【17501】

内田樹のツイッター  2010年12月21日

  投稿者:馬の骨  投稿日:2010年12月22日(水)22時13分5秒
  「週刊現代の取材終了。お題は「メディア論」でした。国民の過半を均質的なマスメディアの言説空間に回収し、国論の射程を狭隘にとどめおくことで日本はその経済的繁栄と政治的安定を確保してきたのではないか・・・という「一回ひねりのマスメディア擁護論」を語りました。
問題はこのマスメディアの提供する微温的な言説空間から離脱する人々はどんなふうなふるまい方をするかということです。例外的に質の高い情報を相互に共有し合う「情報貴族」の集団が形成される一方で、新聞に書いてあることも理解できないレベルの「情報難民」が発生する情報階層社会が・・・
ネットの世界は「質の高い情報」(その人以外には発信できない種類の情報)を持っているか「質の低い情報」(誰でも言いそうなこと)しか持たないかによって、現実の社会以上に急激に階層が構築されつつあります。この情報階層社会は現実の格差社会よりさらに排他的に階層化する傾向がありそうです。」


【17502】

明けましておめでとうございます

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月 6日(木)02時07分51秒
   明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い致します。

 先ほど酒を飲んでいて、頭に浮かんだものを少し書いてみます。

○ 音づくり → イメージづくり → 受像器

 これは練習の手順のモデルです。モデルですが、すでに素読舎で稼働しているものです。
 素読舎は「音づくり」を最初にやります。これが、素読舎が行っている「英語のレッスン」のほぼ実質部分です。
 もう何度も書いてきたことですが、素読舎の「音づくり」は単語単位のものではありません。いつも文単位のものです。そして、「音づくり」はレッスン可能なものです。

○ 音づくり → イメージづくり → 受像器

 二番目の「イメージづくり」はレッスンできません。これは生徒さんが自分でやっていただく以外にはありません。

 普通、イメージを「物質化」することは、「作品化」することです。これは造形作家など美術関係の人や、文学関係の人がやっています。

 素読舎の「イメージづくり」はそれとは違います。意識の「外に」物質化する行為ではありません。「イメージづくり」はその語の通り、イメージを作り、イメージをイメージのまま、意識に持つことです。それは広い意味で「思う」という行為によってもたらされます。
 「イメージづくり」は意識で行われ、イメージは「意識にのみ」存在します。意識の外に物質化されることはありません。
 芸術行為ではなく、語学だからです。

 「イメージづくり」をレッスンで扱うことができないのは、イメージは物質ではないからです。

 「物質」というものを「意識から外在化するもの」と言い直すとわかりやすいかもしれません。語学における「物質」は、「音」と「文字」の二つです。この二つは意識にとって「外在」しています。ですから、「音」と「文字」はレッスンで扱うことができます。

 イメージは意識に「内在」する、というより、念じるようにして作られたイメージは、瞬間的に意識の全幅を占めることがあります。意識の全内容となることがあります。それは「思う」ということによってのみ起こることです。
 「思う」ことはレッスン不可能です。

○ 音づくり → イメージづくり → 受像器

 レッスンで「音づくり」を行います。作られた「音」は、生徒が自分で「イメージづくり」によって作った「イメージ」と合体させます。

 レッスンの「音づくり」は、文単位で行われますが、生徒が「イメージづくり」を行う場合は、単語単位でやっていただきます。最初に、「音づくり」で文単位で扱ってありますので、生徒は、文における(いくつかの)単語の「イメージ」をそれぞれはっきり作ればいいことになります。単語単位で扱って下さい。

 「音づくり」、文単位、レッスン可能。
 「イメージづくり」、単語単位、レッスン不可能。

 こういう基本的な性質があります。非常に大事なことなので、よく理解して欲しいと思います。

○ 音づくり → イメージづくり → 受像器

 「受像器」とは何のことでしょうか。
 「音づくり」によって作られる「音」は、「イメージ」と合体させる「価値のあるもの」でなければなりません。
 合体させる価値のある「音」とは、しゃべることに使ったときに「通じる」音のことです。日本で行われている英語の練習では、9割以上が「イメージと合体させる価値のある音」が確保されていません。ほぼすべての学校英語で、これが確保されていません。その延長で、受験英語でも確保されていません。

○ 音づくり → イメージづくり → 受像器

 いつまでも「受像器」の説明になりませんが、何度でもこの簡単な図式を眺めていただきたいと思います。
 大学受験の受験生でも、「イメージづくり」はやっているのです。しかし、そこに「イメージと合体させる価値のある音」がありません。そうすると、「受像器」ができないのです。
 「受像器」が「できない」と言いましたが、その言い方で正確なのです。「受像器」は「作る」ものではなく、自然に「できる」ものです。
 「イメージと合体させる価値のある音」がイメージと合体すれば、自然に「受像器」ができます。

 「イメージと合体させる価値のある音」がなければ、いくらイメージを作っても、「受像器」はできません。

 机の上で辞書や用例を参考にして作る語の「イメージ」は、実際に英語を使う場面で出会う「イメージ」と大きくずれていることがあります。
 辞書は用法や用例を採録したものです。しかし、用法や用例は辞書がカヴァーしきれるものではありません。辞書には、用法、用例のごく一部分しか載っていないと考えてさしつかえありません。そして、語学の領域にいる限りでは、練習は辞書に大きく依存します。
 辞書が持つ制限の「内側を生きる」行為が語学です。
 しかし、語学の外で実際に言葉を使ってみれば、その「制限の外側」が広がっているのがすぐにわかります。言葉の生態は、辞書に従うことなどありません。むしろ、辞書的用法を絶えず踏み外していくのが、言葉というものの本能です。
 きわめて初歩的な語が、きわめて高度に使われる場面にでくわした時など、「なるほど、この語が、こんなふうに使われるのか」と非常に驚くことがあります。
 その時、机上の「語学的イメージ」と、語学外の「実際の使用におけるイメージ」との間にある断層がはっきりと姿を現します。そのことによって、ひとつの語が、新たなイメージと合体します。

 「実際の使用におけるイメージ」を受容することのできる基体をさして、ここで仮に「受像器」と言っているのです。
 ですから、「受像器」がはたらく場所は、語学の外、「実際の使用におけるイメージ」を受容する場所です。
 語学ではなく、言葉を生きる場面、「生活」の場所です。

 日本の学校英語、受験英語でつくられる英語では、「受像器」ができません。
 だから、「実際の使用におけるイメージ」にあい渉ることができません。その根本に学校英語、受験英語で「音づくり」がまともに行われていないという事実があります。原因は、きわめてはっきりしています。

 どこに原因があるのかを正確に言った言葉が、かつてありませんでした。
 「イメージと合体させる価値のある音」を確定する作業が、まるで手つかずのままだったのです。

 素読舎は、日本で最初にその作業を行ったのだと自負していいと考えています。
 「英語ネイティブと同じ音」という妄想を排し、「イメージと合体させる価値のある音」を確定する作業を素読舎は継続してきました。

 このことは、素読舎が初めて行ったのです。

「イメージと合体させる価値のある音」という考えそのものが、素読舎が最初に提示したものです。
 そして、その実質となるものを生徒の体に実現させてきました。
 しかし、スピードラーニングだとかなんだとか、相変わらずバカなハウツウが流行してはすたれることの繰り返しが繰り返されています。

 そして、素読舎はいつまでもまともに評価されることはありません。私のレッスンに空き枠があり、それが埋まらないという一事をもって、この国における「方法の軽視」は語り尽くせるものと考えます。

 馬鹿みたいな英語フリークが踊る国においては、もっともっと、いつまでもずっと、素読舎は無視され続けるべきなのです。
 少数の眼を持つ人たちだけが素読舎を支えてくれています。

 それが素読舎の栄光なのだと考える他にはないのでしょう。

(2011年、年初に記す)


【17503】

『脳の発見』抜粋・1

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月15日(土)02時14分50秒
編集済
   「「快傑ハリマオ」の読者には、松岡祥男さんから送付してもらっている人と、私から直接送付している人がある。私から送付している人の一部には、前回「塾はどこまで行くのか」という素読舎のパンフレットを同封させてもらった。パンフレットを読んでくれた中島暁夫さんが、角田忠信『脳の発見』(大修館書店)という本を蔵書の中から探しだし「読んでみたら」ということで私にプレゼントして下さった。
 この本が言っていることをもっとも簡略に言えば、「ポリネシアの人々と日本人の脳の働きだけが世界の中で特殊だ」ということになる。
 科学的(医学的)実験を積み重ね結論や推論を導き出しており、各種の実験の過程もきちんと読まなければならないのであろうが、その部分は専門的な用語が多く、読んでもよくわからないことが多い。結局、実験結果だけを拾い読みするような読み方をした。
 後に参照して役に立ちそうなものをピックアップしておこうと思った。おそらく、「大風呂敷」の読者の方々にも参考になるものが含まれるはずである。
 ちょうど風邪をひきこんで、体がだるく、今日で3日ほど炬燵にばかりあたっている。読んだ本の中から、ピックアップするくらいなら、風邪をひいていてもできると思い、作業にかかることにする。

 ※印のついている部分は、私の覚え書きやコメントである。
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ひとつにはこれまで殆ど注目されなかったことであるが、脳の中には左脳と右脳とに分かれる手前に非常に精緻なスイッチングというメカニズムがあって、それが外来刺激の物理的特性に自動的に応じて左右に振り分けている
(p.8)
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聴えに重大な故障がある場合、例えば全聾という生まれつき耳が聴えない人の場合には、喋る方のメカニズムはちゃんと健常に残っていても外来刺激が入らないために言葉が学習できない、正常なループを作ることができないということになる。自分が音声を出して同時に聴くということは、話し言葉によるコミュニケーションの基本になっている。
(p.25)

※「正常なループ」とは、自分が音声を出して、それを自分で聞くというループであり、音読・素読が使っているのもまさにこれと同じものである。
 ここで、「話し言葉によるコミュニケーションの基本」と言われれているものは、「最小のループ」とだと言える。コミュニケーションは、自分の言っていることを自分の聴覚で聞くことではなく、自分の言っていることを、相手(他者)が受け取り、相手が言うことを自分が受け取り、受け取ったものに応じて自分が再び話すというのが「通常のループ」だからである。「最小のループ」が壊れていたら、「通常のループ」は形成されないと角田は言っているのである。それはその通りだろう。
 語学論から言えば、この「最小のループ」は語学に属するが、「通常のループ」はすでに言語使用であり、語学「以前」、「以後」あるいは「以外」のものである。


【17504】

『脳の発見』抜粋・2

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月15日(土)02時41分0秒
編集済
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 ホルマントとは、肺からの呼気で声帯の振動で生じたパルス波が声道を通り、舌、口唇などの構音器で狭められて共振して、ある周波数を中心として各母音に特徴的なパターンをつくることを言い、これが母音の認識に非常に大きく関係している。短く切った音であっても、こういうホルマントがあることが、左半球優位になる基本的理由であって、フィルターのかけ方によって音の認識に差があらわれる。
(p.38)

※「左脳」「右脳」「左耳」「右耳」の相互関係は、左耳で聞いた情報は右脳で処理され、右耳で聞いた情報は左脳で処理されるのだそうである。「左脳」と「左半球」、「右脳」と「右半球」は同じものを言っているらしい。
 「左半球優位になる基本的理由」は、引用部分だけではわからないが、「日本人(ポリネシア人)の脳において」という語を補って読む必要がある。ポリネシアの人々と日本人以外は、母音に応じるのは「右半球」であるというのが角田の実験が明らかにしたことである。ポリネシアの人々と日本人だけが、母音を「左半球」で処理しているという。
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 一九七一年に現在ハスキンズ研究所長のリーバーマン(A.M Liberman)教授が来日した。彼は日本に来る前に研究所のスタッフから、ある方法を使って母音だけを使った場合には右半球優位という結果が得られていることを、角田に会ったら伝えてくれと言われてきたと言う。(略)私はそれを聞いて非常にびっくりしたと同時に当惑もした。なぜなら、言語の差によって脳の機能差が違うなどということは考えてもいなかったからである。
(p.44)
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子音と母音の組合せでできた音節は左半球が優位である。これは日本人でも西欧人でも共通する。(略)検査条件を日本人にやったように厳重にすると、日本人は母音ははっきりと左半球優位、西欧人は右半球優位であるということが明確に証明できる。
(p.47)
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日本人と西欧人で得られた母音の優位性の差とは、人種差ではなくて言語の差だということがはっきりした。この場合九歳まで日本語で育ってそれから外国へ行った人の場合には、完全な日本語型であって、二次的に覚えた英語の影響は全く受けないこともわかった。
(p.48)

※音の差というものは、方言にある「訛」を考えれば、同じ日本語の内部にさえあるのだし、あらゆる個別言語はその言語特有の音を持つのだから、言語によって脳の反応が違うとすれば、音によってではなく、シンタックスの違いによるのだろうと考えてきた。
 シンタックスの違いで言語をグループ分けすれば、SVOグループとSOVグループに大きく分けられるのではないか、と。
 角田の方法は科学的であり、従って計量化できるもの、パターン化できるものしか根拠にしない。科学の方法としては当然である。「音」に関して言えば、「物理的特性」というつかまえ方がそれである。
 このあたりまで読んだときに、じゃあシンタックスはどうなるんだ、音には音の構成(音のシンタックス)があるはずだろうという疑念を持ったが、続けて読んでいくうち、角田は音のシンタックスまで考慮に入れていることがはっきりした。
 そうなると、「シンタックス以前」、音の物理的特性の段階で、音は左脳に振り分けられたり右脳に振り分けられたりしているという理論に説得され続けることになった。
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もう一人の例はペルーから来た二七歳の人で、九歳のときに鹿児島からペルーに渡って、それ以降向こうの学校に行っていたという。スペイン語しか話せないといってもいいくらいなのに、母音の優位性の型は完全な日本語型で、西欧語の影響を受けていない。従って、九歳までの言語環境が決定的に大事であって、それから後は外国語で生活しても影響を受けないことを証明している。
(p.51)

※9歳頃に、脳が一つの言語を決定的に選択するということは、幼児英会話などに浮かれている日本人がよくよく考えなければならないことである。角田の論理を突き詰めれば、脳が二つの言語を選択することは「ない」。何か一つが元になる。こばたま式の言語遊郭に通わせ、その後、小学校1年から3年くらいまで、「英語の磁場」がある学校に通わせれば、日本人の脳は日本に住みながら英語を選択するようになるということである。(角田によれば、脳が一つの言語を選択する場合、家庭の言語ではなく社会の言語になるそうである。)9歳以後も日本語の磁場で生活を続けた場合、9歳頃脳が英語を選択してしまった子供はどうなっていくのか。
 パンフレットに掲載したメールにあるように、結局日本には住めなくなるのか、極度に日本が住みにくいところになり、新種のオタクが増えていくのか。そこまで行かなくても、やたらそわそわする人間が増えるのか。
 いずれにせよ、九歳以降の子供の負担は並ではないはずだ。
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これまでの検査は英語だけでなく、西欧語圏---スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スエーデン語、ノルウェー語、ハンガリー語、フィンランド語、ギリシア語、イスラエル・アラブ語---を対象にしてきたが、先進国の中では日本語だけが特徴的であった。さらに、朝鮮語、中国語(方言を含む)、東南アジアのベトナム、インドネシア、カンボジア、タミール語を含むインド諸語などを調べてみても東洋の中には左脳優位になる日本語型というのは見出せなかった。
(p.53)

※脳の反応という一点から見れば、日本人は完全なマイノリティであるということである。世界で、ポリネシアの人々と日本人が特殊なのだと言っている。これは、掲示板で東風平さんに指摘されるまで、私が勘違いしていたことである。ただし、角田の説に照らせば、ということである。私は、角田の実験結果が示す限りでは、「ポリネシアの人々と日本人が特殊」という説に説得された。以後、有力な参照事項として、語学論で使うことになるかもしれないと思っている。
 


【17505】

『脳の発見』抜粋・3

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月15日(土)03時12分57秒
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日本語の母音が他の言葉と比べて変わった点を調べてみると、「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」それぞれに意味がある。すなわち、「ア」唖、「イ」胃、意、医.....、「ウ」卯、鵜、「エ」絵、餌、「オ」尾、男、などがあげられる。
(p.53)

※「あ」吾、「い」猪、胃、意、「う」鵜、「え」餌、柄、絵、「お」尾、緒、など、一音だけで独立して意味を成す語を例示する方がいいと思ったが、これは瑕瑾である。
 しかし、それよりも、日本語のすべての単音(「ん」を除く)が、伸ばせばことごとく母音に変わってしまうことに注目した方がいいのではないかと思った。「た」を伸ばして「たー」と言い続ければ、「あ」に変わってしまう。つまり、日本語のあらゆる音のベースに母音があるということである。日本語では、子音は母音から切れていない。つまり、乳離れならぬ、母音離れをしていない。
 例えば、英語の t 音は伸ばすことができない。tを発音することは瞬時に終わる。子音が子音だけで独立している。日本語はあらゆる音を引き延ばすことができ、そうするとあらゆる音が母音に変わってしまう。「母音優位」ということを言うのであれば、そっちに注目すべきではないのか。
 しかし、角田のこれだけの記述でも、角田の中で音のシンタックスが無視されているわけではないことはわかったのである。
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日本語には、母音だけの組み合わせからなる有意語が非常に多いことも指摘できる。「いい」、「あい」、「あう」、「あお」、「いいえ」など、いろいろな言葉がある。
(p.53)
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母音の意味のある言葉が多い上に、「アカ」のようになるとVCVという、母音・子音・母音と、子音を中にして母音で包むような、ちょうど英語などで、子音があって母音を包むようなCVCという音節とは反対の組合せが多くかつ意味のある大事な言葉がたくさんある。これも日本語の特徴の一つと言えよう。
(p.54)
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 日本語という言語が特異であることはたしかだが、母音の扱い方で日本語と似ている言語には、ポリネシア語がある。母音が「アイウエオ」の五つであって、単独の母音は有意語であるが、「アア」「アイ」「アウ」「アエ」「アオ」などの母音の組み合せには例外なく意味がある。
(p.54)
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ポリネシア語には固有の文字が無いから彼等の示す日本語型の脳の特徴は耳で覚えた話し言葉のなかから生まれたことを示している。
(p.55)
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日本語で育った人達の場合には、母音のもっている僅かな周波数の揺らぎに対応するようなスイッチの特性をもって育つけれども、日本人以外の人は、子音の破裂音のようなはっきりとしたFMが加わった場合に、それを言語脳の方に振り分ける、そういうスイッチの特性をもっている。
(p.67)
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言語音と言葉でない音を同時に使って競合させると、言語音の方が明らかに言葉でない音よりも三〇dB位優勢であるという原則(言語情報最優先の原則)のあることがわかる。
(p.73)
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スイッチ機構には二種類あることがわかる。両半球に分かれる手前にあって音の種類がわからなくても音の物理的特徴によって選別する低位のものと、話し言葉や読書のように意味レベルで働く上位のスイッチである。
(p.75)

※英語という言語のシンタックス(構文)が理解できても、自分で使いこなせるほどにはなかなかならない。英語のシンタックスが日本人の体に根付きにくい、あるいは根付いたものがすぐに剥げ落ちることの理由を角田の理論が言い当てているわけではない。しかし、言語のシンタックスは明らかに「意味レベルで働く上位のスイッチ」に関わる。シンタックスが身体化されていなければ、言語が意味になることはない。意味にならなければ、「意味レベルで働く上位のスイッチ」が動くわけはない。
 問題は、日本語と西欧語でシンタックスが異なる場合、それで脳の働く部位が異なるのかどうかである。
 ヒントは、引用した部分以外にある。角田は、西欧語の人では論理は左脳(言語脳)で扱われると言っている。言葉はロゴスだという言い方の通りなのである。日本人は、英語のシンタックス(構文・論理構造)を右脳に持ち込んでしまう脳を持っているのではないか。
 p.23 に、優位半球(言語脳・左脳)は「分析的」であり、劣位半球(右脳)は、「合成的」であるという対称項目を含む表がある。
 シンタックスが日本人の体に根付かないために、日本人が英語を使おうとすると、本来シンタックスを扱うべき脳の部位まで変わってしまうのではないか。仮に西欧型の脳を標準とした場合に、日本人は母音の扱いだけでなく、シンタックスの扱いまでが、脳の働きで「さかさま」になるのではないか。ここに、生活習慣などの言語「外」の要因まで加えると、三重苦になる。日本で作る英語力には、ヘレンケラー並みの「苦」の宿命があることになる。
 言葉を使うとき、脳は「合成的」な機能として動かなければならない。しかし、日本人が英語を使おうとすると、脳は「分析的」になる。あるいは、「分析的」であることと「合成的」であることが、めまぐるしく交互に起こる。そして、そのそれぞれが脳の違う部位でなされている。シンタックスが身体化されないから、語順を主導するものがないからである。
 素読舎の語学論からすれば、「磁場」だけが作る語学的生理とは、シンタックスの身体化にほぼ等しい。
 別の言い方をすれば、日本人の場合は、英語を「理解」する脳と、「使う」脳は、部位が違ってしまうということではないか。
 この「上位スイッチ」に関しては、単に音の物理特性に依存するのではないので、韓国人、モンゴル人などにも同様のことが起こるはずである。
 


【17506】

『脳の発見』抜粋・4

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月15日(土)03時34分44秒
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我々の実験でわかったことで重要なことは、日本語型を示す日本人とポリネシア人では、自律神経刺激、嗅覚刺激や、いろいろな情動刺激によって、スイッチが働いて非言語音の優位性が言語半球の方に変わるという特徴である。
(p.75)
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脳内の言語音と非言語音の競合実験によっても明らかなように西欧語圏の人々は、持続母音は明らかに非言語半球が優位と結論される。
(p.76)
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日本語型の場合、子音-母音の音節、及び持続母音が右耳(言語半球)優位となる。左耳(非言語半球)優位の音は、一〇一〇ヘルツ純音、ホワイトノイズ、及び西洋楽器音である。次に、西欧語型の場合には、言語半球優位の音は、音節単位の音、または言語音に限られる。持続母音ははっきり非言語半球が優位である。楽器の音、一〇一〇ヘルツ純音、ホワイトノイズなどは右半球優位(左耳優位)となる。つまり、日本語型と西欧語型をくらべると、母音だけが方向がはっきり違っているということが明確になった。
(p.80)
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日本人にとっては、こおろぎの鳴き声は明らかに言葉や母音と同じように、右耳優位になることがわかったのである。日系二世及び日本人以外の人達は、例外なく全て左耳優位という特徴が得られ、まさかと思うような意外な結果になった。
(p82)
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つまり日本語型では、母音や子音+母音だけではなく右耳優位の音の中に、感情音、素人のハミング、虫の音、鳥の声、牛や犬の啼き声、自然界の小川のせせらぎ、風、波、雨の音、もっと驚いたことには、伝統的な邦楽器の音まで言葉と同じように左半球優位であることがわかったのである。
(p.84)

※この引用部分のあるページに、角田が日本人の左脳・右脳、西欧人の左脳・右脳が分担するものを非常に簡潔にまとめたものがある。
 西欧人の左脳は「理性的(ロゴス)」なもの、右脳は「自然的・感性的(パトス)」なものを分担するという。
 日本人の左脳は「心(理性的・感性的・自然的)」なものを、右脳は「もの」を分担するという。
 感性的なものの処理部位が西欧人と日本人ではっきり違う。
 ここに英語のシンタックスが本当には日本人には身体化されにくいという語学的観点を加えるなら、語のイメージとシンタックスが合体されて意味となる時に、日本人は脳の別々の部位で、イメージとシンタックスを扱うからだろうという推測が成り立つ。それでは本当の意味では「合体」にならないのではないか。あるいは絶えず、微細な「時差」を生み出してしまうのではないか。
 日本人にとって、語学でやっただけの英語のシンタックスは、ついに「もの」である。語のイメージの発生は言語脳(左脳)で行い、その容器(シンタックス)が右脳にあるとき、日本人の脳は右脳左脳(右往左往)する。
 語のイメージの継起と、シンタックスの形成は別々のことではない。ネイティヴな話者にとって、これは厳密に同時である。
 身体化(内在化)されたシンタックスという型があるから、語はそれにのっとって生起するし、語が生起すれば、シンタックスを外在化させる。
 日本人の脳が右脳左脳するとき、同時に起こるべきことが同時に起こらなくなるのだろうと推測される。
 角田の実験には、言語のシンタックスという観点はない。「身体化されたシンタックス」というものは、科学的・医学的には計量化もパターン化もできないだろう。それは脳やパルスのようには実在として扱えない。シンタックスという観点をとることができないのは無理もないとも言える。角田は語学屋ではないわけだし、この点は仕方がない。
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非日本語で育った人の場合には、あくまでも左脳の分担は理性だけであって、理性以外のものが入り込む余地がない。一方に、理性の左脳があり、他方に自然界の全ての音と感情的な人間の声、それを処理する右脳がある。理性とパトス・自然とが截然と分かれている。
(p.84)
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現代はひとつの混乱期にあって、日本の学問が向こうから輸入した翻訳によってインパクトを得て新しいことが始まるのが一般であるから、もともとオリジナルに日本で始めた研究から得られたこのような日本人の特徴を考慮する余裕がない。
(p.90)

※角田はおだやかな人であるから、「余裕がない」としか言わない。しかし、このことは日本の学問の「植民地化」の進行を批判している文として読むことが十分に可能である。
 角田は自分では「オリジナルに日本で始められた研究」を継続した人である。この本にそのことに対する自負ははっきり書いている。私はそう読み拍手する。
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伝統的な邦楽器音は、日本人にとっては言葉のように右耳優位であって、西欧人や他の東洋人にとっては左耳優位であるという非常におもしろい結果が出た。西洋楽器については日本人も非日本人も左耳優位で差はない。
(p.91)
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パトスは左脳ということがもしあるとすると、日本の近代医学が始まってから百数十年たつからその長い歴史の中に誰かが気づいていてもよさそうなものである。聴覚の場合には、私のが最初だとしても、エモーションということに関しては誰かが何かを見つけているだろうと期待して文献を随分探した。専門の精神科医、内科医にも聞いたのだが全く情報が得られなかった。
(p.104)

※「パトスは左脳」というのは、「日本人やポリネシア人の場合に」という語を補って読むべきところである。
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【17507】

『脳の発見』抜粋・5

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月15日(土)04時33分20秒
  大勢の日本人を調べているうちに、特に大学や研究所のスタッフで知的な職場にいて、特に外国語に依存する度合の強い人や外国語学部の学生は何の負荷もない普通の状態でありながら、言葉の音だけでなく、同時に非言語音もやはり右耳優位であるような片寄った形をしている人が非常に多いことに気がついた。普通の人にはないことで、大学で被験者を集めると正常型が得にくいために異様な感じを受けていた。これはどういうことか。どうも外国語の学習と非常に関係があるのではないか。
(p.106)
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話を聞いたり本を読んだり話したり書いたりしているときに、非言語音が変わるというのは、これは日本語の場合でも起る。母国語ではその使っている間だけ起り、使い終われば即座に元の左耳優位に戻る。しかし、外国語の場合には使った後、それがすぐには戻らずに長く影響するのである。
(p.107)

※ここで「非言語音が変わる」という場合の「非言語音」として想定されているのは、一〇一〇ヘルツ純音というものである。また、「非言語音が変わる」とは、音そのものが変わることではなく、脳の処理部位が変わることである。
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リンガフォンの非常に理解しやすい英語会話を三〇分間両耳から聴かせておいて、その意味を理解してもらう。聞き終わってから計ってみると、もう言葉の負荷はとれた筈なのに、一〇一〇ヘルツの純音が逆転して全部言語半球の方に移動してしまっている。母音は右耳優位のままで変らない、これがあと数時間続くということが起る。
(p.108)
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日本人が外国語を使う場合、左の脳の負担が非常に大きい。つまり、左脳の開発のためには外国語はたいへんすぐれた道具ともなる。しかし、そのために左に片寄ってしまって、未知のものを見つけるような、右脳的なことには向かない頭に知らないうちに歪んでいるのかもしれない。大事なのは両方の使い分けであるが、そのバランスをとることが、知的な日本人にとっては非常に難しいことになる。今後、日本人を使って外国人との脳機能の比較研究をしようとする場合に、日本人を外国で研究することには大きな制約があるということを知るべきである。
(p.111)

※英語をやった人こそ語学論を書くべきだが、英語をやった人に語学論の書ける人はほとんどいない。「未知のものをみつけるような」ことが苦手になっているのである。脳そのものの働きがそうなっていく傾向があるのだと言えると思う。
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英語を右の耳から聴かせ、左の耳にビバルディの『四季』の弦楽合奏を聴かせておいて、三〇分間英語に注意を集中させても、刺激を終わった後でも殆ど逆転を示さない。純音は逆転しないで元の左耳優位に止っている。
(p.112)
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その同じ『四季』であっても、琴という日本の伝統楽器で演奏した場合にはこれは見事に逆転が起こってしまう。日本では、バックグラウンドミュージックが非常に普及しているが、使われる音楽は西洋の器楽曲に限られている。正月シーズンには日本楽器の音を使うことがあるが、非常に疲れるというクレームが多いという。
(p.113)
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日本人の二重言語話者は、日本語と外国語を含めて、両方を同時に学習したという人はまれであって、大部分の人は、ある年齢で全く未知か、又は殆ど関心のなかった第二言語に遭遇するという文化ショックを経験している。
(p.114)
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この検査から言えることは、六歳以前の言語環境は優位性の決定に対しては、影響していないということと、情動の局在は聴覚の優位性と平行して発達し八才後半までの言語環境によって日本語型か非日本語型のいずれかに決定されるということである。
(p.118)

※「情動の局在は聴覚の優位性と平行して発達し」というところが何を言っているのか意味がとれない。
 脳はいつでもその時点での「磁場」の言語を主言語としようとする。脳はいつでも選択しており、選択したものを主言語としようとしているはずだ。「決定」されるのが九歳頃だというだけのことである。
 角田の理論には、五歳以前の幼児英会話教室などで脳が英語を「選択」し、九歳で日本語を「決定」するようなちぐはぐが起こった場合、情緒不安定等の害をもたらす危険についての配慮はまったく見あたらない。「決定」されるのが九歳だというのが医学的に真実だとしても、五歳以前が軽視されていい理由はない。
 「決定」の時期だけを見ているから、そちらに配慮がいかないのである。その配慮がない見解が科学的・医学的見解として不用心に受け入れられることの危険は非常に大きいと言わねばならない。
 三つ子の魂百まで、という時の三つ子の魂が、安易な外国語漬けによって根こそぎに揺さぶられることはありうることである。これは「人間の破壊」につながる。親が子供の魂を破壊する戦争である。親(国家)が権力によって、子供(民・生活者)の「人間の破壊」をやっている。人間と魂が同じものであるなら。
 私は角田のような科学的・医学的な実験結果を持っていない。しかし、断言だけは継続してきた。5歳未満の子供に「幼児英会話教室」のような場所で、生身の外人と話させることを続けると、情緒の不安定な子供になる危険性は大きい、と。
 繰り返す。私には科学的・医学的根拠はない。しかし、磁場に渡って語学の達人となった人たち(米原万里、鳥飼久美子など)は、私と同じことを言っている。この人たちに「磁場」という観点はないが、「磁場」で異言語のシンタックスを身体化した時の異様な混乱の感覚がはっきりと身体に刻まれているのだろう。「磁場帰り」という点が私と違う。私は「磁場帰り」ではなく、ただ語学論だけを根拠にそれを言ってきた。その他で二人が私と違うのは、二人とも女であることだろうか。男の達人は私の場合、國弘正雄を思うが、國弘は米原や鳥飼のように警鐘を鳴らすことはない。感覚が鈍いのだと思う。角田も鈍いと思う。医者こそは、とりわけ脳の研究を深めた医者こそは、この警鐘を鳴らさなければならないはずだ。その場合には、科学的根拠も糞もない。鋭敏な危機意識があれば足りる。鈍い人に何を言ってもしょうがないと言えばしょうがないということか。

 私の生徒にそわそわして落ち着かない生徒がいる。幼児英会話漬けをやらされたせいだろうと私ははっきりと疑っている。この子の場合は、幼児英会話漬けをやらされ、後に脳が主言語として日本語を選び取った。


【17508】

『脳の発見』抜粋・6

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月15日(土)05時15分27秒
編集済
  日本で英語教育をやるとしたらやはり九歳以後、日本語型の形が決まって日本語の基礎ができた九歳位から始める方が無理がないかもしれない。ただし、日本語型がいいとか悪いとかという価値観で言っているのではない。どちらを選んでもいいから、中途半端な、臨界期の六歳から八歳の終わり、九歳まで、その間には言語環境を変えない方がいいだろうということを言いたいのである。
(p.119)

