【12901】
ももこさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年11月28日(金)04時11分8秒
  連絡がとれてほっとしています。
無事出産されたようで、安心しました。

携帯電話の件、わかりました。寝るのも起きるのも、赤ちゃんに合わせるから、もうやたらに眠くなるということは、うちの女房と話して承知しておりました。

>産後2ヶ月が経過し、上二人の子が助手として活躍してくれているため、何とかやっていけそうな気もしています。授乳しながらレッスン受けたりすることも あるかもしれませんが・・・。このまま休んでしまったらなんだか英語から遠ざかってしまいそうで・・・。

 そうですか。あかちゃんにさしさわらないようにやっていただけるなら、私の方も継続して欲しいと思っておりました。旦那様か二人の上のお子さんの協力が 必要になるでしょうから、継続される場合は、家族の人たちによろしくお願いして下さるよう、私からお願いします。

>ゴーストの教材も全く練習が出来ていない状態で、目も当てられない状態になりそうですが、12月からレッスンを再開したいと考えています。そうなると1 日が月曜日なので、1日からでよろしいでしょうか?

 ここから面倒なお願いになりますが、掲示板上で、ゆっくり母さん、ノンノン母さん、巴里子さんと話していただけると有り難く思います。どなたにも私から 掲示板上で話していただくようお願いする予定です。私が方々に連絡し、それぞれの都合をお聞きし、調整するのが筋ですが、やっていただけるようなら、生徒 さん同士でそれぞれの都合を掲示板上で相談していただきたいと思っています。

 調整に多少時間が必要ですので、12月はその調整に使い、レッスンは新年からということでやらせていただけたらと思います。12月は調整だけに使います ので、12月分のレッスン代金は払い込まないでおいて下さい。

 現在、月曜9時からの枠が空いています。
 月曜7時半の枠がももこさんが使っておられた枠ですが、この枠で、11月、スカイプを使い、ゆっくり母さんとお子さんが、「無料お試し」をしてください ました。ももこさんが、従来通り月曜7時半を使われる場合は、ゆっくり母さんとお子さんに、月曜9時からの枠をおすすめすることになりますが、小学3年生 のお子さんだど、少し遅すぎる時間枠かなとも考えています。双方の都合を、掲示板で話していただけたらと思っています。

 ノンノン母さんは、旦那様と一緒にスカイプで、金曜10時からレッスンを受けられています。この枠にももこさんに合流していただくことも可能ではないか とも考えています。まだノンノン母さんには、そのことをお話してありません。
 こちらに合流していただいた場合は、一枠1万2千円という代金の3分の1を負担していただき、一人4千円でレッスンを継続していただくことが可能になり ます。少し自習をしていただければ、レッスンの効果の目減りはないと思いますので、どなたにもお得になると思います。

 ノンノン母さんの枠と同じように、友達と二人でレッスンを受けておられるのが巴里子さんです。こちらは女の人二人で一枠を使っておられます。こちらにも 合流が可能です。時間は金曜10時40分からになります。お金については、やはり一人4千円ということになります。巴里子さんにも、さらにもう一人合流す るかもしれないという話はしてありません。

 他にもスカイプを使っている生徒が二人いますが、一人は7万行台、もう一人は5万行台をやっており、今の時点での合流は無理かと思います。

 私の方で調整すべきだなと思うものの、方々に電話して、一人と連絡がとれても、他の方が留守で連絡がとれなかったりして、なかなかうまくいきません。

 関係の皆さんで、12月中に相談していただくことをお願いしたいと思います。
 


【12902】
レッスンの件  投稿者:ももこ  投稿日:2008年11月28日(金)05時46分35秒
  根石さん、いろいろご配慮ありがとうございます。
私の希望を書かないと始まらないと思いますので、あつかましいのですが、希望を書いてしまいます。

ノンノン母さん巴里子さんお二方がよろしければどちらかに入れていただけるとうれしいです。お二方どうぞご検討をよろしくお願いします。

合流が難しそうであれば、月曜9時の枠に移れると助かります。実はレッスン直前に子供たちをばたばた〜〜っと寝かせる(布団にいれる)までしてからレッス ンだったので、私はレッスンの時間が遅くなるほうが助かります。

私にとってはどの選択肢も渡りに船でとってもありがたいです。
 

【12903】
ももこさま  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年11月28日(金)08時18分15秒
  はじめまして。ゆっくり母です。
ご出産おめでとうございます♪
三人目ですか〜!三人目は孫気分だと聞くので、味わってみたいな、と思うのですがなかなか夫婦間の意見がまとまりません。
産休中にレッスン枠をジャックしてしまい、申し訳なく思っていたので、書き込みを拝読して安心しました。
いつかは私も大人のレッスン(怪しい響)に合流できるようになりたいものです。
今後ともよろしくお願いします。
 

【12904】
ももこさま  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年11月29日(土)00時22分15秒    編集済
  はじめまして。ノンノン母といいます。お子さんのご誕生おめでとうございます。
新しい家族が増えるって素敵ですね。にぎやかそうな暮らしが想像できてなんだか私まで
幸せな気分になりました。

レッスンの合流の件です。3人でのレッスンについてですが、
私も主人もOKですよ。
ただ、私たちのパソコンなんですが、ごくたまにスカイプの調子が悪くなることがあります。
原因がわかればいいのですが、今のところわからないのです。
もし3人でレッスンを受けてる場合に中断するようなことがあればご迷惑おかけすることになってしまいます。
そのようなことがあれば申し訳ないです。そんなことが心配になりました。
ももこさんがよろしければ初めの一か月は3人でレッスンをうけてみて
様子をみていただいて、それから決めていただくというのはいがかでしょうか?。
私たちはいつからでもOKですよ。金曜日の10時からのレッスンです。
どうぞよろしくお願いします。
 

【12905】
根石さん  投稿者:村田  投稿日:2008年11月29日(土)00時26分19秒
  >「根石さん(発音について)」は、また難しいことを言い出したなと思いました。
> つまり、「音」っていうのは、「意味」と一緒にならねえと駄目なんだと言っているのかなと思いました。

つまり、そういうことを言いたかったんでしょう、昨日のわたしは。
酔っ払っていても、チョムスキーをがっちり鷲掴みしようとしているのはさすがだなあと思っています。

チョムスキーの寄稿した記事はいずれやりたいですね。

すいません、酔っ払いなので今日は早々に落ちます。
 

【12906】
ゆっくり母さま  投稿者:ももこ  投稿日:2008年11月29日(土)00時27分26秒
  はじめまして、ももこです。
お祝いコメントありがとうございます。3人ともクローンといいたいくらい同じ顔で生まれてきたのですが、3人目はやはり可愛いです。

私がレッスンしていただいていた枠が何も使われなかったら申し訳ないなと思っていたのですが、素敵なレッスンをされていたようで(過去ログナナメ読みして きました)なんだか私もほっとしました。ご一緒にレッスンするような機会があったら楽しそうですね。
こちらこそ宜しくお願いします。
 

【12907】
ノンノン母さま  投稿者:ももこ  投稿日:2008年11月29日(土)00時38分42秒    編集済
  はじめまして。ももこです。
お祝いコメントありがとうございます。ご想像通り本当ににぎやかです。みんなでわいわい過ごしています。娘は生まれて早々親以上に溺愛している姉と兄のお 相手で大変そうです。

レッスンご一緒させていただけるとのこと、とってもうれしいです。
回線が落ちてしまったり、接続がおかしくなったりということはどうしても起こることだと思いますので、私は問題ないです。

ただ・・・・
本当に何にもしてなかったので、少し自習してから合流したいので、年始から合流できるとありがたいです。
何とかついていけるように努力します。よろしくお願いします。

 

【12908】
根石さん  投稿者:ももこ  投稿日:2008年11月29日(土)00時53分41秒
  ゆっくり母さまとノンノン母さまから早々にお返事をいただけました。
ノンノン母さまのご好意により1月金曜日10時からのレッスンに合流できればと考えています。追いつくように少し自習をしたほうがと思いいのではと考えて います。

いつもご迷惑・ご心配ばかりおかけしてますが、これからもよろしくお願いします。
 

【12909】
ももこさま  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年11月29日(土)01時09分30秒    編集済
  年始からの合流ですね。了解しました。
ご一緒にレッスンできること楽しみにしております。

なんとかついていけるように努力します。

とのことですが、
なんだか逆にとっても緊張してしまう私たちです。
どうぞ心配しないでくださいね。

こちらこそよろしくお願いします。
 

【12910】
ももこさま  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年11月29日(土)01時28分3秒    編集済
  お写真を載せてくだっさっていたのですね。
とってもかわいい笑顔でびっくりしました。
皆様が溺愛してしまうとのこと、お写真からよく伝わってきます。
これからの成長が本当に楽しみですね。
ももこさまもお体を大切に。
 

【12911】
ももこさん、ノンノン母さん、巴里子さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年11月29日(土)01時45分49秒
   連絡をとりあっていただけてよかったです。

→ ももこさん

>ノンノン母さまのご好意により1月金曜日10時からのレッスンに合流できればと考えています。追いつくように少し自習をしたほうがと思いいのではと考え ています。

 12月は調整に使えばいいと考えていましたが、こんなに早く話がまとまれば、12月から合流なさったらどうでしょう。その方が進度のずれが少なくなりま す。いきなり復帰されても、ももこさんなら大丈夫だと思います。
 ノンノン母さんと旦那様のレッスンの進度がももこさんの進度と一番近いので、(巴里子さんより)先に、ノンノン母さんのレッスン枠に合流可能かどうか、 今日のレッスンの時にノンノン母さんと旦那様にお聞きしました。3人の生徒さんで1枠を使っていただくというのは、今回が初めてですのでその点を相談し、 旦那様が「試しに一月やってみたらいい」とおっしゃって下さいましたので、合流をお願いします。3人でやれるなと私が確認できましたら、継続するというこ とでお願いします。

>いつもご迷惑・ご心配ばかりおかけしてますが、これからもよろしくお願いします。

 こちらこそ、よろしくお願い致します。

→ ノンノン母さん

 スカイプでのレッスン中の雑音に関してですが、私のスピーカー回りがあやしいと思っています。先週のレッスンの時、雑音が出て、スピーカーの裏側の差し 込み口に差してあるコートを強く差し込んだら音が変わったので、迷惑をかけていたのは私だった可能性が高いと思いました。
 スピーカー回りはけっこう自分でいじってあり、パソコンからの音声をアンプ付きの小型スピーカーで鳴らすだけでなく、同じアンプに30センチ×60セン チくらいの箱に入った中型のスピーカーをつなげてあります。電線をあちこち切ったりつないだりしてあるので、今後は十分に自分のスピーカー回りを疑ってい きますので、これまでのところはご勘弁を願います。

→ 巴里子さん

 巴里子さんと candy さんがお使いの枠も、ももこさんに使っていただく枠として候補にしておりましたが、ももこさんの進度と一番近いのがノンノン母さんご夫婦ですので、先にノ ンノン母さんご夫婦に相談して、合流OKのご返事をいただきました。記事に、巴里子さんと candy さんの枠を候補として書いてしまって、ご迷惑をおかけしました。
 今日の巴里子さんのスカイプですが、candy さんがループになるとおっしゃっていたのは、例えば、「私のスカイプの調子はどうでしょうか」と巴里子さんがおっしゃったときに、「私のスカイ私のスカイ 私のスカイ私のスカイ私のスカイ私のスカイ」みたいになるということです。途中でとぎれるだけでなく、溝の壊れたレコードを鳴らしたみたいになります。
 なるべくコンピュータに負担をかけないようにして使ってみていただけますでしょうか。
 前回は、この現象は生じていなかったので、コンピュータに負担をかけないでやればやれると思っています。回線は「光」だとお聞きしていますので、問題な いと思います。「ワード」が重いのかもしれませんので、「メモ帳」をお使いになることを試していただきたくお願いします。
 常駐ソフトが多いとこの現象が出やすいかもしれないと息子さんにお伝えいただくこともお願いします。
 「ワード」と「スカイプ」の組み合わせと、「メモ帳」と「スカイプ」の組み合わせを、candy さんとスカイプでつないで試すこともやっていただけたらと思います。
 テキストを candy さんに渡しておいていただくこともお願いします。
 お願いが沢山で申し訳ありません。
 

【12912】
根石さん、ノンノン母さん  投稿者:ももこ  投稿日:2008年11月29日(土)02時23分25秒
  根石さん

根石さんがお話してくださっていたんですね。ありがとうございます。
12月から合流のほうが良いようでしたら、ドキドキですが参加させていただきたいと思います。
どういった形(テキストの箇所やスカイプの会議通話(?)の方法について)で合流したらよろしいでしょうか。

ノンノン母さん
年始からとお伝えしてしまいましたが、12月からということになると来週から早速合流ということになりますが、よろしいでしょうか?お気遣いありがとうご ざいます。
 

【12913】
matsu さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年11月29日(土)02時27分55秒
  >私には、それが英語学習法や狭義の語学論をこえた、言語と知と生活をめぐる普遍的な思 想であるという確信とイメージがあります。

 単なるハウツウではないとは自分でも思っています。多くのハウツウが、「磁場」の問題や「音」の問題をすっとばしていることに対する批判があります し・・・。
 語学論は、やり方によっては思想になるんじゃないかとは長年考えてきました。

>親は、出勤前、基礎英語1〜3を聞く。
息子は、基礎英語1,2を聞いて、いくつかのフレーズを選んで回転読みしておいて、夜、一緒に「技法グラウンド」の要領で復習する。
教科書は、学校の授業に先行する部分を、CD音声を媒介にして一緒に「技法グラウンド」で練習する。
根石さんのレッスンの後には、発音が直された点とその説明を、息子から教えてもらう。

 だいたいわかりました。「技法グラウンド」を使っていただいているようでうれしく思います。しばらく、これでやられたらいいと思いました。
 今日のレッスンで息子さんに話しておきましたが、「言いながら、書きながら、思う」ということを単語単位でやることを組み込んでいただきたく思います。 学校の教科書、「基礎英語」、私のレッスンの教材のどれを相手に練習する場合でも、初出の(知らない・初めての)単語、なじみの薄い単語をみつけたら、す ぐに「言いながら、書きながら、思う」という練習をしていただくのがいいと思います。これは、親子が二人でやる練習ではなく、それぞれ一人ずつ自分でやる 練習になります。
 「言いながら、書きながら、思う」の「思う」というのは、「この単語はこういうことを言う単語だ」と、「こういうこと」=「こと」を思うことになりま す。「言いながら、書きながら、イメージする」は、「この単語はこういう感じだ」と「感じ」を感じてもらうことになります。
 「言いながら」をするのは、「音」とイメージを溶接する(一体化する)ためですし、「書きながら」をするのは、「文字」とイメージを溶接するためです。 「言いながら、書きながら」をするのは、「音」と「文字」を溶接するためです。「音」と「文字」が溶接され一体のものと感じられるようになったら、さらに それをイメージと溶接し一体化します。
 キリスト教ではありませんが、「音」「文字」「(こと・ものの)イメージ」の三位一体を作る方法が、「言いながら、書きながら、思う」です。これは語学 の方法として、ひとつの原形たりうるものです。言ってしまえば「なんだそんなこと」程度に扱われがちですが、これはやるとやらないでは、まるで違う結果を もたらします。
 これを組み込んでいただくと、「遅読法=切断読み」を導入できるようになります。

>根石さんのレッスンの後には、発音が直された点とその説明を、息子から教えてもらう。

 息子さんの「音」に関しては、だいぶ直す回数が少なくなりましたが、それでも、一回のレッスンで二つ三つ直すことは続いています。息子さんから matsu さんにうまく伝わるといいなと思います。

>親は、朝のラジオで「口に残った」フレーズを、通勤途中、ひたすら回転させる。

 これはいいやり方だと思います。その際、わざとゆっくり言い、「言いながら、思う(イメージする)」ことを強めにやられることも混ぜてみられたらどうで しょうか。
 「わざとゆっくり」をやるときは、文を言うのが途中で途切れてもかまいません。音にしっかりとイメージが充電されるのを確認して、次の単語を言うことが 肝心です。「充電」の強度を弱めずに、少しずつ言うスピードを早めていくやり方もできます。

>以前は少し長めの文をスムースに暗唱できることを目標にしていましたが、今は短い簡単な文章を繰り返すなかで、口の形や動きに集中したり、ゆっくり読ん でイメージを煮詰めたりすることが面白くなっています。

 「ゆっくり読んでイメージを煮詰めたりすることが面白くなっています。」ですから、今私が書いた「遅読法」はすでにやられているんですね。matsu さんには不要なのかもしれませんが、「遅読」は重要な練習ですので、他の人のために、書いたものをそのまま残させていただきます。

>傍目にも、「回転書き」と「復習範囲を手放さない」という原則が伴わないと、実力にはならないだろうという気がしますが、そこまで強制はできないので、 本人のやる気まちにしてあります。

 当人にとって、易しいと感じられる文を、どんどん「乱取り」に取り入れていただくのがいいと思います。多くのヴァリエーションに触れるということにはな りますので、それでいいと思います。私のレッスンの教材は、「復習範囲を手放さない」を原理の一つとして作ってありますから、同じ文を(結果的に数百回) 繰り返すことはレッスンの方にまかせておいていただけば結構です。「型」はレッスンの方で引き受けます。
 

【12914】
ももこさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年11月29日(土)02時48分6秒
   スカイプでのレッスンは、私がホストとして「会議電話」を形成しますので、ももこさん の方では、「応答する」というような意味のボタンをクリックしていただくだけです。

 テキストの箇所は、テキストをコンピュータで画面表示させ、

Please, anybody.

