【10701】
【タイトル】公開質問状アップロード
【記事番号】1268 (2147483647)
【 日時 】06/07/09 3:55
【 発言者 】村田

長野広域連合・千曲市への公開質問状http://server2.petat.com/users/r-t-f/index.html

・長野広域連合への6月16日付の公開質問状への回答
・長野広域連合への公開質問状
・千曲市市長への公開質問状
をアップロードしました。



【10702】
【タイトル】今日のレッスン
【記事番号】1269 (2147483647)
【 日時 】06/07/14 20:06
【 発言者 】F

体調不良のため、今日のレッスンはお休みさせてください。



【10703】
【タイトル】公開質問状アップロード
【記事番号】1270 (2147483647)
【 日時 】06/07/14 22:27
【 発言者 】村田

7月14付 長野広域連合宛の公開質問状をアップしました。

長野広域連合・千曲市への公開質問状 http://server2.petat.com/users/r-t-f/index.html



【10704】
【タイトル】穿きなれたジーパン
【記事番号】1271 (2147483647)
【 日時 】06/07/15 6:31
【 発言者 】吉

「ネイティブの話す英語はすり切れたジーパンみたいなものです。」
by 根石吉久


7月14日のレッスンが終わった後

私「おまえ上手になったなー。驚いたよ。6月2日が最初のレッスンだろ。
それから1ヶ月半でこんなに発音ってよくなるのか?
ちょっと驚いている。」

家内「今日のレッスンは比較的にやさしかったよ。
根石さんにも「あまり注意する事がなくなった」って言われて、
実はちょっと嬉しい、、、、♪」

私「いや、ほんと、聞いていて驚いたもん。
ひとつ言わせてもらうと「that」からもう少し一瞬般若の「ア」の音が、
出てくると良いかもなーと感じた箇所があった。
でもね、この「that」にも弱い発音になる時と強い発音になる時があるからね。
関係代名詞みたいに文章をつなげる接続詞的な働きの時は、弱い発音になる。
あいまいな「ア」で良いと思う。 それを知らずになんでもかんでも
「「that」をみたら一瞬般若」とやっていると、妙な所が強調されて
フレーズ感がおかしくなり始める。
今日の「That's Carl.」の場合みたいに、
文頭にきている場合は一瞬般若の「ア」。」

家内「そうかー、
あれでも随分意識して口の形を作ったつもりだったんだけどなー。」

私「「Oh, that's incredible〜」の「that」は、さすがに練習してきた
だけあって、きちんと音が出ていたよ。すぐに慣れると思うけど、、。
俺はこの「ae」の音、苦労した。 未だに苦手意識があるかも、、。」

家内「根石さんが最後に
「ネイティブの話す英語はすり切れたジーパンみたいなものです。」って
言っていたね。 ホント、日本語のネイティブも言葉をはしょるよねー。」

私「うんうん、「っていうかー」とかって使ってるもんね(笑)。
あれを外国人の日本語学習者が聞いてもわからないよ。
日本語で会話をしていて突然
「っていうか、外人ってみんな声でかくない?」って、
まったく違う、繋がりのない話題に会話がシフトしたら驚くよ。
「っていうか」ってどういう意味だろうって辞書で調べても
載ってないだろうし、、、(笑)。
そう考えると日本語を習得する方が難しいよねー。」

家内「日本語は、書き言葉とはなし言葉のギャップがありすぎるものね。
男性の話し方と女性の話し方も違うしね。」

私「お前が学んでいるのが英語でよかったね。シンプルで、、。」

家内「うん、、いっぱい練習して、「新しいけど硬さのあるジーパン」を、
穿きならして柔らかくしていけばいいのよね。 がんばるわ。」



【10705】
【タイトル】ありがとうございます。
【記事番号】1272 (2147483647)
【 日時 】06/07/16 0:43
【 発言者 】根石吉久

>私「おまえ上手になったなー。驚いたよ。6月2日が最初のレッスンだろ。
>それから1ヶ月半でこんなに発音ってよくなるのか?
>ちょっと驚いている。」

 オブザーバーの驚きを書いていただきうれしいです。
 人によってまちまちですが、最初の3ヶ月くらいの間が一番音が変わりますね。
 こればっかしは、実際にレッスンを受けてもらわないと体験できないのがネックです。



【10706】
【タイトル】更新しました
【記事番号】1273 (2147483647)
【 日時 】06/07/17 1:35
【 発言者 】根石吉久

http://petat.com/users/41568080/index.html



【10707】
【タイトル】今日のレッスン
【記事番号】1274 (2147483647)
【 日時 】06/07/17 17:50
【 発言者 】T

根石さん、急な連絡で申し訳ありません。予定が変更になり本日レッスン受けられる環境に身を置けないことになりました。残念ですが引き続きレッスン休ませてください。ご迷惑おかけします。



【10708】
【タイトル】Tさん
【記事番号】1275 (2147483647)
【 日時 】06/07/17 19:46
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
私の家のレッスン用の電話番号は控えて持っていかれましたでしょうか。
なければ、以下に携帯の番号を書いておきますので、ご連絡いただければと思います。
090−4181−5912



【10709】
【タイトル】過去ログ倉庫 更新しました。
【記事番号】1276 (2147483647)
【 日時 】06/07/20 17:25
【 発言者 】村田

段認定 6月分掲載しました。
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/



【10710】
【タイトル】子、曰く。
【記事番号】1277 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 0:16
【 発言者 】村田

「素読は身体をテキスト化すること。」



【10711】
【タイトル】うむ
【記事番号】1278 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 1:28
【 発言者 】根石吉久

しはそうのたまったのか。
「身体をテキスト化すること」と、「テキストを身体化すること」とはどう違うのか。
テキスト化するのは、ネイティブ言語か。
身体化するのは、語学か。



【10712】
【タイトル】うわ
【記事番号】1279 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 1:58
【 発言者 】村田

むずかしい。

「テキストを身体化」これは語学です。
「身体をテキスト化」これはネイティヴ言語の素読に関して言えることです。近代学校教育ではテキストを頭の中ですばやく要約したりすることが奨励される。 一方、テキストの素読はまるごと身体にいったんとりこむので、すばやい要約という作業とは相性がわるい。相性がわるいかわりに、テキストそのものを身体の 一部とすることができる。


…とても印象に残ったので書き込んだのですが、考えるとわけわからなくなってきました。



【10713】
【タイトル】根石さんへ
【記事番号】1280 (2147483647)
【 日時 】06/07/21 12:57
【 発言者 】吉

根石さん! レッスン前の電話の呼び鈴、
1-2回鳴らしてくれるだけで良いですよ!

下の「身体をテキスト化」・・・・・なるほどねーと考えさせられました。
村田さんありがとうございます。

でも初めてこの掲示板を訪れた人がここだけ読んだら驚くでしょうね(笑)。
なにかの宗教団体かなにかと勘違いされちゃうかも、、(爆)。



【10714】
【タイトル】根石さん。今月だめみたいです。
【記事番号】1281 (2147483647)
【 日時 】06/07/24 11:39
【 発言者 】T

根石さん、Naimaさんの留守中にせっかく私の成長ぶり?を確認して頂きたいところだったのですが、新しい異動先では、まだ自分でスケジュールがよく読 めない状況です。非常に残念ながら、今月は一月お休みとさせてください。申し訳ありません、ご迷惑おかけします。でも、素読舎をやめるつもりはありませ ん。



【10715】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1282 (2147483647)
【 日時 】06/07/24 18:38
【 発言者 】村田

いや、まったく私は語感のかっこよさにひかれちゃうので、説明不足ですよね。
根石さんにコメントされて、考えてみて、またなんだかわかったような気がするけれど、気がするだけかもしれません。



【10716】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1283 (2147483647)
【 日時 】06/07/24 18:42
【 発言者 】村田

今週の公開質問状草案見てください。

http://8430.teacup.com/pillbugtwins/bbs



【10717】
【タイトル】Tさん
【記事番号】1284 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 1:23
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
Naima さんが帰られたら、この掲示板で相談しましょう。



【10718】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1285 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 1:29
【 発言者 】根石吉久

根石さん! レッスン前の電話の呼び鈴、
1-2回鳴らしてくれるだけで良いですよ!

近頃の電話は、疑似信号を返してよこすので、こちらの耳で聴いているベルの鳴る回数と実際に生徒さんのお宅で鳴っている回数が違うことがよくあります。
こちらが5回鳴らしたつもりでいても、1回しか鳴らなかったと言われたこともあります。
呼び出し音が切り替わる電話もあり、切り替わってから5回鳴らすようにしています。
うるさいでしょうが、相手によって毎回鳴らす回数を変えるのは非常にめんどうですので、ごかんべん願います。



【10719】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1286 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 1:42
【 発言者 】根石吉久

なにかの宗教団体かなにかと勘違いされちゃうかも、、(爆)。

まさにそうです。
身体のテキスト化は、宗教が大事にしてきた方法です。
ところが、近代文明のなれのはての現在、宗教と何の関係もなく、身体は文明によって浸食され、資本が繰り出すイメージによってテキスト化されていきます。
放置しておいても、身体はメディアによってテキスト化されていきます。
身体がテキストになってしまえば、資本が使う奴隷の一丁あがりなので、資本はほくほく顔をすると思います。
今や、資本は宗教として機能しているのだと思います。



【10720】
【タイトル】根石さん、村田さん
【記事番号】1287 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 13:20
【 発言者 】吉

先週の金曜に家内に代わって私が電話レッスンを受けました。

いやー、「声に出す」って気持ちいいですねー。
ストレス発散になっちゃいました。

girl の音を「もっと狭い音で」とアドバイスしてもらいました。
いや、実際、girlの音は狭い音です。
指摘してもらえて良かったです。

レッスンの後に「茶の本」を使ったトレーニングについて
ちょっとだけお話しました。
今すぐには始められませんが、やりたいと思います。

> 電話の件
了解しました!

>身体のテキスト化は、宗教が大事にしてきた方法です。

よくわかります。

>ところが、近代文明のなれのはての現在、宗教と何の関係もなく、
身体は文明によって浸食され、資本が繰り出すイメージによってテキスト化されていきます。
放置しておいても、身体はメディアによってテキスト化されていきます。
身体がテキストになってしまえば、資本が使う奴隷の一丁あがりなので、資本はほくほく顔をすると思います。
今や、資本は宗教として機能しているのだと思います。

よくわかりません! (笑) いやいや失礼しました。
大将はこういう短い文章で、
抽象的な事を良く「表現しているな」と感心します。

わかりそうで、わかりにくい、、、わかったかなと思うと、わかっていない、、。
村田さんが「ハマっている」感じなんだと思いますね(笑)。
村田さん> 気持ちよーくわかります(笑)。

私は最近、ちょっとわかりにくい表現を、
回転読みするようになりました。

最近ですね、ある資格取得の勉強を始めたのですが、
テキストの表現がすんなり理解できない事があるのです。
で、、それを理解できるようになるまで、文章を回転読みするんです。
その時は理解できなくても、回転読みを続けていると、ひょんな事から
(それこそ道を歩いている時などに)ぱっとひらめくことがあるのです。
すんなりテキストに書いてある事が「入ってくる瞬間」があるんです。

語学に有効な「素読舎」の回転読みを、
勉強に応用してみたのですが、これはかなり有効です。



【10721】
【タイトル】無事帰りました。
【記事番号】1288 (2147483647)
【 日時 】06/07/25 20:01
【 発言者 】Naima

インターネット・カフェなどがあったのですが、試してみたら日本語のサイトは文字化けしてしまっていて、何が何だかわからない状態でした。すみません。

アムステルダムへの小旅行でツアーバスに置いてけぼりにされ、西も東も判らず「さまよえる日本人」になりかけましたが、無事何とか帰って参りました。どこ へ行っても英語がなんとか通じる国で助かりました。しかし、英語がうまい人は本当にうまいが、へたな人は全くへたくそで、6歳から学校で英語を習ってると いう割には、もひとつかなぁ、という気はしました。シンタックスも同じでしょうにね。けど、KLMの中でオランダ語の機内アナウンスを聞いた時、ありゃ、 アラビア語なのか、と思ったほど英語やドイツ語とかけ離れた発音でびっくりしました。

北ドイツとオランダは連日猛暑続きで、暑くて暑くて、気密性が高くて冷房のない一般家屋は全くの冬仕様なので、ほんまに寝苦しく、スカスカの日本家屋と冷 房がガンガンきいてる日本の電車やバスが恋しかったです。しかもW杯の真っ最中でお行儀の悪いサッカーファンが電車の中で騒いだり、国旗をつけた自動車の ホーンをパフパフ鳴らして夜中に走り回ったり。おまけに北ドイツの夏の太陽は夜更かしなので11時頃になってようやく沈み切る状態で、いつまでも明るくて 寝付かれず、スラックスでワンサイズ落として帰って来ました。

ドイツ語は磁場に入ると徐々に蘇って来ましたが、もともとしょぼい上に回転読みを続けていたわけではないので、ご報告出来るほどのことはありません。

ドイツのゴミ処理については「住環境に文句のある人々の為の掲示板」に書きますね。



【10722】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1289 (2147483647)
【 日時 】06/07/26 21:08
【 発言者 】吉

Naimaさん お帰りなさい!
書き込みから新鮮な海外の匂いを感じます。
うーん、うらやましい!
やっぱり我家が一番! でも時間が経つと外国に出たくなるものなんですよねー。
それにしても海外でダイエットできてしまったなんて!
ワンサイズ落としたなんて、かみさんが聞いたらきっと羨ましがるだろうなー。
いやいや、それだけ寝苦しかったんでしょうね。 わかります。

とにかく無事に帰国されてなによりです。 お帰りなさい。



【10723】
【タイトル】女団連への公開質問状
【記事番号】1290 (2147483647)
【 日時 】06/07/28 7:52
【 発言者 】shu

以下です。訂正のある方は書いて下さい。今月中に出します。
  千曲市女性団体連絡協議会
  会 長 中 條 智 子 様
   2006年7月30日
                         千曲市市政ウオッチングの会
                          会 員  小 林 修

            公 開 質 問 状


 7月8日に行われた貴団体主催「ごみ焼却炉施設の安全性について」の講演会でまともな回答が得られませんでした。よって、下記質問について10日以内にご回答下さい。


 1、基本的なことですが女団連は市民の側に立った会なのか、行政のことだけを受け入れる会
   なのか。また、経費はどこから出たのですか。


 2、今後、公平、中立、公正、の立場で勉強を続けると言われますが、関口鉄男氏、山本節
   子氏、津川敬氏を呼び学習する気持ちがありますか。


 3、日本環境衛生センターは、長野広域連合が使っている財団法人です。これは行政側に立つ
   財団法人であり、住民側に立つものではありません。なぜ溶融炉を作ることを前提にして
   いるような人を講師に呼んだのでしょうか。


