【13401】
大人になってからで十分   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 2月 1日(日)09時38分34秒
  Naimaさんの

>外国語の勉強は大人になってからで十分です。

というコメントが頭に残っています。

「学校英語菌」にしてやられないようにすることを考え、実行するという視点がどうしても必要になるわけですが、一方で、「どうぞ、お好きにカリキュラムを 組み立ててくださいな」と文科省が放り出してくれたと想定した時に、どう考えるのが妥当なのか、という視点も持っておく必要があると思っています。

今は、前者の視点がどうしても避けられない現実を前にして、後者の視点を深く考えないで済んでいる、ということが言えるような気もしています。
 

【13402】
根石さん   投稿者:  投稿日:2009 年 2月 1日(日)16時26分37秒
  Tです。

ご無沙汰しています。連絡遅くなり、すいません。

久々に掲示板を拝見しました(以前レッスン受講中もROMでしたが・・・)。

先ほど、メールいたしました。ご確認願います。
 

【13403】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月 1日(日)16時28分25秒    編集済
  >「ほんもの がなんぼのもんか」程度の言い方では、何も斬れない。
> それじゃ、「磁場帰り」のぺらぺらを、「ほんもの」としてしまう。あれこそが「にせもの」なのだという観点が消えてしまう。

「語学としてどちらが『ほんもの』か『にせもの』か」
これを言っているかいないかで全然違ってくるのですね。

「ほんものの英語」について語る先に、いつも「語学」が見えているかどうか。
自分の英語が「磁場帰り」のぺらぺら英語とはまったくの別物であることを言えてるかどうか。
覚えておきます。
 

【13404】
メール転載   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 1日(日)18時20分39秒
   私がスカイプを 使って普通の電話二台につなげれば、3人で「会議電話」ができることが わかり、現在、一枠二人を標準形のレッスンにしようとしています。(生徒さん二人がスカイプ同士でも、スカイプと電話が混在していてもやれます。)長年 レッスンを使って下さっている生徒さん二人に合流していただき、空き枠を作り、Tさんにその空き枠へ入っていただこうと考えています。

 ご希望の時間より少し遅く終了しますが、土曜日夜、10時20分(あるいは10時10分)開始の時間帯はどうでしょうか。これでやっていただけば、長く レッスンを使って下さっている生徒さん二人が合流可能になります。土曜夜の10時過ぎての枠は、通常10分のところ20分の休みを設けてありますので、こ れまで10時20分からやっていたものを、10時10分に変えることは可能です。終了が10時40分になりますので、ご希望の時間帯より10分ほどはみだ すことになりますが、これでやらせていただけるとありがたく存じます。

 ひとまずご都合をお聞かせ下さい。

 現時点でのレッスン枠の状況を他の生徒さんにも知っておいていただきたく、このメールの枠関連の部分だけ、「大風呂敷」に転載させていただくことをご了 承下さい。
 

【13405】
音が壊れる?   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月 1日(日)22時49分53秒
  「英語どんでん返し のやっつけ方」(小学館文庫)根石さん+村田さん 2000年発行  を引っ張り出してきて読んでいます。

この中で
>しゃべれないよりはしゃべれるほうがいいが、やたらペラペラやる必要などまるでありません。自分の英語を作り、自分の英語をしゃべればいいのです。〜
>通じない音では困る。しかし、通じさえすればいいのです。基本は「通じること」というものが一つあるだけです。〜

「音」がインターフェイスって、どこかで読んだのですが(検索できませんでした!スミマセン)
それにつながるかな〜と思いました。

あと、この著作のP81に(要約させてもらいます。)
「アメリカ英語、イギリス英語は日本人が媒介にすべきものだが、媒介にとどめるべき、それらの音を自分の筋肉に一元化してしまえば、日本語の音が壊れま す。」という一文があって、日本語の音が壊れるって、イメージがわかないのですが、どういうことなのでしょう?

語学のことを考えていたら、なんとなく明治時代の「言文一致」が思い起こされて、日本文学史で確認しちゃいました。二葉亭四迷「浮雲」が明治20年 (1887年) 高校で珍しく日本文学史を教えてくれた先生が「言文一致ってとにかくすごいことだったのよ〜」と言っていたのが印象的なんですが、書き言 葉と話し言葉のズレが正されたということかな?私に、イマイチ大変だった時代が想像できません。120年程前って、結構あっという間なような気もします。 その当時の方の感想とか、聞いてみたいです。と、またまた脱線スイマセン
 

【13406】
江戸の母さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月 2日(月)02時33分50秒
  ひとまず、音とイン ターフェイスについて、過去ログから引用。

過去ログ1601より
=========================
 語学とは、まったく語学の中にいて、純粋に語学をやること(机上の練習)でもありますが、「渡る」行為によって、語学の言語を脱皮させ、「生活言語にす る」ところまで含めていいのではないか。
 生活過程で生活言語を使うことは、語学ではなく生活です。ここを私は峻別しますが、生活言語として生きたものを、再び「机上」に持ち帰り、再度、語学の 言語に化かして鍛えるならば、語学には、語学の言語と生活言語を往復することの全体まで含めてしまっていいのではないか。往復行為自体も語学ではないか。 そう考えています。
 この「往復」を可能にする音(イメージが同致して動く音)をさして、私は「通じる音」と言っています。実際、「通じる」とはそういうことではないでしょ うか。化けて生活言語に「なる」ことのできる英語が、「通じる音」であるならば、「音とイメージの同致」は必須条件ですから、「通じる音」という概念に 「音とイメージの同致」も含めてしまっています。
 語学から「出る」とか、語学から生活言語に「渡る」とか、語学を「脱皮」して生活言語にするとか、あるいは、生活言語から語学の言語に「帰る」とか、語 学の言語と生活言語の間を「往復・往来する」行為全体をも語学の行為と呼ぶならば、そして、その行為総体の内側で考えるなら、あらゆる語学の練習とそれに よって動く意識の動きのすべてが、「音(声)」として顕在化します。
 すべての理解、センス、イメージの動きは、音に集約されて外在化されるので、音(声)こそが、語学という行為から生活言語に血を通わせるときのへその緒 みたいなものであり、同時に、もっとも主要なインターフェイスだと思います。「音(声)」とは、理解・情動・イメージなどが瞬時に集約されるほどの集約点 なので、語学の内側から「話す」という行為を見るならば、そこにあるのは私が言う意味での「通じる音」なのです。「通じる音」という質が成立しているなら ば、語学の外からそれを眺めてもやはり「通じる音」だと言えないことはないと思います。しかし、練習者の立場を離れて、それを呼ぶならば、「通じる英語」 でもいいと思います。私はあくまでも練習者の立場からものを言い続けたいと考えているだけです。
===========================
 

【13407】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 2日(月)13時58分30秒
   村田君が過去ログ から引用してくれましたが、あまり適当なものではないような気がしま した。もっとわかりやすい「インターフェース」の説明があったかどうかわかりませんので、ここに書いてみたいと思います。
 言語使用者がその言語の当事者となる生活言語では、黙ってふくれっつらをする、にこにこ笑って首を縦に振るなど、音や文字を使用しないで不満とか賛意を 表すこともあるのですが、語学の対象としての言語を考えれば、「インターフェース」は音と文字の二つであろうと思います。だから、語学において「インター フェース」を鍛えるとすれば、この二つを情報(思考・感情・意志)の出入り口として機能するように鍛えればいいことになります。

 音と文字のうち、特に日本人が気をつけなければならないものが音です。学校まかせにしておけば、多くの日本人がでたらめな音を持ってしまうのが現状で す。
 鍛えることの内実としては、まともな音と語学的標準形のイントネーションで、「すらすら読める」ようにするということになります。しかし、これは「音を めぐる問題」の半分を扱っているだけです。「イメージと音を合体させる」という問題が残ります。「イメージと音を合体させる」ということがなされなけれ ば、「仏造って魂入れず」になります。「仏造って」の仏は、仏像の意味だと思います。

 仏造って、魂も入ったとします。そのとき、仏がでたらめな形をしていたら、仏として通用しないわけです。日本人の英語の問題では、仏の形(音)が人々が 仏だとして受け取る形をしていないという問題です。ミジンコやゾウリムシのような形だというような突飛なことではないにしても、仏像には頭があるべきなの に頭がなく、手や胴体しかないというようなことではないでしょうか。だけど、学校、塾、英会話学校、幼児英会話、ネイティヴの個人教授にいたるまで、「日 本語の音をすでに持っている練習者」を前提にするのでなければ、「頭部のない仏像」(通じない英語音)を作ってしまいます。結果的にそうなりますが、実際 は、これらの語学機関は日本人が「自然に」作り出す音をただ単に放置しているだけです。
 この「放置」が問題なのだと言い続けてきたのです。

 仏造って、魂も入った段階のことを言っているのですから、仏像はすでにあるのです。しかし、それに頭部がなかったら、誰も仏だなんて思わない。そんなふ うに形(=音)を放置するのは、魂というものをあまりに粗末にすることになる。いいかげんにしろ。頭部のないような仏像をこれでいいとは言えない。それは 生徒たちの練習(魂)をも馬鹿にしていることになるのだ。私はそう言ってきたのだと思います。

 「形=インターフェース」ということなのですが、余計わかりにくいでしょうか。

 interface の英単語の語義としては、「異質な2つの組織などの接点・境界面」というようなことですが、そこを広い意味での情報が出入りするわけです。逆に言うと、そ こを通らないと情報が出入りできないわけです。ふくれっつらがふくれっつらのままで情報として通用しない場面です。「同質な一つの組織」で通用するものが 通用しない場面です。なぜなら、接触しているのが「異質な」2つの組織だからです。この場合は、「2つの組織」を「2人の人」として読んでも問題はないと 思います。
 語学とは、音(文字)にイメージを合体させ、情報の出入り口として機能するようにするという作業だと思います。このときに、イメージが合体されなけれ ば、「魂入れず」になってしまうし、「音づくり」がなされないなら、「頭の欠けた仏像」になってしまうということです。

 頭の欠けた仏像からは、仏としての魂が出ることができない。それが、人々はそれを仏としては受け取らないということです。「形=インターフェース」が壊 れているというか、なっちゃいないというか、でたらめというか、そういうものだからです。音に関する日本人向けの方法論を持たない学校や塾や幼児英会話教 室などにまかせておけば、日本人の英語音の多くが、「自然に」でたらめな音になってしまうという問題は、ほとんど手つかずのまま残っていると考えていま す。
 

【13408】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 2日(月)14時56分42秒
  >「アメリカ英語、 イギリス英語は日本人が媒介にすべきものだが、媒介にとどめるべき、 それらの音を自分の筋肉に一元化してしまえば、日本語の音が壊れます。」という一文があって、日本語の音が壊れるって、イメージがわかないのですが、どう いうことなのでしょう?

 これは、私は実物を見ており、それを念頭に置いて書いたものです。
 大学の英語音声学の日本人の教授が、日本語で講義していたのですが、日本語の音として変なのです。長いこと、ミシガン大学だったかで英語音声学の勉強を して学位をとり、日本に帰り、大学で教えていた人だったと思います。
 端的に言って、日本語の音が壊れていたのです。その元にあるのが、英語音への一元化です。自分の言語音を英語音へ一元化してしまうような人が「音声学」 なんか教えていていいんだろうかと思ったことを覚えています。
 すでに日本語音を持っている学生が、英語音声を身につけるときは、音の二元化になるはずなのに、この先生は自分の音を英語音に一元化してしまっている。 これ、駄目なんじゃないかと思いました。
 その教授の日本語のどの音がどうだったかというふうには覚えていません。簡単に言ってしまえば、日本語の音を英語の音で代置していたということだったと 思います。
 

【13409】
根石さん   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月 2日(月)15時53分30秒
  インターフェイス、 日本語が壊れるの点について、ありがとうございます。

日本語が壊れるについては、英語にしかない発音を日常の日本語で使って訓練したらどうか?と大雑把母さんとしては考えていたのですが、それこそ「日本語を 壊す」ことになりますよね。まったくそんな私が何が日本の伝統文化を語れる?がさつで、ずぼらでたまに自分がイヤになります。(>_<)

「音の二元化」これもわかりやすいです。

言葉とイメージ、どんでんを読み返しながら、このつながりについても考えさせられています。掲示板では「リニア」について、説明もらったことで、イメージ と共にしっくりと入ってきましたからね。

仏像については、後ほど、熟読します。

>日本人が「自然に」作り出す音
この危機感は、肌から伝わってきます。こどもたちに発音の訂正をするとき、一人ひとりの音を聞いてまではやってませんもの。


とりいそぎ
今日の連絡ですが、6時10分〜ですが、私が家につくのがちょうど10分ぎりぎりになってしまいます。それからPC立ち上げてとなると、15分には、つな がると思うのですが、5分程遅れてしまいそうなことをご了承お願いいたします。
 

【13410】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 2日(月)16時39分8秒    編集済
  >Naimaさんの
>>外国語の勉強は大人になってからで十分です。
というコメントが頭に残っています。

 私もこれに大いにひっかかります。「大人になってから」というときの「大人」というのが何歳くらいを想定しているのかがまるでわかりません。
 仮に「大人になってから」っていうのが、二十歳になってからだと想定してみます。その人が二十三歳くらいから英語を使いたいと思っていた場合(おかしな 想定ではないと思います)、「大人になってからで十分」と言うからには、三年で外国語を使えるようにする筋道を明らかにしてからでなければ、「十分」だと は言えないはずです。それも、自分一人ができただけでなく、他の人がやってみることができるような形を提示した後でなければ言えないはずです。
 Naima さんは、以前この掲示板に自分が中学や高校の頃はこんなふうに英語をやっていたという記事を書かれていました。自分で中学や高校の頃に英語をやっていた人 が、今になって「大人になってからで十分」というのは、いったいどうしたことなのか。
 語学というのは準備です。Naima さんは、大人になってから準備すれば十分だと言ったことになります。
 先ほどは二十三歳で使いたいという人を想定しましたが、二十歳で使いたい人を想定した場合はどうなるのでしょうか。二十歳で使いたい人が二十歳で勉強を 始めればいいということになってしまいます。無理です。語学を本気でやった人が、こんなことを言い出すのですから、語学というものはどこまでも馬鹿にしや すいものなんだなと改めて思ったことでした。Naima さんはこんなことを言うことで、ご自分がやられてきた語学を馬鹿にしてしまったなという思いを避けられません。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」なのかなあ、 と。

