【11101】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1693 (2147483647)
【 日時 】07/01/07 14:56
【 発言者 】I村

吉さん

こちらこそはじめまして。I村と申します。
丁寧な解説、本当にありがとうございます。
何度聞いてもテキストどおりに聞き取れない事が、
勘違いではなかった事がわかり、
心からすっきりしました。

しかし、こんな大事なことはテキストに書いて
くれればいいんですけど。使っているテキスト
はNHKの英会話「入門」なのですが。
「入門」であるなら、もう少し親切に作って
いただきたいものです。



【11102】
【タイトル】パクパクさん
【記事番号】1694 (2147483647)
【 日時 】07/01/07 14:57
【 発言者 】I村

パクパクさん

はじめまして。I村と申します。

>権威の言うことより、自分の耳のほうが
>ただしく音化をとっていることがあるとおもいます。

なるほど。そういうことがあるかもしれません。
ただ、私は私の耳(頭)をそれほど信用して
いませんので、音の変化について教えて
いただきまして非常にありがたく思います。

吉さんのところでも書きましたが、テキストに一言
「こういった音の変化があります」
と書いていればいいのですが・・・。
そうすれば、私も余計な悩みをもたずに
済むのですけど。



【11103】
【タイトル】はやりもの
【記事番号】1695 (2147483647)
【 日時 】07/01/07 17:53
【 発言者 】Jackie

覚書メモ。
学力体力人間力?
手書きと PCへのペン書きじゃちがうよ、脳の使う場所が。http://japan.zdnet.com/news/ir/story/0,2000056187,20325307,00.htm

タブレットPCねえ。
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report01.mspx

任天堂DSとやらがはやってるし それで百マス計算をやる子供。

>私は、政府の教育再生会議の委員をさせていただいておりますが、その場で、日本の子どもたち全員に 1 人 1 台のコンピュータを持たせるべきだという提言を行っています


プロジェクターで茶畑といったら大画面にすぐ茶畑の模様が映ることはいいと思う。
そばに茶畑がなければ行くことは不可能だし 大画面でみる映像は教科書の写真よりも茶畑をつたえられるだろう。

しかし


陰山氏が教育再生会議にいる・・ 教育再生????無理。



【11104】
【タイトル】すみません
【記事番号】1696 (2147483647)
【 日時 】07/01/08 0:04
【 発言者 】福岡M

根吉さん すみません
緊急事態で今家に帰ってきました。
携帯も家に忘れていたので
すみません。



【11105】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1697 (2147483647)
【 日時 】07/01/08 1:29
【 発言者 】根石吉久

はい。
多分また病院に付き添われたのだと思いますが、冬のことですので心配です。



【11106】
【タイトル】この正月の読書
【記事番号】1698 (2147483647)
【 日時 】07/01/08 3:19
【 発言者 】根石吉久

 「柳宗悦民藝紀行」(岩波文庫)を読んでいます。「思い出す職人」を読んでいる時に、何度か泣き出しそうになりました。「益子の絵土瓶」を読んでいて、語学に通じることが書かれていると思いましたので、以下に引用してみます。この読書と並行して、大学入試以来かと思われるほど英単語練習をやりましたので、それとからめて何か書けるのではないかとのもくろみがあってのことです。引用の後ろに<柳>、私の文の初めに<根>と入れます。漢字変換が容易でないところは、ひらがな等に開いたりしてあります。
------------------------------------------------------

 繰返しは単調を意味して呪わしいこととも考えられますが、しかし反復は仕事に熟達をもたらします。これで充分に技が完成され、作り方をあぶなげのないものに致します。これは美を保証する大切な要因ではないでしょうか。<柳>

 <根>この掲示板で「繰り返し」や「反復」について書いたことがあったが、語学を領域として国弘正雄が「只管朗読」「只管筆写」という語の「只管」という言い方で言っているものと同じである。国弘の言葉は、「ただひたすらやみくもに」という風にとらえられることが多いだろうし、ひとまずはそれでかまわないのだが、英文を声に出して読み、口を動かし、書いて手を動かし続けることは、柳の言葉で言う「熟達」のためである。「只管」という語からすれば、「〜のため」という目的意識すら邪魔であると言うことはできるであろうが、いずれにせよ「反復」を続けることによって、「熟達に至る経路がある」ということについてなら、国弘も柳も同じことを言っているのである。
 私の単語練習においては、初見の単語、まだ根付いていない単語、用法的に未知であった単語などを、一つの単語につき、20〜30回は繰り返し書く。
 少し前に、「音とイメージが溶接され一体となるとき、おでこの5センチくらい上でそれが生じている感じがある」という意味の Jackie さんの記事に対して、たしかにそんな感じの位置でそれが生じる感覚があるが、私はそのままにしておくのはいやなのだと書いた覚えがあるが、単語練習をしていて、ああそうかと思ったことがあった。
 頭脳的な位置にとどめておくのがいやだから、今こうして繰り返し書いているのだと思ったのだった。これもその一つなのだ、と。
 脳がやることは確かに脳がやっているのだろうが、それに口の動きとか手の動きが伴っているときは、脳だけでやっているのと脳の動きは違っているはずである。感覚的な言い方だが、脳で覚えている感じがなく、口の筋肉の動きで覚えつつあるとか、手首で覚えつつあるというような感じがする。脳の作業を筋肉の作業に「降ろしてやる」作業である。そして、脳の動きと筋肉の動きが相互に影響を及ぼすのだろうから、そこに生まれてくるイメージは、脳だけ動かしているときとは微妙に違うのではないか。
 イメージの質が、包装されてスーパーの棚に置かれた野菜と、畑からとってきたばかりの泥つきの野菜くらいには違うのではないか。イメージは変容するものだし、それを変容させ続けるのが語学という行為だと言っていいが、脳だけからとれる野菜(スーパーの棚にある野菜)はえてしてうまくない(ことが多い)。筋肉を動かしてとれた野菜(自分の畑からとってきた泥つきの野菜)はうまい(ことが多い)。うまいとは「美味」であることなので、ここで柳の「美を保証する大切な要因」の「美」と連絡がつく。
 語学においての「美」とは、あくまでもイメージの質に関わることであり、こればかりは実体を外在化できない。語学におけるイメージの質、純度は、絵土瓶の絵のように「仕事場で外在させる」ことができない。語学がもたらすイメージの純度を外在させることができる場所は、いつも語学の外側であり、生活の場である。その場合でも、イメージそのものを外在化させるのではなく、内在的なイメージを具体的な語やフレーズのイメージに託すことによって外在化させるのである。
 内在的なイメージを外在的な言語規範にうまく乗せられるかどうか、それによって生活(話を通じさせることも読書も、広い意味でなら「生活」である)が先に進むかどうかは、ただひたすら語学の領域でのイメージの純度にかかっているのである。

 再び受験生のように単語練習を始めたのは、福岡Mさんから示唆を得たのだった。
 Mさんがレッスンを申し込まれたとき、TOEIC950点をとっておられると聞いた。TOEICで高得点をとるには、英語磁場への留学経験や滞在経験の長さが大きく影響する。それは「磁場」での「生活」時間の長さが大きく影響するということである。純粋な語学力(英語磁場「外」で作る語学力)という点では混ざりもの・不純物を含むものである。「英語圏での生活経験がおありですか」とお聞きしたところ、Mさんは「ありません」と言われた。それで、むむっと思ってしまった。なぜなら私は日本在住のままで、TOEICの800とか850以上はねらわないほうがいいと人に言い続けてきたからなのだ。日本在住のままで、それ以上のレベルをねらうと、えてして、神経症になりかねないというのが持論である。しかし、Mさんは日本在住のままで、すでに950をとってしまった。とってしまったのなら、時すでに遅い。とってしまったのなら仕方がない。「どんな練習をしたんですか」とお聞きしたところ、「ディクテーションです」と言われた。
 それで腑に落ちることがあった。やはり、脳から筋肉に「降ろしている」のだなと思ったのだった。このことさえていねいにやれば、神経症の心配はないだろうと思ったのだった。それをていねいにやる人が意外に少ないので、世の中にはフリークがあふれてしまうのである。無惨な英語好きがたくさんいるのである。
 脳から筋肉に「降ろしてやる」ことがどんなに大事なことかは、どれほどくどく言ってもくどすぎることはない。
 Mさんの英語は、言葉ではどうにも言いようがないが、あえて言うならとても可愛い英語である。TOEIC950の人の英語を可愛いなどと言うと、信じない人が多いだろうが、可愛い。日本に来た英語ネイティヴの男などイチコロになるような可愛らしさがあるので心配である。
 で、話は違う話だが、私はMさんのレッスンを始めると同時に受験生のように単語練習を始めたのだった。ディクテーションをやっているのではないが、手を動かしてしきりに新しい単語を繰り返し書くことを始めたのだった。私は命令を受けたような気がしたのだった。初心者(小学生・中学生)のレッスンを引き受けるのも、上級者のレッスンを引き受けるのも、私の勉強になる。
(続きます)



【11107】
【タイトル】ご案内
【記事番号】1699 (2147483647)
【 日時 】07/01/08 3:34
【 発言者 】根石吉久

戦後民主主義について書きましたのでお読みくだされば幸いです。
http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs



【11108】
【タイトル】電話レッスン
【記事番号】1700 (2147483647)
【 日時 】07/01/08 17:15
【 発言者 】Naima

初レッスンなので張り切っていたのですが、休日のためまた来客があります。勝手致しますが今日はお休みさせて下さい。ほんとに、いつもすみません。



【11109】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1701 (2147483647)
【 日時 】07/01/08 19:37
【 発言者 】根石吉久

承知しました。



【11110】
【タイトル】熱い文章でした!
【記事番号】1702 (2147483647)
【 日時 】07/01/09 21:36
【 発言者 】吉

根石さん 読みました。 「この正月の読書」と「猿芝居としての戦後民主主義」、、熱い文章にすっかり影響されてしまいました。 勉強になります。

>「思い出す職人」を読んでいる時に、何度か泣き出しそうになりました。

私も根石さんのコメントを読んで何度か「涙が出そうになった」と書き込んだ事がありますね。 「大げさな〜」と他人に言われそうですが、そういう瞬間ってあるんですよね。 あの内面からこみ上げる感情は何でしょうね? 嬉しいのとも、、悲しいのとも違う、、探し求めていた気付きだったり、、、共感だったり、、なのでしょうか?

ここ半年、、英語をやるようになってテレビを全然見なくなってしまいました。
以前根石さんが書いていた「英語のイメージ核を捉える」という事は、、自分がこの世に生まれてきた理由を探す訓練みたいなものだと感じます。 世の中で起こっている事の本質を見抜くスキルがアップするのかもしれません。 根石さんが「猿芝居としての戦後民主主義」のような熱い文章を書けるのは、本質を捉えるスキルが研ぎ澄まされているからだと思います。

それにしても、、、福岡のMさん、、すごいですね。 Naimaさんも根石さんもすごい!
ほんと、、英検1級やTOEICで900点以上出すのって、、並みの努力じゃできないでしょう、、、頭が下がります。

根石さんは初見の単語を20〜30回書くと言ってますね〜。 すごいです〜。 [受験勉強なみの単語充填]と言ってますからね、、、覚えるまで毎日やるんでしょうね。 充電装置でしたっけ? 例の勉強方法。 受験勉強なみと言うのですから、そうとう激しくやっているのでしょうね。 いやーーすごい!

実を言うと、、単語の充填、、私も最近やっているんですよ、、(ボソ)、、、、前からやってはいましたが最近はあえて「書く」事をやっています。  はい、、、根石さんがレッスンの時に家内に「書いてください」と言ったのがきっかけです。

私のやり方は、根石さんほど激しくありません。
意味を押さえながら1日2回書きます。 意味を押さえながら書くのは1日に2回だけです。 当然その日には覚えられませんので、次の日もやります。 やるのは1日に2回だけ、、。それを10−20日くらい続けて「毎日」やります。 ゆっくり・ゆったり気分で「2回書く」を真剣にやります。 ゆるい感じがしますが、、これはこれで、、効果あるんですよ!
(^ー^)ノ  宜しかったらお試しください。

そうそう、、単語の吸収、、回転読みを併用しているので血肉になるペースが速いですね。 すごいぞ素読効果!

