【10001】
【タイトル】なつかしTV。
【 日時 】05/09/06 17:57
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人
『結婚仮面』のオジサンは♪♪♪
【10002】
【タイトル】Like mother, like son.
【 日時 】05/09/07 16:30
【 発言者 】Jackie
Barbara Bush: It's Good Enough for the Poor
Commenting on the facilities that have been set up for the evacuees --
cots crammed side-by-side in a huge stadium where the lights never go
out and the sound of sobbing children never completely ceases -- former
First Lady Barbara Bush concluded that the poor people of New Orleans
had lucked out.
"Everyone is so overwhelmed by the hospitality. And so many of the
people in the arena here, you know, were underprivileged anyway, so
this, this is working very well for them," Mrs. Bush told American
Public Media's "Marketplace" program, before returning to her
multi-million dollar Houston home.
On the tape of the interview, Mrs. Bush chuckles audibly as she
observes just how great things are going for families that are
separated from loved ones, people who have been forced to abandon their
homes and the only community where they have ever lived, and parents
who are explaining to children that their pets, their toys and in some
cases their friends may be lost forever. Perhaps the former first lady
was amusing herself with the notion that evacuees without bread could
eat cake.
At the very least, she was expressing a measure of empathy commensurate
with that evidenced by her son during his fly-ins for disaster-zone
photo opportunities.
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/thenation/20050906/cm_thenation/120080_1
【10003】
【タイトル】ダジャレー夫人の恋人様
【 日時 】05/09/09 3:48
【 発言者 】根石吉久
久々のヒットかと存じます。
ちょうど島尾敏雄「死の棘」を読んでいる途中でした。
この小説は時々吹き出さずにはいられないほど深刻ですが、これは太宰治なんかもそうで、私小説のすごみであろうかと考えております。
利口な人々は私小説を小馬鹿にしてきました。
東大出なんかに多いです。
さすがに小林秀雄あたりは、見事に分裂して、うめき声がきれいですが。
昔、こんな小説知ったことかと思ったことが恥ずかしいです。
【10004】
【タイトル】Jackie さん
【 日時 】05/09/09 3:55
【 発言者 】根石吉久
ありがたく存じます。
新聞もとっておらず、テレビもほとんど見ませんので、私のニュースソースは、普段よく行く国民温泉のおやじさんたちの話です。ときどき友達から、噂になっ
た段階のニュースを間接的に聞き、「それ何だ?」「どこで?」「今はどうなってるんだ」などと聞き、解説してもらっています。
ですので、Jackie さんの引用して下さる記事はありがたい。
この掲示板は比較的頻繁に読みますので。
【10005】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】05/09/09 4:01
【 発言者 】根石吉久
ダ夫人の恋人さんにもお願いしておきたいですが、松岡祥男さんの批評集、山本かずこさんの詩集を送っていただき、俺もまた雑誌やるかなあと思い始めていま
すので、始まったら何か書いてもらえませんでしょうか。
「ボツ有り」の条件で、お願いします。雀の涙程度の原稿料はお払いしようと思います。
タダで何かするのに飽きてしまったので、人様にお願いした原稿には雀の涙、あるいはハチドリの涙程度、私に景気が回復したなら、ダチョウの涙程度には原稿
料をお払いしたいです。
【10006】
【タイトル】Naima さん
【 日時 】05/09/09 4:04
【 発言者 】根石吉久
ホームページのことよろしくお願いいたします。
私が語学論を書いて、そちらにお送りしたら、ホームページに載せてもらえるでしょうか。
自分でホームページを作るのがめんどうでなりません。
昔やったことがある紙の雑誌を作る方が、気が落ち着きます。
よろしくお願い致します。
【10007】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/09/09 8:04
【 発言者 】Naima
ホームページの件、がってんでがす。
雑誌の件、「ボツあり、原稿料は蚊の涙」で有り難くお受けします。
http://www.geocities.jp/pillbugtwin2000/index.html
【10008】
【タイトル】またまた
【 日時 】05/09/09 13:46
【 発言者 】ミッフィー
明日は体育祭で、おそらく帰宅が遅くなりますので明日のレッスンをお休みさせてください。
【10009】
【タイトル】あたらしい雑誌。
【 日時 】05/09/09 17:05
【 発言者 】足立和夫
詩人根石吉久復活ですね。あ、詩とは限らないですね。
「ボツ有り」の条件で、書かせていただきます。
原稿料は出世払いで結構です。
【10010】
【タイトル】敗戦
【 日時 】05/09/09 17:25
【 発言者 】Jackie
郵政民営化はアメリカへの売国法案。
テレビや新聞が
日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html#mineika-s
にまったく触れようとしないことがその証拠。
ここに書いているアメリカの命令どおり小泉竹中が郵政民営化進めてる、
簡保民営化も。テレビはアメリカの生命保険会社のCMばかり。
簡保は国民のためのセーフティーネットなのだが。
http://nishio.main.jp/blog/
私は共産党員ではありませんが
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-01/2005090102_03_0.html
IMF後 銀行などの金融、大手企業などがアメリカ系企業にM&Aされ、
社会不安に陥っている韓国の実態。
日本では商法改正も来年か再来年からはじまり、外国株式を使って日本企業がM&Aできるようになるので将来的に同じことがおこりそうです。
韓国のIMFの役目を竹中大臣がしているといってもいい。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/08/19/20050819000065.html
いみじくも英語の時代が到来しそうです。
子供に英語力をつけさせることがサバイバルの条件となるでしょう。
ま、地方の生活では英語は使いませんが、
農業協定なども小泉は 農業鎖国はできないと開放する予定ですし、
本当に売国です。
あさはかな私の考えなのではずれてるかも。はずれてほしいなあ。
団塊世代の退職もあり ここに郵政民営化をみこしてのアメリカの投機マネーが株式市場にはいっているので 中期的には一段の株高あるのでしょう。
でも地方底上げ、実態経済のともなわないものはバブルにすぎず、
おいしいところをとったらアメリカは撤退。
また、ババをつかまされるのは日本人。
選挙の話をしてすみません。
自民以外に入れる予定です。
【10011】
【タイトル】机上
【 日時 】05/09/10 17:59
【 発言者 】村田
ひょんなことから、音信不通だった昔の知り合いとネットで出会いました。
以前はお互いに英語に関してはあまり興味がなかったと思います。
15年ぶりくらいに連絡しあって、英語(および他の外国語)に接しているということで、意外でした。
彼女に、英語をどのように習得したか、聞いてみました。
英語に関しては、日本でも現地(ニュージーランドとカナダで生活したことがあるそうです)でも、直説法で学んでいたそうです(ちなみに村田は直説法と聞い
て文法用語の方を思い浮かべましたが、ネイティヴに直接学ぶ方法ということらしいです。知らないことがまだいっぱい)。
そこで、興味深かったのは、帰国直後のTOEICの点が、600点台であったのに対し、それから7〜8年経ってから受けた時が、850点だったそうです。
この850点の要因は、シャドウイングを毎朝やったからだと分析していました。
直説法で経験的に英語を身につけるのは楽しくていいけれど、ネイティヴでない人間が、限られた時間の中で外国語を身につけるには、意識的な口慣らしと文法
感覚を身につけるのが有効。机上の集中シャドウイングが、TOEICの点数に関しては、現地滞在よりは有効であったと書いていました。
村田は、彼女とは語学について話したことはありませんでしたが、根石さんが言っていることとかなり近いことを書いているような気がして、なんだかうれしく
なりました。
素読舎の塾の方では、シャドウイングはやっていませんけれど、自分でシャドウイングをするための土台作りは、やっているなあと思います。(シャドウイング
することが目的ではありませんが)
(T)その日に初めてやる文→(FN)初めてやった文と直前の復習→(FF)はるか以前からの復習
この3段階を踏まえて「技法グラウンド」を行っていますが、(T)と(FN)はコーチが塾生に音を与え、(FF)はCDの音を聞いてもらいます。(FF)
の段階ではCDが1文を流すのを聞いてから5回繰り返して、テキストを見ないで言ってもらいます。
この次の段階が、シャドウイングになると思うのですが、違うかな。
机上が非ネイティヴにはどうしても必要である、という証言がまた得られました。
【10012】
【タイトル】過去ログから
【 日時 】05/09/10 18:02
【 発言者 】村田
過去ログ162 「説明の無力さ」
「文法の説明を塾生にすることはありません。説明(無力な手段)でわからせるのではなく、生徒が考えるための素材をきちんと持たせることをしています。素
読というお江戸の技法を駆使しているのはそのためです。」
これ、ほんとに大変だと思います。手っ取り早い「意味」を求めることや、手っ取り早い「理解」を求めることとのたたかいです。
小学生からだと、意味はいずれわかるよ、と、ゆっくりやっていけるわけですが、中学3年あたりで入ってくると、そうも言ってられない。しかし、それでも、
意味はいずれわかるよ、と言い続けるしかない。そのときまで、ひたすら読み続けるんだよ。と言い続ける。もちろん、素材はきちんと準備して。
目的関係代名詞わけわからん、主格関係代名詞って何?と次々に聞かれても、まだお前はそれ以前に知っているべきことがあるよ。とにかくこのテキストをすら
すら読めるようにして、テキストを自分のものにすることが先決だ、そうすれば、俺が逐一説明していくこと以上のことをいっぺんに自分の力で掴み取ることが
できるんだよ。
テストに間に合わないよお、なんてそんな悲しそうな顔すんな。
泣きそうな顔すんな。
いや、泣いてもいいけど。
歯をくいしばって、読め。
俺も読んで先に行くから。
…以上、心の中の声。
できることは、待つこと。
【10013】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】05/09/10 18:07
【 発言者 】村田
記事ありがとうございます。
すごくいやな筋書きですね。
私は不在者投票してきました。
やっぱり自民以外…。
【10014】
【タイトル】ミッフィー さん
【 日時 】05/09/10 20:16
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
現在振り替えレッスンがかなり混んでおりまして、12月16日まで埋まってしまっております。
それ以降の振り替えになりますがご容赦下さい。
【10015】
【タイトル】シャドーイングの効用
【 日時 】05/09/10 23:24
【 発言者 】Naima
村田先輩、ご無沙汰しています。
>素読舎の塾の方では、シャドウイングはやっていませんけれど、自分でシャドウイングをするための土台作りは、やっているなあと思います。
以前私は「シャドーイングはプロの通訳士を目指す人のの為の練習法だから、(音作りもろくにできていない)学習者にはやらせるな」と言ったことがありま
す。村田先輩のおっしゃる通り、確かに素読舎では「自分でシャドウイングをするための土台作り」を実践されています。素読舎のような土台つくりがあってこ
そ、シャドーイングが生きて来ます。
おばばになったせいか理路整然と考えられなくて、なんだかこれっきりを言うのが精一杯で、語学論にまで発展させられなくてごめんなさい。
【10016】
【タイトル】シャドーイング
【 日時 】05/09/11 16:36
【 発言者 】村田
Naima先輩、ありがとうございます。
>以前私は「シャドーイングはプロの通訳士を目指す人のの為の練習法
>だから、(音作りもろくにできていない)学習者にはやらせるな」と言ったこ
>とがあります。村田先輩のおっしゃる通り、確かに素読舎では「自分でシャ
>ドウイングをするための土台作り」を実践されています。素読舎のような土
>台つくりがあってこそ、シャドーイングが生きて来ます。
(引用のため、改行させていただきました)
覚えていますよ!一番最初の「大風呂敷」の頃にシャドーイングに関
してかなり議論がされていましたね。私の投稿記事も、Naima先輩が
おっしゃっていたことが念頭にあったから書けました。
(あー、早く過去ログの目次作りを追いつかせないと!)