>「学校英語菌」にしてやられないようにすることを考え、実行するという視点がどうしても必要になるわけですが、一方で、「どうぞ、お好きにカリキュラム を組み立ててくださいな」と文科省が放り出してくれたと想定した時に、どう考えるのが妥当なのか、という視点も持っておく必要があると思っています。

 一般論として言うなら、小学生から英語をやらせなければならないという理由はありません。特に、英会話学校系のやり方(といっても、英語ネイティヴを売 り物にするだけ)や、ゲームやお遊戯に混ぜ込んだ「英語ごっこ」など、どうでもいいしろものです。
 音をないがしろにしてきたこれまでの「中学から」の英語も、「にせもの」ですが、これがなぜ「にせもの」になったのかの根本の原因には何ひとつ手をつけ ず、小学生に「英語ごっこ」をやらせるのであれば、「学校英語菌」ははびこるばかりです。「にせもの」がはびこるばかりです。
 「学校英語菌」とはよくぞ言っていただいたと思います。この菌がなければ、素読を元にした抗生剤も早急には必要ないわけです。(かといって、素読舎は学 校制度の補完物に成り下がるつもりもまったくありません。学校の科目から英語がまったく姿を消したって、英語をやりたい人に素読舎は有効だと考えていま す。)

 「どうぞ、お好きにカリキュラムを組み立ててくださいな」は、実際問題としてそうなっていくと思います。何のまともな方策もないまま、ただ早く始めた方 がいいというだけの考えしか、文部科学省にはないと思います。「にせもの菌」がはびこる面積が広がるだけでしょう。

 私は自分の孫を実験台に五歳から英語をやらせ始めました。五歳から英語をやらせたいというお母さんが来られたので、孫も巻き込んで始めています。
 あらゆる幼児英語教室は駄目だ、やらせるんならこのやり方しかあるまいと考えたものをやらせています。「早く始めた方がいい」っていうんなら、素読舎が 早く始めた場合にどうなるか実験しています。
 うちの孫はこれまで字を覚える気がなく、他の子より遅れています。私が読んだ音を真似して、字に音をかぶせるという作業を続けているだけですが、それだ けでも孫には我慢が生じて、そわそわと落ち着きがなくなります。この子はあんまり字や言葉には向いていないんじゃないかなと思いながら始めましたが、私が インドに行っている間に急にいっぱい字を覚え始めたらしく、帰ってきて驚きました。
 英語をやらせているというものの、実際は半分以上が日本語の素読です。現在小学3年生くらいの生徒さんがスカイプや電話でレッスンを受けてくれています が、その人たちも、実際は半分くらいが日本語の素読になっています。小学生でも語法や文法を扱うので、自然にそういうことになっています。英語という言語 の「磁場」を欠いた場所でやるのだから、当然なことだと思っていますが、観念的に英語をとらえ、「ほんもの」なんぞを信仰している世の中の多くの人々に理 解できないことであるのは、以前と何の変わりもありません。
 学校英語が「にせもの」だと言うことにためらいはありませんし、ネイティヴ言語が「ほんもの」だと言うことにも異存はありませんが、素読舎が作ろうとし ている英語力の基底はこの「ほんもの・にせもの」のどちらにも属さないと思っています。

 それは「元になるもの」というだけのものだと考えています。

 ネイティヴ言語だけが「ほんもの」であり、それ以外はすべて「にせもの」だという区分けをした場合は、素読舎の英語も「にせもの」になるでしょう。それ は、語学の対象となった言語は、ネイティヴ言語から見れば「にせもの」であるというにすぎません。それはしごく当然のことです。それは語学というものを改 めて明らかにしたというだけのことです。
 その場合は、この「にせもの」は化けて出るぜ、というだけのことです。化けて、「ほんもの」に交わるものになるぜと言いたいと思っています。
 私事にわたりますが、雑貨屋の商品にするために、私はインドで布を仕入れてきました。一般の店ではなく、サンガネール染めの工場が持つビジネス用の店に 踏み込んで買ってきました。煮ても焼いても食えないようなインドの商売人を相手に、一応取引をやってきたのですから、私の英語も化けて「ほんもの(のイン ド英語)」に交わってきたとは言えると思っています。

 「学校菌」にやられた英語は、「化けて出る」ということができないのです。それができないので、これまで別種の「英会話菌」がはびこっていたわけです が、これも発酵菌ではなく腐敗菌でした。「小学英語菌」はこの「英会話菌」と類似の菌です。
 

【13411】
大人になってからの語学   投稿者:Naima  投稿日: 2009年 2月 2日(月)19時55分33秒    編集済
  根石さん、らくださ ん

語学論の場で、「大人」と言う言葉の定義について深く考えもせず書いたことなので、いろいろ突っ込み所を残してしまいました。

確かに私たちは中学・高校で英語の基礎を習っているわけで、私の「大人」になってから「喉元過ぎれば」的発言ですね。「大人になってからでも十分」と書け ば、まだ良かったのかもしれません。いや、これも根拠がないですね。

かつてこの大風呂敷で浜谷さんと、初級者の定義について議論した時のことを思い出しました。

これを書いた時に私の頭の中にあったのは、幼児英語や小学校英語のことでした。私の周囲には40歳を過ぎてから英語を再びやり直し、通訳ガイドや会議通訳 者として働いている人達がゴロゴロいるので、何も幼児期から英語をやらなくても、と簡単に言い放ってしまったんですが、確かに私達は中学・高校の頃の勉強 がありますね。

>Naima さんはこんなことを言うことで、ご自分がやられてきた語学を馬鹿にしてしまったなという思いを避けられません。

これはそうかも知れません。すみません。私はいったい何をしゃかりきにやって来たんだと、自嘲気味に思うこともあります。生徒のお手本にならねばとか、英 語圏で勉強したことがなくてもここまで行けるぞとか、意地で勉強していたことも確かです。かと言って苦しいばかりだったかというと、これが結構楽しい作業 でもありました。「どっちやねん」と言われそうですが。

ただ英語の勉強をあれだけやって来て、今の私には実際に使う場がないんです。まったくと言っていいほど。英語なんぞすっぱり辞めたといいながら、睡眠不足 でぶっ倒れそうな毎日の勉強の成果を残したいというような気持ちも心の片隅にあり, 通訳案内業でもやって老後ほそぼそと働いてみるか、と思ったり。

話が飛んでしまいました。

ともあれ、「大人」の定義についてあいまいなままの放言でした。ご容赦下さい。
 

【13412】
Naimaさん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 2月 2日(月)20時05分14秒
  >Naima さんはこんなことを言うことで、ご自分がやられてきた語学を馬鹿にしてしまったなという思いを避けられません。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」なのかなあ、 と。

私の書き込みでNaimaさんに根石節炸裂させてしまったようで、すみません。私のトーンとしては、Naimaさんは語学に深く真摯に取り組まれただけ あって、さすがに重要な論点をお忘れにならないのだな、という敬意を込めて書きました。

そもそも英語を「準備」として中学生から始めるのが良い、と考えてきたことが、今後も合理的であり続けるのかな..という問いを持ち続けることは意義があ る、それを考えなくなったら、単なる制度の僕に成り下がってしまうのではないのか、という気持ちがあるわけです。

この掲示板でも論じられた気がしますが(それとも、「どんでん」だったか)、言語学者の鈴木孝夫さんは英語を全国民の必修にする必要はないという、英語帝 国主義批判とエリーティズムがないまぜになったような論を展開されていらしたかと思いますが、「カリキュラムはご勝手に」となった時に、どうするかと考え た場合どうでしょう。「準備は早ければ早いほど良い」と考えるか、恣意的にどこかにスタートラインを設けるか、ということになるわけで。

と、そんなことを考えての発言でした。
 

【13413】
4回目 レッスンの感想   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月 2日(月)22時35分43秒
  今日で4回目のレッ スン。根石さんありがとうございました。
児童の人数に応じて、子どもがしゃべれる時間が増えますが、子どもは根石さんの発音を1回しか聞けないで「さあ、行け!まねるんだ!」という状態になるの で、発音しだすのに躊躇することがあるかなと感じました。お手本になる方がいると、2回聞けることになりますよね。まあ、これは傍らの親が感じた感想です が。

子どもたちが、楽しそうにしかも真剣に音と格闘しているのが、なんともいえません。
語学を習得する現場に立ち会える痛さというか、怖さというか、快感というか、言葉にならないものを感じます。(struggleという単語は私の中でイ メージがなんとなく定着してる単語なのですが、これに近いかも)声を出さずに応援してます。

茂木弘道氏の本にマラソン選手が人の二倍もの練習をして、苦しみを楽しみに変えたという話を引用し、英語を学ぶ時の絶対条件としての「楽しい英語」を否定 しているところが面白いです。私も、今の小学校での楽しみながら学ぶ方法で、英語が習得できるとは、思えないです。

英語取得も「楽で簡単」の楽しいじゃなくて、「身についていく変化」が楽しいの、楽しいはありますよね。子供たちも、素読を楽しみにしているようです。
ただ、息子いわく「最初のほうがもっとほめてもらったのにな」・・・オイオイ、それは声が出せたことをほめてるというレベルじゃないか?

Naimaさん
40歳の手習い〜是非是非私に英語を教えてください!ナンテ〜〜

根石さん、4回の体験が終わりましたので、正式にお願いしたいと思います。
個別メッセージを送ります。
 

【13414】
電圧装置についての質問   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 2月 3日(火)21時05分40秒
  素読(音読)の練習 をする際の、日本語の介在のさせ方について質問させてください。

電圧装置の使い方をネタに質問してみます。質問の趣旨を煎じ詰めてひと言にするなら「日→英の変換テストは必要(有効)ですか?」ということになります。

電圧装置の標準形は、左に日本語(単語や短文など)、右に英語。日本語を見て瞬時に英語が言えればクリア。こういことだと思います。つまり、習得の度合い を日→英の変換テストによって測るということになります。テストへの過程としての練習は、右の英語を「言いながら、イメージながら、書く」などを主とする わけで、その練習中には日本語が介在することはないと思います。習熟度を測る段階で、日→英変換が必要となり、ここで日本語が介在してくることになりま す。ここに日本語を介在させる意義はあるのでしょうか?言い換えれば、習熟度の確認のためであれ、日→英変換を廃し、最初に日本語訳でイメージを作った ら、ただひたすら英語を回転読みし、ある一定の基準を設けてそれをクリアすればその教材は終了、ということでも良いと考えられますでしょうか?条件という のはたとえば、

●(自分の実力相応と思われる)1冊の例文集に対して、5回転×20回=100回転させたら終わり、という風に回数を決める。回数を決めないとキリが無い ので、習熟の度合いが怪しいものが残っても、回数の基準が満たされれば別の教材へ。

とか、

●回数の決めごとを設けつつ、それをクリアしても自分が納得できる滑らかさが得られないものについては別の紙に書き写して次の教材へ。

など、電話装置でクリアの基準とされている「日→英変換を瞬時にできること」とは別の決めごと、ということです。その意味は、練習において日本語の介在を できるだけ廃するということです。日本語は、あくまで、最初に英文のイメージを自分なりに作るために使い、後は、作ったイメージと英語との往復だけを練習 の素材とする。

もしも、それが良いということであれば、電圧装置の考え方に修正が必要になるのではないかと感じたのですが、いかがでしょうか。
 

【13415】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 4日(水)02時07分10秒
   ようやく「電圧装 置」についての本格的な質問を出していただき、ありがたく思っていま す。
 最初にホームページを作り、次に掲示板を作り、何度か掲示板を引っ越してきた間、私はただ「音」の問題(『どんでん・・』に即せば「回転読み」関連)ば かりを書いてきたような気がします。日本の英語状況を見れば、「音」の問題が片づいたとはとうてい思えませんが、「音」に関しては、かなりのことがこの掲 示板の過去ログに書かれたように思います。現実は、相変わらず「音」を問題にし続けなければならない状況ですが、私としてはもうそろそろ「イメージの問 題」「イメージをどう扱うかの問題」に移りたいという気持ちが生じています。
 過去ログは膨大なものになっていて、これは整理しなければ使いものにならないため、何年も前から、村田君には過去ログの整理を頼んであります。村田君 も、用事がたくさんあるためか、整理の結果はいまだ使いものになるようなものになっていません。村田君が自分で自分の語学論を作っていこうというのであれ ば、とうてい整理など頼める筋ではないのですが、そういう志があるわけではないらしいと思って頼んだ仕事でした。あるいは、過去ログのどれを残し、どれを 捨てるかによって、つまり「引用」によって、村田君は村田君なりの語学論(あるいはその元になるもの)を作れるかもしれないとも思ったのでした。村田君は 引き受けてくれたはずでした。
 村田君が今後、整理をやりきってくれることに期待すべきなのか、いつか誰かが整理してくれるかもしれないと思うべきなのか、それとも「イメージの扱い」 を主題として書くときに、自分で過去ログを読んで絶えず引用しながら、自分なりに自分の中で整理していくべきなのか、などいろいろ迷います。
 整理の場合、期限を設けなくても、少しずつでも、絶えず継続してもらうことで、新しい記事が書かれていくスピードを超えることは簡単だろうと思って頼ん だ仕事でした。
 インドから帰ったら、インドでメモしたものを元に何か書いておきたいとも思い、それが片づいたら、らくださんが提案して下さった通信講座用のテキストを 仕上げ、音の吹き込みをやろうなどと考えていたのですが、「イメージの問題」「イメージをどう扱うか」の問題に入る前に、どうしても「音」に関して整理さ れた過去ログのピックアップが欲しいという気持ちになりました。何からどう手をつけていこうか、たまにわからなくなります。

 たまに、何か書いた後、過去ログを読んでみたりすると、何ださっき書いたことはとっくに書いてあったのかと思い、がっかりすることもあります。使いやす い過去ログの整理があれば、すでに書いたものを引用し欠けているものを補えばいいので、空回りに似た思いはしなくて済むのですが、同じことをそっくり同じ ような言い方で書いた後などは、がっかりしたりげっそりしたりします。まあ、それでも、そうしていくことで、自分の考えが緻密になることがあるはずだと自 分に言い聞かせてやってきました。

 そんなときに、らくださんから「電圧装置」について質問をいただいたわけです。こういう誘いがあれば、過去ログを参照して過去ログから誘発される形で書 かなくても済むわけで、その意味でもありがたいことでした。
 いつまでも本題に入れませんが、次の記事から本題に入らせて下さい。
 