[Learn as if you were to live forever.] ですから、、。 ゆっくり、はげしく、こつこつと、、笑。 (あ、、、これ前にも書きましたっけ?)
_(^^;)ゞ



【11111】
【タイトル】皆様
【記事番号】1703 (2147483647)
【 日時 】07/01/11 17:36
【 発言者 】村田

長野広域連合・千曲市への公開質問状
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/r-t-f/index2.html

千曲市長への公開質問状・2と、回答を載せました。
回答の方がまだ入力が途中ですが、できてる分を先に載せました。



【11112】
【タイトル】根石様 
【記事番号】1704 (2147483647)
【 日時 】07/01/11 20:01
【 発言者 】nishiazabu

1/15のレッスンですが、私が出来ないため妻に代わってもらいます。
よろしくお願い致します。



【11113】
【タイトル】素読舎での日本語素読のやり方
【記事番号】1705 (2147483647)
【 日時 】07/01/12 23:17
【 発言者 】寺澤郁子

遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年末年始気ぜわしく、
PCにじっくり向かうことができずにおりましたが、
やっと少し時間ができましたので、
素読舎での日本語素読のやり方を書きます。


テキストとして『声に出して読みたい日本語』(齋藤孝 草思社)を例に、
説明します。

(本文)
 知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が、歌に
残せし盗人の、種は尽きねえ七里ヶ浜、その白波の夜働き、以
前をいやあ江の島で、年季勤めの児ヶ淵。百味でちらす蒔銭を、
当に小皿の一文子、百が二百と賽銭の、くすね銭せえだんだん
に、悪事はのぼる上の宮、…


■1.準備:初めて練習する範囲(T:トップ)の音をつける

  テキストを適当な長さの文章にくぎり、
  番号をふります。

  ・/@ 知らざあ言って聞かせやしょう。/

コーチが1回読み上げて、生徒に1回復唱させます。
  その音でよければ、生徒に繰り返し読みの練習をするように指示します。
  練習の際には、以下のような点に気をつけて読むようにいいます。

  ・ゆっくりでいいから、はっきり大きな声で発音すること
  ・滑らかに繰り返し読めるようになるまで練習すること
   (目安:間違えなしに10回以上連続して言える様にする)
  ・文章から目を離す必要はなく、むしろよく見て音読すること


■2.T(トップ):初めての範囲をチェックする

  練習ができた生徒はコーチのチェックを受けます。
  コーチが@の文を1回読みます。
  生徒はこれをテキストを見ながら繰り返し復唱します。
  7回間違えることなしによどみなく繰り返し音読できたらOKとします。

  そして、次の練習範囲を指示します。
  ここでは、次のTの音をつけます。

  ・/A浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ヶ浜、/

  練習方法は1.のとおりです。
  繰り返し音読するのAの範囲だけで、@Aをつなげて練習する必要はありません。
  また、文章から目を離して暗唱する必要もありません。


■2′.T(トップ):初めての範囲をチェックする

  先に指示したAの文が繰り返し読みできるようになったかチェックします。
  チェック方法は2.同様です。

  7回繰り返し読みのOKを出したら、
  次の練習範囲について指示をします。

  これまでやってきた直近の範囲の復習をするよう指示します。
  (ここでは、@とAの両方が回転読みできるようになったので、
   @とAが繰り返し読みできるよう練習をする)


■3.FN:最近やった範囲の復習

  直近にやった範囲(Tを3つ分)について回転読みの質が保てているかチェックします。
  ここでは、直近に練習した範囲の@とAをチェックします。

  ・コーチが1回音読する
  ・生徒は繰り返し復唱する
  ・7回間違いなく繰り返し音読できたらOKとする(Tと同様)


■2.〜3.

  TとFNを交互に進めます。
  Tとして以下の範囲ができてきます。

  ・/Bその白波の夜働き、以前をいやあ江の島で、年季勤めの児ヶ淵。/
・/C百味でちらす蒔銭を、当に小皿の一文子、百が二百と賽銭の、
     くすね銭せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮、/
  ・…


■4.FF:昔やった範囲を復習しチェックする

  直近の復習範囲であるFN(Tを3つ分)から外れた範囲について、
  繰り返し読みの質が保てているかチェックします。

  ここでは、FNの範囲がA、B、Cなので、
  これから外れた文(ここでは@)がFFの範囲(最大Tを6つ分)となります。

  ・FFも文面を見たままの繰り返し読みでよい
  ・FFの範囲が十分べらべらといえるようになってきたら、
   FFのチェック時に文面を見ずに5回繰り返し読みできればOKとする


まとまりませんが、
こんな風に日本語の素読をしています。



【11114】
【タイトル】nishiazabu さん
【記事番号】1706 (2147483647)
【 日時 】07/01/13 0:34
【 発言者 】根石吉久

承知しました。



【11115】
【タイトル】寺澤さん、、ありがとう!
【記事番号】1708 (2147483647)
【 日時 】07/01/13 6:36
【 発言者 】吉

寺澤さん おはようございます。  すごい! すごい! ほんとすごい!  僕ね、、根石さんの「イメージ」、、つまり「想起」って言葉からプラトンにたどり着いて、、家にあったプラトンの本(日本語)を読んでみたんですよ!  でも玉砕(汗)、、すべて国語、、つまり日本語で書いてあるのに、、プラトンは読んでも読んでもチンプンカンプンなのでした。 で、、、素読をやってみたんです。 回転読み、、、。 繰り返し読み、、。 僕の国語力が無いからチンプンカンプンなのか、、プラトンの「イデア」の世界がまったく想像できなくてチンプンカンプンなのわかりません、、。 ですが、、回転読み、、私が今やっている「茶の本」くらい読み込めば、確実に「効果はある」と感じました! 今は理解できない文章でも、後になって「あ、、プラトンが言おうとしているのはこの事かな」と気付ける何かを得る事ができると思ったのです。

英語全般の学習に忙しいので「日本語プラトン」はもうやってませんが、「日本語の大切さ」に気付けました。 そして何よりも、「繰り返し読み」が国語を「語学」としてとらえた場合有効だと感じました!

確認: FFの範囲(最大Tを6つ分)っていうのは、、T1,T2,T3,T4.T5.T6までを、つなげて「文章」として読めば良いんのですよね? つまり、、T1x3回読み、、T2x3回読み、、ではなくて、、、「T1からT6まで」をまとめて数回読むって事で良いのですよね。

「声に出して読みたい日本語」、、、ですか。 前にもこの本を紹介してましたよね。 図書館で借りてこようかな。 具体的な指導方法を教えてくれてありがとうございました!! すごい、、、大感激です。



【11116】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1709 (2147483647)
【 日時 】07/01/13 23:16
【 発言者 】寺澤郁子

吉さんが指摘した、「確認」の事項、
実は、加筆せねばと思っていた箇所でした。


FFは、練習においてもチェック時においても、つなげた文章として読むことはしません。
あくまで、区切った単位で繰り返し音読します。
練習の目安としては、10回以上まちがえずに繰り返し音読できる程度の質をつれればよいとします。

コーチによるFFのチェックは、サイコロで6つのうちから1つチェック箇所を決めます。
(FFがT6つ分なのは、サイコロの目が6つだからだと思います。)
コーチはサイコロで決めた1つの単位を1回読み上げ、生徒が7回以上間違えなく繰り返し復唱できればOKとします。

ちなみに、7回以上、あるいは10回以上繰り返し間違えずに音読できる質をつくるということは、
数回読めばいいということではありません。
間違えずに繰り返し10回読めるようになるためには、それ以上の音読量が必要です。


また、音読によって体得した文章をじっくり内容理解するには、
もっと時間が必要であるし、時間を必要とすることをよしとするのが素読だと思います。

日本語の磁場に囲まれているので、おのずと理解できるようになることもあるし、
あるときはじっくり調べてみることもやってみる価値がありますし、
人生経験も必要かもしれません。

じっくり考える時をむかえた文章については、切断読みをしてみるのもいいのではないでしょうか。


吉さん>>
>確認: FFの範囲(最大Tを6つ分)っていうのは、、T1,T2,T3,T4.T5.T6までを、
>つなげて「文章」として読めば良いんのですよね? つまり、、T1x3回読み、
>、T2x3回読み、、ではなくて、、、「T1からT6まで」をまとめて数回読むって事で
>良いのですよね。



【11117】
【タイトル】すごい! ありがとうございます!
【記事番号】1710 (2147483647)
【 日時 】07/01/14 6:48
【 発言者 】吉

寺澤さん   ありがとうございました!  スッキリしました。

レ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/)

> 音読によって体得した文章をじっくり内容理解するには、もっと時間が必要であるし、時間を必要とすることをよしとするのが素読だと思います。 日本語の磁場に囲まれているので、おのずと理解できるようになることもあるし、あるときはじっくり調べてみることもやってみる価値がありますし、人生経験も必要かもしれません。

上の寺澤さんの文章は、、私が日本語でプラトンを回転読みして、「漠然と効果がありそうだな〜」と感じていた事、つまり「素読とはなにか」を、シンプルな言葉で説明してくれたものですね! ありがとうございました。 スッキリしました。 日本語の文章を回転読みするって事を私がたまたま昨年末に「やっていた」のもよかったです。 そのおかげで寺澤さんの言葉が、すっきり私の中に落ちてきました。

あの、、、この「日本語素読方法」と「素読の説明」、、私のホームページで紹介させて頂けませんでしょうか? 私の「超(ちょー)ゆるい文章スタイル」で、素読舎の国語素読を紹介したくなってしまいました。



【11118】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1711 (2147483647)
【 日時 】07/01/14 14:57
【 発言者 】寺澤郁子

HPで取り扱っていただくことになんら問題はありません。
吉さんの言葉で表現していただけば、ずっとわかりやすいものとなるように思います。


>あの、、、この「日本語素読方法」と「素読の説明」、、私のホームページで紹介させて頂けませんでしょうか? 私の「超(ちょー)ゆるい文章スタイル」で、素読舎の国語素読を紹介したくなってしまいました。



【11119】
【タイトル】今日のレッスンもお休み
【記事番号】1712 (2147483647)
【 日時 】07/01/14 15:49
【 発言者 】福岡M

します。すみません。柳宗悦の「手仕事の日本」は愛読書です.「民芸紀行」は読んだ事がないので読んでみます。私の英語「可愛い」のですか...
自分ではよくわかりませんが、今年はもっとイントネーションの勉強をします!最初から2回も休んで申し訳ありませんが、またよろしくお願いします。



【11120】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1713 (2147483647)
【 日時 】07/01/14 21:02
【 発言者 】根石吉久

承知しました。振りかえておきます。看病は看病する側も疲れますので、体に気をつけて下さるようお願いします。


 「手仕事の日本」は私が読んだことがないので読んでみたいのですが、出版社はどこでしょうか。「民芸紀行」は、日本、朝鮮、中国の民窯その他を訪れて書かれているのですが、特に日本の窯などは今は絶えてしまっているのではないかと思いながら読みました。
いつか機会があれば、柳が訪れた窯場を回ってみたいものだと思っています。絶えてしまっていてがっかりするのを覚悟の上で回ってみたい。
 時間がなくて続きを書けないでいますが、もう少し柳の文を引用して、語学にからめて書いてみたいと思っています。



【11121】
【タイトル】語学病、、再び、(笑)
【記事番号】1714 (2147483647)
【 日時 】07/01/15 5:28
【 発言者 】吉

今朝もガバっと目覚めました! 語学病にうなされました。
すみません、、、この書き込みは上級者とコーチ向けです。

根石さん、、、この間のレッスン後の短い語学雑談の中で「(形容詞的な抑揚は)単語と単語の隙間をうめるようなものなんですかねー?」と、、なんかそんな事を一言、、電話を切る直前に根石さんがつぶやいてくれたんです。 「隙間を埋める」、、、まさしく「そうだ!」と思いました。

one hundred thousand dollar

上の文章、、、(one)ー(hundred)ー(thousand)ー DOLLAR
すべて最後の「DOLLAR」に向けて引っ張られているんだと考えれば説明が付きますね。 私は「アクセント」と言わずに「テンション」という言葉を使いましたが、、漠然と「アクセントとは違う」と考えていたのは、ようするに「ひっぱられている」と感じていたのが理由だと思います。 超スローモーションで読んだ時に形容詞的なテンションをかけると、、音による単語の意味がつながりやすくなります!

ONnnnnnnnnnnnnnne ー>
hundreeeeeeeeeeeeeeeeed ー>
thousaaaaaaaaaaaaaaaaaaaND ー> DOLLAR


it is either impotent fanaticism or else abject ・・・・・・・・・
という文章を高速で読んだり、、超スローで読んだりしていたのですが、、、根石さんの一言「単語と単語の隙間をうめるようなものなんですかねー?」の、この一言を念頭に、、今朝、、、、半分夢の中でこの文章を唱えてたんです。 そうしたら、、何が起こったと思いますか?

私、、、
It iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiZ と唱えていたんです。

It iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiz ->
eitheeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeer ->
impoteeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeent ->
fanaticism ・・・・・・・・

「単語と単語の隙間を埋めるために発生した抑揚」・・・・そう、、それだと思います。

それでね、、、ガバっとですよ、、もうガバっと、、布団から跳ね起きました。 文頭の 「It is」 のイズに私は無意識でテンションをかけていたんです! つまり、、「この文章はまだ終わってないよ、、、続きがあるよ、、、」って、そういうニュアンスがiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiizの中に込められているんです。 「is」にテンションがかかる場合もあるな〜と気付けたのです。

ああ、、もっと、、、、やりたい時に「自由になる時間」が取れたらな〜。 今日1日集中して英語ができれば、かなりいろんな事に気付けると思うのに、、。


** 皆さんへ おことわり **
初心者・中級レベル位までの人は、まず根石さんが言っているようにコーチの発音を文章で丸ごと練習してください。 「理論より経験」を優先させてください。
私がここ最近書き込んでいる「形容詞的テンション」は、知識としてうっすらと持っておく程度にしてください。 理論や法則として、「初心者がこれを最初から音としてあつかう」と、混乱します。 逆にかなりの上級者の人には、多くの「気付き」があるとも考えております。 ネイティブの音源などを使って練習している時に、「おや? 辞書のアクセントと違うぞ?」と疑問が浮かんだ時にスッキリさせてくれる程度のものとしておいてください。



【11122】
【タイトル】今夜のレッスン
【記事番号】1715 (2147483647)
【 日時 】07/01/15 18:24
【 発言者 】Naima

すみません。今夜もお休みさせて下さい。なんだかだとお正月の雑用に追われて練習がままなりませんが、集中豪雨で今年はがんばりますので。

勝手しますが、来週からよろしくお願い致します。



【11123】
【タイトル】アリス技法グラウンド
【記事番号】1716 (2147483647)
【 日時 】07/01/15 19:34
【 発言者 】村田

昨日、Alice's Adventures in Wonderlandの技法グラウンドのトップ部分が全部終わりました。
足かけ4年ぐらいかかりました。

このテキストに入る前に、素読舎のテキスト「ABCD」(中学1年〜高校1年相当)、「基礎問題集」(中学3年〜高校3年相当)、「700選」、「長文読解」を終わらせていました(復習を何回もまわしていた)。
これらのテキストを練習した後、根石さんから、次はペーパーバックをやったらどうか、という提案がありました。
テキストについては、「老人と海」やブコウスキーなども話している時に出てきましたが、ちょうど私がアリスのペンギン版を持っていたので、アリスにしてみようということになりました。

