|
お返事ありがとう
ございます。
> アマゾンのマーケットプレイスで
> 送料込みで598円でした。
お教えくださりありがとうございました。そんなもんですよね。なんでいきなり
1万なんぼなんぞという値がついたのかわけがわかりませんでした。
>私は一応中学の英語の教師をしていました。
ああ、そうでしたか。学校の先生と塾をやっている者との垣根を取り払えればい
いですね。
英語の先生にはレッスンの全体としての組成を知っていただきたいと思いますが、
それは、一ヶ月間の「無料お試し」では無理です。「無料お試し」で知っていただ
くことができるのは、「音づくり=文まるごとのインプット」のとば口だけです。
是非、「大風呂敷」でお話したいと思っております。なんらかの形で、素読舎の
方法を生かしていただけるのではないかという期待を持ってしまいました。
> 訳あって、現在特別支援学校に勤務しています。
> 部活動の指導が無くなり、土日が自分の時間として
> 使える様になりました。何年勤務するのか私には
> 分かりません。
特別支援学校というのがどんなものなのか知りません。お教えいただけたら幸い
です。
> 特別支援学校からまた中学校か、小学校に
> 勤務することになったときに、大風呂敷に
> 出て来る柴田武史さんの「音作りの道」に
> 出てくる普通の学校の授業は、カムバックしたら
> やりたく無いと思いました。
現状では厳しい道だと思いますが、「やりたくない」ことを貫くことをやってい
ただきたく思います。柴田さんも、管理職と対立しながらやられました。
> 現職ですから塾は開けないのですが
> 塾生ゼロ人の塾を開いて、その教材を素読しようと
> 思った次第です。
その教材というのは、「回転読み」を吹き込んだもののことでしょうか。
すでに販売を中止したテープは、教材ではありません。「回転読み」をわかって
もらおうとして作成したものです。(実際に自分の口を動かさないで、耳で聞いて
も「回転読み」はわかってもらえないとわかり販売を中止しましたが・・・)
「塾生ゼロ人の塾を開」くというところがよくわかりませんでしたが、お金をも
らわず塾をやるのもやはり、現職の先生には禁じられているのでしょうか。お金を
もらわないなら構わないというのでしたら、塾をやられたらいいと思いました。
中級初期くらいの生徒からを対象にした、「イメージ核受肉教材」というものが
あります。これは文字通り教材です。1000円分の郵便小為替をお送りいただけ
ば、お送りできます。「電話でレッスン」の生徒さんが使っているものです。
ただ、この教材をお求めになる方にはどなたにもあらかじめお断りしているので
すが、一見しただけだと、「なんじゃこれ?」と思われて終わりになることが多々
あります。膨大な教材ですが、その構造がわかりにくいのです。レッスンを長く継
続された方が、「なるほど、こういう作り方をしてあるのは、そういうわけだった
のか」と言って下さることはあります。
興味がおありでしたら、再度メールをいただくか、「大風呂敷」の方にその旨お
書きいただけばお送りします。住所をお知らせいただいていますので、代金は後か
らでも結構です。
> 先生のところに行き着く前に、
> 教科書の音読はやってきました。國弘正雄氏の本の影響。
國弘さんの「朗読」や一般の「音読」と、私の方法が違うところがあるとすれば、
「音づくり=文まるごとのインプット」という時の、「音づくり」という項目の有
無にあると思います。また、柴田さんの方法には「音作り」という項目があります
が、柴田さんの勤務されるような「優秀」な生徒を集めた学校でならともかく、一
般の学校でやると、「内容を理解してもいず、文法もわかっていない」状態で、音
読の音の部分だけが発達することになりがちです。
「イメージ核受肉教材」には、文法も書いてあります。文法理解、文構造理解に
もはっきり立ち入る教材です。それを自作しているかいないかが、私と柴田さんの
違うところかと思います。柴田さんは、文法理解については、教科書ガイドを買わ
せて自分で読んでおけと言っておけば済むと言われていますが、私はどうもそんな
ものではないだろうと考えています。
これは本質的には、「順序」の問題です。順序そのものは、柴田さんの考えと私
の考えはまったく同じです。「文法」の扱いが違います。
「音づくり」もできていないのに、文法をやるという順序が間違っているという
のが、私と柴田さんの同じところで、「音づくり」さえきちんとできていれば、文
法は文法でまともに扱う必要があるというのが私の考えです。しかし、両方を学校
でやることはとうてい不可能だろうとも思っています。その意味で、柴田さんの授
業が「現在の学校がやれる最良の授業」だという考えは今も同じです。
私の方法でも、文法は生徒の自習にまかせておくという一点に関しては柴田さん
と同じですが、私には文法理解のための「電圧装置」「回転書き」「切断読み」と
いう方法が背後にありますので、それらにもっとも適合しやすい教材として、「イ
メージ核受肉教材」というのを自作してきました。それが違いとなると思います。
> 教師に成り立ての頃は、未来塾に通いたくて、部活の
> 指導を理由に行けませんでした。
> 時は流れて、中津僚子さんは高齢になり、今は
> 弟子さんたちが続けているそうです。ここも
> 音作りから英語に入るそうです。
どうもよくわかっていなくて、以前に「大風呂敷」で中津僚子と他の人とを混同
し、ののしったことがあったような気がします。中津という人は「どうして英語や
るの?」というようなタイトルの本を書いた人でしたでしょうか。パクパクさんと
いう人や私の生徒さんで、口にタオルを入れられて音の矯正をさせられたというこ
とを聞いていますが、そんなことをやるような人でしょうか。本家本元信仰の強い
人なんだなという反感が強くあります。クレオールや「第三項」の価値がわからな
い人なんだな、英語フリークにはありがちないやなやつだなと思ったことがありま
した。いつでも喧嘩の相手になってやろうと思っていますが、あちらさまは大人で
しょうから、喧嘩にはのってこないでしょう。
本家本元信仰では、アメリカなりイギリスの音と同じ音を出させることが「音づ
くり」なんでしょうが、これは原理的に破綻しています。一つの言語しか持たない
人と、二つの言語を持つ人とでは、自然に音が違ってくることを無視した信仰です。
「ネイティヴ」ということをあまりに簡単に考えるから、口にタオルなどつっこ
ませるような迷妄に陥るのだという批判が私にあります。しかし、いまだ、私が混
同していて、中津僚子ではなく他の人のことを批判しているのかもしれません。私
は、二流以下の文化人の名前を覚えるのがとても下手ですので、混同していたら、
いつでも謝罪したうえで訂正したいと思います。
多少、酒が入ったせいで、語学論をやり始めてしまいました。
掲示板の方に転載させていただくことをご承知いただきたくお願いいたします。
根石吉久 |
|