※日本人が日本語を主言語として生きる予定であるなら、英語教育は九歳以後ということに異論はない。しかし、「日本語型がいいとか悪いとかという価値観で言っているのではない。」というのは、語学論としてはでたらめきわまりないもの言いである。このあたりで角田が言っていることは、医学の研究というよりは語学論の範囲にあるものだ。
 子供が九歳以後、日本の外で生きるのだとすでに決まっているのならともかくである。今の日本で、九歳に至る前にいる子供が、九歳以後、日本の中で生きることになるのか、日本の外で生きることになるのかは、九歳に満たない年齢で決められることではない。決まるとすれば、親の仕事の都合のような、一切子供の理由とは関係ないことによってである。それがほとんどすべてのケースである。
 日本語を主言語として生きるようになるのであれば、幼児から触れ続ける言語も、九歳で脳が決定する言語も日本語がいいに決まっている。大学教授よ、あんまりでたらめを言ってもらいたくないものだ。
 ここに至って、角田はまともな語学論など持っていないことを露呈してしまっている。いくら専門が違うからといって、大学教授がこの程度の迷妄を垂れ流すのである。日本にはまだ語学論が「ない」と私が言い続けてきた通りなのだ。
 何がこの三流をもたらしているのか。生活言語と語学の言語の区別がなされていないことである。
 素読舎の「種のまま持たせる」「芽を出させてはいけない」という理論にしか本当の解決はない。
 ここで新たに私が自覚したものがある。素読舎のレッスンは、子供の主言語を日本語とし、副言語として英語を持たせようとする親が選ぶべきレッスンなのだということだ。その選択ができることがまともな親というものではないだろうか。幼児英会話に通わせる親は増えている。素読舎にはごく少数の問い合わせが来るだけだ。親がまともでなくなってきているのだ。語学論を馬鹿にしていると、英語周りにいよいよ馬鹿が増えるだろう。
 「芽を出させる」のは、英語の「磁場」でなければならない。「芽を出させる」時に、次から次へと芽が出るほどの蓄積を、「種として」、「種のまま」持たせる。それしかない。一切何の害ももたらさない方法は、それしかない。つまり、それが素読の原理である。
 学校英語を信用してはならない。それは種の形をしているが芽を出さない。つまり「種として」が成立しない。つまり「しいな」である。それも駄目だ。しかし、それ以上に駄目なのは、生活言語と語学の言語の区別がついていないことなのである。
 角田には英語フリークどもの「生の英語」信仰はないが、しかし、生活言語と語学の言語の区別がついていないことによって、世の人々に大きな害を及ぼすことになりかねないことは自覚すべきである。
 六歳から九歳までの間、言語環境を変えない方がいいというのは角田の言う通りだ。しかし、それ以前はなおさら言語環境を変えない方がいいのだ。子供の生誕から九歳まで、言語環境は一つがいいと言い切れない者こそ、「中途半端な」者なのである。
--------------------------
低音域の一ヘルツずつの連続的な研究の過程で、四〇ヘルツと六〇ヘルツとその倍数に非常に特徴的な変化を見つけた。四〇と六〇と八〇である。つまり、四〇ヘルツ、六〇ヘルツ、八〇ヘルツは、その周波数に限って左耳優位になり、その一ヘルツ前後の三九、四一、五九、六一、七九、八一ヘルツは右耳優位という逆転現象を一ヘルツ単位で示すというおもしろい現象が見つかってきた。
(p.128)
--------------------------
言葉と関係のない領域だから、これはむしろ生物学的に何か非常に大事な特性をもっているに違いない。日本人も外人も差がないのが特徴的である。
(p.128)
--------------------------
人間の脳の中には、一秒に対応する正確な検知系があると考えざるを得ない。それは生物学で言うような曖昧なものではなくて、社会的な外部時計と同じ精度の時計でなくては説明がつかない。生物学的なものではありえない。なぜなら一秒は人間が恣意的に決めたものだからである。
(p.133)

※私には客観的知識の量が少ないので、もしかしたらとんでもない空振りをするかもしれないが、それを覚悟して言うことにすれば、「社会的な外部時計」なんかに人間の生理における正確な一秒を照合させようというのが錯誤ではないか。
(この本で、一秒というのがどういう意味を担わされているのかが、実は私はわかっていないまま書いている。)
 この一秒とは確かに生物学的なものでないかもしれないが、それは生物学がまだ未熟だからであって、一秒は社会においても人間の脳においても「宇宙的なもの」ではないのか。それは、「人間が恣意的に決めたもの」なんかではないはずだ。秒の集合が分であり、分の集合が時間であり、時間の集合が日であり、日の集合が月であり、月の集合が年であるとたどってくれば、そこに宇宙の運行というものが現れる。秒だって、「恣意的なもの」ではなく、宇宙の運行に根拠のある単位なのではないか。科学者がまさかその程度のこともわからなくてものを言っているとは考えにくいので、「一秒は人間が恣意的に決めたもの」というのがどういうことなのか実は本当のところはわからないのである。
 年をなぜ12で割って月にするのか、月をなぜ30で割って日にするのか、なぜ31で割ることもあるのか、日をなぜ24で割って時間にするのか、時間をなぜ60で割って分にするのか。角田はこれらの数を「恣意的なもの」と言っているのだろうか。私は最初に断った通り、こういうことには無知なので、これらの「なぜ」に答を出せないが、これらの数字には天体の運行という根拠があるのだろうと思ってきた。地球が太陽の惑星であるという「運命」に根拠があるのだろうと思ってきた。そんなことではないのだろうか。もっと高度なことを言っているのだろうか。どうにもそうは思えないのだが・・・。
 引用部分の後で、角田は「これを検証するためには時計を持たない者を調べないとわからない」と書いているが、12とか30とか24とか60いう数がもしも「恣意的なもの」でない場合は、時計を持つ者と持たない者のどちらを調べても同じ結果が出るはずだ。人間の脳が時計なしで一秒を正確に測っているというのはすごいなと思うが、不思議だとは思わない。(それが不思議なら、私が今ここにいることの方がはるかに不思議だ。)人間の生理が宇宙の運行と呼応することはあるだろうと思う。私が何かとんでもない勘違いをして、とんちんかんないちゃもんをつけているのだろうか。
--------------------------
現在、生体時計という概念で多くの研究が行われているが、ヒトの脳には生命の誕生以来、連綿と宇宙の運行と同期して働く正確な年輪システムが存在すると結論される。このシステムには人種、性、年齢による差はなく、人間は明らかに天体の運行にくみこまれた宇宙の子であるといえよう。
(p.145)

※このあたりまで来ると、語学論と境を接するものは何もなくなるが、言っていることにはうんうんとうなづける。こういうふうに考える人がなぜ、一秒は人間が恣意的に決めたものだなどと言うのだろうか。やはり、あれらのいくつかの数が「恣意的」だということなのか。
--------------------------
一九八四年九月一〇日、午後四時から一〇時の間に私を含めて四人の熟練者が言語音は左耳優位、非言語音は右耳優位という、左右が完全に逆転する現象を確認した。これをきっかけとして、毎日連続的にテストを進めるうちに、このような逆転現象が月齢と関係していることがわかってきた。
(p.148)
--------------------------
一九八四年九月二五日以降は月齢以外の別の原因と考えられる不規則に持続する異常な逆転現象のために月齢との関係は観測ができなくなってしまった。一二月八日より常態に戻り、一二月一六日の下弦からは再び月齢に一致した規則的な異常現象が昭和六〇年二月二八日まで続いた。
(p.149)

※このあたりのことは引用しておくだけにする。角田もなぜなのかは「わからない」と書いている。北欧で鳩の帰巣本能が狂ったという事例も書いてある。人間が勝手にロケットやら宇宙船なんかを飛ばすと、どこでどういう影響が出るかなんて、本当はわかってないままやっているんだろうとは思う。パスカルの言ったことだったと思うが、「海に小さな石を一つ放り込むだけで、やがて全ての波の形が変わる。」変わった時の波の形をあらかじめ人間が知ることはできない。
-------------------------
数年前に言語学の指導的立場にいる方に、言語学とは所詮ファッションであって、欧米の新しいことを消化して紹介するのが本道でオリジナルなことを研究すると損をするといわれたことがあった。それがいまでも日本の社会科学に限らず諸科学の姿勢であるのかも知れない。
(p.159)

※「姿勢」とか歯切れの悪い言い方をしているが、基本的に同感である。語学論が「ない」という事態が当然のこととして続いてきたことから類推するのだが、日本の諸科学の多くの部分が欧米の植民地なのである。
 この部分を読んで、かつて広島大学の柳瀬という教授(助教授?)とネット上で喧嘩したことを思い出した。チョムスキーの「生成文法」という考えの基にある「人間における普遍性」、そこを起点としたアメリカ政治への批判というダイナミズムをまったく無視して、ただ言語学的部分だけを頂戴すれば、大学教員をやってられるという態度には、知的怠惰というものの典型を見る思いがしたことを思い出す。

 風邪で喉が痛いが、炬燵があるので、なんとか抜粋はできた。
 途中、三流語学論に腹がたったが、面白い本である。
 語学を考えるための貴重な知見がある。
 「大風呂敷」の読者諸兄が引用データを活用して下されば幸いである。
 本をお譲り下さった、中島暁夫さんに深く感謝致します。

11/01/15 05:14


【17509】

ハリマオの評判

  投稿者:馬の骨  投稿日:2011年 1月20日(木)00時55分10秒
  「怪傑ハリマオ」について書かれております。
http://ashiya-art.com/yamashita_toru/index.php
 


【17510】

馬の骨さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月21日(金)21時17分43秒
   ご案内ありがとうございます。風邪が抜けず弱っております。山下徹さんのページですね。とても上手なコピーなので、うれしくなり引用したくなりました。
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2011,01,07, Friday

快傑ハリマオ

                       author : 山下 徹

創刊号が2009年7月15日を希望となっていて、第5号が2010年11月1日になっているから、一年半足らずで5冊発行されている。発行人は根石吉久。定価「一財産」。中味は濃い。今夜はジンをストレートで何杯もあおってみるか、いやいやそれともいっそ焼酎の一升瓶をラッパのみでもするか、読後、あたかもそんなふうに頭がクラクラしてくる。そんな雑誌だ。
毎号、松岡祥男の「ニャンニャン裏通り・出前版」が連載され、根石吉久の日録や語学論、農への思いなどが語られる。この二人の仕事を中心にして、創刊号では足立和夫の詩「会社で」、第2号では根石吉久のレクイエム「ゴールデン奥村逝去」、第3号は山本かずこの詩「みえないこえは きこえます」、長谷川博之の「瀬沼孝彰の詩業」、第4号では根石吉久の力作「鋳物師屋村のにこにこだぬきと同じ穴のむじなたち」、第5号で田中エリスの短歌「一瞬の夕立/おぼろげな加害」、足立和夫の詩「巣の骨」。
とにかく、これだけは掛け値なしで言えるんだが、毎号、松岡祥男と根石吉久という二人のとてもアブナイオジさん思想家、いわゆる「快傑ハリマオ」に圧倒されて、あるいは抱腹絶倒、ただし心肺停止の可能性アリ。サアサご賞味あれ。購読希望はこちら。
発行人 根石吉久
長野県千曲市鋳物師屋642-3
電話 090-4181-5912
 


【17511】

素読舎規約案

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月23日(日)02時03分31秒
  「ホームページ作成編集室」からの転載です。
皆様のご意見をお聞かせください。
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素読舎規約案と案作成の理由  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月23日(日)01時34分55秒

 素読舎のレッスンの代金は、枠単位です。「一人一枠」で使っていただく場合も「二人一枠」で使っていただく場合も、一枠12000円でやらせていただいています。

  一枠12000円の根拠は、素読舎の活動が維持できるかどうかにあります。素読舎の活動は主に三つあります。生徒さんにレッスンをすること、教材を作り続けること、語学論を展開し続けること。この三つです。いずれも素読舎の存続に欠かせないものです。

 素読舎の「スカイプでレッスン」の前身は「電話でレッスン」でした。その頃は、すべての枠が「一人一枠」で、完全なマンツーマン方式でした。

 もっともシンプルで基本的なレッスンの形は「一人一枠」です。

 「二人一枠」の場合、一人あたりのレッスン効果は、「一人一枠」との比較で、5分の4程度から3分の2程度に減ることが考えられます。効果の減少する分は、「自立練習」の質で補うことが十分に可能ですので、生徒さんの努力によって「一人一枠」と遜色ないものにすることができます。

 レッスン効果を減らさない工夫をこらして、「二人一枠」で使っていただけば、レッスン代金は半分に減らすことができます。これが、「二人一枠」で使っていただく場合の最大の利点です。

 「二人一枠」を作るには、素読舎コーチの側に煩雑な手間が生じますが、今後も練習力が釣り合う二人の生徒さんに声をかけて、「二人一枠」を作る努力を継続する予定です。

 生徒数が少ないと、「二人一枠」が非常に作りにくくなります。

 「二人一枠」「一人一枠」の別を問わず、素読舎のレッスンを使っていいものだとわかった場合は、積極的に周りに広めていただくことを希望します。

 「二人一枠」で使っている生徒さんたちには、二年に一人くらい、新しい生徒さんを紹介していただくことを希望します。

 2011年4月からポイント制を導入します。

 2011年4月以降、「二人一枠」を作った時点で、二人の生徒さんのポイントがそれぞれ1ポイント分マイナスされます。

 新しい生徒さんを紹介してくださった場合、紹介した生徒さんのポイントに1ポイント分プラスされます。

 「二人一枠」を二年続けて使い続け、その間に新しい生徒さんを紹介していただけなかった場合は、1ポイント分マイナスするか、「二人一枠」を解消し、「一人一枠」で使っていただくか、どちらかを選んでいただきます。


 「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。これについてこれまでは条件を設けてありませんが、2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

 無料過程に移った生徒さんは、二年間に一人は生徒さんを紹介していただくことで、ポイントプラス1以上を維持していただきます。ポイントがゼロあるいはマイナスになる場合は、有料過程に戻っていただくこととします。

 2011年1月現在、根石吉久のレッスン枠は、枠数を増やす過程にはありません。枠数を維持する過程にあります。

 同年同月現在、村田晴彦のレッスン枠は、枠数を増やす過程にあります。

 村田晴彦の「スカイプでレッスン」の生徒は、根石吉久が村田晴彦に預けてある生徒ですが、生徒さんの曜日、時間帯等の都合で根石吉久の枠に戻れない場合、一枠のレッスン代金の半額を村田晴彦が根石吉久に支払っています。根石吉久は空き枠を埋めてレッスンをしたいにもかかわらず、レッスンができません。村田晴彦は通常の一枠分のレッスンをしているにもかかわらず、手取額が半額に減ります。生徒さんの都合により、現在はコーチの間で「痛み分け」をしています。2011年4月以降、コーチの「痛み分け」にもポイントを関連づけ、コーチが希望するように枠を移動することができず、それまでの枠を使いつづける生徒さんのポイントを1ポイント分マイナスします。

 生徒のポイント数は、被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とします。

 生徒さんが直接に周りの人に声をかけていただいたのではなく、素読舎のホームページ、あるいは掲示板の記事を読んでレッスンを始めてくれた人がいた場合、ホームページあるいは掲示板のどの記事を読んでレッスン受講の決心して下さったのかを確認します。生徒さんが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを始めてくれた場合は、記事を書いた生徒さんが新しい生徒さんを紹介して下さったものとして扱い、1ポイント分プラスします。生徒さんが書いたホームページの記事、掲示板の記事を素読舎のパンフレット等に使わせていただいた場合、パンフレットを読んで受講の決心をしてくれた生徒さんが現れたときは、掲示板あるいはホームページにある元の記事を読んだことと同等として扱います。

 生徒さんが周りに広めていただくのにパンフレットを必要とする場合、素読舎からパンフレットを無料でお送りします。

 「二人一枠」を解消し、「一人一枠」にする場合、二人のポイント数の合計が最も少ない枠から解消します。最もポイントの少ない枠が複数ある場合は、最も長くレッスンを使っている人たちの枠から「二人一枠」を解消します。


【17512】

連絡専用掲示板から転載

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月24日(月)20時40分25秒
編集済
  さっそくですが・・・  投稿者:ももこ  投稿日:2011年 1月23日(日)19時30分36秒

早速ですが・・・まだじっくり読んでいないのですが、来週から予定が立て込みそうなので書けるうちに書き込んでみます。

まずはじめに、この規約に関する話題は、今後連絡用掲示板で話し合うということでよろしいでしょうか。(まだ掲示板の使い分けがわかっていません・・・。)

次にこの段落なのですが

村田晴彦の「スカイプでレッスン」の生徒は、根石吉久が村田晴彦に預けてある生徒ですが、生徒さんの曜日、時間帯等の都合で根石吉久の枠に戻れない場合、一枠のレッスン代金の半額を村田晴彦が根石吉久に支払っています。根石吉久は空き枠を埋めてレッスンをしたいにもかかわらず、レッスンができません。村田晴彦は通常の一枠分のレッスンをしているにもかかわらず、手取額が半額に減ります。生徒さんの都合により、現在はコーチの間で「痛み分け」をしています。2011年4月以降、コーチの「痛み分け」にもポイントを関連づけ、コーチが希望するように枠を移動することができず、それまでの枠を使いつづける生徒さんのポイントを1ポイント分マイナスします。

AさんBさんのようなな架空人物をたとえに出して「たとえばこういうことです」ということをお知らせくださるとわかるのですが、分かったような分からないような感じです。

あと、家族内紹介についてのポイントはどのようになりますでしょうか?

 


【17513】

連絡専用掲示板から転載

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月24日(月)20時42分38秒
  ももこさん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月24日(月)13時25分47秒

まず、根石さんは、「電話でレッスン」「スカイプでレッスン」を始めました。始める前から、今にいたるまで、レッスンの背骨になる語学論を書き続けています。そして、レッスンのための「巨大な教材」をつくり続けています。根石さんがいなかったら、このレッスンはありません。
 次に、現在、「スカイプでレッスン」の生徒さんは、すべて根石さんの生徒さんです。村田の枠の生徒さんも、小川さんの枠に将来入る生徒さんも、根石さんからあずかっている生徒さんです。コーチは、レッスンを創り上げた根石さんに空き枠が生じないように、あずかっている生徒さんを移動したり、新しい生徒さんを紹介します。生徒さんを根石さんの枠に移動しようとしても、生徒さんの曜日・時間の都合で移動できない時があります。私の枠が少ない現在、むしろそういう場合が多いです。その結果、根石さんの枠に空き枠が生じます。その場合、根石さんの空き枠の半額を村田が渡すことに決めました。
 コーチは自分の枠の生徒さんを増やすことで根石さんの枠に空きがないようにします。生徒さんが増えれば増えるほど、生徒さん同士の組み合わせもその都度、最良のものができるようになります。
 今は、私が自分の枠の生徒さんを獲得している時ですが、私の枠が埋まった時(つまり根石さんの枠もいつも埋まっている時)には、私の後からコーチを始める人が、今の私と同じようなことをします。

ポイントについては、家族内でもポイントは有効です。
たとえば、お母さんがお子さんを紹介してくれた時は、お母さんに1ポイント分プラスされます。


【17514】

連絡専用掲示板から転載

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月24日(月)20時43分51秒
  村田さん  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 1月24日(月)19時20分6秒 編集済

村田さんはももこさんの投稿への返答として書かれたのでしょうか。もしもそうでしたら、村田さんが書かれたことは全般的な話としてはよくわかるのですが、ももこさんが「AさんBさんのような架空人物をたとえに出して『たとえばこういうことです』ということをお知らせくださるとわかるのですが、分かったような分からないような感じです。」と書かれたことへの答えにはなっていないと思うのです。私もわからないのは全般的な話ではなく、具体的な個々の場合についてなのです。

このポイント制を実際に適用することを考えた場合に、私が「分かったような分からないような感じ」になることの要因をいくつかあげてみました。
A. 「二人一枠」「一人一枠」「無料過程」という三つがあって、ポイントや都合や力に応じて行き来し、それがペアの相手にも影響を及ぼすこと。
B. コーチが複数いらして、時によってコーチ間を生徒が移動すること。
C. ペアをくんでいる人はかわらず、コーチはかわらなくても、新しい生徒の都合によって、あるは今いる生徒の枠の移動にともなって、他の生徒の枠の移動が必要になる場合があること。

このような要因が関わる場合で、私にはよくわからない状況の例をいくつか書いてみます。AとBがペアをつくっているとします。

>「二人一枠」を二年続けて使い続け、その間に新しい生徒さんを紹介していただけなかった場合は、1ポイント分マイナスするか、「二人一枠」を解消し、「一人一枠」で使っていただくか、どちらかを選んでいただきます。

1. Aが新しい生徒を紹介できずに「一人一枠」を選んだ場合、Bは自動的に「一人一枠」に移行するのでしょうか。その時Bのポイントはどうなるのでしょうか。もしもBに既存の生徒の中から適当な相手がみつかって「二人一枠」を新たに組むとき、Bは1ポイントマイナスになるのでしょうか。
2. Aが1ポイント分マイナスを選んだ場合、Aは(「二人一枠」を使い始めた時の1ポイントマイナスとあわせて)合計2ポイントマイナスになります。その後2年たっても新しい生徒を紹介できない場合は3ポイントマイナスになるのでしょうか。3ポイントマイナスだと自動的にAは「一人一枠」になるのでしょうか。

>「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。これについてこれまでは条件を設けてありませんが、2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

3.  1と似た質問になりますが、「二人一枠」で使っているうちのAが「無料過程」に移った場合、Bは自動的に「一人一枠」に移行するのでしょうか。その時Bのポイントはどうなるのでしょうか。また、Aがレッスンをやめた場合、Bのレッスン形態とポイントはどうなるのでしょうか。

> 生徒さんの都合により、現在はコーチの間で「痛み分け」をしています。2011年4月以降、コーチの「痛み分け」にもポイントを関連づけ、コーチが希望するように枠を移動することができず、それまでの枠を使いつづける生徒さんのポイントを1ポイント分マイナスします。

4. 「コーチが希望するように枠を移動することができず」というのは、どんな枠の移動に関しても当てはまるのでしょうか。具体的には、新しい生徒が入る時、誰かがやめた時、誰かが無料過程に入った時、誰かが生徒を紹介できずに「二人一枠」から「一人一枠」に移行した時、コーチが変わる時に、「二人一枠」のペアの相手にとどまらず、他の生徒の枠の移動が必要になる可能性があると思います。その時にすべての場合においてすべての生徒が、言われたところに移動できない場合はポイントがマイナスになるのでしょうか。

全般的な話ではなく、具体的な個々の場合についてよくわからない、ということの例として申し上げました。細かいことを書き連ねてうんざりさせてしまっていたら申し訳ございません。今週は忙しいので、お返事いただいても次に書き込むのは週末になるかもしれませんが、お許し下さい。

それからももこさんも質問していらっしゃいましたが、この規約に関する話題は、今後この連絡用掲示板で話し合うのでしょうか。

追記
もう一つわからないことがあるのに気がつきました。
>生徒のポイント数は、被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とします。

被紹介の生徒がやめた時点で、紹介者のポイントが1ポイント減ることになりますが、その時点でレッスン形態が即座にかわることになるのでしょうか。たとえば無料過程に入っていた人が、ポイントが減ったために有料過程にもどる、「二人一枠」にいた人が、ポイントが減ったために「一人一枠」にかわる、など。



【17515】

piggyさん

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月24日(月)21時23分20秒
  > >「二人一枠」を二年続けて使い続け、その間に新しい生徒さんを紹介していただけなかった場合は、1ポイント分マイナスするか、「二人一枠」を解消し、「一人一枠」で使っていただくか、どちらかを選んでいただきます。
>
> 1. Aが新しい生徒を紹介できずに「一人一枠」を選んだ場合、Bは自動的に「一人一枠」に移行するのでしょうか。その時Bのポイントはどうなるのでしょうか。もしもBに既存の生徒の中から適当な相手がみつかって「二人一枠」を新たに組むとき、Bは1ポイントマイナスになるのでしょうか。

> 2. Aが1ポイント分マイナスを選んだ場合、Aは(「二人一枠」を使い始めた時の1ポイントマイナスとあわせて)合計2ポイントマイナスになります。その後2年たっても新しい生徒を紹介できない場合は3ポイントマイナスになるのでしょうか。3ポイントマイナスだと自動的にAは「一人一枠」になるのでしょうか。

規約案の一番下に、『「二人一枠」を解消し、「一人一枠」にする場合、二人のポイント数の合計が最も少ない枠から解消します。最もポイントの少ない枠が複数ある場合は、最も長くレッスンを使っている人たちの枠から「二人一枠」を解消します。』と書いてあります。ポイントが減ったから即座に解消するわけではないことを確認します。
その上で、1.の場合、実際はAさんが「一人一枠」を選ぶのではなく、解消の条件がそろっているため解消するので、AさんもBさんも同時に「一人一枠」になります。解消した時には、ポイントに変化はありません。新たに「二人一枠」を組んだ場合は、1ポイント分マイナスになります。

2.の場合、3ポイント分マイナスになるところまではその通りですが、3ポイント分マイナスになることでAさんが自動的に「一人一枠」になるわけではありません。

私が理解しているのはこうです。
続きは後ほど書かせてください。


【17516】

piggyさん 皆様

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月25日(火)01時55分31秒
  私は規約案の内容を勝手に誤って解釈していました。「二人一枠」の解消の順番はペアの合計ポイントの最も少ない枠からということにとらわれてしまっていて、規約案を誤解しており、Piggyさんの文章もちゃんと読めていませんでした。
規約案をちゃんと読めばPiggyさんのような疑問が出てくるのが当然だと思いますが、私は規約案も、Piggyさんの質問も全然読めておらず、わけの分からない文章を書きました。混乱させてしまって申し訳ありません。また、Piggyさんの文章も読めておらず、申し訳ありませんでした。


【17517】

Piggy さん、ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)01時58分4秒
  >規約案の一番下に、『「二人一枠」を解消し、「一人一枠」にする場合、二人のポイント数の合計が最も少ない枠から解消します。最もポイントの少ない枠が複数ある場合は、最も長くレッスンを使っている人たちの枠から「二人一枠」を解消します。』と書いてあります。ポイントが減ったから即座に解消するわけではないことを確認します。
その上で、1.の場合、実際はAさんが「一人一枠」を選ぶのではなく、解消の条件がそろっているため解消するので、AさんもBさんも同時に「一人一枠」になります。解消した時には、ポイントに変化はありません。新たに「二人一枠」を組んだ場合は、1ポイント分マイナスになります。

 これこれこうと書いてありますと引用した後の、「ポイントが減ったから即座に解消するわけではないことを確認します。」という文が私には何を言っているのかまったく理解できませんでした。
 「ポイントが減ったから」というのは、誰のポイントが減ったからなのか、枠のポイント合計数が減ったからなのか、「確認します」というのは誰が誰に確認しますなのか、わかりませんでした。
 「ポイントが減ったから即座に解消するわけではない」もわかりませんでした。Piggy さんはそういうことをきいているのではない。本当に情けないことですが、村田君より Piggy さんの方が私の考えたことを理解していただいています。
 村田君によると、これは、最低ポイント数で揃っている枠が複数ある場合に、「長く使っている」ということが作用するのだから、「即座に解消」ではないのだそうです。「とてもわかっていない」と考えるしかありません。
 とてつもなくのんびりされると困るのです。
 まるで人ごと扱いです。
 案では、「枠のポイント合計数が最低」の枠が一つであれば、「即座に」解消されるのです。案では、「枠のポイント合計数が最低」の枠が複数あった場合は、もっとも長くレッスンを使っている枠から「即座に」解消されるのです。案ではそうです。
 その案がいいかどうかは別問題なので、生徒さんの意見をお聞きしている途中です。村田君は、「案」に過ぎないものを、あたかも決まったことのように扱っていますが、「案」と決定事項を区別できないのかと思います。そうでなければ、「確認します」など、既定事項のような偉そうなもの言いが出てくるはずはないと思います。
 「案」ではこう考えたんだという前提をすっとばし、既定事項のように扱い、偉そうに「確認します」と言う。これをさして事大主義というのかなあと思っています。事大主義者は自分の頭は使いませんなあ。

 さきほど村田君に確認したら、「確認します」は「村田君が Piggy さんに確認します」という意味だそうです。わかりません。「案」ではこう考えたんだということを確認「させてください」ならわかるのですが、「確認します」とくるのですから、不調法きわまりないと思います。私は、素読舎の番頭は、Piggy さんやももこさんだと考える方に歩きたいと思います。

「その上で、1.の場合、実際はAさんが「一人一枠」を選ぶのではなく、解消の条件がそろっているため解消する」もまったくわかりませんでした。Piggy さんは、Aさんがポイントをマイナスされるのではなく、「一人一枠」を選んだ場合Bはどうなるんだと聞いておられます。これまでの案では、Aが「一人一枠」を選ぶことは可能です。村田君によれば、実際はAさんが「一人一枠」を選ぶことができるにもかかわらず、「実際はAさんが「一人一枠」を選ぶのではなく」なのだそうです。いったい何を言っているのだろう。

>「解消した時には、ポイントに変化はありません。新たに「二人一枠」を組んだ場合は、1ポイント分マイナスになります。」

 Aが「二人一枠」を解消し「一人一枠」を選んだ場合、Bが「二人一枠」を希望することはありえます。その場合、どうなるんだというのは Piggy さんに指摘していただき、これまでの案というのは穴だらけだなと思いました。
 仮にAが「二人一枠」を解消した時点で、Bが「二年間(案)」生徒さんを紹介してないかどうかはわかりません。Aは二年「二人一枠」を使ったが紹介はない。だけど、Bが一年しか「二人一枠」を使ってないというようなことがありえます。
 その場合に、A同様にBも「一人一枠」でやらせてくれと希望するのであれば、問題は生じません。問題はAによって「一人一枠」が解消され、Bが「二人一枠」を希望する場合です。
 あくまでも案ですが、こういう場合は、Bにしばらくの間、「一人一枠」で我慢してもらうしかないと思います。その上で、「二人一枠」を作っていく場合の優先候補とさせてもらう以外にないと思います。

 「しばらくの間我慢してもらうしかない」ということが、「二人一枠」を解消する場合に「枠の合計ポイント数」で考えたいということの根拠です。「しばらくの間我慢」するのが嫌であれば、「枠の合計ポイント数」が最低にならないように(自分のために)周りに広めるなり、自分の英語の変化を掲示板に書くなりして、素読舎のレッスンを広めて欲しいということです。

 「二人一枠」を維持していくのは、本当に大変です。
 他にいい案がありましたらご教示願いたく思います。

 これまでのところは、酒を飲んで書いています。
 飲まずにやってられないということはこの世に確かにあります。
 同じ「素読舎」の看板を掲げているのに、片腕をやらない人がいるので、とても疲れます。
 どういうつもりで私が作った教材を使っているのか、どうにも理解できません。私が何を犠牲にし、どれだけのエネルギーを注いで作った教材なのかが村田君に理解できないのだと思います。
 村田君の考えはとても単純です。エネルギーを使ったとしても、俺のエネルギーじゃないから、どうってことない。この原理は、「俺のせいじゃない」です。小乗です。
 わけのわからないことを書いて、「俺のせいじゃない」も糞もないのだと私は考えます。多少を問わず、左翼的な、あるいは進歩的なもの言いをする人たちに共通する病気だと思います。「俺のせいじゃない病」というのがあるのです。小乗だと思っています。

 まだ「案」ですが、「案」にするだけで、嫌なことを考えざるを得ませんでした。
 その元にあるのは、いずれは、「素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人だけを相手にレッスンしたい」あるいは、そういう人たちに「無料過程」を使ってほしいという思いです。これはそのまま、虫のいい人に対する怒りです。

 頭が動かなくなったので、今日はここまでで失礼します。
 


【17518】

(無題)

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)02時13分29秒
編集済
   素読舎の「スカイプでレッスン」が一枠12000円であることの根拠は、私の生活が最低ラインで営むことができ、そのことによって、素読舎の活動が継続できるということ以外にはありません。
 語学論、教材づくり、レッスンの三つをやっていく場合に、一枠12000円は「最低ライン」だと断言させていただきます。
 そのことが村田君にはわからないらしい。
 私の枠に空き枠ができていても、「生徒さんの都合だから」「俺のせいじゃないから」、私(村田)はこれまで通りレッスンする、あんたは空き枠を抱えているがいいだろうという扱いを、村田コーチから、私がされました。

 「預かっている生徒が、生徒の都合で根石さんの枠に移れません。どうすればいいでしょうか」と村田君が私に言ったのなら、気持ちはこじれなかったと思います。

 私の方から、「どうにも承知できない。それでいいのか」と言わなければならなかったことがくやしくてたまりません。


【17519】

根拠

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)02時26分31秒
   以前、「一人一枠」を12000円で使っておられる方が、「これは高いとは思いません」と言って下さったことがあります。その方は、英会話学校などにだまされた経験のある方だと私は思いました。直接は確認しておりません。

 村田君はこれまで過去ログを整理することをさぼってきたので、村田君に依頼します。
 Julian さんのご意見ですので、過去ログからどういう文脈において、Julian さんがそう言われたのかが、なるべくわかるように「大風呂敷」に引用して下さい。


 本当のところを言えば、私のレッスンは「こんなもん、値段がつけられねえよ」という性質があると思っています。しかし、娑婆に妥協して、12000なら12000、6000なら6000とするしかありません。素読舎も娑婆にあるからです。


【17520】

過去ログからの引用

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月25日(火)04時18分10秒
  【9091】
【タイトル】渡米後の状況など
【 日時 】04/07/31 14:22
【 発言者 】高橋
 電話でレッスンを始めてから4ヶ月、渡米してから2ヶ月になった高橋です。こちらに来てからは何かと雑事が重なることもあり、なかなか練習する時間がとれず、それこそ毎回、レッスンのために根石さんからの電話が鳴るまで回転読みをしております。先週、やっと「ゴースト」の20ページに入ることができ喜んでおります。なぜかというと、19ページから20ページにかけての歌の部分のレッスンについて、「いい年をした男が二人、土曜の深夜に愛の歌の歌詞を材料に英語の練習をするというのは、ある意味不気味ね」などとからかわれていたからです。ひどいことをいう奴です。
 さて、渡米後の私の英語の状況ですが、英語力がのびたと感じることはなく、相変わらず非常に不自由しております。特に、アメリカ人同士の会話や会議中の発言を聞き取るには、大変難渋しています。ただ、2週間ほど前から、分からないなりにともかく日本語を聞くのに似た感覚で、英語での会話や発言がすーと入ってくるように感じるようになってきました。特に、その発言等の内容に知っていたり、語彙的にあまり難しいものでないと英語を聞いているというよりも、内容そのものを聞く、それに集中するという感覚が生じております。
 また、特に渡米後、感じている電話でレッスンの長所と感じているところを三点書かせていただきます。
 まず第一に、意識的に英語を練習する時間をとるための枠組みになるということだと感じております。最初にも書かせて頂いたように、自分にとってもしも電話でレッスンという枠がなければ、あらためて英語を語学として練習することは今以上に難しいだろう、おそらく日々の忙しさにかまけてやらなくなってしまうのではないかと思うからです。
 第二に、電話でレッスンを通じて、ともかく通じる音が出せるようになっているはずという自信をもって英語を話すことができるということです。もちろん、いつでも通じる音が出せるほど安定しておりませんが、アメリカ人に通じなければ、根石さんに指摘を受けたときと同様に、意識して音を修正すれば何とか通じるという自信を持つことができております。もしも、電話でレッスンを受けてなければ、いかに自分で英語を勉強しても、この点についてはまったく改善できていなかったのではないかと思います。
 第三に、英語を練習する際に、自分に生じやすい他の教材や練習法への浮気心を押さえ、地道な練習に専念できるように働きかけてくれることです。これは、毎週のテストに合格するための練習をすると、他に手を出す時間がなく、強制的に地道な練習に集中することができているとも言い換えることができるでしょう。語学において地道な練習が必要なことは、知識としては知っていてもなかなか実行できずにおりましたが、根石さんがレッスンの時に言われる「とにかく何回も読み込んでください。練習の量を確保してください。」という言葉に後押しされ、その言葉を信じてレッスンの復習に専念できております。
 以上、甚だまとまりを欠きますが、私の英語の現状とあらためて感じている電話でレッスンの有り難いところ等を書かせて頂きました。



