先日「回転読み」の発展形として、回転の最高スピードを出してから、口の動きを止め、意識で音を「つんのめらせる」ことを書きました。その後、極めてゆっくりと言いながら、語法や単語に意味をきっちり充電する、という部分が発展形です。
 このことを、今日のレッスンでも、戸倉お嬢と、佐賀Kさんに話しました。ここにそれを要約します。

・文全体をていねいにゆっくり音のつながりが安定するまで言い続ける。
・安定したら、徐々に速めていく。
・ある程度のスピードが出たら、それを維持し続け、さらに音の連続を安定させる。
・安定したら、連続を壊さないように、徐々に速めていく。
・最高スピードを出す。(音が壊れそうになる寸前のスピード)

・口を動かすのを止める。

・きわめてゆっくりと文全体を読みながら、意味を充電する。
・音が動けば意味も動く状態を確認する。
・音と意味が分離しないように気持ちを集中させて、徐々にスピートをあげる。
・実用的なスピードまで持ち込む。

 口を動かすのを止めるまでの練習は「音づくり」の練習です。
 きわめてゆっくり言いながら充電を始め、意味と音を一体化させながら、実用的なスピードに持ち込むのは、「音と意味の同致」の練習です。

 この二つをひとまず、意識的にわけて練習してください。
 音を気にしていたら意味は考えられない。
 意味ばかりに気を取られていたら、音がおろそかになりがち。

 語学では、音と意味は、当初分離しています。
 これを一体化に持ち込むことをねらうために、以上の要約をご参考ください。

 べいべさん、これを実験してみていただけるとうれしく思います。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5123】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/08/28 0:32
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

今回の旅で、英語は使いましたか。
英語がらみの旅のご報告をいただけたらうれしいです。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5124】
【タイトル】Naima ちゃん
【 日時 】02/08/28 0:33
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

森と湖のリゾート地で、回転読みはしてはいけません。
ダーリンとゆっくりしなさい。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5125】
【タイトル】私には蚤がたかっています
【 日時 】02/08/28 0:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

猫をかわいがりすぎて、蚤にたかられました。
シャワーを浴びて、蚤退治をしています。
ビールを飲みながら掲示板に書くことが習慣になって、すっかりでっぷりと出た腹から何かピョンと跳ねたような気がしたので、ズボンを見たら1ミリくらいの虫がいた。
蚤じゃない場合、殺してしまうとまずいと思って、指先でそっと触っただけで、ズボンの染みになってしまいました。
ただ触るだけで死んでしまう虫がいてかわいそうです。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5126】
【タイトル】音と意味の同致
【 日時 】02/08/28 0:41
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

「同致」は私の造語です。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5127】
【タイトル】根石さん・Eliotさん
【 日時 】02/08/28 0:48
【 発言者 】素読ファン[Profile 九州地方に住む30代の方]

>ご教示いただいたサイトからここへ発音記号部分を転写できるかテストして
みましたが、私のコンピュータではできませんでした。
また、たとえ転写できても、過去ログにするときに文字化けしてしまうので
はないかという懸念があります。
 

同じ事を私もやって見ましたがダメでした。
その上で個人的には「役に立ちそうだな」と思い紹介させて頂きました。
言葉足らず、失礼致しました。
で、他を当って見たのですが、ここにそれらしきことが書いてありました。
リンクに飛んで見た所、英語サイトのようで現在の私には太刀打ち出来そうにありません。
しかも、この面倒な作業をやったところで掲示板にコピペ出来るのかどうかも
分りません。あとは根石さん・Eliotさんのご判断にお任せしたいと思います。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA014071/tips/ipa.html
 


【5128】
【タイトル】音と意味の同致
【 日時 】02/08/28 0:50
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

「同致」は私の造語です。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5129】
【タイトル】素読ふぁん さん
【 日時 】02/08/28 0:54
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

お手数をわずらわせ申し訳ありませんでした。

村田君

素読ファンさんが、教えてくれたサイトはよさそうですが、どんなものでし
ょうか。過去ログでの文字化けは避けたいのですが。

話が長くなるようなら、旧板で。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5130】
【タイトル】Eliot さん
【 日時 】02/08/28 1:09
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

マクミランの辞書が今日届き、さっそく使っています。
この辞書は、ひいた単語が表示されると同時に、発音が響くようにすることが
できて、面白がって使っています。机の上の小さいスピーカーで音を出してい
ます。今日、レッスンの時に、アクセント位置を間違えた生徒さんに、スピー
カーをマイクロフォンに近づけて、この辞書が発する発音を電話で聞いてもら
い、アクセント位置を直しました。
受話器とマイクロフォンを頭にかぶってレッスンをしているので、右手で机の
上のスピーカーをマイクロフォンに近づけることができるので、なかなかいい
具合です。

この辞書の大きいフォントで見ると、私は老眼鏡なしでも辞書がひけます。
紙の辞書の方は、字がまことに小さくてとても使えません。

で、紙の辞書の方はどなたかにプレゼントしてしまいたいと思っています。
どなたか紙の英英辞典(微細文字)を使われる方がいらっしゃいませんか。
欲しい方は、旧板の方へお書きください。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5131】
【タイトル】べいべさん
【 日時 】02/08/28 1:17
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

千田潤一さんの「TOEIC テスト トレーニングブック グラマー編」をご
紹介下さったのは、べいべさんでしたっけ。旧板でも新板でも、酔っ払っ
てやっており、恩知らずにも、ご紹介くださった方がわからなくなってしま
いました。

確かにこの本では、5語までの文について「語数別分類」をしています。
中学レベルの文法理解は、5語までの文でできるというコンセプトです。
これは、私自身が「語数別分類」をやっている途中で気付いたことと同じも
のだと思いました。関係代名詞は駄目ですが、その他の中学文法は3語の文
で、多くが説明できてしまいます。

私の「語数別分類」はあくまでも「回転読み」をゆっくりとレベルアップさ
せるためのもので、ここのところが、千田さんと少し違っていました。
私は最終的には30語くらいまでを「語数別分類」として扱いたいと思って
います。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5132】
【タイトル】しかしまあ、
【 日時 】02/08/28 1:19
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

私より先に「語数別分類」をやっていた人がいたことは、やはりびっくりし
ました。
千田さん、おみそれしました。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5133】
【タイトル】マクミラン英英辞典
【 日時 】02/08/28 1:29
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

この辞書は、単語をひくと、語義を表示すると同時にその単語を発音します。
それだけでなく、キーボードにリターン(Enter)キーを押すと、いくらでも
その発音を「回転」させることができます。
これは、生身の外人は嫌がってやらないと思いますので、なかなか重宝する
機能だと思いました。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5134】
【タイトル】&を全角でもいけますか
【 日時 】02/08/28 1:34
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

Eliot さん

全角で代用するなら、問題は解決すると思います。少しやぼったいですが、
慣れの問題かもしれません。

ほぼ、大風呂敷版発音記号が完成したと思います。
本当にごくろうさまでした。
使いながら、練り込んでいきましょう。

ちなみに
「ね」で「根石吉久」を単語登録してありますので、
「ねりこんで」で漢字変換したら、「根石吉久離婚で」と表示されました。
不吉なやつだ、ATOK.

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5135】
【タイトル】両立可能
【 日時 】02/08/28 1:53
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 Ray さんでしたっけ、「多読」をやりながらとても辞書なんかひけたもんではないと書かれたのは。これに関しては、浜谷さんも、斎藤大明神もそう書かれていました。

 読書をしながら、辞書をひくのは、駄目だと私も思います。
 しかし、英語で読書をするときにちょっとした工夫をするだけで、辞書をひくことと読書することは両立します。

 シャーペンを持ちながら読書するのです。
 で、知らない単語があったら、それをシャーペンを使って、マーク付けをします。
 マークは、下線でもいいし、四角で囲ってしまってもいいです。後で一目でわかればどんなマークでも構いません。私は、老眼ですので、四角で囲っています。

 マークだけつけておいて、辞書はひきません。
 未知の単語にマークだけつけて、どんどん読む要領で読みます。

 後で、単語を覚えようとするとき(「電圧装置」をお奨めします→小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ方」参照ください)、マークをつけたものだけ単語練習として別仕立てで練習します。

 時間差攻撃です。
 普通に読書するときに、マーク付けの手間だけ惜しまなければ、読書と単語練習は両立するということです。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5136】
【タイトル】回転読み発展形
【 日時 】02/08/28 6:45
【 発言者 】べいべ[Profile 関東地方に住む30代の男性の方]

先週、先々週と回転読みを続けてきました。
使ったのは、月の名前の由来について20文ほどで説明してあるものです。全部で2分半くらいです。読みは、ラジオのDJ風です。(英協がだしているNon Stop English Waveという雑誌からとりました。リスニングの素材とを探している方はチェックしてみてください。ここです→http://www.eikyo.or.jp/wave/)

実際、こんなに音ができていないとは思っていませんでした。50回ではとてもとても、100回くらいでやっとよろよろと音ができあがってきたようです。

そろそろ、意味とくっつけてもよいかと思いますので、口の動きをとめる、ゆっくりと意味を充電することに挑戦します。
 


【5137】
【タイトル】遅ればせながら発音記号について
【 日時 】02/08/28 9:50
【 発言者 】村田

全角文字なら過去ログに関しては全く問題ないです。
 


【5138】
【タイトル】英語を英語で教える
【 日時 】02/08/28 13:58
【 発言者 】eliot

Jackieさん

>一つ目のほうは 体を動かしたり リズムをとったり
>割と生徒も楽しそうでした。教師はもっと楽しそうでした。
>先生方からも 絶賛の評価をうけていました。

そういう授業で一体何を学んでいるのかが問題ですよね。
確かに楽しいことは大切ですが、それだけで終わっているのでは
ないかと心配です。週に三回の授業を一年間やって確保できる
時間は、3×30=90がせいぜいでしょう。90×50分は
4500分ですから、75時間です。三年間では225時間に
なります。

起きている時間を一日16時間だとすると、225時間は
14日に過ぎません。三年間で与えられている時間はわずか
二週間なのです。もっと正確に言えば「教室で教師に与えられた
時間」は二週間しかないのです。生徒は教室以外でも勉強する
ことができますが、教師はこの二週間を使って教室で生徒に
英語を教えることしかできません。

貴重な二週間を遊びのような作業で埋め尽くしていいのか
どうか、英語教員は真剣に考える必要があります。私は
英語を英語で教えるということに全面的に反対という立場
ではありませんが、わずか二週間しか時間がないうえ、
一クラスの人数は40名という状況で、教員の自己満足に
終わるかもしれないような授業をやっているひまはないはず
でしょう。

>入門期は音声(それも英語)だけで 指導をすることが
>いまは あたり前となっているのでしょうか?

