【16901】
I 村さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月27日(日)23時27分51秒 編集済
  >5月末にTOEICを受験して、その結果が届いたので報告します。
結果は、リスニング380点 リーディング370点の
トータル750点でした。
5年程前に受験したときは、トータルで420点位だったので、
私としては、まずまずの結果かと思っております。

 私は TOEIC の得点に関してはよく知りませんが、この伸びはすごいと言っていいのではないでしょうか。
 今後は「自立練習のみ」(無料過程)を使うことを射程に入れてもらっていいと思います。Julian さんのご協力が必要になります。

 「ゴースト」「七年目の浮気」の二冊の音読を復習だけで使い、12ページ(復習3箇所)を常時10分以内に終わらせるレベルで音読できるようになったら、「自立練習のみ」(無料過程)に移行していただきます。
 (ただし、新しい生徒さんのレッスン申し込みがあった時になります。)

>お嬢様のブログ(雑貨屋 子子子(こねこ)の日々)へメッセージを
書きました。よろしくお伝えください。

 ありがとうございます。
 

【16902】
そよさん  投稿者:巴里子  投稿日:2010年 6月28日(月)00時05分12秒
  次回レッスン開始文 Sam's dead, okay?  He's dead.

音読は前回と同じです。

連絡遅れて申し訳ありません。暑さボケしており、掲示板に書いてない事をさっき思い出しました。よろしくお願いいたします。
 

【16903】
根石さん。  投稿者:たけ  投稿日:2010年 6月28日(月)10時13分7秒
  いつもお世話になっております。

「ハリマオ4号」届きました♪
ありがとうございました〜
ゆっくり拝読させていただきます!
 

【16904】
根石さん  投稿者:江戸の母  投稿日:2010年 6月28日(月)10時50分29秒
  私も「ハリマオ4号」いただきました。ありがとうございます〜
読ませていただきます。猛烈な活字の量に、目が負けてしまいそうです(>_<)
 

【16905】
歌詞で素読  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月28日(月)12時19分21秒 編集済
  "Blackbird"(レノン/マッカートニー)

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your lifr
You were only waiting for this moment to arise

Blackbird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
All your life
You were only waiting for this moment to be free

Blackbird, fly
Blackbird, fly
Into the light of the dark, black night

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

クロウタドリは欧州三大歌鳥のひとつだそうです。小さなカラスのような地味は姿ですが、早春の未明からカラフルな声で歌い始めます。オペラ歌手のように美しいコロラトゥーラ・ソプラノで歌うので、私は「マリア・カラス」と勝手に名付けています。ドイツではありふれた鳥のようです。関西では見たことがありませんが、長野あたりには生息してるんでしょうか。
 

【16906】
「怪傑ハリマオ4号」  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月28日(月)12時26分12秒
  根石さん

うちにも届いています。御礼が遅くなり申し訳ありません。ありがとうございます。友人と生徒に配布してます。
 

【16907】
自立練習報告  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月28日(月)14時12分33秒
  (1) 自立練習「イメージ核受肉教材」
練習者名:村田・小川
日時 : 2010/6/28 13:00〜13:30
13万5千行以降 74行(137576-137650)
  次回レッスン開始の文 :North Korea rejected demands that it give up its nuclear weapons program Tuesday, marring the country's first talk with Japan in two years on establishing diplomatic ties, Japanese officials said.


(2) 自立練習「イメージ核受肉教材」
練習者名:村田・小川・Yoshie
日時 : 2010/6/28 13:30〜14:00
進展度(説明部分を含めた総行数):
8万行台 109行(84326-84433)
  次回レッスン開始の文 :Did you tell every spook in the world you met about me?

13万行レッスンの後、村田さんとTOEICの得点についてちょこっと話しました。素読舎方式は絶対TOEICに効きます。また後で書きます。
 

【16908】
自立練習報告  投稿者:キリ  投稿日:2010年 6月28日(月)14時52分8秒
  自立練習「ゴースト・イメージ核受肉教材」
練習者名: ちよ・きり
練習時間:1時間
30717〜31087行
 

【16909】
村田さん  投稿者:ハル  投稿日:2010年 6月28日(月)18時05分17秒
  直前にすみません
6時10分からの長男のレッスンですが、体調が悪く
今から病院に行きます。
二人ともお休みします。
 

【16910】
ハルさん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 6月28日(月)18時10分56秒
  了解です。来週よろしくお願いします。  

【16911】
TOEIC  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月28日(月)18時33分8秒 編集済
  何よりもまず、I村さん、TOEIC 高得点、おめでとうございます。

根石さん、ほんとうにこの伸びはすごいと思います。英検でいえばだいたい準1級合格レベルです。もちろんTOEICと英検は出題傾向が大きくちがいますので、一概には言えませんが、準1級の方のTOEICの平均スコアが730あたりなのです。

5年前に440点だったとおっしゃってますので、英検準2級レベルから準1級レベルに上がったということで、中学三年生と英語の先生ほどの開きがあります。I村さんのご努力は勿論、素読舎のメソッドもすごいなぁと思いました。

TOEICでは反射神経と集中力が物を言います。答の選択に躊躇したりする余裕がないのです。リスニング・セクションでは100問を45分、リーディング・セクションでは100問を75分で解かねばなりません。大雑把に言うと読解問題は1問45秒、聴解問題は1問27秒程度しかないことになります。

読解問題は「読解」というよりはざっと目を通して必要な情報だけをスキミングするというような形式です。単語レベルもそれほど高くありません。英検と比べて簡単といえば簡単な内容なのですが、何せ時間との闘いです。文法問題も読みながら正しい選択肢を即座に選び出さねばなりません。読み返している暇はまったくなく、解答してしまったものを後で見直すなんてなことも当然出来ません。

ただただ「自動的」に解答して行かなければならないのです。特にリスニングの場合は聞きながら選択肢を読んで選ぶという作業をほぼ同時にせねばならないので、大変きつい作業です。けれどこれが語学ってものなんだろうなぁと思います。

そんな具合なので、大部分の受験者は時間切れで全問解答することなく終わってしまいます。もう解答時間がほとんどないとわかったら、まぐれ正解を狙って、大慌ての当てずっぽうでマークシートを塗りつぶしておく他ありません。

こういうテストだからこそ、素読舎のメソッドがもってこいです。激しい回転読みで英語を身体に叩き込むというのがいいのですね。ずいぶん前に、根石さんが「素読舎のやり方はTOEICに効くのではないか」とおっしゃっていたように記憶しています。まったく同感です。
 

【16912】
日本語素読  投稿者:チョコ  投稿日:2010年 6月28日(月)19時30分11秒
  根石さん 江戸の母さん

金曜日7時半以降はうちも時間的には大丈夫ですが・・・
根石さんも気がついていらっしゃるでしょうが、最近レッスンにしぶしぶ参加しています。

絵本やおかしのパッケージの文字を一文字づつ拾い読みするのがやっとなので、
レッスンでは文字を読まずに聞いて真似ています。
知らない言葉は聞いてもわからないから、自分でもイライラするようです。

本人はできればやめたいと思っているんだけど、兄が英語素読をやっているので
やめるのもくやしい・・・といったところのようです。
親としても、彼にはまだ早かったかな・・・とレッスンの継続について悩んでいるところです。

江戸の母さんのお嬢さんと組んで、うちの子がすぐ辞めてしまっては申し訳ないので
とりあえず、状況報告です。
 

【16913】
自立練習報告  投稿者:T  投稿日:2010年 6月28日(月)21時53分21秒
  自立練習「イメージ核受肉教材」のみ(音読中止)
練習者名:T、T息
日時 : 2010/6/28
進展度(説明部分を含めた総行数): 142行(25787-25928)
次回レッスン開始の文 :No!  Don't open it, Molly.
 

【16914】
小川さん  投稿者:I村  投稿日:2010年 6月28日(月)23時04分33秒 編集済
  お褒めいただいてありがとうございます。

久しぶりにTOEICを受けてみようかと思い、「テスト勉強」を
始めたのが今年の1月でした。それまでは、電話でレッスン以外の
勉強はしていませんでしたので、5ケ月の勉強で結果が出たことに
なります。

5年前にTOEICを受けたときも、半年ほどTOEIC対策を
しましたが、リスニングは何を言ってるかさっぱりわからず、
リーディングは残り20問以上残して時間切れになるなど
むなしい結果でした。

久しぶりにTOEICの勉強をやって驚いたのは、リスニング
で、何とか筋を終えるくらい聞き取ることができるようになって
いたことです。これは本当にうれしいことでした。昔からリスニング
が苦手で、中学生のころ英検3級に落ちたくらいですから。
リーディングに関しても、時間内にすべての問題に取り組むことができ、
これも間違いなく、こつこつと回転読みを行ってきた成果だと思います。

この5カ月間の勉強は、やればやるほど力がつくのが実感でき、
充実した時間でした。あらためて、根石さんにお礼を言いたいと
思います。
 

【16915】
チョコさん 根石さん  投稿者:江戸の母  投稿日:2010年 6月28日(月)23時06分1秒 編集済
  日本語素読ですが、うちも、迷ってるところがあります。
金曜日も、娘(5歳)は、「今日素読だよね」とか言い出したり
今日も「かみはゆき」と唱えているので、気持ちは動いているようなんですけど。
(ただ覚えちゃっただけかもしれません)

でも、きまぐれでいつ「恥ずかしい。やらない」というか、わかりませんもので。
しかも、今はスピーカから聞こえてくる元気な声に引き寄せられている感があるので
娘がムードメーカー?になれるのかしらという不安もあります。チョコさん、うちもはじめていただいてもすぐリタイアするかもしれなくて、そうなったら申し訳ないと思ってるところです。

根石さん どうしたらよいでしょうか。
 

【16916】
娘の感想(英語レッスン)  投稿者:ももこ  投稿日:2010年 6月28日(月)23時21分34秒
  娘の感想です。

今日は途中でスカイプが調子悪くなって、時間が過ぎてレッスンが途中までになったけど、先生が「やってないところがあったけど印を付けておいてね」といったから残念だった。でも途中までは楽しかった。

なんかこないだより、もっとすごくすらすらなった。最初はすごく難しくてできなかったけど、今日は先生とはやらなかったけど、スラスラ自分で読めるようになった文が増えた。すごくうれしかった。
 

【16917】
I村さん  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月28日(月)23時36分58秒
  素読レッスンを受講しているTommyさんが、せんだって英検準1級を受験しました。彼女はまだ1万行台を700行か800行済んだあたりなんですが、それでも今回の受験は手応えがまったく違ったと言います。残念ながら合格点に4点足りなかったのですが、ようやく準1級が手の届くところまで近づいて来たようです。

最初は半信半疑で素読を始めたTommyさんですが、今は素読舎一本でやっていくつもりだとのことです。I村さんの今回の快挙について話してあげようと思います。心強く思うことでしょう。私自身の励みにもなりました。ありがとうございます。

外国語の勉強というものは、延々と続く草原を黙々と歩いているようなものです。どこまで来たのかわからない。ちっとも前に進んだような気がしない。私はそんな時にテストを受けます。一里塚、というか、給水ポイント、というか... テストは所詮テストでしかないんですが、それなりの結果を出すことで一息つけます。

結果が出ないときには、勉強仲間がいるとまた歩き続ける気力をもらえます。根石さんが「自立練習」というシステムを作って下さったことで、生徒同士が叱咤激励しあって前進することが出来るようになりました。

語学学習はゴールの見えない勉強ですけれど、これで落伍者もなく全員完走できそうではありませんか。
 

【16918】
根石さん 村田さん   投稿者:  投稿日:2010年 6月29日(火)00時04分46秒
  「自立練習」報告を、報告用掲示板に投稿しました。
http://www.sodokusha.com/patio/patio.cgi

根石さん、村田さん、今週の土曜日に息子を連れて遊びにお邪魔します!
よろしくお願いいたします。 息子は、初めて乗る新幹線と長野という初めて行く土地が
どんなところか、とても楽しみにしております。 私も皆さんとの顔あわせが楽しみです。

10時44分東京発のあさまに乗車、スムーズにいけば13時頃に戸倉到着予定です。
そこからレンタカーで村田さんのところへ行き、3時頃に根石さんのところに
お邪魔しようかと計画しております。

根石さん、ハリマオありがとうございました。
ま〜っかな太陽〜燃〜え〜て〜い〜る〜♪ (←怪傑ハリマオの主題歌)
いやいや、最近通勤電車の中でお堅い本を読んでいたので、このハリマオのような
生きた言葉に出会えて幸せです。 すげ〜迫力。
これだよこれ、オイラが読みたかった活字は、、と、鼻息を荒くして読んでおります。 (まだ途中、、)
ありがとうございました。
 

【16919】
コーチ用アドバイス 4  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 6月29日(火)01時28分54秒
  1万行を越えた生徒への「つなげる」アドバイスの仕方

・1万行を越えるまでは、ただつなげるだけでも大変。1万行を越えるまでの生徒には「もっとつなげてください」とだけ言う。

・1万行を越えた生徒は、ただつなげるだけならできるようになってきている。1万行を越えた生徒にはそれを前提にして「つなげる」アドバイスをする。
 まだうまくつながっていない文では、最初に「もっとつなげてください」と言う。その後は「もう一段とつなげてください」と言う。言い方が変わることで、生徒は要求されていることが違うことがわかる。
 生徒によっては、いきなり「もう一段とつなげてください」と言うこともある。

・「もっとつなげてください」の後に「もう一段とつなげてください」と言う。この言い方を定式とする。
 「もっとつなげてください」「もう一段とつなげてください」この言まわしを勝手に変えてはならない。


========================================================

今日私は1万行を越えた生徒さんに何度も「もっとつなげてください」と繰り返してしまいました。
自分でも何か違う、と思いながら、それでも「もっとつなげてください」と言っていました。
金曜の応援団会議でも1万行を越えた生徒には「もう一段とつなげてください」とアドバイスすると根石さんが
言っていましたし、レッスン直前の音読でも根石さんが「もう一段とつなげてください」という言い方をしてい
たにもかかわらず、自分は実際には「もっとつなげてください」を繰り返してしまいました。
まだ根石さんが言葉を変えていることの意味を本当には理解していませんでした。
1万行を越えた生徒に「つなげる」のを要求することの意味、今日は感覚としてわかりました。

※「つなげる」ことについてはhttp://www.sodokusha.com/gogakuron/motto_tunageru.shtml
 読んでください。
 

【16920】
皆さま  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 6月29日(火)01時34分20秒
  今後、自立練習報告は「自立練習」報告用掲示板へ書きこむようよろしくお願いたします。
http://www.sodokusha.com/patio/patio.cgi
 

【16921】
吉さん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 6月29日(火)01時43分3秒
  もう今週ですね!

