【18801】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月 9日(日)16時05分53秒
re や er の 「狭いアー」を r 音の一種だととらえても構わないと考えています。r 音は実は舌の位置はさまざまで、喉の方にひっぱる場合もあるし、歯や歯茎に近いところで中途半端に持ち上がっているだけの場合もあります。r 音が単独の子音として発音されるときは、舌に力が入り、喉の方に引っ張られるのであり、er や re のような「狭いアー」の音のときは、「母音に溶け込んでしまっている」状態なのだと考えられると思います。母音に溶けてしまっているので、母音なのだとと らえてもいいし、きわめてあいまいになった r 音だととらえてもいいわけです。
 子音としてくっきり発音される r 音と、あいまいで弱い r 音との共通点は、上の歯、歯茎、口蓋などのどこにも触らないことです。これが r 音の本質だと考えられます。

 もし、コーチ養成レッスンで私がしゃべったことをメモしておられるようでしたら、メモに少し手を入れて他の人にわかりやすくした程度の「生の状 態」のものを掲載していただくと省力的かと思います。
 できましたら、いったん録音していただき、録音を聞いてメモを補足し、音に関する指摘や考え方を網羅していただけたら非常にありがたいと思いま す。それを後で、掲示板上から集め整理すると、小川さんから引き継がれる京都新聞の講座で使っていただくにも都合がいいのではないかと思います。


【18802】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月 9日(日)16時16分29秒 編集済
3) I hit him.
子音の連続で[t]と[h]の場合2番目の[h]はほぼ無音。

これは、頭の片隅においておく程度の扱いで結構です。
h音をしっかり出して発音したっていっこうに構わないというか、その方が行儀のいい発音です。hを無音化した状態を練習するのは、口の動きが「柔 らかくてバネがある」状態になった頃でもかまいませんし、無音化を一応やっておくのは、あくまでも省力化された発音を聴き取るためです。自分で しゃべるのにhを無音化「しなければならない」ということではありません。無音化「してもいい」くらいな扱いです。


【18803】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月 9日(日)16時57分23秒 編集済
 私は、素読舎の「無料過程」を吉さんと片原に粗末に扱われたという記憶があり、わだかまりをもったままです。
 無料で使えるという条件を、無料でやらせてもらえるんだから、思い切りいい練習をし、なるべく大きな力を育てようという考えの元にするのではな く、「タダだから、適当にやればいい」という扱いをされたと私は考えています。特に片原は、「無料過程」のレッスンよりもバイトを優先させ、確か 1ヶ月以上もレッスンをしないまま、こちらに何も連絡をしませんでした。また、吉さんは片原よりずいぶん年齢を重ねておられるはずなのに、それを 放置しました。私は馬鹿にされたと思っています。
 ですので、できることなら吉さんを相手に語学論をやりたくはないのです。

 こんなことは、語学論以前の問題であり、世間の常識の範囲内の話です。そんなレベルのところでわだかまりを抱え込まされてしまっては、おだやか に語学論などやっていられません。



【18804】
了解いたしました。 投稿者:大森 投稿日:2014年 2月 9日(日)22時56分34秒
根石先生、コメントありがとうございました。
私流の解釈になってしまっていますね。レッスンの記録に関しては次回からそのようにさせていただきます。
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月10日(月)01時57分33秒
よろしくお願いします。


【18805】
失礼いたしました 投稿者:吉 投稿日:2014年 2月10日(月)21時58分24秒
根石さん

まったくもってその通りでした。 礼儀を欠いておりました。
大変申し訳ございません。

今回もそうですが、あの時は大変失礼いたしました。


下に書きますが、今回書いた内容にはあまり敏感に反応せずに頂けると嬉しく思います。


あの時は、根石さんが村田さんにやった「グサリ」に、私が参ってしまったのでした。

「グサリ」を読んだ翌日だったか当日の朝だったか、
リアルな方の私ですが、職場へ向かう途中の駅でゲロを吐きまして、、会社を二日休み、、
その後に続いた別の方への根石さんの「バッサリ」で、2年ほど「憂うつ病」になりました。

他人に向けられた言葉に、俺が傷つき、、どうにも動けなくなりました。
心の不調は、体調に出ると知りました。
心の傷は、体の怪我よりも治りが悪いと知りました。


読んでるかどうかわかんないけど、Jさん、村田さん、
あの時はフォローしてあげられず、早々と離脱してごめんなさい。
気持ちがやられて、まったく文章を読めない状況でした。


長い間、本当に呼吸をするのも苦しく苦しくて、、、これはマジできつくって、、
「こんな体調が悪いのは本来の自分じゃない」と必死になりました。
妙に明るく振舞ってみたり、、「大丈夫、大丈夫」を口癖のように唱えたり。
でも全然ダメダメで、負のスパイラルにはまって出れなかったんですね。

今でもそんな感じなので、週末も家内に心配されました。


今思えば、ゲロを吐くような体調の悪さを使ってまで、
俺の身体は俺の心を守ろうとしてくれたわけです。

あの時、自分の体のメッセージに気付けないでいたら、
今頃もっとひどい病気になっていたかもしれません。


しかし、周りに迷惑をかけました、あの時は根石さんにも申し訳なかったです。
あれから3年ほどですかね、、、、。
やっとここを読めるまで復活したんだなと、先日思いました。


そして、久々にここ読んで、、「ああ、、良い読み物は、良い読み物だな、、」と、
それでうっかり出てきてしまったわけです。


根石さんのおっしゃること、、つくづくごもっともです。
唐突でとても礼を欠いた急な呼びかけで申し訳ありませんでした。
先日の自分の書き込み、読み返すと異様(異常)です、、


自分の心の復調を、「ここに書きこみすることで」確認したかったのかもしれません。
しかし、今これを書きながら思いましたが、私、、本当はまだ全然ダメかもです。
また出直してまいります。 本当に失礼しました。


できましたら、私のこの書き込みに、
過剰に反応せずにおいて頂けると嬉しく思います。



ココを離れていても、、根石さんから学んだ「素読」を続けていました。

そして、俺の中で素読の「懐の大きさ」を感じることができました。

「懐の大きさ」っていうのは、容器で言えば、容器の中の「空(くう)」の部分なんですが、
「素読」という器が持つそのスペースがどれくらいデカイかというと、
それはもう本当に「空(そら)」のようにドデカイ空っぽなんです。

素読の「懐の大きさ」に触れるという感覚は、
まさに広々とした青い空を眺めるような、そんな清々しさに近いです。


語学論をやりましょうと言っていきなり出てきましたが、
この俺の中に生まれたこのイメージを、誰かに伝えたくてしょうがなかったんだんと思います。


これからも根石さんから学んだこの方法で、自分の器を広げていきたいと思います。


もうしわけなかったです。
ありがとうございました。 


【18806】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月11日(火)20時20分31秒
http://youtu.be/AhXm-TKn-tw


【18807】
村田くん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月11日(火)20時38分55秒
http://youtu.be/Z0zJJCpHek0


【18808】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月11日(火)21時03分2秒
http://youtu.be/jpKz2mTw97U


【18809】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月11日(火)21時09分40秒
http://youtu.be/P-QUP13GAeA


【18810】
http://youtu.be/xwg2Hpf4ta8 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月11日(火)21時17分49秒
http://youtu.be/xwg2Hpf4ta8


【18811】
村田コーチへ 投稿者:N.Sのお母ちゃま 投稿日:2014年 2月11日(火)22時09分42秒
こんばんは。
いつもお世話になります。
N.Sのお母ちゃまです。

今日は、Lessonを受けた子供の
感想を書かせて頂きます。

Lessonを終えると
思いっきり伸びをしてから
必ず
『あー、楽しかった〜^^』と言います。
そして、
どんな所が楽しいのかを聞くと
『英語が話せる人になったみたいで楽しぃ〜!それと、口を動かして声を出すと、凄くスッキリするよ。あと、英語って凄くつばが飛ぶよ〜あはは〜楽 しい〜ウキウキ』
との事です。笑

今日も子供は『奥様は魔女』を副音声で観ていましたが、いつもと違う事が…
今、Thisって言ったよね?という事は何かを説明してるのかな?
Sheって聞こえた!herだ!
タバサなんて言ってないなぁ、タァーヴァサーって聞こえるぞー!
など、テキストで習った音に反応して喜んでいました。
これまで、副音声で観てはいても、意味が分からない事に痺れを切らして、吹き替えに変えてしまうのですが、今日は違っていました。
何かが動いたのでしょうか。

いつかの日か、副音声の奥様は魔女を観て爆笑する子供を見てみたいです…笑

今後共、どうぞ宜しくお願い致します。


【18812】
吉さんへ 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月12日(水)00時01分22秒 編集済
実は家族が入院していてこの2週間ほどは自分の頭が痛かったり胸が苦しかったりして文章を読んでも字面を追うのがやっとで、なかなか頭に入りませ ん。吉さんの最新の投稿の身体症状について書いてあるのを見て、自分も似た感じだなあと思うとともに、他人の目で自分を見ると、これじゃいかんと 思いました。
以前、小川さんが、男の人は打たれ弱いんじゃないですかと言われていて、自分にも思い当ることがあるのでその通りだと思い、自分にとって大変だと 思っていたことが実はそうでもないことなんだと思うようになりました。また、たいしたことないと思っていることが実は大事なことだったりすること もあります。打たれ弱いっていうのは、本質を見る前に別のことに気を取られてそれにとらわれてしまうことから陥ることじゃないかと思います。


【18813】
N.Sのお母ちゃまさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月12日(水)00時02分47秒
感想書いていただきありがとうございます。
N.Sさんはまだ数回しかレッスンしていませんが、毎回、1週間のうちに相当復習しているんじゃないかなと思いながらレッスンしています。
楽しくやっているようでなによりです。
「奥様は魔女」を英語の音声のまま観るのが長期の目標でしたね。具体的な目標があるといいのかもしれませんね。
またお願いします。


【18814】
無題 投稿者:小川 投稿日:2014年 2月12日(水)01時41分51秒
♪どうせ俺らの行く道は、その名も網走番外ぃ〜〜地

意味深です。

吉さん、
めげずにまた書いて下さい。m(__)m


【18815】
村田さん 投稿者:小川 投稿日:2014年 2月12日(水)01時45分34秒 編集済
>小川さんが、男の人は打たれ弱いんじゃないですかと言われていて

過剰一般化でした。十把一絡げというか... すみませんでした。



【18816】
http://youtu.be/klWgTAvJuxc 投稿者:根石吉久位馬鹿 投稿日:2014年 2月12日(水)23時13分26秒
http://youtu.be/klWgTAvJuxc


【18817】
http://youtu.be/fIJ01m3orYU 投稿者:ねーしよしっさ 投稿日:2014年 2月12日(水)23時35分0秒
http://youtu.be/fIJ01m3orYU


【18818】
(無題) 投稿者:日本のみでの英語学習者 投稿日:2014年 2月13日(木)01時37分51秒
こちらの掲示板を拝見させて頂き勉強させて頂いている者です。日本における語学学習の神髄についてどのような議論をされているか大変興味深く過去 に遡っていろいろ拝見しております。しかし、最近また世間一般の悩み相談室化していませんか。他に類をみない試みをされている根石氏に無意味な時 間を使って頂きたくは無いという思いで進言させて頂くことにしました。私事ですが事情があり留学も出来きなかったため英語を日本のみで学習しよう としておりこちら発見しました。他にもこのような方が掲示板を御覧になっていると思います。しかし、「グサリと他人を傷つけるあなたの文章のせい で鬱病になった」のような書き込みを読めば、これから習ってみようと思っている人には余程底意地の悪い指導者にも読み取れませんか。如何にも素読 舎を思っているようにまとめておられるようですが、そうも思えません。きっとお若いのでしょう。このようなやり取りに怠屈されている方はこの先は お読みにならないようお願いします。さて、一連のやり取りを拝見する限りで、私が思うには同情は本人のためになりません。たぶん上記の方よりは大 分年上だと思いますが、同僚にこんな者がおります。40代半ばの者で、会社の人間関係が原因のようですが、吐き気が止まらないと言ってすぐに休 み、その後診断書を取り付け休みます。これを1年周期で繰り返しています。同僚数人で親身に誠意を持って話を聞いたところ、「あの言葉に傷付い た、苦しくて仕事が手につかない、眠れない、あの課長を思い出すだけで息が止まりそうになり食事も喉を通らない」だそうです。確かに厳しすぎる課 長ですが他の人間は悪意にはとれず難なく各々の任務を果たしております。おそらくこの人は、自分に相当なコンプレックスがありそこを刺激されると 神経が極度の反応を示し、その感情に支配され然るべき議論も思考も出来なくなって鬱状態に陥る。本人も無意識のうちに病気になれば周囲は心配し親 切にまた優しくなることを心得ており絶妙のタイミングで発病してしまう。何度も繰り返すため同意を得て病院にも付き添い、医師にこう言われまし た。「これは本人も全く無意識なのでそこ問題がある。自身でそこに気づく勇気があるかが改善のポイント。重度の精神的障害以外は、不調を示すこと で自身の存在価値を確認しつつ相手に知らしめることができ、気を配られ任務も軽減されそれが利点となっている。その他として鬱を引き起こす要因と して、原因が自身の外側にあると思い込んでいるということ。しかしほとんどは内的要因である。周りでフォローしたにも関わらず、その者は自分以外 の人が自分を苦しめているとしか捉えられなかったようで、その後も病休を取るだけに留まれず罪を犯し会社に損害を負わせました。これも自分以外の 責任と思っているようでした。最終的に本人が自分の未来をも破壊してしまいました。こちらに関わっている方には当てはまらないとも思いますが、一 例として記させて頂きました。自分の病は自分で真摯に向かい合うしかないのではないでしょうか。
最後に、根石様にはこのような掲示板を開いて頂いて御礼を申し上げます。脳梗塞を患われたと読みました。これにはストレスも深く影響します。惑わ されず進むべき道を進まれることを望みます。最近指導者を目指しておられる方の書き込みの状況報告は、日本のみで学習された方とお見受けでき解り やすく、知り合いにも素読舎を紹介しようと思っております。今後は御身体を大切にして頂き、海外留学しなくとも日本で日本人による英語を学べると いう素読舎の真の後進の育成にお時間を使って頂くほうが志を同じくする方々、また違う見解の人達さえも同士となっていくと思いました。無関係の者 の突然の書き込み失礼いたしました。


【18819】
日本のみでの英語学習者さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月14日(金)00時54分9秒
ご心配いただきありがとうございます。
ぼちぼちやっていくつもりです。


【18820】
吉さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月14日(金)00時56分38秒
小川さんが言われる通り、また書いて下さい。
ただ、私は今後はモノローグでやりたいと思っています。
今は、ダイアローグでやる体力はありませんのであしからず。


【18821】
N.Sのお母ちゃまさんさん、感謝します 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月14日(金)02時46分56秒
N.Sのお母ちゃまさんの記事がうれしかったので、「根石吉久事務所」に転写し、コメントしました。

http://neishi.web.fc2.com/Gogakuron/seito-kansou/NSnookaachama.html


【18822】
2/14のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 2月15日(土)11時48分6秒 編集済
2/14のレッスン
この私の記録を見て頂いている方がいらっしゃるようでそれを励みにまた書かせていただきます。
(昨日予定していた録音機が動かなかったのでまたメモを頼りに書きます。)

本日プライベートレッスンでの私にとってのChallengeは
I'll fix that furniture. (その家具を直す)でした。もうこのレッスンを受け始めてから何回か御指摘をいただいていますがthat (さかさまのeとeがくっついた音)の口の両端を上げること、そしてあいまい母音(eのさかさまで口をすぼめる音)が続出するfurnitureの音がう まくできていないようです。このふたつが特に私にとって弱点であることがよくわかってきました。
もちろんこのふたつの音は日本人共通の弱点のようで以前からいろんなケースで指摘を受けてきて、自分ではマシになっているつもりでしたが、まだ全 く甘い音のようです。

[指導法に関して]
毎回言っていただいていることですが自分でやってみるとなかなか難しいです。
「音を安定させるまではゆっくり丁寧に言う。」
「それができれば動きを浅くしないでつなげる。」
2番目は相反するふたつの動作なのでいかに両立させるかがポイントのようです。練習あるのみです。

Inputが上手にできるようになったとき、体が覚えるのでoutputができるようになり、語句の要素の入れ替えにも自然に対応できるように なってきます。そのための練習です。

後なるほどと思ったのは「立体的な動きをつくる」ということです。これはいろんなことに共通する東洋と西洋の違いなのですね。



【18823】
コーチ音読レッスン 投稿者:小川 投稿日:2014年 2月16日(日)03時01分19秒 編集済
コーチ見習いとは言え、大森さんは私よりずっと英語力のある方なので、彼女の前で自分の練習風景をさらけ出すのは大変なプレッシャーです。大森さ んは「小川先生」といつも書いて下さっているのですが、素読舎のリングの外ではお互いに名前で呼び合う仲です。ある英語学校で初めて出会い、その 後、彼女の英語学校で長い間、大変お世話になりました。

さて、今日は村田さんがコーチ役、私が生徒役になって音読指導法の訓練を受けました。今日は大森さんは観察者です。生徒の私は、口の筋肉を大きく 力強く使いくっきりはっきりと言うことと、なめらかに良くつなげることの両立を目指さなければなりません。「腕立て伏せを何度も繰り返すと、しま いに腕や腹の筋肉がぶるぶる震えるくらいになるが、口の筋肉もその状態になるくらいまでもって行く。」ということを根石さんは言われました。

The date is not yet fixed. や The truck was laden with hay. など、たった6語で構成された英文を何十回繰り返したか知れません。唇が痺れるまで繰返しを要求されましたが、なかなかOKがでません。その挙げ句に「も う一段とつなげて下さい」という指示が出ました。村田先輩っ、これ以上どうしろと言うんですかっ、とお腹の中でボヤきながら、さらに一層必死の思 いで言い続けます。

口を大きく動かしながら出来る限りのなめらかさを確保しながら、さらにつなげるように心がけながら、数十回も言い続けた後、根石さんからやっとス トップがかかりました。ドクターストップです、ほんと。今日ばかりは鬼の塾長も「地獄に仏」かも。

とても良くつながって来た結果として、くっきりはっきりという状態が多少犠牲になり、音の立体化がかすかに減って、角がとれたような場合は、音が 崩れているわけではないので、そのままで良いということでした。

ああ、そういうことか、と、今まで頭で理解していたことが、身をもって納得できたように思いました。「これが擦切れジーンズ」なんだ。

先週のこと、一人の英語学習者が「ぷりっと (purit)」と言いました。英会話力をつけたいということで1年ほど語学留学をした経験の持ち主です。さて、"pull it" なのか "put it" なのか、 聞き手は一瞬戸惑いました。結局は "put it" だったのですが、口の筋肉を大きく動かしてくっきりはっきり言う過程をすっとばしたまま、耳から聞いただけのネイティブ音を真似るとこういうことになるの でしょう。子音の弱形の処理も出来ておらず、"l" の音もちゃんと作れていないのに、ネイティブの崩れた音を再現してしまった結果だと思います。

きちんとした音作りの訓練を受けてからでないと、英語を耳から覚えるというのは難しいことです。

私にとっては決して他人事ではありません。村田さんとの自立練習でもこの練習レベルを確保するのが、コーチの勤めでもあると思いました。


【18824】
「二人一枠維持基金」についての案 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月17日(月)12時17分23秒
 「二人一枠」は壊れやすいものです。生徒さんの一人がやめてしまったり、ペア同士で「練習力の釣り合い」が取れなくなると維持できなくなってし まいます。
 また、「二人一枠」はなかなか組みにくいものです。初心者や中級者は、ほんの3ヶ月か半年でもレッスンを始める時期が違っただけでお互いの力が 釣りあわず、ペアを組めなくなってしまいます。

 「二人一枠維持基金」は基本的に幹側のコーチの「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作製に支障が でないようにするためのものです。
 生徒さんにとっては、「二人一枠維持基金」は、「二人一枠」が壊れてしまった場合に、手持ちのポイント数に応じて一定期間「二人一枠」のレッス ン代で「一人一枠」を使えるようにするためのものです。
 そのために「二人一枠」を使っている生徒さんから毎月1000円を「二人一枠維持基金」としてプールさせていただいています。

 現在、「二人一枠」が壊れた時には幹側のコーチである塾長の手元の生徒さんにのみ「二人一枠維持基金」が適用されています。枝側のコーチの手元 の生徒さんには「二人一枠維持基金」は適用されていません。つまり、枝側のコーチの手元の生徒さんの「二人一枠」が壊れてしまった場合、次の月か ら「一人一枠」でレッスンを受けていただくことになります。

 先日、塾長からすべてのコーチの手元の生徒さんに「二人一枠維持基金」を適用しようと考えていると聞きました。私も賛成しました。ただ、すべて の生徒さんに「二人一枠維持基金」を適用できるようにすると、すぐに「二人一枠維持基金」が底をついてしまうかもしれません。その場合には「二人 一枠維持基金」の増額を検討する必要がでてきます。現在、「二人一枠維持基金」の毎月の残高はおよそ10万円前後です。残高が5万円をきった場合 に、「二人一枠維持基金」を1000円増額させていただくのはどうかという案が出ています。
 これは今のところあくまでも案の段階です。みなさまのご意見をお聞かせ願います。