【13416】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 4日(水)06時19分13秒    編集済
   最初に、「回転読 み」と「電圧装置」の位置づけについて書きます。
 「回転読み」の祖形は、レッスンで絶えず使用している「技法グラウンド」にあります。つまり、「コーチが一回読んだ文を生徒が五回(以上)繰り返し読 む」という場合の、「五回(以上)繰り返し読む」が「回転読み」の祖形になります。これはあくまでも祖形であり、これが「回転読み」になるときに、「五回 (以上)」が何十回になるか何百回になるかは決めてありません。自分が「できたな」と思うまでやればいいというふうにしてあります。
 レッスンを始めたばかりの生徒さんに、予習はやらなくていい、復習をやっておいてくれと言うのは、レッスンで「祖形」を与えておいて、それを生徒が自分 で「回転読み」に育ててくれと言っているのだと考えてもらっていいのです。
 「回転読み」は、生活言語から切り抜いてきたサンプルを語学用に壊しているのです。激化された「回転読み」では、同一の文の尾と頭をくっつけて言って構 わないとしてあります。それを実際にやってもらえばわかりますが、こんな言語使用法は念仏を唱えるとか題目を唱えるというような宗教的な場面にしか見当た りません。「回転読み」も念仏も題目も、すでに「生活」ではありません。語学というのは、いったんは「生活」から切れる作業なのだとも考えています。「回 転読み」が念仏や題目と違うのは、念仏や題目がナムアミダブツやナンミョウホウレンゲキョウどいう同一文を繰り返すだけであるのに対して、「回転読み」で は、数百、数千、数万という数の雑多な生活用(仕事用)の文を対象にするというところです。そこに違いがありますが、いったん「生活」から切れるという点 は同じです。「生活」から切れた場所で、生活用の文を生活用ではなく語学用に据え直して、「回転」させてしまうのが「回転読み」です。生活用の文に対して はかなり罰当たりな扱いだと思います。生活用の文を「いったんは」生活では使えないようなものにしてしまう(=壊してしまう)ものだからです。
 一回の読みの中に(文としての)イントネーションを備えたものの尾と頭をくっつけて、(例えば)何十回と言い続けることで、一定の音の連続の「型」がで きます。練習者のその時点での最高の音と最高の速度で言えるところまで持ち込むことで、(ひとまずの)「型」の完成とすることができます。「回転読み」を 完成させることで、生活言語を壊してしまう(実際には使えないものにする)ことになります。

 なんでそんな奇妙なことをするのかと言えば、それをさらにもう一度壊すためです。

 「回転読み」では、単語と単語をひとつずつ区切って読むことはありません。文全体が音の連続体となり、さらに尾と頭がくっついて、連続体の長さは「息が 続く限り」となります。多分、こうすることで呼吸は腹式呼吸に近づいていくと思います。
 さて、「息が続く限り」の一連のなめらかな音の連続体ができたとします。これを壊すのが「切断読み」です。もっとおだやかに「ゆっくり読み」と言っても いいと思います。ゆっくり読んだり、切って読んだりするのは、単語の一つ一つに「イメージ」を込めるためです。このことをイメージを「充電する」とも言っ てきました。
 ただ単に「回転読み」だけだと、空文句になり、空っぽのドラムカンをひっぱたいているだけみたいなことになりかねません。「イメージ」を込めるのは、ド ラムカンに内容物を注ぐ作業だと言えるかと思います。
 昨日でしたか、江戸の母さんに向けて、まともでない英語音を放置するのは、「仏作って魂入れず」でなく、「仏作らず魂入れる」になると言いました。「仏 作らず」というのは、例えば、頭のない仏像を作ってこれで仏の形だと言うようなもんだと言いました。そんなものは人々に通用しないと言いました。

 「仏作って魂入れず」も通用しなければ、「仏作らず魂入れる」も通用しないのです。例えば、Naima さんが通用する英語を持ったのは、やみくもにやることで「仏作って魂入れる」をやれたということだと考えています。それに敬意をはらうことに対しては、私 は何もらくださんと変わりはありませんが、「やみくも」を抜けた方が「語学は大人になってからで十分」などと言い出すからには、語学論はいまだ持ち得てい ない方だと思っています。
 Naima さんは非常に貴重な方ですが、語学論として書き言葉で書き記さないのであれば、「直伝」しかやれないはずです。それで悪いことはないのですが、もったいな い話です。つまり、語学論にならないのです。村田君にも言っておきたいと思います。

 戻ります。
 「回転読み」は、「まともな音で同一文を繰り返す」ことでもあるのですが、「回転読み」を完成させるだけで放置してしまえば、今度は、「仏作って魂入れ ず」そのものが実現してしまいます。音はできているのだが、「イメージ」が動かないということになります。
 だから、「切断読み」が必要になります。
 「切断読み」で文を単語ごとにぶつぶつ切って読むのは、単語のひとつひとつをしっかりイメージするためです。(空っぽのドラムカンに内容物を注ぐためで す。)そのためには、「充電する」(あるいは「込める」、あるいは「注ぐ」)ためのイメージが自分の意識に「なければならない」。あるいは、イメージを 「生じさせなければならない」。

 この場面で、ようやく「電圧装置」が必要になるわけです。

 最初に「回転読み」があります。その時は、音にばかり注意が行っていて構いません。その後に「切断読み」があり、単語に「イメージ」を込めます(充電し ます)。その時、込める(充電する)ための「イメージ」が「すでになければならない」ので、その「イメージ」を「切断読み」の前に用意しておかなければな りません。「切断読み」のための、仕込みとか下準備の作業になります。そのとき使われるのが、「電圧装置」です。

 一つの文に一つしか未知の単語がない場合、他の既知の単語が援軍になってくれて、未知の単語の意味(イメージ)を推定することが可能になります。こうい うことは、おおざっぱに、上級者向けのやり方だと言うことができます。
 英語の上級者でなくても、知らない単語を含む英語の本を読書しながら、楽しんで読んでいける場合なら、人々は自然にそうしています。そういう場合は、 「その本に対して」、読者が(比較的)上級者なのだと言えばいいと思います。
 (おおざっぱに)初級者の場合は、ひとつの文に三つも四つも未知の単語が含まれていることが多いので、その場合は、「電圧装置」で仕込みや下準備をする ことになります。

 以上で、「回転読み」「電圧装置」「切断読み」の相互関係の素描になるかと思いますが、以下は、らくださんのご質問にある「日本語の介在のさせ方」につ いてです。

>電圧装置の使い方をネタに質問してみます。質問の趣旨を煎じ詰めてひと言にするなら「日→英の変換テストは必要(有効)ですか?」ということになりま す。

 「電圧装置」は「切断読み」の下準備ですが、実は「電圧装置」にも下準備があります。「言いながら書きながらイメージする」という作業がそれです。この 作業では、日本語の単語を媒介にして、日本語の単語からイメージを抜き出し、そのイメージを英単語の中に溶かし込むことをやります。「イメージ」と 「音」、「イメージ」と「文字」が同一物と感じられるようになるまで、「言いながら書きながらイメージする」わけです。この練習のレベルが上がると、最初 きっかけとして(媒介物として)必要だった日本語の(複数の)単語が脱ぎ捨てられます。日本語の単語と「イメージ」の関係で言えば、具体的な日本語(の単 語)が脱ぎ捨てられ、「イメージ」が独在し、独在した「イメージ」が英単語と合体することになります。このときに、しっかりと「イメージ」を独在させてあ れば、その後、英単語からは「イメージ」だけが取り出せることになります。意識に日本語の単語は浮かばなくなります。
 「言いながら書きながらイメージする」という作業は、日本語を意識に思い浮かべなくても、英単語を聞けば(見れば)「イメージ」が生じるという状態を作 る作業だとも言えます。
 「切断読み」の下準備が「電圧装置」であり、さらに「電圧装置」の下準備が「言いながら書きながらイメージする」ですから、下準備の段階で、実はイメー ジの独在は成されているわけです。

 「電圧装置」が、「日→英」の構造を含むのは、「イメージそのもの」は言葉ではないからです。「イメージそのもの」は表記できないからです。「英→英」 の構造で書いても、「イメージそのもの」は表記できません。「イメージ」はイメージするしかないからです。

 らくださんがおっしゃるのは、「日→英」の「日」が含まれているのはまずくないかと言うことだと思いますが、「言いながら書きながらイメージする」とき に、「イメージの独在」が成立していれば構わないことだと考えています。
 肝心要のことは、「言いながら書きながらイメージする」ときに、イメージの独在を成立させうるかどうかです。

 私たちは、(「生活」から切れた)語学から出れば、日本語に回帰するわけです。日本語で暮らしながら語学をやる人は、誰でもそうするわけです。もし、 「イメージそのもの」の表記が可能だと仮定すれば、語学の場で、「日→英」の構造は廃することができますが、語学で作った「イメージ」も、生活に回帰すれ ば(日本語に回帰すれば)、(対象が英語の場合)、日本語という「酸性雨」に絶えずさらされます。その「酸性度」が強力な日本語での暮らしでは、語学の一 部で「日→英」の構造を廃したところで、効果は知れたものだと思われます。そういうところに目くじらをたてるより、「言いながら書きながらイメージする」 ときに、「イメージの独在」ということを外さないということが肝心要のことだと考えています。

 (根本のところを言えば、「イメージそのもの」は表記できないということが理由です。)

 「切断読み」の下準備として「電圧装置」があり、「電圧装置」の下準備として「言いながら書きながらイメージする」があるのですが、「電圧装置」そのも のを廃してしまうことはできないかどうか。これは可能だと思います。意識のしっかりした人はそれをやっても構わないと思います。あるいは、中級や中級後半 の人はやるべきだと言えます。つまり、(未知の単語を辞書で調べた後)、「言いながら書きながらイメージする」ことで「イメージ」を独在させ、独在した 「イメージ」を、「切断読み」でじかに文に込める(充電する)ということが可能です。

 (文を)「回転読み」→(単語等の要素を)「言いながら書きながらイメージする」→(文を)「切断読み」という順序は可能です。この方がすっきりしま す。
 「言いながら書きながらイメージする」で、しっかりと「イメージ」の独在がなされていれば、「日→英」の構造そのものを排除することができます。やれる 人はやるのがいいと思います。私が忘れたくないのは、いつも初心者です。

 「電圧装置」という項目を設けると複雑になりますが、これをなぜ設けてあるかというと、「電圧装置」というのは、「記憶装置」「記憶保持装置」でもある からです。「10枚ワンパック」などを使用すれば、手短に短時間にいったん覚えた単語の記憶のリフレッシュができるからです。初心者には「電圧装置」を設 けておいた方が親切だと考えています。
 中級後半にさしかかった頃には、「電圧装置」はやめてもらっていいわけです。その方がいいのです。
 「回転読み」「切断読み」で扱う文をコレクションにして、「記憶装置」にしてしまうことはできます。その方がいいわけですが、あくまでも初心者のことを 考えて「電圧装置」という項目が設けられています。(蓋然的にですが)初心者が扱う文の方が、一つの文に含まれる未知の単語が多くなりがちなので、初心者 には、文そのもののコレクションがなかなか「記憶装置」として成立しないのではないでしょうか。初心者の場合は、「日→英」の構造を含む装置があってもい いという考えは、初心者にいきなり英英辞典を使えと言ったって無理だよというのと同じ理由によります。

 Naima さんに向けて書いたことにも通じますが、上級者の最大の欠点は、自分が初心者の頃にやっていたことが易しい簡単なことだったかのように錯覚することです。 そりゃ、現在から見れば、馬鹿みたいに易しいことかもしれませんが、当の初心者の頃、それがそんなものであったはずはないのです。現在から見れば、あんま り簡単なので、初心者の頃にも、自分が簡単にそれを身につけたかのように錯覚するのです。その結果、それが短時間にやっつけることができるものであるかの ように錯覚するのです。短時間にやっつけることができるかのように錯覚する結果、「語学は大人になってからで十分」などという妄説が出て来るのです。自分 でやってきた語学を自分で馬鹿にしていると私が言うのはその意味です。
 ついでに言っておきますが、何歳から語学をやるのがいいのかというのは、何歳で語学の成果を使いたいか、使えるようになるには何年くらいかかるのかの概 算の数字がなければ、はっきりしたことは何も言えないはずなのです。
 その意味では、「中学から」にも何の根拠もないし、「小学生から」にも何の根拠もないし、まして「大人になってから」にも何の根拠もありません。何年か かるのか、何歳で使いたいのか、ということにしか根拠は見いだせないはずです。
 さらについでに言えば、小学生にやらせるなら、素読を原理としている方法以外は全部イカモノだと言い切りたいと思います。素読は「生の英語」だの「ほん もの」だのを笑います。「冷凍もの」でいいんだ。「冷凍もの」を冷凍したまま保持し、「磁場」で解凍すればいい。あるいは、「後で」解凍すればいい。そい う原理を見失わない限り、幼児や小学生にやらせても大丈夫なのです。素読を原理とする方法以外のもので、「生の英語」だの「ほんもの」だのの尻尾が切れて いるものが果たしてあるのか。私は深く疑いましたが、ないと言い切りたいと思っています。

Naima さんも「生」だの「ほんもの」だのの尻尾が切れていないのだと思います。

>(「電圧装置」の練習において・根石註)習熟度を測る段階で、日→英変換が必要となり、ここで日本語が介在してくることになります。ここに日本語を介在 させる意義はあるのでしょうか?言い換えれば、習熟度の確認のためであれ、日→英変換を廃し、最初に日本語訳でイメージを作ったら、ただひたすら英語を回 転読みし、ある一定の基準を設けてそれをクリアすればその教材は終了、ということでも良いと考えられますでしょうか?条件というのはたとえば、

 「日→英」の構造をどう考えるかはすでに書きました。
 ここで、「最初に日本語訳でイメージを作ったら」というのも、単語を相手に、「言いながら書きながらイメージする」という作業で「イメージ」の独在を確 かなものにすれば必要なくなります。(また、「最初に日本語訳」を作ることで、「イメージ」が独在するようになるという保証はどこにもありません。)