【9094】
【タイトル】高橋さん
【 日時 】04/07/31 19:05
【 発言者 】根石吉久
投稿、ありがとうございます。
励まされます。
アメリカ在住の方で英語で苦労されている方がおられましたら、この掲示板をご紹介いただけた
らと、ぶしつけながら考えました。
なお、小川さんが「電話でレッスン」を広めるためのホームページを作成していてくださいます。
それができたら、もっと広くこのレッスンがわかってもらえるようになるのではないかと期待し
ています。
時間がとれませんので、後ほど再度書かせていただきます。ひとまず御礼まで。



【9330】
【タイトル】「電話でレッスン」について
【 日時 】04/11/02 11:28
【 発言者 】高橋
「電話でレッスン」がいかに安いかについて、以下のとおり自分の考えをまとめてみました。少しでもSumieさんのご参考になれば幸いです。

1 「電話でレッスン」は高い?
「電話でレッスン」を高いと感じる理由は、様々だと思いますが、その一つとして「音読ならば自分一人でもできる」というものがあると考えます。
 音読を続けることは、確かに個人ででもできます。そして、音読の教材を準備するには高くても数千円程度ですみます。また、英語上達に励まれた方の体験記の中でも、独学による音読の積み重ねということがよく書かれています。従って、音読の重要性を強調する「電話でレッスン」の月額費用1万2千円は高いのではないかと感じる方は多いと思います。

2 「電話でレッスン」は安い:その三つの理由
 しかし、私は「電話でレッスン」は以下の理由から安いと考えています。
 第1に、個人では解決するのが難しい発音の問題を、「電話でレッスン」はうまく解決することができるからです。英語上達の体験記には、音読の重要性を説くと共に、正しい発音についても強調します。具体的方法としては、テープやCDなどを利用してお手本となる発音を何度も聞き、また、自分の発音を録音して直していくという方法がすすめられます。しかし、この方法は、時間と労力を要し、なかなか継続して行うのが難しいものです(私も何度も挑戦しては、挫折していました)。また、時間と労力の問題だけでなく、発音に自信のない人の場合、お手本の発音と自分の発音を聞き比べて、違いがあることが分かっても、何をどう修正したらよいのかがまず分かりません。また、どの程度の発音ができるようになればひとまずよしとして良いのかも分かりません。このような修正の方法や修正の程度に関して、個別の指導を受けることができる点が「電話でレッスン」の優れた点であると考えております。
 第2に、「電話でレッスン」は、音読の質を維持しつつ音読練習を行っていく環境を安価に用意してくれます。このレッスンには「技法グランド」というテストが組み込まれており、質を維持しつつ音読を重ねていかないと先に進むことはできません。逆に行くと、「技法グランド」に合格しつつ先に進んでいくことにより、質を維持しつつ音読を継続していくことができます。個人の努力による練習の継続が必須なのは当然ですが、それには学習者が行っている努力が正しいものであるかどうかチェックし、間違っていれば正しい方向に導いてくれるコーチが必要です。「電話でレッスン」により、学習者はまさに質を維持するために必要なコーチを得ることができます。
 第3に、「電話でレッスン」を利用することにより、どこにいても電話さえ通じる環境にいれば、コーチを受けることができるからです。この点は、非常に画期的なことではないかと感じています。発音の問題については、多くの本が教師から直接指導を受けることを薦めつつも、実際にはなかなか直接指導を受けることができないため、便法としてテープ・CDの使用をあげています。「電話でレッスン」は、英語を学ぶ上で大きな障害であった直接指導を受けることの困難性を克服しやすくしたという点で、画期的だといえるのです。実際「電話でレッスン」がなければ、私が根石さんやSumieさんから指導して頂くことはまず不可能であったと思います。どこにいても的確な指導を受けることができるという点で、「電話でレッスン」は本当に安いと思います。

以上です。
 なお、上記中「音読」としたところは「回転読み」や「素読」とすべき等、用語等で不適切な部分があると思いますが、自分自身まだうまく使い分けができておらず、特にこだわらずに書かせて頂きました。
 自分の考えをまとめてみて「電話でレッスン」の安さを再認識しました。どうか、根石さんが「確かに安すぎる。値上げしよう!」とお考えになりませんように・・・。


【17521】

ひとまず途中ですが・・・

  投稿者:ももこ  投稿日:2011年 1月25日(火)13時18分52秒
編集済
  時間が取れるときにまたも斜め読みで失礼します。
私が読み取ったことと、それに伴う素朴な疑問を書き連ねてみます。

<<素読舎の活動>>

・生徒へのレッスン
・オリジナル教材作り
・語学論の展開

<<レッスンについて>>

・一人1枠 マンツーマンレッスン
・二人1枠 2対1のレッスン
・無料過程 生徒同士の自立練習のみ
の3パターンがある。

→マンツーマンレッスンから無料過程に進むときはやはり二人1枠を作るということが条件になるのでしょうか。

○無料過程に進むためには
・イントネーションの自己決定力が良く備わっているとコーチに認められる
・自立練習を週2枠分以上行うことができる
・2011年4月以降はポイントがプラス1以上であること
ことが必要

○2人1枠のメリットデメリット

メリット
・レッスン費用が半分になる
・レッスン効果が4/5〜2/3に減ることも考えられるが自立練習で補うことが可能

デメリット
・自立練習をしっかり生徒が管理する必要がある。
・レッスン進度を揃える必要がある。


<<ポイント制について>>

2011年4月よりポイント制導入

二人1枠を作った時点でポイントが1ポイント減る

以後2年間に生徒紹介がないと(その都度?)
・1ポイント分マイナスするか
・一人1枠で使うか
どちらかを選ぶことが必要になる。


→ということは「二人そろってポイントをマイナスする」という選択肢を選ばない限りその都度枠の移動が行われるということですか?
これってどちらかが一人1枠で使うことを選んだ場合、枠をもうひとつ用意する必要があると思いますので、コーチ側の仕事が増えるような気が・・・。

たとえば「空き枠が発生している場合に限り」ということにしておけば、
「一人1枠移行リストにリストされ、空き枠発生時に解消してもらう」ということにもできるかなぁと思います。

その空き枠を根石さんの枠だけにするか、村田さんの受け持ち枠まで拡大するかによってもいろいろと変わってくるとは思いますけれども・・・。

それに一人1枠にした方でご紹介者が見つかった場合二人1枠を希望されるということも考えられますよね・・・。


・ポイント数は被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とする。

→紹介した生徒はやめてしまって、紹介された生徒がレッスンを継続されている場合で、紹介した生徒が戻ってきた場合
(簡単な例でいうと私が娘にレッスンを紹介して、私が一旦やめています。その私が今後戻る場合)ポイントの扱いはどうなるのでしょうか。


無料過程の方は二人1枠の方と同じ様に
以後2年間に生徒紹介がないと(その都度?)
1ポイント分マイナスする?
その結果ポイントが0かマイナスになった時点で有料過程に戻ってもらう。(?)

→有料過程に戻ったときは
通常の二人1枠レッスンになり
さらに紹介がないと
ポイントマイナス
もしくはマンツーマンレッスンに変更
ということもありえるのでしょうか?

ポイント数が増えたら無料過程に戻るのでしょうか?それは二人1枠利用の場合片方だけで?それとも両方そろってから?

なんだか頭のなかがぐるぐるしてきました。ポイントをはずしていたらスミマセン。
読めば読むほど深みにはまりそうなので、頭をクールダウンします。
 


【17522】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)13時35分7秒
編集済
  少し、千曲川の河原でも散歩してきます。
お書きいただきありがとうございます。
夜に、考えることに戻りたいと思っています。


【17523】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)22時47分27秒
 
<<レッスンについて>>

・一人1枠 マンツーマンレッスン
・二人1枠 2対1のレッスン
・無料過程 生徒同士の自立練習のみ
の3パターンがある。

→マンツーマンレッスンから無料過程に進むときはやはり二人1枠を作るということが条件になるのでしょうか。

 「一人一枠」と「二人一枠」は同じカテゴリーになります。
 「無料過程」に対しては、「有料過程」があります。
 ですので、

<<レッスンについて>>

・一人1枠 マンツーマンレッスン(一人12000円)
・二人1枠 生徒二人、コーチ一人のレッスン(一人6000円)

・有料過程 コーチが生徒に対してレッスンを行う。
・無料過程 生徒同士の自立練習のみ。「二人一枠」で行う。

 ※ 「無料過程」は「二人一枠」で行いますが、「有料過程」には、「一人一枠」と「二人一枠」の二種類がある。

 としたいと思います。


【17524】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)23時00分22秒
  ○2人1枠のメリットデメリット

メリット
・レッスン費用が半分になる
・レッスン効果が4/5〜2/3に減ることも考えられるが自立練習で補うことが可能

デメリット
・自立練習をしっかり生徒が管理する必要がある。
・レッスン進度を揃える必要がある。

 「レッスン効果が4/5〜2/3に減ることも考えられるが自立練習で補うことが可能」が、メリットであるかどうかは人により考えが違ってくることかもしれません。メリットは、「レッスン費用が半分になる」とし、付け加えるなら、「『自立練習』をレッスンのペアのままで始められる。」とするのがいいかと思います。

 デメリットについては、次のようにさせて欲しいと思います。

デメリット
・自立練習をしっかり生徒が自主管理する必要がある。
・組んだペアで練習力の釣り合いを維持する必要がある。

 書き直した全体としては、以下のようになります。

メリット

・レッスン費用が半分になる。
・『自立練習』をレッスンのペアのままで始められる。

デメリット

デメリット
・自立練習をしっかり生徒が自主管理する必要がある。
・組んだペアで練習力の釣り合いを維持する必要がある。

追記
「自立練習をしっかり生徒が自主管理する必要がある。」というのがデメリットなのかと考えなおしてしまいます。これは、いいことじゃないかと思います。見方によってはメリットにもなります。これを削除し、

デメリット
・組んだペアで練習力の釣り合いを維持する必要がある。

とすることを案として提出させて下さい。


【17525】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月25日(火)23時39分43秒
   ポイントが減ることにしか言及されていませんので、ポイントが増えることも併記したいと思います。(その都度?)に関しては、カッコを外して書かせていただきます。

<<ポイント制について>>

2011年4月よりポイント制導入

・2011年4月以降、二人1枠を作った時点で、二人の生徒のポイントがそれぞれ1ポイント減る。

・「一人一枠」の場合は常時、新しい生徒さんを紹介することによりポイントが1ポイント増える。「二人一枠」の場合は、枠形成後2年の間に新しい生徒さんを紹介した生徒のポイントが1ポイント増える。

・「二人一枠」形成後、2年の間に生徒紹介がないと、その都度、1ポイント分マイナスするか、一人1枠で使うか、どちらかを選ぶことが必要になる。

※「二人一枠」形成後、「二年の間」の二年についてですが、例えば、枠形成後6ヶ月で生徒さんを紹介して下さった場合は、その時点で1年6ヶ月の余裕が生じることとしたいと思っています。こうすると、紹介して下さった時点(6ヶ月後)で、「二年」はリセットされ、そこに1年6ヶ月プラスし、3年6ヶ月はポイント等の変更なしに「二人一枠」を使い続けることができることになります。

※「ポイント制」が何にどう作用するかですが、ポイントが増えても減ってもレッスンの内容には影響しません。ポイント数は、ただ「無料過程」への距離だけを意味します。マイナスの数値が大きいほど、「無料過程」への距離が大きくなります。

>→ということは「二人そろってポイントをマイナスする」という選択肢を選ばない限りその都度枠の移動が行われるということですか?

 「枠の移動」というのは、「二人一枠」を解消すれば、「一人一枠」が二つできるということを言われたのでしょうか。
 どちらかの生徒さんか、お二人ともレッスンをやめるのでなければ、そういうことになります。
 今後は「二人一枠」を「標準」とすることはやめ、村田君の枠数が増えるようにやたら努力することもやめ、

いずれは、素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人だけを相手にレッスンする、あるいは、そういう人たちに「無料過程」を使ってもらう、という方向に歩こうと考え始めているということです。

>これってどちらかが一人1枠で使うことを選んだ場合、枠をもうひとつ用意する必要があると思いますので、コーチ側の仕事が増えるような気が・・・。

 何度も書いておりますが、私はレッスンの枠数を増やすつもりはありません。私が受けきれない場合は、村田君に生徒さんを預かってもらうということが継続できればそうしたいと思っています。ですから、ご心配下さったことは解決すると、今は考えています。


【17526】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月26日(水)00時23分14秒
  >たとえば「空き枠が発生している場合に限り」ということにしておけば、「一人1枠移行リストにリストされ、空き枠発生時に解消してもらう」ということにもできるかなぁと思います。

 これはいい考えです。そうしたいと思います。
 今後も練習力の釣り合う人がいて、「空き枠」を作らずに済む場合は、「二人一枠」は作りつづけるつもりです。
 昨日も書きましたが、「二人一枠」の一人の都合により、「二人一枠」を解消する場合、すぐにペアの相手がみつからない場合は、「一人一枠」でしばらく我慢していただくこともお願いすることになります。
 提示したものを書き直したものは以下のようになります。

・「空き枠が発生している場合に限り、『二人一枠』を解消する」。空き枠がない場合は、「一人一枠、あるいは二人一枠への移行候補者リスト」にリストされる。

※その場合、「有効期限残」(6ヶ月目に紹介あれば、1年6ヶ月の「有効期限残」が生じる、など)やポイント数をリストに併記したいと思います。「一人一枠への移行リスト」ではなく、「一人一枠、あるいは二人一枠への移行候補者リスト」としていいと思います。リストは「二人一枠への移行候補リスト」としても使いたく、「有効期限残」とポイントを勘案し、リストから「二人一枠」へ戻る人「も」決めたいと思います。これまでの案では「2年間」というのが1ポイントに相当していますので、24を分母とし、有効期限残を、有効期限残「月」数に直し、その数字を分子とした分数に1を掛ければ、小数点以下のポイント数が得られますので、「有効期限残」もポイントの数値に換算できます。どの人に「二人一枠」へ戻ってもらうか、どの人に「一人一枠」に移ってもらうかが正確に決められると思います。
 先に、ポイントは「無料過程」への距離を表すと言いましたが、ここまで考えてくると、「「一人一枠」への移行、「二人一枠への移行」にもポイント数は影響することになります。

 これまでの流れは、村田君に整理してもらうつもりです。
 てめえでまともな文章が書けないなら、せめて整理くらいしろ、と私は村田君に言ってきました。もう何年も前に、過去ログを整理しろ、読者が語学論を読みやすくなるし、俺が語学論をやりやすくなると言ったのですが、小乗の人ですので、そういう作業の価値をリアルなものと思えなかったらしく、今日に至るまでさぼり続けています。
 ホームページを立ち上げるときは、過去ログの整理は棚上げにしていいというようなことも言ったと思います。一挙に短期間にやろうと思っても無理だ、毎日20分とか30分とか決めて続けないと無理だとも言ったと思います。そこまで世話してやっても、やりゃしないのです。
 私の手元に空き枠ができて埋まらず、がたがたしたりすることがありますが、私は村田君には「あんた、自分の枠を増やす段階になってるんだ、あんたの仕事を作る段階に来ているんだ、俺の名前をダシに使ったり、過去ログに蓄積されたものを使ったり好きにやっていいよ。でたらめなやり方じゃなければ好きにしていいから、自分でどんどん働いて、自分の仕事を作ればいいんだ」と口を酸っぱくして言ってきました。どうも、村田君はそういうものを「自分の仕事」だとは感じられないようです。ですので、すぐにどうこうするのではありませんが、「拡張」の方向をやめたいと考え始めています。鈍くて感じられない者のために、なんで俺が「拡張」など考えて苦労しなきゃならねえってのか。
 こんなことは愚痴であり、素読舎の恥ですが、あたしゃ、この種の恥なんぞ晒すことは平気です。こちとら大乗でやろうとしてるんだ。生きている間にできやしないだろうとは思うものの、本気で、例えば「学校の駄目な英語の扱い方」を滅ぼしてやろうと思っているんだ。アメリカから帰ってきて、英語ペラペラやるような者が無条件にでかいつらのできるような日本の空気をもっと風通しのいいものにしてやろうと思っているんだ。てめえの食い扶持だけ考えてるような野郎とは違うんだ。

 えーと、何でしたっけ。
 記事を改めます。


【17527】

皆様

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月26日(水)00時28分54秒
編集済
   4月以降は、「二人一枠」は「標準」でなくなる可能性があります。まだ本決まりではありませんが・・・。
 これは、素読舎側が無理をして「二人一枠」を作ろうとすることをやめるということです。
 これに関連して、4月以降は、「二人一枠は標準ではない」ことになりましたら、生徒さん各自、連絡用掲示板に、「二人一枠」を希望するか、「一人一枠」を希望するかを申告していだだくことになります。各自の所持ポイントも意識していただきたく、枠の種類の希望を申告していただく際、自分の所持ポイントを併記していただきたく思います。


【17528】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月26日(水)00時40分12秒
  >その空き枠を根石さんの枠だけにするか、村田さんの受け持ち枠まで拡大するかによってもいろいろと変わってくるとは思いますけれども・・・。

 私の枠が埋まっていて、新しい生徒さんが現れた場合、あるいは、私に一枠の空きがあるために、「二人一枠」を解消し、一枠分余ってしまった場合などに、村田君に預かってもらうことは、ひとまず、これまで通り続けたいと思っています。
 生徒を預けてあり、私に空き枠ができているにもかかわらず、「自分だけ現状維持」を続けることでヘーキな顔の蛙のつらには、小便をかけてやろうと思います。つまり、素読舎の恥として、天下に公表し続けようと思います。
 エート、つい、恥の方に矛先が向き、困ってしまいます。自称弟子にどれだけ痛めつけられれば済むのかわからないので、ついそちらに矛先が向きます。
 無理をせず、村田君に預かってもらえる生徒は、今後も村田君に預かってもらおうと思っています。
 この村田君という人は、番頭としてはまるで駄目ですが、コーチとしては10年ほど仕込んで、使えるようにしてあります。


【17529】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月26日(水)01時18分48秒
編集済
  >それに一人1枠にした方でご紹介者が見つかった場合二人1枠を希望されるということも考えられますよね・・・。

 そういう場合、ポイント数を優先するのか、練習力の釣り合いを優先するのかという問題があります。これは、練習力の釣り合いを優先します。練習力の釣り合いがとれなければ、「二人一枠」のレッスン自体が成り立ちません。これに関しては、私の独断で「練習力の釣り合い優先」を決めます。

・ポイント数は被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とする。

→紹介した生徒はやめてしまって、紹介された生徒がレッスンを継続されている場合で、紹介した生徒が戻ってきた場合
(簡単な例でいうと私が娘にレッスンを紹介して、私が一旦やめています。その私が今後戻る場合)ポイントの扱いはどうなるのでしょうか。

 一度レッスンを離れたが戻って来られた生徒さんのポイント数は、紹介して下さった生徒さんがレッスンを継続しているなら、元のポイントを復活させることで解決すると思います。
 連絡用掲示板の過去ログも必要になります。こんなことも自分で考えて、村田君が作ってくれてもいいものだと思っていますが、すでにどこかにあるのでしょうか。私は、作ったと聞いたことはないような気がしています。
 過去ログがあれば、レッスンを離れた年月日で検索すれば、元のポイントを復活させることは容易にできます。

>無料過程の方は二人1枠の方と同じ様に
以後2年間に生徒紹介がないと(その都度?)
1ポイント分マイナスする?
その結果ポイントが0かマイナスになった時点で有料過程に戻ってもらう。(?)

 「その都度」にしたいと思いますが、無料過程の人は「三年に一度」くらいのゆるやかなものにするか、「一年に一度」のきついものにするかというようなことも考えられます。「三年に一度」とすれば、「有料過程の卒業に近いもの」と考えることになりますし、「一年に一度」とすれば、「無料で使うんだから、教材を作成した素読舎に対して、強力に協力してくれ」という考えになります。
 有料過程と同じように「二年に一度」とすることも可能です。
 有効期限残(6ヶ月目に紹介、残は1年6ヶ月、「猶予」は3年6ヶ月となる)というものを有効にすれば、「有料過程」の生徒さんと同じく「2年に一度」という基準でもいいと考えています。

根石>いずれは、素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人だけを相手にレッスンする、あるいは、そういう人たちに「無料過程」を使ってもらう、という方向に歩こうと考え始めているということです。

※先日、兄弟3人で申し込まれたケースがありましたが、三人ともお子さんです。お母さんがホームページの記事を読んで、是非子供にやらせたいと決断されたそうですが、読まれた記事をお聞きしたところ、私が書いた記事でした。

 生徒さんが「素読舎を使い」「いいものだと思ったら」、ご自分で積極的に掲示板に記事を書いて欲しいと願っています。英語の変化、感覚の変化を書くことはなかなか難しいことですが、やって欲しいと願っています。生徒さんが書いた記事を読んで受講を決めた生徒さんが現れる都度、どの記事を読んで決意したのか、掲示板に書いていただくことも依頼しようと思っています。記事自体を引用していただくこともできます。もし、生徒さんが自分の英語の変化、感覚の変化をどんどん書いてくだされば、素読舎は「日本語の塾」でもあることになります。
 今考えたことですが、無料過程の生徒には週2回以上の「自立練習」の他、語学論あるいは体験談などを、週に1度くらいは書いてもらうことを要請したいと思っています。
 私たちは、日本語を主言語とし、英語を副言語としようとしているのだと考えています。先日、この掲示板に書いたように覚えていますが、素読舎は、日本語を主言語とし、英語を副言語とすることを可能にしようとする人たちのための塾です。

>→有料過程に戻ったときは
通常の二人1枠レッスンになり
さらに紹介がないと
ポイントマイナス
もしくはマンツーマンレッスンに変更
ということもありえるのでしょうか?

 無料過程の人が有料過程に戻ったときには、素読舎は「なるべく」二人一枠」を作ろうと努力します。練習が進んだ人ほど、ペアを組む相手がみつかりやすいので、まず大丈夫だと思いますが、「二人一枠」がどうしても作れなければ、練習力が釣り合うペアの相手が現れるまで「一人一枠」で我慢してもらうしかないと思います。
 有料過程に戻った人の扱いは、有料過程しか知らない人の扱いとまったく同じでやらせていただきたく思っています。

>ポイント数が増えたら無料過程に戻るのでしょうか?それは二人1枠利用の場合片方だけで?それとも両方そろってから?

 これは難しいですね。無料過程の「二人一枠」は、そのペアが二人ともやめずに残ってくれれば、有料過程で同じメンツで、「二人一枠」は作れます。しかし、片方の人が「紹介あり」、一方の人が「紹介なし」の場合、「紹介あり」の人まで有料過程に戻らなくてはならないとなると、すっきりしないものが残ります。これはなるべく避けたいとは思うものの、さて、実際にどんなテがあるのか。
 「自立練習」はもともと生徒だけでやる練習なので、本来的に「無料」の性質があります。ですから、「紹介あり」の無料過程の生徒さんには、無料過程にとどまってもらい、有料過程の生徒さんの中で練習力が釣り合う人にペアを組んでもらい、「一人は有料過程、もう一人は無料過程」という「二人一枠」を作ることができるかと思います。

 ひとまず今日のところは、以上にしたいと思います。
 質問していただくと、考える契機をいただけます。ご協力に感謝しています。


【17530】

村田君

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月26日(水)01時36分2秒
編集済
  私は、恥も、規約の成立過程もみんな公表し明らかにしていく所存です。
規約なら規約が「できる過程」「作った理由」など、すべて記録するのがいいと考えています。
ですので、規約関係のもので意味のあるものは漏らさずに整理して下さい。
ひとまず、生データを連結して一つのテキストファイルにするようなことをして下さい。

そのうち、村田君の書いたものは「意味がない」ので、削除して下さい。
この種の「恥さらし」は、過去ログの生データの集積の片隅に眠っていればいいものです。
ただし、私が村田君の文章を引用して批判したものに関しては、残しておいてください。
規約を作る理由の一つには、あなたのテイタラクというものが確実に作用しておりますので。


【17531】

根石さん

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月26日(水)03時29分12秒
編集済
  規約案の整理のこと、わかりました。
連絡専用掲示板の投稿記事は以前からバックアップはしてありますので、連絡掲示板の過去ログもそのままできます。


【17532】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月26日(水)14時01分58秒
編集済
  >ポイント数が増えたら無料過程に戻るのでしょうか?それは二人1枠利用の場合片方だけで?それとも両方そろってから?

 これについて方角違いで考えたものを書いてしまいました。
 私が考えたものは、一人の人の「無料過程」が解消された時、もう一人はどうなるかでした。それに関しては、昨日のものをそのまま提示しておきます。
 ももこさんが考えたのは、いったん有料過程に戻った後に、どのように無料過程に戻るのか、です。元の「無料過程・二人一枠」と同じメンツで、戻ることは難しいと思います。二人が同時期に「プラス1以上」になることはなかなかないだろうと思います。
 また、「無料」→「有料」→「無料」という動きの中での、「有料」→「無料」の動きは、こちらが意図しなくても結果的には絶えず優先されることになるとも考えています。ポイントの動きは、「条件」ですが、「イントネーションの自己決定力」は、「条件以前の大前提」ですので、一度無料過程に入った人は、初めて無料過程に入る人より「イントネーションの自己決定力」は強いはずです。しかし、無料過程での練習の質にもよります。無料過程で練習の質を落とした人は、いったん有料過程に戻った後、無料過程に戻るのに「コーチの意図と無関係に自動的に優先される」ことが成り立たなくなることも、純理論的には考えられます。しかし、実際はそんなことはめったにあることではありません。それだけの「ボロ」を作るのには、「10年くらいの注意深い放置」が必要というくらいなもので、あれば珍品です。それほど、「イントネーションの自己決定力」というものは、逆行しにくいものだと思っています。進行するのは、「音」の劣化によるものだけです。

 「ある一定」のレベルだけを考えますと、そのレベルを成立させる(英語力を作る)のは時間もかかりエネルギーも大きなものが必要です。しかし、それを「維持する」だけなら、大した時間もエネルギーも要しません。言うなれば、大幅な「省エネ」で、維持は可能になります。
 「継続さえしていれば」、それが可能になります。
 「ある一定のレベル」から「高次な次のレベル」に移るには、再び大きな時間とエネルギー量が必要になります。それをやるかやらないかを決めるのは、生徒さん一人一人です。やると決めることがありうるのであれば、とにかく空白を作らず「継続」していることが前提になります。普通は、「僧侶の毎朝のお勤め」「空手家の型の保持」「剣道の素振り」のような日々の「練習に伴走する」機能、そういう練習のペースメーカーとして機能するものは世の中にありません。そういうものは「各自のこころがけ」にまかされています。
 素読舎の無料過程は、無論、「各自のこころがけ」にほとんどをまかせてしまいますが、「二人一枠」を継続することによって、ペースメーカーとして機能するだろうと考えています。
 村田君の元で練習していた英検一級保持者が最近レッスンをやめられたそうです。「新しいレベルに挑戦する」のだそうです。素読舎の「随伴する機能」「底支えする機能」「ペースメーカーとして働く機能」を外して、「英検一級以後」の「新しいレベル」がどう実現するのかに対して、考慮の薄い人だと言わざるを得ません。おそらく「新しいレベル」は決して「新しいレベル」と呼べるものにはならず、元のレベルに毛の生えたものになる可能性が高いと考えています。「随伴する機能」「底支えする機能」「ペースメーカーの機能」を確保したうえで、つまり、無料過程での練習を確保し、「易しいけれど毎日続ける」という基盤を保持した上で、やるならやるべきです。この人の前途が明るいとは決して言えないと言わざるを得ません。上級者でも、こういうことがわからない人はたくさんいます。
 話が逸れた気もしますが、それほど逸れてもいないかもしれません。
 中級後期から上級者の英語力を「維持する」という機能を確保するのに、素読舎の無料過程ほどいいものはなかろうと思っています。といいますか、これに類するものは絶無だろうと思っています。しかし、原則は「面々のおんはからい」です。素読というものを理解しない人を追うつもりは素読舎にはまったくありません。
 素読舎に「有料過程」の他に「無料過程」があるのは、実は素読舎に語学論があるせいです。語学論を備えた英語練習機関など素読舎の他にどこにあるというのでしょう。「論」と「方法」が融合したものがどこにあるというのでしょうか。NHKの語学放送、全国の学校の英語の授業など、みんな「それっぽいことをやっているだけ」のものであり、「論」と「方法」の融合という一点から見れば、全部でたらめです。一度でいいから、NHKよ、論を提示してみせてくれ。何も持っていないくせに、「それっぽい」だけのことではないか。
 規約の「有料過程」と「無料過程」の間を一方向的でなく、双方向的な行き来にしようというのも、素読舎の語学論に基づきます。「維持する」という一語がどれほどのことを意味するのか、理解している人はごくまれです。
 本当は、「・・大学卒業」も「英検・級」も意味はありません。それは、その人のピーク時の力を示しはしますが、「維持」され、ゆるやかに醸される力は何も表しません。

 作ろうとしている規約の基にも実は語学論があります。


【17533】

根石さん

  投稿者:ももこ  投稿日:2011年 1月26日(水)21時46分6秒
編集済
  私の素朴な疑問にこんなにも丁寧にお答えいただきありがとうございます。

以前も掲示板に書き込みをしたのか、直接根石さんにお話したのか忘れてしまいましたが、掲示板への書き込みはやはり言葉を育てているなと感じます。(といってもいつもつたない文章だったり、文章になっていなかったりですが・・・)

規約作りを大風呂敷で行うことも、最初は「?」と思っていたのですが(かといって連絡掲示板でもないだろうなぁとも思っていましたが)なるほど〜と思っています。

それと同時に書き方はヘンですが、「こんなにオイシイこと、村田さんから横取りしちゃっていいのかしら」とも思っています。きっと村田さんもいろいろとお考えだと思うんです。でも結局のところ発言しちゃったモン勝ち・行動しちゃったモン勝ちみたいな側面もあるので村田さんには申し訳ないなぁと思っています。

そして根石さんはなんだかんだ言っても村田さんがかわいいんだなぁって感じました。親心のようなものを感じます。

この規約づくりを通して、今まで分かりにくかったものが色々と分かるような気がしてきました。今妊娠7ヶ月なので、どこまでご協力できるか分かりませんが、私もいろいろと学ばせていただこうと思います。

とりいそぎお礼のみで失礼します。


【17534】

連絡専用掲示板から転載

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月27日(木)12時49分14秒
  私からも規約ではないのですが...  投稿者:ミキ  投稿日:2011年 1月27日(木)01時37分6秒

お世話になっています。

少し前から思っていた事なのですが、空き枠を回単位で買える事にするのはどうでしょうか?

私は今Uさんにペアになってもらってレッスンを受けていて、これにはとても満足しています。でも、マンツーマンの濃〜いレッスンも魅力的です。以前聴講させていただいたレッスン(ペアの方がお休みで、きりさんお一人でした)、野球の100本ノックみたいで、「すごいな〜、これで1回あたり3000円は安いな〜。」と思ったものですから...。

ペアレッスンもマンツーマンレッスンも、と欲張りなのですが、常時1ヶ月18000円は私のお小遣いを考えるとちょっと辛いので、臨時レッスンの形でチャンスがないかな、と思っていました。(又はミニ枠15分、とか)

また、マンツーマン枠であらかじめ<生徒側の事情で>お休みする、つまり空き枠になるとわかっている回についても、根石さんと他の生徒の間で折り合いがつけば、1回3000円(暫定)で臨時レッスンしても良いのではないかと思うのですが...。年末にお休みが多かったという事で、「もったいないな〜。」と思っていたもので。

もちろん、これで空き枠がない状態が常に続くとは思えないし、大した収入増にも繋がらないとは思いますが、検討していただけると嬉しいです。(根石さんに事務的、時間的負担がかからないように、出来るだけ生徒側でアレンジする.という条件下で。)

私の場合時差があってなかなか時間調整が難しいのですが、チャンスがあれば是非マンツーマンレッスンも受けてみたいのです。



素読舎を広める事について

私はもう日本に家族がいない為、知り合いの絶対数が少ないという事もあるのですが、なかなか紹介しにくいのです。正確に言うと、素読舎「を」紹介し難いのではなく、素読舎「に」紹介し難い。その時の気分で「1ヶ月6000円ならやってみるか」程度で始められて、ペアを探したりテキストを用意したりさせて、そしてすぐに「や〜めた」では申し訳が立たない。変な人を素読舎に紹介したくないと思うと、人物の選択が結構難しいです。


体験談について

レッスンを付けてもらうようになって10ヶ月ほど経ちます。大満足です。今迄も体験談を書くべきだったのでしょうが、私は日本語で生活していなく(英語でもありませんが)、皆さんとは状況が少し違うし、「素晴らしいですね!!」等書くのは胡麻を擂っているみたいで嫌なので書きませんでした。でも、最近、「根石さん、少し弱気になっておられるのかな」と思われる様な書き込みをみて、どれだけ他の方の役に立つかはわからないけれど、自分は満足しているという事は伝えるべきだろうと思い、少しずつでも書き込みしていこうと思います。

悪癖で、自分の考えを書くと、私が「間違っている」と思う考えを持つ人に対する言葉が辛辣になる事があり、これは社会人としてはレベルが低く、女としては可愛げがない...らしい...ので、言葉を選び選び書かねばならず、時間がかかるかと思いますが、必ず書きますので待っていてください。

素読舎のレッスン、なんと言うか...「正しい」です。


【17535】

ももこさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月27日(木)18時47分29秒
   今日、車を運転していて考えたことを書きます。
 「営業」めいたものには一切触りたくない、自分の英語の力をつけるだけでいい、という人もいるはずだなと考えました。そういう人が、何年かレッスンを続けてから、「これまでは『営業』なんかやらないと思っていたが、これは人に薦めるべきものだ」というふうに考えることがないとは決められません。
 「営業」なんかするつもりはないという人は、要するに、「電話でレッスン」(「スカイプでレッスン」の前身)の頃と同じようにレッスンを受けていただけばいいわけです。「電話でレッスン」の頃は、すべての枠が「一人一枠」でした。この頃は、「雑務」が少なく、私は楽でした。

 「営業」めいたことはしないが、レッスンは受けたいという人には、「一人一枠」で受けていただく。その場合、「無料過程に移るには、プラス1以上のポイントが必要である」という項目を削除しないでおきたいと思います。「電話でレッスン」の頃には、「無料過程」は存在しませんでした。つまり、「無料過程」へは、「二人一枠」から「のみ」移行できるということにしたいと思います。
 「営業」めいたことはしないというのでも、レッスン自体は支障なく成立します。「一人一枠」で使っていただくということと、いくら力がついても「無料過程」で使うということは「ない」ということだけ承知していただけばいいのです。

 その筋は一筋はっきりとつけておくべきだと思いました。


【17536】

ミキさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月27日(木)19時01分56秒
編集済
   お書きいただきありがとうございます。
 村田君が「番頭としてはまるで駄目だが、コーチとしてなら使える」と書いたことを裏付けて下さる記事だと思います。
 イタリアからでも、掲示板にどんどん書いて下さることは可能ですので、書いていただきたく思います。
 確かに、疲れ、気が弱っていました。
 ミキさんの記事を読んで、少し元気が出ました。
 評価して下さる方がいるのは、大変うれしいことです。


【17537】

「二人一枠」を組む時の基準

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月27日(木)20時42分47秒
  「二人一枠」を組むときの基準を、「練習力の釣り合い」だけにしたらどうなるんだろうと考えました。
 基準を「練習力の釣り合いだけ」にしてしまえば、「無料過程」の人と「有料過程」の人とで組むことができますし、「ポイントがマイナス」の人と「ポイントがプラス」の人とでも組むことができます。どちらのケースでも、「自立練習」はレッスン時のペアでやることができます。
 今後も「空き枠」がなく、生徒さんが希望する場合は、「二人一枠」を作り続けていくつもりですので、「二人一枠」を組むことに作用するのは、「練習力の釣り合いだけ」として考えていきたいと思います。

 村田君へ。

 ここまでの分を生データのまま連結することと、廃案を廃案とし、整理する作業をして早めに掲示板に掲載して下さい。案の中で、これとこれは両立しないというものがあったら、矛盾の指摘もするようにして下さい。


【17538】

ミキさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月27日(木)20時50分55秒
編集済
  >少し前から思っていた事なのですが、空き枠を回単位で買える事にするのはどうでしょうか?