>10時44分東京発のあさまに乗車、スムーズにいけば13時頃に戸倉到着予定です。
了解です。楽しみにしてます。
 

【16922】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)02時26分58秒
  >「自立練習」報告は専用掲示板へお願いします。

この文字の上にあるデータの横幅をもっと広げてもらえないでしょうか。
やたら縦に長くて、ていさいがよろしくないと思っていました。
 

【16923】
「つなげる」という問題  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)04時05分10秒 編集済
   1万行までの「つなげる」と、1万行を越えてからの「つなげる」は違うのだということを今日、村田君に言いました。
 何が違うかというと、1万行を越えた生徒に言う「つなげる」は、1万行を扱う間に生徒の体感としてできている音の実質を踏まえたうえで要求する「つなげる」なのだから、ということです。

 1万行程度を扱えば、生徒の体感として「つなげる」は実感されています。それなのに改めて「一段とつなげる」という言い方をして、新しいことを要求するのはなぜなのか。

 一番わかりやすい説明は、リスニングのためだというものです。
 私もひとまず今のところはそういう説明をしています。
 机上の練習でなく、実際に英語を使う場面なら、いくらぶつ切れに切れてしゃべっても何の問題もない。ぶつ切れの原因は、「考えながらしゃべる」ということにあるからです。考えながらしゃべれば、誰だって、ぶつ切れになります。しかし、よく考えてしゃべっていても、途中で、相手が突然怒り出し、土砂降りの早口でしゃべり出したと仮定してみていただきたい。この場面では、しゃべりのスピードはすべて相手が決めるものです。
 意識しようとしまいと、考えながらしゃべる時、しゃべりのスピードは自分が決めています。しかし、相手がいきなり怒り出し、突如早口になったというわかりやすい例を持ち出すまでもなく、本来、「聴き取り」においては、しゃべりのスピードは他人が決めるものです。相手が勝手に決めるものです。自分が決められるものではありません。

 つまり、相手に応じるために、「もっとつなげる」も「もう一段とつなげる」も必要だということです。

 しかし、「つなげる」が必要な本当の理由はそれに尽きるものなのだろうかと考えています。

 日本人が普通に暮らしている場合、普段の言語は日本語だけです。
 そういう日本人が英語を勉強して、いくら個々の音の質がよくても、「つなげる」ということにポイントを絞らなかったら、教室での優等生ができるだけです。使える英語には至りません。
 なぜなのか。

 「つなげる」にポイントを絞らないで、個々の音をていねいに発音するだけのレベルにとどまった場合は、頭が「英文を組み立てること」から抜け出せないからです。

 「組み立てる」ことをやるのはしゃらくさい余力です。そんなしゃらくさい余力を持っていて、本当に考えることなんてできるのか。本当に考える力というのは、語学力とは別のものですが、もしある一人が考える力があったとしても、「組み立てる」なんてことに余力を残しておいたら、その人に異言語で考える余地はない。異言語というのはそういうもののことです。

 勢力図を念頭に置いてものを言うなら、SOV磁場においてSVO言語を聴き取りしゃべるという行為は、「組み立てる」ことを脱ぎ捨てる行為のことです。なかなかうまくいかないにせよ、めざす方向に向いている矢印はそういう矢印です。

 この矢印を否定できない間は、机上の練習における「つなげる」も否定できないのです。「つなげる」ことによって獲られるものが、磁場の強制力より弱いにせよ、「つなげる」ことを少しでも否定したなら、学習者から手も足ももぎとることになります。私の語学論においては、「つなげる」こそが、最重要な突破口です。それが「日本にいてやれること」を有効にする鍵です。

 吉さんがコーチをやる枠で私が、「最近、口の筋肉の動く範囲を広げろとか、音の粒をはっきりさせろということを生徒に言っているんだ」と言ったところ、吉さんが「そっちの方がいいと思います」と言ったので、「そっちの方がいいとかいう問題ではない」と強い口調になりました。
 まったくそういう問題ではない。
 吉さんの「しゃべり」は、英語磁場において本格的に立ち上がったものだと推測していますが、それは、「磁場に無意識をいじられたこと」によって立ち上がっています。それがいいとか悪いとか言いたいのではない。それはそういうもんだと言いたいだけです。そしてさらに、日本には英語磁場はないのだというきわめて単純なことが、どれほどわかってもらえないのかということです。頭でなら誰にでもわかる。しかし、方法的にわかる人はほとんどいません。とりわけ、磁場帰りの人には、日本語だけで生きる人たちの「語学」がわからなくなるのです。逆説めきますが、英語ネイティヴや磁場帰りの人ほど、語学のコーチや先生に向かない人たちはない。

 音をはっきりとていねいに言うことの方が、「つなげる」ことより大事だなどということは金輪際ない。練習の前後関係において、「はっきりとていねいに」が、「つなげる」に先立つということが言えるだけです。そして、1万行という量をていねいに扱うことで、素読舎は先立つべきものを先立たせています。

 文を「組み立てる」しゃらくさい余力をなくす練習でしか、(英語磁場を欠いた場所では)本当に「組み立てる」(=考える)ことなんか起こりっこないということが磁場帰りの人にはわからなくなるのです。「磁場」が無意識を動かしたことを意識化できないからです。これは、吉さんに限ったことではありません。磁場帰りはみんなそうなんです。
 磁場帰り(と英語ネイティヴ)は、自分がぺらぺらやれるとか、英語がよく聞き取れるとかいうことを看板にしています。そういうのを看板にするならするで結構だが、生徒がぺらぺらやれるようにするとか、生徒が英語をよく聞き取れるようにするとかが本当のポイントじゃないんかい。いつもそう思います。
 「生徒が」しゃべるようになること、「生徒が」英語が聞き取れるようになること。この最重要のポイントを外したら、自分がぺらぺらやれるとか、自分が英語が聞き取れるとかいうことには、何の意味もない。少なくとも、コーチやら教師やらをやる場面においては、何の意味もない。
 それは、英会話学校の英語ネイティヴのセンセーたちが見事に立証したことです。私の語学論では最初に結論の出ていたことであるにせよ、何の意味もないことを立証したことについては、ごくろうさんを言い、そんなくだらないことを立証させた生徒たちにもごくろうさんを言いたい。もちろん、大いなる皮肉としてです。

 吉さんは、フレーズや文を「一つの単語を扱うように扱う」やり方を提示しています。今日のレッスンでも、「一つの単語を扱うように」という指示を出していました。生徒(キリピー)は、素直に従っていて、問題の文をクリアしていました。しかし、キリピーは、私の「あいうえおフォニックス」や、個々の音の扱い方や、音のぶつかり合いの処理の仕方を私がさんざんに指示した生徒です。その生徒だから、「一つの単語を扱うように」という言い方が有効だったのだと考えています。
 簡単に言えば、私のコーチで1万行を越えた生徒になら、吉さんの言い方は有効かもしれないということです。それが有効になるための、1万行という実質があるのだということです。
 異論があるなら、素読舎での練習を始めたばかりの人に「一つの単語を扱うように」という指示を出してみて下さい。「もっとつなげる」より、もっとずっとうまくいかないはずですから。

 きちがい沙汰のように「つなげる」のでいい。
 それを欠いたら、「磁場」を欠いた場所で、無意識が随伴することはありえない。
 「ありえない」と断言するほどに大事なポイントだと思います。

 村田君も吉さんも、先生臭さが抜けないところが気になっています。
 この点では、小川さんにはあんまり先生臭さがありません。
 先生臭さというのは、優等生臭さと言ってもいいと思っています。
 こういう言い方をすると、どなたもこなたも気を悪くするかもしれませんが、私のことに限ってものを言うなら、私は絶対に先生ではありません。じいさんになってきたので、センセイなんぞと言われても、虫酸が走ることはなくなってきましたが、昔は虫酸が走って走ってしょうがなかったのです。冗談じゃねえや、俺は職人だ、気持ちの悪いこと言わねえでくれ、と。
 虫酸が走ることはなくなっても、気持ち悪いという職人の感覚は今でもしっかりとあります。(村田君も吉さんも、「先生」と呼ばれることにあまり抵抗のない人じゃないかと思っています。)

 例えば、屋根屋が、屋根の上で弟子から「先生」なんて呼ばれたら、弟子を蹴飛ばして屋根から転げ落とすとか、自分が平衡を失って、転げ落ちてしまうとかするだろうと思います。職人というものはそういうもんだと思っています。
 およそ「先生」なんかというものとは違うのです。冗談じゃねえ。英語をいじって「先生」だと? きたならしい。

 ええと、話はどうなっていたんだ?
 ていねいな発音、口をはっきりと動かすこと、音の粒をくっきりさせること、それらは全部大事だが、そんなことより、「つなげる」の方が何倍も大事なんだということだ。

 私ら職人は、「教室の優等生」なんか作っているんじゃない。
 おままごとをやっているんじゃない。
 

【16924】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)04時15分23秒
  I 村さんの TOEIC の得点の報告とそれに関連した記事を、一本に仕立ててホームページに収めて下さい。  

【16925】
ももこさん、小川さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)04時19分19秒
   「自立練習」の報告をする場所を「大風呂敷」の外に作るようにとのご提案ありがとうございました。
 小川さんはさっそく見本を見せていただいて感謝しています。
 おまえさん、語学論をやれよ、さぼり過ぎだよというご意見だと受け止めたいと思いますが、今は、ちょっと、百姓がおもしろ過ぎて・・・。
 冬になったらやりますやります、とお約束しておきます。
 

【16926】
I 村さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)04時33分52秒
   山形のさくらんぼ、ありがとうございました。

 娘のブログにせっかくお書きいただいたのですが、娘が紹介している工房さんとのやりとりとうまく併存させられないとのことで、書いていただいたものをページに反映させられず、娘が非常に恐縮していました。謝っておいて欲しいとのことです。

 毎年ご丁寧にありがとうございます。
 私からお願いがあります。いただいたもの、「ハリマオ」編集部へお送りいただいた一財産と考えさせていただきたいということです。うちの家族へお送りいただいたものだと思いますが、「ハリマオ」編集部で受け取り、うちの家族に編集部から渡します。

 毎月お金をいただいており、その上に、何かいただくと、私はとたんに落ち着かなくなります。余っているんで送りたいけどいいか、というようなことでしたらいいのですが、もしかしてお金を使って買っているのではないかと思うと落ち着かなくなるのです。

 「ハリマオ」編集部へいただいたのだと考えると、私はなぜだかすごく気が楽になります。その場合は、もうなんだってありがたくいただいてしまうのです。現金、ビール券、図書券、宝くじ、馬券、トラベラーズチェックなんかでも、よろこんでどんどんいただいてしまいます。
 「快傑」ハリマオですから。「怪傑」ハリマオではありませんから。
 って、何を言っているのか。酒が頭に回り、どうにもなりませんが、意のあるところをお酌み取りいただき、山形のさくらんぼを「一財産」とさせてください。
 

【16927】
「ハリマオ」送付方法  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)04時37分24秒
  「一財産」を送ってくださった方には、毎号お送りしています。
こちらからプレゼントさせていただいている場合は、3号分をまとめてお送りしています。
手違いがありましたら、ご指摘下さい。
 

【16928】
チョコさん、江戸の母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月29日(火)04時59分40秒
   江戸の母さんの以前の書き込みを読んで、確定的でないと読みましたので、そのままにしておきました。他の枠の方々にただちに影響の出ることですので、確定的な申し込みでないかぎり、私が動くことはできません。
 チョコさんのお子さんと江戸の母さんのお子さんとで組むことは、こちらから提案させていただいたことなのですが、今回は「なし」ということでお願い致します。

 新たに提案させていただきます。
 チョコさんのお子さんと、江戸の母さんのお子さんとで、「聞き役」だけをやっていただくのはいかがでしょうか。素読には参加せず、聞いてもらうだけです。
 その場合、ヘッドセットではなく、スピーカーから声が出るようにしておいていただき、気が向いたときだけ聞いている程度のゆるい聞き方でいいと思います。

 しばらくそれをやっていただき、お子さんがやりたいと言い出した時に、再度ご検討いただくのがいいと思います。

 チョコさん

 お子さんに起こっているのは、年齢の問題ではないと思っています。
 「関係」に非常に敏感なお子さんなんだろうと思っています。
 すでに二人の生徒が少し形成した場に後から加わったという関係を敏感に感じているのだろうと思っています。
 顔見知りの友達を誘っていただいて、新しい枠を作るのが最上だと思います。
 

