ネイティブの日本人で、日本文学を英語に翻訳して英国または米国で出版した人っているのでしょうか?
mailto:genkisaito@hotmail.com
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なんか二重投稿ビールスとかが、大風呂敷にいるんやろか...
二重投稿のついでに。 上級者って、どんな者やねんやろか。 怪し気な英語をあやつってる私が人の事を言えた立場ではないのですが、英語の文章は並べているけど、「何言ってるんだか、ようわかりまへんわ」と言う自称上級者にある掲示板で出会いました。 英語そのものはへたくそでも、言ってる内容は的を得ている、と言う人もいる。 自分の英語をじっと振り返って、深く反省している毎日です。 おばちゃんがそこまで、目指す事もないのかも知れませんけど。
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万一にも、私のことを言われていると仮定した場合の話ですが、私は自分のことを英語上級者と書いたことも、思ったこともありません。
mailto:genkisaito@hotmail.com
斎藤さんが引用されたNaimaさんの「ある掲示板」とは下記の掲示板でのことです。私がその掲示板の管理人です。斎藤さん、そのぐらいのことだったら私の掲示板にお書きになっていいですよ。むしろ別の掲示板に何の脈略もなく書き込むことはその掲示板の管理人さんおよび参加者の方々に対して失礼だとおもいますが・・・。
http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/
mailto:t-hamaya@nyc.odn.ne.jp
とか、なんとかいう本を購入して、同僚のこころある先生に
基本ルールをお知らせしました!
ひょっとしてエリオットさんが、中1の最初にやられたのはこれがベースになっていますか?
「音と意味の分離」を「音と意味の同致」に持ち込むのが「語学」ということですか?
ここのところはどうでしょうか?
オプショナルな講座で子供たちが動き出しています。
基本例文の音声を録音したものはないか、と聞いてきました!
今度録音する予定です。そのときに「回転読み」のモメントを使わせてもらいます!
根石さんの文を読んで今まで考えなかったことを考えています。
でも今日はもう寝ます。
おやすみなさい。。。
エリオットさんとその教室を思い出しました。
でもすごいと言っているだけでは駄目だと最近思っています。
でも根石さんのように突き抜けた実力でもって「理念(音づくり)の中に実績(受験など)を100%内包」することもできない自分が悔しいです。
あなたは真摯な人です。
あきらめずに、先生をやっていってください。
あなたがうまくやれないことの半分の理由は、公立の学校のせいなのです。
そのことで自分を責めるより、学校の内にいて学校の制度性(変な言葉ですが)を撃つことを
考えてください。
あなたは私みたいな野良犬ではないので、撃つといってもあからさまな言葉にする必要はない。
批判をしっかりと腹に持って、学校の中を生きるべきです。
腹にしっかりと言葉を持つなら、生徒は必ず感じてくれるでしょう。
私みたいに収入が不安定な職業ではないのですから、いつか語学論として言葉をたちあげてくれ
ることを願っています。
塾は本当に娑婆の芥にまみれてやっていかなければならない。
私も語学論は、一日が終わった後に、25時間目にやっているようなもんです。
たとえ、それが昼下がりの時間でもそうなのです。
他のやるべきこと(主に家づくり)が必ず犠牲になってしまう。
今日は、寝不足でもうろうとしておりますので、これだけで寝ます。
根石です。書き直したので、再度送ります。
> (こんな事を続けていても・・・)っていうのはこの根石さんのやり方を続けていて
もって意味で言ったのではないですよ。
私はそう聞いてしまいました。こちらの短慮でしたら、ごめんなさい。
> 練習しないあんたが悪いって言われても、そんなに悪いとは思えないです。
そりゃ、倫理的なあるいは生活的な善悪の悪ではないが、語学上での悪です。語学を
やる上での悪です。
> できない時だってありますよ。
これはまったくそうだと思います。だから、私はあなたが練習できなかったと言った
時に、私は別に文句は言ってないと思います。来週までに是非練習しておいてもらいた
いと言い続けたと思います。「できない時だってある」ということと、「ずっとほったらかす」ということはまるで違うことです。
> 苦しい家計でやりくりしてますから。(本当はそれが一番の理由かも)
これに関しては申し訳なく思います。しかし、私は、レッスンに何の準備もしないガ
イジン教師の3分の1から4分の1くらいのレッスン代金でやってきたと自覚していま
す。多く見積もっても、2分の1程度だと思います。これは、ウドの店で話をする英会
話学校のガイジン教師たちの話を総合しての判断です。私も、おやじ名義の土地の上に、
自分で家を作らなければならなかった程度の貧乏人です。立派な大きな家に見えるかも
しれませんが、内実は実にきついところを歩いて作ったものです。
私にはあなたほどにも「定収入」がないのです。金銭的にいつもぐらぐらしているの
です。これが私の娘が英語を放棄した理由の一つです。収入が不安定だと、家庭の中ま
でぐらぐらしてきます。別にあなたとは関係のないことながら、「定収入」をあてにで
きない職人あるいは芸人の世界があるのです。
日本人のまともな英語教師と、一枚岩のガイジン教師との収入は、本当は逆転してい
い。しかし、逆転した代金を提示したら、一人だって私のレッスンを使う人がいないと
いう愚かしい現象が現象している国です。この日本は。
掲示板に書いてくれるsbさん(京都府立の高校の英語の先生)は、私のレッスンに
ついて、「安すぎる」と言ってくださいました。
なんだか、淋しい話になりましたな。
> 英語を全く必要としない生活をしていると、切実にやりたいことではなくなって
> くるんです。
この場合の英語は、「くっちゃべり英語」ですね。
英語で読書するという楽しみは大きいのですが・・・。
そんなのやりたくねえというなら、奨めませんが・・・。
> 楽しくやりたいわけですよ。それを、すぐ辞めるやつほどバカだみたいなこと
> 言われていたと思いますが、言いすぎだと思います。
どうぞ楽しくやってください。私の流儀とは違います。
私は英語の回りにはバーカが充満していると認識している者ですので、大人になった人
が語学に上達するのに、「楽しさ」は補助的なものに過ぎないという考えです。
> 私自身、峠を越えたい、英語をモノにしたいと強く思ってはいませんでした。
そりゃ、語学じゃなくて、英会話幻想です。
私は英会話幻想を持っている人を拒絶はしませんが、その幻想から抜けてもらいたいと
はいつも願っていました。
英会話幻想が楽しければ、どうぞその中にとどまってください。
> どちらにしても本人の自由でしょう。
それはもちろんのことです。
それは前提としてものを言っています。
極言するなら、語学に縁のある人と語学に縁のない人がいるということだと思います。
私はあくまでも英語をやることを語学と考えていますので、あなたとの間の語学的な縁
が薄かったことは残念に思うとともに、仕方のないことだとあきらめます。
私が見放したのではなく、あなたが見放したのだということだけ認識しておいてくださ
い。
なお、私はこの娑婆でずいぶんひどいことをしてきたので、人に言えないようなことが
多々ありますが、こと、語学の論理に関しては、すべて公開していこうと思っています。
日本という国に住む英語職人の義務だと思っています。
ですから、この私のメールは「大風呂敷」に掲載させてください。
こと、語学に関しては、私は日陰者のままにとどまるつもりがないのです。
語学の問題は、人様から英語でお金をもらっているかぎり、すべてを陽にさらしていく
つもりです。
あなたとは語学的にはひとまず切れたいと私からもお願いしますが、別におつきあいを
切るのではないので、OB(OG)として、忘年会には出てください。とてもきつくいじ
めたりいじめられたりすることは今後も続けましょう。それはいいことなのだと私は考えています。
メールが来ていて、それが語学的な問題に触れていると、どうしても反応してしまう。
猫が猫じゃらしに反応するように。
うちの子猫は私と眠るのが好きみたいです。
先日、うつらうつらして、目の前を見たら、子猫がぺろぺろと私の髭を舐めていました。
髭を舐められると、きゃああ、気持ちいい。
それから、子猫はくしゃみをしました。
私の顔には猫の唾液のしぶきが飛びました。
びっくりして、私はまた寝ました。
お返事は明日にさせてください。
だみだぁ、まだ書きてえ。
まずは、Kぼん、ありがとな。
Eliot 様
案内書、もうろうとして、昼間書きましたが、気に入りません。
明日、ウドの店で酔っぱらわなければ、また書きます。
ウドは早口だから、今日はたしなめました。
Why do you speak so fast? と言っておきました。
ちくしょう、腹たつ。
Naima さん
ウドは近所の埴生小学校というところで、センセイをやることになりました。
どうやって、時間を埋めたらいいんだと相談されましたが、素読をやれというようなことを言
っても、私のアタマが悪いのか、ウドのアタマが悪いのか、両方悪いのか、糞、うまく納得させ
ることができませんでした。
今日の喧嘩は、ウドの野郎の、日本語にカタカナは必要ないという主張に
against をやった
ことでした。何馬鹿いってんだという私の意見を言うために、ただただ No
の響きだけをいろい
ろに繰り返したところ、久しぶりに二人で大笑いしました。ウドの野郎、カタカナはただの
luxury だとぬかしやがるので、とんでもねえ、 reading feeling がまるで違うのだと言って
も、喜んで笑ってけつかる。最近のここらのはやり言葉で例示するなら、日本人にとって、「バ
ーカ」というのと、「婆ーカ」じゃねえ、「馬ー鹿」と言うのとでは、まるで違う。
大阪人と長野人の間でも、大いに違う。
カタカナを極めて精妙に使った作家に安岡章太郎という人がいますが、ウド程度の
daily
English をやっとるやつには、日本語のカタカナの作用はまるでわからない。
「ナンセンス」と書くのと、「なんせんす」と書くのじゃまるで違う。
この場合は、「ナンセンス」がまじめなのです。
でも、ふまじめなカタカタの使い方は、日本語に多々あり、私はとても愛しています。
ウドは4年も5年も日本に住み、日本人の女房がいるくせに、まるで日本語が上達しないや
つで、まあ一応愛すべき野郎ですが、自分が日本語より偉いと思っているところが馬鹿です。
私は馬鹿は好きですので、ついつい飲みに行ってしまいます。
先日、ウドの店で信州大学の英語のセンセイじゃねえ、せんせいじゃねえ、先生と話をしま
したが、私がどんな文だったか、 a little very much と言ったら、何を言いたいんだと言