 これもいい案ですが、事務が非常に煩雑になります。私はやることができません。例えばですが、「無料過程」の人に事務をやってもらえるとかであれば、可能だと思います。
 事務に使う書類の雛形に、考慮すべき項目で漏れたものがなければ、村田君でもできると思いますが、これまでの村田君を見てきた限りでは、不安があります。


【17539】

生徒の皆さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月27日(木)20時56分28秒
   この場合はこうなる、別のこの場合はこうなるというように、生じうるケースを考えられるだけ考え、それぞれのケースについて、一応の規約を作るべきだと考えています。
 生じうるケースについて、生徒さんが「この場合」というものを提示して下さることを願っています。
 


【17540】

根石さん 皆様

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月28日(金)00時01分31秒
  これまでの生データを連結したものです。
昨日連絡専用掲示板にアップしたものに今日の分を加えました。

http://www.sodokusha.com/kiyaku_an.html

整理は早急にやります。


【17541】

はじめまして

  投稿者:konohananosakuya  投稿日:2011年 1月29日(土)08時17分22秒
  mixi経由でお邪魔しています。
一度、レッスンを見学したいのですが、ご都合のよろしい時間を教えていただけませんでしょうか。
こちらは夜9時以降であれば都合がつきやすいです。
よろしくお願いいたします。


【17542】

ここまでの流れ

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月29日(土)21時57分11秒
編集済
  (すいません。まだPiggyさんの分が整理できていません。)
==========================================
素読舎規約案と案作成の理由 投稿者:根石吉久 投稿日:2011年 1月23日(日)01時34分55秒

 素読舎のレッスンの代金は、枠単位です。「一人一枠」で使っていただく場合も「二人一枠」で使っていただく場合も、一枠12000円でやらせていただいています。

  一枠12000円の根拠は、素読舎の活動が維持できるかどうかにあります。素読舎の活動は主に三つあります。生徒さんにレッスンをすること、教材を作り続けること、語学論を展開し続けること。この三つです。いずれも素読舎の存続に欠かせないものです。

 素読舎の「スカイプでレッスン」の前身は「電話でレッスン」でした。その頃は、すべての枠が「一人一枠」で、完全なマンツーマン方式でした。

 もっともシンプルで基本的なレッスンの形は「一人一枠」です。

 「二人一枠」の場合、一人あたりのレッスン効果は、「一人一枠」との比較で、5分の4程度から3分の2程度に減ることが考えられます。効果の減少する分は、「自立練習」の質で補うことが十分に可能ですので、生徒さんの努力によって「一人一枠」と遜色ないものにすることができます。

 レッスン効果を減らさない工夫をこらして、「二人一枠」で使っていただけば、レッスン代金は半分に減らすことができます。これが、「二人一枠」で使っていただく場合の最大の利点です。

 「二人一枠」を作るには、素読舎コーチの側に煩雑な手間が生じますが、今後も練習力が釣り合う二人の生徒さんに声をかけて、「二人一枠」を作る努力を継続する予定です。

 生徒数が少ないと、「二人一枠」が非常に作りにくくなります。

 「二人一枠」「一人一枠」の別を問わず、素読舎のレッスンを使っていいものだとわかった場合は、積極的に周りに広めていただくことを希望します。

 「二人一枠」で使っている生徒さんたちには、二年に一人くらい、新しい生徒さんを紹介していただくことを希望します。

 2011年4月からポイント制を導入します。

 2011年4月以降、「二人一枠」を作った時点で、二人の生徒さんのポイントがそれぞれ1ポイント分マイナスされます。

 新しい生徒さんを紹介してくださった場合、紹介した生徒さんのポイントに1ポイント分プラスされます。

 「二人一枠」を二年続けて使い続け、その間に新しい生徒さんを紹介していただけなかった場合は、1ポイント分マイナスするか、「二人一枠」を解消し、「一人一枠」で使っていただくか、どちらかを選んでいただきます。


 「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。これについてこれまでは条件を設けてありませんが、2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

 無料過程に移った生徒さんは、二年間に一人は生徒さんを紹介していただくことで、ポイントプラス1以上を維持していただきます。ポイントがゼロあるいはマイナスになる場合は、有料過程に戻っていただくこととします。

 2011年1月現在、根石吉久のレッスン枠は、枠数を増やす過程にはありません。枠数を維持する過程にあります。

 同年同月現在、村田晴彦のレッスン枠は、枠数を増やす過程にあります。

 村田晴彦の「スカイプでレッスン」の生徒は、根石吉久が村田晴彦に預けてある生徒ですが、生徒さんの曜日、時間帯等の都合で根石吉久の枠に戻れない場合、一枠のレッスン代金の半額を村田晴彦が根石吉久に支払っています。根石吉久は空き枠を埋めてレッスンをしたいにもかかわらず、レッスンができません。村田晴彦は通常の一枠分のレッスンをしているにもかかわらず、手取額が半額に減ります。生徒さんの都合により、現在はコーチの間で「痛み分け」をしています。2011年4月以降、コーチの「痛み分け」にもポイントを関連づけ、コーチが希望するように枠を移動することができず、それまでの枠を使いつづける生徒さんのポイントを1ポイント分マイナスします。

 生徒のポイント数は、被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とします。

 生徒さんが直接に周りの人に声をかけていただいたのではなく、素読舎のホームページ、あるいは掲示板の記事を読んでレッスンを始めてくれた人がいた場合、ホームページあるいは掲示板のどの記事を読んでレッスン受講の決心して下さったのかを確認します。生徒さんが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを始めてくれた場合は、記事を書いた生徒さんが新しい生徒さんを紹介して下さったものとして扱い、1ポイント分プラスします。生徒さんが書いたホームページの記事、掲示板の記事を素読舎のパンフレット等に使わせていただいた場合、パンフレットを読んで受講の決心をしてくれた生徒さんが現れたときは、掲示板あるいはホームページにある元の記事を読んだことと同等として扱います。

 生徒さんが周りに広めていただくのにパンフレットを必要とする場合、素読舎からパンフレットを無料でお送りします。

 「二人一枠」を解消し、「一人一枠」にする場合、二人のポイント数の合計が最も少ない枠から解消します。最もポイントの少ない枠が複数ある場合は、最も長くレッスンを使っている人たちの枠から「二人一枠」を解消します。


=========================================
ももこさんからの疑問と提示案


<<素読舎の活動>>

・生徒へのレッスン
・オリジナル教材作り
・語学論の展開



  <<レッスンについて>>(根石さんからの提示案)

  ・一人1枠 マンツーマンレッスン(一人12000円)
  ・二人1枠 生徒二人、コーチ一人のレッスン(一人6000円)

  ・有料過程 コーチが生徒に対してレッスンを行う。
  ・無料過程 生徒同士の自立練習のみ。「二人一枠」で行う。

   ※ 「無料過程」は「二人一枠」で行いますが、「有料過程」には、「一人一枠」と「二人一枠」の二種類がある。
========
  (根石さんから)
   「営業」めいたことはしないが、レッスンは受けたいという人には、「一人一枠」で受けていただく。その場合、「無料過程に移るには、プラス1以上のポイントが必要である」という項目を削除しないでおきたいと思います。「電話でレッスン」の頃には、「無料過程」は存在しませんでした。つまり、「無料過程」へは、「二人一枠」から「のみ」移行できるということにしたいと思います。
   「営業」めいたことはしないというのでも、レッスン自体は支障なく成立します。「一人一枠」で使っていただくということと、いくら力がついても「無料過程」で使うということは「ない」ということだけ承知していただけばいいのです。



○無料過程に進むためには
・イントネーションの自己決定力が良く備わっているとコーチに認められる
・自立練習を週2枠分以上行うことができる
・2011年4月以降はポイントがプラス1以上であることことが必要
・「二人一枠」でレッスンを受けていること。(根石さんから追加案)
・語学論あるいは体験談などを、週に1度くらいは書いてもらう。(根石さんから追加案)



○2人1枠のメリットデメリット(根石さんからの提示案)

  メリット

  ・レッスン費用が半分になる。
  ・『自立練習』をレッスンのペアのままで始められる。

  デメリット
  ・自立練習をしっかり生徒が自主管理する必要がある。
  ・組んだペアで練習力の釣り合いを維持する必要がある



  <<ポイント制について>>(根石さんからの提示案)

  2011年4月よりポイント制導入

  ・2011年4月以降、二人1枠を作った時点で、二人の生徒のポイントがそれぞれ1ポイント減る。

  ・「一人一枠」の場合は常時、新しい生徒さんを紹介することによりポイントが1ポイント増える。「二人一枠」の場合は、枠形成後2年の間に新しい生徒さんを紹介した生徒のポイントが1ポイント増える。

  ・「二人一枠」形成後、2年の間に生徒紹介がないと、その都度、1ポイント分マイナスするか、一人1枠で使うか、どちらかを選ぶことが必要になる。

  ※「二人一枠」形成後、「二年の間」の二年についてですが、例えば、枠形成後6ヶ月で生徒さんを紹介して下さった場合は、その時点で1年6ヶ月の余裕が生じることとしたいと思っています。こうすると、紹介して下さった時点(6ヶ月後)で、「二年」はリセットされ、そこに1年6ヶ月プラスし、3年6ヶ月はポイント等の変更なしに「二人一枠」を使い続けることができることになります。

  ※「ポイント制」が何にどう作用するかですが、ポイントが増えても減ってもレッスンの内容には影響しません。ポイント数は、ただ「無料過程」への距離だけを意味します。マイナスの数値が大きいほど、「無料過程」への距離が大きくなります。



→ということは「二人そろってポイントをマイナスする」という選択肢を選ばない限りその都度枠の移動が行われるということですか?(ももこさん)
========
  (根石さんから)
   「枠の移動」というのは、「二人一枠」を解消すれば、「一人一枠」が二つできるということを言われたのでしょうか。
   どちらかの生徒さんか、お二人ともレッスンをやめるのでなければ、そういうことになります。
 今後は「二人一枠」を「標準」とすることはやめ、村田君の枠数が増えるようにやたら努力することもやめ、

いずれは、素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人だけを相手にレッスンする、あるいは、そういう人たちに「無料過程」を使ってもらう、という方向に歩こうと考え始めているということです。



これってどちらかが一人1枠で使うことを選んだ場合、枠をもうひとつ用意する必要があると思いますので、コーチ側の仕事が増えるような気が・・・(ももこさん)
========
  (根石さんから)
   何度も書いておりますが、私はレッスンの枠数を増やすつもりはありません。私が受けきれない場合は、村田君に生徒さんを預かってもらうということが継続できればそうしたいと思っています。ですから、ご心配下さったことは解決すると、今は考えています。



たとえば「空き枠が発生している場合に限り」ということにしておけば、
「一人1枠移行リストにリストされ、空き枠発生時に解消してもらう」ということにもできるかなぁと思います。(ももこさん)
========
  (根石さんから)
  ・「空き枠が発生している場合に限り、『二人一枠』を解消する」。空き枠がない場合は、「一人一枠、あるいは二人一枠への移行候補者リスト」にリストされる。

  ※その場合、「有効期限残」(6ヶ月目に紹介があれば、1年6ヶ月の「有効期限残」が生じる、など)やポイント数をリストに併記したいと思います。「一人一枠への移行リスト」ではなく、「一人一枠、あるいは二人一枠への移行候補者リスト」としていいと思います。リストは「二人一枠への移行候補リスト」としても使いたく、「有効期限残」とポイントを勘案し、リストから「二人一枠」へ戻る人「も」決めたいと思います。これまでの案では「2年間」というのが1ポイントに相当していますので、24を分母とし、有効期限残を、有効期限残「月」数に直し、その数字を分子とした分数に1を掛ければ、小数点以下のポイント数が得られますので、「有効期限残」もポイントの数値に換算できます。どの人に「二人一枠」へ戻ってもらうか、どの人に「一人一枠」に移ってもらうかが正確に決められると思います。
   先に、ポイントは「無料過程」への距離を表すと言いましたが、ここまで考えてくると、「一人一枠」への移行、「二人一枠への移行」にもポイント数は影響することになります。



その空き枠を根石さんの枠だけにするか、村田さんの受け持ち枠まで拡大するかによってもいろいろと変わってくるとは思いますけれども・・・。(ももこさん)
========
  (根石さんから)
  私の枠が埋まっていて、新しい生徒さんが現れた場合、あるいは、私に一枠の空きがあるために、「二人一枠」を解消し、一枠分余ってしまった場合などに、村田君に預かってもらうことは、ひとまず、これまで通り続けたいと思っています。


それに一人1枠にした方でご紹介者が見つかった場合二人1枠を希望されるということも考えられますよね・・・。(ももこさん)
========
  (根石さんから)
  そういう場合、ポイント数を優先するのか、練習力の釣り合いを優先するのかという問題があります。これは、練習力の釣り合いを優先します。練習力の釣り合いがとれなければ、「二人一枠」のレッスン自体が成り立ちません。これに関しては、私の独断で「練習力の釣り合い優先」を決めます。
========
  (根石さんから2)
  「二人一枠」を組むときの基準を、「練習力の釣り合い」だけにしたらどうなるんだろうと考えました。
 基準を「練習力の釣り合いだけ」にしてしまえば、「無料過程」の人と「有料過程」の人とで組むことができますし、「ポイントがマイナス」の人と「ポイントがプラス」の人とでも組むことができます。どちらのケースでも、「自立練習」はレッスン時のペアでやることができます。
 今後も「空き枠」がなく、生徒さんが希望する場合は、「二人一枠」を作り続けていくつもりですので、「二人一枠」を組むことに作用するのは、「練習力の釣り合いだけ」として考えていきたいと思います。



・ポイント数は被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とする。
→紹介した生徒はやめてしまって、紹介された生徒がレッスンを継続されている場合で、紹介した生徒が戻ってきた場合
(簡単な例でいうと私が娘にレッスンを紹介して、私が一旦やめています。その私が今後戻る場合)ポイントの扱いはどうなるのでしょうか。(ももこさん)
========
  (根石さんから)
   一度レッスンを離れたが戻って来られた生徒さんのポイント数は、紹介して下さった生徒さんがレッスンを継続しているなら、元のポイントを復活させることで解決すると思います。
(連絡用掲示板の)過去ログがあれば、レッスンを離れた年月日で検索すれば、元のポイントを復活させることは容易にできます。



無料過程の方は二人1枠の方と同じ様に
以後2年間に生徒紹介がないと(その都度?)
1ポイント分マイナスする?
その結果ポイントが0かマイナスになった時点で有料過程に戻ってもらう。(?)(ももこさん)
========
  (根石さんから)
   「その都度」にしたいと思いますが、無料過程の人は「三年に一度」くらいのゆるやかなものにするか、「一年に一度」のきついものにするかというようなことも考えられます。「三年に一度」とすれば、「有料過程の卒業に近いもの」と考えることになりますし、「一年に一度」とすれば、「無料で使うんだから、教材を作成した素読舎に対して、強力に協力してくれ」という考えになります。
   有料過程と同じように「二年に一度」とすることも可能です。
   有効期限残(6ヶ月目に紹介、残は1年6ヶ月、「猶予」は3年6ヶ月となる)というものを有効にすれば、「有料過程」の生徒さんと同じく「2年に一度」という基準でもいいと考えています。



→有料過程に戻ったときは
通常の二人1枠レッスンになり
さらに紹介がないと
ポイントマイナス
もしくはマンツーマンレッスンに変更
ということもありえるのでしょうか?(ももこさん)
========
  (根石さんから)
   無料過程の人が有料過程に戻ったときには、素読舎は「なるべく」二人一枠」を作ろうと努力します。練習が進んだ人ほど、ペアを組む相手がみつかりやすいので、まず大丈夫だと思いますが、「二人一枠」がどうしても作れなければ、練習力が釣り合うペアの相手が現れるまで「一人一枠」で我慢してもらうしかないと思います。
   有料過程に戻った人の扱いは、有料過程しか知らない人の扱いとまったく同じでやらせていただきたく思っています。



ポイント数が増えたら無料過程に戻るのでしょうか?それは二人1枠利用の場合片方だけで?それとも両方そろってから?(ももこさん)
========
  (根石さんから1)
   これは難しいですね。無料過程の「二人一枠」は、そのペアが二人ともやめずに残ってくれれば、有料過程で同じメンツで、「二人一枠」は作れます。しかし、片方の人が「紹介あり」、一方の人が「紹介なし」の場合、「紹介あり」の人まで有料過程に戻らなくてはならないとなると、すっきりしないものが残ります。これはなるべく避けたいとは思うものの、さて、実際にどんなテがあるのか。
   「自立練習」はもともと生徒だけでやる練習なので、本来的に「無料」の性質があります。ですから、「紹介あり」の無料過程の生徒さんには、無料過程にとどまってもらい、有料過程の生徒さんの中で練習力が釣り合う人にペアを組んでもらい、「一人は有料過程、もう一人は無料過程」という「二人一枠」を作ることができるかと思います。
========
  (根石さんから2)
   ももこさんが考えたのは、いったん有料過程に戻った後に、どのように無料過程に戻るのか、です。元の「無料過程・二人一枠」と同じメンツで、戻ることは難しいと思います。二人が同時期に「プラス1以上」になることはなかなかないだろうと思います。
   また、「無料」→「有料」→「無料」という動きの中での、「有料」→「無料」の動きは、こちらが意図しなくても結果的には絶えず優先されることになるとも考えています。ポイントの動きは、「条件」ですが、「イントネーションの自己決定力」は、「条件以前の大前提」ですので、一度無料過程に入った人は、初めて無料過程に入る人より「イントネーションの自己決定力」は強いはずです。


【17543】

konohananosakuya さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月30日(日)00時05分7秒
  > mixi経由でお邪魔しています。
一度、レッスンを見学したいのですが、ご都合のよろしい時間を教えていただけませんでしょうか。
こちらは夜9時以降であれば都合がつきやすいです。
よろしくお願いいたします。

 レッスンの時に、掲示板で江戸の母というハンドルネームで書かれている生徒さんが、mixi で知り合った人に素読舎の話をしたとおっしゃっていましたが、konohananosakuya さんが多分その方だろうと推測しています。
 江戸の母さんとピッコロさんのレッスンが、

 月曜の夜10時20分

 からあります。この枠を見学していただくのはどうでしょうか。
 どの枠を見学していただく場合も、スカイプ名をお知らせいただくか、こちらのスカイプ名をお知らせしておく必要があります。

 http://www.sodokusha.com/mail_lesson/cmfmail.cgi

 上のURLに、私のところに届くメールフォームがあります。スカイプ名をお知らせ下さる場合は、これをご利用下さい。
 私のスカイプ名は次のものです。

 neishi-yoshihisa-sodokusya

 よろしくお願い致します。


【17544】

規約暫定案 1月30日

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月30日(日)01時36分25秒
編集済
   素読舎のレッスンの代金は、枠単位です。「一人一枠」で使っていただく場合と「二人一枠」で使っていただく場合があります。「一人一枠」で使っていただく場合は、一人12000円。「二人一枠」で使っていただく場合は、一人6000円となります。

  一枠12000円の根拠は、素読舎の活動が維持できるかどうかにあります。素読舎の活動は主に三つあります。生徒さんにレッスンをすること、教材を作り続けること、語学論を展開し続けること。この三つです。

 素読舎の「スカイプでレッスン」の前身は「電話でレッスン」でした。その頃は、すべての枠が「一人一枠」で、完全なマンツーマン方式でした。

 もっともシンプルで基本的なレッスンの形は「一人一枠」です。

 「二人一枠」を作り維持するには、素読舎の側に煩雑な手間が生じます。そのほとんどが生徒さんの中に英語力を作る仕事からすれば、「雑用」です。

 「二人一枠」には生徒さんの金銭の負担が少ないという大きなメリットがあります。「自立練習」を作りやすいというメリットもあります。練習力が釣り合う二人の生徒さんに声をかけて、「二人一枠」を作ることは今後も継続します。

 「二人一枠」の場合、一人あたりのレッスン効果は、「一人一枠」との比較で、5分の4程度から3分の2程度に減ることが考えられます。効果の減少する分は、「自立練習」の質で補うことが十分に可能ですので、生徒さんの努力によって「一人一枠」と遜色ないものにすることができます。

 レッスン効果を減らさない工夫をこらして、「二人一枠」で使っていただけば、レッスン代金は半分に減らすことができます。これが、「二人一枠」で使っていただく場合の最大の利点です。

 生徒数が少ないと、「二人一枠」が非常に作りにくくなります。「一人一枠」を基本とし、「練習力の釣り合う人」が二人いる場合に限り、「二人一枠」を作る作業に入ります。

 根石の枠が埋まっており、なおかつ、「二人一枠」を作ることによって空き枠が生じない場合に限り、「二人一枠」を作る作業に入ります。空き枠が埋まっていて、なおかつ「二人一枠」を作れない場合には、村田コーチに生徒を預けます。

 素読舎のレッスンを使っていいものだとわかった場合、「二人一枠」の生徒さんには、積極的に周りに広めていただくことを希望します。

 「二人一枠」で使っている生徒さんたちには、二年に一人くらい、新しい生徒さんを紹介していただくことを希望します。(これを「2年のチャージ」と呼びます)

 継続的に「一人一枠」で使いつづけることを選ぶ生徒さんには、「2年のチャージ」はありません。臨時に「一人一枠」で使い、「二人一枠」を希望する方の場合は、「ポイント」制、「2年のチャージ」を適用します。このどちらを選ぶかは、あらかじめ、生徒さんから知らせていただくこととします。

 継続して「一人一枠」でレッスン受講を希望される生徒さんが、「自立練習」も希望される場合は、掲示板上で、ご自分でペアの相手を募集していただきます。
 ちょうどいい人が簡単にみつかる場合は、素読舎が世話をすることもあります。

 2011年4月からポイント制を導入します。

 新しい規約は、2011年4月以後のポイント等に適用されます。それ以前のポイントには影響しません。

 「二人一枠」の形成時、ポイント数より、「練習力の釣り合い」が優先されます。

 2011年4月以降、「二人一枠」を作った時点で、二人の生徒さんのポイントがそれぞれ1ポイント分マイナスされます。

 新しい生徒さんを紹介してくださった場合、紹介した生徒さんのポイントに2ポイント分プラスされます。
 (これまでの案では、1ポイントプラス。暫定案として2ポイントプラスを考えている。)

 根石に空き枠が生じた場合、村田が預かっている生徒が根石の空き枠に移れない場合、根石の空き枠が埋まり村田の枠数が減少した場合などに、「二人一枠」を必要数解消します。この場合、村田の枠から根石の枠に移れない生徒さんのポイントを1ポイントマイナスします。

 「二人一枠」を二年使い続け、その間に新しい生徒さんを紹介していただけなかった場合は、次の二つのうちのどちらかを選んでいただきます。

1.チャージ切れの方のポイントを1ポイント分マイナスし「二人一枠」を継続して使っていただく。

2.「一人一枠」で使っていただく。

(チャージ期間の残があり、「二人一枠」を希望するにもかかわらず、それまでの「二人一枠」を解消されてしまう生徒さんは、「候補リスト」の人たちと掲示板上で話し合っていただき、曜日・時間帯の都合がつけば、「二人一枠」を形成します。この場合、チャージの「残」をポイントに換算し、ポイントの高い人から候補になります。)

※チャージの「残」。2年のチャージがなされ、例えば、6ヶ月経過した時点で新しい生徒さんを紹介して下さった場合、2年のうち1年6ヶ月の「残」があります。被紹介者の新しい生徒さんが練習を始めた月から、紹介者の2年のチャージはリセットされ、「残」の分がプラスされます。チャージ期間は合計で3年6ヶ月となります。チャージの「残」はポイントに換算することがあります。

 1ポイントのマイナスを選び、「二人一枠」の解消をしなかった枠は、「二人一枠解消候補枠」にリストされます。

 素読舎は空き枠が生じた時点で、「素読舎連絡用掲示板」にそれを告知します。

 空き枠が生じて一ヶ月たっても埋まらず、「二人一枠解消」を希望する枠がない場合、「二人一枠解消候補枠」のうち、枠の合計ポイントの少ない方から「強制的に解消」されます。
 ポイント合計がもっとも少ない枠が複数ある場合は、もっとも古く形成された枠から解消します。
 ポイント数、枠の新旧で解決できない場合は、「イントネーションの自己決定力」の弱い枠の方が保護されます。(「イントネーションの自己決定力」が強い枠を解消します。)

 「一人一枠」で練習している生徒さんのうち、「二人一枠」を希望される生徒さんは、あらかじめその意思を明らかにしておいていただきます。「二人一枠希望者リスト」にお名前を記し、根石の手元に空き枠を作らないことを条件に、なる早めに「二人一枠」を作ります。

◎「二人一枠」を使ってきて、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」ではなく、「一人一枠」を選んだ場合。

○もう一人の生徒さんも、「一人一枠」を選べば、「一人一枠」を二つ作ります。
(「二人一枠」の相手に影響が出ない場合は、いつでも「一人一枠」を選ぶことができます。)

○もう一人の生徒さんが「二人一枠」を希望される場合、練習力の釣り合う人を素読舎にお問い合わせいただきます。素読舎は候補を提示します。以後、曜日・時間帯の都合を生徒さん同士で合議していただき、合意が形成され、それが素読舎側の都合と合えば、新しい「二人一枠」を形成します。それによって、「一人一枠」でやらざるを得ない場合は、ポイントの最も小さい人に、臨時で「一人一枠」を使っていただきます。ポイントが同数の場合は、「チャージ期間残」のもっとも少ない人に、臨時で「一人一枠」を使っていただきます。臨時に「一人一枠」を使う場合で、「二人一枠」を希望される場合は、その旨を素読舎側にお伝え願い、「二人一枠希望者リスト」にお名前を加えます。

○「二人一枠希望者リスト」にお名前のある生徒さんは、なるべく「二人一枠」で練習できるように調整します。それまでの間は「一人一枠」でレッスンを継続していただきます。ポイント数より「練習力の釣り合い」が優先されますので、ポイント数の少ない人がポイント数の多い人をまたぎ越して、「二人一枠」に進むことがあります。その場合は、「二人一枠」形成で1ポイント、「またぎ越し」で1ポイント、合計2ポイントがマイナスされます。

○新しく申し込まれた生徒さんに限り、練習力が釣り合う相手がすぐにみつかった場合は、「二人一枠希望者リスト」にリストする必要がありません。従って、ポイント数の多い人を「またぎ越す」ことがありませんので、マイナスポイントが生じません。
 他の枠の移動をともなわず、abcd教材ではレッスン開始後1ヶ月以内、「ゴースト文法解析」では、レッスン開始後2ヶ月以内に、別の新しい生徒さんと「二人一枠」を組むことができた場合は、「二人一枠」を組むこと自体でのマイナスポイントも生じないこととします。これは、素読舎の側に「雑用」が生じないためです。
 ひとまず「一人一枠」で開始された生徒さんにとって、「二人一枠」を作るに際しての「特典」は、abcd教材で「開始後一ヶ月」、ゴースト文法解析教材で「開始後二ヶ月」だけです。以後は、「練習力の不釣り合い」が生じやすく、「二人一枠」の形成が難しくなります。しばらく「一人一枠」で使ってから、希望があれば、「二人一枠希望者リスト」にお名前を列ねます。

 生徒数が少ないと、調整は非常に難しくなります。ポイント数が多くても、練習力が釣り合う相手がいない場合は、「二人一枠」は作ることができません。このことをあらかじめご承知おき願います。

◎「二人一枠」を使ってきて、「チャージ切れ」により、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」を選んだ場合。

 空き枠がなければ、継続して「二人一枠」を使っていただけます。ただし、この枠は、「二人一枠解消候補枠」となり、「空き枠」の発生により強制的に解消されることがあります。

 「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

※「イントネーションの自己決定力」が備わったかどうかは、ゴーストの音読で、12ページをコンスタントに10分以内に片づけることを一応の目安にします。


・有料過程 コーチが生徒に対してレッスンを行う。
・無料過程 生徒同士の自立練習のみ。「二人一枠」で行う。

 無料過程に移った生徒さんも、二年間に一人は生徒さんを紹介していただくことで、ポイントプラス1以上を維持していただきます。ポイントがゼロあるいはマイナスになる場合は、有料過程に戻っていただきます。

 2011年1月現在、根石吉久のレッスン枠は、枠数を増やす過程にはありません。枠数を維持する過程にあります。

 同年同月現在、村田晴彦のレッスン枠は、枠数を増やす過程にあります。

 生徒のポイント数は、被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とします。

 素読舎のホームページ、あるいは掲示板の記事を読んでレッスンを始めてくれた人がいた場合、ホームページあるいは掲示板のどの記事を読んでレッスン受講を決心して下さったのかを確認します。生徒さんが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを始めてくれた場合は、記事を書いた生徒さんが新しい生徒さんを紹介して下さったものとして扱い、1ポイント分プラスします。生徒さんが書いたホームページの記事、掲示板の記事を素読舎のパンフレット等に使わせていただいた場合、パンフレットを読んで受講の決心をしてくれた生徒さんが現れたときは、掲示板あるいはホームページにある元の記事を読んだことと同等として扱います。

 生徒さんが周りに広めていただくのにパンフレットを必要とする場合、素読舎からパンフレットを無料でお送りします。

 家族内での紹介では、ポイントの譲渡ができます。
例.
 お母さんが二人の娘さんにレッスンを薦めてレッスンが開始された。お母さんが持っている2ポイント分を、「無料過程」への候補になっている上の娘さんに譲り、「無料過程」に送り出す、など。

 「二人一枠」の生徒さんが、2年のチャージが切れた時に、1ポイント分マイナスを選んだ場合、(「二人一枠」を使い始めた時の1ポイントマイナスとあわせて)合計2ポイントマイナスになります。その後2年たっても新しい生徒を紹介できない場合は3ポイントマイナスになります。

 マイナス3ポイント以上の場合は、基本的に「一人一枠」で使っていただきます。(ただし、ポイントよりも「練習力の釣り合い」を優先する原則により、素読舎側から「二人一枠」を組んでいただくことをお願いする場合もあります。この場合は、必要な期間が終わったら、「一人一枠」に戻っていただきます。)

「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。これについてこれまでは条件を設けてありませんが、2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

 「二人一枠」で使っているうちのAが無料過程」に移った場合、Bは自動的に「一人一枠」に移行するのかどうかについて。
 無料過程は、「二人一枠」でなければ成立しませんので、そのままで、レッスンを継続していただきます。一人は「無料過程」の生徒、もう一人は「有料過程の生徒」の組合せで、「二人一枠」を継続します。
 Aが無料過程に移る際に、Bよりも適する生徒がいる場合は、Bに「一人一枠」で使っていただくこともあります。

「二人一枠」のAがレッスンをやめた場合で、Bに「2年チャージの残」がある場合は、なるべく「二人一枠」を作ります。この場合もポイント数より、「練習力=イントネーションの自己決定力」を優先し「二人一枠」を作ります。この場合には、「二人一枠」から「二人一枠」へ移るだけ(ペアの相手が変わるだけ)ですので、ポイントは変化しません。

 生徒さん同士が話し合っていただき、規約に従って複数の枠の移動が生じることによるポイントの移動はありません。

 被紹介の生徒がやめた時点で、紹介者のポイントが1ポイント減ります。この場合、レッスンの形態が変わる場合と変わらない場合があります。

例。
 無料過程を継続するには、ポイント1以上であることが条件になります。無料過程にいる人が紹介して下さった生徒さんがレッスンをやめた場合、ポイントがゼロになれば、有料過程に戻っていただくことになります。

 「二人一枠」を希望するにも関わらず、「二人一枠・候補枠」で「しばらくの間我慢してもらうしかない」ということが、「二人一枠」を解消する場合に「枠の合計ポイント数」で考えたいということの根拠です。
 「しばらくの間我慢」するのが嫌であれば、「枠の合計ポイント数」が最低にならないように(自分のために)周りに広めるなり、自分の英語の変化を掲示板に書くなりして、素読舎のレッスンを広めて欲しいということです。

 規約の元にある考えは、「素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人に「二人一枠」や「無料過程」を使ってほしいという思いです。