必ずしもそうではないでしょう。やりたくてもできない
英語力の教員も多いのではないでしょうか。

私は、入門期に音声を教えることを重要視する者ですが、
英語だけを使って、音声だけで指導するということには
反対です。それはあまりに効率が悪いと思います。いくらでも
時間があるという状況であるとか、教室自体が英語国にあり、
教室を出ても英語に取り囲まれているというのであれば、
話は別ですが。

>英語を英語で教えるということが 私は無駄におもえるのです。
>それも週3時間余りの公立で。生徒はわかったようなわからないような
>むずがゆいのではないでしょうか。

おっしゃる通りです。

>英会話を 基礎ナシで習うのは 砂の上に家を建てるようなものです。
>英語ができなくても 英会話ならできるという 不思議なことですね。

英語の音声を無視して、英語を学ぼうとすることも、砂の上に家を
立てるようなものです。日本の中高英語教師の大半がこの当たり前の
ことを無視しています。そのせいで、日本の英語学習者(中学生から
大人にいたるまで)のほとんどの英語は根元がぐらぐらです。
 


【5139】
【タイトル】/a:/と/o:/to
【 日時 】02/08/28 15:45
【 発言者 】Eliot

根石さんからの質問に対する答えが中途でしたので、続けます。

/a:r/ではなく、/r/が伴わない/a:/という音はアメリカ英語では
つづりがaではなく、oのときによく使われています。例えば、
god, boxなどの母音はアメリカでは口を大きく開いて、唇を
丸めずに発音します。これらの二語は単独で発音されると、英国人の
耳には guard, barks と聞こえます。BBC英語では ar のつづりを
/a:/と発音し、/r/を発音しないからです。アメリカ英語ではaの
つづりのときに/r/を伴わない/a:/を用いることは多くありません。
calm, fatherなどが /ka:m/ /'fa:TH&r/ と発音される他には、
外来語で用います。例えば、pasta /'pa:st&/などです。

一方、BBC英語では/a:/の音を ar と a のつづりのときによく使います。
arm, car, barn, park, hard, star
ask, answer, castle, can't, fast, pass
上の二行の語の母音はBBC英語ではすべて/a:/です。一方アメリカ英語
では、上の行は/a:r/で(/a:rm/ /ka:r/など)、下の行は/a/です。
(/ask/ /an(t)ser/など) なお、/a/はashという語の母音です。

アメリカ英語の/a:/と/a:r/の口の開きは、BBC英語の/a:/と同じと
考えてよいでしょう。

さて、/o:/ですが、イギリス英語ではつづりに r があってもなくても
使います。例えば
stalk, bought, all
stork, born, horse
BBC英語では stalkとstorkはまったく同じ発音です。/sto:k/

アメリカ英語では上の列は/o:/ですが、下の列の語には/o:r/を使います。
stalk /sto:k/
stork /sto:rk/

さて、これからややめんどくさい話です。

イギリス英語の/o:/は唇の丸めが強く、あごもかなり上がっています。
日本語の「お」よりも口の開きが狭い音です。唇に力を入れて、口を
しっかり丸めて、するどく「オー」と発音します。

一方、アメリカ英語の/o:/は(/o:r/ではありません!)は、イギリス英語
の音とはかなり違った音です。まず/a:/を発音します。できるだけ、口の
奥の方から、発音します。それから唇を少し丸め、あごをほんの少しだけ
上げて、口の奥の方から「アー」と「オー」の中間の響きの音を出します。
これがアメリカ英語の/o:/です。

この際、殻をむいた、つるりとしたゆで卵を片手に持って、口にくわえて
いる気持ちでやるといいでしょう。(想像上の)ゆで卵のせいで唇は
少ししか丸めることができないし、あごも下げすぎず、上げすぎずに
ちょうどいい程度に口が開いた状態になります。

では/o:r/の出し方です。/o:r/の最初のところは/o:/と同じか、それより
あごが少しだけ上がり、唇の丸めがやや強まっています。/o:/と発音し、
続けてすぐに/r/を発音します。

アメリカ英語の/o:/と/o:r/については次の二点に注意してください。
@/o:/は多くのアメリカ人の発音で/a:/に近い音、あるいは完全に
 /a:/と同じ音になります。ただし、個人差と地方差がありますし、
 一個人の発音にもぶれがあります。例えば、I thought he was
tall.を /ai tha:t hi: w&z to:l/と発音するような人は決して
 珍しくありません。

 A/o:r/の最初の部分の母音が、唇の丸めが強く、あごもさらに上がって、
  goの母音/ou/の最初の部分と同じように発音されることがしばしば
  あります。そのような発音をする人の storkの発音は stoke /stouk/
  に/r/を挿入したように聞こえます。もしその人が stalk の母音に
  /a:/を使えば、storkとstalkはまったく違った響きとなります。
  /o:r/の発音開始時点の音が狭い音か、広めの音かというのにも
  個人差と地方差があります。

以下、日本人英語学習者のための指針です。
@/a:/ /o:/ /ou/の三つを区別する必要があるので、/a:/を口を一杯に
 開いて発音し、/ou/は唇をしっかりと丸めて「オ」を発音した後に弱い
 「ウ」にスムーズに移るようにする。/o:/は/a:/と/ou/の中間の音
 として、唇を少し丸めて「ゆで卵くわえ」の要領で発音すればよい。
 決して /o:/ を「オウ」のように言わないようにすること。

A/o:r/の/r/を発音する習慣のない人は、/o:r/は@の要領で/o:/と
 発音すればよい。あくまで/ou/との区別をつけるようにすること。
 一方、/o:r/の /r/を発音する習慣のある人は/o:r/の出発点の音は
 日本語のオに聞こえる音でありさえすれば問題ない。

B/a:r/の/r/を抜かしても一向にかまわない。/r/の発音に気を取られて、
 /a:/の音が妙になったら通じないので、/a:/をしっかり発音すること。
 


【5140】
【タイトル】訂正
【 日時 】02/08/28 15:52
【 発言者 】Eliot

↓題名の訂正です
/a:/と/o:/と/a:r/と/o:r/
 


【5141】
【タイトル】恥をさらします。all
【 日時 】02/08/28 22:59
【 発言者 】Jackie

アバウトな指導の恥さらしです。

all 口を縦に開けて 指3本ぐらい。舌は下げる。その形でおーいと呼びかける感じ。と指導してました。
そうか これでは 口があけすぎですね。 ちょっと 唇を丸めて言えばいいんですね。
私は LLの授業で一応発音はやったはずなのですが
うろ覚え指導してました。いけませんね。 発音の本をもう一度おさらいします。

all が どうしても アール になってしまう生徒がいて tall はタール。
うーん できないか・・じゃあ 普通に おーいと 遠くに呼びかける お でいいよ。口の形も、と言っていました。
エリオットさんの 方法で やってみます。

Too hot to walk to work today.
 


【5142】
【タイトル】eliotさん
【 日時 】02/08/28 23:16
【 発言者 】sb[Profile 近畿地方に住む30代の男性の方]

>「回転読み」→「文法理解」→「回転読み」のように、「動きの中に置いてやる」という原理。。。
国広さんの「意味の分かった後の音読」という言い方も根石さんの「動きの中に置いてやる」というのと同じこととお考えでしょうか?
 


【5143】
【タイトル】Eliot さん
【 日時 】02/08/29 1:03
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

英語の音の話がこんなに面白いとは、最近になってようやく知りました。
詳しく説明していただきありがとうございます。
最近になって、こういう細かい話がよくわかるようになってきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5144】
【タイトル】アメリカ英語のstockとstalkとtall
【 日時 】02/08/29 14:16
【 発言者 】Eliot

http://www.m-w.com
↑を開いてCollegiate Dictionary右の白枠にstockを記入してから
Look it upをクリックするか、Enterキーを押してください。開いた
ページのstockという見出し語の右の赤いスピーカーの絵をクリックすると
stockの発音が聞けます。別のウィンドウが開きますが、その中の
hear it againをクリックすれば何度でもstockの発音が聞けます。

アメリカ英語ではoで書かれる音が、私たちにはやや長めの「アー」と
聞こえることに注意してください。

さて、それからAudio pronunciation for "stock"と書いてある方の
ウィンドウを閉じて、ページの右端にある Dictionaryと書かれた枠の
中にstalkを記入して、Dictionaryをクリックするか、Enterキーを
押してください。そうすれば、stalkのページが出てきます。

先ほどと同じ要領で、stalkの発音を聞いてみてください。まるで
stockのように聞こえるでしょう。やはり「アー」のように聞こえます。

しかし、tallを聞いてみると、こちらの母音は「オー」に近く聞こえます。
母音の発音記号はまったく同じなのに、こんなに違うのです。アメリカ
英語の発音にはかなりの「音のぶれ」あるいは「音の揺れ」が存在します。

標準的なイギリス英語にも音のぶれは存在しますが、かの地にはひどい
方言の差があり、これは私たち外国人英語学習者には到底手におえない
分野です。
 


【5145】
【タイトル】sbさん
【 日時 】02/08/29 16:30
【 発言者 】Eliot

>>「回転読み」→「文法理解」→「回転読み」のように、「動きの中に
>>置いてやる」という原理。。。

>国広さんの「意味の分かった後の音読」という言い方も根石さんの
>「動きの中に置いてやる」というのと同じこととお考えでしょうか?