【18825】
「お願い」「規約」改訂版 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月17日(月)12時19分31秒
2014年2月17日改訂
================================

素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
 ・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他

<お願い>

1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs

月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。

2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へ のお金の出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。

3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。

4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、 「音とイメージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件がありま す。

◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。

●「七年目の浮気」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。

(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができま す。また、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)

5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。

6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイン トがマイナスされます。)

素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹 介いただくようお願い致します。

(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用 掲示板」から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)

7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円 で使っていただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘って いただく等していただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただ きます。「紹介者」に3ポイントがプラスされます。

8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。

9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)

10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れ た場合にも、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参 照下さい。

11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。

12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができ ます。

 素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ジャムセッション」のメンバーは「七年目の浮気・音読終了者」です。

 素読舎内の「無料過程」は、コーチ付きのレッスンです。
 「ジャムセッション」は、コーチから離れて、メンバー同士で切磋琢磨していただくものです。

 「七年目の浮気・音読終了者」および「ジャムセッション」のメンバーは、素読舎のコーチができます。(その時点で「コーチ養成用レッスン」を新 設しますので、それを受講していただきます。)
 また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、 「教材使用料」をいただきます。これは現在、小川コーチの「素読舎奈良分室」と村田コーチの「素読舎戸倉分室」に適用されています。)

 「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が 制限されることもありません。

 「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここ に、素読舎コーチも参加します。

 毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。

 「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専 用の掲示板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、月に一度は書かなければならないというような制約はありません。

 「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力 点が移った人のグループです。「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという認識は自分の中に置いていただきます。

 「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていること が必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が起こる」レベルの英語を維持することができます。
 「私物化」は「言葉」にはなじみません。
 「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」です。
 日本在住の英語にとって、無料で使えるこういう「道場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」 ことに狙いを定めた「道場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないものになります。

 素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をもお知り合いをも「道場」の方向に進めていただくことになり、「道場」の誕生に協力していただ くことになります。根石が「スカイプでレッスン」での収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。

13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいた だく場合は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。

14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲 示板に公表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。

「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の 都合等がおありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願 いします。

15.
初心者はレッスン開始時期が数ヶ月ずれるだけで生徒間の「練習力の釣り合い」がとれなくなってしまいます。初心者の「二人一枠」形成は、レッスン 開始時に限らせていただきます。

16.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。

17.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなっ た場合、「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。

18.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。

19.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにす るためのものです。

また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこと もできます。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の 6000円 は、「二人一枠維持基金」から充当されます。

20.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、そ れを可能にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。

21.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。

22.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれ ないことによっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さん をご紹介いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。

新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さ んが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。

周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけ た場合は、素読舎のホームページに転載させていただきます。

23.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希 望者リスト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜 日、時間帯)を譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望 します。

24.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイント が1ポイントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。

25.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手 間によって形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありませ ん。(「二人一枠維持基金」がクッションとして使われます。)

26.
1ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっているこ とが前提となります。その判断はコーチにお任せください。)

27.
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、コーチ側に絶えず教材の中 を検索しながらレッスンをする必要が生じるため、学校の進度に合わせる時点で、2ポイントを必要とします。

28.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していた だくのでも結構です。レッスン時間が終わるまでに連絡がない場合は、無断欠席になります。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご 注意下さい。

29.
ポイントは家族間で譲渡できます。家族の中で生徒がやめた時は1人につき3ポイント分消失します。
スカイプの生徒から通塾の生徒の紹介があった時も、家族間でポイントの譲渡ができます。
ポイントの使い方は、「スカイプでレッスン」の生徒は「スカイプでレッスン」の規約に従い、通塾の生徒は塾の規約に従います。

30.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。

31.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。

32.
都合ですぐにレッスンを始めることはできないけれども一年以内にレッスンを開始できる時期が決まっている場合は、レッスンを予約することができま す。レッスンを予約するには、その時点での受付可能な枠の中から、曜日と時間帯を決定し、具体的な枠を予約していただきます。一年以上先の予約は できません。

予約する際は、お一人あたり12000円の予約料を「二人一枠維持基金」の口座にご納入いただきます。このお金は、レッスンを開始した後の最初の 月のレッスン代金に充当されます。「二人一枠」で使われる場合は、ふた月分のレッスン代に充当されます。予約を破棄された場合、予約料は返却され ません。

予約料金の入金を確認した後、空き枠状況を示す表の予約された枠に「〇年〇月からのレッスン予約済・予約者のイニシャル」を記入します。後にもっ と都合のいい受付可能な枠ができた場合は、予約の曜日と時間帯を変更できます。

予約料金の入金を確認した時点から、実際にレッスンを開始して予約料金のレッスン代への充当が終わるまでの間、毎月の会計報告に予約料金を預かっ ている旨を記して、掲示板に掲載します。

「二人一枠」で使われる場合、レッスン開始後2か月間は予約料金がレッスン代に充当されますが、「二人一枠維持基金」は担当のコーチの口座に入金 してください。

予約済の枠は、予約された方が実際に使い始めるまでの間、後から申し込まれた方が臨時に使っていただくことができます。

------------------------------------

<規約>

1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。

2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。

3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。

(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイント を使うことで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。1年後、1ポイントがマイナスされる。
ポイントをすべて使ってしまって以後は、「練習力の釣り合い」を第一条件に、条件の許すかぎりなるべく早く「二人一枠」を作る。素読舎側で調整を 行う。

(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなり、ポイント1〜ポイント5に該当する場合、半年間 を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側 で、「二人一枠」を作る努力をする。

(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円 (6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ 移行する。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二人一枠維持基金」から取り崩す。

4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消するか、維持基金の月額を再検討 する。

5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表 する。掲示板上でなるべく生徒同士で話し合い、「二人一枠」形成の準備をする。

6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に 1度を目安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。

7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を 増やす段階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。

8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。

9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。

10.
レッスン枠は太い枝のコーチの枠から埋める。太い枝のコーチのレッスン枠がすべて埋まってから、それより細い枝のコーチの枠を埋める。細い枝の コーチの枠が埋まるまで太い枝のコーチが枠数を増やすことはできない。新規の枠は、細い枝のコーチの枠がすべて埋まった後、新たに生徒の申し込み があった時に太い枝のコーチの方から追加する。

11.
コーチは、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。

12.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表なども村田が行う。

13.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。

集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。

空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に手渡す。

14.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。

15.
「ジャムセッション」を使う人の中から積極的にコーチ希望者を募る。希望があれば、「ゴースト」「七年目の浮気」以外の音読用教材を選定して定 め、レッスンを行う。レッスン名を「コーチ認定以後」とする。

コーチとして認定する最低の基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。



【18826】
「お願い」「規約」の変更箇所 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月17日(月)12時28分5秒 編集済
今回の「お願い」「規約」の追加・変更箇所です。


・改定前の「お願い」の14と15の間に追加(改訂後の15)
初心者はレッスン開始時期が数ヶ月ずれるだけで生徒間の「練習力の釣り合い」がとれなくなってしまいます。初心者の「二人一枠」形成は、レッスン 開始時に限らせていただきます。




・改訂前の「お願い」の26(改訂後の27)
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、コーチ側に絶えず教材の中 を検索しながらレッスンをする必要が生じるため、学校の進度に合わせる時点で、1ポイントを必要とします。
1ポイント → 2ポイント




・改定前の「お願い」の最後に追加(改訂後の32)
都合ですぐにレッスンを始めることはできないけれども一年以内にレッスンを開始できる時期が決まっている場合は、レッスンを予約することができま す。レッスンを予約するには、その時点での受付可能な枠の中から、曜日と時間帯を決定し、具体的な枠を予約していただきます。一年以上先の予約は できません。

予約する際は、お一人あたり12000円の予約料を「二人一枠維持基金」の口座にご納入いただきます。このお金は、レッスンを開始した後の最初の 月のレッスン代金に充当されます。「二人一枠」で使われる場合は、ふた月分のレッスン代に充当されます。予約を破棄された場合、予約料は返却され ません。

予約料金の入金を確認した後、空き枠状況を示す表の予約された枠に「〇年〇月からのレッスン予約済・予約者のイニシャル」を記入します。後にもっ と都合のいい受付可能な枠ができた場合は、予約の曜日と時間帯を変更できます。

予約料金の入金を確認した時点から、実際にレッスンを開始して予約料金のレッスン代への充当が終わるまでの間、毎月の会計報告に予約料金を預かっ ている旨を記して、掲示板に掲載します。

「二人一枠」で使われる場合、レッスン開始後2か月間は予約料金がレッスン代に充当されますが、「二人一枠維持基金」は担当のコーチの口座に入金 してください。

予約済の枠は、予約された方が実際に使い始めるまでの間、後から申し込まれた方が臨時に使っていただくことができます。




・改定前の「規約」の9と10の間に追加(改訂後の10)
レッスン枠は太い枝のコーチの枠から埋める。太い枝のコーチのレッスン枠がすべて埋まってから、それより細い枝のコーチの枠を埋める。細い枝の コーチの枠が埋まるまで太い枝のコーチが枠数を増やすことはできない。新規の枠は、細い枝のコーチの枠がすべて埋まった後、新たに生徒の申し込み があった時に太い枝のコーチの方から追加する。


【18827】
学校対応に必要なポイントについて 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月17日(月)12時33分2秒
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、今までは1ポイント必要で したが、今後は2ポイント必要になります。最新版の「お願い」の27をお読みください。


【18828】
根石吉久事務所に記事追加 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月18日(火)02時31分33秒
http://neishi.web.fc2.com/HarimaoKisoData/NakajimaAkio/ShinsaiReport22.htm

語学論とは直接には関係ありませんが、「根石吉久事務所」というホームページに中島暁夫さんの「震災レポート22」を掲載しました。中島さんは、 図書館司書を退職された方で、いい本を紹介して下さいます。


【18829】
2/21のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 2月22日(土)23時12分53秒 編集済
2/21のレッスン
今日はICレコーダが届いたので録音してみました。
これを聞くと改めて根石先生が私の何を聞き、何を指摘なさっているのか本当によくわかります。レッスン中はどの音のことをおしゃっているのか、わ かるようで、わかっていない部分もあります。自分が正しい音に近いものを出すことに精いっぱいで自分の音を聞くことができていないのだと思いま す。
先週はヒマがあればI'll fix that furniture.をぶつぶつ言っていたので私の中ではこのセンテンスはちょっと自分のものにできたかなと思っています。
先日苦戦したAdvance今日またもでてきましたが、この単語に関しては少し自信ができました。こんなふうにして自信のある単語を増やしていけ ば徐々によくなっていくだろうという予感がします。

今回直していただいたのはあいまい母音がやはり口が開きすぎること。
This is hers.の最後の音、horrorの最後の音がうまく出る時と出ないときがあることが録音を聴くとよくわかります。
YearなどのYの発音はのどを使って出すようにすること。

今日苦戦したのはThere is yet hope.です。
前に私はthereの音など発音記号にrが入っていないことを知らなかったことを書きましたが、あいまい母音(さかさまのeの音)は母音ととらえ てもいいし、舌がどこにもくっつかず、(rの音もその点では同じで)、rの音が入っていてもかまわないということを説明して頂きました。

先週のコーチ音読レッスンの事は村田先生や小川先生が書かれていたので書きませんでした。小川先生の音読は非常に迫力があり、私もPCの前で真似 をしていましたが、まず、スピードだけでも全く及びません。私の70パーセント以上です。

先はまだまだ遠いですが、困難であればあるほどおもしろいと以前誰かが英語の勉強を指してそう表現していました。20年前に聞いた言葉ですが忘れ られません。


【18830】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月23日(日)00時28分30秒
すぐ下にある、大森さんの報告は非常によく書いてもらってありますので、そのまま音声ファイルのコメントになります。大森さんから音声ファイルが 届いたら、「大風呂敷」の大森さんの文をコピー・ペーストで、音声ファイル用のホームページに貼り付けて下さい。その際、末尾に大森さんが書かれ たものであることがわかるように、(大森)と丸括弧に入れた署名を添えて下さい。


【18831】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月23日(日)00時29分55秒
報告ありがとうございます。

コーチをやっていただくための準備になると思いますので、今後もよろしくお願い致します。


【18832】
メールからの転載 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月23日(日)00時48分12秒
2月からレッスンを始めた小学3年生のYさんのお母さんからメールで感想を送っていただきました。許可を得たので転載します。
文中の「二人でやる方がいい」は先週、今週とペアの生徒さんが都合でお休みだったためかと思います。

======================================

娘の感想です。
楽しくって(1/3)
緊張して(1/3)
口が疲れる(1/3)
二人でやる方がいい。

(1/3)3分の1は、算数で分数を習ったので使いたかったようです。
兄のレッスンを聞いていて、自分も受けられるようになったのが嬉しいようです。耳で覚えた
Is this a book or a notebook?
がお気に入りのフレーズですが、ローマ字を習っただけでアルファベットも良くわかっていません。
この先どんな風に身に付けていくのか楽しみです。


【18833】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 2月23日(日)00時50分18秒
大森さんの音声ファイルの件了解です。


【18834】
2/28のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 3月 1日(土)23時14分32秒 編集済

2/28のレッスン
根石先生の「限界点は動く。」という言葉を励みに今日もがんばりました。
今日は比較的スムーズにいき、ご注意をいただく点も以前より少なかったのですが、新しいポイントをひとつ。
「大きめに使って引き締める」ことによりコントロールもできてくる。それによって言い違いをしたり、崩れることが防止できるということです。レッ スンでは確かにそうなりました。

後、ここで素読のレッスンの気に入っているところや感想を書いておきます。
まず、発音矯正になります。それと同時に聞く力が向上とまでは書きませんが(まだひと月です)、ほかの人が話す音の聞き分けを意識できるように なったと思います。
実は私はシンプルなものが好きなので性格的にもあっているような気がします。

後は口の運動をすることにより健康効果があります。特に口角を上げる運動は笑顔を作るのでさらに効果がありそうです。たまに鏡を見ながらやると自 分の口の動きがよくわかります。
30分のレッスンは全身運動に近く、真冬にもかかわらず、汗ばんできます。

私には発音矯正と書きましたが、英語をスタートする方にはとりあえず素読で英語を体に入れていくと、それが基礎の英語力となっていくことは想像で きます。

私が中学校の頃、素読という方法は知らなかったので暗記をしていました。暗記ですら効果があり、それで英語がわかるようになって好きになったと今 でも思っています。



【18835】
素読舎で得たこと 投稿者:手塚 投稿日:2014年 3月 3日(月)16時48分13秒

素読舎で11ヶ月お世話になりました。教わったなかで思ったことを書きます。                                                                                                                レッスンを受けるまで自分なりに勉強をしていました。色々試しましたが音読がいいなと感じていました。ですが自分が思ってい る事 考えている事でもないのに入ってこないなといつも思っていました。だから 文法、単語 構文 色々1度に手を付け焦りまた1からやり直すの 繰り返しでした。ドッカとするか、きっぱり辞めるかはっきりすれば良かったのですが 諦めもつかず ダラダラ続けていました。                                                                                                             音読をしていて きちんと発音をしたいと思い 発音記号とCDの本を使い1年近く 練習しました。その本には発音ができると聞き取りもできるとありましたができませんでした。練習をし変わった事は英文が読みやすくなった、音読が 楽しくなったということでした。ですが、CDを真似しきれないし 音の処理ができない 発音はこれで本当にいいのかと疑問だらけでした。今思えば  私のレベルでは聞き取れないのも当然だし 素読舎を知ったいまでは当然でした。                                                                                   それから 変にだらだら根性だけは あり英語に触れることはやめず 素読というのものがあるのを知り 音読とどう違うか調べていたら素読舎に出会いました。素読舎は                                                                            私 が感じていた疑問を解決してくれました。音の処理と思っていたことは例えば dの次にtがきたらdの音は舌をしっかり付けださずtを出す、つなげ て読む、つなげる練習をしていないと 聞き取れないなど。 単語については言いながら書きながらは知っていても その言葉の持つイメージをする、 日本語訳はイメージを作るきっかけと教わり とても印象的でした。なぜか日本語力も必要だと思いました。 英文が自分の事でもないのに入ってこな い(勉強不足は多いにあると思いますが)については 繰り返して練習がいいのはわかっていても 覚えようと意識し意味も分からずこれでいいのかと 疑問を持ちながら繰り返すのは苦痛でした。ですが1つの文を繰り返すとき つなげる、口を大きく動かし、音を圧縮するなどの指示があると 何回も 読んでる時にでがちな慣れみたいなものがなく身もそして口も引き締めて読めます。                                                                 指示をだしてもらえて一番いいところは 音に集中できることです。音にだ け集中し練習していると音を意識できるようになり意味がわからなくても 自然とイメージするようになりました。                                                             私はまだ英語を聞いて 聞き取れるわけでも 意味が わかるわけでもありません。ですが 以前は英語が耳に入ってきて わからないところでいちいち止まっていました。最近は自然と最後まで聞いていま す。意味がわからないのに最後まで聞き流した文の余韻みたいなものが残るときがあります。読みの方は5〜10語ぐらいの短文ですが 読んで行くと 次の単語がくっついてきて口から出るような感覚があります。                                                                                                        そして改め て思う事は教わった事を自分で練習し、教わったことを理解し気づいて練習しないと上達できないんだと思いました。               レッスン時は最後まで緊張で始まり緊張で終わりましたが ためになる事を沢山教えていただきありがたかったです。                                                                                               短い間でしたが 有難うございました。教わったことを生かし 練習を続けます。                                                                           



【18836】
個々の音以前(その後) 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 3月 3日(月)18時45分6秒
 現在、以下の指示方法をレッスンで使っている。
 番号がついているものが指示方法。
 その下は註。

1.「(口を)大きめに使って引き締める」

 なじみのない文は、この段階では「ゆっくりていねいに」やるのでいい。
 「引き締める」のは、立体的な口の動きをつくるため。
 同時に言い間違えないようにするにも、「引き締める」。
  (口の動きを引き締め、気持ちを引き締める)
 「ゆっくりていねいに」繰り返す文は、繰り返しながら音が安定するのを待つ。
 「ゆっくりていねいに」繰り返すとき、「自分に言い聞かせる」。


2.「(口の)動きを浅くしないでつなげる」

 「1」で音が安定したら、「2」に入る。(なるべく生徒が「自分で」)
 「2」を練習するとき、「いったんつなげ始めたらゆるめない」という指示を出すことがよくある。
 「1」と「2」を関連させるヴァリエーションは、
 「口の動きの立体性を保ちながらつなげる」
 「引き締めながらつなげる」など。

 「1」と「2」は、レッスンで絶えず使用する。

3.「がんがん口を動かす。音を圧縮する」

  3はレッスンでは扱えない。
  生徒が自分でやること。
   (語学の90%以上が自分でやること)

 レッスンは生徒が「3」の段階に入れるところまで連れて行く。
 入るか入らないかは、生徒による。
 おそらく、自分から「3」に入らない生徒は、語学から磁場に移る場合になんらかの障碍が生じる。

 なぜ「3」が必要か。
 よく圧縮された音を作ると長く文が体に記憶される。
 よく圧縮された文は、まるごと口に乗る
  (アウトプットに転じる)
 アウトプットに転じるレベルの文は「入れ替え・変換」が容易
 アウトプットに転じるまでの質をそなえたインプットが「絶対に得」
 そのレベルを確保しないと、「絶対に損」
  (英語学習者の圧倒的多数が、絶対損の道をたどる)

----------------------------------------
この指示方法は、今年の正月に書いた以下のメモにもとづいている。
これらの基礎の上に、「個々の音」を直すレッスンがある。
(03 Mar 2014 18:15:42)

----------------------------------------
語学では、文を繰り返すことが必要

繰り返すことを意識化し、激化する

「こうだな」という感覚が生じるまでは、ゆっくりていねいに。

「こうだな」とつかむことができたら、徐々に「どんどん口の筋肉を動かす」。(「まともな音でインプット」の生徒は7語以上を扱うときは自分でこ れをやっておく)

口を大きめに使う

どんどん口を動かすことで、音を圧縮する(英語の音を析出する)

途中で口の動きをゆるめない。途中で力を抜かない。

どんどん口を動かすときは、同じことを単に繰り返し言うのではなく、音を圧縮していく

このことで、文全体の読みを盆踊り的リズムからダンスのリズムに移行させる

文の読みにたるみがある場合、たるみを取る

喉でうなる、あるいは喉で声を張り上げるのではなく、口の筋肉の動きそのものに力を使う

圧縮が足りない、リズムが盆踊り状態、音にたるみがある、単に日本語の音の流用で安心しているなど、さまざまな状態に対して有効な簡単な指針は、 「もっと動かす」。

非常に言いにくい状態は、英語の音が生まれてくる「いい状態」。ただし、言い間違えが多発しがち。言い間違えを防ぐには、口の動きを「ひきしめ る」。

言いにくさが生じたときには、「言いにくさに負けない」。


【18837】
手塚さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 3月 4日(火)18時59分39秒
レッスンは中断されても、この掲示板に続けてお書き下さい。
お聞きしたいことがあるのですが、時間がとれないので、後でお聞きします。すみません。