 ついこの間までやっていた私のレッスンで、「訳先渡し」をやっていました。
 本当の初心者は、「イメージ」するも何も、日本語とは音も違えば文構造も違うような言語を相手にするわけですから、「イメージ」のきっかけすらないわけ です。辞書もまだ上手に使えない段階で、「訳」を廃するわけにはいかないのでやっていたものです。
 「訳先渡し」をやることで、個々の単語の「イメージ」が独在するようになるなどとは私自身はまるで信じておりません。理想を言えば、「訳」というもの は、翻訳書を作る以外では邪魔なものなのですが、生徒が自分で考え、「イメージ」を独在させるような練習に入るための「きっかけ」として「訳」というもの を位置づけています。日本で暮らしている本当の初心者を相手にする場合は、「訳」を全部廃するわけにはいかないのです。
 現在使っている自作教材をよく読んでいただけば、この部分の日本語は、「媒介」にして「言いながら書きながらイメージする」ために置いてあるんだなと か、この部分の英文が日本語と併記されていないのは、「イメージ」の独在を経た後の「記憶装置」として働かせるためだなとか、教材の複層構造が見えてくる と思います。ただ、またしても初心者の場合ですが、いきなり教材の成り立ちの全部を説明することは避けています。中級以後に教材の構造を見破ってもらえ ば、「イメージの独在」を成立させるためにも、記憶装置として使うにも、うまく機能するように作ってあるはずです。

>(自分の実力相応と思われる)1冊の例文集に対して、5回転×20回=100回転させたら終わり、という風に回数を決める。回数を決めないとキリが無い ので、習熟の度合いが怪しいものが残っても、回数の基準が満たされれば別の教材へ。

 この一定の回数というのもあまりいい考えだとは思えません。「気の済むまで」「できたと思うまで」「自分にとっての最高レベルが実現するまで」でいいと 思っています。
 回数を決めると、その回数だけやればいいんだという考えに陥ります。回数だけ実現し、中身のないものができます。「回転読み」だけやって、「切断読み」 をやらないような質の練習に陥ります。

 レッスンに即して言えば、「習熟の度合いが怪しいもの」の扱いもすべて考慮されています。何度も何度も繰り返しテキストの中に同じ文が登場するのは、そ の点を考慮したものです。「習熟の度合いが怪しいもの」を怪しいままに次の文へ移っても、最終的にはどうしても習熟が避けられないようにテキストを作って あります。ここを理解するのが多くの方に難しいかと思いますが、それは別に言えば、「邪魔を取り除く」作業をレッスンで絶えず行っているということです。 これはまた別に述べるしかないかと思います。

 また、今日書いたことは、「独習法」の理想型が多いです。それの肝を理解して、独習のできる人は独習してもらえばいいが、初心者や中級者の頃に私のレッ スンがあれば、この人は英語を放り出すことはなかったはずだというような人は多くいます。あれだけの時間と労力を使って、結局使えない英語を持っちまった のかという人を見るときは、こっちが悲惨な思いを持ちます。そういう人の方が圧倒的に多いと思います。生のレッスンをしているのは、私の語学論を鍛えるた めだとか、生活費を得るためだとかいうこともありますが、初心者にはレッスンがあったほうが絶対的にいいと考えているからです。

>その意味は、練習において日本語の介在をできるだけ廃するということです。

 賛成です。原理としては私もそう考えています。語学で、初心者相手に、原理を原理のまま使えないだけです。

>日本語は、あくまで、最初に英文のイメージを自分なりに作るために使い、後は、作ったイメージと英語との往復だけを練習の素材とする。

 最初に「英文のイメージ」を自分なりに作るという場合、何をどうすればそれが実現するとお考えでしょうか。私はイメージは単語ごとに作らなければならな いと考えています。単語を相手に「言いながら書きながらイメージしろ」と言ってきました。この基礎作業がない限り、「英文」そのもののイメージなどは成立 しようがありません。しかし、初心者はこの基礎作業さえできないのです。それが初心者です。

 先日、Piggy さんが「パズル」ということをおっしゃっていましたが、初心者の多くは放っておけば、まず90パーセント以上がパズルを始めます。

 「英文のイメージ」という言葉から私が連想するのは、らくださんには突拍子もない考えかもしれませんが、「訳先渡し」です。
 そうでなく、日本語の「磁場」で、初心者がどうすれば、「英文」の正確なイメージを「日本語を廃して」持ちうるのか、もしも万が一、方法がありましたら お教え下さい。これまで、いろいろさまざまに考えましたが、私は思いつきません。
 

【13417】
根石さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 2月 4日(水)09時36分55秒
  ご回答ありがとうご ざいます。

過去ログは情報の宝庫です。しかし、この広大なログを渉猟して体系としてまとめあげることは、相当の時間とエネルギーを必要とする力技だと思います。村田 さんに限らず、お一人にそれを期待されるのは酷では?と感じます。

ログは動的なので、どんどん増えますし、ダブりも多く生じていると思います。ですので、ホームページに重要項目を立て、書き下ろすのがいちばん早いと思い ます。過去ログや新たに発生した質疑応答をそこに加味して更新していくのが作る方も早いですし、読む方にも有意義かと思います。

今回の根石さんのコメントには、改めて心を動かされるものがありました。この掲示板を読んでいる、自己を「初心者」と位置づけている多くの「大人」の独習 者にとって、極めて有益なコメントと思います。詳しい感想は後日書かせていただきます。
 

【13418】
根石さん関連本2冊。   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 2月 4日(水)14時16分58秒    編集済
  ゴーゴーインド→改 訂して、新ゴーゴー・インド (単行本)
蔵前 仁一 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
インド行の本で、これほどおもしろい本はないと読者が絶賛。
旅人たちに熱く支持され、影響を与え続けてきた伝説のロングセラー本『ゴーゴー・インド』。その全面リニューアル版。


もうかなり以前に出版された「ゴーゴーインド」。
それを「新ゴーゴーインド」として2001年に改訂した本。。
それからまた10年あまりたちそうですが、今のインドとの違いはどうなんでしょうか。
旧ゴーゴーインドは会社に持っていったところ、あちこちを回覧。
ぼろぼろになるほどでした。

セルフビルド―家をつくる自由 (単行本)
矢津田 義則 (著), 渡邉 義孝 (著), 蔵前 仁一 (編集)
内容(「BOOK」データベースより)
人には自分の住みかをつくる自由がある。素人が建てたセルフビルドのおもしろ物件30軒を紹介。


根石さんのように自宅をセルフビルドした、パワフルな人たち。
陶芸家、画家、サラリーマンなど。建築写真入り。見ごたえ、読み応えあり。
 

【13419】
小学校に英語は必要ない   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月 4日(水)22時40分21秒
  またしても小学校校 長より、自信に満ちた英語教育導入について(文法や単語暗記よりコ ミュニケーション英語を教えます!子どもたちは楽しんでいます!)といった内容のお手紙が配布されており、ぐんなりとしてしまいました。この悪気の無い善 意が一番やっかいです。どうせやるなら「発音」「文法」きちんとした”語学力”を習得させてくださいっと、理論武装して学校に訴えに行きたいです・・・ が、相手は巨大組織ですし、子どもは人質。ものすごーく抵抗があります。が、小学校での貴重な授業時間に主要4教科の授業時間を減らされ、ただ楽しいだけ で毒にも薬にもならない「英語遊び」に費やされるのは、大損害だと「小学校に英語は必要ない」の著者 茂木弘道氏が書いておりました。今、学校で身につけ るものは、なんなんだろうかとすべての教師に聞いてみたいです。

以下、ここだけ読んだだけでは、全体の意図が伝わらないかもしれないのですが、引用です。私がひっかかっていた”言文一致運動”のことも触れていたので、 是非とも引用したいと思いました。ある見方からすると「極端だよ」「思い込みすぎ」って思われるかもしれませんが、いかがでしょう。
私は校長先生の英語に対する明るい希望に満ちた文章を拝見する度に、下記の言葉がずしりときます。

>教育も、大学もほとんど大部分は日本語でできます。高等教育や研究が母国語でできるということは、実は大変ありがたいことなのです。第二次世界大戦後に 独立した国々ではこうもいきません。日本は羨むべき状況にあるのです。

>桜美林大学国際学部の光田明正教授からの手紙として(英語公用語説についてです)
「英語公用化論者には、シンガポールの例を模範としている人々がいるとか。最も悲しいあり方をよしとするのは、不勉強もはなはだしいと思います。シンガ ポールの中国人は大多数が福建語を母語としています。この言葉は、原文一致運動を歴史上してこなかったので、現代文明を語り、書くという機能を備えていな い言葉です。私の両親、祖父母の言葉です。悲しくも寂しくもありますが、多分消える運命にあると言えます。台湾の私以上の年配者は日本語、大陸の福建人は 北京語、シンガポールの人々は英語と、他国語を借りないと現代社会の万象を語れないのです。
明治の人々ががんばり、現代日本語を確立したのに対し、平成の人々は、英語公用語と。第二といっても、英語はただでさえ強い言葉ですから、そちらに第一の 場を奪われる恐れが多分にあります。極端に言えば一般的に使用を禁ずるくらいでも負けかねない情勢にあります。」
 

【13420】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月 5日(木)01時11分59秒
  >「イメージ の問題」「イメージをどう扱うか」の問題に入る前に、どうしても 「音」に関して整理された過去ログのピックアップが欲しいという気持ちになりました。

過去ログのまとめ、「音」「音作り」に関連したものに集中していきたいと思います。これひとつだけでも、根石さんの求めている水準にはいたらないかもしれ ませんが、とにかく一度、現在15000近くある記事を越えてみようと思います。
 

【13421】
根石さんへ<現行ログのまとめについて>  投稿者:ももこ  投稿日:2009年 2月 5日(木)16時27分12秒
  現行ログ(この掲示 板だと1000レス)の一番古い分から900レスを(すみません中途 半端で。)スクラップブックのように、「だいたいこのジャンルの話題で話をしているな」という分け方でテキストファイルに振り分けてまとめたものを作って みました。

今日思いつきで半日くらいで作ったものなので役に立たない可能性も大きいのですが、村田さんの作業の間の間に合わせにでもなればうれしいです。

明日のレッスンの際にお渡ししてもよろしいでしょうか。
 

【13422】
根石先生へ   投稿者:片原  投稿日: 2009年 2月 5日(木)20時24分2秒
  今週の英語ですが, 妹と曜日を交換してやらせて下さい。よろしくお願いします!  

【13423】
ももこさん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月 6日(金)13時24分55秒
  一気に900ものロ グの分類、すごいです。

みなさんがそれぞれこういう作業をやるためにも、まず業務連絡などや、語学論としてはあまり意味がないと思える投稿をまずざっくりと腑わけしてしまう作業 を早く終わらせてしまおうと思います。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/pickup/pickup1-500.html  (この作業の続きです)

最終的には過去ログ倉庫の 「目次」のような形でひとまずの形としたいと思っています。
(語学論という視点からすると、今のわずかな「目次」でも余計な部分がありますが…)
ざっくりした腑わけが済んだあと、キーワード付けなどやっていきます。
その都度、過去ログ倉庫の方にアップしていきます。

過去ログ倉庫の「永劫回帰」という部分に、かつてNaimaさんやJackieさんがそれぞれの視点で記事をピックアップされています。こういう感じで、 いろいろな視点でまとめてある「作品」がたくさんあると、いいと思います。
 

【13424】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 6日(金)18時25分52秒
  少しずつで結構です ので、協力していただけたらありがたく思います。
村田君と話しながら、やっていただきたくお願い致します。
 

【13425】
片原さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 6日(金)18時32分35秒
  承知しました。

また、この掲示板が1行だけ書いた記事を受け付けなくなっていますので、ちょっと要件以外のことを書いておきます。
長く使ってくれている生徒さん同士に合流していただき、新しい枠を作り、新たな生徒さんを受け付ける作業にとりかかっています。片原さんの場合は、妹さん との合流を考えていますので、大学の友達にこの掲示板を紹介していただくことをお願いします。
過去ログの整理ができてくると、過去の記事がもっと読みやすくなると思いますが、友達にひとまず今のままで読んでもらいたいことお伝え願います。
 

【13426】
I 村さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 6日(金)18時36分35秒
   急な連絡で申し訳 ありませんが、明日土曜日から、ひとつ後ろの11時からの枠に合流し ていただきたくお願い致します。
 11時の枠を使っておられる方にはこちらから連絡をしておきます。
 

【13427】
根石さん   投稿者:I村  投稿日: 2009年 2月 6日(金)20時43分1秒    編集済
  レッスン時間の変更 の件、了解しました  

【13428】
過去ログファイルについて   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 2月 6日(金)23時01分9秒    編集済
  今日のレッスンの 際、過去ログのファイルを村田さんに直接お渡しするようにとのことだっ たのですが、スカイプでお渡しするとなるとお時間とらせてしまうので、自分のサーバにアップしました。村田さんがダウンロードされたら、サーバから下げよ うと思います。


余談ですが、過去ログ整理、村田さんお一人では大変なようでしたら、ウィキペディアみたいなところで皆さんで編集できるといいんじゃないかなって思いまし た。
 

【13429】
ももこさん   投稿者:村 田  投稿日:2009年 2月 7日(土)00時28分59秒
  すべてダウンロード させてもらいました。
2008年の分は、まったく手がついていないのでとてもありがたいです。
html化した後、過去ログ倉庫に納めさせていただきます。

ウィキペディアのことは、私もどんなもんだろうか、と考えていました。
でも、あれはある程度目鼻立ちができてからでないと散漫になってしまうのではないかと思ったりもします。
以前、根石さんにブログ形式でやったらどうでしょうとサンプルとともに訊いてみたんですが、ああいうよりは羅列されていた方がいいということでした。
私も核となる部分は羅列されている形式=リニアな形式としてあった方がいいような気もします。それを基にして、ウィキの形でまとめていくのはいいと思うの です。

もしも過去ログまとめにご協力いただけるのでしたら、メールしていただけたら幸いです。
 

【13430】
村田さん   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 2月 7日(土)01時12分38秒    編集済
  過去ログですが、お 渡ししたような分類(スピードを上げるためどれを残すかということを 考えずにただ分けるという作業をしています。)したものを村田さんに削除していただきながらログにしていただくのが早いのかなと思っています。

お渡ししたファイルは根石さんがインドに行かれる直前までログを拾ってますので、この状態で続けていいのであれば、現行ログを追っかけていくのが個人的に はやりやすいです。
(というのも、タブブラウザで一気に一つのレスを一つのブラウザに表示してコピー&ペーストしているんです。)

古いものはどういう形になっているのか分からないですが、できる範囲でご協力できればと思います。

ウィキは確かに核というものがなければ進まないかもしれないですね・・・。
 

【13431】
郵便振替用   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 7日(土)17時14分39秒
  レッスン代金を振り 込んでいただく場合に必要な番号等を生徒さんに聞かれて、掲示板に書 いておきますとお答えしたことを急に思い出しました。遅れて申し訳ありませんでした。

