【3901】
【タイトル】エリオットさん、お元気ですか?
【 日時 】02/07/26 23:18
【 発言者 】sb

>生徒にやる気がないというのは妥当ではないでしょう。教師に発音教育をやる気が
ないことが問題なのです。別の言い方をすれば、生徒に英語の発音を習得したいと
いう気持ちが生じないのは、いびつな日本の学校英語教育にその原因があるので
あって、生徒たちは被害者だということです。彼らを責めることはできません。

そうですね。生徒を責めることも教員を責めることも難しいと思います。でもまず教員養成というか教員の資格は免許更新制にするのがよいと思います。音声聴解面については3年更新制、読解表現面については5年更新や10年更新も可能だと思います。真っ先に私が首になりそうですが。。。
 


【3902】
【タイトル】野次馬ABC殿 
【 日時 】02/07/26 23:25
【 発言者 】斉藤伸夫

--------------
>> 具体的にどうするか? そうですね、あなたの本名を名乗ってもらい、こ
   こで正式に私に謝罪してもらいましょう。
てめえはバカか? どこが具体的なんだ? 
俺は名乗る気もなく、謝罪なんぞクソ喰らえだ。
で、どうするの具体的に?
--------------

なんか、怖がってませんか?(笑)
どうも出来るわけないでしょう。単に道義的な責任を言っているのですよ。人を公衆の面前で罵倒し、しかもそれが勘違いであった場合、謝罪するのは、当然でしょう。それが、出来ないなら、偉そうなことは、初めから言いなさんな。
 


【3903】
【タイトル】同意
【 日時 】02/07/27 0:20
【 発言者 】dai

ちょっと失礼します。

斎藤さんに対するもっこりさんのご指摘に同意致します。
斎藤さん、この点に関して速やかにご返答下さい。
 


【3904】
【タイトル】いやあ
【 日時 】02/07/27 1:53
【 発言者 】根石吉久

いい掲示板だな。
好きだな、俺、この掲示板。
 


【3905】
【タイトル】三日飲み続け
【 日時 】02/07/27 2:13
【 発言者 】根石吉久

はああ。くたびれた。
 

 昨夜は、ウドの店で、戸倉上山田中学校のALTをやってたネイスンのお別れ会だった。
 ネイスンとはウドの店で一度話して、次に、国民温泉で一緒になった。一緒になったにもかかわらず、ネイスンは俺のことを認識しなかった。まあ、緊張をほぐしに温泉に入りに来てるアメリカ人に、えっ、俺のこと、覚えてないのって言った。ネイスンは覚えてないと言った。だいたい、そんなもんだ。俺も、ガイジンはみんなガイジンに見えて、なかなか覚えねえや。
 んでもって、温泉から出てビール飲んで、またウドの店に行ったら、ネイスンの取り巻き(戸倉の英語クラブ)の人々ががやがやしていて、ネイスンもいた。俺はもう、酒が入っていたので、おお、またネイスンじゃねえかと絡んだら、ネイスンもやっと俺を認識した。おめえが俺を認識しねえから、俺もお前を認識するのやめた。Who are you? って言って、げらげら笑った。二人ともその時は、本当に笑った。
 で、お別れなんだ。
 ネイスンは大学を出てすぐに日本にきたんじゃねえだろうか。まだ若い。24,5の若者だ。こいつが偉いのは、アメリカで2年、ちゃんと日本語をやってから日本に来たことだ。
 あんまり行き来はなかったが、ネイスンはいいと、俺は思った。
 ニューヨークがある州から来た。
 そこへ帰っていくんだろう。
 ネイスンは日本語に興味をもっていた。日本にも興味をもっていた。
 なんで、あんた日本語や日本に興味ができたんだと、うちの女房がネイスンに訊いたら、高校のとき、クラスに4人か5人、日本人がいたんだそうだ。そいつらと友達になったからだということだった。
 ネイスンの日本語は大したもんだ。
 「大したもんだ」ってなことは、ちゃんとその感じで使う。
 大したもんだぜ。
 アメリカに帰って、英語だけに取り囲まれると、俺が日本で英語をやってるのと同じくらいに日本語を維持するのは大変だという話をした。それで、ミッドナイト・プレスから出してもらった「根石吉久の暮らしの手帳」と小学館文庫の「英語どんでん返しのやっつけ方」を手渡した。荷物が重くなってしまうと悪いがと言ったら、no problem と言って受け取ってくれた。日本語の本をほとんど買ってないからうれしいと言ってくれた。
 戸倉町Yさんは、ネイスンが日本にいる間、本当によく面倒をみた。

----------------------------------------------------

 戸倉町Yさんにお願い。

 ネイスンからメールが来たら、俺にもアドレス教えてください。
 電話代を調べて、やれる程度の金額だったら、俺が月に2回、ネイスンの日本語レッスンをし、ネイスンが月に二回、俺に英語のレッスンをするって計画があるので。
 


【3906】
【タイトル】ご苦労な人々
【 日時 】02/07/27 2:16
【 発言者 】根石吉久

英語をめぐって議論や喧嘩をするのはいいことだと思います。
 


【3907】
【タイトル】dai さん
【 日時 】02/07/27 2:17
【 発言者 】根石吉久

いらっしゃいませ。
 


【3908】
【タイトル】斎藤さん
【 日時 】02/07/27 2:19
【 発言者 】根石吉久

>人を公衆の面前で罵倒し、しかもそれが勘違いであった場合、謝罪するのは、当然でしょう。

 俺の意見としては、「勘違い」だとは思わないよ。
 それが「勘違い」だと思うとしたら、アメリカかぶれだ。
 


【3909】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/07/27 2:21
【 発言者 】根石吉久

やじうまさんが俺なのだと、斎藤さんは思ってるのかな。
やじうまさんは、今日、私のところに電話をくれました。
それで、お騒がせして申し訳ないと、おっしゃいました。
いや、いいですよ、やってもらってと言いました。
ネットの華ですから、とも言いました。
 


【3910】
【タイトル】斎藤さん
【 日時 】02/07/27 2:49
【 発言者 】根石吉久

 またしても酔っぱらいで申し訳ない。すでにぐてんぐてん、だ。
 「神経回路」のことですが、ドイツ語から英語に渡ったやつは、こと新しく「神経回路」を作ることを免除されていると思います。日本人がこと新しくそれを作らなければならないこととはまったく事情が違います。
 これの根拠は、私がわずか1ヶ月半いたロンドンで目撃した状況に基づいて私は主張しています。
----------------------------------------------------
 私が英語塾を始めて5,6年目だったと思う。
 私の生徒のダイスケのおやじが、夜、ちょっと飲みに来いと俺を呼び出した。
 このおやじは、すぐ近所のおやじで、俺のことを可愛がってくれた。
 で、はい、と言い、飲みに行ったら、「おめえ、俺の息子がおめえの世話になってるのはいいが、おめえがアメリカもイギリスも行ったことがねえんじゃ、調子悪いじゃないか。俺が金を集めてやるから、アメリカかイギリスに行ってこい」ということでした。
 「ありがたいです。行かせてもらいます。金は半分は自分で用意しますから、半分をお願いします」と俺は言った。
 「よし、わかった」とサダオさんは言い、私の塾へ子供を通わせている親たちを集め、そういうわけだから、いくらでもいいから金を出してもらえないかと、親たちに頭を下げてくれた。
 サダオさん、あなたは死んでしまったが、俺はあなたの顔を思い出すたびに、目が濡れてしょうがねえ。
----------------------------------------------------
 で、俺はロンドンにいた。
 当時はアメリカより、イギリスが好きだったから、サダオさんには、イギリスに行かせてくれと言ったので、ロンドンにいた。
 ああ、色が違うな。ヒースロー空港で、ああ、ペンキの色が全然違うなと思ったのを覚えている。イギリスだ。イギリスの色彩の感覚はいい。何がもたらした色づかいか知らないが、どんな罪滅ぼしか知らないが、イギリスの色彩は、人間がやることでもいい。
 サダオさんが集めてくれた金半分、俺の金半分で来たのだから、サダオさんが集めてくれた金で英語学校へ通わせてもらうことにした。俺の金半分は、パブで酒を飲むのに使わせてもらうことにした。
 俺は、学校ではもてたね。フランスから来た体格のいい20くらいの女の子がいつも俺の隣に座った。それで、俺の頭を撫でるのだ。可愛いと言って。ふざけんな、俺は30過ぎてるんだぞ、クニにゃあ、女房も子供もいるんだと言ってもまるで信用しない。ふざけんな、本当だぞ。そう言っても俺の頭を撫でて、食べているパンを俺に渡して、食いかけのところから食べろと言うのだ。喰ったさ。喰ったとも。
----------------------------------------------------
 で、何を言うのだっけ。
 ロンドンの教室で、ぶったまげたのは、フランス人、スペイン人、イタリア人が、最初からべらべらと英語をしゃべりまくることだった。こいつらの文法ときたら、でたらめで、俺はやつらに文法を教えてやったのだ。やつら、文法無視で最初からべらべら英語をしゃべりやがるのだ。努力して聴いても、どうにも英語には聞こえず、フランス語の音を流用、スペイン語の音を流用、イタリア語の音を流用してるだけだが、オーストラリアから出稼ぎに来ていたセンセイはちゃんとそれらを英語として聞き取っていた。俺にはまるでわからない英語を、ちゃんと英語として扱っていた。
 で、わかったわけだが、あいつらは既存の「神経回路」を使っているだけで、新しくそれを作る必要のないやつらなのだ。それだけははっきりわかった。
 英語とドイツ語はゲルマン兄弟だとするなら、フランス語、スペイン語、イタリア語はゲルマン兄弟にとって、せいぜいがいとこくらいの言葉なのだ。
 赤の他人の日本語とはまるで違うのだ。こいつらは親族なのだと骨身に沁みた。
----------------------------------------------------
 で、アメリカ人がドイツ語をやっても、既存の「回路」が複雑化して太るだけで、回路自体は同じものを使っていると思うのだ。
 シンタックスっていうのは、そういうことだよ、斎藤さん。
 


【3911】
【タイトル】sbさん
【 日時 】02/07/27 2:59
【 発言者 】根石吉久

私のレッスンを軽く見るのはよくありません。
 


【3912】
【タイトル】sbさん
【 日時 】02/07/27 3:00
【 発言者 】根石吉久

Eliot さんから私にいただいたメールで、Eliot さんはあなたのことを心配していました。
 


【3913】
【タイトル】ディベートなんぞ
【 日時 】02/07/27 3:01
【 発言者 】根石吉久

架空の話題でやることはろくでもねえと思う。
 


【3914】
【タイトル】あの娘どうしてるかな
【 日時 】02/07/27 3:07
【 発言者 】根石吉久

ロンドンの英語学校の教室で、俺が行儀の悪いことを言うたびに、後ろをふりかえって、俺を
キッとにらんだあの娘。
やけにひょろひょろと背が高くて、ソマリアから来たと言ってた。
顔は黒人のまっくろけだが、妙に美人だった。
キッとにらむ目が笑ってんのさ。
どうしてるかな、あの娘
 


【3915】
【タイトル】斎藤さん
【 日時 】02/07/27 8:26
【 発言者 】Eyewitness

いつもいつも「意見があるなら具体的に言え」と言っているくせに、いざ具体的にずばり批判されると、聞こえないふりをしたり、とぼけたり、話をそらしたり、居直ったり、弁解したり、急に意見を翻したり、果ては名誉毀損だと騒いでみたり。みんな見ていますよ。
 


【3916】
【タイトル】女齋藤
【 日時 】02/07/27 8:27
【 発言者 】Naima

根石さん、齋藤さん、

昨日、「英語はコミュニケーションの機会を出来るだけ多くもつ事で修得出来る」と言い張って譲らない友人と激論になり、高血圧症の私は心身ともにのぼせ上がり心臓がバコバコしてしまいました。 素読舎の授業を見学に行って、「英語は一から出直しする」と言った事が発端だったのですが、「あんたって完全主義者やねんわ。」と言われてしまいました。 「どっかで言われた事あるな...」と記憶を辿っていると、そうや、直接私に言われた事ではないけれど、齋藤さんもそう言うてはったな、と思い出しました。

私は、外国語が自然に身につくとは、とうてい信じられません。 「語学をなめたらいかんわ」と心の中で吐き捨て、自分で音読の効果を証明するしか説得方法はないな、と思いました。 
 


【3917】
【タイトル】根石さん、エリオットさん、いくこさん
【 日時 】02/07/27 8:54
【 発言者 】sb

根石さん、身が引き締まるメッセージ、ありがとうございました。感謝です。今日のレッスン、よろしくお願いします!なんとか1ページ進みたいです。

エリオットさん、なんとか7月19日を迎えました。でも数日欠勤してしまいました。根石さんへのメールでご心配していただいたようで、本当に感謝です。今後ともよろしくご教示お願いします!

いくこさん、メールありがとうございました!また頑張ります!
 