【16929】
村田さん  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月29日(火)10時56分28秒
  わたし、TOIECのリスニング問題は1問17秒と書いてましたが、27秒の間違いでした。自分の記事を訂正しておきました。  

【16930】
自立練習報告(感想)  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月29日(火)14時58分16秒 編集済
  1. increase (vb) の発音

"If the human population goes on increasing at its present rate, social life as we now know it will cease to be possible."(137674行)

動詞のincrease ですが「inkri:z]と発音していました。おそらく初めてこの単語に出逢って以来ず〜〜〜〜っとです。動詞は濁り、名詞の場合は濁らないで[inkri:s]と使い分けていました。

今日、同文に出て来る動詞の cease が[si:s]なので、ふと「あれっ?」と思い, 2回ほど「インクリーシング」と読んでみましたが、どうも収まりが悪いように感じ、今までの習慣通り「インクリージング」と読んでいたら、村田さんが「濁らないんじゃないでしょうか」とおっしゃったので、私のウエブスターと村田さんのコービルドで調べてみたところ、アクセント位置は二種類ありましたが、音はやはり濁らないのでした。

ちなみに"decrease" は濁らずに読んでいましたから、もっと早く気づけよっ、と自分に突っ込みを入れたい気分でした。

最初に習った先生が間違って教えてくれたのかもしれません。私が覚え間違いしていたわけではないと思ってます。中学・高校を通してず〜っとこれで通用して来ましたから。英会話学校でネイティブ・スピーカーに "increase" の発音を修正された経験もありません。ネイティブ講師は「内容重視」ですから、よほど奇妙な発音でない限り訂正してくれたりはしません。私達がいちいち外国人の日本語を訂正しないのと同じです。

そんなこんなで間違った発音やらイントネーションがそのまま放置されて来たわけです。私はいいんですが、私が教えて来た生徒達には気の毒なことをしました。自分が間違って使って来たことより、間違ったまま生徒達に伝えてしまったことの方がショックでした。

もしかしたら「インクリーズ」と濁って読む英語方言もあるんじゃないかとかすかな望みにすがってます。Yoshieさんがネイティブに習っているので聞いてみてもらいますね。って、自分のことだ。

2. fire ファイヤーではない、ファイア

"Cease fire!"(137679行)

上級者の中にも「ファイヤー、ヒヤー」と"y"の字を入れて発音する方がかなりいます。それが非常に気になり、自分自身でも意識するようになりました。発音、難しいです。

3. 「つなげる」「もっとつなげる」を意識して練習しました。村田さんもそのことを主眼において練習されているように感じました。

英米人など英語圏の人たちは肺活量が大きいのか?! 20語文くらいになると1文を通して読むだけでも息が続きません。30語文も出て来ますので、こういう時はフハ〜ッと息を吸い込んで読み始め、意味の切れ目で、素早く水面上に口を出してスハッと息を継ぐという状態です。回転読みは自転車乗りのようだったり、水泳のようだったり...

4. 単語の用例

知育  intellectual education
知識階級  the intellectual class
知的能力  the intellectual faculties
知的な職業  intellectual pursuits(137727〜137730行)

根石さんは既出単語に関連するフレーズを豊富に盛り込んで下さっています。これも自立練習で回転読みに入れたいと思うのですが、だめでしょうか。個人個人が必要に応じて読んでおけばいいことではありますが...
 

【16931】
日本語素読  投稿者:江戸の母  投稿日:2010年 6月29日(火)15時15分59秒 編集済
  根石さん
お返事ありがとうございます。日本語素読は今すぐにでもとびつきたい気持ちもありますが、子どもが声が出るまでの苦労も見てきているので、慎重を期したいとも思っています。

今、娘は自分で絵本を読み出したり、七夕の短冊を書こうとしてみたりしてます。上の子よりも文字への好奇心を感じます。「聞き役」の件、了解です。よろしくお願いします。声出しちゃうかもしれません。私の勝手な理想ですが、娘、チョコさんのお子さん、そしてもう1人お子さんがはいってくれるとどうかなと思っています。ペアづくりは、重要なだけにかなり手がかかりますね。
 

【16932】
Tommyさんの報告、勝手に掲載  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月29日(火)16時38分35秒 編集済
  今日、準1級の受験結果について詳しい内容を報告に来てくれました。

私は何よりもリスニング問題の出来についてが気がかりでした。イメージ核受肉教材以外、リスニング対策は何もやっていなかったからです。たった700〜800行くらいの素読レッスンでは目立った伸びは期待出来ないかもしれないかもしれないと思う反面、期待する気持ちもありました。

それは最近、彼女の読み方がとみに良くなって来ているのに気がついたからです。村田さん、Yoshieさんも同じ感想を持たれているということでした。たけさんとの自立練習も功を奏しているようです。Tommyさんによると、たけさんにも読み方が上手になったと言われたとのこと。もちろんTommyさん自身も1人でかなり練習しているはずです。

少し話が飛びますが....

リスニングが伸びない理由には、正しい発音と音の脱落や同化の法則を身体化していない、知らない単語や構文がある、英語の語順のまま身体に叩き込んでいないので話し手のスピードについていけない、背景知識が欠如しているなどがありますが、素読舎のメソッドは背景知識以外のすべてをカバーしています。

リスニング力を向上させるための技法として、シャドーイングやらオーバーラッピングやらサイトトランスレーションやらがもてはやされ始めてから久しいのですが、「音作り」と「回転読み」という基礎体力作りがなければ、やってもあまり意味はないように思います。グジャグジャな音でいくら豪速で読めてもリスニング力が伸びるはずはないです。

さて話は元に戻って...

Tommyさんから準1級受験のリスニング対策について聞かれた折、「とりあえずは素読舎のスカイプレッスンと語彙リストの例文の回転読みだけやってればいい」と言い切ってしまった手前、正直なところ心配ではありました。

しかしTommyさんの報告の第一声は「聞き取り易くなっていたのでびっくりした」ということでした。たった700〜800行でこれです。1万行を突破したらどうなるか、ワクワクですわ。

たけさん、これからもTommyさんをよろしくお願い致します。
 

【16933】
ホームページ更新しました。  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 6月29日(火)16時44分28秒
  ・「つなげる」という問題
・英検・TOEIC突破の報告 TOEIC 420点から750点へ
・ももこさんのお子さんの感想 更新

http://www.sodokusha.com/index.html
 

【16934】
根石さん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 6月29日(火)16時47分24秒
  掲示板のデザイン変更、少しお待ちください。  

【16935】
根石さん  投稿者:I村  投稿日:2010年 6月29日(火)19時21分14秒
  ブログのコメントの件、了解しました。
こちらこそ、場にそぐわないコメントでした。よろしくお伝えください。

毎年申し上げておりますが、お送りしているさくらんぼは、
「自家用」のもので、売り物ではありません。すべてを食べきることは
できないため、親戚や知り合いに送っているものです。

入梅時期になると、山形県民は、県外の親戚や知人にさくらんぼを送る
ことになっております。もはや、県民の義務といっても過言ではありま
せん。でも、地元のものを喜んで食べてもらえるなんて、本当に幸せ
なことだと思います。

このたびのさくらんぼも、根石さんやお孫さんに喜んでいただきてくて
送りました。おいしく召し上がっていただけましたら、私も幸せです。
くれぐれも食べすぎには気をつけてください。この時期、さくらんぼの
食べすぎで小さい子がおなかを壊すのも、山形ではよく見かける光景です。
 

【16936】
便乗して結果報告  投稿者:たけ  投稿日:2010年 6月29日(火)21時03分44秒
  掲示板で、TOIECや英検とリスニングが話題になっているので、
私も便乗して、息子の英検5級の合格報告です。f(^_^;)

息子は今年1月末から素読舎にお世話になって、6ヶ月。
それまで(幼児期以外)いっさい英語には触れず、興味も持たず…。
そんな息子に、
「中学でも英語の授業が始まったし、英検受けてみない?5級なら簡単よ♪」
と、勧めてみたのは5月の連休明けでした。

その後、特に5級の為の勉強をすることもなく、
英検間際には、義父の具合が悪くなり、私もそれどころではなくなってしまったので、
前日にインターネットでテストサンプルを見て回答方法を教えたり、
マークシートの書き方を教えるだけしか出来ませんでした。

ところが、出た結果は50点満点中44点。
しかもリスニングはたった1問だけのミス!
驚きです!!

はっきり言います!!
息子は、根石さんのレッスンを週に1回30分受けているだけです。
(4がつからの学校の英語の授業はのぞいて)英語はそれだけです!

HPや掲示板の冒頭にある今月(6月)の根石さんの言葉に

【素読という方法を根本に据えると、成績なんかねらったわけではないのに、
「結果として」成績がよくなるということが起こります。】

と言う部分があります。
まさに、息子の今回の結果は、この部分を証明したのだと、
鳥肌が立ちました!(笑)

根石さんありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします!
 

【16937】
小川さん   投稿者:たけ  投稿日:2010年 6月29日(火)21時12分10秒
  お世話になっております〜♪

Tommyさんとの自立練習、私もとても励みになっているんです!!

私がこんな事を言うのは生意気ですが、
でも、Tommyさんの最近の上達ぶりには、ほんとにびっくりするとともに、
私も頑張らなくちゃ〜♪って、とても良い刺激を受けています!
私もTommyさんをお手本として、準1級受験頑張ります〜。

これからもよろしくお願いたします〜!m(_ _)m
 

【16938】
たけさん  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月29日(火)22時18分37秒
  息子さん、合格おめでとうございます。それも高得点で!  

【16939】
小川さん   投稿者:たけ  投稿日:2010年 6月30日(水)00時09分9秒
  ありがとうございます。

単純な息子はこれに気を良くして、早くも
「次は4級を受ける!」と、はりきって言っております。

母はただただ見守るだけで、あとは素読レッスンにおまかせで〜す。(笑)
 

【16940】
根石さんへ 「つながる」に対してお返事  投稿者:  投稿日:2010年 6月30日(水)06時23分39秒
  根石さん、ありがとうございます。  プリントアウトしていますので、
今後も思い出すたびに丁寧に読み返します。

イライラさせているのは、よく分かっております。
私の人間的にゆるいところに、根石さんのイライラの本当の原因があるのじゃないかと思っています。
そういうゆるさが「おままごと」と言わせるのではないかと想像いたしました。

磁場帰りでもありますが、しかし、根石さんの方法を嗅ぎつけ素読舎まで辿りつきました。
「つなげる」に関しては、僕の中で深い理解が訪れるまでお待ちいただけないでしょうか。
先日もお願いしましたが、再度お願いいたします。

前回の、、、「吉さんは1万行まで人を育てたことがないから、、」という一言で、
もう答えがでているのだということです。 これを言われたら言い返せません。
私の中に、ゼロからの人を育てる経験値を地道に増やしていくしかないということだと思います。

根石さんはとりあえずの目安として1万行と言いますが、
これも大勢の生徒さんを育ててきた結果、根石さんが感じた行数であるわけです。
この1万行というおおよその行数も、私が自分の感覚で辿りついた(納得した)行数でないと、
とうてい使い物にならない目安(知識)です。

そうでなかれば、行数をただ上滑り、空回りをおこすことになるでしょう。

1万行を超えたあたりの生徒さんの変化を、根石さんにどんなに詳しく教えてもらっても、
この大風呂敷でどんなに活字になったものを拾って理解したような気になっても、
それは遠くに飾ってある絵を眺めている状態と、なんら変わりはないということです。
やはりこれは経験からでしか到底言い切ることはできないと思っています。

> 吉さんの「しゃべり」は、英語磁場において本格的に立ち上がったものだと推測していますが、それは、
>「磁場に無意識をいじられたこと」によって立ち上がっています。
> それがいいとか悪いとか言いたいのではない。それはそういうもんだと言いたいだけです。

そうです。 それだけのもんです。
しかし、私はこの日本で根石さんの方法に出会えて成長を続けることができました。
根石さんから一時離れていた間も「英語は辞めずにいた」
その結果の音を現在保持しているということは付け加えさせて頂きたい。

今の私は、自分の音読用の音に加え、初心者向けや、
中級者向けのコーチ用の音を個別に練習もします。
そこにはハッキリとした「意識」があるということを、お伝えしたく思います。
今の私の音読は、辞書の発音記号を規範にした「語学的な音なんだ」ってことです。

> そしてさらに、日本には英語磁場はないのだというきわめて単純なことが、
> どれほどわかってもらえないのかということです。
> 頭でなら誰にでもわかる。しかし、方法的にわかる人はほとんどいません。
> とりわけ、磁場帰りの人には。
> 日本語だけで生きる人たちの「語学」がわからなくなるのです。
> 逆説めきますが、英語ネイティヴや磁場帰りの人ほど、
> 語学のコーチや先生に向かない人たちはない。

根石さんに「磁場帰りはわかるまい」「磁場帰りにはコーチに向かない」と言われ続けてきます。
正直、またかよ、、という気持ちでゲンナリすることもありますが、
こう思われるのは根石さんの気持ちですから、かまわないです。
否定しません。 しかし、僕の気持ちを書かせていただけるなら、
文の最後に、「吉さんならいつかわかってくれると思います」と書いていただけると気持ちが救われます。

「磁場帰りにはわかるめえ」を繰り返し言われていると、本当に自分では(磁場帰りでは)
素読舎のコーチはダメなのだろうという想いが摩り込まれていきます。

私はホトホト弱ってしまうのです。
これは本当にガックリで、前にも書いたことがありますが、
村田さんや小川さんを何度かうらやましいと思うことがあります。
私の学習歴は(留学した経験などは)、
残念ながらキャンセルすることができないのですね。

