【12201】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月 7日(月)19時38分13秒
  承知しました。
振り替えが混んでいますので、先になりますが、振りかえておきます。
お大事に。
 


【12202】
メール転載   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月 8日(火)01時24分53秒    編集済
   お返事ありがとう ございます。

> アマゾンのマーケットプレイスで
> 送料込みで598円でした。

 お教えくださりありがとうございました。そんなもんですよね。なんでいきなり
1万なんぼなんぞという値がついたのかわけがわかりませんでした。

>私は一応中学の英語の教師をしていました。

 ああ、そうでしたか。学校の先生と塾をやっている者との垣根を取り払えればい
いですね。
 英語の先生にはレッスンの全体としての組成を知っていただきたいと思いますが、
それは、一ヶ月間の「無料お試し」では無理です。「無料お試し」で知っていただ
くことができるのは、「音づくり=文まるごとのインプット」のとば口だけです。
 是非、「大風呂敷」でお話したいと思っております。なんらかの形で、素読舎の
方法を生かしていただけるのではないかという期待を持ってしまいました。

> 訳あって、現在特別支援学校に勤務しています。
> 部活動の指導が無くなり、土日が自分の時間として
> 使える様になりました。何年勤務するのか私には
> 分かりません。

 特別支援学校というのがどんなものなのか知りません。お教えいただけたら幸い
です。

> 特別支援学校からまた中学校か、小学校に
> 勤務することになったときに、大風呂敷に
> 出て来る柴田武史さんの「音作りの道」に
> 出てくる普通の学校の授業は、カムバックしたら
> やりたく無いと思いました。

 現状では厳しい道だと思いますが、「やりたくない」ことを貫くことをやってい
ただきたく思います。柴田さんも、管理職と対立しながらやられました。

> 現職ですから塾は開けないのですが
> 塾生ゼロ人の塾を開いて、その教材を素読しようと
> 思った次第です。

 その教材というのは、「回転読み」を吹き込んだもののことでしょうか。
 すでに販売を中止したテープは、教材ではありません。「回転読み」をわかって
もらおうとして作成したものです。(実際に自分の口を動かさないで、耳で聞いて
も「回転読み」はわかってもらえないとわかり販売を中止しましたが・・・)
 「塾生ゼロ人の塾を開」くというところがよくわかりませんでしたが、お金をも
らわず塾をやるのもやはり、現職の先生には禁じられているのでしょうか。お金を
もらわないなら構わないというのでしたら、塾をやられたらいいと思いました。
 中級初期くらいの生徒からを対象にした、「イメージ核受肉教材」というものが
あります。これは文字通り教材です。1000円分の郵便小為替をお送りいただけ
ば、お送りできます。「電話でレッスン」の生徒さんが使っているものです。
 ただ、この教材をお求めになる方にはどなたにもあらかじめお断りしているので
すが、一見しただけだと、「なんじゃこれ?」と思われて終わりになることが多々
あります。膨大な教材ですが、その構造がわかりにくいのです。レッスンを長く継
続された方が、「なるほど、こういう作り方をしてあるのは、そういうわけだった
のか」と言って下さることはあります。
 興味がおありでしたら、再度メールをいただくか、「大風呂敷」の方にその旨お
書きいただけばお送りします。住所をお知らせいただいていますので、代金は後か
らでも結構です。

> 先生のところに行き着く前に、
> 教科書の音読はやってきました。國弘正雄氏の本の影響。

 國弘さんの「朗読」や一般の「音読」と、私の方法が違うところがあるとすれば、
「音づくり=文まるごとのインプット」という時の、「音づくり」という項目の有
無にあると思います。また、柴田さんの方法には「音作り」という項目があります
が、柴田さんの勤務されるような「優秀」な生徒を集めた学校でならともかく、一
般の学校でやると、「内容を理解してもいず、文法もわかっていない」状態で、音
読の音の部分だけが発達することになりがちです。
 「イメージ核受肉教材」には、文法も書いてあります。文法理解、文構造理解に
もはっきり立ち入る教材です。それを自作しているかいないかが、私と柴田さんの
違うところかと思います。柴田さんは、文法理解については、教科書ガイドを買わ
せて自分で読んでおけと言っておけば済むと言われていますが、私はどうもそんな
ものではないだろうと考えています。
 これは本質的には、「順序」の問題です。順序そのものは、柴田さんの考えと私
の考えはまったく同じです。「文法」の扱いが違います。
 「音づくり」もできていないのに、文法をやるという順序が間違っているという
のが、私と柴田さんの同じところで、「音づくり」さえきちんとできていれば、文
法は文法でまともに扱う必要があるというのが私の考えです。しかし、両方を学校
でやることはとうてい不可能だろうとも思っています。その意味で、柴田さんの授
業が「現在の学校がやれる最良の授業」だという考えは今も同じです。
 私の方法でも、文法は生徒の自習にまかせておくという一点に関しては柴田さん
と同じですが、私には文法理解のための「電圧装置」「回転書き」「切断読み」と
いう方法が背後にありますので、それらにもっとも適合しやすい教材として、「イ
メージ核受肉教材」というのを自作してきました。それが違いとなると思います。

> 教師に成り立ての頃は、未来塾に通いたくて、部活の
> 指導を理由に行けませんでした。
> 時は流れて、中津僚子さんは高齢になり、今は
> 弟子さんたちが続けているそうです。ここも
> 音作りから英語に入るそうです。

 どうもよくわかっていなくて、以前に「大風呂敷」で中津僚子と他の人とを混同
し、ののしったことがあったような気がします。中津という人は「どうして英語や
るの?」というようなタイトルの本を書いた人でしたでしょうか。パクパクさんと
いう人や私の生徒さんで、口にタオルを入れられて音の矯正をさせられたというこ
とを聞いていますが、そんなことをやるような人でしょうか。本家本元信仰の強い
人なんだなという反感が強くあります。クレオールや「第三項」の価値がわからな
い人なんだな、英語フリークにはありがちないやなやつだなと思ったことがありま
した。いつでも喧嘩の相手になってやろうと思っていますが、あちらさまは大人で
しょうから、喧嘩にはのってこないでしょう。
 本家本元信仰では、アメリカなりイギリスの音と同じ音を出させることが「音づ
くり」なんでしょうが、これは原理的に破綻しています。一つの言語しか持たない
人と、二つの言語を持つ人とでは、自然に音が違ってくることを無視した信仰です。
 「ネイティヴ」ということをあまりに簡単に考えるから、口にタオルなどつっこ
ませるような迷妄に陥るのだという批判が私にあります。しかし、いまだ、私が混
同していて、中津僚子ではなく他の人のことを批判しているのかもしれません。私
は、二流以下の文化人の名前を覚えるのがとても下手ですので、混同していたら、
いつでも謝罪したうえで訂正したいと思います。

 多少、酒が入ったせいで、語学論をやり始めてしまいました。
 掲示板の方に転載させていただくことをご承知いただきたくお願いいたします。

根石吉久
 

【12203】
加藤恭子さんと中津燎子さん   投稿者:村田  投稿日: 2008年 1月 8日(火)21時57分13秒
  中津燎子さんの名前 が出てくるのは過去ログ【10302】あたりですね。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/log/10301-10400.html

中津燎子さんの「英語と運命」という本の書評(amazon.co.jp)でこう書いている人がいました。

>加藤恭子氏とおなじ大正末期〜昭和一桁生まれで、
>米国で働いて艱難辛苦英語を身につけた中津先生の自伝的半生記
>であります。

これを読んで、加藤さんと中津さんは同じ年代の人なので、「業界」では時として並び称されることもあるのではないかと思いました。根石さんが問題にしてい る人は、やはり中津燎子さんではないでしょうか。

・中津燎子さん略歴
http://nakatsu-miraijuku.com/history.htmlよ り)
1925年、福岡市に生まれる。2歳から12歳まで旧ソ連のウラジオストックにて過ごす。1936年、日本に帰国。1956年から1965年、滞米。帰国 後、英語塾を開く。そのときの体験を書いた『なんで英語やるの?』で第5回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
ことばの後ろにある文化を理解すること無しに、ことばを学ぶことはできないという考えから、異文化コミュニケーションを訓練する未来塾を始める。
2000年3月まで、宮崎公立大学で英語発音発声訓練を指導。未来塾顧問。最新刊「英語と運命」(2005年12月 三五館)。

・加藤恭子さん略歴
http://www.sakamura-lab.org/tachibana/hatachi/katouk.html
 一九二九年生まれ。一九四九年、早稲田大学仏文科に入学し、翌年結婚。一九五三年、早稲田を卒業後、夫婦でカリフォルニア大学に留学。ハウスキーパーを して生活費を稼ぎながら学ぶ。一九五五年にワシントン大学に移り、一九五七年、マスター・オブ・アーツの称号を取得。一九五九年、奨学金を得てフランスに 渡り、ナンシイ大学に留学。デイプロム・デチュード・シュペリュールを受ける。その後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学院で勉強を続けたのち、一九六 一年帰国。一九六五年、早稲田大学博士課程を修了し、渡米、マサチューセッツ大学の特別研究員となる。一九七二年に帰国。現在、上智大学コミュニティ・カ レッジ講師。『大酋長フィリップ王』(春秋社)、『アメリカへ行った僚子』(中公文庫)、『ヨーロッパ心の旅』(原書房・共著・ロゲンドルフ賞受賞)、 『日本を愛した科学者』(ジャパンタイムズ・日本エッセイストクラブ賞受賞)、『こんなふうに英語をやったら?』(中公文庫)、『英語小論文の書き方』 (講談社現代新書)など、著書多数。
 

【12204】
メール転載   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月11日(金)00時42分7秒
  お返事ありがとうご ざいました。

> うまく説明はできませんが、「日本人の日本人による
> 英語」を志している本なのかなと思います。

 「日本人の日本人による英語」を作るのであれば、なんで口にタオル
などつっこんで矯正するなんてことをするのか、わけがわかりませんで
した。多分 r 音を獲得させるためだと思いますが。もっとも、タオル
云々は、人から聞いた話で、私が現場で確認したわけではありません。

> 直接原典にあたるとダイレクトに伝わるかも知れません。
> お節介ですが素読舎に「何で英語やるの」の配送を手配しておきました。
> 受け取っていただけたら幸いです。

 ありがとうございます。

> 発音をやり直したいと思ったのは、
> 教室では自分が生徒の発音のモデルになると思います。
> そのモデルの発音が、いい加減だと生徒が
> そのいい加減の発音の再生産をしてしまうと思った
> からです。

 これは、大風呂敷で議論し尽くした問題ですが、先生の音が「いい加減」
ではまずいけれども、非常にうまい場合でも問題は残ります。「いい加減」
は再生産されるけれども、「うまい」は再生産されるとは限りません。
 先生が発音に関して問題がなくても、生徒が日本語の音で英語音を代置す
ることはまず防げません。ここに、個々の音や音のぶつかりあいに関して、
「どう指示するか」という問題があります。
 本当は、この問題があらゆる英語教育機関で共有されないと解決しません。
指示の仕方はまだ何ひとつできていないと考えています。柴田さんから大き
なヒントをいただいて、私は私なりのものを作りましたが、今のところ、私
のレッスンで使用しているだけです。
 特に、「あいうえおフォニックス」は「ア系列(日本人の耳がアという音
として聴き取る音)」に関して、特効薬になるかと自負しています。

> 「イメージ核受肉教材」は、まだ希望しません。
> 心の準備ができたら再度メールしたいと思います。

 わかりました。

根石吉久
 

【12205】
メール転載   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月11日(金)19時37分21秒
   Yさん経由でレッ スンの問い合わせがありました。メールへのお返事を以下に
転載します。レッスン開始時の連絡事項には共通事項が多いのですが、この共通
事項によって、どんな感じでレッスンが開始されるのかを推察していただければ
と思ってのことです。
------------------------------------------------------

 お返事ありがとうございます。
 9時半でもよろしいとのこと承知しました。

 2月開始でよろしいでしょうか。
 それまでに準備していただくことは、一年数ヶ月語に入学予定の
中学の英語の教科書を一冊準備していただくことと、その教科書名
をこちらに教えていただくことです。
 それだけしていただけば、レッスンを開始することができます。

 ご存知かと思いますが、私が開設している「大風呂敷」という掲
示板があります。小学生時から英語をやらせることの是非について
かなり議論がありましたので、レッスンを開始されて半年おきくら
いで結構ですので、お母さんから見たお子さんの様子を「大風呂敷」
にご報告いただけたらと思っています。
 私は、素読を元に据えた方法に限り、小学生から英語をやること
はまったくかまわないと掲示板で発言しております。
 「音作り」を外した文部科学省の方針(小学校の教室を粗末な英
会話教室に変えること)には反対だとも言明してきました。
 レッスンを使って下さる方(やその父兄)から、報告をいただけ
るとうれしく思います。

 レッスン開始時は、こちらからそちらの電話を4,5回鳴らし、
いったん電話を切りますので、そちらから

026−・・・−・・・・

に電話をしていただきます。

 休みの規約等、以下の通りです。

・土曜日夜9時半〜10時
・盆、正月に一回のお休みをいただく。
・月4回を基本とする(同じ曜日が5回あるときは、1回分をプール
 し、後でお休みをいただくときに使わせていただく)