【3918】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】02/07/27 9:22
【 発言者 】sb

>「英語は一から出直しする」と言った事が発端だったのですが、「あんたって完全主義者やねんわ。」と言われてしまいました。

はじめまして。根石先生のレッスンでゴーストなどをやっているものです。最近は休みがちですが。。。

英語の「質」を高めるのに、アウトプットすることでインプットしていく方法についてはこれ以上の方法はないと私も思います。その際、phonicsなどを使うのはいいと思います。

一方、「コミュニケーション」という言葉をあえて使わせていただくと、英語の「量」を確保するための学習は「完璧」という言葉とは別ものだと思います。

同僚に教えてもらったのですが、frame of referenceという言葉があります。schemaに近い言葉と私は理解しています。各人がそれまでの人生経験で持ち合わせている言語・イメージのストックくらいの意味でしか理解していません。

そのframe of referenceを自分の興味関心などに応じて英語でどういうのかというストックノートなるものを作り、それを回転読み・回転書き・電圧装置(「英語どんでん返しのやっつけ方」小学館文庫 根石氏著)でやっつける。

でもそれには「限られた時間」の中で「復習範囲を手放さずに」やる必要があります。誰でもいろいろ忙しい。英語ばかりやっているというわけにもいきません。しかしいざというときに口をついて出てくる英語、手から出てくる書く英語は出てきません。それには徹底的に練習するしかないのです。だからそういう「質」を確保するための文と「量」をかせぐためのものをうまく分けることが大切なのではないかと思っています。

そのストックノートに言われたらわかる、読んだらわかるというものもストックしていくといいのではと最近思っています。その中でたとえばこれはアウトプットもできるようにしておこう!という表現は「時間の制約」の中で回転読みして内在化してしまえばいい。その意味で根石先生の「練習力」が「英語力」というのはあたっていると思います。8〜9語以内の自分にとってよく使われると思われる表現を少しでも多くインプット(アウトプットすることで)する。エリオット先生のクラスを見学したとき、子供たちは7〜8語を境にしてリテンションできなくなっていたことを思い出しました。

あと「コミュニケーション」の際、相手の許容度(音声や語法における)によっても話はずいぶん変わると思います。

いろいろご教示いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。
 


【3919】
【タイトル】斉藤流
【 日時 】02/07/27 14:52
【 発言者 】boysome228 

斉藤さんのやり方(文法に頼らず多読等の多量インプットによる帰納法的シンタックスの内在化による言語習得法)は、私にはある意味極めて正論に聞こえます。シンタックスを内在化させていないものはとっさの場合(つまり会話では)使い物にならないでしょう。従ってこれが誰にとっても最終到達目標ではあるわけです。文法、和訳など余計な回り道はせず、一気に最終地点をめがけて駆け上がろうというもので、才能と根気が要求されるでしょう。浜谷さんのやり方や、シュリーマンの多言語習得法にも通じるものがあるのではないでしょうか?私もこういったやり方を常日ごろ実践しており、共感しますので、個人的には斉藤さんに一票入れたいですね。但し、英語の苦手な平均的日本人に英語を効率的に教えるにはどうするかという事はまた別の問題みたいです。

mailto:boysome228@hotmail.com
 


【3920】
【タイトル】多読とシンタックスの内在化
【 日時 】02/07/27 20:06
【 発言者 】浜谷 

>シンタックスを内在化させていないものはとっさの場合(つまり会話では)使い物にならないでしょう。従ってこれが誰にとっても最終到達目標ではあるわけです。文法、和訳など余計な回り道はせず、一気に最終地点をめがけて駆け上がろうというもので、才能と根気が要求されるでしょう。浜谷さんのやり方や、シュリーマンの多言語習得法にも通じるものがあるのではないでしょうか?

私のHPを見ていただいたのだと思います。ありがとうごさいます。シュリーマンという言語学者?についてはSSS英語学習法の名前のSの一つがその学者の名前からとっているということと多読中心の学習でいろんな言葉をものにした、というぐらいしかわかりませんが、そういう偉い方と並べて書いていただいてこそばゆい気がしています。私が多読をやりだしたのは仰るように「シンタックスを内在化させていないものはとっさの場合(つまり会話では)使い物にならないでしょう」ということと、語彙を増やすこと(当然ながら会話では多ければ多いほど有利)の必要性を感じたからでした。

多読には根気は必要ですが、才能はひつようではないように思います。誰でも根気よく多読すれば、ある程度の結果を得られるはずです。(私は大学には行ってませんが、多読中心の学習を3年続けてガイドの試験に合格しました。)ちなみに「文法・和訳などの回り道」は学校でいやと言うほど経験しました。私もその基礎の上に多読ができたと思っていますが、学校・受験英語学習時に手を抜いていたと自覚のある方は和訳はともかく、文法は一通りおさらいする必要はあるでしょう。その上で、「英語どんでんがえしのやっつけ方」に書かれているように、「・・・英文とじかにつきあって、自分の思考力、イメージ形成力を強め、自分で法則性を見つけてしまう・・・」のがいいでしょう。

>但し、英語の苦手な平均的日本人に英語を効率的に教えるにはどうするかという事はまた別の問題みたいです。

「英語の苦手な日本人」は定説ですが、何故そうなっているかは、シンタックスの問題と学校・受験英語の弊害だと思います。根石さんが提唱されている「回転読み」やSSS式「多読」英語学習法が問題解決に有効だと考えています。
 

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/

mailto:t-hamaya@nyc.odn.ne.jp
 


【3921】
【タイトル】ディベートなんぞ・・・ろくなものでねえことねえ!
【 日時 】02/07/27 21:29
【 発言者 】恋人ファン

お久しぶりです。ちょっと怒鳴る人にメゲてROMしてましたが、二つ題材が重なったので投稿します。
で、ディベートって言うと、相手を屁理屈でやりこめる様に感じている人が多いみたいですね。
でも、経験者から言わせてもらうと、あれは物事の両面を見る習慣を付けるのに有効なんです。
何か言ったり書いたりするときに常に、反論を予想してそれに耐えられるか考えるようになるんです。
試合の直前まで、affirmativeか negative になるかは分かりませんから両方の論拠を用意するわけです。

この習慣が、ディベートというゲームを離れた実際の場面で、英語に限らず何かを書いたり
言ったりする場合、反論されても大抵は事前に考えてあるので、説明できるメリットがあります。

また、自分に有利なはずのデータが実は相手に有利なことがありますので、データのチェックも
ちゃんとやる癖が付きます。
たとえば、斉藤さんが「多読の有効性」の例に挙げた、あのサイトの二人の生徒の場合ですと、
あれを「多読派」の論拠にしてしまうと、当然こういう↓反論が来て、反駁できません。
(斉藤さんの引用元は→ http://www.antimoon.com/how/reading-cases.htm )
According to the web pages Mr. Saito kindly showed us, the two cases described there
can never be applied to the most English learners in Japan.

The first case, an Israeli girl, L.'s family came from South Africa, and the family
speak in English at home. But L's spelling and grammar were terrible. So during a
summer vacation, she went to a library and read, maybe, some tens of English books.
Though it is not described at the page, the books she read must be "real English books",
not like SSS books, written in easy English. So they might be tough for Japanese learners.

Incidentally,I went to the city library in Yokosuka, Koizumi's constituency with 600,000
population. I found no English books there. Only NewsWeek, Japantimes and Asahe Herald.

Needles to say, less than 0.1% of families of English learners in Japan speak English at home!

The second case: A Turkish girl, Cohen also can never be a good case as an average English
learner of Japan. Though Turkish's syntax are very far apart from that of English, as
Neishi san has pointed out several times here, she is a student of "English-language school" and
she attended an "English intensive class", which are not the cases of most English learners here.

Moreover, Cohen had "a large library of English books at home" which also is a very rare case here.

So, Mr. Saito's two cases never show the validity of "extensive reading" for English study in this coutry. 

What is more important, these cases are not the results of efforts of teachers' sides. 
Those students happen to have "very positive personality" and read many books "outside school". 
So even those two cases, which were possible under good environments for studying English through
reading, are very scarce for the two teachers, so they are very impressed and reported them.

Thank you.
(こういう議論の英語の方がネイティブが沢山混じっている日常会話の英語より易しいに一票>Nanamiさん)

という、私は多読派なんですが。。。(^^;;

でも、外人が周りにいて仕事やつき合いでガンガン英語を使うときは小説なんか読むヒマないですね。
回りに話す環境がなくなってヒマが多くなったので、私の場合はやむなく、忘れたくないのもあって
多読派になっただけです。まあ、元々小さい頃から、日本語で本の虫をやってたからその延長でつい、
1000Pオーバーとかの暑いのに燃えるクセがありますが、時間が大量に掛かかって人生を棒に振る
だけで別にいいことはないし、それにこういう性格はレアケースなのが分かるので、とても普通の人
には勧められない。。。まあ、中高生の教科書の十〜五十倍(暑目のPBで一〜5冊程度か)くらいを
読むのを「多読」というのなら、賛成ですが。。。「多読」の定義はディベートなら最初にするんですが。。

あっ、それからディベートで人格攻撃をすると、論理ではいくら勝ってたとしても負けになりますから、
心当たりのある人は気をつけて!
 

次回は「ESSなんぞ・・・ろくなものでねえことねえ!」を予定。。。
 


【3922】
【タイトル】訂正
【 日時 】02/07/27 21:30
【 発言者 】恋人ファン

>Nanamiさん は >Naima さんでしたm(_ _)m
 


【3923】
【タイトル】sbさん
【 日時 】02/07/27 23:04
【 発言者 】Naima

いろいろ教えて頂き光栄です。 

國広政雄氏の「英会話ぜったい音読」の中で、千田潤一氏が「中高の教科書レベルの基礎力を音読筆写でつけるという、いわば"下から攻める" トレーニングをしながら、それと平行してニュース、洋画、洋楽、英字新聞などの生の素材を浴びるという"上から攻める"トレーニングをどんどんして下さい」と書かれていますが、まったくその通りだと思いました。

夫が転勤になる前までの、私の洋画/洋楽でのインプットは「半端」ではありませんでした。 ペーパーバックや雑誌なども良く読む方だったと思います。  けれど、これを使いたい、と思って意識して練習していないものは、スムーズには使えないものです。 (話が飛びますが、どなたも多読とか多聴には反対されてはいないのです。 ただ、それだけで十分なのか、どの段階でどの程度の多読をするのか、を問題にされているのです。 浜谷さんの様に3年を多読についやす時間的余裕のある人が果たしてどれくらいいるのか、と言う事も問題になっていたと思います。)

私が齋藤さんの学習方法では不足だ、と思うのは経験上からの事なのです。 sbさんの学習法には「なるほど」と腑に落ちる所が沢山ありました。 frame of reference については松本道弘氏が盛んに書いておられるので、私にも聞き覚えがあるのですが、含蓄や背景知識などの事かと思っておりました。 「同じ事を話しても、その深さが違うって事かな?」 と思ってたんです。 

ともあれ、とても参考になりました。  すぐにでも実行するつもりです。 ありがとうございます。

恋人ファン様、

ディベートは周到に準備が出来るので易しいです。 フォーマルディベートのクラスにいた事がありますが、この準備の間に資料を沢山読んだり視聴したりするので、パクリをしたりも出来ます。(ネイティブスピーカーの書いた物やスピーチなどを部分的に真似する、事なので悪い事ではないんですけど) この準備期間に学ぶ事が多いです。 

でも実際の会話はほとんどがまったなしの即興演奏です。 ジャズで言う「アドリブ」を聞かせるプレーヤーは、必ずテーマも聞かせる演奏をします。 いろいろなフレーズの貯えのないプレーヤーにはなかなか出来ない技です。 

NaimaよりNanamiの方が可愛い響きですね。
 


【3924】
【タイトル】ごめんなさい。
【 日時 】02/07/27 23:07
【 発言者 】Naima

( )内の話はsbさんに当てて書いたものではありません。 すみません。
 


【3925】
【タイトル】恋人ファン様
【 日時 】02/07/27 23:36
【 発言者 】根石吉久

 ディベートで、例えば、「人工中絶に賛成か反対か」というテーマが決まった場合、ディベートでは賛成か反対かのどちらかしか立場がないのですか。

 自分で賛成意見を言うのか、反対意見を言うのかは、その場にならなければわからないのですか。

 私は、「ディベート」は一度もやったことがなく、カッコのないディベートなら日常的にやっています。

 カッコつきの「ディベート」がくだらないと思うのです。
 どうとでも言う技術、なにはともあれ迫力のある議論をとうとうと述べる技術は身に付くでしょうが、賛成意見でも反対意見でも言えるっていうのは、どうもおかしい。言うんなら、自分の考えを言えばいい。そして、自分の考えなんかを言っても、「ディベート」の場では赤ん坊扱いされるだけなので、私は「ディベート」を憎み、一度も近寄ろうとしたことがありません。

 「ディベート」は本当にくだらないと思っています。やりたい人の邪魔をする気もありませんが、それがくだらないことに関しては、いつでも言明する覚悟はあります。

 語学のためにはいいかもしれませんが、語学のために「考え」というものまで、賛成でも反対でもどっちでもやれるみたいな人間にはなりたいと思ったことがありません。
 


【3926】
【タイトル】もう酔ってる
【 日時 】02/07/27 23:39
【 発言者 】根石吉久

訂正します。

>ディベートで、例えば、「人工中絶に賛成か反対か」というテーマが決まった場合、ディベー
トでは賛成か反対かのどちらかしか立場がないのですか。

「ディベート」で、例えば、「人工中絶に賛成か反対か」というテーマが決まった場合、「ディ
ベート」では賛成か反対かのどちらかしか立場がないのですか。
 


【3927】
【タイトル】ディベート
【 日時 】02/07/28 0:03
【 発言者 】もっこり

ディベートをする人に望みたいのは、
ディベートはディベートの世界だけに止めておいていただきたいということですね。
ディベートのルールや決まり事が成立するのは、ディベートの世界の中だけのはず。なのに、
自慢げに人前で技を見せる格闘家のような無粋を平気でやるディベーターを随分見てきました。
 


【3928】
【タイトル】何事も人間次第だが
【 日時 】02/07/28 0:08
【 発言者 】根石吉久

 「ディベート」は「ああ言えばこう言う」タイプを作る作用があると思っています。
 オウムの上祐(字合ってる?)をテレビで見たとき、ああ、「ディベート育ちだ」と
思ったのを覚えています。
 


【3929】
【タイトル】石の上にも・・・多読で・・・3年!
【 日時 】02/07/28 0:24
【 発言者 】浜谷 

>浜谷さんの様に3年を多読についやす時間的余裕のある人が果たしてどれくらいいるのか、と言う事も問題になっていたと思います。)

3年というのは長いようで短いです。最初は5年を目標にしていました。東京オリンピックの前年だったため喋れる人確保のためだったのか幸運だったのか、受かりました。 因みにガイドの免許に運転免許のような再試験はありません。可笑しいですね。今の私の力ではガイド資格は疑問ですが・・・。誰か問題提起してくださいますか?