國弘さんの言う「意味のわかった後の音読」とは根石さんの「意味の充電」
以降の作業を指しているのでしょう。音を音として練習するために、意味を
考えるよりも前に徹底的に回転読みをするというようなことを國弘さんが
推奨していたわけではないと思いますが、いかがでしょうか。

意味がわからないものをいくら読んでも「それだけでは」力にならない
ということを國弘さんは「意味のわかった後の音読」という言い方で
おっしゃっていたのではないでしょうか。

一方、根石さんが書かれた「動きの中においてやるという原理」という
言葉の意味が私にはよくわかりません。

根石さん、ご説明願いますか?
 


【5146】
【タイトル】アメリカ英語のfatherとbother
【 日時 】02/08/29 16:35
【 発言者 】Eliot

father /'fa:TH&r/
bother /'boTH&r/
上のように発音を表すとアクセントのある母音の発音が異なっている
ように思われますが、実はアメリカ英語のoの短母音はfatherの/a:/と
同じものです。特にアクセントがあるときはoの短母音はかなり長めに
発音され、botherのoはfatherのaと同じ音で発音されます。
http://www.m-w.comでfatherとbotherを聞き比べてみてください。
..atherと..otherの部分がまったく同じように聞こえることでしょう。

今度はpossibleを聞いてみてください。最初のoの母音がはっきりと
「アー」と長く聞こえるでしょう。
 


【5147】
【タイトル】&lt問題
【 日時 】02/08/29 16:37
【 発言者 】Eliot

根石さん

必要なときには全角で書くようにします。
 


【5148】
【タイトル】ただ今
【 日時 】02/08/29 16:44
【 発言者 】Naima[Profile Germanyに住む秘密の秘密の方]

朝の9時30分です。 昨日はちゃんと回転読みが出来なかったので、今からやります。

Eliotさん、教科書ガイドには撥音をカタカナでも示してあった様に思います。 撥音記号もちゃんとした撥音も教えない学校英語は、公文式とどこが違うねんっ!と思いました。 公文式が繁盛する原因がわかった様な気がしますわ。

英語の回転読みの時には、私も真摯に撥音をやり直します。
 


【5149】
【タイトル】Eliot さん
【 日時 】02/08/29 20:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 知識を動きの中に置いて働かせ、動きと一体化した理解に変えるということは、私が素読という方法を元に置いてあるところから出てきていると思っています。

 素読は、ひとまず知識や理解を棚にあげておいて、音声的にテキストをすらすら読めるようにすることを重要視します。この場合、コーチがいることが普通です。
 素読(音読)を通してテキストを身体化した後では、(理想的には)テキストはいつでも暗唱できる、つまりいつでも動きとして駆動できる状態で自分の中に保存されます。

 こうして身体化されたテキストは、生活過程の中で発酵を続けるというのが私の理解です。素読で扱う漢文というものは、文字は中国語でも、シンタックスは日本語ですから、ときどき暗唱して、すらすら読める(言える)状態をリフレッシュさせていれば、徐々に意味を備えてきます。磁場と交わる個人の言語の成長によって、(意味の発酵過程を通して)、身体化されたテキストに意味が充電される。さらに、生活の中でいろいろな問題に直面してものを考えさせられる時、テキストが新たな表情を浮かべることがある。徐々にあるいは表面的に備わった意味が、一挙に深さを獲得するような瞬間がある。この深さは、生活の方から、あるいは生活の中での思考から、テキストに充電されるとほぼ同時に、テキスト自体が開示しているような感覚を伴います。

 テキストの(意味の)発酵過程までも含めて、素読の全体と呼ぶならば、これは英語の磁場において英語を素読すれば必ず効果があるはずだという現在の私の見通しにつながってきます。(私はこれを試してみたいが、生徒がいません。)

 素読というのは、漢文の読み方という一種変わった「日本語」に適応されていたものですから、ことさら意味というものが備わる過程を問題にしなかったのだと思います。英語という外国語の学習に適応するには、意味の充電過程を意識的に導入する必要があります。ここが伝統的な素読と私の方法が違うところです。

 いつ、音と意味を同致させるかは、厳密でなくていいと考えています。比較的初期にそれが同致するのがいいが、國弘さんにせよ、私にせよ、音と意味が同致した後が大事だと言っているので、そこが最重要なポイントだと思っています。
 意味がわかっているもの、理解しているものをさらにどんどん音読せよ、という点では私は國弘さんとまったく同じ意見です。この回数は多いほどいい。

 音のセンスが特にいい人を除くと、只管朗読といった場合に、間違った音や通じない音で只管朗読をやってしまうおそれがある。自分ではいいと思っていても、通じない音で只管朗読をやってしまう人の数は決して少ないものではないだろうというのが私の推測です。この一点が、國弘さんの只管朗読の数少ない弱点の一つだという批判が私にはあります。

 これは、つまり英語学習の初期には「音づくり」のコーチが必要であるということを意味しています。
 語学では当初、音と意味が分離しているのが普通ですから、音は音として独立して扱うことができますし、そう扱うべきだという考えです。これは、Eliot さんの「音作り」でもそうだと推測しています。私も、まったくの初期から一貫して文全体を扱うというところが、Eliot さんと違うだけで、ひとまず意味を棚にあげ、(イントネーションやリズムまで含めた)「音」自体を練習させるという点では一致しています。これは、「原理的には」素読と同じなのです。
 國弘さんの、「意味が分かった上での只管朗読」には、それを成立させるための前提というものが本当は必要なはずです。只管朗読以前、というものがある。それが、「音づくり」の過程だ、と考えているわけです。

 「回転読み」 → 「理解」 → 「回転読み」

 この場合の、最初の「回転読み」は「音づくり」のためのものです。「理解」以後の「回転読み」は、理解を伴う音読という点で、國弘さんの「只管朗読」と同じです。

 英語のスキルという点では、私はまったく國弘さんの足元にも及ばない者ですが、語学論というフィールドに立ってものを言うなら、國弘さんの「只管朗読」は、それが成立するための前提がくらがりになっているという指摘はできると思っています。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5150】
【タイトル】sb さん Eliot さん
【 日時 】02/08/29 20:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

面倒な話なので、わかりにくかったら再度ご質問ください。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5151】
【タイトル】誤読しているといけないので
【 日時 】02/08/30 1:12
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

これから、國弘正雄の「英語の話し方」を再読します。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5152】
【タイトル】疑問(2)
【 日時 】02/08/30 5:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

----------------------------------------------------
 戦争が終わったのは中学三年のときで、当時私は神戸におりました。やがて米英軍が進駐してきたのですが、子供心にも何とか自分の勉強してきた英語を使ってみよう、と思って進駐軍兵士に話しかけたところ、驚くなかれ、こちらの言うことが相手に通じるだけでなく、相手の言うことも、中学三年生としては驚くほどよくわかったのです。
----------------------------------------------------

 進駐軍の兵士を相手に英語を使ってみたら通じたというのだから、それまでの只管朗読で「通じる音」は作れていたということになる。そうすると、それまでの只管朗読で、國弘が媒介にしていた音は、学校の先生の朗読の音だったということになる。
 おそらくは、只管朗読の実践と「同時進行で」、学校の先生の朗読の音を媒介し続けたということだろう。この先生の音が質のいいものであったのか、そうでなかったのかに関しては、國弘は一言も触れていない。
 ここまで考えてきて、いつも私はわからなくなるのだ。國弘が進駐軍の兵士を相手にして「通じた」という音の質は、只管朗読という動態が作り出したものであるのは間違いないが、そのときに媒介にされた学校の先生の朗読の質はどう関わったのかということなのだ。たとえ、先生の朗読の質が劣悪であったとしても、國弘正雄はこの質を手に入れたのかどうか。もしもそうなら、モデルの音が悪くても、只管朗読という動態自体が、通じる音を獲得させる作用があるということになる。
 それとも、モデルの先生の音がよかったのか。この本一冊の中で、その後の時代の録音技術を使ったモデル音の媒介方法はたくさん書かれているが、國弘正雄の中学時代の只管朗読のモデル音に関しては、「教室での先生の朗読だけが、唯一のお手本だったのです。」という一行があるだけだ。非常にそっけない。先生が備えていた「音」のおかげをこうむったというような記述はない。

 國弘自身の記述を越えて、いろいろ忖度することはよろしくないのは重々承知で忖度するのだが、「先生の音がモデルの音として決して上質のものでなかったにも関わらず、通じる音は只管朗読という動態ひとつで体得できた」という言い方に、國弘が、それは事実とまったく違うと言うかどうかである。私の野良犬根性と違って、國弘正雄は行儀のいい人であるから、自分が習った先生の発音についてつべこべ言わないだけなのではないかという疑いは私にはっきりあるのである。
 もしも万が一、といつもここで私は考えるのだ。もしも万が一、先生の音の質がよくなくても、國弘が「通じる音」を獲得していたとしたら、それを獲得させたものの正体は、只管朗読という「動態」なのではないのか、と。
 音全体の5割から6割を越える部分が英語の音と非常に近いなら、それを英語として受け取る進駐軍兵士はいるだろう。兵士の側がそれを英語として受け取る時に、負担は生じるだろうが、ともかく英語として受け取るだろう。だから、「通じた」ということになるだろう。
 この5割から6割程度の英語に非常に近い音は、ほとんどネイティヴのモデル音なしでも成立させうるものなのではないかという仮説が私にあるのだ。五百回、千回という音読の回数によって、余計な母音がとれる(子音が連続する)というようなことは自然に生じ、それが英語の類似音をもたらす、と。
 それとも、学校の先生のモデル音の質がよくて、國弘が進駐軍兵士に話しかけたときには、その音の全体の8割、9割が英語の音だったのか。
 このあたりが、いつも強い疑問として残る。
 途中まで再読した限りでは、やはりこの同じ疑問が残った。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5153】
【タイトル】疑問(1)
【 日時 】02/08/30 5:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 「國弘流 英語の話し方」を読み返している途中ですが、書きます。

根石>國弘さんの、「意味が分かった上での只管朗読」には、それを成立させるための前提というものが本当は必要なはずです。只管朗読以前、というものがある。それが、「音づくり」の過程だ、と考えているわけです。