われました。a little なのか、very much なのか、どっちかにしろと言うのです。そんな考
えは英語では成立しないと言い、reject されました。私は、へっへっへと笑いました。私が好
きな英語は、こういう funny な英語です。日本人よ、やれ、どんどんやれ、ぶちかませろ、と
思っています。日本人なら、「ちょっと、やりすぎ」というのはきわめて明瞭に受け取れること
ですが、がちがちなイギリス婦人には、a little too much でした。
今日は、ウドに向かって、much more many と言い、二人でぎゃははと笑いました。
何の話をしていたのだか忘れましたが、much more many は自分で言っていておかしかった。
こういう funny なことが生じなければ、私は英語なんかおもしろくない。
「滑稽」は美徳です。
Naima さんのことは、ハンブルグからおれんちへなぐり込みにくる woman
がいるから、来
たら連れてくるからとウドに言いました。是非連れてきてくれと言われました。
根石吉久よ。
東京・Nishiazabu さんのレッスンをゆうべやりました。
グラフィック・デザイナーの方ですが、今はグアムにおられます。取材だそうです。
で、普段とても忙しい方ですので、よくレッスンをキャンセルされますが、一つの文について、
200回は音読してくれているようです。私のいいつけを守るというより、私のホームページ
の記事によって、私の基本的な考えを把握されてから、レッスンを申し込まれた方なので、特
に何も私から注文つけることはなく、淡々とレッスンは進みます。私の仕事は、発音要領を伝
えるだけです。
Nishiazabu さんが、昨夜うれしいことを言ってくれました。
このレッスンを始める前の自分の英語と、現在の英語とではまるで違うというのです。
先週は、イギリス人とずっと過ごしたそうですが、前よりは聞き取れる具合がまるで違うと言っ
てくれました。
おめえは理屈ばかりこねてるんじゃねえよ、という扱いを余所様の掲示板で言われたことがあり、
今でもそのときのくやしさは覚えているので、Nishiazabu さん、是非そのことを「大風呂敷」
に書いてくださいよ、とお願いしました。
グアムから帰って、暇ができたら書いてくださるとのことです。
楽しみにしています。
なにしろ、私は私以上の英語力を持つひとが現れるのがうれしい。
方法的に間違わなければ、そんなことはいくらでも起こることです。
松代の愛らしい高校一年生は、俺なんかより、much more much に発音が上手だし。
発生は美しい。
おめえは明日も下痢か。
『失敗だぁーマン』
私のとっておきの秘伝をご紹介しましましょう。
英語の自家製corpus(言語データベース)の作り方です。
まず、grep機能付きのASCIIテキストエディターをご用意ください。grep機能とは、指定した単語または文を複数ファイルにまたがって検索する機能のことです。例えば、窓の杜というサイトに行けば、秀丸エディターをダウンロードできます。これは、シェアウェアです。次に、下のサイトにいって映画のスクリプトを出来る限り沢山ダウンロードします。txtと言う拡張子のファイル(ASCIIコードのファイルです)が一番いいですが、htmまたはhtmlの拡張子でも構いません。それ以外のpdfなどは避けてください。ダウンロードしたファイルは一個のフォルダにまとめてください。これで出来上がりです。使い方や意味のよく分からない単語、熟語または文があったらgrepで検索すれば例文が探せます。秀丸エディターを使っている場合、検索結果にタグジャンプという機能をつかえば、即その個所に飛べます。この他の英文ソースとしては、gutenbergというサイトがあります。そこでは、おもに古典文学のテキストがダウンロードできます。
htmまたはhtmlの拡張子のファイルは、中身の英文以外に余計なタグ記号が入っています。これは、邪魔なので、一度インターネットエクスプローラーで表示してから、編集メニューの「すべて選択」を選び、次に「コピー」を選び、空のテキストファイルに貼り付ければ、余計なタグ記号を省いたASCIIテキストファイルができます。
http://www.movie-page.com/movie_scripts.htm
mailto:genkisaito@hotmail.com
今まで、さくらさんちで酒を飲んでいました。
ウドの店で飲むかもしれないと思っていましたが、さくらさんちで飲みました。
午後2時頃から、今まで、さくらさんと一緒でした。
だから、今日は、やるべきことをやりませんでした。
許してください、根石さん。
下痢でした。
梅漬けの種を皮つきのまま食べたら直りました。
昨夜、「大風呂敷」が開かないので読むことができないがどうすればいいかという問い合わせが
ありました。皆様の手元では、正常に開けていますでしょうか。
「言語とはそれ自体が精神に課するところの必然、必然的形式である。
そのことを認識し、自己として自覚することによって、その精神は
言語となる」 池田晶子『ロゴスに訊け』より。
言語の限界は知性の限界である(Ludwig Wittgenstein?).
mailto:genkisaito@hotmail.com
@最近「大風呂敷」が開けなかったことはありません。
A案内書をお願いします。発音講習会は来週の土曜日です。
遅れておりまして、申し訳ありません。
今夜やります。
今、「電話でレッスン」が終わったところです。
今日は、臨時で、遅い時間に回された方がおられましたので、レッスン終了が遅くなりました。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
私はフォニックスをやったことがないのですが、よろしければ、息子さんにお願いしていただけ
ますか。
また、フォニックスの導入的な参考書でいいものがあったらお教えください。
以前、Eliot さんに教えていただいた覚えがあるのですが、過去ログのどのあたりかに埋もれ
てしまいました。
Eliot さん
よろしければ、フォニックスの参考書名をお教えくださいますか。
フォニックスのことがわかる本をご紹介します。@はやさしい解説書、Aは指導者用の本、Bは小中生用の教材です。とりあえずどれか一冊ということなら、@がお勧めです。
@アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則―日本人には目からウロコの発音術 講談社プラスアルファ文庫↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/flex-sign-in/ref=cm_rate_rev_pagepos4/249-2345762-1132336#rated-review
A「フォニックス指導の実際」↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4472073811/qid%3D1025884517/249-2345762-1132336
松香フォニックス研究所の教材↓
http://61.120.14.2/kyouzai/k_element.html
@の紹介のページへは↓を。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/flex-sign-in/ref=cm_rate_rev_pagepos4/249-2345762-1132336#rated-review
@の紹介ページは↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062564335/ref=sr_aps_d_1_1/249-2345762-1132336
-----------<<電話でレッスン・進展>>-----------------
<クラス五・(ハイキング)>
松代・Y(高1) ゴースト(一冊目) p.9
<クラス十・(低山)>
埼玉・S ゴースト(一冊目) p.16
<クラス十五・(アルプス夏山)>
戸倉・M ミッドナイトラン(二冊目)p.27(「フルメタルジャケット」終了)
戸倉・Y 逃亡者(二冊目)p.27(「E.T」終了)
<クラス十十・(アルプス冬山)>
長野・B 七年目の浮気(二冊目)p.14 (「ボディ・ガード」終了)
更埴・いくこ 七年目の浮気(一冊目)p.67
東京・nishiazabu ゴースト(一冊目)p.31
山梨・shimatani 逃亡者(一冊目)p.19
<クラス十十五・(岩登り)>
戸倉・K 逃亡者(二冊目) p.28 (「ゴースト」終了)
奈良・Xeno ミッドナイトラン(二冊目)P.8 (「スピード」終了)
長野・Akka ミッションインポシブル(一冊目)p.116
福岡・もっこり ゴースト(一冊目) p.81
札幌・OKADA ゴースト(一冊目)p.67
埼玉・O ボティ・ガード(一冊目)p.58
京都・sb ゴースト(一冊目) p.53
<クラス十十十・(ヒマラヤ)>
----------------------------------------------------
<中学教科書音読クラス・(基礎体力作り)>
中野・K(中2) ニューホライズン2年 p.32 (4月)
中野・H(中2) ニューホライズン2年 p.15
名古屋・K塾(主婦) ニューホライズン2年 p.60
中野・S(中2) ニューホライズン2年 p.11 (5月)
(一時使用)中野・U(中1) ニューホライズン1年 p.39 (6月)
山口・S(小6) ニューホライズン(旧版)1年 p.49
東京・M(中2) プログレス1年 P.190
----------------------------------------------------
<基礎問題集30分枠・十十>
山口・S(高1・一時間枠) 基礎問題集120
<基礎問題集一時間枠・十十十>
名古屋・K(高2・一時間枠) 基礎問題集226
----------------------------------------------------
> まさに絶妙のタイミングで掲示板の(バーカ論議)の一部を私が読んでし
まったって事らしいですね。
そうだと思います。
> 利口な人達だけ相手にするしかしょうがないでしょ。
英会話幻想にだまされた、あるいはだまされている人たちでも、私のレッスン
に触れて目を覚ましてくれるかもしれないという一縷の希望はありました。
たまに、英語をやるっていうのはこういうことだったんですかってびっくりし、
その後、どんどんやってくれる人がいます。こういう少数の人に巡り会うことがな
ければ、私はそこらで教室を開くようなことはやりません。
私のホームページを熟読して申し込まれる方は、非常に長続きします。
これからは、ホームページの読者を主な対象にしてやっていくつもりです。
この方々は最初から、英会話幻想の外側にいる場合が多いので、私の側に落胆
が生じることが少ないです。
> そういう付加価値が私をつなぎ止めていたと言ってもまだ、忘年会に誘っ
てくださいますか?
