1月11日
午後起きる。今年はやたらに暖かいが、今日は寒い。起きて、ご飯を食べて、そのままホームページ作りに入る。ミッドナイトプレスの原稿を書かなければならないのだが、ホームページビルダーの仕様が少しわかりかけたところなので、引き続きホームページを作る。これで中断すると、また覚えかけたことが逆戻りしそうな気がするので、連日同じソフトをいじっている。夕方、娘から電話。i−Macで早稲田大学の無料プロバイダに接続しようとしているがうまくいかないという。マックはいじったことがないし、質問があまりにおおざっぱなので答えようがない。コンピュータはわけがわからないままじっといじり続けるのがコツと答える。やじろべえ、「英会話用インプット専用教室」の今年の初日。7人出席。浜田さんが見えない。小山さん、「話体」の101から200までお買いあげ。川村さん、練習でテキストをとりあげ、字を見ないで、私が1回言うものを5回繰り返す練習に切り替え。
今日から、「電話でレッスン」の梶野さんの練習をやるのを忘れていた。「やじろべえ」の教室を終えて帰宅し、妻と話をしているところに梶野さんの息子さんから電話。ごめん、正月ボケで忘れていたと謝る。息子さん30分。お母さん30分。
このところ、肺のあたりが痛くなる回数が増えている。ときどきは、息ができないくらい痛くなる。金曜日に医者に行くことにする。稲荷山の中沢内科にする。雑誌「鰐る」に書いた若先生の文章がよかったので、この若先生に見てもらおうと思う。
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1月26日(午後4時頃)
日録と名付けて、一日分だけ書いて、またずっと放っておいた。
これでは一日録になっちまうと思ったが、雑用だらけでコンピュータに触っていられない。
この間に、小学館の大西さんから、『英語どんでん返し』が4月発行になるとの電話あり。図版を準備せよとのことなので、読み返しているうちにまたいじりたくなる文章が多く、4日ほどかけて、『英語どんでん返し』を書き直した。
ウドがオーストリアに帰った。お父さんの肺に血の袋があり、これが破れれば命が終わるとのこと。手遅れで手術は不可能とのこと。ウドの兄さんはベルリンからグラッツに駆けつけているとのこと。
ウドは交通事故をやった直後で、まだ日本にいたとき、首にプラスチックの帯を巻いていた。訪ねても、少し起きていると首と背中が痛くなると言ってじきに横になった。その状態で飛行機に座り続けられるのかと心配したが、今回、このままおやじに会わずにいると必ず後悔することになると言い、一人でオーストリアに行った。
先週の金曜日だから、21日か。稲荷山の中沢内科医院に行く。数年前、肺のあたりが痛くなった。以後、たまに痛くなるが、普段はなんともない。、今年に入ってから割と頻繁に痛む。痛み出すと、息が深くできないような感じで、胸に合板のような固いものが入っているような感じになる。ひどいときは、息ができないときもある。中沢先生に、寒いときや、体が冷えているときになりやすいと話す。レントゲンを撮るが特に異常は見られないとのこと。熱い湯を飲むとなおることがあると言うと、何でしょうね、とのこと。痙攣みたいな感じがあることも言うが、肺には筋肉はないとのこと。肋骨の内側の筋肉の痙攣か。普段、咳込んでもほとんど痰がとれない。長く咳込んで、たった2ミリか3ミリ程度の痰しかとれないことがある。咳のせいで、肋骨まわりの筋肉が傷んでいるのか。自宅自作の建築現場でグラスウールを大量に吸い込んでいた時期があることも話すが、アスベストが悪いことは聞いたことがあるが、グラスウールのことはわからないとのこと。マイナートランキライザーを筋肉を弛緩させるためにもらって、試験的に一週間飲んでみることになる。一錠目が効いて、翌日目覚めがすっきりした。筋肉弛緩だけでなく、精神安定作用や催眠作用もあるせいだろう。
一昨日、ノートパソコンがインターネットにつながる。これでホームページ作りはできないが、メールの送受信とブラウザでホームページを見て歩くことはできる。
昨日、久しぶりに国民温泉へ行く。2時間ほどかけて、出たり入ったりしてゆっくりする。その後、「やじろべえ」のインプット専用教室。千曲橋の上を走っているとき、車の中で肺のあたりが少し締め付けられるような感覚あり。「やじろべえ」に入ったときにちょうど痛くなり始めたが、コーヒーを飲んだら直った。熱いものを飲むと直るのは今回も同じ。教室の間、痛くならずにすんだ。帰宅。10時45分から梶野さん親子の「電話でレッスン」。