 これを再考しています。「只管朗読以前」に「音づくり」というものがあるべきだと思うものの、國弘正雄は、それを只管朗読「以前」とはとらえていない。また、只管朗読をやりながら、「同時に」音を鍛えていくのだと明確に書いているわけではない。しかし、明示されていないだけで、國弘正雄の考えは、後者であると思われる。
 複製音声の使い方について、かなり詳しくこの本には書かれている。この本を書いた時点での複製音声技術に制約されて、テープの使い方として書いてあるが、もちろんこれはCDでもDVDでも構わないはずだ。要するに複製音声の使い方ということとして、耳を傾けるべき内容である。
 しかし、テープ云々は、後の時代における音声複製技術を國弘の方法に適応する方法である。私がこの本を読んだときの最大の興味は、「國弘正雄自身はどのようにして英語の音を自分のものとしたか」という一点にあった。テープレコーダーもテープもなかった時代に、國弘はどのようにして英語の音を身につけたのかという疑問ひとつに焦点を絞って読み進めた覚えがある。
 この点に関しては、初読時に読んだものと同じ記述しかみつからなかった。
 以下、引用。

----------------------------------------------------
 私の中学時代は何しろ戦争中でした。テープなんてものは当然ございません。教室での先生の朗読だけが、唯一のお手本だったのです。戦争が終わって、神戸に進駐軍があふれるようになると、事情は一変しました。私は同じ中学のリーダーを二冊もち、若い兵士をつかまえては、その一冊を渡して朗読を頼み、また自分でも読み、意見を求めたものです。区切りやイントネーションなどを教科書に書き込んだのは、言うまでもありません。ときには、五人、六人の兵士が順番にテキストを回して、私一人のためにリーダーを朗読してくれました。私は耳だけでなく、目も動員して、英語を朗読する彼らの口元を、まるで子供が昆虫の生態を観察するように見つめました。
----------------------------------------------------

 國弘という人のものおじのなさと開明性へのこだわりのなさをよく語る文章であるが、ここではそれを言いたいのではない。また、こういうことをする国弘正雄を、回りの悪たれがきどもがどう見ていたかということもここで言いたいことではない。
 只管朗読が媒介にした音は、学校の先生の音と、進駐軍の兵士の生の音だけだったというところに注目したいのだ。國弘自身が媒介にした英語の「音」の問題に関しては、それ以外には言及がない。
 この進駐軍の兵士を相手にしたときに明らかになった、「それ以前」の只管朗読の成果については記述がある。再び引用する。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5154】
【タイトル】疑問(3)
【 日時 】02/08/30 5:49
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 國弘正雄は、何年もアメリカで勉強していた期間がある。以下の記述は、滞米以後の自身の英語の音に関するものだろう。

----------------------------------------------------
 また、自慢めきますが、発音を褒めてもらったことも何度かあります。今でも記憶に新たなのは、アメリカの有名な Today Show というテレビ番組に出たときです。(略)私の英語を耳にして、ニューヨークのさる大学の先生がわざわざ電話をかけてきて、「お前の英語はアドライ・スティーブンソンを思い起こさせる」と告げてくれたのです。もちろん私は喜びました。
----------------------------------------------------

 これは、何年も後のことだろう。あるいは、NHKの番組で英語の音が鳴るようになって以後、あるいはテープなどの複製音声が手に入るようになって以後、あるいはまた、アメリカで生の英語の磁場に身を置いて生きて以後のことだろう。中学三年時の英語の音のことではないだろう。
 私の興味は、あくまでも國弘正雄の中学3年間にある。この3年の間の國弘自身の「音」の質にある。もしかして、他の國弘の本にはそれについて言及されている部分があるのかないのか。今のところ、私は國弘正雄自身がそれを明らかにした記述を知らないのだ。
 戦争中の中学3年間で、モデルなしで、音の全体の5割、6割を英語として受け取られるようにしたのであってもすごいことなのだが、それが8割、9割というところまで行くには、自分自身による「音づくり」の過程で非常に良質な日本人の英語音かネイティヴ音を媒介にしているはずだ。まして、アドライ・スティーブンソンを思い出させる云々の音は、はるか後年のさらに一段と鍛え込まれた音(9割5分以上の英語音)のことだろう。

 「驚くなかれ、こちらの言うことが相手に通じるだけでなく」と國弘は書いている。これが、5割、6割という話なのか、8割、9割という話なのか、まったく謎である。この謎が残る限り、國弘の只管朗読は密教だと思うのである。
 この密教を顕教として開示するなら、「只管朗読以前」=「音づくり」というものが立ち現れるはずなのだ。音に関して、特別な才能を持った人以外には、コーチが必要であるという一項目が立ち現れるはずだ。
 國弘正雄の方法は非常にすぐれたものだが、音に鋭いわけではない多くの人が、間違った音=通じない音で只管朗読をやってしまうことを防ぐてだてがない。
 「動態」は、そんな馬鹿げた事態を必ず打ち破るのかどうか。
 この人の若い頃にコーチがいたら、この人は必ず英語を使えるようになっていただろうに、コーチがいなかったばかりに、まるで最初からやらなければならないのだと思うしかない人に私は時々出会う。そして、只管朗読は英語のプロになるための方法なのだと國弘自身が言明していることを正直なことだと思う。英語のプロになる人は、この密教を顕教として自身の中に開くだろう。

 しかし、多くの人にはコーチが必要なのだ。ネイティヴ音の複製の媒介方法に関してだってコーチが必要な人が大半なのだ。
 これが明らかに言われないかぎり、「音づくり」などという労多くして実りの少ない仕事の立つ瀬がない。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5155】
【タイトル】基礎
【 日時 】02/08/30 8:48
【 発言者 】Jackie

Eliotさん。

>英語の音声を無視して、英語を学ぼうとすることも、砂の上に家を
立てるようなものです。日本の中高英語教師の大半がこの当たり前の
ことを無視しています。そのせいで、日本の英語学習者(中学生から
大人にいたるまで)のほとんどの英語は根元がぐらぐらです。

音声から教えている教師も 英語の音づくりには 趣を置いてませんね。
絵カード その他をつかいながら 英語で教え 理解させる つまりは英語で考えさせる。というのが 主流のようですね。

英会話学校ではコミュニカティブなアプローチが主流ですが
やはり 基礎ができていないため 徒労におわります。時間数も年80時間ほどです。
学校でも コミュニカティブ 会話主流になりつつある。
教科書に リスニングやライティングのセクションが増えたことはよろこばしいことですが 音や本文,基礎文法が体に染み込んでいないのに これらを
やることは 短い授業時間の上の効率を考えると納得がいきません。

英会話学校にくる生徒たちも 大学受験を通っていても
根底はぐらぐら という人達が たくさんいます。

なんとか ならないものでしょうかねえ。
巷で英語を教えるものとしては ビジネスチャンスともいえます。
稼げるように 頭をしぼっているところです。
 


【5156】
【タイトル】國弘正雄の滞米期間
【 日時 】02/08/30 14:05
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

>國弘正雄は、何年もアメリカで勉強していた期間がある。

 國弘正雄の著作に、磁場と机上を激しく往復したというような言い方はな
いが、この人はそれをやった人に違いないと思っている。
 その後、「英語の話し方」を読み進めて出会った記述によると、13年間
だったそうである。

 「英語の話し方」では、この13年間に國弘の中に起こったこともくらが
りになっている。もっとも記述しにくい性質のものであることは承知の上で
あるが、この13年間に生じたことの何が同時通訳の質にどう関わっている
のかが明らかにされないと、日本在住のままでは手に入るはずのないものを
手に入るかのように錯覚して、日本在住のままに激しく英語をやって衰弱す
る人は今後も増えていくだろう。英語亡者のような人たちは確かにいるのだ。

 13年アメリカにいた場合、単なる英語亡者だったら、日本語ができなく
なって帰ってくることは十分にありうる。5年アメリカにいただけで、日本
語がしゃべれなくなって帰って来た者を私は知っている。
 國弘正雄がすごいのは、この人の日本語のバネは、英語のスキルにバネが
備わることによって弱まるどころか、逆に強くなったのではないかと思わせ
られるところにある。日本語がきわめてまっとうなのだ。
 だからこそ、同時通訳の神様などと言われるのだろうが、この呼称は國弘
に対しては失礼な言い方だろう。同時通訳などという一つの職能のスキルに
おいて優れているだけの人では決してない。語学論の先達として、他に並ぶ
人がいない。語学と語学論を堅く結びつけたという点で、國弘正雄は語学の
神様というべきだ。
 語学と語学論を堅く結びつけること。そこから生まれる語学論こそ、「在
日英語」のアイデンティティを決める。
 「在日英語」のアイデンティティーを英語のスキルに求めた場合に、これ
ほど惨めなものはないだろう。
 國弘の同時通訳能力の形成過程だって、「在日英語」にあったはずはない。
それは滞米にあったことは間違いないだろう。
 國弘がすぐれているのは、その同時通訳能力の形成過程を「成立させたもの」
=「前提」を決して見過ごすことがなかったこと、その「前提」が中学時代の
音読にあったとして提示したところにある。
 そんじょそこらの上級者が、喉元過ぎて熱さ忘れるところで、國弘が決して
忘れることがなかったところにある。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5157】
【タイトル】旧制中学
【 日時 】02/08/30 14:28
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

國弘・「英語の話し方」に旧制中学は5年だったと書いてある。
その旧制中学3年の時に、神戸で國弘は進駐軍の兵士に話しかけている。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5158】
【タイトル】國弘正雄「英語の話し方」(たちばな出版)
【 日時 】02/08/30 23:24
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

この本は、雑誌の記事を書くために仕事で読んだので、非常に速く目を走らせ
た。
今度ゆっくり読んでみると、含蓄のある言葉がたくさんある。
急所を言い当てるときの國弘の言葉は、実に的確だ。
再読してみてよかったと思う。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5159】
【タイトル】Eliot さん
【 日時 】02/08/30 23:48
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

教えていただいた、辞書がひけて発音が聴けるサイトは、私のブラウザ(ネ
ットスケープ)では、拒否されてしまって開きませんでした。
代わりに、マクミランを使っています。
講義、再開を楽しみにしています。