シャドーイングは、やり方を知ったとき、「それ、日本語でやっても大変
ではないか!」と思いました。Naima先輩のおっしゃる通り、土台がな
くてはできるものではないと思います。
まだ、自分では実践していないのですが、枝のひとつとして挑戦してみよ
うと思います。
【10017】
【タイトル】村田君
【 日時 】05/09/12 4:11
【 発言者 】根石吉久
ちょっと横槍を入れます。
>興味深かったのは、帰国直後のTOEICの点が、600点台であったのに対し、それから7〜8年経ってから受けた時が、850点だったそうです。
この差の250点が、純粋にリスニング力の増強によるものであるとして、「リスニング力」というものの正体こそは、この掲示板が始まったときに激論に
なった問題でした。こうじと名乗られた方との激論は、確かにこの掲示板でのことでしたが、もう一人、「リスニング力」というものを純粋に「音」だけの問題
として設定した方がおられたので、「意味が動かない音に意味はない=だから聞き取れているとは言えない」という当たり前のことを私が対置したのは、あるい
は他の掲示板上でのことでしたか。忘失しました。(こういう時に、やはり、キーワードで過去ログから記事が拾えるとありがたい。)
私の考えでは、「リスニング力」というのは総合力です。コモンセンスの意味での「常識」が必要です。その全体が、総合力です。もちろん、そのさらに下部
に文法力、語彙力が必要になります。そして、しかし、肝心要のものは、つまり文法力や語彙力よりも「さらに下部にあるもの」は、発音力です。
下部構造の下部にあるのは、生活言語やネイティヴ言語では問題にされない「音」です。
(ついでに言えば、「論」を成すことができていない人においては、生活言語やネイティヴ言語では、語学が話題になる時以外、音が問題にされることが「な
い」ということが問題にされないのです。)
原理から直かに理論を生やすなら、ネイティヴ言語習得の過程はいざ知らず、語学の過程においては、聞き取りの力よりも発音の力が先立ちます。発音の力が
ないのに、聞き取りをいくらやっても、わけのわからない音の固まりの割合が減ることはない。あっても、まるで効率が悪い。語学では発音の力があらゆる力に
先立つべきだということが成立してしまうのは、ネイティヴ言語や生活言語から見れば、語学というのは変態行為そのものだからです。
>英語に関しては、日本でも現地(ニュージーランドとカナダで生活したことがあるそうです)でも、直説法で学んでいたそうです。
現地で「直接法」で。
まあ、誰でもそれがいいと考えるでしょう。
しかし、これを越えたのが、私の「電話でレッスン」だと思っております。現地でネイティヴ話者から習うより、現地で(電話を通じて)私から習う方が力が
つく。もう断言したいと思っております。現在、アメリカから私のレッスンを受けておられる Julian さんの例を考えても断言したい。Naima
さんがまだ日本におられた頃の Julian さんの英語を覚えておられて、現在の Julian
さんの英語を聞けば、きっと驚かれるはずです。(失礼ながら)若者ではない Julian
さんが、こんな短期間にこんなに変わるか、と驚かれるはずです。「磁場」だけがもたらしうるものを越えていると思います。(もちろん、Julian
さん自身の主観に即せば、今も四苦八苦していると言われるかも知れませんが、今の四苦八苦と同質のものが、「磁場」だけでもたらされ得たかどうかの問題で
す。)
現地で「電話でレッスン」を幹として、「磁場体験」を枝とする。
そこにあるのは、「語学というアイデンティティ」であり、これ以外に、アイデンティティ危機をまともに迎え撃つことのできる原理はないという考えが最近
しきりに私の中に動いております。「語学というアイデンティティ」つまり、語学への認識(言葉・言語への認識)以外にない、と。
永住を決め日本語を捨てると決めたら、比較的楽ですが、再び日本に帰る予定があり、日本語を保持したまま「磁場」とあい渡るなら、「語学というアイデン
ティティ」しかありはしないのだ、と。
そこまで考えて、男と女を区別するという意味で「男女差別」を行いますが、女はやはり地下茎なんだなと思うわけです。すでに生えている竹から離れたとこ
ろに別の竹が生えてきますが、地下で(地下茎で)つながっている。この場合の「地下(茎)」というのが女という体なのだと考えています。
じゃあ、男はどんな具合かといいますと、これは鉢植えの竹なのです。大地やら土地やら地下から切れてしまっている。決定的に切断されている(鉢の中だけ
でとぐろまく)。
男にせよ女にせよ女から生まれてくるということは、女が地下茎なのだということです。男から何が生まれるもんか。文化という貧弱なものしか生まれやしな
い。自然とは別系として、男がやたら文化に血道をあげてきたのは、男が自然から切断されているからだ、と。女が「生む性」であるのは、女がてめえの自覚は
ともかくとして、自然と地続きだというか、自然を生きる性だということです。(近頃は、この意味での「女」もだいぶ壊されてきておりますが・・・)
それが語学と何の関係があるのか。ある。語学によって心が損なわれる度合いは女の方が小さいというのは、対象とする語学の言語の男根型シンタックス、女
陰型シンタックスの問題以前にあるのだと思うのです。何語だろうがかまうもんか、どうせあたしゃ体だし、体は自然に地続きだし、命から命へ地下茎としてつ
ながるのだという安定は女にあり、男にない。(まだ子供を産んだことのない女にも安定はないかもしれない・・・)なにはともあれ、男は尻切れとんぼで、
「命を生む」ことはできない。文化という記号的・幻想的なものしか生むことはできない。(だから、私もこうして理屈を書いている。)
女が神経症程度で済む場合に、男がアイデンティティ喪失になっちまう場合は大いにある。
ここではっきりと差別したいが、女はだから、「直接法」でもよろしいかもしれない。
二十歳を過ぎて以後、男が日本でろくな準備もしないで、「直接法」を頼りにあっちの「磁場」に渡った日には惨めであろうと思います。まず間違いなくアイ
デンティティ危機にみまわれるだろう、と。もし、アイデンティティをあやふやなものでなくしたいなら、「語学というアイデンティティ」以外に何があるか、
と。(このアイデンティティだけが、「往復」を可能にするものです。)
村田君の友達については、ニュージーランドに何年、カナダに何年滞在(在住)したか、おしゃべり好きかそうでないかなどのデータも是非欲しいところで
す。そういうデータがあれば、現在の私の理論で現象はすべて説明できると思っています。(やってみて駄目ならまた考えますが、ひとまずそう思っていま
す。)
・原理から直に理論と方法を生やすこと。
・世の中に流布するハウツウの評価に終始すること。
両者はまるで別物です。
シャドウイングがいいというのは、「前提」を無視したもの言いになれば、「ハウツウの評価」に過ぎない。
浜谷さんの「多読」と同じです。
つまり、理論たりえないから、ご本人にはそれでいいが、他の人の役には立たない。
村田君の友達の意見も、シャドウイングの「前提」になっているものがわからない。「前提」に英語の「磁場」と交わったことがどれくらい混入しているのか
がわからない。日本だけで作った英語力でないのは明らかですが、どのくらいの混入があるのかの自覚がないのではないでしょうか。この自覚のなさをさして、
言葉は思い切り悪いが、(語学的には)「密輸入」だと言ってきました。村田君の友達についてのみ言っているのではないのです。「磁場帰り」の人で、その自
覚をはっきり持ち、はっきり口にできる人に会ったことがないのです。国弘正雄ですらそうなのですから、しゃべる・聞くのスキルだけ発達させただけの人はほ
とんど全員を串刺しできると思っています。
私の理論によれば、かなり高い「同致度」が成立した後でなければ、シャドウイングは益にならないだけでなく、害になる。(TOEIC受験のためにシャド
ウイングをやって、どもりになった高校の英語の先生にいくつかアドバイスして、どもりを治した経験からもそう考えています。)この点で、初心者にシャドウ
イングを禁じる Naima さんと同じ意見です。(村田君は、Naima さんに賛成できているが、禁じることを明言できていないと思う。)
ついでに言えば、広島大学の柳瀬さんなどは、初心者のシャドウイングの害に関してまるで無意識です。一月ほど前、シャドウイングに関する柳瀬さんの文章
を読み直すことがありましたが、やはり気楽なもんだなという感想を持ちました。大学の先生というのはこんな程度でやれるんだなと再確認しました。
------------------------------------------------------
今の段階で、村田君がシャドウイングをやるのは賛成です。
もうそろそろいいと思う。それで、耳がよくなったら、俺の通訳をやって下さい。(俺はシャドウイングはまだやる気がないし、「英語でコニュニケーショ
ン」なんかもだんだんやる気がなくなってきた。馬鹿らしくて。人に「英語でコニュニケーション」させる気はありますし、そこまでひっぱることもやります。
コーチという商売ですから。)
【10018】
【タイトル】英会話幻想とマスコミと小泉自民
【 日時 】05/09/12 13:08
【 発言者 】Jackie
宣伝はすべて大衆的であるべきであり、その知的水準は、宣伝が目ざすべきものの中で最低級のものがわかる程度に調整すべきである。
(中略)宣伝の学術的な余計なものが少なければ少ないほど、そしてそれがもっぱら大衆の感情をいっそう考慮すればするほど、効果はますます的確になる。
しかしこれが、宣伝の正しいか誤りであるかの最良の証左であり、若干の学者や美学青年を満足させたどうかではない。
宣伝の技術はまさしく、それが大衆の感情的観念界をつかんで、心理的に正しい形式で大衆の注意をひき、さらにその心の中に入り込むことにある。
これを、われわれの知ったかぶりが理解できないというのは、ただわれわれの愚鈍さとうぬぼれの証拠である。
宣伝になにか学術的教授の多様性を与えようとすることは、誤りである。大衆の受容能力は非常に限られており、理解力は小さいが、そのかわりに忘却力は大き
い。
この事実からすべて効果的な宣伝は、重点をうんと制限して、これをスローガンのように利用し、そのことばによって、目的としたものが最後の一人まで思いう
かべることができるように継続的に行わなければならない。
人々がこの原則を犠牲にして、あれもこれもとりいれようとするやいなや、効果は散漫になる。
【10019】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/09/12 19:28
【 発言者 】村田
朝、掲示板を見て、根石さんの書いていることがよくわからなくて、草取りしながら考えていました。やっとわかったような感じになったので、書きます。
> 村田君の友達の意見も、シャドウイングの「前提」になっている
>ものがわからない。「前提」に英語の「磁場」と交わったことがどれ
>くらい混入しているのかがわからない。日本だけで作った英語力
>でないのは明らかですが、どのくらいの混入があるのかの自覚が
>ないのではないでしょうか。この自覚のなさをさして、言葉は思い
>切り悪いが、(語学的には)「密輸入」だと言ってきました。村田
>君の友達についてのみ言っているのではないのです。「磁場帰り」
>の人で、その自覚をはっきり持ち、はっきり口にできる人に会ったこ
>とがないのです。国弘正雄ですらそうなのですから、しゃべる・聞く
>のスキルだけ発達させただけの人はほとんど全員を串刺しできると
>思っています。
私は、友達が、彼女の言う「文法感覚」を身につけるにあたり、その過程で机上と現地での生活とどちらが重要であったか、という聞き方をしていました。その
答えが、机上の方が重要であり、TOEICに関して言うならば、自分にとっては毎朝のシャドーイングが役にたったということでした。
根石さんの書かれた記事を読むと、私には彼女の「机上」の前提条件になにがあるのか、また、その机上の学習の質に思いをめぐらせる力が足りなかったなあと
思いました。
シャドーイングについて、私に関しても、前提条件が違うわけだから、彼女と同じような効果があるとは限らない。私は英語圏で生活したことがないから。(で
もやってみる価値はあると思っています)
今回の根石さんの指摘で、語学的「密輸入」ということがわかった感じがします。
私は語学的「密輸入」をしているのは欧米礼賛型な人、というイメージを持っていたのですが、決してそんなわかりやすいことではないんだなあ、ということで
す。
私の友達は、日本語が好きだから、英語圏の人が日本に来たら日本語を使って話す、という人です。その友達にしても「磁場」体験がどれだけ自分の言語能力形
成に寄与しているか、根石さんの言うレベルでの自覚はないと思われます。(今度よく聞いて確認してみますけど…。何年滞在したかについても)。
そして、そのことを的確に指摘できない私自身も、語学的「密輸入」の片棒をかついでいることになるんだなあ、と思いました。
なによりも、「話せればいい」というレベルにおいては、その自覚がなくても困らない。少なくともしゃべれるようになってしまっている人は。
(1から学ぼうとしている人にとっては、ずるいぞ、ということになる。隠してるぞ、と。)
根石さんの書かれた「語学的アイデンティティ」をめぐる言説は、びんびんとひびいてくるものがあるんですが、それを広めていくのは、とても困難な道だと思
います。でも、私も、語学に関わっているものとして、それをしなければならない。私は、響いてきたものを、自分の言葉にするのに、まだまだ時間がかかりそ
うですが…。
だんだん何書いてるのかわからなくなってきた…。
*「直説法」は書く前に調べてみて書いたんですが、今回また調べてみたら、「直接法」「間接法」が正しいんですね。
【10020】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/09/12 20:09
【 発言者 】ダジャレー夫人の恋人
詩稿錯誤。
【10021】
【タイトル】メモ
【 日時 】05/09/13 2:06
【 発言者 】村田
「磁場」の強制力とシャドウイング
根石さんと久しぶりに飲んでいました。
シャドウイングの話になりました。
忘れないうちにメモ。
「磁場」では、いやがおうでも、「意味」が外部から注入される。「意味」を強制される。
「磁場」なしで自分の内部に強制力を持つのが、シャドウイング。しんどいもの。
【10022】
【タイトル】Jackieさんの記事を読んで
【 日時 】05/09/13 2:30
【 発言者 】村田
Jackieさんの記事を読んで、ああ、これは気持ちのいい思想統制の話なんだなあと思いました。
ファシズムとか。
思想統制とかファシズムとか、身をゆだねたら、実はとっても気持ちがいいもんなんだろう。
そして、「お前、ファシスト」と言っても、俺は違う、と言うだろう。(俺、正義!かな?)
自分はファシストなんかではなく、俺はいいことをしているんだ、国家のこと、こどものことを考えていると言うだろう。
歴史の教科書なんかでは、1930年代を、ファシズムの台頭、と書いているけれど、その時代を生きた人は、今自分がファッショの時代を生きている認識なん
てなかったと思う。(俺は知っていたよ、なんて後で言うやつはいつでもいるわけだけれど…ほめられたもんじゃない)
今、どんな計画がなされているか知らないけれど、新たな装いの「いいこと」「気持ちいいこと」が内面化する準備はなされつつあるんだろうなあ。それを見破
るのはなかなかしんどいことだ…。
【10023】
【タイトル】言論の自由。
【 日時 】05/09/13 12:45
【 発言者 】Jackie
報道の自由なんて今回の選挙にはありませんでした。
日米年次要望書について語ろうとしても 司会者がさえぎったりCMにいったり。
あきらかに報道管制がひかれていたといってもいい。
言論弾圧もはじまってます。
小泉政権の今回の選挙を リフォーム詐欺と言っていた勝谷さんに日記の削除命令が。
郵政売国法案に反対した 小林こうき、城内、小泉龍議員の落選。
郵政改革を邪魔する悪者にしたてられてしまった彼ら。
日本国民の財産を守るために果敢に戦った人々が失脚の危機。
アメリカ、小泉竹中にたてをつくものは ようしゃをしないということか?
国会にて。
小泉龍、竹中大臣。どちらが正しいと思われますか?
なぜそう思われるのか、も教えてください。
http://www.ryuji.org/documents/20050531_yusei.html
なーんて政治論議してる暇はなく、自分の生活をなんとかしなくては。
株があがっても貧乏人には関係ないし、
将来だってどうなるかわかったもんじゃない。国民年金だけじゃ、老後の生活はできませんからねえ。
>英会話幻想とマスコミと小泉自民
の記事は ヒットラー関連らしいです。
地道に基礎からなんていってちゃ客がこないってことはわかっていましたが、
この語録でとどめをさされました。
英会話幻想にだまされる人々。あえていっちゃいますが
この 「バカ」を相手にして バカに会う宣伝をしなくてはならない。
もちろん教え方もそれなりに バカにあわせて。
効果?生徒がのびるようにプランをねる?
いらないんですよ。そんなもん。
上手い事いって 努力蛾必要なんて一言もいわず、「楽して身につく」って幻想でさそい、
「おかしいな、伸びない」といいだしたら
「あらー、練習しないと伸びるわけないじゃん。常識でしょ」と一蹴すればいいのです。
自分の教え方が悪かったのか、もっと言い教え方があるんじゃないのか
馬に水をのませられない、練習不足なのは自分の力不足だ。なんて落ちこむ必要はまったくないのです。
月々大変だろうから れっすんがきにいらなければいつでも辞めれる月謝制。
いや、そんなの一括クレジットでいいんです。辞めるほうが悪いんです。努力不足をたなにあげて
講師の教え方のせいにするなんて おかしいんですよ。
講師は教え方をかえりみる必要なんてまったくない。
今回の選挙でも 誠実にプランをしめした(穴はあるが)岡田より
方法論は一切話さず、 「改革だあ」と叫んでいた小泉にこれだけ票がはいるということ。
バカがいっぱいなんですよ。思った以上に。想像以上に。
びっくらこきましたが。
大風呂敷をみている根石さんの生徒さんに一言。
いい師匠をおもちです。 外人に習ったからと言って日々の訓練なしに話せるようにはなりません。バカ正直に回転読みだあ、訓練しろだあ、はじめから努力が
必要といってくれる根石さんが
どんなに生徒思いか!良心的か。(本人は、そんなことないというかもしれませんが)
大手英会話学校で幻想を打っていた過去!がある私がいうんですから間違いありません。
幻想だけで上手くなるわけがない。週1,2回、1、2時間、ネイティブレッスンをうけたところで家での練習なしに上達はしない。
いや 英会話学校のプランで家で独学したところで 訓練法が立脚されてないので
効果は少ないんです。
繰り返しが重要。
そうそう、小泉さんも繰り返ししてましたねえ。
「改革するのか、止めるのか。郵政民営化に賛成か反対か」
嘘も100回言えばほんとうになるんですね。
繰り返しの効果、
首相のおりがみつきですから。
今から数年は大企業の業績の好転(中小零細、地方は悪化するばかりでしょうが)
外資の日本買いで 小泉改革の成果が 作り上げられることでしょう。
しかし弱肉強食の時代はやってくる。
報道されてませんが韓国の貧富の差はかなり拡大している。
50歳でリストラされてしまったり、企業の合併でリストラに。
外資系にのっとられた企業では英語は必須。
子供の将来のために英語をならわせてる親が増えている。
日本の 「子供おゆうぎ英会話教室」とはまったくちがう厳しいものが。
あらら、根石さん。「弱肉強食の時代。死なない英語で生き残れ」
これで 案外今までの教え方で、行ける時代がきたのか?