>  ていねいな発音、口をはっきりと動かすこと、音の粒をくっきりさせること、
> それらは全部大事だが、そんなことより、
> 「つなげる」の方が何倍も大事なんだということだ。

はい、わかりました。
しかし、まだまだ僕の中の深いところで落ちた理解ではありません。

独学での修身を覚悟で(コーチ失格を覚悟で)書きますが、
「つなげた音」への導き方も様々なんじゃないかと思っているところもあるのです。

Good morning を 例えで書きます。(リズム感をカタカナで表記しやすいので、、)
Good morning. を 「タッタ・タータッタ」のリズム感で読んでいる人に向って、
「もっとつなげて、、」という指示だけで良いのかどうか考えます。
「もっとつなげろ、、」と指示された生徒さんは、「タッタ・タータッタ」を縮めて読むだけで、
(速く読むだけで、、)「タッタ・タータッタ」のリズム感が崩壊をはじめることはありませんし、
もしも崩壊にいたったとしても、そうとうのエネルギーを使います。

つなげた音の Good morning. のリズム感は、「タッ・タータン」ですね。
僕はこのリズム感をゆっくりでも最初に教えてしまっても良いのではないかとボンヤリと考えたりもします。
「タッ・タータン」のリズム感だと、テンポを速くしても遅くしても「つながっている」のです。

わかりやすくGood morningを例にして書きましたが、
文章が持つつながったリズム感を、ゆっくりハッキリと意識してもらえれば、
テンポがゆっくりでもはやくても「つながり」のあるリズム感をキープすることはできると思うのです。

「タ・タ・タ・タ・タ」のリズム感を持っている人に、
つなげろと言っても、、「タタタタタ」にはなるのですが、
本来の英語が持つリズム感は、「タカ・タッ・ターン」だったりします。
このリズム感は、テンポを速くしても遅くしても「タカ・タッ・ターン」です。

あの時「そっちの方が良い」と僕が言ったのは、ゆっくりハッキリと口を動かして「つなげる」という指導を、
指されて根石さんが言っていると思ったからです。
最初にゆっくりハッキリ意識させて「つなげて」、、そのリズム感とフレーズ感を保ったまま、
段々とスピードを上げていくのが良いのではないかと丁度考えていたのです。

また、ゆっくりハッキリとつなげたリズム感は、
早い時期から指導できてしまう気もいたします。
ここで、根石さんの言う「言い難いまま言いぬけろ」(だったっけかな?)と、
僕の気持ちがぶつかるのです。

この辺りのことは、生徒さんの音のクセをマネして、どういう風に指導していいのか、
自分なりに検証中であります。

しかし、まだまだ自分の考えを語りぬける経験値が圧倒的に少ないのです。
ここで「吉さんは1万行まで人を育てたことがないから、、」という一言に立ち戻ってしまいますが、、。

はるか先を歩んでいる根石さんが言っていることですから、「きっとそうなんだろうな〜」とは思います。
しかし、まだ自分の中で深く理解し納得していないものを「はい、わかりました」ということはできないのです。

「根石さんが言っていたことはこのことか〜、、」と、そういう言葉が自然に僕の口からもれるのは、
10年とか20年後になるかもしれません。 なんと言っても経験が必要ですから、、。
もしかしたら、根石さんが亡くなった後で、僕の中で深い理解がおきるかもしれません。
もしかしたら、僕が明日交通事故にあって死んじゃうこともあるかもしれません。
理想としては、できればお互いが生きている間に、理解を共有したいものです。

素読の根底には、「相手の理解するタイミングを尊重する」という考えが流れているはず。
辛抱強く一緒に考え、ヒントを与え続けていただけませんでしょうか。
どうかイライラせず、私の中で理解が起こるのを待ってください。
できれば磁場帰りはダメだという一言で片付けずに、、どうしたら私が理解にいたるのか、
一緒に考えていただけると嬉しく思います。 よろしくお願いいたします。
これが今の私が書ける精一杯です。

投稿は悩んだのですが、恥を覚悟で、新鮮なうちに投稿することにいたします。
生ものらしいのであたったらごめんなさい。
出社しないと遅刻ギリギリ時間なので、、ポチ (← 投稿ボタンを押す音)
 

【16941】
吉さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月30日(水)12時50分53秒
   麦刈りの最中ですので、なるべく簡単に書きます。言葉の足らないところがありましたら、後で訂正します。酒は入っておりませんが、寝起きです。

>根石さんはとりあえずの目安として1万行と言いますが、
これも大勢の生徒さんを育ててきた結果、根石さんが感じた行数であるわけです。
この1万行というおおよその行数も、私が自分の感覚で辿りついた(納得した)行数でないと、
とうてい使い物にならない目安(知識)です。

 「1万行」という語にとらわれる必要はありません。

>素読の根底には、「相手の理解するタイミングを尊重する」という考えが流れているはず。

 私の言いたいこともこれです。

>「もっとつなげろ、、」と指示された生徒さんは、「タッタ・タータッタ」を縮めて読むだけで、

 「縮めて読むだけ」の状態を抜け出すために、「縮めて読むだけ」という口の動きが必要なんだと言っているのです。だから、1万行までの間は、「縮めて読むだけ」だっていいと言っているのです。
 その間に、「基礎となる口の動き」がようやくできてくるのです。
 (吉さんの奥さんに起こったことと同じです。奥さんのそれまでの英語体験にはなかった現象が現象していたはずです。)

>つなげた音の Good morning. のリズム感は、「タッ・タータン」ですね。

 Good morning. なら、吉さんのやり方でうまく行くでしょう。2語だからです。私がイントネーションの自己決定力に関して、語数というものにずっとこだわってきたのは、4、5語くらいまでは、「口の動き」ができていない多くの人にも簡単に「うつる」が、7、8語から10語を越えたとたんに急にできなくなる現象がはっきりとあるからです。

>僕はこのリズム感をゆっくりでも最初に教えてしまっても良いのではないかとボンヤリと考えたりもします。

 例えば、15語を扱う人でイントネーションがうまくいかない人に、「もっとつなげろ」を「使わない」方法でやってみてください。生徒は混乱するだけです。あるいは、「お教室の優等生」ができるだけです。
 逆に「もっとつなげろ」を使い、基礎としての「口の動き」(筋肉の強度)ができている人に(1万行を越えた生徒に)、「リズムとして示せば」、すんなりできてしまったりします。

 吉さんの方法は、音楽的なセンスのある人向け、優等生向け、あるいは英語フリーク向けです。
 私の方法は、万人向けです。(ただし、方向性をつかんでも「自分で」歩き出そうとしない人は「見込みがありません」。これはしかし、実は語学の問題ではありません。)

 「基礎としての口の動き」というものがある。それは、「もっとつなげろ」→「もう一段とつなげろ」→「口の動く範囲を大きく使え」→「口の動きに力を入れろ」という順で指示し、それらが全部備わった口の動きのことです。それを実現する過程においては、個々の音を扱い、連音処理(音のぶつかりあいの処理)などを行うことは吉さんがご承知の通りです。
 個々の音の扱いや、連音処理は吉さんはよくご存知ですが、私がここで「基礎としての口の動き」と言っているものが、いまだつかめないのだろうと推測しています。

 お経みたいにだらだらつながっていたってかまいやしない。それが「基礎」になる。日本語だけで生きている日本人には、その形でしか「基礎」は作れない。

 「基礎」ができた人に、私はCDを使えと指示します。その段階の人は、まるで短期間にCD音(複製音声)を見事に媒介にします。高校の頃に、かたさんの音に実現しました。その後、大学に入って、かたさんはその音を崩してしまいましたが・・・。

 「基礎としての口の動き」ができていない人に、いくら「CDを使え」と言っても、「真似して言え」と言っても、「単語一つを扱うように」と言っても無駄です。生徒の口の動きが「こちら岸」のものであり、CDやコーチの口の動きが「向こう岸」のものであるということが現象するだけです。

 「最初に教える」方法があるなら、教えて下さい。そんなものはありません。だから、「真似して言え」が跋扈しているのです。もし、「最初に教える」方法があるとしたら、吉さんが自分で作る以外にありません。語数別分類を使い、同じ語数の中をいくつものパターンに分類することになるのかもしれません。

 リズム感を「教える」のではありません。Good morning.の d が「弱形」になるまでの「口の動き」(筋肉の強さとしなやかさ)を「作る」だけです。
 「教える」のではなく、「作る」のです。

 「弱形」は単なる弱い音ではない。強い筋肉の動きが「拍としてだけ使う」弱い音のことです。
 例えば「弱形」について、吉さんは、弱い音だから誰でも簡単に出せると言っていることになると思っています。私はそうじゃないと言っているのです。

 「1万行」までの間に、生徒の口の動きがひきしまってくるという過程があります。新しい筋肉(あたらしい口の動き)ができてくると、ようやく動きに無駄がなくなってきて、音がひきしまってきます。そういう矢印が最初に生まれるのが、「1万行」をやったあたりということです。「もう一段とつなげろ」は、生まれた矢印に強度を備えるためです。
 これに関しては、生徒さんたちが体感を持っているはずですから、生徒さんたちに発言して欲しいと思います。私が言うより、ずっとはっきりするかもしれません。

>素読の根底には、「相手の理解するタイミングを尊重する」という考えが流れているはず。

 素読はその「タイミング」が生じるように、絶えず準備する(作る)のです。
 単なるお題目(教える)ではありません。
 「初心者を相手に1万行の面倒をみないとわからないよ」と言っているのもその意味でです。

 吉さんは、「磁場における自然なイントネーション」を相手に指示するにはいいコーチでしょう。しかし、それを「生徒に実現する」には、自分が「自然なイントネーション」を持っていたって駄目なんです。
 それでいいなら、英語ネイティヴは一人の例外もなく、いい教師であるはずですが、英会話学校の英語ネイティヴが役立たずだということは歴史が証明してきたことです。

 生徒の側に、「基礎としての口の動き=筋肉の強度としなやかさ」が備わらなければ、教師側の「自然なイントネーション」は無駄になるのです。

 「つなげろ」「もう一段とつなげろ」という指示以外に、「基礎」としての口の動きは作りようがないと私は確信しています。
 これは私の方法の根幹です。
 

【16942】
たけさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 6月30日(水)12時57分36秒
   ご報告ありがとうございます。
 先日、金曜の会議(酒飲み会?飲んでいたのは私だけ?)で、「素読舎を使っていい結果が出ても、かあちゃんたち(失礼!)は、うちの子の自慢をするようで、学年トップだとかそんなこと書けないよ、になっちゃうんですよ」と言ったところ、ももこさんが「じゃあ、私、書きます」と言って下さいました。
 とても心強く思いました。
 たけさんにも、「うちの子の自慢をするようで」あるものを書いていただけたこと、感謝しています。何よりの応援をいただきました。
 

【16943】
"increase"  投稿者:小川  投稿日:2010年 6月30日(水)21時41分53秒 編集済
  驚いたことに、Yoshieさんもずっと動詞のincreaseは[inkri:z]と発音していたそうです。

それで彼女の知っているネイティブ講師に尋ねてもらったところ、「『インクリーズ』と発音する生徒はほんとに沢山いるのよ」との答が返って来たそうです。これもびっくりでした。

Yoshieさんがこの講師に「生徒が「インクリーズ」と発音した時には訂正しますか」とたずねたところ、「インクリースとインクリーズの違いはそれほど大きなものではない。この程度の些細な発音の間違いを正すことで会話の流れを途切れさせたくないので、そのままにしておく」とのこと。そして「でも、どうしてこういうような同じ間違いが起こるのだろうか」と不思議がっていたそうです。「"s"の音はきつい音なので、日本人はソフトな"z"の方を好むのかしらね」とも言っていたとのこと。

やはり私達が習って来た日本人の英語の先生達が間違って教えてくれていたのではないかと思います。あるいは、個々の生徒に音読させて、それをチェックするという授業がほとんどないので、先生が間違いに気がつかなかったということもあるのかも知れませんね...