私は気が短いせいか、辞書はハードディスクに置いておく方針です。
英辞朗もハードディスクに入れて使っています。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5160】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/08/31 11:10
【 発言者 】Jackie

>Jackie さんのケースは、自分で教室を持たれるのが最良ですが、
そこへ行くまでの過程が大変です。
これはもう、千差万別の事情により大変です。持ち家があるかないかで、がらっと事情が変わります。
私が家を自作したのも、それが骨身にしみたことがあったからでした。

根石さん もしや音問題ですか?
本格的再開を考え中。
今現在つかえるのは 6畳間のみ。
一人 二人なら 大丈夫ですが
3,4人。 それも夕方からとなると 隣の家に 音読の声やテープの音が
聞こえるだろう。 これは 大きなネックです。
声をださない 普通の塾の静かな授業なら さしつかえはないのでしょうけど。うーむ。
前は さすがにビルの中だけあって 音もれはしなかったので 騒音問題など考えもしませんでした。
 


【5161】
【タイトル】イギリスの地方局
【 日時 】02/08/31 20:16
【 発言者 】Eliot

BBCであっても、各地の放送ではそれなりに訛りがあります。
興味のある方は聞いてみてください。

BBCスコットランド
http://www.bbc.co.uk/scotland/radioscotland/includes/html/listen.shtml
BBCウェールズ
http://www.bbc.co.uk/wales/live/rwg2.ram
BBCアルスター(北アイルランド)
http://www.bbc.co.uk/northernireland/ru_popup.shtml
BBCマージーサイド(@リヴァプール)(録音によるニュースのみ)
http://www.bbc.co.uk/liverpool/realmedia/news.ram
 


【5162】
【タイトル】不思議
【 日時 】02/08/31 21:49
【 発言者 】Eliot

大風呂敷がこの掲示板に移動してからほんの数日なのに
すでに訪問者が二千を突破しました。しかし、書き込む人は
片手の指の本数と同じ程度しかありません。これが不思議です。

この掲示板をご覧になっている方々にお願いします。見ている
だけではなくて、一言でも何かコメントを書いていただけませんか。
「・・・の話は興味深かった」とか「・・・には反対です」とか
「・・・がよくわかりません」とか「・・・はくだらないです」とか
の簡単な感想で結構ですから、書いてくださるとありがたいです。
 


【5163】
【タイトル】ガッコに先生たちよ
【 日時 】02/09/01 1:28
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

出て来いよ。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5164】
【タイトル】または、
【 日時 】02/09/01 1:30
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

ガッコの先生たちよ
出て来いよ

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5165】
【タイトル】うわあ、
【 日時 】02/09/01 1:31
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

酔った。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5166】
【タイトル】もう、先生たちったら、
【 日時 】02/09/01 1:31
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

権力に弱いんだから・・・
もういや!

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5167】
【タイトル】言わせてもらいます
【 日時 】02/09/01 1:32
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

根石吉久の発言はくだらない、です。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5168】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/09/01 7:11
【 発言者 】boy

 國弘正雄の方法は非常にすぐれたものだが、音に鋭いわけではない多くの人が、間違った音=通じない音で只管朗読をやってしまうことを防ぐてだてがない。
 「動態」は、そんな馬鹿げた事態を必ず打ち破るのかどうか。
 この人の若い頃にコーチがいたら、この人は必ず英語を使えるようになっていただろうに、コーチがいなかったばかりに、まるで最初からやらなければならないのだと思うしかない人に私は時々出会う。そして、只管朗読は英語のプロになるための方法なのだと國弘自身が言明していることを正直なことだと思う。英語のプロになる人は、この密教を顕教として自身の中に開くだろう。

 しかし、多くの人にはコーチが必要なのだ。ネイティヴ音の複製の媒介方法に関してだってコーチが必要な人が大半なのだ。
 これが明らかに言われないかぎり、「音づくり」などという労多くして実りの少ない仕事の立つ瀬がない。
 


【5169】
【タイトル】発音のコーチ
【 日時 】02/09/01 7:18
【 発言者 】boysome228

>國弘正雄の方法は非常にすぐれたものだが、音に鋭いわけではない多くの人が、間違った音=通じない音で只管朗読をやってしまうことを防ぐてだてがない。
>しかし、多くの人にはコーチが必要なのだ。ネイティヴ音の複製の媒介方法に関してだってコーチが必要な人が大半なのだ。

 先ほど、ゴミを投稿してしまいました。スミマセン。

 発音の指導にはコーチが必要とのご意見、全く仰る通りと思います。先にEliotさんが、大学での音声学の授業では発音は全く矯正されないという主旨のコメントをされていましたが、音声学はどうして発音指導にそれほどまでに無力であると思われますか?
 


【5170】
【タイトル】説明あって練習なし
【 日時 】02/09/01 11:46
【 発言者 】Eliot

boysome228さん

私が知る限り、大学での英語音声学の授業では英語の音声の解説が
あっても、それを学生が身に付けるまで練習させるということが
ありません。

泳ぐことがない水泳理論解説教室や、ビデオを見て説明を聞くだけの
自転車の乗り方講習の無力さと同じことです。
 


【5171】
【タイトル】英語発音講座(第1回)
【 日時 】02/09/01 12:36
【 発言者 】Eliot

アメリカ英語かイギリス英語か(その1)

日本の学校で英語を学び始める場合、100%近くの学習者は
アメリカ英語の話者による録音教材が発音の手本となります。
私が知る限り、検定済み中学校英語教科書準拠のテープ・CDは
アメリカ英語ですし、NHKの英語講座のゲストもほとんどが
アメリカ人です。

こういう状況でイギリス英語の発音を習得しようとするのは、
流れに逆らって進もうとする船のようなものですから、私は
日本の中学生はアメリカ英語の発音をモデルとして練習する
のが現実的な選択だと思えます。

一般の日本人はアメリカ英語とイギリス英語の発音の差をほとんど
聞き取ることができませんから、「英語は英語だろ? たいして
違わないんじゃない?」と思っている人が多いことでしょう。
確かに発音に限って言えば、そしてあまりにひどい地方訛りを
除けば、アメリカ人とイギリス人はお互いを理解するのに支障が
ないほど彼らの英語は似ています。しかし、それは私たちが
東京アクセントと関西アクセントのいずれでも理解できるような
ものです。お互いに聞いてわかるからといって、両者が同じ
ものだということにはなりません。

特に、英語学習を始めたばかりの初学者にとっては、模倣すべき
モデルがいくつもあったら、無用な混乱の元となります。耳の
いい生徒ほどそうです。例えば、次の文の中の母音はアメリカ
英語とイギリス英語(いわゆるBBC英語)ではすべて異なって
います。

Tom Jones never talks fast there.

ta:m jounz ‘nev&r to:ks fast Ther.(米)
tom j&unz ‘nev& to:ks fa:st The&.(英)

Tomの母音は、アメリカではfatherのaと同じで、長めの母音ですが、
イギリスでは唇が丸まっており、短い音です。Jonezの母音は、米音では
唇をしっかり丸めた「オ」に似た音から出発し、わずかに/u/の方向に
唇が動きますが、ほとんど/u/が聞こえない発音もあります。英音は
出発点が/&/(=あいまい母音)であり、唇は丸まっていません。その
音から/u/へ移動します。

neverの/e/は英音は「エ」とほぼ同じですが、米音はもっと口の開きが
大きく、私たちには「ア」に近く聞こえることもあります。neverの
erは英音ではアクセントがある/&/、すなわちcutやbusの母音と
同じ音ですが、米音は下を巻き上げるか奥に引っ張るかのいずれかの
方法で発音される、子音の/r/と同じ音です。

talksの/o:/はアメリカ英語では口の丸めは比較的弱く、「オー」と「アー」の
中間のように響く母音です。この音はしばしば/a:/と発音されます。英音は
唇をしっかりと丸め、口をとがらせる感じで、狭い「オー」を発音せねば
なりません。

fastの母音はイギリスではfatherのa と同じですが、アメリカではash の
a と同じです。thereの母音は英音が/e/か/a/を長く発音するだけか、/e/か
/a/+/&/です。アメリカ音は/e/か/a/+(/&/+)/r/となります。

こんな簡単な文の中でもこれほどの違いがあるのです。イギリス英語と
アメリカ英語の差は気にする必要がないという人が多いのですが、確かに
どっちの発音でも通じるという意味ではそれは正しいのですが、発音を
学び始める初学者は、どちらか一方の発音がモデルとして提示して
もらわないと困るはずです。

もっとも、日本では中学校で英語の発音の練習がほとんどありませんから、
たいていの中学生は何にもモデルを持っていないという状態ではあります。
(第2回に続く)
 


【5172】
【タイトル】回転→理解→回転
【 日時 】02/09/01 14:07
【 発言者 】sb[Profile 近畿地方に住む30代の男性の方]

>國弘さんの「只管朗読」は、それが成立するための前提がくらがりになっているという指摘はできると思っています。

國弘さんと根石さんのおっしゃっていることが「同じ」であることが確認できました。ありがとうございした。
 


【5173】
【タイトル】エリオットさんの英語発音講座
【 日時 】02/09/01 14:13
【 発言者 】sb[Profile 近畿地方に住む30代の男性の方]

毎回読みたいと思います。
advertisementの発音で指導上困られることはありませんか?
英米の発音差の件です。
 


【5174】
【タイトル】ごあいさつ遅れました
【 日時 】02/09/01 15:00
【 発言者 】もっこり

新しい掲示板になって、なかなか書き込む機会がありませんでした。
Eliotさんの発音講座が始まりましたね。楽しみにしています。

私の方は、少し旅の話などを書こうと思っています。
旅先は、トンガとフィジーでした。

トンガ語やフィジー語は聞き取りやすいので楽しいです。特にトンガ語。
母音がaeiouの5つしかないうえ、rとlの区別で迷わずに済むし、
thだのshだのの舌や唇を酷使する妙な音がありません。

喋ってもらった言葉を聞こえたとおりに再生すれば
通じてしまうのでたいへん愉快でした。カタカナ読みで十分です。
もっとも覚えた単語も、帰国して1週間ですっかり忘れてしまいましたが。