お遊戯、幻想英会話から、死なない英語の時代。
人々が求める時代はすぐそこ?
※ 自民圧勝が予想できなかった私のいうことですから まゆにつばをいっぱいつけて
話半分、いや四分の一できいてやってください。
勝谷誠彦の××な日々。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/?
削除対象の日記。
http://homepage2.nifty.com/katsuya-m/nikki_20050912_.html
【10024】
【タイトル】村田さん
【 日時 】05/09/13 12:51
【 発言者 】Jackie
>思想統制とかファシズムとか、身をゆだねたら、実はとっても気持ちがいいもんなんだろう。
そして、「お前、ファシスト」と言っても、俺は違う、と言うだろう。(俺、正義!かな?)
自分はファシストなんかではなく、俺はいいことをしているんだ、国家のこと、こどものことを考えていると言うだろう。
例えが上手いですねえ。」
今回、国のことをおもって 既得権をぶっつぶそうとしてる、
小泉なら改革してくれるだろうと
一票をいれた人々が多かったようです。
俺たちの一票が 利権にしがらみのないフレッシュな議員を当選させたとおもってる。
(落下傘は 財務省や ハーバード竹中つながりなどが多いんで、これも利権といえるんですが)
抵抗勢力と果敢に戦う小泉はカッコイイ。
とまじめにおもってるらしい。
だから一層 タチが悪い。
【10025】
【タイトル】バカと利口
【 日時 】05/09/13 13:23
【 発言者 】Jackie
>バカ扱いに長けた小泉はバカではない。
小泉をバカにする奴は現状認識能力に欠ける奴だ。
悔しかったら>バカを 手なずけてみろ。
と某掲示板より引用。
自分のバカさがあらためてあきらかになった次第。
サバイブするためには小泉みたいに利口にならなくちゃ。
【10026】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/09/15 9:42
【 発言者 】F
先日お願いしました教材が、まだ届いておりません。よろしくお願いします。
【10027】
【タイトル】村田先輩
【 日時 】05/09/15 11:17
【 発言者 】Naima
西部進と小林よしのりの「本日の雑談」を手にしたのが運の尽き。それがきっかけで「ゴーマニズム宣言」を全巻読破した上、ワシズムまでに手を染めました。
「新しい歴史教科書」や「新しい公民教科書」まで読んじゃいました。塾長によると「ありゃ(小林よしのりのこと)反動ですよ」ってことでしたが、「村田君
が読んでます」とおっしゃってました。あれを読んでると、英米の植民地主義に腹が立って英語の勉強まで嫌になりそ。わたしはどうしたらよいでしょう。
【10028】
【タイトル】Naima姐さん
【 日時 】05/09/16 16:13
【 発言者 】村田
中島らもの「明るい悩み相談室」みたいでちょいと吹き出してしまいました。
でもらもさんみたいにかろやかな返しはできません〜。
なんだかむずかしいんで、そうじをしながら考えていました。
「ゴーマニズム宣言」、連載時に読んでいましたよ。
被差別部落に関してのシリーズまでは「うわーすげー、どこまでやるんだろう?」と思って見てました。「差別もある明るい社会」なんて、呉智英みたいなこと
言うなあ、と思ってたら、やっぱり呉智英がブレインみたいなことやってたみたいですね。ここまでは笑えるものだったと思います。
「薬害エイズ訴訟」が終わるあたりからなんかついていけないなあと思いはじめました。このころには呉智英も去っていったみたいです。だんだん面白くなく
なってきました。
新しい歴史教科書の話になってからもう読むのはやめました。
バブルの時代までの、いわゆる「進歩的」と言われていた陣営が表に出さないことを書いたのはよかったかもしれませんが(例えば、中華人民共和国が日本の新
聞社・放送局に、共産党にとって不利益なことを報道しないという約束をさせられているとか)、しかし、日本の、大陸及びオセアニア方面への侵略を美化して
描くのは、恥知らずだと思います。
国家に自らを自己同一化する心性をよいものとして増殖させてるんじゃないかと思います。
覇権主義な国家があるのは事実ですが、それはそれで別個に批判し、自らもまた批判するというのがまともな態度ではないかと思うのですが。
(もう「ゴー宣」は手許にないので印象で書いてます…)
>英米の植民地主義に腹が立って英語の勉強まで嫌になりそ。
そう考えるとまあイヤな感じですよね…。
でも英語やってるおかげで、例えば私はインドやスリランカやフィリピンの人と知り合えました。
まあこのことの後ろに帝国主義やらなんやらがあるのは確かだとしても、とにかく話ができるのはいいことだと思います。
すでに広まっているものは、使い倒してやればいいんではないでしょうか。
英語が母語ではない我々が英語を使うことは、英語ネイティヴからすれば、「ノイズ」だと思いますが、英語を使い倒して「ノイズ」を広めてしまえ〜!と思っ
たりします。例えば Long time no see. っていうのは非ネイティヴから出てきた言い方が、広まっていったのだと聞きました。
それから、政府がやってることと、庶民が感じていることは、必ずしも同じではないと思います。
…若造が言ってみましたが、どんなもんでしょ?
【10029】
【タイトル】Fさん
【 日時 】05/09/16 20:08
【 発言者 】根石吉久
すみません。
コンピュータの調子がおかしくなり、頭からとんでおりました。
今はなんとかつながっておりますので、急いでお送りします。
レッスンが始まりますので、少しお待ち下さい。
今日中にお送りできると思います。
【10030】
【タイトル】お答えありがとうございます。(^^)
【 日時 】05/09/16 22:21
【 発言者 】Naima
「明るい悩み相談室」はおかしいですね。私もよみました。
>すでに広まっているものは、使い倒してやればいいんではないでしょうか。
そうですね。「使い倒してやる」ってのはいいな。がんばります。
って、ほんと、相談者みたいですね。
【10031】
【タイトル】皆様
【 日時 】05/09/17 0:20
【 発言者 】根石吉久
人に設定してもらって新しく導入したコンピュータが不安定で、仕事にさしつかえるようなことが
ちょくちょくあります。
ネットへの接続が不安定で、突如メールが使えなくなるのが困っています。
そういう事情をかかえておりますので、教材が終わりそうになっている生徒さんは、なるべく早め
にお知らせ下さるようお願い致します。
【10032】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/09/18 16:42
【 発言者 】F
添付ファイルがメモ帳形式で送られてきました。
これでも一応は読めますが、分量が多いため
とても使いにくく困っています。
ワードに変換した形式でないと実際の教材としては
困難ではないでしょうか。
ワードにできないかご連絡ください。
以上
【10033】
【タイトル】Fさん
【 日時 】05/09/18 22:49
【 発言者 】根石吉久
お送りしたのは、メモ帳形式というより、テキストファイル形式というものです。
ワードでテキストファイル形式を読み込むことは難しくないと思っていますが、私はワードを使っていないので、よくわかりません。
村田君がわかると思いますので、電話してここに書き込んでもらうようにします。
【10034】
【タイトル】ワードでテキスト形式のファイルを開く方法
【 日時 】05/09/18 23:18
【 発言者 】村田
1.まずワードを立ち上げる。
2.[ファイル(F)]→[開く(O)]
3.[ファイルの種類]を、[すべてのファイル(*.*)]にする。
4.[ファイルの場所(I)]で教材ファイルのあるフォルダを選択。
5.[ファイル名(N)]で教材ファイルを選択。
【10035】
【タイトル】村田君
【 日時 】05/09/19 0:25
【 発言者 】根石吉久
ありがとう。
Fさんへ
何かわからないことがあったら、また書いて下さい。
私がわかれば私がお答えします。
【10036】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/09/19 12:57
【 発言者 】F
・ご指示通りにワードにしましたが すぐに固まってしまsって 使いにくいです。
・教材テキストですので やはり ページ付してないと やりにくいです。
・印刷すると フォントが小さく 読みにくいです。
・いずれにしても 前のような教材フォームにしていただかないと 時間がかかってしかたないです。(教材にしては時間ロスが大きすぎ)
【10037】
【タイトル】Fさん
【 日時 】05/09/20 14:14
【 発言者 】村田
・フォントが小さい件について
以下の操作でフォントの大きさを変えることができます。
1.ワードで教材ファイルを開き、[編集(E)]→[すべて選択(L)]
すべての文字が選択されます。
2.[書式(O)]→[フォント(F)]
3.[サイズ(S)]の部分にある数字を選ぶ。
(例えば「14」など。なにもしなければ「10.5」になっています)
・ページ付けに関して
1.[挿入(I)]→[ページ番号(U)]
2.「位置」、「配置」を指定します。
(何もしなければ「位置」は『ページの下』、「配置」は『右』になって
います。それでよければそのままOKをクリックします)
パソコンの画面上と、プリントアウトしたテキストの両方にページが入ります。
【10038】
【タイトル】村田君
【 日時 】05/09/22 0:43
【 発言者 】根石吉久
ありがとう。
実は、ワードが固まる問題は、ウインドウズが不安定になっているせいだろうということと、「前のような教材フォーム」は私が作ったものではなく、それを印
刷したソフトの設定によるものであることを、レッスンの時に電話でお話しました。そのことをここに書かないままにしていたので、村田君のお手数をわずらわ
せましたが、Fさんがワードを使うために役に立つと思います。
ファイルを添付する以前は、メール本文にテキストを貼り付けたものをお送りしていたのでしたが、データが大きくなってきて、アメリカ在住の生徒さんや埼玉
県のSAITさんにベタに貼り付けたものをお送りしてうまくいかなかったので、以後は「添付」することに切り替えました。
Fさんは、以前はベタ貼りでお送りしたものを、アウトルックから直接印刷されたということでした。(私はアウトルックが印刷機能を持っていることも知りま
せんでした。)ページ付けや印字の大きさは、アウトルックの設定によるものと思います。それが、Fさんの言われた「前のような教材フォーム」のことだと思
います。
私がメールに添付したテキストファイルをワードに読み込むことまでは、Fさんの手元でできていましたので、ワードからアウトルックに「コピー・貼り付け」
をして印刷すれば当座はしのげるのではないかということもアドバイスしました。問題があれば、連絡をいただくことになっています。
いずれにせよ、ありがとうございました。
Fさんへ
ワードでのページ付け、印字の大きさなどは村田君が書いてくれたことで解決すると思いますが、「固まる」問題は、実は根の深い問題です。これは、マイクロ
ソフトというアメリカの会社が、まともでないOS(ウインドウズという名前のOSです)をまともなもののように宣伝して売ってきた問題なので、掘っていけ
ば、日本の(当時の)通産省がアメリカの圧力によって、日本製のトロンというOSをつぶした犯罪(売国)行為にまでつながってしまいます。
ウインドウズが標準の地位をもってしまったおかげで、現在でもどれほどの労力の損失が世界中で発生しているか計り知れないと思います。しかし、標準の地位
を占めたOSの周りには優れたソフトが誕生しますので、私もいやいやながらウインドウズを使ってしまっています。
痛し痒しというのはこのことかとも思います。
あくまでもデータバックアップの万全を期した上で、リカバリーをなさることをおすすめします。
このままで使い続けられると、コンピュータの動作がますます不安定になっていくだろうと思います。
一ユーザーとしては、リカバリーくらいしか、ウインドウスの「タコ」を解決する方法はありません。「リカバリー」でも、結構な労力の損失が発生しますが、
仕方ありません。日本の中央政府や中央官庁がアメリカという猿回しの猿をやっている限り、ワードが固まるような問題にまで波及し、そのつけは日本人の個々
が引き受けさせられるのです。
きちんとデータをバックアップした上で、リカバリーすれば、パソコンを買った時の安定度に戻せます。その後に、データをパソコンに戻してやれば、ワードで
まともにデータが扱えるようになると思います。
【10039】
【タイトル】OS
【 日時 】05/09/22 1:27
【 発言者 】村田
>ウインドウズが標準の地位をもってしまったおかげで、現在でもどれ
>ほどの労力の損失が世界中で発生しているか計り知れないと言っ
>ていいと思います。しかし、標準の地位を占めたOSの周りには優
>れたソフトが誕生しますので、私もいやいやながらウインドウズを使っ
>てしまっています。
まったくもってその通りですね…。
私はWindows9x系を使っているときに、あんまり不安定なので、一時、代替OSを物色していました。それこそPC-UNIXなんか何種類もバージョ
ン違いでインストールして、はてはTronまで入れてみました(今はロサンゼルスにいる生徒さんに、「…それって異常ですよ?(笑)」と言われる始末です
(笑))。参考書籍なんかも大量に買い込んで、結構な時間と金をつぎ込みました。
PC-UNIX(例えばLinux)はテキストベースで使っている分には軽快で安定していて、すごくいいです。この点ではMS-DOSより使い勝手はいい
です。私は一時はインターネットのサイトもテキストベースのブラウザを使って閲覧していました。
しかし、GUIなアプリケーションを使うと不安定になりがちでした(OS自体は無事ですが、アプリケーションが固まる・落ちる)。それから、ワープロみた
いに、文書をきちんと1ページに収めて整形するようなアプリケーションも、製品版でさえあまりいいものがありませんでした。
「不具合があればまず自分で改良する」「情報はオープンにする」「使うこと自体もコミュニティへの貢献」「作者へバグレポートするのも立派なコミュニティ
への貢献」等の理念はすごくいいと思うんですが、一方で、まずは道具として、今、すぐに役に立ってほしいという思いもある(アプリの改良なんて私みたいな
素人にはできないし)。
やっぱり、ちょっと無理して使っていると、ストレスもたまってくるんです。
結局、マイクロソフトの製品周辺に、素人に使いやすいアプリケーションが集まっていて、使ってみると、そこそこいい、と感じてしまう。当初はえらく敗北感
を感じたんですが、今は開きなおってしまっています。
いや、ほんと、アプリケーションがよければいいんですよね…。
Naima姐さんはOSXに移行なさったそうですが、Macは安定しているものですか?