 4、千曲市に「焼却100トン溶融炉?」なるものを作ると市当局が言っているそうですが「溶
   融炉で1日100トン燃やすと1日どれくらいのダイオキシンが出来るのか調査し回答して
   下さい。


 5、排出ガスはどれくらい出るのですか。排出する時に出る化学物質もあげてください。そ
   の他焼却炉内に堆積していく物質をあげて下さい。


 6、スラグは水に解けないということでしたが、データーは厚生労働省にあるのか調査して下
   さい。

 7、生ごみ堆肥化については、施設が大型になればなるほど異物混入のチェックが難しくな
   りますが、なぜ大型施設建設推進に転じたのですか。


 8、飯山の大型堆肥化センターは市・農協・企業が加わっていたにもかかわらず失敗しました。
   千曲市が失敗した場合の責任箇所を明らかにして下さい。

                                  以 上



【10724】
【タイトル】公開質問状アップロード
【記事番号】1291 (2147483647)
【 日時 】06/07/28 22:12
【 発言者 】村田

千曲市長への公開質問状アップしました。
(7月28日付)

企業への質問状ひな形アップしました。

長野広域連合・千曲市への公開質問状
http://server2.petat.com/users/r-t-f/index.html



【10725】
【タイトル】お初なレッスンの流れ
【記事番号】1292 (2147483647)
【 日時 】06/07/29 0:21
【 発言者 】吉

今日(7/28)のレッスン終了後

家内「アップ、アップ、アップ、、、」

私「バレ、バレ、バレ、、、、、」

いや、これ、私と家内と根石さんにしかわからんですね(笑)。
失礼しました。

家内のUPのアの音が「ae」のアの音になる時があります。
家内いわく、文章が疑問文だから文末のイントネーションを
「あげなくちゃ」のあげなくちゃにつられて口元も上がってしまう。
つまり「一瞬般若」の顔になってしまうと言っていました。

私は[Ballet]の発音です。私の苦手な「ae」の音、
そしてついつい読んでしまう[t]の音、
くーーー、「バレ、バレ、バレ、、、、、」、、(爆)。

今夜のレッスン
私も参加させてもらいました。

家内と私で一文ごとに交代して読み上げます。
このレッスンの進め方は、根石コーチも初めてだそうです。

レッスンの進め方として問題はないのですが、
家内と私の使っている電話ターミナルが屋内配線で通信距離が近いのです。
で、、、お互いの息遣いや紙をめくる音などもマイクが拾ってしまいます。

そこで自分の番でない時は、マイクをオフにしました。
そのため、切り替え音が「カチカチ」と聞こえていたと思うのですが、
根石さん、、気にならなかったですか?


家内曰く「進むペースが私だけの時よりも速い」と言っていました。
今日のレッスン形態が嫌だといっているわかではありませんよ。
彼女の素直なコメントです。
でもそれは、彼女のレベルが成長しているからであって、
私が参加したからではないと思うのですがどうでしょう?

「その文章練習したいな」と思っても、
レッスンで当たらない文章が出てくる。

そういう文章があったとしても
私が根石コーチに注意を受けてなければ、
私がお手本となって普段の練習でサポートする。
復習を基本としていく。

こんな感じの話をしました。

そうそう、、根石さん、話変わりますが、
キチンタイマーをセットすると良いと思いますよ、、と、
以前から提案しようと思っていたのです。

先週お知らせしましたが、来週8月4日はお休みさせてください。

ご指導ありがとうございました。



【10726】
【タイトル】夏期休暇
【記事番号】1293 (2147483647)
【 日時 】06/07/29 15:36
【 発言者 】nishiazabu

根石様へ。8/7と14日は夏期休暇をとりますので、レッスンは休ませていただきます。ちなみに8/15、16、17、18日あたりで振り替えはできるのでしょうか?



【10727】
【タイトル】nishiazabu さん
【記事番号】1294 (2147483647)
【 日時 】06/07/30 0:57
【 発言者 】根石吉久

こちらの盆休みについてお知らせが遅くなりまして申し訳ありません。
8月13日〜19日、素読舎の「電話でレッスン」部門の盆休みになります。例年通り、一週間お休みをいただきます。

8月7日、14日のお休みは、振りかえできます。振りかえがたまってしまっていますので、現在の状況では半年ほど先になりますことをご了承いただきたくお願い致します。



【10728】
【タイトル】盆休み
【記事番号】1295 (2147483647)
【 日時 】06/07/30 1:00
【 発言者 】根石吉久

素読舎「電話でレッスン」は、次の期間お休みをいただきます。

8月13日〜19日

20日から再開いたします。よろしくお願いいたします。
これは、月に5回(月4回が基本)レッスンした分をためておき、後でお休みをいただくものと別にいただくお休みです。この点もご了承下さい。



【10729】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1296 (2147483647)
【 日時 】06/07/30 1:12
【 発言者 】根石吉久

>「その文章練習したいな」と思っても、レッスンで当たらない文章が出てくる。

それは、復習していただいて、旦那様をコーチにして、こきつかえばいいと思います。

それと、そろそろ予習してもらっていいですよ。
この場合も旦那様をこきつかって下さい。

>家内曰く「進むペースが私だけの時よりも速い」と言っていました。

そんなことはないです。いつも通りのペースです。旦那様の言う通り、奥様のレベルがあがったせいです。

>私は[Ballet]の発音です。私の苦手な「ae」の音

 試しに、教科書通りでなく、素読舎方式で、「口の両端を斜め上に引っ張り上げる」でやってみてもらえませんでしょうか。奥様はこれできれいな発音が採れました。ほとんど模範的といっていいくらいきれいに出ています。

>家内と私の使っている電話ターミナルが屋内配線で通信距離が近いのです。
で、、、お互いの息遣いや紙をめくる音などもマイクが拾ってしまいます。

その種の音は気になりませんから、いちいちスイッチを切っていただかなくていいです。
やってみて、レッスンに差し障るようなら遠慮せずいいますから、次回はスイッチをいじらずにやってみてください。

8月4日のお休みの件承知しました。キャンプ楽しんできて下さい。



【10730】
【タイトル】キチンとするのが苦手
【記事番号】1297 (2147483647)
【 日時 】06/07/30 23:39
【 発言者 】根石吉久

>そうそう、、根石さん、話変わりますが、
>キチンタイマーをセットすると良いと思いますよ、、と、
>以前から提案しようと思っていたのです。

私がレッスンを始めた正解な時間を忘れることがよくあることを心配して下さっておっしゃられたことと思いますが、あんまりキチンとタイマーに指示されるのが好きではないので、今までどおり、アバウト根石でやっていきたいです。

私の友達のキヨッシャンは、サッシ屋に勤めていますが、窓の寸法どりがかなり雑で、工場でサッシを作らせて窓枠にあててみるとはまらないことがけっこうあ るみたいです。私が家を自作していた当時、キヨッシャンは寸法どりを間違えたサッシを私の自宅自作の現場に持ち込んで、しばらく置いといてくれと言ったこ とがありました。工場にばれるとやばいとのことらしく思われました。
ある日、キヨッシャンは会社の会議で「Kちゃんはアバウトだからなあ」と社長に言われたそうです。キヨッシャンは「アバウト」という言葉は聞いたことがあ るがわからないことを気にしないでいたのですが、自分に関して「アバウト」と言われたので、急に「アバウト」について知りたくなり、担当していた建築現場 に行き、大工さんに「おい、アバウトってどういうことだ?」と訊いたところ、「そりゃ、おめえ、チューックレ(いいかげん)ってことだわ」と言われ、キ ヨッシャンは「なんだあ?」とつぶやき、急遽会社に戻り、「おい、社長、ひでえこと言うじゃねえか。アバウトってのは、チューックレ(いいかげん)てこと だそうじゃねえか」と、社長室に怒鳴り込んだそうです。
別のある日、キヨッシャンは、私の自宅自作の建築現場に来て、「今日は、俺の会社は倉庫の整理だ。おばさんたちが、汗流して寸法違いのサッシを片づけてるわ。倉庫の中にあるわあるわ、いっぱいある。あれ、みんな俺がやったんだ」とシラッとして言っていました。
こういうチューックレな友達がいるせいか、キヨッシャンみたいなやつらと根が同じせいなのか、キチンとキチンタイマーに指示されると、キチンタイマーを床に叩きつけたくなるような不穏な時間観念が私にあるのです。
少しだけですが、チューックレでやらせていただくほうが、気が落ち着きますので、ご心配なさらずに。



【10731】
【タイトル】チューックレで問題無しです
【記事番号】1298 (2147483647)
【 日時 】06/07/31 22:35
【 発言者 】吉

>旦那様をコーチにして、こきつかえばいいと思います。

家内にそのまま伝えました。
笑いながら英語の練習以外でもこきつかうと言ってます(爆)。

>「ae」の音
>試しに、教科書通りでなく、素読舎方式で、「口の両端を斜め上に引っ張り上げる」で
>やってみてもらえませんでしょうか。奥様はこれできれいな発音が採れました。
>ほとんど模範的といっていいくらいきれいに出ています。

そうですね。試してみます!
でも長年染み付いた癖、取るのは大変なんだろうなー。
でももう一段上のレベルを目指すつもりでやりますよ。

>次回はスイッチをいじらずにやってみてください。

これはですね。
お互いにスイッチを切らないと根石コーチの声が聞き難いのです。
根石さんが気にならないのなら、スイッチの切り替えをやらせてください。
次回までに少し時間があるので、ちょっと別の方法も試してみます。

キッチンタイマーの件
良いですよ、良いですよ。
私としては時間が延びる分にはまったく問題ありませんし、、(^ー^)ノ。
レッスンの時間はあっという間に過ぎてしまいます。
時間の管理はコーチにお任せしますので、チューックレで問題無しです。

ちなみに、、、、チューックレって「中位」の訛りですか?



【10732】
【タイトル】Naimaさん、根石さん
【記事番号】1299 (2147483647)
【 日時 】06/08/05 20:13
【 発言者 】T

Naimaさんお帰りなさい。掲示板にあるとおり、7月は根石さんのレッスン1度受けずじまいでした。引き続き8月も無理な状況です。お盆休み (8/12〜20日)以外の週は毎週月曜日出発の出張が入ってしまいました。お盆休みの出かけない日に以前の代替レッスンを何日かお願いできればと、考え ています。Yahooのアドレスは確認できない状況が多いので、今度会社のアドレスをご連絡します。出張先にも持参していますので...。では。



【10733】
【タイトル】↓いい忘れました。
【記事番号】1300 (2147483647)
【 日時 】06/08/05 20:16
【 発言者 】T

このあと、月曜まで掲示板確認できませんので、ご返事することがありましたら、それ以降になります。ご承知おきください。



【10734】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1301 (2147483647)
【 日時 】06/08/07 0:08
【 発言者 】根石吉久

Tさんが書かれた通り、7月に私がTさんにしたレッスンはありませんでした。
Tさんと連絡をとっていただけますか。



【10735】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1302 (2147483647)
【 日時 】06/08/07 0:11
【 発言者 】根石吉久

>チューックレって「中位」の訛りですか?

 そうだと思います。長野県の北信地方で、チューックレといわれた場合は、「中庸」とか、「平均点」とかいう意味はまるでなく、「気が抜けている」とか「いいかげん」とかいうよろしくない意味になります。



【10736】
【タイトル】Tさん、根石さん
【記事番号】1303 (2147483647)
【 日時 】06/08/07 8:38
【 発言者 】Naima

Tさん、8月のお盆前でしたら月曜日と金曜日は9時以降なら空いていますので、ご都合をお知らせ下さい。

根石さん、今日からまた電話レッスン、よろしくお願い致します。



【10737】
【タイトル】あっふ。
【記事番号】1304 (2147483647)
【 日時 】06/08/07 14:10
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人

閃光花火。



【10738】
【タイトル】根石さん
【記事番号】1305 (2147483647)
【 日時 】06/08/07 17:36
【 発言者 】Naima

すみません。今夜のレッスンはお休みさせて下さい。来客があります。



【10739】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1306 (2147483647)
【 日時 】06/08/08 22:26
【 発言者 】根石吉久

連絡が遅くなりました。
昨日、掲示板を読み、了解しておりました。
振りかえを予定しておきました。



【10740】
【タイトル】日本国憲法。
【記事番号】1338 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 17:31
【 発言者 】足立和夫

第二十条【信教の自由、国の宗教活動の禁止】
1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受 け、又は政治上の権力を行使してはならない。

 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

小泉首相の靖国参拝は、あきらかに上記3項目に違反している。



【10741】
【タイトル】今日のレッスン
【記事番号】1339 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 17:34
【 発言者 】F

病院にいって帰宅に間に合わないかもしれないので、電話がかかってこなければ、不在ということで、今日の6:10からのレッスンは休ませていただきます。



【10742】
【タイトル】Fさん
【記事番号】1340 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 18:16
【 発言者 】根石吉久

承知しました。



【10743】
【タイトル】パクパクさん
【記事番号】1341 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 21:13
【 発言者 】寺澤郁子

パクパクさん、
こんにちは。

素読について書かれているようですが、
やはり私もNaimaさんが指摘されたように
パクパクさんの言わんとするところが
どうもよくわかりません。

そのため、いくつかの点について整理させてください。

まず、
「読書の三到」とは、貝原益軒 という方が書いた漢文体の文章ということですか。
また、
(和俗童子訓)とは、その漢文体を読み下し文にしたということでよろしいですか。

さらにこの読み下し文を、現代語訳された方がいる、ということなのでしょうか。
どなたによる現代語訳で、どういった文章なのですか。

また、どの部分が「誤訳」で、どなたが「誤訳」だとおっしゃっているのですか。
評論家の方ですか。それとも、パクパクさんご自身がそう思われたということですか。

パクパクさんの最初の投稿にあった
「この原典は、朱熹のようである。
 ところで、これらを現代語訳するときに
 どうも間違っているようだ。」
との書き込みはどなたのご意見なのでしょうか。

これも、どこかのサイトから単に引用なさったものなのか、
パクパクさんご自身によるものなのでしょうか。

私もNaimaさんが指摘された点について興味を持ちましたので、
二回目のパクパクさんの投稿にその答えを探しましたが、
あまりピンとくるものがありませんでした。
残念です。

