【13501】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月13日(金)22時45分38秒
  スカイプ素読会用 データ、追加しておきます。

実は、英語嫌い人さんが引用された言葉、わたしもデータにしておこうと思いました。
 

【13502】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月14日(土)21時45分1秒
  腰痛コルセット装着 で動きまわっていたら具合が悪くなってしまいました。
今日のチョムスキーお休みさせてください。すみません。
 

【13503】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月15日(日)01時18分16秒
  休みの件、承知しま した。
あんまりぎっくり腰をなめたらいけません。
 

【13504】
スカイプ素読用データ   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月20日(金)00時29分55秒
  11------- -------------------------------- ---------------
藤原新也, ,「メメント・モリ(死を想え)」(藤原新也・情報センター出版局 19830212 第一刷)2, 20090319, 村田晴彦 ,

ちょっとそこのあんた、顔がないですよ

いのち、が見えない。
生きていることの中心{コア}がなくなって、ふわふわと綿菓子のように軽く甘く、口でむとシュッと溶けてなさけない。
しぬことも見えない。
いつどこでだれがなぜどのようにしんだのか、そして、生や死の本来の姿はなにか。
今のあべこべ社会は、生も死もそれが本物であればあるだけ、人々の目の前から連れ去られ、消える。街にも家にもテレビにも新聞にも机の上にもポケットの中 にもニセモノの生死がいっぱいだ。
本当の死が見えないと、本当の生も生きれない。等身大の実物の生活をするためには、等身大の実物の生死を感じる意識をたかめなくてはならない。
死は生の水準器のようなもの。
死は生のアリバイである。
MMENTO-MORI
この言葉は、ペストが蔓延り、生が刹那、享楽的になった中世末期のヨーロッパで盛んに使われたラテン語の宗教用語である。その言葉の傘の下には、わたしの これまでの生と死に関するささやかな経験と実感がある。
 

【13505】
空手。   投稿者:馬の骨  投稿日: 2009年 3月20日(金)20時34分37秒
  根石さん。
まえに、空手をやってるようなことを書かれていたので。
余計な御世話ですが、どうぞ。

今野空手塾
http://www.age.ne.jp/x/b-konno/karate.htm
 

【13506】
23日レッスン休みます   投稿者:jyupita  投稿 日:2009年 3月22日(日)23時01分46秒
  月曜21時でお世話 になっている、jyupita
急ですみませんが、23日に用事ができてしまいまして、お休みいたします。
相方さんには、連絡しておきます。
 

【13507】
レッスン振替   投稿者:ゆっくり母  投稿日: 2009年 3月23日(月)11時21分48秒
  ジュピタさんの相方 です。根石さん、ジュピタさんも私もレッスンが楽しみですo (^o^)o抜けるのは残念なので今日のレッスン、できれば振替ていただけますか?よろしくお願いいたします。  

【13508】
子音 /m/ /f/ の連続  投稿者:村田  投稿日:2009年 3月24日(火)17時02分25秒
   根石さんの「文法 素読テキスト」に、 home phone という言葉が出てきました。発音記号だと / houm foun / となります。
home phone を含む文を繰り返して言っているうちに、/ m / / f / の連続についても、黙音化があるのではないかと感じました。(今まで、/ m / / f / の連続にはあまり出会ったことがないような気がします。この逆の並びはよくあると思うのですが)
/ m / は唇を閉じる。/ f / は下唇に上の歯つける(そして破裂させる)。両方とも、唇を閉じるという点では同じように感じられます。ならば / m / / f / のつながりのうち、最初の方の / m / を / f / の形、つまり上の歯と下くちびるで口を閉じ、/m/の音を発音せず、次の / f / を発音する、というやり方でやると、音としては自然な流れになるのではないかと思いました。
 根石さんに、/ m / / f / でも黙音化がありますね?と尋ねてみたところ、それは下くちびるを持ち上げるようにするんだ、という答えが返ってきました。また、まあ黙音といっても、m は鼻に抜けるから気配としては感じられるんだけどな、ということでした。気配が残るのは納得です。

ところで、/ m / を / f / の形で発音できるということは、/ f / / v / の発音について学校などでよく聞かされた「下くちびるを噛む」という説明では、/ m / の発音になってしまう可能性があるということだと思います。
先日、/ v / が / m / にしか聞こえない音の塾生がいたので、口元を見てみると、一生懸命、上の歯で唇を閉じている。「破裂させるんだよ」と言ったら、一発できれいな / v / になりました。やはり / f / / v / については「破裂させる」という指示が不可欠ですね。
 

【13509】
ゆっくり母さん、jyupita さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2009年 3月26日(木)12時26分31秒
  振りかえておきまし た。
連絡が遅れまして申し訳ありません。
 

【13510】
お久しぶりです。   投稿者:柴田武史  投稿日: 2009年 3月27日(金)02時14分59秒
  根石さん、皆さん、 お久しぶりです。大変ご無沙汰いたしました。柴田です。

職場で今も音作りを基礎にした英語教育に励んでおります。今は中学2年生を
教えています。彼らは来月中3になるわけですが、すでに7割以上の者が英検の
準2級に合格しました。6名が2級に合格していますが、その中には二年前は
英語の知識ゼロだった子もいます。

生徒たちの英語力を高めたのは「発音・音読・暗唱・レベルの高い英文」です。

またお仲間に加えていただいて、私の実践をぼちぼちご紹介しながら、皆さんとの
交流を復活させていただこうと思っています。よろしくお願いします。
 

【13511】
4月からの小学校   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 3月27日(金)03時19分12秒
   指導要領の改訂で 2011年から小学校5・6年生で英語(外国語活動の時間)が週一時 間導入されることになりましたね。
でも実質どの学校でも今年の4月からの導入となりそうです

英語ノートというテキストを使う模様です。
テキストのシラバスはこちら。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gaikokugo/note/pdf/080328.pdf

学校の先生達もがんばってらっしゃる模様ーレッスンプラン
ttp://www.biwa.ne.jp/~yatchan/all-english.htm


はてさてどうなりますことか。
 

【13512】
お久しぶりです。エリオットさん。  投稿者:Jackie  投稿日:2009年 3月27日(金)03時28分39秒    編集済
  エリオットさんお久 しぶりです。あーびっくり!!
今日ちょうどエリオットさんのことを考えていたところです。(音造りへの道どこへしまいこんだか・・とダンボールの中を探したり)小学校英語導入、エリ オットさんはどうお考えなのだろうと。

実は親戚から「うちの小学生3年生5年生と中学生に英語を教えてやってくれ。5年生から英語が始まるし、中学で単語数は増える、高校では英語で授業があ る。」と頼まれました。

私は苦手とはいえ一応中学で英語をならってきたことのある高校生〜一般社会人に英語を教えたことはあれど、まっさら(もしくは今の小学英語をやっているレ ベルの状態の小学生や新中学1年に教えたことはありません。そして児童英語会話ハイテンションで英語を教えることなど私には無理。


早速Be動詞と一般動詞の区別でつまづいている中学生は、
英語の音を学ぶこと、教科書の徹底音読、入れ替えパターンP、チャンツ、などなど、昔の方法でできるかと。
小学生には退屈か・・小学生をひきつけるにはある程度活動的なレッスンにする必要があるだろう。


私は、長らく英語を教えること、そして自身の英語学習にも遠ざかっています。
英語学習は中学からでも十分(もしくは6年生ぐらい)と思っています
しかし恩がある親戚には恩返しをせねば。
また小学生をあずかり、英語嫌いにさせてはならない・・むむむ。


小学生が英語を学ぶにはどうしたらよいのか、エリオットさんならどうするだろう。
と考えていたのです。
これから変わるであろう英語教育について、根石さん村田さん、こちらの生徒さん方、母の会の方々、とお話できたらと思います。

Naimaさん!は
小学生ティーチングのベテランですからねえ・・よろしくご教授を。
 

【13513】
根石先生   投稿者:片原  投稿日: 2009年 3月27日(金)09時21分54秒
  こんにちは。
今日の英語ですが妹が都合つかないので妹はお休みでお願いします。なのでわたしは実家の電話で受けたいと思うのでお願いします。
 

【13514】
小学校の英語。体で覚える英会話  投稿者:Jackie  投稿日:2009年 3月27日(金)15時53分25秒
  カルタとりで名詞を 学び、
ジェスチャーゲームをして動詞の動作をし動詞を覚え、「今何をやっているか」とあてっこゲーム進行形を学ぶ。ってなところでしょうか。

ジェスチャーで動詞を覚えるということは大人英会話学校でも行われています。


新3年生用ー挨拶、和、曜日、名詞を覚える、

小学校英語活動テキスト ハロー・キッズ 児童用テキスト ブック1
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460859/index.htm

小学校4年
小学校英語活動テキスト ハロー・キッズ 児童用テキスト ブック2
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460869/index.htm

Lesson1は「牛乳が好き」
カラフルで親しみやすい絵でイメージを出し、3年でならった名詞をつかって、
ミニドリルができますね。これは大手英会話学校の子供向けレッスン教材のアイデアが生かされている。(近所の子供のECCやジオス子供校などのテキストを みせてもらいました)
文だけでドリルするより、絵があるほうが格段にわかりやすいのdれよいことです。

1レッスンに1基本文「キーセンテンス」だけというのもよい。
Lesson1I like milk.
Lesson2 What's this?

(ただ週1時間ですから、ここでまたBE動詞と一般動詞の混同がおこるんでしょうねえ。。)

なるほど、なかなか面白い・・小学英語も進化してますね↓。

小学校英語活動アクティビティ・ブック Sunshine Kids Book1(サンシャイン・キッズ1)
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460119/index.htm
小学校英語活動アクティビティ・ブック Sunshine Kids Book2(サンシャイン・キッズ2)
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460139/index.htm

小学校英語活動アクティビティーブック
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/460119/index.htm


今中学のサンシャイン1の教科書を見ていますが、Lesson1,2とBe動詞。Lesson3にして
もう一般動詞とBe動詞が混ざってきています。ひとつの文型がまともに定着していないのに
次の文型にはいることは混同必死。

授業中に別売りの「文型ドリル」できちんと口頭ドリル練習は行うのでしょうか?、
しかし教科書にドリルがないですね。
 

【13515】
チャンツも進化。フラッシュ化。なかなか楽しい。  投稿者:Jackie  投稿日:2009年 3月27日(金)16時00分37秒
  ☆はじめての英語ス タートキット 2 単語と会話のビデオ 1
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/470129/index.htm

ーチャンツは一般的になってきてますね。視覚教材ビデオといっしょに乗りがいい。
(画像クリックで動画がみれます。ノリがよいので思わず口ずさむ・・名詞が覚えられますね。

>英語って楽しい!・・・素晴らしい英語学習のスタートを切るビデオ
『単語と会話のビデオ』には、10カテゴリーの単語(各範疇12個、計120個)と20の設定場面でのダイアログが収録されています。ビデオ全体の構成を 把握された上、有効にご活用ください。

小学校の段階で子どもたちが英語に触れることは素晴らしいことです。右脳学習が活発で、音を素直にとらえる力を持っている子どもたちの力を十分に生かし、 本ビデオを活用してください。先生と子どもたちが楽しく英語に触れる授業のためのアイデア集として、指導の手引きも用意しました。

小学校で英語を導入する最大のメリットは「英語は楽しいな」と思わせることです。「英語は楽しい」「英語が好き」という子どもたちは、英語学習の素晴らし いスタートを切ります。英語以外の外国語を学習する際にも、初めて外国語とであったときの経験が大きく影響し、英語との楽しい出会いは他の様々な外国語に 積極的に取り組む態度をも育てます。

はじめての英語スタートキット3 単語と会話のビデオ2
http://www.kairyudo.co.jp/07_goods/470139/index.htm

”Do you play〜”のチャンツ画像がみれます。



中学1年の事項が小学生に前倒しされる感じになるのでしょうかね。

しばらく英語からはなれていたらいろいろ浦島です。
 

【13516】
片原さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月27日(金)21時17分34秒
  レッスン直前で済み ません。
承知しました。
電話で呼び出します。そちらからかけ直さず、そのまま出て下さい。
 

【13517】
今日で2ヶ月たちました   投稿者:Piggy  投稿日: 2009年 3月27日(金)21時28分40秒
   レッスンをはじめ て今日で2ヶ月たちました。この間に感じたことを書いてみます。

 何人もの方が書いていらっしゃいますが、私もレッスンが楽しいです。英語を口に出すというのは、きちんと指導してくださる方がいらっしゃれば、とても楽 しいことだったのですね。ただここ数週間復習がおろそかになっていて、前日や当日大急ぎで復習することが多くなっているのを反省しています。はじめの1ヶ 月くらいは、紙に文章を書き出して持ち歩いていて、ときどき練習していました。そうするといつの間にか覚えてしまいますから、道を歩きながら小さな声で口 に出したりしていました。「1つ1つにつきあうことが最短距離である」ということ、再度肝に銘じます。また今日はレッスンの前に時間があったので、ゴース トのDVDの最初のところをみてそのはやさに驚いたためでしょうか、レッスンの時にいつもよりもはやく言おうとしてしまったようで、口がまわらなかった り、音がおろそかになったりしたところがあったように思いました。次回からは気をつけたいと思います。

 それからこの2ヶ月で、中学で習うような単語、例えば it という単語の持つイメージがかわったように感じています。it = それ ではなくなった、という感じがします。itを含む文章を何度も口にしていたために感じがかわったのか、そこのところは自分ではわかりませんが、it をitとしてイメージできるところに近づいたような気がしています。

 最後に夢の話です。昨年の春に、簡単な英語の本をたくさん読むことを始めた後、何度か「英語の夢」をみました。自分で「あ、これは英語の夢だな」とわか るのですが、具体的に英語が登場してくるわけではありませんでした。つまり、日本語の世界ではなく英語の世界だ、と夢の中で認識はしているけれども、実際 に英語が出てくるわけではなかったのです。急に英語をたくさん読んで、頭がびっくりしたのだろうと想像していました。今回レッスンをはじめてしばらくし て、英語の夢を久しぶりにみましたが、今度は夢の中に実際に英語が登場したのです!もっとも、起きたらすべて忘れてしまいましたが。でも、「日本語でない 言葉でしゃべるとは、どういうことだろう。英語をしゃべることが、私にできるだろうか」という長い間の疑問の解決にもしかしたら近づいているのではないか と思って、わくわくしました。
 

【13518】
根石さん   投稿者:ノンノン母  投稿日: 2009年 3月27日(金)21時49分35秒
  根石さん。主人です が、仕事の為本日のレッスン参加できそうにないそうです。
急で申し訳ありません。主人はお休みします。よろしくお願いします。
 

【13519】
根石さん、、素読舎の皆さまへ  投稿者:  投稿日:2009年 3月27日(金)23時19分32秒
  根石さん

今日はありがとうございました。
本当に感謝しております。
お言葉に甘えてこちらに顔をださせていただきます。

村田さん、、素読舎の皆さま、、、
その節は大変失礼いたしました。 吉です。

1年半前に、熱くなっちゃって素読舎を去りましたが、
ここが懐かしくなって戻ってきました。
村田さん、あの時はごめんなさい。

皆さま、その節はご心配おかけしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
と、、、これを書きにきたら、エリオットさんがいるのでビックリしました。

はじめまして、、、(ちょっと緊張します)吉と申します。
ハンドルネームで失礼します。
過去ログを読んだ時、エリオットさんと根石さんの書き込みに
「リアルタイムで混ざりたかった」と思ったことがあります。

私が戻ってきたこのタイミングでエリオットさん、、、
いろいろつながっているのだなぁ〜と感じずにはいられません。
戻ってきたところが小学校の英語の話題ですしね、、、(>_<;)くぅ〜
Jackieさん、、戻りました。
 

【13520】
梁山泊   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月27日(金)23時55分13秒
  ずいぶんとご無沙汰 してしまいました。

父の入院、手術、リハビリ、再手術やら年度末の仕事のトダバタやら...。ようやっと、少し落ち着いた週末です。

と言っている間に、過去ログのそうそうたる顔ぶれが続々と..ですね。語学のエキスパートの皆さん達の充実した書き込みをリアルタイムで読む楽しみができ そうです。

根石さん、今日も息子のレッスンありがとうございます。「レッスンどうだった?」と聞くと、いつもは「普通」と答えるのですが、今日は「テキストの頭から やっていた練習が先頭に追いついたよ」とうれしそうに報告しました。

教科書の方は、1年生を一応終わり2年生に突入しています。CDを聞くことも始めました。もちろん「復習範囲は手放さない」が基本ですので、1年生のとこ ろもCDを聞き、音読をしています。

学年の成績が出ましたが、英語は「4」でした。一番得意な英語でも、どうがんばっても「5」はとれません。今の成績は昔と違って「授業態度」がけっこうモ ノを言うようです、おしゃべり大魔王の息子には、どう逆立ちしても「5」は無理なようです。まあ、成績はともかく英語を楽しめているようですので、オヤジ が「5」をつけてやろうと思います。
 

【13521】
皆様   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月28日(土)04時38分6秒
   このところ、住ん でいる村の区政批判を書いており、つくづくくたびれる割になかなか先 に進みません。村の小さな区政などにかかずらって何がどうなるもんかと思うこともありますが、ここを放っておいたから日本の現在のていたらくがあるんだと 思うこともあります。今よりもさらに地域から干されるという結果が待っているのだろうなと思うものの、やるしかなかろうと思って気持ちだけじたばたして少 しずつ書き進めています。
 そんなこんなでこの掲示板にもなかなか書けません。区政批判はある程度書きましたら、「住環境に文句・・・」の方に掲載する予定です。その後、インド紀 行も書いておきたい。一段落したら、またこちらに参りますので、皆さんでお話を続けていて下さい。

 柴田さん、書き込んでいただいてうれしく思います。
 中学2年生の授業をされているということですが、柴田さんが以前書いてくださった授業を受けた生徒たちは、一昨年あたり大学受験だったのでしょうか。高 校生になって以後の生徒たちの伸び具合はどうだったでしょうか。柴田さんが掲示板に書かれなくなっていた時期も、私はどうなったんだろうなと余計な心配を していました。柴田さんが大学合格に力点を置かなくても、東大合格ン十人をウリにする学校側はそこに授業評価の軸を置いているのでしょうから、その点が心 配でした。今日読ませていただいたものを見ると、また一段と柴田さんは腕をあげられたようです。当時の方法に磨きがかかってきているという感じがします。 私は安心していいんだなと思うことができました。その後新たに導入したことなどありましたらお聞きしたいと思っております。私は「レベルの高い英文」とい うところに注目しています。
 私は、またそのうちに語学論に戻りたいと思っておりますが、今はなんだか気抜けしたような感じで、力が入りません。

 吉さん、お帰りなさい。
 と言わせて下さい。
 磁場帰りの人で私を吉さんほどに評価してくださった人はいません。井伏鱒二の漢詩の訳だったように覚えていますが、「さよならだけが人生だ」と思った時 期もありました。帰っていただけたことで、ほっとしています。
 いずれ、また語学論に復帰したいと思っておりますので、しばらく時間をいただきたく思います。英語回りに限らず、状況はあまりにもひどいもので、だんだ ん腹もたたなくなってきていますが、このままひきさがるつもりもありません。

 らくださん
 お父さんが手術を受けられたのでしたか。大変でしたね。私の親は幸いなことに二人とも元気ですが、それでも相当ガタがきていますので、そのうちに私もて んてこまいをすることになるんだろうなと覚悟しています。同居してはいませんが、すぐ近くに住んでいます。
 中途半端に言いかけて放置してある「初心者以前」という自分の言葉がその後気にかかっています。放置しっぱなしにすることはしませんので、お時間を下さ い。
 息子さんに「成績を気にするな、実力を気にしろ」という「英語のやっつけ方」のフレーズをプレゼントしたいと思います。小学6年生から見させていただい て、もう中学2年生ですか。早いものです。息子さんが英語を面白がってくれているのが、私にとっても励みになります。いつかどかんとやってくれる時が来る ことを願っています。レッスンは週1回わずか30分ですので、柴田さんのようにレッスン自体でどかんとやることはできませんが、どかんとやるための地力を 作っているのだとお考えいただけたら幸いです。

 Naima さん
 Naima さんに書いたことも気になっていますが、時間がとれません。「語学は大人になってからで十分」ということが成り立つためには、「中学生や高校生が、テスト や入試のためにやる英語なんか、語学じゃない」、「私が英検一級をとるために必死にやっていたあれが語学なのだ」と言い切った後でなければならないと考え ています。それがどれほど不遜な言い方に聞こえようと、どれほど顰蹙を買おうと、それを言い切った後でなければ、「大人になってからで十分」は成り立たな いと思っています。なんだか Naima さんのもの言いが、ずいぶんと投げやりになっちゃったなと思いました。言うべきことを言い切った後でだったら、Naima さんの言われることは語学論に突入できると思うのです。一般論みたいにこんなこと言っちゃっちゃなあと思ったので苦言を呈したわけでした。
 

【13522】
ノンノン母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月28日(土)04時43分55秒
  ご連絡ありがとうご ざいました。
レッスンが終わった後に読ませていただきました。いつもながら私の反応が鈍く申し訳ありませんでした。
 

【13523】
Piggyさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月28日(土)05時06分42秒
   レッスンの途中経 過を書いていただきありがとうございました。まだ早く言おうとする必 要はないと思います。馬鹿らしく思わずに、私の作ったテキストに何度も出てくる文を何度もていねいにやっているうちに、少しずつ口の筋肉ができていきま す。読みの質を落とさないまま、筋肉の動きの速さをもたらしてくれるのは回数です。回数が伴わないで速く言おうとすると、音の一部を端折ってしまうことに なります。回数が伴って、柔らかくて強い口の動きが備わったときに、速くするのはいいのですが、まだ無理に速く言おうとしない方がいいと思います。