ホームページ上で、英語の勉強ができるようなページを作ることを思いつく。使ってある単語の数で分類し、1語から20語まで程度のものを語数だけで分類する。すべて、テキストファイルで作るので、誰にでもダウンロードしてもらって使えるようにする。語数で分類するのは、シンタックスの身体化(根付かせ)に語数が関係あることに気づいたため。「ゆいまある」「やじろべえ」でやっている教室から私が教わったのはそのことだった。
ホームページを見て、「電話でレッスン」を始めたい人がいた場合、現在は既存の教材を使って始めるしかないが、今後、ホームページ上のデータベースが充実すれば、テキストや解説書はすべてホームページ上に載せておき、音声面だけを電話で練習するようにできる。音声面の訓練が必要ないレベルの人には、まったく無料で使ってもらえるデータベースになるだろう。暇をみつけては、データの蓄積を続けるつもり。
昨日、妻が便所の床を踏み抜いた。今の借家の便所は、昔ながらのぼっとん便所なので、完全に踏み抜いたら糞尿に足をつっこむところだったが、そこまでは落ちなかった。今朝、直してくれと言われ調べてみたが、根太を支える材の釘が腐食して、根太自体が宙に浮いているのがわかる。下から材を入れて根太を支えるには、自宅自作の現場へ材と道具を持ちに行かなければならない。妻が上から吊ったらどうかと言う。グッドアイディアだ。金具で、床材と根太をごとステンレスの針金で吊った。ひとまずこれでいけるだろう。
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1月28日(金)午後7時過ぎ
1月29日(土)朝7時前
昨日、終日、「英語どんでん返し」の読み返し。それほど多くはないが、書き足す。村田君にも、重複箇所、語句の間違いをみつけてもらうようたのんであった。午後3時に電話すると、3000行あまり読んであるとのこと。夜9時過ぎ、読み終わったとの電話。重複箇所はないが、「イディア」を「イデア」に「シュミレーション」を「シミュレーション」にするのがいいのではないかとのアドバイスに従い、全部置換する。一瞬に終わったが、行末が崩れた。ノートパソコンがインターネットにつながったので、夜中にこたつで送受信するようになった。夜中1時、妻とラーメンを食べに行く。味噌ラーメンに酢を入れるとうまいと大石さんに聞いていたので、味噌ラーメンを注文し試してみる。確かに食べやすくなる。終日字を読んでいたので、字でないものを見たい。篠ノ井のアダルト本、アダルトビデオ専門店へ行き、ヌード写真集の古本を4冊買う。妻は店の隅でエロに関係ない名作映画のビデオを物色。名作映画のビデオのコーナーはごく小さくあまり品数はない。客は妻以外はすべて男。店を出て、車の中で妻が言うには、20代の男の子がなんで女がこの店にいるんだという目で妻を見たそうだ。それはそうだ。女があのての店に入るのは年に何人もいないだろう。
帰宅し、原稿の残っていた分を読む。その後、ヌード写真集を見て、何度か深くためいきをついてから眠る。ああ、ビビアン・スー。
今日。午後3時起床。フロッピーに原稿を移す。図版と同封し、小学館に送ることを妻に依頼し、医者に行く。火曜日に、千曲橋の上で深く息が吸えない状態になったことを話す。年中下痢することも話したら、これまでの薬の他にビオフェルミンも出た。今のところ、胸の痛みは原因不明。痛い最中に、どうしたんですかと人に聞かれると、恋の病だと冗談を言うが、あまり痛いと油汗が出て冗談が言えないことがある。
医者の後、やじろべえでナポリタン、コーヒー。上原さんに炬燵の上掛けをつくろっていただいたお礼、アイスクリーム券5枚預かってもらう。7時半から塾。岡沢加代子さんから、小学館の文庫の背の文字の件、仕事内容了解のメール。さとうさんから、今度はくじけずに英語やってみるとのメール。 塾が終わって、そのままブックオフへ古本を探しに行く。先日思いついた語数で英文を分類し、ホームページ上で英語教室を開く計画に必要な資料探し。一冊100円程度の文庫本を数冊買う。アメリカ英語を基準とした用例集や文例集は世の中にごろごろしている。
帰宅後、さっそく分類を始める。けっこう面白いので、朝7時までやる。腹が減り、スパゲテイ作って食べる。シーチキンの小さい缶詰を開け、大皿にぶちまけ、納豆をぶちまけ、生卵を割ってぶちまけ、ぐちゃぐちゃにかき混ぜたものにゆで上がったスパゲティの湯を切ってぶちまけ、ふたたびぐちゃぐちゃにかき混ぜて醤油をかけて食う。うまくない。