ただ、
今この掲示板でこの話題をつづけるには、機が熟していないように思います。
ですので、以上の疑問について特にお答えいただかなくても結構です。
またの機会によろしくおねがいいたします。

今回も、パクパクさんがお持ちになっている「語学」についての遠大な構想を、
理解する能力がいまだ私にはかけているなと大変痛感いたしております。


蛇足ですが、

素読について言えば、
今、私自身の素読への興味は、むしろその定義について論理的に理解することより、
その実践自体に向いています。

「ただちにわからなければならない」

という強迫観念を常にもって生きてきた私にとって、素読の根底にあるおおらかさと寛容さに実に救われなぐさめられています。
ある意味、生きる力をもらいました。

素読の極意は、
ものを学ぶことを「すぐさま頭で理解する」ことにおかず、
人生のように、あるいはスルメのように、噛みしめながらじっくりゆっくりと理解していくことをよしとしている点にあるのではないか、
と思うしだいです。



【10744】
【タイトル】追伸>パクパクさん
【記事番号】1342 (2147483647)
【 日時 】06/09/04 21:31
【 発言者 】寺澤郁子

これは、パクパクさんの書かれたことと関係があるのではないかと思うのですが、

根石さんが考案された技法グラウンド(N、FN、FF)※にしたがって回転読みを続けてきて、

回転読みの仕上がりがFFをこなせるレベルに達するためには、
文章から目を離してむやみに暗唱をくりかえすことに執心するより、
むしろよく文章を見てイメージしながらゆっくり繰り返しいえるようにしたほうが、
文章の身体への定着が結果的に早い、

と実感しています。

「読書に三到有り。心到・眼到・口到を謂う。」にはなるほどと思いました。


※ N、FN、FFについての説明は、
  少し前に吉さんが記述されているかと思います。

  私は塾にてT、FN、FFと呼ばれていた頃のやり方で練習しておりますので、
  もしかしたら、現在の根石さんの指導方式と若干ちがうかもしれません。



【10745】
【タイトル】(無題)
【記事番号】1343 (2147483647)
【 日時 】06/09/05 0:33
【 発言者 】根石吉久

パクパクさんの「三到」は素読以後の領域だと思います。
素読は「三到」を可能にするために、その下準備をします。



【10746】
【タイトル】FF、FN、N
【記事番号】1344 (2147483647)
【 日時 】06/09/05 0:36
【 発言者 】根石吉久

これは「技法グラウンド」と違うものです。
FF、FN、Nは、新しくやることと復習の練習量の配分にかかわるものです。
技法グラウンドは、FF、FN、Nという構造の中でも使われますが、コーチ付きの練習方法の名前です。



【10747】
【タイトル】郁子さん
【記事番号】1345 (2147483647)
【 日時 】06/09/05 0:40
【 発言者 】根石吉久

>素読の根底にあるおおらかさと寛容さに実に救われなぐさめられています。

その通りだと思います。
特に寛容さを思います。根底を作る準備なのです。急がない。



【10748】
【タイトル】足立さん
【記事番号】1346 (2147483647)
【 日時 】06/09/06 0:08
【 発言者 】根石吉久

詩集ありがとうございました。途中で立ち止まってしまい、中断し、また最初から読み、また立ち止まってしまい、まだ読み通していません。
それぞれ別の日に三度くらい読みました。

小泉は人気はありましたが、歴代首相の中で指折り数えていいほどのろくでもない者でした。最近私が関わっていることで言えば、ごみ処理において、焼却・溶融に道を開いたのが小泉です。この男がろくでもなかったことは、これからはっきりしてくると思います。
ブッシュの猿回しの猿をやっていた男が靖国神社に参拝したのですから、日本のぼろくその近代を絵に描いたような、分裂した男です。分裂を隠す男です。靖国神社にまつられている能なしの兵隊たちに失礼です。私は完全に能なしの兵隊たちの味方です。

 戦犯を合祀すること自体が、日本の近代の駄目さ加減をよく物語っています。
 そんなことでどこが近代か。日本の「近代」は実はまだ近代の質を獲得していないのかもしれません。近代や超近代はみせかけで、文化たりえていない。物質 方面だけの話なのです。はるか明治の昔、夏目漱石が見抜いていたことを、猿真似小泉がやったのです。日本の近代は文明レベルのものでしかなく、文化となら ない。
 私がプラスチックや金属をごたまぜに焼却・溶融する文明のレベルに敵対するのも、多分、そこに何の文化も見いだせないからです。

 屁をしようよ
 ブンカ
 ブンカ

などと、昔、文化にたてついたことがありますが、ヨーロッパの近代文明をせちがらくしたアメリカ物質文明の猿まね日本戦後文明などを見れば、「文化よ、いずこ?」と思い、太宰治でも読みたくなります。



【10749】
【タイトル】「茶の本」ー初回の報告
【記事番号】1347 (2147483647)
【 日時 】06/09/07 21:19
【 発言者 】Naima

根石さん、
吉さんのコーチで、とりあえず今日は15分だけやってみました。

The Cup of Humanity の章 "It represents the true spirit of Eastern democracy by making all its votaries aristocrats in taste." まで進みました。

ゴーストだと、5〜6回口に乗せれば、たいていのセンテンスは滑らかに言えるようになりますが、「茶の本」は手強いです。手強いけれども、読みがいがあり、音読するのが実に楽しいです。

端正で耳に心地よい吉さんの発音に感銘をうけました。私はというと、aestheticism がすんなり発音出来ず、お恥ずかしい限りでした。詰めの甘いグズグズな学習態度が露見してしまいました。

来週は私がコーチ役なので、ちょっとビビっております。ビビる、ってわかります? 怖じ気づくという意味です。

吉さん、

今日はありがとうございました。来週もよろしくお願い致します。風邪で喉を痛めているので、ひどい声でしたでしょう。ほんとは、もう少し奇麗な声です。(って、ほんまかぁ....)



【10750】
【タイトル】Naimaさんへ
【記事番号】1348 (2147483647)
【 日時 】06/09/07 21:26
【 発言者 】吉

Naimaさん

今夜は練習に付き合ってくださってありがとうございました!
思っていた通りの明るい方でホッとしました。
とりあえず3ヶ月を目標に、これからも宜しくお願いします。 (^ー^)ノ
楽しかったです。

茶読・・・・aestheticism 発音しにくいですよねー。
私はaestheticの発音を練習してから、
おまけのようにイズムと言うように練習しました。

http://encarta.msn.com/encnet/features/dictionary/dictionaryhome.aspx
こちらが電話でお伝えしたマイクロソフトの発音付き辞書のURLです。

宜しければ「発音どっと込む」でしたっけ?
URLを教えていただけたらと思います。
あとメールも送っておきますので、そちらも確認願います。

根石さん> 茶の本、、確かに腕立て100回位の厳しさがありますね。(笑)



【10751】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1349 (2147483647)
【 日時 】06/09/07 22:58
【 発言者 】Naima

辞書のURL、ありがとうございます。私の使ってるのはOnelook.comです。↓
http://www.onelook.com/

>私はaestheticの発音を練習してから、おまけのようにイズムと言うように練習しました。

あ、なるほど。私もさっそく試してみます。

こちらこそよろしくお願い致します。



【10752】
【タイトル】寺澤郁子さん
【記事番号】1350 (2147483647)
【 日時 】06/09/08 20:17
【 発言者 】パクパク

ご無沙汰しております。
素読で、一番、問題されることは、内容理解だとおもいます。
斎藤孝氏の書では、封建的、非合理的、非科学性のように論評され
内容をある程度おしえて読ませているようです。

さて、今回の読書三到ですが、出典は、貝原益軒の
和俗童子です。
長めになりますが、引用しておきます。
要は意味はわからなくてもいいから、
ただ読め。そのときの注意しなくては
いけないのは、いそがずに読め。
必ず、心到、眼到、口到がたいせつで、
なかでも、心到がいちばん大切。
では、心到とは、何かということですが
これは、定義されておらず、解釈が
わかれるところになります。

意味がわからないのに、なぜ、読み上げるだけで
心で読めるのか?が私の疑問で、それには
一応の解答をしたつもりです。
まったくわたしの独善的な解釈です。
デンバー==>コロラド的流れです。

>以下長文引用

書を読む法

 聖人の書を経と云。経とは常也。聖人の教えは、万世かはらざる、万民の則なれば、つねと云い、四書五経等を経と云い、賢人の書を伝と云。伝とは聖人の教 えをのべて、天下後代につたふる也。四書五経の註、又は周程、張朱、其外、歴代の賢人のつくれる書を、いづれも伝と云。経伝は是古の聖賢の述作り給ふ所な り。其載する所は、天地の理に従ひて、人の道を教え給ふ也。其理至極し、天下万世の教えとなれる鑑なり。天地人と万物との道理、これにもるる事なき故、天 地の間、是にまされる宝、更になし。是を神明のごとくにたうとび、うやまふべし。おろそかにし、けがすべからず。
 凡そ書をよむには、必ず先手を洗ひ、心に慎み、容を正しくし、几案のほこりを払ひ、書冊を正しく几上におき、ひざまづきてよむべし。師に、書をよみ習ふ 時は、高き几案の上におくべからず。帙の上、或(は)文匣、矮案の上にのせて、よむべし。必ず、人のふむ席上におくべからず。書をけがす事なかれ。書をよ みおはらば、もとのごとく、おほ(覆)ひおさむべし。若、急速の事ありてたち去るとも、必ずおさむべし。又、書をなげ、書の上をこゆべからず。書を枕とす る事なかれ。書の脳を巻きて、折返へす事なかれ。唾を以、幅を揚る事なかれ。故紙に経伝の詞義、聖賢の姓名あらば、慎みて他事に用ゆべからず。又、君上の 御名、父母の姓名ある故紙をもけがすべからず。

 小児の記性(おぼえ)をはかつて、七歳より以上入学せしむ。初は早晨に書をよましめ、食後にはよましめず、其精神をくるしむる事なかれ。半歳の後は、食後にも亦、読ましむべし。

 凡そ書をよむには、いそがはしく、早くよむべからず。詳緩(ゆるやか)に之を読て、字々句々、分明なるべし。一字をも誤るべからず。必ず心到、眼到、口 到るべし。此三到の中、心到を先とす。心、此に在らず、見れどもみへず、心到らずして、みだりに口によめども、おぼえず。又、俄かに、しゐて暗によみおほ えても、久しきを歴ればわする。只、心をとめて、多く遍数を誦すれば、自然に覚えて、久しく忘れず。遍数を計へて、熟読すべし。一書熟して後、又、一書を よむべし。聖経賢伝の益有る書の外、雑書を見るべからず。心を正しくし、行儀を慎み、妄にいはず、わらはず、妄に外に出入せず、みだりに動作せず、志を学 に専一にすべし。つねに暇ををしみて、用もなきに、いたづらに隙をついや(費)すべからず。

 小児の文学の教えは、事しげくすべからず。事しげく、文句多くして、むつかしければ、学間をくるしみて、うとんじきらふ心、出来る事あり。故に簡要を選 び、事すくなく教ゆべし。すこしづつ教え、よみ習ふ事をきらはずして、すきこのむやうに教ゆべし。むつかしく、辛労にして、其気を屈せしむべからず。日々 のつとめの課程を、善きほどにみじかくさだめて、日々をこたりなくすすむべし。凡そ小児を教ゆるには、必ず師あるべし。若(もし)、外の師なくば、其父 兄、みづから日々の課程を定めてよましむべし。父兄、辛労せざれば、教えおこなはれず。

 初て書を読には、まづ文句みじかくして、よみやすく、覚えやすき事を教ゆべし。初より文句長き事を教ゆれば、たいくつ(退屈)しやすし。やすきを先に し、難きを後にすべし。まづ孝弟、忠信、礼義、廉恥の字義を教え、五常、五倫、五教、三綱、三徳、三事、四端、七情、四勿、五事、六芸、両義、二気、三 原、四時、四方、四徳、四民、五行、十干、十二支、五味、五色、五音、二十四気、十二月の異名、和名、四書、五経、三史の名目、本朝の六国史の名目、日本 六十六州の名、其住せる国の郡の名、本朝の古の帝王の御謚、百官の名、もろこしの三皇、五帝、三王の御名、歴代の国号等を和漢名数の書にかきあつめをける を、そらによみおぼえさすべし。又、鳥、獣、虫、魚、貝の類、草木の名を多く書集めて、よみ覚えしむべし。此外にもおぼえて善き事多し。そらに覚えざる事 は、用にたたず。又、周南、召南の詩、蒙求の本文五百九十八句、性理字訓の本編、三字経、千字類合、千家詩などの句、みじかくおぼえやすき物を教ゆべし。 右の名目に、編などを多くよみおぼえて後、経書を教ゆべし。初より文句長き、よみがたき経書を教えて、其気を屈せしむべからず。経書を教ゆるには、先孝経 の首章、次に論語学而篇をよましめ、皆熟読して後、其要義をもあらあらとききかすべし。小学、四書は、最初よりよみにくし。故に先右に云所の、文句のみじ かきものを多くよませて、次に小学をよませ、後に四書・五経をよましむべし。

 凡そ書をよむには、早く先をよむべからず。毎日返りよみを専(もっぱら)つとむべし。返りよみを数十遍つとめ、をはりて、其先をよむべし。しからずし て、只はか(捗)ゆかん事をこのみて、かへりよみすくなければ、必ずわすれて、わが習ひし功も、師の教へし功もすたりて、ひろく数十巻の書をよんでも益な し。一巻にても、よくおぼゆれば、学力となりて功用をなす。必ずよくおぼ(覚)ふべし。書をよんでも学すすまざるは、熟読せずして、おぼえざれば也。才性 あれば、八歳より十四歳まで、七年の問に、小学、四書、五経等、皆読をはる。四書、五経熟読すれば、才力いでき、学間の本たつ。其ちからを以って、やうや く年長じて、ひろく群書を見るべし。