【10040】
【タイトル】シャドウイングに挑戦
【 日時 】05/09/23 16:36
【 発言者 】村田
シャドウイングをやってみました。
素材は、井上一馬「話すための英語(1)」です。
以前、自主練習用テキストにしようとして、結局ほっぽりだしていたものです。
付属CDをMDに録音して、準備完了!
掃除機をかけながらやってみる。
…これは大変です。そうじをしながらやろうなんて、私が間違っていました。
そうじが終わってからまた挑戦。でもやっぱり知らない文をMDの音にぴたりとくっつきながら言うなんて難しすぎです。3語くらいならできるかな?いや、そ
れでもだめだな…。
例文を聞き終えたら即座に言う、という形に変更してみました。現象的には素読舎(塾の方)のFFと見た目は同じだけれど、まったく練習していない例文を聞
くというところが違う。
やってみるとこれが結構おもしろい。聞き取れたけれどスパッと言えない文や、意味はわからないけれど、スパッと言える文がある。根石さんの言うように前者
の場合の方が単語数が多く、後者の場合の方が単語数が少ない傾向があるけれど、かならずしもそれにあてはまらない時もあって、不思議。なんでだろうなあ。
まったく言えなかった例文にはあとでテキストに印をしておいて、重点的に回転読みをしようと思います。
結局シャドウイングにはならなかったけれど、しばらくこの練習は続けていこうと思います。もちろん、支流としての練習ですが。
【10041】
【タイトル】テキスト
【 日時 】05/09/24 11:18
【 発言者 】F
やっとページ付ができて これで漸く テキストらしい形式になってきました。
村田さんありがとうございます。
実りの秋で しっかり勉強したいと思います。
< P S >
最近年のせいで 覚えが悪くなっているかと こぼしていましたら 若い方から 仕事上の能力(脳力)は 脳を使うことによって 60歳まで ピークを伸ば
せると 教えてもらい 少しやる気が出てきました。多少眉唾の部分もなきにしもあらずですが、体力知力の衰えを年齢の理由にせず 頑張っていきたいと思い
ます。
【10042】
【タイトル】根石さん
【 日時 】05/09/24 12:16
【 発言者 】Julian
本日午後11時からのレッスン、所用のためお休みさせて下さい。どうぞよろしくお願い致します。
【10043】
【タイトル】Julian さん
【 日時 】05/09/24 23:04
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
【10044】
【タイトル】いくこ・村田君へ
【 日時 】05/09/26 3:15
【 発言者 】根石吉久
高知市に住む松岡祥男さんが、以前から吉本隆明の単行本未収録のものや、雑誌初出のものの復元などをしていて、俺はそれを購読しているが、今日送られて
きたものは、「状況[上](『文芸』初出)」というものでした。
村田君やいくこやキリピーの間に噴出している問題に参考になればと思い、読み始めてすぐにぶつかった記事を引用します。
------------------------------------------------------
ここ数年来火をふきだした大学紛争の過程で大学教授研究者たちが、ジャーナリズムと戦後社会から過剰に甘やかされて育てられた社会常識以下の判断力しか
もたない自惚れた嬰児にすぎないことが暴露された。急進的な学生たちを先頭とする<学閥支配体制を解体せよ>・<学問研究の専門的な分野以外のところでは
教授研究者と学生とは人間的に対等であるという原則を認めよ>というような、それ自体きわめて感性的な要求から大学制度改革の項目をつきつけられたとき、
かれら大学教授研究者たちはまったく不可解な人種の言葉を耳にしたときのように、為すすべを知らず右往左往した。かれらのうちただ一人も、大正リベラル・
デモクラシイの原理が戦争期になめた苦渋な体験と戦後二十数年のあいだ磨きをかけてきたはずの市民民主主義思想に根ざして、急進的な学生たちの前面に立
ち、まさに思想原理的に対決する姿勢をしめしたものはいなかった。また学生たちから不信任をつきつけられ、<おまえ>呼ばわりされたとき、学生たちと人間
的対等の立場に駒をすすめて、自力でこれを粉砕しようとする者もいなかった。また、<俺はこんな頓馬な学生たちに教えるのは御免だ>と公言して辞表をたた
きつける者もなかったのである。かれらが示したのは怯懦・女々しさ・小狡さ・非常識、ようするに特権的な知識人が共有する最大の悪徳だけであった。かれら
は戦争期とまったくおなじように思想と感性の二重底を使いわけることで、ただ当面する事態を巧みにすりぬけようとする態度を公然としめしたにすぎなかっ
た。
----引用終わり----------------------------------------
少部数出版のため、安くはありませんが、「吉本隆明資料集」の購読をおすすめします。上に引用した記事にある問題は、現在に至ってもいまだ何も解決され
ておりません。現在の書店にあふれている駄本や駄雑誌を読むより、楽しめますし、まともに考えさせてくれます。
ついでに言えば、以前に広島大学の柳瀬さんという人をこてんぱんにしてみたのも、この問題が片づいていないからで、柳瀬さん個人を攻撃したかったわけで
はありませんでした。この人一人をきちんと刺せば、無数の大学の「のほほんども」を串刺しにできると思ったからやったことでした。
柳瀬さんにも言った覚えがありますが、今は特にいくこに言っておきたい。書き言葉は残ります。ネットに書くのでも残ります。20年後に、「お前が20年
前に書いたことを、その後ずっと考えてきたが、お前はテッテ的に(つげ義春用語!)間違っていた」と人から言われたときに対応できるように練った上で書き
言葉を残すべきです。
松岡祥男さんは最近、沖縄のボーダインクという出版社から、「猫々堂主人・状況の最前線へ」という本を出版されました。是非読んでもらいたい本です。こ
の本は近々、私の手元に10冊ほど届くように、明日手配する予定ですから、私から買っていただいてもいいし、版元や松岡さんに直接問い合わせていただいて
もいいです。
「吉本隆明資料集」については、私の名前を出しても出さなくてもいいですから、松岡さんに直接問い合わせて下さい。
以下に問い合わせ先を書いておきます。
780−0921
高知市井口町45 猫々堂 松岡祥男
088−873−2479
(郵便番号不明)
沖縄県那覇市与儀226−3 ボーダーインク 宮城正勝
電話098−835−2777
------------------------------------------------------
皆様へ
最近とみに村田君といくこが仲が悪くてこまっております。一種の内ゲバです。
やりたきゃ勝手にやれというのが私の立場ですが、素読舎のためにはよろしくない。まあ、いいですけど。うちの女房も長年、素読舎を粗末にしてきましたか
ら。
場違いながら、愚痴として、この掲示板に書かせていただきました。
読み流して下さい。
【10045】
【タイトル】またまた
【 日時 】05/10/01 4:38
【 発言者 】ミッフィー
本日所用のため、レッスンをお休みさせて下さい。9:30に帰宅できそうでしたが無理そうなので…。
【10046】
【タイトル】アメリカの小学生の教科書
【 日時 】05/10/01 16:55
【 発言者 】村田
今日、本屋でおもしろそうな本を見つけました。
◇「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」
ジェームズ・M・バーダマン/村田薫 (編) ジャパンブック刊
◇「アメリカの小学校教科書で英語を学ぶ」
小坂貴志+小坂洋子 ペレ出版刊
歴史の方の本がおもしろそうだったので、ついつい買ってしまいましたが、もう一冊の方はCD付きだったので、これもつい買ってしまいました。
文法的なことは、中学3年生くらいかと思います。(ボキャブラリは別として)
両方とも対訳がついています。
素読舎には、大学受験レベルの長文読解テキストがあります。これはほかのテキストを全部やってしまった人が始めてやる資格の生じるものです。
中学3年までの教科書をすらすら読めるようになっている人たちに対して、これらの文章を、サブテキストとしてなんらかの形で素材として提供できないかと思
いました。まるごと「基礎問題集」みたいな形にしたら膨大な量になるので、どういう形になるか、まだ全然わかりませんが…。
【10047】
【タイトル】ミッフィーさん
【 日時 】05/10/01 23:38
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
夕方読んではいたのですが、お返事を書く時間がとれませんでした。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
【10048】
【タイトル】「ハルとナツ」
【 日時 】05/10/07 1:07
【 発言者 】村田
NHKの5夜連続ドラマ「ハルとナツ」に意外にはまってしまいまいした。
戦争が始まる直前にブラジルへ移民した家族と、ひとり北海道に取り残されてしまった娘の物語です。
この中で、移民した家族のお父さんについて、考えるところがありました。まだうまくまとまりませんが…。
村田雄浩さん演じるお父さんは、最初3年で日本に帰るつもりだったので、ポルトガル語を学びませんでした。しかし、農園で新たに借金にしばられ、ようやく
帰れると思えば戦争が始まり、また帰れなくなってしまいます。
ポルトガル語を覚えて、現地の生活様式になじんだ人たちは、一定の成功をおさめている。一方、自分たちは、いつまでたってもうだつがあがらない。
お父さんは、それでも決してポルトガル語を覚えようとしない。もしかしたら覚えられなかったのかもしれない。たとえ外国にいようとも、自分たちは日本人
だ、働きまくって、日本人のえらさを見せるのだ、と考えてきたお父さんは、戦争が始まると、ナショナリズムに傾倒していき、さらには現地になじんで成功し
た人の家に火をつけるにいたります。
戦争が終わっても、「日本が戦争に負けるはずがない」とずっと思っているお父さん。こういう人たちを「勝ち組」といったのを、不勉強ながら、このドラマで
初めて知りました。
私がまず思ったことは、必要にせまられて、切迫した状況でつかんだ言葉(外国語)のせつなさです。ほんとに大変な思いをして生きてきた、ひとつの結果とし
ての言葉の獲得。
それから、ポルトガル語を決して学ぼうとしなかった、または学ぶことができなかったお父さんのつらさ。そして、日本を出てきたけれど、現地になじめず、ま
たはなじまず、自分を「天皇のいる日本」の臣民として過剰に自己同一化していかざるを得なかったお父さんの悲しさ。このお父さんのナショナリズムは、そう
思わなければ生きていけなかった、ぎりぎりのところだったんだと思います。簡単に切り捨てることはできないと思うのでした。
なんだかまだうまくまとまらないんですが、まずはここまで。
それから、このお父さんの、「日本が戦争に負けるはずがない…。もしも日本が負けたなら、将校は全員切腹しているはずだ…。そんな知らせはない。だから、
日本は負けていない」というせりふは、なぜか心に残りました。実際にこう思った人は大勢いたと思うんですが、例えば、中曽根みたいな人はその声をどう聞い
たのだろうかと思いました。
【10049】
【タイトル】飲み会にて
【 日時 】05/10/11 12:26
【 発言者 】村田
根石さん宅で恒例月曜祝日パーティあり。
私はスリランカ出身のA君を駅からひろってきたんだけれど、まだ誰もいない…。
A君と二人で「まあ、飲むか」と飲み始める。
9時頃からだんだん人が集まってくる。
A君と話に花が咲く。なんとなく私は
「スリランカのお盆てどうなの?」
と聞いてみた。A君は仏教徒だ。
A君は、うんうん、とうなずき、左手を右肩にあて、次に右手を左肩にあてる動作を繰り返す。
それは風呂で塩を肩にすりこんでいるような、もしくは吉本新喜劇の「大阪名物パチパチパッチン」のような動き。
「それはもしかしてdance?」私が聞くと、
A君は、「私は大使館前で見ました」と言う。彼は、『あれはいったいなんだろうねえ』というような顔をしている。
「もしかしてスリランカにはお盆はないの?」「ないですよ」
そこで私は気がついた。インドの仏教では、人は死ぬと必ず生まれ変わるのだ。
「亡くなった人が家に帰ってこないんだ?」「そうですよ」
永遠に生まれ変わる苦しみから抜け出したのがブッダ。
「ということはtombはないの?」「ありますが、それはキリスト教が入ってからです。」
仏教としての先祖崇拝はないみたいだ。やっぱり日本の仏教は中国経由で入ってきたからインドとは違うんだなあ。
「盆踊りはどうしてやるのですか?」と聞かれたが、さてねえ…?と考えてしまった。
それから、なんで出てきた話だか忘れたんだけれど、「とにかく中央アジアの女性は美しい!」ということで、お互い鼻息あらく同意した。A君は熱く語る。
「なぜ美しいかというと、ギリシャのアレキサンダーがインドまで軍隊を進めてきたとき、アレキサンダーはインドで死にましたが、その軍隊はギリシャに帰ら
ず、インド周辺にとどまり、結婚して家族をもったからです」
ああ、なるほど。「インドからヨーロッパに移動していった人たちもいると思うんだけど、それはアレクサンダーの前?後?」
「それは、だいたい同じくらいのときです」ということだった。おもしろそうだから、後で調べてみようと思った。
A君は電子工学専攻なんだけれど、彼の先輩が数年前、「ロボコン」に出場したそうだ。私はちょうどそのとき見ていた。あの時は、外国勢がたくさん出場して
いて、熱かったと思う。
【10050】
【タイトル】村田先輩
【 日時 】05/10/13 3:08
【 発言者 】Sumie
私んとこは浄土真宗でですが、うちのお寺さんも「もともとお盆なんかは仏教にはないんです」と言ってます。
私はこの春から家庭教師をして10人ほどの生徒がいるんですが、「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」を高校1年生のテキストとして使ってます。英語が得
意科目の子供なので語彙も丁度いいようです。「アメリカの小学校教科書で英語を学ぶ」は教材としてはちょっと使いにくいのですが、英語科の生徒は学校で
ディベートなどをさせられるので、貧困だとか交通問題についての章は結構使えるので、必要な時に使っています。「アメリカの中学生の教科書」というのも出
ていたような。。。
【10051】
【タイトル】Naima姐さん
【 日時 】05/10/13 12:02
【 発言者 】村田
「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」をすでに採用されてるんですね!