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1月30日午前5時10分
毎年の冬のように完全に夜と昼がひっくり返った。しかし、昨日は午後1時半から塾があるから、3時、4時までは寝ていられない。1時に女房に起こされる。眠くて、腹も減らない。塾をやり始めてからも、暇をみつけては、単語数による英文の分類を続ける。こういうものは、もうすでにあるのだろうか。あるとしたら、無駄なエネルギーを使っていることになるが、今のところそういうものを知らない。3時過ぎ、ようやく腹が減り、シャイアンで山菜がゆというのを食べる。塾が終わってからも、英文の分類を続ける。夜中2時頃からだったか、ホームページビルダーで、ホームページに加工し、今日作ったところまで掲載。10語で出来た文のあたりから、まるで収録数が少なくなる。根気よく集めていくしかないだろう。
しばらくはこの仕事が続くだろう。英語を勉強している人たちから何か反応があればいいが。
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1月31日 午前0時20分
塾を主に村田君と妻にまかせて、終日「語数別分類」をやる。塾を終えてからも継続。
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1月31日 午前6時35分
終夜、語数による英文の分類をやる。中村・谷田貝の「英和翻訳表現辞典」(研究社)は、その名の通り、英文の訳については教わるところが多い。ぎりぎり考えて、果たしてこれでいいのかと疑問を疑問として記述してあるところなど、その姿勢に共感する。しかし、当然のことながら、書き言葉の用例が多く、前後の文脈抜きだと英文自体のポイントがぼけてしまう文がかなり散見される。語数11のところと、語数10のところに少しこの本から採録したが、この本からの採録はもっと後回しにした方がいいかもしれないと思い、同じく今日買った「最新ビジネス和英口語辞典」(フランシス・J・クディラ、朝日出版社)を調べる。こちらから、語数10近辺のものはとろうかと思う。途中、メールをチェック。安里さんから、水曜日、千代のところへ遊びに行くというメール。千代について書いてあるところが、とても温かいメール。東京暮らしに関しては、千代と年が離れすぎていないので、頼りになるお姉さん代わりをしてもらえそうだ。ありがたい。千代にもメールを書く。安里さんのメールがとてもいいので、千代のメールにコピーして貼り付ける。安里さんは怒らないだろうと思う。
午前4時半、デニーズへ行く。雪で道が白い。500円のハンバーグ定食とコーヒー。食後、「最新ビジネス和英口語辞典」の文の語数を調べ、細いシャープペンシルで、例文に語数の数字を記入する作業を2時間近くやる。
冬、自宅自作の作業を停止したのは、これまで発表したエッセイなどをホームページに掲載する作業をする予定をたてたからだが、この予定は大幅に狂いそうだ。英文の語数分類が面白くなってしまったためだ。なるべく多くエッセイ類、現場写真などを掲載してみようとは思うものの、デジカメなどは現場に置きっぱなし。
英文の語数分類をやっていて気づいたこと。5語、6語、7語程度のものは、英会話本に圧倒的に多い。8語から13、14語程度のものは、ビジネス英語関係の本に多い。20語以上のものは、ニュース英語に多い。15から20語あたりのものが、いろんなジャンルを見渡しても極端に少ない。そのあたりは、二つの文を並記して、総語数で掲載するしかないか。
この分類のコンセプトを理解してくれる人たちが現れたら、その人たちに協力してもらえればいいがと思う。日本語の文で改行、英文で改行、日本語・英語のペアの次に行頭で改行。ただこれだけのシンプルな構造のテキストデータなので、手伝ってくれる人が現れるかもしれない。一人で全部キーボードから入力するのではあまりにも時間がかかりすぎる。
このデータが大きなものになったら、素読舎塾生、「電話でレッスン」の生徒、「英会話用インプット専用教室」の生徒、データ入力に協力してくれる人たちに練習してもらい、練習の進展度を記録しつづけたら面白い。この位やったら、この高校に受かったとかこの大学に受かった、トーフルで何点得点した、英検で何級になった等、外部の実績と照応させるデータが作れれば、俺のインプット主義、日本英語という理念などが世の中の人にも理解してもらえるかもしれない。進展度を示すためのルール作りが難しい。
眠い。