当時、私は技法グラウンドを同時に2つやっておりまして、ひとつは映画「フルメタル・ジャケット」のスクリプトを1文づつやるものでした。そして、もうひとつが、このアリスです。
思い返すと、この2つをやったことで、それまでの場所から、格段にステップアップしたような気がします。
「フルメタル・ジャケット」は、最初から見ないで言う練習でした。長いものが多かったので、きつかったですが、語呂がいいものもたくさんあって、いい訓練になったと思います(実際に使えることばは少なかったですが…)。あと、叫ぶセリフが多いのは、自分にとってはやりやすかったと思います(笑)

一方、アリスの方は、文章を見ながら言う練習でしたが、とにかく量が多かったのでした。
当初は1文、あるいはセミコロンまで、という区切り方でしたが、だんだんパラグラフ単位になっていきました。

量が多いので、新しい部分(T)、近い復習部分(FN)、初めからの復習部分(FF)での1セットをやると、NGなしの場合でも30分かかるものでした。
文を見て読むとはいえ、それまでの練習にくらべると、格段に難しくなりました。
しかし、この練習に慣れてくると、頭の中で扱える文の量が増えてきたような気がします。

アリスの後のテキストは、Z会の「速読速聴・英単語 ver.2 Core 1800」にしました。
アリスは、復習範囲に組み込んで進めて行きます。



【11124】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1717 (2147483647)
【 日時 】07/01/15 19:46
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
どしゃぶり型は久しぶりなので大変かと思いますが、エンジンをかけておいていただくようにお願いします。

------------------------------------------------------

先ほどから、二度ほど連続して投稿しているのですが、送信したかのように見えた後、掲示板に記事が載りません。
少し長く書けば掲載できたことがあったので、試しています。



【11125】
【タイトル】またやってしまった
【記事番号】1718 (2147483647)
【 日時 】07/01/15 20:43
【 発言者 】吉

あちゃー、今朝もまた勢いで書き込んじゃいました。
<(_ _)>  すみません。

形容詞的なテンションっていうのは、
#1.目標単語とのスペースを埋めるために発生していると思う
#2.目標単語(もしくは語群や文章)に「向かっていく感じが、音に現ている」のかもしれない、

根石さんが先日言った一言がヒントとなりました。 上の二つの説明で、私が検証中だった(形容詞以外の)抑揚も説明できてしまいました! かなり多くの事を納得してしまったんです。 今朝はそれで興奮してしまったんです。

まったく、、ほんと、、勢いで書いた文章は読み返すと顔から火がでるほど恥ずかしいですね。 申し訳ございませんでした。

** 皆さんへ おことわり **
初心者・中級レベル位までの人は、まず根石さんが言っているようにコーチの発音を文章で丸ごと練習してください。 「理論より経験」を優先させてください。 私がここ最近書き込んでいる「形容詞的テンション」は、知識としてうっすらと持っておく程度にしてください。 「初心者がこれを最初から音としてあつかう」と、混乱する事もあると思います。
ですが、、上級者には、多くの「気付き」もあるとも考えております。 ネイティブの音源などを使って練習している時に、辞書のアクセントと違うと疑問が浮かんだ時にスッキリさせてくれる程度の知識としておいてください。



【11126】
【タイトル】寺澤さんへ
【記事番号】1719 (2147483647)
【 日時 】07/01/15 20:47
【 発言者 】吉

寺澤さん、、、
国語素読についての転載許可、ありがとうございます!



【11127】
【タイトル】少し戻りますが
【記事番号】1720 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 3:01
【 発言者 】根石吉久

吉さん

>それにしても、、、福岡のMさん、、すごいですね。 Naimaさんも根石さんもすごい!
>ほんと、、英検1級やTOEICで900点以上出すのって、、並みの努力じゃできないでし
>ょう、、、頭が下がります。

 私は、英検の級も TOEIC の点も持っていません。大学入試が終わったとき、もうこれからは一切試験を受けるのはやめたと思ったので、試験めいたものは一切遠ざけています。一度禁を破ったのは、運転免許をとったときでした。もしかしたら、近々、調理師の免許をとらなければならないかもしれませんので、二度目の禁を破るかもしれません。
 英語関係の資格や点は、その資格や点にふさわしい練習レベルが保証されたのだと考えるのがいいと思っています。もちろん、娑婆に対してツブシは効くのですが、そのためじゃない。

>根石さんは初見の単語を20〜30回書くと言ってますね〜。

 これについては、もう少し詳しく書きます。
 実はいろいろなんです。20〜30回のときが多いかな、ということです。50回くらい書くこともあります。まったくなじみのない単語は、20〜50回くらい。何度も目にしている単語だが、見てただちにイメージにならないことがありますから、そういうものは、1回から5回くらい書きます。吉さんがやっているのと同じように、念を込めて、1回から5回くらい。
 英英辞典(OXFORD現代英英)を使っていますが(たまたま買ったシャープの電子辞書に載っていたので、選んだわけではありません。欲しかったのは「リーダーズ英和」でした。)、英英辞典を基本にして、電子辞書の「一括検索」や「例文検索」という機能を使うと、リーダーズ英和、リーダーズプラス、ジーニアス英和大辞典、OXFORD現代英英、ジーニアス和英、英和活用辞典などを串刺しに検索します。まずたいてい、欲しい例文がみつかりますので、その例文を目で読んでから、そこにある単語(念を必要とする単語)を一回だけ書くこともよくやります。いろんな例文を読んで、例文一つにつき(念を必要とする)単語を一回書くということをやるわけです。
 イディオム単位で書くことも、フレーズ単位で書くこともやります。この場合は、その構成単語数くらいの回数を書きます。
 要するにその場その場で、必要だと思っただけ書いているのです。

>覚えるまで毎日やるんでしょうね。 充電装置でしたっけ? 例の勉強方法。 受験勉強なみと言うのですから、そうとう激しくやっているのでしょうね。 いやーーすごい!

 どこかに書いたことがありますが、私はもう年寄りですから、「電圧装置」は体力が追いつかない。「電圧装置」は若い人、特に中級の人(高校生や大学受験生)に是非やってもらいたいが、もう自分ではやらないのです。
 忘れたら忘れたでいいと思ってやっています。忘れたら、またやればいいのですから。
 使っているテキストは、今は、ヴァージニア・ウルフの Mrs. Dalloway です。これを読みながら、すぐにイメージにならない単語や初見の単語の下にアンダーラインをして、その単語を辞書でひき、先ほど書いたように各種の回数で言ったり書いたりしています。
 ただ、こうして練習したものを管理することはやったほうがいいなと考えています。例えば、Mrs. Dalloway を一冊片づけたら、アンダーラインのある単語のそれぞれにテキストファイルの一行分を与えて書き取っておこうと思います。この作業をやってしまうと、コンピュータのポインタをその単語に当てるだけで、自動的に辞書が開くソフト(ドクター・マウス)で、次々と辞書をひかせることができます。忘れかけていたものに念を入れることができます。まだこの管理はやっていませんが、やる予定です。

>前からやってはいましたが最近はあえて「書く」事をやっています。
>はい、、、根石さんがレッスンの時に家内に「書いてください」と言
>ったのがきっかけです。

 念を入れるのにいいと思います。

>そうそう、、単語の吸収、、回転読みを併用しているので血肉になる
>ペースが速いですね。 すごいぞ素読効果!

 これはまったくそうです。初心者から上級者まで、先に音としてなじんでおいた単語は、イメージにするにも手首で獲得するにも、定着が早いです。これについては、「絶対的な順序」と言ったことがありました。過去ログのどこかにありますが、村田君が過去ログの整理を進めてくれると探しやすくなると思うのですが。
 もしお時間がとれるようなら、どなたか他の人にも過去ログの整理をお願いしたいと思っています。それぞれの人がその人なりの整理方法で整理して下されば、いろんな過去ログのヴァージョンができて面白いだろうと思っています。



【11128】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1721 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 3:13
【 発言者 】根石吉久

>私の英語「可愛い」のですか...

 多分、CDなどの複製音声を沢山使われ、そこにあるネイティヴの抑揚をそのままカーボンコピーのように写しとられたと思われる箇所がいくつかあり、それが場面が変わってもいつも同じ抑揚なので、「可愛い」感じになるのだと思います。
 「可愛い」という言い方が不愉快だったとしたら、お許し下さい。
 後で気になってしまいました。酒を飲みながら書くもんじゃないなと、十何回目かの反省をしています。



【11129】
【タイトル】村田君
【記事番号】1722 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 3:36
【 発言者 】根石吉久

アリス終わりましたか。偉い!

>あと、叫ぶセリフが多いのは、自分にとってはやりやすかったと思います(笑)

これを読んで、私も笑いました。
村田君の人柄がわからないと、これのおかしさはわからない。
皆様にバラしてしまうと、なにしろ村田君は叫ぶのが好きなのです。
四十歳の人とは思えない。



【11130】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1723 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 3:59
【 発言者 】根石吉久

>「初心者がこれを最初から音としてあつかう」と、混乱する事もあると思います。

 第一アクセントの強さを越えない程度で、単語の終わりの方がかなり強くなるというのが、わかりにくいのだと思います。
 私は、かなり前のレッスン時にも言いましたが、絶えず文全体を扱う(文全体を音の練習の最小単位とする)ことによって、かなりな程度で自然に備わる質のものだと考えています。
 この音の現象を外在的に扱うより、音や文字が瞬時にイメージと交替しうる質の練習が先だと思っています。文構造に規定されたまま、音(文字)が瞬時にイメージになることが成立すれば、この音の現象はかなり自然に生じるはずです。
 そうでなければ、これまで極力CD等のネイティブ吹き込みの教材を使わないようにこころがけてきた私が、どこで(まがりなりにもせよ)英語の抑揚を獲得したのか、まったく謎のままになってしまいます。
 基礎は、辞書をひきアクセント位置を知り、「回転読み」をやったこと以外に思い当たるものがまったくありません。ネイティヴの吹き込んだ複製音声に最初から「合わせようとする」ことに、私は自分のやる行為として強い嫌悪を持っていますので、多分、どの生徒さんよりもCD音声を聞いた時間は少ないと思っています。



【11131】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1724 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 4:04
【 発言者 】根石吉久

「手仕事の日本」ネットで注文しました。
岩波文庫にしました。
岩波からハードカバーも出ていますが、寝転がって本を読みますので、文庫がいい。
小学館からも出ていますね。



【11132】
【タイトル】ネイティブだけに英語を教える資格がある
【記事番号】1725 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 10:13
【 発言者 】駒澤大学のRichard Mo

Richard Moe先生は英語はネイティブだけに教えさせればいい。日本人の英語教師はなくすべきだと言う考えだと聞いたことがある。このようなまともな考えの人がいて、私もうれしい。



【11133】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1726 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 22:39
【 発言者 】吉

根石さん

丁寧な解説ありがとうございました。 単語のやりかた、、補足説明ありがとうございました。 私も「2回書く」と書きましたが、、そういう場合が多いのですが、そうでない時もあります。 ようは学習者が納得するだけやれば良いのですよね。

> 英語関係の資格や点は、その資格や点にふさわしい練習レベルが保証されたのだと考えるのがいいと思っています。
> もちろん、娑婆に対してツブシは効くのですが、そのためじゃない。

そうですね〜、私も70過ぎても英語をやる元気があったらレベル確認のために英検をうけるかもしれません。 大学に入学するのにTOEFLが必要で受けましたが、2年しか有効でないのですでに無効ですね。 TOEFLで高得点をとったからといって「向こうの学校の勉強が楽になるわけではない」と思い知らされました。

> 文全体を音の練習の最小単位とすることによって、かなりな程度で自然に備わる質のものだと考えています。

えっと、、そうですね。 何度も書きますが「私の抑揚に関する書き込み」は、うっすらと知識程度にとどめておいて欲しいと思います。


> この音の現象を外在的に扱うより、音や文字が瞬時にイメージと交替しうる質の練習が先だと思っています。

はい、、私も同感です。 (友人や家内を指導してなければすんなり賛成できてなかったかもしれませんね。 指導させてもらうという事を「やってみて」良かっと感じました。)


> ネイティヴの吹き込んだ複製音声に最初から「合わせようとする」こと、、、

これ、、何を目的として「合わせようとする」かですよね。
以前ここで話題になった「100マス計算」も、、何を目的としてやるのか学習者がわかっていればいいのですが、「良さそうだからやる」だと間違った方向へ進んでしまうと思います。

スクリーンプレーの「バックトゥーザフューチャー」の本を購入しました。 で、、、友人がそれに対応したCDを購入したので、それを借りて聞きました。 スクリーンプレイが、シャドーイングをすすめていたので、、やってみました、、シャドーイング、、、。

シャドーイングは、「ダメ」だと思いました。

家内も最初は国弘さんのテキストを使ってシャドーイングのような事をやっていた時がありました。

「むこうの人がどの程度「音」に高低をつけて話すのか、「そこに気付く」という意味でそれをやっているならいいけど、、「音作り」でやるなら、、、電話レッスンと同じように、1回聴いて、、5回読む、、ってやり方が良いと思うぜ、、。  重ねて読んで、CDに吹き込んであるネイティブとまったく同じようにかっちり言えるようになっても意味ないと思うんだよねー」と私は伝えました。 自分でやってみて、シャドーイングは「ダメ」だと思ったからです。 もちろん、、「あっちの人は、こんなに高低つけて話すんだ〜、驚き〜」と、、驚きたいのならやってもかまわないと思いますし、、、XX氏の英語朗読する技術を盗みたいって目的があるなら「シャドーイング」は効果があるかもしれません。 「やりたい」というならとめません、、私の信条に「やってみる」というのがありますので、、「やってみる」という人がいれば「やってみれば」と言います。 でも何をどうやって良いかわからない人には、「シャドーイングはやめといたら」と言うと思います。

> 音の現象を外在的に扱うより、音や文字が瞬時にイメージと交替しうる質の練習が先だと思っています。

この事を理解している上で今後もイントネーションについて気付いた事に対する書き込みをさせてください。 イントネーションの検証も、いろんな発見があって、すっごい面白いんです!