を検索語にして検索してみて下さい。その文の上に点線があり、その上が、Hold on. Oh, God. Somebody! Somebody help me! であれば、「当たり」です。そのあたりに「☆印」を入力して、上書き保存しておいて下さい。

 「ゴースト」の音読は、ももこさんの方が先に進んでいましたが、ノンノンご夫妻に合わせていただくことをお願いします。次回のノンノンご夫妻の音読箇所 は、

先端ページ 12
復習ページ 7〜11

 です。先端ページは同じページを各自一回ずつ。復習ページは違うページを交互に1ページずつ読んでいただきます。
 

【12915】
らくださん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年11月29日(土)02時56分29秒    編集済
  >> 平均点を教えていただけたらありがたいです。
>46点とのことでした。

 平均46で77なら、けっこういい線いってますね。

>>レッスンはレッスンの時に集中してもらえばそれでいいです。今のところ、レッスンのための予習、復習は要りません。

 こう書きましたが、ひとつだけやっていただきたいことがあります。matsu さんに書いた記事の中にある、「言いながら、書きながら、思う(イメージする)」です。
 matsu さんに向けた記事を参照していただけたらと思います。
 息子さんにはそれをやって欲しいと伝えてあります。

>レッスンの方で早くも比較級が出てきていることについて、すごくネエ?、と結構刺激を受けているように感じます。

 私の自作教材を使ったレッスンで、学校でやってないところが出てきているということだと思います。うまく刺激として作用してくれればいいと思っていま す。
 

【12916】
ももこさま  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年11月29日(土)09時15分15秒
  来週から合流ですね。了解しました。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

【12917】
ももこさん、根石さん  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年11月29日(土)09時52分25秒
  >ももこさん

可愛いお写真をありがとうございます!キャーーー、こんなに小さい時からこんなに可愛く笑ってくれるなんて♪
うちの息子たちは写真を撮るとき、なぜかしかめっ面でした(涙)。
赤ちゃんって命の塊ですね〜。うちの息子たちもこんな頃がありましたね〜〜。すごいわ。

>根石さん
>こちらこそよろしくお願いします。今のうちは、スカイプでのレッスンはもの珍しいですから、面白がってくれるかもしれませんが、
ある程度時間が経つと、生活の中に組み込まれてきて、「普段歩いている道を歩いているだけ」になってきます。
珍しくもなんともなく、けっこう退屈したりもします。そこのところを継続して下さると、力が蓄積されていきます。

とにかく地味に行こうともう一度心を決めました。

>>というのが他のお子さんに比べて低い…というのかなぁ…
次男の方が同じ年の頃の長男に比べてこの能力は高い気がします。

>人間の能力というのは、全体としてはほぼ同じ重量を示すんじゃないかと思っています。
音の受容能力が低いことが、語感受容能力を高くしていたりするものです。

なるほど〜〜〜!語感受容能力は親ばかですが、それなりにあると感じています。子供たちをみて、漠然と感じていたことを言葉にしていただいた感じがしま す。


>一般論として話を広げてしまえば、学校的知識というか黒板的知識の受容能力の高さが、(制度としての)学校を相対化する力を弱め、
本来の独習の形成にさしさわったりというようなこともあると思います。
英語はこの「本来の独習」部分が弱いとどうしようもないものの一つです。
学校の点はよくとれるが、英語力が備わっていかないケースはよく目にしてきましたが、「音」の問題以外にも案外そんなことが作用しているかもしれません。
私のレッスンは、子供が独習する気になってくれるように「準備」を続けるものだと考えていただくのがいいと思います。この場合の「独習」は、私はかなり激 しいものを想定しています。

「準備」、ですね。まだ私の中で「こういうことかな〜」と予想するだけで「(根石さんのおっしゃることは)こういうこと」という確信はないのですが、徐々 に作られていくだろうと思います。

>本当は、音の受容能力が高くても低くても、子供英会話なんていうのをやらせるべきではないと思っています。生活言語ではない言語は、あくまでも語学の対 象言語としてやらせるべきです。生活語として外国語をやらせても、磁場がそれを支えてくれませんから、身に付かないか、身に付いた場合は感覚が不安定にな るかどちらかです。
 言葉というものは、感覚、感情、思考に対して「なかだち」するものです。単なる知識ではありません。子供英会話に通わせている親たちは、「言葉というも のをなめている」と私は思っています。

はい、今はそう考えています。

>>わかんなくなっているみたいです。
何だこりゃ?って思っている様子でした。

>それで大丈夫です。日本語の音ですでに口の動きができてきていますので、口が混乱します。音は赤ん坊だけが持つ「普遍音(どんな言語の中に生まれてきて も赤ん坊が発する同じ音)」に根を持っていますが、小学3年生だと、いったんは、日本語音(生活言語の音)と人工音(レッスンの英語音)の間で混乱が生じ ます。根は「普遍音」であり、幹は日本語音(母語)です。そこに接ぎ木したようなものが、人工音です。
 「人工音」というのは、「生活語ではない音」という意味で、私は「生活」の方から規定しています。「人工音=語学の音」「自然音=生活言語の音」という ところを、私ははっきり区別しています。
 息子さんの場合、生活語は日本語ですから、日本語音が発達していきます。その幹に比べれば、人工音(英語音)は細くなりがちですが、細い枝は細い枝なり に少しずつ太くなっていきます。これで普通です。

バリバリの日本語ネイティブですからね☆ときどき落語調になる息子の喋りが好きなのです。
母親としてはこの幹を大事にしていけばいいんだなぁ、とあらためて思いました。
英語の枝の方は根石さんにお任せします。
ゆっくりやっていただけるのはとてもありがたいです。

>そういうことをやると、単に混乱を深めるだけになりますし、子供もいやになります。これは、ご自分で塾をやられるときのためにも覚えておいて欲しいと思 いますが、「技法グラウンド」(コーチ一回、生徒五回以上)でやるのがいいのです。五回が七回や十回程度に増えることはありますが、その程度にとどめてお くのがいい。
 単に文法的理解のためだけに、私の教材は「波状的復習」を組み込んであるわけではありません。あの「波状的繰り返し」によって、
日本語の音と英語音との「間」に混乱は生じますが、日本語の音そのものには混乱は生じません。
その条件を確保した上で、音を少しずつ本来の英語の音に近づけていきます。「音」を獲得するためにも、「波状的復習」の構造が必要です。

ここまで考えて組んでいただけるレッスンというのは他にはないもので、うちは運が良かったとニコニコ。


>先日のレッスンは3回目でしたが、すでに「的を射てやろう」という感じで、
息子さんに音の入出力のヴォリューム調整をしている感じがありました。子供は実にダイナミックです。

私も今回はおっしゃっていることが少しわかりました。息子、いろいろとためそうとしているんですね。いろいろ、今までの日本語を話すときのようにやってみ るんだけど、うまく行かない。わかんない、どうすりゃ良いんだ?これは何か違うぞって顔でした。
子供ってすごい。

>「音読は授業のはじめに一回だけ」の音読も「音づくり」のレベルを無視したものだろうと思います。
 今も英語難民は量産されているのだということだと思います。こういう調子で、子供は授業につきあわされ、
テストにつきあわされ、入試制度につきあわされていくのですが、可哀想といえば実に可哀想な光景です。
トランプで言えば、まず間違いなくババを引かされるのです。なんで何十枚もあるカードの中からたった一枚のババを、
「大多数が」引かされなければならないのか。学校とはそういうふうにババを引かせているところだと思ってきました。

いつもながら絶妙の文…。

>>ABCDの教材に一通り目を通しました。

>恐れ入りました。あれを全部読まれたのですか。
 昨日、ABCD の部分をようやく全部書き上げ、「イメージ核受肉教材」と呼んできたものと接続させました。
今度、スカイプでお送りしましょうか。ABCD がほぼ3万行、接続させた全体では、今のところ14万行ほどあります。
全体の方はおそらく目読でも読み切れないと思います。

まだ目がちかちかしています。教材頂けたらありがたいですが、読みきれませんね〜〜〜〜(汗)。
いつか自分がレッスンが受けられる日が来ると思います。

>雨滴が岩をうがつことを地でいくレッスンです。
 息子さんが一人でレッスンを受けられるようになった頃に、同じくらいの年齢の友達と二人でレッスンを受けてくれるようになればいいなと思っています。
お母さんの方も、ABCD をやって「音づくり」の全体像を得られたら、お友達を誘って、「イメージ核受肉」の最初からやられるといいと思います。スカイプならそれが可能です。

私もそうしたいなと考えています。

>学校では無理です。塾で使って下さるなら、使い方を伝えます。
 教科書を使うのではなく、私の教材一本槍でやっていただけるなら、使ってみて欲しいと思っています。もし、やられるなら、息子さんと一緒のレッスンの時 にも、それを前提としてレッスンします。
ひとつの場所に通える地域の子供たちを相手に、塾をやっていただき、その地域の外側にお知り合いがあれば、私の「スカイプ(電話)でレッスン」の営業をし ていただくということで、「塾用に」教材をお渡ししようと思います。
 営業にノルマはありません。「できる範囲で、できるだけ」で結構です。

うわ〜〜〜〜!すごく魅力的なお誘いをありがとうございます。
塾にいる頃、テストや学校の進度にさえぎられるのがなんとももったいないと感じていました。
教科書は4年ごとに変わるし。それに左右されないものを芯に出来るというのはすごいことだと思います。
それで理解してくださる方だけを相手にすることになりますが(爆)。
その営業の難しさも容易に想像できます。でも魅力的だ〜。お願いします、とのどまで出る…。エイ、出しちゃえ。
お願いします☆
営業はあまり上手ではありませんが、そっちもスキルを積んでいこうと思います。
 

【12918】
村田さん  投稿者:らくだ  投稿日:2008年11月29日(土)10時22分23秒
  村田さん、ありがとうございます。

私が分室での活動に関心を持ったポイントの一つは、根石さんの「電話&スカイプでレッスン」との違いのようなことです。特に学校の成績アップ、受験への対 応といったところで、根石さんとは違った独自の工夫をされていらっしゃるのか、という点です。

技法グラウンドを使った練習を核としているところが共通しているのは当然として、市販の書籍を教材に取り入れていらっしゃる点が目につきました。これは主 に高校生向けということだと思いますが、「基本英文700選」(駿台文庫)を使われているのですね。この本は、先日パクパクさんが書き込まれていた酒井邦 秀さんの多読法との関係を含めて、過去に議論になっていますが、村田さんはそれなりの評価をされているということですね。私は伊藤和夫さんの晩年のご著 書、特に「ビジュアル英文解釈」上下(駿台文庫)は、読解用の本としては良い本なのではないか、と思っていることもあり興味を引かれました。

また、Z会は大学受験用の「速読英単語」系ではなく、一般向けの「速読速聴」系を使われているというのは何か理由がありますでしょうか?それから、「基礎 問題集」と「長文読解」は旺文社ですか?正式な書名を教えていただければと思います。先日の書き込みに

>リスニング25分ということは、残り25分で長文問題を解かなければならない勘定です。この中学の3年の試験は、長文問題は長めのが複数あります。今回 も長めのが二つあったとのこと。

とありましたが、技法グラウンドによってセンテンスに習熟するという取り組みを、受験で必須の長文読解にどうつなげていかれるのか、という点は興味深い テーマです。
 

【12919】
スカイプレッスンの録音  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年11月29日(土)12時34分15秒
  探していたら↓のフリーソフトが見つかりました。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/soundedit/audacity.html

今度のレッスンから録音してみようと思います。
楽しみです☆
 

【12920】
村田さん  投稿者:matsu  投稿日:2008年11月29日(土)12時55分25秒    編集済
  ありがとうございました。
質問を便乗させてもらったらくださんにも感謝します。

日本語素読にも技法グラウンドを使うのですね。
思いつきませんでした。さっそく使ってみたいと思います。

ところで、著書などで根石さんの経歴や経験はよく知られていますが、「弟子」の村田さんについても、この掲示板の愛読者としては知りたいところです。
根石さんとの出会いや、分室開設の経緯など、さしつかえないエピソードを、いつでもけっこうですので教えていただけたらと思います。
 

【12921】
風邪  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年11月29日(土)23時36分7秒
  風邪をひいたようです。
横になります。
 

【12922】
明日のレッスンで  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年11月30日(日)22時23分27秒
  根石さん、お風邪はいかがですか?

と、心配しておきながらなんなのですが、明日のレッスンの時、友達親子を招待?して体験させていただけますか?
息子と同じ小三の男の子です。
息子さんはまだ受けられるかどうか未定なのですが、お母さんの方は大人向きのレッスンを受けたいということです。月曜9時からの枠はあいていますでしょう か?
 

【12923】
らくださん  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 1日(月)00時35分13秒
  すいません、私の書き方が悪かったので、誤解が生じたようです。

「基礎問題集」「700選」「長文読解」とも、根石さんが作った素読舎の教材です。
(「700選」は駿台の「基本英文700選」がもとになっています。「基本英文700選」を根石さんが徹底的に解析したテキストなので、これは素読舎オリ ジナルテキストと考えていいと思います。そもそもそも、駿台の「700選」自体がそれ以前の古典的参考書から例文を引いているようですし)

市販のテキストはZ会の「速読速聴・英単語 Basic2200」のみなんですが、これは中学生向けに単語の習得用に使っています。受験用の範囲をカバー して、なおかつ日常生活に関する単語もそろっているのでいいかと考えています。


分室は根石さんのやり方と基本的に同じなんですが、実験的にサブテキストも作っていました。
例えば、今までは教科書を飽きるほど読みこなすというのがひとつの柱としてあったのですが、中学三年で入塾してきた塾生が、三年生の教科書をいきなり「技 法グラウンド」でやっていくのはかなりきついものがあるということがあります。
そこで、三年生用には補助教材として、次のようなものを作ってみました。

例)
One day my four little children will not be judged by the color of  their skin...
という文があったとします。
これが一発でできればいいのですが、三年生の途中から入ってきた当初は、なかなかうまくいきません。

one day   いつの日か
my four little children   私の4人の小さな子供たち
will not be judged   判断されなくなるだろう
my four little children will not be judged   私の4人の小さな子供たちは判断されなくなるだろう
by the color   色によって
of their skin   彼らの皮膚の
by the color of their skin   彼らの皮膚の色によって
One day my four little children will not be judged by the color of  their skin...