【18838】
手塚さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 3月 8日(土)00時20分28秒 編集済
>英文が自分の事でもないのに入ってこない(勉強不足は多いにあると思いますが)

 お聞きしたかったことは、上の文で言われていることです。
 自分のことでないから(現実の場面での当事者でないから)入ってこない、というのならわかるのです。つまり、入ってくるっていうのが、しっかり 記憶されるとか、感覚として刻まれるっていう意味なら、当事者でないので記憶されにくい、刻まれにくいっていうことは起こります。
 「自分の事でもないのに」というのは、どういうことをおっしゃっているのでしょうか?
 お時間のあるときにお聞かせ下さい。


【18839】
3/7のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 3月 8日(土)23時00分13秒 編集済
3/7のレッスン
How's your business?
Businessは「ビジネス」ではなくbizn(さかさまe)sの発音記号で「ブズナス」に近い発音だそうです。例えばお金はマネーと書きます が英語ではマニーに近い発音です。かなり英語の上手な方でも誰かがこのように言っているのを聞くと「あれっ」って思ってしまいますが、自分もやっ ていたのですね。Businessは本当によく使っている単語なので自分が平気で間違った発音を繰り返していたことに驚きました。
このような単語は他にいくつもあると思います。今後もこのような発見はあるでしょう。

特に最近思うのは中学校のレベルの単語の発音ができていなかったということ、that, thank you, camera, her, there, have, areなど口の両端を上げる音と、あいまい母音の口をすぼめる音です。逆にこの二つができればかなり上手に聞こえると思います。

後、昨日は母音が入っているというアドバイスをいただきました。
Make your dreams big.
でdreamのdとrの間に母音が入っているようです。これは時間中にはどうしてもうまく言えなかったので今週練習します。Tripの場合は比較 的簡単で、tとrの間にはあまり入らないようです。発音記号はある音が単独にうまく出せてマスターできたというわけではなく、その音の前後に来る 音によってまたできなくなってしまう、そのこととの戦いのようですね。

「よりつなげて言う」訓練によっても次第に母音が取れていくという効果もあるそうです。


【18840】
村田君 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 3月 9日(日)00時37分20秒
大森さんの感想に、次のものを私のコメントとして追加して下さい。
間に破線
----------------------------------------
のようなものを入れてください。


・・・・以下をコメントとする・・・・・

business ですが、busyness というよく似た別の単語があり、それと区別するためにした説明でした。日本人が business を発音すると、busyness を言っていると受け取られるケースが多いはずだということです。大森さんの発音のケースもそれだと思います。

 business の真ん中にある i の音は意識的に削ってしまうのが、ひとまずの練習法ですが、これもまた、「犬ぶるぶる」で相当のところまで迫ることができます。
 「犬ぶるぶる」は、これまで使ったことのない比喩なので、ここで説明しておきます。
 犬が川や池で泳いでから岸にあがると、濡れた体のしずくを飛ばすために体をぶるぶるさせます。それを「犬ぶるぶる」と名付けたわけです。
 語学における「犬ぶるぶる」は、素読舎のレッスンでは、「つなげる」「もっとつなげる」「もう一段とつなげる」の動きをたどってつなげていくこ とになります。この動きによって、日本人の英語に特有な余計な母音を「飛ばす=削る」ことになります。
 「つなげる」「もっとつなげる」「もう一段とつなげる」という動きは、英語の音特有の「音と音のぶつかりあい」の処理を体感とする働きの他に、 日本人の英語から余計な音を削る作用もあります。(根石)



【18841】
3/8のコーチレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 3月 9日(日)01時44分44秒 編集済
本日根石先生が最初のころに比べるとだいぶ変化してきたと言ってくださり、「本人はどう思うか」聞かれた時、思うことが多すぎてうまくお伝えでき ませんでした。
簡単に言えば、自分の音を聞いて「英語を話している」と実感できます。

例えば今日うまく言えなかった"Is he single?" に関しては英語を話しているという実感がなく、日本語を話している気分です。
この20年間ずっと英語で会話していましたが、実は自分でもあまり英語を話している気がしていませんでした。(笑)


【18842】
3月8日コーチ養成レッスン 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 3月 9日(日)02時27分41秒
今のコーチ養成レッスンは各コーチが大森さんに対してレッスンをすることを通してコーチ間の指示の仕方などをすりあわせる実習になっています。大 森さんは素読舎のレッスンを受けてからまだ日が浅いのですが、根石さんによると短期間で音がどんどん変わってきているそうです。上級者にあたる方 でもあります。コーチをするにあたって、大森さんの限界地点がどこなのかわかっていないとレッスンができないので、私は素読舎レッスン実況録音の 音声ファイルを聴いてイメージしています。コーチするためのリスニング力を鍛える一助になるのではないかと思うのです。生徒さんの限界を見定める リスニングは本当に難しいです。

今日も根石さんが先に手本を聞かせてくれました。

Is he single? という例文の single について、私は /s/ が sh に聞こえるのと、 /g/ の後に母音が付くのが気になりました。私は母音の方をチェックするのかなと思い、根石さんがどこを先に手を付けるのか注意して聞いていました。根石さんは /s/ についてアドバイスしていました。それで、/g/ の方は音をつなげることに解決していくのだと思いました。
また、根石さんはこの例文については「音が薄い」と言っていました。根石さんからこの言い方でわかるかと聞かれたので、私は音が弱いと思う、と答 えました。根石さんは、言いにくいから口のバネが弱く動くとも言えると言っていました。
私は根石さんの言う「薄い、濃い」が、この場合は特に /s/ を出す時の舌先の力加減についてのことかな、と思っていましたが、根石さんが大森さんに「引き締める力を使ってください」と言ったことで音がよくなりまし た。舌先の力の入れ具合も、「引き締める」に収束していく動きだとわかりました。

今日のレッスンで覚えておくべきだと思ったポイント。

・加速して急につながってきたとき、わずかに浅くなるのはとがめない。

・/a/ あごが下がる時に舌を下の歯の裏に軽くつけておく

・remind の r → 「喉の方に舌を引っ張ってみてください」

・can は本来は /k/ + /ae/ なのだが、/k/ + /j/ + /ae/ と発音される。本来は純粋な /ae/ のはずだが /k/ の後ろに /ae/ がついているとなぜか /j/ を発音している。理由はまだわからないが、あまりにも多くの人が /j/ を発音しているので、これに関しては注意はしない。


【18843】
根石さん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 3月 9日(日)02時28分47秒
コメントの件、了解しました。


【18844】
根石先生 投稿者:手塚 投稿日:2014年 3月 9日(日)06時59分49秒
おはようございます。                                                                                                      うまく言えませんが例えば買い物と言う場面の例文があ り、その通り覚えても私が覚えた通り相手が答えてくれなければ自分が覚えたことが使えなくなってしまう感じです。           

【18845】
3/14のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 3月15日(土)22時14分38秒
3/14のレッスン
最近、韓国ドラマを見ながら素読するのがお気に入りです。韓国語なので字幕を読むだけで十分です。その間口を動かします。
昨日のレッスンでは喉の奥に力が入りこもっているという指摘をいただきました。その力を口の動きに使うことを心がけると良いということです。

こうして「まともな音でインプット」のひとつひとつ文章を読んでいるととても苦手な文章と、比較的苦労なく言える文章があることが気になっていま した。聞きなれた言葉は言いやすいという面があるのかと思っていました。
昨日根石先生が今日言われたのはそういう文章は何百回、何千回かかろうと苦労なく言えるようになるまで集中的に言い続けると、トンネルを抜け急に 明るくなるようなたような状態になるそうです。
It's just like her!
これがうまく言えるようになると、似たようなものが全て楽になるのでぐんと話しやすくなるのでしょう。いいにくい文の中に上達のカギがあるようで す。


【18846】
手塚さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 3月16日(日)22時08分31秒
手塚さんのおっしゃっていることは、決まり文句の限界ということでしょうか。
決まり文句というものがいくつあるのか知りませんが、よく使うよというレベルでも数百はあると思います。この数百を「入れ替え・変換」の元にした ら、ヴァリエーションは数千、数万になります。
数千、数万にするにはどうするのか。「入れ替え・変換」で文法を感覚に変えることの他に、「音作り=インプット」で最初の数百を「音の立体性を 保ったまま、限度までつなげる」という練習を行うことで、その数百をすばやい(感覚化した)入れ替え・変換の元にすることができます。
手塚さんのレッスンでは、その数百も「限度までつなげてくれ」とか「限界までつなげてくれ」という指示は出しておりませんでした。その寸前までは 来ていたと思います。
今後一人で練習される場合に、数百と言ってもあいまいですので、ひとまず千くらいの文を「立体性を保ったまま、限度までつなげる」という練習をし てみて下さい。特に、「限度まで」というところをやって下さい。それができて、ようやく元ができるのだと考えていただいて結構だと思います。



【18847】
レッスン時、方針 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 3月22日(土)23時04分54秒
中学生が「学校対応」を使う条件。

・このレッスンで使っている音を普段の練習の中で使う
・学校のテスト勉強をするのでも、予習、復習をするのでもいい。何をするにも、このレッスンで使っている音を使う。
・それをやらない場合は、一週間で音が錆び付く。
・音を錆び付かせた場合は、「学校対応」はやらない。



【18848】
3/21と3/22のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 3月28日(金)00時17分3秒
3/21と3/22のレッスン
残念なことに金曜日のレッスンは根石先生の声が録音されていませんでした。それに今週はずっとばたばたし、今初めて録音を聴き何か書こうと思った のですが、ちょっとタイミングを逸してしまいました。
根石先生はコーチレッスンの時「音を錆びつかせない」ということを言われていました。英語で会話をし、英語で仕事をし、教えながら英語を読むとい うラッキーな立場にいる私でさえもさらに気合を入れて練習する時間をしっかり確保しないと上手にならないことはよくわかります。今週は忙しくあま り練習していないので明日が心配ですが。
英語に触れる機会の少ない子供さんの場合はもっと日々の練習が大事となるでしょう。

先週は予習をしっかりすれば5−1に入れると言っていただき、予習をしました。でも本番となると今までの4語のリズムとは全く異なり、そのことに 慣れるだけで数行かかりました。もちろん苦手なeのさかさまと、口の両端を上げる音がわかっていながらうまくいかず、何回も注意をしていただきま した。それプラス母音が入ることも3大課題の一つです。5語に入るとそのような要注意単語は一つの文に2つ3つ入ったりするので難易度が一段と アップします。

その後7語に挑戦しましたが、やはり年季の入った村田先生の安定感は私と全く違うことが録音でよくわかります。

小川先生から引き継いだクラスは音読ということで毎回ちょっとしたパッセージの音読をしています。行きの電車の中でeのさかさまと、口の両端を上 げる音にざっとチェックを入れ、ちょっとでもいい音が出るように準備します。ただ素読舎の教材と比べるとそのような単語の数が圧倒的に少ないの は、きっと半分以上見落としているからでしょう。
まだまだ課題は山積みです。


【18849】
3/28のレッスンと29日の感想 投稿者:大森 投稿日:2014年 4月 3日(木)23時25分57秒 編集済
3/28のレッスンと29日の感想
新たな私の悪い癖がわかってきました。これは村田先生や、小川先生に特によく指摘をいただくのですがNo, はノーではなく、ノウーと言わなければならないのですが私はウを入れていないようです。このような単語は続出します。"Let's have a toast."のtoastにもuが入るようです。普段はほとんど意識していませんでした。
"Didn't I tell you?"のtell you の間はテリュウのようになりTellのルを出さないようにすること。
"I don't understand Japanese."のunderstandは口をすぼめたり口角を上げたりいそがしくなかなか手ごわい単語です。

それとこの二日でしきりに指摘されたのは単語が切れ切れになってしまう癖があることです。これは教師生活でゆっくりと単語を切って言ってしまうこ とから来ているような気がします。先週は英語に触れている時間が多いから有利と書きましたが、がんこな癖がついているという点では不利です。真っ 白な状態に入れていく方が効率は良いでしょう。

29日は小川先生とのモデルレッスンでした。
小川先生が書かれていたように私たちの出会いは約20年前のサイマルのクラスまでさかのぼります。ということでその後20年、お互いの話す英語は だいたいわかっていました。
"Her mother must have smelled something fishy."
この例文では最初はゆっくりと次第に加速度をつけ飛行機が飛び立つように回転数を早め最終的にはフルスピードの見事な素読のリーディングに移って いきます。3か月前に聞いたときはほとんどよく理解していませんでしたが、この日のレッスンでは例えばHerが根岸先生のおっしゃるすっぽんの完 成度になっていることがよくわかりました。私が言うとあたったり、はずれたりです。他の音もなるほどこの音があれだなと前よりはピンポイントで聞 くことができるようになってきっています。


【18850】
ou 投稿者:小川 投稿日:2014年 4月 5日(土)02時03分4秒 編集済
ふた昔も前のことですが、子供英会話教室で講師をしていた頃、松香フォニックス研究所で「フォニックス(音声法)」の指導研修を受けました。サイ レント "e" という項目があって、ae, ee, ie, oe, ue などのように母音の後ろに"e"がつく場合、game, Pete, time, home, cube などのように、母音+子音+"e" が並ぶ場合は、母音の後に来る"e" は発音せずに、その前の母音は「アルファベット読み」にする、という説明がありました。実際に子供達を指導する時にも、同じように説明します。

けれどアルファベットの"a" を「エー」、"o"を「オー」と教えられて来た者には、やはり「エイ」や「オウ」という正しい発音を指導してからでないと、サイレント"e"の説明はうま く行きません。game を「ゲーム」、homeを「ホーム」と発音し、生徒も先生もこれで良しとしてしまうことも多々あります。まして日本語になってしまった英語は要注意です。 私の生徒達にもこの説明ではあまりうまく行かなかったので、「背中に負う」の「負う」などと説明を加えてみたりして、四苦八苦した覚えがありま す。

子供達だけでなく、「オウ」と「オー」の発音の違いに敏感な上級者も多くはないようです。けれど "boat [ボウト] "と "bought [ボート]" では大違いです。素読舎のレッスンを受ける前の私もその中の一人だったと思います。そんな私たちが、"o" の発音は「オー」ではなく「オウ」だという説明を受け、お手本の音を示してもらっても、なかなかその音を再現出来ないものです。誰もがCDなどの音声教材 を真似するだけで発音が良くなるわけではないという事実にもうなづけます。

ところが素読舎では「オーの後ろにウをつけて下さい」とか「口の筋肉を引き締めて下さい」という言い方をします。こちらの方が日本人には分かり易 く、飲み込みが速いですよね。私は村田さんや根石さんがが「オーの後ろにウをつけて言って下さい」と指示されたのを聞いて、「あれ、そんなシンプ ルな説明でよかったんだ」とびっくりし、なんとわかりやすい説明だろうと感心しました。実用的というか実践に即しているというか、さすがだと思い ました。


【18851】
「お願い」「規約」(再掲) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 4月 5日(土)02時50分2秒
================================

素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
 ・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他

<お願い>

1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs

月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。

2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へ のお金の出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。

3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。

4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、 「音とイメージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件がありま す。

◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。

●「七年目の浮気」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。

(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができま す。また、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)

5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。

6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイン トがマイナスされます。)

素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹 介いただくようお願い致します。

(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用 掲示板」から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)

7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円 で使っていただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘って いただく等していただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただ きます。「紹介者」に3ポイントがプラスされます。

8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。

9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)

10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れ た場合にも、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参 照下さい。

11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。

12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができ ます。

 素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ジャムセッション」のメンバーは「七年目の浮気・音読終了者」です。

 素読舎内の「無料過程」は、コーチ付きのレッスンです。
 「ジャムセッション」は、コーチから離れて、メンバー同士で切磋琢磨していただくものです。

 「七年目の浮気・音読終了者」および「ジャムセッション」のメンバーは、素読舎のコーチができます。(その時点で「コーチ養成用レッスン」を新 設しますので、それを受講していただきます。)
 また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、 「教材使用料」をいただきます。これは現在、小川コーチの「素読舎奈良分室」と村田コーチの「素読舎戸倉分室」に適用されています。)

 「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が 制限されることもありません。

 「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここ に、素読舎コーチも参加します。

 毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。

 「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専 用の掲示板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、月に一度は書かなければならないというような制約はありません。

 「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力 点が移った人のグループです。「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという認識は自分の中に置いていただきます。

 「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていること が必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が起こる」レベルの英語を維持することができます。
 「私物化」は「言葉」にはなじみません。
 「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」です。
 日本在住の英語にとって、無料で使えるこういう「道場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」 ことに狙いを定めた「道場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないものになります。

 素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をもお知り合いをも「道場」の方向に進めていただくことになり、「道場」の誕生に協力していただ くことになります。根石が「スカイプでレッスン」での収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。

13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいた だく場合は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。

14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲 示板に公表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。

「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の 都合等がおありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願 いします。

15.
初心者はレッスン開始時期が数ヶ月ずれるだけで生徒間の「練習力の釣り合い」がとれなくなってしまいます。初心者の「二人一枠」形成は、レッスン 開始時に限らせていただきます。

16.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。

17.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなっ た場合、「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。

18.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。

19.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにす るためのものです。

また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこと もできます。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の 6000円 は、「二人一枠維持基金」から充当されます。

20.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、そ れを可能にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。

21.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。

22.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれ ないことによっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さん をご紹介いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。

新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さ んが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。

周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけ た場合は、素読舎のホームページに転載させていただきます。

23.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希 望者リスト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜 日、時間帯)を譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望 します。

24.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイント が1ポイントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。

25.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手 間によって形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありませ ん。(「二人一枠維持基金」がクッションとして使われます。)

26.
1ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっているこ とが前提となります。その判断はコーチにお任せください。)

27.
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、コーチ側に絶えず教材の中 を検索しながらレッスンをする必要が生じるため、学校の進度に合わせる時点で、2ポイントを必要とします。

28.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していた だくのでも結構です。レッスン時間が終わるまでに連絡がない場合は、無断欠席になります。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご 注意下さい。

29.
ポイントは家族間で譲渡できます。家族の中で生徒がやめた時は1人につき3ポイント分消失します。
スカイプの生徒から通塾の生徒の紹介があった時も、家族間でポイントの譲渡ができます。
ポイントの使い方は、「スカイプでレッスン」の生徒は「スカイプでレッスン」の規約に従い、通塾の生徒は塾の規約に従います。

30.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。

31.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。

32.
都合ですぐにレッスンを始めることはできないけれども一年以内にレッスンを開始できる時期が決まっている場合は、レッスンを予約することができま す。レッスンを予約するには、その時点での受付可能な枠の中から、曜日と時間帯を決定し、具体的な枠を予約していただきます。一年以上先の予約は できません。

予約する際は、お一人あたり12000円の予約料を「二人一枠維持基金」の口座にご納入いただきます。このお金は、レッスンを開始した後の最初の 月のレッスン代金に充当されます。「二人一枠」で使われる場合は、ふた月分のレッスン代に充当されます。予約を破棄された場合、予約料は返却され ません。

予約料金の入金を確認した後、空き枠状況を示す表の予約された枠に「〇年〇月からのレッスン予約済・予約者のイニシャル」を記入します。後にもっ と都合のいい受付可能な枠ができた場合は、予約の曜日と時間帯を変更できます。

予約料金の入金を確認した時点から、実際にレッスンを開始して予約料金のレッスン代への充当が終わるまでの間、毎月の会計報告に予約料金を預かっ ている旨を記して、掲示板に掲載します。

「二人一枠」で使われる場合、レッスン開始後2か月間は予約料金がレッスン代に充当されますが、「二人一枠維持基金」は担当のコーチの口座に入金 してください。

予約済の枠は、予約された方が実際に使い始めるまでの間、後から申し込まれた方が臨時に使っていただくことができます。

------------------------------------

<規約>

1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。

2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。

3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。

(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイント を使うことで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。1年後、1ポイントがマイナスされる。
ポイントをすべて使ってしまって以後は、「練習力の釣り合い」を第一条件に、条件の許すかぎりなるべく早く「二人一枠」を作る。素読舎側で調整を 行う。

(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなり、ポイント1〜ポイント5に該当する場合、半年間 を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側 で、「二人一枠」を作る努力をする。

(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円 (6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ 移行する。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二人一枠維持基金」から取り崩す。

4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消するか、維持基金の月額を再検討 する。

5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表 する。掲示板上でなるべく生徒同士で話し合い、「二人一枠」形成の準備をする。

6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に 1度を目安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。

7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を 増やす段階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。

8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。

9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。

10.
レッスン枠は太い枝のコーチの枠から埋める。太い枝のコーチのレッスン枠がすべて埋まってから、それより細い枝のコーチの枠を埋める。細い枝の コーチの枠が埋まるまで太い枝のコーチが枠数を増やすことはできない。新規の枠は、細い枝のコーチの枠がすべて埋まった後、新たに生徒の申し込み があった時に太い枝のコーチの方から追加する。

11.
コーチは、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。

12.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表なども村田が行う。

13.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。

集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。

空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に手渡す。

14.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。

15.
「ジャムセッション」を使う人の中から積極的にコーチ希望者を募る。希望があれば、「ゴースト」「七年目の浮気」以外の音読用教材を選定して定 め、レッスンを行う。レッスン名を「コーチ認定以後」とする。

コーチとして認定する最低の基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。


【18852】
4/3と4/4のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 4月 6日(日)23時45分51秒 編集済
4/3と4/4のレッスン
この二日はいろんな音について新たに(というか前に習ったのを忘れていることも多かったのですが)学習しました。
Here is はHereの狭い音にisがくっついてリエゾンして自然に出る音。わたしが言うと日本語的なヒヤリズになっているようです。There areも同じです。
またこの日はear とyearの違いをチェックしていただきました。Yearはのどを使う音のようで、かなり響きます。スタートからかなり口を 狭くします。それに比べると耳のiはかなり口を横に開くのだと思います。

あいうえおフォニックスについては根石先生に初日に教えて頂きました、まだよくわかっていない部分もあり、昨日はちょっと混乱しました。

確認のため教えて頂いたことをまとめると
A I U E Oにrをつけて
ar, ir, ur, er(reも), orそれにearも追加します。
これらのスペルを持つ部分は大概狭い音になります。
但しarの音でアクセントが付くものはpartyのようにあごの下がる音になります。アクセントが付かない場合dollarのように狭い音となり ます。

ただしこれには前提があって日本語でアという音に限るということです。

話がちょっと違うのかもしれませんが、私は素読を始めてからあいまい母音(eのさかさまの音)がどこにあるか辞書で引き確認することが多くなりま した。例えばlemonのmonはその音です。これはわざわざ口を狭くしなくてもだいたいそれに近い音が出ているからそんなに気にしなくてもいい のでしょうか?