【11134】
【タイトル】村田さんへ
【記事番号】1727 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 22:51
【 発言者 】吉

> 昨日、Alice's Adventures in Wonderlandの技法グラウンドのトップ部分が全部終わりました。  足かけ4年ぐらいかかりました。

村田さん、、、足掛け4年ですか!! 素晴らしい!! すごい!!
終わったときは「やった〜」とか叫んだのでしょうか?(笑) 4年間の継続か〜、ゴールをずっと見続けていないとできないですね。 尊敬します。 今年は、電話スパーリングパートナー、、短い期間で良いので付き合ってください。



【11135】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1728 (2147483647)
【 日時 】07/01/16 23:20
【 発言者 】村田

>終わったときは「やった〜」とか叫んだのでしょうか?

予定としては、「やった〜!」って言うはずだったんですよ。
新しい部分は3パラグラフづつ進めることになっていたんですが、アリスはちょうどラスト1パラグラフを残すのみだったのです。だから1パラグラフやればOKだな〜、と思っていたんですが…。
やっぱり3パラグラフづつ進めていく原則だったので、新しいテキストの2パラグラフが連結されたんです。
3パラグラフのうちの1個をさいころで選んでコーチの前でやる、ということになっていまして。
で、さいころをふった結果、やったのは新しいテキストの方でした…。
ちょっと肩透かし(笑

電話スパーリング、ひとまず1ヶ月でよろしくお願いします。開始時期はできれば2月以降だとうれしいです。テキストはハリーポッターの2でしたっけ?



【11136】
【タイトル】日本人をまじめに扱え!ネイティブ
【記事番号】1729 (2147483647)
【 日時 】07/01/19 17:10
【 発言者 】駒澤大学のRichard Moe?へ

駒沢の院生に知り合いがいるんだけど、確かモエとかいうネイティブの先生に日本人はネイティブが全部英語で授業すれば、自分の英語力のなさにかかわらず、英語を十分学んだ気になるから、ってなこと言われたらしい。



【11137】
【タイトル】村田さんへ
【記事番号】1730 (2147483647)
【 日時 】07/01/19 23:55
【 発言者 】吉

練習パートナー: 負担になりそうなら1回だけでも良いんですよ!
この掲示板の向こうにいる人達と電話を使って「ちょっとお話して」・「ちょっとでも英語をやる」、、すると、それが刺激となってお互いのエネルギーとなると思っています。 (私なんてNaimaさんから元気エネルギーもらいっぱないしだし、、) 1ヶ月も続いたら、すごい事になるとおもいます。

村田さんに以前メールで「ハリポタ2巻」を使って家内に指導していると伝えましたね。 彼女の進度は激遅で、、(それで良いと言っています)、、、30分に数行しかすすめません。 今回の村田さんの「足掛け4年でアリスの読破」は、私に勇気をくれました。 ありがとうございます!  村田さんと1ヶ月やるのは何でも良いと思っています。 私が現在イントネーションを研究しながら使っているテキストを紹介します。 興味ありそうなものありますか? なければ村田さんの選んだテキストでも良いですよ。

アーノルド・ローベルの絵本「二人は友達」: 中2程度の英語レベルですが、大人が読んでも面白いです。 初級レベルの方で「やりたい」って人いませんかね? 英語の母音の「ア」が取れてない人は、この位の簡単な内容が良いと思います。 (アリスを読破した村田さんむけではありませんが、初心者向けのテキストとして検討してみてください。)

ハリーポッター2巻: 昨年末から家内にコーチ中、、、彼女の進度は、激遅。 30分かけてほんの数行しか進めません。 でも良いんです、、ゆっくりで、、。 私はオーディオブックを使ってネイティブの朗読する抑揚を分析して、、ついでに素読コーチング用の音作りをやっています。

モリー先生との火曜日: まだ音作りを始めたばかりです。 英語は、アリスを読破した村田さんなら簡単にイメージが動くレベルだと思います。 肩の凝らない読書としてもお薦めです。 ガンジーさんの言っている事がこの本とリンクします。 深い内容をやさしい言葉で書いてあります。

チャップリンの映画「独裁者」の最後の演説:
映画の中でチャップリンはわざとドイツ語訛りっぽい英語で演説してますが、私は発音を規範的な音に変換して、感情もフラットにした抑揚で音にできるように練習している最中です。

茶の本: 上級者向けですね〜、、なんと言っても単語が一般的ではないのです。 難しいです。 自習でやっと3章に突入しました。 Naimaさんとゆっくりやっています。 ヘトヘトです。 でも楽しい♪

村田さんだけでなく、興味ある人は一緒に英語の練習しませんか! 条件は素読舎の塾生さんとさせてください。 コーチ陣で興味のある方はもちろん大歓迎ですよ。 寺澤さんもどうですか? (あとJackieさんは特別にOKです。、、って、しつこい?、、、気持ちが上がってきたらメールでも良いですからお話してくださいね。 プロパガンダ系の話題、沢山もってます!) 私が英語練習にとれる時間にも限りがあるのでした! パートナーは、火曜と木曜の夜だけです。 連絡待ってます。



【11138】
【タイトル】今夜のレッスン
【記事番号】1731 (2147483647)
【 日時 】07/01/20 19:33
【 発言者 】F

すみませんが休ませて下さい。日帰りで上京し疲れてしまいました。来週またよろしくお願いします。



【11139】
【タイトル】お休みのお願い
【記事番号】1732 (2147483647)
【 日時 】07/01/20 20:59
【 発言者 】Julian

休日出勤が長引いており、まだ職場におります。このため、今日の11時からのレッスンですが、お休みさせてください。





【11140】
【タイトル】F さん
【記事番号】1733 (2147483647)
【 日時 】07/01/20 21:03
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
振りかえておきます。



【11141】
【タイトル】Julian さん
【記事番号】1734 (2147483647)
【 日時 】07/01/20 23:07
【 発言者 】根石吉久

ご苦労様です。
承知しました。
振りかえておきます。



【11142】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1735 (2147483647)
【 日時 】07/01/20 23:59
【 発言者 】村田

全然知らない内容のものがいいかなと思いますので「モリー先生との火曜日」を希望です。
火曜日と木曜日だと、火曜の10時以降になってしまいますけど、よろしいでしょうか?

ところで、アリスはまだ「読破」というところまではいっておりません。ひとまず「トップ」が終わった、ということなんです。音と意味が一緒に動いていないところがまだありますので…。今後の復習で煮詰めていくところです。



【11143】
【タイトル】妄想に類すること
【記事番号】1736 (2147483647)
【 日時 】07/01/21 2:10
【 発言者 】根石吉久

 持病のぎっくり腰で静かにしていますが、横になって、bookoffで50円で(ばななさん済みません)買ってきた吉本ばななの「B級BANANA」を読んでいたら、次のような文にぶつかり、妄想が始まりました。

 私は友達と共に目白の英会話教室でドナルド・プレザンス
みたいなおじさんに英会話を習ってるのに「ナイス・トゥ・
ミー・チュー」から一歩も進まないので悲しい。内気な奴が
英会話の時だけ陽気な社交家にはなれないやね。地道にがん
ばろう・・・というのを嫌っているはずです、の私。確かに!

 さすがだと思う。「ミー・チュー」の切り方はどうかと思うが、多分、吉本ばななさんは英会話教室に気晴らしに行っているのだと思われる。英会話教室の有効な使い方だ。極論しておくが、こういう使い方以外に、英会話教室のまともな使い方というのはないのだ。
 ばなな級であれば、外国に行くのに一流の通訳を使うのが当然だと思う。
 「地道にがんばろう・・・というのを嫌っているはずです、の私。確かに!」
 それに違いない。吉本ばななが地道に語学なんかやった日には、絶対にあの日本語にならない。一級の日本語を書きたい人は語学なんかやってはならない。「一級の」という語の中身が問題になるとやかましいので、「活きのいい日本語」と言い直しておくか。
 で、だ。
 もしも、ばななさんが、やっぱり通訳じゃやだ、自分で、自分の英語でしゃべりたいと妄想した場合、そんなことがあったと仮定した場合、ばななさんでも、「地道にがんばろう」ということをやらなければならない。それが語学だ、と。

 で、私の妄想はどんなものかというと、ばなな級の有名人を生徒にしたら、俺のレッスンももう少し評価されるんだろうな、というものでした。
 昔、椎名誠さんが、(確かガイジンさんから)英語を習っているが上達しないと書いているのも読んだことがあるのですが、吉本ばななさんでも椎名誠さんでもいい。生徒にしてみたい。それで、エッセイのどこかに素読舎というところがやってる「電話でレッスンは効く」と一行だけ書いてくれれば、私が生活に困るような貧乏は避けられる。
 どこかの大学の先生でもいいや。理系でノーベル賞をとったので、よく外国に行くが、自分で英語をしゃべる方がいい場面があるので困る。酒をごちそうになるところにまで通訳は連れていきたくないし、などというちょいとした重要な悩みを持っている先生がいたら、私に連絡して欲しい。
 吉本さん、椎名さん、先生さん、どんなものでしょうか。

 こういう多忙きわまりない方々には、私は一週間の間によく練習しておくようにとは言わない。
 週に一回、30分だけ集中して練習するのでいいと言う。
 しかし、外国に行く機会がよくあるのであれば、その機会がある間は私のレッスンから離れるな、とだけは言う。常時外国の人との接点を持つような人なら、週に一回、30分でも充分に効果はある。今の私の生徒さんでも、シャープにお勤めのOさんはそうだ。毎月、10日前後の海外出張があって、多忙きわまりない。振り替えをうまく使って、週一回30分のレッスンをもう5年以上も続けておられる。「日本人の英語はこれでいいんだ」とご自分の英語に対して土俵を定め、その土俵の中での動きが鈍くならないように維持しておられる。一つの確実な英語の持ち方だと思い、感心している。

 ご参考までに。



【11144】
【タイトル】で、思い出したこと
【記事番号】1737 (2147483647)
【 日時 】07/01/21 2:48
【 発言者 】根石吉久

 山本かずこさんが、私が最初にホームページを作った時、言われた。
 「根石さんが書くものを読むと、英語をやりたくなりますね」
 「・・・・・・・・・・・・」

 「・・・・・・・・・・・・」は私が黙りこくって何も言えなかった時間です。
 山本かずこと英語!
 この取り合わせは考えられない。
 語学というものは、言語的に浮気性の者がやることで、本来的に罰当たりな行為なのだ。山本かずこにだけはやってもらいたくない。山本かずこは私に日本語への深い愛を教えてくれた人のひとりなのだ。

 それで、山本かずこは日本語について次のようなことを書いたことがある。私の言葉で言い直してあるので、原文通りではない。(原文がみつかったら書き写します。)

 (茶の席で)、日本語は何を言っているのかわからないくらいに
かすかな方がいいのです。はっきりと言うのはよくない。それが日
本語なのです。

 論理に立脚する言語と自然の下位にあることを肯う言語の違いをはっきり把握した人の言葉として私の中に刻まれた。
 山本かずこは日本語のことだけ言っているのであるが、その言葉は英語という言語の本質を照らし出すのだ。英語なんか使えない人の方が言語としての英語の本質をつかんでいることがある。いや、そんな事例ばかりではなかろうか。



【11145】
【タイトル】そうするとどうなる?
【記事番号】1738 (2147483647)
【 日時 】07/01/21 3:04
【 発言者 】根石吉久

世界は、ものをちゃんと読めば、四畳半に座っていてわかる。



【11146】
【タイトル】村田君
【記事番号】1739 (2147483647)
【 日時 】07/01/21 3:12
【 発言者 】根石吉久

ドジソンはイギリスのパンジー
咲くかどうかが問題



【11147】
【タイトル】今日もお休み
【記事番号】1740 (2147483647)
【 日時 】07/01/21 21:59
【 発言者 】福岡M

根石さん
すみません、今日もお休みします。
抑揚については、悩みなのです。どうしたら
抑揚を自然につけられるんでしょうね、、、
あ、手仕事の日本、私のも岩波です。
表紙が好きなので、
ではまたご連絡します。



【11148】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1741 (2147483647)
【 日時 】07/01/22 0:04
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
お体に気をつけて下さい。