・月額 12000円
・郵便貯金総合通帳
記号 11180
番号 21641261
名前 根石吉久
 

【12206】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月11日(金)19時39分46秒
  ありがとう。
「住環境に文句のある・・・」の方にも不要な記事が投稿されています。
削除をお願いします。
 

【12207】
息子のレッスン   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 1月12日(土)12時22分40秒
  だいぶ遅ればせなが ら、今年もよろしくお願いいたします。

> レッスンを使って下さる方(やその父兄)から、報告をいただけ
るとうれしく思います。

小6の息子のレッスンですが、始めてまだ1ヶ月程度のため、ご報告には早いと思っていたのですが、ここまでに感じたことを少しご報告しておきたいと思いま す。

前に書きましたが、レッスン初日を終わった時点で息子が口にする音を聞き「ああ、英語の音の世界に入っていったんだな」と感じました。中学校で英語を始め たら、間違いなくカタカナ英語になると思われますが、始めて接する英語の音が、すでにしてカタカナ英語ではない。当たり前のことですが、その実感は強烈な ものです。

ちょうど今朝、家内が始めてレッスンについてコメントしていました。「根石先生のレッスン、いいよ。」

時々、息子が覚えたフレーズを口ずさみます。まだ全然なんだとは思いますが、それでも我々にこびりついているカタカナ英語と全く違うことを家内も実感し て、スゴイと思ったようです。

だから言っただろーが、財務大臣よ。予算組んで正解だべ。

また、中学生になって、それっぽい音を出すことが恥ずかしい、と感じる前に始めることは、かなりプラスなのではないか、との家内の弁。

良いこと言うじゃねーの。奥様。

小学生から英語をやるのが良いとか悪いとかいう議論は、それによって日本語が破壊されるかどうか、という視点と、習い事で子供から自由や遊ぶ時間を奪う云 々、という2つの視点があるかと思います。

前者については、根石さんの理論を信じるしかありませんが、説得力のあるものと直感しています。後者については、そもそも、学校が主であり、習い事が従と いう発想そのものを疑ってかかる必要もあるのではないかと私は考えています。

塾やお稽古が主で、学校は社交場にすぎんよ。そんな見方があっても良いのではないかと。とオヤジが考える以前に、息子はそう思っているフシがありますが。
 

【12208】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月13日(日)02時13分39秒
  >だいぶ遅ればせな がら、今年もよろしくお願いいたします。

 こちらこそよろしくお願い致します。

>前に書きましたが、レッスン初日を終わった時点で息子が口にする音を聞き「ああ、英語の音の世界に入っていったんだな」と感じました。中学校で英語を始 めたら、間違いなくカタカナ英語になると思われますが、始めて接する英語の音が、すでにしてカタカナ英語ではない。当たり前のことですが、その実感は強烈 なものです。

 まだ大部分は日本語で作られた口の筋肉だけで発音していますが、少しずつ英語用に筋肉ができていくと思います。
 一ヶ月での感想をありがとうございました。
 三ヶ月くらいたったら、再度お願いしたいと思います。

>ちょうど今朝、家内が始めてレッスンについてコメントしていました。「根石先生のレッスン、いいよ。」

 ほっとしました。

>だから言っただろーが、財務大臣よ。予算組んで正解だべ。

 レッスンを始める前は、奥様にとっては、海のものとも山のものともつかないものだっただろうと思いますが、それに予算を組んで下さったことに感謝してい ます。

>また、中学生になって、それっぽい音を出すことが恥ずかしい、と感じる前に始めることは、かなりプラスなのではないか、との家内の弁。

 私が作ろうとしているのは、「その音」であり、「それっぽい音」ではありません。ですが、中学に入ると、「それっぽい音」扱いされることがあるかもしれ ません。そこで、「その音」で貫けるかどうかという余計な苦労が日本の学校では生じます。ここをどう闘うかという問題が生じます。「それっぽい音」扱いさ れた場合は、お父さんが学校の英語の先生とゆっくりと話しあっていただく必要が生じるかもしれません。犯罪組織・文部科学省がやっていることには、言葉に して抗議する必要が生じるかもしれません。
 もしそんな必要が生じた場合は、この掲示板に経過をすべて書かれるのがいいと思います。

>小学生から英語をやるのが良いとか悪いとかいう議論は、それによって日本語が破壊されるかどうか、という視点と、習い事で子供から自由や遊ぶ時間を奪う 云々、という2つの視点があるかと思います。

 そうです。この二つの視点があると思います。素読を元にしたレッスンでは、英語の文まるごとを「冷凍もの、干物、ミイラ、死物、仮死状態」などにいたし ますので、害が生じません。日本語は、その外側=日常の時空間で正常に育ちます。
 習い事で子供から時間を奪うというこっちが本当に重大問題だと思います。
 親に眼があるかないかだと思います。何を選ぶべきかは、眼がないと決まりませんので。
 手前味噌ですが、習い事の二つや三つ削って、「電話でレッスン」を選択してもらいたいものだと思っています。

 今日、空き枠がすべて埋まりましたので、Yさんがコーチを退かれたのが、やはり残念です。ミッフィーさんの他、Naima さん、Yさん級の人が今の生徒さんにいませんので、今後もしレッスンを希望する生徒さんが現れたら、どうしたらいいのか途方にくれています。ミッフィーさ んは、公立の高校の英語の先生ですので、「電話でレッスン」のコーチをお願いできません。
 この春、もし生徒さんが現れたら、予約制にでもするしかないと思っています。

>後者については、そもそも、学校が主であり、習い事が従という発想そのものを疑ってかかる必要もあるのではないかと私は考えています。

 それで本来なのですが、子供は学校に行かなくてはならないので、学校が負担を作り出します。理論としては、らくださんの理論で、理念になります。

>塾やお稽古が主で、学校は社交場にすぎんよ。そんな見方があっても良いのではないかと。とオヤジが考える以前に、息子はそう思っているフシがあります が。

 息子さんに大いに期待しています。
 多分、「その音」でやってくれるお子さんだろうと思います。
 

【12209】
「電話でレッスン」を申し込まれた場合、次のようなメールでのや りとりがあります。  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 1月13日(日)02時23分41秒    編集済
   返信ありがとうご ざいました。

> 2月から開始ということと、レッスンの子供の様子の報告の事承知いたしました。

 よろしくお願いいたします。

> 初回は2月2日の土曜日ですね。

 はい。当日、こちらからお教えいただいた電話に電話し、数回鳴らして切りますの
で、そちらから 026−・・・−・・・・に電話をしていただきます。

> 質問や分からない事が始めてみてから出てくると思いますが、そのときは
> 「大風呂敷」でお伺いしたほうがよろしいのでしょうか。
> それともこのメールでもよろしいのでしょうか。

 個別・特殊な問題はメールがいいと思いますが、多くの場合、「日本語で生活しな
がら持つべき英語」「音作りをすっとばす学校英語」というところから出てくる問題
としてメスを入れれば、他の方の役に立つことがあると思います。適宜ご判断いた
だければうれしく思います。

> 教科書の準備が整ったら又連絡をします。

 教科書の名前がわかり次第お教えくださるようお願い致します。
 ニューホライズンかニュークラウンのようなメジャーなものでしたら、こちらに手
持ちがありますので、あわてなくていいのですが、他の教科書でしたら、注文して手
に入れなくてはならず、こちらの書店に注文を入れてから10日から2週間くらいか
かります。
 ニューホライズンかニュークラウンでなかった場合、そちらで教科書を手に入れる
時、二冊買っていただくことをお願いできますでしょうか。二冊のうち一冊をお子さ
ん用に手元に置かれ、一冊を私用に下記に送っていただければ、田舎の書店を相手に
焦らなくて済みますので、やっていただけるなら、お願いしてしまいたいのですが・
・・。その場合、書籍代、送料等を最初のレッスン代金12000円から差し引いて
いただきたく思います。

 ニューホライズンかニュークラウンであった場合は、一冊だけ手に入れていただき、
私には教科書名をお知らせくださるだけで結構です。

387−0015 千曲市鋳物師屋642−3 根石吉久

 ご連絡をお待ちしています。
 

【12210】
今日のレッスン   投稿者:F  投稿日:2008 年 1月14日(月)18時00分4秒
  急で申し訳ありませ んが、レッスンを休ませてください。  

【12211】
今日のレッスン   投稿者:F  投稿日:2008 年 1月14日(月)18時01分50秒
  急で申し訳ありませ んが、レッスンを休ませて下さい。  

【12212】
F さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月14日(月)18時18分22秒
  承知しました。
お母さんの方に振り替えを設定します。
 

【12213】
皆様   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月18日(金)02時30分13秒
  皆様

 スカイプ用にカメラを買い、先ほど設置しました。
 今日、村田君が私の家に来たので、二階のパソコンと一階のパソコンをスカイプでつなぎ、映像を調整しましたが、まあ、しょせんこんなもんかという程度の 映像はスカイプで公開できるようになりました。
 私の机上で行われるものは、「電話でレッスン」と、自分用の練習と、教材作りです。
 この3つのうちのどれかをやっている時は、私の机上にカメラを向けておいて、机上を公開してしまおうかとは前から思ってました。2,3日前、酔った出来 心でカメラを買いました。ネットで注文しました。2千円ちょっとでした。Logicool の製品で、店は amazon.co.jp です。
 「電話でレッスン」は、口で説明しても、文章に書いて説明しても、どうにもわかってもらえないことが多く、だったら実況中継しちゃったらどうだとは以前 から考えていたことでした。ベトナムのハノイと日本をスカイプで結んで、ちえさんのレッスンを開始した初日、スカイプの画面上にちえさんの顔が表示された ことがあり、非常にびっくりしたことを今でも鮮明に覚えています。その時は、音声の質を最優先したかったため、パソコンからカメラを切り離してもらいまし たが、スカイプで相手のパソコンに映像を表示できるのだということはしっかりと頭に残りました。いつか私の机上を公開してみようかと、その時以来考えてい ました。
 設置は非常に簡単でした。ウインドウズXPが備えているドライバが認識され、スカイプがカメラを認識しました。こちらがやったことは、カメラをUSBの 受け口に接続し、スカイプを立ち上げただけでした。
 画像の質は非常に不満です。パソコンの画面上の文字も、「回転書き」で私が紙の上にボールペンで書く字も、カメラは拾うことはできません。それでも、 「回転読み」と「回転書き」の接点は、概念としてはわかってもらえるだろうと思っています。
 「公開」とは言うものの(「大風呂敷」もそうですが)、荒しが入ることがしばしばあります。ですので、公開手続きをしていただいた上で公開していこうと 思います。

 公開するにあたって、傍聴される方、アドバイスを受けられる方、質問される方へのお願いがあります。感想を「大風呂敷」に書いていただくことです。これ を前提に、傍聴その他をお願い致します。

------------------------------------------------------
・「電話でレッスン」の公開手続き

 公開するレッスンの曜日時間帯をこの掲示板でお知らせします。公開に同意していただいた生徒さんのレッスンのみを公開します。

 レッスンしている時は、スカイプを使ってレッスンの様子を傍聴される方と私がお話することはできません。私のスカイプで、ヴォリュームを絞り、傍聴され ている方が何か話されても私には聞こえない状態にしておきます。スカイプで傍聴しておられる方同士がお話することは多分できるはずです。私の方では、「会 議電話を作成」という機能を立ち上げておき、発信された方が確認できたら、「会議電話」にお迎えします。
 荒しを排除するため、傍聴される前に以下の手続きをお願いします。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。(現在の生徒さんの紹介による場合は、その旨お書き添 え下さい。)こちらの「スカイプ名」を返信します。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・レッスンの当日申し込まれた場合は、傍聴していただくための手続きを私が完了できません。数日前にお申し込み下さい。「何月何日何曜日何時何分からスカ イプ接続で傍聴希望」と明記して下さい。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
------------------------------------------------------
・自分(根石吉久)の練習方法・公開手続き

・練習を始める直前に、この掲示板にその旨書きます。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。(現在の生徒さんの紹介による場合は、その旨お書き添 え下さい。)こちらの「スカイプ名」を返信します。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・練習途中でも、スカイプの会議電話が受け付けられる限りの人数まで受け付けます。多くの場合、お話はできませんので、掲示板上で質問等をお願いします。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
------------------------------------------------------
・教材作り・公開手続き

・教材作りを始める直前に、この掲示板にその旨書きます。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。(現在の生徒さんの紹介による場合は、その旨お書き添 え下さい。)こちらの「スカイプ名」を返信します。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・途中でも、スカイプの会議電話が受け付けられる限りの人数まで受け付けます。多くの場合、お話はできませんので、掲示板上で質問等をお願いします。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
------------------------------------------------------

 以上は暫定的なものです。
 やってみて、順次変えていく予定です。

 以上お知らせです。よろしくお願い致します。
 

【12214】
さっそくやってみます。   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月18日(金)03時01分28秒    編集済
  夜中ですし、どなた からも申し込みをいただいていませんが、自分の練習のために、これか らスカイプとカメラをONにして、1時間ほど教材を作ります。
今日は、途中で教材づくりを中断してもいいですので、どなたか読まれている方がありましたら、9031oiurekjfdsm@infoseek.jp までメールをお願いします。
フリーメールアドレスも今日獲得したばかりですので、慣れないことばかりです。
うまくやれるかどうかわかりませんが、やってみます。
 