>最後に夢の話です。昨年の春に、簡単な英語の本をたくさん読むことを始めた後、何度か「英語の夢」をみました。自分で「あ、これは英語の夢だな」とわか るのですが、具体的に英語が登場してくるわけではありませんでした。つまり、日本語の世界ではなく英語の世界だ、と夢の中で認識はしているけれども、実際 に英語が出てくるわけではなかったのです。急に英語をたくさん読んで、頭がびっくりしたのだろうと想像していました。今回レッスンをはじめてしばらくし て、英語の夢を久しぶりにみましたが、今度は夢の中に実際に英語が登場したのです!もっとも、起きたらすべて忘れてしまいましたが。でも、「日本語でない 言葉でしゃべるとは、どういうことだろう。英語をしゃべることが、私にできるだろうか」という長い間の疑問の解決にもしかしたら近づいているのではないか と思って、わくわくしました。

 そのうちに、実際にしゃべるようになると思っていますが、一つだけアドバイスがあります。手持ちの札を全部使って、もみくちゃになってやろうと思って しゃべることです。ぺらぺらと上手にやろうなどという気持ちは捨てて、もみくちゃになることを恐れないことがいいと思います。どうせ私たちの第一言語は日 本語なのですから、日本で英語をしゃべるときにごつごつした英語になるのは当たり前なんだというふうに腹にひとつ据えておくのがいいと思います。
 

【13524】
Jackie さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月28日(土)05時15分15秒
   チャンツとやら、 ご紹介くださったので見てみましたが、あれでどうにかなるなら、これ までのNHKの子供向け英語番組ででもどうにかなっていたはずです。  

【13525】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月28日(土)05時20分13秒
  >根石さんに、/ m / / f / でも黙音化がありますね?と尋ねてみたところ、それは下くちびるを持ち上げるようにするんだ、という答えが返ってきました。また、まあ黙音といっても、m は鼻に抜けるから気配としては感じられるんだけどな、ということでした。気配が残るのは納得です。

 私が自分で記憶していることと少し違います。「下くちびるを持ち上げるようにするんだ」というのはそのまま正しいのですが、私が言ったのは、「 m のときに f の口の格好になっていていいんだ」ということだったと思います。f の口の形で、m を言っていい。ただしこの m は黙音化する。黙音化するけど、息が鼻に抜けるからはっきりした気配になるというようなことを言ったことを覚えています。
 

【13526】
柴田さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月28日(土)08時02分37秒
  根石さんとのご縁が あって、一年ちょっと前から中学生の息子をお預けしている、らくだと 申します。「お帰りなさい」というべきでしょうか。過去ログを読んでいる者にとっては嬉しさとともに、そう言いたくなります。早速、質問してよろしいで しょうか。

>私は「レベルの高い英文」というところに注目しています。

と根石さんが書かれていますが、私も同じところに目が行きました。ここの部分はどういう意味なのでしょうか。ご教示願えればと思います。
 

【13527】
根石さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月28日(土)08時14分19秒
  >いつかどかんと やってくれる時が来ることを願っています。レッスンは週1回わずか30 分ですので、柴田さんのようにレッスン自体でどかんとやることはできませんが、どかんとやるための地力を作っているのだとお考えいただけたら幸い

語学を含む勉強全般に関して、今は「どかん」の時期ではないと思っています。そういうこともあって、レッスンについては予習も復習もさせていません。コン スタントに練習するのは教科書にしておき、週1回のレッスンは、何と言いますか、「心棒」みたいなものと考えています。いずれ教科書と練習の比重を変える 時が来るとは思っています。
 

【13528】
吉さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月28日(土)08時21分43秒
  はじめまして。吉さ んは、あの吉さんですね。「えいごで夢を見るまで」の。柴田さんへの 自己紹介で

>根石さんとのご縁があって、一年ちょっと前から中学生の息子をお預けしている、らくだと申します。

と書きましたが、縁結びの神は吉さんでした。吉さんのブログ通しで素読舎に来ましたので。と言いましても、前にここに書きましたが、そのとき根石さんに出 会ったのではなく、再会したのでした。「英語どんでん」が発行された頃に読んでいましたので。「あー、あの根石さんなんだ!」という感じでした。

吉さんのブログ同様、軽妙でおもしろい書き込み、期待しています。「いや、この掲示板はブログとは違ったタッチで行きたいんだ」とお考えなら無理にとは申 しません(笑)。
 

【13529】
村田さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月28日(土)08時23分15秒    編集済
  最近の書き込みで気 になっていたのが、村田さんの

>home phone を含む文を繰り返して言っているうちに、/ m / / f / の連続についても、黙音化があるのではないかと

の書き込みでした。私が今、いちばん知りたいことに関する書き込みだと思います。改めて質問させていただきます。
 

【13530】
桜満開   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 3月28日(土)11時18分17秒    編集済
  吉さんお帰りなさ い。またお話できることが嬉しいです。ブログの更新もよろしく!
らくださん、息子さんのレポート楽しみにしています。
Naimaさん、絵付け教室のほうはお休みなんでしょうか?

根石さん、
>チャンツとやら、ご紹介くださったので見てみましたが、あれでどうにかなるなら、これまでのNHKの子供向け英語番組ででもどうにかなっていたはずで す。

あれで英語がどうにかなる・・まではもちろんいきません。
しかし視覚的に入り、色と物の名詞がわかること、そしてテンポのよいリズムで繰り返すことで、頭にのこり、口ずさ見たくなる・・繰り返す。ことは無視でき ません。

デジタルなものなので、定着まではしないです。
導入としてのものです。
デジタルはあくまでデジタルです。

うちにはDSがないのでなんともいえませんが、
「DSで英語」と宣伝されていますが、フラッシュ感覚で学んだものはフラッシュで消えていきます。「液晶に手書きができるから、書いているのと同じ」とい うのも違う。
ペンで書く、意識して書く、筆圧、そしてそれが文字としてノートに残り、見ることによって「定着」する。


チャンツ、「スモールトーク」というジャズチャンツを以前私はつかっていました。
高校生にも社会人にも、音楽にのせてフレーズが何回もくりかえされることで、
決まり文句が覚えられる、動詞、名詞などは強く読むことを教えられ、
やはりある一定の効果はありました。
もちろんテキストをつかって音なしの文字の素読もいれます。
文字を読むことは大事です。
音楽は「脳の奥底に定着させる」には邪魔になるのです。

そういう意味で文字を伴なわない「動画デジタルチャンツ」、フラッシュで入ったものは
フラッシュで消えてしまう。

しかし、しかし、小学生が授業で英語を学ぶときには、画像をみながらでも繰り返すこと、そして興味をもつこととしては、一定の効果は望めるとおもうので す。


根石さんの回転読みのほうが、集中をともなう。はるかに定着するし、からっぽの電池を作ることになる。それは磁場に行ったときに充電される。


根石さん、

>「大人になってからで十分」は成り立たないと思っています。なんだか Naima さんのもの言いが、

Naimaさんは小学生に英語を教えてきて一定の成果をあげてきたプロです。
そのNaimaさんが「大人のなってからで十分(中学からはじめて、)」ということは、軽がるしくいってるわけではないとおもいますよ。

かくいう私も今回、小学生を教えてくれと頼まれたわけですが、以前からせっつかれていましたが「中学生からでいいんじゃないの」と逃げ回っていました。幼 稚園小学生の先生や児童英会話講師のようにハイテンションに子供を集中させる技術がない」ことも原因です。
すでに学校では英語の時間がどうにゅうされ、外国の先生とのゲームやカルタ会話などで
「楽しい授業」が行われてる。
「私のは地味だよー。つまんないよー。音読だよー。楽しくないよー。だからやめといたほうがいいよ」と言ってにげまわっていたのですが・・

それは私が「成績がわるくてもなんでも一応中学の基本英語を終了した高校生以上しか教えたことが無いこととも関わります。真の初心者と中学1年生あたりの 基本を終えた初心者の教え方はちがうからです。
英語が苦手だった生徒に英語に興味をもたせ、自ら学びたい気分にさせ、「英語を話すこと読むことが楽しい!」ともって行く、ある一定の成果を上げるこでき ていました(おいおい、ほんとか??っ)
しかし私にはトルゥービギナーへ英語を教えた経験がないのです。

と、エリオットさん、Naimaさんにご教授願えたらなんて虫のよいことを考えていたら
エリオットさんが現れた・・・!
エリオットさんの硬派な授業・・あれ、理想です。

しかし楽しい英語からはいった子供たちって、硬派な英語には抵抗があるってことはありませんか?
児童英会話教室で楽しい英語を学んできた生徒が、学校になって文法を習うと退屈で躓く。
「生きてる英語」じゃないと。いまどきは一年生のうちは「こみゅにかてぃぶ」で楽しい英語だから問題ないですかw不定詞、受動態、関係代名詞でわけがわか らなくなる。2,3年になって英語をほうりだす。。

だからなまじっか英語を小学生からおしえなくてよいのでは。と私も思っています。

でも流れにはさからえない。
小学生の英語ははじまった・・。

私も頼まれた以上は・・乗りかかった船・・ああ〜あー。

足洗ったのに。
 

【13531】
すごい   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月28日(土)11時27分48秒    編集済
  一夜にしてたくさん の書き込みが…!


Jackieさん
>カルタとりで名詞を学び、
>ジェスチャーゲームをして動詞の動作をし動詞を覚え、「今何をやっているか」とあてっこゲーム進行形を学ぶ。ってなところでしょうか。

半年ほど前に入塾した小学3年の子がいまして、以前は大手チェーン英会話教室にほんの短い間通っていたそうです。「どんなことやってたの?」と聞いたら、 カードに単語が書いてあって、それに色塗ったり、歌を歌ったりしていたということでした。「つまんねえからすぐやめた。」と。今は、傍目からは「つまんね え」ように見える素読を原理としたやり方を、自分の意思で続けています。
わたしも低学年の頃にカルタとりとかジェスチャーゲームやロールプレイとかやっている教室(信学会)にかよっていましたが、何か核になるものといえるもの が身に付いたとは言えません。要領がいい子が幅を利かせるのが気に入らないです。
ゲームをやるにしても、繰り返しの練習を何度もやった後でないとほとんど意味がないような気がします。


柴田さん、おひさしぶりです。
以前の私は発音の話についていけない時がありましたが、これからは私も発言させていただきます。よろしくお願いします。

※この掲示板を最近読み始めた方々へ。柴田さんは以前、Eliotさんとして書き込みされていた方です。
「音づくりへの道」http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/ron/otomichi2002.html
これはぜひ読んでください。


吉さん
おかえりなさい。
先日、塾のあとに根石さんが「モリー先生との火曜日」を読んでいたのを見て、なつかしく思いました。
私、なぜか日本語訳のも手元にあるんですよね。
また、よろしく!
 

【13532】
根石さん らくださん (/m//f/の連続)  投稿者:村田  投稿日:2009年 3月28日(土)11時54分15秒    編集済
  根石さん
雑な説明になってすいません。
>f の口の形で、m を言っていい。ただしこの m は黙音化する。
この部分をきちんと書いておかないといけませんでした。「言って『いい』」という部分も大事かなと思います。
/m//f/の連続がある場合、
「/f/の口の形で/m/を言っていい。ただしこの/m/は黙音化する。意識的には下くちびるを持ち上げるようにする。黙音化するけれども、息が鼻に抜け るからはっきりした気配になる」
ということですね。

ところで、この元の記事を書いている時に昔の洋楽のタイトルを思い出していました。"Gimme! Gimme! Gimme!" という歌なんですが、これって元はGive me!なんですよね。
もしかしたらくちびるを閉じる形の音が連続する時も、後ろの音が勝つということが言えるのだろうか、と思ったのですが、どうでしょうか。


らくださん
今、弱音とかリエゾンなんかを、自分の言葉でとらえるなおすのに熱中しています。(まあ「そんなことは○○という本に載ってるよ」と言われたらそれまでな んですが、自分なりにとらえなおすのが大事だなというか)
質問お待ちしております。
 

【13533】
皆さんへ   投稿者:柴田武史  投稿日: 2009年 3月28日(土)18時59分25秒    編集済
  皆さん、こんにち は。

根石さん。
私が以前教えていた生徒たちはもうすでに今月、大学を卒業する年齢です。在学中の彼らの英語力は様々でしたが、二つだけは確実に言えます。一つは「英語の 音が出せるようになったら、簡単にはその出し方を忘れない」と「英語の音で音読できる学習者は英語の勉強を投げ出してしまうことは少ない」ということで す。彼らが卒業後に聞かせてくれた英語にまつわる面白い話がいくつもありますが、それは今後少しずつ書かせていただこうと思います。

村田さんとらくださん。
〜m+f〜の発音について、私の考えを一言。この組み合わせだと、mをきちんと発音してからfへ移行することができるはずです。つまり、mを無音化する必 要はないと思います。mで唇を閉じますが、その際、上下の唇はかなりしっかりと閉じられます。そして、そのとき、上の唇と接触している部分よりも歯に近い 方の下唇はすでに上の前歯に接触しています。その状態で通常通りにmを発音してから、下唇と上の前歯の接触を保ったまま、息を吐き出しながら上の唇を下の 唇からわずかに離します。「息を出しながら上下の唇を離す」というのは、pの発音の仕方に似ていますから、m+fの連続は、しばしばmpfのように、pが 聞こえることさえあります。
http://www.merriam-webster.com/dictionary/comfort
をご覧になると、comfortの発音にはpが聞こえることがあるということがわかります。その他、comfortableやHumphreyでもm (p)fと示してあります。(ちなみに、このMerriam Websterという出版社のサイトでは、英単語のアメリカ英語の発音が詳しくわかります。日本の学習者用英和辞典には載っていない発音も多数収録されて いて、その発音を聞くこともできます)

村田さん、Tuesdays with Morrieのことを書かれていましたね。私はこの本を読んで感動し、著者であるMitch Albom氏が読んだ朗読CDも購入して聞きました。このCDには本の中で引用されているMorrie先生の言葉を先生自身が語っている録音も入っていま した。私はMitch Albom氏の明瞭な声と朗読に感動して、彼がスポーツライターとしてコラムを持つ、あるアメリカの新聞で彼のアドレスを見つけて、本の感想を書いてメー ルを出したところ、丁寧な返事をもらったことがあります。

らくださん。
程度の高い英文とは、中1の生徒たちに高校1年生の教科書程度の英文を音読させて丸暗記させるということです。これだけでは何のことだかおわかりにならな いと思いますが、詳しくは今後書き込んでいきますので、お待ちください。ちなみに、来月中3になる私の生徒たちには高校生用の英語Uの教科書(普通は高2 で使います)を購入させて、それを使います。

Jackieさん。
小学生に英語を教えるのにご参考になるかもしれない書物をご紹介します。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E9%B5%9C%E6%B2%A2%20%E6%88%B8%E4%B9%85%E5%AD%90
アマゾンに出ているこの三冊は東京の学習塾のウザワシステム教育研究所の代表の鵜沢氏が書いた本です。三冊のうちの一番古いやつは入手しにくいかもしれま せん。どれも示唆に富む内容を持つ本ですが、「自分の大事な子を英語嫌いにさせてたまるか」という本だけでも、現在行われている、あるいは行われようとし ている小学校の「英語教育」なるものの問題点と、鵜沢氏が考える、あるべき小学生への英語指導というものがよくわかります。実は、私が現在の生徒たちに指 導してきたやり方の基本的考え方は、鵜沢氏のこの三冊の本から得たものなのです。鵜沢さんの塾のサイトも見てください。
http://www.uzawa.co.jp/

私は、文科省が進めようとしている小学校「英語教育」は必ず失敗すると確信しています。そう思う最大の理由の一つが、「指導者不在=しろうとが初心者に英 語を教えることなどできるはずがない」ということです。他にも言いたいことは山ほどありますが、ぼちぼち書き込ませてください。
 

【13534】
柴田さん   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 3月28日(土)20時07分49秒    編集済
  ウザワシステムの紹 介ありがとうございます。
ご紹介いただいた本「大事な子供を英語嫌いにさせてたまるか」
「普通の子供がバイリンガル」に

以前より二冊所持しております。
(英語教育学習本フェチ^^。本ばかりコレクションしても学習がぁ(*^▽^*)(-。−;) (^▽^;)

このところあちこちサーフしているものでウザワの紹介ビデオも数日前に3回ほどみました。
いまはレッスン風景の一部がネットでみれて便利ですね。(MLSなど劇を通じた英会話とか
あちこちのレッスンがちょっと見学できますね。

うなるほどある英語教育本の中で、良著ですよね。
このシステムなら信頼できると通信を受けて納得したら教室をもって見たいなどと考えたこともありました。(力量不足ゆえ・・無理だろうとあきらめました)

「バイリンガル」の付属のCDを姪に使ってみたのですが、なかなか難しく・・。
96p小学5年生が作文できる驚き。
P83にある”Ginn”というネイティブのための英語本にも秘密があるのかなと
さがしたところアマゾンでみつかったのは1万円以上の中古。
無理無理と。
代わりに教科書付属の文型ドリルをつかって文型確認と口作文にもつかいました。

私が英語を教えていたころ使っていた頭出し訳も鵜沢さんの本の足し算の訳もどきです。あのような授業が理想ですが・・なかなか。
どうしてあのように子供たちが英語ができるようになるのか、鵜沢はすごいなあと思います。

そこへ入学する子供たち、親御さんもまた、ぺらぺら英会話に通わせずウザワを選んだ時点ですごいなあと。

私は柴田さんや、根石さんのように方針が定まっていなくて、
あちこちから取り入れて、いまだ試行錯誤です。

さきほど、村田さんがリンクしてくださった『音作りの道」も読み直していたところです。
以前には見えなかったことがたくさん見えてきました。
硬派な実践すごいです。
また生徒さんたちのお話をきかせてください。

それから発音本、ご推薦がありましたらお願いします。
私の英語は長らくつかっていなかったため(本当に英語を読み書きもせず離れて3年4年)
錆びついています。
 

【13535】
柴田さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月29日(日)01時24分47秒
  >上の唇と接 触している部分よりも歯に近い方の下唇はすでに上の前歯に接触してい ます。その状態で通常通りにmを発音してから、下唇と上の前歯の接触を保ったまま、息を吐き出しながら上の唇を下の唇からわずかに離します。

m+fのつながりを正確にやるとこうなりますね。
柴田さんの提示されたMerriam-Websterのオンライン版でcomfortの発音を聞いてみたんですが、残念ながら私のネット環境だと音がよく わかりませんでした。そこでCollins CobuildのCD-ROM版で発音を聞いてみたんですが、p音が入ってました!でも発音記号は/mf/でした。自分で丁寧に発音してみると、確かにp 音が入る時があります。これには少し驚きました。

それでもmが黙音化して聞こえても「いい」、とも思うんですが、今その理屈については頭の中がとっちらかっていてうまくまとまりません。いい感じに力が抜 けている時にはmが気配となっている時もあると思うんですが…。またお相手してください。

でもなんだかすごくわくわくしています。
 

【13536】
スカイプ最新版   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月29日(日)01時32分5秒
  スカイプ最新版をイ ンストールしてみました。
さきほど根石さんとスカイプでチョムスキーの読み合わせをしたのですが、いつもより音質がよかったです。それから、私のパソコン環境ではスカイプ使用時 に、時々数秒程度の音声のフリーズ状態があったんですが、それもほとんど出ませんでした。音質に不満がある場合は、最新版をインストールしてみるといいか もしれません。
 

【13537】
Jackie さんは人が悪い  投稿者:根石吉久  投稿日:2009年 3月29日(日)02時15分37秒    編集済
   Jackie さんが私のレッスンを受けているとは知らず、びっくり仰天しました。
 一月ほど前にレッスンを開始されたOさんという方がおられ、今日のレッスンの最後に改まった調子で、「根石さん」と言われたので、「はい」と答えると、 I'm ・・・と言われました。なんなんだ、なんで急に英語なんだ。・・・のところが聞き取れねえ。なんであんたはいきなり「一瞬般若」の音の名前のお姉さんにな るんだ? 頭の中がてんてこまいになったもんで、私もつい英語で、「”I'm” what?」なんかと聞き返しているうちに、I'm Jackie. と言っているのがわかり、「えええっ、Jackie さんだったんですか?」と声がでかくなりました。
 Jackie さんは人が悪いや。なんにも言わずに、Oという本名でレッスンを申し込まれ、掲示板上の Jackie さんと同一人物だとは今日に至るまで私に全然言わなかったのです。ちくしょう、Jackie さんに楽しまれてしまった。
ふうっ。まあ、しかし、なんだかうれしかったです。
 昔、Jackie さんにレッスンをおすすめしたことがあったのですが、その時はその気になられなかったのでしたが、いつのまにか私に内緒で、私のレッスンを受けてくれてい たのでした。