3年を費やしたのは銀行に勤めながらでした。 銀行勤務がいやだったからでもあります。今だったら当然辞めていたと思いますが、当時、昭和30年頃は一度入った会社を辞めることはご法度でした。また、銀行というところは、今でもそうですが、真面目であれば誰でも勤められて、給料もまあまあのところです。3年、それが長いか短いか、青春の1ページをそのために費やすことが賢かったか愚かだったか、多分愚かだったと思いますが・・・。 

私が言いたいのは余裕があるから英語の勉強出来る、又は、出来ないということではないと思うのです。要はやる気があるかどうかだと思います。私は銀行勤務がいやだったから転職を志し、中・高と得意だった科目:英語で何とかならないかな、と思っただけです。だから、必死でした。余裕というものではありませんでした。 言いたかったのはこれだけです。これがどなたかの参考になればとの思いで恥じを忍んで書きました。(リンクしている私のHPで言おうとしていることもそうです) 言いたかったのは多読は3年の青春を架ける価値があったと信じていることです。堀井氏が太平洋横断を40年振りに再達成したというニュースは私にとっては現在のネット活動を支えている原点でもあり喜ばしい限りなのです。 

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/

mailto:t-hamaya@nyc.odn.ne.jp
 


【3930】
【タイトル】ディベート
【 日時 】02/07/28 0:30
【 発言者 】根石吉久

>何か言ったり書いたりするときに常に、反論を予想してそれに耐えられるか考えるようにな
るんです。試合の直前まで、affirmativeか negative になるかは分かりませんから両方の論拠
を用意するわけです。

 この技術は、政治屋には必要だと思います。
 政治屋どもの話を聞いていると、この種の技術が身についているのを感じます。
 ただし、日本語で、ですが。
 あれを英語でやれたら大したもんだと思うこともあります。

 政治屋でなくても、政治決着に類似する場面に立たされるような時は、人は「両方の論拠を用
意する」ような卑しいことをやるでしょう。アメリカのビジネスシーンなんかで大手を振ってい
るのも、この種の技術だと思います。論理性を先行させる英語という言語に生える毒キノコだと
思います。

 私は人々の生活を巻き込むような重大な議題について話す機会はかつて一度も持ったことがな
く、今後も持つことはないと思っている人間ですが、万が一、そういう立場に立たされたら、通
訳を雇います。
 英語でそんな大事なことを言うのはいやだ。

 自分で英語を使えるのに、いつでも信頼できる通訳をともなって大事な話をしていたソニーの
井深(さんだっけ?)のやり方が正しいと思う。
 しゃしゃり出て、へいこら英語をしゃべる小泉を見てると、おっかねえなといつも思う。
 アメリカの子会社が作ったタイヤが、高速道路でパンクした問題で、議会で尋問されたのか、
意見陳述したのか知らないが、まともな通訳を伴わずに、はんちく英語をしゃべってただの馬鹿
扱いされたブリヂストンの社長だか何かを見ていたときも、「馬鹿め、通訳を使え」と思ったの
を覚えている。
 通訳が訳していることを訂正できるだけの英語力を持った上で、なおも通訳を使うっていうの
が大事なことだ。
 何がディベートか、と思う。
 


【3931】
【タイトル】もし俺が通訳を雇うなら
【 日時 】02/07/28 0:36
【 発言者 】根石吉久

「ディベート育ち」なんかは絶対に使いたくねえ。
 


【3932】
【タイトル】日本語に囲まれて英語を持ち耐えること
【 日時 】02/07/28 0:56
【 発言者 】根石吉久

>但し、英語の苦手な平均的日本人に英語を効率的に教えるにはどうするかという事はまた別の問題みたいです。

 まったく別の問題です。
 そして、これこそが私の問題です。
 英語関係の掲示板を見ていていつも違和感をもつのは、みんな自分の英語力をつけることしか
考えていないということです。語学屋さんたちはそれでよろしかろう。しかし、一般の日本人は
語学企業や語学屋さんを仰ぎ見て、犠牲者になっていく。
 みんな、足元は見ないのです。
 異質シンタックス問題や、磁場問題をすっとばす。

 異質シンタックス問題と磁場問題の前に、「音づくり」問題があります。
 今のところ、一発で話が通じているのは、Eliot さんとだけかなと思っています。

 私は、自分の英語力なんかはどうでもいい。
 逃げも隠れもしやしねえ。大したこたねえ、俺の英語力なんか。
 まったくシンタックスを異にする日本語で生活しながら、英語を持ち続けることはできるのか
できないのか。そっちが問題なのです。
 あるいは、とことん駄目な学校英語の犠牲になった人でも、果たして英語をやり直せるかどう
か。もちろん、やり直せる。しかし、ここでも、やり直して作り直した英語を、どう持ち続ける
のかが問題です。
 日本人が日本語で生活していて、どうやってそれを持ち耐えるのか。
 それは、「からっぽ」を深く信じること以外でできるのか、できないのか。

 私は「できない」という考えです。
 


【3933】
【タイトル】言葉尻をとらえることを恐れるが
【 日時 】02/07/28 1:18
【 発言者 】根石吉久

boysome228 様

>シンタックスを内在化させていないものはとっさの場合(つまり会話では)使い物にならな
いでしょう。従ってこれが誰にとっても最終到達目標ではあるわけです。

 「シンタックスの内在化」は、必要条件であり、「最終到達目標」であるとは思いません。
 「最終到達目標」は、「男は黙ってサッポロビール」だと思います。
 それをどれほど馬鹿にされても、私は実行し、あいつはろくな英語を使えないが、あいつに
まともに触るととことん言葉が飛び出すという評価は、私のご近所のガイジンたちから得ている
ようです。
 しまいには、私は以心伝心をやらかし、そして、それをガイジンたちはわかります。

 「シンタックスの内在化」は絶対に必要です。
 もっと必要なのは、「うるせえ、馬鹿やろ」です。
 


【3934】
【タイトル】boysome228 様
【 日時 】02/07/28 1:25
【 発言者 】根石吉久

>斉藤さんのやり方(文法に頼らず多読等の多量インプットによる帰納法的シンタックスの
内在化による言語習得法)は、私にはある意味極めて正論に聞こえます。

 そうだと思います。
 多読がいいことに反対する気はありません。
 私が問題にしていたのは、多読をやるためには多読に入るための「前提」が必要だという
ことに尽きます。
 


【3935】
【タイトル】多読では磁力が弱い
【 日時 】02/07/28 1:38
【 発言者 】根石吉久

と以前から思っています。
しかし、多読(というか読書だな)からもたらされる書き言葉の磁力は貴重なものだ。
どうでもいいようなことをやたらしゃべりまくる英語(アメリカ帰りのアメリカ英語)
は、ははあっって具合にひれ伏してもいいと思うくらいのものだ。

あいつら、ただの石を宝石扱いしてやがる。
書き言葉の微弱な磁力が本当の宝石だってことがわかりやがらねえ。
 


【3936】
【タイトル】誤解されるといけねえな
【 日時 】02/07/28 1:40
【 発言者 】根石吉久

読みようによっては、誤解が生じるかもしれないので、補足します。

「ははあっって具合にひれ伏してもいいと思うくらいのものだ。」というのは、アメリカ帰りの
アメリカ英語がひれ伏してもいいという意味です。
 


【3937】
【タイトル】ディベート
【 日時 】02/07/28 1:44
【 発言者 】Naima

>「ディベート」で、例えば、「人工中絶に賛成か反対か」というテーマが決まった場合、「ディベート」では賛成か反対かのどちらかしか立場がないのですか。

否応なしにどっちかの立場に立たなければならないのです。 フォーマルなディベートでは時間と発言の順番まできっちりと制限されて進行します。

重大な問題をゲームに仕立ててしまう事、英語修得のネタにしてしまう事には、私もあまりいい気持ちがしないです。 でも、学校で一年間やらされる羽目になった時の事を思い返すと、自分と反対の立場に立たされる事で、自分の事実誤認や頑迷さや偏狭さ、根拠なしに感情的に反対していただけだったんだ、とかいろいろ気付かせられる事もあり、これを通じて、今までまったく無関心だった事に目が行く様になったりする事も多かったですけど... 

逆に相手の論点の弱い所も見えて来るので、そこを突っ込む様なちょこざいな手を使う事も覚え、根石さんのおっしゃる様に、「ああ言えばこう言う」上祐の様な人も出て来るのでしょう。 
 


【3938】
【タイトル】「ディベート」をディベートする2
【 日時 】02/07/28 1:47
【 発言者 】恋人ファン

>ディベートで、例えば、「人工中絶に賛成か反対か」というテーマが決まった場合、
> ディベートでは賛成か反対かのどちらかしか立場がないのですか。

ないですね。この場合だと、題目は Resolve that abortion should be banned. となり、中立の立場は
認めません。賛成(affirmative)か反対(negative)のどちらのサイドを取るかはコイントスやジャン
ケンで試合直前に決めます。ですから、両者の立場にも立てるように、等分に準備しないといけません。

自分の意見が言えるのはdiscussionがありますが、争点がはっきりせず「試合」になりにくいです。
また普通に議論すると、どうしても自分の論点を正当化する意見やデータを中心に集めてしまい、
反対の立場のものを研究することをおざなりにしがちです。
また、(特に練習の時は)日本人同士になりますから、立場がそう変わらないので、細かいことが
論点となって、いざ外人と論議するときに、真反対の意見がくるとそれに対する反論の準備が
なくて、言い返せなかったりします。

ディベートのいいところは、自分の意見と対立する立場を正当化するものを(そっち側になるためにそなえて)
研究することで、その弱点を知ることが出来ることです。

例えばアメリカのアフガン爆撃を正当化する米国の論拠をよく新聞等のメディアで研究し、反対の立場に
立つ場合に備えてその穴も研究します。
自分が賛成の立場でその論拠を持ち出した場合、相手が準備不足だったり、その穴に気付いてない時は、
ポイントが稼げますが、自分と同程度の相手の場合は、やはりその穴を突かれてポイントを失ったり
します。実力が伯仲している場合は、どうしても有利な側が出来ますが、その辺はジャッジも判断に
入れますからそれ程不公平は生じないようだったと思います。
当然、英語の質・発音・品性!等、議論以外の部分も採点の対象になります。

>カッコつきの「ディベート」がくだらないと思うのです。どうとでも言う技術、
>なにはともあれ迫力のある議論をとうとうと述べる技術は身に付くでしょうが、賛成意見でも
>反対意見でも言えるっていうのは、どうもおかしい。言うんなら、自分の考えを言えばいい。

ううむ、これは鬼畜米英だから、英語には触るのも汚らわしいと英語禁止にした戦前と同じような。。。(^^;;

社民党の土井さんなんかの議論を聞いても思うんですが、自分の感情と論理だけで、一旦相手の立場で
どう考えるか、その立場だったら自分の意見のどこが弱いか、事前に考えて反論を準備しないで、一方
的に自分の立場の正当性を言い張る感じがします。自分が自民党のタカ派だったら、非武装中立のこの
問題点をついてくるだろうから、それには事前にこういう例や理論で対抗するというような発想が
感じられません。

私は、中ソ論争華やかな小二のときに、北京放送とモスクワ放送を一月ずつくらい聞いていたら、それ
ぞれの意見になったことがあって、その時「ああ、洗脳ってこういうんだ」と体験した口で、ディベート
くらいで、反対の立場の意見を言ったからと言って、自分の考えがそう簡単に変わるほどヤワではあり
ませんし、他のディベーター達も普通の学生より、判断の材料を多く持っているので、少なくとも一般
の学生より政治や社会問題に関してしっかりした自分の考えを持ってた人が多かったと思います。
 