【11149】
【タイトル】抑揚その他について
【記事番号】1742 (2147483647)
【 日時 】07/01/22 0:05
【 発言者 】根石吉久

福岡Mさん

 他の方にも参考になるように、一般的なもの言いで書きます。

 実際の言語使用においては、抑揚というのは本来感情の動きを反映するものです。これは、以前この掲示板で Naima さんが喝破されたと覚えています。
 実際の言語使用では、感情というものは自分のものであり、現物であり、「仮のもの」ではありません。
 これに反して、語学における感情はどこまでも「仮のもの」です。自分の感情ではなく、仮に演じてみるようなものです。同じテキストを相手に、演奏や変奏が可能ですが、その前にその元になる「一般的な形」をひとまず作る必要がある。(これを作ればひとまずは語学で最低やるべきことはやったと考えていいと思っています。)
 この「一般的な形」は、いつも文全体を音の練習の最小単位とし、場面における文の意味をつかむ(テキスト上の発話者の感情・思考を自分なりに決定する)ことでできるものだと思っています。
 この(自分なりの)「一般的な形」ができた後で、テキスト上の発話者の感情・思考の解釈が違うものになれば、自然に抑揚も違ったものになってきます。語学の場は「机上」ですから、わざと解釈を変えてみることも可能です。そうなるとさまざまな変奏がありえます。そういう自在さを得たあたりで、ネイティヴの吹き込み(複製音声)を媒介にすれば、ネイティヴの吹き込みの音や抑揚を「絶対化」するのではなく、「媒介」の対象にして使うことができます。(ネイティヴの吹き込みも、その文におけるさまざまな変奏の一事例として相対化できます。)

 近頃は、いきなりネイティヴの音を聴くことを勧める人が多いですが、その場合に練習者にネイティヴ音を「絶対化」してしまうことが生じがちです。ネイティヴ音の複製音声には、個人の癖のようなものまで付着していますので、練習者が癖のようなものまで「絶対化」してしまうことが生じかねません。これがよろしくないと私は考えています。ネイティヴ音を一段高いところにあるもの、高いところから降りてくるもののような位階が生じると、語学にとって害をなすのだと思っています。心理的なレベルのことなのですが、よろしくないと思っています。
 すでに日本語を獲得した後の自分の口を鍛え込むことで、かなりの日本語のアクを抜き、自分にとっての「一般的な形」を作り、それをネイティヴ音(複製音声)と擦り合わせることで(ネイティヴ音を媒介することで)、再度口を鍛え込むということをやり、自分の音を変容させれば、ちゃんと牛蒡の味のする牛蒡料理になるはずだと考えています。牛蒡料理では、アクを抜きすぎるとおいしくないと聞いたことがあるので、突然牛蒡料理のことなど言いましたが、いきなり最初からネイティヴ音を聴き、そっくり真似ろというのは、牛蒡のアクを抜く・抜かないの問題以前に、アクの存在を否定しているようなものだと思います。原理から言えば、幼児にだけ可能なことを大人に強制していることでもあるわけです。すでに日本語を持っている人に、幼児の白紙状態を強制しているようなものなので、方法として転倒しているのです。

 まず自分の口を動かすことから始めるやり方は、自分の口で作った音を持ち、それにネイティヴ音を対置するので、両者が同じ平面にあります。心理的なレベルにおいて、「一段高い」とか「一段低い」というような位階が生じません。自分における「一般的な形」に主体があり、その主体が「ネイティヴ音」を媒介にするという方向(「一般的な形」が「ネイティヴ音」に手を出すという方向)があるだけです。上下の位階がありません。

 語学における音は抑揚まで含めて、しょせん「床の間の飾り」から抜けられませんので、一般的な「床の間用」でいいのですが、それを作る過程が違うとできるものが違ってきます。柳宗悦の本のことが少し話題になりましたので、柳的に言うと、自分の口を自分なりによく動かして、自在さを得てからネイティヴ音を「媒介」にした場合は、「手仕事」の味のあるものになるが、いきなり最初からネイティヴ音を(絶対化して)真似ると、機械が作ったような品物になるという比喩が成り立つかもしれません。下手をすると、プラスチック成形品ができかねない時代だとも思っています。

 語学から抜け出て、実際の言語使用の場面では、もうこれは何でもありです。ただし、自分の感情の動きにそぐわないようなものは、この場面で「語学のアク」として再度抜く必要が生じます。こちらはしかし、話がずっとわかりやすくて、使っているうちに自然に抜けていくといった方がいいかもしれません。

 語学では、音の現象としては絶対的な理想的な何かを考えないのがいいと思います。
 「一般的なもの」でいいから、具体的なブツといえるほどの質を備えること(自分の口の動きを耕し、自分の筋肉の動きにすること)。そうして作った自分の音を主体の位置に据え、ネイティヴ音を使い(媒介にし)、(音としての)自己を変容させる。そういうことがあるだけだと思っています。

 語学の方法においては、逆に「絶対性」みたいなものがあると思っています。人々はたいていやみくもにやってその中で方法をつかんでいくのですし、それでいいのですが、いずれは理論を備えてもらう必要が生じます。語学をやるのは、ミイラとりがミイラになることとどう戦うかということでもあるからです。上級者になればなるほど、この戦いが重要な意味を帯びてくるからです。また、初心者・中級者に適切にアドバイスをするためにも、語学論は欠かせないものだと考えています。



【11150】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1743 (2147483647)
【 日時 】07/01/22 0:44
【 発言者 】根石吉久

作りかけですが、できているところまでの教材お送りしました。



【11151】
【タイトル】2007年初レッスン報告
【記事番号】1744 (2147483647)
【 日時 】07/01/22 20:45
【 発言者 】Naima

「どしゃぶり」に戻そうとの根石さんの提案に、軽い気持ちで承諾したのですが...

範囲はp42~45, p.7~12, p.23~32, p.36~45です。全部で25〜6頁分ですか。文法解析のテキストではp.97くらいまで進んだので、ある程度は頭に入っているだろうとたかをくくっておりました。もともと地道にコツコツ努力するタイプではなく、いつも「まあ、こんなくらいでいいか」と最後の詰めが甘いのが常です。文法解析だと、予習しなくてもまったく問題ないこともあるので、私にぴったりと言えばぴったりのレッスンだったのですが。

この25頁を十数回読むのに2時間ほどかかります。10回や20回程度では、アトランダムにダイアローグを選んで再生しようとしてもスラスラと淀みなく出てくることはありませんでした。当たり前です。ゴーストは"The Book of Tea" と違い、手持ちの英語で間に合わせることが出来ます。なので、シーンのイメージが頭に残っていれば、自分の言葉で間を埋めることも可能です。いわばアドリブでお茶を濁そうと思えばそれで済むのです。間投詞や代名詞なんかは適当につじつま合わせでやってしまうという有様です。それで電話レッスンの30分をなんとかやりすごしてしまおうという魂胆。上級者の落ちる「穴」です。罠じゃなくて「穴」です。罠みたいに痛くもかゆくもないし、誰かに取っ捕まえられるわけでもない。見つからなければそれで結構快適。(根石さんは、ぜったい見逃しはれしませんけど)

これでは素読舎のレッスンを受講している意味がありません。かと言って、電話レッスンの予習のだけの為に3時間も4時間も取る余裕もありません。しかし、この先数ヶ月はそれくらいの時間をとらねば元には戻らないと思い知りました。

非常に焦りました。なんで田舎のおばちゃんがこんなきつい練習をしないといけないのか、と、とうとう塾長を逆恨みです。昨日、今日は不得意な所だけを集中的に音読しておき、p.7~32辺り迄は捨てました。ま、ご想像の通り、結果は惨憺たるものでした。

根石さんは出題を20個に減らすかとおっしゃったのですが、これも不甲斐なく悔しい。それでこのまましばらくやらせて頂くことにしました。やるべきことをやっておかないと、先に進むことが出来ず英語力の維持が叶わないばかりか、「どうせ私は...」と自分自身を信じられなくなるという破滅的ダメージを被ってしまいます。わたしはそれが何よりも怖いです。

まずは錆び落としから始めなければなりません。この錆び落としにどれくらいの掃除が必要なんだろうか,,,
... どしゃぶりで完走できるんだろうか、と不安になって来ました。かなり恐ろしいです。

根石さん、

電話は玄関に置いてあって寒いので、居間の子機で受講しようと思うことが良くあるんですが、子機の充電器がダメになっているのか、時々途中で切れてしまいます。今夜も子機を使ったんですが、調子が悪かったようで申し訳ありませんでした。



【11152】
【タイトル】本の紹介「英語を子どもに教えるな」
【記事番号】1745 (2147483647)
【 日時 】07/01/22 23:29
【 発言者 】村田

http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31332622

英語を子どもに教えるな 中公新書ラクレ 120
市川力 著   中央公論新社 (ISBN:4-12-150120-9)

著者は、1990年から2003年まで、アメリカで、日本の駐在員の子どもたちを対象とした塾を開いていた人です。
著者が関わってきた子どもたちは、アメリカに永住する子どもたちではなく、数年後には日本に帰る予定の子どもたちです。

子どもは海外で育てば「バイリンガル」になるかというと、必ずしもそうではない。
「バイリンガル」になるのはほんの一握りで、何割かの子どもは、英語も日本語もどっちつかずになってしまう。母語が確立されていないうちに外国語をやってしまうので、思考のレベルが、小学校以前の状態にとどまってしまう子どもも少なくない…。

このように、根石さんが以前言っていたこととほぼ同じことが書かれている!しかも実例を挙げて…。
年末に上京するときに電車内で読んだのですが、その内容は私にとってはかなり刺激的でした。

親が、家では絶対に日本語を使い、1日最低1冊は日本語で本を読んできかせた子どもが、高度に読み書きできるレベルの「バイリンガル」になったという例が印象に残っています。

おすすめの1冊です。



【11153】
【タイトル】耳が痛い...
【記事番号】1746 (2147483647)
【 日時 】07/01/23 13:50
【 発言者 】Naima

テレビをつけっぱなしで家事をしていたら、次のような言葉が耳に入って来ました。何だかテレビにまでお尻を叩かれているような...

『子の道を説こばざるにあらず力足らざるなり。』
『力足らざる者は、中道にして廃す。今や、汝は画(かぎ)れり。』

http://72.14.253.104/search?q=cache:NGsae8_T67wJ:yosswi.livedoor.biz/archives/50115909.html+「子の道を説こばざるにあらず力足ら



【11154】
【タイトル】村田さん Naimaさん へ
【記事番号】1747 (2147483647)
【 日時 】07/01/23 23:00
【 発言者 】吉

村田さんへ 本の情報ありがとうございます。 読んでみます! 練習パートナー、火曜の夜10時20分スタートで、10時50分までの30分、、とりあえず1ヶ月(計4回)でよろしいでしょうか! 「モリー先生の火曜日」でお願いします。 私はどの火曜日からはじめてもOKなので、村田さんの準備ができたら教えてください! 最初の2回は私から電話、、後半の2回は村田さんから私へ電話という形で宜しいですか。

Naimaさん>  がんばれ〜。 うんうん、、とりあえず行動、、って言葉ですよね。 応援してます!
ヾ( ̄ー ̄ゞ))..( シ ̄ー ̄)ツ_フレーフレー



【11155】
【タイトル】練習風景 抑揚とイメージ
【記事番号】1748 (2147483647)
【 日時 】07/01/23 23:03
【 発言者 】吉

(ひさびさの)練習風景の投稿です。
>> イントネーションとイメージに関する事について <<

私 「英語のイントネーションについて研究したら、「朗読独特の抑揚」っていうのがある事に気が付いたんだよ。

朗読だけじゃなくて、、ニュースアナウンサー特有の抑揚とか、競馬、野球、ゴルフ中継独特の抑揚ってあるだろ。ハンバーガーショップの店員が客に対して話す時にも「店員独特の抑揚」っていうのがあってさ、、、それが英語の世界にもあるって事に気が付いたんだよ。

本を朗読する時のあの独特な抑揚: 「むかーーし、、むかし、、あるところに、、おじーーーさんと、、」って読み方する「本の朗読特有の抑揚」ってあるじゃん。 あの「朗読特有の抑揚」はなんでおこるのかなーと考えていたんだけどさ、、なんでかわかる? なんで「むかーーし、、むかし、、」なんだと思う?」


家内「それって、、文字を読んだ人が、「文字から感じたイメージを、音で表現しようとしてるから」でしょ?」

私「お、、すげーー、、何でそこに気がついてるの?」

家内「えー? 毎晩子供を寝かしつける時に本を読むじゃない、、それで気が付いたの、、、以前は感情をこめて朗読していたんだけど、、
「あ、、この読み方は私の感じたイメージだ。 子供達に私の感じた感情を押し付けている」と、、、そう思ったの、、、それ以来なるべく感情をフラットにして読んでるわ。
でもね、フラットにしすぎると子供もつまらないのよねー、、だから今は気持ち半分くらいで読んでるの、、(苦笑)。 登場人物のセリフは少し感情を入れて、、情景の説明はフラットにして読んでるのよ。 絵本は、、イメージがすでに「絵」で表現されているから、感情を込めて読む必要はあまりないのよね。」

私「えーー! お前がそんな事を考えながら子供達に本を読み聞かせていたなんて知らなかった。」

家内「最近は挿絵のない本も読み聞かせているんだけど、、わたしね、、感情をフラットにして読む以上に、(ま)が大切かもって感じているのよ。」

私「ま?  「ま」って何?」

家内「間(ま)、、、「間合い」って言うの?  例えば、、

、、、「青い空を白い雲が駆けていった。」、、、(黙)、、、、、、、、、、

こうやって次の文章を読み始める前に、間をとってあげるの、、、間を取る事で、子供の中でイメージが形成される時間を作ってあげるっていうのかな、、。」

私「うわーー、それってさ、、根石さんが言ってる、、英語の切断読みをやるって事と似てるんじゃない? 英語だと文章丸ごとイメージが動かないから、ひとつの文章を途中途中で区切って読むけどさ、、、同じだよ。 日本語でも英語でも結局同じなんだね、。 いやーー、すごいよお前。」