Jackie さん

 どうもこの人はなんだか他の生徒さんとは違うなという感じはかすかにあったのでしたが、まさか Jackie さんだとはついぞ気づきませんでしたぞ。それからまた、どうもこの人は力があるなと感じており、「ゴースト」の最初からやってもらっている今の練習範囲は 楽すぎるかなとも思っていました。Naima さんのように力のある方にも、「ゴースト」の最初からやってもらったりして、どの人にもだいたい1万行はゴーストの最初の部分をやってもらってきました。 練習する文が易しくても、教材の組成をわかってもらうために、どなたにも1万行程度はやってもらうことにしてあります。高校生を相手にするときによくやる のですが、1万行程度やったら一挙にジャンプすることがあります。Jackie さんは、一挙に4万7千行あたりにジャンプさせたいと考えています。そこが「ゴースト」の解析が終了している場所です。そこから先は大学受験用の例文集か ら採用した文の解析があります。
 レッスンの時に言ったかどうか覚えていないのですが、「ゴースト」のシナリオ本の音読を始めた時点から、連続7回レッスンを受けていただくと1000行 分ジャンプします。音読を始める時点は人によってまちまちで、5000行か6000行やったあたりで始めることが多いですが、Jackie さんのレッスンでは、始めてすぐに、「ああ、この人はいきなり音読をやってもいい」と思ったのでした。シナリオ本を買ってくれとお願いしたような記憶があ ります。記憶は間違っていないでしょうか。間違っていないようでしたら、早めにシナリオ本を入手なさって下さい。
 Naima さんのレッスンをしていたときは、大学受験用の例文集の解析が終わっていませんでした。それどころか、Naima さんとお友達が、その例文集の例文を語数別に分類してくださっていたのではなかったか。Naima さんにしてみれば、いまさらこの程度の楽な文をやらなくちゃいけないのかということだったと思いますが、1万行を越えても、そのまま地続きで1万行台を やってもらうしかありませんでした。飽きちゃうなこの程度の文ばっかだと、というのが Naima さんの側にあっただろうと思います。
 教材づくりが間に合わなかったことが、Naima さんには申し訳なかったと思っています。
 今だったら、Naima さんに使ってもらっても退屈はさせなかったと思います。
 「七年目の浮気」の解析に、各種の(古本屋で入手した)本から例文を混ぜ込んでいます。「一日一分!英字新聞 石田健(詳伝社黄金文庫)」、「アイテム 130 新英文解釈 高梨謙吉(美誠社)」「和英辞典ではわからない英語の使い方 牧野高吉(講談社α新書)」「すごい英単語手帳 安河内哲也(三笠書房 知的生き方文庫)「英文ビジネスeメール実例集 Ver.2.0 有元美津世(The Japan Times)」などです。辞書からも例文を拾っています。現在、教材の13万行台を作っていますが、10万行を越えたあたりで、いろんなものを混ぜ込んで も大丈夫だなと思ったのでこうしています。ほとんど全部、生徒が勤めている Book Off で安く入手したものです。(105円で入手したものが多く申し訳ねえ、キリピー!)
 高くてうまい店はあたりまえじゃろ、高くてまずい店は問題外だから二度と入らない、安くてまずい店は、ふざけて商売やってんじゃねえと思い、そんなこん なで、安くてうまい店がいい。安くてうまい店がいいんだという感覚が敷衍されて、105円の本を買ったりするのは、「雑であること」がどうしても私が好き だからだと思います。ここが柴田さんと私が違うところだと思います。柴田さんは端正な男であり、私はもうぶっちゃけてしまっておる男なわけです。あーあ。 酒飲んでこんなもの書くのも平気ですし。(というか、「大風呂敷」に書いているときは、たいがい酒が入っていますので、文章が酔っぱらってしまいます。少 し割り引いて読んでいただけると、あじわいぶかいのではなかろうが、なかろうか、あれっ? 「なかろうか、なかろうが」か正しいのか? なにがなんでも、酒は飲まずにゃいられない。)
 もとい。
 Jackie さんにはなるべく早めに4万7千行台にジャンプしていただく所存ですので、早めにシナリオ本を入手していただくようお願い致します。これだけの連絡をする のに、長々と無駄話をするところなんぞ、根石吉久いまだくたばらず、ですかね。
 

【13538】
ふう   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月29日(日)02時37分24秒
  Jackie shock で、頭が馬鹿になりましたので、ここらで退散します。
またお邪魔させていただきますのでよろしく。
 

【13539】
ショッキングというかエキサイティングというか  投稿者:ももこ  投稿日:2009年 3月29日(日)06時22分24秒    編集済
  吉さん、掲示板に 戻ってくださったんですね。吉さんのお蔭で根石さんのレッスンを受ける ことが出来たわたしとしてはとてもうれしいです。

そして過去ログでしか拝見できなかった柴田さんの書き込みを拝見できたり(柴田さんはじめまして。7歳、4歳、0歳児の母・ももこともうします< (_ _)>)、Jackieさんがレッスンをうけていらしたり、そして掲示板の流れから児童英語の話になりそうだなという展開にもわくわくしてしまいま す。

これからがすんごくたのしみです。
 

【13540】
柴田さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月29日(日)23時30分40秒    編集済
  >私が以前教えてい た生徒たちはもうすでに今月、大学を卒業する年齢です。

 もうそんなに時間が経ちましたか。私は、年月を数えることをめったにしないので、「音作りへの道」を書かれたのが、4、5年前のことのような感じがして いました。そうですね。そう言えばそうです。もっと前のことだったですね。吉さんが登場してくれたのが、3年くらい前だったのだろうか。そうだとすれば、 もっとずっと前のことです。自分用の年表でも作らないと、ものごとの前後もわからなくなりそうです。

>二つだけは確実に言えます。一つは「英語の音が出せるようになったら、簡単にはその出し方を忘れない」と「英語の音で音読できる学習者は英語の勉強を投 げ出してしまうことは少ない」ということです。

 「英語の音で音読できる学習者は英語の勉強を投げ出してしまうことは少ない」というところを読んで考え込んでしまいました。私の塾を使った生徒たちは大 学受験が終われば英語を放り出してしまう場合が多かったのです。それは、私の塾が今ほど「音づくり」にやかましくなく、「音づくり」そのものが粗雑なもの だったからなのかと思ったのでした。学校のテストではあまり点にならない「音づくり」を長くやったんだ。そんじょそこらの塾で作った英語力とは違うんだ。 そのはずなのに、大学に受かったくらいで英語を放り出すのかよ、と心外に思い、私はすねてしまい、受験用の塾という性質を脱ぎ捨ててやろうと思ったのでし た。そう思って、大人相手の「電話でレッスン」を始めたという経緯があります。
 Eliot 名でこの掲示板に書かれていた当時の柴田さんから教えていただいたものを含めたものを10とすれば、それ以前の私の塾の「音づくり」は8程度のものをカ ヴァーしただけのものだったと思います。とりわけ、3大ア系列(一瞬般若、顎の下がる明るいアー、狭いア)を備えて、私は音づくりに自信を持つことができ たと思っています。私は私なりに勝手に抽象してしまっていますが、問題意識はずっと持っていたので、柴田さんが書かれたものの中の数行でピンときて、自分 なりに作った指示方法があります。これは言葉の本来の意味で学恩と言っていいものだと思っています。
 私が「音づくり」の方法に自信を持てた頃から、そういえば大学生になっても「電話でレッスン」で練習を続けてくれる生徒が出てきたなとも思い返します。
 柴田さんから個々の音についてかなり教えていただきましたが、それ以前の私の「音づくり」の主眼は、「文まるごとを音の連続として読める」というところ にありました。その当時は、3大ア系列を区別させるために生徒にどう言えばいいのかが確立されていませんでした。その程度の「音づくり」でも、生徒の中に は大学卒業後、外国で仕事をして英語を使っている(いた)者が、5,6人いて、仕事は十分にできている様子です。一人、変わり種がいまして、ヨーロッパア ルプスの山岳案内人をやっているのがいます。冬はスキーを教えたりもしているようです。他は、銀行員で窓口で外国人の相談を受けたり、日本たばこのスイス 駐在員だとか、アメリカの大学を出て日本の大学の先生をやってるとかで、まあ変わり種というほどの者はいません。
 実は私の「音づくり」の基本は今でも変わっていなくて、個々の音はもちろん大事にしなくてはならないけれども、それよりも大事なのは、「文まるごとで音 を扱うということ」、「バネがあって柔らかい音の連続として文が言えること」にあります。
 一般的な学校や塾の批判をすれば、個々の音を細かくやらないことはもちろん大問題なのですが、それよりも音を「文まるごと」として扱わないのが最大の問 題だと考えています。不完全なものであったにせよ、私は塾を始めた当初から、「バネがあって柔らかい音の連続として文が言えること」を「音づくり」の柱に 据えてきました。これがなかったら、わずか数人の者たちでも、今の仕事は違うものになっていただろうと思っています。そういえば、パン屋の息子で、パンや ケーキを作る職人になったのがいます。こいつは在塾中、中学生のくせに盆栽に凝ったりしていて、英語はろくに練習しなかったのですが、パンやケーキの店に 勤めてすぐ親方に見込まれ、英語の文献を渡されて読めと言われたそうです。「素読舎のあの練習、やっときゃよかった」と言っていると、今でも地元でパン屋 さんをやっている親御さんから聞きました。連絡がとれませんが、そうか、親御さんから聞けば連絡はとれるのか。連絡をとって、「スカイプでレッスン」の生 徒にしちまうか。どうも俺は商売に不熱心でいけない、と、これは余計な話でした。

>私は、文科省が進めようとしている小学校「英語教育」は必ず失敗すると確信しています。

 私もまったく同様に確信しています。10年後を見てみるがいい、必ず失敗していると書いて地元に配ったビラがあります。
 (→村田君、電子データで残っていたら、再掲して下さい。)

 鵜沢さんについて書いていただいたので、興味を持ちました。本を探してみようと思っています。

 この後、〜m+f〜について稿を改めて書いてみたいと思います。
 

【13541】
s+th   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月30日(月)00時08分38秒
  m+fをめぐる話と 同類のようではあるけれど、もっともっと初歩的な話をさせてくださ い。

Is this yours?

これは私の手もとにある1冊の本(中学レベルの短文を700集めた本)のLesson 8の最初の文です。非常に簡単な文ですが、簡単に片付けられずにいます。

isのzの音はちゃんと出さないといけないものでしょうか?というのが私の質問です。この文、漫然と読もうとするとzの音を飛ばしてしまいがちです。(敢 えてカタカナ書きしますと)「イディス」と言いたくなります。このようにzを飛ばしていいのであれば、この文は難なくクリアです。ちゃんとzを出すことが 必須であれば、こんな中1レベルの短い文でも楽勝というわけにはいきません。添付のCDを聞くと、吹き込み者のネイティブはちゃんとzの音を出しているよ うです。
 

【13542】
一日一歩   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月30日(月)00時38分32秒    編集済
  〜m+f〜 については、明日以降にさせてください。
「大風呂敷」への投稿は、一日一歩、というか、一日一本にさせてもらおうかと考えています。業務連絡は数に入れません。
一番関心のあることについて、一日一本で行こうかと。
そうなると、書いて下さっている方々に失礼をすることがあるかと思います。その点を、どうかお許し下さるようにお願いいたします。
鋳物師屋村をどうにかできねえかという課題が、今のところありますので。
「ゆっくり母」さんや「江戸の母さん」はどうしておられるのか。近頃あんまり書いて下さらない。

 ゆっくり母さん

 そうだ、そうだ。忘れていました。Jackie さんが、チャンツだったか、楽しいでしょ、楽しいでしょ、と子供向けに作ったものを紹介して下さって、Jackie さんは自分が Jackie だと名乗らずに1ヶ月ほど私のレッスンを受けて、I'm Jackie. なんかと突然言ったりして、私はいったい何のことを書こうとしていた?自分でわからねえんじゃ、しょうがねえので、ええと、読み返してみるとだな、そうそ う、「楽しいでしょ、楽しいでしょ?」と子供向けに作ったものをやらされると、子供は大人への義理を果たすために、楽しそうな顔をして、ピョンピョン跳び はねたりするもんです。内向性の欠如している子供は、義理なんか感じないで、純粋にピョンピョンをやることもあります。でもたいがい、子供にもちゃんと、 義理はあり、大人を喜ばせる技術はあるのです。
 で、「これチャンツっていうんか。全然面白くねえ。馬鹿みてえ」という子供もいると思うんですがね、そうしたら、その子供はチャンツの授業から疎外され るってことになりますわね。私としては、小学校高学年くらいになれば、ごく普通の子供の感覚だと思うんですが。というような話を Jackie さんと5分くらいの時間を使ってしたのでした。
 Jackie さんが言われるには、「楽しいでしょ、楽しいでしょ」のハイテンションは Jackie さん自身もやれないが、かといって、根石さんの教材みたいに「何の楽しさもない」ようなものはいかがなものかとのことでした。
 ううん。やっぱり、素読は遠い時代のものに過ぎないのですかな。
 素読を原理にしてやると、「現在分詞」だの「不定詞」だの「現在完了」だの「過去分詞」だのという無味乾燥な言葉を読むことでさえ、子供が面白がるって ことが起こるのです。これは、ピョンピョン跳ねるのと違って、私は純粋に知的興味によって面白がっているのだと考えています。わけがわかって読んでいるん じゃないんです。理解なんかともなっていないのです。それでまったく構わないのです。やたら難しそうな漢字だって、音をかぶせていけば読めるようになるん だという単純な面白さですが、理解面では即解していないので、「わからないので面白い」っていうことなんです。
 子供は当初、文字と音の相互関係を認識なんかしていない。それで一向に構わない。文字に少しずつ少しずつなじんでいけばいい。そのために、おおざっぱに 字に音をかぶせていくってことをやっています。私は、最初のうちは、子供が字なんか見ていなくたって文句を言いません。
 で、やたら文法用語が出てくる私の教材は、英語の練習をしてるんだか、日本語の練習をしてるんだか、最初のうちは区別ができません。ただ、「英文は5 回」という小さな原理がありまして、大文字で始まりピリオドで終わる英語の文は、最低5回は読ませることにしてあります。初めのうちは、日本語のものとし ても「高度な教材」なわけですが、だんだんと英語そのものにつきあうようになっていくという複数の段階を踏むことになります。文法用語なんぞは、最後に不 要のものとなり、文法が感覚になるようになるためにこそ、「ひとまず持たせる」ものです。
 私にはとても単純なことなのですが、いったん文法用語を敵視してしまうと、ここのところの理解が難しいかもしれません。
 「だって、子供は面白がってやってるもん」というのが、私が Jackie さんに言ったことでした。「ゆっくり母さんの許可がもらえたら、小学校3年生の息子さんが、面白がって英語(日本語?)をやっているのをスカイプで見学し てみたらどうですか」と Jackie さんにお勧めしたのでした。「最初の一ヶ月くらいは子供はすごく混乱するけど、今は面白がってやってるよ」とも言ったのでした。もう一度言いますが、ピョ ンピョンとは、面白がっているものが違うのです。理解を伴っていないにもかかわらず、まともに知的な面白がり方を子供がしているのです。子供をなめちゃい けない。柴田さんが言われた高度な教材というものが、本当は子供に必要なものなのです。
 百聞は一見にしかずになるかどうか。「まあ、ともかく見学されたらどうですか」と Jackie さんに言ったので、ここから、ゆっくり母さんへのお願いになります。
 Jackie さんにスカイプでレッスンの様子を聞いていただくことをご許可いただけたらうれしいのですが、というお願いです。息子さんは緊張しちゃうかもしれません が、私の方でなるべく緊張させないように努めます。Jackie さんにレッスンの様子を聞いてみて欲しいと思っています。
 ご許可いただけるかどうか、息子さんと相談してみて下さい。

 あ、いけねえ、二本目を書いてしまった。
 

【13543】
三歩目   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月30日(月)01時25分13秒
  らくださん

>Is this yours?

>isのzの音はちゃんと出さないといけないものでしょうか?というのが私の質問です。

 これに関しては、 [z] 音を th 音と喧嘩させると、[z] が勝つと一般的に言われているかと思います。
 感覚的なものいいになりますが、音の物質感みたいなものがあり、[z] 音のほうが th 音よりはっきりした強い音です。[z] 音を皮ジャンに喩えると、th 音は綿入りというかフリースというか、音が[z] 音より柔らかい。歯と舌の接触圧の違いにより、接触面での息の通過の強度が違うのかと思います。
 で、[z] 音を勝たせると、上の歯の裏あたりで、[z] 音を半黙音化し、わずかに舌を歯先の方へ移動させて th の音にする。(完全に歯先まで行かなくてもいい。歯先に行こうというわずかな動きがあればいい。舌の接触面のほとんどが歯裏にあるままでもいい。)
 多分、これが柴田さんの端正な音の出し方と一致すると思いますが、柴田さん、どんなものでしょうか。
 「わずかな動きがあればいい」というのは、空手で言う、「居着かない」ということなんだろうなと思っていますが、これだと余計説明がわからないかもしれ ません。

 私は、端正派ではなく、ぶっちゃけ派ですので、実は生徒にはこれとは違う説明をしています。is の s を言うときに、舌を歯の先につけて言っちゃってもいいよ、と言っています。感覚的には、[z] から th に移るときに、1、2ミリ程度舌が移動するかなっていう感じですね。今のところ、これで英語が通じなかったことはありません。このやり方だと、th の音は [z] の方に引きずられることなく、純然たる th の音として発音できます。

 実際に口を動かしてみると、先のやり方でも後のやり方でも、実際に使う部位にほとんど差がありません。統合するなら、「歯先に近いあたりで [z] も th も出していい」ということになるかと思います。

 私のこの辺のとらえ方は、かなりゆるいもので、[z] は歯裏で出してもいいし、歯先で出してもいい、半黙音になって気配になってもいい、th も同様に、歯裏でも歯先でも構わないというものです。いずれにしても、[z] 音か th 音のどちらかは実音として存在し、もう片方も、(気配になるまで弱音化したとしても)半黙音として存在するということです。
 

【13544】
らくださん   投稿者:柴田武史  投稿日: 2009年 3月30日(月)01時26分4秒
  z+thの場合、 ゆっくりと発音すれば、二つの音は両方ともきちんと発音されます。
外国語として英語を話す私たちは両方とも発音した方がよいと思います。

母語話者は、z+th→z+zとして発音することもあります。例えば、「誰だ?」Who's there?と叫ぶようなときには、しばしば Who's zair?のように発音されます。

大事なポイントは、前の方のzを絶対に省略してはいけないということです。z+thもz+zも正しい発音ですが、zの音を抜かして、Who's there?をWho there?のように発音すると、本当にWho there?としか聞こえず、幼児のカタコトのように聞こえます。もし、thereのthをdのように発音して、Who dare?=フーデァ?と言うと、ますます幼児っぽく聞こえます。

従って、Is this yours?のisの/z/の音は、舌先を上の前歯に接触させることなく、きちんとzと発音してください。そして、thisの先頭の音は舌先を上の前歯に 接触させて、thの音を出す(これがお勧めです)か、あるいはzの音をもう一回出すかのいずれかで発音してください。

Is this yours?について、もう一言。日本人はyoursは「ユアーズ」だと思いこんでいる人が多いのですが、実際には、jorzのように発音されることが普 通です。「ヨーz」という感じで発音すれば、実用上何の問題もなく、正しい発音に聞こえます。また、yourもyou'reも、日本人がよく言う「ユア (−)」ではなくて、「ヨー」(つまり、yoreという単語と同じ発音)と言うべきです。英語の歌の中でも、これらの単語の発音は「ヨーz」「ヨー」のよ うにしか聞こえません。
 

【13545】
Good night, everybody.  投稿者:柴田武史  投稿日:2009年 3月30日(月)01時32分28秒
  書きたいことはたく さんあるのですが、今日はもう寝ますので、すみません。
明日またおじゃまします。
 

【13546】
地元に配ったビラ   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月30日(月)01時49分44秒    編集済
  データが手元にない ので入力しました。

===============
変貌する塾

素読舎に根石吉久作成の新しい教材が誕生しました。
小学三年生から使っていただくことができます。
この教材によって、素読舎はこれまでとがらりと変わっています。
「最低これだけやったら帰っていい」という方針から、「このくらいの練習ができるなら、このくらいまでやってもいい」という方針に切り替わっています。
「やってもいい」のだから、やらなくてもいいのです。
やりたくない日は漫画を読んでいてもいい。

これまで、素読舎は練習をやらせてきました。
これをやめました。

塾の運営の基本方針をがらりと変えましたが、方法自体は何も変わっていません。
元になっているものは素読です。

10年後を見ていただけばはっきりします。
小学校から英語をやらせるという文部科学省のプランは必ず失敗します。
小学生だから文法は必要ないなどというのは、まったくの人だましです。

素読を元に据えた練習は、小学生のうちに中学の文法を確実に理解できるようになります。
それよりももっと大事なことは、「まともな音ですらすら読めるようになる」ことです。

お子さんの英語を大事に考えるなら、「まともな音ですらすら読める」能力にじかにテコ入れする素読舎をお選び下さい。素読舎の方法なら、テスト用の英語 (受験英語)と「学校以後に生き残れる英語」が両立します。これを両立させる教材と方法を備えている英語教育機関は素読舎以外にはありません。(もしあっ たら教えて下さい。私は知りません。)

英語ばっかりは、塾を選び間違えたら取り返しがつきません。(実は取り返しがつくのですが、まず100パーセントの人が、「音づくり」からやり直さなけれ ばなりません。同一人物の同一年齢において、まったくレベルの違う英語を持つことになります。同一人物の同一年齢は一年限りのことですので、実験によって 証明できないのが残念ですが、「まったくレベルの違う英語」になることを断言します。)

素読舎 長野県千曲市鋳物師屋642−3
塾長 根石吉久

お問い合わせ
090−4181−5912
 

【13547】
すごいことになってる!   投稿者:ゆっくり母  投稿日: 2009年 3月30日(月)07時09分11秒
  仕事が急に忙しくな り、こちらは毎日チェックしているのですが書き込みする余裕がない日 々でした。

すみません、はじめに先生に連絡事項です。
今日の息子のレッスンですが、急に誘いがあって祖母宅へあそびに行くことになりました。
春休みの楽しみですし、今日はお休みさせてください。
母親の私の方はレッスンお願いします。

それからOさんことJackieさん(ん?逆ですか?)の参観?じゃなくてなんていうのでしょうか?レッスンを聞いてくださる件、息子に了解を取りました ので、来週以降のレッスンでお願いします。
緊張すると思いますし、ここのところ花粉症がひどくて(息子)息継ぎの時に咳き込む可能性高し、ですが、よろしいですか?