中絶の問題の例でも、殆どの学生はそれまでそんなことを真剣に考えたことはないのですから
初めて両者の主張を知って、自分の意見を持つきっかけになるということも大きいと思います。
 


【3939】
【タイトル】浜谷さん
【 日時 】02/07/28 1:48
【 発言者 】根石吉久

近頃どうでしょうか。
「ゴースト」の回転読みは効いていますでしょうか。
 


【3940】
【タイトル】「ディベート」をディベートする2
【 日時 】02/07/28 1:49
【 発言者 】恋人ファン

(下のは1でした)
今回のアフガン攻撃なんかも、新聞を読む程度では「ううん、アメリカが悪い」と漠然と「感じる」だけで
アメリカ寄りの資料を持って来られたら、感情的な反発しか一般には出来ないでしょう。しかし、その件で
ディベートをした大学生とかなら、その資料は研究済みで、例えばその資料の出所が疑わしいというと
いうような、別の資料(多くはメディアの記事等)で反論したり出来るわけです。
 

やっつけたい相手は、アメリカが戦前日本研究を集中的にしたように、とことんその立場に立って研究し
その上で、その弱点を見いだすのと同様にディベートは有効です。根石さんが以前触れていた、ブリヂス
トン・ファイヤーストーンの訴訟なども、「そんな無茶なことは言って来ないだろう」とタカを括らず、
「自分が訴訟好きのアメリカ人だったらどういうやり方で難癖をつけるか」事前に研究しておけば、
あそこまでの損失は出さずにすんだでしょう。
東芝が向こうで大損こいたフロッピーの訴訟もそんなんでしたし。。

虎穴に入らずんば虎児を得ず の心と申しましょうか。。

特に米国担当の外交官は、今みたいにアメリカの使いっ走りではなく、ディベートで鍛えた(シドニー・
シェルダンの小説はひどかったけど。。)「ゲームの達人」揃いになって、国益確保に努めてもらわないと。。

数百冊読むような本当の多読もそういう地位の人にこそ必要なのですが、偉くなる人は勉強する時間
(もやる気?)もないのが問題みたいで、逮捕されたロシア担当のラスプーチンの彼ではありませんが、
キャリアより、ノンキャリの方が語学使いは多いみたいですしね。。

「自分の考えを言えばいい」のは、自分以外の立場を代表しない気楽な場合はいいのですが、
弁護士や外交官など、自分の立場ではなく被告や国の立場に立つエリートはそうも言って
いられないということもあるでしょう。まま、うちら下々には関係ない能力かも。。。(^^;;

英語の面で言うと、ESSではディベートが対外試合という目標と「歳相応の内容を語る」と
いうこと、また、日本語ではダサイのでやらないがやり始めると熱くなる政治や社会問題
を語るということで、単純な日常英会話(これを日本人同士で毎日二時間とか出来るのか!?)
なんかよりやりやすく、長続きすることがあると思います。英字新聞やニュースなどの
英語がすぐ応用できるという面でも有利です。

(単純と言えば、SSSの40冊は、高校までに日本語の多読した人には幼稚すぎて
 我慢できないとのカキコが2チャンにありました。)

Naimaさんの言う、話自体を楽しむ「本当の意味の英語の日常会話」は政治や経済の話など足下にも及ばな
いくらい、磁場無しの日本人には難しいので大学生あたりの英語ではとても不可能ということもあります。

浜谷さんの言う日常会話は、道を聞いたりする旅行英語や、なんかのやり方を聞くなど「目的のある」
日常会話でしょうがこっちは逆に、少しやればできてしまって、単調で一年も持たないのが問題。。(^^;;

しかし、一時日本語でディベートするのをTVなんかでやるのが一時あったのがすぐ廃れた。
たしかに、英語でディベートをやる連中も日本語で自分の考えに反することを言うのは抵抗がある。
英語ではゲームに徹せられる。。これは「母国語」という以外に、英語(多分SVO言語は全て?)
は、ゲームで話すのが「こっぱずかしくない」性質がある予感。。日本語はゲーム性がない??
でも、言語学の難しいことは苦手なので、根石さんに任せよっと。。(^^;;
 


【3941】
【タイトル】ああいえばこういう
【 日時 】02/07/28 1:54
【 発言者 】恋人ファン

「ああいえばこういう」的な、裏付けのない言い逃れは、減点の対象になります。
っていうか、日本の政治家でディベートを感じさせる人は思いつかない。。。
向こうは、中高生が普通にしているので、やはり「後ろめたさ」を感じるのは
日本語の特性っぽい。。
 


【3942】
【タイトル】いやあ
【 日時 】02/07/28 1:55
【 発言者 】根石吉久

>>カッコつきの「ディベート」がくだらないと思うのです。どうとでも言う技術、
>>なにはともあれ迫力のある議論をとうとうと述べる技術は身に付くでしょうが、賛成意見でも
>>反対意見でも言えるっていうのは、どうもおかしい。言うんなら、自分の考えを言えばいい。

>ううむ、これは鬼畜米英だから、英語には触るのも汚らわしいと英語禁止にした戦前と同じような。。。(^^;;

 いやいや、とんでもない。
 私は、英語でおまんまを喰っている人間です。
 しかし、「架空」の意見を言うことを嫌っているのです。
 


【3943】
【タイトル】なるほど
【 日時 】02/07/28 2:04
【 発言者 】根石吉久

>虎穴に入らずんば虎児を得ず の心と申しましょうか。。

 なるほど、そうです。
 しかし、これは、人によりますね。
 肝のあるやつはどんどんやればいい。
 俺は駄目だ。
 「うるせえ、馬鹿やろ」で、ほぼ0点だ。
 


【3944】
【タイトル】在庫より3
【 日時 】02/07/28 2:08
【 発言者 】恋人ファン

Good afternoon and thank you all for coming.
I want my first act as the new CEO of Bridgestone-Firestone to be an apology
for those who have suffered personal losses for the problems of our products.
 The burden is clearly upon us to earn your trusts all over again. 
But it's gonna take more than words, it'd be only through our actions that
people, for once again, think well of our company.

小野氏も少し上がってはいたが、十分誠実な態度であった。
しかし、問題はこの事故を巡る「文脈」を考えた場合、その責めを受けている最高責任者の
第一声として、小野氏の発言は余りにも「文系日本人的」であり、「論理」を疎かにしている。
(日本語に訳せば、国内では十分通用するのだが。。。)
英語自体も発音もそれ程ひどく無かったので、通訳を通しても結果は同じ筈。。
通訳がとっさに、文化の差異を考えて意識的に「創作訳」をすれば違うが。

ちなみに子牛氏の「100%」発言は、余りにも日本人文系的な「誇張」であり、この掲示板でなかったら
「100%分かるはずがない」と反論するのは、この国の言語風土では子供じみた揚げ足取りとされると思う。
(例えば土井委員長などは、「総理、国民は『皆んな』そうは思っていませんよ」などとよく言うが、
これを「誇張だ」と責めるメディアは見たことがない)

「誇張・一般化」を英語では最も嫌うのだから、100%の件は英語が日本語を浸食したのではない。
むしろ、日本語を「抱きしめるように」大切に扱ったことがないので、英語をやるに当たって、
彼我の差に気付かなかったことと、活字からより話し言葉を中心に英語に接したので、深く考えたり、
厳密な表現(一般人の会話は向こうでもそんなに厳密でないから)などは気にしなかったからであろう。

>浜谷さん
「英語『で』仕事をする」と「英語『を』仕事にする」とは全然意味が違います
小野氏の例は「英語で仕事をして」きた人が「英語を仕事にする」人の仕事を間違って
やってしまった悲劇です。(仲間である現地法人のアメリカ人と英語で意志疎通するのは
『で』の人で出来るが、何千万のブリヂストン・ファイヤーストーンに反感を持っている
アメリカ人視聴者を説得するのは、レベルの高い『を』の人でも優秀なネイティブの
コミュニケーターに任せるほど困難な仕事。)

「英語『で』仕事をしている」例は今だと、WCの色んな国のサポーターにインチキ英語で
インタビューしているニッポン放送の垣花アナウンサーがいる。
彼は、How long you staying Japan? Which win, what score? と生でインタビューしているの
だが、全て通じている。笑えるのは聞き取りが半分も出来てないことなのだが、それでも
相手の外国人達と和気あいあいの雰囲気を醸し出すのに成功している。

一番良いのは、テリー伊藤も含め、番組の皆んなが、生島と違って、彼の英語がインチキなのを
ネタにしているし、当人もそれを自覚してやっていること。肝心の聞いている方も十分楽しいので
立派に「英語『で』仕事」をしている。

このレベルだって、国際親善も、分かろうとしている外国人に仕事の話を通じさせるのは出来たりする。
外国人付きの運転手や、外国人の多く来る店の店員も「英語を使って仕事をする」が、その種の英語に、
10段階とか多読のような、「英語修行」は必要としないだろう。
 

根石さんの10段階とか私の多読は、「英語を仕事にする」人には理想的だが、現実的には
そういうことを学べる場所がEliotさんの学校や素読舎しかなかったり、時間が掛かりすぎたり
するので、一部の英語修行者向け。
 


【3945】
【タイトル】在庫より2
【 日時 】02/07/28 2:09
【 発言者 】恋人ファン

間違っていて将来の破綻は必至でも、自分がそのポストにいる間は今まで通りのやり方でやっていくのが、
「大人の生き方」とされ、上司と本質論でやり合うなど「青臭い」とされてきたのが、官界や金融界に
代表される文系の世界だ。(教育界も含む)

その結果が、小さな店一軒うまく経営できそうもない官僚やその天下りの公団等の理事達が、
億単位の予算をあちこちで気楽に使ってくれた結果累積された、千兆近い巨額な債務である。

銀行なども、上物のもたらす利益では土地代がペイしないまで、土地バブルが膨らむ手前で土地を担保に
貸し出しするのが危険なのは分かっていた筈である。気が利いた小学生でも分かる理屈である。

まともに英語の読み書き話すの出来ない英語の教師がいまだにいるのも、文系の不思議である。
まともどころか、修学旅行などで外人に話しかけられると逃げ出す教師の例は人口に膾炙されている。
(私も、似たような英語教師二名を含んだ実体験がある)
自宅の壁さえ塗れないペンキ屋・犬小屋さえ造れない大工は一人もいないのにである。
 

英語だけではない。国語教育も「自己表現」と言えばイコール「作文」のことで、やたら感情に訴える
情緒的なものばかりを評価して「論理的な文章」を書く能力の養成をないがしろにしてきた。
(というか、国語教師も長い文脈の論理的な文章を書けるのか?)

私はもう何十年も「日本語の本絶ち」をしているので、最近のことはよく分からないが、
以前は、学校の国語は論理的な思考ができるためには、今と同じで、何の役にも立たなかったが、
中高生になれば多くが、内外の文学を読み耽った。
特にそういうものを下敷きにした 小林秀雄 江藤淳 吉本隆明等、文系の「論理使い」の本を
精密に読まないと、学生などは恥ずかしい思いをしたものだ。
しかし、最近はそういう「直接的に役に立たない」ものはあまり読まれてないのではないか?

役に立たないどころか、「本質的にものを考える姿勢」を持つのは、上に書いた「長いものに巻かれ」ないと
いけないこの国の文系の社会では、やっかいなものとして疎まれ尊重されなくなったようである。

しかし、論理的でないことは極端な場合、数分の発言が数千億(数兆?)円もの損害をもたらすのである。
根石さんの触れたブリヂストン・ファイヤーストーンのタイヤをつけたフォード車の事故の件である。

下の英文を見て貰いたい。これはNHKスペシャルから私が書き取った英文である。
上が小野前会長の公聴会での発言である。別に英語自体に問題はない。細かい間違いを書き取ったが
それも、正しい英文を読めばしなくて済んだ間違いである。だが、それが問題なのではない。
 

日本と違いアメリカでは間違いを気にして原稿を見て読むのは(TVなどで大きく報道されるのが
分かっている場合は特に)許されないからだ。発音もそれほどひどいものではなかった。

下の英文は、小野会長のこの発言が大問題になって新たに新会長に就任したアメリカ人ランペ氏の発言である。
 

I am sixty-three years old and I have never made a public appearance like this before
so I am, ah, more than a little bit nervous. As a chief executive officerS,
I came before you, I apologize you and YOUR American peopleS, especially
FOR the the FAMILY, ah, they have lost love one, ah, loved one, ah, terrible,
in,this role-over accident.
  Unfortunately I am not able to give you conclusive causes at this time.
 However you have my word that we will continue untill we find the cause.
 