【12215】
公開規約書き換え   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月18日(金)12時10分30秒
  ・「電話でレッス ン」の公開手続き

 公開するレッスンの曜日時間帯をこの掲示板でお知らせします。公開に同意していただいた生徒さんのレッスンのみを公開します。

 レッスンしている時は、スカイプを使ってレッスンの様子を傍聴される方と私がお話することはできません。私のスカイプで、ヴォリュームを絞り、傍聴され ている方が何か話されても私には聞こえない状態にしておきます。スカイプで傍聴しておられる方同士がお話することは多分できるはずです。私の方では、「会 議電話を作成」という機能を立ち上げておき、発信された方が確認できたら、「会議電話」にお迎えします。
 荒しを排除するため、傍聴される前に以下の手続きをお願いします。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。(現在の生徒さんの紹介による場合は、その旨お書き添 え下さい。)こちらの「スカイプ名」を返信します。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・レッスンの当日申し込まれた場合は、傍聴していただくための手続きを私が完了できません。数日前にお申し込み下さい。「何月何日何曜日何時何分からスカ イプ接続で傍聴希望」と明記して下さい。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
------------------------------------------------------
・自分(根石吉久)の練習方法・公開手続き

・練習を始める直前に、この掲示板にその旨書きます。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。(現在の生徒さんの紹介による場合は、その旨お書き添 え下さい。)こちらの「スカイプ名」を返信します。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・練習途中でも、スカイプの会議電話が受け付けられる限りの人数まで受け付けます。多くの場合、お話はできませんので、掲示板上で質問等をお願いします。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
------------------------------------------------------
・教材作り・公開手続き

・「電話でレッスン」の生徒さんに公開します。教材作りを始める直前に、この掲示板にその旨書きます。この時間は、練習方法のアドバイス等にも利用しま す。スカイプでつながった場合は、双方で話ができるようにこちらのヴォリュームをあげ、教材作りを中断して、お話しすることができます。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。こちらの「スカイプ名」を返信します。一度私にスカイ プ名を送ってある方は、氏名と用件の概要のみメールにお書き下さい。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・途中でも、スカイプの会議電話が受け付けられる限りの人数まで受け付けますが、アドバイス等、個別の話をしている途中では、その後にスカイプで接続され た方の受信をしないこともあります。その場合はなるべく掲示板上でご連絡下さい。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
 

【12216】
お知らせ   投稿者:根 石吉久  投稿日:2008年 1月18日(金)12時21分53秒
  これから1時間ほ ど、「回転書き」を使った練習をします。
ときどき、メールチェックをしながらやりますので、興味をお持ちの方はメールして下さい。
------------------------------------------------------
・自分(根石吉久)の練習方法・公開手続き

・練習を始める直前に、この掲示板にその旨書きます。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。(現在の生徒さんの紹介による場合は、その旨お書き添 え下さい。)こちらの「スカイプ名」を返信します。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・練習途中でも、スカイプの会議電話が受け付けられる限りの人数まで受け付けます。多くの場合、お話はできませんので、掲示板上で質問等をお願いします。

(お送りいただいたデータは、現在は特に使用する予定はありませんが、将来メールマガジンを発行した時に使わせていただくかもしれません。)
 

【12217】
教材作り時のスカイプ立ち上げ。改訂  投稿者:根 石吉久  投稿日:2008年 1月19日(土)01時35分14秒    編集済
  ・教材作り時、コー ヒーブレイク、生徒まかせ

・「電話でレッスン」の生徒さん向けです。教材作りを始める直前に、この掲示板にその旨書きます。教材作りの途中にスカイプでの接続ができるように、スカ イプを立ち上げておきます。生徒さんの練習方法のアドバイスなどに利用します。スカイプでつながった場合は、双方で話ができるようにこちらのヴォリューム をあげ、教材作りを中断して、お話しすることができます。まあ、私にとってのコーヒーブレイクです。ほとんど申し込みがあるまいと思い、開設します。

・あらかじめ下記のメールアドレスに、スカイプ名・氏名・住所・電話番号を書いてお申し込み下さい。こちらの「スカイプ名」を返信します。一度私にスカイ プ名を送ってある方は、いきなりスカイプで接続していただいて結構です。

9031oiurekjfdsm@infoseek.jp

・スカイプの会議電話が受け付けられる限りの人数まで受け付けますが、アドバイス等、個別の話をしている途中では、その後にスカイプで接続された方の受信 をしないこともあります。あしからず。その場合はなるべく掲示板上でご連絡下さい。
 

【12218】
教材作りに入ります。   投稿者:根 石吉久  投稿日:2008年 1月19日(土)01時44分17秒    編集済
  スカイプを立ち上げ ておきます。
3時頃まで教材を作っています。
 

【12219】
なんで英語やるの・中津燎子について  投稿者:根 石吉久  投稿日:2008年 1月19日(土)03時13分9秒    編集済
   群馬県の英語科の 教員免許を持っておられる(多分)中学の先生から、中津燎子さんの 「なんで英語やるの?」を送っていただきました。この本は、実は昔読んだことがありますが、その時の本をなくしてしまったので、いただいた本で再読するこ とができました。
 読み直してみて、ああ、こんなことも書いてあったんだと思った場所がいくつもありましたが、読み通しての印象は昔読んだときと同じでした。隔靴掻痒、で す。

 正月に、この掲示板でのテーマを「回転読み」から「回転書き」に移行させたいと書きましたが、「回転読み」は「回転書き」の前提になるものですので、随 時必要があれば、今後も「回転読み」について書くつもりです。

 中津さんの本について書こうと思っているのですが、この本は、私に即して言えば、「回転読み」に関連するものが書いてあるだけで、「回転書き」に関連す ることについてはほとんど何も書かれていないと言っていいと思います。
 ですから、私が中津さんの本についてコメントすれば、「回転読み」周りのことを書くことになります。今年のテーマと違ってしまいますが、しばらくやって みようかと思います。

 「おお、いかにも」「まったくその通り」「御意」「よく言ってくれた」「激しく同意・賛成」などと思った部分の引用をやってみたいと思っております。

 そのために、今夜また読んでみる予定です。
 すぐ寝てしまうかもしれませんが、できるだけ読んでみます。
 

【12220】
「一ヶ月で何ができるかレッスン」開設のお知らせ  投稿者:根 石吉久  投稿日:2008年 1月19日(土)04時55分13秒    編集済
   これまで、無料で 「お試しレッスン」というものを設けていましたが、これを廃止しま す。
 過去ログをよく読んでいただけば、「お試しレッスン」というものをやっていることを知ることができるのですが、どなたにも膨大な過去ログを読んでいる暇 はないわけですし、私にも無料の「お試し」を繰り返し掲示板に広告する暇がありません。廃止いたします。
 これに代わり「一ヶ月で何ができるかレッスン」というのを開設します。
 対象は、スカイプを使っておられる方だけにいたします。こちらでスカイプ用にカメラを導入しましたので、生徒さん側でスカイプを使っていただけば、私の 口の動きを見ていただくことができるからです。
 「音づくり」は私が「ア系列」と呼んできた音に重点を置き、一ヶ月だけ使っていただきます。非常に大雑把に言えば、「ア系列」の3つの音をしっかりさせ るだけで、日本人の発音は激変します。一生懸命英語をやってきたけど、音に自信がないために、誤解を招いたり、相手に変な顔をされたりしたことのある方に 役に立つレッスンです。

 有料です。8千円だけいただきます。このレッスンを一ヶ月以上続けることはできません。

 レッスンの最後で、「あいうえおフォニックス」を講義します。

 レッスン枠の曜日と時間帯を固定しません。
 空き枠があるときは、空き枠を使います。空き枠がないときは、双方で都合のつく曜日時間帯で、通常のレッスン時間の前後にその都度設けることとします。 設置する「一ヶ月で何ができるかレッスン」は一枠(一回30分)のみです。

 お問い合わせは、9031oiurekjfdsm@infoseek.jp までお願い致します。
 「根石吉久」という投稿者名をクリックしていただいても、同じところにメールが届きます。
 

【12221】
今年の目標   投稿者:村田  投稿日: 2008年 1月19日(土)15時03分39秒
  過去ログの分類現在 に追いつかせること。
キーワードは大まかに次の7つ。

「イメージ」
「あいうえおフォニックス」
「回転読み」
「素読」
「人」(国広正雄さんや松本道弘さんなど人の業績に関する発言)
「レポート・感想」
「背景」
(「背景」は『植民地』や『日米安全保障』とか、語学をかこむ大きな背景についての発言)
「磁場」はほとんどすべてに共通しているのでキーワードにはしないで大項目を倉庫に掲げる。

これが今年の目標です。
 

【12222】
親子で素読   投稿者:matsu  投稿日: 2008年 1月19日(土)20時54分30秒    編集済
  親子の素読が、よう やく軌道にのりかかっています。
テキストは岩波文庫の「三酔人経綸問答」中江兆民著にしました。
近代化を急ぐ明治の日本で、理想主義的な「洋学紳士」、国権主義的な「豪傑君」、現実主義の「南海先生」が酒を酌み交わしながら、談論風発するというもの で、以前から読んでみたいと積読してたものです。

テキストのメリットとしては、なにより総ルビであることです。これで、とにかく子どもでも素読はできます。
また、現代語訳が別にあるので、その部分の音読を交えることで、とにかく意味を大づかみすることができます。もっとも、難易度でいえば、この現代語訳のほ うでも、中学一年生には十分に難しく素読の対象となるものですが。
酔っ払いの放談という体裁をとった啓蒙書であるため、子どもにもとっつきやすいという利点もあります。
さらに昨年、大きなサイズのワイド版が出てたので、それをテキスト用として購入したのですが、扱いやすくて便利です。

デメリットとして考えられるのは、明治20年出版の漢文脈の文体であるため、難易度はかなりのものがある、ということです。子どもはもちろん、大人もある 程度適当に読み流すという態度でなければ、読めたものでありません。
また、テキストは、原文尊重であるため、漢字も旧字体で使用法も現代の標準的なものでないため、普通に子どもの読み書きの「学力」をつけるという意味で は、まったく「効率的」ではないだろうと思います。

子どもには無理かなと思いつつはじめた素読ですが、意外とすんなりと継続できています。(ちなみに成績は、田舎の公立中学で中のやや下といったところで す)
今日は、原文の方の音読がおもしろい、と言っていました。
根石さんのレッスンで、英語の素読を徹底して仕込まれている、ということと関連、連動しているのかもしれません。

本来素読は、自分だけでやるつもりだったのですが、根石さんの、素読は一人でやるものでないという言葉に示唆されて、息子を巻き込みました。
その結果、相手があるのでサボることができず継続できる、相手の読む文を音だけで聞く楽しみがある、というメリットに気付いたところです。
 

【12223】
matsuさん   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 1月21日(月)10時30分29秒
  中江兆民ですか。こ ういうのに触れておくと、歴史で出てきた時にもイメージが膨らみます よね。人名の丸暗記でなく。

素読といえば、今、『「学び」の復権---模倣と習熟』辻本雅史(角川書店)という本を読んでいます。江戸前期の儒学者・貝原益軒の思想を中心とした江戸 時代の学習文化研究から現代の教育を見直そうという内容です。まだ途中ですが、なかなかおもしろいです。もちろん、素読について言及されています。
 

【12224】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月21日(月)19時41分3秒
  レッスン時、スカイ プで呼び出しができませんでした。
ご連絡下さい。
 

【12225】
お休みについて   投稿者:ももこ  投稿日: 2008年 1月22日(火)09時50分45秒
  先週のレッスン時に 昨日と来週2回お休みを頂くということをお伝えしたので、掲示板には 書き込みしてませんでした。ご心配おかけしてすみませんでした。次からは掲示板でもお知らせするようにします。  

【12226】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月22日(火)16時38分25秒
  そうでしたか。私が パソコンのメモに書くことを忘れたんです。済みませんでした。
掲示板に書いていただけば確実です。どうも、歳のせいだと思いますが、今後もこんなことをやりかねないと思いますので・・・お願いとお詫びです。
 

【12227】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月22日(火)17時11分17秒
  >昨日と来週 2回お休み

念のために確認させて下さい。1月21日と28日ということでよろしいですね。
 

【12228】
廃止   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月22日(火)18時02分4秒
  スカイプによる参観 のうち、「教材づくり」の参観を廃止します。パソコン画面をカメラに 映せば、教材作りの流れがわかって もらえるかと考えたものですが、現在のスカイプ用のカメラやパソコン環境では、ノートパソコンの液晶画面の字をカメラが拾うことができません。これでは、 ただ私の指がキーボードを叩くのがわかるだけですので、やめることにしました。  

【12229】
お休みの件   投稿者:ももこ  投稿日: 2008年 1月23日(水)19時21分23秒
  お手数をおかけして すみません。
1月21日と28日の2回です。よろしくお願いします。
 