これを英語の部分のみ「技法グラウンド」でやりました。
なるべく大きなかたまりの方を選んで、それでもきつい場合はそれより細かく分かれた部分をやる、という具合です。
SIMのスラッシュ読みに似ていると思いますが、原理的には「語数別」と回転読み用なので、実質的には別物だと思います。
(余談ですが、塾生が小学生だけだった時に、クリスマス直前の1か月半ほど、上記のような教材を作ってWalking in the airという歌の技法グラウンドをやりました。Snowmanという短い無声アニメーションの中に出てくる歌です。クリスマス近辺の塾の日に、一緒に SnowmanのDVDを見ました。この歌だけが、作品中で唯一の言葉でして、歌が始まると塾生は「あ、これ、あれじゃん!」とすぐに気づいてくれまし て、えらく感激していました。)

>技法グラウンドによってセンテンスに習熟するという取り組みを、受験で必須の長文読解に
>どうつなげていかれるのか、という点は興味深いテーマです。

これはもう根石さんの言っているように「音と意味の同致」を起こすしかないのではないかと思います。具体的には「回転読み」「回転書き」の質を高めていく ということではないでしょうか。
文単位の技法グラウンドおよび回転書きに習熟したら、パラグラフ単位の技法グラウンドに移行するとさらに力がつくと思います。(ただし、ここまで行くのは かなり時間がかかりますが…)
 

【12924】
matsuさん  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 1日(月)00時40分40秒
  自己紹介は話せば長くなります。(実はそうでもないかもしれませんけど)
明日、書かせてもらいます。
 

【12925】
ゆっくり母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 1日(月)13時43分6秒
  >根石さん、お風邪はいかがですか?

 二日ほど、大事をとり寝ておりました。まだ抜けた感じはないのですが、変な寒気はないので、大丈夫だと思います。ご心配いただきありがとうございます。

>明日のレッスンの時、友達親子を招待?して体験させていただけますか?

 できます。お友達のスカイプ名を教えていただけますか。

>息子と同じ小三の男の子です。

 このお子さんがレッスンを受けられるようなら、一ヶ月後から、お子さん同士で一枠、お母さん同士でもう一枠を使われるのはどうかと考えています。お子さ ん同士の一枠では、どちらのお母さんも読みに参加されるのでなく、オブザーバー(参観者)として参加していただくことになります。お子さんが自分でコン ピュータを操作して問題がなくなれば、オブザーバーの参加は時々でよくなります。
 お母さん同士のレッスンは、ゴーストという映画のシナリオを解析している部分から始めていただくことになります。

>息子さんはまだ受けられるかどうか未定なのですが、お母さんの方は大人向きのレッスンを受けたいということです。月曜9時からの枠はあいていますでしょ うか?

 月曜9時の枠は空いています。これが埋まるとひとまず空き枠がなくなります。
 こちらもお試しレッスンができますので、一ヶ月試していただいたらどうでしょうか。
 

【12926】
村田さん  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月 1日(月)22時35分11秒
  教材についてのご説明、ありがとうございます。いろいろと工夫されているのですね。

Z会の「速読速聴Basic」はちょっと良さげだな、と思っていましたので詳しく見てみたいと思います。

>これはもう根石さんの言っているように「音と意味の同致」を起こすしかないのではないかと思います。具体的には「回転読み」「回転書き」の質を高めてい くということではないでしょうか。

長文読解対策に王道なし、ということですね。パラグラフリーディングとか速読とか色々言われますが、一文単位での読みに習熟していないで、その先は無い と。でも、例に挙げていただいたキング牧師の一節など見ますと、一文と言っても、このぐらいの長さになりますと簡単ではないですね。

教室では、どういう授業形態をとられているのでしょうか。江戸時代の寺子屋みたいに、使用教材や進度が異なる塾生が混在していて、おのおの自主練習し、適 宜師匠の前で発表して指導を受ける、という感じでしょうか。
 

【12927】
教科書一気読み続報  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月 1日(月)22時53分51秒
  昨日、息子の教科書一気読みにつき合いました。「毎日やったら、そのうち教科書見なくて も言えるようになるよ」と言ったと ころ、「よっしゃー」となってLesson 1からソラでやり始めました。Lesson 5まではほぼOK、Lesson 6が8割方で、7に入ったところでガクンと落ちて、うろ覚えという感じでした。これはちょっと驚きました。読みの自習トレは始めたばかりですので、レッス ンのみで上記の状態まで来ているという事になります。

逆に、これからだな、と感じた事もあります。根石さんから今の「ネイティブ音素含有率」60%との判定をいただきましたが、当面の目標となる70%との差 はどの辺りになるのでしょうか。

母音関係はerなどを含めて、意識の中にあるように感じますが、子音関係でお決まりのf,v,th,r,lなどは、まだ意識にのぼっていないように見受け ます。音作りに関して現在はどこに力点が置かれ、今後、どういう感じで手が入っていくことになるのでしょうか。
 

【12928】
ゆっくり母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 2日(火)00時05分32秒
  大人用の教材でやられてみてのご感想をいただけたらうれしく思います。
忌憚のないところをお書き下さい。
お友達にも遠慮せず書いてくださるようお伝え下さい。
 

【12929】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 2日(火)00時09分4秒
  >例)
One day my four little children will not be judged by the color of  their skin...
という文があったとします。
これが一発でできればいいのですが、三年生の途中から入ってきた当初は、なかなかうまくいきません。

one day   いつの日か
my four little children   私の4人の小さな子供たち
will not be judged   判断されなくなるだろう
my four little children will not be judged   私の4人の小さな子供たちは判断されなくなるだろう
by the color   色によって
of their skin   彼らの皮膚の
by the color of their skin   彼らの皮膚の色によって
One day my four little children will not be judged by the color of  their skin...

これを英語の部分のみ「技法グラウンド」でやりました。


 これは非常にいいやり方だと思います。
 日本語を壊さないのがいい点だと思います。
 この後、文法理解はどうやったのでしょう?
 

【12930】
らくださん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 2日(火)01時19分54秒
  >昨日、息子の教科書一気読みにつき合いました。「毎日やったら、そのうち教科書見なく ても言えるようになるよ」と言った ところ、「よっしゃー」となってLesson 1からソラでやり始めました。Lesson 5まではほぼOK、Lesson 6が8割方で、7に入ったところでガクンと落ちて、うろ覚えという感じでした。これはちょっと驚きました。読みの自習トレは始めたばかりですので、レッス ンのみで上記の状態まで来ているという事になります。

 私のレッスンは、週に一回、わずか30分ですが、それが実質を形成しうるのだと報告していただいたのだと思います。うれしいです。
 「教科書見なくても言える」というのは、本人が「よっしゃー」ならやってもらっていいですが、決して強制にはしないで下さい。

>根石さんから今の「ネイティブ音素含有率」60%との判定をいただきましたが、当面の目標となる70%との差はどの辺りになるのでしょうか。

 60パーセントではなく、60パーセントの後半に来ていると思っています。今でも、母音関係ばかり直していますが、直す回数は一回のレッスンで2,3回 程度になっています。
 もう70パーセントに近いところにいると考えていただいていいですが、一回のレッスンで直すのが、2,3回から1,2回に減るまでに結構な時間がかかる ものです。たまに1回直す程度になれば、間違いなく70パーセント台だと思います。

>母音関係はerなどを含めて、意識の中にあるように感じますが、子音関係でお決まりのf,v,th,r,lなどは、まだ意識にのぼっていないように見受 けます。音作りに関して現在はどこに力点が置かれ、今後、どういう感じで手が入っていくことになるのでしょうか。

 f,v,th,r,l などのうち難物は r だと思います。それ以外は、比較的簡単に直ります。
 r の本質は、「舌がどこにも触らない」というところにあります。舌の位置は、歯に近い方にあったり、喉のほうにひっぱられていたり、まちまちです。本質は、 「舌がどこにも触らない」だと思っています。
 こういう報告をいただいて改めてわかることは、私のレッスンはいきなり母音を攻めるという特徴があるのです。「いきなりCD」は駄目だが、「いきなり母 音攻め」はいいと思っています。
 現在、村田君と協同で、発音用の教材を作っています。これができれば、息子さんにも使ってもらおうと思っています。f,v,th,l などは一発で直ると思っています。とてもじゃないが一発で直るってことがないのが母音です。
 これも言葉で言ってしまうと「なんだそんなことか」と言われることが多いので、言うのがいやなのですが、私の母音の扱いはほとんど「ア系列」だけです。
 「ア系列」は大きく言うと3つしかありません。a と e の合体(一瞬般若・口の両端斜め上)、顎の下がるa (歯医者)、狭いア(逆さe と逆さv)です。
 逆さ e と逆さ v は、ひとまずは区別せず、両方とも「狭いア」として扱っています。(単独の)逆さ e はアクセントのないところに現れ、逆さ v はアクセントのあるところに現われるだけで、口の「狭さ」は同じだと考えていいと思っています。「狭さ」が同じなら、アクセントの有無によって、息の勢い が変わり、「狭さを意識しアクセントさえ間違えていなければ」、ある程度までは自然に区別が備わる音です。ある程度まで備わってから、区別をするなら区別 をするのでいいと思っています。
 たった3つの区別かよ、そんなら楽ちんだと思う人は実際にやってみればいい。そんな楽ちんのもんじゃないとわかります。 He has got a gun. を初めて言う場合に、知識を介在させずに、感覚だけで3つをきちんと言い分けるようになるのが、日本人にとってどれほどの難事であることか。

 私の音の扱いはいつでも「中間」を大事にしています。「中間」にある「通じる音」こそが日本人にとって最も価値のある音です。この一点で、私はネイティ ヴ音崇拝の奴隷たちと違っています。彼らはネイティヴ音に「同化」したいのです。語学の態度としては、ネイティヴの性質に由来するものを「媒介」にするこ とがまともであり、ネイティヴの性質に「一元化」することに、私はとてつもなく醜いものを見ています。恥ずかしくないのかというのが、私が何十年もかみ殺 してきた言葉です。
 「一元化」をやってきた磁場帰りの者たちにも、磁場に渡って「一元化」をやりたがる者たちにも同じように醜いものを見ています。

アノヒトタチトハサイショニタモトヲワカチタイ、です。

 今後どういうところに手を入れていくかについてですが、私の自作教材を使ったレッスンは、今のところ、文法の基礎を固めているところですので、息子さん は音の方にはあまり注意が行かないかと思います。「音」に関しては、一休みの段階です。もちろん、「音」に関して問題があればその場で指摘していきます が、おおまかにはこれまでのレッスンで言ったことを熟成させている段階です。味噌を作ったり、酒を作ったりするのと同じで、注意を注ぎながら放置しておく 段階も必要になります。この段階では、私はどのくらいの語数のものがどのくらいの時間で口に乗ってくるかということに注視しています。これは、単音レベル ではなく、リズムに関係する「音」に注意しているということになると思います。単音の発音レベルは今の状態を維持し、口の乗せる語数を徐々に増やしていき ます。
 私の自作教材は、今、二箇所を同時進行で進めていますが、後から追いかけているものが先に進んでいるものに追いついた場合は、本格的に口に乗せる語数を 増やす段階になると思います。熟成が進んできた頃には、「もうCDの音をどんどん真似ていいよ」と再度言うことになります。「もうやれよ、やった方がいい よ」と言うかもしれません。

 コーチからうれしい報告をひとつ。
 [a:r](歯医者)の音を先日、息子さんがすごくきれいに出しました。明らかに「根石先生」由来の音ではなく、CD由来の音でした。おおっ、と声に出 そうになりました。
 私はとにかく、「顎を下げろ」とだけ言ってきたのです。ずっとそれだけを言ってきました。顎の下げが簡単に楽にできる口の動きが備わったときに、息子さ んはCD音を「媒介」にして100点満点の[a:r]を「自分で」実現しました。それもごく簡単に実現したと思っています。「磁場」でこの音を最初から聞 き分ける耳ができています。
 これが、「俺の生徒は俺よりも発音が上手なんだよね」が生じることの秘密です。
 秘密ですが、わかるひとにはすぐにわかるので、秘密でもなんでもない秘密です。
 

【12931】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 2日(火)02時02分1秒
  >これはもう根石さんの言っているように「音と意味の同致」を起こすしかないのではない かと思います。具体的には「回転読み」「回転書き」の質を高めていくということではないでしょうか。

 これまでもう10年にもわたって、この掲示板で「音」を問題にしてきました。
 もう、「音」について、それを主眼とすることはいいんじゃないかと思い始めました。
 過去ログが整理されれば、ほとんどのことは言い尽くされていると思います。

 今後は「言いながら、書きながら、思う」です。
 これまでの10年くらいは、そのうちの「言いながら」だけを扱ってきたことになります。
 「書きながら」についてのもっとも良質のお手本は、「算盤」だと思っています。
 「思う」が一番難しいのですが、今の時点で言い切れることは、「この単語が表すことは、こういうコト」の「コト」を思うことと、「この単語はこういう感 じ」と感じることです。
 言葉が読めるというのは、「コト」と「感じ」を同時に内在化することです。
 語学が頼っていいのは、「しゃべれる」じゃなくて、「読める」だと思うのです。
 もう、普段通り酒が入っていますから、後で読むといい加減なことを言っていることになる危険をいつも通り冒しています。

 もうずいぶん前ですが、英語嫌い人さんでしたかが教えてくれたことははっきり覚えています。ギリシアの人たちは、夜、大酒をくらいながら言いたいことを 言い、取り決めを決める、と。翌日、みんなで目をさましてから、是を是とし、非が含まれていたらそれを取り除くと。ソクラテスの時代のギリシアの人たちは そうして共同体の合意を作っていた、と。
 ずいぶん、自分なりの言い方になおしてしまいましたが、英語嫌い人さんが言っていたことと的は外れていないだろうと思います。

 今後は「言いながら、書きながら、思う」ににじり寄ります。
 こんな当たり前の日本語で言うと、馬鹿にされるのがオチですが、じゃあ、おめえさん、この三つをまともにやれるんならやってみろと、現代の日本人に言い たいです。というか、今後、言っていこうと思っています。

 村田君、「回転読み」「回転書き」の質を高めるだけじゃ駄目なんだな。
 「遅読法」を抜かすとどうしようもない。
 「遅読法」を抜かすと、日本にいて語学をやるだけで、重い軽いの別はさまざまだが、英語は神経症をもたらすぜ。
 「回転読み」「回転書き」は、もっと微分できる。
 微分してみつかる原形は「言いながら、書きながら、思う」だろうと思う。
 「言いながら、書きながら、思う」をしこたまやってもらうことだと思う。
 そうすればようやく「回転読み」「回転書き」ってことが広くわかってもらえるんだろうと思う。
 今日も思ってばかりいますが、酔っぱらいですので、ご容赦・・。
 

【12932】
根石さん  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月 2日(火)08時20分11秒
  >「教科書見なくても言える」というのは、本人が「よっしゃー」ならやってもらっていい ですが、決して強制にはしないで下さい。

はい。こういうハッキリした成果を差し出されると、ついつい「もっとやってみせろー」と言いたくなりますが、禁欲したいと思います。良いとこ見せようとし て「覚えよう」としはじめるとダメなんでしょうね。結果として自然と覚えてしまっていた、というところがミソかと思います。息子の場合、やはり学校で始ま る前、まっさらな状態から始めた事もプラスに働いているのかもしれません。

>[a:r](歯医者)の音を先日、息子さんがすごくきれいに出しました。明らかに「根石先生」由来の音ではなく、CD由来の音でした。

それはどうでしょうか。CDについては解禁されましたが、まだ全く使っていませんので。根石さんの音とCDの音とのこんがらがりを避けるために、CD練習 は先延ばしにしました。一昨日の一気読みを聞きながら、その思いはさらに強くなりました。まだレッスンを受けていない音があるな、と感じたからです。一通 りの指導を受けるまでCDはやめておこうと思いました。

>この段階では、私はどのくらいの語数のものがどのくらいの時間で口に乗ってくるかということに注視しています。これは、単音レベルではなく、リズムに関 係する「音」に注意しているということになると思います。

納得です。読んでいる様子を見て、発音の細かいところよりも別のところに意識の中心があるような、漠然とそんな感じを受けました。

>熟成が進んできた頃には、「もうCDの音をどんどん真似ていいよ」と再度言うことになります。「もうやれよ、やった方がいいよ」と言うかもしれません。

その時まで、読み練習プラス「言いながら、書きながら、思う」でいきたいと思います。「思う」は、やるのも説明するのも難しいわけですが、

>「この単語が表すことは、こういうコト」の「コト」を思うことと、「この単語はこういう感じ」と感じること

と簡潔に表現していただきましたので、これを合い言葉にしたいと思います。といっても、言うは易し、結構深いことですので、まあ、あまり強い「電圧」はか からないと思いますが。
 

【12933】
こんなコトバ見つけました。  投稿者:英語嫌い人  投稿日:2008年12月 2日(火)09時53分36秒
  中島義道『たまたま地上にぼくは生まれた』(ちくま文庫)から引用。