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【9091】
【タイトル】渡米後の状況など
【 日時 】04/07/31 14:22
【 発言者 】高橋
 電話でレッスンを始めてから4ヶ月、渡米してから2ヶ月になった高橋です。こちらに来てからは何かと雑事が重なることもあり、なかなか練習する時間がとれず、それこそ毎回、レッスンのために根石さんからの電話が鳴るまで回転読みをしております。先週、やっと「ゴースト」の20ページに入ることができ喜んでおります。なぜかというと、19ページから20ページにかけての歌の部分のレッスンについて、「いい年をした男が二人、土曜の深夜に愛の歌の歌詞を材料に英語の練習をするというのは、ある意味不気味ね」などとからかわれていたからです。ひどいことをいう奴です。
 さて、渡米後の私の英語の状況ですが、英語力がのびたと感じることはなく、相変わらず非常に不自由しております。特に、アメリカ人同士の会話や会議中の発言を聞き取るには、大変難渋しています。ただ、2週間ほど前から、分からないなりにともかく日本語を聞くのに似た感覚で、英語での会話や発言がすーと入ってくるように感じるようになってきました。特に、その発言等の内容に知っていたり、語彙的にあまり難しいものでないと英語を聞いているというよりも、内容そのものを聞く、それに集中するという感覚が生じております。
 また、特に渡米後、感じている電話でレッスンの長所と感じているところを三点書かせていただきます。
 まず第一に、意識的に英語を練習する時間をとるための枠組みになるということだと感じております。最初にも書かせて頂いたように、自分にとってもしも電話でレッスンという枠がなければ、あらためて英語を語学として練習することは今以上に難しいだろう、おそらく日々の忙しさにかまけてやらなくなってしまうのではないかと思うからです。
 第二に、電話でレッスンを通じて、ともかく通じる音が出せるようになっているはずという自信をもって英語を話すことができるということです。もちろん、いつでも通じる音が出せるほど安定しておりませんが、アメリカ人に通じなければ、根石さんに指摘を受けたときと同様に、意識して音を修正すれば何とか通じるという自信を持つことができております。もしも、電話でレッスンを受けてなければ、いかに自分で英語を勉強しても、この点についてはまったく改善できていなかったのではないかと思います。
 第三に、英語を練習する際に、自分に生じやすい他の教材や練習法への浮気心を押さえ、地道な練習に専念できるように働きかけてくれることです。これは、毎週のテストに合格するための練習をすると、他に手を出す時間がなく、強制的に地道な練習に集中することができているとも言い換えることができるでしょう。語学において地道な練習が必要なことは、知識としては知っていてもなかなか実行できずにおりましたが、根石さんがレッスンの時に言われる「とにかく何回も読み込んでください。練習の量を確保してください。」という言葉に後押しされ、その言葉を信じてレッスンの復習に専念できております。
 以上、甚だまとまりを欠きますが、私の英語の現状とあらためて感じている電話でレッスンの有り難いところ等を書かせて頂きました。


【9094】
【タイトル】高橋さん
【 日時 】04/07/31 19:05
【 発言者 】根石吉久
投稿、ありがとうございます。
励まされます。
アメリカ在住の方で英語で苦労されている方がおられましたら、この掲示板をご紹介いただけた
らと、ぶしつけながら考えました。
なお、小川さんが「電話でレッスン」を広めるためのホームページを作成していてくださいます。
それができたら、もっと広くこのレッスンがわかってもらえるようになるのではないかと期待し
ています。
時間がとれませんので、後ほど再度書かせていただきます。ひとまず御礼まで。


【9330】
【タイトル】「電話でレッスン」について
【 日時 】04/11/02 11:28
【 発言者 】高橋
「電話でレッスン」がいかに安いかについて、以下のとおり自分の考えをまとめてみました。少しでもSumieさんのご参考になれば幸いです。

1 「電話でレッスン」は高い?
「電話でレッスン」を高いと感じる理由は、様々だと思いますが、その一つとして「音読ならば自分一人でもできる」というものがあると考えます。
 音読を続けることは、確かに個人ででもできます。そして、音読の教材を準備するには高くても数千円程度ですみます。また、英語上達に励まれた方の体験記の中でも、独学による音読の積み重ねということがよく書かれています。従って、音読の重要性を強調する「電話でレッスン」の月額費用1万2千円は高いのではないかと感じる方は多いと思います。

2 「電話でレッスン」は安い:その三つの理由
 しかし、私は「電話でレッスン」は以下の理由から安いと考えています。
 第1に、個人では解決するのが難しい発音の問題を、「電話でレッスン」はうまく解決することができるからです。英語上達の体験記には、音読の重要性を説くと共に、正しい発音についても強調します。具体的方法としては、テープやCDなどを利用してお手本となる発音を何度も聞き、また、自分の発音を録音して直していくという方法がすすめられます。しかし、この方法は、時間と労力を要し、なかなか継続して行うのが難しいものです(私も何度も挑戦しては、挫折していました)。また、時間と労力の問題だけでなく、発音に自信のない人の場合、お手本の発音と自分の発音を聞き比べて、違いがあることが分かっても、何をどう修正したらよいのかがまず分かりません。また、どの程度の発音ができるようになればひとまずよしとして良いのかも分かりません。このような修正の方法や修正の程度に関して、個別の指導を受けることができる点が「電話でレッスン」の優れた点であると考えております。
 第2に、「電話でレッスン」は、音読の質を維持しつつ音読練習を行っていく環境を安価に用意してくれます。このレッスンには「技法グランド」というテストが組み込まれており、質を維持しつつ音読を重ねていかないと先に進むことはできません。逆に行くと、「技法グランド」に合格しつつ先に進んでいくことにより、質を維持しつつ音読を継続していくことができます。個人の努力による練習の継続が必須なのは当然ですが、それには学習者が行っている努力が正しいものであるかどうかチェックし、間違っていれば正しい方向に導いてくれるコーチが必要です。「電話でレッスン」により、学習者はまさに質を維持するために必要なコーチを得ることができます。
 第3に、「電話でレッスン」を利用することにより、どこにいても電話さえ通じる環境にいれば、コーチを受けることができるからです。この点は、非常に画期的なことではないかと感じています。発音の問題については、多くの本が教師から直接指導を受けることを薦めつつも、実際にはなかなか直接指導を受けることができないため、便法としてテープ・CDの使用をあげています。「電話でレッスン」は、英語を学ぶ上で大きな障害であった直接指導を受けることの困難性を克服しやすくしたという点で、画期的だといえるのです。実際「電話でレッスン」がなければ、私が根石さんやSumieさんから指導して頂くことはまず不可能であったと思います。どこにいても的確な指導を受けることができるという点で、「電話でレッスン」は本当に安いと思います。

以上です。
 なお、上記中「音読」としたところは「回転読み」や「素読」とすべき等、用語等で不適切な部分があると思いますが、自分自身まだうまく使い分けができておらず、特にこだわらずに書かせて頂きました。
 自分の考えをまとめてみて「電話でレッスン」の安さを再認識しました。どうか、根石さんが「確かに安すぎる。値上げしよう!」とお考えになりませんように・・・。

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(暫定案)
「二人一枠」を使う生徒がマイナス5ポイントに達した場合は、強制的に「一人一枠」で使っていただく。

 「無料過程」は「二人一枠」で行いますが、「有料過程」には、「一人一枠」と「二人一枠」の二種類があります。

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以上、思いついた順に書いています。項目の順番を入れ替えた方がいいものは、村田君に整理を依頼しておきます。

 まだ穴があると思いますので、「こういう場合はどうなる?」という具体例をなるべく多くの生徒さんから提示して欲しいと願っています。


【17545】

暫定案追加

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月30日(日)02時08分47秒
  無料過程の生徒と有料過程の生徒を組んで「二人一枠」を作った場合、「有料過程」の生徒のレッスンは素読舎に責任があります。この場合は、コーチ付きのレッスンになります。
無料過程の生徒さんの分だけ、素読舎は収入が減ります。
収入の減少分を、根石なら根石の、村田なら村田の、全生徒数で割り、レッスン代金の6000円あるいは12000円にプラスして「該当する全生徒さん」にお支払いいただきます。
不足分が生じる月の前月の月末に、いくらプラスされるのかを、掲示板で告知します。
100円以下は切り上げさせていただきます。


【17546】

お断り

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月30日(日)02時12分38秒
  暫定案の中に、現在のお名前でJulian さんの記事があります。
これは、村田君にホームページの「生徒さんの声」に加えるよう指示するために、混ぜてしまいました。
「生徒さんの声」に掲載されたら、もう一度、村田君に暫定案を整理してもらうことにしてあります。


【17547】

お断り

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月30日(日)02時15分6秒
   「快傑ハリマオ」の編集作業に入りたい時期にきています。
 10日ほどの間、編集作業を行います。
 生徒各位には、その間、村田君が整理した「暫定案」を読んで、質問等を書いていただくようにお願い致します。
 編集作業が早めに終わった場合は、早めに「大風呂敷」に戻ります。


【17548】

村田さん、根石さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 1月30日(日)11時47分1秒
編集済
  村田さん

>(すいません。まだPiggyさんの分が整理できていません。)

私が書いた質問は、「規約暫定案 1月30日」によって解決されたものもありますし、新しい案を読んで必要に応じて再度質問しますので、前回の分を整理していただくことは、私にとっては必要ありません。



根石さん

以前の案を読んだ時は分かったような分からないような気持ちだった点も、かなり具体的に理解できるようになりました。

このような規約作成の難しい点は、大枠しか示されていないと具体的な場合に規約がどうあてはまるのかがわからない、でも全ての考えられる場合を羅列すると煩雑になりすぎて読んでもらえない、かえって理解されにくい、ということだと思います。

ですからこれからいくつか分からない点を書きますが、これらのことについて、規約に入れていただく必要はないのかもしれません。また、今回の案を拝見して、この案では直接は触れられていない状況が生じた場合は、その都度解決していく、ということでよい段階に入ったのではないか、という感想を持ちました。

1.
> 空き枠が埋まっていて、なおかつ「二人一枠」を作れない場合には、村田コーチに生徒を預けます。
> 根石に空き枠が生じた場合、村田が預かっている生徒が根石の空き枠に移れない場合、根石の空き枠が埋まり村田の枠数が減少した場合などに、「二人一枠」を必要数解消します。この場合、村田の枠から根石の枠に移れない生徒さんのポイントを1ポイントマイナスします。

たとえば村田さんの枠に6人いた場合、6人の内の誰が根石さんの枠にうつる候補になるかは、何を基準に決まるのでしょうか。

その候補が移れなかった場合、村田さんの他の生徒が次々と候補になっていって、根石さんの空き枠に移るか1ポイントマイナスにするかをきかれるのでしょうか。

その候補になった人が「根石の空き枠に移れない場合」というのは、その時現在の空き枠(何曜日の何時からという枠)そのものに移れなかったら、即1ポイントマイナスでしょうか。玉突きのようにして、すでに根石さんの枠にいる生徒が移った後に入る、という可能性もあると思うのですが、それでも1ポイントマイナスでしょうか。

疑問点は、村田さんの枠に入った人は、いつでもどこにでも移れなくてはならないのか、ということです。

2,
>「二人一枠」のAがレッスンをやめた場合で、Bに「2年チャージの残」がある場合は、なるべく「二人一枠」を作ります。この場合もポイント数より、「練習力=イントネーションの自己決定力」を優先し「二人一枠」を作ります。この場合には、「二人一枠」から「二人一枠」へ移るだけ(ペアの相手が変わるだけ)ですので、ポイントは変化しません。

この、「二人一枠」のAがレッスンをやめた場合と、次に引用する「二人一枠」のAが「一人一枠」にうつった場合とで、Bへの対応について違うことが書いてあります。

>◎「二人一枠」を使ってきて、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」ではなく、「一人一枠」を選んだ場合。
>○もう一人の生徒さんが「二人一枠」を希望される場合(中略)は、その旨を素読舎側にお伝え願い、「二人一枠希望者リスト」にお名前を加えます。
>○「二人一枠希望者リスト」にお名前のある生徒さんは、なるべく「二人一枠」で練習できるように調整します。それまでの間は「一人一枠」でレッスンを継続していただきます。ポイント数より「練習力の釣り合い」が優先されますので、ポイント数の少ない人がポイント数の多い人をまたぎ越して、「二人一枠」に進むことがあります。その場合は、「二人一枠」形成で1ポイント、「またぎ越し」で1ポイント、合計2ポイントがマイナスされます。

相手がレッスンをやめた場合は、残りの人が「二人一枠」を他の人とつくってもポイントは変化しないのに、相手が「一人一枠」にうつった時には、「二人一枠」にもどるために場合によっては1ポイント、または2ポイント減になるのは何故でしょうか。

Aが村田さんの枠から根石さんの枠に移って、残ったBが「二人一枠」を作り直す場合は、ポイントが減る方と減らない方と、どちらに相当するのでしょうか。

3.
>空き枠が生じて一ヶ月たっても埋まらず、「二人一枠解消」を希望する枠がない場合、「二人一枠解消候補枠」のうち、枠の合計ポイントの少ない方から「強制的に解消」されます。

>◎「二人一枠」を使ってきて、「チャージ切れ」により、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」を選んだ場合。
>空き枠がなければ、継続して「二人一枠」を使っていただけます。ただし、この枠は、「二人一枠解消候補枠」となり、「空き枠」の発生により強制的に解消されることがあります。

合計ポイントの少ない枠から解消候補枠に入る、あるいはペアの内の一人が「チャージ切れ」を起こした場合、解消候補枠に入るということですが、二人のマイナスポイントがほとんど同じなら問題ないのですが、一人がマイナスが多く、一人はそうでもない場合(あるいは「チャージ切れ」を起こしてない場合)も、あてはまるのでしょうか。

主に相手の人のマイナスポイント(あるいは「チャージ切れ」)のために「二人一枠」を解消された人は、この後どのような選択肢があって、その場合にその人のポイントはどのように変化するのでしょうか。

一蓮托生の考え方は美しいのですが(お互い様、の考え方として)、拒否感を覚える時があります(学校の運動部など)。また、人にひきずられることよりも、人をひきずること(ペアの相手に不利益をもたらすこと)の方が苦痛であると考える生徒が多いと思います。(話がそれますが、その意味では、自分が無料過程に入ることで、他の人の月謝が高くなることを選ぶ生徒がいるだろうか、と疑問に思います。)根石さんが理不尽なことをなさるとは思えないので、その時その時に根石さんが対処なさればよいことのようにも思えますが、一応疑問点として書いておきます。

以上、今回も細かいことを書き連ねてしまいましたが、何かのお役にたつようなら幸いです。
 


【17549】

(無題)

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月31日(月)01時51分44秒
編集済
   Piggy さんにお答えしなければならないのですが、その前に書いておきたいことがあります。

 村田君が「スカイプでレッスン」のコーチをやりたいと言い出したのは、私が一人で「電話でレッスン」を立ち上げ、その後「スカイプでレッスン」に徐々に切り替え、「二人一枠」を「標準」にして、ほとんどの枠が「二人一枠」で埋まってきた頃でした。
 村田君に「電話でレッスン」を開始した頃にやってみないかと持ちかけたことがありましたが、「やらない」と即座に返答がありました。私はそのときの、村田君の顔を覚えていますが、いわゆる「けんもほろろ」という顔でした。このあたりは、村田君と私とで、記憶が違っていますが、私は「けんもほろろ」の顔は覚えています。
 ほとんどの枠が「二人一枠」になったというのは、私が収入を20万円程度に抑えて、「それ以上には増やさない、それよりも減れば急にきつくなる」という一種の崖っぷちを歩いたことも大きな要因だったと考えています。
 そうして、ほぼ満員という状態になったときに、村田君はコーチをやりたいと言ったので、「けんもほろろ」だった人がそんなことを言い出したので、私は驚いたことも覚えています。
 この人は「たなぼた」(棚からぼたもち)を考えているんだろうかと思ったことも覚えています。
 その後、何人かの生徒を村田君に預かってもらいました。私の枠に空き枠ができたときに、預かってもらった生徒が確かに戻ってきてくれるなら、私のレッスンの「つっかい棒」になってもらえるから、私にもメリットがあると考えたからです。
 しかし、「生徒さんの都合で戻れない」と村田君が私に言い、生徒が戻らず、そのまま放置されたことがありました。その時は、生徒の都合ならしょうがないかとも思ったのでしたが、しばらく空き枠をかかえてやっているうちに、やたらに腹がたってきました。
 簡単に言えば、私(村田)はこれまで通りレッスンをするが、あんた(根石)は空き枠をかかえていろ、ということです。村田君はそういう言葉で言ったのではないのですが、私はそう扱われていると思いました。私は、「生徒さんの都合で移れません」と言われただけで、「どうしたらいいでしょうか」と言われたのではないのです。
 こいつには、崖っぷちというものがわからないのだと思いました。
 村田君は、私が作った教材を「スカイプでレッスン」だけでなく、通塾の塾でも無料で使っています。村田君が大学を出てしばらくしての英語力は、そのままでは使い物にならないものでしたので、一人の生徒と同じ額を支払ってもらうだけで、10年ほど時間をかけて(英語力をつけるだけでなく)、コーチがやれるところまで世話をしました。そういえば、村田君が通塾の塾を始めた時に、村田君の家に近い生徒を四人だったか、五人だったか譲ったこともありました。これは「預けた」のではなく「あげた」のです。
 その間も、私は収入を抑え、崖っぷちを歩き、ほとんどの枠が「二人一枠」になるところまでこぎつけました。
 スカイプでレッスンは、そのようにして作ってきたものですが、私の崖っぷちに「空き枠」があっても平気なつらを続けているのを見て、この人はどういう神経をしているのかとはっきりと思いました。
 私が数年前に依頼し、村田君がはっきりと「やります」と言って、今日までやっていないものに、「大風呂敷」の過去ログの整理というものがあります。私は何度も何度も、過去ログの整理は必要なことだと村田君に言いました。しかし、村田君はやりませんでした。
 語学論が自分で書けるならともかく、それができないなら整理をやれと言ったわけですが、村田君はやりませんでした。その時にも、やっぱりこいつは「たなぼた根性」の人間なのかと思ったのを覚えています。
 先日、私が怒った時に「あんたはいったい何様なんだか言ってくれ」と聞きました。村田君は無言でした。何も言いませんでした。
 村田君が何様なのか、私は今でもわかっていません。
 世間には、創業者が仕事を軌道に乗せて以後、「椅子に座ってるだけ」みたいなことをやり、「たなぼた」をやる人はいくらでもいます。私は今でも自分でレッスンをしており、「たなぼた」をやる気はありません。しかし、自称弟子が「たなぼた」をやる。
 ひどい世の中です。


【17550】

村田君

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月31日(月)02時03分23秒
   柄谷やらなにやら、「思想」めいたものにかぶれる素質があるらしいあなたを思想の地平に引きずり出したいと思っています。
 「あんた、いったい何様なんだ」と私にきかれたら、きちんと答えて下さい。それに対して答えることが、思想ってもんじゃないんですか。


【17551】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月31日(月)03時11分55秒
編集済
  >このような規約作成の難しい点は、大枠しか示されていないと具体的な場合に規約がどうあてはまるのかがわからない、でも全ての考えられる場合を羅列すると煩雑になりすぎて読んでもらえない、かえって理解されにくい、ということだと思います。

 その通りです。規約なんてものは、なるべく数が少ない方がいいんですが、とうていこれではやっていかれないと思うくらいに疲れてしまいました。

>今回の案を拝見して、この案では直接は触れられていない状況が生じた場合は、その都度解決していく、ということでよい段階に入ったのではないか、という感想を持ちました。

 ご協力ありがとうございます。実際の不具合は、規約を使ってみて、再度考えるというふうにするしかないかもしれません。規約は、暫定のまま使い続け、絶えず生徒さんの意見をお聞きして、改訂し続けるしかないのだろうと思っています。

1.
>> 空き枠が埋まっていて、なおかつ「二人一枠」を作れない場合には、村田コーチに生徒を預けます。
>> 根石に空き枠が生じた場合、村田が預かっている生徒が根石の空き枠に移れない場合、根石の空き枠が埋まり村田の枠数が減少した場合などに、「二人一枠」を必要数解消します。この場合、村田の枠から根石の枠に移れない生徒さんのポイントを1ポイントマイナスします。

>たとえば村田さんの枠に6人いた場合、6人の内の誰が根石さんの枠にうつる候補になるかは、何を基準に決まるのでしょうか。

 これまでは、一人単位でなく枠単位で戻ってもらっています。一人ずつではなく、一枠ずつの「移動」です。
 基準は、これまではどの枠でも構わないからとにかく戻してもらうということでやってきました。「曜日」や「時間帯」が、根石の空き枠で都合がつけば戻ってもらっています。「基準」というものは、その程度のものです。
 「生徒の都合で戻れません」とだけ私は言われました。
 「どうしたらいいでしょうか」とは言われませんでした。
 じゃあ、村田君の枠は、生徒にとって「不利」なものにしてもいいのかと思いました。それが「村田の枠から根石の枠に移れない生徒さんのポイントを1ポイントマイナスします。」の元にあります。村田君は生徒のせいにし、崖っぷちを歩くレッスンに空き枠ができたのなら、なんとしてでも生徒を戻さなければ、とは考えなかったのです。
 さいわいなことに、これは実施以前の「案」ですので、村田君の根性が改まる可能性があるのであれば、私は引っ込めてもいいと考えています。
 その後、考えたいのは、全生徒さんの「均等割り負担」です。
 昨日考えたものを、再掲します。

>無料過程の生徒と有料過程の生徒を組んで「二人一枠」を作った場合、「有料過程」の生徒のレッスンは素読舎に責任があります。この場合は、コーチ付きのレッスンになります。
無料過程の生徒さんの分だけ、素読舎は収入が減ります。
収入の減少分を、根石なら根石の、村田なら村田の、全生徒数で割り、レッスン代金の6000円あるいは12000円にプラスして「該当する全生徒さん」にお支払いいただきます。
不足分が生じる月の前月の月末に、いくらプラスされるのかを、掲示板で告知します。
100円以下は切り上げさせていただきます。

 これは、無料過程の生徒と有料過程の生徒を組んだ場合の素読舎の収入減を均等割りで全生徒さんに負担していただくという案です。
 この案を、これから考えていきたいと思います。
 無料過程の生徒と有料過程の生徒を組んだ場合だけでなく、村田君から根石に生徒が戻らず、根石が空き枠をかかえている場合にも同じように適用できるのではないかと考えています。

>その候補が移れなかった場合、村田さんの他の生徒が次々と候補になっていって、根石さんの空き枠に移るか1ポイントマイナスにするかをきかれるのでしょうか。

 頭が混乱しています。
 「空き枠に移るか1ポイントマイナスにするか」を生徒さんが聞かれるのは、これまでのところでは、「二人一枠」を解消する場合の問題だったように覚えています。
 これは、村田君の根性が改まる可能性があるならば、「生徒のポイントをマイナスする」ということ自体を引っ込めることで解決すると思いますが、まだ穴があいているでしょうか。

>玉突きのようにして、すでに根石さんの枠にいる生徒が移った後に入る、という可能性もあると思うのですが、それでも1ポイントマイナスでしょうか。

 これはどういうことをおっしゃっているのかわかりませんでした。

>疑問点は、村田さんの枠に入った人は、いつでもどこにでも移れなくてはならないのか、ということです。

 そういうむちゃくちゃな気持ちに実際なりました。
 私はときどき、「素読舎」なんてものはなくなってしまえばいいんだと思うことがあります。石橋を叩いて渡っておっこちる人を見たりすると、そういう気持ちになります。崖っぷちがわからない人が、私にはよく理解できません。
 いまだに理解できないことが続いていますが、「村田さんの枠に入った人は、いつでもどこにでも移れなくてはならないのか」は引っ込めようと思います。塾長として、おぼっちゃまの世話をしていると、本当に気持ちがめちゃくちゃになります。

>>「二人一枠」のAがレッスンをやめた場合で、Bに「2年チャージの残」がある場合は、なるべく「二人一枠」を作ります。この場合もポイント数より、「練習力=イントネーションの自己決定力」を優先し「二人一枠」を作ります。この場合には、「二人一枠」から「二人一枠」へ移るだけ(ペアの相手が変わるだけ)ですので、ポイントは変化しません。

>この、「二人一枠」のAがレッスンをやめた場合と、次に引用する「二人一枠」のAが「一人一枠」にうつった場合とで、Bへの対応について違うことが書いてあります。

>>◎「二人一枠」を使ってきて、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」ではなく、「一人一枠」を選んだ場合。
>>○もう一人の生徒さんが「二人一枠」を希望される場合(中略)は、その旨を素読舎側にお伝え願い、「二人一枠希望者リスト」にお名前を加えます。
>>○「二人一枠希望者リスト」にお名前のある生徒さんは、なるべく「二人一枠」で練習できるように調整します。それまでの間は「一人一枠」でレッスンを継続していただきます。ポイント数より「練習力の釣り合い」が優先されますので、ポイント数の少ない人がポイント数の多い人をまたぎ越して、「二人一枠」に進むことがあります。その場合は、「二人一枠」形成で1ポイント、「またぎ越し」で1ポイント、合計2ポイントがマイナスされます。

>相手がレッスンをやめた場合は、残りの人が「二人一枠」を他の人とつくってもポイントは変化しないのに、相手が「一人一枠」にうつった時には、「二人一枠」にもどるために場合によっては1ポイント、または2ポイント減になるのは何故でしょうか。

 ペアの相手がレッスンをやめる場合は、ほとんどいつも「突然」起こります。コーチも困りますが、残った生徒も困ります。しかし、やめた生徒にどうこう言うこともできません。この場合に残った生徒は、言葉は適当でないかもしれませんが、「被害者」です。
 「被害者」がポイントをマイナスされることはないだろうと思います。

>相手が「一人一枠」にうつった時には、「二人一枠」にもどるために場合によっては1ポイント、または2ポイント減になるのは何故でしょうか。

 この場合は、「チャージ切れ」の時点はあらかじめわかっています。「チャージ期間」があとどれくらいで切れるかがはっきりしていれば、切れそうな人も余裕のある人も対処できます。「二人一枠」を希望しているにもかかわらず、ペアの相手のチャージ切れに対処せず、「一人一枠」に移ったのですから、対処しなかったことはその生徒の責任であると考えたいです。いきなりペアの相手がやめちゃったというんではなく、「チャージ切れ」の時期はあらかじめわかっていて「時間の余裕」があるケースですから、扱いは違っていいと思います。
 そもそも「たなぼた根性」さえ跋扈しなければ、「2年のチャージ」なんか考える必要はなかったのですが、考える必要が生じてしまいました。残念です。
 基本にあるのは、「二人一枠」で使いたい人は、「二人一枠」を組みやすいように、生徒さんを紹介してくれということです。そのことで、自分が「二人一枠」で練習を続ける権利を確保してくれということです。
 こういうことは本当に考えないで生きていきたいのですが、「たなぼた根性」がいる限り、どうしようもありません。

>Aが村田さんの枠から根石さんの枠に移って、残ったBが「二人一枠」を作り直す場合は、ポイントが減る方と減らない方と、どちらに相当するのでしょうか。

 これまで、一人単位でなく枠単位で村田から根石に移っていることはすでに申し上げた通りです。今後は、一人単位を考えることもありうるかと思いますが、脳味噌がごった煮状態で今は考える余裕が在りません。

3.
>>空き枠が生じて一ヶ月たっても埋まらず、「二人一枠解消」を希望する枠がない場合、「二人一枠解消候補枠」のうち、枠の合計ポイントの少ない方から「強制的に解消」されます。

>>◎「二人一枠」を使ってきて、「チャージ切れ」により、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」を選んだ場合。
>>空き枠がなければ、継続して「二人一枠」を使っていただけます。ただし、この枠は、「二人一枠解消候補枠」となり、「空き枠」の発生により強制的に解消されることがあります。

>合計ポイントの少ない枠から解消候補枠に入る、あるいはペアの内の一人が「チャージ切れ」を起こした場合、解消候補枠に入るということですが、二人のマイナスポイントがほとんど同じなら問題ないのですが、一人がマイナスが多く、一人はそうでもない場合(あるいは「チャージ切れ」を起こしてない場合)も、あてはまるのでしょうか。

 ほとんどのペアは普段から、「自立練習」で二人で練習しています。ただ単に練習するだけでなく、ペアの片方が「チャージ切れ」を起こした場合のことは、生徒さん同士でいつでも考えて、話し合ってもらえることです。
 「二人一枠」のメリットを使いつづけるつもりであるなら、同じ枠の生徒さん同士でよく話し合ってもらいたいと思っています。

 ペアの関係、つまり、吉本隆明の「対」の関係は、「共同」の関係とはまったく別物だと考えています。
 学校の部活などで、多数が一人を責めるようなことをやる場合とはまったく違うことだと思います。
 私が考えているのは、「一蓮托生」というものではないと思っています。
 今、決めたことがあります。かつて、「三人一枠」を作ろうと思ったことがありますが、これは金輪際やりたくないのでやりません。

>主に相手の人のマイナスポイント(あるいは「チャージ切れ」)のために「二人一枠」を解消された人は、この後どのような選択肢があって、その場合にその人のポイントはどのように変化するのでしょうか。

・「一人一枠」を選ぶ
・「二人一枠」を選ぶ。その場合は、素読舎に協力する。

 相変わらず沸騰した頭で考えておりますので、ポイントがどうなるのか、また後で考えたいと思います。

>また、人にひきずられることよりも、人をひきずること(ペアの相手に不利益をもたらすこと)の方が苦痛であると考える生徒が多いと思います。

 世の中にはそうでない人がたくさんいます。「蛙のつらにしょんべん」という言葉があるのは、そのためだと思います。

>根石さんが理不尽なことをなさるとは思えないので、その時その時に根石さんが対処なさればよいことのようにも思えますが、一応疑問点として書いておきます。

 私は、「たなぼた根性」を見ると、理不尽なことをしたくなります。
 今回、それをやらずに済んだのは、Piggy さんとももこさんのおかげです。感謝しています。今回起こったことは、いまのところ「たなぼた根性」が娑婆にさらされただけのことです。
 規約を作っても、ケースバイケースで対処するしかない場合は、いくらでも出てくると思います。アドバイスありがとうございます。このアドバイスに従ってやっていきたいと思います。
 「理系の研究者」の人に、「番頭」をやっていただきました。

 重ねてお礼申し上げます。


【17552】

快傑ハリマオ

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 1月31日(月)03時27分36秒
  雛形に記事のデータを流し込んだものを見たら、「ハリマオ」は、今回は私が書かなくても済みそうです。
規約を考えるのと「快傑ハリマオ」の編集は同時進行でできそうです。


【17553】

根石さん、村田さん、piggyさん、皆さん

  投稿者:ももこ  投稿日:2011年 1月31日(月)09時35分54秒
  単純に規約づくりだけでなく、背景にいろいろありそうですが・・・。

妊婦の頭では消化しきれないので、しばらくROMってます。何かかけそうでしたらその都度書き込みします^^;

もしよろしければ、この規約関連に関して今、村田さん個人がどのようなお考えをお持ちなのか、どのように感じているのか伺いたいです。
 


【17554】

根石さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 1月31日(月)20時31分35秒
  根石さん
お返事ありがとうございました。根石さんからお尋ねがあったところと、私の書き方が足りなかったところについてのみ、手短かにお返事を書きたいと思います。

Piggy>その候補が移れなかった場合、村田さんの他の生徒が次々と候補になっていって、根石さんの空き枠に移るか1ポイントマイナスにするかをきかれるのでしょうか。

根石さん>頭が混乱しています。
根石さん>「空き枠に移るか1ポイントマイナスにするか」を生徒さんが聞かれるのは、これまでのところでは、「二人一枠」を解消する場合の問題だったように覚えています。
根石さん>これは、村田君の根性が改まる可能性があるならば、「生徒のポイントをマイナスする」ということ自体を引っ込めることで解決すると思いますが、まだ穴があいているでしょうか。

これは、案の中で、

根石さん>根石に空き枠が生じた場合、村田が預かっている生徒が根石の空き枠に移れない場合、根石の空き枠が埋まり村田の枠数が減少した場合などに、「二人一枠」を必要数解消します。この場合、村田の枠から根石の枠に移れない生徒さんのポイントを1ポイントマイナスします。

とあったので書きました。この文章を読んで、村田さんの生徒は「空き枠に移るか1ポイントマイナスにするか」ときかれることと同じだと理解しましたが、間違っているでしょうか。「生徒のポイントをマイナスする」がなくなれば、この質問にはお答え頂く必要がなくなります。

Piggy>玉突きのようにして、すでに根石さんの枠にいる生徒が移った後に入る、という可能性もあると思うのですが、それでも1ポイントマイナスでしょうか。

根石さん>これはどういうことをおっしゃっているのかわかりませんでした。

これも、「生徒のポイントをマイナスする」がなくなれば、疑問点はなくなりますが、以下のような意味で申し上げました。根石さんの枠の金曜日の8時40分が空き枠になったとして、村田さんの生徒がこの枠に移るように言われたけれども移れない、でも金曜日の9時半なら移れる、と言った時に、根石さんの金曜日の9時半の生徒が8時40分に移れるので移り、村田さんの生徒が金曜日の9時半に入った時、これを「玉突きのようにして、すでに根石さんの枠にいる生徒が移った後に入る」と表現しました。これは最初に言われた枠に移ったのではないので、ポイントをマイナスされるのか、それとも結果として根石さんの枠に移ったので、マイナスされないのか、という疑問でした。

根石さん>学校の部活などで、多数が一人を責めるようなことをやる場合とはまったく違うことだと思います。

私が「一蓮托生の考え方は美しいのですが(お互い様、の考え方として)、拒否感を覚える時があります(学校の運動部など)。」と書いた時に思っていたのは、根石さんが書かれた「多数が一人を責めるようなこと」ではありません。たとえば練習でミスをした生徒がいて、全員が居残ってグラウンドを走らされる時に、(1) ミスをした生徒が全員に対して申し訳なく思う気持ち、(2) ミスをした生徒は申し訳なく思っているだろうなあ、と思って、全員が(全員でなくても何人かが)いたたまれなくなる気持ち、です。学校の部活を今回のことにそのまま当てはめようとは思いませんが、私が感じていたのは、(1) 仕事、家庭、健康状態によって続けられない生徒、チャージ切れを起こした生徒Aがペアの相手Bにかなりの影響をおよぼすことを思って申し訳なく思うこと、(2) 生徒Aは申し訳なく思っているだろうなあ、とBが思って暗い気持ちになること、はできれば少なくあって欲しいということでした。

でも、そのような事態を避けるためにこのままに放置して、空き枠が生じても何の対策もとることができず、(1) 根石さんと村田さんが暗い気持ちになり、(2) やめる生徒も現在の生徒も、それを感じて申し訳なく思う、というのも避けたいものです。

そこで、今日考えた案があります。それを次に書きます。


【17555】

根石さん、皆様

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 1月31日(月)20時43分28秒
編集済
  案は一言でいえば、以前ももこさんが書かれて、根石さんがお断りになったものと大枠は一緒で、二人一枠の生徒は月謝以外に月1000円を払い、これを二人一枠を継続して使えるようにするための基金として貯めておく、というものです。(これは「月謝」ではなく、あくまで「基金」です。)

根石さんに即座に却下されそうですが、がんばって書きますので、もう少し読んでください。他の生徒さんのご意見も、簡単でよいのでうかがえたらうれしいです。

私は一人一枠から二人一枠に変わった経験があります。はじめから二人一枠のかたは実感されていないでしょうが、二人一枠に変わったことで、私にとっては今まで不利なことはほとんど(あるいはまったく)ありませんでした。
1. レッスン自体の効果はほとんどかわりませんでした。
2. レッスン以外に、自立練習の機会と相手ができました。
3. Skypeを通じての会話ですが、連帯感を持てる仲間ができました。
4. 年にして7万2千円、払う月謝が減りました。