家内「本を読む時の間合いの取り方が、英語の練習と同じだとは結びつかなったけど、、でもそうだね、、言葉を聞いて「イメージが動く」って所は同じなんだもんね。 うん、、同じだね。」

私「英語の話題に話を戻すけどさ。 根石さんがね、、最初から英語のCDを聞いて、CDの通りまったく同じように言えるようになっても意味がない、、みたいな事を掲示板で言っているのよ。

英語のリズム感を掴む練習って事ならCDを聞いても良いと思うんだけどさ、、、、イントネーションには、話し手の感情やイメージが込められているわけじゃん、そこに気付かないで「音だけ真似る」って事は、自分のコアイメージ獲得の邪魔にもなるんじゃないかな〜?ニュースキャスターの抑揚で同じように話ができる事に価値をおくのは意味がないと僕も思うんだ。」

家内「国弘さんのテキストを使って私がシャドーイングをしてた時に、あなたに同じ事を言われたわよね。 でもね、「英語の音に慣れる」って意味では効果はあると思うのよ。」

私「うんうん、、根石さんもやっちゃダメとは言ってないんだって。 音の高低差を確認するとか、、英語の音に慣れるって事もCDを聴いていればできると思う。 でもね、、あの「ペラペラやる速度や抑揚で話す事が「英語を話す事だ」」と勘違いしてはダメですよって言いたいんだ。  大切なのは、、音や文字からイメージして、、、イメージした事を文字や言葉にする、、、そこなんだよね〜。 日本語とまったく同じ、、お前が子供に本を読み聞かせる時の「間合い」は、英語の学習とまったく同じって事だね。 「青い空を白い雲が駆けていった。」、、、、、、(黙)、、、、、うーーん、、イメージできるまでの間か〜、すごい。」



【11156】
【タイトル】根石さん 皆さん
【記事番号】1749 (2147483647)
【 日時 】07/01/24 4:29
【 発言者 】村田

長野広域連合・千曲市への公開質問状
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/r-t-f/index2.html

根石さんから千曲市長への2回目の公開質問状のupが完了しました。
ご覧ください。



【11157】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1750 (2147483647)
【 日時 】07/01/24 4:44
【 発言者 】村田

スパーリングの件、了解です。
テキストは
Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, And Life's Greatest Lesson
ですね?

これから注文します!
よろしくお願いします。



【11158】
【タイトル】過去ログ倉庫更新
【記事番号】1751 (2147483647)
【 日時 】07/01/24 6:51
【 発言者 】村田

過去ログ倉庫の更新をしました。

◆過去ログ 11100まで収録
◆目次更新
◆過去ログ倉庫内検索エンジン設置

http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/



【11159】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1752 (2147483647)
【 日時 】07/01/28 1:54
【 発言者 】根石吉久

てことは、私のレッスンは上級者の英語の錆び付き具合を測るものさしになるでしょうか。
「ゴースト」関係だけ錆びついていて、「茶の本」の方は錆びていないのであれば、このものさしは成立できないのですが・・・。



【11160】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1753 (2147483647)
【 日時 】07/01/28 2:04
【 発言者 】根石吉久

奥さんが言われるように最初にCDを聴いても、「それが絶対」と思い込まなければ大丈夫です。日本在住のままに英語をものにするノウハウは、ほとんど宗教めいていて、何か一つ流行れば、「それが絶対」と思う信者を必ず生み出してきています。
「英語の音に慣れる」ために最初にCDを使ってもらっても何してもらってもいいのですが、英語のコーチの側は絶対に原理的に理解していなければならない順序があるということに過ぎません。
原理的な順序でものを言うなら、つまり「音づくり」の本来の順序を言うなら、「自分の口が作り出す自分の音 → 英語ネイティヴの音を媒介にし、自分の音を変容させる」というものがあるのです。あくまでこれは原理的な順序であり、補助線としての複製音声はいつどこで使ってもいいのです。「媒介にする」という場面に踏み入るのであれば、原理的な順序が立ち上がり、千田潤一などのシャドウイングやそれになびいた国弘正雄をばっさりやるからねということです。



【11161】
【タイトル】それは
【記事番号】1754 (2147483647)
【 日時 】07/01/28 2:07
【 発言者 】根石吉久

日本語でできている日本人の口の筋肉の動きを元に据えるか据えないかという問題です。
日本語でできている日本人の口の筋肉の存在をすっとばしたようなものは認められないということです。



【11162】
【タイトル】ウサギとカメ
【記事番号】1755 (2147483647)
【 日時 】07/01/28 2:13
【 発言者 】根石吉久

音(文字)から瞬時にイメージが動く、あるいはイメージが生じると瞬時に英語の単語が意識に動くということを成立させるためには、そこに至るまでの練習はいくら時間がかかってもいい。ていねいにゆっくりやるのでいい。
「瞬時に」は成立させなければいけないが、それを成立させるのに時間がかかるのはまったくかまわない。ていねいにゆっくりやることを続けていれば、自然にだんだんと時間がかからなくなってくる。この「自然に」という質を手放すと、人は英語に食われる。



【11163】
【タイトル】過去ログ
【記事番号】1756 (2147483647)
【 日時 】07/01/28 6:20
【 発言者 】村田

過去ログ倉庫の更新しました。
◆目次追加



【11164】
【タイトル】しばらくお休みします
【記事番号】1757 (2147483647)
【 日時 】07/01/28 20:00
【 発言者 】福岡M

たびたびすみません。しばらく無理のようですので
とりあえずお休みします。抑揚の投稿は興味深く読みました.
語学論は欠如してますので、勉強しなくてはと考えています。
何かよい方法があれば教えてください。
メールでまたご連絡します。ほんとにすみません。



【11165】
【タイトル】錆び付き
【記事番号】1758 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 0:30
【 発言者 】Naima

>「茶の本」の方は錆びていないのであれば、このものさしは成立できないのですが・・・。

「茶の本」は錆びるも何も、まだ安定した音で読むことすら出来ない状態です。

「ゴースト」は、長い間文法解析の方で予習復習もほとんどせずにやって来たことも災いして、数センテンスをアトランダムにピックアップされたものを、即座に再生するのが難しいです。読み込みが足りないせいです。電話レッスンでのテストの時は、その足りない分を文脈や意味に頼ってアドリブでやってしまうという悪い癖が出ます。「音を先に行かせる」ことをはしょってしまう横着さが原因です。先週の根石さんのご指摘の通りです。



【11166】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1759 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 1:15
【 発言者 】根石吉久

承知しました。病気の方が早くよくなって、Mさんがレッスンに復帰される日が近いことを願っています。
大変でしょうが、頑張って下さい。

語学論はまだ日本に立ち上がっているとは言えません。
私はまだ読んだことがありません。
試しに「語学論」を検索語に与えて、ヤフーで検索してみたら、ほとんどヒットしなかった覚えがあります。これだけ英語学習のハウツウがあふれかえっている国で、まともな語学論がないことが「日本人の英語」という悲劇の原因なのです。
語学論を練っていくには、この掲示板を利用され、ご自分で書き込まれるのがいまのところ一番いいと思っています。
そういうことに手をつけられるようになりましたら、是非ご登場下さい。



【11167】
【タイトル】語学論
【記事番号】1760 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 1:32
【 発言者 】根石吉久

試しに Google で「語学論」を検索語にして検索してみたら、次のようなページがありました。本の紹介ページです。これはあんたの言う意味での語学論を扱っている本だよというのをご存知の方は、是非この掲示板で私にお教え下さい。

http://www.sangensha.co.jp/allbooks/shakaig.htm



【11168】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1761 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 1:42
【 発言者 】根石吉久

去年の11月頃から生徒さんが減り、空き枠が埋まらないということが続いています。
「電話でレッスン」を始めてから8年か9年たつのですが、空き枠が埋まらないのは初めてのことで、かなりやばいなと思っています。といいますのは、女房が腰を傷めて、勤めをやめてしまい、しばらくは私一人の収入でやっていかなければならないのですが、このままだと食っていかれないかもと考えてしまいます。
印刷機を回し、「電話でレッスン」用のパンフレットを作りました。大学受験生が、大学に入った後でやるべきものとして引き続き、Naima さんの生徒さんに話していただき、パンフレットを渡していただきたくお願い致します。


「ゴースト」は錆を落とすまでが大変だと思います。20ページくらいに減らして、その代わり丁寧に錆を落とすというのはお奨めできます。再考をお願いします。



【11169】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1762 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 1:54
【 発言者 】根石吉久

>電話レッスンでのテストの時は、その足りない分を文脈や意味に頼ってアドリブでやってしまうという悪い癖が出ます。

Naima さんにはレッスンの時に言いましたので、他の方の参考にと思い書きます。
「意味」からアドリブで音(英語)が飛び出すなら、実際の言語使用はまさにこれです。
語学の「机上」は、譜面が存在します。つまりテキストがあります。
「テキストあり」の語学と、「テキストなし」のアドリブ(実際の言語使用)とが(離れて見れば)相互に影響しあう(強めあう)というのが、語学論からのパースペクティヴではないかと考えています。
語学は語学としてやる。実際の言語使用では語学を排除する(語学から得られたエッセンスだけを使う)。語学論から見ると、そういう関係になると思います。



【11170】
【タイトル】過去ログ目次更新
【記事番号】1763 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 7:51
【 発言者 】村田

過去ログ目次追加しました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/

今回は、305〜の「イメージの生態」という記事にひかれました。

「305. イメージの生態」 より
=====================
日本語と英語を媒介するもの、そして、さらに大事なことは顕在的な意識と潜在的な無意識の間を媒介するもの、それをさして私は「イメージ」と言ってきたと考えています。
「イメージ」は英語に化けたり、日本語に化けたりする。あるいは、英語や日本語という具体的な言語は、「イメージ」を強めたり、変容させたりする。このように、「イメージ」の在り様を述べたところで、さて、それをどう引き起こすのかはまた別のことです。それをどう引き起こすのかは、語学の how to とならなければなりません。
=====================

「イメージ」をどう引き起こすかをhow toにする。これをどうするか。
「回転読み」「回転書き」「電圧装置」を学習者がそれぞれ精緻なものにしていくことではないかと思ったんですけれど。
考えてみたけれど、ぐだぐだになってしまいました。今後の課題です。


根石さん
昨夜お話に出ていた無料ソフトって過去ログ【11027】にあるスカイプのことですか?



【11171】
【タイトル】パンフレット
【記事番号】1764 (2147483647)
【 日時 】07/01/29 13:33
【 発言者 】Naima

根石さん

出来れば20部くらい郵送して頂けますか。お手数ですがよろしくお願い致します。



【11172】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1765 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 0:08
【 発言者 】根石吉久

書いてくださったものを読まず、レッスン時、パンフレットのことをお願いしてしまいました。うるさい野郎だと思われたかもしれないと、気の小さい私はじきにじくじたる私になります。
近いうちにお送りしますので、よろしくお願い致します。



【11173】
【タイトル】村田君
【記事番号】1766 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 0:20
【 発言者 】根石吉久

>根石さん
>昨夜お話に出ていた無料ソフトって過去ログ【11027】にあるスカイプのことですか?

そうです。ちょっと試しにお互いのコンピュータにソフトを入れて試すのにつきあってもらえませんか。
これをうまく使うと、私は旅をしながらレッスンをすることができるかもしれないのです。I村さんが、「冬の間タイにいてレッスンすることも可能かもしれないですよ」と言われたことが、その後私を刺激し続けています。ぎっくり腰を繰り返してきたので、下半身に血がよく回らず、長野の冬はつらいものがありますので、冬はバンコクかチェンマイにいてレッスンができればなあと思うのです。たまにはニューヨークあたりに部屋を借りて、レッスンすることもできます。夢はふくらむもんですね。ああ、だが、ニューヨークには吉田鍼灸院がない。ぎっくり腰をやると私は屋代駅の裏にある吉田鍼灸院に女房が運転する車で運び込まれることになっているのですが、ブルックリンあたりに吉田鍼灸院並の鍼の腕をもっている人がいるかどうか。タイにはタイマッサージがあるが、ぎっくり腰をやった時にあれをやられるとまず再起不能兼インポになるような気がする。じゃあ、どっちもやばいってことか。



【11174】
【タイトル】認定一覧
【記事番号】1767 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 2:18
【 発言者 】根石吉久

書式:
 段 名前(県名) 昇段または認定の年月日
   ※レッスン開始時での外部テストの級や得点。学年。職業。英語の必要場面。英語圏
   在住経験の有無。段獲得以後の外部テストの級や得点。その他。