 小児に初て書を授くるには、文句を長く教ゆべからず。一句二句教ゆ。又、一度に多く授くべからず。多ければおぼえがたぐ、をぼえても堅固ならず。其上、 厭倦んで学をきらふ。必ずたいくつせざるやうに、少づつ授くべし。其教えやうは、はじめは、只一字二字三字つつ字をしらしむべし。其後一句づつ教ゆべし。 既に字をしり、句をおぼへば、小児をして自読しむべし。両句を教ゆるには、先一句をよみをぼえさせ、熟読せば、次の句を、又、右のごとくによましめ、既 (に)熟読して、前句と後句と通読せしめてやむべし。此の如くする事、数日にして、後又、一両句づつ漸、に従て授くべし。其後授くるに、漸、字多ければ、 分つて二三次となして、授け読しめ、其二三次、各熟読して、合せて通読せしむ。若(もし)、其中、おぼえがたき所あらば、其所ばかり、又、数遍よましむ。 又、甚だよみやすき所をば、わかちよむ時は、よむべからず。是(れ)功を省すの法なり。

 書を読には、必ず句読を明にし、よみごゑを詳にし、清濁を分ち、訓点にあやまりなく、「てには」を精しくすべし。世俗の疎なる謬(あやまり)に従ふべからず。

 書をよむに、当時、略(ほぼ)熟誦しても、久しくよまざれば、必、忘る。故に書をよみおはつて後、既によみたる書を、時々かへりよむべし。又、毎日前の三四五度に授かりたる所を、今日よみ習ふ所に通して、あとをよむべし。此如くすれば忘れず。

 毎日一の善事を知り、一の善事を行なひて、小を積みてやまざれば、必ず大にいたる。日々の功をおこたり欠べからず。はじめは毎日、日記故事、蒙求の故事 などの嘉言、善行を一両事づつ記すべし。又、毎日、数目ある事を二三条記すべし。一日に一事記すれば、一年には三百六十条なり。詩歌をよみおぼゆるも此法 なり。一日に一首おぼゆれば、一年に三百六十首也。毎日誦して、日々、怠るべからず、久きをつみては、其功大なり。

 小児に初て書を説きかするに、文句みじかく、文義あさく、分明に、きこえやすく云きかすべし。小児に相応せざる、高く、ふかく、まはり遠く、むづかし く、ききにくき事を、教ゆべからず。又、言葉多く、長く、すべからず。言すくなくして、さとしやすくすべし。まづ孝経の首章、論語の学而篇を早く説きかす べし。是本(もと)をつとむるなり。小学の書をと(説)くには、義理を、あさくかろくとくべし。深く重く説べからず。是小児に教ゆる法也。

 小児、読書の内に、早く文義を所々教べし。孝経にていはば、仲尼とは孔子の字なり、字とは、成人して名づくる、かへ名也。子は師の事を云。曾子は孔子の 弟子なり、参(しん)は曾子の名。先王は古の聖王の事。不敏は鈍なる事。又、論語の首章をよむ時は、学ぶとは学問するを云。習とは、学びたる事を、身につ とめ習ふなり。悦ぶとは、をもしろきといふ意。楽(たのしむ)とは大きにおもしろき意也。かやうに読書のついでに、文義を教ゆれば、自然に、書を暁し得る ものなり。

 古語に、光陰箭の如く、時節流るるが如し。又曰、光陰惜むべし(と)。これを流水にたとふ、といへり。月日のはやき事、としどし(年々)にまさる。一た びゆきてかへらざる事、流水の如し。今年の今日の今時、再かへらず。なす事なくて、なをざりに時日をおくるは、身をいたづらになすなり。をしむべし。大禹 は聖人なりしだに、なを寸陰をおしみ給へり。いはんや末世の凡人をや。聖人は尺壁(せきへき)をたうとばずして、寸陰をおしむ。ともいへり。少年の時は、 記性つよくして、中年以後、数日におぼゆる事を、只一日・半日にもおぼえて、身をおはるまでわすれず。一生の宝となる。年老て後悔なからん事を思ひ、小児 の時、時日をおしみて、いさみつとむべし。かやうにせば、後悔なかるべし。

 書をよみ、学問する法、年わかく記憶つ善き時、四書五経をつねに熟読し、遍数をいか程も多くかさねて、記誦すべし。小児の時にかぎらず、老年にいたりて も、つねに循環してよむべし。是義理の学間の根本となるのみならず、又、文章を学ぶ法則となる。次に左伝を数十遍看読すべし。其益多し。是学問の要訣な り。知らずんばあるべからず。

 小児の時、経書の内、とりわき孟子をよく熟誦すべし。是義理の学に益あるのみならず、文章を作る料なり。此書、文章の法則(てほん)となり、筆力を助 く。朱子も、孟子も熟誦して文法をさとれりといへり。又、文章を作るためには、礼記の檀弓、周礼の考工記を誦読すべし。是等は皆古人の説なり。又、漢文の 内数篇、韓・柳・欧・蘇・曾南豊等の文の内にて、心に叶へるを択びて、三十篇熟誦し、そらに書て忘れざるべし。作文の学、必ず此如くすべし。

 四書を、毎日百字づつ百へん熟誦して、そらによみ、そらにかくべし。字のおき所、助字のあり所、ありしにたがはず、おぼへよむべし。是ほどの事、老らく のとしといへど、つとめてなしやすし。況、少年の人をや。四書をそらんぜば、其ちからにて義理に通じ、もろもろの書をよむ事やすからん。又、文章のつづ き、文字のおきやう、助字のあり処をも、よくおぼえてしれらば、文章をかくにも、又助となりなん。かくの如く、四書を習ひ覚えば、初学のつとめ、過半は既 に成れりと云べし。論語は一万二千七百字、孟子は三万四千六百八十五字、大学は経伝を合せて千八百五十一字、中庸は三千五百六十八字あり。四書すべて五万 二千八百四字なり。一日に百字をよんでそらに記(おぼ)ゆれば、日かず五百廿八日におはる。十七月十八日なれば、一年半にはたらずして其功おはりぬ。早く 思ひ立て、かくの如くすべし。これにまされる学問の善き法なし。其れつとめやすくして、其功は甚だ大なり。わがともがら、わかき時、此良法を知らずして、 むなしく過し、今八そぢになりて、年のつもりに、やうやう学びやうの道すこし心に思ひしれる故、今更悔甚し。又、尚書の内、純粋なる数篇、詩経、周易の全 文、礼記九万九千字の内、其精要なる文字をゑらんで三万字、左伝の最(も)要用なる文を数万言、是も亦日課を定めて百遍熟読せば、文学におゐて、恐らくは 世に類なかるべし。是学問の良法なり。

 史は古をしるせる書也、記録の事なり。史書は、往古の迹を考へて、今日の鑑とする事なれば是亦経につぎて必よむべし。経書を学ぶいとまに和漢の史をよ み、古今に通ずべし。古書に通せざるは、くらくして用に達せず。日本の史は、日本紀以下六国史より、近代の野史に至るべし。野史も亦多し。ひろく見るべ し。中夏の史は、左伝、史記、漢書以下なるべし。朱子綱目の書は、歴代を通貫し、世教をたすけて、天下万世に益あり。経伝の外、これに及べる好著は有べか らず。此一書を出すしで、古の事に通じ、善悪を弁じ、天下国家をおさむる道理明かたり。まことに、世の主なり。学者是をこのんで玩覧すべし。殊に国家をお さむる人のかがみとなり、又、通鑑前編・続編をも見るべし。前編、伏犠より周まで、朱子綱目以前の事をしるせり。続編は宋元の事を記す。朱子綱目以後の事 也。これにつづきて、皇明通記、皇明実記などを見れば、古今に貫通す。

 小児の時より、学間のひまをおしみ、あだなる遊びをすべからず。手習ひ、書をよみ、芸を学ぶを以、遊びとすべし。かやうのつとめ、はじめは、おもしろか らざれども、やうやく習ひぬれば、のちはなぐさみとなりて、いたづ(煩)がはしからず。凡そよろづの事は、皆いとまを用ひて出くるものなれば、いとま (暇)ほどの身のたからなし。四民ともに同じ。かほどの、おしむべき大せつたるいとまを、むなしくして、時日をつひやし、又は、用にもたたざる益なきわざ をなし、無頼の小人にまじはり、ひまをおしまずして、いたづらに、なす事なくて月日をおくる人は、ついに才智もなく、芸能もなくして、何事も人におよば ず、人にいやしめらる。少年の時は、気力も記憶もつよければ、ひまをおしみ、書をよみおくべし。此の如くすれば、身おはるまでわすれず、一代のたからとな る。年たけ、よはひ(齢)ふけぬれば、事多くしてひまなく、、気カへりて記憶よはくなり、学問に苦労しても、しるし(験)すくなし。少年の時、此ことはり をよく心得て、ひまをおしみ、つとむべし。わかき時、おこたりて、年おいて後悔すべからず。此事、まへにも既に云つれば、老のくせにて、同じことするは、 きく人いとふべけれど、年わかき人に、よく心得させんため、かへすがへすつぐるなり。凡その事、後のため善き事を、専(ら)につとむべし。はじめつとめざ れば、必ず後の楽なし。又、後の悔たからん事をはかるべし。はじめにつつしまず、おこたりぬれば、必ず後の悔あり

 小児の書をよむに、文字を多くおほえざれば、書をよむにちからなくして、学問すすまず。又、文字をしらざれば、すべて世間の事に通せず。芸など習ふにも、文字をしらざれば、其理にくらくして、びが事おほし。文字をしれらば、又、其文義を心にかけて通じ知るべし。

和俗童子訓 巻之三 終






【10753】
【タイトル】むむ、むつかしい...
【記事番号】1351 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 2:19
【 発言者 】Naima

パクパクさん、

丁寧に答えてくださってありがとうございます。
根石さんや先輩諸氏に、「今頃、何を言うておるのか」と叱られるかも知れないのですが...

「茶の本」を英語で読むのと、母国語である日本語で読むのとでは、同じ素読でもちょっと違うんじゃないかと思ってるのですが、的外れなことを言ってるようでしたら、教えて下さい。

英語版の「茶の本」を繰り返し繰り返し音読するのは、「読書百遍意自ずから通ず」というのとはちょっと違うんとちゃうかなぁ、と... だいたい「読書百 遍意自ずから通ず」と「読書三到」が同じ次元のものなのかどうかも、よくわからずに言ってるので、なんだか申し訳ないです。

外国語である英語は、母国語のように初めっから発音がうまく出来るわけではありません、文脈の中で最も相応しいイントネーションも、単語の意味もニュアンスも曖昧、文の意味もわかったようなわからないような、なにもかもが雲をつかむように実感がない...

それなのに、何もかも一遍に理解してしまおうというのは、私達のような学習者にはなかなか困難なことです。

それじゃ、まず音からやっつけてしまおうというわけです。最初は一つ一つの音を大切に、スプーンレースのように、お玉の中の母音を落とさぬように、バランスのとり方を身体で覚えてしまうまでは、ゆっくり慎重に、そろりそろりと。

音が安定してくると、ちょっとすり足気味なんだけど、早足で歩いてみる。お、音がお玉の中であっち行ったりこっち行ったりしているけど、全然、外へはこぼれ落ちないやん。

バランスがとれるようになったので、今度は小走りにしてみたら、前後の単語の音とつながったり、音が融けたり。もう走っても大丈夫みたい。

ここから突然、自転車漕ぎのたとえになってしまいますが、どなた様も『スプーンレースやってたんと違うんかいっ」と突っ込みをいれないで下さいね。

その内に文字を追ってすらすらとなめらかに読める様になり、その頃には、意味や文法にも意識が向くくらいの余裕が出来る。あれ、なんや、これは not、butの構文らしいわ。コーチが毎週言うてはったことも、あ、そか、そういうことやったんかぁ。てな具合。

さらに音読を続けると、補助輪がいつのまにか地を離れ、自転車をすいすい漕いでいることに気づき、思い切ってペダルを踏み込むと、自転車は疾走。道の石こ ろや雑草や虫なんか、ひゅーひゅーと後ろに飛び去っていく筋にしか見えない様に、もう文字は読んでいないのです。ちらっ、ちらっ、と見えるだけ。テキスト を見なくても、空で言えるんと違うかな? テレビのニュースを見ながらでも言えるわ。手を放して自転車漕いでる感じやし。

自転車を漕いでいることすら忘れてしもてたわ。景色が奇麗ねぇ。空気が美味しいし、鳥の声も聞こえるし〜〜

みたいな....

そうして音をやっつけてしまうと、意味や文法やを受け入れる充分な余裕も出て来るし、未知の単語や句やなんかを類推する勘が働き、複雑な構文の骨組みが見えて来たりするもんですね。

そんな感じではないか、と...

それでも磁場のないところでの英語は、所詮「からっぽの電池」で、電流が流れたりしないのだけれど、磁場に行くとぴかっとひらめいたり、ことんと腑に落ちたり、ずしんと実感がこもったりするんじゃないかと...

母国語だったら、発音もイントネーションも意識することはない。単語だって文法だって、ほとんどが使い慣れた実感のこもったものばかり。その土台があって こそ、ひたすら無心に読み込むことで、読書百遍意自ずから通ず。啓示を受けるような、悟りを得るような、高くて深いレベルの理解に達する、ということなん やろか...

などと、一週間かけて、考えましたが、うまく説明できませんでした。

すみません。沈没です。

体勢を整えて出直します。



【10754】
【タイトル】コーチの役割
【記事番号】1352 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 3:38
【 発言者 】Naima

>素読で、一番、問題されることは、内容理解だとおもいます。
斎藤孝氏の書では、封建的、非合理的、非科学性のように論評され
内容をある程度おしえて読ませているようです。

齋藤氏のすすめられる音読法は、具体的にはどのようなものなのですか?