"インクリース。Repeat after me." と先生が教えたとき、そのまま音を真似ることの出来る生徒とそうでない生徒がいるからかも知れません。Yoshieさんと私は後者の部類に入る生徒だったのかも知れません。

それとも... 関西には「自転車(じてんしゃ)」を「じでんしゃ」と発音する人が沢山いるんですが、それと良くにた現象なんだろうか、と思ったり。

とにかく私もYoshieさんも何十年も間違ったまま使って来ていました。外国人講師にもついて習って来ましたから、彼らが「インクリース」と発音しているのを頻繁に耳にしていたはずですが、それでも気がつかなかったというわけです。

素読舎に出逢わなければ、きっとそのまま死ぬまでインクリーズだったよねぇ、とYoshieさんが言いました。
 

【16944】
根石さんへ お礼   投稿者:  投稿日:2010年 6月30日(水)22時40分26秒 編集済
  根石さん 丁寧なお返事ありがとうございました。
読ませていただき、胸の内にすがすがしい爽快感が広がります。
私の今の精神は、非常に穏やかで心地よい状態です。

> 麦刈りの最中ですので、なるべく簡単に書きます。

お忙しい中ありがとうございました。
みごとなものを読ませていただいたと感謝しております。
これだけの補足をしていただいて、やっと私の中に浸透してきました。

> 個々の音の扱いや、連音処理は吉さんはよくご存知ですが、

はい、、リエイゾン、イリージョン、アッシミレイションなどは、
知識として習得していますし、また自分でもそういう音の練習を学生の頃した時期があります、、

> 私がここで「基礎としての口の動き」と言っているものが、
> いまだつかめないのだろうと推測しています。

まったくその通りだと思います。 教えるのがよほど難しい生徒さんに当たらないと
まずそこのところがなかなか理解できないのだと思います。

> リズム感を「教える」のではありません。

たしかにそうなのですが、
英語のもつフレーズ感を感じてもらうためにリズムを使うことはできると思います。
フレーズ感の違いを「感じてもらう」「認識してもらう」ということです。

> 「初心者を相手に1万行の面倒をみないとわからないよ」と
> 言っているのもその意味でです。

はい、、しかし、初心者であっても音取りのセンスのある人ない人さまざまで、
1人や2人の面倒をみただけじゃ、わからないとも思います。
その意味で、長い目でみてやってくれ(待ってくれ)とお願いしています。

何にしてもありがとうございました。
根石さんには書くことに相当のエネルギーを割いていただきましたが、
思い切って書いて良かったです。 大きな収穫でした。

本職の仕事で片付けなければいけないことがありますので、
今夜はここでいったん失礼いたします。
もやもやの晴れた気分です。
 

【16945】
吉さん、根石さん  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 1日(木)02時15分55秒 編集済
  お二人の大事な話の間に、個人的なつまらぬ失敗談を差し挟んでしまいました。ごめんなさい。

吉さんの御陰で、私自身、今まで薄らぼんやりとしか理解出来ていなかった「語数分類の意義」「つなげるということ」「なぜ1万行なのか」などについて、理解を深める機会を得ました。ありがとうございます。
 

【16946】
ホームページ更新しました。  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 1日(木)03時05分52秒
      ・生徒さんの感想 更新

    ・「つなげる」という問題 更新

    ・英検・TOEICの報告 レッスンだけでリスニングはほぼ満点 (5級)

    ・英検・TOEICの報告 聞き取りやすくなってびっくり (準1級)

    http://www.sodokusha.com/
 

【16947】
小川さん  投稿者:  投稿日:2010年 7月 1日(木)23時04分42秒
  小川さん、 僕は小川さんと茶の本をやらせていただいた時、
cleanliness を、クリーンりネスと読み、
間違えを小川さんに指摘していただいたのです。
ありがとうございました。 あれ以来、どんなに知っている単語でも、
アクセント位置をハッキリと思い出せない単語は、調べるようになりました。
起点は、小川さんとやった「茶の本」にあります。
あそこから「語学」にハマったのだと思います。
 

【16948】
根石さんへ かわの君との対話  投稿者:  投稿日:2010年 7月 1日(木)23時06分20秒 編集済
  << かわの君との対話 >>

会社にかわの君(仮名)という友人がおります。
部署や仕事内容を超えたお付き合いをさせていただいております。
読んでいる本や雑誌などの趣味が近く、セミナーなどの勉強会にもたまに一緒にでかけます。
先月は、彼に誘われて今野華都子さんという人の講演会を一緒に聞きに行きました。
週に1度、ランチ休みの時間を潰して勉強会を2人で続けていたこともあります。
留学経験なしのまま(日本在住のまま)努力され、米国公認会計士の資格まで取得されている人です。
少林寺拳法の有段者で、最近は合気道もはじめられました。
まったくの同い年なのですが、彼から学べることは多く、
お互い良い意味で刺激しあえる仲だと思っています。
こういう人を尚友(*)と呼ぶのだろうと思います。

この彼は社内でただ1人、私が素読舎とつながりがあることを知っている人物です。
最近の根石さんとの大風呂敷でのやりとりを(「つなげる」という問題関連の記事を)
プリントアウトして彼に読んでもらいました。

かわの君:「読ませていただきましたよ〜。 いや〜、根石さんって厳しいお方ですね〜。
そして、吉さんもよく書きましたね。
「ごめんなさい精進します」の一言ですませることもできるのに、偉いですよ。」

吉:「あれだけの文章を書くのにどんだけのエネルギーを根石さんが使ったかわかるからね。
さすがに無視はできないよ。 おかげで良い文章を読ませてもらったし、、。」

かわの君:「根石さんの言葉は厳しいので、読んでいる当事者には、
内容の核心がうまく伝わらないこともあるんじゃないかと思いました。」

吉:「そうなんだよ。 当事者だと、感情にブロックされて、
根石さんの書く内容をうまく読めなくなることがあるんだよね〜。」
根石さん、すぐに「磁場帰りはダメだ」って言うし、、、(大笑)」

かわの君:「根石さんが、ネイティブや帰国子女がダメだっていうのはわかります。」

吉:「俺もわかるけど、あんまりダメダメを連呼して欲しくないんだよね。
オレの磁場帰りという過去はどうしようもなかんべ、、。」

かわの君:「吉さんは、根石さんがなぜネイティブや帰国子女が
コーチに向かないと言われるのか、やっぱりわかっているのですね?」

吉: 「わかってるよ〜。 だから、生徒さんの音をわざと真似て練習し、
生徒さんのどこに困難さがあるか疑似体験しようとがんばってんじゃん。
それをふたこと目には、磁場帰りにゃわからんとやられると非常に苦しい。
ネイティブが英語のコーチに向かないってのは、ようするにあれなんだよ、、
かわの君が以前話してくれた数学者のガロアと同じことだね。」

かわの君:「あ〜、あの話ですか、、、いや、、まったく同じ問題だと思いますよ。
数学者のガロアは感覚で理解しちゃているんで、
「なんで君たちにはコレがわかんないんだ?」って怒った話しですね。
他の人には、きちんと1−10まで順序だてて証明と展開を見せてもらえないと
到底理解できない難問なのに、あのガロアは「なんでこれがわからないんだ!」と言って、
黒板消しを投げつけたそうですよ。(笑)」

吉: 「野球では巨人の長島さんかな。
長島さんも感覚でプレーできちゃう人だったから、
他の選手が、バットの振り方のことで長島さんにアドバイスを求めても、
「そんなのボールが来たら当てればいい」っていったらしい、、、(大笑)

感覚でプレーできるバッターってすごいけど、
「ボールがきたらバットで当てればいいんだよ」ってアドバイスじゃ、
アドバイスになってないもんね。 教わっているほうは困るよね〜。

「は〜〜(ため息)、オレの英語は向こうに渡って感覚で獲得した音だから、
他人には教えられないってことか、、。 かわの君、やっぱオレには無理だと思う?」

かわの君:「吉さんなら大丈夫だと思いますよ。
根石さんが書いてくれないから僕がいいますけど、、、(笑)

ようするに教えるのがメチャクチャ難しい生徒さんを相手して、
どうしてダメなんだろう、この教え方のどこがダメなんだろう、、と、
そうやって考え悩み、その生徒さんと一緒に成長させてもらうことで、
吉さんの中に刻まれていくものがありますから、、。

まさか吉さんは、「なんでわかんねーんだ」って言って
ガロアみたいに黒板消し投げつけないでしょ?(笑)」

吉:「ありがと、、。 なんか元気がでてきたよ。 持つべきものは友だね。
これからも仲良くしてね。 うぅっ、、(涙)。」

かわの君: 「応援してますよ。
「俺ならできる」を3回唱えて、えいっ!と飛び込んじゃってください。」


******************
(*) 尚友(しょうゆう):
この言葉は、私が今読んでいる森信三(のぶぞう)という人が書いた本にでてきます。
これは友を尚ぶ(たつとぶ)という意味だそうです。

・・・引用・・・
この言葉は読書と並べて、古来「読書、尚友」というふうに使われている言葉であります。
<中略>・・・友と親しむと言わないで、とくに友を尚ぶ(たつとぶ)と言ったところに、
深い味わいがあると思うのです。 <中略>、、、(友を尚ぶというのは)
すなわちその友人が、道の上からは、自分より一歩ないし数歩をすすめており、
したがって自分は、その友において大いに尊敬すべきものを認めるという時、
初めて友を尚ぶ(たつとぶ)となるわけです。

森信三 「修身教授録」10講より、、(p69) 致知出版
 

【16949】
月並みないい方ですが...  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 2日(金)00時16分37秒 編集済
  吉さん

根石さんから期待されてはるんですよ。私、そう思います。磁場帰りでありながら、磨けば光る玉のような、英語講師としての素質を持っておられると見抜いておられるんだと思います。

素読舎は私のやり直し英語の場です。まだまだコーチ見習い未満です。人から上級者とか言われても、所詮は学習者なので、いっぱい間違いをしますね。やっぱり吉さんもそうなんですね。だから律儀に辞書で調べる、きちんと回転読みをする、そういう初心者と同じ地道な作業が必要なんだなぁと思います。

心ではそう思ってはいても、私なんかついずぼらすることもあるんですが、吉さんは学ぶことに対して謙虚です。偉いなぁ、見習わんとあかんなぁ、といつも思っています。

根石さんにけちょんけちょんに言われて、ご自分の尊敬される方の著書をけなされ、心をズタズタにされて、一旦は大風呂敷を離れられた。それでも「素読」は王道だと思い、悔し涙をぐっと呑込み戻って来られたのは吉さんだけではないでしょうか。「素読による語学学習は正しいかもしれない、でもあんなにクソミソに言われとうはない」と離れて行った人もいると思います。

でも吉さんは違った。自分の気持ちは二の次、正論に対しては謙虚に頭を下げられる、そこんとこがすごい。
 

【16950】
吉さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 2日(金)02時33分20秒 編集済
   疲れているせいか、昼間やたらに眠り、夜になって眠れなくなりましたので、書く時間ができました。

>吉:「そうなんだよ。 当事者だと、感情にブロックされて、
根石さんの書く内容をうまく読めなくなることがあるんだよね〜。」
根石さん、すぐに「磁場帰りはダメだ」って言うし、、、(大笑)」

 以下、「磁場帰り」については、吉さん個人のことを言おうとするのではなく、「磁場帰り」全般についての言としてお読み下さい。串刺しにしてものを言いますので、もちろん吉さんについて当てはまるところもあるでしょうが、それは論というものの本性によるものです。
 「磁場帰りはダメ」について。こと語学、語学論という領域に一歩入った場合は、ダメなことが多いです。吉さんの尚友の少林寺拳法を借りて言えば、スキだらけなことが多いです。
 自分のスキルが、半分(以上?)が磁場によって無意識まで動かされたことからできているのであるという自覚がなく、自分の能力であるかのような顔をする人が多い。私がそれに対する強い嫌悪を持つのは、その顔が日本の社会で上等品として通用するからです。そのことが、日本語だけで生活して語学をやる人々に対して文化的な抑圧として作用しているからです。
 以前、2チャンネルにちょっと出入りしていた時、「日本で英語を勉強することの馬鹿らしさは、帰国子女」という舌足らずな言い方を読みました。日本で英語なんかいくらやっても、帰国子女並みのしゃべりには絶対にならない、ということを言っている文です。語学という領野全域を語りえているものではないので、私は反論しましたが、スキルというものにだけ目を向けた場合は、この舌足らずな言い方がものの見事に言い当てているものがあります。日本語だけ使う生活を続けながら、五十年六十年語学をやった東大教授も、「しゃべる・聞く」のスキルに関してなら、英語しか使わない(英語ネイティヴの)子供に劣るのです。
 「磁場帰り」が文化的抑圧作用に転ずるのは、「磁場によって無意識まで動かされた」ことに対する無自覚のせいです。

 以下は吉さん個人についてです。
 吉さんは、「磁場帰り」の人々の中では、「磁場帰り」とは何なのかについて自覚しようとしておられる方です。あるいは、日本語だけを使う生活の中で、語学を継続することとはどういうことなのかという疑問を持っている方です。これがなかったら、私は議論を噛み合わせようと思うことはないでしょう。

 吉さんは、日本にいて日本語を(多分)主言語として暮らしていると思います。日本にいて、英語をやっているのだから、私や私の生徒さんたちと同じように語学をやっているんだと考えるかもしれませんが、そうではありません。

 「英語磁場」に無意識を動かされてスキルを獲得した人は、「日本語磁場」にいて英語をやるときに、無意識をあてにできます。つまり、自分がいる「磁場」ではない、別の「磁場」が作ったものをあてにできます。日本語だけで生活している人がどう逆立ちしてもあてにできないものがあります。
 そのことによって、日本語だけで生活して、語学として英語をやっている人のことがわからなくなるのです。

 で、言いたいことは、そこが吉さんの出発点だということです。純然たる語学というものをわからなくしてしまう「磁場」体験があること。そこから改めて、語学というものに迫ること。それはこの掲示板だけに限れば、吉さんでなければできないことです。

 以下、再度「つなげる問題」です。

 キリピーと千代の枠で吉さんにコーチをやってもらっていて、「口の筋肉の動く範囲を普段より大きく使え」と生徒に言っていると私が言ったとき、「そっちの方がいい」と吉さんが言い、私が冗談じゃねえと思ったことについて。
 「そっちの方がいい」というのは、「つなげろ」よりいいということだと私は受け止めました。そして、冗談じゃねえと思ったので、「そっちの方がいいなんてことはない」と言いました。

 正確にとか、ていねいにとか、口の筋肉の動く範囲を大きくだとか、そういうことが、1ミリでも「つなげる」よりも「いい」なんてことはない。
 順序があるだけだ。
 「1万行」未満の生徒になら、正確さやていねいさを上位に置いて指示を出すことはある。「1万行」を越えた生徒になら、「もう一段とつなげろ」が必要になる。そういう順序があるだけだ。
 千代やキリピーの現在には、「もう一段とつなげろ」が必要なのであり、それが上位にきていい。そういう段階なのだ。