初段 樋口静香(長野県)2005年6月26日昇段
   ※初段認定時高校2年。レッスン開始時中学3年2月(英検3級)。レッスン開始後、
   5ヶ月目頃、英検準二級。
初段 大澤弘文(奈良県)2005年7月2日認定
   ※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
初段 小川住江(奈良県)2005年7月2日認定
   ※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師
   経験あり。
二段 M・U(長野県)2005年7月2日認定(06年4月中断)
   ※高校教諭(英語)英語圏在住経験なし。
二段 I・N(山形県)2005年7月11日認定
   ※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
二段 O・K(北海道)2005年7月11日認定(06年、中断)
   ※塾講師 中学2年時英検4級。以後、受験なし。36歳。英語圏在住経験なし。
初段 斎藤操(埼玉県)2005年7月11日認定
   ※外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語
   圏在住経験なし。
初段 T・A(アメリカ)2005年7月25日認定。
   ※レッスン開始時は日本在住。開始時、英検準一級、TOEIC 790点。公務員。アメリ
   カ在住のため、無料会議電話を使用。仕事で英語を、家庭で日本語を使っている。旅行、
   買い物などにでかける時、英語にびっしりと囲まれる。
初段 F・U(長野県)2005年7月25日認定。
   ※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あ
   り。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あり。英語圏在住経
   験なし。非常に発音がきれい。
二段 斎藤操(埼玉県)2005年10月30日認定
   ※外資系企業社員 レッスン開始時 TOEIC 660点。日々メールで英語を使う。英語圏
   在住経験なし。
初段 片原範子(長野県)2005年11月5日認定。
   ※高校二年生。小学6年生から素読舎に通塾。家が遠いため、中学途中から「電話でレ
   ッスン」。高校入学と同時にゴーストの文法解析教材(イメージ受肉)を使用。初段認
   定時まで、中学の教科書3冊の復習を継続。英検3級。英語圏への留学と、英語科の先
   生になることを希望している。
初段 岩本幹夫(兵庫県)2006年2月3日認定。(電気関係の資格取得のため中断中)
   ※電機会社社員。英検などの資格なし。英字新聞を読め、英語でニュースが聴き取れる
   ことを目指してレッスンを開始。出向で、英語の必要な会社に行く可能性がある。
三段 I・N(山形県)2006年3月25日認定
   ※公務員 レッスン開始約1年半後に、TOEIC 受験、425点。
二段 小川住江(奈良県)2006年4月10日認定
   ※レッスン開始時、英検一級、TOEIC 870点。英語圏在住経験なし。英会話学校教師
   経験あり。
二段 F・U(長野県)2006年6月26日認定。
   ※レッスン開始時、英検二級(取得は大学在学中)。主婦。英文科卒。英語教員免許あ
   り。父親のいとこが二世で、中学の時、発音を直してもらった経験あり。英語圏在住経
   験なし。非常に発音がきれい。
四段 J・I(東京都)2006年6月26日認定。
   ※外資系企業勤務。日々英語を使う必要あり。途中中断、2006年、5月レッスンに
   復帰。以前は、「集中豪雨型レッスン」だったが、レッスン復帰時に「アジアの大河型
   レッスン」に切り替え。段に換算し、三段終盤。一ヶ月ほどで昇段。
二段 大澤弘文(奈良県)2006年10月9日認定
   ※レッスン開始時、TOEIC 370点 大手電機企業勤務。海外出張多し。
二段 T・A(神奈川県)2007年1月27日認定。
   ※レッスン開始時、英検準一級、TOEIC 790点。公務員。その後2年余り、家族とア
   メリカ在住。主に仕事で英語を使う。アメリカ在住期間中は、無料会議電話、プララの
   IP電話などを使用し、最終的に電話代を月額400円におさえる。帰国後もレッスン
   を継続。アメリカ在住中のイントネーションの変化はめざましい。

(根石吉久認定分)
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【11175】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1768 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 2:31
【 発言者 】根石吉久

 「担保されない」という言い回しを、政治屋や言論屋が言い出したのはいつごろでしょうか。初め、私はそれが何を言っているのかわからなかったのですが、最近になってようやくその日本語がわかりかけてきました。多分「タンポされない」の表記は「担保されない」でいいのだと思っています。
 で、好きな言い回しではないですが、「担保されない」という言い回しを一時的に使ってみると、吉さんがレッスン時にシャドウイングは駄目だと言われたことは、「シャドウイングをやっても、イメージがそのスピードで同時に動くかどうかは担保されない」ということになると思います。
 このあたりを英語磁場在住経験者から書いてもらえるとありがたく思います。



【11176】
【タイトル】愛情
【記事番号】1769 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 2:43
【 発言者 】根石吉久

>「青い空を白い雲が駆けていった。」、、、、、、(黙)、、、、、うーーん、、イメージできるまでの間か〜、すごい。」

 母親ってものは、男どもが考える以上に子供のことを深く考えているらしいですね。
 文字を介在させる言語行為は、「間」を自由自在にあるいは緩急自在にとるのがコツといえばコツです。まったくストップして、考えこんじゃっても誰も文句を言わないのが、文字を介在させた言語行為の最大の利点です。一時間も「間」をとるなんてこともありうるのですが、まあ、たいてい1分や2分は、私のようなのろまはよくとります。
 これは、なかなか文字を介在させない言語行為(話すとかくっちゃべる場面)ではやれないことです。
 文字を介在させて、なおもくっちゃべるじゃなかった、読んで聞かせるという奥さんの行為で、子供の気持ちの動きを想像して「間」をとっているのが、愛情そのものだと思いました。
 子供さんを連れて遊びに来てもらいたくなりました。くっちゃべりたいです。



【11177】
【タイトル】村田君
【記事番号】1770 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 2:56
【 発言者 】根石吉久

>「イメージ」をどう引き起こすかをhow toにする。これをどうするか。

 これは「不可能」を前提にして探求すべきだと思います。
 「不可能」を前提にすれば、生徒の意識における「邪魔を取り除く」ことに専念できます。
 ひとつの文全体を練習の対象の最小単位にして、文法的な理解をひとまず棚にあげたまま(からっぽのまま)音だけで仕上げ、それを着実に蓄積していくこと。
 このことはつい最近、パンフレットを作るために書いたことですが、コーチ側ができることの最大のものはそれです。

 イメージにするかどうか、それを瞬間化するまでやるかどうかは、生徒が自分で自分に対してやる以外ありません。コーチはその必要性を言葉で理論として生徒に伝える必要はあるが、コーチの側が音(文字)がイメージになるのを瞬間化するようなことはしてはいけないことです。
 これは人倫に反することになります。オウムの麻原になってしまいますので、絶対にやってはいけないことです。



【11178】
【タイトル】うるさい野郎
【記事番号】1771 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 10:55
【 発言者 】Naima

とも思ってないし、にわとり野郎とも思ってないのでご安心下さい。(爆笑)

長い間英語を教えていたので大学生や社会人になった生徒達が結構います。近況報告がてら郵送しときます。

話かわりますが、友達が通訳ガイド試験を受けないかと資料をごっちゃり送って来ました。別の友達も受験したら、と資料を貸してくれました。去年から受験システムが改定されて、英権1級合格者は日本語で歴史・地理・常識問題から受験すればいいのだそうです。過去問題をちょっとやってみましたが、知らないこと、誤解していたこと、などいっぱいです。

自国のこともわからないで英語やったって意味ないなぁとあらためて思います。英米事情や英米文化を日本人に教えてもらいたいと思うような英米人はまずいません。私達だって、日本語が流暢なアメリカ人なんかに日本文化のことを教えてもらうのって悔しいですもの。

「茶の本」の岡倉天心の語り口、小気味よいです。



【11179】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1772 (2147483647)
【 日時 】07/01/30 22:33
【 発言者 】吉

こちらの掲示板に書き込む時間も忘れてイントネーションの検証に没頭していました。 自分で言うのもなんですが、リスニングのスキルがここ最近飛躍的にアップした気がします。 思いがけないスキルアップ、、棚からぼた餅、、って言うのかもしれません(笑)。

イントネーションの研究をしていて思った事: 以前根石さんが、「磁場にいてわかっちゃった」っていうような単語とかありますか? みたいな質問をこちらでしたの覚えてますか?  イントネーションの検証をしていて一つ思い出しました!  磁場で磨かれたスキルに「皮肉やジョークを理解できるようになった」っていうのがあります。 イントネーションに皮肉っぽい意味を込められても最初全然わかりませんでした。 そう、、、イントネーションに言葉以上の意味を込められても全然わからなかったのです。 それが、場の雰囲気から「皮肉である(あるいはジョークである)」という事がだんだんとわかるようになっていったのです。 その事をさっき思い出しました。

でもですね、、私、もとから鈍い人間なんです。 学生の頃、「おい、あの彼女とどこまで行ったんだよ?」と聞かれても、、「え? 三浦海岸までだよ」と答えていました。 エッチしたのかどうか友人達が聞いていたなんて察知する能力のない学生でした。 ですからコレって日本語や英語がどうのって問題じゃないのかもしれません(笑)。


>「シャドウイングをやっても、イメージがそのスピードで同時に動くかどうかは担保されない」ということになると思います。 このあたりを英語磁場在住経験者から書いてもらえるとありがたく思います。

いいですよ! 担保、、? これって「保障する」、とか、、「約束する」、、とか、、そういう意味でとらえればいいのですよね(?) うまく書けるかどうかわかりませんが、書いてみますね。



【11180】
【タイトル】最近のタイのネット事情を調べていたらこんな記事をみつけました
【記事番号】1773 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 1:48
【 発言者 】根石吉久

IP電話 最近 IP 電話という言葉をよく耳にする。日本では IP 電話には 050 の局番が準備されている。一見日本は先に進んでいるように見えるのだが、実際は 050 電話番号を使う意味を日本の消費者は企業の方々は理解していない。今日は、IT 業界の人間から見た日本の IP 電話についてお話を書かせてもらうことにしました。
IP とは、言うまでもなくインターネットプロトコルの略称だ。そう、インターネットを回線を利用した電話、これが IP 電話なのだ。インターネットは既に日本の家庭にはブロードバンドとして入っている。入っているインターネットを使って電話をするのに何故別料金が必要なのかと考えたことはありませんか。たとえば IP 電話でも PC と PC を使った SKYPE のような場合、サービス料金は無料ですし、回線費用は既にブロードバンドとして支払っていますから、すべて無料です。
IP 電話はもともと無料なのです。パソコンからパソコンにメールを送るのと全く原理は同じなのです。ですから価格は無いのです。しかしインターネット電話は無料ではありません。これには電話会社の利権が関係するのです。今でもパソコンからパソコンにインターネットを使った通話はただです。料金がかかるのは、既存の電話機とのインターフェースを持つ部分なのです。

インターネット電話やパソコンなら普通の電話に通話をしたい場合、インターネット(IP)の世界から音声データは電話ネットワークの世界に出て行かなければなりません。インターネットの世界から電話の世界に出た瞬間に、通話は有料になるのです。また、一般の電話からインターネット(IP)電話(PC)に電話をしたときも同じです。電話回線を使っている間は会話は有料なのです。そう、インターネット(IP)電話でお金を儲けているのは電話会社なのです。また、050 と言われているインターネット(IP)電話は、インターネットプロバイダーがサービスしているのではないのです。これは電話会社なのです。

電話会社は言うまでもなく SKYPE のような PC to PC の音声会話を快くは迎えていません。それに対抗してインターネット(IP)と言う名前であたかも安いサービスのように売っていますが、実際は不要な物なのだと私は思っています。インターネット(IP)を導入する意味はなく、電話は電話、PC は PC でつないだ方が効率が良いと私は思っています。

Pacific Software Publishing, Inc 6 April, 2006



【11181】
【タイトル】タイのネット事情はかなりよくなっているみたいだ
【記事番号】1774 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 1:50
【 発言者 】根石吉久

http://www.chanty.info/pcsoudan.htm



【11182】
【タイトル】このへんの記事も面白い
【記事番号】1775 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 1:57
【 発言者 】根石吉久

南国特有のパソコンのトラブル
パソコンの故障は、ハードディスク、マザーボード、メモリーが壊れたり、
ウイルスに侵されたりといった一般的な故障以外に下記が散見されます:
1)蟻(アリ)がノートパソコンのキーボードの裏側に入り込んだ(ジュースをこぼした?)為、
キーボードの一部が反応しなくなった。--- (はがして、拭き取ればよい)

2)日本で買った100Vのデスクトップをそのまま220Vに差し込んだ為、
パワーサプライのみならずマザーボードも破損した。---(部品を取り替えれば修理可能)

3)コンセントが緩んでいた為、パソコンが途中で切れたり、変な動きをしたりしていた。
パソコン使用中に電圧変動が大きく故障の原因となった。電線が一部きれかかっている。落雷にあった。
---(UPSをつければ良い)

海外で修理する場合、現地のエンジニアの為に、
パソコンのメニューを日本語から英語にすぐに切り替えられるように設定する事も出来ます。



【11183】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1776 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 2:10
【 発言者 】根石吉久

>リスニングのスキルがここ最近飛躍的にアップした気がします。 思いがけないスキルアップ、、棚からぼた餅、、って言うのかもしれません(笑)。

できましたら、「掲示板でのレッスンからぼた餅」と言っていただけるとうれしい。

>イントネーションの研究をしていて思った事: 以前根石さんが、「磁場にいてわかっちゃった」っていうような単語とかありますか? みたいな質問をこちらでしたの覚えてますか?