今度は根石さんの側からみてみます。単純にするために(実際とは違うのは承知の上で)、根石さんの枠は16枠でこれ以上増やすつもりはないが減らせない、村田さんの枠は現在4枠、全部が二人一枠で有料過程にあるとします。根石さんの生徒は32人、村田さんの生徒は8人、素読舎の「Skypeでレッスン」の生徒はあわせて40人いるとします。(以下、いちいち「...とします」と書かずに断定の文章で書きます)。

全部が一人一枠だった時は、16人生徒がいれば根石さんの枠は埋まっていました。それ以上の人が希望すれば、待ってもらっていました。今は根石さんの生徒は32人いないと枠がうまりません。そのかわり、村田さんがいらっしゃるので、32人以上の生徒を受け入れることができるようになりました。

今、都合により4人がレッスンをやめて、根石さんの枠が2つ空きました。村田さんの枠からは都合がつかなくて誰も移れません。素読舎の「Skypeでレッスン」は36人いるのに(2人 X 根石さんの分の16枠=32人よりも多いのに)、そして全部が一人一枠だった時は、16人生徒がいれば根石さんの枠は埋まっていたのに、「二人一枠」にしたばかりに、根石さんは全部の枠を埋めることができません。

根石さんにとって、「二人一枠」にしたことの利点は、素読舎の方法を実践する多くの生徒を持つことができる点、不利な点は生徒の人数は一人一枠の頃よりはるかに多いのに、空き枠を埋めることが著しく難しくなった点だと思います。

ここで、これを回避するために、ポイント制を導入しようという案が出ました。この案がとおった時に生徒にとって不利な点をあげます。(これは厳密には私にとって、ということで、他の生徒さんのお考えもうかがいたいです。)最初の二つは先ほどの投稿で書いたこととまったく同じです。
1. 仕事、家庭、健康状態によって続けられない場合、あるいはチャージ切れを起こした場合に、ペアの相手にかなりの影響をおよぼすことを思って申し訳なく思うこと。
2. ペアの相手に上述のような事情が生じた場合、その相手は申し訳なく思っているだろうなあ、と思って暗い気持ちになること。

そして3つめは、
3. 上記の二つを考えると、私自身ははじめから「一人一枠」にしようかと迷っていて、その場合には月謝が今までの「二人一枠」よりも年にして7万2千円高くなり、自立練習のパートナーを失い、Skypeを通じたレッスン仲間を失うこと。

以上のようなこと(「二人一枠」にすることで生じる生徒の利益、根石さんの不利益、ポイント制にすることによる、私が考えている範囲での生徒への不利益)を考え合わせて、次のような提案をします。

1. 二人一枠使用者は、月謝の他に「二人一枠維持基金」として月千円を払う。
2. 根石さんに空き枠が生じて、生徒が動けば埋めることができるのに実際には動けない場合、基金からその枠分の月謝を出すことにより、「二人一枠」を解消しないですむようにする。
3. 二人一枠使用者の一人Aが、ペアの相手Bの都合により一人一枠に移行して、Aがあらたな二人一枠を作れない期間が半年を越えた場合、Aが払う月謝1万二千円の内の2千円を「二人一枠維持基金」からかわりに払う。(「二人一枠維持」のためには、このような事態にも対処できる必要があるので、「二人一枠維持基金」を使うことに問題はないと思います。)
4. 新しく入った生徒Cが二人一枠を希望する場合、二人一枠を作れない期間が一年を越えた場合、Cが払う月謝1万二千円の内の2千円を「二人一枠維持基金」からかわりに払う。(入った当初を逃すと二人一枠を作りにくいことから、3では半年だったものを1年にのばしました。)
5. 「二人一枠維持基金」が月千円では足りなくなったと判断した場合は、二人一枠を維持し続けるか、基金を作り続けるか、金額をどうするか、のすべてについて見直す。

この案の利点は、
1. 生徒は「一人一枠」の時よりも払うお金が年にして6万円安くなる。
2. 生徒Aが続けられない事情が生じてやめる場合も、ペアの相手Bに(迷惑はかけるけれども現行案ほど)多大な迷惑をかけなくてすむ。
3. AまたはBが、2年間たっても生徒を素読舎に紹介できない場合、あるいは紹介した生徒がやめてしまった場合も、AもBも「二人一枠」を続けられる。
4. 自分のペアの相手Bがやめたために「一人一枠」に移行し、半年たっても新たなペアを組めない場合も、「二人一枠」使用時よりも月3千円多く払えば「一人一枠」のレッスンをうけられて、現行案(ポイント制)の月6千円多く払うのにくらべて、負担が少ない。

不利な点は、
1. 「二人一枠」使用者は、現行案(ポイント制)のもとでの「二人一枠」使用にくらべて年の出費が1万2千円高くなる。

このような不利な点があっても、今の状況、そしてこの案の利点を考えれば、私はこの案は解決策になるのではないかと思います。

ながながと書きました。はりきってこんなに書けるほど時間の余裕があるわけではないのですが、文章を書き始めると長くなる悪い癖があるので、こうなってしまいました。次に書くとしても、週末以降になると思います。

皆様お忙しいでしょうから長く書いていただく必要はありませんが、簡単にご意見をうかがえないでしょうか。この案は、最初に提案されたももこさん、そして私のみが、解決策として有望だと思っているのでしょうか、それとも他の方も賛成してくださるでしょうか。

追記:この案を考えついた直接のきっかけは、根石さんの「その後、考えたいのは、全生徒さんの『均等割り負担』です。」という文章でした。それなら空き枠ができた時に限らず、常時お金を集めて積み立てた方がよいのではないかと考え、そしてももこさんの提案を思い出しました。
 


【17556】

規約暫定案 1月30日

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 1月31日(月)20時51分19秒
編集済
   素読舎のレッスンの代金は、枠単位です。「一人一枠」で使っていただく場合と「二人一枠」で使っていただく場合があります。「一人一枠」で使っていただく場合は、一人12000円。「二人一枠」で使っていただく場合は、一人6000円となります。

  一枠12000円の根拠は、素読舎の活動が維持できるかどうかにあります。素読舎の活動は主に三つあります。生徒さんにレッスンをすること、教材を作り続けること、語学論を展開し続けること。この三つです。

 素読舎の「スカイプでレッスン」の前身は「電話でレッスン」でした。その頃は、すべての枠が「一人一枠」で、完全なマンツーマン方式でした。

 もっともシンプルで基本的なレッスンの形は「一人一枠」です。

 「二人一枠」を作り維持するには、素読舎の側に煩雑な手間が生じます。そのほとんどが生徒さんの中に英語力を作る仕事からすれば、「雑用」です。

 「二人一枠」には生徒さんの金銭の負担が少ないという大きなメリットがあります。「自立練習」を作りやすいというメリットもあります。練習力が釣り合う二人の生徒さんに声をかけて、「二人一枠」を作ることは今後も継続します。

 「二人一枠」の場合、一人あたりのレッスン効果は、「一人一枠」との比較で、5分の4程度から3分の2程度に減ることが考えられます。効果の減少する分は、「自立練習」の質で補うことが十分に可能ですので、生徒さんの努力によって「一人一枠」と遜色ないものにすることができます。

 レッスン効果を減らさない工夫をこらして、「二人一枠」で使っていただけば、レッスン代金は半分に減らすことができます。これが、「二人一枠」で使っていただく場合の最大の利点です。

 生徒数が少ないと、「二人一枠」が非常に作りにくくなります。「一人一枠」を基本とし、「練習力の釣り合う人」が二人いる場合に限り、「二人一枠」を作る作業に入ります。

 根石の枠が埋まっており、なおかつ、「二人一枠」を作ることによって空き枠が生じない場合に限り、「二人一枠」を作る作業に入ります。空き枠が埋まっていて、なおかつ「二人一枠」を作れない場合には、村田コーチに生徒を預けます。

 素読舎のレッスンを使っていいものだとわかった場合、「二人一枠」の生徒さんには、積極的に周りに広めていただくことを希望します。

 「二人一枠」で使っている生徒さんたちには、二年に一人くらい、新しい生徒さんを紹介していただくことを希望します。(これを「2年のチャージ」と呼びます)

 継続的に「一人一枠」で使いつづけることを選ぶ生徒さんには、「2年のチャージ」はありません。臨時に「一人一枠」で使い、「二人一枠」を希望する方の場合は、「ポイント」制、「2年のチャージ」を適用します。このどちらを選ぶかは、あらかじめ、生徒さんから知らせていただくこととします。

 継続して「一人一枠」でレッスン受講を希望される生徒さんが、「自立練習」も希望される場合は、掲示板上で、ご自分でペアの相手を募集していただきます。
 ちょうどいい人が簡単にみつかる場合は、素読舎が世話をすることもあります。

 2011年4月からポイント制を導入します。

 新しい規約は、2011年4月以後のポイント等に適用されます。それ以前のポイントには影響しません。

 「二人一枠」の形成時、ポイント数より、「練習力の釣り合い」が優先されます。

 2011年4月以降、「二人一枠」を作った時点で、二人の生徒さんのポイントがそれぞれ1ポイント分マイナスされます。

 新しい生徒さんを紹介してくださった場合、紹介した生徒さんのポイントに2ポイント分プラスされます。
 (これまでの案では、1ポイントプラス。暫定案として2ポイントプラスを考えている。)

 根石に空き枠が生じた場合、村田が預かっている生徒が根石の空き枠に移れない場合、根石の空き枠が埋まり村田の枠数が減少した場合などに、「二人一枠」を必要数解消します。この場合、村田の枠から根石の枠に移れない生徒さんのポイントを1ポイントマイナスします。

 「二人一枠」を二年使い続け、その間に新しい生徒さんを紹介していただけなかった場合は、次の二つのうちのどちらかを選んでいただきます。

1.チャージ切れの方のポイントを1ポイント分マイナスし「二人一枠」を継続して使っていただく。

2.「一人一枠」で使っていただく。

(チャージ期間の残があり、「二人一枠」を希望するにもかかわらず、それまでの「二人一枠」を解消されてしまう生徒さんは、「候補リスト」の人たちと掲示板上で話し合っていただき、曜日・時間帯の都合がつけば、「二人一枠」を形成します。この場合、チャージの「残」をポイントに換算し、ポイントの高い人から候補になります。)

※チャージの「残」。2年のチャージがなされ、例えば、6ヶ月経過した時点で新しい生徒さんを紹介して下さった場合、2年のうち1年6ヶ月の「残」があります。被紹介者の新しい生徒さんが練習を始めた月から、紹介者の2年のチャージはリセットされ、「残」の分がプラスされます。チャージ期間は合計で3年6ヶ月となります。チャージの「残」はポイントに換算することがあります。

 1ポイントのマイナスを選び、「二人一枠」の解消をしなかった枠は、「二人一枠解消候補枠」にリストされます。

 素読舎は空き枠が生じた時点で、「素読舎連絡用掲示板」にそれを告知します。

 空き枠が生じて一ヶ月たっても埋まらず、「二人一枠解消」を希望する枠がない場合、「二人一枠解消候補枠」のうち、枠の合計ポイントの少ない方から「強制的に解消」されます。
 ポイント合計がもっとも少ない枠が複数ある場合は、もっとも古く形成された枠から解消します。
 ポイント数、枠の新旧で解決できない場合は、「イントネーションの自己決定力」の弱い枠の方が保護されます。(「イントネーションの自己決定力」が強い枠を解消します。)

 「一人一枠」で練習している生徒さんのうち、「二人一枠」を希望される生徒さんは、あらかじめその意思を明らかにしておいていただきます。「二人一枠希望者リスト」にお名前を記し、根石の手元に空き枠を作らないことを条件に、なる早めに「二人一枠」を作ります。

◎「二人一枠」を使ってきて、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」ではなく、「一人一枠」を選んだ場合。

○もう一人の生徒さんも、「一人一枠」を選べば、「一人一枠」を二つ作ります。
(「二人一枠」の相手に影響が出ない場合は、いつでも「一人一枠」を選ぶことができます。)

○もう一人の生徒さんが「二人一枠」を希望される場合、練習力の釣り合う人を素読舎にお問い合わせいただきます。素読舎は候補を提示します。以後、曜日・時間帯の都合を生徒さん同士で合議していただき、合意が形成され、それが素読舎側の都合と合えば、新しい「二人一枠」を形成します。それによって、「一人一枠」でやらざるを得ない場合は、ポイントの最も小さい人に、臨時で「一人一枠」を使っていただきます。ポイントが同数の場合は、「チャージ期間残」のもっとも少ない人に、臨時で「一人一枠」を使っていただきます。臨時に「一人一枠」を使う場合で、「二人一枠」を希望される場合は、その旨を素読舎側にお伝え願い、「二人一枠希望者リスト」にお名前を加えます。

○「二人一枠希望者リスト」にお名前のある生徒さんは、なるべく「二人一枠」で練習できるように調整します。それまでの間は「一人一枠」でレッスンを継続していただきます。ポイント数より「練習力の釣り合い」が優先されますので、ポイント数の少ない人がポイント数の多い人をまたぎ越して、「二人一枠」に進むことがあります。その場合は、「二人一枠」形成で1ポイント、「またぎ越し」で1ポイント、合計2ポイントがマイナスされます。

○新しく申し込まれた生徒さんに限り、練習力が釣り合う相手がすぐにみつかった場合は、「二人一枠希望者リスト」にリストする必要がありません。従って、ポイント数の多い人を「またぎ越す」ことがありませんので、マイナスポイントが生じません。
 他の枠の移動をともなわず、abcd教材ではレッスン開始後1ヶ月以内、「ゴースト文法解析」では、レッスン開始後2ヶ月以内に、別の新しい生徒さんと「二人一枠」を組むことができた場合は、「二人一枠」を組むこと自体でのマイナスポイントも生じないこととします。これは、素読舎の側に「雑用」が生じないためです。
 ひとまず「一人一枠」で開始された生徒さんにとって、「二人一枠」を作るに際しての「特典」は、abcd教材で「開始後一ヶ月」、ゴースト文法解析教材で「開始後二ヶ月」だけです。以後は、「練習力の不釣り合い」が生じやすく、「二人一枠」の形成が難しくなります。しばらく「一人一枠」で使ってから、希望があれば、「二人一枠希望者リスト」にお名前を列ねます。

 生徒数が少ないと、調整は非常に難しくなります。ポイント数が多くても、練習力が釣り合う相手がいない場合は、「二人一枠」は作ることができません。このことをあらかじめご承知おき願います。

◎「二人一枠」を使ってきて、「チャージ切れ」により、一人の生徒さんが、「1ポイント分マイナス」を選んだ場合。

 空き枠がなければ、継続して「二人一枠」を使っていただけます。ただし、この枠は、「二人一枠解消候補枠」となり、「空き枠」の発生により強制的に解消されることがあります。

 「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

※「イントネーションの自己決定力」が備わったかどうかは、ゴーストの音読で、12ページをコンスタントに10分以内に片づけることを一応の目安にします。


・有料過程 コーチが生徒に対してレッスンを行う。
・無料過程 生徒同士の自立練習のみ。「二人一枠」で行う。

 「無料過程」は「二人一枠」で行いますが、「有料過程」には、「一人一枠」と「二人一枠」の二種類があります。

 無料過程に移った生徒さんも、二年間に一人は生徒さんを紹介していただくことで、ポイントプラス1以上を維持していただきます。ポイントがゼロあるいはマイナスになる場合は、有料過程に戻っていただきます。

 2011年1月現在、根石吉久のレッスン枠は、枠数を増やす過程にはありません。枠数を維持する過程にあります。

 同年同月現在、村田晴彦のレッスン枠は、枠数を増やす過程にあります。

 生徒のポイント数は、被紹介の生徒がレッスンを継続している限りにおいて有効とします。

 素読舎のホームページ、あるいは掲示板の記事を読んでレッスンを始めてくれた人がいた場合、ホームページあるいは掲示板のどの記事を読んでレッスン受講を決心して下さったのかを確認します。生徒さんが書いた記事によって、新しい生徒さんがレッスンを始めてくれた場合は、記事を書いた生徒さんが新しい生徒さんを紹介して下さったものとして扱い、1ポイント分プラスします。生徒さんが書いたホームページの記事、掲示板の記事を素読舎のパンフレット等に使わせていただいた場合、パンフレットを読んで受講の決心をしてくれた生徒さんが現れたときは、掲示板あるいはホームページにある元の記事を読んだことと同等として扱います。

 生徒さんが周りに広めていただくのにパンフレットを必要とする場合、素読舎からパンフレットを無料でお送りします。

 家族内での紹介では、ポイントの譲渡ができます。
例.
 お母さんが二人の娘さんにレッスンを薦めてレッスンが開始された。お母さんが持っている2ポイント分を、「無料過程」への候補になっている上の娘さんに譲り、「無料過程」に送り出す、など。

 「二人一枠」の生徒さんが、2年のチャージが切れた時に、1ポイント分マイナスを選んだ場合、(「二人一枠」を使い始めた時の1ポイントマイナスとあわせて)合計2ポイントマイナスになります。その後2年たっても新しい生徒を紹介できない場合は3ポイントマイナスになります。

 マイナス3ポイント以上の場合は、基本的に「一人一枠」で使っていただきます。(ただし、ポイントよりも「練習力の釣り合い」を優先する原則により、素読舎側から「二人一枠」を組んでいただくことをお願いする場合もあります。この場合は、必要な期間が終わったら、「一人一枠」に戻っていただきます。)

(暫定案)
「二人一枠」を使う生徒がマイナス5ポイントに達した場合は、強制的に「一人一枠」で使っていただく。


「イントネーションの自己決定力」がよく備わった生徒さんは、「自立練習」で週に二枠分以上練習していただくことを条件に「無料過程」に移っていただき、お金を払わずに、素読舎の教材と練習方法を使い続けていただくことができます。これについてこれまでは条件を設けてありませんが、2011年4月以降、ポイントがプラス1以上であることを条件とします。

 「二人一枠」で使っているうちのAが無料過程」に移った場合、Bは自動的に「一人一枠」に移行するのかどうかについて。
 無料過程は、「二人一枠」でなければ成立しませんので、そのままで、レッスンを継続していただきます。一人は「無料過程」の生徒、もう一人は「有料過程の生徒」の組合せで、「二人一枠」を継続します。
 Aが無料過程に移る際に、Bよりも適する生徒がいる場合は、Bに「一人一枠」で使っていただくこともあります。

無料過程の生徒と有料過程の生徒を組んで「二人一枠」を作った場合、「有料過程」の生徒のレッスンは素読舎に責任があります。この場合は、コーチ付きのレッスンになります。
無料過程の生徒さんの分だけ、素読舎は収入が減ります。
収入の減少分を、根石なら根石の、村田なら村田の、全生徒数で割り、レッスン代金の6000円あるいは12000円にプラスして「該当する全生徒さん」にお支払いいただきます。
不足分が生じる月の前月の月末に、いくらプラスされるのかを、掲示板で告知します。
100円以下は切り上げさせていただきます。

「二人一枠」のAがレッスンをやめた場合で、Bに「2年チャージの残」がある場合は、なるべく「二人一枠」を作ります。この場合もポイント数より、「練習力=イントネーションの自己決定力」を優先し「二人一枠」を作ります。この場合には、「二人一枠」から「二人一枠」へ移るだけ(ペアの相手が変わるだけ)ですので、ポイントは変化しません。

 生徒さん同士が話し合っていただき、規約に従って複数の枠の移動が生じることによるポイントの移動はありません。

 被紹介の生徒がやめた時点で、紹介者のポイントが1ポイント減ります。この場合、レッスンの形態が変わる場合と変わらない場合があります。

例。
 無料過程を継続するには、ポイント1以上であることが条件になります。無料過程にいる人が紹介して下さった生徒さんがレッスンをやめた場合、ポイントがゼロになれば、有料過程に戻っていただくことになります。

 「二人一枠」を希望するにも関わらず、「二人一枠・候補枠」で「しばらくの間我慢してもらうしかない」ということが、「二人一枠」を解消する場合に「枠の合計ポイント数」で考えたいということの根拠です。
 「しばらくの間我慢」するのが嫌であれば、「枠の合計ポイント数」が最低にならないように(自分のために)周りに広めるなり、自分の英語の変化を掲示板に書くなりして、素読舎のレッスンを広めて欲しいということです。

 規約の元にある考えは、「素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人に「二人一枠」や「無料過程」を使ってほしいという思いです。



【17557】

おおざっぱ

  投稿者:N  投稿日:2011年 1月31日(月)22時52分34秒
編集済
  この雰囲気の中、おおざっぱ、かつ、乱暴な私の考えを書くのは、気が引けますが。。。とりあえず。

考え方を、すべての人が(有料でレッスン受けてる人)一人ひと枠、15分(くらい)の枠を6000円で権利を持つとする。

いったん、全ての生徒を、この単位でバラして、考え、空き枠にはめ込んでみる。

うまく行っているペアリングや枠はその時間帯で、2人の枠をそれぞれくっつけた形で続ける。

バラの状態の人は15分、個人枠で始める。2ヶ月(?別途考察)で、先生がレベルを判断し、良いマッチングの人をピックアップして、教える。

個人レッスンが良い人は、意思を確認して、レッスン時間を長くしたければ、その枠分を買い増す。

ペアリングは本人同士の交渉。時間等合わなければ、不成立。15分の個人枠を続ける。

同様にペアリングでやっていても、相方がいなくなれば、15分個人枠に戻り、次のマッチングを待つ。

レッスンをやめる時は1ヶ月前の申し出が必要とする。

生徒を紹介した人の特典を、無料のレッスン枠などで考える。

など。。考えてみました。

ポイント制とか、私にとっては、読めば読むほど、わからなくって。生徒を増やさないと、維持が大変なのはわかるのですが、私と、ゆうすけくんのママに関しては、一人で、一定の時間を買える、といった様な、単純なシステムの方が、人に紹介しやすいなあ、と思っています。
15分と金額については、コストパフォーマンスを、要検討とは思いますが。


【17558】

Nさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)00時23分32秒
編集済
  >すべての人が(有料でレッスン受けてる人)一人ひと枠、15分(くらい)の枠を6000円で権利を持つとする。

 これは無理です。Nさんとキリピーは現在、ゴーストの「音読」をしていませんが、本来はこの「音読」と、私が作った教材とのセットでレッスンをするのが「標準」です。
 Nさんとキリピーが「音読」をやっていないのは、「イントネーションの自己決定力」が弱いためであり、仕方なく、「標準」の形を崩してやっているのです。いずれは、「音読」は復活させ、それによって、「無料過程」へ移ってもらうかどうかを決めるのに使います。
 一枠の30分は、どうしても必要な長さの時間です。

 その他の点には、これまでに考えたことと重なるところがありますので、続けて考えてみます。お書きいただきありがとうございました。


【17559】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)01時47分20秒
編集済
  >私は一人一枠から二人一枠に変わった経験があります。はじめから二人一枠のかたは実感されていないでしょうが、二人一枠に変わったことで、私にとっては今まで不利なことはほとんど(あるいはまったく)ありませんでした。
1. レッスン自体の効果はほとんどかわりませんでした。
2. レッスン以外に、自立練習の機会と相手ができました。
3. Skypeを通じての会話ですが、連帯感を持てる仲間ができました。
4. 年にして7万2千円、払う月謝が減りました。

 これを読んで非常にうれしく思いました。
 私が「二人一枠」を始めた時に、勘で考えたことが、「不利なことはほとんど(あるいはまったく)ありませんでした。」と書かれたこととほぼ似ています。しかし、「5分の4から3分の2くらいに「レッスン効果が減る」ということは生徒の現時点の実力によっては、可能性としてはあることなので、そう書いています。私は「まったく」効果を減らさずに、レッスン代金を半分に減らすことはできると思っています。こんなものは「志ひとつ」です。

 「二人一枠」は非常にいいものです。ただし、生徒さんたちが、「二人一枠」の存続を大事にして、素読舎がそれを維持できる限りでの話です。

 「二人一枠」は生徒数が少ないとどうにも作りにくく維持が難しいのです。生徒さんは、自分の使っている「二人一枠」のことしか考えないかもしれませんが、私としては、「二人一枠」そのものの維持が可能かどうかを考えなくてはなりません。「空き枠」によって減る収入を埋めるだけではどうにもなりません。
 どのようにして、「二人一枠」を維持するための雑務を減らすかが非常に問題です。これらは「一人一枠」でやっていた頃にはなかったものです。

 ポイントは二つあります。
 ひとつは、生徒数を増やして、「二人一枠」をなるべく作りやすいようにすること。
 二つめは、「二人一枠」を組むに際して、誰と誰が可能なのかを素読舎にそれを問い合わせていただき、曜日時間帯等の都合は、生徒さん同士で突き合わせ、話し合い、調整していただき、コーチの「雑務」「事務処理」を減らしていただく。
 これらにご協力いただけない場合は、「二人一枠」は作りつづけることはできないと思います。

 「二人一枠」を使っている人たちに、「二人一枠」を作りやすくする、つまりは生徒さんを紹介していただいて、素読舎の総合力で「二人一枠」を維持し続ける以外にはないと思います。

 しかし、この考えも、考える必要がなくなってきたのかと思います。

 村田君が、素読舎を離れると言い出しています。
 あれだけのことを言われれば、離れるのも当然ですが、あれだけ言われるだけのことを村田君は続けてきました。とりわけ、過去ログの整理をやれと何度言ったかわからないほど言ったにもかかわらず、今日にいたるまでやっていません。最初に言ったのは、よく覚えていませんが、6年も7年も前のことです。
 私から言わせてもらえば、同じ看板を掲げる関係が維持できなくなるのは当然だと思います。「語学論を書く」→「過去ログ等の整理をやる」→「雑用をやる」という具合に、私が村田君に期待する仕事が変わっていきました。「過去ログ等の整理をやる」ということが歯止めにならなかったのです。

 関係の解消は、必要なだけ時間をかけて残務処理をするしかありません。村田君が今後、塾という仕事を続けていくのもやめるのも自由ですが、塾の「経営のために」、私が作った教材を使うのはやめてもらうことにします。
 語学論は書けない、過去ログの整理は「やります」と言ったくせにやらない。だったら雑務をやらせておくしかありません。がんがんやらせることに、私に躊躇はありませんでした。そしたら、「できません」と音をあげたわけです。
 そこまでです。人がおとなしく言っている間に、やるべきことをやればいいのです。「何様か」とはそのことです。

>根石さんにとって、「二人一枠」にしたことの利点は、素読舎の方法を実践する多くの生徒を持つことができる点、不利な点は生徒の人数は一人一枠の頃よりはるかに多いのに、空き枠を埋めることが著しく難しくなった点だと思います。

 おっしゃる通りです。この通りです。しかし、16人が32人になっても、私は素読舎が「生徒からさえも」認知されたとは考えません。「二人一枠」を使う人たちが、自分たちの枠を本当に大事にして、それが維持できるように素読舎に協力してもらえるようになるまでは、私は素読舎の「二人一枠」の意味も「無料枠」の意味もわかってもらったと思うことができません。


1. 仕事、家庭、健康状態によって続けられない場合、あるいはチャージ切れを起こした場合に、ペアの相手にかなりの影響をおよぼすことを思って申し訳なく思うこと。
2. ペアの相手に上述のような事情が生じた場合、その相手は申し訳なく思っているだろうなあ、と思って暗い気持ちになること。
3. 上記の二つを考えると、私自身ははじめから「一人一枠」にしようかと迷っていて、その場合には月謝が今までの「二人一枠」よりも年にして7万2千円高くなり、自立練習のパートナーを失い、Skypeを通じたレッスン仲間を失うこと。

 「暗い気持ち」について少し書かせていただきます。この気持ちが私の日々の気持ちです。「二人一枠」を使っている人は「二人一枠」の利点を知っているのに、なぜそれを作り維持しようとする私に積極的に協力してくれないのか。
 協力して下さる人はいます。しかし、本当に少数であり、多くの人は「使いっぱなし」で口をぬぐっています。生徒を紹介しようと周りに広めてくださっているが、いまのところうまくいかない人たちがいることもわかっています。しかし、本当に少数です。
 素読舎なんかぶっ壊れて空中分解するんでも構わないという気持ちになるところまで、なぜ村田君は自分の食い扶持だけ考えたのか、なぜ生徒さんたちは口をぬぐって、「使いっぱなし」を続けるのか。

 生徒数が増えないと、「二人一枠」は作りにくくて仕方がありません。ひとつの枠を作るのに、何人もの人に都合を聞いて、煩雑な手間を費やします。単に、空き枠の分の収入がうまるかどうかの問題ではありません。村田君がやめるとなれば、「入塾希望者リスト」など、リストを作ってでも生徒数を増やす以外に、「二人一枠」を維持し続けることはできません。

 (小川さんがコーチをやることに本腰を入れてくれれば、「入塾希望者リスト」など作らずに、生徒を預かってもらうことができます。しかし、陶器の絵付け教室もあることですので、お願いできるものかどうかわからないままでいます。過去ログの整理は私がやるとしても、ホームページの維持はお願いすることになると思います。小川さんは、語学論の書ける人ですので、雑用はやたら言いつけまいと思っています。こんなところに、小川さんのことをいきなり書いて、果たして小川さんの目にとまるのかどうか。)

 基金という考えはいい考えだとは思います。今後も考えていきます。

 しかし、それにポイント制を組み合わせなければ、「二人一枠」が作りにくくて駄目だという問題は解決しないと思っております。まずは生徒数が増え、その人たちが初心者は初心者なりの、中級者は中級者なりの「イントネーションの自己決定力=練習力」を備え始めないと、「二人一枠」は維持することが難しくなります。


この案の利点は、
1. 生徒は「一人一枠」の時よりも払うお金が年にして6万円安くなる。
2. 生徒Aが続けられない事情が生じてやめる場合も、ペアの相手Bに(迷惑はかけるけれども現行案ほど)多大な迷惑をかけなくてすむ。
3. AまたはBが、2年間たっても生徒を素読舎に紹介できない場合、あるいは紹介した生徒がやめてしまった場合も、AもBも「二人一枠」を続けられる。
4. 自分のペアの相手Bがやめたために「一人一枠」に移行し、半年たっても新たなペアを組めない場合も、「二人一枠」使用時よりも月3千円多く払えば「一人一枠」のレッスンをうけられて、現行案(ポイント制)の月6千円多く払うのにくらべて、負担が少ない。

 4.がわかりませんでした。どういう仕組みで、

「二人一枠」使用時よりも月3千円多く払えば「一人一枠」のレッスンをうけられて、現行案(ポイント制)の月6千円多く払うのにくらべて、負担が少ない。

 ということになるのか、頭が沸騰し続けていますので、考えが追いつきません。お時間のあるときで結構ですので、教えていただけるとありがたく思います。
 


【17560】

根石さん、村田さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 2月 1日(火)04時23分50秒
編集済
  根石さん
返答をありがとうございました。取り急ぎお尋ねの件にお答えします。

現在は

一人二枠使用者は6千円払っていて、
何かの理由で一人一枠へ移行した後は1万2千円払うことになり、
(1万2千円ー6千円=)6千円多く払うことで、一人一枠レッスンを受けられることになります。

基金つみたて案では、

一人二枠使用者は6千円の月謝と基金千円、計7千円を払い、
相手の理由で一人一枠へ移行して、新たな相手がみつからずに半年たつと、1万二千円の内の2千円が基金から補われるので1万円を払うことになり、
(1万円ー7千円=)3千円多く払うことで、一人一枠レッスンを受けられることになります。



村田さん

村田さんが素読舎を離れるかもしれない、と根石さんが書かれたことに、とても衝撃を受けています。ももこさんが書かれていたように、村田さんのお気持ちもうかがいたい気がします。でも今はまだその時期ではないのでしょうか。文字にすることで整理できて気持ちがはっきりすることもあるでしょうし、文字にすることで感情が屈折してしまって変化してしまうこともあると思いますので、是非に、とは申し上げられませんが。でも、よければどうぞお気持ちやお考えを私たちにもお知らせくださいませ。

mixiからいらした方の投稿を読んで、検索してコミュニティをのぞいてみました。今までそのようなコミュニティがあることを知りませんでした。管理人は多分村田さんですね。あの中の「素読・音読体験」というトピックの最初の文章は、村田さんが書かれたのだと思いますが、とても興味深く読みました。あの文章はこちらのホームページでも読めるのでしょうか。あの文章でふれていらっしゃる体験を、あらためて少しずつたどるような文章を、月に1回くらい書かれたらよいのに、とあれを読んだ時に思いました。

また、以前この掲示板で、Alice in Wonderland を教材として使っていた頃のことを書かれていたのが、とても印象的でした。(細部は違っているかもしれませんが私が覚えている印象では)、通いの生徒がそれぞれに練習をしている塾の片隅で、根石さんを前にしてすわる、(この頃は最終チェックは、テキスト中からランダムに根石さんが読む文章を、テキストを見ないで繰り返す、ということだったと理解していますが、)充分練習したはずの文章が出てこない、頭が真っ白になって口がつっかえて汗が出始める、その時の様子を書かれていたように記憶しています。臨場感のある描写でした。あのようなお話もいつかもう少しうかがってみたいと思っていましたし、今でも思っています。


【17561】

連絡用掲示板から転写

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)13時28分32秒
  紹介について 投稿者:江戸の母  投稿日:2011年 2月 1日(火)01時22分7秒
   レッスンありがとうございました。規約のことで、手が回らない最中かもしれませんが、新しい人に素読舎をすすめるにあたり、思ったことを書きとめておきます。
ピッコロさんとの長い雑談で出た意見も書いておきます。

今日私たちのレッスンに新しい方が見学にきてくださりました。
この方が入ってくださるかどうかわかりませんが、せっかく塾長根石さんとオンラインで話せるタイミングであったので、直接、根石さんから、「どうして素読に興味をもったのか」「どういう英語力をつけようと思っているのか」「何を求めているのか」など、会話してもらったらよかったのではなかったかと思いました。私たちと終了後に雑談しましたが、立場が違うこともあり、答えられないことも多々ありました。

また、スカイプにつないで、見学にきてくださるというだけで、すごいありがたいことなので、私たちの時間を省略してもよいから、新しい方に少しレッスン体験をしてもらってもよかったと、これは二人共通の意見です。次回、見学の方がいらした場合にご一考お願いします。

ピッコロさんの代理で書きますが、ピッコロさんの目的は「話せるようになる」ことで、人に紹介するにあたり、まだ自分がそこのレベルまでたどりついていないので、人に紹介できないとのことです。ポイント制になっても、紹介するのは難しいな〜っと。そういわれれば、私も実践の経験が無いので、1年やってきたけど、どこまで変わったのか?使えるようになったのか?は、わからないですね。