どのように使われているか、よろしかったら教えてください。
「中学生の歴史」も出ているんですね。同じスタイルで出ているなら入手したいです。
【10052】
【タイトル】小学校でも英語を必修教科に
【 日時 】05/10/13 19:20
【 発言者 】Jackie
英語については、現在は中学1年から始まり、公立では週4時間程度があてられていますが、国際化が進む中で前倒しして教えるべきだという意見が多く、文部
科学省はその是非について検討を進めてきました。その結果、これまで以上に時間を割いて、小学校でも英語を必修とする方針を固め、14日開かれる中教審の
外国語部会に示すことになりました。実施されるのは、早ければ2年後の平成19年度からで、小学3年以上が対象となる見通しです。これに合わせて、文部科
学省は全国の小学校で共通に使うテキストを作るほか、小学校で英語を教えることができる教員の養成を進めることにしています。さらに、実施に向けて、現
在、週3時間以上行われている「総合的な学習の時間」を使うかどうかや年間で何時間をあてるかなど、具体的な枠組みについては、専門家らによる検討委員会
で引き続き調整を進めていくということです。小学校からの英語教育をめぐっては、国際的に低いとされる日本人の英語力を上げるには早期からの実施が必要だ
とする意見がある一方で、まず日本語教育を徹底させるべきだとする意見もあって、ここ20年にわたって導入すべきかどうか議論が続いていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/10/13/d20051013000156.html
【10053】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】05/10/13 23:57
【 発言者 】村田
Jackieさん、情報どうもありがとうございます。
私は小学校の頃、担任が国語の先生でした。
小学校の頃、私は遊び半分で英語教室に通っていました。
学校で英語やってるとかなんとかいうことは言ったことがありませんでした。
しかし、担任の先生に一度、「国語もできないで英語なんかやっても意味ないぞ。」と強く言われたことがありました。私はそのとき、なんでそんなこと言うん
だろう、と思いました。英語教室に通っていることがえらいとかかっこいいとか全然思ってませんでしたから。私は幼稚園を卒園するときに、そこの先生と離れ
離れになりたくなかったからその幼稚園のやっていた英語教室に通っただけなのでした。
しかし、今、小学校のときの担任の言いたかったことがわかります。私が担任の先生に言われたのは、小学校3年か4年のころでした。その先生は、日本語をい
かに読めるようにするか、言葉からいかに想像力をはたらかせるか、今思えばそんなことばかりやっていたと思います。
学校の図書館に漫画が堂々と置いてあるご時勢です。日本語の文章の意味がとれない小学生がいっぱいいます。中学生だって、文章題が苦手だ、という子の大半
が日本語を読むのが「めんどくさい」という子です。
「日本語がまともにできないで、なにが外国語だ」、小学校の時の担任は、私に対してだけでなく、世間に対してもそう言っていたんだと、思います。
小学3年生で英語をはじめるのもいいけど、どう教えるんだろう。
日本語で話すこと、書くことを訓練することが先ではないだろうか、と思うのです。
私自身も、人にわかる言葉で書こうと意識しはじめたのは、ほんの最近ですから。
何度か小学校で英語をやることの是非がこの掲示板でも議論されたと思うのですが、現状では、やるべきではない、と私は思います。新たな不幸が生まれるだ
け、と思います。
Jackieさんはどうお考えですか?
【10054】
【タイトル】村田先輩
【 日時 】05/10/15 3:58
【 発言者 】Naima
「英語で読む日本の歴史」という本を見つけて買いました。「武士道」と「茶の湯」も買いました。素読用です。どうもあっちこっちに気が行って、二兎を追う
もの一兎をも得ず、というより、兎の群れを追っ掛け回してくたびれ儲け、という感じなんですが... いまのところ、三冊とも机の上に置いたまんまです。
いつか実行したいと思ってますが。ゴーストに集中せんかいっ、と塾長に叱られそうです。
「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」
学校で使っている教科書、文法書、語彙集などは、激しい音読と筆写だけで点数が取れてしまいます。もともと英語は得意な子でしたが、1学期、徹底的にやっ
てみて上位の成績をおさめたので、生徒も学校の勉強は自分で出来ると言い出しました。それで学校の勉強については疑問点に答えたり、試験前に総ざらいをし
たりするだけになりました。
いろいろ考えた挙げ句「アメリカの小学生教科書で英語を学ぶ」と「歴史」を選びました。「アメリカの小学生教科書で英語を学ぶ」の方は、アメリカ議会など
についても説明しているので、語彙は難しいですが二年生になって時事英語をやらされるようになると役立つかもしれないと思って、必要な章だけを抜粋して
使っています。英語科の高校生は2年生になるとけっこう高度なことをやらされます。ノルマとしてペーパーバックを読まされたり、スチューデント・タイムス
を定期購読させられたり、ディベートのための資料集めをしなければならなかったり。一年生のうちはまだ余裕があるので、英語や米国社会についての基本的背
景知識をインプットしておいた方が後々になって楽かなとも思いこの本を選びました。
宿題:進出語彙だけを書き出したプリントを与え、英英辞書で意味と例文を調べて来させ、その語を使って1〜2文作らせておきます。
授業:宿題をチェックし、テキストの文脈に一番ふさわしい意味を教えます。聴解問題
のワークシートを作っておきます。区切り聞きや区切り読みの方法も教えましたが、この教材は一年生には難しすぎたようなので、読解問題に切り替えました。
CDをかけながら本文を黙読させ、その後ワークシートでパラグラフ毎の要約をさせます。その際、paragraph reading
や文脈から単語の意味を読み取るすべなどもおしえます。こういうことは、小説などより時事英語の方が教えやすいし学習効果的が期待できます。2年生になる
と英検2級を受験させられるので読解問題や聴解問題に役立つと思いました。
「歴史教科書」はもちろん最初から順を追って勉強します。要領は上記と同じですが、音声教材がついていないので、こちらの方は音読をさせて発音やイント
ネーションや息を継ぐところについても矯正します。読みが上手にできると、内容もまず理解できるようになります。内容がわかっていないときは、やはり読み
が下手です。
お役に立つかどうかわからないのですが、よろしければワークシートをいくつかお送りします。ご覧になってみて改良すべきところがあれば教えてください。
http://www.geocities.jp/pillbugtwin2000/frame/
【10055】
【タイトル】これ買ってみます。
【 日時 】05/10/16 12:48
【 発言者 】Jackie
もしかして小学校授業に音読がとりいれられる可能性もでてきた?
基礎力がつく小学生がふえると商売あがったりですが(笑)、
いいことでしょう。
陰山英男&藤井弘之の 反復練習 英語暗唱ノート
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757409079/qid=1129434120/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-8854354-8943400
これはみていないですが ワクワク授業より。音読と繰り返しの授業のようです。
自然に力がつく“音読パワー
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/050814.html
【10056】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】05/10/16 17:26
【 発言者 】村田
ていねいなレスどうもありがとうございました。
後でまたきちんとレスさせていただきます。
【10057】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】05/10/16 17:29
【 発言者 】村田
情報ありがとうございます。
タイトルからしておもしろそうですね。
またのちほどレスさせていただきます。
【10058】
【タイトル】Naima姐さん
【 日時 】05/10/17 7:12
【 発言者 】村田
Naimaさんの授業、高校生の時に受けてみたかったなあ。
私は高校の時、paragraph reading
を実際に即して教わったことがなかったから、生徒さんは幸せだと思いました。授業は、1人につき2時間くらいかかるのでしょうか?
ワークシート、もしよろしければ、ぜひ見せてください。受け渡しについてはメールアドレス書いておきますので、メールでお知らせください。
以前、Naimaさんが書かれていましたが、ほんとに英語科の生徒さんのノルマってきつそうですね。ペーパーバックとスチューデントタイムスかあ。それに
加えてディベートの資料集め。ペーパーバックは感想文とか書くのかな。
ウチにも以前、英語科の塾生がいましたが、毎年夏休みくらいになるとディベートの資料集めはえらく楽しそうにやってたみたいですが、他のノルマはあったの
かなあ。
「武士道」「茶の本」私も買いました。「茶の本」から行って見ようと思ったのですが、まだ本棚に鎮座しています。「日本の歴史」も読みたいです。
「英語で読む民俗学」というのがあったら迷わず買っていると思います。ないかな。
【10059】
【タイトル】Naima姐さん
【 日時 】05/10/17 7:19
【 発言者 】村田
こちらからメールしますね。
【10060】
【タイトル】家庭教師
【 日時 】05/10/17 8:51
【 発言者 】Naima
家庭教師なので高校の生徒は1人。時間は2時間です。先に書いた内容で2時間弱かかってしまいます。ワークシートは今週の金曜日の授業で使うものを送りま
すね。
ディベートなんかは本当に出来ているんだろうかと思ってます。多分、ちゃんとしたフォーマットにのっとって進行しているわけではなく、ディベートもどき、
ディベートごっこだと思うんですが。なんだか背伸びさせすぎのような気がします。ペーパーバックですが、英語科の生徒は「レインマン」のダイジェスト版を
読んでいましたが、「読んでおけ」というノルマがあるだけで、先生が直接指導されることはなかったようです。それだったら、学校の図書館にペーパーバック
を揃えておいて、その中から自分の好きなものを読ませてやったらいいのにと思ったんですが。感想文を書かせるわけではなく、巻末の読解テストを小テストに
引用してノルマのチェックをしてるだけなんですから。
3〜4人の先生で教科書、文法、読解、会話などを担当されているようですが、先生同士の連携はあるのだろうかと思いました。
【10061】
【タイトル】リーディングとライティング
【 日時 】05/10/17 20:53
【 発言者 】Naima
英語科の生徒達はネイティブ・スピーカーの中高生が使うライティングのテキストを使っています。もしこのライティングのテキストに従って教えていれば、
リーディングの指導と連携できます。書き方を習うことで、書き手の意図を読み取るこつがわかるからです。通常、第1パラグラフの冒頭のセンテンスは読者の
注意を引くためのものであるとか、トピックセンテンスはパラグラフの最初か最後に出てくる場合が多いとか。書かせっぱなしにしないで、ライティングを学び
ながらスチューデント・タイムスの記事でパラグラフ・リーディングを実践させるとかすると相乗効果が出ると思うのですが、新聞は読ませっぱなし、たまに
ディベートに使うくらいのようです。前にも書いたことなのですが、いい書き手は同じ単語を何度もつかうことは避けるので、新聞には同義語が沢山出てきます
し、単語の類推力を養うのにもいい教材になります。いい教材を与えても読み方のコツを教えてやらないと消化不良になるだけのようにも思えます。
英語科の高校生は「データーベース5000」だか「5500」だか忘れましたが、毎日数ページ覚えるノルマがあります。電圧装置のような方法を教えてやら
ないと小テスト前に丸覚えするだけで、覚えた後から次々と忘れてしまいます。これを簡易の辞書がわりにして常時携帯し、副教材を読ませる方法も考えられま
すよね。この単語本を調べても載っていなければ、当面覚えなくてもいい単語だとみなしてペーパーバックなどを読み飛ばすということにしてもいいかもしれま
せん。
与えた教材を最大限に生かす方法を教えるのが先生じゃないかと思います。勉強の方法がわからない、と訴える生徒は本当に多いです。
【10062】
【タイトル】小学校の英語
【 日時 】05/10/17 22:35
【 発言者 】Jackie
村田さん
>何度か小学校で英語をやることの是非がこの掲示板でも議論されたと思うのですが、現状では、やるべきではない、と私は思います。新たな不幸が生まれるだ
け、と思います。
Jackieさんはどうお考えですか?
私も現状では英語より国語と算数を優先させるべきだと思います。
国語ができなきゃ、文章を読む力がつかないので学力向上にはつながらない。
中学や高校の英語の参考書だって 結構難しいので読むのには国語力が必要(笑)
日本が金融植民地になるのは近いので英語をやらせておこうと言う政府の目論見なのか、情けなのか。どちらにしても国語と算数の衰退は国力の衰退を招く。
文部科学省は日本を衰退させたいのかと。
Naimaさん
英語科の生徒ノルマきびしいですね。
英語科生徒の宿題、多いですね。他の教科に差し支えはでないのでしょうか?
スチューデントタイムを定期講読させて、ペーパーバックをよみ、ディベートですか。
ある程度政治や経済そしてに興味がないと英字新聞は(ST)でも読むのがキツイか。
ましてやディベートなんて。まず日本語で考えがないとできるもんじゃない。
ディベートは新聞記事に関連したものなのですか?
>与えた教材を最大限に生かす方法を教えるのが先生じゃないかと思います。
まったくですね。 ある新聞記事とその関連の記事をいくつか読ませて聞かせて、音読させて、考えさせて、ライティングさせて、ディベートならいいんですけ
どね。
そうやって経済関連、BSE問題 とかひとつひとつの主題を1ヶ月ぐらいのスパンでこなしていけば長文読解の力もリスニングも、総合的な力がつけれるの
に。
英字新聞、昔とっていたときがありましたが、経済などにまったく興味がないので
きれいなままたまるばかりでした。(笑)。
今はネットで気になる記事をひろいますけどね。
英語のシャワーあびれば英語がうまくなると先生はお考えなんでしょう。
コーチングしなきゃ、ほんと消化不良ですよね。
【10063】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】05/10/17 23:49
【 発言者 】Naima
ディベートはお決まりの「環境問題」のようなトピックなら高校生の手にあいますが、「尊厳死」とかもありました。「携帯電話は是か否か」とか「制服は是か
否か」くらいにしておいた方がいいのではないかと思いました。STに自衛隊イラク派遣の記事が出たとき、それがトピックになっていて生徒が四苦八苦してい
ましたが、ほんとにディベート出来てたんでしょうか。
前にも同じことを書いたんですが、これにまだNHKの「Let's
Speak!」を毎日聞く、ってノルマもあります。そこから抜粋された文章が小テストに出ます。「生徒が本当に聞いておるか」とチェックするためです。こ
のテキストが授業で使われることはいっさいありません。「Let's Speak!」は結構難しいんですが。
こんなに沢山ノルマが与えられて、他の教科に差し支えないんだろうか、と私も心配してます。
【10064】
【タイトル】教材の有機的な連関
【 日時 】05/10/18 3:42
【 発言者 】村田
Naimaさん
> 英語科の高校生は「データーベース5000」だか「5500」だか忘れまし
> たが、毎日数ページ覚えるノルマがあります。電圧装置のような方法を教えて
> やらないと小テスト前に丸覚えするだけで、覚えた後から次々と忘れてしまい
> ます。これを簡易の辞書がわりにして常時携帯し、副教材を読ませる方法も考
> えられますよね。この単語本を調べても載っていなければ、当面覚えなくても
> いい単語だとみなしてペーパーバックなどを読み飛ばすということにしてもい
> いかもしれません。
これ、いいアイディアですね!