また、トンガ人やフィジー人が喋る英語も、
母語の干渉を受けているせいか、とても聞き取りやすかったです。
トンガの場合、母音の「狭い音」や「広い音」の区別はあいまいで、
aiueoの5つで済ましてしまう人も多く、そのうえ
子音で終わる単語にも、よく母音がくっつきます。
thはtで代用し、pとb、tとdの区別がありません。
小学校から勉強しているので、日本人よりも総じて英語は得意ですが、
発音はネイティブのそれより、
(オーストラリア人やニュージーランド人の旅行者が多い)
格段に理解しやすかったです。
 


【5175】
【タイトル】訂正
【 日時 】02/09/01 17:03
【 発言者 】Eliot

発音講座第一回

米音は下を巻き上げるか

米音は舌を巻き上げるか
 


【5176】
【タイトル】「電話でレッスン」進展
【 日時 】02/09/01 17:22
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

京都・sb さんが、
<クラス十十五・(岩登り)> から
<クラス十十十・(ヒマラヤ)> へ移られました。
おめでとうございます。

sbさん

(ヒマラヤ)はなかなかきついですが、ふんどしを締め直すことによって、
それ以前よりも余計に、「新しいことをやる時間」を残す人もおられます。

 新しいことをやる時間を「もぎとる」ことができるかどうかは、一週間
の間の練習の質次第です。具体的には、まずは音読の回数を増やしていた
だくことで対処できるはずです。まずそれをやっていただきたくお願いい
たします。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5177】
【タイトル】昨夜は
【 日時 】02/09/01 17:24
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

酔っ払いまして失礼いたしました。

「電話でレッスン」の進展表は、今夜、レッスン後に旧板に掲載いたしま
す。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5178】
【タイトル】「電話でレッスン」進展
【 日時 】02/09/02 0:28
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

埼玉・S(ゴースト)さんが、

<クラス十十・(アルプス冬山)>から
<クラス十十五・(岩登り)> に進まれました。
おめでとうございます。

なにはともあれ、音読の回数を惜しまないで音読してください。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5179】
【タイトル】「電話でレッスン」後退
【 日時 】02/09/02 0:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

長野・B [七年目の浮気(二冊目)] さんが、

<クラス十十五・(岩登り)>から
<クラス十十・(アルプス冬山)>に戻りました。

Bさん、捲土重来を期待しています。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5180】
【タイトル】「電話でレッスン」お問い合わせに対するメール(転写)
【 日時 】02/09/02 0:44
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

根石です。

メールありがとうございました。
お返事が遅れまして申し訳ありません。

「電話でレッスン」に関してですが、

 月額で1万円です。レッスンは週1回、毎回30分です。
 月に4回または5回のレッスンです。
 基本的には4回です。5回あるときは、一回分をプールし、後で有給休暇のように使わ
せていただいています。

 レッスンの時間はわずかですが、一週間の間にやっておくべきものを毎回指示します。
 力をつけるのは、この一週間の間の自分一人でやる練習ですが、何をどうすべきかの指
示があります。少なくとも1年間くらいは、私が舵をとります。

テキストは映画のシナリオの「ゴースト」(スクリーンプレイ出版)です。
現在は、私の方からテキストを指定させていただいています。(ホームページの記事が古
くなっており申し訳ありません。)
初期は「音づくり」を致します。
次第に、音読の回数を要求していきます。理解したもの、意味がわかっているものを、な
おも音読し続けるところに、國弘正雄「英語の話し方」(たちばな出版)が言っている急
所がありますが、レッスンのシステムによって、最終的に國弘が提示している音読500
回を達成していただきます。

 現在レッスン可能な曜日と時間帯は以下の通りです。

月曜 夜 8時50分〜9時20分
同    11時〜11時30分
土曜 夜 10時10分〜10時40分

 不明の点は再度お問い合わせください。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5181】
【タイトル】Eliot さん
【 日時 】02/09/02 2:08
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

>根石さんが書かれた「動きの中においてやるという原理」という
言葉の意味が私にはよくわかりません。

 「動きの中においてやる」というのは、「知識を動きの中に置いてやる」ということです。そしたら、知識はその場ですぐに使えます。音に関する知識(般若の面、診察室のアーン、ゆで卵を口でくわえるような感じ、など)でも同様です。あるいは、文法の規則でも同様です。
 一方、大学の英語音声学などは、スコラスティクなもので、知識を「動きの中に置いてやる」という最重要な一点をとことん欠いていますから、インポテンツを続けています。
 死んだ知識のままにとどまるのが、大学の英語音声学です。
 知識が知識のままでやんの、馬鹿みたい、というのが率直な感想です。
 また、大学の英語音声学は、日本人のためのものになっていないということも指摘しないで済ますわけにはいきません。

 日本語と英語はまったく音韻的に異なる言語だということ自体は正しい。
 しかし、だからといって、その学問的な正しさが、日本人の口がその「まったく音韻的に異なる言語」を音韻的に正しいものに「中間項」をすっとばして移行すべきだという信仰をかもしだすなら、俺は必ず蹴とばしてやると、私は腹をくくっています。

 中間項のための説明の言葉、般若、診察室、ゆで卵などが、一段も二段も劣った言い回しであるという英米かぶれの学者どもの、馬鹿な信仰がある。
 この馬鹿な信仰を抱いている馬鹿どもは、日本人のための英語の音声学をかつて一度も作ったことがない。やつらは、主にアメリカの学説の引き写ししかしていないのです。

 ここに日本の英語のスカンピンの根元があります。
 くたばれと申し渡すべき馬鹿たちが確かにいると思っております。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5182】
【タイトル】自己注釈
【 日時 】02/09/02 2:30
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

>しかし、だからといって、その学問的な正しさが、日本人の口がその「まったく音韻的に異なる言語」を音韻的に正しいものに「中間項」をすっとばして移行すべきだという信仰をかもしだすなら、俺は必ず蹴とばしてやると、私は腹をくくっています。

 ああ、ひでえ日本語を書くもんだ。
 酔っぱらいながらも、なるべく文章は酔っ払わないようにと心がけていますが、どうも私は無理なことをやっているらしく思われます。酔っ払って読んでいても、なんじゃこれと思うような酔っ払った自分の日本語を読むことはよくあります。酔っ払った私の酔っ払った日本語や、酔っ払っていない人の酔っ払った日本語に辟易することがよくありまして、腹立たしいこと限りないです。

 で、書き直しです。自分で書いたのに、「わけわかんねえ」ので、書き直します。
 酔っ払っているので、そういう労力は苦になりません。

>しかし、だからといって、その学問的な正しさが、日本語と「まったく音韻的に異なる言語」を「あちゃら的に」正しいものとして、「大学は偉い」という神棚にあげていることが気にくわない。そして、その正しさを信仰する者どもが、英語音と日本語音の「中間項」をすっとばして一方から一方に移行できるという信仰をかもしだすなら、俺は必ずその信仰を蹴とばしてやる。そのように腹をくくっています。

 Eliot さんの実践は実に現実的です。
 現実的であるという一点で、Eliot さんは、「あちゃら的」大学教授を越えています。
 Eliot さんの実践は、現代の日本の学校の授業として一流です。
 俺は酔っ払っていますが、本気で言ってるんですよ。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5183】
【タイトル】おらあ、もう寝る。
【 日時 】02/09/02 2:40
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

旧板に一週間の仕事の報告をして、おらあ、もう寝る。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5184】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/09/02 2:43
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

もうろうとしておりますが、ご挨拶いたします。
旅の想い出を、お書きいただけたらうれしいです。

お書き下さったものを読んで、トンガ、フィジーのあたりに日本語の親類が
いるように思いました。

いつか、俺もそのあたりに行ってみたいです。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5185】
【タイトル】ある企業。
【 日時 】02/09/02 10:24
【 発言者 】Jackie

知人が派遣で勤めているIT系企業。
外資に売却された。
会議も欧米とテレビ電話をするようになり その通訳.翻訳をしている。
IT系の単語を知らないのに 日本人上司は 通訳(英語を話せる人)は なんでも訳せるとおもっているらしい。会社から 組織、機械のしくみに関する詳しい説明もなかったそうだ。
彼女は 英語はもちろんかなり話せるが エンジニアではない。通訳としての経験もない。
日本語で詳しく知らない言葉を 英語で言えるわけがない。 とくに エンジニアの言葉は 専門用語が多く、日本語ですらわからない。
それをどシロウトに 通訳をさせるという危険。有名企業がこんな お粗末なことをやっている。
今 専門系の本を自宅で読んで 学習しているとのこと。勤勉な彼女は
きっと この壁をのりこえ 一流になっていくだろう。

英会話クラスが はじまったそうだ。
週2回 英会話学校から外国人講師が 派遣されている。
「週2回 半年もすれば 話せるようになる」と多くの参加者が言っているそうだ。中学英語もおぼつかないというのに。
語学の習得には よく予習されたレッスン支払うお金と自分が学習に費やすたくさんの時間が必要だ。

まったく語学を軽くみているというか なんというか。

一流といわれる企業の内情であった。これから 危機意識のない人々は
リストラされるだろう。
株をもってなくてよかった。
 


【5186】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/09/02 12:30
【 発言者 】べいべ[Profile 関東地方に住む30代の男性の方]

ビジネスチャンスとなっているが、なぜ儲からない、なぜ、大手英会話スクールだけが勝ってしまうのかというお話しを少し前に書かれていらっしゃったかと思います。
なんのお力にもなれないのですが、教育学者の佐藤学さんという方の言葉を紹介したいと思います。
「私はここ数年たくさんの失望を重ねてきました。ですが、希望を失ってはいません。」
「いろいろな教育のやり方があるのですが、全部、並立させてしまっていいんです。学校の中でこっちのクラスは、こういうふうに。あっちはこうと。最初は、見た目のいいやり方に生徒が殺到するかもしれません。でも、結果を出していけば、すぐに逆転すると信じています。」
(講演からなので正確な引用ではないのですが)

佐藤さんは、教育学者ですが、学校教育の場に足しげく通い、そこからの提言を行っている方です。

Jackieさんの投稿で、希望を失っているように感じたわけではないのですが、英会話メジャーに立ち向かっていく時、少しは元気がでるのではと思い書かせていただきました。