英語を使う機会が無い私たちが、週に2回も日本人だけで練習をしている。このことがすごいことかもしれないと思いました。根石さんは、素読舎の方法を広めたいということで「無料過程」を半分くらいにしたいと思っていると思うのですが、利益を求めない、教育活動」ということで、その理念はNPO法人(非営利団体)のようなものかなとも思いました。(んで、ちょっと調べてみたんですが、NPOになってもデメリットのほうが多く、法人税かかるみたいだし、メリットは少なく実現性ない話ですが)

あと、レッスン生の皆さんの英語状況はそれぞれ違うと思うのですが、普段英語を使う現場にいて、レッスンを受けるようになってから、こう変わったという臨床例が多くあると、説得力があるかなと想いました。はじめたときの英語の力も、皆さん違いますよね。

あたらしい方に入ってもらうのは、ほんと難しいですよね〜という話で落ち着きましたが。
・・・是非あたらしい方、お待ちしてますよ〜〜〜お試しくださいね♪


【17562】

江戸の母さん、ピッコロさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)13時29分48秒
編集済
  >今日私たちのレッスンに新しい方が見学にきてくださりました。
この方が入ってくださるかどうかわかりませんが、せっかく塾長根石さんとオンラインで話せるタイミングであったので、直接、根石さんから、「どうして素読に興味をもったのか」「どういう英語力をつけようと思っているのか」「何を求めているのか」など、会話してもらったらよかったのではなかったかと思いました。私たちと終了後に雑談しましたが、立場が違うこともあり、答えられないことも多々ありました。

 途中でテキストを送信したりして、レッスンが多少滞りました。スカイプで見学して下さる人には、レッスンですのでお話や説明はできませんと、あらかじめメールでお伝えしておきました。その通りやらせてもらいました。私のやったことは実にそっけなく、果たしてあれでどれほどのことがわかってもらえるのかわかりません。実際にレッスンを開始して、例えば3ヶ月後に感じること、6ヶ月後に感じることというようなものがあると思いますが、それは「見学」していただいても感じてもらうことはできません。しかし、ともかく見てもらうのは結構なことだと思い、今後もレッスンの見学は歓迎したいと思っています。

>また、スカイプにつないで、見学にきてくださるというだけで、すごいありがたいことなので、私たちの時間を省略してもよいから、新しい方に少しレッスン体験をしてもらってもよかったと、これは二人共通の意見です。次回、見学の方がいらした場合にご一考お願いします。

 わかりました。今回はなるべく普段通りのレッスンに支障のないようにさせてもらいました。

>ピッコロさんの代理で書きますが、ピッコロさんの目的は「話せるようになる」ことで、人に紹介するにあたり、まだ自分がそこのレベルまでたどりついていないので、人に紹介できないとのことです。ポイント制になっても、紹介するのは難しいな〜っと。そういわれれば、私も実践の経験が無いので、1年やってきたけど、どこまで変わったのか?使えるようになったのか?は、わからないですね。

 ピッコロさんが今どんどんやるべきことは、「言いながら書きながら思う」です。単語単位でも、語句単位でもいいから、それをやることです。その時に、瞬発力を作るつもりでやるのが大事です。
 「言いながら書きながら思う」の言いながらは、音を扱います。「書きながら」は、文字を扱います。「思う」はイメージを扱います。
 レッスンで音を扱う時、私が「強くはっきり」と指示することがあります。この「強くはっきり」というものは、イメージするときにも使う必要があります。 「磁場」にいれば、「磁場」が意識に「強くはっきり」イメージ「させる」作用があります。日本在住のままでは、この作用は働きません。ですから、自分で「強くはっきり」をやらないと駄目です。
 「言いながら書きながら思う」ことによって、坩堝でそれぞれを溶かし、意識にあるものが音でもなく、綴りでもなく、イメージでもないものを作るのです。「音でもなく、綴りでもなく、イメージでもないもの」とは、音や綴りやイメージが溶解して、「ひとつ」になったものです。言葉で言うとこうとしか言いようがありません。
 単語や語句単位で、それぞれの「合金」を作るのだと考えてもらうといいと思います。この作業が弱いと、いつまでたっても「使える英語」にはなりません。そして、この作業は、レッスンでは扱えないものですので、扱いません。生徒さんが各自、自分でやってもらう以外にはありません。
 「合金」の中にイメージがしっかりと入っていなければ、「使える英語」にはなりません。
 私の教材を長く使ってくれている人で、「話せるようにならない」人がいたら、その人は、「言いながら書きながら思う」をやっていない人です。

 一つの文の中の、「初めて出会う単語」とか、「なじみの薄い単語」とかは、音がすぐに「イメージになる」、綴りを見ればそれがそのまま「イメージになる」というものではありません。
 そういうものを対象に「言いながら書きながら思う」をやり、瞬発力を作って下さい。瞬発力とは、音を聞けばすぐにイメージが動く、綴りを見ればそれがそのままイメージになるというレベルで働いている力のことです。
 この基礎作業がよくできれば、次にやるのが「切断読み」ですが、それについては別に書きます。
 いずれにせよ、もし音を聴いてもイメージが動かない人、文字を見てもそれがイメージにならない人は、「言いながら書きながら思う」をやる必要があります。「強くはっきり」、意識的にやる必要があります。
 これをやらない人は、英語を使えるようにはならない、と私ははっきり断言しておきます。

>あと、レッスン生の皆さんの英語状況はそれぞれ違うと思うのですが、普段英語を使う現場にいて、レッスンを受けるようになってから、こう変わったという臨床例が多くあると、説得力があるかなと想いました。はじめたときの英語の力も、皆さん違いますよね。

 そういうことを書いてもらうとありがたいのです。
 村田君が素読舎をやめてからは、ホームページの管理をする人がいなくなりますので、生徒さんの記事で残すべきものを、自分でテキストファイルに転写するくらいな作業は続けるつもりです。今後は、掲示板からホームページへ記事を保存するという流れは止まり、逆にホームページにあるものを引用して掲示板に掲載するというようなことになると思います。
 私が管理するのは、「大風呂敷」だけにしようと思います。

>あたらしい方に入ってもらうのは、ほんと難しいですよね〜という話で落ち着きましたが。

 難しいです。このレッスンはやってみなければ、実質部分はわかりません。教材だけ眺めてもわかりませんし、見学してもわかりません。

 今回、Mixiで話された方が見学して下さったのだそうですが、こういう紹介の仕方は有力じゃないかと思いました。

 


【17563】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)13時40分8秒
  基金つみたて案についてよくわかりました。
もう一度、規約の素案を書いてみようと思っています。
ご協力ありがとうございます。


【17564】

Nさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)13時55分21秒
   15分の切り売りは、「本レッスン」で使うことはできませんが、「お試しレッスン」でなら使うことができるなと先ほど考えておりました。
 今後、素読舎に村田君がいなくなることがありえますので、そうなりましたら、「無料お試しレッスン」はやめたいと考えています。
 「音読」をやらないで、「イメージ核受肉教材」だけを扱うのであれば、15分の切り売りもできます。

 今のところは案としておきたいと思います。
 


【17565】

根石さん

  投稿者:江戸の母  投稿日:2011年 2月 1日(火)14時12分11秒
  メールで送った分のこちらの掲示板への転載部分は、あくまでも私信で送りましたものです。ご本人から、許可御得ていないので至急削除してください。  


【17566】

根石さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 2月 1日(火)14時23分37秒
編集済
  > 基金という考えはいい考えだとは思います。今後も考えていきます。

> しかし、それにポイント制を組み合わせなければ、「二人一枠」が作りにくくて駄目だという問題は解決しないと思っております。

根石さんがポイント制が必要だとお考えになるお気持ちの根底は、

> 規約の元にある考えは、「素読舎を使い、いいものだと思ったら、積極的に周りに広めて下さる人に「二人一枠」や「無料過程」を使ってほしいという思いです。

ということだと思います。そこで、二人一枠維持基金の制度と同時に、このようなポイント制度をはじめるのはどうでしょうか。

「通常の二人一枠維持基金」と、「ポイント制による二人一枠維持基金」の二つを組みあわせて書きますので、ややこしいですが、前者は以前投稿した規定にもとづく基金とお考えください。

1. 最初は0ポイントからはじめて、2年間新しい生徒を紹介できなければ1ポイント引く。マイナス1ポイントあたりの「ポイント制による二人一枠維持基金」を月千円とする。二人一枠使用者は、0ポイント、およびプラスポイントの時は、「通常の二人一枠維持基金」の月千円のままとする。臨時の一人一枠使用者は、「通常の二人一枠維持基金」の月千円は払わないかわりに、「ポイント制による二人一枠維持基金」は払う。 はじめから一人一枠を希望している生徒は、「通常の二人一枠維持基金」と、「ポイント制による二人一枠維持基金」のどちらも払う必要はないかわりに、ポイント制度の適用を受けず、無料過程に進む権利を得ることもない。

2. マイナス3ポイントになったら、さらにマイナスにはしない。「ポイント制による二人一枠維持基金」も月3千円より多くはしない。(月謝、「通常の二人一枠維持基金」、「ポイント制による二人一枠維持基金」をあわせた額は、二人一枠使用者では月7千円から1万円の間となります。また、マイナスポイントが際限なく増えると、新しい生徒を紹介できた時に、その恩恵にあずかれなくなり生徒を紹介できた喜びがなくなるので、マイナス3ポイントを下限とします。臨時に一人一枠を使用している生徒は、維持基金のお世話になっている期間は、月謝とあわせて月1万円から1万3千円の間となります。)
 臨時に一人一枠を使用している生徒に、維持基金から月謝二千円がおぎなわれていない期間は、「ポイント制による二人一枠維持基金」の支払いは停止される。(この期間はポイントがどうであっても月1万二千円です。)

3. 新しい生徒を紹介したら1ポイントを足す。その生徒がやめたら、1ポイントを引く。

4. 合計でプラスポイントになった生徒のみが、無料過程に進む権利を有する。0ポイントになれば、有料過程にもどる。

5. 無料過程の生徒も「通常の二人一枠維持基金」の月千円は払い続ける。(理由は有料過程にもどった場合に、維持基金のお世話になる可能性があるから、および次の6の規定により、維持基金のおかげで無料過程にい続ける場合もあるからです。)

6. 無料過程の生徒ができたために、コーチが受け取る月謝が減った場合は、二人一枠維持基金から払う。(5と6は、二人一枠維持基金の方の規定にいれるべきことでした)。

急いで書きましたので、穴があるかもしれませんが、このまま投稿します。


【17567】

江戸の母さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)16時04分52秒
  おおせの通りに致しましたが、どこが問題なのかわかりませんでした。
今後、掲示板で済むことは、すべて掲示板にお書き下さるようお願いいたします。
メールでなければ駄目だとお考えになったのは、どこの部分なのかお知らせ下さい。


【17568】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)18時20分7秒
  お忙しいのに、お時間をさいて下さって、申し訳ありません。

今度のシステムは理解できました。
が、規約はなるべくわかりやすいのがいいと思い、昼間考えておりました。
ポイントはお金に結びつけず、単に「無料過程」へ進む権利にだけ関係づけたいと思っています。

その後、Piggy さんの考えて下さったことの一部を取り入れ、ひとまずの新しい案を提示させていただきます。
もし、これで穴がないようでしたら、かなりシンプルなものでやれそうです。
ひとまず目を通していただけたらさいわいです。まったく急ぎませんので、お時間のあるときにお願い致します。

この後、昼間考えたものを掲載致します。


【17569】

2月1日案

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)18時39分18秒
  空き枠がない時に、レッスン受講希望者が現れた場合は、「レッスン受講希望者リスト」に名前を加える。公表するときは、県名・名字のイニシャルで公表する。

一枠、毎週一回三〇分、月額12000円。

「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。

「一人一枠」が基本だが、「一人一枠」で使う人は、「無料過程」に移ることはない。2年のチャージ、ポイントの増減もない。

入塾者、レッスン受講希望者に「二人一枠」で練習することを希望するかどうかを確認する。

「二人一枠」を希望する人は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(?曜?時)と名字のイニシャルを記入し、連絡用掲示板に公表する。空き枠が生じた場合は、素読舎が「練習力の釣り合い」を基準にペアの相手を紹介するが、曜日、時間帯の都合等は生徒同士の話し合いで決めていただく。

「二人一枠希望者リスト」から、「二人一枠」を形成する場合、最重要条件は「練習力の釣り合い」。練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、1ポイントマイナスされる。

「二人一枠」を使う人は、レッスン代金の他、「二人一枠維持基金」を月額1000円支払っていただく。

空き枠が埋まらない場合、その分の収入減を「二人一枠維持基金」を取り崩すことで埋める。

「二人一枠」のうちの一人がレッスンをやめた場合、レッスンを継続する人は「一人一枠」を使う。「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない間はレッスン代金12000円を10000円に減額する。2000円は、「二人一枠維持基金」を取り崩し、素読舎に支払われる。ポイントの移動はない。

「二人一枠」で使う人には、レッスンを使ってみていいものだとわかった場合は、周りに広めていただくことを、あらかじめ要請する。

「二人一枠」を使い始める時点で、「2年のチャージ」が生じる。

※2年のチャージとは、「二人一枠」を使う場合は、2年以内に新しい生徒を紹介していただくこと。これを条件に、「二人一枠」での練習が継続される。
※早めに紹介があった場合は「2年のチャージの残」を有効とする。
例.6ヶ月たって、紹介があった場合、1年6ヶ月の「残」がある。「2年のチャージ」はリセットされ、2年プラス1年6ヶ月で、合計3年6ヶ月のチャージになる。

※チャージが切れて、そのまま「二人一枠」を使い続ける場合は、ポイントが1ポイント分マイナスされる。

※新しい生徒を紹介して下さった生徒は、ポイントが1ポイント分プラスされる。

※ポイント数は、「無料過程」へ進む際の条件となる。ポイントプラス1以上で「無料過程」に進むことができる。

※2年のチャージ、ポイント数は「無料過程」でも有効。ポイントプラス1以上で、「無料過程」を使い続けることができる。

空き枠を作らないことを条件に、「二人一枠希望者リスト」から「二人一枠」を作る。

 「無料過程」に移る条件。
・「ゴースト」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
・ 週二回以上、「自立練習」をすること。
・ポイントが1以上であること。

※この条件が整えば、「二人一枠」の枠ごと、あるいは「二人一枠」のうちの一人は、「無料過程」に進めることとする。

「二人一枠」の一方が有料過程、一方が無料過程で使うことはできる。この場合、無料過程の生徒に対してもコーチ付きのレッスンになるので、一人分の6000円は、「二人一枠維持基金」から充当する。


【17570】

Piggy さん、皆さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 1日(火)18時40分18秒
編集済
   新しい案についてのご意見をお願いします。
 


【17571】

いいと思います

  投稿者:ミキ  投稿日:2011年 2月 2日(水)00時04分41秒
  すごくシンプルになって、安心しました。私はこれでいいと思います。


【17572】

私も賛成です。

  投稿者:ももこ  投稿日:2011年 2月 2日(水)00時55分25秒
  すっきりしていいと思います


【17573】

ももこさん、ミキさん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)01時12分11秒
編集済
  ありがとうございます。
少し気が楽になりました。


【17574】

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)01時43分50秒
   小刻みに眠り、目が覚める。目が覚めたまま、考えていた。
 これらの「恨」の言葉を、あいつの血だとすることはできない。これは間違いなく俺の血だ。

 規約ができれば、それはあいつの指ではないか。身体から離れた指ではないか。あいつの血が流れなければならないのは、その後だ。

 「俺がやくざなら、お前の指を詰めさせる」と俺は言った。そして、俺はやくざではないから、抽象的な指が飛ぶのだ。
 規約の成立。


殺戮において
反応のないことは
手がよごれないということは恐しいことなのだ
(略)
今まで帽子でかくされた部分
恐怖からまもられた釘の個所
そこから充分な時の重さと円みをもった血がおもむろにながれだす

                 (吉岡実・過去)


 俺が教材作りの中で流し続けた種類の「見えない血」が流れるべきだ。
 抽象的な指が飛んだのだから、抽象的な血は流れ出すべきだ。
 「塾」などやり、受験体制内の知識で金をとるということ。抽象的なものであれ、血を流さずに金を得ること。恥ずべきことではないか。

 「過去ログの整理をやれ」と何度も言った。そこに流れるものは「見えない」血でなければならない。流し読みを禁じ、選び出すことの継続は、署名のない「作品」を立ち上がらせるだろう。血はずっと流れ続けるだろう。何年も。見えないままに。

 「確認します」の不始末は、「流し読み」の気楽さがもたらしたものだ。

 「てめえの食い扶持だけを考えた者」
 それを許す気にはならなかった。

 血は指が飛んだ「後に」流れ出す。
 そんな順序まで教えてやっては、親切に過ぎるのか。

 そういえば、あの時も「確認」という言葉だった。
 「確認します」という不明な言葉は、流し読みならぬ流し書きの書き言葉で出現した。
 「俺が空き枠をかかえて、お前はこれまで通りやるというのでいいのか」と俺は言った。「半額出せ」、と。
 「確認させてください。」と法律事務所の職員のような声であいつが言い、話し言葉の中に「確認」という言葉があった。
 ものごとを放置し、「半額出せ」というみすぼらしい言葉を俺に言わせたあいつが、「確認させてください」と法律的な声を出す。考えのみすぼらしい者に、みすぼらしいことを言ったことの悔しさ。

 むしろ、腹の虫がおさまらなくなったのは、その後だったのだ。
 あの涼しげな法律的な声。上等そうに「確認」だと。
 嫌悪が俺を突き上げた。

 何が「確認」か。
 最初に「確認」すべきことは、過去ログの整理について、お前がやると言い、今日に至るまで放置しつづけたそのことではないのか。


【17575】

根石さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 2月 2日(水)06時04分57秒
編集済
  この案が良いと思う点は、

1. 根石さんのお考えを反映していること。
2. その上で、以前の案よりシンプルになったこと。
3. 基金が、この制度の継続を金銭面で助けることが期待されること。

です。ですから賛成します。

4点、疑問点があります。

1.
>「一人一枠」が基本だが、(後略)。
>空き枠を作らないことを条件に、「二人一枠希望者リスト」から「二人一枠」を作る。

とあることと、

>「二人一枠」のうちの一人がレッスンをやめた場合、レッスンを継続する人は「一人一枠」を使う。「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない間はレッスン代金12000円を10000円に減額する。2000円は、「二人一枠維持基金」を取り崩し、素読舎に支払われる。

とあることの釣り合いです。理念の面はともかく、金銭的な面において、この二つは両立しないのではないかと危惧します。「一人一枠」を基本にする制度であるにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない期間の最初のひと月目から基金を取り崩していたら、基金が底をつかないでしょうか。

2.
新しく入った人が「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない間についてはいつから基金を取り崩すか(あるいは取り崩さないか)書いてないように思いましたが、どうでしょうか。

上記二点については、私は1の場合は6ヶ月後から、2の場合は1年後から、という案を考えていました。

3.
空き枠ができたので二人一枠を新たに作らない期間については、「『二人一枠』を希望するにもかかわらず、『一人一枠』でやらざるをえない間」に含まれて、基金が(空き枠分のレッスン料だけでなく)一人2千円分の支払いにつかわれるのでしょうか。それともこの期間は一人2千円分の支払いはおこなわれないのでしょうか。

「一人一枠」が基本であれば、支払われない方をお考えなのではないか、と推測しました。

4,
現在の案では、「二人一枠」を希望して実際に使いはじめた人は、ペアの相手がやめない限り、どれだけポイントがマイナスになっても、何の影響もなく「二人一枠」を使い続けることができます。ポイントは単に「無料過程」へ進む権利にだけ関係づけたい、とお昼間書いていらっしゃいましたから、これはこれでかまわない、ということであれば、このままでよいと思いますが、念のために、上記のような状況が生じることも考えた上で書かれたかどうかをうかがいます。



この案への意見や質問とは別に、申し上げたいことがあります。私はこの案のとおりに決まったら、「二人一枠」を希望しません。

これをあらかじめ申し上げるのは、この案に反対だからではありません。この案の作成に(微力ながら)参加しておきながら、ふたを開けてみたら自分は基金を払わず、ポイント制を適用されない「一人一枠」に入ると言い出すのはおかしいではないか、と思われるかもしれないので書くのです。しかし、この案の作成に直接かかわっていない他の方は、この案に対する意見を書かれる時に、「二人一枠」を希望するか否かを表明する必要はないと私は考えます。

>2年のチャージとは、「二人一枠」を使う場合は、2年以内に新しい生徒を紹介していただくこと。これを条件に、「二人一枠」での練習が継続される。

とありますが、私は2年前の2月からレッスンを受けはじめましたが、結局新しい生徒を紹介できませんでした。これからも生徒を紹介できる自信がありません。ですから「二人一枠」を希望しません。蛇足ながら申し上げると、生徒を紹介できる自信がない生徒は、「二人一枠」を希望すべきではない、と言っているのではありません。私は、このような形ではこのチャージを引き受けられない性分である、というだけです。



もう一つ、この案とは直接関係ありませんが、一言申し上げます。

私の投稿に対して、「確認します」と村田さんが書かれたことが今回のきっかけであったなら、辛い気持ちです。私自身はその言葉については何も気にしていません。しかし、根石さんには根石さんのお考えがあり、お二人にはこれまでの経緯があるのでしょうから、きっかけだけを取り上げて、私が必要以上に気に病むこともないと考えて、これ以上は書きません。ただ、お二人も辛い気持ちだろうと思っております。


【17576】

根石さん

  投稿者:江戸の母  投稿日:2011年 2月 2日(水)08時58分25秒
  「>メールでなければだめだと思ったこと」について、昨日、メールを送りました。読んでください。私も今後気をつけます。

今話題のひとつの「過去ログ整理」の件ですが、私も村田さんに依頼されて整理をしていました。私も一言。

作業は、読みながら、理解できないところとかありますが(そういうところは、全部残す!)、荒れているところとか拝見しながらも、生き生きとしたやりとりから素読舎の活気が感じとることができる作業でした。

あるとき、村田さんから「「過去ログ整理」はとりあえずやらなくていいから、今のHPのほうを充実させてくれ」といわれました。それでも少しばかり、続けていたのですが、作業をやめました。2010年4月頃が最後の「納品」(?)でした。このあたりに、「過去ログ整理」について、村田さん根石さんの間で、なにかやりとりがあったのではないかと推測しましたが、いかがですか?

追:『過去ログ倉庫』は面白いので、もう少し目立つようにしたほうがいいかもしれないですね。

また、「免罪符」じゃないですが、毎月積み立て基金を支払う代わりに「過去ログ整理」1000件分を「納品」するというのは、考えられませんか?(今思いつきました(汗))


【17577】

村田さん 根石さん

  投稿者:江戸の母  投稿日:2011年 2月 2日(水)13時04分27秒
  下記の修正をしたいのですが、修正できないので、新規で書きます。

過去のメールを調べたら、2010年1月に村田さんが過去ログ整理について、「あんまり時間がかかるので、根石さんは過去ログのピックアップに関して僕に愛想をつかして「止めていい」と言いました。」と書いてありました。村田さんに許可いただけるならば、このメールを全文、引用しまよ。過去ログの替わりに新しいこと、HP更新、音声ファイル充実等に力をいれていくとのことでした。

小川さんの書き込み、どうして消えちゃったんですか。私も、同じ気持ちです。


【17578】

江戸の母さん、小川さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 2月 2日(水)13時21分26秒
  江戸の母さん
はい、私も小川さんの書き込み読みました。小川さんが書いてくださったことにほっとして、「そうそう、私も同じ気持ちです」と思いました。

小川さん
お考えがあってお消しになったのでしょうが、できたらまた書いていただけないでしょうか。


【17579】

江戸の母さん、piggyさん

  投稿者:小川  投稿日:2011年 2月 2日(水)13時24分22秒
編集済
  お互いに「折れる」ということも大事だと思うのですが、という趣旨のことを書いたのですが、根石さんと村田先輩の間にどういう経緯があったかなど知る由もなく、私が口を差し挟むのも空しい気がして。

根石さんのご投稿だけを読めば、確かに村田先輩に非があるように思えます。けれど村田先輩にも素読舎を離れるのにはそれ相当の理由も思いもあっただろうとお察ししています。

良き先輩を失って、ただただ寂しい気持ちでおります。
 


【17580】

根石さん

  投稿者:小川  投稿日:2011年 2月 2日(水)13時36分55秒
  万が一村田先輩が抜けられたら、誰が雑事全般を引き継ぐのでしょうか。

江戸の母さんやももこさんは「好意」で引き継いで下さるかもしれませんが、生徒さんとして月謝を納めておられる方を雑用にかり出すのは、決して良い事ではありません。塾長と書生という関係とはまた次元が違います。「生徒さん達に教務の仕事をさせるのか」という話です。

授業料の徴収システムと同じく、ここのところははっきりさせておかないといけません。



【17581】

根石さん みなさん

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 2月 2日(水)15時35分56秒
編集済
  過去ログ整理を放置したこと、申し訳ありませんでした。
口ではどう言っても、実際に動いていなかったのだから、根石さんを軽んじていたのです。
本当にすみませんでした。

 私が浪人の時に「英語のやっつけ方」を読んで、「電圧装置」はやったけれど「回転読み」をほとんどやらなかったことをさして、大学へ受かるための知識をつけるのに役に立ちそうなところだけやり、無駄だと思うところはやらない、世知辛い根性のやつだ、と根石さんは言いました。そう言われて、はじめて、私も、そういうことかもしれないと思いました。根石さんの本をちゃんと読めていなかったんです。肝心なところははずしていたんです。
 根石さんは、縁がないんだな、とも言いました。最初から考えが違っていたのだから、そしてそのことに私が鈍感なのだから、何度も今回のように根石さんが激怒することがありました。その度に、私は、変わろうと思って、自分では変わったような気もしていたのですが、全然変わっていませんでした。
 同じ看板をしょっている者がすることではないと、何度も言われました。うちの塾の親御さんには、素読舎をブランドとしてとらえている方もいます。もう同じ看板は下ろすべきだと思いました。
 私は最初、自分の英語を鍛え直したくて30歳をこえてから素読舎に生徒として入りました。自分の英語の力は、育てることができました。でも、それを素読舎に対して本当の意味で返すことができませんでした。いや、しなかった。
 素読舎分室の看板は下ろしました。
 根石さん、すみませんでした。


【17582】

村田さん 根石さん

  投稿者:江戸の母  投稿日:2011年 2月 2日(水)17時46分3秒
編集済
  >2010年1月に村田さんが過去ログ整理について、「あんまり時間がかかるので、根石さんは過去ログのピックアップに関して僕に愛想をつかして「止めていい」と言いました。」

去年1月から根石さんはずっと村田さんに愛想をつかしていたのでしょうか?それとも、過去ログ整理が進まないことについて愛想をつかしていたのでしょうか?
私は掲示板を読むようになってからまだ日が浅いですが、このHPが整備できてきたのも、村田さんももこさんの力があってこそのことと思います。前は表のHPもっと読みづらかったです。あとここも、トピックごとに整理したら見やすくなるのでは?といつもピッコロさんが言ってます。このスタイルに慣れてしまうとあまり感じないんですが、私も最初ピッコロさんと同じこと思ってました。

村田さんの気持ちは、私にはわかりえませんが、いやな感情を生んでしまったでしょうけれども・・・やっぱり素読舎にがっつき、貪欲になってほしい、これまでとは違った緊張感をもった師弟関係ができるのではないかと思ってしまいます。

私第三者なのでのんきなものですよね。すみません。
ただひたすらかなしいです。


【17583】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)17時58分16秒
  規約のことについては、少し棚上げさせて下さい。
書かなければならないことが出てきてしまっています。
 


【17584】

小川さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)20時19分40秒
編集済
   Iについて書いた小川さんの記事が非表示になった理由について書かせていただきます。
 今日起きて、掲示板を読み、外に飯を食いに出て、まずいなと思いました。小川さんが書かれた記事の中にIの実名が出ているのはまずいと思ったのです。あれは大風呂敷に Iが書いていたときの名前なのですから、小川さんがそれをそのまま使うのは当然ですが、まずいなと思い、村田君に電話しました。
 小川さんに電話しようと思ったが、携帯電話に小川さんの番号がないから、村田君から電話してもらいたいことを伝えました。村田君は記事は掲載したまま「非表示」にできると言いましたので、小川さんに電話して承諾してもらってくれと伝えました。
 記事自体は、私がこれから書こうとしていることのきっかけになっているものですので、村田君に再掲してもらうつもりですが、村田君が実名の部分をIに書き換えることを小川さんにはご承知おき願いたく思います。

 「大風呂敷」を地元で読んでいる人は多くはありませんが、誰にでも公開されているものであり、誰が読むかわかりません。また、地元の人が読めば、私が I というふうに書いても、どこの誰のことかわかってしまう人はいるとも思いますが、そういう人にはむしろ読んで欲しいとも思っています。Iのお父さんは存命であり、弟は今他の県で修行中で、いずれは仕事を実家の方へ移す予定があるとも聞いていますので、実名だけはまずいと判断しました。

 Iのことは、いずれ書かなければならない時が来るのだろうと思っていました。
 死者を鞭打つようなことをしたいとは思いませんし、死人に口なしとも言います。しかし、Iの自殺はいったい何だったのかと小川さんは思っていられるようですから、こういうことがあったということは書いておくべきだろうと思います。これから書くことは、あくまでも私から見た I の姿であることをあらかじめお断り致します。

 私はIの中学時代の英語を見ました。
 高校時代は、Iは素読舎をやめています。
 Iが再び私の前に現れたのは、東京で勤めをして勤めをやめてからでした。塾をやりたいから面倒を見てもらいたいという話でした。
 I自身から聞いた話ですが、東京で勤めていた会社では、行政から注文を受けて町づくりのプランを作るような仕事をしていたらしく、極度に多忙で疲労がひどかったとのことです。ある日、会議中に椅子ごとバタンと倒れ、その後昏睡したというようなことも聞きました。
 その時は入院したと聞いたようにも覚えています。その後、精神科に通うようになり、仕事ができなくなり、会社をやめたということでした。
 ごく普通におとなしくしゃべるので、見た目には普通に見えました。
 塾をやりたいと言われても、すぐに何かをまかせられるわけではない。ひとまず、私どもの目のとどく範囲で塾を手伝ってもらい、練習を続けて自分の英語の力もつけていくしかないだろうと考えました。現金収入はまるでないとのことなので、初めは塾を手伝うことを条件にタダで塾を使っていいから、とにかく自分の力をつけろと言いました。このタダでいいよ、みたいなところが私の駄目なところかもしれないと今では思うことがありますが、いずれ仕事ができるようになったらしっかりやってもらえばいいやと考えたと思います。
 Iは大学院を出ていますが、蓋をあけて見たら、まるで塾をやるのに使いものになるような英語力ではないのがわかりました。単に素読舎の方法だけを組み込めば英語力自体はそのまま使えるというようなものではありませんでした。自分が大学院を出たということと、他人の面倒をどこまで見られるかはまったく別問題で、Iが他人の面倒を見られるのは、甘く見積もって、中学生までだというのははっきりしていました。自分で英語を練習するということと、Iにもやれる範囲で塾を手伝わせることをしばらくは続けるしかないだろうと私は判断しました。
 初めはその程度でいいが、いずれはしっかり仕事をやってもらうというこころづもりでした。しかし、2年経ち、3年経ったころ、だんだんとIは地を見せ始めたらしく思われます。
 キリピーやキリピーの友達と一緒にタイに旅行に行ったことがありました。タイでの滞在の終わり近くなって、Iはぎっくり腰をやり、動けなくなりました。日本に帰る日、空港まで行く途中で、Iは荷物を一人で持って動けない様子でした。「何やってんだ。肩を貸してやらねえのか。荷物をもってやれよ」と私はキリピーやその友達に怒鳴ったことを覚えています。私は自宅自作の途中でぎっくり腰を何度もやっており、そのつらさは知っているが、私自身が腰に爆弾をかかえているので、自分で肩を貸してやることはできませんでした。私に怒鳴られ、キリピーたちはしぶしぶIに肩を貸していました。日本に帰って時間が経ってから、タイでの話になった時、キリピーから聞いた話では、Iがぎっくり腰になってから、ホテルの部屋でまるで女王様然と、あれをしろ、これをしろとキリピーたちに言いつけ、キリピーたちはうんざりしていたのだとのことでした。ぎっくり腰になんかなっちゃって迷惑をかけてごめんね、というのではなく、私はぎっくり腰なんだ、お前たちが動くのが当然だろうという態度で用を言いつけたということでした。それで、キリピーたちは帰国の日、Iが難渋しているのを見ても手を貸してやる気にはならなかったとのことでした。
 私が掲示板で「あいうえおフォニックス」のことをしきりに書いていた時期がありますが、Iが「あんなのは違う」と言い出したことがあります。綴りで or は「オー」であるから、「あいうえおフォニックス」は間違っているというのでした。
 日本人の耳に「アー」と聞こえる場合、or は「狭いアー」だと私は言っていたのです。しかし、Iは or は「オー」の方が多いから、「オー」という音だの一点張りを続けました。私が言っていたのは word などの or でこれは日本人の耳に「アー」と聞こえます。『日本人の耳に「アー」と聞こえる場合』という前提を置いてあるのがわからないのかと何度か私はIに言いましたが、or は「オー」の方が多いから「あいうえおフォニックス」は間違っているの一点張りをまるで改める様子がなく、らちがあかないので、「お前、そんなに俺の言っていることが違うというんなら俺の作った教材を使うな」と言ったところ、「使わねえわ」と口答えが返ってきました。このあたりの土地で、女が「・・ねえわ」と言えば、これは相手を唾棄する調子の言葉です。
 私は何週間Iと口をきかなかったのか覚えていませんが、口をききませんでした。薬を飲まなければならない病人なんだからというふうに自分を納得させて、しかし口をきくことはやめました。
 ある日、Iが私の仕事部屋に来て、自分が間違っていたと言いました。多分、村田君やキリピーが、おっしゃんに謝らないと駄目だとIに説得したのだろうと私は推測しました。自分の非を認めて謝るんなら水に流すこともできると思いました。
 「俺の教材を使うな」「使わねえわ」のやりとりがあった時に、Iが自宅で塾を始めていたのか、それ以前だったのか記憶にありません。多分、塾はまだ始めていなかったような気がします。
 私のところに通って、英語を練習するには、私が作った教材を使います。「使わねえわ」と言ったIは、そう言いながら、相変わらず素読舎には通って来ていました。私の教材を使わないということは、そのまま素読舎との関係を切ることを意味するはずですが、Iはそのまま金も払わず通塾を続けました。私には理解しかねることでしたが、精神科に通って薬を飲んでいるんだから、とその時も自分を納得させたのだろうと思います。
 その後はしばらく何も起こらなかったのです。私は当時「電話でレッスン」を立ち上げている途中で、通塾の塾の方は女房にまかせっきりでやっていました。Iとのつきあいも女房がやっていました。「あいうえおフォニックス」事件からまた2,3年経ってからだったように思いますが、女房が困り切ったようにIのことを話し出しました。Iが生徒の英語を見るときに、平気な顔で間違ったことを言うというのです。試しに高校1年生くらいを見させると間違ったことをやたらに言うことが多いと言うのです。この「間違ったこと」というのは、音の間違いとか、文法の間違いとか、語学的な「間違い」のことです。塾が終わった後で、ある教材について、女房はIに虎の巻を作ってそれを使ってやれと言ったのだそうです。とにかく明らかに間違っていることを平気で言うことを許しておくわけにはいかないということでした。女房はIに虎の巻を作れと言ったのだそうですが、それは当然ではないでしょうか。Iに英語の力がないために、素読舎が実害をこうむることはくい止めなければなりません。でたらめを生徒に教えることはくい止めなければなりません。そのための「虎の巻」はIが自分で作るべきだと女房は判断したのです。Iは「金を払え」と言ったそうです。「いくら出すんだ」と言ったそうです。
 自分は薬を飲まなければやっていけないから、迷惑が生じるかもしれない。そういうことがあったら指摘してほしい、というような態度とは正反対のものです。
 「あいうえおフォニックス」の件や、タイでのぎっくり腰女王を思い合わせ、なるほどなあと思い、私は女房に「切っていい」と言いました。
 女房は、「もう今日までにしてくれ」とIに言い、Iは通塾しなくなりました。
 それまでの間、村田君はIにもっとちゃんと英語の練習をやれというようなことも言っていたとのことです。Iは自分の力をつけるための練習はほとんどと言っていいくらいやりませんでした。通塾は、単に「素読舎のやり方」「運営法」を見るためのものだったのだろうと思います。
 私が女房に「切っていい」と言った時は、Iは自宅で塾をやっていたので、教材は全部返させました。