・郵便貯金総合通帳
記号 11180
番号 21641261
名前 根石吉久
 

【13432】
ももこさん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月 7日(土)22時24分34秒    編集済
  現在、私がどういう 流れで作業しているか、説明させていただきます。

・まず、掲示板の記事にすべてに通し番号をつけて、過去ログとして過去ログ倉庫(http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/)に格 納します。
・過去ログのうち、語学論とまったく関係ない記事は削除し、残った記事を時系列で羅列したファイルを作ります。まだ分類はしません。残す記事の基準は、根 石さんの言葉を借りると「少しでも語学論の材料になるものを含んでいる記事」です。語学論の材料になる記事を時系列で羅列したファイルを、以降「ピック アップ版」と書きます。
 「ピックアップ版」のサンプルはhttp://nagano.cool.ne.jp/ha98000/pickup/pickup1-500.htmlを ご覧ください(形式だけ見てもらえれば結構です)。この500番までの「ピックアップ版」は私の判断で取捨選択した記事ですが、大本の記事はすべて過去ロ グとして保存してありますので、「ピックアップ版」から漏れている記事も、読むことができます。
・元の記事で1000記事くらいからのピックアップをめどにして(たとえば1001番〜2000番からのピックアップ版ができた時)、新たに過去ログ倉庫 に収録していくということになります。
・この作業がいったん最新の投稿記事に追いついたら、分類作業をします。

もし、ご協力いただけるのでしたら、「ピックアップ版」を作る過程に参加していただくとありがたいのです。
現行ログの方をやるのが都合がいいということなので、たとえば2月7日以降の記事について「ピックアップ版」を作っていただくのはいかがでしょうか(今日 以降のログもすべてわたしが過去ログ倉庫に格納しますので、やっていただきたいのはピックアップのみです)。もちろん、無理はなさらないということが大前 提です。


私は、とにかく先頭からピックアップ版を作って最新記事まで届くようにしていきます。
 

【13433】
根石さん   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月 8日(日)03時17分30秒
  連絡です。
2月2日にplalaのアドレスへメールを送ってしまったのですが、廃棄してください。
子どもの集中力は驚くべきもので、息子は素読することに慣れてきている様子です。

振込みをしたいと思いますが、月初払いでよいのでしょうか?
 

【13434】
斉藤 孝+斉藤 兆史   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月 8日(日)03時35分17秒
  タイトルの2名によ る『「日本語力」と「英語力」』(中公新書ラクレ)を速読(?)中で す。どのページにもうなづき、ふるえています。日本人だから日本語がマスターできるということも幻想だと指摘され、日本語習得の努力をしていかないと日本 語は壊れていくというあたりがガツーンと来ました。また、日本語圏で生活しているのだから、子どもだとはいえ容赦せずに漢字や単語を教えていっていいのか と、改めました。今まで「この漢字は難しいから」と遠慮していたものもありましたが、素読のレッスンでも結構覚えていってるし、年齢に関係ないんですね。

逆に、仕事を通じて、大人なのに漢字の読めない人、単語を知らない人を結構見受けます。あと、文章を読んでも理解できない人。確実に日本人の日本語力も落 ちているんだろうと思います。その一方で、英語導入も「文法、単語、発音」を度外視したやり方。「愚民化政策」とはよく言ったものだと思ってます。

もう大風呂敷でも話題になっているかもしれませんが、とにかくこの本のp7に紹介されているのですが、今の中学教科書英語(コミュニケーション、ハンバー ガー英語)に恐ろしくなりました。息子の進学の際にはその学校の英語教育がどうなってるかチェックしなくては!

私も海外旅行に行く時、どうして今まで会話を教えてくれなかったんだ!と怒っていた庶民でした。でも、「旅行英会話」なる本を買って、眺めて「ああ、これ でいいんだ」と理解できたのは、中学高校としっかり文法を教え込まれた賜物だったのかと、今になって感謝した次第です。

斉藤 孝は「声に出したい日本語」で有名なあの方ですが、
斉藤 兆史は「よし、私も英語がんばろ」とNHKを眺めていたところ偶然、講師をされていたのですが、その後この対談の本を読み、同一の方と知りました。 ものすごく引用したい言葉がたくさんあります。後々あげさせていただきます。(掲示板で重複するネタになっていたらすみません)
 

【13435】
電圧装置について   投稿者:らくだ  投稿日: 2009年 2月 8日(日)13時17分38秒
  私の書き方が不十分 だったために、根石さんとの間に2つの点でズレが出てしまいました。 一つは話の対象となっている学習者のレベル(「初心者(初級者)」とは?)であり、もう一つは「電圧装置」の定義と言いますか、主たる機能についてです。 ズレを含みつつもそれが問題とならない内容のご回答をいただきました。もう少しおつき合いいただければと思います。

まず、改めて「初心者(初級者)」の定義をしておきたいと思います。根石さんが「初心者」と表現される場合、それは端的に言えば入学直後の中学1年生だと 思います。This is a pen.のthisもisもaもpenも何のことやら分からない。そういう存在です。それに対して私が想定したのは「初心者ならざる初心者」です。混乱を 避けるために「やり直し派」と呼ぶことにします。

・中学の教科書は読めばわかる
・知らない単語はほとんどない
・すらすら音読することはできない
・聞いて間違えずにディクテーションできない
・日本語を与えられて間違えずに英文を書けない
・同等レベルの英語での会話はできない

といった感じであり、非常に多くの「大人」が該当すると思います。

次に「電圧装置」についてですが、『英語どんでんがえしのやっつけ方』(小学館文庫) で、「電圧装置」は主として単語の練習方法として扱われているわけですが、ここに放り込む素材として、単語だけでなく、短文でも文法問題でも、場合によっ ては英語に限定する必要もない、とされています。私は、この一節をネタに、左側に短文の日本語訳、右側に英文というものを「電圧装置」と表現しました。

なぜそう考えたかと言いますと、「やり直し派」がまず取り組むべき学習として、中学レベルの短文の音読・暗唱が挙げられることが多く、また、実際そのよう な教材が非常に良く買われているからです。

根石さんが

> 「電圧装置」という項目を設けると複雑になりますが、これをなぜ設けてあるかというと、「電圧装置」というのは、「記憶装置」「記憶保持装置」でもあ るからです。「10枚ワンパック」などを使用すれば、手短に短時間にいったん覚えた単語の記憶のリフレッシュができるからです。初心者には「電圧装置」を 設けておいた方が親切だと考えています。
 中級後半にさしかかった頃には、「電圧装置」はやめてもらっていいわけです。その方がいいのです。
 「回転読み」「切断読み」で扱う文をコレクションにして、「記憶装置」にしてしまうことはできます。その方がいいわけですが、あくまでも初心者のことを 考えて「電圧装置」という項目が設けられています。(蓋然的にですが)初心者が扱う文の方が、一つの文に含まれる未知の単語が多くなりがちなので、初心者 には、文そのもののコレクションがなかなか「記憶装置」として成立しないのではないでしょうか。初心者の場合は、「日→英」の構造を含む装置があってもい いという考えは、初心者にいきなり英英辞典を使えと言ったって無理だよというのと同じ理由によります。


とお書きになった、文のコレクションの「記憶装置」は、英文のみでしょうか?「記憶装置」だとするなら、やはり訳文とセットのような気がしますが、そうだ とするならば、私が「電圧装置」としたものそのものになります。そして、それは中級後半で有効というということですと、中学レベルの短文に対して「やり直 し派」は、中級後半と同等ということが言えると考えました。つまり、「絶対評価」上での「初心者」「中級者」「上級者」という観点とは別に、その学習者が 使用するテキストレベルと自分の実力との距離が問題になるという点です。

ここまで話を進めて来て、「やり直し派」にとって適切な教材はどんなものか、という問題が出て来ます。中学レベルの教材を選択することが良いか、それと も、「未知の単語」を含み、単語記憶装置としての「電圧装置」が有効となるような、ある程度の長さと難度の英文を選択するのが有効か、です。
 

【13436】
1回目のレッスンの感想   投稿者:Piggy  投稿日: 2009年 2月 8日(日)16時24分37秒
  1回目のレッスンが 終わりました。はじめは少し緊張しましたが、同じ文章を何回も繰り返 すうちに余計なことはあまり考えなくなりました。ただ、比較的長い文章で意味がよくとれない場合は、口に出しながら「これはどういう文の構造だろう、どん な意味だろう」と頭の片隅で考えていて、口がお留守になってひっかかることがありました。それから、私にとって発音しにくい単語があると、そこでもひっか かりました。日常とは違う口や舌の動かし方をすること、そして何度も同じことを繰り返して言うことが、心地よく感じられました。

Skypeでの通話は快適でした。前回はじめてSkypeで根石さんとお話した時は内蔵マイクと内蔵スピーカーを使いましたが、今回はヘッドセットを使用 しました。前回もはっきりときこえましたが、ヘッドセットの方が集中できる気がしました。ただ、内蔵マイクと内蔵スピーカーを使う場合はレッスンを録音で きますが、ヘッドセットを使うとなると私の環境では自分の声しか記録できませんので、録音するのはやめました。また、自分のあいづちの声が1秒ほど遅れて ごくごくかすかにヘッドホンからきこえてきましたが、通信に少し時間がかかっているのでしょうか。時間差が生じているとしても、私の方では何の違和感もな くレッスンをうけることができました。

図書館で借りて「英語どんでんがえしのやっつけ方」を読んだ後、回転読みをこの一週間、自分でやってみました。そして、自分の口になじませた文章を何回も 繰り返すことの楽しさを知りました。なぜ今まで、一つの文章を何回も繰り返すことをしなかったかを考えると、私の中では二つ理由があったように思います。
1. 「音読」とは、文章単位でなく段落単位、ページ単位、まとまりのあるお話の単位で、何度も繰り返すものだと思っていた(短いお話の単位での繰り返し音読を 数年前に始めたが、すぐに挫折した)。
2.  1つの文章に時間をかけると、あるいは時間をかけることを考えると、次第に絶望的な気分になってきた。英語という森を前にし て、一本の木の一枝をみつめているような、そんな気持ち。それでその一枝すらきちんとみることなく、投げ捨てていた。

この一週間で「英語どんでんがえしのやっつけ方」を読み、掲示板も読みましたので、復習をする中での「イメージ化」が大切だということをわかっているつも りです。特に私は「パズルとしての英語」から脱却したいので、工夫しながら自分なりの「イメージ化」をしてみたいと思います。それから恥ずかしながら英語 学習については挫折の連続でしたので、根気づよく続けていくことをまず第一に考えたいと思います。
 

【13437】
9日今日のレッスン   投稿者:jyupita  投稿 日:2009年 2月 9日(月)18時03分16秒
  今日、9時からの レッスンのjyupitaです。
先週、電話でレッスン受けましたが、電話機の性能が良くないのか、先生の発音が、いま一つ聞き取りにくく、私の音声も良く届かないみたいです・・。
できれば、私だけでもスカイプで参加したいですが。。

一緒に受けてる、そらまめ さんには、掲示板で言ってみる、と了解を得てましたが、書き込みが今日になってしまいました。
直前ですみません。
 

【13438】
jyupita さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 9日(月)18時11分58秒
  承知しました。
私の方へはそちらの声はよく聞こえていました。
NTT回線も品質が悪い地域がありますので、何がいいのか迷うところです。
スカイプが途切れるようでしたら、電話に切り替えるということでやらせていただきたく思います。
 

【13439】
ゆっくり母さんでした   投稿者:jyupita  投稿 日:2009年 2月 9日(月)18時53分33秒
  お返事ありがとうご ざいました
すみません!
そらまめさんではなく、HNはゆっくり母さんでした。
編集法を探しているうちに、遅くなってしまって。
訂正、間に合いませんでした。
 

【13440】
Piggy さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月 9日(月)23時38分22秒
   レッスンの感想を ありがとうございました。
 Piggy さんの場合は、これまでも英語の練習を自分なりに継続されてきたのではないかと思っています。読み方を聞いていてそんな感じがしました。レッスン時にも申 しましたが、癖のない音なので、上達が早いと思っています。

>1回目のレッスンが終わりました。はじめは少し緊張しましたが、同じ文章を何回も繰り返すうちに余計なことはあまり考えなくなりました。

 初めての時は、どなたも緊張されます。数回レッスンを受けていただくうちに、緊張しなくなりますので、しばらくの辛抱です。

>ただ、比較的長い文章で意味がよくとれない場合は、口に出しながら「これはどういう文の構造だろう、どんな意味だろう」と頭の片隅で考えていて、口がお 留守になってひっかかることがありました。それから、私にとって発音しにくい単語があると、そこでもひっかかりました。

 「音と意味の二律背反」という言葉で、この現象を言ったことがあります。音に注意を奪われると、意味がすっとんでしまう。意味を考えていると、音がおろ そかになる。両立しがたい。この両立しがたいものを両立させるのが語学です。ひとまず重要なことは、繰り返しを馬鹿にしないことです。

>ただ、内蔵マイクと内蔵スピーカーを使う場合はレッスンを録音できますが、ヘッドセットを使うとなると私の環境では自分の声しか記録できませんので、録 音するのはやめました。

 今のうちに、自分の読みだけでも録音しておかれて、一年後、二年後の読みと比較するとどこがどう変わったのかがわかると思います。普段のレッスンを毎回 録音する必要はないと思います。

>また、自分のあいづちの声が1秒ほど遅れてごくごくかすかにヘッドホンからきこえてきましたが、通信に少し時間がかかっているのでしょうか。時間差が生 じているとしても、私の方では何の違和感もなくレッスンをうけることができました。

 これは、私の方で内蔵マイクと外付けのスピーカーを使っているせいでしょう。ヘッドセットを買ったのですが、じきに壊れてしまったので、そのようにして います。外付けのスピーカーの音を内蔵マイクが拾っているのだと思います。気になるようになったら言って下さい。またヘッドセットを買ってきますので。

>図書館で借りて「英語どんでんがえしのやっつけ方」を読んだ後、回転読みをこの一週間、自分でやってみました。

 しばらく続けられることをお願い致します。特にレッスンの復習に使われるといいと思います。しばらく続けられて、思ったことなど書いていただけたらうれ しく思います。

>1. 「音読」とは、文章単位でなく段落単位、ページ単位、まとまりのあるお話の単位で、何度も繰り返すものだと思っていた(短いお話の単位での繰り返し音読を 数年前に始めたが、すぐに挫折した)。