 それを無限定に、正確さやていねいさを「つなげる」よりも上位に置こうとしていると私は受け止めました。これは、素読舎の方法の根幹に触れるものです。

 正確さやていねいさや、もっと言ってしまえば、「磁場くささ」の方が、「つなげる」よりも、1ミリでも重要だなどということはない。
 私の言いたいことはそれに尽きています。

 これは、小学校低学年生を相手にしているとわかりますが、口の筋肉の表層だけを使ってものの見事にコピーする生徒が、一年以上私のレッスンを続けると、とても下手になります。口の筋肉の表層だけでなく、もう少し深いところまで筋肉が動くようになるときにこれが起こります。

 また、1万行を越えた生徒に、「もう一段とつなげろ」という指示を出すと、生徒が歯医者で歯を抜くときに麻酔注射をされた後のように、一種、「麻痺したような口の動き」になることがあります。これは、新しい口の筋肉ができてきたときに起こります。新しい筋肉ができてきているのだが、まだそれが弱くてうまく動かない。かといって、表層だけ使う使い方は、「もう一段と」によって禁じられる。そのことによって麻痺感覚のようなものが生じます。

 「ベタ読み」の価値を低くみつもり、正確さやていねいさの方を上位に置いたら、決して、これらの現象に出会うことはできないでしょう。
 

【16951】
根石さん  投稿者:江戸の母  投稿日:2010年 7月 2日(金)09時41分54秒
  根石さんの書き込みの上に書くのは、気が引けるのですが
メールを送りましたので、時間のあるときにあけてください。

それから、今日の日本語素読の見学希望いたします。
 

【16952】
素読舎応援団会議室  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 2日(金)13時34分55秒
  本日11時20分から素読舎応援団会議室を開きます。参加する方はスカイプをオンラインにしてお待ちください。  

【16953】
巨大な教材を使う意義  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 2日(金)16時27分15秒
  ビラの案です。まだ書ききれてない部分がありますが、ひとまず掲載させていただきます。
(中級者以降のことがまだまとまっていません)

=================================

一時の音読ブームも下火になりました。上っ面だけのブームは去ったけれども、英語をものにするためには音読が欠かせないのは間違いありません。英語をものにした多くの人は皆、激しく音読をしています。
学校では、文法事項などを理解し、暗記していくことが先立ちますが、これではいつまでたっても英語を使えるようにはなりません。
英文を「通じる音」で、すらすら読むことができるようにすること。これが日本人が日本在住のまま、英語を使えるようにする突破口です。素読舎は、素読を原理とした方法により、「通じる音」で英文が読めるようにすること=「音作り」をしてきました。
音読がその場での理解を要求するのに対し、素読は必ずしもその場での理解を求めません。この点が音読と素読の違いです。素読は、ひとまずすらすら読むことができればOKです。
生徒は、素読を原理をした方法により、コーチのサポートのもと、無理なく「通じる音」で読むことに集中できます。
素読舎の巨大な教材は、素読を原理とした方法に最適化されています。

◎一度目にした文が何度もでてくるので読みに自信がつく

特に初心者は、新しく目にする英語の文を読むのに苦労します。日本語と違う音を出すため、それまで使ったことのない筋肉を使うので、一つの文をすらすら読めるようになるまでには、思った以上の労力を要します。学校の教科書や、例文集などは、新しい文の連続で、まともに音読しようとすると、苦労の連続です。その点、巨大な教材は違います。生徒が無理なく進めていくことができる作り方がされています。
素読舎の巨大な教材は、新しく出てくる例文1つについて、文法事項や、多くの関連する例文(それまでに生徒が読んだことがあるもの)が書かれています。生徒が新しい文を読む度に、それまでに読んだことのある例文を何度も読む構造になっています。生徒は以前に一度読めている文がたくさん出てくるので、新しい文に出会っても自信を持って読むことができます。

◎同じ文が必ず後に出てくるので、生徒は無理なく英語の音を作っていくことができる

素読舎ではコーチが生徒の発音・イントネーションをチェックし、なおすべきところをなおします。
よどみなく読めている文に1カ所発音をなおすべきところがあったとします。たとえ上級者であったとしても、1カ所発音をなおしただけで、途端に言いにくくなり、途切れてしまい、すらすら読めるまでに時間がかかる場合があります。
初心者ならなおさらです。新しく読む文の読みを、最初から全部なおそうとすると、生徒はもう読めなくなってしまいます。そのまま、読みが止まってしまい、読み進めることができなくなってしまいます。
巨大な教材は、必ず後で何度も同じ文が出てくる構造になっています。ですから、少しずつ発音やイントネーションをなおしていくことができます。今回は、この場所、次に同じ文が出てきた時には、また別の場所、というように。1カ所づつの変化なので、生徒はそこだけを意識して読むことができます。このように、無理なく練習をしていくことができるのです。
教材を進めていくうちに、知らず知らずのうちに一つの文を何百回、何千回と読んでしまいます。こうして英語の文構造が、身体の深いところへ沈んでいきます。
 

【16954】
本日のレッスンの件  投稿者:ヒロ  投稿日:2010年 7月 2日(金)17時00分43秒
  根石先生
本日のレッスン(21:20〜)お休み頂きます。よろしくお願いします。
以上
 

【16955】
チョコさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 2日(金)20時00分42秒
  新しく提案をさせていただきましたが、お返事を聞くことができませんでしたので、今日はいつも通りやろうと思い、呼び出しましたがつながりませんでした。
提案について、お考えをお聞かせ下さい。
 

【16956】
ももこさん  投稿者:Piggy  投稿日:2010年 7月 2日(金)21時23分10秒
  次回は

----------------------------------------------------
164. 田中さんと言えば、最近彼に会ったかい?
       Talking of Mr. Tanaka, have you seen him lately?
  (注)talking of → speaking of が一般的

からです。

音読は新しいページが73、復習が58-61、24-27です。
どうぞお大事になさってください。
 

【16957】
自立練習報告  投稿者:T  投稿日:2010年 7月 2日(金)21時53分6秒
  自立練習「イメージ核受肉教材」のみ(音読中止)
練習者名:T、T息
日時 : 2010/7/2
進展度(説明部分を含めた総行数): 138行(25930-26067)
次回レッスン開始の文 :I just ... I've been thinking about you all day and I feel really lousy
  about, about what happened last night.
 

【16958】
根石さんへ お礼  投稿者:  投稿日:2010年 7月 2日(金)22時01分11秒
  根石さん ありがとうございました。
自分の中に立ち上がってくる
違和感としっかりと対峙しようと思います。
この「違和感」が、磁場がらみの何かなのだと思います。

私の歩んでいる道につづく人達のために、
この「違和感」を明らかにしていきたいと思います。

高見に登るための足場を築けた想いです。
道は示していただきました。
あとは実践を通して自分の肚(はら)に落としていくだけです。
気持ちはかぎりなく穏やかで、心が騒ぐことはありません。
 

【16959】
ヒロさん 次回開始の箇所です  投稿者:たけ  投稿日:2010年 7月 2日(金)22時08分52秒
  音読(7年目の浮気・ゴースト)は、来週も変更ありません。f(^^;)

テキストは

50. 友人を選ぶにはどんなに注意してもしすぎることはない。
We cannot be too careful in the choice of our friends.

です。

音読は、4回で合格していることが多いので、
3回で合格するのを目標にしましょう。

とのことです。

これからもよろしくお願いいたします♪
 

【16960】
小川さん 村田さん 根石さん  投稿者:  投稿日:2010年 7月 2日(金)22時10分35秒 編集済
  小川さん ありがとうございました。

根石さん 村田さん  明日は長野に息子とお邪魔します。
今週も寝不足が続いたので会議には参加せず先に休みます。
いつもごめんなさい。
今も倒れそうに眠いです。 明日早起きして旅行の準備です。
 

【16961】
巴里子さん  投稿者:そよ  投稿日:2010年 7月 2日(金)23時26分38秒
  次回のレッスンは
 Sam would never say that.
からです。

音読は、新しいページP.12、復習P7〜11、の計6ページです。
 

【16962】
Tさん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 3日(土)01時04分7秒
  「自立練習」の報告は、今後は報告専用掲示板( http://www.sodokusha.com/patio/patio.cgi )の方へ書きこんでいただくようお願いいたします。ご不明な点がありましたら、掲示板上で村田にお問い合わせください。  

【16963】
「つなげる」ことに関して感じていること(最後にincreaseについても少し)  投稿者:Piggy  投稿日:2010年 7月 3日(土)06時24分37秒 編集済
  まだ「つなげる」ことについては試行錯誤の段階ですが、「もっとつなげてください」と言われてから今までのことを書いてみます。

私がはじめて「もっとつなげてください」と根石さんから言われたのは、「So I brought you some Japanese apple pears.」という文でした。最初に思ったのは、どうやったらこれ以上つなげられるのだろう、ということでした。私はこれを単語ごとにぶつぶつと切って読んだわけではありませんでしたから。

よくわからなかったので、私はとりあえず、音読の練習をする時にできるだけはやく読んでみることにしました。そうするとしばしばつっかかり、つっかかるとがっかりして自分を責めるので、音読の練習が楽しくなくなりました。それと、私は日本語にはない英語の発音の一つ一つを口にするのを楽しむところがあったのですが、その楽しみがあまり感じられなくなりました。

でもそのうちに、復習の範囲であっても文ごとに回転読みをしてみることにしました。今までは、復習の範囲では音読はするけれども回転読みはしていなかったのです。そして回転しながらスピードを上げていくことで、「もっとつなげる」とはどういうことか、感覚がわかってきました。そうなるとやっていることは同じでも、気持ちの上では「スピードが上がった」のではなくて、「もっとつながった」という感覚になってきた気がします。そして「もっとつなげ」た上で、英語特有の発音を楽しむこともできるようになりました。もっとも楽しむことができるようになったのは、この一週間くらいのことですが。

「もっとつなげてください」と言われたのが、多分4、5回前のレッスンの時、そしてその後のレッスンではもう「もっとつなげてください」とは言われなかったのですが、昨日「一段とつなげてください」と言われたときには、心地よい疾走感でつなげることができました。

この間に感じたことを三つ書きます。長い文章になると、文の構造理解が口が動くのに間に合わないと、文を「もっとつなげて」あるいは「一段とつなげて」読むことはとてもむずかしいし、意味をとるのが口が動くのに間に合わない場合も、無理とはいいませんがかなりむずかしいことがわかりました(「空念仏」も可能ではありますが)。だから、つなげる練習をすることで、文の構造理解、意味の把握のスピードも上がってきたように思います。最近英語のオーディオブックを聴いていて、文章単位で理解することが以前よりもずっとできるようになったと思いました。

もう一つは、「もっとつなげ」ようとすると、それまではうまく読めていたのに、口がすべってうまく言えない文章があるのですが、その一部は「口がすべっている」のではなく、「自分では思いもよらないつなげ方をしている」、「今までの自分ならしなかったような、あいまいな(弱い)発音の連続になっている」、ということに気づきました。そしてこのあいまいさ、このつなげ方で、もしかしてよいのではないか、と思えてきました。一方で、口がすべっている文の中には、本当にすべっていて、口の動きに力を入れることで解決できそうなものもありました。でもまだどうしもすべってしまう文章もあります。

三つ目は、昨日久しぶりに一瞬般若を注意されて、「一段とつなげ」た上で一瞬般若に気をつけることで、「口の動きに力を入れる」感覚がわかったような気がした、ということです。「もっとつなげてください」と言われて以降、一瞬般若を注意されたのはこれがはじめてで、このタイミングだったのでわかったのだと思いました。そのあと今度はあいまいな(弱い)母音をもっと口を狭くするようにいわれて、これも「もっとつなげてください」以降はじめてで、昨日はつなげた上での口の動きを再確認できたように思いました。根石さんが、生徒に言う順序、タイミングが重要だとおっしゃるのはこういうことかもしれない、と思いました。この三つが「つなげる」に関して、今まで感じたことです。

ところで、私もincreaseを[inkri:z]と発音していました。私は大学生の頃にこの語を辞書をひいて調べたかすかな記憶があります。その時に発音も確かめたはずですので、いつから[inkri:z]にすりかわったのか、不思議です。昨日、NHKラジオの英語ニュースをつけていたら、[inkri:s]という発音が耳から飛び込んできました。今まで何度も[inkri:s]という発音をきいていたのに、私の耳には[inkri:z]ときこえていて、自分の発音が間違っていることには気がつかなかったようです。自分が発音するのと同じように変換してきいていた、ということでしょうか。私は関東生まれですから、関西に特有の発音間違い(発音の好み)でもなさそうに思いました。
 

【16964】
Piggyさん  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 3日(土)07時11分17秒 編集済
  ゆうべの素読舎会議でのこと。

「つなげる」「もっとつなげる」についていろいろ質問している中で、コーチは自分の英語がうまくなる為に自立練習をやってるんではない、生徒の英語をうまくするためにやってるんだから、と根石さんが言われました。そして「自分で自立練習をやってて、突然口の筋肉が麻痺したようになったって経験ない?」と聞かれた私が、「う〜ん、どうかなぁ、唇がしびれたりしますけど」とあいまいな返事をすると、村田さんが「あれ、口がおかしくなって動かなくなったって言ってたことありましたよ」と、私のかわりに答えて下さいました。

私はコーチ見習いのつもりで自立練習をやっていたはずでしたが、事実は自分の為にやってるだけだったんだと反省しました。自立練習の中での自分の変化を客観的に観察していなかったんです。

「つなげる」「もっとつなげる」とうのを体感して、それがどういう感じなのか、どのくらいの激しさで、どのくらいの期間で、どういう結果が出るのか、そういうことをきちんと観察しないでいては、コーチなど出来ようはずがありません。

私もこのままだと英語フリークと変わりないじゃないか...こんな調子では語学論を持つことができない。

Piggyさんに「つなげる」「もっとつなげる」の体験談を読ませて頂いて、なぜ「つなげる」「もっとつなげる」が必要なのかが具体的にわかりました。ありがとうございます。私も「つなげる」「もっとつなげる」が自分自身に起こす変化を見届け、逐一報告したいと思います。

Piggyさんも「インクリーズ」でしたか。日本人にとって「インクリーズ」は「インクリース」より言い易いんでしょうかねえ...
 