「ディベーティングは、科学的な態度に近くて、アメリカ人なんか好きなようですけれども、弁護士の教育ですね。ソフィストといって、ソクラテスが一番嫌っ たものです。

つまり、いつも議論に勝つように教育するわけです。・・・討論術の授業を受けて、勝たなければ優等生にはなれないわけです。・・・内容はなんだっていいん ですね。・・・いつも勝てばいいわけですから。

『ゴルギアス』でソクラテスはそういう話を非常に明確に言っていまして、勝つか負けるかということにかかわるんだったら、私は一切あなたとお話しません、 というような言い方をします。

だって、ソクラテスは真理を求めているんですから、負けたって場合によってはいいわけですよね。・・・それは真理なんですから・・・

対話とは・・・相手を打ち負かすことが目標ではなく、・・・自分の実感とか身体というものを、かけがいのない自分の言葉、ニーチェによると「血の言 葉」・・・をもって、ぶつかっていくことです。

・・・負かされても、・・・何かがわかるようになるからいいわけです。これがディアレクティケという弁論術、あるいは弁証法の基本です。」
 

【12934】
風邪です  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 3日(水)10時26分15秒
  風邪が悪化してしまいまして、久しぶりに病院へ行ってきました。
matsuさん、すみませんが自己紹介の方、少しお待ちください。
根石さん、らくださん、コメントいただきありがとうございます。
書くこといっぱいあるんですが、二三日お待ちください。
 

【12935】
レッスンの感想  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 4日(木)08時12分56秒
  おはようございます。
根石さんに引き続き、村田さんもお風邪ですか(涙)。
どうぞお大事に。

>根石さん
月曜日はあわただしく体験レッスンをお願いしてしまいました。
ありがとうございます。

まずは息子の方のレッスンの感想から・・・

四回目のレッスンで、初めて友達と一緒、ということで、かなり楽しんでいました。
先輩面しているのがなんとも…。

でも今回、初めてのお子さんとご一緒してみて、初回の息子の様子を思い出し、
ああ、早くも変わってきているんだな、と確認できたことはとても有難かったです。
音がすでに良くなっている、とかそういうことではなく、もっと外側のこと…
うまくいえないのですが、ボリューム調整や、息、センテンスのリズムなどを「意識」し始めているのがよくわかりました。
復習はもっぱら私がやっていて、息子はときどき合流している感じです。
もちろん私から「こういう風にやるんだよ」ということもいえない(わからないから)ので言っていません。
だから息子本人がレッスンから学び取っているのだなぁ、とびっくりしました。
もう少しなれたら私が入らないほうが本人には良い影響になるなと感じました。
一度だけのお手本を聞いて、必死にまねをしていること…はじめから事細かに手取り足取りの指示でないこと、単語レベルではなく、センテンスで耳にし、口で 何度も言っていくこと…これらが全て必要不可欠なんだな〜、と納得。

☆大人向けのレッスンのほう、騒がしくてすみませんでした・・・(汗)。

感想は「難しいけど楽しかったです」←小学生の作文ですね〜。

○聞き取れない。
○強弱・リズムが聞き取れない・自分で再現できない。
○単語と単語の結びつきがスムーズにいえない

とまあ、初心者の当たり前の状態。

○適切な指導が入るので、「なるほど〜」と頭では思う。
思うけれど口の周りの筋肉がついていかない。
その自分の状態が面白い。

○英語を話すために必要なことってなんなのか、を実感できた。

○自分が日本語を話しているときのことを考えると、ある程度まとまった文をいくつも繋げて話しているわけで、それを維持できる地力をつけてもらえるレッス ンだな、と実感した。


すみません、おばかな感想でした。
またゆっくり書きます。
まずはお礼まで。
 

【12936】
テープ起こし(素読舎の教材の使い方)1  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)14時40分12秒
  11月27日(木)根石さん宅での録音です。
題して「素読舎の教材の使い方」。
今週は、素読舎の教材の成り立ちについて掲載します。
=========================

根石 俺の塾は最初は塾じゃなかったんだよ。家庭教師だったんだ。
村田 はあ。
根石 家庭教師って言っても、塾みたいな家庭教師でさ。
最初は一箇所に三人集まってもらってね。屋代駅前にあったんだけれど。近所の人に集まってもらって…近所でもないなあ。一人は杭瀬下、二人は小島か。
その時すでに「電圧装置」をやっていたと思うんだ。「英語どんでんがえしのやっつけ方」に書いてある。レポート用紙を二枚折にして、最も単純化した場合に は、左側に英語、右側に日本語、二つ折りにすれば最もシンプルな問題集になる。それを各自に対して作っていたような気がするな。
村田 三人いたらそれぞれ別のものを用意したんですね。
根石 そうじゃなかったかなあ。
村田 手書きで?
根石 手書きでな。その場で俺がどんどん書いて作っていってやるんだ。この子に対しては何を書くかということは、その子に何かやらせるとわかるわけだ。
そこで何を使っていたかなんだけれど、多分学校の教科書を使っていたと思うんだよな。
村田 最初から三人だったんですか?一軒一軒周っていたようなことを聞いたんですが。
根石 いやいや最初から三人。もう一軒やってくれって言って来た家も、二人同時でやったのかな。一人を相手にしてやったこともあるけれども、二人三人を相 手にしてやった方が多いくらいじゃないかな。そういう場所が何箇所もできて、一週間かけて周っていたわけだけれど、夜に見るわけだから、一日に見れるのは せいぜい二箇所か三箇所なんだよ。一箇所で二時間くらい見たんだと思う。
村田 夜えらく遅くなっちゃいますね。
根石 帰るのはだいたい夜中の11時12時になっていたな。高校生なんかだと夜遅くまで見たと思うんだけれど。高校生はあまり数を見なかったな。小学生の 方が多かったと思う。
それで、もう周りきれないので、一箇所に集まってくれと言って、塾ができたと思う。ほぼ自然発生的な感じにできた。
そこでやっていたのは主に、「電圧装置」作りだ。「電圧装置」を作っておいて、塾生に「一週間のうちにこれをできるようにしておけ。」というわけだ。次の 回の時にその「電圧装置」を目の前でやらせる。その場合、間違いが0でなければ駄目っていうやり方だから、間違いが含まれていれば、もう一回やりなおさせ るというやり方でやっていたんだ。
それで、一番最初にやってた場所で、二人が百点取ってきたんだ。まあ中学1年だったから取りやすかったのかもしれないけれど、三人のうちの二人が百点取っ てきて、評判になったんだよ。それで、「うちも見てくれ」というふうに、塾生が増えていったんだけれど。
それで、塾にするから、と言ったときには、M寺の酒寮の部屋を借りてやった時かな。M寺の娘が英語をやりたいって言って、その友達と一緒にやったんだけれ ど、その当時は篠高の生徒三人でやってたと思うな。初めは二、三人でやっていたんだけれども、五人くらいまで増えたんじゃなかったかな。
もう一箇所は杭瀬下の敬神館って言ったかな?杭瀬下のお宮の近くの建物だな。そこではすぐやめてしまった気がするな。なんでやめてしまったかは覚えてな い。
農家の離れみたいなところを借りていたこともある。そこは声がうるさいっていうことで追い出されたんだ。
 

【12937】
テープ起こし(素読舎の教材の使い方)2  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)14時41分19秒
  村田 そのエピソード読みました。
根石 そうやっていて、俺の生まれ育った中村のうちが空いていたんで、そこへ入ったんだよ。八畳二間の真中をとっぱらって十六畳の部屋でやっていた。そこ は結構人が来たんだ。何人ぐらい来たかなあ。十五、六人くらいまでは来ていたんじゃなかったかな。それでその頃、青焼きの機械を買ったんだ。湿式って言っ てたな。それで「電圧装置」を作ってた。初期の頃っていうのは「電圧装置」を作っていたんだよ。ただ塾の形になって、人が来るっていう形になると、塾生一 人に対してその人専用の「電圧装置」を作るという形ではなくなってくる。塾に来た子どもたちが、汎用のものっていうか、あらかじめ出来ているものを使うと いう形に変わったわけだ。
「電圧装置」を使っていたけれど、農家の離れでやっていた時に声がうるさいっていうことで追い出されたことからもわかるように、当初から声を出すというこ とはやっていたわけだ。
それで、「電圧装置」を作るのをやめた時点があるんだけれど、それはいつだかよくおぼえていない。
一番最初にやっていたことは、「電圧装置」と、声を出して読ませるっていう組み合わせだ。ただそれだけのシンプルな組み合わせだ。
汎用的な教材を作るようになって、もう教科書は使わないと決めて、例文集を作るようになった。これはホームプラザNでやっていた頃にはすでにやっていた な。
あちこちからピックアップしてきた文を集めて、塾専用の例文集を作った。右側に日本語、左側に英語という形にしていた。「電圧装置」みたいに切れっ端じゃ なくて、文まるごと載せた。
例えばこんな感じだ。B4の紙に「これは本です。 This is a book.」と書いてあるのを読ませる。口の動きが本当によくなると、英語を隠して、日本語を見て英語の文を言わせるっていう練習をやっていた。その頃の 例文集を使ってたのはN書店の娘二人だったな。
その二人はお盆になって帰省してきた時に、なんかのきっかけで言い出した例文集の例文が二十も三十も口をついて出てくるって言うんだよ。
村田 お経みたいに。
根石 その続きはこうだよ、って言い始めるとまた二十も三十もずらずらと出てくるっていうんだよ。そういう感じで文を身体に入れていた。そのうちの一人は アメリカへ行って帰って来て、今は長野県の県立高校の英語の先生をやってるんだな。
でもなあ、俺の中ではホームプラザNじゃなくて住んでいた家でやっていた気がするんだよなあ。住んでいた家の中で例文集をやらせていたっていうイメージは 残っているんだよ。
その後、ホームプラザNも追い出されて、W鉄工所でやるんだけれど、この頃は、家賃を二箇所に払うのが気持ちの上できつくて、いやになってな。W鉄工所を 引き払って、小島の住居で塾をやり始めた。でもN書店の子どもたちがやってた時期と照らし合わせると、どうも時期が合わないような気もするんだが…。とに かくあちこちに移動していたから、自分の中でも照合できない。
学校の教科書ではなく、塾の例文集を作って、それに基づいて「電圧装置」を作るっていう形でやっていた時があるはずなんだが、どの場所でやっていた時から どの場所でやっていた時までだったかはよくわからない。
あるいは中村でやっていた時にすでにその形でやっていたのかもしれないな。中村では湿式のコピー機を使っていたのは間違いないし、「電圧装置」をやってい たのも間違いないんだ。その時に塾専用の例文集ができていたかはわからない。
それで、W鉄工所の時だと思うんだけれど、自分で辞書を作り始めたんだ。五つの単語でできてる文があれば、五枚の紙に同じものを書き込むわけだ。それを繰 り返していくと、一つの紙の中に同じ単語を使ってある例文が集まってくるだろ。
村田 ああ。
 

【12938】
テープ起こし(素読舎の教材の使い方)3  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)14時43分7秒
  根石 ただそれだけの辞書なんだよ。それは新しい文を解析というか、説明する時に、もう すでに子どもが知っている文を参照 するための辞書なんだ。ここまでやった子どもは何と何が身体に入っているなんていうのは、全部覚えきれないだろ?こういう辞書を作って、例文集の番号で管 理していれば、この番号の練習をしている子はこの文はもう知っている、っていう風に照らし合わせができるわけだ。それを作ろうとして、5〜6cmの厚さの バインダーを二十冊くらい作ったんじゃなかったかな。自作の辞書を机の上に並べておいて、自分で歩いて手製の辞書を調べて、書きこんで、っていうことを やっていたんだけれど、ギブアップしたんだよ。書き込む手間がなまじじゃないし、同じ文を何箇所も書き込んでさ。確かに出来てはくるんだけれど、二十冊 じゃおさまらない。まだどんどん増えそうな勢いだったからな。
辞書だけで机二つ分くらい占拠しちゃっていて、しかも辞書を全部開けるわけじゃない。積んでおいて、抜き出して、開いて、書き込んでということをやってい ると、広い場所を取ってしまうんだ。これは無理だぞ、とてもじゃないができない、と思ったんだ。
でも、こういうものを作りたいという構想だけはあった。学校の教科書を使っていると、四年に一回書き換えられてしまうから、学校の教科書をもとにして教材 を作ったら、四年経つと作った教材が全部使えなくなってしまうだろ?だからこんなものに付き合ってられないと思って、塾専用の例文集を作った。教材を固定 したわけだ。初出の文に子どもが出会う時、その子どもはすでにどういう文が身体に入っているかを参照したかったんだ。参照が自在にできれば、この種の教材 は作れる、という構想だけはあった。辞書を作り始めてから、ギブアップするまで、全部W鉄工所の建物の中で起こったことだ。
自宅で塾を始めた頃かW鉄工所でやっていたころかは覚えてないけれど、その頃、MS-DOSが登場したんだ。コンピュータがMS-DOSを使えば文書の処 理ができるというレベルになった。要するに実用レベルになった。そしてそのOSに応じたアプリケーションを作る会社が世の中に出てきた。その時に「友子の 情報」を買ったんだよ。
「友子の情報」については、コンピュータの雑誌の紹介記事を読んだんだけれど、何をやるソフトなのか、いまいちピンと来なかった。「一太郎」なんかと同じ ようなDTPソフトかと思っていたんだ。それは全くの見当違いだったんだけれどな。あれはテキストファイル管理のためのソフトなんだな。何百万何千万とあ るテキストファイルをみんなひとつのソフトの中にデータベースとして入れておいて、それぞれのテキストファイルに検索語を自分で与えておくわけだ。そこへ 検索語を入力して検索すると、その検索語を含んでいる複数の文章がピックアップできる。検索語は複数与えておくことができる。十個でも二十個でも。そのう ちのどれか一つにぶつかれば、その文章がひっぱり出されてくる。だから、カード型データベースみたいなものだよ。カードの一つの大きさが変幻自在という か、小さくても大きくてもいい。テキストファイルであればいい。
「友子の情報」を買った当初は、「ああ、こんなもの買っちゃったよ」と思ったんだな。俺はDTPソフトを買ったつもりだったんだから。あの頃は標準のフォ ントなんてものはなくて、ゴチックの字一つ出すにもえらく苦労したんだ。
でもいじっているうちに、「待てよ、これは使えるぞ」と思った。一旦ギブアップした自作辞書を作る作業をこれを使って電子化したらどうかと。それでできあ がったのが、例の「基礎問題集」だ。「基礎問題集」は本当に長いこと作っていたよ。三年だったか五年だったか。毎日、一日のうち平均して四時間や五時間は コンピュータの前へ座って作ってたんじゃないか。その続きが「700選」の解析だったな。
村田 「ABCD」を「基礎問題集」の後にやったと聞きましたが。
根石 そうか?
村田 「基礎問題集」はハードルが高くて、その前に来るものが必要だったと。
根石 ああ、それは富士通のオアシスっていうワープロ専用機で作った覚えがあるな。
それで、「友子の情報」を使って作り始めた教材が、今の、「WZエディタ」で作っている教材の原型だ。W鉄工所でやろうとしてできなかったことが、できる ようになった。それからたくさん教材を作ったな。「基礎問題集」を作り終わってその続きとして「700選」の解析、その後何やったっけなぁ…。
 

【12939】
テープ起こし(素読舎の教材の使い方)4  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)14時53分3秒    編集済
  村田 「1100」っていうのがあったんじゃないですか?