【10755】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1353 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 7:41
【 発言者 】パクパク

本音を展開していただいてありがとうございます。
斎藤氏の本を書棚から探していたのですが、
みつかりませんでした。
どこでも売っているような本です。
そのなかに、素読は、暗記を強い、封建的である。
私は、まず、先に意味を与えると書いてあり、
そのようなことを数年前に、この掲示板で
私は、斎藤氏の説として、紹介したことがあります。

ところで、書棚にあった斎藤氏の別の本
「身体感覚を取り戻す」(NHKブックス)のなかでは
素読の効用を披露しています。
(暗誦は、強制によってなりたつ学習形態。
 意味がわからない文を反復して記憶することは苦痛。
 暗誦をすることの軽視は、数10年の人生のスパンで
 学習の意味を考えない態度からきている。
 幼いころの暗誦は、表面にあらわれない地下水脈である)

 この本全体は、型の重要性について書いているので、
 この本では、素読を、斎藤氏は薦めているようにおもいます。

つまり、斎藤氏は、正しく、素読の効果を知っているものの、
生徒が苦痛感をもつので、(やめていき、生徒が集まらないので)
意味を与えるようになり、
音読を提唱したのではないかとおもいます。



【10756】
【タイトル】素読の効用
【記事番号】1354 (2147483647)
【 日時 】06/09/09 8:00
【 発言者 】パクパク

この掲示板の読者のなかで、わが子に
素読をさせた経験のある方はおありでしょうか?
私はしたことはありません。

驚いたことに、平成の現在でも、幼児に
論語を教えている家庭もあるようです。
2chです。
絶滅したとおもっていましたが、生きて
いたのです。
驚きました。

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1051255104/



【10757】
【タイトル】パクパクさん その1
【記事番号】1355 (2147483647)
【 日時 】06/09/10 16:29
【 発言者 】寺澤郁子

パクパクさん、ご返答ありがとうございます。

Naimaさんもレスなさっているようですので、
この話題について私ももう少し思うところを書かせていただくことにしました。

まず、ここではご回答について整理させていただきます。

@ 出典について

(パクパクさんの書き込み引用)>
>「この原典は、朱熹のようである。
> ところで、これらを現代語訳するときに
> どうも間違っているようだ。」

パクパクさんが引用された「読書三到」とは、
・原典が朱熹
・貝原益軒による現代(?)語訳「和俗童子」内の「読書三到」の一節


A「誤訳」とした点について

・パクパクさんご自身による指摘
・読書三到(心到、眼到、口到)のうち、
「意味がわからないのに、読み上げるだけで
 心で読めるようになる」ことを心到としている点が誤訳
・「(パクパクさんの)一応の解答」(真訳?):デンバー==>コロラド的流れ※

 ※(以下パクパクさんの書き込み引用)>
 >ポイントは、心読とは、いったい何か?です。
 >それは、…中略… 心の流れととらえ、マインドフローという
 >風に解釈しました。
 >たとえば、英語と日本語とではマインドフローが
 >異なります。
 >英語  デンバー==>コロラド
 >日本語 コロラド==>デンバー
 >マインドのフローの方向性は、コーチが生徒に
 >意識させたほうがいいというのが、私の
 >心読の解釈です。
 >また、本の文字を見るのは、当たり前です。
 >読むわけですから。
 >ここでは、そんなことを言っているのではなく
 >状況映像を目に浮かべて読むということだと
 >おもいます。
 >絵本を見ながら読むような感じです。
>
 >口で読むのも、当たり前のことです。
 >声を出すのは、口からですから。
 >ここでは、文全体のリズムやイントネーションに
 >意識しながら、コーチとそっくり言えるように
 >なるまで読めということだとおもいます。
>
 >読書3到とは、実は、素読のことではなかったのかと
 >おもい、投稿した次第です。

パクパクさんと当方とのここまでのやりとりは、
以上のようなものではなかったかと思います。



【10758】
【タイトル】パクパクさん
【記事番号】1356 (2147483647)
【 日時 】06/09/10 19:53
【 発言者 】Naima

過去ログ倉庫で「素読」ついてもう一度良く考えてみようと思いました。

#8258「葬式」から#8292を虫干ししようと引っ張り出して来たのですが、郁子先輩がご投稿の途中なので、引用を控えます。

皆さん、是非もう一度お読み下さい。



【10759】
【タイトル】Naimaさん、パクパクさん
【記事番号】1357 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 0:54
【 発言者 】寺澤郁子

ごぶさたしております。
お元気でらっしゃいますか。

ここはもうひといき私自身が書き込みを続けるべきところですが、
もう少しお時間をいただきたく思います。

私ひとりのために投稿が滞ってしまってはいけませんので、
どうぞNaimaさん過去ログからの引用をなさってください。

「素読」については、
この掲示板では何度もとりあげられてきたことですので、
もうこの議論については結論がでていたかもしれません。


一応私がいくつか気になっている点だけ
かいつまんで申し上げておくことにします。

朱熹が取り扱った「読書三到」は中国人が中国語の文を、
貝原益軒んの文にある「読書三到」も、日本人が日本語の文(漢文ならば読み下し文)を、
それぞれ「読書」するということを前提としてると思われます。

ポイントは
いずれも母語の磁場のもとで母語の文を「素読」する効用(まさに効用)を謳っている点です。
母語のもとでは「電圧装置」を必要とせず、地下水脈さえできれば、生活の中からいずれ心到に達する情報と知恵を日々得ることができます。

しかし、磁場に囲まれていない言語の習得には、このかぎりではありません。

この点をパクパクさんは、混同していらっしゃるのではないでしょうか。

パクパクさんが、ここ一連の書き込みにおいて、
素読を「是」とする(?)コメントを掲載なさっている一方で、
素読を「否」とし一種嘲笑にもにた文も掲載なさってらっしゃる。

そのふり幅の大きさはなんなのか、
理解しかねる部分が私にはあります。

そもそもなんのねらいをもって
パクパクさんがこの掲示板で素読について問題提起なさったのか。

蛇足ですが、
斉藤孝氏は「声にだして読みたい日本語」を出版なさった当時、
日本の「暗誦文化」にふれたあとがきのなかでは、
パクパクさんが引用(?)なさったようなニュアンスの文章は
見受けられなかったように思います。注)※

私がみつけた斉藤氏自身による暗誦を推奨する文章は、
おって引用掲載させていただくつもりです。

ちなみに私は、
「声に出して…」の延長線上として
英語をとりあつかった本を出してからの斉藤氏には、
あまり感銘をうけていません。
もしかするとパクパクさんが引用なさった斉藤氏の文章は、
そのころに書かれたものかもしれません。


注)※

(パクパクさんコメントから引用)>
>(略)…そのなかに、素読は、暗記を強い、封建的である。
>私は、まず、先に意味を与えると書いてあり、
>そのようなことを数年前に、この掲示板で
>私は、斎藤氏の説として、紹介したことがあります。
>
>ところで、書棚にあった斎藤氏の別の本
>「身体感覚を取り戻す」(NHKブックス)のなかでは
>素読の効用を披露しています。
>(暗誦は、強制によってなりたつ学習形態。
> 意味がわからない文を反復して記憶することは苦痛。
> 暗誦をすることの軽視は、数10年の人生のスパンで
> 学習の意味を考えない態度からきている。
> 幼いころの暗誦は、表面にあらわれない地下水脈である)
>
> この本全体は、型の重要性について書いているので、
> この本では、素読を、斎藤氏は薦めているようにおもいます。


まとまりがありませんが、
有意義な議論への一石となればと思っております。



【10760】
【タイトル】補足
【記事番号】1358 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 6:39
【 発言者 】パクパク

私の投稿記事が誤解を生んでいるとおもいます。

)…そのなかに、素読は、暗記を強い、封建的である。
>私は、まず、先に意味を与えると書いてあり、
>そのようなことを数年前に、この掲示板で
>私は、斎藤氏の説として、紹介したことがあります。

私は、まず、先に意味を与えるーー>ここの「私」とは、斎藤氏のことです。

有名になる前の斎藤氏と、有名になった後の斎藤氏の素読に対する意見は
異なっていることを投稿したわけです。

「身体感覚を取り戻す」 これは、2000年8月の発行です。
この本のなかで、斎藤氏は、素読の効用をたっぷり書いています。

これ以降、音読ブームが訪れるわけです。
斎藤氏は、素読という言葉を使わず、音読という言葉を使います。
音読時の意味考察の有無だとおもいます。
私の書棚に埋没した本の題名は忘れましたが、素読を封建的・非科学的といい
意味の先渡し、内容のわかったものを読ませると斎藤氏は書いてありました。
あれだけ、古典をたくさん読んでいる斎藤氏が、貝原益軒の古典を知らない
わけはないとおもいますが、斎藤氏の著書には記述しているのでしょうか?


素読時に、内容がわからなくてもいいということを書いてあるのが
「読書三到」という古い言葉だと私はおもい、今になって投稿したわけです。


素読の定義について、読書三到ということが言いえて妙だったので
投稿した次第です。



【10761】
【タイトル】郁子先輩
【記事番号】1359 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 22:47
【 発言者 】Naima

>朱熹が取り扱った「読書三到」は中国人が中国語の文を、
貝原益軒んの文にある「読書三到」も、日本人が日本語の文(漢文ならば読み下し文)を、
それぞれ「読書」するということを前提としてると思われます。

>しかし、磁場に囲まれていない言語の習得には、このかぎりではありません。

私がモヤモヤしていたのもこの点です。郁子さんのご意見に同感です。



【10762】
【タイトル】過去ログより「葬式」
【記事番号】1360 (2147483647)
【 日時 】06/09/12 22:55
【 発言者 】Naima

葬式

 外人と話すことは語学ではない、というこの単純なこと一つがなかなか通じないのだ。もしも、外人と話すことを語学にするのであれば、これはその外人に対 してきわめて失礼なことをしているのだというあたりまえのこともわからない日本人が多い。生活の場を語学の場にするということは、根底的に失礼きわまりな いことなのだが、英語フリークの皆様は頓着しない。こういう人たちは、言葉というものに関して感度が鈍いのである。人々はもうはっきりと言葉にすべきなの だ。あの人たちは言葉に対して感度が鈍いのだ、と。
 生活の場を語学の場とするというのは、大して用もないのに質問するということである。質問して、質問が通じるかどうかを試すために質問する。質問のための質問だ。
 質問のための質問のような「からっぽ」が許されるのは、語学の場面だけである。日本にいる外人だって、生活しているのだ。生活の場面を勝手に語学の場面 に変えることは、ぶしつけなことである。そして、こういうことをするのは、たいてい語学の場面で、「からっぽ」をきちんと生きるということをしない人たち である。
 まあ、相手になる外人にもよる。大して意味もないことでも、なんだかんだ話しているだけで楽しいという人もいるのだから、そういう人は迷惑だとも思わないかもしれない。
 しかし、そうじゃないやつもいるのだ。
 私の外人の友だちが言っていたことがある。日本人が話しかけてくれば、同じことしか聞かない。「どこの国から来たか」「日本の食べ物は何が好きか」「何 歳か」「納豆は食べられるか」などなど。「納豆は好きかと聞くやつに、納豆はどうやって作るんだと聞き返す」とにやにやしてどこかへ行ってしまう。蝿みた いなやつらだ、と。こいつは、日本にいても日本語が上達しないような頑固なやつなので、特別な例かもしれない。日本にいて英語をやることがどれほどの困難 を秘めたものかなど、気にもかけていない。どっちもどっちだと言えないこともない。
 何が言いたいのか。生活で話す言葉が空っぽであることは許されないが、語学では空っぽが常態なのだということである。
 生きた英語、生きた表現などという言い方があるが、片っ端から嘘だと思うのがいいと思う。私はひとまずは言葉をその通りに受け取るので、生きた英語とい うものは、生きた英語の磁場における英語だとしか考えない。それ以外の英語は、すべて「死んでいる」。単純にそう思っている。
 日本で英語を語学とする場合、ほとんどの場合、複製技術によるものを相手にすることになる。本(テキスト)が印刷技術という複製技術によるものであるの は言うまでもないが、他に、映像複製技術(映画など)、音声複製技術(CD教材など)など、要は複製技術が複製したものを相手に語学をやることになる。こ れは、決して「生きた英語」なんかではない。それどころか、みんな片っ端から「死んだ英語」なのである。
 複製技術が生み出すのは、おびただしい死なのだ。本屋さんから、本を一冊買ってくることは、死を一冊買ってくることなのだ。
 日本で普通に英語をやることは、死をどう扱うかという技術になる。
 複製技術が生み出す死をどう扱うか。つまり、複製技術による死のお弔いであるから、日本で英語をやるということはお葬式をやることである。お別れするこ とである。何にお別れするのかと言えば、複製技術による死にお別れする。普通のお葬式なら、人が死ぬからお別れするのだが、複製技術による死は最初から死 なのだから、こちらが何もしなくてもあらかじめ死んでいる。それが死んでいるからといって、じゃあ、さようならとテキストやCD教材を放り出したのでは、 お別れしたことにはならない。それは、ただ放り出しただけのこと

【8258】
【タイトル】転写(6)
【 日時 】04/01/01 22:06
【 発言者 】根石吉久

 普通のお葬式なら「南無阿弥陀仏」を何度も唱えたりするだろう。これは宗教によるお葬式だからそうなるが、私らがやろうとしている語学によるお葬式では、同じ英文を何度も何度も唱える。「繰り返し」という一点だけ同じだ。
 違うのは人のお葬式では、一人の人を「あの世」へ送ればいいのに対して、語学というお葬式では、無数の死を次々に扱い、「この世」で生きるものに変えてしまう点にある。
  私の提唱する「回転読み」は、「南無阿弥陀仏」を唱えることに非常によく似ている。同じことを繰り返し繰り返し言い続けるという点において非常によく似 ている。しかし、はっきりと対立する性質もある。「南無阿弥陀仏」を唱えるコツは、小声であまり明瞭でなくぼそぼそと言うことだが、「回転読み」はここが まるで違う。「もっとはっきり、もっと強く」と語学葬式のコーチである私は生徒さんによく言う。明確なアーティキュレーションを備えろと言う。これは、絶 対に「南無阿弥陀仏」のお葬式ではやってはならない。ただ単に変な人になるだけである。明確なアーティキュレーションを備えた「南無阿弥陀仏」は不気味な ものだ。
 しかし、これは語学のお葬式ではやっていいのだ。やらなければ駄目なのだ。「強く、はっきりと」口を動かし、ひたすら同じ文を繰り返し言い続ける。激烈 にやっていい。なぜ、強くはっきりなのか。なぜ激烈になのか。あらかじめ死んでいるものを生き返らせる逆葬式だからだ。語学は逆葬式だ。死んだものを片っ 端から生き返らせる行為だ。