息子のレッスンについて、または小学生の英語について、思うこと、かいてみたいことがありますが、また腰を落ち着けてパソコンの前に座れる日にしようと思 います。

少しだけ。まず息子はこのレッスン、「やめたくない」と言ってます。
それから先週、久々に早く帰宅した夫、ちょうどレッスン中に帰ってきて、「息子の声だと思わなかった」と驚いていました。息子は父親に「どこの外人さんか と思った」と言われ、「こちらの息子さんです」と答えていました(笑)。
12月から3月まで、4ヶ月間でしっかり違いを感じています。

で、小学生に英語が必要か、というと…どうかなぁ、と思う私です。
根石さんのレッスンでなければ「英語を」なんて思わなかった気がします。

HNどおり、ゆっくりで進歩のない劣等性ですが、きら星のごときお歴々のお名前を拝見し、今後がとても楽しみでワクワクしております。
どちら様も今後もよろしくお願いします。
 

【13548】
いろいろ   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 3月30日(月)08時21分26秒    編集済
  根石さん、

最初に根石さんのabcdの教材を見たときは、なにこれ難しい。でした。
私の苦手な文法用語がいっぱいでているからです。
途中からは結構な文法用語がでてきます。
文法用語が苦手な私はそれだけで〜む。(私は実際のレッスンでもほんとうに基礎的なことしか文法「用語」は使いません)

1ヶ月レッスンをうけて、過去ログを読み返しているうちに根石さんは
「そうか〜もしかして、日本語の素読(意味がわからなくても只管する)をふくめてこれをやっているのだなということがおぼろげながらもわかってきました。
英語と日本語を何回もよんでいるうちに、意味がわかってくるということかと。


1、しかし、結構時間がかかるよなあ・・・。そこまで子供たちがついてこれるのだろうか。

2、アルファベットが読めない子供、いくら字に音をかぶせるといっても、それで読めるようになるには・・・最低限しっかりとアルファベットをおしえてある ことは必要ではないか。そのアルファベットしっかりわかったのち、文の音読をして流れをいれつつ、徐々にフォニックスとまではいかない、基本的なアルファ ベットの別の読み方、b=ブッ、d=ドッ、c=クッなどを教える。初心者にフォニックス至上主義はダメ。(深くフォニックスを教えることは、柴田さんのよ うにしっかりした指導がないとかえって子供が混乱し仇になります)

んーどうなんだろう。根石さんの小学生にたいしての中学教科書べらべら読み、今の文法が系統だってかかれていない教科書でどこまで効果があろのか。
素読舎の教室での直接指導では、教科書ガイドをつかっての視覚的な理解はあったとおもうのですが。
根石さんは「効果」なんてものを求めてはいないのでしょうが、生徒と親が効果を求めるのは必然。
スピーディーな時代に、じっくりと力を蓄えていくレッスンは、その力が蓄えるまで、
生徒と保護者も忍耐が必要。またそこにもって、教えるほうに「信念」がなければならない
昔やっていた自分自身の「教科書をしゃぶりつくす」レッスンでは、私に信念はありました。しかし英語を習いたい高校生は、「英会話」を求めていて、その英 会話をするための
英語の基礎はもとめていなかった。
英会話をやるには「英語の基礎ー中学英語、文法構文の瞬時口作文」が必要なんだよ。だからそれを中学の教科書をつかってやるのが必要なことーを理解しても らうのはむずかしかった。
それを理解してもらえて、中学の1年れべるの段階からしっかりかためていった生徒は、「核」なるものができたとおもいますし、すこしは電池ができた。

社会人になると、「旅行英会話」を習いたい人。「趣味の英会話」を習いたい人などがいました。これもまた、中学1年の教科書の音読から、日本語→英語を口 訳、そのレベルの基本構文の定着とドリル、その構文に「大人のためのボキャブラリーも入れて」、いいたいことを少しづついえるようにするー。ができなけれ ば、無理。続けていく生徒がいた反面、「私のやりたいのは、中学英語の復習じゃない、もっと英会話」と思ったのかなんなのか、月謝袋とともに「やめます」 の手紙がはいっていたこともありました。
ああ、あの戦いの日々は確実に体を蝕んだ。

んーすっかり忘れていた(忘れようとしていた)これらのことを思い出したのはここ数日過去ログをよみまくっているからだなー。自分の授業のやり方すらもわ すれていたのですが、過去ログにしっかりと書いてありました。助かりました。


そう、話はもとにもどって、やはり自分は中学生、小学生を教えた経験がまったくありません。いわば未知の世界。それでネットや本をあたりながら、自分の教 え方を模索しはじめているところです。

新小学4年の姪に英語の時間についてたずねたところ
「あのねえ、ニュージーランドの先生が来てね、なんかいろいろやるけど楽しいよ!」と。
英語ごっこを「ばかくさい」と思う生徒もいれば、また純粋に「楽しいよ」という生徒も多いのです。6年生になれば「他の授業より楽だからまあいいんじゃな い。あほらしいけど」っておもう子供もかなりの数にのぼるとおもいますが。
姪にも英語を教えろと母親(ばあば)からいわれてるんですが、ひきのばしています。

小学校や各種の児童英会話学校で「生」の英語をしてきた生徒、この人たちに、すぐに効果があらわれるわけではない、熟成の期間が必要な私のレッスンを続け ていくことがでできるだろうか。興味をひくためには、やはりどこか「体、体当たり」的な、授業の仕方もとりいれていく必要があるのではないか・・と。


書いているうちになにがなんだかわからなくなってきましたが。

今日は実家の店も定休日だし、また模索します〜。
 

【13549】
小沢辞任を望む66%。   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 3月30日(月)09時00分3秒    編集済
  世論はそんなもんな んですか?
麻生さんのほうが首相にふさわしいといつの間にか逆転。
マスコミが数字操作してるんじゃないんですか?「小沢はふさわしくない」とマスコミが世論数字を一面にだすことで、「ああ、みんながそうなら、そっちが正 しい。小沢には下りてもらわなきゃ」と思う人が増えてしまう。それがみんなに倣えの横並び日本人のメンタリティー。
そこんところをわかって世論調査の数字をごまかしてんじゃりませんか?
それともほんとうに小沢さんは不正献金を受けて悪だから辞任するべきと思ってる人々が大多数なんですか?だとしたら、郵政選挙のころからなんら成長が無 い。自分の頭で考えることを放棄してしまってます。それとも自分の頭で考えてそうなんでしょうか?
ならやっぱり、「子供のころから英語をやらせればしゃべれるようになる」とおもっちゃうんでしょうねえ。ベビークラスへ通わせるママさんも多いですからね え。
「まじめな英語」「ゆっくり充電・・(でも死なない英語)なんて受け入れる人は少数派でしょうね。



森田健一が千葉知事に。
コメンテーター「世論は清廉潔白を求めている。民主の候補は森田さんに大きく票を引き離された、小沢のさんの進退問題が求められているのでは」「民主が知 事選でまけたことは小沢さんへの批判もある。」

たかが知事選でしょ。参議院では小泉安倍自民にNOだったんですが?

・・なんですかこのマスゴミの偏向報道。世論操作。


売国小泉竹中は「クリーン」なんでしょうか?
簡保の払い下げ疑惑の宮内さんのことなどいつのまにか報道されずに、すっかりなかったことになってません?


西松建設の献金はいけなくて、経団連の献金は合法だから問題ないのでしょうか?
政治的に力のない野党の民主党への献金に「公共事業の見返りを期待して献金しているから」悪?
あくまで野党ですよ。
政権与党の自民党への経団連の献金は、なんのみかえりもないというんですかねえ?

マスコミはそこにはなんにもふれません。

高速道路休日1000円で景気浮揚。みなさんどんどん高速を使ってください。安く遠くまでいけますよ。うーん、なんてエコロジー。

うちの地域ではエコと環境のためにレジ袋削減をと、レジ袋が一枚5円になりました。
一リットルのガソリン分の原油=レジ袋何枚なんでしょうかねえ。

高速が安くなることで、たしかにある程度の需要はみこめますが、安くなった分は税金がドウロコウダンに補填するんですよね???民間になんで税金つぎこま なきゃならないんですか?何千億円も。
土日に高速交通量が増えるのなら、サービスエリアにも大層なお金がおちるはずで、そこでドウロコウダンは儲けれれるはずですよ・・。割引分も国費で補填さ れ、サービスエリアの儲けはひとつの民間道路会社のものになる。民間道路会社大もうけ。かといってその儲けが将来の日本国民に還元されるとは思えません。 「民」なんですから。
将来株式を売り出してしまえば「会社は株主のもの」なんで、もうけは株主に配当されます。ええ、ドウロコウダンや、郵貯銀行の株の大売出しを待ち望んでい るのは、今金融危機に陥っているアメリカなんですけどね〜。ゴールドマンなんて政権とつながりがあったので金融体力ありますからねえ。国民の税金でつくら れたものが、なんで一民間会社のものとなって、総裁、郵貯だったら西川三井スワップ銀行の頭取の思いのままになってしまう・・かんぽの宿も格安で民商に払 い下げ。


たくさんの税金で割引分を補填。なぜこのお金で、小泉のカイカクで抑制されている社会保障費を補填しようとしないのでしょうか?こちらにお金をだすほうが たくさんの人が恩恵を受けられます。こちらは削減され続けている。

社会保障の安心、そのほうが安心してお金を使うことができるようになります。
地方では医師がへらされて困っていますよ。


高速割引もトラックなどの運送業は安くならないのですってね。
流通を安くすることのほうがコストがさがり、効果があるとおもいますが?

第一、高速が安くなっても賃金が少ない人にはまったく恩恵がありませんねえ。
でかければお金がかかるのですから、高速使って毎週遠出することができるのはある程度お金に余裕のある人たちでしょう。その人たちにお金を使ってもらっ て、金周りをよくして景気をよくしようということなんでしょうが・・。

まずはETCはつけなきゃならないし。ETCをつけるために政府が補助をだしましたが、それすらETC会社、つまりはetc会社へ出資している「自動車会 社」「民間道路公団の人」「天下りしてる官僚」「クレジット会社」の儲けに寄与する。彼らうはうはですね。

だいたいもとは高速料金とって、償還したら、無料区間が増えるはずだった「公営のインフラ」がひとつの民間の利益団体が利益を出す会社にかわってしまいま した。


2年間高速を安くするんじゃなくて、2年間消費税無税にしてみろってんだ。
そのほうが国民すみずみまでに恩恵がいきわたる。え?消費税へらして、財源が減って困るのでは?って?消費税が減って、かえって消費が増えて、消費が増え ることによって、金がまわって、景気がよくなる。消費税が減ると税収が減るからだめ?
収める所得税も住民税も増えるからだいじょうぶです。

消費税、たかが5%、されど5%。
一定期間でも無税になれば、うちみたいな小売商店も恩恵にあずかれる^^・・それが本音^^


麻生さん・・たしかにはるかに小泉竹中よりはマクロ政策がマシです。
でも小沢さんへ辞任を求めているひとが本当にそんなに多いのか?だとしたらがっくり・
清廉潔白だけでは政治はできない。


知事
森田や東国原、橋下みたいなタレントさんへの投票率の高さは・・・なんなの?
将来の首相候補?はあ??


なんとなくこのところの小学生英会話教育熱に似ていませんか。


英語は中学からでで十分と私は思っています。逆らいたいことです。
でも小学生からの公教育がはじまってしまったからには、もう流れにさからっても仕方ないです。それへの対処を考えなくては。

って、この方面に首をつっこまずにいればすむことです・・うん。やめとけ。疲れるだけだから。(と自分に言い聞かせてます)


※私は別に民主党支持でも小沢ファンでもありません。自民党支持でも共産公明社民支持でもありまっせん。英語の世論と政治の世論が似てるなあと。
 

【13550】
初心者と初心者以前   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月30日(月)12時20分37秒
  根石さん、柴田さ ん、ありがとうございます。

私が「ごぶさた」前に書き込んだのは、再入門者(根石さん流には「初級者以前」)の独習に適した教材と学習方法についてでした。それは私の大きな関心事の 一つであります。教材のレベルについて、根石さんから「易しすぎず、難しすぎないもの」という主旨のコメントをいただきました。そのコメントに私は簡単に は納得しませんでした。ちょっと考えてみよう、と思っているうちにドタバタに突入してしまいました。

語学は継続が何よりも大事。易し過ぎると退屈だから嫌になってしまう。難し過ぎると手に負えないから嫌になってしまう。そういう意味では「易しすぎず、難 しすぎないもの」は充分に納得できます。その場合、易しい、難しいの基準は学習者が自分の感覚で判断すれば良い、ということになるのでしょう。要は続けば 良いのですから。

しかし、「ちゃんとできるかできないか」を基準として判定するとなりますと、果たして「易しすぎる」ということが(再入門者にとって)簡単に成立するのだ ろうか、やはり「中学1年レベルまで戻るべし」と言い切ってしまうのが正しいのではないか、と考えたわけです。それは、世間でごく当たり前のように「プラ イドを捨てて中学レベルからやり直しましょー!」と言われており、それに素直に乗っかる、ということとはちょっと異なる感覚です。

そうではなく、

Is this yours?

一つでも、疑問を持てば持てるし(私だけか?)、それに対して、お二人の先生があれだけの内容の詰まったコメントを寄せられる余地がある、ということなの です。音の問題(通じる音でスラスラと)だけでなく、たぶん意味の問題(イメージが動く)においても、簡単に「簡単過ぎる」とは言えないだろうと思ってい ます。たとえば、Piggyさんが

>この2ヶ月で、中学で習うような単語、例えば it という単語の持つイメージがかわったように感じています。

とお書きになったことなどは、そういうことではないかと。

ということで、私の現時点での判断は「中学1年レベルまで戻るべし」「易しすぎる事など無い」というものです。コメントいただいた内容に即して言います と、柴田さんのお考え

>z+thの場合、ゆっくりと発音すれば、二つの音は両方ともきちんと発音されます。
外国語として英語を話す私たちは両方とも発音した方がよいと思います。

に即して練習することが「再入門者」の取り組み方としては良いのだろう、と取りあえず結論づけたいと思います。いやいや、それもまた、そうとも言い切れな いのだよ。初心者段階から、音をつなげたり、消したり、変えたりしないといけないケースもあるのだよ。という事であれば、ますますもって一筋縄ではいかな い、ということになります。

さて、話がややこしいのですが、さらに、ここまで書いてきた事と矛盾するようですが「中学1年レベルまで戻るべし」と考える必要がないなら、その方が良い のだが...。という気持ちも留保したいと思っています。その事が、柴田さんの

>レベルの高い英文

に対する関心につながっていきます。中1に高1の教材というのは予想以上の“飛び級”でした。これは、柴田さんが授業をされるという前提でこそ成立する方 法なのか、仮に独習を前提とした場合でも成立するのか。また、現在の実力にあった教材との二本立てだから有効なのか、「レベルの高い英文」だけで成立する ことなのか。といった事が関心の中身です。

この関心は「再入門者」が難しい教材のみで再入門を果たす事が可能なのか。につながっています。プライドとかは別として、中学レベルの教材は内容的に退屈 でかなわん。どうせ暗唱してしまうまで反復するなら、内容のある英文を相手にしたものだ。実は、これが私の出発点でした。吉さんのプログを通じて素読舎に たどり着いた、その時の検索キーワードは「茶の本 音読」でした。このことは以前書きましたが。

今の考えは少し変わった事は上述の通りです。Is this yours?でも、ちゃんとできるためには壁がありますし、「退屈だー」なんていっていられない事もわかりましたので。それでも、オバマのスピーチ、(な んで大統領かよ、なら)チョムスキーのインタビューでもいいのですが、そういうもので充分に効率的な学習が可能ならば、多くの「大人の」学習者は中学の教 科書まで戻る気はしないでしょう。ああ、でも、いわゆる「生の英語」からは、ちゃんと音を出すための媒介音は得られないかもしれませんが。

もう一つ、「レベルの高い英文」に関して、今度は「初級者」(=たとえば私の息子のケース)ではどうなのだろう、という関心があります。息子はこの4月で 中2になりますが、すでに中1の教科書は(根石さんのおかげで)暗唱しており、その復習(CDを聞いて音読)を続けつつ、中2の教科書ガイドのCD聴き& 音読に入っています。教科書ガイドは、英語の部分だけでなく、全文(日本語の説明を含む)を音読するように言っています。それで理解できるようになると 思っているわけではなく、とりあえず3回、音読で通読する事で、何となく輪郭が掴めるようになるのではないか、と考えての事です。ここにあまり深入りする 気は無く、3回やったら、本文のみCD聴き&音読(回転読み含む)に移行させようと思っています。

ただ、中1に高1の...と言われますと、これは素読の精神そのものの実践なのだろうか。中1生では高1の教科書は、ほとんどチンプンカンプンだろうか ら、素読の要素(理解は後からついてくる)が強いのだろうか..と感じたのです、であれば、教科書ガイドなんぞ読ませないで、いきなり英語のみのCD聴き &音読でOKな気がしますし、中3、高1と進ませて良いのではなかろうか...そういう疑問がわいてきました。
 

【13551】
ゆっくり母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月30日(月)19時47分7秒
  ご連絡いただいてい たのに、よく読まず、留守電に「連絡いただきたい」旨、録音してしま いました。失礼しました。
息子さんのお休みの件、承知しました。
 

【13552】
〜m+f〜 の件   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月30日(月)21時32分26秒
  説明不足だったかも しれませんが、私は〜m+f〜が発音できなかったわけではなくて、口 を動かしているうちに、/m/が黙音化するのもありうるのかな、と思ったのでした。
/m/も/f/もくちびるが閉じる音ところは同じで、/f/の形を用意して破裂させるならば、これは通じる範囲ではないかと思ったのです。
弱音についての知識がない頃、たとえば"I'll tell him." なんていう例文を練習している時、himが「ィm」って感じになる瞬間があって、後になってこれは弱音なんだということを知りました。なんていうか、これ は英文を繰り返している時の生理現象のようなもので、知識としては知らなくても自然とそうなるものだと思いました。〜m+f〜も、それと同じようなものと して考えていいのではないかと思います。、もしもそういう音を出している場合、あながちNGではないのではないかと思うのです。
柴田さんのおっしゃるような発音についての正確な説明はできなければいけないというのは前提としてあるんですが、ぎりぎりどこまでが通じる音か、というと ころもおさえたい気持ちもあります。
今回は、〜m+f〜の間に/p/がありうるということを知ることができました。ありがとうございます。まだまだ知らないことがたくさんあるので、もっと調 べようと思います。

「大事な子供を英語嫌いにさせてたまるか」早速注文したのが、今日届きました。
 

【13553】
らくださんの「初心者と初心者以前」に反応させて  投稿者:  投稿日:2009年 3月30日(月)23時11分30秒    編集済
  らくださん、、、は じめまして、、吉と申します。
私のホームページを経由して素読舎につながったと聞いて、大変嬉しく思っております。
 (´▽`) ホワ〜ンとしたスタイルは変えないつもりです。宜しくお願いします。

柴田さんや根石さんに宛てたものですが、
らくださんの書き込みに反応させてください。

中学と高校で、根石さん風に言うところの「英語のようなもの」をやってきたが、
音作り・音読主体の読み込みはやってこなかったという人が大勢いると思います。
以前この掲示板で、喩語で「アルミ」という表現を根石さんがしたとおもいますが、
ようするに磁石に反応できない英語を沢山学校で貯えている人達ですね。

この、磁石に反応できない「アルミのような英語」に、磁石に反応できる鉄分を混ぜていく作業が、
「音作り」というような話を、以前ここでやらせてもらいました。
当然音作り初心者には、中1レベルでも「難しい」と感じる音も存在していると思います。
英文が難しいのではなく、扱っている「音」が難しいのですよね。  ですから、、、

>z+thの場合、ゆっくりと発音すれば、二つの音は両方ともきちんと発音されます。
>外国語として英語を話す私たちは両方とも発音した方がよいと思います。
>に即して練習することが「再入門者」の取り組み方としては良いのだろう、
>と取りあえず結論づけたいと思います。

文章の難易度に関係なく、「音の難しさ」ですから、その結論で良いと(僕も)思います。

> さて、話がややこしいのですが、さらに、
> ここまで書いてきた事と矛盾するようですが「中学1年レベルまで戻るべし」と考える必要がないなら、
> その方が良いのだが...。という気持ちも留保したいと思っています。

これって中1レベルだと「大人の知識欲が満たされない」という部分に大きく関係していますかね〜?
家内が言うんですよ、、簡単すぎる英語のテキストは読んでいてつまらん、、というわけです。
しかし、レベルの高い英文は、1文に含まれる語彙数が多くなり、、音作り初心者にはキツイとなるのです。

で、、家内が試してみたのは、(もっと初心者の頃の話です)
短文を主体に音作りを沢山練習し、、、、、歯ごたえのある長文の音読も1−2文程度やる、、です。
この歯ごたえのある文をまぜてやることで、短文の音作りが楽に感じるようになったと言ってました。

短文の理解力も、文法の理解度(吸収力)も、、
歯ごたえのある文章をおりまぜて練習したほうが効果がありそうというのです。
歯ごたえのある文章を暗唱できるようにすることで、短文理解が底上げされるというのかな。
(根石さんの教えを守り、彼女は、暗唱できるようなった文章は相当量書いています。)
その辺に答えというか、ヒントが隠れているんじゃないかとにらんでいます。

しかし、、、「茶の本」は、ちょっと飛躍しすぎかも、、、、です。
これは英文も内容も難しいです。 英語の表現にクセのある文も多いし、、。
「英語の教材」としては、初心者や中級者には向かないと思いますね。
プレジャーリーディングなら別ですが、茶の本を学習の主体にしない方が良いと思っています。

なぜなら、、、あれ、、本当に難しすぎ、、(爆)
とりあえず最後まで音読した僕が言うのですから、信じてください。

> 根石さんから「易しすぎず、難しすぎないもの」という主旨のコメントをいただきました。

僕はこの根石さんのコメントに賛成です。
英検1級所持の上級者が簡単な中1・中2の文章ばかり読んでいても成長しません。
初心者が難しい茶の本のような文章をあつかっても効果的な成長はしないと思います。

もしも外国人に日本語を教えるとしたら、テキストとして、難しい漢字の多い論文を選びますか?
そんな風に考えてみるのも良いかもしれません。
 

【13554】
教えていただければ・・   投稿者:jyupita  投稿 日:2009年 3月30日(月)23時47分1秒
  本日のレッスン、あ りがとうございました。
ちょっと教えていただきたいことがありまして・・・。何だか場違いな感じで恐縮ですが。
私の仕事場で外国の方が何人かいて、事務処理をサポートすることもあるのですが、私にほとんど英語力がなくて、いつも会話に四苦八苦しています。恥ずかし ながら、ほとんど身振りです。
エキサイト翻訳なんかでで出てきた文章を使ったりしていていますが、どうやらうまく伝わってないことが多いような気がします。
4月からの新年度で、仕事部屋を一度リセットし、新たに割り振るのですが、その前に今渡している部屋の鍵を回収し、帳簿チェックし、またお返しする、とい うことを、できるだけスマートに(感じよく?)伝えたいのですが、下記の文は大丈夫でしょうか?
It's necessary for a check in the end of the fiscal year, so please lend me a key of the laboratory. As soon as a check ends by a secretariat, I'll return it.
 