覚えています。

>イントネーションの検証をしていて一つ思い出しました!  磁場で磨かれたスキルに「皮肉やジョークを理解できるようになった」っていうのがあります。 イントネーションに皮肉っぽい意味を込められても最初全然わかりませんでした。 そう、、、イントネーションに言葉以上の意味を込められても全然わからなかったのです。 それが、場の雰囲気から「皮肉である(あるいはジョークである)」という事がだんだんとわかるようになっていったのです。 その事をさっき思い出しました。

 そうなんだと思います。「磁場だけが作る英語のスキルが絶対にある」と言ってきましたが、語学の机上には「雰囲気」がないので、皮肉やジョークを皮肉やジョークとして理解することは、言葉の意味以外からは形成されませんから。

>でもですね、、私、もとから鈍い人間なんです。 学生の頃、「おい、あの彼女とどこまで行ったんだよ?」と聞かれても、、「え? 三浦海岸までだよ」と答えていました。 エッチしたのかどうか友人達が聞いていたなんて察知する能力のない学生でした。 ですからコレって日本語や英語がどうのって問題じゃないのかもしれません(笑)。

 いやあ、その辺に関しては、私も負けず劣らず鈍いです。昔、大学受験の浪人中に、「合格祈願に行こう」と誘って女の子と一緒に長野市の西にある旭山という小山に登りました。祈願するための神社がみつからず、山の中腹で腰を降ろして休んでいましたら、女の子が「根石君て何にもしないんだね」と言ったのです。「はあ?」と一瞬思い、ドキっと一瞬して、「あ、そうなのか?」と一瞬思い、一瞬後にその女の子にかぶりつきましたです。かぶりついて以後の内容に関しては、ここは公開されている掲示板なので公表できません。まあ、愚かな青春の思い出というのは、なつかしいものです。

>>「シャドウイングをやっても、イメージがそのスピードで同時に動くかどうかは担保されない」ということになると思います。 このあたりを英語磁場在住経験者から書いてもらえるとありがたく思います。

> うまく書けるかどうかわかりませんが、書いてみますね。

 お願いします。



【11184】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1777 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 2:22
【 発言者 】根石吉久

うるさい野郎 投稿者:Naima 投稿日: 1月30日(火)10時55分56秒    編集済

 ふうむ、記事のタイトルに「うるさい野郎」か。
 ふうむ。

>にわとり野郎とも思ってないのでご安心下さい。(爆笑)

 さては思ったな。一昨日、Naima さんのレッスン時、戸倉の国民温泉に行って、お湯から出て首を振っていたらよろめいたと話したような覚えがある。三歩歩くと忘れる年寄りが、昨日、孫と一緒に40分くらい散歩したので確かなことは忘れてしまったが、「にわとり野郎」という単語は、俺は使った覚えがないぞ。そんな単語を考案するとは。むむっ。

>長い間英語を教えていたので大学生や社会人になった生徒達が結構います。近況報告がてら郵送しときます。

 お願い致します。

>話かわりますが、友達が通訳ガイド試験を受けないかと資料をごっちゃり送って来ました。別の友達も受験したら、と資料を貸してくれました。去年から受験システムが改定されて、英権1級合格者は日本語で歴史・地理・常識問題から受験すればいいのだそうです。

 これは是非資格をとっちゃった方がいいですね。私が宣伝に使えますから。

>「茶の本」の岡倉天心の語り口、小気味よいです。

 そうです。でですが、ネット上にあった「茶の本」の上質の翻訳のURLがわからなくなってしまいました。教えていただけるとありがたいです。



【11185】
【タイトル】過去ログ倉庫更新
【記事番号】1778 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 5:17
【 発言者 】村田

◆目次更新
◆段認定

ご覧ください。

http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/



【11186】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1779 (2147483647)
【 日時 】07/01/31 5:25
【 発言者 】村田

skypeのソフトをダウンロードしてみました。
私のPCは、推奨環境を若干満たしてないですが(推奨環境がメモリ128MBに対して64MB)、これで実験してみる価値はあると思います。



【11187】
【タイトル】発音平坦化のくせ
【記事番号】1780 (2147483647)
【 日時 】07/02/01 23:07
【 発言者 】寺澤郁子

先日根石さんの塾で回転読みをしていたとき、
根石さんから、

mountain

の発音の指摘を受けました。

mountain は、
アクセントの位置が[ma・ア]ですが、

私の場合、

[mau・アウ(平坦に発音)]あるいは[(ma)u・ウ]

にアクセントをつけていました。

ほかに同様の間違いがないか
少し確認してみただけで、

they
open
over
folk
notebook
homework

などがありました。
いづれも、
母音が2つつづく場合です。

こうみると、
日本語として使われている単語が多いような気がします。

最近、ことに
注意するようにしています。


話はかわりますが、

前に吉さんが英語の形容詞にはしり上がり(?)になる傾向があるというような記述と、
根石さんが自身の発音で「英語の音が平坦化していくくせがある」とういうような記述とで
思いついたのですが、

日本語は、文章の結論である動詞を最後に言うので、
文節でしたか句でしたか、「〜で」「〜で」「〜で」…「〜なんだよ。」と
言葉が後に後に続いてく性質をもつから、
言葉のおしりがあがりやすいのかな、

と思いました。
(まったく、学術的な根拠はないんですが)



【11188】
【タイトル】茶の本 URL
【記事番号】1781 (2147483647)
【 日時 】07/02/03 0:25
【 発言者 】Naima

こちらです↓
http://www.linkclub.or.jp/~flmbwys/tensin/bookcha.html

奈良はさっぶ〜いです。雪がチラホラ降っています。長野の冬景色はどんなんだろうか、と思っているところです。



【11189】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1782 (2147483647)
【 日時 】07/02/03 2:05
【 発言者 】根石吉久

ありがとうございます。
今年の長野の冬は根性がありません。1月に雨が何度も降りました。1月があんなだったことは私が生まれてから初めてのことですが、異常気象に人々は慣れてしまったらしく、誰も騒ぐことはなく、このままじゃ山の方は田植えができねえんじゃねえかというようなことを言っているだけです。これは、地球規模の異常がいよいよ本格化してきたのだと私は思っていますが・・・。
冬景色を見に長野においで下さい。
3,4年前、スリ・ランカから来た若者を連れて、新潟の雪を見て魚を食って帰る途中、高速道路の上で吹雪きに閉じこめられ、一時間停車していたことを思い出しました。高速道路の上で1時間停車して、後続の車が一台も来なかったのですから、他の車も全部停車していたに違いありません。つい2,3年前にそんなことを経験して、今年は雨だらけ。
物質レベルで何かが決定的に狂い始めていると思っています。



【11190】
【タイトル】いくこへ
【記事番号】1783 (2147483647)
【 日時 】07/02/03 2:25
【 発言者 】根石吉久

『子の道を説こばざるにあらず力足らざるなり。』
『力足らざる者は、中道にして廃す。今や、汝は画(かぎ)れり。』



【11191】
【タイトル】今夜のレッスン
【記事番号】1784 (2147483647)
【 日時 】07/02/03 19:25
【 発言者 】F

これから町内の集まりがあり、レッスンの時間までに帰宅できそうもないので、レッスンは休ませて下さい。



【11192】
【タイトル】Fさん
【記事番号】1785 (2147483647)
【 日時 】07/02/03 20:59
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
振り替えておきます。



【11193】
【タイトル】今夜の電話レッスン
【記事番号】1786 (2147483647)
【 日時 】07/02/05 16:33
【 発言者 】Naima

明日から夫が海外出張なので夕方に帰宅します。今日はお休みさせて下さい。代講日をとって頂けると有り難いです。水曜日以外ならいつでも結構です。勝手ばかり言ってすみません。



【11194】
【タイトル】今日のレッスン
【記事番号】1787 (2147483647)
【 日時 】07/02/05 17:41
【 発言者 】F

いつも子どもがお世話になります。今日はテスト前のため、塾に行きました。六時過ぎからのレッスンに、帰宅が間に合いませんので、休ませて下さい。急な連絡ですみません。



【11195】
【タイトル】Fさん
【記事番号】1788 (2147483647)
【 日時 】07/02/05 18:22
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
振り替えの方はどうしましょうか。お兄さんかお母さんが使ってもらえたらと思いますが、こちらに連絡いただくか、お母さんのレッスンの時に話して決めたいと思います。



【11196】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1789 (2147483647)
【 日時 】07/02/05 18:27
【 発言者 】根石吉久

承知しました。振り替えは、金曜日夜11時20分からです。振り替えが混んでいまして、現在、去年の7月の分を処理しています。しばらくお待ちいただくことになりますが、ご了承下さい。



【11197】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1790 (2147483647)
【 日時 】07/02/07 21:09
【 発言者 】吉

親類に不幸がありドタバタしております。 今週の金曜のレッスン(家内も)キャンセルとさせてください。 来週落ち着きましたらまた投稿させていただきます。 素読舎のチラシ送ってください。 微力ながら配布に協力させて頂きます!!



【11198】
【タイトル】過去ログ目次更新
【記事番号】1791 (2147483647)
【 日時 】07/02/08 7:00
【 発言者 】村田

目次更新しました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/

339で「気化」という言葉がはじめて出てきたのですが、最近あまり聞いていなかったと思います。
「イメージが気化する」という言い方は、無意識と意識の間をイメージが往来する速度、を「イメージ」できる言い方だと思いました。



【11199】
【タイトル】根石さんからのアドバイス
【記事番号】1792 (2147483647)
【 日時 】07/02/08 7:06
【 発言者 】村田

先日、塾長からアドバイスがありました。
根本的なものだと思うので、書き留めます。

・技法グラウンドで生徒が「意味」を言うとき、英文を言った後にすぐに(瞬間的に)意味が出てこなければならない。
・その「瞬間」を判断するのはコーチなのだが、その基準は生徒とコーチの共通感覚となっていなければならない。

塾長に私が確認したこと。
・学習者にとって、相当「こなれ」ている部分を使って意味を言う練習をすれば、その「瞬間」の間合いを共有できるだろう。
・判断を迷うところは、それでも1秒以下の世界だ。



【11200】
【タイトル】感謝
【記事番号】1793 (2147483647)
【 日時 】07/02/08 11:38
【 発言者 】根石吉久

 村田君、整理、ありがとう。過去ログを少し読みました。
 自分の文を引用するのはどうかとも思うのですが、国弘正雄は語学論としては二流のものしか書いていないとずけずけ言っているのを自分で褒めてやりたいと思い、ここに引用致します。
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元ファナック常務取締役
元FANUC USA, FANUC EUROPE社長
GE Fanuc Automation Europe社長
国際教育研究所長
表紙の売り文句は、「独学英語でロボットを世界に売った男の英語独習術」である。
私は断言するが、この人は英語のしゃべりでは、絶対に私よりはるかに自在に駆使する人である。こういう種類の肩書きの人はみんなそうである。日本在住のまま「ごつごつ英語でいいんだ」「ごつごつとしゃべるべきだ」などと言ってきた私などはまったく足下にも及ばないことは明白なのである。
しかし、もう一つ断言したくなるのは、こういう人より私の方が、人に英語をしゃべるようにさせるのはうまいということである。しゃべりで自分が英語を駆使できることは、そのまま人に英語をしゃべるようにさせる能力とはまるで別のものである。もし、それが同じものであれば、英語ネイティヴは一人残らず、日本人に英語をしゃべらせるようにするための一流の技術を持っていることになるが、そんな馬鹿なことはない。

自分が英語がしゃべれることと、人に英語をしゃべるようにさせる力とは「まったく」種類が別なのである。自分が自在に英語を駆使できる人のほとんどすべてが、「磁場」の焼き付けによって、シンタックスを内部に焼いた人であって、国弘正雄にせよ遠藤尚雄にせよ、自分が日本国内にいてやったことだけは公表するが、「磁場」にSVOシンタックスを焼き付けられたことについてはほとんど何も言わないのである。これは、語学論としてどちらも二流であることを意味している。

Oさんは、「なんだか不思議なんですが、このごろは出張に出ても、向こうに着いた当日から仕事ができるようになりました。遠藤さんの教室に行っていた頃は、出張に出て、頭が英語の回路に切り替わるのに2,3日かかっていたんですがね・・・」と私に言われた。Oさんは、ベトナムに滞在し、英語で仕事をされていた期間もあるから、英語の思考回路は体の中にもっておられるのだが、それでも普段日本で日本語で暮らしていると、英語の思考回路に頭が切り替わるのに、英語の磁場に行っても2,3日かかっていたというのである。それが、私の「電話でレッスン」を受け始めて一年ほどで、出張先で初日から英語が使えるようになったというのである。

Oさんは遠藤さんの教室で力をつけられ、私のレッスンで花を開かせたということだろうか。不遜に聞こえようと、私はそうは思わないのである。Oさんが遠藤さんの教室に通い続けたとしたら、出張先で頭が英語の回路に切り替わるのに2,3日かかるという事情は続いていただろうと思う。言っては申し訳ないが、遠藤さんは、自分では自在に英語を駆使するが、人に英語を駆使させる力においては二流なのである。人に英語を駆使させる力とは、そのまま語学論の力なのであり、国弘正雄にせよ遠藤さんにせよ、語学論として見るならまったく二流のしろものでしかない。そして、これらの二流のものが、これまでの日本ではせめてもの最上のものであった。

「英語を維持する」ということの実質は、磁場に渡ればただちに充電が起こり、放電が起こるだけの性能の「からっぽの電池」を作り続けるということでもある。「からっぽ」とは、文法的に理解されていても、意味がわかっていても、「当事者性」がからっぽであるということである。「磁場」に渡れば、ただちに充電・放電が起こる状態を「維持する」、つまり「起動可能状態」を維持するということが、私が言っている「維持する」のレベルである。「充電・放電」が起こるとは、「当事者性」を担うということと同義にもなる。英語という言語の当事者となって使い続ければ、そのことによって、シンタックスが内部に焼き付けられるのである。
「磁場帰り」の人の「ぺらぺら」とは、このシンタックスの焼き付けがもたらすものであり、それはよく見てもらえばはっきりするが、「磁場」の力によるものなのである。ご当人の語学の成果なんかではない。ご当人の語学は、「焼き付け」が起こる状態を準備しただけである。国弘の「只管朗読」だって、準備の方法としてきちんと位置づけなければならないのだが、国弘ご当人はそれをやっていない。「磁場」のシンタックス焼き付けは、国弘の著作ではくらがりになっている。
いずれにせよ、私の生徒さんたちの中に、「起動可能状態」の英語が作られているのは、私の語学論のせいである。私の英語駆使能力や英語の知識量なんかのせいでは絶対にない。