.繰り返し

 複製技術による「死んだ英語」を、國弘方式であるなら「只管朗読」「只管筆写」で、素読舎方式なら「回転読み」「回転書き」で、身体化し、逆葬式をとりおこなう。死物を激しい身体化によって、生き返らせることを行う。これを貫く原理は、「繰り返し」である。
 この「繰り返し」が初心者にとっては、絶対に不可欠なものなのだが、なかなか人はこれをやらない。やっても、数回の繰り返しで止めたりする。思う存分に 「繰り返す」、英文が自分の中で質的な変化を起こすまで「繰り返す」。こういう作業が必要なのである。國弘正雄さんは、五百回、千回という数字を提示して おられる。これが思う存分に繰り返すときの具体的な数字になるだろう。笹野洋子さんという方は、最低五十回と言っておられる。一方が「思う存分」、一方が 「最低でも」ということであるから、どちらも的を射た数字だと思う。
 私は、「電話でレッスン」というものをやっていて、復習範囲のテストを常時行う。「復習範囲を手放さない」という原理を一つ置いてあり、レッスンによっ て「繰り返し」が生じるようにシステム化してある。生徒が「繰り返し」を繰り返すように、テストを繰り返す。いずれにせよ、原則は「繰り返し」なのであ る。「通じる音」の「音づくり」を兼ねた「繰り返し」なのである。
 「繰り返し」が必要な理由は、日本には英語の磁場がないという一事に尽きる。あるいは英語圏のように英語の磁場においてでも、語学では「繰り返し」が必 要であるのかもしれないが、日本で英語をやる場合に比較すれば、はるかにその必要は少なくて済むのではないだろうか。これは、日本にだけ住んで英語をやっ てきた経歴を身上としている私には、正確なところはわからない。
 いずれにせよ、日本にいて英語をやる場合は、自分が日本語に取り囲まれ、日本語を日々使いながら英語をやるのだという絶対的な条件を自覚する必要があ る。英語の側から見れば、日本語は英語を簡単に錆びさせる強力な酸なのだということを自覚する必要がある。この酸を日々浴びながら英語を作り英語を持ち続 けるのであれば、酸に逆らう作用をもつ何かが必要である。それが「繰り返し」なのだ。それしか、「酸化」に抗する「還元」作用はない。


【8259】
【タイトル】転写(7)
【 日時 】04/01/01 22:09
【 発言者 】根石吉久

 「繰り返し」だ、「繰り返し」だと「繰り返し」書いているから、しつこいやつだと思う人が必ずいるだろうと思うが、「繰り返し」は繰り返し繰り返し必要なのだと、繰り返し言っておこう。しつこさは語学に絶対に必要なものなのだから。
 「繰り返し」は馬鹿くさい。馬鹿くさいので、馬鹿にしやすい。そして、実体は死んでいるもの(複製技術によるコピー)を「生きた英語」であるなどを信じ てしまう。あるいは、英会話学校の英語ネイティヴの英語が「生きた英語」であるなどと信じてしまう。あの英語も個人の英語としては生きているが、英語の磁 場から切れた英語という意味では死なせる力の元にまだ生きている英語に過ぎない。彼らが自分の英語を生かしておくためには、日本語から遮断されたミニ社会 を作って、そこだけで生きる必用がある。本当に日本語の磁場と交わり、日本語が上達してしまうような英語ネイティヴの英語は、徐々に死に続けるのである。 それほどに日本語の磁場は個人の英語に対して異質であり、強力なのである。しかし、そこまで自覚している日本在住の英語ネイティヴがどれほどいるというの か。
 教室というところは、シミレーションしかできない。教室を単なるおしゃべりの会の場所にしてしまう外人教師もいて、これならシミレーションではなくなる が、先生一人に日本人多数なら、まずはそこは英語の磁場ではない。ということになると、英語の磁場ではないところにある英語だから、「生きた英語」ではな い。外人一人だけが、故郷の磁場の磁力を身から放出するだろうが、もうそこは英語の磁場という場ではない。
 教室をおしゃべりの場に変えてしまうようなふとどきな外人教師の教室に通っても、生徒の英語が上達しないのは、そこがもはや磁場ではないからである。

 「繰り返し」問題に戻ろう。
 「繰り返し」は退屈であり、馬鹿くさい。だから、それを馬鹿にする人はたくさんいる。
 私の生徒さんにもそういう人がときどきいる。五百回も千回も繰り返すなんて、宗教じゃあるまいに、と言うのである。英語はもっと生き生きとしたものだ、 と言うのである。そういう人は、「生きた英語」とか「生き生きとした表現」とかを信じてしまっているので、語学は死物を扱う行為であるという私の考えとは まっこうから対立する。
 「生きた英語」とか「生き生きとした表現」というものがないというのではない。それはあるところにはある。それは英語の磁場にだったらあるのである。 「生きた日本語」とか「生き生きした表現」が日本語の磁場にあるのと同じように、英語の磁場には英語のそれがある。それはいつも、その言語の磁場の中にあ り、その磁場の中にしかない。だから、日本語で日常を暮らしている人の場所では、英語の「生き生きとした表現」というものは、たいていは複製技術による複 製物の中にしかない。例外は、英語のよる文学表現というものだけだ。本というものは不思議で、時と場所を越える。それは、文学の力であって、語学そのもの の性質とはひとまず関係はない。

 「繰り返し」を馬鹿にした人の英語はまずとうていものにならない。「繰り返し」を馬鹿にしてしまうということは、日本には英語の磁場がないという厳然たる事実を馬鹿にしてしまうのと同じなのである。
 「繰り返し」を馬鹿くさいように思う人は、「何かいい方法」を探す。そういう人は、何をどう言っても「何かいい方法」を探す。探してさまよう。やらせて おくしかない。一生探していろと言っておけばいいだけだ。しかし、一応の親切を示すために、断言をもうひとつ置いておくくらいはすべきだろうか。
 「何かいい方法」を探して、それをちゃんと見つけられた人は何をみつけるのか。「繰り返し」をみつけるのだ。それが最上の「何かいい方法」なのである。とりわけ日本で英語をやる場合においては、これは絶対的なのである。

 さまよいたい人の前には、断言を置くことしか他にすることはない。縁なき衆生なのであるから。


【8260】
【タイトル】転写(8)
【 日時 】04/01/01 22:13
【 発言者 】根石吉久

 日本で英語をやって、「繰り返し」を排除して、英語をものにした人がいたらお目にかかりたい。そんな人は一人だっていないはずである。だったら、これはもう法則と言っていい。「繰り返し」は、誰にも無視することのできない語学の法則と言っていい。


以下、未掲載

.状況

 言葉の回りには状況があると言えばいいのか、言葉は状況とともにあると言えばいいのか。
 状況といったからといって、何も特別な事態や、政治的な事件やらをさしているわけではない。「腹が痛い」とか、「医者は遠いから車で連れていってやろ う」とか、「ケーキが潰れちゃった」とか、「潰れたケーキでもいいから俺にくれ」とか、「今朝顔を洗うのを忘れちゃった」とか、「ああいいお天気だなあ」 とか何でもいいが、これらの各種の言葉が発せられるところに、いつも何らかの具体的な状況があると言っているにすぎない。それが、現実の状況であろうと、 想像的な状況であろうと・・・。

 例えば、「腹が痛い」である。
 どこで、いつ、誰がなど、具体的な細部がわからないままに、とにかく一人の人が「腹が痛い」と言っているという事態は「想定」できる。
 私は、「腹が痛い」という言葉を、言葉と状況の関連を説明しようとする文の中に、文字として書いた。読者の中に何かの状況が想定されたとしたら、文字と して固定された「腹が痛い」が喚起したものである。実質は書き言葉が読者の意識にもたらした「想定」であるが、「腹が痛い」を取り囲むカッコの存在によっ て、書き言葉を話し言葉として「想定」する人が多いかもしれない。
 これは、具体的な人から面と向かって言われた言葉ではないし、読者が何か実際の状況の中にいるわけでもない。ここにあるのは、「想定」だけである。それがどんなものであれ、それは「想定」にすぎない。状況そのものではなく、状況の「想定」なのである。
 だから、おそらくこの「腹が痛い」には何の切実さもない。
 腹が痛い現実の当人にとって、「腹が痛い」は切実な言葉であるだろうが、状況を想定させるきっかけとしての「腹が痛い」には切実さはともなわない。

 「腹が痛い」がもたらす「想定」に切実さがともなわない事情と似た事情が、あらゆる語学の言葉にある。
 本当に腹が痛い人が「腹が痛い」と言っているとき、それは生活言語である。切実な生活言語である。もしも、腹が痛くない場合に「腹が痛い」と言っているのであれば、それも生活言語であるかぎり、嘘として本物である。嘘という実質がある。
 語学で扱う「腹が痛い」は嘘でも本当でもない。語学の世界には嘘とか本当というものはない。仮のものというものがあるだけだ。いったん語学の世界に入っ てしまえば、英語の音として通用するかどうかとか、イメージ自体として真であるか偽であるかという問題はあっても、現実世界の嘘と本当というものは一切何 も関与しない。嘘であるか本当であるかが一切関与しないということをさして、語学は「からっぽ」なのだと言ってもいい。
 「腹が痛い」が語学の対象になったとたんに、切実さは完全に「からっぽ」になる。すべては想定されたもの、あるいは想像されたものにすぎなくなる。あら ゆる文が、語学の対象となったとたんに、「からっぽ」になるのだ。あらゆる文を「からっぽ」にするのが、語学なのだと言ってもいい。「からっぽ」という性 質こそが、語学における言葉の本質規定となる。

【 8261】
【タイトル】転写(9)
【 日時 】04/01/01 22:16
【 発言者 】根石吉久

 (これの唯一の例外が、外国語による「読書」であろう。これは机上の世界におけるものであるし、生活過程そのものではないし、語学力を養うことがあるの で、語学に含めたくなる。厳密には読書は読書であり、語学は語学だが、読書と語学の境界はいつもあいまいである。読んで楽しみながら、言葉を覚えるという ことが成立するからである。)

【8262】
【タイトル】転写(10)
【 日時 】04/01/01 22:22
【 発言者 】根石吉久

 語学の言語が状況を想像させるのは、そこに本当の状況が「ない」からである。「ない」から「想像」「想定」することが必要になるのだ。
 生活言語では、状況は想定するまでもない。状況は、想定するまでもなくすでにある。生活言語において必要なのは、状況自体の想定や想像ではなく、状況に対する判断である。これは決定的な違いである。
 生活言語にだって「想像」や「想定」はあるぞと言う人がいるかもしれない。話の途中で、「だけど、お前、ちょっと考えてみろよ」と言われて、何かを思い 直した人がいたとする。それは、ちょっと考えてみろよと言われて、何かを想像したり、想定したりして、思い直すということをしたのだから、生活言語にも 「想像」や「想定」はある、と。
 しかし、この場合でも、現に話している場の状況自体は想像されたり想定されたりすることはない。それは、想定するまでもなく、想像するまでもなく、現にそこにある。現に自分が生きている場であるから、想定はできないのである。

 生活言語というものはそういうものだ。生活言語においては、ある一つのことは「想定」されることがないのだ。「想定」されないその「一つのこと」とは、生きている場そのもののことである。

 語学がただちに「想定」するものを、生活言語は決して「想定」しない。

 そこを生きることと、そこを想定することはまるでうらはらなものである。これは両立しない。

 逆に言おう。語学には、「想像」や「想定」しかないのだ。とりわけ、最初からその文にまつわる状況そのものを「想像」したり「想定」する必要が生じるのが語学である。あくまでも仮の世界だから、「状況」でさえも「想定」する必要がある。
 ここから何が導かれるか。語学とは、「状況」さえも「想像」「想定」するような、何から何までも、「想像」「想定」だけでできた世界なのだということである。意識の暴力である。

 どしゃぶりに雨が降っているときに、部屋の中で英語を勉強している人が、It's a beautiful day, isn't it? という文を繰り返し言い続けているとする。その人の想像の中では、青空が広がっていたりする。現実はどしゃぶりだが、語学の机上には青空が広がる。まるで うらはらである。これが、生活言語と語学の言語の間にある「うらはら」な関係である。

 生活言語と語学の言語との間には、生きたものと死んだものとの間の距離に等しいほどの距離がある。距離として考えるなら、ひとまず無限大と言うしかない。生と死の間の距離を無限大と言うならばそうなるだろう。
 一方が実であれば、もう一方は虚なのである。どちらが実であり、どちらが虚であるかは、時と場合による。生活言語が実であると言い切るわけにはいかない。それではアメリカ的浅さにしかならない。

 ここから、語学の言語の「からっぽ」という性質が導かれる。
 これが、語学の言語の本質規定なのだということに気づいている人はあまりいない。語学とは死を扱うことであるとか、虚を扱うことなのだということが本当 に認識できているならば、人は決して英会話学校などに通うことはないだろう。「生きた英語」などにだまされることはないだろう。しかし、現実を見るなら ば、だまされる人は後をたたない。語学の言語が「からっぽ」であるとは思っていないのである。語学が死を扱う技術なのだと思っていないからである。

【8263】
【タイトル】転写(11)
【 日時 】04/01/01 22:25
【 発言者 】根石吉久

 どんなに生き生きとしたイメージでも、それはからっぽである。一人の人間の意識という場所では、それがなまなましかったり、生彩を帯びていたりするだろ うが、それがどれほどなまなましかろうと、生彩を帯びていようと、それは一人の人間の意識という場所に閉じられている。単に閉じられているだけでなく、現 実の状況とは何の関係もないままに、なまなましさを増したり、生彩を帯びたりもする。現実の状況と「ひとまず」何の関係もない想定や想像がイメージをもた らすのであるから、語学で強く作り出されるイメージはすべてことごとく「からっぽ」である。ひとまずは、「からっぽ」である【



【10769】
【タイトル】Naimaさん、吉さん
【記事番号】1361 (2147483647)
【 日時 】06/09/13 22:01
【 発言者 】根石吉久

レッスンの時、次回の自習でやることをお話しましたが、一応、他の読者のために書いておきます。
先週15分使って進めたところは、今度の生徒さんがそれぞれの文を5回ずつ読んで下さい。コーチ役は、何か読みに問題があったら指摘して直して下さい。
これがFN(feedback = 復習 near)で、多分15分以内に終わります。
FNが済んだら、初回にやったのと同じように残り時間を使って下さい。
これがN(new)です。



【10770】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1362 (2147483647)
【 日時 】06/09/13 22:05
【 発言者 】根石吉久

虫干ししていただきありがとうございました。
しかし、根石吉久はしつこい。
自分で書いたものを読み直したら、ぐったり疲れてしまいました。
でも、またやる。「えっ、またあ?」なんてうれしそうな声を聞くと、またやる。

やらせろよ。
いやん。あっ、だめ。



【10771】
【タイトル】スペイン語素読会
【記事番号】1363 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 0:11
【 発言者 】村田

英語もおぼつかないうちに、何を言うか、とお叱りをうけるかもしれませんが…有志でスペイン語の素読会をはじめました。
今のところ、メンバーは3人で、私ともう一人はまったくの初心者、もう一人は1ヶ月ほどスペインに行ったことがありますが、おそらくまだほぼ初心者だと思われます。

これは私にとっては、全く未知の言語を、日本在住のまま、「先生」なしの状態でどこまで習得できるか、という実験でもあります。
中学や高校で習わない言葉であり、予備知識が全くない状態なので、根石さんの言う「からっぽの電池」を、純粋にやることができるんじゃないかと思っています。