いつも、投稿を参考にさせていただいております。特に、前に書かれた生徒さんへの指導内容は自分なりにまとめてとってあります。これからもよろしくお願いします。
 


【5187】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/09/03 0:49
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

書かれませんね。
回転読みに取り組んでおられることと推測しています。
何か変化らしいものが生じましたらご報告をお願いします。

千田潤一さんの本をありがとうございました。
数日前に届いております。お礼を申し上げるのが遅れまして申し訳ありませ
ん。
千田さんは、5語までの分類しかしておらず、語数別分類の動機も私とは少
し違っておりますので、私のホームページ上の語数別分類は推進する価値は
十分にあることがわかりました。
いずれ、ご協力をお願いしたいと思います。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5188】
【タイトル】べいべさん, Okada さん
【 日時 】02/09/03 1:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 「回転読み」の実験はどんな進み具合でしょうか。
 「回転読み」は一つの文にとどまって練習するところが、「只管朗読」と違うところです。一つ一つの文を「回転読み」で仕上げ、ある程度のまとまった量を「只管朗読」に持ち込むとうまく連携すると思います。

 「回転読み」で「音づくり」ができたら、意味と音を意識的に合体させますが、そのときには思い切ってスピードを落としてください。意味と音が分離しない状態を維持しながら、非常な低速から再び徐々に加速していってください。その間、意味と音を分離させないことが眼目となります。

 日本語と英語のシンタックスの逆立のために、文全体としての意味がどうもうまく形成されないと思われるときは、読みが切断されてしまってもかまいませんから、逆立したシンタックスのままに意味が流れるように、意識を集中させてください。ポイントは視線の動きを左から右への一方通行だけに使うことです。左へ戻さないようにしてください。

 もしも、意味の流れが途切れてしまって、左へ戻す場合は、文の頭まで戻して、最初から再びゆっくりと文末に向かって下さい。文末までたどり切れないときは、途中まで戻すのではなく、必ず文頭まで戻り、文頭から文末までたどり切る練習をしてください。

 それでも、文全体の意味がうまく形成されないという感じがする場合は、「音づくり」のための「回転読み」(低速から最高速度まで出す)に戻って、しばらく高速の「回転読み」を持続してから、再度極端な低速(切断を含んでもよい)で音に意味を合体させる練習に戻ってみてください。

 高速と低速を交互に使い分け、意識にゆさぶりをかけるわけです。

 いくつもの文を「回転読み」(音づくり)+「音と意味の同致」で仕上げ、まとまった量のものが連続して意味(イメージ)のともなうものとして読めるようになったら、その状態のままでまとまった量を読めば、「只管朗読」になります。

 音と意味を合体させる場合は、英単語や熟語を日本語に置き換えず、「意味そのもの(イメージ)」を動かすようにしてください。「音づくり」と共に、これがもっとも大事なことです。

 以上のアドバイスは、先日の「電話でレッスン」で札幌・Okada さんに言ったことに補足したものです。

 Okada さん

 Okada さんにも、以上の練習を試してみてのご報告をお願いしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5189】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】02/09/03 1:39
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 自分で教室を持つ場合、いろんな問題が生じてきますが、「騒音」問題も
そのうちの大きなものの一つです。
「音づくり」を自宅の一間を使ってやると、確かに場所によっては「騒音」
問題が生じると思います。これは、「騒音」じゃなくて、英語のちゃんとし
た発音なんです、なんてこと言っても世間(ご近所)は耳を貸してくれませ
ん。

 シュリーマンが苦労した語学の「騒音」問題は、私にも深刻でした。
 シュリーマンは一人で音読して、部屋を追い出されたりしていたのです
が、私は10人、20人の人間にいっせいに声を出させ、「もっとはっき
り言え」などと言っていたので、やはり追い出されました。

「根石吉久の暮らしの手帳」(ミッドナイト・プレス刊)から、そのあた
りに触れた部分を引用します。

----------------------------------------------------
(略)家主が文句を言ってきても俺が責任とるから、とにかくでかい声を出
せと言ったことで思い出がある。
(略)いま、まあ、でかい声ったってこういう声を出せと言ったわけではな
いんだがなどと、私はぐたぐた言わなかった。言わなかったばかりか、なん
だそんな程度の声しか出ねえのかなどとけしかけてしまった。ヨシハラ君は
もっと腹に力を入れた。顔が真っ赤になった。目が血走ったようになった。
汗をかいた。全身の力でがなりたてて、ヨシハラ君は痛え、頭痛えと言って
寝てしまった。少し心配になったが、やがてヨシハラ君はくたびれたと言っ
た。そして、数日後、私は家主さんから部屋を立ち退くように言われた。
----------------------------------------------------

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5190】
【タイトル】引用
【 日時 】02/09/03 2:11
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 自分のエッセイ集を開いたら、立ち退きのことが別のところにも書いてあ
ったので、もう一度引用します。

----------------------------------------------------
 しかし、家庭教師先の玄関が嫌いだった。玄関を抜け、廊下を通り、子供
の部屋へ行ってしまえば、あとは何も嫌なことはなかった。てめえ、これや
っとけっていったのになんでやっとかねえんだ、俺が今日やることがなくな
っちゃうじゃねえか、あほう、今やれ、といばっていればよかった。仕事が
終わって、また玄関でお母さんに挨拶されるまでは、嫌なことは何もなかっ
た。玄関と挨拶が嫌いだった。子供がなついて、よく市営住宅まで遊びに来
た。

 もう回りきれないから塾をやる。だから集まってくれと家庭教師で見てい
た子供に言って塾を作った。場所は何回も変わった。敬神館という神社に付
属する建物。寺の酒寮というのは葬式のあと酒をふるまう場所なのだろうか。
人に世話してもらったところが、なぜかみんなお寺やお宮だった。その後、
民家の離れのようなところも借りたが、子供にわあわあと声を出させて練習
させるので近所迷惑だと言われてまたさまよった。机が折りたためる机をい
くつか持っていただけなので、塾の引っ越しも簡単だった。机もひとつずつ
買って増やしていった。

(略)

 じかに物に触らず、字なんかいじっているからなかなか職人だと思っても
らえない。とりわけ、普通の職人さんたち、畳屋とか板金屋とか大工とか、
そういう人たちには職人だと思ってもらえない。先生とか言われてしまう。
口には出せないが、そのたびに胸の中で先生という言葉を握りつぶした。
 職人として扱ってもらえなくても、職人根性というやつは捨てねえからな
という意気はあった。しかし、容れ物に合わせて仕事を大きくした途端に容
れ物をとられ、馬鹿らしい気持ちになった。仕事が荒れた。

(略)

 町の中から遊んでいる空間がどんどんなくなっていくのがわかった。無駄
な空間、経済的に効率の悪い空間がつぶされて新しい建物が建っていった。
私が追い立てをくらった古い三階建てのビルは壊され、背の高いホテルにな
った。新しく建つ建物の家賃は、部屋は小さくて高かった。古い空き家があ
っても家主が誰にも貸さないで放っておくというものも多かった。
 私の塾は、無駄に遊んでいる空間や町の中の隙間を借りて育った塾だった。
もうそういう遊びの空間を探すのは難しい。

 私の塾はジプシーのようだったなと思う。あるいはサーカスの天幕だった
のか。狭い地域の中を何回移動したことか。東京から長野へ移って以来、住
む家は市営住宅と現在の借家だけだが、塾の場所はしょっちゅう動いた。試
しに数えてみたら十六年の間に八回動いている。二年に一回は動いていたこ
とになる。
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 これを書いたのは、まだ借家住まいをしていた頃でした。
 現在は13年の間、自作し続けた自宅に引っ越して、ようやく追い立てを
くらうことを心配しなくていい状態になりました。
 ここまで来るのに、25,6年かかりました。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5191】
【タイトル】少し自重します
【 日時 】02/09/03 2:30
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

掲示板に向かって、ビールを飲みながら管を巻くので、近頃やたらに腹が出
て仕方がない。
「電話でレッスン」が終わったら、歩くことにした。今日、妻の分と自分の
分と靴を買いに行った。
歩いている途中で、足も脚も痛くなった。
腹でっぷりの足萎え状態で生きていたのだと知った。

皆様
週に3回ほど、夜中に世間を歩き回りますので、ここへ来る時間が減るもの
と思います。お返事が遅れることなどありますが、よろしくお願いいたしま
す。以前から、腹は出てきており、醜いもんだなあと思っておりましたが、
近頃は、醜さが大したものになっておりまして、放置するとどこまで醜くな
るものやら見当もつきません。
三日坊主になるのかならないのか、まあ、ひとまず思いつきで対処するため
に歩き始めました。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 


【5192】
【タイトル】回転読み
【 日時 】02/09/03 6:56
【 発言者 】べいべ[Profile 関東地方に住む30代の男性の方]

9月に入り、回転読みにつかう教材を変えました。前に使っていたのでは、やや難しいので一度レベルを下げてみました。
新しく用意したのは、「英語の頭に変わる本」中田憲三著(中経出版)です。これは、リズムトレーニングと称し、リズムの同じ文を5つほど一度に学ようになっています。また、最初はリズムだけ「だ・だ・だー」と練習するようになってます。
この練習用のCDを、通勤で歩いているときや昼休みなど細切れ時間に聞いて、夜うちに帰ってから回転読みをしていこうと思っています。
9月中に1冊終わらそうとすると、一日あたり20〜30文になってしまい少し多いかなと思いますが、とりあえず始めてみます。
今日は40文もあって、そのうちいくつか抜き出すと
(1)I'll take two.
(2)It's your fault.
(3)You look down.
(4)By the way.
(5)I insist.
・・・
(10)I'm awake.
と続きます。今は文が短いですが、すぐ長い文になっていきます。

CD音声は、著者自身で、日本人が獲得する発音の参考になると思っています。また、発音を獲得するために発音体操(口をしっかり閉じてからパと音が鳴るようにあけて/p/の音を練習する。実際は、/pppppp/と繰り返す。それができると/pr pr pr pr/と発展していく)もついておりこちらも時間がとれたら取り組んでいきます。

音作りを意識して教材を決めましたが、意味とくっつくところまでしっかりやると決意しておりますので、そちらで気づいたことがあればまた報告いたします。
 


【5193】
【タイトル】sbさん
【 日時 】02/09/03 16:23
【 発言者 】Eliot

>advertisementの発音で指導上困られることはありませんか?