 ときどき、素読舎が「これじゃやっていかれない」という瀬戸際に立たされるのは、素読舎のどういう性質によるのでしょうか。昔から、世の中の人が相手にしないような人とか、精神科に通って薬を飲んでいるような人が、私の家によく来るということはありました。私は、精神科医でもありませんし、心理療法士でもありませんから、そういう人たちが来ても何もできません。まあ、お茶でも飲んでゆっくりしていけくらいなことしか言えません。うちの家族と話したりして、少しでも気が晴れて帰れればいいというくらいなことです。
 Iの場合も、しばらくは遊ばせておくんでいいやと思っていたのですが、Iは病気にあぐらをかいたと思います。あぐらをかいて、素読舎に実害が生じかけた時に、私は女房に「切れ」と言いました。
 Iに数人の生徒を渡して預けたことがありました。中学までしか見れないので、塾生が高校生になったら、素読舎本部か村田君の戸倉分室に生徒を戻すとIは言いました。その後に、「虎の巻事件」が起こり、Iは素読舎分室の看板を降ろし、私は教材を全部返させました。
 その後もIは塾を続けました。高校生は見ることができないと私が言ったにもかかわらず、Iは高校生の塾生も見ていたようです。これは、女房がどこかから聞いてきた話ですが、大学受験生が受験で不合格になり、Iはその親からひどく責められていたとのことでした。あんたのところに通わせていたが、何にもならなかった。この不合格をどうしてくれるんだというようなことを言われたのかと推測します。この場合、親も親です。Iが高校の英語なんか見れないということは、子供が高校在学中からわかってよさそうなものです。この親とIの親がつきあいがあるから、Iに子供を預け続け、不合格になったら、Iのせいだと言い、Iを責める。見れもしないものを見ていたIもIだが、子供の親も親だと思いました。女房によると、Iが自殺する前のことだったのだと聞いて、私は憮然としていました。
 Iが自殺してしばらく、沈痛な空気が素読舎の中にはありました。キリピーや村田君までが、自分が冷たくしたせいではないかと思っていたらしいと女房から聞きました。

 こんなところが私から見たIの姿です。ネット上だけでIにつきあって、愚痴をきいたりしていただけの人はさいわいだったと思います。
 死者を鞭打つことはしたくない。しかし、私は濡れ衣を着続ける気もない。いつかは書かなければならないだろうとは思っていました。

 Iが自殺したのは、私が「切れ」と言ってから三年くらい経ってからではなかったかと記憶しています。その後のIの心中は私は何も知りません。

 私が書いたことで、違っていることがあったら、村田君でもキリピーでもいいですから、指摘して下さい。


【17585】

根石さん

  投稿者:小川  投稿日:2011年 2月 2日(水)20時28分35秒
編集済
  あの記事を書いた後、用事があって郵便局へ行きました。その道すがら、私もやはりこれはまずいなと思い消去しました。その後、村田さんよりお電話を頂いた次第です。配慮に欠けておりました。申し訳ありません。

Iさんのことはずっと心にかかっていました。「根石さんのいい分も聞いてみないとわからない」と言い放った私の言葉が引き金になったのかもしれないと気に病んで来ました。また根石さんがこの件についてなぜ口を閉ざしておられるのだろうかと思い続けていましたが、今その理由がわかりました。お話いただきありがとうございます。


【17586】

記事の再掲載について

  投稿者:根石さん  投稿日:2011年 2月 2日(水)20時33分23秒
編集済
  Iさんについての箇所を消去して再投稿したものがあるはずですので、もし必要ならそちらを再掲載して下さい。お願いします。再掲載してくださらずともかまいませんし。


【17587】

小川さんの投稿の再掲

  投稿者:村田晴彦  投稿日:2011年 2月 2日(水)21時21分18秒
編集済
  小川さんの許可を得て、非表示にしていた文章を再掲します。小川さんが何度か書きなおしておられるので、非表示にした文章をそのまま表示してももとの文章が表示されないため、村田が改めて投稿します。
=============================

[投稿日時] 2011年 2月 2日(水)11時00分23秒
[題名] 根石さん、村田先輩
[投稿者] Naima

先日村田先輩よりmixiの管理をお願いしても良いかというメールが入り、HPの管理などでお忙しいのだろうから、mixiの管理くらいお易い御用だと思ってお引き受けしたのですが、昨日は金曜日の自立練習をキャンセルすることになるやも知れないというメールが入りました。どうしたことか、と久しぶりに大風呂敷を開きました。

思いもよらぬ展開に気が動転しています。

言葉というものは難しいもので、言えば言うほど本当の気持ちとかけ離れて行くこともあり、その時の聞き手の気持ちの有り様で言葉の意味ががらっと変わってしまうこともあります。事の発端は言葉の行き違いだっただけのような気がしてなりません。失礼ながら、村田さんの言葉の至らなさが第一の原因だったのではないかと勝手に想像しています。少なくとも根石さんのご投稿を読んでいる限り、村田さんに非があるように思えます。

話が飛びますが... 数年前、根石さんがIさんを見限ってしまわれたときのことを思い出しています。あの時、動揺しながらも何も言葉をかけられませんでした。根石さんの舌鋒の鋭さから察するに、根石さんは相当傷つかれたんだろうと思いました。

それに対しIさんからの反論はありませんでした。Iさんにも相当の理由があって塾長に楯突かれたはずだと思っていました。その間、私とIさんとの間でメールや電話のやりとりがありました。私のようなものにメールで訴えて来られるということは、孤立無援の状態におられるのだろうと感じました。

それなのに私は、何度目かのやり取りの後、Iさんに「一方的にIさんの話を聞いているだけなので、私は何とも言えない。大風呂敷で反論したら」と言い放ってしまいました。大風呂敷で書けないからこそ、私なんかに訴えて来られたんだとわかっていたのに、です。

本当のところを言うと、根石さんとIさんの間に挟まってしまうのかと思うと少なからず気が重くなっていたのでした。Iさんからのメールはそれっきり来なくなってしまいました。年が明けて状況を知り、体の震えが止まりませんでした。取り返しのつかないことをしてしまったと思いました。悔やまれて悔やまれてなりません。

おもえば私は jackieさんにも同じ事を言ってしまっています。「大風呂敷でやれば」と。

今回も大風呂敷には村田さんからは反論も説明もありません。村田先輩が素読舎を出られるといわれた背景には、相当の理由も思いもあったのだろうとお察ししています。

ふらふらと金魚のふんのように根石さんと村田先輩にくっついて来ただけが取り柄の私が、お二人の間に割ってはいることなど出来ないとは思います。そう思ってはいますが、私には村田先輩のいない素読舎など考えられません。

深い事情はわかりませんが、村田先輩には「意地をはってしまいました」と頭を下げ、私ども後輩の為にも思いとどまっていただきたいです。根石さんにも「俺も言いすぎた。戻って来い」と頭を下げていただきたいです。

余計なお節介だ、無神経だ、事なかれ主義だと言われようとも、これが普通のおばちゃんとしての私の気持ちです。「丸くおさめる」ことも必要だと思ってます。
 


【17588】

小川さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)21時34分7秒
  >万が一村田先輩が抜けられたら、誰が雑事全般を引き継ぐのでしょうか。

 誰も引き継がなくていいと思っています。
 私は、私ひとりが見れる生徒を見ていくだけでいいと考え始めています。

 私のような性分の者には、「拡張」とか「拡大」などをいうことは荷が重すぎます。私は先生でもなければ人格者でもなく、一人の職人にすぎません。

 せっかく村田君の塾も生徒数が増えてきている時ですので、私が村田君の塾から教材を抜けば、生徒への実害は大きいと思っています。

 私はいいかげんな者ですので、(Iに素読舎をタダで使っていいと言ったようないいかげんな者ですので、)案外気楽です。
 しかし、いったん怒りだすと、怒りがなかなかおさまりません。長いこと我慢をするからいけないのだとは思いますが、これも性分です。

 村田君が素読舎から切れたいのなら切れるしかないでしょう。
 その場合、村田君が塾を続けるなら、私が作った教材は使わせません。教材はテキストファイルですので、いくらでもコピー可能です。ですので、村田君が今後教材を使わないということについては、いつでも私が村田塾(仮称)の中に立ち、調べていいという書類に一筆入れてもらう予定です。もしも使っていた場合は、いくらの違約金を払うのかも取り決めておきたいと思っています。

 私はIにも村田君にも、コーチを育てるのだから生徒として払う金より多く払えと言ったことはありません。コーチを習うのでも、英語を習う生徒と同じだけの金でいいと言い、その通りやってきました。これもやはり、私の駄目なところなのでしょう。
 村田君は、コーチはやれます。しかし、私の教材なしでコーチも個人塾もやれないだろうと私は見ています。
 「勤めた方がいいんじゃないか」と先日、村田君に言い渡してあります。

 昨夜、吉岡実の詩を引用して書いた記事があります。規約は村田の指だという記事です。あそこに書いた「抽象的な血」というものを村田君が理解するのかしないのか私にはわかりません。
 もしも理解するのなら、そして私にだけでなく、生徒の皆さんにも謝罪するのなら、私は関係修復の方向に向くこともありえます。
 その場合は、村田君はただちに「抽象的な血」を流すことを始めるべきです。つまり、「過去ログ整理」にとりかかるべきです。
 これ以外の条件で、関係の修復は不可能です。


【17589】

根石さん、村田先輩

  投稿者:小川  投稿日:2011年 2月 2日(水)21時35分38秒
  村田さん、再掲載のお手数をおかけして申し訳ありませんでした。

あらためて再掲載された自分の投稿を読み返してみて、村田さんが素読舎の看板をはずされる決心をされた背景には、やはり私などが軽々に口を差し挟む事の出来ない事情やお気持ちがおありなのだと思い至りました。

ただ後輩としては、大変寂しくまた心細い気持ちでおります。
 


【17590】

根石さん

  投稿者:小川  投稿日:2011年 2月 2日(水)21時50分49秒
  >誰も引き継がなくていいと思っています。
 私は、私ひとりが見れる生徒を見ていくだけでいいと考え始めています。

つまりコーチを育てるのも辞めてしまわれるということでしょうか。



【17591】

江戸の母さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)22時28分13秒
編集済
  >2010年1月に村田さんが過去ログ整理について、「あんまり時間がかかるので、根石さんは過去ログのピックアップに関して僕に愛想をつかして「止めていい」と言いました。」

 これは掲示板の記事でしょうか。村田君からのメールでしょうか。
 まあ、どっちでもいいです。私は過去に2度、村田君に「止めていい」と言ったように記憶しています。
 最初は5,6年前だと思います。事情は忘れました。
 最近のは、江戸の母さんが2010年と書いてくれている時期だったと思います。
 2度「止めていい」と言いましたが、しばらくすると、私は「やっぱり、あれは必要だな」と言いました。これは何度言ったかわからないくらいの回数を言っていると思います。

 過去ログというのは放っておけば、ごみの山です。今日はお休みしますという生徒さんからの連絡やら、キャンプに行く列車は・時・分に・・駅に着きますの連絡やら、語学論としてはどうでもいい記事があまりにも多く、そういうどうでもいい記事を除いて、語学論だけ洗い出す作業が「過去ログを整理する」です。

 余談ですが、私と村田君はHさんという人から空手を習っています。他にNという人もやっています。あまり本格的なものではなく、空手などというのもおこがましいようなもので、まあ、週に一度、男4人がつるんで遊んでいるというくらいなものです。冬は公園の芝生の上で裸足になれないので、里山を歩いたりしています。その後、ときどき一緒にラーメンを食べに行ったりします。
 Hさんは、村田君を連絡係にすればいいと考えたらしく、今日は雨だから休みとか、今日は空手でなく山登りにするというような連絡は、Hさんから村田君に入り、村田君が私とN君に連絡するということがいつのまにか成立していました。
 その後、村田君が自分の家の玄関で転び、空手ができなくなったことがありました。春、天気次第で、空手をやることになるのか、山登りをすることになるのか、Hさんの判断次第だという状況の日、村田君から何の連絡もなかったことがありました。私から村田君に電話し、今日はどっちになるんだと聞いたところ、Hさんから連絡がないとのことでした。その辺から私は怒り出しました。「だったら、(村田から)Hさんに問い合わせて、俺たちに連絡しろ」と私が言ったところ、村田君は、「正式に連絡係」をやらされることがこれまでに決まったわけではないというようなことを言ったのです。
 男4人が遊ぶだけのことに、「正式な連絡係」も糞もあるか。Hさんがあんたを連絡係だと思っているんだ。「正式な連絡係」を決めるのに、会議でも開き、議事録もとるような手続きを踏まなくてはならないっていうのか、と私はどなっていました。Hさんがあんたを連絡係だと思い、あんたのところに連絡が入るのだし、これまであんたは連絡をしてきたのだから、あんたは連絡係なんだよ、と。
 村田君は、自分が怪我をして空手も山登りもできないのだから、もう連絡係はやらなくていいと自分で勝手に決めたらしいことがわかりました。そういうもんじゃあるめえと、言ったことがあります。
 きわめて基本的なことで、話が通じないことがあるのです。

 で、この「正式」です。
 村田君に、過去ログの整理をしろと言ったり、うんざりして、もういいと言ったり、やっぱりあれは必要だと言ったりを私は繰り返してきました。確かに、ももこさんの協力を得て、村田君がホームページを立ち上げている間は、過去ログの整理はしなくていいと言った覚えがあります。しかし、いったんホームページができて、日常業務としてあまりにも大きな仕事量ではなくなった頃、私はまた「過去ログの整理」と言い出したと思います。
 やれと言ったり、やらなくていいと言ったりしていますが、その時々、すべて「正式」であり、「正式」でないと言えます。正式でないのは、取り決めを書面で交わすようなことはひとつもしてないという意味です。正式だというのは、やっぱり整理が必要だろうと考え、何度となく言い続けるのは、ほんとに(正式に)必要だと考えているからです。
 自分が怪我をして空手も山登りもできないのだから、もう連絡係はやらなくていいと自分で勝手に決めたのと同様に、かつて「やらなくていい」と言われたことがあるのだから、やらなくていいと村田君は勝手に決めたのだろうと私は推測しています。しかし、やらなくていいは過去に2度、その後は、何度も何度も「必要だ」と言ったのですが、村田君はやりませんでした。

 最初に「やります」と言って、半年たってもやってないことがわかったとき、「どうなってんだ」と私が村田君に聞いたことがあります。その時も、「やります」と村田君は言いました。そして、1年たってもやりませんでした。
 要するにグズなのです。大した悪気はないのはわかっているのですが、素読舎の語学論にとって必要なことを、やると言ってやらないことを続けられるのは、素読舎にとって損失です。やると言ったからには、こっちはアテにする。仕事をそのつもりで予定しても、その予定が壊れてしまう。グズだかなんだか知らないが、仕事は仕事だろうと言うと、「わかります」と村田君は言うのです。そしてやらないのです。
 その繰り返しでした。
 私の教材やレッスンの運営が語学論に基づいていることは明らかなことです。素読舎の大元が語学論です。それをごみの山の中から洗い出すということをやらない。いったいどういうことなのか。
 そりゃ、英語や語学の方法なんかに興味のない人なら、「語学論? それがどうだっていうの」という態度になるでしょう。それに腹を立てることは私にはありません。しかし、村田君は、同じ素読舎という看板を掲げている人間です。その人間が、すぐに実利に結びつくわけではないからといって、なぜ俺が必要だと言うことをやらないのか、これは今に至るまで私には理解できません。

 村田君は、比較的簡単に実利に結びつくことはやります。ビラを作るとか、ホームページを作るとか、パンフレットを作るような、「生徒募集」に類することはやります。しかし、語学論というものは、実利にすぐに結びつくようなものではありません。たまに、語学論そのものを読んで生徒さんになってくれる人がいます。ありがたいことで、まれなことです。

 お答えになっておりますでしょうか。


【17592】

小川さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 2日(水)22時29分50秒
  >つまりコーチを育てるのも辞めてしまわれるということでしょうか。

そうしようかと「考え始めている」ということです。
 


【17593】

根石さん

  投稿者:江戸の母  投稿日:2011年 2月 2日(水)23時42分4秒
  ありがとうございます。ご事情わかりました。引用の部分は村田さんからの個別メールからです。

Hさんの連絡係のお話を読んで、もしHさんが村田さんの怪我のことを知ってて連絡係にしているのだったら、山に登れない人を誘うのもどうかなと思ってしまいましたが、そのあたりは当事者同士の絆というかつながりもあることでしょうし、外野はなんともいえませんが。

またもうひとつ質問ですが、以前「素読舎テキスト無料公開」の話が展開されてました。
http://www.sodokusha.com/gogakuron/kyouzai_koukai.shtml
これと、村田さんには「テキストを使わせない」というのは、別な次元の問題なのでしょうか。

>素読舎の大元が語学論です。
確かにそこが、ほかの塾と大きく違うところですよね。今いる生徒の皆さんのうち口コミじゃなくて、HPを見て入会された方は、どの文章を読んで入会を決められたのか、知りたくなりました。よかったら教えてくださいませんか。

先日konohanaさんとお話したとき、根石さんの書いた「日本語の酸の強さ」の話をしたかったのですが、うまく伝えられませんでしたのがいまだに残念です。あ〜まだ私の身についてなかったんだなぁ〜と、自分が試験されたような気持ちでした。紹介は本当に難しいです。そう思うとますますHPにある「語学論」の吸引力の強さを実感します。


【17594】

村田さん

  投稿者:ミキ  投稿日:2011年 2月 2日(水)23時48分55秒
  レッスンについてですが、「停止」ではなく「一時休止」という事で待機しますので、焦らずに時間をかけてお考えになってください。

新参若輩者から大変失礼なのは承知で申し上げると、ここが人生の踏ん張りどころかと思われます。このままではもったいないです。


【17595】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 3日(木)00時25分18秒
  >根石さんには根石さんのお考えがあり、お二人にはこれまでの経緯があるのでしょうから、きっかけだけを取り上げて、私が必要以上に気に病むこともないと考えて、これ以上は書きません。

 これはまったくおっしゃる通りで、何も気に病んでいただく必要はありません。「確認」という言葉そのものより、

あの涼しげな法律的な声。

 と書いた通り、その声の調子が、「ものごとは法律的に処理されさえすればそれで済む」と言っていると、私の耳が聞いたから、気持ちがおさまらなくなったのです。


【17596】

江戸の母さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 3日(木)00時59分49秒
編集済
  >これと、村田さんには「テキストを使わせない」というのは、別な次元の問題なのでしょうか。

 別の次元の問題です。村田君は、コーチがやれる人です。コーチになるための「特別な金」というものは村田君は私に払っていません。
 そんな金は要らないから、自分がやると言った仕事をやれと私は言ってきたのです。
 村田君は英語力そのものは身につけました。それに必要な金だけで、私がコーチがやれるところまで育てました。

 やると言った仕事をやらず、素読舎を離れ、コーチングの技術は持ち、素読舎の教材をタダで使えるなら、こりゃおおもうけです。
 「音づくり」に関してなら、村田君は素読舎の教材でなくても活用できます。素読舎から村田君が得るものは、その程度でいいでしょうと判断しています。
 あの教材を、実利だけ考え語学論をおろそかにしたような者に使わせることはありません。実利「だけ」のために使わせることはありません。

 教材なんか公開したってちっとも構わないのです。
 コーチをどうやるかを知らない人が、あの教材を使えるはずはありません。
 一度や二度、参観したところでわかるようなものではありません。

 この点については、吉さんと小川さんが「公開しない方がいいんじゃないか」と心配して下さいましたが、私は心配していません。

 新しく書き加えた教材をどう更新するかなど、手間にからんできますので、今は公開することに踏み切らないでいます。

 公開は、コーチをやるんではなく、あれに載っている例文や説明などを引用してもらうような活用法なら、どんどん活用してくれということにすぎません。
 公開については、こんなでかい教材を作ったのか。これは何なんだという興味を持ってもらえるかもしれないという考えもあります。


【17597】

江戸の母さん

  投稿者:ももこ  投稿日:2011年 2月 3日(木)01時10分13秒
編集済
  どこから書き込みをしたらいいのかわからないので、流れぶったギリになりそうですが、江戸の母さんへ書き込みしてみます。

入塾の決め手になったのは根石さんが個人で作られていたHPを見てです。

流れとしては、どんぐり→吉さんのHP→根石さんのHP(現存する一番古いもの。トップに根石さんのお写真があるページです)でした。根石さんのサイトを全部読んで「ここでダメなら私はもう英語はだめだな」と思ったのを覚えています。

(中学時代のことです。素読ではありませんが、スピーチコンテストの暗唱部門に出る際に徹底的に教科書を読み、先生が発音やリズムなどをマンツーマンでついて教えてくださったことがありました。それがきっかけで英語の学習がとても楽になった記憶があり、感覚としても「やっぱりそうか」と感じる部分もありました。

電圧装置に関しては、近いものを英検対策のときに作っていました。でもココまでシステマチックにしていたわけでなく、徹底的に行わなかったためその場しのぎでおわってしまいました。

どちらも続けることが大切だったのだと今の私には分かるのですが、そのときは継続する大切さまでは理解しておらず今に至ります・・・。もったいないですね。)

具体的には
・受験英語は役に立つ
http://f44.aaa.livedoor.jp/~sodoku/sodokusy/juken.htm

・英会話用シンタックス獲得
http://f44.aaa.livedoor.jp/~sodoku/gogaku/eikaiwdl.htm

・映画でリスニング
http://f44.aaa.livedoor.jp/~sodoku/gogaku/eigadeli.htm

・英語の生き死に「技法グラウンド」について
http://f44.aaa.livedoor.jp/~sodoku/sodokusy/gihougur.htm

根石さんが2ちゃんでやりあっているのもかなり参考になりました。


塾生になって、そして今はお休み中ですが、英語のレッスンを受けている長女、日本語を獲得している途中の次女を見ていると、同じ流れを感じることがあり、観察しているととても面白いです。英語にしても日本語にしても「中間音」の考え方を持っているのは、子供の言葉を見守る際には大切だなって感じます。そして結果ではなく、プロセスにも大切な意味があるということを素読舎では学んだように思います。

英語のレッスンで始めた素読舎ですが、英語以外の副産物のほうが魅力的に感じています。


【17598】

Piggy さん

  投稿者:根石吉久  投稿日:2011年 2月 3日(木)01時46分32秒
   今の段階で、整合性がとれないところを書き換えました。

 基金を使うに際しては、基金を使う「期限」という考えで書き直しました。もしかしたら、Piggy さんの考えとはまるで違うものかもしれません。
 「6ヶ月後からずっと減額」「1年後からずっと減額」とした方が基金が底をつくと思いますが・・・。
 もう頭が動かなくなっています。
 いったん掲載し、明日以降また考えます。

 次の3. のあたりで何も考えられなくなりました。

>3.
空き枠ができたので二人一枠を新たに作らない期間については、「『二人一枠』を希望するにもかかわらず、『一人一枠』でやらざるをえない間」に含まれて、基金が(空き枠分のレッスン料だけでなく)一人2千円分の支払いにつかわれるのでしょうか。それともこの期間は一人2千円分の支払いはおこなわれないのでしょうか。

>「一人一枠」が基本であれば、支払われない方をお考えなのではないか、と推測しました。

 ポイントがずれるかもしれませんが、「基本」というのは、もともと「電話でレッスン」をやってた頃はこうだったというくらいの意味です。「一人一枠でやれるが」と読んでいただいても結構です。下に掲載する2月2日案では、「一人一枠が基本だが」というところをまるごと削除してあります。この方が読みやすくなるかと思います。
 最大の変更点は、「一年」間は2000円を支払うというように、期限を切ったところです。「二人一枠」を希望する人は、自分で生徒を紹介して欲しいというのは、規約を考え始めた当初から変更はありませんので、これでいいのではないかと思っています。
 「一年」という期限を切って、基金から2千円を生徒に支払う(2千円を減額する)ということでやってみたいと思います。
 的が外れていますでしょうか。
 頭が動かないと言いながら、ここまでなんとかたどりついています。

>この案への意見や質問とは別に、申し上げたいことがあります。私はこの案のとおりに決まったら、「二人一枠」を希望しません。

 それは、まったく生徒さん一人一人の自由です。
 何の遠慮も要りません。
 私は、生徒さんたちの力を借りて、「二人一枠」を維持したいのです。「無料過程」をもっと機能するようにしたいのです。お気づきかもしれませんが、「無料過程」への敷居は低くしてあります。(「ゴースト」「七年目の浮気」の二冊の音読の質ではなく、「ゴースト」だけの音読の質さえよくなれば、「無料過程」に移れるようにしてあります。「無料過程」が「有料過程」の「卒業」ではなく、無料から有料に戻ることもありうるんだということを生徒さんに納得してもらえるなら、敷居は低くしても大丈夫だと思いました。


ひとまず、考えたものを掲載します。

------------------------------------------------------
2月2日案


  空き枠がない時に、レッスン受講希望者が現れた場合は、「レッスン受講希望者リスト」に名前を加える。公表するときは、県名・名字のイニシャルで公表する。

一枠、毎週一回三〇分、月額12000円。

「一人一枠」一人月額12000円。
「二人一枠」一人月額6000円。

「一人一枠」で使う人は、「無料過程」に移ることはない。2年のチャージ、ポイントの増減もない。

入塾者、レッスン受講希望者に「二人一枠」で練習することを希望するかどうかを確認する。

「二人一枠」を希望する人は、「二人一枠希望者リスト」に枠名(?曜?時)と名字のイニシャルを記入し、連絡用掲示板に公表する。

空き枠を作らないで済めば(新しい生徒が応募してくれれば)、その生徒および「二人一枠希望者リスト」の中から、素読舎が「練習力の釣り合い」を基準にペアの相手を紹介する。曜日、時間帯の都合等は生徒同士の話し合いで決めていただく。

「二人一枠希望者リスト」から、「二人一枠」を形成する場合、最重要条件は「練習力の釣り合い」。練習力が釣り合う相手がみつかり、ポイントの低い人がポイントの高い人を「またぎこして」「二人一枠」を形成する場合は、1ポイントマイナスされる。

「二人一枠」を使う人は、レッスン代金の他、「二人一枠維持基金」を月額1000円支払っていただく。

一定期間過ぎても空き枠が埋まらない場合、その分の収入減を「二人一枠維持基金」を取り崩すことで埋める。

「二人一枠」のうちの一人がレッスンをやめた場合、レッスンを継続する人は「一人一枠」を使う。「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない期間の1年間、レッスン代金12000円を10000円に減額する。2000円は、「二人一枠維持基金」を取り崩し、素読舎に支払われる。ポイントの移動はない。

新しく入った人が「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない場合は、レッスン代金12000円を10000円に減額する。2000円は、「二人一枠維持基金」を取り崩し、素読舎に支払われる。ポイントの移動はない。

「二人一枠」で使う人には、レッスンを使ってみていいものだとわかった場合は、周りに広めていただくことを、あらかじめ要請する。

「二人一枠」を使い始める時点で、「2年のチャージ」が生じる。

※2年のチャージとは、「二人一枠」を使う場合は、2年以内に新しい生徒を紹介していただくこと。これを条件に、「二人一枠」での練習が継続される。
※早めに紹介があった場合は「2年のチャージの残」を有効とする。
例.6ヶ月たって、紹介があった場合、1年6ヶ月の「残」がある。「2年のチャージ」はリセットされ、2年プラス1年6ヶ月で、合計3年6ヶ月のチャージになる。

※チャージが切れて、そのまま「二人一枠」を使い続ける場合は、ポイントが1ポイント分マイナスされる。

※新しい生徒を紹介して下さった生徒は、ポイントが1ポイント分プラスされる。

※ポイント数は、「無料過程」へ進む際の条件となる。ポイントプラス1以上で「無料過程」に進むことができる。

※2年のチャージ、ポイント数は「無料過程」でも有効。ポイントプラス1以上で、「無料過程」を使い続けることができる。

空き枠を作らないことを条件に、「二人一枠希望者リスト」から「二人一枠」を作る。

 「無料過程」に移る条件。
・「ゴースト」の音読が、コンスタントに12ページ10分以内で終わること。
・ 週二回以上、「自立練習」をすること。
・ポイントが1以上であること。

※この条件が整えば、「二人一枠」の枠ごと、あるいは「二人一枠」のうちの一人は、「無料過程」に進めることとする。

「二人一枠」の一方が有料過程、一方が無料過程で使うことはできる。この場合、無料過程の生徒に対してもコーチ付きのレッスンになるので、一人分の6000円は、「二人一枠維持基金」から充当する。
 


【17599】

根石さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 2月 3日(木)07時09分32秒
編集済
  根石さん

三つ質問があります。

1.
>「6ヶ月後からずっと減額」「1年後からずっと減額」とした方が基金が底をつくと思いますが・・・。

確かにそうでした。根石さんが2月2日案の中で

>「二人一枠」のうちの一人がレッスンをやめた場合、レッスンを継続する人は「一人一枠」を使う。「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない期間の1年間、レッスン代金12000円を10000円に減額する。2000円は、「二人一枠維持基金」を取り崩し、素読舎に支払われる。

とされたのに賛成します。質問したいのは、すぐ次の文章に関してです。

>新しく入った人が「二人一枠」を希望するにもかかわらず、「一人一枠」でやらざるをえない場合は、レッスン代金12000円を10000円に減額する。2000円は、「二人一枠維持基金」を取り崩し、素読舎に支払われる。ポイントの移動はない。

となっていますが、こちらでは、「1年間」と期限を切っていないのは、意図的にされたのでしょうか。

2.
前回の3で書いたのは、以下のような場合です。

「ペアの相手AがやめたのでBは『一人一枠』になり、新しい相手がみつからない。空き枠がない状態だったので、レッスン代金を10000円に減額された。6ヶ月たっても相手がみつからない。一方その時に、別の枠が空いて、空き枠ができてしまった。1年後に空き枠が埋まったが、その時もBは『一人一枠』のままだった」

この場合で私がわからないのは、
>空き枠を作らないことを条件に、「二人一枠希望者リスト」から「二人一枠」を作る。
とあることを考えて、
ア. 空き枠がない期間は、『一人一枠』でやらざるをえない間には入らないので(なぜなら、作る前提が満たされていない期間だから)、7ヶ月目からは減額は停止する。
と解釈するか、
イ. 空き枠があろうがなかろうが、『一人一枠』でやらざるをえない間にはかわりがないのだから、減額のまま。
となるのか、どちらなのか、です。

アの場合、Bは1年後から再度レッスン代金を10000円に減額され、1年半後までそれが続く、という理解でよいですか。(なぜなら、途中の半年間は補助を受けなかったからです。)

同様の質問になりますが、新しく入った生徒に関しても、2千円の減額は空き枠がない場合に限る、という理解でよいでしょうか。

3,
前回4として書いたことにお返事がなかったので、念のために再度うかがいます。

現在の案では、「二人一枠」を希望して実際に使いはじめた人は、ペアの相手がやめない限り、どれだけポイントがマイナスになっても、何の影響もなく「二人一枠」を使い続けることができます。ポイントは単に「無料過程」へ進む権利にだけ関係づけたい、と書いていらっしゃいましたから、これでよいのだと思いますが、念のために、上記のような状況が生じることも考えた上で書かれたかどうかをうかがいます。
 


【17600】

根石さん、村田さん

  投稿者:Piggy  投稿日:2011年 2月 3日(木)07時24分27秒
編集済
  ここのところ、この案に関しての質問を毎日書いていますが、それがかえって悪い方に作用していたら申し訳ないと思っています。具体的には、規約案が固まっていくことが根石さんと村田さんの背中を(悪い方向へ)押して、別れる方向へと強いるようなら、まったく本意ではありません。

「今のやり方では空き枠が埋まらない、とわかっているのに、新しい案が固まらない」という閉塞状況が続くことはお二人にとって決して良い状態ではないでしょうから、もう少し明るいところに抜け出して一息ついて、新しい気持ちで今後のことを考えていたけたら、と私は思っています。

私もミキさんと同じ気持ちで、結論を急がないでいただきたいです。規約案がまだ「案」であるように、村田さんが素読舎を離れることも、まだ決まった訳ではない、と希望を持っています。

また、根石さんはお疲れでしょうし、規約案に関しては大枠は固まったように思いますから、質問に対してすぐに返事をしてくださる必要はまったくありません。私が根石さんのペースを乱しているようなら、申し訳ございません。