やり方としては、木曜日にやっている「市政ウォッチングの会」での勉強会の方式を参考にしてみました。
テキストは、三修社の「やさしいスペイン語文法」です。

・新しい部分:テキスト付属のCDを聞き、それに続き、1人づつ1回読んでいきます。全員が読み終わったら、各自、10回繰り返し読みます。その後、もう一度、1人づつ1回づつ読みます。
・復習部分:テキスト付属のCDに続き、1人1回づつ読みます。(今後、1人5回づつに変更するかもしれません)

このテキストでは、意味はあえてとろうとはしません。リズムと音の感覚だけを、ひたすら身体化するのが目的です。(もちろん、絶対に訳を見てはいけない、ということではありません。積極的には見ない、ということです)
「からっぽの電池」を、とにかくたくさん作るということです。

以前、根石さんにこのプランを話したところ、例文を3000くらい叩き込めばいいんじゃないか、という意見をいただいたので、まずはからっぽの電池3000個作ることが目標です。

「からっぽの電池」が、いつごろから「意味」を呼び込み始めるのか、そこらへんが自分では興味のあるところです。(たとえば、ちら見した訳がスッと入ってくるとか…)

三修社のテキストが復習部分だけになったときに、CollinsのEasy Learning Spanish Grammarというテキストに移行する予定です。
このテキストは、「スペイン語例文/英文訳」という形になっています。
「スペイン語5回→英文訳1回→スペイン語5回」という形で進めて行く予定です。
ここからは、積極的に意味をとっていきます。電圧装置も作っていきます。
(なんで最初からCollinsじゃないかというと、CDがついていないからです)

時間配分は、復習40分→新規30分という感じです。

今日で2回目ですが、メンバー全員、新しい発見がいっぱいで、かなり盛り上がっています。
なにか進展があったら、また報告させていただきます。



【10772】
【タイトル】独演会
【記事番号】1364 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 16:17
【 発言者 】Naima

実は今、ドイツ語の短期集中講座に通っています。週4日3時限(45分X3)の授業です。以前ドイツ語磁場のドイツ語学校で習ったのと同じ所をやっています。


自分1人だと、ついつい他のことを優先してしまい、根っからのさぼり性も手伝って、ドイツ語の素読には全く手つかずのまま何ヶ月も無駄に過ぎて行ってしまうばかりなのです。

とにかく学校に籍を置いておけば嫌でもドイツ語の素読をやらざるを得ないだろう、というわけでして。ただ、講師がいるので、どうにかこうにか音作りは出来 ます。講師は日本語の出来ないドイツ人なので、日本語の音とドイツ語の音の橋渡しをしてくれるわけではありませんし、発音のコツを教えてくれるわけでもあ りませんが、音のチェックはしてもらえます。耳だけが頼りです。

根石さんに教わった通り、テキストに出て来る文を語数分類して回転読みしています。電圧装置も作ってはいますが、こちらの方にはあまり時間がとれません。

私も村田先輩のスペイン語素読会に倣って、3000文のからっぽの電池を作ることを目標にします。励みになります。



【10773】
【タイトル】茶の本--第2回目
【記事番号】1365 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 21:30
【 発言者 】Naima

ひ〜は〜、「茶の本」のコーチ役で青息吐息です。出来れば、ずっと吉さんにコーチ役をやってもらいたいと思いましたです。

今日から30分のレッスンです。前回は最初の2パラグラフを終わったのですが、吉さんの正確で流暢な読みのせいで、あっけないほど順調に進んでしまい、FNはたった7分で終わってしまいました。

それで、残る23分で新しい所をコーチしなければならなくなりました。5パラグラフ目の最後のセンテンス、"In the liquid amber ..., and the ethereal aroma of Sakyamuni himself."までは行かないだろうと思ってましたが、行っちゃいました。うひゃぁ...

発音を調べていなかった私は、急きょ吉さんにコーチしてもらう羽目になってしまいました。穴がなければ掘ってでも入りたいくらいです。

てなわけで、根石さん、次回のレッスンの手順を教えて下さい。



【10774】
【タイトル】茶読2回目
【記事番号】1366 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 22:31
【 発言者 】吉

が、、、NAIMAさんに先に書かれてしまいました、、汗。
素読舎の塾生さんとの電話練習、普段さぼってばかりの自分に発破をかけるために声がけさせてもらったのですが、、、くくく、、(泣)、これほどキツくなるとは、、。
でも楽しいです、Naimaさんをはじめ、メールくれた方、ありがとうございます!

Naimaさんの指摘は的確でした。 Development 私はアクセントを間違えて音読していました。 それ以外にも指摘していただきました。 ありがとうございました!
繰り返して読んでいるとイントネーション、ブレイク、ストレスポイントとか、最初は自信あったのに段々と自信がなくなってくるんですよね。それで、あ れ?、あれ?、、In our common ~、、、 え? どこにアクセントなんだっけ、、イン アワ、肛門、、え? とかなって余計あせってきます(苦笑)。

おかげさまで、茶読をしている夢を見ました。
寝言で茶読をしている自分の声にビックリして起きて、起きた自分に更にビックリ!

来週は私が聞き手ですね。
最初っから今日の所まで5回ずつ読むのは結構シンドイ、、
これからドンドンきつくなる予感、、、。

付けたしのようなコメントですみませんが、
Naimaさんも村田さんもがんばりますね。
尊敬します!



【10775】
【タイトル】吉さん
【記事番号】1367 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 23:43
【 発言者 】Naima

むむ、茶読の夢を見るとは...

お主、出来るな...



【10776】
【タイトル】根石先生 連絡事項です
【記事番号】1368 (2147483647)
【 日時 】06/09/14 23:58
【 発言者 】nishiazabu

根石先生こんばんは。
Nishiazabuの妻です。
来週月曜10時20分よりお願いしています。申し訳ないですがキャンセルでお願いします。
25日にまたお願いします。



【10777】
【タイトル】トリオ。
【記事番号】1369 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 0:46
【 発言者 】村田

Naimaさん、やっぱりすごいですね。
トリオ・ザ・スパニッシュ(笑)も気合が入ります。

スペイン語はよく言われるように、発音が日本語発音でかなりいけそうなんで、素人だけの素読会に踏み切ってみました。
(細かいところまで注目すれば実は奥が深いみたいですが…)

全員、技法グラウンド経験者なので、どういうことをやろうとしているか、ということをわかっているので、お互いやりやすいです。

以前、Naimaさんがドイツ語の回転読みをしたら英語のスキルもあがった、ということを書かれていましたよね?メンバーのうちの1人が、そのことにかなり興味を持っているようです。私も、ラテン系の言語と英語との相互作用がどれだけあるかに興味があります。



【10778】
【タイトル】回転読みの効用
【記事番号】1370 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 1:45
【 発言者 】Naima

ドイツ語の勉強についてですが、私がすごいなんてなことはありません。やるやると言い続けてたくせに、手つかずのまま丸3年は経ってますから。ようやく重 い腰が上がったのです。ドイツ語の回転読みを始めてからも、1人で継続できるのか、自分が信用できませんでした。「有言実行」だと言いながら、有言不実行 に終わったり。大阪では、私のような人間をそしる場合は、「風呂屋」とか「乞食のお粥」とか言います。「湯ぅだけ」= 大阪弁で「言うだけ」

私みたいなのが語学の学習を続けるには、コーチや伴走者の存在が不可欠です。切実にそう思います。外国語学校へ行かなくても勉強できると解っていながら、1人ではどうしようもなくて、とにかく勉強せざるを得ない所に追い込む為にドイツ語学校に入りました。

トリオ・ザ・スパニッシュというアミーゴが出来て、さらに脱落しにくくなりました。グラッチェ。

まとまったレポートができるくらい継続させたいと思っています。

>Naimaさんがドイツ語の回転読みをしたら英語のスキルもあがった

英語とドイツ語の語順は似ているようでいてかなり違いますが、ヨーロッパの言語の中では、もっとも似通っていると思います。(どっちやねんっ)

ドイツ語の回転読みで、英語脳も回転し始めたのだと思います。それに、英文の読解力が落ちるどころか、どうも伸びたような気がしたものです。英字新聞や雑誌が随分読みやすくなったなぁと感じました。英文を読むことから長らく遠のいていたのに、です。

多分、それはドイツ語磁場にいて、いやでもドイツ語文ばかりを読まざるを得なかった環境にあったからだと思います。そのころの私のドイツ語レベルはピーク だっとと思いますが、それでも、英検で言うと3級から準2級の間程度です。だから何を読んでも知らない単語がワンサと出て来ます。背景知識や、類推力や、 勘を頼りに読みながら、自分に1番必要な情報をつかみ取る訓練を知らず知らずの内にしていたのではないでしょうか。



【10779】
【タイトル】nishiazabuさん
【記事番号】1371 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 2:22
【 発言者 】根石吉久

承知しました。
振りかえておきます。



【10780】
【タイトル】中国語
【記事番号】1372 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 15:18
【 発言者 】Jackie

こんにちわ。
皆様お元気そうでなによりです。
Naimaさんはドイツ語、村田さんはスペイン語・・

むむむ、自分もなにかひとつ・・!


従兄弟が去年秋、中国語を始めて準4級から4級、今年の夏に3級と順調に取得しました。
毎日午前様近くの帰宅というのに、通勤の時間を利用して聞き、週末はプライベートレッスンに通ったりとがんばった模様です。仕事がら将来中国へ行くかもしれないという動機があるとはいえ、たいしたものです。


>これは私にとっては、全く未知の言語を、日本在住のまま、「先生」なしの状態でどこまで習得できるか、という実験でもあります。
中学や高校で習わない言葉であり、予備知識が全くない状態なので、根石さんの言う「からっぽの電池」を、純粋にやることができるんじゃないかと思っています。


私は英検は準1級どまりで一級は受験したことがないのでチャレンジをともおもっているのですが、なにかまっさらな状態から初めてみたいという気持ちもあります。
初級者がどこでつまづくか、もわかるし はじめのうちは上達が早く感じられるかと。

つまりは 英語はおいておいて、浮気してみたいっ。

ならば英語に近いフランス語、ドイツ語、日本語と発音が似ているスペイン語なのでしょうが、中国語、ってどうですかね。

漢字は似ているが、発音が難しそうです。



【10781】
【タイトル】ジャズ& 繰り返し
【記事番号】1373 (2147483647)
【 日時 】06/09/15 15:50
【 発言者 】Jackie

なにを血迷ったか母親がジャズを習っています。
NY帰りのご夫妻の先生で 一時間。
はじめの30分は 腹式呼吸と口をおおきくあけたり LやR などの練習。
あとの30分がピアノ伴奏してもらいながら歌を歌う。

家にある私のジャズCDの中から、
you'd be so nice to come home to を選びました。
「歌詞を教えろ 歌詞カードは」と言ったので
「歌詞カードはなくした。100回聞け」と。
「わかるわけがない」
「カタカナでいいから わかるところからかいていけば?」
「冷たいねえ」
「いや、この方法が覚えるのに一番!」
と喧嘩をしつつ、CDをかけながらすこしずつ書いていきました。
どうしてもわからないところは ヒントを与えて 1日ちょっと。
なんとかディクテーションが終了。

そのときまでには 夜寝るときも睡眠聞き取り(笑)していたみたいなので
50回ぐらいくりかえしていたのではないでしょうか?

「歌詞をくれればいいのにいじわるだね」
とさんざんいわれましたが、何回かきいていて自分で ^もしかして ここは「スター?」
「あー、ここはオーガスト?」と 聞き取れたときには 嬉しかったようです。

一時間のプライベートレッスンを始めて4回ほど、
家ではその曲ばかり「リピート状態にして」一日中流してきいたり歌ったりいるようです。
はじめはおぼつかなかった発音も ボイストレーニングの成果と繰り返しの成果でかなりマシになりました。

好きな曲なら繰り返し、繰り返しきけるんですね。
好きな曲なら繰り返し、繰り返し歌うんですね。
もう100回、いや200回、いや一ヶ月ありましたからもっときいているのではないでしょうか?


普通の英語学習となると ピアノや歌のように一曲をマスターというわけにはいかず、
もっと複雑です。

中学レベルの英語を飽きずに繰り返すコツってなんでしょうねえ?
中毒になってしまえば繰り返しが楽しくなりますが、
なかなか 繰り返すことを楽しいと感じるように生徒を持っていくのは難しい。

私も歌で聞き取り、発音の練習をさせたことがありますが、
聞き取り、 音読、口パク、 歌う、バラード調子で、今度はレゲイ調などに変えたりと
飽きさせないようにやったことはありました。 発音はともかくとして、歌。
歌は私自身が音痴なもんですから(汗)ま、あくまで英語の授業の一間だし〜・

今のところ 母はジャズの歌を 今日も飽きず懲りずときいているようです。

2曲目は ”Love letters straight from your heart"
「先生のピアノの生演奏をききながら歌えるし 楽しい」んだそうです。



【10782】
【タイトル】次回の茶読
【記事番号】1374 (2147483647)
【 日時 】06/09/16 1:19
【 発言者 】吉

Jackieさん お久しぶりです。
お母様にディクテーションさせるなんてすごいですね。 でも確かに効果は高い。
私も学生の頃、洋楽でカタカナディクテーションをやったのを思い出しました。

Naimaさん> 茶読の夢は、どちらかというと悪夢でしたよ、、(ボソ)
寝汗ビッチョリかいていたし、、(苦笑)

今まで繰り返して音読をしたことがなかったから夢に見たんだと思います。
あと練習相手(伴走者)がいるので緊張してるんでしょうね。

持続させるって難しいです。 新しい事を始めるよりも難しい。
今は英語の素読がストレス解消になっています!
だから続いている。 発声だけなら気持ちも楽なんですが、
扱っているのは言葉だし、やっぱり音が整ってきたら意味を入れないといけません。
この意味を掴む作業が「茶の本」だと結構キツイ。
素読で回転読みをしたら、意味や気持ちを込めて朗読。

素読→朗読→素読→朗読、、この繰り返し、、。

Naimaさん、今日のレッスンで根石さんと話をしました。
次回はNaimaさんが頭から5回づつ読んでください。
最後にあまった時間を新しい文章に使います。
いやー、昨日僕は2パラグラフだけだったんでラッキーって感じです。
あ、、、でも翌翌週は私が同じ文章量をこなすんだった、、(^^;。

素読舎の塾生さんで練習パートナーに興味がある人は、私にメールください!
(Jackieさんもどうですか? 飽きずに続けるコツ、続けさせるコツ、
私も探しているんです! チャンスがあればメールで一度お話させてください。)

みなさん、私のスパーリングパートナーになってください。
私の勉強になります。 お互いの練習になります!
試しに1ヶ月とかでもかまいません。 試しに1回だけでもかまいません。
まずメールください。 掲示板に公開せず、内緒でOKです。
秘密厳守します! (なんか、、出会い系ぽい?、、?)