是非来てください。
素読舎「電話でレッスン」
素読舎は長野県更埴市にあります。根石吉久(小学館文庫「英語どんでんがえしのやっつけ方」著者)経営による個人塾で、26年の歴史があります。
素読舎は開設当初から、受験の英語に「音づくり」を緊密に噛み合わせることが、日本在住のままで「使える英語」の基礎を作る最短距離だと主張してきました。
「音づくり」は、コーチ側からすれば「音の指導」となります。これは、英語を扱う場合に決して欠いてはならないものですが、現在のほとんどの学校、塾、予備校、英会話学校から欠け落ちています。そのため、ほとんどの生徒が間違った音のまま英語を扱っています。(「音の指導」が欠け落ちていれば、これは当然の結果です。)自分の中にインプットするときに、間違った音のままインプットされるので、出てくるときも間違った音のままです。自分の中に間違った音(インデックス)があるので、ヒアリングが上達することがありません。簡単に言えば、「使えない英語」です。
素読舎は当初、小学生・中学生・高校生を対象とする塾でしたが、「音」の問題を手放さなかったせいで、現在は、「やりなおし英語」の社会人の方々が「電話でレッスン」の生徒さんになってくれることが多くなりました。福岡・山口・奈良・京都・愛知・山梨・長野・東京・埼玉・北海道など、全国にいらっしゃいます。塾の英語の先生、高校の英語の先生、外資系企業で日々英語を必要とされる方なども、生徒さんとしてレッスンを受けてくださっています。
根石吉久は、まったく日本在住のままに英語を続けてきただけですから、もちろん英語のネイティヴ音を持っている者ではありません。英米人が英語として受け取る質の音を比較的早期に獲得し、その後もさまざまな工夫をしてきたにすぎません。
しかし、日本在住のままという条件だからこそ発見できたものがあります。英語ネイティヴが知らないものが、素読舎にはあります。それは、日本語で形成された日本人の口をどう動かせば、英語の音が生まれるかという知識、音の「変化のさせ方」です。これは、英語音一枚岩の英語ネイティヴに求めても得られません。
日本の英語指導者がまず最初に身につけるべきものこそ、この「変化のさせ方」の知識です。日本人の生徒たちにとってももっとも恩恵が大きいものも、この「変化のさせ方」の知識です。自在に音を変化させることができるようになってから、複製音声(CD、テープ等)の音を媒介にするなら、ネイティヴ音の真似は非常にやりやすくなります。
「電話でレッスン」で、根石吉久は、「吊り上げ音」「般若の面」「カラスのカー」「診察室のアー」「狭い音」「舌顎をさげる」「歯の先」「上の歯茎の裏に舌先を置いて音を出さない」「喉に少し力を入れる」「黙ってて、シィーの音」「舌先は下の歯」など様々なことを言います。(これらが何のことを言っているのかすぐにわかる方は、レッスンを受けていただく必要はないでしょう。)これらは、日本語の音を変化させ、英語音にするために駆使される常用句で、自分でみつけたものや掲示板で教えていただいたものからできています。(これらのうち、もっとも肝要なものを「英語発音10のポイント」として、素読舎のホームページに掲載しています。これは、英米人が英語として受け取るための音を確保するための最低ラインを示そうとして作成したものです。http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/gogaku/p10point.htm )
音を変化させる知識はわずか10くらいのものでも非常に役にたちます。20もあれば、音に関してだけなら達者な英語だと言えます。しかし、このわずか、10、20の知識をいざ身体化しようとすると、時間がかかります。「電話でレッスン」はわずか週1回ですが、レッスンで得た知識を一週間のご自分の練習の中に生かしてくだされば、およそ1年後には現在の音とまるで違う音が出せるようになります。
英語指導者の方々で、ご自分の英語音に問題があると思われる方には、素読舎の「電話でレッスン」は非常に適しています。どうぞ、受講なさってみることをご検討ください。
映画のシナリオを使ったレッスンですので、上達の後には英語で映画を観るという楽しみも待っています。
さらに詳しくは、根石吉久のホームページ、掲示板「大風呂敷」などをお読みください。
H・p http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/
掲示板 http://www82.tcup.com/8246/nessy.html
----------------------------- 要項 -------------------------------
テキスト シナリオ「ゴースト」(スクリーンプレイ出版)
シナリオ「七年目の浮気」(スクリーンプレイ出版)
時間 毎週1回30分
(月に4回が基本。レッスン可能な曜日は申し込み時調整)
費用 月額1万円
(NTTシャベリッチ使用で、電話代月額1500円程度。フュージョン システムだと、全国どこからでも月額数百円)
電話 090−3316−4180(問い合わせ用)
026−272−4330(レッスンで使用)
所在地 長野県更埴市鋳物師屋642−3
フォニックス関係のURL、ありがとうございました。
「電話でレッスン」の案内の要項部分で、行が乱れてしまいましたが、お手元で直していただけ
ますでしょうか。
電話でレッスンの 進度を示すネーミング いいですね。 わかりやすく楽しい。
ハイキングになれてきたら 低山 そして 高い山。と 目標になります。
山好きな 友達は それこそ ハイキングからはじめて 今は 冬山にチャレンジするようになりました。 やめられない魅力があるみたいですね。
私の40代の主婦の生徒さん
英検準2級の1次合格しました。 英検を受験しはじめたのは 英語への情熱が さめかかったころでした。
一年基礎体力とハイキングをしただけなのに
まだのぼれるはずのない目標の冬山!にのぼれないことにがっかりして 英語をなげだしそうになったときです。
英検は結果が目に見える。5級受験からはじめ
合格するたびに 嬉しくてここまで来たという感じです。
(準2級は2度おちました。 悔しさが継続のバネになりました。)
レッスンをはじめたころはは中学の一年の教科書を理解することすら難しかったけれど 今は高校一年の教科書を頭からよみくだし理解することができます。これは音読の成果だと思います。
英検受験 これも英語を辞めない動機となりますね。
このところ 教科書音読が ややないがしろに なっていたので 2次試験が 音読を省みる
よい動機となりそうです。
小学校に外人の英語指導助手を導入するところが増えているそうです。
そんなことやらないで、(日本語の)読み書きと算数に力を入れなさい。文部省の役人どもは、ろくなことを考えません。彼等が現状に手を入れれば入れるほど、悪くなるみたいです。
mailto:genkisaito@hotmail.com
The limit of my language means the limits of my world.