【12230】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月24日(木)00時09分10秒
  こちらこそお手数を おかけしました。
承知しました。
 

【12231】
matsu さん、らくださん  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 1月24日(木)23時49分34秒
  日本語の素読につい ての記事、楽しく読ませていただいています。
こういう動きが広まればいいなと思います。
 

【12232】
「なんで英語やるの?」   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月26日(土)02時18分17秒
   隔靴掻痒の一冊を ようやく読み終えました。同時進行で、向田邦子の「父の詫び状」を読 んでいました。「なんで英語やるの?」の日本語はどこまでも間接的で、向田邦子の日本語はどこまでも直接的で、それをちゃんぽんに読んだので、ひどい経験 をしました。
 中津燎子という人は、自分の日本語が非常に間接的なものだという自覚がないのではないかと思ったことでした。対象に切り込んでいくときは、直接性があ る。これは、あくまでも論理がもたらす直接性なのである。それ以外の部分(大部分)の日本語を読んでも、何を言いたいのかよくわからない。日本語の直接性 で生きている人たちに「何を言いたいのかよくわからない」ということが生じることが、中津燎子には「よくわからない」のではないだろうか。

 今後しばらくの間、中津燎子の言うことで、「これはいいじゃないか。その通りだよ」という部分だけ引用する作業をやります。
 

【12233】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2008年 1月26日(土)21時47分17秒
  今日、熱が下がりま せんので、11:30からのチョムスキーはお休みさせてください。  

【12234】
根石さん   投稿者:matsu  投稿日: 2008年 1月27日(日)00時25分32秒    編集済
  息子がレッスンでお 世話になって、2ヶ月がたちました。
週に2回程度は、居間で息子の復習に付き合っている、というか息子に教わっているのですが、らくださんの家と同じく、息子の読みを聞いて、妻が根石さんの レッスンの効果を実感しているようです。
考えてみれば、言葉について、一般にその実力やレベルを測るのは、読み(語り)や発音についてというのが自然ですよね。学校のテストや学力テストの点数で 測る、というのは、やや倒錯した話なのかもしれません。後者には比較的な無頓着な我が家では、根石さんのレッスンの効果はもう実証済みという雰囲気です。

根石さんは、自身のレッスンの技法を、他者に伝えうるものとして考えておられるようですが(実際に技術としてそうなのでしょうが)、僕自身が、根石さん以 外のコーチに依頼するかというと、たぶんその気持ちにはならない気がします。
根石さんの語学論を、もっとも本質的で有効な日本人の英語習得法、と理解するとしたら、それは確かに、英語学習という点では画期的なことでしょうが、そこ にとどまるというか、単なる技法にすぎないということになると思います。

「嵐の一年」を経て、すぐれた詩と批評を書き、数十年にわたって独自の学び舎を切り盛りし、千曲川の鯉と格闘しながら、10年をかけて自宅を自作し、自然 農法で野菜を作りつつ、ゴミ処理問題で地域の政治にかかわる・・・といった根石さんの八方破れ(失礼!)の丸ごとを信頼して、レッスンをお願いしている、 といったら大げさにすぎるでしょうか。
以前にも書きましたが、根石さんの「語学論」は、そのような場所で(のみ)生まれ、育まれた思想であると思います。

勉強があまり得意といえない息子が、親から見ても熱心に取り組んで、素読にまで積極的になったのは、ありきたりな言い方ですが、根石さんの人間的な魅力 と、その根底にあるユーモアに魅かれているからだろうと思います。

中年過ぎ親父の英語再入門の方も、どうにか半年がすぎました。僕自身も、受験勉強の一年間の自己流の学習で、あるレベルまでは一気に引き上げたという「成 功体験」あるので、要は気合と自分なりの試行錯誤だ、とどうしても独学にこだわってしまいます。
時間的にも、体力的にも、耳からの学習が中心となるので、聞くだけで英語と和訳が理解できるタイプのCDを選んで聞き続けていますが、学習のかなめは、根 石さんから学んだ方法を自己流にアレンジして実行しています。
回転読みで、とにかく無理やりにでも、英文を身体になじませ、しみこませる事。
そのあと、口について出てくるようになった英文を、切断読みで、一語一語イメージとして受け取りなおし、定着させること。
回転書きのほうは、最近ようやく取り組み始めたところです。

素読の方は、思いつきで始めたのですが、ひょうたんから駒というか、意外に楽しいのに驚いています。言葉と発達の遅れている次男とも、手持ちの絵本で初め てみました。長男と僕が勉強している姿を見て、自分もやってみたくなったようで、嫌がらずに読んでいます。
素読に関しては、何をどんな風に読むのか、こちらはそれこそ全くの試行錯誤となると思いますが、それが楽しみです。
 

【12235】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月27日(日)02時05分49秒
  掲示板読まずに、電 話してしまいました。すみません。
大事にして早くなおして下さい。
 

【12236】
「なんで英語やるの?」賛成部分  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 1月27日(日)02時51分31秒
  14.
 二度目は眼をとじて、音をききとる事のみに専念した。しみじみと日本の少女の声は何と愛くるしいのだろうと感心はしたが、英語としてきくと、何としても やさしく、やわらかすぎて小鳥のさえずりに似ている。暫くきくうちに、このような独特のリズムと高低をくり返す音、ころころと限りなくなめらかに音と音 が、やわらかにころがってゆく音をもつ言語を聞いたことがない、と思った。

(註。書き写していると、言ってることはいいと思うが、これはやっぱり悪文というものかという感想を禁じ得ない。「ころころと限りなくなめらかに音と音 が、やわらかにころがってゆく音をもつ言語を」あたりが変なのである。音、音の繰り返しだけでなく、日本語のシンタックスとして変なのである。「ころころ と限りなくなめらかにやわらかにころがってゆく音をもつ言語を」じゃ言いたいことが言えないと中津燎子さんは思うのだろうか。この種の文が満載の本なの で、その結果が「隔靴掻痒」という読後感につながるのではあるまいか。「賛成部分」を書き写しているのだが、どうしてもコメントを書きたくなってしま う。)


17.
「学校じゃ、発音はやらないんです」
「全然?」
「ええ、二、三回やるだけです。アルファベットの時に」
「アルファベットと言うと中学一年の時でしょう。それじゃ、高校まで音なしの英語授業ですか?」
「発音は、自分でラジオやテレビの講座をきいておぼえるんです。各自、テープを買ったり、外人の人に習ったりして・・・」

(註。初めて英語を教えた高校生の生徒とのやりとり。14ページの「やわらかにころがってゆく音」云々も、この生徒に初めて英文を読ませたときの感想。)


20.
彼女の英語の抑揚が非常に奇妙にきこえた理由は、全くの基礎音の訓練なしで、一足とびにテープや外人の発音を只まねて、しかもその期間があまりにも長すぎ たため、独特の、英語でもなく、日本語でもない、のっぺらぼうと、ぺらぺらを、交互にはぎ合わせたような音声の言語になってしまっている事だった。

(註。ボストンに行ってきた人が手渡してくれた美術館の展示案内パンフレットに、日本美術について書いた文があり、総じて super flat だとあった。うん、なるほどと思ったことを思い出した。英語ネイティヴの口の筋肉の使用量からもたらされる英語音の立体性から見れば、日本人の独習英語の 音が「のっぺらぼう」と聞こえるのはよくわかる。)

24.
 英、独、仏、伊、スペイン、ポルトガル、ロシア、中国、韓国、蒙古、中近東、東欧、アフリカ、全く限りがない。その言語の音声をざっときいてみると、か なり破裂音のような強い息を出す。従って強い音をもつ言語が多い、と思う。
 それにくらべて、我が日本語ははっきり違う。あまりわめく必要がない。わめくよりむしろ、静かにやさしい音を出す。

26.
AND THE BOOK なんて言う文になるといともすらすらとアアザブックゥとなる。一寸きくとひびきはなめらかだが文章のつづり無視の発音である。きいている方では、 OTHER BOOK の R をぞんざいにやりすごした文にきこえる。それにしては前後とつりあわないな、と考えているうちにますます、五里霧中となる。日本人が英語をやればやる程、 この基礎ぬき流暢方式になるのではなかろうか。
 

【12237】
ぼちぼちいきます。   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月27日(日)02時58分58秒    編集済
  中津さんの文の書き 写しは、ぼちぼちやります。
漢字にするところとしないところが、私が普段書く文とあまりにも違うので、なるべく書き写し間違えないようにしようとすると、非常にくたびれます。した がって、ぼちぼちやります。

例えば次のような具合です。

テープや外人の発音を只まねて、(中津)

テープや外人の発音をただ真似て、(根石)
 

【12238】
matsu さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 1月28日(月)04時11分11秒
   今、記事を読んで いて、matsu さんの文が私宛になっているのを見て、やべえと思い、書き出したところです。一度はらくださん宛てのものと思って読み始めておりました。

>息子がレッスンでお世話になって、2ヶ月がたちました。
週に2回程度は、居間で息子の復習に付き合っている、というか息子に教わっているのですが、らくださんの家と同じく、息子の読みを聞いて、妻が根石さんの レッスンの効果を実感しているようです。

 息子さんから教わったことというのを、具体的に書いていただくとありがたく思います。それが、日本の英語教育の暗部を照らし出すはずです。

>考えてみれば、言葉について、一般にその実力やレベルを測るのは、読み(語り)や発音についてというのが自然ですよね。学校のテストや学力テストの点数 で測る、というのは、やや倒錯した話なのかもしれません。後者には比較的な無頓着な我が家では、根石さんのレッスンの効果はもう実証済みという雰囲気で す。

 学校のテストはどうしても本当の実力を歪ませます。「お前はこれこれの高校を受けろ」みたいに、生徒を振り分けるためのテストだからです。「やや倒錯し た話」というより、まったく転倒した話だと思います。

 私のレッスンの効果についてですが、ひとまず発音や読みに関しての評価をいただけたと思っています。ありがとうございます。今後、シンタックスを根付か せることを時間をかけてやっていきます。

>根石さんは、自身のレッスンの技法を、他者に伝えうるものとして考えておられるようですが(実際に技術としてそうなのでしょうが)、僕自身が、根石さん 以外のコーチに依頼するかというと、たぶんその気持ちにはならない気がします。

 これについては、ときどき自分でも考えることがあります。要するに職人の技術と同じで、一代限りのものなのかもしれません。それでも、伝えられるだけは 伝えてみたいとも思うために、村田君のような「弟子」がいます。

>根石さんの語学論を、もっとも本質的で有効な日本人の英語習得法、と理解するとしたら、それは確かに、英語学習という点では画期的なことでしょうが、そ こにとどまるというか、単なる技法にすぎないということになると思います。

 抽象的な理屈を言うのでなく、語学という具体的な土俵を設け、そこで日本近代において「ごみ」扱いされてきた素読を原理として使ってみるというところか ら、いくつかの技法が出てきたわけです。結果として提示し、自分でも使っているわけですが、結果ですから、「単なる技法」と見えるのは仕方がありません。

>「嵐の一年」を経て、すぐれた詩と批評を書き、数十年にわたって独自の学び舎を切り盛りし、千曲川の鯉と格闘しながら、10年をかけて自宅を自作し、自 然農法で野菜を作りつつ、ゴミ処理問題で地域の政治にかかわる・・・といった根石さんの八方破れ(失礼!)の丸ごとを信頼して、レッスンをお願いしてい る、といったら大げさにすぎるでしょうか。

 これは非常にありがたいPTAさんでして、こんなふうに理解して下さっているのは matsu さん一人おられるだけです。

>以前にも書きましたが、根石さんの「語学論」は、そのような場所で(のみ)生まれ、育まれた思想であると思います。

 形はそう見えませんが、一種の思想だとは自分でも思っております。

>勉強があまり得意といえない息子が、親から見ても熱心に取り組んで、素読にまで積極的になったのは、ありきたりな言い方ですが、根石さんの人間的な魅力 と、その根底にあるユーモアに魅かれているからだろうと思います。

 電話を通じたレッスンで、一回30分、週に一回のレッスンですから、人間的な魅力というより、素読という方法が実にシンプルでとりかかりやすいからだと 思っております。レッスンでは、実際にレッスンそのものをやっているだけですし。

>中年過ぎ親父の英語再入門の方も、どうにか半年がすぎました。僕自身も、受験勉強の一年間の自己流の学習で、あるレベルまでは一気に引き上げたという 「成功体験」あるので、要は気合と自分なりの試行錯誤だ、とどうしても独学にこだわってしまいます。

 基本はそれでいいのだと思います。しかし、外国語学習の場合は、独学ではまず手に入らないという質もあります。入口にあるべき「音」の問題がそのほとん どすべてですが、学校英語にも独学英語にも、その問題があるようで、じつは「ない」のです。

>時間的にも、体力的にも、耳からの学習が中心となるので、聞くだけで英語と和訳が理解できるタイプのCDを選んで聞き続けていますが、学習のかなめは、 根石さんから学んだ方法を自己流にアレンジして実行しています。
回転読みで、とにかく無理やりにでも、英文を身体になじませ、しみこませる事。
そのあと、口について出てくるようになった英文を、切断読みで、一語一語イメージとして受け取りなおし、定着させること。
回転書きのほうは、最近ようやく取り組み始めたところです。