【3946】
【タイトル】在庫より1
【 日時 】02/07/28 2:10
【 発言者 】恋人ファン

お蔵入りになってたのが、ブリヂストン・ファイヤーストーンに触れていますので、長いですが投稿します。

最近の教育界では「生きる力」という言葉がさかんに使われている。(中略)
「生きる」とは文学的表現としても、意味は状況によって様々だ。「力」も物理学の概念のように
明確に定義することなく使われている。「生きる力」とは極めてあいまいで、恣意的に用いられる可能性が大きい
標語なのである。(中略)
「生きる力」のような、意味をなさない表現が教育界でさえ流行する社会は、論理的思考力を育てる
環境からはほど遠い。(東大助教授 真行寺千佳子 今週の朝日の「直言」より)

言葉を定義せずに議論することがいかに不毛かは最近のここでの「英文法論争」や「英文多読」の行き違い
でも明らか。

英文法の必要性は、学習者の段階・抽象能力の高低・学習の目的・手段等、様々な要素があり
一人の人であっても、文法を考えることが必要なときと、そんなことを考えていてはいけない場合がある。
様々な段階にいる、目的の違う万人を対象に「必要/不必要」単純に決めつけても何の意味もないのだ。

同様に英文多読の「最初の百冊」は私は「まとなも大人の読む英書」と言ったのだが、浜谷さんは
恐らく、薄いものや子供向けのものを含めているようだ。
私は、学生時代に読んだ、子供向けの一連のマーク・トウェインのものや「大草原の小さな家」の
ようなものは数えていない。
また、大人向けを装っている、「本当にネイティブは読むのか?」と首を捻らざるを得ない、受験英語
のみで読める一連のシドニー・シェルドンの数冊は勘定に入れていない。
(ET.は大人も楽しめる複雑な心理描写などもある文章〔その分日本人には難しい〕なので薄くても数える)

私は、自分のカキコで(うるさくなるのは承知の上で)「多読」の定義をしたのだが、浜谷氏は
気付かれなかったようだ。私は根石さんが嫌いなESS!のディベーターでもあったので、議論に
定義は不可欠なのは若いときから常識だったのだが、そういう経験のない論理にあいまいな日本語」
にしか身を置いたことがないとそういうことは気がつかない人が多いようで、論議はかみ合わない。

斉藤氏さんの「百冊も読めば教養あるネイティブの半分の速度で読める『筈』」は、彼が明らかに数百冊を
読んでいないから言えることである。400冊あたりで止まってしまった私の体験では、数千冊は読んでいる
ネイティブの教養人の半分の速度で同等の理解をするには、500冊読んでも到底無理である。
また、最初のまともな英書の一冊目の数頁は1ページ1時間くらい掛かるので、最初の百冊が最も
時間が掛かることを斉藤さんが計算に入れていないのも、英語のライティングでは基本の基本である
「自分の意見を客観的な目で見直して矛盾点を修正する」ことをしていない証拠だと思われる。

どうもこの国は、文系の分野であまりにも「論理的思考」が無視され過ぎているようだ。
「日本語では論理的な文章は書けない」はウソである。
相対論でも高等数学でも理系ではあらゆることが日本語で表現できている。理系の論文は
英語でということはあるようだが、国内向けのものであれば別に外国語で書く必要もない。

理系では、論理を裏切ることは自滅を意味する。論理的に間違っているものを、いくら上司の
言いつけだからといって研究したり開発しても永遠に完成することはない。
上司に疎まれても、論理的に正しい物を追及して良い物が出来あがれば認められる世界だ。

ところが、この国の文系を支配するものは、「長いものには巻かれる」であり、既製のものは
アプリオリに認めるということであり、最大の常識は「自己と仲間の保身」だった。
 


【3947】
【タイトル】恋人ファン様、
【 日時 】02/07/28 2:11
【 発言者 】Naima

>Naimaさんの言う、話自体を楽しむ「本当の意味の英語の日常会話」は政治や経済の話など足下にも及ばないくらい、磁場無しの日本人には難しいので大学生あたりの英語ではとても不可能ということもあります。

そう思います。 いつもいつも「言いたい事が言えた試しがない」自分です。 いいたい事の半分も言えない。 いつまでもこの苛立ちはついて回るのだと思います。 言えば言う程、蟻地獄に陥ってしまう事もあります。 でも、会話を楽しみたい、と思った事はないのです。 ほんとに会話を楽しみたいから、と言う気持ちで英語をやっているわけではないのです。 
 


【3948】
【タイトル】恋人ファン様、
【 日時 】02/07/28 2:18
【 発言者 】Naima

えっと、大学生あたりの英語、と言うのでちょっとひっかかたのですが、私は、大学生ではなく、ば〜さんです。 ほんで、英語力は大学生以下、かも。
 


【3949】
【タイトル】恋人ファン様
【 日時 】02/07/28 2:26
【 発言者 】根石吉久

この掲示板に在庫放出をお願いいたします。
とても面白いです。
 


【3950】
【タイトル】考えます
【 日時 】02/07/28 2:37
【 発言者 】根石吉久

>たしかに、英語でディベートをやる連中も日本語で自分の考えに反することを言うのは抵抗が
ある。英語ではゲームに徹せられる。。これは「母国語」という以外に、英語(多分SVO言語
は全て?)は、ゲームで話すのが「こっぱずかしくない」性質がある予感。

 俺、言語学なんか全然やったことないけど、これは非常に面白い見方だと思いました。
 私には毒キノコに見えたりもするのですが、機械をもたらした徹底的な設計的思考は、SVO
がもたらしたものではないかとは以前から考えていました。
 日本はいいものを安く作ることはしました。
 徹底的な設計思考は日本語からは生まれなかったらしく、製造過程で活躍しただけでした。

 ゲーム性の根拠を言語構造に求めるのは、非常に面白い。
 考えて、展開してください。

 私は、ゲーム性というよりは、設計思考ということに焦点をあてて考えてきましたが、ゲーム
性ということで結構ですので、是非、考えを展開していただきたく思います。

 
 


【3951】
【タイトル】駄目だ
【 日時 】02/07/28 2:38
【 発言者 】根石吉久

「俺」と「私」という語をほぼ同じストレスで書いてるようになった。
酒が回ったということだ。
寝ます。
 


【3952】
【タイトル】長いもの
【 日時 】02/07/28 2:42
【 発言者 】根石吉久

長いものに巻かれるのは、文系・理系は関係ないと思います。
保身をどう考えているかという問題だと思います。

どう考えているかというより、そもそも、やつらは保身しか考えていないのだ。
だからコウムインなんかになったりする。

と、俺の発言も問題ありだな。
 


【3953】
【タイトル】眠いけど報告
【 日時 】02/07/28 4:00
【 発言者 】根石吉久

-----------<<電話でレッスン・進展>>-----------------

<クラス五・(ハイキング)>

佐賀・K ゴースト開始予定

<クラス十・(低山)> なし

松代・Y(高1) ゴースト(一冊目) p.17

<クラス十五・(アルプス夏山)>

戸倉・M ミッドナイトラン(二冊目)p.27(「フルメタルジャケット」終了)
戸倉・Y 逃亡者(二冊目)p.27(「E.T」終了)
埼玉・S ゴースト(一冊目) p.22

<クラス十十・(アルプス冬山)>

東京・nishiazabu ゴースト(一冊目)p.31
山梨・shima 逃亡者(一冊目)p.19

<クラス十十五・(岩登り)>

戸倉・K 逃亡者(二冊目) p.30 (「ゴースト」終了)
長野・B 七年目の浮気(二冊目)p.16 (「ボディ・ガード」終了)
奈良・Xeno ミッドナイトラン(二冊目)P.8 (「スピード」終了)
更埴・いくこ 七年目の浮気(一冊目)p.72
埼玉・O ボティ・ガード(一冊目)p.58
京都・sb ゴースト(一冊目) p.53

<クラス十十十・(ヒマラヤ)>

長野・Akka ミッションインポシブル(一冊目)p.122
札幌・OKADA ゴースト(一冊目)p.70
福岡・もっこり ゴースト(一冊目) p.83

----------------------------------------------------
<中学教科書音読クラス・(基礎体力作り)>
中野・K(中2) ニューホライズン2年 p.75 (7月)
中野・H(中2) ニューホライズン2年 p.15
名古屋・K塾(主婦) ニューホライズン2年 p.74
中野・S(中2) ニューホライズン2年 p.11 (5月)
(一時使用)中野・U(中1) ニューホライズン1年 p.39 (6月)
山口・S(小6) ニューホライズン(旧版)1年 p.57
東京・M(中2) プログレス1年 P.190
東京・S(自営業) ニュークラウン p.22
中野・K(小6) ニューホライズン1年 p.67 (7月)
----------------------------------------------------
<基礎問題集30分枠・十十>
山口・S(高1・一時間枠) 基礎問題集165

<基礎問題集一時間枠・十十十>
名古屋・K(高2・一時間枠) 基礎問題集235
----------------------------------------------------
 


【3954】
【タイトル】松代Yさん
【 日時 】02/07/28 4:03
【 発言者 】根石吉久

が、
<クラス五・(ハイキング)>
から
<クラス十・(低山)>
へ移りました。」

おめでとう。
この娘には、是非英語圏へ行ってきてほしいと思っています。
SVOのゲーム性にだまされなければ、絶対に行って来るのがいい。
 


【3955】
【タイトル】さあて、ようやく
【 日時 】02/07/28 4:04
【 発言者 】根石吉久

眠れる。
 


【3956】
【タイトル】男脳 女脳
【 日時 】02/07/28 8:50
【 発言者 】Jackie

男の脳と 女の脳は違うという。
これは 本当にあるような気がする。 もちろん 両方の素質をもつ バイカルチャーの脳を持つ人も多くいるだろう。

一般的に女は論理は苦手だとおもう。 論理なんてじゃあかしいと思う。

私は理路整然と説明されると なんか違うと思っても 上手く反論できない。
ディーベートを学んだほうがいいのかな。 いや じゃあかしい。
 


【3957】
【タイトル】むむむ
【 日時 】02/07/28 9:12
【 発言者 】Jackie

>社民党の土井さんなんかの議論を聞いても思うんですが、自分の感情と論理だけで、一旦相手の立場で
どう考えるか、その立場だったら自分の意見のどこが弱いか、事前に考えて反論を準備しないで、一方
的に自分の立場の正当性を言い張る感じがします。

別に自民党の おじさんたちも 似たりよったりだと思いますが?
出る杭は打たれる。 しゃしゃりでる女は たたかれる。
辻元議員や田中議員 自民党のおじさん方のやってることに比べたらかわいいものですが
もう立ちあがれないくらい滅多打ちにしようと 必死なおじさん。 笑っちゃいます。かわいいですね。
あっ 長野県の 出る杭おじさんも たたかれてますね。どうなるのでしょう。 楽しみです。
 

>自分が自民党のタカ派だったら、非武装中立のこの
問題点をついてくるだろうから、それには事前にこういう例や理論で対抗するというような発想が
感じられません。

小泉さんにも欠けてますね。
ブッシュさんと話す小泉さんをみていると 英語を外人と話して 通じて 嬉しい! 英会話初心者のように見えます。
うい ますと ふぁいとお! 英語は世界の共通語ですが 英語ネイティブと話すときは
相手の土俵で相撲をとる分不利なのですから やはりプロの通訳を使って欲しいですね。私的会談のときも 「日本語話せない大統領のために 英語で話してやるんだぞ。」で いてほしいのですが。 ブッシュさんと一緒のとき 小泉さんは とっても嬉しそうなんだもの。だめだこりゃ

このごろの会見で 感想しかのべないこのおじさんをみると とっても 不安に思います。

以上 かぜにゆらゆら 無党派のひとりからでした。
 


【3958】
【タイトル】Heinrich Schliemann@
【 日時 】02/07/28 10:10
【 発言者 】Eliot

浜谷さん

>シュリーマンという言語学者?についてはSSS英語学習法の名前のSの一つが
>その学者の名前からとっているということと多読中心の学習でいろんな言葉を
>ものにした、というぐらいしかわかりません。

シュリーマンについての情報です。まず、彼が何をした人かということは↓を参照
なさってください。子供向けのページですが、概要はわかります。
http://www.daiichisemi.net/goon/g02.jsp

 長くなりますが、彼の外国語学習法について私が知っていることを書きます。

 「この簡単な方法とはまず次のことにある。非常に多く音読すること、
決して翻訳しないこと、毎日一時間をあてること、つねに興味ある対象について
作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること、前日直されたものを
暗記して、つぎの時間に暗誦することである」

 これは岩波文庫の「古代からの情熱」に書かれています。入手できた、
シュリーマンの自伝の四冊の和訳本を読み比べていたところ、不可解なことに
気づき、出版社に問い合わせたことがあるのですが、その謎はまだ完全には
解けていません。そのことについてお話します。

 四冊はいずれもドイツ語で書かれた同じ本を邦訳したものです。「岩波文庫」
「新潮文庫」「角川文庫」「小学館」から出ています。題はみんな「古代への情熱」と
なっていたと思います。上記の、シュリーマンの言語学習法の最初の三点は
 1大量の音読
 2翻訳をしない
 3毎日1時間をあてる
となっていますが、このうち、2と3の部分が四冊の訳本の記述が一致しないのです。
どの会社の本にどう書いてあるかは正確には覚えていませんが、2については
 2決して翻訳をしない
 2ちょっとした翻訳をする
 2短文の訳をする
と、まるで正反対のことが書いてあります。3は
 3毎日1時間をあてる
 31日に1時間は勉強する
 3毎日授業を受ける
と書いてあるものに分かれます。

 これはいったいどういうことなのでしょうか。この部分はシュリーマンの
外国語学習法の根幹の部分です。それがなぜこんなに違っているのでしょうか。
それを知りたくて、私は四つの出版社に問い合わせたところ、岩波文庫からだけは
2回も手紙を出したのに無視されましたが、他の三社からは翻訳者の返事を
いただきました。