Ludwig Wittgenstein (1889-1951)
mailto:genkisaito@hotmail.com
Eliot 様
申し訳ありません。
訂正箇所がありました。
----------------------------------------------------
日本人の生徒たちにとってももっとも恩恵が大きいものも、
→
日本人の生徒たちにとってもっとも恩恵が大きいものも、
文部科学省が作った、小学校での英語の指導の手引き書の内容をご紹介します。
下のリンクから行けますので、読んでみてください。
次の一節を見てください。「英語の音声」と書いてありますね。しかしこの
手引書のどこにも「英語の音をどうやって小学生に身に付けさせるのか」という
ことが書かれていません。Thank you.とALTが言えば、サンキューと子供たちが
叫ぶ・・・これが英語教育と言えるのでしょうか。
(3) 音声を中心とした活動を行う
コミュニケーションは,主に音声と文字を媒体として行われる。しかし,
英語の文字と音声を同時に媒体として意思の伝達を図ろうとすることは,
小学校の子どもにとっては,負担が大き過ぎて,英語嫌いを生み出すことに
つながる。
小学校において子どもが英語に慣れ親しんでいく過程を観察してみると,
英語の音声だけで十分にコミュニケーションを
図ることができると言える。さらに,音声による言葉だけでなく身振り手振りや
表情などによっても,意思を伝達できるものである。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/02/010212.htm
新聞の記事をきっかけにしてちょっと考えたことがあったので、メモ代わりにここに書いておくことにします。
日本語の語法の乱れ、特に若者の語法の乱れを指摘して、このままでは日本語が滅びるという意見はしばしば目にします。酔っぱらったり、疲れたりした状態で書き、英語の練習によって乱れた日本語の語法を繰り出し続ける根石吉久としては、この意見には反対です。
「わたし的には」とか、「すごい高い」などの若者の日本語語法も、滅びるか定着するかのどちらかになるでしょう。現代の日本人の多くの人の気持ちにしっくりするものは定着するでしょうし、時代の片隅に生まれて、一部の人に共有されただけのものは滅びるでしょう。
語法の乱れが一言語を滅ぼすことはありません。
一つの言語がその言語たりうることを決めているもの、いわば、一言語のアイデンティティは何か。私はそれを音韻組織とシンタックスの組み合わせだと考えています。この二つのうちのどちらか一つが死ぬだけで、その言語は滅びると思います。
語法や音韻の乱れは「変化」であり、変化は決して「滅び」にはつながらない。
音韻の個々の乱れは、音韻組織の壊滅自体とは違う。
しかし、日本の方言が壊滅していくとすれば、これは英語崇拝のバーカが英語のまわりに群がることと決して無関係ではないでしょう。この場合も、シンタックスそのものの滅びではなく、方言の音韻組織の壊滅によるものでしょう。
韓国語と日本語がシンタックス的には同型だから、万が一、日本語を韓国語に併合したり、韓国語を日本語に併合しても、一方の言語がシンタックス的に死ぬわけではない。しかし、この場合に、音まで根こそぎにしたら、その言語は死にます。
シンタックスとして生き残り、音として死ぬ。この場合、音韻組織とシンタックスの一方が確実に死んでしまえば言語として死ぬ、という定式通りに死にます。日本の方言の死に方と同じ死に方です。
シンタックスだけが確実に死んでも、言語は死にます。この方が、はるかに多くの意識の難民が生まれるでしょう。
英語と日本語で考えれば、シンタックスも音韻組織も相互にまったく違っているので、併合という考え方すら、そもそも成立しない。言語的な親密性がまるでないので、辺境というものが成立しない。辺境における自然な浸透ということも起こらない。「外国語=方言」説(吉本隆明)が、日本語と韓国語、韓国語とモンゴル語との間には成り立っても、英語と日本語の間には成り立たないと私が考えるのは、英語と日本語においては、シンタックスと音韻組織が両方とも根本的に違っているためです。
「外国語=方言」説が成り立つのは、シンタックスが同型の言語の間にだと考えています。
日本語と英語のような言語相互の関係では、「二枚重ね」しかない。
異なる個体の間に栄養が共有されるような「接ぎ木」にはならないということです。
「二枚重ね」であるということは、一枚一枚が別々にはがれやすいということです。
二枚重ねされたものが、けっして一体化しているのではないということは、日本語と英語のバイリンガルでは、そのそれぞれの言語を切り替えて使用するときに、脳に流れる微弱電流の流れる回路が違っているということがすでに証明していると言えるかもしれません。私がテレビで見た映像では、この回路は相互に重なり合うとか、すぐ隣にあるとかではなく、個々に分離された位置にありました。
これが正確に何を意味するか、また、たとえば、英語とドイツ語のバイリンガルでは、回路どうしの位置関係はどうなるのか、そのあたりについては、私に知識はありません。
ひとまずの仮説としては、日本語と英語のバイリンガルは「二枚重ね」であり、日本語と韓国語、または英語とドイツ語のバイリンガルは「接ぎ木」なのではないかと考えているのです。同じバイリンガルでも質的に違うという考えです。
この「二枚重ね」か「接ぎ木」かを決めるのは、音韻組織ではなく、シンタックスの異同だと考えています。
NHK講座のとっさのハングルをみての感想。
韓国語ってわかりやすいですね。なぜだかわからないが とっても楽。語尾の変化でいろいろ言いかえられる。
多分シンクタックスが同じだからだですね。
文字は・・・とても読めそうにないです。
読んでみましたが、途中から馬鹿らしくなって、とばし読みになりました。
語法主義ではなく、題材主義になっているのですね。
そして、シンタックスの逆立ちの問題と、「音づくり」の問題をどうクリアするかは何も考え
られていません。ほとんどあほくさいと言っていいしろものです。
途中で、ティームティーチングという言葉に目がとまりました。
地域のボランティアという語もありました。
塾をやっていても、ボランティアはできるものなのでしょうかね。
塾は拒絶するということはあるのでしょうか。
やってみようかなとちょっと思いました。
午前中は無理でも、午後ならできる。
題材主義を静かに語法主義にひきもどすための腹案というものがあるのです。
ウドが俺を推薦すればいいのかな。
ウドのところに電話したら、T子が出た。
カリキュラムは、東京の英会話学校のようなものが作ったものがあり、その通りに授業をやる
だけのことだとのことでした。
授業を見学し、みたものの報告をこの掲示板に載せるということはできるのだろうか。
教育委員会に出向いて話を聞いてみようかとも思いました。
>小学校に外人の英語指導助手を導入するところが増えているそうです。
そんなことやらないで、(日本語の)読み書きと算数に力を入れなさい。
賛成です。
もしもやるのであるなら、素読にとどめおくべきだと思います。
小学校の英語を素読対象としてのみ扱うということは、日本語の素読さえ行われていない学校の現状では、とうてい無理だろう。日本語の素読ならすぐにでもできるが、英語の素読には、発音のコーチができる人がいないとならない。
すぐにでも、着手できる日本語の素読をまずはやるべきだろう。
これは、低学年に対してでもできる。
素読の原型は一対一だから、教室の生徒全員に対してやることは不可能である。一人の生徒をあてて、モデルとしての読みを仕上げ、次に他の生徒たちが各自で読み込むような手順になるはずだ。
私が「電話でレッスン」で使っている「技法グラウンド」を使える先生が現れれば、それはそのまま小学校の英語の授業に使える。「技法グラウンド」は、すでにどこから見ても素読に似ていないが、実は素読を原理として派生した方法なのだ。
素読に似ているかどうかはどうでもよい。
原理的に素読が貫かれるならそれでよい。
小学生にやらせるなら、その場で馬鹿なコミュニケーションごっこをやらせて造花を花だと言いくるめるべきではない。
後に花になるための種を蒔くべきなのだ。
「技法グラウンド」(音づくりによるインプット)とパターンプラクティスを組み合わせるだけでいいはずだ。
しかし、どうもそんな動きが動きだす気配はない。
T子に電話して、小学校の英語のことを聞いて、「カリキュラムはもう会社が決めてある」と言うので、「会社ってなんだ?」と聞いたら、英会話学校みたいなのが入り込んでるのだということだった。
更埴市の教育委員会が、東京の英会話学校に小学校の授業のカリキュラム作成を外注して税金を使ったのだということが判明した。
英会話学校がこれまで、日本人に英語を持たせることに失敗し続けてきたことは明らかである。その英会話学校に、税金を使って、カリキュラムを外注したのである。
税金の無駄づかいである。
今日はどうなさいましたか。
メールは届いていますか。
>「音と意味の分離」を「音と意味の同致」に持ち込むのが「語学」ということですか?
そうです。
>意味が音(声)になること、音(声)が意味になること
>ここのところはどうでしょうか?