根石 「1100」っていうのもあったよな。要するにそれらは受験用の教材なんだ。「1100」の後は「長文読解」につながっている。全部合わせるとばか でかい教材だ。相当な時間を使ってあるよ。「基礎問題集」を作り始めてから「長文読解」を打ち止めにするまで。ここまでやればどこの大学でも受からないと ころはない、っていうものを作った。実際に全部使ったやつはいない。東大に受かったやつがいたけれど、その時はまだ「長文読解」はできていない。「基礎問 題集」すらできてなかったんじゃないかな。

村田 そうですか。

根石 そいつのことは個人的に見てたからな。市販の長文読解用のテキストを買ってきてさ。汎用の教材はできていなかった。「基礎問題集」を作り始めてから 「長文読解」を作り終えるまで、10年くらいかかったかねえ。そのくらいかけたと思うな。その後は家を作ったりしていて、あんまり教材は作っていなかった のかなあ。

村田 私が来たと時はMS-DOSで教材作りやってましたよ。多分「1100」だと思うんですが。

根石 そうか。まあこれだけ作っても全部使うやつはほとんどいないんだよ。後半部分なんか使うやつがいない。「基礎問題集」をやるやつはいるけれど、 「700」をやるやつが果たしてどれだけいるんだ。その後の「1100」なんか10年に一人出てくるかどうかのもんだ。でも教材だけはできているぜ、とい う体制は作ったわけ。
 それでやってみて、確かに大学は受かるんだ。でもおもしろくないのはさ、受かっちゃうと、みんな英語をやめちゃうんだな。続けるのもぽつぽつはいるけれ どな。いないわけじゃないんだけれど、多くの連中はやめてしまう。
 その頃だな、「電話でレッスン」を始めたのは。もう10年くらい経つんじゃないかな。
「電話でレッスン」の始めは、テキストを生徒に選ばせていたんだ。複数の映画のシナリオを使ってたんだよ。五冊も六冊も。これはとてもやりきれない、と 思って、「ゴースト」一冊にしぼった。学校の教科書を使うのをやめて例文集に固定したのと同じようにな。一冊にしぼってしまえば、そこで教材が作れるわけ だ。最初は「ゴースト文法解析」という名前だったけれど、その後「イメージ核受肉教材」という名前にした。これを作り始めたのがいつだったのか…覚えてな いなあ。小島の家で「電話でレッスン」をやっていたっていうのは覚えているんだが。
 

【12940】
テープ起こし(素読舎の教材の使い方)5  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)14時56分8秒    編集済
  根石 大学受験までの教材はひとまずこれ以上作らない。
「基礎問題集」「700選」「1100」「長文読解」とつながっていく大学受験までの教材の全体の量と、今「ゴースト」の文法解析から始めて、途中に大学 入試レベルのものを混ぜて、時事英語っていうか、取引英語っていうのかな、英字新聞の記事なんかをチャンポンに混ぜ込んであるレベルのところまで来ている けれども、その量を較べたら、どっちが大きくなっているのかっていうのはちょっとわからない。
 以上が今まで作ってきた教材のほぼ全体だな。それ以外にもうんとあるんだよ、いろいろ。一種の例文集みたいなものも別の形のものも作ってみたり、作って 捨てたものも相当あるんだ。作って試してみるっていうのは何回かやっている。これだったら使える、これだったらいける、というのは「友子の情報」を見つけ てからだな。例文集を内部に持っていて、教材を作れば作るほどデータベースのデータが増えていくということだ。そういう形で作ってきたものの大きな流れ が、「基礎問題集」から「長文読解」までで一つ。それと「ABCD」「ゴースト」「大学入試レベル」「七年目の浮気」「時事英語」がもう一つの流れだ。
「ゴースト」の解析から始めた流れっていうのは、もう大学入試にはとらわれてないわけだ。受験制度の枠の中で使う教材として作ってあるわけじゃない。受験 の外側にいる人、実際に英語を使って仕事をしている人だって使えるものにしてしまいたいというのがあって、だからそういう人が使っても手応えがあるんじゃ ないか。Naimaさんが使ってた頃は、「ゴースト」解析をやっていただけだから教材が簡単すぎたと思う。今だったら十分使えるんじゃないかと思うけれど も。
 ただ、例えば英検1級の人が「電話でレッスン」を10万行あたりから始めたとしても、初出の文ばかりで使いにくいと思う。途中で「ジャンプ」して飛ばす 場所があっても、初めから使っていくように作ってある。
今の教材は「ゴースト」から作り始めたけれども、その前の部分に新く作り直した「ABCD」をくっつけたから、これは小学校三年から使える。そこから実務 英語・時事英語というところまでつながる。一本道をずっと歩きつづければそこまでつながっているという教材の全体の骨格は現れてきている。全部仕上がった わけではないけれども。こちらの方は受験という風にして考えたんじゃない。受験を超えてしまっている。受験に対応はできるけれども受験専用じゃない。そう いう性質のものとしてできあがってきているものだ。
 

【12941】
テープ起こし(素読舎の教材の使い方)6  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)14時57分48秒    編集済
  根石 それをどう使うかの話だけど。
 例えば「ABCD」の部分だと、塾では日本語で文法的な説明なんかを書いてある部分を子どもがそのまま読むだろ?英文まるごとと日本語が対置してある場 合、日本語を一回読んで英文を五回繰り返すだろ。基本的なやり方は「電話でレッスン」でも変わりがない。「電話でレッスン」の場合はつっかかるところが あっても、一回すらすら読めればそれでOKを出して次から次へどんどん行くと。音もある程度仕上がっているというか、あるいは本人が出そうとして、その音 がはっきり意識されている、だけどうまく口が動かないっていうレベルでもOKを出す。教材を使っているうちに、波状的に何度も同じ文が繰り返し出てくるか ら、そのうちに段々音が仕上がっていく。最終的に仕上がればそれでいいんだというやり方でやってるから、かなり荒削りながらも進んでいく。
 「ABCD」も、まだできたばかりだから、塾の方でも「電話でレッスン」の方でも、始めの方を使っている人は一杯いるけれど、後半はまだ誰も使っていな い状態なんだよ。「ABCD」の後半が終われば「ゴースト」に接続していくわけだけれど、「ABCD」の残り三分の一くらいは「ゴースト」の文なんだよ。 また、「ゴースト」の方にも「ABCD」の初めの方の部分をからめてある。だから「ABCD」と新しい「ゴースト」をやった人が出てくれば、もとからある 「ゴースト」は「ジャンプ」をかけてしまえばいい。
 始めたばっかりの人っていうのはさっき言ったように、日本語も何も全部読んでいるわけだ。それも「ABCD」の後半になれば、もう日本語の部分は読まな くてもいい。英文丸ごとの部分だけ拾っていって、五回繰り返す。この使い方が「ゴースト」以後の使い方だ。
 

【12942】
掲示板のA802エラーについて  投稿者:村田(管理人)  投稿日:2008年12月 4日(木)15時11分55秒
  記事を投稿しようとすると「A802エラー:マルチポストです」と表示されて投稿できな い時がある場合の問題が解決しました。
以前表示できなかった記事も復活させました。

802エラーが出た時は、掲示板上で村田の方にお知らせください。
 

【12943】
ゆっくり母さま  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 4日(木)15時16分2秒
  ご心配ありがとうございます。もうちょっとで復活です。  

【12944】
こんにちは  投稿者:江戸の母  投稿日:2008年12月 4日(木)23時05分22秒
  こんにちは 村田さんの後輩で、以前上の子の通う小学校で英語教育が導入されそうだとい うネタで投稿させていただきましたものです。

あの時はまだまだ先の話と思っていたのですが、校長先生が英語教育に力をいれている先生に替わったこともあり、子供が小1から、ネイティブの先生がやって きて、自己紹介なんぞをやったりしていたようです。息子の話なので、あまりあてにならないのですが。

母国語もしっかり身についていない息子。「○○取ってください」も「○○」と体言止めだったり。挨拶もできないし。英語以外にもやってもらいたいことが〜 と憤っている母であります。

ちなみに「たくましくコミュニケーションするこども」の育成を目指して外国語活動に取り組みました。というのが校長からのコメントでした。

専門家の皆さんの目からみて、これから英語を習得するチャンスをもつ子どもにとって、小学校で行う英語遊び的授業の弊害のようなものがご指摘いただけた ら、と思うのですが、いかがでしょうか。

また、ゆっくり母さまは、小3のお子さんとお母さんで授業をうけてらっしゃるのですね。
そういうことも可能でしたら、私も授業を受けてみたいと思いました〜

息子(小2)、娘(3歳)で下の子が邪魔しそうなのですが。
12月4日のコメントを読んで、ますます、楽しそうだなっと(大変そうですが(汗))
どうぞよろしくお願いいたします。
 

【12945】
江戸の母さま  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 5日(金)09時18分40秒
  はじめまして。朝から変なテンションのゆっくり母です。
わ〜い、母仲間だ♪
素読舎おっかさんの会も作りましょうね〜←気が早い。

えっと、専門的な話は先生方にお任せするとして、
レッスン、確か今空き枠全部埋まったとお聞きしたような気がします。

月曜九時を私と友人でお試しさせてもらったのですが、それが最後の枠だとお聞きしました。
もしよろしければ江戸母さんもご一緒しませんか?
私たちも始めたばかりで、ちょうどいいかも。
とかいって実は江戸の母さんは上級者だったらあれなんですが…その場合は他の枠にどうぞ〜(汗)。
お子さんの方も、もし根石さんがいろんな状況を配慮されて(問題ないとおっしゃれば)息子と同じ枠でご参加ください。前回はこちらもお友達と一緒にやりま したが、続けられるかどうか未定なので、それによって2人になるか3人になるかわからないですが。

なんにせよ仲良くしてくださいね〜♪
 

【12946】
matsuさん(自己紹介)  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 5日(金)12時53分45秒
  実を言いますと、私は学生のころは小学生から大学生まで素読舎の塾生であったことはあり ませんでした。
塾関係は、小学生の頃に、地元大手の信学会というところの英会話教室に遊びに行っていました。これはほんとに遊びっていう感じした。あいさつや月ごとの歌 とかをやるんですが、音づくりなんかほぼやっていなかったもんで、なんていうか、呪文のような感じでした。これは以前書いたことありますが、「あーびわー きおーざれーるろー おーざりぶろぐでー」と歌っていたのが、後に "I've been working on the railroad All the livelong day" だ、と気付いた時、なんだか笑っちゃいました。
幼稚園でやっていた教室なので、先生は幼稚園の保母さんでした。やさしく一生懸命に教えてくれてたのは覚えているんだけれど、5年生くらいまではこんな調 子だったと思います。

それでも、英語の単語や簡単な文はなんとなく覚えていたので、中学ではそれなりに点数取れてました。
そして、根石さんの言うところの地元の三流受験校に進んだのですが、一年のうちはそれなりでしたが、2年になるとだんだん英語がわからなくなってきまし た。それまでは、問題を解くにしても、雰囲気で解けていたんですが、だんだんそれができなくなってきました。今ならその理由がはっきりわかります。自分の 中に参照する文が圧倒的に少なく、新しく出会う英文が、それまでに無意識に参照していた文のレベルを超えていたからです。
ですが、その当時は、そんなことははっきりとわからず、具体的にどういう勉強をしたらいいかもわからず、ただ問題集を解いて、もがいていました。
その結果として浪人したわけですが、その頃、素読舎へ通っていた同級生から、「これ読んでみな。」と一冊の薄い本を手渡されました。それは「英語どんでん がえしのやっつけ方」の前身の「けんか英語入門 英語のやっつけ方」でした。

そこに書かれていたことは、当時の私にとって、目からウロコが落ちるようなことでした。
本自体は実践の書なんですが、今でもよく覚えているのが、
「頭がよいとか悪いとかはでっちあげだ。きたえてしまえばよい。」
「大丈夫だ、心は死にはしない。」
という文です。
後の方は、「どんでん」とは書かれ方が違っているので、「英語のやっつけ方」から引用します。
「単語を覚えるには、自分に対して強引なほどよい。イメージが強くはっきりしているほどよい。自分に対して、ひとつのことを完全に強制することは、少なく ともやってはいけないことではない。いや、語学においては、これはうんとやらなければどうしようもないことなのだ。大丈夫だ、心は死にはしない。」
このことばが、当時のわたしにとって、どれだけ支えになったか。わたしは書かれていることをできるだけやってみようと思いました。
駿台の「英文法頻出問題演習」第二部が、前置詞を入れる問題がずらりと並んでいて、これを「電圧装置」でみな殺しにしました。そして、「英頻」を最初から 解いて、全問正解した時、かなり自信がつきました。予備校のテキストも片っ端から「電圧装置」にかけていきました。勉強っていうのはこういう風にするもん なんだな、と思いました。
「回転読み」や「回転書き」もやりましたが、今思うと、回数に気を取られて、あまりうまくはいきませんでした。量としては、「回転読み」よりも「電圧装 置」をたくさんやりました。そして、なんとか大学にすべりこみました。
この浪人の時の体験は、忘れられないものです。根石さんは、会ったことこそありませんでしたが、わたしの先生になっていました。

=================
いったん切ります。
 

【12947】
江戸の母さま  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 5日(金)13時02分34秒
  書きこみありがとうございます。

>専門家の皆さんの目からみて、これから英語を習得するチャンスをもつ
>子どもにとって、小学校で行う英語遊び的授業の弊害のようなものが
>ご指摘いただけたら、と思うのですが、いかがでしょうか。

英語遊び的なことは毒にも薬にもならないと思います。
だから直接的には弊害はないと思いますが、読み書きそろばんの時間が削られてしまうのは間接的な弊害かもしれませんよね。
 

【12948】
らくださん(塾の現場)  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 5日(金)13時07分47秒
  >教室では、どういう授業形態をとられているのでしょうか。江戸時代の
>寺子屋みたいに、使用教材や進度が異なる塾生が混在していて、
>おのおの自主練習し、適宜師匠の前で発表して指導を受ける、という
>感じでしょうか。

英語に関しては、使用教材は統一されています。
その他はらくださんの書かれている通りです。
寺子屋の実際はよく知らないんですが、そういう感じなんですね。
わたしは、塾のイメージは空手の道場のイメージがあります。
 

【12949】
根石さん(補助教材の文法理解について)  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 5日(金)13時14分7秒
  >  これは非常にいいやり方だと思います。
>  日本語を壊さないのがいい点だと思います。
>  この後、文法理解はどうやったのでしょう?

あの補助教材を使っていた時は、文法的なことは教科書ガイドでやっていました(本部の方でもそうだったと思います)。教科書ガイドを2冊用意して、一方の 教科書ガイドは重要事項をホワイトで塗りつぶしておいて、それを答えさせるという方法。
教科書・教科書ガイドともに最後まで終了した人は、「ABCD」へ入り、文法を体系化していくという順序でした。
 

【12950】
根石先生  投稿者:片原  投稿日:2008年12月 5日(金)17時38分7秒
  体調を崩し寝込んでしまっているので,今日のレッスンは休ませてください。お願いしま す。  

【12951】
片原さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 5日(金)20時55分48秒
  承知しました。お大事に。
実は私も風邪をこじらせて、やっとこ椅子に座っています。
 

【12952】
根石さん  投稿者:matsu  投稿日:2008年12月 5日(金)22時22分55秒
  今日は、子どもが、2泊3日の修学旅行から帰ったばかりで、寝込んでしまってレッスン開 始時刻に遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
夜更かしを楽しむのは、昔の子どもと変わらないようですね。
 

【12953】
matsu さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 5日(金)22時46分35秒
  そうでしたか。
承知しました。
 

【12954】
レッスン復帰1回目  投稿者:ももこ  投稿日:2008年12月 5日(金)22時51分45秒
  みなさんこんばんは。ももこです。
産後復帰1回目のレッスンを受けました。緊張でドキドキして肘がガクガクしまいました。緊張すると口が走ってしまい、早口になるのを自分で抑えられなくな りながらなんとかついていってました。

一人で受けていたレッスンが3人のレッスンに変わったため、ず〜っと読みっぱなしにならないので口が筋肉痛にならなかったり、テキストに(ココは力の抜け た狭い音など)書き込みをしたりする時間が取れたので良かったです。他には自分以外の方のレッスンを聞くことができるので他の方の音が変わっていくのも聞 けたのがよかったです。

あと、とても個人的なことですが、子供がうまいこと寝ていてくれたのもよかったです。しばらくは子供を膝の上で寝かした状態でレッスンを受けようと思いま す。(気配がないとスグ起きてしまいますので・・・・)

ノンノン母さんとご主人様とご一緒できてよかったです。ありがとうございました。
 

【12955】
村田さん  投稿者:matsu  投稿日:2008年12月 5日(金)23時00分2秒
  私のミーハーな希望に応えてくださってありがとうございます。
根石さんの「一番弟子」の村田さんが、実は学生時代素読舎の塾生でなかったというのは、意外な気がしますが、やはりそういうことなのか、という感じでもあ ります。
以前に根石さんが、英語はできるようになったけれど、根石さんの方法の意義をまるで理解していなかった素読舎の卒業生のことを書いていましたが、そのこと とどこか響きあうエピソードです。
根石さんの語学論の継承者は、根石さんの作った「一本道」を歩む者ではなくて、根石さんの言葉をヒントにし、それを自分で咀嚼した激しい独習者だった、と いうことだと理解しました。
続きを楽しみにしています。
 