 そのおかげで面白いことがわかりました。2の点、すなわち「訳すか、
訳さないか」というまるで正反対のことになったのは、ドイツ語の原書の中の
一つの単語が原因でした。

「keine か kleine か、それが問題だ!」

 私はドイツ語がわかりませんが、keineは「無の」という意味で、kleineは
「小さい」という意味らしいのです。返事をくれた3人の翻訳者たちが使った
原書には kleine 〜〜(〜〜は「翻訳」という意味のドイツ語単語)と書いて
あったので、「小さい翻訳→ちょっとした翻訳/短文を訳す」となったわけです。
ところが、小学館の本の訳者は「小さい翻訳をする」ではシュリーマンが他の
ところで述べている学習法と矛盾するから、英語版(後述)を参考にして、
kleineはkeineの誤植であると判断し、「訳をしない」と訳したと回答をくれました。

 本当に誤植なのかどうかは私にはわかりません。しかし、この謎を解くために
私も古本でこの本の原書の英語版を入手して調べてみました。岩波文庫の注釈の中で
訳者はシュリーマン自身が同じ本をドイツ語でも英語でも書いたと述べ、
この英語版を参照したことを明らかにしています。しかし、今回返事をもらった
訳者たちの中には、この英語版はシュリーマンが書いたドイツ語版をだれか別の人が
英訳した翻訳本だと言っている人もいて、この点の真偽も私にはわかりません。
ただ、この英語版はシュリーマンが著者であることしか出ておらず、訳本であると
いうことをうかがわせるような記述(訳者名など)が一切ありません。
 


【3959】
【タイトル】Heinrich SchliemannA
【 日時 】02/07/28 10:11
【 発言者 】Eliot

 ではこの本には何と書いてあったのでしょうか。以下、引用します。

Necessity taught me a method which greatly facilitates the study of a
language. This method consists in reading a great deal aloud, without
making a translation, taking a lesson every day, constantly writing essays
upon subjects of interest, correcting these under the supervision of a
teacher, learning them by heart, and repeating in the next lesson what
was corrected on the previous day.

 いかがでしょう。「翻訳をせずに大量に音読をする」と「毎日(1)授業を
受ける」となっていますね。この英語版に従うとシュリーマンの言う理想的
外国語学習法は
 1翻訳をしない大量の音読をする。
 2常に興味のあることについて作文を書く。
 3毎日授業を受ける。その際に教師にその作文を添削して
もらい、それを翌日の授業で暗誦する。
となりませんでしょうか。

 なお、英語版の taking a lesson every day が「1時間をあてる・1時間
勉強する・授業を受ける」と分かれた原因は、翻訳者の回答によって、ドイツ語版の
 eine Stunde nimmt
の解釈の相違だったとわかりましたが、ドイツ語がわからない私にはどちらが
正しいのか判断のしようがありません。しかし、英語版の taking a lesson には
複数の解釈は不可能ですね。

 残る謎は「英語版はだれが書いたか」「kleine は keine の誤植か。誤植で
あるとすれば、いつ生じた誤植か(ドイツ語版は1961年までに9版を数えて
います)。もしかしたら初版から kleineとなっていたのかも」「eine Stunde
nimmtの意味は何か」です。

 さて、シュリーマンの言う理想的外国語学習法の
 1.翻訳をしない大量の音読をする。
 2.常に興味のあることについて作文を書く。
 3.毎日授業を受ける。その際に教師にその作文を添削して
   もらい、それを翌日の授業で暗誦する。

の三点に出ていないことを、彼の自伝の他の記述から考えて補足すると
 1.翻訳をしない大量の音読をする。+音読したものを完全に
暗記する。  
 2.常に興味のあることについて作文を書く。
 3.毎日授業を受ける。+文法の説明など、必要な指導を
受ける。その際に教師にその作文を添削してもらい、
それを翌日の授業で暗誦する。
になるだろうと思います。1.の+内容については彼の自伝からそれは明らかです。
3.の+の部分は私の推測ですが、授業を受けるのだから単に作文の添削だけでは
なかったでしょうし、添削してもらう際になぜ間違いなのかなどの説明は受けたと
考えてもよいと思います。ただし、文法規則を規則として暗記するような勉強は
しなかったと、ギリシャ語の勉強について述べた個所で断言しています。

 英文の暗記について彼は自伝に次のように書いています。前の書き込みで引用した
個所にすぐ引き続いて、
 My memory was bad, since from my childhood it had not been exercised
upon any object; but I made use of every moment, and even stole time
for study. In order to acquire a good pronunciation quickly, I went
twice every Sunday to the English church, and repeated to myself in a
low voice, every word of the clergyman's sermon. I never went on my
errands, even in the rain, without having my book in my hand and learning
something by heart; and I never waited at the post-office without reading. 
By such methods I gradually strengthened my memory, and in three months'
time found no difficulty in reciting from memory to my teacher, Mr. Taylor,
in each day's lesson, word by word, twenty printed pages, after having read
them over three times attentively. In this way I committed to memory
the whole of Goldsmith's Vicar of Wakefield and Sir Walter Scott's Ivanhoe. 
From over-excitement I slept but little, and employed my sleepless hours
at night in going over in my mind what I had read on the preceding evening. 
The memory being always much more concentrated at night than in the day-time,
I found these repetitions at night of paramount use. Thus I succeeded in acquiring
in half a year a thorough knowledge of the English language.

 夜もろくに寝ないで暗記に励んだと書いてありますね。それにしてもすごい
ものです。引用した個所の最後の方にある I found these repetitions at night
of paramount use.のところはイタリック体になっており、強調されています。夜の方が
記憶力が増大するので、寝る時間を削って必死に暗記したらよいと薦めているのですね。
 


【3960】
【タイトル】Heinrich SchliemannB
【 日時 】02/07/28 10:13
【 発言者 】Eliot

 彼はこのあと、同じ方法でフランス語を勉強して、6ヶ月で仕上げたと述べます。
その際にも小説を二冊暗記したということです。1年間英語とフランス語の勉強を
絶え間なく行った結果、記憶力が鍛えられ、オランダ語、スペイン語、イタリヤ語、
ポルトガル語を流暢に書いたり話したりできるようになるのにそれぞれ6週間しか
要さなかったとも述べています。

 後に仕事上の必要からロシア語を勉強することにしたのですが、この際には
ロシア語の先生がどうしても見つからず、まったくの独学でした。彼は文法書と
辞書とフランス語の勉強のときに暗記した小説のロシア語の訳本しかなかったので、
まず数日文法書を勉強して文字と発音を覚え、それから小説を音読して丸暗記し、
さらに作文を書いてそれを暗記しました。以下、引用します。

 Then, following my old method, I began to write short stories of my own
composition, and to learn them by heart. As I had no one to correct my work,
it was, no doubt, extremely bad; but I tried at the same time to correct my mistakes
by the practical exercise of learning the Russian Aventures de Telemaque by heart. 
It occurred to me that I should make more progress
if I had some one to whom I could relate the adventures of Telemachus;
so I hired a poor Jew for four francs a week, who had to come every evening
for two hours to listen to my Russian recitations, of which he did not understand
a syllable.

 シュリーマンのロシア語の小説の音読を聞いていたユダヤ人はロシア語が一言も
わからなかったのですが、シュリーマンは彼に向かって毎日2時間音読を続けたと
いうわけです。

 As the ceilings of the rooms of the common houses in Holland consist of
single boards, people on the ground-floor can hear what is said in the third storey. 
My recitations therefore, delivered in a loud voice, annoyed the
other tennants, who complained to the landlord, and twice while studying the
Russian language I was forced to change my lodgings. 

 声高の音読のせいで下宿を二回も変わらねばならなかったほどの熱心さで
音読と暗記に努めた様子が述べられています。

 わずか6週間の勉強でロシア語で手紙を書いたり会話をしたりすることができる
ようになったシュリーマンは、その後ロシアに行き、ロシア語の力を生かして
取引に成功します。彼はまた、ロシア語の勉強をしたのちにそれまで学んだ
諸外国語の文学作品を真剣に読むようになったと述べています。
 


【3961】
【タイトル】Heinrich SchlimannC
【 日時 】02/07/28 10:14
【 発言者 】Eliot

 彼は最終的にはラテン語やギリシャ語(古典・現代語の両方)をも習得し、
憧れのホメロスを存分に堪能することができるようになります。その際も徹底的な
文章暗記によって語法をマスターしたと述べています。そこのところを、
長いですが、引用します。今日の日本の中高での英語教育をほうふつとさせる
記述も含まれています。

  I again faithfully followed my old method; but in order to acquire
quickly the Greek vocabulary, which seemed to me far more difficult
even than the Russian, I procured a modern Greek translation of Paul et Virginie,
and read it through, comparing every word with its equivalent
in the French original. When I had finished this task, I knew at least
one-half the Greek words the book contained, and after repeating the
operation I knew them all, or nearly so, without having lost a single
minute by being obliged to use a dictionary. In this manner it did not
take me more than six weeks to master the difficulties of modern Greek,
and I next applied myself to the ancient language, of which in three months
I learned sufficient to understand some of the ancient authors, and
especially Homer, whom I read and re-read with the most lively enthusiasm.
I then occupied myself for two years exclusively with the literature of
ancient Greece; and during this time I read almost all the classical authors
cursorily, and the Iliad and Odyssey several times. Of the Greek grammar, I
learned only the declensions and the verbs, and never lost my precious time
in studying its rules; for as I saw that boys, after being troubled and tormented
for eight years and more in schools with the tedious rules of
grammar, can nevertheless none of them write a letter in ancient Greek
without making hundreds of atrocious blunders, I thought the method
pursued by the schoolmasters must be altogether wrong, and that a
thorough knowledge of the Greek grammar could only be obtained by practice--that
is to say, by the attentive reading of the prose classics, and by committing
choice pieces of them to memory. Following this very simple method, I learnt
ancient Greek as I would have learnt a living language. I can write in it
with the greatest fluency on any subject I am acquainted with, and can never forget
it. I am perfectly acquainted with all the grammatical rules without
even knowing whether or not they are contained in the grammars; and
whenever a man finds errors in my Greek, I can immediately prove that I am right,
by reciting passages from the classics where the sentences employed
by me occur.

 彼は Paul et Virginie のギリシャ語訳を原本と引き比べて単語を覚えたと
書いていますが、このフランス語の原本は彼がフランス語を学んだときに
丸暗記したものでした。辞書は使わなかったけれど、単語の意味はフランス語と
比べながら確認したということですね。

 古典ギリシャ語の学習では文法書は使わず、実例を暗記しただけだと述べて
います。そういう方法で勉強したので、ギリシャ語で自由にかけるし、
もしだれかが、お前のギリシャ語に間違いがあると言えば、暗記している
古典ギリシャ語の一節を暗唱して、その用法がどこにあったのかを証明することが
できるとも言っています。

 以上、ご参考になれば幸いです。
 


【3962】
【タイトル】Heinrich SchliemannD
【 日時 】02/07/28 10:24
【 発言者 】Eliot

 シュリーマンの方法をそのまま日本人学習者に応用することはできないかも
知れませんが、大いに参考になると思っています。シュリーマンの学習法を
引用して、音読と暗記を勧めるサイト↓を見つけました。ご参考までに。

http://www.palkids.co.jp/kyouzaini-tsuite/index.html
 


【3963】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/07/28 10:28
【 発言者 】Eliot

Dでご紹介したリンクについての補足です。

http://www.palkids.co.jp/kyouzaini-tsuite/index.html
のページのPerfect Englishのロゴをクリックし、出てきた
ページの「七つの原則」をクリックしてください。
 


【3964】
【タイトル】sbさん
【 日時 】02/07/28 10:54
【 発言者 】Eliot

Hello!