最後にひとつ昨日の発見です。
You and I areという文章でI は顎を下げる音だと村田先生に指摘をいただきました。そうすると次の口を狭くする苦手なareが逆に言いやすくなるのです。助走というか、勢いがつくから かもしれません。
口を引っ張ったり、すぼめたり動きが忙しいので言いにくいと思っていたのですが、意外とそうでもなく、口を大きく使うと却って言いやすくなるのか もしれません。(私流の解釈ですが)


【18853】
根石コーチ 投稿者:N.Sのお母ちゃま 投稿日:2014年 4月 8日(火)18時49分36秒
根石コーチ
いつもお世話になります。

週初めのLesson後
子供は運動を終えた後のように
汗をかいていました。
『喉が渇いた〜、今日も楽しかった〜』と清々しい笑顔を見せておりました。

しかしながら
『入れ換え、変換』で、少し気になる事があります。
先ず、子供が妙に焦って文章を繰り返しているように見える事。
早く正確に?文章を言おうとする余り、そこに気を取られて意味を頭の中でイメージ出来ていないのではないか?という疑問です。

根石コーチのアドバイスにあります、口を大きく使う、口を引き締める。
そこを、もう少ししっかりと子供に意識させた方が宜しいでしょうか。
お手隙の際で構いません。
ご回答頂けたらと思います。

どうぞ、よろしくお願い致します。





【18854】
「お願い」「規約」改訂版 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 4月13日(日)17時16分41秒 編集済
学校対応の期間が2年間になります。(27番参照)
5月から適用します。


================================

素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
 ・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他

<お願い>

1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs

月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。

2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へ のお金の出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。

3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。

4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、 「音とイメージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件がありま す。

◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。

●「七年目の浮気」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。

(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができま す。また、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)

5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。

6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイン トがマイナスされます。)

素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹 介いただくようお願い致します。

(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用 掲示板」から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)

7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円 で使っていただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘って いただく等していただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただ きます。「紹介者」に3ポイントがプラスされます。

8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。

9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)

10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れ た場合にも、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参 照下さい。

11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。

12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができ ます。

 素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ジャムセッション」のメンバーは「七年目の浮気・音読終了者」です。

 素読舎内の「無料過程」は、コーチ付きのレッスンです。
 「ジャムセッション」は、コーチから離れて、メンバー同士で切磋琢磨していただくものです。

 「七年目の浮気・音読終了者」および「ジャムセッション」のメンバーは、素読舎のコーチができます。(その時点で「コーチ養成用レッスン」を新 設しますので、それを受講していただきます。)
 また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、 「教材使用料」をいただきます。これは現在、小川コーチの「素読舎奈良分室」と村田コーチの「素読舎戸倉分室」に適用されています。)

 「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が 制限されることもありません。

 「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここ に、素読舎コーチも参加します。

 毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。

 「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専 用の掲示板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、月に一度は書かなければならないというような制約はありません。

 「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力 点が移った人のグループです。「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという認識は自分の中に置いていただきます。

 「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていること が必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が起こる」レベルの英語を維持することができます。
 「私物化」は「言葉」にはなじみません。
 「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」です。
 日本在住の英語にとって、無料で使えるこういう「道場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」 ことに狙いを定めた「道場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないものになります。

 素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をもお知り合いをも「道場」の方向に進めていただくことになり、「道場」の誕生に協力していただ くことになります。根石が「スカイプでレッスン」での収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。

13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいた だく場合は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。

14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲 示板に公表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。

「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の 都合等がおありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願 いします。

15.
初心者はレッスン開始時期が数ヶ月ずれるだけで生徒間の「練習力の釣り合い」がとれなくなってしまいます。初心者の「二人一枠」形成は、レッスン 開始時に限らせていただきます。

16.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。

17.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなっ た場合、「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。

18.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。

19.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにす るためのものです。

また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこと もできます。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の 6000円 は、「二人一枠維持基金」から充当されます。

20.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、そ れを可能にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。

21.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。

22.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれ ないことによっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さん をご紹介いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。

新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さ んが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。

周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけ た場合は、素読舎のホームページに転載させていただきます。

23.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希 望者リスト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜 日、時間帯)を譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望 します。

24.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイント が1ポイントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。

25.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手 間によって形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありませ ん。(「二人一枠維持基金」がクッションとして使われます。)

26.
1ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっているこ とが前提となります。その判断はコーチにお任せください。)

27.
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、コーチ側に絶えず教材の中 を検索しながらレッスンをする必要が生じるため、学校の進度に合わせる時点で、2ポイントを必要とします。期間は2年間です。

28.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していた だくのでも結構です。レッスン時間が終わるまでに連絡がない場合は、無断欠席になります。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご 注意下さい。

29.
ポイントは家族間で譲渡できます。家族の中で生徒がやめた時は1人につき3ポイント分消失します。
スカイプの生徒から通塾の生徒の紹介があった時も、家族間でポイントの譲渡ができます。
ポイントの使い方は、「スカイプでレッスン」の生徒は「スカイプでレッスン」の規約に従い、通塾の生徒は塾の規約に従います。

30.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。

31.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。

32.
都合ですぐにレッスンを始めることはできないけれども一年以内にレッスンを開始できる時期が決まっている場合は、レッスンを予約することができま す。レッスンを予約するには、その時点での受付可能な枠の中から、曜日と時間帯を決定し、具体的な枠を予約していただきます。一年以上先の予約は できません。

予約する際は、お一人あたり12000円の予約料を「二人一枠維持基金」の口座にご納入いただきます。このお金は、レッスンを開始した後の最初の 月のレッスン代金に充当されます。「二人一枠」で使われる場合は、ふた月分のレッスン代に充当されます。予約を破棄された場合、予約料は返却され ません。

予約料金の入金を確認した後、空き枠状況を示す表の予約された枠に「〇年〇月からのレッスン予約済・予約者のイニシャル」を記入します。後にもっ と都合のいい受付可能な枠ができた場合は、予約の曜日と時間帯を変更できます。

予約料金の入金を確認した時点から、実際にレッスンを開始して予約料金のレッスン代への充当が終わるまでの間、毎月の会計報告に予約料金を預かっ ている旨を記して、掲示板に掲載します。

「二人一枠」で使われる場合、レッスン開始後2か月間は予約料金がレッスン代に充当されますが、「二人一枠維持基金」は担当のコーチの口座に入金 してください。

予約済の枠は、予約された方が実際に使い始めるまでの間、後から申し込まれた方が臨時に使っていただくことができます。

------------------------------------

<規約>

1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。

2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。

3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。

(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイント を使うことで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。1年後、1ポイントがマイナスされる。
ポイントをすべて使ってしまって以後は、「練習力の釣り合い」を第一条件に、条件の許すかぎりなるべく早く「二人一枠」を作る。素読舎側で調整を 行う。

(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなり、ポイント1〜ポイント5に該当する場合、半年間 を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側 で、「二人一枠」を作る努力をする。

(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円 (6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ 移行する。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二人一枠維持基金」から取り崩す。

4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消するか、維持基金の月額を再検討 する。

5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表 する。掲示板上でなるべく生徒同士で話し合い、「二人一枠」形成の準備をする。

6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に 1度を目安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。

7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を 増やす段階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。

8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。

9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。

10.
レッスン枠は太い枝のコーチの枠から埋める。太い枝のコーチのレッスン枠がすべて埋まってから、それより細い枝のコーチの枠を埋める。細い枝の コーチの枠が埋まるまで太い枝のコーチが枠数を増やすことはできない。新規の枠は、細い枝のコーチの枠がすべて埋まった後、新たに生徒の申し込み があった時に太い枝のコーチの方から追加する。

11.
コーチは、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。

12.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表なども村田が行う。

13.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。

集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。

空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に手渡す。

14.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。

15.
「ジャムセッション」を使う人の中から積極的にコーチ希望者を募る。希望があれば、「ゴースト」「七年目の浮気」以外の音読用教材を選定して定 め、レッスンを行う。レッスン名を「コーチ認定以後」とする。

コーチとして認定する最低の基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。


【18855】
4/11と12のメモ 投稿者:大森 投稿日:2014年 4月18日(金)20時45分21秒
4/11のレッスン
ただ今まともな音でインプットの4と5を同時進行でやっていただいていますが、各10個ずつ合計が時間内で完了できたら合格、合格が3つ続けば5 のみの練習に以降するという目標をいただいています。今日は一回目の合格をいただきました。

本日困難だったのは下記の点です。
My throat really hurts.
Throat にuの音を入れるのを忘れない。Throatのthの音は舌を上の歯の先にくっつけてこすって引っ込めるそのこすれる音。
Where is the garbage area?
GarbageのGarの音はアクセントのある音なのであごの下がるアである。bageの部分はベッジではなくビッジに近い音である。
That business is not illegal.
Businessは前にも出てきましたがビズナス、notのtは舌先が上の歯茎につける気配だけの音、thatはしっかりと口の両端を上げる。

4/12の生徒役での注意点です。

Man is a thinking reed.
Manのnとisがリエゾンし、つながるように。thinkingのングの音がうまく出ていない。たぶん喉を使って出さないとだめ。このmanか ら始まる音に苦戦。口の吊り上げるのと音を出すタイミングが合っていない様子。
All I want is you. isとyouがつながってイジュウのような音になる。
It is a splendid work.
Workは狭い音ですが、その時ワークとアのつもりで発音する。
Things happen in this world.のworldも同じ、口を狭くしアのつもりで発音する。
Devilはデビルではない。
アクセントのある音deの後の母音でそれが最後になる場合
この場合vilのiの音は弱いさかさのe、あるいは何もなくデブルのような発音になる。

アクセントのある箇所は綴り通りに発音されることが多い。その直後の母音はぼける。それが最後の音になるとほとんど消えかける。(単語の最後のさ かさまのeはいい加減な音になる。)



【18856】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 4月19日(土)02時07分55秒
最近のレッスンの報告は、非常に面白いです。
生徒さんに、こちらが出した指示が伝わっていることがよくわかるので、面白いのです。
しかし、レッスンを受けていない人にはチンプンカンプンなところが多いかなとも思っています。
当面は、今の調子で報告をお願いします。それが基盤となって、語学論のレベルが準備されるのではないかと期待しています。


【18857】
経営の地獄について 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 4月19日(土)02時09分13秒 編集済
 英語口という言葉が一部で使われている。
 以前、私はこの語を知らなかったが、「大風呂敷」という掲示板を始めて、人と意見を交わしているうちに知ることができた。もう10年ほども前の ことになる。

 英語口とは英語用の口の動きというくらいの意味だが、英語口を持っている人は非常に少ない。
 日本には、英語用の口の動きを作るまともな方法がこれまで存在していなかった。日本で練習して作った英語力の一つとしての英語口は、ほとんどす べてが学習者がやみくもに身につけたものである。
 私の古い生徒さんに、英検1級をお持ちの小川さんという方がいる。小川さんは英検1級を持っていられたにもかかわらず、私のレッスンを受講して 下さったのだ。この方は、最初から英語口を持っておられたが、最初のうち、いくつかの音は直す必要があった。
 ある日、「このレッスンを始める前と今とで、そんなにご自分の音が変わったという感じはしないでしょうけども」と書いたところ、「とんでもな い。非常に変わりました」と小川さんが書かれた。
 私は、そんなに変わったとも思っていなかったが、ご当人にはすごく変わったと感じられていたことがわかったのだった。
 記憶で書いているので、私の言葉も小川さんの言葉も正確なものではないが、「大風呂敷過去ログ倉庫」にそのやりとりは残っている。

 英語口を持っていない生徒にとっては、英語口を備えた後の音は「別世界」なのであるが、小川さんはやみくもな習得ではあっても、私の生徒になっ た当初から英語口を持っておられたから、私が作った小川さんの音は半分程度のものだろう。
 多くの上級者に共通することだと思うが、子音はあらかた大丈夫なのである。母音、特に私が「ア系列」と名付けたものに問題があることが多い。音 づくりの指示法で言えば、「口の両端斜め上(一瞬般若)」「狭いア(アー)」「顎の下がる明るいア(アー)」の3つが区別できていないケースが多 い。たった3つだが、これを区別できていない場合と、区別できてからは音が激変すると本人には感じられるかもしれない。この3つが、英語音の中に 出てくる量は生半可なものではない。四六時中出てくるというくらいに頻出する。だから、たった3つをきちんと区別できるようになると、英語口を 持っている生徒にとってでも、音の半分くらいは変わってしまったと感じられるかもしれない。3つを変えるだけで、何千何万もの単語が違うものに生 まれ変わるのも事実である。

 「ア系列の区別」は私が「個々の音」と言っているものの一部である。子音まで含めると、「個々の音」の数は多いが、日本人にとって肝心要のもの は、「ア系列」の音なのだ。これがほとんどまったく手つかずのままだった。今でもそうだ。今でも学校はまるで駄目だ。口はばったいと思うこともな く言うことができるが、これを日本人向けにまともに扱っているところは素読舎以外にはない。いや、ほとんどない。

 「ほとんどない」というのは、佐賀の柴田武史さんの学校の教室では、「個々の音」の扱いにおいて、「ア系列」の音はすべて扱われているからだ。
 柴田さんが「大風呂敷」に書かれなくなってから、長いこと考えた。柴田さんの音作りと、私の音づくりはかなり違う。どこがどう違うのかと長いこ と考えたのだ。「個々の音」に関しては、柴田さんの音作りの方が、私のものより詳しく、細部にわたっている。それはわかりやすい違いなので、私に もすぐにわかった。しかし、音に関して何か根本的なとらえ方が違うという感じはずっとあったのだった。

 今年の正月、パソコンに向かっていて、「口を大きめに使って引き締める」とメモした。そしたら、次にメモするべきことをほぼ自動的に思いつき、 「口の動きを浅くしないでつなげる」と書いた。最近になって、「自分の限界までつなげる」を追加した。これらを使って正月以来、レッスンをしてき て、ああ、これだよとわかったのだった。これらは「個々の音」の問題ではない。

 「大風呂敷」上で柴田さんと英語音に関して意見を交わした時は、すべてが「個々の音」の問題だった。私が脳梗塞をやって以後、口が思うように動 かなくなって、もう全面的に俺の音づくりを表に出してしまおうと思って、パソコンに向かってメモしたものは、「個々の音以前」の問題だったのだ。
 それは、日本語の音と英語の音の「個々の音の違い以前の違い」だったのだ。

 それを扱えるようになってからの素読舎のレッスンは、英語口のレベルが違う。「個々の音」の違いは、以前からも扱ってきたし、これからも扱って いくだろうが、もっとも根本の違いというものは、日本語の音の平板さ、英語の音の立体性の扱いというところにあるとみつけたのである。十九歳の私 の「回転読み」の中で、感覚的にみつけてあったものが、ようやく言葉になったのである。

 「口を大きめに使って引き締める」、「口の動きを浅くしないでつなげる」、「自分の限界までつなげる」。
 たった3つの指示方法である。これが言葉になるまでに、素読舎を始めてからでも40年近くかかったのだ。

 「個々の音」の違いを扱うだけでなく、口の筋肉の動きの浅さ深さまでを問題にしたものが、現在の素読舎の「音づくり」なのである。それを問題に できるのが、上のたった3つの指示方法なのである。

 二つめの「口の動きを浅くしないでつなげる」という言い方に肝心なものはすべて含まれる。つまり、二律背反が。

 口の動きを浅くしないとは、口を立体的に動かすことだが、口を立体的に動かせば動かすほど、音をつなげて言うことが難しくなる。音をつなげてい けばいくほど、音の立体性を確保するのが難しくなる。一方がもう一方を打ち消し否定する関係がここにある。

 感覚的には、19歳の時、私はこれをつかんだ。
 しかし、それを言葉にするのに40年以上かかった。
 「ア系列」の3つを確定するのにほぼ20年かかり、「立体性」と「連続性」の二律背反を統合する言い方を確定するまでに40年以上かかったので ある。
 しかし、これで日本人用の英語音の作り方は確定できた。

 英語の練習用の音として十全なものを作るには、二律背反を統合するしかない。

 そして、それを素読舎の根本としてやってきた(感覚的には最初からわかったいたから、それを根本としてきた)ので、経営は地獄だった。

 二律背反は、何もしなくても生徒の口の動きにただちに実現する。一方をやれば、一方ができない。それを両方やらせるのは暴力的なことだ。極論す れば、語学とは暴力なのではないだろうか。

 そんなものを練習させても、練習されられる側(生徒)に受けがいいわけがない。どうやら、生徒の側に生じるもっとも一般的な感情は、「むかつ く」というものらしい。

 それが、経営が地獄だった理由であろう。

 しかし、世の中は広く、私の指示通りにやる生徒も少しだけだがいた。そういう生徒は「学年トップ」になり、後年、英語を使って仕事をこなすよう にもなった。
 ここでも、二律背反の背反は超えられた。
 たいがい、「学年トップ」の英語なんてものは滅びる英語なのだ。あらかたは学校に従順な者の英語であり、学校に飼われ、学校にだまされただけの 英語なのである。

 多くはないが、素読舎の生徒には、「学年トップの英語」が「使える英語」にそのまま結びついた者がいる。多くはないが、そんじょそこらの学校の 英語の中に置けば、量の多少の問題ではなくなってしまう。素読舎の英語は、学校英語とは違うという性質がきわだつのである。

 小学5年生から素読舎を使って、高校に入った生徒がいた。高校の最初のAETの授業がが終わった時、AETが私の生徒のところに近づいてきたの だそうだ。
 「あなたは、どこの国にいたのか」とAETが言ったそうだ。
 「私は、日本で育ちました」と私の生徒が言った。
 「なぜ、あなただけが英語の発音が違うのか」
 「日本人の先生に教わっています」
 この生徒は、数学の先生になりたいと言って、信州大学の教育学部に入った。数学科の学生になったのだが、英語の試験は教育学部全体で同じ問題で 試験があり、学部全体でトップになった。つまり、将来英語の先生たちになる学生たち(英語科の学生たち)より力があるとわかってしまった。長野県 の英語教育界よ。どうすればいいんだ。先生たちを越えてしまっているのが、世間に干されているしょぼい英語塾の生徒なのだ。

 死体としての言語が、生きた体としての言葉として蘇る。語学は暴力だが、死体を蘇らせる暴力なのである。かつて「逆葬式」と名付けたことがあ る。

 言語を言語としてまともに扱う必要がある。そこをまともに扱ってから「磁場」に置けば、言葉が芽を出す。あるいは、日本在住のままの勉強の個室 において、語のイメージが「磁場」において通用するものとなる。イメージに核が備わる。それがまともな音(イメージの手足)と結びついていれば、 イメージは「磁場」に対応しつつ、動き回れる。そのことで、「磁場」の磁力を問題なく受け入れ、受け入れたものを根付かせ、根付かせたものを発す るというめまぐるしいサイクルが、「自然」になる。語学の言語が、生活の言葉として着地する。そこに死体の蘇りということがある。

 「学校英語」と「使える英語」の二律背反を、生徒の体が超えた。それを可能にした方法が素読舎の方法なのだ。私がしてきた仕事は、それを作った ということだけのことだ。大学の教師をしてきたのではない。じかに娑婆とつきあって作ろうとした。じかに娑婆とつきあうのでなければ、本当の日本 人向けの「英語音声学」はできはしない。しかし、そこが地獄だった。

 完全に干され、殺されなかったのはどうしてなのか。生徒にまともな力がついてしまえば、テスト対策や受験対策なんか何もやらなくても、いい結果 が出てしまうからだ。まともな力がついてしまえば、どうしようもない。
 ごみ焼却溶融炉建設予定に反対して、自分で印刷したビラをばらまいた頃に、生徒は激減した。地元との関係はよろしくない。今では、多くの生徒た ちとはスカイプというソフトを介して、インターネットでつながっている。「スカイプでレッスン」の生徒の中から「学年トップ」が出始めている。