【12956】
村田さん  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月 5日(金)23時20分9秒
  江戸時代の寺子屋(手習塾)では、商家の子供、庄屋の子供とそれぞれにあった教材を先生 が選んで与えたと、何かで読みました。素読舎の場合は目的が同じですから、各人の進度の問題だけですね。

>わたしは、塾のイメージは空手の道場のイメージがあります。

いいですね。そういうスタイルの塾が増えるといいのですが。黒板使った一斉授業は古い、素読舎は古くて新しい。
 

【12957】
初心者です^^  投稿者:江戸の母  投稿日:2008年12月 6日(土)06時12分23秒
  ゆっくり母さん
はじめまして!お返事ありがとうございます〜
母ちゃんの会、是非是非お願いします〜

英語、だめだめ母さんデス。海外旅行の苦い経験を経て、英語教室通いましたが進歩せず、無駄な投資で終わってしまいました。そんな調子なので、耳も口周 りの筋肉も鍛えられたら面白いな!と思っています〜

スカイプのことなども初心者なのですが、同時に複数でも可能なのですね。
ただ、月曜9時は、子どもが寝てる時間なので、ちょっと難しいかと。

根石先生、どこかの時間でまだ枠がありましたら、お願いします。
(平日6時半〜8時)もしくは(土日)
息子のほうは、ゆっくり母さんの息子さんと同時枠にもしはいれるのでしたら
是非お願いしたいのですが、どうでしょうか。

村田さん、毒にも薬にもならない>村田さんの幼稚園での経験も参考になります!
ありがとうございます。
 

【12958】
江戸の母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)02時57分14秒
   お書き下さりありがとうございます。
 昨夜、江戸の母さんにお返事するべきだと思いながら、レッスンを終えて、ひとまず連絡事項だけ書いたとたんに、だるくてどうしようもなくなり、横になり ました。

(→ゆっくり母さん。空き枠の状況など伝えていただいて、ありがとうございます。営業部の他、事務室まで引き受けてもらったわけです。重ね重ね御礼申し上 げます。)

>母ちゃんの会、是非是非お願いします〜

 ゆっくり母さん、江戸の母さん、ひとまずお二人で立ち上げていただき、ノンノン母さんも誘っていただけば、母三人の母集団ができます。母集団と言えばも のすごく強そうに聞こえますし、頼りがいがありそうなので、ももこさんも加わって下さるかもしれません。
 matsu さん会長、らくださん会員の父兄会はすでにあるのですが、現在までの活動は、各自、語学論を書いてくださることです。母集団の支部として、父兄会を抱き込 んじゃうってのは、なかなかよろしい構想だと思いますが、いかがでしょうか。
 あるいは、それぞれ別に「母ちゃんの会」「父ちゃんの会」というふうに二つあるのもいいかもしれません。
 「母ちゃんの会」の立ち上げ、私からも是非お願いします。立ち上げ、というか、ゆっくり母さんと江戸の母さんで、「母ちゃんの会」を作りましたって宣言 すれば、それでできちゃうんです。その後、ちんたら、会員を募集していけばいいと思います。よろしくお願い致します。

>海外旅行の苦い経験を経て、英語教室通いましたが進歩せず、無駄な投資で終わってしまいました。

 そういう人が日本に数知れずいると思います。どこに通ったのか、どんな授業をやっていたのか、なぜ無駄になったのかなど、具体的な学校名なども書いて、 きちんと言うべきことを言うことが大事なことだと思います。
 英会話学校などの逃げ道は、「個人の能力」です。私の考えでは、英会話学校に通って「無駄な投資」になるのは、「個人の能力」なんかのせいではありませ ん。英会話学校が語学論や方法論を持たないせいなのです。いや、語学論や方法論の占めるべき位置に、金儲け方法論を据えてあるせいです。英語ネイティヴを 売りにして、(英会話)幻想だけを売っているせいです。
 ああいうふうに幻想を売る商売をあんまり簡単に許してしまうのはよくないと思っています。非常にタチの悪い商売です。

>根石先生、どこかの時間でまだ枠がありましたら、お願いします。
(平日6時半〜8時)もしくは(土日)

 全体からお話しますと、私が「スカイプ(電話)でレッスン」をしているのは、金曜、土曜、月曜です。日曜は地元の生徒を相手の塾をやっています。この4 日が英語のレッスンをやる日です。
 木曜は、昼間、空手を習い、夜、村田君とごみ問題のビラやチラシを作ったり、塾のチラシを作ったりしてきました。今後は、市販されている本からダイジェ ストを作り、語学論のデータベースを作っていこうという計画があります。
 火曜、水曜のどちらかを休みにし、どちらかで自宅自作を継続しています。そのほか、百姓もやっていますので、百姓仕事はレッスンのある日の昼間など使っ てやっています。今の季節だと、冬越しのための薪集めなどでチェーンソーを振り回したりします。
 お金になることはあんまりしていませんが、けっこう忙しいです。

 スカイプというソフトをレッスンの道具にしてから、二人あるいは三人で一枠を使っていただくことができるようになりました。ただし、同じくらいの進度の 人同士で組んでいただく必要があります。レッスン開始時に、同時に二人三人で始めていただけば何の問題もないのですが、一人で始めていただいた人同士で一 枠分を使っていただく形を作るのは、なかなか難しくなります。
 現在考えられるのは、月曜6時10分から使っていただいている方が、土曜10時20分の方と合流していただくことです。土曜10時20分の方はすでにス カイプで練習されていますが、月曜6時10分の方は、電話で練習されています。スカイプを導入していただけないかというお話はしてありますが、パソコンの 調子が悪いため、スカイプをすぐに導入するわけにはいかないとのことでした。調整を継続しますので、今後もこの掲示板で相談させて下さい。

>息子のほうは、ゆっくり母さんの息子さんと同時枠にもしはいれるのでしたら
是非お願いしたいのですが、どうでしょうか。

 ゆっくり母さんの息子さんと、ゆっくり母さんの友達の息子さんと一緒のレッスンはまだ一回やったばかりです。まだちょっとレッスン自体が落ち着かないの でどうかな、と一度は考えたのですが、江戸の母さんの息子さんが参加するには、タイミングとしては今が一番いいかもしれません。もう一ヶ月後になると、合 流した当初ストレスが生じるかもしれません。そのへんが、数万行進めた生徒同士を合流させるのと違って、非常に微妙です。

 すぐに合流していただく場合ですが、スカイプはすでに導入されていますでしょうか。導入されていて使われているようでしたら、(スカイプで)教材をこち らからお送りすれば、今度の月曜に参加していただけます。一ヶ月無料でお試しいただけます。スカイプの導入・使用についての状況をお知らせ下さい。このソ フトは通信の環境さえあれば、使わないってテはないというくらいいいものです。

 まだ皆さんにお知らせしてありませんが、1月中旬から2週間、インドに行く予定です。
 一ヶ月お試しいただいてすぐに、私がお休みをいただくことになってしまいますが、あらかじめご承知いただきたくお願い致します。

 私のレッスンは月に4回が基本になっています。月に5回ある場合は、5回レッスンします。普段は曜日と時間だけ覚えておいていただけば結構です。どの曜 日の方も年間に4回くらい(だったように記憶していますが)、規定より多くレッスンします。この分を溜めておいて、後で「有給休暇」のように使わせていた だいています。
 去年は一回も「有給休暇」を使いませんでしたので、今年というか、来年当初に使わせていただく予定です。

 まだレッスンを始められたばかりの方からは、何が「有給休暇」かと怒られそうですが、一年分のレッスンの「有給休暇」を最初にいただくこととしてお許し いただきたくお願いいたします。

→皆様
 江戸の母さんに向けた記事が、皆様向けになってしまいましたが、よろしくお願い致します。インド行きについては、今後、生徒さん各位にレッスン時にお伝 えしていく予定です。

 江戸の母さん。以上のような事情です。再度の投稿をお願い致します。
 ゆっくり母さんに向けて書かれたものへの横槍を含みますが、お二方にお許しを願います。
 

【12959】
ももこさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)03時10分18秒
  書いてくださってありがとうございます。
わずかな錆は感じましたが、すぐに落ちます。
ノンノン母さんご夫妻にとってもももこさんが参加してくれたことはいい効果に結びついていくと思っているのですが、ノンノン母さんご夫妻のご意見はいかが でしょうか。
 

【12960】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)03時24分9秒
  >あの補助教材を使っていた時は、文法的なことは教科書ガイドでやっていました(本部の 方でもそうだったと思います)。教科書ガイドを2冊用意して、一方の教科書ガイドは重要事項をホワイトで塗りつぶしておいて、それを答えさせるという方 法。

 ああ、そうだったな。ホワイトで塗り潰すと、石油系合成化学物質の臭いがたまらねえんだ。くせえ。こちとら、ショーバイで何時間も連続で塗りつぶすんだ ぞ、なんだこのくせえ臭いはと思いながらやりましたが、ガスをしこたま吸っただけで、結局、教科書ガイドを使うのはやめました。文法の扱い方が全然本質的 でないのです。石油系合成化学物質を俺が吸う価値があるような記述ではない。吸いながらそう思っていたのですが、やりかけてくやしいから3冊塗りつぶした んじゃなかったか。で、やっぱり駄目でした。記述が駄目なものは駄目なんですね。俺の教材作りはこんなことの連続です。
 ごみ問題とつながりますが、石油系合成化学物質のガスをしこたま吸ったことと、ABCD を全面的に書き換えることに着手したことには因果関係があります。
 冗談じゃねえ。こんな馬鹿なことはもうやりたくねえと思ったのでした。
 俺の方が、まともな文法記述ができるわ、とも思ったのでした。
 けっ、文科省、と。
 

【12961】
江戸の母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)03時40分33秒
  >ちなみに「たくましくコミュニケーションするこども」の育成を目指して外国語活動に取 り組みました。というのが校長からのコメントでした。

 この校長、馬鹿だぜ、っていう声はありませんでしたか?
 母さんたちの間にしっかりとそういう声が伝わっていくことが大事だと思います。

 「たくましくコミュニケーション」だあ? そんなもの、子供は誰だってやってる。おしゃべりの子供も無口な子供も。無口な子供は自分の内部とのコミュニ ケーションが濃くなってるだけだ。
 この校長のおかげで中学以降の英語に障碍が生じたら、しっかりと問題にすべきですが、語学論がなければならない。

 中公新書「文科省が英語を壊す」という本、おすすめです。
 

【12962】
根石さん、江戸の母さん  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 7日(日)07時47分15秒
  おはようございます。
>根石さん
それでは母の会立ち上げました〜。
江戸の母さん、よろしくです〜。
ノンノン母様もよろしくお願いします☆

>→ゆっくり母さん。空き枠の状況など伝えていただいて、ありがとうございます。営業部の他、事務室まで引き受けてもらったわけです。重ね重ね御礼申し上 げます。

あ、営業部の仕事だと思ってやってしまいました←おい!
勝手なことをしてすみません。
話の合いそうな方がこられたので、逃しちゃならん、と思わずフライイングでした。

>江戸の母さん
そうなんです、うちの息子たちのレッスンはまだ不安定なんですよ。
どうぞ〜、なんて軽く言いながらも実はちょっと心配していました。
根石さんが「問題ない」と判断されたら、というのはそこのところが念頭にありました。
気持ち的には「いつでも歓迎です☆」ということで、また「どうですか〜」と調整していただくのもご面倒をおかけするな、と思った次第です…。

そんなこんなでまだ新人なので、営業も事務もフライイングばかりですが、懲りずにお付き合いくださいね〜♪
 

【12963】
レッスン  投稿者:Monday2140  投稿日:2008年12月 7日(日)20時50分54秒
  すみません。12/8レッスンですが出張のため休みます。
20:20の娘のレッスンはお願いします。家内がつきますのでなれないでしょうけど宜しくお願いします。
 

【12964】
Monday2140 さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)23時49分4秒
  承知しました。  

【12965】
ゆっくり母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)23時50分9秒
  >勝手なことをしてすみません。

とんでもありません。風邪でへばりそうだったので、ありがたかったです。
 

【12966】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 7日(日)23時52分44秒
  以下、データベース用雛形です。

1------------------------------------------------------
茂木弘道「文科省が英語を壊す」(中公新書ラクレ)2004.9.10
3,D,○

ネイティヴ,学力低下,

会話がダメなのは、ネイティブに接しないからだというわけで、昭和六二年(一九八七年)から、JETプログラム(語学指導などを行う外国青年の招致事業) がスタートした。今では、全国で六三〇〇人ものネイティブがAET(Assistant English teacher) として中学高校の英語授業を手伝っている。
 ではこの結果どのような効果が実際に出ているのかということである。最近の若い人は英語ができるようになった、と漠然と思っている人が随分いるようであ る。しかし、驚くべきことに事実はまったくその逆なのである! 若者の英語力ははっきり低下しているのである。下手になっているのである。その証拠がある。TOEFLという国際的な英語力のテストがあるが、一九九七/ 九八年に、日本はアジア最下位に転落したのである。もともと下位グループにいたのであるが、とうとう最下位となった。その後も同じような位置にいる。
 TOEFLが必ずしも各国の英語力水準を反映していないとか何とか言う前に、注目すべき絶対的に重要なポイントがある。それは日本の順位が次第に低落し てきて、ついに最下位に落ちたという傾向的な事実である。多くの人が期待をよせ、また文部科学省が公式に採用している会話重視英語教育法は、このような惨 憺たる結果をもたらしているということである。

2------------------------------------------------------
茂木弘道「文科省が英語を壊す」(中公新書ラクレ)2004.9.10
5, ,○

受験英語,

『国際派日本人養成講座』(http://come.to/jog) という週刊のメールマガジンを主宰されている伊勢雅臣さんは、その一九九号で拙著を紹介してくださったなかで、これは・・・・・・
 

【12967】
村田君、データ2  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 8日(月)00時01分53秒
  2---------------------------------------- --------------
茂木弘道「文科省が英語を壊す」(中公新書ラクレ)2004.9.10
5, ,△

受験英語,

『国際派日本人養成講座』(http://come.to/jog) という週刊のメールマガジンを主宰されている伊勢雅臣さんは、その一九九号で拙著を紹介してくださったなかで、これは自分の留学経験とも一致するとして、 次のような解釈を述べている。

「アメリカで夫の留学に同行してきた奥さん方を観察すると、大学入試で受験勉強をした奥さん達は短期間に比較的まっとうな英語を話せるようになるが、高卒 で受験勉強をしていない奥さん方は、いつまでもブロークンな英語しか話せなかった。この違いを生んでいるのは、頭の善し悪しではなく、受験勉強で一度は英 文法と格闘したことがあるかどうか、という事なのである」
 

【12968】
母の会入れて下さい  投稿者:ちえ  投稿日:2008年12月 8日(月)00時32分29秒
  こんにちは、只今、素読舎お休み中のちえです。
ずっと掲示板を読んでいて、私も仲間に入れて欲しい〜。。。
と思っていました。
ももこさんが出産2ヶ月で復帰されたと聞いて、(ももこさん初めまして、
ご出産おめでとうございます)なんで、同じ3人も子供が居るのに
私には出来ないんだろう??もしかして出来る??週に15分だけでも
根石さんにお願いしてみようかな??と考えていた矢先に枠が全部うまったと
知り、平日の昼間になんとかお願いしてみようかと考えていたら、根石さんは
昼間は他の仕事で忙しくされていると知り。。。
やっぱり今の私には無理なのか。。。と落胆したり、復帰出来る時が来た時には
今以上に錆び付いた英語力の私を受け入れてもらえないのでは??と焦ったり。。。
そして、毎日、英語力さえあれば、もう少し駐在生活を楽しめるのに。。。と嘆いて
おります。

私が英語を勉強したい理由の一つに、将来子供に英語の勉強が必要になった時、
自分で教えてあげたい。と思っていたのです。
ゆっくり母さん(初めまして、ハノイのちえです)のお子さん達の様に、小学校
3年生くらいになったら、子供と一緒にスカイプレッスンをお願いするのもいいです
ね。。。

そんなこんなで、計画だけは立派なのですが、今の私は元々なかった英語力が錆び付いて
いくばかりです(^^;)