これは現象するものの順序のことです。
理論は大事ですが、レッスンを先に進めていただくことも大事です。
ご連絡お願いします。
他の生徒さんには、レッスンの時に伝えましたが、今後、クラス移動は、毎回の「復習範囲テ
スト」の出来を記録することで、行うことになりました。
「復習範囲テスト」が30分という時間内に完了し、新しい文の練習ができたら、私の手元に
○印がつきます。「復習範囲テスト」をやっている途中で時間が来てしまったら、私の手元に×
印がつきます。
○印連続3つ 一つ上のクラスに移動
×印連続3つ 一つ下のクラスに移動
問題は、無断でキャンセルされると×印が二つつけられることです。
これは、通知してからにしたいと思っていますので、今日のところは何の印もつけません。
連絡がとれないので、ここに書かせていただきました。
>オプショナルな講座で子供たちが動き出しています。
>基本例文の音声を録音したものはないか、と聞いてきました!
>今度録音する予定です。そのときに「回転読み」のモメントを使わせてもらいます!
さしつかえなければ、学校の補講での「回転読み」の成果をいずれご報告ください。
ネーミングはまあまあかなと思っております。
高校の頃、山岳部でした。
今は腹が出ており、山は苦手です。
英検は、生徒さんが受けてみようかと思うと言うと、受けてみろと言いますが、自分ではまったくその気になりません。
たとえば、3級の人が2級に受かったとしても、その後、練習をさぼれば、日本における英語などすぐに錆つき、元の3級レベルに逆戻りするということはいくらでもあります。
資格というものは、この逆戻りを表すことがないので、それが不満でいっさいの資格をを持たぬまま塾をやってきました。
逆戻りを表現することがないものの最たるものは、教員免許でしょう。
生徒のためにまるでならない授業を続けていても、学校内で問題を起こさないかぎり、教員というものの首はつながる。
首のつながる保証はないのが、私塾です。
Jackie さんもその世界を生きておられる方だとお見受けしていますが、いくら大きな落胆を味わうことがあっても、この世界は清廉な世界です。
生きようによっては、世の公立の学校よりも腐ったものにもなるし、それをはるかに超えたものにもなる。それが塾というものの可能性だと考えています。
私の部屋を探せば、フォニックスの参考書も出て来ると思うのです。 来週の日曜に帰るので、探してみてあればビデオと一緒に宅急便で送ります。
1週間だけ待って下さい。
日本人の資格試験好きは、困ったものです。何故、日本人は形式にこだわるのでしょうね?
たぶん、自分に自信がないのでしょう。TOEICだの英検だのに受かったって、実際に英語を使う修羅場でどれほど役に立つか疑問です。
mailto:genkisaito@hotmail.com
今日の毎日新聞の書評に「奴隷商人ソニエ」(小川通了著)という本の書評が出ている。
一七八三年にセネガルで奴隷交易を始めたフランスの奴隷商人ソニエは、商売の方法や現地の風俗について書き残したという。それに基づいた本である。
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ソニエは、船長たるもの、奴隷たちに「将来を悲観する必要などさらさらなく、むしろ将来は希望に満ちたものであり、アメリカへ向けて送られるのは苦しみからの解放であり、幸せに向かっての旅立ちであると思わせる」才能を持っていなければならないと述べる。
なんとも身勝手な論理だが、これは当時支配的だった奴隷交易擁護論と同じである。サンカンタン神父やヴォルテールは主張する。「この者どもはヨーロッパ人に買われたがゆえに奴隷になったのではない。もともと奴隷であった者をヨーロッパ人が買うにすぎないのだ」。
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「もともと奴隷であった者」という語は、アフリカに奴隷制度があったという事実に基づいているという。短い書評の文から得られる判断にすぎないが、ここには「ヨーロッパのいいくるめ」というものがあり、現地の対立に「つけいる」論理がある。現在のアメリカの保守派が当然のように使っているのも、この現地の対立に「つけいる」論理である。
アフリカの奴隷制と言われるものの元に、部族の対立や戦いの勝ち負けがあり、奴隷が勝った側の王権を強める階級の一つだったらしいことを推測させる文がある。
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なにがセネガンビアにおける奴隷の証明かといえば、それは奴隷は「自分の『身』を所有していない」ということである。奴隷が死ねば、奴隷が所有していたもの(その中にはなんと奴隷も含まれる)は主人に返還されるのだ。
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評者(鹿島茂)は「なんと奴隷も含まれる」と驚いているが、この奴隷の度合いのグラデーションこそは、王権を強める装置なので、これはアジア・アフリカに分布している。インド、ネパールには輪郭の強いカーストが現存する。アジア的王権、アフリカ的王権が成立して、そこに、奴隷の度合いのグラデーションが生じた事態は、王権の及ぶ範囲における必然であり、そこにキリスト教的視点(ヒューマニズム)やヨーロッパ近代(科学による世界観)というメスを当てることの不当さは、ヨーロッパ的身勝手以外のものではない。たとえば、この身勝手な視線で見るなら、日本の「結納」も人身売買となるであろう。金が動き、身柄が動くのであるからだ。アメリカあたりには、これを商行為であると言い出す学者だっていないとは限らない。その起源に帯びていた意味、「隷属を表明する」という王権内の主体的意味は蹴散らされるのだ。現地の「意味」を蹴散らすこと、これが、キリスト教的視点やヨーロッパ近代が行ったことである。
鹿島茂はフランス文学の人間だが、小川了もやはりそうなのだろうか。
小川は、黒人に使われる奴隷と、白人に買われた奴隷との間には「じつは質的な差はない。あったのは結局のところ、量的な差に帰せられるというべきであろう」と結論する。鹿島は、これに沿って、現在のアフリカ問題を、アフリカ固有の奴隷制のせいにして書評を終えている。
今でも、おフランスどもが言うことはこんな程度なのだ。
英語まわりのバーカどもとほとんど何の差もない。
身も蓋もないことながら、欧米優位を決定づけたのは、鉄砲であり、武器である。複雑な構文を備えた機械である。その元の設計思想、自然からの自己分断である。この「分断」にこそ、欧米の政治の横暴の根があるのだ。
語学は、実はこの分断に優に対立できる質を備えた行為なのだ。語学を生活言語という「自然」と、語学の「机上」という分断地点との「往復行為」としてとらえるならば、という限定の元にではあるが・・・。自然と分断地点を交互に生きる行為、双方向への「横断」ととらえたときに、初めて語学は思想の地平に姿を現す。
おお、語学の神よ、語学が世界を「分断」しませんように。
おフランスや英語バーカたちが呪われますように。
(小川通了著)
→
(小川了著)
こんにちは。
電話でレッスンの進みが停滞していますしレベルも皆さんより低いので恐縮ですが、ちょっと嬉しかったことを報告します。
先日、台湾への出張が2回ほどありました。
一度目の出張の際に、英語も日本語もあんまり通じなくて、やっぱり中国語が少しできないとまずいなぁと感じて帰国しました。
そこで、二度目の出張の前に簡単な中国語テキストを購入して、極々簡単な例文をいくつか「回転読み」で練習をしました。
現地入りしてタクシーへ行き先を告げる時に自然と中国語が口から出て、それが通じました。
覚えたはずの単語を思い出しながらしゃべるのではなく、意味も気持ちもリズムも言葉に乗って自然に口から出る感じに自分自身が驚きました。言葉がどこかにこびりついている感じです。
発音は英語よりも複雑ですし、付け焼刃の練習なので厳密に言えば正しくない中国語だったと思います。
でも、言葉の練習法として「回転読み」の威力を体感しました。
その後、ホテルのフロントや現地の同僚にも通じました。嬉しかったです。
最近はレッスンが停滞していて…、まぁ練習の絶対量が足りないことは分かっているのですが…、集中力が低下ぎみでした。
今回のことで、「回転読み」という練習方法に絶対の自信というか確信が持てました。
練習に対する姿勢を一新して励みたいと思います。
すぐに成果としてレッスンの進み具合に現れるか分かりませんが、私の気持ちが変わったことをお伝えしておきたかったです。
今後もよろしくお願いいたします。
mailto:isle@mx2.nns.ne.jp
うれしいです。
「回転読み」の威力は、当該の言語を必要として使う人が真っ先に感じてくれると思っています。先日も、nishiazabu
さんが、英語が前とはまるで違う感じで聞き取れるようになったといってくださり、そのときも、うれしく思いました。
nishiazabu さんも、いずれ、掲示板に報告をしてくださることになっています。
shima さんは、中国語に「回転読み」を適用してくれたわけで、中国語についての報告は初めてだったので、この点でもありがたく思いました。
私は以前から、歳をとったら、モンゴル語か韓国語をやろうと思っていたのですが、最近になって、タイ語かインドネシア語をやろうかと思っています。必要が生じるかもしれないと思っているのです。
「回転読み」が現地にいる人、日本にいる場合でも、普段英語(やその他の言語)に接している人にもっとも効果を感じてもらえるということは、アメリカにいる日本人に、「あなたの英語を日本から応援します」ということで、レッスンにお誘いできるのではないかとも考えています。この場合、電話代が問題ですが、例えばアメリカとの間のレッスンをやると、毎回30分、月に4、5回でどのくらいかかるものなんでしょうね。