【13555】
jyupita さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月31日(火)00時31分24秒    編集済
   感じよくっていう のが難しいですね。私の英語は感じよくないことが多いですので。ここ は吉さんの出番かな。会社に勤めておられるので、secretariat でいいのかどうかなどもわかるのではないでしょうか。それとも、jyupita さんは研究所とか大学にお勤めなんでしょうか。その辺がわからないと、単語が決められないと思います。

 感じよくってことを考慮しないで私が言うと、
 At the end of this fiscal year, I (We) need the key to this room to check the book.
 So please give it to me.  When the check has done (by ???), I'll give it back to you.

元の文を活かして書いてみたのもあります。

It's necessary to check the laboratory at the end of this fiscal year, so please give me the key to the room.  As soon as the check has done by the secretariat, I'll return it to you.
 

【13556】
Jackie さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月31日(火)00時45分51秒
   小学生が文法用語 を多く含む日本語とともに、英語の文そのものを素読した場合、ちんぷ んかんぷんの状態がしばらく続きます。そして、わかるときには、一挙にみんなわかってくるというふうにわかってきます。わかったときは、自分でわかったの であり、私が説明してわからせたのではない。そういうわかり方をします。子供の意識で文法用語が「媒介」にされ、文法そのものをつかむのだと考えていま す。私も、文法用語が大事なのではなく、文法そのものが大事なのだと考えていますが、文法そのものをつかむためにも、私の教材で使っている程度の文法用語 は必要だと考えています。あれでも、必要最小限の文法用語なのです。文法のための文法など扱っているのではありません。
 私の教材や方法が乱暴なものに見えるのは、学校が標準化した文法事項の学年配当みたいなものに私が全く従わないためです。
 「あんなのは中学生がやることじゃないか、小学校3年生にやらせるなんて」という反応はごく普通にあります。実は、中学生でもやらない。高校生になって やることも私の教材には書いてあります。「形容詞はそのままで補語になる」という一行を小学3年生が読んでいます。たいていはたどたどしくとぎれながら読 むので、それがなめらかに言えるようにする練習をします。この場面だけ見れば、日本語の練習以外のなにものでもありません。この日本語の一行の中にある 「補語」という用語ですが、これは中学では扱っていないのではないかと思います。小学3年生にとって、「補語」がちんぷんかんぷんである度合いは、「形容 詞」がちんぷんかんぷんである度合いと何の変わりもありません。学年配当? そんなものに何の根拠があるというのか、やかましいわ。このちんぷんかんぷんがどう変貌するか俺は知っているんだ、というのが私の自負です。

 鵜沢さんのホームページをほんの少しのぞいてみましたが、鵜沢さんが「無意識」ということを言っているのが注意をひきました。私は、ネイティヴ言語とい うのは、無意識的に意識を作るものであり、語学というのは、意識的に無意識を作ることなんだというような言い方をしてきました。(鵜沢さんの言う「無意 識」がどういうものか、今は私はまだつかめていません。)
 文法用語というものは、文法をつかむために「媒介」にされるものであり、文法そのものをつかんでしまえば、脱ぎ捨てていいものです。文法そのものでさ え、感覚と一体化された後では、脱ぎ捨ててしまっていいものです。その感覚を「文法」だと意識しなくてもいい段階があるということです。それが確実に「媒 介」にされたということだと考えています。

 日本に住んで英語をやるんであるかぎり、「日本語」や「日本語で培われたイメージ」は媒介にされます。いずれは、それらを脱ぎ捨てる段階を迎え、脱ぎ捨 てる必要がありますが、媒介にしなければならない段階では、しっかりと媒介にすべきです。
 文法用語や文法も同じことです。

 私の教材の後ろの方を見ていただけばわかりますが、英文そのものがやたらに出てくるようになり、文法(用語)は少しずつ姿を消していきます。
 私の教材は、媒介にする段階、媒介したものを脱ぐ段階、脱いだ後の段階のすべてに渡っています。「日本語」も「日本語で培われたイメージ」も「文法用 語」も「文法」も、すべて脱いで捨てるために、脱いだ後の段階に入るために必要なものです。

 ゆっくり母さんに「スカイプによる参観」をご許可いただきましたので、参観をご希望でしたら、掲示板でおっしゃって下さい。日取りを調整いたしますの で。
 

【13557】
m/f 問題   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月31日(火)01時34分5秒
  村田君、柴田さん

 薪小屋の屋根工事をやりながら、屋根の上で home phone を何度か発音していたら、「しっかり」でも「軽く」でもいいが、唇を閉じないと n 音になっちまうことがあることに気づきました。私は、「しっかり」唇を閉じなくても、「軽く」閉じているのでもOKだと思いますが、やはり m は m ですし、s は s ですから、それぞれしっかりやらないと SM にならないと思います。すいませんね、m/f 問題に s/m 問題を混ぜ込んで。
 で、要は、見えないけど、「雪の下で、もう芽が出ている」というように f を扱えばいいのだということだと思います。唇が閉じているときに、下唇は歯についている。ほどんど同時。いや、唇が閉じる寸前に、下唇が歯につくのでも OK。
 

【13558】
吉さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月31日(火)01時41分0秒    編集済
   奥さんが言ってい ることでいいと思います。
「音と意味」の問題ですね、ここらでもめているのは。
音は「初心者以前」、意味は「中級(以後)」の段階の日本人が沢山いるということなんです。
 中学一年の教科書を「意味として」扱う気にはとうていなれない。
 だけど、「音としては」難問続出だということです。

 私はわずか1ヶ月半ほど、ロンドンにいて、英語学校に通ったことがありました。
 学校に行った初日、「お前は文法はよくできているから、このクラスに入れ」と指示され、断乎拒否しました。「一番易しい初心者のクラスに入れてくれ」と 英語で言いました。学校の事務員さんはそうしてくれました。音だけだったら、一番初心者のクラスが一番勉強になるのです。
 

【13559】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月31日(火)01時49分41秒
  音に関してだけ「初 心者以前」の場合は、音だけを攻めるのでいいと思います。
それをやれば、中級後半にでも、上級全般にでも、すぐに戻っていけると思います。
この場合、CDはあんまり役にたちません。
ここをこうしろ、そこはこうすると気持ちいいってことがなかなかわかりません。
コーチが必要だということだと思っています。
複製音声で片付けようと思うと、結構長く苦労して、実効がないというケースは多いと思います。
まあ、この辺は、私が生きている間の宣伝です。
どうとでも考えていただいていいことです。
 

【13560】
皆様   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月31日(火)01時53分4秒
  寝ます  

【13561】
短文+長文   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 3月31日(火)04時11分19秒
  根石さん

>複製音声で片付けようと思うと、結構長く苦労して、実効がないというケースは多いと思います。
まあ、この辺は、私が生きている間の宣伝


それは重々承知しております。「生きている間」とは言いませんが、私が「独習」というテーマにこだわることにも相応の理由がありまして、そのあたりお含み おきいただければと。

吉さん

コメントありがとうございます。

>これって中1レベルだと「大人の知識欲が満たされない」という部分に大きく関係していますかね〜?
家内が言うんですよ、、簡単すぎる英語のテキストは読んでいてつまらん、、というわけです。
しかし、レベルの高い英文は、1文に含まれる語彙数が多くなり、、音作り初心者にはキツイとなるのです。


ドンピシャです。この理由が「再入門者」の再入門がなかなかうまく行かない理由の一つかと踏んでいます。


>短文を主体に音作りを沢山練習し、、、、、歯ごたえのある長文の音読も1−2文程度やる、、です。
この歯ごたえのある文をまぜてやることで、短文の音作りが楽に感じるようになったと言ってました。


いただきます!柴田さんの「レベルの高い英文」に食いついたのですが、このフレーズを見た時におぼろげながらに感じた「落としどころ」はこのことだったよ うな気がします。

奥様に試されたということ、思い出しました。吉さんのブログかこの掲示板の過去ログか、以前読ませていただいた記憶がよみがえってきました。


>しかし、、、「茶の本」は、ちょっと飛躍しすぎかも


はい。それは最初に根石さんに「無謀ですか?」と質問した時のご回答や、その後、吉さんが(これもブログだったか..)「茶の本難しい!」と書かれていた ことで、吉さんやNaimaさんにとって難しいのだから論外だな、と納得しました。この掲示板でも名前の挙がった斎藤兆史さんの『英語達人読本』(中央公 論新社)の「茶の本」、朗読がピーター・バラカン氏で、聞いていて気持ちいいんですけど。サブサブ教材ぐらいに考えます。

吉さん、もし手頃なおすすめ教材(CD付きで)があれば、教えてください。
 

【13562】
こんにちは   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 3月31日(火)06時00分30秒
  掲示板がにぎわって おりますが、仕事が多忙となり掲示板を見るのも追いつけない江戸の母 です。どうぞはじめましての方、よろしくお願いいたします。

根石さん
レッスンありがとうございました。

村田さん
>10年後を見ていただけばはっきりします。
>小学校から英語をやらせるという文部科学省のプランは必ず失敗します。
>小学生だから文法は必要ないなどというのは、まったくの人だましです。

うちの子供はちょうど10年後の検証対象となる世代だと思います。
文科省が軽視していく「発音と文法」 これを身につけて欲しいと
検索しているうちに、「素読舎」に出会いました。ほっとしてします。

テキストについては、確かに、私もこんな難しいの!?とびびりました。
旦那も「そんな難しいのをやらせなくてもいい」とまで怒りました。

でもやってみると、子どもは楽しいようで、継続しています。
なにがどう楽しいのかはわかりませんが、苦痛ではないようです。
うちの「打たれ弱い」性格の息子が、発音を徹底的に直されて、
身体をぐにゃぐにゃしてるのにそれでも「たのしい」といってます。

もちろん、テキストには習っていない漢字がどんどん出てきます。
でも、これは、最初に根石さんやゆっくり母さんに言われたように
「この学年だからこの漢字しか読めなくてはいけない」というわけでなく
日本にいるのだから生活の場で、習ってない漢字がどんどん目にする。
覚える機会はたくさんあるし、将来覚えるのであるんですものね。
テキストの漢字もレッスンを通じて覚えてるようです。
(私も難しい漢字はあえて使わなかったんですが、どうせいつか覚えるんだから
使っちゃえと方向転換しました。子どもは「なにこれ?」って聞いてきますけど)

ですので、たぶん、「原形」っていっても、読み方も、意味もわからないと思います。

でも、昔の寺子屋では「論語」を素読してたんですよね。どういう内容だか全然知らないんですけど。調べたいです。

まあ、そんな感じで素読舎を利用しています。また、なにか感想があったら書き込みますね。とりいそぎ
 

【13563】
ありがとうございました   投稿者:jyupita  投稿 日:2009年 3月31日(火)11時20分40秒
  お忙しい中、英文 チェックいただいてありがとうございました。
なるほど、少しずつセンテンス?にした方が、会話になりますね。
大学でアルバイトしてるんですが、たまに外国人研究者相手に一人で何とかせねばならない状況に追い込まれます。「感じよく」は今回余計な要素でしたが (笑)、相手が私の場違いな単語の羅列を一所懸命くみ取ろうとしている様子に、「ああ、一度でいいから、スマートな受け答えをしてみたいもんだ」と思う日 々の想いが、ついでてしまいました(笑)
今回大まか、単語も合っているようですし、がんばって伝えます。ありがとうございました。
 

【13564】
江戸の母さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月31日(火)21時18分34秒
  >10年後を見てい ただけばはっきりします。

これは根石さんが書いた文面なのです。
 

【13565】
らくださんの「短文+長文」に反応して  投稿者:吉   投稿日:2009年 3月31日(火)22時53分53秒    編集済
  根石さんのコメン ト、、
>音は「初心者以前」、意味は「中級(以後)」の段階の日本人が沢山いるということなんです。
>中学一年の教科書を「意味として」扱う気にはとうていなれない。
>だけど、「音としては」難問続出だということです。
> 音に関してだけ「初心者以前」の場合は、音だけを攻めるのでいいと思います。

根石さん、まとめてくださってありがとうございます!

らくださん、根石さんがこう言われてますが、僕も「音だけを攻める」で良いと思います。
中級者でも上級者でも「音だけ」をあつかう時があって良いと思っているほどです。

余談ですが、「音だけを扱う期間があっても良い」、、、
これは、家内にとって「気が楽」であり、「とっつきやすい」でもありました。
だから、「家内でも継続できている」とも思っております。

根石さんの「音」とイメージの分離、、、その後で、「音」と「イメージ」の同致、、
これは本当にすごいと思ってます。


>短文を主体に音作りを沢山練習し、、、、、歯ごたえのある長文の音読も1−2文程度やる、、です。
>この歯ごたえのある文をまぜてやることで、短文の音作りが楽に感じるようになったと言ってました。

これに補足があります。
根石さんが「土は、耕せばやわらかくなるが、ほうっておくとすぐに硬くなる」みたいなことを、
書いていたと思います。 これはポイントだと思います。
楽に読めるようになった長文は、「復習範囲」です。


<< 「茶の本」について >>
「茶の本」の難しさですが、、、読んでいて、、
自分の「母国語による理解力の限界」みたいなものを感じましたね(アハハ、、)
理解しにくい原因は、僕の英語力不足だけが原因ではなく、
自分の母国語の理解力に比例していんじゃなかろうかと思ったのです。

もう5000回位は唱え続けているんじゃないかという文章もあります。
イメージの動きにくい文章です。 歯ごたえどころの騒ぎではないです。
硬い石を口に入れているような感じです。 噛めないのです。

そうだった!
「茶の本」をやって、普通の英文がずい分と楽に感じるようになったのでした!
(⌒▽⌒) そうだった、、そうだった、、

根石さんに薦められてやり始めましたが、そういう意味では、
家内のいうような「歯ごたえのある文章」は、僕にとっては、この「茶の本」であったというわけですね。

> 柴田さんの「レベルの高い英文」に食いついたのですが、

柴田さんの学校指導での実践を聞けること、私もワクワクしちゃっています♪
(すみません、、「柴田さん」でやらせてください、、、)


> 吉さん、もし手頃なおすすめ教材(CD付きで)があれば、教えてください。

(o^∇^o)ノ は〜い。  CD付きですね。 了解!!

(ただ、、、できることなら、いきなりCD音声を媒介にするのではなく、
辞書の発音記号を規範にして、ゴツゴツでも良いから、
まず自分で音にしてみるということ先にやってみる。 それからCDを聞く。
その順番で最初の2年くらいやられるのが良いんじゃないかな〜、と、
そのように私は思っています、、、とも付け加えておきますね。)

で、、、教材ですが、
らくださんに、おすすめしたいのは、高校生の使う教科書、三省堂の「クラウン」です。
CROWN  English Series [I]  です。  CDも別に購入できます。

その他: (僕の趣味です、、とお断りしておきます。)
中学の教科書でしたらおすすめしたいのは、開隆堂のサンシャイン
東進ハイスクール・安河内哲也氏の「英語長文レベル別問題集」
これのレベル1から読みあがっていくなども良いのではないかと思っています。

僕のお薦めはそんなところかな、、。
 

【13566】
おのおののおんはからい   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 1日(水)01時32分29秒
  1、しかし、結構時 間がかかるよなあ・・・。そこまで子供たちがついてこれるのだろう か。

気持ちが貧乏くさい子供(親が気持ちを貧乏くさくした子供)は、ついてこないと思います。だから、私のレッスンは喧嘩なのです。そんじょそこらのエーゴ キョーシツなんぞじゃありません。
それを昔からやってきたので、それも生まれ育った地元でやってきたので、食えるか食えないかという崖っぷちを歩いてきました。
Jackie さんのレッスンをやめたエーカイワ患者どもも、気持ちが貧乏くさいのです。
ちなみに、貧乏くさいというのと、貧乏だというのはまるで違うことです。
私は貧乏してきましたが、貧乏くさくありたくはないと思って生きてきました。
金はしこたま持ってるくせに、実に貧乏くさい人間というのもたくさん見てきました。
 

【13567】
吉さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 1日(水)02時24分12秒
  >根石さんの「音」 とイメージの分離、、、その後で、「音」と「イメージ」の同致、、
これは本当にすごいと思ってます。

 「音とイメージの分離」っていうことについて、ちょっと言わせてもらうと、これは私が分離する必要もなく、誰が分離する必要もなく、外国語をやる人に とって、あらかじめ「分離しちゃっている」のです。ネイティヴ言語で培われたイメージが豊富にある場合でも、相手が外国語だと、外国語の音は、母国語で培 われたイメージと自然に「連続する」とか「一体化する」とか「同致する」とかいうことは起こりません。
 言語を外国語として扱う場面では、そういうことを生じさせる力が働かないのです。
 「磁場」では事情が異なります。聞くのも話すのも必死になる、言葉の当事者になる、状況とは想像するまでもなく今現に生きているこの場のことだというよ うな条件がすべて課せられるのが「磁場」です。
 厳密に言うと、どれほどたどたどしい段階であろうと、「磁場」で言語を使うということは、「語学」ではないのです。外国語を相手にしているのではなく、 それ以前に「生活語」です。そこでは、音とイメージを結びつける力が、(個人の意識に由来する力とともに)、個人の外側から来て、個人の意識に作用し、改 変します。
 昔、ドイツ語で育ったオーストリア生まれの男と議論したことがありました。
 こいつは、はたちくらいの時にオーストリアからアメリカに渡り、アメリカに留学に行った私の昔の塾生と結婚して、この塾生の実家に転がり込んで、夫婦で 離れに住んでいました。私の家で議論したのか、この離れで議論したのか忘れましたが、このオーストリア人が言うには、「俺はアメリカに渡って、二年か三年 で英語を使うのに不自由しなくなった。だから、日本でも、二年か三年で日本語を使うのに不自由しなくなる」とのことでした。
 ドイツ語と英語は、兄弟とまではいかないまでもいとこくらいの間柄だろう。お前がアメリカで楽に英語が使えるようになったほど楽には、日本語は使えるよ うにならんぜ。「磁場」 linguistic magnetic field なんてことを言ったところでどうぜ通じはしないと思ったので、そういう語は使わずにものを言いました。結果は私の言った通りになりました。さてさて、あれ から何年たったのか、大将は今でも幼稚園坊主みたいな日本語を使って四苦八苦しています。SVO type の言語と SOV type の言語の間の巨大な距離をなめてるからああいうことになるんだ。
 日本で英語をやる場合、学校が音をまともに扱わないことによる不利、SVO と SOV の間の巨大な距離、磁場の有無で言うと「無」であることの平板さなど、ヘレンケラー並みの三重苦があります。これと較べた場合、オーストリア人の日本在住 での日本語獲得は、日本語の磁場にいるわけなので、三重苦は二重苦に減りますが、ご当人の意識が言語習得をなめてかかっているので、私の予言通りになった わけです。
 ついでですから言いますが、日本からアメリカなどの英語圏に渡って英語を習得した場合も、三重苦は二重苦に減ります。磁場の有無で言うと「有」になりま すから、せいぜいが二重苦です。この二重苦と三重苦の差は、SVO と SOV の間の距離よりも大きい。これは、「生活」の有無の違いですから、距離の大小でなく、本当は本質の違いです。たいがい努力では埋まりません。だから、こん な努力は空しいと思えば、Naima さんのようにせっかく英検1級までとったのに、英語を放置するようなことになってしまうのです。
 日本で生きて英語をやるというのは、この空しさを相手にすること以外に本質はありません。この地平を生きている者からすれば、チャンツだの、視覚で理解 だの、楽しいねだの、ピョンピョン跳ねちゃうよだの、見るだにあほくさいものです。勝手にやってればいい。俺は別の道を行く。「人の行く裏に道あり、花の 山」っていうのは株屋の言葉ですが、英語をやるんだって同じです。英語をやるってことは、空しさをまともに相手にすることです。それは、ある種の思想って ものを備えていない人をぼろぼろにしてしまうようなきつい行為です。
 ええと、三重苦の話なんかしちゃったが、何を言いたくて書き始めたんだっけな。ちょっとまた読み返さないとわからなくなった。
 そうだった。「音とイメージ」ってものは、外国語を相手にする場合は、当初、いきなり、最初から、誰が何をしなくても「分離」しているっていう話だっ た。
 それを「くっつける」ことをする。これは、泥くさく強引なことだ。人が思っているよりも、ずっと泥くさいことだ。泥くさいことを嫌っている現代日本のブ ンメイのジョウキョーでは、この泥くさいってことに語学をやることの最大の意味がある。
 そんなことを普段から考えています。