【18858】
ファイル32へのコメント 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 4月21日(月)03時27分32秒 編集済
 しばらく、音声ファイルへのコメントを書いてないので、一番最近の音声ファイルを聞いてみた。

 これは、コーチ養成用のレッスンである。小川さんがコーチになり、比較的新しい生徒さんの大森さんをコーチしている。小川さんも大森さんも、英 検一級を持っておられるが、小川さんは長く素読舎のコーチ法を学ばれてきているので、小川さんが大森さんのコーチをしている。私は何か問題がなけ れば黙って聞いている。

 小川さんは大森さんにすべてのプロセスをたどらせているわけではなく、クリアできていることには当然言及することがない。
 このファイルを聞かれる方々のために、一応全体の見取り図を書いておく。

 ここで小川さんが大森さんにレッスンしているのは、「まともな音でインプット」というレッスンだが、その他のレッスンでもここで使われる指示法 は多用される。

 「まともな音でインプット」は語数別に分類された教材を使う。ここで小川さんが大森さんに対してレッスンしているのは、5語から成る文である。 教材を語数別に分類してあるのは、「イントネーションの自己決定力」を作る場合に、難易度が語数に大きく左右されるからである。

 通常は、「口を大きめに使ってひきしめる」ということから始める。
 その場合、なかなか音が安定しなければ、「ゆっくり、ていねいに」という指示を出す。「ゆっくり、ていねいに、口を大きめに使ってひきしめる」 という長い指示になることもある。あるいは、「ゆっくり、ていねいに」とだけ指示し、音が安定してきたら、「口を大きめに使ってひきしめる」と指 示することもある。

 「口を大きめに使ってひきしめる」という段階で、音がよく安定してくれば、「口の動きを浅くしないでつなげる」という段階になる。このファイル では、小川さんはこの指示から始めていることが多い。

 「口を大きめに使ってひきしめる」あるいは「口の動きを浅くしないでつなげる」という指示をコーチが出す場合も出さない場合もある。
 「口を大きめに使ってひきしめる」ができており、生徒が自分から「口の動きを浅くしないでつなげる」段階へ移ることができるなら、その場合は、 コーチは何も指示を出さない。

 「口を大きめに使ってひきしめる」あるいは「口の動きを浅くしないでつなげる」は定型の指示法だが、ヴァリエーションは多い。このファイルで は、小川コーチは、「ひきしめながらつなげる」という指示を出している。上級者向けにはいい指示方法である。
 「大きめに」とか、「ひきしめる」「浅くしない」「つなげる」など、単発の指示もよく使う。

 「口を大きめに使ってひきしめる」から始めた場合は、次に「口の動きを浅くしないでつなげる」があり、それをやってなお音が安定していれば、 「自分の限界までつなげる」段階に移る。

 これは、「まともな音でインプット」ではよく使われるが、「入れ替え変換」では、文法的な間違いがあった場合に使うことが多く、「口の動きを浅 くしないでつなげる」までで次の文に進むことが多い。

 この録音ファイルは「まともな音でインプット」の練習なので、小川さんは「自分の限界までつなげる」という指示をよく出している。

 3分30秒くらい経ったとき、「ゆるめないで下さい。つなげているときはゆるめない」と私は言った。

1.「口を大きめに使ってひきしめる」
2.「口の動きを浅くしないでつなげる」
3.「自分の限界までつなげる」

 以上のように、3段階に番号を振った場合の、「2」に入ってから、大森さんの読みにわずかな口の動きのゆるみがあった。(音が間延びしたように なった)
 これは、「2」以降では、音をゆるめない(たるませない)ことが重要ポイントであるからである。

 3分45秒くらいで、小川さんがストップをかけ、「hear は口が狭い」ということを言ったが、これは「限定する」ことをしていない。hear の ar が狭い音になることを言おうとしているのだが、それを言っていない。「hear の最後にある ar は狭い」と限定する必要がある。3分54秒くらいで、私が hear の ar は「アクセントのない arです」と言っているのは、「あいうえおフォニックス」を踏まえた言い方だが、その言い方で、ar を問題にしているのだということが生徒に同時にわかってもらえる。

 レッスンをしている時にも感じ、これを書いている途中でも同じように感じたことは、大森さんの音から余計な母音がずいぶん取れ、スリムになった ことだった。レッスンを開始した当初の録音ファイルがないので、少し経過してからのもの(2月21日録音のもの)を聞いてみることにした。

 この時点では、余計な母音がところどころにあるが、私はあえて指示しないで、「つなげる」という指示を多めに出していた。「つなげる」というこ とが激化されれば、余計な母音が自然に取れてしまうことが多いからである。それでも取れない場合には、余計な母音をわざわざ発音してから、この音 が要らないと指示することもするが、この時点ではあえて見逃し、単語と単語を切って読む(リエゾンさせないで読む)癖から抜けてもらうのが先決だ と判断したのだと思われる。
 余計な母音の混入率を調べようとして、2月21日のファイルを聞いてみたのだが、余計な母音のことよりも、この頃は、「つなげる」という指示を 出してもなかなか音が圧縮されていかなかったということの方が気になった。この2ヶ月くらいで、圧縮するコツをつかまれたのだと思うが、それでも いったんつなげ始めてから音を「ゆるませる」あるいは「たるませる」癖があり、それがなかなか抜けない。
 大森さんが自分で書かれた感想があるファイルには(大森)と村田君が表記してくれてあるので2月21日のファイルを聞いてみたのだが、これ以前 のファイルがあれば、また聞いてみようと思う。
 ひとまず、最新のファイルに戻る。

 11分15秒頃、小川さんの「つなげてください」という指示により、大森さんが急につなげようとして音を壊してしまっている場面がある。「つな げる」は急激にやらない方がいい。つながっている状態を「もっとつなげていく」動きがいい。音が本当に安定したら、「自分の限界までつなげる」の 指示が出るが、ここでは(脱兎のごとく)口をがんがん動かして、本当の限界点をみつけるのである。踏み越えれば、単に音が壊れるだけなので、本当 の限界点をみつけるのはなかなか難しい。しかし、みつけるべきなのである。これが、今後の課題になる。

 小川さんは、「限界までつなげてください」と指示を出した後、5,6回大森さんが繰り返したらOKを出すことが多いが、「限界まで」の指示の後 は、10回程度は繰り返させた方がいい。その方が限界点を見つけるためにはいいと思う。

 35分前後で問題になっている I'll leave it to you. と
I leave it to you. の違いについてだが、録音したものを聞き直してみて、最初に大森さんが I'll leave と発音していたものが I leave というように言い、 I'll の l音がなくなってしまうものが混ざっていることに気づいた。
 小川さんが言っていたのは、そのことだったのかと思う。
 そうだったら、I'll の l の音は発音して下さいと遠慮せず言う方がいいと思った。そういうことではないのであれば、小川さんにコメントをお願いしておきたい。

 pl の子音の連続で、p の扱いについての細かい話の後、ちょうど1時間が過ぎた頃だが、聞いてるだけで英語が使えるようになるという教材の売り方は「みんな嘘だ」と私が断言して いる。そういう嘘の根に、例のごとく、学校英語のていたらくがあり、文部科学省の無能があるとしゃべっている。いつかはっきり言おうと思っていた ことである。
 自分の口を動かして、口の動きとしての近似値を作ると、英語ネイティヴの人の「口の動きが聞き取れる」ようになるという言い方で正確だと思う。 単に「音が聞き取れる」のではない。音の繊維がわかるというのは、「口の動き」も聞き取っているのである。

 ただ聴いてるだけで英語ができるようになるなどというのは、大嘘であり、人だましである。

 口の動きと耳の聴き取りは連動しているのであって、ただ聴いてるだけで「口の動き」を聴きとるようにはなりはしない。
 大森さんは「ヒアリングがよくなった」ととても遠慮がちに言われたが、掛け値なくよくなっているはずだと思う。
 口の動きがよくなれば、耳の働きがよくなるのであって、その逆は赤ん坊や幼児以外には起こらない。
 ひたすらに聴くことによって、耳の働き「だけ」が(それなりに)よくなるケース、つまり、自分のしゃべる音と聴き取りのための音(耳が扱う音) が肉離れを起こしているケースについても触れた。

 肉離れになんかにしておく必要はない。
 なんで肉離れなんか起こしたままにしておくのか。

 何度も何度も書いたことだが、学校の長年にわたるおさぼり、つまり文部科学省のおさぼり、大学の英語音声学周りの無能なていたらくのせいなので ある。
 本当に日本には、日本人のためのまともな英語の音の作り方というものがなかったのである。
 私は英語教員養成課程で、教員になるための単位は全部とってある。教生もやった。後は、当時の美濃部都知事宛に書類を出せば、英語科の教員免許 になるところで、書類を出さなかった。職員室という空間に身を置くのはいやなものだとわかったからだ。
 英語科教員養成課程の単位に「英語音声学」というものがある。これはアメリカの大学の教授あたりが書いた本を種本にしているだけである。アメリ カ人がとらえた英語の音を扱っているだけで、日本語でいったん口の動きを形成した後の日本人にとってはまったく役に立たないものだ。だから、ほと んどの英語科教員は、放っておいたらまずい生徒の音を放置するしかない。日本人が日本人の口の扱い方がわからないのである。日本人のための英語音 の作り方のまともなメソッドというものは、本当になかったのである。

 学校の犠牲者が新たな学校の犠牲者を再生産しているだけだ。

 最後は素読舎名物の学校の悪口で終わったが、これは陰口ではない。こうして、表沙汰にしていくのであるから。


【18859】
I'll leave it to you. 投稿者:小川 投稿日:2014年 4月22日(火)00時28分35秒 編集済
>最初に大森さんが I'll leave と発音していたものが I leave というように言い、 I'll の l音がなくなってしまうものが混ざっていることに気づいた。

私が根石さんにお尋ねしたのはこのことです。I'll leave と I leave の発音の違いをどう説明したら良いのか分かりませんでした。

村田さん、大森さんとのコーチ実習はとても勉強になります。大森さんが音声を録音し、村田さんが編集してHPに掲載して下さっているものを聴く と、自分の音を客観的に観察することが出来ますし、自分自身の指導不足なところも良くわかります。



【18860】
4/18と19 投稿者:大森 投稿日:2014年 4月25日(金)21時16分34秒
4/18のレッスンと19の生徒役について、

何か書こうと思いながらもう一週間経ってしまいました。特に印象に残ったのが口角を上げる音がまだうまく出ていないこと、telephoneの二 つ目のレの音があいまい母音フォウンとオウを入れること、deeplyのpに子音が入ること。と普段使っている英語にまだまだ間違いがありそうで す。ひとつひとつ押さえていくことも必要ですが、応用が利くように教えて下さるので問題点が一挙にかたついていく日が来ることも期待しています。
先週ふとテレビから流れるドラマの会話が耳に飛び込んできたので、何か変わったかなと思い、ここで一挙にヒヤリングをアップさせようと意気込みま した。今までリエゾンを意識して勉強したことがほとんどなかったので会話の聞き取りが特に苦手でした。素読で教えてもらったことが役に立っている ようです。

どうしてヒヤリングのアップを図ろうかと思ったのですが、結局You tubeとcomedyで検索し、英語のみで聞いて笑えるサイトを探しました。
中でも気に入ったのがMatthew Santoro という人の The 10 Most Notorious Hackers of All Time! (シリーズです)。これはスピードが速く、Matthewの表情が豊かで、口を大きく開けて話すのでぴったりでした。(中高生向けではないサイトです。)
その後TOEICのヒヤリングが向上しているかもしれないと思い、模擬テストをやってみたのですが大幅な点数の上昇はありませんでした。 TOEICの問題を聞いているとやはりテスト向けの作られた会話だなと思ってしまいます。そう思えたのが何かの変化かもしれません。


【18861】
4/25のレッスン 投稿者:大森 投稿日:2014年 4月26日(土)22時10分29秒
4/25のレッスン
半月ほど前から次に上がるための目標をいただいています。今まともな音でインプットの4語を半分5語を半分ずつ教えて頂いていますが4の文章10 個と5の文章10個の合計が20分以内で終了すれば合格です。合格が3回連続すれば次のステップ(4を卒業して5のみと入れ替え変換)となるわけ ですが前週に続き今回も不合格でした。
一番の理由は練習不足です。レッスンの臨む前は各文章最低100回は練習しておかないといけないというお言葉をいただきました。そろそろGWで時 間の余裕もできます。今週は口に英語用の筋肉をつけるためそのトレーニングをします。


【18862】
小川さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 4月26日(土)22時13分24秒
>I'll leave と I leave の発音の違いをどう説明したら良いのか分かりませんでした。

I'll leave は「舌を上の歯茎の裏につけたままにして、'll の音とlの音の両方を発音して下さい」でいいと思います。


【18863】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 4月26日(土)22時15分27秒
言いやすく、音が安定しているものは、数十回でもいいですが、言いにくいものは、「最低でも」100回と考えて下さい。
期待しています。


【18864】
狭い音 投稿者:小川 投稿日:2014年 4月27日(日)02時22分25秒 編集済
大森さんは今日 tireの音を作るのに大変苦労されました。「ゴースト」のシナリオの最初の方に "What's this chair doing here?" という台詞があり、私が素読舎のレッスンを受けはじめた頃、この"chair" と "here" の音を出すのに大変苦労したことを思い出しました。ほとんどの学習者は「チェヤ」「ヒヤ」「タイヤ」のように発音します。それに何の問題も感じていない人 がほとんどではないでしょうか。私もその一人でした。私が素読舎のレッスンの中で最も苦労したのは、この「ヤ」という喉に力を入れた音を取ること だったと言ってもいいと思います。最初は音の違いがわからず、音の出し方をコーチして頂いても自分ではその音を作ることが出来ず、「細かいことを 言わんでも通じればええんと違うの」と心でつぶやきながらレッスンを受けたこともあったくらいです。ところが大森さんは謙虚に何度も挑戦されてい たので、私はちょっと感銘を受けました。

here, there, fire, dire の語尾の"re" は、teacher, betterの語尾の"er" と同じ「狭い音」です。「ヤ」のような音は入らないんだと知った後、改めて辞書で発音記号を調べてみたところ、確かに[er]と狭い音になっていました。 何十年もの間、ろくに辞書を調べてみもせず、耳から聞いたままの音を自分なりに発音していたのでした。で、学校の英語の先生から英米人の講師ま で、誰独りとして矯正してくれることがないままに来たわけです。(ちなみに根石さんの説明では、母音に続くerは表記上 "re"とひっくり返して書かれることが多いということでした。なるほど。)

さて、コーチから指摘を受け、四苦八苦しながら練習して音作りが出来てしまうと、英語を母国語とする人々が、確かに「狭い音」で発音しているのを 聴き取れるようになりました。今まで「ヒヤ」やら「タイヤ」などのカタカナ表記につられて、そうだと思い込んでいた音が、はっきり「ヒア」「タイ ア」に聞こえます。音作りが出来てこそ「ヒヤリング」力がつくのだということが良くわかります。

通じればいいんだと軽く流してしまってもかまわないのかも知れませんが、やはり私たちは学習者ですから、練習の時は発音記号に忠実に練習すべきも のと思います。ましてコーチですから、生徒さんにお手本を示さねばなりません。根石さんのおっしゃるように、ネイティブでも「ヒヤ」のような発音 をする人たちは沢山いるということで、実際の会話の場面では「ヒヤ」になろうが「ヒア」になろうが神経質になる必要はないと思いますが、きちんと 練習をしてさえあれば、実際の場面でも正しく使えるはずですから。


【18865】
4/26の生徒役 投稿者:大森 投稿日:2014年 4月27日(日)23時46分41秒 編集済
4/26の生徒役
昨日のレッスンはまた目からうろこでした。
私の場合初めて英語を習った時の中学校の先生はそこそこの発音をされていたのだと思います。今の私よりは発音については意識が高かったのではと思 います。ただ30名を一度に教えるとなると発音チェックはできなかったのでしょう。

高校では発音指導はほぼ皆無、その後は子供英会話講師時代に研修を受けたので素読で教えて頂いていることの大部分ははネイティブからの指摘も含め いつか誰かに指摘された記憶はあります。だけれども大抵は5回ぐらい発音するように言われ「ううん、?」で終わってしまいました。それで終わらせ ていた自分が悪いのです。

素読舎のように100回200回、またそれをさらに年単位で続ける努力が必要なのでしょうね。

昨日は謙虚にがんばりました。というか、私のtiredの発音に50分3人のコーチを巻き込んでそれでもフィフティーフィフティーの完成度という ことで恐縮しました。

その後落ち着いて考えてみると(レッスンの時はどの音ができていないか把握が不十分でした) year とearの違いができていないということですね。他hear, here, fire, appear, beer, deerなどの発音がのきなみ上手にできていないということです。

ヤを入れないようにということだったので、アを入れタイアードにするとなんとか言えるのですが、村田さんからはそのアーを狭い音にしてと言われれ ばヤが入ってしまいます。今度は小川さんがゆっくりといって下さったのでわかりやすく、区切って言うと言えるのだけれどもつなげるようにと言われ ればたちまちヤが入ってしまう。

結局はあいまい母音(eの逆さまの音)が単独の場合でも完璧にできていないからなのでしょう。筋肉も含めてです。

一番の救いはほぼ9割のケースで自分でヤが入っているか入っていないかわかることです。(自分で聞き分けができない音に関して指摘される場合は恐 怖ですが。)

ひとつの文を100回読むと言ってもやってみるとそんなに時間はかかりません。5-10分です。ヤが入らない音を百発百中にするのは練習すればで きると思います。


【18866】
「お願い」「規約」(再掲) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 5月 4日(日)04時48分58秒
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素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
 ・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他

<お願い>

1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs

月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。

2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へ のお金の出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。

3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。

4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、 「音とイメージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件がありま す。

◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。

●「七年目の浮気」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。

(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができま す。また、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)

5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。

6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイン トがマイナスされます。)

素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹 介いただくようお願い致します。

(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用 掲示板」から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)

7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円 で使っていただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘って いただく等していただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただ きます。「紹介者」に3ポイントがプラスされます。

8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。

9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)

10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れ た場合にも、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参 照下さい。

11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。

12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができ ます。

 素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ジャムセッション」のメンバーは「七年目の浮気・音読終了者」です。

 素読舎内の「無料過程」は、コーチ付きのレッスンです。
 「ジャムセッション」は、コーチから離れて、メンバー同士で切磋琢磨していただくものです。

 「七年目の浮気・音読終了者」および「ジャムセッション」のメンバーは、素読舎のコーチができます。(その時点で「コーチ養成用レッスン」を新 設しますので、それを受講していただきます。)
 また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、 「教材使用料」をいただきます。これは現在、小川コーチの「素読舎奈良分室」と村田コーチの「素読舎戸倉分室」に適用されています。)

 「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が 制限されることもありません。

 「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここ に、素読舎コーチも参加します。

 毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。

 「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専 用の掲示板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、月に一度は書かなければならないというような制約はありません。

 「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力 点が移った人のグループです。「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという認識は自分の中に置いていただきます。

 「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていること が必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が起こる」レベルの英語を維持することができます。
 「私物化」は「言葉」にはなじみません。
 「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」です。
 日本在住の英語にとって、無料で使えるこういう「道場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」 ことに狙いを定めた「道場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないものになります。

 素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をもお知り合いをも「道場」の方向に進めていただくことになり、「道場」の誕生に協力していただ くことになります。根石が「スカイプでレッスン」での収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。

13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいた だく場合は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。

14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲 示板に公表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。

「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の 都合等がおありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願 いします。

15.
初心者はレッスン開始時期が数ヶ月ずれるだけで生徒間の「練習力の釣り合い」がとれなくなってしまいます。初心者の「二人一枠」形成は、レッスン 開始時に限らせていただきます。

16.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。

17.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなっ た場合、「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。

18.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。

19.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにす るためのものです。

また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこと もできます。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の 6000円 は、「二人一枠維持基金」から充当されます。

20.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、そ れを可能にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。

21.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。

22.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれ ないことによっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さん をご紹介いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。

新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さ んが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。

周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけ た場合は、素読舎のホームページに転載させていただきます。

23.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希 望者リスト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜 日、時間帯)を譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望 します。

24.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイント が1ポイントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。

25.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手 間によって形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありませ ん。(「二人一枠維持基金」がクッションとして使われます。)

26.
1ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっているこ とが前提となります。その判断はコーチにお任せください。)

27.
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、コーチ側に絶えず教材の中 を検索しながらレッスンをする必要が生じるため、学校の進度に合わせる時点で、2ポイントを必要とします。期間は2年間です。

28.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していた だくのでも結構です。レッスン時間が終わるまでに連絡がない場合は、無断欠席になります。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご 注意下さい。

29.
ポイントは家族間で譲渡できます。家族の中で生徒がやめた時は1人につき3ポイント分消失します。
スカイプの生徒から通塾の生徒の紹介があった時も、家族間でポイントの譲渡ができます。
ポイントの使い方は、「スカイプでレッスン」の生徒は「スカイプでレッスン」の規約に従い、通塾の生徒は塾の規約に従います。