 「回転読み」「切断読み」「回転書き」をやって下されば、どんどん力がついていくと思います。息子さんが、高校生になった頃に、電話線を分岐させて、半 年でいいですからレッスンに参加されてみられたらどうでしょうか。きっと役に立つと思います。

>素読の方は、思いつきで始めたのですが、ひょうたんから駒というか、意外に楽しいのに驚いています。言葉と発達の遅れている次男とも、手持ちの絵本で初 めてみました。長男と僕が勉強している姿を見て、自分もやってみたくなったようで、嫌がらずに読んでいます。
素読に関しては、何をどんな風に読むのか、こちらはそれこそ全くの試行錯誤となると思いますが、それが楽しみです。

 すでに書いたところですが、素読というのはきわめてシンプルでとりつきやすいのです。「試行錯誤」の過程を書いていただけたらありがたいです。
 音読でも素読でもそうですが、眼目となるところをつかんでやらないと、「音読がはやったのでやってみたが、思うように成果があがらない」という、学校の 先生たちのボヤキになります。matsu さんは、眼目をつかまれています。信頼していますので、どうぞお続けになり、報告をいただけたらと思います。
 

【12239】
「なんで英語やるの?」引用2回目  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 1月30日(水)02時00分15秒    編集済
  教師をやっている外 人で、やたらに発音を省略形で教える人間がいれば、その人には教える 資格がない。ふつうの会話を路上で やるのとちがい、生徒に教えている外人で、省略を、音の上でも文の上でも教える人はいない筈である。(略)日本の小学校で、一年生の時から日本文を教える のに省略形から教えはしないであろう。

(文句なし)


明治以来英語を大幅に教育の中にくりこんで来ていながら、日本における、英語教育の当事者たちは代々、
「英語の基礎とは、何か」
 と言う事すらよくわかっていないで今日まで来ているのではないか。

(註。言っていることに文句はないが、「日本における、英語教育の当事者たち」というように、形容語句と形容される語句の間に、読点をはさまないでもらい たい。私も似たようなことをこの掲示板でやってるかもしれないが、それにしても、中津さんの日本語の漢字使用法と読点の打ち方は、さすがにロシア育ちだと 思わせるものがある。)


いかに、彼の叩きこんだ基礎がほんものであったかは、アメリカにいる間中、骨身に徹して悟らされたものである。彼の主張は、単純で、言語を習得するのに必 要な事は、その目的と、基礎訓練で、頭脳も、才能も、学歴も、人間も、関係ない、と言うことであった。私も全面的にそう思う。

(註。いきなり閑話休題。やはり、中津さんにわかっていないのは、「磁場」ということである。ロシアで子供時代を過ごしたせいで、日本に帰ってから、「日 本で」急速に英語を獲得できたのだということが盲点になっている。「頭脳も、才能も、学歴も、人間も、関係ない」のは、「磁場」における言語習得に言える ことで、学歴はともかく、日本にいて英語をやるのであれば、頭脳も人間も要るのです。これらすべてが要らないのであれば、なんでこれだけ日本人が英語で苦 しむのかがまるで説明できないではないか。そんなにも何もかも要らないのであれば、テレビから流れる英語程度で日本人が英語を身につけてもよさそうなもの ではないか。「磁場」がわからないから、こういう妄説が出てくるのである。
 閑話休題終了。ここで「彼」と言われているのは、次のように書かれている中津燎子さんの先生である。
 「J・山城氏はまことに口下手な男性であった。
 年は当時、三十歳をこしていただろうか。
 ロサンゼルス生まれの二世で終戦後、老いた両親をつれて鹿児島に帰ってきたと言う事とロサンゼルスのカレッジを出たらしい事の二つしか知らなかった。」
 そういう先生と、ロシア育ちの生徒の組み合わせで、日本にいながら英語の高度なレベルが身についたのだ。その後さらに、中津さんはアメリカに留学してい る。中津さんは、「磁場」がわかっちゃいないのだ。この人も、半分は「磁場帰りの鼻高々の先生づら」に過ぎない。)
 

【12240】
根石さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 2月 2日(土)14時00分13秒
  息子のレッスンにつ いて質問です。

レッスンを始める際に、当面は予習復習不要。レッスン中に、復習しておくように言うことはあるけれども、特に気にする必要はない、といったお話をお聞きし たような気がしており、今も実行中です。実行中、というのも変な言い方ですが、「復習、ちゃんとやれよ」といった事を言っておりません。今後も、それで良 いのでしょうか?

「先生、復習しろとか言わないの?」
「言う事あるよ」
「で、おまえ、やってんの?」
「やってるよー。でも、俺、今バスケに夢中だから」

なんじゃ、それ。

生活の状況から見て、とても復習しているようには思えません。この先もそれで良いでしょうか?私は、根石さんから「家庭でこのように指導を」というご連絡 が無いかぎり、何も言うつもりはありません。あまり余計なことを言わずに、できれば英語学習全般に関しての方向付けをお任せできれば、と思っております。

現時点では、最初に申し上げたように、本人は遊びの延長のような感じでいると思います。

先日、

「おれ、英語やって良かったと思うんだよなあ」

と初めて口にしていました。

「どうしてそう思うんだ?」
「滑舌が良くなったと思うんだよ」
「滑舌?」
「そう。俺、歌好きじゃん。英語の歌詞の部分がね、うまくやれちゃうわけよ」

滑舌の意味が分かっているとは思えないのですが、こういうことのようです。日本の歌手のポップスを四六時中歌っているのですが、その中に英語の歌詞が含ま れるわけです。英語を習っているから、そこがうまく歌える、それは嬉しい、と。

息子が歌詞カードを持ってきて、この英語の部分は何て書いてあるんだ、と聞く事が良くあります。CDを聞くだけでは何て言っているか分からないし、つづり の読み方も分からない。カタカナ読みで教えろ、と要求しますので教えてやりますと、

「わかった、わかった」

と言って、たぶん根石さんとのレッスンをイメージしているのでしょう、回転しています。

そのことは英語の練習にはならないでしょうが、「英語やってよかったあ」と自分が大好きな趣味に引き付けて感じていることは、ひとまず良かったな、と思っ ています。

家内も同じように息子につづりの読み方を教える事があるようなのですが、逆に

「違う違う、ifのfはね、こうよ、こう」

と発音矯正されているようです。
 

【12241】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月 3日(日)02時47分57秒    編集済
  >「復習、ちゃんと やれよ」といった事を言っておりません。今後も、それで良いのでしょ うか?

 はい、それで結構です。今のところは、音の獲得は週一回30分のレッスンの中で行われるだけです。お気づきかどうか、わずか30分を15分と15分に分 け、前半の15分を復習にあてています。レッスン自体が復習を組み込んでありますので、今のところ予習も復習も特にやっていただく必要はありません。も し、本人がやりたい場合は、復習だけやっておいてもらえばいいと思います。
 構文が把握できた上で、文まるごとを鷲掴みにすることができるようになるのに、通常2年から3年くらいかかりますが、その頃になると復習や予習について こちらから指示するようになるかと思います。

 習い事が子供の時間を奪うという問題に対しては、極めて負荷の小さいレッスンだと思っております。週一回わずか30分のレッスンですが、継続していただ けば、はっきりと形成されてくる力があります。そのあたりを、お子さんが中学に入学したあたりから、この掲示板にご報告いただけたらと思います。

 「イメージ核受肉教材」を継続して作りながら、素読舎で使用している「ABCD」という教材をパソコンで打ち込み始めました。一部、書き換えたりしてい ますので、新たに打ち込みしています。この教材ができあがると、私のレッスンでは中学の教材を使わなくなると思います。もし、一年後くらいにできていた ら、息子さんのテキストは中学一年の教科書から「ABCD」という教材に接続されるかもしれません。
 いずれは、小学生から始めた人も、素読舎自作の教材から始めてもらうことになると思います。利点は、教科書が4年ごとに改訂されることで、レッスンが振 り回されることを回避できることと、コーチを育てやすくなることだと考えています。
 息子さんが高校に入った頃から、matsu さんやらくださんにもコーチをやられることをお奨めするかもしれません。その下準備として、一年程度、息子さんと一緒にスカイプで「電話でレッスン」をお 受けになることをお奨めします。レッスン代金は同じですから、一挙両得が成立すると思います。

>生活の状況から見て、とても復習しているようには思えません。この先もそれで良いでしょうか?

 毎週のレッスンごとに、復習とか予習とかのことを言うより、息子さんの全体を見ていていただけば結構だと思います。

>現時点では、最初に申し上げたように、本人は遊びの延長のような感じでいると思います。

 それで大丈夫です。私のレッスンは「遊び」を売りにしているものではありませんが、息子さん本人が「遊び」だとしていても、実質部分は形成されていきま すのでご安心下さい。

>「そう。俺、歌好きじゃん。英語の歌詞の部分がね、うまくやれちゃうわけよ」
滑舌の意味が分かっているとは思えないのですが、こういうことのようです。日本の歌手のポップスを四六時中歌っているのですが、その中に英語の歌詞が含ま れるわけです。英語を習っているから、そこがうまく歌える、それは嬉しい、と。

 そういうことでいいのだと思います。私のレッスン自体はそんなに嬉しいとか楽しいとかいうものではないのですが、それが英語の歌詞をリズムに乗せて歌え る楽しさにつながっているのであれば、ひとまず今の時点での大きな成果だと思います。私こそ嬉しくなっています。

>そのことは英語の練習にはならないでしょうが、「英語やってよかったあ」と自分が大好きな趣味に引き付けて感じていることは、ひとまず良かったな、と 思っています。

 いや、いずれは英語の練習になっていくと思います。レッスンが進んで、構文が把握できて、文まるごとを鷲掴みにできるレベルになった頃に、今意味もわか らずに歌っている歌がどんどん意味のある歌になっていくと思いますから。
 歌を歌うことは素読とは関係ないように見えますが、原理として、息子さんは素読を実践していることになります。これは素読そのものではありませんが、原 理として素読を踏まえているものだということです。もちろん、息子さんがそれを意識しているかどうかは関係ありません。
 matsu さんのお宅では素読そのものを開始されており、らくださんのお宅では息子さんが素読を楽しみの中に組み込んでいる。
 大げさに聞こえるかもしれませんが、ようやく私の考えてきたことを理解して下さる方が現れ始めたように思っています。

>家内も同じように息子につづりの読み方を教える事があるようなのですが、逆に
「違う違う、ifのfはね、こうよ、こう」
と発音矯正されているようです。

 日本人のほとんどが、英語に関しては文部省の犠牲者ですので、こういう光景は、私のレッスンを受けているお子さんの家庭では普通のこととして生じるもの と思います。
 今はレッスン枠がうまっていますので、新しく小学生や中学生のレッスンをお受けできない状態ですが、なんとかしてコーチを探し、なるべく広がりを作りた いと考えています。
 

【12242】
根石さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 2月 3日(日)22時47分11秒
  ありがとうございま す。

> 習い事が子供の時間を奪うという問題

この問題に少しこだわってみたいと思います。私はどちらかといえば習い事推進派と言えます。学校は多少サボってもいいから習い事は大事に。少々過激な考え 方かもしれませんが、学校なんていく必要なし、という不登校推進派まではいっておらず、制度(娑婆)とは適当に折り合い付けような、というしごく穏健な考 え方と思っています。

以前挙げました『「学び」の復権---模倣と習熟』辻本雅史(角川書店)に近代教育の方法論は、教育(教え育む)という考え方とともに、すでに使命を終え ているのではないか、という主旨の事が書いてありました。根石さん流に言えば、黒板を使った授業なんて、ということになるかと思います。個々人の「学び」 を支援する寺子屋の考え方を再考すべき時ではないか、というのが著者の主張です。賛同できるところの多い本でした。

習い事には色々あり、また、取り組み方によって子供への負荷はかなり異なると思っています。塾通いも、中学受験を目的として熱心に取り組めば、子供に(親 にも)大きな負荷をかけることになると思いますが、塾に行って学校の先生とは一味違う先生に教えを受けることを目的とするのであれば、それほどの負荷はか からないでしょう。

スポーツ系であれば、たとえば息子はサッカーを週1回習っていますが、それも子供(と親)の入れ込み方によって全く変わります。中学に上がる際に、Jリー グの下部組織のようなクラブチームに入団するには、セレクションという“お受験”を突破する必要があります。また、息子の友達の場合は水泳をやっています が、強化選手を目指して毎朝練習だそうです。その子は、朝練をしていることを友達には決して口にしないそうです。

息子の場合は根石さんのレッスンを含めて4つの習い事をしていますが、どれも趣味のレベルですので、ほとんど負荷はかかっていません。子供の時間を奪う、 というのは主に遊ぶ時間を指すことになると思いますが、習い事自体が(特にスポーツ系の場合は)遊びの延長ですし、見るところ、使える時間のほとんどを友 達との外遊びに使っていますので、むしろ英語のレッスンぐらい毎日の練習をさせてもよいのかな、と思うぐらいです。