 普通、「音読」という場合は、文単位ではなく、段落単位やページ単位だと思います。私の方法はそこが違うので、あえてわざわざ「回転読み」と名付けてあ ります。

>2.  1つの文章に時間をかけると、あるいは時間をかけることを考えると、次第に絶望的な気分になってきた。英語という森を前に して、一本の木の一枝をみつめているような、そんな気持ち。それでその一枝すらきちんとみることなく、投げ捨てていた。

 大学の理系の先生だとお聞きしましたが、それとどこかで関係があるかもしれません。理系の要(かなめ)に数学というものがあります。数学の解法が各種あ る場合には、最短距離をたどるスマートな解き方が評価が高くなるのだと思っていますが、違いますでしょうか。
 私は因数分解をやっていて、非常に長い理路をたどり、けっきょく元の式に戻ったことがありまして、自分で笑ってしまったことがあります。数学のセンスが ないんですね。
 語学の場合では、一つ一つにつきあうことが最短距離になります。文どころか、単語を覚えるのにも、一つ一つ覚えるしかないわけです。理系の人が語学を持 ち続けるっていうのは、結構大事なことじゃないかと考えています。

>この一週間で「英語どんでんがえしのやっつけ方」を読み、掲示板も読みましたので、復習をする中での「イメージ化」が大切だということをわかっているつ もりです。特に私は「パズルとしての英語」から脱却したいので、工夫しながら自分なりの「イメージ化」をしてみたいと思います。それから恥ずかしながら英 語学習については挫折の連続でしたので、根気づよく続けていくことをまず第一に考えたいと思います。

 先日らくださん宛てに書いたものに、「パズル」のことについて触れましたが、「切断読み」も一種の「パズル」だと言えないことはありません。ただ、英語 なら英語の語順で動かす「パズル」なのです。英語をかなりやったのに使えない人の場合、日本語の語順で「パズル」をやってしまってある場合が多いはずで す。つまり、英語を日本語に置き換える癖がついてしまっているわけです。
 あるときひょいとできるようになる技法なので、コツというのは言葉にしがたいものがありますが、具体的な日本語(の単語)を意識が脱いでしまうことが必 要です。
 「イメージ化」というとなんだか難しいことのように思われるかもしれませんが、この英単語は「こういう感じ」「こういうこと」っていうのをはっきりと意 識することがコツです。それがうまくできているときは、意識に英単語とイメージだけがあって、日本語(の単語)が「ない」状態になります。
 理屈はそういうことですが、まずは「こういう感じ」「こういうこと」っていうのをはっきりと意識されることをやってみてください。それがはっきりと意識 にある場合、自然に日本語(の単語)は脱いでしまっているはずです。結果的に実現すればいいことです。
 

【13441】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月10日(火)00時18分58秒    編集済
  >まず、改めて「初 心者(初級者)」の定義をしておきたいと思います。根石さんが「初心 者」と表現される場合、それは端的に言えば入学直後の中学1年生だと思います。This is a pen.のthisもisもaもpenも何のことやら分からない。そういう存在です。それに対して私が想定したのは「初心者ならざる初心者」です。混乱を 避けるために「やり直し派」と呼ぶことにします。

・中学の教科書は読めばわかる
・知らない単語はほとんどない
・すらすら音読することはできない
・聞いて間違えずにディクテーションできない
・日本語を与えられて間違えずに英文を書けない
・同等レベルの英語での会話はできない

といった感じであり、非常に多くの「大人」が該当すると思います。

 らくださんの「初心者(初級者)」の定義はわかりました。この6項目のうち、最後の2項目を私は「使えない」と言ってきたと思います。
 この6項目を自覚している人は、初心者なのか中級者なのか、難しいところがあります。もしかしたら、学校英語のせいで、「初心者」にすらさせてもらえな かった人なのかもしれません。知っている語彙数から言えば、とうてい初心者どころではなく、中級も後半に相当するような人(人が狙ってはいる大学に入った ような人)でも、私の定義によれば、「初心者以前」になってしまう場合があります。
 もし非常に多くの大人が挙げられた6項目に該当するのであれば、非常に多くの大人が「初心者以前」なのです。私の定義ではそうなります。

>次に「電圧装置」についてですが、『英語どんでんがえしのやっつけ方』(小学館文庫) で、「電圧装置」は主として単語の練習方法として扱われているわけですが、ここに放り込む素材として、単語だけでなく、短文でも文法問題でも、場合によっ ては英語に限定する必要もない、とされています。私は、この一節をネタに、左側に短文の日本語訳、右側に英文というものを「電圧装置」と表現しました。

 「電圧装置」は、語学用には私の造語ですので、私の定義で使っていただきたくお願い致します。単文だけが「電圧装置」の素材ではありません。「電圧装 置」の素材はなんでもござれなので、単文だけでも「電圧装置」は作れますが、単文だけのものは特殊な「電圧装置」になります。
 「左側に短文の日本語訳、右側に英文」は、それを使って意識が動くのでなければ、ただの例文集です。もちろんブツ(二つ折りにしたレポート用紙)として の、「電圧装置」も、それを使って意識が動くのでなければ、ただの単語集であったりします。肝心要は、意識が動くかどうかです。イメージが動くかどうかで す。

>なぜそう考えたかと言いますと、「やり直し派」がまず取り組むべき学習として、中学レベルの短文の音読・暗唱が挙げられることが多く、また、実際そのよ うな教材が非常に良く買われているからです。

 事情はわかります。

>文のコレクションの「記憶装置」は、英文のみでしょうか?

 私はあれを書いていたとき、英文のみを考えていました。だから、「中級後半以後」の人に向いているとも書いたと思います。英文のみで「記憶装置」になら ないようなら、「言いながら書きながら思う(イメージする)」の練習レベルが低レベルなのだと思います。それが低レベルであるならば、「中級後半以後」と も言えないと思います。

>「記憶装置」だとするなら、やはり訳文とセットのような気がしますが、そうだとするならば、

 私は「そうだとする」ことができません。訳文とセットでなければ「記憶装置」として機能しないものは、初心者向けです。
 英文そのもの、英文だけのものが「記憶装置」にならないのは、個々の語のイメージが本当にはできていないからです。

>中学レベルの短文に対して「やり直し派」は、中級後半と同等ということが言えると考えました。

 私が「中級後半」として考えている人たちは、まったくレベルが違います。私は自分のことを、「中級後半」かなと思うことがあります。「音」と「イメー ジ」について語学論が言える程度の者は「中級後半」程度だろうなと思います。「上級者」というのは、それに加えて、「高速化」がやれる人のことだと思って います。私は自分で語学職人としては資質があるかもしれないと思っているのは、この「高速化」が嫌いだからです。嫌いだから、なるべくやりません。私の英 語っていうのは、そんな程度のものです。そんな程度のものに私は誇りを持っています。これは職人としての誇りです。英語使いとしての誇りではありません。 だって、英語使いなんかを見てると、語学の職人としてはまるで駄目っていうような人が圧倒的に多いですから。

>つまり、「絶対評価」上での「初心者」「中級者」「上級者」という観点とは別に、その学習者が使用するテキストレベルと自分の実力との距離が問題になる という点です。

 「距離」ということで言うなら、どのレベルの人にとっても、「易しすぎず難しすぎない」というテキストを選べば、すべて解決すると思っています。
 

【13442】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月10日(火)00時28分55秒    編集済
   斉藤孝は、日本語 に関してならいいことを言っていますが、英語に関してはまるで駄目だ と考えています。あの人に「音づくり」の観点はありません。  

【13443】
過去ログ   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月10日(火)05時07分7秒
  ももこさんが分類し てくださった過去ログをアップしました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/momokosan/current_index_by_momokosan.html

一部テキストファイルのままですが、今日明日にhtml化します。
 

【13444】
「日本語力と英語力」   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月10日(火)05時10分40秒
  根石さん

そうですね。孝は「「型」の身体化が大切」だとは言ってますが、音作りについては踏み込みがない。後半は英語の専門家の兆史の発言が少なくなり、日本の教 育について語られて英語から脱線してるのが残念です。でも、そうそう!と思える文がたくさんありました。

兆史は文科省の英語教育改革について、専門家の視点で、そして「英語業界のはしくれ」として警鐘をならしている、いわば”異端児”かもしれません。即効、 小学校での英語教育「英語ごっこ」をやめるべき、と書いています。嬉しいです。「コミュニケーション」連呼をやめるとともに「文法、読解、素読、暗誦」な どを含めた「型」の訓練項目を盛り込め、と。

兆史は、ネイティヴ発音塾という番組でも地味に「英語発音の徹底」を指導されてる方なので、もちろん発音を重要視してると思いますが、この本では「音作り の徹底」という点が弱いかも。

明治時代の長崎の通詞が語学のプロとして訓練される過程でネイティブに一人ひとり発音を治してもらったり文法解釈をしてもらったと触れています。
本当に必要な力を、必要な人たちに、効果的な方法で与えていくという作業が成功したから今があるんだろうなと思いました。

本日、息子5回目のレッスンでした。正しい音を出すのは、難しいですが、子どもたちは思いのほか「楽しそう」です。学校の英語授業で見たのは大人が「ほ ら、楽しいでしょ!一緒にやろうよ♪」という雰囲気からくる「楽しさ」の押し売りみたいなもんでしたが。(楽しくないとあの場には居づらい)

また「回転読み」が楽しいようです。以前ゆっくり母さんに教えてもらった録音ソフトで録音していて自分の声を聞いたり、グラフで自分の声の音を「見たり」 するのも面白いようです。先生にほめられるのも嬉しいかもしれないけど、「自分ができた」ってプロセスが面白いのかなと、見ていて思います。長く細く続け ていきたいです。よろしくお願いします。
 

【13445】
過去ログ係   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月11日(水)05時09分23秒
  過去ログ倉庫更新し ました。
13400番(2月1日)までの記事を収録しました。

http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
 

【13446】
村田さん   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 2月11日(水)15時02分20秒    編集済
  夫が土曜日から冬休 みを取得し、お世話する人が増えてしまってなかなか書き込みできませ んでした。すみません。

「ピックアップ版」の作成参加させていただきます。もしよろしければこの前分類したあとからはじめていこうと思います。
そして、余裕ができたら、過去ログに入っているものもやってみたいなと思っています。

出来上がったものはメールでお渡しします。よろしくお願いします。
 

【13447】
ももこさん   投稿者:村 田  投稿日:2009年 2月12日(木)05時19分9秒    編集済
  「ピックアップ版」 の作成参加表明、ありがとうございます。
続きはこの前に分類していただいたところからでお願いします。
メールはこのアドレスの方へ送ってください。

それから、切り貼りする際、1つの記事と次の記事の間に<hr>という記号を入れていただけますか。
こういう感じです。

===================
記事1
本文

<hr>

記事2
本文

<hr>
===================

お手数ですが、よろしくお願いします。

本当に時間のある時で結構ですので、無理をなさらないでくださいね。
 

【13448】
根石さんへ   投稿者:ゆっくり母  投稿日: 2009年 2月12日(木)12時01分7秒
  すみません、ご相談 があり、メールをいたしました。
よろしくお願いいたします。
 

【13449】
根石さん   投稿者:Piggy  投稿日: 2009年 2月13日(金)19時50分38秒
  1回目のレッスンの 感想に対するお返事をありがとうございました。また振込先の番号も手 元に控えました。

おすすめに従って、自分の読みを記録しておくつもりです。
それからSkypeでのあいづちの音の時間差についての理由、そういうことでしたらもう気にしません。

回転読みの感想は、もう少し続けた後で書きたいと思います。
私の専門が理系であることと、私の語学に対する態度との関連を考えたことは今までありませんでしたが、自分にとって合理的と思える手段で最短距離をたどる ことを求めて、いたずらにさまよっていたかもしれません。「語学の場合では、一つ一つにつきあうことが最短距離になります」、ということを肝に銘じておき たいと思います。
 

【13450】
Piggy さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月14日(土)02時16分44秒
  言いたいことを受け 取っていただいてありがたく思いました。
今後ともよろしくお願いします。
 

【13451】
根石さん   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月16日(月)15時56分34秒
  ももこさんが整理し てくださった掲示板ピックアップ版のおかげで小学校英語教育のビラを バイクで配達していたという記事も拝見することができました。

まさに!私も手配で配りたいくらいです(が、現実には、難しいですが)

私が日記を書いているSNSにおいて、素読舎の紹介という形で根石さんの小学校教育導入についての文章を紹介してもよいでしょうか?