Jackieさん
> ある新聞記事とその関連の記事をいくつか読ませて聞かせて、音読させて、考
> えさせて、ライティングさせて、ディベートならいいんですけどね。
> そうやって経済関連、BSE問題 とかひとつひとつの主題を1ヶ月ぐらいのスパ
> ンでこなしていけば長文読解の力もリスニングも、総合的な力がつけれるのに。
これもすごくおもしろそう。
俺自身、こういうのやってみたいです。俺の場合、積読(おお!「つんどく」で
一発変換!)のままのTIMEがあるので、誰か一緒にやる人おらんかな。
学校というシステムの中で教材を選んでいるわけだから、教材の使い方もシステム
の中で有機的な運用されていないと、生徒さんたちはヘトヘトじゃないだろうか。
Jackieさんも書かれていますけど、消化不良にならんのだろうか…。
他の科目もあるだろうし、勉強以外にもやることはあるわけだし。
先日、根石さんは、「語学はしらみつぶしだろ。」とはっきり言っていました。
一見、とても簡単に聞こえて、しかも遠回りに聞こえるけれど、学習者にとって
これほど根源的な言葉はないと思います。このことを学校で言っているならば、
「勉強の仕方がわからない」という声は出ないと思います。
「しらみつぶし」ができる量を越えたノルマは、あせりを生むだけなんじゃない
かなあ。
ノルマじゃなくて、「こんなのもおもしろいぞ?」といろいろ見せてくれるなら
うれしいけど。
【10065】
【タイトル】Jackieさん
【 日時 】05/10/18 4:10
【 発言者 】村田
>私も現状では英語より国語と算数を優先させるべきだと思います。
>国語ができなきゃ、文章を読む力がつかないので学力向上にはつながらない。
その通りですよね。
数学でも、「応用問題がわからん!」と言っている子によくよく話を
聞いてみると、問題を読むのがめんどくさくてちゃんと文章を読んで
いないだけだったりする。長い文を読むことに拒否反応を表す人も
います。
読むことに関しては、日本語だからできて当たり前、じゃなくて、小
さな頃から、ちゃんと読む訓練をするべきだと思います。
>日本が金融植民地になるのは近いので英語をやらせておこうと言う
>政府の目論見なのか、情けなのか。どちらにしても国語と算数の衰
>退は国力の衰退を招く。
うう、小泉政権は日本の金融植民地化の手先ってことなんでしょう
か…。
プラザ合意のときに、この後、いずれ日本に大不況が来ると大きな
声で言っていた人はいなかったですね。俺もバブル絶頂の頃、不景
気が来るなんて思ってもいませんでした。後になってから、バブルだの
なんだの後付の理屈を言ってる人は大勢いましたが、肝心なときに
これはヤバイ、と言う人はいませんでした。
金融植民地って、どのようなことになるのかまだリアルに想像できませ
んが、もっと勉強しないといかんですね。ほんとかよ?と思っても、実
際なってしまうかもしれない可能性はありますよね。
そのときは英語が有無を言わさず公用語になっているんだろうか。
【10066】
【タイトル】ドイツ語
【 日時 】05/10/18 9:12
【 発言者 】Naima
ゆうべ電話レッスンで「ドイツ語どうでした?」と根石塾長が聞かれましたので、ちょっとご報告しておきます。
ドイツ語で回転読みを試してみたのは多分2002年のことだったと思います。数ヶ月試しましたが、自分用の回転読み教材を作るのが楽しくて徹底した実践は
出来ていなかったのですが。教科書本文だけでなく単語の例文を回転読みしたりもしました。帰国したのが2003年の5月。以来、毎年2週間ほどハンブルク
に絵付けの勉強に行っていただけで、ドイツ語はまったく勉強していませんでした。
今回は1ヶ月近くハンブルクに滞在したのですが、アパートに戻ってルームメートと話す以外はドイツ語で過ごしました。塾長は「以前の状態にもどるまでどれ
くらいかかりましたか」とお尋ねでしたので、「1週間以内でしょうかとお答えしたのですが、もう少し早く2〜3日くらいだったようにも思います。もともと
ドイツ語は「しょぼい」ですから、もどったところでたいしたものではないのですが。塾長は「磁場のないところでの机上のドイツ語は『眠り姫』状態だが、磁
場に入って寝起きの状態はどうですか」という面白い表現をされていました。
乗り継ぎのフランクフルトに着くと注意書きや看板などで目と耳が徐々にドイツ語モードに入っていく感じがしてきます。ルフトハンザに乗り換えると、英語の
案内もあるものの機内はドイツ語一色になりますが、簡単な挨拶やフレーズレベルのドイツ語が口をついて出てきます。
到着の翌日から磁器絵付け学校に通うわけですが、当日からギシギシきしみながらではありますが文章が出てきました。お弟子さん達とごく簡単な会話を交わす
度に、回転読みで覚えたセンテンスや単語がスルスルと楽に出て来るのを感じます。駅の構内アナウンスや車内の表示や注意書きなどがどんどん眠っていたドイ
ツ語を引っ張りだしてくれる感じもします。前回は英語を話すドイツ人生徒を介して授業を受ける日が多かったのですが、今回はドイツ語で通す以外に手がな
かったせいもあり、先生とお弟子さんは「前よりドイツ語がうまくなった」と言っていました。回転読みの経験を携えて磁場に行くと、眠っていた断片的なフ
レーズや単語あるいは相手の話の中に見つけた単語などが、基本文の中にストンストンとはまっていく感じもします。床に落ちた水銀の玉がより大きな玉にペタ
ペタとくっついて一つの大きな玉になるような感じかな...うまく表現できないんですが。
シンタックスに多少の違いはありますが、他のヨーロッパ系の言語と比べるとドイツ語と英語は一番近しい言語だと思います。ほんとうによく似ています。ドイ
ツ語をまったく勉強しなかった間、ゴーストの回転読みでシンタックスが身に付いていたのでドイツ語も戻りが早かったのだとも考えられるかもしれません。
ドイツに住んでいた時、月に1〜2回、英語のディスカッションサークルにはいってたりもしましたが、それ以外に英語の勉強はしませんでした。しかし一時帰
国してタイム購読のクラスに戻った時、読解力が抜群に伸びているのを実感したことがあります。これはドイツ語を読まざるを得なかった生活をしていたことが
幸いしていたのかな、と思います。そうであれば、英語の回転読みがドイツ語の眠り姫の寝起きを良くしたと言う仮説も成立するかもしれません。
【10067】
【タイトル】名誉挽回
【 日時 】05/10/18 9:25
【 発言者 】Naima
自分の名誉の為に付け加えておきます。私のドイツ語レベルはドイツ語基礎統一試験(ZD)をすれすれ合格程度です。スレスレ不合格、とも言えます。ハンブ
ルクのドイツ語学院という所で模擬テストを受けましたが、その時に先生から「受験した方がいいか、受験しない方がいいか、スレスレのとこやね。受験料高い
から、どうする?」と言われました。(名誉回復になっとらへんやんか)
帰国してから日本のドイツ語検定の本を買ったら、このZDというテストのレベルは3級程度ではないかと思います。やっぱり名誉回復にはなってませんね。
またドイツ語の回転読みや電圧装置をやってみて磁場でどう作用するか実験してみたいのですが、なかなか時間がとれません。
【10068】
【タイトル】英語教育の早期導入について
【 日時 】05/10/18 15:33
【 発言者 】くらべりな
こんにちわ。初めて書き込ませていただきます。小学校での英語導入というテーマについて、書かせていただきたく登場しました。過去ログにもあるようです
が、すみません。
私は4歳と0歳の子供がいます。働いているので、上の子は0歳〜2歳までの保育所へ預けました。そこは家庭的でとても気に入ったのですが、あるときから急
に「知育」を取り入れ始め、(おそらく人気集めだと思いますが)昔遊びをやってくれていたのに、リトミックだ、あいうえおだ、英語だと始まりました。英語
は帰国子女の先生を導入です。
私と旦那は「知育」に関しては、強制的にやるのはどうか?というスタンスで一致しており、興味を持つ時期になったら教えようと思っています。村田さんが書
いておられるよう「まず日本語をきちんと」という考え方にのっとっております。
でも、保育所にも国際化の波でフランス、メキシコ、ロシアのハーフの子などもおり、英語導入のメリットがあることも事実です。今の保育園にも韓国、フィリ
ピンのハーフの子がいますね。
週刊モーニング掲載の東大受験漫画「ドラゴン桜」では英語を中学校からはじめる理由として「他の強化では落ちこぼれていても英語という新しい科目は秀でる
かもしれない」、どの子も同じスタートラインにもう一度立てるということで、やる気もでてくる というような説明でした。
最近は習い事ブームで水泳の次に人気なのは英語です。ですので、もう「同じスタートライン」はありえないと思いますが、どうでしょうね。
息子は早生まれで同じ学年でもすでに発達の差をまざまざと感じます。子供によってはすらすらと漢字をかいて驚きです。いくら「知育」は結構と思っていて
も、息子も既になにか秀でたいと思っているようです。彼も字を書こうとがんばりますが、直線はまだしも、曲線は相当難しそうです。旦那が指摘したことなの
ですが、ひらがなはアルファベットに比べて書きづらいそうです。確かにそのようで、アルファベットのKやT、Lなどを簡単なものを書いて、書けると達成感
があるらしく非常に喜んでいます。小さな子が英語に興味をもつというのは、ひらがなのとっつきづらさにも原因がありそうです。あとまあ、大半が親が「英語
だけはね〜」という台詞で英会話に送っていることが多いですね^^
私も子供には筑紫哲也くらいの英語力をつけてもらいたいと期待しているのですが、まず自分がしゃべれませ〜ん。作戦としては、ロックを好きになるとか、自
分で英語しゃべりたいぞ!と思う気持ちにさせるよう国内にいる外国人の方と接する機会を作ってあげることかなとか考えています。
保育所への対策としては、石原都知事の政策でできた保育所であったため、都知事宛にメールしたところ、丁寧に役所から電話があり、その後全保護者を対象に
したアンケートが回ってきました。ですが、これにより変わったことはありませんでした。子供を預けている身分なので、あまり極端な行動もできないのが現状
です。
ながながと書いてスミマセン。息子もあと数年で小学校なので、人ごとではありません〜
【10069】
【タイトル】電話レッスン
【 日時 】05/10/19 23:24
【 発言者 】小川住江
T・N(東京都)さん 1万行を超えられましたので、初段 2005年10月3日に認定いたしました。
始めれれた頃はイントネーションに独特の癖がありましたが、すっかりきれいに直っています。発音も格段に良くなりました。残業や出張なの合間を縫って生真
面目に練習を積まれた成果です。敬意を表します。
【10070】
【タイトル】くらべりなさん
【 日時 】05/10/20 7:49
【 発言者 】Naima
私は英語教育についてだけしかわからないんですけど。幼稚園や小学校で英語を取り入れる必要なんかないですね。中学校の英語も選択科目にしてしまってもい
いくらいじゃないかな。大学受験科目に英語がなくならない限り、そんなことにはならないでしょうが。語学は大人になってから始めたっていいと思ってます。
幼少の頃に始めた方が有利だとか効果的だというのは真っ赤なうそです。少子化で生徒が激減しているので、英語学校などが学習を始める年齢を下げにかかって
いる、というのが本当のとこじゃないかな、とも思います。
日本語大切ですよね。私たちが英語を修得する意義は、日本語と英語の橋渡しをすることだと思います。英語圏の人になってしまったって血まで変わるわけでは
ないんですから、いつまでも日本人であることを引きづりながら生きて行くんだし。だったら日本語がグラグラな状態で英語がうまくなっても意味ないわけで。
同じことを根石さんがおっしゃってたことがあるような。
http://www.geocities.jp/pillbugtwin2000/frame/sitemap.html
【10071】
【タイトル】Naimaさま
【 日時 】05/10/20 10:05
【 発言者 】くらべりな
しっかりと経験のある方からのコメント、心強いです。選択科目でもよいのですか?しかし、今朝もラジオでやっていましたが、小学校からの英語教育導入につ
いて懸念されておりました。早期導入すればよいものでもない。逆に小学校の先生がしゃべれるわけでないし、英語嫌いになる可能性もある。などとのこと。
ネットで調べると私のいる東京都23区での英語導入率はすごいです。わが子を守るためにやらなくてはいけないことがたくさんありそうで、ぼやぼやしてはい
られないです。それに子供は格好の「市場」ですものね。
根石さんの日本語論(?)についても、探してみたいと思います。
【10072】
【タイトル】英語熱
【 日時 】05/10/20 12:49
【 発言者 】Naima
20年も30年も前から英語に力を入れてるわりには、中高生の英語落ちこぼれ、とか社会人の英語恐怖症とかが蔓延して、ますます増えてるようにもおもえま
す。企業なんかTOEIC受験を奨励してて、英語にはあまり縁のない部の社員までスコア500とか600とか取らないと課長になれないとかいう所もあると
聞いてます。どないなってんでしょう。それに500や600では旅行に行ってそこそこ困らないくらいのもので、仕事ではどないもなりません。選択科目にす
るどころか、いっそ英語教育は辞めてしまえ、とやけ気味になります。英語、英語、英語、英語、英語くらいしゃべれるようにならねばっ、と親御さん達のプ
レッシャーたるやどんなものかと同情します。
英語やるなら、なんじゃかんじゃと盛りだくさんにやらず、テストも課さず、「音読、素読」だけにしておけば、スポーツ感覚で気楽にやれるかも。小中学校の
間は、昔みたいに「読み書き、そろばん」だけでいいかも。極論ですが。
江戸時代ってそれだけの教育で、後は遊び心いっぱいで、知的レベルも芸術レベルも職人技のレベルも、そうとう高かったようですね。お上からお尻叩かれてや
る勉強が面白いはずないです。
なんか、私の言ってることって支離滅裂か...