shima さんもアメリカにいたときに英語で苦労なさったという話はお聞きしたことがありますが、お知り合いで、アメリカに渡って英語で苦労されている方がいらしたら、私の「電話でレッスン」をおすすめください。
心を新たにして、レッスンにとりくんでくださるとのこと。
これこそ一番うれしいことです。
これまで、随時「電話でレッスン」の報告をしてきましたが、今後は、クラス移動が行われた日
に行うことにしました。
ありがとうございます。
Naima さんが勉強した本で、私も勉強する。
こんなことが実現するのも、掲示板を設置してお話できたことによります。
ありがたいことだと思っています。
ハングルは、字を覚えると急に楽になるみたいですよ。
私の友達の息子が、刑務所にいたときに、やってみて、そう言っていたそうです。
私の友達はさくらさんというのですが、この人もなんだか危なげな人です。
この息子は、「法政大学の貧乏くささを守る会」というのを主宰していたことがあります。
大学がきれいにお化粧する必要なんかない。そのために学費を値上げする必要なんかないと主張
して、私立大学の学長たちが集まる会合にデモをかけて、9・11の後、逮捕されました。
刑務所では、楽しんで暮らしたようです。
さくらさんの息子は、愉快な人なのです。
法政大学のコンクリートの敷地に炬燵を持ち出して、友達と青空の元で炬燵にあたり、蜜柑をむ
いて食べることを闘争にした男です。ときどき、メガホンで、通りかかる「学友」たちに、「炬
燵貫徹」とか、「蜜柑貫徹」とか叫んだらしいです。
私もその炬燵というやつが見たくて、「法政大学の貧乏くささを守る会」の「不名誉教授」とし
て、一度、青空の元で、メガホンを自分で握って、講義をしたことがあります。自分でずっとメ
ガホンを持ってなくてはならないので、手がくたびれました。何をしゃべったかはまるで忘れて
しまいました。
「法政大学の貧乏くささを守る会」の講義では、もちろん、コンクリートにじかに置かれた炬燵
に足をつっこんで、コンクリートの冷たさを感じながら、炬燵板に肘をつけて、メガホンで何か
意味のありそうなことを言っていたのを覚えています。
そしたら、おじさんじゃねえか、と言ったやつがいた。
塾に来ていた、Kが立っていて、にこにこしていた。
おめえ、法政に受かってたのか。女の子と二人で、千曲川の土手の上を自転車で走っているの
を見て以来だなあ。あの頃から、おめえは英語をやらなくなったなあ、と言ったのかどうだっ
たか。
そんなことしか、しゃべったことは覚えていない。
ヤフーで「法政大学 不名誉教授」で検索したら、根石吉久ではなく、尾形憲
さんがヒットし
た。パクったのか?
おかしいなあ。
法政の貧乏くささをキーワードに検索した結果
約 118 件のページが見つかりました。
CDつきのタイ語の本で、CDが充実しているものをご存じでしたらお教えください。
>Naima さんが勉強した本で、私も勉強する。
こそばゆいですので、そういう言い方は止めて下さい、ませ。
「電話でレッスン」をはじめて約4ヶ月経ちましたので、そろそろ報告します。
1)練習方法
週に約4回、20分〜50分くらい、車の中を中心に回転読みしています。
方法は「ゴースト」市販のテープを編集して、ワンフレーズ毎に約5〜
6回分の回転読みできる空白の時間を作り、その間一人で叫んでいます。
問題点は、渋滞中に隣の運転手や歩行者と目が合って、気まずい思いを
するくらいで、かなり効率的に練習できるようになってきました。
2)効果
私の場合は割と外国へ行ったり、外国人と話す機会が多いため「回転読み」
の効果を肌で感じることが多いです。
2週間ほど前に、友人のイギリス人カメラマンが日本に来ていたため、
その間行動をともにすることが多かった。
以前は日本語とたどたどしい英単語を折りまぜた、街でよくみかけるコミ
ュニケーション方法だったのですが、今回は違いました。
先ず相手が割と早口で話し掛けてきても約80%は理解でき、こちらからも
3つ以上の単語の組み合わせ、たまにかなり長い文章も口から発せられる
こともあり、効果の程を実感できました。
私がこれまで本当にしたかった、その作品を撮った時の状況や心情、仕事に対する思い、
そういったことを聞き、こちらからも意見を言う。そんなコミュニケーションがちょっ
とだけとれたことに充実感を得られました。
まだまだ発展途上ですが、このまま1年も「回転読み」を続ければ、一応私が目指してい
る使える英語を修得出来るのではないかと思っています。
根石さんからお金はもらってません。(念のため)
>こそばゆいですので、そういう言い方は止めて下さい、ませ。
わかりました。
私は、フォニックスの存在を、Eliot さんが教えてくれるまで知りませんでした。
自己流に、文字の組み合わせと音の照応関係を少しずつみつけるということは続けていましたので、知識を体系だてたものをやるのに、これまでの努力が多少役にたつだろうと予想はするものの、さて、どうなりますやら。
お手数をわずらわせますが、よろしくお願いいたします。
ご報告ありがとうございます。
練習で使われている「市販のテープ」は、スクリーンプレイ出版がテキストとは別売で売っているテープのことかと思いましたが、5,6回の回転読み用に空白時間を作るというところがミソですね。大事なポイントは、なにはともあれ「回転」させることです。その他の、テープ作成の工夫などは、各自でいかようにも工夫なさってみて欲しいと願っています。
外国へ行く機会が多い方や、日本にいても外国人と話す機会の多い方が、「回転読み」の効果を肌身で感じてくださることは、よく納得できます。
「机上」と「磁場」の往復が成立している場合に、「机上」の練習でインプットしたものが「磁場」の磁力を帯びるためだと思います。
車の中での練習の他に、新しい文などは机の上で数多く音読されているのではないでしょうか。レッスンの時に耳にしている発音は、ただ車の中で5,6回だけ読んだだけの音とは思えないのですが。
レッスンを始められた最初の頃、今週は200回くらい読んだ、というようなメールをいただいた覚えがあるのですが、この濃密な読みは絶対に効果がありますので、時間の許す限り続けてみて欲しいと願っています。
>根石さんからお金はもらってません。(念のため)
皆様
ご報告いただいても、原稿料は出せませんが、皆様も、なるべくご報告をお願いします。
タイ語は、シナ・チベット語族だということを知りました。
少し、かじりました。
これからまたやります。
カタカナ発音ではどうにもならないのですが、この辺ではCD付きのタイ語の本が売っていな
いので、ひとまずカタカナ発音で始めています。
抑揚などもまるでわからないため、平坦にただ「回転読み」をしています。
CD付きの本が手に入ったら、修正しようと思っています。
その後も、いろいろ考えたが、端的に言うなら、英会話幻想は、語学ではない。
英会話「幻想」というくらいで、もちろん語学との間には、幻想と実行との違いがある。
しかし、それだけではない。
それどころか、英会話幻想は、語学を殺すのではないか。
英会話幻想の強い人はなかなか語学をまともにやらない。
英会話学校に金をふんだくられて、何の力もつけられず、英会話幻想ではどうにもならんと認識した後に、素読舎のレッスンを受けて、語学をやり始めてくれる人はいる。
その後、英会話幻想から抜け出る人もいれば、抜け出そうになって、抜けられず、もとのもくあみになる人もいる。
ひとまずは、英会話幻想というものが、たちの悪いものだということだけははっきり言う必要があるだろう。
タイ語をまったく表面的にかいなでしただけですが、シンタックス的には、日本語、朝鮮語、モンゴル語(私の用語では、SOVシンタックス)ではなく、ヨーロッパ語、中国語(SVOシンタックス)なので、びっくりしています。
なるほど、シナ・チベット語族なのだから・・・。
そうだったのか。
タイ語は、シンタックスは欧米形・中国形ですが、単数・複数をいちいち厳密に言うようなこと
はないようです。まだ探索中ですので、感触だけでものを言っておりますが・・・。
タイ語には冠詞もないみたいです。
こんにちわ
>日本人の資格試験好きは、困ったものです。何故、日本人は形式にこだわるのでしょうね?
たぶん、自分に自信がないのでしょう。TOEICだの英検だのに受かったって、実際に英語を使う修羅場でどれほど役に立つか疑問です
そうですね。資格をとることだけを目的として資格のためだけの勉強をして実力をつけることをおこたる人が多い。
これは根石さんがおっしゃっている 期末試験でいい点をとっても実力をつけていないことと同じで とても困ります。
でも勉強の仕方を 深く掘り下げていけば 案外役にたちますし 実力もつきます。
長文読解 解いたあと その長文を何度も声に出してよんでみる。
一番の熟語単語問題 英英辞典をつかって細かいニュアンスをイメージでつかむ。
などです。
今回合格した生徒はなかなか単語や熟語が覚えられず苦労しました。
まだ難しいかなと躊躇はしたのですが 英英辞典をつかってレッスンをしたところ Catch
up with Put up with Keep up with などが イメージで捕らえることができました。基本動詞をイメージで捕らえることは応用がききますね。
この点で 英検を受けることにより 彼女は 確実に力をつけました。(キープするのは これから次第)
でもこれができるのも 今までの音読や 頭から文を読んでいくことをやってきたからこそです。
英検 TOEICを 目的とせずに 練習を継続する手段となるのなら よいのではないでしょうか?