夏休みですが、補習授業と保護者面談で毎日朝から夕方まで仕事です。八月はお盆を
過ぎるとまた、ほぼ連日のように補習授業で学校に行くことになりますが、それまでは
自宅研修が許されますので、少し充電期間が取れます。

実は八月一日から大阪・京都の旅に家族揃って出かけます。八月二日は大阪に宿泊し、
三日と四日は京都の旅館に泊まります。八月五日は京都観光をする予定です。

sbさんのご都合がつけば、お会いできるかなあとも思っていますが、いかがですか。
メールかお電話で至急ご連絡をお願いできますか。
 


【3965】
【タイトル】されど日常会話
【 日時 】02/07/28 11:41
【 発言者 】浜谷 

>浜谷さんの言う日常会話は、道を聞いたりする旅行英語や、なんかのやり方を聞くなど「目的のある」日常会話でしょうがこっちは逆に、少しやればできてしまって、単調で一年も持たないのが問題。。(^^;;

少しやってもできない人が大勢いるのも確かです。私はそれが何とかならないものかと思っています。有象無象のネイティブ信仰の英会話学校や英会話教室、聞き流すだけで英語が喋れるようになるという新聞の巨大広告、このようなまやかしの英語教育産業がなくなる日が来ることを念願しています。

>・・・同様に英文多読の「最初の百冊」は私は「まとなも大人の読む英書」と言ったのだが、浜谷さんは恐らく、薄いものや子供向けのものを含めているようだ。私は、学生時代に読んだ、子供向けの一連のマーク・トウェインのものや「大草原の小さな家」のようなものは数えていない。
また、大人向けを装っている、「本当にネイティブは読むのか?」と首を捻らざるを得ない、受験英語のみで読める一連のシドニー・シェルドンの数冊は勘定に入れていない。(ET.は大人も楽しめる複雑な心理描写などもある文章〔その分日本人には難しい〕なので薄くても数える)
私は、自分のカキコで(うるさくなるのは承知の上で)「多読」の定義をしたのだが、浜谷氏は
気付かれなかったようだ。

私は「英語『で』仕事をする」人や「とにかく喋れるようになりたい」人を対象としての英語教育に関心があります。その為には多読で使う本は興味があれば何でもいいと思っています(但し多読に入って短期間を想定しています。SSS式学習法ではそれをかなり長期間の設定にしているようです。)最近はgraded readerなどがあり、そのような学習がしやすくなっているようです。因みに私はガイド試験合格までの3年間に200冊ぐらい読みました。(分厚い「風とともに去りぬ」は最初の頃に読みました、ストーリーが分かっているので読みやすかったし、分厚いので達成感があったのを覚えています。)会社勤めをしていましたが、全ての付き合いを絶って帰宅後、休日は週日読んでいました。
 

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/

mailto:t-hamaya@nyc.odn.ne.jp
 


【3966】
【タイトル】む〜むむ...
【 日時 】02/07/28 12:53
【 発言者 】Naima

この掲示板、女は論理的でない、とか、保身しか考えてないから公務員になるんだ、とか、stereotypung が多いと言うか、overgeneralize し過ぎる、というか...  「世界中の女全員と付き合って来たんか?」 とか 「公務員ひとり残らず、知り合いなんか?」 とか ちょっと前だったら、思ったんですが。 でも、本音なんだろうから、それでいいのだ。 

根石さん、いよいよ修行に伺うのですが、日曜日お仕事のお邪魔にならない時間帯に篠井に着きたいのですが、何時着の電車がいいでしょうか? うなへん、お願い致します。 たびたび、お世話かけて申し訳ありません。
 


【3967】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/07/28 12:57
【 発言者 】Naima

私、故川島英五が口紅つけたみたいな女ですけど、いいですか? 一応確認しておきたいので...
 


【3968】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/07/28 13:51
【 発言者 】浜谷 

Eliotさん、

シュリーマンに関する情報ありがとうございます。
 「My memory was bad, since from my childhood it had not been exercised
upon any object; but I made use of every moment, and even stole time
for study. In order to acquire a good pronunciation quickly, I went
twice every Sunday to the English church, and repeated to myself in a
low voice, every word of the clergyman's sermon. I never went on my
errands, even in the rain, without having my book in my hand and learning
something by heart; and I never waited at the post-office without reading.」 

いわゆる天才少年、少女と呼ばれる人たちも彼のような学習努力によって、そうなった部分が多いということが覗われますが、何が彼をして語学に狩り立てたのかが知りたいものです。

根石さん、

2月から始めた洋画の聴き取り訓練は、聴き取り→書き取り→回転読み(出来るだけ暗唱)を原則にゴースト他4本ぐらいやってきました。聴き取り訓練自体は書き取りができるかどうかで決まると思いますがなかなか意のままになりません。回転読みは多読と並んでシンタックスの内在化に最適だと思います。ですが、これを一人でやるのは単独でマラソン訓練をするようなもので、困難だったのですが、つい先日から光明が見えてきたところです。万雄という会社が販売しているボイスレコーダーを使いだしたからです。簡単な操作で録音したり、再生したり出来るので、回転読みの録音にピッタリです。録音したあとすぐ再生してそれを聴きながら回転読みをできるだけつづけることができます。今ボディーガードをやっていますが、今度録音したのを送ります。聴いていただいてご批評いただければあり難いのですが・・・。

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/

mailto:t-hamaya@nyc.odn.ne.jp
 


【3969】
【タイトル】浜谷さん
【 日時 】02/07/28 14:29
【 発言者 】Naima

ボイスレコーダーの事でお尋ねします。 平群町の最寄りでは、どこで買えますか?
 


【3970】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】02/07/28 14:31
【 発言者 】根石吉久

>私、故川島英五が口紅つけたみたいな女ですけど、いいですか?

 いいです。

>この掲示板、女は論理的でない、とか、保身しか考えてないから公務員になるんだ、とか、stereotypung が多いと言うか、overgeneralize し過ぎる、というか...  「世界中の女全員と付き合って来たんか?」 とか 「公務員ひとり残らず、知り合いなんか?」 とか ちょっと前だったら、思ったんですが。 でも、本音なんだろうから、それでいいのだ。

 うーん。酒を飲んで書いてるのは、俺一人だけじゃないかもしれませんね。

 8月4日、篠ノ井の改札を出たら、キオスクがあります。その入り口あたりに突っ立っているひげづら男が私です。以前にも書きましたが、「短足、ひげづら、目つき悪し」と覚えてください。

 日曜日は、午後4時頃から仕込みに入りますので、それ以前に我が家に着いていただくとありがたく思います。従って、3時半頃までに篠ノ井駅に着いていただけるとありがたい。
 また、たいていお昼頃まで寝ていますので、お昼過ぎから3時半の間に篠ノ井に着く列車を選んでいただけるとベストです。

 楽しみにしています。
 


【3971】
【タイトル】昨夜の報告に間違いがありました。
【 日時 】02/07/28 14:42
【 発言者 】根石吉久

-----------<<電話でレッスン・進展>>-----------------

<クラス五・(ハイキング)>

佐賀・K ゴースト(一冊目) p.9

<クラス十・(低山)>

松代・Y(高1) ゴースト(一冊目) p.17

<クラス十五・(アルプス夏山)>

戸倉・M ミッドナイトラン(二冊目)p.27(「フルメタルジャケット」終了)
戸倉・Y 逃亡者(二冊目)p.27(「E.T」終了)
埼玉・S ゴースト(一冊目) p.22

<クラス十十・(アルプス冬山)>

東京・nishiazabu ゴースト(一冊目)p.31
山梨・shima 逃亡者(一冊目)p.19

<クラス十十五・(岩登り)>

戸倉・K 逃亡者(二冊目) p.30 (「ゴースト」終了)
長野・B 七年目の浮気(二冊目)p.16 (「ボディ・ガード」終了)
奈良・Xeno ミッドナイトラン(二冊目)P.8 (「スピード」終了)
更埴・いくこ 七年目の浮気(一冊目)p.72
埼玉・O ボティ・ガード(一冊目)p.58
京都・sb ゴースト(一冊目) p.53

<クラス十十十・(ヒマラヤ)>

長野・Akka ミッションインポシブル(一冊目)p.122
札幌・OKADA ゴースト(一冊目)p.70
福岡・もっこり ゴースト(一冊目) p.83

----------------------------------------------------
<中学教科書音読クラス・(基礎体力作り)>
中野・K(中2) ニューホライズン2年 p.75 (7月)
中野・H(中2) ニューホライズン2年 p.15
名古屋・K塾(主婦) ニューホライズン2年 p.74
中野・S(中2) ニューホライズン2年 p.11 (5月)
(一時使用)中野・U(中1) ニューホライズン1年 p.39 (6月)
山口・S(小6) ニューホライズン(旧版)1年 p.57
東京・M(中2) プログレス1年 P.190
東京・S(自営業) ニュークラウン p.22
中野・K(小6) ニューホライズン1年 p.67 (7月)
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<基礎問題集30分枠・十十>
山口・S(高1・一時間枠) 基礎問題集165

<基礎問題集一時間枠・十十十>
名古屋・K(高2・一時間枠) 基礎問題集235
----------------------------------------------------
 


【3972】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/07/28 15:18
【 発言者 】斎藤伸夫

私の家のインターネットが急に使えなくなってしまいました。ひょっとして、野次馬ABCさんの呪いかもしれません。今、インターネットカフェで書いてます。

-----------
>人を公衆の面前で罵倒し、しかもそれが勘違いであった場合、謝罪するのは、当然でしょう。

 俺の意見としては、「勘違い」だとは思わないよ。
 それが「勘違い」だと思うとしたら、アメリカかぶれだ。
-----------

こんなことをいつまでも言い合っていても埒が開きません。具体的にどこが、おかしいのか指摘してください。

ついでに、もっこりさんの投稿に言わせてもらいますと、私の多読にたいして、文盲の人を持ち出すのは、それ自体、屁理屈です。私は、多読だけが、唯一の有効な方法だとは、書いていません。多読にしろ、多聴にしろ、大量インプットが必要だと言っているのです。
 


【3973】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/07/28 15:20
【 発言者 】斎藤伸夫

私は、もっこりさんのような屁理屈を書くつもりもないし、書いた覚えもありません。
 


【3974】
【タイトル】斉藤さん
【 日時 】02/07/28 17:32
【 発言者 】もっこり

>私の多読にたいして、文盲の人を持ち出すのは、それ自体、屁理屈です。

どこがどのように屁理屈だとお考えなのでしょう?
また、私が挙げたもう一つの例はどうでしょうか?

>私は、多読だけが、唯一の有効な方法だとは、書いていません。

ありゃりゃ。
斉藤さんは、英語ができるようになるためには大量に英語を読む<しか>ない、って
ここの掲示板かよその掲示板かどこかで、何度もおっしゃっていたじゃないですか。
主張が変わったんなら、変わったと書いておいてくださいな。
 


【3975】
【タイトル】Naimaさん、
【 日時 】02/07/28 17:37
【 発言者 】浜谷 

ボイスレコーダーの新聞広告から:

(株)万雄 注文専用ダイヤル 大阪 06(6222)2239
               東京 03(5157)9172
               メール 
               info@ban-yu.co.jp
送料込みで13,000−ぐらいです。直接販売だそうです。(店頭売りはしていないようです)
私が買った直接の動機は電話の受信録音ができることでした。ご参考まで。尚私は万雄と何の関わりもありませんし、商品の品質についても何の保証もできませんことをお断りしておきます。100万台普及キャンペーンで買ったので、それが本当であればそこそこの品質だとは思います。根石さん、変な書き込みになったかも知れません。もしお差支えがあれば削除していただくようお願いします。
 

http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/

mailto:t-hamaya@nyc.odn.ne.jp
 


【3976】
【タイトル】浜谷さん
【 日時 】02/07/28 17:52
【 発言者 】Naima

平群町は耐えられない程の暑さで、犬猫からばあちゃんに至るまで、クーラーのきいた居間でグニャグニャになってます。 私の部屋にはクーラーがなく、滝の汗を流しながらiMacに張り付いてます。

ボイスレコーダーの件、さっそくのご回答ありがとうございます。 浜谷さんが、万雄と何の御関係もない事はよくわかってますので。 (^^) 直接メールでおたずねすべきだったかもしれません。 私の質問で、いろいろお気を遣われたみたいで、すみません。
 


【3977】
【タイトル】根石さん
【 日時 】02/07/28 18:15
【 発言者 】Naima

篠ノ井に3時〜3時半頃につく様にします。 お世話かけます。
 


【3978】
【タイトル】ひぃーひぃーひぃーひぃー
【 日時 】02/07/28 19:15
【 発言者 】ダジャレ−夫人の恋人

 淫乱上人の「かんにんしてしょぅ」
 


【3979】
【タイトル】ゴブサタデス
【 日時 】02/07/29 7:01
【 発言者 】 

いやいやいやいやいやいや、

突然登場です、
2年と5ヶ月ほど前まで御世話に成っていた、
新根石家まで軽〜〜〜く創らせて戴いていた、
ん〜、
それ以来英語をほったらかしにしていて、
此処に書き込みしながらも又怒られそうでビクビクな、
名古屋某所在住某Yと申す者です、

その後素読舎どんな感じですかぁ〜???