>もう5000回位は唱え続けているんじゃないかという文章もあります。
イメージの動きにくい文章です。 歯ごたえどころの騒ぎではないです。
硬い石を口に入れているような感じです。 噛めないのです。

 この5000回の文をこの掲示板に転写してくださいませんか。
 非常に興味があります。

>そうだった!
「茶の本」をやって、普通の英文がずい分と楽に感じるようになったのでした!
(⌒▽⌒) そうだった、、そうだった、、

 ちょっと違うかもしれませんが、急がば回れだなという感想を持ちました。


>> 柴田さんの「レベルの高い英文」に食いついたのですが、

>柴田さんの学校指導での実践を聞けること、私もワクワクしちゃっています♪
(すみません、、「柴田さん」でやらせてください、、、)

 私も、是非柴田さんからお話をお聞きしたいと思っています。
 お時間のとれるときで結構ですので、おいおいにお願い致します。
 

【13568】
(無題)   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 1日(水)02時34分54秒
  一時間ほど教材を 作ったら寝ます。  

【13569】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 1日(水)03時49分49秒    編集済
   教材を作っている 途中で気づいたことがありましたので書きます。

>でもやってみると、子どもは楽しいようで、継続しています。
なにがどう楽しいのかはわかりませんが、苦痛ではないようです。

 実際の教材を引用するのが面倒なので、臨時にここで二行ほど教材を作ってみますが、

He is happy.  彼は幸せだ。
形容詞はそのままの形で補語になる

これを両方とも素読した場合、子供の意識に何が起こるかというと、「どういうことだ?」という疑問が生じるのだろうと思います。
 He is C. に何度か触れ、he is がイメージになっている段階の子供に、この二行を与えると、「じゃあ、happy が補語なのか、だってこれが形容詞くさいもんな」というふうに割り出すことを始めるんだと思うのです。じゃあ、補語って何なんだというふうな疑問が生じて くる。純粋に知的興味です。
 そこから入って、日本語訳も文法説明も「媒介」にし、最後は訳も説明も不用になり、英文そのものだけで意識が動くようにするために、この二行の形が、私 の教材には何度も登場します。
 最初の一行に含まれる英文だけあればよく、訳も説明も黙読で済むようになった子供には、全部を素読させることをやめ、英文を繰り返し読むだけにします。 訳や説明はちらっと見るだけで済むという段階を経て、訳や説明が不用になったら、それらを見もしないという段階に到ります。
 英文一行だけなら、何十回も登場します。普段は(何度も出てきた)文を最低でも5回読むことを、繰り返します。最終的には合計で何百回も読んだ結果にな ります。
 500回、1000回! 馬鹿みたい、宗教じゃあるまいし、と私に言った人がいました。こういう人は、脳味噌の濃度が薄いのです。知識が感覚になるの に、500回で済むんだったら、安くついたと思えよ、とも私は言いませんでした。こういう近代主義者や近道好きの人(ご都合主義と近代主義の野合をやって る人)に言っても無駄だからです。
 素読という方法が子供に興味を引き起こすのだという考えが、教材を作っている途中でふと私に生じたのでした。週1回、わずか30分のレッスンで興味を引 き起こせたなら、レッスンはひとまず成功だと考えています。
 

【13570】
桜が満開で。   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 4月 1日(水)16時25分2秒
  ゆっくりかあさん、 根石さん、レッスンを拝見したくよろしくお願いいたします。


中津りょうこさんの著書「なんで英語やるの」のなかで、
日系米国人にレッスンを受けたときの様子は、アルファベットと4cmほどのシンプルな基本文の本をはじめから読んでいくこと。(根石さんのabceみたい な基礎からの本)の声だし。
発音がダメだったら先生が「ノー」といい、また最初からやり直す。その後ストーリーブックに入ってそこも音に間違いなく読めたら終了。
という構文を体にしみこませる基礎訓練でしたね。

あの訓練でも脱落する人のほうが多かったようですね。

あれ、何を書こうとおもったのだっけ?今日はバタバタしていて・・また書きます。
 

【13571】
根石さんへ    投稿者:  投稿日:2009 年 4月 1日(水)22時03分12秒
  根石さんへ

〇 転送したメールがあります。 メールのチェックもしておいてください。

「音とイメージの分離と同致」に対するフォローの書き込みありがとうございました。

> 「音とイメージ」ってものは、外国語を相手にする場合は、当初、いきなり、最初から、誰が何をしなくても「分離」しているっていう話だった。
> それを「くっつける」ことをする。これは、泥くさく強引なことだ。人が思っているよりも、ずっと泥くさいことだ。
> 泥くさいことを嫌っている現代日本のブンメイのジョウキョーでは、この泥くさいってことに語学をやることの最大の意味がある。

この部分は、私のHPで引用させてください。

> この5000回の文をこの掲示板に転写してくださいませんか。
> 非常に興味があります。

例えばコレです ↓  (5000回ってのは決して大げさではないです)
The philosophic resignation of the guest to the fate awaiting him in the dubious decoction proclaims that in this single instance the Oriental spirit reigns supreme.

「噛めない」と昨夜は書いちゃいましたが、
さすがに1年くらい「くちゃくちゃ噛んでいる」と、それなりに柔らかくなってはくるもんです。
それでも「ソフトになるにはなったが、飲み込みにくさ」みたいなものがあります。

例えばそれは、
スジばかりの硬い肉の塊を口の中に入れちゃって、ずっとクチャクチャやってみて、
少しは柔らかくなったが、いつまでたっても飲み込みにくい肉の塊に変わりはなく、、
とりあえず口から出すか、無理やり飲み込んじゃわないと、
「次の肉」に箸をすすめられないというぐあいの文章です。

この文章、何度も読み込んでいくと「the Oriental spirit」が難しいのだと思いました。
ウエスタンかオリエンタルかと聞かれてたら、僕は間違いなくオリエンタルだと思うのですが、
「オリエンタルスピリット」みたいなものが、自分の中に欠けているんじゃないかと思うのです。

きっとこんな感じだろうな〜という「かすみのようなイメージ」はあるのですが、
ちょっと気を抜くと消えてしまいます。

そして、「理解するぞ!」と、、ここの部分を強く意識しにいくと、
全然イメージできなくて、仕方なくあきらめるのです。

もうこうなっちゃうと、英語力とか日本語力とかじゃないと思うのですよね。


それでもって、、、
「、、ま、、いいか、、、、いつかわかる日がくるだろう、、」と、、、
「なるようになるさの精神」で肩の力を抜いた瞬間に、、
「おっ、、今、、この文章の伝えたいことが、わかったような気がする、、」となるのでした、、(笑)。

**、、「読めてんじゃん」とは言わないでね、、、

また時間をおいて他の噛みにくい文章を紹介しますね。
数回読んだくらいじゃわからない文章がとにかく多いです、、茶の本には、、。

単語全部わかる、、文章構造もわかる、、、でも「わからない」、、
そういう文章が特に曲者なんですよね〜。 英語をやっているとよく出くわします。
 

【13572】
吉さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 4月 2日(木)00時20分51秒
  かゆいところに手が 届きかかっているような気がします。もう少しおつき合いください。

>(ただ、、、できることなら、いきなりCD音声を媒介にするのではなく、
辞書の発音記号を規範にして、ゴツゴツでも良いから、
まず自分で音にしてみるということ先にやってみる。 それからCDを聞く。
その順番で最初の2年くらいやられるのが良いんじゃないかな〜、と、
そのように私は思っています

そのように吉さんが思う理由をご説明願えますか?

ごくごく易しい短文を700ほど口に乗せてみて感じたことがあります。CDを聞いてマネをするというのじゃダメかもしれないな...。聞こえた通りマネす るというのは、いわば正解がわからない問題に解答しているようなもの。しかも答え合わせができない。はじめに答えを知ってから(=発音記号を見てから)自 分で音を出す方が手順としては合理的かもしれない。であれば、いちばん効率的な教材は、中学生向けの単語集かもしれない。

そんなことをぼんやりと考えていました。この考え方、近い線、行ってますか?

おすすめ教材についてですが、開隆堂の教科書を評価する理由は何でしょうか?発音記号の扱い方も関係しますか?また、三省堂クラウンの高校生用の美点は何 でしょうか?

それから、安河内さんの「英語長文レベル別問題集」の存在を教えていただいたことは、非常に感謝です。安河内さんのものは、TOEICや語学書のヒット作 には目が行っていましたが、本業?の受験参考書の方はノーチェックでした。こんな良い本出されているんですね。長文の参考書・問題集でCDが付いているも のはほとんど無く、旺文社の『必修英文問題精講』(宇佐美光昭)ぐらいかと思っていました。しかも、6レベルの難易度別というところがスゴいと思います。
 

【13573】
レベル別通信講座   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 4月 2日(木)21時18分38秒
  吉さんが

>中級者でも上級者でも「音だけ」をあつかう時があって良いと思っているほどです。

と書かれたのを読んで、ふと思いました。ご提案した通信講座、レベル別に設置できるのではないかと。以上、思いつきでした。
 

【13574】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 3日(金)00時06分2秒    編集済
  >ご提案した通信講 座、レベル別に設置できるのではないかと。以上、思いつきでした。

 さっきまで本を読んでいて、少し疲れたので台所に行き、煙草をふかしながら発泡酒の缶を一本飲みました。その時考えていたのが、らくださんに提案してい ただいた通信講座のことでした。二階の仕事部屋に戻り、掲示板を見たら、ちょうどらくださんが通信講座のことを書かれていたので、ちょっとびっくりしまし た。
 台所で考えたことっていうのは、途中までやって中座している教材づくりの途中までのものを、柴田さんに見ていただいて、アドバイスをいただけないかとい うことでした。一部分を、ここに引用してみます。

-----------------------------------------------------
.★エムとエヌ
★ mは唇をとじる
 (m はくちびるをとじる)
★ nは唇をとじない
 (n はくちびるをとじない)

(m)
money
~
carry money about
      ~
September
     ~
My vacation runs from the middle of July to September.

(n)

noon
~  ~
The bells chimed noon.
                 ~  ~
a November storm
  ~
------------------------------------------------------
.★ティーエイチ th


★舌を上の歯の先にあてる
・他の人が見れば、歯の間に舌が少し見える
★ひっこめてこすれるときに出す
★澄んだ音と濁った音がある
・発音記号は以下の具体例を辞書でひいてしらべること。


(澄んだ音)
three
~~
I have three pens.
       ~~
think
~~
Just think of it.
     ~~

(濁った音)
this
~~
This is my pen.
~~
brother
   ~~
What can I do for you, brother?
                          ~~
------------------------------------------------------
.★いっしゅんはんにゃ(一瞬般若) [ae]

★「子音 a 子音」の綴り
★口の両端斜め上
★口の両端が一番上がっているときにタイミングを合わせ「ア」を言う
・「口の両端斜め上」に慣れたら、顎を下げると感じのいい音になる

that
  ~
That is your chair.
  ~
bag
~
This is my bag.
            ~
cat
~
I like cats.
        ~
------------------------------------------------------
.★顎の下がる「ア」  [a]

★綴り上では o となるものが多い (特にアメリカ英語)

cop
~
play cops and robbers
      ~
hot
~
a hot day

doctor
~
I regard him as the best doctor here.
                          ~
------------------------------------------------------
.★アクセントのない ar  [逆さe:r]

★「あー」と聞こえるときは狭い(あーときこえるときはせまい)


dollar
    ~~
a ten-dollar bill
          ~~
collar
    ~~
I grabbed him by the collar.
                         ~~
particular
~~     ~~
in this particular case
         ~~     ~~
------------------------------------------------------
.★アクセントのある ar は「はいしゃさん」  [a:r]

・「くちをあけて」「あーん」
★「あーん」の「あー」は ar

park
~~
a Hyde Park orator
        ~~
art
~~
a work of art
          ~~
party
~~
a farewell dinner party
                   ~~
------------------------------------------------------
.★[逆さ e] と [逆さ v] はひとまず区別しなくてもいい

★両方とも「狭いア」
★ひとまずは、唇の開きを狭くして「狭い音」の感覚をつかむ
★[逆さ e] が延びれば、 [逆さ e:r]
★英語ネイティヴは舌を中途半端に持ち上げて息の通り道を狭める
・[逆さ v] には延びる音はない
★ [逆さ v] にはアクセントがくる
★ [逆さ e] にはアクセントがこない
★ [逆さ e] はアクセントの前後にあることが多い
・アクセントがなければ息から力が抜けて、[逆さ v] との差ができる
★ [逆さ e:r] にはアクセントがくる場合もある

[逆さ e]

camera
   ~ ~
She got me a camera.
                ~ ~
Japan
~
This is Japan.
         ~
[逆さ v]

London
~
Oxford street is in London.
                     ~
brother
  ~
I have some brothers.

------------------------------------------------------
.★あい、あーる ir
ir
★「あー」と聞こえるときは狭い(あーときこえるときはせまい)
発音記号( 逆さ e の延び)   [逆さe:r]


chair
   ~~
That is her chair.
               ~~
bird
~~
A bird in the hand is worth two in the bush.
   ~~
thirteen
  ~~
I am thirteen years old.
 

【13575】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 3日(金)01時23分25秒
  (続きです)

 台所で、いつか、らくださんと、柴田さんと、私とで日本人向けの英語発音用の教材を作れないものかと考えたのでした。
 ネット上の一般的なルールをあえて破って、柴田さんにハンドルネームでなく、本名でこの掲示板に書いていただきたいと要請したことがありました。何度か お願いして、私はしびれをきらし、柴田さんのお名前を掲示板に書いてしまったことがありました。そのことが、ずっと棘のようなものとして私の中に残りまし た。「まあいいですけど」という意味のことを柴田さんに言っていただいた後も、棘はずっと私のなかで私を刺し続けていました。犯罪と知って、あえて犯罪を やる者の中にも、棘というものはできてしまうものだと知りました。

 そのときに、一緒に教材を作りたいという具体的な案があったのではなく、学校でのベストの授業(おそらく日本で最高の英語の授業)をしている人が、ハン ドルネームで書くべきじゃない。そういう人じゃないという判断がはっきりと私の側にあっのでした。

 柴田さんの言い方では「音作り」、私の言い方では「音づくり」で、漢字表記とひらがな表記の違いがあり、それだけの違いではなく、実際の音作り(づく り)のやり方も違うだろうと思っています。それは、学習者の練習全体における「音」の位置づけが違っているからだとも思っています。それは、摺り合わせ て、認識を新たにしていくことで、歩み寄ることは可能なことだと考えています。
 しかし、大枠で、初心者の段階での「音づくり(作り)」が不可欠であることに関してだけは、すでにまったく意見が一致しています。これ以降は、私の考え ですが、発音に関する初心者用で「独習用」のいい教材というものが日本にないような気がします。以前、柴田さんに教えていただいた教材も見てみましたし、 らくださんが編集された発音用の本も見てみましたが、あれらはどちらも初心者用とは言えない。「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、初心者にこそ良質の教 材が必要なはずなのです。
 私が書いた「英語どんでん返しのやっつけ方」の種本になっている「英語のやっつけ方」は、そもそもは独習用に作ったものでした。しかし、どちらでも「音 づくり」は扱うことができませんでした。書物の形で、初心者用の発音の独習に使えるものを作ることは、私は最初からあきらめていました。生のレッスンで、 その場ですぐに指摘し、その場で口の動きを変えるということをやらないとどうにもならないことだと考えていましたし、今も基本的にはそう考えています。 「私が生きている間の宣伝」などと卑屈な言い方をしましたが、卑屈を抜け出してものを言わせていただけば、生のレッスンの相互性というものは絶対的なもの だと思います。生のレッスンは、人間と人間の交流ですから、どんな良質な複製音声(CD)を使って独習しても手に入らないものだからです。
 しかし、らくださんに持続している関心は、独習法であり、独習書なのだなと、少しずつ私の胸に落ちていったものがあります。で、この掲示板で忌憚のない 意見を交わしながら、独習書の成立の可能性を探ってみたらどうか、可能であるならば、勝手な言い分ですが、らくださんが退職される時が来たら、退職記念に 独習書を作ってみたらどうか、吉さんにも協力してもらったりして、議論を重ねていったらどうか、そんなことを考えたのでした。
 例えばですが、本(とCD)を作った後、前の記事で引用したものの一部分だけを素読する(ネット上の)教室をスカイプでやれないものかとも思いました。 「一部分」というのは、以下のようなものです。

★ mは唇をとじる
★ nは唇をとじない
★th
 舌を上の歯の先にあてる
 他の人が見れば、歯の間に舌が少し見える
 ひっこめてこすれるときに出す
 澄んだ音と濁った音がある
★いっしゅんはんにゃ(一瞬般若) [ae]
 「子音 a 子音」の綴り
 口の両端斜め上
 口の両端が一番上がっているときにタイミングを合わせ「ア」を言う
 「口の両端斜め上」に慣れたら、顎を下げると感じのいい音になる
★ m+f (home phone)
 mで唇を閉じるときに、同時にfを準備する
 閉じた唇の内側で、上の歯が下唇に当てられている
 「mは雪。fは、雪の下で芽を出している植物」

 こういうコツだけを集めたテキストを作り、スカイプを使って、一度に10人くらいの生徒に一人ずつ順番に素読させます。そのコツを文章化するのに、柴田 さんや吉さんの協力が必要です。村田君みたいに、乱暴を言う人も必要です。先人の作った教科書や書物は参照する程度にして、自分たちで擦り合わせて、独自 のものを作ってしまうのがいいという考えです。
 乱暴を村田君にだけやらせておくというテもなく、私もやりたいので、ちょっとやりますが、私は柴田さんの端正さが好きなのです。だけど、時々、端正すぎ ると思うことがあるのです。
 発音することは、柴田さんが一番上手です。柴田さんが生徒たちの発音を収録したCDを聴いたときも、生徒たちの吹き込みの終わりに柴田さんと柴田さんの お弟子さんの発音が収録されていて、息が深くなるような気がしたのを覚えています。変な崩れがまるでない。柴田さんがご自分で言われる「日本人が発音して 感じのいい英語の音」がそこにありました。いやあ、これを提示されてしまうと、俺の音はまるで行儀が悪いわと思ったことも思い出します。
 繰り返しますが、柴田さんは発音が上手であるだけでなく、その音が「感じがいい」のです。かなわねえなあ、こういう人には、とも思いました。元までたど れば、育ちの違いだろうなとも思いました。
 で、ビールっぽい発泡酒、缶三つの途中で自己宣伝をおおっぴらにやりますが、発音のコツの文章化は、私がうまいのです。
 発音を吹き込む人、発音のコツを文章化する人、編集する人。これで、基本的な要素は揃うんじゃないでしょうか。
 うちには印刷機があります。近頃は、ごみ問題、焼却・溶融問題で使うことが多いですが、とにかく、高品質の印刷でなければうちでできます。CD作成のプ ロセス、CD作成の会社は、らくださんがご存知だと思います。
 印刷を村田君とうちの女房に押しつけてしまえば、残るのは、製本屋ですが、長野にも製本屋はあります。あと、イラストや図が必要なら、そういうのを描け る人ですかね。
 ええと、酒のせいで、とりとめもなくなってきました。
 らくださんの退職後でなく、在職中にやれればもっといいのですが、会社がつべこべ言うのではないかと思い、退職記念に、と申しました。柴田さん、らくだ さんと一緒に本とCDを作ってみたいという思いを表明しておきます。吉さん、村田君、そのあかつきがあるようでしたら(誰も死んでいなかったら)、アドバ イスや乱暴によるご協力をお願いします。
 

【13576】
吉さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 3日(金)01時38分13秒
  今日、空手の練習で 棒術をやりましたが、その時、俺は肩が回らないなと感じました。
借金はないのですが、首も回りません。
手も回りません。
転送していただいたメールに、手が回らず、まだお返事が書けていません。
二、三日中に、なんとか、お返事を書きたいと思っていますが、宗教上の理由で「ゴースト」はやりたくないというところで、ひっかかってしまっています。
 「七年目の浮気」の音読と、大学受験レベルの波状的たたみ込みを同時進行でやってくれるなら、レッスンをお受けできるかとも思っていますが、まだ書けな いでいます。
 

【13577】
ご相談   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 3日(金)01時51分13秒
   静岡県で塾をやっ ている方から、レッスンの問い合わせがありました。この方がレッスン を申し込まれた場合は、新しい枠を作らなければなりません。枠の数を増やさず、収入も増やさず、お受けするためには、生徒さんに既存の枠の中で入れ替わっ ていただく必要が生じます。
 巴里子さんに、のんのん母さんご夫妻の枠に参加していただく。
 巴里子さんが使っておられる枠に、新しく始められる静岡の方とももこさんに入っていただく。
 ももこさんは一挙に4万行ほどジャンプすることになり、赤ちゃんの子育て中できついかもしれませんが、ももこさんならやれると踏んでいます。
 関係者のご意見をお願い致します。
 

【13578】
私はどこへでも〜   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 4月 3日(金)04時18分48秒    編集済
  のんのん母さんご夫 妻の発音がレッスンの度に素敵になっていくのを聞けなくなるのは ちょっとさびしいですが、巴里子さんの枠に入るのもたのしそうです^^
色んな方とのレッスンに入れるのもとてもうれしいご提案なので、私はどちらでも構いません。

よろしくお願いします。

余談:4万行ジャンプですか・・・レッスンではやっとSamをお墓に入れてあげたのに、もうODA MAEとコンビでいろいろやっているんですかね笑
 

【13579】
退職記念   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 4月 3日(金)10時09分19秒
  根石さん、やはり、 そんな事をお考えでしたか。

私も同様の事が頭をよぎりましたが、その話をするのは時期尚早と思い、腹におさめていました。

とりあえず5つの事を申し上げておきます。

その1:以前も書きましたが、私は編集者ではありません。この話が実現する場合は、優秀な編集者を立てないとなりません。
その2:私の退職記念だと20年近く先の話になってしまいます。尤も、自分から退職するなら明日からでもいいのですが、今のところ退職する気はありませ ん。
その3:柴田さんが同意されても、以前根石さんにはお伝えした通り、私の側に実現へのいくつかの障壁があります。
その4:詳しい話は掲示板上では難しいと思います。この話に柴田さんが同意されるかどうかに関わらず、柴田さんが根石さんを通してメールアドレスを個人的 に教えてくださるのであれば、私から柴田さんにこの間の事情のご説明をいたします。
その5:吉さんはHPにメルアドを公開されていますので、必要と判断した時点でコンタクトを取らせていただきます。

取り急ぎ、簡単なお返事だけ。
 

【13580】
ご相談の件   投稿者:ノンノン母  投稿日: 2009年 4月 3日(金)11時35分36秒    編集済
  ご相談の件、承知し ました。私たちは大丈夫です。
ももこさんとレッスンを一緒にできたことは、私たちにとってはプラスになること
ばかりでした。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
残念なことは時々聞こえてくる赤ちゃんのかわいい声が聞けなくなってしまうことですね。

どうぞよろしくお願いします。
 

【13581】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 4月 3日(金)12時51分1秒
  自覚がない乱暴者で すがよろしくお願いします。そのあかつきにはお手伝いさせていただき ます。  

【13582】
らくださんへ おすすめ教材の件  投稿者:  投稿日:2009年 4月 3日(金)23時33分14秒
  まず最初にお断 り、、私ね、、らくださんは、根石さんのレッスンを受けているものだと
すっかり勘違いしちゃいまして、、レッスンの副教材のつもりでおすすめしてました。

昨夜、下の文章を書きあげて投稿しようと思った時に、根石さんの書き込みをみつけまして、
「らくださん本人は、レッスンを受けていないんだ〜」ということにあらためて気付いたのでした。
息子さんと一緒に中学の教科書を使ってレッスンをうけていると錯覚しました。
きちんと読んでなくてごめんなさい。

そこで、内容をちょっと編集しようかどうしようか一晩置いて考えたのですが、
「昨日のオイラが書いた内容もそれほど悪くはない」とおもったので、
勘違いしたままで、大風呂敷に掲載させていただくことをお許しください。

・・・・・・・・・・・・・・・・

> おすすめ教材についてですが、開隆堂の教科書を評価する理由は何でしょうか?