30.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。

31.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。

32.
都合ですぐにレッスンを始めることはできないけれども一年以内にレッスンを開始できる時期が決まっている場合は、レッスンを予約することができま す。レッスンを予約するには、その時点での受付可能な枠の中から、曜日と時間帯を決定し、具体的な枠を予約していただきます。一年以上先の予約は できません。

予約する際は、お一人あたり12000円の予約料を「二人一枠維持基金」の口座にご納入いただきます。このお金は、レッスンを開始した後の最初の 月のレッスン代金に充当されます。「二人一枠」で使われる場合は、ふた月分のレッスン代に充当されます。予約を破棄された場合、予約料は返却され ません。

予約料金の入金を確認した後、空き枠状況を示す表の予約された枠に「〇年〇月からのレッスン予約済・予約者のイニシャル」を記入します。後にもっ と都合のいい受付可能な枠ができた場合は、予約の曜日と時間帯を変更できます。

予約料金の入金を確認した時点から、実際にレッスンを開始して予約料金のレッスン代への充当が終わるまでの間、毎月の会計報告に予約料金を預かっ ている旨を記して、掲示板に掲載します。

「二人一枠」で使われる場合、レッスン開始後2か月間は予約料金がレッスン代に充当されますが、「二人一枠維持基金」は担当のコーチの口座に入金 してください。

予約済の枠は、予約された方が実際に使い始めるまでの間、後から申し込まれた方が臨時に使っていただくことができます。

------------------------------------

<規約>

1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。

2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。

3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。

(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイント を使うことで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。1年後、1ポイントがマイナスされる。
ポイントをすべて使ってしまって以後は、「練習力の釣り合い」を第一条件に、条件の許すかぎりなるべく早く「二人一枠」を作る。素読舎側で調整を 行う。

(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなり、ポイント1〜ポイント5に該当する場合、半年間 を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側 で、「二人一枠」を作る努力をする。

(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円 (6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ 移行する。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二人一枠維持基金」から取り崩す。

4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消するか、維持基金の月額を再検討 する。

5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表 する。掲示板上でなるべく生徒同士で話し合い、「二人一枠」形成の準備をする。

6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に 1度を目安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。

7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を 増やす段階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。

8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。

9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。

10.
レッスン枠は太い枝のコーチの枠から埋める。太い枝のコーチのレッスン枠がすべて埋まってから、それより細い枝のコーチの枠を埋める。細い枝の コーチの枠が埋まるまで太い枝のコーチが枠数を増やすことはできない。新規の枠は、細い枝のコーチの枠がすべて埋まった後、新たに生徒の申し込み があった時に太い枝のコーチの方から追加する。

11.
コーチは、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。

12.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表なども村田が行う。

13.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。

集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。

空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に手渡す。

14.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。

15.
「ジャムセッション」を使う人の中から積極的にコーチ希望者を募る。希望があれば、「ゴースト」「七年目の浮気」以外の音読用教材を選定して定 め、レッスンを行う。レッスン名を「コーチ認定以後」とする。

コーチとして認定する最低の基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。


【18867】
ご無沙汰しています 投稿者:あだち 投稿日:2014年 5月 7日(水)14時49分16秒
根石さん、みなさん、半年ぶりにパソコンをいじります。
昨年12月初めごろ、私のパソコンがハッカーに攻撃され
めちゃくちゃに壊されました。
何の関係もないはずですが。。。

いまはじめてパソコンを再開します。
これからもお付き合いのほど、よろしくお願いします。


【18868】
連絡専用掲示板から転載 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 5月10日(土)00時46分27秒
私は「たった1日5分流して聞いただけ」 ある日突然、口から英語が溢れ出た!

 これは、この掲示板に掲載される広告ですが、馬鹿なことを言うものである。
 「溢れ出た」とすれば、短い文で、しかも聞いたものとそっくり同じものが「溢れ出た」のである。そんなことなら、素読舎のレッスンではきわめて 簡単に起こる。まるで、「英語が使えるようになった」と読めるような詐欺はいいかげんにしろと言いたい。
 英語が使えるようになるためには、どれほどのものが「溢れ出た」後に、どれだけ「入れ替え・変換」ができるかによるのだ。ただ聞いていて、なぜ 「入れ替え・変換」が可能になるのかを、このテの広告はひた隠しに隠している。なぜなら、そんなことでは「入れ替え・変換」は可能にはならないか らだ。


【18869】
「ごね得」 投稿者:小川 投稿日:2014年 5月11日(日)10時38分36秒 編集済
昨夜はI村さんにも見学していただいて、村田さんがコーチ役、私が生徒役で 語数別分類されたテキストを使ってのコーチ練習でした。"It sometimes pays to make trouble." (「ごね得」) は何回読んだでしょうか。この6語で構成された英文に手こずりました。個々の単語は単独はどれも易しいものです。意味もわかるし、発音もできます。

ところが、これが文章となると話は別です。普通のペースで意味をイメージしながら読むと問題はないのです。ところが「もっとつなげて下さい」の指 示が出ると、3回に1度くらいで "It sometimes makes ... " と言ってしまいます。根石さんからも、It sometimes pays の意味をイメージして読むと良いというアドバイスが出ました。英文をイメージする作業です。

それである程度つながるようにはなったのですが、まだ音が安定していません。「口の筋肉を大きく使って」の指示が出た後、私は自分の出す "pays to" の音が気になってしまい、迷いが生じてしまいました。自分の"pays" の発音が "pays to" が "pace to" と言ってるように聞こえてしかたないのです。迷いや雑念が入った途端につっかえてしまいます。

さて、音が安定しないので単語が文としてなめらかにつながらず、イメージが英文に乗れないという状況に陥ってしまい、そこから抜け出せなくなって しまいました。力が入って足の指がつってしまいました。「いてて...」、プチこむら返りです。

根石さんが「波乗り」をたとえに話されましたが、うまく波に乗れない状態です。まずゆっくりとていねいに音づくりをする作業をした後、音を壊さな いように徐々に速度を上げながら、どんどんつなげていく練習を重ねないといけません。根石さんから何度も受けて来たアドバイスです。中〜上級の学 習者は、たいていの英文は初見で音読できてしまいますので、これは肝に銘じるべきアドバイスだと思いました。

自分なりの音とつなげ方でなら「楽に」読めてしまうのです。それで、自分なりの読み方で良しとしてしまい、どんどん音読のスピードを上げることに 専念してしまいますが、こけつまろびつしながらのあぶなっかしい走り方になってしまいます。つまづく箇所があれば、足下を確認しながら地面をしっ かり踏みしめてゆっくり歩いてみることが大切だと思いました。つなげられなければ、一旦は初心に戻り「自分に言い聞かせるように」読むことが肝心 だと痛感しました。

回転読みのことを考えていたら、「チビクロ・サンボ」(この名前は差別的だというので、今は使われていないようです。何と言うタイトルになってる んでしょう)に出てくるトラを思い出しました。トラがヤシの木の周りをぐるぐるぐるぐる回り、どんどんどんどんスピードを増して、とうとうバター になってしまうという話です。

力強くなめらかにつながる英文が、イメージを乗せて猛スピードで回転すると、英文そのものがイメージとして身に付くということです。もはや英文で もなければ、英文と日本語の張り合わせ文でもない状態で、息の続く限り限界をめざして回転します。素読舎の音作りは単なる音作りではないのだとい うことを、改めて実感したレッスンでした。

バター化したトラが、回転読みのたとえとして適切だったのか?


【18870】
蔵出し 1 投稿者:小川 投稿日:2014年 5月11日(日)14時29分27秒


【18744】
英語の音を扱う場合は、いつも文全体で扱わなければならない。

<素材>4

 英語の「音」あるいは「発音」というと、単語を単独に発音して、音がきれいだとか正確だとか評価するようなやり方がある。例えば、NHKの語学 番組では、ラジオ・テレビという一方通行のメディアの性質上、視聴者の発音がきれいだとか正確だとかの評価はなされないが、単語単位で発音練習を させている。中学の教科書の文を吹き込んだCD教材などを聞いてみても、単語単位で発音練習をやるようになっている。こういう構成をとっている教 材や番組では、文全体に関しては、ただ「ネイティヴの音をそのまま真似ろ」という考えが前提になっている。 口の筋肉や舌の位置のどこをどうすればネイティヴと同じ音が出てくるのかを説明することはまずない。 これらの教材や番組の構成の前提になっている考えは、単語単位で発音をクリアすれば、獲得された単語の音を組み合わせることで文全体も発音できるとする考 えだろう。これは、とてつもなく甘い考えだというしかない。 日本語というどの単音にも母音がついている言語の音と、子音が立て続けに連続する英語の音とはその組成が元から違う。この巨大な距離を埋めるのは、音楽的 な感覚が発達した人には難しくないかもしれない。しかし、多くの人には非常に難しい。一例を示せば、「舌を上の歯茎の裏につけたままにしている間 だけ音を出して、舌を離したときは音を出さない。そうじゃないと、トとかトゥとかいう音になっちゃって余計な母音がくっついてしまうから」という ような説明がないと、多くの人には英語の音の近似値すら出せないことが多々ある。こういう指導をやっているところは、星の数ほどもある英語教育機 関の中でも非常に少ないはずだ。

英語の音作りを激しく、厳しくやっている所は極めてまれだと思いま す。実際、英語の教員の多くにとって英語の発音は、できれば避けて 通りたい弱点です。自分自身が通じるレベルの音が出せない教員がたくさんいますし、そこそこ通じる音を出せる教員もその多くが英語の音作り必要な知識を体 系的にルール化して生徒に教えることができません。例えば、根石さんが示しておられるような、音と音がぶつかり合ったときの音の消失とかいうこと も生徒に説明できるような知識としては持っていないのが現状です。     (Eliot 『音作りへの道』)

 例えば、ここにある「音と音がぶつかり合ったときの音の消失」という問題は、単語単位で発音練習をしていたのでは決して解決しない。ここにひと つの法則が導き出せるだろう。

<法則1> 英語の音を扱う場合は、いつも文全体で扱わなければならない。

 文全体として「音」の問題を扱う時、次に必ず出てくる問題は、リズムとかイントネーションというものである。つまり、英語学習上での「音」とい うのは、単語の発音のことではなくて、リズムやイントネーションを備えた文全体をどう扱うかという問題なのである。 単語単位で扱うだけでなく、記号や番号で正解を答えさせるような学校のテストや入試の記述式「発音問題」(!)はまったく問題外である。音韻学者を育てて いるわけではあるまいに、中学生に向けたテストで発音を字で処理させているのだ。ただただ愚劣なだけである。


【18871】
5/16のレッスン感想 投稿者:大森 投稿日:2014年 5月17日(土)11時18分38秒

5/16のレッスン感想
根石先生より「まともな音でインプット」は最低百回以上予習するようにというお言葉を頂いたのでここ3回はそれを忠実にやりました。昨日はなんと か合格3回をいただきました。「なんとか」なのは自分でよくわかっています。
口の両端を上げるアや口を狭くするアがやはり今でも弱いようです。
最近友人から聞いた話です(また聞きです)。知り合い(要するに友人の友人ですが)の息子さんが書店で音読の本を買ってきて毎日音読を続け1年半 後にTOEICを受けたら急に上がっていて975点だったということです。他に何もTOEICの勉強はやっていなかったらしいので、これはすばら しい音読の力ですね。

以前も書いたように最近この素読のおかげで英語が以前より聞こえるような気がして(特に会話ですが、リエゾンが多少身に付いたせいと思います)こ れを無駄にしないようにリスニングに励もうと思っています。

以前から噂では聞いていましたが最近TEDに感激しました。各分野の専門家や一般人が出てきてスピーチ(プレゼンテーション)をするサイトです。 英語のスクリプトまであります。(中・上級向けですが)。何を言っているかたぶん6割ぐらいしかわかっていないのですが、内容、話手の表情、人間 性などがリアルに伝わり大変見ごたえがあります。
https://www.ted.com/talks/elizabeth_gilbert_on_genius


【18872】
電圧装置 投稿者:小川 投稿日:2014年 5月18日(日)13時17分14秒
大森さん、TEDのサイトのURLをありがとうございます。なんと、46ヶ国語でスクリプトが読めるのでびっくりしました。
【18873】
生徒に言った言葉 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 5月26日(月)21時08分30秒

「入れ替え・変換」は文法を感覚に変える練習です。しかし、音のことを注意することが多いと、音のレッスンをやっているのか、文法を感覚に変えることをやっているのかわからなくなってしまいます。最初にやる「まともな音でインプット」で、とにかくNGを出さないようにして下さい。OKのレベルを確保して、「入れ替え・変換」をやる時間を毎回確保して下さい。文法を感覚に変えるのは、感覚が音と結びついている状態にするんですが、音が違っていたら、せっかく文法を感覚に変えても、やはり使えない英語ができてしまいます。どれほど音が大事か、文法を扱うときにさえ、音が大事なんだということをよく考えて、「まともな音でインプット」でOKのレベルを維持して下さい。

【18874】
音声ファイルへのコメント 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 5月30日(金)01時32分30秒
大森さん(英検1級)へのレッスン。

コメント日。2014年、5月30日。

 大森さんは、半年ほどで音のほとんどを直してしまった。英検1級取得後も、自分の音に疑いを持ち続けておられたことが見事に作用していると思うが、ご本人にその自覚があるかどうかはお聞きしてない。
 今聴いてみると、That's really nice of you. の really の re の部分を日本語の「リ」に極めて近い音で発音しているのを私は直していない。脳梗塞をやった後、自分でもここらの音がうまく発音できなくなっているコンプレックスのせいではないと思う。
 英語音の r 音は、日本人の練習では、もっとも後になって完成してくるくらい、日本語で育った口の筋肉には苦労な音だという私の仮説のせいである。
 The full moon is tonight. で full の音を fullu と発音している。これを直さなかったのは、「犬ぶるぶる」で余計な音が取れるからである。何度か l 音に余計な母音がくっつくことは指摘してあるから、そのうちに取れるはずである。
 この日のレッスンは、「まともな音でインプット」から「入れ替え・変換」へ移動するレッスンの初回である。
 さすがに、英検1級の人は、初回でもあまりとまどうことがない。
 大森さんは、学校英語レベルのものでは成績の良かった人だと思う。しかし、素読舎の「入れ替え・変換」では、「後から考えてる」という指摘が入る。この「後から」か「同時に」か、どちらになっているかを、日本語訳に似たものを要求する「はい。日本語」という指示によって読む。これがよく読めるとコーチができるが、Mコーチみたいに『のんきな「倒産」』が平気な人には読めないと思う。16ビートのジャズの時代になっても、「エートビート」の音の質しか出せないくせに、スピードだけは速い下手なジャズメンみたいだからだ。
 俺はしつこい。コーチングのレベルが駄目なコーチには、ヘーキで駄目を出す。

 この日のレッスンは割とよくコーチができたと、Mコーチ事件の後だから、Mコーチのパロディで、自画自賛しとこう。
 馬鹿が自分を馬鹿だと思っていない場合は、引きずり降ろすに限る。
 誰か、俺を引きずり降ろしてくれ。
 俺は、「磁場帰り」が物知りづらをしたら、ただちに「銭湯」体制に入れるくらいに馬鹿なので、引きずり降ろせる人に引きずり降ろしていただきたい。

【18875】
力強い音作り 投稿者:小川 投稿日:2014年 6月 1日(日)01時30分31秒 編集済
数ヶ月前から、私自身の音は「浅い」という自覚を持つようになりました。私がコーチをさせて頂いた生徒さん達が根石さんの枠へ移動されたのですが、やはりその生徒さん達の音も浅いということでした。浅い音しか出せないコーチに、深いところに根付いた音が作れるように指導できるわけがありません。根石さんもこれをどうしたものかと考えあぐねておられたようです。

根石さんは、どういう言い方をすれば、生徒がくっきりはっきり力強い音が出せるようになるかということをずっと考えておられたとのことです。レッスン後に私の手元にある記録を見てみたところ、2月8日のコーチ音読レッスンの際に、「動きを浅くしないでつなげる」「引き締めながらつなげる」という指示用語が出ています。私が自分の音の浅さに自覚をもったのも、この頃だったと思います。

さて、今日は大森さんが生徒役で、根石さんの模範コーチを見学させて頂き、私のコーチの仕方はまだまだゆるいなあと猛省しているところです。大森さんのような上級者が5語文を読む場合でも、最低15〜16回、日本語を挟んでまた15〜16回です。私のレッスンではOKを出すのが早すぎるのです。なのでテキストは根石さんが思っておられた以上に先に進んでいます。ほぼ毎回復習範囲は確保し、弱いところを補強することはしていたのですが、やはり、復習の前に、今の練習をしっかり固めておくべきだったと思います。「甘いコーチ」だったとつくづく反省しています。

また、私の音が変わらなければ生徒さんの音も変わるはずがないので、私も以前から言われていたように口の筋肉のバネを作り、口の力を抜かずにつなげることを心がけて音読練習をしたいと思います。要するに発音が正確だと言う以上に、根石さんが言われる「もっと大きく口を動かせろ、もっと力強く動かせろ、もっとつなげろ、もっと音をくっきりさせろ」る練習が大切だということです。

根石さんや村田さんのそれと比べて私のレッスンが質量ともに劣るようでは、生徒さん達に申し訳ないことです。今後は、口の筋肉と同様、レッスンの内容も引き締めてやって行きたいと思います。「え"っ」と思われた生徒さんもおられると思いますが、そういうことですので、よろしくお願い致します。

【18876】
あだちさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月 1日(日)01時36分11秒
あだちさんが英語嫌い人さんなのだと他の人たちにはわからなかったのだと思います。
コンピュータ、直りましたですか?

【18877】
入替・変換 投稿者:小川 投稿日:2014年 6月 1日(日)02時24分35秒 編集済
レッスン報告の前に....あだちさんが戻ってこられたのに「お帰りなさい」も言わずにいました。すみません。

根石さんがコーチ、大森さんが生徒役で「入替・変換」のモデルレッスンがありました。

"I didn't know them." から始まって、コーチが出す「肯定」、「him」、「否定」、「日本語」などのキューに従い、即座に "I knew them." , "I knew him." " I didn't know him." 「私は彼を知らなかった」と単語を入れ替えたり、文を変換したりしながら、同文を10回、15回と繰り返す口頭ドリルです。さすがにこれは大森さんには朝飯前ですが、解答までにほんのわずかな間があっても、言い直しが命じられます。英文を繰り返す間に、英文の意味は考えておかなければ即答できるものではありません。英文と和文が合板のようにくっついて動いている状態でないと、即答は出来ません。これがイメージとして英文と解け合うようになるのが理想ですが、生徒の中にそれが起こっているかどうかは、コーチには見えません。英文をイメージにする作業は大変ですが、英文にイメージが備わっていないと、使える英語にはなりません。入替・変換のテキストを使ったレッスンを導入したことは、画期的なことです。

ところで、レッスンの後、大森さんに「日本語にする方が大変じゃなかったですか」と聞いてみました。大森さんレベルの英語力のある人は、これくらいの英文はすでにイメージでとらえることが出来るので、それをわざわざ日本語に置き換える労力の方が大変だと思ったのです。大森さんはただ笑ってましたが、根石さんは「英語を使う人にとっては、こういう面倒臭い作業をしないといけない場なんて沢山あるでしょう」と言われました。つまり英語の通訳をしないといけない場合です。なるほど。

逐次通訳の練習に、sight translation というのがあります。意味の塊ごとに、文の頭から訳していく方法です。音声教材を使って、意味の塊ごとに音を止め、和訳するという方法もあります。入替・変換のドリルのように、適切な日本語がすぐに出てこなくてはなりません。中・上級者用の勉強法ですが、初級の頃に入替・変換で練習を積んでおけば、こういう練習も楽に出来るようになると思います。入替・変換テキストの新しい可能性が広がるかも知れないと思って、ちょっとわくわくしました。もちろん、入替・変換の練習は、日本語を介さずに英文を理解するためのものですから、逐次通訳より目指す次元は高いとも言えますが。

【18878】
蒸し返し 投稿者:小川 投稿日:2014年 6月 1日(日)08時36分34秒 編集済
4〜5日前の根石さんの投稿ですが、とても大切なことを言われているので、「蒸し返し」しておきます。これは自分自身の肝に銘じておきたい言葉でもあります。

【18879】
生徒に言った言葉 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 5月26日(月)21時08分30秒

「入れ替え・変換」は文法を感覚に変える練習です。しかし、音のことを注意することが多いと、音のレッスンをやっているのか、文法を感覚に変えることをやっているのかわからなくなってしまいます。最初にやる「まともな音でインプット」で、とにかくNGを出さないようにして下さい。OKのレベルを確保して、「入れ替え・変換」をやる時間を毎回確保して下さい。文法を感覚に変えるのは、感覚が音と結びついている状態にするんですが、音が違っていたら、せっかく文法を感覚に変えても、やはり使えない英語ができてしまいます。どれほど音が大事か、文法を扱うときにさえ、音が大事なんだということをよく考えて、「まともな音でインプット」でOKのレベルを維持して下さい。

【18880】
「お願い」「規約」(再掲) 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 6月 3日(火)01時19分23秒
================================