【16965】
小川さん(そして先ほどの投稿の修正も少し)  投稿者:Piggy  投稿日:2010年 7月 3日(土)12時38分56秒 編集済
  小川さんにとって、「つなげる」「もっとつなげる」で起きる変化は、私の場合とはまた違うのかもしれないと想像しています。たとえば、私はももこさんとペアなのですが、ももこさんにとっての変化の感覚は私の場合と違うところもあるのではないかと思っています。ももこさんはもともと、つなげることに私よりもたけていらっしゃると感じていますから。小川さんと私とでは英語の実力がまったく違いますが、それぞれの変化の感覚をこうして掲示板でお話できそうなのは、おもしろいですね。

回転読み三昧をしていらっしゃる頃でしょうか。私は回転読みの楽しさを、スランプを経て再確認しました。音読よりもずっと楽しいです。私は音読を(1) 到達度をはかる指標として、(2) 話の筋を追う楽しみのために、(3) 空念仏でないことを自分で確認するために使っていこうと思いました。(3) は、次々に文章を目で追って読んでいく音読の方が、回転読みよりも、「空念仏」のままでつなげていくのはむずかしいと私は感じているからです。回転読みは身体を使っているという感覚がすること(別に踊りながら読んでいるわけではないのですが)、疾走感の気持ちよさ、時々切断読みをまぜてみたりする変化の楽しさが好きです。疲れるので私はなかなか長くはできませんが。

「インクリーズ」、本当におもしろいですね。

ここからは先ほどの投稿の修正です。
「私がはじめて『もっとつなげてください』と根石さんから言われたのは、『So I brought you some Japanese apple pears.』という文でした。」と書いたのは間違いで、同じ日に2回言われたうちの2度目がこの文章でした。最初の時は首をひねりながらもなんとかこなして、2度目で途方にくれたので、この文章をよく覚えていたのでした。何でもない小さなことなのかもしれませんが、修正します。

それから書き忘れましたが、ももこさんや村田さんが会議室の内容を書いてくださったことと、根石さんと吉さんのやりとりは、とても参考になりました。
 

【16966】
つなげる、もっとつなげる  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 3日(土)15時53分46秒
  Piggyさん

私も心がけて客観的な報告をするようにしますね。有意義な報告をするためにも、一日も早くコーチとして立つためにも、イメージ核受肉教材にもっと熱心に取り組みたいと思います。

有言実行やぞ!

と自分にはっぱかけておきます。
 

【16967】
自立練習報告  投稿者:ノンノン父  投稿日:2010年 7月 3日(土)21時41分36秒
  自立練習「イメージ核受肉教材」
練習者名:ノンノン父、ノンノン母
日時 : 2010/7/2
練習時間:1時間
次回レッスン開始の文 :How could you believe some fortune teller from Brooklyn who just shows up at your door?
 

【16968】
(無題)  投稿者:宮城 S  投稿日:2010年 7月 5日(月)05時42分42秒 編集済
   いつもお世話になっております。
 スカイプの調子が良くないので、当分電話でのレッスンをお願い致します。
 

【16969】
小川さん piggyさん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 5日(月)06時10分57秒
  お二人の最近の投稿を、ホームページの「つなげる」問題の続きとして収録したいのですが、流れをわかりやすくするため「インクリーズ」の発音に関する部分を削除させてもらってもよろしいでしょうか。(もちろん、編集する前の投稿は過去ログとして保存します)。  

【16970】
根石さん 村田さん ありがとうございました。  投稿者:  投稿日:2010年 7月 5日(月)06時21分3秒 編集済
  今週末はありがとうございました。 わずか土日の二日間のことでしたが、
4−5日は休息をとったような錯覚をおこすほど、心身ともにリフレッシュしております。
以下、、息子と家内の会話。

家内、息子に向かって「長野どうだった? 根石さんは思ってた通りだった?」

息子:「長野はすげー良いところだった。気にいった。
根石さんは、思っていた人とは違っていたけど、心の開きやすい人だった。」

家内:「心が開きやすい人だったんだ〜〜。」

息子: 「俺の落語の「子ほめ」の話しを聞いて笑ってくれた。良い人。
カエルの天敵は「芝刈り機」って言ったらすげーウケてくれたべ、、。」

息子:「根石さんの本の中に出てくる「国民温泉」に一緒に入った。
作家と一緒にだよ。 これってすげ〜ことだべ、、。 本にサインももらったし、。」

私:「村田さんは? 村田さんはイメージしたとおりだった?」

息子:「村田さんの名前はお父さんから聞いていたけど、想像しようとしなかったからな〜。
俺が村田さんをイメージする前に旅館に着いちゃって、
そうしたら村田さんがすぐに旅館からでてきちゃったからイメージと比べられない。
でも、足を怪我しているとは想像できなかったと思う。」

家内:「村田さんの足、まだ回復してないんだ〜。」

息子:「村田さんの前でおやじギャグばっかり言っていたら、
村田さんから「おやじ3級」だったか「おやじ3段」だったかもらったし、、。
お父さんはアマゾンのナントカって機械のセールスマンをやっていた、、。
「この機械良いんですよ〜」って、、、村田さんも「なんかこれ良い〜、、
欲しくなってきた〜」と言っちゃって、、
お父さん完璧にアマゾンのセールスマンだったべ。」

ここで家内大笑い、、。

私:「今日訪ねた、、ヒストリックな歴史の場所、お寺やお城の話もしたら?
善光寺とか、上杉武田の古戦場や、真田(さなだ)邸のこととか、、。」

息子:「ああ、ごめんなさい。 おれの記憶もサナダではないんで、、。
あんまりヒストリックに(ヒステリックに)ならないでください、、。」

・・・・
はじめての息子と二人の旅でしたが、素敵な時間を過ごせました。
根石さんの家がすごいでかい、、塾がすごいいい、、長野はすごい良いところだった、と、
家内と妹に興奮気に話をしている息子を見て、つれて行って良かったと
心底思いました。 ありがとうございました。
最後になりましたが、根石さん 村田さん あたたかく迎えてくださった
ご家族の皆さまによろしくお伝えください。
 

【16971】
村田さん  投稿者:Piggy  投稿日:2010年 7月 5日(月)06時44分16秒
  はい、どうぞお使い下さい。increaseの発音に関するところは削ることも私はかまいません。  

【16972】
村田さん  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 5日(月)08時19分58秒 編集済
  どうぞご遠慮なく「インクリース」を削除して下さい。よろしくお願いします。いつもお世話かけます。

吉さん、お帰りなさい。
 

【16973】
吉さん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 5日(月)11時52分39秒
  息子さん、長野を気に入ってくれたみたいですね。
おやじギャグの連発はタダモノではないと思いました。

アマゾンのキンドル、あれはいいですね。
クレジットカードで課金なので、ちょっととまどっていますが(ついつい使ってしまいそうで)

今度来る時には、近場の山で、キイチゴをその場でジャムにしてプチパーティやりたいです。
 

【16974】
piggyさん 小川さん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 5日(月)11時54分27秒
  記事の掲載と部分削除の件、快くご承諾してくださってありがとうございました。  

【16975】
「ベタ読み」は肯定しなければならない。  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 5日(月)11時58分44秒 編集済
  「優等生っぽさ」が抜けない生徒に根石さんが言ったこと

「村田君は『ベタ読み』はわかるかい?」と聞かれ、よくはわかっていませんと私は答えました。
 「ベタ読み」は、ひとつひとつの単語の発音を起こして、ただつなげるだけの読み方。英語ネイティヴの「自然」なイントネーションを備えていない読み方。そう根石さんは説明してくれました(根石さん、違っていたら訂正してください)。
 そして、日本在住の日本人は「ベタ読み」を一度肯定しなければいけないのだ、と強く言われました。「ベタ読み」を肯定しなければ、CDの音を媒介にすることさえできない。「ベタ読み」を肯定し、筋肉を備えていけば、CDの音を媒介にすることもできる。
 ところが「磁場」から帰って来た人は、「ベタ読み」を否定する。NHKのラジオ講座の講師も、軒並みそうだ。「ベタ読み」をとっぱらって、まるで体中の血を全部抜いて、すべて交換しようとする。それは日本人の大切な何かを、否定することだ。
 「ベタ読み」を肯定しなかったら、最初からネイティヴの音声を真似しろと言っているのと同じことだ。ただネイティヴの音声を真似するように言うだけだったら、素読舎のある理由がない。

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 上の話を聞いている時、語学についての甘さをいやというほどつきつけられました。
私にとって、大切だと思ったことを書きとめておきます。

「言語」と「言葉」をわけて考えること。
「言語」は客観であり、そこにあるのは「音」。たとえ200年経って、今いる人が死に絶えても、「言語」は残る。
では「言葉」は何か?優等生くささが抜けない人は、「言語」が客観だというのなら「言葉」は主観だ、と思うところです。
違うんだ、「言葉」は生きることそのものであって、だからこそ、そこにあるのは「声」。
根石さんは、徹底的に腑わけしています。
語学論はここから始まらなくてはだめなんだと思いました。
 

【16976】
根石さん 江戸の母さん  投稿者:チョコ  投稿日:2010年 7月 5日(月)18時00分39秒
  先週PC故障で修理に出していました。別のPCでアクセスしたら書込みできませんでした。
すみません。
ご提案の件、検討します。
 

【16977】
かたさんへ  投稿者:ちよ  投稿日:2010年 7月 5日(月)19時41分35秒
  今日の夜9:20からの自主練習ですが、大変申し訳ありませんがお休みさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
 

【16978】
娘の感想(英語レッスン)  投稿者:ももこ  投稿日:2010年 7月 5日(月)20時52分13秒 編集済
  今日のレッスンの感想です。
たのしかった。今日はすごく You are a student.がとてもすらすら言えた。(私がひっかけで 「You are student.というところ?」 ときいたら 「You are "a" student.」と直されました。)

いいにくかったところは
Whose is this book?です。ほかは難しいところはなかったです。

今日はちょっと送れてスミマセンでした。


余談:わが子の感想ページを作っていただきありがとうございます。どこかに子供らのレッスン開始年齢を書いておいたほうがいいんじゃないかしら?と思いついたので書いておきます。
 

【16979】
ホームページ更新しました。  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時00分4秒
  ・「『つなげる』という問題」 記事を追加

 http://www.sodokusha.com/gogakuron/tunageru_monndai.shtml
 

【16980】
ももこさん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時07分34秒 編集済
  >私がひっかけで 「You are student.というところ?」 ときいたら 「You are "a" student.」と直されました。

そこはもうリエゾンしているので、あえてYou are student.と言われると気になるんじゃないかなと思います。

今日は相方のD君が例文を読んでいる間、娘さんも小声で同じ例文を同時に繰り返しているのが聞こえてきました。

>開始年齢
提案ありがとうございます。
息子さんは何歳から始めたんでしたっけ?
 

【16981】
コーチ用アドバイス 5  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時26分13秒
  今日のレッスンの後半も終わりごろ、「もっとつなげてください」と言ってもほとんど変わらない時がありました。私は、もう口が動かなくなっているのかもしれないと思いましたが、「ここでもう一段つなげるように言わないと、1万行を越えた人のレッスンにはならない」と指示されました。私は限界の見積もりが甘いのだと思いました。

1万行を越えた人に「もっとつなげる」よう指示した時、当人は変わったつもりでいても、はたから見るとほとんど変わらない時がある。その時にも「もう一段とつなげてください」と言う。言い方を変えただけでも、生徒は何かが違うということを感じる。「もう一段とつなげてください」を言わないと、1万行を越えた人の練習にならない。
 

【16982】
日本語素読  投稿者:江戸の母  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時35分43秒
  チョコさん
書き込みいただいて安心しました。
先週も日本語素読レッスンを見学させてもらいましたが、(娘、ちょっと乱入しちゃってましたよね。すみません)「いけるんじゃないかな?」と手ごたえを感じました。でも、新出の言葉には「抵抗」があるようですが、そういうときはとばしてもらって、いけるかなとも思います。
チョコさんの息子さんも、きっと声が出るようになったら、楽しくのめりこみそうじゃないですかね。 すみません。勝手なことを言ってますが、やってみないとわかりませんね。
もうしばらく様子をみてみますか
 

【16983】
「べた読み」の極端なもの  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時39分5秒 編集済
   今日、キリピーのレッスンをやっていて、吉さんが「違和感」と書いていたことを思い出し、たまたま参観してくれていた小川さんと、それについて話しました。吉さんが「違和感」と言っていたのは、このことだなというのがわかった気がしたのでした。吉さんは「磁場がらみの」とも書いていましたが、これは「磁場がらみ」による違和感とは違うと思ったので書きます。

 キリピーの読みは「べた読み」の極端なものです。

It's better than seeing this gorgeous body splattered all over the place.