こんな私ですが、母の会(実はあまりよくわかっていません(^^;))に入れて下さい。
なんとなく、みなさんとつながっていたいのです。
よろしくお願いします(*^_^*)
 

【12969】
私もいれてくださ〜い♪  投稿者:ももこ  投稿日:2008年12月 8日(月)01時07分13秒    編集済
  ゆっくり母さん
母の会なんだか楽しそうですね。私も入りたいです〜。

母のレッスンを見て、自分もと国語の教科書の音読に励んでいる小1の娘は3年生になったらレッスンを受けたいようです。今後もお子さんの様子も伺えるとう れしいです。

ちえさん
はじめまして。お名前は掲示板で何回か拝見していました。よろしくお願いします。
2ヶ月で復帰しましたが、意外にいけました。今は首が完全にはすわっていないので(本人はすわっているつもりのようですが・・・)膝の上に寝かせた状態で レッスンを受けています。教材はプリントアウトして使っているので、ヘッドセットのケーブルが届けばどんな状態でも可能なのは本当にありがたいです。来月 からはオンブしてレッスンをうけようかなと思っています。

それと3人目なので結構大雑把に子育てをしているというのも「2ヶ月で復帰」には大いに関係あると思われます・・・。

錆びる英語力があるだけいいじゃないですか〜。磨けば戻るんですから。今回レッスンを受けて「今までより錆びついているかもしれないけど、0にはなってい ないな」と少し気が楽になりました。

コレを機に仲良くしてくださるとうれしいです。よろしくお願いします。
 

【12970】
文学へ渡る語学  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月 8日(月)01時30分39秒
  matsuさんの久しぶりの投稿に触発され、『英語どんでんがえしのやっつけ方』根石吉 久・村田晴彦(小学館文庫)を読み 返してみました。何度目になるか忘れましたが、やっぱり一番好きな一節のひとつはここでした。本の最終章、クライマックスの部分のネタバレで申し訳ありま せんが、引用させてください。この本は思想書ですね、やはり。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺は、むなしさに対抗できるものは、むなしい何かじゃないと駄目だと思っているんだ。むなしいからむなしくないものを求めるっていうふうに求めていった先 には、例えばオウムがあり、自己開発セミナーがありっていうことになる。むなしいものには、むなしいものを対置する。むなしくて激烈な何かだよ。むなしく て激烈な何かっていったら、俺は語学を思うな。

語学から生活言語へ渡ることは、語学の「あふれ」として実現できるよ。だけど、それが語学の最大の価値じゃない。語学をやることっていうのは、そのこと自 体は、むなしさをむなしさとして持ち続ける力だよ。その力自体の価値っていうのがあるんだということだ。そこが語学が思想に転じうるポイントだと思う。転 じ得るなら、そこから翻訳へでも、詩へでも、批評へでも出て行けばいいんだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 

【12971】
おお!すでに会員が!  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 8日(月)06時46分55秒
  >ちえさん
お名前は拝見しておりました☆
ハノイで育児なさっているんですね〜。
知人の何人かは海外で育児をされていたのですが、そのストレスは最中にいるときははっきりわからないけれど、いざ日本に帰ってみると「あ〜、なんて楽なん だ〜」と思った。
天と地だわ、と口をそろえておっしゃっていました。
中には英語オタクを自称されている方もありましたが、それでもやはりストレスは強く感じられたようです。
私なんて実家から今すんでいる嫁ぎ先までわずか15分ですが、それでもとついでしばらくは環境が変わったストレスが一杯でした(汗)。いつも聞こえていた 物音が聞こえない(近所の犬の声とか)だけで結構ブルーになったりしました(私だけ?)。
あまりご自分を責めずに(それがさらにストレスの原因かも)、ぼちぼち〜、と、書き込みを拝読して思いました。私から見たら海外に住んでいらっしゃるだけ で「すごい!」ですよ。

>ももこさん
母の会にいらっしゃいませ〜。
ももこさんの産後2ヶ月の復帰は私も「すごい!」とびっくりしましたよ。
長男が小三になってようやく、「一個くらいはナライゴトできるかも」って踏み切った私にはこちらもすごい!としかいえないです。

さてさて、そういうすごい母たちが集まって何をしましょうかしら???
実は私が一番わかっていませんが…。
まずはお茶会からはじめたいところですね〜〜〜♪
女三人寄ればかしましい、と申しますところをすでに四人ですからね♪

とりあえず子供たちのレッスンについてや、自分のレッスンについて、学校の事情・教育界の事情についての質問など、遠慮なく出し合うことにしてみます。
あと親ばか談義も外せませんね♪
うちの子の可愛い写真も載せてみよう。
皆様、おみしりおきを〜、ってことで…(題名「おしりあい」・撮影者母)

 

【12972】
おっかさんの会  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 8日(月)09時38分40秒
  事務局(今作った)より会員の皆様に連絡で〜す。

http://bbs7.sekkaku.net/bbs/sodokuhaha.html
↑こんなのつくっちゃっいました。
一応今のところ男子禁制ですぞ☆
ゆるい話しでもいたしましょうぞ。

1ファンさんもみていらしたら来てくださいね〜☆
 

【12973】
根石さんへ  投稿者:江戸の母  投稿日:2008年12月 8日(月)14時08分23秒
  体調の悪い中、お返事ありがとうございます。しかと受け止めました。

とりいそぎ要件のみですが、スカイプは我が家で導入したことが無いため、未知の領域です。自宅のパソコンが対応できるものなのか?挑戦してみたいと思いま す。詳細は村田さんに教えてもらった情報を見てみます。

初心者の子ども同士タイミング的に今ということであれば、こちらも急ぎスカイプ導入をめざします。でゆっくり母さんのお子さんと一緒に(月曜枠)というこ とで、がんばります。さすがに今日は無理そうです。私が帰宅するのが6時10分くらいなので。今日からでも、参加したいところですが(汗)
 

【12974】
ゆっくり母  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年12月 8日(月)15時10分13秒    編集済
  ゆっくり母さん、はじめまして。ノンノン母です。おっかさんの会、楽しそうですね。是非 参加させてください。
いつも楽しい書き込みをコッソリと読ませてもらっていました。
今回お声をかけてくださってとってもうれしいです。どうぞよろしくお願いします。
 

【12975】
ゆっくり母さんへ  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年12月 8日(月)15時15分37秒
  すみません。題名が、、、。途中でした。ごめんなさい。  

【12976】
スカイプについて  投稿者:江戸の母  投稿日:2008年12月 8日(月)15時52分3秒
  初心者質問ですみません。どうやらカメラが必要なようですが、これは必須でしょうか?!  

【12977】
根石さん、ももこさん  投稿者:ノンノン母  投稿日:2008年12月 8日(月)16時21分2秒    編集済
  ノンノン母です。遅くなりましたが、先日の3人でのスカイプの感想です。
ももこさんの参加によって私たちの効果が
いい結果に結びつくのでは、という根石さんのお言葉だったのですが、まさにその通りでした。
ももこさんの突然のきれいな発音に私たちはすぐに刺激をうけてしまい、今までとは全くちがう緊張感でレッスンを受けることができました。
それから練習不足も改めて反省しましたし、やっぱり練習だね!って当たり前のことなのに再確認している私たちでした。

口を動かす回数ですが、一人のときから二人になったときは、とても実感したのですが、3人のときは不思議とそのことはあまり感じられませんでした。緊張感 のせいでしょうか。
音声に関してもなにも問題はありませんでした。
ももこさんの参加は私たちにとっては、とても励みになるありがたいレッスンになりました。逆にももこさんには申し訳ないような気もします。
なのでももこさんの感想を聞いて少しは安心しているところです。赤ちゃんが膝にいたなんてびっくりですね。そのうち声を聞くことができるのでしょうね。楽 しみです。このような感想ですが、又気付いたことがあれば報告したいと思います。
 

【12978】
スカイプのカメラ  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 8日(月)17時44分26秒
  >江戸の母様
必須じゃないですよ〜、取り急ぎそれだけ♪

>ノンノン母様
わ〜い♪よろしくお願いします☆

また後ほど。
 

【12979】
江戸の母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 8日(月)17時58分36秒
   ゆっくり母さんが書かれた通り、カメラは必要ありません。
 マックのことは私はわかりませんが、ウインドウズでしたら、ヴァージョンは何でしょうか。それによって、コンピュータのCPUの性能がおおざっぱにわか ると思うのですが。
 XPなら使える可能性大です。村田君は Vista (でしたっけか)という最新ヴァージョンで使っていますが、私はXPです。

 それと、通信回線がADSL以上という条件があります。ADSLの場合は、最寄りのNTTの電話局までの距離によって性能が左右されるようです。光の場 合、それがどうなるのか私は詳しくありません。
 コンピュータ回りのことで、わかる範囲でいろいろお書き下さると、わかる方からアドバイスがいただけるかもしれません。
 コンピュータに詳しい知り合いがいたら、その人に調べてもらうのがてっとり早いかもしれません。
 

【12980】
データ3  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 8日(月)22時30分21秒    編集済
  3---------------------------------------- --------------
掲示板「反英語フリーク 大風呂敷」投稿者:根石吉久 2001.6.19
18, ,○

植民地, 苦手

Duffyさんの、「NHKラジオ英語講座でほとんどの番組のアメリカ人のイントネーションが異常にハイテンションで凄く変です。」という投稿に対しての 記事からの引用。

====================
 私は中学に入学した年、学校の先生に勧められてNHKの基礎英語を始め、すぐにやめました。英語のイントネーションのハイテンションがいやだったので す。「母音付きの単音」を単位にしている日本語の音になじんだ私の耳は、英語の子音の連続が作るテンションの高さに違和感を感じたのかもしれません。その 頃はまだテレビが普及しつつある時代で、世の中にやたらに英語の音が聞こえているということはありませんでしたので、とりわけ違和感は強かったです。田舎 でしたから、FENなども聞こえませんでしたし・・・。
 一般に、英語という言語の音韻構造がテンションの高い方に向かいがちであるということは言えると思います。そこへ、アメリカの文明の(例えば大量消費 の)「躁状態」なども中学生の私の耳は重ねて聞いていたのかもしれません。
 今や、文明のレベル自体は日本も「躁状態」となり、日本語のテンションが高くなりつつあるという感覚が私にはあります。昔の若者はこんな甲高いしゃべり 方はめったにしなかったなと、近頃の若者同士の日本語のイントネーションを聞いている時に感じます。「母音付きの単音」でそれをやるので、現代日本語には 音韻的なきしみが生じているという感じも持ちますが、古い日本語を保存している人間の耳がそう聞いているだけのことだと一蹴されるかもしれません。しか し、若い人でも、「躁状態」でなくて話しているときは、日本語の基本、「母音付きの単音」で話しています。ハイテンションの日本語を使う人が英語が使える というわけではないのですが、この背後には、英語という言語の浸透があるのではないかと考えています。日本語にこのハイテンションが現象しはじめたのは、 私の記憶では「帰国子女」たちが若い人の中に混ざり始めた頃からでした。
 わたくしごとに戻れば、中学一年生で英語のハイテンションに羞恥を感じた人間が、現在、日本人の英語の「音づくり」なんかをやって母音を削ったりなどし ているのですから、奇妙なもんです。
 私は「音」から英語に入った人間ですが、「耳」から入ったのではなく、「口」から入りました。自分の口を動かして音読し、その音を徐々に英語の音に近づ けるという過程によって、羞恥心をやわらげていくうちに英語が面白くなりました。これは初心者向きの方法として、誰にも勧められるものだと後で気づきまし た。羞恥心によって、英語から遠ざけられている人は意外に多いのではないでしょうか。特に大人の男たちに多い気がします。
 大人の男たちに、私の「電話でレッスン」はいいんじゃないかと思っておりますが、やはり女の人の方がためらいが少ないですね。異言語に対する羞恥心は女 の人の方が薄い。傾向としてそう言えると思っています。
 

【12981】
過去ログ  投稿者:村田(管理人)  投稿日:2008年12月 9日(火)00時00分53秒
  過去ログ12900番(11月28日分)まで掲載しました。  

【12982】
ちえさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)00時11分48秒
  >私が英語を勉強したい理由の一つに、将来子供に英語の勉強が必要になった時、
自分で教えてあげたい。と思っていたのです。

 これ、なかなかうまくいかないですよ。親子ってのは、どうしてもお互いに遠慮がなくなり、つい親子喧嘩になってしまうケースが多いと思います。我が家で はうまくいきませんでした。子供が相手でなく、孫が相手だとうまくいきそうな気がします。発音用の教材を作りかけていますが、その最初の部分を孫を相手に 試しに使ってみていますが、孫が相手だとうまくいきそうな気配があります。
 

【12983】
ノンノン母さん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)00時14分52秒
   ももこさんに加わってもらって開始した3人1枠のレッスン、どうやらうまく船出できそ うでうれしく思います。  

【12984】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)00時16分2秒
  データ番号は全角です。
私の方でも、データをつなげて蓄積する作業をやります。
そちらはそちらでやっていて下さい。
 

【12985】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)00時18分42秒
  ゆっくり母さんに作っていただいたおっかさんの会にリンクするよう、タイトルの下を加工 して下さい。  

【12986】
らくださん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)00時26分39秒
   また読んでいただけたとのこと、うれしいです。
 ああいうところは、重箱の隅としてしか扱ってもらえないところです。
 ああいうところを読んでいただけたことがうれしいです。
 

【12987】
らくださん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)00時59分25秒    編集済
   先日、I 村さんのレッスンをして、レッスンの後で、以下のような話をしました。

「最近、ずいぶんと音が立体的になってきたと思います。NHKの『英会話』だったか、このレッスンと並行してやられているとお聞きしたことがあるように覚 えているんですが、そのせいでしょうか。」
「NHKのほうは、やめてしまいました。」
「そうなんですか。このレッスンを幹にして、何かひとつ枝を生やして欲しいとは思っているので、NHKは続けられたらいいんですが・・・。英検とか TOEICを受けるんでもいいと思いますが。」
「三日坊主で続かないんですよ。」
「それにしては、このところずいぶんと音が立体的になっていると思うんですが・・・。」
「二、三カ月前に初心に帰ろうと思って、楽に流さないように練習し始めたせいだと思います。続けているのはこのレッスンだけです」

 そんな話をして、後で思ったことですが、I 村さんの音が格段によくなったのは、音を立体化させようと自覚して練習していることが最大の原因だとしても、今の I 村さんの発音には、NHKの英語番組を聞いていた頃に得た音がかなり入り込んでいるということでした。
 私のレッスンを継続しながら、I 村さんはラジオの英語番組の音をかなり媒介にできているなと思い、それで思い出したのが、らくださんの息子さんのことでした。

  [a:r] の音が非常にきれいに出ていたので、息子さんがCDの音を媒介にした成果だろうと書いたところ、CDは使っていないので、そんなことはなかろうというらく ださんからのお返事でした。
私は [a:r] については、とにかく「顎を下げろ」としか言いません。顎が下がることが最大のポイントだと考えていますので、とにかくそれだけを言います。
[a:r] のきれいな音は、顎を大きく下げて、口の両端をちょっと絞るようにすると出ますが、息子さんは私が一度もそんなことを言わなかったのに、その「絞り」を やっていたのです。私の指示だけからは出てくるはずがない音なのです。

 そんなわけで、息子さんは学校の教室で聞かされた音なのか、英語の歌を聞くことによってなのか、とにかくどこかで「複製音声」を見事に媒介にした瞬間が あるのだと考えています。
 私の指示だけからは出てくるはずのない見事な [a:r] でした。

 私はとにかく、最大のポイントや該当音の本質しか言いません。それで作れるのは、完成形の音ではないのです。しかし、最大のポイントと本質を外さないで 練習を継続し、口の動きに柔らかさができると、複製音声を容易に媒介にできる段階に達します。

 「いきなり」CDを聞いて真似しろが駄目なのは、多くの日本人が、「複製音声を媒介にできる段階」になっていないのに、ただ単に真似させようとするとこ ろです。

 I 村さんの例とらくださんの息子さんの例が逆にそのことを照らし出していると思っています。
 

【12988】
 投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)01時20分35秒
  4---------------------------------------- --------------
茂木弘道「文科省が英語を壊す」(中公新書ラクレ)2004.9.10
6, ,△