えっと〜、、、僕の趣味にハマったという理由です。

> 発音記号の扱い方も関係しますか?

関係してないと思います(ボソ)、、 、、僕の趣味にハマッタというだけです。

> また、三省堂クラウンの高校生用の美点は何でしょうか?

美点 ? 、、、びてんか〜〜〜  「(´へ`;

「僕の趣味」ってのはダメですか、、、…o(;-_-;)oドキドキ


英語を独りでやる時、「飽き」との戦いにもなるんですよね。
「茶の本」をやっているときは孤独を感じました〜。
何かに合格するという目標があったわけではないですからね。

Jackieさんが以前、、「一冊しゃぶりつくすのが良い」というようなことを
ずっと前に書いていたことがあったんじゃなかったかと思うのですが、
「最後までやり抜く」ってのは、結構大変です。

余談ですが、、僕が最後まで「茶の本」をやれたのは、
「俺の気持ちを認めてくれない根石のジジイを見返してやる」という、
ちょっと語学とズレたところにエネルギーが働いたのが勝因です。 ``r(^^;)

ま、、理由はなんであれ、、(苦笑)、
受験のようなハードル無しにやりつづけるってことは、孤独なことが多いです。

そんな時、英文を読んでいて「へ〜〜そうだったのか」というアハ体験は、
継続するエネルギーの肥やしになると思うのです。
うちのかみさんは、「英語を声に出す」ってこと自体がアハ体験の連続で、
最初は面白くてやっていたのです。
それが、「消防車は赤い」や「黄色いアヒルが3羽います」のような英文は、
声に出すのは面白いが、内容がつまらんとなりました。(これは先日の話の繰り返しです)

、、そこで、僕がこの「クラウン」を見つけてきてやりました。
僕とフィーリングの合った、、この「クラウン」を押し付けてやりました。

スミマセン、、、、、この教科書の美点、、でしたね。 (;^_^A アセアセ・・・

「内容が面白い」「英文が素直」「価格が安い」、、、、そんな感じです、、。

らくださんのレベルを勝手に想像しておすすめしておりますので、
自分で中身をみて判断されてくださいね。
安河内さんの「英文法レベル別問題集」というのもおすすめなのですが、
「CD付きの教材」という条件でしたので「英語長文レベル別問題集」を紹介しました。
 

【13583】
らくださんへ 続きです    投稿者:  投稿日:2009 年 4月 3日(金)23時38分0秒    編集済
  >(ただ、、、でき ることなら、いきなりCD音声を媒介にするのではなく、
>辞書の発音記号を規範にして、ゴツゴツでも良いから、
>まず自分で音にしてみるということ先にやってみる。 それからCDを聞く。
>その順番で最初の2年くらいやられるのが良いんじゃないかな〜、と、
>そのように私は思っています

>> そのように吉さんが思う理由をご説明願えますか?

えっと、、、明治時代とかには、CDとかなかったわけですよね。
そんな環境で英語を獲得した英語の猛者達のことを最近はよく想像します。
僕の発言の理由は、きっとその影響でしょう。

CDのイントネーションから想起されるイメージの違い、、、、
イントネーションから想起されるニュアンスの違いっていうのも無視はできないのですが、
根石さんや柴田さんみたいな人が、つきっきりで指導してくれるならともかく、
孤りになってやろうというのなら、まず、「辞書の発音記号を規範にする」、、、
ここに立ち戻るのが良いんじゃないかな〜とあらためて思っていたのでした。

えっと、、、下のは、私のお友達の「しまりすさん」が最近くれたメールからの引用です。
彼女からは、引用のOKをもらいました。

・・・・・・・しまりすさんからのメールの引用・・・・・・・・・・・・・・

やっぱりそうなんですね〜〜。
いろんな言い方があるんやろな〜と思います。

でも、日本にいて日常生活で英語を使わない状態で、
(何をどう発音するか知らない状態で)英語学習をしようとすると、
初めは辞書の発音を規範にせなしゃーないですよね。

実用的にいろいろな発音があるというのは、
後からドラマや映画なんかで聴いて、
ふ〜ん、そうかあ、と思えばいいかな、と。   by しまりす

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とりあえず、辞書の音を規範に自分で音を作り、、あとでCDを聴いて、
しまりすさんの言うように 「ふ〜ん、そうかあ」で良いと思っているのです。

> 聞こえた通りマネするというのは、いわば正解がわからない問題に解答しているようなもの。

そうなんですけど、、、
CDの読み方、、CDのイントネーションが「正解」というわけではないと思っているのです。
正解は正解なんでしょうが、絶対の正解じゃないんですね。
日本語で書かれた同じ絵本を朗読させた時、私の読み方と家内の読み方は、
気持ちの入れ方が微妙に違うと思うのです、、、妻と私、読み方は違うけど、、どちらも正解。

ここの辺りが話をややこしくしちゃうので、、、
(また、、自分の中できちんと獲得できていないので)、うまく語り抜けることができなくてすません。

> しかも答え合わせができない。
> はじめに答えを知ってから(=発音記号を見てから)自分で音を出す方が手順としては合理的もしれない。

長い目で見るとその方が合理的だと私はおもっているのです。

「辞書を調べて、音をつかみにいく」っていう状態も、
CDから与えられた音をこなすって作業より、、なんとな〜〜く、、
「学問を喰いにいっている」って感じがしていいじゃないですか〜、、。

しかし、別の角度から「合理的かどうか」で考えちゃうと、
CDを聴いて「マネしちゃう」って方が、(人や場合によっては)合理的って考え方もあるとも思うのです。

文字を読むのが困難なディスレクシアな人もいるわけですし。

柴田さんの「音作り」の実践じゃないですが、
ひとクラスに大勢の学生を相手にする学校のような場所では、
共通の音のモデルを生徒全員に聞かせて、言わせて、叩き込んで、
生徒達の頭の中にモデルの音が響くようになるまでCDを聞かせたりするのも
効果的なんだろうと思うのです。

う〜〜ん、、これを書いていて、、無責任な発言でもうしわけないこと続きですが、
どっちでも良いと言えば、どっちでも良いのかもしれません。

言いたいのは、机上の英語のゴールは「CDを真似ること」にあるのではなく、、、、
(、、真似る時期や指導があってもいい、、、、僕もやったし、、)

机上でやる英語ってのは、「音」と「イメージ」を同致させて、、、
自分の内に沈めていく、、、、(沈めていく、、って表現でいいのかな、、)、、
ポイントはそこにあるんだ、、、と、あらためて確認したいのです。

このポイントを、本人や指導する側が理解しているのなら、
媒介としてCDを最初から使うのは「かまわない」ですし、
CDを使って「単語の発音」を抜き出して練習するのもかまわない、
だけど、、「学年齢や、英語レベルが上がったら、
発音記号を規範にして自分で音を作れるようになることをめざしてね」
、、、、という僕ちゃんのご意見でした。

(らくださんには、「最初から辞書の発音記号を規範にしちゃいなよ」、っていう提案です。)


> であれば、いちばん効率的な教材は、中学生向けの単語集かもしれない。

禁断の例え話ですけど、、、私が楽器をやっていた頃なんかは、
難しいパッセージだけを抜き出して練習するということをやりました。
それこそ、4つぐらいの音の塊だけを抜き出して、、その部分だけを何度も練習する
ということをやるわけです。
で、、、それができるようなったら、フレーズに戻して、通し練習をするんですね。
だって、、その難しい4つの音が上手くできても、全体のメロディーが流れないとお
話しにならないじゃないですか。

英語も同じで、「フレーズから単語を抜き出して練習する」、こういうことはやります。
僕もいまだにやります。 ethereal とかね、、、えらく苦労します。

ですが、、抜き出して練習した単語は、必ずフレーズに戻すのが良いです。

何が言いたいかというと、根石さんのいう「シンタックス」の獲得がとても大切だと
僕も思っていて、「文章を丸ごと扱う」ってことを主体にした練習に
必ず戻るのが良いと考えているのです。

英語の獲得に「効率」を追求するならば、短文を主体に沢山やるのが良いでしょうと、、
、、、、吉おぼっちゃっまのご意見です。

>であれば、いちばん効率的な教材は、中学生向けの単語集かもしれない。
> そんなことをぼんやりと考えていました。 この考え方、近い線、行ってますか?

僕のご意見は、「単語集」ではなく、「短文集」です。
音作り初心者であるならば、「消防車は赤い」や「黄色いアヒルが3羽います」を、
バカにしないでやっていただきたい。 (って、、うぉい、、、結局そこかい、、)

それをベースにやっていただいたうえで、、(飽きと戦うという意味もありますが)
大人の知識欲を満たす「クラウン」みたいな教材をご紹介したいわけなのです。

・・・・
と、、ここまでが昨夜書いた文章です。

しかし、らくださんが根石さんのレッスンを受けていないのであれば、
独習でやる「フォニックス」の教材が別に必要になろうかと思います。
「フォニックス」の教材は、僕は手を出していないのでおすすめできるものを知りません。
ふ〜〜〜、、、相変わらず回りくどくてすみません。
 

【13584】
レッスン枠内移動候補の皆様へ  投稿者:根石吉久  投稿日:2009年 4月 4日(土)00時09分40秒
   巴里子さんは、こ う言ってはなんですが、かなりコンピュータが苦手なようで、漢字変換 ソフトがひらがなとカタカナしか表示しなくなったのを直せないため、掲示板に書けないでいるとのことでした。電気屋さんにコンピュータを持って行って、直 してもらわなければならないだろうかと言われたので、単に漢字変換ソフトの設定を直すだけなので、息子さんにやってもらえばすぐに直りますよと言いまし た。息子さんは頼んでもなかなかやってくれないとのことでした。私はウインドウズ付属の漢字変換ソフトではなく、ATOK という別の漢字変換ソフトを使っているので、アドバイスができませんでした。多分設定方法や、設定変更のやり方が違うだろうと思います。
 レッスンの時の電話でお話させてもらい、枠内移動について、巴里子さんにも承諾をいただきました。これで、現在の生徒さんの関係者全員から了解をいただ けたことになります。
 皆様、ご協力ありがとうございます。

 これから、問い合わせて下さった方にメールを書きます。
 

【13585】
吉さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)02時59分48秒
  >The philosophic resignation of the guest to the fate awaiting him in the dubious decoction proclaims that in this single instance the Oriental spirit reigns supreme.

ああ。
私がイメージしきれないところと同じようなところですね。
だけど、こういう文章を書いているときが、書く者にとっては、意識が白熱しているときかもしれません。
詩の方へ、思わず半歩踏み出してしまっているのかもしれません。
 

【13586】
吉さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)03時04分7秒
  つい、特攻隊員を 思ってしまうのですが、時代が違いますね。多分。  

【13587】
はじめまして   投稿者:こばたま  投稿日: 2009年 4月 4日(土)11時48分47秒
  はじめまして静岡で あるスクールを運営しておりますこばたまです。
いまレッスンを検討しています、英語を話す環境にはおりますがまったくひどいものでして
皆さんのレッスンについていけるかやり方も今ひとつわからず心配しております、
素読舎さんのレッスン法についてホームページにてもっと調べてからまたご連絡したいと思います。
よろしくお願いします。
 

【13588】
吉さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 4月 4日(土)13時00分15秒
  しまりすさん、です か...。この掲示板で何回かやり取りしたなー。

たしか、しまりすさんは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』森沢洋介(ベレ出版)で練習されていましたよね。吉さんがおっしゃる

>英語の獲得に「効率」を追求するならば、短文を主体に沢山やるのが良いでしょう

の「短文」というのは、こういった本に収録されているような、文構造が単純で、文字通り短い文を素材にするということですね。辞書で発音記号を確認しなが ら、こういった短文を口に乗せる。それから参考としてCDを聞いてみる。こんな感じですね。

>僕のご意見は、「単語集」ではなく、「短文集」です。

私が「単語集」と表現したのは、いわば「発音記号付き短文集」という意味でした。例文として乗っている短文に使用されている単語の発音記号が載っています ので。単に辞書を引く手間を端折った考え方です。「辞書を引く手間を惜しんではならん!」という突っ込みが予想されますが。たとえば具体的には

『短文で覚える英単語1700』組田幸一郎(文英堂)

のようなものです。この単語集は260の短文で1700の単語を覚えるというコンセプトです。

>英語を独りでやる時、「飽き」との戦いにもなるんですよね。

>「僕の趣味」ってのはダメですか

充分です(笑)。戦いのための武器としては「趣味にハマる」とか「内容がおもしろい」で充分ですよね。というより、それが大事なのだと思います。

>(らくださんには、「最初から辞書の発音記号を規範にしちゃいなよ」、っていう提案です。)

高校時代の事を思い出しました。クラスに英語の発音がやたらと上手い(と感じた)子がいて、「おまえ、なんでそんなに英語の発音良いの?」って友達が聞い た。彼女曰く「辞書使ってないの?」。

このご提案は、なかなか刺激的ですなー。まず10人の英語の先生がいたらほぼ10人、「まず文の意味を理解しなさい、意味が理解できた英文をCDで徹底的 に聞く、それから音読」と言いますから。尤も、そう言う先生方には、英語の1音1音が出せるようになる、という過程は言わずもがなの前提なのかもしれませ ん。

あと、一つだけ追加質問いいですか?

>辞書の発音記号を規範に

と考える場合、そうですね、たとえば「water」はどういう発音として捉えるのでしょうか。たとえば柴田さんが挙げられたサイトで引きますと、/wo- t(逆さe)r/だから、「ウォーター」か、となるのですが、良く言われるやつで「tのところはrに近い音になる」なんていうことがあるわけです。実際、 このサイトで音を出してみると、そのように聞こえます。

そういうのは「ふ〜ん、そうかあ byしまりす」と考え、そう発音する人、発音される状況もあって、それは聴き取れればOK、自分が話す時は「t」で通 す。これでいいですかね。それとも、その「規範」には、発音記号の文字づらは「t」だけど、これこれこういうケースはこの「t」の音が変わるという知識も 含めて「規範」となるでしょうか。

どうも、そのあたりがスッキリしないのです。
 

【13589】
こばたまさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)16時08分5秒
  >素読舎さんのレッ スン法についてホームページにてもっと調べてからまたご連絡したいと 思います。

 よろしくお願い致します。
 疑問が生じましたら、この掲示板でご質問下さい。
 

【13590】
吉さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)16時17分11秒    編集済
   元は、「くそじじ い」だったのが、「じじい」に格下げというか、昇格というか、そんな ことになったのだというご説明はよくわかりました。「くそじじい」というのは、我が家では日常語であり、よく孫がそのように私にののしります。「じじ い」っていうのは、あまり使われていなくて、我が家では、感情がニュートラルなときは、「じいじ」ってなります。このへんの日本語の誤差は、説明する必要 が生じた場合は、なかなか外国人には難しいものがありますね。
 ニックネームをいただける場合、火が燃え立ったときは「くそじじい」、普段は「じいじ」でやっていただけると、掲示板上と我が家がシンクロしまして、頭 の中が忙しくなくていいななどと思いましたが、吉さんは、うちの孫(五歳)よりずっと年上、というか、うちの孫より年上の子供をお持ちのお父さんなので、 「じいじ」は言いにくいか。
 

【13591】
短文   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)16時48分13秒    編集済
   一般に認知されて いないと思いますが、初心者(これまでの中学1年生くらい)が文まる ごとを音にする場合、6語、7語くらいで成る文を扱うあたりに、最初の壁があります。この壁を越えさせるのに、語数別分類が有効ではないかと考えたことが ありました。Naima さんとお友達が、「頻出英文法・語法問題1000」(瓜生豊・篠田重晃編著、桐原書店)というを使って一緒に勉強しているということをお聞きし、勉強には ならないけど、語数別に分類してくれないかとお願いしてやっていただいたことがありました。
 語数別分類を終えたものを、英語ネイティヴの人(Naima さんが通っていた「Time 講読教室」の先生)に渡し、 obsolete な言い方などをチェックしてもらいました。それを Naima sんが私にメールで送ってくださり、語法解析の素材にして、教材を作った時期があります。
 元の本が大学受験用の本であり、初心者に使わせるには不向きなものですし、吉さんとらくださんが話されているのは、「やりなおし英語」の初心者向けの教 材なので、場違いな話ですが、思い出したので書かせてもらいました。
 短文というのを、語数で5、6、7、8語程度のものとした場合、初期にそれらを「文丸ごと=一連の音」として扱うやり方は非常にいいと思います。それを 続け、12〜15語程度で、「文まるごと=一連の音」をどんどん成立させることができるようになれば、初心者から中級初期に入ったと考えてもいいと思って います。
 初心者、中級者、上級者という語を使うとき、いつも定義があいまいですが、私は、「音づくり」の語数によってかなり正確な定義ができると思っています。 25語、30語以上を短時間(5回読む程度の時間)で「文まるごと=一連の音」にできる人は上級者初期と言っていいのではないかとも考えています。
 ただ、語の抽象度や専門性などは何も考えていませんので、これは蓋然性しか言えませんが、蓋然的に正確な尺度だろうと。
 この場合でも、「まともな音で」というときの「まとも」さの基準が相変わらず、練習者にわかりません。
 らくださんの、「お前なんで発音いいの?」「辞書使ってないの?」ですが、この彼女は、発音記号の個々を別々に音にすることができるから、こういう言い 方になり、辞書使えばできるでしょ、っていうのは、個々を別々に音にできるという前提を無視している言い方です。こういう「前提を無視した言い方」は、語 学論を形成できません。で、まず規範にすべきものが、CDではなく発音記号だとも言えないと私が思うのも、発音記号の個々を別々の音にするための知識がま るで普及していないからです。つまりは、「一瞬般若」だとか、「狭い音」だとか、「顎がはっきり下がる明るいアー」だとか、そういう「言い方」が普及して いないから、前提を欠いたままの論になってしまうのです。
 初心者用のいい発音教材がないというとき、CDとともに、練られた「言い方」が不可欠だと言っているのはそういうことです。
 

【13592】
なのでHPと通信講座が   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 4月 4日(土)17時23分14秒
  吉さん

>らくださんが根石さんのレッスンを受けていないのであれば、
独習でやる「フォニックス」の教材が別に必要になろうかと思います。
「フォニックス」の教材は、僕は手を出していないのでおすすめできるものを知りません。

またまた、しまりすさん、ですが、意外と身近にいましたね。独学で発音をモノにしつつあった方(その後、吉さんのレッスン受けちゃったので、独学派失 格!)。

しまりすさんは「UDA式30音DVD」を使われて効果を上げたということですね(ブログ、改めて拝読)。UDA式はこの掲示板でも登場し、根石さんの評 価は悪くなかったと記憶しています。