尤も、あと2ヵ月もすれば中学に上がって部活も始まり、生活に大きな変化が出てくると思いますので、その頃にまた考えたいと思います。

>週一回わずか30分のレッスンですが、継続していただけば、はっきりと形成されてくる力があります。

根石さんのレッスンが、週1回の30分のみで一定の効果があがるように考えられているのは、素晴らしいことだと思います。私が子供の頃、姉がピアノを習っ ていたのですが、毎日の練習が必須でした。練習をサボって週1回のレッスンに行くと、先生が鍵盤をバーン!と叩いて、「1週間何やってたんですか」と叱ら れていました。ノコノコ見学に行った私は、怖くなって習うのをやめたのを思い出します。今から思えば、楽器というのは1日でも練習を怠るとドンドン腕が落 ちてしまう、ということなのですが、英語というのも似たところがあるのではないかと、ふと感じました。

> 今はレッスン枠がうまっていますので、新しく小学生や中学生のレッスンをお受けできない状態ですが、なんとかしてコーチを探し、なるべく広がりを作り たいと考えています。

素読舎の取り組みがどう広がるのか、には関心がありますが、なかなか難しい問題が根っこにあると感じます。根石さんとmatsuさんとのやりとりの中での 「一代限りか」といったご発言にもそれを感じますが、大きなテーマですので改めてにします。
 

【12243】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月 6日(水)00時05分32秒
  千曲市及び長野広域 連合による、ごみ処理用焼却溶融炉の説明会があり、発言したらぐった り疲れてしまいました。お返事を、もう1,2日お待ちいただけたらと思い、お願い致します。  

【12244】
マンツーマン   投稿者:ドイツ語会話  投稿 日:2008年 2月 6日(水)09時23分41秒
  初めて書き込みをさ せて頂いております。
不適切な場合はお手数ですが削除してください。

ドイツ語会話力を磨くドイツ語の個人レッスンをカフェ等で提供しています。
ドイツ留学、ドイツ出張の準備や大学でのドイツ語文法の習得にも必見です。
 

【12245】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月 9日(土)08時16分38秒
  >> 習い事が子供 の時間を奪うという問題
>この問題に少しこだわってみたいと思います。私はどちらかといえば習い事推進派と言えます。学校は多少サボってもいいから習い事は大事に。少々過激な考 え方かもしれませんが、学校なんていく必要なし、という不登校推進派まではいっておらず、制度(娑婆)とは適当に折り合い付けような、というしごく穏健な 考え方と思っています。

 このスタンスはいいなと思います。だけど、子供が中学に行くようになると、学校側からの「縛り」が格段にきつくなります。「適当な折り合い」がつけにく くなり、子供の気持ちが不安定になることが生じやすくなります。

>以前挙げました『「学び」の復権---模倣と習熟』辻本雅史(角川書店)に近代教育の方法論は、教育(教え育む)という考え方とともに、すでに使命を終 えているのではないか、という主旨の事が書いてありました。根石さん流に言えば、黒板を使った授業なんて、ということになるかと思います。個々人の「学 び」を支援する寺子屋の考え方を再考すべき時ではないか、というのが著者の主張です。賛同できるところの多い本でした。

 まだ読んでありません。ご教示有り難うございます。是非読んでみようと思います。

>息子の場合は根石さんのレッスンを含めて4つの習い事をしていますが、どれも趣味のレベルですので、ほとんど負荷はかかっていません。子供の時間を奪 う、というのは主に遊ぶ時間を指すことになると思いますが、習い事自体が(特にスポーツ系の場合は)遊びの延長ですし、見るところ、使える時間のほとんど を友達との外遊びに使っていますので、むしろ英語のレッスンぐらい毎日の練習をさせてもよいのかな、と思うぐらいです。

 朝8時に学校へ行って、夜8時に家に帰ってくるみたいな中学生がたくさんいるのではないでしょうか。物理的に一日は24時間であり、その半分が学校に 「取られて」いて不思議に思わない人たちがたくさんいるように思います。学校もスポーツの習い事もその他の習い事も even なんだと思いますが、具体的に学校に奪われる時間があり、それが子供の負担になっていくと思います。「適当な折り合い」というのがつけやすい小学生時代と 違ってきて、「適当な折り合い」というのがまともな課題になってしまうのが中学以降かと思います。心の準備は必要かと考えます。

>ノコノコ見学に行った私は、怖くなって習うのをやめたのを思い出します。

私の塾も、以前はそういう塾でした。

>今から思えば、楽器というのは1日でも練習を怠るとドンドン腕が落ちてしまう、ということなのですが、英語というのも似たところがあるのではないかと、 ふと感じました。

 これは、英語力があるレベル以上に達した人の場合に当てはまります。あるレベル以上に達すると、日本語の磁場では、一日さぼるとドカンと力がなくなるよ うなことがあります。始めたばかりの小学生だと、一週間まるごとさぼっても、ほとんど減るものがありません。
 一日さぼるとドカンと力がなくなるようなレベルの人は、セミプロあるいはプロのレベル(語学でお金が得られるレベル=生活できるレベル)です。
 今のところは、あせらずにゆっくり進ませて(遊ばせて)やって下さい。

>素読舎の取り組みがどう広がるのか、には関心がありますが、なかなか難しい問題が根っこにあると感じます。根石さんとmatsuさんとのやりとりの中で の「一代限りか」といったご発言にもそれを感じますが、大きなテーマですので改めてにします。

 直接人にすすめていただくのももちろん有り難いことですが、現在時点で練りつつある方法に注目し続けていただくのが、もっとも励みになります。よろしく お願い致します。
 

【12246】
今夜のレッスン   投稿者:  投稿日:2008 年 2月 9日(土)19時10分13秒
  急用ができてしま い、これから出かけなければなりません。
本日のレッスンは休ませて下さい
 

【12247】
Fさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月 9日(土)20時58分16秒
  承知しました。
お母さんの分として振り替えておきます。
 

【12248】
不耕き栽培   投稿者:Jackie  投稿 日:2008年 2月10日(日)22時22分54秒
  根石さんと同じ
現在10時過ぎ、NHK教育テレビで放映中です。
 

【12249】
根石さん   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 2月11日(月)09時36分18秒
  >子供が中学に行く ようになると、学校側からの「縛り」が格段にきつくなります。

息子の様子を見ていると、給食を残しても、忘れ物をしても、宿題をやらなくても、これといった罰は課せられないようで緊張感なし。自分が子供の頃とはずい ぶん変わったものだ、と感じます。中学校もこんなゆるい調子で行くものかと。

>心の準備は必要

そうですね。あまり振り回されないようにしたいと思います。早くも息子が「中学入ったら、俺、どの塾行くの?」と聞いてきました。友達に聞かれたそうで す。「え?塾行かないといけないの?」と聞いたら「当然じゃん」と言われたとか。

そんなもんですかね。
 

【12250】
本日のレッスン   投稿者:ももこ  投稿日: 2008年 2月11日(月)18時19分59秒
  すみません。体調が よくないので休ませてください。妊娠週数からすると今週来週くらいが 体調の悪さのピークだと思いますので、その後はお休みすることも減ると思います。  

【12251】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月11日(月)19時36分37秒
  承知しました。お大 事に。
振り替え実施はかなり先になりますが、振りかえておきます。
 

【12252】
(無題)   投稿者:きり  投稿日: 2008年 2月12日(火)16時42分27秒
  http://pino.to/choroku/
http://members.ld.infoseek.co.jp/hp_yamakatsu/wav2mp3.html
 

【12253】
詩であそぶ。   投稿者:足 立和夫  投稿日:2008年 2月16日(土)13時17分35秒
  ある言葉を、ほかの 言葉に置き換えてあります。
さて、その言葉はなんでしょう。
わかった方は、「わかったぞ」と書き込んでくだされば幸いです。
わからない方は「こんなの、わかるもんかー」とコメントくだされば幸いです。
答えは書かないでください。
ではどうぞ挑戦してみてください。


棘の芽を抱いて
足立和夫

ひとは棘の芽にむかって
急いでひろがる
つかのま腐臭をもたらし
宇宙にちらばる星にまで
とどいてしまう
眼鏡や財布を
あとにのこして
棘の芽のからだになっていく
しずかな恥骨のなかで
棘の芽は
世界を消しながら
役目が終るのを
まっていた
 

【12254】
(無題)   投稿者:キリ  投稿日: 2008年 2月18日(月)17時50分32秒
  http://sodokushaonsei.pupu.jp/sodoku/sodokutop.html  

【12255】
レッスンの様子を聞いていただけるページを作りました。  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 2月18日(月)18時42分20秒
   まだほんのやりか けですが、素読舎「電話でレッスン」の様子を聞いていただけるページ を作りました。どうぞ聴いてみて、ご感想をお寄せ下さい。今後、少しずつ音声ファイルを増やしていきます。今日の時点では、聞くことのできる音声ファイル は一つだけです。
 このホームページ作成は、私の家の庭先で「子子子」というアジア雑貨店をやっているキリピーが手伝ってくれています。
 キリピーをよろしく。
 

【12256】
(無題)   投稿者:きり  投稿日: 2008年 2月19日(火)16時53分43秒
  こっちが本当です。
http://sodokusyaonsei.moo.jp/sodoku/sodokutop.html
 

【12257】
キリピー様おつかれさまです   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 2月19日(火)21時03分31秒
  さっそく聞いてみま した。
まだ各ファイルのさわりだけですが、やはり実際の音が聞けるのは良いですね。
回転読みは想像してた感じだな、と思いました。
時間を作って、一通り聞いてみたいと思います。
 

【12258】
レッスンありがとうございました。  投稿者:ももこ  投稿日:2008年 2月20日(水)04時44分30秒    編集済
  根石さん
レッスンありがとうございました。久しぶりにレッスンの感想をかけそうなので書いてみようと思います。

レッスンで使うテキストでは、だんだん一度で目が拾える文字が増えてきて、1行丸々目に入ったものはぱっと読めるなと感じています。知らないうちに暗記し ている文章も多いのだと思います。スラスラ口から出ようとする分、口が回らなくなってしまい、練習不足を感じます。

お休みをたびたびしながら、さらに練習不足の状態でも続けることで効果があるんだなとレッスンを受けるたびに感じます。12月くらいまでは、お休みすると 翌週に口が動かなくて、レッスンの後半になってやっと口が動くようになったなと感じる状態でしたが、今日のレッスンでは、12月の頃よりは口が動かないと 感じることが少なくなりました。(一瞬般若の口がなかなか出来なくなっていたので、少し練習しようと思います。)

あとは、レッスンでスラスラ言える(つもり)の単語とそうでない単語で明らかに聞こえ方が違います。ニュースなどを聞いていてもそこだけ浮き上がってくる ので面白いです。そういう意味ではゴーストのDVDを見るのはとても楽しいです。出来てないところからだんだんぼやけて聞こえてきます。

レッスンでは、音声ファイルででてきた「ジャンプ」のほかに、この方法に切り替わったら、エディタなどで、テキストを検索してみるなどして、飛ばしたとこ ろは自習するようにとも伺いました。

妊娠していることもあって亀の歩みになりそうですが、継続することを第一にゆっくり進んでいこうと思います。

きりさん
音声ファイルアップありがとうございます。他の方のレッスンなどを聞くことができてとても勉強になります。また、自分のレッスンのアップだと聞き漏らして いる部分も振り返ることができてありがたいです。
 

【12259】
らくださん   投稿者:きり  投稿日: 2008年 2月21日(木)00時36分36秒
  はじめまして。早速 聞いていただきありがとうございます。
音声の編集などは、おっしゃん(ネイシさん)がやっているので、実はあんまり大変ではないのでした。
これから、少しずつですが音声など増えていくと思いますので、たま〜にのぞいてみてくださいね。
これからもヨロシクです。
 

【12260】
ありがとうございます   投稿者:きり  投稿日: 2008年 2月21日(木)00時47分26秒
  わたしもスカイプで レッスンを受けているのですが、録音っていいな〜と思いました。
レッスン中はなんだかとっても忙しく(精神的に?)大事な事を聞き漏らしているような気がします。
いろんなかたちで音声HPを使っていただければとてもうれしいです。
これからもヨロシクお願いします。
 

【12261】
根石さん   投稿者:I村  投稿日: 2008年 2月22日(金)18時07分25秒
  23日のレッスンを 休ませてください。
よろしくお願いします。
 

【12262】
I 村さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月23日(土)13時02分36秒
  承知しました。
振りかえておきます。
 

【12263】
過去ログ   投稿者:村田  投稿日: 2008年 2月23日(土)15時54分5秒
  過去ログ  12200番まで収録しました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/
また、掲示板タイトル下から素読舎音声HPへリンクしました。
 

【12264】
親子で素読   投稿者:matsu  投稿日: 2008年 2月25日(月)00時55分9秒    編集済
  「三酔人経綸問答」 (中江兆民)の素読を、定期テストでの中断をはさみながらなんとか継 続しています。
特別な成果を求めているわけではないので、親子でそれなりに楽しく継続できているということ自体で、一定の成果があったといえるだろうと思います。
方法としては、毎回10行弱、子どもが原文を読んだ後で、いい加減な解説を交えつつ父親が読み、次に子どもが現代語訳を読んで意味をおさえ、最後に子ども がもう一度原文を読む、というやり方をとっています。
次の回の最初に、復習として前回の原文を子どもが読むようにしています。父親の方は、手抜き勝ちですが、暇な折に予習復習としてひとりで読んでいます。