白状しますと 私も彼女にわかりやすいように仮定法の教え方を考えたり 仮定法の文を音読してるうちに
やっとまともに仮定法が使えるになりました。 ( 今までたいそうなこと言っておいて実力が ないことばればれ お恥ずかしいです。)
タイの人の方が、英語をやるには有利です。
シンタックス的には、タイ語と英語はかなり共通するものがある。
まだ、語法がわかりませんが、シンタックスは、こりゃまるで日本語と違うというところで、英
語に似ています。
ちょっとびっくりしています。
タイ人の方が英語ができて当然だと思いますね。
根石です。
暑いですね。
長野でも、盆地は暑いです。東京ほどではありませんが。
レッスン初日は、来週15日からでよろしいでしょうか。
夜、9時40分頃、こちらからお宅の電話を2,3度鳴らして、いったん、
電話を切ります。その後、
026−272−4330
へお電話ください。レッスンが始まります。
「音づくり」はごくやさしい短い文でやるのが好都合ですので、中1の教科
書の最初からやります。
初回は、予習は必要ありません。
レッスンが少し進んでくると、予習よりも復習をたくさんしていただくよ
うになると思います。しばらく復習に力を注いでいただき、音が安定してき
たら、CDを使った予習をお願いするようになります。
各課の本文をすべて扱います。詳細はレッスンを始めていただけばすぐに
わかると思います。
今月のレッスンは3回しかありませんので、今月のレッスンの代金は、
7500円になります。入会金等はありません。
来月から、月額で1万円をお願いいたします。
口座は以下の通りです。
(電話でレッスン用)郵便貯金総合通帳
記号 11180
番号 21641261
名前 根石吉久
いずれ、「やりなおし英語」の学習者のネットワークづくりができないも
のかと考えています。使ってみていただいて、このレッスンが効果があると
実感されましたら、回りに声をかけていただけたらうれしく思います。
また、自分の英語に変化が現れましたら、掲示板「大風呂敷」の方へご報
告をお願いしたいと思います。ときどき、やたらやかましい理屈を掲載して
おり、書き込みしにくい雰囲気が生じていることがありますが、気にせず、
お書きください。
不明の点がありましたら、お問い合わせください。
息子のことを披露してくれてどうも。私は危なげな人なのですか?根石さん、このあいだは「ただのなまけもの」と言った。息子は私を「あやしいオバサン」という。
どれもこれも素敵な・・・ だけど、「ただのなまけもの」は一番の根っこを見破られた気がして、「ヤバイ! ばれちゃった」。 それ以来、「ただのなまけもの」という言葉がちらちらして落ち着かない。「正しいなまけもの」でないことだけは確かなので、ぼやーっとうっとりしている時間に「ただのなまけもの」がちらちらすると、「えーっと」と草むしり始めたりする。用もないのに根石さんチに顔出してみたりする。
いかんいかん、こういうことがなまけものなのだ。きっと。
というわけで、まじめに大風呂敷を開いてみたわけであります。
・・・
mailto:nori10ma@ballade.plala.or.jp
秋になったら、薪をとりに長野市の山まで行きます。ついてきなさい。
それまでに、千曲川の河原で、マニュアル・シフトの軽トラックを運転する練習をしなさい。
軽トラックを運転することは、田舎暮らしでは必要です。
田舎で会社員をやるには必要ではないかもしれませんが、台湾製の薪ストーブで暖房費をただ
に近いところまで落とすには必要です。
いつまでもキリギリスをやっていてはいけません。
秋には、短期間でも、アリになりなさい。
そうじゃないと、薪ストーブを設置してあげません。
自分のうちにも、軽トラックで4,5台は運びこんでおかんとまずいぜ。
さくらさん
いつ、「ただのなまけもの」と言ったのか、よく覚えていませんが、たぶん酔っぱらっての発言
だと思います。
俺は、ちょっと働きすぎたな、この人生、と反省してもいるので、「ただのなまけもの」をやっ
ていられる人はうらやましいです。
今日のレッスンを休まれるのは、グアムに取材に行かれるからということでしたっけ。
だけど、昨日、ここへ書いてくださった。
グアムのインターネット・カフェのようなところからでしょうか。
それとも、東京に戻られたのでしょうか。
松代・Y(高1) ゴースト(一冊目)
この子は私の自慢の塾生です。発音が私よりずっといい。音と意味の同致に関しては、まだ
まだ仕込まなければならないが、発音は私を超えました。
「発音10のポイント」を忠実に練習し、自分でCDの音を媒介にしたそうです。この路線
でこれだけの音がとれるのだから、「発音10のポイント」をきっちりおさえることに、大い
に意味があることを証明してくれた。
聴き取りと話す英語のスキルを強めたいとのことで、受験英語は自分でやるから、「電話で
レッスン」の「ゴースト」をやらせてくれと申し込みがあったので、現在は高校1年生ながら、
映画のシナリオを扱っています。
頑張り屋なので、<10・10・10>のクラスあたりまでは突入するでしょう。
そのあたりで、どの程度練習してくれるか、楽しみにしています。
今日、CD届きました。
明日、紹介文を添えて国弘さんにお送りします。
レッスンのキャンセルの空き時間を使って書いているので、今日はまだしらふです。
酔っぱらいの放言をやらかしているときとでは、ほぼ別人ですね。
Jackieさん
試験勉強が、まったく役に立たないということは、ないですが、如何にも効率が悪すぎると考えます。試験勉強ではなくて、英語そのものを、勉強するのです。勉強といっても多読多聴を主に行うだけですが(音読も含めて)。試験用の問題集をやる暇があったら、英語の小説を一冊読んだほうが、よっぽどましだと考えます。
mailto:genkisaito@hotmail.com
そうじゃないかな、くらいにわかってきたところによりますと。
トン パイトゥン ティナン ゴーン ガーウ モーン
9時までにそこに着かなければなりません。
というタイ語で、
トン パイトゥン ティナン ゴーン ガーウ モーン
must get there by 9 o'clock
だと思う。
主語の明示をあまりやらないのが、日本語と似ているだけで、語順やら、副詞句やらの位置が
まるで英語ではありませんか。
きのうから始めたばかりで、まるで文法の説明のない本を使っているので、単語の意味がひと
つづつまるでわからない。パソコンのテキストファイルで、文に含まれる単語の重複を調べ、
個々の単語の意味を割り出しています。
それで、以上のような、欧文脈のようなシンタックスが割り出せたのですが、それにしてもび
っくりしています。
試験勉強は、役にたたないことはない、どころではない。うんと役にたちます。
やり方次第です。
また、多読多聴はどこかで必ず必要になる方法だと思いますが、その前に、文法の問題集を解く
ということは役にたちます。
多読多聴をいいと言う人が、まるで文法をやらなかったことはないと思います。
多読多聴は、基礎が固まったひとのブレイクスルーに必要な方法であるということであり、最初
からそれでやると、逆にまた効率が悪いです。
私は資格というものが嫌いなだけで、試験勉強というのは役に立つものだと思っています。
資格は娑婆がらみですが、勉強は、机上という娑婆の外の地にあります。
勉強はしかし、本質からして、「分断地点」でのものですね。
「分断地点」で獲得したものを、どう自然(生活)へ着地させるか。
「使える英語」というものは、その問題だと思います。
無知を承知でお尋ねしてよろしいでしょうか?
シンタックスって何でしょうか? 文法とどう違うのでしょうか?