素読舎の「スカイプでレッスン」を使っていただく方に
 ・・・「ジャンプ」の条件、「無料過程」へ進むための条件、その他

<お願い>

1.
大事な連絡は掲示板で行われます。掲示板「大風呂敷」と「素読舎連絡専用掲示板」を読んでいていただくようお願いします。
http://8100.teacup.com/ooburoshiki/bbs
http://9310.teacup.com/sodokusharenraku/bbs

月初めに、最新版の規約を含むものが掲示板に掲載されます。

2.
レッスン代金は、「その月のうちに」お願いします。(例。5月分は5月のうちに。)これは、そうしていただかないと「二人一枠維持基金」の口座へのお金の出し入れが非常に煩雑になるためです。よろしくお願い致します。

3.
事情があり「その月のうちに」払っていただけない場合は、「連絡専用掲示板」にご連絡いただくようお願いします。

4.
素読舎のレッスンには、「有料過程」と「無料過程」があります。「音づくり」を必要とする段階、「イントネーションの自己決定力」が弱い段階、「音とイメージの同致」が実現していない段階の練習は「有料過程」となります。「無料過程」に進むには、「無料過程」に進むための条件があります。

◎以下の条件が満ちている場合、「無料過程」を使うことができます。

●「七年目の浮気」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
●週二回以上、「自立練習」をすること。
●ポイントがプラス1以上であること。

(「無料過程」を使う場合は、1年につき1ポイントが必要です。ポイントをプラス1以上に維持することで、「無料過程」を使い続けることができます。また、「無料過程」を使っていただく間も、「二人一枠維持基金」の月額1000円は必要になります。)

5.
「無料過程」を希望する場合は、その旨申し出ていただくようお願いします。

6.
入塾時、ポイントはゼロです。新しい塾生を紹介していただくと、3ポイントがプラスされます。(被紹介者がレッスンをやめられた場合は、2ポイントがマイナスされます。)

素読舎のレッスンをお使いいただき、お金を無駄にすることのないレッスンだと確信できた場合は、是非周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介いただくようお願い致します。

(ポイントは素読舎が管理しますので、ご自分のポイントを確認していただく場合は、村田コーチまでメールでお問い合わせ下さい。「素読舎連絡専用掲示板」から、村田コーチへメールが送れるようになっています。)

7.
素読舎のレッスンには「一人一枠」と「二人一枠」があります。レッスン代金は一枠12000円です。「二人一枠」で使っていただくと、6000円で使っていただくことができます。「二人一枠」を作るには、練習力を揃える必要があります。レッスンを始めていただく時点で、お知り合いを誘っていただく等していただけば、最初から「二人一枠」で使っていただくことができます。その場合は、「紹介者」と「被紹介者」をはっきりさせていただきます。「紹介者」に3ポイントがプラスされます。

8.
「一人一枠」で始められた方で「二人一枠」を希望する方は、コーチにその旨お伝え下さい。

9.
レッスン代金は次の通りです。
「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。
(一枠、週一回三〇分、月額12000円)

10.
「二人一枠」が壊れた場合にただちに「二人一枠」を作り直そうとすると、素読舎側に煩雑な手間が生じます。それを避けるために「二人一枠」が壊れた場合にも、お持ちのポイント数によって、一定期間「二人一枠」のレッスン代金で、「一人一枠」が使えるようになっています。規約の「3」をご参照下さい。

11.
「10」を可能にするために、「二人一枠」をお使いになる方には、「二人一枠維持基金(月額1000円)」をお支払いいただいています。

12.
「無料過程」は、英語の練習と英語力を「私物化」しない方にお使いいただきます。「二人一枠」でお使いになる方が、「無料過程」に進むことができます。

 素読舎は「ジャムセッション」を構想しています。「ジャムセッション」のメンバーは「七年目の浮気・音読終了者」です。

 素読舎内の「無料過程」は、コーチ付きのレッスンです。
 「ジャムセッション」は、コーチから離れて、メンバー同士で切磋琢磨していただくものです。

 「七年目の浮気・音読終了者」および「ジャムセッション」のメンバーは、素読舎のコーチができます。(その時点で「コーチ養成用レッスン」を新設しますので、それを受講していただきます。)
 また、ヴォランティアとして、素読舎作成の教材を使って英語教室をやっていただくこともできます。(個人的に有料の英語教室を開かれる場合は、「教材使用料」をいただきます。これは現在、小川コーチの「素読舎奈良分室」と村田コーチの「素読舎戸倉分室」に適用されています。)

 「ジャムセッション」は、教材のどこを使っていただいても結構です。一切無料です。素読舎在籍中の「無料過程」のようにポイントによって期間が制限されることもありません。

 「ジャムセッション」は、素読舎から独立したグループです(規約、ポイント制の制約もありません。作る場合は独自に作っていただきます。)ここに、素読舎コーチも参加します。

 毎回自分の都合のいい曜日・時間に掲示板で練習の相手を募り練習します。練習相手は固定される必要はありません。

 「ジャムセッション」のメンバーには、練習の様子、英語の変化等を掲示板に書いていただくことを希望します。できれば、「ジャムセッション」専用の掲示板を設置していただくことを希望します。「無料過程」のように、月に一度は書かなければならないというような制約はありません。

 「ジャムセッション」は素読舎の過程を終了した人たちのグループと考えていただいて結構です。英語力を「作る」ことより、「維持」することに力点が移った人のグループです。「有料過程」の人たちよりもレベルの高い練習をする人のグループであるという認識は自分の中に置いていただきます。

 「私物化」された英語は、少し練習を中断するだけで簡単に錆び付いてしまいます。練習相手を求め、自分の英語を絶えず「場」にさらしていることが必要です。このことによって、「磁場」に入ればただちに「充電が起こる」レベルの英語を維持することができます。
 「私物化」は「言葉」にはなじみません。
 「ジャムセッション」は、英語の「磁場」ではなく、あくまでも練習の「場」です。ネット上の「道場」です。
 日本在住の英語にとって、無料で使えるこういう「道場」がこれまでありませんでした。「ジャムセッション」が成り立てば、英語力を「維持する」ことに狙いを定めた「道場」が誕生します。おそらく日本には、他にどこにも見当たらないものになります。

 素読舎に新しい塾生をご紹介下さることは、自分をもお知り合いをも「道場」の方向に進めていただくことになり、「道場」の誕生に協力していただくことになります。根石が「スカイプでレッスン」での収入の上限を限り、コーチを育て、横への拡がりをはかろうとするのもそのためです。

13.
最初から「道場」を誕生させることに興味はないという方は「一人一枠」でお使いいただきたくお願いいたします。継続的に「一人一枠」でお使いいただく場合は、「無料過程」に進むことはありません。ポイントの増減もありません。

14.
「一人一枠」で開始し、途中から「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(曜日、時間帯)と名字のイニシャルを記入し、掲示板に公表します。空き枠を作らないことを条件に、なるべく早めに「二人一枠」を作るようにいたします。

「二人一枠」を作る際には「練習力の釣り合い」が最も大事な条件になります。それを基準とし、素読舎がペアの相手をご紹介します。曜日、時間帯の都合等がおありでしょうから、なるべく生徒同士の話し合いで決めていただきます。他の生徒も話し合いに参加できるよう、話し合いは掲示板上でお願いします。

15.
初心者はレッスン開始時期が数ヶ月ずれるだけで生徒間の「練習力の釣り合い」がとれなくなってしまいます。初心者の「二人一枠」形成は、レッスン開始時に限らせていただきます。

16.
「一人一枠」での練習は、曜日・時間帯の都合が素読舎側と生徒側で合いさえすれば継続が可能です。

17.
「二人一枠」は壊れやすいものです。曜日・時間帯が合わない場合、生徒さんの一人がレッスンをやめる場合、二人の練習力の釣り合いがとれなくなった場合、「二人一枠」 は壊れてしまいます。「二人一枠」を組んでいる生徒さんどうしで話し合っていただくなど、協力し合っていただくようお願いします。

18.
「二人一枠」維持については、なるべく、一人一人の生徒さんの希望を大事にしますが、すべての希望に沿えないこともあることをご承知下さい。

19.
基本的に、「二人一枠維持基金」は「空き枠」が埋まらない期間、「空き枠」による収入減を防ぎ、語学論の充実、教材の作成に支障がでないようにするためのものです。

また、「無料過程」へは「二人一枠」の枠ごと移動しますが、一人だけ条件が整っている場合は、条件が整っている一人だけが「無料過程」に進むこともできます。その場合は、「無料過程」の生徒さんに対してもコーチ付きのレッスンが継続されますので、「無料過程」を使う生徒さん一人分の6000円 は、「二人一枠維持基金」から充当されます。

20.
ポイントは、基本的に「有料過程」から「無料過程」へ進む場合、教材の中で練習場所を「ジャンプ」させる場合などに使われます。どの場合にも、それを可能にする「イントネーションの自己決定力」が前提条件になります。

21.
ポイントを数えるときに、例外的に「二人一枠使用者の合計ポイント」で算出することがあります。

22.
「二人一枠」は、生徒数が少ないほど作りにくくなります。曜日・時間帯の都合が相互につけにくくなりますし、生徒間の「練習力の釣り合い」がとれないことによっても「二人一枠」が作れないことが起こります。
素読舎のレッスンをお使いいただき、間違いなく英語力を変えることのできるレッスンだと確信できた場合は、周りに話していただき、新しい生徒さんをご紹介いただくようお願い致します。特に、「二人一枠」を使われる生徒さんには、このことを是非お願い致します。

新しくレッスンを始められた生徒さんに、掲示板、ホームページ、パンフレット等のどの記事を読んでレッスンを開始したのかをお聞きします。生徒さんが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを開始したことが判明した場合には、記事を書いてくださった生徒さんを「紹介者」とします。

周りに直接声をかけることができない場合は、レッスンの感想、自分の英語の変化等を掲示板に書いていただきたくお願いします。いい記事をいただけた場合は、素読舎のホームページに転載させていただきます。

23.
レッスンを受けることを希望されても、曜日・時間帯等の折り合いがつかず、レッスンが開始できない場合があります。その場合は、「レッスン受講希望者リスト」にお名前を加え、掲示板上には、県名と名字のイニシャルで公表させていただきます。すでにレッスンを受けておられる生徒さんに枠(曜日、時間帯)を譲っていただくなど、都合をつけていただくためです。なるべくお互いに「素読舎連絡専用掲示板」で、話し合っていただくことを希望します。

24.
練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、またぎこす人のポイントが1ポイントマイナスされます。「二人一枠希望者リスト」では、各希望者のポイントが公表されます。

25.
「二人一枠」を形成する場合、素読舎側に手間が生じないで形成できた場合は、ポイントの変更なく「二人一枠」を使うことができます。素読舎側の手間によって形成した場合は、それぞれの生徒から1ポイントがマイナスされます。ポイント数は、「二人一枠」解消に直接的に使われることはありません。(「二人一枠維持基金」がクッションとして使われます。)

26.
1ポイントで1回、教材の使用箇所を「ジャンプ」することができます。(ただし、それに必要な「イントネーションの自己決定力」が備わっていることが前提となります。その判断はコーチにお任せください。)

27.
「abcd」と「入れ替え・変換」の両方を使う生徒が、学校がやっている進度に合わせて「入れ替え・変換」を使う場合、コーチ側に絶えず教材の中を検索しながらレッスンをする必要が生じるため、学校の進度に合わせる時点で、2ポイントを必要とします。期間は2年間です。

28.
レッスンを休まれる場合は、「素読舎連絡専用掲示板」にご連絡下さい。ネットにつながらない等の事故の場合は、他の生徒さんに電話で依頼していただくのでも結構です。レッスン時間が終わるまでに連絡がない場合は、無断欠席になります。無断欠席は1ポイントがマイナスされます。くれぐれもご注意下さい。

29.
ポイントは家族間で譲渡できます。家族の中で生徒がやめた時は1人につき3ポイント分消失します。
スカイプの生徒から通塾の生徒の紹介があった時も、家族間でポイントの譲渡ができます。
ポイントの使い方は、「スカイプでレッスン」の生徒は「スカイプでレッスン」の規約に従い、通塾の生徒は塾の規約に従います。

30.
レッスンを3ヶ月を越えて休まれる場合は、復帰するめどがたつまで、いったんレッスンを止めていただくようお願いします。
3ヶ月以内のお休みの場合は、レッスン代をはらっていただきます。

31.
レッスンは基本は月4回です。月に5回ある時は5回やり、後でお休みをいただきます。これを「有給」の休みとさせていただきます。
盆と正月には1週間ずつお休みをいただきます。こちらは「有給」の休みには算入されません。

32.
都合ですぐにレッスンを始めることはできないけれども一年以内にレッスンを開始できる時期が決まっている場合は、レッスンを予約することができます。レッスンを予約するには、その時点での受付可能な枠の中から、曜日と時間帯を決定し、具体的な枠を予約していただきます。一年以上先の予約はできません。

予約する際は、お一人あたり12000円の予約料を「二人一枠維持基金」の口座にご納入いただきます。このお金は、レッスンを開始した後の最初の月のレッスン代金に充当されます。「二人一枠」で使われる場合は、ふた月分のレッスン代に充当されます。予約を破棄された場合、予約料は返却されません。

予約料金の入金を確認した後、空き枠状況を示す表の予約された枠に「〇年〇月からのレッスン予約済・予約者のイニシャル」を記入します。後にもっと都合のいい受付可能な枠ができた場合は、予約の曜日と時間帯を変更できます。

予約料金の入金を確認した時点から、実際にレッスンを開始して予約料金のレッスン代への充当が終わるまでの間、毎月の会計報告に予約料金を預かっている旨を記して、掲示板に掲載します。

「二人一枠」で使われる場合、レッスン開始後2か月間は予約料金がレッスン代に充当されますが、「二人一枠維持基金」は担当のコーチの口座に入金してください。

予約済の枠は、予約された方が実際に使い始めるまでの間、後から申し込まれた方が臨時に使っていただくことができます。

------------------------------------

<規約>

1.
規約は暫定的なものとし、使いながら改訂を続ける。

2.
改訂する場合はなるべく生徒の意見を考慮する。

3.
「二人一枠」を使用中に、一人の生徒が「一人一枠」を希望する場合や、一人の生徒がレッスンをやめる場合がある。以下の規定に従う。

(a) ポイント6以上を持ちながら、「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、1ポイントを使うことで、1年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。1年後、1ポイントがマイナスされる。
ポイントをすべて使ってしまって以後は、「練習力の釣り合い」を第一条件に、条件の許すかぎりなるべく早く「二人一枠」を作る。素読舎側で調整を行う。

(b) 「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなり、ポイント1〜ポイント5に該当する場合、半年間を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。半年後、ポイントが1ポイント分マイナスされる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力をする。

(c) ポイントがゼロで「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、3ヶ月を限度に7千円(6千円+「二人一枠維持基金」)で「一人一枠」を使うことができる。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

(d) ポイントがマイナス数値で「二人一枠」を使ってきた人が、ペアの相手の都合により「二人一枠」が維持できなくなった場合、「一人一枠」へ移行する。ポイントは変化しない。素読舎側で、「二人一枠」を作る努力はしない。

・(a), (b), (c) に該当する場合、それぞれの期間、月額6千円を「二人一枠維持基金」から取り崩す。

4.
「二人一枠維持基金」が底をつき、空き枠が埋まらない場合、枠の合計ポイントのもっとも少ない「二人一枠」を解消するか、維持基金の月額を再検討する。

5.
「二人一枠」を希望する場合は、「二人一枠希望者リスト」に登録する。「二人一枠希望者」は、枠名(曜日・時間帯)とイニシャルで掲示板上に公表する。掲示板上でなるべく生徒同士で話し合い、「二人一枠」形成の準備をする。

6.
「無料過程」を希望する場合、掲示板上でポイント数を公開する。
「無料過程」を希望しない場合、ポイント数は公開されない。
「無料過程」を使用する人は、「自立練習」の報告の他、自分の英語の変化等「文章で」掲示板に掲載し続けることを課す。「文章で」の報告は、月に1度を目安とする。1ヶ月以上報告がない場合は、1ポイントをマイナスする。

7.
コーチが複数いる場合、幹側のコーチから枝側のコーチに生徒を預ける。幹側のコーチとは枠数を維持する段階に入ったコーチ、枝側のコーチは枠数を増やす段階にあるコーチとする。幹側のコーチに必要な条件は、語学論が書けること、教材を作成できること、塾の運営ができることとする。

8.
「空き枠」という考えは、幹側のコーチの枠にのみ適用される。

9.
幹側に「空き枠」が生じ、枝側から生徒が戻れない場合については、コーチ間の話し合いで解決する。話し合いの結果は公表する。

10.
レッスン枠は太い枝のコーチの枠から埋める。太い枝のコーチのレッスン枠がすべて埋まってから、それより細い枝のコーチの枠を埋める。細い枝のコーチの枠が埋まるまで太い枝のコーチが枠数を増やすことはできない。新規の枠は、細い枝のコーチの枠がすべて埋まった後、新たに生徒の申し込みがあった時に太い枝のコーチの方から追加する。

11.
コーチは、それぞれが分担するネット上のホームページ、ブログなどを充実させる。

12.
月初めに、最新版の規約を掲示板に村田が掲載する。
ポイントの集計、「無料過程希望者」のポイントの公表なども村田が行う。

13.
月初めに「二人一枠維持基金」の集まった額、集まっていない額を村田が根石に確認し、掲示板に公表する。

集まった「二人一枠維持基金」は根石から村田に渡し、村田が口座に入れる。

空き枠が生じた月は、「二人一枠維持基金」を村田が取り崩し、根石に手渡す。

14.
「二人一枠希望者リスト」「レッスン受講希望者リスト」の作成、公表は月初めに村田が行う。

15.
「ジャムセッション」を使う人の中から積極的にコーチ希望者を募る。希望があれば、「ゴースト」「七年目の浮気」以外の音読用教材を選定して定め、レッスンを行う。レッスン名を「コーチ認定以後」とする。

コーチとして認定する最低の基準は、「七年目の浮気」の音読12ページをコンスタントに10分以内に終わらせる練習ができることとする。

【18881】
特務機関員へは裁判も刑の執行も極端に甘い 投稿者:うさぎ 投稿日:2014年 6月 3日(火)18時32分17秒
特務機関員へは裁判も刑の執行も極端に甘い

http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/02/p007.html#page74

「甘い」どころではなく、特別待遇を受けていた。

( http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/01/p008.html )

【18882】
6/6と6/7のレッスンの感想 投稿者:大森 投稿日:2014年 6月 8日(日)22時03分43秒 編集済
今週は10分で10のセンテンスを終了させるという課題に3回失敗したので5ワードから4ワードに下がることになってしまいました。一応なんとか毎回最低100回は予習で読みこなすようにはしていますが、だいたい20の文を急いで予習するといった感じで前ほどは時間もかけていません。根石先生は予習でも本番のレベルと同じほどエネルギーを注がないといけないというようなことをおっしゃられましたが確かにそのとおりです。

私は何人かの生徒さんに英語を教えていますが、今となって私のまずかった発音をそのまま彼らが吸収していることに気が付き、「しまった」と反省しています。今からでも時間をかけて伝えていき、なおしてもらいます。生徒は模倣の天才です。

昨日、以前から使っている映画の教材を使いレッスンで素読の訓練のようなことを取り入れてみました。「実験だけれど」と言える間柄の生徒さんなので丁度良かったのです。自分の中ではそのレッスンは予想よりうまく行ったと満足しています。お蔭様で私に説得力もあったらしく、生徒さんも納得されていました。

かといって1年で素読舎のコーチができるとは実はあまり想像していません。最近やっとネイティブとの会話で素読が使えているなあと思う瞬間が増えました。30パーセントぐらいでしょうか。後の70パーセントは素読で得た体験はどこかに飛んで行ってしまっている状態です。

私の場合は自己流の音の世界の中で生きてきた時間が長い分、浸透させるのにも時間がかかると思います。

【18883】
ツイッターで見つけたものを転写 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月10日(火)11時49分2秒
「働く」ことの本質は「贈与すること」にあり、それは「親族を形成する」とか「言語を用いる」と同レベルの類的宿命であり、人間の人間性を形成する根源的な営みである。

内田樹

【18884】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月10日(火)11時53分21秒
レッスンと同じだけのエネルギーを注ぐではなく、一人でやる練習でも、レッスンで要求されるのと同じレベルの口の動きで練習する、です。

【18885】
(無題) 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月10日(火)11時59分37秒
本当は、日本で英語を教えているほとんどすでべての人に、素読舎のレッスンが必要ですが、教員免許という紙切れ一枚があるために、そのことを自覚できないでいるのです。

【18886】
「後から考えてる」のチェック 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月10日(火)13時31分52秒
「入れ替え・変換」のレッスン時、「後から考えてる」というチェックが入ることがよくあります。これについて、生徒さんに話したことを記録しておきます。

「後から考える癖がついてしまうと、英語は使えるようになりません。普通は、相手が一度言ったことをつかんで、次にこちらがしゃべるわけですが、レッスンで5回も10回も繰り返し言う文をつかまないなら、一回でつかむなんてことはいつまで経ったってできるわけはありません。」

【18887】
狭い音 投稿者:大森 投稿日:2014年 6月14日(土)11時08分43秒 編集済
昨日はさかさまeの狭い音にてこずってしまいました。子音の直後にこの音が来る場合はなんとか大丈夫になったのですが、子音の後にiやeの母音の発音が来てその後この音が来る場合ヤが入ってしまうようです。後はこの音にアクセントつくときもうまくできていないようです。自分で練習する時もうまくいかず(うまくいったり、いかなかったりの不安定です)まだこつがわかっていません。