この文の all over the place の all と over the place の間で切れるのを直した後、「べた読み」の極端なものが完成しました。つながってはいるのだが、this gorgeous body がひとかたまりの音に感じられない。単語三つをそれぞれ別々に読んでいる感じが抜けない。
 小川さんが、思い切ってゆっくり読んだらどうかと言われました。
 必要なのは「切断読み」だなと私が言いました。
 レッスンの最後で、「切断読み」を私が実演しました。そしたら、小川さんが、ゆっくり読んだらどうかと言ったのは、まさにその読み方だと言われました。

 「回転読み」を一つの極としますと、もうひとつの極に「切断読み」があります。

 「回転読み」では、連続性が問題にされますが、「切断読み」では、連続性と速度は無視されます。「切断読み」で問題にされるのは、意味が生じているかどうかです。音の動きを意味が生じる動きと一致させることです。
 小川さんは「思い切ってゆっくり」と言ってくださったのですが、「ゆっくり」であるかどうかではなく、意味が動くかどうかがポイントです。
 意味をひとまず除外して、音だけを完成させることはできます。その場合に、「べた読み」の極端なものができる場合は、それをいったん作り、その後それを脱ぎ捨てる。
 「べた読み」だけでなく、「べた読み」の極端なものも肯定する。いったんはそれを作り、その後にそれを脱ぎ捨てるというまわりくどいことが、日本人がやる英語の場合は肯定されなければならない。外在的な指示では直らないのです。

 吉さんが、「ひとつの単語のように音を扱う」と言っていたこともどういうことかわかったように思いました。キリピーの場合、「・・・でひとつだ」という指示の出し方で、数えきれずやってきたのですが、極端なベタ読みはいまだ解決しません。一つの文で解決しても、別の文ですぐにまた起こります。
 それは、ほとんどが10語を越える長さの文で起こります。

 今日は、all over the place は時間がかからず直りましたが、this gorgeous body は「ひとつの単語のように音を扱う」要領でいくらやっても解決しませんでした。どうしても三つの単語をひとつずつ読んでいる感じが残りました。
 「this gorgeous body でひとつだ」、とキリピーに何度か言いましたが、解決しませんでした。

 これは、外在的な(他人による)指示では解決しない本質を持つものなのだということです。
 キリピーが意味を生じさせ、自分で「this gorgeous body でひとつ」だとつかむ、それでひとつだと「感じる」ことが鍵です。内在的に実現させないと実現しない音というものがあるのだということだと考えました。

 「ゆっくり」でも「ひとつの単語のように扱う」でも解決しないのです。
 これが解決しない生徒は、キリピーを含め、私の生徒さんでは二人います。

 キリピーの問題の解決は「切断読み」だなあ、とキリピーに言いました。

 キリピーが「切断読み」のコツをつかむまでは、レッスンで「ベタ読み」の極端なものは肯定され続けます。
 脱ぎ捨てる時は、自分で脱ぎ捨てるしかない。
 

【16984】
つなげる、もっとつなげる  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時45分3秒 編集済
  今日は6:30あたりからほとんどずっと根石さんのレッスン風景を傍聴させて頂きました。ありがとうございました。

感想として書くべきことは沢山あって、どれから書き始めたら良いのか迷っているのですが、レッスンを通じて一貫していたのは、やはり「つなげる、もっとつなげる」ということでした。

もっとも印象に残ったのはキリピーさんとちよさんの練習でした。「つなげる」練習の激しさに圧倒されました。

このクラスで問題になったのはキリピーさんがなかなかなめらかにつなげられないことでした。足の裏を全部地面につけて走っているような感じがあります。あるいは下駄履きで走っているような感じです。これはキリピーさんだけの問題ではなく、私が一緒に自立練習をしているYoshieさんにも部分的に起こっている現象でした。多分、どなたも多かれ少なかれご経験があると思います。

根石さんが「もっと繋げて」「the gorgeous bodyで一つの意味の固まりなんだから、これは繋がってないとだめだ」と指摘される度に、何度も何度も挑戦される様子には頭が下がりました。このスタッカートな読み方が起こるのは、音を一つ一つ律儀に発音することにとらわれすぎて、ひとつひとつの単語の持つ強弱のリズムが疎かになっているせいではないかと思いました。つまり"splattered all over the place" の ttやらdをきちんと読んでしまわれることが問題ではないかと思ったのです。

私は単語単語の強弱をきちんと押さえて読めば滑らかさとリズムが体得できるのではないかと思ったのです。キリピーさんの孤軍奮闘振りに、差し出がましいとは思ったのですが、「ゆ〜っくり一語一語をスローモーションのようにつなげて読んでみたらどうでしょう」とつい口出ししてしまいました。

話が飛びますが、エリック・クラプトンは豪速でブルースギターを弾きますが、あまりにもなめらかに手が動くので、ゆっくりと弾いているようにしか見えないというので、「スローハンド」というあだ名がついています。ふとおもいだしました。脱線しました。すみません。

話を元にもどして....根石さんは「それは切断読みに近い」とおっしゃいました。切断読みを実際に根石さんにやって見せてもらうと、なるほど、私のスローモーション読みと似ていました。しかし私のは「音を丁寧に読む」というだけの作業ですが、切断読みは意味をイメージしながら読むというところが違います。意味が捉えられるというレベルまで上がれば、キリピーさんの読みのなめらかさは確保出来るので、今の状態のままでいいのではないかと思っているとおっしゃっています。

村田さんがベタ読みについて書かれていました。私も机上の練習では、感情移入しないで「素読み」「ベタ読み」するのがいいと思います。イントネーションやら文章のリズムは、その場の心情や状況によっても変わって来ると思うのです。だからコーチが教えられることではない。

根石さんは「つなげる」ことが確保できると、CD教材を媒介にして英語をものにする為の体力がつくという主旨のこともおっしゃっていました。「つなげる、もっとつなげる」練習の中の七転八倒は、独り立ちする為の試練のような気がしました。つなげられるようになったセンテンスは、実際の会話の海に投げ入れられて波乗りを覚えるようになるんだろうと思います。

話があちこちに飛びますが、見学の後、私はどうしてなめらかさを確保できるようになったんだろうかと考えています。もちろん「それなり」のなめらかさではありますが。

今日は本当に勉強になりました。また考えさせられることも多かったです。キリピーさんのことを引き合いに出してしまいましたが、同じことは私にも起こります。

この「つなげる」「もっとつなげる」は語学をする上で良く考えるべき問題だと思いました。
 

【16985】
小川さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)00時55分43秒
  同じ頃、同じ問題を考えていて下さったのですね。
ありがとうございます。
キリピーに「大風呂敷」を読むように言っておきます。
英語で意味を生じさせようという者が、「大風呂敷」の記事くらい読みこなせないでどうするんだとも。
 

【16986】
ピッコロさんの感想  投稿者:江戸の母  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時01分29秒
  根石さん
レッスンありがとうございました。子どもレッスンでは失礼しました。
大人レッスンが終わってからの雑談で、ピッコロさんに素読舎宣伝ちらし(広報!?)作成のための感想を聞いてみたところ、いい答えをいただきました。掲示板に書くように勧めたのですが、あまり気乗りがしていないようなので、私が伝言しちゃいます。

・つながっていえたときの達成感!自分のものにした!血肉になった!ただ、これをほっておくとさびつく(落ちる)!
・ダイエットみたいなもの、日々、体を鍛え絞っているが、気を緩めるとリバウンドのように、すぐ口が動かなくなってしまう。
・以前は、レッスンは先生の指導を仰ぐ時間だったけれど、今は違う。一週間の自立練習の成果を見せる場所なのではないか?

特に3番目。『1万行台に入って、特に感じるのは、通常のレッスンだけでは追いつけない。普段やっておかないと、ついていけない。これまでは時間になったらレッスンを受けるだけだったけれど、今は普段の成果を根石さんに見てもらうのではないか』といってました。お見事!という感じです。
 

【16987】
巴里子さんの問題  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時08分5秒
   巴里子さんの読みは、「ベタ読み」とは違うと感じてきましたが、もしかしたら「ベタ読み」なのかもしれないと、ついさっき考えました。
 意味が生じない読みの音ということでは、キリピーと共通しています。
 「ベタ読み」なら私はイラつかないのですが、なぜだか巴里子さんの読みを聞いているとイラつきます。

 「自分からつかみに行く・行かない」という言い方を吉さんはしていたと思いますが、私のイラつきもそれに関連したものです。
 練習の「質」を自分で変えていくという動きがない、あるいはその動きが弱い。それが巴里子さんの問題です。

 多分、あきらめが強すぎるのです。
 私は、お金をもらってレッスンをしています。
 あきらめが強いと、お金をもらうかいがありません。

 巴里子さん、私のレッスンを続けている間は、あきらめるのをあきらめて下さい。
 

【16988】
江戸の母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時10分39秒
  >お見事!という感じです。

 その通りだと思います。
 自分で書くと、もっとお見事になります。
 

【16989】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時11分39秒
  ピッコロさんが言っていたのを江戸の母さんが書いてくれたもの、残す価値ありです。  

【16990】
チョコさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時15分50秒
   これまで通り参加して三人でやるか、聞く側に回って聞くだけにするか、あくまでも、息子さんの考えを尊重して決めて下さい。  

【16991】
チョコさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時17分16秒
  一ヶ月か二ヶ月、私と息子さんと一対一でやるという案もあります。
その後、二人に合流してもらい、三人でやるという手順です。
ご検討下さい。
 

【16992】
おおっと!  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時29分57秒 編集済
  さて、寝るか、と思った後にもう一度掲示板見てみたらいい記事がたくさん投稿されてる!
早速ホームページに納めさせていただきます。
ぴっころさんの感想はできたらビラにも使わせてもらいたいと思いました。

根石さんへ
私も来週の月曜日、7時30分以降のレッスンを見学させてもらいたいのですがいかがでしょうか。
 

【16993】
小川さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時31分7秒 編集済
  >話が飛びますが、エリック・クラプトンは豪速でブルースギターを弾きますが、あまりにもなめらかに手が動くので、ゆっくりと弾いているようにしか見えないというので、「スローハンド」というあだ名がついています。ふとおもいだしました。脱線しました。すみません。

 私の用語では、「ネイティヴの口の動き」ということになります。
 ネイティヴ言語の言葉では、お金がもらえないだけで、ネイティヴはあらかた自然にプロ並みになっちゃうのです。というか、自然なのです。
 私が言っているのは、語学では不自然でいいということです。
 だけど、何度でも脱ぎ捨てていくものがあるということです。

 何度でも脱ぎ捨てていくことを「自然に」やっちゃうやつがプロになるんでしょうか。
 その後に、その過程を「思い出す」と語学論になると考えています。
 それは、「磁場帰り」の人が無意識の領域に起こったことを「思い出す」ことと似ています。違うことなのですが、労力においては似ています。
 

【16994】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時33分11秒
  >私も来週の月曜日、7時30分以降のレッスンを見学させてもらいたいのですがいかがでしょうか。

 そちらから、「メッセージ」あるいは「チャット」機能を使ってこちらを呼んで下さい。
 繋ぎます。
 

【16995】
根石さん、村田さん  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時42分6秒 編集済
  村田さんのコーチと根石さんの突っ込みをもっとじっくり見学していたかったのですが、猫は騒ぐわ、夫は帰宅するわ、息子はグズるわ、で...お茶を飲んで戻って来たら、根石さんも投稿されていて、また夜更かしになってしまいました。

クラプトンは天才ギタリストだそうですから、ギターネイティブですわね。

自分の学習過程を思い出すことは大切だと思います。磁場なし女でも「喉元すぎれば熱さ忘れる」で、はて学習過程がどうだったか、忘れてしまっていることも多いです。磁場帰りも磁場なしも、それぞれに自分の学習過程を掘り起こさないとあきませんねんね。
 

【16996】
村田さん  投稿者:小川  投稿日:2010年 7月 6日(火)01時47分29秒
  キリピーさんとちよさんの「つなげる」練習の激しさに比べて、私達のはゆるすぎるようです。明日は気合いいれて回転させておきますね。

ではお休みなさい。
 

【16997】
ホームページ更新しました。  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)02時23分23秒 編集済
  ・『「べた読み」の極端なもの』

・「生徒さんの感想」 更新

・『「つなげる」という問題』 更新

・「ももこさんのお子さんの感想」 更新

・「生徒さんへのアドバイス」 更新

http://www.sodokusha.com/index.html
 

【16998】
根石さん(参観のこと)  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)02時24分57秒
  来週月曜日、準備ができたらメッセージ送ります。よろしくお願いします。  

【16999】
小川さん  投稿者:村田晴彦  投稿日:2010年 7月 6日(火)02時34分19秒
  気合いれてきますよ。

クラプトンといえば、レイラ。歌詞素読にレイラいれます。

おやすみなさい。
 

【17000】
根石さん  投稿者:チョコ  投稿日:2010年 7月 6日(火)14時42分57秒 編集済
  最近の次男をみると、自分ができないところに自分でフォーカスを当てて、自虐的になっているように見えます。
レッスン中、すごくイライラして涙目になっていることもあります。誰かと自分を比べたい時期なのか?とも思います。

レッスンで聞くだけになると「自分はできないから見放されたのでは?」と思うかもしれないので決められないでいます。
もしかしたら根石さんと一対一の方が比べる相手が見えなくていいのかもしれません。
本人に話してみます。すみませんが暫く時間をください。