【10783】
【タイトル】ジャッキーさん
【記事番号】1375 (2147483647)
【 日時 】06/09/17 1:12
【 発言者 】Naima

素敵なお母様ですねぇ。
ヘレン・メリルの歌う"You'd Be So Nice To Come Home To" が有名ですね。いいなぁ〜、中高年がしっとりと歌うラブソング。

♪あなたの手紙があるから、離れていても淋しくはないわ。あなたのサインに口づけして、また初めから読み返す...

って "Love Letters" の歌詞が、これまた、いいなぁ〜〜〜

英語の歌のディクテーションから英語が好きになったって人、私達の時代には多かったですね。今みたいにインターネットで歌詞が取れる時代ではなかったです から、歌詞カードがついてない輸入盤なんかだと、ディクテーションするしか術がなかったです。聞き取れない所は、耳に聞こえたまんまをでたらめな綴りで書 き取って、そのまんま意味もわからずデタラメに歌う。その内にはっとひらめくように聞き取れる時が来て、辞書を引いて意味を考えたり、学校の授業で出て来 た構文がスパッと当てはまったことがきっかけで英語の勉強が好きになったり。

それに歌は繰り返し繰り返し聴きながら歌うので、知らず知らずの内にオーバーラッピングをやってたことになりますし。

>中学レベルの英語を飽きずに繰り返すコツってなんでしょうねえ?
>中毒になってしまえば繰り返しが楽しくなりますが、
>なかなか 繰り返すことを楽しいと感じるように生徒を持っていくのは難しい。

ほんとですよねぇ。

私の中学生の生徒の場合は、「問題集やらされると眠たいだけ、なんか他のことを考えてしまって集中できへんし。声を出して教科書を読んでる方がマシやわ」というところから入っていたように思います。



【10784】
【タイトル】「茶の本」
【記事番号】1376 (2147483647)
【 日時 】06/09/17 1:23
【 発言者 】Naima

吉さん、

最初から5回づつですね。来週はまだ3回目だというのに厳しくなって来ましたねぇ。
コーチは容赦なくビシバシやって下さい。悔し涙を振り払いながら明日に向かって走りまっさかいにね。

よろしくお願いします。



【10785】
【タイトル】今日のレッスン
【記事番号】1377 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 9:53
【 発言者 】F

いつもありがとうございます。息子が塾の授業と重なってしまいますので、代わりに私が振り替えレッスンをお願いしたいと思います。



【10786】
【タイトル】電話レッスン
【記事番号】1378 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 12:34
【 発言者 】福岡M

 メールが遅くなりまして申し訳ありません。二週間程前にお電話いたしました福岡のMです。映画か茶のどちらかで始めたいと思っています。よろしくお願いします.



【10787】
【タイトル】追記
【記事番号】1379 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 13:53
【 発言者 】F

時間に間に合わなければ 振り替えレッスンをお願いします。



【10788】
【タイトル】Fさん
【記事番号】1380 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 19:44
【 発言者 】根石吉久

ご連絡せず申し訳ありませんでした。



【10789】
【タイトル】Naima さん
【記事番号】1381 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 19:46
【 発言者 】根石吉久

一度電話してから、掲示板を見てみたのですが、連絡がみつからなかったので、二度電話してしまいました。
私のコンピュータもときどき「投稿」ボタンを押しても投稿されないときがありますが、そういう現象かもしれません。



【10790】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1382 (2147483647)
【 日時 】06/09/18 20:30
【 発言者 】根石吉久

 他の方でこの掲示板を見ておられ、「電話でレッスン」では何をやっているのかと思われる方がおられるかもしれませんので、メールでなくこちらに書かせていただきます。文字による説明ではわかりにくいところもあるかもしれませんが書いてみます。

 映画のシナリオを使ったレッスンは、字を見ないで、私が一度言った文を5回(以上)繰り返し言っていただくことに多くの時間を使います。レッスンの前に 自分で練習するときは、字を見て練習しておいていただくことになります。これは「集中豪雨型」レッスンと名付けています。これをやっておられるのは、今は 一人だけですが、Mさんの場合はこちらが適していると考えています。

 字をみないでやる一種のテストみたいなものは、「復習部分」に対して行います。
 初めてやるところは、字を見て、私が一度読んだものを生徒さんが5回(以上)繰り返して言います。読みで問題があれば、その場で直します。
 私の音は、自分で作った「あいうえお・フォニックス」と「発音10のポイント」というものに忠実に作っただけの音で、きわめて語学的な音です。
 この音の元にある基準は、ご自分の英語の音を変えるのに使われるのにも有効ですが、Mさんは英語の先生だということですので、学校で生徒に持たせる音の 基準として考えていただく方がいいかもしれません。この基準は、生徒が英語ネイティヴの音を媒介にできる段階にまで連れていくためのものです。生徒に音の 基準を持たせるためには、先生が今現在は「発音が下手」な方がいいのですが、「残念ながら」多分Mさんは上手な方であろうと見当をつけています。
(下手な先生は、口のどこをどうしたら音がどう変わったかを意識できますが、初めから上手な先生は、こちらが注意することがなくなってしまうので、どこを どうすればどう変わるかを意識しにくく、先生はいい音だが、生徒の音を直せないというケースが生じがちです。かつて柴田さんが、「先生、あんた一人が上手 でどうする? 生徒の音をちゃんと直せよ」と喝破した現象です。)
 私のレッスンは発音の上手な方が申し込まれるケースが多く、私は四苦八苦しています。もっと発音の下手な先生が申し込んでくれれば、いいコーチを育てられるのにというのが、悩みのタネです。

 同じ「ゴースト」という映画のシナリオから私が自作した教材があります。「集中豪雨型レッスン」ではこの教材は使いません。私が自作した教材は、中級者向けのものです。「アジアの大河型レッスン」と名付けています。
 Mさんは間違いなく上級者ですので、「集中豪雨型レッスン」がいいと思います。

 「茶の本」を使った練習は、最近この掲示板で吉さんとNaima さんが自発的に練習を始められましたが、いずれこの種の練習を私の生徒さんの中の上級者の方と始められるのでいいと思います。「集中豪雨型レッスン」が進 んで余力があるようでしたら、私がM さんに適する練習相手を推薦します。

土曜、夜 8時50分〜9時20分
日曜、夜 10時50分〜11時20分
月曜、夜 11時から11時30分

以上三つの空き枠があります。ご都合のよいところを選んでいただきたく思います。



【10791】
【タイトル】時間帯について
【記事番号】1383 (2147483647)
【 日時 】06/09/19 12:50
【 発言者 】福岡M

では、日曜日の夜の部をお願いします。他に必要なことがありましたら知らせてください。



【10792】
【タイトル】電話レッスン
【記事番号】1384 (2147483647)
【 日時 】06/09/20 0:22
【 発言者 】Naima

先日はご心配おかけしました。熱でヘロヘロ状態で欠席届けを投稿したので、操作を間違ったのかもしれません。すみませんでした。



【10793】
【タイトル】茶読 
【記事番号】1385 (2147483647)
【 日時 】06/09/21 21:32
【 発言者 】吉

Naimaさん 今日も「茶の本」にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
思い込み発音をしてる事、私多いんです。これから矯正します!
それにしても5回読むのはつらいですよね。 水を用意したくなりませんか?

根石さん 今日は5パラグラフの「Fain」で始まる文章の手前まで行きました。
次回は、最初に今日残り時間8分位でやった新しい箇所の復習(FN)、
次に残り5分まで最初からの復習(FF)、最後の5分で新しい文章(N)の順番ですすめれば良いですか?



【10794】
【タイトル】み、みず〜〜
【記事番号】1386 (2147483647)
【 日時 】06/09/21 21:48
【 発言者 】Naima

吉さん、

いや〜ほんと、今日は喉がカラカラになりました。

今週は風邪でぶっ倒れていたので予習も復習もしておらず、下駄履きでスカスカの吊り橋を渡っているような心地でした。まだまだ音が安定していないなぁ、と反省しています。

来週もよろしくお願い致します。



【10795】
【タイトル】「茶の本」コピー
【記事番号】1387 (2147483647)
【 日時 】06/09/21 22:03
【 発言者 】Naima

吉さん、

ご参考になるかどうかわからないのですが...

電話でお話したように目が悪いので本を拡大コピーしています。その日のレッスンで読み終わった所を、グリーンとオレンジマーカーで交互にくくって日付を書 いておきます。--- 9月7日はグリーン、14日はオレンジ、21日はグリーン、28日はオレンジ、という具合です。色分けしておくと一目瞭然なので。FFで進んだところは黄 色のハイライトでくくって日付をつけます。 [画像: ./img/bbs/0001387M.jpg]



【10796】
【タイトル】新聞記事。
【記事番号】1388 (2147483647)
【 日時 】06/09/22 22:25
【 発言者 】足立和夫

『 国旗国歌強制は違法 東京地裁、賠償命令も 』


 東京都立高校などの教職員が都と都教育委員会を相手に、入学式や卒業式で国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する義務がないことの確認などを求めた訴訟の 判決で、東京地裁は21日、国旗国歌の強制は許されないとして請求を認め、斉唱しないことなどを理由とした処分を禁じた。

 難波孝一裁判長は国旗国歌法の制度趣旨などから「教職員の意に反し、懲戒処分してまで起立、斉唱させることは憲法が定める思想良心の自由を侵害する行き過ぎた措置だ。斉唱などを強制する都教育長通達や各校長による教職員への職務命令も違法」と判断した。

 職務命令による精神的苦痛の損害賠償として、原告全員に対する1人当たり3万円の支払いを都に命じ、原告のうち音楽科教諭には、国歌のピアノ伴奏義務がないことも確認した。

 国旗国歌法の制定後、国歌斉唱などの強制を違法と認定した司法判断は初めてとみられる。原告と弁護団は「極めて画期的な判決。教育基本法改悪にも歯止めをかける」との声明を発表した。

 原告は都立高校と盲・ろう・養護学校の現・元教職員計401人。

 判決によると、都教育長は2003年10月「国旗への起立や国歌斉唱の実施に当たり、各校長の職務命令に従わない場合は服務上の責任を問われる」との通 達を出し、各校長は通達に基づく職務命令で、教職員に国旗への起立や国歌斉唱を強制した。原告は04年1月以降、順次提訴した。

 難波裁判長はまず「日の丸、君が代は第2次大戦終了まで皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱で、現在も宗教的、政治的にその価値が中立的なものと認めら れるまでには至っていない。信仰に準じた世界観、主義、主張から国旗掲揚や国歌斉唱に反対する人は少なからずいる」と指摘。

 また「国旗国歌は強制するのではなく、自然のうちに国民に定着させるというのが国旗国歌法の趣旨であり、学習指導要領の理念」との解釈を示し、国旗国歌を強制する通達や職務命令は「教育基本法が禁じた教育への不当な支配に該当する」と認定した。

 その上で「式での国歌斉唱などを積極的に妨害したり、生徒に国旗国歌の拒否をあおったりしない限り、教職員には国歌斉唱などを拒む自由がある」と結論付けた。

 原告のうち既に退職した32人については、損害賠償だけ認めた。

(共同通信社)



【10797】
【タイトル】Naimaさん 次回の茶の本
【記事番号】1389 (2147483647)
【 日時 】06/09/22 23:49
【 発言者 】吉

Naimaさん

レッスンが終わった後に根石さんに次回の
「茶の本」の進め方を教えてもらいました。

次回は「時間で区切ります。」
FF: 前半20分は、本の最初からいけるところまで読みます。
(きっとこの間のNEWの所まではいかないでしょう。)

N: 最後の10分を新しい文章に充てます。

次々回ですが、、
前半の20分は、
FN: 前回FFでいけなかった所からスタートして前回のNの所までやります。
あまった時間は、文章の最初に戻っていけるところまで読みます。

N: 最後の10分を新しい文章に充てます。

やっぱりページ番号などをあわせるために本は統一した方が良さそうです。
Naimaさんが購入した本の出版社名などをもう一度教えて頂けませんでしょうか?



【10798】
【タイトル】Naima
【記事番号】1390 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 0:20
【 発言者 】吉さんn

私の使っている「茶の本」はTuttle Publishing のハードカバーのものです。 [画像: ./img/bbs/0001390M.jpg]



【10799】
【タイトル】福岡Mさん
【記事番号】1391 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 1:00
【 発言者 】根石吉久

 お返事が遅れまして申し訳ありません。近所が焼却・溶融炉建設の候補地にされ、議会や委員会を傍聴したり、ビラを書いたり、それを配っていただくよう人 に頼みに行ったり、勉強会をやったりしており、何日もパソコンの蓋を開けないことが多くなってしまいました。お許し下さい。

 日曜に予定しました。
 用意していただきたいものは、スクリーンプレイ出版から出ている「ゴースト・ニューヨークの幻」という映画のシナリオ本です。シリーズでいろんな映画の ものが出ていますが、No.69 です。この出版社はやたらに絶版にする癖があり、長く私のレッスンを続けて下さっている人と「七年目の浮気」という映画のシナリオを使おうとしたら、絶版 にされてしまったことがわかりました。生徒さんがネット上の古本屋から買ってくださって私に郵送してくださったりしています。
 「ゴースト」は多分まだ絶版になっていないのではないかと思っておりますが、問い合わせていただいて絶版になっているようでしたら、この掲示板にご連絡下さい。
 ご住所と電話番号をお知らせいただきたいのですが、こちらはメールでお知らせ下さい。
 テキストが手に入り次第、レッスンは開始できます。



【10800】
【タイトル】Naimaさん
【記事番号】1392 (2147483647)
【 日時 】06/09/23 1:07
【 発言者 】根石吉久

緊急動議!(って、チンケな議会を見学したら変な言葉を覚えましたのです)
あのう、本はマーカーで書き込まないで下さい。
鉛筆で印をつけ、消しゴムで消せるようにしておいていただく方がいいです。
マーカーで書き込んでしまうと、FFが始まってから、本がしっちゃかめっちゃかに汚れてしまいますから。
老爺からの老婆心です。