昨日はとりあえずヤが入ってもいいのでおもいきり狭くするようにという指示をいただき、それでちょっと気分的に楽になりました。この点に注意して自分で練習してみます。

【18888】
単語集 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月17日(火)23時10分59秒
持病のぎっくり腰で寝込んで3日目。
フェイスブックばかりやっていたが、気を変えて、大学受験用の単語集を眺めた。

「システム英単語」(駿台文庫)。

私が受験した頃とくらべれば、単語集の質はよくなっていると思う。

今、私と奈良の小川さんとがやっているレッスンに、「まともな音でインプット」というのがある。英文を語数別に分類したテキストを使って、素読舎の音づくりを行う。音づくりが完成した文は、長く体に残る。音づくりがそのままインプットの方法として使われる。

「まともな音でインプット」の教材が語数別に分類されている理由は単純だ。文が長くなればなるほど「まともな音で」がやりにくくなるからに過ぎない。

4語程度の文を扱うにも苦労する生徒がいる。
その場合、どうなんだろうと考えた。
大学受験を控えている高校生や浪人生で、英語が得意ではないが、まだ嫌いになってしまったわけではない人の場合、この単語集をそのままテキストにしたってレッスンは成り立つではないかと思ったのだった。

6語とか7語以上、あるいはその先の10語以上を扱うのは、大学へ入ってから鍛えると割り切ってしまえば、市販の単語集をそのままテキストにしてしまうのでもいい。

問題はいつも同じものだ。
「まともな音でインプット」というときの、「まともな音で」ということがどれほど大事かを、果たしてどれだけの人が理解してくれるか、である。

この一点をおろそかにして、何千もの、あるいは万を超えるほどの単語を覚えてしまった場合、それを悲劇と呼ぶのにためらいは要らない。アウトプットしても通じないからだ。まんざら通じないわけではないが、障害が多すぎる。どれほどの労力が無駄になることか計り知れない。

単純なことなのだが、これが理解されないのである。

【18889】
過去ログから 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月19日(木)22時40分0秒
【18801】
大森さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 2月 9日(日)16時05分53秒
re や er の 「狭いアー」を r 音の一種だととらえても構わないと考えています。r 音は実は舌の位置はさまざまで、喉の方にひっぱる場合もあるし、歯や歯茎に近いところで中途半端に持ち上がっているだけの場合もあります。r 音が単独の子音として発音されるときは、舌に力が入り、喉の方に引っ張られるのであり、er や re のような「狭いアー」の音のときは、「母音に溶け込んでしまっている」状態なのだと考えられると思います。母音に溶けてしまっているので、母音なのだとと らえてもいいし、きわめてあいまいになった r 音だととらえてもいいわけです。
 子音としてくっきり発音される r 音と、あいまいで弱い r 音との共通点は、上の歯、歯茎、口蓋などのどこにも触らないことです。これが r 音の本質だと考えられます。

【18890】
踏み込んだら 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月21日(土)12時46分6秒
 今日、「まともな音でインプット」や「入れ替え・変換」を練習している生徒に話したことと、その後考えたことを記録する。これは、レッスン開始後半年、あるいは一年ほど経った生徒に言うことである。

 最初に音を安定させなければならない。

 繰り返し言いながら、まずは音を安定させる。
 音を安定させる時には、口を「大きめに使って引き締める」。
 音を安定させる段階では、「ゆっくりていねいに」繰り返す。

 音が安定していることが、それ以後の練習の前提になる。

 普段からこのレッスン(「まともな音でインプット」など)のレベルの音で練習する必要がある。音を安定させることは絶えず練習している必要がある。口の動きが小さかったり、動きを浅くして音の立体性を崩してしまったり、あるいは普段の練習をしなかったりすれば、レッスンの時間を使って音を安定させることをしなければならなくなる。その場合は、レッスンが「錆落とし」の時間になってしまう。(語学的な音は一週間で錆び付くほど、日常的な日本語の音の外側にある)

 安定しているかどうかは、「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうかで確認できる。

 それをていねいに確認する。(自分に言い聞かせるように)

 コーチに言われなくても、自分から「口の動きを浅くしないでつなげる」段階に踏み込む。この時、急激にやると音は壊れてしまう。少しずつでいいが、どんどんつなげていく。

 いったん「自分から踏み込む」ように言って以後は、コーチはひたすら待つ。「自分から踏み込む」動きがなければ、コーチは生徒が同じ文を、30回、40回、50回繰り返す間ずっと待つことになる。それでも「踏み込む動き」が現れなければ、「口の動きを浅くしないでつなげる」という指示を出すしかなく、そこからまた時間がかかる。(普段、自分一人で練習することがない生徒、あるいは練習の時の音のレベルを勝手に落としてしまう生徒には、このことが起こる。10の文を10分で片付けるテストでNGが多発する)

 自分から「動きを浅くしないでつなげる」ことに踏み込んだら、とにかく「音をゆるめない」「音をたるませない」ことに集中する。(実際に言葉として使うときには、言いよどむとか、考え込んで無音の時間が生じるなどいくらでもあることだが、語学はそういう言葉の自然性の外側にある)

 語学の90パーセント以上が「自分でやること」から成る。素読舎のレッスンは、「自分でやること」の中身を知ってもらうためにある。

(将来的には、小学生から始めた場合は5年、中学生から始めた場合は3年、高校から始めた場合は2年でいったんは素読舎から離れてもらうことを考えている。その後、社会人になり、本当に英語が必要になった人には、再度新たに入塾してもらうようにすることを考えている。)

【18891】
ご報告 投稿者:小川 投稿日:2014年 6月27日(金)00時22分46秒 編集済
社会人の生徒さんから、初めての受験で英検準2級の一次試験に合格されたとの報告がありました。数ヶ月前のこと、ご相談を受けたので、当座の受験対策用に「英語出る順パス単準2級」を素読舎のやり方で音読するようおすすめしておきました。受験勉強の期間が短かったのですが、この本の熟語のパートは音読出来たようです。

今回の得点率の内訳ですが、語彙が40%、読解50%と合格平均点を下回り、作文(構文や熟語の並び替え問題のようです)もわずかですが合格ラインを下回ったにも関わらず、聴解力が73%と合格平均を大きく上回って他をカバーし、合格出来たとのことです。

リスニングが苦手という学習者が多い中、この生徒さんの場合は、スカイプレッスンを通じてリスニング力から伸びたようです。また構文・熟語の並び替えの点数が読解や語彙に比べて高いのも、「パス単」の熟語のパートを音読したということも手伝ったのでしょうが、これも素読舎式の音読を通じて英語のシンタックスが身に付いたからではないかと思っています。

2次面接試験ですが、最近は発音も重視されるようになったと聞いていますので、この点においても素読舎の生徒さんは心配ないですね。

【18892】
鋳型の必要性 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月29日(日)23時22分17秒
鋳型の必要性

 今年の正月にパソコンにメモしたものを元にして、半年ほどかけて素読舎の「音づくり」の鋳型を作ってきた。
 この鋳型は、私の十代の終わり頃に自分がやっていたものを言葉にすることでもあった。さっさと言葉にすればよかったじゃないかという気楽なご意見もあるかもしれないが、体の動きが自然にたどったプロセスを言葉にするのは、例えば大工がノコギリを引く一動作を言葉にするのが難しいのと同じくらい難しい。
 きっかけになったのは小川コーチだった。映画の「ゴースト」と「七年目の浮気」のシナリオを使って、音読(素読)のレッスンをしていて、小川コーチの音をどう言えば変えることができるのかと長いこと考えていた。仕事が正月休みに入って、普段の仕事の意識からいったん離れていたのがよかったのかもしれない。パソコンに向かっていたら、メモすべきことを思いつき、一つ書き付けたら、芋づる式にいくつもメモした。
 掲示板「大風呂敷」にメモを元にした記事を書き、それをまた何度か練り直した。最近、小川コーチと大森さんのレッスンで、「がんがんやる」「口をぶん回す」というようなことをしゃべった。そうだな、それが奥の院みたいなものだなと思い、これまでに書いたものにそれを追加すれば、最終形を提示することができるな、と思った。
 最終形だが、細部はまだいじるかもしれないので、「音づくりの鋳型最終形案」としておく。

 先日、「大風呂敷」に書いた記事をまず引用する。これに、「がんがん」と「ぶん回す」を追加すればいいのである。

・・・・・・・
 今日、「まともな音でインプット」や「入れ替え・変換」を練習している生徒に話したことと、その後考えたことを記録する。これは、レッスン開始後半年、あるいは一年ほど経った生徒に言うことである。

 最初に音を安定させなければならない。

 繰り返し言いながら、まずは音を安定させる。
 音を安定させる時には、口を「大きめに使って引き締める」。
 音を安定させる段階では、「ゆっくりていねいに」繰り返す。

 音が安定していることが、それ以後の練習の前提になる。

 普段からこのレッスン(「まともな音でインプット」など)のレベルの音で練習する必要がある。音を安定させることは絶えず練習している必要がある。口の動きが小さかったり、動きを浅くして音の立体性を崩してしまったり、あるいは普段の練習をしなかったりすれば、レッスンの時間を使って音を安定させることをしなければならなくなる。その場合は、レッスンが「錆落とし」の時間になってしまう。(語学的な音は一週間で錆び付くほど、日常的な日本語の音の外側にある)

 安定しているかどうかは、「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうかで確認できる。

 それをていねいに確認する。(自分に言い聞かせるように)

 コーチに言われなくても、自分から「口の動きを浅くしないでつなげる」段階に踏み込む。この時、急激にやると音は壊れてしまう。少しずつでいいが、どんどんつなげていく。

 いったん「自分から踏み込む」ように言って以後は、コーチはひたすら待つ。「自分から踏み込む」動きがなければ、コーチは生徒が同じ文を、30回、40回、50回繰り返す間ずっと待つことになる。それでも「踏み込む動き」が現れなければ、「口の動きを浅くしないでつなげる」という指示を出すしかなく、そこからまた時間がかかる。(普段、自分一人で練習することがない生徒、あるいは練習の時の音のレベルを勝手に落としてしまう生徒には、このことが起こる。10の文を10分で片付けるテストでNGが多発する)

 自分から「動きを浅くしないでつなげる」ことに踏み込んだら、とにかく「音をゆるめない」「音をたるませない」ことに集中する。(実際に言葉として使うときには、言いよどむとか、考え込んで無音の時間が生じるなどいくらでもあることだが、語学はそういう言葉の自然性の外側にある)

 語学の90パーセント以上が「自分でやること」から成る。素読舎のレッスンは、「自分でやること」の中身を知ってもらうためにある。

・・・・・・・

ここから要点を抜き出し、追加すべきことを追加する。つまり、書き直す。

・・・

☆最初に音を安定させる。

・ ゆっくりていねいに、同じ文を声を出して繰り返す。
・ 口を大きめに使って引き締めながら、繰り返す。


☆「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうか確認する。
(第一段階)

 確認し、確信できたら、「口の動きを浅くしないでつなげる」段階に踏み込む。この時、急激にやると音は壊れてしまう。少しずつでいいが、どんどんつなげていく。

☆第一段階よりスピードがあり、音の立体性が壊れていない状態で、「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうか確認する。
(第二段階)

 確認し、確信できたら、口を「がんがん」動かす。一連の音を感覚として体に刻み込む。(口をぶん回す)
(第三段階)

【18893】
鋳型生成 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月29日(日)23時34分24秒
☆最初に音を安定させる。

・ ゆっくりていねいに、同じ文を声を出して繰り返す。
・ 口を大きめに使って引き締めながら、繰り返す。


☆「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうか確認する。
(第一段階)

 確認し、確信できたら、「口の動きを浅くしないでつなげる」段階に踏み込む。この時、急激にやると音は壊れてしまう。少しずつでいいが、どんどんつなげていく。

☆第一段階よりスピードがあり、音の立体性が壊れていない状態で、「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうか確認する。
(第二段階)

 確認し、確信できたら、口を「がんがん」動かす。一連の音を感覚として体に刻み込む。(口をぶん回す)
(第三段階)

・・・・・・・

このプロセス自体が一つの「鋳型」である。

これをもっと単純化して、レッスン時、「まともな音でインプット」でNGが出るたびに、生徒に素読してもらうことを考えた。

・ゆっくりていねいに、同じ文を声を出して繰り返す。(口を大きめに使って引き締めながら)

・同じ調子でいくらでも繰り返すことができれば、「口の動きを浅くしないでつなげる」。

・スピードがあり、音の立体性が壊れていない状態で、「同じ調子でいくらでも繰り返すことができれば、口をぶん回す。(がんがん限度まで動かす)

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【18894】
整形 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月29日(日)23時45分9秒
@・・・・・・・

・ゆっくりていねいに、同じ文を声を出して繰り返す。(口を大きめに使って引き締めながら)

・同じ調子でいくらでも繰り返すことができれば、「口の動きを浅くしないでつなげる」。

・スピードがあり、音の立体性が壊れていない状態で、同じ調子でいくらでも繰り返すことができれば、口をぶん回す。(がんがんと限度まで動かす)

A・・・・・・・

(上のことの少し詳しい説明)


☆最初に音を安定させる。

・ ゆっくりていねいに、同じ文を声を出して繰り返す。
・ 口を大きめに使って引き締めながら、繰り返す。


☆「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうか確認する。
(第一段階)

 確認し、確信できたら、「口の動きを浅くしないでつなげる」段階に踏み込む。この時、急激にやると音は壊れてしまう。少しずつでいいが、どんどんつなげていく。この段階では、音を「ゆるめない」ことが眼目。


☆第一段階よりスピードがあり、音の立体性が壊れていない状態で、「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうか確認する。
(第二段階)


 確認し、確信できたら、口を「がんがん」動かす。一連の音を感覚として体に刻み込む。(口をぶん回す)
(第三段階)

B・・・・・・・

(詳しい説明)


 最初に音を安定させなければならない。

 繰り返し言いながら、まずは音を安定させる。
 音を安定させる時には、口を「大きめに使って引き締める」。
 音を安定させる段階では、「ゆっくりていねいに」繰り返す。

 音が安定していることが、それ以後の練習の前提になる。

 普段からこのレッスン(「まともな音でインプット」など)のレベルの音で練習する必要がある。音を安定させることは絶えず練習している必要がある。口の動きが小さかったり、動きを浅くして音の立体性を崩してしまったり、あるいは普段の練習をしなかったりすれば、レッスンの時間を使って音を安定させることをしなければならなくなる。その場合は、レッスンが「錆落とし」の時間になってしまう。(語学的な音は一週間で錆び付くほど、日常的な日本語の音の外側にある)

 安定しているかどうかは、「同じ調子でいくらでも繰り返せる」かどうかで確認できる。

 それをていねいに確認する。(自分に言い聞かせるように)

 レッスン開始後半年から一年の間に、コーチに言われなくても、自分から「口の動きを浅くしないでつなげる」段階に踏み込む。この時、急激にやると音は壊れてしまう。少しずつでいいが、どんどんつなげていく。

 いったん「自分から踏み込む」ように言って以後は、コーチはひたすら待つ。「自分から踏み込む」動きがなければ、コーチは生徒が同じ文を、30回、40回、50回、あるいはそれ以上繰り返す間、ずっと待つことになる。それでも「踏み込む動き」が現れなければ、「口の動きを浅くしないでつなげる」という指示を出すしかなく、そこからまた時間がかかる。(普段、自分一人で練習することがない生徒、あるいは練習の時の音のレベルを勝手に落としてしまう生徒には、このことが起こる。10の文を10分で片付けるテストでNGが多発する)

 自分から「動きを浅くしないでつなげる」ことに踏み込んだら、とにかく「音をゆるめない」「音をたるませない」ことに集中する。(実際に言葉として使うときには、言いよどむとか、考え込んで無音の時間が生じるなどいくらでもあることだが、語学はそういう言葉の自然性の外側にある)

 語学の90パーセント以上が「自分でやること」から成る。素読舎のレッスンは、「自分でやること」の中身を知ってもらうためにある。

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【18895】
連絡専用掲示板から転載 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 7月 4日(金)03時56分6秒
次男のレッスンについてです 投稿者:つつい 投稿日:2014年 6月30日(月)15時23分23秒

私は全くの素人ですので的外れな指摘かもしれません。
大変失礼とは思いますが、継続を悩んでおりますのでお許しください。

レッスン中、指導を受けて繰り返すほど音が崩れてしまっているように感じます。
レッスンの最初と最後では、最後のほうがひどくなってレッスンを終わります。
金曜日に小川コーチからレッスンを受けている長男も首をかしげるような状態です。

余計な内容ですが、以前の学校にはネイティブの先生と日本人の先生がおりました。
その時次男の英語の発音は長男より上手だと言われていましたが、今は素人の私が聞いていても長男のほうが良いと思います。

自分でも違うと感じるようで、レッスンのあとは「今日もできなかった」と言っています。

【18896】
補足 投稿者:つつい 投稿日:2014年 6月30日(月)16時25分34秒

長男の様子も見ておりますので、指導方法について疑問を感じているわけではありません。

次男の状態が停滞期のようなものなのか、時期が早かったのかなど、今までのコーチの皆様のご経験から教えていただければと思います。

【18897】
つついさん 投稿者:村田晴彦 投稿日:2014年 6月30日(月)17時27分14秒 編集済

お休みの件、承知しました。

息子さんが最初のうちはお兄さんより発音がよかったとのことですが、口の動きが浅いため、簡単に真似ができていたのだと思います。
レッスンでは、口を大きめに動かし、口の動きを引きしめるように要求しています。まともに口を大きく動かそうとすると、浅く動かしているうちはよく動いていた筋肉が、思ったように動かなくなります。本人も、とてもへたくそになったように感じると思います。
しかしコーチとして聞いていると、息子さんはレッスンの最初と最後では最後の方が口が動くようになっています。崩れているとおっしゃっているのは、あらかじめ「英語っぽく」しようとしているようなイントネーションや、間延びした音をこちらで変えていこうとしているからで、今は過渡期の音だと考えています。
また息子さんはしばらく休みがちでしたので、レッスンで口の筋肉が動くようになっても、休むことによってまたすぐに練習前の状態に戻ってしまうことがありました。パートナーのYさんとの練習のバランスをとるためにここしばらくは若干多く時間をかけていました。まだ始めて5ヶ月、ここ少しの間時間をかければバランスが取れるようになると考えています。
パソコン等の不具合などもあるのかもしれませんが、なるべく休みのないようにしてください。

【18898】
つついさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月30日(月)18時06分41秒

幼時あるいは小学低学年くらいの子供が獲得する浅い音は、たしかに上手な英語に聞こえますが、日常が日本語で営まれている場合、非常にもろい音です。まず根付くことはありません。浅い音を放置しておいても根付くのは、英語の「磁場」にいる場合だけです。

【18899】
つついさん 投稿者:根石吉久 投稿日:2014年 6月30日(月)22時20分44秒 編集済

少し時間がとれましたので、先ほど書きましたことの続きを書きます。

下手になった状態は、「いい状態」なのです。口の筋肉の深いところを村田コーチが動かそうとしているから出てきている音なのです。

鶏の羽の抜け替わるときは鶏も地肌が見えて醜くなりますが、素読舎の「音づくり」のレッスンを受講している生徒には、英語の音の「羽の抜け替わる時期」が訪れるのです。息子さんには、音の「もろさ」そのものが鶏の地肌のように露呈しているのです。ここをくぐり抜ければ、新しい羽が生え揃いますから、きれいな鶏になります。

多くの人たちは、素読舎が行っているようなレッスンを知りませんから、浅い音は放置されます。それっぽいがよく聞いてみると間違っている音も放置されます。カタカナ発音も放置されます。

カタカナ発音は日本語の音に根を持っていますので、根強くなかなか抜けない音です。しかし、幼児が獲得する「上手だけれども浅い音」は簡単に抜けてしまいます。「もろい音」だというのはそのことです。英語の「磁場」で生活しているのであれば、浅い音を放置しておいても大丈夫なのですが、日本語の「磁場」で、日々日本語の音で暮らしている場合は、浅い音はまずほとんどが滅びます。

「羽が抜け替わる時期」を迎えているという問題のように私には思えます。

幼児英会話などで外人教師から受け取った英語の音を持つ子供は、素読舎のレッスンを受ければ「一度はしっかりと下手になる」と、私は昔から言い続けてきました。まさにその現場を見ている思いが致します。

正しい音、間違った音という音素の問題ではないのです。口の筋肉の動きが浅いか深いか(平板であるか立体的であるか)の問題です。この問題を扱えるのは、素読舎以外にはありません。素読舎は、この問題を扱うための指示方法を独自に作りました。息子さんに現象しているものは、素読舎の「音づくり」のもっとも価値ある働きによるものだと思います。

羽が抜け替わって新しい羽が生え揃うのを見守られるようにお願いしたいところです。

【18900】
ありがとうございました 投稿者:つつい 投稿日:2014年 7月 1日(火)22時17分33秒

根石先生と村田コーチのご説明がよく理解できました。
これから子供に説明し、ご報告いたします。