又新居にもお邪魔したいと想いいつつ、
みたいなみたいな、
感じです、

大風呂敷で浮いてたらスンマセン、
やっと夏休みに成りまして、
本氣で留年しそうで今年の夏こそは勉強せなかんと、
想いつつそんなこんなでナァナァで過しています、

そろそろエーゴやらなかんなぁ〜…、
もう2年半かぁ…、

脳も口筋もボロボロかも…、

http://here.is/tanaka/

mailto:tanakax_y-la.sister@docomo.ne.jp
 


【3980】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/07/29 12:42
【 発言者 】斎藤伸夫

-----------
ありゃりゃ。
斉藤さんは、英語ができるようになるためには大量に英語を読む<しか>ない、って
ここの掲示板かよその掲示板かどこかで、何度もおっしゃっていたじゃないですか。
主張が変わったんなら、変わったと書いておいてくださいな。
-----------

そんな事書いた覚えはありません。もし、書いていたとしたら間違いです。私の趣旨は、多読にしろ多聴にしろ大量インプットが必要だということです。このことは、何度も書いているはずです。
文盲だったら、多聴をすればいいんです。点字本を読むという手もあります。本を読むのが嫌いな人も、多聴をすればいいんです。本を読むのも英語を聞くのも嫌な人はどうするか? 嫌でも、どちらかやるしかないですよ。英語に上達したかったら。
 


【3981】
【タイトル】斎藤さん、それはないんじゃないですか?
【 日時 】02/07/29 18:22
【 発言者 】Eliot

斎藤さん、もっこりさん

勝手に引用することは気が引けますが・・・
↓古川さんの掲示板で見つけましたよ。
----------------------------------------
斉藤伸夫
Saturday, July 06, 2002 at 18:01:19 (JST)

tomatoさん

語彙および英語力を増やすには、大量の読書しかありません。
-----------------------------------------

斎藤さん、tomatoさんに対してはっきり「英語力を増やすには
大量の読書しかありません」とアドバイスなさっているじゃ
ありませんか。「大量インプットが大事であって、その手段は
人それぞれです」と以前にどこかに書かれた記憶はおありですか。
私は見たことがありませんよ。

もっこりさんに突っ込まれたら、

>本を読むのが嫌いな人も、多聴をすればいいんです。本を読むのも
>英語を聞くのも嫌な人はどうするか? 嫌でも、どちらかやるしか
>ないですよ。英語に上達したかったら。

とおっしゃるのは、苦しい言い訳としか聞こえませんが。
 


【3982】
【タイトル】Lest I be misunderstood
【 日時 】02/07/29 18:48
【 発言者 】Eliot

私は多読に賛成です。多聴も大切だと思いますが、英語の音の
聞き取りに難がある日本人学習者が漫然と英語に耳を傾けても
時間の無駄に終わる心配があります。細かいことが聞き取れないと
英語が頭に定着しないでしょう。

一方、初歩の段階での英語の音作りの訓練を済ませた学習者は、
印刷された文字から英語の音を読み取り、頭の中で英語の音を
再生する能力を身につけていますから、多読によって英語力を
伸ばすことが可能だと私は思っています。これは多読を通じた
多聴であるとさえ言えるのではないでしょうか。

もちろん、通常の速さの発話に慣れ、聞き取り能力を高める
ためにたくさんの英語を聞くことは大切なことです。しかし、
これとても、音作りの過程をすっ飛ばしたままでは効率の
悪いものとなるでしょう。聞き取れないものを何度聴いても
十分なインプットとなるはずがないし、不正確な聞き取りで
正確な英語力を高めようとしても、それは無理でしょう。

初歩の段階で基礎文法の理解と運用力を養成を英語の音作りと
一緒に行ない、中学校の教科書レベルの英語が十分に聞き取れ、
読んで内容を理解することができ、それを英語の音声で音読する
ことができるようになったら、「多読+多聴+多書+話す練習」
でさらなる英語力の向上をはかることができると私は信じて
います。
 


【3983】
【タイトル】Eliotさん
【 日時 】02/07/29 20:48
【 発言者 】斉藤伸夫 

多読しかありませんと書いたのは、明らかに間違いです。常識で考えれば、お分かりになるでしょう。ネイティブで、文盲のひとが大勢いることを考ええばわかることです。それに、日本に来ている外人で、漢字が読めなくても、日本語が喋れるひとが大勢いることからも分かります。
それに、多読だけでは、リスニングの力は、つきません。明らかに間違いですが、今の場合、それは、本質的でないことは、おわかりでしょう。インプットといったら多読か多聴ですが、日本人が日本で英語を学ぶ場合、今のところ、多読のほうが遥かに簡単だからです。この掲示板では、このことを何回か書いているはずです。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3984】
【タイトル】常識
【 日時 】02/07/29 20:56
【 発言者 】Jackie

>多読しかありませんと書いたのは、明らかに間違いです。常識で考えれば、お分かりになるでしょう。ネイティブで、文盲のひとが大勢いることを考ええばわかることです。それに、日本に来ている外人で、漢字が読めなくても、日本語が喋れるひとが大勢いることからも分かります。
>今の場合、それは、本質的でないことは、おわかりでしょう。

わかりませーん。いわなくちゃ。かかなくちゃ。
私に常識がないからかもしれませんが。
 


【3985】
【タイトル】Eyewitnessさん
【 日時 】02/07/29 21:00
【 発言者 】斉藤伸夫 

-------------
いつもいつも「意見があるなら具体的に言え」と言っているくせに、いざ具体的にずばり批判されると、聞こえないふりをしたり、とぼけたり、話をそらしたり、居直ったり、弁解したり、急に意見を翻したり、果ては名誉毀損だと騒いでみたり。みんな見ていますよ。
-------------

具体的に指摘して下さい。
私あての投稿にすべて答える義務はないはずです。答えても切りがないと思ったときは、答えないときもあります。それは、私だけでないでしょう。根石さんも、Naimaさんも, その他の人も、私の投稿に答えてくれないときもありました。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3986】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】02/07/29 21:10
【 発言者 】斉藤伸夫 

------------
わかりませーん。いわなくちゃ。かかなくちゃ。
私に常識がないからかもしれませんが。
------------

まだ、わからなかったら御説明しましょう。Jackieさんが、アメリカにこれからいって10年滞在したと仮定してください。英語の本を全然よまないと、英語がしゃべれるようにならないと思いますか? そんなことは、思われないとおもいます。英語の本を読まなくても、英語が喋れるようになるとお思いでしたら、それは、日本にいても、環境さえ整えば、可能じゃないでしょうか? ただし、その環境というのが、問題ですが。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3987】
【タイトル】訂正と感想
【 日時 】02/07/29 21:12
【 発言者 】Eliot

>初歩の段階で基礎文法の理解と運用力を養成を英語の音作りと
>一緒に行ない、

運用力の養成を

>多読しかありませんと書いたのは、明らかに間違いです。
>常識で考えれば、お分かりになるでしょう。

何だか他人事のようなおっしゃり方ですね。また、「おわかりに
なるでしょう」は「わからないあなたたちは変じゃありません?」
のようにも聞こえますが、そういう意味ですか?
 


【3988】
【タイトル】Jackieさん 
【 日時 】02/07/29 21:17
【 発言者 】斉藤伸夫 

>わかりませーん。いわなくちゃ。かかなくちゃ。

何回か、ここで書きましたと、既に2、3回書いています。
ここ、1ヶ月の過去ログが、見れるようになったら、わかると思います。
しかし、なんで、こんなことに、皆さんこだわるんですか?

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3989】
【タイトル】あー、あほらし
【 日時 】02/07/29 21:21
【 発言者 】Eliot

>アメリカにこれからいって10年滞在したと仮定してください。
>英語の本を全然よまないと、英語がしゃべれるようにならないと
>思いますか? そんなことは、思われないとおもいます。英語の
>本を読まなくても、英語が喋れるようになるとお思いでしたら、
>それは、日本にいても、環境さえ整えば、可能じゃないでしょうか? 
>ただし、その環境というのが、問題ですが。

今になってこんなことをおっしゃるのなら、今までの書き込みは一体
何だったのですか? これまで付き合わされた人たちはきっと皆さん
こうおっしゃっていますよ。

「あー、あほらし」
 


【3990】
【タイトル】もっこりさん
【 日時 】02/07/29 21:35
【 発言者 】斉藤伸夫 

----------------
>私の多読にたいして、文盲の人を持ち出すのは、それ自体、屁理屈です。
どこがどのように屁理屈だとお考えなのでしょう?
----------------

私の趣旨は、多読にしろ、多聴にしろ大量インプットをしなければ英語は上達しないということです。多読のほうが、現在のところ多聴より簡単で現実的なので、多読を薦めているのです。このことは、何度かここに書いてました。
このことを理解しているなら、多読にたいして、文盲の人を持ち出すのは、屁理屈だということです。論点のすり替えです。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3991】
【タイトル】Eliotさん 
【 日時 】02/07/29 21:40
【 発言者 】斉藤伸夫 

なにか、勘違いしてますね。多読のほうが、多聴より現在のところ遥かに簡単で現実的でしょう。だから多読をまず薦めているのです。可能なことと、現実的というのは違うでしょう。これのどこが、あほらしいのですか?

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3992】
【タイトル】Eliotさん  
【 日時 】02/07/29 21:42
【 発言者 】斉藤伸夫 

今になって言ってるわけでは、ありません。 前からここに書いてます。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3993】
【タイトル】Eliotさん
【 日時 】02/07/29 21:52
【 発言者 】斉藤伸夫 

>何だか他人事のようなおっしゃり方ですね。

どうして、そう思うのですか?
誰でも、間違うでしょう。私は、自分の意見が無謬だとは、これぽっちも思っていません。

------------------
また、「おわかりに
なるでしょう」は「わからないあなたたちは変じゃありません?」
のようにも聞こえますが、そういう意味ですか?
--------------

そういう意味じゃないです。 「常識で考えれば、お分かりになるでしょう。」 と書いたとおりです。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3994】
【タイトル】Eliotさん 
【 日時 】02/07/29 22:04
【 発言者 】斉藤伸夫 

Eliotさんの意見と私の意見は、ほとんど同じじゃないですか? なんで、Eliotさん、私につっかかるの? ひょっとして、近親憎悪というやつですか? いいですか、私は、Eliotさんの意見に難癖をつけたことは、ないですよ。なんで、つっかかるの?

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3995】
【タイトル】Eliotさん
【 日時 】02/07/29 22:25
【 発言者 】もっこり

古川さんの掲示板での斉藤さんの記事を紹介してくださってありがとうございます。
うろ覚えだったので助かりました。
 


【3996】
【タイトル】(無題)
【 日時 】02/07/29 22:27
【 発言者 】Eyewitness

-------------
いつもいつも「意見があるなら具体的に言え」と言っているくせに、いざ具体的にずばり批判されると、聞こえないふりをしたり、とぼけたり、話をそらしたり、居直ったり、弁解したり、急に意見を翻したり、果ては名誉毀損だと騒いでみたり。みんな見ていますよ。
-------------

> 具体的に指摘して下さい。
Oh My God!

しろやぎさんから おてがみついた
くろやぎさんたら よまずにたべた
しかたがないので おてがみかいた
さっきのてがみの ごようじなあに

見苦しいからあえて古いことを持ち出したりはしません。根石さんの許可がなければできません。とにかく、JackieさんとEliotさんともっこりさんに、まっすぐ向き合って、とぼけず、話をそらさず、開き直らず、つまんない弁解をせず、急に意見を翻さず、名誉毀損だと騒がず、返事をしてください。
 


【3997】
【タイトル】ディベート
【 日時 】02/07/29 22:30
【 発言者 】斉藤伸夫 

根石さん、誤解されているようなので書きますが、
私は、ディベートの訓練をしたことはありませんし、それほどディベートをしている訳ではありません。このことは、プロのディベート師(そんな人がいるとして)が見れば、一目両全だと思います。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3998】
【タイトル】Eyewitnessさん
【 日時 】02/07/29 22:37
【 発言者 】斉藤伸夫 

--------------
とにかく、JackieさんとEliotさんともっこりさんに、まっすぐ向き合って、とぼけず、話をそらさず、開き直らず、つまんない弁解をせず、急に意見を翻さず、名誉毀損だと騒がず、返事をしてください。
--------------

前にも書いたとおり、先週の金曜から、自宅のインターネットが使えなくなったので、返事を書くのが遅れたのです。今日、やっとつながりました。
しかし、具体例を挙げずに、非難されても困ります。

mailto:genkisaito@hotmail.com
 


【3999】
【タイトル】斎藤さん
【 日時 】02/07/29 22:56
【 発言者 】Eliot

>なにか、勘違いしてますね。多読のほうが、多聴より現在のところ
>遥かに簡単で現実的でしょう。だから多読をまず薦めているのです。
>可能なことと、現実的というのは違うでしょう。これのどこが、
>あほらしいのですか?

21時21分39秒の私の書き込みを読んでも↑のような質問をなさる
ということは、私の書き込みの意味がまったく理解できない方だ
ということを証明していると思います。

おわかりにならないかもしれません(いや、きっとおわかりに
ならないでしょう)から、もうこれ以上言うことはありません。
 


【4000】
【タイトル】再度失礼致します
【 日時 】02/07/29 23:10
【 発言者 】dai

Eliotさんが投稿された古川さんの掲示板からですが
私も追加投稿させて頂きます。根石さん都合が悪ければ削除されて下さい。

>斎藤さん

斉藤伸夫
Tuesday, July 09, 2002 at 22:11:22 (JST)

tomatoさん

-------------
今、「ビジュアル」をやっていて、少しずつ単語も覚えてきているように思います。
確かに、多読は大事だと思います。
ですが、いきなり、本1冊を読んでいくには、まだ力が足りないかなと思っています。
根性も・・・かな?(笑)
-------------

何回説明すれば分かっていただけるのでしょうか? 簡単で面白い英語の本を読めばいいのです。そして、じょじょにレベルを上げていくのです。
「ビジュアル」って結構難しいのではないですか? それよりも、もう一度言いますが、簡単で面白い英語の本を読むことをお奨めします。
前にも書いたとおり、1ページに2,3個、意味の分からない単語があるくらいの本がちょうどいいと思います。
そして、辞書を使わずに、日本語に訳さず、読んでいきます。この段階で、根性は要りません。
 

これはtomatoさんと言う方が、斎藤さんの多読重視を素直に受け入れず
違う学習法を採用したことに逆ギレ?したと思われる斎藤さんの投稿です。
これを投稿する際に、受け取られるtomatoさんのお気持ちを少しでも
お考えにななりましたでしょうか?
これは英語学習云々の問題では無く、人間性の問題ですよ。