受験英語がそのまま使える英語でないなどというのは当たり前のことである。使える英語、というレベルからすると、よくて七合目、せいぜい5〜6合目程度の ものである。この程度の英語力が即使い物にならないからといって、これをけなすのはまったくの見当外れなのである。高校の普通の英語授業レベルでは、使え る英語の二合目、三合目程度にしか行かないのが現実である。(略)高校までの教科書に出てくる単語数が、二三〇〇語であることを指摘しただけで、なるほど そんなものかと分かっていただけるかと思う。一万語は知っていないと新聞を不自由なく読むことができないが、その二三%しか習わないのが普通の高校の英語 である。
 

【12989】
根石さん  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 9日(火)01時49分15秒
  データ番号は全角になおしました。

「素読舎母の会・井戸端掲示板」にリンク、了解です。
 

【12990】
パソコン条件  投稿者:江戸の母  投稿日:2008年12月 9日(火)06時01分48秒
  ありがとうございます。カメラ不要なのは、安心しました。

パソコンはウインドウズXP SP2、回線はADSLだそうです。
スカイプをダウンロードしてみました。
ディスクトップにアイコンができましたが、動きません。
状態は新規アカウントの作成で氏名まで入れると自動的に、画面が消えてしまいます!
今日はここまで、また、帰宅後に作業してみます。
 

【12991】
リンクありがとうございます  投稿者:ゆっくり母  投稿日:2008年12月 9日(火)08時16分18秒
  村田さん、お忙しいのにお手間をおかけしました。
勝手に作ってしまッたのですが、とりあえず江戸母さんとおしゃべりを楽しむ場所になりそうです。

ももこさん、ちえさん、ノンノン母さん…先輩たちのお話も聴きたい!
よろしくお願いします。

息子は月曜は早く寝ます♪
結構体力気力を使っているみたいです。
聞いていないようで、最後の根石さんの講評はしっかり耳をそばだてています。

またレッスンの感想等、ゆっくり書きます。
 

【12992】
発音と聞き取り  投稿者:1ファン  投稿日:2008年12月 9日(火)15時39分51秒
  突然ですが、発音と聞き取りの関係についてお教えください。

聞き取りができれば発音ができると考えます。しかし、発音ができても聞き取れないことがあります。

生徒3人とネイティブの先生のクラスでのこと。生徒の一人が[l]と[r]の発音に自信がないと言ったので、先生は教室にあった初歩レベルの英文を全員に 1パラグラフずつ読ませました。わたしは、[l]と[r]の発音に特に注意して読みました。すると"Perfect"と言われたので「ああ、区別はついて いるのか」と思って喜びました。しかし、聞いても全く区別がつきません。音の出し方はわかっていても聞き取れません。先生に、聞いたときの違いは何かと聞 いたのですが、よくわかりませんでした。わたしの場合は、読むときに[l]と[r]に注意すれば音は出せているのだと思います。

根石さんの指導で生徒さんは正しい音の出し方を獲得されていきますが、同時に聞き取りもできるようになるのでしょうか。例えば、[l]と[r]を正しく発 音される生徒さんは区別を聞き分けられるのでしょうか。

わたしが思うに、常時音が正確に出せれば聞き取りもできているのかなと・・。つまり、[l]と[r]を話すときにも常に正しく発音できている人は聞き取り もできるのかなと思うのですが。私の場合、読むときは[l]を発音するのか[r]を発音するのかはっきりわかりますので発音できても、話すときは[l]か [r]かうろ覚えのスペルだったりしますから、正しい音など出ていません。しょっちゅう出てくる単語については、話すときでも音がでているかも知れませ ん。

根石さんの生徒さんの場合は、きちんと音の出し方を指導されるので聞き取りも自然にできるようになるのでしょうか。正しい音の出し方を指導されても、個人 差があるかと思いますが、すぐに正しい音を獲得される方はまれだと思うのですが・・。正しい音が出たり、出なかったりを経て、定着していくものだと思いま す。正しい音が出たり出なかったりしている間は、聞き取りもあやふやで、正しい音が定着した時点で聞き取りもできるようになるのでしょうか。

根石さんの指導では、あるクラスで、よくできる人が[th]の音が出たり出なかったりしていました。「どうしてこの人、音が出ているときもあるのに、出な いときもあるのだろう」と思ったことがあるのですが、私の[l]と[r]もそうなのかなと思ったりしました。

くだらないことをお聞きしてすみません。いつまで経っても[l][r]その他聞き分けられない音があるので、私の耳が余程悪いのか、どういうときに聞き分 けられるようになるのかと思っています。いま、思い出しました。先生から[l]と[r]が完全に音が出ていると言われていた人に、聞き分けられるのか聞い たところ「できない」と言っていました。謙遜なのかと思ったのですが、本当ならば完全に発音できても聞き取れない?結論は発音より聞き取りのほうが難し い?
 

【12993】
1ファン  投稿者:訂正  投稿日:2008年12月 9日(火)15時46分17秒
  先に投稿しました内容の、下から2番目のパラグラフの頭の「根石さんの指導で」というの は間違えて入ってしまいました。  

【12994】
1ファンさん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)18時07分31秒    編集済
  >聞き取りができれば発音ができると考えます。しかし、発音ができても聞き取れないこと があります。

 「聞きとりができれば発音ができる」も「発音ができれば聞きとりができる」も公式化できないと考えています。
 ここのところでは、ネイティヴ言語の習得過程と、語学の過程を混同しないのが大事だと思っています。
 ネイティヴ言語習得過程では、おおまかに「聞き取りができる」が「発音ができる」につながっていきます。大きな流れとしてそうなります。
 幼児の音だけが持つあの柔らかい性質を何と名付ければいいのかわかりませんが、ひとまず「不定音=普遍音」と名付けてみます。日本語の中に生まれてきた 幼児が言葉とも言えないほどの「アー」とか「オー」とかいう音をまず出しますが、よく聞いてみれば、日本語の「ア」の音や「オ」の音とは違います。「不定 音=普遍音」は、多分どんな言語の中に生まれてきても、赤ん坊が出す音でしょう。あらゆる個別言語(英語、日本語など)「以前」の音なので、「不定音=普 遍音」と名付けるのでいいだろうと思います。「不定音」というのは、その言語の中に生まれてくれば、それがどんな言語であろうと獲得していく過程の「元に ある」音ということです。一定の個別の言語の音ではありませんから「不定」な音だと言えます。これは、別に言えば、あらゆる個別言語に向けて開かれている 音ということです。
 発音レベルとしては「不定音=普遍音」しか持たない赤ん坊でも、「聞き取り」の方では絶えず個別言語の音を聞いています。赤ん坊がいつも聞くのは、お母 さんやお父さんや家族が話しかける言葉になります。そうなんですが、音声面だけでものを言えば、日本語の中に生まれてきた赤ん坊は、日本語という個別言語 に固有の音韻体系を聞いていることになります。
 赤ん坊が幼児になると、「不定音=普遍音」と個別言語の音が混じり始めます。混じっていく期間は、普通に考えられているよりも長く、おおざっぱに小学3 年か4年くらいまで続くと考えています。この頃までの年齢の子供が、「磁場」に入るとめざましく外国語を獲得していくのは、「不定音=普遍音」の残存比率 がまだ大きい期間だからでしょう。個人差がありますが、おおざっぱに小学校入学時点で、3分の1か4分の1くらいは「不定音=普遍音」が残存している感じ があります。
 少しずつ少しずつ、個別言語の音が「不定音=普遍音」を駆逐していきます。「混じっている期間」から「個別言語による駆逐の期間」に移行します。小学校 高学年から中学卒業頃まで、この個別言語による「不定音=普遍音」駆逐が続きます。これがほぼ完了すると、人は「不定音=普遍音」を発音できなくなりま す。あるいは、発音するのが難しくなります。
 「不定音=普遍音」の駆逐が完了した年齢と、「磁場」に入って(も)、外国語習得が難しくなる年齢はほぼ一致すると考えています。
 「聞き取りができれば発音できる」というのは、見方によれば非常に長い期間を経て、人間の個体に実現していくことです。ネイティヴ言語習得において(で さえ)、個別言語音が固定されるには15年くらいかかっているわけです。

 語学の場面を見てみましょう。

 ネイティヴ言語習得の過程をながめた後では、「聞き取りができれば発音ができる」ということが私には意味がわからない言葉になります。まず、3歳の子供 について言うのと、18歳の子供について言うのとでは、まるで事態が異なります。
 3歳の子供でしたら、「聞き取りができれば発音ができる」というのは、聞き取ったものを「不定音=普遍音」と個別言語音とが(ある比率で)混ざった音で 「発音できる」ということになります。個別言語音だけで「発音できる」ではないのです。個別言語音は混じりますが、部分にとどまります。そういう「発音で きる」です。
 (日本で、大人が、小学校低学年の子供が完璧に日本語の音で発音していると思っているのは、子供の発音の中から日本語という個別言語音だけを拾い出して 聞いているからです。もし子供の発音が個別言語音だけでできていたら、子供がしゃべる言葉があんなに可愛いはずはないのです。子供のしゃべりの可愛らしさ は、音声面だけで言うなら「不定音=普遍音」の残存によるものです。)
 さて、18歳の子供(?)ならどうなるでしょうか。「聞き取りができれば発音ができる」が全然成り立たなくなります。この年齢になれば、個別言語の音韻 体系が固定されているからです。中学生でも「ほぼ」同じことが言えます。個別言語の音韻体系が「ほぼ」固定されているからです。この年齢になると、「その 音そのもの」として聞き取れる能力を失い、すでに身体に固定された個別言語の音韻に置き換えて受け取ることを避けることができません。「不定音=普遍音」 を発する子供だけが持つ能力を失っているからです。「不定音=普遍音」を持っていることこそが、ネイティヴ言語習得において、源基であると思いますが、中 学生くらいの年齢は、その源基をほぼ失った年齢です。(個別言語を獲得する過程は、「不定音=普遍音」を失う過程です。)
 ですから、例えば18歳、19歳くらいの年齢では、「聞き取りができれば発音ができる」という時の、「聞き取りができれば」がまず成立しなくなっている のです。「その音そのもの」を、自分のネイティヴ言語の音に置き換えることが自然に起こってしまいます。

 ネイティヴ言語習得過程では、おおまかに「聞き取りができる」が「発音ができる」につながっていきます。大きな流れとしてそうなります。
 異言語(外国語)習得過程では、おおまかに「発音ができる」が「聞き取りができる」につながっていきます。大きな流れとしてそうなります。

 CDを聞けば、聞き取れるようになる? 聞き取れるようになれば、発音できるようになる? とてつもなく現実を無視した迷妄です。言語に対しては、大人 は子供の能力を喪失した存在なのだということを認識しないと、こういう迷妄のうちに閉じこめられたままになります。

 l音とr音については、稿を改めます。
 

【12995】
村田君  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年12月 9日(火)19時01分49秒
  江戸の母さんを手伝ってあげて下さい。  

【12996】
根石さん  投稿者:村田  投稿日:2008年12月 9日(火)20時06分9秒
  江戸母さん今夜サポートする予定になっています。  

【12997】
根石さん  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月 9日(火)20時53分39秒
  > そんなわけで、息子さんは学校の教室で聞かされた音なのか、英語の歌を聞くことに よってなのか、とにかくどこかで「複製音声」を見事に媒介にした瞬間があるのだと考えています。

根石さんがおっしゃる通りのようです。息子によく聞いてみたところ、授業でCDを流すことがあるようです。また、息子に言わせると、「先生の発音はCDと おんなじだよ」とのことでした。
 

【12998】
根石さん、村田さん  投稿者:江戸の母  投稿日:2008年12月10日(水)00時37分44秒
  村田さんにサポートしていただきまして、ありがとうございました。

がしかし、難産でございます。zonealarmの設定をしなおしたのだけど、いまだにエラー(涙)次なる標的は、TCPポートも443に設定してみまし たが、だめでした。

>ポート80への発信TCP接続を開放してください。ただし、ポート80へのトラフィックをHTTPプロトコルに限定しているファイアウォールの場合、 SkypeはHTTPを使用しないので、このポートを使用できません。ファイアウォールによっては、HTTPだけでなくポート80へのすべてのトラフィッ クを開放できるため、Skypeが正しく作動するようになります。

上記の説明文が、もう、ついていけまへん〜
 

【12999】
英検受けたい  投稿者:らくだ  投稿日:2008年12月10日(水)09時55分10秒
  昨日、息子が「俺、英検5級って受かる?」と言い出しました。聞くと、友達で4級を持っ ている子がいるらしく、自分もやっ てみたいということでした。意欲を見せているのに水を差すのもなんですが、やめておけと答えました。英検に受かるには、それ用の準備をする必要があるで しょうし、ただでさえ学校の中間・期末試験があるのに加え、あまり細切れの“お勉強”をさせたくないと思っています。「持っておくと何かと有利らしいよ」 などと言うので、英検に興味があるなら5、4級は飛ばして、3年で3級か、頑張って準2級(ちょっと無謀か)とればいい。今は教科書をだいぶ暗唱できてい ることの方がずっと価値がある、と言いました。  

【13000】
根石さん  投稿者:1ファン  投稿日:2008年12月10日(水)11時15分27秒
  愚問にご丁寧にお答えいただきありがとうございます。

> ここのところでは、ネイティヴ言語の習得過程と、語学の過程を混同しないのが大事だと思っています。

そうですね。わたしは語学の過程を考えていました。

 >少しずつ少しずつ、個別言語の音が「不定音=普遍音」を駆逐していきます。「混じっている期間」から「個別言語による駆逐の期間」に移行します。小学 校高学年から中学卒業頃まで、この個別言語による「不定音=普遍音」駆逐が続きます。これがほぼ完了すると、人は「不定音=普遍音」を発音できなくなりま す。あるいは、発音するのが難しくなります。
 「不定音=普遍音」の駆逐が完了した年齢と、「磁場」に入って(も)、外国語習得が難しくなる年齢はほぼ一致すると考えています。

なるほど。不定音が完全に駆逐されない時期に、根石さんから指導を受けておられる生徒さんは非常に有利だとうらやましく思います。


>「聞き取りができれば発音できる」というのは、見方によれば非常に長い期間を経て、人間の個体に実現していくことです。ネイティヴ言語習得において(で さえ)、個別言語音が固定されるには15年くらいかかっているわけです。

>(日本で、大人が、小学校低学年の子供が完璧に日本語の音で発音していると思っているのは、子供の発音の中から日本語という個別言語音だけを拾い出して 聞いているからです。もし子供の発音が個別言語音だけでできていたら、子供がしゃべる言葉があんなに可愛いはずはないのです。子供のしゃべりの可愛らしさ は、音声面だけで言うなら「不定音=普遍音」の残存によるものです。)

なるほど。ここで、不定音の意味がはっきりとわかった気がします。

 さて、18歳の子供(?)ならどうなるでしょうか。「聞き取りができれば発音ができる」が全然成り立たなくなります。この年齢になれば、個別言語の音韻 体系が固定されているからです。中学生でも「ほぼ」同じことが言えます。個別言語の音韻体系が「ほぼ」固定されているからです。この年齢になると、「その 音そのもの」として聞き取れる能力を失い、すでに身体に固定された個別言語の音韻に置き換えて受け取ることを避けることができません。「不定音=普遍音」 を発する子供だけが持つ能力を失っているからです。「不定音=普遍音」を持っていることこそが、ネイティヴ言語習得において、源基であると思いますが、中 学生くらいの年齢は、その源基をほぼ失った年齢です。(個別言語を獲得する過程は、「不定音=普遍音」を失う過程です。)
>ですから、例えば18歳、19歳くらいの年齢では、「聞き取りができれば発音ができる」という時の、「聞き取りができれば」がまず成立しなくなっている のです。「その音そのもの」を、自分のネイティヴ言語の音に置き換えることが自然に起こってしまいます。

うーん、そういうことですか。

>異言語(外国語)習得過程では、おおまかに「発音ができる」が「聞き取りができる」につながっていきます。大きな流れとしてそうなります。

ずーっと疑問に感じていたのがそこらへんだったのですが、ここまでご説明いただいて納得いくような気がします。「発音ができる」から「聞き取りができる」 までに時差があっていいのだと少し安心しました。

>CDを聞けば、聞き取れるようになる?

これは、私でも絶対にウソだと確信しています。

>l音とr音については、稿を改めます。

ありがとうございます。