ということで、私も持っています「UDA式30音DVD」。登場するエイミーさんが魅力的なので、これで勉強しちゃおうかな、とオヤジくさいことを考えて おります。

根石さん

>辞書使えばできるでしょ、っていうのは、個々を別々に音にできるという前提を無視している言い方

最初に何らかの方法で、個々の音を体得したということですね。こういう英語が得意な人って、だいたいNHKのラジオ講座とか、まじめにやってたっていう ケースが多いですね。彼女もそうだったのかな...。

>発音記号の個々を別々の音にするための知識がまるで普及していないからです。つまりは、「一瞬般若」だとか、「狭い音」だとか、「顎がはっきり下がる明 るいアー」だとか、そういう「言い方」

口の形の図とか、DVDの映像とかを見ても、ピンと来ないところって確かにあると思います。それより、比喩表現を交えた「言葉」で表現した方が実践的、と いうことはあるような気がします。

なので、ホームページ上に「決定版 通じる音が出せる発音講座」なんか無料で提供していただけたらスゴいな、などとチャッカリ考えてホームページの充実を 進言したり、有料でも充分購入価値あり、通信講座、とか申しておったわけです。
 

【13593】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)18時20分52秒
  >口の形の図とか、 DVDの映像とかを見ても、ピンと来ないところって確かにあると思い ます。それより、比喩表現を交えた「言葉」で表現した方が実践的、ということはあるような気がします。

 私は、ずっと昔からそう考えてきました。「言葉」で言う以上の方法があるとは今でも思っていません。「〜よりも実践的」というより、その「言葉=言い 方」がないから、日本の英語が駄目なんだと思っています。

 HPと通信講座ですが、HPの方は、しばらく村田君にまかせるしかないかなと思います。村田君も忙しいようですので、少しずつ、少しずつということにな りそうです。
 発音の「言い方」に関しては、是非柴田さんのアドバイスをいただきたいと願っておりますが、新学期でお忙しいのだろうかと推測しています。
 

【13594】
メール転載   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)18時40分7秒
  > 今両方のページを読んでいます。方法がいまひとつわからないままです
> みません。

 いや、こちらがうまく説明できないので、こちらが謝罪しなければいけないところ
です。実際、レッスンを言葉で説明しても、なかなかうまく伝わりません。スカイプ
をお使いのようですので、「ゴースト」でよければ、スカイプで参観なさってみたら
いかがでしょうか。「ゴースト」のシナリオの文を語学の素材としてしまってあり、
ばらばらに分解してしまってありますので、レッスンでは、「残酷さ」とか「不道徳」
とかは何もお感じにならないのではないかと思います。
 例えば、前ブッシュ大統領の時代のグローバリズムにも「残酷さ」や「不道徳」は
強く作用しており、アメリカの映画などにも「残酷さ」や「不道徳」はいやというほ
ど含まれています。しかし、語学的にばらばらに分解してしまえば、「レッスン」の
中で、そういうものを感じることは皆無だと思います。
 映画をリスニング用の教材にした場合に、「残酷さ」や「不道徳」は立ちあがって
くると思います。「ゴースト」の場合は、「死後の世界」です。ただ、この「死後の
世界」は、タイでは非常になじみがよかったらしく、空前の大ヒットになったとのこ
とです。タイとかバリなんかには、よくなじむ描き方なのかもしれません。

 で、「七年目の浮気」ですが、コミカルに描かれているのは中年男の「浮気心」に
まつわるペーソスです。これを不道徳だと断罪する立場もあるでしょうが、多分それ
をやると、地上の人間を全部断罪しないといけなくなるだろうと思っております。

> 質問です、なぜ古い映画のシナリオなんですか?
> 表現など古くさくないのですか?(素朴な疑問です、、失礼ですみませ
> ん。)

 「ゴースト」と対比させれば、「ゴースト」は現代英語で行儀が悪く、先ほどの
「残酷さ」につり合っています。「七年目の浮気」の方が、英語が端正です。16世
紀の英語をやれとか言っているのではないので、古くさいなどということはありませ
ん。話し言葉は表面が激動しますが、ベースになるものはなかなか古びません。書き
言葉の方が、時代とともにどんどん古びていきます。「七年目の浮気」は、ほとんど
が「しゃべり言葉」です。文を練習して、そのまま使えるものがほとんどだと思いま
す。

> 聖書の研究をしており、
> 死後の世界、不道徳なもの、残酷シーンなどに抵抗があります。

 ひとまずわかりました。

> モンローの映画はそんなシーンがありますか?(浮気、だからあるのか
> な)

 「浮気」という日本語訳はよくないです。これが定着しているので(文法用語と
同じ)で、使うしかないのですが、原文は Seven Year Itch で、「七年目のむずむ
ず」ってくらいな言い方でしょうか。裸は出てきませんが、衣装による女体の強調
などはあり、かえってその方がエロチックで、私は不道徳になることを避けられま
せん。私は、この点では、このエロスを宗教や教会に吸い上げられることや、政治
に邪魔されることを断乎拒否するという立場です。

> 先生の作られた教材をみてみたいのですが可能ですか?

 スカイプ名を教えていただいて、双方でスカイプを立ち上げれば、お送りできま
す。私のメールソフト(電信8号)で大きいテキストファイルを添付するとうまく
いかないので、今はスカイプをお持ちの方にはスカイプでお送りしています。

> 実際にももこさんと一緒にレッスンを受けて、発音などさまざまな点で
> 私のレベルが追いつかないということはないでしょうか?そのあたりが
心配です、、

 ごく初期に、多少Kさんの方に余計時間をかけるということは生じると思います
が、その場で全部の音を仕上げるというやり方ではないので、大丈夫だと思います。

> レッスンの進め方がホームページからよくわからないので流れなどをか
> いつまんで教えていただけないでしょうか

 私の教材に含まれる「英文丸ごと」の部分を、レッスンで生徒さんに5回以上繰
り返し読んでもらうのが基本です。テキストには同じ文が何度も何度も出てきます。
発音上、問題があれば、一つか二つ指摘して、その場で直してもらい、また5回以
上繰り返し読んでもらいます。文法や語法の説明なども教材に書いてありますが、
その部分は、生徒さんの自習にまかせられています。
 まあ、いずれにせよ、スカイプで参観していただくのがいいかと思います。

> 一枠は30分ですか?何曜日の何時からでしょうか?

 そうでしたね。肝心なことを言い忘れていました。
 今作れる枠は、金曜日夜10時40分から11時10分の枠です。
 都合がつけばいいのですが・・・。

> 先生のページのイギリス人との喧嘩のシーン、とても共感しました。
> (私も何度もいろんな方と喧嘩や、討論やらしました、くやしい思いを
> 何度もして、、)
> 英語教育についての熱い思い、保護者の方とのぶつかり、など、私と共
> 通のものを感じます。
> 私にも熱い思いがあり、どこの英語スクールでも満足しなかったため、
> 力不足ながら自分でスクールを
> 立ち上げました、試行錯誤しながらやっております。
> 英語以外の教育においても自分なりの方向性があり、子供を塾にはやれ
> ず、迷い、苦労しております。

 レッスンを受ける受けないにかかわらず、やってこられたことを、掲示板「大風
呂敷」に少しずつ書いていただけたらうれしく思います。

 掲示板をお読みになっている方に参考になる部分があるかと思いますので、
・・・・・ などの文字を削除して、私のメールを「大風呂敷」に転写させていただ
きますが、よろしくお願い致します。

根石吉久
 

【13595】
根石さん、本日のレッスン   投稿者:T  投稿日:2009 年 4月 4日(土)19時09分22秒
  Tです。急な連絡で 申し訳ありません。
本日のレッスンですが、体調不良のため、お休みさせてください。
 

【13596】
Tさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 4日(土)20時04分26秒
  承知しました。
お大事に。
 

【13597】
らくださん    投稿者:  投稿日:2009 年 4月 4日(土)23時55分33秒    編集済
  らくださんへ

根石さんの次のコメント、、
>> らくださんの、「お前なんで発音いいの?」「辞書使ってないの?」ですが、この彼女は、発音記号の個々を別々に音にすることができるから、こういう 言い方になり、辞書使えばできるでしょ、っていうのは、個々を別々に音にできるという前提を無視している言い方です。

今日の昼に大風呂敷でらくださんの書き込みを読んで、
どうやってこの部分を語りぬけようか考えていたのですが、いやいや、、根石さんが、スッキリまとめてくれてました、、(ラッキー♪)
僕の発言の「辞書の発音記号を規範にする」は、「らくださんが根石さんからレッスンを受けていて、
発音の指導を受けているという勘違い」から始まっちゃったことなんです。
発音記号の読み方、音の出し方を知らなかったら、「発音記号」から音は作れないですからね。

根石さんから発音の指導を受けていないのであれば、別にフォニックスの教材が必要だろうといったのです。
「私はフォニックスの教材は知らない」と書きましたが、
しまりすさんが使っているというUDA式というのを、ここで紹介しようかどうかを迷っていたら、、、、
らくださんが、UDA式を持っていると書き込みをされているので驚きました。
(ここの部分も勝手に解決しちゃって、、ラッキー♪)

>あと、一つだけ追加質問いいですか?
>辞書の発音記号を規範に
>と考える場合、そうですね、たとえば「water」はどういう発音として捉えるのでしょうか。
>たとえば柴田さんが挙げられたサイトで引きますと、/wo-t(逆さe)r/だから、「ウォーター」か、
>となるのですが、良く言われるやつで「tのところはrに近い音になる」なんていうことがあるわけです。
>実際、このサイトで音を出してみると、そのように聞こえます。

意識はあくまでも「t」で、他人の耳には「r」に聞こえるというだけの話だと思います。
でも、舌の跳ねる場所は「t」の場所です。
ですよね、、、柴田さん、、根石さん、、村田さん、、、皆さん、、。
(「なんだよ、、自信ないのかよコイツ」とは言わないでね、、(;^_^A アセアセ・・・)

>そういうのは「ふ〜ん、そうかあ byしまりす」と考え、そう発音する人、発音される状況もあって、
>それは聴き取れればOK、自分が話す時は「t」で通す。これでいいですかね。

根石さんの「日本人の英語を作る」に賛同している僕としては、
それでいいんです。、、とお伝えしたいです。

>それとも、その「規範」には、発音記号の文字づらは「t」だけど、
>これこれこういうケースはこの「t」の音が変わるという知識も含めて「規範」となるでしょうか。
>どうも、そのあたりがスッキリしないのです。

以前は、「短母音の直前のtをrで発音すると、アメリカ英語の音に近くなりますよね、。」
みたいなお話を他人にしていたんです。

get off  → ger off
water → warer

でも、、そういう風に聞こえるだけであって、「t」は「t」です。

余談ですが、実際、僕のwaterの発音も、禁断のカタカナで書くと「ワラ」に近いと思います。
ジョン万次郎も「ワラ」と書いていたと思いました。
バナナは「ムナナ」と書いたんじゃなかったかと思います。 余談です。

高校の頃、学校の先生が、tの音は、ラリルレロのrのような音になる場合があると言ったのです。
その時も water を例に出していました。 その時は、目からウロコでした。
しかし、、[t]の音はどこまで行っても[t]の音だったと
ジックリ考えて思いました。 というのが、僕が今たどり着いている場所です。
waterのtは、意識して「r」の音を発声するのではなく、あくまでも「t」。

「曖昧なt」って呼んじゃっていいのかな、、、、(どうかな、、)

発音記号に書いてあるような、しっかりとした「tの音」にならない、、
「曖昧なtの音」が、実際の英語には存在するらしい、、と、知識として入れておけばいいんじゃないかな。
柴田さん、根石さん、、フォローお願いします!! ・(>_<;)・゜゜・。

そんなわけで、他人の耳には「r」に聞こえるというだけの話だと(私は)思います。
短母音の前の「t」は、「曖昧になることもあるt」だと(私は)思ってます。
らくださんは、辞書の規範どおり「t」でやって問題ないと思います。
それが「日本人の英語」で良いのだと思います。
 

【13598】
吉さん、らくださん、柴田さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2009年 4月 5日(日)01時31分13秒    編集済
   私と鵜田さんは、 フーテンの寅の言い方を真似すれば、「ご同業」なわけです。鵜田さん の方が売れてますが・・・。
 鵜田さんとはメールをやりとりしたことがあり、鵜田さんは文法はやらないのかと質問したことがあります。音だけに専念しているとのお答えでした。鵜田さ んの作ったテキストの文法解析をやって、ネット上に載せようかなどと考えたこともあり、鵜田さんにやっていいかともお聞きしたこともあります。鵜田さんか らOKをいただいたのですが、その後、自分で使う教材に着手して、余力を失いました。
 私のレッスンでの音の扱いは、鵜田さんや柴田さんほど念入りではありませんが、ネイティヴにストレスを与えない程度の音は作れます。それ以上に音を整形 すべきかどうかについては、私は「やりたい人はやればいい」という考えです。私は、自分ではあんまりやる気がありません。一度、柴田さんに言わせてもらっ たことがあるのですが、「規範の数は少ないほどいい」という考えが私に強くあります。鵜田さんは30音でしたか。柴田さんは無制限だと思います。私は、な んとか10音にできないかと試してみたことがありますが、10音ではどうにも無理みたいです。15ではどうかとか20くらいでなんとかならんかとずっと 迷っています。

>辞書の発音記号を規範に
>と考える場合、そうですね、たとえば「water」はどういう発音として捉えるのでしょうか。
>たとえば柴田さんが挙げられたサイトで引きますと、/wo-t(逆さe)r/だから、「ウォーター」か、
>となるのですが、良く言われるやつで「tのところはrに近い音になる」なんていうことがあるわけです。
>実際、このサイトで音を出してみると、そのように聞こえます。

 water の t が r になることはなんら規範にする必要はないと思います。基本的に、吉さんが言っておられる通りでいいと思います。
 これは、「曖昧な t」という言い方でもいいですが、私は「さぼりの t」と名付けたいと思っています。以前、ネイティヴの発音というのは、摩り切れたジーパンみたいなもの、時に、摩り切れて穴だらけのジーパンみたいなもの で、その穴だらけの音をそのまま規範にする必要などないということを書いた覚えがありますが、今でも考えは変わりません。
 tを上の歯茎の裏につけないで、空手で言う「寸止め」をやると、r音になってしまうというだけのことだと思います。空手の「寸止め」は、本当に打ち込む と相手を殺したり、怪我させたりするのでどうしてもそうせざるを得ない必然があるのですが、「ウォータ」の「ワラ」化は、そうせざるを得ない必然などあり ません。ただ口の筋肉に力を入れたり、本来の位置に舌を置くことを「さぼっている」だけのことです。だから、「さぼりの t」という言い方でいいと思います。
 わたしどもでも「あのさー」と言う時に、さぼれば、「あんさー」とか言っちゃって(言ってしまって)います。是非、「あんさー」と言えという必要や、 「言っちゃって」と言えと言う必要はどこにもないだろうと思います。それらが必要になる時や場面はあるんですが、それは実際に「ダチ」と言えるような友達 関係が生まれたときなどです。語学でそんなものやったってしょうがねえんだ(しょうがないのです)。
 その意味で言わせていただくと、柴田さんが your について、「ユア」ではなく「ヨア」と言わないと「いけない」みたいなことを言われたことに私は強い違和を感じました。辞書の発音記号には u 音が表記されています。もともと、you から生じた your なら、u 音があって構わない。アメリカ人が揃いも揃ってみんながみんな「ヨア」をやってるなら、おめえらちゃんと「ユア」も発音できるようにしろと、日本人一人が 敢然と発言してもいい。語学屋の魂というものはそういうところにあるんだというのが私の考えです。
 柴田さんは、気持ちが端正なのです。理論が端正なのだと思えないままです。
 「さぼり」のようなことについて、柴田さんから怒られたことがあったのを思い出します。[逆さ e}ってのは、「いいかげんな音」だと私が言ったことについて、「根石さんは、本当に生徒にそんなことを言うのですか」をお叱りを受けたのでした。「いい かげんな音」っていうのは、語学をやる者がいいかげんに扱っていい音だという意味ではなく、ネイティヴがいいかげんに扱っている音だという意味ですが、柴 田さんは当時、どんな音もいいかげんにしてはいけないというお考えだったので、私の「いいかげんな音」「粗末に扱っている音」ということの概念がつかめな かったのだと思います。
 だけど、普段の生活では、人っていうのは、けっこうさぼったり、いいかげんだったり、言語音なんぞは粗末に扱ったりしているわけです。それがネイティヴ であるということだと思います。それは、規範にはならないので、規範にする必要はない。だけど、それが「さぼり」であったり、「粗末な扱い」であったりす ることの本質は、語学者も見抜けなくては駄目だと考えています。それが「理論」ということだと思っています。
 だけど、なににしろ、柴田さんの英語音には脱帽です。
 かなわない。

 柴田さん

 らくださんは、英語学習書を出版している会社にお勤めの方です。編集者じゃないと言われたので、何をされているのか、またつかめなくなってしまいました が、企画方面をやられているのかと推測しています。私経由で柴田さんのメールアドレスをらくださんに知らせていいかどうか、時間がとれましたらお知らせ下 さい。
 ひょっとして、おもしろいことができるのかもしれないとも思います。

>「曖昧なtの音」が、実際の英語には存在するらしい、、と、知識として入れておけばいいんじゃないかな。
柴田さん、根石さん、、フォローお願いします!! ・(>_<;)・゜゜・。

 「ウォータ」100回くらい練習したら、「ワラ」10回くらい混ぜ込んで練習しとけば、聴き取りにも応用できるというくらいに考えています。
 

【13599】
メール転載   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 4月 5日(日)02時06分11秒
  > もしかしたら掲示板で質問するほうがよいでしょうか?

 メールよりも掲示板をチェックする回数の方が多いので、さしつかえないことなら
掲示板が有り難いです。

> レッスンの参観、ぜひしてみたいです。

 じゃあ、掲示板上で私の方でも調整してみますね。

> 今度レッスンの参観のあとに教材をみせていだけるでしょうか?

 承知しました。

> 会費はお月謝でしょうか?1回6000円だと私には少し高く感じます。

 月額です。一回6000円なんかは、私の肝が寒くなります。
 貧乏することを練習中なので、レッスン枠もレッスンからの収入も増やさないでや
っていきたいと思っています。

> 掲示板をみてみると小学生の生徒さんもいるようですが
> うちの息子達も受けてみたいです。一人は今度小・、もう一人は小6で
> す。
> それなりに英語はやっていますが、、
> 子供のレッスンも見学してみたいです。

 小学6年生の生徒はいませんが、今年中学1年になった生徒がいます。レッスン開
始は小学6年生でした。この生徒のお母さんは掲示板では、ノンノン母というハンド
ルネームで書かれています。私が忘れるといけませんので、このメールを掲示板に掲
載しておきますので、直接、ノンノン母さんとお話して、参観の了解を得ていただけ
れば、私の少ない脳味噌が忙しくならなくて済みます。よろしくお願いいたします。

根石吉久
 

【13600】
相談です   投稿者:こばたま  投稿日: 2009年 4月 5日(日)10時55分26秒    編集済
  試行錯誤中の子供の 英語について相談があります。
掲示板を読ませていただいて、、皆さんなら解決法がわかるような気がしています。
まずは小6の息子についてです。
私は英語が好きですので、産まれてすぐ英語圏のビデオなどをよくみせました(その頃はビデオの害など知りませんでした)トーマスやマザーグースなどが好き でよくみていました。
その後2歳の頃より他の方と英語のサークルを立ち上げ、英語で歌ったりゲームをしたり、絵本を読んだり、、といった楽しむ英語、国際交流など、あれこれ形 を変えて定期的にやりました。
(下の子には英語での語りかけもしましたが、この子の時はやりませんでした)
その後3歳よりある幼児英語教室へ数ヶ月行きましたが、大人しい性質のため、アウトプットもあまりなくすぐやめてしまいました。サークルは定期的にやりま したが、母が進行に忙しい(かまってくれない)この集まりを息子は好きではなく、反発してしまいました。
この子は英語には積極的でないのもそれでいい、と特に無理強いもせずそっとして置きました(英語の番組は好きでよくみていました)
小2になったころ、くもんの算数に通い始めついでに、と英語もはじめました、算数はすぐにやめてしまいましたが英語は今も続いています。準2級まで取得し ました。それとともに会話もトツトツと出るようになり、今は大好きなサイエンスをネイティブの先生に英語で習っています(会話は上手ではないし、積極的で はないので好きなサイエンスをエサ?に英語会話しているという感じです。)
くもんの英語教材については私は不満がたくさんあるのですが、本人が楽しいというので続いていました。しかし今高2レベル?と言われるレベルのところです ごく引っかかっています、
単語を覚えていないし文法も忘れてしまっているのかもしれません。
教材の文の内容も難しいのかもしれません。進級テストでひどい点数でした。
できなかった部分は今度先生に確認せねばなりませんが、、
あとくもんの2教材終われば一応高3程度の英語が終わるのでそこまでやってやめるべきか、(多分半年以上かかります)それとも方向転換すべきかくもんの高 2の教材を復習すべきか、まったく違ったアプローチに変えるべきか、ものすごく悩んでいます。
そこでこの掲示板で中学の教科書のCDなどとでてきたので、そのあたりにいい解決法があるのではと考えています。
どうかアドバイス、お叱り?などあればどしどしご意見ください。よろしくお願いいたします。
なお本人に確認したところ、日本語訳がとても嫌いだそうです。英語は英語のみで理解しているようです。難しい文になると日本語を介して考えるそうですが。 よくある問題の日本語訳がどうも苦手な様子です。