【10073】
【タイトル】国がやるから
【 日時 】05/10/21 3:39
【 発言者 】くらべりな
突飛なタイトルですみません。
Naimaさんのコメント、参考になります。スポーツ感覚の「音読・素読」ですね。なんとなくわかるような気がします。息子が興味をもちだしたら「素読
舎」に送るか!?なんて。
私の友達で0歳なのにABCの歌(外人が歌う)をかけている子がいて、激しくショックでした。耳元で延々と英語の歌がかかっていました。赤ちゃんがかわい
そう。
「国が決めたからいいことなんだ」という脳死状態の母たちって確実に存在します。予防接種もなんの疑いもせずやっているのを見ると怖くなります。英語も
きっと国が決めたから〜というのも手伝って、加熱しそうです。
江戸時代も気になりますね。もし、面白いページをご存知でしたら教えてくださいませ。
【10074】
【タイトル】re:ドイツ語
【 日時 】05/10/21 5:39
【 発言者 】村田
>塾長は「磁場のないところでの机上のドイツ語は『眠り姫』状態だが、磁場に入って寝起きの状態はどうですか」という面白い表現をされていました。
メモメモ…。
英語の回転読みがドイツ語の眠り姫の寝起きを良くする。ドイツ語の活性化が英語の読解力を活性化させる。それは英語とドイツ語のシンタックスが一番近いか
ら。
すごく興味深いです。これは経験しないとわからないことですね。
貴重な報告ありがとうございます。
【10075】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/10/21 5:57
【 発言者 】村田
くらべりなさん 投稿ありがとうございます。
英語教育の早期導入に関しては、根石塾長が
過去ログで書かれています。
次の記事を読んでみてください。
102. 小学校の英語
http://nagano.cool.ne.jp/ha98000/log_index/102.html
==========
ドラゴン桜(未見です)の「他の教科では落ちこぼれていても英語という新しい科目は秀でるかもしれない」は、法学についてそんなこと書いてあるのを読んだ
ことあります。
【10076】
【タイトル】素読限定
【 日時 】05/10/21 6:16
【 発言者 】村田
小中学校の間、英語は「素読」限定にして、テストも課さない、いいですね。
「読み書きそろばん」だけやって、あとはとにかく「遊べ」。賛成です。
ところで、赤ん坊のころから英語をやるところもあるらしいんですね。私はそんなの都会の話だと思ってたんですが、長野にもあるみたいでちょっとおどろきま
した。「素読」をうたっているみたいですが…。
私自身も、以前書いたんですが、幼稚園の頃に英会話みたいなものが組み込まれていて、歌なんか歌ったりする。「あーびわーきおーざれーるろー おーざりぶ
ろーぐでー」なんて意味もわからず歌ってたんですけど、今思えば I've working on the railroad
って感じなんだろうと思います。しかし、音的にはこのレベルがいっぱいいっぱいじゃないかとも思います。ならば、むしろやらない方がいいかもと思ったり。
【10077】
【タイトル】家庭画報 英語版
【 日時 】05/10/21 9:16
【 発言者 】Naima
季号です。紀伊国屋やジュンク堂など大きな書店には置いてあります。日本語と仏語訳もついていて日本の伝統工芸や現代美術、日本茶のたて方、懐石の作法な
どなど、美しいカラーグラビアやイラストつきで紹介しているので、見る雑誌としても楽しいです。「江戸小紋」や「伊勢型紙」「印伝」など、日本語でも理解
を深めることが出来、外国からのお客様に英語で説明することが出来るし、この雑誌をそのままお土産に差し上げるのもいいかもしれません。
江戸時代の浴衣の柄のデザインなどは驚くほどポップです。着物などは柄物に柄物を合わせながら全体の調和をとっていて高度なセンスを伺わせます。襖絵など
の構図も大胆でモダンですし、歌舞伎は前衛的なミュージカルだったんだと、改めて感動します。表情の今日本はポップアートとマンガで世界から注目されてい
ると聞きますが、もともと日本人は遊び心のある国民だったのかもしれません。それに天文学や数学なども江戸時代には結構世界レベルにあったとも聞いたこと
がありますし、鎖国で守られていて国内が安定していたということもあったんでしょうが、まさに百花繚乱で目を見張るばかりです。
子供の興味のあること、得意なこと、好きなことを徹底的にやらせてやれば、一芸に秀でるってこともあるやろし、一芸に秀でるとそこから枝をどんどん生やし
て多芸に通じて来るだろうとも思うし。もっと道楽でお気楽な学校教育でええんやないかしら...
家庭画報 英語版 ↓
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281679888/
【10078】
【タイトル】村田先輩
【 日時 】05/10/21 10:05
【 発言者 】Naima
私は小学生の頃「ローハイド」をテレビで見てましたが、そのテーマ曲をのさびのところを「いっぺんのーぎー ろーれん ろぉーは−い」と歌ってました。
「ろーはーい」は「ローハイド」と判明しましたが、他の部分は何を意味するのかさっぱり見当がつきません。
今日、ワークシートを郵送しました。
【10079】
【タイトル】詩
【 日時 】05/10/21 17:41
【 発言者 】英語嫌い人
152年 足立和夫
百五十年以上も会社に通勤していると
行き先もいろいろだ
向かう方向も正反対になることは
しばしば起こることである
朝の電車の顔ぶれも見知らない
ほとんど亡くなってしまった
吊革の歴史を憶えているのは
もうわたしだけだろう
こんなに老いた者を
まだ会社は首を切らない
理由を知ることはないが
ただ働けばいいのだ
暗黒の街に住み
日々が流れていくと
顔が真っ白になる
それはサラリーマンの証しである
引き換えに
自分が誰であったか
わからなくなる
それはどうでもいいことなのだ
必要もないことだから
会社の動きが生活である
わたしの心には歴史もなく
じつは永遠もないのである
のっぺらぼうのゆで卵みたいなものである
給料はわたしを通りすぎていき
銀行で紙幣たちが
瞬時に何かに変身していく
百五十年以上も時間を経ると
それらの出来事は
どうでもいいことなのだ
人生を超えたことなのだ
会社はわたしの人生を買っているのだから
買われている人生が何であるのか
わたしは知ることはない
ただ暗黒の街への懐かしさだけが
百五十年以上も生き延びている
それだけは確かなことだ
【10080】
【タイトル】小学校の英語教育
【 日時 】05/10/21 23:32
【 発言者 】くらべりな
村田さん 過去ログありがとうございました。やはり、小学校英語教育は必要ないなと思いました次第です。
ラジオで説明していたとき、コメンテーターが「やるならば、英語専任教師を派遣して、担任がたどたどしい英語で彼とコミュニケーションする様子を生徒たち
に見せるのという授業が望ましい」担任も一緒になって学ぶのが良い。とのことでした。確かに。
保育園の見学にいったとき、どこも得意げに「うちは英語やってます。ご覧ください」と、朝の挨拶の英語の歌をオルガンに合わせて歌っているところを何度か
見ました^^
Naimaさんの
もともと日本人は遊び心のある国民だったのかも・・・>は、わくわくしますね。
私も花田清輝の「日本のルネッサンス人」という著作において、室町時代がルネッサンスに
相当するというような展開だったのですが、面白かったです。美味しいお菓子を食べる感覚で読んでいました。
江戸時代 生き生きとしてたんですね。今日たまたま息子の読める本を探していて私が読んでいた「やじさんきたさん」(母と子の名作文学)なる本をみつけま
した。もうちょっとこの江戸時代のおおらかさ、芸術性など調べてみたいと思います。キーワードはポップですね!
【10081】
【タイトル】児童英語教育
【 日時 】05/10/22 3:52
【 発言者 】Naima
くらべりなさん、
こんな記事もあります。↓
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Q-Higuchi/emc015.htm
【10082】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】05/10/22 7:02
【 発言者 】村田
ワークシート郵送ありがとうございます。
楽しみにしています。
「ローハイド」私も小学校はいる前に見ていました。といっても、幼児なので、「見てる」だけだったと思います。「ローレンローレンローレン」という歌は耳
に残ってます。
で、歌詞が気になってしまったので、検索してみました。
http://www.culttelly.co.uk/lyrics/rawhide.html
口ずさんでみたら、ちょっとツボにはまってしまい、何回も歌ってしまいました。
それから、家庭画報 英語版の紹介ありがとうございます。おもしろそうですね。
1年で4000円弱なら、1年間購読してみようかと思います。
来年はmidnight pressと家庭画報の二本立てで!
ところでTIMEの日本特集みたいなときでもそうですが、どうして日本の文化を紹介するときって、画像がケバくなるんでしょうかね。映画の「ブレードラン
ナー」みたいな感じに。
【10083】
【タイトル】くらべさん
【 日時 】05/10/22 7:12
【 発言者 】村田
>「やるならば、英語専任教師を派遣して、担任がたどたどしい
>英語で彼とコミュニケーションする様子を生徒たちに見せるのと
>いう授業が望ましい」
根石塾長が以前、英語の訓練をこれだけやっても、できることはたったこれだけ、ということを子供に見せるのも大事なことだと言っていました。
この言葉は頭のどこかにひっかかっています。だから、私はなるべくしゃべるようにしています。しゃべること自体、へたくそなんですけど。
【10084】
【タイトル】洗脳
【 日時 】05/10/22 15:55
【 発言者 】くらべりな
Naimaさん ありがとうございます。とりいそぎ、色がついている活字のところを読み、
頭からすぽーんと栓がぬけたような感覚です。私も、実はものすごい偏見があります。
幼児教育を考える前に、もう一度自分の偏見を直視して、いらないものをじゃぶじゃぶ
洗い流したいと思います。
村田さん なるほど そうですね。私も、子供に努力してる姿を見せられればいいな。
家庭画報 私も取り寄せようかな〜ほんと、ちょっとけばくなりますよね。欧米人には
日本の「暗さ」がたえられないのかな?
【10085】
【タイトル】村田先輩
【 日時 】05/10/22 17:20
【 発言者 】Naima
「いっぺんのーぎーろーれん、ろーはい」は、
”Keep them dogies rollin' Rawhide!”
だったんだ!
半世紀を経て(^^;;、ようやく謎が解けました。ありがと!
【10086】
【タイトル】連絡
【 日時 】05/10/22 20:56
【 発言者 】埼玉
明日10/23のレッスンを休みます。
よろしくお願いいたします。
【10087】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/10/22 20:58
【 発言者 】埼玉SAIT
↓名前を忘れてしまいました。
【10088】
【タイトル】英語関係者のための情報
【 日時 】05/10/23 13:03
【 発言者 】Jackie
Naimaさんご紹介のHPの英語関係者のための情報
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Q-Higuchi/
英会話スクールの話
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Q-Higuchi/eg001.html
は英会話スクールの内情そのまんまですね。英会話業界にいた私は思わず苦笑い。
中学1,2年ほどの英語力の人が、週1,2回のレッスンで英語で英語を学ぶという非効率的なことをやる。 そして月謝はバカ高い。まるで詐欺のようなこと
に良心がいたんでいたわけですが。
いざ自分で教室をはじめて
「無料体験レッスンをうけて、他の学校とくれべて納得して入会してください。
高い買い物ですから授業料を無駄にしないように。中学1、二年の基礎ができずに英会話はできません」なーんて正直なことを話て その場で判子をおさせない
とそのまま帰ってこずに 骨折損のくたびれもうけとなってしまうことが多かった。
よその英会話にいって白人講師に「HI、○○さん!Welcome」といわれると弱いんですよ、日本人。あと外人と話す自分に酔ってしまう、いや、酔いた
いというのがあるのでしょうね。
日本にも小学生に英語導入したいと文部省。親たちの英会話熱は過熱することでしょう。
しかしこのときこそ中学3年までの英語の血肉化が一番重要だということが理解される時だとおもいます。
来年商法改正が施行され、外国株式をつかって交換?みたいなことをして外資が日本企業を買収できることとなります。もうすでに日本企業の株式は30%ほど
外資系がもっており、
楽天阪神TBS騒動みたいなことが毎日おこることでしょう。
IMF後の経済がたてなおった韓国を日本経済回復のモデルにしたいと竹中大臣は行っていました。
韓国は経済はたちなおりましたが、
97年にIMFがきてその時に金融を外資系におさえられてしまいました。
トップに外人CEOがきたり、リストラも敢行され、二極化も進み、貧富の差がはげしくなっています。金融、経済植民地化がすすんでします。
親たちは子供を勝ち組にさせるために、小学生をネイティブの英語塾(英会話塾ではない)に通わせたり、欧米に留学さえたりと生き残るために英語を学習させ
ているようです。
前にもはったとおもいますが、リンクを。
日本もこうなる予感、悪寒。
小学生の英語教育
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/07/20050607000010.html
日本でも英語幼稚園がここ2、3年でできました。
韓国ではひとあしさきの2001年
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2001/01/11/20010111000003.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/07/20050607000010.html
英語と就職
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/07/30/20030730000076.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/08/16/20050816000073.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/10/20051010000045.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/04/20051004000041.html
海外資本に合併されて
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/13/20050713000065.html
朝鮮日報で 英語関連のキーワードをいれるとざくざくでてきます。
選挙で小泉党がかってしまいましたし、国債を消化する郵政も外資規制がかからないまま民営化されてしまった。金融の大臣がアメリカマンセー主義の竹中さ
ん。
売国するのもいい加減にしてほしいです。
母国語があり、母国語を大切にすることにより思考でき、開発もできる。
英語は道具でいいのです。
てなこといって怒ってないで商売につなげるのが 生きていく道・・・。
営業上手にならなければ。
【10089】
【タイトル】簡保
【 日時 】05/10/23 13:17
【 発言者 】Jackie
テレビをつければ外資系生命保険のCMばかりですね。
日本の生命保険会社は97年以降つぎつぎと破綻、外資系傘下へと様変わりしていますね。
そして明治生命の不払いで日本の生命保険会社のイメージは悪化。
外資系はイメージUP。とはかんぐりすぎでしょうか。
アメリカと竹中大臣と簡保。
ttp://www.daimon-mikishi.jp/kokkai/k-kiji/050725.htm
IMFと韓国とその後。
ttp://www.daimon-mikishi.jp/ronbun/data/0301759.htm
【10090】