私は、この単語のように英米の発音が非常に違う場合には、原則として
アメリカ発音を用います。教室では特にそうです。理由は、録音教材の
アメリカ英語話者と同じ発音を覚えさせるほうが生徒の負担が軽かろうと
思うからです。

advertisement 米/"adv&r'taizm&nt/ 英/&d'v&:tism&nt/ 以外にも
vase 米/veis/ 英/va:z/
laboratory 米/'lab&r&"to:ri:/ 英/l&'bor&tri:/
など、たくさんありますよね。
 


【5194】
【タイトル】はじめまして
【 日時 】02/09/03 18:23
【 発言者 】Eric

はじめまして。ハンドルネームEricで今後この掲示板に色々書かせてもらおうと思います。ある偉大な方の御指導のもと、音声教育に情熱を注いでいる中高一貫学校の英語教員です。1年前ぐらいから旧掲示板を含め皆様の熱いご意見、討論、(たまに)けんかなどを拝見いたしまして、私のようなものが出入りできるレベルではないと思っておりましたが、そういう偉大な方たちと少しでも意見が交わせるのであれば幸いと思い、勇気を出して書き込みに参加させて頂こうと思います。近いうちに今私が行っている音声教育の実態、効果、問題点などを書こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。まずはご挨拶までに。
 


【5195】
【タイトル】dの発音
【 日時 】02/09/03 18:54
【 発言者 】べいべ[Profile 関東地方に住む30代の男性の方]

先月の後半に挑戦した回転読みの中で困ったのは、
January and February were added later.
の中にあるaddedが、CDの音声のように発音できず、「アデド」の「デ」と勢いが足りないというか、つぶれているような感じの発音になってしまいます。
また、Aprilの語源となったギリシャの神様Aphroditeのdの発音もうまくいきませんでした。
どうしてよいのかアドバイスをいただけないでしょうか?
 


【5196】
【タイトル】へいべさん
【 日時 】02/09/03 19:44
【 発言者 】Jackie

>最初は、見た目のいいやり方に生徒が殺到するかもしれません。でも、結果を出していけば、すぐに逆転すると信じています。」

へいべさん 励ましありがとうございます。
見た目のいいやり方、つまりは 楽しく英会話 よりも
音読をベースとした基礎体力づくりが 必要なことを 気付いてもらうこと、、これが とてつもなく 大きな壁に見えることがあります。
一見、自分一人でもできそうな 基礎訓練のため コーチなしでも また こんなこと 金をかけなくても 自分でできる、と思う人々に対する
マーケティングを 考え中です。
高橋尚子に監督が必要なように、おっとぉ 話がでかくなりすぎました。

インチキ(ちょっと言いすぎですが)英会話学校は 夢を売るマーケティングで 拡大しましたからねえ。

逆転をめざして。
 


【5197】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/09/03 19:56
【 発言者 】Jackie

>その後、
民家の離れのようなところも借りたが、子供にわあわあと声を出させて練習
させるので近所迷惑だと言われてまたさまよった。

>私の塾はジプシーのようだったなと思う。塾の場所はしょっちゅう動いた。試しに数えてみたら十六年の間に八回動いている。二年に一回は動いていたことになる。
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>これを書いたのは、まだ借家住まいをしていた頃でした。
 現在は13年の間、自作し続けた自宅に引っ越して、ようやく追い立てを
くらうことを心配しなくていい状態になりました。
 ここまで来るのに、25,6年かかりました。

塾の引越しの回数、そしてパワーと年月、すごいです。
リングの上に 上がる勇気が持てました。
 


【5198】
【タイトル】*(^o^)*
【 日時 】02/09/03 20:41
【 発言者 】Naima

ハンブルクは迷わず秋に突入です。 昨日の午前中は快晴にもかかわらず、薄手のコートが必要でした。 いたる所にリンゴの木があるのですが、実が落ち始めています。

根石さんのビール腹など、ドイツでは可愛いもんです。 うちのだ〜〜りんは体重80kgになり、その腹は臨月の妊婦なみです。 身重ちゃん、ですわ。

ドイツ語回転読みの報告が出来なくて申し訳ありませんでした。 自分のホームページにドイツ語学習日誌を書いている最中でもありましたが、どうこをどう間違ったのか、ファイルをめちゃめちゃにしてしまいました。 今週末に気合いを入れて新しいURLで更新するつもりです。

回転読みしてるのは昨年学校で使ってたThemen New 1と言うコースブックです。 自分でも薄々は気がついていたのですが、(^^; 、おそろしい事には、何と、5語文どころか3語文もあぶなっかしい状態だと言う事が判明しました。 赤っぱじなのですが、 Wer ist das? (Who is that?) を Where is that? と混同してた事も判明。 英語に似てるので、鷹を括って勉強してい結果です。

始めてまだ1週間ほどの事なので、ご報告するほどの成果はありませんが、それでも闇に目が慣れてくる様に、だんだん形が見えて来ている実感はあります。 既習の文のスラスラ化訓練の中で、うろ覚えだった人称代名詞の変化や動詞変化が確実に身に着いて来ています。 ややこしい冠詞や前置詞なども名詞や動詞と一体化して頭に入って来ます。 一度はみっちり叩き込まれた文法事項なので、やる気になれば修得は速いように思えます。

語彙につぃてですが、初級で学習する単語は2500程度、ドイツの初級ドイツ語検定の必須単語もそれくらいと聞いています。 私の場合、この必須単語についても文の中に出て来ればなんとなく意味がわかるけれども、使い方を知らない単語が殆ど、という体たらくです。

実は、去年から引続き、週2回プライベートレッスンを受けています。 会話ではなく本読みです。

1冊8000語程度の長さの児童書を、先生の朗読と解説つきで読んでいるのでいるのですが、読み流し聞き流しているだけで、激しく音読してなかったのが災いしてます。 朗読をにテープに録音して持ち帰り音読していましたが、2〜3回しかしていませんでしたので、いづれ時間的余裕ができれば、これも回転読みの教材にしようと思います。

今、読んでいる児童書はもうすぐ終わるので、その後は、回転読みで スラスラ化したテキストの文をつかって作文し、先生が添削し録音したものを回転読みする、それを実際の場で使ってみる、と言う手順で行こうかと思ってます。

多読で認識語彙は増えるでしょうが、それを活用語彙にするには、やはり音作り、例文の回転読み、回転書き、その語を使っての作文と音読、などがなければ、磁場のある所に住んだところで身つかないです。 根石さんのおっしゃる通り、私の様に文法の基礎がグラグラの者が多読による学習を始めても隔靴掻痒の感があります。(ん? この4文字熟語の使い方、ピント外れか...) とにかく、まずテキスト3巻をやっつけてしまってからにします。

今学期はお約束(?)どおり、ドイツ語学校の受講の更新はしませんでした。 結局すべき事は自学自習なので、それが出来ていない状況で学校に通っても無駄な事が身に染みてわかりましたので。

このまま順調に回転読みを続ければ絶対ものになるぞ、との実感をすこしづつ得はじめると、あれだけやる気のなかったドイツ語に対しての意欲も湧いて来ています。

現在、旧友の娘息子達3人が我が家に居候しています。 朝夕は学生寮の管理人おばちゃん、日中と土日は観光ガイドのねえちゃん状態なので、しばらくはろくに時間がとれませんが、いい結果をご報告できる様に 続けて頑張りますね。

根石さん 夜出歩いて怪しまれない様にお気をつけ下さい。
 


【5199】
【タイトル】dの発音
【 日時 】02/09/03 22:07
【 発言者 】Eliot

べいべさん

/d/を発音するときに極力舌先が前歯に触らないようにして、
代わりに前歯の根元の歯茎に舌先を押し当てて発音すると
英語の/d/になるはずです。/t/についても同じです。英語人が
teaと発音するときの/t/の音は日本語の「ティー」の最初の
子音とはずいぶん響きが違いますが、舌先の当たる位置を
調整するだけで日本語のタ行の子音が英語の/t/になるはずです。
 


【5200】
【タイトル】皆様
【 日時 】02/09/04 1:05
【 発言者 】根石吉久
【 リンク 】http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
 
 

 Eliot さんが書かれた以下のポイントは貴重です。

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以下、日本人英語学習者のための指針です。
@/a:/ /o:/ /ou/の三つを区別する必要があるので、/a:/を口を一杯に
 開いて発音し、/ou/は唇をしっかりと丸めて「オ」を発音した後に弱い
 「ウ」にスムーズに移るようにする。/o:/は/a:/と/ou/の中間の音
 として、唇を少し丸めて「ゆで卵くわえ」の要領で発音すればよい。
 決して /o:/ を「オウ」のように言わないようにすること。

A/o:r/の/r/を発音する習慣のない人は、/o:r/は@の要領で/o:/と
 発音すればよい。あくまで/ou/との区別をつけるようにすること。
 一方、/o:r/の /r/を発音する習慣のある人は/o:r/の出発点の音は
 日本語のオに聞こえる音でありさえすれば問題ない。

B/a:r/の/r/を抜かしても一向にかまわない。/r/の発音に気を取られて、
 /a:/の音が妙になったら通じないので、/a:/をしっかり発音すること。
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 質問がありましたら、根石にしてみていただけたらありがたく思います。
 私が説明してみて、いや、違うぞ、という場合は、Eliot さんからチェックが入りますから、質問する人も質問される人(俺)も比較的気楽です。
 このあたりが実に掲示板というもののいいところです。
 初心の方に私が説明することで、私が勉強できるので、私が嫌でなかったら私に説明させてください。説明させろよ、このやろ、とは申しません。
 直接に Eliot さんから説明してもらう方がいいもん、という方は、勝手にしてみて。

http://www82.tcup.com/8246/nessy.html