現在『英語を子供に教えるな』(市川力)を読書中です。
 

【13452】
語学論データベース用14   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月17日(火)02時31分53秒    編集済
  14------- -------------------------------- ---------------
根石吉久「掲示板・大風呂敷」(teacup)2001.9.20
1022, , ○

>もし、”卑怯”という言葉を口にするのであれば、その言葉はむしろ、報復爆撃を空
から行う者に向けられるべきであって、他の人間を殺すためには、自らの命をも断つこ
とを覚悟した者に向けられるものではない。(スーザン・ソンタグ)

 日本人は、飛行機に乗る一般の乗客の身になることや、高層ビルにオフィスがある会社の一社員の身になってみることはできる。しかし、爆弾を落とされて死 ぬ者や、負傷し血を流す者の身になってみることは難しい。そんなことって本当にあるの?で事は片づけられる。
 爆弾を落とされて死んだり、負傷する我が身よりも、旅行のためであれ、仕事のためであれ、飛行機に乗って(アメリカ国内を)移動したり、高層ビルのオ フィスで働く我が身の方が近しいものとなった。それはそう「なった」だけであり、日本人の「我が身」とは実は関係がない。
 どちらの想像が我が身と重ねやすく容易であるかというだけのことだ。
 一方の想像を容易なものにし、一方の想像を困難なものにしているものは何か。高度資本主義と日米安保条約というものの他に何があるか。
 アメリカに生まれたアメリカ人は、爆弾を落とされて逃げまどったことを経験した者はいない。そういうアメリカの特殊事情があるが、この特殊事情は、日本 の初老以下の年齢層にも重なる。(私もその特殊事情の下に育った者だ)
 第二次世界大戦以後、爆弾や銃弾を浴びせられることをまぬかれ続けてきたのは、資本主義が高度資本主義の段階に突入した国の人々だけである。そういう特 殊事情があるだけだ。

 世界の現実は、その特殊事情の外側にある。

 特殊事情の内側にいる人々は、ソビエトや中国の洗脳、アラブのイスラム学校がやるような洗脳をまぬかれていると幻想しているが、幻想しているだけではな いのか。日本人の「普通の生活」が飛行機に乗り移動することや高層ビルのオフィスで働くことのイメージに重なりつつあるということは幻想ではないのか。 (この幻想のために、日本やアメリカでは「成績幻想」が猛威をふるっているのではないのか。つまり、テストの点のことだ)
 爆弾を落とされること、具体的に物理的に攻撃されることは、「自由で平和で上品な」この国で起こることはありえないとアメリカ人は思ってきたはずだ。移 民たちが住むニューヨークという反アメリカ的なところに住む人々はともかく、広大な田舎や点在する田舎町に住むアメリカ生まれのアメリカ人たちはそう思っ て生きてきたはずだ。戦後生まれの日本人の多くもその幻想を自分の幻想として生きてきたはずだ。安保条約というねじれたへその緒を通じて流れる幻想の血に よって生きてきたはずだ。

 世界の現実は、この幻想の繭の外側にある。
 その事実を高度資本主義がまき散らすたて続けのイメージや幻がかき消すだけだ。
 現実は血を流して、今もある。

 スーザン・ソンタグはそう言っているのではないか。
 オックスフォード・ケンブリッジからアメリカに渡った二流学者とは違って、ニューヨークを呼吸し続けたスーザン・ソンタグは、血を流している世界の現実 から離れない。私は日本の戦後市民社会も信じないし、戦後民主主義も信じていない。しかし、スーザン・ソンタグの民主主義なら信じられる気がする。

 アジア的農村に育った者が持ち続ける日本の高度資本主義との「関係のなさ」を、ソンタグは理解するだろうか。この「関係のなさ」が、現実との接点を失い 続けて、一つの接点もみつけられないところまで押し込められた時、日本の中高年の自殺が量として現象する。
 彼らは日本の高度成長とその後を担った人たちだ。
 おそらく、この自殺が体力を備えれば、若年層の精神の不安定、心の病になるのだ。
 こんな馬鹿げた国が他にあるのか。
 アメリカのいいなりを続けてきて、中高年の自殺を招来し、若年層の心の居所を失った国。
 この国のヒューマニズムは底上げされたまんじゅうのようなものだ。

 本当に心が良くてヒューマンであるのか。底上げされたからだけのことではないのか。
 底にあるのは損得勘定以外の何かなのか。
 その底のもっと底はあるのかないのか。
 宮本常一「忘れられた日本人」は書店に届いているだろうか。

 語学をやって語学力を持つだけなら、語学にやられる。
 肝心なものは語学力ではない。語学論という思想だ。
 

【13453】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月19日(木)00時00分56秒
   遅くなり申し訳あ りません。このところ連日、薪を切っており、夜になると疲れ果て、 やっとレッスンするくらいで、掲示板に書く力が残りませんでした。

>私が日記を書いているSNSにおいて、素読舎の紹介という形で根石さんの小学校教育導入についての文章を紹介してもよいでしょうか?

 どうぞお使い下さい。出所だけ明記していただけばどのように切り取って使っていただいても結構です。引用した場合は、掲載のページのURLを大風呂敷に 書いておいていただければありがたいです。
 

【13454】
過去ログ係   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月19日(木)00時44分57秒    編集済
  過去ログピックアッ プ版 1500番台までアップロードしました。
ご利用ください。

http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
 

【13455】
根石さん   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 2月19日(木)10時57分31秒    編集済
  お返事ありがとうご ざいます。了解しました。ご多忙の様子についても、了承しました。

私はものすごい勢いでいろんなことを吸収し、また、発散(?)しつづけなくてはいけないことを感じ毎日が刺激的です。

自分の伝えたいことを伝え、説得させるための「論法」というものを身につけている真っ最中かもしれません。1年後には少しでもレベルアップしていたいで す。根石さんの「同じ事を言い続ける姿勢」(信念ですね)と「直喩の多用によるわかりやすさ」(説得力) とても勉強になります。
 

【13456】
根石さん   投稿者:ノンノン母  投稿日: 2009年 2月19日(木)12時56分11秒
  根石さん 娘のレッ スンではお世話になっております。ニュークラウンのCDですが、早速 購入しました。リスニングCDとなっておりますが、会話と会話の少しの間に声を出して練習することができます。これは日頃のレッスンの成果だと思います が、CDのスピードに余裕でついていけてるような気がしました。
今家では、根石さんの教材を使って書く練習をしています。「言いながら、書きながら、思う」ということを意識するようには伝えているのですが、口にだしな がらというのが
なかなか慣れないようです。文を書いたあとに読んで、間違いに気付くことはあるようです。
教材の音読ですが、娘は私たちとちがって毎日続けることをすっかり習慣にしてしまいました。主人も私もときどき恥ずかしくなることがあります。
それからももこさんが、分類してくださった電圧装置のところがとても助かっています。
イメージする、思う、ということ、を分からなくなるたびに読んでは納得しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

【13457】
今日のレッスン   投稿者:Julian  投稿 日:2009年 2月21日(土)17時49分2秒
  今日(2月21日 (土))午後11時からのレッスンですが、風邪のためお休みさせてくだ さい。  

【13458】
Julian さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月21日(土)22時46分31秒
  承知しました。
お大事に。
 

【13459】
今日の息子のレッスン   投稿者:ゆっくり母  投稿日: 2009年 2月23日(月)13時54分34秒
  根石さん、先週の息 子への丁寧なガイダンス、ありがとうございました。
おかげさまで息子もリラックスでき、良い方向へ行きそうです。
ほっとしました。
ご報告が遅れてごめんなさい。

それから急なのですが、先ほど息子は熱を出してはや引きして帰ってきました。
今日のレッスンはお休みさせようと思います。
よろしくお願いします。
 

【13460】
ゆっくり母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月23日(月)17時37分57秒
  お休みの件、承知し ました。
お大事に。

ガイダンスってほどのことではないのですが、ちょっと話してみたかったので。
しばらく、一対一でやらせていただけるとありがたく思います。
 

【13461】
根石さん ももこさん   投稿者:ノンノン母  投稿日: 2009年 2月27日(金)21時29分57秒    編集済
  今日のレッスンです が、主人から仕事の都合で間に合いそうもないと連絡がありました。
申し訳ありません。私だけの参加になります。
よろしくお願いします。
 

【13462】
本日のレッスン   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 2月27日(金)21時43分21秒
  出先から戻れなく なってしまいました
申し訳ありませんがお休みさせてください。
 

【13463】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月27日(金)22時06分9秒
  承知しました。
留守電に吹き込んだもの、無視して下さい。
 

【13464】
ももこさん   投稿者:ノンノン母  投稿日: 2009年 2月27日(金)22時55分35秒
  ももこさん こんば んは。
次回のレッスンですが、
新22、復習7〜11
テキストは 検索 半角で2回目の「30上」からになります。
(What's the reading? の行で終わってます。)
よろしくお願いします。
 

【13465】
ノンノン母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月27日(金)23時31分20秒
  ももこさんへの連絡 ありがとうございます。これをやっていただけると大変助かります。
旦那様のお休みの件、承知しました。
読むのが遅れて申し訳ありませんでした。
 

【13466】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月27日(金)23時34分49秒
  >テキストは 検索  半角で2回目の「30上」からになります。

半角の「30」を二回検索して下さい。「30」と「上」の間に半角一文字か全角一文字分の空白が入っていたような記憶があります。「上」を含めて検索する とうまくヒットしないと思いますので、よろしくお願いします。
 

【13467】
ノンノン母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月28日(土)00時23分15秒
  >根石さん 娘の レッスンではお世話になっております。ニュークラウンのCDですが、早 速購入しました。リスニングCDとなっておりますが、会話と会話の少しの間に声を出して練習することができます。これは日頃のレッスンの成果だと思います が、CDのスピードに余裕でついていけてるような気がしました。

 出費ありがとうございます。
 中一のCDはかなりゆっくりめに吹き込んであるので、普段私のレッスンを受けてくれている小学生には余裕でついていけると思います。

>今家では、根石さんの教材を使って書く練習をしています。「言いながら、書きながら、思う」ということを意識するようには伝えているのですが、口にだし ながらというのが
なかなか慣れないようです。文を書いたあとに読んで、間違いに気付くことはあるようです。

 「言いながら」が難しいなら、「書きながら、思う」だけでも大丈夫です。
 「言う」ことに関してなら、普段のレッスンで言えるようになっていますから、「書きながら、思う」をよくやるように伝えて下さい。

>教材の音読ですが、娘は私たちとちがって毎日続けることをすっかり習慣にしてしまいました。主人も私もときどき恥ずかしくなることがあります。

 ここを読んで、一番うれしく思いました。娘さんが、英語を面白いと思ってくれたのだと思っています。

>それからももこさんが、分類してくださった電圧装置のところがとても助かっています。

 私も助かっています。ももこさん、ありがとうございます。
 「電圧装置」をやるための元になる練習が、「言いながら、書きながら、思う」です。レッスンを受けてくれている生徒さんは、「書きながら、思う」です。 これをよくやるように娘さんに伝えて下さい。必ず力がつきます。
 

【13468】
無題   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月28日(土)00時30分13秒    編集済
   インドから帰って からだったという記憶がありますが、らくださんに向けて書いたものの 中に「初心者以前」という言葉を使いました。これについて、このところ考えています。
 また、p子さんを相手にレッスンしてきて、最近苦情を言うことが多くなりました。これについても考えてきましたが、p子さんが「技法グラウンド」と「回 転読み」の関係が理解できていなかったのだと思いました。これをまず理解していただいて、実践していただいてからでないと、「切断読み」の説明ができない のですが、すでにp子さんに「切断読み」の説明をしてしまいました。
 まあ、いいか、とも思っています。
 まずは混乱していただけば、少しずつ理解が整序されていくはずですから。
 「初心者以前」についてと、「技法グラウンド」と「回転読み」、「回転読み」と「切断読み」の関係について、今後少しずつ書いていく予定です。
 

【13469】
インド・サンガネール染め   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月28日(土)00時55分23秒    編集済
  英語と関係のないこ とを書かせて下さい。

インドに行って、誰でも行こうとするバナラスに行きませんでした。
インドは私にはとても敷居が高いのですが、いつかバナラスに行けるだろうと思っています。
デリーを歩き回り、ジャイプールで布を買って、人と話をしていただけでした。

日本に帰って、何人もの人に布を買っていただきました。
もう、宿代は元がとれているはずです。
今は、飛行機代の元をとろうともくろんでいます。

で、この掲示板をお読みの生徒さんに、布を見ていただけないかと思いました。
ご近所の方やお友達を誘っていただき、なるべく多くの方に見ていただきたいと思います。
私の買ってきた布は、我が家では、評判がいいです(厳しい娘も、OKを出しました)。
申し込んでいただけば、こちらでアソートして、宅急便でお送りします。

布の一枚一枚に値段をつけておきます。見ていただいて、値段と相談して、気に入ったら、どなたにお買い求めいただいてもうれしいです。こいつはいいや、と 一度しっかりと思った布ですので、売れると少しは淋しいですが、売れると、また私はインドに行けます。

インドはやっぱり強烈です。

ご連絡いただいた生徒さんは、ご自宅にお友達やご近所の方をお招きすることになると思いますので、お礼にストールを一本プレゼントさせていただきます。

申し訳ありませんが、この企画は「スカイプ(電話)でレッスン」の生徒さんに限らせていただきます。

ご連絡いただいてから、なるべく早めに発送致します。
一応、お預かりいただく期間は2週間程度でお願い致します。

一人の生徒さんにお預かりいただいている間は、次の生徒さんにお送りするのをお待ちいただくことになるかもしれませんので、その点、よろしくお願い致しま す。

送料は往復ともこちらで持ちます。
一枚も売れなくても文句を言いません。それほどよい子にする覚悟です。
 

【13470】
インドの布について   投稿者:I村  投稿日: 2009年 2月28日(土)11時58分14秒
  根石さん

写真で見せていただくことは可能でしょうか。
送っていただくより気軽に見ることができると思います。
 

【13471】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 2月28日(土)16時38分35秒
  今夜、御柱祭の寄り 合いがありまして、遅くなりそうです。
チョムスキー読み、今日はお休みさせてください。
 

【13472】
I村 さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月28日(土)21時29分29秒
  焼き物なんかもそう なんですが、写真では質感がわからなくなってしまうのです。雑誌のグ ラビア程度の写真の質が確保できればともかく、数万円のデジカメのデータでは、とうてい質感がわからないのではないかと思います。
でも、模様の線なんかは写真でもわかりますので、ひとまず写真のデータを作ってみようかと思います。今、薪を積み上げてあるので、そこに掛けて写真をとれ ば大きいものも写真になるなと思っています。
 

【13473】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 2月28日(土)21時30分55秒
  承知しました。  

【13474】
Oさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 1日(日)21時27分49秒
  郵便貯金総合通帳の 番号です。


記号 11180
番号 21641261
名前 根石吉久
 

【13475】
インドの布について   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 3月 2日(月)07時17分32秒
  インドの布とっても 興味があります。
サンガネール染めというものをはじめて知りました。
大体の大きさとお値段が分かると助かります。(そのほうが声がかけやすいのです^^;)
もしよろしければお願いします。
 

【13476】
根石さん   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 3月 2日(月)22時07分13秒
  レッスン、ありがと うございました。
子どもたち、毎週、楽しみにしているようです。

メールを送りますので、後で見てください。

レッスンを録音しようとすると通話が途絶えてしまう原因がわかりません。最初のレッスンではうまく録れていたのですが、原因不明なのです。調べてみます。
 

【13477】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 3日(火)01時04分59秒
  >子どもたち、毎 週、楽しみにしているようです。

 こういう報告が一番うれしい報告です。ありがたく思っています。

録音については、メールで返信させていただきました。
よろしくお願い致します。
 

【13478】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 3日(火)01時16分16秒
  サンガネールはジャ イプールという町の郊外にあります。伝統的に染めの町だろうと思いま す。実は私もサンガネールには行っていません。サンガネールの工場が、ジャイプールの町にショウルームを持っているので、ジャイプールにいながら布を買う ことができました。次回、インドに行ったら、きっとサンガネールに行って染めの工程を見たいものだと思っています。

大きさと値段も大事なのですが、I 村さんに書いたように、ネットではどうにも質感がわかりません。質感を私が保証して、大きさと値段を書けとおっしゃるなら書くことができます。しかし、布 には織りの厚みもあり、大きさと値段を見ても納得できないデータが生じることを避けられません。

I 村さんの言われた通り、ひとまずデジカメで布を写真に収めてみようと思っています。
今日も三万円ほど売れましたので、写真は残っている布を撮ったものだけになります。
まだ、いいものが残っているのでなるべく用事をやりくりして、写真を撮りたいと思います。
 

【13479】
根石さん   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 3月 3日(火)07時24分31秒    編集済
  やはりそうですよ ね・・・。ネットショップで布を買うことがあって、写真で判断するのも 難しいなと思うので、無理をいってスミマセンでした。おそらく私が1枚は買うとおもいますので送っていただいてもいいでしょうか?  