【タイトル】英語は道具でいい、でふと思ったこと
【 日時 】05/10/23 19:07
【 発言者 】寺澤郁子
お久しぶりです。
実は私は英語は道具でいいと思っている部分が多大にあります。
このうらには、道具程度でしか英語を使えないにとどまっている
私の英語力と英語への係わり方に負うところが多いのだろうし、
想像力と思いやりに欠ける私の人間性に負うところも大きいのだろうと思います。
この態度と発言は、言語を大切に思っている根石さんのもとにいる者として、
不適切かもしれません。
改めなくてはと思いつつ、
言語を軽んじるふとどきさに、自覚的でない自分がいます。
ところで話はかわりますが、
私は学生時代、英語を身につけたいと思い、
友人に英語で喋ろうともちかけたことがありました。
そして、試しにまずおきまりの挨拶をし、
その後何かたった一文を言ってみようとして、しかしうまく言えず、何度も言い直したうえ、
あんまりな自分の為体に、ふざけて笑ってごまかしたのでした。
その時、
「私の国の言葉を、侮辱しないでください。私の前でもう二度と喋らないで」
まじめで温厚な彼が、強い口調でそう日本語で言いました。
私はそれまで、
英語は、誰のものでもない「みんな」のものだ
と思っていました。
でも、英語は彼を育んだものであり、
英語は彼自身であるのだと、
その時まざまざと思い知らされました。
私の痛い言語体験でした。
彼との親交は奇跡的にもその後もかわらず続きました。
しかし、学生時代、一切英語という言語にふれる話題がお互いの間で取り交わされることはありませんでした。
国に戻った彼のパソコンは日本語に対応していないため、
彼ととりかわすメールの言語は、今や英語となりました。
あの時のお互いの気まずさのせいか、
彼からのメールに、私の英文などつたないものなのに、
いくこの英語は上手だなどと不器用なおせじがたまに書かれます。
私にとって日本語が単なる道具でないように、
英語が単なる道具でない人たちもいる。
ふと、そんなことを思い出しました。
Jackieさんすみません。
文中に「英語は道具でいい」というフレーズを見て
インスパイアされてふとこんな文を書きました。
しかし、決してJackieさんを誹謗するために書いたものではないことを、
ご理解ください。
【10091】
【タイトル】埼玉SAITさん
【 日時 】05/10/23 20:09
【 発言者 】根石吉久
承知しました。
ただいま私のコンピュータがまともに使えません。
仕方なく、雑貨屋・子子子(こねこ)のコンピュータでアクセスしています。
皆様
私の仕事机の上にネットにつながっているコンピュータがないためご迷惑をおかけすることがあ
るかもしれません。なるべく雑貨屋のコンピュータで掲示板を見ていますが、なにぶんにも部屋
から離れているため、また、掲示板を見るためだけに電源を入れて、立ち上がるのを待ったりす
るのがおっくうなため、見る回数が少なくなっています。
お休みなどの連絡は、レッスン時の電話が通じない時は、090ー4181ー5912に下され
ば確実です。よろしくお願いいたします。
【10092】
【タイトル】「英語は道具でいい、でふと思ったこと」を読んで
【 日時 】05/10/25 17:56
【 発言者 】sb
私にとってもいろいろと考えさせられる内容でした。
>実は私は英語は道具でいいと思っている部分が多大にあります。
私は以前どこかのHPでこのようなことを書いてあるのを見ました。きちんと覚えていませんが、書いてみます。
「語学」としてやる場合はどこまでも「技術」の域を出ない。しかし、母語レベルまでいかないという記述も過去にはない、というようなコメントだったと記憶
しています。
この引用については、ええ加減な私のことなので間違っているかもしれませんが。。。根石さんは母語や語学の共通項としての「わたしの中のイメージ」をより
幅広く花開かせるために語学をやれというようなことをおっしゃっていたと思います。これも私の間違いなら根石さん、ごめんなさい。一方、生活言語でない限
り、隔靴掻痒の感はどこまでいっても語学の場合はある。これが電圧装置の左側が日本語である意味なのかもしれません。常に二律背反的な矛盾を抱えているの
が語学論であるともいえるかもしれません。
>想像力と思いやりに欠ける私の人間性に負うところも大きいのだろうと思います。
そこまで考える必要もないと私は思いますが。。。最近思うのは、まずは「人のことばどおり」次に「人のbehaviorのとおり」受け取ることを目指すだ
け目指してみるくらいでいいのではないかということです。私はそうしてみるように努めてみようと思っています。
根石さんが言葉を大事にされているのは当然そうだと思いますが、母語が根っこになっていると思います。それが「語学」と「生活言語」を分けるという意味だ
と思います。
あと、コニュニケーションという言葉の意味についてはいろいろ考えてみる必要があると思っています。
【10093】
【タイトル】言葉は単なる道具でない
【 日時 】05/10/26 0:51
【 発言者 】boysome228
>私にとって日本語が単なる道具でないように、
英語が単なる道具でない人たちもいる。
ふと、そんなことを思い出しました。
皆さん、お久しぶりです。本掲示板がしぶとく独自性を発揮している点に敬意を表します。
いくこさん、なかなか良いことを仰いますね。私も言葉は単なる道具以上の存在だと思います。抽象的な言い方ですが、人類が言葉を発明したお陰で人類の歴
史は記録として残り、文明は常に過去の先人の発明・発見に上乗せされる形で積分的に発展して行き、(長い目で見れば)決して後退する事が無いのだと思いま
す。更にもう一つ付け加えるならば、言葉が存在するお陰で、教育という形で人間個人の知能は一生の間右肩上がりに改善されて行く事が可能になっているのだ
と思います。もし人類に言葉がなければ、私たちの知能は、チンパンジーや狼に育てられた狼少年のレベルに留まってしまう事と思います。私的には言葉はまさ
に人間とその他の動物を隔てる最も大きな存在であると思っています。言葉を軽んじる事なかれ。
【10094】
【タイトル】Naimaさん
【 日時 】05/10/26 10:10
【 発言者 】村田
ワークシート届きました。ありがとうございます。
今日の晩、じっくり見させていただきます。
それにしても、Naimaさんの作品は、いつもセンスがいいですね!
【10095】
【タイトル】英語は道具でいい。
【 日時 】05/10/31 21:53
【 発言者 】Jackie
いくこさん。
>しかし、決してJackieさんを誹謗するために書いたものではないことを、
ご理解ください。
大丈夫です。わかります。
そういえば、言葉じりをとらえて誹謗・・・とか中傷とか騒動昔ありましたね。なつかしい。
>母国語があり、母国語を大切にすることにより思考でき、開発もできる。
英語は道具でいいのです。
英会話が小学生の習い事のトップ3にはいったそうです。
ここ数年の間に倍化したとか。
早期英語教育に熱中する親たちがいます。
日本語も話せないうちから英語のビデオをながし、ひらがながおぼつかないのにのにアルファベットが書けたことを喜ぶ。日本にいるのだからまずは日本語を優
先したほうがいい。という思い英語が目的となってしまっていることを揶揄して「英語は道具でいい」と書いたつもりでした。
英語でコミュニケーションってのも胡散臭い。
まず心ありき。言葉は次です。なのに学校ではコミュニケーション優先の英語。 話す内容が日本語でないのにコミュニケーションできる?
先日東京で英語教材展にいってきました。前回いったのは5年ほど前でした。
前回(5年前)と今回の違い。圧倒的に子供用の英会話のブース、教材の展示が増えたことですね。セミナーも高校生〜一般用のレッスンや教材紹介のセミナー
が減り、Children向けのセミナーが半数近くになっていました。
前回は日本人女性四割、男性3割、3割外国人。の来訪者でしたが、今回は6割が日本人女性講師でした。”Let's
go"という教科書をプレゼンしながら マットメソッドという教授法を説明しているセミナーを後のほうでみました。
" Wash my face" や”comb my
hair"のピクチャーカードをみせ、講師がジェスチャーとともに繰り返し、それを生徒が繰り返し、クイックリスポンス敵にやり、生徒の発話を増やしてい
く、
リピートさせることで体得させるというかんじでした。
私も 長崎式のパターンプラクティスの導入にやはり ジェスチャーは使います。動きに合わせて英語を話すことは体得への近道だとおもいますから。
しかし、子供向けのセミナーははずかしいまでにオーバーアクションでした。
はずかしすぎです。やはりどちらかというと幼稚園教諭や小学校教諭の素質がある人のほうが
児童英語教育には向いている。それから超ハイテンションな授業ですね。
大手英会話の大人向けの授業もハイテンションでしたが、それ以上に・・。
参加した児童向けの英会話教室をしている、もしくはジオス子供校、ECDその他、英会話教室に勤務しているとみられる方々は臆面もせずおおげさにアクショ
ンをしていました。
小学校への英語教育導入は反対だが、されることにほぼ決定。
親の英語教育熱過熱は必死。ビッグマーケット。
信念はおいといて、このさい、幼児、小学生の英会話ブームにも乗ってみようかと色気をだしてみましたが、私には無理です。(汗)羞恥心が(笑)。
小学生への英語やるとしてもやはり素読、音読と活用でしょうか。
しかし幼児、小学生から継続してもらえばかなりの長期顧客。
まだ未練ありです。
オーバーアクションな外国人講師でも雇えるような稼ぎになれば可能か?
Naimaさんは小学生にも英語をおしえていらしたと記憶。
どういう授業展開だったのでしょうか?興味があります。
教えていただければ幸いです。
【10096】
【タイトル】英語教材展での収穫。
【 日時 】05/10/31 22:03
【 発言者 】Jackie
一般向けのテキストとそれをつかった教授法のセミナーにもいってきましたが、
欧米出版のテキストは全部英語でかかれているゆえ、生徒は学習した気になるのですが、
やっている内容はおきまりの短い自己紹介、ショッピング、文法事項にしても中学一年〜二年のはじめぐらいの内容で。テキストの改訂はされていてもあれじゃ
生徒を伸ばすのは不可能。
テープはわりと早いスピードなのでヒアリングにはいいですが。
おっと収穫はカリフォルニアの小学校で実際に使われている教科書の会社が来ていたことです。
教科書、小学生でもぶあついですね。それに重い。小学校二年のMathはA4版で熱さは4chほどありました。
小学校一年には5冊のReadingの教科書を使うそうです。
1冊目は1ページに大きな絵その下に一行英文、熱さは1chほど。
徐々にあつくなり文章もふえてきます。小学校一年でフォニックスをやるんですね。
日本の幼児や小学生の英会話にフォニックスの導入がされていますが、どうなんでしょうね。
”English"というグラマー主体の教科書でも2年生か3年生で3単元のSがでていました。
おもしろいので購入したいのですが、当日販売はしていず、海外からとりよせだそうです。
1冊3000円から6000円。+送料。
高いですが、ほしい、欲しいぞ。
【10097】
【タイトル】>Re:Jackieさん
【 日時 】05/11/01 3:28
【 発言者 】寺澤郁子
Jackieさん
コメントありがとうございました。
私も、やはり英語学習は
日本語による思考力や読解力、知識、
を得てから始めるべきだと思っています。
私は日本人が英語を習得する上で、
@第一として素読、
それと並行しての(あるいは少し遅れての)、
A電圧装置による英文と文意とのすりあわせ、
この二本立ては欠かせないと思っています。
特にAは
日本語による読解力や知識がなければ
こなせません。
今の世のお母様方は、
「英語で思考する」ことまで望んでいるのかもしれませんが、
まともな母語をもてない子供達が増えたところで
なにがいいことがあるものかと思います。
私は今、英語の初等教育に興味があり、
自分の塾の方向性として個人的に考えているのは、
小学校卒業までに
中学3年間分の教科書を素読し、
べらべら読みできるレベルまでにして、
中学に送り込む、
もっと言えば、
素読舎の本校に送り込む、
ことを考えています。
その際のポイントは、
あくまでも、
素読により擬似的な言語体験を大量につみ、
感覚として英語的言い回しのパターンを体得すること
につきます。
初学者に、いきなりの英文の「意味づけ」「文法解析」はまったく論外です。
まずは英文に対し「まるごとの訳文」を対応させる程度にとどめる方がいいように思います。
これは、私の体験的なものもありまして、
これまで回転読みしてきた英文が
口をついて飛び出してくるようになってきてから、
電圧装置※に向かったら、
驚くほどバンバンと英文の解釈が頭に入ってくるようになった
ということにあります。
音が身体に入っていないと、
いつまでも「考え込む英語」から抜け出せない
そうますます思うになりました。
そう考えながら、
小学校での英語教育の導入がなにをもたらすのか、
と最近考えます。
今の中学での教授法を先送りしただけの導入なら、
あらたな、テスト対策英語が生まれるだけでしょう。
最低限でも、
素読にとどめてほしいものです。
【10098】
【タイトル】小学校英語について
【 日時 】05/11/01 17:28
【 発言者 】Naima
いくこ先輩、ご無沙汰してます。
Jackie さんのおっしゃるように、オックスフォードなどの出版社主催の英語教授法のワークショップやフォニックス研究所のワークショップでは,
私もやはりオーバーなアクションつきのレッスンに思わずひいてしまった1人です。参加者が各自テーマを決めて指導法をデモンストレーションすることもある
のですが、ちょっとした扮装や小道具など工夫して使いながら、テレビの子供番組なさがらの演技力を発揮されている先生達がほとんどで、ひたすら子供達の気
を惹き、気をそらさないことに腐心されているような気がました。それにダイレクト・メソッドです。英語漬けにするって、所詮狭い教室で週1時間ですから、
ほとんど先生の自己満足に終わってします。
私も児童を教えていた頃は、沢山の小道具を作ってゲーム仕立てにして教えたりもしましたが、結局、使いでのあったのは単語のフラッシュカードだけでした。
フラッシュカードは基本文を体得させた後に、パターン・プラクティスの為に使いました。
やはり、いくこ先輩のおっしゃるように、基本は「あくまでも、素読により擬似的な言語体験を大量につみ、感覚として英語的言い回しのパターンを体得するこ
と」に尽きるだろうと思います。小学生低学年だからといって、ゲームや歌やお遊戯を交えて楽しく覚えさせようというのは安直にすぎると思います。実際のと
ころ、たいして覚えはしません。巷の児童英語教室からどれほどの英語の使い手が出たと言うのでしょう。「英語って楽しい」という気持ちを刷り込むのが関の
山ではないでしょうか。そしてこの刷り込みが弊害を引き起こすのです。いつまでたっても、「英語って楽しい」でも「あんまり身に着かない」ままで終わって
しまいます。
いくこ先輩の中学の教科書をべらべら読み、私も賛成です。素読舎流の指導法でやっつければ、中学1年生程度のうすっぺらな教科書なら半年とはかからないで
しょう。派手派手しいレッスンをしなくても、音読や素読に楽しさを見いだす子供達はいます。
フォニックスなどは、補助的に教えておく程度ならいいと思います。p,o,t と個々の音を教えたからと言って、それだけで pot
と言う単語を読める日本人の子は少ないです。結局、pot と発音して聞かせないといけないんです。磁場にある子達なら、p, o, t
と音をつなげて聞き知ったpotという単語として認識出来るんでしょうが。それにイントネーションや音の同化や脱落なども教えられませんし。素読と回転読
みの中で音作りをし、電圧装置を使うのが一番ですよね。
【10099】
【タイトル】入ってもいいですか?
【 日時 】05/11/02 3:13
【 発言者 】吉岡章
吉岡章と申します。飛び入りです。少し戻りますが「英語は道具?」についてのやりとりが目についたので一言言わせて下さい。僕が思うに英語も日本語も言葉
はすべて同じで、使う人の用途、目的次第で道具にもそれ以外にもなるのではないでしょうか?
例えば、仕事で使えば意思伝達のための手段、「道具」だし、楽しみを得るために言葉を使えば「遊び」になるし、又、言葉を使ってsacredなものを伝え
られる「芸術」ともなり得るからです。
【10100】
【タイトル】(無題)
【 日時 】05/11/02 3:30
【 発言者 】吉岡章
ところで、英語教育に関係した人達のサイト名がどうして「反英語フリーク」なんですか? どなたか??