岩波文庫の編者たちが、「朗読主義」、つまり「古典は、文学的なそれであろうと思想的なそれであろうと、原則的には声を出して朗読せらるべきもの、否、そ の要処要処は暗誦せらるべきもの、という立場」をとってくれていることの恩恵を受けているわけですが、総ルビ、現代語訳付でないと、今のようには出来な かったと思います。

>いわく、かの人や国に勲労あり。その職にいてその勲労あるは当然のことにあらずや、平生俸給をうくるにあらずや・・・

原文はとても再現できないので、漢字を新字にしてその半分くらい仮名に変えたものですが、常日頃仕事上教員の叙勲の事務などもしなければいけない立場から すれば、思わず快哉を叫びたくなるようなくだりです。
その他、内容的に決して難しくはない、アクチュアルな指摘にあふれていて、中学1年でもある程度は面白く読めているようです。

貴族制度を評した言葉、
>噴飯にたえざるなり。
の現代語訳として
>へん、とんだお笑い草だ。
とあるような部分には反応して、笑っています。

ただこのペースだと、読了まで半年くらいはかかってしまいそうなので、春休みくらいには、気分転換にもう少し難度の低いテキストを併用してみようと考えて います。
 

【12265】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月26日(火)00時31分3秒
  感謝  

【12266】
matsu さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月26日(火)00時33分7秒
  面白く読ませていた だきました。
これは非常に新しい試みだと思います。
江戸の素読そのままをやらなきゃならんという必然はないですから。
うまくいっているようで、参考になります。
 

【12267】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月26日(火)00時41分32秒
  >知らないう ちに暗記している文章も多いのだと思います。スラスラ口から出ようと する分、口が回らなくなってしまい、練習不足を感じます。

  お書きいただいた「知らないうちに」ということが非常に大事なポイントです。「いつのまにか」と言ってもいいと思いますが、これ が素読を原理とした方 法の最大の利点ではないかと思っています。ももこさんの場合も、覚えようとか暗記しようとしたことはなかったのではないでしょうか。結果として、「いつの まにか」「知らないうちに」覚えているということが起こるのは、結果以前=過程において、素読という方法が働いているからだと思います。

>お休みをたびたびしながら、さらに練習不足の状態でも続けることで効果があるんだなとレッスンを受けるたびに感じます。

 お休みが多くても、やれる日はレッスンを受けて下さい。その後に影響します。

>レッスンでは、音声ファイルででてきた「ジャンプ」のほかに、この方法に切り替わったら、エディタなどで、テキストを検索してみるなどして、飛ば したところは自習するようにとも伺いました。

 この自習ですが、「英語どんでん・・」の「電圧装置」を主体にしてやられることを是非お奨めしたいです。

>妊娠していることもあって亀の歩みになりそうですが、継続することを第一にゆっくり進んでいこうと思います。

 ええ、ゆっくりでいいです。
 

【12268】
Jackie さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月26日(火)00時44分26秒
  番組見逃しました。
登場されたのは、川口さんでしたか、福岡さんでしたか。
 

【12269】
足立和夫さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月26日(火)00時46分19秒
  わかったぞ。  

【12270】
根石吉久さん   投稿者:足 立和夫  投稿日:2008年 2月27日(水)11時22分6秒
  わかったようです ね。
メールで、そっと教えてください。

「なにぬねの?」のわたしの頁でも、挑戦を募りました。
そこにはヒントも書いてあります。
山本かずこさん、川江一二三さん、が当てております。
 

【12271】
足立さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 2月28日(木)02時19分42秒
  A→BのBは「死」 じゃないでしょうか。
Aを明らかにしないでおきますので、タネあかしにはならないと思います。
メールを書くのが面倒です。
だけど、なんでこんな暇なことをやっているのでしょうか。
不可解です。
 

【12272】
根石さん。   投稿者:足立和夫  投稿日: 2008年 2月28日(木)16時42分4秒
  >A→BのB は「死」
当たりです。

>なんでこんな暇なことをやっているのでしょうか。不可解です。
ううむ。そういわれると、答えに窮しますね。言葉あそびのつもりなんですが。
 

【12273】
中津燎子「なんで英語やるの?」から引用  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 2月29日(金)03時09分32秒    編集済
   この循環方式は実 にきびしいもので、誰でもがこの方式の訓練をうけられるとも思わない し、又うけるべきだとも考えない。やはり英語を使う職業人以外は無理だろうし、その必要もないだろう。
 それにJ・山城氏の全く平静な態度が、訓練のきびしさにひきかえあまりに対照的で、癪にさわってならなかった。

 註:循環方式というのは、3回言い直して駄目な場合は、レッスンの一番最初に戻されるという方式。
------------------------------------------------------
「あなたは私の英語をまねするから出来ないのです。おうむのものまねには限度があるのです。あなた自身の英語を発見して下さい。まねた英語はほんものでな いから、ほんものの価値は与えられません。ものまね英語を喋べるより自分の国の言葉を堂々と喋るべきです」

 註:J・山城氏の言葉として書かれている。しかし、ものまねだけじゃ駄目だと言いながら、このJ・山城という人は、口の筋肉のどこをどうしろという指示 はまったく出していない。そして、「あなた自身の英語を発見して下さい」などと言っている。「真似しろ」と言う人にしろ、「真似じゃ駄目」という人にし ろ、英語ネイティヴは、口の筋肉のどこをどうしろと言うことができないという典型例である。
------------------------------------------------------
「私は、日本の人がまちがいだらけのひどい英語を使うのを批難しません。正式に習得しなかったからね。しかしそれを、アメリカ人たちが賞賛しうけ入れるふ りをして、裏面では、首をすくめて馬鹿扱いにし相手にもしない事が最も不愉快です。わからなければわからない、と言えばいいのです。そして又、それにだま されている日本人も不愉快です。

註:J・山城氏の言葉。これは日本が占領軍に占領されていた時代の発言である。
------------------------------------------------------
人々のもつ奇妙な英語アレルギーはどうも学校でしこまれて来るのではないかと気がついて来た。十人のうち、八人は、学校で英語にいじめられた思い出を実に 怨みつらみをこめて話をする。その怨みの深さはかなりのものだが、そのわりに教師と、学校側に対しての怨みがないのが、私には又、奇妙でおかしい。
 そのかわり、と言うと変だが、その分だけ自分でせっせとコンプレックスをもってしまっている感じだ。英語がダメだった自分を責めてそれで終わらせてい て、教師の教え方、教育法、などと根本的なものに対しては疑いも、怨みもないらしいのが、ほんとにおかしい。自分の国の言葉でもないのにぎゅうぎゅう責め られて、学校を出てから後々まで、自分を責めていて、アメリカ帰りの母子をみると大なり小なりの屈折した反応を示す。

註:「教師と、学校側に対しての怨み」というのでもまったくの的外れではないが、本当は「大学の教員養成課程と文部科学省(当時は文部省)に対しての怨 み」と書くべきところである。的を射抜いていないのに、「ほんとにおかしい」などと書いているのがほんとにおかしい。この引用における「アメリカ帰りの母 子」というのは、中津燎子とその子供のこと。
------------------------------------------------------
「趣味は?」
「英会話なの」
 などと言う娘さんにあうと、私はきょとんとしてしまうのである。
 大体、会話を習うとは何だろう。会話なんてのは、自分で作るものでテキストから習うものではないのが原則ではないか。

註:異議無し。
------------------------------------------------------
 

【12274】
番組の名前   投稿者:Jackie  投稿 日:2008年 2月29日(金)21時24分39秒
  うーん、忘れまし た。すみません。  

【12275】
はじめて見たレッスン   投稿者:らくだ  投稿日: 2008年 3月 1日(土)10時36分30秒
  息子がレッスンを始 めて約3ヶ月がたちました。ずっと仕事が忙しくレッスンの時刻に帰れ なかったのですが、昨日は早めに切 り上げ、はじめてレッスンの様子を見ることができました。帰宅すると既にレッスンは始まっており、そっと部屋を開けると回転読みの真っ最中。息子はチラリ と私を見ると、お呼びじゃないないよ、という感じて「シッシッ」と手で追い払うしぐさ。あまり長居をしても気が散るので、二三度覗く程度にしました。少し 文が長くなるとうまく覚えられなくて頭を抱えたり、目を閉じて集中してみたりしていました。
レッスンが終わるのを居間で待ちながら、30分というのは短いようで意外と長いな、という感じを持ちました。ああいう感じで集中的にやるのは、かなり密度 が高く、いいとこ30分かなと。集中力を付けるという意味でも良い訓練だと感じました。
 

【12276】
らくださん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月 3日(月)03時53分17秒
   息子さんがレッス ンを受けている様子をご報告いただきましてありがとうございます。
 たまにレッスンの様子を見てもらって掲示板に報告してもらうように私からお父さんに言ってあるから、と私から息子さんに伝えます。ときどき様子を見てま たご報告下さい。
 素読舎の音声ファイルで聞いていただけばおわかりになるように、30分のほとんどの時間を生徒が口を動かしっぱなしに動かすことに使います。これは、小 学生には集中力を要します。そして、おっしゃる通り、30分程度が適当な長さだと思います。

 いまだうまく書けないのですが、以前から気づいていることがあります。
 小学生が私の「電話でレッスン」を受けると、最初は非常に上手で、その後いったんはとても下手になります。
 「最初は非常に上手」というのは、幼児英会話などによく生じる現象で、これは子供の口の筋肉というのは、日本語用に「固まりきっていない」からです。 「固まりきっていない」口の筋肉が、その表層だけを使って、非常に上手に英語の音をつかまえます。
 この期間は、「固まりきっていない」ほど、つまり、口の筋肉が柔らかいほど長くなる傾向があります。「固まってきている」ほど、早く英語が下手になりま す。文字通り「固まりきっている」なら、最初からいきなり下手です。
 この「上手」や「下手」を、私は価値の上下なしに考えています。つまり、「上手」がプラスの価値であり、「下手」がマイナスの価値だとは考えません。と いうより、「下手」な期間をくぐることが、日本人の発音が英語として通じるようになるのには必須の時間なのだと考えています。
 非常に大事な期間です。
 英語の中に生まれた子供(英語磁場に生まれた子供)なら、意味やイメージと合体した英語の音を幼児期に表層でつかまえ、それを放置しておいても、しっか りとその子供の口の筋肉に根付きます(固まります)。
 ところが、日本語を日常言語(生活言語)にしている子供の場合は、口の筋肉の表層がつかまえた音は、そのままでは根付くことがありません。日常言語が日 本語であり、口の筋肉はその言語に使用することの方が圧倒的に多い(時間的に長い)ので、植えられた苗(表層でつかまえられた音)を簡単にひっくり返して 根を乾かしてしまいます。
 ですから、幼児英会話にお金を払って、子供がじょうずに英語の音をつかまえるのを見て、それがそのまま英語の音が子供に根付いたものだと考えている母親 なんかは、ただ空しい夢をみているだけです。
 いったん「下手になる」というところをくぐらないと、日本人の口に英語の音が根付くことはありません。
 息子さんがすでに言いにくそうにしているのは、割と日本語の音が固まってきている年齢だからだと思います。私のレッスンが持たせようとしている英語の音 と日本語の音とが、混ざり始めて、口の筋肉が混乱し始めたのだろうと思います。いったん混乱し、よく混ざり、その後に再び分離するようになったときに、よ うやく日本人の口に英語の音が根付き始めるのです。

 英語に関する言説がこの過程をつかまえているのは、いまだ目にしたことがありません。
 また、この過程を自覚化できていない幼児向け、小学生向けの英語教室はすべて駄目だとも思っています。
 

【12277】
本日のレッスン   投稿者:ももこ  投稿日: 2008年 3月 3日(月)18時40分38秒
  子供たちから風邪を もらってしまったため、お休みさせてください。お休みが続いて申し訳 ないです。  

【12278】
ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月 4日(火)01時18分20秒
  ついさっきまで、私 のコンピュータからこの掲示板に書き込みができない状態が続いていま した。ウイルスバスターで、スパイウェアを3つ削除してから、書き込みができるようになりました。

承知しました。
お大事に。
振りかえておきます。
 

【12279】
根石さん(PCのリカバリについて)  投稿者:村田  投稿日:2008年 3月 7日(金)00時22分0秒
  リカバリツール 「ノートン・ゴースト」http://www.symantecstore.jp/products/package/ghost.aspを 使うにあたり、PC環境は次の条件を満たしているでしょうか?

>Windows XP(SP2)Home/Professional/Media Center Edition
>
>    * 300 MHz以上のプロセッサ
>    * 512 MB 以上の RAM**
>    * 400 MB以上のハードディスク空き容量**
>    * Microsoft .NET Framework 2.0以上
>    * MicrosoftR Internet Explorer 6.0 以降
>    * DVD または CD-ROM ドライブ
 

【12280】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月 7日(金)01時24分34秒
  一度、私の机の上の コンピュータをいじって、調べてもらえませんか。  

【12281】
根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2008年 3月 7日(金)15時50分24秒
  了解です。
日曜日の塾のあとどうですか?
 

