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>「あいうえおフォ
ニックス」 投稿者:村田晴彦 投稿日:2012年 4月22日(日)15時03分28秒
>土曜11時からのレッスンの時、tire という単語で [j]
の音が出ていたので(あえてカタカナで表すと「タイヤ」)、本来の音を出すようにチェックがありました。
re は er と同じく [逆さe] の音です(例:center をイギリスでは centre と書きますが、発音は同じです。同じく
theater を theatre とも書きます)。ですから tire の発音は [tai + 逆さe] です。「逆さe」の前に [j]
は入りません。
レッスンの後半、この re の音をきっかけにして「あいうえおフォニックス」の説明がありました。
「あいうえおフォニックス」
a, i, u, e, o (あいうえお)にそれぞれ r をつける
→ ar, ir, ur, er, or
※日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。
せっかく「母音+r」だと抽象したのですから、ar, ir, ur, er, or のうしろに ear を加えておいて下さい。
>
・ ar, ir, ur, er, or は「狭いア」の音です。(発音記号 [逆さe])
・ただし、ar にアクセントがある場合は「歯医者(顎下げのア)」になります。(発音記号 [a])
・ear と綴るのも「狭いア」になります。(early, heard など)
ここで ear
に言及されていますが、『日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。』の註はこの説明の中に入れるべきで
す。以下のようになります。
・ ar, ir, ur, er, or は「狭いア」の音です。(発音記号 [逆さe])
・日本人にとってなじみがあるから「あいうえお」と言っていますが、「母音+r」のことです。
・ear と綴るのも「狭いア」になります。(early, heard など)
・ar にアクセントがある場合は「歯医者(顎下げのア)」になります。(発音記号 [a:])
>ここまでが「あいうえおフォニックス」の概要です。
アクセントのある ar
「歯医者(顎下げのア)」が英語の音の中では一番口を広く開ける音です。ところが英語ネイティヴの人は、この音をさぼって口を大きく動かさないことがある
そうです。そうなると「あいうえおフォニックス」を経ていない日本人には「逆さe」と区別がつかなくなってしまいます。
これでもいいですが、『「逆さe」と区別がつかなくなってしまいます。』は、正確には、「さぼって発音された「逆さe」と区別がつかなくなってしまいま
す。』です。前述のI村さんに向けて書いた通りです。
>練習をする時に「あいうえおフォニックス」に沿って、アクセントのある ar は「歯医者(顎下げのア)」、それ以外の ar, ir, ur,
er, or は「狭いア」だと意識して口を大きく動かしていると、たとえ英語ネイティヴの人がアクセントのある ar
をさぼっていても、それが「歯医者(顎下げのア)」だと聞きわけることができるそうです。口を大きく動かして練習すると、聞き取りの場面でも効き目が出る
ようです。
問題ありません。
>自分は話を聞きながら、他にも注意する単語を思い出していました。our, ear です。
our は ur の部分が「狭いア」です。だから[「顎下げのア」+「狭いア」]になります。ところがなぜか「狭いア」の前に [w]
の音をつけて「アワ」と発音している人が多いです。また、ear は ar の部分が「狭いア」です。これも「狭いア」の前に [j]
の音をつけて「イヤ」と発音している人がいます。いずれも「あいうえおフォニックス」を意識すると、避けることができる間違いだと思います。
問題ありません。
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