国語辞典によると、文章の構造、文章の組み立てとなっていますが、これって、文法と、どこが違うのでしょうか? 今一、分かるようで分かりません。文法の方が、たぶん範囲が広いのでしょうが。
mailto:genkisaito@hotmail.com
また、文法論議ですか? (笑) 今、古川さんのところでも、また始まりつつあります。
私は、中学、高校の英語の文法を勉強したひとが、さらに文法を勉強する必要性がわかりません。文法ってそんなに勉強しなければならないんでしょうか?
mailto:genkisaito@hotmail.com
中学、高校の英語の文法を勉強したひとが −> 中学、高校で英語の文法を勉強したひとが
mailto:genkisaito@hotmail.com
>勉強はしかし、本質からして、「分断地点」でのものですね。
仰る意味がよくわかりません。「分断地点」?
mailto:genkisaito@hotmail.com
本日(火曜日)のレッスンをキャンセルした理由は、
先週水曜日から今週日曜日まで取材で出掛けていたからです。
日曜日に帰国しましたが、新規のところを全く練習できないであろうと
予想しました。すみません、来週は準備して望みます。
別件ですが、この英語学習法を知人に紹介したところ、
非常に興味を持った者がいます。
一度根石様にお話を伺いたいとのことでしたので、
私経由か本人から直接、近々電話させます。
よろしくどうぞ。
文法の問題集をやることが、役に立たないということは、ないです。役に立ちます。
それを言うなら、英語に関する勉強は、すべて英語力増強のために役に立ちます。当然といえば当然です。しかし、努力対効果の観点から見ると、疑問に思えるのです。
mailto:genkisaito@hotmail.com
文法知識が運用の段階でどのように反映するかを考えると、ごくおおざっぱに言って、
レベル1 文法用語を知っている。名前を聞いたことがある。
レベル2 ルールの適用範囲を正確に知っている
レベル3 話したり書いたりするときに、ルールを正確に適用できて誤りがない。
ぐらいの3層に分かれると思います。
そして、斎藤さんのおっしゃる「さらに勉強する必要がない」のは、
少なくとも2のレベルにある人ではないでしょうか。
ところが、今の日本の18歳の平均的な文法知識は、
<三単現のs>といったごく簡単なものでもレベル1がやっと、
(名前は聞いたことがあるが、どの主語のときにsをつけるのか正確に区別するのは難しい)
<自動詞と他動詞の違い>あたりのやや高度な知識になると、
それすら怪しいのではないかと思われます。
中高の教科書をまともに勉強すればそんな低レベルに留まるはずはないのですが、
実際、日本中のそこかしこで、中1の2学期あたりから英語に落ちこぼれ始め、
卒業時点ではすっかりお客さん状態。それでも少子化のおかげで高校にはすんなり進学し、
英語の文法知識は中1レベルのまま大学にも入学できる、
そんな18歳が大量に存在しています。
はい、おっしゃるとおりにいたします。
秋になる前にアリさんに変身いたします。ちょっとの期間ね。
キリギリスより
mailto:nori10ma@ballade.plala.or.jp
>私は、中学、高校の英語の文法を勉強したひとが、さらに文法を勉強する必要性がわかりません。文法ってそんなに勉強しなければならないんでしょうか
必要性はあります。 それは 文法の知識はあっても 使える文法になっていないからです。
高校などの文法の書き換え問題や 穴埋め問題は 話す文法には適していません。必要なのは
誰が どうする 何を どこで いつ の 語順を体得すること。 その上で 余裕があれば学校で学ぶ文法も口で 体得することです。
高校のライティングのテキストは 文法にそって ライティングをするのですが 文章が難しすぎます。例題も 問題も少ない。
中学レベルの文法の英作文(口での英作文も含めて)ができない人が多数なのに なぜこんな難しい文を英作させるのか不思議です。頭のいい人は 知識を総動員して 書ける子もいるのですが
逆に簡単な英作ができなかったりする不思議もある。
英会話学校にくる社会人の中で 特に難しい大学にパスしたのかどうだかしりませんがプライドが高い人がいる。(文法は受験の時にさんざんやりましたよ。 という感じ)
話すとなると 現実は 現在形と過去形すらうまく使いこなせない。でも知識はある。
基礎をばかにする。 結果上達しない。
もっこりさん
>ところが、今の日本の18歳の平均的な文法知識は、
<三単現のs>といったごく簡単なものでもレベル1がやっと、
(名前は聞いたことがあるが、どの主語のときにsをつけるのか正確に区別するのは難しい)
>中高の教科書をまともに勉強すればそんな低レベルに留まるはずはないのですが、
そうですね。 中学レベルが身についていないのに高校で 単語は増えるは 文法項目も増える。
基礎工事ができていないのに でかい家建てる。まあ受験があるから合格するためには 難しい問題集をいくつもこなすの必要があるのでしょうが。
私は昨日公園で ビルとテニスをしました。
Yukiは 毎日 図書館で 英語を勉強します。
あなたのお父さんは 朝食の前に 新聞をよみますか?
彼は毎朝 顔を洗う。
高校生でも 社会人でも
上記の文章を 瞬時に英作できる人 現実そう多くないと思いますが どうでしょう?
>シンタックスって何でしょうか? 文法とどう違うのでしょうか?
私もうまい日本語の単語があれば、それを使いたいと思っているのですが、シンタックスに代わる語がうまくみつからないので、英単語のカタカナ表記をそのまま使っています。
「構文」とか「文構造」とか「成り立ち」というような日本語でもいいのですが、書いているものの文脈によって、うまく当てはまらなかったりし、同じものを言っているのに、日本語の文では別の単語になったりすることがありました。仕方なく、「シンタックス」のままで使っています。
ポイントは、シンタックスを外から眺めて、解析的に了解できているということと、シンタックスが意識に生起するということがまるで違うことだということです。ほとんど逆のことです。
I am happy. が SVC だと解析でき、構造的に理解できるということと、その文構造(シンタックス)が、意識に生起し、必要な単語やその音を呼び出すということとは、まったくベクトルが逆です。
「使える英語」というものは、シンタックスが単語や語法を「呼んでいる」。
シンタックスが内在化(無意識化)されていて、それが具体的な単語や語法を呼ぶ。
原初にシンタックスありき、なのです。
語学とは、現代に生きながら、原初に向かうような行為だと思っています。
語学という机上においてさえ、単語を並べて文を組み立てるような練習レベルにとどまる場合、シンタックスはいつまでも内在化されることがありません。
これは内在化(無意識化)ではなく、頭の操作にすぎないからです。
まして、日本では、少しくらい英語をやっても、わずかに根付いた英語のシンタックスを、日常で使っている日本語が、簡単に根こそぎにしてしまいます。
私の英語というものも、これとの格闘が続いただけです。
こんな格闘は、英語の生の磁場を生きる人のあずかり知らぬものです。英語の磁場が日々、英語のシンタックスを支え、強化してくれるのですから・・・。
単語や語法からシンタックスへ、という迷妄は深いものがあります。
「インプット」するとき、そこにもちろん具体的な単語や語法があります。しかし、だからといって、単語や語法がシンタックスを作るのではありません。いつも、「文まるごと」を単位として扱えという私の主張は、まずはシンタックスを内在化させ、そのシンタックスに単語や語法を呼ばせろという主張でもあります。
ごりごりの理屈を言うならば、「発語の主格」は「私」なんかではない、シンタックスだということになりますが、この言い方は一般には理解されないでしょう。
日本在住のままに英語を使うということは、「私」と「異種シンタックス」との間に分裂した意識を、ふたたび「私」の元に統合することだという言い方もなかなか理解されないでしょう。
「使える英語」では、具体的な単語や語法の一瞬先にシンタックスが動き、それが単語や語法を呼ぶのだという言い方は、不可解でしょうか。
シンタックスの内在化というものこそは、日本在住のままの英語にとって、最大の眼目であり、これに突入するために、「音づくり」という準備をちゃんとやらなければ駄目だという位置づけをそれぞれに対してしています。シンタックスが内在化されても、呼ばれた単語が「間違った音」だったら、せっかく呼ばれてみたものの、それは使えるものではないことになってしまう。音は意志疎通の接触面ですから、大事にしないわけにはいきません。
文法は、もっと細かい話であり、例えば、三単現のsは、主語の人称(と文の時制)と動詞の対応関係の指摘にとどまり、文構造全体には言及しません。文法には、文法の「内在化」の問題があるのですが、これは國弘さんの「只管朗読」でいけると思います。
実は、シンタックスの内在化も、生の磁場を欠いてやる語学では、「只管朗読」しかないだろうと思っています。斎藤さんの、「大量インプット」というのが、「音読による大量インプット」や、「通じる音での大量インプット」であるなら、私とそれほど違ったことを言っているわけではないと思います。ただし、これは、「量としてのインプット」であると同時に、シンタックスの「内在化」の過程だという視点を欠かせないと思います。
英会話学校が犯罪的なのは、生の磁場を欠いている日本人の通常の生活というものを無視して、英語ネイティヴと少しばかり話すことで、英語のシンタックスが「風邪がうつるようにうつる」かのような幻想をばらまいているところにあります。
シンタックスの内在化は、生の英語の磁場では子供の意識に自然に生じますが、日本語の磁場で意識が「育ってしまった後」の人には生じません。英会話学校はここをごまかしているのです。
話がそれました。シンタックスという語の語義を説明するより、用例をなるべく多く提示したほうがわかりやすいだろうと思い、あちこちにシンタックスという語をちりばめて書いてみました。
かえってわかりにくくなったかもしれません。その場合はお許しください。私の現在の力では、この程度にしか書けません。