【12282】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月 9日(日)00時21分37秒
  日曜日OKです。よ ろしく。  

【12283】
本日のレッスン   投稿者:ミッフィー  投稿日: 2008年 3月10日(月)18時18分26秒
  今日は体調不良によ り、レッスンをお休みします。ご迷惑おかけします。  

【12284】
野村喜和夫のポエジー夜話   投稿者:足立和夫  投稿日: 2008年 3月10日(月)20時11分24秒
  吉岡実のエロについ て書いている。面白し。
http://d.hatena.ne.jp/kiwaowao/
 

【12285】
足立さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月10日(月)23時46分21秒
  野村さんのブログご 紹介ありがとう。
さっそくちょっと書いてきました。
 

【12286】
ミッフィーさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月10日(月)23時47分51秒
  すみません、掲示板 にご連絡いただいていたのに、電話を鳴らしてしまいました。
お許しの程。

振りかえておきました。
 

【12287】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月11日(火)03時25分31秒
  電8でメールが送れ なかったので、ここに書きます。
Iさんの件、ありがとう。
ごくろう様でした。
 

【12288】
日録を書きました。   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月14日(金)02時11分32秒
  http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs  

【12289】
病み上がり   投稿者:ミッフィー  投稿日: 2008年 3月17日(月)13時16分9秒
  ようやくインフルエ ンザは治りましたが、咳がまだひどく回転読みに耐えうるほどにはまだ 回復しておりません。申し訳ありませんが、今週までお休みします。  

【12290】
今日のレッスン   投稿者:ももこ  投稿日: 2008年 3月17日(月)18時17分37秒
  すみません。。。明 日子供の卒園式で、足らないものが発生したため、今から出かけます。 おそらく19:30には間に合わないのでお休みさせてください。  

【12291】
ミッフィーさん、ももこさん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月17日(月)19時32分6秒
  承知しました。振り かえておきます。

ミッフィーさんはお大事に。
 

【12292】
自然農法 福岡正信 時事通信社 昭和五十二年二版  投稿者:根石吉久  投稿日:2008年 3月20日(木)12時11分5秒    編集済
   福岡正信さんとい う人の本を読んでいます。英語関係の人ではなく農業関係の人です。福 岡さんは、「自然農法」を提唱した人ですが、この種の本を読むと、俺がやってきたことは、「自然農」や「自然農法」と根本が同じなんだなと思うことがよく あります。
 福岡さんが先に「自然農法」を提唱し、その後、川口由一さんという方が「自然農」を提唱しています。細部に違いはありますが、道教的な直感が日本の農を 救い出そうとしている一点において、福岡さんが言うところも川口さんが言うところも違いはない。日本の近代が馬鹿にし、化学肥料まみれ農薬まみれ、ビニー ルまみれ石油まみれにしてしまった小さな農を深い悲しみでみつめてきた人たちです。
 学校や英会話学校がやってきたことは、大量の知識を生徒に押しつけ不消化を起こさせたり、「磁場」の本来の働きを無視し、個人(英語ネイティヴ)のスキ ルで目をくらませ、個人が「磁場」がやることと同等のこととができるかのように宣伝してきたことです。これは、化学肥料や農薬を多用し、土を駄目にしてい く近代(科学的)農法と同じです。土そのものを見ていない。土は微細な鉱物だとして済ませて、科学肥料や農薬の方ばかり見てきたのです。
 福岡さんは、1グラムの畑の土についてでさえ人間は本当のことは知り得ないと考え、その不可知論であきらめるのではなく、土が悪くなるものを「取り除 く」ことをやったのでした。おそらく、福岡さんは「土をつくる」という考えさえ否定するでしょう。人間には、土が悪くなるものを「取り除く」ことしかでき ない。「土をつくる」などという考えは不遜な考えであり、土は自分でよくなるのだと言うでしょう。その背後にあるのは、東洋的な「自然」のとらえ方です。 机上の理屈から出たものではない。実際に田に立ち、畑に立ち、風を受け、雨に打たれて、「自然」と交わるところで、「自然」をとらえています。
 私の語学論も、土(生徒の消化力)がよくなることだけをねらってきたものです。その邪魔になるものを「取り除く」ことをしてきたものです。外的カリキュ ラム(文部科学省作成のカリキュラム)に従って知識(量)を与えることの否定、講義式(黒板式)授業の否定、英語ネイティヴの人を「磁場」といつわること の否定、その他、種々の否定は、すべて英語が根付くための土(生徒の消化力)をよくするために否定すべきものだから否定してきたのです。
 やはりこの背後にあるのは、人間の知の領域においてでさえ、「自然」から切れたものと「自然」につながっているものとがあるという考えかと思います。土 (生徒の消化力)というものは、「自然」なものです。これは、消化力が消化力を強めるという具合に、「自然」によくなる性質のもので、親や教師が「作れ る」などと考えること自体が不遜なことです。
 福岡さんも川口さんも、人間は米一粒だって「作る」ことはできないと見事に言っています。米は米で生きていくのであり、生きていくことの邪魔をしないこ としかできないと言っています。
 教師や親が、思考力や想像力や消化力を作ることができるわけがない。思考力が思考力を強めるのであり、想像力が想像力を強めるのであり、消化力が消化力 を強めるのであり、それは、米一粒が生きているということと同じで、「自然」につながっている。「自然」の流転の一部だということです。
 今、教育が農薬まみれ、化学肥料まみれになっています。
 私が三十数年前に提唱した「素読」も、教育が子供たちに振り掛けている農薬や化学肥料を否定したものだったと言っていいかと思います。当時、私はそれを 言葉にすることができませんでしたが・・・。

 蛇足。
 福岡さんのこの本は、農業技術者的用語が多く読みにくいので、「自然農法 わら一本の革命(春秋社)」の方をおすすめします。私もこちらを最初に読みま した。
 

【12293】
根石さんへ   投稿者:巴里子  投稿日: 2008年 3月22日(土)23時41分45秒
   レッスンを受けて から、来月で1年になろうとしています。この間に感想の一つや二つ書 くべきだったのに「なまくら」にもほどがあると我ながらあきれています。
 1年前の今頃は、英語の勉強方法を探していたときでした。あまたある英語情報の中から素読舎を見つけたのは奇跡に近いと思っています。
 根石さんの英語は言うまでもありませんが、文章や詩(二つしか知りません)も大好きで、いつも何かしら刺激や感動を受けます。この度の農業と語学論につ いては、とりわけ感慨深いものがあります。
 レッスンを受ける前の私の英語は荒れ放題のゴツゴツしたものでした。、この頃は「亀の歩み」ならぬ「蝸牛の如く」進歩しているかなと分析しています。毎 回のレッスンで邪魔を取り除いて頂き、土をよくして頂いているなと実感しています。復習や予習が苦にならず、楽しくなってきています。
 先日、ゴーストのビデオの中古を手に入れました。習ったところは随分聞き取れています。せりふによっては何回聞いてもダメな部分もありますが いずれ聞 き取れるようになるかなと思っています。
 どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
 

【12294】
横から失礼します   投稿者:bebe  投稿日: 2008年 3月24日(月)00時43分16秒
   はじめまして。こ この掲示板の英語に関する議論はとても面白いので、たまに見させてい ただいてます。二年前から今に至る まで売れているらしい松澤喜好さんという方の書いた「単語耳」という本を読んで見たのですが、なかなか好印象を受けまして、根石さんならどういう風に思う のかなと思い書き込ませていただきました。もしすでにお読みでしたら、いくらか感想をいただけると幸いです。
 僕がいいと思ったところは、発音に関する注意が的確だと感じたことと、図解入りの発音の説明が分かりやすいということです。気に入らないとこもありまし て、上手く言えませんが、「ネイティブ」というフレーズが多用されているあたりに反発を感じます。別にネイティブに近づけなくてもいいやと思います。もう ひとつ、本を使ったりCDを使ったりしても自分ひとりでは通じる音を作るのは難しいだろうというふうに僕は思いますが、そういうことは触れられていなかっ たようです。本での勉強には限界があると思うのですが、それでも本を頼りに勉強するしかない人にとってはいい本だと感じました。
 

【12295】
bebe さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月24日(月)01時20分47秒
   松澤喜好さんは知 りませんでした。というか、自分で本を書いたくせに、英語習得の方法 論を書いた本にほとんど興味がないのです。しかし、人様が読んでみたらいいという本を読むのはやぶさかでないので、注文してみます。
 しかし、英語につきあうのはしんどいですね。群馬県の英語の先生が私のためにわざわざ買って送って下さった本(中津燎子・「なんで英語やるの?」・文春 文庫)にコメントしようとして、やる時間がとれないままです。(村田君がどの程度に料理するか見てみたいので、村田君にコメントを頼むかな。まあ、村田君 に時間があればだが・・・)

>僕がいいと思ったところは、発音に関する注意が的確だと感じたことと、図解入りの発音の説明が分かりやすいということです。

 この辺を注目しました。音はネイティヴに近づける必要があると思いますが、ネイティヴと同じになる必要はないというか、同じになりはしないというか、無 理なことはしない方がいいというのが私の考えです。聴き取りが上達する程度には近づける必要があると思っています。

 これから、古本を探します。
 

【12296】
bebe さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月24日(月)01時49分37秒
  500円で買えまし た。
読んでみます。
 

【12297】
巴里子さん   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月24日(月)02時01分8秒
  >レッスンを受けて から、来月で1年になろうとしています。

もうそんなになりますかね。私の感覚では7ヶ月程度かと思っていました。

>この間に感想の一つや二つ書くべきだったのに「なまくら」にもほどがあると我ながらあきれています。

 この「なまくら」という語の使い方は長野県とまったく同じで嬉しくなりました。「なまくら刀」という使い方は全国的なものでしょうが、人間の性質につい て、直に「なまくら」を使うのは全国的なのかどうか。「ああ、あいつか。あいつはなまくらだ」というような使い方は、長野県では、年寄りが使います。若い 人はあんまり言いませんね。若い人が働くのが嫌いになったからでしょうね。

>1年前の今頃は、英語の勉強方法を探していたときでした。あまたある英語情報の中から素読舎を見つけたのは奇跡に近いと思っています。

 みつけて下さってありがたく思っています。

>根石さんの英語は言うまでもありませんが、文章や詩(二つしか知りません)も大好きで、いつも何かしら刺激や感動を受けます。

 ありがとうございます。私の本で持っているものの名前をお知らせ下さい。お持ちでないものをプレゼントしたく思います。市場に出なかった(本の流通に乗 らなかったもの)数点ありますので。

>この度の農業と語学論については、とりわけ感慨深いものがあります。
 レッスンを受ける前の私の英語は荒れ放題のゴツゴツしたものでした。、この頃は「亀の歩み」ならぬ「蝸牛の如く」進歩しているかなと分析しています。毎 回のレッスンで邪魔を取り除いて頂き、土をよくして頂いているなと実感しています。復習や予習が苦にならず、楽しくなってきています。

 「復習や予習が苦にならず、楽しくなってきています。」この文章が一番うれしいです。

>先日、ゴーストのビデオの中古を手に入れました。習ったところは随分聞き取れています。せりふによっては何回聞いてもダメな部分もありますが いずれ聞 き取れるようになるかなと思っています。

 聴き取りも日本に住んで英語をやるなら、単語一つずつ覚えるようなものです。一挙にみんな聞こえるようになるなどという人だましが横行しています。それ が起こるとしたら、それは「磁場」にいる間に起こるだけです。日本に住んでいるかぎり、一つずつ、一つずつ聞き取れるようになります。一つずつ増えていく のは楽しいです。

>どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

 こちらこそよろしく。
 

【12298】
bebeさん 根石さん   投稿者:村田  投稿日: 2008年 3月24日(月)22時49分34秒
  根石さんからご指名 を受けましたので、さきほど、ツタヤで「単語耳」を買ってきました。
立ち読みした感じではいい本だと思いましたが…。
あとは読んでから書かせていただきます。
 

【12299】
久々にパソコン関連チャレンジ  投稿者:村田  投稿日:2008年 3月24日(月)22時56分40秒
  根石さんのPCのリ カバリをするのに、久しぶりにパソコン関係の勉強をしました。
ノートPCの内臓ディスクは、1000円くらい出せばUSB外付けHDDになることがわかりました。これは使えます。
また、XPやVistaではHDDのパーテーションのサイズ変更やフォーマットをOSを起動したままやることができるのがわかりました。(このおかげで内 臓ディスク→外付け化→フォーマットができました)
ついでといってはなんですが、IBMのホームページビルダーが安かったので、購入してしまいました。使い勝手がよさそうなので、慣れてみようと思います。
 

【12300】
村田君   投稿者:根石吉久  投稿日: 2008年 3月26日(水)01時39分59秒
  やってもらおうかと 思ったのは、「なんで英語やるの?」の方です。
もちろん「単語耳」もやってもらっていいのですが・・・