【13480】
根石さん   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 3月 4日(水)14時56分16秒
  録音の件について、 了解しました。
また、メールを書いていますのでお暇なときに開けてください。

「素読舎のビラ内容について、SNS記事に紹介していいか?」という件について
ご了承ありがとうございます。さっそく引用元URLを貼って紹介させていただきました。
このページにもリンクを貼りたいのですが、紹介制サイトの為、urlの引用はできません。
すみません。また、書籍紹介のコーナーもあるのですが「どんでん英語のやっつけ方」を紹介させていただきました^^
 

【13481】
「言いながら書きながら思う」  投稿者:村田  投稿日:2009年 3月 4日(水)22時35分9秒    編集済
  分室でも「言いなが ら書きながら思う」練習をするように言ってきました。
何度も何度も復習して、音づくりができた文について、言いながら、書きながら、音と意味をひとかたまりに結びつけ(イメージ化し)、瞬時に意味を言えるよ うにするように言ってきました。中学生が三人いますが、三人とも自分で実践していました。そのうちの一人からこんなことを聞きました。

脳科学者の茂木健一郎さん出がているテレビ番組で、英単語を声を出さずに書いて覚えるのと、英単語を声を出して読みながら書いて覚えるのはどちらがよく覚 えるか、という実験をしていたそうです(被験者は高校生とのこと)。声を出さずに書いて覚えた人は、5個しか英単語を覚えられなかったのに対し、声を出し ながら書いて覚えた人は20個覚えられたそうです。
その番組を見て、彼は茂木健一郎の「脳を活かす勉強法」という本を読み、その中に「言いながら書きながら思う」ことに似た方法に科学的な裏付けがあるのを 知り、一層「言いながら書きながら思う」に身を入れるようになったということでした。

私は茂木さんの本は未読なのですが、その塾生の話を聞いていると、「言いながら書く」までのことは書いてあるらしいのですが、「思う」については書いてい ないようでした。

「言いながら書きながら思う」…こう書くと「なんだ、当たり前のことじゃないか」と言う人が大勢いると思います。でも、「言いながら書く」までは頭で考え ても納得行くかもしれませんが、その後に「思う」がつくのはただ頭で考えてもわからないと思います。音と文字と意味を結びつけ、一瞬にして取り出せる「イ メージ」を形作ること。これがあるのとないのでは大違いです。語学の内側に入り込んで考えた人にしか言葉にできないリアリティ、それが「思う」の部分だと 思います。

塾生には、これからは「思う」ことも、もっとやってね、と言いました。
 

【13482】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月 4日(水)22時36分48秒
  素読舎新聞の方、す みませんがあと1日お待ちいただけませんか。よろしくお願いします。  

【13483】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 5日(木)00時03分5秒
  承知しました。
急いでいませんので、近いうちに、ということでいいです。
明日は山登りと、鋳物師屋の協議員会で印刷は無理ですし。
鋳物師屋の協議員会で配る予定の文書を、「住環境に文句・・・」の掲示板に貼り付けておきますので、読んでみて下さい。
協議員も二年目に入りますので、そろそろ少し喧嘩を売っておこうと思いました。
 

【13484】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 5日(木)00時09分17秒
  >「素読舎のビラ内 容について、SNS記事に紹介していいか?」という件について
ご了承ありがとうございます。さっそく引用元URLを貼って紹介させていただきました。

 SNSっていうのが何なのかよくわかりませんが、よろしくお願い致します。
 たいがいはお任せします。

>このページにもリンクを貼りたいのですが、紹介制サイトの為、urlの引用はできません。
すみません。また、書籍紹介のコーナーもあるのですが「どんでん英語のやっつけ方」を紹介させていただきました^^

文庫は版元で品切れだと思いますので、せっかく紹介していただいても読んでいただけないかと思います。でも、ありがたく思っています。
一冊ばらばらにして、台紙に貼り付けたものを版下にして、拡大モードで自分ちの印刷機で刷るってことをやると、小学館の何かの権利を侵害したことになるん だろうか。そろそろそういうことをやらないと、新しく興味をもってくれた読者に手渡すことができません。
大手出版社っていうのは、新しくじわじわと出てくる読者を無視するところが不都合です。
 

【13485】
江戸の母さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 5日(木)01時02分24秒
  メール読ませていた だきました。すべて了解しました。
ありがとうございました。
特にコメントすることはありませんので、こちらで連絡させていただきます。
保育園だか幼稚園だかの運営について、区議やら区長やらと喧嘩する場合は、書き言葉で記録し、みんな公開してしまうのが良策かと想いました。
 

【13486】
本のコピーについて   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 3月 5日(木)01時57分36秒
  絶版 著作権 と検 索をかけたらこんなページがひっかかりました。
http://okwave.jp/qa453793.html
絶版 版権 と検索をかけたらこちらのページがひっかかりました。
http://q.hatena.ne.jp/1188817615

引用したほうがいいのかもしれませんが、子供が起きちゃったので、とりあえず書き込みしておきます。
 

【13487】
書き言葉   投稿者:江戸の母  投稿日: 2009年 3月 5日(木)11時27分41秒
  絶版の本、うまく復 活できると良いですよね。(ちなみに、アマゾンですと中古で取扱が数 点ありましたよ)

役所とは「喧嘩」じゃなくて「話合」したいんですけど、なかなか認めてもらえません(汗)”住民参加”は、面倒で、邪魔なんでしょね。アドバイスありがと うございます。
 

【13488】
メール転写   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月 9日(月)01時36分14秒
  H様

 丁寧なメールをいただきありがとうございました。

 小学2年3年くらいの子供は、テキストに書いてあることがよくわからない
まま、私の読みを拾って、そのまま字の上にかぶせていきます。この過程で、
学校の学年相当の漢字配分などとまるで関係なく、字と音との間にゆるい関係
が形成されます。しばらくの間は、ただ「かぶせる」ということを続けます。
そのことで、字が少しずつ目になじんでいきます。よくなじめば、字から音を
起こすことができるようになりますが、そのことを決して急がせる必要はあり
ません。
 漢字がいくら難しかろうと、「かぶせる」ことをやるだけなら何の問題も生
じません。字を見ながら声を出して読むということに慣れていない子供は、ご
く初期に困難を覚えるかもしれませんが、もうそろそろ慣れてきていますので、
そんなにご心配は要らないと思います。
 漢字に音を「かぶせる」のとまったく同じで、英単語にも音を「かぶせる」
ことができます。人々が思うほど、子供にとっては大したことではありません。
ごく初期にとまどうだけです。

>ウチに帰ると、さっきやったことを何度も何度も口に出しています。(その日だけ
なのですが 笑)

 私にはこれはすごくうれしいことです。
 いやがっていないだけでなく、おもしろがってくれているということなので、
私が勇気づけられます。これからもやってくれるようにと私が希望していること
をお子さんに伝えていただけたらと思います。

>先生のご本もお借りして、空いてる時間を利用して、興味深く読ませていただいて
 おります。

 多少書きにくい掲示板でしょうが、「大風呂敷」の方に感想などお書きいた
だけたらうれしく思います。

 今後ともよろしくお願い致します。

p。s。 素読を使ったレッスンの様子が多少わかってもらえると思いますので、
     私のメールを個人情報を伏せて「大風呂敷」に転写させて下さい。


素読舎
根石吉久
09/03/09
 

【13489】
根石先生   投稿者:片原  投稿日: 2009年 3月 9日(月)20時54分20秒
  すいません。
私の勘違いで,妹と曜日交換し,土曜日のレッスンを受ける事がまだ可能だと思っていて,13日もその様にしようと考えていました。なので,13日も申し訳 ありませんが欠席でお願いします。
 

【13490】
根石先生   投稿者:片原  投稿日: 2009年 3月 9日(月)20時55分48秒
  すいません。
私の勘違いで,妹と曜日交換し,土曜日のレッスンを受ける事がまだ可能だと思っていて,13日もその様にしようと考えていました。なので,13日も申し訳 ありませんがお休みでお願いします。
 

【13491】
素読舎新聞   投稿者:村田  投稿日: 2009年 3月10日(火)02時48分29秒
  素読舎新聞を素読舎 HPに掲載しました。
一番下の方にあります。
どうぞご覧ください。

本当はurlを書いておくべきなのですが、さきほどからurl書いた記事は何度もエラーではねられてしまいます。以前と同じようにteacupの運営がま た素読舎HPのあるNINJAのサーバをアクセス規制対象にしているようです。
teacupは有料なのに使いにくくて困ります。
teacupの方には規制を解除するようにメールしたところです。

皆様、お手数ですが、掲示板の上の方の素読舎HPのリンクをクリックしてお読みください。
 

【13492】
根石さん   投稿者:ももこ  投稿日: 2009年 3月11日(水)11時31分8秒
  布とどきました。素 敵な布が沢山あってわくわくします。
これからゆっくり拝見します。
早々にお送りいただきありがとうございます。
 

【13493】
だます人だまされる人・グッドモーニン、えぶりばでー。  投稿者:Jackie  投稿日:2009年 3月11日(水)20時20分20秒    編集済
  だまされない人が 「おかしい人」というレッテルをはられる。

ちょっと恐ろしい世の中です。

小学校の英語ごっこ、教育に「それはおかしい」といっても、
周りが「子どもに英会話を!」という保護者が多ければ
「それはおかしい」という人のほうが「おかしい人」にされてしまう。

私は非国民ですから、
自殺者が年間4万人近くでていて、それを政府が助けようともしていないのに、
拉致被害者数人の命には必死になる政府、そして大々的に報道するマスコミに辟易しています。でもそんな私は少数派でしょう。日本のみなさんは心やさしいで すから。

不法滞在の家庭のフィリピン人の女の子を強制送還するな!募金を!との報道に
女の子に同情し、または募金もする人もいるだろう世の人々が、
親のリストラなどで高校中退せざるえなくなった、子ども達に手をさしのべるだろうかというと???

ブラジル人労働者の失業で、中学にいけなくなった児童には、手厚い保護をするらしいのに、親の失業などで、高校中退する日本人の学生には、なんの保護もな い。疑問でしょ?疑問。
でも心やさしい日本人の人々は、それに疑問をもたないのです。


小沢にだけ、捜査がはいって、自民党には二階ぐらいにしか操作が入らない不思議。自民のドン森は捜査されない不思議。

さすがにこれ、皆さんすこしはおかしいと思ってはいるようですが、怒涛なる小沢献金疑惑報道におざわだけが悪者にされていく。
「やっぱり小沢さんは古い自民だからだめだね、モットクリーンなひとを」と洗脳されてしまう。


竹中は宮内は?かんぽの宿はどうなった?
これこそカイカク利権。

「カイカク改革」実は改悪なのに、カイカク改革といいことのようにいわれて、
カイカクされた、生活破壊された今でさえも「それでもカイカクは必要」と思ってる人がいる。言葉にだまされてしまう。


マンゴー宣伝の知事、テレビでずっぱりのマンゴー売りが、「立派な知事」ともてはやされる不思議。支持率が高い不思議。地道でがんばってる知事にはすぽっ とらいとは当たらない。


地道な英語にはスポットライトが当たらない。


「おかしいよ、おおさまは裸だ!」

といっても「王様が裸なんて、この人おかしいんじゃないのw」と、
目を覚まさない人々、目を覚ませない人々が多すぎる。


ではシーユー。
 

【13494】
こんなコトバ見つけました。   投稿者:英語嫌い人  投稿日: 2009年 3月12日(木)00時11分24秒
  マハトマ・ガンジー 「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」  

【13495】
片原さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月13日(金)02時55分22秒
  13日のレッスンを 休まれる件について承知しました。
早く運転免許がとれるといいですね。
 

【13496】
素読舎新聞   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月13日(金)02時57分28秒
  村田君、作りかけの ホームページへの掲載ありがとう。

皆様
「素読舎新聞」は、発行人が根石吉久になっておりますが、文章を書くことからレイアウトまですべて村田君がやってくれています。
 

【13497】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月13日(金)03時01分18秒
  布は女房が選んで箱 に詰めて送りました。
私もちょっとだけ見ていましたが、やたらクッションカバーが多かったような気がしました。他の用事でちょっと立って見ただけで、何も言いませんでした。今 回は大きな箱で送れませんでしたが、実はダブルベッド用の布団カバーなど大物もいくつかあります。
長野の方においでの際はお立ち寄り下さい。残っていれば広げてお見せします。見て頂くだけでもうれしいです。大物はなかなかの迫力です。
お送りしたものは今後2週間程度お預けするということでよろしくお願い致します。
 

【13498】
Jackie さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月13日(金)03時07分4秒
  いい記事をありがと うございました。
誤植が気になったところがありました。

>小沢にだけ、操作がはいって、自民党には二階ぐらいにしか操作が入らない不思議。
自民のドン森は操作されない不思議。

「操作」→「捜査」だと思います。

>でも心やさしい日本人の人々は、それに疑問をもたないのです。

 「心やさしい日本人の人々」は皮肉が効いていて、なかなかいいのですが、そういう人たちも、記事にあんまり誤植が多いと、それについては疑問を持つと思 います。
 

【13499】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2009年 3月13日(金)03時15分4秒
  以下、スカイプ素読 会用データです。追加しておいて下さい。処理が違っていたら、直して おいていただけるとありがたい。

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マハトマ・ガンジー, こんな言葉みつけました,掲示板「大風呂敷」,20090312, 英語嫌い人, ガンジー

明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ
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【13500】
文字の書き間違い   投稿者:Jackie  投稿 日:2009年 3月13日(金)16時27分57秒    編集済
  根石さん、ご指摘あ りがとうございました。
文字の書き間違い、訂正しておきました。

よく、漢字の書き間違いします。見直すのですが、間違いも目の中に入ってしまい見落とすことも多い。やっぱり私はADDらしい。